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ICC 夏 2015

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ICC 夏 2015
1枚目
2枚目
石巻ゴスペルフェス ボランティア
の声
ティバル報告
SUM M ER 2015 |4枚目
ICC |
3枚目
リバティーミュー
ジック活動報告
PAGE 3
最新情報&
祈祷課題
石 巻 ク リ ス チ ャ ン セ ン タ ー | 夏 | 2015 ニュースレター
石巻ゴスペルフェスティバル 2015
間近に迫る台風にも関わら
ず、7月18日にサン・ファンパ
ークで行われた第3回石巻ゴスペ
ルフェスティバルは快晴に恵ま
れた。前日には、ボランティア
や宣教師たちが準備のために集
い、祈る時をもった。当日の早
朝、皆で椅子やテーブルをセッ
トし、地元産のホヤご飯、のぞ
みや恵みプロジェクトの手芸品
などが並ぶ18店の屋台用テント
が設置された。
開場の11時頃には、地元の人
がパークに入場し始めていた。永
田道生さんのトレッペットによる
序曲で開場し、司会者の川本翼と
吉田ゆかがラジオ体操をもって
プログラムを開始した。11時か
ら閉場の4時まで、ステージでは
MIGIWAやキム・ナムエン、横山
大輔など様々なアーティストが出
演した。
グレースシティーゴスペルク
ワイアは、クラシックコンサート
をしたオルガニストのロジャー・
ラウザーと共にイベントのため
に東京から来た。ゴスペルシンガ
ーのジョン・ルーカスは石巻きぼ
うゴスペルクワイアを率いて生
合唱を披露した。最後の曲、Oh
Happy Day では、キッズクワイ
アや湊中学校の生徒達、お茶っこ
はうすの年長者が加わり、共に歌
った。子供から年長者までの異世
代を超えて、皆がこの賛美を歌
い、手拍子をしながら踊っている
姿に感動をした 。
ステージや屋台に加え、キッ
ズコーナーにも多くの子供連れの
家族が訪れた。スイカ割りや障害
物競走、ペンニャータなど楽しく
遊ぶことができた。フェスティバ
ルではおなじみのフェイスペイン
トも喜ばれた。
石巻ゴスペルフェスティバル
は、石巻市で行われる唯一の大規
模なクリスチャンイベントだ。神
様が参加した一人一人に働きか
け、石巻市内で良き証となるよう
に、このフェスティバルのために
祈ってきた。「わたしがあなたが
たを引いて行ったその町の繁栄を
求め、そのために主に祈れ。そこ
の繁栄は、あなたがたの繁栄にな
るのだからだ。」エレミヤ29:7
石巻の人々が福音の真の意味を
知るために、引き続き執りなし、
石巻市の繁栄のために祈る者とさ
れる。その日はまことに「幸せな
る日」になる!
イー・デレック
PAGE 2 | ICC | SUM M ER 2015
ボランティアの体験
五月から八月までICCに来た
ボランティア
8ヶ国から
133人
Faith
この夏、石巻クリスチャンセン
ターは、ボランティアチームの活
動で賑わいました。
多いときは25人から30人の
ボランティアがいました。
たくさんのボランティアと過ご
すのはいつも楽しいけれど、大勢
の人のために一つのシャワーと台
所しかない家を施設としているた
め、スペース的には大きなチャレ
ンジもありました。
石巻に二度三度とボランティア
に来ているチームに会えるのは喜
びです。そんなチームのひとつで
あるフェイス・ユナイテッド・メ
ソジスト教会は、カリフォルニア
のトーレンスから来られました。
チームは日本語礼拝の牧師である
ベッキー平田師がリードし、初め
て東北に来た方と何度か来ている
方がいました。このチームは、ク
ラフトの賜物があり、チームの一
人は、フラワーデザイナーで、仮
設住宅で生の花を使ってコサージ
ュやブートニアを作るクラスを開
きました。仮設住宅での活動に加
えて、フェイスチームは、牡鹿半
島で牡蠣の養殖場の手伝いもしま
した。牡蠣の貝殻を選別し、ホヤ
の養殖に最適な貝殻を選びます。
それをひもにつけると養殖場の人
達が使用できる状態になります。
インターンの声
2013年の夏に初めて日本に来た
時から、神様は私の心を整え、戻る
準備を備えて下さっていた。今年
の夏にその機会がICCを通して与え
られた。ICCを通して石巻市内の様
々なミニストリーに関わった。写真
を通してICCの働きをドキュメント
し、ゴスペル音楽を子どもたちに教
え、地元の中学校の生徒達と関係作
りをし、のぞみプロジェクトの写真
を撮り、県外でも働きをシェアでき
るように、市内で働いている団体ス
タッフや教会の牧師先生をインタビ
ューし、ほとんど毎週英会話クラス
を教えた。これら全ての奉仕を通し
て、神様は中心にいて働いていた。
今年の夏、神様が働いているの
を幾度も見ることができた。最も印
象深いのは、フェスティバルの主な
パフォーマンスだったIKGクワイア
(石巻きぼうクワイア)だ。
united methodist
フェイス・ユナイテッド・メソ
ジストチャーチによってなされた働
きは、この夏の様子の一こまに過ぎ
ません。神様はフェイスチャーチの
様な仕えるチームをこの三ヶ月間送
ってくださいました。第一ペテロ4
章10節に「それぞれが賜物を受け
ているのですから、神のさまざまな
恵みの良い管理者として、その賜物
を用いて、互いに仕え合いなさい。
」と書かれています。私たちはICC
で、主が主の目的のために人々の様
々な賜物を用いてくださっているの
を見て感謝しています。神に栄光が
ありますように!
