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第8回清瀬市長期総合計画策定審議会 議事要旨 日時:平成26年12月

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第8回清瀬市長期総合計画策定審議会 議事要旨 日時:平成26年12月
第8回清瀬市長期総合計画策定審議会
議事要旨
日時:平成26年12月17日(水)
午後6時00分~午後8時15分
場所:男女共同参画センター 会議室1・2
出席者:星野 泉、岩野 正史、石井 一行、松村 重樹、村野 政光、田中 宏、
堀田 和宏、長谷川 豊一、小俣 みどり、池田 正雄、浅見 良子、赤川 都、
木村 敏夫、小糸 勇一、小林 一義、瀧澤 春子、中西 宣長、新田 斉、根岸
静代、松本 陽子、吉岡 袈裟喜(21名)
欠席者:菱沼 幹男、星野 孝彦、矢澤 洋子、胡桃 則武(4名)
事務局:企画部長、企画課長、企画調整担当職員2名(4名)
コンサルタント:有限責任監査法人トーマツ(1名)
※委員名、敬称略。
《次第》
1.開会
2.施策内容の検討(「人づくり」の分野)【修正版】について
3.施策内容の検討(「基盤づくり」の分野)について
4.その他
5.閉会
《事前配布資料》
1.資料1 第4次清瀬市長期総合計画施策内容(「基盤づくり」の分野)
《当日配布資料》
1.資料2 第4次清瀬市長期総合計画施策内容(「人づくり」の分野)【修正
版】
2.資料3 第3分野(「人づくり」の分野)施策内容 委員意見一覧・修正対応
-1-
《審議経過》
1.
開会
 会長より挨拶。
 企画課長より資料の確認及び本日の進め方について説明。
2.
施策内容の検討(「人づくり」の分野)【修正版】について
 第7回審議会の議事要旨について確認。質疑等なし。
 資料2、資料3について企画課長から説明。以下意見。
委
員:前回の教育の分野で一言発言したい。英語教育の若年化が15年程前か
ら言われ、国会でも来年、小学校5年生から英語教育導入する法案が出
るかと思う。今後10年間ということでは、これからの国際人を育てる
意味で、可能なら放課後子ども教室等の中で英会話を清瀬市の政策とし
て取り組めたら良い。学童保育で、英語で歌うことをしても良い。耳が
英語に慣れるよう若年の時から英語を聞くことは良い。子育の充実と英
語教育の推進が市のイメージとなれば、若い人の流入も見込める。
他の委員:英会話より先に大事なものがあり、それがされる前に早期教育で母親た
ちを煽ることは好ましくない。実際、日本語によるコミュニケーション
がまだできていないうちに、本人の意思に反して英会話教育を受けてい
る子どもがいる。
委
員:保育を要する子どもではなく小学生程度の少し上の子どもを対象と思っ
ている。
他の委員:日本語の言葉を正しく使えていないところで英語教育を推進することを
清瀬市の特色とすることには違和感がある。幼児からやる必要性はない。
高校生程度からで良いと思う。
委
員:遊び感覚で始めたら良い。小さい頃から外国に行っている子どももいる
が、やはり遊びながら英会話に馴染んでいくようだ。
会
長:今の議論はよくある議論で、日本人のコミュニケーション力の問題にな
る。例えば飛行機の中で外国人が隣りの席に居合わせた人とおしゃべり
するのに対し、日本人は話しかける等はあまりしない。まずはコミュニ
-2-
ケーション力を養うことが大事という議論がある。国際化の対応とコミ
ュニケーション力の向上とも言えるが、事務局で検討頂きたい。
3.
