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ユーザーガイド - echo intec
校正アプリケーションソフトウェア Ⓡ ビットマッチ プロ ver 1.0.0 ユーザーガイド 2016.07-01 Windows 01 本ソフトウェアにつきまして BitMatch Pro をご購入いただき、誠にありがとうございます。 BitMatch Pro は修正前の PDF(以下「原本 PDF」)と、修正後の PDF(以下「校正 PDF」)を瞬時に照会 し、様々な方法で差異を表示する校正ソフトウェアです。 制作の各段階で BitMatch を効率的に活用すれば、目視確認では見落としがちな微妙な変更部分も確実に発 見できます。 BitMatch Pro の使用で制作時間の大幅短縮と品質向上が図れます。 02 02 インストールについて 対応 OS について 付属の ROM ディスク内には、Mac 版・Windows 版の両方が含まれております。お客様のご使用になりたい 環境に合ったソフトウェアをインストールして下さい。 システム要件(OS のバージョンなど)は ROM ディスク内に入っている「はじめにお読み下さい .pdf」に記 載がございます。また、USB ドングルの注意点なども併記されておりますので、ご使用になる前にまずこち らをご一読下さい。 同梱物について パッケージには以下のものが同梱されています。内容をご確認下さい。 USB ドングル × 1 ROM ディスク × 1 Windows 版のインストールの手順 ここでは Windows 版のインストール方法を解説致します。順序としては、ソフトウェアインストール後に USB ドングルを USB ポートに差し込んでから、ソフトウェアを起動します。 ※ Mac 版をご使用になりたい方は ROM ディスクの[Mac]フォルダ内のユーザーガイドをご参照下さい。 USB ドングルを差した状態でソフトウェアのインストールをしないで下さい。 ROM ディスク 1 Windows BitMatchPro.exe OM ディスクをパソコンに挿入し、 R [Windows]フォルダをダブル クリックし、続いて[BitMatchPro.exe]をダブルクリックします。 03 2 3 [BitMatch Pro インストーラー]が 起動します。[次へ(N)>]をクリッ クして下さい。 イ ンストールを実行します。[次へ (N)>]をクリックして下さい。 ※[デスクトップ上にショートカッ トを作成する(D)]にチェックを 入れると、ショートカットが作成 さ れ ま す。 必 要 に 応 じ て 任 意 で チェックして下さい。 4 04 インストールについて 図のような画面が表示されるとイ 左 ンストールの完了です。[完了]をク リックして下さい。 ↑ふた 5 ↑電源ランプ SB ドングルのふたを取ると USB 接続端子が U ありますので、お使いのパソコンの USB ポート に差し込み、電源ランプが緑に点灯したことを ご確認下さい。 BitMatch Pro 6 itMatch Pro アイコンをダブルクリック B すると、起動することができます。 ※お 使いになりたいパソコンに USB ドングル が接続されていないと、BitMatch Pro を起 動することはできません。 違うパソコンでご使用になりたい時は ①ご使用になりたいパソコンに BitMatch Pro をインストールする ② USB ドングルを差し込む ③ BitMatch Pro を起動 上記の手順で、別のパソコンでも起動することが可能となります。 アンインストールについて アンインストール方法は、以下のとおりです。 ①コンピュータの電源を ON にして、コンピュータの管理者権限を持つユーザーでログオンします。 ②動作しているソフトウェアをすべて終了します。 ③「プログラムと機能」画面を表示します。 ● Windows 10 の場合 「スタート」メニューを右クリックし、 「プログラムと機能」を選択します。 ● Windows 8.1 の場合 ↓ をクリックし、 スタート画面左下にある◯ 「Windows システムツール」の「 コントロールパネル」→「プ ログラム」の「プログラムのアンインストール」を選択します。 ● Windows 8 の場合 スタート画面を右クリックし、アプリバーの「すべてのアプリ」→「Windows システムツール」の「コ ントロールパネル」→「プログラム」の「 プログラムのアンインストール」を選択します。 ● Windows 7 の場合 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「プログラム」の「プログラムのアンインストール」を 選択します。 ④「プログラムと機能」の画面が表示され、インストールされているソフトウェアの一覧が表示されます。 ⑤アンインストールするソフトウェアを選択します。 ⑥[アンインストール]ボタンをクリックします。 ⑦確認のメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。 ⑧アンインストールが実行されます。 インストールについて 05 インストールする時エラーメッセージが出る インストーラーを実行する時、以下の様なエラーメッセージが出る場合があります。 この場合、Microsoft 社が配布している「Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を インストールすることで、BitMatch Pro のインストールが出来るようになります。 以下に手順を解説します。 1 使用のウェブブラウザから下記ア ご ドレスにアクセスし、 [ダウンロード] をクリックします。 https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=48145 ウンロードするプログラムを選び 2 ダます。 [vc_redist.x86.exe]を選択 し、[次へ]をクリックして下さい。 06 インストールについて 3 図のような画面が表示され、プログ 左 ラムのダウンロードが完了しました。 vc_redist.x86.exe 4 ウンロードしたファイル[vc_redist.x86.exe]、 ダ これが「Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒 布可能パッケージ」です。ダブルクリックし、イン ストール作業をして下さい。 正常にインストールが完了したら BitMatch Pro の インストール作業をしてください。 インストールについて 07 03 基本の操作 基本の操作画面「画像比較」の基本操作画面は下図のとおりです。 BitMatch Pro のアイコンをダブルクリックして起動すると、以下の画面が表示されます。 メニューバー 比較校正ウィンドウ 原本 取込みボタン 校正 取込みボタン 原本ドロップ ボックス 校正ドロップ ボックス ページサムネール ページ移動ボタン 検証パネル 表示モードパネル 差分マーカー パネル 表示サイズ/移動 パネル ※[比較校正]ウィンドウは、メニューバーの[校正]→[比較校正を開く]を選んでも表示できます。 08 PDFを読み込む 比較したい PDF を読み込みます。 1 「BitMatch Pro」を起動します。 BitMatch Pro 2 比較校正画面が表示されます。 ※表示しない場合は、メニューバーの[校正]から [比較校正を開く]を選択します。 取込みボタン ドラッグ 3 原本.pdf 本 PDF、校正 PDF をドラッグして読み込みます。 原 ファイルを指定して読み込む場合は[原本][校正] それぞれの「取込みボタン」を押して、該当ファイ ルを読み込みます。 (各部名称は P8 参照) ドラッグ 校正.pdf 4 ファイル名 ページ サムネール DF の読み込みに成功すると、ドロップボックスに P ファイル名と、ページサムネールが表示されます。検 証パネル内にはプレビューが表示されます。 ※原本・校正 PDF を読み込むと、検証パネル内のプ レビューは[比較モード]表示になっています。 (P16 参照) 基本の操作 09 見たいページに移動する BitMatch Pro はページ物の PDF に対応しています。見たいページを表示する手順は以下のとおりです。 1 [原本]と[校正]の PDF を読み込みます。 ページ 移動ボタン 2 3 ☞ 10 基本の操作 み込んだ PDF がページ物の場合、 読 [ページ移動]ボ タンをクリックすると、ノンブルが表示されます。 [ページ移動] ボタンで移動先のノンブルを選択する と、該当ページに移動し、プレビューが検証パネル 内に表示されます。 ページ物 PDF の場合、 [原本]・[校正]PDF の異なるページ同士を比較することはできま せん(例:[原本]4 ページ目と[校正]5 ページ目の比較など) 。お困りの際は PDF を読 み込む前に「比較用 PDF の調整(P35 参照) 」機能で PDF を調整して下さい。 拡大表示したい [検証パネル]内の表示を拡大したい時は、以下の手順で拡大表示が可能です。 1 PDF を読み込みます。 