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第 21 章 スピーカー任務及び旅行規定 - Lions Clubs International

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第 21 章 スピーカー任務及び旅行規定 - Lions Clubs International
第 21 章
スピーカー任務及び旅行規定
この方針は、ライオンズクラブ国際協会による旅行経費負担の対象となる現職の国際理
事会メンバー、元国際会長、元国際理事、有資格の元地区ガバナーに適用される。
A. 公認の会合
協会は、公認の会合において、本協会を代表する執行役員、国際理事、元国際会長、
元国際理事の経費を支払う。
1. 自らの会則地域内ではあるが、所属する単一地区又は複合地区以外での公認ス
ピーカー任務




各地区(単一、準、及び複合)には、大会、その他同様の地区全体の行事に
公認スピーカーを一人、招請することが認められるものとする。準地区大会
が複合地区大会と併合して行われる際には公認スピーカーを一人のみ招請す
ることができる。単一地区又は複合地区(その全準地区を含む)は年間一人
の執行役員を招請することができる。特別な事情があり、一人を超える執行
役員の訪問が必要とされる場合には、国際会長の承認があれば許可されるこ
ともある。
公認スピーカーは、それぞれの会則地域内の居住者でなければならない。そ
れぞれの会則地域以外における公認スピーカー任務は、国際会長が承認し、
該当するスピーカーのマイル予算の範囲内であることが必要となる場合があ
る。
アメリカ合衆国及びその領域、バミューダ、バハマ諸島、もしくはカナダの
いずれかの会則地域から選出され、そこに居住するスピーカーは、双方の会
則地域への旅行が許可される。
公認スピーカー任務にかかる旅費は、スピーカーのマイル予算から支払われ
る。
a. 招請の手続き
(1) 地区(単一、準、又は複合)は、公認会合に希望のスピーカーを直接招請す
ることができる。国際会長は、招請に関する規定の例外を承認する場
合がある。招請を行った会則地域から選出され、その地域に住んでい
る有資格のスピーカーは、下記の優先順位をもって承認される。
i. 国際会長:会長予算内で賄われる限り、国際会長は、世界のいかな
るライオンズ行事にも出席することができる。その行事は、地区
(単一、又は複合)全体のものでなければならない。
ii. 他の執行役員:前国際会長及び国際副会長は、各自が所属する会則
地域内の公認会合及び他のライオンズ行事に出席することができ
る。自らの会則地域外のライオンズ行事に出席する際の経費は、
各自の予算内であると共に、国際会長による事前の考察及び承認
を受けなければならない。
iii. 国際理事。あるいは、左記のいずれも出席できなければ、
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iv. 元国際会長又は元国際理事。あるいは、左記のいずれも出席できな
ければ、
v. 会合が開かれる単一地区又は複合地区に住む、元地区ガバナー。
(2)
要請があれば、旅程課は上記の優先順位に従って、出席可能な有資格
のスピーカーのリストを提供する。
(3)
必要事項を全て記載したスピーカー要請書を、その会合が開催される
少なくとも 60 日前までに旅程課に提出しなければならない。代わりの
スピーカーを招請する場合、並びに 7 月、8 月、9 月に催される行事に
第二副会長及び 1 年目理事をスピーカーとして招請する場合には、上
記の 60 日前までの条件は適用されない。
(4)
スピーカーが選出され次第、旅程課がスピーカーの招請承諾を確認す
る。
(5)
旅行経費を削減する為に、大会を金曜日から土曜日にかけて開催する
ことが、地区に奨励される。
(6)
旅程課は、招請を行った人及びスピーカーに対し、受け取った全ての
招請についての確認書を送る。
b. スピーカーの責務
(1)
一般的な責務及び目的
公認スピーカーの講演を聴くことから会議出席者が著しいメリットを
確実に得られるようにするため、公認スピーカーの主な目的は、会員
増強を奨励することと、会議出席者にとって関連性がある、とりわけ
最近の国際協会プログラム、方針、そして実績(LCIF とその各種プロ
グラム及び使命に対する達成状況なども含む)を宣伝し、意識を高め
ることとする。スピーカーには、会議を主催する現地のクラブ及び地
区にメリットをもたらす可能性がある、あるいは改善又は意欲喚起に
つながる方法で、そのような話題について話をすることが奨励される。
スピーカーが協会とは無関係の事項について講演した場合には、旅費
の払い戻し及び(又は)今後のスピーカー任務が承認されないことも
ある。
(2)
ディスカッション会合
ホストとなる協議会は、公式訪問スケジュールの一部として、スピー
カーと地区指導者間のディスカッション会合を計画しなければならな
い。その目的は次の通りである。
i.
ii.
