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Kaken / 科研費報告書 高等植物における高浸透圧シグナル伝達機 構の解明 小林, 裕子 小林裕子, 2008. 平成18年度∼平成19年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)) 研究成果報告書 http://hdl.handle.net/10076/9360 高等 植 物 に お け る 高 浸 透 圧 シ グ ナ ル 伝 達機 構 の 解 明 課 題 番 号1 8 5 7 0 0 3 8 平 成1 8 年 度 平 成1 9 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 基 盤 研 究 ( C ) ) 研 究 成果 報 告 書 - 平 成2 0 年 4 月 ` 研 究代 表 者 小 林 裕 子 三 重 大 学 生 命 科 学 研 究支 援 セ ン タ ー ・ 学術研 究 員 は じめ に 水 ス トレ ス を 受 けた 植 物 は そ の 合 成 移 動 を介 し て 植 物 ホ ル モ ン ア ブ シ ジ ン 酸( A B A ) の 濃 度 を 上 昇さ せ 気 孔 の 閉 鎖 や 遺 伝 子 発 現 な ど様 々 な応 答 現 象 を 引 き起 こ す また 方で A B A を介さず に 遺 伝 子 発現 を誘 導す る 水 ス トレ ス 応 答 経 路も知られ て い る A B A の 濃 度 上 昇 に 至 るシ グナ ル 経 路も A B A 非 依 存性 で あると言 える 水 ス トレ ス は 細 胞 レ ベ ル ある い は 実 験 的 に は 浸 透 圧 ス トレ ス として 扱 われる 酵 母 や ほ 乳 類 の 場 合 と同 様 植 物 に お い て も 浸 透 圧 ス ト レ ス に 応 答 し て ある特 定 の M A P ki n a s e ( M A P K ) カ ス ケ ドが 活 性 化される こ と が 示 され て い る しか し 方 で M A P K カ ス ケ ドとは 異 なる 高 浸 透 圧 に よ っ て 活 性 化 される 4 0 4 2 K D a の s e r/t h r p r o t e i n k i n a s e ( P K) が 種 々 の 植 物 に お い て 報 告 され S N F l r e 一a t e d p r otei n ki n a s e 2 ( S n R K 2 ) フ ァ ミリ バ に 属するタ コ A S K l ホ モ ロ グ ダ イ ズ s p K l お よ び S P K 2 は こ の 4 0 4 2 K D a の P K に 対 応すると考えられ て い る コ ム ギ の A B A 誘 導 性 P K P K A B A も 同 フ ァ ミリ に 属 し オオ ム ギ ア リ ユ ロ ン 層 に お い て 過 剰 発 現させ ると α a m l a s e プ ロ モ タ な y ベ ど の ジ レ リン ( G A ) 誘 導性 の 転 写 を抑 制 する こ とか ら G A シ グ ナ リ ン グ の A B A に よ る抑制 経 路 に お い て 機 能す ると報告され て い る 方 同 フ ァ ミリ に 属 す る ソ ラ マ メ の 孔 辺 細 胞 特 異 的 A A P K は A B A に よる 活性 化 を受 け A B A の 受 容 か ら気孔 の 閉 鎖 に 至 るシ グ ナ ル 伝 達 系 に お い て 機 能 する ことが そ の d o m i n a n t n e g a ti v e 型 変 異タン パ ク質を発 現させ る実 験 か ら示 唆さ れ て いる 我 々 は イネゲ ノ ム 中 に 存 在 し て い る 1 0 個 す べ て の S n R K 2 フ ァ ミリ メ ン バ をクロ ニ ン グ し そ れ らを S A P K l 1 0 と命 名 した こ れ らの 機 能を明らか に す る 目 的 で H i s a 斤i nit y t a g およ び H A e p it o p e t a g を 付 けた S A P K を イネ プ ロ トプラ ス トで 過 的 に 発 現 させ た そ の 結 果 1 0 個 全 て が 浸透 圧 ス トレ ス に よ っ て 活 性 化され る こ と が 明ら か とな っ た さら に 興 味 深 い こ と に そ ・ 、 一 、 。 、 。 。 . 。 、 、 ー 一 ー 。 - 、 - 、 1 ー 、 - 。 、 ー ー ー ー - 、 、 一 ー 。 、 、 、 、 。 ー ー ー - 、 - o - 一 。 、 。 の うち の 3 つ は A B A に よ っ て も活性 化される ことが 明ら か に な っ た こ の こと は S n R K 2 フ ァ ミ リ 全体 が 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 に 関わ っ て い る こ と ならび に そ の 内 の い くつ か は A B A シ グ ナ リ ン グとの ク ロ ス ト ク にも関与 して い る 可 能性 を 示 し て い る 。 、 ー 、 ー 。 以 上 の ような研 究 の 経 緯 か ら S n R K 2 フ ァ ミリ の P r o t ei n k i n a s e( P K) が 高 浸 透 圧 ス トレ ス 伝 達 系 に お い て 重要 な役 割 を果 た して い る ことが 明らか となり こ れら の P K を 中 心 とし た解 析 を進 め る こと に より 浸透 圧 ス トレ ス お よ び A B A シ グ ナ ル 伝 達 経 路 に 関 する有 用 な知 見 が 得 られ ると考 えられる 我 々 は S A P K が 高 浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答 して 速 や か ( 1 分 以 内) に 活 性 化 される こと ならび に こ の 活 性 化 は 未 同 定 の 上 流 キ ナ ゼ に よる リン 酸 化 に よ るも の で ある こ とを明らか に し て きた こ の ような こ れ ま で の 成 果 に 基 づ き 本 研 究 で は S A P K - 、 応答 の シグナ ル 、 、 。 ー 、 。 、 をリン 酸 化 し 活 性 化 する 上 流キ ナ ゼと S 行 した そ の 結 果 は 以 下 の 通りで ある ー 、 。 ( 1) S A P K の標 的 因 子 を明らか に する 目的 で 研 究 を遂 。 A P K 2 のin に お ける標 的基 質 の 同 定 vi v o 高 塩 処 理 と無 処 理 の 培養 細 胞 か ら抽 出 したタ ン パ ク質 を それ ぞ れ を 二 次 元 電 気泳 動 に よ っ て 展 開 し リン 酸 化タン パ ク 質を特 異 的 に 染 色 する ことが で きる P r o Q Di a m o n d に よっ て 染 色 後 両 区 を 比 較 する ことに よ っ て 高 塩処 理 に よ っ て リン 酸 化され るタン パ ク質を選 抜 し た 選 抜 し た ス ポ ッ ト に つ い て T O F M A S S に よりタ ン パ ク 質 を 同 定 し た 結 果 α チュ ブリ ン 、 、 。 - - - 、 、 - i - 、 S E C 14 ホモ ロ ー グ 、 H S P 70 であっ た 。 これら の タン パ ク質を 大 腸 質となる か 否 か を検討 した 結 果 α チュ ブリン と H S る ことか らと S A P K 2 の 基 質 で ある 盲絹副生が 示 唆され た P 70 ー - - . - 、 ( 2) S A P K 活 性 化 に 関 わ るプ ロ テ イ ン キ ナ ー 菌 で 発 現させ S A P K 2 の 基 に よ っ て リ ン 酸 化され 、 は S A P K2 o ゼの 同定の 試み 結合 部 位 の リ ジン を ア ラ ニ ン に 置 換 し た 不 活 性 型 S A P K 2 ( S A P K 質 して S A P K キ ナ ゼ の 特徴 調 べ た結 果 S A P K キ ナ ゼ は カ ル シ ウ ム 依 存 的 に ン 酸 化 こ とが 明 らか とな っ たが そ の 候 補 の 同 定 に は い た らな か っ た S A P K2 の AT A ー - 、 S A P K を基 をリ 。 , こ れら の 2 K/ A ) 研究結果 の 部 は 関 連 学 会 に て す で に 公 表 し て い る 本 書 は こ れら の 内 容 を中 心 に 取りまと め 科 学 研 究 費補 助 金く基 盤 研究( c )) の 研 究 成 果 報告 書 とし た 一 、 。 、 。 平成20 年4 月 研究代表者 - 11 一 小林 裕 子 研 究組 織 研究代表者 小 林裕 子( : 重 大 学生 命 科 学 研 究 支 援 センタ 三 ー 学 術 研 究 員) ・ 交付 決定額 ( 金 額 単 位 = 円) 直 接経 責 平 成 1 8 年度 2 300 000 平 成 1 9 年度 1 300 000 総計 3 6 0 0 00 0 , 間接経費 . 0 , , 」 , , 合計 , 2 3 00 0 00 , , 39 0 00 0 , 1 6 90 0 00 39 0 00 0 3 9 90 0 00 , , , , , 研 究発表 (1) 雑誌論文 1 . Y u h k o K o b a v a shi a n d l s s e i K o b a y a s hi D e p ol y m e ri z 占 ti o n o f th e a c ti n c y t o s k e l e t o n i n d u J o u r n a l o f G e n e r a I pl a n t P a th o l 2 0 0 7 年 1 0 月 . 2 ・ c e s d ef e n s e r e s p o n s e s i n t o \ J ol 7 3 、 36 0 3 6 4 b acc o pl a n t s . - . , . l s s e i K o b a y a s hi M a s a k o Y a m a d a a n d Y u h k o K o b a v a s h i C al ci u m i o n i s a s p e cifi c p r o m oti v e f a c t o r f o r s u c c e s s f ul p e n e t r a ti o n o f p o w d e ry m i一d e t o b a rl e y c ef暮s J o u r n al of G e n e r al P l a n t P a th oE 2 0 0 7 年1 2 月 V o L 7 3 3 9 9 4 0 4 , fu w n g暮 1 ‥ . ( 2) . 、 . , 学会発表 1 . 伴 佳 典 小 林 裕 子 筒 井 悠 小)l[ 大 輔 武 田 真 服 部 束 穂 イネ α t u b u li n サ ブ ユ ニ ッ トは 高 浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答 して 迅 速 に リン 酸 化 され る 日 本 分 子 生 物 学 会 横 浜 市 平 成 1 9 年〔2 0 0 7 〕1 2 月 、 、 、 、 。 、 - . 、 2 . 。 、 小 林裕 子 鈴 木雅 志 竹内竜 馬 荒川 勉 島田 真 奈美 小 林 成 イネ の い もち 病 抵 抗 性 機 構 に お ける2 つ の 低 分 子 量 G タン パ ク質 O 析 日 本 植 物 生 理 学 会 札 幌 市 平 成 2 0 年〔2 0 0 8 〕3 月 一 、 、 。 (3) 、 、 、 。 , 3 sR ac 及 びO s R a c 5 の 機 能解 0 、 図書 1 . 服 部束穂 小 林裕子 高 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 に お け るア ブシ ジ ン 酸 の シ ナ ナノレ伝 達 に 関 す るプ ロ テ イ ン キナ プ ロ テ イン キ ナ ゼを中 心 として 「 植 物 に お け る環 境 と 生 物 ス トレ ス に 対 す る応 答」 蛋 白質 核 酸 酵素 別冊 5 2 巻 p p 5 5 7 5 6 4 2 0 0 7 年 、 ー ゼ ー S n R k 2 ー . - 、 2 ・ l s s ei K 。 