Comments
Description
Transcript
真空吸引圧送浚渫工法
汚濁発生を抑制した 高濃度浚渫システム 真空吸引圧送浚渫工法 NETIS登録番号:HK-070001-V 株式会社 早水組 会社概要 本社:北海道網走市南2条西5丁目1番地1 ・創 業 :1948年9月1日 ・設 立 :1963年4月2日 ・代表者 :代表取締役会長 早水 均 代表取締役社長 早水 誠 ・資本金 :9,980万円 ・従業員数:100名 ・事業内容:総合建設業 (土木・建築・住宅・浚渫・舗装・不動産・ホテル) 港湾・河川・湖沼などの底面を浚って土砂を取り去る工事 治水のため (堆積土砂により川底が浅くなり、河川の流量が 確保出来なくなる) 航路・泊地等・水深の確保 土砂の確保 (工業用地などを確保するための埋立用) 環境対策 (底泥から溶出する汚濁負荷を削減し、水質改善 を図る) 浚渫作業用の船舶 グラブ浚渫船 バックホウ浚渫船 ポンプ浚渫船 真空吸引圧送浚渫船は1989年に高知県の機械メーカーでる兼松エンジニア リング㈱の協力のもと開発された浚渫船であり、真空圧を利用して効率よく水 底の泥土等を吸引圧送する環境配慮型の浚渫技術です。 真空吸引圧送浚渫船 【5つの特長】 ・汚濁の発生が極めて少ない ・高濃度での浚渫が可能 ・環境負荷が少ない ・効率的な機構 ・優れた機動性 汚濁の発生が極めて少ない 高性能な真空発生装置を吸引動力にする事により、強い吸引力 を発生させ、特殊ドラムアタッチメントの底面部から直接汚泥を吸 引することで、汚濁が拡散することなく浚渫出来ます。 濁り発生原単位測定結果 取扱い土砂 工法 浚 渫 工 使用船舶 型式 細粒土 発生原単位 (g/㎥) グラブ浚渫船 3㎥ ○ 17,110 密閉グラブ浚渫船 8㎥ ○ 3,500 バックホウ浚渫船 2㎥ ○ 8,560 1,000ps ○ 590 汚泥浚渫船 147ps ○ 280 真空吸引圧送浚渫船 SAP-150 ○ 40 ポンプ浚渫船 ※真空吸引圧送浚渫船以外の数値は、2004年 国土交通省港湾局発表資料より抜粋 高濃度での浚渫が可能 強い吸引力と特殊アタッチメントの併用により施工含泥率40% ~70%(シルト質土)の高含泥率を実現。 余水が少ないので陸上での余水処理設備が軽減されます。 余水 原泥 真空吸引の原理 環境負荷が少ない 水底から吸引された汚泥は浚渫船に搭載されているレシーバー タンクに吸引され、その後も処理目的地まで管路にて圧送され、 一度も空気に触れることが無い工法のため、汚泥の飛散や悪臭 の発生はありません。(最大2,000mまで圧送が可能) 効率的な機構 浚渫船に搭載されている連続吸排システムはレシーバータンクを 2基備えており、それぞれのレシーバータンクが交互に吸引・圧送 を繰り返すため、吸排作業が止まることなく連続的に浚渫作業が 行えます。 また、吸引先端部の高さ制御が容易なため必要以上の底泥を吸 引することが無く、余掘りの少ない効率的な施工が可能です。 ①ドラム吸引機を浚渫位置に セットする ②ドラム吸引機を回転させ、 ③吸引させながら所定の浚渫 吸引機の底面から汚泥を 深さまでドラム吸引機を下 吸引させる げる 優れた機動性 真空吸引圧送浚渫船はパーツ別にトラック輸送することが可能で あり、現地にて組立・解体が容易に出来るため閉鎖性水域での浚 渫にも対応出来ます。 浚渫施工状況 直 接 圧 送 密閉ダンプ運搬 造粒・固化処理 機 械 脱 水 SAP-150 仕 様 全 長 15.10m 全 幅 6.90m 全 高 4.98m 喫 水 0.80m 重 量 76.40t 浚渫能力(公称) ※ 70㎥/h(シルト質土) 性 能 最大圧送距離 2,000m 使用配管径 φ150 最大浚渫深度 6m(標準) ※含水比250%以上 真空発生装置 台船 SAP-150 ドラムアタッチメント 油圧式吸引機 操作室 連続吸排装置 発電機 コンプレッサー 【台 船】 鋼板溶接密閉構造 5分割式 ② ① ③ ⑤ ④ 下部連結フック(雄) 上部連結ピン 台船 ①・⑤ 6.9×2.3×1.6 6.5t 台船 ②・③・④ 10.5×2.3×1.6 9.0t 組立・解体 使用クレーン45t(作業半径10m以内) 台船組立・解体時は潜水士等の特殊人工は 必要ありません。 下部連結フック(雌) 【真空発生装置】 DE-150SW (湿式ルーツブロワー2段式) ・全 長 ・全 幅 ・全 高 ・重 量 ・吸引風量 ・静 圧 ・所要動力 4.8m 2.0m 1.8m 6.5t 60㎥/min -700mmHg 127ps 常に安定した高真空(-700mmHg)を発生させ ることで高い吸引力を出すことが可能。 【連続吸排装置】 CD-38VW ・全 長 ・全 幅 ・全 高 ・重 量 ・タンク容積 ・吸引口径 ・吐出口径 ・電源 4.5m 2.4m 2.7m 6.5t 1.5㎥×2基 150mm 150mm AC200V 3.7KW 2基のレシーバータンクが交互に吸引・圧送 を繰り返し、連続的に浚渫を行う。 制御は完全自動化で操作室内の集中パネ ルで一括管理を行う。 【油圧式吸引機】 PC-100 (走行部、作業アーム改型) ・全 長 7.5m ・全 幅 2.5m ・全 高 2.5m ・重 量 8.5t ・エンジン出力 80ps コマツ製のバックホウの走行部、作業アーム部 を改造、またドラムアタッチメント作動用の油圧 原を増設した専用機である。 基本操作は通常のバックホウと同様なため、特 別な知識は必要としない。 GPS施工ガイダンスシステム 搭載可能(オプション) 【発電機】 25KVAタイプ ・全 長 1.9m ・全 幅 0.7m ・全 高 1.1m ・重 量 0.9t ・出 力 25KVA/60Hz ・エンジン出力 32ps 【コンプレッサー】 18.5㎥タイプ ・全 長 3.7m ・全 幅 1.7m ・全 高 1.7m ・重 量 3.5t ・吐出風量 18.5㎥/min ・吐出圧力 7.0kg/㎠ ・エンジン出力 160ps 北海道網走市 日本全国で 2,000,000㎥ を超える実績! 北海道七飯町 沖縄県那覇市 福島県会津若松市 島根県浜田市 東京都江東区 熊本県美里町 大阪府大阪市 ご清聴ありがとうございました こどもたちのために 未来のために