ライオンズクラブ国際協会の近況を地区指導者に説明する機会を、
スピーカーに与える。
地区内のライオニズムに関する情報を伝え、意見を交換し、問題を
解決する機会等を、地区指導者に与える。
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iii.
(3)
ライオニズムに関するすべての事項について、個人的な意見を交わ
す機会を提供する。
訪問報告書
ライオンズクラブ国際協会から旅行経費の支払いを受ける公認スピー
カーは全員、訪問報告書を提出しなければならない。
経費支払いの請求には、必要事項が全て記載された訪問報告書を経費
請求書と共に提出しなければならない。同報告書が提出されなければ、
経費は一切支払われない。
c. 地区の義務
ホストとなる地区には、公認スピーカーの宿泊費、食費、地元での交通費を
負担する責任がある。これらの費用を支払わなかった場合にはその支払が完
了するまで、地区にはスピーカーを要請する資格がない。
スピーカーが休息日を取ることができる行事の場合には、宿泊費及び食費が
一般経費払戻し方針に基づいて提供される。
d. マイル予算
(1)
国際理事には、自らの単一又は複合地区外での公認会合に出席する為
に、4 万マイル予算が会計年度毎に与えられる。特別な事情がある場
合には、国際会長がさらに 1 万マイル分の予算を追加に承認すること
ができる。地理上規模が大きな地域に対しては、国際会長が追加に 2
万マイル分の予算を承認することができる。
招請があれば、国際理事は自らの所属する単一又は複合地区外の単一
地区の会議又は複合地区の協議会会議に出席することができる。ただ
しその場合、自らの所属会則地域内かつ 4 万マイル予算内であり、し
かも会則地域内に他に理事がいないか、あるいは特別な事情があるこ
とが条件である。経費の支払請求を行う際に、招請状の写し又はスピ
ーカー要請書を、経費請求書に添えて提出しなければならない。
(2)
元国際会長には、自らの単一又は複合地区外での公認会合に出席する
為に、4 万マイル予算が会計年度毎に与えられる。特別な事情がある
場合には、国際会長は最大 1 万マイル分の予算追加を承認する権限を
有する。
隣接する複合地区の場合には、元国際会長は、現職理事の出席が可能
かどうかに関わらず、公認スピーカーとして承認される場合がある。
経費は、元国際会長のマイル予算で賄われる。
(3)
元国際理事には、自らの単一又は複合地区外での公認会合に出席する
為に、1 万マイル予算が会計年度毎に与えられる。特別な事情がある
場合には、国際会長は最大 5 千マイル分の予算追加を承認する権限を
有する。
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隣接する複合地区の場合には、元国際理事は、現職理事の出席が可能
かどうかに関わらず、公認スピーカーとして承認される場合がある。
経費は、元国際理事のマイル予算で賄われる。
(4)
元地区ガバナーがスピーカーになる場合には、実費に基づき国際協会
より支払が行われる。
e. 雑費
旅行者は、洗濯代、電話代、チップ、駐車料金、食費等の妥当な旅行雑費に
対する支払いを受ける。これらの経費については、経費請求書に明細を記入
しなければならないだけでなく、現地の法令により別の規定が設けられてい
る場合を除き、該当の場合又はその経費が US$25 を超える場合には、領収書
が添付されていなければならない。
f. 贈り物許容額
国際理事、元国際会長、元国際理事が自らの単一又は複合地区外にスピーカ
ーとして派遣され、プレゼントを贈呈する必要がある場合、US$50 までの実
費が支払われる。尚、領収書の提出が必要である。
2. 公認スピーカー任務以外の地区(単一、準、又は複合)の行事
a. 認可
スピーカーが選出され、且つ居住する単一地区又は複合地区からの招請に対
しては、受諾する前に国際本部から認可を得る必要はない。地区行事への参
加にかかる経費は、予算で賄われる。
b. 有資格のスピーカー:
下記の優先順位によって、それぞれの地区内でスピーカー任務(単一、準、
又は複合地区)を行うスピーカーが招請されるものとする。
(1)
国際理事及び元国際会長は自らの予算内で賄える場合には、自らの所
属単一地区又は複合地区内の行事に出席する資格がある。
