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02)日本語マニュアル(2_All-in-one_DVR_User_Manual)

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02)日本語マニュアル(2_All-in-one_DVR_User_Manual)
HD オールインワン DVR
ユーザーマニュアル
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
目次
1.
製品紹介
1.1 製品概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1.2 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2. 製品外部構造
2.1
2.2
2.3
2.4
パネルの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
接続ポートの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,6
リモコン使用説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
ビデオフォーマット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
3. 操作説明
3.1 DVR の電源オン/オフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
3.2 プレビューと LCD パネルのオン/オフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
3.3 基本メニュー操作説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,9
3.4 メインメニューの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
3.5 ビデオの再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9∼11
3.6 マニュアルレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11,12
3.7 PTZ コントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
3.8 メニュー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12∼19
3.9 ログ情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
3.10 シャットダウンシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
4. クライアントの操作説明
4.1
4.2
4.3
4.4
4.5
4.6
4.7
2
ビデオ監視のメインページ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20,21
ビットストリームの選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
PTZ コントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
高度な設定ボックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21,22
トークバックコントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
環境設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22∼25
リモート再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25,26
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
1. 製品紹介
1.1 製品概要
このデバイスは、回転可能な 10.5 インチデジタル液晶パネルのついた、特にセキュリティ分野
に向けて設計されたデジタル式の監視と録画の製品です。
このデバイスはスタンドアローンプロセッサ、スタンドアローンの Linux オペレーティングシステ
ム、ビデオとオーディオの圧縮と解凍、大容量の HDD の記録、TCP/ IP ネットワーク等の IT 分野の
最新技術を組み合わせています。コードは、システムをより着実に実行するフラッシュチップに埋
め込まれています。このデバイスは、デジタルビデオとオーディオの記録(DVR)とデジタルビデオと
オーディオのサーバ(DVS)の両方の機能を備えています。ローカルで独立して動作できるだけでな
く、ネットワークを備えた強力なセキュリティの監視網を構築することができます。本格的なネットワ
ークビデオ監視のプラットフォーム(ネットワーク)ソフトウェアを使用して、十分にその強力なネット
ワークと遠隔モニタリング機能を反映することができます。
銀行、通信、電力、司法、交通、住宅、工場、倉庫、水源保護施設やその他の領域・部門の各
分野でセキュリティ保護のために使用されています。
3
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
1.2 仕様
4 チャンネル
8 チャンネル
組込み Linux オペレーションシステム
GUI、サポートのマウス、ウィンドウ、リモートコントロールの操作
PAL, NTSC
マルチタスク動作、同時マルチチャンネル録音、
システムリソース
同時ビデオの再生やネットワークへの同時操作
ビデオ圧縮
H.264
オーディオ圧縮
ADPCM
録音モード
マニュアル、タイミング、アラーム、モーション検知
検索モード
時間、イベント、チャンネル、ログによって
バックアップモード
ネットワークのダウンロード、USB バックアップ
ビデオ入力
4ch BNC
8ch BNC
デジタル液晶パネル:10.5 インチ(解像度:1024 × 768)
CVBS
ビデオ出力
VGA 解像度:1280 × 1024
オーディオ入力
4ch RCA
8ch RCA
オーディオ出力
1ch RCA
音声トーク
1ch RCA
ライブビデオ解像度
PAL:720x576(D1)、NTSC:720x480(D1)
再生時の解像度
PAL:352x288(CIF)、NTSC:352x240(CIF)
画像コントロール
1-6 のレベルが選択されています
各チャンネルは独立した検出ゾーンとマルチレベルの感度を設定するこ
モーション検出
とができます。
ビデオディスプレイ
1/4multiple 表示
1/4/8 multiple 表示
録画フレームレート
PAL:25f/秒(調整可能) NTSC:30f/秒(調整可能)
記録の保管
ローカル HDD、ネットワーク
ローカルでの再生
8 チャンネルまで同時再生可能
アラーム入力
4ch
4ch
アラーム出力
1ch 出力
PTZ コントロール
RS485
HD インターフェース
1 SATA ポート
ネットワークインターフ RJ45 10M/100M 適応イーサネット接続
ェース
携帯電話への表示
特殊な操作システムの 3G 携帯電話をサポートしています
USB インターフェース 2 USB2.0 ハイスピードポート
電源
12V 3A
モデル
操作システム
操作インターフェース
ビデオ標準
4
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
2. 製品外部構造
2.1 パネルの説明
1
POWER
電源キー、ソフトシャットダウン後、デバイスをオンにします。
2
SCREEN
LCD パネルオン/オフ.
3
REC
録画
4
MULIT
画面表示モード切り替え.
