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設置工事要領書 - ミドリ安全電気計測事業部ホームページ
作成:2003年5月1日 改訂:2010年1月19日 2010年12月 1日 低 圧 絶 縁 監 視 装 置 IGRIGR-400シリーズ 400シリーズ 配 線 要 領 書 ※貫通型零相変流器(窓径:φ40、φ68、φ104)の形状が異なる場合があります。 要領書内型式:ZT-□□ 新型零相変流器:ZT-□□C となります。詳細は貫通型零相変流器仕様書を御参照下さい ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 <目次> IGR-400シリーズ配線工事要領 参考資料 ① 貫通型ZCTについて(B種接地線取付け時) ② 貫通型ZCTについて(フィーダ取付け時) ③ 分割型ZCTについて(B種接地線取付け時) ④ 分割型ZCTについて(フィーダ取付け時) ⑤ ゴムホルダ用分割型ZCTについて(B種接地線取付け時) ⑥ ゴムホルダ用分割型ZCTについて(フィーダ取付け時) ⑦ 重畳変成器CCT-30について ⑧ 基準電圧入力線(NE線)について ・・・1 ・・・2 ・・・3 ・・・4 ・・・5 ・・・6 ・・・7 ・・・8 ・・・9 *本資料は、「配線施行上の注意事項」についてまとめたものです。 設定方法などの詳細につきましては別冊「低圧絶縁監視装置IGR-400シリーズ取扱説明書」をご参照ください。 IGRIGR-400シリーズ 400シリーズ 絶縁監視装置・ 絶縁監視装置・配線工事要領 本装置の配線工事に当たっては設置場所の都合や内線規定を考慮の上、下記の配線材料をご用意して下さい。 推奨配線材料一覧 TR1 番号 名称 配線コード仕様 線径 端末処理 ① 電源 ビニル電線・IV HIIV等 1.25mm2 相当 本体側:M4丸型圧着端子 ② ZCT-本体接続ケーブル KL側:シールド付きビニル 2芯ケーブル「CVVS」 MN側:シールド付きビニル 2芯ケーブル「CVVS」 1.25mm2 相当 本体側:M4丸型圧着端子 ZCT側:M4丸型圧着端子 または、M5丸型圧着端子 ③ 基準相入力コード ビニル電線・IV HIIV等 1.25mm2 相当 本体側:M4丸型圧着端子 ④ 接地線 ビニル電線・IV HIIV等 2.0mm2 相当 本体側:M4丸型圧着端子 電圧発生器-重畳変成器 ビニル2芯ケーブル「CV」 2.0mm2 相当 発生器側:M4丸型圧着端子 重畳側: M4丸型圧着端子 TR2 6600/105V 6600/210V 本図の配線工事図はバンク監視です。 フィーダ監視の場合も配線工事は同様です。 尚、分割型ZCTを使用する場合はkt lt端子が ないため下図の配線を行って下さい。 圧着スリーブ等で接続 零相変流器 零相変流器 N L側 lt ⑤ l l ⑥ 故障探査器基準信号 ビニル電線・IV HIIV等 1.25mm2 相当 本体側: M4丸型圧着端子 k k ⑦ 警報出力 ビニル電線・IV HIIV等 1.25mm2 相当 本体側: M4丸型圧着端子 kt ⑧ 一括テスト・リセット ビニル電線・IV HIIV等 1.25mm2 相当 本体側: M4丸型圧着端子 lt L IGR-401 へ L l L k K K側 K K kt ② ② M ZCT-1 K L M ZCT-2 N K L M N 注記 *漏電警報出力接点(a0 c0)は個別出力することが可能です。 IGR-401 (2)へ IGR-401 (1)へ *.絶縁監視電圧発生器IGRS-410の警報接点(a1、c1)は高速で動作しますので、特別の場合を除き使用する必要はありません。 B種接地母線 *.ZCTと絶縁監視ユニット(K L kt lt)間の配線距離が50m以内の場合は、4芯シールド(CVVS)が使用できます。 *一括テスト、リセット、IGR探査器用基準信号端子を設けた場合、メンテナンスが容易になります。 IGR探査器用基準信号端子 ① ED Nt ⑥ AC 100V ④ ③ 基準電圧入力 l k K P0 絶縁監視 電圧発生器 IGRS-410 20Hz 10Vrms a1 a0 c0 c0 NE NE E E c1 ⑤ M M N N K K L L A RS-485 B SG R SD RD E a1 SG M M a2 N N C12 K K a3 L L c3 4-20mA 一括リセット T CRT E FG ベースユニット IGRA-400 + P100 k B種接地 a0 ZCT-2より l 20Hz 0.5Vrms ZCT-1より L 重畳変成器 CCT-30 絶縁監視ユニット(2) IGR-401 絶縁監視ユニット(1) IGR-401 一括テスト 