(2)
有資格の元国際理事
i. 複合地区から選出されて最も近年に理事を務めた 2 人の元国際理事
は、その地区内で催される行事への招請を受ける資格がある。地理
上規模の大きな複合地区の場合には、国際会長が追加の元国際理事
を有資格者として認めることができる。
ii. 会員が 2 万人以上(前年度 4 月 30 日時点での会員報告累計表に基
づく)の複合地区では、最も近年に理事を務めた 3 人の元国際理事
が有資格者となる。
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iii. 会員が 3 万人以上(前年度 4 月 30 日時点での会員報告累計表に基
づく)の複合地区では、最も近年に理事を務めた 4 人の元国際理事
が有資格者となる。
iv. 会員が 4 万人以上(前年度 4 月 30 日時点での会員報告累計表に基
づく)の複合地区では、最も近年に理事を務めた 5 人の元国際理事
がスピーカーを務める資格を有する。
v. 有資格の元国際理事がある年度に地区内予算を使用しない場合には、
その元理事と同一複合地区に所属し、現在予算を受ける資格のない
他のいかなる元国際理事も、未使用の予算を譲り受けるための申請
を単年度ごとに国際本部に行うことができる。このような申請には
すべて、予算を放棄する元国際理事による署名、並びにその元国際
理事に続いて有資格となるすべての元国際理事による署名が付され
た申請承認書が添付されていなければならない。万一かかる承認書
が得られない場合、国際会長はその裁量で自らの任期中に関して予
算再配分の申請を許可することができる。
B. エリア・フォーラム
1. エリア・フォーラムは下記の目的の下、国際協会によって認められる。
a. ライオンズクラブ国際協会の目的と目標を推進する。
b. 地区及びクラブ役員の指導・教育、及び意欲喚起を行う。
c. 合同奉仕事業の機会を含む、奉仕活動について情報や意見を交換する場を提
供する。
d. LCIF に対する理解と認識の向上をはかる。
2. 将来予定される国際理事会会議の日程と重ならないよう、フォーラム開催日及び
場所については、確定する前に旅程課と相談する。
以下の推奨期間内におけるエリア・フォーラムの開催が要請されるものとする。






アメリカ/カナダ – 9 月の第 2 週又は第 3 週のいずれか一週間
ヨーロッパ – 10 月最後の週から 11 月の第 1 週にかけて
OSEAL – 11 月の第 2 週又は第 3 週のいずれか一週間
ISAAME – 12 月の第 2 週又は第 3 週のいずれか一週間
中南米 – 1 月の第 2 週又は第 3 週のいずれか一週間
ANZI – 8 月の最後の 1 週間又は 9 月の最初の 1 週間
3. フォーラムの企画、議題、行事内容を含むがこれらに限定されることなく、フォ
ーラムの運営の一切は、その開催地域より選出された国際理事の責任である。こ
れらの国際理事は、必要に応じて、フォーラム運営のために設けられた委員会に
フォーラム運営を委任することができるが、理事会方針の目的が履行されるよう
確認する責任を持つ。フォーラムが開かれる地域から 2 人以上の一年目国際理事
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が選出されている場合には、国際会長がその内の 1 人の一年目国際理事をフォー
ラム企画委員会のメンバーに任命する。フォーラムが開催される会則地域からの
一年目国際理事がいない場合には、国際会長は、フォーラム開催が予定されてい
る会則地域の元国際理事を任命することができる。いかなる不正事項もライオン
ズクラブ国際協会の執行委員会に報告し、本方針の意図に沿ってフォーラムが開
催されるよう、必要な手段を講じなければならない。被任命者は、連絡役として
下記の任務を行う。
a. 被任命者は、本部職員とフォーラム委員長との間の連絡役を務める。また講
演が行われる会合場所又は時間の要請は、フォーラム委員会の承認が受けら
れるよう、連絡役に送られるものとする。
b. 被任命者は、同じ会則地域に所属する理事とフォーラム委員会の間の連絡役
も務める。フォーラム参与の要請を含むフォーラムの詳細事項について、こ
れらの他の理事と書面にて連絡を保たなければならない。