5
ESC
戻る
6
MENU
メニュー
7
方向キー
上、下、左、右、決定
8
USB
USB ポート、USB ディスクまたはマウスに接続できます。
9
LED ライト
POW:電源 、
REC: 録画、
NET: ネットワーク
2.2 接続ポートの説明
5
1
VIN1-VIN8
チャンネル 1〜8 のビデオ入力
2
VOUT
ビデオ出力
3
AIN1-AIN8
チャンネル 1〜8 のオーディオ入力
4
AOUT
オーディオ出力
5
LINE
トークバック
6
VGA
VGA ポート
7
NET
ネットワーク RJ45 ポート
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
8
ALARM
アラーム入力/出力、RS485 ポート
9
POWER
DC 12V3A の電源入力
10
スイッチ
電源オン/オフ
2.3 リモコン使用説明
キー
機能の説明
POWER
ソフトシャットダウン
DEV
デバイス番号の入力
0~9
数字キー
MODE
ディスプレイモードのスイッチ
MENU
メニューキー
ESC
戻る、キャンセル
方向キー
上、下、左、右キー
OK
[OK]または保存
PTZ
PTZ コントロールモード
録画キー
マニュアルレコーディング
再生キー
再生、一時停止、早送り、早戻し、1 コマ再生、
前後コマ送り
CLEAR
選択エリアのクリア
MUTE
消音のオン/オフ
リモコンの操作は、パネルと同じです。
DEV:DEV ボタンを押した後、数字ボタンを押しホストと一致するデバイス番号を入力します。【OK】を押して、設定を
保存します。するとこのデバイスの制御動作が有効になります。
SHIFT:このバージョンは、このキーをサポートしていません。
CLEAR:モーション検出領域の設定時、現在選択されたエリアをクリアにします。
注:同じ場所に複数のデバイスがある場合は、はじめにデバイス番号に従ってデバイスを選択しなければなりません。
したがって、デバイスごとに 1 つずつ、独自のデバイス番号を決めなければなりません、そうしなければ、リモコンの操
作は、同じデバイス番号を持つ複数のデバイスに同時に影響を与える可能性があります。
6
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
2.4 ビデオフォーマット
デバイスのメインボード上のビデオフォーマットスイッチによってビデオの方式を設定します。
PAL 方式の状態:
NTSC 方式の状態:
7
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
3. 操作説明
3.1DVR の電源オン/オフ
接続する AC 電圧が DVR の条件に一致することを確認し、コンセントの接地端子が、基盤によく接続されていることを
確認してください。電源を入れると、デバイスは起動し【POWER】の LED が赤色になります。 メインメニューの中の
【SHUTDOWN】オプションを選択すると、ソフトシャットダウンできます。【POWER】ボタンを押すと再び電源が入りま
す。
3.2 プレビューと LCD パネルのオン/オフ
3.2.1 プレビュー
正常に起動すると、プレビューの画面になります。システムの日付、時間、チャンネル名がプレビュー画面に表示され
ます。パネル上のコードに対応するボタンを押すか、マウスを左クリックすると、シングル画面のプレビューを開始でき
ます。再びパネルの【MULIT】ボタンを押すか、マウスを左クリックすると、マルチスクリーンプレビューの状態に戻すこ
とができます。
3.2.2 LCD パネルのオン/オフ
通常の方法で起動した後、フロントパネルの「SCREEN」キーを押すと LCD パネルのオン/オフができます。
3.3 基本メニュー操作説明
3.3.1 メニューモード
【MENU】ボタンを押すとメインメニュー画面になります。【Play】のショートカットを押すと、再生操作の画面になります。
【REC】のショートカットを押すと、マニュアルレコーディングの操作画面になります。【PTZ】のショートカットを押すと、
PTZ コントロール画面になります。
3.3.2 メニュー構成
メニューの構成単位は、主に次のような種類のものがあります。
(1) チェックボックス(Check box):状態のオプションには、次の 2 種類があります。 "□"は無効、"√"は、有効である
ことを意味します。 【ENTER】ボタンまたは【↑】、【↓】ボタンを押すか、マウスの左クリックで選択できます。
例えば、ファイルの検索メニューのページでは"チャンネル"と"タイプ"のボックスが選択できます。
(2) 選択ボックス(Select box):オプションが複数ありますが、1 つのオプションしか選択することができません。【↑】、
【↓】ボタンまたはマウスの左クリックでオンに、マウスの右クリックでオフになります。
例えば、ファイルの検索メニューのページには“ストレージデバイス(Storage Device)”の選択ボックスがあります。
8
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
(3) リストボックス(List box):リストで検索結果の情報を表示します。また、1 項目を選択し、対応する操作を行うことが
できます。例えば、再生検索結果のリストで【ENTER】ボタンを押すか、マウスの左クリックでこのファイルの情報を再
生できます。このビデオのファイルをバックアップするため、マウスの右クリックでファイルの選択/取消ができます。.
(4) 編集ボックス(Edit box):編集ボックスを介して対象となるものの名前を入力します。
例えば、システム設定メニューのページの"デバイス名"編集ボックスに数字、英字、中国語などを入力できます。
(a) 【FN】ボタンを押すか
ボタンにマウスを合わせ左シングルクリックすると、数字、大小文字のアルフ
ァベット、句読点、中国語に入力タイプを切り替えられます。
(b) パネルの【←】,【→】のボタンまたはマウスで編集ボックスの場所のカーソルの位置を移動した後、
【ENTER】ボタンまたはマウスの左シングルクリックで、入力のキーボードが表示されます。その後、方向ボタ
ンまたはマウスを左シングルクリックし対象となる文字を選択します。
(c) 【MENU】ボタンまたはマウスの右シングルクリックでカーソルの前の文字を削除できます。
(d) 入力が完了したら、【ESC】ボタンまたはマウスの右クリックで編集状態を終了します。
(5) ボタン:特定の機能の実行や、次の段階のセットメニューに入るのに使用されます。【ENTER】を押すかマウスの
左クリックでアクセスを確認します。
3.3.3 メニューモードの終了
【ESC】ボタンまたはマウスの右クリックで、メニューモードを終了し、マルチスクリーンプレビューモードに切り替えるこ
とができます。
【ESC】ボタンまたはマウスの右シングルクリックで前のメニューに戻ります。
3.4 メインメニューの説明
【MENU】ボタンまたはマウスの右クリックでメインメニューをポップアップします。メインメニューは次の 3 つの部分で構
成されています。
プレビューモード:メニューバーから対応するプレビュー画面のモードを選択できます。
