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(3)新エネルギー関連の技術開発(PDF形式:4.1MB)
太陽光発電システム次世代高性能技術の開発 59.8億円( 40.8億円) 事業の内容 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○太陽光発電の導入を抜本的に加速化させ、2020年 頃に現状の20倍以上の導入という目標を達成させる ためには、変換効率の飛躍的向上や大幅なコスト低減 等が必要です。 ○高効率化及びコスト低減の観点から、各種太陽電池の 要素技術の確立、横断的な材料開発及び周辺技術の開 発を行います。 【本事業の目標】 太陽光発電導入規模2020年20倍の達成 太陽光発電技術における国際競争力の堅持 次世代太陽電池の早期実用化 交付金 委託・補助(2/3) NEDO 民間企業等 ①次世代基幹技術(委託) ・実用化されていない太陽電池技術の開発。集中研究方式を採用。 ・研究開発を推進する上で不可欠な評価技術等共通基盤技術開発。 ②事業化推進技術(2/3補助) ・実用化に近い技術の開発。 【主な技術課題】 ○各種太陽電池モジュールの低コスト化、 変換効率・性能向上、長寿命化 ◆結晶シリコン型太陽電池 :製造コストの低減 ◆薄膜シリコン型太陽電池 :変換効率の向上、大面積化 ◆CIS系薄膜太陽電池 :変換効率の向上、大量生産技術 条件(対象者、対象行為、補助率等) 国 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 ◆色素増感太陽電池 :早期実用化 ◆有機薄膜太陽電池 :早期実用化 ○発電量評価及び信頼性評価技術の確立 等 革新型太陽電池国際研究拠点整備事業 20.6億円(19.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○2020年代以降の技術確立を目指した革新型太陽電池 について2拠点(東京大学、産業技術総合研究所)にお いて、海外先端研究機関との研究協力も含めた研究開発 を実施します。 ○太陽光発電の性能及びコストを根本的に向上させるため に、既存技術の延長を超えた革新的技術の開発を行うも のです。 ○また、2020年までに一定程度の実用化が期待でき、 太陽電池の低コスト化・高効率化に資する可能性のある 技術についても開発を加速化させます。 ○なお、23年度より、集光型太陽光発電技術の更なる加 速化を図るため、日本とEUそれぞれの強みに基づいた 共同研究を実施します。 【本事業の目標】 「変換効率40%」かつ「発電コストが汎用電力料金並み」の達成 革新型太陽電池の早期実用化 太陽光発電技術における国際競争力の堅持 条件(対象者、対象行為、補助率等) ○東京大学拠点: ポストシリコン超高効率太陽電池の研究開発 電力 国 ミニバンド 励起 励起 長波長光も 活用 太 陽 光 価電子帯 3次元量子ドット超格子 ミニバンドの追加により、2光子吸収等が可能 になり変換効率がアップ (例)微結晶(量子ドット)を半導体内に埋め込むことに より新たな帯域(ミニバンド)を形成し、幅広い波長域の 太陽光を電力に変換することを可能とします。 ○産業技術総合研究所拠点: 高度秩序構造を有する薄膜多接合太陽電池の研究開発等 TCO トップセル Intermediate substrate ミドルセル ボトムセル Back contact 委託 NEDO e– 励起 各セルの個別形成 交付金 伝導帯 e– 民間企業等 Stacked cell (例)複数のセルを積層し、各層で異なる波長の光 を吸収させることで、変換効率の向上を図ります。 製造産業局 航空機武器宇宙産業課宇宙産業室 太陽光発電無線送受電技術の研究開発 1.5億円(2.1億円) 03-3501-0973 事業イメージ 事業の内容 事業の概要・目的 ○将来の新エネルギーシステムである宇宙太陽光発電システム (SSPS:Space Solar Power System)の中核的技術であるマイク ロ波による無線送受電技術の確立に向け、安全性・効率性の確保 に不可欠な精密ビーム制御技術の研究開発を行います。 ○具体的には、複数のマイクロ波送電用アンテナパネル間の位相同 期を行い、パイロット信号の到来方向にマイクロ波ビームを指向 制御するレトロディレクティブ技術を活用し、マイクロ波ビーム を受電アンテナに向けて高効率かつ高精度に指向制御する技術の 確立を目指します。 ○また、これら研究成果を活用し、実際に屋外でマイクロ波電力伝 送試験を実施する予定です。 ○宇宙太陽光発電の研究については、宇宙基本計画(2009年6 月策定)において着実な実施が求められているところであり、低 炭素社会の実現に向けた野心的なプロジェクトです。