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平成20年度路上駐車実態調査報告書

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平成20年度路上駐車実態調査報告書
平成 20 年度
路 上 駐 車 実 態 調 査
報 告 書
【 本 編 】
財団法人 東京都道路整備保全公社
目
次
1.調査目的と報告書の構成 .................................................................................................. 1
1.1
調査概要 ................................................................................................................ 1
1.2
報告書の構成 ......................................................................................................... 3
1.3
調査内容 ................................................................................................................ 4
1.4
調査対象地区 ......................................................................................................... 5
1.5
実態調査概要 ......................................................................................................... 6
2.実態調査結果 .................................................................................................................. 11
2.1
路外駐車場施設の実態(四輪)........................................................................... 13
2.2
路外駐車場の利用実態(四輪)........................................................................... 21
2.3
路上駐車の実態(四輪) ..................................................................................... 27
2.4
駐車需給バランスの実態(四輪) ....................................................................... 43
2.5
自動二輪調査結果 ................................................................................................ 49
2.6
駐車需給バランスの実態(自動二輪) ................................................................ 64
2.7
駐車特性のまとめ ................................................................................................ 67
3.路上駐車対策の検討 ....................................................................................................... 70
3.1
対策の検討 ........................................................................................................... 70
3.2
地区特性による類型化 ......................................................................................... 83
3.3
総合的な駐車施策の検討 ................................................................................... 108
3.4
地区別の駐車施策(案) ........................................................................................ 135
4.今後の課題 ................................................................................................................... 153
1. 調査目的と報告書の構成
1.1 調査概要
(1)調査目的
東京 23 区内の瞬間違法路上駐車台数は、平成 14 年以降、減少傾向にあるものの、未だ四輪
車で約 4 万 9 千台、二輪車(原動機付自転車含む。)で約 2 万 5 千台の違法路上駐車が発生し
ている。コインパーキングなどの時間貸し駐車場の増加や附置義務駐車場の整備等、駐車需要
の受け入れ先となる駐車施設は、増加傾向にあるが、有効活用されていないのが現状である。
違法路上駐車は、道路の交通渋滞や交通事故をまねく一因となり、都市交通における重要な
課題であり、違法路上駐車減少に向けた対策が必要である。また、違法路上駐車は都心、郊外、
商業地域、住居地域など、地域の特性により、発生場所、車種、駐車時間などに大きな違いが
あると考えられ、地域特性に応じた対策が求められる。
一方、平成 18 年 6 月には、改正道路交通法が施行され、違法駐車に係る取り締まりが強化さ
れたほか、同年 11 月には、自動二輪車を自動車の定義に加えた改正駐車場法が施行されるなど、
駐車対策の構築に向けた環境が整備された。
この様な背景を踏まえ、本調査は東京 23 区の主要地区において、四輪および自動二輪を対
象として路外駐車場施設の利用実態を調査するとともに、路上駐車の実態を調査することによ
り、各地区における駐車状況を把握し、その上で地域の特性に応じた駐車対策を検討すること
を目的とする。
1
(2)調査フロー
本調査のフローを図 1-1に示す。
調査結果は、各地区及び、過年度調査との比較結果をもとに駐車対策を検討した「本編」、各
地区の実態を詳細に整理した「実態調査編(四輪・自動二輪)
」の3分冊として、とりまとめた。
【実態調査編報告書】
調査計画の立案
調査の準備
四輪
二輪
路上駐車・路外駐車場利用実態
路上駐車・路外駐車場利用実態
路上駐車調査
路上駐車調査
路外駐車場利用状況調査
路外駐車場利用状況調査
ナンバープレート調査
ナンバープレート調査
調査結果の分析
駐車対策の検討
報告書とりまとめ
【本編報告書】
図 1-1 調査フロー
2
1.2 報告書の構成
本調査の報告書は、本編と実態調査編から構成される。各編の概要を図 1-2に示す。
【本
編】
実態調査の全地区とりまとめ、過年度調査との比較を行い、各地区における駐車特性の把握と
駐車対策を検討した報告書
≪報告書目次≫
1章
調査目的と報告書の構成
調査目的、報告書の構成、実態調査概要
2章
実態調査結果(四輪・二輪)
路外駐車場施設の実態、路外駐車場の利用実態、路上駐車の実態、駐車需給
バランスの実態、駐車特性のまとめ
3章
路上駐車対策の検討
駐車の需給バランスの状況、地区特性による類型化、総合的な駐車施策の整理
地区別の駐車施策(案)
、調査のまとめと今後の駐車対策(案)
【実態調査編】
実態調査の内容、各地区における実態調査の結果をとりまとめた報告書
≪報告書目次≫
1章
調査実施概要
調査目的、調査フロー、対象地域、調査内容、対象範囲
2章
実態調査
各地区における各調査結果
図 1-2 報告書の構成
3
1.3 調査内容
調査項目
対象地域
対象範囲区間
主要調査内容
調査方法
調査日
調査時間帯
※
路外駐車場利用実態調査
東京都 23 区内
【四輪】
48 地区の収容台数上位
5場の時間貸し駐車場と
した
範 囲 は 概 ね 500m ×
500m を基本とした
【二輪】
29 地区の時間貸し駐車
場とした
範 囲 は 概 ね 500m ×
500m を基本とした
【四輪・二輪】
駐車場利用台数
駐車場入庫待ち台数
路上駐車調査
ナンバープレート調査
【四輪】
48 地区の駐車可能な道
路とした
範 囲 は 概 ね 500m ×
500m を基本とした
【二輪】
29 地区の駐車可能な道
路とした
範 囲 は 概 ね 500m ×
500m を基本とした
【四輪】
9 地区を対象とした
範囲は各地区 1 路線(50
∼100m 程度)とした
【二輪】
9 地区を対象とした
(二輪の路上駐車調査結
果から対象地区を設定)
範囲は各地区 1 路線(50
∼100m 程度)とした
【四輪】
駐車台数(合法・違法別
に計測)
車種
駐車位置
路上
パーキングメーター(※)
パーキングチケット(※)
タクシー乗り場
駐車場入庫待ち
【二輪】
駐車台数(合法・違法別
に計測)
車種
駐車位置
車道、歩道
【四輪・二輪】
調査員が巡回、目視によ
り調査
目視またはナンバープレ
ートにより車種を分類
【四輪・二輪】
駐車時間
(ナンバープレートの照
合により算出)
車種
【四輪・二輪】
調査員が巡回目視により
計測
台数データを提供いただ
ける場合は後日データを
回収した
【四輪・二輪】
平成 20 年 10 月(平日・休日
各 1 日)
【四輪・二輪】
5 時点(13・15・17・19・21 時)
*1 時点 1 時間以内
【四輪】
平成 20 年 10 月(平日・
休日 各 1 日)
【二輪】
平成 20 年 12 月(平日・
休日 各 1 日)
【四輪・二輪】
13∼21 時までの連続 8 時
間
報告書中、パーキングメーターは「PM」、パーキングチケットは「PT」と記載
4
1.4 調査対象地区
調査対象地区と各地区で実施した調査項目の一覧を以下に示す。調査対象地区は、各区の要
望を受け選定されたものであり、駐車場施設調査を除く調査では各区 2∼3 地区で構成される。
自動二輪車のナンバープレート調査箇所は、路上駐車台数調査結果を踏まえて設定した。
表 1-1 調査対象地区と実施調査項目の一覧
調査対象地区
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
秋葉原駅
神保町駅
中央区 銀座駅
日本橋駅
六本木駅
港区
品川駅
新宿駅東口
新宿区 新宿駅西口
高田馬場駅
湯島駅
文京区
後楽園駅
台東区 上野駅
浅草駅
錦糸町駅
墨田区
両国駅
江東区 東陽町駅
木場駅
大井町駅
品川区
五反田駅
目黒駅
目黒区 中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
大田区 蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
世田谷区
二子玉川駅
渋谷駅
渋谷区
恵比寿駅
中野区 中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
杉並区
荻窪駅
豊島区 池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
北区
赤羽駅
日暮里駅
荒川区
町屋駅
板橋駅
板橋区
大山駅
石神井公園駅
練馬区
大泉学園駅
綾瀬駅
足立区
北千住駅
新小岩駅
葛飾区
金町駅
江戸川区 船堀駅
篠崎駅
千代田区
四輪
自動二輪
路上駐車調査
駐車場利用
状況調査
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
○
○
○
○
○
ナンバープレート
駐車場利用
路上駐車調査
調査
状況調査
○
○
○
○
○
○
○
○
○
-
5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
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○
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○
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○
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○
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
-
駐車場数
6
2
2
5
2
1
4
1
1
2
1
2
3
1
1
1
2
2
2
9
3
3
2
2
7
1
2
1
3
-
ナンバープレート
調査
○
○
○
○
○
○
○
○
○
1.5 実態調査概要
1.5.1 四輪
(1)路外駐車場利用実態調査
1)対象地区・駐車場
各対象地区における調査範囲は、概ね 500m×500m とした。具体的な範囲については、
過年度と同地区においては同範囲を設定し、それ以外の場合は地区特性(土地利用状況や
施設立地状況)をもとに設定した。
対象駐車場は、駐車場施設調査の調査結果をもとに、各地区 5 場を選定した。
2)調査日時
平日、休日各 1 日を対象とした。
各日とも、13 時、15 時、17 時、19 時、21 時の 5 時点とし、1 時点当たり、1 時間以内
に調査を実施した。
3)調査内容・方法
○対象駐車場の選定:収容台数、営業時間、駐車場位置等を基準に各地区 5 場を選定
○駐車場利用台数の計測
○入庫待ち台数の計測
(2)路上駐車調査
1)対象地区・範囲
対象地区・調査範囲は、
(1)と同様とした。
対象調査範囲の全ての路線・区間に駐車している車両を対象とした。
2)調査日時
(1)と同様とした。
3)調査内容・方法
調査員が対象地区内を巡回し、路上駐車を駐車形態別・車種別に調査票(及び地図)に
プロットした。
○駐車場所の確認
・駐車禁止区間の確認
・時間制限駐車区間(パーキングメーター、パーキングチケット設置場所)の確認
・タクシー乗り場の確認
○駐車場入庫待ち車両の確認
○車種の確認
・乗用車、タクシー、バス、小型貨物車、普通貨物車の 5 車種
⇒車種はバス、タクシー、乗用車、普通貨物車、小型貨物車の5車種に分類する。
⇒車種の判別は目視(バス、タクシー)とナンバープレート(乗用車、普通貨物車、
小型貨物車)で行い、8 ナンバーについては目視で乗用車と普通貨物車に分類す
る(次頁参照)。
6
表 1-2 自動車の車種区分
判別方法
車種
ナンバー
プレート
の地色
判別手段
ナンバープレートのサンプル
タクシー
目視
緑
−
−
バス
目視
白・緑
−
−
足立 300
足立 500
乗用車
普通貨物車
小型貨物車
軽貨物車
ナンバープレート
※8 ナンバーは目視
白・黄
ナンバープレート
※8 ナンバーは目視
(冷蔵車など)
白・緑
ナンバープレート
が普通貨物車より
小さい
※8 ナンバーは目視
(冷蔵車など)
白・緑
ナンバープレート
※8 ナンバーは目視
黄・黒
12-34
さ
足立 100
12-34
さ
足立 400
56-78
か
足立 400
そ
12-34
12-34
せ
足立 100
せ
12-34
足立 400
56-78
き
足立 400
そ
12-34
分類番号
2,20-29,200-299
3,30-39,300-399
5,50-59,500-599
7,70-79,700-799
8,80-89,800-899
1,10-19,100-199
8,80-89,800-899
4,40-49,400-499
6,60-69,600-699
8,80-89,800-899
3,33
40-49,400-499
○荷捌き車両の確認
・平成 19 年度
宅配便取扱個数上位 6 社の車両(ヤマト運輸(株)、佐川急便(株)、日
本通運(株)、郵便事業、福山通運(株)、西濃運輸(株))及びそれ以外の車両
(3)ナンバープレート調査
1)対象地区・区間
各対象地区における調査区間は、過年度調査結果をもとに路上駐車が多いと考えられる
区間(100m 程度)を設定した。
2)調査日時
平日、休日各 1 日を対象とした。
各日とも 13 時∼21 時の連続 8 時間で実施した。なお、最終調査は 21 時 00 分出発とし
た。(最終調査時間 21:00~21:10)
3)調査内容・方法
○10 分ごとに車種別のナンバープレートを記入し、調査後のマッチング処理により駐車
時間を算出
7
1.5.2 二輪
(1)路上駐車調査
1)調査路線・区間
対象地区・範囲の全路線・全区間を対象とする。
2)調査時刻
13 時、15 時、17 時、19 時、21 時の 5 時点とする。なお、1 時点あたり、1 時間以内に
調査を実施する。
3)調査内容・方法
調査員が地区内を巡回し、路上駐車を駐車形態別・車種別に調査票(地図)にプロット
する。
①駐車形態
駐車場所(歩道・車道)別の合法・違法駐車台数を把握する。
②二輪の車種確認
⇒車種は原付、自動二輪とし、それぞれの二輪車の使用用途としての業務用を分類
する。
⇒車種の判別はナンバープレート(原付、自動二輪)で行い、業務用の判別につい
ては目視とナンバープレートの色で行う(次頁参照)。
8
表 1-3 自動二輪の車種区分
判別方法
ナンバー
プレート
の地色
車種
判別手段
第一種原付
ナンバープレート
※目視
白色
第二種原付
甲
50∼90cc 以下
ナンバープレート
※目視
黄色
第二種原付
乙
90∼125cc 以下
ナンバープレート
※目視
桃色
自動二輪
250cc 以下
ナンバープレート
※目視
自動二輪
250cc 以上
ナンバープレート
※目視
ナンバープレート
のサンプル
備考
○○市
12 34
さ
○○市
さ
○○市
さ
12 34
○○市
さ
○○市
白・緑
白・緑
12 34
さ
12 34
12 34
○○市
さ
12 34
1 足立 え
1 足立 え
12-34
12-34
自家用
業務用
足立 C え
足立 C え
12-34
12-34
自家用
業務用
自治体のマ ー ク
等がプリン ト さ
れている場 合 も
あります
自治体のマ ー ク
等がプリン ト さ
れている場 合 も
あります
自治体のマ ー ク
等がプリン ト さ
れている場 合 も
あります
分類番号が 1 で
はなく2の 場 合
もあります
番号不足の 陸 運
支局ではア ル フ
ァベットが 入 っ
ている場合 が あ
ります
<原付・自動二輪の業務用の判別に関する注意事項>
①原付の場合は業務用についてナンバープレートでの区分はない。飲食店のデリバリー(配達)、
その他店舗の配達(酒屋等)、コピー機(ゼロックス、RICHO 等)の修理サービスなど、原付
のナンバーを付けていてお店・企業の名前やロゴが入っているものを
業務用
として区分す
る。
②水色のナンバープレートは
ミニカー
に分類されるため、原付・二輪の調査対象外とする。
③自動二輪を使用したバイク便の場合には業務用ナンバー(緑色)になっていないものがあるあ
め、目視でバイク便と判断した場合には、ナンバープレートが白地でも 業務用 に区分する。
(2)駐車場利用状況調査
1)対象駐車場
s-park for riders データをもとに、各対象地区内の自動二輪の収容が可能な全ての駐車
場を対象とする。
2)調査時刻
13 時、15 時、17 時、19 時、21 時の 5 時点とする。なお、1 時点あたり、1 時間以内に
調査を実施する。
9
3)調査内容・方法
a)対象駐車場の管理者に対して、事前に調査実施可否、利用台数データの提供可否を確認
する。
⇒駐車場管理者から利用台数データの提供を受けられる場合は、入庫待ち台数のみを調
査する。
b)調査員が各駐車場を巡回し、駐車台数を計測する。
⇒時間貸し駐車場と月極め駐車場を併用している駐車場については、月極め駐車場を除
き、時間貸し駐車場のみ計測する。
⇒駐車マスに駐車している、または駐車マス付近で駐車挙動中の車両のみをカウントす
る。
c)入庫待ち台数を計測する。
⇒駐車場内の駐車マスに駐車している車両とは別にカウントする。
⇒入庫待ちとは?