ショートカットメニュー:メニューバーの中にビデオ再生、マニュアルレコーディング、PTZ コントロールのショ
ートカットメニューがあります。そこから直接対応するメニューのページに入ることができます。
メインメニューバー:メニューバーの中に、管理ツール、システムの設定、ログの検索、システムのシャット
ダウンなどのメニューがあります。
3.5 ビデオの再生
メインメニューバーの"ビデオ再生(Video Playback)"ボタンをシングルクリックすると、ファイル検索の操作画面になり
ます。
3.5.1 ファイルの検索
チャンネル選択:検索対象のチャンネルを選択し、チェックボックスをクリックします。
記録の種類:検索する記録の種類を選択します。 "√"は選択状態、"□"は選択解除状態を意味します。
タイムバケットの設定:編集ボックスに、検索されたビデオの開始・終了時間を入力します。
ストレージデバイス:選択ボックス内の対象となるバックアップストレージデバイスを選択します。
9
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
ファイルの検索ボタン:上記の検索条件の設定が完了したら、このボタンをクリックすると、システムは対応するビ
デオ情報を検索し、検索結果が表示されます。
注:検索条件を満たすビデオファイルの量が 4000 より大きい場合、最新の 4000 のビデオファイルのみが表示
されます。更新されたファイルを検索する場合は、検索条件を変更してください。
時間による再生:ビデオを設定された開始時間と停止時間に応じて再生します。(記録の種類に関係なく)
再生ツールの操作については、3.5.3 を参照してください。
バックアップ:指定された開始・停止時間内にあるすべてのビデオを指定されたストレージデバイスにバックアップ
します。
3.5.2 検索結果
検索条件の設定が完了したら、【ファイルの検索】(File Search)ボタンをシングルクリックし、検索結果を表示さ
せます。
ビデオファイルの再生:検索結果のリストボックス上で、上下ボタンまたはマウスを動かして目的のファイルを配
置し、【ENTER】またはマウス左クリックでこのファイルを再生します。
ページ送り:検索されたビデオファイルはページ表示されます。【Page Up】、【Page Down】ボタンをシングルクリ
ックまたは目的のページ番号の数を入力し、"ジャンプ"(Jump)ボタンまたはマウスの真ん中のボタンをスクロー
ルし、ページをめくります。
バックアップ:検索結果の一覧で、上下ボタンまたはマウスを動かして目的のファイルを配置し、【FN】ボタンまた
はマウスの右クリックで、ファイルを選択します。ストレージデバイス選択ボックスで、目的のストレージデバイスを
選択し、【Backup】ボタンをクリックして、選択したビデオファイルをストレージデバイスにバックアップします。
キャンセルボタン:前のメニューに戻ります。
3.5.3 再生ツールの操作
ファイルの再生または時間による再生を選択すると、ビデオ再生画面になります。
再生ツールバー:再生ツールバーは再生画面下部に表示されます。マウスの右クリックでツールバーを表
示/非表示にできます。マルチスクリーン再生を同時にした場合、マウスの右クリックでツールバーを非表
示にし、マウスを左シングルクリックすると対応するチャンネルの映像を拡大または縮小することができま
す。
再生停止:
をクリックすると、再生が停止し、再生画面に戻ります。
一時停止/再生:
をクリックすると再生を一時停止し、
1 コマ再生:一時停止モードで、
をクリックすると再生を続行します。
をクリックするとシングルフレーム再生を開始できます。一度クリックす
ると 1 つ先のフレームが再生されます。
遅送り:
をクリックすると遅送りを開始します。もう一度クリックすると、遅さが倍になります。
早送り:
をクリックすると早送りを開始します。もう一度クリックすると、速さが倍になります。
前/次 のセクション:
サウンドのオン/オフ:
10
または
または
をクリックするたびに 10%ずつ、ビデオのセクションを移動できます。
をクリックすると再生ファイルのサウンドをオン/オフにできます。
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
再生状態情報:ツールバーの右側には、それぞれ再生速度、進捗状況、再生時間とビデオファイルの合
計時間が表示されます。
再生終了:【Esc】を押すか、
をクリックするといつでも再生画面を終了できます。すべてのビデオファイ
ルを再生し終わると、自動的に再生画面に戻ります。
3.6 マニュアルレコーディング
メインメニューバーの【Manual Recording】をシングルクリックし、設定画面に入ります。
【REC】ボタンまたはメインメニューバーの【Manual Recording】をクリックし、マニュアルレコーディングの設定画面に
入ります。
マニュアルレコーディングの操作画面は、次の部分から構成されます。
チャンネル番号(Channel):デバイスのビデオチャンネルに対応しています。
チャンネルステータス(State):対応するチャンネルの録画状態を示します。ステータス LED が緑“ ”ならビ
デオは非公開、赤" "ならビデオは公開されています。ステータス LED の周りにコイルがあるものは“
“
”
” 対応するチャンネルがネットワークビデオに送信していることを意味します。
システムが録画中の状況にある時は(録画の種類に関係なく)チャンネルプレビュー画面の左下隅に“ ”が表示
されると録画中であることを意味します。
全て起動/全て停止(Start All/Stop All):このボタンをシングルクリックすると、すべてのチャンネルのビデ
オ設定が起動/停止します。
[戻る]ボタン(Back):【戻る】ボタン(Back)をシングルクリックするとマニュアルレコーディング画面を終了し、
メインメニューバーに戻ります。
11
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
注:手動での録画が有効になっている場合は、手動で止めなければ、録画は継続されてしまいます。
注意:マニュアルレコーディングの操作において、ユーザーは、"録画"の操作権限を持っている必要があります。
操作する前に、ハードディスクが DVR にインストールされており、それが正しくフォーマットされていることを管理
者にご確認してください。
3.7 PTZ コントロール
メインメニューバーの【PTZ Control】をシングルクリックすると設定の画面になります。
PTZ コントロールの主な操作は、方向操作、水平走査、ズーム操作、焦点調整、絞り調整と PTZ 速度です。
ページを切り替えた後、プリセットポイントを呼び出すことができます。自動巡航の起動/停止、ワイパー制御、光制御、
補助装置制御が可能です。
注:呼び出されたプリセットポイントはしっかり設定されている必要があります。クルーズのパスの設定方法については、
3.8.2.8 PTZ の設定を参照してください。クルーズのパスの数が 2 桁未満の数字である場合、2 桁にするために、対応
