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情報公開制度(PDF:2232KB)

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情報公開制度(PDF:2232KB)
情
報
公
開
制
度
Ⅰ
1
情報公開制度のあらまし
情報公開制度の趣旨
開かれた県政を実現するためには、県の持つ情報が広く県民に公開される必要があります。
県が保有している情報の県民に対する公表・提供には、広報誌・パンフレットの発行や報道機
関を活用した広報活動、ホームページ上での掲載、事務所での公文書の閲覧等、多種多様な方法
があります。
これらの方法による情報の公表・提供でも県民の県政情報に対する要求にある程度こたえられ
ますが、あくまで県が主体となって情報を提供することになるため、県民個々のニーズすべてに
対応できるものではありません。
そこで情報の公表・提供とは別に、県民が主体となって県の保有する情報を入手する手段を制
度化したのが公文書開示請求制度になります。
本県では、昭和61年10月に「栃木県公文書の開示に関する条例」を施行し、そして、これを全
面改正した「栃木県情報公開条例」を平成12年4月に施行しました。
情報公開条例は、県民参加による一層公正で開かれた県政の推進を究極の目的として、「県民
の権利」と「県の説明責務」を一体のものととらえ、狭義の情報公開である公文書の開示と、広
義の情報公開である情報提供施策の充実について定めたものです。
2
情報公開制度の運用に当たっての基本的な考え方
情報公開制度は、上記のとおり県民の県政に対する理解と信頼を深め、県政への参加を推進し、
一層公正で開かれた県政の実現に寄与することを目的としています。そして、この目的の遂行の
ため、県は二つの基本的な考えに立って制度を運用することとしています。
一つは、「公開の原則」です。
県の保有する情報は県民との共有財産であるという認識のもと、情報は原則的に公開し、例外
的に非公開とする情報は最小限に抑えなければならないということです。
もう一つは、「個人情報の適正な取扱いの確保」です。
基本的人権の尊重という観点から、個人の秘密や私的生活に関する情報がみだりに公開されな
いよう最大限の配慮をしなければならないということです。
このように、情報公開制度は、「公開の原則」と「個人情報の適正な取扱いの確保」との適切
な調和を図りながら、最終目的である「開かれた県政の実現」に寄与しようとするものです。
1
3
公文書開示制度の概要
(1)実施機関
情報公開制度を実施する機関は次のとおりです。
知事、教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会、監査委員、公安委員会、警察本部長、
労働委員会、収用委員会、内水面漁場管理委員会
※議会は県議会情報公開条例で実施
(2)開示請求対象公文書
開示請求の対象となる公文書とは、次の要件を満たしているものです。
ア
実施機関の職員が職務上作成又は取得した文書及び図画(これらを撮影したマイクロフィルム
を含む。)並びに電磁的記録(記録媒体の種類を問わない。
)
イ
実施機関の職員が組織的に用いるものとして当該実施機関が保有している文書
(3)開示請求権者
公文書を開示請求できるものは、次のとおりです。
ア
県内に住所を有する個人
イ
県内に事務所又は事業所を有する個人及び法人
ウ
県内に事務所又は事業所を有する法人でない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあ
るもの
エ
上記以外のもので、県が行う事務又は事業に利害関係を有するもの
(4)公文書の開示義務
実施機関は、開示請求があったときには、開示請求に係る公文書の中に次のいずれかに該
当する情報が記録されている場合を除き、開示請求者に対し公文書を開示しなければなりま
せん。
ア
法令秘情報
イ
個人に関する情報
個人に関する情報(事業を営む個人の事業に関する情報を除く)であって、特定の個人が
識別され、若しくは識別され得るもの又は特定の個人を識別することはできないが、公開す
ることにより、なお当該個人の権利利益を害するおそれがあるもの。
ただし、次の情報を除く。
・
法令等の規定により又は慣行として公開され、又は公開することが予定されている情報
・
人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公開することが必要であると認められ
る情報
・
国家公務員、独立行政法人等の役員及び職員、地方公務員等の職務の遂行に係る情報の
うち、職及び職務遂行の内容に係る部分
ウ
法人等に関する情報
法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体等を除く。以下「法人等」とい
う。)に関する情報又は事業を営む個人の事業に関する情報であって、次に掲げるもの
2
ただし、人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公開することが必要と認められ
る情報は除く。
・
公開することにより、当該法人等又は当該個人の権利、競争上の地位その他正当な利益
を害するおそれがあるもの
・
実施機関の要請を受けて、公開しないとの条件で任意に提供されたものであって、法人
等又は個人における通例として公開しないこととされているものその他の当該条件を付す
ことが当該情報の性質、当時の状況等に照らして合理的であると認められるもの
エ
県、国、独立行政法人等、他の地方公共団体等の機関内部又はこれらの機関相互間の審議、
検討、協議に関する情報であって、公開することにより次のおそれがあるもの
・
率直な意見の交換や意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ
・
不当に県民の間に混乱を生じさせるおそれ
・
特定の者に不当に利益を与え又は不利益を及ぼすおそれ
オ
県、国、独立行政法人等、他の地方公共団体等が行う事務又は事業に関する情報であって、
公開することにより、次に掲げるおそれその他当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼ
すおそれがあるもの
・
監査、検査、取締り、試験又は租税の賦課若しくは徴収に係る事務に関し、正確な事実
の把握を困難にするおそれ又は違法若しくは不当な行為を容易にし、若しくはその発見を
困難にするおそれ
・
契約、交渉又は争訟に係る事務に関し、県、国、独立行政法人等、地方公共団体等の財
産上の利益又は当事者としての地位を不当に害するおそれ
・
調査研究に係る事務に関し、その公正かつ能率的な遂行を不当に阻害するおそれ
・
人事管理に係る事務に関し、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれ
・
県、国、他の地方公共団体が経営する企業、独立行政法人等に係る事業に関し、その企
業経営上の正当な利益を害するおそれ
カ
公開することにより、犯罪の予防、鎮圧又は捜査、公訴の維持、刑の執行その他の公共の
安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると実施機関が認めることにつき相当の理由が
ある情報
(5)公文書開示請求の処理手続
ア
開示請求の方法
公文書開示請求書を実施機関の窓口に持参又は郵送、電子申請若しくはファクシミリを利
用して提出することになります。
イ
請求窓口
・各課所が所管する公文書の開示請求:【各所管課所】
・すべての公文書の開示請求:【県民プラザ(文書学事課情報公開推進室)】
ウ
開示決定等
公文書開示の請求を受理した日の翌日から起算して14日以内に開示等の決定をすること
になります。やむを得ない理由により、14日以内で決定できないときは、46日を上限と
して開示決定等の期限を延長することがあります。(前述の14日と合計して最大60日)
また、請求に係る公文書が著しく大量で、60日以内に処理をすることにより事務に著し
3
い支障が生ずるおそれがある場合には、60日以内に相当部分の開示決定等を行い、残りの
部分は相当の期間内に決定を行うものとする期限の特例もあります。
エ
第三者保護
公文書に第三者に関する情報が記録されている場合、実施機関は、第三者に意見を提出す
る機会を与えることができ、開示に反対する旨の意思表示があったときは、開示の前に不服
申立てなどの必要な措置を講じるための期間を設けています。
オ
開示の実施
開示の実施は、公文書の閲覧又は写しの交付(複製物の供与)、写し(複製物)の送付に
よる交付(供与)などにより行います。
カ
費用負担
・
写しの交付については、作成費用として1枚(面)につき10円を徴収します。
※カラーコピーは1枚(面)につき80円
・ 電磁的記録の複製物の供与については、CD-R:1枚につき50円、MOディスク:
1枚につき310円、フロッピーディスク:1枚につき70円です。
・
送付に要する費用も併せて徴収します。
(6)不服申立て
実施機関が行った非開示決定等に対して不服のある者は、実施機関に対し不服申立てを行
うことができます。
不服申立てを受けた実施機関は、却下する場合などを除き、栃木県情報公開審査会に諮問
を行い、同審査会の答申を受けた後、不服申立てに対する決定等を行うことになります。
(7)情報の公表・提供
ア
県には、情報公開の総合的推進を図るため情報の提供に関する施策の充実に努める義務が
あります。
イ
実施機関には、県政に関する情報を分かりやすく記載した資料の作成・提供をするほか、
主要な事業の計画及びその進捗状況に関する情報の公表に努める義務があります。
(8)出資法人等の情報公開の推進
県が出資する法人及び県が継続的に財政支援を行う法人のうち実施機関が定めるものは、
その業務内容に応じて、情報公開を推進するために必要な措置を講ずるものと規定されてい
ます。また、実施機関は、出資法人等に対して、情報公開が推進されるよう必要な措置を講
ずるものとしています。
(9)指定管理者の情報公開の推進
指定管理者は、公の施設の管理に関して保有する情報の開示及び提供を推進するために必
要な措置を講ずるものと規定されています。また、実施機関は、指定管理者の情報公開を推
進するため必要な措置を講ずるものとしています。
4
Ⅱ
1
情報公開制度の利用状況
請求等の件数
平成23年度の請求件数は2,282件であり、前年度に比べ176件減少しました。また、申出件数は
204件であり、前年度に比べ4件増加しました。この結果、情報公開制度が発足した昭和61年10月
から平成23年度末までの総請求件数は9,888件、総申出件数は1,413件となりました。
表-1
請求等の件数
(単位:件)
平成23年度
区
平成22年度
分
請
求
申
出
請
求
申
出
1,774
131
1,988
115
150
34
222
55
21
17
17
14
県南県民センター
1
1
県北県民センター
-
-
県民プラザ
本
各課局室
庁
警察情報公開窓口
出
先
各出先機関
合
(注)1
計
337
22
230
15
2,282
204
2,458
200
請求:請求権者からのもの【条例第5条各号】
第1号
県内に住所を有する個人
第2号
県内に事務所又は事業所を有する個人及び法人
第3号
県内に事務所又は事業所を有する法人でない社団又は財団で代表者又は管理
者の定めがあるもの
第4号
2
前3号に掲げるもののほか、県が行う事務又は事業に利害関係を有するもの
申出:請求権者以外からのもの【条例第18条第1項】
-5 -
グラフ① 開示請求件数の推移
2700
2400
2100
1800
1500
件数
1200
900
600
300
0
2458
2282
1563
150
165
205
166
192
H13
H14
H15
H16
H17
341
388
H18
年度
H19
644
H20
H21
H22
H23
205
200
204
H21
H22
H23
グラフ② 開示申出件数の推移
250
200
134
150
件数
156
H19
H20
96
100
70
50
20
0
2
146
H13
38
41
H14
H15
H16
H17
H18
年度
請求者及び申出者の内訳
公文書開示の請求者別内訳では、平成23年度は、個人からの請求件数は609件、法人からの請
求件数は1,659件、任意の団体からの請求件数は10件でした。
また、請求権者以外の者からは、公文書の開示の申出に応じていますが、個人からの申出件数
が49件、法人からの申出件数は154件でした。
表-2
請求者及び申出者の内訳
区
分
(単位:件)
平成23年度
請
求
申
平成22年度
出
請
求
申
出
個
人
609
49
890
45
法
人
1,659
154
1,552
153
任意の団体
10
1
15
2
利害関係者
4
合
計
2,282
1
204
-6 -
2,458
200
3
開示請求に対する決定等の状況
平成23年度の開示請求に係る公文書数は、9,774件であり、その決定等の状況は、開示7,556件、
部分開示2,147件、非開示67件(うち公文書不存在による非開示が37件)でした。
また、平成23年度の開示申出に対する公文書数は、715件であり、その決定等の状況は、開示
573件、部分開示112件、非開示30件(うち公文書不存在による非開示が30件)でした。
表-3
開示請求に対する決定等の状況
(単位:件)
年 度
S61年度
~
H9年度
H10年度
H11年度
H12年度
区分
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
H13年度
申出
