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Micro Motion®ELITE® コリオリ流量計・密度計 センサ

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Micro Motion®ELITE® コリオリ流量計・密度計 センサ
設置説明書
20002170, Rev DJ
2015 年 3 月月
Micro Motion®ELITE® コリオリ流量計・密度計
センサ
安全および認定についての情報
ヨーロッパ指令適合のためには、Micro Motion 製品を本説明書に従い正しく取付ける必要があります。製品に適用されるヨー
ロッパ指令については、EC 適合宣言をご参照ください。適用するヨーロッパ指令すべてと EC 適合宣言の関連書類、ATEX 取付
図面は、インターネット www.micromotion.com または、最寄りの Micro Motion サポートセンターを通じて入手できます。
圧力容器指令に適用する機器に添付されている情報については、インターネット www.micromotion.com/documentation で入
手することができます。
ヨーロッパにおける危険場所での取付けについては、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合 EN 60079-14 のガイドラ
インに従ってください
その他の情報
製品仕様の詳細については製品仕様書をご参照ください。トラブルシューティングについては、トランスミッタの説明書をご
参照ください。製品仕様書と取扱説明書は、Micro Motion 社のウェブサイト から入手できます
www.micromotion.com/documentation。
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持するために重要な要件とな
っております。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きの詳細および必要なフォームは当社のウェブサイト www.micromotion.com で確認するか、Micro Motion カスタマサ
ービス部門に電話でお問い合わせください。
エマソン・フロー カスタマーサービス
E メール:
•
ワールドワイド: [email protected]
•
アジア太平洋地域: [email protected]
電話:
南北アメリカ
欧州および中東
アジア太平洋地域
合衆国
800-522-6277
イギリス
0870 240 1978
オーストラリア
800 158 727
カナダ
+1 303-527-5200
オランダ
+31 (0) 704 136 666
ニュージーランド
099 128 804
メキシコ
+41 (0) 41 7686 111
フランス
0800 917 901
インド
800 440 1468
アルゼンチン
+54 11 4837 7000
ドイツ
0800 182 5347
パキスタン
888 550 2682
ブラジル
+55 15 3413 8000
イタリア
8008 77334
中国
+86 21 2892 9000
ベネズエラ
+58 26 1731 3446
中東欧
+41 (0) 41 7686 111
日本
03-5769-6803
ロシア/CIS
+7 495 981 9811
韓国
+82 2 3438 4600
エジプト
0800 000 0015
シンガポール
+65 6 777 8211
オマーン
800 70101
タイ
001 800 441 6426
カタール
431 0044
マレーシア
800 814 008
クウェート
663 299 01
南アフリカ
800 991 390
サウジアラビア
800 844 9564
アラブ首長国連邦
800 0444 0684
コンテンツ
コンテンツ
章1
ご使用の前に .............................................................................................................................1
1.1
1.2
1.3
1.4
章2
取り付け ....................................................................................................................................7
2.1
2.2
2.3
2.4
2.5
2.6
2.7
2.8
章3
章5
重いメータを持ち上げる場合の推奨事項 ................................................................................................7
センサの取付け ........................................................................................................................................8
高温センサ電子部の取付け ..................................................................................................................... 9
CMF010 センサの壁またはポールへの取付け .......................................................................................12
CMFS007、CMFS010 または CMFS015 センサのブラケットへの取付け .............................................. 13
CMFS025, CMFS040 または CMFS050 センサーを壁取り付けブラケットに固定します .......................14
ウエハ型のプロセス接続への取付け .....................................................................................................15
エクステンダ付きの電子部の取付け .....................................................................................................17
配線 ........................................................................................................................................ 19
