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uCosminexus EUR V8 新機能のご紹介

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uCosminexus EUR V8 新機能のご紹介
イーユーアール
uCosminexus
EUR V8
新機能のご紹介
08-00:uCosminexus EUR V8 から製品体系が変わります。
uCosminexus EUR 製品は、uCosminexus EUR 08-00 から以下のような製品体系になりました。
1
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ソフトウェア事業部
© Hitachi, Ltd. 2011. All rights reserved.
08-00:プロポーショナルフォントに対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
アイテムのフォントとしてプロポーショナルフォント(可変ピッチフォント)を指定できるようになりました。様々なフォントが使用でき
るようになり、表現力が向上しました。
また、ワードラップ機能を有効にすることにより、英文の出力時にも違和感のない出力が可能になりました。
フォント:MS ゴシック(等幅フォント)
ワードラップ機能:なし
~V7
V8
フォント:Times New Roman(プロポーショナルフォント)
ワードラップ機能:あり
Summary Report
Date Customer Product Price
Feb-5 ABC Crop EURPS
$5000
Feb-6 XYZ Inc
EURPro
$1000
Summary Report
Date Customer Product Price
Feb-5 ABC Crop EURPS $5000
Feb-6 XYZ Inc EURPro $1000
...
Comment
This is Summary Report in Febru
ary-21. Design considerations of
...
Comment
This is Summary Report in
February-21. Design considerations
a …
of a …
08-00:ワードラップに対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
ワードラップ機能をサポートしました。
ワードラップ機能を有効にすると、英単語の途中で改行されることがなくなり、英文の可読性が向上します。
08-00:文字アイテムの任意書式の指定に対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
文字アイテムに対して出力時の書式を指定できるようにしました。書式を指定することで、入力されたデータを指定された書式に
変換して出力します。書式を指定することにより、例えば、入力データ[1234567]を[〒123-4567]と出力することができます。
08-00:サポートデータベースを追加しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer、uCosminexus EUR Viewer、
uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
以下のデータベースが使用できるようになりました。
・Oracle Database 11g 11.1.0
2
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08-00:入力データの和暦元号指定に対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
従来、日付データの入力データ形式は西暦だけでしたが、入力データを元号と和暦の年を組み合わせた形式で指定できるよう
になりました。
uCosminexus EUR Designer
または
uCosminexus EUR Developer
08-00:紙の番人との連携で複写検知画像や地紋透かしへの PDF への埋め込みに対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service Enterprise、uCosminexus EUR Developer (サーバ出力機能)
紙の番人と連携することにより、PDF 形式ファイルに複写検知画像や地紋透かしを埋め込むことができるようになりました。
PDF 形式ファイルに複写検知画像を埋め込んでおけば、どこで印刷しても複写検知可能な印刷結果を得ることができます。
また、任意の情報を地紋透かしとして PDF 形式ファイルに埋め込むことにより、どこで印刷しても人間には理解できない形で情
報が埋め込まれた印刷結果を得ることができます。スキャナと専用ソフトウェアを使用することで、印刷結果に埋め込まれた情報を
取り出すことができます。
3
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ソフトウェア事業部
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08-10:帳票出力も GUI によるマウス操作で簡単に実行できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Developer (サーバ出力機能)
EURサーバ帳票出力機能のコマンドをダイアログで指定できるようになりました。
