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資料4 JICA-ジェトロ プレゼン資料(PDF:1844KB)

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資料4 JICA-ジェトロ プレゼン資料(PDF:1844KB)
資料4
2012年7月3日(火)
国際協力機構(JICA)民間連携室 連携推進課
日本貿易振興機構(JETRO)途上国貿易開発部 途上国貿易開発課 BOP班
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
いま、貴社のステージは?
案件熟成
確 立 ・ 拡 大 段 階
横 展 開
評
価
段
階
試行展開
化
事業化
詳細設計
事業環境
整備
業
事 業 計 画 段 階
事業化基本設計
●BOP層とのパートナーシップ(事業者
/生産者としての取り込み)を通じた
事業の拡大
●他企業による模倣リスクへの対応
●研究開発に必要な資源(人的資源・資
金)の確保
●BOP層への啓発・教育活動(生活習慣
の認知向上等)による市場の創出
●現地活動(生産・流通・販売等)にお
ける人的・資金的拠出を担うパート
ナーとの連携
●製品コスト・仕様の見直し
●事業化段階(研究開発、現地実証事業
等)のコスト負担
●事業実施パートナーの確保、事業目的
の共有
●公的支援制度の効果的活用
●途上国の政策・制度面での課題(高額
な関税等)への対応
●従来とは異なる新たなビジネスモデル
としてのBOPビジネスを検討
●社内外の利害関係者からの承認・支持
の獲得
●BOP層の社会課題の解決に資するニー
ズの把握
●現地ニーズ・市場環境等の正確な把握
●現地国・地域/政情・市場に関する情
報の把握
市場調査
●現地キーマン、事業計画パートナーの
特定
●現地に精通した、事業計画能力のある
パートナーとの連携
案件組成
BOPビジネスの展開プロセス
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
●ビジネスモデルの効率的な横展開・反
復
●複数国・地域にまたがり同様の事業を
展開するパートナーとの連携
本格展開
事
●BOPビジネス拡大に対する、現地政府
等からの支持・支援の獲得
先進事例にみる成功の要素
日本企業が直面している課題
出所)BOPビジネス政策研究会「 BOPビジネス政策研究会報告書」 2010年2月、p.19等より作成
【2】
ステージに応じたサポートメニュー
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
【3】
現地ニーズ・市場を把握するために
【先行事例調査】
BOPビジネスで先行している欧米グローバル企業の戦略を調
査。同時に、BOPビジネスを支援している国際機関や各国援
助機関の支援策、企業のパートナーとしてBOPビジネスに参
加しているNGO/NPOなどの実態について調査。
【潜在ニーズ調査】
開発途上国の特定分野に焦点を当てて、生活実態を踏まえた潜
在ニーズを調査。そのニーズに対応した製品・サービスの仕様
およびビジネスモデルを提案。
【視察ミッション】
開発途上国のBOP層のライフスタイルやニーズの把握、現
地で展開されているBOPビジネスの課題や可能性に関する
情報収集を支援するため、途上国への視察ミッションを2011
年度より派遣。農村部家庭や小売市場等を訪問し、将来的に
ビジネスのパートナー候補となる現地の企業・団体、国際機
関とのネットワーク構築を図る。
インド(ニューデリー・ムンバイ・プネー)