、 o b a y a s hi a n d Y u h k o K o b a v a s hi M i c r ot u b ul e s a n d P at h o g e n D ef e n c e [ n Pl a n t M i c r ot u b uJ e s ? D e v el o p B y N i c k P ) S p ri n g e r V e r[ a g H eid elb e r g N e w Y o r k T o k y o 2 0 0 8 年 , ・ , . , , , - lll - , . . m e n t a n d F[ e xi b i[it y . ( ed . 目次 ( 1) イネ S ・ = ・ - - 高等植物 ・ プロ テ イン キナ R K2 - ゼ ( D 活性 制御 大 量 発現 系 の 構 築と組 換 え タ ン パ ク質 の 性 質を中心として 一 ( 2) n ・ = ・ - - ・ 1 に お ける高 浸透 圧 ス トレ ス 応 答 の シ グナ ル 伝 達 機 構 - ・ t 65 - 1V - イネ S n 一 第 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の 活 性制 御 大 量 発 現 系 の 構 築と組 換 えタン パ ク質 の 性 質 を中心 とし て R K2 章 一 - 序論 植 物 は 動 物と異 なり自ら移 動 が で きな い た め 環 境 変 化 に 速 や か に 応 答 適 応するた め の き わ め て 精 巧 な機 構を備 え て い る 水 ス トレ ス す な わ ち 水 分 欠 乏 条件 下 で は 植 物細 胞 は 高 浸 透 圧 ス ト レ ス を受 け たときと同 じ状 態となる 高 浸 透 圧 ス トレ ス に さらされ た 植 物 細 胞 は 遺 伝 ・ 、 。 、 、 。 、 子 誘 導 やタン パ ク質 機 能 変 更修 飾 などを介 し て 細 胞 機 能 を保 護 し 植 物 全 体 を健 全 に 保 とう とする ( B r a y 1 9 9 7 ; X i o n g a n d Z h u 2 0 0 2 ; Z h u 2 0 0 2) 細 胞 内 成分 を 変性 や 酸 化 か ら保 護 す る機 能 を持 つ タ ン パ ク質 や 浸 透 圧調 節 物 質 ( プ ロ リ ン グ ル タミン 酸 など) の 生 合 成 酵 素 ドす る 遺 伝 子 群 が ス トレ ス に よ っ て 誘 導 され る こ とが 知 られ て い る ( D el a u n e y a n d をコ , 、 、 , 。 , 、 、 ー V 1 9 9 3; O e t a 暮, 2 0 0 3; S hin ki 1 9 9 6 気孔 制 御 を は じ め とす る 様 々 な ス ト レ ス 応 答 調 節 に 関 わ る 植 物 ホ ル モ ン ア ブ シ ジ ン 酸 ( A B A) 合成も 水 分 欠 乏 に よ っ て 誘導される ( Z e e v a a 代 1 9 9 9 ) こ れ ま で 水 分 欠 乏 ある い は 浸透 圧 ス トレ ス 応 答 お よ び それ ら の シ グ ナ ル 伝 達 に 関す る数 多 くの 研 究 が 主 に 生 化学 的 生理 学 的ある い は 分 子 生 物 学 遺 伝 学 的 ア プ ロ チ に よ っ て 行 わ れ て きた ( B r a y 1 9 9 7 ; K n ig h t 2 0 0 0 ; X i o n g a n d Z h u 2 0 0 2 ; X i o n g e t a l 2 0 0 2 ; Z h u e t a ‡ er m a 開閉 , o n o ・ o z a ki d Y a n a m a 9 u C hi - s hin o z a , の , 2 0 0 0) 。 、 0 , 、 ・ ー 、 , 1 9 9 7; Z h u , , 2 0 0 2) その 結 果 。 、 . , プロ テイン キ ナ ー ゼ およびプ ロ テイン フォ ス , ー 、 、 ー 、 M u n nik e t a[ 1999 2 0 0 0; P ic aJ e t a暮 , 1 9 9 9; W , ゼとい っ たシ セ カ ン ドメ ッ セ ン ジ ファタ グ ナ ル 伝 達 因 子 や カ ル シ ウ ム イオ ン リン 脂 質 イ ノ シ ト ル リン 酸な ど の ャ ならび に そ れ らを合 成 す る酵素 の 関 与 が 明ら か に され て きた ( D e W 、 . a ]d ー et al = 2 0 0 1; a n g 1 9 9 9; X io n g et al 2 0 0 2) し か し それ ら 因 子 全 て が 同 じ シ グ ナ ル 伝 達 経 路 で 作 用 する の か それ らが 主要 な シ グナ ル 伝 達 経 路 の 中 心 的 因 子 な の か ある い は 他 の シ グ ナ ル と相 互 作 用 する ような因 子 な の か また カ ス ケ ドを 構 成 するそれ ぞ れ の 因 子 が 直接 の 上 流 因 子 か ら情 報 を 受 けとる こ とに よりど の ような 分 子 的 変 化 を 引 き起 こ す の か そ し て 次 の 因 子 に ど の ような分 子 的 変 化をも た らす か など 多くの 問 題 は 未 解 明 の まま で ある プロ テ イン キナ ゼ は 多くの 他 の シ グ ナ ル カ ス ケ ドと 同様 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル 伝 達 に ・ , , . . , , 。 、 、 ー 、 、 、 、 。 ー - 、 、 お い て も重 要 な役 割を果た し て い ると思 わ れ る ( Z h u 2 0 0 1 2 0 0 2) 浸 透 圧 お よ び そ の 他 非 生 物 的 生 物 的 ス トレ ス の シ グナ ル 伝 達 に カ ル シ ウ ム イ オ ン が 関 与 し て い る こ とが 知られ て おり ス ト レ ス に 応 答 し て 細 胞 内 カ ル シ ウ ム イ オ ン 濃 度 の 上 昇 を 引 き起 こ す こ とが 示 され て い る ( K nig h t 2 0 0 0) カ ル シ ウ ム 依 存 性 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ ( C a 2 + d e p e n d e n t p r o t e i n ki n a s e ; , 。 , t 、 ー - , C D P K) らの 。 は 水 分 欠 乏を含む 様 々 な非生 物 的 ス トレ ス に より誘 導さ れる こ とか ら C D P K 、 ス トレ ス シ グナ ル 伝 達 に 関 与 して い る ことが 示 が これ 唆され て い る ( U r a o e t a l 1 9 9 4 ) さら に イネ C D P K の 1 つ O s C D P K 7 を過 剰 発 現 させ ると低 温と浸 透 圧 ス トレ ス に 対 する耐 性 を 示 す ように なる ことも報 告され て い る ( S a ij o e t a L 2 0 0 0) こ の ような結 果 か ら C D P K は おそ らく浸透 圧 ス ト レ ス シ グナ ル 伝 達経 路 で 重 要 な役 割 を果 た し て い ると考 え られ る トウ モ ロ コ シ の 葉 肉細 胞 プ ロ トプ ラ ス トに お い て シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ C D P K A t C D P K l の 構 成 的 活 性 型を発 現 させ ると ス トレ ス 誘 導 性 の H Ⅵ\1 遺 伝 子 の プ ロ モ タ が 活 性 化され る こ とも報 告され て おり C D P K が ス ト レ ス シ グ ナ ル 伝 達 に お い て 主 要 な機 能 を演 じ て い る こ と は 間違 い なさそう で ある ( S h e e n 1 9 9 6) ス ト レ ス シ グ ナ ル 伝 達 で 重要 な役 割 を担 っ て い ると考 え られ る別 の C a 2 + 制 御 型 プ ロ テ イ ン . 。 , 、 。 , 、 。 、 ー , 、 , 0 1 ー 、 キ ナ ki n H ゼ 群 とし ー )/ S a s e aJ官o r d の プロ ー R K3 n d H a n テ イ ン キナ ミリ の - , 。 - p r o t ei n g ulei n B li k e p )/ S rot ein - B P c a と 相 互 作 用 する こと に より C ー et ( C IP 塩 濃 度 ス トレ ス 下 に お い て 維 持 に 関 わ る こ とが 示 され 、 a[ . 2 0 0 0; L , K/ P K S N の (S O S 2 が あげられる ( G u o a s e 2 0 0 0; L , と ン ア チポ - て いる (( 1i u . et . al . a 2 L , 2 lik C e - et a暮, u a n - li k e p r ot ein et a L 2 0 0 2) . こ れら 。 カ ル シ ウ ム イオン セ ン サ 、 2 a bi n d i n g p + r otei n ) の 制 御 を受 ける こ とが 分 か + 2 0 0 1; , っ ファ て いる 2 0 0 2 ; Li u a n d Z h u 1 9 9 8 ; G u o e t S O S 3 (C B L/ S c a B P の つ) の 複 合 体 は u a n つ) 一 /Ll + a + et (S O S a al , ー タ , 、 活性 を制 御 し て イ オ ン ホメ オ ス タ シ ス また P K S 3 と S c a B P 5 の 複 合 体 は の ー 2 0 0 2) , . 高 一 。 、 シ グ ナ ル 伝 達 に 関 与 し て い る ことが 報 告され て い る A B A ー KS )/ P kin . S O S 2 、 1 n t e r a cti n r elat e 2 0 0 1; Ki m , - ゼ は それ 自 身 で は カ ル シ ウ ム イオ ン と結 合 せ ず ー 特 定 メン バ . ' BL d p r o t e i n ki n a s e 3) フ ァ ミリ 1 9 9 8; H r a b a k et a L 2 0 0 3; Liu et a L ( c a l ci n e ( A [ b r e c h t e t al 2 0 0 1) 例 え ば (C C JP K (S N F l a rdie ある C B L で て (G u o t e al . 2 0 0 2; , Ki m e t a[ . , 同様 に C B L l は こ れと相 互 作 用 する C ) P K ととも に 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル 伝 達 経 路 で 重 要 な役 割 を果 たし て い る こ と が 示 唆され て い る ( C h e o n g e t a ‡ 2 0 0 3) 酵 母 で は 高 浸 透 圧 ス ト レ ス シ グ ナ ル は セ ン サ で ある ヒ ス チ ジ ン キ ナ ゼ に よ っ て 感 知さ れ ヒ ス チ ジ ン と ア ス パ ラ ギ ン 酸 残 基 間 で の リン 酸 リ レ を経 て m it o g e n a cti v a t e d p r o t e i n 2 0 0 3) . 、 、 , . 0 ー ー 、 ー - 、 カス ケ ドに 伝 達され 防御 反 応 を示 す ( M a e d a e t a l 1 9 9 4) シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い て も 乾燥/ 高 浸 透 圧 誘 導 性 の セ ン サ 様 ヒ ス チ ジ ン キ ナ ゼ A t H K l が 同 定さ れ 酵 母 の セ ン サ キ ナ ゼ 変異 体 を相補 し て 高 浸透 圧 ス トレ ス 耐 性 を 回 復 さ せ た こ とか ら 植 物 に お い て もセ ン サ 様 ヒ ス チ ジ ン キ ナ ゼ が 浸 透 圧 ス ト レ ス セ ン サ として 機 能 し て い る 可 能 性も 示 唆され て い る ( U r a o e t a L 1 9 9 9 ) 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル 伝 達 に 関 与 し て い ると思 わ れ る M A P K と M A P K ki n a s e ( M A P K K) が ア ル フ ァ ル フ ァ ( S I M K K S [ M K ; K i e g e rl e t a [ 2 0 0 0) やタ バ コ ( N t M E K 2 S [ P 付V Ⅵ P K ; Y a n g e t a l 2 0 0 1) に お い て 同 定 され て い る ま た シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ の M A P K の うち A l M A P K 4 お よ び A t M A P K 6 が 高 浸透 圧 ス ト レ ス に よ っ て 活 性 化 される こ とも報 告され て い る (書c h i m u r a e t a L 2 0 0 0) し か し 同 じ M A P K カ ス ケ ド が 浸 透 圧 ス ト レ ス だ け で は なく低 温 や 傷 あ る い は サ リ チ ル 酸 H 2 0 2 や エ リ シ タ など の シ ki n a s e A P K) (M ー 、 , . . , ー ー 、 , ー ー 、 ー - ー . , - . , - . , 。 