請求
H14年度
H15年度
申出
請求
申出
請求
H16年度
H17年度
H18年度
H19年度
H20年度
H21年度
H22年度
H23年度
累
計
(注)1(
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
請求
申出
公文書数
119,671
410
1,487
8
3,005
42
1,766
33
5,050
(115)
131
1,286
(105)
200
4,288
385
3,804
(30)
303
4,220
2,951
3,115
1,010
4,094
647
8,914
533
6,006
700
8,366
550
9,774
715
184,846
8,618
開
示
5,194
227
453
-
1,237
32
366
33
353
(4)
74
681
(4)
67
705
148
1,597
141
753
2,881
1,429
484
2,182
459
2,041
446
4,114
604
6,396
485
7,556
573
35,057
6,654
部分開示
113,438
170
902
7
1,762
8
1,376
-
4,647
(111)
57
543
(101)
123
3,373
226
2,076
(30)
144
3,378
45
1,500
459
1,802
159
6,710
74
1,643
88
1,861
53
2,147
112
147,158
1,725
非開示
1,039
13
132
1
6
2
24
-
50
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
62
-
-
10
210
11
130
-
-
-
1
18
89
25
182
67
110
29
163
13
249
8
104
12
67
30
2,617
239
-
-
-
4
-
-
-
-
-
-
-
5
-
4
-
14
-
)の数は、過年度に受け付け、条例第13条の期限の特例により、現年度に決定し
た対象公文書数で、現年度の内数です。
2
却下
公文書が不存在の場合は、対象公文書数1件と計上しています。
-7 -
4
非開示理由別内訳
平成23年度の開示請求に係る非開示理由については 、「個人に関する情報」に該当するものが
1,448件 、「法人等に不利益を与える情報」に該当するものが1,594件となっており、これらの理
由による非開示が全体の約92.2%を占めています。
表-4
非開示理由別内訳
(単位:件(かっこ内は構成比))
非開示理由
昭和61~平成21年度
平成22年度
平成23年度
217( 0.1)
0( 0.0)
0( 0.0)
217( 0.1)
個人に関する情
報
132,732(62.0)
761(38.0)
1,448(43.9)
134,941(61.6)
法人等に不利益
を与える情報
34,595(16.2)
969(48.4)
1,594(48.3)
37,158(16.9)
審議、検討又は協議
8,320( 3.9)
2( 0.1)
0( 0.0)
8,322( 3.8)
22,084(10.3)
92( 4.6)
66( 2.0)
22,242(10.1)
10,993( 5.1)
75(3.8)
124( 3.8)
11,192( 5.1)
法令秘情報
計
に支障が生ずるおそ
れのある情報
事務又は事業の適正
な遂行に支障を及ぼ
すおそれのある情報
公共の安全と秩序の
維持に支障を及ぼす
おそれがあると実施
機関が認めるにつき
相当の理由がある情
報
国等との協力関
係を害する情報
存否応答拒否
4,254( 2.0)
4,254( 2.0)
27( 0.0)
1( 0.0)
28( 0.9)
56( 0.0)
不存在
747( 0.4)
101( 5.1)
37( 1.1)
885( 0.4)
適用外
23( 0.0)
1( 0.0)
0( 0.0)
24( 0.0)
213,992(100.0)
2,002(100.0)
3,297(100.0)
219,291(100.0)
合
計
(注)1件の公文書に対し複数の非開示理由があるので、件数の合計は非開示、部分開示の合
計と一致しないことがあります。
-8 -
5
対象公文書数の実施機関別内訳
実施機関別の対象公文書数の内訳については、請求は県土整備部が最も多く6,534件、申出も
県土整備部が最も多く315件となっております。
表-5
対象公文書数の実施機関別内訳
(単位:件)
実施機関の区分
知
申
出
2
4
経 営 管 理 部
209
県 民 生 活 部
実施機関の区分
選 挙 管 理 委 員 会
83
10
80
13
人
会
-
-
環 境 森 林 部
219
50
監
員
-
-
保 健 福 祉 部
780
122
公
安
委
員
会
2
-
産業労働観光部
97
1
警
察
本
部
長
618
60
部
1,059
23
労
働
委
員
会
-
-
県 土 整 備 部
6,534
315
収
用
委
員
会
-
-
内水面漁場管理委員会
-
-
9,774
715
計
局
-
-
企
業
局
19
2
8,999
622
委
査
合
員
出
92
事
委
申
23
会
育
求
72
政
教
請
会
計
6
求
総 合 政 策 部
農
事
請
員
委
計
公文書開示請求等に係る写しの交付
平成23年度の公文書開示請求等に係る写しの交付件数及び写しの交付枚数については、請求で
8,676件、276,505枚、申出で686件、17,734枚でした。
表-6
写しの交付
平成23年度
区
交
分
付
件
請
求
申
平成22年度
出
請
求
申
出
数
8,676
686
6,782
538
写しの交付枚数
276,505
17,734
187,314
9,039
-9 -
7
不服申立ての状況
実施機関の処分に対する不服申立てについては、平成22年度からの繰越しの1件を含め、4件
ありました。処理状況は、表-7及び表-8のとおりです。
表-7
(単位:件)
処
理
状
況
全部認容
取下げ等
不服申立て
決
の
件
数
却
4
(注)
定
下
棄
却
一部認容
1
審理中
3
不服申立ての件数は、平成22年度から繰り越した1件を含む。
表-8
番
号
実 施 不
不服申立ての事案
※1
73
服
栃木県情報公開審査会
決定等の状況
申 立 て
機 関 年 月 日 諮問年月日 答申年月日 答 申 内 容
年月日
内 容
精神医療審査会委 知 事 22.12.15 23.5.17 23.11.8 実施機関の 23.12.28 終了(異議
員名簿、辞令の写 (障害
決定は妥当
申立人死
しの部分開示決定 福祉課
ではない。
亡)
)
75
県公金取扱店舗一 知 事 23.4.15
23.5.16 取下げ
覧表(平成23年1 (会計
月1日現在)の開 課)
示決定
- 10 -
番
号
実 施 不
不服申立ての事案
服
栃木県情報公開審査会
決定等の状況
申 立 て
機 関 年 月 日 諮問年月日 答申年月日 答 申 内 容
76 「公金取扱銀行名、 知 事 23.4.15
年月日
内 容
23.6.29 却下
それに対しコンプ (会計
ライアンス社会的 課)
モラルをどのよう
に保っているか判
る文書」のうち、
「それに対しコン
プライアンス社会
的モラルをどのよ
うに保っているか
判る文書」の非開
示決定(不存在)
77
実施設計書の部分 知 事 24.2.15
開示決定
24.2.28 取下げ
(宇都
宮土木
事 務
所)
※ 番号は、昭和61年10月からの通し番号である。74は、22年度中に決定に至ったものであり、省略
する。
- 11 -
8
情報公開審査会の運営状況
平成23年度における情報公開審査会は、第225回から第228回までの計4回開催されまし
た。
回
数
第225回
第226回
開催日
23.7.4
23.8.10
審
議
事
項
備
精神医療審査会委員名簿、辞令の写しの部分開示決定
経過等説明
について
審議
考
精神医療審査会委員名簿、辞令の写しの部分開示決定
実施機関職員から
について
の意見聴取
審議
第227回
23.9.6
精神医療審査会委員名簿、辞令の写しの部分開示決定
審議
について
第228回
23.10.14
精神医療審査会委員名簿、辞令の写しの部分開示決定
審議
について
23.11.8 答申
- 12 -
9 情報の公表・提供
県民プラザでは、各種行政資料の閲覧、写しの交付、貸出、有償頒布を行っています。
(1) 閲覧用行政資料
平成23年度における閲覧用行政資料の状況は、表-9から表-11までのとおりです。
表-9 閲覧用行政資料の実施機関別内訳(種類)
区 分
平成23年度
平成22年度
総合政策部
403
390
経営管理部
474
455
県民生活部
314
294
環境森林部
281
288
保健福祉部
585
536
産業労働観光部
323
327
農政部
463
436
県土整備部
325
309
会計局
50
52
企業局
16
19
3,234
3,106
330
291
選挙管理委員会
51
44
人事委員会
39
35
監査委員
13
15
公安委員会
-
-
警察本部長
55
51
労働委員会
8
8
収用委員会
5
5
内水面漁場管理委員会
-
-
3,735
3,555
知
事
計
教育委員会
合 計
表-10 行政資料の写しの交付
区 分
平成23年度
写しの交付枚数
平成22年度
58,223
31,439
表-11 行政資料の貸出
区 分
平成23年度
平成22年度
貸出者数
39
48
貸出部数
84
75
-13-
(2) 行政資料の有償頒布
平成23年度における行政資料の有償頒布の状況は、表-12から表-14までのとおりです。
表-12 行政資料の有償頒布 区分
平成23年度
平成22年度
申込件数
1,052
1,087
頒布部数
2,622
2,938
1,471,270
1,849,130
売上額(円)
表-13 行政資料の有償頒布の実施機関別内訳 区 分
平成23年度
部数
平成22年度
売上額(円)
部数
売上額(円)
総合政策部
366
341,080
391
329,920
経営管理部
51
24,160
143
22,750
県民生活部
301
203,860
359
236,240
環境森林部
知
保健福祉部
産業労働観光部
農政部
事
県土整備部
344
208,630
251
240,090
458
169,630
790
362,640
71
34,640
81
79,370
42
12,610
64
15,110
461
351,890
598
483,400
会計局
-
-
1
160
企業局
-
-
-
-
2,094
1,346,500
2,678
1,769,680
511
117,270
250
75,190
17
7,500
10
4,260
人事委員会
-
-
-
-
監査委員
-
-
-
-
公安委員会
-
-
-
-
警察本部長
-
-
-
-
労働委員会
-
-
-
-
収用委員会
-
-
-
-
内水面漁場管理委員会
-
-
-
-
2,622
1,471,270
2,938
1,849,130
計
教育委員会
選挙管理委員会
合計
-14-
表-14 有償頒布した主な資料(発行部局別内訳)
区 分
部 数
主 な 資 料 名
総合政策部
366
栃木県重点戦略「新とちぎ元気プラン」、平成23年地価公示
(栃木県版)、平成23年地価調査基準地位置図
経営管理部
51
平成23年度予算案の概要、とちぎ行革プラン(栃木県行財政改
革大綱第5期)、栃木県私立学校名簿(平成23年度)
県民生活部
特定非営利活動促進法の手引き、栃木県統計年鑑平成22年版、
301 平成23年統計からみた栃木県のすがた、統計指標ふるさと
ウォッチング平成23年度版
環境森林部
栃木県水質年表・栃木県地盤変動地下水位調査報告書・栃木県
344 大気汚染常時監視測定結果報告書、栃木県版レッドリスト
(2011改訂版)、栃木県自然公園・自然環境保全地域等概況図
保健福祉部
458
平成23年度栃木県病院・診療所名簿、社会福祉施設要覧、平成
23年度版障害者福祉ガイド
産業労働観光部
71
新とちぎ産業プラン、新とちぎ国際化推進プラン、とちぎ再発
見
農政部
42
栃木県農業振興計画「とちぎ農業成長プラン」、とちぎ“食と
農”躍進プラン5年間の歩み
県土整備部
461
栃木県道路図、栃木県開発許可事務の手引き(三訂版)、宅地
建物取引業法業者免許申請・主任者登録申請等の手引
教育委員会
511
とちぎ教育振興ビジョン(三期計画)、栃木県文書館紀要、学校
教材史料集
選挙管理委員会
合 計
17 収支報告書の要旨
2,622
-15-
Ⅲ 資 料 ( 情報公開制度 )
1 公文書開示請求の内容とその決定状況
(建設業関係資料・実施積算内訳書等(※詳細は22ページ【参考】のとおり)は除く)
番号
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
文 書
件 数
決定内容
1
4.1 環境森林政策課
(仮称)●●土地区画整理事業に係る環境影響評価
1 開示(即時)
2
3
4
4.6 文書学事課
4.6 住宅課
4.8 小山警察署
情報公開だより中 開示請求の取下げについての記載頁
平成23年度栃木県県営住宅管理代行契約書
交通事故実況見分調書書式
1 開示
1 開示
1 開示
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
4.8
4.7
4.13
4.15
4.26
4.27
4.19
5.9
さくら警察署
犯罪捜査規範
土地改良区等定期検査結果
監察課
処分一覧表
工業振興課
販売事業廃止届
選挙管理委員会
選挙運動費用収支報告書
こども政策課