c. 被任命者は、あらゆる事柄への適切な対応を可能とするため、理事会方針書
20 章に記載されるライオンズクラブ国際協会プロトコールをフォーラム企画
委員会に提供する。
d. 各フォーラムは使命声明文を掲げるものとし、被任命者は、フォーラム委員
長と協力して必要に応じてそれを更新する。
e. 被任命者は、ライオンズクラブ国際協会の旅程課職員と協力し、フォーラム
に出席する執行役員、理事、理事会アポインティが入手可能な情報をすべて
確実に受取れるようにする。また、今後のフォーラムの開催日を、その情報
が手に入った際に国際協会職員に知らせ、役員が今後の年度の旅行も計画で
きるように計らわなければならない。
f. 被任命者は、フォーラムが開催された直後の理事会会議において書面による
報告を行わなければならない。報告内容は、フォーラムの行事、並びに執行
役員及びその会則地域に所属する理事がフォーラムで果たした役割などを要
約したものでなければならない。報告書は、理事会メンバーのために翻訳す
る時間を考慮し、フォーラム終了後できるだけ早急に事務総長宛に提出する。
4. いかなるフォーラムも経済的に自立していなければならず、資金面における不足
については、一切フォーラムの責任とする。各フォーラムには、適当な金額の登
録費を徴収する権限がある。
5. フォーラムが開かれる会則地域のすべてのライオンズ会員が出席できるものとす
る。
6. フォーラムは、会則地域に所属するライオンズ会員が自由に登録でき、所属地区
及び国の参与が認められる場所で開催されなければならない。
7. 国際会長をフォーラムに招待する。各フォーラムは、国際会長又はその代理人に
下記の機会を提供しなければならない。
a. 出席しているライオンズ会員全員に対して演説を行う。
b. 別の会合において、出席している現職の地区ガバナー全員に話をする。
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8. 会長から任命されたライオンが、国際会長のプログラムと目標を各フォーラムで
発表する。
9. フォーラムは、国際会長又はその代理人に、寝室 1 部屋付きのスイートと食事を
提供する。食費及び宿泊費は、本協会によって支払われ、国際会長の旅行予算で
賄われる。
10. 前国際会長及び第一副会長は、すべてのエリア・フォーラムに参加することがで
きる。第二及び第三副会長は、所属会則地域のエリア・フォーラムに参加するこ
とができる。食費及び宿泊費は、本協会によって支払われ、各役員の旅行予算で
賄われる。
11. フォーラムは、隣接する会則地域のライオンズの参加を可能としてもよい。
12. 二つの会則地域にまたがってクラブが存在する複合地区においては、もし一方の
地域がフォーラムを開催しない場合、その複合地区の会員は全員、他方の地域の
フォーラムに参加することができる。
13. フォーラム責任者は、下記事項を行ってはならない。
a. 国際会則及び付則に違反して運営する。
b. 会費を徴収する。ただし各フォーラムには、適切な額の登録費を徴収する権
限がある。
c. 自由意志以外の方法で参加を強要する。
d. 通常の地区及び複合地区以外の行政機構を編成する。
e. 非ライオン的活動に従事する。
14. フォーラムが開催される会則地域に所属する国際理事、元国際会長、理事会アポ
インティ、及び会長により任命された者(並びに成人同伴者)への旅行関連経費
の支払いを除き、ライオンズクラブ国際協会はエリア・フォーラムの経費支払い
を一切行わない。
国際会長よりフォーラム企画委員会メンバーに任命された者に対しては、フォー
ラム企画委員会会議出席 21 回分までの旅費、宿泊費、食事代が支払われる。
C. 予算
国際理事、元国際会長、有資格の元国際理事に対する支払規定:
1. 各国際理事、元国際会長、有資格の元国際理事は、地区又は複合地区の活動を含
む、協会関連の必要に対応するための経費の支払いを受けることができる。下記
に基づき年間予算が組まれる。
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a. 国際理事には、US$2,200 のほかに、前年度 4 月 30 日時点の会員報告累計
表に基づき、自らの所属単一地区又は複合地区の会員一人当たり US$0.15
