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ま-〇

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ま-〇
ま
〇
-
(12) 特 許 協 力条 約 に基 づ いて公 開 され た 国際 出願
(10) 国 際 公 開番 号
(43) 国 際 公 開 曰
2013 年 5 月 2 日(
02.05.2013)
(51)
(21)
W 画P O
W O 2013/062094 A 1
PCT
名 古 屋 巿 中 区錦 一 丁 目 2
国際 特 許 分 類 :
B23K
9/00 (2006.01)
F01N
13/00 (2010.01)
52
B23K
9/(92 (2006.01)
9/028 (2006.01)
F01N
F01N
13/18 (2010.01)
99/00 (2010.01)
国際 出願 番 号 :
Aichi
(81)
番
号
1 9
名 神 ビル
指定国 (
表 示 の な い 限 り、 全 て の 種 類 の 国 内保
護 が 可 肯 ) : AE, AG, AL, AM, AO, AT, AU, AZ, BA,
BB,
PCT/JP2012/077758
0
(JP).
BG, BH,
BN,
BR, BW,
BY,
BZ, CA,
CH, CL, CN,
(22)
国際 出願 曰:
(25)
国際 出願 の 言 語 :
日本 語
CO, CR, CU, CZ, DE, DK, DM, DO, DZ, EC, EE, EG, ES,
FI, GB, GD, GE, GH, GM, GT, HN, HR, HU, ID, IL, IN,
IS, KE, KG, KM, KN, KP, KR, KZ, LA, LC, LK, LR, LS,
(26)
国際 公 開 の 言 語 :
日本 語
LT, LU, LY, MA, MD, ME, MG, MK, MN, MW, MX,
MY, MZ, NA, NG, NI, NO, NZ, OM, PA, PE, PG, PH,
(30)
優 先 権 デ ー タ:
特 願 201 1-235 1 17
(71)
(72)
2012
201 1
年
年
10
10
月
26
日(26. 10.2012)
月 2 6 曰(26. 10.201
1)
PL, PT, QA, RO, RS, RU, RW, SC, SD, SE, SG, SK, SL,
SM, ST, SV, SY, TH, TJ, TM, TN, TR, TT, TZ, UA, UG,
JP
出願 人 :フ タ/ 《
産 業株 式 会 社 (FUTABA
INDUSTRI
A L CO., LTD.) [JP/JP]; 〒 4448558 愛 知 県 岡 崎 巿 橋
目町 字 御 茶 屋 1 番 地 Aichi (JP).
US, UZ, VC, VN, ZA, ZM, ZW.
(84)
発 明 者 :水 上
直 樹 (
〒
MIZUKAMI,
Naoki);
愛 知 県 岡 崎 巿 橋 目町 字 御 茶 屋 1 番 地
フ タ バ 産 業 株 式 会 社 内 Aichi (JP). 森 井
英行
〒4448558 愛 知 県 岡 崎 巿 橋 目町
(MORII,
Hideyuki);
字御 茶屋 1 番 地
フ タバ 産 業株 式 会 社 内 A ic
(AL, AT, BE, BG, CH, CY, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, FR,
GB, GR, HR, HU, IE, IS, ΓΓ , LT, LU, LV, MC, MK, MT,
4448558
NL, NO, PL, PT, RO, RS, SE, SI, SK, SM, TR), OAPI
(BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, GQ, GW, ML, MR,
NE, SN, TD, TG).
(JP).
(74)
代 理 人 :名 古 屋 国 際 特 許 業 務 法 人 (NAGOYA
IN
PATENT
FIRM);
T 4600003 愛 知 県
TERNATIONAL
(54) Title:
(54)
指定国 (
表 示 の な い 限 り、 全 て の 種 類 の 広 域 保
護 が 可 肯巨)
:ARIPO (BW, GH, GM, KE, LR, LS, MW,
MZ, NA, RW, SD, SL, SZ, TZ, UG, ZM, ZW), ュ 一 ラ シ
ァ (AM, AZ, BY, KG, KZ, RU, TJ, TM), ョ一 ロ ッパ
WELD
STRUCTURE
O F THIN
MEMBER
AND
添 付 公 開書 類 :
国際 調 査 報 告 (
条約第
一
ATTACHMENT
2 1 条 (3))
MEMBER
発 明 の 名 称 :薄 肉部 材 と取 付 部 材 との 溶 接構 造
FIG.1
(57) Abstract:
A n aspect o f the present invention
i s a weld structure
ture, a thin member and a flange part of an attachment
and the thin member
i s fillet
flange part i s made thinner
welded
according
o f a thin member and an attachment
member with a greater thermal
t o the outer edge o f the flange part with
t o the thickness
capacity
arc welding.
member.