2 ☞ 3 DF を読み込んだ後、 P [表 示サイズ/移動]パネル の[拡大]にチェックを 入れると、検証パネル内 の表示が拡大されます。 PDF を読み込んだ際の解像度によって は拡大ボタンを押しても拡大表示され ない場合があります。 (P34 参照) ペースキーを押しながらドラッグする ス と、検証パネル内でスクロールすること ができます。 スペースキー を押す ドラッグして スクロール 基本の操作 11 位置を合わせたい BitMatch Pro は、左上を原点(x=0, y=0)に PDF を読み込み、検証パネルに表示するため、寸法の違う PDF 同士を比較すると表示位置がずれます。このような場合、[校正]PDF を調整して位置を合わせること ができます。 ➡トンボの有無により全体がずれてし まっている例。このような場合は「大 幅な位置ずれを合わせる(下記参 照)」のあとで「ピクセル単位で位置 合わせをする(P13 参照)」を併用す ると綺麗に合わせることができます。 大幅な位置ずれを合わせる 位置が大幅にずれている時は、[校正]PDF(緑色表示)をドラッグで移動します。 1 PDF を読み込ます。 2 移動を可能にするために[比較] [拡大] [校正移動]にチェックを入れて下さい。 ドラッグ この範囲内 でドラッグ 移動幅を 示した青線 3 12 基本の操作 証パネル内でドラッグすると、移動幅を 検 示した青線が表示されます。 4 動先の座標位置を示したダイアログが表 移 示されます。[Yes]を押すと位置が移動し ます。 5 きなずれが修正できます。この後、後述 大 の矢印キーを併用して、1 ピクセル単位で の位置合わせも可能です。 ☞ 位置移動機能を使用した場合は、差分 マーカー(P17 参照)は実行できなくな ります。詳細は P20 をご参照下さい。 ピクセル単位で位置合わせをする 「矢印キー」を使用して、1 ピクセルずつ[校正]PDF を移動することができます。 1 移動を可能にするために[比較] [拡大] [校正移動]にチェックを入れて下さ い。矢印キーが選択できるようになり ます。 矢印キー 「← →↑↓」キーを 1 回押すごとに 1 ピクセル、 「Shift」キー +「←↑→↓」キーを 1 回押すごとに 5 ピクセル移動。■は原 点回帰キーとなっており、 [校正]PDF を移動前の位置に戻し ます。 2 印キーを押して[校正]PDF の位置 矢 を移動させ、位置を合わせます。 基本の操作 13 位置合わせ機能を使用後、再度[校正]PDFを読み込む 位置合わせ機能を使用後、再度[校正]PDF を読み込むと、直前の移動位置情報が継承されます。 ドラッグ 新しい校正 PDF 2 1 [校正]PDF のずれた位置を修正した状態の例です。 3 [OK]を押した場合 るとこのようなダイアログ す が表示されます。 直前の移動位置情報がリセットされ、再度左上を原点 (x=0, y=0)として PDF を読み込みます。 ☞ 14 基本の操作 の状態で再度[校正] こ PDF の読み込みを行い ます(PDF の寸法は、直 前に取込み済のものと 同じと仮定します。) [キャンセル]を押した場合 前に読み込んだ[校正]PDF の位置情報が継承された 状態で新しい[校正]PDF を読み込むことができます。 [原本]と[校正]で寸法の違う PDF の比較で、同じ位置移動の作業を何度も繰り返さなけ ればならない時に便利な機能です。 PDFの比較と検証 04 比較・検証方法の種類 BitMatch Pro の PDF の比較・検証には、5 つの方法があります。 ①あおり検査 ②比較モードと比較・差分検査モード ③差分マーカー ④テキスト解析機能 ⑤ページ比較機能 以下、順に解説します。 ①あおり検査 読み込んだ原本 PDF と校正 PDF を、 [検証パネル]内で交互に表示します。 画面上で、いわゆる「あおり校正」に近い表示ができます。 2 1 [原本]または[校正]のいずれかにチェック を入れ、[あおり検査]にチェックを入れます。 画面内で 交互に表示 原本・校正 PDF をそれぞれ読み込みます。 検証 パネル 3 [あおり検査]にチェックを入れると、 原本と校 正が、あおり校正の感覚で[検証パネル]に交 互に表示されます。 ※あおり検査を終了するには[あおり検査]の チェックをはずします。 15 ②比較モードと比較・差分検査モード [表示モード]には、差異のある部分を「色」で、差異のない部分を「グレー」で表示する[比較]モードと、 差異のある部分のみを表示する[比較・差分検査]モードがあります。 2 [比較] [差分検査]に任意でチェックを入れ ると、各種比較結果が[検証パネル]に表示 されます。 検証パネル 1 16 PDF を読み込みます。 [比較]モード [比較・差分検査]モード [表示モード]の[比較]にチェックを入れる と、原本と校正が重ね合わさって表示されま す。差異のない部分はグレー表示になり、差異 のある部分は赤(原本)と緑(校正)で表示さ れます。 [表示モード]の[比較]と[差分検査]に チェックを入れると、差分部分のみが赤(原 本)と緑(校正)で表示されます。 PDFの比較と検証 ③差分マーカー 修正前後で差異のある部分をマーキングし、カラフルに点滅させることで微細な差異の探知を容易にするの が[差分マーカー]です。 1 PDF を読み込み、表示モードを[比較]にし、 [差分マーカー]を[ON]にします。 変更箇所が カラフルに点滅! 2 すると検証パネル内で差分マーカーが確認できます。カラフルに点滅している部分が差異のある箇所です。 ※差分マーカーの点滅を終了するには[差分マーカー]のチェックを[OFF]にします。 ☞ [原本]と[校正]両 PDF のサイズが同じ場合(位置合わせをする必要がない場合)は便利 です。 PDFの比較と検証 17 差分マーカーの色の濃さを調整する 差分マーカーは、任意の色の濃さに調整できます。読み込んだ PDF の状態によって差分マーカーが見えづら い場合、濃淡を任意で調整してみて下さい。 ㆖色の濃さを変更するには、 このスライダを左右に動か します。 最も薄い色の例 ☞ 18 PDFの比較と検証 中間の色の例 最も濃い色の例 書き出す PDF に付ける差分マーカーの設定については P29 を参照して下さい。 差分マーカーの形状を変更するには? 差分マーカーの形状は[標準][詳細]の 2 種類から選択することができます。 差分マーカー[標準] デフォルトの形状です。 差分マーカー[詳細] マーカーの形状が「標準」よりも差異のある 箇所の形状に沿った、詳細なものになります。 1 分マーカーの形状を変更したい場合は、まず環境 差 設 定 を 開 き ま す。「BitMatch Pro」 を 起 動 し、 メ ニューバーの[ヘルプ]から[環境設定]を選択し ます。 BitMatch Pro 2 [環境設定]ダイアログが表示されたら、差分マー カーを[標準]または[詳細]を選択し、 [設定]ボ タンを押せば、設定が反映されます。 ☞ 環境設定を変更する際、すでに PDF が読み込まれている場合は変更した 設定が反映されません。その時は設 定を終了後、もう一度 PDF を読み込 んで下さい。 PDFの比較と検証 19 [差分マーカー]がグレーアウトして使えない BitMatch Pro は PDF の読み込み時にレンダリング(画像化)を行い、検証パネルにプレビューを表示して います。PDF のメディアボックスの原点をもとに[原本]と[校正]PDF をレンダリングし差異を検出しま す。「回転」させたり「位置合わせ機能」を使用して見た目だけを合わせた場合はメディアボックスの原点が ずれるため、差異は検出できません。このような場合、 [差分マーカー]はグレーアウトになります。 例 1 位置合わせ機能を使用している場合は、下記のように[差分マーカー]はグレーアウトしています。 1 2 3 20 PDFの比較と検証 ンボの有無などにより、原 ト 本 PDF と校正 PDF の位置が 全面的にずれている例です。 置合わせ機能を使用して 位 ずれを修正しました。[比 較][比較・差分検査]モー ドなどで検証できます。 「位置合わせ機能」 を使用する と、 [差分マーカー]はグレー アウトの状態となり選択する ことができません。 例 2 原 本・校正で全く差異がない場合、 [差分マーカー]は実行の必要がないため選択することができな くなります。 1 2 [原本]と[校正]とで全く 差異がない場合の例です。 く差異がない場合、差分マーカー 全 はグレーアウトの状態となり、選択 することができなくなります。 PDFの比較と検証 21 ④テキスト解析機能 PDF 内のテキストの内容を比較し、原本と校正 PDF を照合します。照合結果は、差異のある箇所を色分けし た表で表示することができます。 鳥 烏 高松市 高松 文字の増減による文字ブロック全体のずれも、 この[テキスト解析]機能を使えば、 原本と校正でどこが違っ ているのかを格段に見つけやすくなります。 1 ず、 ま [テキスト解析]機能を使えるようにするため の 設 定 を し ま す。「BitMatch Pro」 を 起 動 し、 メ ニューバーの[ヘルプ]から[環境設定]を選択し ます。 BitMatch Pro 2 [環境設定]ダイアログが表示されますので、 [テキ スト解析]を[ON]にし、[設定]ボタンを押せば、 設定が反映されます。 ☞ 22 PDFの比較と検証 環境設定を変更する際、すでに PDF が読み込まれている場合は変更した 設定が反映されません。その時は設 定を終了後、もう一度 PDF を読み込 んで下さい。 照合範囲を 示す青線 4 択範囲のテキストを解析した照合結果の 選 表が表示されます。違っている箇所が原本は 赤、校正は緑で表示されます。 control キーを 押しながらドラッグ 3 DF を読み込み、control キーを押しながら照合したい P 範囲を選択すると、範囲が青い線で囲まれます。 ☞ ●[テキスト解析]機能を[ON]にした状態で大量ページの PDF を読み込むと、内容によっては 読み込みや解析までに時間がかかる場合があります。 ● PDF の状態によってはテキストが抽出できず、照合できない場合があります。 ● PDF の状態によっては、照合結果の表内で文字の順番が前後する場合があります。 あらかじめご了承下さい。 [テキスト解析]の照合結果は、書き出した PDF に HTML ファイルとして保存できます。 (P31、26 参照) PDFの比較と検証 23 ⑤ページ比較機能 ページ物の PDF の比較結果である、「差異の有無」を一覧表示し、書き出すことができます。修正モレの検 知に非常に有効です。 1 DF を読み込み、検証パネル内で P 右クリックします。 2 記のようなメニューが表示されるの 上 で、 [ページ比較(簡易)]を選択します。 右クリック 3 4 24 PDFの比較と検証 [ページ比較結果]ダイアログが表示さ れ、何ページに差異(差分)があるかの 一覧を表示することができます。 [ページ比較結果]ダイアログに表示され たリストは、該当の行をダブルクリック すると、該当のページを検証パネル内に 表示することができます。 ページ比較結果表の書き出し ページ比較結果のリストを PDF で書き出すことができます。 1 DF を読み込んだ後[ページ比較結果]ダイアログ P を表示します。(P24 参照) ページ比較 _xxxx.pdf 2 原本:修正前_単ページ_トンボあり 20頁分.pdf 校正:修正後_単ページ_トンボあり 20頁分.pdf ページ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 判定 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 検証結果 差異(差分)がありました。 差異(差分)がありました。 差異は見つかりませんでした。 差異(差分)がありました。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 差異は見つかりませんでした。 3 [比較結果を保存]ボタンを押すと、 PDFを保存するダイアログが表示さ れるので任意の場所に保存します。 存された PDF の中身は[ページ比較結果] 保 ダイアログで表示されたリストと同じ内容 のものです。 ㆖保存された PDF の中身 PDFの比較と検証 25 05 比較結果をPDFで書き出す 比較結果が書き出し可能な PDF の種類 比較した結果は、以下 4 種類で書き出すことができます。比較時にテキスト解析機能(P22 参照)を使用し た場合は、書き出した PDF に「照合結果の HTML ファイル」が添付されます。 比較モード PDF 比較モード PDF(差分マーカー付) ☞ 26 比較・差分検査モード PDF 比較・差分検査モード PDF(差分マーカー付) 書き出しPDFの表示は、 Adobe ReaderまたはAcrobatを使用して下さい。他のPDFビュー ワーの場合、レイヤー機能や照合結果の HTML ファイルが添付されないことがあります。 比較モードでの PDF 書き出し 右クリック 2 1 DF を読み込み、表示を[比較モード]にしてから P 検証パネル内で右クリックします。 [環境設定] ダイアログを開き、 [差 分マーカー追加]を選択しない状 態で[設定]ボタンを押します。 比較 _xxxx.pdf 3 記のようなメニューが表 上 示されるので、 [比較保存]を 選択します。 4 DF 保存のダイアログ P が表示されるので、任意 の場所に保存します。 差分検査モードでの PDF 書き出し 右クリック 2 1 DF を読み込み、表示を[比較・差分検査]モード P にしてから検証パネル内で右クリックします。 [環境設定] ダイアログを開き、 [差 分マーカー追加]を選択しない状 態で[設定]ボタンを押します。 差分 _xxxx.pdf 3 記のようなメニューが表 上 示されるので、 [差分保存]を 選択します。 