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年間授業計画 【生活科】

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年間授業計画 【生活科】
 平成28年度
科目
家庭と社会
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
兼平拓道
○到達目標
現代社会における家庭の変容をさまざまな角度からとらえ、これからの家庭がどうあるべ
きかについて認識できるようになる。
○テーマ
私たちにとって家庭とは何だろうか。いったい、どのような意味を持つのだろうか。これ
らについて深く考える。
授業の概要
明治・大正期から現代までの家庭の変遷を振り返りながら、人生のライフステージにおける重大なテー
マである就労、結婚、離婚、出産、子育て、介護、老後などをとりあげ社会科学的アプローチから展開
する。
授 業 計 画
回
1
序論 家庭はどのように変容してきたのか
明治・大正期から現代までの家庭の変遷を振り返りながら、家庭のありようを考え
る。
2
なぜ、女性は働くのか
明治から大正期にかけて、メディアが伝えた働く女性の生き方に学ぶ
3
結婚というシステム
結婚をめぐる近年の状況を踏まえたうえで、晩婚化や未婚化社会の深層を探る。
4
離婚のメカニズム
離婚の原因を考え、離婚が家族に与える影響を考える。
5
少子化社会モデル
現代社会の少子化社会を出生行動から分析する。
6
子どもを持つことのリスクとリターン
人はなぜ、子どもを欲しがらなくなったのかを考える。
7
労働とジェンダー
男女間の労働格差やアンペイド・ワークなどの問題を考える。
8
女性のキャリア形成
女性のライフコースと就業選択について考察する。
9
女性の就労が子育てに与える影響
女性が働くことが、子どもにどのような影響を与えるのかを考える。
10
子どもの教育と女性の相関関係
女性は子どもの教育にどのような効果をもたらすのかを認識する。
11
介護の準備と社会保障
高齢者の介護の現状と家族介護の限界について考える。
12
老後の家庭問題
高齢者の貧困について現状と課題を認識する。
13
生涯現役のキャリアプランニング
老後に経済的に自立するための職業設計について考える。
14
高齢者のシティズンシップ
人生を最後までいかに充実させ生きたらよいのかについて考える。
15
まとめ
日本の家庭の変容と課題について総括する。
備考
テキスト
なし
参考書・資料等
岩上真珠『ライフコースとジェンダーで読む家族』有斐閣
橘木俊詔・木村匡子『家族の経済学』NTT出版
評価方法
小テスト 70%、提出レポート 30%の割合で総合評価する。
履修上の注意等
日頃から、メディアを通じて社会情勢や時事問題に興味関心を持つ習慣をつけること。
平成28年度
科目
家庭経営学⑵
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
兼平拓道
○到達目標
家庭経営におけるパーソナル・ファイナンスに役立つ、「家庭のリスクメカニズム」と
「資産運用」の基礎的知識を身に付ける。
○テーマ
家族の老後、死亡、病気、ケガや資産価格の下落などの「家庭のリスク」に、どう対処し
ていけばよいのかという「リスクヘッジ」を大きなテーマとして学ぶ。
授業の概要
社会保障や公的年金そして生命保険と損害保険など、「家庭のリスク」に対処するための仕組みを学
ぶ。「資産運用」では預貯金のほか債券、株式、外貨建て金融商品、投資信託をとりあげる。
授 業 計 画
回
1
家庭経営学(2)とは何か
家庭経営学(2)を学ぶ意義を、家庭のリスクと資産運用から考える。
2
ライフスタイルとお金
人生において、いつ、どれだけお金が必要かを年代別に考える。
3
ライフスタイルに合わせた資産運用
ライフスタイルに合わせて、どのような資産運用があるのかを学ぶ。
4
社会保障制度について
公的保障が手薄になる社会を理解し、どんなリスクがあるのかを学ぶ。
5
年金制度について
年金の仕組みを学習し、いつから、いくらもらえるのかを検討する。
6
退職後の資金について
退職後に必要な資金と個人年金や確定拠出型年金の仕組みを学ぶ。
7
生命保険の死亡保障について
死亡したときの公的保障を踏まえて、生命保険の種類と仕組みを学ぶ。
8
医療保険について
病気やけがをしたときの公的保障を踏まえたうえで、医療保険やがん保険などの種
類と仕組みを学ぶ。
9
損害保険について
自動車保険や火災保険などの種類と仕組みを学ぶ。
10
11
12
13
14
15
預貯金運用について
流動性が高い金融商品である預貯金の種類と仕組みについて学ぶ。
債券の仕組みと運用
国債をはじめとする債券の仕組みやリスクと格付け、そして投資をする際の利回り
と価格の関係について学ぶ。
株式の仕組みと運用
株式を買い株主になるとはどのようなことかを、株式会社の仕組みから考え、その
リスクとキャピタルゲインの方法を学ぶ。
外貨建て金融商品
円高や円安など外国為替の価格変動の仕組みを考え、そのリスクとキャピタルゲイ
ンの方法を学ぶ。
投資信託について
金融の専門家に運用を委託する投資信託の仕組みを考え、そのリスクとキャピタル
ゲインの方法を学ぶ。
相場ローテーションの仕組み
投資理論におけるイベントとパフォーマンスの相関関係について学ぶ。
テキスト
なし
参考書・資料等
『日経ビジネス』(日経BP社)
『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)
評価方法
期末テスト70%、提出レポート30%の割合で総合評価する。
履修上の注意等
1年次に共通教養科目「経済学」を履修することが望ましい。
備考
平成28年度
科目
食生活論
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
井澤弘美
○到達目標
日本人の食生活の変遷、現代の食生活の問題点を知り、健康であるためには食生活を改善す
ることが必要であること、その役割を担うのは栄養士であることを自覚する。
○テーマ
望ましい食生活のあり方を考える。
授業の概要
栄養士になるための入門科目として、食生活に関係する種々の要因を学び、望ましい食生活のあり方
を考え、改善していく基礎力を培う。
授 業 計 画
回
1
食生活の概念(キーワード;食生活の機能と構造、生活の中の食)
2
食生活と健康問題の変化と課題(キーワード;食生活と栄養状態)
3
健康的な食生活の実践(キーワード;朝食欠食、ダイエット志向)
4
栄養士・管理栄養士の役割、業務および関連職種との関わり(キーワード;法令、医療、福
祉、教育、行政、企業)
5
世界の食生活史(キーワード;食材の起源、食習慣と宗教)
6
日本の食生活史(キーワード;稲作、日本型食生活)
7
栄養学の歴史(キーワード;医学とのかかわり、出納実験)
8
栄養士の地域レベルでの課題と取り組み(キーワード;栄養問題の複雑化・多様化・個別化)
9
短命県民の食生活(キーワード;短命の要因、短命克服へのヒント)
10
食品汚染の現状と対策(キーワード;残留農薬、微生物、メチル水銀、ダイオキシン、放射性
物物質)
11
食生活と安全情報(キーワード;食品の表示制度、食品偽装・表示偽装)
12
遺伝子組換え食品(キーワード;遺伝子組換え食品の安全性、環境・社会への影響)
13
現代医学と生活習慣病(キーワード;予防医学、抗加齢、生活習慣病、医療費)
14
生命の尊厳と生命倫理観(キーワード;生命倫理、職業倫理)
15
食育の推進(キーワード;健康栄養教育、食事バランスガイド)
備考
テキスト
テキストは使用せず、プリントを配布する。
参考書・資料等
1. 食育・食生活論 社会・環境と健康 (栄養科学シリーズNEXT) 講談社
ISBN 4061553682
2. 導入教育 (管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠) 医歯薬出版株式会社
ISBN 4263709802
評価方法
毎時間の小テスト約30%、期末試験約70%
履修上の注意等
・配布資料をもとにパワーポイントを用いて授業を進めます。要点整理を怠らないこと。
・毎時間小テストを行い、評価の一部とします。
平成28年度
科目
解剖学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
千葉正司
○到達目標:解剖学を学習して、生理学・生化学などの知識とともに、栄養学を医学とも結
びつけて考えられるような思考習慣を身につける。
○テーマ:栄養士の知識として必要な人体構造の基本を学習する。他の関連講義の理解にも
役立つよう、医学の基礎的な用語(学名)の読み方・書き方にも慣れるように配慮する。
授業の概要
まず基礎知識となる組織・骨格について、次いで、栄養士に特に必要な消化器系全般について学ぶ。
さらに、泌尿生殖器・循環器・呼吸器・内分泌器・感覚器・神経系について、それらの構造と働きの概
要を学ぶ。
授 業 計 画
回
1
人体解剖学のオリエンテーション。人体の区分と方向用語。人体を構成する単位で
ある細胞・組織・器官・器官系について。①上皮組織の形態・働き・分布について。
2
②支持組織の分類、③筋組織の種類・形態、存在場所、④神経組織の構成要素、特
にニューロンの形や神経線維について。皮膚や血液の構成と働きについて。
3
骨の組織構造・役割と骨の発生。分解骨と交連骨格。骨の連結様式と運動。主な関
節の骨構成と形状・靭帯と運動。
4
筋肉の総論。起始・停止と支配神経。主な筋肉の名称・形態・作用について。
5
消化器系の総論。消化管壁と分泌腺の一般的な構造について。口腔の構造とその諸
器官(歯・口蓋・舌・唾液腺、味覚)、咀嚼筋の働きと顎関節の動きについて。
6
咽頭の区分・構造と働き、ワルダイエル扁桃輪。食道・胃・小腸の外形と管壁の構
造、固有胃腺・腸腺。大腸の区分と外形・内景。小腸と大腸の外形からの識別。
7
消化管の動脈・神経分布(自律神経)。肝臓・胆嚢・膵臓の外形と組織・機能の概
略。膵液と胆汁の導管。門脈の構成と意義。胸管の走行と役割について。
8
腹部内臓の位置的関係、間膜と二次的腹膜後器官。内分泌腺の種類・位置・構造、
ホルモンとその主な役割について。
9
泌尿・生殖器(腎臓・尿管・膀胱・精巣・卵巣・子宮など)の位置・構造と役割に
ついて。循環器の総論、血管の種類と血管壁の構造。
10
リンパとリンパ節の構造と役割。脾臓の配置・構造と役割。心臓の外形と心臓に出
入する大血管。中間試験。
11
心臓の弁、心臓壁の構造と心膜。心臓の栄養動静脈。心臓の刺激伝導系と自律神経
支配。肺循環・体循環と胎児の血液循環。全身の主な動脈と分布先。
12
動脈に伴行しない静脈。全身の主な静脈と役割。呼吸器系では、鼻腔(嗅覚)・副
鼻腔・咽頭・喉頭・気管・気管支について。
13
肺の外形と内部構造、壁側・臓側胸膜。縦隔とは。感覚器(耳・眼)
14
中枢神経(大脳・小脳・脳幹・脊髄)の構造と機能。
15
末梢神経(脳神経、脊髄神経、自律神経)の構造と機能。
備考
テキスト
佐藤達夫他著「解剖生理学(医歯薬出版)」
参考書・資料等
山田英智監訳「図解解剖学事典(医学書院)」、千葉正司著「線描骨学実習」「線描人体解
剖学」「実習人体カラーアトラス 全2巻」(考古堂)、必要な資料はプリントで配布する。
評価方法
定期試験(中間と期末)60%、課題提出20%、授業態度と貢献20%
履修上の注意等
授業理解のために、教科書とプリントを予習・復習し、解剖用語を頻繁に口ずさむこと。復
習レポートなどは期限までに提出する。色鉛筆(12色以上、上質)を各自用意すること。
平成28年度
科目
解剖生理学実験
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実験
開講
時期
2年
後期
担当
千葉正司
○到達目標:前期に学習した解剖学の知識を基礎として、実験・実習によって更に、人体の
解剖生理学的知識の向上と定着を推し進める。
○テーマ:①人体解剖の写真/線描図から、前期の学習内容を復習し、知識の増強を図る。
②人体立体模型標本から、各種器官の構造・機能を理解する。③顕微鏡の取扱いに慣れる。
授業の概要
人体解剖の写真/線描図の解説を同実験の前半に行い、線描図に着色しながら、人体構造の形態と
機能を学習する。前期復習プリントを音読する。その後、顕微鏡によるプレパラートの観察スケッチ、立
体模型標本のスケッチを行う。各自の担当するスケッチ部位については後程、提示する。下記の授業
計画はその1例である。
授 業 計 画
回
1
人体解剖の写真/線描図①:消化管の外形・内景と血管分布、前期プリントの復唱
顕微鏡実習【1】 小腸のプレパラートを観察・スケッチする。
2
人体解剖の写真/線描図②:肝臓・膵臓の外形・内景、前期プリントの復唱
顕微鏡実習【1】 小腸のプレパラートを観察・スケッチする。
3
人体解剖の写真/線描図③:心臓の外形・内景と血管分布、前期プリントの復唱
立体模型標本の観察・スケッチ【1】 内臓全体の概観模型
4
人体解剖の写真/線描図④:頭頸部の筋と唾液腺、前期プリントの復唱
立体模型標本の観察・スケッチ【1】 内臓全体の概観模型
5
人体解剖の写真/線描図⑤:口蓋・咽頭・喉頭とワルダイエルの扁桃輪
立体模型標本の観察・スケッチ【2】 歯・歯肉・顎骨の模型
6
人体解剖の写真/線描図⑥:腹・会陰の筋と横隔膜、前期プリントの復唱
立体模型標本の観察・スケッチ【2】 同 上(スケッチ3枚をB4封筒で提出)
7
1~6回に描いたスケッチの不十分な所や指摘された箇所を補足・加筆し、図や名
称などを完璧に修正して提出する。
8
人体解剖の写真/線描図⑦:脳の外面・正中断とその働き、前期プリントの復唱
顕微鏡実習【2】 肝臓のプレパラートを観察・スケッチする。
9
人体解剖の写真/線描図⑧:大脳核・小脳・脳幹の外形・断面
顕微鏡実習【2】 肝臓のプレパラートを観察・スケッチする。
10
人体解剖の写真/線描図⑨:脊髄と脊髄神経(機能も)、前期プリントの復唱
立体模型標本の観察・スケッチ【3】 胃・十二指腸・膵臓部位の模型
11
人体解剖の写真/線描図⑩:腹膜後器官と血管分布、前期プリントの復唱
立体模型標本の観察・スケッチ【3】 同 上(スケッチ2枚をB4封筒で提出)
12
8~11回に描いたスケッチの不十分な所や指摘された箇所を補足・加筆し、図や
名称などを完璧に修正して提出する。
13
人体解剖の写真/線描図⑪:男性・女性生殖器の構造と働き、前期プリントの復唱
人体解剖線描図の着色と記載内容の検索と整理(1)
14
人体解剖の写真/線描図⑫:肺の外形・内景(働き)と縦隔、前期プリントの復唱
人体解剖線描図の着色と記載内容の検索と整理(2)
15
数枚の着色した人体解剖線描図について、事前の調査・記録を参照して、線描図の
内容に関する設問及び感想を、時間内に記述して提出する。
備考
テキスト
佐藤達夫他著「解剖生理学(医歯薬出版)」
参考書・資料等
牛木辰男著「入門組織学(南江堂)」、千葉正司著「線描人体解剖学」「実習人体カラーア
トラス 全2巻」(考古堂)、顕微鏡観察・スケッチの要領などはプリントを配布。
評価方法
定期試験40%、顕微鏡標本及び人体立体模型標本のスケッチ計5枚で25%、線描図着色
と最終回のレポートで15%、実習態度と授業貢献20%
履修上の注意等
スケッチ・着色部位を教科書で予習・復習する。実習2回でスケッチ1枚を完成させる。復
習レポート・スケッチは期限までに提出する。色鉛筆(12色、上質)を各自用意する。
平成28年度
科目
運動生理学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
平川裕一
佐々木都子
○到達目標
人々の健康の維持と増進のために、栄養士として適切な助言と指導を行う能力を獲得する。
○テーマ
健康の維持と増進の三本の柱である運動、栄養、休養について理解する。
授業の概要
運動によって身体にどのような変化が生ずるのか、その現象としくみについて概説する。
授 業 計 画
回
1
【健康の増進と運動】
健康の増進とは 現代人の生活状況の問題点 健康の増進における運動の意義と
栄養士の役割
2
【身体運動のしくみ①】
骨格筋の収縮するしくみ 骨格筋収縮時のエネルギー供給
3
【身体運動のしくみ②】
身体運動と呼吸器および循環器系のはたらき
4
5
【運動とエネルギー代謝①】
エネルギー代謝とは 食物のエネルギー エネルギー代謝量の測定 基礎代謝量
食事誘発性熱産生 エネルギー代謝率 メッツ
【運動とエネルギー代謝②】
食事摂取基準に基づくエネルギー代謝 最大酸素摂取量 無酸素性作業閾値 身
体活動レベル 推定エネルギー必要量
6
【トレーニングとその効果①】
トレーニング運動の種類と方法 トレーニングの原則
7
【トレーニングとその効果②】
トレーニングの効果 遺伝子によるトレーニング効果の発現
8
【運動と栄養①】
栄養素の燃焼によるエネルギー産生 運動時の栄養素の利用 ミネラルと運動
活性酸素と運動
9
【運動と栄養②】
運動選手と栄養
10
【運動処方と運動負荷検査の実際①】
運動処方作成の手順 運動負荷検査と体力検査の実際 運動処方の内容
11
【運動処方と運動負荷試験の実際②】
運動処方の実際
12
13
【集中講義】
・臓器機能の加齢変化と疾病
・高齢者における症候のとらえ方、日常生活指導
14
15
・食事療法、糖尿病の運動療法
・脳卒中撲滅を目指して
テキスト
杉 晴夫 編著 やさしい運動生理学 南江堂
参考書・資料等
なし
評価方法
期末試験(80%)、レポート課題(20%)の総合評価
履修上の注意等
疑問はそのままにせず、質問や自己学習で解決してください。
備考
平成28年度
科目
生化学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
柳町悟司
○到達目標
三大栄養素の消化・代謝を中心に、酵素,ホルモン,ヌクレオチドのはたらきを理解する。
○テーマ
生体内で起こっている様々な化学反応の上に健康な生命が成り立っていることを理解する。
授業の概要
生体内に含まれる物質の構造及びそれらの体内での化学変化について学習する。
授 業 計 画
回
1
細胞内小器官の役割
2
糖質(単糖類,二糖類,多糖類)
3
アミノ酸,ペプチド,タンパク質
4
脂質(アシルグリセロール,ステロイド,脂肪酸)
5
糖質の代謝①(解糖系,クエン酸回路,電子伝達系)
6
糖質の代謝②(糖新生,グルコースアラニン回路,コリ回路,グリコーゲンと血糖値)
7
タンパク質の代謝(複製,転写,翻訳)
8
アミノ酸の代謝(アミノ基転移反応,酸化的脱アミノ反応,アミノ酸代謝異常)
9
脂質の代謝①(β酸化,脂肪酸の合成,コレステロールの合成)
10
脂質の代謝②(リポタンパク質,貯蔵脂肪の合成・利用)
11
ホルモンの分類,構造,機能
12
酵素反応(最適pH,基質特異性,温度依存性)
13
ビタミン,ミネラル,生体エネルギー学
14
問題演習①(栄養士実力認定試験の過去問の演習)
15
問題演習②(栄養士実力認定試験の過去問の演習)
テキスト
指定しない
参考書・資料等
文光堂 管理栄養士を目指す学生のための 生化学テキスト
羊土社 栄養科学イラストレイティッド 生化学
評価方法
毎時間行う小テスト50%、筆記試験50%で評価する
履修上の注意等
栄養士必修である本講義で扱う内容は,全て栄養士として必要な
知識であることを自覚して授業に臨むこと。
備考
平成28年度
科目
生化学実験
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実験
開講
時期
2年
後期
担当
柳町悟司
○到達目標
前期の生化学の講義で学習した酵素の様々な性質を、実験を通じて学習する。
○テーマ
講義で学んだ酵素の知識を自ら実験して確かめることで、理解をより深いものにする。
授業の概要
実験は、4人を1つの班としたグループで行う。各個人が役割を分担し、協力して1つの実験を進めて
いく。
授 業 計 画
回
1
ガイダンス(生化学実験の概要の説明とモル濃度の計算)
2
溶液の調製(モル濃度を指定したNaOH水溶液の調製と評価)
3
実験器具の使用法(メスピペット,pHメーター,吸光光度計,マイクロピペット)
4
吸光光度計(硫酸銅(Ⅱ)水溶液を使用して吸光光度計と検量線の利用法を学ぶ)
5
緩衝液の調製(緩衝液の性質と調製方法を学ぶ)
6
還元糖の定量(グルコースの検量線を作成する)
7
デンプンの加水分解で生成するグルコース量の時間変化
8
市販の緩衝液を使用し、アミラーゼの最適pHを調べる
9
ミカエリス・メンテン式(ミカエリス・メンテンの式の利用方法について学ぶ)
10
酵素の熱耐性(様々な温度下におけるデンプン加水分解の観察)
11
各班で調製した緩衝液を使用して、アミラーゼの最適pHを調べる
12
実験データの説明(これまでの実験データを振り返る)
13
再実験(これまでに行った実験のうち、指定されたものを再度実験する)
14
レポート作成(実験を行う上で必要な知識のレポートを作成する)
15
再実験(これまでに行った実験のうち、指定されたものを再度実験する)
テキスト
なし(自作のプリントを毎時間配布する)
参考書・資料等
はじめてみよう生化学実験(三共出版)ほか
評価方法
実験技術の習得度70%、授業で出す課題30%で評価する
履修上の注意等
実験は白衣着用で行うこと
備考
平成28年度
科目
栄養学総論
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
真野由紀子
○到達目標
・栄養素の構造、機能、代謝の概要を理解する。・栄養素の消化吸収を理解する。
○テーマ
・栄養の基礎的概念とその意義の理解
授業の概要
人間の生命の維持や健康の保持・増進のために営まれる栄養のメカニズムを学ぶ。
授 業 計 画
回
1
栄養の概念 栄養の定義、栄養と健康・疾患、遺伝形質と栄養の相互作用
2
食事摂取基準
3
食物の摂取 満腹感・空腹感と食欲、摂食量の調節、食事のリズムとタイミング
4
消化・吸収と栄養素の体内動態
消化器系の構造と機能、消化・吸収と栄養、消化過程の概要
5
関空内消化の調節、膜消化・吸収、栄養素別消化と吸収、栄養素の体内動態
6
たんぱく質の栄養 アミノ酸・たんぱく質の構造・機能、合成と分解、アミノ酸の体内代謝
7
アミノ酸の臓器間輸送、摂取するたんぱく質の量と質の評価,他の栄養素との関係
8
糖質の栄養 概要、分類、エネルギー源としての作用、血糖とその調節、糖質の体内代謝
9
脂質の栄養 種類と働き、脂質の臓器間輸送、体内代謝、貯蔵エネルギーとしての作用
10
摂取する脂質の量と質の評価、脂肪酸由来の生理活性物質、他の栄養素との関
係
11
ビタミンの栄養 構造と機能、栄養学的機能、生物学的利用度、他の栄養素との関係
12
ミネラルの栄養 分類と栄養学的機能、硬組織とミネラル、鉄代謝と栄養、生物学
的利用度
13
水・電解質の栄養学的意義 生体内の水、水の出納、脱水・浮腫、電解質代謝と栄養
14
エネルギー代謝 概念、エネルギー消費量、臓器別エネルギー代謝、測定法
15
まとめ
備考
テキスト
栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学田地陽一編(羊土社)
参考書・資料等
栄養士・管理栄養士のためのなぜ?どうして?基礎栄養学/応用栄養学(メディックメディア)
七訂日本食品成分表香川芳子監修(女子栄養大学出版部)
評価方法
定期試験100%
履修上の注意等
事前にテキストを読んで授業に臨むこと。ノート整理をしっかりすること。実力認定試験対
策として分野ごとにミニテストします。
平成28年度
科目
栄養学各論
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
真野由紀子
○到達目標
人は胎生期から高齢期までの各ライフステージにおいて、生理的機能の変化があり、その中で適切な食生活と栄
