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三菱オートクレジット・リース株式会社及びダイヤモンドオート リース株式

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三菱オートクレジット・リース株式会社及びダイヤモンドオート リース株式
平 成 1 8 年 1 2月 2 5日
三菱オートクレジット・リース株式会社及びダイヤモンドオート
リース株式会社の事業再構築計画のポイント
三菱オートクレジット・リース㈱は、会社分割により自動車クレジット事業を子
会社へ承継した後、当該子会社の株式を譲渡することでオートリース事業に特化し
ます。その後、同社はダイヤモンドオートリース㈱との共同株式移転により持株会
社を設立し、両社は経営統合を行います。
三菱グループ内において自動車ファイナンス事業の再編を行い、オートリース事
業の規模拡大と効率化を進めることで、生産性の向上と競争力強化を図ります。
【再編開始時】
ダイヤモンド
リース
【再編後】
三菱商事
50%
100%
三菱自動車
工業
ダイヤモンド
リース
三菱商事
50%
50%
三菱自動車
工業
50%
50%
ダイヤモンド
オートリース
三菱オート
クレジット・リース
自動車クレジット
事業
自動車リース
事業
50%
支援措置
登録免許税の
軽減 ①③
三菱オートリース
ホールディング
100%
③共同株式移転
100%
MMCダイヤモンド
ファイナンス
日本政策投資
銀行の融資
【自動車クレジット事業】
①吸収分割
②株式譲渡*
100%(分割前)
*吸収分割後、MMC
MMCダイヤモンド
ダイヤモンドファイナンスの
ファイナンス
株式は三菱自動車工
業とダイヤモンドリースへ
(自動車クレジット事業を承継)
譲渡。
ダイヤモンド
オートリース
三菱オート
リース
(三菱オートクレジット・リース
から商号変更)
【自動車リース事業】
【生産性の向上】
・従業員一人当たり付加価値額を24.3%向上させる。
【財務内容の健全化】
・有利子負債/キャッシュフロー 10倍以内
・経常収支比率 100.0%以上
【事業革新】
・自動車リース事業において、自動車に関するトータルソリューション事
業の展開により車両管理台数の増加を図りつつ、システム統合を始めと
する効率化の推進によって、リース車両1台あたりの販管費を5.6%
低減させることを目標とする。
【従業員の推移】
・729名 → 574名 (155名減)
(新規採用は83名)
・転籍195名、出向は数名程度を予定(持株会社への出向)。
解雇の予定はなし。
【計画期間】
・平成19年1月∼平成21年3月
様式第三
認定事業再構築計画の内容の公表
1.認定した年月日
平成18年12月25日
2.認定事業者名
三菱オートクレジット・リース株式会社
ダイヤモンドオートリース株式会社
3.認定事業再構築計画の目標
(1)事業再構築に係る事業の目標
三菱オートクレジット・リース株式会社(以下「MCL」)は、三菱商事株式会社
(以下「三菱商事」
)及び三菱自動車工業株式会社(以下「三菱自工」
)それぞれ 50%
出資の下、自動車クレジット事業、レンタカー事業及び自動車リース事業等を展開し
ている。
ダイヤモンドオートリース株式会社(以下「DAL」)はダイヤモンドリース株式
会社(以下「DL」
)の 100%子会社として、自動車リース事業を展開している。
近時の自動車ファイナンス市場をみると、法人においては、専門のリース会社から
自動車リースを受けることによって車輌管理に係る業務の効率化・資産効率化を図り
たいというニーズが強くなっており、自動車リース台数は増加傾向にある。また、個
人においては、国内における登録車販売台数は伸び悩んでいることから、メーカー間
の販売競争が激化しており、販売促進策の一環として自動車クレジットを始めとした
キャプティブファイナンス会社による自動車ファイナンス商品の活用が重要な位置
付けを占めるようになり、ディーラーローンに占めるキャプティブファイナンス会社
のクレジット利用率は上昇傾向にある。
その一方で、国内における自動車販売台数は低迷し、法人の自動車リース切替需要
も一巡した面も否めなく、自動車ファイナンスを巡る事業見通しは厳しくなっている
ことに加え、業界内の競争激化により合併等による再編も行われるようになっている。
このような厳しい事業環境の中、競争力強化を図るために、MCLはDALと共同
して、戦略的な事業再構築を行うこととした。具体的には、主に個人向けのビジネス
である自動車クレジット事業をMCLの 100%子会社であるMMCダイヤモンドファ
イナンス株式会社(以下「MDF」
)に分割型吸収分割により事業を承継する(自動
