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PDF(約5MB) - コンピュータサイエンス Japanese Journal of Computer
ISSN1340-7732 1999年 3月3 1日発行 V o . l5 , N o,1M a r c h1 9 9 9 日本コンビュータサイ Zン ス 学 会 h t t p : / / w w w, j a c s . o r g / コンビューヲワイ工ンス JapaneseJ o u r n a lo fComputerS c i e n c e く ヨλi ぃ 日本コンビュータサイエンス学会 ]apaneseA s s o c i a t i o no fComputerS c i e n c e j a c s . o r g / http://www. 自本コンビュータサイエンス学会 (JACS)の連絡先 @ホームページ (URL ) h t t p : / / w w w伊 CS.OIg / ・ @学会への問い合わせ(電子メール) i n f o @ j a c s . o r g @学会誌への問い合わせ(電子メール) j j c s @ j a c s . o r g コンピコ-9廿イ工ンスくV014MCONTENTS 投稿論文 池田和夫 5 林賢紀 13 黒田浩祐 2 1 右自つばさ 27 坂本秀生 37 村山恭平,高木和久,西和彦 43 電子顕微鏡覇像ヂータベースによるヂータ処理の効率牝 木原 自動成長聖サーチエンジンの講築と試行 Report 双方向積分法による実感神経活動の検出 米沢民治, WebTenを利用した M a c i n t o s hWWWサーバの構築 米匿における i 郡高医療システム 新郵痩番号を利時した地理惜報システムの謹言 8本コンピュ一合サイエンス学会学術セミナー -1998 年s 月 6告の記録G第 1 1回司本コンピュータサイエンス学会春季学嬬集会開催のご案内 只ゾ只叫只ゾ只ゾ 。第 1 0[Q]日本コンビューすサイエンス学会学術集会をふりかえって 3345 サイエンス学会を終えて ヨ本コンビュータサイエンス学会分科会「看護晴報研究会jの発足について 57 日本コンビュータ…サイエンス学会役員会議事録 58 日本コンビュータサイエンス学会学術集会の開催記録/日本コンビュータサイエンス学会役員会 59 の罵催記録 臼本コンビュータサイエンス学会会期, 1 9 9 8 1 9 9 9年度目本コンビュータサイエンス学会役員 ・ f コンビュータサイエンス j投稿規定 1 9 9 8年度費助会員一覧, 1 9 9 8年度協費企業一覧 む編集後記 790 667 62 I s s u e dM日r c 1 1,1999 J a p 日l 1e s eJ o u r n日1 o f C o m p u t e rS c i e n c eVo. l5 , N O . 1 :p p .5-12 電子顕微鏡面像データベースによる データ処理の効率化 木 原 章 1) 池田和夫 2) [嬰約]霊子顕微鏡画像 (EMネガフィルム)をデータベース化するためのシステムを構築した o E Mネガフィルム (3.7X3i n c hの有効領域)からー 400d p i( 1, 480X1, 200p i x e O4, 096描調 ( 1 2b i t ) で酉像を取り込み司濃度補正後 256階謂(8b i t )のグレー富像 ( 1 . 7MB)として保存した。商像は 500枚単位で保存毘メディア(JAZZディスク)に記録し宅各メヂィアごとにサムネール薗像のカ p p l e S c r i p tを料用して自動的に行なうシステ タ口グファイルを作成した。以上の入力作業を弓 A ムを作った結果可 1時間あたり約 20枚の画像入力が可能となった。このシステムの導入により略 E M誼橡の検索・抽出作業の効率を大幅に高めることができた。 [キーワード}デジタル菌像ーデータベース弓蕗像処理,電子顕微鏡 はじめに して記録された画像は, 内での焼付作業を経 てようやく函散の内容を検討できる形になるが, 普及型コンピュータの処理I E力の向上に伴い, その作業速度は専門の研究栴助員を配濯しでも時 タベースを実用化する試みや,普及型コンピュー 5枚程度で,効率的とはいいがたい。さ らに,印副紙の 7 訟で保管された踊像データから特 タをJ:Iい、た函橡デジタル化の実用化に関する報告 定の画像、を抽出・収納する作業には手鰐がかか がいくつか出されている [2, 3]0 小規模データ り,その作業の間に印画紙が紛失することもしば ベースの最大の手J I点は, El的を限定することで入 しば起こる。 microPACS[1]のように比較的小規模な繭像デー 間あたり 力・処理効率を高めることができ,かつデジタル E Mネガ画像をいったんデジタル化すれば,デ 化された画像は必要に正、じて, I n t e r n e t上の汎用 ジタル反転処理することで暗室作業を経ないで実 デ、ータベース(日本産アリ類カラー副操データベー 画像の観察が可龍になり,またさまざまな自的に ス , 原 生 生 物 情 報 サ ー バ -[4, ] FlyBrain, 応じた画像の分類・複製・整理が可能になるはず FlyView[5 ]等)にそのまま主主録・ 1 ) ンクすること である C そのようなデジタル商議データベースが ができる点である。われわれは小規模データベー 実用化できるかどうかは,画像デジタル化の作業 スの利点を生かし,伺人データとして保管されて 効率に依存する O そこで筆者らは,すでに揖影を いる電子顕微鏡 (EM:E l e c t r o nM i c r o s c o p e )画像を 終えた約 2 0, 0 0 0枚の EM画像のデータベース化を苦 データベース化し,データ処理の効率化を行なう 指し,普及型コンピュータ機器を用いた EMネガの 手法について研究をしている O 入力システムを構築した。現時点で約 1 , 7 0 0 牧の画像 EM爵{象データは一般に 3 . 2 5X 4i n c hなどの特殊 サイズの岳黒ネガとして記録されている O ネガと の入力を完了し,システムの実用性・効率について のデータを得られたので報告する。 1 絞科学部!日J[別 lおり ~WJ 5 2 )ベァクマン j i J I究所シテ fーオブホープ担1 J t先 i1;政大宇佐物学研究議. a k i h a r a @ i . h o児 i . a c . j p ) lJ í去政大,}:生物~~/'・ iìJf党三 5 よ217-1 (原稿受付日 1 9 9 8年 4月 9E l TlO2 心0 7 1 東京都千代田政治・ : 1 原稿採択日 1 9 9 8年 4月2 4日) f 叩日 l 1e s eJOUrJ11 7 1o f C o m p l l t e rS c i e 7 1 c eV o l . 5,N o . 1,1 9 9 9 6 2 . ソフトウェア(図 2) 使用器材 イメージスキャナの駆動は,スキャナに添付され 1.ハードウェア た Agfa主tFotoLookSA3 . 0を用いた。スキャンし 図 1-1にシステムの外観を示した。イメージス h o t o F l a s h た商後の一覧を表示する自的で Apple社 P I (光学解像度:横 キャナとして Agfa社 製 ARCUSI 霊類のソフトをアップルスク 2 . 0 . 1を用いた。J:.言己 2t 600X縦 1 , 200d p i ; 1i n c hあたり 600X1 , 200読み取り リプトで駆動し,ユーザに必要最小限の入力事項を 2b it ; 1画素あたり 闘素,サンプリング精度:1 要求するインターフェイスを HyperCardスタックと 4, 096階調,透退原稿光源:. i 農震レンジ 3 . 0D)を用 して作成した。 必要なアプリケーションソフトは本体ハードディ いた。コンピュータは Apple社製 PowerMacintosh 8600(604ePowerPC200Hz,内 1 蔵メモリ -96M B, スクにインストールし,各種設定ファイル,阿保 HD容量 2GB)を用い,外部記憶装置として Iomega ファイル保管用フォルダをデータディスク(JAZZ 社 製 JAZZ ドライブを接続した。大量の画像ファイ DISK)にコピーして使用することにした。 ルをパックアップあるいは複製保存するために CD 悶 R ドライブ (SONY製 , CDU926S)を,また抽出した 3 . そのほか 間像ファイルを銀存するために Iomega社 製 ZIP ド スキャナの原稿台 (A4サイズ)に 4枚の 3 . 2 5X 4 i n c hネガフィルムを置くための専用ネガフォルダ ライブを用いた。 国 1 EM画像入力システム 1. シ ス テ ム の 外 a J , I 2. 巳M ネガ j~~tnlj キャビネット, 3. スキャナ{こ I~I f'1' のネガフせルダを ifl~ き,そこにネガをザピァトし いるところ。 P h o t o F l a s hF o l d e r G 記 H日p e r C a r dP l a日e r 3 . 0 品 司f 占 画 f o rN e V lDisk 2I 昨 日 日 出 鵠 山' wDis惚 綴 出 鵠 羽 詰 e l 5i t e m s, 14.1 門B 尋v~il.able 画 E I ' ' 1NE '9 acah1 0事 EMNo ?g aS c a n EMN t? q.~ T o o l s 函 2 本システムに用いたアプリケーションソ むl d0 " . I m a g e s フト l.アプリケーションファイル鎖 2 . ド キ ュ メ ン ト フ ァ イ ル の フ ォ ル ダm : i l i EM函{象データベース 7 ' 1販 の i 益ピH 反を吊いて作成した(図 13)。この を , 1 も可)を入力する(菌 3) c (この番号ーはそのままファ ネガフォルダの各ネガフレームの収り i ムみIIl[f囲を記 2 イル名として使用される。 MacOSに よ っ て 最 長 3 . 0の パ ッ チ フ ァ イ ル を 作 成 した FotoLookSA3 し,自動化ルーチンに使用した。また,実際のデー 文字に制限される)。 (作業 4)自動スキャン開始 タ入力作業は研究補助員が行なうことを前提として r S c a n Jボタンを押すと,自動的にスキャンが完了 いるので,システムを起動し終了するまでの手jIJ買を しP h o t o F la s hのウインドウ上にスキャンした T I 震後の 列挙したマニュアルを作成した。研究主J I 助員に対し サムネールが追加表示される(関 4。 ) ては 1日 2U 寺開の講習を 2回行なった。 3)に合計約 1~ 2分要し l gによる読み込み作業には 8 その後の自動地 J 2),番号の入力 果 市 吉 } J 、i 二の,研究主J I 助員による 4枚のネガの自己i 宣(作 ~9 分要した。 1. 入 力 作 業 の 手1 ) 霞 ネガの入力作業は } J 、下の手 J l l T tで 行 な っ た c (作業 1)EMネガの選定 2 . 自動化 jレーチンの作業内容 HyperCardのスクリブト機能により自動的に行な 本データベース辻,ネガの整理・分類・抽出を行 なうことが主たる I~I : I I 守であるので,主主本的には入力 われる作業は以!どのとおりである。 R1 . ファイル名の重複チ L ツク にネガの選定を行なう必要はなく,単に網羅 1 ' 1 0に R2. AgfaFotoLook SAの起動 入力すればよい。したがって,入力にあたって特別 R3. 指定フレーム(ネガブすル t べ替え作業は行なっていないc な選定・.rt E Mネガフィルムには, illz.~f5時に自動的にシリア ル番号が付けられる。また 行に伴い, r 初 究プロジェクトの移 I~I E I 切Ijに異なるキャピネットに保管され ) を したパッチファイルの 1子び、出し R4. レピユースキャンによる R5. 本スキャンによる画像ファイルの:良り:i6み R6. ファイル名,ディレクト 1 )の変吏 ている(盟ト 2参照)。今邸入力したネガフィルム R7 .P h o t o F l a s hの カ タ ロ グ ブ ァ イ ル に を は,すでにプロジェクト 1 手伎でシリアル番号イI I H : : 幻、!二の 1~ 7の作業を各プレームについて 4崩 繰 J l l lされていたので,最も緊急!支のおいプロジェクト 話す c 実際には, R2~R6 , R7は[詰問せの A p p l e りj のネガシリーズからシリアル番号}1 に入力した。 S c r i p tの)!--ーチンとしてスタックのノ tックグラウン m c i ' 乍 業 2)ネガのセット ドスクリブトに保存し, r S t a r tS c a n Jボタンのスクリ 4字文の E Mネ ガ を ネ ガ フ ォ ル ダ に セ ッ ト し , ス ブトとして言己録された H yperTalkスクリプトから j 自 キャナの原縞台に置く(囲 1-3。 ) 時呼び出して使用している。その i 閉のユーザに対す c i ' 乍 業 3)フィルム ID入力 )ブ i 、の るエラーメッセージなどはボタンスク 1 HyperCardスタック rEMNegaS c a n Jの所定の檎に ネガ番号(必要に応じて分類記号を付け加えること HyperTalk上で、行なった。 FotoLookSA3 . 0のパッチファイルは,スキャナの E刊 N e q : 3: : : ; ' : : 8n 3 s l3 HyperCardスタックのインター フェイス 1 : ' , ' d ' ! , 日 │ ; : 土 . ネ ガj ? ?ひの人 )Jとスキャン I J f J始ボデンのみである ・ 2 1 .Typethenegativess e r I a lnumher 4 Frdme4 fn 司mel 2 .Putthenegatives0 1 1thescanner 3 .(heckthes C i l n n e r J a p 日n e s eJ o u r n a l( ずComputerS c i e n c eV o l . 5 , N o . , l1 9 9 9 8 設定項目としてネガフォルダのフレーム位置,ス あることを前提に,コンビュータのモニタ上で画{象 キャンの解像度 (400dpi),出力ファイルの解像度設 J の観察を行なうことであり,高品位の I 力までは考 1 定 (200dpi)が記録されている。本システムでは,各 慮する必要はない。画像観察時には,ネガの品質が ネガに対して光学的解像度400dpiでスキャンした 実際に引き延ばしに値するかどうかを判定できるこ 後,ファイルの出力解像度を 200dpiに設定すること とが重要である O モニタ上でネガの品質を判定する で,ネガの 2倍の大きさで印刷出力できるように画 ために必要な解像度を調べるため,スキャナの最高 像を設定した O 解像度 600dpiから徐々に設定値を下げながらテスト を行なった。その結果,光学解像度400dpiでスキャ 3 .システムの効率化ための選択肢 ンすることで上記の目的を達成できるだけの解像度 本システムの実用性を決める最大の要閣は,閣像 が得られることが判明した。 の入力効率である。したがって,入力を始めるにあ 2)濃度設定の適正化 たって,どれだけの労力で,どれだけの画質を得る 人聞が判定できるグレースケールの階諦数は 64階 ことができ,それが目的に適っているものであるか 調程度とされている[6]。したがって,本データ どうかを十分考慮する必要がある O 本システムにお ベースのようにモニタに表示された画像を人間の日 ける入力・ファイリングの方式を決定するにあたっ で見ることが目的の場合は, て,以下の項百を検討した。 調)をデ…タとして探存すれば,観察可能な濃度変 8bitグレー画像 (256間 1)スキャンの読み取り解像度 化を保持することが可能と考えられる O しかし スキャナの入力解像度を上げるとデジタル画像の れは画像の濃境変化が適正化されていることが前提 解像度は向上するが,河持にスキャン時間の増大と で,デジタル化の過程で主要な濃度変化を階言l f 始直の ファイルサイズの増大(表1)に{半う保存時間の延長 違いとして保持できなければ,必要な画像情報は得 により,入力速度は低下する O したがって,無思に られない。とくに,階調分解能が 10bit以上のス 高い解像度設定はシステム全体の効率を落とすこと キャナを用いた場合に, なる O 程では,階調値の E E結によって濃度変化が消失する 本デ…タベースの目的は,すでにネガが手もとに 8b i tまで階調数を落とす過 危険性もある O そこで,スキャン時の濃度領域の設 盟 4 PhotoFlashの表示 P h o t o F l a s hではサムネールを J I J いた倒 f *カタログと,各阪 f g eの 1 1 1:大表示ができる。 表 1 スキャナの読み取り解像度とネガあたりの画像サイズ 入力解像度 ( d pi ) 私E ( p i x e I s / 3 . 7 i n c h ) ファイルサイズ 収納ファイル数 ( p i x e I s / 3i n c h ) (KB) (1GBJAZZDISK) 600 400 200 2 2 0 2, , 480 1 740 1 . 8 0 0 , 200 1 600 3 . 9 0 2 1 , 734 434 2 6 2 5 9 0 3 6 2 2, 事 業 (ファイル形式:ま 8b i tグレー T I F F ) EM銅像データベース 定を効率よく適正化する手法について研究した c 図 5には, 1 0b i t階調分解能のスキャナを使用し て 6枚のネガを問時に 1 >Cり込んだ場合の,各ネガ領 H 9 とが判明した c したがって,本システムでは各ネガ ごとにプレスキャンによる露光の自動設定を行なう 方式を採用することにした。 域の賠訴 車のヒストグラムを示した。ここで丹?いた 3)スキャナの階調分解能 ネガはすべて同一電子顕微鏡を用いて自動露光によ さらに EMネガの濃度変化をデジタル{とするうえ り撮影し,同一条件で現像処理したものである。し で必要な階調分解能を調べるために,それぞれ 8, O5のヒストグラムを比較すると,各ネガご 1 0, 1 2 b i t階諦!分解能のスキャナを用いて i 可ーネガ かし, との階調値の分布領域がずれていることがわかる。 l i f iを謂べた(国 6。 ) の制後を取り込み階調値の変動 r すなわち,複数のネガを同一条件でスキャンした場 いずれも,専用の透過原稿光源を付属したスキャナ 合,濃度f!i f iの設定が必要以上に広がり,結果として により,付属ソフトの自動露光機詑を用いて 8b i tグ 各ネガごとの階調値の分布は明暗いずれかの領域で レー両像として取り込んだ。それぞ、れの結果につい 圧縮されることを示している。このことは,併え同 て,間一部分(臨 6写真の椋J 二)の濃度変化をグラフ 一撮影条件で得られたネガに対しでも,スキャナの 化して比較した。その結果,賠訴分解能の高いス 濃度設定が各ネガごとに行なわなければならないこ 者調変化として記録 キャナほと令濃度変化を帽の広い i とを示している。 していることが判明した。このグラフから, 1 0b i t 各ネガごとに露光条件設定のためのプレスキャン 以下の分解能で、は j民度の ~l互い領 J或(グラフの下向き ( 約 20秒)を行なった?をに取り込んだ画像では,各師 のJ 反れ)でスムーズな ; 1 詩論変化が得られないことが 像の i 清f,J制定のヒスグラムは中間{胞を中心、とする分布 わかる。これは,機種の違いによる透過原稿光源の に変り,明日音阿慨に十分な賠訴領域が確保されるこ 明るさの特性も影響していると考えられるが,一般 B J AA⋮ A L E F τ→ TOP AIG純ττOP 、 A RIGHT 国 5 EMネガの濃度ヒストグラム 6枚のネガを [ i i JI l i !にとり込み, A a RIG討す t : f r ネ ガ の f ; i主主ごとにとストグラ I 百 人 ムを作成した{本文参! 256 四 一 一 12むit 192 ……… 10b i t 一 一 一-8b社 128 64 。 臨 6 スキャナの階調分解能と濃度グラフ [f~ ...~ネガを 8 , 1 0,1 2b i tのスキャサで読み 1 [ : {り,í'íJ立!の rì'f線 ql リとのピークは ìi~ I]Íl,,, 1 の ~lfi1立に対応している。 L (j) ùi'kl.支変 f ヒをグラフ{とした。 r\flj~;M のピークは ìf記 IJÍl,の境界lJ~i に, 1 0 日n e s eJ o u m a lo f C o m p u t e rS c i e l l c eV o l . 5,N o . 1,1 9 9 9 J a p にi 1 5 1 周分解能の高いスキャナほどネガの濃い領 J 或 闘賞を 1~ なわない方法である LZW 圧ふ市 TIFF と函 (画像では濃度の薄い領域)に対する感震は高くなる の{氏 1どを伴う JPEG(90~50%) により同一一データ 傾向が見られる[7 ]0 すなわち, E Mネガの濃度変 を保存し,ファイルサイズの圧縮率を比較した(図 2b i tの階調分解能を 化をデジタル化するためには 1 7)0 EM間像では LZW圧縮は全く圧縮効果を得ら 必要としているものと考えられる。 れなかった。また,ほほ同一サイズの光顕画像と比 一殻に汎用スキャナは,カラーフィルムの記録に 較すると, JPEG圧縮においても庄縮率が低いこと 主体を置いている O ネガの濃度特性は現{象条件に が判明した。 もともと EMネガは電子線にあてられることであ: 7 よって変化するが, EMネガの露光…濃度曲線はカ 1 度である。その ラーフィルムに比べて範囲が狭く急、1 子性を高める傾向があり[8],結果として不規則に ため, EMネガの濃度変動幅は汎用スキャナの適月1 並んだ、細かな粒子によって画像が構成されることに 範I t lに対しでかなり圧縮された領域に分布すること なる。そのような画像においては, LZW圧縮の!王 になる O その圧縮された濃茂領域から豊かな階調変 縮対象となる繰り返しの構造変化が得られないこと r 出向分解能の機種が 化を読み出すために,より高い; や , JPEG圧縮で用いる細分イとされた領域内でもこ 必要になるものと考えられる。 の粒子性が失われないことが,それぞれの庄縮効率 Fげている原因と考えられた。 JPEG圧縮に関し 4)ファイル形式 を 霞像ファイルを効率よくブラウジングするために ては,データロスと圧縮率の兼ね合いでその利用を は,ある程在まとまった量の画像が lつのメディア 検討することが妥当と考えられるが, E M j i h j段の場 に保管されている必要がある。そのためには,ファ 合は高い圧縮率を得るのが難しいことが'j:l J I Y Jしたの イルサイズを縮小し,かつメディアのサイズを大き で,本データベースでは JPEG圧縮を採用しないこ くする処置が有効で、ある O ヱドデータベースではメ ととした。 ディアとして容量 1GBの JAZZディスクを使用す 考 ることで単一メディアあたりの繭段数を確保するこ 察 とにした。岡像のファイル形式は非圧縮 TIFF画像 を用い,単一メディアあたり約 500枚の画像を記録 上 作業時時 1日 4時間契約の研究補助 した。この方式により,ネガ保管用のキャピネット 本システムを用いて, (図ト 2) は , 1つの引きだしあたり約 500枚収納す (兼在)により 43日間で総計上7 2 3 1 1:の入力を完了し るので,データメディアとネガ{某管のキャビネット 0 枚/日だが,最大入力 た。その関の平均入力数は 4 を 1 1で対応させることが可能になった。 数が82枚/日であったことを考慮すると,専1T::{i'が 顕{象データをさらに縮小するための試みとして, 作業にあたった場合の平均入力スピードは 80 枚 1 I -o-EM -x-LM 75% 附 緩 出 50% 電鎖国像ファイル(巨 M) 25% 0% T I F F NONE 光顕顔像ファイル ( L M ) 関 7 画像臣縮率の比較 1 江 主1I l h jf i ん:上)と),{ J l i i l l h j f~, ( ん :F )をそl.Lぞれ, しZW T I F F .9 0-50% , ( T I F F LZW JPEG 90% 皮緒方式 JPEG 70% JPEG 50% J P E Gー で) 1 :布行した j i J f 干 の , Mお討中の変化をグラフ化 したっ EM画像データベース 11 程度得られるものと考えられる。この作業効率は従 ることができない点で,実用的とはいえない o EM 来の H 音室作業に比べてはるかに高い。現時点では, 爵像データが,実際に公開に至る比率は大変低く, 過去のデータの入力を行なっているが,図 8に示し 1 l i l人レベルでのデータ管理はあくまでも既存の実験 たように今後のデータ整理の方式を変更すること ノートを用い,必要に応じて記載データを追加する で,市顕を用いた研究全体の効率化も I~I れるものと 方式が現実的と考えられた。 考えられる。 4 . 画橡検索効率 2 . 元データとの連携 すで、に入力を終えた画像を使って,ある目的 いったんデジタル化した雨後データは容易に並べ i l J I討する の削{象を J 二は,必、 えが可能なので,商{象データベース利用 j で500枚の検索(ブラウジング)が可能であった。作 ずしも入力がシリアル番号I J 買に行なわれる必姿はな としては,まずサムネール酉{象による函{象の [ l l1 I, さ い。しかし,最終的にデータベースを使って f 種類の ~W: 'i主を行ない,続いて拡大表示によってネガ れた函後のネガを発見するためには,各ネガの所在 の1 1 7 1 2 5の判定カ f行なわれる c これは,実際のネガを がわかる方法で整 J lf!.されていた方が効率的である c あたる作業に比べてはるかに効率的で,従来の険索 ネガの整理・ 1~~~(~1: については本システムの作業とし 方式で、便われる,実験ノートにおけるデータの絞り ては含めていないが, 4' i えのネガを自動スキャン 込みもほとんど不安であった。 J を試みた結果,約 1~2 時間 1 ¥ Jに約 1 0 5 ] ' (まど{乍業1 1 寺 ! ぢj があくことを考えれば, る1 実験補助員の作業管理によっては,ネガの整理作業 4 ι '~ してわ:なうことも i j T能なものと考えられる c 5 . 補助的昂閑出力 a ' 像を i i t J i l l 1 1 1伎の両{象としてf.P k l l l j, デジタル化した語H )]することは,本データベースの日的とはしていな 3 . 実験ノートとの 1 )レーション m i 象データの出 い。しかし,本システムで得られた n タベースは, EMネガ I D(シリアル番号〉と 力品位は,論文のドラフト作成に丹j¥,、たり,引き延 画像の関連付けのみでデータ管理が行なわれてい ばし領域を指定する場合に役に立つことが半Ijl 珂し Jするためには,実!投ノートな る。そのデータを利 I どにネガ ID'ニ対ーする実験条件等が記哉されている J 見主E,本システムに適したプリンタの j 設定を なっているところである。 ことが前提となる。筆者は,独 i ヨ;ニ電顕データのリ レーショナルデータベース化を試みそのプロトタイ 本報で紹介した EMl 酉{象データベースは実Jl J 段i 笥 プを作成している。その結果摂試料(ブロッ に入り,現在,南カリフォルニアのj 也i 壬I { i J I究 ク),電顕グリッド(数枚のセクション),画像をそ (BeckmanR e s e a r c hI n s t i t u t eo fC i t yo fHope)でデ、ー れぞれインデックスとする 3種類のフラットデータ 1 流けている。今?を,デジタル化されたデー タ入力を 5 ベースをリレーションさせる必姿があることが判明 r t 1l l:¥された凶i 象を FlyView等の I n t e r n e tデー タから f した。これらのデータベースを講築し,過去のデー タベースに投稿してし、く予定である。 タにさかのぼって入力する作業は実験令市助員に任せ 靖窓内での競き付け ( 5imag 凶 / h o u r ) 結室内での競き付け ( 5i l 1 1a g e s / h o u r ) データベース入力 ( 2 0i l 1 1a g e s / h o u r ) 稽2 室内での鰻き付け 日( ( 5i l 1 1a g e s / h o u r ) 菌 8 電顕データ処理の流れ図 {え米の ) jj : ' ¥ . (1 : . + ' 1 )でイ土,データの総1 2 4・1 1 ! 1 1 1"にポるまでの j 訪 ね : で 、 1主主(作業が必裂であったふヰヰデータベ… スをJijl.、た )J 式〈ド i交), H行不f'1'A~ を ìlえらすことが IIHj告である c 12 J a p a l l C S CJ O l l m a lo fC Ol11p u t c rS c i c n c cV o I . 5 , No , 1 .1 9 9 9 t守刊Ed 訪問 E 宇 イエンス 2,2 73 4 . 1 9 9 5 . 句 真I J 奇 武,土橋康成: I ヨ常診療の病理画像を電子化す [3] る試み‘コンピュータサイコニンス 本システムの開発にあたり,献身的に画像入力作 [4]月井雄二,木原 を行ない,かっさまざまな提案をいただいた 2,1 4 9 1 5 3,1 9 9 5 . 章,鵜川義弘:インターネットを C e c i l i aMaciasさんに感謝の意を表します。本研究 利用した生命科学情報の広域データベースイヒとその意 は,平成 9年度科学技術振興調整費による「生物系 義,コンピュータサイエンス 2,5-1 3,1 9 9 5 . [5] V .H a r t e n s t e i n今A.L e e, A .W.T o g a .:Ag r a p h i cd i g i t a l 研究資材のデータベース化およびネットワークシス d a t a b a s eo f D r o s o p h i l ae m b r y o g e n e s i s .T r e n d sGen巴t1 1, テム構築のための基盤的研究開発jの一環として行 51-8,1 9 9 5 . なわれました。 [6]M.Ob巴r h o l z e r,e ta . l:M ethodsi nq u a n t i t a t i v ei m a g e 3 3-5 5,1 9 9 6 a n a l y s i s .H i s t o c h e mC e l lB i o l1 0 5,3 [7]AGFA社 , A gfaS c a n n e r 日 :TechnicalSpecifications 文 献 [1] H .Y o s h i h a r a :D巴V巴l o p m e n to fd i s t r i b u t 巴dm e d i c a l ( h t t p : / / w w w . a g f a h o m e . c o m / p r o d u c t s / d t p / s c a nn e r s / imaged a t a b a s es y s t e mu n d e rp e r s o n a lc o m p u t e rLAN s c a n t a b l e . h t m l l,1 9 9 8年 4月 3日アクセス. [8]KODAK社 , KSIS:E l e c t r o nM i c r o g r a p h y,A c l j u s t (http://www.miyazaki-med.ac.jp/microPACS/ ),1 9 9 8年 4月 3日アクセス microPACS.htmJ 巴a n dD e v e l o p m e n t( h t t p : / / w w w . k o d a k . c o m : 8 0 / E x p o s u r [2] ? i j原利彦:マク口調i 象のデジタルイヒ,コンピュータサ d a i H o m e / S I S / e m u s e 4 . s h t m l ),1 9 9 8年 4月 3日アクセス P e r s o n a limaged a t a b a s ef o re l e c t r o n em i c r o g r a p h AkiraKihara1) KazuoIkeda2) ラ 1 )L a b o r a t O J アo f B i o l o g y ぅH o s e iU n i v e r s i t y 2 )D i v i s i o n々 fN e l l/'Os c i e n c e s,BeckmanR e s e a r c hl n s t i t u t eo fC i t yo fHope Abstract ・s o n a ld a t a b a s esystemf o re l e c t r o nm i c r o g r a p h s . Then e g a t i v ef i l mofanE Mimage Wehavedevelopedap e r ( 3 . 7X 3i n c h )i sscannedw i t h400d p i( 1, 480X1 , 200p i x e l )1 2 b i t ( 4, 096g r a yl e v e l s )r 巴s o l u t i o n,t h e nc o n v e r t e dt o tg r a yimagef i l e . Upt o500imagesa r es t o r e donas i n g l eJAZZd i s k, t o g e t h e rw i t ht h e i rt h u m b n a i lc a t a l o g an 8ゐi 中 t . Theaveragescanningtimef o rt h esystemi s f i l e .Thes c a n n i n gp r o c e s sh a sbeenautomatedbyu s i n gAppleScl ‘ ! ho u r .T h i ssystemd e m o n s t r a t e si th a st h ec a p a b i l i t yt omakeimagebrowsingo fc o n v e t i o n a lE M a b o u t 20images d a t amoree f f i c i e n. t Keywords:d i g i t a limage,d a t a b a s e,imagep r o c e s s i n g,e l e c t r o nmicro日cope I S S l l e dMarch,1 9 9 9 J a p a n e s eJ O l l m a lo fC o m p u t e rS c i e n c eV o l . 5 ,N O . 1 :p p .1 3-19 自動成長型サーチエンジンの構築と試行 林賢紀1l {嬰約]既存の検索エンジンでもつ絵索機能に加え「ユーザの利用と評価にあわせて収録データ する機能を実装したサーチエンジンを開発した。このシステムでは宅検紫結果となった を拡大 J ページにアクセスした襟にそのページの URLを保存し,この URLとそのぺージから一階層の リンクをたどりぺージを取揮し,データベースを再構築している。 1995手 : i . 9丹から 10月までの関ー園内の図書館の Webぺージをデータベース化し宅謡番舘職員 を対象に試行を行った。多様なページの校集によりデータベースも拡充され,結果としてとット するキーワードも増加する結果が得られた。 n t e r n e t,サーチエンジン宅 W W W,図書館 [キーワード] I 1. は じ め に となった。 しかし,発信の容易さは I n t e r n e t の情報を!知的 I n t e r n e tという i 吉報の発信個所が各所に分散した させた。 W W Wで、は情報同士をハイパーリン に増加 l 環境においては, W W Wの登場以前から各設の情報 クにより容易に結合できる反面,他のサーピスのよ サービスが存在し情報源にアクセスしやすいように うにー箇所に培報の所在や概要を集諾するようなシ 整備されてきた。たとえば,ソフトウェアや文書の ステムは想定されていなかったため, W W Wサーバ 配布に使われる anonymous(匿名)立pの支援ツール の増加i は同時に情報の洪水を生んだ。このことは, として,提供するサーバにあるファイルの一覧を集 情報の所在や内容を把握しにくくし,有益な情報が めてデータベースとし,必要とするファイルがどの 埋もれてしまうことになる。 サーパで、保管されているかの情報を提供する a r c h i e このため, I n t e rn e tJ 二の情報を整理して提供する 司 というサーピスがある O また, z 3 9 . 5 0をベースにし サービスが自然発生的に生まれた。比較的古くから た広域分散型データベースである WAISでは,地理 存在するのは, TheW W WV i r t u a lL ib r a r y[1]と呼 的に異なる場所に置かれたデータベースを 1つのク ばれる W W Wでの情報を項目別に分類しディレク ライアントからまとめて検索することを可能にし )形式でまとめたもので ト1 た 。 して作成されている O 同様のディレクトリサーピス これは世界各地で分担 これら'情報の形態やプロトコルの異なる錦々の の lつ Yahoo!では,一館所のサイト上で複数の担 サービス同士をハイパーリンクで結合し,容易にア 当者があちこちの W W Wサーバにアクセスし分類 クセスできるようにしたシステムカf羽rWWといえ を行なっている。 る。既存のサービスと異なり簡易な手 ) 1買で利用で 自動的に W W W上の情報を集積しデータベース き,また1 ' 官報の発信も容易にできることから爆発的 にするサービスも行なわれている O 多くの場合, に普及し現在の I n t e r n e tの急速な発展の原因の 1つ 「スパイダ Jあるいは f ロボット J と呼ばれる自動検 1 ) ;;~*l, *jlli. i当ìJJ~*本*夜校術会議事務局筑波事務所初f ヲ'tJWW 訪日 fJ引いIJ( Æl'kíi)f 究情報センター) ( 宮 山 : I j) 1討i J ; とJ ' e:〒 3 0 5 8 6 0 1 ; y d 成県つく は 、r l i奴音合 2 2, t z h a y a @ a f f r c . g o . j p ) (原稿受付日 1 9 9 8年 1 0月 1 2E l 原稿採択1:' 11 9 9 9年 3月 1' : 1 1 ) J n p 日l 1e s eJ O l l r n日1ojC011lp u t e rS c i w c e Vo. 1 5, N o . 1,1999 14 索プログラムカ f日千文全世界の W W Wサーバを巡回 !日許諾書パージョン 2)に基いたフリーウェアであ して情報を集めることでデータベースを作成してい るC 手軽に使えることを第一に包括したシステム る 。 E I本国内では gooや i n f o s e e kといったサーど で , CGI(CommonGatewayI n t e r f a c e )として W W W スが有名である O これらのサービスは網羅的な検索 上のデータベースとして動作するほか,自分の所有 を行なう場合は有効であるが,網羅的であるがゆえ するパソコン上のファイルを対象としたパーソナル に必要としない情幸I Hノイズ)も多い。また,サーど なデータベースの構築にも利用できる O スごとに使用できる機能や網羅性に特徴があるた め,場合によっては使い分けることも必要となる。 現状の問題点としては, -収録範聞が多いため,検索結果にノイズがある 0 ・1 又録範閣の増大とともに,サービスの維持管理 のコストも増大する O などがあげられる。そこで,これらの問題点を解 Namazuの4 寺1 a iとしては, ・ソースが公開されている ・ユーザのメーリングリストで情報交換が行なわ れ,機能拡張に反映される -高速かつ導入が手軽 などがあるが,今回 Namazuをデータベースとし て採用した理由は「手軽に導入でき,比較的高性能 J 決し効率的な情報検索を行ないうるシステムとし な点による O また,ソースカ{/氏関されているため, て,以下の方法をとる検索システムを開発した。 実行時の挙動がつかみやすく柔軟な運用が可能なこ -専門分野に特化したデータベース とも評価している。さらに, k a k a s i[ 3]を用いて -収録するデータは利用者によって評儲 句の分かち書きを行なうが,辞書を拡張することに まず,データベースの専門化であるが,収録する よりインデックス時の精度を向上できるなど,専門 分野を決定しデータを収集するサイトを特定するこ 分野に特化したデータベースの作成に有効だ、と忠わ とで,ある程度の専門化が図れると想定している。 れた。 また,データの評価については,検索i J iヨミの表示刊 データの取得には wged4]を利用している O )ーを参照し検索結果を選択して に提示されたサマ 1 wgetは GNUによるフリーウェアで, W W Wサーバ アクセスすることで言子 f 耐をしたものとする O 上に置かれた 1・ o b o t s . t x tを読み取りデータ坂得の可 否を判定するため,情報提供者側の意思を多少なり 2 . システムの概要 とも反映できるものと考えられる O ユーザがアクセスしたリンクの記誌は, o i d o nた : t . このシステムでは,既存の検索エンジンでもつ検 が作成した LinkChecked5]を改造し利用してい 索機能に加え f ユーザの利市にあわせて収録データ 3 去する p e r l る。もともとは,アクセス回数などを託1 を拡大jする機能を実装している。 で記述されたスクリプトであったが,今回はこれに 検索エンジンは,多くの場合は i 当分の必要とする 情報を検索するために利用され,利用者は検索した 手を加えて取得対象となる URLを別途記J,: r {するよ うに改造を行なった。 結果のサマリーを見てアクセスするかどうか判定し これらを組み合わせ,シェルスクリプトを J 1 h、 て ている O このシステムでは,このような利用者の行 定期的にページを耳文得しデータベースの再構築を行 動をもってユーザによるデータの評舗としており, なうシステムを措築した。 検索結果となったページにアクセスした際にその ページの URLを保存し,この URLとそのページか 3. デ ー タ ベ ー ス の 構 築 ら一階層のリンクをたどりページを取得し,データ ベースを再構築している O このような手順により, 今回開発したシステムを利用し,国内の図書館で ユーザがとくに意識することなくデータベースに追加 公開されている Webページを 1 I 又集しデータベース するデータを決定することができると考えられる。 とすることにした。すでに,国内の図書館で運用さ データベースシステムには Namazu[2]を採用し れている W W Wサーバ約 1 0 0ヵ所を収録対象とした ている o Namazuは高林哲氏によって開発された日 検索サーピス「国内凶書館 web検索システム J [ 6]を 本語全文検索システムで, GPL2(GNU一般公有使 試行的に運用していたが,サイトを巡回してのデー 1 5 自動成長型サーチエンジンの構築と試行 タの収集と更新に時間を要するなど,逐次の更新を マ シ ン :D i g i t a lA l p h a S e r v e r2 1 0 0 4 / 2 7 5 行なうためには問題が多かった。特定多数のサイト メモリ: 2GB からロボットで Webページを取得ェするが, OS:D i g i t a lUNIX3.2G リンク をたどりすべてのファイルに対して定期的にアクセ 4.利用状況と考察 スするため,サーバへの負荷の増大などが危慎され た 。 そこで,今回の試行では,閣内の図書館で目録 1 9 9 8年 8月から,このシステムを大学国書館職員 サーピスを提供しているサイトを集めたリンク集 などで講成されるメーリングリストで広報し,試行 numpt oL i b r a r y! ( inJ a p a n )J [ 7]を基点とし,ここ を開始している。 か ら 一 階 層 の Webペ ー ジ を 取 得 し 最 初 の デ ー タ データベース自体も徐々に成長しており,さまざ ベースとした。国 1に原稿執筆時点での検索画面を まな Webページを収集している。表としてに 1 9 9 8 0 0ヵ所近い国書;館の 示す。これにより,国内の 1 年 8月から 9月までの利用の状況を示す c 図 2は , ホームページと OPAC(オンライン利用者目録)の ヒットしたページにアクセスした割合であるが,数 ページが最初のデータベースとなった。これに対し ユ…ザが検索を行ない,リンクされたページにアク セスすることで,このデータベースはさらに成長し ていくことになる。 収 集 す る 分 野 を 図 書 館 関 連 の ページとしたのは,利用者として I n t e r n e tでの情報 検索について興味や絞殺のあるユーザ騒である 隊員を想定し,かつ収集する情報に対しである程 館l E 8で、ある C 度の評{崩カすできるであろう点カ f珪I 同 宿世 申器 約 口 協眠腕 ,c r o nにより毎晩午前 1 1 1 寺ごろ自動的に行なっ 氏側 Webページ;良得は,対象となる URLを蓄積した ている。データベースの更新は,取得したページの 数によるがおおむね 2時間以内には完了している。 このとき,対象分野以外のページはなるべく取得し ないよう実験途中から Yahoo!や i n f o s e e k, NTTな d J¥l.模なディレクト 1 )をJ 是供しているページは耳え とツi 得対象から除外している。 ニl 今回のシステムが稼動している環境を以下に示 す。 図 1 本システムの検索直直 30会 @ 25% 1 5 ちs 1 0 ' 。 : 〆 5 。 宅 図 2 ヒットしたページにアク セスした都合 1998818 1998828 199897 1998917 1998929 1 6 J a p 日l 1CSCJ o u r n日1o fC o m p u t c rS c i c n c cVo . 1 5 ,N o . 1,1 9 9 9 表 1 キーワードとヒット数の増加 キーワード 検索日時 w e b c a t W 巴b c a t MonAug1 01 9・2 5・ 451 9 9 8 MonAug3120・38・4 11 9 9 8 ThuSep1 01 3 : 1 6・421 9 9 8 z 3 9 . 5 0 z 3 9 . 5 0 z 3 9 . 5 0 ThuAug1 31 3 : 31 :3 51 9 9 8 TueAug1 81 1: 4 2 : 3 11 9 9 8 WedAug2615:22・091998 ThuSep 3 1 1・1 2 : 0 21 9 9 8 国文学研究 悶文学研究 国文学研究 国文学研究 41 5・1 6・261998 F r iAug1 W巴dAug1911:58・321998 ThuSep1 71 0 : 5 9 : 2 81 9 9 8 中国語 中田語 中国語 41 5・0 3・481998 F r iAug1 ThuSep1 01 7 : 2 5 : 1 81 9 9 8 ThuSep1 71 0 : 5 5 : 5 51 9 9 8 電子図書舘 曲佼曲庭山氏 文字コード 文字コード 文字コード 文字コード MonAug1 71 3・1 2: 481 9 9 8 WedAug1910・40:141998 幕末 羽川内仰向山間一 6 ゆ刊一党一 v m沼 WedAug1911・5 2 : 5 71 9 9 8 ThuSep1 01 3・2 7・321998 F r iSep1 11 3・00・261998 ThuSep1 71 0・51:341998 ω η 農業 農業 農業 農業 農業 農業 農業 日 SunAug1622・31:181998 W巴dAug1 91 2 : 2 8 : 1 81 9 9 8 11 1 :4 7・2 51 9 9 8 F r iAug2 TueAug2 52 1: 3 9 : 3 41 9 9 8 MonAug3 11 5 : 4 7 : 0 31 9 9 8 WedSep 9 23・35:021998 MonSep1 41 9・3 9・401998 F r iS ep1 81 4・1 2・381998 S a tSep1901・2 1 : 1 71 9 9 8 SunSep202 2 : 2 3 : 0 51 9 9 8 Tu巴 Sep220 8 : 5 2 : 3 61 9 9 8 h 1 0 nSep2815:50:111 9 9 8 5 7 一 日 日 同 日 一 幻 羽 “ 一 口 ∞ 刊 門 別 一 却 特 特ω F r iAug1 41 5 : 0 1 : 5 61 9 9 8 ThuSep1 01 3・1 4・1 11 9 9 8 ヒット件数 ・検索はしたものの実際には検索結果にアクセス 円円日一小山花一 3 J a v a J av a J a v a 業業業 Tu巴 Aug1112・40・161998 ThuAug1 308: 44・391998 m1edAug1915・12:131998 %程度であることが分かった。これは, はしなかった。 あるいは, ・いくつかの検索結果の中から一つを選択して閲 覧し,そこからリンクをたとぞって行くことで目的 のページにたどり着いた。 かのいずれかの理由が考えられる O 表 1は,実際 に検索語として使われたキーワードが,データベ スの成長の過程でどのようにヒット数が変化したか を示す。いくつかのキーワードでは,利用に応じて ヒット妻女カ f増力日していることがわかる o o3は , I l x 得したページと,インデックスされたページとの比 較である。これは,データベースがどこまで成長す るかを表しているが,約 2ヵ月という期間では取得 したページとインデックスしたページのとの比率に 特段の変化は見られない。このことから,現H 寺点で は利用に応じた一定の割合で成長しているものと考 えられる。また,表 2が実際にアクセスされたペー ジのじRLとその回数である O 全体では 245の URL がアクセスされているが,その半数以上は 1I 耳程度 のアクセスにとどまっている o 5閤以上のアクセス のあった Webページは 6URLに過ぎなかった。表 3はアクセスの多かったページであるが,いずれも I n t e r n e t上のリソースへのリンクを中心としたペー ジである O 以上の点から,今聞の約 2ヵ月間の試行における ユーザの利用とその結果をまとめると,ユーザがア クセスするページは特定されず,このため収集付象 とするページも多様化している。また,多様なベー 1800 1600 1400 1200 1000 一一一一取得したページ 也由自イノデックスしとべ}ジ 800 600 400 200 国 3 取得したぺージとイン 1 9 9 8 . 8 . 1 9 1 9 9 8 . 8 . 2 9 1 9 9 8 . 9 . 9 1 9 9 8 . 9 . 1 8 1 9 9 8 . 9 . 3 0 デックスしたぺージ 自動成長型サーチエンジンの構築と試行 17 ジの収集によりデータベースも拡充され,結果とし ノfッケージトd ic [ l O ] を てヒットするキーワードも増加した。さらに,アク 語などをインデックスとして切り出している O これ セスされたページを見ると,他所へのリンクをして により,図書館職員がよく使う用語での検索の際に いるページは参照されやすいことが考えられる O ヒットヰきが向上するものと想定される。また,新規 k a k a s iに組み込み,閣書館用 に取得した Webページを加にデータベース化し検 5.関連の研究 索できる機能を追加した。現在,この機能を使い新 規に取得した Webページの中からユーザが指定し 今回のアプローチ以外のデータ収集の手法として たキーワードで検索を行ない,一定以上のスコアを は , proxyやクライアントマシン上に蓄積される 記録したページのみをデータベ…スに追加する機能 cache を利 通 の実装を進めている O 将来的には,ユーザの指定し 常 , cacheは一定取得したデータを複数で利用する た語に加え,類義語辞書を利用して語葉を拡張した などして効率的に利用しアクセスの高速化やネット 上でフィルタリングを行なってデータベースに追加 ワークの効率化を図る手段であるが,一度アクセス することを考えている O これに加え,最初にデータ したページをデータベース化し共有することで,今 ベースになっている Webベ…ジの質や特 f 生によっ まで、ユーザー人のものであった情報や検索手法を共 て,収集されうるページも変化することが予測され 有する,というものである O る。今後は,データ収集の恭点となる Webページ mするという方法[8, 9]がある O また,検索エンジンでは, Lycosなどでユーザの 推薦情報を元にランク付けを行なっている。 の選定手法についても検証を行ないたい。 本論文で使用した自動成長型サーチエンジンの ソースプログラムは, h t t p : / / w w w . a f f r ・ c . g o j . p(tz h a y a / 6.今後の課題と機能拡張 l i b r a r yで公開の予定である O 多くの環境で評価して 本稿では, 1 998t : j 三8月から 9月までの試行を通じ 表 2 URL ごとのアクセス屈数 ての結果について絞り上げたが,さらに長期にわた る検証を行なうことを考えている C 今設の課題としては,ユーザの検索行動の把握が あげられる O たとえば,検索結果からアクセスされ た Webページが,ユーザの希望に合致するかどう かを確認することもデータの評価のいう点では必要 であろう。 また,データの精度をさらに向上させることも必 要であると考えられる。 1 0月からは,筑波大学図書 URL 1 1留のアクセス 9回アクセス 8[ i i ] ア ク セ ス 7[ i i ] ア ク セ ス 6回アクセス 5回アクセス ヰ回アクセス 3回アクセス 2間アクセス l[ i i ] ア ク セ ス 、 》 口 正 壬ロ去十i 館部の近藤氏が作成した関書舘用かな漢字変換辞書 表 3 アクセスの多かったぺージ URL アクセス数 h t t p : / / w w w . n tt .c o j . p/SQUARE/www-in-JP-j.html 日本の wwwサーバ ( N T T ) h t t p : / / w w w 2. 1 l .c h i b a u . a c . j p r y a m a m o t o 1 !i n k . h t l τ 1 1 I n t e r n e tR e s o u r c巴 S e l e c t i o n (千葉大学) h t t p : / / w w w . n l i b . t o h o u . a c . j p / z a s s hi ! l 王ε n k y u .htm 1 1 9 7 冊究室資料について(東邦大学習志野国書館) h t t p : / / ¥ ¥w w.t u l i p s .t s u k u b a .a c .j p / o t h e r / j a p a n . h t m l 7 日本の図書舘(筑波大学) h t t p : / / w w wl .i b . y n u . a c伊!LI N K / l i b r a r y . h t m l 本と図書館に関する情報(横浜部立大学) 6 アクセスの多かったページのうち 上佼 5つ 。 2 l l 1 0 1 2 37 1 8 0 2 4 5 σ ;p al 1e s eJ OU1η σ 1ofComputerS c i e n c e Vo. 15 ,N o . , l1 9 9 9 18 い た だ け れ ば 幸 い で 、 あ る 。 [ 2]高林哲,日本語全文検索システム Namazu:h t t p : / / 今後,本システムについては,研究者のグループ や個人など小規模な集団での利吊を考慮して構築を 行ない,より収録分野を絞った検索エンジン作成用 システムとしていきたい。具体的には,研究者など 門知識と情報検索を行ないうるグループによりそ の分野の基礎となる Webペ ー ジ を 開 き 取 っ た 上 で,そこからいくつかのページを収集しデータベー スとする O そして,このデータベースを利用しても らうことで,グループにより評価されたページを収 集していく。いわばその道のプロによる「データ ベースの調教」を行ない,データベースを拡張する ハ S 幼a t ω u r n . 刈 幻 a l Ic h i ト 冊u . a ω C ι 吋 j 伊 . . p j μ ; c ω c s a 低 ω t 矧 O α r ' ‘ u ω l /N ω a 叩ma 位z u ω / i 山 nt r 仏 o 叶 . h t 川 n n 川 叶 1 1 . 伊 , 1 9 9 8年 1 0月 1Bアクセス. [3]高橋裕信, f t p : / / f t p . k u s a s t r o . k y o t o u . a c . j p / p u b / b a b a / w a i s /,1 9 9 8年 1 0月 1日アクセス k a k a s iに,馬場肇による分かち書きパッチを当てたも のを namazuでは f 吏用する [4] H r v o j eN i k s i c,GNUwget:h t t p : / / s u n s i t e . a u c . u k / f t p / p u b / 人1 9 9 8年 1 0月 l日アクセス. i n f o s y s t e m s / w g e t [5] o i d o n,L inkC h e c k e r :h t t p : / / w w w i . o d . c o . j p ; o i d o n / . 1 9 9 8年 1 0月 l日アクセス [6]林賢紀,国内盟主:熊 web検紫システム:http://www. 9 9 8年 1 0月 1日ア a f f r c . g o . j p n z h a y a / l i b r a r y/ s e e k 4 l i b . c g i,1 のである O これをいくつかの分野について行ない, クセス. 最終的には偶別の専門分野を統合した検紫エンジン 本稿での内容を含めこのシステム全体の概要について の構築を目指すものである O は , t t p : / / w w w . a f f l ・ c . g o . j p n z h a y a / l ib r a r y /, 1 9 9 8年 loH1日 アクセスを参照されたい。 [7]林賢紀, Jumpt oL ib r a r y! i nJ a p a n:h t t p : / / s s . c c . a f T Iじ. 謝 辞 g o . j p / r i c / o p a c / o p a c . h t m l,1 9 9 8年 1 0月 l臼アクセス. 本システムの構築にあたり,北海道大学図書館の [8]清水奨,神林隆, f;左藤進也,そのほか,グル…ブ 杉山氏をはじめ大学図書館職員メーリングリスト 試行 W W W検索アシスタント PA-searchの実現:h t t p : f カミりんjの各位から基礎的なアイデイアの示唆と試 / / w w w . i n g r i d . o r g / w 3 c o n f j a p a n / 9 7 / s h i m i z u / p a s i n f o . h t m l, 験に協力していただいた。この場を借りて感謝する 1 9 9 8年 1 0月 l臼アクセス. [9]吉岡恒夫,代理サーバを利用した検索システム:h t t p : ものである O .a i s t n a r a . a c . j p / m e m b e r / 川 n e o y / ,1 9 9 8年 1 0月 1日 / / i n f o n et アクセス. 文 献 [1 0 ]近藤 [1]TheW W WV i r t u a lL ib r a r y:h t t p : / / v l i b . s t a n f o r d . e d u / O v e r v i e w . h t m l,1 9 9 8年 1 0月 1日アクセス. 