...

授業科目別シラバス - 佐久大学 Saku University

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

授業科目別シラバス - 佐久大学 Saku University
【佐久大学看護学部】2013年度版
授業科目別シ ラ バス
- 基本教育科目-
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
人間存在と道徳意識
101
配当年次
開講時期
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
選択
2単位30時間
講義
開講曜日時限
担当教員(○印=責任教員)
授業の概要
社会的存在としての人間の義務や責任、共存のための規範や意義について考えることにより、社会的行為の意味を理
解する。社会に生きるために必要な規範、道徳の本質について考察し、道徳的行動を取れる人間としての規範意識を
涵養する。また、人生観や世界観について、様々な考えがあることについて考える。
授業のねらい
1.人間に関わる全てのことについて思考を深める
2.倫理学の対象と方法とに関する基礎的な理解を得る
3.自らが捉えた事を他者に伝える表現力を養う
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業計画、テキスト及び参考文献、成績評価の方法・基準については、初回講義時に提示する。
テキスト及び参考文献
履修上の注意
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
人間心理と人間行動
102
金髙茂昭
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
火3
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
人は物理的(物質的)存在であるとともに、心理的・論理的存在である。人の行動(言動)
・反応は、内面の心理(認
知構造等)を通して行われる。従って、人の行動を理解するためには、人の心の理(心理)を知る必要がある。この
授業では、人の心の働きについて理解を深め、人が見せる様々な行動の意味、行動化の原因としての心の働きやメカ
ニズムについて理解を深め、人の行動と心の働きの関連を理解していく。学習を通して、多様な人間の多様な心と行
動の理解を深めていく。
授業のねらい
1.
“こころ”を科学的に理解しようとする態度を身につける。
2.
“無意識”の存在と働きを知り、行動に及ぼす影響を知る。
3.
“こころ”についての幾つかのとらえ方・理解の仕方を学び、イメージできるようになる。
授 業 計 画
回数
1
授 業 内 容
ガイダンス
人をみる(見る・観る・覧る・視る・診る・看る)とは、人を理解するとは。
2
科学的視座・科学の要件。人間学とは。心理学の立場・研究方法・分野。
3
類型論(C.G.ユング、クレッチマー、シェルドン、シュプランガーの類型論)
4
特性論(オルポート、キャッテル、ギルフォード、アイゼンク等の特性論)
5
精神分析学(S.フロイト等)と分析的心理学(C.G.ユング等)
6
アドラー心理学〔個人心理学〕(A.アドラーによる人間理解とその方法)
7
人間性心理学〔成長モデル心理学〕(C.ロジャースによる人間理解とその方法)
8
行動科学としての心理学、臨床心理学、健康心理学、社会心理学
9
ストレスと認知構造(ストレッサー、認知構造、ストレス反応)、ストレスと付き合う
10
行動変容と心理療法(心理療法の考え方・立場、各種心理療法紹介)
11
医療・保健・福祉分野における心理学的支援(心理相談業務と福祉相談業務の違い)
12
認知療法、論理療法、行動療法、認知行動療法
13
発達と発達課題(ピアジェ、フロイト、エリクソン等の発達段階区分、ハヴィガーストの発達課題等)
14
高齢者を理解し、支援する。介護ストレス
15
心理と行動、総括
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
必要に応じ、適宜資料を配布する
参考文献:長田久雄編集『看護学生のための心理学』医学書院
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
人間関係とコミュニケーション
103
小室清子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
木1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
自己や自我の認識、自己と他者との関係、他者相互間の関係等について理解を深める。人と人との関係の多様なあり
方を学習し、人格形成と人間関係との関連、コミュニケーションの様々な形について理解する。また、人間関係形成
のための行動、コミュニケーションのとり方等について理解し、人間関係上の問題解決のための基本的な方法論につ
いて理解する。
授業のねらい
1.膨大な学習内容を理解する為にシステム論の構造を応用する。
2.社会学領域のコミュニケーション、心理学領域の人間関係を多面的に理解する。
3.在学中の看護実習、卒業後の実践に効果あるよう、無理のない対人関係の基礎を学ぶ。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1
システム論的学習の要領、副読本 先人の意図を学ぶ
講義
2
コミュニケーション
・地球的規模、インターネットの拡がりから
講義
3
・国際関係上のつながり
講義
4
・国内の諸連携、地域社会のつながりから
講義
・発達の視点から
講義
6
・親子関係・家族、姻族関係
講義
7∼8
・コミュニケーションの阻害
講義
・自分史
講義
・自分自身を知る エゴグラム
演習・講義
5
人間関係
9
10
良い関係のための技法
11
アサーション
講義
12
カウンセリング(VTR)
講義
・雰囲気作り、場面構成、繰り返し 「傾聴」
演習・講義
14
・要約、感情のフィードバック 「共感」
演習・講義
15
・言い換え(明確化) 「信頼関係」
演習・講義
13
来談者中心技法
テキスト及び参考文献
テキスト:深田博己『コミュニケーション心理学』北大路書房
大野忠夫編『セルフの四季』東洋出版
参考文献:心理テスト用紙(新版TEGⅡ)
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
健康管理と生活習慣
104
横山孝子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
金3
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
人間が健康的に暮らし快適に寿命を全うする上で、暮らしを取巻く環境と労働や生活習慣の積み重ねは重要な影響因
子となる。健康の回復・維持・増進や自己管理のための基礎的な知識を深め、生活習慣病とその予備軍とされる内臓
脂肪症候群などを改善・予防するための運動や食事などの改善策について、科学的根拠に基づく対策の仕組みの理解
と、行動変容につながる介入のあり方を理解する。また、農薬中毒の予防や農作業事故など農業者の健康管理、輸入
食品や食品添加物などの食の安全などについても理解を広げ、健康で安心安全な地域づくりを支援する看護の役割に
ついて認識を深める。
授業のねらい
1.学生が自己の生活習慣を見つめ、健康とのつながりを理解する。
2.疾病の予防にむけた、心身の健康管理のあり方を考える。また、支援者としての役割を自覚する。
3.高齢時代における地域ぐるみの支えあいの中で健康と福祉・医療のつながりの必要性を理解する。
授 業 計 画
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
健康とは
WHOの健康の定義 健康の権利と義務 憲法と健康 人々の健康実態
健康づくりと影響因子
ライフスタイルと健康 生活習慣因子・社会的因子・環境因子・固体因子 環境汚染と生態系
農村医学の目指すもの
農村医学とは「農村に健康を農業に安全を」 農業病・農村病・農薬中毒・農業災害
村ぐるみの健康管理 八千穂村の健康管理とその効果 予防は治療に勝る
地域医療の国づくり
プライマリヘルスケアとキューバの医療
健康指標から見た世界の健康度
「シッコ」にみるアメリカの医療 病んでいるアメリカ医療
公衆衛生と予防の概念
1次予防・2次予防 生活の中のがん促進因子 飲酒・喫煙 エイズ予防 がん告知
ストレスとメンタルヘルス
自己を知る:メンタルチェック ストレスと身体
健康・生活チェックとしての健康診断
特定保健指導の仕組み 生活習慣と動脈硬化危険因子
死の四重奏と高血圧・心疾患・高脂血・糖尿病・高尿酸と代謝異常・合併症
食生活と健康
メタボリック症候群とそのメカニズム 食生活の質と量と栄養バランス 合併症を防ぐ健康教室 生活習慣と行動科学
生活活動と身体活動
運動量と運動強度 運動指針 運動の効果 ヘルスプロモーションとセルフケア 健康行動の変容 効果の確認
食の安全
輸入農産物と日本農業 日本型食事の価値 環境ホルモン 世界的規模の環境問題
老いと生きがい
老いるとは「生きがい」を形成するもの 人間の欲求と自己実現 小倉遊亀・再びの絵筆
認知症の理解と高齢者福祉
寝たきり・認知症はつくられる ビデオに見る本人が語る認知症
介護予防と地域福祉
脳と身体と心の活性化 脳イキイキ講座 ゲームの流儀 地域ぐるみの健康と福祉の街づくり
共生の時代・住民参加のコミュニティ形成
まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:農村保健研修センター編『健康ハンドブック』家の光協会
若月俊一『若月俊一の遺言』家の光協会
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(60%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
人間環境と生物科学
105
○平林公男、白井汪芳
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
水1
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
我々人類を取り巻く環境について、地球規模で理解し、環境問題や地球環境保全に関する理解を深める。環境汚染や
環境破壊が人間を含め生物や自然に与える影響について理解する。
授業のねらい
1.環境とは何かを理解し、説明できる。
2.日本や世界で起きた公害事件について、その概要が説明できる。
3.様々な地球環境の問題について説明ができ、その関連性についても理解ができる。
4.大気、水、土壌など、私達の生活環境について現状を理解し、その問題点についても言及できる。
5.食物、医薬品(化学物質)などが私達の健康に与える影響などについて理解できる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1.はじめに
生活と環境
平林
2.公害と環境
1)歴史と公害ほか
2)水俣病ほか
3)イタイイタイ病ほか
平林
白井
白井
3.化学物質と環境
1)室内の化学物質ほか
2)台所の化学物質ほか
3)薬箱の化学物質ほか
白井
白井
白井
4.水と環境
1)水の循環・酸性雨ほか
2)上下水道ほか
平林
平林
10
5.地球環境
平林
11
6.食物と環境
平林
12
7.室内と環境
平林
13
8.健康と環境
平林
14
9.免疫と環境
平林
15
10.リサイクルと環境
平林
1
2∼4
5∼7
8∼9
テキスト及び参考文献
テキスト:齋藤『環境−ここがポイント』三共出版
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
社会生活と法律問題
151
関 良徳
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
木2
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
社会を形成する一員としての責任、義務を理解し、社会を形成し維持するために必要な規範、法・法律、契約などの
意義を理解する。また、人の生死にかかわる専門職業人として必要な法律や順法精神を養い、人権擁護の重要性を理
解して、多様な場面で人権擁護に積極的に努める態度を養う。
授業のねらい
1.私たちの身のまわりの法律について理解を深めると同時に、法律的な考え方の基礎を身に付ける。
2.社会に生起する法的問題・トラブルについて、紛争解決を導くための思考と手法を習得する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
自己決定と法
: 「自己決定権」の概念を通じて、法律的な考え方の基礎を学ぶ。
2
消費生活と法(1) : 消費生活における契約と約款の問題を事例から学ぶ。
3
消費生活と法(2) : 消費者契約法等に関わる事例から消費者問題について考える。
4
事例検討①
: 患者の自己決定権に関する事例を用いて模擬裁判を行う。
5
家族と法
: 家族をめぐる法的問題(夫婦別氏制度など)について説明する。
6
子どもと法(1)
: 児童虐待の問題について、その原因や法的対応について学ぶ。
7
子どもと法(2)
: 現在の少年犯罪及び少年法が抱える諸問題について概説する。
8
事例検討②
: 家族法の領域に関わる事例を用いて模擬裁判を行う。
9
犯罪と法
: 刑法及び刑事訴訟法の基礎について説明する。
10
裁判員制度(1)
: 裁判員制度の意義と問題点について学習する。
11
裁判員制度(2)
: 裁判員制度についてビデオ教材を用いて概説する。
12
事例検討③
: 尊厳死や安楽死に関わる事例を用いて模擬裁判を行う。
13
憲法(1)
: 国民主権と基本的人権の尊重について概説する。
14
憲法(2)
: 第 9 条の平和主義について、その意義と課題を考える。
15
事例検討④
: 平和主義と国際関係をテーマに議論し、憲法改正の模擬投票を行う。
*講義形式の授業に加えて、事例検討を通じた学生参加型の授業を行う。
テキスト及び参考文献
テキスト:
『ポケット六法』有斐閣
参考文献:講義時に適宜紹介する
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(30%)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者のうち養護教諭二種免許状申請希望者は、必ず修得すること。
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
現代社会と家族関係
152
金髙茂昭
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
火3
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
社会を形成する最小単位としての家族、その形成・形態や機能、構成員の役割などについて再認識し、高齢者家族や
核家族など、家族関係を巡る現代社会が抱える諸問題について考える。また、携帯電話やパソコンが普及した今日の
ような高度科学技術・インターネット社会における多様な家族関係、家族のあり方やその変容を巡る問題、介護・健
康問題など家族の抱える諸問題についての理解を深めていく。
授業のねらい
1.家族関係図を基に、家族構成、家族・親族関係などを理解できるようになる。
2.個人・家族関係・社会にもたらす高度情報化ネットワークの影響について考察する。
3.核家族の問題や、高齢社会における要介護高齢者と介護者の問題について考察し、高齢者看護・介護について
イメージできるようになる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
家族とは、人間社会の変化と家族の変化
2
家族の類型と分類(形態による類型、構成員による類型等)
3
家族の機能(性的機能、社会化機能、経済機能、情緒安定化機能、保健・医療・福祉的機能等)
4
家族を巡る今日的問題(家族構成員の個人化・個性化等)
5
高度科学技術・情報社会と家族(パーソナルネットワークの広がりと家族関係)
6
現代社会の将来予測
7
現代家族の子育て・養育問題
8
家族アセスメント(1) 家族機能、家族の感情表出等
9
家族アセスメント(2) 個人から見た家族像等
10
家族ライフサイクル(家族発達と課題)
11
家族の課題と危機、家族内コミュニケーションの問題
12
家族のストレス(虐待やDV問題、摂食障害の問題等)
13
要介護高齢者の介護問題、認知症を巡る諸問題
14
介護保険制度利用による家族介護
15
総括
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
必要に応じ、適宜資料を配布する
参考文献:嵯峨座晴夫著『人口学から見た少子高齢社会』佼成出版
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
国際社会と国際貢献
153
駒村 哲
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
火2
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
現代の国際事情や国際社会に生じている諸問題について、発展途上国に限らず、発達した国々が持つ諸問題について
も理解を深める。国の状況に応じた多様な考え方や価値観、慣習があること等を理解して、国際社会における我が国
の果たす役割と貢献のあり方について考え、国際的視野を養う。
授業のねらい
1.戦争と平和について基本的な事実を再確認し、論証することができる。
2.現代国際社会の諸問題を多角的・総合的に捉える視野をもつ。
3.他国に生きる人々への理解を深め、コミュニケーション能力を高める。
授 業 計 画
回数
1
国際関係論とは何か
2
国民国家とは何か
3
国際社会とは何か
4
第1次世界大戦と第2次世界大戦
5
冷戦とは何か
6
国際安全保障システム
7
相互依存論
8
覇権安定論・レジーム論
9
従属論・世界システム論
10
政策決定論
11
国際的地域紛争
12
現代国家の変容
13
日本の国際貢献
14
グロ−バリゼーションのゆくえ
15
21世紀の国際社会と国際貢献
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:中西寛・石田淳・田所昌幸編『国際政治学』有斐閣
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(60%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(40%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
地域社会と生活文化
154
配当年次
開講時期
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
選択
2単位30時間
講義
開講曜日時限
担当教員(○印=責任教員)
授業の概要
信濃地方とりわけ地元佐久地方における地域特性や歴史文化について理解させることを目的とし、佐久地方の伝統的
な郷土文化と生活文化の諸相について考究するとともに、地域自治の仕組みと地方行政の現状や課題について理解を
深める。
授業のねらい
1.現在私たちが生活している地域が、どのように形成されてきたか、その歴史や文化を習得する。
2.自らも地域の一員であることを自覚し、地域をささえていくために必要な自治や地方行政についての
理解を深める。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業計画、テキスト及び参考文献、成績評価の方法・基準については、初回講義時に提示する。
テキスト及び参考文献
履修上の注意
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
地域支援と地域活動
155
宮内克代
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
金2
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
地域社会における保健・医療・福祉に関する地域特性の現状と課題について認識するとともに、地域支援活動の基本
的意義と社会的役割についての理解を深める。実際のボランティア活動を通して、体験的に学習することにより、地
域社会に対する理解を深めるとともに、地域支援・援助活動と地域援助技術との関連について学習し、地域貢献活動
への参画意識を高める。
授業のねらい
授業の一環として、実際に地域に出てボランティア活動を行う。これは、単なる「体験学習」ではなく、授業で学ぶ
内容を深化させるための体験である。授業の中でそれぞれのボランティア活動が地域でどのような意味づけがあるの
かを学び、地域の課題や問題点を発見する。そのプロセスを通して地域とじっくり向き合い、自らがどのような場所
で地域支援ができるのかを考察することを授業のねらいとする。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
講義・演習を
組み合わせる
1
イントロダクション 授業の目的と注意事項など
2
地域支援としてのボランティア活動①
3
地域支援としてのボランティア活動②
4
地域支援としてのボランティア活動③
5
地域支援としてのボランティア活動④
6
地域支援としてのボランティア活動⑤
7
地域の社会資源を分析する①
8
地域の社会資源を分析する②
9
地域の社会資源を分析する③
10
地域の社会資源を分析する④ 発表
11
地域で活躍する人、地域に貢献する人①
12
地域で活躍する人、地域に貢献する人②
13
地域で活躍する人、地域に貢献する人③ 発表
14
今回の自分のボランティアの体験を語る。何を思い、何を感じたかを振り返る。
15
ボランティア実践
テキスト及び参考文献
テキスト:小倉常明・松藤和生編
『いちばんはじめのボランティア』樹村房
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(50%)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
履修上の注意
地域支援の一環としてボランティアに行き、その体験をレポートにまとめる。
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
基礎英語Ⅰ(基礎)
配当年次
開講時期
1
前期
開講曜日時限
(A) 月4
(B) 火1
(C) 火2
授業科目コード
(A) 201
(B) 202
(C) 203
必修・選択・自由
担当教員(○印=責任教員)
単位・時間数
授業形態
必修
1単位30時間
演習
○渡邉時夫、Mark Cox
授業の概要
英語能力の習熟度に応じたクラス編成(1 クラス 30 名前後)とし、それぞれの段階にあった学習を行う。
この授業では、
基礎的な英語表現能力の習得を図る。
前半は Listening と Reading に重点を置き、
後半は徐々に Speaking
の練習を増やす。