施策内容の検討(「基盤づくり」の分野)について
 資料1について企画課長より説明。以下意見等。
《施策411について》
委
員:9月に東京都が50年先を見据えた都市計画として多摩19都市計画を
策定したが、これにより都市計画マスタープランの改定がされるかと思
う。目標年度を10年後に据えており、市の都市マスの基本理念も、こ
の長期総合計画と同じくしている。特に基盤づくりでは欠かせない推進
力になる。集約型地域構想とあり、清瀬市、東村山市、東久留米市など
新秋津、久米川などを一括りとしている。これを市の都市マスとして方
向性を定めると、清瀬市の都市マスもこれに基づき改定されると思う。
今回の第五分野のうち、住環境に都市マスの見直し、検証が記載されて
いるが、長期総合計画は都市計画法に基づく都市マスとの二人三脚が必
要になる。すべての分野で、特にこの第四分野の基盤づくりの計画を、
より実的に進めるためには見直しが必要。都市マスは、この第四分野の
当初に掲げた方が良いと思う。
会
長:都のプランとの関係等についてはこの施策411の最初に書いてはどう
かというご意見だがいかがか。
事 務 局:都市マスは都市基盤の最上位の計画なので、ご発言の趣旨を踏まえ第四
分野のどこで書くべきか再度精査したい。
委
員:10年後の姿には都市基盤の整備とそれ以外のことが記載されているが、
以下の取り組み本文を読むと交通機関についてのみ書かれている。「都
市環境の整備」というタイトルは、「交通環境の整備」と置き換えた方
が良い。都市基盤の整備は、どこか別に市としての考えをきちんと謳う
ことが大事。これについて別に一つ施策を設けることも考えられる。こ
の後に続く施策はすべて都市環境に含まれており、ここで都市環境とい
う言葉は合わない。また、整備は点、軸、面について市として考えるこ
-3-
とが必要。
会
長:タイトルは交通環境の方が適している。ただし先程の都市マスの話をこ
の施策で記載するなら適さない。
事 務 局:この施策411では、道路、交通機関を都市の重要な基盤として考え、
記載しているが、ご発言頂いた点については検討させて頂きたい。
委
員:一番目冒頭「幹線道路」は小金井街道、志木街道、新小金井街道の三本
かと思うがいずれも都道であり、東京都の領域。次に続く「都市計画道
路の整備を計画的に進める」は、都と市の領域がある中、市の領域を把
握した後、市が整備すべき都市計画であり、これは既に図面が引かれて
いると思うが、市が整備すべき都市計画道路という解釈で良いか。
事 務 局:委員のお見込みのとおり、既に都市計画決定されている道路という意味
である。「幹線道路」という用語の使い方は精査させて頂きたい。
委
員:志木街道といった道路の名前を出すより、幹線道路といってぼかした方
が良いとは思う。
委
員:二人の意見と同じ。都市マスは住環境の施策には出てくるが、全体にか
かるので、最初に書くべきだと思う。施策411の「都市環境」全体が第
四分野の基盤づくりの総論になると思う。この施策411にもっとここに
プラン的なものを入れた方が良い。軸の形成はどうなのかや、中心のあ
る魅力ある市街地の作成といった前向きなものが出ても良いかと思う。
活気ある駅周辺といった前の計画に載っていたものが今回ない。一般的
な商店街、農業はふれてあるが活気ある中心づくりに触れてはどうかと
思うがいかがか。
会
長:前向きな文言が入る場所はないのか。
事 務 局:内部でも議論されたが現実問題として、清瀬駅の南口の開発や野塩の秋
津駅周辺という課題があるが、今後の市の財政状況や人口減少という中、
一方で考えるべきものとして、例えば清瀬駅南口を書き込むことはあま
り現実的ではないと思っている。
-4-
委
員:財政的な問題はあるが、ビジョンとして都市マスでも駅周辺は活力の中
心と書かれている。財政の問題を言ってしまったらビジョンにならない
と思う。
委
員:2番目「さらに」以下に「自転車」という細かい表現があるが、同様に
細かい表現になるが「障害者にも優しい道路」という言葉の加筆も。
会
長:ユニバーサルデザインやバリアフリーのことかと思うが、他の施策か。
事 務 局:ユニバーサルデザインは全てに関わる問題のため、一つの施策で記載せ
ず、次回ご提案したい。障害者の視点は道路整備で大事な視点であり、
10年後の姿の二行目「誰もが」の中に意味が込められている。
委
員:二番目の12号線とはなにか。市が鉄道を延伸することはできないと思
うがビジョンに「検討する」という文言をやはり載せるべきではない。