で計算された額を加えたものが予算として組まれる。ただし、最低予算額
は US$3,200、最高予算額は US$9,000 とする。
b. 元国際会長には、US$10,000 の予算が組まれる。
c. 有資格の元国際理事には、前年度 4 月 30 日時点の会員報告累計表に基づ
き、自らの所属単一地区又は複合地区の会員一人当たり US$0.12 で計算
された額が予算として組まれる。ただし、最低予算額は US$1,200、最高
予算額は US$4,000 とする。有資格の元国際理事に関する説明は、A 項
2.b.(2)を参照する。
2. 招請があれば、自らが公認スピーカーではない場合にも、国際理事、元国際会長、
元国際理事は、隣接の複合地区におけるいかなるライオンズ関連行事にも出席す
ることができる。経費は、招請された人の地区内予算で賄われる。支払いを受け
るには、招請状の写しを経費請求書に添付して提出しなければならない。
D. 特別任務
特殊な事情があれば、国際会長は特別任務を課すことができ、その経費は特別任務
予算で賄われる。次期会長は、特別任務予算を毎年 6 月に提出する。この予算で賄
われる経費については、財務及び本部運営委員会がその各会議で考察する。支払が
認められる経費は、特別任務予算から支払われる。
E. 一般経費払戻し方針
国際理事、元国際会長、有資格の元国際理事、理事会アポインティが前述のスピー
カー任務及び旅行任務で移動する場合の経費に適用される一般規定は、次の通りで
ある。この規定に明記されているもの以外の経費は、協会を代表して旅行をする個
人名で請求できないだけでなく、請求されても協会は支払わない。旅行者には、経
費が予算限度を超えないよう、適切な計画を立てた上で協会資金を慎重に使用する
ことが求められる。この方針に記されている規定に従い、実際にかかった旅行経費
を報告することが旅行者の責務である。
a. 経費請求書は毎月、翌月の 20 日までに会計課に提出する。請求書は 60 日以
内に提出しなければならない。ただし、国際会長は、1 年間であればこの 60
日の期日を過ぎた経費請求でも、最高 US$1,000 までの支払いを許可するこ
とができる。
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2014~2015 年度
月
請求書提出期日
最終的な提出期限
7月
8 月 20 日
10 月 20 日
8月
9 月 20 日
11 月 20 日
9月
10 月 20 日
12 月 20 日
10 月
11 月 20 日
1 月 20 日
11 月
12 月 20 日
2 月 20 日
12 月
1 月 20 日
3 月 20 日
1月
2 月 20 日
4 月 20 日
2月
3 月 20 日
5 月 20 日
3月
4 月 20 日
6 月 20 日
4月
5 月 20 日
7 月 20 日
5月
6 月 20 日
8 月 20 日
6月
7 月 20 日
9 月 20 日
(1)
(2)
協会関連の旅行経費の支払いを受けるには、協会所定の経費請求書を
提出しなければならない。
現地の法令により別の規定が設けられている場合を除き、US$25 又は
それ以上の額の経費には、領収書の原本が必要となる。
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(3)
(4)
公認スピーカー任務に関連した経費の請求には、必要事項がすべて記
載された訪問報告書を含めなければならない。
支払いを受けるには、旅程表、支払いを証明するもの、及び航空会社
から提供されるその他すべての書類を提出しなければならない。
b. 航空機による旅行
旅行の手配は、国際協会推奨の旅行代理店を通じて行う必要がある。国際協
会推奨の旅行代理店が現地にない場合には、US$1,000 を超える航空運賃につ
いては航空券が発券される前に旅程課から事前に承認を得なければならない。
US$1,000 以内の航空券については、許可されている座席クラス及び旅行期間
における最短直行ルートによる最も低額の標準運賃又は割引運賃で予約しな
ければならない。二人を超える執行役員又は二人を超える運営役員が同じ航
空便に搭乗してはならない。
旅行者は、下記の座席クラスに対する払い戻しを受ける。
(1)
(2)
(3)
国際理事会メンバー及び成人同伴者 1 名には、エコノミークラスで飛
