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27年度 事業実施報告書 1.
1. 27年度 事業実施報告書 1. 27年度の会員動向 当 NPO 法人障がい者乗馬センターには、NPO 法人を構成する正会員と資金支援の賛助会員及び当乗馬セ ンターが提供する乗馬トレーニングに参加する乗馬セラピー倶楽部会員が存在している。 27 年度のこれら会員の動向は、次表の通りである。 単位:名 項 目 区 分 NPO 法人会員 正会員 正会員 賛助会員 賛助会員 個 団 個 団 26 年 3 月 27 年 3 月 62 59 28 年 3 月 備 考 63 人 体 人 体 24 18 17 2 2 2 34 36 38 2 3 6 25 年 11 月 26 年 11 月 28 年 3 月 乗馬セラピー倶楽部会員 28 21 25 障がい者 23 26 20 児童・一般 2 1 1 会員動向について、次のように説明できる。 (1) 正会員数は、個人退会者数の減少が 1 名であったが 28 年度退会の申し出者もあり、法人組織存続の 危機を感じる事態となっている。その一方で、継続的な資金的支援に賛同する賛助会員は、個人 2 名の増加、団体 3 社の増加となり資金支援の強化が図られている。 (2) セラピー倶楽部会員(トレーニング受講者)は、 光の森学園生の完全退会に伴い 11 月末の会員比較が 必要なくなり、今後 3 月で統一する。その結果、28 年 3 月障がい者在籍数は、光の森学園生 4 名分 の他に 2 名退会による変動を経て 20 名となった。 2.実施事業の概要 事 業 内 容 場 所 回 数 参加数 メ モ 1.乗馬トレーニング業務 (1) 障がい者トレーニング指導 当センター馬場 週1回 26 名 (2) 児童・一般乗馬指導 当センター馬場 週1回 1名 (3) 馬セラピー指導 当センター馬場 年3回 20 名 年4回 不特定多数 特殊学級生、専門学校生、 社福法人クルド・フェア 2.乗馬セラピー啓発普及 (1) 情報紙の発行・配布 (2) 各種パンフレットラック活用 エルプラ・イオ ン・札医病院 (3) 乗馬参考本の販売 購入者 3.乗馬による地域交流 (1) そらぷちキッズキャンプ受託業務 滝川市丸加高原 全9回 (1) 野外で親子の馬セラピー 滝川市丸加高原 9 月 18~21 日 (2) 親子で楽しむ乗馬セラピー 滝川市丸加高原 10 月 4 日 延 240 名 そらぷちキャンプ参加者 4.助成金事業 延 80 名 北海道新聞社社福基金 30 名 北海道地域活動振興協会 各項目別の実施状況は、次の通りである。 1 乗馬トレーニング事業 (1) 障がい者トレーニン指導 乗馬セラピー倶楽部会員に対する週一回の乗馬トレーニングを着実に実行し、トレーニング参加 者の騎乗技術と障がい機能の向上変化を保護者及び指導スタッフ一同は、実感している。 (2) 児童・一般乗馬指導 児童会員 1 名となっているが新規会員の募集を強化する必要がある。 (3) 馬セラピー指導 ① 養護学級生徒の職場体験について、 伏見中学校を受入れ 「馬ふれあい」 業務の体験指導を行った。 ② エス・ワン動物専門学校生のホースセラピィー体験学習を受入れ指導を行った。 ③ 社会福祉法人 グビド・フェア(岩見沢・美唄)入所の重度障がい者 9 名の乗馬トレーニングを受 入れた。 2 乗馬セラピー啓発普及事業について (1) 情報紙「障がい者乗馬センター便り」は、4 回発行した。 (2) エルプラザ・札幌医科大学病院、イオン㈱の発寒店、藻岩店にパンフレット棚を活用して、入会 案内やお便り等の資料を置き啓発に努めている。 (3) 乗馬参考資料の販売は、引き続き対応している。 3 地域交流事業について (1) 本年度は、そらぷちキッズ・キャンプからの受託事業は、そらぷちキャンプ場で9回の馬ふれあ いプログラムを実行してきた。併せて現地のボランティアへのサポート技術指導を実施した。 (2) 本年度は、2 件の助成金事業で行ってきたので、独自事業として行わなかった。 4 助成金事業について (1)「野外で馬セラピーを楽しもう」のタイトルで、北海道新聞社会福祉振興基金の助成を受けて9月 18~21日までの4日間、滝川市江部乙町丸加高原で自然散策と馬セラピーを行った。 参加者は、18 日が岩見沢市の福祉村団体 10 名、19~20 日が札幌から当センターとその他 58 名、 21 日が岩見沢市のこくわの里団体 6 名、計 74 名の延 132 名であった。 (2) 公益財団 そらぷちキッズキャンプが行う、10 月 4 日の滝川市民感謝デーにこう呼応して、滝川 市の子供たちに「親子で楽しむ乗馬セラピー」を提供することとし、公益財団 北海道地域活動振興 協会の助成を受けて、馬と触れあい、親子で乗馬と馬車で楽しむ業務を行った。 参加者は、そらぷち感謝デ-に参加した子供とその家族を対象に 50 名が楽しんでいた。 5 その他 (1) 賛助会員の内、日馬連会員の継続会員事務手続きを行った。 (2) 当センターが特定非営利活動法人の認定団体に許可され、税法上の優遇措置を活用した寄附金拡 大に向けた活動に取組むと同時に、運営上の諸規則の順守に努めなければならない。