4 月∼5 月は渡邉が担当し、6 月からは渡邉と M.Cox による Team-Teaching により授業を進める。
授業のねらい
授業のねらいにより、次の2種類のテキストを使用する。
≪Text1≫ 看護の実践現場に沿った題材を中心に、英語を通して将来の仕事の内容に親しむと同時に、看護の仕事に
結びつく語彙を用いて、英語の4技能の基礎力を一層充実させる。ListeningとReadingの練習に活用。
≪Text2≫ 異文化を持つ人々との交流場面を取り上げ、英語を通して相手の主張を理解し、自文化を説明するなど
コミュニケーション活動を重点的に行う。
6月からは、渡邉とM.CoxによるTeam-Teachingにより英語のインプットの多い授業を実践する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1∼2
≪Text1≫ Unit 1 (How to Maintain Safety)
≪Text2≫ Unit 1 (Identity)
3∼4
≪Text1≫ Unit 2 (How to Practice Bathing and Hygiene)
≪Text2≫ Unit 2 (Values)
5∼6
≪Text1≫ Unit 3 (How to Releive Respiratory Distress)
≪Text2≫ Unit 3 (Culture Shock)
7
中間テスト
8∼9
≪Text1≫ Unit 4 (How to Maintain Fluid Balance)
≪Text2≫ Unit 4 (Culture in Language)
10∼11
≪Text1≫ Unit 5 (How to Promote Rest and Sleep)
≪Text2≫ Unit 5 (Body Language And Customs)
12∼13
≪Text1≫ Unit 6 (How to Minimize or Relieve Pain)
≪Text2≫ Unit 6 (Individualism)
14∼15
Review &
16
期末テスト
Presentation in English (My Summer Plan)
テキスト及び参考文献
テキスト:Text1 杉田由仁他『Nursing Case Studies』成美堂
Text2 Joseph Shaules,et al.『Identity』Oxford
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
■ 実技試験(15%) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(15%)
□ その他(
)
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者のうち養護教諭二種免許状申請希望者は、必ず修得すること。
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
基礎英語Ⅱ(応用)
配当年次
開講時期
1
後期
開講曜日時限
(A) 火1
(B) 月1
(C) 月2
授業科目コード
(A) 206
(B) 207
(C) 208
必修・選択・自由
担当教員(○印=責任教員)
単位・時間数
授業形態
必修
1単位30時間
演習
○渡邉時夫、Mark Cox
授業の概要
基礎英語Ⅰの成績評価に基づく習熟度別クラス編成(1クラス30名前後)とする。
前期の授業で培った基礎的なコミュニケーション能力に基づき、すべての授業をTeam-Teaching形式で行う。
授業のねらい
授業のねらいにより、次の2種類のテキストを使用する。
≪Text1≫ 看護の実践現場に沿った題材をや場面に関係するReadingを通して、vocabularyの定着を図ると共に、
文法の応用力を身につける。具体的な活動としてはFrom Reading to Speakingを中心に据える。
≪Text2≫ 異文化間コミュニケーションに関わる場面を取り上げる。
日米二人の教員によるTeam-TeachingによりListeningとSpeakingの学力の向上を図る。
英語によるコミュニケーション活動を通して、英語を使う楽しさを体験させる。
授 業 計 画
回数
1・2
授 業 内 容
≪Text1≫ Unit 7 ( How to Gain Adequate Weight )
≪Text2≫ Unit 7 ( Politeness )
3・4
≪Text1≫ Unit 8 ( How to Avoid Bladder Distention )
≪Text2≫ Unit 8 ( Communication Styles )
5・6
≪Text1≫ Unit 9 ( How to Promote Normal Bowel Function )
≪Text2≫ Unit 9 ( Gender and Culture )
7
8・9
中間テスト
≪Text1≫ Unit10 ( How to Help with Crutch Walking )
≪Text2≫ Unit 10 ( Diversity )
10・11
≪Text1≫ Unit 11 ( How to Manage Burn Care )
≪Text2≫ Unit 11 ( Social Change )
12・13
≪Text1≫ Unit 12 ( How to Adjust to Visual Disorder )
≪Text2≫ Unit 12 ( Global Community )
14・15
16
Review and Presentation in English ( e.g. My Future Dream )
期末テスト
テキスト及び参考文献
テキスト:Text1 杉田由仁他『Nursing Case Studies』成美堂
Text2 Joseph Shaules et al.『Identity 』Oxford
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
■ 実技試験(20%) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者のうち養護教諭二種免許状申請希望者は、必ず修得すること。
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
表現技法Ⅰ(作文・論文)
221
内藤 央
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
月3
必修
1単位30時間
演習
授業の概要
作文・論文の基本的な書き方を身につけることを目的として、良い文章を書くための基本的な技術やルールを学ぶと
ともに、文章を書く際の着想能力や文章の構成に要求される表現技術などを習得する。
授業のねらい
1.日本語学の基礎的理解と習得
2.様々な文章表現技術の習得
授 業 計 画
回数
1
オリエンテーション、日本語について
2
敬語
3
文法(1)−語
4
文法(2)−文
5
語彙
6
言葉の意味(1)−書き言葉
7
言葉の意味(2)−話し言葉
8
作文・論文(1)−総論
9
作文・論文(2)−各論
10
漢字・表記(1)−文字
11
漢字・表記(2)−記号
12
文章表現の実践(1)−様々な文章の書式
13
文章表現の実践(2)−手紙、メール
14
文章表現の実践(3)−レポート
15
総括
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:名古屋大学日本語研究会GK7『スキルアップ!日本語力
大学生のための日本語練習帳』東京書籍
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
表現技法Ⅱ(発表・討論)
226
内藤 央
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
月3
必修
1単位30時間
演習
授業の概要
発表や討論のための基本的な方法論を身につけることを目的として、発声や発音の訓練を通してスピーチ能力を高め
るとともに、的確な意見の述べ方、議論の進め方、論理的思考、客観的思考などについて学習する。
授業のねらい
1.日本語学の発展的理解と習熟
2.プレゼンテーションの方法論
3.ディスカッションの方法論
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
オリエンテーション、言語コミュニケーションについて
2
日本語表記(1)
3
日本語表記(2)
4
文章表現の受信(1)
5
文章表現の受信(2)
6
文章表現の発信(1)
7
文章表現の発信(2)
8
文章表現の体裁と書式(1)
9
文章表現の体裁と書式(2)
10
発声・発音(1)−総論
11
発声・発音(2)−各論
12
論理のいろいろ
13
スピーチ・プレゼンテーション(1)
14
スピーチ・プレゼンテーション(2)
15
総括
テキスト及び参考文献
テキスト:橋本修他編『大学生のための日本語表現トレーニング ドリル編』
三省堂
日本語検定委員会編『ステップアップ日本語講座中級』
東京書籍
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
情報処理法
241
○小山智史、酒井綾子、二神真理子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
金1・金2
必修
1単位30時間
演習
授業の概要
1.パソコンの基本的な活用方法を学ぶ
2.情報収集・活用の基礎能力を身に付けパソコンやインターネットとの関わり方、捉え方を学ぶ
授業のねらい
パソコンやインターネットとの関わり方を学び、情報に対して客観的に考える力を養う。また、本学での大学生活に
必要とされるパソコンの基本的な操作方法を身につける。
授 業 計 画
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
ガイダンス
情報とは、情報とデータ、パソコンの基本操作、学生用eメールの使い方、情報検索、情報リテラシー
Microsoft Word2010の基本操作1
Wordの活用方法、文字の入力、文書作成、保存
Microsoft Word2010の演習1
課題作成①
Microsoft Word2010の基本操作2
書式の活用、表の作成
Microsoft Word2010の演習2
課題作成②
Microsoft Excel2010の基本操作1
Excelの活用方法、セル・行・シートとは、データ入力、表作成、表示形式
Microsoft Excel2010の演習1
課題作成③
Microsoft Excel2010の基本操作2
表計算、グラフ作成
Microsoft Excel2010の演習2
課題作成④
Microsoft Powerpoint2010の基本操作1
Powerpointの活用方法、プレゼンテーションの作成、文字入力、デザイン、レイアウト
Microsoft Powerpoint2010の演習1
課題作成⑤
Microsoft Powerpoint2010の基本操作2
表、グラフの活用、クリップアート、スライドショーの作成と実行
Microsoft Powerpoint2010の演習2
課題作成⑥
最終課題
最終課題
テキスト及び参考文献
テキスト:FOM出版「よくわかるMicrosoft Word2010 &
Microsoft Excel2010 & Microsoft PowerPoint2010」
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(40%)
■ その他(課題作成12%、最終課題48%)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
統計分析法
246
○前田樹海、中村充浩
配当年次
開講時期
1
前期
開講曜日時限
火4・火5
金1・金2
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
必修
1単位30時間
演習
授業の概要
我々の身近にある問題や医療・看護における問題の中には、それを科学的に解決するためにデータを集め、そのデー
タを人間の直感ではなく、数学的手法を用いて判断しなくてはならないことが多い。本科目ではこの手法である統計
分析を学ぶにあたり、パソコンを適宜活用しながら身に付けていく。
授業のねらい
統計分析の基本概念を難解な数式を使わずに、Microsoft Excel2010を活用することで身に付けていく。また各自でア
ンケート調査を行い、回答のデータ化、分析、判断の過程を経ることで、統計分析の意義・必要性を実感する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
授業ガイダンス
講師紹介、大学における単位とは、統計とは、看護における統計とは、成績評価方法
2∼3
アンケート調査における基本的なデータの種類と統計量
データの種類(変数とは/名義尺度/順位尺度/間隔尺度/比例尺度)
代表値/中心傾向(最頻値/中央値/平均値)
ばらつき(偏差/範囲/四分位範囲/分散/標準偏差)
分布(正規分布/天井効果/床効果/その他の分布)
4∼5
一変量の統計量の算出とその表現
Microsoft Excelによるデータの取り扱い方法(書式/数式/関数)
合計/データの個数/最頻値/中央値/平均値/最大値/最小値/四分位値/分散/標準偏差
ヒストグラムの作成(countif関数/frequency関数/[アドイン])
代表値およびばらつきの違いによる分布の違いに関する視覚的理解
6∼7
二変量の関係と統計検定法の基礎
仮説検定(帰無仮説/対立仮説/有意水準(危険率)/検定統計量/p値)
カテゴリカル変数×カテゴリカル変数(クロス集計表/[Χ2検定])
カテゴリカル変数×連続変数(度数分布表/ヒストグラム/[t検定])
連続変数×連続変数(Pearsonの積率相関係数/回帰係数/線形回帰/非線形回帰)
8∼9
二変量の関係の視覚的表現
クロス集計表の作成(ピボットテーブル)
重ね合わせヒストグラムの作成(カテゴリカル変数の水準の違いによる分布の違い)
散布図の作成(X-Yグラフ/相関係数rの算出/回帰式の算出)
10∼11
アンケート調査の実際
研究計画立案(研究目的/仮説/研究質問/収集データの精選/配布・回収方法/分析計画)
質問紙作成(レイアウト/プレテスト)
データエントリ(コーディングルール作成/データ入力)
データの加工と分析(統計量の算出/[検定]/表・グラフ作成)
課題説明(研究質問の立て方/様式/質問数/調査対象/含むべき尺度水準/発表方法/評価方
法)
12∼13
アンケート調査の実施
計画の立案
質問紙の作成と配布
質問紙の回収と分析
プリゼンテーション用スライドの作成
14∼15
調査結果発表会
テキスト及び参考文献
テキスト:使用しない。
参考文献:講義の中で提示する。
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
担当教員
前田、中村
前田
中村
前田
中村
前田
前田
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(70%)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
導入基礎演習
291
○吉田文子、柿澤美奈子、宮原香里
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
水4・金4
必修
2単位60時間
演習
授業の概要
高等学校から大学教育への円滑な接続を図ることを目的として、学習活動に必要となる基本的な学習技術の習得を図
るとともに、専門教育における学習目標を設定するための動機づけ学習を行う。具体的には、新聞講読などを通じて、
保健・医療・福祉に関する社会的に重要な特定の主題や現代社会が直面する基本的な諸課題に関するテーマを取り上
げて考察することにより、専門教育への興味と関心を高める。
授業のねらい
本科目は、2つのPBLs(Project-based, Problem-based learning)をベースに学修スキル修得を目指します。
1.各自が年間計画を立案でき、その“ふりかえり”ができる。
2.アカデミックポートフォリオを作成することができる。
3.保健・医療・福祉への関心が持てる。
4.意見や考えをもつことができる。
5.意見や考えを他者に表現することができる。
6.効果的なプレゼンテーションをすることができる。
7.VTR視聴、講義内容をノートティキングできる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1
科目の概要と進め方の説明、グループ編成、プロジェクトの立ち上げ
2
アカデミックポートフォリオの作成(学習動機の確認と目標の設定)
3
看護学教育を履修する上で大切なこと(アカデミックスキル、コミュニケーションスキル)
4
グループプロジェクトの進め方、プロジェクト課題の決定・課題解決の手段
5
プロジェクトテーマの決定、プレゼンテーション評価票配付と説明
6∼15
グループワーク (図書館ガイダンス1回含む)
16
プロジェクトの中間報告会、VTR視聴ノートティキング
17
アカデミックポートフォリオの作成(ふりかえりシートの記載)
18
プロジェクト発表方法等の説明
19∼24
吉田、柿澤、
宮原
グループワーク
(23、24回はpre-presentation weekとしてプレゼンテーションについて学びます)
25
グループワーク・発表準備(発表順の決定、プロジェクト課題名一覧表の作成)
26∼29
プロジェクトプレゼンテーションと評価(学内外への授業公開)
30
アカデミックポートフォリオの作成(ふりかえりシートの記載)
テキスト及び参考文献
参考文献:
・学習技術研究会『知へのステップ』くろしお出版
・American Psychological Association (2010). Publication Manual of
the American Psychological Association Sixth Edition.
履修上の注意
授業初回時に、次の2つを持参してください。
① A4リング2穴ファイル(厚さは4cm程度、色は各自の好みで)
② A4サイズのルーズリーフ用紙(毎回の授業で使用します)
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
■ その他
(アカデミックポートフォリオの作成 40%、
グループプロジェクトの発表 30%)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
実践英語Ⅰ(基礎)
211
Mark Cox
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
月1
自由
1単位30時間
演習
授業の概要
The class will be primarily speaking and speaking activities.
You will learn different strategies to build and continue conversations, express yourself better, and
communicate even when you need help or don’t understand.
The goal of the course is to turn passive grammar and vocabulary knowledge into active conversation!
We will use many pair and group activities, story building exercises, short worksheets and fun activities
to practice and solidify understanding.
今まで習った英語の文法や単語の知識を会話で使えることを目標とする。
自己表現をしながら、分からないときや困ったときでも会話ができるように、会話技術を身につける。
ペアやグループによる楽しいアクティビティをしながら話すことと理解することを練習する。
授業のねらい
1.英語を話すことに自信を持つこと
2.自分の意見を英語で表現できるようになること
3.英語での会話に積極的になること
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
Introduction and rejoinders (responding)
2
Follow-up questions and story building
3
Confirmation questions and descriptive adjectives
4
Clarification with questions and sequencing with adverbs
5
Keeping or killing the conversation
6
Expressing probability and skit building
7
Echoing instructions
8
Getting a response
9
Soliciting details
10
Making a group decision
11
Expressing opinions
12
Discussion connectors
13
Finding the right word
14
Talking about movies and music
15
Short discussion exercise
テキスト及び参考文献
テキスト:David Kehe & Peggy Dustin Kehe,
Conversation Strategies,Pro Lingua Associates
履修上の注意
成績評価の方法・基準
attendance and class participation(30%)
short discussion exercise(30%)
final exam(40%)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
実践英語Ⅱ(応用)
216
Mark Cox
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
月4
自由
1単位30時間
演習
授業の概要
We will apply the conversation strategies from the first semester to different medical situations.
You will learn some useful medical vocabulary and practice them in role-play scenarios and fun speaking
activities.
The goal is to be able to communicate to your patients important medical information,but also be able to talk
to your patients casually and naturally as well.