養素の摂取が求められる。本各論では、そのことを理解し、さらに栄養評価・栄養ケアの基本を修得する。
○テーマ
各ライフステージにおける健康を維持・増進するための栄養と食生活について理解する。
栄養ケア・マネジメントの概念と 日本人の食事摂取基準を理解する。そのうえで 各ライフステージにおける生理的
特徴をふまえての栄養ケアを学ぶ。
授 業 計 画
回
担当
1
授業ガイダンス 栄養ケア・マネジメント
概念・栄養スクーリング・栄養アセスメント
2
食事摂取基準の基礎的理解 No.1 策定の基本的事項・留意事項
3
食事摂取基準の基礎的理解 No.2 活用の基礎理論・活用各論
4
成長、発達、加齢 概念・身体的、精神的変化と栄養
5
妊娠期・授乳期 生理的特徴・栄養アセスメントと栄養ケア
6
新生時期・乳児期 生理的特徴・栄養アセスメントと栄養ケア
7
成長期 (幼児期) 生理的特徴・栄養アセスメントと栄養ケア
8
成長期 (学童期) 生理的特徴 ・栄養アセスメントと栄養ケア
9
成長期(思春期) 生理的特徴 ・栄養アセスメントと栄養ケア
10
成人期 No.1 生理的特徴 ・栄養アセスメントと栄養ケア
11
成人期 No.2 生理的特徴 ・栄養アセスメントと栄養ケア
12
高齢期 No.1 生理的特徴 ・栄養アセスメントと栄養ケア
13
高齢期 No.2 生理的特徴 ・ 栄養ケアアセスメントと栄養ケア
14
運動とスポーツ栄養 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝・運動と栄養ケア
15
環境と栄養 ストレスと栄養ケア・特殊環境と栄養ケア
備考
テキスト
栄養科学イラストレイテッド 応用栄養学上西一弘・栢下淳編(羊土社)
参考書・資料等
必要な場合はプリントを配布します。
評価方法
定期試験90% 提出物10%
履修上の注意等
復習をしっかりすること。分野ごとにミニテストします(栄養士実力認定試験対策)ファイル用意するこ
と。
平成28年度
科目
栄養学実習
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
真野由紀子
○到達目標
/ライフステージごとの栄養マネージメントを理解し、適切な献立作成の能力及び調理方法を
/習得する。
○テーマ
/各ライフステージの栄養マネージメントと食事づくり
人間は生きていくために体外から様々な栄養素を取り入れなければならない。本実習では人のライフ
ステージすなわち乳児期からエイジング(加齢)にともなう生体の一般的変化に対応して、望ましい栄
養摂取のあり方と実践を考えることを目的とする。
授 業 計 画
回
担当
1
ガイダンス・乳児期の栄養 授業内容・評価方法・実習にあたっての諸注意・レ
ポートの書き方を説明する。 離乳食についてビデオ学習する。
2
①調乳法
終末殺菌法、無菌捜査法の違いを理解する。またサンプルにより調製粉乳の種類、
授乳法を知る。 離乳食の献立計画
3
②離乳食の実際
作成した献立を調理し、グループごとに考察する。
4
幼児期の栄養 ①幼児期栄養の特徴を考慮しながら、保育所給食の献立を作成
る。・・・※間食はオリジナルレシピ
5
②作成した献立を調理し、その特徴について発表し、相互に評価
する。
6
③食物アレルギー対応の食事
7
学童期の栄養 ①学童期の調理・供食について理解する。
8
②給食たより作成
9
思春期の栄養 栄養ケアマネージメント(朝食欠食対応)リーフレット作成
10
成人期の栄養 栄養ケアマネージメント(生活習慣病予防)
11
女性の栄養 ①妊娠期の栄養 妊娠期の調理・供食について理解する。
12
②授乳期の栄養 授乳期の調理・供食について理解する。
13
③閉経期(更年期)閉経期の調理・供食について理解する。
14
高齢期の栄養 ①高齢期の調理・供食について理解する。
15
② 摂食障害時の食事について、考慮すべきポイントを理解する。
備考
テキスト
応用栄養学実習 西岡葉子・宮澤節子編(学建書院)
参考書・資料等
7訂食品成分表2016香川芳子監修(女子栄養大学出版部)必要に
応じてプリントを配布する。
評価方法
提出物(レポート、献立、作成物)100%
履修上の注意等
事前にテキストを読んで授業に臨むこと。
調理室で実習の時は身支度をととのえ開始時刻には着席していること。レポートは締め切り厳
守。
平成28年度
科目
臨床栄養学
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
三上健
○到達目標 疾病に罹患した人の病態や栄養状態を正しく把握し、それを正常化する
のにもっとも適切で効果的な栄養管理を行うための栄養学的な問題を身
に着ける。
○テーマ 治療食の調理、給食を弾力的に工夫できる基礎知織と実力を身につける。
授業の概要
疾病の病態および栄養状態を理解するために必要な事項について、種々の疾患の、病因、診断、治
療(食事療法、栄養剤の補給、薬物療怯など)について学ぶ。
授 業 計 画
回
1
臨床栄養学とは
栄養評価
2
栄養アセスメント
3
消化器疾患の病態と栄養管理
消化器系
4
消化器疾患の病態と栄養管理
口腔、食道、胃の疾患
5
消化器疾患の病態と栄養管理
腸の疾患
6
消化器疾患の病態と栄養管理
肝臓の疾患
7
消化器疾患の病態と栄養管理
胆嚢の疾患
8
消化器疾患の病態と栄養管理
膵臓の疾患
9
代謝性疾患の病態と栄養管理
糖尿病
10
代謝性疾患の病態と栄養管理
脂質異常症
11
代謝性疾患の病態と栄養管理
核酸代謝異常
12
代謝性疾患の病態と栄養管理
肥満・メタボリックシンドローム
13
代謝性疾患の病態と栄養管理
先天性代謝異常
14
循環器疾患の病態と栄養管理
動脈硬化症
15
循環器疾患の病態と栄養管理
テキスト
臨床栄養学概論 秋山ら著 (化学同人)
参考書・資料等
教科書の内容の補足資料としてプリントを適宜配布します。栄養
士実力認定試験過去問題集
評価方法
筆記試験 70%、講義レポートなどの提出物30%
履修上の注意等
30分以上の理由のない遅刻は欠席とします。
遅刻3回は1回の欠席とします。
備考
平成28年度
科目
臨床栄養学
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
三上健
○到達目標 疾病に罹患した人の病態や栄養状態を正しく把握し、それを正常化する
のにもっとも適切で効果的な栄養管理を行うための栄養学的な問題を身
に着ける。
○テーマ 治療食の調理、給食を弾力的に工夫できる基礎知織と実力を身につける。
授業の概要
疾病の病態および栄養状態を理解するために必要な事項について、種々の疾患の、病因、診断、治
療(食事療法、栄養剤の補給、薬物療怯など)について学ぶ。
授 業 計 画
回
1
循環器疾患の病態と栄養管理
心臓疾患
2
循環器疾患の病態と栄養管理
脳疾患
3
腎疾患の病態と栄養管理
腎臓の生理
4
腎疾患の病態と栄養管理
腎臓の障害:糸球体腎炎、ネフローゼ症候群
5
腎疾患の病態と栄養管理
腎臓の傷害:慢性腎臓病、糖尿病腎症、人工透析等
6
血液疾患の病態と栄養管理
血液の成分と機能、貧血の原因と症状
7
血液疾患の病態と栄養管理
白血球の異常、血小板と凝固系の異常
8
呼吸器疾患の病態と栄養管理
肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患
9
内分泌性疾患の病態と栄養管理
10
骨疾患の病態と栄養管理
11
免疫・アレルギーの病態と栄養管理
12
術前・術後の栄養管理
13
術前・術後の栄養管理
14
乳幼児および小児期の疾患と栄養管理
15
栄養法、まとめ
テキスト
臨床栄養学概論 秋山ら著 化学同人
参考書・資料等
教科書の内容の補足資料としてプリントを適宜配布します。栄養
士実力認定試験過去問題集
評価方法
筆記試験(60%)、出席、遅刻および授業態度(40%)で評価します。
履修上の注意等
30分以上の理由のない遅刻は欠席とします。
遅刻3回は1回の欠席とします。
備考
平成28年度
科目
臨床栄養学実習
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
担当
渡部一代
○到達目標 食事療養に関する実務を理論的に理解し、具体的な治療食を考える力を養う
○テーマ 病院治療食の栄養管理と実際
授業の概要
病院での一般治療食献立の立て方、特別治療食では食事療法を主な治療とする糖尿病、循環器疾
患、さらにきめ細かな栄養的対応を必要とする腎臓病、その他低脂質食が適応される疾患を中心に取
り上げる。そしてそれぞれの栄養条件を満たす具体的な食品の選択、調理法を学び、献立を立てて調
理実習を行い、理解を深める。
授 業 計 画
回
1
臨床栄養における栄養評価と指標
栄養補給方法
2
演習~入院患者の年齢構成及び荷重平均食事摂取基準計算表作成
3
一般治療食(基本献立)作成の手順とポイント
演習~食品構成表をもとに一般治療食(常食)の献立作成
4
食事療養における献立展開の実際
演習~常食から軟食、エネルギー、たんぱく質、脂質、塩分コントロール食へ
5
糖尿病の食事(エネルギーコントロール食)
演習~糖尿病治療のための食品交換表の見方・使い方①
6
演習~糖尿病治療のための食品交換表の見方・使い方②
各表の単位に合わせた献立を作成する
7
調理実習~糖尿病食1日1600kcalの食事と人工甘味料を使った低エネルギーのお菓子
8
腎臓病の食事(たんぱく質コントロール食)
演習~腎臓病食品交換表の見方・使い方①
9
演習~腎臓病食品交換表の見方・使い方② たんぱく質制限食の献立の立て方
10
調理実習~たんぱく質制限1日分(1800~2000kcal、たんぱく質40g、塩分4~5g)
11
肝炎・胆石症・膵炎の栄養管理(脂質コントロール食)
演習~脂質制限のための食品の選択
12
演習~低脂質食(脂質20g/日)の献立作成
13
調理実習~低脂質食(脂質20g)の1日分
14
胃・腸疾患の栄養管理
15
鉄欠乏性貧血、骨粗鬆症の栄養管理
備考
テキスト
栄養士になるための臨床栄養学実習食事療養実務入門 学健書院
参考書・資料等
糖尿病食事療法のための食品交換表 文光堂
腎臓病 食品交換表 医歯薬出版
評価方法
筆記試験70%、提出物30%を総合して評価
履修上の注意等
日頃から栄養はもとより、食品や調理に細心の注意を払い、食べ物を味わう心を磨いてほし
い
平成28年度
科目
公衆栄養学
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
北山 育子
○到達目標;公衆栄養学の意義・目的、公衆栄養活動の沿革を知り、今後の望ましい方向性を確認す
る。地域等の健康・栄養問題とそれを取り巻く社会・環境要因に関する情報を収集、分析、判断し、疾
病予防、健康増進等、社会の二―ズに対応できるための専門的知識を学修する。
○テーマ;栄養士として地域、職域等の人々の健康維持に貢献できる能力をそなえるために、地域栄
養活動展開に必要な栄養プログラムを実践するための過程を学ぶ。
現在の社会、地域の健康・栄養問題の背景とその現状を理解し、健康増進のためにわが国で行われ
ている栄養施策を学修する。また、地域住民や他集団が健やかで心豊かに生活できる社会の実現の
ため、対象に合った適切な公衆栄養活動ができる能力をつけるための授業内容とする。
備考
回
1
公衆栄養の概念
公衆栄養の意義と目的、公衆栄養活動の歴史
2
健康・栄養問題の現状と課題(1)
社会環境と健康・栄養問題、健康状態の変化
3
健康・栄養問題の現状と課題(2)
食事の変化、食生活の変化、食環境の変化
5
栄養政策(1)
わが国の公衆栄養学活動、公衆栄養関連法規、わが国の管理栄養士・栄養士
制度
栄養政策(2)
国民健康・栄養調査、実施に関連する指針、ツール
6
栄養政策(3)
国の健康増進基本方針と地方計画、諸外国の健康・栄養政策
4
担当
7
栄養疫学(1)
栄養疫学の概要、曝露情報としての食事摂取量、食事摂取量の測定方法・評
価方法、食事摂取基準
8
栄養疫学(2)
食事調査
9
公衆栄養マネジメント(1)
公衆栄養マネジメント、公衆栄養アセスメント、公衆栄養プログラムの目標
設定
10
公衆栄養マネジメント(2)
公衆栄養プログラムの計画、実施、評価
11
公衆栄養マネジメント(3)
食事調査結果を用いた公衆栄養マネジメント
12
公衆栄養プログラムの展開(1)
地域特性に対応したプログラムの展開
ゲストスピーカー
13
公衆栄養プログラムの展開(2)
食環境づくりのためのプログラムの展開
ゲストスピーカー
14
公衆栄養プログラムの展開(3)
地域集団の特性別プログラムの展開
ゲストスピーカー
15
これからの公衆栄養学の展望と課題
DVD学習
小テスト
各テーマごとに
グループデスカッション
テキスト
ウエルネス 公衆栄養学 前大道教子 松原知子(医歯薬出版)
参考書・資料等
配布資料,食品成分表資料編、栄養士実力認定試験問題集
評価方法
筆記試験80%、レポート20%
履修上の注意等
日頃から、国や青森県他の健康・栄養問題、健康づくり対策がどのように行われているかに興味・関心
をもつこと 。栄養士実力認定試験対策のため、学習内容が前後する場合がある。
平成28年度
科目
食品学総論
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
柿﨑興一
○到達目標
健康を維持するために食はいかに関わるか
○テーマ
本能と健康のバランス
授業の概要
・栄養成分とし好成分の役割
・健康を保つための食品の選択
授 業 計 画
回
1
脳
2
成分表の歴史と分析法
3
成分表の表示・単位・記号
4
人体の消化・吸収のメカニズム
5
人体と水分・食品の水分
6
三大栄養素の特色(炭水化物・タンパク質・脂質)
7
微量成分の重要性(ミネラル・ビタミン)
8
し好成分(呈味成分・色素成分・芳香成分)
9
非栄養素成分(有害物質・その他)
10
酸化(脂質の酸化・ビタミンの酸化)
11
タンパク質の変性
加熱酸化(炭水化物の加熱酸化・脂質の加熱酸化)
12
酵素による変化
13
成分間の反応(酵素的褐変・非酵素的褐変)
14
物性と官能試験
15
機能性について
テキスト
毎回資料を配布
参考書・資料等
五訂増補食品成分表(女子栄大出版)
評価方法
筆記試験・レポート点の総合点で評価
履修上の注意等
レポート提出・欠席・遅刻は評価に影響する
備考
平成28年度
科目
食品学各論
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
吉村小百合
○到達目標
食品と栄養に関する知識を修得し、食に関する理解を深める。
○テーマ
食品や栄養に関する知識を得ることによって専門性を身に付ける。
授業の概要
日本人の食生活に関係する食品及び食品中の栄養成分、その特性、健康機能について学ぶ。
授 業 計 画
回
1
日本の食料事情
(食料自給率、栄養摂取量、輸入食品、食の問題)
2
植物性食品
(農産食品の種類、分類)
3
植物性食品
(農産食品の成分)
4
植物性食品
(農産食品の特性と健康機能)
5
動物性食品
(畜産食品の種類、分類)
6
動物性食品
(畜産食品の成分及びその特性と健康機能)
7
動物性食品
(水産食品の種類、分類)
8
動物性食品
(水産食品の成分及びその特性と健康機能)
9
微生物利用食品
(発酵を利用した食品の種類、その成分及び特性と健康機能)
10
その他の食品
(加工食品の種類及び原材料、糖類及び甘味料、油脂)
11
その他の食品
(調味料及び香辛料、嗜好飲料、菓子)
12
食品の保存及び加工技術
(保存原理、加工方法及び利用)
13
健康食品
(機能性食品、特別用途食品)
14
食品の安全性
(食品添加物、食品衛生法、JAS法)
15
21世紀の食品産業
(世界人口推移と食糧問題、食料産業の役割、青森県の食品事業における取り組み)
テキスト
プリントを配布する。
参考書・資料等
特になし。必要に応じて資料を配布する。
評価方法
筆記試験60%、レポート40%
履修上の注意等
欠席、遅刻について理由がある場合は申し出ること。
-19-
備考
平成28年度
科目
食品学実験
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実験
開講
時期
1年
後期
担当
柳町悟司
吉村小百合
○到達目標
本実験では様々な実験を通じて、食品の知識及び実験技術に関する理解を深める。
○テーマ
食品を扱った実験を行い、その実験結果を正確に解釈する能力を養う。
授業の概要
実験は、4人を1つの班としたグループで行う。各個人が役割を分担し、協力して1つの実験を進めて
いく。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション:実験における心構え
実験の目的、実験結果のまとめ方や実験器具の種類とその取り扱いについて学ぶ。
2
0.1N水酸化ナトリウム標準溶液の調整と標定
中和滴定に必要なNaOH標準溶液を作成し、その溶液濃度を求める。
3
食酢に含まれる酢酸の定量
調製したNaOH標準溶液を用いて市販食酢の酢酸量を求める。
4
果実に含まれる有機酸の定量
調製したNaOH標準溶液を用いてかんきつ類の有機酸量を求める。
5
醤油中の食塩定量
モール法で市販醤油の塩分濃度を求め、銘柄による特徴をまとめる。
6
味噌と味噌汁の食塩定量
モール法で市販味噌と自家製味噌汁に含まれる塩分濃度を求める。
7
まとめ
1~6回の授業で学んだ内容についてレポートを作成する。
8
デンプンの性状試験
デンプンの分離法、デンプン粒子の顕微鏡観察、糊化温度、ヨウ素反応について学ぶ。
9
デンプンの消化試験
希釈法により唾液アミラーゼでデンプンの加水分解の様子を観察しまとめる。
10
油脂のケン化価(1)
大豆油のケン化価をもとに構成する脂肪酸の割合を調べ、その特徴をまとめる。
11
油脂のケン化価(2)
ヤシ油のケン化価をもとに構成する脂肪酸の割合を調べ、その特徴をまとめる。
12
牛乳の乳脂肪酸定量
成分無調整牛乳と成分調整牛乳の特徴を調べまとめる。
13
牛乳・乳製品の品質検査
牛乳・ヨーグルトの酸度試験を行い、品質の規格とあわせてまとめる。
14
酵素的褐変反応
リンゴ、ジャガイモの褐変反応の防止方法の効果を確認しまとめる。
15
まとめ
8~14回の授業で学んだ内容についてレポートを作成する。
備考
テキスト
自製のプリントを配布して使用する
参考書・資料等
日本食品標準成分表2012
評価方法
毎回の授業で出す課題30%,実験データの信用度(正確さ)70%で評価する。
履修上の注意等
実験はグループで行う。実験終了後は各自所定の用紙にまとめ提出する。白衣着用。
平成28年度
科目
食品加工学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
吉村小百合
○到達目標
食品加工における原理を理解し、加工技術についての知識を修得する。
○テーマ
食品加工に関する知識を修得し、重要性を理解する。
授業の概要
食の多様化に伴う食品加工における基礎知識及び技術について学ぶ。
授 業 計 画
回
1
食品加工の現状
(食品保蔵及び加工の目的、食品産業の現状)
2
食品の保蔵
(方法、原理)
3
殺菌技術
(食品を汚染する微生物、殺菌・滅菌、除菌方法)
4
食品加工と成分変化
(タンパク質、デンプン、脂質)
5
食品加工の操作
(物理的操作、化学的操作、生物的操作)
6
食品の包装
(種類、材料、包装技術)
7
加工食品規格及び表示制度
(食品添加物、品質規格及び表示)
8
加工食品の食品衛生
(食品の安全性、食中毒)
9
農産食品の加工
(穀類、イモ類、豆類、野菜類、果実類、キノコ類)
10
水産食品の加工
(魚介類、藻類)
11
畜産食品の加工
(食肉、乳類、卵)
12
発酵食品・調味料
(アルコール類、発酵調味料、甘味料)
13
嗜好食品・インスタント食品
(清涼飲料、菓子類、乾燥食品、冷凍食品、レトルト食品)
14
油脂・コピー食品
(原材料から採油・精製・加工、コピー食品の種類及び製造工程)
15
新しい加工食品とその技術
(バイオテクノロジーの利用、青森県の加工食品)
テキスト
プリントを配布する。
参考書・資料等
特になし。必要に応じて資料を配布する。
評価方法
筆記試験60%、レポート40%
履修上の注意等
欠席、遅刻について理由がある場合は申し出ること。
備考
平成28年度
科目
食品加工学実習
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
2年
後期
担当
○到達目標 現代に欠かせない加工食品について、加工食品の意義、食品の素材の生産、加工、
貯蔵等製造原理を理解する。フードサイエンティスト資格の必修科目として、食品開発について興味を
持ち、実践のための基礎を養う。
○テーマ 身近な加工食品の試作を通して、食品素材や使用食品添加物に関する知識、及び製造
工程を知り実習する。手作り加工食品と市販の加工食品との味の違い、食品添加物の利用に対いて
理解する
生産様式の異なる農産食品・水産食品・畜産食品・微生物利用食品など様々な食品素材を使って実
際に加工食品を製造し、食品素材が持つ加工特性について理解を深める。さまざまな加工食品を作
る楽しさを知り、さらに食の安全性・衛生面・食品の保存性、有効利用についても理解を深める。
授 業 計 画
回
安田智子
備考
1
ガイダンス
食品の加工方法・食品の保存方法・食品添加物の見分け方について
加工食品のパッケージを
持ってくる
2
果実類の加工(栗) 栗のペーストを作成し、モンブランケーキを作る
3
果実類の加工(リンゴ)ジャムの製造原理を知る
4
豆製品の加工(大豆) みその製造原理を知る
5
乳の加工(生クリーム、ヨーグルト) バターと乳酸飲料の製造原理を知る
6
豆製品の加工(小豆) 赤こしあんの製造原理を知る
7
ビデオ学習 「大丈夫?あなたの食卓」 料理コンテストについて説明 レポート提出・作品考案
8
畜肉の加工(豚肉) ウインナーソーセージの製造原理を知る
9
料理コンテスト 日本栄養士会協力の「インスタントラーメンオリジナル料 各自で食材購入
理コンテスト」1人1作品応募する
500円内の材料費負担
10
穀類の加工(中力粉) 小麦粉の性質を知り、うどんの製造原理を知る
11
果実の加工(柑橘類) 輸入の柑橘類に散布されているポストハーベストに
ついて理解し、マーマレードの製造原理を知る
12
穀類の加工(薄力粉)薄力粉の性質を知り、シフォンケーキの製造原理を知
る
13
穀類の加工(強力粉) 強力粉の性質を知り、パンの製造原理を知る
14
豆製品の加工(大豆) 豆腐(おから)の製造原理を知る
15
水産物の加工(白身魚) さつま揚げの製造原理を知る
テキスト
なし プリント配布
参考書・資料等
参考資料:オールガイド食品成分表、調理実習テキスト
評価方法
受講態度と参加意欲25%、ノート課題50%、コンテスト作品点25%
履修上の注意等
フードサイエンティスト資格には必修科目
平成28年度
科目
食品衛生学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
三上健
○到達目標 食品の安全を確保することは、健康な生活するうえで最も重要なことです。
栄養士として安全な食生活を指導・管理できる能力を身につけることを目的とします。
○テーマ 安全な食品とは何かを理解して生活に応用できる能力を獲得します。
食品衛生法に従い栄養士として必要な知識を獲得します。
授業の概要
食品が引き起こす様々な危害について具体的な事例を挙げながら講義します。このことで、普段の生
活での食品衛生の大切さを理解し、さらに、栄養士として食の安全性を確保するための有効な衛生的
対処法について理解します。
授 業 計 画
回
1
食品の安全、食品衛生と法規
食品衛生法、その他関連法規、食品衛生行政組織
2
食品の国際規格、食品の変質と微生物
3
食品の腐敗、油脂の酸敗、変質の防止
4
食中毒
定義、発生状況
5
食中毒
細菌性食中毒
6
食中毒
ウイルス性食中毒、自然毒食中毒、
7
食中毒