例えば、「国の動向を踏まえて延伸するよう働きかける」といった言葉
にして頂きたい。
会
長:第3次長期総合計画では12号線について「検討する」という言葉を使
っていないが、その後状況等が変化し、このような表現にしたのか。
事 務 局:「検討」といった表現は持ち帰り精査し、修正したい。また12号線と
は大江戸線のことをさす。
委
員:普段の生活の中で、道路環境というと、志木街道とけやき通りのけやき
が邪魔に感じる。見通しが悪く、けやきが邪魔で事故になる危険がある。
また、根がベビーカーや車いすの妨げになる。けやきについて今後の計
画はあるのか。
事 務 局:けやきは、市民の中でも捉え方が様々かと思う。市は、市のシンボルと
して、危険が無いよう適正な形で管理し、残したいという考えである。
委
員:残すことは良いが安全ではない状態で残すことは市民として不安。例え
ば本数減らす等が必要。シンボルの為に人の命が危険ではしょうがない。
家が志木街道沿いにあるので危なく思っている。
-5-
他の委員:剪定樹木の張り紙のある木がある。市は計画的にけやきの剪定を行って
いるのでは。
委
員:第3次長期総合計画では基盤づくりの中に防災拠点があった。第一分野
に防災に関する人的な事の記載はあったが給水拠点や避難所等の基盤に
ついては記載がなかった。
事 務 局:各避難所の他、命令指揮系統の中枢となる市役所、ボランティア窓口と
なる社会福祉協議会が担っており、また給水拠点では都の配水施設が清
瀬小児病院跡地にできる予定であるが、その様な様々な施設や関係機関
との連携により災害時の対応が成り立つものと認識している。その様な
連携は地域防災計画で謳っているため、第一分野の防災の方に委ねたい。
会
長:第一分野である暮らしの分野にあったかと思うので、その部分で検討頂
きたい。
≪施策412について≫
委
員:公共下水道の雨水と汚水の分離は今後も継続していくのか。会計方式の
導入が今までされていない理由や上水道について触れられていないのは
なぜか。
事 務 局:分流式は既に公共下水道の面的には、ほぼ100%完了している。3番
目に記載のとおり雨水対策を推進していくものである。企業会計の導入
については、従来、官庁の会計が単年度主義で実施されていた中、会計
に複式簿記の考えを導入するという考え方が10年程前から言われ始め
た。導入にはコストやメリットなど費用対効果の検証等に準備が必要で
あった。今回、国とし下水道会計に企業会計の導入を進める方針が出た
ため本市においても導入を考えることになった。下水道事業や国民健康
保険事業といった特別会計事業は受益者が負担することが原則だが、多
くの自治体で赤字となり、市の一般の税金が維持管理に使われている。
少しでもその解消を目指すなど、より経営の健全化と経営基盤の強化を
図るという国の方針である。上水道は東京都に委託しており、市の直営
-6-
ではないので記載していない。
委
員:中水構想は計画に記載しないのか。
事 務 局:単体の施設で雨水を貯めて二次利用することは考えられるが面的に基盤
整備をすることは市の財政では難しいと思っている。理念としてはすば
らしいが、財政的なことを考えると、それより優先すべき課題があり、
今後10年間の計画で実現を目指して記載することは難しい。
委
員:市がやれること以外に各家庭が努力すべきことを記載した方が良い。三
番目の最後に記載があるが分かりにくい。例えば屋根の上の雨水を集め
て貯水槽へ流すことに対して、市が補助をすることや、各家庭で親水性
のアスファルトを使うようにと呼びかけること等が考えられる。記載の
部分がそうしたことを意味しているのであれば、もう少し例示を入れて
書き込んだ方が良い。具体的に書いた方がインパクトがあって良い。
事 務 局:雨水を下水管に流さないようにすることはコストを抑える点で重要なこ
とである。現在、宅地内に降った雨に対する浸透マス設置を補助制度に
より進めている。また、公共施設は浸透性のあるアスファルトを使うな
どしている。三番目の最後に記載している部分は、その点を意味してお
り、より具体的な表現にすることについては検討したい。
会
長:良い話だとおもうので分かり易くして頂ければと思う。
≪施策421について≫
委
員:地区計画は現在、清瀬駅北口東地区、府中清瀬線沿線地区、旭が丘三丁
目地区の三か所だが、この三つのみの問題で、ここに地区計画の話が出
てきてもあまり意味がないと思うがいかがか。
事 務 局:今現在三カ所しかないが他の地域でも広がれば、用途などまちづくりに