未使用 ⑧ AC100V FG D種接地 D種接地 ④ 漏電警報出力接点 D種接地 絶縁注意警報出力接点 絶縁警戒警報出力接点 異常警報出力接点 ⑦ -1- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ① 貫通型 貫通型ZCT ZCT(B ZCT(B種接地線取付時 (B種接地線取付時) 種接地線取付時) 注意1 注意1 : ZCTの極性は 変圧器側→ 変圧器側→L 接地極側→ →K 接地極側 変圧器 重畳部B種接地線 となります L配線は該当ユニットの Lt配線は該当ユニットの l lt k l kt L端子へ接続してください N端子へ接続してください ZCT K 脚部 K配線は該当ユニットの Kt配線は該当ユニットの K端子へ接続してください M端子へ接続してください 端子台 シールドアース シールドアースは該当ユニットの E端子へ接続してください (ZCT側では行わないで下さい) K 重畳変成器 CCT-30 注意3 注意3:Kt-Lt配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) 注意2 注意2 : K-L配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) を使用してください※ B種接地工事 を使用してください※ ※ZCTとユニット間の配線距離が50m以内では K-L/Kt-Lt配線に4芯シールド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用してください -2- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ② 貫通型 貫通型ZCT ZCT( ZCT(フィーダ取付時 フィーダ取付時) 取付時) ※ZCTとユニット間の配線距離が約50m 以内ではK-L/Kt-Lt配線に4芯シー ルド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用 してください 重畳部B種接地線 変圧器 端子台 フィーダ 重畳変成器 CCT-30 注意1 注意1 : ZCTの極性は K 変圧器側→ 変圧器側→K 負荷側 →L となります B種接地工事 Kt配線は該当ユニットの K配線は該当ユニットの kt k lt l M端子へ接続してください K端子へ接続してください L 脚部 ZCT Lt配線は該当ユニットの N端子へ接続してください L配線は該当ユニットの L端子へ接続してください シールドアース シールドアースは該当ユニットの E端子へ接続してください T S R (ZCT側では行わないで下さい) 負荷へ 注意2 注意2 : K-L配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) 注意3 注意3:Kt-Lt配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) を使用してください※ を使用してください※ -3- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ③ 分割型 分割型ZCT ZCT(B ZCT(B種接地線取付時 (B種接地線取付時) 種接地線取付時) 分割型ZCT 分割型ZCTには ZCTにはK-L にはK-L端子 K-L端子が 端子が2箇所ありますが 箇所ありますが、 ありますが、片側の 片側の端子は 端子はショートバーで ショートバーで短絡されていますので 短絡されていますので絶対 されていますので絶対に 絶対に取り外さないでください 注意1 : ZCTの極性は 変圧器側→ 変圧器側→L 接地極側→ 接地極側→K 変圧器 となります 重畳部B種接地線 ZCTのL側から抜ける線を Lt配線 Lt配線として扱います 配線 ZCT l k K配線は該当ユニットの K端子へ接続してください 脚部 K Lt配線は該当ユニットの N端子へ接続してください シールド アース L配線は該当ユニットの L端子へ接続してください Kt配線は該当ユニットの M端子へ接続してください ZCTのK側から抜ける線を Kt配線 Kt配線として扱います 配線 シールドアースは該当ユニットの E端子へ接続してください (ZCT側では行わないで下さい) 重畳変成器 CCT-30 K Kt側のケーブルと Lt側のケーブルとを 圧着スリーブ等で接続します 端子台 注意3 注意3:K-L配線には 注意2 注意2 :分割型ZCTには試験端子( Kt端子-Lt端子) がありません 従って、Kt-Lt配線はシールド線を図のように ZCT内に貫通させ、ZCTのK K側をKt配線 Kt配線・ 