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 国 位相同期技術※/システム開発(経済産業省) ※制御信号を受け、フェーズドアレーアンテナから 発信されるマイクロ波の位相を制御し、マイク ロ波ビームを指向制御する技術 受電設備 (レクテナ) 送電設備 (フェーズドアレーアンテナ) マイクロ波 パイロット信号 レトロディレクティブ技術※の研究開発(JAXA) ※パイロット信号の到来方向を計測し、当該 方向にマイクロ波ビームを指向させるための 制御信号を出す技術 電力伝送試験※の実施(経産省/JAXA) ※上記技術により、送電距離100メートル程度、 伝送出力数キロワット級の電力伝送試験を実施 民間企業等 委託 ※本事業は、(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携・協力 して進めます。 宇宙太陽光発電システムの実現 によるエネルギー源の多様化、 石油代替エネルギーの導入促進 次世代自動車用高性能蓄電システム技術開発 24.8億円(24.8億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ (蓄電池制御) 事業の概要・目的 ○蓄電池は、地球温暖化対策に不可欠な次世代自動車 (電気自動車、プラグインハイブリッド自動車等)の 中枢部材です。 (モータ制御) ○欧米、中国、韓国においても次世代自動車の高性能蓄 電池の開発が国家レベルの支援を受け激化しています。 ○CO2排出量の大幅削減と産業競争力の強化を図るた め、高性能かつ低コストな蓄電池及びその周辺機器を 開発します。電気自動車、プラグインハイブリッド自 動車の早期普及に向け、2015年頃には、蓄電池容 量を2006年比1.5倍、コストを1/7、203 0年には蓄電池容量を現状の7倍、コストを1/40 とすることを目指します。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 モータ (電動機) 高性能化 低コスト化 軽量化 耐熱性向上 ○主な目標 高容量化 低コスト化 長寿命化 安全性向上 用途限定コミュータEV 委託 NEDO 蓄電池 民間企業・ 大学等 本格的EV 2006年 2010年 2015年 2020年 2030年 性能 1 1倍 1.5倍 3倍 7倍 コスト 1 1/2 1/7 1/10 1/40 革新型蓄電池先端科学基礎研究事業 30.0億円(30.0億円) 事業の内容 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○蓄電池は、地球温暖化対策に不可欠な次世代自動(電 気自動車、プラグインハイブリッド自動車等)の中枢 部材です。 ○欧米、中国、韓国においても次世代自動車の高性能蓄 電池の開発が国家レベルの支援を受け激化しています。 ○現在主流になっている材料による電池製造には限界が 見えつつあり、今後の飛躍的な性能向上のためには、 原子分子レベルの反応に着目した電気化学的な理論に 基づく新規材料開発を行うことが必要不可欠です。 ○そこで、電池の基礎的な反応メカニズムを解明し、ガ ソリン車並みの走行性能を有する本格的な電気自動車 等に必要な革新型蓄電池を実現するための基礎技術の 確立を目指します。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 委託 交付金 国 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 NEDO 大学・ 民間企業等 次世代風力発電技術研究開発 7.8億円(2.9億円) 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業の内容 事業イメージ 事業の概要・目的 ○複雑地形における風況精査等に係る実験 ○主に陸上における風力発電の導入に関し、我が国特有 の気象・地形等により適合した技術の確立を目指した 研究開発を行います。 ○具体的には、 リモートセンシング技術及び風況解析手法の開発、 小形風車信頼性評価手法(ラベリング制度)の開発、 風力発電システム全体の落雷保護技術の開発、 等を実施します。 流れ方向 流れ方向 CFD 風洞実験 ○複雑地形におけるリモー トセンシング技術の開発 ○小形風車の例 ○風況調査や小形風車の信頼性評価を容易にすることで、 風力発電の効果的な導入及び導入の加速化を図ります。 ○また、我が国で発生している雷の被害による風車の事 故を減尐させます。 エアドルフィン(1kW・ゼファー㈱) 八ヶ岳赤岳天望荘 ○落雷保護技術の開発 条件(対象者、対象行為、補助率等) 試験ブレード 交付金 国 委託 NEDO 民間企業等 ロゴスキーコイル デジタルビデオ カメラ 計測記録装置 洋上風力発電等技術研究開発 37.3億円(23.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○陸域における風力発電の適地が尐なくなっている中、 更なる風力発電の導入促進のため、洋上への風力発電 の設置が不可欠です。 ○四方を性格の異なる海域に囲まれた我が国において、 複数の海域で実証が必要です。 ○2海域(千葉県銚子市沿岸、福岡県北九州市沿岸)で は、観測タワーと実機を設置して風況観測及び発電シ ステムの実証研究を行います。その他の海域において も、洋上風力発電の事業可能性等を検討するため、詳 細FSを実施します。 福岡県 北九州市沿岸 茨城県 神栖市沿岸 長崎県 五島市沿岸 千葉県 銚子市沿岸 神奈川県 三浦市沿岸 鹿児島県 いちき串木野市沿岸 平成20年度にFS調査を実施した6海域 (■は詳細FSを実施) ○また、事業採算性の向上のため、超大型風力発電開発 に必要な要素技術についても研究開発を実施します。 ○さらに、深海域で利用する「浮体式」洋上風力発電の 実証研究に向けて、FS調査に着手します。 風況観測タワー 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(2/3、1/2) NEDO 民間企業等 風車 波浪観測装置 風況観測及び発電システム実証研究イメージ (提供:東京電力(株)、東京大学、鹿島建設(株)) 海洋エネルギー技術研究開発 10.0億円(新規) 事業の内容 03-3501-4031 事業イメージ ○ 海洋温度差発電の原理図 事業の概要・目的 ○海洋エネルギー(海洋温度差、波力、潮汐、海流)発 電技術については欧米を中心として活発な技術開発が 行われており、地球温暖化対策としてその技術が再度 見直されている段階であるとともに、今後の市場の拡 大が期待されます。四方を海に囲まれた我が国におい て、海はエネルギーとしても大きなポテンシャルを有 しております。 ○これらの技術については、これまでも大学を中心とし た研究開発が進められてきたものの、事業採算性を有 した事業として自立するには、より一層の発電効率の 向上や耐久性の向上、監視・制御システムの高度化な どが必要です。 ○本事業では、これらの海洋エネルギー発電技術につい て、革新的な技術シーズの育成、システム開発、実証 研究等を多角的に実施することにより、海外市場を リードする技術の創出を図ります。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 委託・補助(2/3) NEDO 民間企業等 ○ 波力発電の原理図 空気エネルギー方式発電原理図 ○ 潮汐発電の原理図 ○ 海流発電の原理図 E3地域流通スタンダードモデル創成事業 1.4億円(新規) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○本事業は関係六府省(内閣府、経済産業省、農林水産 省、環境省、国土交通省、総務省消防庁)が相互に連携 し、平成19年度からスタートした「宮古島バイオエタ ノールプロジェクト」の一環として実施しています。 ○本事業では、E3(バイオエタノール3%混合ガソリ ン)の製造から流通、販売までのモデル確立に取り組ん でいます。 ○具体的には、E3の製造設備やガソリンスタンドの整 備等を行い、E3の製造から給油までの実証を実施し、 最適なE3製造・流通モデルを検討・構築することを目 指します。 ○また、バイオ燃料導入拡大の一手段として期待が高ま る、バイオエタノールの高濃度利用(E10)の実証も 並行して実施し、その導入可能性を検証します。 本事業では、エタノール混 合ガソリンの製造から給油ま での実証を実施します 条件(対象者、対象行為、補助率等) E3製造・流通の 委託 国内標準モデル 国 民間企業 ※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管 の確立 セルロース系エタノール革新的生産システム開発事業 24.2億円(19.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 原 料 草本系及び木質系バイオマスの栽培研究、 収集運搬技術開発等、原料生産に係る研 究開発を実施。 ①草本・ 木質併用チーム ②木質単独チーム ○食料と競合しないセルロース系資源作物の栽培からエ タノール生産に至る一貫生産システムを、革新的技術を 用いて開発します。 ① 資源作物の栽培研究と収集運搬技術の開発を行い、 原料とその調達に係るコストの低減を目指します。 ② バイオエタノールの製造技術をパイロットプラント を用いた一貫生産システムで研究し、コストや環境負荷 の低減を図ります。 セルロース系資源作物栽培技術開発 前処理 糖化・発酵 セルロース系エタノール製造技術開発 パイロッ トプラントを設置し、データを取得、 経済性等の評価、システム改良等を実施。 ①低環境負荷なアンモニア前処理技術を基 本とするシ ステム ②メカノケミ カルパルピング前処理技術を基 本とするシ ステム 濃縮脱水 ③ バイオ燃料の持続可能性についての基準、評価指標、 評価方法等についての調査研究を実施します。 