ひとり親家庭等に対する就業支援事業業務委託契約書
日光土木事務所
橋りょう一般図
県東環境森林事務所 水質試験成績表
土壌地下水汚染調査報告書 他
塩谷南那須農業振興事務所
5.6 下野警察署
私に関する当日の情報
故人の本籍等の事項
5.11 こども政策課
5.11 こども政策課
5.11 真岡土木事務所
ひとり親家庭等に対する就業支援事業業務委託契約書
ひとり親家庭等に対する就業支援事業業務委託契約書
○○㈱(旧●●)より小貝川に工業排水を流すに付、河川の占用許可。過去10
年間のものすべて。
5.17 生活安全企画課
無店舗型性風俗特殊営業一覧表
5.30 医事厚生課
平成23年度栃木県病院・診療所名簿
5.26 小山環境管理事務所 産業廃棄物の埋立処分の改善について
5.31 経営技術課
平成22年度経営体育成整備事業
生産振興課
平成22年度競争力強化生産総合対策事業(地区物件別)
平成22年度需要対応型園芸産地育成事業(地区物件別)
6.3 聾学校
塩谷南那須農業振興事務所
22
23
5.27
6.3 都市整備課
24
25
26
5.31 県民文化課
6.6 がんセンター
博物館
6.2 薬務課
27
28
6.7 会計課
6.8 農地整備課
6.7
6.10
6.6
6.13
6.15
6.15
6.21
③
③
不存在
1
1
1
1
2
②
部分開示
開示
開示
開示
開示
1 開示
1 部分開示
建設業許可業者名簿(H23年5月末現在)
平成23年度 建築物環境衛生管理業務委託 予定価格調書
塩谷南那須農業振興事務所 土地改良区等定期検査の結果について(回答)
監理課
総合評価データにおける○○(請求者)の成績評価点
文書学事課
宗教法人○○規則
工業振興課
採取計画認可申請書(平成17年度○○会社)
県南健康福祉センター 営業許可台帳
‐16‐
②③
1 部分開示
1 部分開示
1 非開示
栃木県立聾学校スクールバス運行業務委託に係る低入札価格の調査結果に
ついて
栃木県立聾学校スクールバス運行業務委託に係る低入札価格調査の結果に
ついて
土地改良区監事の監査実務の手引き
建築基準法第51条ただし書きの規定による都市計画審議会への付議につい
て(通知)
H23.4.26の都市計画審議会議事録
設立登記完了届出書
清掃業務仕様書(平成21~23年度用) 他
栃木県立博物館電気機械設備等保守管理業務仕様書
源泉台帳
利用台帳
栃木県警察本部庁舎空調設備機器保守点検業務委託仕様書 他
県営土地改良事業の変更後の計画概要の広告について(江川南部Ⅰ地区区
画整理事業) 他
監理課
学悠館高等学校
③
存否応
答拒否
1 開示
H19県営江川南部Ⅰ換地業務の実施について 他
江川南部土地改良区 第7回通常総会の開催について(ご案内) 他
○○が開示請求した文書 H19~H22まで
②
③
2 非開示
栃木県立聾学校スクールバス運行業務委託に係る低入札価格調査実施通知
○○が開示請求した文書 H19~H22まで
29
30
31
32
33
34
35
開示
開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示
部分開示
栃木県立聾学校スクールバス運行業務委託に係る一般競争入札経過調書
県営土地改良事業に係る変更後の土地改良事業計画の概要の縦覧について
(江川南部Ⅰ地区区画整理事業) 他
塩谷南那須農業振興事務所
1
1
5
1
1
1
1
37
非開示
理 由
③
1 開示
1 開示
1 開示
1
1
21
1
3
1
15
58
非開示
部分開示
開示
開示
部分開示
開示
開示
開示
不存在
②
61 部分開示
②③⑤
1 非開示
存否応
答拒否
199 開示
459 部分開示
1 非開示
1
1
1
1
1
1
1
開示
開示
部分開示
開示
部分開示
部分開示
開示
②
②③
存否応
答拒否
③
③
②③
番号
36
37
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
文 書
件 数
決定内容
非開示
理 由
6.24 管財課
入札結果一覧表(栃木県本庁舎建築保全業務)
6.10 塩谷南那須農業振興事務所 県営圃場整備事業 風見上平地区土地改良施設台帳平面図(年度別工事施
工図)
7.7 会計課
警察施設一覧
7.7 県北環境森林事務所 2001年以降、高林地区において、県廃棄物の基準を超え、県が指導及び営
業活動停止等の処分を行った処分場の名称と処分内容
1 開示
1 開示
1 部分開示
1 非開示
②⑥
不存在
7.11 経営支援課
○○協同組合平成22年度決算関係書類等
7.11 経済流通課
○○連合会事業報告書3期分
7.13 県西健康福祉センター 施術所名簿
1
3
1
1
1
1
1
1
部分開示
部分開示
開示
②③
②③
非開示
不存在
7
2
2
3
部分開示
部分開示
部分開示
部分開示
②③
②③
②
②
栃木県警察本部庁舎空調設備機器保守点検報告書 他
○○が栃木県に申請した高圧ガス製造施設等変更許可申請書類及び製造施
設完成検査申請書類(平成3年5月以降から現在までに申請されたものに限
る。)
7.22 生活安全企画課
店舗型性風俗特殊営業一覧表
7.1 県北健康福祉センター 温泉掘削等許可台帳
7.25 医事厚生課
厚生労働省年金局長から県あての「社会保険病院及び厚生年金病院に関す
る意向の再確認について」の県の回答
42 部分開示
8 部分開示
②③
②③
52
7.29 安足農業振興事務所 地籍整備推進調査費補助金に係るパンフレットの送付について 他
15 開示
53
7.25 管財課
38
39
40
41
42
県東健康福祉センター
県北健康福祉センター
県南健康福祉センター
安足健康福祉センター
43
7.13 経営支援課
栃木県信用保証協会付銀行融資で○○が直接間接に関与した案件で回収不
能で処理された件数と金額の一覧表の開示
44
45
46
7.21 がんセンター
博物館
7.11 選挙管理委員会
7.15 選挙管理委員会
業務委託に係る実績報告書7件
平成22年度栃木県立博物館総合管理業務実績報告書の写し 他
政治団体設立届及びそれに添付される規約の写し
○○が●●に対して支出した陣中見舞に関する領収書の写し 他
47
48
7.21 会計課
7.21 工業振興課
49
50
51
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
1 開示
1 部分開示
1 部分開示
機関紙「国土調査」No.146号の送付について 他
・H22年6月1日~H23年5月31日の保険始期の保険契約
青少年男女共同参画課 ・傷害保険、賠償責任保険(自動車保険は除く)で年間保険料5万円以上のも
の
環境保全課
・契約内容が分かる証券及び添付書類のコピーを希望
保健福祉課
健康増進課
こども政策課
農政課
農村振興課
農地整備課
道路整備課
住宅課
道路保全課
保険証券
9 部分開示
1 非開示
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
4 部分開示
河川課
1
都市整備課
1 開示
7.25 学校教育課
・H22年6月1日~H23年5月31日の保険始期の保険契約
・傷害保険、賠償責任保険(自動車保険は除く)で年間保険料5万円以上のも
生涯学習課
の
文化財課
・契約内容が分かる証券及び添付書類のコピーを希望
スポーツ振興課
スポーツ安全保険加入依頼書
7.27 文書学事課
平成23年度入学試験合格者数一覧(高等学校、中等教育学校・中学校・小学
校)
7.22 選挙管理委員会
政治団体一覧 他
7.26 芳賀農業振興事務所 平4県営土地総水沼Ⅳ期用地測量図2
7.27 文書学事課
平成23年7月22日決裁の回議書「保有個人情報開示請求書の補正について
(通知)」の表紙及び案
保有個人情報開示請求書に印影が押印されている場合、印鑑登録証明書が
必要になる証 他
8.2 農政課
農用地利用計画の変更案に係る審査申立に対する裁決及び裁決書謄本の送
付について 他
8.2 管財課
入札結果一覧表(栃木県本庁舎建築保全業務)
広報課
指名競争入札経過調書(栃木県本庁舎受付案内業務)
8.2 畜産振興課
㈱○○決算報告書2期分
7.21 障害福祉課
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第29条1項の規定による措置入
院に至った理由とそれを証明する添付書類一式
8.5 総合政策課
7月3日付けの下野新聞の記事の内容に係る確認について
7月3日付けの下野新聞の記事の内容に係る確認について(再要請)
8.8 生産振興課
栃木県なかがわ水遊園事業計画書
指定管理者申請計画(プレゼンテーションスライド)
‐17‐
1 非開示
②
②
②
不存在
③
不存在
1
1
1 開示
2 開示
3 開示
1 部分開示
1 部分開示
②
②
4 却下
3 部分開示
1
1
2
1
開示
開示
開示
非開示
②③
存否応
答拒否
2 開示
1 部分開示
1 開示
②③
番号
65
66
67
68
69
70
71
72
73
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
8.18 医事厚生課
75
76
77
78
80
81
②③⑤
②
1 開示(即時)
2 部分開示
2 非開示
②③
不存在
8.11
7.29
8.10
8.16
8.21
1
1
2
2
3
開示
部分開示
開示
開示
開示
4
1
1
1
2
開示
部分開示
部分開示
部分開示
開示
27
5
1
1
1
部分開示
部分開示
開示
開示
部分開示
廃棄物対策課
産業廃棄物収集運搬業許可証
県西健康福祉センター 源泉台帳
塩谷南那須農業振興事務所
監理課
都市整備課
県営圃場整備事業 風見上平地区 3事業の年度別実施計画(第三表)
建設業許可業者名簿 他
下水処理場における放射性物質を含んだ溶融スラグ等の保管についてのお
知らせ(回覧) 他
月報(4月分、5月分、6月分、7月分)
放射性溶融スラグ等除去工事設計書・工事資料
8.4 岡本台病院
医療業務委託契約書
とちぎリハビリテーションセンター 医療業務委託契約書
8.22 都市整備課
鬼怒川上流流域下水道事業計画変更認可申請図書(中央処理区の新規追加
及び変更)
下水道管理事務所 放射性物質濃度の測定結果報告書 他
8.22 県南環境森林事務所 特定事業場完了届の確認結果について(通知) 他
8.23 生活衛生課
旅館許可台帳
8.25 盲学校
栃木県立盲学校スクールバス運行業務委託に係る一般競争入札経過調書
聾学校
平成23年4月8日閲覧とされた、栃木県所有、栃木県立聾学校スクールバス
の貴職で管理する法定点検記録簿すべての写し
富屋特別支援学校
栃木県立富屋特別支援学校スクールバスⅠ運行業務委託に係る一般競争入
札経過調書
国分寺特別支援学校 栃木県立国分寺特別支援学校スクールバスⅠ運行業務委託に係る一般競争
入札経過調書
栃木特別支援学校
栃木県立栃木特別支援学校スクールバスⅠ賃貸借業務にかかる一般競争入
札経過調書について
栃木県立益子特別支援学校スクールバスⅠ-1運行業務委託に係る一般競
争入札経過調書 他
栃木県立益子特別支援学校スクールバスⅠ運行業務委託に係る低入札価格
の調査結果について
那須特別支援学校
栃木県立那須特別支援学校スクールバスⅠ-2運行業務委託に係る一般競
争入札経過調書
8.25 こども政策課
平成22年度社会福祉法人○○に関する指導監査資料 他
平成22年度栃木県内の保育施設での事故報告書 他
8.29 県民文化課
平成23年度栃木県交響楽団第1回理事会資料のうち、第1号議案役員につ
いて
平成23年度芸術文化振興事業費補助金交付申請書
8.30 県西健康福祉センター 施術所名簿
県東健康福祉センター
県北健康福祉センター
県南健康福祉センター
安足健康福祉センター
82
83
84
非開示
理 由
2 開示
7 部分開示
1 部分開示
益子特別支援学校
79
決定内容
栃木県医療審議会病床整備部会への諮問について 他
病院開設等事前協議について 他
8.4 小山環境管理事務所 土壌汚染対策法第4条第2項の規定により発令された土壌汚染調査命令の根
拠となる資料
8.11 がんセンター
本館高圧受電設備更新工事その2 設計書等
8.11 廃棄物対策課
産業廃棄物収集運搬業許可申請書 他
各課所(文書学事課) ①○○に対する、許認可を開示下さい。
②有限会社○○に対し、県民が県に相談・かいぜん協力のお話があったその
時の内容を開示下さい
下水道管理事務所
74
文 書
件 数
8.29 文書学事課
9.7 環境森林政策課
馬頭処分場整備室
9.6 文書学事課
平成23年8月19日決裁の回議書「公文書開示請求の再補正について(通
知)」の表紙
壬生町羽生田地区用地造成事業に係る環境影響評価書 他
馬頭最終処分場にかかる事業実施のための環境影響評価書 他
公益法人○○移行認可申請書
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
9.6
9.8
9.8
9.9
9.15
9.12
8.29
8.29
9.20
9.21
生活安全企画課
大田原土木事務所
生活安全企画課
建築課
国保医療課
保護カード
一般国道400号下塩原第一トンネル(仮称)詳細設計
性風俗特殊営業受理台帳
建築協定認可申請書の建築協定区域図
栃木県国民健康保険診療報酬審査委員会委員名簿
塩谷南那須農業振興事務所 平成9年度県営圃場整備事業風見平地区第5工区現況計画平面図
県北健康福祉センター ○○及び●●の食品営業許可申請書及び廃業届
県北健康福祉センター ○○及び●●の食品営業許可申請書及び廃業届
選挙管理委員会
選挙運動費用収支報告書
選挙管理委員会
選挙運動収支報告書に添付の領収書等の写し
