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4 安全・安心なまちづくり推進事業
4 安全・安心なまちづくり推進事業 所管:安佐南区役所地域起こし推進課 区民が安心して生活できる安全な地域社会を実現するため、「自分たちのまちは、自分たちで創り、 守る。」という理念の下、市民・事業者・行政が協働してそれぞれの役割を担いながら、犯罪や事故の 起こりにくいまちづくりを推進します。 また、昨年8月の豪雨災害を踏まえ、日頃から地域の防災力を高めるとともに、災害時に被害を最 小限に抑えることができるよう、その体制整備に取り組み、災害に強く安心して生活できるまちづく りを推進します。 (1) 減らそう犯罪推進事業 安佐南区防犯組合連合会、安佐南警察署等と連携・協力し、区民参加の下、区民の防犯意識の 高揚を図るとともに、区民総ぐるみで犯罪の減少に取り組みます。 ① 平成27年度事業計画 (ア) 「なくそう犯罪」安佐南区民大会の開催 ・ 日時:平成27年10月10日(土) ・ 会場:安佐南区民文化センター ホール ・ 内容:講演、事例発表、アトラクションなど (イ) 防犯講習会の開催 ・ 日時:未定 ・ 会場:区内公民館等 ・ 内容:未定 (ウ) 自転車盗難防止キャンペーンの開催 JRやアストラムライン駅駐輪場での施錠診断等による啓発活動 (エ) 資機材の提供 地域防犯活動に対し、ベスト、誘導棒等必要な資機材を提供 ② 平成27年度事業費 28万円 (2) 子どもの見守り安全対策の推進 学校、保護者、地域団体、関係機関等と連携し、子どもの安全を守る環境を整備するとともに、 子どもの安全を守る活動に取り組みます。 ① 平成27年度事業計画 子どもの見守り活動 ・ 概ね月1回各地区を巡回し、学校、地域団体との協働により実施【さわやかあいさつ運 動との同時開催】 ・ 車両による青色防犯パトロールの実施 ② 平成27年度事業費 6万5千円 (3) 交通安全運動の推進 広島安佐南交通安全協会、安佐南区交通安全運動推進隊及び安佐南警察署等と連携・協力し、 広く区民に交通安全についての意識の啓発と知識の普及を図り、交通ルールの遵守と正しい交通 マナーの実践を習慣づけるため、交通安全運動の実施、その他普及啓発活動の推進を図ります。 ① 平成27年度事業計画 (ア) 交通安全運動の実施 各季の交通安全運動期間中、関係団体、関係機関と連携し、キャンペーンや広報活動によ り、区民の交通安全意識の高揚を図ります。 12 (イ) 自転車マナーアップキャンペーンの実施 6月、2月の強化月間において、高校生を中心に自転車マナーの向上を呼びかけ、自転車事 故防止意識の高揚を図ります。 ② 平成27年度事業費 3万4千円 (4) 避難行動要支援者の避難支援事業 安佐南区民生委員・児童委員協議会、安佐南区自主防災会連合会、安佐南区社会福祉協議会等 の協力の下、避難行動要支援者一人一人について、避難支援者、情報連絡体制、避難経路、避難 行動要支援者の状況などを整理した避難支援プランを作成し、関係者での情報共有を図ることに より、安全かつ確実に避難できる支援体制の確立に取り組みます。 ① 平成27年度事業の流れ 11月上旬 民生委員へ登録希望意向調査を依頼(本人要件該当者全員) 審査 民生委員による個別訪問調査等 12月末 登録意向調査提出 区役所で避難支援プラン(原案)を整理 2月上旬 自主防災会へ避難支援者、情報連絡体制等個別プランの作成依頼 審査 自主防災会を中心に個別プランの完成を目指し補記 3月末 避難支援プラン提出 審査 区役所で完成した避難支援プランを作成 5月末 関係者(自主防災会(町内会等)、民生委員、社会福祉協議会等、関係機関、避 難行動要支援者(本人)及び避難支援者)に避難支援プランを送付【情報の共有】 ② 平成26年度の登録状況 919人(内訳:新規281人、継続638人) ③ 平成27年度事業費 15万8千円 (5) 地域防災体制強化事業 安佐南区自主防災会連合会、安佐南消防署等との連携の下、防災知識の普及や防災訓練等の支 援、自主防災体制の整備など、住民や地域団体、事業所等と連携し、災害に強い市民活動の推進を 図ります。 ① 平成27年度事業計画 (ア) 生活避難場所運営マニュアルの策定及び検証訓練の支援 全ての小学校区で最低1か所の生活避難場所について、学区自主防災会連合会で生活避難場 所運営マニュアル策定し、検証訓練を実施しています。 平成27年度は、マニュアル未策定の3施設について、マニュアルの策定及び検証訓練の実 施を消防署と連携して支援し、地域の防災体制の強化を図ります。 生活避難場所運営マニュアル策定状況(平成27年3月31日現在) 区内の候補施設数 マニュアル策定済み数 マニュアル未策定数 33施設 30施設 3施設 13 (イ) 土砂災害警戒避難マニュアルの策定及び検証訓練の支援 昨年8月の土砂災害を契機に「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関 する法律(土砂災害防止法)」が改正され、広島県が実施する基礎調査等を公表することや住 民に周知することが義務付けられました。 このような中、広島県は土砂災害警戒区域等の指定について、平成31年度までの5年間 で終える計画を発表し、安佐南区内では、平成27年3月30日に梅林学区、八木学区及び緑 井学区の一部について、土砂災害警戒区域等が指定されました。 平成27年度は、八木学区、梅林学区及び緑井学区の残る部分、毘沙門台学区、山本学区、 春日野学区及び伴学区の調査を実施する予定となっています。 新たに土砂災害警戒区域等が指定された場合は、指定された地域における土砂災害警戒避 難マニュアルの早期策定及びマニュアル検証訓練の実施を消防署と連携して支援し、警戒避難 体制の整備を図り、被害を軽減します。 (ウ) 安佐南区防災訓練の開催 ・ 日時:平成27年11月15日(日) ・ 会場:東野小学校 ・ 内容:生活避難場所マニュアル検証訓練など (エ) 土砂災害危険箇所等の周知 ・ 町内会ごとに作成した土砂災害危険箇所等を記 したマップ等の全戸配布 ② 避難勧告等の早期かつ的確な発令 平成26年度末に本市地域防災計画が改正され、 地域で策定した生活避難場所運営 降雨時等の体制や避難勧告時期等の見直しが行わ マニュアルを検証する訓練 れました。 訓練 平成27年度は、次表の体制を組むとともに住民の方々への注意喚起等を行います。 気象状況等 本市の体制 住民への周知等 備 考 大雨注意報発表 注意体制 (気象情報収集) 大雨警報発表 警戒体制 注意喚起 全市域一律 (自主避難の呼びかけ) 警戒基準雨量到達 メッシュ情報(危険度判定) 災害警戒本部 避難準備情報 一時待避所開設 該当区から周知 避難基準雨量到達 土砂災害警戒情報発表・ メッシュ情報(危険度判定) 災害対策本部 避難勧告 避難所開設 該当区から周知 大雨特別警報発表 記録的短時間大雨情報発表 災害対策本部 避難指示 避難所開設 該当区から周知 ※ 全市域一律 梅林学区及び八木学区のJR可部線以西の区域については、早期の避難体制確保のた め、別途暫定運用します。 14