I n the weld struc
than the tnin member
The thickness
are overlapped
of the outer edge o f the
of the thin member.
要 約 : 本 発 明 の 一 側 面 は 、 薄 肉 部 材 と取 付 部 材 との 溶 接 構 造 で あ る 。 溶 接 構 造 に お い て 、 薄 肉部 材
と、 当該 薄 肉部 材 ょ リも熱 容 量 の 大 きな 取 付 部 材 の フ ラ ン ジ部 とが 重 ね 合 わ され 、 ア ー ク 溶 接 に よ リ薄 肉
部 材 と フ ラ ン ジ部 の 外 縁 とが 隅 肉溶 接 され て い る。 フ ラ ン ジ部 の 外 縁 の 厚 さは 、薄 肉部 材 の 肉厚 に応 じて
薄 くされ て い る。
(57)
明
細
書
発 明 の 名 称 :薄 肉部 材 と取 付 部 材 との 溶 接 構 造
関連 出願 の 相 互 参 照
[0001 ]
本 国 際 出願 は、 2 0 1 1 年 1 0 月 2 6 日 に 日本 国 特 許 庁 に 出願 さ れ た 日本
国 特 許 出願 第 2 0 1
-
3 5
り、 日本 国 特 許 出願 第 2 0 1
1 7 号 に基 づ く優 先 権 を 主 張 す る も の で あ
- 2 3 5
7 号 の 全 内 容 を本 国 際 出願 に援
用 す る。
技術分野
[0002]
本 発 明 は、 薄 肉部 材 に薄 肉部 材 ょ りも熱 容 量 の 大 きな 取 付 部 材 の フ ラ ン ジ
部 を重 ね 合 わ せ て ア ー ク溶 接 に よ り薄 肉部 材 と フ ラ ン ジ部 の 外 縁 と を 隅 肉溶
接 す る薄 肉部 材 と取 付 部 材 との 溶 接 構 造 に 関 す る。
背景技術
[0003]
従 来 よ り、 特 許 文 献 1 に あ る よ う に、 排 気 管 を車 体 に取 付 け る た め に、 排
気 管 に取 付 部 材 と して の プ ラ ケ ッ トを取 り付 け、 プ ラ ケ ッ 卜を介 して 排 気 管
を車 体 に取 付 け る よ う に して い る。 そ の 際 、 ア ー ク溶 接 に よ り、 排 気 管 と プ
ラ ケ ッ 卜の フ ラ ン ジ部 の 外 縁 と を 隅 肉溶 接 して い る。
先行 技 術 文献
特 許 文献
[0004]
特 許 文 献 1 :特 開 2 0 0 2 _ 1 8 8 4 3 9 号 公 報
発 明 の概 要
発 明 が解 決 しょ う とす る課 題
[0005]
こ う した 従 来 の も の で は、 重 量 軽 減 の た め に、 肉厚 を薄 く した 排 気 管 を 用
し、
、 排 気 管 に対 して 、 取 付 部 材 の 熱 容 量 が 大 き い 場 合 、 ア ー ク溶 接 す る と、
特 に、 M I G 溶 接 を す る と、 排 気 管 側 に溶 け落 ち が 発 生 して 穴 が 開 くた め 、
手 直 し修 正 が で きず 、 排 気 管 を破 棄 せ ざ る を得 な い と い う問 題 が あ つた 。
[0006]
本 発 明 の 一 側 面 で は、 薄 肉部 材 に薄 肉部 材 ょ りも熱 容 量 の 大 きな 取 付 部 材
の フ ラ ン ジ部 を重 ね て ア ー ク溶 接 して も、 溶 け落 ち を 防 止 で き る溶 接 構 造 を
提供 す る ことが望 ま しい。
課題 を解決するための手段
[0007]
本発 明の一局面 は、 薄 肉部 材 と取付部 材 との溶接構 造 であ り、 当該溶接構
造 において、 薄 肉部 材 と、前 記薄 肉部 材 よ りも熱容量 の大 きな前 記取付部 材
の フラ ンジ部 とが、 重 ね合 わ され て お り、 アー ク溶接 によ り前 記薄 肉部 材 と
前 記 フ ラ ン ジ部 の外縁 とが隅 肉溶接 され て い る。前 記 フ ラ ン ジ部 の外縁 の厚
さは、前 記薄 肉部 材 の 肉厚 に応 じて薄 くされ て い る。
[0008]
前 記 フ ラ ン ジ部 の外縁 の厚 さを前 記薄 肉部 材 の 肉厚 の 0 .