実践英語Ⅰで習った会話技術を医療現場で使えることを目指す。
医学的なことを伝えるとともに日常会話もできるようになるために、ロールプレイや楽しいアクティビティを通じて、
医学単語を学び、練習する。
授業のねらい
1.看護の場において英語で話すことに自信を持つこと
2.医療行為を英語で行えるようになること
3.健康状態や治療などについて英語で説明できるようになること
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
Hospital introduction; In a patient’s room
2
Talking about hospital departments
3
Health problems
4
Getting a patient’s information
5
Taking a patient’s temperature, pulse, and blood pressure
6
Taking a patient’s temperature, pulse, and blood pressure
7
Taking a patient’s blood sample
8
Taking a patient’s blood sample
9
Giving a patient a shot
10
Giving a patient a shot
11
Medications
12
Giving a patient medication
13
Giving a patient medication
14
Presenting a patient
15
Presenting a patient
テキスト及び参考文献
no text
class materials will be provided with each lesson
履修上の注意
成績評価の方法・基準
attendance and class participation(30%)
speaking activity(30%)
final exam(40%)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
表現技法Ⅲ(読解・分析)
231
内藤 央
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
月2
自由
1単位30時間
演習
授業の概要
読解・分析の基本的な能力を身につけることを目的として、新聞記事等の朗読を通じて、効果的な朗読法の習得を図
るとともに、情報の客観的な事実を整理し、整理した情報を分析するための方法論を習得する。
授業のねらい
1.各種表現媒体の実用的な情報整理と分析
2.言語コミュニケーションの応用
授 業 計 画
回数
1
オリエンテーション、各種表現媒体について
2
日本語を知ろう(1)
3
日本語を知ろう(2)
4
第1回グループワーク
5
まずは文章を書こう(1)
6
まずは文章を書こう(2)
7
第2回グループワーク
8
もっと文章を書こう
9
レポートを書いてみよう(1)
10
レポートを書いてみよう(2)
11
第3回グループワーク
12
話し方を知ろう(1)
13
話し方を知ろう(2)
14
第4回グループワーク
15
より豊かな表現をめざそう
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:沖森卓也・半沢幹一編『日本語表現法 改訂版』三省堂
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 基本教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
情報管理法
251
水野正之
配当年次
開講時期
2
前期
開講曜日時限
木4・木5
金3・金4・金5
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
自由
1単位30時間
演習
授業の概要
我々の周囲には多量の情報が溢れている。この多量の情報は正しく扱えば大変有用であるが、一歩間違えれば本人は
おろか周囲や社会に多大な損害を与える危険もある。本科目では多量の情報を管理するための手法を学ぶにあたり、
データやデータベースの概念を解説し、データの可視化・まとめ方を含め、パソコンを適宜活用しながら身に付けて
いく。
授業のねらい
多量の情報を管理するための手法である「データベース」の概念を学ぶ。またMicrosoft ExcelやSPSSを用いて簡単な
データベースを設計の仕方、統計分析を含めたデータの可視化・まとめ方を学び、データの管理方法や研究論文で表
される図・表を理解する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1∼2
授業ガイダンス
データ、データベースとは
匿名化、データの管理
SPSSの使い方
代表値(平均値・分散・中央値・パーセントタイル値)
3∼4
代表値の推定(信頼区間)
・2群間の比較(カイ2乗検定)
5∼7
2群間の比較(t検定・順位和検定)
8∼9
3群間以上の比較(分散分析)
10∼11
2群の関連分析(散布図・相関)
12∼13
関連の推定(回帰直線)
・3群以上の関連分析(偏相関)
14∼15
3群以上の関連分析・推定(重回帰)
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない。
参考文献:講義の中で提示する。
履修上の注意
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
■ その他(課題 70%)
【佐久大学看護学部】2013年度版
授業科目別シ ラ バス
- 専門教育科目-
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
形態機能学Ⅰ(細胞・組織学)
301
小山智史
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
月1・月2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
人間の体がどのような構造で成り立っているかを骨格、筋肉、血管、神経系等を基盤にして理解し、それぞれの構造
が、相互にどのように連携して機能しているかを学習する。人間の日常生活の活動がこうした構造の連携と恊働に
よって作動している仕組み、機能状況を学習する。
授業のねらい
1.細胞、組織、血液、リンパ系、皮膚、膜、筋系、骨格系、神経系の構造・形態について理解する
2.細胞、組織、血液、リンパ系、皮膚、膜、筋系、骨格系、神経系の基本的機能について理解する
3.自律機能を調節している神経性調節機構、生体の内部環境が安定に保たれている機序について理解する
授 業 計 画
回数
1- 2
人体のオリエンテーション
3- 4
細胞と組織
5- 6
血液
7- 8
リンパ系と生体防御機構
9-10
骨格標本作成
11-12
骨の概観、体幹の骨格
13-14
体肢の骨格、関節
15-16
筋の概観、構造、
17-18
筋の運動、活動性
19-20
筋の肉眼的解剖学
21-22
皮膚と膜
23-24
神経系のしくみ、構造と機能
25-26
脳の構造と機能
27-28
中枢神経、末梢神経
29-30
まとめ
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:人体の構造と機能 第3版,医学書院
参考文献:トートラ人体の構造と機能 第4版,丸善出版
プロメテウス解剖学アトラス,医学書院
グレイ解剖学,ELSEVIER JAPAN
履修上の注意
授業形態
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(65%) □ 口述試験(0%)
■ 実技試験(10%) □ レポート(0%)
■ 授業参加状況(10%)
■ その他(小テスト 15%)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
形態機能学Ⅱ(器官系)
302
小山智史
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
月4・月5
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
身体の各臓器、器官の構造と機能を学習すると共に、各器官の相互連携、恊働作用を統合して学ぶ。また、人体の
構造や機能の作動状態と人間の健康障害との関連を学習し、健康障害時に見られる徴候や症状と身体の構造や機能の
障害との関連を理解するための基礎的知識を習得する。
授業のねらい
1.循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌系、感覚器系、泌尿器系、生殖器系の構造・形態について理解する
2.循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌系、感覚器系、泌尿器系、生殖器系の基本的機能について理解する
3.健康障害時に見られる徴候や症状と身体構造や機能障害との関連を理解するための基礎的知識を習得する
授 業 計 画
回数
1- 2
循環器系の構造
3- 4
循環器系の機能
5- 6
呼吸器系の構造
7- 8
呼吸器系の機能
9-10
消化器系の構造
11-12
消化器系の機能
13-14
内分泌系の構造
15-16
内分泌系の機能
17-18
泌尿器系の構造
19-20
泌尿器系の機能
21-22
生殖器系の構造
23-24
生殖器系の機能
25-26
感覚器系の構造
27-28
感覚器系の機能
29-30
まとめ
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:人体の構造と機能 第3版,医学書院
参考文献:トートラ人体の構造と機能 第4版,丸善出版
プロメテウス解剖学アトラス,医学書院
グレイ解剖学,ELSEVIER JAPAN
履修上の注意
授業形態
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験(0%)
□ 実技試験( 0%) □ レポート(0%)
■ 授業参加状況(10%)
■ その他(小テスト 20%)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
感染・免疫学
303
箕輪 隆
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
木4
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
人体における感染の原理、微生物に対する生体の免疫・防御システム、感染性微生物の種類・特徴と感染性疾患発症
のメカニズムについて理解する。感染拡大の原理や防御方法、院内感染対策、さらに近年の国際的感染症とその管理・
予防についての知識を学ぶ。
授業のねらい
現代の医療における感染症の重要性とその治療・看護に必要な基礎的事項の習得を目的とする。まず感染源となる病
原微生物の性質・構造・代謝・病原性・分布などを学び、ついで治療薬としての抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬の
作用・副作用について説明する。また消毒薬の種類と使い分けも理解する。講義後半では代表的感染症についての感
染経路・症状・診断・治療を学習する。それらの中で薬剤耐性菌の出現と抗菌薬の開発の関係など現代の医療事情に
ついても学ぶ。また感染予防としてのスクリーニング検査、ワクチン接種プログラムについても解説する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
微生物と微生物学
2
細菌の性質
3
真菌・原虫・ウイルスの性質
4
微生物感染の成立メカニズム
5
感染に対する免疫・防御機構
6
感染源・感染経路と感染症の予防
7
感染症の診断と治療・感染症治療の現状と対策
8
細菌感染症
9
細菌感染症
10
細菌感染症・真菌・原虫感染症
11
ウイルス感染症
12
ウイルス感染症
13
ウイルスとプリオン病
14
院内感染対策と職業感染対策
15
主な国際感染症とその対策
テキスト及び参考文献
テキスト:南嶋洋一・吉田真一『系統看護学講座 微生物学』
医学書院
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
生命倫理
304
盛岡正博
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
水1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
生命の尊厳と尊重の精神を理解する。生命にかかわる倫理原則を具体的な状況を見つめながら学んでいく。多様な価
値観や考え方の中で、医療に携わる専門職者としての行動基盤を築く機会とする。
授業のねらい
1.思索することの大事さを修得させる
2.共感することの意味を理解させる
3.専門職としての他者との関係性を自覚させる
4.その他
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
はじめに−生命倫理とは∼その歴史
2
生命誕生と医学の介入−受精
3
生命をめぐる生命倫理(1) ヒポクラテスの誓い
4
生命をめぐる生命倫理(2) 選別出産・出生前診断
5
母子保護法における倫理−望まない妊娠
6
トピックス研修−科学・医学分野に関すること
7
死の定義と臓器移植
8
告知について−患者の権利
9
訪問診療の現場から(特別講義)
10
生と死のケア−ターミナルケア
11
インフォームド・コンセント
12
医療と法律そして倫理
13
医療の安全管理と医療事故防止
14
地域環境と生命倫理
15
まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:塩野寛・清水惠子『生命倫理への招待』南山堂
参考文献:授業内で適宜紹介する
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
病態生理学
311
今福裕司
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
木1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
種々の疾病の原因と発生の機序、それに対する生体の反応、疾病の経過・転帰などについて、全身の各臓器の組織、
細胞の一般的な形態学的変化を学び、疾病に対する理解を深める。
授業のねらい
疾病における形態と機能および代謝の変化を理解し、病気や症状の機序について理解する。
授 業 計 画
回数
1
病理学とは、病理検査とは
2
細胞障害
3・4
物理・化学的障害
5
老化と代謝異常
6
先天異常
7・8
循環障害
9
炎症
10
免疫異常とアレルギー
11・12
感染症
13・14
腫瘍
15
授 業 内 容
まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:新クイックマスター「病理学」医学芸術社
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
食と健康
332
宮本由香
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
金4
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
人体に必要な栄養素と代謝経路について理解した上で、健康の保持増進、疾病の治癒・回復に必要な栄養や食物の働
きについて理解する。食事療法やその原理について理解し、疾病を予防し、健康な食習慣の形成に役立つ知識を習得
する。近年の栄養問題を明らかにし、解決方法と必要性を理解する。
授業のねらい
1.人体に必要な栄養素と代謝経路について説明できる。
2.健康の保持増進、疾病の治癒・回復に必要な栄養や食物とその作用機序について理解し、健康な食習慣の形成に
ついて説明できる。
3.近年の栄養問題について理解し、その解決方法について説明できる。
4.自らの健康的な食生活実践のための知識を習得する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
栄養とは(人間栄養学と看護)
2
健康づくりと食品・食事・食生活
3
日本人の食事摂収基準と現代の食生活の課題
4
栄養素の種類と働き①
5
栄養素の種類と働き②
6
エネルギー代謝
7
栄養素の消化・吸収
8
栄養素の体内代謝
9
ライフステージと栄養①
10
ライフステージと栄養②
11
生活習慣病の疾患・予防・食事
12
臨床栄養①
13
臨床栄養②
14
栄養ケア・マネジメントと栄養状態の評価・判定
15
健康的な食生活の実践にむけて
テキスト及び参考文献
テキスト:小野章史他『系統看護学講座 栄養学』医学書院
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
■ その他(小テスト20% )
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
保健衛生学
341
太田節子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
後期
木2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
集団の健康についての意味を理解する。生活の中で健康に影響を及ぼすものについて学習し、健康を保持・増進する
ための基礎的知識を身につける。そして、私たちの生命の安全と健康を守るための国の対策や制度、社会の仕組みを
理解し、医療関係者として、地域の健康リーダーの立場で社会の様々な健康問題を関心を持って考えられるようにな
る。
授業のねらい
1.健康と生活、それをとりまく環境について理解する
2.公衆衛生に関連した制度・施策を理解する
授 業 計 画
回数
1
公衆衛生と健康の概念(1章)
2
集団の健康の指標(2章)
3
疾病予防と健康管理(4章)
4
感染症の予防(5章)
5
環境と公害・環境問題(6章)
6
生活を取り巻く環境(6章)
7
食生活と食品保健
8
地域保健と保健行政(7章、14章)
9
医療の問題(14章)
10
母子保健、学校保健(8章、9章)
11
職場の健康問題(10章)
12
成人保健・生活習慣病の予防(5章)
13
高齢者保健(11章)
14
精神保健(12章)
15
国際保健、生命倫理(13章、1章)
授 業 内 容
テキスト及び参考文献
テキスト:鈴木庄亮他『シンプル衛生公衆衛生学』南江堂
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(95%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(5%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護基礎理論
401
○竹尾惠子、吉田文子、八尋道子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
1
前期
水2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
看護の科学を支える理論的基盤として、人間、健康、看護の捉え方・考え方を学ぶ。また、健康と保健行動、環境や
文化と健康との関わり、国際的看護活動などの理解を通じて、看護が果たすべき機能と役割について広い視野の基で
考えることができるようになる。さらには、日本における看護の歴史を学び、将来の看護活動の展望につなげる。看
護活動に関わる倫理的課題に自ら取り組み、いろいろの視点や考え方を検討し、問題解決型(PBL)の学習態度を養う。
授業のねらい
1.看護の科学を支える理論的基盤として、人間、健康、環境、看護の考え方を講述する。
2.健康と保健行動、環境や文化と健康との関わり、国際的看護活動などの理解を通じて、看護が果たすべき機能と
役割について広い視野の基で考えることができるようにする。
3.日本における看護の歴史を学び、将来看護活動の展望につなげる。
4.看護活動に関わる倫理的課題に自ら取り組み、いろいろの視点や考え方を検討し、問題解決型(PBL)の学習態度
を養う。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1
看護の機能と役割 1(看護理論)
竹尾
2
日本の看護教育の歴史
吉田
3
看護理論
吉田
4
看護の機能と役割 2(看護理論)
竹尾
5
日本の看護教育
吉田
6
看護と倫理的課題 1(グループワーク)
八尋
7
看護と倫理的課題 2(グループワーク)
八尋
8
保健行動論
八尋
9
看護の機能と役割 3
竹尾
10
USA のヘルスケアシステムと看護の役割 Ⅰ
Dr.C.S.Melby
11
USA のヘルスケアシステムと看護の役割 Ⅱ
Dr.C.S.Melby
12
国際看護協力と異文化の共有 1
束田
13
環境と健康
竹尾
14
国際看護協力と異文化の共有 2
束田
15
健康の文化社会的側面
竹尾
テキスト及び参考文献
テキスト:竹尾惠子監修『事例で学ぶ看護理論』学研メディカル秀潤社
その他授業のたびに資料を配付する。
参考文献:
1)
『看護関係統計資料集』日本看護協会出版会
2)
『国民衛生の動向』厚生統計協会
3)行動科学からみた健康と病気、メヂカルフレンド社
4)Everyday Nursing Ethics,MacMillan Education Book
5)日沼頼夫:新ウイルス物語、中公新書
履修上の注意
1.講義は学籍番号順に着席してもらう。
2.講義への参加度を知るため、適宜、質問を行い評価に反映する。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(60%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
生活援助論Ⅰ(日常生活援助)
402
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
1
後期
水3・水4・水5
必修
担当教員(○印=責任教員)
○雨宮多喜子、八尋道子、中嶋尚子、
箕輪千佳、羽毛田博美、宮原香里、
二神真理子 他
単位・時間数
授業形態
2単位60時間
講義・演習
授業の概要
日常生活と結びつけて人間の基本的ニーズを理解し、生活援助の基本について学習する。また、健康問題を持つ人間
の生活援助に必要な基礎的看護技術を習得し、健康状態の観察、生活環境の調整・整備、活動と休息の援助、衣生活・
身体の清潔の援助等を取り上げ、安全や安楽に配慮しつつ科学的根拠に基づく看護技術を提供する方法と意義につい
て講義、演習を通して学習する。
授業のねらい
1.基礎的看護技術として健康状態の観察、生活環境の調整・整備、活動と休息の援助、衣生活・身体の清潔の援助
等について科学的根拠を理解し、修得する。
2.1で取り上げる看護技術を提供する方法と意義について学習し、安全や安楽に配慮して出来るようになる。
授 業 計 画
回数
1∼2回
授 業 内 容
授業形態
講義
オリエンテーション(授業目標・概要),
生活援助学とは、人間の基本的ニーズ、看護技術とは、生活と環境、
3∼4回
Body Mechanics
講義・演習
5∼6回
ベッドメイキング
講義・演習
7∼9回
生活の自立、ADL,活動、,休息、体位変換、移動
講義・演習
10∼12回
療養環境及び整備、 衣生活の援助(臥床患者のリネン交換、寝衣交換,)
講義・演習
13∼15回
清潔の援助(整容、口腔ケア、手足浴等)
講義・演習
16∼18回
清潔の援助(清拭)
講義・演習
19∼21回
清潔の援助(洗髪)
講義・演習
22∼23回
排泄の援助(排尿・排便の援助)
講義・演習
24∼26回
排泄の援助(陰部洗浄他)
講義・演習
27∼29回
食事の援助(食事介助)
,口腔ケア
講義・演習
エンゼルケア、まとめ
講義・演習
30回
テキスト及び参考文献
テキスト:藤崎郁・任和子編『系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ』
医学書院、必要に応じてプリント配布
参考文献:随時紹介する
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(45%) □ 口述試験( %)
■ 実技試験(45%) ■ レポート他(5%)
■ 授業参加状況(5%)
□ その他(
)
履修上の注意
*授業は講義と演習を交えて行う。詳細はオリエンテーションの際に提示する。
*他の科目との関連により、一部変更することもある。
*筆記試験・技術試験とも合格点に達すること。
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
基礎看護学実習Ⅰ(地域・施設・病院)
404
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
1
前期
集中
必修
担当教員(○印=責任教員)
○羽毛田博美、吉田文子、八尋道子、
中嶋尚子、箕輪千佳、宮原香里、
二神真理子 他
単位・時間数
授業形態
1単位45時間
実習
授業の概要
地域の病院や医療施設において様々な健康問題を持つ人々や看護職と実際に接することを通して、授業で学習した看
護・人間・健康・環境に対する理解を深めるとともに、様々な分野における看護職の機能や役割、態度について学習す
る。
授業のねらい
1.地域の病院や様々な施設における看護の機能と役割を知る。
2.病院環境と療養生活の場を知る。
3.佐久地域の人々の生活の特色を知る。
4.生命の尊さを理解し、その人を尊重した態度がとれる。
5.看護者として人々に関心を持ち、関わることができる。
6.学習課題を明確にし、主体的に学ぶ姿勢を身につける。
授 業 計 画
総合病院の外来、検査、給食など各部門についてグループ毎に見学場所を決め、事前に情報収集を行い、見学する。
総合病院2日目は病棟で構造や物品病床環境などについて見学し、看護師とともにケアに参加し、患者と触れ合う。
介護老人福祉施設、介護老人保健施設では施設の見学をし、スタッフとともにケアや作業や訓練に参加し、利用者
と触れ合う。
農場実習では農業体験をし、農場長より講義を受ける。
実習グループごとにカンファレンスを実施し、学習内容の共有や検討を行う。
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
履修上の注意
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
遺伝と健康
305
中村友彦
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
木3・木4
自由
2単位30時間
講義
授業の概要
人間における遺伝の仕組み、病気や健康の問題に遺伝はどう関わるのか。DNA、ゲノム、染色体とは何か、その発現の
仕組みについて学習する。遺伝病から生活習慣病まで、病気と遺伝との関わりについて理解し、家族性の疾患や遺伝