ゲート式駐車場
フラップ式駐車場
→ 「駐車場が満車の時に駐車場入口付近で入庫待ちをする車両」
フラップ式駐車場 → 「駐車場内で駐車マスのない場所に駐停車している車両」
(3)ナンバープレート調査
1)対象路線・区間
各対象地区・範囲の中から、路上駐車密度の高い路線・区間(100m 程度)を対象とす
る。
2)調査時刻
13 時∼21 時の連続 8 時間で実施する。
⇒最終は 21 時 00 分出発とする。(最終調査時間 21:00~21:10)
3)調査内容・方法(二輪の場合)
調査員が 30 分ごとに巡回し、路上駐車のナンバープレートの情報を全て調査票に記入
する。なお、車種は(1)路上駐車調査の二輪の場合と同様(原付、自動二輪)とする。
⇒事後にナンバープレートのマッチング処理を行い、車種別の駐車時間を算出する。
⇒車種(原付、自動二輪)の判別はナンバープレートで行い、業務用の判別については目
視とナンバープレートの色で行う
⇒対象区間では方向別(2方向)に調査する。
なお、調査は路上駐車調査終了後に自動二輪の路上駐車が多い地区を選定し、実施した。
選定した地区は以下の通り。
秋葉原・新宿駅東口・新宿駅西口・湯島・浅草・錦糸町・五反田・渋谷・池袋
10
2. 実態調査結果
実態調査の集計項目を表 2-1に示す。
本調査対象地区(ナンバープレート調査は 9 地区)では、詳細な項目について集計し地区別
の実態を把握した。一方、過年度調査と重複する地区では、主要な項目について集計し各年度
の推移を比較した。
表 2-1 集計項目の一覧
地区別の実態
(本調査対象の四輪は 48 地区、
二輪は 29 地区)
路外駐車場施設の実態 ①駐車場数
○駐車場数
○形態別の駐車場割合
○収容台数規模別の駐車場割合
②総収容台数(平日・休日別)
路外駐車場の利用実態 ①ピーク時の駐車場利用率
(平日・休日別)
②ピーク時の駐車場利用台数
(平日・休日別)
路上駐車の実態
①ピーク時の路上駐車車両数
(平日・休日別)
②ピーク時の路上駐車台数
(平日・休日別)
③ピーク時の駐車分類別の路上駐
車割合(平日・休日別)
④ピーク時の車種別の違法路上駐
車割合(平日・休日別)
○ピーク時の車種構成
○時間帯別の違法路上駐車の車
種構成
○貨物車両に占める大手宅配業
者の割合
⑤駐車時間
○平均駐車時間(平日・休日別)
○時間帯別の駐車時間
(平日・休日別)
○車種別の駐車時間
(平日・休日別)
駐車需給バランスの実 ①ピーク時の総駐車需要
態
(平日・休日別)
調査項目
11
過年度調査結果との比較
(過年度調査と重複する 35 地区
:四輪のみ)
①駐車場数
②総収容台数(平日・休日別)
①ピーク時の駐車場利用率
(平日・休日別)
①ピーク時の違法路上駐車台数
(平日・休日別)
②ピーク時の路上駐車密度
(平日・休日別)
①ピーク時の総駐車需要
(平日・休日別)
②ピーク時の駐車需給バランス
(平日・休日別)
なお、本年度四輪の調査を実態した 48 地区について、平成 14・17 年度の調査実施状況を以
下に示す。過去からの経年変化の比較は、平成 17 年および平成 14 年ともに実施した地区を対
象(35 地区)に集計を行った。
表 2-2 平成 20 年調査実施地区の過年度の実施状況
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
平成20年調査地区
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
平成17年の実施
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
平成14年の実施
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
12
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2.1 路外駐車場施設の実態(四輪)
(1)駐車場数
1)地区別の実態
①駐車場数
○秋葉原駅・日本橋駅・上野駅・錦糸町駅・蒲田駅東部・池袋駅は 50 場を超える駐車
場が整備されている。
○一方、品川駅・後楽園駅・木場駅・目黒駅・野方駅は、5 場程度の駐車場整備に留ま
っている。
地区別の駐車場数
68
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
25
35
51
47
6
13
13
40
9
50
38
66
44
13
8
20
20
8
20
19
45
54
23
15
14
16
27
16
4
13
31
53
49
31
30
23
13
13
22
15
24
44
34
36
22
16
15
0
10
20
30
40
駐車場数(場)
図 2-1 地区別の駐車場数
13
50
60
70
②構造形態別の駐車場割合
○全体でみると、「平地自走」が約 78%、次いで「立体機械」が約 11%を占めている。
その他の構造形態は2∼3%程度と少なくなっている。
○「立体機械」が 5 場以上立地している地区は、秋葉原駅・銀座駅・日本橋駅・六本木
駅・湯島駅・上野駅・池袋駅・池袋駅外周部等である。
形態別の駐車場割合
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
平地自走
30%
立体機械
40%
立体自走
50%
60%
地下機械
図 2-2 形態別の駐車場割合
14
70%
地下自走
80%
その他
90%
不明
100%
③収容台数規模別の駐車場割合
○全体でみると、「∼10 台」が約 55%、「∼30 台」が約 25%であり、30 台以下の駐車場
が約 80%を占めている。
○野方駅・阿佐ヶ谷駅・町屋駅・大山駅・金町駅は、「∼10 台」が 80%以上を占め小規
模な駐車場が多い。
○品川駅・新宿駅東口・後楽園駅・二子玉川駅・渋谷駅は「101 台∼」の割合が 2 割以上あ
り大規模な駐車場が多い。
収容台数規模別の駐車場割合
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
30%
∼10台
40%
∼30台
50%
∼50台
60%
70%
∼100台
図 2-3 収容台数規模別の駐車場割合
15
80%
101台∼
90%
100%
2)過年度調査結果との比較
○全体に駐車場が増えている地区が多く、10 場以上増えているのは、秋葉原駅・日本橋
駅・六本木駅・湯島駅・上野駅・浅草駅・両国駅・蒲田駅東部・荻窪駅・赤羽駅・大
泉学園駅・新小岩駅である。
○逆に、最も減っているのは渋谷駅で平成 17 年度に比べ 10 場減少している。
駐車場数の推移
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
H14
H17
H20
0
10
20
30
40
駐車場数(場)
図 2-4 駐車場数の推移
16
50
60
70
(2)総収容台数
1)地区別の実態
①平日
○池袋駅、池袋駅外周部の収容台数が多く、合わせて約 6,000 台である。
○その他、秋葉原駅・銀座駅・日本橋駅・錦糸町駅は、収容台数が 2,000 台を超えてい
る。
○一方、木場駅・野方駅・阿佐ヶ谷駅・町屋駅は、100 台未満の収容台数である。
地区別の駐車場総収容台数(平日)
2,492
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
635
2,558
2,274
924
908
1,332
174
595
780
671
977
2,023
361
103
80
326
318
179
373
500
759
772
774
309
1,689
1,511
898
621
15
82
697
2,482
3,640
277
920
302
94
190
334
430
622
498
1,044
707
153
768
353
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
収容台数(台)
3,000
図 2-5 地区別の駐車場総収容台数(平日)
17
3,500
4,000
②休日
○平日と同様、池袋駅、池袋駅外周部の収容台数が多く、合わせて約 6,000 台である。
○その他、秋葉原駅・銀座駅・日本橋駅・錦糸町駅は、収容台数が 2,000 台を超えてい
る。
○一方、木場駅・野方駅・町屋駅は、100 台未満の収容台数である。
地区別の駐車場総収容台数(休日)
2,373
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
585
2,522
2,121
904
898
1,332
174
554
780
636
977
2,003
361
103
80
326
318
104
373
500
759
772
774
309
1,689
1,511
898
675
15
82
697
2,482
3,578
277
920
302
94
190
334
430
622
498
1,044
707
153
768
353
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
収容台数(台)
3,000
図 2-6 地区別の駐車場総収容台数(休日)
18
3,500
4,000
2)過年度調査結果との比較
①平日
○秋葉原駅は、平成 17 年度に比べて 1,000 台以上収容台数が増加しており、最も変化
が大きい。
○逆に、500 台以上、収容台数が減少しているのは、池袋駅であり 700 台以上の収容台
数減となっている。
駐車場総収容台数の推移(平日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
H14
H17
H20
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
総収容台数(台)
図 2-7 駐車場総収容台数の推移(平日)
19
3,000
3,500
4,000
②休日
○秋葉原駅は、平成 17 年度に比べて 1,000 台以上収容台数が増加しており、最も変化
が大きい。
○逆に、500 台以上、収容台数が減少しているのは、池袋駅であり 700 台以上の収容台
数減となっている。
駐車場総収容台数の推移(休日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
H14
H17
H20
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
総収容台数(台)
図 2-8 駐車場総収容台数の推移(休日)
20
3,000
3,500
4,000
2.2 路外駐車場の利用実態(四輪)
(1)駐車場利用率
1)地区別の実態
①平日
○上野駅・東陽町駅・木場駅・二子玉川駅・野方駅・阿佐ヶ谷駅・金町駅・船堀駅は、70%
を超える高い利用率である。比較的、駐車場の整備量が少ない駅で利用率が高い。
○一方、恵比寿駅・荻窪駅・池袋駅外周部・日暮里駅・大山駅・北千住駅は、ピーク時
にもかかわらず 10∼20%台の利用率である。
ピーク時の駐車場利用率(平日)
66.4
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
47.9
45.1
58.3
43.4
69.3
40.0
60.7
59.2
48.9
75.8
47.1
57.5
53.6
79.5
87.3
45.8
58.0
36.9
39.1
51.5
41.7
55.9
62.5
50.8
72.4
62.0
14.6
61.1
73.3
80.5
23.3
49.2
27.7
37.1
51.6
24.4
34.4
53.7
23.4
33.7
63.1
37.8
28.1
63.6
80.7
73.7
41.2
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
70
図 2-9 ピーク時の駐車場利用率(平日)
21
80
90
100
②休日
○銀座駅・上野駅・浅草駅・錦糸町駅・大井町駅・二子玉川駅・渋谷駅・阿佐ヶ谷駅では、
70%を超える高い利用率である。特に、浅草駅では 90%を超えている。
○一方、木場駅・恵比寿駅では、ピーク時にもかかわらず 10%台の利用率である。
○ほとんどの地区で平日よりも高い利用率であるが、利用率の高い地区、低い地区の傾
向は平日と異なっている。
ピーク時の駐車場利用率(休日)
53.9
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
65.3
71.4
52.8
34.9
47.0
60.3
41.1
55.3
66.7
75.8
96.2
74.6
29.0
52.3
16.4
71.6
27.8
54.1
24.7
49.0
34.1
44.1
54.6
54.9
79.2
76.4
16.5
63.2
66.7
70.7
39.4
65.1
59.9
44.8
41.3
23.6
27.9
32.5
37.7
31.5
58.6
31.1
56.5
62.1
68.4
53.3
51.4
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
70
図 2-10 ピーク時の駐車場利用率(休日)
22
80
90
100
2)過年度調査との比較
①平日
○秋葉原駅・銀座駅・上野駅・阿佐ヶ谷駅・大泉学園駅・新小岩駅は、平成 17 年度に比
べ 20%以上ピーク時利用率が上昇している。
○逆に、目黒駅・蒲田駅・荻窪駅・板橋駅・石神井公園駅は、平成 17 年度に比べ、ピ
ーク時利用率が 20%以上低下している。
ピーク時の駐車場利用率の推移(平日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
H14
H17
H20
0
10
20
30
40
50
60
ピーク時利用率(%)
70
図 2-11 ピーク時の駐車場利用率の推移(平日)
23
80
90
100
②休日
○銀座駅・阿佐ヶ谷駅は、平成 17 年度に比べ 20%以上ピーク時利用率が上昇している。
○逆に、新宿駅・高田馬場駅・湯島駅・後楽園駅・自由が丘駅・恵比寿駅・中野駅・荻
窪駅・池袋駅・町屋駅・板橋駅では、平成 17 年度に比べ、ピーク時利用率が 20%以
上低下している。
ピーク時の駐車場利用率の推移(休日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
H14
H17
H20
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
0
10
20
30
40
50
60
70
ピーク時利用率(%)
図 2-12 ピーク時の駐車場利用率の推移(休日)
24
80
90
100
(2)駐車場利用台数
1)地区別の実態
①平日
○秋葉原駅が最も多く、ピーク時の利用台数は 1,600 台を超えている。
