Comments
Description
Transcript
長崎大学附属図書館概要2016
長崎大学附属図書館概要 ごあいさつ 図書館は時間と空間を超えた「知」の交流の拠点 です。自分が本当に必要とする情 報を選択していくためには、この 情報の海を渡っていく羅針盤のよ うなものを身に付けることが必要 です。学生の皆さんには「資料収 集ガイダンス」等の時間に、電子 化された情報を自学・自習に有 附属図書館長 効に活用するための方法につい てアドバイスを与えています。 中田 英昭 また、図書館には、ICTサポート カウンターを設けていますの で、パソコンやICT関係の機器の使い方等について分か らないことがあれば、カウンターの担当者に相談して 下さい。 sity(地球上で大学以上に美しいものは稀である)。米 国の故ジョン・F・ケネディー大統領は、1963年にアメ リカン大学の卒業式において世界平和と軍縮を呼びか けた有名な演説の冒頭で、英国のある詩人の言葉を引 用しました。大学の美しさがその景観を意味するもの でないことは言うまでもありません。それは、大学が 「無知を嫌う人たちが知識を得ようと努力し、真理を 知る人たちが他者に真理を知ってもらおうと努力する 場所」であるからです。長崎大学附属図書館は、その ような「大学の知」の宝庫であると同時に、学生等の 学修支援を通してそれを育み、国内外に発信していく 「知」の交流の拠点として重要な役割を果たしていま す。 長崎は古くから世界に開かれ、長崎港の開港以来450 年間に及ぶ国際交流の歴史を持っています。オランダ をはじめとするヨーロッパや中国・韓国等のアジアか ら 長 崎 に 伝 え ら れた、その 当 時 最 先 端 の 科学・技術 が、明治維新以降のわが国の発展に大きく貢献したこ とは周知の通りです。長崎大学の附属図書館に所蔵さ れている幕末・明治期の日本古写真やグラバー図譜、 近 代 医 学 史 関 係 資 料、日 蘭 交 流 関 係 資 料(日 蘭 文 庫)、武藤文庫等は、わが国の歴史資産として大変貴 重なものです。今年2月には、経済学部分館に所蔵され ている上野彦馬氏の写真資料が、日本化学会の「化学 遺産」の認定を受けました。そうした貴重資料の多く は、電子化されインターネットで公開されていますの で、ぜひご覧下さい。昨年度は、長崎歴史文化博物館 と共催で「幕末長崎古写真館~ボードインコレクショ ンから~」を開催したのをはじめ、中央図書館のギャ ラリーを活用しながら様々なイベントを企画するな ど、学術情報の提供の面で地域社会への貢献にも力を 入れています。 このようにインターネット等によって情報はすごい スピードで世界をめぐっていますが、それは一方で人 間が物事をしっかりと考え何かを新たに創り出してい くための時間の余裕を奪ってしまい、ある意味で底の 浅い、拾い集めの知識が集積されていく傾向を助長し ているようにも思います。さまざまな事象が複雑に絡 み合い、価値観が多様化し、人間社会のシステムの全 体的な動きが見通しにくくなっている、そういう時代 にこそ、心静かに先人が書き残された書物に親しみ、 その知恵に学ぶようなゆっくりとした時間を持つこと が必要ではないでしょうか。 2013年4月に中央図書館、2014年5月には医学分館が それぞれリニュ―アルオープンしました。老朽化が進 んでいる経済学部分館についても改修の実現に向けて 努力を重ねてまいります。これからも学術情報に関す る社会や時代の新たなニーズ、学生のニーズに応えな がら、世界と交流し地域とともに成長していく図書館 として、その機能や体制の整備に努めたいと考えてい ます。「知識や情報を得るための自学・自習の場」と して、「長崎の歴史や文化に触れる場」として、ある いは「各種のフォーラムや憩いの場」として、図書館 を積極的に活用していただきますよう、お願いいたし ます。 最近はICTの発達により、書物のような紙の情報だけ で な く、電 子 化 さ れ た 文 字、写 真、映 像 等 に よ っ て 様々な情報を効率的に伝えることができるようになっ て き ま し た。