uCosminexus EUR Developerは、uCosminexus EURを使用したアプリケーションをお客さまに効率よく開発していただくために提
供する開発者向けライセンスです。サーバ帳票出力機能であるPDF形式ファイル出力などの実行もGUI画面を使って指定できます
ので、これまでuCosminexus EURの経験のない方でも容易に帳票作成から出力・テストまで操作できます。また、指定した内容は
バッチファイルとしても生成できますので、帳票出力システム構築において高い開発生産性を実現いたします。
uCosminexus EUR Developer
帳票
帳票
帳票
帳票を出力
帳票
バッチファイルを生成
●帳票定義ファイルや入力および、出力形式
(印刷、PDF 形式、EUR 形式(独自形式)、Excel 形式)を指定して
帳票を出力します。
●バッチファイルを生成できます。出力コマンドも確認できます。
08-10:帳票を Excel 形式(.xlsx 形式)で出力できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service Enterprise、uCosminexus EUR Developer (サーバ出力機能)
帳票を Excel 形式(.xlsx 形式)で出力できるようになりました。出力された帳票は Microsoft(R) Office Excel(R) 2007 で利用できる
ため、出力結果の編集や分析などの二次利用が可能となりました。これにより、データ加工業務の負担を軽減します。
uCosminexus EUR Developer
または
uCosminexue EUR Print Service Enterprise
●帳票を Excel 形式ファイル
(Excel2007(xlsx 形式))に出力
できます。
●Excel 形式の帳票を利用することで、
データの二次利用(抽出/集計/加工)
の負荷を軽減でき、帳票業務をさらに
効率的に進めることができます。
帳票レイアウト
4
Excel 出力結果
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ソフトウェア事業部
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08-20:テスト印刷時に任意の文字列を重ねて印刷できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise、
uCosminexus EUR Developer (サーバ出力機能)
印刷内容の上に任意の文字列を任意の位置に重ねて印刷できるようになりました。テスト印刷時に使用することで、出力した帳
票の不正利用を防止できます。文字列を重ねて印刷するかどうかは、環境変数の指定によって切り替えられます。
テスト印刷機能は、uCosminexus EURのサーバ帳票出力機能のプリンタ出力、PDF形式ファイル出力、EPF形式ファイル出力
(uCosminexus EUR Print Manager連携でのプリンタ出力/プレビュー)時に使用できます。
●「TEST」という文字列と出力日時を重ねて出力した例
08-20:帳票定義情報ファイルの入出力機能をコマンドで実行できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
帳票定義情報ファイルの入出力機能を実行するためのコマンド(eurspcsv.exe)を提供します。
帳票定義情報ファイルの入出力機能は、帳票定義ファイル(*.fms)の内容を CSV 形式のファイルに変換したり、CSV 形式のファ
イルを編集して帳票定義ファイルに変換したりするための機能です。uCosminexus EUR の帳票作成機能を使用しなくても、帳票の
定義、編集が可能になります。
従来、この帳票定義情報ファイルの入出力機能はダイアログでファイルを選択して実行する方式しかありませんでしたが、コマ
ンド実行が可能になることで、バッチで変換処理を実行できるようになりました。帳票を大量に保有している場合でも変換処理を一
括して行えます。
5
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08-20:クライアント帳票出力時に任意のデータファイルを指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Viewer
スタートメニューから新規ウィンドウを起動する時に、プレビューする帳票定義ファイル(*.fms)やデータファイル(*.csv)などを指定
するためのダイアログを表示する「データ指定機能」をサポートしました。
従来、スタートメニューから新規ウィンドウを起動すると、入力データは[オプション]ダイアログの[ファイル]タブで指定されてい
るフォルダから読み込まれるため、任意のフォルダからデータを読み込むには一旦帳票を表示した後に[オプション]ダイアログの
設定を変更する必要がありました。今回の機能拡張によって、スタートメニューから新規ウィンドウの起動後すぐに任意の帳票と
データを指定して帳票をプレビューできるようになりました。データベースからのデータ入力にも対応します。
なお、従来の帳票定義ファイルをダブルクリックして開く場合や、コマンドの使い方に変更はありません。
uCosminexus EUR Viewer
●スタートメニューから
uCosminexus EUR Viewer を起動すると
ダイアログが表示されます。
●帳票定義ファイルとデータファイルを
指定して「OK」ボタンを押下すると
プレビュー画面が表示されます。
6
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ソフトウェア事業部
© Hitachi, Ltd. 2011. All rights reserved.