車クレジット事業の分離)
。会社分割後のMCLは三菱オートリース株式会社(以下
「MAL」)と社名変更し、主に法人向けビジネスである自動車リース事業に特化す
ることとなる。その後、MALは、同業のDALとともに株式移転によって共同持株
会社となる三菱オートリース・ホールディング株式会社(以下「MALHD」)を設
立し、経営統合による自動車リース事業の効率化・規模拡大を進め、更なる生産性の
向上、競争力の強化を図ることとする。
(2)生産性の向上を示す数値目標
平成 20 年度には平成 17 年度と比べて従業員一人当たり付加価値額を 24.3%向上さ
せることを目標とする。
4.認定事業再構築計画の内容
(1)事業再構築に係る事業の内容
①中核的事業
自動車リース事業
②選定理由
自動車リース事業は、自動車の販売促進手段や車輌管理業務の効率化手段として、
MCLとDALの両社は従来から重点的かつ継続的に取り組んでいる分野であり、今
般の事業再構築に伴う両社の経営統合によって、今後も更なる拡大・発展をさせてい
く事業であることから、中核的事業である。
③事業再構築に係る事業の内容
MCLは会社分割により自動車クレジット事業等をMDFに承継し、親会社である
三菱商事及び三菱自工に対してMDF株式の現物配当を行う(分割型吸収分割)。ま
た、MCLが保有するMDFの全株式を三菱自工及びDLへ譲渡する。これらによっ
て、MCL(商号変更によりMALへ)は自動車リース事業に特化することとなる。
その後、MALはDALとともに株式移転により持株会社(MALHD)を設立し、
経営統合による効率化・規模拡大を進めることとする。
(事業の構造の変更:自動車クレジット、レンタカー部門の分社化)
〈分割会社〉
名称:三菱オートクレジット・リース株式会社(会社分割後「三菱オートリ
ース株式会社」へ商号変更予定)
住所:東京都港区芝五丁目 34 番7号
代表者の氏名:代表取締役社長 東福寺 厚樹
資本金:960 百万円
〈承継会社〉
名称:MMCダイヤモンドファイナンス株式会社
住所:東京都港区芝五丁目 34 番6号
代表者の氏名:代表取締役社長 足立原 徹
吸収分割前の資本金:10 百万円
吸収分割後の資本金:3,000 百万円
発行する株式を引き受ける者:三菱オートクレジット・リース株式会社
(なお、分割型会社分割のため、三菱商事及び三菱自工に対して当該株式の
現物配当を行うこととなる。)
分割期日:平成 19 年 1 月 1 日(予定)
(事業の構造の変更:関係事業者の株式の譲渡)
上記の分割型分割に伴うMDF株式の現物配当を行った後、平成 19 年 2 月末日を
目処として、MCL(会社分割後はMAL)が保有するMDFの残りの株式全てを
三菱自工及びDLへ譲渡する。
(当該株式譲渡の実施とあわせて、三菱商事が保有す
るMDFの全株式をDLへ譲渡することにより、MDF株式は三菱自工とDLがそ
れぞれ50%ずつ保有することとなる。
)
(事業の構造の変更:株式移転による持株会社の設立)
オートリース事業に特化したMALは、DALとの経営統合を行うため、共同株式
移転の手法により持株会社を設立する。
〈株式移転により設立される会社〉
名称:三菱オートリース・ホールディング株式会社
住所:東京都港区芝五丁目 34 番7号(予定)
代表者:
[未定]
資本金:300 百万円(予定)
設立日:平成 19 年 3 月 1 日(予定)
三菱オートリース・ホールディング株式会社は、将来的には完全子会社2
社と合併することも検討中である。
〈株式移転を行う会社〉
名称:三菱オートリース株式会社
住所:東京都港区芝五丁目 34 番7号
代表者:代表取締役社長 吉成 博至
資本金:960百万円(平成 19 年 3 月時点予定)
名称:ダイヤモンドオートリース株式会社
住所:東京都品川区西五反田一丁目 31 番 1 号
代表者:代表取締役社長 半澤 知之
資本金:200百万円(平成 19 年 3 月時点予定)
株式移転比率:設立される持株会社への出資比率がDLと三菱商事がそれ
ぞれ50%となるよう設定する。
(事業革新)
持株会社設立後、自動車リース事業において、自動車に関するトータルソリ
ューション事業を展開することにより車輌管理台数の増加を目指す一方、シス
テム統合を始めとする事務効率化の推進によって販管費の増加を抑制すること
で、DAL及びMAL合算でのリース車輌1台あたりの販管費を平成 20 年度に
は平成 17 年度比で 5.6%低減させることを目標とする。
(2)事業再構築を行う場所の住所
ダイヤモンドオートリース株式会社本社及び営業拠点
本社所在地:東京都品川区西五反田一丁目 31 番1号
三菱オートクレジット・リース株式会社(
「三菱オートリース株式会社」に商号
変更予定)本社及び営業拠点