5 倍か ら2 .
0
倍 の間 とす る ことが好 ま しい。 その際、前 記 フラ ンジ部 の外縁 に沿 って段部
を形成 して前 記 フ ラ ン ジ部 の外縁端側 に薄 肉部 を設 け前 記 フ ラ ン ジ部 の外縁
の厚 さを薄 く した構成 と して もよい。 あ るいは、前 記 フラ ンジ部 の外縁 に沿
つてテ 一パ部 を形成 して前 記 フラ ンジ部 の外縁端 の厚 さを薄 く した構成 と し
て もよい。 更 に、前 記薄 肉部 材 は排 気管 で、前 記取付部 材 はセ ンサ 一ボ スで
あ って もよい。
発明の効果
[0009]
本発 明の一局面 の薄 肉部 材 と取付部 材 との溶接構 造 は、 フラ ンジ部 の外縁
の厚 さを薄 肉部 材 の 肉厚 に応 じて薄 く したので、 薄 肉部 材 に薄 肉部 材 よ りも
熱容量 の大 きな取付部 材 の フ ラ ン ジ部 を重 ね て アー ク溶接 して も、溶 け落 ち
を防止 で きる とい う効 果 を奏 す る。
[001 0]
また、 フ ラ ン ジ部 の外縁 の厚 さを薄 肉部 材 の 肉厚 の 0 .
5 倍か ら2 .
0 倍
の間 とす る ことによ り、 好適 に隅 肉溶接 を行 うことがで きる。 その際、 薄 肉
部 を設 けて フラ ンジ部 の外縁 の厚 さを薄 く、 あ るいは、 テ 一パ部 を形成 して
フラ ンジ部 の外縁端 の厚 さを薄 くす る ことによ り、 容 易 に厚 さを薄 くで きる
図面の簡単な説明
[001 1]
[ 図 1] 本発 明の第 1 実施形 態 と しての薄 肉部 材 と取付部 材 との溶接構 造 を示 す
断面 図であ る。
[ 図2] 本発 明の第 2 実施形 態 と しての薄 肉部 材 と取付部 材 との溶接構 造 を示 す
断 面 図 で あ る。
符 号 の説 明
[001 2 ]
1
薄 肉部 材
a
薄 肉部
2
6 b
取付部材
段部
4
6 c
筒部
6 ,8
フ ラ ン ジ部
1 4
溶 接 トー チ
テ 一パ部
6
発 明 を実 施 す るた め の形 態
[001 3 ]
以 下 本 発 明 を実 施 す る た め の 形 態 を 図 面 に基 づ い て 詳 細 に説 明 す る。
図 1 に示 す よ う に、 薄 肉部 材 1 は排 気 管 等 の 肉厚 t が 0 .
8 m m (0 .
4 m m≤ t ≤ 1.
4 m mから1.