努,図書館用かな漢字変換辞書パッケージト d i c:h t t p : / / w w w . t u l i p s . t s u k u b a . a cj . p ; k o n d o u / l d i c / .1 9 9 8 f : o l 1 0月 1Bアクセス. Makingandt r i a l so ft h eAutoGrowths e a r c he n g i n e TakanoriHayashi1) J )R esearch1 1 ぴormatiollDivisio , 1 lT Sl Ik ubaO f f i c e,Agricl I/ t u r e, F o r e s t r v正1l1dF i s h e r i e sResearchC O l l l l c i /S e c r e t r i a t . o r e s t r yandF i s h e r i e s . M i n I s t r yo f A g r i c u l t u r e,F ( A g / ・ i c u l t u r e,F o r e s t r yandF i s h e r i e sResearch1 1 ザo r m a t i o l lC e n t e r ) 自動成長サーチエンジンの構築と試行 1 9 A b s t r a c t T h i sa r t i c l ei n t r o d u c e st h eAutoGrowths e a r c he n g i n eandi t st r i a l s .T h i ssystemu p d a t e st h ed a t a b a s ei n a c c o r d a n c ew i t ht h eu s e r ' sa c t i v i t i e s . Thea u t 出 h o ra t 伐t e m p t 匂 e dt od e v e l o pas e a r c he n g i n ewhichi m p l e m e n t saf u n c t i o n出 t h a 瓜t c a nbed e s c α r 由e da s ‘ “ ‘ ' t h e r e c o r d i n go fc o l l e c t e dd a t ab a s e donu t i l i z a t i o nande v a l u a t i o n . "T h i so p e r a t e si na d d i t i o nt ot h ef u n c t i o n so ft h e e x i s t i n gs e a r c he n g i n e . Throughu s eo ft h i ssystem,t h ea u t h o rs t o r e dt h eURLso fp a g e st h a twerea c c e s s e dt h r o u g hc o n v e n t i o n a l s e a r c hf u n c t i o n s . Thes e a r c hr e s u l t swereu s e dt oformac l a s so fl i n k sbywhicht h ed a t a b a s ec o u l dbec o n t i n u a l l y u p d a t e dandr e c o n s t r u c t e d Ther e s u l twast oo b t a i na nexpandedd a t a b a s eb a s e donh i t sfromt h es e a r c h . Keywords:I n t e r n e ts e a r c he n g i n e‘WorldWideWeb,L i b r a r y 今 戸7 p a n c s cJ O l lrJ1a lo fC O l l l p l l t c rS c i cl 1c cV o I . 5,N O . l :p p .21-25 I s s l l c d九1 a r c l i,1 9 9 9 双方向積分法による交感神経活動 の検出 e e e Jノイ p ↑ 白 生口 田 米沢良治 1) 動物の心臓宅管臓に分布する交感神経繊維の東から記諒される援 合活動電伎は心拍に間期した群放電を示し喝各臓器を時々刻々コ ント口一ルする交感神経惜報を含んでいる O したが‘って句神経系 による語環器官制御機構を解明するには複合活動電位から正躍な {キーワード] 交感神経活動を抽出することが基本的に重要となる。本論文では司 複合活動電f 立宅同期神経活動、 従来の交感神経活動検出法に比べより正確な神経活動の検出を可 双方向積分法宅クラスター法 能にする双方向種分法の開発を行なった。 り広い i 玄関となってしまう点である。そこで,本部 しはじめに 麻酔, I { JF I!行動 F動物の交感神経の束から記録さ u J ! ! ! H r l 昨E h E動 究では正維な [ 1 1 ¥ 1 の検出を可能にする れる複合活動屯位[1~ 3]は,心的に河期したI I 手放 複合活動伎の定泣化および同期神経活動の検出j 去 屯パターンを示す。この i l'f:放電は多数の千1経 繊 維 が の開発を行なっ にアクティベイトした結果発生し , [ f ' i ]刻字1続 的 動として定義されているむいJ ! l 貯r l l * i活動は心臓や腎 1 寺々刻々と i 崩御する器官 1 1 i i ] 御 信 号 臓などの諸器官を1 2 .複合活動電位記録 交!嘉子1託からの複合活動沼{立の記録は,麻酔卜マ〕 を含んでいる。したがって,交感神経による器官i l J i 2~ 4kgのネコの腎!減交感神経で行なった。ネコ i l [ 片手式を解明するには,記録した接合活動電位より は,ベントパルピタールナトリウム(3 0~40mg/ 河町H r l l K i活動をt"1 1 1 1L¥する必要がある c k g lで!点貯を行なった" ' j 話 会 r ! ',ネコの i 呼吸はハ 現在, [初出神経活動は複合活動電位の 1寺 ! 日j 的変動 を定量{と[4]した後, クラスタ i l d5]で検出され ている。複合活動電位の定量化は,活動立を全波 した後, H a '定 数 20msの積分器で積分し,複合 H 寺L ,付近i 乱は,古品 ノfードレスピレトリーポンプで部 水パッドで維持した。ネコの判長に分布する交感 1 神 経 束 は , 故 鏡 下 で 十1 1 経 京i 吾朗の結合組織を 深く除去し,露出させた。電訟の装若は詫 I Uした在 活動電位の時間的経過を求めている。クラスタ…法 道交感神経束の腎臓 i H l Jをカットし,百飯間 3mm 腎m は,定量化した活動首位のスロープが}とから負へ, 0) 一 士 、 る。このピーク点とボトム点の電伎の差が設定した J の銀'弔短上に乗せ カットした端を腎職 1 W Jの すけた。 したがつて, この f 屯 E槌 ; は 土仁 ご l , [ ;こ巻き f ら伝述 j主される交!感惑干神 中 l ド 同 主 経 f 針i 活苫動が記録される 電怒と神 関組以上であれば,ピーク点を 11~ むボトム点 i 玄関が 経来{ま電~:展開 i菩!の生体組織との絶縁および神経の乾 間期神経活動区間として検出される。しかし,問題 燥を防ぐ必要から流動パラフインで満たした。 から正へ変化するピーク点とボトム点を検出す O は定量化の際に積分を行なっていることから,定量 国 1( こ 言h J !Uシステムを示す c 複合活動電位の記銭 化した複合活動電位が時間的{こ遅れてしまい,検出 は lOGDの高入力インピーダンス差動増幅器を用い される!万J f fJJ神経活動の毘問が実際の間期神経活動よ て, r司 ittW七~H!&50 ~ 3 , OOOHzで lOOdB1 詩I 1 話して f γっ 11. 1 1 ;I : h1 :業大'}・ 1 民 主u :学 I 11 9 9 8i [ : .9J1 0E I 涼稿採択 I 11 9 9 9 } 1 ' -3月2 2 1 1) l 日p a n e s eJ o u m a lo f C o m p u t e rS c i e η c eV o . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 22 中枢神経系 左腎臓交感神経!流動 パラフィン プール 図 1 複合活動電位計測システム 中の Oとムで示す)はクラスター法で検出した。ク 250μV ゃ ハリ ( ia ラスター法は図 2(c)中に示すよう定量化した活動 250μV 7 . 5 1 1 1 Sのほ 1 j ¥ 電位のある点(点 p )を中心とし,前後2 +25μV (BEおよび AF区間)でデータをそれぞれ加 i ; (L, ハU ) ︾ ( Eの傾 その前後の加算結果の差が正の場合,点 P を I 斜とし,逆に負の場合負の傾斜として検出する。ボ 25μV ー トムおよびピークは逐次点 Pを移動させ,この処耳目 を繰り返し,負から正に変化する点および正から 8μV に変化する点を求めて検出する O 求めたピーク点と (c) 。 (d) ボトム点の電位の差が設定した関倍以上であれば, 仁三ヨ 口己 2 0 0 0 1 5 回 2 従来の積分法による同期神経活動検出 ピーク点を挟むボトム点区間が向期神経活動区間と して検出される O 杉t ll:¥された{間々の河期神経活動区間 (SNA1およ び SNA2)は,1m2( d )に示すように図 2( b )の 子1 1 1粁 (a){ 、右図, ( b )'ì't 隙交感十III~培米で記録した後合活動況 活動区間によヒベ広い註開となった。この}京国は桜 f T { 立 , (c) 綾子~i首長ÛJHl:f\ì:i主 :í~: 1 ヒ り え 月 三 .( d )検 I Uされた問}切干1 1 絞i 舌動区 l ¥ i j(SNA1, SNA2) 活動電位を定量化する│怒に用いた時定数2 0msの積 分器の影響によるものである。そこで, I f i J JtJJ神経活 動を含む複合活動電位のシミュレーション波形を発 たO なお,基準電極は体表面に装著した銀電極とし a )はコ させ,積分器による影響を求めた。閤 3( た。記録した活動電位は 8kHzでサンプリングし, ンピュータで発生させた一棟乱数を示す。国 3( b ) 1 2b i tのデータとしてパーソナルコンピュータに取 c )は は設定した同期神経活動 (SNA)を示す。図 3( り込みハードディスクに格納した。 乱数と同期神経活動│玄関を乗算した複合活動屯{立の d )は全波整流 シミュレーション波形を示す。図 3( 3. 双 方 向 時 間 積 分 法 e )はfI寺定数2 0 1 1 1 Sの積分器で定量 波形を示し,国 3( 図 2に従来の積分法による複合活動電位の定量化 化した波形を示す。定量化波形は同期ネ[[1経活動の発 去による同期神経活動検出法を示 およびクラスタ… j 生と同時に電{立が上昇し,同期神経活動のおわりで a )は麻酔下のネコの心電図を示し,国 2 す。囲 2( 放電を始め指数関数的に減少する O クラスター法に ( b )に腎臓交感神経束から記録した複合活動電位を よって求めたオンセットとエンドを図 3( e )のOと 示す。図 2( c )はこの複合活動電位を全波整流した ムで示す。この結果,オンセットは神経活動のシ 後,活動電位の時間的経過を時定数2 0msの積分器 ミュレーション波形の立ち上がり点によく一致し検 で定量化した結果を示す。定量化した活動電位から 4 . 5 m s遅れた点で検出 出されるのに対し,エンドは 9 c ) 個々の同期神経活動のオンセットとエンド(語 2( された O 図 3(c)のシミュレーション波形に対し, 双方向積分法による交感神経活動の検出 23 +25μv (a) 回 G 25μV 8 (h) +25μY (c) 25μV ー 25μV (d) 。 同静 81 <V (c) 関期神経活動 ( r ) 団 4 双方向璃分法フローチャート 50ms 間 3 従来の積分法による間期神経活動産関の検出誤差 ( a )i 1 L 数,( b ) . W : i 主したいJ! Y H I I I主 計. T i i f } i J I ま I iU, ( C )悦 子 ' ii f i; f i } J ' . 託 {立のシミュレーション j 皮j 仏 ( d )' I : , :i 皮設 r u t ? , 皮 ! 弘 ( e )1 I 寺 〉 ヒ 数20ms の{れ片手による定 :i~:1 ヒ波形, ( f l検出された I 司!制1 11 ~:E ìMí}JI){J ::J (SNAJ 合活動電{立を全法整流し,双方向積分で定量化した 後,双方向から各々オンセットを検出する。 逆方向 積分法で検出されたオンセットが河期神経活動のエ ンドとなる。したがって,双方向から検出されたオ ンセットの区陪が河期神経活動として検出される。 3( e )の定量化波形は同期神経活動が発生してい ないにもかかわらず, u 寺定数20msの続分器の影響 波 形 を 示 す O 関 5(a) は~王m に用いたシミュレー であたかも神経活動が継続的に発生しているかの様 ション波形で図 3( c )に示す波形と同一である。シ 相を示した。この同期神経活動終了後の電{立は記録 ミュレーション波形は全波整流された後,従来の方 立が高ければ高い された河期神経活動の群汝電電 f 法で時間経過にしたがって積分される c この積分さ 程,容電位になるまでの持罰が延びることから,検 れた j 皮7 巴のオンセットカ fクラスター j 去によって求め 出されるエンドの誤設が大きくなる。したがって, られる(毘 5( b )のCで示す)0 次 l こ,全波整流した 同期神経活動の検出において,正確なエンドの検出 複合活動電位が待部経過の逆方向から穣分される。 が最も重要で、ある C この逆方向から積分された波形(図 5(c))のオン 図 そこで,本研究は従来の同期神経活動検出 j 去にお 国 5はシミュレーション波形に対する処理過程の セットが時間経過の逆方向からクラスター法によっ 5( c )のCで示す ) c 双方向で求め いて,オンセットが同期神経活動の立ち上がり点に て求められる(図 よく一致して検出される点に注目し,事~.たな双方向 られたピーク点を挟むオンセット区間が河期神経活 穣 分j 去による同期制i粧活動検出 j 去を開発した。 d ))。シミュレー 動区間として検出される(図 5( 双方向張分法は,従来の過去のデータから現在の ション波形に対する従来の ) 1員方向積分法による間期 データへと定量化および時期神経活動の検出を行な 神経活動区間の検出誤差は 150%であったが,双方 う(J I I 立方向積分法とする)処理に加え,現在のデータ 向積分法では 0.4%であった。 から過去のデータへと時間経過とは全く逆の方向か ら同様の処埋(逆方向積分法とする)を施すことで, 3 . 処理結果および考察 正時なエンドの検出を行なう。 闘6 (土木処理i 去を用いて複合活動電位から検出し 図 4に開発した処理法のフローチャートを示す。 処理は従来の同期神経活動検出法と時様記録した複 た同期神経活動の 1例を示す。図 6( a )に麻酔 Fの ネコから記録した心電 I Z Iを示し,間 6(b)に腎臓交 1 日p 日n e s eJ O l l r n a lO f C O m p l l t e rS c i e n c eVo. 1 5,N o . , l 1999 24 +25μV 。 (a) 伺 25μV t 双方向積分 1 5 0 慎方向積分 0 1 警100 8μVr~ ) υ し ( . D BμV (c) 。 2 0 0 ) AU ( 一 ~ 5 0 4 5 0 図 7 開発した双方向積分法と従来のliI買方向積分法で検 出した再期神経活動区間の比較 50ms 国 5 双方向積分法によるシミュレーション波形処理 ( a )シミュレーション i 皮 ] 杉 , (b) 綴方向積分i皮Jf~, ( c )逆方 d )検出された附期神経活動 i 玄関 (SNA) 向積分波形, ( 感神経束から記録した複合活動電位を示す。図 6 ( c )はこの複合活動電位を全波整流した後, ) I I H方 向 積分した波形を示し,クラスター j 去によって検出さ れたオンセットを Oで示す。図 6( d )は 逆 方 向 積 分 された波形を示し,逆方向からクラスター法によっ て検出されたオンセットを Oで示す。この双方向で ゃ250μV ) a ( 。 求められたピーク点を 4 夫むオンセット区間が時期神 経活動註時(図 6( e ))として検出され,図 6( b )の同 250μV +25mV r ) ︾ ( 0" 岬 . , 期神経活動区間を正確に検出した。 . . 酔 J 也 臨 7に麻酔下のネコの腎臓交感神経束から 5分関 連続記録した複合活動電位を従来の ) 1耳方向積分法で -25mV L . 検出した同期神経活動区間と,本研究で開発した双 8μV 方向積分法で検出した同期神経活動区間との比 i院を J 関方向積分法による区間の平均1 1 ! tは 示 す 。 従 来 のI (c) 。 206msであるのに対し 双方向積分では 155msとな り,従来の!II買方向積分法より,区間は全体的に BμV 51ms狭く検出された。とくに,検出された同時j 神 (d) (e) 4 1備の内, 150ms以 下 の 区 間 に お い て 従 来 経 活 動9 日 の) I I H 方向積分法で検出された同期神経活動数は全体 巳己 の24%であるのに対し た。この結果は従来の ) 1立方向積分法による検出法に おいて, 図 6 双方向積分処理法を用いて検出した交感神経の同 期神経活動 ( a )心電図, ( b )腎交感神経束から記録した複合活動芯 位 , ( c )瀬方向積分による定量化波形, ( d )逆方向続分に よる定量化波形, (巴)検出され同期j干1綬活動[玄関 (SNA 1,SNA2) 双方向積分では 50%となっ I 可知!神経活動[2<:I ¥ I J が狭い神経活動のエンド の検出に大きな影響を与え,真の同期神経活動区間 二で、検出されたことを示している。 以 i 以上,本研究で開発した双方向積分法はオンライ ンによる処理を行なうことができないが,従来のお 分法に比較しより正確な同期神経活動の検出を可能 にした。本処理法は積分法を用いた波形処理への応 用が考えられる O 双方向積分法による交感神経活動の検出 25 文 献 速度.血 i 王および心電関記録用マルチチャンネルテレ [1] 1 .Ninomiya,N .N i s h i m a r l l,H .I r i s a w a:S y m p a t h e t i c メトリーシステム,日本生海学会誌, 54,1 5 9-1 6 6, n e r v ea c t i v i t yt ot h es p l e e n, K i d n e ya n dh e a r ti nr e s p o n s e .P h y s i o , . l 22 , 1p p . 1 3 4 6t ot h eb a r o c e p t o ri n p l l t,Am.J 1 9 9 2 . .I r i s a w a:A o r t i cn巴r v o u sa c t i v i t i e si n [4] 1 .Ninomiya,H 1 3 5 1,1 9 7 1 I巴s p o n s et op u l s a t i l eandn o n p u l s a t i l ep r e s s u r e‘Am.J . [2] Y .Yonezawa,I .Ninomiya,N .N i s h i u r a:Am u l t i c h a n n e l t 巴l e m e t r ys y s t e mf o rr e c o r d i n gc a r d i o v a s c u l a rn e l l r a l , . l 213, p p .1 5 0 4-1 5 1 1,1 9 6 7 . P h y s i o [5] S .C .Malpas司 1 .Ninomiya:Anewa p p r o a c ht oa n a l y s i s s i g n a l s,Am.J .P h y s i o , . l 236, p p .H513 H518‘ 1 9 7 9 . o fs y n c h r o n i z e ds y m p a t h e t i cn e r v ea c t i v i t y .Am.J . 山 [3]米沢良治,竹野下実,二宮石雄:自律神経活動,鼠流 P h y s i o , . l263‘p p .H1311 H I 3 1 7 .1 9 9 2 . 叩 S y m p a t h e t i cn e r v ea c t i v i t yd e t e c t i o na l g o r i t h m u t i l i z i n gab i d i r e c t i o n a li n t e g r a t i o nmethod Yo s h i h a r uYonezawa1,1 KousukeKuroda1 ) 1 )H i r o s h i l 7 lαl n s t i t l l t e(~fTecl1l1 01()g)', DepartmentofE l e c t r i c a !E n g i n e e r i n g Abstract Compounda c t i o np o t e n t i a l srecordedfroms y m p a t h e t i cnervef i b e r sa r esynchronizedi n t ob u r s t sr e l a t e dt ot h e .I nconducting c a r d i a cc y c l eandi n c o r p o r a t et h es y m p a t h e t i cnervea c t i v i t i e st h a tc o n t r o lt h ec a r d i o v a s c u l a rs y s t em c a r d i o v a s c u l a rn e u r a lc o n t r o lr e s e a r c h,i ti sv e r yi m p o r t a n tt od e t e c tmorea c c u r a t e l yt h esynchronizedsympathetic nervea c t i v i t i e sfromcompounda c t i o np o t e n t i a l s . Thiss t u d yw i l lp r e s e n tanewsegmentationmethoddeveloped f o rp r e c i s ed u r a t i o nd e t e c t i o nofsynchronizedsympatheticnervea c t i v i t i e s . Keywords:Compounda c t i o np o t e n t i a l s、Synchr ・ onizednervea c t i v i t i e s,Bトd i r e c t i o n a li n t e g r a t i o nmethod,C l u s t e r ‘ method l σ p 日n e s eJ o u r n a lo fC o m p u t e rS c i e n c e Vo . 1 5 ,N O . 1 :p p .27-36 I s s u e dM日r c l l,1 9 9 9 E董彊 WebTenを利用した MacintoshW W Wサーバの構築 石田つばさ 1 ) {要約] I n t e r n e t,I n t r a n e tで W W Wサーバを構築宅運用し宅種極的に情報公開を進めようと いうことは,いまではそれほど特別なものではなくなってきている。しかし司現実に W W W サーバを自らの手で運用しようとなるとーとくに M acintoshユーザはシステムの選択に頭を悩ま すに違いなし 1。パーソナルな Webサーバアプリケーションは韻単に利用できるが宅機能宅性能 の富から I nternet上での利用には不十分なところがある。 UNIXで講築したサーバ運用は I n t e r n e t上で実証済みであるカヘ UNIXの利用経験がない Macintoshユーザが管理司運用して いくにはハードルが高い。この両者の間を埋めるように宅十分な機能宅性能を持ちながら- Macintoshユー白幽ザにも利用しやすいユーザインターフェイスを備えた製品がいくつかリリースさ れている。その一つが WebTenであり宅 MacOS上で UNIX仮想マシンと呼ばれる環境を動作さ せ宅その上で UNIXで定評のある Apache 司BINDといったサーバを M acintoshで利用可能とし ている。 WebTen(こはサーバ管理用のサーバが内蔵されており宅この管理用サーバに W W Wブ ラウザでアクセスすることで運用に必要な管理作業の誌とんどが行なえるようになっており宅 UNIXとしての側面はまったく見えなくなっている O 本稿ではこの WebTenを利用して Webサ イトを構築宅運用する方法について異体的に紹介する。 {キーワード] M acintosh,むNIX司WebTen,W W Wサ ー ペ Apache 1.はじめに きてし、る。 これらのサーどスでは I n t e r n 伎のサービスを利用する場合,特に l n t e r n e t 上で wwwを利用した情報公開を行なおうとする サイトの独自ドメインを 取得して利用しようとすると, f~ サイトでサーバを 構築することが条件となる場合がある。 掠築, と , ダイアルアップ接続ではなく専Ji対患による J l U . , ill1吊といったコストを員担しなければならず, l 叫ミプロパ 接続環境を構築することが必要となる。 f 支手配力カ f コンピュータ, とくにネットワーク関連の J イダが提供していた専用線サービスは非常に高価で、 ないとかなりの負担となる。 あり,街単に導入できる環境ではなかった。しか 最近ではメールサーバや wwwサーバの運用を し , OCN, ODN, DION といった主主来の専}干H車 代行するホスティングサーピスを;是供するブロパイ サービスによヒ較して安 1 f日で、利用しやすいサーピスが ダも増えてきている。しかし,サイトの方針によっ wwwによる'詰報公 m Jのためのコストもそ てはそのようなサービスを利用できなかったり,そ の分低下してきている O 実際,これらの安舗な専用 れらのサービスで制限されているサーバの使用ディ n t e r n e t接続も爆発的に増加して 線サーピスによる I スク存最では不足するといったケースでは,結局自 主主場し, 1)イデアコラボレーションズ(ねりはD E A C )[ ) J j J f ¥ おりぶれた先:〒 150 収l k J 臨 む 宍 干 名I ; { r y j千台 I I I J I 3 1 サトウピ)~ 3F .g c n eぉi s @ i d c a c . c o・ j p ) 司 パ 司f ' 可S e r v e r su s i n gM a c i n t o s hw i t hW e b T e n .T s u b a s aI s h i d a(fDEAColla! JOI i IIIOI 1S C o . .L t d . ) C o n s t r u c t i n gv K e y w o r d s :M a c i n t o s h, UNIX,WebTen,WWWs e n e r , A p a c h e (1炉、稿受付臼 1998年 1 1月 9: 1 1 涼稿採択日 19991 三3月 11 ' : 1 ) ] l 日p al 1e s eJ o u m a lo j C ol1lp u t e rS c i el1c eV o l . 5,N o . , l1 9 9 9 28 acintoshアプリ している UNIXのサーバ機能は, M サ千トでサーバを運用しなければならない。 I n t e r n e tのサーバといえば,やはり定評があるの ケーションとして移+直したものというよりも, が UNIX である o MachTenや MkLinux なとど UNIX(MachTen)で手家働しているサーバそのものに Ma 恥 l に C l 泊 n t ω o s 泊h上で 近いと考えられる O 会 最新のパ一ジヨンのソフトウエアを利用して WebTen には,中心となる W W Wサーバのほ I n t 凶 e 釘r l 1 e tサ一パ環境を構築することが可可命能である C か , DNSサーノ¥, FTPサーバ, NFSクライアント しカか、し,そのためには運用する側に各ソフトウェア の機能を申告えており, WebTenのみでひととおりの をコンパイルしてインストールできるだけの UNIX Webサイトの構築,運用に必要なサーバ機能がす 司 の知識と技術力が要求されてしまう O 今回レポートする WebTenは , UNIXの運用, べて揃えられるのは便利である。 W W Wサーバエンジンの Apache以外もやはり 理の知識をほとんど必要とせずに, UNIXをベース UNIXのサーバソフトウェアがベースとなってい としたサーバ環境を実現できるように考えられたソ トf t p , ¥ c るo DNSサーノては BIND8,FTPサーバは Wl フトウェアである o WebTenと比較されるサーパソ q u ic ¥[2] と , UNIX上で、は W H l l l i またキャッシュは S ppleShareI P,WebSTARなど7 う f フトウェアには, A が高く広く用いられているサーバが取り揃えられて あるが,これらが MacOS上で直接動作するように いる O また, SSL( S e c u r eSocketL a y e r )は3 . 0カ ; ' + } - インプリメントされているのに対し, WebTenは ポートされている。 MacOSJ 二で、動作する rUNIX仮想マシン jの上で、 基本的な運用,管理作業は,すべて W W Wブラ UNIXのサーバを動作させるという呉なったインプ ウザを利用して WebTenの管理用 Webサ…パにア 1 )メントカすなされている事2 品で、ある。 クセスして千子なえるようになっている。じNIXのコ 本レポートでは, WebTenをj 阜入して, I n t e r n e t, マンドや Vlでのファイル編集といった作業は要求さ I n t r a n e t上で Webサイトを構築,運用する方法につ れないので, UNIXに精通していないユーザでも管 いて紹介する。 理できるように工夫されている C 稼働しているサー バ は UNIX のサーバそのものでありながら, 2 . WebTenの概要 (WebTenを管理,運用する)ユーザには UNIXとし ての部分が見えないというのが, WebTenの大きな 2 . 1 .概 要 WebTen は , Power Macintosh上で動作する 特徴である O CGI として利用できるのは,シェルスクリブト W W Wサーノてソフトウェアである。 WebTenの ( b a s h,c s h ),C プログラム, P e r l,A p p l e S c l ヤi W W Wサーバエンジンは, I n t e r n e t上でもっとも多 る。ただし, WebTenはプログラム開発環境引l i l i く稼働していると言われている Apacheサーバであ ていないので, C プログラムによる CGIを開発する る[l] 0 ためには, Coc ¥ e B u i lc ¥e r,あるいは MachTenが必裂 しかし, MacOSの上で直接 Apacheサーバが稼働 しているのではなし ' 0MacOSJ 二 で 、 UNIXの を となる。 また, Plug-Inのインターフェイスとしては, 実現する rUNIX仮想マシン」を動作させ,さらにそ M a c i n t o s h上で‘稼働する Webサーバとして代表的な の環境の上で、 Apacheサーバが稼働しているのであ WebSTARのインターフェイス 1 :1:様で、ある W*API る。この rUNIX仮想マシン jは,以前に紹介した をサポートしている。そのため, WebSTARから乗 MachTenの技術を町、泊したもので, MachTenから l u g ω I nの資産を再利用で り換えるときに開発した P 開発環境やユーザインターフェイス部分を取引注 きる。