イー・デレック
ニスチャン・トッド
ゴスペル音楽は日本で人気だ
が、歌詞の意味を知っている人は
少ない。心地良いメロディーが好
きなようだ。メンバーの数名に英
会話クラスを教えているが、フェ
スティバル翌週のクラスでゴスペ
ルフェスティバルの何が好きだっ
たかを聞いた。
ある女性は、「ゴスペルを歌っ
ているとすごく幸せだわ。心が解
放されて、自由になった気分にな
るの。歌っていると、自然と手が
上がってしまうわ。」また別の女
性は、「客席にいる皆さんが立ち
上がって踊り、手拍子しながら歌
ってくれたのを見て、喜びを感じ
たわ。」この女性たちは神様をま
だ知らないかもれないけど、その
日神様を体験した!
ヨハネ17:20、21が実践され
ているのは本当に素晴らしい!
この夏はクリ
スチャン、未信
者、またキリス
トとのコミュニ
ティーの大切さ
を学んだ。石巻
市内にいるクリスチャンたちやICC
スタッフ、またのぞみプロジェク
トの女性たち、どこにあってもキ
リスト中心のコミュニティーがあ
る時に、キリストを見ることがで
きる。石巻に情熱を注ぎ、地域教
会、宣教師、団体、そしてクリス
チャンビジネスにおいてコミュニ
ティーを築いている石巻クリスチ
ャンセンターの働きは貴重だ。こ
のコミュニティーがキリストにあ
る希望へと導くのだと思う。希望
のない状況にある人々に希望とな
っているこのコミュニティーに感
謝します!
SUM M ER 2015 | ICC | PAGE 3
キッズクワイア
キッズクワイアの活動も今年
で3年目となりました。
カヌーに来ている子ども達と
石巻、仙台の教会のこども達が
ゴスペルフェスティバルに向け
て、ゴスペルの歌を練習します。
今まで、練習は、公民館など
を借りて行っていましたが、
今年の夏は、子ども達がカヌ
ーを練習している運河の原っぱ
にテントを張って行うことにし
ました。
自分たちの場所で行う事で、
子ども達は、初めからリラック
スして、野外の開放的な環境の
中で、のびのびと練習すること
ができました。
又、仙台の教会のこども達
も、原っぱの練習に来て、自分
たちで考えた振り付けを石巻の
こども達に教えてくれました。
子ども達が子ども達にアウト
リーチする機会にもなりました。
キッズゴスペルでは、日本語
でゴスペルを歌っているのです
が、カヌーの代表の方が色々質
問してくださるので、子ども達
にも自然と歌詞の意味を説明す
ることができました。子ども達
は、喜んで練習し、賛美するこ
とを楽しみました。たくさんの
祈りにより、主が子ども達に働
かれたと感じます。
フェスティバル当日、子ども
達の元気な声が響きました。ま
だゴスペルの意味をわからない
かもしれないけれど、素直な子
ども達の心に蒔かれた種が成長
し、いつの日か彼らが主イエス
をはっきりと知ることができる
ように、どうぞお祈りください。
天野・真実
リバティーミュージック
詩篇130編7節は私達を「豊か
な贖いと恵みに希望を持つ」よ
うに促します。(NLVを直訳す
ると「主の尽きない愛に希望を
持て」でしょうか。)私達が被
災地の中学校で希望を語る時、
語る”希望”とはこの事だと思わさ
れます。それは「天のお父さん
の尽きない愛」これに比べられ
る希望はありません。実際に私
達が今学期この尽きない愛を表
すために行ったことは、「カバ
の郵便配達人」という絵本を読
んだり、一人一人が個性的な宝
物であるという事を繰り返し語
り、人生の大変な事に向き合う
ために音楽を演奏する事を薦め
たりしました。
箴言の4章18節では「義人の
道は、あけぼのの光のようだ。
いよいよ輝きを増して真昼とな
る。」とあります。どうか、私
達が関わる生徒のためにお祈り
ください。彼らが義人の道を握
りしめるようにと。それは彼ら
の人生を変え、この町の運命を
変えると私は信じています。
今年でこのゴスペルを歌い、
歌詞を通して福音を語るレッス
ンも三年目になり、あるひとり
の子は三年間私達のこの活動に
つき合ってくれました。彼女は
震災の経験の全てを覚えていな