08-20:実行時に環境設定ファイル名を指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer、uCosminexus EUR Viewer、
uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
実行時に、環境設定ファイル名を指定できるようにしました。
従来、環境設定ファイルはインストールフォルダに1つしか作成できず、ファイル名も固定(EUR_ENV、EURPS_ENV または
eurps_env)でしたが、任意のファイル名、パスで環境設定ファイルを作成できるようになったため、実行ごとに環境設定を切り替え
られるようになりました。
08-20:Excel 形式ファイル出力の帳票サンプルを追加しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
Excel 出力機能をお試しいただくためのサンプル帳票を提供します。
このサンプル帳票は、uCosminexus EUR Developer インストールフォルダ\EUR Designer\Sample\XLSX に格納されています。
uCosminexus EUR のサーバ帳票出力機能では帳票を Excel 形式ファイル(*.xlsx)に出力できますが、Excel のセル(サイズ固定)
に合わせて出力したり、Excel 形式ファイル出力時に一部使用できない機能があるため、帳票定義時に機能差を意識して定義する
必要があります。今回新たに提供する帳票サンプルは Excel 出力機能で使用できる機能だけを使用して定義していますので、帳
票定義時の参考としてご利用ください。
08-20:サポート OS を追加しました。
以下の製品に、サポート OS を追加しました。
■開発環境
uCosminexus EUR:イーユーアール Designer
uCosminexus EUR:イーユーアール Developer
・Windows 7 Professional (32bit)
・Windows 7 Enterprise (32bit)
・Windows 7 Ultimate (32bit)
・Windows 7 Professional (x64)
・Windows 7 Enterprise (x64)
・Windows 7 Ultimate (x64)
7
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■クライアント実行環境
uCosminexus EUR:イーユーアール Viewer
・Windows 7 Professional (32bit)
・Windows 7 Enterprise (32bit)
・Windows 7 Ultimate (32bit)
・Windows 7 Professional (x64)
・Windows 7 Enterprise (x64)
・Windows 7 Ultimate (x64)
■サーバ実行環境
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service Enterprise
・Windows Server 2008 R2 Standard (x64)
・Windows Server 2008 R2 Enterprise (x64)
・Windows Server 2008 R2 Datacenter (x64)
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service - Cipher option
・Windows Server 2008 Standard (32bit)
・Windows Server 2008 Enterprise (32bit)
・Windows Server 2008 Standard (x64)
・Windows Server 2008 Enterprise (x64)
・Windows Server 2008 R2 Standard (x64)
・Windows Server 2008 R2 Enterprise (x64)
・Windows Server 2008 R2 Datacenter (x64)
・AIX6.1
・HP-UX 11i V3 サーバ (IPF)
* Windows Server 2008、および Windows Server 2008 R2 x64 Editions のターミナルサービスには対応しておりません。
* Windows Server 2008、および Windows Server 2008 R2 x64 Editions の Server Core インストール環境には対応していません。
8
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ソフトウェア事業部
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08-30:まとめ表示が設定された表に、罫線を出力できるようになりました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer、uCosminexus EUR Viewer、
uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
まとめ表示とは、繰り返しを指定した表形式の帳票で、あるアイテムのデータに同じ値が連続している場合に同じデータをまとめ
て1つだけ表示する機能です。
従来、罫線で区切られた表形式の帳票にまとめ表示を設定すると、データと一緒に罫線もまとめられ、表のセルを結合したよう
な見た目になりましたが、罫線をまとめずに行ごとに出力できるようにしました。帳票定義時に、[まとめ表示]ダイアログ(新機能)
で罫線をまとめるかまとめないかを設定できます。
入力 CSV データ
鉛筆,黒,六角
鉛筆,黒,丸
鉛筆,赤,六角
消しゴム,白,角
消しゴム,白,丸
出力結果
●「製品名」と「色」にまとめ表示を
設定し、罫線もまとめた場合
●「製品名」と「色」にまとめ表示を
設定し、罫線をまとめない場合
08-30:まとめ表示をダイアログで設定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
EUR 帳票作成機能で、まとめ表示を設定するための[まとめ
表示]ダイアログをサポートしました。
従来、まとめ表示を設定するには、大項目、中項目などの
階層を意識しながら順番にアイテムを選択し、メニューから設
定していく必要がありました。今回サポートした[まとめ表示]ダ
イアログを使用することによって、アイテムを選択する順番を
意識しなくても階層の優先順位をつけたまとめ表示の設定が
可能になりました。
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株式会社日立製作所 情報・通信システム社
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08-30:アイテムの出力ページの設定で先頭ページ・最終ページの範囲を指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer (帳票作成機能)
uCosminexus EUR では、帳票上に固定で配置されているアイテムを、帳票のすべてのページに出力するか、または帳票の先
頭ページ、もしくは最終ページだけに出力するかを指定できます。
キーブレイクによる改ページが設定された帳票では、従来、ページ番号に関わらずキーブレイクごとに先頭ページ・最終ページ
の範囲を分けていましたが、ページ番号が初期化されるタイミングで先頭ページ・最終ページを指定できるようにしました。
例) 最終ページに「以上」という文字列を出力する場合、各設定によって以下のように出力されます。
改ページ(初期化なし)キーフィールド:「所属」
(データは、「総務課」「営業一課」「営業二課」「設計一課」「設計二課」)
改ページ(初期化あり)キーフィールド:「建屋」
(データは、「横浜本店」「鎌倉支店」)
●改ページ(ページ番号初期化なし)で先頭・最終ページを設定した場合
●改ページ(ページ番号初期化あり)で先頭・最終ページを設定した場合
どちらのページ範囲で出力するかは帳票定義時に[レポートのプロパティ]ダイアログで設定でき、サーバ帳票出力機能やクライ
アント帳票出力機能でも有効です。
なお、複数様式での出力時は、複数様式情報定義ファイルのキーワード「resetpagenumber=ON」(ページ番号の開始番号を初期
化する)で区切られた範囲となります。
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株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ソフトウェア事業部
© Hitachi, Ltd. 2011. All rights reserved.
