（飲食店における重傷事故等）[PDF:314KB]

News Release
平成２６年７月１７日
消費者安全法の重大事故等に係る公表について
消費者安全法に基づき、平成２６年７月７日から平成２６年７月１３日まで
に関係行政機関等から生命・身体被害に関する消費者事故等として通知された
事案は５２件、うち重大事故等として通知された事案は１９件でした。
概要について、以下のとおり公表します。
１. 消費者事故等として通知された事案（５２件）
（１）関係行政機関より４４件（食品－１５件、製品－２５件、運輸－４件）
（２）地方公共団体等より８件（製品－６件、役務－２件）
（３）消費者安全調査委員会（消費者庁）より０件
２．重大事故等として通知された事案（１９件）
（１）関係行政機関（１８件）
●経済産業省に報告のあった製品事故情報（３件）
●国土交通省に報告のあった運輸事故情報（４件）
●総務省消防庁に報告のあった製品事故情報（１１件）
（２）地方公共団体等（１件）
●役務による事故情報（１件）
注：
（１）及び（２）の事案については、被害拡大のおそれがあり得ると考え
られることから、通知元等に対して対応状況を確認し、その結果を踏ま
え、今後の対応を検討する予定。
（３）消費者安全調査委員会（消費者庁）（０件）
３．特記事項
路線バスでの転倒事故について（注意喚起）
平成 21 年 9 月に消費者安全法が施行されてから、路線バス（乗合バス）の
車内で転倒し、骨折したという事故等が多数通知されています。このため、消
費者庁では消費者への注意喚起を行っています。
消費者庁のウェブサイトから御覧ください。
「路線バスでの転倒事故にご注意ください！特にご高齢者の方は気を付けてく
ださい」（平成 25 年 9 月 13 日）
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/130913kouhyou_1_1.pdf
「路線バスでの高齢者の転倒、骨折事故が多発！！路線バスの重大事故等の分
析及び利用に関するアンケートの調査結果より」（平成 25 年 9 月 13 日）
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/130913kouhyou_2_1.pdf
４．留意事項
これらは、消費者安全法第１２条第１項又は第２項及び第２９条第１項又
は第２項の規定に基づく通知内容の概要であり、現時点において、調査等に
より事実関係が確認されたものではなく、消費者庁として事故原因等を確定
したものではありません。
本公表内容については、速報段階のものであり、今後の追加情報、事故調
査の進展等により、変更又は削除される可能性があります。
関係行政機関及び地方公共団体等からの通知に関する問合せ
消費者庁消費者安全課 菊地 岸 岡田
TEL : 03(3507)9263
FAX : 03(3507)9290
消費者安全調査委員会（消費者庁）からの通知に関する問合せ
事故調査室 澤田 狩野 坂東
TEL : 03(3507)9268
FAX : 03(3507)9284
別紙
関係行政機関及び地方公共団体等からの通知
■関係行政機関からの通知
管理番号
事故発生日
通知受理日
製品名等
D2140707-01 平成26年7月7日
平成26年7月7日
家庭用こんろ(株式会社パ
ロマ：IC-3100-CF-1)
G1140707-01 平成26年7月2日
平成26年7月7日
コードリール
被害状況等
事故内容
事故発生
都道府県
備考
新潟県
平成26年7月8日に
経済産業省商務流
通保安グループに
て公表済
鳥取県
火災
需要家からの連絡を受け、ガス事業者が出動したと
ころ、家庭用こんろ、ガス栓、台所の壁等の一部並
びにソフトコードが焼損していることを確認した。需要
家がこんろを使用して魚を焼いていたところ、魚の油
に引火した炎がグリルの排気口からあふれ、ソフト
コードを焼損して漏れたガスに着火したものと推定さ
れるが、現在、調査中。
火災
当該コードリールを焼損する火災が発生。発火源も
含め、現在、原因を調査中。
群馬県
兵庫県
D2140708-04 平成26年7月7日
平成26年7月8日
容器(LPガス)
火災
ホテル内レストランでLPガス（8kg容器）を使用中、ホ
テル客1名と従業員1名が軽傷を負い、壁の一部を
焼損するガス漏えい火災事故が発生した。原因はこ
んろを使用中に火力が弱くなったため、予備容器と
交換したところ、取り外した容器のバルブが完全に
閉止されていなかったためガスが漏えいし、こんろの
火に引火したものと推定されるが、現在詳細調査
中。
G1140708-02 平成26年7月5日
平成26年7月8日
普通乗用自動車
火災