○次いで、銀座駅・日本橋駅・錦糸町駅・二子玉川駅・池袋駅などが多い。
○一方、野方駅・町屋駅は、駐車場利用台数が 50 台未満である。
ピーク時の駐車場利用台数(平日)
1,655
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
304
1,153
1,326
401
629
532
106
352
381
508
460
1,163
194
82
70
149
185
66
146
258
317
432
484
157
1,223
937
131
380
11
66
163
1,220
1,009
103
475
74
32
102
78
145
392
188
293
449
123
566
145
0
500
1,000
駐車場利用台数(台)
1,500
図 2-13 ピーク時の駐車場利用台数(平日)
25
2,000
②休日
○池袋駅外周部が最も多く、ピーク時の利用台数は 2,000 台を超えている。
○次いで、銀座駅・池袋駅・錦糸町駅などが多い。
○一方、木場駅・野方駅・町屋駅は、駐車場利用台数が 50 台未満である。
ピーク時の駐車場利用台数(休日)
1,279
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
382
1,801
1,119
315
422
803
71
306
520
482
940
1,494
105
54
13
233
88
56
92
245
259
340
422
170
1,338
1,154
148
427
10
58
274
1,616
2,144
124
380
71
26
62
126
135
365
155
590
439
105
409
181
0
500
1,000
1,500
駐車場利用台数(台)
図 2-14 ピーク時の駐車場利用台数(休日)
26
2,000
2,500
2.3 路上駐車の実態(四輪)
(1)路上駐車車両数(台/0.1km)
①平日
○銀座駅が最も路上駐車の割合が高く 5.62 台/0.1km であり、次いで五反田駅が 3.41
台/0.1km、日本橋駅が 3.35 台/0.1km である。
○自由が丘駅・三軒茶屋駅・野方駅・町屋駅・大山駅・北千住駅・船堀駅・篠崎駅は路
上駐車の割合が低く、1.0/0.1km 以下である。
ピーク時の路上駐車車両数(平日)
2.59
2.67
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
5.62
3.35
2.12
2.62
2.55
2.13
1.78
2.01
1.99
1.39
2.15
1.72
1.29
1.00
1.30
3.41
3.03
1.66
0.71
1.13
1.00
1.50
0.91
1.07
1.78
1.34
1.46
0.42
1.26
1.26
2.14
1.46
1.05
1.44
1.31
0.44
1.36
0.38
0.89
0.47
1.04
0.41
1.32
1.37
0.75
0.97
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
路上駐車車両数(台/0.1km)
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-15 ピーク時の路上駐車車両数(平日)
27
②休日
○目黒駅が最も路上駐車の割合が高く 3.89 台/0.1km であり、次いで銀座駅が 3.68 台
/0.1km、日本橋駅が 3.66 台/0.1km である。
○木場駅・野方駅・町屋駅・大泉学園駅は路上駐車の割合が低く、0.5/0.1km 以下であ
る。
○平日に比べ、休日は路上駐車が少なくなっている。
ピーク時の路上駐車車両数(休日)
1.83
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
2.47
3.68
3.66
0.73
1.67
1.49
2.23
0.84
2.03
2.29
1.78
1.86
0.61
1.09
0.32
1.07
2.66
3.89
1.41
0.52
1.26
0.60
1.39
0.89
0.84
1.00
0.79
1.20
0.38
1.00
0.90
1.14
0.89
0.76
1.06
1.40
0.22
1.27
0.60
0.92
0.45
1.00
0.55
1.01
0.94
0.52
0.92
0.0
1.0
2.0
3.0
路上駐車車両数(台/0.1km)
4.0
5.0
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-16 ピーク時の路上駐車車両数(休日)
28
(2)路上駐車台数(台)
①平日
○秋葉原駅が最も路上駐車が多く 626 台であり、次いで日本橋駅が 565 台、銀座駅が
555 台である。
○野方駅が最も路上駐車が少なく 11 台であり、自由が丘駅・町屋駅・石神井公園駅・北
千住駅は 50 台未満である。
ピーク時の路上駐車台数(平日)
626
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
430
555
565
252
216
203
100
243
97
235
167
324
191
102
72
120
294
160
107
44
125
136
143
62
64
213
172
83
11
96
127
301
192
66
111
60
34
72
28
32
52
78
46
111
64
52
55
0
200
400
路上駐車台数(台)
600
800
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-17 ピーク時の路上駐車台数(平日)
29
②休日
○日本橋駅が最も路上駐車が多く 616 台であり、次いで秋葉原駅が 442 台である。
○野方駅が最も路上駐車が少なく 10 台であり、木場駅・自由が丘駅・野方駅・町屋駅・
大山駅・石神井公園駅・金町駅・船堀駅は 50 台未満である。
ピーク時の路上駐車台数(休日)
442
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
398
363
616
87
138
119
105
115
98
270
214
280
68
86
23
99
229
205
91
32
139
82
132
61
50
120
101
68
10
76
91
161
117
48
82
64
17
67
44
33
50
75
61
85
44
36
52
0
200
400
600
800
路上駐車台数(台)
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-18 ピーク時の路上駐車台数(休日)
30
(3)駐車分類別の路上駐車割合
①平日
○各地区とも、違法駐車が大半を占めている。
○合法駐車が多い地区は、神保町駅・日本橋駅・高田馬場駅・阿佐ヶ谷駅であり、30%
を超えている。
○客待ちタクシーが多い地区は、二子玉川駅・品川駅であり、30%を超えている。
ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(平日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
30%
合法
40%
違法
50%
入庫待ち
60%
70%
80%
90%
100%
客待ちタクシー
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-19 ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(平日)
31
②休日
○各地区ともに違法駐車が大半を占めている。平日に比べて、合法駐車が減少している
のは、PT・PM が利用できない地区が増えるためと考えられる。
○合法駐車が多い地区は、秋葉原駅・神保町駅・銀座駅であり、約 40%を占めている。
○客待ちタクシーが多い地区は、品川駅・自由が丘駅であり、約 40%を占めている。
ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(休日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
合法 違法 入庫待ち 客待ちタクシー
※合法、違法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを含めた全車両を対象
図 2-20 ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(休日)
32
(4)車種別の違法路上駐車割合
1)ピーク時の車種構成
①平日
○全体をみると、乗用車が約 43%を占め、次いで小型貨物、普通貨物の順に多い。
○乗用車が多い地区は、目黒駅・篠崎駅であり約 80%以上を占めている。
○貨物車類が多い地区は、秋葉原駅・新宿駅東口・湯島駅・後楽園駅・上野駅・大井町
駅などであり、60%以上が貨物車類となっている。
ピーク時の車種別の路上駐車割合(平日)
タクシー
バス
5%
2%
乗用車42%
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
30%
乗用車
40%
50%
タクシー
バス
小型貨物32%
60%
小型貨物
70%
普通貨物19%
80%
90%
100%
普通貨物
※合法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを除く、違法路上駐車のみを対象
図 2-21 ピーク時の車種別の違法路上駐車割合(平日)
33
②休日
○全体をみると、ほとんどの地区で乗用車が 60%以上を占め、平日と比べても多い。
○乗用車が多い地区は、日本橋駅・高田馬場駅・浅草駅・目黒駅・阿佐ヶ谷駅・板橋駅
等であり、約 80%以上を占めている。
○逆に、乗用車が少ない地区は、木場駅・自由が丘駅・大山駅であり、約 40%に留まる。
ピーク時の車種別の違法路上駐車割合(休日)
タクシーバス 小型貨物 普通貨物
10%
5%
3%
15%
乗用車68%
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0%
10%
20%
30%
乗用車
40%
50%
タクシー
バス
60%
小型貨物
70%
80%
90%
100%
普通貨物
※合法、入庫待ち車両、タクシー乗り場の客待ちタクシーを除く、違法路上駐車のみを対象
図 2-22 ピーク時の車種別の違法路上駐車割合(休日)
34
(5)過年度調査結果との比較
1)違法路上駐車台数の推移
①平日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、100 台以上、路上駐車が減少している地区
は銀座駅(292 台)、湯島駅(199 台)、上野駅(192 台)、恵比寿駅(154 台)となっ
ている。
○ほとんどの地区で、平成 17 年度に比べ平成 20 年度の路上駐車が減少しており、放置
車両確認事務の民間委託などによる取締り方法の変更等の影響が考えられる。
ピーク時の違法路上駐車台数の推移(平日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
H14
H17
H20
新小岩駅
金町駅
0
100
200
300
400
500
600
路上駐車台数(台)
700
800
900
1,000
※違法路上駐車のうち乗用車、小型貨物、普通貨物のみを対象
図 2-23 ピーク時の違法路上駐車台数の推移(平日)
35
②休日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、200 台以上、路上駐車が減少している地区
は秋葉原駅(484 台)、神保町駅(445 台)、銀座駅(382 台)、日本橋駅(279 台)、
池袋駅(274 台)となっている。
○ほとんどの地区で、平成 17 年度に比べ平成 20 年度の路上駐車が減少している。特に、
12 地区(35 地区中)で 100 台以上の路上駐車台数の減少となっており、放置車両確
認事務の民間委託などによる取締りの強化等の影響が考えられる。
ピーク時の違法路上駐車台数の推移(休日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
H14
H17
H20
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
0
100
200
300
400
500
600
路上駐車台数(台)
700
800
900
1,000
※違法路上駐車のうち乗用車、小型貨物、普通貨物のみを対象
図 2-24 ピーク時の違法路上駐車台数の推移(休日)
36
2)総路上駐車台数(ピーク時)の変化(H20/H17)
①平日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、全地区平均で約 58%と路上駐車は 4 割減
少している。
○車種別に見ると、乗用車は全地区平均で半減しているが、小型貨物は 4 割減、普通貨
物は 2 割減に留まっており、貨物車類は乗用車に比べ減少割合が低い。
表 2-3 総路上駐車台数の変化(平日:H20/H17)
平日
乗用車 タクシー
バス
小型貨物 普通貨物
30.6
71.4
80.0
66.4
92.3
42.3
158.3
100.0
41.8
86.0
51.9
76.3
900.0
110.6
60.9
43.2
30.8
20.0
37.2
66.3
51.3
20.0
200.0
563.6
1,550.0
102.0
92.3
100.0
65.9
43.4
15.4
25.0
41.2
72.7
40.4
50.0
30.6
50.0
48.8
150.0
133.3
104.9
79.7
93.5
40.0
60.7
64.3
25.4
22.2
0.0
37.9
100.0
43.2
12.5
500.0
51.8
100.0
56.5
177.8
33.3
64.8
77.8
56.3
25.0
55.9
135.7
55.3
0.0
72.1
51.4
49.0
160.0
100.0
62.8
71.4
46.9
150.0
50.0
95.7
51.6
91.3
785.7
100.0
16.4
22.7
97.3
100.0
0.0
33.3
26.1
43.3
41.9
164.7
51.9
0.0
53.3
72.7
54.5
225.0
43.1
46.7
36.3
100.0
97.8
40.0
98.5
133.3
14.8
21.1
23.8
1,900.0
160.0
21.1
200.0
66.7
52.5
113.7
25.3
212.0
97.4
44.4