セルロース系 エタノール 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 食料問題や環境問題に配慮した、 バイオエタノール生産システムの確立 委託 NEDO 民間企業・ 大学等 バイオ燃料の持続可能性に関する研究 温室効果ガス 等の環境負荷に関するLC A評価、 生態系保全、食料競合回避といっ たバイオ燃料の持続可能性について、基 準や指標等の調査検討を実施。 バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発 25.6億円(34.6億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○セルロース系バイオマスから発酵プロセスを経て、燃 料及び化学品原料を高効率・低コストで製造する技術 の開発を行います。 ① 先導技術研究開発(委託) 2015年以降に実用化が期待される、バイオマスの 総合利用に関する基礎的な技術や、バイオ燃料の製造 コスト低減等、革新的技術等に関する研究開発を行い ます。 ② 要素技術研究開発(2/3補助) 収集運搬や破砕等、2015年頃に実用化・普及が期 待される周辺要素技術等に関する研究開発を行います。 ○2020年までにガソリンと価格競争できるバイオ燃 料製造コストを実現するため、それぞれのプロセスに おいて、革新的技術開発を行います。 プ ロ セ ス ① 先 導 技 術 原 料 バイオ マス利 用に適 した植 物の探 索・創 製 ② 収集・ 要 運搬 素 技術 技 術 前 処 理 糖 化 ( 糖 原 料 発 酵 ) C5・C6糖の糖化・発酵を同 時・連続で行える菌の育種等の 研究開発 網羅的な微生物・酵素・遺伝子 の探索等による糖化酵素創出に 関する基盤技術の開発 等 破砕・粉 砕技術等 ( エ タ ノ ー ル 等 ) バイオ燃料 転換 (プロピレン) バイオエタ ノールから 低コストで 高品質なプ ロピレンを 製造するプ ロセス開発 酵素再利用、蒸留・ 脱水、排水処理技術 等 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(2/3) NEDO 民間企業等 化学品 原料 燃料用エタノール等の製造技術の 高効率化、低コスト化 戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業 15.8億円(5.4億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ ①次世代技術開発(例) 事業の概要・目的 ○食糧生産活動に影響しない原料を用いた次世代技術の 開発と既存技術の高効率化を目指した実用化技術の開 発を行ないます。 ①次世代技術開発(2/3補助、委託) 「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」(平成20年 3月経済産業省)において、2030年頃の実用化を見据え るバイオマスのガス化及び液体化(BTL)、微細藻類 由来のバイオ燃料製造技術開発等の次世代技術開発を実 施します。 ②実用化技術開発(2/3補助) 林地残材の発生場所付近で使用可能な熱分解ガス化装 置の高効率化やバイオガスを既存のインフラで利用する ためのガス精製技術等、2020年頃の実用化を目指し た実用化技術開発を実施します。 藻類 セルロース系バイオマス BTL ガス化・精製 培養・ 油分抽出 合成ガス 液 バイオ燃料(ガソリン、 軽油、ジェット燃料等 の代替燃料) ②実用化技術開発(例) バイオガス化 ガス精製 導管注入 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(2/3) NEDO 民間企業等 化 食品残さ 下水汚泥等 メタン発酵施設等 工場等 都市ガス等とバイオガスの混合利用 水素製造・輸送・貯蔵システム等技術開発 14.9億円( 13.5億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 03-3501-7807 事業イメージ 事業の概要・目的 ○燃料電池自動車及び水素供給インフラの整備に必要と なる水素製造・輸送・貯蔵・充填に関する機器及びシ ステムの技術開発を行います。 水素製造 ○さらに、関係する国内規制の見直し及び国際標準への 提案、製品性能の試験・評価手法の確立を進めます。 水素製造の高度化 ・水素製造装置の高効率化、コンパ クト化、低コスト化、耐久性向上等 ・再生可能エネルギーを活用した水 素製造技術の確立 ○これらの成果を産業界に提供することにより、高性 能・高耐久性・低コストな水素インフラ機器の開発が 加速的に進展します。 水素輸送技術の高度化 ○また、国際標準の積極的な提案を行い、我が国主導の 標準化を図ることで、将来の国際市場での優位性の確 保及び我が国産業の競争力向上に貢献します。 