...

PCI DSS準拠体制構築支援

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

PCI DSS準拠体制構築支援
PCI DSS準拠体制構築支援
クレジットカード情報管理へのアプローチ
クレジットカードが広く利用されている現在の社会において、情報漏えい等を防ぐため、クレジットカード情報を取り扱う事業者における情報セキュリ
ティの確保は重要な事項です。
そのためには、クレジットカード情報を保存、処理、伝送するすべての事業者がクレジットカード業界の情報セキュリティ基準であるPCI DSSに準拠す
ることが求められています。対象となる事業者には、例えば、クレジットカードの加盟店やデータ処理事業者等が挙げられます。
トーマツの専門家が独自のアプローチで管理体制の構築を支援します。
PCI DSSとは
クレジットカード情報管理に対するアプローチ
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standards)は、
PCI DSSでは、クレジットカード情報と取引情報を保護するために、12の
国際カードブランド5社(American Express, Discover Financial
セキュリティ要件が定められています。これらは次に示す6カテゴリに分類
Services, JCB International, MasterCard Worldwide, VISA Inc.)が
することができます。
共同で設立したPCI SSC(Payment Card Industry Security Standard
Council)が、クレジットカード情報の保護のために制度運営しているクレ
ジットカード業界の情報セキュリティに関する基準です。
・安全なネットワークの構築と維持
・カード会員データの保護
・脆弱性管理プログラムの整備
・強固なアクセス制御手法の導入
・ネットワークの定期的な監視およびテスト
・情報セキュリティポリシーの整備
PCI DSSの要求事項はさまざまな分野にわたっており、その対策は、人、
プロセス、IT、ガバナンスに関連します。これらは組織全体に関わる問題
であり、組織全体で取り組む必要のあるものです。
トーマツのアプローチ
適用範囲の定義
ギャップ分析
改善プログラム
審査
要求事項の確認
現状対策の評価
各種手順書の
見直し・策定
脆弱性スキャン
結果の実施
データフロー分析
ギャップ分析の実施
セキュリティ
強化策の導入
予備審査の実施
対象業務と
システムの特定
改善プログラムの
ロードマップの策定
セキュリティ
強化策の確認
本審査の実施
プログラム管理/品質保証
現状のデータフロー、ネットワーク構成等を分析し、PCI DSSの対象となるシステム・要件等を識別します。その際、
適用範囲の定義
ネットワーク・セグメンテーションの実施等によりPCI DSSの適用範囲を限定することが可能かを検討した上、適用
*
範囲が最小となるように考慮します。
PCI DSSの要求事項と現状のIT環境、ポリシー、手順等におけるセキュリティ対策を比較し、ギャップを洗い出します。
ギャップ分析
識別されたギャップを重要度に応じて優先付けした上で、改善プログラムおよび改善のためのロードマップ(アク
ションプラン)を策定します。
改善プログラム
改善プログラムを管理可能なプロジェクトに分割し、それぞれのプロジェクトの実施を支援します。
脆弱性スキャン結果の確認や予備審査の実施により、改善が不十分な点がないかを確認します。改善が不十分な点が
審査
発見された場合は改善策を実施した後、本審査を実施します。
*PCI DSSは、クレジットカード情報が保管、処理、あるいは伝送されている箇所のみが適用範囲となります。適切なネットワーク・セグメ
ンテーションの実施や、業務上必要のないクレジットカード情報の保管を行わない等により、PCI DSSの適用範囲を限定し、効率的に
導入、運用していくことが可能となります。これらの対応策は、改善プログラムにて実施します。
トーマツの強み
改善プログラム成功のヒント
広範囲にわたる深いスキル
クレジットカード情報管理体制の改善プログラムを成功させるためには、
トーマツにはPCI DSS準拠プログラムにおいて直面する問題に対処する
例えば、次のような事項を考慮することが重要です。
ための広範囲にわたる深いスキルを持った専門家を多数擁しています。
現実的なセキュリティ改善策導入支援の経験
トーマツは、人、プロセス、ITを含む複雑なセキュリティ改善プログラム
に関する多くの経験と実績を有しています。
綿密なプログラム管理のスキル
トーマツでは数多くのプログラム管理の経験を持った専門家がプロジェ
・経営陣の積極的な関与やステークホルダーの賛同
・ITだけにフォーカスするのではなく、人やプロセスの要素も考慮した対策
・さまざまな能力を持ったメンバーによるチーム編成
・深い知識や経験を持ったコンサルタントの活用
・業 務 上 必 要 の な い ク レ ジ ットカ ード 情 報 を 削 除 す る こ と に よ る
PCI DSS準拠プログラムの適用範囲の縮小
クトチームを組成し、サービスを提供します。
国内ネットワーク
www.tohmatsu.com/ers
有限責任監査法人トーマツ
東 京 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル Tel:03-6213-1112
大 阪 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋三井ビルディング Tel:06-4560-6021
名古屋 〒450-8530 愛知県名古屋市中村区名駅3-13-5 名古屋ダイヤビルディング3号館 Tel:052-565-5517
福 岡 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ Tel:092-751-1517
デロイト トーマツ リスクサービス株式会社
本 社 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル Tel:03-6213-1300
トーマツグループは日本におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)のメンバーファームおよびそれら
の関係会社(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング株式会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
株式会社および税理士法人トーマツを含む)の総称です。トーマツグループは日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつで
あり、各社がそれぞれの適用法令に従い、監査、税務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー等を提供しています。また、国内約40
都市に約6,800名の専門家(公認会計士、税理士、コンサルタントなど)を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳
細はトーマツグループWebサイト(www.tohmatsu.com)をご覧ください。
Deloitte(デロイト)は、監査、税務、コンサルティングおよびファイナンシャル アドバイザリーサービスを、さまざまな業種にわたる上場・非上場
のクライアントに提供しています。全世界150ヵ国を超えるメンバーファームのネットワークを通じ、デロイトは、高度に複合化されたビジネスに
取り組むクライアントに向けて、深い洞察に基づき、世界最高水準の陣容をもって高品質なサービスを提供しています。デロイトの約200,000人
におよぶ人材は、“standard of excellence”となることを目指しています。
Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュトーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)およびそのネットワーク組織を構成
するメンバーファームのひとつあるいは複数を指します。デロイト トウシュ トーマツ リミテッドおよび各メンバーファームはそれぞれ法的に独立した
別個の組織体です。その法的な構成についての詳細は www.tohmatsu.com/deloitte/ をご覧ください。
© 2012 Deloitte Touche Tohmatsu LLC
2012.11
Member of
Deloitte Touche Tohmatsu Limited
Fly UP