行することが認められる。航空機の乗り継ぎ時間を含めず、往復飛行
時間の合計が 10 時間を超える場合には、ビジネスクラスの利用が許可
される。
元国際会長及び成人同伴者 1 名には、ビジネスクラスの利用が認めら
れる。往復の飛行時間が地上での乗り継ぎ時間を含めずに 10 時間を超
える旅行をする元国際会長は、アップグレード費用の支給を受けるこ
とができる。この支給額は、実際の航空運賃から入手可能な最低額の
ビジネスクラス航空運賃を差し引いた額となり、該当する課税の対象
となる。
運営役員及び成人同伴者 1 名には、エコノミークラスでの飛行が認め
られる。航空機の乗り継ぎ時間を含めず、往復飛行時間の合計が 10 時
間を超える場合には、ビジネスクラスの利用が許可される。
 航空運賃は、実費に基づき支払われる。
 旅程変更の必要があり、事前に本協会が承認した場合には、旅程変
更に掛かる手数料が支払われる。
 可能な場合には、E チケットが利用されるものとする。
 航空会社により提供される割引運賃又は本協会向けの割引運賃が利
用できるよう、航空券は少なくとも 14 日前までに手配する。
 自家用機を利用する場合には、本協会からの事前の承認が必要であ
る。
 旅程に 6 時間以上の乗り継ぎが含まれている場合、旅行者には 1 泊
のホテル宿泊が認められる。1 泊分のホテル宿泊費(E 項 h.を参
照)及び食費が支払われる。また、飛行機が遅れたか、キャンセル
された結果、6 時間以上の乗り継ぎ待ち時間が追加して生じた場合
にも、旅行者には 1 泊のホテル宿泊が認められる。
c. その他の移動手段
電車又はバスによる移動は、それが利便性が良く且つ最も低額な移動手段で
ある場合に認められる。経費の支払いを確実に受けられるようにするには、
承認を事前に得る。タクシーを利用する場合には、チップを含む実費が支払
われる。
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d. 車による旅行
標準支払額は 1 マイルにつき US$0.50、もしくは 1 キロにつき US$0.31 であ
る。これにはガソリン、修理、交換、タイヤ、減価償却、保険等の車に掛か
る実際の経費すべてが考慮されている。
旅行者は、利便性が良く且つ最も低額な移動手段である場合に車を利用する
ことができる。旅行中の食費、宿泊費、駐車料金、走行距離、有料道路利用
料金、タクシー代、フェリー代、移動費用が、承認されている座席クラスに
基づいた往復の航空運賃を超えない場合に支払いの対象となる。経費の支払
いを確実に受けられるようにするには、承認を事前に得る。
e. レンタカー
レンタカーにかかる総費用が他の移動手段よりも低いか同等の場合には、レ
ンタカーを利用することができる。費用として含まれるものは、レンタル代、
ガソリン代、有料道路利用料金、駐車料金、その他の関連経費である。この
ような費用は、承認されている座席クラスに基づく往復の航空運賃の金額及
び空港への往復交通費を超えないものとする。可能な限り、小型車又は燃費
効率の優れた車を事前に予約する。旅行者には、旅行の条件に相応する最も
有利な料金を確保するとともに、レンタカー会社から総合車両保険(米国に
おいては通常車両損害補償制度(LDW)と呼ばれるもの)を購入する責任が
ある。レンタカーに対するいかなる損害も、旅行者個人の責任であり、協会
はそうした経費について、旅行者又はレンタカー会社に支払いを行わない。
f. 長時間旅行での休息日
スピーカー任務、理事会会議、国際大会のため、航空機の乗り継ぎ時間を含
めず、飛行時間が往復 10 時間を超える旅行をする際には、開催地で 1 日休息
日を取ることが許可される。1 泊分のホテル宿泊費(E 項 h.を参照)及び食
費が支払われる。
g. 同伴者の交通費及びその他の家族の交通費
成人同伴者を伴うことがライオンズクラブ国際協会のためになるとみなされ
た旅行についてのみ、成人同伴者 1 名の旅費が前述の規定に沿って支払われ
る。これは、スピーカー任務、理事会会議、国際大会のほか、成人同伴者の
出席が重要且つ有意義であるとみなされたその他の公認会合に招請された際
の旅行を意味する。支払いの対象となるのは、成人同伴者 1 名に限られる。
h. 宿泊費
