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HP ProLiant Essentials Server Migration Pack
HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionリリース ノート バージョン ............................................................................................................................................................ 2 サポートされるプラットフォーム............................................................................................................................ 2 インストールについて ............................................................................................................................................ 2 バージョン1.00の制限と既知の問題 ........................................................................................................................ 2 追加情報 ............................................................................................................................................................... 5 バージョン バージョン:1.00 サポートされるプラットフォーム サポートされるプラットフォームおよびシステムの前提条件について詳しくは、HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Edition(SMP – P2P)CDに収録されている『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionサポート マトリックス』を参照してください。 インストールについて Microsoft® iSCSI Software Initiatorのバージョン2.01がSMP – P2Pアプリケーション ステーションにインストー ルされている必要があります。他のバージョンのInitiatorは、新しいバージョンも含めて、このバージョンの SMP – P2Pで使用することはできません。 iSCSI Software Initiatorのバージョン2.01は、Microsoft社のWebサイトhttp://www.microsoft.com/downloads/ details.aspx?familyid=64b76584-8922-452c-81c2-aed13ae3bb49 か ら 、 ま た は Microsoft 社 の Web サ イ ト http://www.microsoft.comで「iSCSI 2.01」を検索することによって、ダウンロードすることができます。 バージョン1.00の制限と既知の問題 • HPによって事前にインストールされている一部のバージョンのMicrosoft Windows Server™ 2003は、移行 前に修正処理を実行しないと、正常に移行できません。初期化時に、ソース エージェントによって、修正 対象のシステムが検出されます。修正対象のシステムについては、修正処理の実行手順が示されます。最初 にこの修正処理を実行せずに移行しようとすると、ターゲット サーバが起動不可になり、移行ライセンス が消費されます。この修正処理には、以下の手順が含まれます。 1. 2. 3. 4. SMPソース エージェントの実行を中止します。 コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。 Windows®ディスクのルート ディレクトリを変更します(chdir C:¥など)。 次のコマンドを実行します。 SFC /SCANNOW このコマンドは、完了までに数分かかります。このコマンドについて詳しくは、Microsoft社のWebサ イトhttp://support.microsoft.com/kb/310747/en-usを参照してください。 • 一部のバージョンのHP内蔵Lights-Out(iLO)Management Channel Driverを使用していると、ターゲット サーバへのiLO 2デバイスのWindows 2000 Serverプラグ アンド プレイ(PnP)プロセスで問題が発生する ことがあります。この問題は、以下のすべての条件が満たされている場合にのみ発生します。 – – – – ソース サーバがWindows 2000 ServerまたはAdvanced Serverを実行している。 ソース サーバにバージョン1.7.2195.0以降のドライバがインストールされている。 ターゲット サーバにiLO 2デバイスが取り付けられている。 ソース サーバで修正処理が実行されていない(この修正処理は、通常、SMP – P2Pソース エージェン トの実行時に実行されます)。 これらの条件がすべて満たされている場合、Windows 2000プラグ アンド プレイ プロセスにより、システム バグ チェックが開始されます。念のために、移行を実行する前に、PnPプロセスの実行時に使用されるファイ ルを削除してください。削除しなければならないファイルは、CpqCi.dll、cpqcidrv.cat、CpqCiDrv.inf、およ びCpqCiDrv.sysです(こ れ らは、デ フォ ルトでは 、C:¥CPQSYSTEM¥pnpdrvsディ レクトリ に保 存されま す)。これらのファイルを削除しても、ソース サーバのiLOの動作には影響しません。 2 ソース エージェントは、デフォルトの位置にあるファイルを削除する必要があるかどうか判断します。デ フォルトの位置にないファイルは検出されません。移行を実行する前にソース システムのファイルが検出お よび削除されないと、ターゲット サーバで、iLO 2デバイスのPnPプロセスの実行時にシステム バグ チェック が開始されることがあります。以下の手順を実行することで、ターゲット サーバを正常な状態に戻すことが できます。 1. ターゲット サーバをWindowsのセーフ モードで起動します。 2. レジストリ エディタを開きます。 3. 以下のキーを削除します。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CpqCiDrv これらの手順を完了すると、ターゲット サーバを通常モードで再起動できます。 • ターミナル サービスを備えるサーバ上でソース エージェント セットアップ ファイルを抽出して実行する と、予期しない結果になることがあります。SMP – P2P CDからソース エージェントを抽出して実行する には、以下の手順に従ってください。 1. 2. 3. 4. 5. [解凍]を選択してセットアップ ファイルをソース サーバ上のフォルダに抽出します。 [コントロール パネル]、[アプリケーションの追加と削除]、[プログラムの追加]の順に選択します。 ディスケット ドライブにもCD-ROMドライブにもメディアが入っていないことを確認して、[CDまたは フロッピー]を選択します。 セットアップ ファイルが抽出された位置を選択します。 [閉じる]を選択します。 • SMP – P2Pアプリケーションを起動した場合に、次のエラー メッセージが表示されることがあります。 SMP – P2P applicationは、SMP – P2P serviceと通信することができません。 このメッセージで示されている理由に加えて、SMP – P2Pアプリケーションがインストールされた後にアプ リケーション ステーション上でネットワーク コンフィギュレーションが変更されている場合、このエラー メッセージが表示されます。この問題を解決するには、SMP – P2Pアプリケーション サービスとSMP – P2P Webサービスを再起動します。 • SMP – P2Pは、移行時に、ダイナミック ボリュームをベーシック パーティションに変換します。ベーシッ ク パーティションは、最大で2TB未満の1つのセクタであるため、次のようになります。 – – 2TB以上のダイナミック ボリュームは、SMP – P2Pを使用して移行することはできません。 ボリュームは、2TB未満にサイズを変更することができます。 • 大容量のボリュームは、移行にかなりの時間を要します。最適条件下でのSMP – P2P移行で、1GBのデータ の移行に2~3分かかります。最大の移行速度である2分/GBでも、1TBのデータの移行には33時間以上かか る可能性があります。 • 起動ディスク上に1つまたは複数のサポートされていないオペレーティング システムが存在し、サポートさ れているファイル システム上にそれらのオペレーティング システムが存在するデュアル起動環境では、次 のようになります。 – – – サポートされているオペレーティング システムを、起動ディスクのデフォルトのオペレーティング シ ステムに設定する必要があります。 移行ウィザードにより、サポートされているファイル システムを持つすべてのパーティションを移行 できます。これらのパーティション上のサポートされていないオペレーティング システムも移行でき ますが、SMP – P2P 1.00ではサポートされません。 サポートされていないオペレーティング システムを移行すると、そのオペレーティング システムは検 出されますが、適切なドライバが実装されない場合があります。これにより、サポートされないオペ レーティング システムがターゲット サーバで起動不可になる可能性があります。 • SMP – P2Pは、未フォーマット ボリューム(RAW)やNTFS(New Technology File System)またはFAT (File Allocation Table)ファイル システムでフォーマットされたボリュームの移行をサポートしています。 サポートされていないファイル システムは移行できず、移行ウィザードの手順2(移行するボリュームの選 択)で選択できません。 • サイズを変更できるのはNTFSパーティションのみです。ただし、大容量のNTFSパーティション(通常、 1TB以上)や非常に多くのクラスタによって大容量クラスタ ビットマップとなっているNTFSパーティショ ンのサイズは変更できません。SMP – P2Pアプリケーションは、パーティションのサイズを変更できるかど うかを判断します。 3 • ターゲット サーバで複数のネットワークが設定されており、ゲートウェイが適切に設定されていない場 合、アプリケーション ステーションは、移行ウィザードの手順3(ターゲット サーバの識別)でターゲッ ト サーバに接続できないことがあります。セカンダリNICからの送信時にプライマリNICのネットワーク ゲートウェイが使用されると、ネットワーク ルーティングでエラーが発生します。この問題を解決するに は、次のいずれかの処理を実行してください。 – – – プライマリNICのIPアドレスを使用してターゲット サーバを識別します。 ターゲット サーバで静的IPアドレスを設定します。手順については、『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionユーザ ガイド』を参照してください。 ターゲット サーバでネットワーク接続を使用する場合、それ以前のネットワーク接続を無効にしま す。たとえば、NIC 3を移行に使用する場合は、NIC 1とNIC 2を無効にします。 • 起動パーティションは起動ディスクに移行する必要があります。移行ウィザードの手順5(ターゲット ディ スクの指定およびNTFSパーティションのサイズ変更)では、起動ディスクは識別されません(『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionユーザ ガイド』を参照)。起動ディスクは、起 動コントローラ上の最初のボリュームです。起動コントローラは、ターゲット サーバ設定手順でのター ゲット サーバのセットアップ時に識別されます。 • ターゲット サーバ上で設定された一部のボリュームは、移行ウィザードの手順5(ターゲット ディスクの 指定およびNTFSパーティションのサイズ変更)で選択できない場合があります。予想されるボリュームが 表示されない場合は、以下を参照してください。 – SMP – P2Pによってストレージ コントローラがサポートされていることを確認します。サポートされて いないストレージ コントローラで設定されているボリュームは、移行の際に選択することはできませ ん。サポートされているコントローラについては、『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionサポート マトリックス』を参照してください。 – いずれのHP Smartアレイ コントローラで設定されているボリュームでも、最初の16のボリュームが選 択されていることを確認します。コントローラの17以上のボリュームを、移行の際に選択することは できません。 – アレイ コンフィギュレーション ユーティリティを実行して、Smartアレイ コントローラ上のボリュー ムのステータスをチェックし、ボリュームが障害状態にないことを確認します。また、HP ProLiant Essentials Server Migration Packから要求されているように、コントローラ上のすべてのボリュームに、 順番に番号が付けられている(論理ドライブ1から開始)ことを確認します。 • 一部のNTFSボリュームの移行時に、次のメッセージが表示されることがあります。 ソース ディスクxのファイル システムで、パーティションyが移行中にサイズ変更できませんでした。 NTFSボリュームの情報が読み込めませんでした。このボリュームのサイズを変更しないで再度実行して ください。このNTFSボリュームのデフラグの実行か"chkdsk /f"の実行で、この状況が解決されるかも しれません。 このメッセージは、SMP – P2PがこのボリュームのNTFSメタ情報を処理できず、移行時にボリュームのサイ ズを変更できない場合に表示されます。ボリュームのサイズが変更されない場合は、ボリュームを移行でき ます。 • 非常に大きなボリューム(1TB以上)を移行すると、次のメッセージが表示されて、移行に失敗します。 Server Migration failed. Error occurred in server thread; nested exception is: java.lang.OutOfMemoryError. この問題を解決するには、Windowsページング ファイルのサイズを増加します。 4 追加情報 • HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/p2p/ • 『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionユーザ ガイド』 • 『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionクイック セットアップ ポス ター』 • 『HP ProLiant Essentials Server Migration Pack – Physical to ProLiant Editionサポート マトリックス』 © 2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品およびサービ スに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に記載されて います。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本 書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正 上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。 本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される 場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれ ている場合があります。 MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの米国における登録商標です。 Windows Server 2003は、Microsoft Corporationの商標です。 2006年6月