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Agilent U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェア

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Agilent U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェア
Agilent U7238A MIPI D-PHY
コンプライアンス・テスト・ソフトウェア
(Infiniium オシロスコープ用)
Data Sheet
エンベディッド D-PHY データ・リンクの
検証とデバッグ
Agilent U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テス
ト・ソフトウェア(Infiniium オシロスコープ用)を使用
すると、D-PHY データ・リンクの検証とデバッグが簡
単に行えます。このソフトウェアは、CSI および DSI の
D-PHY 電気チェックリスト・テストを自動的に実行して、
さまざまなレポート・フォーマットで結果を表示すること
ができます。レポートには、測定データのほかに、どの程
度のマージンで製品が各テストに合格/不合格したかを示
すマージン解析も表示されます。
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフ
トウェアでは、MIPI Alliance Specification for D-PHY
v0.90.00 の Section 8 に準拠した物理層のテストが行え
ます。帯域幅が 4 GHz 以上のリアルタイム・オシロスコ
ープで測定可能な、非常に難しいトランスミッタの物理
層テストも行えます(TX テストのみ)。物理層のコンプラ
イアンス検証の要件は現在ありませんが、すべての MIPI
D-PHY リンクを物理層仕様のリミット値に対してテスト
して、仕様に適合させ、プロトコル・レベルの相互運用性
の問題を最小限にするように、強く推奨されています。
特長
容易なテストの定義
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフ
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフ
トウェアは、Infiniium オシロスコープの使いやすさを
D-PHY テストで最大限に活用しています。また、Agilent
トウェアは、デザイン検証を簡素化するためのさまざまな
特長を備えています。
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の自動テスト・エンジンは、テストのカテゴリを選択した
り、テストを個別に指定でき、テストの定義、テストの実
行、テスト結果の表示に必要な手順が効率的に行えます。
ユーザ・インタフェースは、再接続を最小限に抑えるよう
に設計され、作業時間の短縮、優れた確度と再現性を実現
しています。さらに、テストや設定をプロジェクト・ファ
イルに保存し、後で呼び出して、すばやく再テストしたり、
以前のテストを再表示することも可能です。また、分かり
やすいメニューにより、マウスを何度もクリックせずにテ
ストを実行できます。
MIPI Alliance Specification for D-PHY v0.90.00 の
Section 8 に適合
ユーザによるテストの選択とデータ・レートの設定
自動オシロスコープ測定のセットアップ/プログラミ
ング(確度、効率、再現性が向上)
高度なデバッグ・モード(トラブルシューティング用)
自動マージン解析と合否コンフォーマンスのレポート
D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェアにより、
日常のデバッグで使用しているオシロスコープと同じも
のを使用して、MIPI Alliance Specification for D-PHY
v0.90.00 の Section 8 の要件をベースにした自動テスト
やマージン解析が行えます。
U7238A による作業時間の短縮
U7238A コンプライアンス・テスト・ソフトウェアを使
用すると、必要な電気テストの自動実行ができ、作業時間
を短縮できます。D-PHY の電気テストでの主な問題とし
て、オシロスコープの被試験デバイスへの接続、優れた確
度を得るためのオシロスコープ・システムの適切な設定、
テストを実行するための適切なコマンドの送信、測定結果
を仕様のリミット値と比較して解析することがあります。
D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェアは、こ
の作業を自動化し、迅速かつ正確で再現性のあるテストを
提供します。さらに、製品に問題が見つかった場合は、デ
バッグ・ツールを使用して根本原因を解析できます。
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフ
トウェアで行える測定については、表 1 を参照してくだ
さい。
図 1.個々のテストやテストのグループを、マウスを 1 回クリックするだ
けで簡単に選択したり、目的のテスト結果に基づいて出力レポートをカス
タマイズすることができます。
2
設定とガイドによる接続
結果レポート(マージン解析付き)
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフ
U7238A MIPI D-PHY テスト・ソフトウェアは、測定結
トウェアは、柔軟性の高いテスト・セットアップを提供し
ます。D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェア
を使用すると、プローブの設定、テストのための測定モニ
タの数、ローパワー・トリガのしきい値などの重要なテス
ト・パラメータをユーザが定義できます。
果のほか、合否のみが示されたレポート、さらに、特別な
リミット値に対してマージンがどの程度かを示すレポート
も提供します。マージン・テスト・レポートのパラメータ
を選択すると、仕様で定義されているオフィシャル・テス
ト・リミットに対して、電気テストで警告を発するレベル
を指定できます。
ニーズに合わせたテストの設定が終わると、設定情報に基
づいて、U7238A ユーザ・インタフェースに接続画面が
表示されます。テストで使用するオシロスコープのチャネ
ルや、テストに必要なプローブの接続図も含まれています。
場合によっては、新たな測定を適切に実行するために、設
定変更が必要になることもあります。変更が必要になるた
びに、ガイド付き設定図が表示され、テストを適切かつ確
実に設定することができます。この場合、ソフトウェアに
より、接続の変更が最小限で済むようにガイドが表示され、
テストの効率が向上し、時間を節約できます。
図 3.レポートでは、テスト・マージン対仕様リミットが強調表示され、
合否判定や設定したマージンに違反したかなどの測定のサマリが即座に
表示されます。
図 2.被試験製品との適切な接続と正確なテストの実行に必要な、チャネ
ルおよびプローブ接続が、図に示されます。
3
文書化
測定要件
U7238A D-PHY コンプライアンス・ソフトウェアは、被
U7238A D-PHY コンプライアンス・ソフトウェアを使用
するには、アナログ・リアルタイム帯域幅が 4 GHz 以上
の Agilent 90000A シリーズ Infiniium オシロスコープ