16.7
16.7
65.1
58.8
12.5
50.0
250.0
71.7
300.0
0.0
47.6
7.7
45.0
104.0
20.0
39.5
123.1
60.8
412.5
62.5
47.0
42.9
74.0
57.1
65.1
76.5
57.1
0.0
0.0
31.6
81.0
70.2
322.2
500.0
37.5
11.1
45.1
0.0
0.0
73.7
100.0
146.2
0.0
50.0
22.2
26.8
33.3
41.0
244.4
20.8
0.0
40.4
20.0
50.0
71.4
42.1
100.0
70.0
150.0
55.6
50.0
43.1
33.3
42.9
73.3
46.8
0.0
236.4
220.0
57.1
0.0
0.0
52.4
180.0
9.3
58.8
170.0
120.0
23.8
23.1
48.2
106.2
84.1
58.0
79.3
*H17年値を100としている。-は平成20年値が0
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
合計
37
全車
50.8
49.7
62.7
43.7
99.1
95.3
47.0
39.8
74.1
70.0
36.1
53.4
66.0
63.8
57.5
62.5
67.2
84.9
66.2
60.6
54.3
53.2
52.7
63.3
60.0
50.3
57.6
51.9
55.0
57.3
59.9
59.2
71.8
46.7
88.0
52.4
68.0
50.5
29.2
58.0
63.8
47.5
82.7
61.5
25.0
72.5
57.9
②休日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、全地区平均で約 51%と路上駐車は半減し
ており、平日に比べ減少が大きい。
○車種別に見ると、乗用車は全地区平均で 44%と半減以上となっているが、小型貨物は
36%減、普通貨物は 5%増となっており、乗用車類の減少が顕著となっている。
表 2-4 総路上駐車台数の変化(休日:H20/H17)
休日
乗用車 タクシー
バス
小型貨物 普通貨物
24.2
400.0
52.5
114.7
27.1
77.8
58.8
109.1
26.4
312.5
600.0
46.2
81.3
64.9
18.5
62.5
48.5
100.0
52.0
160.0
0.0
27.6
70.0
86.5
300.0
500.0
175.0
12.4
0.0
150.0
77.8
46.8
300.0
0.0
100.0
100.0
29.6
100.0
0.0
22.5
130.0
40.6
400.0
82.4
110.0
59.7
200.0
112.9
275.0
80.5
0.0
100.0
57.9
60.0
60.9
77.1
79.5
95.5
36.6
0.0
100.0
57.1
66.7
81.1
14.3
433.3
600.0
31.3
350.0
166.7
12.5
62.6
0.0
250.0
100.0
125.0
69.0
37.5
750.0
66.7
16.7
119.4
0.0
200.0
69.4
100.0
133.3
133.3
34.8
50.0
125.0
84.3
100.0
525.0
180.0
25.2
0.0
0.0
64.5
142.9
48.9
66.7
366.7
33.3
140.0
59.7
400.0
100.0
0.0
20.4
250.0
61.9
181.8
31.8
150.0
44.4
160.0
30.0
50.0
85.7
9.1
60.0
150.0
50.0
67.0
0.0
8.7
50.0
45.3
300.0
162.5
75.0
17.0
175.0
27.3
53.1
116.7
29.3
80.0
100.0
121.4
160.0
49.2
40.0
100.0
66.7
50.0
43.4
116.7
0.0
93.3
88.9
51.0
200.0
41.7
200.0
26.7
100.0
66.2
100.0
36.4
0.0
39.5
0.0
0.0
450.0
133.3
76.9
71.4
75.0
200.0
66.7
100.0
42.9
44.6
22.2
166.7
48.1
35.3
0.0
77.8
400.0
25.4
0.0
11.1
37.5
175.0
30.6
0.0
0.0
57.1
500.0
51.4
60.0
120.0
44.5
86.3
108.6
63.6
105.5
*H17年値を100としている。-は平成20年値が0
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
合計
38
全車
32.8
32.7
34.3
60.5
52.3
123.7
17.9
52.1
31.7
52.1
67.4
74.1
68.8
39.8
100.0
51.1
69.5
69.8
121.6
78.6
51.4
106.2
35.4
54.4
60.9
33.7
36.3
49.2
71.4
56.2
60.9
25.5
39.7
51.7
56.5
62.3
54.8
58.9
78.2
78.9
70.4
45.1
51.4
31.4
37.8
56.2
50.6
3)時間帯別の違法路上駐車の車種構成
○平日は時間帯による変動が大きい。13 時・15 時台は小型貨物が多いが、その他の時
間帯では乗用車が多い。また、21 時台ではタクシーも約 20%を占めている。
○休日は時間帯による変動が小さく、ほとんどの時間帯で乗用車が約 70%を占めてい
る。その他、貨物車類は 13 時台が最も多く、タクシーは 21 時台に最も多い。
時間帯別の違法路上駐車の車種構成(平日)
時間帯別の違法路上駐車の車種構成(休日)
100%
100%
90%
90%
80%
80%
70%
70%
60%
60%
普通貨物
小型貨物
バス
タクシー
乗用車
50%
普通貨物
小型貨物
バス
タクシー
乗用車
50%
40%
40%
30%
30%
20%
20%
10%
10%
0%
0%
13時
15時
17時
19時
13時
21時
15時
17時
19時
21時
図 2-25 時間帯別の違法路上駐車の車種構成
4)貨物車両に占める大手宅配業者の割合
○貨物車両の占める割合が最も高い 13 時を対象にすると、軽貨物では平日で約 46%、
休日で約 40%と高くなっている。また、小型貨物でも 15%前後となっており大手事
業者の占める割合が高くなっている。
貨物車両に占める大手宅配事業者の割合(13時)
26.2%
普通貨物
20.3%
休日
平日
14.8%
15.7%
小型貨物
46.0%
軽貨物
40.1%
0%
10%
20%
30%
宅配事業者の割合
40%
50%
※大手宅配業者(ヤマト運輸、佐川急便、日本通運、郵便事業、福山通運、西濃運輸)
図 2-26 貨物車両に占める大手宅配業者の割合
39
(6)駐車時間
1)平均駐車時間
○休日の上野駅を除き、平均駐車時間はほぼ 30 分以下となっている。
○上野駅・蒲田駅を除き平日・休日の差は小さいが、上野駅・蒲田駅ともに休日の平均
駐車時間が長くなっている。
平休別の平均駐車時間
秋葉原駅
21
20
銀座駅
20
六本木駅
21
15
新宿駅
25
22
25
28
上野駅
22
蒲田駅
平日
休日
47
31
32
34
渋谷駅
池袋駅
18
20
15
16
赤羽駅
24
全地区平均
0
10
20
26
30
40
50
図 2-27 平均駐車時間(平日・休日)
40
60
2)時間帯別の駐車時間
【平日】
○全地区平均では、全ての時間帯で 20∼30 分の間で推移している。
○赤羽駅は、全時間帯ともに駐車時間が短く 15・16 時台では約 10 分となっている。
○逆に、蒲田駅の 18 時台は突出して駐車時間が長く 70 分の駐車時間となっている。
○平均して駐車時間の長い地区は渋谷駅・上野駅となっている。
時間帯別の駐車時間(平日)
90
秋葉原駅
銀座駅
六本木駅
新宿駅
上野駅
蒲田駅
渋谷駅
池袋駅
赤羽駅
全地区平均
80
平均駐車時間(分)
70
60
50
40
30
20
10
0
14
15
16
17
18
19
時間帯
図 2-28 時間帯別の駐車時間(平日)
【休日】
○全地区平均では、全ての時間帯で 20∼30 分の間で推移している。
○蒲田駅の 14 時台、上野駅の 16 時台でそれぞれ約 65 分、約 75 分といった 1 時間以上
の駐車時間が見られるが、その他の駅では 1 時間を越える駐車時間とはなっていない。
○赤羽駅・六本木駅では平均して概ね 20 分以下と駐車時間が短い。
時間帯別の駐車時間(休日)
90
秋葉原駅
銀座駅
六本木駅
新宿駅
上野駅
蒲田駅
渋谷駅
池袋駅
赤羽駅
全地区平均
80
平均駐車時間(分)
70
60
50
40
30
20
10
0
14
15
16
17
18
19
図 2-29 時間帯別の駐車時間(休日)
41
3)車種別の駐車時間
【平日】
○全地区平均では、車種別の駐車時間の差は小さい。バスの駐車時間が若干長くなって
いるが、新宿地区のデータが影響していることが考えられる。
○六本木駅では乗用車の駐車時間が他車種より長くなっているが、その他の地区では小
型貨物・普通貨物の貨物車類の方が、駐車時間は長い。
車種別の駐車時間(平日)
80
70
60
乗用車
タクシー
バス
小型貨物
普通貨物
50
40
30
20
10
全地区平均
赤羽駅
池袋駅
渋谷駅
蒲田駅
上野駅
新宿駅
六本木駅
銀座駅
秋葉原駅
0
図 2-30 車種別の駐車時間(平日)
【休日】
○全地区平均では、普通貨物の駐車時間が最も長く、次いで小型貨物、乗用車の順とな
っている。
○上野駅では駐車時間が長くなっているが、特に普通貨物・乗用車の駐車時間が長い。
○また、渋谷駅でも小型貨物の駐車時間が長いことが目立つ。
車種別の駐車時間(休日)
80
70
乗用車
タクシー
バス
小型貨物
普通貨物
60
50
40
30
20
10
全地区平均
赤羽駅
池袋駅
渋谷駅
蒲田駅
上野駅
新宿駅
六本木駅
銀座駅
秋葉原駅
0
図 2-31 車種別の駐車時間(休日)
42
2.4 駐車需給バランスの実態(四輪)
(1)地区別の総駐車需要
①平日
○駐車場需要が 1,000 台以上の地区で、駐車場利用が多いのは錦糸町駅・二子玉川駅・渋谷駅・池袋駅等である。
○一方、路上駐車の多い地区は、秋葉原駅・銀座駅・日本橋駅等となっている。
4,000
4,000
3,500
3,500
3,000
3,000
2,500
2,500
2,000
2,000
1,500
1,500
1,000
1,000
500
駐車場利用台数(台)
駐車需要(台)
ピーク時の総駐車需要(平日)
500
0
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
0
駐車場利用台数
路上駐車台数
駐車場収容台数
※路上駐車台数は、合法、違法の路上駐車台数の合算
図 2-32 ピーク時の総駐車需要(平日)
43
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
東陽町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
中目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
野方駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
大山駅
石神井公園駅
大泉学園駅
綾瀬駅
北千住駅
新小岩駅
金町駅
船堀駅
篠崎駅
駐車需要(台)
4,000
4,000
3,500
3,500
3,000
3,000
2,500
2,500
2,000
2,000
1,500
1,500
1,000
1,000
500
0
駐車場利用
路上駐車
駐車場利用台数(台)
②休日
○駐車場需要が 1,000 台以上の地区で、駐車場利用が多いのは錦糸町駅・二子玉川駅・渋谷駅・池袋駅等である。
○神保町駅・浅草駅等では、駐車需要が収容台数を上回っている。
ピーク時の総駐車需要(休日)
500
0
収容台数
※路上駐車台数は、合法、違法の路上駐車台数の合算
図 2-33 ピーク時の総駐車需要(休日)
44
(2)駐車需要の過年度調査比較
①平日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、赤羽駅、大泉学園駅、新小岩駅で 2 倍程度
総駐車需要が増加している。
○その他、秋葉原駅、銀座駅、錦糸町駅で、2 割程度の需要の増加が見られる。
○全体の 6 割程度の地区で総駐車需要は減少しており、前述した路上駐車台数の減少の
影響がでていることが考えられる。
ピーク時の総駐車需要の推移(平日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
野方駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
H14
H17
H20
板橋駅
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
需要(台)
図 2-34 ピーク時の総駐車需要の推移(平日)
45
3,000
3,500
②休日
○平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、秋葉原駅、後楽園駅、新小岩駅で 2 倍以上
の総駐車需要の増加が見られ、次いで浅草駅、赤羽駅でも増加が見られる。
○全体の8割程度の地区で総駐車需要は減少しており、平日に比べて休日のほうが総駐
車需要の減少地区が多くなっている。
ピーク時の総駐車需要の推移(休日)
秋葉原駅
神保町駅
銀座駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅
高田馬場駅
湯島駅
後楽園駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
自由が丘駅
蒲田駅
蒲田駅東部
渋谷駅
恵比寿駅
野方駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
池袋駅外周部
王子駅
赤羽駅
日暮里駅
町屋駅
板橋駅
H14
H17
H20
石神井公園駅
大泉学園駅
新小岩駅
金町駅
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
需要(台)
図 2-35 ピーク時の総駐車需要の推移(休日)
46
3,000
3,500
(3)駐車需給バランスの推移
①平日
○駐車需要が容量を上回る地区数は、平成 14 年度が 15 地区、平成 17 年度が 10 地区、平成 20 年度が4地区と年々減少している。