私 た ち は、い わ ば「膨 大 な 電 子 情 報 の 海」の中で生活していると言っても過言ではないよう 目 次 附属図書館長挨拶 1 沿革・附属図書館運営体制 2 施設概要(中央図書館) 3 施設概要(医学分館/経済学部分館) 4 平成27年度 附属図書館活動記録 5-6 平成27年度 各種統計 7-8 主要コレクション・電子化コレクション・機関リポジトリ 9-10 キャンパスマップ 11 1 沿 革 国立学校設置法により新制「長崎大学」発足。中 央図書館,7分館により組織 1998年 6月 1950年 10月 中央図書館,興善町へ移転 1999年 3月 1953年 4月 原爆被害を受けた旧長崎医科大学図書館書庫2 棟を改修。医学部分館として使用を開始 グラバー図譜データベース公開 医学分館共同図書室に24時間開館システム設置 2002年 1月 電子ジャーナル本格導入 1954年 3月 中央図書館,坂本町医学部構内へ移転 1956年 3月 中央図書館,大橋町へ移転 1963年 4月 医学部分館,医学部基礎研究棟へ移転 1969年 10月 広報誌「図書館ニュース」発行開始 1971年 1月 中央図書館新館竣工 1949年 5月 10月 4月 2003年 4月 7月 2月 附属図書館を整理統合 10月 1972年 2月 経済学部分館新館竣工 2004年 4月 1976年 9月 中央図書館,閲覧業務を電算化 1978年 12月 医学部分館新館竣工 1979年 4月 医学部分館を坂本地区複合分館とし,医学分館と 改称 1984年 8月 中央図書館書庫増築竣工 9月 8月 図書館業務専用コンピュータと学術情報センター がネットワーク接続 1992年 5月 完全週休2日制実施に伴う土曜日開館開始(中央 図書館,医学分館) 1995年 4月 一般市民の図書館利用開始 9月 1996年 4月 7月 1998年 4月 中央図書館,日曜・祝日開館開始 「長崎県大学図書館協議会と長崎県公共図書館 等協議会間の相互協力協定書」を締結 経済学部分館,日曜開館開始 国立大学法人長崎大学発足 医学分館,日曜・祝日開館開始 広報誌「図書館ニュース」を「和華蘭の窓」に改称 2007年 2月 長崎大学学術研究成果リポジトリ(NAOSITE)公開 4月 長崎大学附属図書館・放送大学長崎学習センター 合築棟竣工(中央図書館別館と呼称) 6月 中央図書館別館2階にメディアルームおよびライブ ラリーラウンジ開設 2008年 8月 長崎大学電子化コレクション公開 2009年 3月 中央図書館別館ピロティを集密書庫に改修竣工 2013年 1月 経済学部分館,土曜日開館開始 4月 図書館活動における功績(公開講座の開催)により 国立大学図書館協議会賞を受賞 古写真資料室設置 全館に公開貴重資料展示室開設 7月 学内LANによるOPACサービス開始 全学教育「教養セミナー」で図書館ガイダンス開始 2005年 6月 図書館業務専用コンピュータ導入 1988年 3月 幕末・明治期古写真データベース公開 一般市民への図書貸出開始 2014年 2月 5月 研究開発室設置 「ボードイン収集紙焼付写真」国の登録有形文化財 に登録 中央図書館耐震改修竣工 中央図書館リニューアルオープン 医学分館増改築竣工 医学分館リニューアルオープン 附属図書館運営体制 平成28年4月1日現在 附属図書館長 運営会議 医学分館長 経済学部分館長 館長打合せ会 学術情報部長 学術情報管理課長 学術情報サービス課長 学術情報管理班長 学術情報サービス班長 学術情報管理課主査 学術情報サービス課主査 学術情報管理課員 学術情報サービス課員 館長 中田 英昭 医学分館長 由井 克之 経済学部分館長 深浦 厚之 学術情報部長 恒信 2 上野 附属図書館委員会 施設概要 中央図書館 総面積 ㎡ 総座席数 席 座席数 301席 図書書庫 参考図書閲覧室 雑誌書庫 参考図書閲覧室 開架書架 図書書庫 座席数 