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文庫だより106号
No. 106 昭和48年1月13日第三種郵便物認可 HSK 通巻番号520号 発行 平成27年7月10日 HSK 毎月10日発行 一部100円 編集 〒060-0006 札幌市中央区北6条西12丁目8番3 公益財団法人ふきのとう文庫 電 話(011) 222−4839 FAX(011) 222−4800 発行人 北海道障害者団体定期刊行物協会 活動の更なる展開を目指して 公益財団法人 ふきのとう文庫 代表理事 髙 倉 嗣 昌 が落ち着いた状況では、前年度の水準を上回る実績をあげ 初動の困難を覚悟のうえでのスタートでしたが、初年度 は大変順調に終了することができました。 例えば、ボランティア志願して下さる方は後を断たず、 土曜開館や開館時間延長の要請も寄せられており、又多目 確かに﹁ふきのとう子ども図書館﹂の社会的認知度と期 待や要請は確実に広まりつつあると受け留められます。 ること自体に大きな困難が予想されるからです。 入 館 者 は、 昨 年 度 目 標 の 一 万 二 千 人 を 大 き く 超 え、 一万四千人に達しました。開館日一日当りでみますと、約 的ホールでのイベント増、布の本や遊具の需要増、布の本 昨年二月に新築移転オープンしてすぐ年度を超え、今年 三月末会計年度で丸一年を経過しました。 七十人になります。これはボランティアや幼児も入った数 の新作への期待などがあげられます。 当面は、身の丈に合った安定した運営を目指すのが現実 的課題と申せましょう。ただ﹁身の丈﹂とは今の﹁ふきの とても及びません。 を維持するのがやっとで、さらに活動を広げるレベルまで それに向けての最大の壁は経済的事情です。新築移転で 経済的蓄積をすべて搾り出してしまった今、広がった活動 あります。 しかしそれらに応えるには、ボランテイア集団としての 多くの限界があり、事実上新しい態勢を整えて行く必要が 字ですが、私立子ども図書館としては、見るべき実績では ないかと受け止めております。 貸出状況も、登録者が一、二七四人に達し、貸出冊数も 紙芝居、布の本・遊具・タペストリー類を含めて一万三千 冊︵種類︶になり、開館一日当り約百十五冊︵種類︶で、 盛況だったと申せましょう。 経済面では、ランニングコストが嵩み約一千万円を要し ましたが、収入の方は、現物購入が条件のものも含め百万 円単位の大口寄附がいくつか寄せられる幸運に恵まれたほ か、 布の本の大量注文や遊具類の販売収入がおおいにあり、 経済面では個人賛助会員の数こそ新たに百人以上増加し たものの、企業等からの支援は殆どこれからの課題です。 とう文庫﹂にとって何なのかも模索の段階です。 とりわけ、一日に多くの図書貸し出しをこなして下さっ た図書ボランティアの方々や、布の本の大量注文や遊具の 余力をもって年度を超えることができました。 販売に合わせて日夜制作に当って下さった布の本制作グ どうかよろしくお願い致します。 まいります。 いことを肝に命じ、創意工夫を重ねて、一生懸命にやって 視野に立った活動計画の下、攻めの姿勢を忘れてはならな 需要と要請が少なからずある中、それをすぐ実現できな いもどかしさをバネにして、守りの姿勢ではなく、長期的 ループの方々の奮戦には頭の下がる思いで、本紙面をお借 りし、深く御礼申し上げます。 さて活動は二年度目になりますが、大変緊張した心境の 下で迎えております。 移転オープンの直後こそ、多くの方々が様子を見に来館 して下さいましたが、ブームとでもいえるものが去り、事 ─1─ 細川久美子 正味財産増減計算書 平成26年4月1日から平成27年3月31日まで(単位 円) 決算報告 新築移転初年度、平成二十六年度の活動で移転前 の状況と一変したのは、入館者の人数で七倍以上の 数となりました。従いまして図書担当者のボラン ティアの方々も一気に二一人増え、従来の五倍体制 となりました。開館日も週二日から四日に増加さ せ、一日平均七十人を超える来館者数となりまし た。また子ども催事や展示会の参加者も大幅に増え ました。メインである布の本の制作も、需要に追い つけない状況となりつつあります。 ⑤図書の拡充 新規購入 七三冊 紙芝居 一冊 寄贈図書 一八二冊 二、病院文庫の拡充 ①北大病院文庫 〇冊 ②KKR︵産科︶ 四二冊︵貸出し︶ ︵紙芝居八冊︶ ③おのだ眼科 〇冊 ④天使病院 四一冊︵寄贈︶ ︵布の本一冊・紙芝居七冊︶ 三、布の本の製作・貸出し ①製作 布の本 二三一冊 材料セット 二三一セット 遊具・タペストリー 一、八〇二点 ②貸出し 布の本 九四八冊 遊具・タペストリー 五三種類 ③販売 テキスト 五四冊 材料セット 三三七セット 布の本 二四三冊 遊具 四一九点 ④寄贈 北大病院・おのだ眼科 ⑤講習会開催 6/ 北翔大学 六名 札幌国際大学 一七名 /5 ─2─ 一方 資 金的には、ランニングコストが大 幅に増 大 し、資金集めに頭を悩ませる事態を迎えましたが、幸 運にも二十六年度は、賛助会費や寄付金、それに助 成金の助けも受けることが出来まして、減価償却前 二二〇万円程の収益を実現することが出来ました。 