8 m m ) の 範 囲 の 部 材 で あ り、 取 付 部 材 2 は
セ ン サ 等 を 取 り付 け る セ ン サ 一 ボ ス と して 用 い られ る 部 材 で あ る 。 取 付 部 材
2 に は筒 部 4 の 両 側 に お い て、 そ れ ぞ れ フ ラ ンジ部 6 , 8 が形 成 され て お り
、 取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ 部 6 は 、 薄 肉 部 材 1 の 外 周 形 状 に 応 じて 円 弧 状 に 形
成 さ れ て い る。
[0014]
尚 、 薄 肉 部 材 1 は 排 気 管 に 限 らず 、 筐 体 等 の 側 壁 を 構 成 す る 平 坦 な 薄 い 板
材 で も よ い 。 ま た 、 取 付 部 材 2 は セ ン サ 一 ボ ス に 限 らず 、 薄 肉 部 材 1 に フ ラ
ン ジ 部 6 を 介 して 溶 接 に よ り取 り付 け る 取 付 部 材 で あ れ ば よ い 。
[001 5]
取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ 部 6 は 薄 肉 部 材 1 の 肉 厚 よ り も そ の 厚 さ が 厚 く、 薄
肉 部 材 1 よ り も 熱 容 量 が 大 き く、 薄 肉 部 材 1 と取 付 部 材 2 と の 熱 容 量 が 大 き
く異 な る 。 薄 肉 部 材 1 と取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ 部 6 と を M I G 溶 接 す る 際 、
入 熱 が 大 き い と、 薄 肉 部 材 1 の 溶 融 に よ り穴 が 開 く場 合 が あ り、 入 熱 が 小 さ
い と、 取 付 部 材 2 の 溶 融 が 不 十 分 で 、 十 分 な 溶 接 強 度 が 得 られ な い 場 合 が あ
る 。 薄 肉 部 材 1 と取 付 部 材 2 と は 、 穴 が 開 く こ と な く、 十 分 な 溶 接 強 度 が 得
られ る 溶 接 を 行 う溶 接 条 件 の 選 定 が 困 難 で あ る 部 材 の 組 み 合 わ せ で あ る 。
[001 6]
— 方 の フ ラ ン ジ 部 6 の 厚 さ T は 、 薄 肉 部 材 1 の 肉 厚 t よ り も 厚 く、 フ ラ ン
ジ部 6 の厚 さ T は、 薄 い場 合 で も 2 ~ 2 .
5 m m 程 度 で あ る。 フ ラ ン ジ部 6
の 外 縁 に は、 外 縁 に沿 って 薄 肉部 6 a が 形 成 さ れ て い る。 薄 肉部 6 a は フ ラ
ン ジ 部 6 に 段 部 6 b が 形 成 さ れ て 、 フ ラ ン ジ 部 6 の 肉 厚 を 薄 く して 形 成 さ れ
て い る。
[001 7 ]
薄 肉部 6 a の厚 さ T は、 薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の 0 .
5 倍か ら2 .
0 倍 の範
囲 (0 .
5 t
T
2 .
0 t )
と な る よ う に形 成 さ れ て い る。 薄 肉 部 材 1 と
取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ部 6 と を重 ね 、 ア ー ク 溶 接 、 例 え ば、 M I G 溶 接 の溶
接 トー チ 1 4 で 一 方 の フ ラ ン ジ 部 6 の 薄 肉 部 6 a の 外 縁 と薄 肉 部 材 1 と の 角
を 狙 っ て 隅 肉 溶 接 す る。
[001 8]
薄 肉部 6 a の厚 さ T を薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の 0 .
5 倍 よ り も 薄 くす る と、
— 方 の フ ラ ン ジ 部 6 側 の 熱 容 量 が 小 さ くな りす ぎ て 、 薄 肉 部 6 a が 溶 融 す る
が 、 薄 肉 部 材 1 は 溶 融 し難 くな る。 ま た 、 薄 肉 部 6 a の 厚 さ T を 薄 肉 部 材 1
の 肉厚 t の 2 .
0 倍 よ り も厚 くす る と、 一 方 の フ ラ ン ジ 部 6 側 の 熱 容 量 が 大
き くな りす ぎ て 、 薄 肉 部 材 1 は 溶 融 す る が 、 薄 肉 部 6 a は 溶 融 し難 くな る。
[001 9]
次 に、 本 第 1 実 施 形 態 の 溶 接 構 造 の 製 作 方 法 と製 作 さ れ た 溶 接 構 造 の 利 点
に つ い て 説 明 す る。 薄 肉 部 材 1 の 外 周 に 取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ 部 6 を 重 ね る
