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H19年度 JGS研究プロジェクト論文概要集
は じ め に 会員の皆様には日頃より日本GUIDE/SHARE委員会活動にご協力を賜り、厚くお礼申しあげま す。 昨年10月から始まった平成19年度JGS「プロジェクト・チーム活動」では、会員の皆様方の暖かいご 支援をいただき、37研究プロジェクト・チームにおいて計253名の方々が参加され、38編の研究論文が 提出されました。 提出された論文は、各チーム参加者による共同研究の結晶として 1 年間の活動成果をよく表しており、 多くの提案がなされています。これらの研究成果は、業種を問わず、会員各社にとって有益な情報であ ることと確信しております。 研究成果の活用拡大と利便性向上を期して、論文の全文はJGSホームページに掲載することとし、概 要だけをこの冊子にまとめております。是非、ご活用下さい。なお、JGSホームページは、全国研の 会員専用ライブラリーからもリンクされております。 提出された論文の中からは、当委員会の規定の審査手続きにより、部会毎に1編の優秀論文を以下のと おり選出いたしました。 <平成19年度優秀論文> ・IP−24 個人情報保護の視点からセキュリティ対策を考える ・Pi−01 System_i におけるセキュリティーポリシー ・PM−01 プロジェクト初期段階での見積もり手法 ・RM−21 J−SOXと情報システム ・SP−02 ワークロード利用料金(WLC)を有効に使用する方法の研究 ・WN−01 社内SNS活用によるコミュニケーションの考察 優秀論文のチームには、その研究内容を、平成21年 5 月に開催予定の第47回IBMユーザーシンポジウ ム沖縄大会のJGS優秀論文セッションにも発表していただきます。JGS研究成果の会員各社様への 還元の一助となることと願っております。 上記の全国大会以外、各地区ユーザー研究会からの講演依頼も増えてきており、優秀論文チームに限ら ず、一部のチームにご発表をお願いする場合もございますので、その際、ご協力いただければさいわい です。 JGSプロジェクト・チーム活動は、全国IBMユーザー研究会連合会の専門委員会である日本GUI DE/SHARE委員会の基本活動の一つとして位置づけられており、今後も会員の皆様のご要望を取 り入れ、チームの研究活動をより効果的、より効率的、より盛んに行われるように推進してまいります ので、会員各社様の積極的なご参加とご声援をお願いいたします。 また、通年の定期プロジェクト・チーム活動に加え、会員様が特に関心の高いテーマの研究も特別プロ ジェクトとして随時募集いたしますので、こちらの方も積極的なご参加をお願いいたします。 平成20年 9 月 全国IBMユーザー研究会連合会 日本GUIDE/SHARE委員会 プロジェクト統括 趙 永健 目 次 情報システム企画部会( IP部会) I P− 0 1 「情報システム部門の役割と保持すべきスキル」 ……………………………………… 2 論題「情報システム部門の役割と保持すべきスキル ―上流工程を担う人財育成ビジネスモデルの提案―」 I P− 0 2 「組織モチベーションアップのためのコーチング ……………………………………… 4 論題「組織モチベーションアップにコーチングは有効なのか? ―13社122名を対象とした実証実験と考察―」 I P− 0 3 「情報システム部門が戦略部門となるためには」 ……………………………………… 6 論題「情報システム部門が戦略部門となるためには ―IT戦略部門が企業をリードする―」 I P− 0 4 「 XMLデータベース活用研究」 …………………………………………………………… 8 論題「 XMLDBを活用するにあたって ―XMLDBの普及に向けた提言―」 I P− 0 5 「次世代データセンターのサービスについて」 …………………………………………10 論題「次世代データセンターのサービスについて ―データセンターが目指すべき方向性―」 I P− 0 7 「モデリング手法により開発の可視化」 …………………………………………………12 論題「開発の可視化」 I P− 0 8 「ビジネス・プロセス管理( BPM )の導入」 ……………………………………………14 論題「ビジネス・プロセス管理の効果的な適用方法」 I P− 1 0 「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察」 ………………16 論題「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察 ―動かないシステムを作らないために―」 I P− 1 1 「アジャイル開発適用研究」 ………………………………………………………………18 論題「アジャイル開発適用研究」 I P− 1 4 「テスト手法」 ………………………………………………………………………………20 論題「業務スキルに依存しないテスト手法」 I P− 2 4 「個人情報保護の視点からセキュリティ対策を考える」 ………………………………22 論題「情報漏えい対策におけるシンクライアント導入効果と考慮点 ―ここからはじめるシンクライアント―」 プロジェクトマネジメント部会( PM部会) PM− 0 1 「プロジェクト初期段階での見積もり手法」 ……………………………………………24 論題「初期段階の見積もりの精度向上方策 ―説得できる初期見積もり3ステップモデル―」 PM− 0 2 「システム開発における生産性向上方策」 ………………………………………………26 論題「要件定義フェーズの成果物と生産性の関係について ―プロジェクト全体の生産性向上を目指して―」 PM− 0 6 「オフショア開発におけるプロジェクト管理手法」 ……………………………………28 論題「中国オフショアにおけるコミュニケーション術 ―信頼関係の醸成のために―」 PM− 0 8 「変更管理技法」 ……………………………………………………………………………30 論題「理想の変更管理への実践的アプローチ」 PM− 1 0 「情報システム開発プロジェクトにおけるリスクマネジメント」 ……………………32 論題「リスクマネジメント普及に向けての考察」 PM− 1 1 「要求定義マネジメント」 …………………………………………………………………34 論題「ステークホルダーの立場を超越した要求定義手法 ―要求定義におけるベストプラクティス―」 PM− 1 2 「実際のシステム開発案件へのPMBOK®適用における考察」 …………………………36 論題「 IT業界におけるPMBOK®の有効的活用法 ―実際のシステム開発にPMBOK®を適用してみよう!―」 システムP&i部会( Pi部会) P i − 0 1 「 System i におけるセキュリティポリシー」……………………………………………38 論題「 IBM iにおけるセキュリティポリシーの適用 ―IT全般統制への対応―」 リソースマネジメント部会( RM部会) RM− 0 1 「 IT企業が取り組むべき内部統制に向けての取り組み」 ………………………………40 論題「 IT企業が取り組むべき内部統制 ―J-SOX対応を梃にIT企業としてのサービスのあり方を考える―」 RM− 0 3 「 SOAへの実践的移行方法」 ………………………………………………………………42 論題「 SOA導入のためのパイロットプロジェクト計画」 RM− 0 5 「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究」 ………………………………………………44 論題「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究 ―ISO20000認定取得を通じたJ-SOXの取り組み―」 RM− 1 0 「 行動型エンジニア 集団の育成」………………………………………………………46 論題「 行動型エンジニア の育成」 RM− 1 1 「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 ……………48 論題「変化に対応できるウォーターフォール型開発 ―追加要件によるプロジェクトの失敗を防ぐ―」 RM− 1 1 「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 ……………50 論題「ルールの必要性とその在り方 ―フェーズ間のギャップを埋めるルールとは―」 RM− 1 2 「効果とコストバランスの取れたBCPの研究」 …………………………………………52 論題「 IT担当者に向けた 使える! BIA手法の提案 ―効果とコストバランスの取れたBCPの研究―」 RM− 2 1 「 J-SOXと情報システム」 …………………………………………………………………54 論題「 IT全般統制における対応可否判断指標モデルの仮説検証 ―ITリスクマネジメントにおける対応コスト評価軸の提案―」 WEB&ネットワーク部会( WN部会) WN− 0 1 「社内SNS活用によるコミュニケーションの考察」 ……………………………………56 論題「企業内コミュニケーションにおけるSNSの有効性 ―コミュニケーションの活性化に社内SNSはどう役立つか―」 WN− 0 3 「メールの誤送信対策を考える」 …………………………………………………………58 論題「メール誤送信の影響と対策」 ―情報漏えい対策の提言と効果検証―」 WN− 0 4 「ディザスタリカバリ」 ……………………………………………………………………60 論題「ディザスタリカバリシステムへの最新技術の適用」 ―モデル企業を用いた災害対策サイトの考察―」 WN− 0 5 「 Web2.0サービス」 …………………………………………………………………………62 論題「企業活動におけるWeb2.0サービス利用効果」 WN− 0 6 「 NGN( Next Generation Network )適用を考える」……………………………………64 論題「仮想企業におけるNGN適用を考える」 システム製品部会( SP部会) SP− 0 1 「サーバ・ストレージ仮想化技術」 ………………………………………………………66 論題「分散ファイルシステムの評価と適用範囲の検討」 SP− 0 2 「ワークロード利用料金( WLC )を有効に使用する方法の研究」……………………68 論題「 WLCのメリットを活かしたソフトウェア料金の削減手法」 SP− 0 4 「サーバー仮想化環境での高可用性デザイン」 …………………………………………70 論題「サーバー仮想化環境における構成管理のあり方への提言」 SP− 0 5 「既存資産の再利用とEclipse開発基盤」…………………………………………………72 論題「次世代メインフレーム開発環境の考察 ―Eclipseによるメインフレーム開発基盤検証―」 SP− 0 6 「 System zに学ぶ仮想化環境におけるキャパシティ管理」……………………………74 論題「仮想化環境におけるキャパシティ管理の重要性」 SP− 1 0 「「作りこみ」から脱却した災害対策」 …………………………………………………76 論題「災害対策選択手法 ―『作り込み』から脱却した災害対策―」 JGS研究プロジェクト・チーム論文概要集 情報システム企画部会( IP部会) プロジェクトマネジメント部会( PM部会) システムP&i部会( Pi部会) リソースマネジメント部会( RM部会) WEB&ネットワーク部会( WN部会) システム製品部会( SP部会) IP - 0 1「情報システム部門の役割と保持すべきスキル」 IP− 0 1 「情報システム部門の役割と保持すべきスキル」 論 題 「情報システム部門の役割と保持すべきスキル ―上流工程を担う人財育成ビジネスモデルの提案―」 〈概要〉 近年,ユーザー企業における情報システム部門の空洞化が 課題となっている.この現状を踏まえ,情報システム部門の 役割を IS 部門とベンダーに分けて整理したうえで,IS 部門 の保持すべきスキルについて再考した.戦略部門であるべき IS 部門の機能・役割は,戦略実行マネジメントや IS 企画な どの上流工程である.しかし,上流工程を支えるためには, 下流工程のスキルもまた必要である.現在の IS 部門には, 下流工程のスキルを習得する場も機会もない.この問題を解 決する,ユーザー企業とベンダーの共同による新しい人材育成ビジネスモデルを提案する.このビジネ スモデルは,ユーザー企業のエントリーレベル社員をベンダーが受け入れ,OffJT/OJT によりミドル レベルの入り口まで,有償で育成するものである. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォメーション・ディベロプメント エスアイソリューションズ㈱ システムインテグレーション事業本部 技師 三原 直行 第二サービス事業部 主任ITスペシャリスト 仁子 圧好 IT本部 IT管理部 チーフ 大倉 博美 キヤノンマーケティングジャパン㈱ 清水建設㈱ 情報システム部 課長 ㈱ジャックス システム開発部 スタッフマスター (リーダー)赤木 和彦 マツダ㈱ システム企画統括部 主幹 斎藤 義徳 (サブリーダー)渋木 宏明 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ IGA AS 第一プロフェッショナル開発 マネージャー ICP アドバイザリーPM 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 高橋普一郎 IP - 0 1「情報システム部門の役割と保持すべきスキル」 〈 Team Name 〉Information Systems Function's Roles and Skills to Be Retained 〈 Thesis Subject 〉Information Systems Function's Roles and Skills to Be Retained -Proposal of a business model to develop human resources to be engaged in upstream phases in systems development- 〈 〉 Recently, it has become a problem that an information systems function (often involving partnership with a particular IT vendor) at a non-IT company is losing core competence. Looking at this trend, we have reconsidered skills that an information systems (IS) department (internal organization in a strict sense) must retain, by sorting the roles of an information systems function into those to be taken by an IS department and those to be taken by an IT vendor. An IS department, which is a strategic section for the company, has functions/roles in the “upstream processes,” which include “strategy execution management” and “information system planning.” Although successful execution of upstream processes also requires skills in the downstream processes, today an IS department lacks the place and opportunities to learn those skills. To solve this problem, this report proposes a new business model to develop human resources of a non-IT company in collaboration with an IT vendor. In this business model, entry-level employees at the IS department of a non-IT company are dispatched to an IT vendor, where the vendor trains them for value until they reach the doorstep of the middle level through Off-JT and OJT. Member list (alphabetical order of company name) Canon Marketing Japan Inc. INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD JACCS CO., LTD. Mazda Motor Corporation SHIMIZU CORPORATION SI Solutions Co., Ltd. Team adviser IBM Japan, Ltd. Hiromi Okura Naoyuki Mihara Yoshinori Saitoh (Sub-Leader) Hiroaki Shibuki (Leader) Kazuhiko Akagi Atsuyoshi Nigo Shinichiro Takahashi 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 0 2「組織モチベーションアップのためのコーチング」 IP− 0 2 「組織モチベーションアップのためのコーチング」 論 題 「組織モチベーションアップにコーチングは有効なのか? −13社122名を対象とした実証実験と考察−」 〈概要〉 本論文では「組織モチベーションアップ」に「コーチング」 は本当に有効なのか?という仮説のもと,当研究会参加企 業,13社122名を対象として実証実験を行なった.その結果, 個人コーチング(1:1)では「個人のモチベーションがアッ プ」し,グループコーチング(1:N )では「組織の方向性 に関する意識の統一」が図れたことから,組織モチベーショ ンアップにコーチングは有効であると結論付けた. また,さらに考察を進めた結果,組織モチベーションを アップさせた本質的な要素は,相手を慮ってのコミュニケーションであることが判明した. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アイ・ティー・ワン エヌアイシー・ネットシステム㈱ 第 3 システム事業部 第 2 システム部 今野 貴典 DC事業部サービスサポート部門 (サブリーダー)佐々木大輔 ㈱NHKメディアテクノロジー 砧IT運用 河野 一雄 NTTデータソフィア㈱ 開発第三部 CRMG 渡辺 雅裕 NTTデータソフィア㈱ 開発第二部 為替・口振G 佐々木智子 オリックス・システム㈱ 運用第 2 グループ 山内 栄宏 コベルコシステム㈱ 経営企画部 村井 保博 ㈱シーエーシー AMOユニット AMOコラボレーション部 アウトソーシング第一営業グループ (リーダー)安藤 美果 ㈱ジャックス システム開発部開発共通課 渡部 泰 スタンレー電気㈱ インテグレーテッド・システム・ソリューション部 石原 浩朗 ㈱損保ジャパン・システムソリューション 保険システム第一部日常グループ 青木 修一 ㈱損保ジャパン・システムソリューション ソリューション第二部サービスソリューショングループ 福田 雅樹 第一生命情報システム㈱ 個人保険第二グループ 城井雄一郎 ㈱東レシステムセンター スペシャリティーソフト事業部金融システム課 大橋 勤 ㈱FAITEC ソリューション第一事業部 開発第一部 年金管理二グループ (サブリーダー)今村 大作 ベニックソリューション㈱ アプリケーション・マネジメント部 アウトソーシンググループ 野村 敬 明治安田システム・テクノロジー㈱ ホールセール・システム開発部 損害保険システム開発室 松浦 和也 ㈱ユーフィット 金融システム第二部 孫工 剛次 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱ Powerシステムズ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 神田 規史 IP - 0 2「組織モチベーションアップのためのコーチング」 〈 Team Name 〉Coaching for higher motivation in organization 〈 Thesis Subject 〉Is coaching really effective for higher motivation in your organization? -Experimental study and consideration at 122 people of 13 companies〈 〉 We conducted an experimental study aimed at 122 people of 13 companies involved in our research team, assuming if coaching is really effective for higher motivation in organization. In individual coaching (1:1), we individually got a higher motivation. In group coaching (1:N), we could achieve a harmony in thinking for the way this organization advances. So, we reached a conclusion that coaching is effective in getting higher motivation in organization. Our deep study also determined that the essential element for this higher motivation is the communication through being considerate to each other. Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION CORPORATION CAC Corporation FAITEC CORPORATION Information Technology One Co. Ltd. JACCS CO., LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Meiji Yasuda System Technology Company Limited NI+C Net System Co., Ltd. NHK Media Technology, Inc. NTT DATA SOFIA CORPORATION NTT DATA SOFIA CORPORATION ORIX Computer Systems Corporation SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. STANLEY ELECTRIC CO., LTD. The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. Toray Systems Center, Inc. Ufit Co., Ltd Takashi Nomura (Leader) Mika Andou (Sub-Leader) Daisaku Imamura Takanori Konno Yasushi Watanabe Yasuhiro Murai Kazuya Matsuura (Sub-Leader) Daisuke Sasaki Kazuo Kouno Masahiro Watanabe Tomoko Sasaki Shigehiro Yamauchi Syuuichi Aoki Masaki Fukuda Hiroaki Ishihara Yuuichirou Kii Tsutomu Oohashi Kouji Sonnku Team advisor IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Norifumi Kanda IP - 0 3「情報システム部門が戦略部門となるためには」 IP− 0 3 「情報システム部門が戦略部門となるためには」 論 題 「情報システム部門が戦略部門となるためには −IT戦略部門が企業をリードする−」 〈概要〉 近年,IT は事業基盤としてより重要な位置を占めるよう になっている.それに伴い,IT を活用したビジネスイノベー ション遂行に関して,情報システム部門への期待は年々高く なっており,また情報システム部門自身も変革を求めてい る.しかし,情報システム部門は日々の業務に追われる等さ まざまな課題があり,なかなかそのポジションに移行しづら い状況にある.本論文は,情報システム部門のリーダーに向 け, 「組織」「人材育成」 「 IT 戦略立案」の 3 つの観点から情 報システム部門が抱える課題を解決し,戦略を打ち出す部門となるための改革を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インテック コスモセンター オリックス・システム㈱ 運用第 1 グループ (リーダー)馬場 洋輔 西原 敏史 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ 第一金融システム事業部システム開発第三部 岩永 玲子 テルモ㈱ 情報戦略部 市村 雅樹 日本アイ・ビー・エム㈱ GBS事業AMS (サブリーダー)小松原康平 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ Powerシステムズ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 荒井 邦郎 IP - 0 3「情報システム部門が戦略部門となるためには」 〈 Team Name 〉How to change IT organization to participate in strategic planning 〈 Thesis Subject 〉How to change IT organization to participate in strategic planning -IT Strategic Planning organization leading the company- 〈 〉 Recently, Information Technology (IT) is more important on business. Therefore, we expect to carry out business innovation using IT year by year. And IT organization hopes to change strategically. However, it is difficult because IT organization has many problems. In this paper, to the leaders of IT organization, we propose how to change IT organization to participate in strategic planning. The reformation consists of three parts, “organization”, “human resource development” and “IT strategic planning”, relating many problems with IT organization to solute. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. IBM Japan, Ltd. INTEC INC. ORIX Computer Systems Corporation TERUMO CORPORATION Reiko Iwanaga (Sub-Leader) Kohhei Komatsubara (Leader) Yosuke Baba Toshifumi Nishihara Masaki Ichimura Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Kunio Arai IP - 0 4「 XMLデータベース活用研究」 IP− 0 4 「 XMLデータベース活用研究」 論 題 「 XMLDBを活用するにあたって ―XMLDBの普及に向けた提言―」 〈概要〉 XML が世に誕生して10年以上が経過し,近年の XML の普 及や大手ベンダーによる XML 対応の提供が本格化したこと により XMLDB の注目度が高まっているが,その特徴,適用 箇所について認知されているとは言い難い状況である. 本論文では,XMLDB の現在の状況や阻害要因に対する活 用事例を交えて考察し,XMLDB を有効に活用できるケース を提案し,普及に向けた提言を行なうものである. メンバーリスト(会社名50音順) クボタシステム開発㈱ 情報開発センター 佐々木和也 塩野義製薬㈱ 信頼性保証室 山口 学 富士フイルムコンピューターシステム㈱ システム事業部ロジスティックシステム部 田村 高昭 べニックソリューション㈱ 開発部 山野 信重 三菱総研DCS㈱ システム推進事業部 三菱総研DCS㈱ SI技術部 UFJIS㈱ ITプロデュース部 竹内 淳 (サブリーダー)磯貝 哲也 (リーダー)横田 芳弘 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ ISE IM 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 大月 真史 IP - 0 4「 XMLデータベース活用研究」 〈 Team Name 〉XMLDB Use & Research 〈 Thesis Subject 〉Use of XMLDB -suggestions for the popularization of XMLDB- 〈 〉 It has been a decade since XML appeared. XMLDB has lately drawn more attentions through the recent popularity of XML and the full-scale technical supports from the major vendors. However it is difficult to say that its peculiarity and usage are already well-known in public. In this report, the current situation of XMLDB and the use cases for overcoming its hindrances are considered, and the effective use cases of XMLDB are proposed. It is making the suggestions for the popularization of XMLDB. Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION CORPORATION FUJIFILM COMPUTER SYSTEM CO., LTD KUBOTA SYSTEMS, INC. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. SHIONOGI & CO., LTD. UFJIS Co., Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Nobushige Yamano Takaaki Tamura Kazuya Sasaki jyunn Takeuchi (Sub-Leader) Tetsuya Isogai Manabu Yamaguchi (Leader) Yoshihiro Yokota Masafumi Otsuki IP - 0 5「次世代データセンターのサービスについて」 IP− 0 5 「次世代データセンターのサービスについて」 論 題 「次世代データセンターのサービスについて ―データセンターが目指すべき方向性―」 〈概要〉 本論文では,現代企業の IT 運営が抱えるさまざまな問題 に対し,データセンターが自らのサービスによりその問題を 解決していく方法を提示し,それを実現するデータセンター のあり方を提言する.そして我々は今後のあるべき姿を体現 し企業 IT 運営を最適化するデータセンターを,IT 全般統制 が確立された「 Governed データセンター」 ,自然環境への 配慮を行なう「 Green データセンター」 ,柔軟なリソース提 供を行なう「 On Demand データセンター」と呼ぶことを提 唱する. メンバーリスト(会社名50音順) NTTデータソフィア㈱ 開発第一部 田村 修平 ㈱シーエーシー AMOコラボレーション部 ㈱日本総研ソリューションズ アウトソーシング本部 富士ソフトディーアイエス㈱ サービス事業本部 関口 誠一 三菱総研DCS㈱ ITサービス事業本部 若井慎太郎 (サブリーダー)神村 俊一 (リーダー)石谷 彰寿 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ インフォメーションマネジメント 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 平 孝 IP - 0 5「次世代データセンターのサービスについて」 〈 Team Name 〉Service of Next Generation Data Center 〈 Thesis Subject 〉Service of Next Generation Data Center -Directionality at which Data Center should aim- 〈 〉 This paper presents how a Data Center should solve various problems that the IT management of the modern enterprise has by own service, and proposes the ideal way at the Data Center that concretely achieves it. We advocate applying a new alias to the Data Center that embodies the way it should be in the future and optimizes enterprise IT management. It is “Governed data center” in which IT whole management is established, “Green data center” in which considered to natural environment, “On Demand data center” in which a flexible resource is offered. Member list (alphabetical order of company name) CAC Corporation FUJISOFT DIS Co., Ltd. JRI Solutions, Limited Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. NTT DATA SOFIA Corporation (Sub-Leader) Shunichi Kamimura Seiichi Sekiguchi (Leader) Akihisa Ishitani Shintarou Wakai Shuuhei Tamura Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Takashi Taira IP - 0 7「モデリング手法により開発の可視化」 IP− 0 7 「モデリング手法により開発の可視化」 論 題 「開発の可視化」 〈概要〉 近年のシステム開発は大規模化・複雑化の一途をたどり役 割や機能を把握することが困難である.本論文では問題解決 の一助として,開発プロセス・ソリューション・要件の 3 つ の領域に着目し,それぞれの可視化について考察する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱エクサ テクニカルコンピテンシー部 オリックス・システム㈱ 経営統括室 ㈱JIEC 基盤エンジニアリング事業部 ㈱ジェーエムエーシステムズ 関西事業部 第一生命情報システム㈱ 個人保険システム部 篠原 貴之 (リーダー)多葉 好弘 関藤 寛喜 (サブリーダー)奈良 繁樹 後藤 定章 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ ISE.ビジネス・ARCH 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 角皆 勝也 IP - 0 7「モデリング手法により開発の可視化」 〈 Team Name 〉Visualize software development by modeling technique 〈 Thesis Subject 〉Visualize software development 〈 〉 The system development in recent years keeps being made to a large scale, being complicated, and it be difficult to understand the role and the function. It pays attention to three areas of the development process solution and requirement as a help of the problem solving and each making to visible is considered in this thesis. Member list (alphabetical order of company name) EXA CORPORATION JIEC Co., Ltd. JMA Systems Corporation ORIX Computer Systems Corporation The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Takayuki Shinohara Hiroki Sekitou (Sub-Leader) Shigeki Nara (Leader) Yoshihiro Taba Sadaaki Gotou Katsuya Tsunogai IP - 0 8「ビジネス・プロセス管理(BPM)の導入」 IP− 0 8 「ビジネス・プロセス管理(BPM)の導入」 論 題 「ビジネス・プロセス管理の効果的な適用方法」 〈概要〉 IT( Information Technology )の発展及びその適用によ りビジネスの効率は劇的に高まったが,全ての企業に行き渡 り浸透した現在,継続してビジネス優位性を確保するには, さらなる効率化や高速化が必要不可欠となってきている.こ れを実現するためには,ビジネス・プロセスを短期間に評価 し,より良いプロセスへと柔軟に変更できることが重要な要 素となる.当論文は,この対応策として注目を集めているビ ジネス・プロセス管理について,その有用性や適用方法,考 慮すべき事項につき,考察を行なったものである. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォメーション・ディベロプメント SI事業本部 SI 2 部 橋本 宏予 オリックス・システム㈱ 運用第 1 グループ 三協・立山ホールディングス㈱ 情報システム統括室業務設計室システムサポート課 (リーダー)家壽田雅史 (サブリーダー)齋藤 寛和 日本アイ・ビー・エム㈱ IGA AS.第二Sol・デリバリー 山田 竜弘 WebSphere第二テクニカル・セールス 中島千穂子 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 0 8「ビジネス・プロセス管理(BPM)の導入」 〈 Team Name 〉Introducing Business process management 〈 Thesis Subject 〉How to apply Business process management effectively 〈 〉 Business productivity has dramatically improved by the application of IT(Information Technology). Companies are required to be heighten the speed and the efficiency of businesses to keep their business advantage. To achieve this objective, business processes should be flexible enough to be evaluated and improved in a short period. This paper describes how to apply Business Process Management and its value and the consideration as the way of enabling flexible business processes. Member list (alphabetical order of company name) IBM Japan, Ltd. INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD ORIX Computer Systems Corporation Sankyo-Tateyama Holdings, Inc. Tatsuhiro Yamada Hiroyo Hashimoto (Leader) Masafumi Kesuda (Sub-Leader) Hirokazu Saitou Team adviser IBM Japan, Ltd. Chihoko Nakajima 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 1 0「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察」 IP− 1 0 「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察」 論 題 「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察 ―動かないシステムを作らないために―」 〈概要〉 システムが企業の競争力の源泉になる,と言われて久し い.すでにビジネスを進めていく上で,システムは必要不可 欠なものになっている.一方で,単純なシステム障害,ユー ザーの要求事項の理解不足,思い込みにより,結果として 役に立たないシステムが生まれることも多い.当論文では, そういったユーザーの要求事項を正確にとらえ,システム の実装にまでシームレスにつなげる新たな方法論 HIRA MEKI 法 を提案するとともに,その適用例をもって説明す る. メンバーリスト(会社名50音順) 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ ニッセイ情報テクノロジー㈱ 技術統括部 伊村 哲郎 ビジネスソリューション事業部 業務ブロック 佐々木 学 富士フイルムコンピューターシステム㈱ システム事業部ロジスティックシステム部 (リーダー)渡辺 幸浩 みずほ情報総研㈱ 技術企画部 (サブリーダー)柴田 昌志 三菱総研DCS㈱ ソリューション営業部 システム開発室 雄川 賢一 UFJIS㈱ 決済業務システム部 冨田 光俊 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ ISE.ビジネス・インテグレーション 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 新見 知果 IP - 1 0「ビジネスモデリングに連動したシステムのグランドデザイン考察」 〈 Team Name 〉A thought to create a system grand design driven from a business model 〈 Thesis Subject 〉A thought to create a system grand design driven from a business model -No more un-functioned system〈 〉 IT system is now one of the essential elements to realize one’s business model. In that sense, IT system brings an enterprise’s competitiveness. However, a trivial system failure, misunderstanding user requirements, selfish assumptions make the system un-functioned. We propound a “HIRA MEKI” method, which realized seamless requirements stream from business model to grand design for system model. This paper contains how to define business rules, non-functional requirements. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. FUJIFILM COMPUTER SYSTEM CO., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. UFJIS Co., Ltd. Tetsuro Imura (Leader) Yukihiro Watanabe Kenichi Ogawa (Sub-Leader) Masashi Shibata Manabu Sasaki Mitsutoshi Tomita Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Tomoka Niimi IP - 1 1「アジャイル開発適用研究」 IP− 1 1 「アジャイル開発適用研究」 論 題 「アジャイル開発適用研究」 〈概要〉 アジャイル開発手法は,古くからシステム開発プロジェク トで採用されてきたウォーターフォール型開発手法に変わ る新たな開発手法として注目されて来ている.