、 l 、 ー , 。 , ー 、 グナ ル M ik o ( aJ 2 0 0 1; 分 子 に よっ k C Zy N A N Pl u h et s e aJ et . て 20 00; Z h , L a も 活 性 化 され る , 2 0 0 0) 、 こ とが 報 告 され て い る (H oy g a n d Kl e s s lg 1 9 9 8 ; Y u a s a e t a l シ ロ イヌ ナ ズ ナ の M A P K k i n a s e ki n a a n 。 , 構 成 的 活 性 型 を発 現 させ ると . o s a n Zh d 2 0 0 1; D , s e ( a n 9 , e si k a n M A P K K K) 2 0 0 0; e t al の 1 . , つ お よ び 6 が 活 性 化 され G S T 6 や H S P 1 8 2 の ような酸 化 ス ト レ ス 誘 導 性 プ ロ モ タ が 活 性化され る こ とが 観 察され た が A B A / 乾 燥/ 低 温 誘 導 性 R D 2 9 A プ ロ モ タ の 活 性 化 は み られ な か っ た ( K o v t u n e t a L 2 0 0 0) さ バ コ ロ らに タ で A N P l の オ ル ソ グ で ある N P K l を 構 成 的 に 発 現させ ると 凍 結 高 温 高 塩 濃度 など幅 広 い ス トレ ス に 対 して 耐 性を示す ことも報 告され て い る ( K o v t u n e t al 2 0 0 0) こ れ ら の こ とをあ わ せ て 考 えると M A P K は酸 化 的 ス トレ ス を 伴 う広 汎 な ス ト レ ス 応 答 に 関 わ る の At M A P K 3 - 、 4 , ー , 、 - - 。 , 、 、 、 . 、 , 。 、 ス ト レ ス シ グナ ル 伝 達 に お い て 機 能 して い るも の と推 測される タ バ コ 培 養細 胞 ある い は 葉 の 抽 出 液を用 い て m y e li n b a si c p r o t e i n ( M B P) を 基 質 に し た ゲ ル 内 リン 酸 化 ア ツ セ イを行うと 上 述 の M A P K ととも に 4 0 k D a 周 辺 に 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 速 や か に 活 性 化される C a 2 + 非依 存 的プ ロ テ イン キ ナ ゼ が 検 出される ( D r o ‖a rd 2 0 0 0 ; H o y o s a n d Z h a n g 2 0 0 0 ; M i k o f aj c z y k e t a L 2 0 0 0 ; M o n k s e t a l 2 0 0 1 ) ま た ア ル フ ァ ル フ ァ ( M u n n ik e t a l 1 9 9 9) や シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ 培養 細 胞 ( D r o ‖a r d e t a L 2 0 0 2) に お い て も同様 の 結 果 が 報 告され て い る こ の ような 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 活 性 化され るプ ロ テ イ ン キ ナ ゼとし て 4 2 k D a プ ロ テ イ ン キナ ゼ が タバ コ 培 養 細 胞 か ら精 製さ れ た ( M ik o l aj c z y k e t a l 。 、 ー , , , . = , 。 、 , - 。 - . -a . 1 , プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ は そ の 部 分 ア ミノ酸 配 列 の 相 同性 か ら S n R K 2 フ ァ ミリ に 属 する シ ロ イヌ ナ ズ ナ A S K l の ホモ ロ グ で ある こと が 示 され た ( H a (f o rd a n d H a r di e 1 9 9 8 ; H r a b a k e t a L 2 0 0 3) 最近 に な っ て K e l n e r ら ( 2 0 0 4) に より こ の 4 2 k D プ ロ テ イン キ ナ ニ ン グされ ゼ は N t O S A K として ク ロ 生 化 学 的な特 徴 が 報 告され て い る マ 方 ソ ラ メ の 孔 辺 細 胞 か ら は A B A に よ っ て 活性 化され る S n R K 2 フ ァ ミリ の プ ロ テ イ ン キナ ゼ A A P K ( a b s ci s i c a cid a cti v a t e d p r o t e i n k i n a s e) が 精 製され ク ロ ン 化され て 2 0 0 0) この 。 ー ー 、 , ー 。 , 、 、 ー 、 。 一 ー 、 ー ー - 、 いる ( Li a n d A s s m a n n 1 9 9 6 ; Li , et a L , 2 0 0 0) 。 キナ ゼ 活性 を 持 たな い ドミナ ン トネ ガテ ィ ブ ー 型 の A A P K 変 異 タン パ ク 質を 孔 辺 細 胞 プ ロ トプラ ス トで 過 剰 発 現させ ると A B A に よ る陰 イ オ ン チ ャ ネ ル の 活 性 化 が み られ なくなり そ の 結 果 A B A に よ る気 孔 の 閉 鎖 が み られ なくなる ことが 示 され て い る ( Li e t al 2 0 0 0) また シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い て も A A P K と高 い 相 同 性 示 S n R K 2 フ ミ の プ ロ を す ァ リ テ イ ン キナ ゼ O S T l / S R K 2 E が A B A に よ っ て 活 性 化さ れ る こ と ならび に A B A に よる気 孔 の 閉 鎖 や 遺 伝 子 発 現 誘 導 に 関与 す る こ とが 報 告され て 、 、 . 、 。 , 、 ー ー 、 いる M u sti[fi e ' ' さらに コ ム ギ ( T ritl c u m a e s tI v u m ) で は S n R K 2 フ ァ ミリ に 属 する P K A B A l が A B A に よ る発 現 誘 導 を受 ける こと ならび に こ れ を ユ ロ アリ ン層 におい て 過 的 に 過 剰 発 現させ るとジ ベ レ リン に よ る ロ a m yJ a s e 遺 伝 子 プ ロ モ タ の 活 性 化 が 抑 制される こ とか ら ジ ベ レ リ ン 応 答 の A B A に よ る抑 制 制 御 系 の シ グ ナ ル 伝 達 - の 関 与 が 示 され て い る ( G o m e z C a d e n a s e t a L 1 9 9 9 2 0 0 1 ; S h e n et a L 2 0 0 1 ; ( t a[ 2 0 0 2; Y , . o s h id et a aJ . , 2 0 0 2) 。 、 ー 、 ー 一 ー ー ー 、 - , J h o S et a】, n s o n R K2 . フ ァ ミリ 2 0 0 2) , , 0 の プ ロ テ イン エ チ レン キ ナ ゼが 傷 浸 透 圧 ス トレ ス 低 温 エ リシ タ A B A など様 々 な シ グナ ル 伝 達経 路 に 関 与 し て い る p h o s p h a tid i c a cid ( P A ) の タ ゲ ッ トとな っ て い る可 能 性も 示 唆され て い る ( T e s t e ri n k e t al 2 0 0 4) また N t O S A K の 高 浸透 圧 ス トレ ス に よ る活 性 化 に 酸化 窒 素 が 関わ るとい う報 告 が なされ て い る ( L a m o tt e e t a L 2 0 0 6) S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ は N 末 端 側 の よく保 存 され たキ ナ ゼドメ イ ン と C 末 端 側 の 制 御 領 域 と考 え られる酸 性 アミ ノ酸 に 富 む ユ ニ クな領 域 か らなる ( 図 1 ; H a lf o r d a n d H a rd i e n ー ー ー 、 、 、 、 、 、 ー . , 。 , 一 . , ー ー 、 、 ー , 1 9 9 8; H キナ ゼドメ イン の アミノ 酸 配 列をもとに 系 統 樹 を書くと 大きく分 ブ の サ クラ ス に 分 か れ る ( 図 2 ; K o b a y a s h i e t aI 2 0 0 4 ) 当 研 究 室 で は イ ネゲ ノム に コ ドされ る 1 0 個 の S n R K 2 フ ァ ミリ メ ン バ S A P Kl S A P KI O を 全 て ク ロ ン 化 し 機 能 解 析を 進 め て き た こ れ ま で に こ れ ら全 て の メ ン バ が 高 浸透 圧 ス ト レ ス に よ っ て 速 や か に 活 性 化 され る こ と なら び に そ の うち サ ブク ラ ス Ⅲ に 属 す る 3 つ S A P K8 9 お よ び 1 0) は A B A に よ っ て も 活 性 化 さ れ る こ と な ど を他 の 植 物 由 来 の ( S n R K 2 プロ テ イン キ ナ ゼ に 先 駆 け て 明 ら か に し た ( K o b a y a s hi e t a l 2 0 0 4) さら に S n R K 2 プロ テイン キ ナ ゼ の 活 性 化 は リン 酸 化 に よ っ て 制 御され て い る ことや A B A シ グ ナ ル が C 末 端領 域 に よ っ て 認 識される こ とも 同 時 に 報告 し た ( K o b a y a s h i e t a l 2 0 0 4) 続 い けて Ⅰ 、 b ra Ⅱ 、 k a et a] . Ⅲ の 3 , 2 0 0 3) ー . 、 つ . ー ー . , - ー 、 ー ー 、 。 , 、 、 ー . 。 , 、 ー 、 . て シ ロ イ ヌ ナズ ナ に お い て も 1 0 , 。 個 の S n R K 2 フ ァ ミリ の プ ロ テ イン キナ ゼ の うち 9 個 が 浸 透 圧 ス ト レ ス に よ っ て 活 性 化され そ の うち の サ ブク ラ ス Ⅱ およ び Ⅲ に 属 す る 5 個 が A B A に より活 性 化される こ と 低 温 で は どれも 活性 化 され な い こ とが 示 され た ( B o u d s o c q et aJ 2 0 0 4) さら に シ ロ イヌ ナズ ナ の S n R K 2 フ ァ ミリ の プロ テイン キナ S R K ゼ 2 C は主 に 根 端 で 発 現 が み られ 浸 透 圧 ス ト レ ス に よ っ て 誘 導 および 活 性 化を 受 け 過 剰 発 現 体 や T D N A 挿 入 変 異 体 の 解析 か ら ス トレ ス 応 答 性遺 伝 子 発現 を制 御 す る こと に よ っ て 乾 燥 耐 性 に 関 与 する こ とを 示 唆する報 告 が なされ た ( U m e z a w a e t a J 2 0 0 4) S n R K 2 プロ テ イン キナ ゼ の C 末 端 領 域 は さら に 2 つ の 領 域 に 分 け られ る ( 図 1 ; 、 ー ー 、 、 ー - . , . 