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「はばたけ堺!歓びを歌声に」 第九コンサート P R O F I L E 現田 茂夫 ♦指 揮 Shigeo Genda 東京生まれ。東京音楽大学指揮科で汐澤安彦、 三石精一両氏に師事。 その後東京芸術大学 で佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。1985年安宅賞受賞。 86年、 二期会オペラ ヘンゼルとグレーテル でオペラ・デビュー後、こうもり 等、 二期会オペラで 活躍する一方、 オーケストラコンサートでも実績を積む。 87年、新星日本交響楽団指揮者に就任。88年、来日中のドレスデン・フィルに客演したのを はじめとして、 国内外を問わず主要オーケストラを指揮し、好評を得ている。 90年、新星日響とヨーロッパ演奏旅行。同年、 ウィーン国立歌劇場に国費留学。91年スロ ヴァキア・フィルに客演。92年、 プラハ国立歌劇場日本公演の指揮者として客演。同年、 プラハ 交響楽団の定期公演に初登場し、翌年、プラハの春 での 佐藤しのぶリサイタル は、 セン セーショナルにヨーロッパで放送された。 チェコを始めとして、 イタリア、 ドイツ等での客演も多い。 96年より13年間神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指導し飛躍的に躍進させ、 その功績も 称えられ2009年4月より名誉指揮者の称号を得る。他の主要オーケストラとも数多く共演し photo:K.Miura 好評を得ている。 また、世界的チェリスト故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチと03年12月及び 04年10月皇后陛下の古希祝賀コンサートで共演し好評を博した。 オペラ指揮者としても経験豊かで、 関西二期会で94年 ラインの黄金 /97年 ワルキューレ /98年 ナクソス島のアリアドネ /02年 天守 物語 /08年 セビリアの理髪師 、 東京二期会で95年 チャルダッシュの女王 /96年 フィガロの結婚 / 魔笛 、 文化庁オペラ研修所で 96年ドン・ジョヴァンニ 、佐藤しのぶドラマチック・リサイタル(全国ツアー) 、01年夏には 夕鶴 のタジキスタン/ウズベキスタン/東京 公演、04年秋にはブラチスラヴァでスロヴァキア国立歌劇場の 椿姫 を指揮し、 さらに10月同日本公演でも好評を博した。02年から 錦織健プロデュースオペラの音楽監督も務め、コシ・ファン・トゥッテ 、04年 セビリアの理髪師 、06年ドン・ジョヴァンニ 、09年 愛の 妙薬 全国公演。05、08年には栗山民也演出 夕鶴 の全国公演を行っている。 また、 アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール (イタリア/トレント) の審査員として毎回招待されている。00年4月から3年間、 NHKの 『FMシンフォニー・コンサート』のパーソナリティを務めるなど、 幅広い活動を行なっている。 並河 寿美 ♦ソプラノ Hisami Namikawa 大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。門田泰子、 田原 祥一郎の両氏に師事。全日本学生音楽コンクール大阪 大会第1位、 宝塚ベガ音楽コンクール第3位及び特別賞、 飯塚新人音楽コンクール第2位、神戸・灘ライオンズクラブ 音楽賞他を受賞。 また、 兵庫県立芸術文化センター佐渡裕 プロデュースオペラ 『蝶々夫人』 にて、平成18年度兵庫県 芸術奨励賞受賞。これに加え、堺シティオペラ公演『蝶々 夫人』 にて、 平成18年度音楽クリティッククラブ賞受賞。 