95
96
97
9.21 選挙管理委員会
選挙運動費用収支報告書
9.20 塩谷南那須農業振興事務所 平10県営圃場整備事業風見平地区第1工区現況計画平面図1/5 他
9.20 学校教育課
平成23年度栃木県教科書用図書選定審議会会議録 他
‐18‐
②
②③
③
③
②③
③
③
1 開示
1 開示
1 開示
3 開示
1 部分開示
③
1 開示
5 開示
3 部分開示
1 開示
1 部分開示
1 開示
1
1
1
1
1 開示
3 開示
4 開示
1 部分開示
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
部分開示
開示
部分開示
開示
開示
部分開示
非開示
部分開示
開示
部分開示
1 開示
5 部分開示
4 開示
②③
③
②③
②
②
②
不存在
②
②③
②
番号
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
9.22 県北健康福祉センター クリーニング所監視記録票 他
9.27 運転免許管理課
№2 診断書(様式)
9.29 矢板土木事務所
建築確認確認申請書のうち、仕上表、各階平面図、矩計図、シックハウス計算
表を除く全ての図面
125
126
127
128
129
水準点の点の記
建設業許可情報、技術者情報、営業所情報、廃業情報
株式会社○○貸借対照表、損益計算書
平成23年度標準積算システム使用手引書(土木工事) 他
経営規模等評価申請書
指定介護事業所情報
塩谷南那須農業振興事務所 平7県営圃場整備事業風見上平地区第6工区現況計画平面図1 他
砂防水資源課
大芦川通常砂防工事に関わる建設工事請負契約書、建設工事変更請負契約
書
10.20 塩谷南那須農業振興事務所 平5県営圃場整備事業風見平地区第1・2工区現況計画平面図1 他
9.14 県北健康福祉センター ○○の食品営業許可申請及び廃業届
10.20 生活安全企画課
古物市場主名簿
10.21 農村振興課
平成23年度標準積算システム使用手引書(土木工事) 他
10.11 矢板土木事務所
不動産鑑定書及び用地測量図、平面図
10.25 安足健康福祉センター 施術所名簿
10.25 岡本台病院
電話応接業務委託契約書
がんセンター
物品管理業務委託契約書及び同変更契約書
10.27 監理課
経営事項審査業者情報及び経営事項審査技術者情報
10.24 農地整備課
上黒磯土地改良事業共同施行現形図及び換地図
10.31 交通指導課
標章取付状況(平成22年及び平成23年)高齢者専用場所
放置車両摘発者の報酬等の情報についての文書
11.1 都市計画課
栃木県都市計画審議会委員の任命について 他
栃木県都市計画審議会委員の委嘱について 他
11.1 環境保全課
空間放射線量率調査結果H23.3.15~H23.10.31
10.31 住宅課
宅地建物取引業者の監督処分について
11.1 監理課
測量・建設コンサルタント等有資格者職員数(県内) 他
10.27 環境森林政策課
公共工事成績一覧(環境森林部)
農村振興課
公共工事成績一覧(農政部)
技術管理課
公共工事成績一覧(県土整備部)
経営企画課
公共工事成績一覧(企業局)
11.2 学校教育課
平成19~21年度県立学校卒業式一覧
高校別中退者の推移
11.8 森林整備課
保安林指定調書及び保安林指定同意書
10.31 安足土木事務所
道路法第32条道路占用許可申請
11.7 薬務課
源泉台帳
11.9 環境保全課
水質汚濁防止法の特定事業場一覧
11.10 上都賀農業振興事務所 県営下板橋地区土地改良(区画整理)事業換地図
130
131
132
11.8 那須農業振興事務所 県営基盤整備事業金田北部Ⅲ期地区及び上奥沢地区に係る図面
11.14 生活安全企画課
古物営業許可台帳
11.11 環境保全課
大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設一覧(ボイラー)
133
134
11.10 がんセンター
11.24 監理課
安足土木事務所
11.28 廃棄物対策課
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
10.18
10.5
10.6
10.7
10.7
10.11
10.11
10.12
環境保全課
監理課
広報課
農村振興課
監理課
高齢対策課
12.1 矢板土木事務所
12.2 環境森林政策課
入札結果
入札公告及び入札説明書
設計報告書
「産業廃棄物(特別管理産業廃棄物)収集運搬業許可に係る審査基準」の運
用について(経理的基礎部分)
栃木県行政書士会から検討のために提出された産業廃棄物収集運搬業許可
申請に係る診断書類作成特別研修会資料
土地境界立会確認書
用地測量図
平成23年度環境森林部工事資材単価表(公表用)
11.22 県西環境森林事務所 工事設計書図面
11.29 県北健康福祉センター 平成23年度源泉調査結果(那須町分)
12.7 農村振興課
平成22年度鳥獣被害防止総合対策事業(実績書) 他
生産振興課
平成22年度強い農業づくり交付金事業(実績等) 他
12.5 選挙管理委員会
候補者届出書 他
選挙事務所異動届、出納責任者異動届
戸籍謄本
12.12 がんセンター
栃木県立がんセンター薬剤管理業務委託契約書 他
12.5 鹿沼土木事務所
工事図面
12.16 医事厚生課
医療法人設立認可申請書
11.29 安足土木事務所
国有財産特定図面(田島町)
‐19‐
文 書
件 数
決定内容
非開示
理 由
3 部分開示
1 開示
1 部分開示
②③
3
4
2
2
1
1
4
2
部分開示
開示
開示
開示
開示(即時)
開示
部分開示
部分開示
②
6
1
1
2
3
1
1
2
2
2
2
1
21
8
1
1
2
1
1
1
1
3
1
2
1
1
1
1
部分開示
部分開示
開示
開示
部分開示
開示
部分開示
部分開示
開示
開示
開示
非開示
部分開示
開示
開示(即時)
部分開示
開示
開示
開示
開示
開示
開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示(即時)
開示
②
②
2 開示
342 部分開示
1 開示
1
1
1
1
②③
②
③
②③
③
③
不存在
②
②
②
②
②
②③⑥
開示(即時)
開示
開示
開示
1 部分開示
②
1 部分開示
1 開示
1 開示
②
2
1
2
5
4
2
1
3
1
3
1
開示
開示
開示
開示
部分開示
非開示
非開示
開示
開示
部分開示
開示
②③
不存在
②
②
番号
請求月日
担当課(所)
146
147
148
149
150
12.20
12.22
12.22
12.28
12.22
環境保全課
選挙管理委員会
生活衛生課
税務課
高齢対策課
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
公文書の名称等
大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設一覧(ボイラー)
選挙運動費用収支報告書の写し
旅館許可台帳
地方税徴収マニュアル 他
平成22年度介護保険施設等における指導の実施状況(改善報告を求めた事
業所数)
1.5 管財課
自動車保険証券
岡本台病院
自動車共済証書
那須農業振興事務所 自動車保険証券、企業総合保険証券
経営企画課
自動車保険証券
今市発電管理事務所 自動車保険証券
北那須水道事務所 自動車保険契約継続証(自動車保険(任意保険))、特約条項
鬼怒水道事務所
自動車保険契約継続証(自動車保険(任意保険))
1.18 総合教育センター
指名競争入札経過調書
図書館
入札経過調書
足利図書館
指名競争入札経過調書 他
1.6 交通指導課
レーダ式車両走行速度測定装置点検成績書 他
会計課
定置式レーダー速度測定器4式の売買契約に係る入札公告
定置式レーダー速度測定器4式の売買契約に係る物品売買契約書 他
1.6 医事厚生課
平成23年度栃木県病院・診療所名簿
1.10 生活衛生課
平成22年度版栃木の水道の2水道施設の整備状況(2)水道施設の概要ア上
水道を作成するために要する文書
文 書
件 数
決定内容
1
4
1
9
1
開示
開示(即時)
開示
開示
開示
1
1
2
1
1
1
3
12
3
30
2
1
2
1
1
開示
部分開示
部分開示
部分開示
部分開示
部分開示
部分開示
開示
開示
開示
部分開示
開示
部分開示
開示
開示
3
3
4
3
4
2
4
1
2
13
1
開示
部分開示
部分開示
開示
開示
部分開示
開示
部分開示
開示
部分開示
開示
306
128
1
2
1
1
40
231
開示
部分開示
開示
開示
開示
開示
開示
部分開示
土地改良(区画整理)事業に関する換地図一式
業務委託予定価格書
見積合わせ結果について
2.3 医事厚生課
医療法人設立認可申請書
2.7 人事課
附属機関等の設置に関する事前協議について 他
有識者会議の設置に係る知事協議資料及び同添付資料 他
2.2 芳賀農業振興事務所 土地譲与契約書一式
○○の土地売買に関する契約書類一式
1
6
1
1
2
2
1
1
部分開示
開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示
非開示
2.8 こども政策課
2.9 道路整備課
2
2
2
1
3
1
1
1
1
開示
開示
部分開示
開示(即時)
部分開示
開示(即時)
開示
開示
非開示
1.10 宇都宮土木事務所
回議書(土地売買等の契約の締結及び支出について) 他
実施設計書(土地売買等の契約の締結及び支出について等)
1.27 環境保全課
水準点の点の記
1.16 管財課
入札結果一覧表(栃木県本庁舎建築保全業務)
博物館
指名競争入札経過調書
1.18 県南環境森林事務所 林地開発計画変更許可申請書 他
1.20 環境森林政策課
栃木県環境森林部治山設計技術等細部基準 他
平成23年度森林土木等積算システムデータ
1.18 監理課
一般競争入札結果報告書、総合評価落札方式に関する評価調書
1.18 会計課
栃木県警察本部庁舎給排水設備清掃業務委託入札結果について 他
2.2 農村振興課
農業農村整備事業等に使用する砕石等工事材料に関する文書(農林水産省
発信通知文)
1.18 各課所
指名競争入札経過調書 他
見積書 他
1.26 監理課
新規許可件数
1.23 監理課
一般競争入札結果報告書及び総合評価落札方式に関する評価調書
道路整備課
設計図書(図面、数量総括表、特記仕様書)
1.31 交通指導課
交通反則切符事件処理要領の制定について(例規通達)
2.2 動物愛護指導センター 電話口頭記録書 他
電話口頭記録書 他
1.26 農地整備課
2.2 会計課
2.10
2.14
2.9
2.15
2.20
2.8
社会福祉法人設立認可申請に関する対応方針について(照会)及び(回答)
実施設計書
公共工事特別調査報告書、材料見積書
経営支援課
貸金業者登録簿
こども政策課
社会福祉法人設立認可申請書 他
安足土木事務所
法定外公共物に係る国有財産の譲与申請
博物館
指名競争入札経過調書
森林整備課
栃木県森林計画データ利用要領
各課所(文書学事課) 平成19年度以降、電力会社、その他関連企業・団体からの財物の交付につ
いての資料
平成19年度以降、電力会社の株式及び社債の保有状況、配当及び償還の時
期と金額が分かるもの
‐20‐
1 非開示
非開示
理 由
③
③
③
③
③
③
②⑥
③⑥
②③⑤
②
②③
③
②
②③
②③⑤
⑥
②
②
②③
②
存否応
答拒否
②③
②③
不存在
不存在
番号
182
183
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
194
195
196
197
198
指名競争入札経過調書
入札公告
設計図書、数量計算書
一般競争入札経過調書
建設工事変更請負契約書等
政治団体設立届に添付された規約等の写し
指名競争入札経過調書
経営規模等評価申請書
店舗型性風俗特殊営業一覧表
業務委託指名競争入札経過調書
法定外公共物に係る国有財産の譲与申請
平成24年1月1日から平成24年3月2日までに新規で開設された理美容所の
名称、所在地および確認年月日。
3.7 農地整備課
土地改良区連合の定款変更認可公告について 他
○○土地改良区連合所属土地改良区の増減に関する専門技術者の調査につ
いて 他
那須農業振興事務所 土地改良区連合所属土地改良区増減認可について(通知) 他
土地改良区の定款変更認可について 他
3.8 技術管理課
平成19年度土木工事建設資材単価表
道路整備課
質疑回答書
3.8 監理課
経営規模等評価申請書
3.8 監理課
経営規模等評価申請書、総合評定値請求書
3.9 宇都宮土木事務所 平成17年当時、○○の所有者が●●であったと確認した調書及び関係書類
3.13 矢板県税事務所
入札経過調書、仕様書
3.13 小山環境管理事務所 土壌汚染状況調査結果報告書
199
3.14 宇都宮土木事務所
200
3.15 高齢対策課
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
201
202
203
204
2.22 矢板県税事務所
2.23 監理課
道路整備課
2.23 監理課
砂防水資源課
2.23 選挙管理委員会
2.22 大田原県税事務所
2.27 監理課
2.28 生活安全企画課
3.1 健康増進課
3.5 安足土木事務所
3.2 安足健康福祉センター
3.15
3.15
3.20
3.16
こども政策課
産業技術センター
小山環境管理事務所
監理課
総務課
運転免許管理課
205
206
207
208
3.19
3.13
3.23