。 重 ね た 薄 肉 部 材 1 と取 付 部 材 2 の フ ラ ン ジ 部 6 と を M I G 溶 接 す る。 そ の
際 、 溶 接 卜一 チ 1 4 に よ り、 フ ラ ン ジ 部 6 の 薄 肉 部 6 a の 外 縁 端 と薄 肉 部 材
1 と の 角 を 狙 っ て 隅 肉 溶 接 が 開 始 さ れ 、 フ ラ ン ジ 部 6 と薄 肉 部 材 1 と が 溶 接
さ れ る。
[0020]
薄 肉 部 材 1 と フ ラ ン ジ 部 6 の 薄 肉 部 6 a と の 肉 厚 が 近 く、 熱 容 量 が ほ ぼ 同
じで あ る の で 、 薄 肉 部 材 1 の 肉 厚 t の 隅 肉 溶 接 条 件 で 適 切 な 溶 接 が で き、 溶
接 条 件 の 範 囲 が 広 くな り、 溶 接 が 容 易 と な る。
[0021 ]
ま た 、 薄 肉 部 6 a を 設 け て も、 薄 肉 部 6 a は 溶 接 に よ り溶 融 す る の で 、 フ
ラ ン ジ 部 6 の 強 度 は 確 保 で き る。 更 に、 薄 肉 部 6 a を 設 け る の で 、 フ ラ ン ジ
部 6 の 重 量 を軽 減 で き る。
次 に、 前 述 した 第 1 実 施 形 態 と異 な る 第 2 実 施 形 態 に つ い て 、 図 2 に よ つ
て 説 明 す る。 尚 、 前 述 した 第 1 実 施 形 態 と 同 じ部 材 に つ い て は 同 一 番 号 を 付
して 詳 細 な 説 明 は 繰 り返 さ な い 。
[0022]
本 第 2 実 施 形 態 で は 、 前 述 した 第 1 実 施 形 態 と フ ラ ン ジ 部 6 の 外 縁 の 構 成
が 異 な り、 本 第 2 実 施 形 態 で は 、 フ ラ ン ジ 部 6 の 外 縁 に テ 一 パ 部 6 c を形 成
して い る。 テ 一 パ 部 6 c は フ ラ ン ジ 部 6 の 外 縁 を傾 斜 さ せ て 、 テ 一 パ 部 6 c
の 外 側 先 端 で あ る フ ラ ン ジ 部 6 の 外 縁 端 は 厚 さ T が 残 る よ う に形 成 さ れ て い
る。
[0023]
また、 テ 一パ部 6 c の傾 斜 角度 は、 例 え ば、 3 0 度 か ら 6 0 度 程 度 に形 成
すれ ば よ く、 4 5 度 程 度 で も よい。 6 0 度 を超 えて 直角 に近 くな る と、 フラ
ンジ部 6 の外縁 端 の熱 容 量 が大 き くな り、 溶 融 し難 くな る。 3 0 度 よ りも小
さ くす る と、 テ 一パ部 6 c が大 き くな り、 フ ラ ン ジ部 6 の形 状 が大 き くな つ
て しま う。
[0024]
フ ラ ン ジ部 6 の外縁 端 の厚 さ T は、 薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の 0 .
. 0 倍 の範 囲 (0 .
5 t
T
5 倍か ら2
2 . 0 t ) とな る よ うに形 成 され て い る。 薄
肉部 材 1 と取 付部 材 2 の フ ラ ン ジ部 6 とを重 ね、 ア ー ク 溶 接 、 例 え ば、 M I
G 溶 接 の溶 接 卜一 チ 1 4 で一方 の フ ラ ン ジ部 6 の外縁 端 と薄 肉部 材 1 との角
を狙 って隅 肉溶 接 す る。
[0025]
フ ラ ン ジ部 6 の外縁 端 の厚 さ T を薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の 0 .
5 倍 よ りも薄
くす る と、 一方 の フ ラ ン ジ部 6 側 の熱 容 量 が小 さ くな りす ぎて、 フ ラ ン ジ部
6 の外縁 が溶 融 す るが、 薄 肉部 材 1 は溶 融 し難 くな る。 また、 フ ラ ン ジ部 6
の外縁 端 の厚 さ T を薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の 2 . 0 倍 よ りも厚 くす る と、 一方
の フラ ンジ部 6 側 の熱 容 量 が大 き くな りす ぎて、 薄 肉部 材 1 は溶 融 す るが、
フラ ンジ部 6 の外縁 端 は溶 融 し難 くな る。
[0026]
次 に、 本 第 2 実施 形 態 の溶 接 構 造 の製 作 方 法 と製 作 され た溶 接 構 造 の利 点
につ いて説 明 す る。 薄 肉部 材 1 の外 周 に取 付部 材 2 の フラ ンジ部 6 を重 ね る
。 重 ね た薄 肉部 材 1 と取 付部 材 2 の フ ラ ン ジ部 6 とを M I G 溶 接 す る。 その
際、 溶 接 卜一 チ 1 4 に よ り、 フ ラ ン ジ部 6 の外縁 端 と薄 肉部 材 1 との角 を狙
つて隅 肉溶 接 が 開始 され、 フ ラ ン ジ部 6 と薄 肉部 材 1 とが溶 接 され る。