に関わる諸問題について理解する。
授業のねらい
1.メンデル遺伝学を説明できるようにする。
2.染色体および遺伝子の異常による疾患についての理解を深める。
3.病院・地域で健康支援を推進する際に必要な「遺伝と健康の関係」についての知識を習得する。
授 業 計 画
回数
1
導入
2
遺伝学の成立
3
メンデルの法則
4
人間における遺伝
5
伴性遺伝
6
先天異常と遺伝子
7
遺伝子・DNA・ゲノム
8
染色体とその異常
9
生活習慣病と遺伝子
10
血友病とエイズ
11
放射線と突然変異
12
がんと遺伝子
13
遺伝子診断、出生前診断
14
遺伝子治療
15
遺伝カウンセリング
テキスト及び参考文献
テキスト:遺伝看護(医歯薬出版)
履修上の注意
授 業 内 容
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
健康障害と治療Ⅰ
321
今福裕司
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
木1・木2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
健康障害を持つ人々の状況を適切に把握し、療養生活の支援をすることができる基礎的な知識について学習する。
成人期、老年期に多い疾患を群に分け下記疾患の疫学、成因、病態生理、自覚症状と他覚症状、検査所見、治療、
予後を学ぶ。
授業のねらい
成人期、老年期に多い疾患の疫学・症状・病因・診断・治療・予防について理解し、診療の補助、療養上の世話に
役立てることができる。
授 業 計 画
回数
1- 2
授 業 内 容
循環器疾患(虚血性心疾患 心臓弁膜症 心筋症 心不全 大動脈解離 大動脈瘤 高血圧)
3- 4
5- 6
呼吸器疾患(肺炎 間質性肺炎 気管支喘息 慢性閉塞性肺疾患 肺がん 気胸 肺結核 肺梗塞)
7- 8
9-10
消化器疾患Ⅰ(逆流性食道炎 食道がん 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胃がん 大腸がん イレウス 炎症性腸疾患)
11-12
13-14
消化器疾患Ⅱ(肝炎 肝硬変 肝がん 食道・胃静脈瘤 胆石 胆嚢炎 胆管炎 胆管がん 膵炎 膵がん)
15-16
17-18
内分泌・代謝疾患Ⅰ(糖尿病 肥満:メタボリック症候群・脂質異常症)
19-20
21-22
内分泌・代謝疾患Ⅱ(下垂体疾患 甲状腺疾患 副腎の疾患)
23-24
25-26
脳神経疾患Ⅰ(脳血管疾患 てんかん 認知症 脳腫瘍 髄膜炎)
27-28
29-30
脳神経疾患Ⅱ(パーキンソン ALS 重症筋無力症)
テキスト及び参考文献
テキスト:病気がみえる Vol1,2,3,4,7(メディックメディア)
疾病と検査(南江堂)
参考文献:病理学 第1版(医学芸術社)
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他( %)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
健康障害と治療Ⅱ
322
出浦喜丈
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
火3・火4
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
健康障害を持つ人々の状況を適切に把握し、療養生活の支援をすることができる基礎的な知識について学習する。
成人期、老年期に多い疾患を群に分け下記疾患の疫学、成因、病態生理、自覚症状と他覚症状、検査所見、治療、
予後を学ぶ。
授業のねらい
成人期、老年期に多い疾患の疫学・症状・病因・診断・治療・予防について理解し、診療の補助、療養上の世話に
役立てることができる。
授 業 計 画
回数
1- 2
授 業 内 容
血液疾患(血友病 白血病 悪性リンパ腫 多発性骨髄腫 播種性血管内凝固症候群)
3- 4
5- 6
腎・泌尿器疾患(腎炎 腎不全 ネフローゼ症候群 腎盂腎炎 尿路感染症)
7- 8
9-10
11-12
腎・泌尿器疾患(前立腺肥大症 前立腺がん)
運動器疾患(骨粗鬆症 変形性関節症 四肢骨折 脱臼 捻挫 筋ジストロフィー)
13-14
15-16
運動器疾患(脊椎骨折 脊髄損傷 椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症)
17-18
皮膚疾患(熱傷 褥瘡 白癬 帯状疱疹 蜂窩織炎など)
19-20
感覚器疾患(白内障 緑内障 網膜剥離 屈折・調節異常 結膜炎など)
21-22
感覚器疾患(中耳炎 難聴 メニエール病 副鼻腔炎 鼻出血など)
23-24
自己免疫・アレルギー疾患(関節リウマチ SLE その他の膠原病 花粉症)
25-26
27-28
自己免疫・アレルギー疾患(HIVと免疫不全)
29-30
生殖器疾患(乳がん 子宮腫瘍 子宮内膜症 卵巣腫瘍)
テキスト及び参考文献
テキスト:病気がみえる Vol5,6,8,9(メディックメディア)
疾病と治療Ⅳ(南江堂)
疾病と検査(南江堂)
参考文献:病理学 第1版(医学芸術社)
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他( %)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
健康障害と治療Ⅲ
323
配当年次
開講学期
2
後期
開講曜日時限
担当教員(○印=責任教員)
(精神) 小諸高原病院医師
(小児) 長野県立こども病院医師
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
健康障害を持つ人々の状況を適切に把握し、療養生活の支援をすることができる基礎的な知識について学習する。
精神疾患の基本的症状と診断方法及び治療法並びに小児の重要な症候と特有な疾患、検査・治療について学ぶ。
授業のねらい
主な精神疾患について症状・検査・診断・治療の基本的事項を学び、精神症状がその人の日常生活に与える影響を考
えることができる。また、精神医療の現状と課題を理解することができる。
小児の生理的特徴をふまえ、小児期に特有な健康障害(症状や疾患)の検査、診断、治療について学び、健康障害が
子どもの成長・発達、生活に与える影響を考えることができる。さらに、小児医療の変遷および現状を学び、小児医
療の課題について考えられる。
授 業 計 画
回数
1
授 業 内 容
精神症状論と状態像、精神障害の診断と分類(DSMとICD)、精神医療の現状と課題
2∼3
統合失調症の症状・診断・治療
4∼5
気分(感情)障害の症状・診断・治療
6∼7
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
8∼9
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群、パーソナリティ障害
10∼11
器質性精神障害、てんかん
12∼13
知的障害/精神遅滞、心理的発達の障害、小児期および青年期に発症する行動および情緒の障害
心身症、老年期および産褥期の精神障害
14∼15
子どもの誕生とその周辺の問題 胎児から新生児への生理的変化
16
小児の疾病・症状の特徴 (呼吸障害、発熱、脱水)
17
子どもの発達と発達に関わる問題 脳性まひ 先天異常
18
急性疾患 感染症(呼吸器、消化器)
、外科的疾患(腸重積)けが(骨折)
19∼20
慢性疾患 ネフローゼ腎炎、先天性心疾患、1型糖尿病、血液腫瘍
アレルギー性疾患(喘息、アトピー) 神経疾患(てんかん、他)
21∼27
遺伝性疾患(筋ジストロフィー症)
その他
28∼29
30
MCLS
低出生体重児
子どもの病気の特徴、小児医療の変遷と課題
テキスト及び参考文献
テキスト:系統看護学講座「小児臨床看護各論」(医学書院)
履修上の注意(先修科目など)
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他( %)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
薬理薬剤学
331
栗林正彦
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
月1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
薬剤の生体に及ぼす作用について理解し、薬剤の作用機序、投与量や投与方法、薬剤の形態や作用の違い等、薬剤が
生態に作用する仕組みを幅広く学ぶ。また、薬物の安全性や副作用について、副作用の重要な徴候や観察事項等を学
ぶ。また、化学療法やその他の薬物療法についても、効果・適用等について必要な基礎的知識を習得する。
授業のねらい
1.薬の作用・効果・副作用・薬に関する法律などを理解する。
2.使用目的により、同一成分の薬でも、剤形や用法・用量が異なる事を理解する。
3.薬の効果には、年齢・性別・代謝機能の差などにより、固体差が大きい事を理解する。
4.薬の危険性を理解し、安全な薬物療法を提供する知識を理解する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
薬物療法の基礎
2
薬理作用と作用機序、体内動態
3
薬効に影響する因子
4
医薬品の管理、法規
5
新薬の開発
6
循環器疾患と薬物療法
7
消化器疾患と薬物療法
8
呼吸器疾患と薬物療法
9
神経疾患と薬物療法
10
アレルギー、炎症性疾患、免疫疾患と薬物療法
11
感染症と薬物療法
12
がん、疼痛と薬物療法
13
救急時と麻酔時の薬物療法
14
ホルモン系作用薬、漢方薬、消毒薬
15
輸液剤、輸血剤、看護業務に必要な薬の知識
テキスト及び参考文献
テキスト:大鹿英世他『系統看護学講座 薬理学』医学書院
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
運動と健康
333
○征矢野あや子、Sang-Joon PARK
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
火1・火2
選択
2単位45時間
講義・演習
授業の概要
子どもや中高年者における健康と運動との関連を多面的に理解し、健康の保持増進、疾病や障害の予防と回復に関す
る運動実践方法の基本を理解する。さらに、実技・演習を通して運動を日常生活に楽しく実践するためのプログラム
について学ぶ。
授業のねらい
1.心と身体の健康と運動の関係を説明できる
2.運動の基本的な知識や理論を説明できる
3.対象の特性にあわせた運動プログラムの実際を体験する
4.自らの健康づくりのために、楽しく安全な運動習慣を身につける
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1時限目 2時限目
1
オリエンテーション 健康と運動の疫学
−
講義
2-3
心身の健康と運動
講義
実技
4-5
働き盛り世代の健康と運動
講義
実技
6-7
子どもの健康と運動
講義
実技
8-9
高齢者の健康と運動
講義
実技
10-11
こころの健康と運動
講義
実技
12-13
障がい児の健康と運動
講義
実技
14-15
文部科学省新体力テスト
講義
実技
16-17
健康づくり運動実践① ニュースポーツ(スポンジテニス)を楽しむ
実技
実技
18-19
健康づくり運動実践② 地域の健康増進施設の見学と水中運動/エアロビクスを楽しむ
実技
実技
20-21
スポーツを楽しむ
実技
実技
−
講義
22
まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:実習で学ぶ健康・運動・スポーツの科学(九州大学健康科学
センター編,大修館書店)
その他、その都度必要な資料をプリントにして配布
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(30%)
■ 授業参加状況(50%)
■ その他(毎授業終了時のミニレポート20%)
履修上の注意
1.保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者のうち養護教諭二種免許状申請希望者は、必ず修得すること。
2.健康増進施設(みまき温泉アクティブセンター)で水中運動を行うため、水着を用意すること(2∼3名分ならレ
ンタル可能)
。みまき温泉アクティブセンターの施設利用料(1000円)は自己負担とする。
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
社会福祉学
342
宮内克代
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
金2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
現代における社会福祉への理解を深めることを目的として、社会福祉の概念と歴史的な変遷について学習するととも
に、保健・医療・福祉の連携が重視されていることから、日常生活における社会福祉の果たす役割と今後の方向性に
ついて考察する。また、DVDやビデオを多用し、格差社会、派遣労働、ドメスティックバイオレンス、児童虐待、若者
のドラック問題など、学生にとって身近な問題も考察する。
授業のねらい
「福祉」は一部の人のためにあるのではなく、「自己」と密接に関わりがあることを理解する。その上で、「自己」が
生きる「社会」の基本的な仕組みを知り、ひとりひとりが社会の問題やあるべき姿を考察することをねらいとする。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
社会福祉の理念と対象者−福祉は誰のためにある?
2
社会福祉のあゆみ(欧米編Ⅰ)−福祉は誰が考えた?
3
社会福祉のあゆみ(欧米編Ⅱ)−「普通に生きる」って、何のこと?
4
社会福祉のあゆみ(日本編Ⅰ)−子どもやお年寄りが捨てられた!
5
社会福祉のあゆみ(日本編Ⅱ)−戦争が終わって何が変わった?
6
社会福祉のあゆみ(日本編Ⅲ)−少子高齢社会で、何が困るのか?
7
社会福祉の法体系(高齢者)−人が自宅で暮らすということ
8
社会福祉の法体系(公的扶助)−ネット難民はこれからどうなる?
9
社会福祉の法体系(障害者)−「自立」を支援する意味とは?
10
社会福祉の法体系(子ども)−子ども虐待をどうする?
11
社会保障(Ⅰ) 医療保険制度−アメリカに自慢しよう、医療保険
12
社会保障(Ⅱ) 介護保険制度−ドイツに感謝しよう、介護保険
13
社会保障(Ⅲ) 年金制度−20歳の若者が年金を払う理由は?
14
社会保障(Ⅳ) 労働保険制度−安心して就職するために
15
福祉の専門職−福祉施設での医療と福祉の関係は?
テキスト及び参考文献
テキスト:山田美津子・稲葉光彦編『社会福祉を学ぶ 第二版』みらい
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
保健医療福祉行政論
343
中村京子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
木1
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
保健・医療・福祉制度をめぐる法と政策について、歴史的背景を踏まえて現在の問題と将来の課題について学ぶ。ま
た、地域における保健・医療・福祉制度の現状、課題、各種施策の方向性についても学ぶ。
授業のねらい
1.保健・医療・福祉制度をめぐる法と政策について理解し、現在の問題と将来の課題について説明できる。
2.地域における保健・医療・福祉制度の現状、課題、各種施策の方向性について説明できる。
授 業 計 画
下記の内容について、全 15 回の講義を行う。
1.保健医療福祉行政のめざすもの
2.保健医療福祉制度の変遷
1)公衆衛生の基盤形成
2)新たな課題と政策の発展
3)地域保健法と地方自治
3.保健医療福祉行政及び財政の仕組み
1)国・都道府県・市区町村の行政の仕組みと役割
2)地方公共団体の行政の単位と仕組み
3)保健医療福祉の財政
4)公衆衛生に関する国際的な活動
4.社会保障制度
1)日本における社会保障
2)医療提供体制
3)介護保険制度
4)社会保障・社会福祉の制度
5.地域保健行政と保健師活動
1)地域保健の体系
2)健康危機管理と医療安全対策
3)地域防災計画に基づく保健師活動
4)保健師活動における情報管理
6.保健医療福祉の計画と評価
1)地方公共団体の保健医療福祉計画
2)保健計画の策定プロセス
3)保健計画の推進と評価
4)保健事業の立案とプロセスを学ぶ
5)まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:藤内修二他『標準保健師講座別巻1 保健医療福祉行政論』
医学書院
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
疫学・保健統計
344
太田節子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
木3
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
集団としての健康の指標に関する基本的な知識を学び、数量的な分析とその意味について理解する。また、保健統計
を活用し、人間集団を対象に疾病の発生状況と発生要因を解明する過程を理解し、予防対策に結び付けていく疫学の
基本的な原理、方法論を学ぶ。
授業のねらい
1.疫学的論文が理解できるようになる。
2.疫学的調査研究を組み立てられるようになる。
授 業 計 画
回数
1
疫学の概念
2
集団の健康状態の把握(疫学の指標)
3
疫学的研究方法・考え方と分類
4
(1)疫学的研究方法各論
5
(2)症例対照研究
6
(3)コホート研究
7
(4)実験疫学
8
疾病の予防とスクリーニング
9
疫学的研究演習
10
感染症の疫学
11
主な疾患の疫学
授 業 内 容
(1)慢性疾患の疫学
(2)悪性新生物の疫学
(3)生活習慣病の疫学
12
保健統計学(統計学と疫学)
13
人口統計の基礎(日本の保健統計の現状)
14
情報の管理と活用
(1)医療情報の扱い方
15
(2)疫学調査研究の組み立て方
(3)調査票の作成方法
テキスト及び参考文献
テキスト:牧本清子他『標準保健師講座別巻2 疫学・保健統計学』
医学書院
参考文献:
『国民衛生の動向』厚生労働統計協会
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(85%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(15%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
生活援助論Ⅱ(診療の補助技術)
403
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
2
前期
月3・月4・月5
必修
担当教員(○印=責任教員)
○雨宮多喜子、八尋道子、中嶋尚子、
箕輪千佳、羽毛田博美、宮原香里、
二神真理子 他
単位・時間数
授業形態
2単位60時間
講義・演習
授業の概要
健康問題を持つ人間の生活援助に必要な基本的看護技術を取り上げ、安全や安楽に配慮しつつ科学的根拠に基づく看
護技術を提供する意義と方法について学ぶ。健康問題を持つ人間の診療の補助に必要な基本的技術について講義・演
習を通して学習する。
授業のねらい
1.健康問題を持つ人間の診療の補助に必要な基本的技術として感染予防・与薬に対する援助、経管栄養・導尿、
浣腸等に関する技術を学習し安全にできるようになる。
2.様々な状況にある患者への日常生活援助に関連づけて、適切に看護を実践する意義と方法について理解できる
授 業 計 画
回数
1回
授 業 内 容
授業形態
オリエンテーション 1.生活援助論Ⅱ(診療の補助技術)とは
講義
2.医療安全について
2回
3∼5回
6∼7回
8∼9回
3.感染予防に関する援助技術(無菌操作、医療廃棄物)
演習
4.排泄障害に関するアセスメントと援助技術
講義
1)導尿の技術
演習
2)浣腸など
演習
講義・演習
5.与薬を安全かつ正確に行う技術
10∼12回
1)経口与薬、坐薬、貼付薬など
講義・演習
13∼15回
2)皮下・筋肉内・皮内注射
講義・演習
16∼17回
3)静脈内注射・点滴管理・輸血の観察
講義・演習
4)輸液ポンプの管理
18∼19回
20∼22回
23∼25回
講義
6.検査を受ける患者の援助技術
1)検体採取
講義
2)静脈血採血など
演習
講義
7.消化吸収に関するアセスメントと援助
演習
1)経管栄養法
26∼28回
8.-1)呼吸・循環・体温を整える技術
-2)呼吸・循環・体温を整える技術
29∼30回
(体温調整、罨法など)
講義・演習
(酸素吸入、気道内加湿法、吸引)
演習
実技指導、まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:藤崎郁・任和子編『系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ』
医学書院、必要に応じてプリント配布
参考文献:随時紹介する
履修上の注意
*他の科目との関連により、一部変更することもある。
*筆記試験・技術試験とも合格点に達すること。
演習
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(45%) □ 口述試験( %)
■ 実技試験(45%) ■ レポート他(5%)
■ 授業参加状況(5%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
基礎看護学実習Ⅱ(病棟)
405
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
2
後期
集中
必修
担当教員(○印=責任教員)
○八尋道子、吉田文子、中嶋尚子、
箕輪千佳、羽毛田博美、宮原香里、
二神真理子 他
単位・時間数
授業形態
2単位90時間
実習
授業の概要
実習病院において入院患者を受け持ち、患者の基本的ニードの充足に向けて援助することを通して、学内の講義・演習
で学習した対象への日常生活援助に関する知識・技術・態度の統合を図る。
授業のねらい
1.対象と良好な人間関係を成立させることができる。
2.対象の日常生活上の問題を見いだし、必要な援助の計画の立案ができる。
3.計画に沿って対象の反応をみながら、日常生活の援助が実践できる。
4.自分の行った看護を適切に報告・記録できる。
5.看護者にふさわしい態度を身につける。
6.看護に関心を持ち、看護実践とその記録、カンファレンスなど主体的に学習できる。
授 業 計 画
実習方法:成人・老年期の患者を1名受け持ち、身体的・心理的・社会的状態に関する情報を収集し、生活上の問題点を
明確にする。
その中から、指導のもとに既習の看護技術を用いて、原理原則をふまえ患者の個別性に応じて援助を計画、
実施する。
実施した援助の振り返りを行い、評価し、看護への理解を深める。
実習期間:2週間
実習施設:浅間総合病院、小諸厚生総合病院、川西赤十字病院
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:生活援助論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護学実習Ⅰ、フィジカルアセスメント
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
看護過程論
406
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
2
後期
火1・火2
必修
担当教員(○印=責任教員)
○吉田文子、八尋道子、中嶋尚子、
箕輪千佳 宮原香里、二神真理子 他
単位・時間数
授業形態
2単位60時間
講義・演習
授業の概要
対象の個別性に応じて系統的・科学的に看護を行うための方法である看護過程に関し、その概要、意義、展開に必要
となる基本的事項を講義・演習を通して学習する。看護過程を展開するための基本となる症状や徴候について学習し、
マネジメントの方法を理解する。
授業のねらい
Course Outcomesとして以下のことを目指します。
1.看護実践における看護過程の展開の意義を述べることができる。
2.看護過程、看護診断過程の構成要素について説明することができる。
3.アセスメントに必要なデータ収集とその意味(分析)を説明することができる。
4.看護診断名(あるいは看護上の課題)のあげ方について説明することができる。
5.事例ディスカッションから、 看護上の課題に優先度をつけることができる。
授 業 計 画
回数
1∼6
7
8
9
10
11
12
13∼14
15∼16
17∼18
19∼20
21
22
23∼24
25∼26
27∼28
29∼30
授 業 内 容
演習
看護過程論の進め方とその概要
看護実践例(浮腫のある患者)
看護実践例(痛みのある患者)
個人ワーク①(事例1の看護展開)
看護過程の展開方法2
看護過程の展開(3年生の実習事例)
個人ワーク②(事例1の看護展開続編)
看護実践例(意識障害のある患者)
グループワーク(GW)①「看護理論の活用」各理論の「人間」のみかたの抽出作業
GW②
関連図について
個人ワーク③(事例1の関連図)
事例1のふりかえり(クラス討議)
GW③
事例2の提示
個人ワーク(事例2の看護展開)
個人ワーク(事例2の看護展開)
「事例2」討論会 多様な看護理論における人間の見方の特徴をふまえて指定グループごとに討論する。
看護記録の意義と目的
評価方法
テキスト及び参考文献
テキスト:
リンダJ. カルペニート=モイエ(2011/2011).新道幸恵(訳), 看護
診断ハンドブック(第9版). 医学書院.
秋葉公子・江﨑フサ子・玉木ミヨ子・村中陽子(2007). 看護過程を使っ
たヘンダーソン看護論の実践. ヌーヴェルヒロカワ.
竹尾惠子(2007). 事例で学ぶ看護理論. 学研メディカル秀潤社.
履修上の注意
定期試験はしません。授業の進行の中で筆記試験をします。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(小テスト2回 20%)
□ 口述試験( %)
□ 実技試験( %)
■ レポート(20%)
■ 授業参加状況(30%)
■ その他(課題3回 30%)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護倫理学
407
八尋道子 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
水4
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
看護職に必要な倫理に関する基本的な知識と倫理的意思決定を行うための枠組みを理解する。さらに、看護ケアを行
うという状況の中で、自分の価値と他者の価値を吟味し、倫理的観点からその価値の意味を考察する。
授業のねらい
1.
2.
3.
4.
5.