3.26
209
3.27 会計課
生活安全企画課
交通企画課
3.26 医事厚生課
3.27 大田原警察署
3.27 建築課
3.29 こども政策課
3.30 自然環境課
3.27 医事厚生課
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
環境保全課
県北健康福祉センター
生活衛生課
小山環境管理事務所
工事に関する資料(契約書、積算内訳書、産業廃棄物処理委託契約書、マニ
フェスト)
社会福祉法人定款 他
社会福祉法人現況報告書
平成20年度社会福祉業務指導監査の結果について 他
業務委託競争入札経過調書、予定価格調書
水質汚濁防止法届出書
建設業許可審査票 他
平成21年第38回定例公安委員会会議録 他
行政処分量定変更一覧表
処分者講習考査試験問題及び正答
水質汚濁防止法の特定事業場一覧 他
源泉台帳
旅館許可台帳
産業廃棄物処理施設等の設置に係る事前協議について 他
産業廃棄物処理施設等事業計画書 他
交通安全教育センター管理運営委託に係る収支予算書等 他
免許関係事務委託に係る請求書 他
栃木県交通安全協会と栃木県防犯協会に関する帳簿書類一式(領収書含む)
医療法人事業報告書等
営業開始届出書
建築工事積算基準等
平成20年度社会福祉業務指導監査の結果について 他
自然公園等施設所有管理者賠償責任保険契約額の推移
救急告示医療機関の告示の訂正について
医療法人の定款一部変更認可について 他
動物取扱業者登録簿
現況計画平面図
法人設立届出書一覧
3.15 動物愛護指導センター
11.15 上都賀農業振興事務所
3.30 宇都宮県税事務所
鹿沼県税事務所
真岡県税事務所
栃木県税事務所
矢板県税事務所
大田原県税事務所
安足県税事務所
3.5 会計課、運転免許管理課 支出決議書 他
3.23 安足土木事務所
平成23年度の用地調査業務委託に関する資料一式
3.22 衛生福祉大学校
指名競争入札経過調書
‐21‐
文 書
件 数
決定内容
2
1
1
1
3
2
1
1
1
1
2
1
開示
開示
開示
開示
部分開示
開示
開示(即時)
開示(即時)
部分開示
開示
開示(即時)
非開示
15 開示
14 部分開示
6
27
1
2
1
2
1
9
1
開示
部分開示
開示
開示
開示(即時)
開示(即時)
非開示
開示
部分開示
4 部分開示
3
2
3
2
1
3
2
4
1
2
1
1
3
22
37
89
1
1
1
1
6
1
1
4
1
6
1
1
1
1
1
1
1
4
1
1
開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示
開示
部分開示
非開示
開示
開示
開示
開示
部分開示
開示
部分開示
非開示
開示
部分開示
開示
部分開示
開示(即時)
開示
部分開示
開示
部分開示
開示
部分開示
部分開示
開示
非開示
理 由
③
②
不存在
②③
②③
不存在
②③
②③
②
②③
②③
②⑤⑥
⑤
②③
②③⑥
不存在
②③⑥
②③
②③
②
②③
②③
番号
222
223
請求月日
担当課(所)
3.1 留置管理課
文 書
件 数
公文書の名称等
留置業務教養資料(改訂版)の一部 他
規則第21条に基づき立案された計画のうち、被留置者が疾病により重篤な状
態となった場合に関する部分の記載のある文書。 他
○○に係る被留置者診療簿 他
3 部分開示
2 不存在
22 非開示
3.30 那須農業振興事務所 平23県営中山間地域総合整備事業補助金の交付決定の変更について 他
4 部分開示
2,841
【参考】 建設業関係資料(許可申請書、変更届出書)
請求件数:1,354件、文書件数:3,734件 実施積算内訳書 請求件数:
社会福祉法人現況報告書等 請求件数:
61件、文書件数:
247件
建築計画概要書 請求件数:
27件、文書件数:
49件
学校法人財務諸表等 請求件数:
18件、文書件数:
37件
特定非営利活動法人事業報告書等 請求件数:
11件、文書件数:
42件
政治資金収支報告書に係る領収書の写し等 請求件数:
10件、文書件数:
58件
飲食店営業許可業者一覧 請求件数:
8件、文書件数:
8件
‐22‐
570件、文書件数:2,758件
決定内容
非開示
理 由
②⑥
存否応
答拒否
③
2 公文書開示申出の内容とその回答状況
(建設業関係資料、実施積算内訳書等(※詳細は24ページ【参考】のとおり)は除く)
番号
1
2
3
4
5
6
7
請求月日
担当課(所)
公文書の名称等
4.5 交通企画課
4.5 環境保全課
自動車運転代行業者名簿
土地汚染対策法に基づく要措置区域等に係る要措置区域台帳
土壌汚染対策法に基づく要措置区域に係る計量証明書 他
土地汚染対策法に基づく要措置区域等に係る形質変更時要届出区域内に
おける土地の形質の変更届出書の鑑 他
4.18 生活安全企画課
店舗型性風俗特殊営業一覧表
4.17 生活安全企画課
性風俗特殊営業受理台帳
5.2 安足健康福祉センター 歯科技工所名簿
5.10 医事厚生課
医療法人○○会平成21年度事業報告書等
5.12 県西健康福祉センター 歯科技工所名簿
県東健康福祉センター
県南健康福祉センター
8
9
10
11
12
13
14
15
5.17 生活安全企画課
ストーカー行為等の規制等に関する法律等の解釈及び運用上の留意事項
について(平成21年5月8日付け、栃生企第6号警察本部長例規通達)
5.11 県北健康福祉センター 歯科技工所名簿
5.27 会計課
警察施設一覧(平成23年4月1日現在)
5.17 県北健康福祉センター 営業所許可申請書及び責任者設置報告書
5.25 工業振興課
許可番号が栃木県知事○○号 登録電気工事業者登録簿等に相当する文
書
6.10 生活安全企画課
探偵業者台帳一覧
6.13 生活安全企画課
遊技機型式検定告示書
6.15 医事厚生課
社団法人○○の事業報告書、決算報告書及び監事の監査報告書3期分
医療法人○○の事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び監
事の監査報告書3期分
16
経済流通課
6.27 医事厚生課
17
18
19
経済流通課
6.30 薬務課
7.4 生活安全企画課
7.5 鬼怒水道事務所
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
7.4 医事厚生課
7.8 県北環境森林事務所
7.22
8.8
8.8
8.6
8.17
8.31
9.3
8.9
9.5
9.5
都市計画課
生活安全企画課
消防防災課
市町村課
県北健康福祉センター
廃棄物対策課
住宅課
文化財課
生活安全企画課
青少年男女共同参画課
8.16 薬務課
9.22 医事厚生課
県東健康福祉センター
○○連合会業務報告書3期分
社団法人○○の事業報告書、決算報告書及び監事の監査報告書3期分
医療法人○○の事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び監
事の監査報告書3期分
○○連合会業務報告書3期分
平成22年9月13日付け厚生労働省から各都道府県宛てのFAX文書
遊技機検定一覧
ろ過池ろ過材再生工事
・特記仕様書及び内訳書
・入札結果
平成18年度における生活保護基準の改定等に関する説明会資料 他
水質汚濁防止法に基づく特定施設設置届
土壌汚染対策法指定区域台帳
換地図面等
遊技機型式検定告示書
指定管理者の事業計画書及び収支予算書等
住民基本台帳ネットワークシステム県サーバ等機器入札説明書 他
営業許可申請書(新規)及び食品営業許可調査票
平成22年度産業廃棄物処分業実績報告書 他
県営石塚住宅建築工事(7号棟)全体配置図、案内図
平成22年度国宝重要文化財等保存整備費補助金実績報告書
風俗営業許可台帳
第320~323回栃木県青少年健全育成審議会議事録 他
第320回栃木県青少年健全育成審議会へ諮問予定の図書類有害度評価
表(10人分) 他
薬局・医薬品販売業者名簿
助産所名簿、衛生検査所名簿
あんま・はり・きゅう施術所名簿、歯科技工所名簿、整骨院名簿
県西健康福祉センター
県南健康福祉センター
県北健康福祉センター
安足健康福祉センター
34
35
36
37
38
9.21
9.21
9.30
9.30
10.6
文 書
件 数
1
1
3
1
決定内容
開示
開示
部分開示
非開示
②③
不存在
1
1
1
1
1
1
1
1
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示
②
②
部分開示
⑤⑥
1
1
1
1
開示
部分開示
部分開示
非開示
②⑥
②
不存在
1 開示
19 開示
6 部分開示
②
②
3 部分開示
6 部分開示
②③
②
3
1
4
2
部分開示
部分開示
開示
開示
②③
⑤
2
2
1
25
9
3
3
1
10
1
1
5
5
4
開示
部分開示
開示
開示
開示
開示
部分開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
1
2
3
3
3
3
3
8
②③
①③⑤
②
②③
②③
②
⑤
開示
開示
開示
生活衛生課
旅館業、公衆浴場、興業場、理容所、美容所、クリーニング所、特定建
築物、遊泳用プール営業許可台帳
薬務課
温泉、薬局・医薬品販売業、毒物及び劇物販売業、高度管理医療機器販
売賃貸業営業許可届出施設名簿
4 開示
学校教育課
選挙管理委員会
交通企画課
学校教育課
医事厚生課
平成23年度教科書用図書選定審議会会議録 他
選挙運動費用収支報告書及び領収書等の写し
自動車運転代行業者名簿
平成23年度教科書用図書選定審議会会議録 他
医療法人設立認可申請書及び指令書
4
2
1
5
3
- 23 -
非開示
理 由
開示
開示
部分開示
開示
開示
部分開示
②③
②
番号
請求月日
担当課(所)
39
40
41
42
43
44
45
46
10.14
10.11
10.20
10.24
10.24
10.28
11.8
11.7
薬務課
環境保全課
生活安全企画課
選挙管理委員会
選挙管理委員会
学校教育課
薬務課
文書学事課
47
48
49
50
51
52
11.16
11.16
11.25
11.16
11.28
11.28
薬務課
交通企画課
税務課
薬務課
選挙管理委員会
選挙管理委員会
53
54
55
56
57
58
59
60
11.29
11.28
11.22
11.22
12.7
12.26
1.4
1.9
安足健康福祉センター 施術所名簿
医事厚生課
障害福祉課
特別支援教育室
選挙管理委員会
消防防災課
畜産振興課
環境保全課
61 12.26 高齢対策課
62 1.17 文書学事課
63 1.16 交通企画課
64 1.12 生活安全企画課
65 1.25 動物愛護指導センター
66
2.2 文書学事課
67
2.2 図書館
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
2.8
2.10
2.13
2.13
2.20
2.9
2.24
2.16
3.2
3.12
3.16
3.22
3.29
公文書の名称等
医薬品卸売販売業者名簿
大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設(ボイラー)一覧
遊技機型式検定告示書
政治資金収支報告書
政治団体設立届及びそれに添付される規約の類の写し
平成24年度使用中学校用教科書用図書調査研究資料 他
医薬品製造業新規許可業者一覧 他
学校法人財務諸表
学校法人寄付行為認可申請書
医療機器製造販売業者及び医療機器製造業者一覧
自動車運転代行業者名簿
一般競争入札経過調書
医療機器製造販売業者及び医療機器製造業者一覧
選挙運動費用収支報告書の写し
政治資金収支報告書に係る領収書の写し
選挙運動費用収支報告書に添付された領収書の写し及び選挙運動事務員
等届出書
医療法人事業報告書等
知的障害(者)の定義が記載されている文書 他
知的障害(者)の定義が記載されている文書 他
政治団体設立届等
基金・一時借入金払出決議書(防災用食品)
家畜診療施設廃止届について、獣医師法第22条の届出書 他
土壌汚染対策法に基づく要措置区域等に係る最新の区域台帳一式 他
土壌汚染対策法に基づく要措置区域等に係る土壌汚染状況調査結果報告
書 他
土壌汚染対策法に基づく要措置区域等に係る指定の申請書の鑑 他
介護保険事業所情報
学校法人資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表
自動車運転代行業者名簿
遊技機型式検定告示書
動物取扱業者登録簿
公益法人移行認定申請書、同変更認定申請書
県立図書館における図書館資料複製サービス取扱いに係る要綱等
県立図書館における複製機器・機材持込みによる図書館資料の複製取扱
い要綱等
薬務課
地域振興課
源泉台帳
平成23年度地価調査鑑定評価書
動物愛護指導センター 動物取扱業者登録簿
畜産振興課
飼育動物診療施設開設状況
環境保全課
大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設一覧
高齢対策課
老人保健施設許可申請書及び関係図面
小山環境管理事務所 栃木県公害防止条例に係る使用廃止届出書 他
生活安全企画課
無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出書及び同変更届出書
生活安全企画課
風俗営業許可台帳
動物愛護指導センター 動物取扱業者登録簿
森林整備課
森林GIS開発業務委託契約書 他
技術管理課
平成23年度建設資材単価調査業務委託契約書及び予定価格
生活安全企画課
店舗型性風俗特殊営業一覧表
