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(2015年) 7 月

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(2015年) 7 月
第546号
エ ア ロ ン カ
平成27年(2015年) 7 月 1 日 (1)
発 行 所
一 般
社団法人
日本飛行連盟
〒105- 東京都港区新橋1 - 18 - 1
0004
航空会館
TEL 0 3−6 2 6 8−8 7 5 5
FAX 0 3−3 5 0 2−0 6 8 0
e-mail/[email protected]
H P / jfa1953.org
Narita Airport Terminal1 の前を離陸するホンダジェット
ホンダジェットがワールド・ツアーで来日。
4 月23日にアメリカから羽田に到着、その後、成田、仙台、神戸、熊本、岡南の各飛
行場で公開展示されました。この飛行は、FAA の事前型式証明を取得した同機を市場
に送り出す最終のプロセスで、日本の次に初のヨーロッパ計13か国を訪問し、総飛行距
離は48,000Km を超える予定。まさしくワールド・ツアーです。
(奧)
TABLE OF CONTENTS
「赤十字飛行隊」…………………………………………………………… 2
「北宇都宮駐屯地に連盟機が集結」……………………………………… 3
「日本全国の赤十字飛行隊配置図」………………………………… 4 〜 5
「フルストール・ランディング」 奥貫 博…………………………… 6
「アメリカを飛んで感じたこと」 徳永 進…………………………… 7
「JFAサロン」…………………………………………………………… 8
NEW 日本飛行連盟公式ピンバッジ
胸に輝くウイングマーク
価 格:3,000円(送料込)
サイズ:横33ミリ 縦15ミリ
連盟事務局にご連絡ください。
(2)
平成27年(2015年) 7 月 1 日
赤十字飛行隊
エ ア ロ ン カ
第546号
高橋 淳 赤十字飛行隊隊長より
“チェック、リチェック、ジャッジメント”
を忘れずに。
群馬支隊
平成27年 5 月17日㈰ 赤城山トレイルランニ
ング・レース(山岳登山マラソンに伴う競技
者の安全確認)
午前 9 時過ぎに赤城ヘリポートを離陸し、
赤城山中腹にある大会本部からレースコース
に沿い赤城山周辺を飛行し、レースの進行状
況および参加選手の状況等を145.32MHz で
群馬県赤十字アマチュア無線奉仕団を通じて
大会本部へ伝達。なお今回も430MHz 帯を使
用して、上空からの画像をデジタル波を利用
して地上の各局へも伝送しました。
JA9421 AS350B 塙 光一 P、群馬県赤十字
飛行隊支援奉仕団員 辻 佳英
平成27年 5 月17日㈰ 平成27年度 富岡市総
合防災訓練
群馬県富岡市上空(現地対策本部:額部小学
校)和合公園場外ヘリポート
日本赤十字社群馬県支部・群馬県警察航空
隊・群馬県防災航空隊との打ち合わせ後、日
本赤十字社緊急支援物資を積込み、同日午前
9 時40分群馬県渋川市赤城ヘリポートを離
陸。123.45MHz にて群馬県警察航空隊ヘリ
「あかぎ」と交信しそれぞれに情報提供を行
った後、富岡市および周辺を飛行・視察。日
赤業務無線にて訓練会場の赤十字救護班と通
信の設定を行い上空からの視察状況を報告
し、またデジタルアマチュア無線機を使用し
て上空からの映像を地上各局へ伝送しなが
ら、富岡市和合公園場外ヘリポートに着陸。
ここで群馬県防災航空隊、富岡市職員、地元
消防団員および群馬県赤十字飛行隊支援奉仕
団員と合流し、
緊急支援物資を
引渡しました。
なお、この場外
ヘリポートへの
着陸および物資
の引渡し状況は
群馬県警察航空
隊ヘリ「あかぎ」
の画像伝送システムにて関係各部所へリアル
タイムで伝送されました。
JA9421 AS350B 塙 光一 P、群馬県赤十
字飛行隊支援奉仕団員 辻 佳英、塙 加織
平成27年 5 月20日㈬ 平成27年度群馬県赤十
字飛行隊支援奉仕団総会
日赤群馬県支部において表記総会があり、平
成26年度事業報告並びに会計報告、平成27年
度事業計画、予算の全議案が承認されました。
長崎支隊
長崎支隊では以下の防災訓練に対し 3 月よ
り各会場での航空機調整会議に出席し、飛行