ステーション要素機器の高度化 ・高圧水素輸送、液体水素輸送技術等の高度化 ・水素供給システムの高効率化、 小型化、低コスト化、耐久性向 上(蓄圧器、充てん機等) 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託 NEDO 水素ステーション 規制見直し、基準・標準化活動 ・燃料電池自動車 ・水素供給インフラ 研究機関・ 民間企業等 燃料電池自動車 水素貯蔵技術の高度化 ・新規材料を使用した水素貯蔵 タンクの開発 水素貯蔵材料先端基盤研究事業 5.9億円(9.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 03-3501-7807 事業イメージ 事業の概要・目的 ○ 燃料電池自動車の実用化のためには、軽量・コンパク ト・低コストな水素貯蔵方法の開発が重要な課題と なっています。 ○ 水素貯蔵方法としては、水素貯蔵材料に水素を吸収さ せる方法が有望ですが、実用化・普及のためには水素 貯蔵能力の大幅な性能向上が必要です。 ○ そこで本事業では、国内(J-PARC、SPring-8等)及び 海外(米国ロスアラモス研究所)の研究施設を活用し、 水素貯蔵材料が水素を吸収・放出するメカニズムを解 明し、その成果を技術開発指針として産業界に提供し ます。 ○ これにより、産業界での高効率な水素貯蔵材料の開発 に繋がり、燃料電池自動車の実用化に貢献します。 計算科学的手法 による検証 分野横断的 基盤研究 先端的手法によ る実験的解明 水素化物形成 H原子 H2分子 材料内での水素の拡散、貯 蔵、放出等のメカニズムを 解明 量子ビーム施設 J-PARC、 SPring-8、 米国ロスアラモ ス研究所等 水素貯蔵材料の基本原理の解明 ブレークスルーに必要な条件原理確立 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託 NEDO 研究機関・ 大学等 車載等水素貯蔵材料の 開発指針を産業界に提供 水素先端科学基礎研究事業 6.9億円(10.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 03-3501-7807 事業イメージ 事業の概要・目的 ○ 水素をより安全かつ簡便に利用するための技術基盤を 確立します。 ○ そのため、水素物性等に係る基礎的な研究として、 ①液化・高圧化した状態における水素物性の解明 ②液化・高圧化した水素による材料の劣化の基本原理 解明や対策検討 など、高度な科学的知見を要する根本的な現象解析を 実施します。 ○ これにより、水素をエネルギー源として利用するため の供給インフラ(水素ステーションの蓄圧器、充てん 機、水素タンク等)設計に必要となる水素物性データ ベースや水素関連機器の設計指針を産業界に提供しま す。 研究機関 ・大学等 産総研 九州大学 HYDROGENIUS実験棟(H19年11月完成) ・高圧水素環境下での実験と超高感度精密分析を一 貫して実施。 ・世界トップレベルの研究者が参加。内外の著名な 研究者を招聘。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(2/3) 研究機関 NEDO ・大学等 水素物性、材料特性等に関 材料や機器の設計指針を するデータベースを構築、 産業界へ提供する。 産業界へ提供する。 固体酸化物形燃料電池システム要素技術開発 6.2億円(8.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 03-3501-7807 事業イメージ 事業の概要・目的 ○発電効率の高い固体酸化物形燃料電池(SOFC)の 早期の市場導入を図るため、耐久性・信頼性向上のた めの基礎研究、実用性向上のための技術開発を行いま す。 基礎的・共通的課題のた めの研究開発 ○耐久性・信頼性向上の ための基礎研究 セルスタックの劣化機構 の解明と対策 1.物質移動による劣化 2.不純物との科学反応 による劣化 3.熱膨張による劣化 実用性向上のための技術 開発 ○超高効率運転のための 高圧運転技術開発 コンバインドサイクル (産業用発電システ ム)のための高圧運転 対応技術開発 物質移動による劣化 不純物等の内部拡散を 熱力学的に解析 セルの劣化要因 SOFCセル(断面図) 不純物 不純物による劣化 セルの被毒劣化状態を 化学的に解析 機能構造の機械的変化 による劣化 熱応力等による構造 変化を機械的に解析 不純物、セル組成元素 燃料極 被毒 拡散 電解質 構造変化 空気極 熱応力、外力 適用例 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(1/2) NEDO 大学・ 民間企業等 【家庭用燃料電池】 【産業用発電システム】 地域水素供給インフラ技術・社会実証 9.2億円(新規) 事業の内容 03-3501-7807 事業イメージ <水素供給インフラ> 事業の概要・目的 実使用条件に近い中で燃料電池自動車及び水素供給イ ンフラの実証を行い、高圧水素貯蔵システム、多角的な 燃料供給システム等の検証を進めることで、水素供給イ ンフラコストの抜本的な低下と耐久性の向上に繋がる課 題の抽出及び解決を図り、燃料電池自動車の普及拡大を 促進します。 ①70MPa高圧下における水素ガスの温度制御技術(プレ クール技術)及び通信充填技術を用いた水素供給に係 る技術実証を実施します。 ②低コスト化のための海外製機器の活用による技術実証 を実施します。実証事業を行う中で、新規材料を用い た蓄圧器や配管等の使用実績及び高圧ガス保安法に係 る大臣特認を取得し導入した海外製品に係る使用実績 を蓄積するなど、規制見直しに必要なデータを蓄積し ます。 ③2015年の燃料電池自動車導入に向けてインフラ普 及を進めるため地方自治体と協力して立地点の調査や ビジネスモデルの成立可能性を調査します。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 NEDO 水素供給 技 術 実 証 70MPa供給技術 民間企業等 通信充填技術 プレクール技術 技術課題の抽出 データの提供 連携 基礎研究 新技術・開発技術の投入 基準に則ったものづくり 技術開発 基準・標準化 社会実証 規制見直し 委託・補助(2/3) <燃料電池自動車> 高稼働下での耐久性確保 2015年 安全性の確立 ビジネス性 燃料電池自動車の導入開始 水素ネットワーク構築導管保安技術調査 1.1億円(新規) 原子力安全・保安院 ガス安全課 03-3501-4032 事業の内容 事業イメージ 事業の概要・目的 実用的な水素パイプライン網の保安技術調査 ○現在、二次エネルギーとしての水素活用に向けて、水素ステー ション普及開始(2015年)への取り組みが進められており、その 水素ステーションを起点として、周辺に水素供給する際に必要な 水素パイプラインの保安に対する懸念を払拭すべく、国として保 安技術の整備に早急に取り組む必要があります。 LNG基地 ①水素の挙動特性評価(漏 えい、着火、脆性破壊) FCV FC FC FC FC 水素ステーション FC FC FC FC FC FC ○そこで、ネットワークとしての水素パイプライン運用にかかる 安全基準や工法等の具体的措置を明確化するため、水素の挙動特 性調査、活管(分岐)・修理工法等の安全性評価、導管網の圧力 解析等、水素のパイプライン供給に必要な設計、施工及び維持管 理に関する技術調査を行います。 ○さらに、技術調査によって得られた基盤技術、知見をガス事業 法の技術基準及び解釈例の見直しに反映させることで、水素ネッ トワーク社会構築における保安確保を図ります。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 国 民間団体等 委託 水素パイプライン網 ③ 水素導管網の圧力解析 ②活管工法・修 理工法の安全性 評価 ・緊急時、不具合発生時の安全性確保及び実用的 な水素供給システム維持に必要な技術調査 ・成果を「保安に必要な基準・指針」作りに反映 ①水素の挙動特性調査(漏えい・着火・脆性破壊) ・漏えい水素の着火及び火炎特性検証 ・漏えい水素の拡散検証 ・付臭材添加の影響検証 ②活管工法・修理工法の安全性評価 ・既存都市ガス用の活管(分岐)工法、修理 工法の適応性、安全性確認 ③水素導管網の圧力解析 ・水素ガス物性・特性を考慮した圧力解析理 論式の構築 ・仮設水素導管網の各部圧力実測 固体高分子形燃料電池実用化推進技術開発 38.4億円(51.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 03-3501-7807 事業イメージ MEA (Membrane Electrode Assembly) 技術開発例 事業の概要・目的 ○自動車用・定置用として利用される固体高分子形燃料 電池(PEFC)の実用化推進と更なる普及拡大に向 けて、中長期的な性能向上・低コスト化に資する基礎 的な技術開発と要素技術の実用化を図るための技術開 発を総合的・一体的に行います。 電極触媒の低コスト化 Au Au Au Pt (白金) 交付金 国 委託・補助(1/2・2/3) NEDO 研究機関、 民間企業等 燃料極 触 媒 層 高温低加湿条件 (温度80℃、露点65℃) 0.784 10~20μm 100~300μm 空気極 セル電圧/ mV 触媒 (白金:数nm) 0.783 0.784 0.783 760 担体 (カーボン: 数10nm) 740 H2 780 0.770 0.770 O2 0.727 0.727 e- H+ 700 標準MEA ガ ス 拡 散 層 H 2O 新仕様MEA 用途例 家庭用燃料電池システム 条件(対象者、対象行為、補助率等) 電 解 質 膜 MEAの性能向上 720 ②実用化技術開発(1/2補助) PEFCの普及促進・市場拡大を目的として、新たな 燃料電池システムの技術を開発・実用化。 触 媒 層 数10μm カーボン繊維 (撥水処理) Carbon フル加湿条件 (温度65℃、露点65℃) 800 ①基礎的な技術開発(委託・2/3補助) 高温・低加湿条件下でイオン伝導性に優れた革新的電 解質膜の開発や、電極触媒の低白金化及び脱白金化に よる大幅な低コスト化のための技術開発等を実施。 