【参考】 建設業関係資料(許可申請書、変更届出書) 請求件数:33件、文書件数: 57件 実施積算内訳書 請求件数:14件、文書件数: 41件
飲食店営業許可業者一覧等 請求件数:26件、文書件数: 35件
道路平面図等 請求件数:20件、文書件数:160件
法人設立届出一覧 請求件数:12件、文書件数: 84件
建設業許可業者名簿等 請求件数:10件、文書件数: 11件
建築計画概要書 請求件数: 9件、文書件数: 20件
- 24 -
文 書
件 数
1
1
9
1
1
5
10
1
1
2
1
1
2
1
3
1
決定内容
開示
開示
開示
開示(即時)
部分開示
開示
開示
部分開示
開示
開示
開示
部分開示
開示
開示(即時)
部分開示
部分開示
1
2
6
6
1
1
15
4
5
開示
部分開示
非開示
非開示
部分開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
15
1
3
1
1
1
2
1
1
非開示
開示
部分開示
開示
開示
開示
開示
開示
不存在
1
1
1
1
1
1
2
2
1
1
4
2
1
307
開示
部分開示
開示
開示
開示
部分開示
部分開示
部分開示
部分開示
開示
部分開示
開示
部分開示
非開示
理 由
②
③
③
②③
②③
②③
不存在
不存在
②③
③
②③
②③
不存在
③
②③
②③
②③
②③⑥
②
③
②
3
栃木県情報公開審査会答申
答申第56号
精神医療審査会委員名簿、辞令の写しの部分開示決定に係る異議申立てに対する
決定
第1
審査会の結論
栃木県知事(以下「実施機関」という。)が、
「精神医療審査会委員名簿」
(以下「本
件公文書1」という。)」及び「精神医療審査会委員辞令の写し」(以下「本件公文書
2」という 。)について、部分開示決定により非開示とした精神医療審査会委員(以
下「委員」という 。)の「氏名、所属・役職等 」(以下「本件非開示部分」という。)
については、これを開示すべきである。
第2
1
異議申立人の主張要旨
異議申立ての趣旨
異議申立人は、実施機関に対し、平成22年10月21日付けで 、「精神保健及び
精神障害者福祉に関する法律(以下「法律」という。)(法律第123号 昭和25年
5月1日)第12条の規定により、各都道府県に置く、精神医療審査会の名簿及び辞
令の写し 。(委員全員分)」について、開示請求(以下「本件開示請求」という。)を
行った。
実施機関は、本件開示請求に対して、本件公文書1及び辞令の写しで実施機関が保
有しているものについて、平成22年11月12日付けで、栃木県情報公開条例(平
成11年栃木県条例第32号。以下「条例」という。)第11条第1項の規定に基づ
き部分開示決定(以下「本件処分」という。)を行い、辞令の写しで実施機関が保有
していないものについては、同日付けで、条例第11条第2項の規定に基づき非開示
決定を行った。
本件異議申立ての趣旨は、本件処分を取消し、全て開示との決定を求めるものであ
る。
2
異議申立ての理由
異議申立人の異議申立書における主張は、次のとおりである。
(1) 実施機関が条例第7条第5号に該当する情報であることを理由に異議申立人に通知
した、栃木県精神医療審査会委員名簿および辞令には、氏名・所属・役職等の記載が
無く、(2)の理由により、氏名・所属・役職等、全て開示を求める。
(2) 平成13年(行ヒ)第287号・最高裁判所第二小法廷・判決文の理由の4の(1)
の記載内容
本件条例6条1号にいう「個人に関する情報」は 、「事業を営む個人の当該事業に
関する情報」が除外されている以外には文言上何ら限定されていないから個人にかか
わりのある情報であって、特定の個人が識別され、又は識別され得るものは、原則と
して、同号所定の非開示情報に該当するというべきである。
- 25 -
もっとも、本件条例において法人等に関する情報の非開示事由が別途定められてい
ることに照らせば、法人等の代表者又はこれに準ずる地位にある者が当該法人等の職
務として行う行為など当該法人等の行為そのものと評価される行為に関する情報につ
いては、同号所定の非開示情報には該当しないというべきである。また、本件条例の
趣旨、目的に照らせば、国及び地方公共団体の公務員の職務の遂行に関する情報は、
公務員個人の私事に関する情報が含まれる場合を除き、公務員個人が同号本文にいう
「個人」に当たることを理由に同号所定の非開示情報に該当するとはいえないものと
解するのが相当である 。(最高裁平成10年(行ヒ)第54号同15年11月11日
第三小法廷判決・民集57巻10号1387頁、最高裁平成11年(行ヒ)第145
号同15年11月21日第二小法廷判決・裁判集民事211号659頁参照)
第3
実施機関の主張要旨
実施機関の開示決定等理由説明書及び職員からの意見聴取における主張は、おおむ
ね次のとおりである。
1
条例第7条第5号該当性について
(1) 精神医療審査会は、法律第12条の規定により設置されている機関であり、法律第
29条第1項の規定による入院患者(以下「措置入院者」という 。)又は法律第33
条第1項の規定による入院患者(以下「医療保護入院者」という 。)に係る定期病状
報告の審査及び医療保護入院者に関する届出について、その入院の必要性の有無を審
査している。
措置入院及び医療保護入院のいずれも入院患者自身の意志に基づくものではないた
め、患者の人権を確保する観点から、法律において入院手続に関して適正な措置が講
じられるとともに、漫然と入院が継続されていないか、適法な入院手続が行われてい
るか等について審査するため、精神医療審査会が設けられているものである。
また、精神科病院に入院中の者又はその保護者から出された退院の請求又は処遇改
善請求も入院患者の人権保護を強化するために設けられている制度であり、精神医療
審査会では、当該請求についてもその入院が必要なものであるかどうか又はその処遇
が適当であるかどうかの審査を行っている。
(2) 精神医療審査会の審査は、法律第14条の規定により「委員5人をもって構成する
合議体で、審査の案件を取り扱う。」とされている。委員は精神科医、法律関係者、
人権関係者等から選任され、各々の合議体の審査では、各委員個人の自由な意見や判
断による検討が行われ、それを集約する形で最終的に合議体の意見、判断としている。
(3) 精神医療審査会の審査対象者は、措置入院者若しくは医療保護入院者又は退院請求
を行った精神疾患患者等であるが、これらの審査対象者は、自らの入院の必要性を判
断できない者であり、中にはその入院について不当に拘束されたと認識したり、病識
欠如に起因して精神疾患患者として扱われた等の被害的感情を一方的に募らせて、理
性的な行動が期待できない可能性を含んでいる。
(4) このような背景の下に、本件非開示部分を開示することは、委員の勤務先や、住所
をはじめとする委員の個人情報を得る手掛かりとなり、精神医療審査会における各委
員の専門的な見地からの自由な判断という職務や委員の本来業務、委員本人又は委員
- 26 -
の家族等に対する抗議、威嚇等の圧力が引き起こされることも想定しなければならな
い。また、(3)のとおり理性的な行動が期待できない精神医療審査会の審査対象者が
合議体の審査で不利益な決定を受けた場合、本件非開示部分が分かると、その合議体
にかかわっていない委員であっても精神医療審査会の委員であるということで審査対
象者から攻撃性を抱かれる可能性がある。
その結果として、委員として適正かつ公正中立な職務遂行を期待することが困難に
なると言わざるを得ない。
(5) 本件非開示部分を開示することを前提とした場合、今後委員として職務を引き受け
る者がいなくなってしまい、精神医療審査会自体を構成することが困難化することが
想定される。
(6) 措置入院者や医療保護入院者について、その入院の必要性がない等で処遇改善が必
要な場合には、複数委員の合議体による判断に基づき最終的には知事名で各種処分が
行われるものであり、上述のような委員の個人情報を開示するリスクは回避すべきも
のである。
(7) 県の情報が原則開示であることは了知しているが、開示請求で知り得た情報により
個人に危害が加わることがないようにする配慮が、一定の領域の業務を任せた者に対
して必要であると考える。
以上の理由から、本件非開示部分は、条例第7条第5号に該当するものであると認
められる。
第4
1
審査会の判断
判断に当たっての基本的な考え方
条例は、地方自治の本旨にのっとり、県民に公文書の開示を請求する権利を保障す
ることにより、県が県政に関し県民に説明する責務を全うするようにするとともに、
県民の県政への参加を推進し、もって一層公正で開かれた県政の実現に寄与すること
を目的に制定されたものであり、原則公開の基本理念の下に解釈し、運用されなけれ
ばならない。
当審査会は、この基本的な考え方に立って本件諮問事案を調査審議し、県民の公文
書の開示を求める権利が侵害されることのないよう条例を解釈し、以下のとおり判断
するものである。
2
本件公文書1及び2について
(1) 本件公文書1は、「番号」、「選任分野」、「氏名」及び「所属・役職等」の各欄から
構成されているほか、作成現在日が付されている。各欄に記載されている内容は、次
のとおりである。
・選任分野欄:医療委員、法律家委員、有識者委員の表示
・氏名欄:委員氏名
・所属・役職等欄:勤務先、役職、職種等の名称
なお、番号欄、選任分野欄の各表示については開示されている。
- 27 -
(2) 本件公文書2は、「氏名」欄があるほか、標題、辞令内容等、任命年月日、任命者
職氏名及び公印が付されている。氏名欄には委員氏名が記載されている。なお、氏名
欄以外については開示されている。
3
具体的な判断
(1) 条例第7条第5号について
条例第7条第5号は、県の機関等が行う事務又は事業に関する情報であって、公開
することにより、当該事務又は事業の性質上、当該事務又は事業の適正な遂行に支障
を及ぼすおそれがあるものを非開示とすることを定めている。
県の機関等が行う事務又は事業に関する情報の中には、事務の性質上、公開される
ことにより県民全体の福祉の増進を目的とする行政の公正又は適切な実施が阻害さ
れ、ひいては県民全体の利益が損なわれるおそれのあるものがあるため、本号は、こ
れを防止しようとするものである。
なお、本号における「支障」の程度は名目的なものでは足りず、実質的なものが要
求され、「おそれ」の程度も単なる確率的な可能性ではなく、法的保護に値する蓋然
性が要求されるところである。
(2) 条例第7条第5号該当性について
以下、(1)の考え方に基づき、本件非開示部分が、条例第7条第5号に該当するか
どうかについて検討する。
実施機関は、本件非開示部分を開示することは、委員の勤務先や住所をはじめとす
る委員の個人情報を得る手掛かりとなり、精神医療審査会における各委員の専門的な
見地からの自由な判断という職務や委員の本来の業務、委員本人又は委員の家族に対
する抗議、威嚇等の圧力が引き起こされることを想定しなければならず、また、理性
的な行動が期待できない精神医療審査会の審査対象者が合議体の審査で不利な決定を
受けた場合、その合議体にかかわっていない委員であっても精神医療審査会の委員で
あるということで審査対象者から攻撃性を抱かれる可能性があるとしている。
実施機関は、その結果として、委員として適正かつ公正中立な職務遂行を期待する
ことが困難になると言わざるを得ないこと、及び本件非開示部分を開示することを前
提とした場合、今後委員として職務を引き受ける者がいなくなってしまい、精神医療
審査会自体を構成することが困難化することが想定されるとの理由から条例第7条第
5号に該当すると主張している。
しかし、実施機関の想定する支障については、実施機関から具体的な事例に基づく
説明はなく、抽象的な可能性を述べるにすぎないものであり、支障を及ぼすおそれの
発生を十分に予見できるものであるとは認められない。
さらに、一部の地方公共団体では本件非開示部分についてホームページ上等で公表
しているが、実施機関では当該地方公共団体の精神医療審査会の適正な運営が著しく
阻害された具体的な事例を把握していないとのことである。
また、精神医療審査会の個別案件の審査は、委員の中から選任された5名の委員で
構成される合議体で行っているが、本件非開示部分が開示されることによって、特定
- 28 -
の案件の審査を担当した合議体の委員が明らかになるものとは認められないことか
ら、実施機関が主張する、委員が審査対象者から攻撃性を抱かれるおそれも低いもの
であると判断せざるを得ない。
以上のことから、実施機関が非開示の理由として主張する、精神医療審査会に関す
る事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれが現実的に発生する可能性が高いとは認め
られず、法的保護に値する蓋然性を有しているとまでは認められない。
したがって、本件非開示部分は、条例第7条第5号に該当しないものと判断される。
(3) その他
異議申立人は、本件非開示部分は、条例第7条第2号に該当しない旨主張している
と認められるが、実施機関が同号該当性については主張していないので、当審査会で
は判断しないものとする。
4
結論
以上のことから、当審査会は冒頭の「第1
5
審査会の結論」のとおり判断する。
審査会の処理経過
審査会の処理経過は、次のとおりである。
年
月
日
処
理
内
容
平成23年5月17日
・諮問
平成23年5月27日
・実施機関の開示決定等理由説明書の受理
平成23年7月4日
・審議(経過等説明)
(第225回審査会)
平成23年8月10日
・実施機関の職員からの意見聴取
(第226回審査会)
・審議
平成23年9月6日
・審議
(第227回審査会)
平成23年10月14日
・審議