、 、 、 - 、 . ー 、 3 , . Yb ゼドメイ ン に 続く約 3 0 アミノ酸 か らなる領 域 ( ドメ イン 1) お よ びそ の 後 に 続く約 4 0 ア ミノ 酸 か らなる 領 域 ( ドメイン 2) で ある ドメイン 1 は S n R K 2 フ ァ ミリ 全 体 で 比 較 的 相 同性 が 高 い 方 ドメイ ン 2 は 酸 性 ア ミ ノ 酸 を多く含 み サ ブク ラ ス Ⅰ とサ ブクラ ス Ⅱ お よ び Ⅲ の 問 で 大きな違 い が 見られる 当研 究 室 で は A B A に よ る活 性 化 を受 けな い S A P K 2 と 活 性 化 を受 ける S A P K 8 の ドメイ ン 交 換 実 験 に より S A P K 2 の C 末 端領 域 全 体 を S A P K 8 の それ に 置 換 すると 弱 い な がらも A B A に よ る活 性 化 を 受 ける よ s h id a et aL 2 0 0 6) , キナ 。 ー 。 ー I 、 - 。 、 、 、 。 、 、 、 うに なる こ とを報告 した ( K o b a y a s h i e t a l 2 0 0 4) シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い て は O S T l / S R K 2 E の C 末端 領 域 の ドメイ ン 2 を欠 失 すると A B A に よる活性 化 が起 こ らなくなる 方で C 末 端 領 域 全 体 を欠失 すると A B A に よ らな い 活 性 化も影 響を 受 ける ことが 報 告され た ( Ⅶ s h id a et al 2 0 0 6 ) また 大 腸 菌 で 発 現させ た組換 え O S T l / S R K 2 E の C 末 端 領 域 の ドメ イ ン 2 お よび 1 の 部 分 を欠 失 するとリン 酸 化活 性が なくなる ことが 報 告され て い る ( B e ti n e t a r . , 。 、 一 、 . , 。 、 一 . , さら に O S T l / S R K 2 E の C 末 端 領 域 に は プ ロ テ イ ン ホ ス フ ァ タ ゼ A B E l が 結 合す るこ とが 酵母 t w o h y b r岳d ア ツ セイ に より示 され て い る( Y o s h id a e t こ れら の こ とか ら S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の C 末 端 領 域 は 上 流 の シ グナ るととも に 活 性 を正 に 制 御 する働き が あると推 察 できる 2 0 0 6) 2 C - . 、 、 ai - 、 、 , で ある 2 0 0 6) 0 を受 容 す ル ー 、 . 。 リ ン 酸 化 に よ る制 御を受 けるプ ロ テ イ ン キナ ゼ の 多くに つ い て そ の キ ナ ゼドメイ ン の 中 央 に 存 荏 する ア クチ ベ プと 呼 ばれる 領域 の セ リ ン ス レ オ ニ ン ある い は チ ロ シ ン の リ ション ル ン 酸 化 に より活 性 化 される こ とが知 られ て い る ( J o h n s o n e t a L 1 9 9 6 ; N o l e n e t a L 2 0 0 4) 当 研 究室 で は S A P K 2 が 高 浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答 し て リン 酸 化され た 時 ア クチ ベ シ ョ ン ル プ 内 で 3 ケ 所 に リ ン 酸 化 が 起 こ っ て い る ことを 二 次 元 電 気 泳 動 を用 い て 明ら か に して い る ( 小 林 ら未 発 表) 同様 に B u r z a ら ( 2 0 0 6) は N t O S A K の ア ク チ ベ シ ョ ン ル プ内の 1 54 番 目と 1 5 8 番 目 の セ リ ン が 高 浸 透 圧 に 応 答 し て リ ン 酸 化され る こ とを報 告 し た 方 B eli n ら ( 2 0 0 6) は 大 腸 菌 で 発 現さ せ た 組 換 え O S T l / S R K 2 E は ア クチ ベ ション ル プ 内の セ リン 以 外 に も数 ケ 所 が リン 酸 化 を受 け て い る こ とを報 告 し て い る ー ー ー 、 ー 、 , , 。 ー 、 ー 、 ー 。 、 ー 、 一 。 、 ー ー 、 。 高 浸 透 圧 ス トレ ス や A B A に より活性 化され た S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ が 植 物細 胞 内 で ど の ようなタン パ ク質 の リ ン 酸 化 に 関 わ っ て い る か に つ い て の 知 見 は 限られ て い る A B A に より活 性 化 され た A A P K に よ るリ ン 酸 化 の タ ゲ ッ トの 候 補 とし て A K I P l と名 づ けられ た R N A 結 合 タン パ ク質 が 報 告され て い る ( Li e t a l 2 0 0 2) A K I P l が 酵 母 t w o h y b ri d ア ツ セ ー 、 。 ー 、 - . . , イ に お い て A A P K と結 合 する こと: お よ び試 験 管 内 リ ン 酸 化 ア ツ セ イ に お い て A A P K が A K I P をリン 酸 化 する こ とが そ の 根 拠 で ある 方 ダイズ の S n R K 2 フ ァ ミリ メン バ であ P K l る S と S P K 2 は 酵 母 細 胞 内 に お い て 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 活 性 化され る ことが 示 、 、 一 ー 。 ー 、 、 2 0 0 1 ) S P K l および S P K 2 が 植 物 細 胞 内 で 実 際 に 高 浸透 圧 ス ト る( レ ス に より 活 性 化 され る こ と は 示 さ れ て い な い が S e c1 4 p 関 連 ダイ ズ の p h o s p h a tid yEi n o s it o l t r a n s f e r p r o t e i n ( P I T P) を高 浸透 圧 ス トレ ス 依 存 的 に リン 酸 化 す るプ ロ テイン キナ ゼ 活 性 に 対 応 す る と 推 定 され て い る ( M o n k s e t a l 2 0 0 1) P IT P は p h o s p h a tid y = n o s it o 1 3 ki n a s e ある い は 4 k i n a s e 活 性 を促進 する ことが 示 され て い る こ とか ら S P K l と S P K 2 は フ ォ ス フ ァ チ ジ ル イノ シ ト ル 代 謝 を制 御 する こと で 浸 透 圧 ス ト レ ス 応 答 に 関 与 し て い ると想 像され て い る O S T l / S R K 2 E は A B A に よ る 気 孔 の 閉鎖 だ け で なく遺 伝 子 発 現 誘 導 に も関 与 する こ とが 報 され て い M o nk s et al . 。 , 、 - " - 。 - ー 、 。 告 され て い る ( Y o b Z !P 型転 写 因 子 s h id a et T R A Bl 当 研 究室 で は A B A に よ る 転 写 誘 導 を 担 うイ ネ を同 定 し こ の 因 子 の 転 写 活 性 化 能 がリ ン 酸 化 に より制 御され aI . , 2 0 0 2) 。 , 、 4 の て る こ と ならび に そ の リ ン 酸 化 部 位 の 1 つ が 1 0 2 番 目 の セ リン で あ る こ とを明 らか に し た に より活 性 化 され た S A P K 8 1 0 が こ の セ リン を試 ( K a g a y a e t a l 2 0 0 2) さらに A B A 験 管 内 で 効 率 よくリ ン 酸 化 する こ とや 培 養 細 胞 内 で 過 剰 発 現 させ た S A P K I O と T R A B l が 免 疫 沈 降 に より 共 沈 降 する ことなどを 報 告 し た ( K o b a y a s h i e t a l 2 0 0 5) 方 T R A Bl ロ のホモ グ で ある イ ネ や コ ム ギ の A B A 応 答 エ レ メ ン ト ( A B R E ) 結 合 因 子 ( そ れ ぞ れ い 、 - . 。 , 、 、 一 . . , 、 お よ び T a A B F) が 酵 母 t w o h y b rid ア ツ セ イ に お い て S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ と結 合する こ とが 報 告され て い る ( C h a e e t a l 2 0 0 7 ; J o h n s o n e t a l 2 0 0 2) また シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ の A B R E 結 合 因 子 に つ い て も S n R K 2 に よ るリ ン 酸 化 が 報 告され た ( F u rih a t a e t O R E Bl ー - , . al 2 0 0 6) " . 。 , 、 . 以 上 の ように お よび 高 浸透 圧 ス トレ タが 蓄 積 し て き て い る し か し こ れら の プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ を介 する シ グ ナ ル 伝 達 経 路 の 下 流 応 答 や 活 性 化 に 関 わ る 上 流 因 子 に つ い て の 知 見 は 未 だ に 乏 しく 今 後 の 課 題 とな っ て い る また リ ン 酸 化 に よ る活性 化や C 末端 領 域 に よる 正 の 活 性 制 御 など S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ ユ ニ べ の クな活 性 調 節 の 分子 機 構 に つ い て 詳細 に 述 る に は 到 っ て い な い こ の ような活 性 の 制 御 分 子 機 構 を 理 解 す るため に は S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼタン パ ク質 の 高 次 構 造 に 関す る情 報 が必 要 不 可 欠 で ある さらに 高 次 構 造 に 関 する情 報 が 得 られ れ ば S n R K 2 で は 未 だ に 得 られ て い な い 構 成 的活 性 化 型キ ナ ゼ の 作 出 など 下 流 応 答 や 上 流 因 子 の 検 索 に ゼ 変異 体 を得る重 要な辛 が か りとなる そ こ で 本 研 究 で は S A P K の 立 体 構 造 有 用 なキナ 、 S n R K 2 フ ァ ミリ に 属 するプ ロ テ イン キ ナ ー ゼが ー A B A 応 答 に おける シ グナ ル 伝 達 に お い て 中 心 的 な役 割 を果 た し て い る 可 能 性 を 示 す デ ス ー ー 。 、 、 。 、 ー 、 ー 、 。 ー 、 。 、 、 ー 、 ー 。 、 解 析 お よ び こ れ に 基 づ く活 性 制 御 機 構 の 解 明 を目 的 とし S A P K 2 お よ び そ の 変異 体 の 大 腸 菌 を用 い た大 量 発 現 系 の 構 築 と精 製 プ ロ ト コ J レ の 確 立 を行 っ た ま た 得 られ た 組 換 え S A P K 2 および そ の 変異 体 に つ い て リ ン 酸 化活 性 お よ びリ ン 酸 化 状 態 を調 べ た さら に X 線 立 体 構 造 解 析 を目 指 した組 換 え S A P K 2 の 結 晶 化 S A P K 2 C 末 端領 域 に 関 する N M R を 用 い た 解 析 お よ び ホ モ ロ ジ モ デ リ ン グ を 用 い た S A P K 2 の モ デ リン グ 構 造 の 構 築 を試 み た 得 られ た 実験 結 果 に 基 づ き S A P K 2 の 構 造 と活 性 制 御 に つ い て 考 察 し た 、 ー 。 、 。 、 、 ー 、 。 第 1 . 、 二 。 