化学物質、食物アレルギー、
8
食品による感染症・寄生虫症
感染症の分類、消化器系感染症
9
食品中の汚染物質
カビ毒、化学物質
10
食品中の汚染物質
有害元素、放射性物質
11
食品添加物
安全性評価
12
食品添加物
種類と用途、表示、
13
食品衛生管理
HACCP(総合衛生管理製造過程)
14
食品の器具と容器包装、食品の安全性問題
輸入食品、残留農薬
15
食品の安全性問題
遺伝子組み換え食品、放射線照射食品
テキスト
食べ物と健康 「食品の安全」 編集 有園幸司(南江堂)
参考書・資料等
栄養士実力認定試験過去問題集
評価方法
筆記試験 70%、講義レポートなどの提出物 30%
履修上の注意等
講義中に不必要なスマートフォンや食品は卓上に置かないこと。
備考
平成28年度
科目
三上健
吉村小百合
阿部直子
○到達目標 食品の衛生的な取扱を確実に行えるようにするとともに、食品や飲料水
に混入する異物、有害物質の遺伝子解析や生物化学分析による検出方法
を実験により理解する。
食品衛生学実験
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実験
開講
時期
1年
後期
担当
○テーマ 食品衛生学で講義を受けた内容について、栄養士として必要な技術・手技の習得をする。
実験を行うことで食品および飲料水の衛生管理能力を養う。
授業の概要
細菌学実験を通じて、食品衛生に関わる栄養士の専門知識を深めます。具体的には、様々な食品や
その取扱者からの細菌の検出法を学ぶとともに、検出菌の諸性状を検証します。また、食品添加物の
分析および飲用水の水質検査といった理化学的試験に関する知識や技術も習得します。
授 業 計 画
回
1
実験での諸注意、消毒法および減菌法に関するビデオ鑑賞
手肢の消毒方法と食品等の滅菌法、実験器具の準備
2
無菌操作法、、滅菌法の習得、手洗いチェッカーによる手洗い法の習得
3
微生物の培養のための培地作成
培地計量、湿熱および乾熱滅菌法
4
常在細菌の検出:細菌および真菌の検出、手肢消毒の効果、パームスタンプ法
5
水道水の細菌試験:飲料水の一般細菌試験
6
常在細菌の検出:鼻腔内常在ブドウ球菌の検出
7
常在真菌の検出:毛髪および爪の常在真菌の検出
8
大腸菌群の性質:ダーラム発酵管によるラクトースブイヨン培地での培養
9
細菌に対する種々の消毒薬の効果判定
10
腸管出血性O157およびノロウイルスの食中毒と感染症
11
細菌染色法:グラム染色法
12
細菌染色法:芽胞染色
13
食品添加物の検出:合成色素の羊毛染色法による検出
14
薄層クロマトグラフィーによる色素の定性試験
15
食品の鮮度検査:米の鮮度判定、うるち米ともち米の鑑別
備考
一部ビデオ学習
ビデオ学習
テキスト
毎回実習プリントおよび実験結果報告用のレポート用紙を配布する。
参考書・資料等
食品衛生学実験第2版 (講談社サイエンティフイク)
評価方法
実験レポート80%、スモールグループデスカッション(SGD)10%、
ビデオ内容の要約のレポート10%による。
履修上の注意等
レポート等の提出物から理解度を評価するので、前期の食品衛生学の内容を復習しておくこと。
-23-
平成28年度
科目
公衆衛生学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
三上健
○到達目標 人類の健康的な生活の維持増進が公衆衛生の目的でありそのために必要
な知識及び方法を学習する。
○テーマ 疾病の予防方法を理解し生活の向上に寄与する。
公衆衛生は、健康の維持・増進に必須であり、人間社会全体で取り組む必要
があることを理解する。
授業の概要
公衆衛生学は健康の維持・増進および疾病予防方法を習得する学問である。疾病の発生要因と社会
との関連を把握して,その予防対策をたてることが重要になる。本講義では,健康的な生活の維持の
ため、各種の疾病の発生要因と予防対策について理解する。
授 業 計 画
回
1
公衆衛生の意義・歴史
一次、二次、三次予防、健康管理
2
人口と公衆衛生
3
保健統計
4
疫学
疫学の意義、疫学調査
5
情報とコミュニケーション、保健行政
情報収集、保健所の活動
6
公衆衛生活動
人の一生と公衆衛生、母子保健
7
公衆衛生活動
感染症対策、難病、精神保健
8
生活習慣病
生活習慣と健康、骨粗鬆症
9
健康行動科学、学校保健
10
産業保健
11
環境と保健
12
衛生法規、国際保健
13
社会保障・社会福祉
14
医療制度
15
まとめの講義、
テキスト
社会・環境と健康 「公衆衛生学」2016年版
医歯薬出版株式会社
参考書・資料等
栄養士実力認定試験過去問題集
評価方法
履修上の注意等
定期試験 70%、講義レポート等の提出物30%。
講義に不必要なスマートフォンなどは机上に置かないこと。
健康に関連する新聞やテレビでの情報を把握するようにすること。
備考
平成28年度
科目
社会福祉
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
西敏郎
○到達目標:社会福祉を通じて、学生自身が新しい視点や知識を獲得し、自ら考え、判断で
きる力の構築を目標としている。
○テーマ:福祉施設は現代の日本に欠かせない施設であるのにもかかわらず、一昔前までは
その存在はなかった。そこで「社会福祉とは何か」というテーマを中心に講義する。
授業の概要
人々の相互扶助機能の制度化である福祉だが、それらの持っている側面、そういった経緯に及んだ
道筋などを現代の身近な事例を手掛かりに、また福祉先進国や福祉発展途上国の様子なども取り上
げながら解説する。
授 業 計 画
回
1
社会福祉を学ぶ意義:社会福祉とはどのような学問か、身近な事例などをとりあげ
理解し、学ぶ目的と意義を確認する。
2
社会福祉の制度と法体系:社会福祉を学ぶにあたって必要な基礎知識、制度、法体
系について理解する。
3
福祉行政と実施機関:現代日本の福祉を実際に担う厚生労働省、福祉事務所などの
役割・機能について理解する。
4
福祉大国スウェーデンの考察:福祉先進国のメリット・デメリット、様々な諸問題
を取り上げながら、理想の福祉とは何かを考察する。
5
社会福祉の歴史①:社会福祉という概念が登場する以前の人々の相互扶助機能(助け
合い機能)について解説する。
6
社会福祉の歴史②:産業革命後、家族の在り方は劇的に変化する、その当時の人々
の相互扶助機能を解説する。
7
社会福祉の歴史③:産業革命後、急激に発達した都市化・産業化は様々な問題を生
み出す、その当時の人々と「制度化された相互扶助機能(=福祉)」を解説する。
8
行政と福祉①:福祉とは国家政策の一部である。そこで社会福祉を行政的側面から
考察する(日本を中心に)。
9
行政と福祉②:福祉とは国家政策の一部である。そこで社会福祉を行政的側面から
考察する(欧米を中心に)。
10
経済と福祉①:福祉とは国家政策の一部である以上、国民の税金が投入される。そ
こで社会福祉を経済的側面から考察する。
11
経済と福祉②:「福祉の危機」=「財政の危機」である。今日の日本政府の福祉に対する
考え方や姿勢について時事問題を交え考察する。
12
福祉の倫理:福祉において完璧な正解はない。そこで福祉に従事する者の基本的な
姿勢、志、倫理について考察する。
13
幸福と福祉:福祉は人の幸福が大前提である。そこで人にとっての「幸福な福祉と
は何か?」を哲学的意見も取り上げながら考察する。
14
少子化問題:現在、日本少子化が社会問題化している。そこで少子化が進むメカニ
ズムと、なぜ少子化が問題であるのか解説する。
15
総括:いままでの講義内容をふまえ、時事問題も含めて総括をする。
確認のためのテストを行う。
備考
これまでの講義内容から指定
した箇所のレポートを作成
し・提出(予定)。
これまでの講義内容から指定
した箇所のレポートを作成
し・提出(予定)。
テキスト
特に使用しない。必要に応じて資料を配布する。
参考書・資料等
特に使用しない。図書館等で関連図書を参考にして頂きたい。
評価方法
受講状況30% レポート提出等70%
履修上の注意等
講義内容に対して積極的に疑問を持ち、自ら「理想の福祉」とは何かを考察しようとする姿勢を望む。
平成28年度
科目
調理学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
北山 育子
○到達目標
調理操作の目的や特徴、食品素材の調理特性を理論的に学び、おいしく安全で健康によい食
べ方が出来るようになるために知識を修得する。
○テーマ
調理を行う際に役立つような理論を科学的に学び、食事作りに応用できる。
授業の概要
日常の調理や調理実習の授業内容と関連させながら、各種食品素材の成分や調理特性を理解し、各
調理法の特徴、それぞれの調理操作における食品の変化、おいしさを決める要因について理論的に
学修する。また、食をとりまく情報とその問題点他についても学ぶ。
授 業 計 画
回
1
調理の意義・目的(安全性、栄養性、嗜好性の向上、健康への貢献)
調理と環境(エネルギー、食品廃棄物他)
2
食べ物のおいしさ、食べ物の味、におい、色、テクスチャー、食べ物の外観、温度
3
調理操作と調理機器 非加熱調理操作(計量、洗浄,浸漬、切砕)
4
調理操作と調理機器 非加熱調理操作(混合、冷却、解凍)
5
調理操作と調理機器 加熱調理操作(湿式・・・ゆでる・煮る・蒸す・炊く)
6
調理操作と調理機器 加熱調理操作(乾式・・・焼く・炒める・揚げる)
7
調理操作と調理機器 加熱調理操作(電磁誘導加熱、誘電加熱)
8
植物性食品の調理科学 米と小麦の調理科学
9
植物性食品の調理科学 芋、豆、種実類の調理科学
10
植物性食品の調理科学 野菜、果実、きのこ類、藻類の調理科学
11
動物性食品の調理科学 食肉類、魚介類の調理科学
12
動物性食品の調理科学 卵、牛乳の調理科学
13
油脂類、ゲル化剤の調理科学
14
調味料、香辛料、嗜好飲料の調理科学
15
調理と食文化 料理様式別の食事構成
備考
ノート提出
ノート提出
テキスト
健康・栄養系教科書シリーズ 調理学 久木久美子・新田陽子・喜多野宣子 (化学同人)
参考書・資料等
①新版調理と理論 山崎清子 島田キミエ他(同文書院)
②食品成分表2016 香川芳子監修(女子栄養大出版部)
③配布プリント・冊子
評価方法
筆記試験80% ノート・課題レポート20点
履修上の注意等
事前準備としてテキストを読んでおく。事後学習としてノート作成。
食品学各論、調理実習と関連づけて学ぶようにする。質問は学習支援サイトでも受け付ける。
平成28年度
科目
調理実習⑴
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
1年
前期
担当
中野つえ子
○到達目標
基本的な和食の調理操作を理解し、学んだ料理を実際に再現できるように技術を習得する
○テーマ
食品の特性と調理操作を理解し、経験を積み重ね技術を習得する。中国料理の手法を学ぶ
授業の概要
最初に日本料理に重点を置き、次に中国料理も加えて基本的な調理操作を系統的に学ぶ。
マネージャーを中心に、計量、調理操作、試食、後片付けまでをグループ実習で行う
授 業 計 画
回
備考
1
調理の目的と実習の心得。調理器具の扱いと調味料の正しい計量方法について。
調味%や炊飯の加水量、廃棄率などの計算の仕方
ガイダンス
2
包丁の扱い方。野菜の切り方の名称と要点を学び汁物を作る
野菜の切り方・けんちん汁
3
炊飯の方法(洗米・加水・火加減)と要点。みそ汁の分量について。青菜のゆで方
おにぎり・みそ汁・浸し物
4
炊飯の復習。混合煮出し汁の取り方と清汁の調味%。即席漬について
錦丼・清汁・即席漬
5
味付け飯。貝のみそ汁の要点。煮魚の基本。酢の物について
桜飯・みそ汁・煮魚・酢の物
6
炊き込み飯の炊き方。煮干し煮出し汁の取り方とみそ汁。あえ物の要点
炊き込み飯・みそ汁・あえ物
7
すし飯の基本と具材(乾物)の扱い方。混合煮出し汁の復習。澱粉の効果
ちらしずし・かき卵汁・漬物
8
和風乾麺の種類と扱い方。なす料理の要点。寒天の特徴と寄せ物
和風麺・なす料理・寄せ物
9
中国料理の特徴。中華麺の特徴。比重の違うものを加えた寒天ゼリー
中華麺・甜点心(寄せ物)
10
中国料理の献立構成(前菜、大菜、点心)。 前菜と溜菜の要点。粥の種類と要点
前菜・溜菜・鹹点心(粥)
11
中国料理の配膳方法と食器。炸菜の要点。点心の種類。中国茶の入れ方
前菜・炸菜・甜点心・中国茶
12
中国料理の料理用語。湯菜の種類と要点。炒菜の下拵えと要点
前菜・ 湯菜・鹹点心・中国茶
13
中国料理の地域別特徴。溜菜と澱粉の効果。鹹点心の復習
溜菜・鹹点心・中国茶
14
調理実験:野菜の色の変化。実技試験(きゅうりの薄切)
15
実技試験(炊飯、混合煮出し汁と味付け、野菜料理)
調理実験・実技試験
実技試験・課題献立
テキスト
「改訂 調理学実習」 やまと印刷株式会社
参考書・資料等
「調理と理論」 「調理学」 食品成分表
評価方法
筆記試験と実技試験80%、提出物・授業態度20%
履修上の注意等
事前に教科書を読み、計量表を書いておく。実習した料理を自宅でも作る(夏休み課題)
平成28年度
科目
調理実習⑴
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
1年
後期
中野つえ子
○到達目標
適切な調理操作で班員と共に時間内に料理を仕上げ、献立作成にもつなげる事が出来る
○テーマ
食材の扱いと調理理論を理解し各自の調理技術を確実なものとしていく。洋食の手法を学ぶ
西洋料理に重点を置き、日本料理と行事食も学ぶ。マネージャーを中心に作業工程を考えて時間内
に調理をする。実技試験ではテーマに添った献立作成を行い、調理・配膳と献立説明を行う
授 業 計 画
回
担当
備考
1
調理実験:砂糖の種類と特徴、加熱による変化と調理性。応用調理
2
西洋料理の特徴。サンドイッチの種類と要点。サラダの基礎。紅茶の入れ方
サンドイッチ・サラダ・紅茶
3
西洋料理の献立構成。スープストックとスープの基礎。魚の卸し方 ムニエルの要点
スープ・ムニエル・サラダ
4
西洋料理の盛り付け。揚げ物の特色と要点。野菜サラダの基本とソース
コロッケ・サラダ・ジュース
5
パスタの種類と扱い。手作りマヨネーズの原理。ゼラチンゼリーの特徴
パスタ・サラダ・ゼリー
6
煮込み物の特徴。ホワイトルーとソースの要点。焼き菓子の要点
クリーム煮・焼き菓子・紅茶
7
煮込み物の作り方の要点。ブールマニエの手法。揚げ菓子の要点。ココア
ロールキャベツ・ドーナッツ
8
ホワイトルーとブラウンルーの違い。ひき肉の扱い方の要点。ゼリー濃度について
コーンスープ・ハンバーグ
9
行事食:ケーキの基礎と卵の泡立て方法。生クリームの扱い方
クリスマス料理
10
行事食:おせち料理の種類と作り方。祝い肴と祝い箸について
正月料理
11
香辛料の種類。マリネの手法。比重の違うものを加えたゼラチンゼリーの要点
12
胚芽精米の特徴。丼物の要点。汁物の構成。野菜の種類によるゆで方の違い
親子丼・清汁・浸し物
13
魚料理の要点と卸し方。煮物の塩分と糖分の計算のしかた。日本茶の入れ方
みそ煮・煮物・和菓子・お茶
14
湯炊きの手法。おでん材料の下拵えとおでんの要点
茶飯・おでん・即席漬
15
実技試験:テーマ別献立作成と調理・配膳および献立説明 自己評価レポート提出
実技試験(自由献立)
テキスト
「改訂 調理学実習」やまと印刷株式会社
参考書・資料等
「調理と理論」 「調理学」 食品成分表
評価方法
筆記試験と実技試験80%、提出物・授業態度20%
履修上の注意等
後期の目標を持って実習に臨む。実習した料理を自宅でも作る。
調理実験
ビーフカレー・マリネ・ゼリー
平成28年度
科目
調理実習(2)
到達目標
及びテーマ
授業の概要
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
2
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
担当
北山育子
○到達目標
調理実習(1)で習得した調理の知識や基本技術を基に、各食品素材の特徴を理解し、いろいろな調理
に応用できる力を養い、栄養士としての実践力を身につける。
○テーマ
食品の調理特性及び調理操作の調理科学的意味を理解し、実際の調理に生かせるように総合的に
考える力を養う。また、調理の知識、技術を身に付け、献立作成への理解を深める。
日本料理・西洋料理・中国料理の献立形式で実習し、様式の違いを修得し、目的(安全、栄養、嗜好)
に合った適切な調理操作で、おいしい料理を作る。食品材料の取り扱い、調理法の特徴、分量の把
握、調味パーセントなどを学ぶ。また、効率的な調理操作手順を考え、チームワークよく料理を作る。
授 業 計 画
回
1
単位
備考
授業の目的、履修上の注意点、実習時の自己目標の設定
調理文化(料理様式別の食事構成、特徴)
日本料理
前日にもち米を小豆の煮汁に
もち米の調理、豆の調理、貝の扱い方、和菓子について
つける(マネージャー)
実習例;赤飯、はまぐりの潮汁、白和え(和えもの)、さくら餅、煎茶
日本料理
すし飯の基本、巻き方、吸い物の構成
実習例;すし(のり巻き・伊達巻き・いなりずし)、清汁、番茶
調理実験(鶏卵)・・・鶏卵の調理性を理解し、調理に生かす
卵の鮮度の鑑別と各部位の割合、卵白の起泡性と安定性、希釈卵液の熱凝固と添加物の影
実験レポート提出
響
日本料理 季節の山菜料理
山菜の扱い方、塩味飯、みそ汁、和えもの、米粉について
各班でよもぎを準備
実習例;菜飯、わらびと生揚げのみそ汁、木の芽あえ、きゃらぶき、草もち
西洋料理 食卓の整え方について
濃度のあるスープ、バターライスの手法、生クリーム・ゼラチンの扱い方
実習例;にんじんのポタージュ、エビのピラフ、コールスローサラダ、ババロア、紅茶
西洋料理 西洋料理の特徴
スチコン使用のカスタードプディ
スープストック、洋風炊き込みご飯、卵の蒸し菓子
ングとの比較
実習例;野菜スープ、炊き込みチキンライス、カスタードプディング
日本料理
魚の焼物、前盛り、卵の希釈と調理、蒸し物の基本
実習例;たけのこ飯、魚の照り焼き、茶碗蒸し、日本茶
西洋料理 正餐(せいさん)の献立
冷たいスープ(ビシソワーズ)、フライ、洋食の付け合わせ、焼き菓子
実習例;じゃがいものスープ、鶏肉とホタテのフライ、サブレー、紅茶
日本料理 魚料理・・・魚の栄養価・扱い方、魚肉の調理性
実習例;いわしのかば焼き丼、ほっけのつみいれ汁、いかの酢みそ和え(ぬた)、サイダーか
ん、冷茶
中国料理
前菜、湯菜、点心、中華料理の特殊調味料
実習例;棒棒鶏、黄花湯、餃子、中国茶(ウーロン茶)
中国料理
自由献立レポート提出
炒菜、湯菜,点心、イースト発酵、油通し、いかのさばき方
実施献立レシピ・栄養価
実習例;八宝菜、肉包子、杏仁酥、中国茶(花茶)
日本料理
煮物の基本(味付けの順序、調味割合)、塩味飯、卵の焼き物,カラギーナン等
実習例;えんどうご飯、だし巻き卵、筑前煮、オレンジゼリー
自由献立実習
地元の食材利用のレシピ開発(健康食育弁当作り)
まとめのレポート提出
条件に合った献立作成、食材購入、調理、配膳、発表、評価
実技試験・・・野菜の切り方(きゅうりの薄切り)
粥・重湯の調理、卵料理
実習例;重湯・三分粥・五分粥・七分粥・全粥、くず湯、半熟卵、オムレツ
テキスト
「改訂調理学実習」 田口アイ 石岡春美 中野つえ子 北山育子(やまと印刷出版部)
参考書・資料等
配布資料集・課題冊子、「新版 調理と理論」山崎清子 島田キミエ 渋川祥子 下村道子共著(同文
書院)、調理学のテキスト、「調理のためのベーシックデータ」(女子栄養大学出版部)、成分表
評価方法
筆記試験・実技試験70%、実習ノート・提出物・受講態度(授業への積極的な参加)を合わせて30%
履修上の注意等
実習前まで教科書を読み、作業工程表を書いてチェックを受ける。授業の記録として各自で
実習ノートを作成し提出する。食べ物を扱うため、衛生面には十分注意する。
平成28年度
科目
調理実習(2)
到達目標
及びテーマ
授業の概要
2
3
4
5
6
7
8
9
2
授業
形態
実習
開講
時期
2年
後期
担当
北山育子
○到達目標
習得した調理の知識や基本技術を基に、各食品素材の特徴を理解し、いろいろな調理に応用できる
力を養い、栄養士としての実践力を身につける。
○テーマ
食品の調理特性及び調理操作の科学的意味を理解し、実際の調理に生かせるように総合的に考える
力を養う。また、調理の知識、技術を身に付け、献立作成への理解を深める。
日本料理・西洋料理・中国料理を献立形式で実習する。更に行事食や郷土料理を取り入れ、様々な
料理を作り、食体験を広げ、食文化への理解を深める。調理にあたっては、食品の調理性・調理操作
面からの調理科学的な特徴を把握しておいしい、健康的な料理を作るために無駄の少ない、効率のよ
い、適切な方法を考える。
授 業 計 画
回
1
単位
備考
日本料理
もち米の調理、卵の希釈と調理
実習例;三色おはぎ、卵豆腐の吸い物、はりはり漬け、日本茶
日本料理
栗の下処理の仕方、煮物の基本、米粉の調理性
実習例;栗ご飯(茶飯風)、肉じゃが、きんぴらごぼう、みたらし団子
日本料理
おこわ、魚のおろし方と揚げ方、寒天の調理性
実習例;五目おこわ、魚のおろし煮、淡雪かん、日本茶
調理実験(小麦粉)・・・小麦粉の調理性を理解し調理に生かす。生地への塩の添加やねかし
による伸びの状態、添加材料による蒸しパンの出来上がりの違いを知る
実験レポート提出
西洋料理
グラタン、ベシャメルソースの濃度と用途、ドレッシング、パンケーキ、ジャムの条件
実習例;チキングラタン、りんごと白菜のサラダ、ワッフル、りんごジャム、コーヒー
西洋料理
洋風煮込み料理、豚肉の部位と調理、洋風付け合わせ、シュー生地・カスタードクリーム
実習例;豚肉のトマト煮、マッシュポテト、シュークリーム、紅茶
中国料理
地域別特徴の理解、前菜、蒸菜(蒸し物料理)、煨菜(煮込み料理)
実習例;ご飯、涼拌鶏絲、蛋捲、麻婆豆腐、ザ―サイ、中国茶(凍頂烏龍)
中国料理
中国の食文化、前菜、湯菜(汁物料理)、点心、中国茶
実習例;涼拌海蜇、雲片鶉蛋、春餅、ピータン、花茶
行事食 クリスマス料理
洋菓子の基本(卵のあわ立てとケーキの膨化)、肉の揚げ物料理、スープ
実習例;デコレーションケーキ、チキンクロケット、かぼちゃのスープ、ホットレモン
10
行事食 正月料理 五節句とその行事食
実習例;鶏雑煮、鶏の末広焼き、伊達巻き卵、たたきごぼう、菊花かぶ、梅花かん
11
郷土料理 青森県の食文化
実習例;ごまご飯、けの汁、子和え、しとぎ餅、日本茶
12
郷土料理 青森県の食文化
実習例;ご飯もの、汁物、煮あえ、豆しとぎ、煎茶
13
西洋料理
ピザ生地(イースト発酵)、トマトソース、洋風スープ
実習例;ピザ、ミネストローネ、紅茶ゼリー、サラダ(自由課題)
14
実技試験・・・課題実習(自由献立)
行事別に献立作成(食材購入、作業工程表作成)調理、配膳、発表、評価
15
まとめ
ノート提出
課題実習の各班行事担当決め
青森県他の食文化
レポート提出
レポート提出
DVD学習
テキスト
「改訂調理学実習」 田口アイ 石岡春美 中野つえ子 北山育子(やまと印刷出版部)
参考書・資料等
作成した課題「新版 調理と理論」山崎清子 島田キミエ 渋川祥子 下村道子共著(同文書院) 調
理学で使用したテキスト、調理のためのベーシックデータ(女子栄養大学出版部)、食品成分表本表
(女子栄養大学出版部)
評価方法
筆記試験・実技試験70%、実習ノート・提出物・受講態度(授業への積極的な参加)を合わせて30%
履修上の注意等
マネージャーは実習前に作業工程表を完成させ、必ずチェックを受ける。授業の記録として各自で実
習ノートを作成し提出する。自宅で繰り返し調理するようにする。
平成28年度
科目
栄養指導論⑴
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
上野順子
到達目標:栄養士国家資格取得及び資格を生かした職業に付ける。
テーマ: 栄養士法に則り健常者を対象に栄養指導を行う為の必要性、知識、技術を習得す