(第228回審査会)
栃木県情報公開審査会委員名簿
(五十音順)
氏
荒
井
塚
本
廣
木
星
水
沼
名
雅
職
業
彦
弁護士
純
宇都宮大学教授
昭
男
栃木県商工会連合会専務理事
法
子
白鷗大学教授
富美男
備
会
(株)とちぎテレビ代表取締役社長
- 29 -
考
長
会長職務代理者
4
栃木県情報公開条例
(平成11年栃木県条例第32号)
目次
第1章
総則(第1条-第4条)
第2章
公文書の開示及び公文書の任意的な開示
第1節
公文書の開示(第5条-第17条)
第2節
公文書の任意的な開示(第18条)
第3章
不服申立て(第19条-第27条)
第4章
情報公開の総合的な推進(第28条-第30条)
第5章
補則(第31条-第36条)
附則
第1章
総則
(目的)
第1条
この条例は、地方自治の本旨にのっとり、公文書の開示を請求する権利及び県の情報公
開の総合的な推進に関する事項について定めることにより、県が県政に関し県民に説明する責
務を全うするようにするとともに、県民の県政への参加を推進し、もって一層公正で開かれた
県政の実現に寄与することを目的とする。
(定義)
第2条
この条例において「実施機関」とは、知事、教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会、
監査委員、公安委員会、警察本部長、労働委員会、収用委員会及び内水面漁場管理委員会をい
う。
2
この条例において「公文書」とは、実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書及び
図画(これらを撮影したマイクロフィルムを含む。)並びに電磁的記録(電子的方式、磁気的
方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同
じ。)であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有して
いるものをいう。ただし、官報、公報、新聞、書籍その他不特定多数の者に販売することを目
的として発行されるものを除く。
(条例の解釈及び運用)
第3条
実施機関は、公文書の開示を請求する権利が十分に保障されるようこの条例を解釈し、
運用するものとする。この場合において、実施機関は、個人に関する情報がみだりに公開され
ることのないよう最大限の配慮をしなければならない。
(適正な請求及び使用)
第4条
この条例の定めるところにより公文書の開示を請求しようとするものは、この条例の目
的に則し、適正な請求をするとともに、公文書の開示を受けたときは、これによって得た情報
を適正に使用しなければならない。
第2章
公文書の開示及び公文書の任意的な開示
第1節
公文書の開示
(公文書の開示を請求できるもの)
第5条
次に掲げるものは、実施機関に対し、当該実施機関の保有する公文書の開示を請求する
ことができる。
- 30 -
(1) 県内に住所を有する個人
(2) 県内に事務所又は事業所を有する個人及び法人
(3) 県内に事務所又は事業所を有する法人でない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあ
るもの
(4) 前3号に掲げるもののほか、県が行う事務又は事業に利害関係を有するもの
(開示請求の手続)
第6条
前条の規定による開示の請求(以下「開示請求」という。)をしようとするものは、次
に掲げる事項を記載した請求書(以下「開示請求書」という。)を実施機関に提出しなければ
ならない。
(1) 氏名又は名称及び住所又は事務所若しくは事業所の所在地並びに法人又は法人でない社団
若しくは財団にあってはその代表者又は管理人の氏名
(2) 公文書の名称その他の開示請求に係る公文書を特定するために必要な事項
(3) 前条第4号に掲げるものにあっては、県が行う事務又は事業との利害関係の内容
(4) 前3号に掲げるもののほか、実施機関が定める事項
2
実施機関は、開示請求書に形式上の不備があると認めるときは、開示請求をしたもの(以下
「開示請求者」という。)に対し、相当の期間を定めて、その補正を求めることができる。こ
の場合において、実施機関は、開示請求者に対し、補正の参考となる情報を提供するよう努め
なければならない。
(公文書の開示義務)
第7条
実施機関は、開示請求があったときには、開示請求に係る公文書に次の各号のいずれか
に該当する情報(以下「非開示情報」という。)が記録されている場合を除き、開示請求者に
対し、当該公文書を開示しなければならない。
(1) 法令又は他の条例(以下「法令等」という。)の規定により公開することができないとさ
れている情報
(2) 個人に関する情報(事業を営む個人の当該事業に関する情報を除く。)であって、特定の
個人が識別され、若しくは識別され得るもの又は特定の個人を識別することはできないが、
公開することにより、なお当該個人の権利利益を害するおそれがあるもの。ただし、次に掲
げる情報を除く。
イ
法令等の規定により又は慣行として公開され、又は公開することが予定されている情報
ロ
人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公開することが必要であると認められ
る情報
ハ
当該個人が公務員等(国家公務員法(昭和22年法律第120号)第2条第1項に規定
する国家公務員(独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)第2条第2項に規定
する特定独立行政法人の役員及び職員を除く 。)、独立行政法人等(独立行政法人等の保
有する情報の公開に関する法律(平成13年法律第140号)第2条第1項に規定する独
立行政法人等をいう。以下同じ。)の役員及び職員、地方公務員法(昭和25年法律第2
61号)第2条に規定する地方公務員並びに地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平
成15年法律第118号)第2条第1項に規定する地方独立行政法人をいう。以下同じ。)
の役員及び職員をいう。)である場合において、当該情報がその職務の遂行に係る情報で
あるときは、当該情報のうち、当該公務員等の職及び当該職務遂行の内容に係る部分
(3) 法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政法人を除く。以
- 31 -
下「法人等」という。)に関する情報又は事業を営む個人の当該事業に関する情報であって、
次に掲げるもの。ただし、人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公開することが
必要であると認められる情報を除く。
イ
公開することにより、当該法人等又は当該個人の権利、競争上の地位その他正当な利益
を害するおそれがあるもの
ロ
実施機関の要請を受けて、公開しないとの条件で任意に提供されたものであって、法人
等又は個人における通例として公開しないこととされているものその他の当該条件を付す
ることが当該情報の性質、当時の状況等に照らして合理的であると認められるもの
(4) 県の機関並びに国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は
相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公開することにより、率直な意
見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に県民の間に混乱を生
じさせるおそれ又は特定の者に不当に利益を与え若しくは不利益を及ぼすおそれがあるもの
(5) 県の機関又は国、独立行政法人等、他の地方公共団体若しくは地方独立行政法人が行う事
務又は事業に関する情報であって、公開することにより、次に掲げるおそれその他当該事務
又は事業の性質上、当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるもの
イ
監査、検査、取締り、試験又は租税の賦課若しくは徴収に係る事務に関し、正確な事実
の把握を困難にするおそれ又は違法若しくは不当な行為を容易にし、若しくはその発見を
困難にするおそれ
ロ
契約、交渉又は争訟に係る事務に関し、国、独立行政法人等、地方公共団体又は地方独
立行政法人の財産上の利益又は当事者としての地位を不当に害するおそれ
ハ
調査研究に係る事務に関し、その公正かつ能率的な遂行を不当に阻害するおそれ
ニ
人事管理に係る事務に関し、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれ
ホ
国若しくは地方公共団体が経営する企業、独立行政法人等又は地方独立行政法人に係る
事業に関し、その企業経営上の正当な利益を害するおそれ
(6) 公開することにより、犯罪の予防、鎮圧又は捜査、公訴の維持、刑の執行その他の公共の
安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると実施機関が認めることにつき相当の理由が
ある情報
(公文書の部分開示)
第8条
実施機関は、開示請求に係る公文書の一部に非開示情報が記録されている場合において、
当該情報が記録されている部分を容易に区分することができるときは、開示請求者に対し、当
該部分を除いた部分につき開示しなければならない。ただし、当該部分を除いた部分に有意の
情報が記録されていないと認められるときは、この限りでない。
2
開示請求に係る公文書に前条第2号の情報(特定の個人を識別することができるものに限
る。)が記録されている場合において、当該情報のうち、特定の個人を識別することができる
こととなる記述等の部分を除くことにより、公開しても、個人の権利利益が害されないと認め
られるときは、当該部分を除いた部分は、同号の情報に含まれないものとみなして、前項の規
定を適用する。
(公益上の理由による裁量的開示)
第9条
実施機関は、開示請求に係る公文書に非開示情報(第7条第1号に該当する情報を除く。)
が記録されている場合であっても、公益上特に必要があると認めるときは、開示請求者に対し、
当該公文書を開示することができる。
- 32 -
(公文書の存否に関する情報)
第10条
開示請求に対し、当該開示請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、
非開示情報を開示することとなるときは、実施機関は、当該公文書の存否を明らかにしないで、
当該開示請求を拒否することができる。
(開示請求に対する措置)
第11条
実施機関は、開示請求に係る公文書の全部又は一部を開示するときは、その旨の決定
をし、開示請求者に対し、その旨及び開示の実施に関し実施機関が定める事項を書面により通
知しなければならない。
2
実施機関は、開示請求に係る公文書の全部を開示しないとき(前条の規定により開示請求を
拒否するとき及び開示請求に係る公文書を保有していないときを含む。)は、開示をしない旨
の決定をし、開示請求者に対し、その旨を書面により通知しなければならない。
3
実施機関は、開示請求があった場合において、直ちに、当該開示請求に係る公文書の全部を
開示する旨の決定をして開示をすることができるときは、第1項の規定にかかわらず、開示請
求者に対し、同項に規定する通知を口頭によりすることができる。
(開示決定等の期限)
第12条
前条第1項及び第2項の決定(以下「開示決定等」という。)は、開示請求があった
日から14日以内にしなければならない。ただし、第6条第2項の規定により補正を求めた場
合にあっては、当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
前項の規定にかかわらず、実施機関は、事務処理上の困難その他正当な理由があるときは、
同項に規定する期間を46日以内に限り延長することができる。この場合において、実施機関
は、開示請求者に対し、遅滞なく、延長後の期間及び延長の理由を書面により通知しなければ
ならない。
(開示決定等の期限の特例)
第13条
開示請求に係る公文書が著しく大量であるため、開示請求があった日から60日以内
にそのすべてについて開示決定等をすることにより事務の遂行に著しい支障が生ずるおそれが
ある場合には、前条の規定にかかわらず、実施機関は、開示請求に係る公文書のうちの相当の
部分につき当該期間内に開示決定等をし、残りの公文書については相当の期間内に開示決定等
をすれば足りる。この場合において、実施機関は、同条第1項に規定する期間内に、開示請求
者に対し、次に掲げる事項を書面により通知しなければならない。
(1) 本条を適用する旨及びその理由
(2) 残りの公文書について開示決定等をする期限
(事案の移送)
第14条
実施機関は、開示請求に係る公文書が他の実施機関により作成されたものであるとき
その他他の実施機関において開示決定等をすることにつき正当な理由があるときは、当該他の
実施機関と協議の上、当該他の実施機関に対し、事案を移送することができる。この場合にお
いては、移送をした実施機関は、開示請求者に対し、事案を移送した旨を書面により通知しな
ければならない。
2
前項の規定により事案が移送されたときは、移送を受けた実施機関において、当該開示請求
についての開示決定等をしなければならない。この場合において、移送をした実施機関が移送
前にした行為は、移送を受けた実施機関がしたものとみなす。
3
前項の場合において、移送を受けた実施機関が第11条第1項の決定(以下「開示決定」と
- 33 -
いう。)をしたときは、当該実施機関は、開示の実施をしなければならない。
(第三者保護に関する手続)
第15条