08-30:サーバ帳票出力機能の環境設定ファイルをダイアログから作成できるようになりました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise (Windows 版のみ)、
uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
サーバ帳票出力機能の動作環境を設定するための環境設定ファイル(EURPS_ENV)を、[EUR サーバ環境設定ファイルエディ
タ]ダイアログで作成、編集ができるようにしました。
従来、環境設定ファイルはテキストエディタで環境変数と値を直接編集する必要がありましたが、ダイアログを使用することに
よって、指定が必要な環境変数の検索や指定値が正しいか(範囲内であるか)などの事前確認を容易に行えるようにしました。
設定後はファイルに保存でき、テキストエディタでの編集も可能です。UNIX/Linux 環境で使用する環境変数も指定でき、他のマシ
ンに配布する目的でも使用できます。
08-30:バーコードの描画方法を改善しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise、
uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
NW-7、CODE39、CODE128 バーコードの描画方法を改善しました。
これによって、印刷時に使用するスプールサイズがより小さくなり、プリンタへの転送時間、印刷時間が短くなります。
08-30:大量印刷時に印刷ジョブを分割して出力できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
プリンタ運用に合わせて、印刷ジョブの最大ページ数を指定できるようにしました。
従来、大量印刷の場合にスプールサイズが大きくなり OS の制限を超えてしまう場合がありましたが、今回のエンハンスにより、
大量帳票を印刷する場合でも、印刷ジョブのページ数が指定した最大ページ数を超える場合は自動的に複数の印刷ジョブに分け
て印刷するようにしました。
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ソフトウェア事業部
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08-30:サーバ帳票出力機能の JavaBeans 起動部品のサンプルを提供します。
対象製品 :uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
CSV ファイルを生成し、JavaBeans 起動部品を使用して PDF 形式ファイルを生成するサンプルを提供します。
JavaTM アプリケーションを構築する際の参考としてご利用いただけます。
08-50:Windows 環境で、外字フォントファイルを指定して外字を出力できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service (Windows 版)、uCosminexus EUR Print Service Enterprise (Windows 版)、
uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
外字を出力するときに、外字ファイルを指定できるようにしました。
これによって、1 台のサーバで帳票出力ごとに外字を切り替えられるようになり、また Windows にログオンした状態でなくてもサー
ビスプログラムから外字を出力できるようになりました。
08-50:Linux 環境で外字を出力できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer、
uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
Windows 環境で作成した外字を EUR フォントファイルに変換し、UNIX/Linux 環境で使用できるようにしました。
これによって、Linux 環境でも帳票に外字を出力できるようになりました。
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ソフトウェア事業部
© Hitachi, Ltd. 2011. All rights reserved.