る。
授業の概要
教科書、印刷物、DVD、実物、等媒体を用いて講義、演習を行う。プリント、教科書をベースに栄養指
導の基礎となる考え方、内容、方法を学び、身近な健康、食生活に関わる状況について把握し、指導
の応用力をつける。トクホ等時代に必要な知識を得る。
授 業 計 画
回
1
ガイダンス 指導の定義と意義 : 意義、栄養士の必要性、歴史
2
栄養指導の沿革 : 栄養指導の現状、健康増進、展望
3
関係法規 : 栄養士法、健康増進法
4
関係法規 : その他の関連法律
5
食生活に関する調査 : 調査の意義、目的、方法
6
食生活に関する調査 : 調査対象、国民健康・栄養調査
7
栄養指導の方法 : 栄養指導(相談)の一般原則
8
栄養指導の方法 : 栄養指導方法の特徴
9
栄養指導の実際 : カウンセリングスキル
10
栄養指導の実際 : プレゼンテーション技術
11
指導の基礎 : 日本人の食事摂取基準の理解
12
指導の基礎 : 食生活指針と食事バランスガイド
13
指導の基礎 : 健康日本21、
14
指導の基礎 : 夏季課題「草の根栄養指導「肥満について」
15
指導の実践 : 運動指導、休養指導、 : 夏季課題提出 : まとめ
テキスト
栄養指導論 (建帛社) 相川りゑ子・鈴木美智子 編著
参考書・資料等
食品成分表・配付資料
評価方法
筆記試験(70%)・課題提出(20%)・授業態度(10%)の総合評価
履修上の注意等
状況によりシラバスの変更もある。電卓、食品成分表は常備する。
備考
平成28年度
科目
栄養指導論⑵
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
上野順子
到達目標:栄養士国家資格取得及び資格を生かした職業に付ける。
テーマ: 栄養士法に則り健常者を対象に栄養指導を行う為の必要性、知識、技術を習得す
る。
授業の概要
教科書、印刷物、DVD、実物、等媒体を用いて講義、演習を行う。プリント、教科書をベースに栄養指
導の基礎となる考え方、内容、方法を学び、身近な健康、食生活に関わる状況について把握し、指導
の応用力をつける。トクホ等時代に必要な知識を得る。
授 業 計 画
回
1
情報の収集・処理
2
ライフステージ別 : 妊娠期 ・ 授乳期
3
ライフステージ別 : 乳児期 ・ 離乳期 ・ 幼児期
4
ライフステージ別 : 学童期 ・ 思春期
5
ライフステージ別 : 成人期
6
ライフステージ別 : 高齢期
7
ライフワーク別 : 単身生活者
8
ライフワーク別 : スポーツ栄養
9
健康障害別 : 消化器疾患等 ・ 貧血
10
健康障害別 : 代謝疾患等
11
健康障害別 : 代謝疾患等 ・ 冬季課題 「草の根栄養指導Ⅱ「減塩につ
いて」
12
健康障害別 : 循環器疾患等 : 冬季課題提出
13
給食を通した指導 : 病院 ・ 事業所
14
給食を通した指導 : 学校 ・ 児童福祉施設
15
給食を通した指導 : 老人福祉施設 : まとめ
テキスト
栄養指導論 (建帛社) 相川りゑ子・鈴木美智子 編著
参考書・資料等
食品成分表・配付資料
評価方法
筆記試験(70%)・課題提出(20%)・授業態度(10%)の総合評価
履修上の注意等
状況によりシラバスの変更もある。電卓、食品成分表は常備する。
備考
平成28年度
科目
学校栄養指導論
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
授 業 計 画
ガイダンス 栄養教諭の制度、栄養教育実習について
2
学校における食に関する指導
学校における食に関する指導の現状と課題、栄養教諭の職務内容や役割について理解す
る。
3
食に関する指導の全体計画
学校給食や家庭・地域社会との連携を図るための年間指導計画作成の考え方を理解する。
4
給食の時間における食に関する指導
給食の時間における指導の位置づけ、特徴、進め方などについて理解する。
5
学校給食における栄養管理
学校給食の特徴を知り、献立作成における栄養管理のポイントを理解する。
6
学校給食における衛生管理
学校給食において食中毒防止は必須である。そのための衛生管理のポイントを理解する。
9
真野由紀子
児童生徒をとりまく課題について、学校給食管理の要点、学校給食を生きた教材として進める食に関
する指導など、多様な実践例を生かしながら理解を高める。
1
8
西谷倫子
○到達目標
栄養教諭としての使命や職務内容の重要性を理解し、教育に関する専門性や栄養に関する専
門性を身につけ、栄養教諭として資質を培う。
○テーマ
学校教育における食に関する指導の方法を身につける。
回
7
担当
教科、その他における食に関する指導
家庭科、保健体育科、生活科、総合的な学習、特別活動における目標、食に関する指導の
方法、評価の観点などについて理解する。
教科、その他における食に関する指導
家庭科、保健体育科、生活科、総合的な学習、特別活動における目標、食に関する指導の
方法、評価の観点などについて理解する。
実践演習
指導案作成・教材作成
10
実践演習 指導案・教材についての相互評価
11
実践演習 模擬授業実施・指導効果の相互評価
12
実践演習 模擬授業実施・指導効果の相互評価
13
個別指導
個別栄養相談指導の意義、特徴、方法と対象別(食物アレルギー・肥満・やせ・偏食など)指
導について理解する。
14
家庭・地域と連携した食に関する指導
家庭・地域での食に関する指導の重要性を理解したうえで、実際例や展開例を学習する。
15
家庭・地域と連携した食に関する指導
家庭・地域での食に関する指導の重要性を理解したうえで、実際例や展開例を学習する。
テキスト
栄養教諭論ー理論と実際ー金田雅代編著(建帛社)学習指導要領
解説(文部科学省)小学校家庭科、中学校技術・家庭科他
参考書・資料等
食に関する指導の手引き第1次改訂版(文部科学省)
必要に応じてプリントを配布する。
評価方法
定期試験80%、提出物20%
履修上の注意等
栄養教諭の専門雑誌によく目を通すこと。
備考
平成28年度
科目
栄養指導実習⑴
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
1年
前期
担当
阿部直子
○到達
栄養指導論で学ぶ知識を基本とし、栄養指導・教育の方法を知る
○テーマ 対象者の特徴・問題点を捉え、栄養指導のための情報の収集、分析、評価方法について
知り改善の為に実践を促す計画ができる
授業の概要
健康維持、疾病予防の為の食生活実践の基礎的知識と技術を学ぶ
食事計画と献立作成について学ぶ。その為に有効となる媒体作り、調査、ロールプレイングを取り入れ
る
回
授 業 計 画
1
・授業の概要の説明
・栄養指導 個人・集団・構成員による特徴を知る 指導方法の段階の評価 SOAP使用にて
指導方法のだんかいの評価 SOAPの使用
2
食品成分表の使い方 情報の内容、記載事項箇所を知る食品分類を理解し分類でき
る 栄養成分値を得るための基礎を知る
3
栄養価算定の方法(例題実習) 電卓の使用方法を知る
4
献立種類・立案対象の要点 用紙記入方法の演習
5
食品材料及び分量の把握(計測実習)
6
献立作成 条件に合わせ献立をする
7
献立の評価 献立されたものが適当有効であるかを検証する方法を知る
(給与栄養目標量・栄養比率・充足率・PFC比等)
8
栄養指導媒体作成 媒体の種類・方法・各々の特徴について説明
6つの食品分類を用い確認しながら各自作成作業に入る
(栄養メモ・疑似食品作成の2課題)
9
栄養媒体作成 2回目 各自作業
10
栄養媒体作成 3回目 各自作業
11
栄養媒体作成 4回目 完成提出
12
13
栄養カウンセリングの技法 コーチングの基本・目標の立て方
マネジメントサイクルについて 身体状況と生活実態把握 問題を見つけ解決に導
く
嗜好調査 質問票作成
より質のよいサービスを提供するために対象者の調査を行い、食事に反映させる基
となる情報を得る
14
擬似的対象者症例をグループワークにて検討
作成した媒体も用いカウンセリング・コーチング技法を体験
15
擬似的対象者症例をグループワークにて検討
役割分担に絵ロールプレイング SOAP記録表 まとめ
テキスト
参考書・資料等
評価方法
履修上の注意等
備考
SOAP表配布
献立表配布
計算機
献立提出
1F第二調理室にて
スケール
クックシューズ持参
献立表提出
マジック 色鉛筆
裁縫道具
課題・レポート提出
課題・レポート提出
レポート提出
「栄養指導論」上野先生使用のテキスト
「食品成分表」「調理のためのベーシックデーター」
女子栄養大学出版部 その他適宜資料配布
受講意欲・態度20% レポート30% 提出物50%
欠席の際は次回講義前に必ず次回講義内容確認に来ること 講義進捗状況により作業時間に変更もあり
平成28年度
科目
栄養指導実習⑵
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
授業
形態
1
実習
開講
時期
1年
後期
担当
真野由紀子
○到達目標 栄養管理上必要な諸表をExelで作表し、活用することを修得する。また自分の
食生活について調査し評価する栄養アセスメントを理解する。
○テーマ 栄養士の仕事にパソコンを活用する。
栄養管理上必要な知識を確認しながら、パソコンを活用して仕事の合理化をはかれる能力を培う。ま
た、食事診断ソフト活用により、栄養アセスメントを実施する。
授 業 計 画
回
1
栄養管理上必要な諸表について復習する。栄養計算・栄養比率の算出の復習をする。
2
荷重平均食事摂取基準算出表を作成し、活用してみる。①
3
荷重平均食事摂取基準算出表を作成し、活用してみる。②
4
荷重平均食品群別成分値算出表を作成し、荷重平均食品群別成分表を理解する。①
5
荷重平均食品群別成分値算出表を作成し、荷重平均食品群別成分表を理解する。②
6
食品構成表を作成し、活用してみる。
7
食品構成表の数値算出の考え方を理解する。
8
栄養出納表を作成する。①
9
栄養出納表を作成する。②
10
栄養計算ソフト「楽々栄養相談」使用説明および献立例を入力、診断結果考察
11
3日間の調査した結果を入力し、診断する。 ※体組成測定(タニタ体組成測定器)
12
3日間の調査した結果を入力し、診断する。 ※自覚症状調査(アンケート調査)
13
診断結果をExelで表にする。 ※食習慣調査(アンケート調査)
14
所定の用紙にアセスメントの結果をまとめ、考察をする。
15
まとめ
備考
テキスト
使用しない。必要な場合はプリントを配布する。
参考書・資料等
7訂日本食品成分表2016
指導論テキスト
評価方法
提出物100%
履修上の注意等
欠席した場合、内容を確認の上、遅れた分を取り戻しておくこと。配布物は予備を保管しな
いので、学生同士でコピーすること。
他各種成分表(授業の中で紹介し、それを使用してもらう)栄養
平成28年度
科目
給食計画
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
葛西春枝
○到達目標
栄養士として不可欠な食品成分表の見方や関連法規の種類とその内容を知ってもらう。ま
た、昨今のニュースより食に関わる問題点を考えてみる。
○テーマ
食品成分表や栄養士関係法規に親しむ。
授業の概要
食品成分表から、栄養士として初歩的な内容を取り上げ、理解してもらう。また、特定給食の概念や栄
養士の役割等を関連法規の中から紹介する。食に関する今後の問題点をあげ、学生たち自らが考え
る場を設ける。
授 業 計 画
回
備考
1
給食計画で展開する講義内容の説明
食品成分表、計算機持参
2
給食の目的 栄養士及び栄養士養成校に関する事 食品成分表の説明
食品成分表、計算機持参
3
行事と食文化について考える 食品成分表の説明
食品成分表、計算機持参
4
行事と食文化について考える 食品成分表の説明
食品成分表、計算機持参
5
特定給食施設の定義 健康増進法の目的 食品成分表の見方
食品成分表、計算機持参
6
特定給食施設の種類と栄養管理及び栄養士配置 栄養士に関連する法規
7
献立計画(特定給食施設等における栄養管理基準含む)と供食形態 食品成
分表の見方
8
給食の歴史と現状 食にかかわる今後の問題点
9
給食の歴史と現状 食にかかわる今後の問題点
10
給食の歴史と現状 食にかかわる今後の問題点
11
食品業界の問題点
講義室変更予定
12
食品業界の問題点
講義室変更予定
13
献立作成の合理化 栄養価計算及びエネルギーの栄養素別構成比
食品成分表、計算機持参
14
献立作成の合理化 栄養価計算及びエネルギーの栄養素別構成比
食品成分表、計算機持参
15
まとめ
テキスト
なし
参考書・資料等
小冊子 食品成分表 印刷物
評価方法
筆記試験 90% 提出物 10%
履修上の注意等
給食計画」は前期前半に行う
食品成分表、計算機持参
平成28年度
科目
給食実務
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
葛西春枝
○到達目標
将来、栄養士として独り立ちする際に役立つような内容を目標とする。
○テーマ
栄養士業務に興味を持たせ、給食管理への理解に導く。
授業の概要
食品成分表を用い、自分で使いやすい栄養計算のソフトを作成する。又、事業所、病院、保育所等の
給食実務を紹介し、食中毒予防を大量調理施設衛生管理マニュアルを土台に説明する。
授 業 計 画
回
備考
1
給食実務で展開する講義内容の説明 食品成分表の見方
2
特定給食施設(事業所、病院、保育所他)について
3
特定給食施設(事業所、病院、保育所他)について
4
衛生管理(食中毒発生状況他)について
5
衛生管理(食中毒発生状況他)について
6
コンピュータの利用と活用
食品成分表持参
7
コンピュータの利用と活用
食品成分表持参
8
コンピュータの利用と活用
食品成分表持参
9
コンピュータの利用と活用
食品成分表持参
10
コンピュータの利用と活用
講義室変更あり
11
コンピュータの利用と活用
講義室変更あり
12
食中毒の予防(大量調理施設衛生管理マニュアル他)について
13
食中毒の予防(大量調理施設衛生管理マニュアル他)について
14
食中毒の予防(大量調理施設衛生管理マニュアル他)について
15
まとめ
テキスト
なし
参考書・資料等
小冊子 食品成分表 印刷物
評価方法
定期試験 90% 提出物 10%
履修上の注意等
給食実務」は前期後半に行う
食品成分表、計算機持参
平成28年度
科目
給食管理実習⑴
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
1年
後期
担当
栄養士課程委員会
到達目標
及びテーマ
特定給食施設における給食の運営管理に関する基礎的事項を習得することを目的とする。
大量調理に関する計画・実施・評価に至るすべてを学生自身の手で運営管理することにより、栄養士
に必要な知識・技術とともに責任感・コミュニケーション力・管理能力を養うことを目標としている。
授業の概要
事前指導・授業外の準備学習とあわせて実施する。
給食計画・給食実務、栄養学、調理学、食品衛生学等の基礎知識をもとに、本学学生・教職員を対象
にした給食を実施する校内実習である。給食の運営に必要な献立作成、食材管理、衛生管理、大量
調理操作、食事提供サービス等の給食管理業務全般について実習する。
授 業 計 画
【事前指導】 1年前期終了後に特別指導で実施
食事計画(対象者・供食方法・食数・調理時間・調理機器・使用食器・食材料費・調理作業人数・調理員の技術)
栄養計画(給与栄養目標量・食品構成・栄養比率)
献立計画(献立作成の仕方)
ロールプレイング(発注書・納品書の見方・実施献立表・栄養計算・給食材料消費日計表・実習ノートの書き方)
【事前課題】
2食分の献立作成(調理した写真を添付)
【準備学習】 供食実習の1週間前に班ごとに実施
指定の予定献立表配布(学生提出の献立を取り込み献立計画)
試作計画(材料購入計画・作り方等の手順確認)
食品購入計画(予定食数の決定・発注出庫計算用紙記入・発注兼検収記録簿記入・発注)
【供食実習】
1日100食前後の常食の提供
10名前後の班編成をし、各班ごとに土曜から金曜までの6日間(日曜を除く)で45時間実施
〇実習1日目
実習室の説明(設備・器具・作業区域の説明・回転釜の点火指導)
試作(出来上がり重量・作り方・彩り・使用食器・盛付・味付け等を総合的に検討)
作業計画(作業指示書・作業工程表・出庫指示書)
〇実習2~6日目
食事提供
栄養士役(マネージャー)
納品・検収・出庫
下処理・調理指示
盛付指示
検食
提供
帳票整理
後片付け点検
調理員役
出庫・仕分け
材料下処理・調理
盛付
提供
後片付け
評価
1日の反省(計画と実施の差異についての要因分析)
〇実習最終日(6日目)
実習全体の反省と評価
自己評価
テキスト
給食管理実習ノート(校内実習)/東北女子短期大学生活科作成
参考書・資料等
食品成分表/女子栄養大学出版部
調理のためのベーシックデータ/女子栄養大学出版部
評価方法
実習評価(60%)実習ノート(30%)受講態度(10%)
履修上の注意等
やむを得ない欠席であっても、決められた45時間の実習をする必要がある。
実習日程表の打ち合わせ日と検便提出日を確認すること。
校外実習の準備のための実習として、服装・容姿(茶髪・ピアス禁止)を調えて臨むこと。
平成28年度
科目
給食管理実習⑴
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
担当
栄養士課程委員会
到達目標
及びテーマ
特定給食施設における給食の運営管理に関する基礎的事項を習得することを目的とする。
大量調理に関する計画・実施・評価に至るすべてを学生自身の手で運営管理することにより、栄養士
に必要な知識・技術とともに責任感・コミュニケーション力・管理能力を養うことを目標としている。
授業の概要
事前指導・授業外の準備学習とあわせて実施する。
給食計画・給食実務、栄養学、調理学、食品衛生学等の基礎知識をもとに、また1年後期の給食管理
実習の経験を活かし、本学学生・教職員を対象にした給食を実施する校内実習である。給食の運営に
必要な献立作成、食材管理、衛生管理、大量調理操作、食事提供サービス等の給食管理業務全般に
ついて実習する。
授 業 計 画
【事前指導】
食事計画(対象者・供食方法・食数・調理時間・調理機器・使用食器・食材料費・調理作業人数・調理員の技術)
栄養計画(給与栄養目標量・食品構成・栄養比率)
献立計画(献立作成の仕方)
ロールプレイング(発注書・納品書の見方・実施献立表・栄養計算・給食材料消費日計表・実習ノートの書き方)
【事前課題】
2食分の献立作成(調理した写真を添付)
【準備学習】 供食実習の1週間前に班ごとに実施
指定の予定献立表配布(提出の献立を取り込み献立計画)
試作計画(材料購入計画・作り方等の手順確認)
食品購入計画(予定食数の決定・発注出庫計算用紙記入・発注兼検収記録簿記入・発注)
【供食実習】
1日100食前後の提供
(常食をエネルギーコントロール食・塩分制限食に展開し2種類の食事を提供する)
10名前後の班編成をし、各班ごとに土曜から金曜までの6日間(日曜を除く)で45時間実施
〇実習1日目
実習室の確認(設備・器具・作業区域の確認・回転釜点火の確認)
試作(出来上がり重量・作り方・彩り・使用食器・盛付・味付け等を総合的に検討)
作業計画(作業指示書・作業工程表・出庫指示書)
〇実習2~6日目
食事提供
栄養士役(マネージャー)
納品・検収・出庫
下処理・調理指示
盛付指示
検食
提供
帳票整理
後片付け点検
調理員役
出庫・仕分け
材料下処理・調理
盛付
提供
後片付け
評価
1日の反省(計画と実施の差異についての要因分析)
〇実習最終日(6日目)
実習全体の反省と評価
自己評価
テキスト
給食管理実習ノート(校内実習)/東北女子短期大学生活科作成
参考書・資料等
食品成分表/女子栄養大学出版部
調理のためのベーシックデータ/女子栄養大学出版部
評価方法
実習評価(60%)実習ノート(30%)受講態度(10%)
履修上の注意等
やむを得ない欠席であっても、決められた45時間の実習をする必要がある。
実習日程表の打ち合わせ日と検便提出日を確認すること。
校外実習の準備のための実習として、服装・容姿(茶髪・ピアス禁止)を調えて臨むこと。
平成28年度
科目
給食管理実習⑵
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
担当
栄養士課程委員会
校外実習において、給食業務を行うために必要な、食事の計画や調理を含めた給食サービス
提供に関し、栄養士として具備すべき知識及び技能を習得させることを目的とする。病院・
福祉施設・事業所等実践の場で「課題発見(気づき)、問題解決」と「専門的知識と技術の
統合」を実地に学ぶことが教育目標である。
事前・事後指導とあわせて実施する。
実習は、病院・福祉施設・学校給食センターのいずれか1か所において実施する校外実習である。
授 業 計 画
【事前指導】
第1回 校外実習ガイダンス(免許取得・申合せ事項・単位について)
栄養士に必要な基本用語、栄養士実習時の常用漢字
第2回 夏の1週間の献立(2月特別指導時作成した献立の指導)
7訂食品成分表の使い方
第3回 給食委託会社の栄養士の仕事
DVD学習「糖尿病」
第4回 ゲストスピーカー 「衛生管理について」
第5回 DVD学習「NST~チーム医療~」
第6回 校外実習について(校外実習の実施要項配布、実習の目的・内容について)
覚書・誓約書について・校外実習学生個人カード作成
第7回 栄養教育媒体について(食事カード・リーフレット・給食だより)
第8回 ゲストスピーカー 「保育所栄養士の業務」
第9回 ゲストスピーカー 「施設栄養士の業務」
第10回 嗜好調査について(嗜好調査用紙作成)
第11回 ゲストスピーカー 「摂食・嚥下障害について」
第12回 ゲストスピーカー 「病院栄養士の業務」
第13回 実習の事前打ち合わせについて
各自の実習目標の確認・実習ノートの記入の仕方
第14回 事前課題(個別対応)
第15回 事前課題(個別対応)
【直前ガイダンス】
実習直前ガイダンス(注意事項)
お礼状の書き方・検便について
【各施設での実習】
実習期間 各施設で45時間 (8月22日~9月10日まで)
研修項目 1.実習施設並びに給食概要について
施設の業務及び組織の概要について
給食の対象及び目的
給食業務内容と分担
2.具体的な内容
献立の作成技術の習得
安全・衛生管理の理解
食品の発注、検収、納品保管の理解
調理、配膳、供与(食事の介助)
治療食及び形態食
食器回収、洗浄、消毒保管
残食、嗜好などの各種調査、結果をもとにした指導
給食対象者への栄養指導
巡回指導 各施設の実習日程に合わせて実習先を訪問
【事後指導】
実習報告書・自己評価レポート提出
1・2年栄養士校外実習報告会
テキスト
給食管理実習ノート(校外実習)/東北女子短期大学栄養士課程委員会
参考書・資料等
食品成分表/女子栄養大学出版部
調理のためのベーシックデータ/女子栄養大学出版部 配布プリント
評価方法
事前指導の受講状況・レポート提出状況(40%)
校外実習先の評価(30%)
実習記録ノート(30%)
履修上の注意等
やむを得ない欠席であっても、決められた45時間の実習をする必要がある。校外実習は、実習施設と本
学の緊密な連絡・協議に基づいて行われるものなので、実習生はそれ相応の覚悟と責任をもって臨むこ
と。なおゲストスピーカーによる講義の日程は講師の都合により変更になることがある。
平成28年度
科目
栄養士実務演習⑴
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
安田智子
阿部直子
中島里美
○到達目標
領域の広い栄養士の仕事であるが、ここでは栄養士としての基礎力をつけることを目標とす
る
○テーマ 献立作成能力の獲得
授業の概要
献立作成能力をつける為の内容とする。 献立作成時に必要な種々を見て、触れ、調理、計測、デー