するクルーズのパス番号の前に 0 を追加する必要があります。
3.8 メニュー
メインメニューバーの【MENU】をクリックしメインメニューのページに入ります。第一段階のメニューには、管理ツール、
システム設定、ログの検索、システムのシャットダウンがあります。
3.8.1 管理ツール
管理ツールには、HDD 管理、ユーザー管理、初期設定、アラームクリア、ソフトウェアのアップデート、日付と時刻、シ
ステム情報があります。
3.8.1.1 HDD 管理
SATA: 現在のシステムの HDD の情報を表示します。"√"は HDD が正常に検出されたこと、"X"は検出され
なかったことを意味します。
HDD フォーマット:HDD 選択ボックスで、目的のディスクを選択すると、対応するディスクの情報を表示でき
ます。【Format】ボタンをクリックで確認のページが表示されます。【OK】ボタンをクリックすると、HDD のフォ
ーマットが開始されます。HDD のフォーマットが完了した後、ハードディスクは正常に使用できます。
注:すべてのビデオは、HDD のフォーマット処理の前に停止しておく必要があります。
3.8.1.2 ユーザー管理
ユーザーの追加および削除、ユーザー情報を変更、新規ユーザーの作成。(管理者を除いて他のユーザーの権限を
設定する権利を持っていません。)
新規ユーザー
"ユーザー管理(User Management)"の操作画面で、【ADD】ボタンを押し、ユーザーの追加画面に入ります。
12
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
1)
新規ユーザー名の入力
ユーザー名編集ボックスに新しいユーザー名(例:user)を入力します。
注:入力方法は、3.3.2(4)編集ボックスを参照してください。
2) 新規ユーザーのパスワードの設定
画面上で"ユーザーの追加(Add User)"の【パスワードの設定】(Setup Password)を選択し、パスワード設定のページ
で新規のパスワードを入力します。パスワードは 6 文字以内です。
3) 新規ユーザーの権限の設定
"ユーザーの追加"(Add User)画面で新規ユーザーの操作権限を設定します。次に、対応する機能のチェックボックス
の選択を行います。 "√"は、ユーザーがこの権限を使用できること、"□"は使用できないことを意味します。
4) 新規ユーザーの設定情報の保存
【OK】ボタンをシングルクリックすると、新規ユーザーの設定情報が保存されます。【Cancel】ボタンをクリックすると、
新規ユーザーの設定情報は保存されません。
ユーザーの変更
"ユーザー管理"(User Management)の操作画面で、マウスを右シングルクリックまたはユーザーリスト内のパネルの
【Enter】を押して目的のユーザーを選択し、次に【Modify】をシングルクリックして"ユーザー変更"(Modify User)ページ
に入り、ユーザー情報を変更できます。
注:管理者のみ、他のユーザーの権限を変更することができます。
ユーザーの削除
"ユーザー管理"(User Management)の操作画面に入り、マウスを右シングルクリックまたはユーザーリスト内のパネ
ルの【Enter】を押し、対象ユーザーを選択した後【Delete】を押して、確認してからユーザーを削除します。
3.8.1.3 既定の設定に復元
工場出荷時の設定にシステム構成パラメータを復元します。復元完了後、システムが再起動します。
3.8.1.4 アラームクリア
手動ですべてのアラーム情報を消去します。アラームが正常に消去されると、"アラームは正常にクリアされています"
と表示されます。確認後、管理ツールのページに戻ります。
3.8.1.5 ソフトウェアのアップデート
管理ツール画面で"ソフトウェアアップデート"(Software Update)を選択して操作画面に入ります。
アップデートの選択ボックスで更新対象のものを選択して、更新方法の選択ボックスで更新モードの FTP または USB
を選択します。
USB アップデート:USB のルート一覧に更新するファイルをコピーします。USB を挿入し、【OK】をクリックす
ると、システムをアップデートします。
FPT アップデート:FTP サーバのルート一覧に更新するファイルを配置し、指定アドレスとしてサーバの IP
アドレスを設定し、【OK】を押して、システムをアップデートします。
注:メインボードのアップデートは"mainboard.bin”、パネルのアップデート名は:”panel.bin”にしなければいけません。
13
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
システムのアップデート時に、デバイスの故障を避けるため、電源を切らないでください。
3.8.1.6 時間の設定
日付と時刻のページで、"日付"(Date)、"時刻"(Time)の編集ボックスに正確な日付と時刻を入力してから、確認し保存
またはキャンセルして終了します。
3.8.1.7 バージョン情報
デバイス名、製品番号とバージョン番号の関連情報を確認できます。
3.8.2 システムのセットアップ
メインメニュー画面で”システムセットアップ”(System Setup)を選択し、サブメニュー画面に入ります。サブメニューには、
システムパラメータ、コードのパラメータ、画像パラメータ、アラーム入力、アラーム出力、スケジュール、モーション検
知、PTZ の設定、ネットワークがあります。
3.8.2.1 システムのセットアップ
システム設定画面で"Setup"を選択し、設定画面に入ります。
デバイス番号:リモコンでデバイス操作する場合、リモコンとの通信は、デバイス番号により実現しています。
リモコン操作を行うには、リモコンはそのデバイス番号に対応している必要があります。リモコンのデバイス
番号の設定については、2.3 リモコン使用説明を参照してください。
デバイス名:デバイス名は通常、監視ポイントの領域名として定義されています。リモートアクセス時に、監
視ポイントを直接観察して見つけることができます。既定のデバイス名は、"H.264 NDVR"です。編集方法
については、3.3.2(4)編集ボックスを参照してください。
デバイスの上書き:デバイス内のすべてのハードディスクがいっぱいの時、"はい"を選択すると、サイクルレ
コーディングの目的達成のために一番古いビデオの情報が上書きされます。
キーパッドのロック時間:キーパッドのロック時間内に操作はありません。システムが自動的に現在のユー
ザーをキャンセルします。操作するには、再ログインの必要があります。
スイッチタイム:スイッチタイムとは、シングルチャンネルのプレビューに表示された時間のサイクルのことで
す。
VGA 解像度:VGA ビデオ出力の解像度の調整ができます。 800 *600/60Hz、1024 *768/60Hz、1280
*1024/60Hz のオプションがあります。
ビデオフォーマット:本デバイスは、PAL と NTSC のビデオ出力をサポートしています。既定のビデオ出力方
式は"PAL"です。
メニューの透明性:メニュー操作画面で、メニューの透明度のレベルを調整し、プレビュー画面とメニュー間
の透明性を実現することができます。