看護倫理の基礎知識および看護にかかわる基本的な法律について学び、看護師にとってそれらの知識が必要な理
由を述べることができる。
多くの生きた事例から、看護実践における現代の倫理的問題を認識できる。
倫理的意思決定を行うための枠組みを理解し、倫理問題に直面したとき専門職としてどう対応するかを自分の問
題としてとらえ、看護実践に活かしていく基本的な考え方を身につけることができる。
よい看護とは何か、よい看護師とはどのような人かについて、自分の意見や考えを持ち、自身の考えを他者へ論
理的に表明することができる。
他者の声に積極的に耳を傾け、継続的な対話の姿勢を持つことができる。
授 業 計 画
回数
1
授 業 内 容
コースガイダンス、倫理の基礎を学ぼう、自分の価値を知ろう
授業形態
講義
(倫理とは、倫理と価値/価値観、価値の対立、倫理と道徳、倫理と法)
2
看護倫理の基礎
講義
(看護倫理とは、看護倫理が検討すること、なぜ看護師に倫理の知識が必要か)
3∼4
専門職と倫理綱領(1)
(2)
講義
(専門職とは何か、尊厳の尊重、平等な看護・信頼に基づいた看護の提供、
患者の知る権利と自己決定の権利、安全の確保 ほか)
5∼6
看護にかかわる法的原則と看護倫理(1)
(2)
講義
(保助看法の基礎知識、保助看法と看護倫理、個人情報保護、プライバシー)
7∼8
よい看護へのアプローチ(1)(2)
講義
(倫理的ジレンマ、倫理的意思決定、倫理原則、徳の倫理)
9∼10
よい看護へのアプローチ(3)(4)
(西洋・東洋の伝統・文化に基づく倫理、ケアの倫理)
11∼12
患者に学ぼう(1)
(2)
演習:グループ
ワークとプレゼ
ンテーション
(看護の受け手が求めるよい看護師とは、患者の声を聴くための方法)
13∼14
さらに学ぼう・よい看護/よい看護師に必要な倫理の言葉(1)(2)
講義/演習
(アドボカシー、責務と責任 協力、和、礼、権利と義務 ほか)
15
総合ディスカッション
演習
テキスト及び参考文献
成績評価の方法・基準
テキスト:小西恵美子編「看護倫理 よい看護・よい看護師への道しる ■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
べ」南江堂
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
参考文献:田村やよひ著「私たちの拠りどころ保健師助産師看護師法」 ■ 授業参加状況(30%)
日本看護協会出版会
■ その他(プレゼンテーション 20%)
その他、適宜紹介する。
履修上の注意
学習の順序と日程は、初回授業で説明します。2回(2限)続きになることがありますので、授業日程に注意のこと。
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
感染看護論
408
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
2
前期
金3・金4
必修
担当教員(○印=責任教員)
○西岡みどり、坂木晴世、平松玉江
和田孝子、黒田恵美、石井祥子
単位・時間数
授業形態
2単位30時間
講義
授業の概要
感染を予防するための看護活動ならびに病棟や病院における感染防御のあり方を学習する。国内外における感染症の
変遷や現代の感染症の特徴を理解して、感染防止のための知識、技術、感染管理のための知識、技術を習得する。
授業のねらい
感染看護の基礎及び根拠に基づいた感染防止技術を理解し、臨床での看護実践の基盤とする。
1.感染看護の基礎を理解できる。
2.感染防止技術の基本を理解できる。
3.根拠に基づいた感染防止技術による看護を理解できる。
4.さまざまな臨床場面における感染看護を理解できる。
授 業 計 画
回数
1
授 業 内 容
担当教員
西岡
コースガイダンス
感染看護の基礎1:関連用語、国内外の感染と対策、感染の拡大と制圧
2
感染看護の基礎2:感染看護と感染管理
西岡
3
感染看護の基礎3:生態防御機構と感染/感染症のフィジカルアセスメント
坂木
4
感染防止技術の基本1:標準予防策
坂木
5
感染防止技術の基本2:手指衛生(演習)
坂木・石井
6
感染防止技術の基本3:感染経路別予防策(演習)
坂木・石井
7
感染防止技術の基本4:洗浄・消毒・滅菌
平松
8
感染防止看護1:尿道カテーテルと尿路感染
平松
9
感染防止看護2:血管内カテーテルと血流感染
平松
10
感染防止看護3:人工呼吸器と肺炎
平松
11
感染防止看護4:周手術期と手術部位感染
黒田
12
感染看護の実際1:救急・外来
黒田
13
感染看護の実際2:在宅・長期療養ケア
和田
14
感染看護の実際3:易感染患者(化学療法・移植・免疫不全)と服薬支援
和田
15
感染看護の実際4:感染症と倫理
坂木
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:適宜紹介する
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
フィジカルアセスメント
409
○田中髙政、他専任教員
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
火1・火2
必修
1単位30時間
演習
授業の概要
インタビュー、視診、触診、打診、聴診を用いて対象の健康状態(病状)を把握する方法を理解し、看護における患
者観察の方法、正常・異常の判別の仕方などを具体的な演習によって習得する。患者観察におけるフィジカルアセス
メントの重要性、基礎的知識・技術について理解する。
授業のねらい
1.フィジカルアセスメントの意義と目的を理解できる。
2.看護実践のためのフィジカルアセスメントの必要性を理解できる。
3.フィジカルアセスメントの基本技術(バイタルサインの測定、問診、視診、触診、打診)を実施できる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態等
1
看護におけるフィジカルアセスメントとは
講義
2
バイタルサインとは
講義
3
バイタルサインの測定(1)
演習
4
バイタルサインの測定(2)
演習
5
健康歴と保健行動の把握・一般状態の観察
講義・演習
6
外皮系のフィジカルアセスメント
講義・演習
7
頭頸部のフィジカルアセスメント
講義・演習
8
胸部(呼吸器系)のフィジカルアセスメント
講義・演習
9
胸部(乳房・リンパ系)のフィジカルアセスメント
講義・演習
10
胸部(循環器系)のフィジカルアセスメント
講義・演習
11
腹部のフィジカルアセスメント
講義・演習
12
四肢(神経・筋骨格系・末梢血管系)のフィジカルアセスメント
講義・演習
13
総合演習(1)
演習
14
総合演習(2)
演習
15
まとめ
講義・演習
テキスト及び参考文献
テキスト:藤崎郁、『系統看護学講座 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学
2』、医学書院
藤崎郁、『フィジカルアセスメント完全ガイド 第 2 版』学
研メディカル秀潤社
参考文献:エレンNマリーブ、『人体の構造と機能』、医学書院
小野田千枝子、
『実践フィジカルアセスメント』、金原出版
福井次矢訳、『ベイツ診察法』メディカル・サイエンス・イ
ンターナショナル
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(40%)
□ 口述試験( %)
■ 実技試験(40%)
■ レポート(10%)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
リハビリテーション看護論
410
○小松孝子、丸山陽一、太田浩和
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
金3
必修
1単位30時間
講義
授業の概要
リハビリテーションの概念と体系、リハビリテーションの必要な対象と実施状況について学んだ上で、看護上必要な
リハビリテーションのためのアセスメント、ADL訓練などについて学習する。
授業のねらい
1.リハビリテーション看護の考え方を学ぶ
2.リハビリテーションを必要とする人の特徴を理解し、看護援助を考える
3.現場におけるチームアプローチ及び看護師の役割を理解する
4.演習を通し、ADL訓練の実際を学ぶ
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1
リハビリテーションの定義と目的
丸山
2
障害者の定義、変遷
丸山
3
疾病構造の変化と身体障害
丸山
4
リハビリテーションに関わる関連職種との連携と役割
小松
5
リハビリテーションを必要とする対象者の理解
太田
6
リハビリテーション医療におけるチーム活動と看護の役割
太田
7
リハビリテーション看護の実際 パート1 (演習)
小松・丸山
8
リハビリテーション看護の実際 パート2 (演習)
小松・丸山
9
機能障害別リハビリテーション看護 パート1
太田
10
機能障害別リハビリテーション看護 パート2
太田
11
機能障害別リハビリテーション看護 パート3
小松
12
機能障害別リハビリテーション看護 パート4 (演習)
小松・丸山
13
機能障害別リハビリテーション看護 パート5 (演習)
小松・丸山
14
福祉制度と社会資源
小松
15
リハビリテーションの専門職 看護における事例紹介
小松
テキスト及び参考文献
テキスト:中西純子・石川ふみよ編『リハビリテーション看護論』
ヌーヴェルヒロカワ
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
成人看護学概論
501
○キシ・ケイコ・イマイ、水野照美 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
金1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
成人期にある対象の身体・精神・社会的な健康上の特徴を理解し、対象の成長・発達を促す成人看護の中心概念とそ
の理論について学ぶ。また、成人期にある人々の主要な健康上の諸問題を学び、援助のあり方、健康的な生活習慣の
理解など成人に対する看護活動の基本について学ぶ。
授業のねらい
1.成人の発達段階における身体的・精神的・社会的・経済的意味を理解する
2.成人の健康上の問題(急性期、回復期、慢性期、終末期)の概要を学ぶ
3.成人の健康上の問題に対する看護ケアについて理論を活用した対応の仕方を学習する
4.責任をもってグループで自主的に成人看護の課題を学習し、グループワークとして発表することを学ぶ
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員/授業形態等
1
オリエンテーション、成人の特徴
キシ 講義
2
健康レベル(急性期、回復期、慢性期、ターミナル期)の特徴
キシ 講義
3
成人保健の動向
キシ 講義
4
急性期にある成人への看護ケア1
水野 講義
5
急性期にある成人への看護ケア2
水野 講義
6
回復期にある成人への看護ケア1 ストレス・コーピング理論
キシ 講義
7
回復期にある成人への看護ケア2 エンパワーメント理論
キシ 講義
8
慢性期にある成人への看護ケア1
キシ 講義
9
慢性期にある成人への看護ケア2
水野 講義
10
ターミナルケア1 緩和ケア
特別招聘講師(予定) 講義
小テスト1
小テスト2
小テスト3
11
学生小グループ発表1
キシ グループ発表
12
学生小グループ発表2
キシ グループ発表
13
学生小グループ発表3
キシ グループ発表
14
ターミナルケア2
水野 講義
15
ターミナルケア3 倫理的配慮
キシ 講義
テキスト及び参考文献
テキスト:林直子ほか編.成人看護学概論.南江堂,(2011)
ケイコ・イマイ・キシ監訳.看護倫理のための意思決定10の
ステップ.日本看護協会出版会,
(2003)
履修上の注意
小テスト4
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(60%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(小テスト20%、学生発表10%)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
成人看護援助論Ⅰ(急性期)
502
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
2
後期
金1・金2
必修
担当教員(○印=責任教員)
○水野照美、小山智史、鈴木真理子、
吉岡 恵、酒井綾子 他
単位・時間数
授業形態
2単位60時間
講義・演習
授業の概要
成人期における主要な疾病の病態や症状、徴候、経過、治療法等を理解し、看護過程を展開するために必要な知識や
技術について学習する。対象とその家族に対する看護援助方法について学習するとともに、健康増進対策など保健活
動についても学ぶ。
授業のねらい
この科目では、疾患や治療などにより、普段の生活と異なる健康状態に急激に移行した成人とその家族の心身の状態
を理解し、看護を行うにあたり必要な基礎的知識や理論、看護援助の方法について学ぶ。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1.急性期にある成人とその家族への看護
1∼8
・急性期にある成人の特徴と看護(呼吸機能障害、循環機能障害、脳神経機能障害、
運動機能障害、消化・吸収機能障害、生体防御機能障害、内部環境調整機能障害、
感覚機能障害)
講義
9∼11
・急性期にある成人の看護 グループワーク
演習
2.救急救命処置が必要な成人とその家族への看護
12∼14
・生命の危機状態にある成人とその家族への看護
講義
3.周手術期にある成人とその家族への看護
15∼21
・周手術期の経過と看護(概論・術前・術中・術直後・術後遠隔期)
講義
22∼30
・周手術期にある成人の看護 グループワーク
演習
テキスト及び参考文献
成績評価の方法・基準
テキスト:雄西智恵美・秋元典子.周手術期看護論 第2版.ヌーヴェ ■ 筆記試験(50%) □ 口述試験( %)
ルヒロカワ
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
参考文献:その都度提示する
□ 授業参加状況( %)
「健康障害と治療Ⅰ・Ⅱ」のテキスト(振り返り用)
■ その他(小テスト 30%)
履修上の注意
講義とグループワークを組み合わせて学ぶため、学習の順序と日程は初回授業時に説明する。
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
老年看護学概論
511
○堀内ふき、七田惠子、征矢野あや子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
前期
水3
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
老年看護学を学ぶにあたっての考え方の基本、老年看護と他の学問領域あるいは社会制度との関連を理解し、老年看
護で学ぶべき内容の基本を理解する。そして、高齢者の身体的、心理精神的、社会的特徴と、個々の生きてきた生活
史、社会状況の変化から高齢者を理解することを学び、高齢者の生き方を理解する。また、加齢や社会的役割などの
変化がどのように生活に影響するのかを理解し、様々な健康レベルにおける看護援助のあり方、チームで関わること
の必要性を学ぶ。
授業のねらい
1.高齢者の身体的・心理精神的・社会的特徴が理解できる
2.高齢者の加齢変化と疾患や生活機能変化について理解し、それが生活にどのように影響しているかを理解できる
3.高齢者の生活史を社会変化との関連で理解できる
4.老年看護におけるチームアプローチについて理解できる
5.高齢者の健康づくりについて理解できる
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
年を取るということはどういうことか.事例からみる高齢者の生活史
2
高齢者の理解:高齢者とは、高齢者の特徴と理解
3
高齢者にとっての健康:健康維持・増進の意味、目標、アセスメント
高齢者とQOL:意義、影響因子、評価法、看護場面でのQOL
4-5
加齢変化:生理的変化、心身の虚弱化、認知能力低下、社会的変化
高齢者バイタルサイン:血圧、脈拍、呼吸、体温、意識障害、セルフケア支援
6-7
高齢者に多い疾患・障害:疾患・障害の特徴、起こりやすい疾患・障害、受診行動の特徴、
高齢者のアセスメント:包括的なアセスメント
8-11
高齢者とのコミュニケーション:種類、対話への不安、スキル
生活機能への影響とその看護
高齢者の生活を支える看護:食事、排泄・他
12-13
高齢者に関わる制度:全体像、医療保険、介護保険、公的年金、成年後見制度等
社会資源:介護保険サービス、地域・個人のつながり、ネットワーク形成
14
高齢者看護におけるチームアプローチ、ケアマネジメント
15
老年看護における倫理的課題とリスクマネジメント
テキスト及び参考文献
テキスト:堀内ふき・他編『高齢者の健康と障害』メディカ出版
堀内ふき・他編『高齢者看護の実践』メディカ出版
参考文献:
『国民衛生の動向』厚生労働統計協会
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
□ 授業参加状況(%)
■ その他(ミニテスト 20%)
履修上の注意
授業内に予習した範囲内のミニテストを行います。
それは評価の一つになりますので、きちんと予習して授業に参加してください。
【平成24年度以降入学生】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
精神看護学概論
521
○塚田縫子、柿澤美奈子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
木2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
精神的健康の保持増進及び精神的疾病の予防に関る因子を理解し、心の働きとメカニズムを知り、行動に示される心の表
れを理解する。精神疾患患者の看護の多様な役割について理解する。また、精神に障害のある方の人権や福祉、地域での
生活のあり方等について、当事者および家族への支援を含めて理解を深める。
授業のねらい
1.人間の生涯にわたる発達を理解しストレスに対処し心の健康の保持増進について理解する。
2.心のケアに当たる看護師の構えとしての自己理解と他者理解について理解する。
3.個別の精神的ケアだけでなくグループへの関わり方や,当事者のリカヴァリーに向けてのストレングスモデルを理解
する。
4.精神医療はすでに地域中心であり、病状の必要によって病院に入院し、地域では多職種のチームによって多様な社
会資源を用いて生活することを理解する。
授 業 計 画
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
担当教員
Ⅰ.精神の健康と保持増進―①健康な精神とは ②環境への適応 ③自我防衛機制 ④表現する
Ⅱ.ストレスとその対処―①ストレスとは ②ストレスによる精神不健康 ③ストレス対処
Ⅲ.人格形成と自我発達
Ⅳ危機と危機対応
Ⅴ.自我発達とライフサイクル―①エリクソン ②生涯発達
Ⅵ.心を病むということ―①精神疾患は特殊な人の特殊な病気ではない
②ストレス脆弱性モデル ③精神看護の基本
Ⅶ.ナース患者関係―①“関り”がケアになる精神看護
Ⅷ.患者を理解する―①わかろうとして関わる
②相手の立場から相手を理解しようとする。
Ⅸ.「場」と「機会」を用意する―①治療的空間としての病棟
Ⅹ.グループへの支援―①仲間 ②集団力動 ③セルフヘルプグループ
ⅩⅠ.精神看護の場 (1)施設内看護 ①病棟 SST
②デイケア
(2)地域精神保健看護 ①地域で生きる支え 他職種との協働
訪問看護
就労支援の場
ⅩⅡ.家族への支援―精神障害と家族―①家族治療から家族相談へ ②心理教育
ⅩⅢ.精神医療・看護の歴史―①西洋の場合 ②日本の場合
ⅩⅣ.精神保健福祉の現状―法的基盤 精神保健福祉法 自立支援法 障害者福祉法
ⅩⅤ.病院中心から地域中心となった精神医療―「障害」に対する考えの進展
ICF、ノーマライゼーションの考え
ⅩⅥ.精神障害と人権―世界的な法律の流れ
「共生」の社会を目指し
これからの精神保健福祉
テキスト及び参考文献
テキスト:系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護学1(精神看護の基礎)
専門Ⅱ 精神看護学2(精神看護の展開)
参考文献:授業中に随時紹介
履修上の注意
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
塚田
柿澤
柿澤
塚田
塚田
塚田
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
小児看護学概論
531
○橋本佳美、鈴木千衣
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
水1
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
子ども観、小児医療や小児看護の歴史的変遷を学ぶとともに、保健医療における小児看護の理念と役割を理解する。
また、新生児期から思春期までの成長発達と各発達段階における子どもと家族の生活を理解し、生活環境が子どもの
成長発達に及ぼす影響を考える。
授業のねらい
1.小児看護の対象としての「子ども」とはどのような存在か、いくつかの手がかりをもとに考える
2.小児看護の理念を理解し、看護の役割を考える
3.小児保健医療および小児看護の変遷を踏まえ、これからの小児看護における課題について考える
4.子どもの成長発達を理解し、成長発達の評価の方法を理解する。
5.各発達段階における子どもの成長発達を理解し、子どもが健康に生活できるための援助を考える
6.成長発達の時期にある子どもの家族への援助を考える
7.最近の子どもの日常生活と健康にかかわる問題点について、社会的背景を踏まえて考察する
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態等
1
オリエンテーション/小児看護の理念と役割①
橋本
2
小児看護の理念と役割②
橋本
3
小児保健医療および小児看護の変遷
鈴木
4
子どもの成長発達と評価
鈴木
5
子どもの成長発達と健康生活 乳児期①
橋本
6
子どもの成長発達と健康生活 乳児期②
橋本
7
中間試験および出題の解説
鈴木
8・9
子どもと遊び
外部講師
10
子どもの成長発達と健康生活 幼児期①
橋本
11
子どもの成長発達と健康生活 幼児期②
橋本
12
子どもの成長発達と健康生活 幼児期③
橋本
13
子どもの成長発達と健康生活 学童期・思春期①
鈴木
14
子どもの成長発達と健康生活 学童期・思春期②
鈴木
15
子どもの日常生活と健康に関わる問題
橋本
テキスト及び参考文献
テキスト:指定せず
紹介した図書の中から一冊選定してください。
参考文献:その都度提示する
国民衛生の動向を使用することがあります。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
□ その他(
)
履修上の注意
授業時に課題を出すことがあります。その課題が次の授業内容の理解につながりますので、着実に取り組むこと。
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
母性看護学概論
541
○弓削美鈴、臼井淳美
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
月3
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
女性のライフサイクルと役割・機能の変化について学習する。
各ライフステージにおける母性とその家族の特性を身体的、心理的、社会的側面から捉え、母性の育成や母子関係、
親子関係の形成等について多面的に理解し、母性保健及び看護活動について学習する。
授業のねらい
1.母性の概念と母性看護の意義・役割・歴史について理解できる。
2.我が国の母子保健統計及び母性看護に関連する法律や施策について。社会の変化と関連させて理解できる。
3.母性看護における法律・倫理的課題と責任について理解できる。
4.母性看護で用いられる代表的な理論と活用について理解できる。
5.ヒトの発生、形態、機能的特徴の基礎的な知識を理解できる。
6.ライフサイクルからみた女性の健康問題と看護について理解できる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1
母性(父性)の概念と母性看護の意義・役割
弓削
2
母性看護の歴史と変遷
弓削
3
母子の健康と母子保健統計
弓削
4
母性看護と生命倫理・女性対する暴力
弓削
5
母性看護と法律、施策
弓削
6
母性をめぐる看護理論
弓削
7
親子関係の発達と家族病理