08-50:Windows 環境のプリンタからの印刷時に、両面印刷を指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise、
uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
サーバ帳票出力機能で Windows 環境のプリンタで印刷する場合に、使用するプリンタの情報を定義するプリンタ定義ファイルに
両面印刷する/しないを設定できるようにしました。
これによって、印刷実行ごとに EUR から両面印刷の指定ができるようになります。プリンタドライバでの設定は不要です。
Windows 環境の同じプリンタに出力する場合でも、帳票ごとに両面印刷する/しないを指定して印刷実行できます。
★両面印刷をする場合、出力先のプリンタが両面印刷に
対応しているプリンタかどうか確認が必要です。
08-50:両面印刷でとじ代を指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise、
uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
使用するプリンタの情報を定義するプリンタ定義ファイルに、両面印刷時の用紙のとじ代の方向や、奇数ページと偶数ページで
用紙の余白を入れ替えるかどうかを設定できるようにしました。
これによって、両面印刷実行ごとにとじ代を指定できるようになります。同じプリンタに出力する場合でも、帳票ごとにとじ代を指
定して印刷実行できます。
用紙のとじ代の方向
を設定できます
余白の入れ替えを
設定できます
●プリンタ定義ファイルで、両面印刷に関する
★とじ代を指定した場合、最初に印刷されるページを奇数ページ、
次に印刷されるページを偶数ページとして扱います。
例えば、帳票の 2 ページ目から印刷を開始しても、最初に印刷
されるページ(2 ページ目)は奇数ページ、次に印刷されるページ
(3 ページ目)は偶数ページとして扱います。
以下の設定ができます。
・用紙のとじ代の方向(長辺/短辺)
・奇数ページと偶数ページで用紙の余白を
入れ替えする/しない
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ソフトウェア事業部
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08-50:サポートデータベースを追加しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer、uCosminexus EUR Viewer、
uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
以下のデータベースが使用できるようになりました。
・Oracle Database 11g R2
・HiRDB V9
・Microsoft SQL Server 2008 R2
08-50:Adobe Reader での印刷時に PDF の印刷プリセットを設定できるようになりました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service Enterprise、uCosminexus EUR Developer (サーバ帳票出力機能)
PDF 形式ファイルの出力実行時に、PDF のビューアプリファレンスに「ページの拡大/縮小」および「PDF のページサイズに合わ
せて用紙を選択」を設定できるようにしました。
これによって、Adobe Reader の印刷ダイアログの「ページの拡大/縮小」および「PDF のページサイズに合わせて用紙を選択」で
PDF の印刷プリセットを設定できるようになり、印刷実行するごとに Adobe Reader の印刷ダイアログで設定する必要がなくなります。
また、従来 PDF 形式のファイルを印刷すると標準設定では 96%程度に縮小されて印刷されますが、帳票定義時のページサイズで
印刷できるようになり、OCR やバーコードの読み取り精度を維持できます。
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株式会社日立製作所 情報・通信システム社
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08-70:行間隔・文字間隔を LPI、CPI で指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer(帳票作成機能)
従来、グリッド間隔、繰り返し間隔、および文字間隔の単位は、ミリメートル(mm)、インチ(in)またはピクセル(px)でしたが、
これに加え、LPI (Lines Per Inch) および CPI (Characters Per Inch) で指定できるようにしました。
メインフレームで出力していた帳票など、LPI/CPI で定義されている帳票をそのままのサイズで uCosminexus EUR の帳票に
移行できます。
グリッド間隔の指定
文字間隔の指定
繰り返し指定
繰り返し間隔の指定
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08-70:アイテムやグリッドなどの位置・サイズをより精密に指定できるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer(帳票作成機能)
アイテムやグリッドなどの位置・サイズをミリメートル(mm)で指定するとき、従来の 0.1mm 単位から、0.01mm 単位で指定できる
ようにしました。より細かい位置合わせが可能になります。
また、インチで指定する場合は 0.01in 単位、ピクセルで指定する場合は 1px 単位で指定できます。
08-70:帳票を入力データの値で分割し、プリンタ仕分け印刷ができるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
uCosminexus EUR Print Manager、uCosminexus EUR Print Manager – Report Server
入力データ中のフィールドを仕分けキーに設定することで、キーの値ごとに帳票を仕分けて、別々のプリンタに出力できるように
しました。仕分けキーは複数指定できます。
例えば、「支店」「所属」フィールドを仕分けキーに指定して実行すると、「支店」と「所属」の値ごとに帳票を仕分け、決められた
プリンタへ出力できます。