関する方向性が統一される地域ができると考えている。東京都施工で柳
瀬川の端から「でんきち」や新小金井街道を通る広い道をつくる計画が
あるが、その際についても、何も地区計画を立てなければ都市計画とし
-7-
て統一感のないものとなる可能性がある。今三カ所しかないが、市の方
で主体的に進めたい。また、市民の方々から湧き上がるものとして、も
う少し景観をどうにかしたいといった思いがあれば良いと思っている。
委
員:一番目の一行目に「地域の特性を活かした」とあるが理解できない面が
ある。住まいの環境を整備する際、「地域の特性を活かした」、「調和
のとれた街並み」、「都市マスの検証と見直し」とあるが、快適を目指
すなら、利便性や安らぎ、安全安心が整備されている空間であり、これ
が住みやすい空間なのかと思う。地域の特性を活かすとは、どのあたり
の地域をやることになるのか。都市計画地図をみると住居地域の中に一
種低層が577haあるがそこをやるのか。当然そこに生産緑地が含まれ
ていると思うが、どこまでをどのように環境整備しようとしているのか。
一種低層、生産緑地の広さが市内の56%だが、それをすべて住居にす
るわけではないと思うが、それらを住環境として整備するということな
のか。
事 務 局:地区計画も都市計画の一つであり、一低層のところに一部、地区計画が
できるとすると、それが優先される。先程例示した新しい都道ができる
際も、地区計画により、例えばその道の周辺は今の用途地域のままで良
いのか、もう少し商業が入ってこられるように変更した方が良いのかと
いった議論がされる。こうした方向性は地域の方の意見を聞きながら決
める必要があり、土地の用いられ方は特色に応じて決まってくる。商業
施設の建設を阻むことだけが趣旨ではないが、そうしたことも地区計画
で可能である、という意味で記載している。
委
員:良好な開発事業の誘導を図るとは。
事 務 局:例えば地区計画を作ることで開発も誘導できる。市民が理想のまちをつ
くるための規制を地区計画で立てることにより、一定の開発しかできな
くなる。
委
員:例えば新しい商業施設や開発を入れていくということか。
-8-
会
長:乱開発では無く、地域の環境を保つことを意味しているかと思う。
事 務 局:例えば閑静な住宅街に商業施設や高層の商業ビルが建つといった際、街
並みの統一感が欠けるということであれば、地区計画を立てることで統
一感を損なわないこともできる。
委
員:一番目五行目の「協働」とは。市民の意見によって何か変えることがで
きるという意味か。または、決められた用途によって新たに入ってきた
ものとうまくやって行くという意味の「協働」か。
事 務 局:地区計画を立てるときは、地権者の権利や住民の生活に影響があるため
計画を立てる段階でも協働が必要。都市計画法に基づく都市計画だが、
法的規制がかからないようなまちづくり計画がある。都市計画法に基づ
かない地区まちづくり計画もあるが、それ程規制は強くないので、ある
一定のルール程度のものになる。ただ、ルールに応じて屋根の色は何色、
かべの色は何色といったように地区まちづくり計画ができたとすると、
それを理解して頂き、そのようになっていくのだと思う。
委
員:先程の話を聞き、「でんきち」を通る新しい道がつくられるなどした場
合、景観が崩れない様市は調整したり、考えたりしているのか。
事 務 局:いくら大きな通りでも、高層の建物ができると市民の方々が思い描く清
瀬市のイメージと違うかと思う。主要道路の沿道ではあるが、あの地域
に建てられる建物がどういうものが良いかということについては、地区
計画を立てる中で、沿線の土地所有者や市民の方々も入って検討してい
くものである。
委
員:先程の話だが、都市計画法上の住民協定というものがある。申し合せて
屋根の色や生垣設置の有無などの統一を図る住民同士で結ぶ協定である。
この10年の間にモデルケースで一つ実施してみても良いと思う。
委
員:清瀬の色を考えても良いと思う。ニンジンから連想し、オレンジや緑な
どを先程の住民協定によって、アイキャッチ的に一部景観に取り入れる。
-9-
緑とオレンジはヨーロッパの景観を見ても合い、清瀬らしい景観になる
と思う。また、デベロッパーの話になるかもしれないが、一戸建てに住
みにくいと感じるお年寄りを若い人にうまく繋げられたらと思う。横浜
市の不動産屋の事例を見たが、一戸建てを仲介し、お年寄りにはマンシ
ョンに移ってもらうというもの。一人暮らしで困っている人にそうした
取り組みができたら、住みやすいまちになる。