言語:簡体字中国語、英語等を含む一般的に使用される 12 種類の言語があり、ユーザーのニーズに応じ
て、任意のメニューの言語の種類を設定することができます。(言語パックが必要です)
状態表示:プレビュー画面上に録画モード、状態、動作の検出情報のアイコンが表示されており、マークが"
√"に変わると、状態が表示され、"□"に変わると、状態が表示されていないことを意味します。
チャンネルプレビュー画面の左下隅のアイコンの説明
“
” 録画中(録画タイプに関係なく)
“
” 計時録画の状態
“
” マニュアルレコーディングの状態
14
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
“
” モーション検知の状態
“
” モーション検出記録
ログイン検証:"有効"を選択した場合はユーザーのキャンセル、システムを再起動、シャットダウンする時にログインの
ためパスワードを入力する必要があります。"無効"を選択した場合はログインする必要はありません。
ページの設定が完了し、【OK】ボタンをシングルクリックすると設定情報が保存され、終了します。【キャンセル】ボタン
をシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.2 レコード
設定画面上で”Record"を選択し、設定画面に入ります。
チャンネルの選択:設定対象のチャンネルを選択し、選択ボックスをクリックして選択します。
ビットストリーム:設定するビットストリームを選択します。 "メインビットストリーム"と"サブビットストリーム"が
あります。
ビットストリームの種類:ビデオのビットストリームの種類を選択します。 "ビデオストリーム"とは、システム
が録画中であるとき、ビデオのみをコード化することで、"複合ストリーム"は、録画中にビデオとオーディオの
両方をコード化することを意味します。
ビットレートのタイプ:ユーザーは、"固定ビットレート"と"可変ビットレートを"設定することができます。 "固定
ビットレート"とは、ユーザーによって設定されるビットレートとビデオのフレームレートに応じて、画像をコード
化することを意味します。"可変ビットレート"は、ユーザーによって設定される画像の品質とビデオのフレー
ムレートに応じてコード化することを意味します。しかし、ビットレートはビデオのシーンに応じて、システムに
よって自動的に調整されます。
ビットレート:ユーザーの必要に応じ、コードのビットレートを選択します。ビットレートは高いほど画像効果が
良くなりますが、より多くのハードディスク領域を占有します。
ビデオのフレームレート:コード化するビデオのフレームレートを選択します。フレームレートが高いほど、画
像はなめらかになりますが、より多くのハードディスク領域を占有します。
コピー:【コピー】(Copy to)ボタンの右側の選択ボックス上で、目的のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンを
シングルクリックすると、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されま
す。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.3 ビデオ
システム設定画面上で"ビデオ"を選択し、設定画面に入ります。
チャンネルの選択:設定対象のチャンネルを選択し、選択ボックスをクリックし選択します。
チャンネル名:編集ボックス内で、ユーザーはチャンネル名を自由に編集できます。編集方法については、
3.3.2(4)編集ボックスを参照してください。
名前の表示:"√"は表示されること、"□"は表示されないことを意味します。 【ポジション】(Position)ボタンを
クリックし、設定画面に入ります。パネルの方向ボタンを使用するか赤のチャンネルをマウスでドラッグする
ことで設定できます。設定が終わったら、【Enter】を押すか、マウスの右クリックで保存して終了します。
【ESC】をクリックすると、保存せずに終了します。
時間の表示:"√"は表示されること、"□"は表示されないことを意味します。 "ポジション"(Position)ボタンを
クリックし、設定画面に入ります。パネルの方向ボタンを使用するか赤のチャンネルをマウスでドラッグする
ことで設定できます。設定が終わったら、【Enter】を押すか、マウスの右クリックで保存して終了します。
【ESC】をクリックすると、保存せずに終了します。
画像パラメータ:チャンネル画像の明るさ、コントラスト、色相、彩度で構成されています。パネルの【↑】【↓】
ボタンを使用するかスクロールバーをマウスでドラッグして調整します。
15
HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
エンベロープ:"Envelop"オプションのマークを"√"に設定して“Zone”をアクティブにし、エンベロープゾーン
の設定画面に入ります。
エンベロープゾーンの設定:エンベロープゾーン設定画面で、ゾーンの中央に小さな黄色のボックスが表示
されますが、それはエンベロープ設定ボックスです。ゾーンの作成:パネルの方向ボタンで、設定する領域
の開始位置に黄色のボックスを移動させ、【FN】ボタン(黄色と赤のボックスの切り替え)を押し赤いボックス
(有効なカバーエリアのボックス)に変更します。次に方向ボタンでゾーンのサイズを調整します。最小サイ
ズのボックスから、最大 4 エンベロープゾーンを設定することができます。マウスを左シングルクリックまたは
マウスを長押しで移動すると、ゾーンを選択することができます。設定が完了したら、【Enter】を押すかマウ
スの中央ボタンをクリックして保存し、終了します。【ESC】ボタンをクリックすると、保存せずに終了します。
ローカルクリア:削除する黄色のボックスをゾーンの開始位置(左上)に移動させます。【FN】を押すと、ボッ
クスが小さな黒いボックス(ローカルクリアボックス)に変わり、部分的に削除されます。削除が完了したら、
【Enter】キーを押して保存し終了します。【ESC】ボタンを押すと、クリア操作は無効になります。赤いボック
ス上でマウスを左シングルクリックするか、マウスの左ボタンを押しながらドラッグすると、ゾーンをクリアに
することができます。マウスの中央ボタンをクリックすると保存して終了します。
全クリア:【MENU】を押すとチャンネルのすべてのエンベロープゾーンをクリアにします。
カラーリセット:設定された画像のパラメータは、このボタンをクリックして、システムのデフォルト値(画像パ
ラメータのみ)に復元することができます。
コピー:【コピー】の右側にある選択ボックスで対象のチャンネルを選択します。【コピー】ボタンをシングルク
リックで、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
注:チャンネルの名前はコピーすることはできません。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると設定情報が保存され、終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.4 アラーム入力
