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マイクロ波ペプチド合成装置 - CEM Corporation

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マイクロ波ペプチド合成装置 - CEM Corporation
マイクロ波ペプチド合成装置 ̶ より速くより効率的なペプチド合成へ
自動マイクロ波ペプチド合成装置
Automated Microwave Peptide Synthesizer
CEMは、Liberty Blue™ マイクロ波ペプチド合成装置の導入により、
化学者がペプチド合成を行う方法を再び大きく変貌させています。
単なる化粧直しではなく、 Liberty Blueシステムはスピードと効率
を最大限に引き出すように設計されました。わずか4分のサイクル
と溶 媒 使 用 量 9 0 % 削 減により、市 場にあるいかなるペプチド
合成装置もLiberty Blueのパフォーマンスには近づけません。高い
ぺプチドの品質、大きなフレキシビリティ、改善された信頼性で、
Liberty Blueはあなたのペプチド合成のすべてのニーズにお応え
します。
驚きの速さ
● 迅速な試薬の添加
● 最適化された合成メソッド
● 第一世代のマイクロ波合成装置と比較して>80%の時間短縮
● アミロイドβなどの難しいペプチドの合成が数日ではなく
数時間で可能
Liberty Blueシステムの4分サイクルは合成が簡単なペプチドに限定
されません。これらのメソッドは幅広いペプチドの合成にルーティ
ンで使用できます。標準のLiberty Blueメソッドを用いて、アミロ
イドβ(1-42)は4時間足らずで68%の純度で合成されました。
● 4 分の合成サイクル
● 溶媒消費量を 90% 削減
最大限の合成効率
● 最大 90%の溶媒削減
● 試薬の使用量の削減
● 送液ラインのプライム不要
● 洗浄における溶媒使用の工夫
● 正確な試薬添加
マイクロ波制御の利点
Liberty Blueには他の加熱法にはないいくつかの利点があります。マイクロ波は各ステップにおいて制御可能であり、特定のペプチドあ
るいは使用する試薬によって反応温度を丁寧に選択することができます。CEM社はマイクロ波のエネルギーを全ての工程で使用できる
唯一のマイクロ波プロバイダーです。マイクロ波の照射は反応を外側からではなくむしろ内側から加熱し、ステージからステージへの
迅速な温度変化を可能にします。これは、リン酸化ペプチドなどの温度に敏感なペプチドや、Aibなどのカップリングが難しい残基を
含んだペプチドを合成する場合に、特に重要になります。下記のダブルAibを含んだペプチドは75 ℃と95 ℃で合成され、温度以外の
条件は全て同じく設定されました。75℃でのカップリングでは純度は44%に留まり、Aibが欠損したものが多くできましたが、95℃で
カップリングしたものは純度90%で合成できました。
ペプチド配列:GEQKLGAib*AibASEEDLG-NH2
Aib* coupling at 75o C
400000
7.99
350000
Aib* coupling at 95o C
Product Signal
Crude Purity 44%
300000
300000
250000
Product Signal
Crude Purity 90%
100000
200000
uAU
uAU
6.08
200000
150000
0
−100000
100000
50000
−200000
0
−300000
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フレキシビリティ
● Flex-Add™ テクノロジーがサンプルループを不要なものにし、いかなる液量のデリバリをも可能にしました
● 合成条件(温度、出力、時間)は各アミノ酸サイクルの各ステップにおいて制御可能です
● 27個のアミノ酸ポジションが珍しいアミノ酸や試薬のためのスペースも提供します
● アミノ酸のストック溶液で無限の数のカップリングが可能です
● 幅広い合成スケールに対応する3つのサイズの反応容器(10mL、30mL、125mL)
● 合成スケールは0.025
- 5mmol
● オプションのレジンローダーでハイスループットのペプチド合成が可能になります
● オプションの切出しアクセサリーで迅速なペプチドの切出しと脱保護が可能です
● オプションのUVモニターで合成の進行を追跡し改善された合成結果を提供します
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アミノ酸ボトル
● 天然アミノ酸用20ポジション
● 珍しいアミノ酸や試薬用に更に7ポジション
● 最大120mLまでボトルをご用意
アミノ酸ボトル
10mL、30mL、125mLを標準装備
光ファイバー温度センサー
正確な内部温度測定
マイクロ波
● 加熱するペプチド合成においてもっとも速く
もっとも制御されたテクノロジー
● カップリングと脱保護の両方でマイクロ波を
使用する特許取得済みのテクノロジー
溶媒に対し耐久性のある複合材のカバー
排液レベル検知機能
コンパクトな設置面積
51cm × 46cm × 76cm[全てのボトルを含む]
(20”W × 18”D × 30”H)
LEDライト
● 現在のシステムと運転状況を視覚的に表示
● 装置のセットアップをお手伝いします
Flex-Add™テクノロジー
Liberty Blueで使用されている現在特許申請中のFlex-Add
テクノロジーは、圧力を利用して試薬の液量を測定し添加する
新しい方法です。このテクノロジーは添 加する試 薬の量を
制 御する際に光学センサーに頼らず、したがってシステム上
でサンプルループを必要としません。サンプルループを使用し
ないため、システムは希望通りの液量をフレキシブルに添加
することができ、実質的に無制限の液量コントロールが可能
です。Flex-Addテクノロジーは幅広い液量範囲で精確に機能