章 実験 プ ラ ス ミド構築 SA P K2 お よ び そ の 変異 体 の c D N A 断 片 は P G E X 5 X 1 S A P K 2 ( W T) ( 青 田 2 0 0 5 名 古 屋 大 学 農 学 部 応 用生 物 科 学 科 卒 業 論 文) お よ び p 3 5 S s h ロ S A P K 2 K 3 3 A d H A H i s ( 山 本 未 発 表) を 鋳 型 に した P C R に よ っ て 取 得 した S A P K 2 ( W T) は野 生 型 の S A P K 2 を 示 す コ ン ス トラクト作 製 に は G a t e w a y 法を用 い た 全 て の エ ン トリ ク ロ ン は P C R D ir e cti o n a 一 T O P O クロ ニ ン グ ( P E N T R / S D / D 丁O P O C l o n i n g K it s ; [ n v it r o g e n) に よ っ て 作製 した 用 い たプ ライ マ を表 1 に 示 す c D N A 取 得 の た め の P C R に は セ ン ス プ ラ イ マ の 5 末 - - - 、 、 、 - ー - - - 。 。 ー ー 。 ー 一 。 ' ー ー 。 、 端 に C A C C を 付 加 し たプラ イ マ を用 い た ま た こ の セ ン ス プ ライ マ に は C A C C と コ ド領 域 の 最 初 の A T G の 間 に E n t e r o ki n a s e ( E K) P r e S ci s si o n P r o t e a s e ( P r e S ) ある い は F a c t o r X a ( F a c X a) の い ずれ か の プ ロ テ ア ゼ サ イトに 相 当 す る配 列 を導 入 し た 得られ た c D N A エ ベ ン ト E N T / 断片を リ クタ R S D / D T O P O ( l n vit r o g e n) に 組 み 込 み シ クエ ン P ス を確 認 後 G a t e w a y L R C Z o n a s e E n z y m e M i x (l n v it r o g e n) を用 い た L R 反応 に よ っ て 大 腸 菌 用 発 現 ベ クタ 2 0 0 5) に 組 み 込 ん P D E S T hi s お よ び p D E S T t r x ( T s u n o d a e t a I ー ー 。 ー 、 、 、 、 ー 。 ー ー - ー 、 、 、 ー - - . 5 , だ 2 こ れら の ベ クタ 。 模 式 図 を図 こき に 示 す の ー . 培 養と精 製 . 2 1 培養 - . 得 られた 発 現 ベ クタ お よ び コ ン トE] ル とし て p E T 3 2 a ( + ) ( N o v a g e n) を それ ぞ れ 大 腸 菌 に 導 入 し た 発 現 ベ クタ と大 腸 菌 の 組 み 合 わ せ を表 2 に 示 す 得 られ た単 コ ロ ニ を L B 液 体 培地 ( 5 0 fL g / m l a m p i c 批 領) を用 い て 3 7 C で O D 60 0 が o 6 0 8 に なるま で 振 畳 培 養し 終 濃 度 5 0 〟 M また は 1 n l M に なる ように 】P T G を加 え さら に 3 0 37 C で 3 時 間もしくは 1 8 ℃ で 晩 培 養 し た そ の 後 培 養 液を 3 0 0 0 x g で 2 0 分 間遠 心 する こ と に より 大 腸 菌 を回 収 し 8 0 C で 保 存 し た 遠 心 分 離 に は A v a n ti T M H P 2 5 C e n t rif u g e ー - - 、 ー 一 。 - . o - , . o - , 、 一 。 、 , o - 、 - 。 、 ( B E C K M A N C O U L T E R T M ) もしくは M x 3 0 0 ( T O M Y) を使 用 し た また N M R の 測 定 に 用 い る 1 5 N 安 定 同位 体標 識タン パ ク質 試 料 作 成 の た め に は 発 現 ベ クタ を 導 入 し た大 腸 菌 を 3 7 C で 4 時間 L B 液 体 培 地 ( 5 0 [コg / m l a m p i c i‖i n) で 前 培 養 した 後 遠 心 に より回収 した 菌体を M 9 培 地 ( 表 3) 1 L に 懸 濁 し さら に 3 7 C で O D 6 0 0 が o 6 0 8 に なるま で 振 畳 培 養し 終 濃度 1 m M に なる よう に I P T G を加 え 3 7 C で - o 、 、 o ー 、 o 、 、 o - . ‥ . 、 時間 培 養し た そ の 後 培 養 液 を A v a n ti T 分 間遠 心 する こ とに より大 腸 菌を回 収 し 4 。 20 - , 2 2 H P 25 C M , - o 80 e n t rif u g で 保存 した C を使 用 して e 3 00 0 , x で g 。 精製 - . 過程 に お ける共 通 の 操作 に つ い て 以 下 に 示 す n m に お ける 吸 光 度を測 定 し 1 次 構 造 か ら得 たトリ プトフ ァ ン 及 び テ ロ シ ン の 数 に 基 づ い て 算 出 し た コ の 僅 か ら求 め た 遠 心 分 離 に は A v a n ti T M H P 25 C e n t 「if u g e もしくは M x 3 0 0 を使 用 した タン パ ク質溶 液 の 濃縮 は 分 画 分 子 量 1 0 0 0 0 の C e n t ri p l u s Y M 1 0 ( M illi p o r e) お よ び C e n t ri c o n Y M 1 0 ( M il)ip o r e) 分 画 分 子 量 3 0 0 0 の C e n t 「i p l u s Y M 3 ( M ‖ip o r e) お よ び C e n t ri c o n Y M 3 ( M illi p o r e) を用 い て 限 外 ろ 過 に より行 っ た 濃 縮 する 際 の 遠 心 分 離 は C e n t ri p [ u s は 3000 x g 4 C で C e n t ri c o n は 5 0 0 0 x g 4 C で 行 っ た S D S Tf リ ア クリ ル ア ミドゲ ル 電 気泳 動 ( S D S P A G E) は 目 的タン パ ク質 の 分 子 量 に 応 じ て 5 2 0 % ゲ ラ ジ エ ン ト 1 2 5 % もしくは 1 5 % の ポ リア クリ ル ア ミドゲ ル を用 い て 行 い C o o m a s s i e B ri[[i a n t B l u e ( C B B) 染色 ( Q u i c k C B B ; W a k o) に よりタン パ ク 質 バ ン ドを検 出 した 分 子 量 マ カ とし て H ig h R a n g e R a i n b o w M o l e c u l a r W e ig h t M a r k e r s ( G E 精製 の 、 。 タ ン パ ク質 濃 度 は 2 8 0 、 - 。 、 - 。 、 - , - 、 - , - o 。 、 、 、 、 o - 。 J - 、 - 、 , . , ー ー - o H ) また は e alth c a r e 用い た 2 2 1 - L o w - R a ng e R a 如b o w M o J e c ul a r W eig ht M (G a rk e rs E H ) を e a ]t h c a r e 。 - . 発 現 の 確 認 および 発 現 ベ クタ の 検討 - ■ 冷凍 した 菌 体 を s o ni c a ti o n b uff e r 【2 0 m M T ri s H C l ( p H 7 5) 5 0 0 m M N a C l 5 m M l m id a z o F e] に 懸 濁 し 氷 上 で 超 音 波 処 理 ( T O M Y U D 2 0 1 ; o u t p u t 3 d u t y c y cl e 5 0 % ) 5 8 回行 っ た 得られ た破 砕 液 を 1 5 0 0 0 r p m 分 間を 2 で 1 5 分 間 ある い は 4 0 0 0 0 x g で 3 0 分 間遠 心 し 可 溶 性 画 分 と不 溶 性 画分 に 分 離 した 目 的融 合タン パ ク質 の 発 現 お よ び - . , , - 、 , , - 。 , 、 , 。 6 可 溶化 の 確認 は ベ クタ 発現 G J u t a t hi o S D S P AG E に より行 - 、 検討 の ため に の ー S tr a 。 可 溶 性 タン パ ク質 を用 い て ア フ ィ ニ テ ィ 、 ( G S T) と n sfe r a s e た っ 精製を行 ー 融 合 タン パ ク質 は G S T ra p H ( H i s 6 ) タグ を含 む 融 合 タン パ ク質 は の た っ カラ ム P 。 G E ( イオ ン をキ レ トさ せ た H i T r a p c h e l a ti n g H P 5 m 】 カ ラム ( G E H e a lt h c a r e) を用 い て 精 製を行 っ た N i イオ ン をキ レ トさ せ た H iT r a p c h e l a ti n g H P 5 m 暮 カ ラ ム は 以 下 5 m I N i c h e l a ti n g カラ ム と 記 す 可 溶 性 G S T 融合タン パ ク質を T ri s H C [ ( p ll 7 5) で 3 倍希 釈 し G S T r a p カラ ム に 吸 着さ せ カラ ム を 4 0 m l の 2 0 m M T ri s H C I ( p H 7 5) 1 5 0 m M N a C J で 洗 浄 後 2 0 m M T ri s H C l ( p H 8 0) 1 5 0 m M N a C [ 1 0 m M g l u t a t hi o n e で 溶 出 した H i s タグを含 む可 溶 性 融 合 タン パ ク質 は 5 m l N i c h e l a ti n g カ ラ ム に 吸着さ せ 4 0 m J の s o n i c a ti o n b u 斤e r で 洗 浄 後 J m id a z o f e 濃 度 を 5 m M か ら 3 0 0 m M ま で 5 9 m M / m J の 濃 度 勾配 を か け て 溶 出 し た 目 的融 合タ ン パ ク質 の 発 現 量 お よ び ア フ ィ ニ テ ィ カ ラ ム に よ る回収 量 の 確 認 は S D S P A G E に より行 っ た H n e - ) を用 い て e a [t h c a r e h 、 e x a h i s tid i n e 、 、 Ni ー 。 ー 、 - 。 . 、 - 、 , . 、 - ・ , , . 、 、 . . ー - 、 。 2 2 2 - SA P K2 - ・ (W ( S A P K2 T) W T) S A P K2 M l S 3 0 8) ( S A P K2 , および - ( K 3 3 A) の 精 製 SA P K2 お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A ) の 大量 精 製 に は 終 濃 度 5 0 〟 M の IP T G で 誘導し 18 C で 晩 培 養 した 大 腸 菌 を用 い た 冷 凍 した 菌 体 を s o n i c a ti o n b u 斤e r に 懸濁 し 氷 上 で 超音 波処 理 ( o ut p u t 4 5 d u t y c y c一e 5 0 % ) 5 分 間を 8 回 行 っ た 得 られ た破 砕 液を 4 0 0 0 0 x g で 3 0 分 間遠 心 し 可 溶 性タン パ ク質を回収 し た 得 ら れ た 可 溶 性 融 合 タ ン パ ク 質 は C h e l a ti n g S e p h a r o s e F a s t F l o w レ ジ ン ( G E 、 l S 3 0 8) (M - 、 o 一 、 。 、 , . 。 , 、 。 、 H e a lt h c a r e 20 ) s o n i c a ti o n b u 斤e m r l を充 填 し で洗浄後 I 、 m 、 イオ ン を キ レ Ni id 濃 度 勾 配 をか けて 溶 出した ただし S とし 他 の タ ン パ ク質 の 精 製 に は F a st F lo w レ ジ ン 2 0 m l を充 填 し 。 7 8 ・ 濃度を a z ole 、 、 A P K2 p H (M トさ せ た カ ラ ム に 吸 着 さ せ - 5 から 3 00 M m ・ の バッファ 7 5 . h el a ti n g カ ラ ム と記す ( Vis k ) して 4 b 「 u に移し1 0 0 a s e 肝e o C で 【2 0 m . 