システム設定画面で、"アラーム入力"(Alarm Input)を選択して設定画面に入ります。
入力チャンネル:設定する対象のチャンネルを選択して選択ボックスをクリックし、選択できます。
アラームのタイプ:ハイレベルとローレベルに設定することができます。アラーム入力チャンネルに接続され
たアラームに適したレベルを選択してください。
検出:アラーム入力信号の検出が設定できます。 "はい"を選択すると、次の設定機能が有効になります。"
いいえ"を選択すると、何も行われません。
PTZ のリンク:【PTZ】をシングルクリックで PTZ リンク画面に入ります。チャンネル番号を選択し、PTZ のリ
ンク関連の設定を行います。プリセットポイント、クルーズ、トラックの設定ができます。設定の方法について
は、3.8.2.8 を参照してください。
メールアラーム:メールアラームが必要な場合は"√"が表示、"□"が表示されないことを意味します。
時間遅延:アラーム入力が完了したら、各ポイントに関係する必要な遅延時間を設定してください。
ブザー:ブザーアラームが必要な場合は"□"は無効、"√"は有効を意味します。
トリガー録画:アラーム入力の設定時に、指定された録画チャンネル番号をトリガーする必要があります。
アラーム出力:アラーム入力の設定時に、指定されたアラームの出力チャンネル番号をトリガーする必要が
あります。
入力探知:"有効"と"無効"を選択することができます。
コピー:【コピー】の右側の選択ボックスで対象のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンをシングルクリックする
と、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
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3.8.2.5 アラーム出力
システム設定画面で"アラーム出力"を選択し、設定画面に入ります。
出力チャンネル:設定する対象のチャンネルを選択し、選択ボックスをクリックし、選択します。
アラームの種類:"ノーマルクローズタイプ"と"ノーマルオープンタイプ"があります。対応するタイプを選択し
てください。
コピー:【コピー】の右側にある選択ボックスで対象のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンをシングルクリック
すると、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
アラームメール:アラームメールの右側で電子メールを入力します。ローカルアラームが発生すると、対応す
る電子メールに即席メッセージが送信されます。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.6 スケジュール
システム設定画面で"スケジュール"を選択し、設定画面に入ります。
チャンネル選択:設定する対象のチャンネルを選択して選択ボックスをクリックし、選択します。
週:設定する日付を選択します。それぞれ設定することができます。"すべて"はすべての日付の意味です。
録画の種類とタイムバケット:4 つのタイムバケット内で各タイムバケットは異なる録画タイプを設定すること
ができます。計時録画(赤)、モーション検知録画(緑)、アラーム録画(黄)があります。"□"は無効、"√"は
有効の意味です。下部に表示されているのがタイムバケットの状態です。0〜24 時間の全体計画となってい
ます。
コピー:【コピー】の右側にある選択ボックスで対象のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンをシングルクリック
すると、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.7 モーション検知
システム設定画面で"モーション検知"(MTD)を選択し設定画面に入ります。
チャンネル:設定する対象のチャンネルを選択して選択ボックスをクリックし、選択します。
タイプ:モーション検知、ビデオロス、ビデオのブロックを選択することができます。
録画チャンネル:検知が行われると、指定された録画のチャンネル番号は、トリガーする必要があります。
アラーム出力:検知が行われると、指定されたアラームの出力チャンネル番号は、トリガーする必要があり
ます。
ブザー:ブザーアラームが必要な場合は"□"が無効、"√"が有効を意味します。
感度:トリガーするモーション検知の感度を選択してください。"検出なし"は、上記の設定パラメータが無効で
あることを意味します。
エリア:モーション検知エリアを設定します。設定の方法については、3.8.2.3 エンベロープゾーン設定を参照
してください。
遅延:信号の検知が完了したら、各ポイントに関係する必要な遅延時間を設定します。
メールアラーム:メールアラームが必要な場合は、"√"が表示、"□"が表示されないことを意味します。
コピー:【コピー】の右側にある選択ボックスで対象のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンをシングルクリッ
すると、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.8 PTZ の設定
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HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
"PTZ の設定"を選択し、設定画面に入ります。
チャンネルの選択:設定する対象のチャンネルを選択して選択ボックスをクリックし、選択します。
レート:接続されている PTZ に一致するレートを選択します。
データビット:接続されている PTZ に一致するデータビットを選択します。
ストップビット:接続されている PTZ に一致するストップビットを選択します。
チェック:接続されている PTZ に一致するチェック値を選択します。
フロー制御:選択された項目は PTZ のフロー制御の設定と一致する必要があります。
プロトコルの種類:選択された項目は PTZ プロトコルと一致する必要があります。
アドレスデコーダ:指定されたアドレスデコーダを入力できます。
プリセットポイント設定:プリセットポイントはカメラの位置、ピント、絞り値やズームを覚え、前もってセットす
るものであり、同時にこれらの設定を識別する番号を使用します。
1) プリセットポイントの追加:プリセットポイントの編集ボックスでプリセットポイントを 1 から 128 の範囲で入
力し、カメラを目的の位置に調整します。調整が終わったら、"セット"を押すと完了し、プリセットポイントが保
存されます。
2) プリセットポイントの削除:プリセットポイントの編集ボックスで削除するプリセットポイントを入力し、【削
除】をクリックします。
クルーズパスの番号設定:クルーズパスとは、カメラが一定の速度で動作するパスです。様々な番号のクル