が必要です。また、N5414A InfiniiScan ソフトウェア・
オプション(新規のオシロスコープではオプション 009)と
U7238A 用ライセンスも必要です。さらに、被試験製品
が、テストの実行に必要な、Low-Power
(LP)モードから
High-Speed(HS)モードに切り替えることができる必要が
試験デバイスの性能やステータスだけでなく、文書化と評
価に重要な測定のスクリーン・ショットも収集してレポー
トを作成できます。
あります。
図 4.HTML レポートは、文書化と保存に便利です。仕様を基準にした測
定の定義やテスト中のオシロスコープの画面イメージも表示されます。
4
使用可能なオシロスコープ
U7238A D-PHY コンプライアンス・
ソフトウェアは、オペレーティング・
ソ フ ト ウ ェ ア・ リ ビ ジ ョ ン 1.20 以
上(Windows ® XP Pro)の Agilent
90000A シリーズ Infiniium オシロ
スコープ、またはオペレーティング・
ソフトウェア・リビジョン 5.50 以上
の 80000 シリーズ Infiniium オシロ
スコープで使用できます。ソフトウ
ェア・リビジョンがこれより前のオ
シロスコープは、www.agilent.co.jp/
find/90000a から無料のアップグレー
ドをご利用ください。
テスト内容
U7238A MIPI D-PHY コ ン プ ラ イ
ア ン ス・ ソ フ ト ウ ェ ア で は、MIPI
Alliance Specification for D-PHY
v0.90.00 の Section 8 に準拠した以下
のテストが行えます。
Section 8 の電気特性
データ・レート
推奨オシロスコープ
使用可能な
オシロスコープ
帯域幅要件
最大 800 Mbps
DSO/DSA90404A
DSO80404B
4 GHz
High-Speedデータ/クロック測定
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HS data and clock TX static common-mode voltage (VCMTX)
HS data and clock TX VCMTX mismatch (ΔVCMTX(1,0)
HS data and clock TX differential voltage (VOD)
HS data and clock TX differential voltage mismatch (ΔVOD)
HS data and clock TX single-ended output high voltage (VOHHS)
HS data and clock TX common-level variations above 450 MHz (VCMTX(HF))
HS data and clock TX common-level variations between 50-450 MHz
(VCMTX(LF))
• HS data and clock TX 20%-80% rise time (tR)
• HS data and clock TX 20%-80% fall time (tF)
Low-Powerデータ測定
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•
•
LP TX Thevenin output high voltage level (VOH)
LP TX Thevenin output low voltage (VOL)
LP TX 15%-85% rise time (tRLP)
LP TX 15%-85% fall time (tFLP)
LP TX 30%-85% post-EoT rise time (tREOT)
LP TX pulse width of LP TX exclusive-OR clock (TLP-PULSE-TX)
LP TX period of LP TX exclusive-OR clock (TLP-PER-TX)
LP TX slew rate vs. CLOAD
グローバル動作データ/クロックTX測定
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TLPX
LP exit: data TX THS-prepare
LP exit: data TX THS-prepare+THS-zero
HS exit: data TX THS-trail
HS exit data TX TEOT
HS exit: data TX THS-exit
LP exit: clock TX THS-exit
LP exit: clock TX TLPX
LP exit: clock TX TCLK-prepare
LP exit: clock TX TCLK-prepare+TCLK-zero
LP exit: clock TX TCLK-PRE
LP exit: clock TX TCLK-trail
LP exit: clock TC TX TEOT
HSデータ-クロック・タイミング
• HS clock instantaneous
• HS clock rising edge alignment to first payload bit
• Data-to-clock skew (TSKEW(TX))
表 1.U7238A ソフトウェアで可能な MIPI D-PHY 電気コンフォーマンス・テスト
5
オーダ情報
U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・ソフトウェアを、新規または既存の
Agilent 90000A シリーズ・オシロスコープと組み合わせて使用するには、以
下のモデル番号をオーダしてください。
モデル番号
概要
DSO90404A
DSO90404A 超高性能 Infiniium シリーズ・
N5414A
数量
1
オシロスコープ
InfiniiScan イベント検索ソフトウェア
(新規オシロスコープの場合は、オプション 009)
1
U7238A
MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・
ソフトウェア(Infiniium オシロスコープ用)
1
1132A
InfiniiMax 5 GHz 差動プローブ・アンプ
3
E2669A
差動プローブ・コネクティビティ・セット
(必要なプローブ・ヘッドが付属)
1
関連カタログ
タイトル
カタログ・タイプ
カタログ番号
nfiniium DSO/DSA90000A シリーズ
Data sheet
5989-7819JAJP
N5414A/N5415A 波形・イベント検索
Data sheet
5989-4605JAJP
MIPI D-PHY プロトコル・テスト・
Data sheet
5989-7921JAJP
N5990A Test Automation Software Platform
Data sheet
5989-5483EN
ソフトウェア
ソリューション
6
Agilent のオシロスコープ
20 MHz ∼ 90 GHz 以上、さまざまなサイズ、業界最高レベルの仕様、強力なアプリケーション
7
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© Agilent Technologies, Inc.2009
Published in Japan, April 21, 2009
5989-9337JAJP
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