ター化することにより習得させる。
授 業 計 画
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
備考
【ガイダンス】 授業の目的や方法を確認する
【定食調理】 指定した材料で1汁3菜の定食を作る
【主食・汁物】 米飯・粥の炊き方、盛り付けを知る
※毎回
目測確認実施
器の種類 盛り付け量 (米飯・粥・汁) 塩分量・濃度 汁の実について取り合せや分量を知る 【主菜 魚】塩焼を例に魚の調理
1食の使用量 加工調理後の変化を知る 調味の決め方を学ぶ
【主菜 肉】 付け焼き(照り焼き)
実物を見て肉の種類、部位の確認を確認する 調味% 付け合わせの選択を学ぶ
【主菜 揚げ物】フライを例に種々の揚げ物の衣の材料の確認
吸油量の確認 吸油% 付け合わせの選択 下味の調味%について学ぶ
【主菜 煮物】肉じゃが・筑前煮
1食の適当重量の決め方を学び、加工後の変化についても知る。また 合わせて副菜で使用する際の条件についても学ぶ
【副菜 サラダ】グリーンサラダ・ ポテトサラダ
使用食器・盛り付け量・調味料・切菜について知る
【副菜 炒め物煮物】 切り干大根・金平ごぼう等
使用食器・盛り付け量・調味料・切菜について知る
乾物食品について戻し重量変化や特徴を知る
【副菜 果物】
概量・サイズ・献立値(廃棄量)を確認し、献立に活用できる幅を広げる
美しく、食べやすい切り方についてもまなぐ
【定食作り】 これまでの学びを活かし、グループで1汁3菜の食事を調理する
テキスト
参考書・資料等
なし 適宜資料配布
「食品成分表」「調理のためのベーシックデーター」 女子栄養大学出版部
評価方法
受講意欲態度60% 提出物40%
履修上の注意等
積極的態度で臨み、献立作成のためのデーター資料作成に努める
配布された資料は各自の管理により講義最終まで整理すること
-25-
平成28年度
科目
栄養士実務演習⑵
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
安田智子
阿部直子
中島里美
及びテーマ
○ 到達目標 地域での食育活動ができる。
(生活習慣病予防や地産池消について、さらに子どもの食育についても指導できるように)
○ テーマ 栄養士としての食育活動の力を蓄え、栄養士として働くことの意義を知る。
授業の概要
実際に地域支援に関わる多くの機会を持ち、食育(健康教育)の重要性を実感する内容とする。
到達目標
授 業 計 画
回
1
2
3
4
5
6
7
8
① 栄養士としての地域での食育活動の必要性を伝え、国民・県民の健康栄養状況を伝え
る。②栄養士実務演習(1)の内容を基に一人分の分量及び塩分%等を考慮し、本学とスー
パーマーケットとの共同開発である健康弁当の考案について講話し理解を深める
備考
健康弁当作成をするにあた
り、料理本持参
健康弁当考案
数人ずつ班を決め、班ごとに健康弁当の考案を行う。(3,1,2弁当箱法、彩り、野
菜の使用量、弁当に向く惣菜などを考える)
食育活動
地域及び保育園での食育活動を行うことを念頭に、班構成を行い、食育活動のテー
マ(子どもの食育・大人向け)、及び指導内容を決め、指導案を作成する。
食育活動
指導案に基づき、シナリオを作成する。そのための資料収集を行う。
食育活動
シナリオを完成させ、どの媒体を使用しその場面で用いる効果的か確認し作成に入
る。
食育活動
媒体を完成させ、シナリオと合わせて練習を行う。発表者の立ち位置と媒体の位置
なども確認する。
食育活動
全体の前で発表。立ち位置、シナリオに対して効果的に媒体を活用できているか確
認し合う。
食育活動
前回のアドバイスをもとに手直しをし、練習を行う。呼び込み用チラシや広告用ポ
スターを作製する。
シナリオを完成させて本時に臨む
媒体を完成させ、本時に臨む
9
食育活動
リハーサル すべて手直しを終えて、通しでリハーサルを行い、時間をはかる。
10
健康弁当試作
各班ごとに弁当を試作する。スーパーマーケットの担当者に向けてプレゼンテー
ションを行う。
11
健康弁当試作
前回の検討会を受けて、再試作を行う。 完成した弁当を基に帯作成を行う。
12
食育活動実践①
スーパーマーケットに於いて食育活動実践。集客も行う。
食育の日の土曜日午後
13
食育活動実践② 健康弁当販売
地域に於いて食育活動実践。集客も行う。 また、健康弁当販売
食育の日の土曜日午後
14
食育活動実践③
市内保育所にて、子ども向けの食育を実践し、園児の様子を知る。
15
栄養士実務演習 食育活動報告会
スーパーマーケットの方と検討会
保育園
テキスト
使用しない
参考書・資料等
必要に応じて配布
評価方法
活動意欲・態度60%・提出物40%
履修上の注意等
地域での食育活動にあっては、体験させていただく姿勢で臨んでください。学外活動は授業
外になることもあります。
平成28年度
科目
情報処理
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
小山尊徳
「Word」の機能を活用し、日常生活や職場で活用できる文書作成の方法についえ学びます。
ソフトウェア操作は、日本情報処理検定協会主催日本語ワープロ検定1級・文書デザイン検定2級相当及びペンタブレットによる
ペイント描画の知識・技術の習得を想定した内容です。
1
学内ネットワークシステムの利用方法について
outlook サイト yammer onedrive office onlineの基本的操作と活用演習
2
○講義概要・コンピュータ実習室利用の留意事項を説明
○習熟度アンケートの実施
3
○キー配列をタッチタイピングで入力できるようになる練習
○office365の活用方法について
○単語をはやく入力する練習
○ワープロソフトの基本的な機能説明と文書作成に係わる全般的な機能
(ページの設定・書式設定・印刷など)について
○長文を正確に入力する練習
○ワープロソフトの基本的な機能説明と文書作成に係わる全般的な機能
(表の作成・結合・分割・罫線修飾など)について
5
担当
○到達目標:
・日本語ワープロソフトウェア「Word」を活用して、自由に文書の作成ができるようになる
・
○テーマ:
タッチタイピング技術、文書作成知識、DTP技術の向上
授 業 計 画
回
4
1年
前期
6
○オートシェイプ・図形描画機能を利用した地図の作成
7
○タイピングテスト
○画像を扱う上で必要となる基礎知識の理解
○画像編集ソフトウェアの基本操作について
8
課題作成1 ビジネス文書を作成する1(企画)
ビジネス文書(公文書)を題材として文書の基本的な知識を学習する
9
課題作成2 ビジネス文書を作成する2(文書制作)
8回で作成した課題を利用して、wordによるビジネス文書の作成技術を学習する
10
課題作成3 ビジネス文書を作成する3(告知媒体制作)
8回・9回で作成した課題の内容をもとにオートシェイプや図形・画像の加工を学習
する
11
課題作成4 プリントを制作する1(WordによるDTP)
授業プリントを題材として、文書作成の応用技術について学習する
12
課題作成4 プリントを制作する2(WordによるDTP)
授業プリントを題材として、文書作成の応用技術について学習する
13
課題作成5 冊子を作成する1(WordによるDTP)
袋とじ形式の冊子の制作方法について学習する1
14
課題作成5 冊子を作成する2(WordによるDTP)
袋とじ形式の冊子の制作方法について学習する2
15
授業の振り返りとまとめ
・未達成課題への指導・助言とこれまでの授業で扱った事項の確認を行う。
テキスト
授業内容に応じて適宜資料を配布
参考書・資料等
授業用Webサイトに適宜掲載
評価方法
課題の提出状況および完成度(5題:60%)、タイピングテスト(20%)
レポート(20%)
履修上の注意等
目的意識を持って授業に臨んでください。Office365の授業用サイトに予習復習用
の情報を掲載するので確認を怠らないこと。とくに欠席した際には次の授業前に
サイトで欠席時の内容を補完しておくこと。
備考
タイピングテスト
リフレクションレポート
平成28年度
科目
情報処理
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
1年
後期
「Excel」やクラウドサービスの機能を活用し、日常生活や職場で活用できるデータ処理の方法について学びます。
ソフトウェア操作は、日本情報処理検定協会主催表計算検定2級の知識・技術の習得を想定した内容です。
1
講義概要・「Excel」の基本確認1
基本操作や用語の確認、セルへの入力練習などを行う
2
「Excel」の基本確認2
関数式・計算式・セル参照(相対・絶対・混合)を理解する
3
課題作成1
コンピュータ上では文字がどのように扱われているのか理解する
4
課題作成2
様々な種類のコピー・ペースト・移動、書式変更について学習する
5
7
課題作成3
成績処理を題材として、相対参照・罫線・小数点の丸めなどについて学習する
課題作成4
5回で作成した課題を利用して、新たな関数式を加え、絶対参照を含んだ処理につい
て
学習する
課題作成5
帳票処理を題材として、個別のデータを取り出す方法について学習する
8
課題作成6
7回で作成した課題を利用して混合指定による式のコピーを学習する
6
9
10
小山尊徳
○到達目標:
・表計算ソフトウェア「Excel」を活用して、デジタルデータの加工処理ができるようになる。
・クラウドサービス「office365」を活用し、様々なデジタルデータを組み合わせ、自由に加工し、発信できるよう
になる。
○テーマ:
関数式・統計処理方法の理解、クラウドサービスの活用
授 業 計 画
回
担当
備考
課題作成7
栄養計算を題材として、基礎カロリー・必要カロリー・肥満度・肥満度診断・体表
面積などが表示される計算表を作成する1
課題作成7
入力データに基づき、基礎カロリー・必要カロリー・肥満度・肥満度診断・体表面
積などが表示される計算表を作成する2
11
課題作成8
ピボット機能を活用したいろいろなアンケート集計の仕方を学ぶ1
12
課題作成8
ピボット機能を活用したいろいろなアンケート集計の仕方を学ぶ2
13
課題作成9
Office365 for educationで提供されているサービスを活用して情報を処理する1
14
課題作成9
Office365 for educationで提供されているサービスを活用して情報を処理する2
15
授業の振り返りとまとめ
・未達成課題への指導・助言とこれまでの授業で扱った事項の確認を行う。
テキスト
授業内容に応じて適宜資料を配布
参考書・資料等
授業用Webサイトに適宜掲載
評価方法
課題の提出状況および完成度(9題:80%)
レポート(20%)
履修上の注意等
目的意識を持って授業に臨んでください。Office365の授業用サイトに予習復習用
の情報を掲載するので確認を怠らないこと。とくに欠席した際には次の授業前に
サイトで欠席時の内容を補完しておくこと。
リフレクションレポート
平成28年度
科目
被服製作実習
到達目標
及びテーマ
1
単位
授業
形態
実習
開講
時期
1年
前期
担当
宮野洋子
○到達目標
被服製作における縫製に関わる基礎技術を身につける。
○テーマ
縫製の基礎技術の習得
授業の概要
手縫いや機械縫いの基礎技術を学び、応用作品を製作しさらに縫製技術を身につける。また、作品を
製作することによって様々な製作物に興味を持ち、今後の衣生活を充実させる。
授 業 計 画
回
1
ガイダンス 製作作品と年間の予定、注意事項などについてのガイダンス
用具の扱いと印付けについて
2
縫製技術Ⅰ 手縫い①(針と糸の関係、手縫いの基礎:玉止め、玉結び、並縫い、
半返し縫い、本返し縫い、普通まつり)
3
縫製技術Ⅰ 手縫い②(手縫いの基礎:ボタン付け、スナップ付け)
CAD演習Ⅰ PCを使用しテキスタイルの製作(縫製技術Ⅱの応用作品で使用)
4
縫製技術Ⅱ 機械縫い①(ミシン:ミシン糸の掛け方、下糸の巻き方、直線縫い、
角の縫い方、返し縫い、糸の始末)
5
縫製技術Ⅱ
6
縫製技術Ⅰ 手縫いを応用した作品①(目落し刺し:縦方向を縫う、糸の始末)
7
縫製技術Ⅰ 手縫いを応用した作品②(目落し刺し:横方向を縫う)
8
縫製技術Ⅰ
9
縫製技術Ⅰ 手縫いを応用した作品④(目落し刺し:加工)
縫製技術Ⅱ 機械縫いを応用した作品①(印付け、ロックミシン)
機械縫い②(ロックミシン)
備考
提出:記録簿・手縫い基礎
対応するPCの関係上、数回に
分け実施予定
提出:記録簿・機械縫い基礎
手縫いを応用した作品③(目落し刺し:斜め方向を縫う・糸を通す)
10
縫製技術Ⅱ 機械縫いを応用した作品②(ひも通し口を縫う)
11
縫製技術Ⅱ
機械縫いを応用した作品③(三つ折り縫い・ひもを通す)
12
縫製技術Ⅲ
縫製技術Ⅰ・Ⅱを応用した作品①(布の裁断・印付け)
13
縫製技術Ⅲ
縫製技術Ⅰ・Ⅱを応用した作品②(バイアステープの扱い方)
14
縫製技術Ⅲ 縫製技術Ⅰ・Ⅱを応用した作品③
15
縫製技術Ⅲ 縫製技術Ⅰ・Ⅱを応用した作品④
テキスト
なし
参考書・資料等
プリント配布
評価方法
提出物70%・定期試験30%により総合評価する。
履修上の注意等
前時の課題を終えてくること。提出期限を守ること。
提出:記録簿・応用作品
提出:記録簿・応用作品
提出:記録簿・応用作品
平成28年度
科目
被服製作実習
単位
1
授業
形態
実習
開講
時期
1年
後期
担当
町田秀子
到達目標
○到達目標
既製服が基本とする現代の衣生活の中、針を持つこと自体少なくなっている。作品製作を通して、こ
及びテーマ
ぎんの刺し方と染色の基本的な技法を覚えること。そして、手作りのぬくもりと自分で作る喜びを感じ
ることを目的とする。
○テーマ
自ら作品のテーマを決め、作品製作・発表等により表現力を身につける
授業の概要
津軽こぎんについて理解し、地域文化の伝承を念頭に入れ、こぎん作品を製作する。
染色法や基本的な技法を身につけ、染色作品を製作する。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション
2
こぎんについて:こぎんの歴史と作品紹介 各自の作品のデザイン構成
3
作品製作(こぎん): 刺し方の説明
4
作品製作(こぎん)
5
作品製作(こぎん)
6
作品製作(こぎん)
7
作品製作(こぎん):仕上げの説明
8
作品製作(こぎん):作品仕上げとレポート作成
9
作品評価(こぎん)・各自のプレゼンテーション
10
染色の技法について:技法の説明 各自の作品のデザイン構成
11
作品製作(染色):縫う 絞る
12
作品製作(染色):絞る
13
作品製作(染色):染色する
14
作品製作(染色):仕上げの説明・レポート作成
15
作品評価(染色)・各自のプレゼンテーション
テキスト
なし
参考書・資料等
資料としてそのつどプリントを配布する
評価方法
作品評価60%、プレゼンテーション20%、レポート20%
履修上の注意等
原則として、時間内に実習を終えられるよう構成している。ただし、遅
刻、欠席した場合は宿題となる。作品の提出期限は必ず守ること。
備考
デザインチェック
レポートと作品の提出
デザインチェック
レポートと作品の提出
平成28年度
科目
被服学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
宮野洋子
○到達目標
衣生活は豊かになり、新素材の開発、既製服の多様化・個性化してきていることを理解し、
今後の快適な衣生活について考える。
○テーマ
消費者として知識を習得し、衣生活について考える力を身につけること。
授業の概要
被服の機能・被服材料・被服の選択・管理など消費者としての基礎・基本的な知識や技術を学習し、
消費者としてのあり方を深めることを目的とする。学生自身が普段着用している衣服に関心を持ち、学
んだことを生かして生活することができるであろう。
授 業 計 画
回
備考
1
衣服の造形と着装 被服の機能と人体の形態・衣服の造形(衣服着用目的・人体の計測・体
型の理解)
2
衣服の造形と着装 被服の構成(平面構成と立体構成の違いの理解)
レポート提出
3
衣服の造形と着装 着衣の衛生と生活活動(環境による衣服の違いの理解)
レポート提出
4
衣服の素材 繊維素材(天然繊維の特徴の理解)
5
衣服の素材 繊維素材(化学繊維の製造過程や再生繊維・半合成繊維の特徴の理解)
6
衣服の素材 繊維素材(合成繊維の特徴の理解)
7
衣服の素材 糸(構造物としての糸の形態と特徴の理解)
8
衣服の素材 布(構造物としての織物と編み物の形態と特徴の理解)
9
衣服の素材 素材の染色と加工(染色方法と仕上げ加工の理解)
レポート提出
10
衣服の衛生・管理と環境 人体の衛生・保護と衣服 (人体の汚れと衣服の関係の理解)
11
衣服の衛生・管理と環境 衣服の管理(洗濯に関することの理解)
レポート提出
12
衣服の衛生・管理と環境 しみ抜きと漂白(衣服の汚れ除去の理解)
レポート提出
13
衣服と消費者の自立 衣服の選択・購入と情報の活用(衣服の選択・購入についての理解)
14
衣服と消費者の自立 消費者問題と対応(消費者相談システムの理解)
15
衣服と消費者の自立 衣服の生産・消費と廃棄(日本の衣服に関する問題の理解)
テキスト
「改訂 衣生活論」 建帛社
参考書・資料等
参考書特になし・資料はプリント配布
評価方法
定期試験70%、レポート30%により総合評価する。
履修上の注意等
レポートの様式はA4版横書き。レポートに関連する内容が本試験に出題されることがあり
ます。
平成28年度
科目
住居学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
七戸英之
○到達目標
住居に係る用語を知り、住生活の変遷を理解する。
○テーマ
住居と住生活の変遷を知り、現在の住生活の問題点を考える
授業の概要
私たちの生活の仕方や住まいは急速に変貌した。家族一緒の食事時間が持てない。毎日の入浴、上
下水道の完備、新しい調理機器の導入。また、多様な外観、高機密高断熱住宅など。本講では住いと
住生活を具体的事例を通して考える。
授 業 計 画
回
1
講義の進め方の概要を説明。
学生にとって住まいとは何かを話し合う。
2
住生活の変遷①(縄文・弥生・古墳時代の住居と生活)
3
住生活の変遷②(飛鳥・奈良・平安時代の住居と生活)
4
住生活の変遷①(鎌倉・室町・江戸時代の住居と生活)
5
住生活の変遷①(明治・大正・昭和時代の住居と生活)
6
住生活の変遷から見た住生活と住まいの役割
7
住居と敷地環境の条件
8
日照・日射が住環境にどうかかわってくるか
9
室内環境①(室内気候について)
10
室内環境②(結露と換気について)
11
住宅建築の構法と特徴
12
間取りと各部屋の計画①
(居間・食堂・台所について)
13
間取りと各部屋の計画②
(寝室・浴室・トイレ他について)
14
インテリア(家具・照明・色彩)について
15
住生活の安全管理と住居のメンテナンスについて
テキスト
なし
参考書・資料等
テーマごとに資料を配布
評価方法
ノートの記入状態(10%)、期末テスト(90%)により総合評価する
履修上の注意等
配布資料はきちんと整理する。
レポートは必ず提出する。
備考
平成28年度
科目
保育学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
島内智秋
○到達目標
・育てる側の役割を担っていくことを自覚し、子どもの最善の利益を考えられるようになる。
○テーマ
・乳幼児の発達や気になる行動等と、現在の子どもを取り巻く保育の状況を理解する。
授業の概要
現代の地域社会において世代間交流は希薄であり、家庭内における人間関係は量的質的にも弱体
化している。そのため、子育ての意義や重要性やその具体的な方法について、生活の中で自ら学ぶこ
とができる状況にあるとはいえない。講義では、地域社会と協働して子どもを育てることの意味を理解
し、他者とのよりよい関係性の構築に向けて努力する姿勢を学び、子どもの成長にとっての最善を考え
る。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション・保育学を学ぶ意義・育児観や子ども観についてのアンケート
2
育児観と子ども観 アンケートから学生自身の意識の中にある「子どもを苦手に思
う心」の原因を探り、苦手と感じる子どもの行動の裏にある気持ちや、苦手に思っ
た子どもの行動が発達の特徴によるものであることなどを理解する
3
母体の健康と生命の誕生
母体の健康を守ることと、育児について。妊娠中の胎児の状態と母体変化
4
乳幼児の発達の特徴①
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
5
乳幼児の発達の特徴②
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
6
乳幼児の発達の特徴③
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
7
乳幼児の発達の特徴④
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
8
乳幼児の発達の特徴⑤
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
9
乳幼児の発達の特徴⑥
乳幼児の発達の特徴を理解し、望ましいかかわり方を考える
10
子どもの人格形成と遊び 人格形成に順序があることの理解と必要な経験の理解
来週の保育所観察実習に向けての事前指導
11
保育所に行き参観し実際に乳幼児と関わる体験をする
12
親準備性・親の役割
育てる側になることを理解し、親の役割について考える
13
家庭における乳幼児の看護
起こりやすい事故・けが・病気への対処法を学ぶ
14
乳幼児の保育と福祉
家庭での養育の重要性を考える
15
子育てにおける問題点と地域連携
地域の子育て支援の関係機関との連携について
乳幼児の成長を促す発達に合ったかかわりや必要な経験を考える
備考
DVD視聴「母親が危ない」
観察実習レポート提出
テキスト
特になし。
参考書・資料等
『保育学21世紀の子どもたちへ』伊藤わらび著 建帛社
『実践としての保育学』関口はつ江著 同文書院 ほか
評価方法
提出レポート(30%)、期末テスト(60%)、受講態度(10%)を考慮し総合的に評価する。
履修上の注意等
子どもを育てることをイメージして受講し積極的に質問すること。
平成28年度
科目
生理学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
山田勝也
○到達目標
心身を支える個別の器官の構造と働きと相互作用の理解を深める。
○テーマ
生体現象を科学的に捉え、論理的思考力を養う。
授業の概要
呼吸、循環、消化吸収、排泄、運動、神経、内分泌の理解
授 業 計 画
回
1
血液(1)
赤血球の役割、ガス交換
2
血液(2)
白血球の役割、血液凝固、血液型
3
心臓の構造と機能
4
心電図の見方と電気現象
5
消化・吸収(1)
胃、三大栄養素と酵素
6
消化吸収(2)
腸、膵、肝、胆汁
7
排泄
pH調節、再吸収、排尿、便
8
呼吸(1)
酸素、CO2、pH
9
呼吸(2)
構造と調節、腎との関係
10
内分泌(1)
総論、視床下部、下垂体
11
内分泌(2)
各論
12
神経・筋(1)
高次機能、神経伝達
13
神経・筋(2)
筋収縮、感覚総論
14
ホメオスタシス、フィードバック、解剖と生理
15
総復習
テキスト
「標準栄養学講座 解剖生理学」
(金原出版)
参考書・資料等
プリントはその都度必要に応じて配布します。
評価方法
筆記試験、持込み不可
履修上の注意等
講義中は私語をしないようお願いします。
備考
平成28年度
科目
医事知識
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
三上健
○到達目標 医事管理士や医療管理秘書などの医療事務の業務を適切に行うに当た