本社所在地:東京都港区芝五丁目 34 番7号
三菱オートリース・ホールディング株式会社(設立予定)
本社所在地:東京都港区芝五丁目 34 番7号(予定)
(3)関係事業者
MMCダイヤモンドファイナンス株式会社
三菱オートクレジット・リース株式会社が発行済株式の100%を保有してお
り関係事業者に該当する(なお、今般の事業再構築計画の事業の構造の変更に
よって、当該事業者の関係事業者でなくなる場合にも該当する)
。
(4)事業再構築を実施するための措置の内容
別表のとおり
(5)事業再構築の開始時期及び終了時期
開始時期:平成 19 年 1 月
終了時期:平成 21 年 3 月
(6)事業再構築に伴う労務に関する事項
①事業再構築の開始時期の従業員数
三菱オートクレジット・リース株式会社
545名
ダイヤモンドオートリース株式会社
184名
②事業再構築の終了時期の従業員数(平成 21 年 3 月末)
三菱オートリース株式会社
358名
ダイヤモンドオートリース株式会社
216名
※三菱オートリース・ホールディング株式会社の従業員は、上記の2社及び親
会社からの出向を予定(全体で10名程度の予定)
。
③事業再構築に充てる予定の従業員数
574名
④③中、新規に採用される従業員数
83名
⑤事業再構築に伴い出向または解雇される従業員数
出向予定人員数 数名程度を予定(設立される持株会社への出向)
転籍予定人員数 195名
解雇予定人員数
(7)その他
該当なし
なし
別表
事業再構築の措置の内容
措置事項
実施する措置の内容及びその実施する時期
期待する支援措置
事業の構造の変更
会社の分割による中核 ①分割会社
租税特別措置法第80
的事業の開始、拡大又
名称:三菱オートクレジット・リース㈱
条(認定事業再構築
は能率の向上
住所:東京都港区芝五丁目34番7号
計画等に基づき行う
代表者:代表取締役社長
東福寺
厚樹
登記の税率の軽減)
資本金:960百万円
②承継会社
租税特別措置法第81
名称:MMCダイヤモンドファイナンス㈱
条8項(会社分割に伴
住所:東京都港区芝五丁目34番6号
う不動産の所有権の
代表者:代表取締役社長
足立原
徹
分割前の資本金:10百万円
移転登記等の税率の
軽減)
分割後の資本金:3,000百万円
発行する株式等を引き受ける者:三菱オートクレジッ 法第34条
資金の確
ト・リース㈱(なお、分割型吸収分割のため、吸収 保(日本政策投資銀
分割契約書に従って三菱商事㈱と三菱自動車工業㈱ 行の融資)
に対して当該新規発行株式の現物配当を行う。)
③分割期日
平成19年1月1日(予定)
関係事業者の株式
上記の分割型分割に伴うMMCダイヤモンドファイナン
の 譲 渡( 当 該 譲 渡 に ス(MDF)株式の現物配当に加え、三菱オートクレジ
より当該事業者の
ット・リース㈱が保有する残りのMDF株式全てを譲渡
関係事業者でなく
する。
な る 場 合 に 限 る )に 〈株式の譲渡先〉
よる事業の縮小又
は廃止
ダイヤモンドリース㈱及び三菱自動車工業㈱
〈株式保有比率〉
譲渡前(会社分割実施前):100%
譲渡後:0%
〈当該事業者から関係事業者への派遣役員の占める割合〉
譲渡前:100%
譲渡後:
0%
〈株式譲渡予定日〉
平成19年2月28日
株式移転による中核的 〈株式移転により設立される会社〉
租税特別措置法第80
事業の開始、拡大又は 名称:三菱オートリース・ホールディング㈱
条(認定事業再構築
能率の向上
住所:東京都港区芝五丁目34番7号(予定)
計画等に基づき行う
代表者:[未定]
登記の税率の軽減)
資本金:300百万円(予定)
設立日:平成19年3月1日(予定)
法第34条
資金の確
保(日本政策投資銀
〈株式移転を行う会社〉
行の融資)
名称:三菱オートリース㈱
住所:東京都港区芝五丁目34番7号
代表者:代表取締役社長
吉成
博至
資本金:96O百万円(平成19年3月時点予定)
名称:ダイヤモンドオートリース㈱
住所:東京都品川区西五反田一丁目31番1号
代表者:代表取締役社長
半澤
知之
資本金:200百万円(平成19年3月時点予定)
株式移転比率:設立される持株会社への出資比率がダイ
ヤモンドリース㈱と三菱商事㈱がそれぞれ50%とな
るよう設定する。
事業革新
第2条第2項第2号ハ 持株会社設立後、自動車リース事業において、自動車に
関するトータルソリューション事業の展開により車輌管
理台数の増加を目指す一方、システム統合を始めとする
事業効率化によって販管費の増加を抑制することで、D
AL及びMAL合算でのリース車輌1台あたりの販管費
を平成 20 年度には平成 17 年度比で 5.6%低減させること
を目標とする。
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