○また、秋葉原駅・板橋駅・王子駅では、平成 20 年度の結果で容量が需要を上回り、駐車容量不足は解消している。
需要が上回る
需要が上回る
容量が上回る
容量が上回る
ピーク時の駐車需給バランス(H14 平日)
銀座駅
-114
-435
秋葉原駅
-119
神保町駅
366
新宿駅
-96
高田馬場駅
湯島駅
-56
湯島駅
-102
後楽園駅
55
浅草駅
両国駅
1,335
両国駅
目黒駅
82
目黒駅
57
自由が丘駅
103
蒲田駅
502
蒲田駅東部
恵比寿駅
10
中野駅
荻窪駅
-34
2,261
1
自由が丘駅
154
蒲田駅
206
-11
162
241
石神井公園駅
50
192
大泉学園駅
171
新小岩駅
金町駅
-20
1,000
2,000
3,000
4,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:15 地区
-1,000
197
-69
456
荻窪駅
池袋駅
1,779
1,598
1,081
2,501
池袋駅外周部
-52
117
王子駅
40
-44
107
石神井公園駅
新小岩駅
0
阿佐ヶ谷駅
赤羽駅
大泉学園駅
626
-4
中野駅
12
日暮里駅
板橋駅
463
野方駅
188
町屋駅
355
249
渋谷駅
165
-49
210
恵比寿駅
198
赤羽駅
-70
0
蒲田駅東部
530
日暮里駅
板橋駅
102
目黒駅
103
町屋駅
64
大井町駅
池袋駅外周部
223
赤羽駅
日暮里駅
-1,000
160
蒲田駅
王子駅
682
錦糸町駅
-71
池袋駅
2
王子駅
375
両国駅
荻窪駅
1,189
池袋駅外周部
金町駅
958
阿佐ヶ谷駅
池袋駅
44
浅草駅
-121
中野駅
53
阿佐ヶ谷駅
213
自由が丘駅
野方駅
431
上野駅
70
恵比寿駅
-15
21
後楽園駅
渋谷駅
124
637
-11
湯島駅
105
蒲田駅東部
352
渋谷駅
野方駅
-34
大井町駅
-133
322
新宿駅
高田馬場駅
錦糸町駅
-134
大井町駅
六本木駅
-79
浅草駅
錦糸町駅
987
465
日本橋駅
473
上野駅
-367
628
-40
銀座駅
113
新宿駅
後楽園駅
上野駅
1,272
763
六本木駅
139
高田馬場駅
-105
神保町駅
日本橋駅
六本木駅
ピーク時の駐車需給バランス(H20 平日)
秋葉原駅
銀座駅
-225
日本橋駅
容量が上回る
ピーク時の駐車需給バランス(H17 平日)
-846
秋葉原駅
神保町駅
需要が上回る
町屋駅
39
板橋駅
28
265
石神井公園駅
361
203
大泉学園駅
291
210
新小岩駅
金町駅
-32
0
388
184
1,000
2,000
3,000
4,000
-1,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:10 地区
-14
0
1,000
2,000
3,000
4,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:4地区
*容量−需要が±10 台以下の場合はバランス確保とみなしている。
図 2-36 ピーク時の駐車需給バランスの推移(平日)
47
②休日
○駐車需要が容量を上回る地区数は、平成 14 年度が 18 地区、平成 17 年度が 13 地区、平成 20 年度が 5 地区と年々減少している。
○また、秋葉原駅・湯島駅・後楽園駅・渋谷駅・池袋駅・板橋駅・金町駅では、平成 20 年度の結果で容量が需要を上回り、駐車容量不足は解消している。
○逆に、目黒駅では平成 17 年度で容量が上回っていたが、平成 20 年度では需要が容量を上回っている。
需要が上回る
需要が上回る
容量が上回る
容量が上回る
ピーク時の駐車需給バランス(H14 休日)
神保町駅
銀座駅 -499
435
高田馬場駅
870
-64
高田馬場駅
-133
高田馬場駅
湯島駅
-147
湯島駅
後楽園駅
-146
後楽園駅
上野駅
-165
浅草駅
-200
310
錦糸町駅
47
-219
58
634
-339
渋谷駅
76
恵比寿駅
-17
中野駅
-63
1,535
池袋駅外周部
中野駅
5
190
町屋駅
-39
板橋駅
223
石神井公園駅
大泉学園駅
大泉学園駅
新小岩駅
119
新小岩駅
-7
0
金町駅
1,000
2,000
3,000
4,000
-1,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:18 地区
348
807
1,400
池袋駅外周部
8
118
王子駅
62
554
赤羽駅
223
196
日暮里駅
-9
-33
217
石神井公園駅
145
金町駅
488
赤羽駅
-65
200
-32
池袋駅
日暮里駅
板橋駅
671
-2
荻窪駅
-64
池袋駅外周部
15
320
野方駅
阿佐ヶ谷駅
町屋駅
-1,000
1
王子駅
赤羽駅
恵比寿駅
-76
5
日暮里駅
197
渋谷駅
荻窪駅
王子駅
412
373
-73
池袋駅
262
蒲田駅東部
中野駅
175
42
-89
240
阿佐ヶ谷駅
-104
池袋駅
360
218
蒲田駅
-67
恵比寿駅
54
-135
自由が丘駅
310
野方駅
阿佐ヶ谷駅
目黒駅
77
蒲田駅東部
173
-37
大井町駅
226
蒲田駅
蒲田駅東部
176
両国駅
129
自由が丘駅
13
蒲田駅
55
錦糸町駅
66
目黒駅
自由が丘駅
野方駅
浅草駅
134
大井町駅
-276
荻窪駅
浅草駅
481
新宿駅
上野駅
両国駅
大井町駅
目黒駅
-266
錦糸町駅
-70
両国駅
31
上野駅
549
六本木駅
新宿駅
-76
後楽園駅
734
498
日本橋駅
259
六本木駅
-75
銀座駅
445
-30
-184
湯島駅
渋谷駅
神保町駅
日本橋駅
新宿駅
710
秋葉原駅
-403
銀座駅
-762
日本橋駅
ピーク時の駐車需給バランス(H20 休日)
-305
秋葉原駅
-437
六本木駅
容量が上回る
ピーク時の駐車需給バランス(H17 休日)
-812
秋葉原駅
神保町駅
需要が上回る
156
72
町屋駅
52
板橋駅
73
石神井公園駅
295
大泉学園駅
278
229
新小岩駅
-49
28
金町駅
0
1,000
2,000
3,000
4,000
-1,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:13 地区
0
1,000
2,000
3,000
4,000
駐車容量−駐車需要(台)
※駐車需要が駐車容量を上回る地区数:5 地区
*容量−需要が±10 台以下の場合はバランス確保とみなしている。
図 2-37 ピーク時の駐車需給バランスの推移(休日)
48
2.5 自動二輪調査結果
(1)総収容台数(平日)
○渋谷駅の収容台数が圧倒的に多く、524 台となっており、2 番目に多い六本木駅(214
台)の 2 倍以上の収容台数となっている。
○その他、秋葉原駅・六本木駅・新宿駅西口・上野駅・大井町駅・池袋駅では、収容台
数が 100 台を超えている。
○一方、神保町駅・湯島駅・浅草駅・木場駅・五反田駅・赤羽駅では 20 台未満の収容
台数である。
地区別の駐車場総収容台数(平日)
秋葉原駅
神保町
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園
綾瀬駅
北千住
204
16
81
214
74
56
120
12
137
16
97
5
108
15
77
76
69
42
30
524
70
89
51
36
144
3
35
29
36
0
100
200
300
収容台数(台)
400
図 2-38 地区別の駐車場数
*休日は、日本橋駅で夜間営業しない駐車場が 1 箇所あるが、ほぼ同様である。
49
500
600
(2)駐車場の形態など
①容量規模
○10 台以下が約 20%、30 台以下が約 50%で合わせると、約 70%が容量 30 台以下の駐
車場となっている。
○101 台以上の駐車場はわずか 4%となっている。
容量規模別の駐車場数
箇所数
21.4%
0%
48.8%
10%
20%
30%
10台以下
40%
30台以下
15.5%
50%
60%
50台以下
70%
100台以下
10.7% 3.6%
80%
90%
100%
101台以上
図 2-39 容量規模別の駐車場割合
②構造形式
○平面構造が約 80%と最も多く、次いで地下構造の約 17%となっている。
○立体構造は約 5%となっている。
構造形式別の駐車場数
箇所数
16.7%
0%
10%
78.6%
20%
30%
40%
地下構造
50%
平面構造
4.8%
60%
70%
80%
90%
100%
立体構造
図 2-40 構造形式別の駐車場割合
③ロック形式
○チェーンロック式が約 50%と最も多い。
○また、ロックなし(有人管理等)も約 26%と多くなっている。
ロック形式別の駐車場数
箇所数
48.8%
0%
10%
20%
6.0%
30%
チェーンロック式
40%
50%
フラップ式
19.0%
60%
その他のロック
26.2%
70%
なし(有人等)
図 2-41 ロック形式別の駐車場割合
50
80%
90%
100%
(3)駐車場利用率
①平
日
○全体的に利用率が高い地区が多く、50%以上の地区は 22 地区(29 地区中)あり全体
の約 7.5 割が 50%以上の利用率となっている。
○逆に、上野駅・浅草駅・石神井公園駅ではピーク時にもかかわらず 20%以下の利用率
となっている。
ピーク時の駐車場利用率(平日)
68.2
秋葉原駅
神保町
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園
綾瀬駅
北千住
56.3
86.5
65.9
97.3
78.8
87.5
25.0
11.2
18.8
29.9
80.0
98.9
100.0
100.0
100.0
46.4
76.2
80.0
82.1
97.7
100.0
72.5
58.3
59.0
33.3
20.0
80.0
50.0
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
図 2-42 ピーク時の駐車場利用率(平日)
51
70
80
90
100
②休日
○全体的に利用率が高い地区が多く、50%以上の地区は 23 地区(29 地区中)あり全体
の 8 割弱が 50%以上の利用率となっている。
○逆に、日本橋駅・六本木駅・石神井公園駅ではピーク時にもかかわらず 20%台の利用
率となっている。
ピーク時の駐車場利用率(休日)
97.2
秋葉原駅
神保町
日本橋駅
六本木駅
62.5
21.2
27.1
78.4
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
86.5
65.0
50.0
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
32.8
68.8
100.0
80.0
木場駅
大井町駅
五反田駅
87.6
100.0
88.3
89.5
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
46.4
69.4
76.7
80.0
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
68.2
95.5
51.0
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
63.9
66.7
100.0
赤羽駅
石神井公園
綾瀬駅
北千住
20.0
56.0
30.6
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
図 2-43 ピーク時の駐車場利用率(休日)
52
70
80
90
100
(4)駐車場利用台数
①平日
○渋谷駅が最も多く、ピーク時の利用台数は 430 台となっている。
○次いで、六本木駅・秋葉原駅・新宿駅西口・大井町駅などが多く、供給量の多い地区
での利用が多い傾向がある。
ピーク時の駐車場利用台数(平日)
秋葉原駅
神保町
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園
綾瀬駅
北千住
139
9
70
141
72
44
105
3
15
3
29
4
107
15
77
76
32
32
24
430
68
89
37
21
85
1
7
23
18
0
100
200
300
駐車場利用台数(台)
図 2-44 ピーク時の駐車場利用台数(平日)
53
400
500
②休日
○渋谷駅が最も多く、ピーク時の利用台数は 419 台となっている。
○次いで、秋葉原駅が 199 台、錦糸町駅・大井町駅・池袋駅などでは、100 台近い利用
が見られる。
ピーク時の駐車場利用台数(休日)
198
秋葉原駅
神保町
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
10
17
58
58
48
78
6
45
11
97
錦糸町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
4
95
15
68
68
32
29
23
419
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園
綾瀬駅
北千住
48
85
26
23
96
3
7
16
11
0
100
200
300
駐車場利用台数(台)
図 2-45 ピーク時の駐車場利用台数(休日)
54
400
500
(5)路上駐車車両数(台/0.1km)
①平日
○新宿駅東口が最も路上駐車の割合が高く 4.75 台/0.1km となっている。次いで、2.0
台/km 以上となっているのは、五反田駅・目黒駅・三軒茶屋駅・中野駅である。
○秋葉原駅・神保町駅・上野駅・木場駅・阿佐ヶ谷駅・綾瀬駅・北千住駅は路上駐車の
割合が低く、1.0/0.1km 以下である。
ピーク時の路上駐車車両数(平日)
0.50
秋葉原駅
0.90
神保町駅
日本橋駅
1.13
六本木駅
1.14
品川駅
1.12
4.75
新宿駅東口
1.83
新宿駅西口
1.15
湯島駅
0.87
上野駅
1.76
浅草駅
1.10
錦糸町駅
0.96
木場駅
1.19
大井町駅
2.26
五反田駅
2.39
目黒駅
1.08
蒲田駅東部
1.54
大森駅
2.46
三軒茶屋駅
1.32
二子玉川駅
1.25
渋谷駅
1.18
恵比寿駅
2.38
中野駅
0.55
阿佐ヶ谷駅
1.49
荻窪駅
池袋駅
1.32
赤羽駅
1.30
1.42
石神井公園駅
0.93
綾瀬駅
0.56
北千住駅
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
路上駐車車両数(台/0.1km)
※合法、違法を含めた全車両