また, WebTenで初めて Webサーバを構築 護能など, UNIXのア き,カーネルやネットワ…ク 1 するユーザにとっては プリケーションを稼働させられる最低限の環境を残 報,ノウハウは W*APIのものを参考にできるの したものである O で , P l u g I n開発については 情報不足に悩む心配は したがって, Apacheなど WebTenの機能を実現 P l u g I nの開発に必要な 4 小さいといえるだろう。 WebTenを利用した M a c i n t o s hWWWサーバのtII t 築 29 WebTenは,競合する M a c i n t o s h上の Webサーバ acintoshである 8 1 0 0 / 環境は,初代 NuBusPowerM ソフトウェアとのよじ!誌で,かなり高いパフォーマン 1 OOAV,MacOSは漢字 Talk7 . 5 . 5,さらに Newer スを示すことがさまざまなテストで確認されてい Technologyの G3カードを増設した環境である。 G る。これらのテストでの数値は,最新の G 3 3カ ー ド お よ び 機 詑 拡 張 と の 相 性 の せ い か , Macintoshをはじめとするよと"史的新し L、機種でのも WebTenの独自 TCPスタックを利吊した場合は,う のだが,本レポートで主に想定しているような まく通信ができなかったが,それ以外の機能につい 128Kbps程度の帝 J 或で提供可能なサービスであれ ては眼られた期間,環境での評価であったが,評価 ば,より託速な PowerM a c i n t o s hでも卜分実用的な 中とくに問題なく安定して稼働していた。 パフォーマンスを提 { J i Jできるだろう。 WebTenは , (科~)オーブンテクノロジーズによっ 購入前に保有マシン環境での動作を確認したい場 合は,テノンあるいは(株)オーブンテクノロジーズ てアプリケーションおよびドキュメント類が日本語 の Webページから詳鏑版をダウンロードできる。 f とされている(注:パフォーマンスチューニングな 評価期間は 2日間なので,長期間にわたる安定運用 ど一部の高疫な内容のドキュメントのみ英語のまま についての確認は難しいが,本レポートの内容を追 となっている)ので,この点でも MachTenに比べて 試する形での評備は十分可能だろう。 利用しやすくなっている。 WebTenはまだまだ多くの特徴を持っているがよ 3 . WebTenのインストール り詳細な仕掠については,テノンの Webページ [3, ] (株)オープンテクノロジーズの Webページ [4]を参照して欲しい。 本章ではインストールから Webサイトの運用開 始までの作業を簡単に説明する。 2 . 2 . 動作環境要件 3. 1 . TCPスタックの選択 動作環境嬰件は,次のようになっている 0 v f j i fに,インストールするマシン環境 インスト… J .漢字 T a l k7 . 5 } ) 、i 二 が前記の環境変:件を瀧たしているか確認するのは当 .PowerM a c i n t o s h(NuBusPowerM a c i n t o s hを含 然であるが,ここで、注意しなければならないのは, む)およびその英機 ・メモリ 32MB})、上推奨 WebTenで利用する TCPスタックの在引設である。 WebTen は ~1; 白 1m3去の TCP スタックを 1frll えてお ・ハート、ディスク支き容量斗OMB以上 り , MacOSの TCPスタックと置き J 4 5えて利用でき さすがに 68kM acintoshはサポートされていない る 。 WebTenの TCPスタックは MacOSの TCPス acintoshであれば法本的にすべての機 が , PowerM ノ ミfフォーマンスであるとテノン タックよりも E 種がサポートされている c まだ資産として初期の penTransport1 . 3以前と比較する 張している(注:O PowerMacintoshが残っているサイトは多いはず と,マルチホーミングなどの接龍剖でも WebTenの a c i n t o s hも,もはや だ。高速だと言われた PowerM TCPスタックカ可愛[立である ) 0 WebTenは MacOS MacOS8と最近のヘヴィなアプリケーションを の TCP スタックを利用することもできるので, 行するには,非力なマシンとなってしまっている C TCPスタックの選択については次の 3つの選択肢が しカ、しそのようなマシンで、も, WebTen をインス あることになる C トールして W W Wサーバにすれば, OCNエコノ 、 をはじめとする安{屈な 128Kbps程度の専用料l I n t e r n e tサーピスのトラフィックを処理するには卜 分なパフォーマンスを持つサーバとして生まれ変わ るはずだ。 .WebTenの独自 TCPスタックを{吏う 0 .O p e n T r a n s p o r tを使う。 .MacTCPを使う (NuBus機のみ)。 WebTenを起動中に MacOSの TCPスタックを使 吊する M a c i n t o s hのネットワークアプリケーション MacOSの上で動作しているので,恭本的には互 を利用する場合は(例:WebTenの管玉虫をローカルで 換' 1 1 :は詰5 1.、ょうである。なお,今回著者が評価した 行なう場合), MacOSの TCPスタックを使用する f 日σ pn e s eJ Oll l i l l l l0 1C川 lpllterSciel1c cVol.5,No.1,1999 30 か,マニュアルにある「デュアル TCPスタック Jの 説明にしたがって機能拡張フォルダにインストールさ 設定カ f必要となる O れたライブラリの変更も行なわなくてはならない。 以上の条件からすると,利用するすCPスタック の選択は,次のように考えるとよさそうである O .WebTen以タトのアプリケーションは同じマシン 3 . 3 . 基本設定 WebTenの基本的な設定は, WebTenをインスト で動かさない,また性能を Z 引見する場合は, ルして最初に起動したときにオープンする iWebTen WebTen1~! 自 TCP スタックを利用する。 設定Jダイアログボックスで行なう o WebTenの起動 -同じマシン上で WebTenと M a c i n t o s hのネット 2 . 0 Jフ 4 ルダの は,インストールされた iWebTenv ワークアプリケーションを同時に利用する,また iWebTenJアイコンをダブルクリックする O 機能や性能よりも安定性を重視する場合は, O p e n T r a n s p o r tを利用する。 iWebTen設 定Jでは, ( T C P / I Pネットワ…ク上で の)ホスト名, ドメイン名, タイムゾーン, DNS .NuBus Power Macintoshで も こ の 機 会 に サーバのアドレスなどを設定する o WebTen自身の O p e n T r a n s p o r tに移行する O I Pアドレスやネットマスクなどは, O p e n T r a n s p o r t MacOSは漢字 T a l k7 . 5 . 5以降にアップデート 自 する[5] 0 ー (または MacTCP)で設定されている値がそのまま 1 1 いられる O O p e n T r a n s p o r t(OpenT r a n s p o r tJ 1 . 1 . 2以降)を WebTen独自 TCPスタックを利用する i 揚合は, i O p e n T r a n s p o r t寵き換え jをチェックする O この項 インストールする。 Pア 目をチェックすると,ダイアログボックスに I 3 . 2‘インストー jレ ドレス,ネットマスク,デフォルトゲートウェイ インストールは,一般的な M acintoshのアプリ (デフォルトルート)を指定するフィールドが表示さ ケーションのインストールと変わるところはない。 インストーラをダブルクリックするだけである O 現 。 ) れる(図 1 これらの設定内容を入力したら, iOKJをクリッ 在のパージョンではとくにインストールされるモ クする o WebTenはいったん終了してしまうので, 翠十尺オプションもな(., ' 0 これまでに ジュールの j 再度起動して設定内容を有効にする o iWebTen MacOSや M a c i n t o s hのアプリケーションをインス 定 Jは WebTen が 稼 働 し て い れ ば , い つ で も メ 弼だけで トールした主主語突があれば,マニュアルの説 i ニューから呼び出して設定を変更できる。 簡単にインストールできるはずで、ある。 あとはライセンスキーを入力すれば,いくつかの ただし, MacTCP を 利 用 す る 場 合 , あ る い は WebTenをインストールした後に MacOSの TCPス タックを追加または変更した場合は,マニュアルの ¥ ' / e b T 開設定: として稼働を開始する(囲 2。 ) ローカル,あるいはリモートからブラウ寸ずで 変更は ¥ ' l e b T 刊の i i i 主主勤続{こ有効になります ホス同 I",\~"/(W i ドメイン名 i l . s l . i的 ωo.jp IDNSIPアドレス 附祭 図。p E'rt丁目 nSp (lt~t鼠書換え 図 FTP有 効 ウインドウが表示され, WebTenは W W Wサ…パ [ Z ]DNS有 効 lGMT/G t 1同 " " 1 口往勤時仁. l E 'b TE 'O を実行 巴 Cnxl有 効 ネットマスク A p p l . T a l k(抗日) E t h e r n e t(悼む) I255.255.255.0 ヂフォ Jレトゲ時トウェイ 〔ヂフオ ) l .ト設定) 国 WebTen設定夕、イアログボックス WebTenを利用した M a c i n t o s hW W Wサーバの構築 31 WebTenにアクセスすると, rWebTenホームペー から管理できるが,セキュリティを確保するため, が表示される(盟 3)0 WebTenの各種オプション ジJ あらかじめ登録された管理者しか管現用のページに リン の設定は,このページの rWebTen管理サーバJ アクセスできない。インストー jししたらすぐに管理 クをクリックし, rWebTenサーバ管理jページから 者を登録しなければならない。 1 Tなう(図 4)。もし rWebTenホームページ jを{車の h t m lファイルで置き J 集えた場合は, URLt こ “h t t p : / / 最初の管殺者は, WebTenが稼働しているマシン 管理j で登録する。 WebTenのメニューから f hostname.domainname.co伊 / w e b t e nadmin刊を指定し 明者のパスワード設定jを選択し,管理者のユーザ て寵接管理ページにアクセスする。 名 (UNIXのログイン名に桔当)とパスワードを入力 する。 WebTenのベースは UNIXだといっても, 3 . 4 . 管理者の登録 o o tというような制限はない(i l 1 ] 1 主望者のユーザ名は r WebTen'立川!WWブラウザを利用してリモート i 浪は 半角英数字でスペースは使用不可"というこ H ファイ)[,編集管理ログ アクセスログ 0 6 B、 CO t'i tì-e.ctions~ 0 / 0 γ部 図 4 WebTenサーバ管理ページ ν 仇 一 図 3 WebTenホームページ 作 "nua 緒総鑑 麗重富 袖詑句 WebTenへょうこぞ f C Nze mdお • ・ ' v v r h 開 トト炉争炉 のモニタウイン ドウ r r r pいと r 国 2 WebTen記勤時 l 日p 日l 1e s eJ O l l r n a lo f C o1l1p u t e rS c i e n c cVo . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 32 とだけある)。むしろ, r o o t,adminといったユーザ OCNエコノミーのような専用組接続サービスで 名は避けた方がセキュリテイ上は好ましいといえる とくに問題となるのが,クラス C未満のアドレス割 だろう り当てへのひNSサーバの対応である o M a c i n t o s h上 O 管理者は一人だけで、なく複数登録可能である。 で稼働する DNSサーバソフトウェアは何種類かあ 任のシステム管理者を罷く余裕がないサイトでも, るが,本稿執筆時点で OCNが動作確認済みとして 複数の管理者に実際の管理作業の負荷を分散でき r oのみである。 公表しているのは QuickDNSP る。二人目以降の管理者は, WebTenのメニューか WebTenの DNSサーバは OCNの Webページに らだけでなく,リモートから W W Wブラウザ、を利 は掲載されていないが,国内発売元の(株)オープン 用して登録することも可能で、ある O テクノロジーズは,クラス C未満のアドレス割り当 I Pアドレスの決定のようにネットワークそのもの の知識や設計にかかわるような作業についてまで てのサポートを確認しており,具体的な設定方法を Web で公開している。この設定のためには, WebTenが代行してくれるわけで、はないので,やは WebTenの DNS機能が生成した設定ファイルを りユーザ自身が考えなければならない。しかし,そ 接エディットする作業が必要となる O しかし, のような部分を除けば, WebTenを稼働させるまで には BBEditなどの M acintoshアブ 1 )ケーションが のソフトウェアのインストール作業事態は決して初 利用できるので, UNIXのエディタの操作を修ねす 心者にとっても由主1f'なものではない。 る必要はない。 筆者のサイトも OCNエコノミーを利用している 4 . DNSサ ー バ の 管 理 ので,実際に接続して動作させてみた。日々の 務で利用しているため,プライマリサーバとして I n t e r n e tにおいても I n t r a n e tにおいても, TCP/IP テストすることは運用上困難であったので,セカ 環境でネットワークサーバを運用する場合,ネーム ンダリサーバとして使用してみた。短期間のテス サービスは必須で、ある O トであったが,テストした範囲では,とくに動作 そのサイトを初めて I n t e r n e tに接続するにあたっ 上問題と感じられるところはなかった O クラス C て WebTenを導入するような場合は,まず自サイト 未満割り当てへの対応、については,心理日ないと考 用の DNSサーバを稼働させなければならない。ま えてよいだろう。 た,すでに DNSサーバが稼働している環境であっ しかし,さらにプライマリサーバとの間で実!と?に ても, DNSサーバの負荷を分散させるため,サブ ゾーン転送されたデータベースを確認してみたとこ ネット内で DNSサーバを稼働させ,サブネット内 ろ,正引きデータベースしかプライマリサ…/くから のマシンに対するネームサーピスの面倒をみること ゾーン転送していなかった。これではプライマリ が導入条件となる場合も考えられる O このような場 サーバがダウンしたときに逆引きに対応できなくな 合も, WebTenは W W Wサーバとともに DNSサー るので,機能的に不十分に思える O プライマリサ バとして同時に両方のサービスを提供できる。 パの場合は正しく正引き逆 5 1き両方のデータベース ただし,ネットワーク i 二で、すで、に DNSサ…パが が作成されるし,セカンダ 1 )サーバの場合で、も(今 運用されている環境に WebTenを追加するのであれ 回は実験していないが)コンブイグレーションファ ば , WebTenをf 来 型E に DNS.Jナーパとして:越市する イルを l ! ; :き換えれば逆引きデータベースのゾーン転 必要はない。 iWebTen設定jで,既存の DNSサー j J i 穏なようだが,Il!i>-残念な点である O もI バのアドレスを指定するだけでよ L。 、 WebTenを DNSサーバとして利用する場合は, WebTenの DNSサーパは, BIND8 . 1を移4 直した iWebTen設定jで iDNS有効jをチェックして, ものである O したがって, M a c i n t o s h上で稼働する DNSサーバ機能を有効にする。 DNSのデータベー といっても, I n t e r n e t標準との互換性,セキュリ スは, WebTenの管理ページにアクセスしてメンテ ティなどについては, UNIXの BINDと閉じと考え ナンスする O られる O iWebTenサーバ管理jのiDNS設定jをクリックす WebTenを 手 1 j ) : T = Jした M a c i n t o s hW W Wサーバの構築 ると, Iドメインネームサービス jページが表示され 33 を意識する必要もない。 る(臨 5)0 IDNS有効jをチェックして最初に「ドメ もちろん,いくらユーザインターフェイスがやさ にアクセスすると,自動的に インネームサービス J しいとはいえ,正しくネームサ…ピスを管理,運用 WebTenをプライマリサ していくためには, DNSと BINDについての知識 パとして動作するように が姿求されることには変わりはなし、 WebTenには 設定される c WebTenをプライマリサーバとするのであれば, BINDのドキュメントも付罵しているが, これは英 デフォルトで設定されているドメイン名をクリック 語 の ま ま な の で , 参 考 文 献 [6]などにあたって, する o I プライマリゾーン J ページが表示され,最初j DNSの恭本的な仕組みについて理解しておく必要は は WebTenのホストだけが鷲録された状態に設定さ ある O 日するネットワー れている。 WebTenの DNSで管 J もっともある意味で、は,これは現状の TCP/IPと のホストの情報をデータベースに登録する(図 DNSの仕組みが持っている限界とも考えられるの ク 5九日先有:の DNSサーノくをプライマ 1 )サーノくとし, で , この点をとらえて WebTenの問題と評価するの そこに WebTenをセカンダリサーノすとして追加する ま { 的外れだろう O 場合には,自動的に生成されたプライマリサーバの 設定をいったん削除し,それからセカンダリサーパ 5.WWWサ ー バ の 管 理 としての設定を行なうの ること プライマリとして複安土のドメインを も可能である。つまり,パ チャルドメインのよう なサ…ピスを行なう設定も可能となっている。 WebTenの はひ NSサーバの管理と時隷に, ページから行なう IWebTen+ r パ管理J c 単純なサ イトの運用であれば, DNSへのホストの登録を除け BINDのデータベースの作成,編集は,ブラウザ ば,ほとんどデフォルトでインストールされた状態 Pアドレス されたフィールドにホスト名と I で運用が開始できる O より縮かくパフォーマンスを としては簡単 チューニングしたり,複数の{反想、ドメインをサーど ルール スするような場合には,さらに設定,管理作業が必 図 5 ドメインネームサービスページ(プライマリサーバ としての設定制) 図 6 プライマリゾーンページ(クライアントホストなど を単に入力していくだけなので, である。 BINDのデータベースの朝日かな の登録例) σ lp a n e s eJ o u r n a lo fC o m p u t e rS c i e n c eVo . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 34 要となる O quidの管理について 逆に考えると, Apacheや S rWebTenサーバ管理Jで「サーバデフォルト設定j の情報,ノウハウは,すべて WebTenの管理におい をクリックし f サーバデフォルト設定J ページ(国7) q u i dは ても有効だということになる o Apacheや S を表示すると, ApacheWebサーバの各種デイレク I n t e r n e t上で非常に多く利用されており,その利用 ティブが設定できる O たとえば,サーピスを提供す 方法についての情報も大量に公開されている。ま るドメイン名,サーバ管理者のメールアドレス,デ た , Apacheの解説書[7]も出版されている。ま t m lファイル名などは,このページで設 フォルトの h た,身近に WebTenユーザがし、ないとしても,サイ r をクリックすると f キャッシュ 定する o キャッシュ J トでは UNIXで Apacheを運用,管理しているのな 設定」ページが表示され, WebTenの高パフォーマン ら,サイトのシステム管理者から適切なアドパイス スを実現するキーとなっている S q u i dオフ守ジ、エクト を受けられる可能性がある。 WebTenを利用するに pache キャッシュのデイレクテイブが設定できる。 A あたっては,これら Apacheに関する情報ソースも やS q u i dの動作の確認,起動,停止などは, r サーバ 大いに活用するべきだろう。 H 卸」ページで行なう O 制御」をクリックし「サーバ需I いずれのページも, TABLEで整形され,見やす 6 .Webコンテンツのカスタマイズ く整理されている O ディレクテイブの名称は,その 内容についてのオンラインマニュアルへのリンクに 6 . 1 . コンテンツファイルの実{本 なっており,マニュアルを参照しながら設定を行な WebTenにアクセスしたときに表示されるコンテ うことができるので,作業しやすくなっている。た ンツの実体は, rWebTenv 2 . 0 J-r W e b S t i t e s J…「ホス だし,そこに表示されているデイレクティブは ト名 (FQDN)Jのフォルダにある d e f a u l. th t m lファイ Apacheそのものである o Apacheや S q u i dに関する ルである。 詳細な知識がなければ,これらのデイレクティブを 文千子コードなどは UNIXのファイ このファイルは 5 カスタマイズして高度にパフォーマンスをチューニ ル形式であるが, MacOSの F i n d e r上でアイコンで ングすることは難しいだろう。 表示されるテキストファイルである O このファイル を他のファイルで書き換えることにより,在意のデ ザインの Webサイトを構築できる O また,イメ… ジファイルや CGIなどもそれぞれ rWebTenv 2 . 0 Jの 下にそれぞれに対応したフォルダが用意されてお り,そこにコピーすることで Webページで初出で きるようになる O WebTenが作成するファイルのク 1 )エ … タ は "MUMMヘタイプは“BINA"(テキストファイルは 'TEXT'つだが,それ以外のクリエータとタイプを持 つブアイルでも WebTenは処理することができる O つまり, M a c i n t o s hの任意のエディタで作成したテ h t m l )ファイルや, Photoshopや Graphic キスト ( “ Converterで作成したイメージファイルなども, WebTenのフォルダにコピーすればそのまま Web コンテンツとして公開できる。 6 .2 . コンテンツのアップ口一ド 国 7 サーバデフォルト設定ページ ( A p a c h eのディレク ティブのカスタマイス) WebTenは FTPサーバ機能を備えているので, FTPクライアントプログラムを利用して Webコン 35 WebTenを利用した M a c i n t o s hW W Wサーバの構築 テンツをアッブロードできる O ブ。ロノすイダの Web ムディレクト 1 )J カfルートディレクト 1 )になり,そ ページ公開サービスを利用して自分の Webページ れよりも上位のディレクトリにはアクセスできない を公開した経験のあるユーザで、あれば,その場合と ( 呂 9。 ) 全く何様に WebTenに FTPでコンテンツをアップ WebTenを I n t r a n e tの Webサーバとする場合で, I n t r a n e t上に M a c i n t o s hユーザが多ければ, Webコ ロードできる{まずである O WebTen の FTP サーバを利用するには, ンテンツの方法は FTPに限定されなし、。 WebTenは rWebTen設 定jで rFTP有効 jをチェックして FTP MacOS 上で動作しているので, MacOS の サーバ機能を有効にする。そして rWebTenサーバ管 A p p l e S h a r eの機能を利吊すれば, 居リベ…ジの rFTP設定jをクリックし, rFTP設定J プで Web コンテンツを登録できる。 WebTenの ベ…ジにアクセスし,オプションを設定する。 カーネルなどは FFSが利用されているが, Webコ ドラッグ&ドロッ WebTenの FTPサーバは,ユーザごとのパスワード ベースのアクセスと AnonymousFTPアクセスの両 方をサポートしており, rFTP設定jでそれぞ、れの有 効,無効を設定できる。 パスワードベ…スのアクセスを利用する場合は, FTPサーバにアクセスするユーザのアカウントとパ スワードを登録しておかなくてはならない。ユーザ と「グループjか は rWebTenサーバ管理jの[ユーザJ ら登録できる。ここで設定したユーサ刊とグループ) は , FTPサーバへのアクセス[l寺だけでなく,特定の I 用できる。 コンテンツの参照のための認吉正にも手J FTPで Webコンテンツをアップロードする場合 にアクセス可能なディレクトリは,ユーザごとに制 ベ…ジ(図 8)では,各ユーザご、 限できる。「ユーザJ )J を設定できるので, とに印TPホームディレクト 1 MacOSのシステムや WebTenのシステム,あるい 呆で は{也の{反想ホストに対するセキュリティを{J在 f き る 。 ユ ー ザ が FTP ク ラ イ ア ン ト を 利 用 し て 図 8 ユーザページ(ユーザアカウントと FTPホームディ WebTenにアクセスすると,設定された rFTPホー モヨ名称 ロb a l L . s . . r 雪i f 白 b . ' l L : L I J. g i f 口b i n 口c a t " E コc o m p 自 C o m p u l e r. g i f 口 d e ゐ . fu l l . h l m l レクトリの設定) P 口付C 白 G~t.age.gif 口事会問引 : : : l o g o,引f 日 程守口容引s l o g o s m 。 白 関9 F e t c h3 . 0 . 3 J2による FTPクライ アントから WebTenへのアクセス i n d e x . h l m l n ? a d r n e . h t m l f t p . t e st .i d e吉CむO . J P i 主位 f 査読されています サイズ日付 l K9 8 . 1 1 . 0 1 l K9 8 . 1 1 . 0 1 伺ヲ8 . 1 11.J 3 制'38 . 1 1 . 0 1 ファイ jレ [送電 ( P ut ) 受 (i 言( G日t) H(ヲ8 . 1 1 . 0 1 Kヲ8 . 1 0 . 3 1 輸ヲ 8 . 1 1 . 0 3 l K9 8 . 1 1 . 0 1 7 K9 7 . 0 4 . 0 5 6 K9 7 . 0 6 . 0 7 3 K9 8 .0 ヲ0 8 6 K9 8 . 0ヲ 1 0 -9 8 . 1 1 . 0 1 1 ; ; ; 送 品 ト │ 制 動 判 定 ふ C : Jテキスト 仁〉パイナリ 1 1 3 . 0 . 3 . J 2 36 J a p a n e s eJ O l lr11日1 0 1C o m p u t e rS c i e n c eV o l . 5,N o . 1,1 9 9 9 ンテンツは Macintoshの HFS上に置かれているの パを帯築するには,完全に Macintoshの独自のアプ で,このような利用方法も可能である O リケーションとして W W Wサーバ機能を提供する また,逆に UNIXを主に利用しているサイトであ WebSTAR,AppleShareI P,そして完全に UNIXと れば, NFS クライアント機能を利用する方法もあ して Macintoshを動作させてしまう (Mk)L inux, るO 公開したい Web コンテンツを UNIX上で作 NetBSDといった選択肢が考えられるが, WebTen 成,保存し,最終的に公開したいファイルを保存し はその再者の中間的なソフトウェアと考えられる。 たディレクトリを WebTenに対してエクスポートす 本格的な W W Wサーバ機能,クラス C未満割り れば, WebTenからそのディレクトリをマウントし 当てに対応した DNSサーバ て , W W Wで公開することも可能で、ある O 用した管理といったメリットは大きく, Macintosh W W Wブラウザを利 による(ある程度本格的な )WWWサーバ構築の有力 7.最後に なツールのーっといえるだろう。 WebTen においては, UNIX の 知 識 の な い Macintoshユーザでも UNIXのサーバの機能とパ フォーマンスを利用できるようにする,という目標 はかなりよく実現されているといえる。決して安価 なソフトウェアではないが, W W Wサーバ以外にも Webサイト構築に必要なサーバ機能が一式パッ ケージとしてまとめられており,管理のインター フェイスも統一されているのも,ユーザにとって大 きなメリットであるといえる。とりあえず簡単な Webサイトを公開するまでであれば, さ{まど作業 は困難で、はない。 ただし,サーバの詳細な設定に踏み込むと,ベー スとなっている UNIXのサーバの i 舌用ノウハウカ f必 要となってくる O その意味で、は,多少マニアックな 性格も合わせ持っている製品である。 羽a c i n t o s hのハードウェアを利用して W W Wサー 文 献 [1]Apach巴HTTPS巴 r v e rプロジェクト:h t t p : / / w w w . 9 9 8年 1 1月 51 3アクセス a p a c h e . o r g /,1 [2] S q l ω 吋 1 i dI n t 伐 巴r n e tO b j e c tCache:初 1 1 託 悶 t ゆ p : l υI ' s q 凶 ui d . n l a n r 川 e t ν/ S q u i d /,1 9 9 8年 1 1月 5日アクセス. [3] T e n o nI n t e r 可s t e m s:h t t p : / / w w w . t e n o n . c o m / .1 9 9 8年 1 1 月 51 3アクセス. [4](株)オープンテクノロジーズ:http://product . o p e n t e c h . c o . j p /,1 9 9 8年 1 1月 5日アクセス [5]アップル FTPサーバ:h t t p : / / f t p i n f o . a p p l e . c oj . p /, 1 9 9 8年 Ilfl513アクセス. [6] P a u lA l b i t z,C r i c k e tL i u共著(高岡広章,小品 7 7 訳,ノト舘光正訳):DNS& BIND改訂版, (株)オライ 1 4 p p,1 9 9 8 . リー・ジャパン,東京, 5 , 巴P e t e rL a u r i e共著(田辺茂也監訳, 三代 J l l [7] BenL a u r i :Apach巴ハンドブック, (株)オライリー・ 1 6 p p,1 9 9 7 . ジャパン,東京, 3 σ fp al 1e s eJ O UIi1日1 o f C ol1lp u t e rS c i e n c eVo . 