本論文では, ウォーターフォール型開発手法での課題と,アジャイル開発 手法を適用した場合の効果を検証した.その結果,さまざま な課題を解決しうる有用な開発手法であることが分かった. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アシスト 情報活用支援事業部技術 1 部 4 課 ㈱エクサ ソリューション事業部 EAMソリューション部 浅田 知明 村上 竜一 第一生命情報システム㈱ 基盤システム第一部オープン技術グループ (リーダー)古川 秀俊 UFJIS㈱ ダイレクトチャネル開発部 (サブリーダー)毛利 仁 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ RT・T・S&S.Ratl・T・Sls 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 和田 洋 IP - 1 1「アジャイル開発適用研究」 〈 Team Name 〉Adoption of agile development 〈 Thesis Subject 〉Adoption of agile development 〈 〉 The Agile development method is paid to attention as new development method that changes into the Waterfall development method. In this paper, we have extracted the problem in the Waterfall development method, and have verified the effectiveness applying the Agile development method to our project. As a result, the effectiveness of the Agile development method was confirmed, and it can solve various problems in the Waterfall development method. Member list (alphabetical order of company name) EXA CORPORATION K.K. Ashisuto The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. UFJIS Co., Ltd. Team adviser IBM Japan, Ltd. Ryuichi Murakami Tomoharu Asada (Leader) Hidetoshi Furukawa (Sub-Leader) Hitoshi Mouri Hiro Wada 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 1 4「テスト手法」 IP− 1 4 「テスト手法」 論 題 「業務スキルに依存しないテスト手法」 〈概要〉 近年のソフトウェア開発において,品質に対する比重が高 くなる一方で,短期開発やコスト削減は,依然変わらず至上 命題となっている.このような状況下において,ソフトウェ アテストは効率良く,最小限のテストを実施することが求 められている.この最小限のテストを見極めるにあたって は,業務スキルを保有していることが重要な要素であると考 える.しかしながら,常に業務スキルを保有する要員を確保 することが困難な状況において, 「業務スキルに依存しない テスト手法」をテーマとして研究することとした.本論文では,テスト技法の活用が有効であると予想 し,デシジョンテーブルを活用した試験を行ない,結果の検証および考察を行なった.試験の結果,デ シジョンテーブルを活用したテスト項目の洗い出しにおいて,経験の浅い要員でもより網羅性の高いテ ストケースを抽出できるなどの効果が得られることを検証した. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱NTTデータアイテック 品質保証部QAグループ 富澤 務 NTTデータソフィア㈱ システム開発本部開発第三部情報システムグループ (サブリーダー)大澤 真紀 ㈱ジャックス システム開発部開発第二課 降籏 正道 第一生命情報システム㈱ ソリューション第二部オープンソリューショングループ 宇野 綾希 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ システム開発第三部法人格付システム再構築プロジェクト (リーダー)小川 康裕 ㈱ユーフィット 公共システム第二部 大森 咲子 EA&T.テスト・マネジメント 三島 善行 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 1 4「テスト手法」 〈 Team Name 〉Test methodology 〈 Thesis Subject 〉Study for a test methodology that is independent from knowledge of the business operation 〈 〉 In current software development, besides the quality becomes more important, shortening the developing period and reducing the cost have been strongly demanded. In such a situation, testing as small number of test cases as possible and doing them efficiently are required. We think that using knowledge of the business operation is one of critical factor to create and make the test minimum. However, preparing talent who has the knowledge of the business operation is not easy, therefore we decided “Study for a test methodology that is independent from knowledge of the business operation” as our theme. In this thesis, we expected that using some test technique was effective, and we did the examination that used “Decision table”, and we verified and considered the result. As a result, we found that people who have not enough experience as an engineer can create test cases that cover the object well when they use a test technique, and so on. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. JACCS CO., LTD. NTT DATA ITEC CORPORATION NTT DATA SOFIA Corporation The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. Ufit Co., Ltd Team advise IBM Japan, Ltd. (Leader) Yasuhiro Ogawa Masamichi Furihata Tsutomu Tomizawa (Sub-Leader) Maki Osawa Aki Uno Sakiko Oomori Yoshiyuki Mishima 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 IP - 2 4「個人情報保護の視点からセキュリティ対策を考える」 IP− 2 4 「個人情報保護の視点からセキュリティ対策を考える」 論 題 「情報漏えい対策におけるシンクライアント導入効果と考慮点 ―ここからはじめるシンクライアント―」 〈概要〉 個人情報漏えい件数と漏えい事故原因の傾向はここ数年大 きく変化しておらず,依然として有効な対策が現れていない ことを示している.一方でセキュリティ対策としてのシンク ライアントが注目されはじめている.本論文では,シンクラ イアントの種類とその長短所などを実機検証結果とあわせて 整理・分析し,特定の情報漏えい原因に対しては大変有効な 手段となることを論じる.さらに,シンクライアントの他の 有効性および現時点での留意点についても論じる.また,シ ンクライアント導入のファーストステップとして,有効性が高く導入障壁が低いリモートデスクトップ の活用を提言する. メンバーリスト(会社名50音順) アルケア㈱ 経営企画部 中嶋 英之 ㈱エクサ IT統合サービスセンター 運用基盤チーム 西村 秀樹 キヤノンマーケティングジャパン㈱ IT管理課 ㈱ジャックス システム開発部基盤管理課 ㈱テプコシステムズ システム運用本部システム運用部運用技術グループ ニッセイ情報テクノロジー㈱ コンサルティング室 三菱総研DCS㈱ 金融カード事業本部 カード開発部 第10グループ (サブリーダー)中村 英裕 池田 匡志 堤 裕一 (リーダー)進 菜津子 千葉 努 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱ AIS ビジネス・アーキテクチャ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 山本 扇治 IP - 2 4「個人情報保護の視点からセキュリティ対策を考える」 〈 Team Name 〉Security measures reviewed from personal information protection point of view 〈 Thesis Subject 〉Effects of introducing thin clients as information leakage countermeasures, and considerations to be paid. -Let's get started using thin clients in this way!〈 〉 Both the annual number of incidents of personal information leakage, and the distribution of the cause of the leakage, has been rather steady in the past several years, which shows that virtually any effective countermeasure has not been established yet. Meanwhile, “thin client system”, as an information security measure, is now drawing considerable attention. In this thesis, various kinds of thin client systems are classified/analyzed through testing, revealing that they can be effective countermeasures to such leakage. Some other merits of thin client system are also mentioned together with ongoing difficulties. A utilization of Remote Desktop feature, with high effectiveness and low barrier in introduction, is also proposed here as an introductory stage towards thin client system. Member list (alphabetical order of company name) ALCARE CO., LTD. Canon Marketing Japan Inc. EXA CORPORATION JACCS CO., LTD. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. TEPCO SYSTEMS CORPORATION Hideyuki Nakajima (Sub-Leader) Hidehiro Nakamura Hideki Nishimura Masashi Ikeda Tsutomu Chiba (Leader) Natsuko Shin Yuuichi Tsutsumi Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Senji Yamamoto PM - 0 1「プロジェクト初期段階での見積もり手法」 PM−01 「プロジェクト初期段階での見積もり手法」 論 題 「初期段階の見積もりの精度向上方策 ―説得できる初期見積もり3ステップモデル―」 〈概要〉 近年,システム開発におけるプロジェクトの失敗事例がさ まざまな文献で紹介されている.本論文では,まずプロジェ クト失敗事例の原因について考察を行なった.その結果,失 敗原因が,かなりの割合でプロジェクト初期段階の見積もり のぶれに起因するものと判明した.この見積もりのぶれを低 減するために,初期段階の見積もりにおける 3 ポイント(提 案依頼書,見積もり手法,提案書)に着目して,【 PIE 3 】 モデル(説得できる初期見積もり 3 ステップモデル)を提案 して,検証結果とともにその有用性を提言する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォメーション・ディベロップメント SI事業本部 SI 2 部 (サブリーダー)高杉 繁 ㈱インフォメーション・ディベロップメント SI事業本部 SI 3 部 小島 健 NTTデータソフィア㈱ システム開発本部 開発第二部 流動性預金G ㈱オージス総研 運用サービス本部 IT基盤ソリューション第 1 部 (リーダー)岡村 尚 基盤技術第 2 チーム クオリカ㈱ (サブリーダー)野々峠裕文 システム本部 第 1 事業部 システム第 1 部 長橋 茂 ㈱損保ジャパン・システムソリューション 川道 智樹 東北ディーシーエス㈱ 筒崎 圭之 ㈱東レシステムセンター 石田 直 ベニックソリューション㈱ IT基盤本部 開発部 伊賀 康典 三菱総研DCS㈱ カード開発部 第12グループ 高林 健司 三菱総研DCS㈱ ソリューション開発部 第 3 グループ 曽根 正志 Prof.プロフェッション推進 武内 剛 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 1「プロジェクト初期段階での見積もり手法」 〈 Team Name 〉Technique of estimation in project early stage 〈 Thesis Subject 〉Accuracy improvement strategy of estimation in project early stage -Persuadable initial estimation 3 steps model- 〈 〉 Recently, failure cases of system development project are introduced by the document. In this paper, causes of the project failure are considered. As a result, it turned out that causes of the failure were due to gap of estimation in project early stage at a considerable rate. We pay attention to three points “Request for proposal” and “Estimate” and “Proposal book” in estimation early stage in order to reduce gap of estimation ,and propose 【PIE3】 “ model ( Persuadable Initial Estimation 3 steps model )” and propose the usefulness based of the verification result. Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION CORPORATION INFORMATION DEVEROPMENT CO., LTD INFORMATION DEVEROPMENT CO., LTD Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. NTT DATA SOFIA Corporation Osaka Gas Information System Research Institute Co., Ltd QUALICA Inc. SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. Toray Systems Center, Inc. Touhoku Diamond Computer Service Co., Ltd Yasunori Iga (Sub-Leader) Shigeru Takasugi Takeshi Ojima Kenji Takabayashi Masashi Sone (Leader) Takashi Okamura (Sub-Leader) Hirofumi Nonotou Shigeru Nagahashi Tomoki Kawamichi Tadashi Ishida Yoshiyuki Tsutsuzaki Team adviser IBM Japan, Ltd. Takeshi Takeuchi 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 2「システム開発における生産性向上方策」 PM−02 「システム開発における生産性向上方策」 論 題 「要件定義フェーズの成果物と生産性の関係について ―プロジェクト全体の生産性向上を目指して―」 〈概要〉 システム開発における生産性向上方策としては,開発支援 ツールや開発方法論の適用など,いくつかのアプローチ方法 が考えられるが,プロジェクト全体の生産性という観点から は,システム開発の各局面において不備のない成果物を作成 することが重要である.特に,上流工程と呼称される局面で 作成する成果物の不備は大きな手戻りの発生に繋がり,プロ ジェクト全体の生産性を低下させることとなる.本論文では 要件定義フェーズの成果物と生産性の関係を考察し,要件定 義フェーズの成果物の範囲と深さを定義することで,後続フェーズでの手戻りをなくし,プロジェクト 全体の生産性を向上させることを提唱する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォテクノ朝日 経営企画部 ㈱インテック 北陸地区本部 ソフトウェア工場 コベルコシステム㈱ ビジネスソリューション本部 第 3 ソリューション部 第 1 グループ ㈱ユーフィット (リーダー)福場 恭平 蛯谷乃梨子 (サブリーダー)浅見 俊宏 金融第一事業部 金融システム第一部 大鹿ゆう子 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ FSS・SM.エグゼクティブ・プロジェクトマネジャー 余語 浩一 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 2「システム開発における生産性向上方策」 〈 Team Name 〉Strategy for productivity improvement in system development 〈 Thesis Subject 〉The productivity caused by the products in requirements definition phase -For improving the productivity of the whole project- 〈 〉 There are some approaches for the means of productivity improvement in systems development, such as the use of application development support tools, or the implementation of development methodology. From a viewpoint of the productivity of the whole project, it is important to deliver outcome of no defects in each phases of system development. Especially, the defects of outcome of early phases, which are sometimes called ‘upper flow phases’, might cause a lot of redo and the lowering of the productivity of the whole project. This thesis discusses the relations between the outcome of the requirement definition and the productivity, and advocates improving the productivity of the whole project by defining the scope and the depth of the outcome of requirement definition and by reducing the redo in the following phases. Member list (alphabetical order of company name) Info Techno Asahi Co., Ltd. INTEC Inc. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Ufit Co., Ltd (Leader) Kyouhei Fukuba Noriko Ebitani (Sub-Leader) Toshihiro Asami Yuko Oshika Team adviser IBM Japan, Ltd. Kohichi Yogo 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 6「オフショア開発におけるプロジェクト管理手法」 PM−06 「オフショア開発におけるプロジェクト管理手法」 論 題 「中国オフショアにおけるコミュニケーション術 ―信頼関係の醸成のために―」 〈概要〉 1980年代末から日本におけるソフトウェア産業は,その生 産拠点を海外に立ち上げ始めた.中でも中国は,安近漢 (単 価が安い,日本から近い,日本と同じ漢字の文化を持ち日本 語対応力が比較的高い)などの理由から,日本にとって最も 有力なオフショア先として早期から活用が進んでいる.しか し,多くのオフショア開発の現場では,依然として品質の問 題や生産性の課題などを抱えており,オフショア開発のコス トメリットを十分に享受できていない状況にある.当論文で は,これらの課題の根底にある「中国人とのコミュニケーションの課題」に着目し,日本側が陥りやす いコミュニケーションの失敗事例を示しながら,それらの改善策を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) NTTデータソフィア㈱ 高橋 幸雄 コベルコシステム㈱ 池川 新大 ㈱損保ジャパン・システムソリューション (リーダー)北岸 享 デジタル・インフォメーション・テクノロジー㈱ 大黒 英児 ニッセイ情報テクノロジー㈱ 劉 濱 日本アイ・ビー・エム㈱ (サブリーダー)笠崎 裕子 日本アイ・ビー・エム㈱ 藤本 卓司 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 秋田 智子 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 6「オフショア開発におけるプロジェクト管理手法」 〈 Team Name 〉Project management methods on offshore development 〈 Thesis Subject 〉How to improve communication on offshore development with Chinese -For making good relationship with Chinese- 〈 〉 The software industry in Japan began to establish software plants in overseas at the end of the 1980’s. Above all, the plants in China are the most useful for Japanese companies because of ‘An-Chin-Kan’ (means ‘the labor of Chinese is cheap.’, ‘China is near to Japan.’ and ‘Chinese use the same character as Japanese use.’). However, there are still a lot of quality problems and productivity problems on the offshore development. And many companies have not taken the cost advantage. This paper focuses on the communication problems that were basic to the other problems. And it suggests some good communication points, showing some unsuccessful cases that Japanese tend to do. Member list (alphabetical order of company name) Digital Information Technology Co., Ltd. IBM Japan, Ltd. IBM Japan, Ltd. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Nissay Information Technology Co., Ltd. NTT DATA SOFIA Corporation SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. Eiji Ooguro (Sub-Leader) Yuhko Kasazaki Takuji Fujimoto Arata Ikegawa Bin Liu Yukio Takahashi (Leader) Tooru Kitagishi Team adviser IBM Japan, Ltd. Tomoko Akita 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 8「変更管理技法」 PM−08 「変更管理技法」 論 題 「理想の変更管理への実践的アプローチ」 〈概要〉 本プロジェクトでは,変更作業に起因する過去の失敗事例 を基に,コスト面と品質面の両面から変更管理プロセスへの 現状評価を行なうチェックシートを考案した.本論文では, このチェックシートから算出される評価を基に,変更管理プ ロセスの改善への道のりを提案している.このチェックシー トの特徴は,容易にプロセスごとの成熟度を自己評価できる ことである.さらに,道のりについては,対象となる組織の 強化すべきポイントが明確化できることである.この手法に よって,変更管理プロセス改善の中長期的な視野を持つことができ,改善すべきポイントを俯瞰できる. また,このポイントに基づいて段階的な改善計画を立案することで,回り道を最小限に抑えつつ,変更 管理プロセスのコストと品質の両面の向上が達成できる. メンバーリスト(会社名50音順) 運用ソフトウェア事業部 技術第 2 部 ㈱アシスト ㈱エクサ 松葉 純也 キヤノンITソリューションズ㈱ コベルコシステム㈱ (サブリーダー)井原 一典 プロジェクト支援部 QAグループ ㈱JALインフォテック 三菱総研DCS㈱ 野口 輝 神門 卓司 (リーダー)藤井 利和 ITサービス事業部運用管理グループ 大林 寛和 FSS・SM.カード第二システム 澤口 太郎 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 0 8「変更管理技法」 〈 Team Name 〉Change management technique 〈 Thesis Subject 〉The practical approach for The ideal change management 〈 〉 This project will work to change due to the failure of past cases based on cost and quality from both sides of the current assessment of the change management process to devise a check sheet. In this paper, the check sheet will be calculated from the change management process based on evaluation of the proposed improvements to the road. The check sheet features an easy process for each maturity can be self-evaluation. In addition, the road about this, the target should be to strengthen the organization can clarify the point. This approach, change management process improvement and mid/long-term perspective to be able to point improvement survey. The points based on the gradual improvement plan a detour while minimizing the change management process in terms of both cost and quality improvements are achieved. Member list (alphabetical order of company name) CANON IT SOLUTIONS INC. EXA CORPORATION JAL Information Technology Co., Ltd. K.K. Ashisuto KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Team adviser IBM Japan, Ltd. (Sub-Leader) Kazunori Ihara Jyunya Matsuba (Leader) Toshikazu Fujii Teru Noguchi Takashi Goudo Hirokazu Oobayashi Taroh Sawaguchi 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 1 0「情報システム開発プロジェクトにおけるリスクマネジメント」 PM−10 「情報システム開発プロジェクトにおけるリスクマネジメント」 論 題 「リスクマネジメント普及に向けての考察」 〈概要〉 近年,情報システム開発プロジェクトにおいて,モダン・ プロジェクトマネジメントが普及し,リスクマネジメントの 重要性も注目されている.プロジェクトにおいて,リスクの 発生,影響を最低限に抑えることは,プロジェクトの成功を 左右する.本論文では,リスクマネジメントを効果的に実施 するために,現下の情報システム開発プロジェクトにおける リスクマネジメントの現状について,アンケート調査を行な い,リスクマネジメントの実践状況を確認した.その結果, リスクマネジメントの重要性の認識はあるものの,実践については十分になされていないとの状況を把 握した.アンケートの結果の分析を行ない,リスクマネジメントの普及,効果的なリスクマネジメント の実施に向けての施策を考察,提言する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォメーション・ディベロプメント SI事業本部 SI第 3 部 下城 学 ㈱NHKメディアテクノロジー 放送システム部 鳥飼 雅晃 コベルコシステム㈱ プロジェクト支援部 PMOグループ コベルコシステム㈱ (リーダー)稲岡 美穂 ソリューションサービス本部 開発部 生産系第 1 グループ 明治安田システム・テクノロジー㈱ 中内 靖雄 ソリューション第一本部 リテールシステム開発部 個人保険システム開発室 (サブリーダー)下田 正明 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム・サービス㈱ SCMソリューションサービス 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 金子 聡 PM - 1 0「情報システム開発プロジェクトにおけるリスクマネジメント」 〈 Team Name 〉Risk management in IT system development project 〈 Thesis Subject 〉The study for the prevalence of the risk management practice in Japan 〈 〉 Recently, the project risk management has been gradually understood in IT companies in Japan. And the project risk management is regarded as an important method as the project management method is prevalent. To reduce both a occurrence of the risk and negative effects from risk is a key for a successful project. We recognized how people in the IT business perceive and practice the risk management by conducting a survey to the project members in various companies. As a result, we found that risk management is tend to be insufficiently practiced although many of them consider the risk management an important management method. We analyzed the root causes for inadequate practice in the risk management. In this study, we propose some procedures which expedite the prevalence of the risk management method and make risk management more efficient. Member list (alphabetical order of company name) INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Meiji Yasuda System Technology Company Limited NHK Media Technology. Inc Manabu Shimojou (Leader) Miho Inaoka Yasuo Nakauchi (Sub-Leader) Masaaki Shimoda Masaaki Torigai Team adviser IBM Japan Services Company Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Satoru Kaneko PM - 1 1「要求定義マネジメント」 PM−11 「要求定義マネジメント」 論 題 「ステークホルダーの立場を超越した要求定義手法 ―要求定義におけるベストプラクティス―」 〈概要〉 昨今のシステム開発プロジェクトにおける失敗の大きな原 因として「要求定義の失敗」が挙げられている.要求定義の 失敗要因を分析した結果,発注者や受注者というステークホ ルダーの立場の違いによって要求定義に対して重視するポイ ントに偏りがあり,要求定義に対する過多や不足が生じてし まうことが明らかになった.本論文では,ステークホルダー の立場を超越し網羅性を確保した要求定義手法を考案し,そ の有用性について仮想プロジェクトにて検証を行なった.そ の検証結果から,要求定義におけるベストプラクティスを提言する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インテック ㈱インフォテクノ朝日 NTTデータソフィア㈱ コベルコシステム㈱ ㈱CSKシステムズ ㈱ジャックス 第一生命情報システム㈱ ㈱テプコシステムズ 東邦ガス情報システム㈱ ㈱東レシステムセンター ニッセイ情報テクノロジー㈱ 日本アイ・ビー・エム㈱ 三菱総研DCS㈱ 三菱総研DCS㈱ 三菱総研DCS㈱ チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ SI事業本部システムソリューション部 京極 卓也 個人保険ソリューション部 岸田 豊 システム開発本部 開発第二部 (サブリーダー)有我由香里 BS本部 第一ソリューション部 松嵜 英治 プロジェクト支援部 大久保直樹 システム開発部 開発第二課 エキスパートマスター 梅木 恵一 ソリューション第二部 オープンソリューショングループ 竹川枝里子 基盤技術部技術開発グループ 脇本 康宣 CIS開発部 新CIS基盤プロジェクト (サブリーダー)恒川 泰 Eソリューション事業部ERP課 宮澤 安夫 企業・福祉ソリューション事業部 企業・福祉ソリューションブロック(大阪) 藤原 順証 IGAアプリケーション・サービス 第一ソリューションデリバリー 羅 淑芳 金融開発部 小櫛 競吾 ソリューション開発部第三グループ 西田美和子 金融カード営業部システム開発室 副室長 (リーダー)眞木 康裕 GBS Credit Card Project 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 坂本 直史 PM - 1 1「要求定義マネジメント」 〈 Team Name 〉Requirements Management 〈 Thesis Subject 〉Requirements Definition Method Meeting the Needs and Expectations of All Involved Stakeholders -Best Practice In Requirements Definition Process- 〈 〉 It is well known that requirements definition is a critical activity within information systems development. The failure of projects is caused by imperfect requirements definition. We analyzed the cause of failure in requirements definition. It involves many stakeholder groups: outsourcer and client and systems development professionals. Each group is likely to have its own viewpoint representing a particular perspective or set of perceptions of the problem domain. This paper creates requirements definition method which meets the all needs and expectations of all involved stakeholders. We also demonstrate the effectiveness of the method in a hypothetical project. We propose best practice in requirements definition process from the results of demonstration. Member list (alphabetical order of company name) CSK SYSTEMS CORPORATION IBM Japan, Ltd. Info Techno Asahi Co., Ltd. INTEC INC. JACCS CO., LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. NTT DATA SOFIA Corporation TEPCO SYSTEMS CORPORATION The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. TOHO GAS Information System Co., Ltd. Toray Systems Center, Inc. Naoki Okubo Shukuho Ra Yutaka Kishida Takuya Kyougoku Keiichi Umeki Eiji Matsuzaki Keigo Ogushi (Leader) Yasuhiro Sanagi Miwako Nishida Yoriaki Fujihara (Sub-Leader) Yukari Ariga Yasunori Wakimoto Eriko Takekawa (Sub-Leader) Yasushi Tsunekawa Yasuo Miyazawa Team adviser IBM Japan, Ltd. Naofumi Sakamoto 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 PM - 1 2「実際のシステム開発案件へのPMBOK®適用における考察」 PM−12 「実際のシステム開発案件へのPMBOK®適用における考察」 論 題 「 IT業界におけるPMBOK®の有効的活用法 ―実際のシステム開発にPMBOK®を適用してみよう!―」 〈概要〉 PMBOK® はモダンプロジェクトマネジメントの標準であ るが,IT 業界での活用においては,さまざまな課題を抱え ている.そこで我々は,過去の失敗事例について PMBOK® を活用しながらどう改善すべきかを分析することで,IT 業 界における PMBOK® の有用性と課題性を検証するととも に,PMBOK® の有効的な活用方法を提言する. メンバーリスト(会社名50音順) アイエックス・ナレッジ㈱ ビジネスソリューション事業部 (リーダー)鈴木 重光 ㈱エクサ 第 1 事業部鉄鋼システム第 2 開発部人事チーム デジタル・インフォメーション・テクノロジー㈱ ニッセイ情報テクノロジー㈱ 田中 雅通 杉島 誠 個人保険(契約・支払)ブロック (サブリーダー)氏部 泰伸 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ AS.ASソリューション 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 宮木 茂雄 PM - 1 2「実際のシステム開発案件へのPMBOK®適用における考察」 〈 Team Name 〉Consideration in PMBOK® application to actual system development matter 〈 Thesis Subject 〉An effective application method of the PMBOK® in the IT industry -Let's apply PMBOK® to actual system development!