3.1
3.2
3.3
章4
設置チェックリスト ................................................................................................................................ 1
ベストプラクティス ................................................................................................................................ 2
温度制限 ...................................................................................................................................................3
衛生的な使用とセルフドレインに関する推奨事項 ................................................................................. 6
配線オプション ......................................................................................................................................19
4 線ケーブルの接続 ............................................................................................................................... 20
9 線ケーブルの接続 ............................................................................................................................... 23
接地 ........................................................................................................................................ 25
補足情報 ..................................................................................................................................26
5.1
5.2
設置説明書
センサケースのパージ手順 ................................................................................................................... 26
ラプチャーディスク .............................................................................................................................. 28
i
コンテンツ
ii
Micro Motion ELITE
ご使用の前に
1
ご使用の前に
本章に含まれるトピック:
•
•
•
•
1.1
設置チェックリスト
ベストプラクティス
温度制限
衛生的な使用とセルフドレインに関する推奨事項
設置チェックリスト
□
□
□
□
流量計の取付け環境は、防爆認定タグに記載の危険場所要件に適合しているか確
認してください。
センサを使用する環境の周囲温度とプロセス温度が、センサの仕様の範囲内であ
ることを確認してください。
一体型トランスミッタの場合、センサとトランスミッタ間の配線は不要です。信
号および電源の配線についてはトランスミッタ説明書の配線手順に従ってくださ
い。
トランスミッタが別置型の場合は、まず本説明書の手順の通りにセンサとトラン
スミッタ間の配線を行い、次にトランスミッタの説明書に従って電源ならびに信
号の配線を行ってください。
表 1-1: Micro Motion 社製ケーブルの最大長
ケーブルタイプ
トランスミッタ
最大長
Micro Motion 社製 9 線ケ
ーブル
9739 MVD トランスミッタ
300 m (1000 ft)
その他すべての MVD トラ
ンスミッタ
20 m (60 ft)
Micro Motion 社製 4 線ケ
ーブル
すべての 4 線 MVD トラン
スミッタ
-
Ex 認証なしで 300 m (1000
ft)
IIC 等級センサで 150 m
(500 ft)
IIB 等級センサで 300 m
(1000 ft)
表 1-2: ユーザ提供の 4 線ケーブルの最大長
ワイヤ機能
ワイヤサイズ
最大長
電源 (VDC)
22 AWG(0.35 mm2)
90 m (300 ft)
20 AWG(0.5 mm2)
150 m (500 ft)
18 AWG(0.8 mm2)
300 m (1000 ft)
22 AWG(0.35 mm2)以上
300 m (1000 ft)
信号 (RS-485)
□
設置説明書
最適な性能を得るために、センサは推奨取付け方向で取り付けてください。セン
サチューブがプロセス流体で満管状態であれば、センサはどの方向に取付けても
正常に作動します。
1
ご使用の前に
表 1-3: センサ推奨取付け方向
プロセス
推奨取付け方向
その他の取付け方向
液体
気体
スラリー
□
1.2
センサ・ケースについている流れ方向矢印が実際のプロセスの流れ方向と一致す
るよう流量計を取付けてください。(流れ方向はソフトウェアで選択することも
できます。)
ベストプラクティス
センサの性能を最大限に生かしていただくために、センサ取付けは次を参考にしてくだ
さい。
2
•
Micro Motion 製センサには直管長についての要件はありません。センサの上流
側および下流側の配管に直管長を設ける必要はありません。
•
センサが垂直配管に取付けられている場合は、液体およびスラリーはセンサを通
して上向きに流れるようにしてください。ガスは下向きに流れるようにしてくだ
さい。
•
センサチューブを流体で満管の状態に保ってください。
•
センサ内の流体を停止させるためにバルブを使用する場合、バルブはセンサより
下流側に設置します。
•
流量計にかかる曲げおよびねじれ応力を最小限に抑えてください。配管のずれを
調整する目的で流量計を使用しないでください。
Micro Motion ELITE
ご使用の前に
•
1.3
センサには外部の支えは必要ありません。センサは取付け方向にかかわりなくフ
ランジで支えらています。
(一部のセンサモデルでは、非常に小さく細く曲がりや
すい配管ライン取付け用に、外部の支えが必要になることがあります。)
