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2010 年 11 月 26 日東京教研報告(by 世取山)資料

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2010 年 11 月 26 日東京教研報告(by 世取山)資料
2010 年 11 月 26 日東京教研報告(by 世取山)資料
<資料1>不登校、校内暴力、いじめ、自殺データ
・ 不登校(中学校)
(30 日以上)
1991 年(統計収集開始年)
20 人/1000 人
2001 年
37
2005 年
35
2007 年
39(最高値)
・ 校内暴力(中学校)
1994 年
4,693 件
2000 年
27,293
2005 年
23,115
2006 年
27,540
・ 校内暴力(高校)
2000 年
5,971
2003 年
5,100
2006 年
8,985
・ いじめ
1985 年(旧定義)
2005 年
95,000(小)53,000(中) 6,000(高)
5,087(小)12,794(中) 2,191(高)
2006 年(新定義)
60,897(小)51,310(中)12,307(高)
・ 自殺(15 歳~19 歳)
1985 年
3.5 人/100,000 人 (1945 年以来最小)
1997 年
4.9
1998 年
7.9
2002 年
5.8
2006 年
7.9
<資料2>新自由主義社会日本における子ども期の剥奪より
ナショナル・ミニマムの問題点として指摘しなければならないのは、保育士、学童指導員、教師、児童
養護施設の職員、児童福祉司など、子どもに直に接しながら働く者の地位に関するナショナル・ミニマム
が、低いまま維持されているばかりでなく、近年にあってはさらに低いものとなってきている、というこ
とである。クラスサイズなど、子どもに直に接しながら働く者一人がケアしなければならない子どもの数
に関する情報、および、給与などの待遇についての情報は、保育士については 4-2-3、4-2-4、および
4-2-5 において、学童保育指導員については 4-2-6 において、児童福祉司については 4-4-1-(2)に
おいて、児童養護施設の職員については 4-4-2-(4)および 4-4-2-(5)において、教師については 7-
1-4、7-3-7、および、7-3-8 において提供されている。
ここでは、これまでに提供されていない情報を、特に、教師について提供することとしたい。
第 1 は、先に指摘した義務教育国庫負担金における使途制限の緩和が、非正規職員の増加を招いている
ことである。公立小学校における非正規職員の割合は、2000 年度の 4.9%から 2006 年度の 8.1%にまで増加
し、公立中学校においては、6.8%から 9.6%にまで増加している。非正規教員への依存度は年々高まってい
る。ところが、教師に対する管理の強化により、教員が魅力的でない職業になるにつれて(6-1-4 を参
照のこと)
、非正規教員に応募するものが減少し、非正規教員の確保が困難となっていることが全国各地か
ら報告されている。
第 2 は、クラスサイズに関するナショナル・ミニマムの向上のための施策が政府によって放棄され、非
正規教員の割合が増え、割合の少なくなった正規教員の負う責任が大きくなっているために、正規教員の
多忙化が深刻な問題となっていることである。文部科学省が 2007 年 5 月 23 日付けで公表した「教員勤務
実態調査報告書」によれば、小学校中学校および高校のすべての段階で、教師の休日勤務も含めた残業時
間は、1 ヶ月あたり 40 時間を超え、しかも、彼らは 20 時間を超える持ち帰り仕事を行っている。残業時
間の分布をみると、持帰り仕事を除いても、全体の 33%超が1ヵ月 45 時間を超える。日本の厚生労働省
が「過労死危険性ライン」を残業1ヵ月 45 時間超と設定していることにみるならば、3 分の 1 以上の教師
が恒常的に「過労死危険性ライン」にある。
第 3 は、教師という職業が、心身ともにまだ健康な若者でさえ続けていくことが困難なものになりつつ