図 2-46 ピーク時の路上駐車車両数(平日)
55
②休日
○平日と同様に新宿駅東口が最も路上駐車の割合が高く 3.96 台/0.1km となっている。
次いで、2.0 台/km 以上となっているのは、浅草駅・三軒茶屋駅・中野駅である。
○秋葉原駅・日本橋駅・六本木駅・品川駅・湯島駅・上野駅・木場駅・蒲田駅東部・恵
比寿駅・阿佐ヶ谷駅・綾瀬駅・北千住駅は路上駐車の割合が低く、1.0/0.1km 以下で
ある。
ピーク時の路上駐車車両数(休日)
秋葉原駅
0.75
神保町駅
1.05
日本橋駅
0.56
0.42
六本木駅
0.68
品川駅
3.96
新宿駅東口
1.83
新宿駅西口
湯島駅
0.81
上野駅
0.68
浅草駅
2.80
1.81
錦糸町駅
0.81
木場駅
大井町駅
1.59
五反田駅
1.58
1.99
目黒駅
蒲田駅東部
0.99
大森駅
1.03
三軒茶屋駅
2.15
1.44
二子玉川駅
1.35
渋谷駅
0.74
恵比寿駅
2.36
中野駅
阿佐ヶ谷駅
0.18
荻窪駅
1.39
池袋駅
1.54
1.27
赤羽駅
1.67
石神井公園駅
0.84
綾瀬駅
北千住駅
0.0
0.44
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
路上駐車車両数(台/0.1km)
※合法、違法を含めた全車両
図 2-47 ピーク時の路上駐車車両数(休日)
56
(6)路上駐車台数(台)
①平日
○新宿駅東口が最も路上駐車が多く 379 台であり、次いで浅草駅が 211 台、新宿駅西口
が 202 台である。
○阿佐ヶ谷駅が最も路上駐車が少なく 42 台であり、品川駅・木場駅・二子玉川駅・石
神井公園駅・綾瀬駅・北千住駅は 100 台未満である。
ピーク時の路上駐車車両数(平日)
120
秋葉原駅
145
神保町駅
190
日本橋駅
136
六本木駅
92
品川駅
379
新宿駅東口
202
新宿駅西口
157
湯島駅
103
上野駅
211
浅草駅
165
錦糸町駅
69
木場駅
110
大井町駅
195
五反田駅
126
目黒駅
蒲田駅東部
147
大森駅
147
168
三軒茶屋駅
79
二子玉川駅
渋谷駅
149
恵比寿駅
152
135
中野駅
42
阿佐ヶ谷駅
151
荻窪駅
186
池袋駅
100
赤羽駅
51
石神井公園駅
70
綾瀬駅
63
北千住駅
0
50
100
150
200
250
300
350
400
路上駐車台数(台)
※合法、違法を含めた全車両
図 2-48 ピーク時の路上駐車台数(平日)
57
②休日
○浅草駅が最も路上駐車が多く 337 台となっている。次いで、新宿駅東口が 316 台であ
り、この 2 地区が 300 台以上となっている。
○阿佐ヶ谷駅が最も路上駐車が少なく 14 台であり、六本木駅・北千住駅では 50 台以下
となっている。
ピーク時の路上駐車車両数(休日)
181
秋葉原駅
169
神保町駅
94
日本橋駅
50
六本木駅
56
品川駅
316
新宿駅東口
202
新宿駅西口
111
湯島駅
80
上野駅
337
浅草駅
272
錦糸町駅
58
木場駅
147
大井町駅
136
五反田駅
105
目黒駅
135
蒲田駅東部
98
大森駅
147
三軒茶屋駅
86
二子玉川駅
162
渋谷駅
95
恵比寿駅
134
中野駅
14
阿佐ヶ谷駅
141
荻窪駅
池袋駅
217
98
赤羽駅
60
石神井公園駅
63
綾瀬駅
49
北千住駅
0
50
100
150
200
250
300
350
400
路上駐車台数(台)
※合法、違法含めた全車両
図 2-49 ピーク時の路上駐車台数(休日)
58
(7)駐車分類別の路上駐車割合
①平日
○合法歩道駐車(歩道上に区画線を引いて駐車スペースを確保)は、新宿駅(東口・西
口)および池袋の 3 箇所のみとなっている。
○車道の駐車が多い地区は、湯島駅・錦糸町駅・大井町駅・三軒茶屋駅・渋谷駅・中野
駅であり、50%を超えている。
ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(平日)
秋葉原駅
神保町駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園駅
綾瀬駅
北千住駅
0%
10%
20%
30%
40%
合法歩道
50%
違法歩道
60%
70%
80%
違法車道
図 2-50 ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(平日)
59
90%
100%
②休日
○合法歩道駐車(歩道上に区画線を引いて駐車スペースを確保)は、新宿駅(東口・西
口)および池袋の 3 箇所のみとなっている。池袋では、全体の約 3 割を占めている。
○車道の駐車が多い地区は、神保町駅・湯島駅・浅草駅・錦糸町駅・大井町駅・三軒茶
屋駅・二子玉川駅・中野駅・荻窪駅・北千住駅であり、50%を超えている。
ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(休日)
秋葉原駅
神保町駅
日本橋駅
六本木駅
品川駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
上野駅
浅草駅
錦糸町駅
木場駅
大井町駅
五反田駅
目黒駅
蒲田駅東部
大森駅
三軒茶屋駅
二子玉川駅
渋谷駅
恵比寿駅
中野駅
阿佐ヶ谷駅
荻窪駅
池袋駅
赤羽駅
石神井公園駅
綾瀬駅
北千住駅
0%
10%
20%
30%
40%
合法歩道
50%
違法歩道
60%
70%
80%
違法車道
図 2-51 ピーク時の駐車分類別の路上駐車割合(休日)
60
90%
100%
(8)駐車時間
1)平均駐車時間
○平日・休日ともに、平均駐車時間が 60 分以下となっているのは秋葉原駅・錦糸町駅
であり、全体に駐車時間が長くなっている。四輪と比べてもかなり長くなっている。
○上野駅・蒲田駅を除き平日・休日の差は小さいが、上野駅・蒲田駅ともに休日の平均
駐車時間が長くなっている。
平休別の平均駐車時間
51
56
秋葉原駅
87
新宿駅東口
105
61
新宿駅西口
湯島駅
117
90
60
浅草駅
錦糸町駅
50
60
五反田駅
150
90
渋谷駅
78
70
池袋駅
89
全地区平均
88
80
0
平日
休日
156
78
50
101
100
150
200
図 2-52 地区別の平均駐車時間(平日・休日)
平休別の平均駐車時間
秋葉原駅
21
20
銀座駅
20
六本木駅
21
15
新宿駅
25
22
25
28
上野駅
22
蒲田駅
平日
休日
47
31
32
34
渋谷駅
池袋駅
18
20
15
16
赤羽駅
24
全地区平均
0
10
20
26
30
40
50
図 2-53 地区別の平均駐車時間(四輪)再掲
61
60
2)時間帯別の駐車時間
【平日】
○地区別・時間帯別に駐車時間が大きく変化している。
○錦糸町駅は比較的短時間の駐車が多いが、浅草駅は全時間帯ともに長時間駐車が多い。
時間帯別の駐車時間(平日)
250
秋葉原駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
浅草駅
錦糸町駅
五反田駅
渋谷駅
池袋駅
全地区平均
平均駐車時間(分)
200
150
100
50
0
14
15
16
17
18
19
時間帯
図 2-54 時間帯別の駐車時間(平日)
【休日】
○平日に比べると、比較的駐車時間の変化が小さい。
○新宿駅西口では、14 時台で駐車時間が最も長く、徐々に駐車時間が短くなる。
○逆に、浅草駅では 18 時台をピークとして徐々に駐車時間が長くなる傾向がある。
時間帯別の駐車時間(休日)
250
秋葉原駅
新宿駅東口
新宿駅西口
湯島駅
浅草駅
錦糸町駅
五反田駅
渋谷駅
池袋駅
全地区平均
平均駐車時間(分)
200
150
100
50
0
14
15
16
17
18
19
図 2-55 時間帯別の駐車時間(休日)
62
3)車種別の駐車時間
【平日】
○全地区平均では、車種別の駐車時間の差は小さい。
○ただし、地区別に見ると駐車時間にはばらつきがあり、特に、五反田駅では原付一種・
二種甲の駐車時間が長いが、原付二種乙・自動二輪(250cc 以下)の駐車時間が短く
なっている。
○秋葉原駅・新宿駅西口・錦糸町駅・渋谷駅では、全車種で 100 分を超える駐車時間と
なっていない。
車種別の駐車時間(平日)
250
原付一種
200
原付二種
甲
150
原付二種
乙
100
自動二輪
∼250CC
50
自動二輪
250CC∼
全地区平均
池袋駅
渋谷駅
五反田駅
錦糸町駅
浅草駅
湯島駅
新宿駅西口
新宿駅東口
秋葉原駅
0
図 2-56 車種別の駐車時間(平日)
【休日】
○全地区平均では、排気量が大きくなるに従い駐車時間が長くなっている。
○ただし、地区別に見ると駐車時間にはばらつきがあり、特に、新宿駅西口では原付一
種の駐車時間が長い。
○逆に、池袋駅では自動二輪(250cc 以上)の駐車時間が長くなっている。
車種別の駐車時間(休日)
250
原付一種
200
原付二種
甲
150
原付二種
乙
100
自動二輪
∼250CC
50
自動二輪
250CC∼
全地区平均
池袋駅
渋谷駅
五反田駅
錦糸町駅
浅草駅
湯島駅
新宿駅西口
新宿駅東口
秋葉原駅
0
図 2-57 車種別の駐車時間(休日)
63
2.6 駐車需給バランスの実態(自動二輪)
(1)地区別の総駐車需要
①平日
○総駐車需要に対して、供給量が多くなっているのは上野駅のみであり、その他の地区では路上駐車を収容するための駐車場容量が不足して
いることが考えられる。
○一方、供給量は少ないが路上駐車の多い地区は、神保町駅・湯島駅・浅草駅・五反田駅・荻窪駅・赤羽駅等となっている。
ピーク時の総駐車需要と収容台数(平日)
600
500
駐車需要(台)
400
300
200
100
駐車場利用台数
路上駐車台数
駐車場収容台数
※路上駐車台数は、合法、違法の路上駐車台数の合算
図 2-58 ピーク時の総駐車需要(平日)
64
北千住
綾瀬駅
石神井公園
赤羽駅
池袋駅
荻窪駅
阿佐ヶ谷駅
中野駅
恵比寿駅
渋谷駅
二子玉川駅
三軒茶屋駅
大森駅
蒲田駅東部
目黒駅
五反田駅
大井町駅
木場駅
錦糸駅
浅草駅
上野駅
湯島駅
新宿駅西口
新宿駅東口
品川駅
六本木駅
日本橋駅
神保町
秋葉原駅
0
②休日
○総駐車需要に対して、供給量が多くなっているのは六本木駅・上野駅のみであり、その他の地区では路上駐車を収容するための駐車場容量
が不足していることが考えられる。
○一方、供給量は少ないが路上駐車の多い地区は、神保町駅・湯島駅・浅草駅・五反田駅・荻窪駅・赤羽駅等となっている。
ピーク時の総駐車需要と収容台数(休日)
600
500
300
200
100
駐車場利用
路上駐車
北千住
綾瀬駅
石神井公園
赤羽駅
池袋駅
荻窪駅
阿佐ヶ谷駅
中野駅
恵比寿駅
渋谷駅
二子玉川駅
三軒茶屋駅
大森駅
蒲田駅東部
目黒駅
五反田駅
大井町駅
木場駅
錦糸駅
浅草駅
上野駅
湯島駅
新宿駅西口
新宿駅東口
品川駅
六本木駅
日本橋駅
神保町
0
秋葉原駅
駐車需要(台)
400
収容台数
※路上駐車台数は、合法、違法の路上駐車台数の合算
図 2-59 ピーク時の総駐車需要(休日)
65
(2)地区別の駐車需給バランス
○駐車容量が需要を上回る地区は、平日では上野駅1箇所、休日では六本木駅、上野駅、
阿佐ヶ谷駅の 3 箇所である。
○ほとんどの地区で、需要が供給量を上回っていることがわかる。
ピーク時の駐車需給バランス(H20 平日)
秋葉原駅
-38
神保町
-135
日本橋駅
-179
-43
品川駅
-157
-30
108
品川駅
-362
-37
新宿駅東口
-183
湯島駅
19
浅草駅
錦糸駅
-91
木場駅
-122
池袋駅
-111
-163
赤羽駅
-98
-31
綾瀬駅
-58
-50
北千住
-45
-100
-96
石神井公園
-23
-200
15
荻窪駅
-130
-300
-108
阿佐ヶ谷駅
-21
北千住
-70
中野駅
-108
阿佐ヶ谷駅
綾瀬駅
-56
恵比寿駅
-141
石神井公園
-79
渋谷駅
-33
赤羽駅
-125
二子玉川駅
-62
渋谷駅
池袋駅
-59
三軒茶屋駅
二子玉川駅
荻窪駅
-117
大森駅
-103
中野駅
-94
蒲田駅東部
-151
恵比寿駅
-135
目黒駅
-137
大森駅
-125
五反田駅
-115
三軒茶屋駅
-56
大井町駅
-195
蒲田駅東部
-242
木場駅
-81
目黒駅
12
-332
錦糸駅
-68
大井町駅
-103
上野駅
-198
五反田駅
-144
湯島駅
上野駅
浅草駅
-292
新宿駅西口
-147
-400
-166
神保町
六本木駅
-84
新宿駅西口
-500
秋葉原駅
日本橋駅
六本木駅
新宿駅東口
ピーク時の駐車需給バランス(H20 休日)
0
100
200
300
400
-500
500
-18
-400
-300
-200
-100
0
100
200
駐車容量−駐車需要(台)
駐車容量−駐車需要(台)
図 2-60 ピーク時の駐車需給バランス
66
300
400
500
2.7 駐車特性のまとめ
これまでの分析結果をまとめると、東京 23 区内主要地区における駐車特性は以下のとおりで
ある。
2.7.1 四輪
(1)駐車場の整備状況
○平成 17 年度の 974 場に対して、1,261 場と整備が進んでいる。特に、秋葉原駅では大
規模な再開発が進んだ影響で 1,000 台以上の駐車場整備が進んでいる。一方、渋谷駅
などで駐車場数・収容台数とも、減少している地区も見られる(H17 年と H20 年と
もに調査した地区を対象)。
○収容台数で見ると、平成 17 年の 33,761 台から 36,791 台と増加していることを示し
ている(H17 年と H20 年ともに調査した地区を対象)。
○駐車場の収容台数規模で見ると、30 台以下の駐車場が約 80%(収容台数ベース)を
占めており、小規模駐車場(コインパーキングなど)が多いことが考えられる。
○駐車場の形態をみると、平地自走が約 78%を占め最も多くなている。次いで、立体機
械が約 11%を占めるが、秋葉原駅・銀座駅・日本橋駅など大規模商業施設の立地する
地区での割合が高くなっている。
(2)駐車場の利用状況
○ピーク時の駐車場利用率の平均は、平成 14 年度の 50.5%【58.9%】、平成 17 年度の
49.3%【65.5%】、平成 20 年度の 50.6%【53.7%】に推移している(H14・H17・H20
年ともに調査した地区を対象)。
○また、ピーク時の駐車場利用台数は平成 17 年の 15,808 台【22,661 台】に対して、平
成 20 年では 18,181 台【20,327 台】となっており、平日は増加しているが、休日は減
少していることがわかる(H17 年と H20 年ともに調査した地区を対象)。
○平日の利用率の変化は小さくほぼ一定していると考えられる。また、利用台数も 1 割