えられず、賛助会員の皆様を始め、多くの方のご支 援を頼りにする次第でございます。 事業報告 一、子ども図書館の運営 /9 武蔵女子短大 二名 /7 札幌国際大学 二二名 旭川市中央図書館 一三名 / 2/ 旭川大学 一五名 12 13 ①開館日数 二〇〇日 ②入館者数 一一、二四六人 ③登録者数 一、二七四名︵新規登録者八三八名︶ ④貸出し件数 図書 二一、七九八冊 四、拡大写本の製作 ①製本 児童図書 二二〇冊 22 但し二十七年度は、二年目のジンクスと云いま しょうか、そんなに幸運が引き続くとも簡単には考 197,837,074 ︵紙芝居七三一を含む︶ 拡大写本 一八一冊 12 12 11 10 3,013,264 200,085,538 197,072,274 当期正味財産減少額 前期正味財産額 期末正味財産合計額 197,072,274 197,072,274 Ⅲ 正味財産 負債及び正味財産合計 3,656,666 6,224,373 5,306,766 393,349 15,581,154 94,500 670,300 2,064,840 3,950,640 1,650,000 3,326,460 86,950 1,000,000 489,000 12,567,890 科目 Ⅰ.増加原因の部 資産増加額 賛助会員収入 寄付金 助成金収入 事業収入 雑収入 馬主助成金 受贈益 増加額合計 科目 金額 Ⅰ 資産の部 1.流動資産 現金手元有高 109,440 普通預金 1,502,455 振替貯金 1,560,060 売掛金 262,910 流動資産合計 3,434,865 3,434,865 2.固定資産 ①基本財産 170,717,411 ②その他固定資産 23,684,798 固定資産合計 194,402,209 資産合計 197,837,074 Ⅱ.減少原因の部 事業費 管理費 基本財産建物原価償却額 その他固定資産原価償却額 減少額合計 764,800 Ⅱ 負債の部 未払い金 仮受金 負債の部合計 金額 平平平平平平平平平平 成成成成成成成成成成 二二二二二二二二二二 十十十十十十十十十十 六六六六六六六六 年年年年年年年年年年 度度度度度度度度度度 決決決決決決決決決決 算算算算算算算算算算 算算算算算算算算 ・ 事事事事事事事事事事 業業業業業業業業業業 業業業業業業 報報報報報報報報報報 報報報報報報報報報 告告告告告告告告告告 財産目録 平成26年4月1日から平成27年3月31日まで(単位 円) NHKでの放映 ❖❖ ゆうどきネットワーク ︵三月三十日︶ ︵林 記︶ 拡大漢字本 九〇冊 計 三一〇冊 ②拡大写本貸出しリスト 札幌市弱視教室︵ひとみの教室︶ 配本先 札幌盲学校・旭川盲学校 NPO法人﹁弱視﹂の子どもたちに、絵本を 二八冊 貸出し 真駒内養護学校 七冊 高知こどもの図書館 一五冊 旭川おもちゃフェスティバル 二五冊 大磯マサエさん 二五冊 計 一〇〇冊 ③被災地支援 新作本 二二種類 二八冊 赤レンガライオンズクラブ製作寄贈分 二種類 一一冊 合計 二四種類 三九冊 五、機関誌の発行 七月、十月、三月に三回、各二五〇〇部ずつ発行 六、展示会 十一月十一∼十九日 約三〇〇人参集 木育広場インふきのとう文庫 二月二十二∼二十五日 新築移転一周年記念行事﹁布の本・拡大写本展 示会﹂ 約一六〇人参集 七、子ども催事 お話の会 年六回開催 一七〇人参加 うたう会 年六回開催 一四〇人参加 手づくりあそび 年三回開催 六三組参加 八、ふきのとう文庫利用者数 年間目標 一一、九七五人に対し実績は 一四、七七八人 完全達成 ─3─ 「身近で木育・木育を身近に。」とい うテーマで「究極の目標は“文化的バ リアフリー”木の香りに囲まれた私設 図書館」と紹介されています。 一般図書はもちろん、布の本や拡大 写本の意義もやさしい視点から伝えて くれています。 日本図書館協会発行の図書館雑誌 2015年では4月号に「新館紹介」とし て、5月号に「小規模図書館奮戦記」 No219として紹介されました。 春休みの子ども達というテーマで、図書室で過ご している子ども達の様子が放映されました。 北海道版 mamacha(ママチャ) 2015夏号で紹介 「図書館雑誌」に掲載 収録は閉館後の時間帯でしたが、たくさんの小学 生や幼児が放送のために集まってくれました。 取材のはずが読んでいるうちにのめりこみ… ﹁いく育サロン﹂コーナーで、親子で行ける施設、 小さな子どもが ﹁遊びながら楽しく学べるスポット﹂ として、ふきのとう文庫が紹介されました。この生 放送には、催事・図書係の斉藤迪子さんが出演され ました。番組の中では、五月二十四日に多目的ホー ルで開催予定の人形劇の案内もあり、放送終了後に 問い合わせの電話が相次ぎました。 ︵五月八日︶ ❖❖ つながる@きたカフェ NHKのスタッフさん達 これからも支援を 山本 淳子 開校以来七十一年間という、長い歴史を積み 重ねてきた北海道札幌盲学校が閉校することに なり、平成二十七年三月十三日に記念祝賀会が 行なわれました。