Comments
Description
Transcript
入 札 説 明 書 平成27年度 重要生態系監視地域モニタリング推進事業
入 札 説 明 書 平成27年度 重要生態系監視地域モニタリング推進事業 (シギ・チドリ類調査) [総合評価落札方式(全省庁共通電子調達システム対応)] 環 境 省 自然環境局生物多様性センター は じ め に 本入札等については、会計法(昭和22年法律第35号)、予算決算及び会計令(昭和22年勅令第 165号)、契約事務取扱規則(昭和37年大蔵省令第52号)、その他の関係法令及び環境省入札心 得(別紙)に定めるもののほか、この入札説明書によるものとする。 1.契約担当官等 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 中山 隆治 2.競争入札に付する事項 (1)件 名 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業調査 (シギ・チドリ類調査)[総合評価落札方式] (2)特 質 等 別添2の仕様書による (3)納 入 期 限 平成 28 年 3 月 31 日 (4)納 入 場 所 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター (5)入 札 方 法 本件は、入札に併せて技術等の提案書を受け付け、価格と技術等の総合評価によって落札者を決 定する総合評価落札方式の入札である。 ア.入札者は、業務に係る経費のほか、納入に要する一切の諸経費を含め契約金額を見積もるもの とする。 イ.落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8パーセントに相当する額を加 算した金額(当該金額に1円未満の端数がある時は、その端数金額を切り捨てた金額とする。) をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者である かを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を記載した入札書を提出 しなければならない。 (6)入札保証金及び契約保証金 免除 3.競争参加資格 (1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年者、被保佐人又は 被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合 に該当する。 (2)予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。 (3)環境省から指名停止措置が講じられている期間中の者でないこと。 (4)平成25・26・27年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の「調査・ 研究」において、開札時までに「B」、「C」、「D」級に格付されている者であること。 (5)環境省入札心得において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。 4.入札者の義務等 (1)競争参加の意思の表明 この入札に参加を希望する者は、次に従い書面(様式は任意、件名及び担当者の連絡先を明記) によりその意志を表明しなければならない。 なお、上記書面受領の際は、受領通知をFAXにより送付するので、受領通知が、書面提出時間 が提出日の 15 時 00 分までの場合は、提出日(土曜、日曜、祝日を除く)の 17 時 00 分まで、書面 提出時間が提出日の 15 時 00 分以降の場合は翌日(土曜、日曜、祝日を除く)の 10 時 30 分までに 提出者まで届かない場合は、書面提出場所に確認の上、再度書面を送付すること。 ① 提出期限 平成 27 年 3 月 9 日(月) 17 時 00 分まで ② 提出場所 5.(1)の場所 ③ 提出方法 FAXによること (2)提案書の作成及び提出 この入札に参加を希望する者は、別添3の提案書作成・審査要領に基づき、別添4の提案書作成 様式に沿って提案書を作成し、7.(1)の提出期限までに提出しなければならない。また、開札 日の前日までの間において分任支出負担行為担当官から当該提案書に対して説明を求められた場 合は、これに応じなければならない。なお、過年度の報告書や検討会等における議事概要等につい ては、5.の場所に請求すれば閲覧可能である。閲覧希望の場合には、事前に担当者宛て連絡する こと。 5.契約条項を示す場所等 (1)契約条項を示す場所 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター2 階 生態系監視科 TEL 0555-72-6033 FAX 0555-72-6035 (2)入札説明会の日時及び場所 開催しない。 6.入札に関する質問の受付 (1)この入札説明書、添付資料等に関する質問がある場合は、次に従い書面(様式は任意)により 提出すること。 ① 提出期限 平成 27 年 3 月 9 日(月) 17 時 00 分まで ② 提出場所 5.(1)の場所 ③ 提出方法 持参又はFAXによること (2)質問に対する回答は、平成 27 年 3 月 11 日(水) 17 時 00 分までに下記のURLに掲載する。 http://www.biodic.go.jp/chousa/order.html 7.提案書の提出期限及び提出場所等 (1)提案書等の提出期限及び提出場所 ① 提出期限 平成 27 年 3 月 23 日(月)17 時 00 分まで ただし、持参する場合の受付時間は、平日の9時 30 分から 17 時 00 分まで(12 時 00 分 から 13 時 00 分は除く及び最終日は 17 時 00 分まで)とする。 ② 提出場所 5.(1)の場所 ③ 提出部数 提案書 8部 平成 25・26・27 年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)審査結果通知書の写 2部 (2)提案書の提出方法 ア.提案書等は、提出場所に持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る。提出期限 必着)で提出しなければならない。提案書を郵送する場合は、包装の表に「提案書在中」と明記 すること。 あわせて、電子調達システムにより、別添4の表紙のみを(1)の提出期限までに提出すること。 ただし、書面により入札書を提出する予定の者は、これを省略する。 イ.理由の如何によらず、提案書等が提出期限内に提出場所に現に届かなかった場合は、入札に参 加することはできない。 ウ.提案書提出者は、その提出した提案書等の引換え、変更又は取消しをすることができない。 8.提案書に関するヒアリングの日時及び場所 必要に応じてヒアリングを実施する。 開催する場合には、平成 27 年 3 月 25 日(水)に行う。時間、場所については、提案者と調整の上、 平成 27 年 3 月 24 日(火)17 時までに環境省が指定する。 9.提案書の審査 提出された提案書は、別添5の評価基準表に基づき、提案にかかる事項の履行の確実性に留意して 環境省において審査し、合格した提案書に係る入札書のみを落札決定の対象とする。提案書の合否に ついては、開札日の前日までに提案書提出者に連絡し、不合格となった提案書提出者には、理由を付 して通知するものとする。 10.競争執行の日時、場所等 (1)入札・開札の日時及び場所 日時 平成 27 年 3 月 27 日(金)15 時 00 分 場所 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター1 階 大会議室 (2)入札書の提出方法 ア.電子調達システムによる入札の場合 入札書は、(1)の日時までに電子調達システムにより提出するものとする。 イ.書面による入札の場合 環境省入札心得に定める様式2による書面を平成 27 年 3 月 9 日(月) 17 時 00 分までに5. (1)の場所に持参又はFAXにより提出すること。 また、環境省入札心得に定める様式1による入札書を(1)の日時及び場所に持参すること。 電話、FAX、郵送等による提出は認めない。なお、入札書の日付は、入札日を記入すること。 ウ.入札者は、その提出した入札書の引換え、変更又は取消しをすることができない。 (3)入札の無効 本入札説明書に示した競争参加資格のない者又は入札条件に違反した者の提出した入札書は無 効とする。 11.落札者の決定方法 (1)次の各要件を満たす入札者のうち、別添3の提案書の作成・審査要領に規定する「総合評価点の 計算方法」によって得られた数値の最も高いものを落札者とする。 ア.入札価格が予算決算及び会計令第 79 条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内 であること。 イ.提案書が別添5の評価基準表に定める評価基準のうち必須とされた項目の基礎点の評価基準を 全て満たしていること。 (2)(1)の数値が最も高いものが2人以上あるときは、直ちに当該入札者にくじを引かせ、落札者 を決定するものとする。なお、入札者またはその代理人が直接くじを引くことができないときは、 入札執行事務に関係のない職員がこれにかわってくじを引き落札者を決定するものとする。 (3)落札者となるべき者の申込みに係る価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履 行がされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩 序を乱すおそれがあって著しく不適当であると認められるときは、(1)の各要件を満たす者であ って、落札者となるべき者以外で最も高い数値の者を落札者とすることがある。 12.暴力団排除に関する誓約 当該業務の入札については、環境省入札心得において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約の上 参加すること。また、誓約事項に誓約する旨を提案書及び入札書に明記すること。 13.その他 (1)提案書の履行の確約 契約書には、提案書が添付され、又は提案書の内容が記載されるものであり、落札者は、提案書 の内容の履行を確約しなければならない。 (2)落札者以外の事業実施協力者が存在する場合 提案書において落札者以外の者の協力を得て事業を実施する旨の提案を行っている場合は、契約 の締結に当たりその履行を担保するため、協力の内容、態様等に応じ、契約書の添付資料として再 委任等の実施書又は共同事業実施協定書の提出を求めることがある。落札者がこれに応じないとき は、契約書の提出がないものとして、落札は、その効力を失う。 (3)入札結果の公表 落札者が決定したときは、入札結果は、落札者を含め入札者全員の商号又は名称、入札価格及び 総合評価点について、開札場において発表するとともに、環境省ホームページで公表する。 (4)提案書の取扱い 提出された提案書は、当該入札者に無断で、環境省において入札の審査以外の目的に使用するこ とはない。落札者の提案書は、契約書に添付又は記載されるものであり、行政機関の保有する情報 の公開に関する法律(平成11年法律第42号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人等の正当 な利益を害するおそれがある情報等)を除いて開示される場合がある。 (5)電子調達システムの操作及び障害発生時の問い合わせ先 全省庁共通電子調達システムホームページアドレス https://www.geps.go.jp/ ただし、入札の締め切り時間が切迫している等、緊急を要する場合には、前記5(1)の場所に 連絡すること。 (6)契約締結日までに平成27年度の予算(暫定予算を含む。)が成立しなかった場合は、契約締結日 は予算が成立した日以降とする。 また、暫定予算になった場合、全体の契約期間に対する暫定予算の期間分のみの契約とする場合 がある。 ◎ 添付資料 ・別紙1 環境省入札心得 ・別添1 契約書(案) ・別添2 仕様書 ・別添3 提案書作成・審査要領 ・別添4 提案書作成様式 ・別添5 評価基準表 ・別添6 環境マネジメントシステム認証制度の例 (別紙1) 環 境 省 入 札 心 得 (物品役務 総合評価落札方式) 1.趣旨 環境省の所掌する契約(工事に係るものを除く。)に係る一般競争又は指名競争(以下「競争」 という。)を行う場合において、入札者が知り、かつ遵守しなければならない事項は、法令に定 めるものの他、この心得に定めるものとする。 2.入札説明書等 (1)入札者は、入札説明書及びこれに添付される仕様書、契約書案、その他の関係資料を熟読の うえ入札しなければならない。 (2)入札者は、前項の書類について疑義があるときは、関係職員に説明を求めることができる。 (3)入札者は、入札後、(1)の書類についての不明を理由として異議を申し立てることができ ない。 3.入札保証金及び契約保証金 環境省競争参加資格(全省庁統一資格)を保有する者の入札保証金及び契約保証金は、全額免 除する。 4.入札書の書式等 入札者は、様式1による入札書を提出しなければならない。ただし、電子調達システムにより 入札書を提出する場合は、同システムに定めるところによるものとする。 なお、入札説明書において「電子調達システムにより入札書を提出すること」と指定されてい る入札において、様式1による入札書の提出を希望する場合は、様式2による書面を作成し、入 札説明書で指定された日時までに提出しなければならない。 5.入札金額の記載 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8パーセントに相当する額を加 算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額とする。) をもって落札価格とするので、入札者は消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを 問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。 6.入札書の提出 (1)入札書を提出する場合は、入札説明書において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約の上 提出すること。なお、書面により入札する場合は、誓約事項に誓約する旨を入札書に明記す ることとする。 (2)書面による入札書は、封筒に入れ封印し、かつその封皮に氏名(法人の場合はその名称又は 商号)、宛名(分任支出負担行為担当官環境省自然環境局生物多様性センター長殿と記載) 及び「平成○年○月○日開札[平成○年度○○○業務]の入札書在中」と朱書きして、入札 日時までに提出すること。 (3)電子調達システムにより入札する場合は、同システムに定める手続に従い、入札日時までに 入札書を提出すること。通信状況により提出期限内に電子調達システムに入札書が到着しな い場合があるので、時間的余裕を持って行うこと。 7.代理人等(代理人又は復代理人)による入札及び開札の立会い 代理人等により入札を行い又は開札に立ち会う場合は、代理人等は、様式3による委任状 を持参しなければならない。 8.代理人等の制限 入札者又はその代理人等は、本入札に係る他の入札者の代理人等を兼ねることができない。 9.入札の無効 次の各項目の一に該当する入札は、無効とする。 ① 競争に参加する資格を有しない者による入札 ② ③ 指名競争入札において、指名通知を受けていない者による入札 代理人等が委任状を持参しない入札 ④ 書面による入札において記名押印(外国人又は外国法人にあっては、本人又は代表者の 署名をもって代えることができる。)を欠く入札 ⑤ ⑥ 金額を訂正した入札 誤字、脱字等により意思表示が不明瞭である入札 ⑦ 明らかに連合によると認められる入札 ⑧ 同一事項の入札について他人の代理人を兼ね又は2者以上の代理をした者の入札 ⑨ 入札者に求められる義務を満たすことを証明する必要のある入札にあっては、証明書が 契約担当官等の審査の結果採用されなかった入札 ⑩ 入札書の提出期限までに到着しない入札 ⑪ 別紙において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約しない者による入札 ⑫ その他入札に関する条件に違反した入札 10.入札の延期等 入札参加者が相連合し又は不穏の行動をする等の場合であって、入札を公正に執行するこ とができない状態にあると認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入 札の執行を延期し若しくはとりやめることがある。 11.開札の方法 (1)開札は、入札者又は代理人を立ち会わせて行うものとする。ただし、入札者又は代理人の立 会いがない場合は、入札執行事務に関係のない職員を立ち会わせて行うことができる。 (2)電子調達システムにより入札書を提出した場合には、入札者又は代理人は、開札時刻に端末 の前で待機しなければならない。 (3)入札者又は代理人は、開札場に入場しようとするときは、入札関係職員の求めに応じ競争参 加資格を証明する書類、身分証明書又は委任状を提示しなければならない。 (4)入札者又は代理人は、開札時刻後においては開札場に入場することはできない。 (5)入札者又は代理人は、契約担当官等が特にやむを得ない事情があると認めた場合のほか、開 札場を退場することができない。 (6)開札をした場合において、予定価格の制限内の価格の入札がないときは、直ちに再度の入札 を行うものとする。電子調達システムにおいては、再入札を行う時刻までに再度の入札を行 うものとする。なお、開札の際に、入札者又は代理人が立ち会わず又は電子調達システムの 端末の前で待機しなかった場合は、再度入札を辞退したものとみなす。 12.落札者となるべき者が2者以上ある場合の落札者の決定方法 当該入札の落札者の決定方法によって落札者となるべき者が2者以上あるときは、直ちに 当該者にくじを引かせ、落札者を決定するものとする。なお、入札者又は代理人等が直接く じを引くことができないときは、入札執行事務に関係のない職員がこれに代わってくじを引 き、落札者を決定するものとする。 13.落札決定の取消し 落札決定後であっても、入札に関して連合その他の事由により正当な入札でないことが判 明したときは、落札決定を取消すことができる。 14.契約書の提出等 (1)落札者は、契約担当官等から交付された契約書に記名押印(外国人又は外国法人が落札者で ある場合には、本人又は代表者が署名することをもって代えることができる。)し、落札決 定の日から10日以内(期終了の日が行政機関の休日に関する法律(昭和63年法律第91 号)第1条に規定する日に当たるときはこれを算入しない。)に契約担当官等に提出しなけ ればならない。ただし、契約担当官等が必要と認めた場合は、この期間を延長することがで きる。 (2)落札者が前項に規定する期間内に契約書を提出しないときは、落札は、その効力を失う。 15.契約手続において使用する言語及び通貨 契約手続において使用する言語は日本語とし、通貨は日本国通貨に限る。 別紙 暴力団排除に関する誓約事項 当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記事項について、入札書(見積書) の提出をもって誓約いたします。 この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることとなっても、 異議は一切申し立てません。 また、官側の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報告書に記載のもの(生年月日を含む。)。 ただし、有価証券報告書を作成していない場合は、役職名、氏名及び生年月日の一覧表)及び登記 簿謄本の写しを提出すること並びにこれらの提出書類から確認できる範囲での個人情報を警察に 提供することについて同意します。 記 1.次のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはありません。 (1)契約の相手方として不適当な者 ア 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人である 場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団 体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、暴 力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第 2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴 力団員をいう。以下同じ。)であるとき イ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える 目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき ウ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接 的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき エ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき (2)契約の相手方として不適当な行為をする者 ア 暴力的な要求行為を行う者 イ 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者 ウ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者 エ 偽計又は威力を用いて会計課長等の業務を妨害する行為を行う者 オ その他前各号に準ずる行為を行う者 2.暴力団関係業者を再委託又は当該業務に関して締結する全ての契約の相手方としません。 3.再受任者等(再受任者、共同事業実施協力者及び自己、再受任者又は共同事業実施協力者が当 該契約に関して締結する全ての契約の相手方をいう。)が暴力団関係業者であることが判明した ときは、当該契約を解除するため必要な措置を講じます。 4.暴力団員等による不当介入を受けた場合、又は再受任者等が暴力団員等による不当介入を受け たことを知った場合は、警察への通報及び捜査上必要な協力を行うとともに、発注元の契約担当 官等へ報告を行います。 様式1 入 札 書 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 所 会 社 名 代表者氏名 印 (復)代理人 印 注)代理人又は復代理人が入札書を持参して入札 する場合に、(復)代理人の記名押印が必要。 このとき、代表印は不要(委任状には必要)。 下記のとおり入札します。 記 1 入札件名 :平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査) 2 入札金額 :金 3 契約条件 :契約書及び仕様書その他一切貴省の指示のとおりとする。 4 誓約事項 :暴力団排除に関する誓約事項に誓約する。 円 様式2 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 所 会 社 名 代表者氏名 印 電子調達案件の紙入札方式での参加について 下記入札案件について、電子調達システムを利用して入札に参加できないので、紙入札方式での 参加をいたします。 記 1 入札件名:平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査) 2 電子調達システムでの参加ができない理由 (記入例)電子調達システムで参加する手続が完了していないため 様式3-① 委 任 状 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 (委任者)会 所 社 名 代表者氏名 印 代理人住所 (受任者)所属(役職名) 氏 当社 名 印 を代理人と定め下記権限を委任します。 記 (委任事項) 1 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査)の入札に 関する一切の件 2 1の事項にかかる復代理人を選任すること。 様式3-② 委 任 状 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 代理人住所 (委任者)所属(役職名) 氏 名 印 復代理人住所 (受任者)所属(役職名) 氏 当社 名 印 を復代理人と定め下記権限を委任します。 記 (委任事項) 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査)の入札に関 する一切の件 (別添1) 印 契 約 書 紙 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 中山 隆治(以下 「甲」という。)は、 (以下「乙」という。)と 「平成27年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査)」(以 下「業務」という。)について、次の条項により契約を締結する。 (契約の内容) 第1条 乙は、別添の仕様書及び提案書に基づき業務を行うものとする。 (契約金額) 第2条 契約金額は金 円(うち消費税及び地方消費税の額 円) とする。 2 前項の消費税及び地方消費税の額は、消費税法(昭和63年法律第108号)第28 条第1項及び第29条並びに地方税法(昭和25年法律第226号)第72条の82及 び第72条の83の規定に基づき、契約金額に108分の8を乗じて得た額である。 (履行期限及び納入場所) 第3条 履行期限及び納入場所は次のとおりとする。 履行期限 平成28年3月31日 納入場所 環境省自然環境局生物多様性センター (契約保証金) 第4条 甲は、この契約の保証金を免除するものとする。 (再委任等の禁止) 第5条 乙は、業務の処理を他人に委託し、又は請け負わせてはならない。但し、書面に より甲の承諾を得たときはこの限りではない。 (監督) 第6条 乙は、甲の指示監督により業務を行うものとする。 2 業務の遂行にあたって疑義又は不明の点が生じたときは、甲の指示に従うものとする。 (検査及び引渡し) 第7条 乙は、業務の全部を完了したときは業務終了報告書を作成し、その旨を書面によ り甲に通知しなければならない。 2 甲は、前項の通知を受けたときは、その日から10日以内に検査を行い、検査に合格 した後、乙が成果物の引渡しを申出たときは、直ちにその引渡しを受けなければならな い。 3 乙は、前項の検査に合格しないときは直ちに修補して甲の検査を受けなければならな - 1 - (別添1) い。この場合においては、前項の期間は甲が乙から修補を終了した旨の通知を受けた日 から起算する。 (契約金額の支払い) 第8条 乙は、前条第2項の検査に合格したときは、契約金額(この契約の締結後、契約 金額の変更があった場合には、変更後の契約金額。以下同じ。)の支払いを請求するも のとする。 2 甲は、前項の規定による請求を受けたときは、その日から起算して30日以内(以下 「約定期間」という。)に契約金額を支払わなければならない。 (支払遅延利息) 第9条 甲は、第8条の約定期間内に契約金額を乙に支払わない場合は、約定期間満了の 日の翌日から支払いをする日までの日数に応じ、契約金額に対し、政府契約の支払遅延 に対する遅延利息の率を定める告示により財務大臣が決定する率を乗じて計算した金額 を遅延利息として乙に支払わなければならない。ただし、約定期間内に支払わないこと が、天災地変等甲の責に帰すことのできない事由によるときは、当該事由の継続する期 間は、遅延利息の算定日数に算入しないものとする。 (仕様書等の変更) 第10条 甲は、必要があると認めるときは、仕様書等の変更内容を乙に通知して、仕様 書等を変更することができる。この場合において、甲は、必要があると認められるとき は履行期間若しくは契約金額を変更し、又は乙に損害を及ぼしたときは必要な費用を負 担しなければならない。 (業務の中止) 第11条 天災地変その他止むを得ない事由により、業務の遂行が困難となったときは、 乙は、甲と協議の上契約の解除を行うものとする。 2 前項の規定により契約を解除するときは、第7条から9条までの規定に準じ精算する。 (契約の解除) 第12条 甲は、次の各号の一に該当するときは、催告することなくこの契約の全部又は 一部を解除することができる。 一 乙の責に帰する事由により、乙がこの契約の全部又は一部を履行する見込みがない と認められるとき。 二 乙が第5条、第19条又は第20条の規定に違反したとき。 三 乙又はその使用人が甲の行う監督及び検査に際し不正行為を行い、又は監督官等の 職務の執行を妨げたとき。 四 履行期限内に業務結果の提出がなかったとき。 2 甲は、乙が次の各号の一に該当すると認められるときは、催告することなくこの契約 を解除することができる。 