336席 雑誌書庫 図書書庫 ライブラリー ラウンジ メディアルーム 貴重資料室 雑誌書庫 メディアルーム 開架図書閲覧室 テラス テラス ライブラリーラウンジ 図書書庫 座席数 116席 図書書庫 雑誌書庫 テラス 集密書庫 事務室 新聞コーナー ラーニング コモンズ 視聴覚ブース グループ学習室 ギャラリー グループ学習室 座席数 25席 多目的ルーム ギャラリー 3 雑誌書庫 関 玄 医学分館 総面積 ㎡ 総座席数 席 座席数 168席 2階閲覧室 2階開架 2階開架 書 庫 貴重資料室 (近代医学史料展示室) 書 庫 座席数 141席 セミナー室 グループ学習室 1階ラーニングコモンズ パソコン室 1階閲覧室 事務室 書 庫 関 玄 ラーニング コモンズ グループ学習室 経済学部分館 総面積 ㎡ 総座席数 席 座席数 145席 書 庫 貴重資料室 (武藤文庫展示室) 2階開架 武藤文庫展示室 2階閲覧室 グループ学習室 書 庫 座席数 41席 書 庫 グループ学習室 1階開架 1階閲覧室 事務室 関 玄 集密書架 1階閲覧室 4 平成 年度 附属図書館活動記録 経済学部分館の改修要求 (2) 学生用図書の利用促進(中央図書館) 経済学部分館改修基本計画案を作成した。 小説・エッセイ・自己啓発本・電子ブック等を展示 第40回 「新入生はこれを読め!!」 NU-LibGuides(授業資料ガイド)の取組 展示期間:3月31日~5月31日 ICTによる図書館機能の強化→授業資料ガイド(NULibGuides) 第41回 「写真の本棚」 ● 授業資料ガイドの登録件数 平成27年度 810件 第42回 「この夏おすすめの文庫と新書」 展示期間:6月1日~7月20日 ● 授業資料ガイドの利用状況 平成27年度アクセス件数 3,642件 展示期間:7月21日~9月30日 第43回 「一度も借りられていない本」 展示期間:10月1日~11月30日 ワークスタディ・アシスタントの取組 第44回 「本の福袋 ~ブックレシピの3冊を味わう~」 業務内容: 展示期間:12月1日~平成28年年1月31日 資料収集ガイダンス補助、館内ツアー、研究室返却資料 整理、NU-LibGuides入力、カウンター補助及び書架整理 第45回 「働くことを考える」 展示期間:2月1日~3月31日 図書館サポーターの活動 その他、中央図書館に教員推薦図書コーナー及びレポート 作成支援コーナーを設置。経済学部分館においても、9回 企画展示を実施。 ● 図書館サポーターの勧誘活動(4月) ※1年生4名新規加入(総員10名) ● ビブリオバトル開催(5月18日、6月22日、11月12日) 学生懇談会の開催 ● 図書館サポーターおすすめの絵本をギャラリー展示 (7 月 15 日~ 8 月 12 日) 中央図書館(1月18日・8名参加) 医学分館 ● 選書ツアー参加(9月26日、10月23日-24日) ・医学部医学科(12月10日・4名参加) ● 文学賞紹介コーナーの展示 ・医学部保健学科(12月17日・5名参加) ● 三角柱POPの作成 ・歯学部(12月4日・8名参加) ● 新入生歓迎企画の準備(3月) LibraryLovers'キャンペーン の実施 九州地区大学図書館の図書館利用促進の取組に参加。 ベストリーダー賞の表彰 キャンペーン期間:10月20日~11月16日 ● ベスト1(110冊) 合同企画:「Book Recipe -本を、料理しろ。」 ● 各学部ベスト1を対象 独自企画: ・脱出ゲーム「図書館の秘宝を探せ!」(11月4日~13日) ・知的書評合戦ビブリオバトル in 長崎大学 (11月12日) 学生用図書の充実及び利用促進 ・学生選書ツアー(10月23日~24日) (1) 学生用図書の充実(平成27年度購入実績) 学生希望図書 シラバス掲載図書 教員推薦図書 収書専門委員会選定図書 出前図書館の開始 602冊 ● 出前図書館を10月から開始。 