り、レセプトを含む各種事務所類の作成時必須な医薬に関す知識を習得
する。
○テーマ 薬に関する主作用および副作用などの基礎的な知識を習得し、薬の生体の
作用、動態、などにより適用方法の違いを理解する。医療に関する専門用語
を理解する。
授業の概要
薬の有益性と危険性、薬の適用と体内での動態、薬の管理、薬物治療に影響を及ぼす薬物側および
生体側の因子などについて解説する。
医療用語およびその略語を理解する。
授 業 計 画
回
1
薬の基礎知識
薬物療法
2
薬の基礎知識
医薬品
3
薬の基礎知識
投薬に関する用語
4
薬の基礎知識
医薬品の販売名と表示
5
薬の基礎知識
薬効による薬の分類
6
薬の基礎知識
ジェネリック医薬品と使用促進
7
検査概論
基本的な検査用語
8
検査概論
各種検査方法
9
検査概論
微生物検査
10
医療用語
症状、処置、手術、麻酔に関する用語
11
医療用語
医療用語の省略形について
12
感染症
感染症予防法及び学校保健法
13
感染症
主要感染症
14
主要病名略語
15
まとめの講義
テキスト
プリントを配布して講義する。
参考書・資料等
医学一般(医療教育協会)今日の治療薬(南江堂)
評価方法
講義レポート等の提出物30%、定期試験 70 %
履修上の注意等
プリントの内容をしっかりと理解するように努めること。
備考
平成28年度
科目
医療秘書実務
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
阿保順子
○到達目標
医療秘書として業務を行うために必要な知識や技術を身につける。
○テーマ
基本的な応対や接遇マナーを習得するだけでなく、実務に役立つ応用力を身につける。
授業の概要
医療秘書として、患者サービスやコミュニケーション能力など応対や接遇マナーの知識や技術の
習得が最も必要とされます。基本的な応対や接遇マナーを習得するだけでなく、演習を通して実務
に役立つ応用力も身につけます。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション
DVD(病医院職員接遇シリーズ 外来患者さんへの接遇・気くばり集)
2
日本の医療
医療の歴史から近代医療までの流れ
3
医療秘書とは
医療秘書の歴史 医療秘書の役割と資質
4
医療機関とは
医療機関の種類やそれぞれの役割を理解する。
ビデオ(病院早わかりビデオ 病院とは何か)
5
医療機関の組織とチーム医療について
6
医療秘書の人間関係
コミュニケーションと言葉づかいの関係を理解する
7
8
9
医療秘書実務
接遇(受付・窓口業務)の心がけと基本的なマナー
DVD(医病院職員接遇シリーズ 笑顔のつくり方)
医療秘書実務
求められる接遇の5原則(身につけてほしい接遇、応対の基本)
DVD(医療スタッフ接遇・マナー編)
医療秘書実務
病院における電話応対
DVD(病医院職員接遇シリーズ 電話応対の気ばたらき)
10
医療関連法規(医療法)
医療法の条文および解説
11
医療関連法規(医師法)
医師法の条文および解説
12
その他の医療関連法規
薬剤師法、保健師助産師看護師法等の条文および解説
DVD(接遇・トラブル対応ABC)
13
医療保険制度の概要(復習)
14
患者受付の実際
受付の事例、クレーム対応など
15
まとめ
病院IT化の流れ(紙のレセプトから電子カルテへ)
テキスト
『医療管理・事務総論』(樹村房)
参考書・資料等
必要に応じて資料を配付する。
評価方法
定期試験(70%)と小テスト(30%)で総合評価する。
履修上の注意等
受講後、復習をすること。
備考
DVD視聴
感想文の提出
ビデオ視聴
DVD視聴
DVD視聴
DVD視聴
DVD視聴
平成28年度
科目
医療事務総論
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
阿保順子
○到達目標
診療報酬事務演習で学んだ基礎知識や技能を基に、より高度な診療内容のレセプト作成
をめざす。
○テーマ
診療報酬算定の点数解釈について基礎的な考え方を理解する。
授業の概要
医療保険制度の概要から、診療報酬制度の基本的なしくみ、請求、支払いの流れにいたるまでを
理解できるよう、また、認定試験、検定試験合格のため、今まで学んだ医療事務の知識を再確認する。
授 業 計 画
回
備考
1
オリエンテーション
医事課の仕事(医療事務の仕事、医療秘書の仕事)
2
医療保険制度についての基礎知識
3
医療関連法規
保険医療機関及び保険医療養担当規則
4
「医科診療報酬点数表」の構成
医科診療報酬点数表の解釈(1) (初診~再診)
5
医科診療報酬点数表の解釈(2) (医学管理等~在宅)
6
医科診療報酬点数表の解釈(3) (検査・病理診断)
7
医科診療報酬点数表の解釈(4) (画像診断)
8
医科診療報酬点数表の解釈(5) (処置)
9
医科診療報酬点数表の解釈(6) (手術~麻酔)
10
医科診療報酬点数表の解釈(7) (投薬~注射)
レセプト課題提出
11
医科診療報酬点数表の解釈(8) (リハビリ・精神科療法・放射線)
レセプト課題提出
12
診療報酬明細書(レセプト)作成演習
レセプト課題提出
13
診療報酬明細書(レセプト)作成演習
レセプト課題提出
14
診療報酬明細書(レセプト)作成演習
レセプト課題提出
15
まとめ
テキスト
『平成28年4月版 医科診療報酬点数表』 (社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
必要に応じて資料配付する。
評価方法
定期試験(60%)と課題提出(40%)で総合評価する。
履修上の注意等
予習復習をする。点数表・薬価基準・電卓を忘れないこと。
平成28年度
科目
医療管理学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
阿保順子
○到達目標
認定試験・検定試験に合格できる実力を身につける。
○テーマ
最新の医療情報を基に、わが国の医療保険制度のあり方や全体像をつかむ。
授業の概要
認定試験・検定試験に合格するために、今まで学んだ医療事務の知識を再確認し、復習する。
後半は、公費負担医療制度、介護保険制度、労災保険制度、自賠責保険制度等について学ぶ。
授 業 計 画
回
備考
1
オリエンテーション
認定試験・検定試験の概要(過去の出題傾向を把握する)
2
認定試験学科、実技問題対策(過去問題を使っての模擬試験)
3
検定試験学科対策(過去問題を使っての模擬試験)
4
検定試験学科対策(過去問題を使っての模擬試験)
5
検定試験学科対策
6
高齢者医療制度のしくみと算定
7
入院料の算定
各診療項目の算定方法と記載方法
8
入院料の算定
入院レセプトの作成
レセプト課題提出
9
入院料の算定
入院レセプトの作成
レセプト課題提出
10
入院料の算定
入院レセプトの作成
レセプト課題提出
11
公費負担医療制度について
特定の病気などの場合、国や自治体が医療にかかる費用を負担してくれる制度
12
公費負担医療制度の算定
感染症法(結核)に基づく算定方法と記載方法
13
介護保険制度について
介護保険制度のしくみと内容、地域包括ケアシステムについて
14
労災保険制度について
自賠責保険につて
15
まとめ
レセプト課題提出
DVD視聴
テキスト
『医療管理・事務総論』(樹村房)
『平成28年4月版 医科診療報酬点数表』( 社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
必要に応じて資料配付する
評価方法
定期試験(70%)と検定試験・認定試験合否(10%)
課題提出(20%)等で総合評価する。
履修上の注意等
予習復習をしっかりする。テキストを忘れずに持参すること。
平成28年度
科目
診療報酬事務演習⑴
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
1年
前期
担当
阿保順子
○到達目標
診療報酬明細書(レセプト)作成の基礎を身につける。
○テーマ
基本診療料(初診・再診)算定方法を身につけ、診療内容と診療科の関係理解する。
授業の概要
診療報酬明細書(レセプト)作成の基礎を習得する。
診療報酬明細書の決まりから、診療料、投薬料など個別診療の基礎的な記載方法を習得する。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション
医療事務の仕事 医療秘書の仕事 医療保険制度とはなにか
2
医療保険のしくみ
DVD(病医院職員接遇シリーズ 外来患者さんへの接遇・気くばり集)
3
医療保険制度の基礎知識
医科診療報酬点数表の構成と見方について
4
基本診療料(初診料)の算定
基本点数と加算点数、初診料算定条件、記載方法について
5
基本診療料(再診料・外来診療料)の算定
基本点数と加算点数、外来管理加算の算定方法につて
6
基本診療料(再診料・外来診療料)の算定
再診レセプト記入練習問題
7
医学管理料等の算定
医学管理料の種類と算定上の注意事項を理解する。
8
在宅医療の算定
往診料などの記載方法について
9
投薬料の算定(1)
投薬の種類と所定単位を理解する。薬剤料の計算と記載方法について
10
投薬料の算定(2)
調剤料、処方料、処方せん料、特定疾患処方管理料の算定方法について
11
保険診療のしくみ
医療機関の窓口業務、診療報酬明細書(レセプト)のしくみ
12
注射料の算定(1)
注射の種類、注射薬剤の容器と単位について
13
注射料の算定(2)
診療報酬明細書(レセプト)の作成 (初診~注射)
14
15
処置料の算定
主な処置料について
診療報酬明細書(レセプト)の作成 (初診~処置)
画像診断の算定
エックス線診断料の算定と記載方法について
診療報酬明細書(レセプト)の作成 (初診~画像診断)
テキスト
『診療報酬請求の実務』 『診療報酬請求演習』(医療教育協会)
『平成28年4月版 医科診療報酬点数表』 (社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
講義時に資料を配付する。
評価方法
定期試験(70%)と課題提出(30%)で総合評価する。
履修上の注意等
受講時はテキスト、電卓を忘れずに持参すること。
受講後復習・予習をすること。
備考
DVD視聴
感想文の提出
レセプト課題提出
レセプト課題提出
レセプト課題提出
レセプト課題提出
平成28年度
科目
診療報酬事務演習⑵
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
1年
後期
担当
阿保順子
○到達目標
診療請求において、難解な項目でも、迅速かつ的確に選定できるコツを身につける。
○テーマ
複雑な診療行為を含む外来レセプト作成技術を身につける。
授業の概要
診療報酬事務演習(1)に引続いて、診療料、医学管理料等、在宅医療、投薬料、注射料、処置料、
検査料、手術料、画像診断料など各診療行為別に正確な算定方法を身につける。
授 業 計 画
回
備考
1
オリエンテーション
前期の復習(診療報酬明細書の作成 基本診療料から画像診断料まで)
2
画像診断料の算定(1)
エックス線診断料の算定と記載方法について
3
画像診断料の算定(2)
造影剤使用撮影、特殊撮影、乳房撮影等の算定と記載方法について
レセプト課題提出
4
画像診断料の算定(3)
核医学診断料、コンピュータ断層撮影診断料の算定と記載方法につて
レセプト課題提出
5
検査料の算定(1)
検査の区分、検体検査の種類と算定、記載方法について
6
検査料の算定(2)
検査の区分、検体検査の種類と算定、記載方法について
7
検査の算定(3)
生体検査の算定と記載方法について
8
検査の算定(4)
病理学的検査料の算定と記載方法について
9
外来カルテ例題のレセプト作成 (初診~検査)
レセプト課題提出
レセプト課題提出
10
手術・麻酔料の算定
手術・麻酔料の算定と記載方法、手術料と処置料の違いを理解する。
11
外来カルテ例題のレセプト作成 (初診~手術)
12
リハビリテーション料・精神科専門療法料・放射線科治療料の算定と記載方法に
ついて
処方せん料発行について
13
外来カルテ例題のレセプト作成 (初診~画像診断 造影剤使用撮影)
レセプト課題提出
14
外来カルテ例題のレセプト作成 (初診~画像診断 CT MRI撮影)
レセプト課題提出
15
まとめ
各診療項目算定方法の理解度、レセプト記載要領
時間内にレセプトが作成できるか確認
テキスト
『診療報酬請求の実務』『診療報酬請求演習』(医療教育協会)
『平成28年4月版 医科診療報酬点数表』 (社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
講義時に資料を配付する。
評価方法
定期試験(70%)と課題提出(30%)で総合評価する。
履修上の注意等
受講時はテキスト、電卓を忘れずに持参すること。
受講後は復習・予習をすること。
レセプト課題提出
平成28年度
科目
医療情報処理演習⑴
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
阿保順子
○到達目標
手書きレセプトとコンピュータレセプトの作成方法の違いやコンピュータによる
自動算定項目、印刷されたレセプトの点検方法を身につける。
○テーマ
医事コンピュータによる診療会計処理を身につける。
授業の概要
医事会計システム「医事NaviⅢ」を使用し、コンピュータを利用した診療情報処理の方法を学ぶ。
手書きレセプトとコンピュータレセプトの作成方法の違いや、コンピュータによる自動算定項目、印刷
されたレセプトの点検方法などを学ぶ。
授 業 計 画
回
備考
1
オリエンテーション
平成28年度 診療報酬改定について
コンピュータによる業務の流れ
2
患者情報の入力と検索
医療機関情報・患者情報・病名・診療情報の入力
3
外来カルテ例題の入力(1)
レセプト課題提出
4
外来カルテ例題の入力(2)
レセプト課題提出
5
外来カルテ例題の入力(3)
レセプト課題提出
6
外来カルテ例題の入力(4)
レセプト課題提出
7
外来カルテ例題の入力(5)
レセプト課題提出
8
外来カルテ例題の入力(6)
レセプト課題提出
9
外来カルテ例題の入力(7)
レセプト課題提出
10
外来カルテ例題の入力(8)
レセプト課題提出
11
外来カルテ例題の入力(9)
レセプト課題提出
12
外来カルテ例題の入力(10)
レセプト課題提出
13
外来カルテ例題の入力(11)
レセプト課題提出
14
外来カルテ例題の入力(12)
レセプト課題提出
15
まとめ
総合的な入力練習
テキスト
『平成28年4月版 医科診療報酬点数表』 (社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
講義時に資料を配付する。
評価方法
定期試験(60%)と課題提出(40%)で総合評価する。
履修上の注意等
受講時は、点数表・薬価基準・電卓を持参すること。
-35-
平成28年度
科目
医療情報処理演習⑵
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
阿保順子
○到達目標
処理速度、正確性を増すことにより、実務の対応力を身につける。
○テーマ
医療機関で行われる医療事務へのコンピュータ利用に関する知識を身につける。
授業の概要
医療情報処理演習(1)に引続いて、医事会計ソフトを使用し、コンピュータの利用の現状と
医事コンピュタ技能検定試験(3級)に合格できる実力も身につける。
授 業 計 画
回
備考
1
オリエンテーション
医事コンピュータ技能検定試験について
2
検定試験対策(1)
過去問題を使用しての外来カルテ入力
レセプト課題提出
3
検定試験対策(2)
過去問題を使用しての外来カルテ入力
レセプト課題提出
4
検定試験対策(3)
過去問題を使用しての外来カルテ入力
レセプト課題提出
5
検定試験対策(4)
過去問題を使用しての外来カルテ入力
レセプト課題提出
6
外来カルテ例題の入力
レセプト課題提出
7
外来カルテ例題の入力
高齢者医療の設定と入力方法
レセプト課題提出
8
外来カルテ例題の入力
レセプト課題提出
9
入院カルテの入力
入院基本料等の設定と入力方法
レセプト課題提出
10
入院カルテ例題の入力
レセプト課題提出
11
外来カルテ例題の入力
レセプト課題提出
12
外来カルテ例題の入力
レセプト課題提出
13
外来カルテ例題の入力
レセプト課題提出
14
外来カルテ例題の入力(伝票からの入力)
レセプト課題提出
15
まとめ
定期試験の範囲、出題傾向につて
テキスト
『平成28年4月版 診療報酬点数表』(社会保険研究所)
『平成28年4月版 薬価基準』(じほう)
参考書・資料等
講義時に資料を配付する。
評価方法
定期試験(60%)と課題提出(40%)で総合評価する。
履修上の注意等
受講時、点数表・薬価基準・電卓を忘れないこと。
平成28年度
科目
事務機器演習
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
笹森雅子
○到達目標
デジタル化が進む事務(情報)機器に対する知識と機能について理解を深め、パーソナル
コンピュータの応用的かつ実用的な演習を通じて、ビジネス実務に対応できる能力の習得を
めざす。
○テーマ
ビジネス実務におけるパーソナルコンピュータの活用
授業の概要
前半はプレゼンテーションソフト(PowerPoint)を活用した資料の作成から発表までを学ぶ。後半では
文書処理ソフト(Word)と表計算ソフト(Excel)をベースに、ビジネスシーンを想定したケーススタディで
スキルアップをはかる。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション
事務及び事務機器とは何か、ICTの利活用について
2
プレゼンテーション(1)-PowerPointの基本と応用 プレゼンテーションとは何か
3
プレゼンテーション(2)-PowerPointの活用 資料の作成と編集①
4
プレゼンテーション(3)-PowerPointの活用 資料の作成と編集②
5
プレゼンテーション(4)-PowerPointの活用 実行と特殊効果の設定①
6
プレゼンテーション(5)-PowerPointの活用 実行と特殊効果の設定②
7
ケーススタディ(1)-Wordの応用実務 ビジネス文書①
8
ケーススタディ(2)-Wordの応用実務 ビジネス文書②
9
ケーススタディ(3)-Wordの応用実務 ビジネス文書③
10
ケーススタディ(4)-Excelの応用実務 集計と分析①
11
ケーススタディ(5)-Excelの応用実務 集計と分析②
12
ケーススタディ(6)-Excelの応用実務 データベース①
13
ケーススタディ(7)-Excelの応用実務 データベース②
14
総合実践演習(1)-各アプリケーションの相互利用①
15
総合実践演習(1)-各アプリケーションの相互利用②
テキスト
資料・課題は毎時間提示する。
参考書・資料等
講義中に案内する。
評価方法
定期試験60%、授業時の演習課題の提出内容40%により総合評価
する。
履修上の注意等
コンピュータに対する習熟度は個人差があるが、演習内容を復習
し理解に努めること。わからない点があれば、遠慮なく質問して
もらいたい。
-37-
備考
平成28年度
科目
簿記
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
兼平拓道
○到達目標
簿記の基本構造を理解して、計数感覚を身につけること。
○テーマ
仕訳の背景にある考え方を理解すること。
授業の概要
簿記を初めて学ぶ学生を対象にして、取引の発生から決算に至る経理処理の基礎を、ケース・スタ
ディを導入しながらわかりやすく解説する。
授 業 計 画
回
1
仕入帳・売上帳の作成
仕入帳と売上帳のフォーマットを理解する
2
商品有高帳(先入先出法)の作成
在庫管理の実務を理解する
3
売掛金元帳・買掛金元帳の作成
売掛金元帳と買掛金元帳のフォーマットを理解する
4
手形取引① 約束手形・為替手形
手形を巡る債権と債務の概念をつかむ
5
手形取引② 裏書譲渡・割引
手形流通の実務を理解する
6
有価証券の取得・売却
有価証券のキャピタルゲインを学ぶ
7
債権債務① 売掛金・買掛金、未収金・未払金・貸付金・借入金、手形貸付金・手形借入金
ファイナンスの概念をつかむ
8
債権債務② 前払金・前受金、立替金・預り金・仮払金・仮受金、他店商品券・商品券
ファイナンスの概念をつかむ
9
固定資産の取得、減価償却、売却
固定資産の価値について学ぶ
10
純資産の増減、引出金
企業の資本について理解する
11
個人企業の税金
事務経理担当者の税金の取り扱いについて学ぶ
12
貸倒引当金の見積もり 貸し倒れの発生
企業の損失発生リスク管理について理解する
13
精算表の作成
仕訳ミスのチェックの仕方を学ぶ
14
損益計算書・貸借対照表の作成
企業の財務状況と財産状況を把握する
15
日商簿記3級に使う仕訳の総点検
テキスト
『日商簿記3級とおるゼミ』桑原知之編・著
(ネットスクール株式会社出版本部)
参考書・資料等
なし
評価方法
期末テスト70%、提出レポート30%の割合で総合評価する。
履修上の注意等
毎回、受講後の復習とまとめをしておくこと。
備考
平成28年度
科目
簿記
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
兼平拓道
○到達目標
簿記の基本構造を理解して、計数感覚を身につけること。
○テーマ
仕訳の背景にある考え方を理解すること。
授業の概要
簿記を初めて学ぶ学生を対象にして、取引の発生から決算に至る経理処理の基礎を、ケース・スタ
ディを導入しながらわかりやすく解説する。
授 業 計 画
回
1
仕入帳・売上帳の作成
仕入帳と売上帳のフォーマットを理解する
2
商品有高帳(先入先出法)の作成
在庫管理の実務を理解する
3
売掛金元帳・買掛金元帳の作成
売掛金元帳と買掛金元帳のフォーマットを理解する
4
手形取引① 約束手形・為替手形
手形を巡る債権と債務の概念をつかむ
5
手形取引② 裏書譲渡・割引
手形流通の実務を理解する
6
有価証券の取得・売却
有価証券のキャピタルゲインを学ぶ
7
債権債務① 売掛金・買掛金、未収金・未払金・貸付金・借入金、手形貸付金・手形借入金
ファイナンスの概念をつかむ
8
債権債務② 前払金・前受金、立替金・預り金・仮払金・仮受金、他店商品券・商品券
ファイナンスの概念をつかむ
9
固定資産の取得、減価償却、売却
固定資産の価値について学ぶ
10
純資産の増減、引出金
企業の資本について理解する
11
個人企業の税金
事務経理担当者の税金の取り扱いについて学ぶ
12
貸倒引当金の見積もり 貸し倒れの発生
企業の損失発生リスク管理について理解する
13
精算表の作成
仕訳ミスのチェックの仕方を学ぶ
14
損益計算書・貸借対照表の作成
企業の財務状況と財産状況を把握する
15
日商簿記3級に使う仕訳の総点検
テキスト
『日商簿記3級とおるゼミ』桑原知之編・著
(ネットスクール株式会社出版本部)
参考書・資料等
なし
評価方法
期末テスト70%、提出レポート30%の割合で総合評価する。
履修上の注意等
毎回、受講後の復習とまとめをしておくこと。
備考
平成28年度
科目
国語表現
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
福士純子
○到達目標
日常の言語表現の中から、よく使う実務・実用的表現を取り出して、表記、書写、問題演習等で学習
し、日本語の表現力を高める。
○テーマ
話し言葉、書き言葉などの演習により日本語の表現力を高めることに努めさせる。
授業の概要
テキスト『表現のエチュード』を用いながら、随時、具体的な演習を含めて講義を展開する。
授 業 計 画
回
1
受講受理 (授業計画) 『国語表現』の授業方針について説明する。
2
【表現ということ】 心を豊かに表現する。 ( ①表現のいろいろ。 ②「言