あるということである。1 年間の条件付採用期間終了後に依願退職する教員が激増していることに示され
ている。文科省の統計によれば、条件付採用期間終了後に、新任教員の側から依願退職するケースは、2000
年度はわずか 33 名であったものが、2007 年度には 293 名へと実に 9 倍近くも増加している。中でも深刻
なのは病気を理由とする依願退職者数の増加である。2000 年度に 5 名に過ぎなかった病気による依願退職
者は、5 年後の 2005 年度には 65 名へと 13 倍に増加し、2007 年には 103 名へと 20 倍に急増している。ま
た、条件付採用期間終了直後に離職する割合は、2000 年度の 0.4%から 2007 年度の 1.4%へと約 4 倍にもな
っている。日本の教員採用試験の競争率の高さは周知のところであり、2000 年のピーク時にみるならば、
小学校では採用倍率が 12.6 倍に達し、中学校では 17.9 倍にも達した。2008 年度の数値をみても小学校で
4.3 倍、中学校で 9.1 倍という数値を示している。こうした難関を乗り越え、晴れて子どもたちとの教育
活動をはじめた新人教師達が、着任 1 年後の正式採用を受けることなく、病気等を理由として自ら退職し
ていく状況は、学校現場の管理主義の弊害と異常な勤務実態を如実に反映している。
<資料3>子どもの権利委員会第 3 回最終所見より抜粋
パラグラフ 27 本委員会は、子どもおよびその家庭の生活に民間企業が巨大なインパクト
を与えていることに留意し、企業セクターの子どもの幸福および発達に対する社会的およ
び環境的責任に関する政府の規則-もしあれば-に関する情報が欠如していることに遺憾
の念を表明する。
パラグラフ 28 本委員会は、地域社会、特に子どもを、企業活動がもたらす悪影響から保
護することを目的として、企業の社会責任および環境責任に関する国際準則および国内準
則の企業による遵守を確保するために、規則の制定と実施のための効果的な措置を取るこ
とを、締約国政府に奨励する。
パラグラフ 39 本委員会は、子どものケアまたは保護に責任を有する組織の多数が、特に、
そのスタッフの数および適格性、ならびに、監視およびサービスの質に関して、適切な基
準に適合していないとの報告に留意し、懸念する。
パラグラフ 40 本委員会は、締約国政府に以下を勧告する。
(a)
公的セクターおよび私的セクターの双方に適用される、子どものケアまたは保護に責
任を有する組織によって提供されるサービスの質および量に関する基準を開発し、設定す
るための効果的な措置を取ること。
(b) 公的および私的セクターの双方における基準の遵守を継続的に強化すること。
パラグラフ 42 本委員会は、子どもの自殺の危険因子に関する研究を行うこと、予防的措
置を実施すること、学校にソシアルワーカーと心理相談を提供すること、および、子ども
の指導に関する仕組みが困難な状況にある子どもにさらなるストレスを与えないようにす
ることを確保することを締約国政府に勧告する。本委員会は、また、子どものための施設
を有する組織が、公立であろうと私立であろうと、適切な安全最低基準を遵守することを
確保することを締約国政府に勧告する。
パラグラフ 50 本委員会は、日本社会において家族的価値の重要性がゆるぎないものであ
ることを認識しながらも、親子関係の崩壊が、子どもの情緒的および心理的幸福度に否定
的な影響を与えるとともに、子どもの施設への収容にいたることさえもあるとの報告を懸
念する。本委員会は、これらの問題は、老人介護と子どもの養育の狭間での葛藤、ならび
に、学校における競争、仕事と家庭生活の非両立性、および、特にひとり親家庭を直撃し
ている貧困などの要因に起因する可能性のあることに留意する。
パラグラフ 51 本委員会は、養育責任を果たす家庭の能力を確保するために、男性および
女性の双方について仕事と家庭生活の適切なバランスを助長すること、親子関係を強化す
ること、および、子どもの権利に関する意識の向上を含む、家庭を援助し強化するための
措置を導入することを締約国政府に勧告する。本委員会は、さらに、社会サービスにおい