会
長:住民協定で地域の環境を計画していくということだが、ユニバーサルデ
ザインや住みやすさ、まさに住環境ということになる。どこかに記載で
きるところがあれば検討頂きたい。
≪施策422について≫
委
員:一番目二行目「民有地の緑地の保全」は、市による買収なのか、所有者
に緑地保全をしてもらうために税の減免措置等を行うことを指すのか。
事 務 局:後者を意味している。市としては、残すべき武蔵野の雑木林を思い起こ
させるような場所を指定し、固定資産税や都市計画税等の8割相当につ
いて、減免ではなく助成金を支出している。目的は雑木林を適正に管理
するための費用の一部負担である。買収ではなく所有者への支援である。
委
員:補助金の支出は条例化しているのか。
事 務 局:既に条例を持っており、継続していきたいと思っている。
委
員:具体的に市域の何割といった数値目標はあるのか。公的な緑地は少なく、
実際は民有地しかないかと思う。どの程度に対してそうした措置を講じ
ることによって、雑木林が自然の形で残されると市は理解しているか。
事 務 局:市の計画では平成22年当時42%のみどり率で、それについて現状維
持していくことを目標にしている。
会
長:恐らく何も講じなければ減っていくものなので、どのように押し留める
のかが課題かと思う。増やせれば良いが難しい。買い上げてしまえば一
番良いがそういうわけにもいかないだろう。
-10-
委
員:生産緑地を入れての42%なのか。
事 務 局:みどり率は、生産緑地や、畑や川の土手の草地、公園の樹木も含めて緑
に覆われているものを指す。
委
員:一番目三行目「関係機関と連携」とは、どういう機関とどのような連携
をするのか。
事 務 局:市の他、東京都も保全を進めている。市が維持管理のためにお金を出し
つつ、持ち主が相続等により持てなくなった際、買い取るといった制度
を都の方は持っている。また仮に公有地化する際は国にも支援して頂き
たいと思っているので、その様な連携をここでは意味している。
≪施策423について≫
委
員:二番目二行目「計画の段階から維持管理まで、市民の手による公園づく
りが出来るしくみづくり」とは何か。公園というと小児病院跡地に市の
意思が入ったものはできる可能性はあるのか。
事 務 局:今後、公園を含む公共施設をつくる際は、市民参画をもってつくる必要
がある。例えば、柳瀬川と小金井街道の交差点に柳瀬川回廊の一部とな
る親水公園をつくる計画があるが、計画策定の際、懇談会を行っている。
このようなことを進める上では市民の意見を取り入れることが必要だと
思っている。小児病院跡地は水道施設と、都内にある社会福祉施設の建
替えで一時的に移って頂く際の代替施設として既に都の構想が進められ
ている。都以外の第三者が活用するということは現実的には難しい。
委
員:公園の再編整備は、今後10年間でやることのイメージがわくよう、今
話したことをもう少し具体的に書いてはどうか。公園の数を増やすなど。
委
員:公園ということだが、東京病院の桜の園が昔から結核患者によって愛で
られていた良い場所だが、道路を挟んで外気舎というものもある。これ
が文化財になっており、東京病院は国立なので、あの敷地に外気舎記念
-11-
館などを整備して誰でも桜とともに自由に見られるよう一般公開しては
どうか。今はクモの巣や廃棄物があるので、できれば公園等にして頂き
たい。外気舎は文化財に指定されているものとして、今後の計画等はあ
るのか。
事 務 局:文化財保全の目的に応じて市民の方が文化に触れるといった目的の元、
進める必要があると思う。ただ東京病院が持っている土地に市が公園を
整備することが可能か否かはこの場で即答できない。検討し、可能であ
れば実行計画で記載できたらと思う。
会
長:計画化されている柳瀬川などの親水公園について、具体的に書けるとこ
ろがあれば、もう少し元気が出る文面になると思う。
委
員:この施策は、都市計画公園を意味しているのか。遊園地的な公園を意味
しているのか。子どもが遊ぶ目的の他、安心安全な空間として災害時の
避難緑地や延焼防止等がある。生産緑地に関しても、災害時すぐそばに
畑があったら避難のため、そこを踏んでしまっても良いという話を地権
者にきちんとしているのか。そうでなければ公園は点在すべきである。
病院街にある多くのスペースについても協定を結んでいるか否かによっ
て、公園の作り方の方向性が全く変わってくる。
事 務 局:畑が防災機能を有する自然と捉えている点については第一分野で謳って