- 〈 〉 The PMBOK® is a standard of the “Modern Project Management”, but has various considerations in the practical use in the IT industry. Then, we verify utility and the problem of PMBOK® in the IT industry by analyzing how to improve it while using PMBOK® of a past failure case, and propose an effective use method of PMBOK®. Member list (alphabetical order of company name) Digital Information Technologies Corporation EXA CORPORATION IX Knowledge Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. Makoto Sugishima Masamichi Tanaka (Leader) Shigemitsu Suzuki (Sub-Leader) Yasunobu Ujibe Team adviser IBM Japan, Ltd. Shigeo Miyaki 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Pi - 0 1「 System i におけるセキュリティポリシー」 Pi− 0 1 「 System i におけるセキュリティポリシー」 論 題 「 IBM i におけるセキュリティポリシーの適用 ―IT全般統制への対応―」 〈概要〉 個人情報保護法や J-SOX 法が施行され,企業のセキュリ ティへの意識は高まり対策が急務となっている.本論文で は,IT 全般統制にて求められている「ユーザー ID 」 「パスワー ド」 「ログ」を中心に,IBM i でのセキュリティ機能を検証 し推奨値を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) アマノ㈱ 情報システム部 (リーダー)渡辺 克治 クボタシステム開発㈱ 第一ソリューション事業部 ㈱産業経済新聞社 業務ネットワーク室 中村 勝 ㈱ユーフィット 公共システム第一部 太田 稔之 (サブリーダー)中咲 貴紀 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング㈱ ISE Powerシステムズ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 藤村 奈穂 Pi - 0 1「 System i におけるセキュリティポリシー」 〈 Team Name 〉Security policy in System i 〈 Thesis Subject 〉Application of security policy on IBM i -Correspondence to IT Governance- 〈 〉 With the Act on the Protection of Personal Information held by Administrative Organs and the J-SOX Law in operation, many organizations are becoming aware of corporate security. In this thesis, we focus on the security function “User ID”, “Password”, and “Log” in IBM i. Using these functions, we propose recommended security policy and system settings to be used on IBM i. Member list (alphabetical order of company name) AMANO Corporation KUBOTA SYSTEMS, INC. SANKEI SHIMBUN CO., LTD. Ufit Co., Ltd (Leader) Katsuji Watanabe (Sub-Leader) Yoshinori Nakasaki Masaru Nakamura Toshiyuki Ohta Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Naho Fujimura RM - 0 1「 IT企業が取り組むべき内部統制に向けての取り組み」 RM−01 「 IT企業が取り組むべき内部統制に向けての取り組み」 論 題 「 IT企業が取り組むべき内部統制 ―J-SOX対応を梃にIT企業としてのサービスのあり方を考える―」 〈概要〉 近年,情報漏えいやシステム障害,偽装請負など,IT 業 界固有ともいえる事件が続発している.ところが,一般的な 内部統制に関する数多くの研究・議論がある中で,無形資産, 外部委託業務の受託等の IT 企業固有の特性を考慮したもの は多くない. 本研究では,IT 企業の業態の特質を踏まえたうえで,IT 企業における内部統制の取り組みについて議論する.我々は J-SOX 対応を消極的な法制度対応としてではなく,むしろ 競争力を高めるための梃(てこ)として捕らえることの重要性を明らかにする.その視点から,IT 企 業として内部統制を見据えた競争力のあるサービスのあり方について提言を行なう. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アシスト 内部統制・セキュリティ強化事業推進室 (リーダー)高山 隆一 クオリカ㈱ アウトソーシング事業部 アウトソーシング部 富永 友樹 日本CA㈱ セキュリティ・ソリューション営業部 楠木 秀明 明治安田システム・テクノロジー㈱ ソリューション第二本部 ㈱ユーフィット 東京産業システム部 林 仁 東京基礎研究所 渡邊 裕治 (サブリーダー)安尾 政晃 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 0 1「 IT企業が取り組むべき内部統制に向けての取り組み」 〈 Team Name 〉Internal Control in IT Companies 〈 Thesis Subject 〉Effective Approach to Internal Control in IT Companies -Leveraging J-SOX Compliance To Be More Competitive Service Provider- 〈 〉 Recent reports of company scandals in IT companies such as information leaks, system failures, and disguised contract labor show that the IT-industry is uniquely different from other industries. In spite of extensive research and study of internal controls in recent years, especially in response to the 2006 Financial Instruments and Exchange Law in Japan (a.k.a. J-SOX, a Japanese law corresponding to America’s Sarbanes-Oxley Act for improved corporate accountability), little work has addressed IT-industry specific issues, including intangible assets or outsourced services. This paper addresses issues in internal control activities which should be considered carefully in IT companies, and brings out the importance of not only seeking legal compliance with J-SOX, but ways to leverage compliance into opportunities to be more competitive. We present a practical approach to establish a strongly competitive IT service through regulatory compliance. Member list (alphabetical order of company name) CA Japan, Ltd. K.K.. Ashisuto Meiji Yasuda System Technology Company Limited QUALICA Inc. Ufit Co., Ltd Team adviser IBM Japan, Ltd. Hideaki Kusuki (Leader) Takaichi Takayama (Sub-Leader) Masaaki Yasuo Yuuki Tominaga Hitoshi Hayashi Yuji Watanabe 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 0 3「 SOAへの実践的移行方法」 RM−03 「 SOAへの実践的移行方法」 論 題 「 SOA導入のためのパイロットプロジェクト計画」 〈概要〉 SOA は構想を大きく描いてスモールスタートする段階的 開発が適していると一般に認知されているが,適切なプロ ジェクト計画立案のための具体的な知見は十分ではない.本 論文では,まず SOA 導入で必要となる組織が持つべき能力 ( Capability )を体系的に定義した上で,パイロットプロジェ クトでの Capability の獲得を明確にし,以降も計画に沿っ た獲得を継続することが SOA 導入成功に向けた重要な要因 であることを導き出し,そのロードマップを示した.さらに, その知見を複数のプロジェクト事例の調査と分析を通じて検証し,正しいことの確証を得た.結論とし て,手が届くこと,重要となる Capability を獲得できること,SOA に期待する効果が早期に得やすい 旨みがあることの 3 点が,プロジェクト計画に織り込まれることの重要性を提言する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱オージス総研 宮本 和治 コベルコシステム㈱ 堀田光治郎 ㈱東レシステムセンター (サブリーダー)大林 寛直 ニッセイ情報テクノロジー㈱ (リーダー)藤田 陽一 ベニックソリューション㈱ 仲井 義統 ㈱ユーフィット 中内 良訓 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ エグゼクティブITアーキテクト 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 細谷 浩司 RM - 0 3「 SOAへの実践的移行方法」 〈 Team Name 〉A practical technique for the SOA transition 〈 Thesis Subject 〉Planning of pilot project for the successful SOA adoption 〈 〉 Generally it is acknowledged that phased approach, which is “Think Big, Start Small”, is suitable for SOA. However, there is little concrete knowledge of planning. In this paper, we systematically defined the ability, called it capability, which is needed for successful SOA adoption. We also recognized that people must definitely acquire capabilities from a pilot project, and continue to acquire them for SOA introduction, and showed the road map. Moreover, we verified the finding through the project cases, and established it is right. In conclusion, we propose that project plan must include three points of view, which are “Can it be reachable?”, “Can it get capabilities?”, “Can it early get the good effect which we expect for SOA?” Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Nissay Information Technology Co., Ltd. Osaka Gas Information System Research Institute Co., Ltd. Toray Systems Center, Inc. Ufit Co., Ltd Yoshinori Nakai Kojiro Hotta (Leader) Youichi Fujita Kazuharu Miyamoto (Sub-Leader) Hironao Oobayashi Yoshikuni Nakauchi Team adviser IBM Japan, Ltd. Kohji Hosoya 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 0 5「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究」 RM−05 「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究」 論 題 「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究 ―ISO20000認定取得を通じたJ-SOXの取り組み―」 〈概要〉 J-SOX による内部統制制度の法制化に伴い,情報システム に携わる者の環境も変化している.特に J-SOX では, 「 IT へ の対応」は基本的要素のひとつとされている.今回,我々は, ① J-SOX は IT に対して何を求めているのか?② IT 部門,と りわけシステム運用部門にとっての IT 統制とは何なのか? という疑問を出発点として,研究を開始した.まず,システ ム運用部門の実務者がなすべきことを整理し,IT 統制整備 の取り組みにおける課題を抽出し,その手段及び ISO20000 の活用について調査・分析を実施した.特に活用については,実務者向けにポイントをまとめ,有効性 及び留意点を検証し,2009年 3 月以降に実施される監査に向けた IT 統制の強化を考察した. メンバーリスト(会社名50音順) エヌアイシー・ネットシステム㈱ 事業企画部 (リーダー)本田 祐吉 シャープ㈱ ITシステム推進センター ネットワーク推進部 田渕 耕平 ㈱東レシステムセンター TRシステム運用部運用 3 課 ニッセイ情報テクノロジー㈱ 基盤ソリューション事業部 運用企画ブロック 多田 昭久 (サブリーダー)古川 利和 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ SMC.サービス・プロセス管理 菅原 伸雄 日本アイ・ビー・エム㈱ SMC.サービス・プロセス管理 水上 礼志 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 0 5「 J-SOXとISO20000の実践的活用の研究」 〈 Team Name 〉Research of practicing use of J-SOX and ISO20000 〈 Thesis Subject 〉Research of practicing use of J-SOX and ISO20000 〈 〉 With the legislating of the internal control system “J-SOX”, the environment of the people engaging the information system is changing. Especially in J-SOX, “Correspondence to IT” is regarded as one of the fundamental elements. This time, we started study from the following questions: 1.What does the J-SOX require to IT? 2. What is the IT governance for the IT section, especially for the system operation section? To begin with, we arranged what the practitioner of the system operation section had to do, extracted the problem in maintaining of the IT governance, investigated and analyzed the means and the usage of ISO20000. Especially about the usage, we brought the point together for the practitioner, verified effectiveness and the notes, and considered strengthening the IT governance for the audit executed after March, 2009. Member list (alphabetical order of company name) NIandC NETSYSTEM Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. SHARP CORPORATION Toray Systems Center, Inc. (Leader) Yukichi Honda (Sub-Leader) Toshikazu Furukawa Kouhei Tabuchi Akihisa Tada Team adviser IBM Japan, Ltd. IBM Japan, Ltd. Nobuo Sugawara Hiroshi Mizukami 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 0「 行動型エンジニア 集団の育成」 RM−10 「 行動型エンジニア 集団の育成」 論 題 「 行動型エンジニア の育成」 〈概要〉 本論文では,従来の育成理論・育成手法において,真に求 められるエンジニアの不足という,IT 業界の現場の声に応 えられていない現状に着目し,これを打破するには従来と異 なった育成が必要であるというアプローチで,この問題に挑 んでいる.具体的には新たなエンジニア像として,ビジョン と現状のギャップを埋めるべく行動する 行動型エンジニア を定義し,実際に行なわれた 3 ヶ月間の育成結果を踏まえ て,その育成手法の有用性を提言するものである. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アイ・ティー・ワン 第 3 システム事業部 第 2 システム部 笠原 卓也 ㈱アイ・ティー・ワン 第 3 システム事業部 第 3 システム部 浅井 秀一 ㈱インフォメーション・ディベロプメント SI事業本部 SI 3 部 (リーダー)水野 義勝 クオリカ㈱ アウトソーシング事業部 基盤ビジネス部 山本 雅洋 クボタシステム開発㈱ ビジネスオペレーション&サービスグループ (サブリーダー)中橋 和久 ㈱ジェーエムエーシステムズ 関西事業部 山内 正和 ㈱損保ジャパン・システムソリューション 保険システム第一事業部 保険システム第一部 日常グループ 紀田 友枝 ㈱損保ジャパン・システムソリューション ソリューション第二部プロジェクト推進第二グループ 斉藤 広純 第一生命情報システム㈱ 個人保険第一グループ主計チーム 小川 正臣 ㈱野村総合研究所 NRIラーニングネットワーク㈱出向 (サブリーダー)入野 正嗣 三菱総研DCS㈱ SI技術部 情報技術グループ 野村 聰江 三菱総研DCS㈱ ITサービス事業部 東郷 重成 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ TSS.テクニカル・ソリューション・リード 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 佐藤 守 RM - 1 0「 行動型エンジニア 集団の育成」 〈 Team Name 〉Cultivation of Proactive Engineers group 〈 Thesis Subject 〉Cultivation of Proactive Engineers 〈 〉 Nowadays, many companies in IT industry are keenly aware of the staffing shortage, on the other hand, the expectations from clients for IT engineers have been increasing and engineers are supposed to live up to them. The conventional methodology to develop IT resources does not seem to work well enough to cultivate such competent IT engineers. In this paper, I would like to introduce “proactive engineers” who would work on filling in the gaps between vision and reality, and suggest a new method of engineer development and its beneficial effect based on a 3 month study. Member list (alphabetical order of company name) INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD Information Technology One Co., Ltd. Information Technology One Co., Ltd. JMA Systems Corporation KUBOTA SYSTEMS, INC. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Nomura Research Institute, Ltd. QUALICA Inc. SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. (Leader) Yoshikatsu Mizuno Takuya Kasahara Hidekazu Asai Masakazu Yamauchi (Sub-Leader) Kazuhisa Nakahashi Satoe Nomura Shigenari Tougou (Sub-Leader) Masashi Irino Masahiro Yamamoto Tomoe Kida Hirozumi Saitou Masaomi Ogawa Team adviser IBM Japan, Ltd. Mamoru Satoh 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 1「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 RM−11 「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 論 題 「変化に対応できるウォーターフォール型開発 ―追加要件によるプロジェクトの失敗を防ぐ―」 〈概要〉 本論文は, 「追加要件」が発生したときでも品質を低下さ せることのないウォーターフォール型開発を提案するもの である.