弓削
8
ヒトの発生
弓削
9
女性の身体と形態・機能の特徴
弓削
10
性周期と生殖機能
弓削
11
不妊カップルの理解と看護
弓削
12
危機・喪失理論及び周産期の死を体験した家族の理解と看護
弓削
13
ライフサイクルからみた女性の健康課題と看護:思春期
弓削
14
ライフサイクルからみた女性の健康課題と看護:成熟期
弓削
15
ライフサイクルからみた女性の健康課題と看護:更年期
臼井
テキスト及び参考文献
テキスト:横尾京子他編『母性看護実践の基本』メディカ出版
横尾京子他編『母性看護技術』メディカ出版
参考文献:各授業で紹介する
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(90%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成24年度以降入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
地域看護学概論
551
担当教員(○印=責任教員)
○別所遊子、宮地文子、大渕律子、
宮﨑紀枝、三石清子 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
2
後期
水2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
地域における看護活動の概念を、地域看護の対象と機能および活動の場から理解し、人々が地域生活の中で直面する
健康問題を、個人・家族・地域の問題として解決・改善するプロセスと看護職の役割、それを支える制度と仕組みに
ついて学ぶ。
授業のねらい
1.人々のライフステージや、生活の場が、健康とどう関連するかわかる。
2.地域で生活する個々人の健康が、家族や地域の健康とどう関連するかわかる。
3.地域の人々の健康を維持し、疾病や障害の発症や悪化を予防するための、看護職の援助の方法がわかる。
4.地域ケアシステムや関連する制度における、看護職の役割がわかる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1
地域看護学でなにを学ぶか:地域看護活動の場と対象、ライフステージと人々の健康問題
別所
2
地域看護の方法:個人・家族の生活と集団の健康問題と保健師の支援方法
別所
3
地域における保健師活動の発展
宮地
4
地域保健法と保健所・市町村における保健師の活動体制
宮地
5
生涯にわたる保健福祉サービスと保健師活動の関連法規
宮﨑
6
市町村における保健師活動
非常勤講師
7
保健所における保健師活動
宮地
8
医療機関における保健師の健康管理活動
別所 他
9
事業所における産業保健師の活動
事業所保健師
10
学校保健における養護教諭の活動
別所 他
11
学校保健における養護教諭の役割
別所 他
12
在宅ケアと地域の看護活動
三石
13
訪問看護活動の成り立ち
大渕
14
地域の健康問題と地域看護の課題
別所
15
地方自治体の保健計画と保健事業における保健師の役割
別所
テキスト及び参考文献
テキスト:公衆衛生看護学.jp;インターメディカル
参考文献:
最新地域看護学総論;日本看護協会出版会
最新保健学講座1 公衆衛生看護学概論;メヂカルフレンド社
標準保健師講座1 地域看護学概論;医学書院
国民衛生の動向;厚生統計協会
履修上の注意
保健師課程選択(保健師国家試験受験)希望者は、必ず修得すること。
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(10%)
■ 授業参加状況(10%)
□ その他(
)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
成人看護援助論Ⅱ(回復期・慢性期)
503
○浅野 均 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
金3・金4・金5
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
成人看護援助論Ⅰを踏まえて、成人期における健康障害を有する対象とその家族に対する援助技術について看護過程
を展開しながら学ぶ。成人期において発症しやすい、がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病などの疾患に対する看護を
理解し、効果的な看護を展開するための技術を習得し、実践へつなげていく。
授業のねらい
1.成人期の慢性期、回復期、ターミナル期によく見られる患者の健康状態と、疾患により生じる機能障害の特徴を
理解し、事例から看護ケアの展開を学習する
2.各種機能障害(呼吸機能、循環機能、腎機能、消化機能、代謝機能、脳神経機能、運動機能、感覚機能、生体防
御機能)をもつ患者へのケアができる知識を習得する
3.成人期の患者および家族への倫理的配慮について理解する
授 業 計 画
回数
1- 3
授 業 内 容
オリエンテーション
授業形態
演習
演習1 心肺蘇生法 周手術期ケア
4- 6
呼吸機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 1
7- 8
循環機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 2
9-10
演習2 呼吸機能 循環機能
演習
11-12
代謝機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 3
13-14
腎機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 4
15-16
消化機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 5
17-20
脳神経・運動機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 6
21-24
生体防御機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 7,8
25-26
感覚機能障害をもつ患者とその家族のケア
講義 小テスト 9,10
27-30
学生グループ発表
学生グループ発表
テキスト及び参考文献
テキスト:
「慢性期看護論」南江堂
参考文献:
「リハビリテーション看護論」ヌーヴェルヒロカワ
「緩和・ターミナル看護論」ヌーヴェルヒロカワ
その都度提示する
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(60%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート( 5%)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(小テスト30%、学生発表5%)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
成人看護学実習Ⅰ(急性病棟)
504
担当教員(○印=責任教員)
○水野照美、鈴木真理子、吉岡 恵、
酒井綾子 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
3単位135時間
実習
授業の概要
成人期(急性期)にある対象を科学的視点でアセスメントする能力を習得し、個々の対象の健康レベルに応じた援助
を実践するため、学習した技術を用いて看護過程を展開する能力を養う。
授業のねらい
急性期にある成人患者とその家族に必要な看護を理解し、看護過程を用いて対象の病状や経過に合った看護を実践す
る基本を学ぶ。
1.急性期にある患者とその家族の理解に基づく看護
2.急性期の患者を中心とした人間関係の構築に基づく看護
3.医療チームの一員である自覚
4.急性期患者の受持ち看護学生として相応しい倫理・態度
5.健康状態が急激に変化する患者とその家族の看護を探究する態度
授 業 計 画
実習方法:成人期の患者を受け持ち、看護過程を用いて看護を実践する。
カンファレンスを活用し、相互に学ぶ。
(原則として、実習期間中は受け持ち患者を決める。患者1名に学生1名。
継続して受け持つことができない場合は、複数名の患者を受け持つこともある。)
実習期間:3週間
実習施設:佐久総合病院及び浅間総合病院、小諸厚生病院
病棟・外来・手術室等において看護の継続性を学ぶ。
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:成人看護学概論、成人看護援助論Ⅰ・Ⅱ等で活用した文献・
資料
鎌倉やよい・深田順子.周術期の臨床判断を磨く.医学書院
竹内登美子.高齢者と成人の周手術期看護2 術中/術後の
生体反応と急性期看護 第2版.医歯薬出版株式会社
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、成人看護学概論、成人看護援助論Ⅰ・Ⅱ
1.患者を受け持って看護学実習を行うため、実習に集中できる環境を整えておくこと。
2.三週間、医療施設にて実習を行うため、健康管理をすること。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
成人看護学実習Ⅱ(回復・慢性病棟)
505
○浅野 均 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
3単位135時間
実習
授業の概要
成人期にある人の特性を理解し、受け持ち患者の病態や症状・徴候、経過、治療法などを学び、健康状態に応じた適
切な看護ケアを提供できる基礎的知識、技術、態度を養う。また、保健医療チームの機能や役割、看護職としての機
能や役割について学ぶ。
授業のねらい
治療を受ける成人患者とその家族に必要な看護を理解し、看護過程を用いて対象の健康状態や生活に合った看護を実
践する基本を学ぶ。
1.治療を受ける患者とその家族の理解に基づく看護
2.治療を受ける患者を中心とした人間関係の構築に基づく看護
3.医療チームの一員である自覚
4.治療を受ける患者の受け持ち看護学生として相応しい倫理・態度
5.健康状態の変化に伴う生活の調整を必要とする患者とその家族の看護を探求する
授 業 計 画
実習方法:成人期の患者を受け持ち、看護過程を用いて看護を実践する。
カンファレンスを活用し、相互に学ぶ。
病棟・外来・リハビリテーション部門において看護の継続性を学ぶ。
原則として、実習期間中は受け持ち患者を決める。患者1名に学生1名。
継続してうけもつことができない場合は、複数名の患者を受け持つこともある。
実習期間:3週間
実習施設:佐久総合病院および浅間総合病院
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:成人看護学概論、成人看護援助論Ⅰ・Ⅱ等で活用
した文献・資料
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、成人看護学概論、成人看護援助論Ⅰ・Ⅱ
1.患者を受け持って看護学実習を行うため、実習に集中できる環境を整えておくこと。
2.三週間、医療施設にて実習を行うため、健康管理をすること。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
老年看護援助論
512
○征矢野あや子、七田惠子、堀内ふき 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
木1・木2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
加齢に伴う特徴を理解するとともに、健康障害を示す病態、症状や徴候、経過、治療法等を学び、高齢者及びその家
族を対象とした看護援助の方法並びに援助技術について看護過程を展開しながら学ぶ。また、様々な健康レベルにあ
る高齢者について理解を深め、効果的な看護を展開するための知識・技術・態度を習得し、実践へつなげていく。
授業のねらい
1. 加齢に伴う心身機能の変化、老年期に特徴的な疾病や病態を理解する
2. 1.の状態にある高齢者のためのアセスメント方法、看護技術を理解する
3. 高齢者のもてる力(強み)にも着眼し、
「慢性疾患、健康障害、加齢に伴う機能低下をもちながら、その人らしく
生活する」ことを支える看護過程を展開する
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
※講義・演習の順番を入れ替える予定(講義初日に進行表を配布する)
授業形態
1
高齢患者の特徴と治療
講義
2
高齢者の健康増進・栄養ケアマネジメント
講義
3-4
老年症候群の看護:摂食嚥下障害
演習
5-6
老年症候群の看護:ロコモティブシンドローム
講義
老年症候群の看護:廃用症候群
講義
8-12
老年症候群の看護:認知症
講義
13-14
高齢者の生活の場と看護:介護保険施設 小試験(1)
講義
15
高齢者の生活の場と看護:他職種との協働
講義
16
高齢者の生活の場と看護:福祉用具・施設環境
演習
17
高齢者の生活の場と看護:家族介護者 高齢者の終末期看護
講義
18
災害時の高齢者ケア、小試験(2)
講義
19-20
高齢者のレクリエーション
演習
21-30
老年看護過程
演習
7
31
まとめ・補講 (期末試験該当分)
テキスト及び参考文献
テキスト:山田律子他編『生活機能からみた老年看護過程』医学書院
堀内ふき編『高齢者看護の実践』メディカ出版
履修上の注意
講義・演習
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
老年看護学実習
513
○征矢野あや子、堀内ふき 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
2 単位 90 時間
実習
授業の概要
老年期にある対象の特性を理解し、受け持ち患者における必要なニードを見出して、今まで学習してきた知識、技術
を実際の場面を通じて統合し、適切に看護過程を展開できる技術、能力、態度を養う。
授業のねらい
1.健康障害をもつ高齢者の心身の特性を理解し、高齢者の健康と生活を支援するために必要な基礎的能力を養う
2.高齢者の生活を支える多機関・職種の連携・協働のあり方と、その中で看護が果たす役割について考える
授 業 計 画
実習方法:
介護老人保健施設または認知症の治療病棟に入所している高齢者1事例を受け持ち、老年看護過程を展開する。
施設で行われているデイケアやレクリエーション・作業療法等を参加見学する。
受け持ちに限らず、多くの高齢者に対するコミュニケーションやケアに参加することで、対象者の個別性を
理解する。
実習記録やカンファレンスでの意見交換を通じて、思考を整理し、考察を広げたり深めたりする。
実習期間:2週間
実習施設:佐久市介護老人保健施設みすず苑、佐久総合病院老人保健施設、しののめの里介護老人保健施設、
独立行政法人国立病院機構小諸高原病院 老人性認知症治療病棟
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、老年看護学概論、老年看護援助論
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
精神看護援助論
522
○田中髙政、柿澤美奈子、塚田縫子
配当年次
開講学期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
木3・木4
必修
2単位60時間
講義
授 業 の 概 要
精神障害のある対象の生活を理解するとともに、精神障害の病態と徴候、症状、経過、治療法等を学び、精神の健康
上の問題に直面している対象とその家族に対する看護援助方法並びに援助技術、対応方法について看護過程を展開し
ながら学ぶ。また、精神障害のある対象やその家族とのかかわり方など、効果的な看護を展開するための技術を習得
し、実践へつなげていく。
授業のねらい
1.主な精神疾患の基本的な概念・原因・検査・経過・治療等を理解する。
2.精神に健康問題を抱えている対象の特徴を理解する。
3.精神症状によって影響された患者の状態をアセスメントし、その人らしく生きる力を支えるための看護援助を理解
する。
4.精神障害者の人権を守り、地域生活を支えていくための援助方法・諸制度について理解する。
5.精神看護を展開していくうえでの看護師の役割やコミュニケーション技術について理解する。
授 業 計 画
回数
1
2・3
4
5∼9
10∼12
13
14∼19
20
21∼22
23
24
25・26
27∼29
30
授 業 内 容
授業形態等
精神の健康と障害
脳の構造と機能
さまざまな精神症状と患者の体験
思考の障害・思考内容の障害・感情の障害・意欲の障害・知覚の障害・意識の障害・記
憶の障害
主な精神疾患と障害・治療
統合失調症・気分(感情)障害・神経症性障害・ストレス関連障害・身体表現性障害・
パーソナリティ障害・器質性精神障害・知的障害・発達障害・心身症・睡眠障害・適応
障害・人格障害・強迫性障害・認知症
精神科での治療
治療の前に考えておくべき事・身体療法(薬物療法)
・精神療法・行動療法・環境療法・
集団精神療法・家族療法・各種検査
入院治療と看護の展開
精神看護の実際
妄想のある患者の看護・気分障害のある患者の看護・不安のある患者の看護・子どもの
精神看護・成人の精神看護・高齢者の精神看護・産褥期の精神看護
疾患回復者からのメッセージ
地域における精神看護
精神科訪問看護
精神科以外での精神看護 身体疾患と精神看護・リエゾン精神看護
プロセスレコード
精神看護と看護過程
まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:系統看護学講座
専門 26 精神保健看護の基本概念 精神看護学1
専門 27 精神保健看護の展開 精神看護学2
履修上の注意
講義
講義
講義
講義
講義
講義
講義
当事者の話
講義
講義
講義
グループワーク
講義
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート( 4%)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(小テスト 16%)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
精神看護学実習
523
○柿澤美奈子、田中髙政、塚田縫子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
2単位90時間
実習
授業の概要
精神看護の特性と看護ケアの特殊性を理解し、適切に看護を展開するための知識、技術、態度を統合する。治療的コ
ミュニケーションの技法やその他の精神療法について理解を深め、精神疾患を持つ方への看護援助の実際を学ぶ。
授業のねらい
1.精神疾患による生活障害(生活のしづらさ)がある患者を理解する。
2.患者の日常生活に働きかけ、精神看護の実際について理解する。
3.患者に現われている精神症状を把握し、治療過程の看護を理解する。
4.患者・看護師における関係のあり方を理解し、相手に影響を与える自己を振り返る。
5.精神科病棟の構造と機能を理解する。
6.地域で暮らす精神障害者への支援のあり方を理解する。
授 業 計 画
実習方法:
1.病棟
1)患者を受け持ち、患者との人間関係を基盤に看護過程を用いて看護を実践する。
2)患者との関わりを通して治療的コミュニケーションスキルを学ぶ。
3)プロセスレコードを活用し、自己の関わりをふりかえることで、ナース患者関係のあり方について理解する。
4)精神科における薬物療法の実践的理解を深める。
5)リハビリテーションプログラムに参加し、その意義の理解を深める。
2.精神科デイケアおよび就労支援事業所
1)利用者とともにプログラムに参加し、精神科デイケアおよび就労支援事業所の意義・役割について理解を深める。
2)地域で暮らす精神障害者の社会参加の実態、
「共に生きる社会」について理解する。
実習期間:2 週間
実習施設:安曇総合病院 小諸高原病院 佐久総合病院
メンタルケアセンターあずみ 佐久の泉共同作業センター ワークポート野岸の丘
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、精神看護学概論、精神看護援助論
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
小児看護学援助論
532
○鈴木千衣、橋本佳美 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
火3・火4
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
小児各期の子どもと家族に対する看護を行なうために、各期の子どもの特徴を踏まえ、子どもの心身の健康を保持増
進し、子どもの回復過程を支援するために必要な知識・技術を修得する。
授業のねらい
1.子どもと家族の思いを知るために、子どもや家族が置かれた状況(苦痛を伴う処置や入院)をどのように感じ理
解するのか、子どもや家族の反応を捉え考える。
2.子どもと家族のもっている力を引き出すための援助方法を理解する。
1)子どもと家族の状況を把握するための情報収集の方法を修得し、収集した情報をアセスメントして援助方法を
考える。
2)子どもと家族が自身の思いや考えを表出することができるような方法を理解する。
3.子どもと家族の力を育てるために、健康教育や治療への参加などの援助方法を理解する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1・2
オリエンテーション/子どもと入院
担当教員
鈴木
グループワーク①事例の子どもの疾患について調べる
入院児の情報収集(身体計測等)とオリエンテーション
鈴木
5
治療・検査を受ける子どもの看護
橋本
6
グループワーク②入院児の情報収集(身体計測等)とオリエンテーション
鈴木
演習 看護技術(バイタル測定、身体計測、点滴、与薬、診察の介助)/
橋本 鈴木
3・4
7-10
グループワーク③子どもの疾患と入院時の情報収集について
他
11
急性期疾患と看護
鈴木
12
小児のアセスメント
橋本
13・14
子どもと外来看護/ グループワーク④ 事例の展開
鈴木
15・16
病気とともに生活する子どもの看護/グループワーク⑤ 事例の展開
鈴木
17・18
障害児と看護①/グループワーク⑥ 事例の展開
橋本
19
手術を受ける子どもの看護
橋本
20
障害児と看護②
外部講師
21・22
事例展開の発表
鈴木
23・24
ハイリスク児の看護/グループワーク⑦ プレパレーションと患者・家族への指導
橋本
25・26
子どもと死/グループワーク⑧ プレパレーションと患者・家族への指導
鈴木
27・28
グループワーク⑨⑩ プレパレーションと患者・家族への指導
鈴木
29
小児看護の最近の動向
外部講師
30
小児看護と社会資源 まとめ
鈴木
テキスト及び参考文献
テキスト:特に指定せず
参考文献:別に配布する「学習の手引き」を参照のこと
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(20%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
履修上の注意
テキストは特に指定しないが、自分で読みやすい1冊を決めて、予習・復習するようにしてください。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
小児看護学実習
533
○橋本佳美、鈴木千衣 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
2単位90時間
実習
授業の概要
健康や発達に生じた障害が子どもと家族に及ぼす影響を理解し、子どもの成長発達段階および健康レベルに応じた看
護実践に必要な基礎的能力を養う。
また、小児期に受傷し障害を抱え成長発達してきた人々や家族の健康・生活を理解し、必要な支援について学ぶ。
授業のねらい
1.健康な子どもの日常生活を理解する。
2.子どもや家族との相互作用を通して、個々の子どもや家族の理解を深める。
3.健康障害や医療が、子どもや家族に及ぼす影響を把握し、必要な援助を理解する。
4.健康障害をもつ子どもや家族に必要な援助を実施・評価する。
5.子どもの健康障害が家族にどのような影響を及ぼしているか理解を深める。
6.保健医療チームの役割を理解する。
授 業 計 画
【幼稚園実習】
実習日:平成25年9月2日,3日
実習施設:佐久幼稚園
佐久南幼稚園
【病棟実習・クリニック実習】
実習期間:
1クール:平成25年9月9日∼9月20日
2クール:平成25年9月30日∼10月9日
3クール:平成25年10月21日∼11月1日
4クール:平成25年11月11日∼11月22日
5クール:平成26年1月6日∼1月16日
6クール:平成26年1月27日∼2月7日
実習施設:佐久総合病院小児科外来
浅間総合病院小児科外来
信州上田医療センター小児科が依頼