1,433冊 ● 授業内容に関連する図書館資料を教員と図書館職員 が共同で選書したうえで,授業当日に講義室まで届け、 その場で学生に貸出する「オーダーメイド版」と図書館 職員が各学部の基本書等を選書したうえで、学部を定 期的に巡回する「通常版」とで実施。 99冊 図書館職員推薦図書 494冊 重点資料整備図書 244冊 その他(留学生/参考/継続) ・読書週間特別リクエスト 1,184冊 1,031冊 5 学習相談サービスの開始 ギャラリーでのイベント ● 院生2名による学部生対象の学習相談サービスを開始 ● 第2回長崎大学フォトコンテスト入選写真展(3月10日 ● 開催日時 月・水・金の16:00~18:00 ~4月14日) ● 開催場所 中央図書館1階ラーニングコモンズ ● 図書館サポーター表彰式、ベストリーダー表彰式(4月 ● 相談内容 ①学習相談、②履修相談、③進路相談、 ④図書館の利用方法、⑤レポートの書き方、 ⑥その他学修に関することなど 27日) ● 全学写真部(4月17日~5月6日) ● 古写真「長崎から世界遺産を!」関連展示(5月12日~ 6月4日) 日蘭文庫 ● 全学書道部「水無月展」(6月6日~26日) 中央図書館2F貴重図書資料室に配架してあったオランダ 語の日蘭文庫資料を中央図書館2階開架(多文化)へ移動 ● 図書館サポーターおすすめの絵本(7月15日~8月12 日) ● 被爆70年を考える現代美術展(8月19日~30日) ● アフリカ「ポレポレ」ウィーク写真展(10月1日~14日) アーカイブ実習への協力 ● グラバー図譜展 ~倉場富三郎没後70年記念展示~ 2月15日,17日 多文化社会学部の授業(82名が受講)の なかで図書館職員が図書・雑誌の検索実習、図書館案内、 貴重資料コレクションの見学等を担当。 (10月20日~12月3日) ● 全学美術部冬季展「たこ」(12月7日~11日) ● ながさき100km徒歩の旅写真展(12月14日~27日) ● ながさき漂着物展~海ゴミと地域で頑張る市民活動団 体~(12月17日~27日, 2016年1月4日~19日) 「ソフトウェアの利用技術」への協力 ● 古写真展「日本の文化」(2月26日~3月24日) 5月14日 モジュール科目の授業(54名が受講)のなかで 図書館職員が古写真コレクション及びデータベースの紹介 を担当。 ● ながさき100km徒歩の旅写真展(3月28日~4月29日) 「幕末長崎古写真館~ボードインコレクションから」展 の開催 学外展示会協力 12月12日~1月24日 ボードインコレクションの収集完結 及び本学と長崎歴史文化博物館の包括連携協定締結 1周年を記念して長崎歴史文化博物館で開催(5,204人が 来場)。 秋季企画展「おおいたの『医』」 期 間 : 10月10日~11月23日 会 場 : 大分県立先哲資料館 日本郵船創業130周年記念企画展『近藤廉平-社長の 肖像』展 への参加 9月16日~19日 オランダのライデンで開催されたEAJRS (日本資料専門家欧州協会)の年次大会(欧州を含む16 か国から125名が参加)に図書館職員が参加して日本古 写真データベースの国際共同構築に関して発表。 サポートカウンターの設置 ICT基盤センターがICTサポートカウンターを図書館3館内に 設置しサービスを開始(平成28年2月) 6 期 間 : 10月24日~平成28年1月24日 会 場 : 日本郵船歴史博物館 平成 年度 各種統計 蔵書数(平成 館 名 年 月 日現在) 図書(冊) 和漢書 雑誌(種) 洋書 計 和文 欧文 138,857 584,942 11,276 3,391 14,667 館 80,067 72,665 152,732 3,862 3,204 7,066 経済学部分館 193,727 83,607 277,334 3,657 1,136 4,793 計 719,879 295,129 1,015,008 17,276 7,327 24,603 医 学 分 電子ジャーナル (種) (種) 計 446,085 中 央 図 書 館 電子ブック 27,000 17,827 ※雑誌(種)の3館合計は重複数を除いた冊数を計上 受入数 図書(冊) 館 名 購入 雑誌(種) 寄贈 計 購入 寄贈 計 4,694 1,418 6,112 546 935 1,481 館 932 409 1,341 408 351 759 経済学部分館 1,201 306 1,507 399 973 1,372 計 6,827 2,133 8,960 1,401 2,407 3,808 中 央 図 書 館 医 学 分 ※雑誌(種)の3館合計は重複数を除いた冊数を計上 利用状況 文献複写件数 館 名 開館日数 依頼 受付 465,942 52,945 中 央 図 書 館 349 医 館 351 (うち学外: 4,328) 経済学部分館 352 (うち学外: 2,275) (うち学外: 157) 663,138 76,366 学 分 計 (うち学外: 13,731) (うち学外: 2,081) 133,742 63,454 13,064 (うち学外: 449) 10,357 (うち学外: 20,334) (うち学外: 2,687) ガイダンス 館 名 教養ゼミナール 回数 図書館ガイダンス 人数 回数 受付 件数 依頼 693 1,863 382 309 5,640 1,452 1,538 34 23 4,435 214 96 63 60 1,530 2,359 3,497 479 392 11,605 館 名 件数 人数 21 1,010 5 163 医 館 13 260 9 391 経済学部分館 12 291 7 67 計 46 1,561 21 621 分 レファレンス 貴重資料利用許可件数 中 央 図 書 館 学 現物貸借件数 貸出冊数 入館者数 中 央 図 書 館 278 館 10 経済学部分館 43 計 331 医 学 分 出前図書館 グループ学習室利用状況 館 名 回数 館 実施回数 貸出冊数 利用者数 3 29 22 型 10 19 17 名 人数 中 央 図 書 館 オーダーメイド型 中 央 図 書 館 1,199 9,167 医 館 1,251 8,086 医 学 分 館 オーダーメイド型 1 1 1 経済学部分館 206 920 経 済 学 部 分 館 オーダーメイド型 11 19 13 2,350 16,406 25 68 53 学 分 計 計 7 通 常 コンテンツ内訳 平成 データベース講習会 講習会名 人数 回数 資料種別 登録数 日経テレコン利用講習会 2 43 紀要 SciFinder 利用講習会 1 57 国外学術雑誌 2,323 Journal Citation Reports 説明会 2 24 国内学術雑誌 3,703 EndNote Basic 利用講習会 1 18 会議発表論文 335 SCOPUS 講習会「Scopus 基本編」 2 23 発表資料 232 SCOPUS 講習会「論文の書き方編」 3 24 学位論文 413 eol 利用講習会 1 12 学位論文要旨 12 201 計 12,728 1,643 8 テクニカルレポート 報告書 259 図書 486 一般雑誌 13 教材 99 プレプリント 5 特許 1 ダウンロード数 ダウンロード数累計 6,832 貴重資料 閲覧数 29,169 計 電子ジャーナル契約タイトル数 フルテキストダウンロード数 アクセス数 89 その他 パッケージ名称 年 月 日現在 閲覧数累計 3,959,946 18,597,621 2,952,543 17,410,077 データベースアクセス数 フルテキスト ダウンロード数 タイトル数 データベース名 アクセス数 American Chemical Society (ACS) 46 44,191 American Physical Society (APS) 9 396 American Society for Microbiology (ASM) 14 8,641 Cochrane Library Annual Reviews 34 1,174 D1-Law.com 567 