要領及び各航空機のスケジュール、待機、進
入、離脱を細かく調整してきました。他の航
空機や物件との衝突を防止するため見張り義
務及び衝突防止等の法令遵守、事故防止策な
どを確認のうえ実施。
実施日
5.10㈰
5.19㈫
5.24㈰
訓 練
長崎県諫早市
総合防災訓練
長崎県長崎市
総合防災訓練
長崎県総合防
災訓練
訓練場所 離発着空港・時間
諫早市本明 長崎~長崎
川河川敷
0 +25
長崎市香焼 長崎~長崎
町
0 +40
長崎~佐賀
長崎県対馬
~長崎 2 +50
長崎県及び長崎地方気象台は土砂災害警戒
情報を発表。このような状況のなか、マグニ
チュード7.0の地震が発生し津波警報が発表
された。情報収集の要請を受け、赤十字飛行
隊は赤十字無線奉仕団及び赤十字バイクレス
キュー奉仕団と連携し長崎空港を離陸。災害
現場上空よりライブカメラで日赤本部へ映像
を送るとともに、被災地状況を報告。今年の
各訓練日は天候にも恵まれ、フライトには全
く問題ない気象条件で、安全な訓練が遂行出
来ました。長崎市と諫早市は陸続きのため、
現地までは短時間で行けますが、対馬での訓
練は、長時間の海上フライトとなる為、前日
から気象情報をチェック。この季節は、長崎
西海上及び対馬海域は濃霧注意報がよく発令
されるので当日朝まで気がかりでしたが、現
地前日入りのスタッフよりフライト問題なし
との連絡を受け現地へ向けテイクオフ。
JA3837 C172-N 松本高明 P、指宿浩典
長崎県赤十字無線奉仕団 2 名
佐賀支隊 平成27年 5 月17日㈰ ベストアメ
ニティスタジアム第 4 駐車場、佐賀鳥栖市藤
木町 通信訓練、上空パトロール
愛媛支隊 平成27年 4 月29日㈬ 二宮忠八翁
飛行記念大会(愛媛県八幡市)
JA3828 CR172K 米山徹朗 上岡良久、高橋 浩 JA3601 FA200 藤 岡 毅、 吉 野 浩 三 JA3907 BE-F33 日野 健 治、上 野 雅 樹、岡 功 JA3447BE-E33 管 眞男、小泉 孝
鹿児島支隊 平成27年 5 月10日㈰ 三島村特
攻平和記念祭(鹿児島県鹿児島郡三島村黒島)
JA78KK S269C-1 剥 岩 政 次 P、 吉 永 義 治 JA7951 S269C- 1 児玉 隆 P 2 +30
サポート本山幸千恵、東 博美、西口幸司
(※Pは機長)
第546号
エ ア ロ ン カ
平成27年(2015年) 7 月 1 日 (3)
陸上自衛隊北宇都宮駐屯地に飛行連盟の機体が集結
5 月24日㈰「北宇都宮駐屯地開設42周年記念行事」が行われ、飛行連盟の 7 機がフライイン
しました。参加したのは、地元栃木航空協会のレッドスバル、調布のマリブとソカタ、大利根
のセスナやパイパー、そして静岡・三保のソカタなど。行事は、自衛隊や自治体のヘリの展示
が中心ですが、私たち民間の固定翼もそこに花を添えることができました。
各機は前日駐屯地に飛び、その夜は栃木県航空協会が開催した「展示協力者懇親会」に高橋赤
十字飛行隊隊長以下私たち機長、クルーも出席して、夜更けまでハンガートークが行われました。
イベント当日は好天に恵まれ、ゲートが開くと開門を待ちわびた人々がどっと会場へ。来場
客は約 1 万人で、お子さん連れもたくさん見受けられました。
そんな賑やかな雰囲気の中、突然大きな場内アナウンスで、ドクターヘリの緊急出動が告げ
られました。真っ白なヘリが離陸し、青空をまっしぐらに目的地に向かいます。さらに、昼前
には、栃木県防災航空隊の控室がにわかに慌ただしくなりました。無線で本部と連絡を取る隊
員、黄色いツナギの制服にヘリ降下の装具をテキパキと装着する隊員、誰もが引き締まった表
情です。あっという間に全員が飛び出して、控室は空っぽに。
こんなハレの日でも、消防や自衛隊機の機長、クルーは常に緊張感を持って備えているのが
よく分かり、来場者のみなさんも頼もしく思ったことでしょう。
一方で、こんなのどかなお話もありました。ヘリの爆音の合間に、「ぴよぴよ、ぴよぴよ」
とかわいい鳴き声が ⁉ 大利根から来た機体の垂直尾翼付近から聞こえてくるようです。どう
やら、鳥がそこに巣をつくってしまい、そのままヒナごと連れてきてしまったらしい…。機長
は「ちゃんと大利根に連れて帰ります」と
の優しいことばでした。
以上、子どももヒナも、私たちフライイ
ンのメンバーも楽しかった記念行事のご報
告です。