国際理事、元国際会長、有資格の元国際理事が自分で宿泊代を払った場合、
二人部屋の料金が支払われる。国際理事及び元国際会長が所属している単一
地区又は複合地区の大会で宿泊をする際には、寝室一部屋付きスイートの代
金が支払われる。
i. 食事
食事代(酒類の代金を除く)の実費が支払われる。協会所定の経費請求書の
該当欄に、各食事代を記入する。ゲストの食事代を請求する場合には、その
ゲストの氏名を経費請求書、もしくは添付する領収書に列記する。食費の請
求には、常に明細領収書が必要である。
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j. 個人的経費
万一、協会が、役員、国際理事、元国際会長、有資格の元国際理事、理事会
アポインティの個人的経費を立て替えた場合、そのライオンに対して請求が
行われる。ただし、その個人からの経費請求に対して協会が支払うべき額が
ある場合には、その個人的経費を差し引くことによって清算される。支払う
べき額がない場合には、個人的経費に対する請求書が発行される。すべての
個人的経費は、請求日から 30 日以内に清算されなければならない。
k. 支払いの対象となる経費
特に指示がない限り、下記に対する経費支払いには適切な書類が添付されて
いなければならない。
(1)
交通
 航空運賃
 空港税
 駐車料
 電車代
 バス代
 タクシー代
 レンタカー代
 走行距離
 有料道路利用料金
 フェリー代
(2)
食費及び宿泊費
(3)
フォーラム
フォーラムが開催される会則地域に所属する国際理事、元国際会長、
及び理事会アポインティ(ならびに成人同伴者)に対してのみ、交通
費が支給される。
(4)
その他
 チップ
 洗濯代
 銀行利用手数料
 査証手数料
 パスポート用の写真代
 超過手荷物料金
 登録
 ホスピタリティ・ブック代
 会議場の賃貸費
 視聴覚機材のレンタル代
 電話及び FAX 代
 インターネット代
 郵送料金/配送代
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

事務用品代
印刷代(文房具、名刺、コピー)
l. 支払いの対象とならない経費
下記の経費は、支払われない。
 事前に承認されていない航空券の変更手数料
 酒類
 ホテルのフィットネス及び娯楽施設使用料
 ホテルでの映画レンタル代
 接待費
 美容院代
 挨拶状
 バナー
F. 保険
1. 医療
理事会メンバーが居住国以外で行われるライオンズ任務で旅行している間、国際
協会は各理事に対し旅行医療保険を提供する。保険の補償内容に関する要約及び
詳細は、法律部から入手できる。
2. 死亡事故及び四肢損失保険
執行役員、国際理事、理事会アポインティには、協会のために旅行している中、
死亡事故または四肢損失に対する国際保険が提供される。保険の補償内容に関す
る要約及び詳細は、法律部から入手できる。
G. 新任理事オリエンテーション
新任理事がオリエンテーションの目的で米国イリノイ州オークブルックを訪問する
際の旅費及び宿泊費は、一般経費払戻し方針に従って支払われる。この訪問は、可
能であれば他の公認旅行に合わせるとともに、10 月/11 月の理事会会議の前に行う
ものとする。その滞在期間と旅行及び宿泊に関連するいかなる費用の支払いについ
ても国際会長が承認しなければならない。
H. 同伴者が旅行する際の責任及び経費払戻し
1. 法律上の配偶者以外の成人同伴者が、スピーカー任務、理事会会議、あるいは国
際大会のために旅行する国際理事、元国際会長、元国際理事、理事会アポインテ
ィ、もしくは公認スピーカーに伴う場合には、各年度の開始時に国際会長の承認
がなければならない。
2016 年 10 月 16 日改訂 JA
第 21 章
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2. 旅費は、成人同伴者が予定されているライオンズクラブ国際協会の催し物及び行
事に出席した場合に、一般経費払戻し方針に従って払い戻される。成人同伴者が
予定されている催し物や行事に出席しなかった場合には、払い戻しは行われない。
2016 年 10 月 16 日改訂 JA
第 21 章
P.14
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