ーズポイントを通過します。各クルーズポイントは滞在プリセットポイントと保持時間を含んでいます。このよ
うに、クルーズパスの設定はクルーズポイント、プリセットポイント、保持時間と巡航速度等の設定のパラメ
ータを含んでいます。"設定"画面上で対応する情報を設定することができます。現時点で、一つのデバイス
は、16 のクルーズパス番号の設定をサポートしています。
トラックの設定:トラックは、カメラのあらかじめ定義された不規則な動きの記録に使用されるラインです。 "
設定"に入ると、トラックを設定することができます。
コピー:【コピー】の右側にある選択ボックスで対象のチャンネルを選択し、【コピー】ボタンをシングルクリック
すると、現在のチャンネルの設定情報が他の対象となるビデオチャンネルに適用されます。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.8.2.9 ネットワークの設定
システム設定画面で"ネットワークの設定"を選択し設定画面に入ります。"イーサネット、PPPOE、DDNS"の設定があ
ります。
1) イーサネットの設定:ネットワークの設定画面で"イーサネットの設定"を選択し設定画面に入ります。
物理アドレス:デバイスの物理アドレスの数を示します。
ポート番号:既定のポート番号は 6650 です。ポート番号は 2000 以上の数にする必要があります。
IP アドレス:IP アドレスは独自のものにしなければならず、同じネットワークセグメント間で、他のホストやワ
ークステーションと競合することはできません。
サブネットマスク:サブネットのセグメントを分割するために使用されています。
デフォルトゲートウェイ:異なるネットワークセグメント間の通信を実現できます。ゲートウェイアドレスを設定
する必要があります。
DNS アドレス:デバイスが PPPOE プロトコルを使用してネットワークに接続されている場合、動的 IP アドレ
スを得ることになります。
マルチキャスト:マルチキャストに有効するかどうかを選択します。
DHCP:DHCP が自動的に IP アドレスを取得できるようにするかどうかを選択します。
HTTP ポート:IE ブラウザの訪問するポート番号です。既定のポートは 80 です。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
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タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
2) PPPOE の設定: ネットワークの設定画面で"PPPOE の設定"を選択し設定画面に入ります。
有効化: "√"は PPPOE プロトコルとダイヤルアップインターネットアクセスが有効になること、"□"は無効に
なることを意味します。
ユーザー名とパスワード:編集ボックスに ISP から提供されたユーザー名とパスワードを入力してください。
編集の方法については、3.3.2(4)編集ボックスを参照してください。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3) DDNS の設定:ネットワークの設定画面で"DDNS の設定"を選択し設定画面に入ります。
有効化: "√"は DDNS ダイナミックドメインネームサービスが有効になること、"□"は無効になることを意味
します。
サービサー:対応するサービサーを選択します。
ユーザー名、パスワード、ドメイン名:編集ボックスにインターネットから適用されるユーザー名、パスワード、
ドメイン名を入力してください。編集の方法については、3.3.2(4)編集ボックスを参照してください。
ページの設定が完了したら、【OK】ボタンをシングルクリックすると、設定情報が保存され終了します。【キャンセル】ボ
タンをシングルクリックすると、設定情報を保存せずに終了します。
3.9 ログ情報
メインメニューページで"ログ検索"を選択し操作画面に入ります。
種類:選択ボックスで目的のログの種類を選択します。
時間設定:編集ボックスにタイムバケットを入力します。【ログ検索】をシングルクリックすると、下部にあるロ
グリストに、対応するログ情報が表示されます。ページ番号ボックスに目的のページ番号を入力、または
【OK】ボタンをシングルクリックでページを切り替えることができます。
3.10 シャットダウンシステム
メインメニュー画面で"シャットダウン"を選択し操作画面に入ります。
選択ボックスに、対応する操作内容を選択してください。
ログアウト:現在のユーザーをキャンセルするために使用されます。ログアウト後、デバイスの使用を継続し
たい場合は再度システムにログインする必要があります。
再起動:デバイスを再起動します。確認後、デバイスが再起動されます。
シャットダウン:デバイスをシャットダウンします。確認後、デバイスはシャットダウンされます。
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4. クライアントの操作説明
PC でクライアントを使用する場合は、以下の設定を行ってください。
IE の設定:最初に使用される場合、ActiveX はロードできません。IE を次のように設定する必要があります。
ツールインターネットオプションセキュリティ - インターネットカスタムレベル ですべての ActiveX や
プラグインを有効にします。最後に"OK"をクリックします。
ログイン:IE を開きアドレスバーにホストのネットワーク設定の IP アドレスを入力します(工場出荷時の IP ア
ドレスは:http://192.168.1.114)。次にログインページに入ります。ユーザー名とログインパスワードを入力し
ます。ユーザー名とパスワードがホスト側のものと一致し、入力したユーザー情報が正しければ、ログイン
は成功します。
4.1 ビデオ監視のメインページ
ログイン後、監視のメインページはプレビューウィンドウ、PTZ コントロール、プレビューモード、ビットストリームの選択、
チャンネルオープン、トークバックオープン、設定、再生、ユーザーログアウトで構成されています。
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オープンプレビュー:プレビューウィンドウでマウスを左クリックし、目的のチャンネルを選択します。(赤のチ
ャンネルボックスは選択されたものを示します。)チャンネルオープンボックスにマウスでチャンネル番号をダ
ブルクリックすると、対応するプレビューウィンドウのビデオ画像を開いたり閉じたりすることができます。
は開いていること、
は閉じていることを意味します。
プレビューモード:プレビューモードの切り替えボックスで
をクリックするか、マウスでプレビュー
ウィンドウの画面をダブルクリックすると、シングルスクリーンとマルチスクリーンのプレビューモードを切り替
えることができます。
4.2 ビットストリームの選択
このデバイスは二重ビットストリームをサポートしています。ビットストリーム選択ボックスでビデオのプレビューのビット
ストリームのタイプを選択します。
4.3 PTZ コントロール
A.