(阿)
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平成27年(2015年) 7 月 1 日
エ ア ロ ン カ
第546号
第546号
エ ア ロ ン カ
平成27年(2015年) 7 月 1 日 (5)
(6)
平成27年(2015年) 7 月 1 日
エ ア ロ ン カ
フルストール・ランディング
フルストール・ランディングは、着陸進入
の最終段階で機首を徐々に引き起こして減速
させ、地上約 1 ~ 2 Ft 程度の高度で、主翼
が失速し、機体の重量を支えられなくなった
状態で接地させる着陸です。着陸接地の速度
が最小になりますから、制動距離を小さくす
ることが出来ます。
似たようなものとしては、最短距離での停
止を目指すショートフィールド・ランディン
グ、及び、草地や不整地等の軟弱な滑走路面
に対処するためのソフトフィールド・ランデ
ィングがあります。
これらの着陸の訓練では、一般的に、接地
直前までパワーを使用して、操縦可能な最少
速度での接地を目指します。
フルストール・ランディングは、尾輪式の
機体では、尾輪から先に接地させる着陸とし
て一般的に行われているものですが、前輪式
の機体では、適度に機首を上げた状態であれ
ば、安全な着陸が可能なため、技能証明取得
のための訓練や、実地試験においても、フル
ストールまで減速させた着陸が要求されるこ
とはありません。
失速速度の1.3倍か、製造者が設定した速
度で安定した進入を行い、接地点付近に安全
な姿勢で接地できれば、それで良いとされて
いるのです。
しかし、ライセンス取得後の運用で、速度
を残した浅い引き起こしでの着陸に慣れ、そ
れで技量が固まってしまいますと、フルスト
ール・ランディングが出来ないパイロットに
なってしまう心配があります。
フルストール・ランディングには、普段の
着陸とは異なる目測や、慎重な操作が必要で
すし、それが適切に出来ない場合には、ハー
ドランディングや、尾部接地損傷のリスクも
あります。
また、失速直前の機体の特性、抵抗や沈下
の増加、エレベーターやラダーの操作反応等
の理解と共に、適正な対処要領を身に着けて
おきませんと、安全確実なフルストール・ラ
ンディングを実施することはできません。
耐空性審査要領において、単発機の最大重
第546号
奥 貫 博
機首を大きく上げたフルストール・ランディング
量における失速速度は61kt を超えてはなら
ないと定められています。運動エネルギーは
速度の二乗に比例しますから、失速速度の上
限値を定めることにより、不時着等の場合に
おける衝撃を小さくして、安全を確保してい
るのです。
通常、長い滑走路の空港を利用しているよ
うな状況では、接地速度を小さくする意識が
薄くなりがちです。その様な着陸であっても、
接地の際の沈み(沈下率)が小さく管理され
ていれば、ショックの無い、滑らかな着陸に
なるのですが、接地速度が必要以上に大きい
着陸に慣れてしまうと、狭い滑走路や、緊急
事態の不時着等で、フルストール・ランディ
ングが必要となるような場面では困ったこと
になります。
着陸接地の段階では、速度計から目が離れ
ていますので、その辺の速度の状況は、自分
ではよくわからないものです。
失速警報は、失速速度の少なくとも 5 Kt
前から作動しますから、その作動を目安にす
ることも出来ますが、より確実に技量を身に
着けるには、経験豊富な方の同乗による、フ
ルストール・ランディングで定点に接地させ
るための再訓練が必要です。
単発機では、常に、エンジン故障時への対
処を考えておく必要があります。いざという
場合に、安全を確保するための備えとして、
最小の速度で接地をさせる、フルストール・
ランディングの技量を身に着けておくことを
お勧めしたいと思います。
エ ア ロ ン カ
第546号
平成27年(2015年) 7 月 1 日 (7)
アメリカを飛んで感じたこと
徳 永 進
最近雑誌の取材でアメリカを訪問すること
が多く、その都度時間があればセスナをレン
タルして飛行しています。
の砂利道で、降りたのは良いけれど離陸滑走
中に右へ15度程度曲げて距離を稼ぐと言った
離陸を強いられました。
最初にレンタルしたのは、日本の免許を
FAA の免許に書き換え手続きをしたロング
ビーチ空港でした。
ここを飛び立ってロスの観光をするつもり