語」のいろいろ―地域や民族と言語―。 ③言語表現のいろいろ。 )
3
【気配りの表現】 1.失礼にならないために。(人間関係と場面・状況を見極め
る。) 2.適切な敬語を使いこなす。(尊敬語・謙譲語・丁寧語)
4
【書くことで表現する】 1.書くということ。 2.書くための準備。(テーマ
を決める。材料を集める。構成を考える。)
5
【書くための基礎】 1.表記のきまり。(現代仮名遣い、送り仮名、漢字と仮名
の使い分け、数字の表記、読点の打ち方、記号類の使い方、原稿用紙の使い方。)
6
【書くための基礎】 1.表記のきまり。(現代仮名遣い、送り仮名、漢字と仮名
の使い分け、数字の表記、読点の打ち方、記号類の使い方、原稿用紙の使い方。)
7
8
備考
演習プリント
演習プリント
【書くための基礎】 2.書き方の工夫(文字、漢字、話し言葉と書き言葉、略語
と外来語、語句の重複、文末表現、常体と敬体、接続助詞、文の長さ、辞書の活
用。)
【書くための基礎】 2.書き方の工夫(文字、漢字、話し言葉と書き言葉、略語
と外来語、語句の重複、文末表現、常体と敬体、接続助詞、文の長さ、辞書の活
用。)
9
【いろいろな実用文を書く】 1.書簡文。(書簡、手紙、封書のスタイル、はが
き、電子メール、ファクシミリ、電報。)
10
【いろいろな実用文を書く】 2.書類。(履歴書、申請書、届出書、報告書。)
11
【いろいろな実用文を書く】 3.メモ、備忘録。(日記、日誌。) 4.小論
文。(テーマと論旨、注意点、引用の仕方。)
12
【話すことで表現する】 1.話すということ。 「話すこと」の特徴。「話す」
ために。
13
【話すことで表現する】 2.話し方の工夫。話す前に。話し方のポイント、聞
き方のポイント。
14
【話すことで表現する】 3.さまざまな場面の話し方。対話、会話、発表、ス
ピーチ、会議、討論、電話の応対(電話のかけ方・受け方、その他のマナー)
15
「表現のまとめ」 豊かな表現生活のための基本的な心構え
レポート提出
レポート提出
レポート提出
テキスト
『表現のエチュード』
愛知峰子・高木徹共著 学術図書出版社
参考書・資料等
必要に応じ、授業毎に資料(新聞記事等)配布。
評価方法
学習状況と演習内容(20%)・レポート(30%)・試験の成績(50%)等で総合的に評価する。
履修上の注意等
事前に指示された事項は、調べて受講すること。提出物は、期日厳守のこと。
平成28年度
科目
現代作法学
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
工藤のぶ
○到達目標
日本文化としての礼儀作法について、成り立ちと意味を理解する。そして作法の実際を
学ぶ。日常生活に活かしながら身につける。
○テーマ
社会的な礼儀作法のありかた
授業の概要
社会人として身につけることが望まれる基本的なマナーを、礼儀作法とは何か、社会人としての
基本マナー、電話のマナー、言葉づかいと人間関係のマナー、手紙・ビジネス文書のマナー、
訪問と応対のマナー、冠婚葬祭のマナー等から学ぶ。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション:現代作法学を学ぶことの意義について
(エチケット、マナー、礼儀作法の語源も知る)
2
礼儀作法とは何か。
礼儀作法の意味と挨拶について
3
社会人としての基本マナー―立ち居振る舞いの基本―
お辞儀の基本、応対の基本姿勢、物の持ち方・渡し方
4
社会人としての基本マナー―職場のルールとマナー―
職場の基本ルール、職場の仕組みと仕事の進め方のルール、身だしなみについて
5
社会人としての基本マナー―来客応対のマナー―
来客応対の心得、受付の仕方、取り次ぎの仕方、案内の仕方、訪問した場合
6
社会人としての基本マナー―席次のマナーー―
席次の考え方、応接室の席次、会議室の席次、乗り物の席次
7
電話のマナー
電話応対の心構え、電話応対のマナー(かけ方・受け方)、その他の通信機器
8
言葉づかいと人間関係のマナー
敬語の基本と社会生活について
9
言葉づかいと人間関係のマナー
職場のコミュニケーションと言葉
10
手紙・ビジネス文書のマナー
郵便知識とビジネス文書用語
11
手紙・ビジネス文書のマナー
ハガキのマナー、手紙のマナー、メール、ビジネス文書のマナー
12
訪問と応対のマナー―もてなしのマナー―
訪問時のマナー、緑茶の種類と入れ方・出し方、緑茶以外の飲み物
13
訪問と応対のマナー―和室のマナー―
座礼の仕方、ふすまの開け方・閉め方、座布団の座り方・おり方、床の間と席次
14
食事のマナー―T.P.Oに応じた食事のマナー―
旅行のマナー―旅行の際に心がけたい事柄ー
15
冠婚葬祭のマナー―慶弔贈答のマナー―
テキスト
『新 生活教養―社会人としての基本マナー―』建帛社
近喰晴子・三村善美・工藤のぶ・渡辺雅子・小松由美 共著
参考書・資料等
上記テキストの内容及び関連資料を使用する。
評価方法
振り返りテスト(90%) 授業内の提出物(10%)
履修上の注意等
授業で学んだことを日常生活に活かすことができるように、意欲
をもって臨んでほしい。
備考
振り返りテスト
振り返りテスト
振り返りテスト
平成28年度
科目
生活文化(毛筆)
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
文字と文化について
文字を種類、書体、楷書について永字八法について
2
楷書の基本点画
「天地」を書く。整斉、厳正、沈着で美しさが表出されているか。
5
6
7
吉澤テツ
理論と実技を合わせて指導し、書もつの魂を伝えたい。基本から創作までを指導する。美しい文字を
書けるよう指導する。
1
4
担当
○到達目標
我が国の書道の歴史は、古代に中国から伝わり、日本の風土の中で高度な芸術として発表してきた。日
本の心の素晴らしい表現として雅な世界を連想させ、魂の奥深くにある力を呼びさます魅力を学生に理
解して欲しい。
○テーマ
書もつ日本の伝統文化芸術を実習を通して理解し人間形成に生かして欲しい。
授 業 計 画
回
3
2年
後期
高貞碑
北魏の碑中の傑作といわれている。楷書の手本として必須のものである。理知的造
型をしている。
九成宮醴泉銘
唐の三大書家の欧陽詢の書で楷書の極則と称されている。日常生活に書写に生かし
て欲しい。
雁塔聖教序
唐の三大書家の一人褚遂良の書、用筆の極限を示し抱擁力がある。書道家教育では
必ず履修する法帖である。
建中告身帖
顔真卿の豊かな量感、堅固な骨格と柔らかく密度のある堂々とした書風である篆書
の筆法にもみられる。
蘭亭序
行書の代表的なものである。あらゆる書体の中で一番感情表現に適している、王羲
之の代表する書である。書を学ぶ者は必ず手本とする。
8
風信帖
空海の書表現の幅の広さを示すものである。日本の平安時代の代表する書である。
9
書譜
孫過庭の自ら作った書に関する論考で自分自身が草書で書いたものである。草書の
極限にせまるものである。
10
実用 書道
日常使用している簡単なお祝いの言葉、ご挨拶、社会人としての知識の習得。
11
実用 書道
日頃自身の住所、氏名を毛筆で書く機会が少ない現在、筆で一字一字丁寧に書き、
書の素晴らしさを理解させる。
12
仮名の基本
日本の文字漢字の省略の極致である、線の流れや字形のとり方は簡単ではない。
13
仮名二文字連綿
仮名の曲線美を連綿により更に美しいものにする。散らし書きの基本である。
14
日本詩文書(近代詩文)
戦後に出来た分野である。だれにでもよめて詩と書の融合、調和の美を表現する。
生徒一人一人の言葉を書いてみる。
15
実技テスト
既習した中から問題を提出する
テキスト
授業で使用する臨書の手本を生徒に配布する
参考書・資料等
書道入門 書の歴史 中国編・日本篇大学書写・書道教育
評価方法
毎時間実習した法帖の清書を提出して評価する・テストの評価
履修上の注意等
授業で必要とする道具を必ず持参すること。
備考
平成28年度
科目
生活文化(硬筆)
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
工藤昌樹
○到達目標
社会生活における書写の重要性を認識し、硬筆の書写技能の向上を目指し、将来の実生活における書写
の基礎を養う。
○テーマ
正しい文字、より美しい文字を書写することの必要性の認識、及び将来の実生活での活用をテーマとす
る。
文字に対する関心を更に深め、硬筆の基本、及びより高度な技術の向上を目指す。具体的な内容とし
ては、文字の歴史、理論等を学び、平がな、カタカナから楷書の基本、又縦書き・横書きの実用文など
と、幅広い技術の向上を目指す
授 業 計 画
回
備考
1
文字の上達法、硬筆用具の使用法
文字の歴史等の説明し、実践する
2
平がな、カタカナの歴史等の説明
カタカナの諸注意及び練習
テキスト
p10~p11
3
平がなの諸注意及び練習~提出
テキスト
p7~p9
4
楷書の基本の説明及び練習
テキスト
p12~p17
5
整った字形にするための説明及び練習~提出
テキスト
p18~p19
6
筆順形のとらえ方の説明及び練習
テキスト
p20~p21
7
部首、形のとらえ方の説明及び練習~提出
テキスト
p22~p23
8
漢字の構成、形のとらえ方の説明及び練習
テキスト
p24~p25
9
よく使われる言葉・熟語を練習し、提出する
テキスト
p28
10
漢字、かな交じりの文の書写について説明し、俳句を練習する
テキスト
p30
11
漢字、かな交じりの文「ことわざ」を練習し、提出する
テキスト
p31
12
漢字、かな交じりの文「短文」を練習し、提出する
テキスト
p32
13
漢字、かな交じりの文「実用文」を練習し、提出する
テキスト
p34
14
横書きの際の注意事項を説明し、練習する
テキスト
p36
15
横書きの漢字かな交じりの文「短文」を練習し、提出する
テキスト
p37
テキスト
ペン字のレッスン「入門編」法元康州著(株)二玄社発行
参考書・資料等
なし
評価方法
提出課題(70%)受講態度等(30%)
履修上の注意等
提出課題は時間内に必ず提出すること
準備物は忘れないこと
平成28年度
科目
生活文化(華道)
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
福井孝子
○到達目標
日本の伝統文化の一つである華道に触れ、知識・技術を身に付ける
○テーマ
基本の花型をマスターし、花の扱い方・取り合わせ・色彩感覚を身に付ける
授業の概要
華道 小原流の基本を身に付ける。季節の花・葉物・枝物の取り合わせや色彩を考え、基本から応用へ
と展開していく。
授 業 計 画
回
1
華道 小原流の歴史・花型の説明
2
基本花型「たてるかたち」の寸法の取り方から説明・実技
3
「たてるかたち」と基本花型「かたむけるかたち」の説明・実技
4
「たてるかたち」・「かたむけるかたち」実技
5
「かたむけるかたち」から展開 「正面性のひらくかたち」の説明・実技
6
「正面性のひらくかたち」から「多面性のひらくかたち」の違いといけ方説明・実
技
7
応用花器を使い、「正面性のひらくかたち」・「多面性のひらくかたち」
8
応用花器を使い、「たてるかたち」・「かたむけるかたち」・「ひらくかたち」
9
花型の展開として「ならぶかたち」の正面性の説明と実技
10
「ならぶかたち」の正面性と多面性の違いといけ方の説明・実技
11
「正面性のならぶかたち」・「多面性のならぶかたち」実技
12
基本花型「たてるかたち」「かたむけるかたち」復習
13
「かたむけるかたち」「ひらくかたち」復習
14
「ひらくかたち」「ならぶかたち」復習
15
基本花型(基本花器・応用花器を使って)総仕上げとする
備考
テキスト
学校用テキスト「いけばなの基本」(小原流研究院 編)
本代 700円
参考書・資料等
なし
評価方法
習熟状況
履修上の注意等
小原流の学校連盟に届けておりますので、必要であれば御免状申請できます。(学割有り)
(一般 6,000円 学生 4,000円)
平成28年度
科目
生活文化(茶道)
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
担当
佐藤和子
○到達目標
日本の伝統的文化である茶道の茶の心、歴史の理解と基本的な作法及び、もてなしの心を習得する。
○テーマ
初歩的な点前の習得を通して、実生活に活かそうとする気持ちを育てる。
授業の概要
盆略点前の実習を通して、茶の心、歴史、茶事、茶会について、理解し、家庭や職場での応用が出来
るように講義と実技を行なう。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション他
実習に関するガイダンス、文化としての茶道、茶道の歴史、茶の心について講義
2
基本的な作法
歩き方、座り方、立ち方、お辞儀の仕方、戸の開閉
3
客の心得1
席入り、床の間の拝見、扇子の扱い、畳の歩き方
4
客の心得2
菓子器の扱い方、食べ方、薄茶の飲み方
5
割稽古1
帛紗の扱い、薄器のふき方、茶杓のふき方
6
割稽古2
茶巾のたたみ方、茶碗のふき方、茶筅通し
7
盆略点前1
裏千家13世、円能斎創案の盆略点前によるもてなしの実習
(輪番制による実習)
8
盆略点前2
盆略点前の実習、客としての作法の実習
9
盆略点前3
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習(薄茶のこし方、入れ方)
10
盆略点前4
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習(床の間の掛軸の扱い)
11
盆略点前5
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習(花入れ、花の準備)
12
盆略点前6
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習
13
盆略点前7
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習
14
盆略点前8
点前の実習、客としての実習、水屋の仕事と実習
15
総仕上げ、評価、実技試験(割稽古、客としての作法)
備考
テキスト
なし
参考書・資料等
裏千家今日庵発行 「裏千家茶道」
評価方法
客としての心得の作法、割稽古の実技テスト7割、講義中の態度、服装3割による総合評価
履修上の注意等
抹茶代、菓子代として一回100円を必要とする。日本間では白ソックスに履きかえること。
平成28年度
科目
生活と色彩
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
1年
後期
担当
町田秀子
○到達目標
色彩光学の基礎である色の三属性や色彩体系、色の見え方や働き等の基本知識を習得する。
パーソナルシーズンカラ―について学習する。
○テーマ
日常生活における色彩設計に生かす能力を涵養する。
授業の概要
被服を始め、個人・住・食・街並み等の日常生活空間のあらゆる分野に関わる色彩について、色彩光
学及び心理学的な基礎を学習する。また、実生活の中の色彩センスの向上のため目的に合った配色
計画を実体験しながら学ぶ。
授 業 計 画
回
1
オリエンテーション
2
色のメッセージ力:色の持つパワーとメッセージ力
3
色と配色の基礎知識:色の三属性
4
色と配色の基礎知識:色の配色効果
5
色と配色の基礎知識:色の感情効果
6
パーソナルシーズンカラー:第一印象を左右するパーソナルカラーとは
7
パーソナルシーズンカラー:パーソナルシーズンカラーの基本スタイル
8
パーソナルシーズンカラーで演出する色彩術:基本の配色
9
パーソナルシーズンカラーの印象別コーディネート
10
シーン別 コーディネート
11
各自のパーソナルシーズンカラーに合わせたコーディネートの演習 ①
12
各自のパーソナルシーズンカラーに合わせたコーディネートの演習 ②
13
各自のパーソナルシーズンカラーに合わせたコーディネートの発表
14
インテリアの配色テクニック ① インテリアカラーの決め方
15
インテリアの配色テクニック ② テーブルコーディネートのコツ
テキスト
配色ルール&色彩テクニック
参考書・資料等
資料としてそのつどプリントも配布する。
評価方法
レポート70% 演習の発表30%
履修上の注意等
日常、周りの色彩を意識して見るようにして欲しい。
備考
レポート提出
レポート提出
平成28年度
科目
マーケティングと社会
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
町田秀子
○到達目標
マーケティングや身近にある販売職について理解させ、販売員としての心構え・接客の仕方やフード
サービスについて習得させる。
○テーマ
接客の基本と応用能力を身に付ける。
接客とは何か、接客する前の準備や実際について学習する。また、フード店に求められるサービスとは
何かを学ぶ。
授 業 計 画
回
1
マーケティングとは何か サービスについて
2
接客とは何か 接客上手になるための心得
3
接客する前に準備しておくべきこととは何か ①身だしなみ
4
接客する前に準備しておくべきこととは何か ②表情と声
5
接客の実際 ①商品・サービスの取り扱い
6
接客の実際 ②コミュニケーションの取り方
7
接客の実際 ③信頼関係を築くためのポイント
8
接客の実際 ④フォロー術について
9
接客術の応用
10
フード店に求められるサービスとは何か
11
フード店の一日流れ
12
様々な接客場面とその対応 ①
13
様々な接客場面とその対応 ②
14
クレーム対応について
15
接客術の応用
テキスト
なし
参考書・資料等
資料としてそのつどプリントを配布する。
評価方法
提出されたレポートにより評価する。
履修上の注意等
日常で訪れるサービス業を意識して見るようにしていただきたい。
備考
レポート提出
レポート提出
平成28年度
科目
高齢者と生活
単位
1
授業
形態
演習
開講
時期
2年
前期
担当
松宮ゆり
安田智子
到達目標 高齢者の生活を支援する実践的能力を身につける。
到達目標
及びテーマ
テ ー マ 人として栄養士として高齢者を支援する。
授業の概要
高齢者の生理的特徴や病気、特に介護食など学ぶ。また基本的な介護の方法、コミュニケーションの
取り方など、より良くふれあう方法なども学ぶ。
授 業 計 画
回
備考
1
ガイダンス・高齢者の生理的特性・特徴
高齢者の体(視力、聴力の低下・味覚の鈍化・運動器官の変化)・心を理解する。
2
高齢者の病気と栄養上の問題点を知る。
3
高齢者の移動と体位交換
寝床上での体位・姿勢交換・褥瘡への対応を知る。
担当 松宮
4
高齢者の身体を動かす介助方法
車いす等への移乗・車いすでの移動・杖歩行の介助の仕方を知る
担当 松宮
5
高齢者の居住環境について
身体機能の低下に伴う配慮・バリアフリーの住宅について知る。
担当 松宮
6
高齢者の食事のお世話
食事の姿勢・基本的な食事の手順・身体状態に応じた食事のすすめ方を知る。
担当 松宮
7
老健施設等での高齢者生活とコミュニケーションの取り方を学ぶ。
8
高齢者の摂食障害と対応 口腔ケアについてについて知る。
歯科衛生士
9
高齢者の摂食障害と対応 嚥下障害と嚥下のメカニズムについて知る。言語聴覚
士と栄養士との連携の必要性を知る。
言語聴覚士
10
介護食とは 高齢者が安全安心に食事ができるよう、提供する際のポイン
トを知る
担当 安田
11
介護食の実際① 家庭でできる介護食として、切り方、一口大の大きさ、軟らか
く仕上げる食材の取り合わせや加熱の仕方を知る。
担当 安田
12
介護食の実際② 飲み込む際の唾液の必要性を知り、うま味と酸味を上手に使
い、唾液を促して、飲み込みやすくする工夫を知る。また、とろみの必要性と濃度
について理解する。
担当 安田
13
青森県の郷土料理講習 青森県内の郷土料理を伝承している方々と一緒に調理を行
い、青森県の郷土料理を一緒に作りながら覚える。
郷土料理普及員
14
認知症に対する理解を深める
15
まとめ
担当 松宮 担当 安田 老健施設の見学
引率 松宮・安田・佐々木
担当 佐々木
担当 松宮・安田
テキスト
テキストは使用せず、DVD等を利用し資料冊子等を配布する。
参考書・資料等
栄養学実習のテキスト
評価方法
筆記試験70%、レポート課題30%等の総合評価とする。
履修上の注意等
介護食実際の授業時は白衣・帽子を第3~5回の授業時は上下運動着を着用のこと。
-47-
平成28年度
科目
教育原理⑴
到達目標
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
1年
前期
担当
兼平友子
及びテーマ
○到達目標
教育における基礎・基本を理解し、教育者にふさわしい心構えを育むことを目標とする。
○テーマ
教育に関しての基礎を学び、教育観についての自分なりの考えを持つ。
授業の概要
教育における基礎的概念、教育思想、歴史的経緯および生涯学習、現代の教育課題等について学
ぶことで、教育についての論理的な思考の基礎を培っていく。
授 業 計 画
回
1
教育の意義と目的
教育の意義と目的について学ぶことで教育への基本的理解を深める
2
教育とは
人間の発達、家庭・地域・社会と教育との関連について学ぶ
3
西欧の教育思想①
西欧の子ども観・教育観の歴史について概観する
4
西欧の教育思想②
主にデューイ、コメニウスの教育思想・歴史的背景について学ぶ
5
西欧の教育思想③
主にルソー、ペスタロッチ―の教育思想・歴史的背景について学ぶ
6
西欧の教育思想④
主にフレーベル、シュタイナーの教育思想・歴史的背景について学ぶ
7
日本における教育の理念と歴史①
明治までの教育観と教育制度の変遷を学ぶ
8
日本における教育の理念と歴史②
明治以降の教育観と教育制度について学ぶ
9
教育の制度①
日本の教育制度、教育の基盤となる法規を学ぶ
備考
小レポート
小レポート
小レポート
10
教育の制度②
諸外国の教育制度の基本構造について学ぶ
11
教育の実践
教育実践の基礎理論について学ぶ
小レポート
12
生徒指導
生徒指導の基本について学ぶ
小レポート
13
教育評価
教育評価のもつ意味について学ぶ
14
生涯学習
生涯学習が提唱された背景とその基本理念について学ぶ
15
まとめ
教育者としての専門性を捉えたうえで、望ましい教育者像を考える
小レポート
テキスト
使用しない
参考書・資料等
「教育小六法 平成28年度版」学陽書房
「解説 教育六法 2016 平成28年度版」三省堂
評価方法
授業の中で課すレポート(30%)と、定期試験(70%)の総合評価とする。
履修上の注意等
講義後復習を行い、自分なりのノートを作っていくよう心がけること。また、教育に関する
新聞、ニュース等に目を向け、自分なりの教育観を確立できるようになることが望ましい。
平成28年度
科目
教育原理⑵
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
兼平友子
○到達目標
教育において多様な観点から「教育とは何か」について考えることで、教育者としての心構
えを育む。
○テーマ
教育に関する知識・思考を広げ、現在の教育問題について自分なりに考えていく。
教育における法規、教育課程および生涯学習、特別支援教育等について学び、今日における教育課
題について考えていく。
授 業 計 画
回
1
教育とは
教育について考える
2
教育法規①
教育基本法、学校教育法を読み取る
3
教育法規②
学校教育法施行規則、学習指導要領を読み取る
4
教育法規③
学習指導要領、栄養教諭制度について理解する
5
教育法規④
学習指導要領、栄養教諭制度について理解する
6
教員の服務
教育者としての服務のありかたについて理解する
7
教育課程①
教育課程の意義について学ぶ
8
教育課程②
教育課程の意義と内容について学ぶ
9
教育評価
教育評価の意義について学ぶ
10
生徒指導
生徒理解について学ぶ
11
特別活動
特別活動の意義、内容について学ぶ
12
生涯学習と特別支援