会のなかで、これまで盲学校 に関わったボランティアグループへ感謝状が授 与されました。 ︵ふきのとう文庫も、いただき ました。 ︶ そして平成二十七年四月十三日に新しく開校 した北海道札幌視覚支援学校の入学式が行なわ れました。 六月十三日には幼稚部、小・中学部の第一回 目の運動会が、出来たての体育館で行なわれ、 新しい環境に気おくれすることもなく元気に活 動する子ども達の姿が見られました。 これからも 多くの支援の 輪が集まっ て、大きな力 となって子ど も達を支え続 けることを 願っていま す。 「けたぽん」でおなじみの大磯さんの作品。 指人形として遊べます 新しい本作りました ☆とぶきょうりゅう ─さんすうのべんきょうをはじめるまえに─ かずのふしぎ・みずのふしぎ パズルもあるね! ☆きょうりゅうが走る 今、もし恐竜の運動会をやったら、1等賞 はどの恐竜が獲得するでしょうか。いつもど んじりを走った恐竜は何でしょうか。 一番でっかい恐竜と一番小さな恐竜は何で しょうか。 世界一強いあばれんぼうの恐竜は? そんなことが、 この本を読むとわかります。 ☆みずをかぞえる ☆ふしぎなのり ☆ふしぎなきかい 安野 光雅 作 ☆きょうりゅうもびょうきになる たかし よいち 作 きょう 科学の りゅうの本 本 憲法の本 物語 ☆十代のきみたちへ 日野原 重明 著 十代のきみたちへ ─ぜひ読んでほしい憲法の本 命とむきあってきた102歳の日野原重明医 師からの“命を守るとは、そしてそのための 憲法はどうあるべきか”を十代の子供たちに も考えてほしいという熱意のこもった日本国 憲法入門書。全世代の人たちにもあらためて 憲法に向き合う契機にしてほしい一冊。 巻末に日本国憲法全文も掲載されていま す。 ☆うそつきにかんぱい 宮川 ひろ 作 ☆たんぽぽの目 村岡 花子 作 ☆クグノタカラバコ いとう ひろし 作 ☆がちょうのたんじょうび ☆あかいろうそく ─4─ 新美 南吉 作 4 も 伝 え つ な が っ て い ま す。 そ し て 皆 ベ テ ラ ン に なってしまいました。家事の合間にチクチク針を 持ち、仕上げています。文庫内では、桑園に移転 前までは﹁材料セット﹂の作業に追われていまし 昨年、完成本の大量注文があり九名のメンバー で六ヶ月の短期間で五十五冊を仕上げるという 庫内に飾られる事を楽しみにしながら⋮⋮。 いている﹁ウェルカム﹂のタペストリー同様に文 の遊び﹂のテーマのものや、玄関に飾っていただ 組んでいきます。以前もグループで製作した﹁冬 ﹁春﹂をイメージしたタペストリーの製作に取り 励 ま し 支 え あ い な が ら 活 動 し て い ま す。 今 年 は れた仲間で和気あいあいとお互いに体を気づかい 用の魚の製作がメインになっています。気心の知 た が、 移 転 後 の 最 近 で は 販 売 品 の﹁ 魚 つ り 遊 具 ﹂ 4 ハードな作業をやりとげられる信頼できる人達。 協調性や自己責任のあるこの仲間と、これからも ちょうちょうグループ︵材料セット︶ 山本 好枝 約二十七年前に平和地区のお母さん方が小さい 子供達と一緒に、西区平和のふきのとう文庫へ子 供達を遊ばせながらの参加でした。 最初の頃は、縫い手として布の絵本作りを手掛 け渡辺さん、笹井さんに基本の縫い方を教えて頂 き、﹁ちょうちょう﹂の布の絵本を製作し終えた 頃にグループ名を〝ちょうちょう〟と名付けまし た。その頃は材料セット係は、二名だったのです。 何人かグループ分けし﹁ちょうちょう﹂グループ が、材料セット係として活動し始めました。 フェルトの切り方、天竺の切り方、色々な説明 してもらいながら材料セット作りをしました。多 い時には﹁ビーだまいくつ﹂十一セットとか﹁い ないいないばあ﹂三十セットとか一日では仕上げ ることは出来ず、次の日にも毎日がふきのとうへ とお弁当持参で来ていた事もありました。 大勢いた時がだんだん一人二人と減り就職にと、そ れぞれの道へと進みました。本格的に活動し始めた 頃は、 六名でした。現在は、 上は八十 歳 代、下は五十 歳で八名で活 動 していま す。高齢化しつつも日々心 を込めて励んでいます。 これからは、若い世代に 力を借り広く呼び掛けて、 桑園のふきのとう文庫へ集 まって来て欲しいですね。 1989年製作の「ちょうちょう」 るぴなすグループ 柳原 裕子 平和の滝でルピナスの花が、文庫の庭一面満開 に咲いている頃にグループとしての活動が始まり 二十数年がたちます。現在九名ですが殆んどのメ ン バ ー が、 ふ き の と う 文 庫 発 足 当 時 よ り ボ ラ ン 4 4 ティアを続けてくださっている渡辺ミエさんより 4 布の絵本製作の基本、きれいに仕上げるコツや重 4 要性、均一性を教えていただき、後から参加組に 4 続けられる事を願いながら、感謝!感謝です。 子ども催事 斉藤 迪子 子ども催事は一九八四年に始めた行事です。始 めた当初は手づくり遊び︵おもちゃづくり︶が主 で、八月にはキャンプ、十月には文庫祭りで野点 や手作り品の販売等々、十二月には餅つきなども ありました。 