当該普通乗用自動車を焼損する火災が発生。発火
源も含め、現在、原因を調査中。
平成26年7月9日に
経済産業省商務流
通保安グループに
て公表済
管理番号
事故発生日
D2140709-03 平成26年7月8日
通知受理日
平成26年7月9日
被害状況等
製品名等
事故内容
事故発生
都道府県
備考
埼玉県
平成26年7月9日に
経済産業省商務流
通保安グループに
て公表済
平成26年7月8日に
消費生活用製品の
重大事故として公
表済
ソフトコード（迅速継ぎ手な
火災
し）
消防からの連絡を受け、ガス事業者が緊急出動した
ところ、台所のガス栓に接続されているソフトコード
がガスこんろに接続されていない状態であり、未接
続側（器具側）の先端に焦げがあると共に、ガスこん
ろの内部にも焼損があることを確認した。ガスこんろ
にソフトコードを接続していない状態でガス栓を半開
にしたため未燃ガスが漏出し、その状態でガスこん
ろの点火操作を繰り返し行ったため、点火スパーク
が漏出した未燃ガスに引火したものと推定される
が、現在、調査中。
大阪府
G1140709-01 平成26年7月1日
平成26年7月9日
ノートパソコン
火災
当該ノートパソコン及び周辺を焼損する火災が発生
した。当該製品から出火したのか、他の要因かも含
め、現在、原因を調査中。
G1140709-02 平成26年7月8日
平成26年7月9日
エアコン(室外機)
火災
当該エアコン(室外機)を焼損する火災が発生。発火
源も含め、現在、原因を調査中。
石川県
G1140709-05 平成26年6月28日
平成26年7月9日
原動機付自転車
火災
当該原動機付自転車を焼損する火災が発生。発火
源も含め、現在、原因を調査中。
愛知県
G1140709-06 平成26年6月24日
平成26年7月9日
アンプ
火災
当該アンプを焼損する火災が発生。発火源も含め、
現在、原因を調査中。
大阪府
G1140709-08 平成26年5月29日
平成26年7月9日
バス
火災
当該バスを焼損する火災が発生。発火源も含め、現
在、原因を調査中。
北海道
管理番号
事故発生日
通知受理日
被害状況等
製品名等
事故内容
事故発生
都道府県
備考
広島県
平成26年7月15日
に消費生活用製品
の重大事故として
公表済
G1140710-01 平成26年7月1日
平成26年7月10日
温水洗浄便座
火災
当該温水洗浄便座を焼損し、周辺を汚損する火災
が発生した。当該製品の使用状況を含め、現在、原
因を調査中。
G1140710-02 平成26年7月5日
平成26年7月10日
除湿乾燥機
火災
当該除湿乾燥機を焼損する火災が発生。発火源も
含め、現在、原因を調査中。
兵庫県
E3140711-01 平成26年7月4日
平成26年7月11日
運輸サービス(貸切バス)
重傷1名
(70歳代)
当該貸切バスが運行中、急ブレーキを掛けたとこ
ろ、乗客数名が座席から転落し、うち1名が膝打撲の
重傷。
石川県
E3140711-02 平成26年7月8日
平成26年7月11日
運輸サービス(乗合バス)
重傷1名
当該乗合バスが赤信号で停車し、再発進したとこ
ろ、立ち上がった乗客1名が転倒し、大たい骨骨折の
重傷。
福島県
E3140711-03 平成26年7月8日
平成26年7月11日
運輸サービス(貸切バス)
火災
当該貸切バスを焼損する火災が発生。発火源も含
め、現在、原因を調査中。
長野県
E3140711-04 平成26年7月9日
平成26年7月11日
運輸サービス(乗合バス)
重傷1名
当該乗合バスがバス停で停車し、再発進したところ、
立ち上がった乗客1名が転倒し、肩と腰の骨を折る
重傷。
北海道
本文３.特記事項を
参照
本文３.特記事項を
参照
管理番号
事故発生日
通知受理日
被害状況等
製品名等
G1140711-06 平成26年6月28日
平成26年7月11日
石油給湯器
火災
G1140711-09 平成26年7月4日
平成26年7月11日
携帯電話機(スマートフォン) 火災
事故内容
事故発生
都道府県
当該石油給湯器を焼損する火災が発生。発火源も
含め、現在、原因を調査中。
岡山県
当該携帯電話機(スマートフォン)から出火し、当該製
品を焼損する火災が発生。現在、原因を調査中。
埼玉県
備考
※　管理番号：国土交通省(E)、総務省消防庁（G）から通知のあったもの
別紙
■地方公共団体等からの通知
管理番号
140709-005
事故発生日
平成26年3月20日
通知受理日
平成26年7月9日
製品名等
被害状況等
店舗サービス(飲食店の仕
重傷1名
切り)
事故内容
事故発生
都道府県
飲食店で食事中、未使用時、テーブル上部に持ち上
げられる仕切り用の板が落下し、頭に当たり頚椎症
性神経根症の重傷。
東京都
備考