でしたが、飛び立つ前にフライトプランをど
こに提出すればいいかと尋ねたところ、“フ
ライトプランの目的は?”、と逆に聞かれる
羽目に。そこで“事故などの事象が発生した
時に初動を迅速にするため”、と答えたとこ
ろ、“ロスでは墜落すればすぐに判るから”、
と言われてしまいました。結局フライトプラ
ンなしに飛ぶことになりましたが、その後の
フライトでもフライトプランを提出する機会
はありませんでした。
その代り常に TCA やアプロー
チと交信することになり、何事も
目的志向と自己責任でやるのだな
~、と強く感じました。
最近ではこの 4 月にアリゾナ州のユマで飛
行しました。54AZ と呼ばれる砂漠の中の飛
行場で、離陸したらすぐにタワー代わりに隣
接するユマの海兵隊航空基地のタワーとコン
タクトします。この基地では年二回大きな演
習が行われ、80機以上の軍用機が集結します
が、そんな中でも TGL をやらせてくれる等
アメリカにおける自家用飛行機の地位の高さ
を感じました。
この54AZ と呼ばれる飛行場ですが、メキ
シコに近く最終アプローチが国境のフェンス
沿いと言うある意味アプローチのしやすい飛
行場でもありました。
次に飛んだのはアラスカでし
た。ここは道路を含めた飛行場以
外での離着陸が認められている唯
一の州です。とは言ってもどこの
道路でも良いと言うことではなく
車の往来が少ないことが条件にな
ります。あいにく飛ぼうとした季
節はサケの遡上時期で、普段練習
で使っている道路がサケ釣りの車
で一杯だったので道路への着陸は
断念。代わりに挑戦したのが山間
カナダ・アンカレッジの北東に位置するパーマーの飛行場から
約10分。レイクジョージ氷河の荒れ地に着陸。
筆者 徳永進:2003年自家用陸上単発免許取得。総飛行時間
296時間。
――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――◦――
大利根飛行場
日本飛行連盟の飛行場
茨城県稲敷郡河内町・利根川河川敷
草の音を聞きにきませんか? 草がどんどん伸びます
草刈正雄大募集~。
静岡県静岡市清水区・三保半島
名物・駿河湾の桜エビが美味しい季節です。
三 保 飛 行 場
(8)
平成27年(2015年) 7 月 1 日
エ ア ロ ン カ
第546号
一般社団法人日本飛行連盟 第63回通常総会
日時場所:平成27年 6 月13日㈯ 15:30 ~ 16:45 航空会館 503号会議室
議 事:第 1 号議案 平成26年度事業報告及び収支決算報告 第 2 号議案 役員改選
第 3 号議案 駐機契約者署名と承認者署名が同一の取扱いについて
委任状含む代表会員15名出席のもと全議案は承認されました 。
◦年間スケジュール◦
月 日
6 月13日
〃
7 月20日
7 月21日
8月1日
8 月22~23日
8 月30日
9月5日
9 月20日
9 月20~30日
未 定
10月 4 日
未 定
10月18日
未 定
未 定
11月 8 日
未 定
未 定
12月
未 定
未 定
2016年2月6日
曜 日
土
〃
月・祝
火
土
土・日
日
土
日
内 容
日本飛行連盟第63回通常総会
日本赤十字社第 4 ブロック合同災害救護訓練
赤十字サマーキャンペーン
航空自衛隊入間基地関東西部地区飛行連絡会 航空安全講習会
ヘリコプター&防災 ・ 防犯フェスティバル2015
栃木県・小山市総合防災訓練空輸投下訓練調整会議
群馬県総合防災訓練
空の日
空の日旬間
航空安全講習会
日 日本赤十字社群馬県支部災害救護訓練
原町赤十字病院災害救護訓練
予定 調布飛行場まつり
陸上自衛隊立川駐屯地防災航空祭
府中市防災訓練
日 渋川市総合防災訓練
赤十字飛行隊連携訓練
赤十字飛行隊全国支隊長研修
連盟忘年懇親会
海上自衛隊下総航空基地周辺飛行安全会同
陸上自衛隊北宇都宮駐屯地宇都宮航空連絡会
土
防災ボランティア・ 4 奉仕団合同研修会
会 場
航空会館
和歌山市
熊本・芦北町鶴ヶ浜海水浴場
航空自衛隊入間基地
取手市内
富山・クロスランドおやべ
小山市石野上河川公園
沼田市利南運動広場
調布飛行場
未定
原町赤十字病院
東京都調布飛行場
立川駐屯地
府中市内
渋川市内
NEXUS、
(公社)
日本動物園水族館協会
日赤本社
下総基地
北宇都宮駐屯地
日本赤十字社群馬県支部
Fly UP