いる。農家の方々に協力頂けるような施策をすべきだと思っている。公
園は都市計画公園だけでなく、児童公園等も含めてここでは謳っている。
公園には今後様々な機能が求められている。例えば高齢者が増えれば健
康器具の設置や、地域コミュニティとして花壇を協働で整える等も考え
られる。
委
員:第3次長期総合計画でも市民の手による公園づくりが計画化されている
が何か進展しているのか。全然できていない為に今回の第4次でも言っ
ているのか。子どもの声が聞こえ、お年寄りも集まる公園が理想だが実
際遊べる公園がない。遊具や砂場、ベンチやかけまわる広場といった公
-12-
園が清瀬にはない。また、10年後の姿の「特色ある公園」の意味が分
かりにくい。金山緑地や下宿にも行ったことはあるがあんまり変わって
いないという印象。子どもが主体となり、大人や青年が指導する形のプ
レーパークというものがあるが、それを竹丘の自然公園でやっていた。
ブランコをつくったり樹の葉を染めたり、火をつかったりする遊びをし
ていた。コミュニティと生きる力が持てる公園づくりを進めて頂きたい。
事 務 局:一番目一行目の多様化する市民ニーズに対応すると謳っているので、高
齢化や少子化といったところも検討しながら取り組みたい。
委
員:今の子どもや親は遊び方を果たして知っているのか。プレーパークの話
が出たが、遊具があるより、何もない方が子どもは集まる。実際、その
様な経験がある。今の時代みんな外へ遊ぶことをしなくなっている。
委
員:清瀬の公園というと中央公園やころぽっくるがあるが、公園に人がいな
いので、きちんと管理していないのではと思う。
事 務 局:新たに大きな公園をつくるのは財源や用地の問題があり、条件が整わな
いと難しい。公園の管理は安全安心がまず重要であり、今後も継続して
いきたい。ころぽっくるは当初芝生があったが、利用率が高く、子ども
が多いので、植生が追いつかないのが現状である。
他の委員:中央公園のプール跡地は今後どうなるのか。
事 務 局:中央公園の管理方法は議会でも意見があったので、改善が図られると思
っている。皆さんのご意見も担当所管に伝えたい。
≪施策424について≫
委
員:三番目に記載された5Rは欄外にアスタリスクで、スペルと日本語の意
味を記載して頂きたい。
他の委員:5Rとは何か。
事 務 局:リユース、リディーユ、リサイクル、リフューズ、リペアを指す。
-13-
委
員:二番目にゴミを適正に収集とあるが、市民は徹底して行っている。たま
に回収時間がとても遅い時があり、カラスが散らかしているが、何か良
い方法はあるのか。生ごみは回収時間がまばらで午後の時もある。
事 務 局:恐らく一定のルートで回収している。回収ルートの最後の方だとそうし
た時間の遅れがあるのかも知れない。
委
員:網をかけてもカラスはだめか。
他の委員:個人の出し方やマナーの問題でもあるが、回収時間がまばらなのも事実。
事 務 局:この文章では戸別回収も検討している。個別回収ではマナー改善が期待
できる。一方、コストもかかるので、その際は、ゴミ袋代の見直しを検
討する必要があるかもしれない。
委
員:グリーンボックスはあるのか カラスの問題はなくなると思うが。
他の委員:今はグリーンボックスはやっていない。
≪施策425について≫
委
員:一番目タイトルの「再生可能エネルギーの普及」は助成金を出している
と思うが拡充の予定はあるのか。二番目に公害とあるが、そうした環境
が清瀬にはあるということか。
事 務 局:エネファァームへの助成を行っている。こうした技術はどんどん新しく
なり、導入促進が考えられる。大気汚染が問題となる様な事業所は特に
今無い。市外からも飛んでくるので、そうしたものへの監視や、皆さん
へ危険が及んだ時への情報提供をし続ける必要はある。
委
員:下から二行目の「理解を深める」の送り仮名に誤りあるので修正を。
≪施策431について≫
委
員:10年後の姿に活気ある農業とあるが、相続税が高く、また野菜の売り
上げだけでは大した儲けにならないかと思う。二番目の取り組みだけで
-14-
は、解決にはならないと思う。他に策はないのか。
事 務 局:やはり経営は厳しい。そうしたものを改善できるよう施設整備といった
支援の継続が必要。一方で税制といった国の制度に関わることも農業経
営に関わるので、それは一番目の取り組みに書いている。併せて実施す
る必要がある。
委
員:直売所の数は把握しているか。それにより安定した経営になるとは思わ
ないが、地産地消になる。市民の消費も大事である。直売所の販売方法