生涯学習と意義と課題、特別支援教育における現状と課題について考察する
13
地域社会との連携
家庭、地域との連携について考察する
14
現代の教育における課題
今日の教育における問題と課題を検討する
15
まとめ
教育者としての専門性を捉えたうえで、望ましい教育者像を考える
備考
小レポート
小レポート
小レポート
テキスト
「食に関する指導の手引-第一次改訂版-」文部科学省
参考書・資料等
「教育小六法 平成28年度版」学陽書房
「解説 教育六法 2016 平成28年度版」三省堂
評価方法
授業の中で課す小レポート(30%)と定期試験(70%)の総合評価による。
履修上の注意等
現在の教育問題に関わる新聞、ニュース等に目を通しておくこと。
平成28年度
科目
教育原理⑶
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
1年
後期
担当
兼平友子
○到達目標
実践場面におけるより具体的な方法を考察することにより、教育者としての資質を高めてい
く。
○テーマ
教育に関する基礎的な理解を踏まえながら、教育者という専門職としての実践的能力を高め
られるようにする。
学校・学級経営、学習指導等の具体的な実践方法について考えるとともに、地域社会との連携の重要
性についても学んでいく。また、教育原理の講義を通して、専門職としての望ましい教育者像について
考察する。
授 業 計 画
回
1
教育とは
教育について考える
2
学校経営、学級経営①
学校経営の基本について学ぶ
3
学校経営、学級経営②
学級経営の基本、学級担任制について学ぶ
4
学校経営、学級経営③
学級経営をめぐる今日の諸問題について学ぶ
5
教育の実践①
学習指導の実際の基本について学ぶ
6
教育の実践②
教科指導の具体的な方法、原理について学ぶ
7
教育の実践③
教科外指導の具体的な方法、原理について学ぶ
8
教育の実践④
指導計画の基本的な概念について学ぶ
9
教育の実践⑤
長期指導計画、短期指導計画の実際について理解する
備考
小レポート
小レポート
10
特別支援教育
学習指導における特別支援教育の現状と課題について考察する
11
教育評価
教育における評価の意義について学ぶ
12
就学前教育
就学前教育の現状と課題について学ぶ
13
地域社会との連携
家庭・地域との連携について考察する
14
現代の教育における課題
今日の教育における問題と課題を検討する
小レポート
15
まとめ
専門職として望ましい教育者について考える
小レポート
小レポート
小レポート
テキスト
「食に関する指導の手引-第一次改訂版-」文部科学省
参考書・資料等
そのつど資料を作成し配布する。
評価方法
授業の中で課す小レポート(30%)とレポート課題(70%)の総合評価とする。
履修上の注意等
現在の教育問題に関わる新聞、ニュース等に目を通しておくこと。
平成28年度
科目
教育心理学⑴
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
佐々木典彰
○到達目標
教育心理学の基礎的な知識を習得し、中学校におけるその具体的な活用例を考えることが
できる。
○テーマ
上手な教え方のポイントを心理学の観点から考える。
授業の概要
前半は、生徒がやる気を高めるにはどういうポイントがあるか、効率的に学習するためには
何が大事かなど、学習指導に役立つ心理学的な知識を学ぶ。後半は、乳児期から青年期まで
の心理的特徴を学ぶ。適宜、心理テストやビデオ教材も用いられる。
回
授 業 計 画
1
生徒のやる気を高めるための授業実践例を視聴し、そのポイントについて話
し合う。
2
やる気の種類、やる気を高めるためのポイントを学び、それらを学校現場に
実際にどう役立てることができるかを考える。
3
前回の内容をふまえ、生徒のやる気を高めるための教材や指導案の具体例を
作成する。
4
記憶に関する心理学的知識を学び、生徒の記憶力を高めるために、授業をど
のように工夫できるかを考える。
5
学習理論を学び、生徒の望ましい行動を増やすためには、どのような指導が
ありうるかを考える。
6
応用行動理論を学び、生徒の望ましい行動を増やすためには、どのような指
導がありうるかを考える。
7
文章を読んだり、新しい知識を身につけたりするときの心理的メカニズムを
学ぶ。
8
学習・指導の方法にも、効率の良いものと、効率の悪いものがあり、その違
いを学ぶ。
9
生徒の学習に対する態度・信念が、実際の学習にどのような影響を及ぼすか
を学ぶ。
10
乳児期の心理的特徴を学び、どのような関わり方や配慮が求められるかを学
ぶ。
11
乳児がよく反応する話し方「マザリーズ」を取り上げ、その特徴や効果を学
び、実際に体験する。
12
幼児期の心理的特徴を学び、どのような関わり方や配慮が求められるかを学
ぶ。
13
児童期の心理的特徴を学び、どのような関わり方や配慮が求められるかを学
ぶ。
14
青年期の心理的特徴を学び、どのような関わり方や配慮が求められるかを学
ぶ。
15
振り返りとまとめ。
テキスト
なし。適宜プリントを配布する。
参考書・資料等
藤田哲也 編著
「絶対役立つ教育心理学」ミネルヴァ書房
評価方法
第1回~第14回のリフレクション(5点×14回=70点)、レポート課
題(30点)の合計点(100点満点)で評価する。
履修上の注意等
特になし
備考
平成28年度
科目
教育心理学⑵
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
佐々木典彰
○到達目標
・教育心理学の研究方法(特に統計)の基礎を習得する。
・教育心理学に関する研究論文を読み、大まかな内容を理解することができる。
○テーマ
教育心理学の研究方法
授業の概要
前半は、教育心理学の研究に欠かせない統計について学ぶ(統計ソフト「R」も用いる)。
後半は、簡単な実験・調査等を実際に計画・実施し、研究方法の理解を深める。
授 業 計 画
回
1
教育心理学の研究方法の基本的考え方、尺度水準、度数分布
2
代表値(平均値、中央値、最頻値)
3
散布度(偏差、分散、標準偏差、標準化)
4
偏差値
5
共分散、相関係数
6
クロス表、連関係数
7
統計的仮説検定
8
t 検定
9
分散分析
10
多変量解析(因子分析等)
11
研究計画を立てる。
12
データ収集の準備を行う。※実施は授業時間外で行う。
13
データ分析を行う。
14
プレゼンテーション資料を作成する。
15
プレゼンテーションを行う。
振り返りとまとめ。
テキスト
なし
参考書・資料等
日本教育心理学会総会発表論文集
(http://ge.nii.ac.jp/)ほか
評価方法
第2回~第11回の授業中に行う確認小テスト(50%)、および最
終回に実施するプレゼンテーション(50%)から評価する。
履修上の注意等
なし
備考
平成28年度
科目
教育方法・技術
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
佐々木昭則
○到達目標
教育方法・技術について、基本的な知識と技能を修得し、教育現場において実践できる資
質・能力を身につける
○テーマ
児童生徒が学習に興味・関心を持ち、学習意欲を高めるための教育方法・技術を修得する。
常に教育現場に立っているという意識のもとに、基本的な教育方法・技術の定着を図る。
授 業 計 画
回
1
教育とは
人間の形成と教育の関係、教育観の源流、先人に見る教育観から、教育を考える。
2
教育の目的
法律で規定されている学校教育の目的から、教育の目的を考える。
3
教育の内容
なぜ勉強するのかを考え、現代日本の教育課程の考え方を知る。
4
学習指導要領
学習指導要領とは何かを理解し、戦後の学習指導要領の変遷の概要を知る。
5
教育制度
教育制度、学校制度について知り、日本の義務教育制度について考える。
6
授業とは何か
あるべき授業の姿、学習指導計画案、学習形態等について知る。
7
教材教具
教科書の問題を考え、情報機器及び各種教材の活用を考える。
8
教育技術Ⅰ
教育技術と教授技能の異同を知り、授業場面での教師の機能について考える。
9
教育技術Ⅱ
動機付け、板書技術、ノート指導等について考える。
備考
レポートを書く
レポートを書く
10
教育技術Ⅲ
効果的な発問を考える。また、机間指導のあり方について考える。
11
教育評価
学力について、評価のあり方について考える。また、新しい学力観について考える。
12
教育理論
教授段階説、プログラム学習、水道方式、ATI理論、発見学習等の概要を知る。
13
個人差対応の指導
個人差に応ずる指導を考え、オープン・スクールや障害児教育の概要を知る。
14
教師の心・顔
教師としての自己確立、教師と姿勢、教師の顔を多角的に考える。
レポートを書く
15
教育実習と方法・技術
科目「教育方法・技術」の内容と実習での活用について検証する。
レポートを書く
テキスト
使用しない
参考書・資料等
毎時間、関連資料のプリントを配付する。
評価方法
提出レポートで評価
履修上の注意等
事前に支持された事項について留意し実習を想定して
方法・技術の習得に努める。
平成28年度
科目
道徳教育の研究
到達目標
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
松田奈津子
○到達目標
道徳教育を通して、人間として未来の在り方、よりよい生き方の基礎の形成・理解を図
る。
及びテーマ
○テーマ
学校教育における道徳教育
道徳教育の重要性と現代社会における課題をとらえ、学校教育の使命の在り方・指導方法を理解させ
る。
授業の概要
授 業 計 画
回
1
生きる力 〇 人間としての生き方と在り方
2
道徳教育理念 〇 道徳教育の理念と課題
3
学習指導要領 〇 学習指導要領における道徳教育
4
道徳教育の変遷 〇 道徳教育の歴史 ⑴ 日本歴史
5
〃 〇 道徳教育の歴史 ⑵ 世界歴史
6
道徳の全体計画 〇 学校における道徳教育の全体計画
7
道徳の時間 〇 道徳の時間のねらいと目標
8
指導の実践 〇 道徳の時間における授業づくり
9
〃 〇 授業案と発表(模擬授業)
10
資料の活用 〇 多様な資料の活用(心のノート)
11
〃 〇 道徳と他教科との関連
12
〃 〇 文学作品と道徳(司馬遼太郎作)
13
多様な連携 〇 学校・家庭・地域社会の役割連携
14
評価 〇 道徳教育における評価
15
教師の心構え 〇 道徳教育に携わる教師の心構え
備考
ビデオ使用
テキスト
小・中学校学習指導要領・心のノート(文科省出版)
参考書・資料等
学研 道徳副読本(小・中)
ビデオ(21世紀に生きる君たちへ/NHK出版
評価方法
小論文レポート50%・指導案レポート(2枚)40%・授業への取組み状況10%
履修上の注意等
教職をめざすにあたり、人間力の向上と指導力の育成に努める。
平成28年度
科目
特別活動の研究
到達目標
及びテーマ
単位
1
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
松田奈津子
○到達目標
特別活動を通して、よりよい人間関係を築く力、社会参画する態度や自治能力の育成を重視
することに気づかせる。
○テーマ
学校教育の中での特別活動の教育的意義と指導方法
授業の概要
学校における望ましい集団活動を通して、社会や集団の一員として、よりよい人間関係を築こうとする
自主的・実践的な活動の自覚を深める。
授 業 計 画
回
1
特別活動の位置 2
特別活動の方法 3
教育実践と特別活動 4
〃 5
〃 ⑶ 自治を育てる児童会・生徒会活動
6
〃 ⑷ 子どもが生きる学校行事
7
学級・学年の活動
8
〃 9
〃 〇 特別活動の目的と意義
〇 特別活動と学習指導要領
⑴ 特別活動における指導のポイント
⑵ 子どもの理解と指導
⑴ 学校の基礎集団としての学級
⑵ 学級活動の展開方法
⑶ 学校行事と学年・学級の連携
10
特別活動と体験活動
⑴「体験的学習」と「体験活動」
11
〃 ⑵ 体験活動を取り入れた指導実践
12
〃 ⑶ 学校の独自性を生かした特別活動
13
特別活動にふさわしい評価 〇 特別活動の評価の視点と方法
14
特別活動と教師 〇 学年・学級の壁を越えた共同性
15
〃 〇 特別活動と児童理解のカンファレンス
テキスト
小・中学校学習指導要領(文科省 発行)特別編
参考書・資料等
弘前市内小中学校特別活動の資料
評価方法
レポート2回提出90%、授業への取組み状況10%
履修上の注意等
子ども理解・子どもの関係づくりを具体的に考えられるように配慮する。
備考
平成28年度
科目
学級・生徒理解
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
後期
担当
佐々木昭則
○到達目標
児童生徒との信頼関係を育て、児童生徒理解を深めて、児童生徒が自主的・積極的に自己を生かしてい
くことができるようにする。
○テーマ
生徒指導、進路指導、学級経営の基本を理解し、教育相談のあり方、いじめ、不登校等の生徒指導上の
課題についても考察する。
学級経営、生徒指導の基本である信頼関係を構築するための心のあり方を、常に考えながら授業を展
開する。
授 業 計 画
回
1
生徒指導の意義と基本
生徒指導の原理・基本を知り、生徒指導の課題について考える。
2
生徒指導の組織
生徒指導の組織と職務を知り、組織運営の基本について考える。
3
生徒指導の方法
規律指導、生徒理解、教育相談、進路指導、教科指導の概要を知る。
4
学級経営
学級の意義を知り、学級担任の仕事の基本を理解し、経営の課題を考える。
5
生徒指導の技法
ピアサポート、ロールプレイング、エンカウンター等の概要を知る。
6
問題行動Ⅰ
暴力行為の形態、件数、場所、事例等の概要を知る。
7
問題行動Ⅱ
いじめの態様、件数、事例等の概要を知る。
8
問題行動Ⅲ
不登校のきっかけ、件数、事例等の概要を知る。
9
問題行動Ⅳ
校則問題、学級崩壊等の判例、要因、事例等の概要を知る。
10
学校トラブル
虐待、教室内盗難、給食アレルギー、家庭訪問拒否等の事例を考える。
11
体罰と懲戒
懲戒とは、体罰とはについて知り、事例をもとに考える。
12
カウンセリングマインド
カウンセリングマインドによる接し方について理解する。
13
カウンセリングマインド
カウンセリングマインドによる接し方について理解する。
14
危機管理
危機管理とは何かを知り、危機管理の基本を考える。
15
人権教育
人権教育とは何かを知り、学校教育における人権教育について考える。
備考
レポートを書く
レポートを書く
レポートを書く
レポートを書く
テキスト
使用しない
参考書・資料等
毎時間、関連資料のプリントを配布する。
評価方法
提出レポートで評価
履修上の注意等
事前に支持された事項について留意し、自分の心を磨き人間性を高めるように努める。
平成28年度
科目
師弟対話
到達目標
及びテーマ
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
佐々木典彰
○到達目標
生徒のさまざまな問題行動に対して心理学の観点から原因や対応の仕方を具体的に考える
ことができる。
○テーマ
さまざまな問題行動の原因と対応
授業の概要
いじめ、不登校、人間関係の問題など学校生活で生じるさまざまな問題を取り上げ、その原
因や対応の仕方を心理学の知識を学びながら考える。随時、心理テストやビデオ教材も用い
られる。
回
授 業 計 画
1
現代の子どもたちにはどのような心の問題があるのかを資料をもとに話し合
う。
2
良好な人間関係を形成するためのきっかけとなるゲーム等を体験し、何がポ
イントになるかを考える。
3
生徒と教師の人間関係に着目し、最近のニュースを取り上げながら、そのあ
り方を考える。
4
カウンセリングマインドの基本的考え方を学び、それに基づく具体的対応例
を知る。
5
いわゆる「きれる」問題について、過去の事件等を取り上げ、その原因やど
のように対応・予防すべきかを考える。
6
いじめの種類や現状を知り、いじめる心理、どのように対応・予防すべきか
を考える。
7
不登校の現状を知り、不登校になる原因や立ち直りまでのプロセス、周囲の
関わり方を学ぶ。
8
学級崩壊の種類や現状を知り、学級崩壊を起こしやすい教師のタイプや前兆
のサインを学ぶ。
9
虐待の種類や現状を学び、虐待してしまう心理、どのように対応・予防すべ
きかを考える。
10
最近発生した虐待事件の映像を視聴し、その背景、虐待者の心理、今後の課
題を考える。
11
知的障害や自閉症などの発達障害について、それぞれの特徴を学び、事例を
知る。
12
障害児の親が子どもの障害を受け止めていくプロセスを知り、周囲は何に配
慮すべきかを考える。
13
生徒同士の人間関係をより良くするための構成的グループエンカウンターと
呼ばれる手法を学び、実際にエクササイズを体験する。
14
中学校における構成的グループエンカウンターの実践例を視聴し、感想・意
見を出し合う。
15
振り返りとまとめ。
テキスト
なし。適宜プリントを配布する。
参考書・資料等
随時紹介する。
評価方法
第1回~第14回のリフレクション(5点×14回=70点)、レポート課
題(30点)の合計点(100点満点)で評価する。
履修上の注意等
特になし
備考
平成28年度
科目
教育体験
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
講義
開講
時期
2年
前期
担当
佐々木昭則
○到達目標
教職に関する総合的な理解を通して、教師とは何か、教職とは何かについて考察し、自らの
進路決定に資する。
○テーマ
教職の意義、教員の職務内容、教育活動の実際、教育問題等について考える。
教職を志望する学生の進路選択に資するために、教育、教職に関する総合的な事項を提供する。
授 業 計 画
回
1
科目「教育体験」の目的
どんな教師を目指したいのかを考えてみる。
2
教育とは、学校とは
代表的な教育観を知り、学校教育の目的を理解する。
3
学校の現状
学校数、教員数、在学者数の概要について知る。
4
なぜ教師になりたいのか
教師論を知り、教師に求められる資質・能力について考える。
5
女性から見た教職
職業としての女性教師の特性について知る。
6
子どもとの信頼関係
児童生徒との信頼関係に基づく指導力について考える。
7
学校の組織と運営
学校の組織や運営方法、それぞれの職務や分担などを知る。
8
教師をめぐる法律
教員の服務規定、身分保障、処分について考える。
9
教師の実態と課題
教職の特殊性、教師の悩み、不安等について考える。
10
最近の子ども
近年の児童生徒の傾向について考える。
11
教員の研修
教員の質を高めるための研修の概要について知る。
12
教員になるには
教員採用の仕組みと現状について知る。
13
理想の教師とは
子どもの目、学生の目、ドラマから、理想の教師を考える。
14
教育問題を考える
新聞記事を通して、近年の教育問題について考える。
15
児童理解、生徒理解
「徒然草」の文章から、子どもの特性を理解することを考える。
備考
レポートを書く
レポートを書く
レポートを書く
レポートを書く
レポートを書く
テキスト
使用しない
参考書・資料等
毎時間、関連資料のプリントを配付する。
評価方法
提出レポートで評価
履修上の注意等
事前に指示された事項について留意し、教職の厳しさと魅力について理解するよう努める。
平成28年度
科目
教職実践演習(栄養)
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
演習
開講
時期
2年
後期
真野由紀子
佐々木昭則
担当
○到達目標
学生一人一人が教員としての資質能力を高め、教育現場での実践力を確かなものとする。
○テーマ
将来、教員になる上で、何が課題であるかを自覚し、不足している知識や技術等を補い、教
職生活を円滑にスタートさせるための準備をする。
教員として求められる使命感・責任感、社会性、子ども理解、指導力等の事項に関して演習を通して実
践能力を
高めていく。
授 業 計 画
回
備考
1
教職論① 教職実践演習のねらい、内容等について確認し、実践的な指導力を
高める意欲をもつ。
2
教職論② 授業を通して子どもを見、意図的・計画的に育てることの大切さ
を学ぶ。
グループ討議
3
教職論③ 個々に教員として最小限必要な資質・能力が身に付いているか
確認する。
集団討論
4
教職論④ 望ましい教員になるための決意を確認し、学習の成果を検証する。
役割演技
5
生徒指導① 事例研究を通して児童生徒の理解と学級環境の整備について
理解する。
グループ考察
6
生徒指導② 不登校の子どもへのカウンセリングマインドに基づく対応について
学ぶ。
役割演技
7
生徒指導③ 保護者との連携を密にするための方法について実践的に理解する。
役割演技
8
学習指導① 示範授業を通して、基本的な指導技術について理解する。
示範授業
9
学習指導② 指導案に基づいた示範授業を通して、指導案の必要性を理解する。
示範授業
10
学習指導③ 模擬授業を通して、より望ましい授業づくりを考える。
模擬授業
11
学習指導④ 具体的な活動例を通して、地域と連携した食に関する指導の方法
について理解する。
グループ討議
12
学習指導⑤ 食に関する個別指導例を通して、具体的なテーマについて始動計画
を考える。
役割演技
13
学習指導⑥ 指導案を発表し、よりよい個別指導の留意点を理解する。
14
学校見学① 幼稚園の教育活動を参観し、子どもの特性や発達段階に応じた教育
活動のあり方を学ぶ。
参観
15
学校見学② 個別の課題について、学校現場で実際にどのように工夫・実践されて
いるかを検証する。
参観
テキスト
使用しない
参考書・資料等
そのつど資料を作成して配布する。
評価方法
授業中の活動状況、レポート等により担当教員の協議により総合評価する。
履修上の注意等
「履修カルテ」を活用し、補完的履修に努める
平成28年度
科目
栄養教育実習
到達目標
及びテーマ
授業の概要
単位
2
授業
形態
実習
開講
時期
2年
前期
栄養教育実習に臨む心構えや教育課程、現在の児童生徒の実態についての理解を深める。栄養教
諭としての自覚や心構えを養い、児童生徒に対して食に関する適切な栄養指導ができる実践的能力
を養う。
・栄養教育実習校との連絡、事前訪問について
・観察実習(授業参観)中学校 他
・直前ガイダンス(注意事項、お礼状など)
【栄養教育実習(学外実習)】
実習期間;小学校又は中学校で5日間行う。実習時期は9月。
実習内容; ・学校経営、校務分掌、服務等の理解
・学級経営及び給食の時間における指導の参観、補助
・給食の配膳指導、後片付け指導の参観、補助
・教科等における教科担任等と連携した指導の参観、補助
・児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動における指導の参観、補助
・指導計画案、指導案の立案作成、教材研究等
・食に関する指導の授業
巡回指導;各実習先の研究授業の日にあわせて訪問
【事後指導】
1年生を交えて栄養教育実習報告会を実施
栄養教育実習報告書を作成
テキスト
参考書・資料等
履修上の注意等
教職課程委員会
○到達目標及びテーマ
講義で学んだ基礎知識を応用して,学校栄養教育,指導に必要な企画力,教育指導力,想
像力を習得することを目的とする.1週間,小学校または中学校で実習を行う.実習の具体的
な内容は,各教育実習校と相談のうえ決定する.
授 業 計 画
【事前指導】
・2月下旬に実施
・栄養教育実習の意義・心得
・栄養教育実習について
・栄養教諭の業務について
・栄養教育について
・指導案の作成について
・教育方法技術の実際
・食生活について
・食に関する指導(肥満と痩身、スポーツ、アレルギー、題材研究、教材研究)
評価方法
担当
・各実習校による栄養教育実習の評価、実習ノート(50%)
・観察実習等のレポートの評価(50%)
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