1 5 ,N O . 1 :p p .37-4 1 z d I s s u e dM a r c l z,1999 山」 Z口 r 究 米国における遠縞医療システム 坂本秀生 1) [要約}遠隔医療システムは離れている患者に対して,予訪や教青を行なうための手段として発達して きた。コンビュータ技術司矯報インフラの進歩により司その利用方法は実験的段階を終えて料用者を 待っている段階である。この報告は筆者カずシャドーメンバーとして,ハーバード大学,およびその教育 病院が主体となって運用している遠臨医揮システムの現状である O マサチューセッツ総合病院では字くから遠稿甚療システムに取り組み哩現在では採算を得るために運 用されている米国で唯一のシステムである。その運営は医療法人パートナーズカf管理を行ない宅都市部 で施行されていることが特徴である。必需要にあった条件を満たしている宅安自己資金で形成されてい る弓こを組織的に行なわれている宅密度部と患者に受け入れられている,⑤こコスト宅品質および結果カf管 理されていることから宅全米の罷れた遠稿霞療システムの 1つにあげ、られている。現在では放射続科, 精神科‘皮膚科司病理学哩健震診断略言語療法宅緊急医捧哩語環器科宅整形外科などにその利用は広 がっている。とくにビデオカンファレンスシステムは頻繁に利用され宅度療従事者や患者の負担を:f J pえ ている。 H o s p i t a l;M GH)は 1811年に設立された,ハーパ はじめに コンピュータ技慌の進歩,および近年の ド大学医学部の教育病院として最言の病院であり, イ ンフラの主主慌による I n t e r n e tの普及により,その利 総合病院としては全米で 3番誌に設立された病院 用儲値が高い項目の 1つに遠隔医療 ( T e l e m e d i c i n e ) で,ボストン1' 1のほぼ中心にある。米国だけでな があげられる。日本でも多くの施設でその運営方 く,国際的にも医学研究分野でも先端を行き,ここ 法や,実用化に向けた取り組みが行なわれてい 数年は連続して U .S .News& WorldR e p o r tから米 るC 国における B e s tH o s p i t a lの上位 3位以内に評価され I n t e r n e t発祥の l 乱米国でもその利用価値は認め I S ている[2]0 コンピュータと医療に関して辻, J られており,多くの施設でその実験的運用も行なわ のプログラミング言語として設定されている, れている[1]。今回報告するハーバード大学,およ MUMPS( M a s s a c h u s e t t sG e n e r a lH o s p i t a lU t i l i t yM u l t i びその教育指院が主体となって運用されている遠隔 ProgrammingS y s t e m )か ら も 理 解 で き る よ う に 早 医療システムは,研究費による実験的運用でなく, くからコンピュータ導入に力を入れている。 MGHにおける遠隔医療システムは 1995年より 実際に採算を得るために運用している米国で唯一の P a r t n e r sH e a l t hC a r eSystem,I n c .(医療法人パート システムである (1998年 10月現在)。 筆者はシャドーメンバーとして,このシステムに ナーズ)という,ハーバード大学の関連病院のいく つかをマネージド・ケアしている会社が管理を行 かかわる機会を得たので,その全体像を報告する O なっている O このシステムは以下の理由より,全米 マサチューセッツ総合病続 で、十指に入る遠隔医療システム(表いといわれてい マサチューセッツ総合病院(M a s s a c h u s e t t sG e n e r a l る[3] c 1) ハ ー バ ー ド 火 学 医 学 部 マ サ チ ュ ー セ ッ ツ 総 合 病 院 免 疫 病 以 学 部 I " J. ) j 主1 1 1保 健 衛 生 大 伊 藤 I H記念 ' t薬 研 究 所 O J J l l J : i J り請求光: I m m u n o p a t h o l o g yじn il .M a s s a c h u s e t t sG e n e r a lH o s p i t a l 100B l o s s o mS t r e e t .C o x5.B o s t o n .MA02114.じふ . S S . λ A . 叶 , お問 a 水k a 山m o l ω o @ he l i 以 Xm 口ヨ g h 凡h 白 m 出 1 1 川 r d . e d u J 児凶己 司 [キーワード]遠隔窓療システムービデオカンファレンス司経営効率 (原稿!受付今日 1 9 9 8 i j 三1 0 ) = ]26日 原稿採択日 1999年3月 1 2日) 戸7 p a l l e s eJ O l lrJ1日1o f C o m p u t e rS c i e l l c eV o l . 5,N o . , l1 9 9 9 38 表 1 米国における遠隔医療システムのトップ 10 特故 施行分野 施行間{本 U n i v e r s i t yo fN o r t hC a r o l i n a St .F r a n c i sH o s p i t a l N o r t h e r nA r i z o n aR e g i o n a l B e h a v i o r a lH e a l t hA u t h o r i t y U n i v e r s i t yo fT e x a s A l l i n aH e a l t hS y s t e m F l e t c h e rA l l巴nH e a l t hC a r e U n i v e r s i t yo fC a l i f o r ・ n i aD a v i s T e x a sTechH e a l t hNet OhioS t a t eU n i v e r s i t y P a r t n e r sH e a l t hC a r eS y s t e m s N e o n a t a lc a r d i o l o g y ERt 巴l e m e d i c i n 巴 T巴l e p s y c h i a t r y C r i t i c a ln e e dm e e t st e c h n o l o g y B u s i n e s smodelg o e sbeyondr h巴t o n c E m p h a s i z e sc a r ea n dc o n t a c tmanagement I n m a t ec a r e ERt e l e m e d i c i n e A l ls p e c i a l i t i e s M u l t i p l e I n m a t ec a r e I n m a t ec a r e M u l t i p l e P i o n e e r i n gr o l emod 巴l M a t u r ep r o g r a mt a c k l e scomplexp r o b l e m s D e s k t o pn e t w o r kf a c i l i t a t e su s e Academics i t et r a n s c e n d sm e t r ob o r d e r s F o r g i n gnewf ω n t i e r s Teame f f o r ty i e l d sc o s ts a v i n g s T e l e m e d i c i n巴 k e yt oi n t e g r a t i o ns t r a t e g y 文f j 正 [3]よりiJI I l J ①需要にあった条件を満たしている O ②自己資金で成り立っている。 給するための道具として発達してきた。 レントゲン検査, CTスキャン,担RI等の結果は ③組織的に行なわれている。 デジタル化されて保存を行ない,完全にデジタル{と ④監師と患者に受け入れられている O を実現させることにより, l J h j設 して「フィルムレス J ⑤コスト,品質および結果が管理されている。 検査結果を物理的に移動しなくとも,端末さえあれ ば開覧可能で、ある O PartnersHealthCareSystem, I n c . n c .(医療法人パート P a r t n e r sH e a l t hCareSystem,I ビデオカンファレンスは最も効果的に用いられる 方法で,医師と対面しなくてもテーブ jレに面して接 f t : 5月に設立され,現在はハ ナーズ)は, 1994三 している効果が得られることから効果的なツールと バード大学関連病院のうち, M G H,Brighamand して用いられる O Women'sHospital(BWH),DanaFarber/P a r t n e r s 電子カルテを日標に,検査結果などの診断材料、 CancerCare,SpauldingRehabilitationHospital, 医療情報およびコンサルテイングサーピ、スへのアク McLeanH o s p i t a l, NorthShoreMedicalC e n t e r ・の経営 セスを向上させるため 管理を行なっている。パートナーズはこれらの病院 よび情報送信技術を用いて,カルテの体系作りを知 を通して教育や研究を支援することにより,患者へ 率的に行なえる O 市 の高品質の治療やサービスを行なうことを日的とし 遠隔コミニュケーションお 遠隔匿療は各地域に多数の医療スタップ,もしく は小規模な病院が存在するかのような作用がある O ている O 今回の報告の趣旨からは少しずれるが,米国では たとえば,看護嬬がデジタルカメラにて諏影した画 病院の経営効率を上げるために,マネージド・ケア {象をノート型パソコンに取り込み, LANもしくは I 合理化された経営手法により管理さ 電話回線にて接続してテレメデイシンセンタ…に れる医療 J 経営手法が行なわれており,医療機関の を行なう。もし看護婦が異変を感じたら直ちに 経営効率が問われている。パートナーズでは,この │出ヘポケットベル等で呼び出しを行ない,迅速診 i 訴 マネージド・ケアの観点から,遠隔医療システムが が可能である。 と呼ばれる, 病院経営にも患者サービスの向ヒにもつながると考 診断だけに l 虫らず i 雲師をはじめとする医療従事者 え , PartnersTelemedicineSystemとして運!日を行 に対し, Jglili;~J 地からでも医学教育を行なうことがで なっている[4] 0 き,同 J~'~ を超えた!万|疑的な 1~康管理!を行なうための な手段となりうる o 遠隔医療システムが何をできるか NASA(アメリカ荷主空宇宙局)カf行なった遠隔医療 システムは必ずしも遠方にいる患者に対 の利用法では,エベレスト登頂 1寺の 他康状態を管理 するだけでなく,院内であっても別の部産から医師 しながら行なったり,飛行中の飛行機内での特殊な により,健康哲・理や教育を行なうために情報を供 2 環境での試みも行なわれている [ 5, 6]0 f σ p 日n e s eJ o u r n a l0 1C o m p u t e rS c i e n c eVo . 1 5 , N o . , l1 9 9 9 マサチューセッツ総合病院での遠隔医療システム 39 いる o MGHで遠隔医療システムが始まったのは今から 約3 0年以上前の 1 9 6 7年で, Dr .KennethBi r dと Dr 3)病理学 ( T e l e p a t h o l o g y ) ThomasF i t z p a t r i c kカ , R a y t h e o n社と共同してマイ 病理画像を用いたピデオカンファレンスはすでに クロ波ビデオと有総テレビを,ボ、ストンのローガン 行なわれているが,診断のための病理画哉の送信技 空港の健康管理センターと MGHを結んだことが最 術は未完成の分野である O 現在実用化に向けて,実 初である O 吊的な研究と発展的な研究の両者を行なっている。 ハーバー F大学で、は,遠隔医療の分野のうち遠隔 この技術が完成すればクライアントと病理法の簡に 精神医学や言語療法に用いる方法を構築した[7]。 おいての{確定診断が平く行なえ,最も採算│笠のある 1989王ドより Teleradiology を立会めた }j文与t~提出E のプロ 分野である[9] 0 グラムは,現在では世界でも優れた T e l e r a d i o l o g y のプログラムの 1つとされている[8] 他にも,病 4)心不全の患者の在宅医療 理学,健康診新,皮膚科,緊急医療,整形外科循 患者の心電図,体重, J I l l.庇,血糖値,電解質など 環器科などにその利用は広がっている C のパイタルサインを自宅からそデムを介して MGHにおける特記すべき事項は,この遠隔医療 S p a u l d i n gH e a l t hAgency(こ転送して,そこからさら システムが自己の資金により成り立っており,この に必要な毘仰や専門家に転送されるシステムを摘築 システムが都市の中で行なわれていることである O し,再発訪止や得入院を減少させる試みが行なわれ 現在では函後の電子化による送受信,超昔波検査 のエコ ~I や血管造影等の検査爾段を!苦いた医師閉 ている c 現在はノート叡パソコンと各種測定機器を 組み合わせたプロトタイプを開発中である。 でのカンファレンス等が行なわれている。 t ) 、下に具 体制をあげる。 5)ビデオカンファレンス ( V i d e oc o n f e r e n c e ) ビデオカンファレンスは今日の多忙な!世界では最 1)放射線科 ( T e l e r a d i o l o g y ) も効果的な遠隔療の手段である。たとえば会議の 放射領域におけるすべての酒像と診断は放射線科 ために移動を行なうと,移動のための時間ばかりで の医師により行なわれ, コンピユ一夕に耳丈り;込;込ムまれた なく移動費も無視できない金額である C ピデオカン i 画 i 聖 副 耳 E 酉 酎 i 像象を見ること{は土24時罰可 ファレンス辻これらの無駄をすべてなくす方法であ 取 Rつた後のクライアントへの 返 j豆答は婆求に応じて調 けi る 。 整が可可-能である O 一般的な返答1 1 寺間は48時間以内であ 現在のパートナーズのネットワークにはビデオカ るが,緊急、を要する場合には 24 時間 t ) 、内での返答を行 7あり,ピデ、オカンファレン ンファレンスノードは 6 なう C 画像の受信はフィルムでも電子画像でも可龍 スにて,スタッフミーティング,各種委員会の調整 であり,画像の送受信には DICOM規絡や FTPを用 や会議などが行なわれている O 臨床面では各種疾患 DICOMに関してはどのようなフォー の専門家による意見を得て構成され,診断の国難な マットでも受信可能なワークステーションを用いて 疾患に対する意見を求めることもある O 特別講演や おり,他の機関や異業譲との相互関のやり取りにお 教育講演がピデ、オカンファレンスで構成される場合 いては,用いているコンピュータの在主干重やアプリ もある O いている ケーションに関係なく行なうことができる。 今後の動向 2)皮膚科 ( T e l e d e r m a t o l o g y ) パートナーズはプライマリケアや二次的意見を前 皮j 誇科の多数の症例において,電子データが皮腐 述の t e l e r a d i o l o g yのような技術を用い,さまざまな 科領域の診訴に有用である o }支!詩科では Webベー 遠踊サーピスを供給しており,クライアントからの スでデータベース{とされたアプリケーションを用 サーピス依頼は増加傾向を示している O 最近では ) い,最善の方法を決定しネットワーク,プライマ 1 ハーバードブミ学の関連病院だけで、なく,遠際医療の ケアを行なう医師や専門家との謂で統ーを行なって 連携をいくつかの海外の機関と協力し,さらに連携 J a p a n e s eJ O l lr71日1 o f C o m p l l t e rS c i e n c eV o l . 5 , No , 1 . 1999 40 の拡大を希望している。連携は医師連に典文化にあ りながらも同様の自的を有す人々と働く機会を提供 し,多数の症例から患者管理へフィードパックして 医療の質を上げる一助になる。 遠隔相談を通し,医師からのアドバイスを電話や 電子メールなどの手段で受信が可能となり,患者に とっても負担の軽減ができる。また,監師や看護婦 をはじめとする医療従事者は各自の持ち場を離れる 必要がないので,患者サーピスや業務への影響が小 さくなる O 2 . 遠縞医療の関与の有効性の検討プログラムが デザインされていること O 3 . 運用される研究と分析結果がi 臨床現場へ導入 されること O 4. 設計と検討のプロトタイプが準備されている こと O 5 . 他の逮捕医療と共同し,臨j 末試験の管理と 闘を行なうこと。 パートナーズの遠陥 12S~長システムは完成したわけ ではないが,経営効率および¥患者サービス向上を目 遠隔医療を用いた,有意義な事例が 1997年に報告 指しすでに運用されているシステムは,医療と医療 1 0 ]0 イスタンブールのターキーに在住 されている [ 費にますます関心が払われる日本でも遠隔医療シス の少年が運動場で転んで、啓部を打ちつけただけだ テムを導 入 す る に あ た り 参 考 に な る こ と を 希 望 す が,歩行が異常であった。しかしレントゲン写真を るO 診断した陸師は,何が異常なのか診断することがで A また,遠隔医療の連携をいくつかの海外の機関と H きなかった。そこで,直ちにレントゲン写真をイ 協力し,さらに連携の拡大を希望しているので, メージスキャナにて電子化して,米国の専門家に送 本からも協力機関が現われ有効に情報技術が利用さ した。画像を受信した米自の医師は直ちに腫療で れることを願いたい。 あると診断した。 2日投にはその少年は MGHに入 院し,直ちに治療を行なって臨場を取り除いた。も 謝 辞 し,逮捕底療システムが介在していなつかたら,わ Pa1 't n e r sTelemedicineSystemへのシヤドーメン ずか数日で腫壌を取り除くことは不可能であったと バーとしての機会を与えて頂き,この原稿の英文で 思われる。 の草稿を確認していただいた,パートナーズテレメ この実例が示すように,遠隔医療がうまく作用す れば絶大な効果が得られることは誰しも想像できる ことである O 効果的な遠隔陸療を行なうためには, デイシン・マネージャーのジョセフ・トレヌ口氏に 感謝致します。 1wisht og r e a t l ythankt oM1 ' .J osephTernullo、 情報インフラの整備とともに近年の自覚ましいコン Corpo1 'a t eManegeroft h ePa1 't n e r sTelemedicine,f o r ピュータ技術の進歩が欠かせない。現在は技術も進 g i v i n gmeano p p o r t u n i t yt oshowande x p l a n a t i o nt h i s み遠隔医療の条件はそろいつつあり,むしろ利用者 system,andf o 1 'r eviewingt h i smanUSCI 布 t . 1 1。 ] 側が有効利用を考える時期に来ている [ 文 献 結 圭五 ロロ 遠隔医嬢や電子カルテを含む電子医療情報は,コ 1で重要な位 ンピュータ技術の発畏により,医療の i…: 1 [1] 1 .H .T h r a l lG .Boland:T e l e m e d i c i n ei np r a c t i c e . 司 4 5-5 7,1 9 9 8 S e m i n a r si nN u c l e a rM e d i c i n e .28(2),1 [2] U .S .News& WorldR e p o r t h t t p:h t t p / / w w w . u s n e w s . . み 霊を占めるであろう。この技術を i ま療の現場にお1 c o m / u s n e w s / n y c u / h e a l t h / h o s p tl / t o p h o s p . h t m,1 9 9 8年 9)~ 込み,患者や医療従事者にとって効果的に利用され 2 8 E Iアクセス. 討を 1 : ' こ 1 心と なければならない。今閤紹介した, M G した Pa 1 ' t n e r sTelemedicineSystemは , i i ) fヲ E ではなく 採算性を上げるために以下の点を明確にして,本格 運用を行なっている O 1.臨床現場と明確に区別される遠隔罷療の介在 が,重要な患者管理の向上につながり,採算効率が よく運用効率の向上につながる O [3] R .D .D a k i n s、K .K i n c a d e:T e l e m e c l i c i n ea n c lt 巴l e h e a l t h n e t w o r k s,M i l l e rf r e e m a ni n c‘December1 9 9 7 . [1]P a r t n e r e sT e l e m e d i c i n eSystem:h t t p / / t e l e m e c l i c i n e . p a r t n e r s . o r g / ‘1 9 9 8 } F9F J27E lアクセス. [5] A .A .S k o l n i c k: γ a k i時 t e l e附 c l i c i出 t ot h et o po ft h e w o r l d .JAMA.279( ]1 ),816-7,1 9 9 8 . [6] R .B .Rayman:A e r o s p a c em e c l i c i n e .JAMA .279( 2 2 )‘ 1 7 7 7-8,1 9 9 8 ] a p a n e s e] o u r n a lo j C o l l l p u t e rS c i e n c eVo . 1 5 , N o . , l1 9 9 9 41 L a b o r a t o r yM e d i c i n e .1 7(2, )2 4 5 6 1‘ 1 9 9 7 . [7] N .L .P a u l:T e l e p s y c h i a t r y,t h es a t e l l i t es y s t e ma n d [ 1 O] C a b l eNewsNetwork:h t t p / / c n n . c o m{fECH/9706 / l4 / f a m i l yc o n s u l t a t i o n .J o u r n a lo fTelemedicineand 2-3‘ 1 9 9 7 . T e l e c a r e .3(1人5 i n t e r n e. td i a g n o s i s . a p / i n d 巴x . h t m l,1 9 9 7 i t 三6月2 7日アクセ ス. [8]MA.Goldberg:T e l e r a d i o l o g yandt e l e m e d i c i n e . R a d i o l o g i cC li n i c so fN o r t hA m e r i c a .34(3入6 4 7-6 5‘ [ I I ]T .S und,E .R i n d e:Telem巴d i c i n e :s t i l lw a i t i n gf o ru s e r s . L a n c et .3 4 6s 2 4,1 9 9 5 1 9 9 6 . .B a l i s:T e l e m e d i c i n ea n dt e l e p a t h o l o g y .C li n i c si n [9] U .J GrowingA d o p t i o no fT e l e m e d i c i n eS y s t e m si nt h eU .S .A . HideoSakamoto1 1 J )J l 1 1 l 1l l l n o p a t h o l o g yU n i t ,M a s s a c h u s e t t sG e n e r a lH o s p i t a l ,H arvardMedi αIS c h o o l , F l l j i t aMel710li a lJ n s t i t l l t eo fP h ( { }'II1a c o g n o s . v .F u j i t aH e a l t hU n I v e r s i t y ・ ・ Abstract Telemedicinei st h ea p p l i c a t i o noftelecommunicationstechnologyt od e l i v e rh e a l t hc a r eande d u c a t i o nt o p a t i e n t sandp r o v i d e r sa tad i s t a n c e . TheM a s s a c h u s e t t sGeneralHospital 's(MGH)t e l e m e d i c i n esystemr e p r ・ e s e n t s S .A . t h ef i r s tacademicmedicalc e n t e randf i r s tc o s t e f f e c t i v eurbant e l e m e d i c i n ei nt h eむ. Thissystem,o r g a n i z e dbyP a r t n e r sH e a l t hCareSystem,I n c .,h a sbeend e s i g n a t e da soneoft h el e a d e r si nt h e .Becauset h eMGHsystemf u l f i l l sad e f i n e dneed,i ti ss e l ffunded,r e c e i v e sdemonstratedo r g a n i z a t i o n a l U . S .A 同 s u p p o r t‘andi sa c c e p t e dbyp h y s i c i a n sandp a t i e n t sa l i k e .I tt r a c k sd a t ar e l a t et oc o s t sandq u a l i t y,andg i v e sd e t a i l e d r e s u l t s . Asoft h i sw r i t i n g,i th a sbeens u c c e s s f u l l yu t i l i z e dt op r o v i d eremotec a r ed e l i v e r yi nsuchd i v e r s ef i e l d sa s radiology,t e l e p s y c h i a t r y,dermatology,pathology,p h y s i c a ld i a g n o s i s speecht h e r a p y,emergencymedicine, 司 c a r d i o l o g yando r t h o p e d i c s .Videoc o n f e r e n c esystemsa r er e g a r d e da sap a r t i c u l a r l ye f f e c t i v emethoda sL 1s e r sa r e n o tr e q u i r e dt ol e a v et h e i rownh o s p i t a lo rworryaboutn e g l e c t i n gp a t i e n t so rr e s p o n s i b i l i t i e s . o n f e r e n c e,Coste f f e c t i v巴 Keywords:Telemedicine,Videoc J a p a n e s eJ O l l r n a lo fC011lp u t e rS c i e n c e Vo . 15 ,N O . 1 :p p .4 3-4 9 5 2 I s s u e dM日r c l l,1 9 9 9 =:J -=p 新郵便番号を利用した 地理情報システムの提言 木和久 2) 西 和 彦 3) 村山恭平 1) しはじめに 2 . メディアにおけるコード 1 9 9 8年 2月 2日より,日本国内の郵便番号が 7桁 (1)情報コードの分類 表示になった o この措置は郵便事業の合理北のみを 膨大な情報が氾i i i tし て い る 現 在 情 報 の 受 け 手 は 目的とするものであり,今のところ民間ベースで穣 必要な情報を f l x.捨選択できるようにするために 極的にこれを利用したシステムは開発されていな は ?? ?メディアに対して, いc しかしながら,今回導入された新郵詑番号はメ 怒,巨大かっ多様性のあるメ する必要がある。その l ディア上の情報検索コードとしてきわめて完成度が ディア迂ど,コードによる操作体系が必須となって 高く,応用範囲の広いものといえよう くる。 c 現在, I n t e r n e tは爆発的に J 広大してし、ながら,手J I F ! 1i 去の限界が見えはじめ A 般的な{間人にとって f 巧らかの意志表示を たとえば I n t e r n e t上の W W Wの 合 . URLと1 1 手 ばれる文字9' J Iがコンテンツであるところの各ホーム Hず,新 [ l r J,テレピ, は,趣味で、扱うもののよ或を I 食索ページな ページに{す加されている。リンクペコ j 話や郵{史などの1 ' 育報必需品とは i まど泣い存在であ ど,このコ一ドを容易にユ一ザ ヅ ' ] ' , W W W内にはさまざまな理出で,既存の メカニズム,いいかえればコードをエンドユーザ、に メディアからこぼれ落ちざるを得ない情報も数多く させないためのメカニズムが発達しており,こ る 。 うした捷利なシステムが今日の I n t e r n e tの隆践を 存在している。 このため, I n t e r n e t全体で最も整備が急がれてい えていることは品目おの余地カ fないであろう。 = 1 1 ' 1 0とした るものに'情報検索主計存があり,検索を ! このように, ホームページが数多く存在し,肉業的に成功してい ' .と1 1 ヂぶことにする。 では“コンテンツコー V 力主の'1';守幸日に{寸加されたコードをヰ三 るものも少なくはな ¥'¥0 しかしながら,こうした 方,電話番号のように'筒報そのものではなく, 点でしかなく, キーワードによる検索は lつの行L m lや着信源を特定するためのコードを“シャ の発信 i ユーザの状況によっては有効で、{まない場合も少なく ネルコード刊とIl乎ぶこととする。 I n t e r n e tにおいては はない。 I Pアドレスがこの性質が強く,ネットワークに J 妥結 そこで,既存の検索機龍に加えて,場所による検 されたコンピュータごとに(厳守八こいえばネットワー 索機能を追加することで, I n t e r n e t上で新たな'箔幸i l クとコンビュータの接点ごとに), r 1 5 8 . 2 2 . 1 7 7 . I Jの の展開と整理が可能になるのではないかと考えられ ような, る。こうした観点から,本若では 7桁郵{型番号につ 通し番号が付加されている。 0から 255までの数字を 4つ組み合わせた I n t e r n e tにおいて URLと I Pアドレスは, DNSと いて議論する。 i 設初 l , こ R 克存のメディアの各種 のコードを比較 いう機構で対応、付けがなされている。絞密には し,また設も利朗されることが期待できる分野であ URLのうちシャネルコード部企士の I Pアドレスとの る地理情報システムについて概括し,情報コードと 相互変換であるが,ブラウザなどのアプリケーショ しての 7桁郵便番号の有効性を論託したい c Pとの結合の役割を果たし ンで、の実効 JλURLと I A ているといえる。 1)1 対 2 )' i , ' : j知1 1 : : t ; ! f J 日 ; ゐ ' , l /I " J '三位, 3 )I i I l i : 巨 大 J; t :O J j I ¥ I : I J) 1,治ょ!と光:〒 5 9良心0 7 4 E I1 9 9 8 ド 1 . 4H 21 ヨ 大阪府泉佐 ~IÍ' 1 1~dHÍ' tìl 0-1J f 点稿採択 1 1 9 9 9ij 三3J 12 4E I) 44 J a p a n c s cJ O!lr11日1 o j C o m p u t c rS c i cl1c cV o l . 5 ,No . 1 ,1 9 9 9 このように,コンテンツコードとシャネルコード には密接な関係があり,コンテンツへの安定した では,数字コードのみに実用的な対応をしていると いえる。 コーデイングにはシャネルコードを一部に利用する ことは, しぼしば行なわれている。 現在,ほとんどの産業での商品管理がそうである ように,情報メディア産業においても,各コンテン (2)メディアの特徴と最適なコード 現行のメディアをコードのあり方を中心に分類整 理を試みる O ツごとにコードが付加されている O しかし,その中 メディアには,仮想 ( V i r t u aI)社界への関与の大き 1 J Oされた には,新開の記事コードや CDや書:籍に H いものと小さいものがある。一般に{反想といわれて コードのように,ユーザの利用を全く念頭において いる概念を,本著では 1 1 1 1 1象的で、あること jと「機械 いないものも多い。 の関与が大きいこと jの 2つに分離して考える。「抽 こうした{勿では,コーデイングの+艮J 処 カfわかりに 象的であること Jは 必 ず し も 現 代 的 な 意 味 で の くくなっているものが多く,部外者がコーデイン V i r t u a lと一致しない,たとえば文字という表現手 グルールを理解して,自分の希望するシャネルや 段は, CGなどよりはるかに抽象性が高いコンテン コンテンツのコードを覚えて利用することは,期 ツを構成するが,書籍が CGより V i r t u a lであると 待されていない。本著では,このような一般の人 は一般的には考えられていない。 間が記憶して活用することが期待されていない また,一対多のマス・メディアの成立を可龍にし コードを,“閉じたコー!ご"と呼ぶことにする。前述 たのは,コンテンツの大量複製技術の発展であり, のI n t e r n e tを例に上げ、れば, I Pアドレスなどは閉じ たとえば最初に登場した複製技術である印尉機その たコードとしての側請が強い。 ものには,何ら抽象的な要素は含まれていなし、。し 一般的には,向かれたコードの方があらゆる意味 かしながら,現代的な仮想 i 止界の成立には,こうし で利用価組が高いと考えられる。けれども,コード た謹製や配布を i ヨ的とした機械技宇野体系が必要不可 を故意に閉じたものにする例に, Gコードのように 欠である O コーデイングルールを故意にわかりにくくし,コー このように,機械システム上に展開された抽象世 デイング表(ここでは新開や TV情報誌)を購入させ 界を,現代的な意味での仮想佐界と呼ぶことができ るものや,コード自体がセキュリティーヒの秘密に Ji J 1 ' r : るO しかし一方で、は,もとになるコンテンツの i なっているものがあり,また,新聞の記事コードの 者とそれを受け取る鑑賞者がともに,具体的 ように部外者には利用価値がないために,結果的に に生きる人間である以上,抽象世界と現実世界との 聞かれないでいるものもある。 結合が可能で、なければ,メディアとして成立するこ コードの分類には,他にも重要な要素がある O 本 論文では,バーコードやカラーコードのような,文 によらないコードは対象タトとしているカえ とは不可能である(図 1)0 現代のメディアでは,機械の世界と人間の世界, 抽象世界と具象世界を結ぶ中心にある撞のコードが ベースのコードにも,数字のみのものと, ASCII文 据えられていることが多い(表 1)[1, 2]。コード 字を含むものに分けられる。さらに,カナ文字を のタイプとメディアの性費を比較してみる O むコードもあるが,本若では考察の対象としない。 数字のみのコードとそれ以外の文字を含むものと まず, ~~í'l市,雑誌,出版, CD, ビデオ,ゲーム などコンテンツの制作,管理,配布,提示までを単 では,入力装置の範囲が大きく変わってくる。 一企業体 i 勾で閉じているメディアでは,例外なく閉 を含むものは,何らかの意味でキーボードといえる l lされている。これらのメディアは じたコードカ吋史 J 装置が必要となる O 数字キーから文字への変換シス 全面的な新規の参入はもとより,独自のコンテンツ テムで,例外的に一般化しているのは,ポケベルの を付加I Lたり,記布方法の新機構の迫力 n したりする メッセージサービスのみであろう O しかし,これも こともきわめて困難である。 キーボ、ードが使える端末の普及で,システムの主流 ヅ J " , 量1 ¥ 1 史 , 白5 i,Internetなどは開かれたコー ではなくなりつつある O し た が っ て , 現 行 の話機 ドが使われている O こうしたメディアにおし、ては, やテレピのリモコンなどを入力装置とするシステム 郵便や電話を利用した古くからの種々のサービス業 l 日p n n e s e] O UrJ1n !o fCOll1p u t e rS c i e n c eVo . 1 5 , N o . 1,1 9 9 9 45 のように,コンテンツの追加は原則として自由であ 3つの区分は数字のみで│暗記されることが多し、。こ り,新電電やプロパイダのように,配布のための新 こでいう I I I J域とは,この最後の 3区分と除いた部分 たな機構も成立しやすい。 で,住所のうち原 ~!IJ として漢字で表記される部分を テレビやラジオなどの電波メディアは,コンテン いう。したがって 7桁番号とは,住所のうち,詫来 l J I J ツの追加こそ今のところ困難であるが,受{創設の i {土漢字表記されていた前半部分を,数字表記に書き 作配布は自由であり,そのため昔から,間波数ある 換えたものとみることもできる。実際の場所で誌な いは TVチャンネルといった開かれたコード、が使わ く,あくまで場所の表記に付けられたコードなので れている。 ある O こうした開かれたコードの多くはシャネルコード このため,含まれる人仁1,郵間物配達先,面積な でありなカfら,そのまま,あるいは別のコードを付ー J 域によりきわめて大きなバラツキがあり,ま ど は ! l I 加することで¥コンテンツコードとして利用されて た,島 i 襖 , いるものが多い。前述の URL もこの例といえる 場所もある。あくまで カ¥ DTMFを利閉したテレフォンサ…ピスなどもこ のコードであることカ fわかる。 れに含まれる c 1 1間部などの挺人地帯はIllT 域を持たない 郵便物を配達するためだけ 今国の新番号が 7桁になったのは,次の 2つの理 電波メディアのコードは,当初, : f Y Jらかにシャネ I J:J:或は全に約 2 0 万あり, 由がある。まず,現在, H ルコードであったカ人 コンテンツの j i t官主者カサ普台日 従来の 5桁番号を活かすための冗長度を考慮する し,米国都市部の FM放送や日本の有総放送のよう と , 7桁必要になる。 に,ニュース ~[Illj ,クラシック専門などのチャンネ ,I H J: J : 或 よ り まU Iかい部分は箆来から数字による ルが成立すると,コンテンツコードとしての性質が 表記が可能であり,使用性をよくするために時詑な 強くなってくる。 眠り短くする必要があるからである[5] 0 最後に数字コードと文字コードの関係では,現 この 7桁番号を前日!のコード分類において考察し 在,純粋の数字コードが使われているのは,電話関 'は現在 E I本国内で最も開 てみる。まず,このコー F 係と電波メディアのみである。これらのメディアの かれたコードといえる。全 1 1t千百にコード表カ f自 己 ら 特徴は,コードを入力するための装誼(般の れ,郵政省の やテレビなど)が,きわめて広く普及しているとい ロード可能で[6],全国民が使うことを期待されて うことである。 いるコードは,地に例がなし L また,純粋の数字 また,文字コードを入力するためのキーボード類 は,近年のさまざまな工夫にもかかわらず,携 ? f f機 wwwサーバからも無料でダウン コードであり,桁数も少ないことは,入力装置の自 由疫をきわめて大きくしている。 携 また,いまのところ 7' i i r番…号は純粋のシャネル 帯できる装誼の大きさを人体の大きさが規定し,実 コードであるが,前述のように,補助 1 '守なコードを 用的な入力装置の大きさ(小ささ)を指の太さ(細さ) 追加することで,聞かれたコードは容易にコンテン が規定していることを考えれば,この分野での新た ツコードイとすることが可詑である。 には過さないということも指掠しておきたし な展開は期待しがたい,と考えるのが妥当であろう [3, 4]。 このように 7桁番号はきわめて優れたコード体系 であり,とくにコンテンツコード化することで,郵 使以外のメディアでも有効に利用しうる可白色性が高 (3)コードとしての 7桁郵健番号の特徴 1 9 9 8年 2月 2日 , 後 い。さらに I H T名変吏や新規土地開発などで,町域 7和香 に変更が生じたときには,ただちに郵政省が対時し )が導入された。それまでの 3~ 5桁のもの(以 コードのメンテナンスを行こなうことになっているの 7桁の郵便番号(以後 5桁番号)との大きな違いは,細分化に伴い i l H J J D X Jという概念が一般化されたことである O 現在,日本国内で矩用されている代表的な住所の 表記は,都道府県, ( 君I j j,市町村, (区),大字, 字,丁目,番地,号というJiI買になっており,最後の で,データのアップグレードは半:i k久的に保証さ れ,また,そのコストをユーザが負担する必要はな し 、 。 現在,民間ベースで作られた場所のコードがし、く つかあるカえメンテナンスコストカf大きいことか l 日p l l l l e s eJ O l l 1 il l l lo fC O l l l p l l t e rS c i e n c cV o l . 5, N o . l,1 9 9 9 46 人間の世界 人間の世界 抽象的 具体的 抽象的 川//// 匡一 成 作 いン 1 の ム I W J 7I : ' v. : z lill4 ↑ ホ 具体的 明日 wwwサーハ jレーティング V i r t l l a l V i r t u a l 機械の世界 機械の世界 図 1-2 I n t e r n e tのコンステレーション URL(コンテンツコード)と I Pアドレス(シャネル コード)の 2つのコードカ鴻11.み合わさって,システ 臨 1-3 電話のコンステレーション 長7 1 3のみのメディアであり,シンプルな H I J j 立i である が , I E話 有 子 ' i } 1土沢裂な i : d η をJ Iめている。 本を統指している c 今 [ [ i ]1 及ったものの仁' l では ム全f もコードの働きが市:-1安なメディアである。 人間の世界 人間の世界 筆 抽象的 ¥執/ 取 具体的 抽象的 巨一(体的 記事コード 編集 印刷 V i r t u a l 機械の世界 機械の世界 図 1-4 出版物のコンステレーション iオEjm で{史われる I"~: i 持?コ…ドと│文i j; 自立で{史わ ~ê る 図 1-5 新聞のコンステレーション i 進 ~[~}J{ コード{土土庁 l1lJ tl: ごとに付けら h ていて jJ-i ì並行:は i 1;分類があるが. '吋";lLのコ…!ごも執 ~n: 者や読者と ゴどくないっ t H e者はもちろん,言己 J ゴーもほとんど' 1 , 主 う こ j i i.なる記事の ' i f t l付のための記号ーであり. の IY,j 係カ i1~~ くはなく,システムのごく尚;で使われ とはなく ているにすき‘な L I~J じたコードの典型!である O 人間の世界 人間の世界 ----番組企 E 露 / 演奏 CDコード 放送網 / 録音 一 一一 編集 後裂 V i r t l l a l 機械の世界 図 1-6 テレビ・ラジオのコンステレーション チャンネ 抽象的 撮 影 i・録音 具体的 ↑ I T-\</*)~I ¥ 金菌・作曲 抽象的 具体的 出演 JHラジオではIe'む皮数)がIj'{、になってい るc 文千:どおりシャネルコードであるが,発信者の 多様化によりコンテンツコードとしての悦格が表わ れてきている V i r t l l a l 機械の世界 盟 1-7 音楽 CDのコンステレーション 各社共j 必の CDコードがあるが. J J W ; ごは流 j 必 ↓ 支 持f でのみ通じる閉じたコードである。 l 日p n l l c s cJ o u r n n lo j C o1llp u t c rS c i c/1c cV o l , 5 .N o . , l1 9 9 9 人需の世界 47 人間の世界 出 演 ← 一 一 企i l i 一一一 トムコード¥ 抽象的 一 一 ー 具体的 複製 ι ¥ ペ 抽象的 具体的 ド : i E 菌 -----コーディング 編集 複製←ーデバック司 1 ノ ' i r t u a l V i r t u a l 機械の世界 機械の世界 図 1-8 ビデオのコンステレーション 古 一 楽 CDとl i i ] t i ¥ ビデオコードも初じたコードであ 間 1-9 ゲームのコンステレーション ;:f''.\~ CDやピデオ以上の閉じたコードが{をわれてい るc る 。 国 1 主要メディアのコンステレーション 各メディアのあり ) j(コンステレーンヨン)を. V i r t u a lと P h y s i c a lf キメディアのあり方(コンステレーション)を. V i r t u a lと Physical との結合総式で分対した。近寄~\,、われるところの Virtual に;ム「線技の[任 WJ と r ! U : ゑ ! j と と考える c こうした 2つの袋ぷて、形成されている m.r.'.(からメディアをえると.人 U¥]の 1I上保から出会して人 l i lの 1 1 1 :界;こが:ってくるループを形),立していることがわかる )~ーブの小心にはコードカマ五千五し. qJ でも .Tf.裂なコード(1立i で I!FIみのあるものけま,ルーブのう,: H;~伝統JJ;L ていることがわかる また,こうしたコードの多くは聞かれたコ…ドである。 ら,銀行や保険会社が営業用に使うのみであり, I % ' J 表示される機能など,画像・情報 } 1 1lの関連付けをわ じたコードのよ或を出るものではない。 なうものカ r l = I J心になっている。 つまり 7和番号の登場で日本国民拭,祇料メン さらに,こうした GIS機龍を持った電子地図 i 二 i 妥れ に,ユーザの現在位置を表示する方式の 1つに(現 たコード体系を手に入れたことになる。これが,現 実的には実用化されているJl往-の方式に), GPSが 在,郵便以外の分野で利用されていないのはもった ある。これは,極軌道で地誌を約 20分で問!日する 1 8 いない話であり,今後のシステム開発が期待され i 慢の人工衛星が発する泡波を利吊して,ユーザの現 る 。 在位誼を示すものである[7] 0 テナンスとコード去の配布を政府が保託した, も普及している GPSは,カーナピゲーション 3 . 地理情報システムの概括 C a rN a v i g a t i o nSystem,以後;カーナピ) システム ( (1)地理1 ' 官報システム ( G e o l o g i c a lInformation であり,現状では i 唯一の成功した民生用 GISといえ Svstem)の定義と現状 るであろう。モパイル環でありながら電i . J 引共給が t [ Ql l l i ' l 脊 卒R システム ( G e o l o g i c a lI n f o r m a t i o nSystem, 安定しており,重量のilJ j l 約がないという GPSに有 1 王 以後;G IS)はきわめて広い概念で、あり,一般的には 利な条件に負うところが一大きい。しかしながら, f 場所情報を重要な要素としたデータベース中心の 載システムであるという制約から, I n t e r n e tなどの 1 ' 吉報システム jくらいの意 i 味である O 外部のデータシステムとの連携が弱く,入力装遣の したがって, 地図1 1 長や地理資料集なども広義の GISに含まれる 貧弱さと相まって, GISとしての発展性には限界が が,本著ではコンピュータが関係するものに議論を あると考えられる。 限定する 現在,実用化されている GISは,電子的に表示さ 実i 祭,カーナピの入力装置は誤られている。 通 常,キーボードは接続されていないので¥日的地の れた地区i 情報に,他の情報を付加しているものがほ 検索のための入力にも,数字を使わざるを得ない。 とんどである。対象の住所や電話番号を入力すれば そのため,電話番号による位置検索がよくわ:なわ ' g I J 二の特定 該当場所の地図が表示される磯能や,地 l れ,一定の手I J f 更をもたらしている C の笛所をマウスでクリックすればその場所の情報が しかしながら,個人宅など公開されていな L J a p a n e s eJ O l l m a lO j C o1llp l l t e rS c i e l l c eV o I, 5 .N o . 1,1 9 9 9 48 表 1 主要メディアのコードとその種類 メディア 電話 電話番号 I n t e r n e t I Pアドレス URL 郵便 郵便番号 テレビ s .O.数 G コード s.x・数 C ・O.文 s .O.数 s .O.数 C'X ・数 記事コード(各社別 雑誌コード コード C'X ・丈 C'X ・数 C'X ・数 十進法分類 C ・O.文 C' x ・丈 チャンネル 新聞 雑誌 出版物 図書館 音楽 CD ビデオ ゲーム ステータス *1 コード名 CDコード? ビデオコード?(各社~Ij) ゲームコード?(各社別 C' x ・丈 C'X ・丈 各メディアで使われているコードを概観する。メデ fアの u t界では,閉じた コードの方が多いこと。 I n t巴r n e tの世界では I Pアドレスと URLが補完関係に なっていることなどがわかる。 1 S;シャネルコード, C コンテンツコード, 0;1 おかれたコード x;閉じたコー ド,数,数字コード,文;文;字コード * 番号も多い上に,全国のすべての電話をカーナピに 記憶させるのは,現状では容量的に不可能で、ある O い , GPSの特徴である。 したがって,カーナピなど現状のプリミテイブな そのため,公共施設,大企業,大規模商業施設(デ GISは,定義上リアルに捉ざしているものの,バー パート,ホテル等)などの電話に設定したデータ カf浅く, GISとしての特 チャルな世界とのつなカfり ベースが使われることが多 ¥'¥0 しかしこれは,ユー 徴が十分には発揮されてはいない。このことは, ~I:: I 賂二入して入力してみるまでは自分 モパイル環境といえる一般のデスクトップ環境で の目的地のデータが存在するか否かわからない J , は , GIS系のソフトが使われることが少ないことか 来する。また,移転などによるデー ということを意 I らもいえる。 ザからみると, タの更新にユーザが対応するには,少なくとも数年 同じことを具体的なソフトウェアの現状から説明 ごとにソフトを買い換える必要がある O そ の 日 する。本来の GISならば,ユーザが今どこにいるか データベースの管理I I をしているところは原則として というデータが得られれば,それを起点にそのユー そのソフトの開発元の企業であり,どの程度正確か ザに必要なさまざまな情報が関連付けられ,入手で っ最新のデータが(また,いつまで)得られるかにつ きなければならないはずで、ある O いては不明で、ある O ところが,現状のカーナどは高機能のものでさ え,周辺の地問および関連の情報(渋滞情報など)が (2)GISのあるべき姿 得られるにすぎない。すなわち,本来起点であるは GISは,その他の全ての情報システムがそうであ ずのユーザの現在位置データを得た時点で,機能が るように,できる限り他のシステムと関連を持ち, 完結してしまうシステムなのである。そのため,デ 扱えるコンテンツに広がりを持たせることが理想で スクトップ環境では,カーナピ類似のナゼゲーショ ある O そ の 意 味 で は , な る 道 案 内 ソ フ ト で あ る 現 ンソフトは{史われることが皆 ;f!!f,である。 状のカーナピや地図ソフトは,きわめてプリミティ ブな GISであるといえる。 GISはその定義 L , 案 内 機 能 の 方 は , カ ー ナ ピ や 官[ 1のモパイ ル機の GPS の よ う に , 出 発1 1 寺から!!]意している 場所情報というきわめてリア ユーザのみが干1JJf:Jできるというのでは, GPSとして ルな部分を内部に保持しており,本著の対象である n t e r n e tカフェのよう 不十分で、ある。本質的には, I コンピュータ上の GISは な公衆端末の普及が必要で、あるが,駅案内所や建設 必然的にバーチャルと 1 ) アルとを結合させる機能が内忽されることになる O 省、が設置している f 道 の 駅J のようなところでスタッ この点こそカ{ 1 也のデータベースシステムにはな フに依頼したり,公衆電話や銀行などのキャッシュ J a p a n e s eJ o u m a lo f C o m p u t e rS c i e n c eVo . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 49 人間の世界 ディスベンサーなどを利用しでも操作できることが ましい。 また,従来型のカーナピや携帯端末からも,同様 4 .結 抽象的 要である。 邑一(体的 のインターフェイスで統一的に操作できることも必 論 I n t e r n e t カーナピ データベース -7桁番号の有用性一 これまでの議論から考えて,日本田内で使用され る GISの中心的なコードに 7桁番号を利用すること 機械の世界 密 2 統合されたメディア環境における各コードの性置 付け は,きわめて有効で、あると結論付けられる O 国内の 場所データを持つあらゆるシステムが, 竹 田r t u a l .)¥去るべき将来の統合環境では, ill:~さな閃かれたコード(と くにシャネルコード)が,相互に関 j 主付げられることに よって,ユーザのコンテンツへのアクセスが,より容易 になることが二子;色1 される。 7桁番号に 対応することで相互に関連付けがなされたとする と,その全体にアクセスするクライアントシステム は,きわめて使用性の高い GISに成長しうる。 たとえば 7桁番号をキーにしたリンクページを 作り, 1 a J 域内の地図,主要施設の連絡先,関連広告 ザにとって,より検索性が高まることが期待できょ う(菌 2) 0 a J 域内にあるサーバや町域内の情報を を掲載し, 1 このような,いわば検索空間が構成されるとき, 持 っ た HPへの 1 ) ンクを張れば, GIS版検索サイト 現実的な場所情報を最も的確に反映させるコードと として使うことができる。 して このような麗悶を考える上で, 7桁番号のコード 7桁郵便番号は重要な役割を果たしていくこ とになるだろう O としての有効性は特筆される。まず¥辻較的短い数 字コードであるため,システムによっては通常の 文 献 キーボードを飽わずに,篭話機などから利用するこ [1] h t t p : / / w w w j . i s n e. to r必/ i n d e x . h t m l,1 9 9 8年 2月24日アク とが可ム能になる O また, 2~ 3年 t J 、内には,ほとん どの日本人が,自分の家や職場の 7街番号を暗記す るようになり,数年ごとに全世帝に郵能番号簿が配 布されることを考えれば,これ幻上関かれたコード は{也にないであろう また,町域を指定する郵便番号は完全なシャネル URLとして住用 することにより,コンテンツコード化することが可 能になる O このように考えれば, 7桁郵便番号はメ ディアで使われるコードとしてきわめて優れたもの であり, [2] h t t p : / / w w w . b u s i c o m . c o . j p / b a r c o d 巴 ! barsyoseki.htm,1998 王 手 2月2 4日アクセス. [3] 室 増男(永岡誌編):からだ・運動の科学,戟倉書 9 8 3 庖,東京, 1 O コードであるが,ホームページの セス. URLなどに応用することで,広がりのある GISの構築が期待できるといえよう。 康 :VDT作業時の筋負担に関する実験的研究,日本 ) 434,1 9 8 7 衛生学雑誌, 42(1, [5]郵便局:新郵便番号制l マニュア J v,東京郵政局郵務部 システム謀,東京, 1 9 9 8 . [6] h 加 託 1 句 t t ゆ p 炉 戸 : ゴ : / / w w w . ♂ p 伊 卯 o s 従t ぬ 山 a l 年 2丹2 4日アクセス. [7]NIFTYSERVEパソコン GPSフォーラム様著:パソ また,他の聞かれたコード,とくに電話番号, URLなどシャネルコードとの関係カf深いものと [4] 井 上 徹 , 大 谷 透 , 新 井 常 子 , 小 河 孝 尉 , 青 山 秀 7 桁郵便番号を統合するシステムが発生すると,ユー 9 7,(株)ラッセル社出版,東 コン GPSガイドブック ' 1 9 9 7 . ム一 A 幸 良 日本コンビュータサイエンス学会 J a p al 1c s cJ O l lr11日1 o fC 07l1p l l t c rS c i cJ1c eVo . 1 5 ,N o . , l 1999 F硲 53 第 9屈日本コンビュータサイエンス学会を終えて 畠F 米沢保雄(第 9四百本コンビュータサイエンス学会会頭) 第 9 回 EP!三コンピュータサイエンス学会は平成 10年 4 月 25~261ヨの 2 E lf ¥ i J で茨城大学工学部キャンパス(日立市)で行な われました。今題は春の学術集会としては初の試みとして, r 援維機能システムワークショッブjとして法城大学大学院 SVBL(複雑機能ロボァト・ラボラトりー)と協賛,文部省科学研究基盤 Br小児感染症の非殺形流行挙式b と視覚化モデル 技法による罷療経済学的研究 jと共催した c 発表件数 1 M I こで約 2日間にわたり.医学,工学.医療技術,農学分野の方々 して熱マっぽい議論がなされました。とくにー今関の学術集会では,ブーム的に取りざたされている複雑系 総 計6 7名が参加i という分野をわれわれコンビュータサイエンス学会の範時であるコンピュータを利用し 艮をき,主:こ生体の複雑さや俣病の識りなす複雑さをいかにして捕えるのかを考えよ 実際の現場から見つめることに主 H うとしましたっ このようにして春の忙し L叶1駆けつけていただいた方々である今迄は異分好であった者が宅以外と同じ土表ての語り合う ことがスムーズに行なえることを示したことは重要であろうと .m" 、ます。0r~ 9I T I日本コンピュータサイエンス学会を振り 返って今思うことは同じ問題意識を持つ異分野の研究者であれば,各々の領域を超えて,その際援等問題ではなく. 目的の解決に向けた議論が可能であるという実感?すっ今?をも機会があればこのようなワークショッブを存可能していきた いと考えている次第ですが,その意思の一部としてわれわれは今,総合研究大学院大学のプロジェクトの lっとして「能 システムの科学 jを推進していますので,興味がある方は総fiJf大のホームページをアクセスしてみてくださ L 。 、 i i 討をに,このようなワークショッブが!羽できることこそが [ 1本コンビュータ什イエンス ないかと ている p 第1 0回日本コンビュータサイエンス学会学術集会をふりかえって 伊藤雅彦(第 10由自本コンビュータサイエンス学講集会会頭) 高瀬義昌(第 10回日本コンピュータサイエンス学術集会龍会頭) 第1 0m !E I本コンピュータサイエンス学会学術集会は r 2 1 1 り:紀にむかつて Areyouready吋をメインテーマに,サブテー マとして[どう折り合う科学社会とマルチメデ、イア jをかかげ,コンビュータや I n t e r n e tなどを能って立こめられた膨大 をヒューマンウェアとしてどう利用していくか。そのためのツールとしてのハードウェア,ソブトウェアはか。紙燃 にマルチメデ、イア煤 w の HllfI寺が加わってきた場合に科学 l二の:l~リジナリテ{ ( 先1 ; ' 1 1争いけまどうなるのか,実際の現場 での利用シーンはどうなのかということをポイントに,各;資者のみなさんにご j 持演をいただい 'i1 I n t e r n e tを使った学会活動, 情報交換の現状や提言, ~主封動!ザ均j方j 潟溺日正肘情 ングについてなど'きわめて多彩かつ今日的な話題:ニ各会場は熱気に包まれていた c また,われわれの学会ならではともいうべきジャンルを超えたシンポジウムが開催されたことも特筆:二位するハ の未来.