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いま、最もシンプルでパワフルなお金の殖やし方
「いま、最もシンプルでパワフルなお金の殖やし方」 3、デフレからインフレへ ~資本主義の原則に則った行動~ 投資という行為は、将来的に資本(お金)を増加させるために、現在の資本(お金)を投じ る活動のことです。つまり、資本(お金)によって資本(お金)を生むという行為です。 デフレ時 お 金 モノの 価値 お金で持っているだけでお金の価値が上がる 物価上昇率が対前年でマイナス分だけお金の 価値は上がっている インフレ時 お 金 モノの 価値 インフレ(物価上昇率)分お金の価値が下がる 投資をしてインフレ分を稼がないと持っている お金の価値は下がる デフレ下では物価が下がります。したがって現金は持っているだけでその価値は上がりま す。つまり、現金の保持=資本(お金)が資本(お金)を生む状態=投資 、現金の保持=資本(お金)が資本(お金)を生む状態=投資、だったわけです。 、現金の保持=資本(お金)が資本(お金)を生む状態=投資 手元に現金がありさえすれば何もせずとも資本(お金)を得ているのと同じということです。 実際、日本では1995年から2011年までの17年間でGDPデフレーター(名目GDP÷実質GD P×100)でみたデフレは累積で18%に達しています。つまり、現金をこの17年間押し入れに 隠していただけで累積18%の値上がり益を享受したことになります。 デフレの時は「何もしない人が一番良い目をみる」というとんでもないことが起こるのです。 こうなってくると投資が停滞し、国全体の経済活動が低下する。これがデフレの最大の弊害 です。 逆にインフレ時代はどうか、インフレ時代は物価が上がる。物価が上がるということは 物価が上がるということはお 物価が上がるということはお 金の価値が下がることです。すなわち、お金を持っているだけだと、インフレ分(物価上昇 金の価値が下がることです。 率)だけ減価します。キャピタル・ロス(値下がり損)を被ることになります。そのキャピタル・ ロス(値下がり損)を埋め合わせするためにインカム・ゲイン(利息・配当収入)が高くならざ るを得ません。 インフレ時代には現金の価値を維持するために一生懸命投資する必要がありますし、ま インフレ時代には現金の価値を維持するために一生懸命投資する必要がありますし、ま た長期投資が報われる時代であるとも言えます た長期投資が報われる時代であるとも言えます デフレ時代には何もしない人が良い目を見るというおかしなことが起こったのに対し、イン フレになれば何もしない人は損をするという正しい姿に戻ります。 すなわち、デフレという一時的な時間帯を除いて何もしない人は損をするというのが資本 主義社会の原則です。 アメリカの例を見ても、同国は建国240年ぐらいですが、その間デフレであった期間は トータル50年くらいで、あとの190年はインフレ期でした。つまり、同国経済はインフレを 基調としているのです。 日本も事情はまったく同じで明治以来、近代経済の仲間入りをして120年強立ってい ますが、その間のデフレは合計しても19年しかありません。 現在、日本は15~20年ぐらいデフレが続いているわけですが、昨年のアベノミクスの登場 により為替は円高トレンドが終焉し、円安トレンドへ大きく舵を切りました。デフレからイン フレへと資本主義経済の常態に戻りつつあるといえます。 このような資本主義の原則を理解し、行動を起こしましょう。 日米間のインフレ率の差は約2%で 推移していました。2%円高にプレッ シャーがあったとも言えます。 円高トレンドの終焉 昨年来の 円安トレンド