38,320 EBSCOhost: Academic Search Premier 4,770 3,861 EBSCOhost: Business Source Premier 2,200 792 Elsevier ScienceDirect 2,243 262,387 JSTOR: Arts & Sciences Collection I+II 384 2,415 Medical Online Library 967 68,765 Journal & Highly Cited Data 25 25,554 SciFinder 80,104 1 12,399 Scopus 76,752 259 21,847 医中誌 Web 84,641 2,927 4,216 聞蔵 II 10,888 Rockefeller University Press 3 3,011 今日の診療 Web Science(AAAS) 1 6,550 最新看護索引 Web SpringerLink 1,759 33,245 西日本新聞データベース Papyrus Wiley Online Library 1,422 67,612 日経テレコン CiNii Nature Publishing Group New England Journal of Medicine Oxford University Press ProQuest Health and Medical Complete 8 CINAHL (EBSCOhost) 18,063 CiNii 30,782 868 1,273 EconLit (EBSCOhost) 18,027 eol 22,223 ERIC (EBSCOhost) 17,997 JapanKnowledge Lib JDreamIII 4,334 738 4,215 2,490 454 3,364 19,534 主要コレクション 中央図書館所蔵 幕末・明治期日本古写真コレクション 1860~1890年代にかけて上野彦馬やフェリーチェ・ベアト等の写真家により日本各地で撮影された約7,700点のオリジ ナル写真。平成19年11月にオランダから入手したボードインコレクションは、平成21年7月に「ボードイン収集紙焼付写真」 として国の登録有形文化財に登録された。 「亀戸天神の藤棚」 「和楽器で合奏する女性たち」 「グラバー庭園のグラバーたち」 「洋館でのパーティー」 日本西部及び南部魚類図譜[グラバー図譜] 明治後期から昭和初期に、幕末の英国商人トーマス・ブレーク・グラバーの次男トーマス・アルバート・グラバー(日本名: 倉場富三郎)が、長崎の魚市場に水揚げされた約600種の魚類を、5人の地元画家に肉筆写生させた全32集806図の色 彩魚譜。 「モヨウフグ」 「サクラダイ」 ドイツ教育史コレクション 「ハマトビウオ属の一種」 日蘭文庫 1750年から1870年にかけてプロイセン王国(ドイツ)で刊行された 教育学関係文献集。第1部:著名な教育思想家の著作及び当時の 教育制度に関する文献221点、第2部:当時の教育現場で使用され た実務書91点で構成され、初版本を中心に収集。 オランダ語で書かれた図書約1,800点を中心 に、日本語や英語の日蘭交流関係図書、オラン ダ商館関係文書(マイクロフィルムも含む)。平成 24年、日蘭学会の解散に伴い、同学会所蔵資 料を受贈した。 医学分館所蔵 近代医学史関係資料 日本の西洋医学教育の父、ポンペ・ファン・メールデルフォールトが解剖学の講義に用いた「紙製解剖模 型(キュンストレーキ)」や、阿蘭陀通詞楢林家の初代である楢林鎮山著「紅夷外科宗伝」、牛痘種痘の父 オットー G.J. モーニッケがもたらした日本最古の「聴診器(聴胸器)」、正骨手枝が描かれた掛軸「正骨 原」、100冊以上の明治期の手書の講義録など医学史に関係する各種資料。 平成23年には長崎医学校の卒業生佐藤方朔の旧資料577点が子孫より寄贈された(佐藤方朔文庫)。 