日本のアプリケーション開発の 8 割はウォーター フォール型開発であり,「追加要件」による手戻りのために アプリケーション開発が失敗に終わっていることが多々ある が,企業文化や開発環境などの要因により,開発手法の変更 は困難という現実がある.我々は,変化に強いアジャイル型 開発が プラクティス の集合体であるという仮説をたて, 個々の プラクティス をウォーターフォール型開発へ部分的に適用するという方策を考察している. 具体的な事例をもとに,期待できる効果を検証し,今後の課題とあわせて記述する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インテック エムエルアイ・システムズ㈱ クボタシステム開発㈱ コベルコシステム㈱ コベルコシステム㈱ ㈱ジャックス 東邦ガス情報システム㈱ ㈱東レシステムセンター ㈱東レシステムセンター ニッセイ情報テクノロジー㈱ ニッセイ情報テクノロジー㈱ エヌアイシー・ネットシステム㈱ ベニックソリューション㈱ 三菱総研DCS㈱ ㈱ユーフィット ㈱菱化システム ㈱菱友システムズ チームアドバイザー 日本IBM㈱ ネットワーク&アウトソーシング事業本部 コスモセンター システム課 佐久間 崇 業務推進室 有田 里香 情報開発センター 牧本 義洋 SO本部 第 2 ソリューションサービス部 加古川システム室 木村 直史 SO本部 第 3 ソリューションサービス部 東京システム室 陶山 孝 システム開発部 スタッフマスター 中野 邦彦 開発部 水野 浩史 Eソリューション事業部 ERP課 小西 一範 TRシステム運用部 運用 3 課 園田 大輔 企業・福祉ソリューション事業部 団体保険ソリューションブロック 嶋瀬 裕子 リーテイルソリューション事業部 個人保険(次回)ブロック (サブリーダー)永田 拓也 テクニカルセンター 技術支援部門 友坂匡一郎 IT基盤本部 アプリケーション・マネジメント部 基幹システムグループ (リーダー)酒井 英明 SI技術部 國井 直人 金融第一事業部 金融システム第一部 高橋 明宏 ヘルスケア推進室 MBCシステム部 長谷川知里 ビジネスソリューション事業部 システム開発部 SAP認定ソリューションコンサルタント 2 0 0 3 (FI) 大前 慈子 エンタープライズ・アーキテクチャー&テクノロジー SOAビジネスアーキテクチャー Certified Professinal シニアITアーキテクト 藤田 一郎 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 1「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 〈 Team Name 〉The release not to fail in the application: From development to maintenance and operation 〈 Thesis Subject 〉The Waterfall Type Development Technique that can support a change -To prevent the failure of the project for the change requirements〈 〉 This article suggests The Waterfall Type Development Technique without decreasing quality when “the change requirements” occurs. 80% of the Japanese application development is applied Waterfall Type Development, and there is often that application development ends in failure for setback by “the change requirements”, but, as for the change of the development technique has reality of the difficulty by the factors such as corporate culture or the development environment. Agile Type Development resisting a change forms a hypothesis that it is aggregate of “Practice”, and we consider a policy to apply individual “Practice” into The Waterfall Type Development partially. On the basic of a concrete example, we inspect the effect that we can expect and we match it with a future problem and describe it. Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION Co., Ltd INTEC Inc. JACCS CO., LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KUBOTA SYSTEMS INC. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. MLI Systems Inc. NIandC NETSYSTEM Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. Ryoka Systems Inc. Ryoyu Systems Co., Ltd TOHO GAS Information System Co., Ltd. Toray Systems Center, Inc. Toray Systems Center, Inc. Ufit Co., Ltd Team adviser IBM Japan, Ltd. (Leader) Hideaki Sakai Takashi Sakuma Kunihiko Nakano Naofumi Kimura Takashi Suyama Yoshihiro Makimoto Naoto Kunii Arita Satoka Kyoichiro Tomosaka Hiroko Shimase (Sub-Leader) Takuya Nagata Chisato Hasegawa Shigeko Omae Hiroshi Mizuno Kazunori Konishi Daisuke Sonoda Akihiro Takahashi Ichiroh Fujita 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 1「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 RM−11 「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 論 題 「ルールの必要性とその在り方 ―フェーズ間のギャップを埋めるルールとは―」 〈概要〉 この論文は,これまでに発生したさまざまなアプリケー ションの失敗について分析し,失敗を回避するための解決策 を提唱するものである.過去の事例や経験談から失敗の原因 を掘り下げ,アプリケーションを安定稼働に導く解決策を考 察する.『フェーズ間のギャップを埋めるためのルールの適 用』を考え,ルールの必要性とその在り方を説明する.我々 が作成したルールとその効果について,期待できる範囲を今 後の課題とあわせて記述する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インテック エヌアイシー・ネットシステム㈱ エムエルアイ・システムズ㈱ クボタシステム開発㈱ コベルコシステム㈱ コベルコシステム㈱ 三菱総研DCS㈱ ㈱ユーフィット ㈱菱化システム ㈱菱友システムズ コスモセンター 佐久間 崇 テクニカルセンター 技術支援部門 友坂匡一郎 業務推進室 有田 里香 情報開発センター 牧本 義洋 SO)第 3 SS)東京システム室 陶山 孝 SO本部第 2 ソリューションサービス部加古川システム室 木村 直史 システム開発部開発第一課 中野 邦彦 開発部 一般管理プロジェクト 水野 浩史 Eソリューション事業部ERP課 小西 一範 TRシステム運用部 運用 3 課 園田 大輔 企業・福祉ソリューション事業部 嶋瀬 裕子 (サブリーダー)永田 拓也 アプリケーション・マネジメント部 基幹システムグループ (リーダー)酒井 英明 SI技術部 開発技術グループ 國井 直人 金融第一部 カード決済グループ 高橋 明宏 ヘルスケア推進室 MBCシステム部 長谷川知里 BS事業部システム開発部 大前 慈子 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ EAテクノロジー.SOAプロモーション ㈱ジャックス 東邦ガス情報システム㈱ ㈱東レシステムセンター ㈱東レシステムセンター ニッセイ情報テクノロジー㈱ ニッセイ情報テクノロジー㈱ ベニックソリューション㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 藤田 一郎 RM - 1 1「失敗しないアプリケーションのリリース:開発から保守・運用まで」 〈 Team Name 〉Release of application that doesn't fail:from development to maintenance and operation 〈 Thesis Subject 〉Necessity of rule and existence of rule -The rule that buries the gap between phases- 〈 〉 This paper is to analyze the various failure of the application release and propose some solutions to avoid failure, we investigate and analyze the problem from past example and experience, and we consider the solution to archive stable operation, which is “how to apply the rule to fill in the gap between phases”, therefore we explain the necessity and methodology of the rule. We describe several identified rules, implication, applicable scope and issues. Member list (alphabetical order of company name) BENIC SOLUTION CORPORATION INTEC INC. JACCS CO., LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KUBOTA SYSTEMS INC. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. MLI Systems Inc. NIandC NETSYSTEM Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. Ryoka Systems Inc. Ryoyu Systems Co., Ltd. TOHO GAS Information System Co., Ltd. Toray Systems Center, Inc. Toray Systems Center, Inc. Ufit Co., Ltd Team adviser IBM Japan, Ltd. (Leader) Hideaki Sakai Takashi Sakuma Kunihiko Nakano Takashi Suyama Naofumi Kimura Yoshihiro Makimoto Naoto Kunii Satoka Arita Kyouichirou Tomosaka Hiroko Shimase (Sub-Leader) Takuya Nagata Chisato Hasegawa Shigeko Oomae Hiroshi Mizuno Kazunori Konishi Daisuke Sonoda Akihiro Takahashi Ichiroh Fujita 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 2「効果とコストバランスの取れたBCPの研究」 RM−12 「効果とコストバランスの取れたBCPの研究」 論 題 「 IT担当者に向けた 使える! BIA手法の提案 ―効果とコストバランスの取れたBCPの研究―」 〈概要〉 近年,事業継続計画( Business Continuity Plan:以下 BCP )に対する関心が高まっており,参考文献が多く出回っ ているが,BCP を策定している日本企業はまだまだ少ない. そこで本論文では,これから BCP を策定する企業の一助と なるべく,BCP 構築フェーズの中核であるビジネス影響度 分析( Business Impact Analysis:以下 BIA )に焦点を当 て「 BCP のノウハウ不足の企業でも適切な対策を適切なコ ストで実現する具体的な方法」を IT の立場から提案する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱エクサ 第一事業部 IT統合サービスセンター (リーダー)横畑 弘章 NTTデータシステム技術㈱ 日銀システム事業部 濱田 一雄 ㈱オージス総研 運用サービス本部IT基盤ソリューション 第一部ソリューション推進チーム ㈱シーエーシー 拜地 俊行 ITOセンターITO第一グループ (サブリーダー)起 由佳 シャープ㈱ ITシステム推進センター主事 ㈱ジャックス システム開発部基盤管理課 スタッフマスター 正田 浩司 栗田 敏光 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ 運用サービス部マネージャー 郷久保圭一 日本アイ・ビー・エム㈱ SW・TS&S.SWITA推進 永田 誠 日本アイ・ビー・エム㈱ SW・TS&S.Tivoli・T・S&S 山本 隆之 チームアドバイザー 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 1 2「効果とコストバランスの取れたBCPの研究」 〈 Team Name 〉Proposal of Practical BIA Technique for the IT Person in Charge 〈 Thesis Subject 〉Proposal of Practical BIA Technique for the IT Person in Charge -A Study of BCP about Appropriate Balance between the Effectiveness and the Cost- 〈 〉 In recent years, Business Continuity Plan (BCP) has been one of the most interesting topics for Japanese companies and a lot of references about BCP are available but there are very few Japanese companies which have implemented BCP. We propose “the concrete method of realizing a suitable measure at suitable cost even in the company where the know-how of BCP is insufficient” from the viewpoint of IT and this paper therefore could help companies implementing BCP from now on. In this paper we focus on Business Impact Analysis (BIA) which is the core implementation phase of BCP. Member list (alphabetical order of company name) CAC Corporation Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. EXA CORPORATION JACCS CO., LTD. NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. Osaka Gas Information System Research Institute Co., Ltd. SHARP CORPORATION Team adviser IBM Japan, Ltd. IBM Japan, Ltd. (Sub-Leader) Yuka Okoshi Keiichi Gokubo (Leader) Hiroaki Yokohata Toshimitsu Kurita Kazuo Hamada Toshiyuki Haichi Koji Shoda Makoto Nagata Takayuki Yamamoto 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 RM - 2 1「 J-SOXと情報システム」 RM−21 「 J-SOXと情報システム」 論 題 「 IT全般統制における対応可否判断指標モデルの仮説検証 ―ITリスクマネジメントにおける対応コスト評価軸の提案―」 〈概要〉 近年,J-SOX を始めとしたリスクマネジメントへの要求 が高まってきている.しかしその一方で,会社の財務状況や 社内体制的な要因のために,全てのリスクへ完全な対応がで きることは非常に稀である.そこには,一般的なリスクマネ ジメント手法で語られる,発生頻度とビジネスインパクトだ けでは,対応可否の判断がつかない領域があることがわか る.本論文では,IT 統制における想定リスクに対して,発 生頻度,ビジネスインパクトの他に,対応コストの評価軸を 設け,財務状況の要素を取り入れた対応可否の判断基準を満たす理論的な評価指標を提案し検証する. メンバーリスト(会社名50音順) オリックス・システム㈱ 管理グループ (サブリーダー)吉川 和也 コベルコシステム㈱ SO本部第 2 SS部営業システム室 ㈱大和総研 ホールセール次期システム開発部 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 細川 英樹 (リーダー)五十嵐 通 RM - 2 1「 J-SOXと情報システム」 〈 Team Name 〉J-SOX and IT System 〈 Thesis Subject 〉Hypothesis testing for action planning model of results in the IT general control -A proposal of cost evaluation axis for IT risk-management- 〈 〉 In recent years, J-SOX and other risk management requirements are growing. On the other hand, to avoid all completely risk is very rare because of the company's financial condition and internal factors for the system. There is a general risk management approach-told, the frequency and impact of business alone, in the judgement of whether there is any space is not understandable. This paper is, IT risks assumed control of the frequency and business impact more head of the corresponding cost evaluation axis in place, incorporating elements of the financial situation meet the criteria to determine the advisability of the corresponding theoretical valuation indicators to examine the proposal. Member list (alphabetical order of company name) Daiwa Institute of Research Ltd. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION ORIX Computer Systems Corporation (Leader) Toru Igarashi Hideki Hosokawa (Sub-Leader) Kazuya Yoshikawa 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 WN - 0 1「社内SNS活用によるコミュニケーションの考察」 WN−01 「社内SNS活用によるコミュニケーションの考察」 論 題 「企業内コミュニケーションにおけるSNSの有効性 ―コミュニケーションの活性化に社内SNSはどう役立つか―」 〈概要〉 本論文では,現代の企業が抱えるコミュニケーションの問 題について考察し,その活性化のために社内に SNS を導入 した先行事例を研究する.先行事例を通じ,企業内に SNS を導入するにあたっての考慮点や,運営,活性化のためのポ イントを体系的にまとめ,さらに社内 SNS が企業内コミュ ニケーションにどのように有効であるかについて考察する. この論文は,今後 SNS の導入を考えている企業にとって実 践的ガイドとして活用しうると考える. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アシスト 内部統制・セキュリティ強化事業推進室 (リーダー)板木 栄樹 ㈱インテック 技術部 髙田 一博 三協・立山ホールディングス㈱ 情報システム統括室 熊谷麻佑子 ㈱損保ジャパン・システムソリューション 保険システム第一事業部 保険システム第二部 元山 勝義 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ 技術統括部 三菱総研DCS㈱ (サブリーダー)笠 竜也 カード開発部第 9 グループ 中井 正臣 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ・エンジニアリング㈱ ワークプレース 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 武市 佳奈 WN - 0 1「社内SNS活用によるコミュニケーションの考察」 〈 Team Name 〉Communication by using corporate SNS 〈 Thesis Subject 〉Effectiveness of SNS on corporate communication -How can SNS be useful for activating communication between employees?- 〈 〉 This paper provides a study of communication problems of companies these days, and also introduces some case studies of companies who had launched and run SNS for their employees. From them, it found that there are some consideration on introducing SNS, managing SNS, promoting the usage of SNS within the company. Through this study, we try to describe how SNS can be effective on activating communications between employees. And this paper could be used as a practical guide for the companies that are going to implement SNS in the near future. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. INTEC INC. K.K. Ashisuto Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Sankyo-Tateyama Holdings, Inc. SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 (Sub-Leader) Tatsuya Kasa Kazuhiro Takada (Leader) Hideki Itaki Masaomi Nakai Mayuko Kumagai Katsuyoshi Motoyama Kana Takeichi WN - 0 3「メールの誤送信対策を考える」 WN−03 「メールの誤送信対策を考える」 論 題 「メール誤送信の影響と対策 ―情報漏えい対策の提言と効果検証―」 〈概要〉 今般のビジネスシーンにおいて,電子メールは欠かせない ツールとなっており,誰もが日常的に使用しているであろ う.容易に使用できるツールであり利便性が高いが,送信先 を間違える,送信内容を間違えるといった,いわゆる誤送信 が多数発生しているのも事実である.誤送信は情報漏えいの リスクが伴い,場合によっては多大な損害に繋がる危険性も 考えられる. 本論文では誤送信による影響を整理し,その対策について 考察する. メンバーリスト(会社名50音順) クオリカ㈱ アウトソーシング営業部 杉本 邦子 JFEシステムズ㈱ 開発本部 ICT基盤センター 徳方 誠二 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ 技術統括部 ㈱テプコシステムズ システム運用部 (リーダー)島村 純 (サブリーダー)若山 昭彦 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ ワークプレース 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 中林 真希 WN - 0 3「メールの誤送信対策を考える」 〈 Team Name 〉The incorrect transmitting measure against e-mail is considered 〈 Thesis Subject 〉The influence and the measure against incorrect transmission of e-mail -The proposal of the measure against an information leak, and effect verification〈 〉 In the business scene of this time, e-mail becomes the indispensable tool and we are using it every time. e-mail is a easy and convenient tool. However there are many issues about the improper e-mail, wrong address and/or send not intended contents. The risk of information leak by the improper e-mail is high and it will cause the serious damage to the company. In this paper, we’ll study the impact of the e-mail sent by mistake, and describe the effective actions for preventing it. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. JFE Systems, lnc. QUALICA Inc. TEPCO SYSTEMS CORPORATION (Leader) Jun Shimamura Seiji Tokuhou Kuniko Sugimoto (Sub-Leader) Akihiko Wakayama Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Masaki Nakabayashi WN - 0 4「ディザスタリカバリ」 WN−04 「ディザスタリカバリ」 論 題 「ディザスタリカバリシステムへの最新技術の適用 ―モデル企業を用いた災害対策サイトの考察―」 〈概要〉 過去10年,企業の IT システムへの依存度は増加の一途で あり,中小企業の隅々まで,IT システムは切っても切り離 せないものとなっている.これを受け,中小企業においても, IT システムへの災害対策に対する意識が急激な高まりを見 せてきた.一方で,被災時にしか稼働しないシステムに対し て,中小企業経営者層が投資を躊躇・懸念する向きがあるこ とも事実である.本論文では,このような悩みを抱える中堅 企業を想定したモデル企業を定義して,大企業が実現してき た従前通りの方式と,近年の仮想化技術を取り入れた方式を, 「初期コスト」 「運用コスト」 「将来性」 の面で比較検討した.結果,仮想化技術を取り入れたシステム環境ではシステム構築の柔軟性が増し, 「将来性」という意味では期待できるが,専用の H/W やライセンス費用等,コスト面においてまだ課題 があると言える. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱エクサ 基盤システム第 1 ソリューション部 (サブリーダー)中村 洋光 コベルコシステム㈱ ERP本部SAPソリューション部西日本第 1 Gr (リーダー)渡邉 誠 コベルコシステム㈱ システムソリューション本部 第 2 ITソリューション部システム設計グループ 竹内 巧和 ㈱大和総研 オープンシステム基盤設計第二部 上床 朋子 ㈱東レシステムセンター ネットワーク事業部技術室 藤原 直輝 チームアドバイザー 日本アイビーエム システムズ エンジニアリング㈱ NWコミュニケーションシステム 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 久保田裕司 WN - 0 4「ディザスタリカバリ」 〈 Team Name 〉Disaster Recovery 〈 Thesis Subject 〉Implementing Newest technology for Disaster Recovery Systems -Study of a Disaster Recovery Site for a Model Company- 〈 〉 Growing reliance on IT systems in the past decade has made systems a crucial factor in business, not only for large corporations, but also for smaller companies. Thus, awareness of disaster recovery plans has heightened rapidly among small and middle sized businesses. However, it is a fact that investments on systems only used in emergencies could be a burden for executives of such companies. This paper will discuss two solutions, a conventional solution adopted by large companies and a solution using newest technologies, by hypothetically implementing them to a middle-sized model company. The two solutions will be compared in regards of “initial cost”, “operation cost”, and “potential”. This will show that the new solution has “potential”, since virtualization technologies gives flexibility in building systems. Yet the remaining challenge is the cost, such as license fees and expenses on appliance hardware. Member list (alphabetical order of company name) Daiwa Institute of Research Ltd. EXA CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Toray Systems Center, Inc. Tomoko Uwatoko (Sub-Leader) Hiromitsu Nakamura (Leader) Makoto Watanabe Yoshikazu Takeuchi Naoki Fujihara Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Hiroshi Kubota WN - 0 5「 Web 2.0サービス」 WN−05 「 Web 2.0サービス」 論 題 「企業活動におけるWeb 2.0サービス利用効果」 〈概要〉 本稿は,個人利用の普及が著しい Web 2.0サービスを企 業活動において利用した際の効果について検証したもので ある.Web 2.0を研究し,チームとしての Web 2.0を定義し ている.日本 GUIDE/SHARE 委員会のチーム論文作成プロ ジェクトを企業でのプロジェクト活動の例として,論文作成 を支援する Web 2.0の要素を取り入れたサイトを構築し,利 用した上で,企業活動における Web 2.0サービスの利用効果 を示す. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱インフォテクノ朝日 基盤ソリューション部 仁田 順子 エス・アイ・シー㈱ 技術部 テクニカル・サポート・センター テクニカルサービス課 道家 健 カシオ計算機㈱ 業務開発部 情報技術グループ 鈴木 知子 キヤノンマーケティングジャパン㈱ IT本部アプリケーション統括課 佐橋 俊哉 第一生命情報システム㈱ 基盤システム第一部 基盤開発グループ (サブリーダー)田中 崇 富士フイルムコンピューターシステム㈱ システム事業部ロジスティックシステム部 柏木 伸之 みずほ情報総研㈱ 保険ビジネス部 松下 勇夫 三菱総研DCS㈱ 事業推進企画部 (リーダー)平川 昇 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱ ISE.テクノロジー・イノベーション 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 万仲 龍樹 WN - 0 5「 Web 2.0サービス」 〈 Team Name 〉Web2.0 service 〈 Thesis Subject 〉Effectiveness of Web2.0 in corporate activities 〈 〉 This paper presents you effectiveness of web2.0, which is mainly personal use for far, in corporate activities. We defined web2.0 as our team definition after researching web2.0. We show you effectiveness of using web2.0 service in corporate activities based on example case of JGS committee’s research project as corporate project activity which is developing and using the web site with web2.0 factors for writing research paper assistance. Member list (alphabetical order of company name) Canon Marketing Japan Inc. CASIO COMPUTER CO., LTD. FUJIFILM COMPUTER SYSTEM CO., LTD. Info Techno Asahi Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. SIC Co., Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. Toshiya Sahashi Tomoko Suzuki Nobuyuki Kashiwagi Junko Nitta (Leader) Noboru Hirakawa Takeo Matsushita Takeshi Douke (Sub-Leader) Takashi Tanaka Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Tatsuki Manchu WN - 0 6「 NGN( Next Generation Network )適用を考える」 WN−06 「 NGN( Next Generation Network )適用を考える」 論 題 「仮想企業におけるNGN適用を考える」 〈概要〉 現在世界各国で音声通信とデータ通信を IP 上で統合した 次世代ネットワーク( NGN )の構築が進められている.し かしながら,現時点における NGN は各種標準化機関により 標準化が進められている段階であり,商用サービスについて も既存サービスを NGN 上で提供するに止まっている.そこ で本論文においては,現時点で標準化が完了している NGN の技術を利用することで,企業が抱える課題がどこまで解決 されるか,NGN を仮想企業に適用した場合の考察を行なう. メンバーリスト(会社名50音順) コベルコシステム㈱ ネットワーク本部ソリューション部西日本第一Gr 近藤 英志 ㈱損保ジャパン・システムソリューション システム基盤第二部 (サブリーダー)吉田 裕也 ㈱大和総研 オープンシステム基盤設計第二部 片岡 英樹 東邦ガス情報システム㈱ 情報センター 情報技術基盤グループ (リーダー)山口 洋行 UFJIS㈱ ダイレクトチャネル開発部 ㈱ユーフィット 基盤ソリューション部 (サブリーダー)山下 泰史 水信 要 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング㈱ ネットワーク・コミュニケーション・システム 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 宮本 幸彦 WN - 0 6「 NGN( Next Generation Network )適用を考える」 〈 Team Name 〉Implementation Feasibility of NGN(Next Generation Network) 〈 Thesis Subject 〉Implementation Feasibility of NGN to Fictitious Company 〈 〉 Currently around the world for voice communication and data communication on the integration of next-generation IP network (NGN) is proceeding with the construction. However, currently a variety of NGN standardization agency is proceeding with the standardization phase of the existing commercial services also provide services on the NGN stopped. This study is currently in complete standardization of NGN in the core technology of the IMS / SIP to the challenges companies are going to be resolved, NGN fictitious company to apply if the consideration to do. Member list (alphabetical order of company name) Daiwa Institute of Research Ltd. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC. TOHO GAS Information System Co., Ltd. Ufit Co., Ltd UFJIS Co., Ltd. Hideki Kataoka Eishi Konndou (Sub-Leader) Yuya Yoshida (Leader) Hiroyuki Yamaguchi Kaname Mizushina (Sub-Leader) Hiroshi Yamashita Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Yukihiko Miyamoto SP - 0 1「サーバ・ストレージ仮想化技術」 SP− 01 「サーバ・ストレージ仮想化技術」 論 題 「分散ファイルシステムの評価と適用範囲の検討」 〈概要〉 本論文では,分散ファイルシステムの業務への適用を検討 する.一般的にストレージの仮想化と言えば SAN( Storage Area Network )を思い浮かべるが,別の考え方として分散 ファイルシステムがある.分散ファイルシステムとは,安価 なサーバを多数用いて大規模なストレージを構成するもので ある.分散ファイルシステムの活用は一部の企業では既に進 みつつあり,将来性が期待される技術である.本論文では, 分散ファイルシステムの定義と概要について整理し,SAN との比較を行なうことにより,その特徴を明確にしている.また,分散ファイルシステムの適用が適し ていると考えられる分野についての提言を行なう. メンバーリスト(会社名50音順) クオリカ㈱ アウトソーシング事業部 基盤ビジネス部 (リーダー)櫻井 太郎 クボタシステム開発㈱ 情報開発センター 中島 正人 第一生命情報システム㈱ 基盤システム第一部 野 誠 ㈱大和総研 オープンシステム基盤設計第二部 三菱総研DCS㈱ SI技術部 情報技術グループ (サブリーダー)日下 健太 菅野 智行 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング㈱ テクノロジー・イノベーション 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 伊藤 裕史 SP - 0 1「サーバ・ストレージ仮想化技術」 〈 Team Name 〉Server and Storage Virtualization Technology 〈 Thesis Subject 〉Evaluation and examination of coverage for Distributed File System 〈 〉 This paper examined utility of the distributed file system on business uses. In general, the storage virtualization indicates SAN. However, as another idea, there is a distributed file system of virtualization storage. The distributed file system is a technology that composes a large-scale storage with cheap servers. It is being used in a part of enterprise, and there is a prospect. In this paper, the definition and the outline of the distributed file system were described, the feature was clarified by comparing it with SAN. In addition, we propose the usage for which distributed file system is suitable. Member list (alphabetical order of company name) Daiwa Institute of Research Ltd. KUBOTA SYSTEMS, INC. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. QUALICA Inc. The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 (Sub-Leader) Kenta Kusaka Masato Nakajima Tomoyuki Kanno (Leader) Tarou Sakurai Makoto Nozaki Hiroshi Itoh SP - 0 2「ワークロード利用料金( WLC )を有効に使用する方法の研究」 SP− 02 「ワークロード利用料金( WLC )を有効に使用する方法の研究」 論 題 「 WLCのメリットを活かしたソフトウェア料金の削減手法」 〈概要〉 当論文は,IBM の System z で稼働するソフトウェア料金 体系である WLC をより有効に活用し,積極的なソフトウェ ア料金削減を行なう手法について述べたものである.WLC は,サーバーの CPU の使用量に応じて課金される料金体系 であるが,運用を工夫することにより,ソフトウェア料金 の削減に効果があることが研究を通じて実証された.また WLC の有効活用方法を検討する中で発見した,ユーザーか らの視点による WLC の課題について提言を行なった. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱エクサ IT統合サービスセンター (サブリーダー)是成 勘介 NTTデータシステム技術㈱ システム基盤技術担当 ㈱オージス総研 運用サービス本部 運用技術部 河上 龍一 ㈲嘉賢 システム開発部 矢澤 貞雄 System z テクニカル・セールス 中島 和弘 (リーダー)荻野圭一朗 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 SP - 0 2「ワークロード利用料金( WLC )を有効に使用する方法の研究」 〈 Team Name 〉Study about how to reflect maximum advantage of WLC to software charge 〈 Thesis Subject 〉Study about how to reflect maximum advantage of WLC to software charge 〈 〉 The aim of this paper is to describe how to reduce software license charge aggressively with advantage of WLC. WLC is one of a software pricing structure that can apply to IBM System z software. Though our study, we prove that with contrive operation of System z server, it will help to reduce software license charge. Also we propose the subject from user point of view, which WLC should be solved. Member list (alphabetical order of company name) EXA CORPORATION NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. Osaka Gas Information System Research Institute Co., Ltd. Yosikata Ltd. (Sub-Leader) Kansuke Korenari (Leader) Keiichiro Ogino Ryuichi Kawakami Sadao Yazawa Team adviser IBM Japan, Ltd. Kazuhiro Nakajima 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 SP - 0 4「サーバー仮想化環境での高可用性デザイン」 SP− 04 「サーバー仮想化環境での高可用性デザイン」 論 題 「サーバー仮想化環境における構成管理のあり方への提言」 〈概要〉 昨今,分散システムにおける余剰リソースの有効活用やコ ストの適正な投資などのソリューションを実現するテクノロ ジーとして,サーバー仮想化技術が注目を浴びている.しか し,仮想化技術の導入により,既存の運用管理に与える影響 や変化を十分に議論する必要がある.本論文では,仮想化環 境の管理で新たに発生する課題を踏まえて,サーバー仮想化 環境の構成管理,および状態管理のあり方を述べた.具体的 には,仮想化環境における障害対応のケーススタディを 2 つ 提示し,障害対応において,仮想化層の情報管理が重要であることを示した.また,仮想化環境を管理 可能な製品の現状と期待を示した. メンバーリスト(会社名50音順) (リーダー)山本 幸治 ㈱エクサ 基盤第 1 ソリューション部 オリックス・システム㈱ 運用第 2 グループ クボタシステム開発㈱ ビジネスオペレーション&サービスグループ 太田 安浩 ㈱JIEC 基盤エンジニアリング事業部第一システム部 舘野 直之 (サブリーダー)徳永 亮二 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ 技術統括部 ニッセイ情報テクノロジー㈱ 森 勇 ビジネスソリューション事業部業務ブロック(大阪) 松浦 俊彦 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱ ISE.ビジネス・アーキテクチャー 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 原 陽一 SP - 0 4「サーバー仮想化環境での高可用性デザイン」 〈Team Name 〉High Availability System Design in Server Virtualization Environment 〈 Thesis Subject 〉Server Virtualization Technology and Configuration Management 〈 〉 Server virtualization technology has been quite focused as a technology that enables us to utilize surplus resources effectively and optimize costs for IT infrastructures. However, at the same time, it is also required to discuss influences and changes in existing operational managements when introducing it. In this paper, ideal methods of management for virtualization environment are shown on the basis of possible problems that are unique in virtual environmental managements. Two actual examples of the problem determination on the virtual environment are shown that indicates importance of information management that is obtained from hypervisor layer in order to solve these problems. In addition, the present situation and expectations for products which can manage server-virtualization environments are shown from actual operator's point of view based on these case studies. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. EXA CORPORATION JIEC Co., Ltd. KUBOTA SYSTEMS INC. Nissay Information Technology Co., Ltd. ORIX Computer Systems Corporation Isamu Mori (Leader) Kouji Yamamoto Naoyuki Tateno Yasuhiro Oota Toshihiko Matsuura (Sub-Leader) Rhouji Tokunaga Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 Yohichi Hara SP - 0 5「既存資産の再利用とEclipse開発基盤」 SP− 05 「既存資産の再利用とEclipse開発基盤」 論 題 「次世代メインフレーム開発環境の考察 ―Eclipseによるメインフレーム開発基盤検証―」 〈概要〉 本論文では,メインフレームの次世代開発基盤( Eclipse ) について考察する.まず,メインフレームにおけるアプリ ケーション開発環境の現状をオープン系開発との対比から分 析し,メインフレーム開発環境が抱える課題を日常業務の目 線から明らかにする.次に,Eclipse の基本機能の検証を行 ない,導入によってどのような課題を解決することができる のかを分析する.そしてその考慮点などから,次世代のメイ ンフレーム開発の将来像を考察する. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アイ・ティー・ワン 第二システム事業部 (リーダー)恩田 佳弥 中央三井インフォメーションテクノロジー㈱ システム開発第一部 三井住友海上システムズ㈱ ㈱ユーフィット (サブリーダー)平塚 明義 代理店システム部 代理店オンライングループ 伊藤 倫志 技術開発部 山田 健作 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ SWTS&S. システムz・SW・T・S 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 志村 功 SP - 0 5「既存資産の再利用とEclipse開発基盤」 〈 Team Name 〉The reuse of existing assets with Eclipse 〈 Thesis Subject 〉Consideration of the next generation mainframe system environment for software development -Verification of mainframe system development with Eclipse- 〈 〉 In this paper, we consider the availability of Eclipse (the next generation development base) on the mainframe system development. Firstly, we compare the development environment on the mainframe system with that of on the distributed system, and clarify the problems that mainframe developers have been facing. Secondly, we inspect the functions the Eclipse has, and analyze that how we can solve the problems listed beforehand. Finally, we consider how the next generation development on the mainframe system will be looked like. Member list (alphabetical order of company name) Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd. Information Technology One Co., Ltd. Mitsui Sumitomo Insurance Systems Co., Ltd. Ufit Co., Ltd (Sub-Leader) Akiyoshi Hiratsuka (Leader) Yoshimi Onda Tomoyuki Itou Kennsaku Yamada Team adviser IBM Japan, Ltd. Isao Shimura 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 SP - 0 6「 System zに学ぶ仮想化環境におけるキャパシティ管理」 SP− 06 「 System zに学ぶ仮想化環境におけるキャパシティ管理」 論 題 「仮想化環境におけるキャパシティ管理の重要性」 〈概要〉 近年,企業内に散在したサーバーを仮想化技術を利用し て小数の高性能なサーバーに統合する動きが活発化してい る.本来は台数を減らすことによる TCO( Total Cost of Ownership )の削減を狙ったものであったが,地球温暖化 が注目を浴びるようになり,消費電力を減らすことにより二 酸化炭素排出量を削減する効果も期待されてきている.統合 先のプラットフォームでは,高い信頼性と多くのアプリケー ションシステムを適切なパフォーマンスで稼働させる必要が ある.当論文では,System z を活用してサーバー統合を行なう場合に必要となるコンピュータのキャ パシティを管理するために必要なパフォーマンスの管理 / 監視点に着目し,統合された System z を安 定稼働させるための方法について述べる. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱エクサ 第 1 事業部 福山システム開発部 ㈱エクサ ソリューション事業部 基盤第 1 ソリューション部 (リーダー)桐原 英樹 山野辺 暁 NTTデータシステム技術㈱ 保険システム事業部 SCRUM統括部 平林 毅 兼松エレクトロニクス㈱ システム製品本部 システム営業技術部 黒須 智之 兼松エレクトロニクス㈱ 第一システム本部 第一システム部 (サブリーダー)篠木 了二 ㈱JIEC 技術統括本部 技術部 佐藤 泰 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱ エンタープライズ・サーバー 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 川島 正樹 SP - 0 6「 System zに学ぶ仮想化環境におけるキャパシティ管理」 〈 Team Name 〉Capacity management of highly virtualized environment on System z 〈 Thesis Subject 〉Capacity management of highly virtualized computing environment. 〈 〉 Recently, movement to integrate the server that lies scattered in the enterprise into an efficient server of the decimal by using the technology of making to virtual has been activated. The effect of reducing carbon-dioxide emissions by coming remarkable of global warming and decreasing power consumption has been originally expected though it was the one having aimed at the reduction of TCO by decreasing the number. In the platform integrating ahead, it is necessary to operate high reliability and a lot of application systems by an appropriate performance. In this thesis, it pays attention to management/watch point of a performance necessary to manage the capacity of the computer needed when System z is selected and the method for the steady operation of integrated System z is described. Member list (alphabetical order of company name) EXA CORPORATION EXA CORPORATION JIEC Co., Ltd. KANEMATSU ELECTRONICS LTD. KANEMATSU ELECTRONICS LTD. NTTDATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. Team adviser IBM JAPan Systems Engineering Co., Ltd 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 (Leader) Hideki Kirihara Akira Yamanobe Yasushi Satoh Tomoyuki Kurosu (Sub-Leader) Ryouji Shinoki Takeshi Hirabayashi Masaki Kawashima SP - 1 0「「作りこみ」から脱却した災害対策」 SP− 10 「「作りこみ」から脱却した災害対策」 論 題 「災害対策選択手法 ―『作り込み』から脱却した災害対策―」 〈概要〉 昨今,多くの企業は経営課題として IT インフラに対する 災害対策が必須事項となっている.しかし利益に直結しない こと,及び災害対策技術が多様化し選択が困難であることを 要因として災害対策は進んでいない.本稿では多様な災害対 策技術を調査比較し,選択手法をフロー化することで選択を 容易とした.またハードウェアの設定のみで実装可能な構築 負荷の軽いディスクミラーリングを利用することで,作り込 みからの脱却を図る.災害対策技術の選択フローの作成によ り選択手法が明らかになったことで,災害対策が進むものと考える. メンバーリスト(会社名50音順) ㈱アークシステム システム基盤サービス部 古谷美奈子 ㈱エクサ 基盤第 1 ソリューション部 上村 和志 NTTデータシステム技術㈱ 保険システム事業部 (リーダー)吉田 広行 エムエルアイ・システムズ㈱ テクニカルグループ 西川 潤 クオリカ㈱ アウトソーシング事業部 基盤ビジネス部 小川 竜司 ㈱日経統合システム 運用本部システムグループ (サブリーダー)小林 潤一 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム㈱ STSC.オペレーションズ&HATC 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文 安達 信明 SP - 1 0「「作りこみ」から脱却した災害対策」 〈 Team Name 〉Server and Storage Virtualization Technology 〈 Thesis Subject 〉The methodology in order to select the technology of Disaster Recovery -The approach without much customization- 〈 〉 Nowadays it is necessary for many companies to deal with disaster recovery planning for their IT infrastructures as their business challenge. However, most of them could not take measures so far since it would not be directly related to their interests and it would also be very difficult to select the best suited technology in the increased diversity and complexity. In this document, based on our study and comparison of the various technologies of disaster recovery, we show a flow chart for the selection method that helps to apply the appropriate one easily for each company. In addition, we introduce the technology of the disk mirroring that is easily implementable with only the hardware configuration due to breaking away from the customization which could cause much trouble. Due to making up this flow chart which could define the selection method, we believe that it can make a remarkable advance in disaster recovery. Member list (alphabetical order of company name) ARK Systems Co., Ltd. EXA CORPORATION MLI Systems Inc. NIKKEI ADVANCED SYSTEMS INC. NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. QUALICA Inc. Minako Furuya Kazushi Kamimura Jun Nishikawa (Sub-Leader) Jyunnichi Kobayashi (Leader) Hiroyuki Yoshida Ryuuji Ogawa Team adviser IBM Japan, Ltd. Nobuaki Adachi 平成19年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文