温度制限
センサーは、温度制限グラフで示したプロセス温度および周辺環境温度範囲内でご利用
いただくことができます。電子部オプションの選択にあたっては、温度制限グラフは一
般的な参考としてのみご利用ください。プロセス条件がグレーのエリアに近い場合、
Micro Motion 営業担当までご相談ください。
図 1-1: ELITE CMFS025–CMFS150 メータでの周辺環境温度およびプロセス温度制限
140 (60)
140 (60)
B
113
(45)
Tamb
A
–40 (–40)
B
–148 (–100)
–58 (–50)
•
•
•
•
設置説明書
Tproc
400 (204)
Tamb= 周囲環境温度 °C ( °F)
Tproc= プロセス温度 °C (°F)
A = 利用可能なすべての電子部オプション
B= 拡張あるいは別置き電子部のみ
3
ご使用の前に
図 1-2: ELITE CMF***M/L/H/P (特注の低温仕様を除く) および CMFS007-015 メータで
の周辺環境温度およびプロセッサ温度制限
140
(60)
140 (60)
A
Tamb
B
113
(45)
–40 (–40)
B
–148 (–100)
–400
(–240)
•
•
•
•
Tproc
400
(204)
Tamb= 周囲環境温度 °C ( °F)
Tproc= プロセス温度 °C (°F)
A = 利用可能なすべての電子部オプション
B= 拡張あるいは別置き電子部のみ
図 1-3: 低温 ELITE メータでの周辺環境温度およびプロセス温度制限
140 (60)
Tamb
A
–40 (–40)
B
–148 (–100)
–400
(–240)
•
•
•
•
4
Tproc
176
(80)
Tamb= 周囲環境温度 °C ( °F)
Tproc= プロセス温度 °C (°F)
A = 利用可能なすべての電子部オプション
B= 拡張あるいは別置き電子部のみ
Micro Motion ELITE
ご使用の前に
図 1-4: 高温 ELITE メータでの周囲環境およびプロセス温度制限
140 (60)
Tamb
A
–40 (–40)
B
–148 (–100)
–50
(–58)
•
•
•
•
Tproc
662
(350)
Tamb= 周囲環境温度 °C ( °F)
Tproc= プロセス温度 °C (°F)
A = 利用可能なすべての電子部オプション
B= 拡張あるいは別置き電子部のみ
図 1-5: Super Duplex ELITE メータでの周辺環境温度およびプロセス温度制限
140 (60)
B
140 (60)
113
(45)
Tamb
A
–40 (–40)
B
–148 (–100)
–40 (–40)
•
•
•
•
Tproc
400 (204)
Tamb= 周囲環境温度 °C ( °F)
Tproc= プロセス温度 °C (°F)
A = 利用可能なすべての電子部オプション
B= 拡張あるいは別置き電子部のみ
注記
設置説明書
•
すべての場合で、周囲環境温度が–40 °C (–40 °F ) 以下、あるいは+60 °C (+140 °F) 以上の場
所では電子部は作動しません。周囲環境温度が電子部作動可能範囲外でセンサを使用する
必要がある場合は、周囲環境温度が温度制限グラフの斜線部分で示される作動可能範囲内
となる場所に、電子部を別置きすることが必要です。
•
温度範囲は危険場所における防爆認定によりさらに制約されることがあります。センサに
同梱されている防爆認定についての文書を参照してください。この文書は Micro Motion
のウェブサイトでもご覧いただけます(www.micromotion.com)
5
ご使用の前に
•
1.4
エクステンダ付きの電子部オプションを利用することで、トランスミッタ、コアプロセッ
サ、端子箱を覆うことなくセンサのケースを絶縁することができますが、温度定格に影響
はありません。
衛生的な使用とセルフドレインに関する推奨事
項
CMFS センサーを、EHEDG テスト法サブグループ説明書の一覧にあるプロセス用継手や
ガスケットで垂直に取付けることで、欧州衛生規格 EHEDG タイプ EL、クラス I に認定
された衛生的な使用が可能となります(参照サイト:http://www.ehedg.org)。その他
のプロセス接続やガスケットは、最新版の EHEDG の文書 2 に従い、クリーンインプレ
ースの評価テストに合格した場合に限り使用することができます。継手オプションの
詳細については、ELITE 製品仕様書をご参照ください。
ドレイン性の確保と最適な洗浄を行うために:
•
可能であればセンサを垂直配管に設置して、プロセス流体がセンサを通して上向
きに流れるようにしてください。
•
センサを水平配管に設置しなければならない場合は、配管回路の空気パージによ
る排気を行うことによってドレインが可能になります。
•
クリーンインプレース(CIP)洗浄の際は、センサの洗浄時に一般的に使用される
最低 1.5 m/s の流速で行うことをお奨めします。
•
電子部ハウジングとセンサ本体との間の間隙を定期的に点検する必要がありま
す。必要な場合は手動でこの間隙を洗浄してください。
図 1-6: セルフドレインのための取付け
A
B
C
A.
B.
C.
6
プロセス配管
通常のプロセス方向
ドレイン方向
Micro Motion ELITE
取り付け
2
取り付け
本章に含まれるトピック:
•
•
•
•
重いメータを持ち上げる場合の推奨事項
センサの取付け
高温センサ電子部の取付け
CMF010 センサの壁またはポールへの取付け
•
•
CMFS007、CMFS010 または CMFS015 センサのブラケットへの取付け
CMFS025, CMFS040 または CMFS050 センサーを壁取り付けブラケット
に固定します
ウエハ型のプロセス接続への取付け
エクステンダ付きの電子部の取付け
•
•
2.1
重いメータを持ち上げる場合の推奨事項
重いメータ(22 kg [50 lb.]以上) および軽いメータでも高い場所や手の届きにくい場所に
設置する必要がある場合には、搬送や設置場所に持ち上げる際に、特に注意が必要で
す。
設置説明書
•
搬送や設置を安全に行うことは、設置担当者の方の責任となります。設備や使用
するリフト、吊り下げ器具の安全上の注意や規則を理解し、これらをお守りくだ
さい。
•
適切な吊り下げ器具を専門の作業員が使用することが必要です。
•
重いメータを取り扱うための一般的な装置には次が含まれます:
-
固定した積載形トラッククレーンまたはクレーン
-
エンドレス形布製スリングベルト
-
両端アイ形布スリングベルト
-
2 点吊りワイヤーロープスリング
•
筐体を持ってメータを持ち上げます。
•
電子部分(端子箱、トランスミッタ、その他電子部)やパージフィッティング部
分を持ってメータを持ち上げないでください。
•
事前にメータの重心を調べておくことを推奨します。
•
プロセス取り付け具の密閉面は、工場で取り付けたフランジプロテクタで保護す
るか、それに代わる保護を現場で行ってください。
7
取り付け
図 2-1: 吊り上げ可能箇所
図 2-2: 大型メータの重心
A
A.