「聴胸器」 「解体新書」 「紅夷外科宗伝」 「キュンストレーキ」 経済学部分館所蔵 武藤文庫 旧制長崎高等商業学校の教授だった武藤長蔵博士が収集・保存していた約1万冊の和洋図書 並びに雑誌・小冊子類、及び約200点の各種資料。日蘭・日英貿易、幕末長崎関係史料及び経 済学関係の古典など広範囲に及び、希少価値の高い書籍や絵画が含まれる。 「国富論(初版) 」 「長崎出島之図 川原慶賀画」 「VOCマーク入染付平皿」 9 「芥川龍之介・菊池寛が長 崎を訪れたときの記念写真」 電子化コレクション 幕末・明治期日本古写真データベース( 年 月公開) 「幕末・明治期日本古写真コレクション」から約6,700点を公開。 グラバー図譜データベース( 年 月公開) 幕末・明治期日本古写真超高精細画像データベース( 年 月公開) 「幕末・明治期日本古写真コレクション」の内、長崎の写真201点、長崎を除く全国の写真300点を超高精細画像で公開。 武藤文庫(電子展示)( 年 月公開) 近代医学史デジタルアーカイブズ( 医学和漢古書目録( 年 年 月公開) 月公開) 医学分館が所蔵する和漢古書目録と、貴重資料の全文画像を公開。 ガラパゴス諸島画像データベース( 年 月公開) 本学名誉教授伊藤秀三先生が撮影したガラパゴス諸島写真コレクション約1300枚を公開。 近代黎明期翻訳本全文画像データベース( 年 月公開) 附属図書館に所蔵する、幕末から明治初期に刊行された和漢翻訳本50点の全文画像を公開。 日本古写真アルバム ボードインコレクション( ボードイン講義録( 年 年 月公開) 月公開) 長崎大学が所蔵するボードイン関係文献を全文公開。 ( 年 月公開) 1861年から長崎の外国人居留地で発行された日本最初の近代的英字新聞の原紙面(第3号~第28号)を公開。 機関リポジトリ 長崎大学学術研究成果リポジトリ: ( 年 月公開) 長崎大学で生産された学術研究成果(紀要論文・学位論文・学術雑誌掲載 論文・学会発表資料・教材など)を電子的に登録・保存し、インターネットを通じて 広く世界中に発信する「電子書庫」。研究成果のオープンアクセス化の一端を 担っている。 世界ランキング推移 ※ 世界の機関リポジトリ 約2,000機関 日本国内の機関リポジトリ 約 400機関 ※ 10 年月 国内順位 世界順位 2008/02 8 170 2008/05 7 161 2008/07 7 145 2009/01 7 122 2009/07 6 98 2010/01 7 74 2010/07 10 160 2011/01 3 26 2011/07 6 32 2012/01 8 140 2012/04 8 152 2012/07 10 186 2013/01 6 180 2013/07 8 233 2014/01 4 182 2014/07 6 214 2015/01 3 127 2015/07 3 136 2016/01 2 134 キャンパスマップ 文教地区(中央図書館) 多文化社会学部 水産学部 薬学部 工学部 中部講堂 環境科学部 正門 事務局 〒852-8521 長崎市文教町1-14 教育学部 TEL:095-819-2193 FAX:095-819-2196 坂本地区(医学分館) 保健学科 熱帯医学研究所 ポンペ会館 長崎大学病院 医学部 記念講堂 良順会館 歯学部 正門 正門 〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4 TEL:095-819-7014 FAX:095-819-7016 片淵地区(経済学部分館) 瓊林会館 扶揺会館 東南アジア 経済学部 研究所 正門 〒850-8506 長崎市片淵4丁目2-1 TEL:095-820-6309 FAX:095-820-6313 長崎大学附属図書館概要 編集・発行 長崎大学附属図書館 ホームページ http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ 平成28年6月1日発行 メールアドレス [email protected]