西アフリカ(ナイジェリア・ガーナ)
潜在ニーズ調査実施対象国・分野
各分野右肩の◎は2011年度実施分、●は2010年度実施分
インド: 情報・通信技術分野◎、農業資機材分野●、 教育・職業訓練分野
バングラデシュ: エネルギー分野● 、 保健・医療分野
ミャンマー: 農業資機材分野◎
インドネシア: 教育・職業訓練分野● 、 衛生・栄養分野
フィリピン: 住宅分野 ●
ベトナム: 教育・職業訓練分野 ●
エチオピア: 栄養分野
ケニア: 農漁業資機材分野● 、 エネルギー分野
タンザニア: 保健・医療・衛生分野● 、 農漁業資機材分野
ナイジェリア: エネルギー分野● 、 衛生・栄養分野
調査報告書はすべてジェトロのウェブサイトより
全文を無料でダウンロードいただけます。
→ http://www.jetro.go.jp/world/
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
バングラデシュ
インド(チェンナイほか)
東アフリカ(ケニア・タンザニア)
インドネシア
2011年4月:
2011年12月:
2012年7月:
2012年度内:
インド(ニューデリー・ムンバイ・プネー)
東アフリカ(ケニア・タンザニア)
インドネシア(ジャカルタ・スラウェシ島) 派遣予定
インド(チェンナイ)、バングラデシュ、西アフリカ
(ナイジェリア・ガーナ)等 派遣予定
企業単独ではアプローチの難しいN
GOの訪問や農家の生活視察が有意
義だった。
ミッションで出会った農村の技術開
発系NGOとの連携を考えたい。
BOP層の生活圏にネットワークを
持つ現地企業・団体と組んで流通・
販売網を確保しなければ、現地での
展開は難しいと感じた。
2011年12月ケニア・タンザニアミッション
【4】
現地でのマーケティング・マッチングのために
【相談窓口でご利用可能なメニュー】

製品・サービス改良のために途上国でのテスト・
マーケティングや試行展開をサポートします。

ビジネスパートナー候補を含む現地情報の収集・
提供、およびパートナー候補とのマッチングをア
レンジします。
● ご要望に応じてスポット調査を行います。


途上国でのビジネスアイデアの受容性をジェトロ
が調査し、日本企業へフィードバックします。
【海外コーディネーターを配置】
BOPビジネスの対象国として日本企業の関心が高
いインド(ニューデリー・チェンナイ)、インドネ
シア、バングラデシュ、カンボジア、ベトナム(ホ
ーチミン)、ケニア、タンザニアに、企業皆さまの
の現地活動をサポートするコーディネーターを配置
しました。
インド北部
(ニューデリー) バングラデシュ
ベトナム
(ホーチミン)
ガーナ
途上国の課題・ビジネスニーズ把握のために特定
分野に詳しい企業・団体間の連携を日本でサポー
トします。
インド南部
(チェンナイ)
カンボジア
ケニア
タンザニア
インドネシア
ジェトロは、途上国でのBOPビジネスを検討されている日本企業のさまざまなご相談にお応えするため、
2012年4月より「BOP/ボリュームゾーン・ビジネス相談窓口」を開設しました。現地ビジネスパートナー
のご紹介やご相談内容に応じた個別調査や試行展開など、途上国の社会的ニーズに着目して新規市場にお
けるビジネスの開拓を目指す皆さまにいつでもご利用いただけます。
BOP/ボリュームゾーン・ビジネスにご関心をお持ちの皆さま、まずはお気軽にご相談ください!
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
【5】
お問い合わせ先
BOPビジネスについて
ジェトロになんでも
ご相談ください!