時 間透 析するか 2 T 「i s H C l ( p H 7 5) M 、 ・ また は 1 50 - , M 、 m N C e nt rip l u s a Cり で 平 m I の m l の のみ p H ー ー . 、 、 - . M/ を用 い た C h el a ti n g S e p h a r o s e トさ せ た カ ラ ム は 以 下 2 0 m l N i c h e l a ti n g カ ラ ム 溶 出 画分 は 透析膜 N i イ オ ン をキ レ 融 合タン パ ク 質を含 む 2 0 m l N i 倍 容 の 2 0 m M T ri s H C I ( p H 7 5) ー 、 c m . の 精 製 に 用 い た バ ッ ファ l S 3 0 8) ・ 160 、 まで 1 5 M m , 15 0 Y M - M m N a CJ 0 2 , m . M D TT に よる 濃 縮 後 に 10 衡 化した H iL o a d 2 6/6 0 S u ゲ 、 p に対 ル ろ過 e rd e x 75 p 9 ( G E H e a lt h c a r e) を用 い て ゲ ル ろ過 に か けた こ れ ら の 精 製 融 合タン パ ク質 に 終 濃 度 0 5 m M に なる ように D T T を加 え 4 C で 1 6 時 間 0 2 5 U /1 m g p r o t e i n の E n t e r o ki n a s e 。 . o 、 (f n v it r o g で 処理し S A P K2 ) ある い は 17 T hio ( T r x) e n ( 、 re K 3 3 A) d o xin に 関 して は , 2 0 U /1 - 、 - H is 6 P re m g p r otei n の . P タグ の 切 断を行 っ た S c i s si o n P r ote a s e S ci s s i o re の P n r ot e a s e (G E H ) e a lt h c a r e ただ し S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び 処 理 時 間を 3 日 間 と した プ ロ テ ア - 。 、 ー . ゼ 処 理 の 後 の 反 応 液 を 5 m [ N i c h el a ti n g カ ラ ム に か け て T r x H i s 6 タグお よ び未 消 化 融 合 タン パ ク質 を吸 着さ せ 非 吸 着 画 分 に 目 的 タ ン パ ク質 を回収 し た 得られ た非 吸着 画 分 を イ - 、 、 、 オ 。 交 換 カ ラ ム に よる精 製 後 , ま た は そ の ま ま C e n t rip J u s Y M 1 0 に よ る 濃 縮 を 行 い H i L o a d 2 6 / 6 0 S u p e r d e x 7 5 p g を用 い たゲ ル ろ 過 精 製 に 用 い た イオ ン 交換 カ ラム に よる精 製 は 非 吸着 画 分を透析 膜 に 移 し 1 0 0 倍 容 の 2 0 m M T ri s H C l ( p H 7 5) 0 2 m M D T T に C で 2 時 間透 析後 対して 4 陰 イ オ ン 交 換 カ ラ ム で ある H i T r a p Q H P カ ラ ム ( G E H e a lt h c a r e) に 吸 着さ せ 4 0 m [ の 2 0 m M T ri s 日C l ( p H 7 5) で 洗 浄 後 N a C l 濃 度 を 0 ン - 、 、 、 。 - 、 、 . , . o , 一 、 . 7 、 、 から 1 M m HiT に より 精 C 2 2 3 - - . 、 Y M M/ m F m - 目 的タ ン パ ク質 を含 む e l a ti n g カ ラ ム 非 吸着 画 分 をゲ ル ろ 過 を 加 え C e n t rip ] u s Y M 1 0 お よ び 濃 度 勾 配 をか けて 溶 出した の l Ni m h c 終 濃 度 0 5 m M に なる よ う に D T T 1 0 を 用 い て 目 的タン パ ク質を濃 縮 した 。 - . 、 。 S A P K2 S A P K2 20 カ ラ ム 溶 出 画 分 また は 濃縮 した 5 製し e n t ri c o n まで M p Q H P ra (P 2 8 4 (P 2 8 4 L 3 3 9) - 安 定 同位 体標 識タン パ ク質を 精 製 した 冷凍 し た 菌 体を 1 0 0 m I の s o n i c a ti o n b u q e r に 懸 濁 し 氷 上 で 超 音 波処 理 ( o u t p u t 4 5 d u ty c y cl e 5 0 % ) 5 分 間 を 8 回行 っ た 得 られ た 破砕 液を 4 0 0 0 0 x g で 3 0 分 間 遠 心 し 可 溶 性タン パ ク 質を回 収 した 得られ た 可 溶 性 融合タン パ ク質 は 2 0 m l N i C h e l a ti n g カ ラ ム に 吸着させ 1 0 0 m l の s o ni c a t b n b u W e r お よ び 2 0 0 m [ の 2 0 m M T ri s H C l ( p H 7 5) 5 0 0 m M N a C [ 5 4 5 m M ! m id a z o l e で 洗 浄 後 2 0 m M T ri s H C I ( p H 7 5) 5 0 0 m M N a C L 5 00 m M l m id a z o l e で 溶 出 し た さら に 融 合 タ ン パ ク 質 を含 む 溶 出 画 分 を C e n t ri p 山 s Y M l O に より濃 縮 後 ゲ ル ろ 過 b u 汗e r で 平 衡 化 した H i L o a d 2 6 / 6 0 S u p e r d e x 7 5 p g を用 い て ゲ ル ろ過 精 製 を行 い 1 0 0 倍 容 の 2 0 m M T ri s H C ‡( p H 7 5) 0 2 m M D T T に 対 して 4 ℃ で 1 時 間 半 透 析 し た そ の 後 H iT r a p Q H P カ ラ ム に 吸 着さ せ 4 0 m l の 20 m M - L 3 3 9) は の精製 の 測 定 に 用 い るため 1 5 N N M R 、 、 - . 、 , ・ 。 、 , 。 - 、 - , ・ 、 ・ , 。 , . 、 - 、 - 、 . 。 . , 、 , 濃 度を か ら 1 M まで 1 0 m M / m L の 濃 度 勾 配 を か け て 溶 出 した そし て 融 合タ ン パ ク 質を含 む 溶 出画 分を C e n t ri p l u s Y M 1 0 に より濃 縮 し さらに H iL o a d 2 6 / 6 0 S u p e rd e x 7 5 p g を用 い たゲ ル ろ 過 精 製を行 っ た 得 られ た融 合タ ン パ ク質 を C e n t rip l u s Y M 1 0 に より濃 縮 し N M R 測定 の 試 料 とし た N M R 測 定 後 融 合タ ン / i ク 質を回 収 し 2 5 C で 1 3 時 間 0 1 6 U / 1 m g p r o t e i n の E nt e r o ki n a s e (l n vit r o g e n) T ri s H C l ( p H - で洗浄後 7 5) . N 、 a Ci O m M - . 、 、 。 - 、 . 、 o 、 . 、 処 理 し 再 びゲ ル ろ 過 精 製を 行 っ た そ の 後 目 的 の S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) が 含 まれ る溶 出 画 分を回収 し 5 m ] N i c h e [ a ti n g カ ラム を 用 い た精 製を行 い 非 吸 着 画 分 に 目的タン パ ク質 を回 収 し た 得 られ た 目 的タン パ ク質を C e n t rip l u s Y M 3 お よ び C e n t ri c o n Y M 3 を用 い て で - 、 。 、 、 、 - 。 濃縮 し T rx - N M R 。 - m 、 、 Y M 3 測 定 の 試 料 とし た ま た 前 述 の 5 H i s 6 タグ は ゲ ル ろ 過 b u 仔e r で 5 倍 希 釈 し 1 0 を用 い て 濃 縮 し N M R 測 定 の 試 料とした 、 1 、 、 、 C l Ni c カ ラ ム より溶 出 し た h e l a ti n g e n t rip [ u s Y M - および 10 C e nt ri c o n 。 試験 管 内リ ン 酸 化 ア ツ セ イ . 精 製した S T ri s JJ 一 日C I ( p H 7 5) 5 . は よび 〟l に し た , m M DT T 〟g 50 rrl 〟 C i の【γ 3 2 P] A T P - 基 質とし て 加 え た 。 , 2 . 、 倍 ある い は ア ミドゲ ル を用 M B P も しくは M M n 0 04 C I2] を4 に 〃g . 、 5 × ki n 基 質 とし て FL L a s e M B P 、 b u 1 00 斤e r [100 jJ M m M AT P 2 ( 比 放 射 能 3 0 0 0 C i/ m m o J) を加 え 滅 菌 水 で 総 容 量を 2 0 の 量 は S A P K 2 ( W T) 0 2 〟 g と等 m o l ( 9 1 n g) そ の 、 4 M B P 、 なしの 、 . o 段 階とし た 3 0 C で 1 0 分 間 の 反 応 後 1 5 % ポ リ ア クリ ル い た S D S P A G E で 分 画した 分 子 量 マ カ は P r e ci si o n P ] u s P r o t e i n A ‖ B l u e S t a n d a rd s ( B 套o R a d) を用 い た 電 気 泳 動 後 洗 浄 液 ( 5 % TC A 1 % 1 N a4 P 2 0 7 0 H 2 0) で 1 5 分 間 の 洗 浄 を 2 回 行 い C B B 染 色 ( S i m p ly B J u e T M S a f e S t a i n ; l n v it r o g e n) を行 っ た 後 J P プ レ ト ( K o d a k) に 露 光 し T y p h o o n 9 2 0 0 ( G E h e a 肘1 C a r e) を用 い て 検 出 した また 精 製 した S A P K 2 ( W T) も しくは S A P K 2 ( M l S 3 0 8) 1 L L g に 5 ×k i n a s e b u ff e r を 4 1/4 倍 2 ( W T) 0 A P K2 4 。 、 ー ー - o - . 、 , 1 、 ー , 。 - , 、 8 もしくは G S T 融合 p h o s p h a ty d y- i n o sit o ト4 k i n a s e ( G S T P E4 K ) を 1 〟 g 2 0 0 〟 M A T P l 〟l および 2 jj C i の【γ 3 2 P】A T P ( 比 放 射能 3 0 0 0 C j/ m m o l) を加 え 滅 菌水 で 総 容 量 を 2 0 〟 l に し た 基 質 の コ ン ト ロ ル とし て G S T 1 〟 g を加 え た反 応 液も 用 意 した 3 0 C で 1 時 間 反 応 を行 い 1 0 % もしくは 1 5 % ポ リア クリ ル アミドゲ ル を用 い た 〟l 基 質 とし て 、 M B P I - , 、 ー 。 、 o 。 、 S D S PA G E で分画後 - 4 フ ォ ス フ ァタ . 精 製 した 同様 に 検 出 した 、 。 ゼ処 理 ー S A P K2 ( W T) S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A) をゲ ル ろ 過 b u 斤e r で 2 0 0 n g / L L l に なる ように 希 釈 し 仔ウ シ 胸 腺 ア ル カリ フ ォ ス フ ァ タ ゼ ( C I A P T a k a r a B i o) っ × 処 理を行 た 試 料 1 〟l に 酵 素 に 添 付され た 1 0 B u 斤e r 【5 0 0 m M T ri s H C = p H 9 0) 1 0 - , ー 、 。 M , - 、 M g C I 2] C IA P , . を を 1 〟 l 加 え 滅 菌 水 で 総容 量を 1 0 J J l に し 時 間 反 応させ た 対 照とし て C [ A P の 代 わり に 滅 菌水 1 F L ほ 加 えた反 応も行 っ た 反応 後 1 0 % ポ リア クリ ル アミドゲ ル を用 い た S D S P A G E で 分 画 した m o 37 C J JJ 、 24 、 (1 0 3 0 U / J] l) - 。 