一 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人 である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の 代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者を いう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法 律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法 - 2 - (別添1) 第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき 二 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害 を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき 三 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するな ど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき 四 役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなど しているとき 五 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき 3 甲は、乙が自ら又は第三者を利用して次の各号の一に該当する行為をした場合は、催 告することなくこの契約を解除することができる。 一 暴力的な要求行為 二 法的な責任を超えた不当な要求行為 三 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為 四 偽計又は威力を用いて甲等の業務を妨害する行為 五 その他前各号に準ずる行為 (再受任者等に関する契約解除) 第13条 乙は、契約後に再受任者等(再受任者及び共同事業実施協力者並びに乙、共同 事業実施協力者又は再受任者が当該契約に関して個別に契約する場合の当該契約の相手 方をいう。以下同じ。)が第12条第2項及び第3項の一に該当する者(以下「解除対 象者」という。)であることが判明したときは、直ちに当該再受任者等との契約を解除 し、又は再受任者等に対し契約を解除させるようにしなければならない。 2 甲は、乙が再受任者等が解除対象者であることを知りながら契約し、若しくは再受任 者等の契約を承認したとき、又は正当な理由がないのに前項の規定に反して当該再受任 者等との契約を解除せず、若しくは再受任者等に対し契約を解除させるための措置を講 じないときは、催告することなくこの契約を解除することができる。 (違約金等) 第14条 甲が第12条又は前条第2項の規定により契約の全部又は一部を解除した場合 は、乙は契約金額の100分の10に相当する額を違約金として甲の指定する期間内に 支払わなければならない。 2 乙が、次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、乙は、甲の請求に基づき、契約 金額の100分の10に相当する額を違約金として甲の指定する期間内に支払わなけれ ばならない。 一 この契約に関し、乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22 年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定に違反し、又は乙が構 成事業者である事業者団体が独占禁止法第8条第1号の規定に違反したことにより、 公正取引委員会が乙に対し、独占禁止法第7条の2第1項(独占禁止法第8条の3に おいて準用する場合を含む。)の規定に基づく課徴金の納付命令(以下「納付命令」 という。)を行い、当該納付命令が確定したとき(確定した当該納付命令が独占禁止 法第51条第2項の規定により取り消された場合を含む。)。 二 納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除措置命令 (これらの命令が受注者又は受注者が構成事業者である事業者団体(以下「乙等」と いう。)に対して行われたときは、乙等に対する命令で確定したものをいい、乙等に 対して行われていないときは、各名宛人に対する命令全てが確定した場合における当 - 3 - (別添1) 該命令をいう。次号において「納付命令又は排除措置命令」という。)において、こ の契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1号の規定に違反する行為の実行とし ての事業活動があったとされたとき。 三 納付命令又は排除措置命令により、乙等に独占禁止法第3条又は第8条第1号の規 定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった取引分 野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件につい て、公正取引委員会が乙に対し納付命令を行い、これが確定したときは、当該納付命 令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間を除く。)に入札 (見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分野に該当するも のであるとき。 四 この契約に関し、乙(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑法(明 治40年法律第45号)第96条の6又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95 条第1項第1号に規定する刑が確定したとき。 3 乙が前二項の違約金を甲の指定する期間内に支払わないときは、乙は、当該期間を経 過した日から支払いをする日までの日数に応じ、年5パーセントの割合で計算した額の 遅延利息を甲に支払わなければならない。 (損害賠償) 第15条 甲は、第12条第2項、第3項又は第13条第2項の規定によりこの契約を解 除した場合は、これにより乙に生じた損害について、何ら賠償ないし補償することは要 しない。 2 乙は、甲が第12条第2項、第3項又は第13条第2項の規定によりこの契約を解除 した場合において、甲に損害が生じたときは、その損害を賠償するものとする。 (表明確約) 第16条 乙は、第12条第2項及び第3項のいずれにも該当しないことを表明し、かつ、 将来にわたっても該当しないことを確約する。 2 乙は、解除対象者を再受任者等としないことを確約する。 (不当介入に関する通報・報告) 第17条 乙は、自ら又は再受任者等が、暴力団、暴力団員、社会運動・政治運動標ぼう ゴロ等の反社会的勢力から不当要求又は業務妨害等の不当介入(以下「不当介入」とい う。)を受けた場合は、これを拒否し、又は再受任者等をして、これを拒否させるとと もに、速やかに不当介入の事実を甲に報告するとともに、警察への通報及び捜査上必要 な協力を行うものとする。 (かし担保) 第18条 甲は、第7条の規定により引渡しを受けた後1年以内に隠れたかしを発見した ときは、直ちに期限を指定して当該かしを修補させることができるものとする。 (秘密の保全) 第19条 乙は、この契約の履行に際し知得した相手方の秘密を第三者に洩らし又は利用 してはならない。 (債権譲渡の禁止) - 4 - (別添1) 第20条 乙は、この契約によって生じる権利又は義務の全部若しくは一部を甲の承諾を 得た場合を除き第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会及 び中小企業信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融 機関に対して売掛債権を譲渡する場合にあっては、この限りではない。 (紛争又は疑義の解決方法) 第21条 この契約について、甲乙間に紛争又は疑義を生じた場合には、必要に応じて甲 乙協議して解決するものとする。 本契約の証として本書2通を作成し、当事者記名押印のうえ、各自1通を保有する。 平成 年 甲 乙 月 住 氏 住 氏 所 名 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局 生物多様性センター長 所 名 中山 隆治 印 印 - 5 - 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査) に係る仕様書 1.業務の目的 生物多様性国家戦略に基づき平成 15 年度に開始された重要生態系監視地域モニタリング推進 事業は、我が国の代表的な生態系の状態を長期的かつ定量的にモニタリングすることにより、種 の増減、種組成の変化等を検出し、適切な自然環境保全施策に資することを目的としている。 本業務では、調査対象のひとつである干潟等の湿地生態系について、全国の調査サイトにおい て、指標となる生態系を構成する要素であるシギ・チドリ類に関する調査を実施し、生物多様性 及び生態系機能の状態を把握することを目的とする。 2.業務の内容 本業務は、干潟や砂浜、水田等の生態系におけるシギ・チドリ類調査について、現地調査主体 への調査依頼、調査結果の収集・解析等を行うものである。 (1)業務実施計画書の作成 請負者は、業務実施前に、業務の進め方について環境省自然環境局生物多様性センター担当 官(以下、 「環境省担当官」という)と打ち合わせし、業務実施計画書を作成する。なお、打合 せ終了後速やかに、打合せ概要をとりまとめ環境省担当官宛送付し、環境省担当官の承認を得 て確定すること。 (2)検討会の開催 シギ・チドリ類又はその生息地の生態系に詳しい学識経験者等8名を委員とした検討会を業 務の実施期間中1回開催し、本業務の調査結果等について検討する。なお、委員は添付資料1 のとおりとする。また、委員が欠席した場合には、当該委員へのヒアリングを行うこと。おっ て、検討会の実施に際しては、旅費を「国家公務員等の旅費に関する法律」に準じて支給する と共に、謝金を委員 1 人に対して 1 回あたり 16,300 円程度支給すること。 請負者は、検討会の庶務を担うとともに、事務局として検討会に出席する。また、請負者は 検討会の資料を作成し、環境省担当官と調整した上で、事前に委員に送付する。検討会の終了 後には、環境省担当官の指示する手順に従い、議事録(議事の経過と各出席者の発言趣旨が把 握できるもの)及び議事概要(議事の要点を簡潔にまとめたもの)の案を速やかに作成し、委 員への確認を行った上で、確定する。 なお、紙の資料を配付する場合は、適正部数の印刷、両面印刷等により、紙の使用量の削減 を図ること。また、会議の運営に当たっては、 「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」 (平 成 27 年 2 月 3 日閣議決定)の「会議運営」の判断の基準を満たし、配慮事項にも留意すること。 (3)現地調査の依頼 添付資料2に掲げる 141 箇所の調査サイトにおいて、シギ・チドリ類等の個体数及び周辺の 環境状況について調査を実施する現地調査主体に調査の実施を依頼する。調査手法の詳細につ いては、添付資料3の調査マニュアルのとおり。 現地調査主体の選定に当たっては、過年度の調査結果と同等程度の調査が可能な体制とし、 可能な限り複数名とする。 また、調査を依頼する際には、現地調査主体に対して本業務の目的を説明し、調査結果の取 り扱いに同意を得た上で依頼するものとする。 (4)調査結果の収集・集計・解析 (3)において得られた調査結果について、以下の作業を行う。 ① 各調査期間終了後に現地調査主体より調査結果(数値、写真等)を速やかに収集し、速や かに論理チェック(空欄、誤記等のエラーチェック)及び生態学的チェック(誤同定、誤報 告等のエラーチェック)を行う。 ② ①のチェック終了後の調査結果は電子化し、データファイルを作成する。 なお、データファイルに含まれるデータ内容及び形式については、環境省担当官の指示に 従うこと。 また、「いきものログ一括報告操作マニュアル」(添付資料4)を参照し、「いきものログ (http://ikilog.biodic.go.jp/)」に入力可能な形式でのデータファイルを作成するととも に、 「いきものログ」への一括登録を行う。 ③ 平成 26 年度の冬期及び平成 27 年度の春期、秋期の調査結果を解析し、経年変化及び特徴 等について考察する。 なお、考察の方法に係る詳細については、環境省担当官の指示に従うこと。 調査結果のうち、写真や地図等、著作物性のあるものについては、調査者と使用許諾又は 著作権の移転の手続きを行うこと。 また、各調査サイトにおいて自然環境保全上緊急性が高い、あるいはトピック性の高い事 象が観察された場合には、現地調査主体から随時速やかに報告を受ける体制を整備し、報告 を受け次第、環境省担当官に報告するものとする。 ④ ①~③で得られた平成 26 年度の冬期及び平成 27 年度の春期、秋期の調査結果・解析結果 について、それぞれ速やかに速報を作成するとともに、各期の調査結果と解析をまとめた調 査報告書を作成し、現地調査主体及び委員に配布する。 なお、速報及び調査報告書の記載内容に係る詳細については、環境省担当官の指示に従う こと。 ⑤ 平成 26 年度の春期、秋期、冬期に行った調査結果・解析結果について平成 26 年度総括報 告書を作成する。 (5)調査員交流会の開催 調査を効果的かつ効率的に実施するため、現地調査主体への調査方法に関する情報提供、現 地調査主体間の情報交換等を図ることを目的とした調査員交流会を1回開催する。 (6)業務報告書の作成 (1)から(5)までの業務内容を記した業務報告書を作成する。 3.業務実施期間 契約の締結日から平成 28 年 3 月 31 日 4.成果物 a 2. (4)④で作成した調査報告書(冊子体※1) 計 480 部(160 部×3期) b 2. (4)⑤で作成した総括報告書(冊子体※1) 160 部 c 2. (6)で作成した業務報告書 6 部 d 以下の電子データを保存した電子媒体(CD-R または DVD-R) 2 式 d-1 上記 a~c の電子版(※1) d-2 2. (4)②で作成したデータファイル d-3 2. (4)④で作成した速報のデータ d-4 生物多様性情報クリアリングハウスメカニズムのメタデータ(※2)及びエディタデ ータ 報告書等及びその電子データの仕様及び記載事項は、別添によること。 