◆ インターネット放送局
途上国貿易開発部
途上国貿易開発課 BOP班
TEL: 03-3582-5203、 FAX: 03-3585-1630
Email: [email protected]
担当: 木ノ本、 山崎 、 田中、 山本 、井林、横山
テレビ番組「世界は今-JETRO Global Eye-」
世界の経済・産業の最新動向や貿易・投資などの国際ビジネスに役立つ情報をジェトロがお届けする無料の番組(毎週15分)です。
2011年6月21日放送「可能性広がるBOPビジネス -低所得者層に潜む巨大市場-」
2011年6月28日放送「可能性広がるBOPビジネス -潜在ニーズを発掘せよ!-」 など
URL: http://www.jetro.go.jp/tv
◆ ジェトロ・オンライン書店
ジェトロのBOP関連出版物をお気軽にお求めいただけます。
2011年11月発行「欧米企業のBOPビジネスモデル」
2011年7月号「ジェトロセンサー 特集 BOPビジネス 中小企業のフロンティア」
2011年1月発行「アジアの消費-明日の市場を探る」
2010年10月発行「アフリカBOPビジネス-市場の実態を見る」 など
URL: http://books.jetro.go.jp
【ジェトロが提供する情報のご利用について】
ジェトロは、提供する取引候補企業・商品、法規制、税率、その他の資料・データ等の情報および助言をできる限り正確にするよう努力しておりますが、提供した情報
および助言の正確性の確認・採否はお客様の責任と判断で行なっていただきます。貿易投資相談、ビジネスライブラリー、ウェブサイト、Eメール・FAX・電話等に
よってお客様に提供した情報および助言の利用に関連して、万一お客様が不利益を被る事態が生じたとしても、ジェトロは責任を負いません。
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
【6】
JICA:協力準備調査(BOPビジネス連携促進)
◆協力準備調査(BOPビジネス連携促進)(通称「BOPビジネスF/S」)
•貧困層(Base of the Pyramid層)の抱える社会的・経済的な問題解決に資するBOPビジネ
スのF/S調査制度。
• BOPビジネスの事業アイディアを公募し、採択案件の提案者に直接調査を委託。
※委託費上限5,000万円もしくは2,000万円(2,000万円上限は中小企業のみ選択可)
• 年間2回公募により案件受付(次回はH24年7月頃を予定)
これまで3回公募を実施、合計251件の応募があり、33件採択済(第3回目仮採択19件)
採択された法人の約半分
が中小企業!
JICA事業
連携
調査研究フェーズ
(情報収集/市場調査等)
ビジネスモデル
開発フェーズ
本制度の対象範囲
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ビジネス
プラン策定
事業
実施
事業
拡張
【7】
BOPビジネスF/S
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
案件例①
【8】
BOPビジネスF/S
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
案件例②
【9】
BOPF/S これまでの教訓~成功のためのキーワード
開発
・コストの問題:シーズのコスト低減は可能か?
→BOP層の購買力に見合ったコストの追求
・BOP層により維持管理が可能なものとすることが重要。
開発
調達
・原材料は現地で調達可能か?現地で調達するよりも輸入が
安い場合もあり、確認が必要。
・輸入規制等の法規制の問題がある場合が少なくないため、
法規制の有無のチェックは最優先。また政府に対する粘り強
い交渉も必要。
生産
調達
流通
消費
・BOP層の能力=高くはない→継続的な技術移転ができることが
成功へのカギ。
・途上国でも生産可能なものか?現地生産により生産コストをカッ
トするとともに、現地のBOP層でも生産可能なものになることが
必要。
・事業の採算性は確保できるか。
・現地パートナーの存在により、現地の事情に合ったサプラ
イチェーンの提案が可能に。
・様々な流通方法の考案することで複数のサプライチェーン
を確保。
業
拡張
横断的課題
・許認可の取得
・法規制の存在
・バリューチェーン全体を
通したコストの低減
・継続的な現地での調査:
現地に継続的に滞在するこ
とでわかることも。難しけ
れば現地パートナーの存在
が重要。
・企業の長期的コミットメ
ント→ビジネスをモノにす
るには、長期の助走期間が
必要なことも。
・予め財務的に事業可能性
の確認が必要。
・BOP層の実際の行動形態は「想像」と異なるケースが多い
ため、ビジネスのバックアップシナリオは多く考えておく。
・消費者に対する啓蒙活動:生産と同様、継続的な啓蒙活動
が重要。
・BOP層だけではなく、様々な層をマーケットの対象にする
ことによりリスクを低減。
(注) 上記は個人的な見解であり、JICA組織としてのものではありません。
Copyright © 2012 JETRO・JICA. All rights reserved.
【10】
お問い合わせ先
独立行政法人国際協力機構
民間連携室
〒102-8012 東京都千代田区二番町5-25
二番町センタービル
TEL: 03-5226-6960
FAX:03-5226-6326
Email:[email protected]
Copyright © 2010 JETRO. All rights reserved. 禁無断掲載
【11】
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