一般的なメータの重心
注
重心の位置などを示した詳細図面一式は、弊社のオンラインストア
(www.micromotion.com/onlinestore)の製品図面のリンクからご利用いただけます。
2.2
センサの取付け
基本的な配管手順に従い、プロセス接続口にかかるトルクおよび曲げ負荷をできるだけ
小さくしてください。
ヒント
電線管接続口を下に向けて配線を行い(可能な場合)、結露や過度の湿気を防止してください。端
子箱やコアプロセッサの電線管口は、配線がしやすいよう回転させることができます。
注意
電子部またはパージ接続口をつかんでセンサを持ち上げないでください。電子部やパージ接続口
をつかんでセンサを持ち上げると、装置が破損するおそれがあります。
8
Micro Motion ELITE
取り付け
図 2-3: センサの取付け
注記
•
•
2.3
センサは配管の支持には使用できません。
センサには外部の支えは必要ありません。センサは取付け方向にかかわりなくフランジで
支えらています。 (一部のセンサモデルでは、非常に小さく細く曲がりやすい配管ライン
取付け用に、外部の支えを必要とする場合があります。)
高温センサ電子部の取付け
高温センサの電子部は、長さ 812mm(32 インチ)のフレキシブルコンジットが装着さ
れています。電子部は分離させたうえで、壁やポールに取付ける必要があります。
設置説明書
9
取り付け
図 2-4: 高温センサのコンポーネント
A
B
C
D
A.
B.
C.
D.
センサ
電子部
取付けブラケット
フレキシブルコンジット(最小曲げ半径 152mm [6 インチ])
一部の大型センサは、センサのセンサケースに電子部品を取付けた状態で出荷されてい
る場合があります。計測器はこの構成では操作できません。センサケースからブラケ
ットを外したあと、下記のように電子部品を壁またはポールに取付けてください。
重要
電子機器がセンサケースに取付けられている間はセンサを操作しないでください。
図 2-5: センサケースからの電子機器の取外し
A
A.
10
センサケースから電子機器を外して、壁またはポールに取付けます。
Micro Motion ELITE
取り付け
手順
•
壁面に取付ける場合は、4 本の M8 ボルトまたは 5/16 インチボルトで取付けブラ
ケットを固定します。
図 2-6: 壁面取付けの構成
A
B
C
A. 壁面または平面
B. 電子部(図は高機能コアプロセッサ)
C. フレキシブルコンジット(曲がりやすい電線管)
•
設置説明書
機具用ポールに取付ける場合は、2 インチの U ボルトバイプキット 2 本を使用し
て取付けブラケットを固定します。
11
取り付け
図 2-7: ポールへの取付けの構成
A
B
C
A. ポール
B. 電子部(図は高機能コアプロセッサ)
C. フレキシブルコンジット(曲がりやすい電線管)
2.4
CMF010 センサの壁またはポールへの取付け
CMF010 センサは、曲がりやすい、あるいは細い配管ラインに取付けるためのにオプシ
ョンがあります。配管ラインがセンサを適切に支えている場合、本項の手順は省略でき
ます。
1.
12
オプション設定用の取付け穴の位置を確認します。端子箱を使用している場合
は、これをサイドに回転させると取付け穴にアクセスできます。
Micro Motion ELITE
取り付け
図 2-8: CMF010 センサの取付け(オプション)
A
B
C
A. 2 本の M8 (5/16 インチ ) 取付けボルト(ユーザ提供)
B. 端子箱またはコアプロセッサ(図は端子箱)
C. 取付け面
2.5
2.
必要であれば、センサと取付け面の間に安定した台を取付けてください。
3.
ユーザ提供の 2 本の M8 (5/16 インチ ) 取付けボルト(少なくとも 58mm [21/4 イ
ンチ] 長)を用いてセンサケースを取付け面に固定します。
CMFS007、CMFS010 または CMFS015 センサの
ブラケットへの取付け
CMFS007、CMF010 センサおよび CMFS015 センサには、曲がりやすい、または細い配
管ライン用の取付けブラケットのオプションがあります。配管ラインがセンサを適切
に支えている場合、本項の手順は省略できます。
設置説明書
1.
ユーザ提供の 4 本の 8mm (5/16 インチ) 取付けボルトを用いて取付けブラケット
を壁または他の平面に取付けます。
2.
センサをブラケット内に配置します。
3.
付属の M8 (5/16 インチ ) の U ボルトでセンサをブラケット内に固定します。
13
取り付け
図 2-9: CMFS007、CMFS010 および CMFS015 センサ用取付けブラケット
A
B
C
A.
B.
C.
2.6
取付けブラケット
取付け穴
U ボルト(付属)
CMFS025, CMFS040 または CMFS050 センサー
を壁取り付けブラケットに固定します
CMFS025、CMFS040 および CMFS050 センサーには壁取り付けブラケットがあります。
1.