4 DF 保存のダイアログ P が表示されるので、任意 の場所に保存します。 比較結果をPDFで書き出す 27 差分マーカー付の PDF 書き出し 1 [差分マーカー]を付けた状態で PDF を書き出すに は、設定が必要です。「BitMatch Pro」を起動し、メ ニューバーの[ヘルプ]から[環境設定]を選択し ます。 BitMatch Pro 2 3 差分マーカー付 PDF(比較モード)の設定例 差分マーカー:標準 色:紅色 濃度:中間 28 比較結果をPDFで書き出す [環境設定」ダイアログの[差分マーカー]の[標準] または[詳細]を任意で選択します。次に[保存設 定]の「差分マーカー追加」にチェックを入れ、お 好みの色、濃度を選択し、 [設定]をクリックして下 さい。 [比較]モード、または[比較・差分検査]モードで PDF を保存(P27 参照)します。保存された PDF ファイルには差分マーカーが付いた状態となります。 PDF に付ける差分マーカーの色の設定 保存する PDF に付ける差分マーカーの色は[環境設定]ダイアログで変更でき、以下の 6 色から選ぶことが できます。 クリックして色を 選べます 赤色 緑色 青色 藍色 紅色 黄色 PDF に付ける差分マーカーの色の濃さの設定 保存する PDF に付ける差分マーカーの濃度は[環境設定]ダイアログで変更できます。 最も薄い色の例 中間の色の例 1 [環境設定]ダイアログの差分マー カーの濃度を調節するスライダを希 望の濃度に動かして[設定]ボタン を押して下さい。PDF に付随する差 分マーカーの濃度が変更できます。 最も濃い色の例 比較結果をPDFで書き出す 29 差分マーカー付きPDF のレイヤー分けについて 差分マーカー付きの PDF は、レイヤー分けがされており、差分マーカー部分が別レイヤーになっています。 ㆖比較結果を書き出した PDF を Adobe Reader または Acrobat で開いた例。レイヤーが差分 マーカーのレイヤー「marker」と、読み込んだ PDF の「images」に分かれます。 ㆖「images」レイヤーのみを表示した例 30 比較結果をPDFで書き出す ㆖「marker」レイヤーのみを表示した例 テキスト解析機能の照合結果について テキスト解析機能(P22 参照)を使用し文字の照合を行った場合は、比較結果書き出し PDF に照合結果の HTML ファイルが添付されます。 ㆖比較結果書き出し PDF を Adobe Reader ま たはAcrobatで開いた例。文字の照合を行っ た場合に限り、 「report.html」というファイ ルが比較 PDF に添付されます。 ㆖「report.html」をウェブブラウザで表示した例。 書き出すPDF の画質やファイル容量を調節したい時は 書き出す PDF の画質やファイル容量は、 [環境設定]から調節することができます。 1 [環境設定]ダイアログから画質を調節するスライダを動かして希 望する画質を選択し、 「設定」ボタンを押して下さい。保存する PDF のファイルサイズが変更されます。 画質 最高 画質:高画質 ファイルサイズ:大きい 画質 低 画質:低画質 ファイルサイズ:小さい 比較結果をPDFで書き出す 31 06 その他/便利な機能 ヘルプメニューについて ヘルプメニューからは、[環境設定]以外にも、以下の情報を参照することができます。 ① ② ③ BitMatch Pro 1 「BitMatch Pro」を起動し、メニューバーの [ヘルプ]から各項目を選択します。 ① BitMatch Pro について 現在ご使用中のバージョンが確認できます。 ②アップデートの確認 アップデートがある場合は、ダウンロードす ることができます。 32 ③ echointec について 当社のウェブサイトにジャンプします。 http://www.echointec.com/ 取込み解像度を変更する BitMatch Pro は、PDF をビットマップ画像にラスタライズして検証パネルに表示します。 その際の[取込み解像度]を任意に変更できます。 BitMatch Pro 1 「BitMatch Pro」を起動し、メニューバーの [ヘルプ]から[環境設定]を選択します。 2 ☞ [取込解像度]の初期設定は、 216ppi (72ppi の 3 倍)が設定されています。 任意の数値を入力し、「設定」ボタン を押せば反映されます。 取込み解像度とは? 検証パネルにPDFをプレビューする際の画面解像度です。小さなサイズで細かい文字が多い PDF を検証する際などは、解像度を上げると画面上で詳細な確認ができます。 ※解像度の数値を上げすぎると PDF の取込みに時間がかかる場合があります。ご注意下さい。 その他/便利な機能 33 [拡大]ボタンを押しても、検証パネルの表示が拡大されない BitMatch Pro は、読み込んだ PDF を一度ビットマップ画像に変換してから検証パネルに表示させています。 その際、表示されるビットマップ画像のサイズは、検証パネルのサイズと連動しています。読み込んだ PDF が、検証パネル内ですでに原寸表示(縮小表示でない)の場合、 [拡大]ボタンを押しても拡大表示はされま せん。名刺やカードなど、元々の寸法が小さい PDF などはこのようなケースがあります。 検証パネルと連動し た表示となる ドラッグ ㆖比較校正ウィンドウの幅を縮めた例。 検証パネル内の表示もパネルのサイ ズに応じて縮小されています。 ㆖比較校正ウィンドウの右下をドラッグすると、 検証パネルのサイズを変えられます。 拡大されない例 余白 余白 ☞ 34 その他/便利な機能 ➡比較校正ウィンドウの幅を広 げた例。検証パネル内で右側 と下に余白が確認できます。 これは検証パネル内で「これ 以上拡大できない(縮小表示 でない)」ということです。 表示されるビットマップ画像のサイズは、PDF の寸法と取込み解像度(P33 参照)により 決定されます。小さなサイズの PDF を検証パネル内で拡大して検証したい時は、取込み解 像度を増やしてみて下さい。但し、原稿サイズによっては拡大できないこともあります。 比較用 PDF の調整 作業を開始する前に、目的に合わせた PDF ファイルに調整することができます。 ☞ [たとえばこんな場合に便利です] ・ページの前後を入れ替えたい。 ・複数ページのうち、数ページ分だけ BitMatch Pro に読み込ませたい。 ・複数の PDF ファイルを 1 ファイルに統合したい。 ・回転しているページの向きを直したい。 など 1 2 メニューバーの[補助]から[比較用 PDF 統合] を選択し、ダイアログを開きます。 [比較用 PDF 統合]ダイアログが開きます。任意でファイルを読み込み、並びや回転などを整えたら [PDF 作成]ボタンを押すと、編集された PDF が作成されます。 その他/便利な機能 35 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑪ ⑤ ③ ⑩ ⑫ ⑬ ①[比較用 PDF 分割]…ページ物の PDFを、1ページ単位でバラバラにする機能です。 ②[比較用 PDF 統合]…PDFを編集する [比較用 PDF 統合]ダイアログが表示されます。 ③[ファイル追加]…PDF の読み込みダイアログを開きます。編集したい PDF ファイルを選択すると、PDF のページ単位での追加が可能です。 ④[空白ページ挿入]…どこかのページを選択していればそのページの次に、未選択なら最後に空白ページ を挿入します。たとえば、原本と校正の PDF のページネーションを合わせたい時などに便利です。 ⑤[ファイル取り除き]…不要なファイルを削除します。ファイルの削除は、 このコマンド選択の他にdelete キーで削除することもできます。 ⑥[全ページ削除]読み込んだ PDF をすべて削除します。 ⑦[回転なし]回転したページを元に戻します。 ⑧[-90° 回転(左)]ページを反時計回りに 90° 回転します。 ⑨[90° 回転(右)]ページを時計回りに 90° 回転します。 ⑩[PDF 作成]編集が完了したら新規 PDF を作成します。 ※ BitMatch Pro の編集機能で作成した PDF は、印刷を目的とした入稿用 PDF にはなりませんので、 入稿用 PDF は再度作成して下さい。 ⑪ 読み込んだファイルの一覧表示です。ドラッグして任意の位置に移動したり、入れ替えたりできます。 ⑫ 一覧表示された任意のファイルを選択すると、ここにサムネールが表示されます。 ⑬[Open PDF]チェックボックス…チェックしておくと作業終了後、自動的に PDF を開きます。 36 その他/便利な機能 ⃝ BitMatch はエコーインテック株式会社の登録商標です。 ⃝本書の内容の一部または全部を無断転載することを禁止します。 ⃝本書の内容は将来予告なしに変更することがあります。 ⃝本製品が、本書の記載に従わずに取り扱われたり、不適当に使用されたり、弊社および弊社指定以外の、第三者によって 修理や変更されたことなどに起因して生じた障害等の責任は負いかねますのでご了承下さい。 Copyright © 2011 echointec Corporation. 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