さとう小児科
佐久中央医院
吉田子ども医院
三才山病院5病棟
*詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
参考文献:小児看護援助論配布参照
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、小児看護学概論、小児看護援助論
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート(20%)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
母性看護援助論
542
○臼井淳美、弓削美鈴、木下珠希 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
金1・金2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
妊娠期・分娩期・産褥期にある女性と胎児・新生児の生理及びその生活上の課題を理解し、その女性と胎児・新生児、
家族を対象とした看護援助方法について看護過程を展開しながら学ぶ。母性特有の健康障害、その症状や徴候、経過、
検査、治療法等について学習し、効果的な看護を展開するための方法を習得し、実践へつなげていく。
授業のねらい
1.妊娠期・分娩期・産褥期にある対象の、身体的・心理的生理的変化を説明できる。
2.胎児・新生児の成長発達・生理的変化を説明できる。
3.生理的変化から逸脱した状態の診断方法とその治療法について説明できる。
4.周産期を安全・安楽に経過させるための看護技術、母親となることの過程を支援する技術を修得する。
5.妊婦・産婦・褥婦・新生児の健康状態をアセスメントし、必要な看護を展開するための方法を説明できる。
授 業 計 画
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21∼24
25
26∼28
29∼30
授 業 内 容
担当教員
妊娠の基本知識と妊娠の維持・胎児発育のための生理的変化
妊娠経過に伴う母体の全身変化と妊娠各時期の心身の特性
妊婦の健康状態をアセスメントするために必要な情報
妊婦の健康状態をアセスメントするために必要な看護技術
妊婦の健康課題への援助
ハイリスク妊娠の妊婦の看護(1)
ハイリスク妊娠の妊婦の看護(2)
産婦看護の基本となる情報を得るために必要な分娩に対する知識
正常分娩の経過と分娩進行にともなっておこる母子の変化
産婦の健康状態をアセスメントするために必要な情報
産婦・家族ニーズと健康課題への援助
分娩に起こりえる正常からの逸脱と看護
(中間テスト)
褥婦の健康状態をアセスメントするために必要な情報
褥婦の健康状態をアセスメントするための看護技術と健康課題への援助
母乳育児支援(1)
母乳育児支援(2)
産褥期に起こりえる正常からの逸脱と看護
新生児の健康をアセスメントするために必要な情報
新生児のニーズと健康課題への援助
事例を用いた看護過程の展開(演習1)
看護技術演習1(妊婦体操、分娩期のケア、産褥体操 等)
看護技術演習2(妊娠期・産褥期のケア、新生児のケア 等)
看護過程のまとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:横尾京子・中込さと子編『母性看護技術』メディカ出版
参考文献:横尾京子・中込さと子編『母性看護実践の基本』メディカ出
版
弓削
弓削
臼井
臼井
臼井
臼井
臼井
弓削
弓削
弓削
弓削
弓削
弓削・臼井
臼井
臼井
臼井
臼井
臼井
臼井
臼井
弓削
臼井 他
臼井 他
弓削・臼井 他
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(15%)
■ 授業参加状況(5%)
□ その他(
)
履修上の注意
25∼28回の看護技術演習1・2の出席がない場合は、受験資格をみとめない。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
母性看護学実習
543
○弓削美鈴、臼井淳美 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
2単位90時間
実習
授業の概要
母性の特性と看護ケアの特殊性を理解し、適切に看護を展開するために必要な知識・技術・態度を修得する。
妊娠・分娩・産褥期にある母子と家族への援助について学ぶとともに、次代を育む家族機能と支援について学ぶ。
授業のねらい
1.妊婦・産婦・褥婦及び新生児の身体的・心理的・社会的特徴を理解する。
2.対象の健康上の問題・強みについてアセスメントし、計画、実践、評価ができる。
3.対象を全人的に理解し、共感的にかかわることができる。
4.医療チームの役割と社会資源を理解し、継続看護のあり方を考えることができる。
5.母性看護学実習を振り返り、自己の母性・父性観を深めることができる。
授 業 計 画
実習方法:
【 褥婦と新生児の看護 】
1.褥婦と新生児に対し、一連の看護過程を展開できる。
2.受け持ち褥婦をとおして、地域社会、関連機関との連携について学ぶ。
【 妊婦の看護 】
3.妊婦健康診査を受診した妊婦が感じている心身の変化や日常生活について知る。
4.妊婦健康診査の見学・一部実践、保健指導の見学を通して妊婦看護の内容を理解する。
【 産婦と新生児の看護 】
5.助言を受けながら産婦の看護を実践する。
6.出生直後の新生児の観察とケアを見学する。
実習期間:2週間
実習施設:佐久市立国保浅間総合病院
JA長野厚生連佐久総合病院
西6階病棟
3階東病棟
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
履修上の注意
先修科目:基礎看護学実習Ⅱ、母性看護学概論、母性看護援助論
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
地域看護援助論Ⅰ(地域健康支援)
552
○宮﨑紀枝、宮地文子、別所遊子 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
水1・水2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
地域に生活する人々の健康問題の予防・保持・増進を支援する方法と技法について学ぶ。特に、個人・家族のセルフ
ケア能力を高める援助法、特定の集団に特徴的な問題を解決するための援助法について理解を深める。また、地域に
おける看護職の機能と役割を理解し、地域ニーズに対応した保健活動と実践方法について学ぶ。生活習慣病対策(健
康日本21)
・子育て支援(健やか親子21)を例に、健康診査−健康相談−健康教育−小集団活動−家庭訪問−地域組織
活動の基礎理論と技術を学ぶ。
授業のねらい
1. 公衆衛生看護活動の方法として、対象(個から地域・ライフステージごと・課題別)の援助方法、機能別の援助
方法を理解し、事象を統合する基礎力をつける。
2. 基礎的知識と現場で働く保健師活動の実際を学ぶことで、学習内容を深める
3. 学生主体的授業の展開を通して、主体的に学ぶ能力、事業企画プロセス、プレゼンテーション能力を習得する。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1∼2
オリエンテーション・地域看護方法と活動の場/公衆衛生看護分野における看護の特性
講義
3∼4
学生主体授業(1)∼(8)のグループワーク
演習
5∼6
地域看護における倫理的課題/事例演習
講義・演習
7∼8
母子保健活動(1)/母子保健活動
演習・講義
9∼10
成人保健活動(2)/成人保健活動
演習・講義
11∼12
高齢者保健活動(3)/高齢者支援介護予防活動
演習・講義
13∼14
感染症対策(4)/健康危機管理
演習・講義
15∼16
精神保健活動(5)/精神保健活動の実際
演習・講義
17∼18
地域診断(6)/地域診断
演習・講義
19∼20
健康教育(7)/新生児訪問指導(8)
演習・講義
21∼22
難病保健活動の実際/歯科保健活動の実際
演習・講義
23∼24
保健活動の評価/障害者(児)支援ネットワーク
講義
25∼26
グループ・地域組織活動/保健指導・健康相談(理論編)
講義
27∼28
健康診査・検診/保健指導・健康相談の技術(実践編)
講義
29∼30
政策・施策・事業化と保健師活動/まとめ
講義
テキスト及び参考文献
テキスト:地域看護学概論と同じテキスト、国民衛生の動向を使用
参考文献:使用してほしい参考文献をオリエンテーション時に提示する
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(学生主体型授業評価 20%)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
地域看護援助論Ⅱ(在宅看護)
553
○大渕律子、宮地文子、三石清子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
水3・水4
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
在宅看護の対象となる療養者とその家族の健康状態と生活、それを支えるケアシステムについて理解し、在宅看護の
実践に必要な基本的知識・技術・態度を養うと共に、効果的な在宅看護を展開するための在宅ケアチームにおける看
護職の役割を学ぶ。
授業のねらい
1.在宅看護の目的と成立条件を理解できる。
2.わが国の在宅看護を支える制度と社会資源を理解できる。
3.在宅ケアチームの構成員と看護職の役割を理解できる。
4.在宅看護の展開過程を理解できる。
(高齢者、小児、難病患者など)
5.在宅看護に必要な援助技術を理解し、実施できる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1-2
わが国の在宅看護の発展と現状、在宅看護の基本理念と成立条件
3-4
佐久市における高齢者支援の現状、在宅療養者と福祉の現状、在宅ケアシステム
講義
(宮地、佐久市保健師)
在宅ケアにおける社会資源の活用、在宅ケアプラン、介護保険の活用
(宮地) 講義
在宅ケアを支える医療チームと退院調整・退院支援
(関) 講義
5-6
(宮地) 講義
7-8
訪問看護の実際、(訪問看護の特徴、訪問看護師の役割、訪問看護の展開、家族支援)
(三石) 講義
9-10
訪問看護事例の展開(高齢者への訪問看護の特徴 事例の展開 演習)
(大渕) 講義・演習
11-12
訪問看護事例の展開(小児患者への訪問看護の特徴)
訪問看護事例の展開(難病患者への訪問看護の特徴)
(三石) 講義
(更級) 講義
13-14
在宅看護技術演習① 初回訪問(ヘルスアセスメント、訪問時のマナーなど)(大渕 他)
15-16
在宅看護技術演習② 環境調整(住環境・設備、ベッド環境 事故防止)
17-18
在宅看護技術演習③
19-20
在宅看護技術演習④ フットケア
21-22
在宅看護技術演習⑤ 感染管理(医療処置における感染予防、血糖測定、腹膜透析、吸引、 講義・演習
清潔ケア、褥瘡処置)
(大渕 三石)
23-24
在宅看護技術演習⑥ 栄養管理、経管栄養 (胃ろうの管理)
(大渕 他) 講義・演習
25-26
在宅看護技術演習⑦ 排泄ケア(失禁、便秘、浣腸、摘便、陰部洗浄)
(三石 他) 講義・演習
27-28
在宅看護技術演習⑧ 呼吸の援助/酸素療法と医療機器管理
29-30
在宅における終末期ケアの実際(グリーフケア、エンゼルメイク演習)
講義・演習
(大渕 他) 講義・演習
ADL自立への支援(移動・移乗、ROM, 家族への援助) (大渕 他) 講義・演習
テキスト及び参考文献
テキスト:在宅看護論、南江堂
参考文献:地域医療を支えるケア、メディカ出版
系統看護学講座在宅看護論、医学書院
訪問看護研修テキスト ステップ1、日本看護協会出版会
履修上の注意
(三石 他) 講義・演習
(帝人在宅医療KK) 講義・演習
(三石 他) 講義・演習
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
在宅看護学実習
555
担当教員(○印=責任教員)
○大渕律子、宮地文子、別所遊子、
宮﨑紀枝、三石清子 他
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
後期
集中
必修
2単位90時間
実習
授業の概要
在宅療養者およびその家族の生活の質の向上と自立支援を目指した訪問看護の役割・機能を理解する。
看護職が訪問看護ステーションなど地域の在宅ケア機関を拠点に、保健・医療・福祉の関係機関・関係職種と連携し
て、在宅療養者およびその家族を総合的に援助する方法を学び、在宅ケアを充実させるための課題について理解を深
める。
授業のねらい
1.在宅療養者と家族の生活と健康課題を理解し、対象のQOLを高める看護の方法を訪問看護の実践から学ぶ。
2.訪問看護を通して在宅療養者とその家族に適切な看護援助技術を実施できる。
3.在宅療養者とその家族を支える在宅ケアチームとの連携の重要性を理解できる。
4.在宅療養者とその家族を支える地域ケアシステムの向上をめざす看護のあり方を理解できる。
授 業 計 画
実習方法:1グループ学生4名で、以下の施設で実習を行い、学内・学外カンファレンスで学びを深める。
1.訪問看護ステーションにおける訪問看護に同行し、実際の場から在宅療養者とその家族に対する看護職
の援助方法と援助技術を学ぶ(4日間)(現地でのカンファレンス)
2.地域医療部門における訪問診療、訪問歯科診療、訪問リハビリテーション、居宅支援事業等に同行し在
宅ケアチームの役割と連携のあり方を学ぶ(1日間)
3.地域包括支援センター、社会福祉協議会の組織、スタッフ、事業内容、利用者の概況を学ぶと共に、デ
ィサービスセンターでの事業に参加する(各1日間)
4.各実習施設における実習体験を通して、在宅ケアチームの一翼を担う看護職の役割と、保健・医療・福
祉の関係機関・関係職種との連携のあり方について学び、在宅ケアを充実させるための看護職の課題に
ついて理解を深める(実習最終日 学内カンファレンス)
実習施設:訪問看護ステーション:あさま、あさしな、のざわ、うすだ、やちほ、こうみ
地域医療部門:浅間総合病院、佐久総合病院、小海診療所
地域包括支援センター:佐久市(岩村田東、中込野沢、佐久中部、浅科望月、臼田)、佐久穂町、小海町
社会福祉協議会:佐久市、佐久穂町、小海町
ディサービスセンター:臼田、前山、浅科、佐久穂町こまどり、小海町やすらぎ園
実習期間:平成25年9月∼平成26年2月(2週間)
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
地域看護学概論、地域看護援助論Ⅰ・Ⅱで用いたテキスト及びその都度
提示する参考文献を活用する。
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:成人・老年・精神・小児・母性看護学実習の先修科目、地域看護学概論、地域看護援助論Ⅱ
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護研究方法
601
○七田惠子、別所遊子、大渕律子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
火1・火2
必修
2単位60時間
講義
授業の概要
看護研究に必要な基本的能力、即ち、研究課題に関連した文献検索の方法、文献レビューの仕方、データ解析の方法、
データから情報を読み取る力を養うとともに、論文の書き方の基本を学ぶ。また、実験的研究や調査研究の特徴を学
び、実際に研究を遂行するために必要な基礎的能力を養う。
授業のねらい
学生自身が関心のあるテーマを選び、グループワーク(5∼6人)により文献レビュー作成や発表を行い、論文作成能
力と発表力をつける。文献検索、データ解析の読み取り、研究論文の書き方の講義をグループワークと並行し、効率
よく学習する。学生は研究を自主的に進めながら、ピア間のコミュニケーション能力を高めるねらいがある。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
担当教員
1-2
①オリエンテーションとグループ分け
②看護研究とは
七田
3-4
①文献講読とレビュー作成(GW-2)
②文献レビューの仕方
七田
5-6
①文献講読とレビュー作成(GW-3)
②研究論文の構成
別所
7-8
①文献講読とレビュー作成(GW-4)
②研究計画の立て方
別所
9-10
①文献講読とレビュー作成(GW-5)
②文献検索の方法
佐藤(司書)
11-12
①文献講読とレビュー作成(GW-6)
②論文・データ解析の読み取りⅠ
七田
13-14
①文献講読とレビュー作成(GW-7)
②論文・データ解析の読み取りⅡ
七田
15-16
①文献講読とレビュー作成(GW-8)
②実験的研究方法
竹尾
17-18
①文献講読とレビュー作成(GW-9)
②調査研究方法
別所
19-20
①文献講読とレビュー作成(GW-10)
②質的研究方法
大渕
21-22
①文献講読とレビュー作成(GW-11)
②グループ発表-1
七田、別所、大渕
23-24
①文献講読とレビュー作成(GW-12)
②グループ発表-2
七田、別所、大渕
25-26
①文献講読とレビュー作成(GW-13)
②グループ発表-3
七田、別所、大渕
27-28
①文献講読とレビュー作成(GW-14)
②グループ発表-4
七田、別所、大渕
29-30
①文献講読とレビュー作成(GW-15)
②グループ発表-5
七田、別所、大渕
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
講義に必要な資料はその都度配布する
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(40%)
■ 授業参加状況(30%)
■ その他(口頭発表 30% )
履修上の注意
講義は学籍番号順に着席してもらう。
演習は授業時間に限定しない。但し、質問への対応は授業時間中に行う。
グループワーク(GW)と発表準備の指導は、1∼5G(七田)
、6∼10G(別所)、11∼15G(大渕)が行う。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護情報学
613
竹内文生
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
集中
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
病院や地域医療などの現場で情報システムが利用されるようになった経緯と、看護活動の諸側面で情報システムが有
効に機能するための条件について学習する。
授業のねらい
情報を取り扱う上での留意点を理解し、情報システムの活用を考える。
授 業 計 画
1.情報とは
2.病院の業務と情報システム
3.情報管理
4.情報システムの発展段階
5.病院情報システムとは
6.院内ネットワークシステム
7.看護情報システム
8.電子カルテシステム
9.地域における保健活動と情報システム
10.保健所活動と情報システム
11.医療機関連携と情報システムの活用
12.プライバシー保護と個人情報保護法
13.セキュリティ
14.情報システムの開発と標準化
15. まとめ
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
履修上の注意
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(100%)
□ 授業参加状況( %)
□ その他(
)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
家族看護論
614
清水久美子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
3
前期
月2
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
家族の形成、家族関係の形成、家族間のコミュニケーション、協力体制等について家族の各過程を踏まえて学習し、
健康問題を抱えた家族への援助のあり方について学ぶ。
授業のねらい
地域社会の中で共に生きる「家族」を広く考える事ができる。
授 業 計 画
回数
1
2∼3
4∼7
8∼9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
1.家族看護学とは
学生個々の「家族」に対するイメージを話し合う
(1)家族看護学の発展過程
(2)今もとめられている家族看護学
(3)家族看護の定義・目的・評価・焦点
(4)家族のセルフケア機能とは何か
(5)健康問題への家族の対応能力
2.看護学における家族の理解
事例を入れる
(1)家族の健康
(2)家族の形態と機能
(3)わが国の家族
(4)家族を理解するための諸理論
1)家族発達理論
2)家族システム理論
3)家族ストレス対処理論
3.家族看護における看護者の役割と援助
(1)家族看護における看護者の役割
(2)家族を援助する時の援助姿勢
4.家族看護研究の展開、家族看護過程
上記内容を踏まえて
第2部家族看護の実践を参考に事例による学習を進める
(1) 病児を持つ家族
(2) 救急医療現場の家族
(3) 精神障害者を持つ家族
(4) 高齢者看護に係わる家族
(5) 終末期患者を抱える家族
5.学習を終えて家族看護に対する思いを語る。
テキスト及び参考文献
テキスト:鈴木和子・渡辺裕子著『家族看護学』日本看護協会出版会
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(70%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(30%)
□ その他(
)
履修上の注意
自分の考えを言葉にすることができ、相手の言葉を聞く中で事例検討などの討論に参加する姿勢を大切にする。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
運動と健康
334
○征矢野あや子、Sang-Joon PARK
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
後期
火1・火2
自由
2単位45時間
講義・演習
授業の概要
子どもや中高年者における健康と運動との関連を多面的に理解し、健康の保持増進、疾病や障害の予防と回復に関す
る運動実践方法の基本を理解する。さらに、実技・演習を通して運動を日常生活に楽しく実践するためのプログラム
について学ぶ。
授業のねらい
1.
2.
3.
4.
心と身体の健康と運動の関係を説明できる
運動の基本的な知識や理論を説明できる
対象の特性にあわせた運動プログラムの実際を体験する
自らの健康づくりのために、楽しく安全な運動習慣を身につける
授 業 計 画
回数
1
授 業 内 容
授業形態
オリエンテーション 健康と運動の疫学
前半
後半
−
講義
2-3
心身の健康と運動
講義
実技
4-5
働き盛り世代の健康と運動
講義
実技
6-7
子どもの健康と運動
講義
実技
8-9
高齢者の健康と運動
講義
実技
10-11
こころの健康と運動
講義
実技
12-13
障がい児の健康と運動
講義
実技
14-15
文部科学省新体力テスト
講義
実技
16-18
健康づくり運動実践:地域の健康増進施設の見学と水中運動/エアロビクスを楽しむ
実技
実技
19-20
健康づくり運動実践:ニュースポーツ(スポンジテニス)を楽しむ
実技
実技
21-22
まとめ
講義
実技
テキスト及び参考文献
テキスト:実習で学ぶ健康・運動・スポーツの科学(九州大学健康科学
センター編, 大修館書店)
その他、その都度必要な資料をプリントにして配布
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(50%)
■ その他(毎授業終了時のミニレポート50%)
履修上の注意
1.養護教諭二種免許状申請希望者は、必ず修得すること。
2.健康増進施設(みまき温泉アクティブセンター)で水中運動を行うため、水着を用意すること(2∼3名分ならレ
ンタル可能)。みまき温泉アクティブセンターの施設利用料(1000円)は自己負担とする。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
地域看護システム論
554
配当年次
開講時期
必修・選択・自由
4
前期
開講曜日時限
月1∼5
木1∼5
必修
担当教員(○印=責任教員)
○宮地文子、別所遊子、大渕律子、
宮﨑紀枝、三石清子 他
単位・時間数
授業形態
2単位60時間
講義
授業の概要
地域全体の健康レベルのアセスメントから住民の健康ニーズを明確にし、それに基づいて保健福祉事業計画を計画・
実施・評価する方法を学ぶ。さらに、地域看護管理および健康危機管理、地域特性にあった地域ケアシステムづくり
における看護の役割について学ぶ。
授業のねらい
1.
2.
3.
4.