[0027]
薄 肉部 材 1 と フ ラ ン ジ部 6 の外縁 端 との 肉厚 が近 く、 熱 容 量 が ほ ぼ同 じで
あ るの で、 薄 肉部 材 1 の 肉厚 t の隅 肉溶 接 条 件 で適切 な溶 接 が で き、 溶 接 条
件 の範 囲 が広 くな り、 溶 接 が容 易 とな る。
[0028]
また、 テ 一パ部 6 c を設 けて も、 テ 一パ部 6 c は溶 接 に よ り溶 融 す るの で
、 フラ ンジ部 6 の強度 は確 保 で きる。 更 に、 テ 一パ部 6 c を設 け るの で、 そ
れ に応 じて フラ ンジ部 6 の重 量 を軽 減 で きる。
以 上 本 発 明 は こ の 様 な 実 施 形 態 に何 等 限 定 さ れ る も の で は な く、 本 発 明 の
要 旨 を 逸 脱 しな い 範 囲 に お い て 種 々 な る 態 様 で 実 施 し得 る。
請 求 の範 囲
薄 肉 部 材 と取 付 部 材 と の 溶 接 構 造 で あ つ て 、
前 記 薄 肉 部 材 と、 前 記 薄 肉 部 材 ょ り も 熱 容 量 の 大 き な 前 記 取 付 部 材 の
フ ラ ン ジ 部 と が 重 ね 合 わ さ れ 、 ア ー ク溶 接 に よ り前 記 薄 肉 部 材 と前 記
フ ラ ン ジ部 の 外 縁 とが 隅 肉溶 接 され て い て、
前 記 フ ラ ン ジ 部 の 外 縁 の 厚 さ は 、 前 記 薄 肉 部 材 の 肉 厚 に 応 じて 薄 く
さ れ て い る、 溶 接 構 造 。
前 記 フ ラ ン ジ部 の 外 縁 の厚 さ が前 記 薄 肉部 材 の 肉厚 の 0 .
.
5 倍か ら2
0 倍 の 間 と した 、 請 求 項 1 に 記 載 の 溶 接 構 造 。
前 記 フ ラ ン ジ 部 の 外 縁 に 沿 つ て 段 部 が 設 け られ 、 前 記 フ ラ ン ジ 部 の 外
縁 端 側 に 薄 肉 部 が 設 け られ 、 前 記 フ ラ ン ジ 部 の 外 縁 の 厚 さ が 薄 くさ れ
た、 請 求 項 1 また は請 求 項 2 に記 載 の溶 接 構 造 。
前 記 フ ラ ン ジ 部 の 外 縁 に 沿 つ て テ 一 パ 部 が 設 け られ 、 前 記 フ ラ ン ジ 部
の 外 縁 端 の 厚 さ が 、 薄 くさ れ た 、 請 求 項 1 ま た は 請 求 項 2 に 記 載 の 溶
接構] 。
前 記 薄 肉 部 材 は 排 気 管 で 、 前 記 取 付 部 材 は セ ンサ ー ボ ス で あ る、 請 求
項 1 な い し請 求 項 5 の い ず れ か 1 項 に 記 載 の 溶 接 構 造 。
INTERNATIONAL
A.
CLASSIFICATION
B23K9/0
0 (2
1 ) i ,
F01N1
B23K9/02
3/1
(2 0 0
8 (2 0 1
1 ) i ,
. 0 1 ) i ,
According to International Patent Classification
B.
International application No.
REPORT
OF SUBJECT MATTER
6
(2 0 1 0 . 0 1 ) i ,
SEARCH
B23K9/02
F01N99/0
8 (2 0 0
. 0 1 ) i ,
F01N1
3/0
0
0 (2 0 1 0 . 0 1 ) i
(IPC) or t o both national classification and IPC
FIELDS SEARCHED
Minimum
documentation searched (classification
B 2 3K9 / 0 0 ,
Documentation
B 2 3K9 / 0 2 ,
Shinan
Koho
Jitsuyo
1922-1
Shinan
Koho
DOCUMENTS
CONSIDERED
Category*
996
F 0 1N1 3 / 1 8 ,
Jitsuyo
1 971-2012
Electronic data base consulted during the international
C.
F 0 1N1 3 / 0 0 ,
JP
2006- 070794
16
March
2006
s
Toroku
Koho
1996-2012
Shinan
Koho
1994-2012
search (name of data base and, where practicable, search terms used)
2 0 0 0 - 1 2 6 8 6 6
09
May
2000
s
a mi l y
:
c
Kans
2 0 07- 1 07 62 4
Apri
t o
[ 0 0 3 5 ] ; fig
( Yugen
Kai
sha
2007
[0006]
t o
A
( Sango
Co .