ブラケットを組立てます。
図 2-10: CMFS025、CMFS040 および CMFS050 用の組立て済み壁取り付けブラ
ケット
14
2.
取り付け表面に適切な固定具を使用してブラケットを取り付けます。
3.
センサをブラケット内に配置します。
4.
付属の固定具でセンサをブラケット内に取り付けます。
Micro Motion ELITE
取り付け
図 2-11: ブラケットを使い壁に取り付けられた CMFS025、CMFS040 または CMFS050
2.7
ウエハ型のプロセス接続への取付け
ウエハ型接続では、配管の間にセンサを挟み付けることができます。各ウエハ型センサ
には、ウエハ取付けキットが同梱されています。
1.
ウエハー取付けキットの中のボルトが、使用するプロセス接続の定格と一致して
いることを確認してください。
2.
センサアライメントリングをセンサウエハの両終端に挿入してから、センサを配
管のプロセス接続間に挿入します。
ヒント
マイクロモーションではガスケット(ユーザ提供)を使用することをお奨めします。
設置説明書
15
取り付け
図 2-12: ウエハ型接続の構成
A
B
C
D
E
A.
B.
C.
D.
E.
フランジナット
ガスケット(ユーザ提供)
アライメントリング
フランジボルト
センサウエハ
3.
フランジボルトを両プロセス接続に通し、フランジナットをボルトに取付けます。
4.
フランジナットは手でできるだけきつく締めてください。
5.
ボルトが外側に押し出される方向にセンサアライメントリングを回転させます。
ヒント
センサが中央に正しく配置されるまで両方のセンサアライメントリングを回転させます。
図 2-13: アライメントリングの使用方法
A
B
C
A. アライメントリングを回転させる方向
B. フランジボルトが押し出される方向
C. フランジボルト
6.
16
レンチでそれぞれのナットを交互に締め付けます。
Micro Motion ELITE
取り付け
2.8
エクステンダ付きの電子部の取付け
エクステンダ付きの電子部をご注文いただいた場合、エクステンダをセンサケースに取
付ける必要があります。
注
エクステンダ付きのコアプロセッサは工場で対応のセンサと組合わせて出荷されます。出荷時点
のコアプロセッサとセンサの組合わせを変えないでください。
注意
エクステンダとフィードスルーは常に汚れのない乾燥した状態に保ってください。エクステンダ
やフィードスルーに湿気や汚れがある場合、電子部が損傷することがあり、流量計の故障や測定
誤差の原因となります。
手順
1.
センサのフィードスルーからプラスチックキャップを取外します。キャップはリ
サイクルしてください。
図 2-14: フィードスルーおよびエクステンダのコンポーネント A
B
C
G
D
E
H
F
A.
B.
C.
D.
E.
F.
G.
H.
設置説明書
トランスミッタまたはコアプロセッサ
エクステンダ
O リング
フィードスルー
クランピングリング
クランピングネジ
プラスチックプラグ
プラスチックキャップ
2.
クランピングネジを緩めてクランピングリングを取外します。O リングはそのま
まフィードスルー上に残します。
3.
エクステンダからプラスチックプラグを取外します。プラグはリサイクルしてく
ださい。
17
取り付け
18
4.
エクステンダ底部の突起部とフィードスルーの切り込み部を慎重に合わせ、エク
ステンダをフィードスルーに据え付けます。
5.
