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アメリカン・エキスプレス 業務渡航部門、企業の

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アメリカン・エキスプレス 業務渡航部門、企業の
2009 年 9 月 10 日
アメリカン・エキスプレス 業務渡航部門、企業のホテル利用管理を支援
宿泊費削減に特化したコンサルテーション・サービス「hotel eXpert」を提供開始
~出張ホテル利用の 22%が規定外、世界中で 5 億米ドル以上の損失と推定~
ビジネス・トラベル・マネージメント(BTM)事業のグローバル・リーダーであるアメリカン・エキスプレス・インターナシ
ョナル, Inc.(東京都杉並区/日本社長:ロバート・サイデル)は、本日、業務渡航におけるホテル利用の管理および
コスト削減に関するコンサルテーション・サービス「hotel eXpert」(ホテル・エキスパート)を日本の企業に対して開
始すると発表しました。日本では、アメリカン・エキスプレスと株式会社 日本旅行が合弁で設立した「株式会社
日本旅行・アメリカン エキスプレス」(東京都墨田区 / 代表取締役社長:メリンダ・タラント)が、国内の企業に本サー
ビスを提供します。
「hotel eXpert」は、企業の規模や業務渡航の頻度に関係なくすべての顧客企業を対象としています。アメリカン・
エキスプレスが持つグローバル規模のホテル利用データを基にしたベンチマーク分析や業務渡航の規定遵守に関
するコンサルテーションを通し、大幅な宿泊費の削減を実現します。顧客企業が各ホテルと交渉決定した企業レー
トと実際に社員が利用した際に適用された料金の相違を検出することも可能です。
「株式会社 日本旅行・アメリカン エキスプレス」の代表取締役社長メリンダ・タラントは、今回のサービス導入に関し
て次のようにコメントしています。「現在は業務渡航経費において宿泊費を大幅に削減できる時期にも関わらず多く
の日本企業はその恩恵を受けていません。経済危機によりホテルの稼働率や宿泊費は世界的な下落傾向にあり
ます。今だからこそ、大幅なコスト削減を可能とするホテルと強固なパートナーシップ確立するべきです。当社では
顧客企業がこのような恩恵を受けられるよう、今回のホテルに特化したコンサルテーション・サービスの開始を決め
ました。」
アメリカン・エキスプレス業務渡航部門のアドバイザリー・サービス部アジア太平洋地域担当部長のジョナス・ボー
グリン(Jonas Borglin)は、業務渡航のコンプライアンスの観点から次のように述べています。「多くの企業におい
て業務渡航の管理は不十分であり、社員一人ひとりがどのような条件で、どのようなサプライヤーを利用している
かについては不透明です。当社の長年に渡るBTM事業の経験から、平均で業務渡航の約22%が業務渡航規定
に遵守していないということが明らかになっています。業務渡航規定を無視した出張は、企業にとって膨大なコスト
増となっており、当社の試算によると、この数字は、業務渡航の宿泊費だけで世界中で最低でも5億米ドル以上の
損失になっています。」
また、ボーグリンは、「多くの業務渡航規定の違反は、出張を予定している社員が自ら出張手配を行った際に発生
する傾向にあります。社員の都合で勝手にホテルが選ばれたり、ホテルの追加サービスやアメニティーが経費とし
て計上される場合や、さらには滞在日数を自ら変更したりするケースも見受けられます。経済状況の悪化を背景に、
過去一年間に渡り業務渡航そのものを凍結したりする企業も中には出てきています。業務渡航における経費配分
や利用状況を分析せず、業務渡航そのものの頻度を極端に減らすのは企業経営の観点から見ても賢明ではなく、
企業の業務渡航責任者は、どのような経費項目でコスト削減の余地があるのかを正確に見極める能力が問われ
ています」、と述べています。
アメリカン・エキスプレスでは、業務渡航の宿泊費削減における次の5つのポイントを提唱しています。
1.
業務渡航規定を基にした宿泊費用の算出: 規定に沿った場合の平均宿泊費用と規定外で予約された場合の
平均宿泊費を数値化しその差額を明確にする。業務渡航規定に遵守した場合に会社全体で削減できる具体
的なコストについて評価する必要があります。
2.
ホテルのサービスやアメニティーの利用も視野に入れる: 業務渡航の宿泊費の内訳を細かく分析すると、イン
ターネット利用料、朝食料金や各種アメニティーがかなりの割合を占めていることがあります。ホテルとのレー
ト交渉に入るときに、このようなサービスの利用を視野に入れた契約を進めることで、コスト削減効果を大幅に
高めることが可能です。
3.
業務渡航規定の見直し/改訂: 業務渡航規定を定期的に見直し、必要に応じて改訂する。ホテルが提供す
るサービスや、実際に出張に出る社員のニーズの変化を的確に把握し、社員が利用しやすい規定の作成に
心がけることが必要です。
4.
社員へ対するコミュニケーション: 業務渡航における宿泊予約方法や規定の変更に関する情報は、こまめに
社員に連絡する必要があります。その際、単に会社に対するメリットを述べるのではなく、社員一人ひとりにど
のような恩恵があるのかも明確にすることも重要です。ホテル・ブランドの多くは、独自の宿泊ポイント、直前
予約割引、グレードアップなど様々な特典を用意しています。このような特典をどのように社員に還元できるの
か、規定の変更を含めホテルと協議することも可能です。
5.
業務渡航規定への遵守を徹底: 出張者がどの程度規定に遵守しているのか検証することが必要です。例え
ば、宿泊予約の承認基準を厳しくするなどで、規定への遵守が進みます。
株式会社 日本旅行・アメリカン エキスプレスについて(www.amex-nta.com)
2001 年 4 月に、アメリカン・エキスプレスと日本旅行の合弁会社として設立。企業の出
張事務管理業務全般を一括代行するビジネス・トラベル・マネージメント(BTM)事業を
専門に行っています。業種や業態によって異なる企業の出張管理に関するニーズを的
確に把握し、幅広いコンサルティングとマネージメントサービスをお届けしています。
アメリカン・エキスプレス 業務渡航部門について
アメリカン・エキスプレスの業務渡航部門は、出張に関する業務の最適化をサポートし、コスト削減、優れたカスタ
マー・サービス、経費管理を企業に提供しています。140 ヶ国以上に広がるトラベル・サービス拠点を通じ世界最大
級の旅行代理店ネットワークを展開し、個人事業主から中小企業、多国籍企業まで、業界随一の予約技術、専門
知識を活かした出張管理コンサルティング、オンラインおよびオフラインでの顧客サービスを提供しています。日本
では、アメリカン・エキスプレスと日本旅行が合弁で設立した株式会社 日本旅行・アメリカン エキスプレスが顧客
企業に対しビジネス・トラベル・マネージメント(BTM)事業を展開しています。
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルについて
1850年(嘉永3年)米国ニューヨーク州にて創立。現在クレジットカード、トラベラーズ・チェック、保険、旅行手配業
務など、総合的な金融、および旅行サービスを世界中で提供しています。日本では、1917年(大正6年)に横浜に
支店を開設し、世界に広がる独自の加盟店ネットワークと、世界140カ国以上のトラベル・サービス拠点を通じ、個
人および法人顧客に対し最高品質のサービスを提供しつづけています。また、日本最大級の加盟店網を持つJCB
との加盟店業務提携により、従来からのホテル、レストランや小売店などに加え、公共料金からスーパーマーケット、
ドラッグストアなど日々の生活で利用できる加盟店が拡大しています。
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