配線 L側をLt配線 Lt配線として取り扱ってください 配線 又、配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) B種接地工事 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を使用 を使用してください※ ※ZCTとユニット間の配線距離が約50m以内では K-L/Kt-Lt配線に4芯シールド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用してください してください※ -4- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ④ 分割型 分割型ZCT ZCT( ZCT(フィーダ取付時 フィーダ取付時) 取付時) ※ZCTとユニット間の配線距離が約50m以内では K-L/Kt-Lt配線に4芯シールド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用してください 分割型ZCT 分割型ZCTには ZCTにはK-L にはK-L端子 K-L端子が 端子が2箇所ありますが 箇所ありますが、 ありますが、片側の 片側の端子は 端子はショートバーで ショートバーで短絡されていますので 短絡されていますので絶対 されていますので絶対に 絶対に取り外さないでください 変圧器 重畳部B種接地線 端子台 注意1 注意1 : ZCTの極性は フィーダ 変圧器側→ 変圧器側→K 負荷側 →L ZCTのK側から抜ける線を Kt配線 Kt配線として扱います 配線 となります K 重畳変成器 CCT-30 K 脚部 B種接地工事 K配線は該当ユニットの K端子へ接続してください Kt配線は該当ユニットの M端子へ接続してください k l ZCT Lt配線は該当ユニットの N端子へ接続してください シールド アース T S R ZCTのL側から抜ける線を Lt配線 Lt配線として扱います 配線 負荷へ シールドアースは該当ユニットの E端子へ接続してください (ZCT側では行わないで下さい) L配線は該当ユニットの L端子へ接続してください Kt側のケーブルと Lt側のケーブルとを 圧着スリーブ等で接続します 注意2 注意2:K-L配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を 注意3 注意3 :分割型ZCTには試験端子( Kt端子-Lt端子)がありません 従って、Kt-Lt配線はシールド線を図のようにZCT内に貫通させ、 ZCTのK K側をKt配線 Kt配線・L 配線 L側をLt配線 Lt配線として取り扱ってください 配線 又、配線には 使用してください※ 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を使用してください※ -5- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ⑤ ゴムホルダ ゴムホルダ用分割型 用分割型ZCT 用分割型ZCT(B ZCT(B種接地線取付時 (B種接地線取付時) 種接地線取付時) 分割型ZCT 分割型ZCTには ZCTにはK-L にはK-L端子 K-L端子が 端子が2箇所ありますが 箇所ありますが、 ありますが、片側の 片側の端子は 端子はショートバーで ショートバーで短絡されていますので 短絡されていますので絶対 されていますので絶対に 絶対に取り外さないでください 注意1 : ZCTの極性は 変圧器側→ 変圧器側→L 接地極側→ 接地極側→K 変圧器 となります 重畳部B種接地線 ZCTのL側のゴムホルダー端子へ ZCT K シールド アース k K配線は該当ユニットの K端子へ接続してください 脚部 l Lt配線は該当ユニットの N端子へ接続してください L配線は該当ユニットの L端子へ接続してください Kt配線は該当ユニットの M端子へ接続してください シールドアースは該当ユニットの ZCTのK側のゴムホルダー端子へ 端子台 E端子へ接続してください (ZCT側では行わないで下さい) K 重畳変成器 CCT-30 注意3 注意3:K-L配線には 注意2 注意2 :分割型ZCTには試験端子( Kt端子-Lt端子) がありません 従って、Kt-Lt配線はシールド線を図のように ZCT内に貫通させ、ZCTのK K側をKt配線 Kt配線・ 配線 L側をLt配線 Lt配線として取り扱ってください 配線 又、配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度) B種接地工事 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を使用 