提出場所 環境省自然環境局生物多様性センター ※1 冊子体の作成要領 (1) 「表紙・背表紙・裏表紙・奥付」の様式は、環境省担当官が提供する電子ファイルに基づく こと。 (2)「目次」の前に「要約」(1000 字程度)を挿入すること。「要約」には英文の対訳を付記す ること。英文の作成は別添1.に示す要領によること。 (3)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。 (4)別添2.に示す「PDF ファイル」を版下とし、そのまま出力・製本したものを調査報告書 及び総括報告書(冊子体)とすること。 (5)製本方法はくるみ製本とすること。 ※2 メタデータは、下記の URL で提供しているツールを用いて作成すること。 http://www.chm.biodic.go.jp/ 5.著作権等の扱い (1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下「著作 権等」という。 )は、環境省が保有するものとする。 (2)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下、 「既存著作物」という。 ) の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。 (3)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の使用に 必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする。 6.情報セキュリティの確保 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施方法及 び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。 (2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性の格付 けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。 また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指示に応 じて適切に取り扱うこと。 (3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履行が不 十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ事故が発生した ときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に関する監査を受け入れる こと。 (4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になった場合 には、確実に返却し又は廃棄すること。 また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当官からの指示に応 じて適切に廃棄すること。 (5)情報システムを構築・改良する業務にあっては、請負者は、環境省情報セキュリティポリ シーに準拠したシステムを構築すること。 (6)ホームページの構築・運営等を含む業務(イベント等の周知のためのホームページを含む) にあっては、環境省 Web サーバ(www.env.go.jp)内での運用を原則とし、利用するアプリケ ーション等の都合により別途のサーバ環境を利用する場合であっても、ドメイン名は政府機 関の属性型ドメインとなる「*.go.jp」を利用すること。 (7)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告すること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf 7.その他 請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、あるい は本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やかに協議しその指示に従うこ と。 別添 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書の仕様は、 「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」 (平成 27 年 2 月 3 日閣議 決定。以下「基本方針」という。 )の「印刷」の判断の基準を満たすこと。 なお、 「資材確認票」 (基本方針 198 頁、表3参照)及び「オフセット印刷又はデジタル印 刷の工程における環境配慮チェックリスト」 (基本方針 199 頁、表4参照)を提出するととも に、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の表示例を参考に、裏表紙 等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準に したがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製してい ます。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針 (http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な表 示を行うこと。 英語サマリーについては、以下により作成すること。 (1)以下の対訳集等を参考に、ネイティブチェックを経ること。 ①環境用語和英対訳集(EIC ネット http://www.eic.or.jp/library/dic/) ②法令用語については、日本法令英訳プロジェクトの標準対訳辞書 (http://www.japaneselawtranslation.go.jp/) (2)海外で参照されることを念頭に入力は半角で行い、全角文字や全角スペースは使用しない こと。特に以下に注意すること。 ・丸数字は使用不可。 「℃」→「degrees C」又は「degrees centigrade」 ・記号はすべて半角。例: 「“ ” 」→「" "」 、 「`」 「’ 」→「'」 、 「-」→「-」 ・化学物質は英文名+化学記号(半角の英数字) 。1/4 文字にしない。二度目以降は化学記号 のみでも可。例:carbon dioxide (CO2) ・環境省の略称は「MOE」 (大文字) 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下) 、又は Microsoft 社 Word(ファイ ル形式は Word2010 以下) ・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 (3) (2)による成果物に加え、 「PDF ファイル形式」による成果物を作成すること。PDF 変換前 のファイルが複数の電子ファイルに分かれる場合は、名称の頭に連番を付して並び順を示し、 同じフォルダにまとめること。 (4)以上の成果物の格納媒体は CD-R(650MB/700MB)もしくは DVD-R(4.7GB)とする。収納ケ ース及び電子媒体の表面には、環境省担当官が提供する様式に基づき、業務名称、発注者名、 請負者名、出版年月等を印字すること。 (5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償で速やかに必 要な措置を講ずること。 添付資料1 検討委員 桑原 和之 (千葉県立中央博物館) 鈴木 孝男 (東北大学大学院生命科学研究科) 高田 博 (NPO 法人 南港ウェットランドグループ) 高橋 伸夫 (西三河野鳥の会) 高野 茂樹 (八代野鳥愛好会) 田久保 晴孝 (千葉県野鳥の会) 柏木 実 (NPO 法人 ラムサール・ネットワーク日本) 山城 正邦 (沖縄野鳥の会) 添付資料2 調査サイト一覧 コアサイト 一般サイト 調査サイト名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 コムケ湖 野付崎・尾岱沼 風蓮湖 高瀬川河口 神栖市高浜 波崎新港 霞ヶ浦南岸稲敷市浮島 鹿島灘 栃木県南部水田地帯 盤洲 谷津干潟 三番瀬 一宮川河口 木戸川~堀川(九十九里浜南部) 新川~木戸川(九十九里浜北部) 与田浦水田 葛西海浜公園 中央防波堤内・外側埋立地 東京港野鳥公園 高松~河北海岸 伊川津 汐川干潟 矢作川河口周辺 藤前干潟 雲出川河口五主海岸 安濃川河口~志登茂川河口 愛宕川~櫛田川河口 大阪南港野鳥園 大阪北港南地区 浜甲子園 吉野川下流域 加茂川河口 曽根干潟 博多湾東部(和白・多々良) 今津干潟 大授搦 鹿島新籠海岸 荒尾海岸 球磨川河口 不知火干潟 白川河口 氷川 中津海岸(東浜) 宇佐海岸 吹上浜海岸 漫湖 具志干潟 泡瀬干潟 与那覇湾 白保-宮良湾 都道府県名 北海道 北海道 北海道 青森県 茨城県 茨城県 茨城県 茨城県 栃木県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 東京都 東京都 東京都 石川県 愛知県 愛知県 愛知県 愛知県 三重県 三重県 三重県 大阪府 大阪府 兵庫県 徳島県 愛媛県 福岡県 福岡県 福岡県 佐賀県 佐賀県 熊本県 熊本県 熊本県 熊本県 熊本県 大分県 大分県 鹿児島県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 調査サイト名 濤沸湖 霧多布湿原 新川河口 鵡川河口 稚内市声問 礼文島 高瀬川河口~むつ小川原港 蒲生干潟 鳥の海 天王海岸 松川浦 夏井川河口 福島県中部水田地帯 神栖市矢田部 霞ヶ浦南岸・美浦村 西上之宮町 越谷レイクタウン・柿木町 印旛沼中央排水路 印旛沼北部周辺水田 甚兵衛広沼周辺水田 江戸川放水路 行徳鳥獣保護区 メッセ駐車場 塩浜海岸 飯岡海岸 南白亀川~堀川 流山市新川耕地 小見川・外浪逆浦 検見川の浜 多摩川河口 多摩川下流域(六郷橋~大師橋) 酒匂川中流域 海老名市勝瀬 富山新港 河北潟 小舞子海岸 千里浜 邑知潟 大聖寺川下流水田 舳倉島航路 舳倉島 柴山潟 富士川河口 大井川町藤守~焼津市田尻 矢作古川河口 境川河口 愛西市立田 鈴鹿川河口~鈴鹿派川河口 豊津浦~町屋浦 香良洲海岸 都道府県名 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 青森県 宮城県 宮城県 秋田県 福島県 福島県 福島県 茨城県 茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 千葉県 神奈川県 東京都 神奈川県 神奈川県 富山県 石川県 石川県 石川県 石川県 石川県 石川県 石川県 石川県 静岡県 静岡県 愛知県 愛知県 愛知県 三重県 三重県 三重県 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 調査サイト名 阪内川河口 城南干拓 巨椋池干拓田 男里川河口 大津川河口 久米田池 樫井川河口 矢倉海岸 泉北6区埋立地 柴島干潟 海老江干潟 中島埠頭 新舞子浜 飯梨川河口 佐陀川 八幡川河口 安芸西条・八本松 岩国市尾津ハス田 千鳥浜・木屋川河口 山口湾 大明神川河口、高須海岸、新川河口 重信川河口 大方町 高知空港周辺 大野島 津屋崎 室見川 雷山川 早津江川河口(川副町) 六角川河口(芦刈町) 守江湾(八坂川) 高田・真玉海岸 一ツ葉入り江 鹿児島県別府川 天降川河口 奄美大島大瀬海岸 翁長干潟 比屋根湿地 与根三角池 米須海岸 羽地内海 都道府県名 三重県 三重県 京都府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 兵庫県 兵庫県 島根県 島根県 広島県 広島県 山口県 山口県 山口県 愛媛県 愛媛県 高知県 高知県 佐賀県 福岡県 福岡県 福岡県 佐賀県 佐賀県 大分県 大分県 宮崎県 鹿児島県 鹿児島県 鹿児島県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 沖縄県 添付資料3 環境省重要生態系監視地域モニタリング推進事業 モニタリングサイト 1000 シギ・チドリ類調査 調査マニュアル 環境省自然環境局生物多様性センター I 調査の目的 モニタリングサイト 1000 調査の目的 重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト 1000)は,生物多様性 条約に基づき,2002 年に改訂された「新・生物多様性国家戦略」の中で提唱されている国 家的プロジェクトです。全国レベルで、動植物の生息状況とその生息環境を長期的にモニタ リング(継続監視)することにより、生物種の個体数の増減傾向や生態系の劣化などの様々 な問題点の兆候を早期に把握し,生物多様性の適切な保全のための対策を講ずるための、基 礎的な情報を提供することを目的としています。 シギ・チドリ類調査では、干潟生態系のモニタリングを目的として、全国的にシギ・チド リ類の主な渡来地を含むようにサイトを配置しています。干潟を主にして、砂浜、海岸、マ ングローブ、さんご礁、湖沼、水田などの環境でも調査を実施しています。シギ・チドリ類 と干潟を利用する絶滅危惧種のズグロカモメ・クロツラヘラサギ・ヘラサギ・ツクシガモの 個体数もカウントし、環境の概要を記録しています。 本マニュアルの目的 標準的な調査方法に加えて、各サイトの調査方法や調査範囲を記録することで、現在実施 されている具体的な調査方法を未来の調査員に引継ぎ、 同じ方法による長期的な調査の実現 を目指しています。 結果の利用 これまでの調査から,日本のシギ・チドリ類の増減傾向,種の分布、個体数の季節変動, 優占種の割合、重要な生息地などがわかってきました。これらの資料は、 『日本の重要湿地 500(環境省自然環境局、国際湿地保全連合日本委員会 2002) 』などの目録やレッドリスト の作成・改定、鳥獣保護区や自然公園の設定・管理計画、自然再生、環境教育、エコツーリ ズム、国土利用計画などに活用します。国際的には、アジア水鳥センサスへのデータ提供, ラムサール条約や渡り性水鳥重要生息地ネットワークへの登録・参加、国際的な保全行動計 画、生物多様性条約等へも活用します。調査の結果は,環境省のデータベースに保管され、 様々な用途に活用することができます。 II 調 査 体 制 本調査は、実施者より請負った事務局が調査の統括を行い、事務局から依頼された全国の 調査員が現地調査を行うことにより実施されている。