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ウインドウセレクト ワンポイントアドバイス

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ウインドウセレクト ワンポイントアドバイス
ウインドウセレクト
ワンポイントアドバイス
YKK AP㈱
ワンポイントアドバイス①
■壁面は残しておく
クローゼット、ベッド、机、本棚などは必需品。
できれば2面は壁として残し、1面にテラス窓や腰窓を設
けたら、後は横スリット窓などの高窓で、通風を確保し
ます。
■共有型の部屋では
将来の個室化を考えて、分離してもそれぞれの部屋に
明かりが採れるように窓をデザインします。
■転落に注意
2階の場合は、ベッドやイスに上がって窓から転落する
危険があります。窓を配置する高さに注意するとともに、
家具の配置にも同様の注意を。
■掃き出し窓で
採光、ふとん干し、脱出口になるなどの理由から掃き出
し窓(テラス窓)がおすすめ。
1面に掃き出し窓を設け、その他の壁面はできるだけ残
し、通風とアクセントを兼ねて小窓やスリット窓を配置し
ます。
■枕元に窓をつくる場合は
ガラス面が大きいと寝る時に寒いので、小窓やスリット
窓がおすすめです。
Child room
-子供部屋-
窓からの光が上下階を照らします。
また、風の出入口として開閉できる窓がおすすめです。
■結露を防ぐために
とくに北側の窓には、夜間の寝息で意外と結露が発生
します。できるだけ断熱性のよい窓とガラスがおすすめ
です。
Bed room ■採光と換気に
■取り付け位置
折り返し階段の場合、ころんでも危険がない位置にしま
す。開閉時に手が届くかどうかや、清掃ができるかとい
うことに注意が必要です。
■筋交い(耐力壁)がある場合
-寝室-
小窓(スクエアやスリットタイプ)なら、筋交いのすき間に
つけられます。
Step
-階段-
ワンポイントアドバイス①
■目隠しと防犯に
面格子をつけるなら内倒し窓を、スペースがあるなら引
き違い窓を。
人が入れない小窓(スクエアなど)も防犯に有効です。
ガラスは内部が見えない型板ガラスを選択します。
■換気重視なら
ダブルガラスルーバー窓は有効開口面積が大きく、ま
た平行突き出し窓は、四方が4cm開いて換気ができま
す。
いずれも面格子を取り付けられ、開けていても視線を妨
げることができます。
たてすべり出し窓は、方向によっては見られる場合があ
ります。
■窓が大きければ
眺めはよくなりますが、冬場はお湯が冷めやすくなりま
す。換気を中心に考えるなら、必要最小限の大きさがお
すすめ。
■目隠し・防犯に
外に面格子をつけると、窓は引違い窓や上げ下げ窓の
スライディング系窓になります。視線を遮るために型板
ガラスを選択します。
T o i l e t
■掃除のしやすさは
-トイレ-
引違い窓がいちばんシンプルです。ブラインドのお手入
れ不要で、目隠し機能と合せて一石二鳥です。
有効開口面積が大きいたてすべり出し窓やルーバー窓、
オーニング窓がおすすめ。
■視線対策には
■通風を重視するなら
通風しながら目隠ししたい場合は、多機能ルーバーが
おすすめです。
Bath room ■湿気を逃がすには
多機能ルーバーやプライバシースクリーンが効果的で
す。面格子や多機能ルーバーを付ける場合は、引違い
窓や上げ下げ窓のスライディング系窓になります。
-お風呂-
Lavatory
-洗面室-
ワンポイントアドバイス①
背面の食器棚側に窓を設けると明るくなります。
■シンクの向こうの窓は
手が届きにくくなるので、シンクと位置をずらしましょう。
どうしても重なる場合は、引違い窓か、オペレーターハ
ンドル付窓(平行突き出し窓やダブルガラスルーバー窓)
などが便利です。
■やっぱり和障子
■勝手口ドアは