オペラでは 『フィガロの結婚』伯爵夫人、 『ドン・ジョヴァンニ』 ドンナ・エルヴィラ、 『イドメネオ』 イダマンテ、 『ファルスタッフ』 アリーチェ、 『ドン・カルロ』 エリザベッタ、 『ラ・ボエーム』 ミミ、 ムゼッタ、 『 外套』 ジョルジェッタ、 『メリー・ウィドウ』 ヴァ ランシェンヌ、 『サンドリヨン』 シャルマン王子、三枝成彰『Jr.バタフライ』尼僧、 『 修道女 アンジェリカ』 『カルメン』 『ルサルカ』等のタイトルロール他、多数に出演。特に新国立 劇場主催公演『おさん−心中天網島より−』 (世界初演) 、 韓国テグ市公演『蝶々夫人』 でタイトルロールを演じ、 好評を得る。 最近では、東京都交響楽団コンサートオペラ 『トスカ』 で、 ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ氏 と共演、 びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作公演『トゥーランドット』 (沼尻竜典/ 指揮・粟國淳/演出) にトゥーランドット役で出演、 セントラル愛知交響楽団第100回 記念定期演奏会『フィデリオ』 (齋藤一郎/指揮) にレオノーレ役で出演し、各方面より 好評を得る。 コンサートでは第九を始め、 メンデルスゾーン 『エリア』、 モーツァルト 『レクイ エム』 、 ハイドン 『四季』 、 ヴェルディ 『レクイエム』 、 他多くのソリストをつとめる。東京二期会 会員。 清水徹太郎 ♦テノール Tetsutaro Shimizu 京都市立芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。 澤井宏仁、 蔵田裕行、 田原祥一郎、 福島明也、 大島幾雄の 各氏に師事。第3回マダムバタフライ国際声楽コンクール 入賞・特別賞、京都市芸術祭新人演奏会京都市長賞、 第1回ベルカントテノーレコンコルソ第1位、第26回飯塚 新人音楽コンクール第2位、 第19回宝塚ベガ音楽コンクール 声楽部門第3位を受賞。第20回西宮市フレッシュコンサート 及び同推薦新人演奏会に出演。他、多数のコンクールで 入選・入賞。 宗教曲、室内楽では、バッハ 『ヨハネ受難曲』エヴァンゲリスト、 ベートーヴェン 『第九』、 モーツァルト 『レクイエム』、ハイドン『天地創造』、ヘンデル『メサイア』、 R.シューマン 『レクイエム』、 ブラームス 『ジプシーの歌』、 メンデルスゾーン 『ワルプルギスの最初の夜』 等のソロを務める。オペラでは大阪野外芸術フェスティバル2005・2006大阪城・創作 野外オペラ 『千姫』 豊臣秀頼役に抜擢される他、 『ラ・ボエーム』 ロドルフォ、 『魔笛』 タミーノ、 『カルメン』 ドン・ホセ、 『ランスへの旅』 騎士ベルフィオール他、 多数タイトルロールで出演。 神戸大学混声合唱団アポロン、門真市ルミエール混声合唱団ボイストレーナー。 バッハ・コレギウム・ジャパン公演プロジェクトにテノールメンバーとして参加。2009年度・ びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバー。 中村 貴志 ♦合唱指揮 Takashi Nakamura 著名指揮者の下、 プロ・オーケストラ、 オペラ団体、国際音楽祭等で多数の合唱指揮を 担当し、 その手腕は高く評価されている。 また、京都フィルハーモニー室内合奏団、 セン トラル愛知交響楽団、 中部フィルハーモニー交響楽団、 ベートーヴェンオーケストラ・ボン (ドイツ) 等のプロ・オーケストラやアマチュア・オーケストラおよび合唱団を多数指揮。 田中友輝子 ♦アルト 管弦楽/ 大阪シンフォニカー交響楽団 The Orchestra Osaka Symphoniker 1980年創立。楽団代表・敷島博子が 『聴くものも、演奏するものも満足できる 音楽を!』 をモットーに提唱。いつも聴衆を 熱く 感動させるその演奏は、 『 魂の叫び』 『 情 熱 の 音 』であると評されている。 