て不利な状況にある子どもと家庭を優先すること、適切な財政的、社会的、心理的援助を
提供すること、および、子どもの施設収容を避けることを勧告する。
パラグラフ 60 本委員会は、驚くべき数の子どもが情緒的幸福度の低さを訴えていること
を示すデータ、ならびに、その決定要因が子どもと親および子どもと教師との間の関係の
貧困さにあることを示すデータに留意する。本委員会は、また、発達障害者支援センター
において注意欠陥多動性症候群(ADHD)に関する相談件数が増加していることに留意す
る。本委員会は、ADHD の治療に関する研究および医療専門家への研修の開始を歓迎する
が、この症状が主として薬物によって治療されるべき生理学的障害とみなされていること、
および、社会的決定要因に対して適切な考慮が払われていないことを懸念する。
パラグラフ 61 本委員会は、あらゆる環境における実効的な援助を確保する学際的アプロ
ーチにより、子どもおよび思春期にある子どもの情緒的および心理的幸福度問題に対応す
るための実効的な措置を取ることを締約国政府に勧告する。本委員会は、また、ADHD の
数量的傾向を監視すること、および、薬品産業から独立してこの領域における研究が実行
されることを確保することを締約国政府に勧告する。
パラグラフ 66 本委員会は、2010 年 4 月より、すべての子どもを対象とするより優れた子
ども手当制度が実施されているとの情報を締約国政府との対話において得たが、この新し
い措置が、ひとり親家庭、特に、母親家庭の援助のために生活保護法のもとで取られてき
た措置およびその他の措置以上に、貧困のもとで暮らす人々の割合(15%)をより実効的
に減少させるものであるかどうかを評価するために利用可能なデータはない。本委員会は、
経済政策および財政政策(例えば、民営化政策および労働規制緩和)が、給与カット、男
女間賃金格差、ならびに、子どもの保育および教育に関する私費負担の増加をもたらし、
親、特に、母親家庭に影響を与えることを懸念する。
パラグラフ 67 本委員会は、貧困の複雑な決定要因、子どもの発達に関する権利、および、
ひとり親家庭を含むすべての家庭に保障されるべき生活水準に関する権利を考慮し、貧困
削減戦略の策定を含めて、子どもの貧困を根絶するために適切な資源を配分することを締
約国政府に勧告する。本委員会は、また、子どもの養育責任を有しているがゆえに、労働
規制緩和および労働の柔軟性などの経済政策に対処することが親には困難であることを考
慮すること、ならびに、提供された財政的およびその他の支援が子どもの幸福および発達
に不可欠な家庭生活を保障するに足ものであるかどうかを注意深く監視することを締約国
政府に要求する。
パラグラフ 70 本委員会は、日本の学校制度が並外れて優れた学力を達成していることを
認識しているものの、学校および大学の入学をめぐって競争する子どもの数が減少してい
るにもかかわらず、過度な競争への不満が増加し続けていることに留意し、懸念する。本
委員会は、また、高度に競争主義的な学校環境が、就学年齢にある子どもの間のいじめ、
精神的障害、不登校・登校拒否、中退および自殺に寄与しうることを懸念する。
パラグラフ 71 本委員会は、学力的な優秀性と子ども中心の能力形成を結合し、かつ、過
度に競争主義的な環境が生み出す否定的な結果を避けることを目的として、大学を含む学
校システム全体を見直すことを締約国政府に勧告する。これに関連して、締約国政府に、
教育の目的に関する本委員会一般的注釈 1 号(2001)を考慮するよう奨励する。本委員会は、
また、子ども間のいじめと闘うための努力を強化すること、および、いじめと闘うための
措置の開発に当たって子どもの意見を取り入れることを締約国政府に勧告する。
<資料4>「東京における教育構想」(来年 1 月に出る予定の『「生活保障と緑の東京」
への改革ビジョン』(仮題)所収(予定))草稿より抜粋(世取山執筆部分)
〇五年一一月に「新しいタイプの高校における成果検証検討委員会」を設置し、新しく
設置・指定された新しいタイプの検証を行い、同時に、企業五百社、都民および中三の父