し、小さなスケールでも大きなスケールでも途切れることなく
合成を実行します。
簡潔さ
Liberty Blueは市場にある中でもっとも操作が簡単なペプチド
合成装置です。液体操作モジュールに使用するバルブの数は
前身のLiberty1の半分になりました。ソフトウェアはデフォル
トメソッド付で使い易く、またカスタマイズしたメソッドを
フレキシブルに作成することができます。システムのセット
アップをお手伝いする試薬のカルキュレーター機能もついて
います。Liberty Blueはセットアップにおいても最速です。最大
31個の試薬ボトルを、わずか数分でセットすることができます。
Liberty Blue ソフトウェア
コントローラーのソフトウェアにより、Liberty Blueシステムは
素早く簡単にプログラミング・実行できます。
信頼性
● 全てのバルブは使用直後にバックパージされるので、
追加洗浄は不要になり詰まりの問題も解消
● 試薬添加に使用するバルブ数の削減と光学センサーの
廃止により定期メンテナンスを軽減
● 光学センサーの様に気泡形成に影響されない
Flex-Addテクノロジー
● 途切れのない経路で速く効率のよいパージ
● 全ての合成スケールのデフォルトメソッドがプログラム済み
● 素早いシステムセットアップのための使い易い
「Change Bottle」機能
● 使用量と試薬のカルキュレーターで試薬調製も簡単に
● メソッドとサイクルはカスタマイズ可能
● 自己診断と自動洗浄ルーティン機能
配列に特化したメソッドを作成
● すべての試薬の輸送において圧力を探知
●
詳細な実行ヒストリーとエラーレポート
● 排液レベル検知機能
● 業界トップのサービスとサポート
メソッドをロードしてPlayをクリック
Liberty Blue システムのオプション
UVモニター
Liberty Blueは、オプションのFmoc UVモニター機能でアップグレード
可能です。このシステムは脱保護反応の廃液をモニターし、ペプチド中
の難しい領域の合成条件を自動的に変更します。ペプチド中の難しい
アミノ酸のカップリングにおいて、ダブルカップリング、カップリング時
間の延長、キャッピングをいかなる組み合わせでも使用できるユーザー
設定のフィードバックループ機能がソフトウェアに組み込まれています。
このUVモニター機能は、その後の合成に役立つカップリングの効率情
報、ペプチド配列に関する構造情報、より効果的な合成試薬、ペプチド
の質の改善など、様々な利益をご提供します。UVモニターは直接ユニット
に組み込まれ、追加の実験台スペースを必要としません。
レジンローダー
かつてない速さのパラレル合成
最大 24 ペプチドまで連続合成可能なハイスループット用モジュールオプ
●
ションが、処理能力を大幅に引き上げます。このレジンローダーは12ポジ
よりも短い時間で合成
ションの基本モジュールからなり、更に追加の12 ポジションモジュール
●
を接続することができます。迅速な4分サイクルと最大 24 ペプチドまで
自動で合成できる機能により、Liberty Blueは従来のハイスループット
合成システムと同等の処 理能力を、より優れたペプチドの純度と共に
ご提供します。
20-merのペプチド24本を従来のパラレル合成装置
各ペプチドの合成条件を完全にコントロール
Liberty Blue HT
切出しオプション
切出しオプションは、ペプチドの切出し
ステップを行うために設 計された、独 立
した液体操作用モジュールです。独立した
モジュールがLiberty Blueシステムを切出
しに使用する刺激の強い試薬から守る一方
で、マイクロ波照射の使用により、従来より
もはるかに短い時間で高いクオリティの
ペプチドを高い収量で得ることが可能に
なります。
難しい配列の純度の増加
ペプチド : Fmoc-YGRKKRRQRRR
合成条件 : TFA/TIS/H2O/DODT(92.5/2.5/2.5/2.5)
従来の方法:30分、室温
精製前の純度:∼7%
マイクロ波合成:30分、38°
C
精製前の純度:∼79%
マイクロ波の利点
ペプチド反応を推進するためのマイクロ波エネルギーの利用は、1960 年代にロバート・メリーフィールドが固相ペプチド合成を発明して
以来の、ペプチド合成における大きな飛躍的進歩の一つです。加熱により化学反応が速く進行することはよく知られている事実ですが、
マイクロ波エネルギーは迅速な温度変化以上のものをペプチド合成にもたらします。マイクロ波エネルギーは分子レベルで極性や
イオン性のある構造に直接作用します。マイクロ波の電場に合わせて整列しようとする分子の運動が、動きを起こし、熱を生み出し
ます。しかしながら、この運動エネルギーこそが、マイクロ波ペプチド合成における違いなのです。マイクロ波の電場におけるペプチド
鎖の持続的な再整列が反応を加速させ、凝集を防ぎ、合成結果を飛躍的に向上させます。
● 各システムに含まれるライセンスは、カップリングと脱保護の両ステップでのマイクロ波の使用を許諾するものです
● 最速のサイクル時間
● 従来の合成方法と比較しても他に例を見ないペプチドの純度と収量
● 精製時間と廃棄物の大幅な削減
● 従来の条件では合成不可能だったペプチドの利用が可能に
US7393920; US7582728; US8058393; EP1491552; JP4773695
他世界各国にて特許出願中
製品仕様
CEM Corporation
合成スケール
0.025 – 5 mmol
反応容器の大きさ
10 mL、30 mL、125 mL標準
合成法
Fmoc 法のみ
活性化法
In situ、標準活性化剤
アミノ酸試薬
20、更に追加で7ポジション
PO Box 200
Matthews, NC 28106
Toll-free : (800) 726-3331
[US & Canada]
Tel: (704) 821-7015
e-mail : [email protected]
web : www.cem.com
外付けボトルポジション
2、更に追加で7ポジション
France
温度測定
In situ 光ファイバー
CEM μWave S.A.S.