いと言いましたが、今は医者に
なる事を志しています。彼女が
ゴスペルフェスティバルで歌っ
た時に、歌を通して一番伝えた
かった事は今まで受けた支援と
働きに対しての感謝の気持ちで
した。他の中学校へも行って欲
しいという地元の人の声ももっ
とあり,彼らが宝物であるという
事、彼らには出来るという事、
そして尽きない無条件の愛を知
らなくてはいけない子供達もも
っといます。ここにあなたに変
えることの出来る世界がありま
す。どうか石巻の子供達のため
に祈り、とりなしてください。
天野・りょう
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2 | ICC | SUM M ER 2015
今後に向けて
英会話クラス夏の証
“Oh Happy Day, 幸せなる日!
イエスが私の罪を清めた...”今年
のゴスペルフェスティバルに参加
した多くの方々がジョン・ルーカ
スと彼が率いるクワイアが歌うこ
の曲を聞いて、立ち上がって踊っ
てくれました。その中には、今年
の夏バージニアのヘルプとして教
えていた毎週の英会話クラスに参
加している5人もいました。
クラスの皆と共に楽しい時間を
過ごすことができ、喜びに満ちた
日となりました。
翌週の火曜日、メンバー一人
一人にゴスペルフェスティバルで
の体験を英語で分かち合う時をも
ちました。一人の女性はフェステ
ィバルで楽しく過ごすことができ
たと話してくれました。震災前は
ピアノを弾いていたが、津波でキ
ーボードと楽譜が全て流されまし
た。親族の方も数名亡くされまし
た。3年以上、起きたことと向き
合えず、家に閉じこもってばかり
いました。しかし、今年になって
英会話クラスに参加するようにな
り、久しぶりに参加した大きなイ
ベントがゴスペルフェスティバル
でした 。フェスティバル後、自
宅に戻り、震災後初めてピアノを
弾いたと言っていました。また、
多くのボランティアが世界中から
来て、イエス様に栄光を帰してい
ることに感謝の気持ちを表してい
ました。女性の娘さんは震災時カ
トリックの学校に通っていて、お
母さんにイエス様や聖書の話しを
していました。
ゴスペルフェスティバルのよう
なイベントを通して働いている神
様に感謝します。この女性の人生
において主が引き続き働きかけて
下さり、神の栄光が表されるよう
にお祈り下さい! イー・デレック
祈りのリクエスト
1.新しい建物の経済的必要のために。ま
た、2016年度のICCビジョンと今後の働
きのために!
2.ジョンとケイ・ペインを新メンバーとし
て迎えるにあたって、一致が生まれるよ
うに!
3.腰椎ヘルニアの治療のためにアメリカ
に帰国したバージニアの癒しのために。
これまで2年以上拠点
として与えられた場所から
出ることになりましたが、
それは場所の移動のみなら
ず、新しい門出を象徴する
と思わされます。
振り返るとこれまで多
くの神様の導きがあり、
守られてきたことを感謝
します。
地域の必要が徐々に変わ
って行く中で、私たちがそ
れをどのように受け止め、
考え、行動にしていくのが
問われていると思います。
目に見える形から長引く仮
設での生活から来る疲れ、
津波の以前からある引きこ
もりなどのような問題もあ
ります。教会に仕え、地域
に仕える形が変わっても、
この大きな被害があった場
所の人々と共に歩み、この
先の道のりがまだはっきり
しなくとも、恐れずに主の
みころを求め、従っていき
たいと祈らされます。
中橋・スティーベン
支援献金の送付先
(建設献金・活動献金・スタッフ個人献金の指
定をお願い致します。その旨、振込用紙の備考
欄にご記入いただくか、メールなどでご一報く
ださい。)
<郵便振替口座>
石巻クリスチャンセンター 02290-6-13585
<他の金融機関からは>
ゆうちょ銀行 二二九店 普通 0135850
石巻クリスチャンセンター
〒986-0042 石巻市鹿妻南1丁目3-16
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