クランピングリングを閉じて、クランピングネジを 1.5–2 N-m (13–18 in-lbs.)に締
めます。
Micro Motion ELITE
配線
3
配線
本章に含まれるトピック:
配線オプション
4 線ケーブルの接続
9 線ケーブルの接続
•
•
•
3.1
配線オプション
配線手順は、使用する電子部のオプションによって異なります。
表 3-1: 電子部別の配線手順
電子部のタイプ
配線手順
一体型トランスミッタ
トランスミッタはすでにセンサに接続済みです。センサとトランスミッタ
との間の配線は不要です。トランスミッタへの電源と信号ケーブルの配線
については、トランスミッタの説明書を参照してください。
エクステンダ付きの電子部
電子部はエクステンダでセンサから分離されており、項 2.8 の通り取り付け
を行うことが必要です。物理的な接続に電気的な接続が含まれているため、
配線の必要はありません。
MVD™ダイレクト接続™
配線を要するトランスミッタはありません。センサとダイレクトホストの
間で電流および信号を配線する手順については、MVD Direct Connect の説明
書を参照してください。
一体型トランスミッタ付きリモー
ト・コアプロセッサ
コアプロセッサはすでにセンサに接続済みです。4 線ケーブルをコアプロセ
ッサとトランスミッタの間につなぎます。項 3.2 を参照してください。
トランスミッタに取り付けたリモー
ト・コアプロセッサ
9 線ケーブルで、センサと、トランスミッタあるいはコアプロセッサの間の
配線を行ってください。項 3.3 と Micro Motion 9 線流量計ケーブル準備と
取り付けの手引きをご参照ください。
リモートコアプロセッサと分離され
たトランスミッタ– ダブルホップ
• 4 線ケーブルをコアプロセッサとトランスミッタの間につなぎます。
項 3.2 を参照してください。
• 9 線ケーブルをセンサとコアプロセッサの間につなぎます。項 3.3 と
Micro Motion 9 線流量計ケーブル準備と取り付けの手引きをご参照くだ
さい。
注意
センサの取付け環境が、センサの防爆認定タグに記載されている危険場所要件に適合するように
してください。危険場所において本質安全要件に適合していない場合、爆発などの恐れがありま
す。
注意
ハウジングカバーと電線管接続口をすべて完全に閉じて密閉してください。ハウジングのシール
が不完全な場合、電子部に湿気が侵入して流量計の故障や測定誤差の原因となります。ガスケッ
トと O リングをすべて点検し、グリースを塗布してください。
設置説明書
19
配線
3.2
4 線ケーブルの接続
3.2.1
4 線ケーブルの種類と使用
マイクロモーション 4 線ケーブルは 2 種類用意されています: 被覆ケーブル、外装ケー
ブル両タイプとも外装ドレインワイヤを含みます。
マイクロモーション提供の 4 線ケーブルは、VDC 接続用の赤と黒の 18 AWG
(0.75 mm の 2) 本のワイヤおよび RS-485 接続用の白と緑の 22 AWG (0.35 mm の 2)本の
ワイヤからなります。
ユーザーが用意していただく 4 線ケーブルは次の条件を満たしている必要があります。
•
2 線が撚ってあること
•
コア・プロセッサを危険場所に設置する場合は、その場所での必要条件を満たす
こと
•
コア・プロセッサとトランスミッタ間のケーブル長に合ったワイヤ・ゲージ
表 3-2: ワイヤ・ゲージ
3.2.2
ワイヤ・ゲージ
最大ケーブル長
VDC 22 AWG (0.35 mm2)
90 m (300 ft)
VDC 20 AWG(0.5 mm2)
150 m (500 ft)
VDC 18 AWG(0.8 mm2 )
300 m (1000 ft)
RS-485 22 AWG(0.35 mm2 以上)
300 m (1000 ft)
4 線ケーブルの準備
重要
お客様が準備していただくケーブルグランドでは、グランドはドレインワイヤの終端ができるも
のであることが必要です。
注
被覆ケーブルではないケーブルを 360º 終端シールド付きの金属電線管に設置する場合、ケーブ
ルの準備のみ必要となります。シールドの必要はありません。
20
Micro Motion ELITE
配線
図 3-1: 4 線ケーブルの準備
コアプロセッサのカバーを取り
外す
ケーブルグ
ランド
ケーブル配置
グランドサプラ
イヤ
マイクロモー
ション
ケーブルグラ
ンド
金属製の電線
管
客先が用意し
た
ケーブルグラ
ンド
ワイヤをグランドナットとグランド留め挿入部に通しま
す。
グランドナット
ワイヤをグランドに
通します。
ドレインワイヤをグ
ランド内で終端処理
します。
グランド留め
挿入部
電線管をセンサに配
線する
ケーブルを電線管に
配線する
完了
(シールド処理手順は
実行しないこと)
NPT
グランドタイプ
1. ケーブルジャケットを115 mm(4-1/
2インチ)剥ぎ取ります。
2.
透明のラップとケーブル間の充填
材を取り除きます。
3. シールド部分を19 mm(3/
4インチ)残してすべて剥ぎ取ります。
M20
1. ケーブルジャケットを108 mm(4-1/
4インチ)剥ぎ取ります。
2.
透明のラップとケーブル間の充填
材を取り除きます。
3. シールド部分を12 mm(1/
2インチ)残してすべて剥ぎ取ります。
シールドにドレインワイヤを2回巻き付け、余分なド
レインワイヤは切り取ります。
シールドの周りに
ドレインワイヤを
巻いた状態
シールド処理手順へ
設置説明書
21
配線
図 3-2: 4 線ケーブルのシールド
準備手順から
マイクロモー
ション
ケーブルグラ
ンド
編組
(外装ケーブル
)
ケーブルシール
ドタイプ
客先が用意し
た
ケーブルグラ
ンド
グランドサプラ
イヤ
ホイル
(シールドケー
ブル)
NPT
グランドタイプ
熱収縮処理の適用
1.
シールド付き熱収縮チューブをドレインワイヤに被せます
。ワイヤを完全に覆うようにしてください。
2. チューブに熱120
°C(250゚F)を加え、チューブを収縮させます。ケーブルを焦が
さないようにしてください。
3.