通風と防犯に配慮した「通風タイプボタン錠付」がおす
すめ。油汚れが落としやすいシートを貼った勝手口ドア
もあります。
引違い窓には和障子が似合います。
光を和らげ、断熱効果も発揮します。
■デザインでちょっと冒険
丸窓、たてスリット窓、横スリット窓のほか、地窓が意外
に和室に似合います。
■座った時の高さが基準
Kitchen
■ドアとのコーディネイションは
H:1,500mmの腰窓を使うと、座った時に、ちょうどヒジ
がかけられて、庭を眺められます。
-キッチン-
ドアの色とサッシの色は、かならずしも同じにする必要
はありません。
■防犯上は
防犯・採光・デザインの3つを満足するには、たてスリッ
トすべり出し窓がおすすめです。
Tatami room -和室-
Entrance
-玄関-
ワンポイントアドバイス①
■もっと開放感を
大開口窓が増えています。1間(約1,700mm)から1間
半(約2,600mm)へと開口を広げると、ワイドスライディ
ング、ワイドオープンなどの開放的な掃き出し窓が、効
果的に使えます。リビング空間に、より開放感をもたらし
ます。
■もっと差別化を
リビングは団欒時間も長く、お客様も訪れます。
「APW」や「エピソード」などインテリア性が高く、
断熱性のよい窓で、ワンランク上の空間をつくれます。
■窓はテレビや家具の位置を考えて
テレビ、ソファ、テーブルなどの位置によって、
窓の大きさも、開閉方法も、高さも変わってきます。
家具配置プランはお早めに。
■テーブルとキッチンの位置決めから
大開口の腰窓で、朝の光と開放感を演出できます。
■窓種を選ぶ
上げ下げ窓やすべり出し窓にすると、制約の少ない分、
自由にデザインできます。
■採光と広がり感、でも・・・
Living room
吹き抜け部の窓は重要なアクセントです。でも、熱くなり
過ぎる恐れがある場合には、遮熱タイプのLow-E複層
ガラスなどの対策を。
-リビング-
■高窓は家じゅうを
快適にする排熱にも
Dining room -ダイニング-
遠隔操作で高所でも開閉ができる手動オペレーター付
や電動ユニットの窓がおすすめです。
最上部の高窓は、家全体の排熱などに効果的です。
Living room
-吹き抜け-
ウインドウ使用方法
使
用
方
法
窓
の
高
さ
スライディング系窓
同一面で開閉する窓。
引違い窓がポピュラーで、ほかに上げ下げ窓などがあります。
同一面で、風の入口と出口を確保できます。
腰窓
居室は取付け高2,000mmが一般的です。
スイング系窓
身長170cm
500mm
内側や外側に開閉する窓。
たてすべり出し窓、すべり出し窓、内倒し窓、外倒し窓などがあり、
プロジェクト窓とも呼びます。
700mm
900mm
1,100mm
1,300mm
高窓
1,500mm
換気用サイズ(内倒し窓やすべり出し窓に多いサイズ)
窓の前に家具がくる場合のサイズ
居室に向くサイズ
和室に向くサイズ
天井に近い位置にある窓。熱気を排出するには最適です。
地窓
床に近い位置にある窓。外気を採り入れるには最適です。
天窓
天井高は2,400mmが標準ですが、
2,600mmの場合もあります。
掃き出し窓
屋根に設ける窓。同一面積であれば、壁面窓に比べて3倍の採光があります。
2,400mm
2,200mm
2,000mm
小窓
身長170cm
通常の規格より小さい窓で、有効開口に頭が入らない窓もあります。
腰窓
下端が人の腰の高さあたりにつくられている窓。
掃き出し窓
下端が床と同一面につくられている窓。外部の出入りに使用します
(テラス窓とも呼びます)
1,800mm
一般商品で採用(住宅防火戸認定されません)
ゆったりして見える高さ
標準的な高さ
本格的な和室で長押がある場合
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