ガ ス 拡 散 層 燃料電池自動車 e- 高効率水素製造等技術開発 0.8億円(新規) 事業の内容 資源エネルギー庁 石油精製備蓄課 03-3501-1993 事業イメージ 2015年の燃料電池自動車の普及に向け、 石油産業の設備等を活用した高純度水素 製造技術を早期に確立する。 事業の概要・目的 ○製油所で製造される水素を効率的に高純度化する技術開発を行い、 燃料電池自動車普及のための安定的な水素供給を図ります。 膜分離による高効率・高純度水素製造技術開発 〔既存設備〕 ナフサ スチーム ○製油所内の既存装置から製造される水素を効率的に活用し、その 純度を燃料電池自動車に必要な高純度(99.99%)にまで高める製 造プロセスを開発・実証することを支援します。 脱硫等 高純度水素 加熱炉 改質 シフト F C V 精製(PSA) 条件(対象者、対象行為、補助率等) 水素分離膜 CO2分離膜 国 高濃度CO2 (90%) 民間団体等 補助(1/2) ハイブリッド分離膜型水素精製装置 新エネルギーベンチャー技術革新事業 16.0億円(16.0億円) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 ○中小・ベンチャー企業が有する、新エネルギー等に関 する潜在的技術シーズを発掘し、その開発及び実用化 を支援する事業です。 ○本事業により、周辺的技術を中心に、新しいエネル ギー技術の開発・実用化が促進されることにより、温 室効果ガス削減及びエネルギーセキュリティ向上につ ながります。 ○あわせて、今後の成長分野である新エネルギー分野に おける起業が増加することで、新産業創出が期待され ます。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 交付金 国 委託・補助(2/3) NEDO 中小企業等 フェーズA フェーズB フェーズC 事業性 調査 基礎 研究 実用化 研究 (委託) (委託) 産学官連携 中 小 ・ ベ ン チ ャ ー 企 業 、 大 学 等 の 技 術 シ ー ズ 採 択 審 査 企 画 提 案 ( 不 採 択 ) ス テ 審ー 査ジ ゲ ー ト (補助・2/3以内) 採 択 審 査 → 自 主 開 発 等 商業化 実用化研究 (資金呼込み) 自主開発等 マッチング会等 で成果を発信 NEDOによる 事業化・特許戦 略等に関する支 援 太陽光発電新技術等フィールドテスト事業 0.8億円(新規) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 【フィールドテスト事業による設置事例】 ○新技術等を導入した様々な太陽光発電システムを、実 フィールドに試験的に設置し、長期(4年間)運転に より各種データ等を収集・分析・評価し、その有効性 を実証します。 ○本実証によって得られた情報・データ等を、今後、太 陽光発電システムの導入を検討している者等に対して、 手引書等によって積極的に情報提供を行います。 ○これにより、これまで普及が進んでいなかった、公共 施設、産業施設等への普及拡大が図られます。 東京急行電鉄元住吉駅 写真提供:NEDO技術開発機構 発電容量:140kW 太陽電池種類:単結晶シリコン 広島県北広島町庁舎 条件(対象者、対象行為、補助率等) 委託 国 民間団体等 ※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管 写真提供:NEDO技術開発機構 発電容量:158kW 太陽電池種類:単結晶シリコン、アモルファスシリコン 太陽熱高度利用システムフィールドテスト事業 0.2億円(新規) 事業の内容 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 03-3501-4031 事業イメージ 事業の概要・目的 【フィールドテスト事業による設置事例】 ○新技術等を導入した様々な太陽熱利用システムを、新 利用形態や未利用分野の実フィールドに試験的に設置 し、長期(4年間)運転により各種データ等を収集・ 分析・評価し、その有効性を実証します。 ○本実証によって得られた情報・データ等を、今後、太 陽熱利用システムの導入を検討している者等に対して、 手引書等によって積極的に情報提供を行います。 ○これにより、これまで普及が進んでいなかった、公共 施設、産業施設等への普及拡大が図られます。 社会福祉法人あそう 写真提供:NEDO技術開発機構 集熱パネル面積:305m2 利用形態:給湯、暖房、冷房 (有)グリーンハウス宮崎 条件(対象者、対象行為、補助率等) 委託 国 民間団体等 ※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管 写真提供:NEDO技術開発機構 集熱パネル面積:194m2 利用形態:暖房(ビニールハウス)、温水(土壌殺菌) 資源エネルギー庁 新産業・社会システム推進室 次世代エネルギー・社会システム実証事業 149.2億円(新規) 事業の内容 03-3580-2492 事業イメージ 事業の概要・目的 ○大量の再生可能エネルギーを安定的に受け入れるため には、蓄電池、家電等を活用して、需給を調整するエ ネルギーマネジメントシステムが必要。 ○このような、エネルギーマネジメントシステムを基礎 としたスマートコミュニティ(※)の構築を目指し、 国内4地域(横浜市、豊田市、けいはんな学研都市(京 都府)、北九州市)において、実証を行います。 ※スマートコミュニティ: 再生可能エネルギーを、住宅やビル、交通、ライフ スタイル転換など、一連の社会システムとして効率的 に活用する社会 ○本事業を通じ、関連技術の次世代化、蓄電池等の国際 標準化を進め、産業競争力の強化を図ります。 電力系統と地域のエネルギーシ ステムの相互補完関係が成り立 つ電力供給システムの構築 原子力発電所 火力発電所 電力貯蔵装置 ビジネスエリア エリア間の エネルギーマネジメント 集合住宅エリア 風車 コントロールセンター 電気と熱を総合的にマネジメント メガソーラー 戸建住宅エリア スマートコミュニティ関連システムフォーラム資料を加工 家庭でのエネルギー利用のイメージ 優先順位3 乾燥機など不用不 急の家電を動かす 優先順位1 エアコンの冷房温度 を上げる 系統の需給状況に応じて 需要家の行動変化を促す 優先順位3 ネットワークから電気をもらう 優先順位4 系統への電力逆潮 優先順位2 電気自動車に充電(蓄電) 条件(対象者、対象行為、補助率等) 補助 国 補助(2/3・定額) 民間団体等 民間事業者等 優先順位2 自動車蓄電池から家庭に 電気を供給 優先順位1 給湯器でお湯をつくる 発電量>消費量 家庭内でエネル ギーが余る 発電量<消費量 家庭内でエネル ギーが不足する 資源エネルギー庁 新産業・社会システム推進室 次世代エネルギー技術実証事業 32.0億円(新規) 事業の内容 03-3580-2492 事業イメージ 事業の概要・目的 ○地域に活用されずに眠っている自然エネルギーや、地 域の大学の個性ある技術、地域の企業のアイデアを生 かしたビジネスモデルの中には、「スマートコミュニ ティ」に示される社会システムを一層多様なものとす るようなユニークな地域資源が存在しています。 - 地域のエネルギー資源 - 太陽光発電 風力発電 地熱発電 小水力発電 ○そのため、「次世代エネルギー・社会実証」で行う総 合的な「スマートコミュニティ」のモデルづくりに加 え、それを補完する先端的な技術や、アイデアを生か し、地域の実情にあった、地域に根付づいたスマート コミュニティを確立していくことが必要です。 ○本予算では、 「次世代エネルギー・社会実証」を補 完する、先進的で汎用性の高い実証や気候・地域特性 に応じた実証を行います。 バイオマス発電 雪氷熱 - 地域の社会的な資源 - 大学(教育・研究機関) 技術課題の解決 企業 ビジネスモデルの確立 スマートコミュニティ導入における技術的課題を解決し、 地域の実情に合わせたスマートコミュニティの構築につなげます。 (例) 地域の気候特性に根ざした技術実証プロジェクト 風力発電 雪氷熱 条件(対象者、対象行為、補助率等) 補助 国 補助(1/2) 民間団体等 未利用エネルギーを有効活用 したネットワーク 民間事業者等 直流給電型 雪氷熱利用型 地域の大学・企業 等 資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進室 再生可能エネルギー熱利用計測技術実証事業 7.6億円( 新規 ) 事業の内容 03-3501-4031 事業イメージ (測定方法の一例) 事業の概要・目的 ○熱利用分野における再生可能エネルギーの普及拡大に は、利用熱量の実績に対して経済的インセンティブを 付与するグリーン熱証書等の活用が必要であり、その ためには信頼できる計測方法の確立が求められます。 (計測コストが大きい液体を媒介とする場合) →簡便かつコストパフォーマンスに優れた計測方法。 (計測手法が確立されていない気体を媒介とする場合) →正確な計測方法及び計量器メータのスペック。 液体を媒介とする場合(太陽熱) 補助熱源 計測器1 集熱器 計測器2 計測器 3 計測器: カロリーメータ 流量計+温度計 熱交換器 計測器 4 利用機器 ○信頼できる計測方法の確立のため、以下を実施します。 ①計測機器を備えた再生可能エネルギー熱利用システム (太陽熱、地中熱、雪氷熱等)の試験的な設置、及び 各種熱量データの収集。 ②得られたデータを分析・評価し、計測器メータの基準 作成等。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 補助 (2/3) 交付金 国 NEDO 補助(2/3) 太陽熱利用設備 貯湯槽 (蓄熱槽) 出典 NEDO太陽熱FT業務報告書 気体を媒介とする場合(雪氷熱) 補助冷蔵機器 計測器1 雪氷熱集熱器 計測器2 冷蔵倉庫 雪氷熱利用設備 大学・ 民間企業等 出典 NEDO新エネガイドブック