開示請求に係る公文書に県、国、独立行政法人等、他の地方公共団体、地方独立行政
法人及び開示請求者以外のもの(以下「第三者」という。)に関する情報が記録されていると
きは、実施機関は、開示決定等をするに当たって、当該情報に係る第三者に対し、開示請求に
係る公文書の名称その他実施機関が定める事項を通知して、意見書を提出する機会を与えるこ
とができる。
2
実施機関は、次の各号のいずれかに該当するときは、開示決定に先立ち、当該第三者に対し、
開示請求に係る公文書の名称その他実施機関が定める事項を書面により通知して、意見書を提
出する機会を与えなければならない。ただし、当該第三者の所在が判明しない場合は、この限
りでない。
(1) 第三者に関する情報が記録されている公文書を開示しようとする場合であって、当該情報
が第7条第2号ロ又は同条第3号ただし書に規定する情報に該当すると認められるとき。
(2) 第三者に関する情報が記録されている公文書を第9条の規定により開示しようとすると
き。
3
実施機関は、前2項の規定により意見書の提出の機会を与えられた第三者が当該公文書の開
示に反対の意思を表示した意見書を提出した場合において、開示決定をするときは、開示決定
の日と開示を実施する日との間に少なくとも2週間を置かなければならない。この場合におい
て、実施機関は、開示決定後直ちに、当該意見書(以下「反対意見書」という。)を提出した
第三者に対し、開示決定をした旨及びその理由並びに開示を実施する日を書面により通知しな
ければならない。
(公文書の開示の実施)
第16条
公文書の開示は、文書又は図画については閲覧又は写しの交付により、電磁的記録に
ついてはその種別、情報化の進展状況等を勘案して実施機関が定める方法により行う。ただし、
閲覧の方法による公文書の開示にあっては、実施機関は、当該公文書の保存に支障を生ずるお
それがあると認めるときその他正当な理由があるときは、その写しにより、これを行うことが
できる。
2
開示決定に基づき公文書の開示を受けるものは、実施機関が定めるところにより、当該開示
決定をした実施機関に対し、その求める開示の実施の方法その他の実施機関が定める事項を申
し出なければならない。
3
前項の規定による申出は、第11条第1項に規定する通知があった日から30日以内にしな
ければならない。ただし、当該期間内に当該申出をすることができないことにつき正当な理由
があるときは、この限りでない。
4
開示決定に基づき公文書の開示を受けたものは、最初に開示を受けた日から30日以内に限
り、実施機関に対し、更に開示を受ける旨を申し出ることができる。この場合においては、前
項ただし書の規定を準用する。
(費用負担)
第17条
開示請求をして文書又は図画の写しその他の物品の供与を受けるものは、当該供与に
要する費用を負担しなければならない。
第2節
第18条
公文書の任意的な開示
実施機関は、第5条各号に掲げるもの以外のものから公文書の開示の申出があった場
- 34 -
合においては、これに応ずるよう努めるものとする。
2
前条の規定は、前項の規定による公文書の開示について準用する。
第3章
不服申立て
(不服申立てがあった場合の手続)
第19条
開示決定等について行政不服審査法(昭和37年法律第160号)の規定に基づく不
服申立てがあったときは、当該不服申立てに対する決定又は裁決をすべき実施機関は、次の各
号のいずれかに該当する場合を除き、遅滞なく、栃木県情報公開審査会に諮問しなければなら
ない。
(1) 不服申立てが不適法であり、却下するとき。
(2) 決定又は裁決で、不服申立てに係る開示決定等(開示請求に係る公文書の全部を開示する
旨の決定を除く。以下この号及び第21条において同じ。)を取り消し又は変更し、当該不
服申立てに係る公文書の全部を開示することとするとき。ただし、当該開示決定等について
反対意見書が提出されているときを除く。
2
前項の規定により諮問をした実施機関(以下「諮問庁」という。)は、栃木県情報公開審査
会から当該諮問に対して答申があったときは、これを尊重して、遅滞なく、当該不服申立てに
対する決定又は裁決を行わなければならない。
(諮問をした旨の通知)
第20条
諮問庁は、次に掲げる者に対し、諮問をした旨を通知しなければならない。
(1) 不服申立人及び参加人
(2) 開示請求者(開示請求者が不服申立人又は参加人である場合を除く。)
(3) 当該不服申立てに係る開示決定等について反対意見書を提出した第三者(当該第三者が不
服申立人又は参加人である場合を除く。)
(第三者からの不服申立てを棄却する場合等における手続)
第21条
第15条第3項の規定は、次の各号のいずれかに該当する決定又は裁決をする場合に
ついて準用する。
(1) 開示決定に対する第三者からの不服申立てを却下し、又は棄却する決定又は裁決
(2) 不服申立てに係る開示決定等を変更し、当該開示決定等に係る公文書を開示する旨の決定
又は裁決(第三者である参加人が当該公文書の開示に反対の意思を表示している場合に限
る。)
(栃木県情報公開審査会)
第22条
第19条第1項に規定する諮問に応じて調査審議するため、栃木県情報公開審査会(以
下「審査会」という。)を置く。
2
審査会は、前項に規定する調査審議を通じて必要があると認めるときは、情報公開に関する
事項について、実施機関に意見を述べることができる。
3
審査会は、委員5人以内で組織する。
4
委員は、学識経験を有する者のうちから、知事が任命する。
5
委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
6
委員は、再任されることができる。
7
委員は、職務上知ることができた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も同様とす
る。
(審査会の調査権限)
- 35 -
第23条
審査会は、必要があると認めるときは、諮問庁に対し、開示決定等に係る公文書の提
示を求めることができる。この場合においては、何人も、審査会に対して提示された公文書の
開示を求めることができない。
2
諮問庁は、審査会から前項の規定による求めがあったときは、これを拒んではならない。
3
審査会は、必要があると認めるときは、諮問庁に対し、開示決定等に係る公文書に記録され
た情報の内容を審査会の指定する方法により分類又は整理した資料を作成し、審査会に提出す
るよう求めることができる。
4
第1項及び前項に定めるもののほか、審査会は、諮問された事件に関し、不服申立人、参加
人又は諮問庁(以下「不服申立人等」という。)に意見書又は資料の提出を求めること、適当
と認める者にその知っている事実を陳述させ又は鑑定を求めることその他必要な調査をするこ
とができる。
(意見の陳述等)
第24条
審査会は、不服申立人等から申出があったときは、当該不服申立人等に口頭で意見を
述べる機会を与えることができる。
2
不服申立人等は、審査会に対し、意見書又は資料を提出することができる。ただし、審査会
が意見書又は資料を提出すべき相当の期間を定めたときは、その期間内に提出しなければなら
ない。
(委員による調査手続)
第25条
審査会は、必要があると認めるときは、その指名する委員に、第23条第1項の規定
により提示された公文書を閲覧させ、同条第4項の規定による調査をさせ、又は前条第1項の
規定による不服申立人等の意見の陳述を聴かせることができる。
(調査審議手続の非公開)
第26条
審査会の行う調査審議の手続は、公開しない。
(規則への委任)
第27条
この章に定めるもののほか、審査会の組織及び運営に関し必要な事項は、知事が規則
で定める。
第4章
情報公開の総合的な推進
(県の責務)
第28条
県は、情報公開の総合的な推進を図るため、第2章に定める公文書の開示のほか、県
民が県政に関する情報を迅速かつ容易に得られるよう、情報の提供に関する施策の充実に努め
るものとする。
(情報の提供に関する施策の充実)
第29条
実施機関は、県政に関する情報を分かりやすく記載した資料の作成及びその提供に努
めるとともに、その保有する情報を県民に積極的に提供するよう努めなければならない。
2
実施機関は、その行う主要な事業の計画及びその進捗状況に関する情報の公表に努めなけれ
ばならない。
(出資法人等の情報公開の推進)
第30条
県が出資又は継続的な財政的援助を行う法人で実施機関が定めるもの(以下「出資法
人等」という。)は、この条例の趣旨にのっとり、その性格及び業務内容に応じ、その保有す
る情報の開示及び提供を推進するため必要な措置を講ずるよう努めるものとする。
2
実施機関は、出資法人等の情報公開を推進するため必要な措置を講ずるものとする。
- 36 -
(指定管理者の情報公開の推進)
第30条の2
県の公の施設を管理する指定管理者(地方自治法(昭和22年法律第67号)第
244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。次項において同じ。)は、この条例の趣旨
にのっとり、当該公の施設の管理に関して保有する情報の開示及び提供を推進するため必要な
措置を講ずるよう努めるものとする。
2
実施機関は、指定管理者の前項の情報の公開を推進するため必要な措置を講ずるものとする。
第5章
補則
(公文書の適正な管理)
第31条
実施機関は、この条例の適正かつ円滑な運用に資するため、公文書を適正に管理する
ものとする。
2
実施機関は、公文書の分類、作成、保存及び廃棄に関する基準その他の公文書の管理に関す
る定めを設けるものとする。
(公文書目録等の作成)
第32条
実施機関は、公文書を検索するための公文書目録等を作成し、一般の閲覧に供しなけ
ればならない。
(運用状況の公表)
第33条
知事は、毎年、各実施機関におけるこの条例の運用状況について、公表しなければな
らない。
(他の制度等との調整)
第34条
法令等の規定により、実施機関に対して公文書の閲覧若しくは縦覧又は公文書の謄本、
抄本その他写しの交付を求めることができる場合における当該公文書の閲覧又は写しの交付に
ついては、当該法令等の定めるところによる。
2
この条例の規定は、栃木県立図書館、栃木県立美術館、栃木県立文書館その他の施設におい
て県民の利用に供することを目的として管理されている公文書の閲覧及び写しの交付について
は、適用しない。
(適用除外)
第34条の2
この条例の規定は、刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)第53条の2に規
定する訴訟に関する書類及び押収物については、適用しない。
(委任)
第35条
この条例の施行に関し必要な事項は、実施機関が定める。
(罰則)
第36条
第22条第7項の規定に違反して秘密を漏らした者は、1年以下の懲役又は50万円
以下の罰金に処する。
附
則
(施行期日)
1
この条例は、平成12年4月1日から施行する。
(経過措置)
2
この条例の施行の際、改正前の栃木県公文書の開示に関する条例(以下「旧条例」という。)
第5条第1項の規定により、現にされている公文書の開示の請求は、改正後の栃木県情報公開
条例(以下「新条例」という。)第5条の規定による開示請求とみなす。
3
この条例の施行の際現にされている旧条例第12条第1項に規定する行政不服審査法の規定
- 37 -
に基づく不服申立ては、新条例第19条第1項に規定する同法の規定に基づく不服申立てとみ
なす。
4
前2項に定めるもののほか、この条例の施行前に旧条例の規定によりした処分、手続その他
の行為は、新条例中これに相当する規定がある場合には、新条例の相当規定によってしたもの
とみなす。
5
旧条例第13条第1項の規定により置かれた栃木県公文書開示審査会は、新条例第22条第
1項の規定により置く審査会となり、同一性をもって存続するものとする。
6
この条例の施行の際現に旧条例第13条第3項の規定により栃木県公文書開示審査会の委員
に任命されている者は、新条例第22条第4項の規定により任命された者とみなし、その任期
は、同条第5項の規定にかかわらず、平成12年9月30日までとする。
附
則 (平成13年条例第11号)
1
この条例は、平成13年10月1日から施行する。
2
改正後の栃木県情報公開条例の規定は、公安委員会及び警察本部長が保有している同条例第
2条第2項に規定する公文書については、平成13年1月1日以後に作成され、又は取得された
ものについて適用する。
附
則(平成14年条例第24号)抄
(施行期日)
1
この条例は、平成14年4月1日から施行する。
(栃木県情報公開条例の一部改正)
13
栃木県情報公開条例(平成12年条例第32号)の一部を次のように改正する。
第2条第1項中「、地方公営企業の管理者」を削る。
附
則 (平成14年条例第39号)
1
この条例は、規則で定める日から施行する。
2
改正後の第7条及び第15条第1項の規定は、この条例の施行後にされた開示請求について
適用し、この条例の施行前にされた開示請求については、なお従前の例による。
附
則 (平成14年条例第65号)
この条例は、平成15年4月1日から施行する。
附
則
(平成16年条例第14号)
この条例は、平成16年4月1日から施行する。
附
1
則
(平成16年条例第48号)抄
この条例は、平成17年1月1日から施行する。
附
則
(平成17年条例第17号)
1
この条例は、平成17年10月1日から施行する。
2
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附
1
則
(平成19年条例第41号)抄
この条例は、平成19年10月1日から施行する。
- 38 -
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