保健師による地域看護管理および健康危機管理の目的と方法を理解する。
地域診断の目的と方法を実習地の地区踏査から理解する。
健康教育の目的と方法を実地の体験事例の計画と準備から学ぶ。
住民との協働による地域ケアシステムづくりの方法を実践報告と文献から学ぶ。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1-2
授業ガイダンス
地域看護管理
地域看護学実習ガイダンス①実習方法(要項)について
(宮地)
(宮﨑)
講義
講義
3-4
地域診断の方法 地域診断の実施方法
(宮﨑 他) 講義・演習
5-6
地域における健康危機管理
(別所)
7-8
地域診断・健康教育 地区診断計画立案
(宮﨑 他) 講義・演習
9-10
地域ケアシステムの構築と看護職、同文献検討ガイダンス
(宮地 他) 講義・演習
11-15
実習地における地区踏査 / 文献検討
(宮﨑/宮地 他)
演習
16-20
実習地における地区踏査 / 文献検討
(宮﨑/宮地 他)
演習
21-22
地域看護学実習ガイダンス②地区診断報告書について
23-24
健康教育準備
25-26
地域ケアシステムと住民組織活動
27-28
健康教育リハーサル
(宮﨑 他)
29-30
文献検討報告(地域ケアシステムの構築と看護職)
地域看護学実習ガイダンス③実習地別実習計画・準備
演習
(宮地 他)
(宮﨑 他) 演習
講義・演習
(宮﨑 他) 演習
(宮﨑 他) 演習
(宮地 他、佐久市保健補導員、子育て
サロン参加者 高齢者大学受講生)
演習
演習
テキスト及び参考文献
成績評価の方法・基準
テキスト:最新保健学講座5 公衆衛生看護管理論、メヂカルフレンド社
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
公衆衛生看護学.jp、インターメディカル
□ 実技試験( %) ■ レポート(50%)
参考文献:最新地域看護学 各論2、日本看護協会出版会
■ 授業参加状況(50%)
国民衛生の動向、厚生統計協会
□ その他(
)
国民福祉の動向、厚生統計協会
履修上の注意
地域看護学概論、地域看護援助論1・Ⅱの学びを地域の実践事例から総合的に深めます。
地域診断と健康教育は、地域看護学実習をする市町村の実習内容と関連させて学習します。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
地域看護学実習
556
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
4
前期
集中
必修
担当教員(○印=責任教員)
○別所遊子、宮地文子、大渕律子、
宮﨑紀枝 他
単位・時間数
授業形態
3単位135時間
実習
授業の概要
地域全体の健康レベルの把握・分析・評価のプロセスを、フィールドワークを通して学習する。
対象地域で生活している人々と直接触れ合い、健康と生活の関連を理解する。
多様な健康レベルにある個人や家族・特定集団・地域を支援する保健活動に参加、実践することにより、地域看護
活動の基礎的知識・技術を習得する。
授業のねらい
1.地域で生活する人々の健康課題を理解し、地域の健康レベルを高める看護の役割を学ぶ。
2.地域住民を支援する地域看護職の保健活動の方法を、対象の特性に応じて学ぶ。
3.住民参加、専門職間の連携を通じて、ダイナミックな地域の健康の仕組みづくりについて学ぶ。
4.児童・生徒の健康課題、学校保健活動、保健室の運営と養護教諭の職務の実際を学ぶ。
授 業 計 画
実習方法:
・市町村・保健所実習は、市町村を中心に管轄する保健所において行う(12日間)。
地区踏査、健康教室等に参加した住民との対話、統計資料等から情報収集するとともに、保健活動に参加し
て、可能な範囲で地域の健康の視点からのアセスメントを行う。
地域の特徴が保健計画にどのように反映されているかを理解する。
市町村実習では、家庭訪問・健康教育を実施することにより、地域看護職が用いる支援方法(個別支援方
法・集団支援方法)の基礎を理解する。
・学校保健実習は、小中学校において、保健室、教室、職員室などでの保健活動、学級活動、授業、会議等に
参加することにより、学校保健活動と養護教諭の業務を理解する。
(1日間)
・各実習施設での学びを統合し、地域を対象とした保健師等の看護職の役割を理解する。
、
実習施設:保健所:佐久保健所・上田保健所・長野保健所・長野市保健所・北信保健所
市町村:佐久市・小諸市・佐久穂町・御代田町・上田市・東御市・千曲市・信濃町・長野市・中野市
学 校 佐久市内の小中学校 24校
実習期間:平成25年6月∼7月(3週間)
※詳細は実習要項参照
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:授業で使用した文献・資料・地域の保健事業報告・統計資料
など、必要な文献を自ら探して活用する
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:在宅看護学実習の先修科目、地域看護援助論Ⅰ、地域看護システム論
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護総合実習
591
○征矢野あや子、他専任教員
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
開講曜日時限
4
前期
集中
必修
2単位90時間
実習
授業の概要
基礎看護学実習を含め、各領域の実習の集大成としての実習を行う。さまざまな状況下、さまざまな健康問題を持ち、
健康レベルにある対象者について、今までの学習を応用して適切に、効果的に看護を展開する能力を養い、実践に必
要な総合的実践能力を養う。
授業のねらい
1.対象者の安全を保証するために、状況に応じた適切な看護上の判断を行い、指導の下に看護実践できる。
2.看護チームの一員として、複数の対象者に対するケアの優先度を判断し、指導の下にケアを計画・実施できる。
3.臨地の看護状況の特徴を把握し、指導の下に問題解決に向けた看護が実践できる。
4.看護実践の場において、各専門職と連携・協働して指導の下に看護を展開することができる。
5.対象者の健康生活を総合的に支援するチームの一員として、地域の関係者と連携できる。
授 業 計 画
実習方法:基礎看護学、成人看護学、母性看護学、小児看護学、老年看護学、精神看護学、在宅看護学、地域看護学
の実践の場において、実習目標を総合的に達成する実習課題と実習計画を学生が主体的に設定して実習す
る。
あらかじめ(3年後期)実習オリエンテーションを行い、各領域の実習要項を提示する。それをもとに学生
は希望領域でどのような実習を行いたいか計画する。4年次当初に学生の希望に応じて実習配置を決定し、
その後は担当教員と相談しつつ、各自の実習計画に沿って主体的な学習を行う。
実習期間:2週間
実習施設:各看護学実習施設および関連施設
※詳細は3年次後期の実習オリエンテーションで、領域別の実習要項をもとに説明する
テキスト及び参考文献
テキスト:使用しない
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(実習要項に記載する方法・基準による)
履修上の注意
先修科目:成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ、老年看護学実習、精神看護学実習、小児看護学実習、母性看護学実習、
在宅看護学実習、地域看護学実習
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護学研究
602
○鈴木千衣、他専任教員
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
通年
月3・金3
必修
2単位60時間
演習
授業の概要
学生自身が関心のある看護の課題を選択し、自ら問題意識を持ってテーマを追求し、科学的根拠を探り、分析、考察
して論文にまとめる。この過程を通して看護活動を支える科学的根拠の重要性を理解し、効果的な看護活動を推進し
ていくための基礎的能力を養う。
授業のねらい
3 年間の講義や実習等を振り返り、各自研究課題を明らかにする。その課題をもとに文献研究を行う。
そのプロセスを通して以下について学ぶ。
1) 看護研究の意義
2) 研究のプロセス
①テーマの明確化 ②研究計画書の作成 ③文献活用の意義と文献検索の方法
④クリティーク ⑤論文のまとめ方 ⑥研究倫理
3) 研究の発表方法と参加のしかた
授 業 計 画
1-28
各指導教員の指導のもと、各自研究を進め論文を作成する。
研究課題の明確化
研究計画書作成
文献検索と文献クリティーク
論文作成
29・30
プレゼンテーション
テキスト及び参考文献
テキスト:特に指定せず
参考文献:適宜推薦する
履修上の注意
①3年次開講科目「看護研究方法」を参考に学習することを薦める。
②担当教員の指導の下、自主的に計画的に研究を遂行する。
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
□ 授業参加状況( %)
■ その他(論文作成経過、論文及び発表100%)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護管理論
611
○吉川三枝子、雨宮多喜子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
前期
木3・金1・金2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
看護活動を効果的に進めるための管理的視点を育成する。医療制度の中で看護が担う役割を理解し、看護ケアを効果
的に提供するためのシステムやケアの経済的効果などについての理解を深める。看護活動を組織、運営していくため
に必要な組織論、リーダーシップ論、チームワークのあり方などについて理解させ、リスクマネジメントについての
理解と技術についても学習し、看護管理にかかわる今日的課題について考察する。
授業のねらい
1. 看護をよくしていくために、ケア・システムの基本を理解して、時代背景の変化に応じたケアの対応ができる。
2. これからは在宅ケアが広がってくると考えるが、ケア・システムとの連携も大事な要素となる。ケア・システム
を踏まえたうえで効率のよい在宅ケアができる。
授 業 計 画
回数
1
2
3∼4
イントロダクション
1)専門職業と看護
授 業 内 容
担当教員
吉川(雨宮)
2)保健医療システムと看護
3)看護の役割と機能
サービスとしての看護
雨宮
看護サービス提供の場
1)サービスの担い手とチーム医療(クリニカルパスほか)
2)看護サービス提供の場
3)労務管理
吉川
5∼7
看護を巡る制度と政策
1)看護制度
2)看護政策
3)看護サービスと経済のしくみ
4)看護の人員配置基準と看護サービスの評価
8∼12
看護サービスの管理
1)看護サービスの管理とは
2)看護管理システム
4)リーダーシップ理論、マネジメント理論
13∼14
15
雨宮
3)組織
5)人的資源の管理
吉川
6)患者満足度他
グループワーク
看護学実習等で体験した場面から課題を選び、看護管理の視点で考える
雨宮
吉川・雨宮
まとめ
※医療安全と医療の質保証は、「看護リスクマネジメント」で取り上げる。
テキスト及び参考文献
テキスト:中西睦子編『看護サービス管理 第3版』医学書院
必要時プリント配布
参考文献:藤崎郁他『系統看護学講座 看護学概論』医学書院
上泉和子他『系統看護学講座 看護管理』医学書院
その他随時紹介する
履修上の注意
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護リスクマネジメント
612
吉川三枝子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
後期
金1・金2
必修
2単位30時間
講義
授業の概要
ヒューマンエラーの定義を学び、人がなぜ間違いを犯すのかを理解し医療安全を学ぶことの意義を認識する。「安全」
については、患者の安全と同時に医療を提供する者や施設を利用する人全ての安全について理解する。また、事故防
止の考え方を学ぶために、リスクの回避方法の原則について理解を深め、医療現場で起きている事故事例から看護に
おけるリスクマネジメントについて考察する。
授業のねらい
1.医療安全とリスクマネジメントの歴史と動向を理解する。
2.医療におけるリスクマネジメントの方針と国・組織の安全対策を理解する。
3.ヒューマンエラーとマネジメントの考え方を理解する。
4.看護業務における事故対策について説明できる。
5.医療事故後の対応と紛争化の防止対策について理解する。
6.事例をもとに医療事故を分析し、発生要因と防止対策を述べることができる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
1.医療安全とリスクマネジメントの歴史と動向
1)日本におけるリスクマネジメントの始まり
2)医療安全と医療の質
3)国内における事故情報収集システム
2-3
2.医療におけるリスクマネジメントの方針と国・組織の安全対策
1)医療安全と法律
2)国・組織の安全対策
4-5
3.ヒューマンエラーとマネジメント
1)人間の特性と情報処理モデル
2)人間の特性に基づいた医療システムの考案
6∼9
4.看護業務における事故対策
1)看護と法律
2)医行為と看護行為
3)診療の補助業務における事故防止
4)療養上の世話における事故防止
5)看護業務に共通した事故防止
10
5.医療事故後の対応と紛争化の防止対策
1)初期対応の考え方
2)紛争化の防止対策
3)日本看護協会の動き
11-14
6.事故分析
1)事故発生後の原因分析(SHEL,4M-4E,RCA)、危険個所の特定と事故発生予防分析(FMEA)
2)事例を用いて分析(グループワーク)
15
7.危険予知トレーニング(グループワーク)
テキスト及び参考文献
テキスト:松下由美子「ナーシング・グラフィカ医療安全」
メディカ出版
参考文献:随時提出
成績評価の方法・基準
■ 筆記試験(80%) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
履修上の注意
授業開始前に新聞報道記事や文献を参考に、医療事故の状況、要因、対策について最低1事例をレポートにまとめて
おく。グループディスカッションを通して、他者の意見に傾聴し、チーム合意として意見をまとめて発表する。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
看護教育学
615
吉田文子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
後期
水3・水4
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
看護教育の基本となる教育の目的と役割、看護教育の変遷、看護教育制度、教育課程、学習方法やその意義、効果、
評価の方法等について理解し、看護教育の現状と課題について考察する。生涯学習が必要な看護の専門性についての
理解を深める。
授業のねらい
以下の5つのCourse outcomesを目標とします。
1.看護職者における継続教育の意義を述べることができる。
2.これまでの大学生活をふりかえり、自己教育力を高める方法を実践することができる。
3.将来のキャリア開発に役立つキャリアビジョンを描くことができる。
4.新人看護師・保健師教育の実態と課題・展望についてディスカッションをすることができる。
5.4年間で各自が抱えてきた課題を明らかにし、それについてプレゼンテーションをすることができる。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
1
看護学教育と看護教育学
2
看護学教育の歴史と現状
3
教育制度と法規
4
教育課程1:カリキュラムの変遷とカリキュラム
5
教育課程2:大学教育と看護学教育
6
教育方法:学習者観、教育観の構築
7
教育評価の意義と種類
8
看護職者とキャリア開発1:対象理解と自己理解
9
看護職者とキャリア開発2:プレゼンテーションスキル
10
看護職者の学習ニード
11
看護継続教育1:Staff development
12
看護継続教育2:新人看護師への教育
13
看護継続教育機関の教育
14
スペシャリスト、看護教育学的課題
15
課題プロジェクトのプレゼンテーション
テキスト及び参考文献
テキスト:杉森みど里・舟島なをみ(2012).看護教育学(第5版).
医学書院
参考文献:授業内で提示する
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) □ レポート( %)
■ 授業参加状況(20%)
■ その他(プレゼンテーション 40%、
ポートフォリオ 40%)
履修上の注意
この授業では、各自が将来のキャリアビジョンを描けるように、かつ自身が関心をもつ教育問題について学修が深ま
るように支援します。新人看護師・保健師など入職1年目の不安の解消にもなるかもしれません。今の自分にあまり
自信がない人、プレゼンテーション力をもっと身につけたい人に受講をお勧めします。
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
国際看護論
616
〇尾﨑フサ子、束田吉子
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
後期
集中
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
国際的視点での健康状況の把握や看護の状況について理解する。諸外国の社会・経済、教育や文化などに起因する健
康問題とそれに対応する看護活動のあり方を学ぶ。多様な状況下、多様な価値観や習慣、伝統のあるところで、看護
援助をどのように効果的に進めるべきかを考察し、国際的な看護協力のあり方を理解する。国際的な視野で看護活動
のあり方を学習することにより、地球上の人々の健康問題に対する看護の貢献について視野を広げる。
授業のねらい
1.アジア、特にタイ国の看護事情を理解し、日本との相違点、類似点を知り、国際的な視点を育成する。
2.その国の保健事情に応じた医療制度や看護職の活躍の状況、医療サービスの提供のあり方を学び、日本との比較
を通じて、国による違い、その意義を理解して視野を広げる。
3.タイ王国、セントルイス大学看護学部に滞在し、英語によるタイの教授の講義並びに討議を体験し、また、医療
施設やヘルスセンターなどを訪問し、異文化の理解と医療の現状を知る。
4.タイの医療事情を知り、同時に日本の医療の理解を、タイ国との比較において深め、レポートする。
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業内容:以下の項目について講義・演習・討議を行う。
タイ国においての学習は英語を中心的に用いる。
担当教員はタイ王国における講義・演習の概要を通訳する。
1.日本の保健事情やタイ王国の医療制度についての理解を深めるとともに、タイ王国の医療・看護
状況を事前に調べておく。
2.タイ王国セントルイス大学において、看護学部の教員による講義、討論を聞く。
3.タイ王国において、セントルイス大学の教員のガイドの下に、医療施設、保健センター等を見学
する。
4.学生はタイ王国の教員と日本の教員も交えて意見交換し、相互の理解を深める。
5.帰国後、学習成果を各自レポートにまとめ、プレゼンテーションを行う。
授業日程:7月∼8月初旬
8月中旬∼下旬
9月下旬∼10月初旬
日本並びにタイ王国の保健事情についての情報収集
タイ王国セントルイス大学滞在(10日間)
学習成果のレポート提出及び発表
平成24年度タイ王国セントルイスカレッジ(Saint Louis College)での研修内容
講義:1.タイ国におけるヘルス ケア システム
2.タイ国における看護教育システムと看護専門職
3.アジアと世界の看護:実際、論点、傾向
4.タイ国および日本における緩和ケアと高齢者ケアについての検討(学生によるディスカッション)
施設訪問:病院、エイズホーム、ヘルスセンター、地域の小クリニック
日曜日はタイ国の文化に触れる。場所は学生の希望による。
例.平成23年度:グランドパレス,平成24年度:アユタヤ
テキスト及び参考文献
・Nursing in the World; The Facts, Needs and Prospects, Fifth
Edition, INFJ 他
履修上の注意
自身の健康状態を保つことに留意する。
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(30%)
■ 授業参加状況(40%)
■ その他(30% )
【平成20∼23年度入学生用】 専門教育科目
授業科目名
授業科目コード
担当教員(○印=責任教員)
がん看護論
617
○水野照美、鈴木真理子、吉岡 恵
配当年次
開講時期
開講曜日時限
必修・選択・自由
単位・時間数
授業形態
4
後期
木3・木4
選択
2単位30時間
講義
授業の概要
がんの予防から診断法と最新の治療法、さらに終末期における対象と家族を取り巻く状況について看護の役割を理解
する。痛みの緩和法、症状コントロール、化学療法を含めたがんの治療法を知り、対象の心身両面の苦痛を和らげる
緩和ケアについて学習し、がん看護に関する看護の専門性を理解する。
授業のねらい
1.がん患者とその家族のおかれた状況を多面的(身体的・心理社会的・経済的等)に学ぶ
2.癌の特徴、がん治療の特徴、がん罹患とがん治療に伴う苦痛症状の特徴、がん患者の生活状況の特徴等の理解を
通して、必要な看護の内容と方法を学ぶ
3.既習の看護学実習や講義・演習科目などを統合してがん看護における関心領域を探究し、将来の看護実践におけ
る課題に気づく
授 業 計 画
回数
授 業 内 容
授業形態
1
がん医療とがん看護
講義
2
がん治療を始める患者とその家族への看護
講義
3
がん医療・がん看護におけるコミュニケーション
講義・演習
がん治療に臨む患者とその家族への看護
講義
4∼7
(化学療法、放射線療法、移植医療、試行期の治療:治験)
8∼9
講義
がん罹患・がん治療に伴う苦痛症状とその緩和
(がん性疼痛、がん性疼痛以外の症状)
10∼11
講義・演習
がん患者の日常生活への取り組みと看護
(日常生活を支える看護、がん体験者とその家族への看護)
12∼13
がんの進行に伴う展開と看護
講義・演習
(緩和ケア、ターミナル期の意思決定と倫理)
14
がん看護における専門性:緩和ケアチームの活動と看護の役割
15
レポート作成に向けて打ち合わせ
テキスト及び参考文献
テキスト:指定しない
参考文献:小松浩子.系統看護学講座 別巻 がん看護学.医学書院
(成人看護援助論Ⅱのテキスト 鈴木志津枝.緩和・ターミ
ナルケア看護論.ヌーヴェルヒロカワ)
履修上の注意
学習の順序と日程は初回授業にて説明する。
講義
成績評価の方法・基準
□ 筆記試験( %) □ 口述試験( %)
□ 実技試験( %) ■ レポート(80%)
■ 授業参加状況(20%)
□ その他(
)
Fly UP