コンピュータの未来 jと銘打って,株式会社アスキーヱデユウーションカンパニー・問 和彦(にしかずひこ)プ レジデント.アップルコンビュータ株式会全: 1・原田永幸けまらだえいこう)社長,マイクロソフト株式会社 享(ふ るかわすすむ)会長{あいうえお 1 1 1 mという,今をときめくお三万をお迎えして,知識とコンピュータを取り巻く状況につ ミ来を語っていただいた(http://www.nikkeimac.com/hotnews/9809/yokohama.ht s,h t t p : / / いて.現状を踏まえたとで,ヨi w w w . a s c i i . c o . j p / a s c i i 2 4 / i s s u e / 9 8 0 9 1 7 / t o p i c 0 2 . h t m I )。 「デジタル社会においても現実の社会と陀じように道徳,倫理,美意識が重要で、教育の来たす役割は非常ゴこ大きいこと 3 安い,便利だ,生産性が高い,美しい,可愛い.親切だといった選択の基準になる i 官報ついてより高い次元での統合が要 1 / 止紀の幸福 求される時代になるということ jについて和やかな中にも活発な議論が行なわれフロアを魅了した c 最後は2 論にまで歪 1 ).お三方の人間性あふれんばかり になったのは主催者としてうれしいことであった C 残念ながら多数の来場者というわけにはいかなかったが,この学会発畏の一日U Jにはなったように患う c ご意見をいただ ければ幸いである c また主らない点が多く,演者のみなさんはじめ関係者のみなさん.来場者のみなさんにお詫びγ~I L J : . げる c また多くの方々,とくに事務局長のけ J L U都左(なかやまくにすけ)氏,陣音; 1 康彦(あべやすひこ)氏の多大なごjj} J 力が なければ防できなかったc J a p a n e s eJ O Ur11日1 o f C o m p u t e rS c i e n c cV o l . 5,N o . , l 1999 54 この場ーをお借りして厚く御礼申し上げる。 参考園書 マルチエージ、エントと複雑系 生天日 章(なまためあきら:妨衛大学校情報工学教室教授)著,森1 : と出版株式 t t p : / / w w w . m o r i k i t a . c o j . p / 会 社 :h p 日本コンピュータサイエンス学会学術セミナー -1998 年 9月 6自の記録一 柳田洋一郎(自本コンゼュ…タサイエンス学会額調) 本年度の日本コンピュータサイエンス学会学術セミナーは, 1998年 9月 6 日に東京マタニティークリニック 5階の千駄 ヶ谷コンピューターサイエンスホールにおいて開催された。 このセミナーについては企聞の開始が大変遅れてしまったために, PRについて色々と問題があったのでそれを裕うた めに担当役員の一人(柳悶)が役話役をしている「産婦人科'情報処理研究会J が後援の形をとった。有料の出席者は経ーでお 名でその内有料の出席者は 1 7名であった O 有料の出席会員{立後者に所属するものが大部分であった。事前の PRJ ザ ] I I J ¥が奴 かったために思うような集容ができず残念であった。 [プログラム} 〔午前の部] 1)語学,医療用 CD司 氏O Mの紹介 (株)アトムズ 藤田哲史 ] 1で代表的教材ーとして教育や患者へのインフォームドコンセントの│祭に役立つ CD-ROM(米 最近日本語イとされ多くの [ 国製)の紹介。 2 幻)医療の現場 j揚や経営に?投支立つコンピユ一夕 i 日 ! u 山述 j主ハ一ドおよびソフト;新)庁?与製2 U J 3)ホ一ムベ一ジの作成と公開(け1)テキスト什I~ 怪 1笠竿学,イン夕…ネツト i 口 μ u(f市字匂桁行 j i 江 I 工 詰茸 . I~幻‘ウ) \it 巳 関 ; 芸 潟 矧 東京大学 i 罷豆学吉部 i f 法去矯尚宏 l W自 ら が 著 し た テ キ ス ト を 用 い , ホ ー ム ペ ー ジ の 表 材 準 備 か ら 作 成 , フ ァ イ ル 転 ス ラ 午前と午後の部に分けて講 f イド作成等ホームページの作成と公開の方法を解説 c 食) e w l e t tP a c k a r d提供 ***ビデオ上映 H * ** 1 2 1世紀の医療はこうなる J コンピュータを用いた素晴らしい医療の世界を紹介。 〔午後の部] 1)ホームページの作成と公開 2)テキスト「臨学インターネット I I J (南江堂) 東京大学医学部 法措尚宏 聴衆の数は少なかったが議二淡の内容は充実していて,大変収穫の多いセミナーであったっ J n p nl 1c s eJ O l lr!wlo fC o m p u t e rS c i el 1C eV o l . 5 , N o . 1,1 9 9 9 55 p 第1 1回 出 ン ゼ ユ 引 イ ー 学 会 春 季 学 術 集 会 離 の ご 案 内 来る平成 1 1i 1 三4月 1 8E J(日)に,第 1 1即日本コンピュータサイエンス学会春季学術集会が東京都立食品技術センターにて 開能される運びとなりましたので,ご案内申し上げま テーマをけーンラインソフトウェアの近未来 jとし,最先端のコンピューティング環境である L i n u xについて,日本 L i n u x 協会から第一入者を招聴しましたっさらに,わが国を代表するオンラインソフトウェア作者の参加も得られたため,熱心 かっ間違な集会になることと確信しておりま {会 ( Uレスペケミカル株式会社) 頭}石井留 t {富IJ 会議}鈴木炭~!=. (牛久愛和総合;病院),鹿島彰彦(キッセイ薬品工業(株)) ' r l要正 l を(東海大学 1 2 5 .分 生 {実行委員 HJ1l川義弘(農水省生物資源tiJ]:), t く >00 開催要項 2) 000 {主催]E l本 コ ン ビ ュ ー タ サ イ エ ン ス 学 会 {テーマ}オンラインソブトウェアの近未来 { 期 日}平成 1 1 1 ] 三4月間日(日曜日)午前 I O 寺 I f1 0分から午?を 5時まで(学会総会は午前 9 寺 1 f20分から行います) {場所]東京都立食品詑術センタ 東京都千-代 H J区 神 田 佐 久 I H i l l ! T1丁目 9(Te1:03-52569251) 叩 [ 交 通] J R秋葉原駅昭和通り i 二1 .徒 歩 3分 [参加費](事前主主銭) 般 :2 . 0 0Q[JJ,学生: 1 必o o l E J (当日参加j)3 . 0 0 0P : J {懇親会}参 J J l l i J (:3‘000内 { 協 賛}森符賞選考委員会 /Bio-Netバイオブオーラム {ブログラム]敬称 E 顧問畑置富市開園圃 学会総会(会員のみ) E 躍r m 摺 n眠 障 鴨 圃 フンソースソフ 講演 ux協会) 1)生越日l己(日本Lin 2)樋仁!貴章(日本 L i n l l x協 -n 情期曹. . 前開閉・圃置 検索コニンジン .gOO,開発者によるソフトウェアの作りどころ 法橋尚宏(東京大学医学部家族孝子護学) 講 演 浅1 1 1秀治((株 )NTT-ME情報流通) -lIIDi曹関曜E 竃m:照・・圃 ブリーウェア・シェアウェア作者による自作ソフトウェアを詰る 座長 石井留雄(レスベケミカル(株)) 水島 ;羊(国立がんセンター研究所がん情報暗究部) 1)松本慧(J e d i t& J t e r mf o rMac ) 2) 江 村 議 ( E m E d i t o r& Emτermf o rWinclowsC E / 9 5 / 9 8 ) 也 { J a p a n e s eJ o u r n a lo f C o m p u t e rS c i e n c eV o . 1 5 ,N o . 1,1 9 9 9 56 n 園 自 国 r.r.n園田自問潤- 森j 可賞受賞者による「創作ソフトウェアの必要性について j 座長 竹腰正隆(東海大学医学部分子生命科学 2) 森河賞について 竹腰正睦 1)讃岐美智義(広島市立安佐市民病院麻酔・集中治療科) RT(REFERENCETRANSFORMER)の作者 2)三木直正(大阪大学医学部情報薬理学 3) 石 坂 智 Ngraphの作者 心部J11貴博 PDICの作者 く 〉 く 〉 く 〉 KensakuTJの作者 参加お申込み方法について く 〉 く 〉 く 〉 メールにでお -一般の加を明記して,学術集会事務局宛へ FAXまたは, -参加申込み例を参考に, 申込みください。 、 -事前登銀参加費(一般:2, 000円 , 学 生 : 1 , 000円)については, 4 / 1 5(木)までに以下にお振込みくださ L 第一勧業銀行成増支高 普 通 口 座 :1966885 口康名義:呂本コンビュータサイエンス学会 .ATMからの振込み先名は,振込み機械の商面での表示する文字数の制限から「日本コンピュータサイエンス学会J と振込 み先が表示されます。予めご了承ください。お振込み手数料は,恐れ入りますが事前登録参加者のご負担でお願い致し ます。 -懇親会参加費は,当日受付にてお支払いください。 術集会参加申込み例 1)参加者氏名 鈴木太郎 2)フリガナ スズキタロー 3)会員別 会員 4)所属 アルファメデPイア 5)住所 〒1 3 0 0 0 2 6 墨田区両国 6)電話番号 0 3 1 2 3 4 5 6 7 8 7)FAX 番号 0 3 5 6 6 9 5 0 1 3 8) E m a i l t a r o u @ a l p h a m e d i a . c o . j p 9)懇親会参加 参加します 1- IS 10 CRビ 、 ル 3F m e e t i n g @ j a c s . o r g )へお願いいたします c *なおご不明な点がございましたら,なるべく電子メールにて学術集会事務局宛 ( **プログラムの詳細については,下記 Webサイトをご参摂ください。 I l t t p : / / w w w . i a c s . o r g / J A C S / M e e t i n g s / 1 1 t h . h t m l く〉く〉く〉第 1 1回春季学術集会事務局 キ1 3 0 0 0 2 6 墨田区阿['illl > 0 問い合わせ先く〉く 1 5 1 0 CRピル 3F アルフアメディア 1回日本コンビュータサイエンス学会 第1 泰J t r J学術集会事務局 TEL:0 3 5 6 6 9 5 0 1 2, FAX:0 3 5 6 6 9 5 0 1 3, ら m a i l :m e e t i n g @ j a c s . o r g 学術集会の最新情報を E m a i l配信でご希望の方は, s u b s c r i b e @ j a c s . o r g宛にメールをお送りください。 l 日向 l 1e s eJ o url11l1 o fC o m p u t e rS c i e n c eV o . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 p 57 日本コンビュータサイエンス学会分科会「看護情報研究会」の発足について 日本コンビュータサイエンス学会顧問 柳田洋一部 日本医療情報学会の中に「肴護.,吉報システム研究会jという課題仰究会があるが,主に大病 i 完で使用するシステムについ ての具体的事例の研究に限定された仕事をしてきた c そこで,このたび臼本コンピュータサイエンス学会の分科会として もっと広い意味での看護情報について研究しようという日的で「看護情報研究会 jが発足した c この研究会は発足したばかりでいまだ i屈も会合を開いていないが,一番のポイント{立役界的規町'にたってーとくに米 国や欧州のかなり長い歴史を持った NurseInformatics についての実態とその呂指す方向について,まず弘~査研究をして みたいと思っている c その中より日本のこの分野での実地応用についての程進をばかりたし、 また,それに伴って当然必要となる英語の勉強会や箔単な陪題を自分の PC で、 i9'1~ 決したり,さらには Internet で必要な を入手することなどについての研究会も開催したいと考えている。 n t e r n e tによる勉強会も取り入れたいと考えているこ さらに,日本のナースの勤務状況を考えて I 第 l i l l lの研究会は今年の秋に器催致したいと考えており,ご、関係の諸先生のこ協力をお駁し、申し上げま p 日本コンピューターサイエンス学会第 7盟役員会 96・97年度役員選挙開票結果の報告が行なわれ, 94・9 5年度{究員会員が信任された。 J;ì;:,鈴木康生i去を迎えることになった c 新役員の役 J~誌の検討が行なわれた c より と し て 会 殺J ま の代理!とし を石井 留雄氏にお願いすることになっ :法橋尚宏 人:' f ' r腰 1 [ 1 在,加音i r (1 9 9 6 1 ] 04J1 7E 1) p 日本コンビュータ…サイエンス学会第 8lEl役員会 96・97年度役員の提案が行なわれ,役員候補を学会推薦という形で広げ(とくに理学・工学系入役員会の活性化を関る ことになった乙また,事務局の移転,本音¥ 1 の設置に伴い.事務局長の役職は廃止ーとなった。 等 がj ためられた。第 7語学術集会の会頭は鵜 ) 1 1義弘 J A 事が,第 8回の会頭は水島洋 第 6回学術集会の会鍔],場所. 3 史事が選ばれた。 !日事務局との交渉経過が次のように報告された 0 .95年まで佐伯氏に継続依頼する。 -学会の財産保全{立法橋理事長にて実施し .何年 9月に佐伯氏の事務局長の織を解く c -佐伯氏の弁護士に対し,穏便処理を基本とすることを依頼した。 :法橋尚宏 議事録署名人:鵜川義弘,水島 洋 (1 9 9 6年 7月20E 1) f 日p 日1 1 e s eJ O l lli1日1o j C Ol1/p l l t e rS c i e n c eV o l . 5 , N o . , l 1999 58 p 日本コンビューターサイエンス学会第 9回役員会 96・97年 度 役 員 と し て , 法 橋 尚 宏 理 事 長 ほ か , 常 任 理 事 6名 , 理 事 8名 , 監 事 1名 , 顧 問 6名を選出した。 第 6回学会総会の議題が審議され, 96・97年 度 学 会 役 員 の 承 認 , 経 過 報 告 と し て , 役 員 会 の 開 催 , 会 員 業 務 の 委 託 , セ a c s . o r gの 運 営 , 来 年 度 の 学 会 集 会 , 学 会 則 の 変 更 , 等 々 が 決 め ら れ た 。 そ の ほ か , ミナーの開催,学会誌の発行, j 編集委員,第 1-3自 に わ た る 学 会 学 術 セ ミ ナ ー の 1 f 可能状況,学会役員会の開催記録などが報告された。 :法橋尚宏 :高瀬義日l 人:鵜JlI 義弘,水島洋 (199M 手9) J IE l ) 日本コンビュータサイエンス学会第 10回役員会 第 8IITI 学術集会の ;VH)ifi;lkil~ ; ー会頭をお1,~立し、し. 97年 10 月,国立がんセンター研究所(東京)ほか各地で I~Fj {崖する。メインテ…マは j ↑ 7 1報 通 信 の ネ ッ ト ワ ー ク と ア プ リ ケ ー シ ョ ン J とし,サンタフェ研究所{こよる講演も計画する。 50] 訂 正 支 出 約2 7 5万 円 で 承 認 さ れ , 設 額 が500万 円 を 趨 え れ ば , 学 会 活 性 化 の た め , 学 会 平 成 9年 度 予 算 案 は , 収 入 役 5 抄 作 成 な ど に 約5 0万 I T Jを 当 て る こ と が 討 議 さ れ wwwでの電子1':1:¥版運営は, ボランテイア活動が│限界に近いと報告された。 先 方 に 30万円を支払うとともに, 記事務局との交渉で和解が成立し, 万円を支払った C そのほか,学生会員 田 中 秀 一 監 査 役 に 20 に対する綿織拡大,会費引き下げが検討されることになった。 議長:法橋尚宏 :高瀬義昌 議事録署名人:石井習t,j t鈴木康生 (1997年 3) j2 11 1) p 日本コンビュータサイエンス学会第 13芭役員会 7名 ,f . l ! .ヰ : φ 8名 , 98・99年 度 投 員 と し て . で,新しく陵島彰彦常在民!!'Ji(総務出会! た c 学会の活性化のために, ν 今 、 :;r~ I 1 1 5子 メ ー J ' -の i 山 町 会I Iへの,広報・ i名 , 顧 問 S名 を 選 出 し た 。 今 自 の 選 挙 としてイゴ氏が推薦され,選ばれ ため)や,々ミナ…のアンケート l lより日本コンピュー夕、!).イぷンス て提案された。 柳!日開 I it~橋理事長より,初IIIH 貨のおIj定が提案され可決されたい析し Lヴ ' I l' J iとし され. M !1 疋 より,八 1 どについ w r i J とされた。 が推薦さ ~l たP 法橋尚宏 :高瀬義昌 議事銀署名人:伊藤雅彦,鵜川 i 義弘 (1998今 三 9月1 2日) J n p nl 1e s eJ O l l m日1o fC o m p u t e rS c i el 1c eV o I . 5,N o . 1,1 9 9 9 F 日本コンビュータサイエンス学会学術集会の開催記録 第 l剖 コ ン ビ ュ ー タ サ イ エ ン ス 研 究 会 i 去鵠尚宏組織委員長 1 9 9 4年 21120日(日躍 E I ) 東京都立食品技術センター(東京都千代自区) 第 2I T I lI ヨヰミコンピュータサイエンス { 第 11 副総会再時間 法檎尚宏会頭 1 9 9 4年 8J i2 8 1 3( 日 1 ゴ ) フィルム(株)東京本社(東京都 i 巷1 : 8 : ) 第 3剖日本コンピュータサイエンス学会学術集会(第 2 向山fI日彦会頭 1995ij~ 2J2 5[ ]( 二 日 )~26 日行二i 曜日) 科学技術館サイエンスホール(東京都千代1: 1 1 1 : 8 : ) 第 41 I T 1日 本 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス (主f~ 3阪総会│可時間 柳 ! 日 1 9 9 51 j 三9f J2日 日 )~311(13 E l l 明治記念会長代( ( 第 4部総会同時期限) 第5 1 T I 1日 本 コ ン ビ ュ ー タ サ イ エ ン ス 池1 1 1f 変也 199MI 三3F J24[ = 1(E IJ [ i lE I) 国立がんセンター研究所(東京都小央区) 第 61 I T 1日 本 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス ( 第 5E I l総会同時1 1 出産) 会開 199M ド8) ' J3 1 1 ゴ iヨ l~9FJ1EI( 日 11翠1:1 ) 国際展示場東京ピックサイト(東京都江東 I K l 第 7露 日 本 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス 鵜1 1 1義 弘 会 頭 1 9 9 7年 3F J 2 1日(金曜日) -}I/(茨城県つくば市) 第 8留日本コンビュータサイエンス学会学術集会(第 6 水島 i 学 会 i . i J i 1 9 9 7年 1 0月比1: 1 Q i l 立がんセンタ 日)~ 1 9日 ( 日 日 ) 研究所(東京都中央区) 同時龍{援) 59 J n p 日n e s eJ O l l m n lOjCol1lp l l t e rS c i e n c e Vo . 1 5 ,N o . 1,1 9 9 9 60 第 91 T I 1 日本コンピュータサイエンス学会春季学術集会(第 7部総会同時開催) 米i 翠脱会頭 1 9 9 8年 4月2 6 E I( ゴ 二i 曜日)~27 日(臼 11窪行) 茨城大学工学部(茨城県日立市) 第問題日本コンビュータサイエンス学会秋期学術集会(第 8 団総会同 II~} 開催) 伊藤雅彦会頭 1 9 9 8年 9月 1 3日(日曜日) 県1 黄浜市西区) パシフイコ横浜・会議センター(神奈JlI 1詔 E I本コンビュータサイエンス学会春季学術集会(第 9国松会同時間程) 第1 石井留雄会頭 1 9 9 9年 4月 1 8日(日曜日) 東京都立食品技術センター(東京都千代田区)にて開催予定 日本コンビュータサイエンス学会役員会の開催記録 第 l回役員会 1 9 9 4 . : [ 1 : :8月2 8日(E I I I 諜E I )9: 0 0~ 9: 3 0 第 2屈 日 本 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス 学 会 学 % I ; j集 会 会 場 内 事 務 局 に て 第 2回役員会 1995 年 2 月 25 日(土曜日 )18:30~1 り :30 第 3回 日 本 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス 学 会 学 術 集 会 会 場 内 ホ ー ル 控 室 に で 第 3聞 役 員 会 1 9 9 5年 3月4日(土曜日)14:00~20:00 慶応義塾大学窪学部中央棟 5階セミナールーム 1[こて 第 4醤 役 員 会 1 9 9 5年 9月2日(土曜日)1 8 : 0 0~ 1 9 : 0 0 慶応義塾大学病i 完新様 1 1階中会議家にて 第 5回役員会 1 9 9 5年 1 2月 1 5日 ( 金 日 )1 9 : 0 0~ 2 4 : 0 0 東 京 マ タ ニ テ ィ ー ・ ク リ ニ ッ ク 5階 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス ホ … ル に で m役 員 会 第 61 1 9 9 6 " / 三 1月 6E l 日)19:00~23:30 東京マタニティー・クリニック 5階 コ ン ピ ュ ー タ サ イ エ ン ス ホ … ル に て 第 7凶 役 員 会 1 9 9 6年 4月 1 7E I( 水1 1 翠日)1 9 : 0 0~ 2 2 : 0 0 東京マタニティー・クリニック 5 1 沿コンビュータサイエンスホールにて σ lpaneseJoum日1ojComputerS c I e n c eVo . 15 , No , 1 .1 9 9 9 第 8回 役 員 会 1996年 7月20日(土曜日)18 ・ 00~22:00 -高 j 勢総合法律事務所 2 1 ; 皆会議室にて 第 9 [ 昼l 役員会 1996年 9月 1E l( 日1 1 翠日)9:OO~ 9: 2 5 東京ピックサイト 6[;持会議場 604室 に て 第l o i l l l役 員 会 1997年 3F J21日(金曜日)12:00~ 13:00 2 にて I自 役 員 会 第I 1997年 1 0F l18El( ゴ 二 日 翠E l )8:30~ 9: 2 5, 12 ・ 20~ 1 3 : 1 0 国立がんセンタ ん 一 八 一 第i l i J f究 所 2階 セ ミ ナ ー ル ー ム に て 1 998ド L : 4月26日(土曜日)18:00~20:00 茨域大学工学吉1 ¥ (法城県1::1 立市)にて 3間 役 員 会 第1 1 998i l : ' .9月 1 2E l( j 二 I li i l l ヨ )19:00~21 ・ 00 横浜・インターコンチネンタルホテルー階マリンカフェ(神奈川県横浜市西区)にて 61 62 j a p a l l c s cj O Ur1Z日Io f C o m p u t c rS c I C l l C CV o l . 5 ,N o . , l 1999 日本コンゼュータサイエンス学会会期 ピュ…タユーザであることを条{午とする 1 . 第 1章 総 員 H ~f5 J,!!~jJ長 l名 2. 常任 JI!l ~JT ~li 二|一名 5 :~IO:g 3 .泊 ! 当4 1条 本会{土. f ' lイ三コンピュータサイエンス学会J と称する。 笑話表記{土. J a p a n e s eA s s o c i a t i o no fComputerS c i e n c e (lIJiH~; < 1 . 殺 と J i , ~~,:Cfニぞz JACS) とする c 5. ~H+ 名 ~~ 2条 本会の ;j~iilS を火ザ:. i I ' A l ! 公; I t : . (i月究機 IY,jl)~ に iff く。 平í~"JJ. 第1 4条 J l j l ' Jf.長は役 n会において血事の!いから選任し,総会の Ij C z J Zを受ける 第 2意 役1' 1 会が,ず!~-刊J!'Jf および似1I1J を\ì",:くことができるこま 節目条 図的および事業 員 f i 3条本会:土,医学.;j'j設 γ :・N ' i学-タ1 2 ' 7 :.W k学 .' JI l ' 手 ・ I : q : た文民会の承認のもと, J ' H:jf.が幹事を任命できる。 ニ :I Y , j ; 主する I [ 語、い分聖子において,診療や研究活動へコンピュータ 8{~ 1 6条 サイエンス I Y , j 述J 支 払J をi 古川して何られた成果に i 対して,分野の枠 : J f のq Jから月I!事長が委託する。{文民会{ま, J I ! [ l J i( J ! j [~Jr 長,常任JiH J IJl事長{土本会を代去し会務i-総括するコ常任埋 : : J UまJ l j ! w : ; . : おおよび事務局長は l ! ¥ I mしづき二?すること を主主えた交流を行なうことを釘約とする。また,本会は研究者が l j f .をi ?iむ)で構成し, I~I らの手でコンビュータサエイエンスに|討するグループを形成 ができる。 し,さまざまな j古川事例を交JtL し 第1 7条 役 只 の 1 1 1 羽は 2" fとする。ただし, 1 ] ' " (任は妨 I YなL Jìi~f泌を m ねてその成果を公表 、 本会のが J告を処坦!するために峨 f~ をおくことができる 3 していくことにより, I~I らののi ヲfZ 分町'とコンビュータサイエンス 第1 8条 関連分! i l i-双)J'の交流とづき J Kをめざしている c 戦没は攻守1 長がfT:5~し,有給とする c 事務局の代表者;ーを'Jf{吉川 i 去 第 4条 本会は, Bf~ 3 条の 1] i'Jなを達成するために次の fjf~誌を ff な とJ 与するつ つ 。 第 5条 │五!内の学術集会を { f11 巧] t ) 、U J f . J 1 l iし,そのうち 1i ] J ]は総 第 5童 会 計 会をあわせる c 第1 9条 本会の illï '( は会~!よりの会 11(,事業 11l 人,市+J~::: および 第 6条 本会の市i I J 丸ヰ;として「コンピュータサイエンス j を1 " 三2 i l i J } } 、: 1 ,刊行する。 ! i 命 立; z i L :こ│対するjJL主(土日Ij(こ 3 主める。 第 7条必要に応とて.会11I, ; j l :あるいは外 1 mとの j il i ; j {i J I ] ' Gを行 {也の 11又人をもってこれにあてる οJm*J乏{土役只会の ;~;~{'1~ をへて なうための組織を佼くことができる あたるつ , r 5~( 史のれすj司会百|を設けることができる。 第2 0条 イバミの会 i i I " / t任者{土, J ' J H f b 去とま主J I ! U { I 当 型l l ' J f i . l" ; i l i指して } 2 1条 会 ,; 1 ' ; 1 犬況について, ~KCJ[. i.I '"I" l l f J i T ) , ! : . l i i i . ' 査を行ない,役 t { 第 3章 会 員 員会および総会で総合する。 T 員1~22 条会授は "1二額 1 1 二 l それぞ、れ,正会員 7 . 5 0 0 I J ,学生会 H 第 8条本会の会員;土,次のとおりとする っ 5 . 0 0 0 1 ,f ! l 助会員 3 0, 0 0 0 1 T Jとする。│あ i 士会員の会授については, 1 . J]了 i~~l 本会の目的;こ f ' t J ij ;し会の活動に参加する{隣人 2 .f ' t l J l J 会只 そのおíJ支玉虫学長が定める。Z', ~t 会主!の会費は徴収しない。 第2 3条本会の会計年度{土, 本会の目的{ニ f f l i f Jし会の活動に参加する企業 1J J1 1 1に始まり 1 2 J I 3 1 1 1 1こ終わ る 。 I J ]i 三 十 あるいは ' 3 . 窃 f ! r 会只 第 1 y f 人および事業 本会のねなうれ栄を緩似jする俳l 第2 4条 6:g霊会議 血事長{土学術集会開催 H 寺l こ定例役員会を;臼集する た , J I ! [事長が必!},gと認めた場合, または役員の 1 / 3以卜ーが安 J ; く し 4. Y/H会災および功労会只 た場合は,綴 11寺役員会を開催する。 1~r. HJ役員会については, ! r,事業について特{こ功絞のあった 本会の;主 ? j w L ネットワーク上のオンライン会議室での J I . f l i l l lも 百j龍とするつ 第2 5条 役員会は役員の 1 / 2以 卜 会 の 1 / ' , 1 ,' 1 ;により成立する(委任状 正会災 U }9条 本会に入会を;希設するおーは,入会Ij!込書{こ会伐を添えて H l l I J ; {こ代えることができる)。 役員会は総会においてぷ をもって l 'J!し込むものとする。 i たすべき ' J i : J f ! ' および本会の業務に 1 ) ¥ 1して理事長が必!五?と認めた ' J j J Jiについて後 J ょする f A _ r i会の謀長{立政事長とする。 主í~26 条 総会:土 JLUI~{I' 1I J I灯、I:l f Jf1!lし.次の ' j U f lはすま会の議決に ダ~lO条 会員がj 民会しようとするときは,文 j ; :をもってが務川;こ り I し n!! ることとする。その|討し成約の会授は~!、い J/:: I~ ; j ご い ね I Jなく会 1 1 { 末 寺J ! I2I { ミを絞た j L i f 7は , 日 )i 会とみ、るγ j J P 日 I j な 埋I 第1 1条 会只がこの会の名存を似つけ,また本会の I l i ' l j (二以する行 J とをへて J I [ ! , 'Jf.l之がこれを│添わできる〉 為のあったとき,役員会のぷ i 第1 2条 会 nは次の l必合その :tf十誌を 7とう。 1 .j g会 2. 渋忘れ)f~ および iV~ ~~灯台庄の ~i~r'~1' 3. 死亡および?と lf:~~ ~Ef 1~:f 4 . 防" Y I 5 . 第 4主 j:~11( の i{i\WJ 役員および職員 ; 1 3条 本会;こ次の役 n を ífJ~ く。資{ちとして,アクテイブなコン な: 上らなければならない 1 .l J ! j' J i 1 之 の; f < ' r i 2 , ) ' 会Ui J のす芝リi 3 . rJ f -:;t~'?,li;l;. および11:(.%:;)と詳し: I~J する']fJli , 1 . 