流量測定
Flex-Add – アミノ酸、アクチベーター、アクチベーターベース
時間によるデリバリー – 主洗浄液、脱保護剤
撹 拌
プログラム化された不活性ガスのバブリング
排液容器
オーバーフロー感知機能付1リットル容器
コントローラー
ノートPC、ワイヤレスオプション付
Immeuble Ariane
Domaine Technologique de Saclay
4, rue Rene’Razel
91892 ORSAY Cedex
Tel: +33 (01) 69 35 57 80
Fax: +33 (01) 60 19 64 91
Email: [email protected]
www.cemfrance.fr
オプション機能
UVモニター
ハイスループット合成用レジンローダー
切出し用モジュール
レポート
作成された各メソッドに印刷可能なPDFファイルを作成
各ステップを実行する度にログを作成
電 源
120V / 60Hzまたは240V / 50Hz
大きさ
幅 51 cm × 奥行 46 cm × 高さ 76 cm
(20”W × 18”D × 30”H)
ライセンス
この装置の購入には、カップリングと脱保護の両ステップに
マイクロ波エネルギーを使用するマイクロ波ペプチド合成において
この装置を使用するための限定された移譲不可能な
ライセンスの許諾が含まれます。
特 許
US7393920; US7582728; US8058393; EP1491552; JP4773695
他世界各国にて特許出願中
CEM社について
CEM 社は世界をリードするマイクロ波ラボラトリーシステムのプロバイダー
です。1978年より、分析実験、合成化学、バイオサイエンス、プロセス管理の
市 場において、数 々の賞を受 賞した装 置 および CAD でデ ザインされた
業界最先端を行くテクノロジーの完全なポートフォリオをご提供して参り
ました。2003年にCEM社は世界初のマイクロ波ペプチド合成装置を発売しま
した。当時のいずれの方法よりも、高い純度と収量でペプチドを生産する
自動システムでした。以来、私達はペプチド合成を改善するための新しい技術
とメソッドを引き続きデザイン・開発して参りました。CEM 社製システムは、
世界中のフォーチュン 500 社、有名大学、研究機関で使用されております。
我々のお客様に対する責任は、製品を出荷した時に終わるのではなく、まさに
その時から始まるのです。
Germany
CEM GmbH
Carl-Friedrich-Gauss-Str.9
47475 Kamp-Lintfort
Tel: (49) 2842-9644-0
Fax: (49) 2842-9644-11
Email: [email protected]
www.cem.de
Ireland
CEM Technology (Ireland) Ltd.
Sky Business Centre
9a Plato Business Park
Damastown
Dublin 15
Tel: +353 (0) 1 885 1752
Fax: +353 (0) 1 885 1601
Email: [email protected]
www.cemmicrowave.co.uk
Italy
CEM S.R.L.
Via Dell’Artigianato, 6/8
24055 Cologno al Serio (Bg)
Tel: (39) 35-896224
Fax: (39) 35-891661
Email: [email protected]
www.cemmicroonde.it
United Kingdom
CEM Microwave Technology Ltd.
CEM Japan 株式会社
本 社
〒108-0074 東京都港区高輪2-18-10
Tel:03-5793-8542 Fax:03-5793-8543
大阪営業所
〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-8-20 花原第7ビル 1F
Tel:06-6307-3945 Fax:06-6307-3946
2 Middle Slade
Buckingham Industrial Estate
Buckingham MK181WA
Tel: (44) 1280-822873
Fax: (44) 1280-822342
Email: [email protected]
www.cemmicrowave.co.uk
e-mail:[email protected] http://www.cemjapan.co.jp
B105.1
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