「支店」「所属」の値ごとに
帳票を仕分け、
各プリンタへ自動的に印刷
帳票を仕分けるキーに
「支店」「所属」を指定
横浜支店
総務
プリンタ A
仕分け定義 帳票定義
ファイル
ファイル
印刷先定義
ファイル
「支店」「所属」の値ごとに
出力先を指定
営業
プリンタ B
データ
支店,所属,・・・・・・
横浜支店,総務,・・・・・
横浜支店,営業,・・・・・
横浜支店,営業,・・・・・
鎌倉支店,営業,・・・・・
鎌倉支店,営業,・・・・・
プリンタ C
営業
鎌倉支店
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08-70:帳票をページ数で分割し、プリンタ仕分け印刷ができるようにしました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service、uCosminexus EUR Print Service Enterprise
uCosminexus EUR Print Manager、uCosminexus EUR Print Manager – Report Server
指定したページ数で帳票を分割して出力できるようにしました。例えば、次のときに便利です。
ページ数の多い帳票や、印刷データ量の大きい帳票を印刷したいとき
ユーザの扱いやすい単位(プリンタの用紙カセットの給紙枚数など)で印刷データを操作したいとき
・多量の帳票を分割して蓄積したいとき
帳票を分割する
ページ数「5,000」を指定
5,000 ページごとに
帳票を分割
プリンタ A
分割定義
ファイル
1~5,000
5000 ページ
帳票定義
ファイル
5000 ページ
5000 ページ
印刷先定義
ファイル
データ
分割した帳票ごとに
出力先プリンタを指定
印刷先定義に従って
各プリンタへ印刷
プリンタ B
5,001~10,000
プリンタ C
10,001~15,000
08-70:Word/Excel 文書の変換機能が Word 2010 形式、Excel 2010 形式に対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Designer、uCosminexus EUR Developer(帳票作成機能)
Word 2010 形式、Excel 2010 形式の Word/Excel 文書を、uCosminexus EUR の帳票定義ファイルに変換できるようにしました。
08-70:Excel 形式ファイルの出力機能が Office Excel 2010 に対応しました。
対象製品 :uCosminexus EUR Print Service Enterprise、uCosminexus EUR Developer (サーバ出力機能)
サーバ出力機能で出力した Excel 形式ファイルを、Office Excel 2010 で表示、編集できるようにしました。
08-70:サポート OS を追加しました。
以下の製品に、サポート OS を追加しました。
■サーバ実行環境
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service Enterprise
uCosminexus EUR:イーユーアール Print Service - Cipher option (08-20)
・AIX V7.1
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《他社所有名称に対する表示》
・Adobe、および Reader は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または
登録商標です。
・AIX は、米国およびその他の国における International Business Machines Corporation の商標です。
・HP-UX は、Hewlett-Packard Company のオペレーティングシステムの名称です。
・Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国 及びその他の国における登録商標または商標です。
・Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・Microsoft、Windows、Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または
商標です。
・Microsoft Office Excel は、米国 Microsoft Corporation の商品名称です。
・Microsoft Office Word は,米国 Microsoft Corporation の商品名称です。
・Oracle 及び Oracle Database 11g は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における
登録商標または商標です。
・UNIX は、The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標です。
・紙の番人は、日立公共システムエンジニアリング株式会社の登録商標です。
・その他、記載されているソフトウェア及びハードウェアの名称等は一般に各開発会社の商品名称または登録商標です。
■日立オープンミドルウェア uCosminexus EUR お問い合わせ窓口■
E-mail: [email protected]
■日立オープンミドルウェア お問い合わせ窓口■
HMCC(日立オープンミドルウェア問い合わせセンター)
電話番号:0120-55-0504(フリーダイヤル)
携帯電話、PHS、一部の IP 電話などフリーダイヤルがご利用いただけない場合は、
ダイヤルイン:03-5439-2733(通話料金はお客さまのご負担となります)
利用時間:9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日・弊社休日を除く)
※個人情報保護ポリシー(http://www.hitachi.co.jp/soft/privacy/)にご同意の上ご連絡ください。
■情報提供サービス■
http://www.hitachi.co.jp/soft/eur/
2009 年 03 月 作成
2011 年 7 月 改訂
18
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E0870-04-110723
Fly UP