について、代金を支払う箱に一円玉や五円玉が入っていたりするが、野
菜の販売価格から、そうした種類の硬貨は普通入らないので、手持ちの
お金しか入れない人がいるということである。または、お金を入れずに
野菜を持って行く人もいるようだ。例えば100円を入れたら蓋が開き、
そこから品物を持っていけるような方法を取り入れ、それを市が助成し
てはどうかと思う。また、清瀬に来たら全世界のジャムが並んでいると
いったようなことをやってはどうか。ニンジンのジャムだけでは効果的
ではない。
他の委員:直売所マップがJAにある。
委
員:ママたちの間でも直売所は安くて新鮮だと評判が良い。無人直売所もあ
るが、農家の人が料理方法を教えてくれるという声も聞く。ぱっと開く
システムも良いがそのような触れ合いも良い。
他の委員:ジャムの販売は商工会が関わっているが、ニンジンジャムはそもそも、
東京都で一番ニンジンの収穫高が多い点に着目し、また捨ててあるニン
ジンがもったいないという考えから始まった。現在30数店で販売され
ている。全国のジャムを持ってくるとなると規模的にアンテナショップ
などが必要。
委
員:ニンジンジャムは他市で販売しているのか。
他の委員:他市でも宣伝して産業展などで売っている。本来、商工会では、商品開
-15-
発後は、事業者が自ら販売してほしい、発展していってほしいと思って
いる。売り上げは年間8000本で、儲けはとんとんである。ニンジン
焼酎もあるが、組合しか販売できない。また規制緩和で組合のまとまり
がなくなったため解散しており、昨年と今年は販売を中止している。こ
れに対しては、事業者が販売に手を挙げてくれれば商工会は対応したい
考えである。
委
員:ニンジンジャムは少し甘過ぎる。子どもに食べさせられないので、もう
少し味の改良をして頂きたい。いろんなジャムを売るとニンジンジャム
が売れなくなってしまうので、ニンジンケーキやサブレなどを作っては
どうか。
他の委員:ジャムは添加物を入れず、ニンジンとリンゴのみでできている。固める
添加物や砂糖も入っていない。
委
員:他市では学校にゆるキャラがくると子どもたちが喜んでいる。清瀬もニ
ンニンくんをどんどん外に出させ、活用した方が良い。
委
員:清瀬市では農業だけで生計を立てている農家はどれ程か。後継者はいる
のか。勤め人は交通の便が良いので親の職業を引き継がない傾向にある
のではないか。
他の委員:上清戸は後継者が育っている。逆に、そうした若い農家の人から教わる
ことが多い様だ。農業一本で生活している方はほとんどいない。不動産
等を併せて持っている。ただ、清瀬市は後継者は多い方である。
委
員:市民の農業体験の他、児童の農業体験も必要である。子どもの農業体験
についても記載頂きたい。後継者の育成にも繋がるし、自分が作って食
べるのは食育にもなる。
他の委員:清瀬市内の公立の全学校で、職場体験は進んで取り組んでいる。例えば、
一日目は黒板で授業し、二日間は農業体験をするといった内容を行って
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いる。農家100数件で受け入れており、職場体験においては東京都と
教育庁から感謝状が1月に授与される予定である。市民との交流として
は市民農園で年二回農家による指導を行っている。2月か3月に意見交
換と職場体験を大型バス一台で計画している。これはJAみらいの企画で、
去年も行っている。ここでは消費者の方から厳しい意見が聞かれる。
会
長:この施策に関して付け加えた方が良いというのはあるか。
委
員:農業経営の安定で、ブランド化とあるがこのまま計画に残って良いのか。
清瀬の地域性を考えるとこれだけでは10年後を見据えたことにならな
い。以前から白いとうもろこし、葉付大根等に取り組んできたがいずれ
も解散している。ブランドというが生産者と消費者との間で今も推進し
ているのはニンジンのみである。市としてブランド化は難しく思う。
会
長:ブランド化は田舎の方が適しているのかもしれない。
委
員:清瀬市にだけに目をむけていてはだめかと思う。世界のジャムのような
考えが必要。
≪施策432について≫
委
員:ニンニンくんは評判が良い。年間80回、消防署などに出演している。
大きすぎて動きが少ないので、二代目の製作では動けるようなものを考
えている。またニンニンくんは現在、商工会のキャラクターだが、市の
公認となれればと思っている。一番目二行目「商店街の環境整備」だが