調査結果は事務局がとりまとめる(図 1) 。 調査員から提出されたデータは、事務局にて内容がチェックされ、データベースへ入力さ れ、データベース・データとして環境省へ提出される(図2)。 検討委員会は、 事務局が各地方ブロックから選出した調査員代表者及び学識経験者等から 構成され、調査体制・手法について検討する。 実施者 環境省自然環境局生物多様性センター Ministry of the Environment, Nature Conservation Bureau, Biodiversity Center of Japan (全体計画・データベース運用 Total planning & Database management) 請負 Contract 報告 Report 検討委員 Commissioner 検討委員会 (地域の調査代表者等 Exploratory Key Researchers from sub Committee region blocks etc.) 事務局 Secretariat (結果のとりまとめ Organizing survey、 データベース管理 Database Maintenance、 調査依頼 Request for survey 検討会・交流会の開催 Holding the committee & the researcher’s meeting) Local Researchers (現地調査 Field survey) データ提供 Data submit 図 1. 調査体制. 全国の調査員 調査実施 データベース化 データの保管 Conducting Compile the Shorebird Database Data Storage データチェック・入力、 環境省 シギ・チドリ 自然環境局 survey 全国の調査員 Local データ データベース管理 データベース 生物多様性 Researchers 提出 Bird Research ・データ提出 センター Data Data check and entry Database data Ministry of the submit Shorebirds Database Maintenance submit Environment, Nature Conservation Bureau, Biodiversity Center of Japan 図 2. 調査データの流れ図. Ⅲ 調 査 方 法 干潟は、シギ・チドリ類、ガンカモ類、サギ類、カモメ類など多様な鳥類に利用されて いる。特にシギ・チドリ類の大部分は干潟を主な生活の場所とし、干潟の微生物・ゴカイ 類・貝類・甲殻類等を採食する。シギ・チドリ類は、上記鳥類の中では個体数が比較的多 く、干潟生態系の食物網の上位に位置し、より栄養段階の低い生物群(食物源であるゴカ イ類、甲殻類、二枚貝類などや、その餌となるプランクトンなど)の変化の影響を受けや すいと考えられるため、干潟生態系の健全性を測る指標として、渡来数がモニタリングさ れてきた。本調査では、全国約 100 ヶ所の調査サイトにおいて、シギ・チドリ類、絶滅危 惧種のズグロカモメ・クロツラヘラサギ・ツクシガモの個体数調査及び調査サイト周辺の 環境状況の調査を行う。また、淡水性のシギ・チドリ類が集中して渡来する地域において は、水田や農耕地でのモニタリングも行う。 1.個体数の集計 1.事業実施期間 2004 年 4 月~(5カ年をめどに調査手法、体制などの見直しを図る)。 2.調査対象 シギ・チドリ類(チドリ目チドリ科・ミヤコドリ科・セイタカシギ科・シギ科・レンカ ク科・タマシギ科・ヒレアシシギ科・ツバメチドリ科)を調査対象とする。また、干潟に 生息するヘラサギ、クロツラヘラサギ、ツクシガモ、ズグロカモメを調査対象とする。原 則として、ツクシガモ、ズグロカモメは冬期のみの調査とする。 3.調査期間 春期: 一斉調査日: 秋期: 一斉調査日: 冬期: 一斉調査日: 4 月 1 日~5 月 31 日 4 月 29 日前後 8 月 1 日~9 月 30 日 9 月 15 日前後 12 月 1 日~ 2 月 28 日 1 月 15 日前後 一斉調査日は、主に日祝日の大潮または日中の潮の動きがなるべく大きな日に事務局が 設定する。 4.調査回数 過去に環境省で実施したシギ・チドリ類個体数変動モニタリング調査 (1999 年~2002 年) の 10 回の調査の記録を元に、 下記の基準により選定された 50 所のコアサイトにおいては、 種ごとの最大渡来数をより正確に把握するために、一調査期間につき3回以上行う。それ 以外の一般サイトにおいても、3回以上の調査が望ましいが、困難な場合には1回の調査 でも構わない。 コアサイトの選定基準 ① ラムサール条約登録湿地に登録、もしくは東アジア・オーストラリア地域シ ギ・チドリ類重要生息地ネットワークに参加していること。 ② ラムサール条約登録基準を満たしていること。 ③ 東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークの参 加基準を複数種以上が満たしていること。 ④ 国指定鳥獣保護区もしくは、重要湿地500に指定されていること。 ⑤ 全国レベルの調査にデータを提供した実績があること。 5.集計用紙への記録 各調査サイトにおいて、集計用紙に調査年月日(西暦)、調査開始時刻及び終了時間、干 潮時刻及び満潮時刻(調査時間帯に近い時刻を記入)、天候、調査範囲内の対象種の個体数 を記録する。また、調査サイト名、調査サイトコード、調査サイト所在地、調査員氏名を 記入する。各調査員は、最も多くの個体数をカウントできる時間帯を選定し、調査を実施 する。よって、干潟・河口など潮汐のある環境下では、調査時間帯が満潮時であるか干潮 時であるかは問わない。 6.一斉調査 一斉調査日の前後1週間(15 日間)に行われた調査を、一斉調査とする。 一斉調査以外の調査日は、調査期間内で個体数の多い時期に設定する。 春・秋・冬の各1回、全国で同じ日に調査を行うこととしているが、これはできる限り集 中した期間にカウントを行うことにより、ある時点において日本全体に渡来しているシ ギ・チドリ類の総個体数の大部分を把握するためである。一斉調査日に調査ができれば、 同じ群れを違う場所で重複してカウントしてしまうことを防ぎ、より正確な個体数の把握 につながる。特に近接した地域内では、時間を合わせた調査が望ましい。また、個体の移 動が比較的少ない冬期調査では、最小推定個体数の推定に必要なデータを収集できる。 7.最大渡来数の集計 各調査サイトにおけるシギ・チドリ類の観察記録より、種ごとに最も大きな数を抽出し たものを最大渡来数とする。この最大渡来数を調査期間別(春期、秋期、冬期)に集計し、 各調査サイトにおける渡来状況の季節変化や年変化を把握する。なお、集計対象は調査期 間内に得られたすべての記録としており、集計で用いられた記録の回数は、一定ではない。 8.集計表における空欄の意味 各調査では観察された対象種のすべてが記録されており、一斉調査及び最大渡来数の表 における空欄はその種の観察個体数がゼロであったことを意味する。 9.腕章の貸与 希望する調査員には、腕章を環境省自然環境局生物多様性センターから貸与する。使用 にあたっては、モニタリングサイト 1000 の調査以外で使用しないこと、法令上の効力はな いことなど、取り扱いに注意する。調査継続が困難になった場合は、返却するものとする。 10.調査サイトの追加 新規サイトの追加については、以下の手順に従う。 ①調査候補地の自薦・推薦。 ②調査事務局で以下の観点から調査し、 【新規サイト検討シート】を作成。 ・一定基準のシギ・チドリ類の渡来があるか。 (東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク参加基準、環 境省レッドリスト掲載種(絶滅危惧Ⅱ類以上)の確認。 ) ・継続調査できる調査体制があるか。 ・現在ある調査サイトが少ない環境や地域かどうか ・過去のシギ・チドリ類調査の実績の有無 ③選定先へ調査参加の打診。 ④検討委員会関係者(検討委員・環境省多様性センター)に【新規サイト検討シート】を 回覧、意見・承諾を得る。 ⑤選定先へ調査の詳細説明をおこない、了解を得る。 ⑥登録・調査サイトリスト更新。 【新規サイト検討シート】の記入事項 ①推薦者・自薦者 ②サイト名、③住所・位置、④干潟の種類: ⑤調査代表者 ⑥調査体制 ⑦推薦理由、 ⑧コア/一般 ⑨地図 11.調査サイトの削除 調査継続が不可能な場合、調査代表者との連絡が取れなくなった場合、調査サイトが水 鳥の生息に適さなくなった場合など、現状を確認し5年毎の期末時に整理を行う。 2.調査サイトとその周辺の現況 ⅰ)調査サイト所在地 調査サイト名、調査サイトコード、調査サイトの都道府県・市町 村名、あれば番地までを記入する。 ⅱ)位置(緯度・経度) 地形図から読みとり記入する。 ⅲ)調査範囲の環境区分 カウントした範囲の該当する環境区分(干潟・河口・河川・湖 沼・湿原・休耕田・水田・畑・溜め池・その他)の選択肢から選び、その他の場合は具体 的に記入する。複数選択可。 ⅳ)調査範囲の底質 底質の種類(泥・砂泥・砂・砂礫・礫・その他)の選択肢から選び、 その他の場合は具体的に記入する。 ⅴ)後背地・周辺の環境の状況 調査範囲の後背地や周辺の環境について選択肢から選ぶ か、該当しない場合は具体的に記入する。 ⅵ)カウントした群れによる主な利用状況 その地域を主に採食地として利用しているの か、ねぐらなのかを記入する。 ⅶ)カウントとした群れのねぐら・休息地の位置 地名、調査範囲からのだいたいの距離、 ねぐら・休息地の環境(例 貯木場、駐車場、水田)を分かる範囲で記入する。採食地と 同様に重要なねぐら・休息地の実態があまり分かっていないため、あわせて記録する。 ⅷ)特記事項 環境(工事や潮流による変化、水位や植生の変化など)や生物相の変化、 他の生物がシギ・チドリ類等に与える影響など、生息環境に影響を及ぼすおそれのある開 発計画など特記すべき事項を記入する。 ⅸ)調査サイトの水質 におい(無・有・強)、にごり(無・有)の選択肢より選ぶ。 ⅹ)調査サイトの底質 硫黄臭(卵の腐ったようなにおい)について、におい(無・有・ 強)の選択肢より選ぶ。 ⅺ)環境写真 調査サイトの環境概要が捉えられるような撮影定点を1ヶ所(調査範囲が 広い場合は数ヶ所程度とする)定め、同じ方向・画角で撮影する。また、工事や開発計画 などがあり、環境の変化が予想される場所は適宜撮影する。 ⅻ)調査員の連絡先 調査員氏名、連絡先住所、電話番号、ファックス番号、電子メール アドレスを記入する。 3.調査サイト周辺の地形図 各サイトの調査範囲、観察定点または調査コースに従って調査を実施し、2万5000分の1又は 5万分の1地形図のコピーに、対象種の群れの位置や環境の変化(工事中の場所など)、環境写 真の撮影地点(黒丸を記入)、撮影方向(矢印を記入)を記入する。 添付資料4 添付資料1 一括報告操作マニュアル 2013 年 12月 目次 簡単利用マニュアル ............................................................................................................... 1 ステップ 1 一括報告用 CSV を準備する ......................................................................... 1 ステップ 2 一括報告ファイルを登録する ........................................................................ 1 ステップ 3 写真を追加する.............................................................................................. 1 1 事前準備............................................................................................................................ 2 1.1 新規に一括報告用のデータを作成する場合 ................................................................ 2 2 一括報告の手順 .................................................................................................................. 5 2.1 新規に一括報告用のデータを作成する場合 ................................................................ 5 (1) 一括報告用ファイルの作成 ................................................................................ 5 (2) 作成したファイルの保存 .................................................................................. 25 (3) 一括報告 ........................................................................................................... 28 (4)写真を追加する .................................................................................................. 30 簡単利用マニュアル ステップ 1 一括報告用 CSV を準備する 1.CSV 形式のファイルをダウンロードします。 2.ファイル内の「File_Format.xls」を開き編集できる状態にします。 ※「format_txt」を使用する場合はすべてのテキストを選択・コピー後、Microsoft Excel に張り付け編集できる状態にします。 3.一括報告ファイルを作成する 4 行目以降に一括報告したい情報を入力します。 ※必須と記載のある項目は必ず入力してください。 ※調査ごとに設定している必須項目が異なるため、一括報告を行う場合はご注意ください。 ※写真必須の調査報告には写真の登録が必要です。