内部終端が熱収縮チューブの編組と同じ高さになるように
グランド留め挿入部の位置を決めてください。
熱処理後
M20
シールド付き熱収縮チューブ
から7 mm切り取る
切り
取る
シールド付き熱
収縮チューブ
シールドおよびドレイ
ンワイヤをグランド内
で終端処理する
グランドの組立て
1. シールドまたは編組を、グランド留め挿入部上のOリングを3mm
(1/8インチ)超える場所で折り返します。
2. グランドの本体を、コアプロセッサハウジングの電線管接続口に挿入します。
3. グランド本体にワイヤを挿入し、グランドナットでグランド本体を締めます。
シールドを折り曲
げた状態
ベンダの説明書に従っ
てグランドを組み立て
る
グランド本体
完了
3.2.3
ケーブルをコアプロセッサのターミナルに接続します
4 線ケーブルの準備と外装を行い(必要な場合)、4 線ケーブルの各ワイヤをコアプロセ
ッサのターミナルにつなぎます。
22
Micro Motion ELITE
配線
図 3-3: コアプロセッサのターミナル
手順1または2から続く
コアプロセッサタイ
プ
標準
コアプロセッサ
ケーブルをコアプロセッサのターミナルに接続します。
ケーブル(赤) >
ターミナル1(電源+)
ケーブル(黒) >
ターミナル2(電源)
ケーブル(白) >
ターミナル3(RS-485/A)
ケーブル(緑) >
ターミナル4(RS-485/B)
コアプロセッサカバーを再度取付けて締め付けます
高機能
コアプロセッサ
ケーブルをコアプロセッサのターミナルに接続します。
ケーブル(赤) >
ターミナル1(電源+)
ケーブル(黒) >
ターミナル2(電源)
ケーブル(白) >
ターミナル3(RS-485/A)
ケーブル(緑) >
ターミナル4(RS-485/B)
1. コアプロセッサカバーを再度取付けます。
2. カバーのネジを下記のトルクまで締めます。
•
アルミ製ハウジングでは、1.13–1.47 N-m(10–13 inlbs)
•
ステンレス製ハウジングでは、最小2.1 N-m(19 inlbs)
ケーブルをトランスミッタのターミナル
に接続します(トランスミッタの説明書
を参照してください)
3.3
9 線ケーブルの接続
1.
設置説明書
「マイクロモーション 9 線流量計ケーブル準備および取付けマニュアル」の説明
に従ってケーブルを準備し、取付けてください。
2.
ケーブル終端の芯を1本ずつ端子箱ブロックに挿入してください。ケーブルは剥
がれた状態のままにしておかないでください。
3.
ワイヤの色を合わせてください。トランスミッタや別置型コアプロセッサの配線
については、トランスミッタの取扱説明書を参照してください。
4.
ケーブルを固定させるためにネジを締めてください。
23
配線
24
5.
ガスケットが一体となっていることを確かめて、端子箱カバーおよびトランスミ
ッタやコアプロセッサのハウジングカバーをしっかり閉めてください。
6.
信号および電源の配線手順については、トランスミッタの設置説明書を参照して
ください。
Micro Motion ELITE
接地
4
接地
メータは、現地で適用される規格に従って接地する必要があります。お客様の責任にお
いて、該当する規格をすべて理解し、適合させてください。
必要条件
マイクロモーションでは、以下の接地実施指針への準拠を推奨しています。
•
欧州では、ほとんどの場合において IEC 79-14(特に Section 12.2.2.3 および
12.2.2.4)が適用されます。
•
アメリカとカナダでは、ISA 12.06.01 の Part 1 にて関連用途とその要件の例が提
示されています。
該当する外部規格がない場合は、センサの接地について次のガイドラインに従ってくだ
さい。
•
接地には 14 AWG(2.0 mm2)サイズ以上の銅線を使用してください。
•
すべてのアース線をできるだけ短くし、インピーダンスを1 Ω 未満にしてくださ
い。
•
アース線は地面に直接接地するか、または工場の規定に従ってください。
注意
トランスミッタは直接接地するか、または工場の接地要件に従ってください。不適切な接地は、
測定誤差の原因となります。
手順
配管の接続部を確認します。
-
配管の接続部が接地接続されている場合、センサは自動的に接地されるため、特に
作業は必要ありません(地域の規定がある場合を除く)。
-
配管の接続部が接地接続されていない場合は、センサ電子部の接地ネジにアースケ
ーブルを接続します。
ヒント
センサ電子部とは、トランスミッタ、コアプロセッサ、または端子箱を意味します。接地ネ
ジは内部または外部のどちら側でも構いません。
設置説明書
25
補足情報
5
補足情報
本章に含まれるトピック:
センサケースのパージ手順
ラプチャーディスク
•
•
5.1
センサケースのパージ手順
重要
センサがパージフィッティング付きの場合、パージフィッティングは常時密閉しておく必要があ
ります。Motion factory では、センサケースから酸素をパージして密閉してから、センサを出荷
しています。パージプラグをゆるめたり外したりしない限り、再パージをする必要はありません。
詳細については、弊社カスタマケアセンターまでご連絡ください。
センサケースからパージプラグを取外した場合は、ケースを再パージする必要がありま
す。
注意
パージプラグを取り外す際には、十分注意して行ってください。パージプラグを取り外した場合、
センサハウジングは圧力容器として機能しませんので、流体がユーザに接触する危険があります。
注意
センサケースを不適切に加圧すると、負傷する危険性があります。パージプラグを取り外した場
合は、センサケースを乾燥した不活性ガスで再パージする必要があります。再パージの手順につ
いては、下記のすべてに従ってください。
必要条件
必要なアイテムを揃えてから、パージ手順を実行してください。
•
Teflon®テープ
•
センサケースのパージに十分な量のアルゴンまたは窒素ガス
手順
26
1.