景気疲弊の中ではなかなか難しい。ここには「市民と協働して」加筆し
て頂きたい。また、「商店の空き店舗を子どもやお年寄りと話しながら
活用できるような」と加筆してほしい。三番目に「安定した経営基盤を
確立」とあるが、これからは持続してやっていくことが求められる。後
継者や景気の問題がある中、持続できるということが一番の課題である。
最終行に「後継者の育成」とあるが、「後継者の育成とする施策を策定
し、実施していきます」として頂きたい。
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事 務 局:検討したい。
委
員:ニンニンくんはかわいいのでもっと人気出てほしいと思う。人気があま
り出ないのは人間のキャラクターだからという意見もある。今、人間よ
り何だかわからないキャラクターの方が全国的には人気だと思う。今度
新しいものを考えるときは考慮頂きたい。また、商店街の有り様や商店
街を身近に感じるといった取り組みをしてほしい。イベント時だけでな
く、商店街の空き店舗を住民の居場所にして、景品の一つとして、子ど
もを預かるので商店街の買い物ができるというようなものをつくるなど、
普段から商店街に触れ合えると良い。武蔵野クリニックに老人から赤ち
ゃんが集えるというものができた時、若い人が多く集まった。同じよう
なものが商店街にもあれば良い。お茶請けの菓子も商店街のものを用意
するなど。
他の委員:これまで中小企業という法律で括られていたが、6月に小規模振興基本
法ができ、政府も力を入れている。これをどうやって利用するかが商工
会の今後の課題である。市民の方々と話をする中でやる必要がある。
委
員:これまでニンジンジャムや焼酎をつくってきたが、キャロットという名
前に変えてはどうか。少しおしゃれにすれば若い人の目を引く。ケーキ
等にそうした名前をつけて、商品開発をして頂きたい。もう少し活性化
してがんばってほしい。
委
員:商店街のネックになっているのはなにか。
他の委員:大手が出てきたため、商店街がやっていけない。これから景気がどう良
くなるか重要。また次に継続する後継者がいない。持続的にできるよう
なものが必要である。南口商店街で店舗が無くなり、そうした土地は、
以前であればパーキングになる程度であったが、最近は一般住宅ができ
たりする。一度宅地化されると商店街としては大変である。例えば今の
持ち主が店を貸し、二階に自分たちは住むといったことをしないといけ
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ないと思う。
委
員:南口だけではなく旭が丘の商店街も全部閉まっている。世界遺産登録で
もできれば市域に活気が出る。
委
員:商業の店としてではなく福祉などのサービスに力を入れてはどうか。買
う側から見るとお店に魅力がないと、どうしても足が向かない。専門性
や品揃え、接客対応などを含めて大事であり、同時に今までの形態を持
続することが必ずしも必要ではない。時代に対応できるようにという点
も少し考えてほしい。
他の委員:卵が先か鶏が先かの話だが、商店街の建替え時に、イベントコーナーを
設ける構想があり、計画しようとしていたが結局、後継者も無く、景気
も悪くなり、責任の所在などの問題で頓挫したことがある。様々な意見
を聞き改善していく必要がある。
委
員:人口構成をはじめ、世の中は変わっているので、景気のせいにしてはだ
めかと思う。
委
員:二番目の取り組みに夢を入れて頂きたい。一つは二段落目に市内3大学
の記載があるが、市の特性として医療関係、介護関係を加筆頂きたい。
また、二つ目に、活性化の話だが、高齢社会になり、清瀬の団地は厳し
い状況である。旭が丘は商店街もシャッターを下ろしている。エレベー
ターが無いため階段で五階まで上がらないといけない。こうした中、例
えば上層階に学生に住んでもらうよう特別に誘致し、またそこで学生が
アルバイトもできればと思う。高齢者と学生、子どもや幼児も含めて、
一体となった団地に生き返らせてほしい。学生等の若い人にとっても幼
児と一緒にいると良いと聞いた。三つの世代を有効活用してほしい。
会
長:今のご意見は商工業の施策か住宅施策かどちらが適切かわからないが検
討頂きたい。
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4.
その他
 次回日程の確認。(事務局)
以上
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