写真のファイル名とタイトルは必ず入 力してください。 ※写真は最大 10 行(1 行につき 3 枚まで)登録できます。 ※登録できる画像の大きさは 1MB までです。 4.作成したファイルを「名前を付けて保存」する (1)任意の名前を付けて「テキスト(タブ区切り) 」で保存します。 (2)次に保存したファイルをメモ帳で開き、文字コードを「UTF-8」で保存します。 これで一括報告用ファイルが完成しました。 ステップ 2 一括報告ファイルを登録する 調査カテゴリー(必須) 、調査名を選択後、作成したファイルを選択し登録します。 ※報告に失敗するとデータ等ついて画面下部にエラーメッセージが表示されます。 ステップ 3 写真を追加する 一括登録ファイルに入力した写真を 1 枚ずつ登録します。 ※写真登録が完了すると登録された枚数と残りの枚数のメッセージが表示されます。 ※写真登録が失敗する(登録した写真ファイル名がない)とエラーメッセージが表示され ます。 1 1 事前準備 いきものログに生物情報を一括報告するためには、以下のファイル等が必要にな ります。いきものログよりダウンロードしてください。 1.1 新規に一括報告用のデータを作成する場合 一括報告用ファイルのひな型(format.txt)をダウンロードします。 ① 「CSV 雛形ファイル」をクリックします。 図 1-1 一括報告画面 ② 「保存」をクリックします。 図 1-2 ファイルのダウンロード 2 ③ 任意の場所を指定し「保存」をクリックします。 図 1-3 名前を付けて保存 ④ 保存された「File_Format.zip」を展開します。 図 1-4 zip ファイルの展開 ⑤ 展開ウィザードに従って展開をします。 図 1-5 展開ウィザード 3 ⑥ 展開されたフォルダに「format.txt」が作成されます。 図 1-6 展開後ファイル 4 2 一括報告の手順 2.1 新規に一括報告用のデータを作成する場合 メモ帳とMicrosoftExcel を使用して一括報告用のデータを作成します。 ※「File_Format.xls」を使用するときは③から。 (1) 一括報告用ファイルの作成 ① 「1.1 新規に一括報告用のデータを作成する場合」でダウンロードした「format.txt」 をメモ帳等のテキストエディタで開きます。 図 2-1 テキストエディタで開く ② 「format.txt」のすべてのテキストを選択・コピーし、Microsoft Excel に貼り付け、 編集できる状態にします。 図 2-2 テキストの選択とコピー 図 2-3 Microsoft Excel に貼り付ける ※「File_Format.xls」を使用するときはここから。 ③ 4 行目以降に一括報告したい情報を入力していきます。3 行目に「必須」と記載のある 項目は入力必須の項目となりますので、必ず記入をしてください。以下は例になります。 5 図 2-4 入力例 以下は、一括報告で登録対象の項目とその入力値の一覧です。「入力値」に指定のあるもの については、記載内容に従い、入力してください。 「入力値」が「指定なし」となっている 項目については、文字列を自由に記入してください。 ※「入力値」のチェックは、一括報告時に行われます。指定されている「入力値」のルー ルに則っていない値が記入されている場合、該当行がいきものログに登録されません。 ※1回の一括報告で可能な写真付きの報告件数は10件(1件につき3枚まで)が最大です。10 件以上の写真付きの報告は登録されません。 ※写真の登録を行う場合、写真のファイル名とタイトルは必ず入力してください。 表 2-1 登録対象項目と入力値 いきも のログ No 英語項目名 日本語項目名 報告 入力値 必須項 目 必須 (入力必須) 1 year 年 2 month 月 1~12 の半角数字 3 day 日 1~31 の半角数字 4 scientificName 学名 必須 5 Japanese_Name 和名 必須 6 comment コメント 半角数字 4 桁 (入力必須) 正確な学名・和名のいずれ かを入力 指定なし 全角 300 文字以内 http:// もしくは https://か 7 movie_url 動画 URL ら入力を始める 半角 255 文字以内 1:行政区画、 8 location_level 位置精度レベル 2:1 次メッシュ 3:2 次メッシュ 6 4:3 次メッシュ 5:5km メッシュ 7:ポイント(緯度・経度) ※「緯 度・経 度」、「2 9 decimalLatitude 緯度 次・3 次・5km メッシュ のいず れか」、 「都道 半角数字で、整数部:4 桁・ 小数部:8 桁まで入力可能 府県・ 市区町 10 decimalLongitude 経度 村」の いずれ か必須 入力。 11 mesh1 1 次メッシュ 半角数字 4 桁 ※「緯 度・経 12 mesh2 2 次メッシュ 度」、「2 半角数字 6 桁 次・3 次・5km メッシュ のいず 13 mesh3 3 次メッシュ れか」、 半角数字 8 桁 「都道 府県・ 市区町 村」の 14 mesh5k 5km メッシュ いずれ か必須 入力。 7 半角数字 7 桁 ※「緯 度・経 度」、「2 15 stateProvince 州・都道府県 次・3 都道府県名 次・5km メッシュ のいず れか」、 「都道 府県・ 市区町 16 county 市区町村 村」の 市区町村名 いずれ か必須 入力。 17 locality 地点 18 verbatimLocality 地点オリジナル表記 19 individualCount 個体カウント 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 必須 指定なし 半角数字 4 桁以内 空白値(入力無)、以下、以 20 CountSupplement カウント補足 上、およそ、多数、少数のい ずれかを入力 21 individualID 個体識別子 指定なし 全角 300 文字以内 写真は1から順に登録 22 picture1 写真 1 写真のファイル名を入力 全角 40 文字以内 写真 1 を入力した場合は必 23 caption1 タイトル 1 須 全角 300 文字以内 24 picture2 写真 2 写真のファイル名を入力 全角 40 文字以内 写真 2 を入力した場合は必 25 caption2 タイトル 2 須 全角 300 文字以内 26 picture3 写真 3 8 写真のファイル名を入力 全角 40 文字以内 写真 3 を入力した場合は必 27 caption3 タイトル 3 須 全角 300 文字以内 28 sex 性別 29 weather 天候 別表に記載 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 30 temperature 気温(℃) 半角数字整数部:3 桁・小数 部:1 桁まで 31 habitat 生息環境 32 lifeStage 生活史ステージ 33 reproductiveCondition 生殖状況 34 behavior 行動 指定なし 全角 300 文字以内 別表に記載 空白値(入力無)、不明、あ り、なしのいずれかを入力 別表に記載 空白(入力無)、不明、定着、 35 establishmentMeans 定着状況 逸出、遇産のいずれかを入 力 36 occurrenceStatus 出現ステータス 37 native_invasive_species 国内外来種 38 preparations 標本処理 空白(入力無)、不明、あり、 なしのいずれかを入力 指定なし 全角 300 文字以内 空白(入力無)、未作成、作成 のいずれかを入力 空白(入力無)、乾燥標本、液 39 TypeSpecimen 標本種別 浸標本、剥製標本、封入標 本のいずれかを入力 空白(入力無)、----、 holotype、lectotype、 40 typeStatus タイプ情報 isotype、syntype、paratype、 allotype、neotype、 paralectotype、epitype、 other のいずれかを入力 41 disposition 存在状況 42 occurrenceDetails 詳細情報 9 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 日付書式 43 eventDate 日時 (YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ) で入力例)2013-1-31T12: 10:10Z 44 eventTime 時間 45 startDayOfYear 期間最初の通日 46 endDayOfYear 期間最後の通日 指定なし 全角 300 文字以内 半角数字で入力 年の初めからの日数 半角数字で入力 年の初めからの日数 日付書式 47 verbatimEventDate 日時オリジナル (YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ) で入力例)2013-1-31T12: 10:10Z 48 vernacularName 俗名 指定なし 全角 300 文字以内 国際動物命名規約(ICZN)、 49 nomenclaturalCode 命名規約名 国際細菌命名規約(ICNB)、 その他のいずれかを入力 50 identificationID 同定識別子 51 identifiedBy 同定者 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 日付書式 52 dateIdentified 同定日付 (YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ) で入力例)2013-1-31T12: 10:10Z 53 identificationReferences 同定典拠 54 identificationRemarks 同定注釈 55 identificationQualifier 同定精度 56 previousIdentifications これまでの同定情報 57 taxonID 分類群名識別子 58 scientificNameID 学名識別子 10 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 59 acceptedNameUsageID 有効な学名識別子 60 parentNameUsageID 親分類群識別子 61 originalNameUsageID 原記載識別子 62 nameAccordingToID 学名典拠識別子 63 namePublishedInID 学名原記載識別子 64 taxonConceptID 65 originalNameUsage 原記載での綴り 66 taxonRank 階級 67 verbatimTaxonRank 階級オリジナル表記 68 scientificNameAuthorship 命名者年 69 taxonomicStatus 分類学的ステータス 70 nomenclaturalStatus 71 taxonRemarks 分類群注釈 72 resourceRelationshipID 関連性識別子 73 resourceID リソース識別子 74 relatedResourceID 関連リソース識別子 75 relationshipOfResource 両者の関係 76 relationshipAccordingTo 関係性典拠 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 タクソンコンセプト識 指定なし 別子 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 半角数字 4 桁以内 指定なし 全角 300 文字以内 命名規約的ステータ 指定なし ス 全角 300 文字以内 11 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 日付書式 77 relationshipEstablishedDate 関係性が成立した日 (YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ) 付 で入力例)2013-1-31T12: 10:10Z 78 relationshipRemarks 関係性注釈 79 dataGeneralizations データ生成 80 dynamicProperties 動的プロパティ 81 recordedBy 記録者 82 investigatorID 調査員 ID 83 institutionID 機関の識別子 84 collectionID 85 datasetID 86 institutionCode 機関コード 87 collectionCode コレクションコード 88 datasetName データセット名 89 ownerInstitutionCode 90 catalogNumber カタログ番号 91 rights 著作権 92 rightsHolder 著作権保持者 93 accessRights アクセスポリシー 94 type リソースの種類 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 42 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 コレクションの識別 指定なし 子 全角 300 文字以内 データセットの識別 指定なし 子 全角 300 文字以内 指定なし 全角 10 文字以内 指定なし 全角 10 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 データを所有する機 指定なし 関コード 全角 10 文字以内 12 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 リソースを引用する 指定なし 際の引用文献 全角 300 文字以内 95 bibliographicCitation 96 fieldNumber フィールド番号 97 fieldNotes フィールド注釈 98 locationID 位置情報識別子 99 higherGeographyID 地点情報識別子 100 higherGeography 地点情報 101 continent 大陸 102 waterBody 水塊 103 islandGroup 群島 104 island 島 105 country 国 日本 106 