Special categories of cited documents:
document defining the general state of the art which i s not considered
to b e of particular relevance
"E
earlier application
filing date
or patent but published on or after the international
document which may throw doubts on priority claim(s) or which i s
cited t o establish the publication
date of another citation or other
special reason (as specified)
"O"
document referring t o an oral disclosure, use, exhibnion or other means
"P"
t o the international
1
t o
7
' y o
Enj
i )
[0007 ]
Ltd
5
. )
See patent family annex.
"T"
later document published after the international filing date or priority
date and not in conflict with the application but cited to understand
the principle or theory underlying the invention
"X
document of particular relevance; the claimed invention cannot b e
considered novel or cannot b e considered t o involve an inventive
step when the document i s taken alone
"
document of particular relevance; the claimed invention cannot b e
considered t o involve an inventive step when the document i s
combined with one or more other such documents, such combination
being obvious to a person skilled i n the art
filing date but later than
&
Date of the actual completion of the international
2 0 12
search
(03 . 1 2 . 12 )
Name and mailing address of the ISA/
Facsimile No.
Form PCT/ISA/210
.
)
*
Patent
5
(2 6 . 0 4 . 2 0 07 ) ,
"A
s e
. ) ,
[0006]
a m i l y : none
,
Corp
San
Further documents are listed in the continuation of Box C .
D e cember
ei
)
2 6
(
A
[0003 ] ,
none
paragraph
s oni
(09 . 05 . 2000 ) ,
JP
l
( Cal
)
J P
(
A
Relevant t o claim No.
(16 . 03 . 2006) ,
[0017]
a m i l y : none
paragraph
Japane
Jitsuyo
Citation of document, with indication, where appropriate, of the relevant passages
(
0 3
Shinan
Toroku
T O B E RELEVANT
paragraph
L
F 0 1N9 9 / 0 0
searched other than minimum documentation t o the extent that such documents are included in the fields searched
Jitsuyo
Kokai
system followed by classification symbols)
B 2 3K9 / 0 2 8 ,
document member of the same patent family
Date of mailing of the international
1 8
D e cember
Authorized officer
Of f i c e
Telephone No.
(second sheet) (July 2009)
,
search report
2 0 12
(1 8 . 1 2 . 1 2 )
INTERNATIONAL
C (Continuation).
Category*
Y
DOCUMENTS
SEARCH REPORT
CONSIDERED
International application No.
TO B E RELEVANT
Citation of document, with indication, where appropriate, of the relevant passages
J P 61- 023 5 8 0 A
( Kobe
Steel
, :
Ltd . ) ,
0 1 February
1 98 6 (0 1 . 02 . 1 98 6 ) ,
page
2 , l ower
l e f t c o lumn , l ine
1 3 t o page
upper
l e f t c o lumn , l i n e 1 1 ; f i g . 1 t o 1 1
( a mi l y : none )
Form PCT/ISA/2 10 (continuation of second sheet) (July 2009)
Relevant t o claim No.
1- 5
3,
国 際 出願 番 号
国 際調 査 報 告
A .
発 明 の 属 す る分 野 の 分 類
Int.Cl.
B .
(
国際特許 分類
P C T /
J P 2 0 1 2/
0 7 7 7 5 8
(I P C ) )
B23K9/00 (2006. 01) i , B23K9/02 (2006. 01) i , B23K9/028 (2006. 01) i , F01N13/00 (2010. 01) :
F01N13/18 (2010. 01) i , F01N99/00 (2010. 01) i
調 査 を行 っ た分 野
調 査 を行 っ た 最 小 限資 料 (
国 際特 許 分 類
Int.Cl.