プロセスをシャットダウンするか、または制御装置をマニュアル操作に設定しま
す。ケースのパージ手順を実行する前に、プロセスをシャットダウンするか、ま
たは制御装置を手動に設定してください。流量計の動作中にパージ手順を実行す
ると、測定精度に影響し、流量信号が不正確となることがあります。
2.
センサケースから両方のパージプラグを取外します。パージラインを使用中の場
合は、パージラインのバルブを開きます。
3.
Teflon テープをパージプラグに 3~5 回巻きつけて、パージプラグの準備をして
ください。
4.
窒素またはアルゴンガスをパージの取入れ口と接続するか、パージライン取入れ
口を開きます。排出口は開けたままにしておきます。
Micro Motion ELITE
補足情報
• センサケース内に水分、錆、ゴミなどの異物が混入しないように、十分に注意
してください。
• パージガスが空気より重いものの場合(アルゴンなど)は、パージ取入れ口を
排出口より下に設置します。これにより、パージガスが下部から上部に向けて
空気と入れ換わります。
• パージガスが空気よりも軽い場合(窒素など)は、パージ取入れ口を排出口よ
りも高い位置に設置します。これで、パージガスが上部から下部に向けて空気
と入れ換わります。
5.
取入れ口とセンサケースの間を確実に密閉し、パージ中にケースやパージライン
に空気が吸い込まれないようにします。
6.
センサにパージガスを供給します。
大気を不活性ガスに完全に置き換えるのに必要な時間を、パージ所要時間と呼び
ます。ケースをパージするのに必要な時間は、ラインのサイズが大きいほど長く
なります。パージラインを使用している場合は、パージラインの体積分だけパー
ジ時間を延長する必要があります。
注
パージガス圧は 0.2 MPa 未満に保ってください。
表 5-1: パージ所要時間
設置説明書
センサモデル
パージ流量 l/h(ft3/hr)
時間 (分)
CMF010
566 (20)
1
CMF025
566 (20)
1
CMF050
566 (20)
2
CMF100
566 (20)
5
CMF200
566 (20)
12
CMF300
566 (20)
30
CMF350
566 (20)
45
CMF400
566 (20)
55
CMFHC2
566 (20)
100
CMFHC3
566 (20)
170
CMFHC4
566 (20)
268
CMFS007
566 (20)
1 1/2
CMFS010
566 (20)
1 1/2
CMFS015
566 (20)
1 1/2
CMFS025
566 (20)
4 1/2
CMFS040
566 (20)
4 1/2
CMFS050
566 (20)
4 1/2
CMFS075
566 (20)
6
CMFS100
566 (20)
6
CMFS150
566 (20)
6
27
補足情報
7.
適切な時間でガス供給を停止して、すぐにパージプラグでパージ排出口と取入れ
口を密閉します。
注
センサケースを加圧しないでください。パージ中にケースの内圧が大気より高くなった場
合は、流量計の密度測定の精度が低下します。
8.
5.2
大気がセンサケースに吸引されないようにパージフィッティングシールを密閉し
てください。
ラプチャーディスク
ラプチャーディスクはチューブが破裂した時にセンサケースからプロセス流体を排出
するためのものです。ラプチャーディスクに配管を接続することで、排出されたプロセ
ス流体を収容することができます。ラプチャーディスクの詳細については、弊社カスタ
マサービスまでご連絡ください。
ラプチャーディスク付きのセンサの場合、ディスクはセンサのパージフィティング開口
部に取り付けられています。ラプチャーディスクは常時取付けたままにします。セン
サケースからラプチャディスクを取り外した場合は、ケースを再パージする必要があり
ます。
注意
高圧の流体が吹き出す圧力逃がし部には近づかないでください。センサから高圧の流体が吹き出
すと、死亡または重傷を負う可能性があります。
28
Micro Motion ELITE
補足情報
設置説明書
29
*20002170*
20002170
Rev DJ
2015
日本エマソン株式会社
エマソン・プロセス・マネジメント事業本部
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F +65 6770–8003
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