母を対象とする意識調査を行っている。この委員会の報告書は、約一年半後の〇七年四月
に公表されたのだが、報告書において各タイプの高校がめだった「成果」を挙げているこ
とは確認されていない。あわせて公表された意識調査結果によれば、新しいタイプの高校
を計画以上に増やすべきだとの回答率(全体)が三六・三%であったのに対して、これ以
上増やすべきではないが五一・九%、従来のタイプを増やすべきだが九・一%となってお
り、高校多様化の計画以上の増設に反対するものが六〇%にも及んでいる。そして、新し
いタイプの高校の計画以上の増設の希望した者が増設すべきタイプとして最も高い支持を
得たのは、中高一貫教育(四六・四%)であった。新しいタイプの増設を望んだ三五%強
のうち半数弱―全体の約一七%―が、高校受験忌避の姿勢を示したのである。
<資料5>23 区における小中学校不登校率(対千人比)の変化
表三 23区における小中学校不登校率(対千人比)の変化
小学校不登校児童率
98-01年 06-09年
豊島区
江戸川区
世田谷区
渋谷区
板橋区
江東区
大田区
葛飾区
墨田区
23区平均
港区
目黒区
千代田区
足立区
荒川区
文京区
中野区
北区
練馬区
中央区
杉並区
台東区
品川区
新宿区
4.86
5.32
5.87
4.49
5.17
4.66
4.82
3.16
4.42
4.31
3.74
4.05
4.16
3.49
3.54
3.35
4.58
4.52
3.77
3.51
3.88
3.90
3.31
2.50
変化率
中学校不登校生徒率
99-02年 06-09年
変化率
1.96
40.4% 目黒区
30.07
20.74
69.0%
2.77
52.0% 台東区
34.68
25.28
72.9%
3.08
52.5% 板橋区
41.77
31.43
75.2%
2.47
55.0% 墨田区
43.22
32.99
76.3%
3.02
58.4% 荒川区
39.54
31.41
79.4%
3.00
64.3% 江戸川区
45.96
37.06
80.6%
3.16
65.5% 練馬区
33.77
28.47
84.3%
2.13
67.5% 豊島区
33.12
28.62
86.4%
3.17
71.8% 北区
34.34
30.61
89.1%
3.11
72.1% 葛飾区
32.11
29.12
90.7%
2.70
72.3% 23区平均
33.37
31.46
94.3%
2.93
72.3% 江東区
38.83
37.75
97.2%
3.03
72.8% 世田谷区
29.55
29.29
99.1%
2.58
74.0% 港区
22.65
23.10 102.0%
2.63
74.1% 千代田区
31.55
32.26 102.2%
2.49
74.3% 品川区
27.47
28.75 104.7%
3.76
82.1% 中野区
31.16
33.03 106.0%
4.33
96.0% 大田区
34.35
37.41 108.9%
3.65
96.9% 中央区
28.12
30.89 109.8%
3.43
97.6% 文京区
28.85
31.96 110.8%
3.96 101.9% 足立区
25.34
29.47 116.3%
4.08 104.7% 杉並区
23.72
29.29 123.5%
3.49 105.4% 新宿区
25.03
31.52 125.9%
4.43 177.5% 渋谷区
26.25
36.99 140.9%
(学校基本調査に基づいて世取山洋介作成 一〇年一〇月)
<資料6>「東京における教育構想」(来年 1 月に出る予定の『
「生活保障と緑の東京」へ
の改革ビジョン』
(仮題)所収(予定))草稿より抜粋(福嶋尚子執筆部分)
一〇年五月、都教委は休職教員の学校復帰訓練を直接担うための専門機関「リワークプ
ラザ東京」を立ち上げ、同時に、教員のメンタルヘルス調査の結果を公表した。それによ
れば、都内公立学校教員のうち精神疾患により休職している者の割合は、〇・四五%から
〇・九四%(〇三年度から〇八年度)と大幅に増加している。全国平均の〇・三五%から