おもちゃ作りは子どもたちに大変喜ばれ、毎月楽 しみに集まってきました。動くおもちゃ、まわして 遊ぶおもちゃ、など毎年テーマを決めて作っており ました。からくり人形、まわるコーヒーカップ、兎 の餅つきなど難しいものでも親子で必死になって完 成させました。 ﹁この時作ったおもちゃは壊れかかっ てはいるが今も時々遊んでいる﹂と聞くととてもう れしく細々とではありますが三十年近く作り続けて きたことに感無量のものがあります。二〇〇四年頃 からうたう会、おはなしの会が加わりました。うた う会には障害を持った子どもが参加し、全身で喜び を表してくれます。また、ふきのとう文庫の特色を 出すため布の本、布のタペストリー、大型絵本等々 を使って読み聞かせを取り入れて実施しております が、歌に合わせて布の本からキャラクターを取り外 し、自由に動かすので子どもたちは歌の中にどっぷ りつかって楽しんでおります。この様子はNHKテ レビの取材を受け全道に放映されました。一昨年か ら手づくり遊びに評議員井筒和幸様のご協力をい ただき弦楽器作りを取り入れております。 ─5─ 4 幼稚園 センター わんぱくランド まんまる ころころ 児童発達支援 放課後等 デイサービス ぽっかぽか 月寒公園 シェアライブラリー 札幌市 藤幼稚園 さくらスマイル 山の手保育園 森 の 保 育 所 き・ き k i ds は、 天 気 の良い日も風が強い日でも毎日外で全 力で遊ぶ元気いっぱいの保育所です。 ふきのとう文庫の絵本や布絵本に触 れ る こ と で、 あ ら ゆ る 角 度 か ら 絵 本 の 常識を越えて絵本の魅力が園児に伝わ り、 き・ き k i ds の 園 児 達 と 絵 本 と の関係が更に身近なものになりました。 園児達が気に入った絵本を見つけた喜 び を、 そ の 場 で ワ イ ワ イ 賑 や か に 共 有 し合えることはとても魅力的です。 今では、き・きkids の朝の会では、 ふきのとう文庫の絵本や迫力ある舞台 付 紙 芝 居、 大 型 絵 本 は 毎 日 大 活 躍 で、 一 冊 一 冊 読 み 終 え る 事 に、 園 児 の 中 で 日 々 感 じ、 心 が 育 ま れ て い ま す。 こ れ か ら も、 ふ き の と う 文 庫、 絵 本 が 園 児 達の成長を促してくれると思います。 いつも、ありがとうございます。 森の保育所き・きkids 一同 六月十日は時の記念日でした。 布グループ作製の﹁アナログ﹂時計を、三種類 紹介します。一番大きな八角形の時計はいつも子 供達が針を動かして遊んでいます。家庭では﹁デ ジタル﹂時計が多くなっている今、 ﹁時間﹂の長 さを覚えるのには、なくてはならない遊具です。 もちろん全て針を動かしたりボタンなどでとめた りできます。 ︵林 記︶ ﹁時計﹂ いつも動いている。 少しは休め。 時計みたいなお母さん。 電池をぬくぞ、お母さん。 詩集 ﹁おかあさん あのね﹂より 吉野 弘・新川和江 監修 大和書房 一九八七年 大分県大分市立滝尾小五年 有吉秀顕さんの詩 ─6─ 新しい団体利用の 皆さん 児童サービス 第六十六回北日本図書館大会出席 毎年開かれている北海道図書館大会は今年で 五十七回を数えますが、東北北海道七道県が順繰 りに当番で開く第六十六回北日本図書館大会が同 時に七年振りに﹁広がる・広げる図書館│すべての 人に図書館を│﹂というテーマで開催されました。 日時は去る六月二十五日、二十六日両日で、札 幌教育文化会館が会場でした。 昨年の北海道図書館大会では、当文庫が新築移 転して最初の大会だったことから、特に報告の機 会が与えられましたので、全体会の席上出席者全 員に当文庫の関係資料を配布し、布の本や拡大写 本の展示ができましたが、今年は公式の出番はな く、他の集団と同じく自由持出し机に資料を並べ る形で参加となりました。 当文庫からは髙倉代表理事と図書ボランティア の脇本千尋さんが出席しましたが、全体の出席者 はおよそ二百五十人でしたので、自由持出し用の 資料を百五十部用意しました。 東北の方々に当文庫のことを知っていただく絶 好の機会でしたので、夜の交流会にも持ち込んで 各卓を廻り受け取っていただきました。残部が約 三十でしたので、二日間で百二十ほど配ることが できたことになります。 ︵このページ 髙倉 記︶ ─7─ 読書バリアフリー研究会でレポート かねてから当ふきのとう文庫の有力な支援者で あった東京の公益財団法人﹁伊藤忠記念財団﹂は、 特に当文庫の拡大写本に注目して下さっておりま したが、 このたびその中の電子図書普及事業部が、 巡回研究会﹁読書バリアフリー研究会﹂を計画し、 札幌でも去る六月十三日に札幌市中央図書館研修 室を会場として開催されました。 巡回研究会ですので、講師は子どもの読書やそ れを支援する方法等を研究実践する大学や研究所 のメンバーがほぼ固定している中、札幌開催とい うことで、とくに当文庫の活動報告を組み込んで 下さいました。 時間を三十分下さったので、髙倉代表理事が、 布の本・遊具や拡大写本を持ち込み、五十人を超 える参加者の前で、当文庫の活動全般について紹 介をしました。 