'lf 来日 lîll!ì およひ'Ji.U: 子 /~Xt こ泌する ~) .その他, J : l j !' J f l毛が必立さと I 1 2めた ' J 1 J f i : ; f r 1 7条 次び)' J f J S iI 土,総会において N z ; ! j "し令ければならない c 1 .J I ! ! 'J i l 毛j ' l i 1f H i ;れ 2 .i j t l l j ' l i 1fH 点 以 3 . *~~キ11 織の設立,およびjý'fll支 4 .' j f X f初織の符H必委員 5 :.その他. i 交 よi 会において必!裂と認めたおJJi J a p a l l e s eJ O l l r nσ1 o fC 0l1lp l l t e rS c i e l l c eVo . 1 5 ,N o . , l1 9 9 9 第3 2条 第28条 役員会の議事:ま, , 1 ' 11 おした J I j ¥ ' l i の. i E Ql i i 主をもって j え し , 63 j l ! iうVこ1 1 , ¥ 1 する刻 n W Jは別に 3 とめるつ Y i J 1 i i l f i J数のときは;誌上えのi:Jとするところによる c i : t t 干を会頭と初、し ,i 支L l会が王立引を滋fT:す る。会頭と役 H I土協力して, q : W r集会の述 r l ¥ .をねなう c 員 ' & 2 9条 ~8 主主 学術集会の その他 第3 3条 本会の j 室伏・に i 討するキI I f ! I J1 土,別;こ定める m ) 主による c 安; 3 4条 本会 W J Iニ定めのない j 'f J j L 疑義の ' 1 ' .じた条 J f iについて 第 7主 1H会にばかり,け処するものとする c は.そのお!支 i 理事および監事の選挙 0条 J'R~Ji および?;:;初土選挙;こよって選任され, )窓やは会 Hに 第3 1! i Ii は必 ! } f 'こ !と、じて ,)J i : : I : , : Y :のJ I J l' F よる郵{史投;己とする c ただし司 " 長 I i u t i 1 J'!L~J i を' l そくことができる。 員 I ; 3 ]条 11'.会只は i 也の l E会rl2名のI i f U ) 1 !があればJlf!:)fおよび監ゴ{ に立 il;;~ f I I j て 、 き る 。 ¥ ' l絞 f i l P , I ¥l r ' jの十五式は J ' f 1 奇h ! )で定める c ただし. J ' . l !' J iおよび駁 ' J f tこU絞おりするものは,その j災務のために f': i tr メー 鮒 買 I j 1 本会の本 i l ' i l 全米 U (マタニティ…・クリニック内{〒 151-0051 れ京在日渋谷│天下駄ヶ谷 1~20~ 8) , ' J L f 古川を(J!1i 日本学会 ' j f f 昔センヲー内(〒 113-8622 ~iú 名目立:>j(I)(:~~.mむ込 5 ~16~ 9) 1 :[ i " , ' く 。 ルアドレスをよi つことにする c 1998・1999 年度畠本コンゼュータサイエンス学会役員一覧 理事長 常任理事 法橋尚宏 油田技I:t!.[ 主i 際情報担当〕 鵜J I [義弘[電子出版担当日農業生物資源研究所泣{云資源第二部) 鈴木康生[会計担当日午久愛和総合病院麻酔科) 呂[財務担当] ) 要設[学術担当日東海大学医学部) 竹j j 誌彰彦[総務担当日キッセイ薬品 水島 理事 r 業株式会社) 洋[広報および国際情報担当日間立がんセンター研究所がん'情報研究部) 石井留雄(編集担当日レスベケミカル株式会社化学部) 1 おはミ学センター) 伊Jj事者([玄[[怒医療福祉大学 2 主義塾大学医学部) 大泉太郎(慶 F } J I I部ー彦(社会福祉法人 j A i i ! 易n 十 日i 母子愛育会愛育病 i 涜小児科) 見玉 充 (NTTマルチメディアピジネス開発部) 向L I Jl [ B彦(烏 1 [ ) (大 学 i 去学部) 出品紀(株式会社松下電器産業マルチメディアシステム明究所) 八1昏勝也(産業医科大学産業生態科学研究所) 担工学研究科) ヰ ミj 幸保雄(茨城大手:大学院 i 監事 問中秀ぺ遠藤・南場稔合法律事務所) 顧問 遠藤直哉〔コンピュータ著作権担当日遠藤・潟場総合法律事務所) !万中新吾〔会計担当日間中新吾税理士事務所) 西尾安諮[広報担当日ニッポン放送卒業開発局企画開発部) 細川 啓(株式会社アタラシ総合企魁部・ 底法人目J 支i 慶友会東京マタニティー・ク 梅田洋一郎[学会本部およびセミナー担(法J J )ニック) l 日p al 1C S CJ O l l r n日1 o f C o m p u t c rS c I c n c cV o l . 5 ,No , 1 .1 9 9 9 64 窃スーパーコースへのお誘い ピッツパーグ大学に本拠地をおいているグローパル・ヘルス・ネットワーク (GHNet)ヘパブリック・ヘルスとテレコ ミュニケーションの専門家の集団であり,グローパル・ヘルスを改善してし、く次世代のパブリック・ヘルスの方法論は, I n t e r n e tであると考えられています。スーパーコースは 1 9 9 7i J 三秋より GHNetが取り組んでいる「疫学, I n t e r n e t,グローパ をテーマとした I n t e r n e t上の研究プロジェクトです。また, WHOもこれと連動し日主I P 奈f # H i EJ をテーマにさら ル・ヘルス J に追加して地球規模の迷隔教育とトレーニング・プログラムとして取り組んでいます。スーパーコースの目的は, 1) W W Wよで,健康,環境,グローパル・ヘルスおよび持続可能な発援を主なテーマとし,読者と対話可能な…述の公開 講座を実施すること, 2 )これまでの古典的な大学講座とは異なったハイパーテキスト・コミックブック形式の講座を作 成し,グローパル・レクチャー・パンクを確立すること, 3)このシステムを基にして,健康と環境に関する地域および グローパルなデータを蓄積するとともに人材ネットワークの確立および強化を図ることです。 私たち{はまピツツパ一ク 室学部衛生学で運 くため:にこ,日本語版スーパーコースを矯築しこのたび公開実施することとなりました O 現在,鳥取大学 i 用を開始しましたが,今後,日本囲内で日本語版スーパーコースが広く活用されるための拠点を拡大していきたいと号え ております。日本コンピュータサイエンス学会会員の皆様には,私たちが目指しているスーパーコースの趣旨を深く していただけるものと信じており,今後地球規模におけるスーパーコースの発展のために会員の皆様にお力を貸していた だきたきたいと切に望んでおりま 日本語版スーパーコースおよび WHO,ビツツパークブミ学のスーパーコースを以下に示しますので,是非,ご覧いただ 買い、申し上げます。 くとともに,積極的に私たちに連続をとってくださいますようお l 日本語版スーパーコース h t t p : / / w w w e p i . m e d . t o t t o r i u . a c . j p / s u p e r WHO版スーパーコース h t t p : / / w w w . w h o . c h / p巴h s u p e r ピッツパークゃ大学スーパーコース h t t p : / / w w w . p i tt .e u / s u p e r l w:界保健機関 (WHO)* 怠合保健政策音1 玉城英彦 ( t a m a s h i r o h @ w h o . c h l ピッツパーグ大学公衆衛生大学院疫学部 鳥取取大学震学部衛生学 関J I I 焼( a k i r a + @ p i tl .c d u 陶山昭彦 ( s u y a m a @ g r a p e . m e d . t o t t o r ・ ト 1 I. a c伊 j l 日p a n e s eJ o u r n a lo j C o m p l l t e rS c i e n c eV o l . 5 ,N o . 1,1 9 9 9 65 [自本コンビュータサイエンス学会の入会方法} 学会入会をご希望の方は,この用紙に必要事項をご記入のうえ,学会事務局までお申し込みください。 本年年会費(1998 :q三 1 月 1 日 ~12 月 31 日/学会刊行物を含む)は正会員 7,5∞円,学生会員 5 ,∞o 円となります。なお, 入会金は無料で、す C 〈連絡先〉 キ1 1 3 8 6 2 2 東京都文京区本駒込 5-16-9 (財)日本学会事務センタ TE L . 03-5814δ810 FAX. 0 3づ8 1 4 5 8 2 0 ーーーーーーーーーーーー総 一ーー択一一ー一一一択一一 日本コンピュータサイエンス ぷ 〉 、 ヱミ 口山口口 561- 口ーマ 氏 にお問い合わせください c 1 生 ' ‘ 名 見4 男 .女 生年月日 19 年 月 日 *入会生年月日 19 年 月 日 │入会年度 l T 現住所 TEし FAX. E m a i l 名 戸 庁 属 機 関 手 か γ 所在地 T正 L . FAX. E m a i l 会員種別 連絡先 正会員・学生会員・賛助会員( 1.現住所 2 . 所属機関 口) 連絡先を Oで囲んでください 年 J a p a n e s eJ o u r n a l0 1ComputerS c i e n c e コンビュータサイエンス 思本学会誌「コンピュータサイエン スjでは,会員の方か 5の投稿論文 を広く募集しております。サイエン ス領域でのコンヒ。ユータの手技,ソ フトウェアの開発等,学際的な分野 の診療や研究をとおして得 5れた成 果に関する寄稿を歓迎します。 JJCS 究沼石川詩人 ε そiFふた議伝子子首相こ閉するピシュアツゼーシ 3ンの試み む5 受 安 工 務 什 宅 亥 緊 で ご さ m る透任容さアロJコ ツ ズ ム の さ 透 後 . , 遅参考婆矢沢子 1 1ワ 村 山 フ 首予言さ笈分野へのむ河 } 門 モ を ミ ミ し た 議 絶 句 銭 安 出3 按宍ンステム 包吃佐葬〉吃弘宝lD翼えよ受予言努 B 毒素沼安"法務守 直二~ 九.',]ご→パとへA こ ♂ ζ刊によ乞ネットつークサ一切?明祭 宍 8つぎさ n ¥ 1 タ 協 n O . 2 -詳細については本誌掲載の 投稿規定をご参照ください。 なお不明の点につきましては 学会事務局にお問い合わせく ださい。 原稿送付先: 千1 3 0 0 0 2 6 東京都墨田監両国 1-15-10 CRピル 3F アルファメディア(有) JJCS繍集制作室 T E L .0 356695 0 1 2F A X .0 3 5 6 6 95013 拘 “ ι m a i lj j c s @ j a c s . o r g 日本コンビュータザイエンス学会 T α p αn e s eA s s o c i a t i o n0 1ComputerS c i e n c e 田 67 p f コンビュータサイエンス O a p a n e s eJ o u r n a lo fComputerS c i e n c e,略して J J C S )jの投稿規定 1 7 著作権 本誌の目的 本誌は, : I P j ,コンビュータサイエンス学会の学会誌および論文 虫学・築学:・看護学.J!f~汚・ 誌として刊行する c /j(誌は,医学.i 工学・ 5 :学に i 立Jj坐する幅弘、い分野て、診療や研究活動に.コン r i tはコンビュータサイエンス学会に所泌する。命文内幸之 著作τ WorldWideWeb)ページにても公表する c 現 は.学会の W W W( 在,学会の W W Wページの URLは , h t t p : / / w w w . j a c s . o r g /であ l 1 1 え て ピュータサイエンスを活用して符られた成果を分野の枠を i る 交流させることを目的とする ハードウェアなどに対する権利,論文内容を将来の研究のために G 3 ただし,著者は開発したデータベースやソフトウェアおよび 2 . 本誌誌が歓迎する論文 利!日する権利等は保千子する。 J主;絞記事内務の J~['任;ま抗争者が負うも 司王誌は,とくに研究原へのコンピュータサイエンス的手校治!日 のとする。 L体的な論文を綴 i 却する O また阪!ぶい分野で手I J J I Jが可 の実践的 j 渇する諭文も歓迎す 能なデータベースやソフトウェアの開発に i る。本学会は,分野の呉なる研究者が参加する綴jI;~の学会である 8 . 1 ま読 投稿 j l i i輸の採百は編集委員会が決定する。言J J Eを斐請された j b 〔 絞は指定期Jl¥ J 内に改定しなくてはならない。 ことを念頭に, 1 3的-対象・内容炎 J J !の記述にあたっては,手 Y l l i ! l f さをお願いしたい。 技・分野を超えた r [コンヒ。ュータサイエンス j執筆要演} Jとして,託子ファイルの形でお送;ハ、ただきます。 的;稿{ま,以 W 3 . 投稿資格 原則として,ミき:者はさr: 会 n であることを必~とする。ただし, !干の形式でお j 去りください c 本文,与l 乳各衣, [ ' g l 訴は,それそ、れ 編集委民会が認めた助合にはこの│浪りではない。 4 本誌{土, Macintosh によるひTP により ~:IU慌を行っている I~j 係上,以 独立したファイルで、 j~H'f.してください。 投稿規定 JJl(,fi,~1 対日文または英文とし,別記する執筆姿攻で指定されたス のフォントは, M X 1 ]JIS また,本文.I'~] 去の r ] 1 コード体系以外の外 7・を使用し~いように してください。文字化けミ?のfi( l l 認のため.テキスト ,[ g ] , 表をブリ タイルにしたがう。 i 也誌(外凶雑誌も含む Hこづきま交ずみ,投稿 r l 'のものはお断りする G ントアウトし, ti一体:~1; を指定したものを併せてお j去りください。欽 式は MathType( M a c i n t o s h )でM L I阪を行っていますので, MathType 5 . 校正 受湾!原稿の著者校正は,深刻として初校のみとする 0 で作成された数式の湯f Tはオリジナルのブアイルをお送りくださ 6 . 著者の負担はさき分の間以下のようにする c 持f ?には,活字でフヮリントアウトしたものをお送り い。それ1.)タトのJ 投稿料:接待1 ' 0 ください c なお, Tex(こは対応できません c 別 1 1 f t :30郊を ~r~rr民主~::f'í・に}nf;半、i で進 51 する。 がある場合には, 30 言|ぽ必える希!裂 ドl こ定める科余交のようにお:者負担となる c こ の場合,初校時;こ必ず必要部数をヰiし出ること。 ( M a c i n t o s hの場合〕 Macintoshブオーマットのブロッピーディスク,あるいは, 3 . 5 インチ M O(128-640MB) を{iJ.!fI!してくださいっ本文.[ ' g j ; 況は EDF形式, MacWrit 巴 I 1J形式, t~~ 準テキスト形式のいずれかで、 J lU l j ll ] f 1 前十各表 ?コンビュータサイエンス J 1 0 0 i f l i 2 0 0 i f l i 300部 ページ数 000 5 2, 000 3 6 . 0 0 0 44, 1- 6 モノクロ 7-12 40, 000 5 0 . 0 0 06 0 . 0 0 0 13-18 カラー 保存し,ブリントアウトしたものも添付してくださ L、なお, N i s u sW r i t e r( S o l oW r i t e r ) については際燃のファイル形式でお j 去 りください。 図表は PICT形式(日清白なし)で仏:存し.プリントア ウトしたものも添付してくださ L、国炎のフォントは PSフォント をご佼!日ください c 44, 000 5 6 . 0 0 06 8 . 0 0 0 Macintoshで作成した尽く稿は,本文.[jl(]・~((こ分けて保存した 0001 1 6, 000 0 0, 0 8 . 0 0 01 1- 6 1 ファイルをお送 i ハ、ただきます c 数字:や欧文の l i t f i f fは,半二 f 与に統 7-12 1 0001 2 4, 000 1 4, 0 4 . 0 0 01 してくださ L、 。 J J l UliJとして,本文の手l f 文フォントはおH 別総体, ]3-18 1 0 8 . 0 0 01 2 0 . 0 0 01 3 2‘000 欧文フォントは Times,記号ーは Symbolを使別してください。ま た,本文: [ ' g ]表を含めアプリケーション独自の特妹二ブすントの{的行 I カタカナ表記で 別府 I J 3 0音i lは無料進呈 E I 3し上げます c ぞれ以上の有平│別 は憶力さけてください。 I j i l Jのお申し込みは, 1 0 0吉 i [単位でお願いいたします c コンピュータです jのように欧文 l i認前後には三!と角スペースを係 ・ページ数は掲裁論文の MU ニ数です。 .{ i 1 I i 絡は税込みです。 入せずに, また. Computer は I カヂカナ表記で Computel ーはコンピュータて、す jのよ うにベタ打ちとしてくださ L。 、 1 1 ¥ ' ( ( , こ 見出し記号は編集段階で統一しますが,大見出しから ) そのほか:カラー印械を希望するぬ合には,深刻として務者に 災資負担をお願いする。 1 . , 2. ……, ( l ) , (2)……, a .,b .……とします。 i J e合は,仕上がり 1@[以内, H I絡の場合 論文の長さは,論文の l 68 : 土 , 1 1 :1 ' .がり 4災以内をめやすにしています。 論文の場合は, 了:として換算してくださ 1 0, 0 0 0文字以内(Jまほとは i点につき 2 0 0e し 、 ) 。 くださ L。 、 [DOS系 (Windows95,Window ぉNT を含む)の場合 /UNIX系 の場合〕 本文のファイルの名前は筆顕著者“本文"十投凶!こ!としてくだ さい。例 “ i:l~橋尚宏.本文94/08/28" 英文・和文いずれの投稿に 基本的には j二 j主の Macintosh の場合に Hl~ じますが, 1 .44MB ( 1 8セクタ)にフォーマットされたフロッピーディスクあるいは, j l i j J Jの題名・著者・所属・キーワード・* おいても,英文・和文 j 3 . 5インチ MO(J 28~640MB) 約が必空きです。本文;の執筆は以下の版!芋でお汗きください。 土 (M S W o r d J l 予 式 , をご使 J]Jください。本文,表,関説 会太郎形式, DOSテ キ ス ト 形 式 の い ず れ か r u n n i n gh e a d(全然 2 0 字:以内),別j J I :μ N ; J と 光 。 添付してください。 I z lは で妨げふし,プリントアウトしたものも i 手日文題名,羽 1 文二汚名:?",手 11 文!川比布!文;キーワード,手11 文:~ B M P J f ;式 ( J F総なし)で保存しプリントアウトしたものをお送り 約( 6 0 0 e f :以 I ) ' J ) くださ L 、 英文足立名,英文 'l"i者名,英文所属,英文キーワード,英文~ k : J( 30 0 : 1 I i 以I k J ) 本文, お送りいただくもの , k I s l説 MO(光依気)ディスク:ラベルを沿って,論文表題,許r,漏れ会.1'3 i 謝辞,文 j f i 引用文1 I 設は本文での引別 ) l l i iに番号をふり,本文中ではヲ I f l Jf i 1 i 所 {こ[1 ]のように記入してください。なお,各文:rfV、は次の形式にし たがってください c 若者は 3人まではすべて記し, 4AI~I からは {寄りー]~二者,論文題悶, i ; f i誌、名,巻, 開始 3 間 空 原稿打u¥し:イタ')' Jクなととの文字:属性を米 i ! ?き指定したiJ;(紛 れ出しを必ず同封くださ L、 o I z ほとの j l p入 { 立l 資 やサイズに指定があ jし 限表れI1 :I z l君主の番号を併せてご記入ください。 カバーレター:題名, ~:若 ,1ft] おされているフ[Jッピーディス 終了爽,発行年問!否 単行本のとき 3 きください。必要があれば写真-スライドあるいはお~.jJ\'; f :せて記入ください。 る場合には u そのほかとしてくださ ¥"0 計五誌のとき フロッピーディスクあるいは 3 . 5インチ [i寄り'1'若者 a i :名,発行所名,発行場所,発 行年. H ク・写 $ f・ tl¥しの数,フロッピーデ千スク i 人j のすべてのファイ ル名,本文や表を作成したアプリケーション・システムのパー また, I nternetJ :の ; s fi J j l jを引月j文l i 止とする j j J f Tは , URL ( U n i f o r mReso 臼r c eL o c a t o r )で表現し, c ジョン等について記入したカバーレターをつけてくださ L、 1 l i : f 午t 在学;ーとアクセスした フロッど一等は適当な J 字紙などで挟むか,専用のメー 日時を記載してください。 t t p : / / w w w . d n a . a f t i ' c .g o j p / 日本コンピュータサイエンス学会:h ルパックをお使いくださし、。均 3封筒に保護厚紙を同封し,必ず 9 9 6 ' 年 1月2 8日アクセス h t d o c s / J A C S /, 1 記の送り先にご送付ください。Jjj(則として.お j 去 簡易一色:留にて F 表:ま i枚ずつ保存してくださ L、。ファイ )k~うは,々j)-:顕著者表 りいただ、いた原稿・メディア・写真は返却i いたしませんので, f u { ;の形式にしてください。例 “法橋 I~\í ' j , : .火 1" I z lのファイル名は,祭 Y J 1 ' f i 'Y I ' .I 立1 f 詳の形式;こしてください。 めご自身で、パァクアップコピーをお澱いいたします υ w u ' i N ; l t , 尚 宏 │ 翠 1"。なお, l i l i i r係ダンプは 2 5 6色グレー│活鈎・縮小 せずに保存。写真はスライドあるいは紙焼写真をお送りくださ い。写真の妥阪に,題名・ : m : 頭c , . r i 者・ l s lの番号・天地を記入して 送付先:キ 1 3 0 0 0 2 6 東京都議問lRnTIil 玉 ]1 1 5 1 0 CRピル 3r アルファメディア(有) J J C S編 集 f J l j l 作笠 子 69 1998年度賛助会員一覧 賛助会員名 NIFTYSERVEFBIO( h t t p : / / w w w . n i f t y s e r v e . o r . j p / f o r u m / t b i o / ) B i o N e t (株)ニコン F A X T正し 所在地 T プロジェクト はか 0 0 1 5 東京都品川 11 2 < : 西 大 弁 1- 4-25 0 33 7 7 3 8 1 2 5 0 33 7 7 38 1 1 8 所在地 TEL . F A X . ホテル日航 9 2 6 9 9 1 1 四 同 但 コアスターレ第一ビル 1998 年度協賛企業一覧 協賛企業名 上野メデイカルクリニック ワイキキ/ザ・イリカイ 1F h t t p : / / w w w . y a m a s e i . c o . j p スキンサポート 1 6 0 0 0 2 3 東京都新宿夜西新宿 1- 3一日 0 1 2 0 7 2 3236 0 35 3 2 4 3 7 0 0 0 4 5 3 3 9 5 5 6 0 4 2 0 6 0 01205 0 4 3 2 9 6 3 7 0 6 9 63 0 7 3 0 4 32 0 3 3 5 0 1 。 冊130 5 8 0 2 4 9 0 0 33 0 1 2 0 2 3 6 0 0 7 o 1 2 0 6 4 6 41 7 司 但 栃木ピル 8F 日本ゲートウェイ 2 000(株) T134番地 2 4 0 8 5 2 0 神奈川県横浜市保土ケ谷神戸aI 四 横浜ビジネスパーク・ハイテクセンタ h t t p : / / w w w . g w 2 k . c o . j p プラス(株) 261-8501 千葉県千葉市美浜 IR~llì桁 i リ つ B22 叩 “ h t t p : / / w w w . p l u s . c o j . p 米国財団法人好口涯学研究所 1 0 5 0 0 0 1 東京都港区虎の門 1-20-i “ ト ,w eb.or . j p e m a i l : n m r i @ a l p h {株)l ! l i 古 1 7仏 0073 東京都線馬!互 3-16-19 コンピコ-9ワイ工ンス I α p αl1e s eJ o u17la l0 1C omputerS c i e l 1C e V o l . 5 , No.l , 1 9 9 9 {編集後記} 最初に編集委員会を代表して本誌の発行が遅れたことを会員各位にお詫び申し上げます。 昨今の低迷する経済情勢は,小規模の幾多の学会でも広告掲載料減収による学会誌発行に支簡を来してい ます。この現状は,小誌にも少なからずの影響を及ぼして今号では広告の掲載はありません。 出版経費を時 保することは,編集委員会の今後に科せられた問題であり課題です。 紙媒体である学会誌から,オンラインジャーナルというウェブを経由したパブリッシングへの道を真剣に 検討する時期にきています。 今号より編集委員会へ庚島彰彦氏を迎えました。氏の衆自の一致する人柄と見識は,必ず本誌の編集方針 に反映されることでしょう O またコンピュータサイエンス誌を永く制作していただいた株式会社インターメデイカルから,今号よりア ルファメディア有限会社へ学会誌 i l j lJ作を委託しましたことをお知らせします。 最後に小誌の DTP編集業務を支えてくれたアルファメディア有限会社代表真木長彰氏の熱意なくし 誌の発行は有り得ません,ここに深く感謝の意を表します。そして,英文校訂を担当していだきました.Mark S c h r e i b e l氏,表紙の:主任を考案していただいた宝仙学園短期大学造形芸術学科助教授市原 7 1 5代先生に謝意を し て , 編 集 後 記 と し ま す 。 ( 石 井 留 雄 ) コンゼュータサイエンス編集委員 編集委員長 石井留雄 編集委員 鵜J11義弘・小島清嗣・ m原手JI彦・!黄島彰彦・藤田信之・法橋治宏 1 9 9 9年3月 3 1日発行 N O . l 日本コンピュータサイエンス学会誌 VoL5, 発行者法橋尚宏 編集者 日本コンピュータサイエンス学会 〒1 1子8622 東京都文京区本駒込 5-16-9 TE L .0 3 5 8 1 4 5 8 0 1 編集・制作 財)日本学会事務センター内 FAX.03-58145820 ゅ アルファメディア(有) 。日本コンビュータサイエンス学会今 1 9 9 9 印刷・製本昇美印制(株) 定価 3, 000円(本体2‘8 5 7 1 工 J ) ISSN1 3 4 0 7 7 3 2 J a p a n e s eJ o u r n a lo fComputerS c i e n c e VoL5,N O . 1 P u b l i s h e dbyN a o h i r oH o h a s h i 巴db yJ a p a n e s eA s s o c i a t i o no fComputerS c i e n c e E d i t B u s i n e s sC e n t e rf o rAcademicS o c i e t i e sJ a p a n 1 69,Honkomagom巴 5-chome,Bunkyo-ku,Tokyo1 1 3 8 6 2 2‘J a p a n TE L . 十8 13 5 8 1 4 5 8 0 1 FAX.+ 8 1358145820 同 “ 同 叩 同 本誌に J~} ~I設の者作物の複写・複製の権干Ij i 土、日本コンピュータサイエンスノj~:i~ が:fr しております。!1!f;[ぜ絞写{え清作 権・IL\ J坂 tí1俊 ~i1;: となることがありますのでこ、注意ください。 日本コンピュータサイエンス ' 7 :会のホームページは h t t p : / / w w w j . a c s . o r g ! . .[1子メールアドレスは i n f . αg > j a c s . o r gです。 コンビューヲヲイ工ンス 1999年 3月3 1日 発 行 定 価 3, 000同(本体 2, 857円) │ E時 間 調 ・電子顕微鏡画像データペースによるデータ処理の効率化."..…・……………...............木原 ・ 自動成長型サーチエン ジンの構築と試行.......... . . . .. . .. . . .. . . . . . .. . . . . . . . . . . . . .. ー ・ ー ー ー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 章ほか 林 賢紀 │ ・間開園 ・双方向積分法による実感神経活動の検出..........回 目 ・・・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ " .. . . . . . . . . .ー ー ・ ・ ・ ・ ••• 米沢良治ほか │ E細 酎 圃 ・1 八J ebTenを利用した M a c i n t o s h¥ 八 八 八 八 八l サーパの構築・・ ・・・・ . ・ ・ . . . . .. . . . . … ・ ・ ・ ・ ・ H H H H H 石田つばさ |..r~司 ・米国における遠隔医療シス テム . . . ・ . ・••••••••••••••••••. ・ … . . . . . ・ ・ H H ・ ・ ……・ ・ …・・….坂本秀生 ・新郵便番号を利用した地理情報システムの提言 " . . . . . . . . … .•••••••••. … 一 一 ー・ …・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 村山恭平ほか |E~'~~・ 。第 9回 日本 コンビュータサイ エンス学会を終えて 。第 1 0回日本コンピュータサイエンス学会学術集会をふリかえって 。 日本コンビュ ータサイ エンス学会学術セミナ -19 9 8年 9月 6日の記録- O第 1 1回日 本 コンビュータサイ エ ンス学会春季学術集会開催のご案内 O日本 コンビュ タサイエンス学会分科会「看護情報研究会」の発足について 0日本コンビューターサイエンス学会役員会議事録 。 日本コンピュータサイエンス学会学術集会の開催記録/ 日本コンビュータサイエンス学会役員会の 開催記録 O日本コンピュータサイエンス学会会則, 1 9 98・1 9 9 9年度日本 コンビュ r ( Q J コンピュ タサイ エンス J 投稿規定 ( Q J1 9 9 8年度賛助会員 覧 , 1 9 9 8年度協賛企業一覧 O編集後記 P r i n t e di nJapan タサイ エンス学会役員一覧