程度ほど増加しており、平日の駐車場利用は増加していると考えられる
○休日は、過年度と比べて利用率の大きな低下および利用台数自体も 1 割程度減少して
いることから、休日の駐車場利用は確実に減少しているといえる。
○平日・休日ともに、平均利用率からは、平成 18 年 6 月以降に実施されている、放置
車両確認事務の民間委託などによる取締りの強化の影響は少ないことが考えられる。
*【
】内の数値は休日
67
(3)路上駐車の状況
■路上駐車
○違法路上駐車台数(ピーク時)は、平成 14 年度の 9,279 台【9,584 台】、平成 17 年度
の 7,522 台【7,204 台】
、平成 20 年度の 4,054 台【3,212 台】と着実に減少している。
特に、平成 17 年以降の路上駐車台数の減少が大きく半減に近い状況となっている。
(H14・H17・H20 年ともに調査した地区を対象)。
○また、平成 20 年度と平成 17 年度を比較すると、全地区平均で約 58%【約 51%】と
路上駐車は大きく減少している(H17 年と H20 年ともに調査した地区を対象)。
○車種別に見ると、乗用車は全地区平均で半減【約 55%減】しているが、小型貨物は約
40%減【約 35%減】、普通貨物は約 20%減【約5%増】となっている(H17 年と H20
年ともに調査した地区を対象)。
○乗用車類の減少が顕著となっているが、貨物車類の減少は比較的少ない。
○平成 20 年調査の全地区(48 地区)の違法路上駐車車両数(ピーク時)の平均は、1.32
台/0.1km(平成 17 年は 2.45 台/0.1km)、【1.07 台/0.1km(平成 17 年は 2.03 台
/0.1)km】である。平成 17 年に比べると、やはり半減に近い状況である。
○路上駐車車両の車種分類を見ると、平日は時間帯による変動が大きく 13 時・15 時台
は小型貨物が多いが、その他の時間帯では乗用車が多くなっている。また、21 時台で
はタクシーも約 20%を占めている。
○休日は時間帯による変動が小さく、ほとんどの時間帯で乗用車が約 70%を占めてい
る。その他、貨物車類は 13 時台が最も多く、タクシーは 21 時台に最も多い。
○また、貨物車両の占める割合が最も高い 13 時を対象にすると、大手宅配事業者の占
める割合は軽貨物では平日で約 46%、休日で約 40%と高くなっている。また、小型
貨物でも 15%前後となっている。
■路上駐車の駐車時間
○全地区(9 地区)の平均駐車時間は、平日平均で 24 分、休日平均で 26 分であり、大
きな差はない。
○車種別にみると、平日・休日とも貨物車類が長く、タクシーは短い傾向にある。バス
は平日で長くなっているが休日は短い。
(4)駐車需給バランス
○多くの地区では、総駐車需要に対して駐車場収容台数(PT・PM を含む)が上回って
いる地区が圧倒的に多くなっている。比較的需要の多い地区で、需要が供給量を上回
るのは神保町駅である。
○駐車需給バランスの推移をみると、需要が供給量を上回る地区が、平成 14 年度に 15
地区【18 地区】、平成 17 年度に 10 地区【13 地区】、平成 20 年度には4地区【5 地区】
と減少しており、需給バランスが改善された地区が増えていることがわかる。
*【
】内の数値は休日
68
2.7.2 自動二輪
(1)駐車場の整備状況
○駐車場は 76 場、容量で 2,466 台整備されている。
○駐車場の収容台数規模で見ると、30 台以下の駐車場が約 70%(収容台数ベース)を
占めており、小規模駐車場が多いことがわかる。
○駐車場の構造形式を見ると、地下構造が約 16%、平地構造が約 80%と、平地構造が
多い。
○ロック形式を見ると、チェーンロック式が約 50%と半数を占めている。
(2)駐車場の利用状況
○ピーク時の駐車場利用率の平均は、平日で約 68%、休日も約 68%と四輪に比べて高
い利用率となっている。
○駐車場利用台数の多い地区は、秋葉原駅・六本木駅・新宿駅・大井町駅・渋谷駅など
であり、商業施設の集積した地区での需要が多いことがわかる。
(3)路上駐車の状況
■路上駐車
(平日)
○新宿駅東口が最も路上駐車が多く 379 台であり、次いで浅草駅が 211 台、新宿駅西口
が 202 台である。
○阿佐ヶ谷駅が最も路上駐車が少なく 42 台であり、品川駅・木場駅・二子玉川園駅・
石神井公園駅・綾瀬駅・北千住駅は 100 台未満である。
(休日)
○浅草駅が最も路上駐車が多く 337 台となっている。次いで、新宿駅東口が 316 台であ
り、この 2 地区が 300 台以上となっている。
○阿佐ヶ谷駅が最も路上駐車が少なく 14 台であり、六本木駅・北千住駅では 50 台以下
となっている。
■路上駐車の駐車時間
○全地区(9 地区)の平均駐車時間は、平日平均で 88 分、休日平均で 80 分であり、曜
日特性は少ない。ただし、四輪に比べて駐車時間が非常に長い。
○車種別にみると特に大きな差はないが、地区別に見るとハラツキが大きく地域特性を
反映していることが考えられる。
(4)駐車需給バランス
○多くの地区では、駐車場収容台数に対して総駐車需要が上回っており、駐車施設の容
量不足が顕著である。
○地区別に見ると、駐車場が 1 箇所のみの地区もあり駐車場整備が遅れていることが考
えられる。
69
3. 路上駐車対策の検討
3.1 対策の検討
(1)駐車の需給バランスの状況
各地区における駐車の需給バランスを検証するに当たり、以下の 4 つの状況を把握する。
①ピーク時の需給バランス
ピーク時を対象として、駐車需要(駐車場利用台数+路上駐車台数)と駐車容量を比較し、
需要と供給のバランスを 3 つに分類する。なお、日々の需要変動(0.1 の割合を想定)を踏
まえ、0.9<(駐車需要/駐車容量)<1.1 を需給バランスが均衡している状態とする。
・駐車容量
>
駐車需要
:(駐車需要/駐車容量)≦0.9
・駐車容量
≒
駐車需要
:0.9<(駐車需要/駐車容量)<1.1
・駐車容量
<
駐車需要
:1.1≦(駐車需要/駐車容量)
②平休・時間バランス
平日と休日の駐車需要のバランス、ピーク時とオフピーク時の駐車需要のバランスを以下
のとおり分類する。なお、日々の需要変動を踏まえ 0.9<(平日/休日または休日/平日)
<1.1 を平休バランスが均衡している、1.0≦(ピーク時/オフピーク時)<2.0 を時間バラ
ンスが均衡している状態とする。
・平休バランス
:0.9<(平日/休日または休日/平日)<1.1 ・・・均衡
・時間バランス(ピーク率)
:1.0≦(ピーク時/オフピーク時)<2.0 ・・・均衡
③駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係
ピーク時を対象として、駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係を 4 つに分類する。
(各
地区の平均値との比較)
・駐車場への転換可能性が高い地区 :駐車場利用率が低い+違法路上駐車車両数が多い
・駐車需要が多い地区
:駐車場利用率が高い+違法路上駐車車両数が多い
・駐車需要が少ない地区
:駐車場利用率が低い+違法路上駐車車両数が少ない
・駐車問題が少ない地区
:駐車場利用率が高い+違法路上駐車車両数が少ない
④車種バランス
ピーク時の違法路上駐車の車種構成により、路上駐車の多い車種を抽出する。(各地区の
平均値との比較)
70
(2)ピーク時の需給バランス
①平日(四輪)
○駐車容量が駐車需要を上回る地区は 42 地区あり、特に、池袋駅外周部、銀座駅は駐
車容量が駐車需要を 1,000 台以上も上回っている。
○駐車容量と駐車需要が均衡している地区は、両国駅、五反田駅、阿佐ヶ谷駅、金町駅
の 4 地区である。
○駐車需要が駐車容量を上回る地区はわずか 2 地区であり、いずれも需要そのものが少
ない地区である。
○全体としては、駐車容量が需要を上回っているといえる。
駐車需要と駐車容量の関係(平日)
4,000
池袋駅外周部
駐車容量>駐車需要 の地区
3,500
駐車容量(台)
3,000
銀座駅
日本橋駅 秋葉原駅
池袋駅
2,500
2,000
錦糸町駅
1,500
二子玉川駅
渋谷駅
新宿駅東口
駐車容量<駐車需要 の地区
駐車容量≒駐車需要 の地区
浅草駅
神保町駅
1,000
中野駅
自由が丘駅
両国駅
500
木場駅
0
0
500
1,000
1,500
2,000
駐車需要(台)
判定
2,500
3,000
3,500
4,000
地区
駐車容量>駐車需要 秋葉原駅、神保町駅、銀座駅、日本橋駅、六本木駅、品川駅、新宿駅東口、
高田馬場駅、湯島駅、後楽園駅、上野駅、浅草駅、錦糸町駅、大井町駅、
の地区(42 地区) 目黒駅、中目黒駅、自由が丘駅、蒲田駅、蒲田駅東部、大森駅、三軒茶屋
駅、二子玉川駅、渋谷駅、恵比寿駅、中野駅、野方駅、荻窪駅、池袋駅、
池袋駅外周部、王子駅、赤羽駅、日暮里駅、町屋駅、板橋駅、大山駅、石
神井公園駅、大泉学園駅、綾瀬駅、北千住駅、新小岩駅、船堀駅、篠崎駅
駐車容量≒駐車需要 両国駅、五反田駅、阿佐ヶ谷駅、金町駅
の地区(4 地区)
駐車容量<駐車需要 東陽町駅、木場駅
地区(2 地区)
図 3-1 ピーク時の需給バランス(平日)
71
②休日(四輪)
○駐車容量が駐車需要を上回る地区は 39 地区あり、特に、池袋駅外周部、日本橋駅、
秋葉原駅は駐車容量が駐車需要を 1,000 台以上も上回っている。
○駐車容量と駐車需要が均衡している地区は、神保町駅、高田馬場駅、五反田駅の3地
区である。
○駐車需要が駐車容量を上回る地区は6地区であり、いずれも需要そのものが少ない地
区が多い。
○全体としては、駐車容量が需要を上回っているといえる。
駐車需要と駐車容量の関係(休日)
4,000
駐車容量>駐車需要 の地区
池袋駅外周部
3,500
3,000
駐車容量(台)
銀座駅
2,500
秋葉原駅
日本橋駅
2,000
錦糸町駅
駐車容量<駐車需要 の地区
二子玉川駅
渋谷駅
駐車容量≒駐車需要 の地区
新宿駅東口
1,500
北千住駅
浅草駅
六本木駅
神保町駅
湯島駅 上野駅
自由が丘駅
両国駅
高田馬場駅
木場駅
1,000
500
0
0
500
1,000
1,500
2,000
駐車需要(台)
判定
2,500
3,000
3,500
4,000
地区
駐車容量>駐車需要 秋葉原駅、銀座駅、日本橋駅、六本木駅、品川駅、新宿駅東口、湯島駅、
の地区(39 地区)
後楽園駅、錦糸町駅、両国駅、木場駅、大井町駅、中目黒駅、自由が丘駅、
蒲田駅、蒲田駅東部、大森駅、三軒茶屋駅、二子玉川駅、渋谷駅、恵比寿
駅、中野駅、荻窪駅、池袋駅、池袋駅外周部、王子駅、赤羽駅、日暮里駅、
町屋駅、板橋駅、大山駅、石神井公園駅、大泉学園駅、綾瀬駅、北千住駅、
新小岩駅、金町駅、船堀駅、篠崎駅
駐車容量≒駐車需要 神保町駅、高田馬場駅、五反田駅
の地区(3 地区)
駐車容量<駐車需要 上野駅、浅草駅、東陽町駅、目黒駅、野方駅、阿佐ヶ谷駅
地区(6 地区)
図 3-2 ピーク時の需給バランス(休日)
72
③平日(二輪)
○駐車容量が駐車需要を上回る地区は上野駅 1 地区、駐車容量と駐車需要が均衡してい
る地区は、渋谷駅1地区のみである。
○その他の 27 地区は、駐車需要が容量を上回っており、全体としては、駐車容量が不
足しているといえる。
駐車需要と駐車容量の関係(平日)
600
渋谷駅
駐車容量>駐車需要 の地区
500
駐車容量(台)
400
300
駐車容量≒駐車需要 の地区
六本木駅
秋葉原駅
200
池袋駅
上野駅
新宿駅西口
大井町駅
100
阿佐ヶ谷駅
木場駅
0
0
100
駐車容量<駐車需要 の地区
日本橋駅
品川駅 蒲田駅東部
三軒茶屋駅
神保町
浅草駅
200
新宿駅東口
300
400
500
600
駐車需要(台)
判定
地区
駐車容量>駐車需要 上野駅
の地区(1 地区)
駐車容量≒駐車需要 渋谷駅
の地区(1 地区)
駐車容量<駐車需要
地区(27 地区)
秋葉原駅、六本木駅、阿佐ヶ谷駅、石神井公園、大井町駅、池袋駅、錦糸
駅、品川駅、中野駅、北千住駅、大森駅、目黒駅、新宿駅西口、蒲田駅東
部、綾瀬駅、恵比寿駅、二子玉川駅、日本橋駅、三軒茶屋駅、荻窪駅、新
宿駅東口、神保町、湯島駅、浅草駅、五反田駅、木場駅、赤羽駅
図 3-3 ピーク時の需給バランス(平日)
73
④休日(二輪)
○駐車容量が駐車需要を上回る地区は六本木駅、阿佐ヶ谷駅の 2 地区、駐車容量と駐車
需要が均衡している地区は、上野駅、渋谷駅の 2 地区のみである。
○その他の 25 地区は、駐車需要が容量を上回っており、全体としては、駐車容量が不
足しているといえる。
駐車需要と駐車容量の関係(休日)
600
渋谷駅
500
駐車容量>駐車需要 の地区
駐車容量(台)
400
300
駐車容量<駐車需要 の地区
駐車容量≒駐車需要 の地区
六本木駅
200
秋葉原駅
池袋駅
新宿駅西口
大井町駅
錦糸駅
中野駅
日本橋駅
蒲田駅東部
新宿駅東口
三軒茶屋駅
浅草駅
湯島駅
上野駅
100
阿佐ヶ谷駅
木場駅
0
0
100
200
300
400
500
600
駐車需要(台)
判定
地区
駐車容量>駐車需要 六本木駅、阿佐ヶ谷駅
の地区(2 地区)
駐車容量≒駐車需要 上野駅、渋谷駅
の地区(2 地区)
駐車容量<駐車需要
地区(25 地区)
日本橋駅、品川駅、北千住駅、秋葉原駅、大森駅、石神井公園、恵比寿駅、
池袋駅、大井町駅、新宿駅西口、中野駅、目黒駅、蒲田駅東部、綾瀬駅、
錦糸駅、二子玉川駅、三軒茶屋駅、荻窪駅、新宿駅東口、湯島駅、五反田
駅、神保町、木場駅、浅草駅、赤羽駅
図 3-4 ピーク時の需給バランス(休日)
74
(3)平休・時間バランス
①平日(四輪)
○平休バランスをみると、平日の需要が大きい地区は秋葉原駅、六本木駅など 21 地区
(B、D 地区)あり、両国駅は休日の 2 倍以上の需要がある。一方、曜日変動が小さ
い地区は銀座駅、上野駅など 15 地区(A、C 地区)ある。
○時間バランスをみると、ピーク時の需要がオフピーク時の3倍以上ある地区は両国駅、
木場駅、二子玉川園駅、北千住駅の4地区となっている。
平休と時間のバランス(平日)
8.0
休日の方が需要が多い
平日の方が需要が多い
時間バランス(平日ピーク/平日オフピーク)
7.0
B 平日の需要が多く
時間変動が大きい地区
二子玉川駅
6.0
5.0
両国駅
北千住駅
4.0
3.0
秋葉原駅
浅草駅
C 曜日・ 時間
変動とも小さ
い地区
2.0
神保町駅 蒲田駅東部
自由が丘駅
池袋駅
大井町駅 高田馬場駅
銀座駅
1.0
0.0
0.5
1.0
B
C
D
E
D 平日の需要が多く
時間変動が小さい地区
六本木駅
1.5
2.0
2.5
平休バランス(平日/休日)
判定
A
時
間
変
動
が
大
き
い 木場駅
A 曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
3.0
3.5
4.0
地区
曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
(6 地区)
平日の需要が多く
時間変動が大きい地区
(11 地区)
曜日・時間変動とも
小さい地区(6 地区)
平日の需要が多く
時間変動が小さい地区
(10 地区)
休日の需要が多い
地区(15 地区)
上野駅、自由が丘駅、三軒茶屋駅、二子玉川駅、日暮里駅、綾瀬
駅
秋葉原駅、日本橋駅、品川駅、両国駅、東陽町駅、木場駅、中目
黒駅、蒲田駅東部、恵比寿駅、野方駅、船堀駅
大森駅、中野駅、王子駅、石神井公園駅、大泉学園駅、新小岩駅
六本木駅、高田馬場駅、湯島駅、五反田駅、蒲田駅、阿佐ヶ谷駅、
赤羽駅、町屋駅、板橋駅、金町駅
神保町駅、銀座駅、新宿駅東口、後楽園駅、浅草駅、錦糸町駅、
大井町駅、目黒駅、渋谷駅、荻窪駅、池袋駅、池袋駅外周部、大
山駅、北千住駅、篠崎駅
図 3-5 平休・時間バランス(平日)
75
②休日(四輪)
○平休バランスをみると、休日の需要が大きい地区は神保町駅、大井町駅など 15 地区
(B、D 地区)ある。一方、曜日変動が小さい地区は日本橋駅、上野駅など 14 地区(A、
C 地区)ある。
○時間バランスをみると、ピーク時の需要がオフピーク時の3倍以上ある地区は北千住
駅、二子玉川駅、浅草駅、池袋駅等となっている。
平休と時間のバランス(休日)
平日の方が需要が多い
8.0
B 休日の需要が多く
時間変動が大きい地区
休日の方が需要が多い
北千住駅
二子玉川駅
時間バランス(休日ピーク/休日オフピーク)
7.0
A 曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
6.0
浅草駅
時
間
変
動
が
大
き
い
5.0
C 曜日・ 時間
変動とも
小さい地区
4.0
神保町駅
池袋駅
荻窪駅
湯島駅
上野駅
後楽園駅
両国駅
銀座駅
秋葉原駅
新宿駅東口
3.0
2.0
池袋駅外周部
蒲田駅 大井町駅
木場駅 品川駅
六本木駅
D 休日の需要が多く
時間変動が小さい地区
1.0
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
平休バランス(休日/平日)
判定
A
B
C
D
E
3.0
3.5
4.0
地区
曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
(5 地区)
休日の需要が多く
時間変動が大きい地区
(12 地区)
曜日・時間変動とも
小さい地区(9 地区)
日本橋駅、上野駅、二子玉川駅、石神井公園駅、綾瀬駅
休日の需要が多く
時間変動が小さい地区
(3 地区)
平日の需要が多い
地区(19 地区)
大井町駅、目黒駅、篠崎駅
神保町駅、銀座駅、新宿駅東口、後楽園駅、浅草駅、錦糸町駅、
渋谷駅、荻窪駅、池袋駅、池袋駅外周部、大山駅、北千住駅
自由が丘駅、大森駅、三軒茶屋駅、中野駅、野方駅、王子駅、日
暮里駅、大泉学園駅、新小岩駅
秋葉原駅、六本木駅、品川駅、高田馬場駅、湯島駅、両国駅、東
陽町駅、木場駅、五反田駅、中目黒駅、蒲田駅、蒲田駅東部、恵
比寿駅、阿佐ヶ谷駅、赤羽駅、町屋駅、板橋駅、金町駅、船堀駅
図 3-6 平休・時間バランス(休日)
76
③平日(二輪)
○平休バランスをみると、平日の需要が大きく時間変動が大きい地区は北千住駅 1 地区
である。また、平日の需要が多く時間変動の少ない地区は日本橋駅、六本木駅など 15
地区(D 地区)ある。
○時間バランスをみると、ピーク時の需要がオフピーク時の3倍以上ある地区は北千住
駅のみである。
平休と時間のバランス(平日)
5.0
時間バランス(平日ピーク/平日オフピーク)
4.5
休日の方が需要が多い
平日の方が需要が多い
B 平日の需要が多く
時間変動が大きい地区
A 曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
4.0
3.0
2.5
C 曜日・ 時間変動とも
小さい地区
石神井公園
上野駅 新宿駅東口
日本橋駅
大森駅
D
平日の需要が多く
三軒茶屋駅
池袋駅
時間変動が小さい地区
品川駅
浅草駅
阿佐ヶ谷駅 六本木駅
秋葉原駅 渋谷駅 新宿駅西口
恵比寿駅
2.0
1.5
1.0
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
平休バランス(平日/休日)
判定
A
B
C
D
E
時
間
変
動
が
大
き
い
北千住
3.5
1.8
2.0
2.2
2.4
地区
曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
平日の需要が多く
時間変動が大きい地区
(1 地区)
曜日・時間変動とも
小さい地区(5 地区)
平日の需要が多く
時間変動が小さい地区
(15 地区)
休日の需要が多い
地区(8 地区)
なし
北千住
上野駅、渋谷駅、中野駅、荻窪駅、赤羽駅
日本橋駅、六本木駅、品川駅、新宿駅東口、新宿駅西口、湯島駅、
木場駅、五反田駅、目黒駅、蒲田駅東部、大森駅、三軒茶屋駅、
恵比寿駅、阿佐ヶ谷駅、綾瀬駅
秋葉原駅、神保町駅、浅草駅、錦糸町駅、大井町駅、二子玉川駅、
池袋駅、石神井公園駅
図 3-7 平休・時間バランス(平日)
77
④休日(二輪)
○時間バランスをみると、時間変動が大きい地区は見られない。
○休日の需要が多く時間変動が少ない地区は、秋葉原駅、神保町駅など 8 地区である。
○時間変動曜日変動とも少ない地区は、上野駅、蒲田駅東部など 7 地区である。
平休と時間のバランス(休日)
B 休日の需要が多く
時間変動が大きい地区
5.0
時間バランス(休日ピーク/休日オフピーク)
休日の方が需要が多い
平日の方が需要が多い
4.5
A 曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
4.0
時
間
変
動
が
大
き
い
3.5
3.0
2.5
C 曜日・ 時間変動とも
小さい地区
2.0
上野駅
大森駅
北千住
渋谷駅
六本木駅
新宿駅西口
新宿駅東口
池袋駅
湯島駅
1.5
浅草駅
秋葉原駅 D 休日の需要が多く
時間変動が小さい地区
錦糸町駅
1.0
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
平休バランス(休日/平日)
判定
A
B
C
D
E
1.8
2.0
2.2
2.4
地区
曜日変動が小さく
時間変動が大きい地区
平日の需要が多く
時間変動が大きい地区
曜日・時間変動とも
小さい地区(7地区)
平日の需要が多く
時間変動が小さい地区
(8 地区)
休日の需要が多い
地区(14 地区)
なし
なし
上野駅、蒲田駅東部、渋谷駅、中野駅、荻窪駅、赤羽駅、綾瀬駅
秋葉原駅、神保町駅、浅草駅、錦糸町駅、大井町駅、二子玉川駅、
池袋駅、石神井公園駅
日本橋駅、六本木駅、品川駅、新宿駅東口、新宿駅西口、湯島駅、
木場駅、五反田駅、目黒駅、大森駅、三軒茶屋駅、恵比寿駅、阿
佐ヶ谷駅、北千住駅
図 3-8 平休・時間バランス(休日)
78
(4)駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係
①平日(四輪)
○駐車場への転換可能性が高い地区は 8 地区あり、特に新宿駅東口は駐車場利用率が
40%でありながら、違法路上駐車車両数は 2.1 台/0.1km と高くなっている。
○駐車需要が多い地区は 9 地区であり、秋葉原駅、日本橋駅、品川駅等である。
○駐車需要が少ない地区は 16 地区あり、町屋駅、大山駅、石神井公園駅が特に需要が
少ない。
○駐車問題が少ない地区は 15 地区あり、渋谷駅、中野駅、赤羽駅では駐車場利用率が
50∼60%と低い。
駐車場利用率と路上駐車車両数の関係(平日)
5.0
A 駐車場への転換可能
性が高い地区
B 駐車需要が多い地区
違法路上駐車車両数(台/0.1km)
4.0
3.0
神保町駅
目黒駅
2.0
池袋駅
六本木駅
湯島駅 品川駅
両国駅
錦糸町駅
渋谷駅
浅草駅
池袋駅外周部
大森駅
大井町駅
日暮里駅
新小岩駅
1.0
C 駐車需要が
少ない地区
大山駅
蒲田駅東部
自由が丘駅
二子玉川駅
町屋駅
0.0
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
判定
A
70
阿佐ヶ谷駅
木場駅
80
D 駐車問題
が少ない地区
90
100
地区
駐車場への転換
可能性が高い地
区(8 地区)
B 駐車需要が多い
地区(9 地区)
C 駐車需要が少な
い地区(16 地
区)
D 駐車問題が少な
い地区(15 地
区)
神保町駅、銀座駅、六本木駅、新宿駅東口、後楽園駅、目黒駅、中目黒駅、
池袋駅
秋葉原駅、日本橋駅、品川駅、高田馬場駅、湯島駅、上野駅、錦糸町駅、
両国駅、五反田駅
浅草駅、大井町駅、自由が丘駅、蒲田駅、三軒茶屋駅、恵比寿駅、荻窪駅、
池袋駅外周部、王子駅、日暮里駅、町屋駅、大山駅、石神井公園駅、綾瀬
駅、北千住駅、篠崎駅
東陽町駅、木場駅、蒲田駅東部、大森駅、二子玉川駅、渋谷駅、中野駅、
野方駅、阿佐ヶ谷駅、赤羽駅、板橋駅、大泉学園駅、新小岩駅、金町駅、
船堀駅
図 3-9 駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係(平日)
79
②休日(四輪)
○駐車場への転換可能性が高い地区は6地区あり、特に、目黒駅は新宿駅東口は駐車場
利用率が約 39%でありながら、違法路上駐車車両数は 3.4 台/0.1km と高くなってい
る。
○駐車需要が多い地区は 9 地区であり、秋葉原駅、日本橋駅、銀座駅等である。
○駐車需要が少ない地区は 17 地区あり、なかでも木場駅、町屋駅は特に需要が少ない。
○駐車問題が少ない地区は 16 地区あり、なかでも湯島駅、池袋駅外周部、大泉学園駅、
北千住駅、船堀駅、篠崎駅では駐車場利用率が 50%台と低い。
駐車場利用率と路上駐車車両数の関係(休日)
5.0
A 駐車場への転換可能
性が高い地区
B 駐車需要が多い地区
違法路上駐車車両数(台/0.1km)
4.0
目黒駅
3.0
神保町駅
2.0
1.0
日暮里駅
C 駐車需要が
少ない地区
木場駅
荻窪駅
六本木駅
蒲田駅東部
両国駅 大山駅
自由が丘駅
町屋駅
0.0
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
判定
A
浅草駅
錦糸町駅
大森駅
池袋駅
渋谷駅
二子玉川駅
D 駐車問題
が少ない地区
70
80
90
100
地区
駐車場への転換
可能性が高い地
区(6 地区)
B 駐車需要が多い
地区(9 地区)
C 駐車需要が少な
い地区(17 地
区)
D 駐車問題が少な
い地区(16 地
区)
高田馬場駅、東陽町駅、五反田駅、目黒駅、中目黒駅、蒲田駅
秋葉原駅、神保町駅、銀座駅、日本橋駅、後楽園駅、上野駅、浅草駅、錦
糸町駅、大森駅
六本木駅、品川駅、両国駅、木場駅、自由が丘駅、蒲田駅東部、三軒茶屋
駅、恵比寿駅、荻窪駅、王子駅、赤羽駅、日暮里駅、町屋駅、板橋駅、大
山駅、石神井公園駅、綾瀬駅
新宿駅東口、湯島駅、大井町駅、二子玉川駅、渋谷駅、中野駅、野方駅、
阿佐ヶ谷駅、池袋駅、池袋駅外周部、大泉学園駅、北千住駅、新小岩駅、
金町駅、船堀駅、篠崎駅
図 3-10 駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係(休日)
80
③平日(二輪)
○駐車場への転換可能性が高い地区は 3 地区であり、浅草駅、大森駅、荻窪駅となって
いる。
○駐車需要が多い地区は 6 地区であり、新宿駅東口・西口、五反田駅等である。
○駐車需要が少ない地区は 9 地区であり、二子玉川駅、石神井公園駅、北千住駅が特に
需要が少ない。
○駐車問題が少ない地区は 11 地区あり、特に六本木駅では駐車場利用率が約 65%と低
い。
駐車場利用率と路上駐車車両数の関係(平日)
3.0
A 駐車場への転換可能
性が高い地区
B 駐車需要が多い地区
違法路上駐車車両数(台/0.1km)
2.5
三軒茶屋駅
中野駅
目黒駅
五反田駅
2.0
新宿駅西口
浅草駅
1.5
石神井公園
大森駅
荻窪駅
赤羽駅
池袋駅
湯島駅
錦糸駅
1.0
渋谷駅
恵比寿駅
蒲田駅東部
木場駅
綾瀬駅
秋葉原駅
D 駐車問題
が少ない地区
神保町
上野駅
北千住
C 駐車需要が
少な い地区
0.5
六本木駅
0.0
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
判定
A
B
C
D
70
80
90
100
地区
駐車場への転換
可能性が高い地
区(3 地区)
駐車需要が多い
地区(6 地区)
駐車需要が少な
い地区(9 地区)
浅草駅、大森駅、荻窪駅
駐車問題が少な
い地区(11 地
区)
秋葉原駅、日本橋駅、六本木駅、品川駅、木場駅、大井町駅、蒲田駅東部、
渋谷駅、恵比寿駅、阿佐ヶ谷駅、綾瀬駅
新宿駅東口、新宿駅西口、五反田駅、目黒駅、三軒茶屋駅、中野駅
神保町駅、湯島駅、上野駅、錦糸町駅、二子玉川駅、池袋駅、赤羽駅、石
神井公園、北千住駅
図 3-11 駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係(平日)
81
④休日(二輪)
○駐車場への転換可能性が高い地区は 3 地区であり、新宿駅西口、荻窪駅、石神井公園
駅となっている。
○駐車需要が多い地区は 11 地区であり、新宿駅東口、浅草駅等である。
○駐車需要が少ない地区は 9 地区であり、阿佐ヶ谷駅、赤羽駅、綾瀬駅、北千住駅が特
に需要が少ない。
○駐車問題が少ない地区は 5 地区あり、特に恵比寿駅では駐車場利用率が約 70%と低い。
駐車場利用率と路上駐車車両数の関係(休日)
3.0
A 駐車場への転換可能
性が高い地区
B 駐車需要が多い地区
浅草駅
違法路上駐車車両数(台/0.1km)
2.5
中野駅
三軒茶屋駅
2.0
目黒駅
新宿駅西口
石神井公園
大井町駅
池袋駅
1.5
荻窪駅
渋谷駅
赤羽駅
神保町
1.0
大森駅
蒲田駅東部
湯島駅
上野駅
0.5
C 駐車需要が
少ない地区
五反田駅
木場駅
恵比寿駅
日本橋駅
北千住 六本木駅
秋葉原駅
品川駅
D 駐車問題
が少ない地区
阿佐ヶ谷駅
0.0
0
10
20
30
40
50
60
駐車場利用率(%)
判定
A
70
80
90
100
地区
駐車場への転換
可能性が高い地
区(3 地区)
B 駐車需要が多い
地区(11 地区)
C 駐車需要が少な
い地区(10 地
区)
D 駐車問題が少な
い地区(5 地区)
新宿駅西口、荻窪駅、石神井公園
新宿駅東口、浅草駅、錦糸町駅、大井町駅、五反田駅、目黒駅、三軒茶屋
駅、二子玉川駅、渋谷駅、中野駅、池袋駅
神保町、日本橋駅、六本木駅、湯島駅、上野駅、大森駅、阿佐ヶ谷駅、赤
羽駅、綾瀬駅、北千住駅
秋葉原駅、品川駅、木場駅、蒲田駅東部、恵比寿駅
図 3-12 駐車場利用率と違法路上駐車車両数の関係(休日)
82
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