B23K9/00,
B23K9/02,
(I P C ) )
B23K9/028,
F01N13/00,
F01N13/18,
F01N99/00
最 小 限 資 料 以 外 の 資 料 で 調 査 を行 っ た 分 野 に 含 ま れ る も の
日本 国 実 用 新 案 公 報
日本 国 公 開 実 用 新 案 公 報
日本 国 実 用 新 案 登 録 公 報
2
1
日本 国 登 録 実 用 新 案 公 報
o
9
国 際 調 査 で 使 用 した 電 子 デ
(
デぃ
-ス
-ス の 9
名 称 、 調 査 に使 用 した 用 語 )
111
6
2
年
関 連 す る と認 め られ る文 献
引用 文 献 の
カ テ ゴ リー *
Y
関連 す る
引用 文 献 名
及 び 一 部 の 箇 所 が 関 連 す る とき は 、 そ の 関 連 す る箇 所 の 表 示
J P 2006-070794
【0017 】 -
A
【0035
J P 2000-126866
【0006 】 -
( カ ノレ ソ ニ ッ ク カ ン セ ィ
】, 図 1-7
(有 限 会 社 山 陽 ェ ン
A
【0007 】
J P 2007-107624
(フ ァ ミ リー
(フ ァ ミ リ ー
株 式 会 社 ) 2006. 03. 16
1-5
な し)
2000. 05. 0 9 ,
【0003 】
1-5
な し)
(株 式 会 社 三 五 ) 2007· 04. 2 6 ,
A
請 求項 の 番 号
【0006 】
1-5
リー な し)
c 欄 の 続 き に も 文 献 が 列 挙 され て い る c
*
引用 文 献
ΓΑ 」特 に 関 連 の あ る文 献 で は な く 、一 般 的 技 術 水 準 を 示 す
パ テ ン ト フ ァ ミ リ ー に 関 す る別 紙 を 参 照 。
の 日の 後 に 公 表 され た 文 献
「Τ 」 国 際 出願 日又 は 優 先 日後 に公 表 され た 文 献 で あ っ て
出願 と矛 盾 す る も の で は な く 、発 明 の 原 理 又 は 理 論
もの
ΓΕ 」 国 際 出願 日前 の 出願 ま た は 特 許 で あ る が 、 国 際 出願 日
の理解 の た め に 引用 す る もの
「X 」 特 に 関 連 の あ る文 献 で あ っ て 、 当 該 文 献 の み で 発 明
以 後 に公 表 され た も の
「L 」優 先 権 主 張 に 疑 義 を 提 起 す る文 献 又 は他 の 文 献 の 発 行
日若 し く は 他 の 特 別 な 理 由 を 確 立 す る た め に 引 用 す
の 新 規 性 又 は 進 歩 性 が な い と考 え られ る も の
ΓΥ 」 特 に 関 連 の あ る文 献 で あ っ て 、 当 該 文 献 と他 の 1 以
る文 献 (
理 由 を付 す )
上 の 文 献 との 、 当 業 者 に と っ て 自明 で あ る組 合 せ に
Γθ 」 口頭 に よ る 開 示 、 使 用 、 展 示 等 に 言 及 す る文 献
ΓΡ 」 国 際 出願 日前 で 、 か つ 優 先 権 の 主 張 の 基 礎 とな る 出願
よ っ て 進 歩 性 が な い と考 え
Γ& 」 同 一 パ テ
国 際調 査 報 告 の発 送 日
国 際 調 査 を 完 了 した 日
0 3 .
2 .
国 際調 査機 関 の名 称 及 び あ て 先
日本 国 特 許 庁 (I S A
2 0 1 2
8 .
特許 庁審 査官
J Ρ)
郵便番 号 1 0 0 — 8 9 1 5
東 京 都 千 代 田区霞 が 関三 丁 目4 番 3 号
様式 P C T
l SA
ン トフ ァ ミ リー 文 献
2 1 0
(第 2 ペ ー ジ ) (2 0 0 9 年 7 月 )
大屋
2 .
2 0 1 2
3 P
(
権 限 の あ る職 員 )
3 3 3 3
静男
0 3 -
3 5 8 1 -
1 1 0
内線
3 3 6 4
国 際調 査 報 告
C
(続 き) .
国 際 出願 番 号
P C
J P 2 0
関連 す る と認 め られ る文 献
引用 文 献 の
カ テ ゴ リー *
Y
引用 文 献 名
J P 61-023580
及 び一 部 の箇 所 が 関連 す る とき は 、 そ の 関連 す る箇 所 の表 示
A (株 式 会 社 神 戸 製 鋼 所 ) 1986. 02. 0 1, 第 2 頁 左 下欄
第 13 行 - 第 3 頁 左 上欄 第 1 1 行 , 第 1-11 図 (
フ ァ ミ リー な し)
様式 P C T
0 7 7 7 5 8
I SA
2 1 0
(第 2 ペ ー ジ の 続 き) (2 0 0 9 年 7 月)
関連 す る
請 求 項 の番 号
1-5
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