countryCode 国コード JP 107 verbatimElevation 標高オリジナル表記 108 minimumElevationInMeters 標高(下限) 109 maximumElevationInMeters 標高(上限) 110 verbatimDepth 水深オリジナル 111 minimumDepthInMeters 水深(上限) 112 maximumDepthInMeters 水深(下限) 113 waterTemperature 水温(℃) 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 13 半角数字整数部:3 桁・小数 部:1 桁まで 114 minimumDistanceAboveSurfaceInMeters 掘削深度(上限) 115 maximumDistanceAboveSurfaceInMeters 掘削深度(下限) 116 locationAccordingTo 地点情報典拠 117 locationRemarks 地点情報注釈 118 verbatimCoordinates 119 verbatimLatitude 緯度オリジナル表記 120 verbatimLongitude 経度オリジナル表記 121 verbatimCoordinateSystem 122 verbatimSRS 123 geodeticDatum 測地系 124 coordinateUncertaintyInMeters 地理座標半径 125 coordinatePrecision 地理座標精度 126 pointRadiusSpatialFit 127 footprintWKT 128 footprintSRS 129 footprintSpatialFit 130 georeferencedBy 131 georeferenceProtocol 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 地理座標オリジナル 指定なし 表記 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 オリジナル表記での 指定なし 緯度経度書式 全角 300 文字以内 オリジナル表記での 指定なし 空間参照システム 全角 300 文字以内 不明、世界測地系、日本測 地系のいずれかを入力 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 地理座標円とオリジ 指定なし ナル表記との一致度 全角 300 文字以内 フットプリントのテキ 指定なし スト表現 全角 300 文字以内 フットプリントの座標 指定なし 表現 全角 300 文字以内 フットプリントとオリジ 指定なし ナル表記との一致度 全角 300 文字以内 地理情報の特定者 指定なし 全角 300 文字以内 地理情報の特定方 指定なし 法 全角 300 文字以内 14 地理情報の特定典 指定なし 拠 全角 300 文字以内 地理情報の検証ス 指定なし テータス 全角 300 文字以内 132 georeferenceSources 133 georeferenceVerificationStatus 134 georeferenceRemarks 135 SerialNumber 136 recordNumber 記録番号 137 basisOfRecord 記録の典拠 138 otherCatalogNumbers 他のカタログ番号 139 occurrenceID 出現情報 ID 140 occurrenceRemarks 出現情報注釈 141 associatedMedia 関連メディア 142 associatedReferences 関連参考文献 143 associatedOccurrences 関連出現情報 144 associatedSequences 塩基配列 145 associatedTaxa 関連分類群 146 eventID イベント識別子 147 samplingProtocol 148 samplingEffort サンプリング努力 149 measurementID 測定識別子 150 measurementType 測定値名 地理情報注釈 指定なし 全角 300 文字以内 ファイル内の通し番 指定なし 号 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 サンプリングプロトコ 指定なし ル 全角 300 文字以内 15 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 151 measurementValue 測定値 152 measurementAccuracy 測定値精度 153 measurementUnit 測定値単位 154 measurementDeterminedDate 測定日 155 measurementDeterminedBy 測定者 156 measurementMethod 測定方法 157 measurementRemarks 測定注釈 158 language 言語 16 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 指定なし 全角 300 文字以内 ※「性別」「生活史ステージ」「行動」は報告する生物の大分類・中分類により、選択肢が 異なります。 分類毎の選択肢は以下の通りです。 表 2-2 「性別」の選択肢一覧 大分類 中分類 性区分名 植物 顕花植物 雄株 雌株 両性 不明 シダ植物 雄株 雌株 両性 不明 コケ植物 雄株 雌株 両性 不明 藻類 雄株 雌株 両性 不明 動物 哺乳類 雄 雌 不明 鳥類 雄 雌 不明 両生類 雄 雌 不明 爬虫類 雄 雌 不明 魚類 雄 雌 不明 その他の脊索動物門 棘皮動物 17 軟体動物 甲殻類 クモ類等 雄 雌 不明 多足類等 雄 雌 不明 昆虫類 雄 雌 不明 その他の節足動物 雄 雌 不明 環形動物 輪毛動物 刺胞動物 海綿動物 毛顎類 扁形動物 その他の動物門 菌類 菌類 地衣類 藻類等 緑藻類 褐藻類 紅藻類 珪藻類 渦鞭毛藻類 その他藻類 原生動物 繊毛虫類 鞭毛虫類 根足虫類 その他原生動物 18 表 2-3 「生活史ステージ」の選択肢一覧 大分類 中分類 生活史ステージ名 植物 顕花植物 果実 種子 花 つぼみ 葉 幹・茎 その他 シダ植物 胞子体 前葉体 コケ植物 胞子体 配偶体 藻類 胞子体 配偶体 動物 哺乳類 成獣 幼獣 巣 足跡 糞 死体 毛 食痕 その他 鳥類 成鳥 幼鳥 ひな鳥 卵 巣 死体 食痕 その他 成体 両生類 幼体 幼生 卵 死体 19 その他 成体 爬虫類 幼体 卵 死体 脱皮殻 その他 魚類 成魚 幼魚 卵 巣 その他 その他の脊索動物門 成体 幼体 幼生 卵 死体 その他 棘皮動物 成体 幼体 幼生 卵 死体 その他 軟体動物 成体 幼体 卵 死体 その他 甲殻類 成体 幼体 幼生 卵 死体 その他 クモ類等 成体 幼体 卵 20 死体 巣 その他 多足類等 成体 幼体 卵 死体 その他 昆虫類 成虫 幼虫 蛹 卵 死体 巣 食痕 その他 その他の節足動物 成体 幼体 卵 死体 その他 環形動物 成体 幼体 卵 死体 その他 輪毛動物 成体 幼体 卵 死体 その他 刺胞動物 成体 幼体 幼生 卵 死体 その他 海綿動物 成体 21 幼体 その他 毛顎類 成体 幼体 その他 扁形動物 成体 幼体 その他 その他の動物門 成体 幼体 幼生 卵 死体 その他 菌類 菌類 菌糸体 子実体 地衣類 菌糸体 子実体 藻類等 緑藻類 胞子体 葉状体 褐藻類 紅藻類 珪藻類 渦鞭毛藻類 その他藻類 原生動物 繊毛虫類 鞭毛虫類 根足虫類 その他原生動物 表 2-4「行動」の選択肢一覧 大分類 中分類 植物 顕花植物 行動名 シダ植物 コケ植物 藻類 動物 哺乳類 飛翔・移動 22 採餌・摂食 休息 交尾 鳴き声 その他 鳥類 飛翔・移動 採餌・摂食 休息 交尾 さえずり 地鳴き その他 抱卵 両生類 移動 採餌・摂食 休息 交尾 鳴き声 その他 爬虫類 移動 採餌・摂食 休息 交尾 鳴き声 その他 産卵 魚類 遊泳・移動 採餌・摂食 休息 交尾・産卵 その他 その他の脊索動物 門 棘皮動物 軟体動物 甲殻類 クモ類等 多足類等 23 昆虫類 飛翔・移動 採餌・摂食 休息 交尾 鳴き声 その他 産卵 その他の節足動物 環形動物 輪毛動物 刺胞動物 海綿動物 毛顎類 扁形動物 その他の動物門 菌類 菌類 地衣類 藻類等 緑藻類 褐藻類 紅藻類 珪藻類 渦鞭毛藻類 その他藻類 原生動物 繊毛虫類 鞭毛虫類 根足虫類 その他原生動物 24 (2) 作成したファイルの保存 ① データを入力した Excel ファイルを保存します。 ファイル>名前を付けて保存とクリックします。 図 2-5 入力したデータの保存 1 ② ファイルの種類を「テキスト(タブ区切り)(*.txt)」に変更し、任意の名前を付けて 「保存」をクリックしてください。 図 2-6 入力したデータの保存 2 25 ③ 「はい」をクリックしてください。 図 2-7 入力したデータの保存 3 ④ Excel をとじます。以下のような画面が出た場合は「保存」をクリックしてください。 図 2-8 入力したデータの保存 4 「はい」をクリックしてください。 図 2-9 入力したデータの保存 5 ⑤ ①~③で保存したファイルをメモ帳で開き、名前を付けて保存します。 図 2-10 UTF-8 で保存 1 26 ⑥ 文字コードを「UTF-8」に変更し、「保存」をクリックしてください。 図 2-11 UTF-8 で保存 2 ⑦ 「はい」をクリックしてください。 図 2-12 UTF-8 で保存 3 タブ区切りの UTF-8 で保存された一括報告用のファイルの作成は完了です。 27 (3) 一括報告 作成した一括報告ファイル使って、いきものログに登録します。 いきものログトップページから、報告する>まとめて報告すると順にクリックし、一括報 告画面を表示してください。(ログインする必要があります。) ① 報告したい調査カテゴリ・調査名をプルダウンで選択してから「参照」をクリックしま す。※調査に参加していないと、プルダウンには調査名が表示されません。 図 2-13 一括報告ファイルの選択 1 ② 作成したファイルを選択し、 「開く」をクリックします。 図 2-14 一括報告ファイルの選択 2 28 ③ 選択したファイルが正しいことを確認し、 「登録する」ボタンをクリックしてください。 図 2-15 一括報告ファイルの選択 3 ④ 「一括報告する」をクリックしてください。一括報告処理が開始されます。 図 2-16 一括報告の実行 ⑤ 一括報告が完了すると、報告された件数が画面下部に表示されます。 図 2-17 一括報告件数 ⑥ 報告に失敗したデータ等について、画面下部にメッセージが表示されます。適宜確 認してください。 図 2-18 エラーメッセージ ※失敗したレコードが一件もない時は何もメッセージは出力されません。 29 (4)写真を追加する ①一括報告ファイルに記載した、写真を1枚ずつ登録します。 「参照」をクリックします。 ※1回の一括報告で可能な写真付きの報告件数は10件(1件につき3枚まで)が最大です。10 件以上の写真付きの報告は登録されません。登録できる画像の大きさは1MBまでです。 図 2-19 写真ファイルの選択 1 ② 登録するファイルを選択し、 「開く」をクリックします。 図 2-20 写真ファイルの選択 2 ③ 選択したファイルが正しいことを確認し、 「登録する」ボタンをクリックしてください。 図 2-21 写真ファイルの選択 3 30 ④ 写真の登録が完了すると、報告された件数が画面下部に表示されます。 図 2-22 写真登録件数 ⑤ 登録に失敗したデータ等について、画面下部にメッセージが表示されます。適宜確 認してください。 図 2-23 エラーメッセージ 31 (別添3) 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業 (シギ・チドリ類調査)に係る提案書作成・審査要領 環境省自然環境局生物多様性センター 本書は、平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チド リ類調査)に係る提案書の作成、審査等の要領を提示するものである。 Ⅰ 提案書作成要領 1.提案書の構成及び作成方法 以下に、「平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チ ドリ類調査)に係る提案書の評価基準表」 (以下、 「評価基準表」という。)から 「評価項目」及び「要求要件」を転載する。 (以下評価基準表から転載) 評価項目 大項目 中項目 要求要件 小項目 0 仕様書の遵守 1 業務の基本方針 仕様書に規定する業務の目的や作業事項 に反し、又は矛盾する提案がないこと。 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たって の基本方針を記述すること。 2 業務の実施方法 2.1 仕様書 2(4)の業務内容 2.2 仕様書 2(5)の業務内容 3 業務の実施計画 本業務の調査結果の収集・整理・解析の 具体的な実施手順について記述するこ と。 調査員交流会の開催計画を示すこと。 仕様書に係る作業事項を作業進行予定表 にまとめること。 4 業務の実施体制 本業務の実施体制について、主たる担当 4.1 執行体制、役割分担 者の氏名・役職、従事者の役割分担、従 等 事者数、内・外部の協力体制等をまとめ ること。 ・業務に従事する主たる担当者の類似業 務の実績、本業務に関係する能力の資料、 4.2 主 た る 担 当 者 の 実 資格等を明示すること。 績、能力、資格等 ・業務に従事する者の業務従事期間中に おける本業務以外の手持ち業務の状況を 記載すること。 4.3 主たる担当者以外の 平成 22 年度以降に類似業務の実績があれ 業務に従事する者の実績、 ば、その件数、それぞれの概要、発注元 能力、資格等 名称を記載すること。 5 組織の実績 平成 22 年度以降に類似業務の実績があれ 5.1 類似業務の実績 ば、その件数、それぞれの概要、発注元 が官公庁である場合はその発注元名称を 記載すること。 6 組織の環境マネジメントシステム認証所得状況 ISO14001、エコアクション 21、KES、 エコステージ、地方公共団体による認証 6.1 組織の環境マネジメ 制度などのうち、第三者による環境マネ ントシステム認証取得状 ジメント認証取得の有無、有の場合は認 況 証の名称を記載し、証明書の写しを添付 すること。