他の方々のお話は、最近の子どもの読書に対す る意識傾向から発して、電子化とバリアフリーを どう統合していくかを基本テーマとした、全体が デジタル化を追求する流れの中で、手づくりを基 本とする典型的アナロ グ方向の当文庫を仲間 に入れて下さったこと は大変有難いことであ り、バリアフリー研究 会のテーマに一石を投 ずるものになりうれば と願っております。 拡大本「赤毛のアン」を手 に活動を紹介する代表理事 酪農学園大学図書館で当文庫布の本展示 当図書館の図書ボランテイアのお一人が酪農学 園大学図書館職員の任に就かれましたが、それを 機に当文庫の布の本を同図書関係者に紹介しまし たところ、それに注目して、頭川恵子課長が、同 図書館の一部に布の本の展示コーナーを設けて下 さいま し た 。 当文庫から貸し出した布の本は二十冊、あらか じめ﹁ちらし﹂を作成配布のうえ、六月中旬から 約一ヶ月間、展示物を三つに分け、およそ十日間 ごとに 入 れ 替 え る と い う 展 示 方 式 で し た 。 大学図書館での当文庫制作の布の本の展示は、 最近では静岡県の静岡福祉大学であったものの、 道内では初めてで、髙倉代表理事が、表敬を兼ね て、様 子 を 見 に 出 か け て ま い り ま し た 。 さらにそこで、近々酪農学園大学で開催される 道内私立大学図書館会議の席上、当文庫のリーフ レットや紹介資料を 配布して下さるとの ご厚意に接し、さっ そく関係書類を送ら せていただきまし た。 道内の私立図書館 で同じような展示を していただけるチャ ンスを得たことにな り、大変有難いこと です。 酪農学園大図書館で頭川課長と 手づくりあそび ︵このページ 岡田 記︶ 今日の作品は、きれいな「にじの花」 おはなしの会 ︵三月二十二日︶ ─8─ ︵四月十九日・五月十七日・六月二十一日︶ つくしはつんつんかおをだす♪春の手あそびうたです ポイントを斉藤迪子さん(写真中央)に教わって 人形劇 ももたろうを動かしながらお話は進んでいきます 平成二十七年度第一回﹁おはなしの会﹂が行わ れました。今年度からは、毎月第三日曜日が﹁お はなしの会﹂になります。今月のおはなしの会の テーマは﹁春﹂になっています。 ﹁ 春 で す ね! み なさん〝ふきのとう〟は知っていますか?﹂子ど もたちは﹁知ってるー﹂との大きな声です。紙芝 居﹁春だよ。おきて﹂から始まりました。続いて、 わらべうた﹁づくぼんじょ﹂ 。つくしんぼの別の 言い方ですと説明がありました。手遊び歌として 親子で遊べるわらべ歌です。絵本の読み聞かせで は﹁たまごのえほん﹂ ﹁大きな三匹ゆうえんちへ いく﹂ ﹁こっこさんのともだち﹂です。子どもた ちはお母さんと一緒にする手遊び歌がとても大好 きです。毎回、色々楽しめる遊びを工夫していま う た う 会 す。昔懐かしい手遊び歌も行っているので、おじ ︵三月八日・四月十二日・五月十日︶ いちゃん、おばあちゃんもお孫さんと一緒に遊ん 今年度最初の子ども催事は﹁うたう会﹂から始 でみませんか。 まりました。十四組の親子の皆さんが参加しまし た。もうすぐ﹁こどもの日﹂や﹁大型連休﹂など 子どもたちが楽しみな日がやってきます。最初の 歌は﹁こいのぼり﹂﹁せいくらべ﹂です。親子で 大きな声で大合唱しました。次に四月は入園・入 学の季節です。通園、通学には気をつけましょう ということで、交通安全の大型絵本﹁あぶない﹂ の読み聞かせをしました。どんなときあぶないの かわかるかな?考えながら答えていました。続い て布の本の読み聞かせは、おなじみの﹁ももたろ う﹂です。ももたろうの歌を歌いながらお話は進 んでいきました。 たくさんの野菜が勢ぞろい! 五月二十四日新築移転一周年記念として、人形 劇団﹁ひよっこ﹂の公演が行われました。﹁ひよっ こ﹂は今年で創立五十九年になる人形劇団です。 移転する前から当文庫には毎年公演に来ていま す。この日は子ども四十七名・大人三十七名の多 くの皆さんが来てくださいました。最初に人形劇 ﹁ と り か え っ こ ﹂ で す。 遊 び に 出 か け た 森 の ヒ ヨ コは、出会ったどうぶつたちと次々に鳴き声のと りかえっこをするお話です。観客の子どもたちは ヒヨコの鳴き声がイヌになったり、ネコになった りするのでとても喜んでいました。続いてはパネ ル シ ア タ ー﹁ や お や の お 店 で ﹂ で す。 ﹁やおやさ んには何があるかな?﹂と質問され子どもたちか らいろんな野菜がでてきます。本当に売っている のでしょうか。次は﹁めくってポン﹂です。カー ドをめくってうんちのカードがでたら負けという 遊びです。とても盛り上がって、子どもたちは大 きな声 で 楽 し ん で い ま し た 。 人形劇団ひよっこの皆さん パノラマどうぶつえん わつなぎ やさい いろいろ タペストリー おみせやさん あれこれ タペストリー かぐやひめ きせかえ あそび 布の本 展示会 これ着せて、あれも着せて 六月十四日∼十七日の間、多目的ホールが遊びの 広場になりました。