2008年4月より児玉 宏が音楽監督・首席 指揮者に就任。正指揮者 寺岡清高。 2003年度より文化庁芸術創造活動重点 支援事業の助成を受ける。平成19年 度 (第62回) 文化庁芸術祭『芸術祭優 秀賞』 を受賞。http://www.sym.jp Yukiko Tanaka 大阪音楽大学大学院歌劇専攻修了。 84年、 朝比奈隆指揮、 関西歌劇団定期公演『ドン・カルロ』 エボーリ姫役でオペラ デビュー。 『ラ・ジョコンダ』 『カルメン』 のタイトルロールを演じ、 花形歌手としての地歩を固めた。 『トロヴァトーレ』アズ チェーナ、 『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントウッツァ、 『仮面舞踏会』 ウルリカ、 『アイーダ』 アムネリス、 『エウゲニ・ オネーギン』 オリガ、 『 修道女アンジェリカ』公爵夫人、 『アドリ アーナ・ルクヴルール』 ブイヨン公妃他、数多くのオペラに 出演し好評を博す。 97年『なみはや国体』 の夏季大会の開会式では、 シンクロナイズドスイミングのバックで アリアを独唱。ザ・カレッジ・オペラハウスでは、 『 蝶々夫人』 スズキ、 『 魔笛』 ダーメⅢ、 ブゾーニ作曲『トゥーランドット』 アデルマ、 ベルク作曲『ヴォツェック』 マリー、 ブリテン作曲 『真夏の夜の夢』 オベロン等で出演。00年には小林研一郎指揮、 日本フィル25周年 記念九州公演として4都市で 『第九』のアルトソロとして同行。その他、 オラトリオ等の アルトソリストとしても活躍中。堺シティオペラ 『蝶々夫人』 では、 06年8月、 イタリアのプッ チーニ・フェスティバルにて、 日伊合同公演で、 また9月、 堺での帰国公演にてスズキ役で 出演。 09年6月、 河内長野で 『カルメン』 カルメン役、 9月、 堺で 『シンデレラ』 継母役で出演。 NHK新人演奏会出演。第21回なにわ芸術祭新人奨励賞受賞。坂口茉里、 横井輝男、 樋本栄の各氏に師事。関西歌劇団正団員。堺シティオペラ会員。大阪府立夕陽丘高校 音楽科非常勤講師。 田中 勉 ♦バリトン Tsutomu Tanaka 大阪音楽大学大学院歌劇専攻修了。オペラの振り出しは 『フィガロの結婚』。 その後、 『 賢い女』 『 宮廷楽士長』 『イタ リアのトルコ人』 『コシ・ファン・ トゥッテ』等出演多数。 89年 大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス柿落し公演『ファル スタッフ』 のタイトルロールで絶賛を博す。 84年文化庁芸術家 国内研修員。 90∼91年文化庁芸術家在外派遣研修員と してウィーン国立音楽大学に留学。帰国後、 数多くのオペラ に出演。特に関西歌劇団創立45周年記念公演 『リゴレッ ト』 リゴレット、創立50周年記念公演『アイーダ』 アモナスロの 出演、 『ファルスタッフ』 ファルスタッフの再演は絶賛を博す。 『なみはや国体』開会式と 閉会式で 『君が代』 を独唱。 04年9月、 堺シティオペラ 『ファルスタッフ』 のタイトルロール、 10月、関西歌劇団『トゥーランドット』 ティムール役で出演。 その他、 オラトリオのソリストと しても全国的に活躍中。 第22回なにわ芸術祭新人奨励賞、 第1回JSG国際歌曲コンクール聴衆特別賞を受賞。 99年秋、和泉市より文化功労賞を受ける。 00年1月に、 『ファルスタッフ』歌唱、 演技に 対し、第20回音楽クリティック・クラブ本賞を受賞。 04年度『ファルスタッフ』の再演に 対して大阪舞台芸術賞本賞を受賞。 06年イタリアのプッチーニ・フェスティバル『蝶々 夫人』 ヤマドリ役、 堺での帰国公演にはシャープレス役で出演。 07年10月には 『道化師』 トニオ役で出演。樋本栄、 ワルター・モーア、 ハンス・ホッターの各氏に師事。現在、大阪 音楽大学教授。関西歌劇団理事。 日本シューベルト協会会員。