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商業開発事業者等商業施設出店動向調査結果《概要》
商業開発事業者等商業施設出店動向調査結果《概要》 1.調査目的 4.調査結果の概要 下平良二丁目地区埋立事業地商業開発可能性企画調査及び商業系施設モデルプラン策定業 務の業務受託者が行う商業開発事業者等ニーズ調査に同行し,2008年のリーマンショッ ク以降の低迷した商業開発業界の動向及び調査企業から,商業開発の可能性や業種業態を決 定するための情報を聞取りするとともに、調査企業に対し、下平良二丁目地区埋立事業地の 情報提供を行う。 (1) 競争構造について 2.調査概要 (2) 業種・業態について 1 2 3 4 5 日 時 聞 取 者 聞 取 先 聞取内容 平成23年1月20日(木)~2月8日(火) 環境産業部商工労政課職員2名及び調査業務受託者㈱成研職員1名 商業開発事業者及び小売事業者並びに総合建設請負業者 15社 下平良二丁目地区埋立事業地に関する商業利用の可能性 その他の商業施設の出店動向及び土地取引動向等 提供資料 下平良二丁目地区埋立事業紹介資料 3.平成22年度調査結果概要と平成18年度調査結果概要との比較 (1) 平成18年度商業系施設立地需要調査の概要 ●商業開発事業者、小売事業者、ホームセンター等19社へ郵送アンケート調査 (2) 平成18年度商業系施設立地需要調査結果の概要と本調査結果概要の比較 平成22年度本調査結果概要 平成18年度調査結果概 ① 7社から回答あり ② 立地に係る公募の応募意向有 り3社、検討余地有り4社 ③ 早期事業完了希望4社 ④ 業種については、物販、飲食 店、アミューズメント、スポ ーツ・レクリエーション等が 有効だとの見解 ⑤ 業態については、核店舗及び 複数専門店とパワーセンター (複数専門店の構成)の見解 流動資産の固定資産化 に一定程度積極的 ① 15社への直接聞取り ② 立地に係る公募の応募意向有 りの事業者は存在 ③ 総合建設請負業者は全社、本 社又は取引先へ情報提供 ④ 商業開発事業者・小売事業者 2008(H20)年9月 のほとんどが商圏範囲の狭い リーマンショック ネイバーフット(近隣)型SC、 単独のカテゴリーキラー(特 定商品分野専門店)または、 パワーセンター(複数専門店 の構成)が有効だとの見解 資産の固定化によ るリスクを懸念 流動資産の固定資産化 に慎重となっている ① 近隣(商工センター)に商業集積地があるのに、廿日市市で商業集積が成り立つか 危惧がある。 ② 商圏及び商圏人口に危惧を示す者と問題はないとする者と意見が2分されている。 ③ SCを立地しても周辺のSCと競合(食い合い)になるだけだ。 ① ② ③ ④ ライフスタイルセンター ⇒ 生活密着型ショッピングモール ネイバーフット型SC+テナント ⇒ 核店舗+専門店群 カテゴリーキラー(特定商品分野専門店)単体出店またはパワーセンター(複合出店) 宮島があるからといって必ずしも観光商業施設が適当であるかは疑問がある。 (3) 価格及び売却方法について ① 最低価格はいくらになるのか、また、いつ頃決定するのか ② 売却方法については、分割売却、事業定期借地等の一括売価以外の方法の採用は可 能か。 ③ 土地価格は坪単価20万円を下回らないと採算が合わないのではないか ④ ブローカージフィー(不動産仲介手数料)、デベロップメントフィー(商業開発手 数料)の支払いは可能か (4) その他 ① 具体的な条件(金額・助成制度・売却方法・募集方法・希望するまたは希望しない 業種業態)を早急に決めてもらったほうが情報提供が容易だ。 ② 仮契約・本契約・土地の引渡しなど、具体的なことはいつ決まるのか ③ 入口と出口の見えない事業自体は事業として成り立たない傾向となっている。 ④ 土地購入における事業展開はいかにローリスクとするかが、ポイントである。 各事業者とも現金(流動資産) の固定化(土地・建物等)に対し て非常に慎重になっているが、出 店意向が全くないというわけでは ないようである。 売却条件等を早急に明示する必要性が 生じている。 ① 最低価格、② 売却方法、③ 手数料 取り扱い、④ 募集方法、⑤助成・奨 励制度、⑥募集から仮契約・本契約ま でのタイムスケジュール