この機会ならではの布の本や遊 具もあり、赤ちゃんから大人まで一六五名が笑顔で 遊びま し た 。 パネルシアター「ねこのおいしゃさん」上 演中 ・パネル シアター 布の本 ・よみきかせ スペース れいぞうこ パズルサイコロ さかな つなぎ タペストリー サファリパーク タペストリー おおきなかぶ ・エプロン シアター ランチ セット カンガルーの ポケットたまいれ タペストリー こいのぼり キャッチボール タペストリー おひなさま いたくない、おとさないキャッ チボール 一点ものの 布えほんも。 ボウリング くま つなぎ パノラマ サーカス ドラえもんの ポケットたまいれ ホールを 上から見ると…… さかな つり 次は 月 木育ひろばですよ。 たくさん遊具が並んだテーブル 11 サ ー カ ス の パ ノ ラ マ と ボ ウ リ ン グ、 季節のタペストリーと一点ものの布 えほん 魚つり ─9─ 3/2 札幌市立大看護学部の皆さん 3/ 23 藤女子大人間生活部保育学科の皆さん 3/ 26 松前町役場のお二人 5/ 17 横浜から岡さん 生活介護施設あけぼのから車椅子での来館 5/ 25 埼玉から布の本つくりをされている古川さん 5/ 31 福島から社会教育学会で来道された鯨岡さん 6/7 静岡からよみきかせ活動されている望月さん 6/ 16 石狩図書館布グループ「虹」の皆さん8名 石狩図書館「虹」の皆さんはエプロンシア ターを一緒にご覧になりました 6/ 21 北海道教育大学から6名の学生さん ─ 浦 河 か ら ─ 花」の皆さん(写真前列)と館長の中野蓉子さんが当文庫に 研修にお出でになりました。当日活動中の「やよいグループ」 との交流が行われていました。 「かたくりの花」製作の布の 「かたくりの花」の皆さんと「やよ 本「うらかわの四季」を持参され、オリジナルの作品をお披 い」グループの皆さん 露目していました。この布の本は浦河の四季をフェルト他そ れぞれ異なる素材を組み合わせて作られていて素晴らしい作 品でした。浦河のゆるキャラの「うららん&かわたん」がす べてのページに登場しています。作品を見ながらボランティ アさん同士情報を交換しながら交流を深めていました。 (岡田 記) かたくりの花グループの作品「うらかわの四 季」の一ページ。浦河といえば「馬」ですね ─ 小 樽 ・ 千 歳 か ら ─ 6月9日に小樽「グループパンダ」18名の皆さんと千歳市 で活動している「ゆめの会」の17名の皆さんが見学に訪れま した。小樽「グループパンダ」は1983年に発足しハンディー を持った子どものための遊具・教材作りをされているグルー プです。小樽おもちゃライブラリーにも作品を出したりして います。千歳 「ゆめの会は」1995年に発足し今年で20周年です。 毎年、手作りした遊具・布の本を千歳市内の子ども施設に寄 製作についていろいろな質問がで ていました 贈しています。2013年には、被災地の岩手県に遊具など300 点をプレゼントされています。2つのグループが同時に見学 に訪れたので、交流会が行われました。当文庫の布グループ リーダーの出村さんも加わり、それぞれグループの近況や情 報交換が行われていました。 「ふきのとう文庫」の作品を見 て活動を始めた2つのグループです。多目的ホールには14日 から始まる展示会のためにタペストリーが飾られているので 真剣に見入っていました。2階の作業室では「るぴなす」グ ループが活動していたので、作業の様子を見たり材料や道具 拡大写本の作業の様子も見学 についての質問が出ていました。 (岡田 記) ─ 10 ─ 遠方からも御来館ありがとうございます。 浦河町立図書館で活動しているボランティア「かたくりの 青山 千春 阿久津政行 阿部 園枝 飯村 俊幸 石川 浩 市川 大祐 稲葉 吉正 庵原 律子 上杉 貞雄 大泉 雅絵 大柳 正晴 小倉 忍 小田嶋雅子 柿本 胤二 加藤 博己 金森 勝士 上條 尚子 河谷 泰昌 菊池 篤子 北野 京子 桐越 周子 工藤 登 栗岡 明子 小池 章公 國岡 信子 小林 孝三 斉藤 洲男 酒井好比古 櫻井 一彦 佐々木美智子 三國久美子 島田小夜子 陣内 尚子 菅原 睦子 鈴木 邦夫 鈴木 幹夫 砂山 陽子 瀬山 春彦 高下 圭一 髙橋 幸子 宝本 英明 武田 淑子 谷敷 昌秀 長岡 臣子 時任紗智子 中垣美智子 仲宗根祥子 中野 久雄 名取 湧子 西川 幸恵 西村 公男 野口 光世 野田 豊子 長谷川 衛 馬場 竹次 原 一夫 平岡佳代子 廣澤 洋子 福田 浩明 26 17 10 絵本 1冊 かるた 5冊 布他多数 絵本 1冊 児童書 1冊 狼魚のはく製 絵本 1冊 絵本 1冊 児童書 2冊 児童書 1冊 コーヒーカップセット お茶 絵本 1冊 絵本 1冊 児童書 1冊 絵本 2冊 切手 児童書 冊 児童書 1冊 朝顔の苗と土 17 18 ─ 11 ─ 沼田 維雄 林 孝子 町田 則子 松木 宏司 村上 禮子 山本 志貴 阿部小児科医院・阿部和男 小樽グループパンダ ︵株︶スドウ建設 代表取締役 須藤時夫 桜蔭学園同窓会 晁桜会 児童福祉サービスわくわく 渡邉一弘 