B.
PTZ の方向のコントロールボタンです。上、下、左、右ボタンで PTZ 操作の方向を制御することができます。
絞り値のボタンです。拡大、縮小ボタンで PTZ の絞り値を制御することができます。
C.
フォーカスボタンです。遠ざける、近づける調整により PTZ のフォーカスを制御することができます。
D.
ズームボタンです。ズームイン、ズームアウトにより PTZ の位置を制御することができます。
4.4 高度な設定ボックス
プレビューウィンドウでビデオのプレビューを開いたときにこの機能がオンになります。マウスを右クリックすると高度な
設定ボックスを開きます。
オーディオのオン/オフ:このボタンのチャンネルでプレビューの音声をオン/オフにします。
スクリーンショット:現在のビデオ画像を取得し、画像形式として保存します。ディレクトリのストレージの設定
については、図 1-5-5 ビデオのスクリーンショットのディレクトリのストレージを参照してください。
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HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
録画と録画オフ:このチャンネルのビデオの遠隔録画をオン/オフにし、この録画を保存します。ディレクトリ
のストレージの設定については、図 1.5.5 ビデオのスクリーンショットのディレクトリのストレージを参照してく
ださい。
PTZ の設定:PTZ プリセットポイント、クルーズパス、トラックの設定を行います。設定の方法については、
3.8.2.8 ホスト側の PTZ の設定を参照してください。
OSD 設定:OSD レイヤーのチャンネル、時間の表示位置を設定します。マウスで位置をドラッグし、確認し
た上で保存します。
モーション検知:モーション検知エリアを設定します。まず、”√”でモーション検知エリアが表示されます。”エ
リアの追加”を選択し、マウスの左ボタンを画面上にドラッグすると、白い格子線領域が出てきます。それが
モーション検知エリアです。”エリアのクリア”を選択し、白い格子線領域でマウスの左ボタンを格子領域上に
ドラッグすると、白い線が消えます。そうすることでモーション検知エリアはキャンセルされます。感度と出力
遅延のボックスで対応するパラメータを選択します。
画面の調整:明るさ、コントラスト、色相、彩度を設定します。マウスを左クリックまたはドラッグして調整しま
す。終了すると自動的に保存されます。
4.5 トークバックコントロール
オープンボイスをクリックすると、積極的にトークバックが開始されます。
4.6 環境設定
4.6.1 サーバパラメータの設定
この設定画面では、ホスト側の対応するパラメータを設定できます。設定パラメータはホスト側と一致します。
設定方法や注意事項については、ホスト側のシステム構成、システム情報およびネットワークの操作説明を参照して
ください。
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4.6.2 チャンネルパラメータの設定
この設定画面では、ホスト側の対応するパラメータを設定できます。設定パラメータはホスト側と一致します。
設定方法や注意事項については、ホスト側の画像設定、録画設定、PTZ の設定の操作説明を参照してください。
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HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
4.6.3 アラームパラメータの設定
この設定画面では、ホスト側の対応するパラメータを設定できます。設定パラメータは、ホスト側と一致します。
設定方法や注意事項については、ホスト側のアラーム入力とアラーム出力の操作説明を参照してください。
4.6.4 ユーザーの設定情報
設定するデバイスのユーザー情報の設定パラメータはホスト側と一致します。設定方法や注意事項についてはホスト
側のユーザー管理操作説明を参照してください。
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HD オールインワン DVR ユーザーマニュアル
4.6.5 その他
この設定画面では、ホスト側の対応するパラメータを設定できます。
設定パラメータはホスト側と一致します。設定方法や注意事項については、ホスト側のマニュアルレコーディング、日
付と時刻、HDD 管理、アラームクリア、ログの検索、ソフトウェアのアップデート、デフォルトの復元の操作説明を参照
してください。
録画とスクリーンショットのディレクトリのストレージ:録画とスクリーンショットのストレージパスを設定します。
4.7 リモート再生
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ビデオ再生のチャンネル番号、録画タイプ、時間の条件を選択し検索ボタンをクリックすると、検索結果の一覧が左側
のボックスに表示されます。ページをアップ、ダウンさせるかページ番号を入力することでビデオファイルを表示できま
す。(一ページは 20 のファイルのメッセージを表示し、最大で 4000 のメッセージをサポートしています。)
ファイルの再生:検索のリストボックスで目的のファイルを選択し、ファイルをダブルクリックするか、【ファイ
ルの再生】ボタンをクリックすると、右側の再生ウィンドウから対象のファイルが再生されます。再生コントロ
ールは、ホスト側と一致します。
時間による再生:【時間の再生】ボタンをクリックすると、再生ウィンドウから開始時間を設定されているビデ
オファイルの再生が開始されます。
ファイルのダウンロード:検索リストボックス内の目的のファイルを選択し、【ファイルのダウンロード】ボタン
をクリックすると、対象のファイルはストレージパスを設定した後にダウンロードを開始します。下部のプログ
レスバーはファイルのダウンロードのステータスを示しています。
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