ただし、開札する時点におい て認証期間中であること。 提案書は、上記評価項目に基づき、次に従って作成すること。 1) 「1.はじめに」の項を冒頭に設け、 「本書は、平成 27 年度重要生態系監視 地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査)に関する仕様書に基づき、 その実施方法等に関する提案を行うものである。本業務の実施に当たっては、 同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて行うものとす る。」と必ず記載すること。 このため、提案書の作成に当たっては、仕様書に反し、又は矛盾する事項 がないか十分に点検すること。なお、提案書が仕様書に反し、又は矛盾する と認められたときは、評価項目「0 仕様書の遵守」に基づき、当該提案書は 不合格となる。 2) 「2.」以下は、上記評価項目に従い「業務の基本方針」から「組織の実績」 までの各評価項目を目次とし、それぞれの要求要件に基づき提案書を作成す ること。記述上の必要性に応じ、各評価項目内を細分化して目次立てするこ とは差し支えない。 3)提案書に詳細に記載するよりも添付資料を参照した方がわかりやすい事項 については、提案書中に「△については、別添資料○参照」と記載して、資 料添付を行うことは差し支えない。ただし、添付資料が大部にわたる場合は、 必ずその要点を提案書中に記載すること。 「評価項目」及び「要求要件」との 関係が容易にわかり難い添付資料は、添付されなかったとみなすことがある。 4)提案書は、難解な専門用語には注釈を付すなど、専門家以外でも理解でき、 審査可能なように平易な記述に努めること。 2.提案書の記載事項、提案書の提出部数等 提案書は、別添4「提案書作成様式」を踏まえて作成すること。記載上の必 要に応じて様式の変更をすることは差し支えないが、様式の変更は必要最小限 にとどめること。提案書は、添付資料を含めて綴じ込んだ1式を 8 部提出する こと。 環境省から連絡が取れるよう、提案書上に連絡先(電話番号、FAX 番号及びメ ールアドレス)を記載すること。 3.留意事項 落札した者が提出した提案書は、仕様書とともに原則としてそのまま契約書 に添付され、本業務の実施計画書になるものであり、確実に実施可能な内容と して作成すること。提案書に従った履行がなされない場合は、債務不履行とし て契約解除及び損害賠償請求の事由となる。 Ⅱ 提案書の審査及び落札決定の方法 1.落札方式及び得点配分 1)落札方式 次の要件を満たしている者のうち、2)によって得られた総合評価点の最 も高い者を落札者とする。 ① 入札価格が予定価格の制限の範囲内であること。 ② 「評価基準表」中、必須とされた評価項目の基礎点をすべて獲得している こと。 2)総合評価点の計算方法 ●総合評価点=技術点+価格点 ・技術点=基礎点+加点 (満点 400 点) *技術点は、生物多様性センターに設置する提案書審査委員会の各委 員の採点結果の平均値を算出し、小数点第三位以下を切り捨てたも のとする。 ・価格点=200×(1-入札価格÷予定価格) *価格点は、上記式により数値を算出し、小数点第三位以下を切り捨 てたものとする。 2.提案書審査(技術点の採点)の手順 1)入札資格を有する者から提出された提案書について、 「評価基準表」に基づ き、必須とされた項目の基礎点に係る評価を提案書審査委員会の各委員が行 う。各委員の評価結果を同委員会で協議し、委員会において各必須項目毎に 基礎点の獲得の可否を判断する。すべての必須項目の基礎点を獲得した提案 書を合格(基礎点を付与)とし、それ以外の提案書は不合格とする。 2)合格した提案書について、各委員毎に評価項目の加点部分の評価を行い、 基礎点と合計した採点結果を記入する。各委員の採点結果を委員会で確認し、 事実誤認等があれば各委員において訂正する。確定した各委員の採点結果の 技術点について、その平均値を算出する。 3.落札決定 2.による技術点に、当該提案書に係る入札価格に基づく価格点を加算し、 総合評価点を算出する。各提案書の総合評価点を比較し、最も高い数値を得た 提案書の提出者を落札者とする。 (別添4) 平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業 (シギ・チドリ類調査)に関する提案書作成様式 提案書作成責任者 (株)○○ △部×課 ○○○ 電話番号、FAX 番号、メールアドレス 0.はじめに 本書は、平成 27 年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ 類調査)に係る仕様書に基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。 本調査の実施に当た っては、同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位 置づけて行うものとする。 なお、本書の提出にあたり、暴力団排除に関する誓約事項に誓約する。 1.業務の基本方針 (作成注) 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方針を記述してください。その際、仕様書に 定める本調査の目的を適切に噛み砕いて解釈した上で、それを達成するための基本方針と業務 遂行における基本姿勢について、図を交えて体系的に記述してください。 2.業務実施方法の提案 (1)仕様書 2(4)の業務内容 ( 作 成注 ) 本業務の調査結果の収集・整理・解析の具体的な実施手順について記述するこ と。 (2)仕様書 2(5)の業務内容 (作成注) 調査員交流会の開催計画を示すこと。 3.業務の実施計画 (作成注) 業務スケジュール、検討会の開催時期等につき、フロー図で示してください。 時 期 (※)A4版1枚以内とする。 内 容 4.業務の実施体制 (1)執行体制、役割分担等 ① 本事業に従事する者 氏名 所属・役職 本事業における役割 (注)本事業に従事する主たる担当者の氏名を最上段に記入すること。 ② 本業務の実施・協力体制 (作成注) 本業務の実施体制について、内部・外部の協力体制を含めて、具体的に図で記載してください。 (2)主たる担当者の実績、能力、資格等 氏名 経験年数(うち本事業の類似事業従事年数) 年( 年) 類似業務の実績 専門分野 所有資格 経歴(職歴/学位) 主な手持ち事業の状況(平成 27 年○月○日現在○件) 事業名 事業内容 履行期間 年 月~ 年 月 (3)主たる担当者以外の業務に従事する者の実績、能力、資格等 1人目 氏名 経験年数(うち本事業の類似事業従事年数) 年( 年) 類似業務の実績 専門分野 所有資格 経歴(職歴/学位) 主な手持ち事業の状況(平成 27 年○月○日現在○件) 事業名 事業内容 履行期間 年 月~ 年 月 2人目 氏名 経験年数(うち本事業の類似事業従事年数) 年( 年) 類似業務の実績 専門分野 所有資格 経歴(職歴/学位) 主な手持ち事業の状況(平成 27 年○月○日現在○件) 事業名 事業内容 履行期間 年 月~ 年 月 3人目 氏名 経験年数(うち本事業の類似事業従事年数) 年( 年) 類似業務の実績 専門分野 所有資格 経歴(職歴/学位) 主な手持ち事業の状況(平成 27 年○月○日現在○件) 事業名 事業内容 履行期間 年 月~ 年 月 5.組織の実績 (1)類似業務の実績 業務名 発注機関 (名称、所在地) 履行期間 業務の概要 (注1) 平成 22 年度以降に類似業務の実績があれば、業務の概要、発注元が官公庁であ る場合はその発注元名称を記載すること。 (注2) 業務の概要の欄には、調査業務内容を具体的かつ簡潔に記載すること。 (注3) 実績を証明するものとして、契約書写し又は請書写しを添付すること。 6.組織の環境マネジメントシステム認証取得状況 認証の有無: 認証期間: 認証の名称: (注1) 証明書の写しを添付すること。 (注2) 事業者の経営における主たる事業所(本社等)において、取得しているものに限 る。 (注3) 申請中の場合は、その旨を明記し、開札前までに証明書の写しを提出したものに ついて加点対象とする。 平成27年度重要生態系監視地域モニタリング推進事業(シギ・チドリ類調査)に係る提案書の評価基準表 別添5 氏名 評価項目 中項目 小項目 得点配分 合計 基礎点 加点 技術上の基準 要求要件 評価区分 0 仕様書の遵守 仕様書に規定する業務の目的や作業事 項に反し、又は矛盾する提案がないこと。 必須 30 30 1 業務の基本方針 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たって の基本方針を記述すること。 必須 20 5 15 業務の目的を的確に理解した妥当な基本 方針であること。 基本方針に確実性があること。 本業務の調査結果の収集・整理・解析の 2.1 具体的な実施手順について記述するこ 仕様書2(4)の業務内容 と。 必須 60 20 40 実施手順の案が具体的に示されているこ と。 効率的、効果的な実施手順となっているこ と。 大項目 基礎点 加点 提案書が全体として仕様書を遵守してお り、業務の目的や作業事項に反し、又は矛 盾する内容がないこと。 2 業務の実施方法 2.2 調査員交流会の開催計画を示すこと。 仕様書2(5)の業務内容 3 業務の実施計画 仕様書に係る作業事項を作業進行予定 表にまとめること。 必須 100 20 エクスカーションも含め多くの調査員等の 交流会の開催計画が具体的に示されてい 参加が見込めるような工夫がなされ、効 80 ること。 率的・効果的な開催計画となっているこ と。 必須 35 15 20 必須 60 20 業務従事者の役割分担が明確であり、業 内部にバックアップの体制が存在すること 40 務の遂行に十分な体制(管理体制、連絡体 (例えば特定の従事者に業務が集中した 制、作業体制)が敷かれていること。 場合に対応可能であること)。 10 ・主たる担当者の実績、能力等が明示され ていること。 本業務を効率的に実施する上で活用でき 30 ・手持ち業務の状況が記載され、本業務に る担当者の実績、能力、資格があること。 従事する十分な時間があると認められるこ と。 実施可能で妥当な作業進行予定表である 作業進行予定表が効率的で確実性があ こと。 ること。 4 業務の実施体制 本業務の実施体制について、主たる担当 4.1 執行体制、役割分 者の氏名・役職、従事者の役割分担、従 担等 事者数、内・外部の協力体制等をまとめ ること。 ・業務に従事する主たる担当者の類似業 務の実績、本業務に関係する能力の資 4.2 主たる担当者の実 料、資格等を明示すること。 績、能力、資格等 ・業務に従事する者の業務従事期間中に おける本業務以外の手持ち業務の状況 を記載すること。 必須 40 加点の 採点 4.3 主たる担当者以外 主たる担当者以外の業務に従事する者 の業務に従事する者の の類似業務の実績、本業務に関係する 実績、能力、資格等 能力の資料、資格等を明示すること。 任意 30 30 平成22年度以降に鳥類に関する生態系 調査に携わったことがあること。ある場 合、一人につき10点ずつ加点する(最大3 人まで)。 任意 20 20 平成22年度以降に鳥類に関する生態系 調査の実績があること。ある場合を4点と し、3件で12点、5件で20点とする。 任意 5 5 事業者の経営における主たる事業所(本 社等)において、環境マネジメント認証取 得があること。1つでもあれば加点する(5 点)。 技術点 小計 400 価格点 総計 200 600 5 組織の実績 5.1 類似業務の実績 平成22年度以降に類似業務の実績があ れば、その件数、それぞれの概要、発注 元名称を記載すること。 6 組織の環境マネジメントシステム認証所得状況 ISO14001、エコアクション21、KES、エコス テージ、地方公共団体による認証制度な 6.1 組織の環境マネジ どのうち、第三者による環境マネジメント メントシステム認証取 認証取得の有無、有の場合は認証の名 得状況 称を記載し、証明書の写しを添付するこ と。ただし、開札する時点において認証期 間中であること。 120 280 基礎点部分の採点は、技術上の基準を満たす場合に、当該基礎点全部を得点とする。 加点部分の採点は、配点5点の場合、技術上の基準に基づき、5点、4点、3点、1点、0点、の5段階評価とし、配点に応じて係数をかけて得点を算出する。 基礎点がある項目に係る加点部分の「0点」とは、基礎点の基準は満たす(基礎点は得点)が、加点部分の基準をなんら満たさない場合である。 加点合計 基礎点 価格点 総合評価点 120 別添6 ◆環境マネジメントシステム認証制度の例◆ 事業者が、その事業経営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、 これらの達成に向けて取り組み、その取組結果を確認・評価し、改善していくこと(環境保全の取組に係るPDCAサイクル)を 「環境マネジメント」といい、そのための事業者内の体制・手続等の仕組みを「環境マネジメントシステム」(EMS)という。その 主な例は以下のとおりであるが、他にも地方版のEMSや、運送事業者を対象としたグリーン経営認証制度などがある。 全国版EMS ISO14001 エコアクション21 KES エコステージ 概要 ISO審査登録機関及び 認定機関で構成。国際 的に認められた第三者 認証制度。1996年に制 定。 環境省が策定した中小 企業にも取り組みやすい 環境マネジメントシステム。 2004年に開始。把握す べき環境負荷指標を特 定しているほか、環境活 動レポートの作成・公表 を必須要件としている。 中小企業にも取り組 みやすい環境マネジメ ントシステムとして 2001年に京都で開始。 KESを参考とした地方 版KESが他の自治体 等に広がっているとと もに、相互認証も行わ れ、KESの認証取得 事業者は全国に広 がっている。 ISO14001取得前から取 得後も含めた環境マネジ メントシステム。5段階の 認証ステージがある。エ コステージ2は ISO14001の要求事項を 全て含んでおり、エコス テージ2の認証を取得で きれば、ISO14001に挑 戦可能なレベルとなる 事務局の母体となる団 体 ISO(国際標準化機構) 地球環境戦略研究機関 KES環境機構 エコステージ協会 地方版EMSの例: 北海道環境マネジメントシステムスタンダード(HES),青森環境マネジメントフォーラムAES, いわて環境マネジメントフォーラムIES,みちのくEMS,三重環境マネージ メントシステム(M-EMS),宝塚環境マネジメントシステム(TEMS), 神戸環境マネジメントシステム(KEMS) 等