千歳 布の絵本 ﹁ゆめの会﹂ 布絵本サークル 水野美津子 平成 年3月以降寄贈一覧 3月8日 童心社 プリント・アイ 3月 日 猪股久美子 3月 日 童心社 3月 日 ちゅうでん教育振興財団 武次ゆり子 3月 日 童心社 4月 日 童心社 5月4日 講談社 5月 日 佐藤 典子 5月 日 福田 都代 童心社 5月 日 偕成社 5月 日 学研 童心社 6月2日 早勢 恵美 6月7日 楠瀬 孝治 6月 日 童心社 6月 日 松永 佳代 平成 年3月以降 行事一覧 3月8日 第6回 うたう会 3月 日 運営会議 3月 日 手づくりあそび ﹁にじの花﹂ 3月 日 NHK札幌放送局 中継放送 ﹁ほっとニュース北海道﹂ 4月6日 MGコーポレーション ﹁ママチャ﹂雑誌取材 札幌市中央図書館 来館 4月 日 第1回 ﹁うたう会﹂ 4月 日 運営会議 4月 日 第1回 ﹁おはなしの会﹂ 桑園第 町内会 春季清掃活動 4月 日 図書係ミーティング 5月 日 第1回 うたう会 5月 日 第2回 ﹁おはなしの会﹂ 5月 日 ﹂ 公演 人形劇団﹁ひよっこ 6 月8 日 浦河町立図書館 布 の 絵 本 製 作﹁ か た く り の 花 ﹂ 見学 7名 6月9日 小樽グループパンダ 見学 名 千歳 布の絵本 ゆめの会 見学 名 6月 日∼ 日 ﹁布の本・布のおもちゃであそぼう ﹂ 展示会 6月 日 第3回 ﹁おはなしの会﹂ 6月 日 小学生のためのおはなしの会 27 27 ご支援、有難うございました 福田 都代 福司 重 藤井 久惠 藤井 雅裕 藤沢 藤島 亮一 冨士田正則 薫 藤島 京子 古川 順子 方川 正弘 細山 公子 堀 澄兄 本多 慶子 本間 陽子 前田貴美恵 昌川 吉子 松浦 了 松木 宏司 松田 昌士 松本 範男 松本 美子 丸山 昌子 水口 忠 三ツ井 稔 南向 円乗 三宅 勲 宮下多摩恵 村井 宏 村上 禮子 村雲佳代子 村田 照 村本 昌王 望月扶美子 宏美 盛野 祥子 森 由香 森下 門馬 公生 矢島 幸子 八島 隆夫 柳町 久雄 山内 薫 山内美知子 山岸 健 山口 良子 山 高 山下 修 山田 啓之 山中 三知 山本 静子 山本 安雄 山本 山本 夏子 好枝 由比千鶴子 横路由美子 横山 泉 横山 昌子 吉川 秀樹 米原 悦子 渡辺 順子 當瀬 規嗣 ラベンダー法律事務所・田端綾子 ︵株︶安藤敏郎建築設計事務所 ︵株︶エス・アイザックス商会 ︵株︶童心社 ︵株︶図書館ネットワークサービス ︵有︶雷屋・川合宗次 ︵有︶ダイマツおおたき ︵有︶馬場漁業部 アークスグループ労働組合連合 熱海ちとせ病院 北谷知己 あっぷる 加藤久美子 阿部小児科医院・阿部和男 エス・バイ・エス事業協同組合 小樽友の会 おのだ眼科 カトリック北 条協会B地区有志 株式会社 コアレススタッド 近藤工業︵株︶ さくら総合M&Аセンター さくら総合会計 札幌市立中央小学校ひとみの教室・下村 愛 志洋商事︵株 ︶ 前田志津子 新野税理士事務所 桑園第 町内会 ダスキン白石東支店 小林 寛 伊達ブンブン文庫 佐藤朋子 ちいさなえほんや ひだまり 天使病院 道央情報サービス共同組合 布絵本サークル 水野美津子 布の絵本 わらべ 東札幌眼科・合田千穂 ひまわり文庫 山口久美子 北大小児病棟ふきのとう文庫ボランティア一同 北海学園大学同窓会 前田商事︵株 ︶ 前田正宏 道栄紙業︵株︶ むつごろう文庫 山田君江 室蘭ふきのとう文庫・代表 細野幸子 ゆずりはの会・代表 常盤公子 らぴど文庫 坂本孝子 15 29 22 10 19 31 24 18 31 29 24 15 30 22 10 19 14 12 24 17 10 28 14 28 21 10 平成 年3月1日以降 寄附一覧 青山 千春 青山 誠 岡本 精二 鍛治紀美子 鯨岡比呂美 熊野 清子 佐々木由里子 竹田 正道 27 賛助費、寄附、寄贈ご芳名 平成 年3月1日以降 賛助会費納入一覧 青木アサミ 青沼 静子 青柳 謙二 青山 誠 秋山 寿子 阿久津昭夫 阿久津良二 芦田 美代 安宅 仁志 阿部 登 安藤 雅子 飯田 孝雄 飯室 池田 捨成 石井 明典 譲 石川眞知子 石黒 英彦 石村 俊昭 井出 直美 伊藤 源弥 因幡 一男 猪股久美子 井原恵美子 庵原 宏章 井山 嗣夫 岩城 信吉 因 朝子 植野 香雪 梅田 眞男 江口 郁子 大塚 宏哉 大辻 秀夫 大柳 惠子 小笠原良次 岡本 精二 奥野 和弘 小栗 法韶 小澤ヨシ子 押田 法明 小野規矩夫 小野寺信子 小畑 和 角田 順子 加藤 紀夫 加藤 久枝 加藤 正和 金沢 幾子 金上 由紀 金山 聖子 鎌田 勇一 神内 紀子 神原 慶子 亀井 健二 加森久美子 川端久美子 川原 征一 菊井 淑子 喜多 勇 喜多 宏明 北川 恭三 北構 保男 君島 道明 木村 淳子 楠 茂 暮地本 章 工藤 剛治 久保田彩荷 久保田 亨 熊野 清子 栗原 高 黒柳 俊雄 五井 敬 河野 智美 河野 浜子 古賀 裕久 小島美津子 小杉 秀行 小林 郁子 小林 昌志 駒木根恵蔵 小柳 裕彦 齋藤トキ子 斎藤 仁史 齋藤 寛 坂井 淑子 坂田 伸子 櫻井 彩子 