を使用してください※ ※ZCTとユニット間の配線距離が約50m以内では K-L/Kt-Lt配線に4芯シールド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用してください してください※ -6- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ⑥ ゴムホルダ ゴムホルダ用分割型 用分割型ZCT 用分割型ZCT( ZCT(フィーダ取付時 フィーダ取付時) 取付時) ※ZCTとユニット間の配線距離が約50m以内では K-L/Kt-Lt配線に4芯シールド線を使用できます 50m以上では2芯シールド線を2本使用してください 変圧器 分割型ZCT 分割型ZCTには ZCTにはK-L にはK-L端子 K-L端子が 端子が2箇所ありますが 箇所ありますが、 ありますが、片側の 片側の端子は 端子はショートバーで ショートバーで短絡されていますので 短絡されていますので絶 されていますので絶 対に取り外さないでください フィーダ 注意1 注意1 : ZCTの極性は 変圧器側→ 変圧器側→K 負荷側 →L となります ZCTのK側の ゴムホルダ端子へ ゴムホルダ K K配線は該当ユニットの K端子へ接続してください Kt配線は該当ユニットの M端子へ接続してください k l ZCT Lt配線は該当ユニットの N端子へ接続してください シールドアース ZCTのL側の ゴムホルダ端子へ シールドアースは該当ユニットの E端子へ接続してください (ZCT側では行わないで下さい) L配線は該当ユニットの L端子へ接続してください T S R 負荷へ 注意3 注意3 :分割型ZCTには試験端子( Kt端子-Lt端子)がありません ゴムホルダを使用する場合のKt-Lt配線は、ゴムホルダの 試験端子 へそれぞれ接続してください。 ゴムホルダの試験端子は、ZCTのK側をKtとし、ZCTのL側をLtとして 取り扱ってください。 注意2 注意2:K-L配線には 2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を 使用してください※ 配線には2芯シールド線 シールド線(1.25mm 25mm2程度) 程度)を使用してください※ -7- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ⑦ 重畳変成器 重畳変成器CCT- CCT-30 CCT-30 変圧器 変圧器 注意1 注意1 : ZCTとCCT-30とは ZCT ZCT K K 約50cm 50cm以上 cm以上離してください B種接地線 B種接地線 重畳部 共通B種接地線 注意2 注意2 : CCT-30の極性は ちょうじょう 重畳変成器 CCT-30 CCT-30 K となります L配線は絶縁監視電圧発生器IGRS-400の L端子へ接続してください k l 変圧器側→ 変圧器側→L 接地極側→ 接地極側→K K配線は絶縁監視電圧発生器IGRS-400の K端子へ接続してください 注意3 注意3:重畳変成器は必ずB種接地線に 取付けてください また、変圧器群一括重畳の場合は 共通B 共通B種接地線に取付けてください B種接地工事 注意4 注意4 : K-L配線は2mm2程度の2芯CVを使用してください IV線 IV線によるバラ によるバラ配線 バラ配線は避けてください (IV線 (IV線を使用する 使用する場合 する場合は 場合は、必ずツイストにしてください ツイストにしてください) にしてください) -8- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 ⑧ 基準電圧入力線 基準電圧入力線(N (NE (NE線) 変圧器 B種接地線 変圧器 B種接地線 ZCT フィーダ ZCT K K 個別引出し 個別引出し 一括引出し・個別引出し どちらでも可 一括引出し (渡り配線可) L側 L ZCT 重畳部 共通B種接地線 絶縁監視用基準電圧線(N線)は各ユニットの NE端子へ接続してください T S R ちょうじょう K 重畳変成器 CCT-30 注意1 注意1 :絶縁監視用基準電圧線(N線)は K側 CCT-30 CCT-30の 30のL側のB種接地線 に接続してください B種接地工事 CCT-30 CCT-30の 30のK側(接地極側) 接地極側)では システムが システムが正常に 正常に動作しません 動作しません -9- ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 お問合せ ミドリ安全株式会社 電気計測事業部 電話:03-5742-7211 FAX:03-5742-7214