〇・五九%(同時期)と比較しても、この伸び幅は異様である。また、条件附採用認定状
況を見てみると、条件附採用期間中に自主退職した者および正式採用が不可となった者の
割合は、全体の一・六三%から三・〇一%(〇四年度から〇九年度)とほぼ倍増している。
ちなみに、全国統計では、〇・九八%から一・三二%である(〇四年度から〇八年度)。さ
らに、教育管理職選考の受験者割合の推移を見ると、A選考(三三歳~四三歳)を受験し
た都立高校教員の割合は受験資格人数に対し四・九%から一・三%(〇〇年度から〇八年
度)と下落し、B選考(四四歳~五五歳)では受験率は四%前後を推移しているものの、
受験者数は減少し続けている。主幹選考の受験率(〇五年度~〇七年度、都内全学校段階)
も二%台と低迷しているために、都立高校主幹配置計画の充足率は主幹設置から五年を経
過してもなお五五・二%に留まっている。
<資料7>都内国公私立高校の進学率と都立高校退学率
図一 都内国公私立高校の進学率と都立高校退学率
25.00
70.0%
60.0%
20.00
50.0%
全日制中退率(都立)
15.00
定時制中退率(都立)
40.0%
全体中退率(都立)
四大進学率(都内国公私立)
短大進学率(都内国公私立)
専修学校進学率(都内国公私立)
30.0%
10.00
四大進学率(都立)
短大進学率(都立)
専修学校等進学率(都立)
20.0%
5.00
10.0%
0.0%
0.00
1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
(岩井桃子作成)(2010 年 10 月)
<資料8>15 歳以降に生み出されるワーキングプア予備軍
表一 一五歳以降に生み出されるワーキングプア予備軍
卒業生
全日制高校
定時制高校
公立中卒業
生の進路
特別支援学校
通信制高校(A)
専修学校(B)
進学せず(C)
高校中退者
公立全日制(D)
私立全日制(E)
公立定時制(F)
高校卒業等
の資格取得
が困難な生
「困難」(A+B+D+E)
「特に困難」(C+F)
計(A+B+C+D+E+
(単位:人)
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
73588
72527
73078
72690
73527
77331
66930
66110
65999
65888
66130
69253
90.95%
91.15%
90.31%
90.64%
89.94%
89.55%
3050
2975
3383
3322
3687
4008
4.14%
4.10%
4.63%
4.57%
5.01%
5.18%
630
634
754
815
860
1016
0.86%
0.87%
1.03%
1.12%
1.17%
1.31%
683
694
803
685
879
1106
0.93%
0.96%
1.10%
0.94%
1.20%
1.43%
784
731
710
621
641
628
1.07%
1.01%
0.97%
0.85%
0.87%
0.81%
1511
1383
1429
1359
1330
1320
2.05%
1.91%
1.96%
1.87%
1.81%
1.71%
3045
2705
2058
2941
2681
2117
2888
2459
2168
2586
2438
2108
2512
2115
1869
2076
1705
1805
7217
3569
10786
7047
3500
10547
6860
3597
10457
6330
3467
9797
6147
3199
9346
5515
3125
8640
中学卒業者のうち、高校等にそもそも進学しなかっ た者および定時制高校中退者を高卒資格を取得することが
特に困難な層と想定した。また、経験則から、中学校卒業後通信制高校および専修学校に進学した者は卒業が
困難であるとし、また、私立公立の全日制の中退者も高卒資格取得が困難なものと想定した。
(都教組のアドバイスに基づいて岩井桃子作成 一〇年一〇月) 
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