佐々木邦子 佐々木弘美 佐々木雅夫 佐々木義則 佐竹 康生 佐藤みどり 繁富よしえ 信田 暁 島 功二 島田 紘 下村 笑子 進藤 雅枝 末永 範子 須川 亮二 菅原 眞 杉浦 正人 杉崎 政明 杉下 清次 鈴木 重安 鈴木 智子 鈴木 博之 鈴木美穂子 鈴木 隆 須藤 純子 諏訪部千秋 瀬川 淳子 関谷 知光 宗本 和博 髙倉千恵子 髙倉実枝子 髙野 葵 髙橋 勝治 高橋 佐臣 髙橋まり子 高橋美枝子 髙橋 光彦 宝本 博雄 宝本 昌紀 滝沢 恵子 武次ゆり子 田中 清 谷川 松芳 谷山 庸夫 田野中房枝 丹 暢夫 筒浦 直子 土居 安子 時任 顕正 友岡 和彦 栃内 香次 冨永ナル子 中川李枝子 中川 治子 中北もと子 中田 和代 中田 義人 長野光甫子 中村 俊隆 中村 美絵 中山 芳子 浪花 正雄 名和ワキエ 難波 信吉 西川 平治 西島 淑悦 西村 敦子 西村 宏子 日野澤一彦 仁平しづ子 野崎 美江 野島 聡 能勢 智子 野村 朋子 橋爪 侑子 野田 藤雄 畠山 昌子 馬場イシ子 馬場 欣治 濱崎 京子 早川 清子 林 千鶴子 東 惠子 檜垣 正志 百石 祥子 平川 千宏 平野 和男 平山 貴雄 福井 睦子 福沢 紀子 福島美恵子 27 ―― 布の本テキスト・材料セット価格表 ―― No 布の絵本 1 新ドレミのうた テキスト 材料セッ の 価 格 トの価格 なし 5,000 2 しかく なし なし 3 ひよこひよこ なし 6,000 4 ちえあそび なし 4,500 5 ビーだまいくつ なし 販売終了 7 ハイキング なし 販売終了 8 ななつのこ 無料提供 4,000 9 うたのえほん 無料提供 販売終了 10 おはなしのえほん 無料提供 販売終了 11 かくれんぼだあれ 12 MY BOOK このいろなあに 13 のりもの 1,000 1,000 1,000 7,500 3,300 No 布の絵本 平成26年4月より下記のように変更になりました。 テキスト 材料セッ の 価 格 トの価格 13 だれのうち 14 15 16 17 18 1,000 Greeting 1,000 おやつ おかあさん 1,000 どうぶつ まる 1,000 むし ちいさいおおきい 1,000 さかな いないいないばあ わっ! 販売中止 No 布の絵本 テキスト 材料セッ の 価 格 トの価格 3,300 どんぐりころころ なし 4,300 3,000 おむすびころりん なし 5,500 1,700 遊具 ジャンケンサイコロ なし 600 3,000 どうぶつとなかよし なし 1,600 1,800 おいしいね! なし 1,600 3,300 おはな なし 1,600 2,200 おやつはなあに? なし 1,600 3,000 のりたいな なし 1,600 1,700 うみのともだち なし 1,600 とりのなかま なし 1,600 販売中止 1,700 どうぶつだいすき なし 1,600 3,800 みにくいあひるのこ なし 5,800 とり なし 1,600 1,600 ちょうちょう なし 5,000 材料セットには作り方説明書を同封しています。 諸事情により「いないいないばあ」の販売を中止しています。オリジナル版「いないいないばあ」を発売予定です。 編集後記 昭和48年1月13日 第3種郵便物認可 HSK 通巻520号 発行人 北海道障害者団体定期刊行物協会 細 川 久美子 ん?ここは博物館? 〒060-0006 札幌市中央区北6条西12丁目8 0 011−222−4839 FAX 011−222−4800 http://www.fukinotou.org E-mail:[email protected] 平成27年7月10日 発行 毎月10日発行一部100円(維持会費に含む) ホッとしたひとときをここでお過 ごしになりませんか? ︵林 記︶ 編 集 公益財団法人ふきのとう文庫 代表理事 髙 倉 嗣 昌 ライラックまつり・よさこいソー 図書館のエントランス右側事務受付窓口の ラ ン ま つ り・ 札 幌 ま つ り・ 花 フ ェ 下に並んだ﹁スズメバチ﹂の巣と﹁オオカミ ス タ・ P M F と、 初 夏 の 札 幌 は、 ウオ﹂の剥製。 お ま つ り 続 き で す。 大 通 公 園 か ら こんな間近には、めったに見られない貴重 ほ ど 近 い ふ き の と う 文 庫 で す が、 な資料です。 祭りの盛況ぶりと図書館の賑わい スズメバチの巣は、代表理事、オオカミウ オは、武次さんが寄贈して下さいました。 は 反 比 例? い え い え、 私 達 は、 い つ で も、 お 一 人 お 一 人 の 来 訪 を 心 ︵林 記︶ 待 ち に し て い ま す。 祭 り の あ と の 七夕かざり 「たくさん本を読めますよう に」という願いごとの短冊も 郵便振替=02720-3-2300 銀行口座=北洋銀行本店営業部普通預金 0035764 公益財団法人ふきのとう文庫 この機関誌は、 “北海道共同募金会の配分”により刊行しています。 維持会員・寄付者のみなさん、ありがとうございました。 ─ 12 ─