。 5 1 、 、 、 - 、 。 リ ン 酸 化タン パ ク質 の 検 出 . S D S 後 の ゲ ル に 対 して 固 定液 ( 5 0 % m e t h a n o l 1 0 % a c e tj c a ci d) で 3 0 分 以 上 の 振 とうを 2 回 行 い 蒸 留 水 に よる 1 0 分 間 の 洗 浄 を 3 回行 っ た そ の 後 P ro Q D i a m o n d p h o s p h o p r o t e i n g e 一 st a i n ( M o l e c u 一a r P r o b e s) 液 中 で 1 時 間 振とうする こ とに より リ ン 酸 化タ ン パ ク質を特 異 的 に 染 色 した こ れ 以 降 の 操 作 は 遮 光 し て 行 っ た 次 に 脱 色 液 【2 0 % a c e t o nit ril e 5 0 m M s o d i u m a c e t a t e ( p H 4 0)] に 置 換 し 3 0 分 間 の 脱 色 を 3 回行 い 蒸 留 水 に よ る 5 分 間 の 洗 浄を 2 回行 っ た こ の ゲ ル を T y p h o o n 9 2 0 0 ( G E h e a [t h c a r e) を 用 い て 5 3 2 n m レ ザ 光 に より励起 し 5 6 0 n m l o n g p a s s の e m i s sj o n fift e r を通 し て リ ン 酸 化タン パ ク質を検 出 した そ の 後 S Y P R O R u b y p r o t e i n g e l s t a i n ( M o l e c u l a r P r o b e s) で 晩 振とうす る こと に より 全タン パ ク 質を染色 した 洗 浄 液 ( 1 0 % m e t h a n o l 7 % a c e ti c a ci d) に 置 換 し て 3 0 分 間振 とうし 蒸 留 水 に よる 5 分 間 の 洗 浄 を 2 回 行 っ た こ の ゲ ル を T y p h o o n 9 2 0 0 を用 い て 5 3 2 n m レ ザ 光 に より励起 し 6 1 0 B P 3 0 の e m i s s i o n filt e r を通 し て 全タン パ ク質を検 出 した - PA G E , - 、 。 、 、 。 、 , . 。 、 、 、 . ー ー 、 、 . 、 一 、 。 , 、 。 ー ー 、 、 。 6 . 次元 電気泳動 二 次 元電気泳動 の 次 元 目 の 泳 動 は Z O O M J P G R u n n e r シ ス テ ム ( l n vit r o g e n) を用 い 添 付 の 説 明 書 に し たが っ て 行 っ た 上 述 の ように 精 製 し タン パ ク量 を 測 定 し た S A P K 2 ( W T ) S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A ) をゲ ル ろ過 b u 斤e r で 2 0 0 n g / 〟l に なる ように 希 釈 し 1 □l を S a m p [ e b u ff e r [ 7 M U r e a 2 M T i o u r e a 2 0 m M D T T 0 5 % Z O O M 二 一 、 。 、 、 - 、 C a r ri e r 1 5 00 0 , A m ph (p o fy t e s o H 4 7 ; [ n vit r o g - ) 0 e n 、 . , % 0 02 B ro m o , Ph e n oI Bl u 加え カ セ ッ トを 平 らな実 】1 6 0 e . FL H = 、 分 間 遠 心 後 上 溝 をサ ン プ ル 溶 液 とし た Z O O M 験 台 上 に 置 き サ ン プ ル 溶 液 1 5 5 〟 l をサ ン プ ル ロ ディ ン グディ バ イ ス に 充 填 し 次元 等 電 点 電 気 泳 動 用 の Z O O M ス トリ ッ プゲ ル ( p H ∠ト7 ; [ n v it r o g e n) をカ セ ッ トに 添加 し そ の まま室 温 で 9 0 分 間 静 置 し て ス トリッ プゲ ル を膨 潤させ た 電 極 用 ろ 紙 2 枚 に 蒸 留 水 を 浸 み 込 ま せ ゲ ル の 両 端 に 置 き カ セ ッ トを Z O O M 「p m 、 4 C 、 15 、 。 ー 一 、 、 、 、 。 、 9 、 、 lP G R に セ ットして 電 気 泳 動を 開始 し た 通 電 条件 は 表 4 u n n e r に 示 した 3 。 流 値 及 び限 界 電 力値 は それ ぞれ ス トリ ッ プゲ ル 1 本 当り 1 m A 次 元 電 気泳 動 終 了 後 次 の ような S D S 平 衡 化 処理を行 っ た 取り 出 し ゲ ル 1 本 当り 5 m l の S D S 処 理 溶 液 【1 × N u P 、 。 A G E 、 (J n v it r o g らに ) e n ゲ 1 , × N u PA G E S R d e u ci n g Ag (l n e nt v it r o g 限界電 、 。 )] LD S pl e a m B u q e r 分 間 振とうし た さ で 15 e n S 。 キ ル 化 溶 液 【1 2 5 m M I o d o a c e t a m id e ( W a k o) 1 × N u P A G E L D S S a m p l e B u 斤e r (! n v it r o g e n)] で 1 5 分 間 振 とうした N u P A G E I O % ビ ス トリ ス ゲ ル 1 m m 1 w e l 川 n vit r o g e n) を用 い て 次 の ように 二 次 元 目 の 電 気 泳 動を行 っ た S D S 平 衡 化 処 理 し た 次 元 ス トリッ プ ゲ ル を 二 次 元 目 ゲ ル の ウ ェ ル に 乗 せ ゲ ル 同 士 が 密 着 する ように ミ ク ロ ス パ テ ル で 軽く押 し 分 子 量 マ カ ( P r e ci si o n P 一u s P r o t e i n A " B l u e S t a n d a r d s) 3 J J l を浸 み 込ま せ た小 片ろ 紙を ス トリ ッ プ ゲ ル の 陽 極 外 側 に 挿 入 し た 二 次 元 目 の ゲ ル を 泳 動 槽 に セ ッ トし 泳 動 B u 斤e r [ 1 × N u P A G E M E S S D S R u n n i n g B u q e r (? n v it r o g e n)] を 注 ぎ 通 電 条 件 は 定 電 圧 2 0 0 V で 3 5 分 間 ゲ ル 枚あ たり の 限 界 電 流 値及 び 限 界電 力 債 は それ ぞれ 1 2 0 m A 及 び 2 5 W に 設 定 し 泳 動 した 泳 動 後 C B B 染 色 ( S i m p ly B 山 e T M S a f e S t a 叶) に より目 的タン パ ク質 を検 出 した 、 本 当り ple a m で ス トリッ プゲ ル をカ セ ッ トか ら 一 , 段階 に 設 定 した 2 W ル 1 5 m l の s ア ル - , 。 ー 、 一 。 - ー 、 ー 、 。 、 ー 、 、 、 、 7 。 。 結晶化 . 線 法を用 X SA P K2 量 ( W T) 3 0 00 0 い SA P K2 、 の C , に より濃 縮 した た立体 構造解 析 (M e n t ri pl u s l Y - 結 晶 化 条 件 を検 討 し た 上 述 の よ う に 精 製 し た S 3 0 8) お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A) の タン パ ク質 溶 液 を 分 画分 子 M 3 0 ( M i"i p o r e) および C e n t rip J u s Y M 1 0 を 用 い て 限 外 ろ 過 の ため 、 。 、 1 1 遠 心 分離 は A = e g r a T M X 2 2 R C e n t rif u g e ( B E C K M A N C O U L T E R T M ) を 使 用 し て 1 0 0 0 x g 4 C で 行 い タン パ ク質 最 終 濃 度 2 9 2 0 m 9 / m l ま で 濃 縮 した タン パ ク質 濃 度 は 2 8 0 n m に お ける 吸 光 度を測定 し 1 次 構 造 か ら得 たトリプトフ ァ ン 及 び テ ロ シ ン ニ ン グを の 数 に 基 づ い て 算 出 した 号 の 値 か ら求 め た そ の 後 結 晶 化 条 件 の 初 期 ス クリ 1 . o - 、 、 。 . 、 ー . 表 5 に 示 す 市 販 の 結 晶 化 キ ッ トを用 い て 行 、 、 た 結 晶 化 は2 4 穴 V D X プ レ ト ( H a n p t o n バ を使 用 し た の 体積を 50 0 〟 L 行 い リザ ドロ ッ プ レ ッ ト体 積 はタン パ ク質 溶 液 0 7 iL L とリ ザ バ 溶 液 0 7 JJ L を混 合 し て 1 4 〟 L とし た タン パ ク 質溶 液 は 2 9 1 6 4 m g / m l タン パ ク質 2 0 m M T rj s H C I p H 7 5 1 5 0 m M N a Cl 0 5 m M D T T とし た ただし S A P K 2 ( M l S 3 0 8) に 関 し て は 3 0 7 8 m g/ m J タ ン パ ク質 2 0 m M T ri s H C I p H 7 息 1 5 0 m M N a C l 0 5 m M D T T とした ハ ン ギ ン グドロ ッ プ 蒸 気拡 散 法 の 模 式 図を 図 4 に 示 し た 結 晶 化 プ レ トの セ ッ ト後 2 0 C の イ ン キ ュ ベ タ 内 に 静 置 し 1 日 か ら数 日 間 の 間 隔 をあけ て 結 晶析 出 の 有 無 を偏 光 顕 微 鏡 に よ っ て 観 察 し た R h) e s e a rc ハ ンギン っ ー . グ ドロ ッ プ蒸 気 拡 散法 で ー ー ー 、 ー , . , - . - . 、 . . , 。 ・ , - - 、 、 . . - 、 , 。 . o ー ー 。〉 ー , 、 。 8 。 す N M R 測 定と解 析 クトル 測 定 は 2 7 C で 5 m m の C H N 三 重 共 鳴ク ライ オ検 出器 を装 し た B r u k e r A V 6 0 0 N M R 装 置 ( B u rk e r B i o S pi n) を用 い て 行 っ た タン パ ク質試 料 は 濃 度 着 を測 定 し 1 0 % D 2 0 を加 え て シ ゲ ミチ ュ ブ ( s H I G E M l) に 充填 し 測 定 に 供 した 測 定 に 用 い たタン パ ク質 試 料 の 濃 度 および b u ff e r 条 件を表 6 に 示 した ス ペ クト ル は X w i n n m r ソ フ トウ ェ ア ( B u r k e r B i o S p i n) で 処 理 し S p a rk y ソ フ トウ ェ ア ( U n i v e r sit y o f C aJif o r n i a の べ て の N M R スペ o 、 。 ー 、 、 . 、 】 .0 。 、 、 G dd o a rd 析 した T D , . と K . D G n e ll e r, , に よる開発; h モ t p :// w . w w gl c . u c sf e . d . u / h e/ s o m p a rky/ ) 解 で 。 標 識 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) と非標 識 S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 用 い た N M R 滴 定 実 験 用 の サ ン プ ル は 次 の よう に 調 整 し た 上 述 の ように 精 製 し た 1 5 N 標 識 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 最終濃度 0 1 6 m M に 対 し て 非 標識 S A P K 2 ( M l S 3 0 8 ) の 濃 度 比 が 1 : 2 となる ように 混 合 し N M R 滴 定実 験 用 サ ン プ ル とした 15N - - - 。 - . 、 9 モ デリン グ . デ リン グ に は モ P it s e は c 。 " h c , (P M A R Kl D B ID a nd u e x se a rc g トb i n / g b lt p d b f o ( h tt p :// s I 1 9 95; G B LAS T S W IS S M O D E L 、 r m h . p] P e it s c h ai n st g a - h c s m d w e P tei n D ro x . e t e aJ . ( 担t p :// s ロo at a B A P K2 k a n (P a s p y . o rg // S k g e m ) c . ( W JS S - M O D E L ht . nip . j p/ % 7 E g a c e n o m e . との 相 同 性 が 最も高 か D B ; h tt p :// w w w . rcs b o rg / p . J; トに ー . n e s m . を用 い た テ ン プ レ 2 0 0 3) , " st r u ct u r e ) を用 い た検 索 に より S 、 d e暮e o cg i . 2 H A K ) を用 い : 1 9 9 7; S , 3 D is w / た b /) か ら d っ イ ル を 取 得 し た ま ず S V V I S S M O D E L の F ir st A p p r o a c h m o d e で S A P K 2 の ア ミノ 酸 配 列 を 入 力 し たとこ ろ P D B に 登 録され て い るタ ン パ ク質 の 中 で S A P K 2 ( ( W T) と相 同 性 が 高 い も の を サ バ が 選 択 し 2 H A K A C D E および F c h a i n をテ ン プ レ トとした モ デ リ ン グ構 造を得た 以 後 こ の 構 造 を F i r s t A p p r o a c h l と表記 す る 次 に 同 じく F i r st A p p r o a c h m o d e で S A P K 2 ( m ) の 配 列 を入 力 し テ ン プ レ トとして 2 H A K E P D B ファ - . 、 、 W T) 、 ー ー 、 、 、 、 ー 。 、 。 、 ー 、 c h ain 。 k/ フ ァ イ ル を添 付 し P D B の た さら に S W IS S 、 c ] u st a l w 、 M O DE L - の 以 下 で First A p p 、 A Iig n m e nt l n t e rf a ro a c h で 2 c e C LU STAL W 、 ( h tt p :// w ) と 2H A K w w . e bi . a c . 作 成した の ア ラ イメ p ( 力 し テ ン プ レ トとし て 2 H A K E c h a i n を指 定 し 以 下 で A Iig n m e n t I n t e rf a c e l と 表 記 す る モ デ リ ン グ構 造を得た 最 後 に S W IS S M O D E L の A lig n m e n t ] n t e rf a c e で 上 述 の ア ラ イ メ ン トを より詳 細 に 確 認 し なが ら 変 更 を 加 え て 入 力 し テ ン プ レ トとし て 2 日A K E c h ai n を指 定 し 以 下 で A lig n m e n t I n t e rf a c e 2 と表 記 する モ デ リ ン グ 構 造 を得 た 2 H A K E c h ai n およ び そ れ ぞ れ の モ デ リ ン グ構 造 は P y M O L ソ フ トウ ェ ア ( D e L a n o S ci e n tifi c の u ; Th ン トを 入 o m et al s o n . 1 9 9 4) , を用 い て と表 記 する モ デ リン グ 構造 を得 S A P K2 m ー 、 、 - 。 、 、 ー 、 、 . 、 D L e a n o W , L . に よ る開発; h tt p :// p y ・ 電 化 構 造 を 示 した p a pia 1 g i/ s c p bi o d c o m 第 - ・ 三 章 s m p u n S A P K2 。 e n uJ _ d e e . a c . u ・ p l; の Ch k/ % 7 E o u w o l s o u r c e f o rg e . 次 構造 予 測 は 二 a n w m d F a s m j p r e d /; - C a n , 斤 et u . 19 a L て 、 リボン 構造 お よび表 面 法 ( h tt p :// m b s c b r c j p / 7 4) お よ び 」 p r e d 法 ( h tt p :// w w w 1 9 9 8) に より行 っ た C h 、 ) を用 い n e t/ o u - F a s m a n . . . , 。 結果 精製 . 1 1 - . 大 量 発 現 系 の 構 築 と精 製 プ ロ トコ S A P K ー ル の確立 の 立 体 構 造 解 析 お よ び こ れ に 基 づく活 性 制 御 機 構 の 解 明を目 的とし 実験 に 用 い る タン パ ク質 の 大 量 か つ 高純 度 で の 精 製 条 件 の 検 討 を行 っ た 発 現 系 は 大 腸 菌を用 い た イ ネ ゲ ノ ム に コ ドされ た 1 0 個 の S A P K の うち リン 酸 化 部 位 の 解 析など当 研 究 室 に お い て 最 も機 能 解 析 が 進 め られ て い る S A P K 2 に 焦 点をあ て て 実 験 を 行 っ た 本 研 究 で 発 現 お よ び 精 。 。 ー 、 。 ll 、 製 を試 み た S 1 1 1 の ドメイ ン 構造 を図 5 に 示 した 。 S A P K 2 (V V T) ' J - および そ の 変異 体 A P K2 . 野 生 型 の S A P K 2 ( S A P K 2 ( W l )) の 大 量精 製 を 目 指し て 発 現 に 用 い る大 腸 菌 株 誘 導 の ため の I P T G 濃 度 お よ び誘 導 後 の 培 養 温 度 に つ い て 検 討を行 っ た そ の 結 果 を図 6 に 示 し た まず 大腸 菌 発現 株 に よる S A P K 2 ( W T ) の 発 現を比較 し た結 果 1 8 C で 晩培養し た場 合 に は 大 きな違 い は 見られ な か っ た ( 図 6 ( C ) および ( D)) し か し 3 7 ℃ 3 時 間 培 養 した 場 合 B L 2 1 ( D E 3) 株 で 発 現させ ると目的タン パ ク質 は ほ とん ど不 溶 性 画 分 に 存 在 し た の - 、 、 。 o 一 。 、 、 。 、 、 、 に 対 し て ( 図 6 ( A )) B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 で は 目 的タン パ ク 質 の 半 分 以 上 が 可 溶 化 し た ( 図 6 ( B)) こ の 結 果 か ら B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 の 方 が 目的タン パ ク質 の 可 溶 化傾 向 が 見ら れ ると判 断 し B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 を 発 現 株 とし て 用 い る こ とに した 次 に 目的タン パ ク 質 、 。 、 , 。 、 誘 導 に 用 い る IP T G 濃 度 に つ い て 検 討 した そ の 結 果 培 養 温 度 や 菌 株 に 関 わ らず IP T G 濃度が 1 m M の 時 よりも 5 0 〟 M の 時 の 方 が 目的タ ン パ ク 質 は 可 溶 化 す る傾 向 が こ 見 られ た の 結 果 か ら 5 0 〃 M の I P T G で 誘 導 を行 うこ ととし た さら に 培 養 温 度 の 検 討 を行 っ た そ の 結 果 発現 量 は 3 7 C で 培 養し た方 ( 図 6 ( B) L a n e 3) が 1 8 C の 時 ( 図 の 。 。 、 、 、 。 、 o 。 o 、 ( D ) L a n e 3) よりも多 か っ た し か し 1 8 C で 培養を行 っ た 場 合 目的タン パ ク質 の 可 溶 化 する割 合 が 高 い こ とが わ か っ た ( 函 6 ( D ) L a n e 4 5) 本研 究 で は 構 造 解 析 および 活 性 測 定 に 用 い る活 性 型タン パ ク 質 を精 製す る こ とを目 的 に し て い る 不 溶 化 したタ ン パ ク 質 は 活 性 が 失 われ て い る場 合 が 多く 上 記 の 目 的 に は 可 溶 性タン パ ク 質 とし て 発 現 する 条 件 で 培 養 する こ とが 必須 で ある そ こ で 目的タン ′i ク質 の 発 現 量 よりも可 溶 化 を優 先 し 1 8 C で 晩 培 養 す o 6 。 、 、 , 。 、 。 、 o 一 。 、 , る こ ととし た 以 上 の 結 果 か ら 組 換 え S A P K 2 の 発 現 に は 大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p Ly s S 株 を用 い 5 0 〟 M I P T G で 誘 導 し. 1 8 C で 晩 振とう培 養する方 法 が 最 適 で あると結 論 した 次 に 発現 ベ クタ の 検 討 を行 っ た そ の 結 果を図 7 に 示 し た 異 なるタグ が N 末 端 側 ベ に そ れ ぞ れ 付 加 される 3 種 類 の クタ に S A P K 2 ( W T) を組 み 込 み 発 現 量 および ア フィ 。 , 、 o 一 , 、 。 ー 、 。 。 ー 、 精 製 の 収 量 が 高く な る 発 現 クタ を調 た G S T タ グ が 付 加 され る H i s 6 タグ が 付加される p D E S T h i s E K S A P K 2 ( W T) お よ び T r x 日i s 6 タグ が 付 加 され る p D E S トt r x E K S A P K 2 ( W T) をそ れ ぞれ 大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 殊 に 導 入 し 4 0 m l の L B 培 地 を 用 い て 前 述 し た 条 件 で 目 的タン パ ク質を発 現させ ア フィ ニ テ ィ 精 製 を行 っ た こ の 3 つ の ベ クタ を比 較 した 結 果 p D E S T t r x ベ クタ を用 い たとき に 目的タン パ ク 質 の 発現 量 およ び 回収 量とも に 最も多くなる ことが分 か っ た S A P K 2 ( W T) の 直 上 に 導 入 し たプ ロ テ ア ゼ サイトに つ い て 検 討 を行 っ た そ の 結 果を図 8 に 示 した E K サイトを導 入 した p D E S T t r x E K S A P K 2 ( W T) お よび P r e S サイトを導 入 ニ ティ ベ ー p G E X 5 X 1 S A P K 2 ( W T) 1 - べ ー 。 - - - - 、 、 ■ 一 - - 、 、 ー ー ー 。 、 、 。 ー 。 - - - 。 - し た p D E S T t r x P r e S S A P K 2 ( W T) に つ い て 検 討を行 っ た それ ぞ れ の ベ クタ を大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し 上 述 した 条件 で 目 的タン パ ク質 の 発 現 および 精 製を行 っ た - - - ー . 、 導 入 した プ ロ テ ア 。 ゼ サ イトに よる T r x H i s 6 タグ 融合タン パ ク 質 の 発 現 量 や 可 溶性 に 違 い は っ たが プ ロ テ ア ゼ 処理 に より現 れる S A P K 2 ( m ) の 大きさが 異 な っ て い た ( 図 8 ( B)) P r e S で 処 理 し た 場 合 推 定 分子 マ ス 3 8 7 k D a と 致 する位置 にタグが 切 断され た S A P K 2 ( W T) の バ ン ドが 現 れ た ( 図 8 ( B) 赤 矢 印) 方 E K で 処 理 した 場 合 ー - ほ とん ど見られ な か - , 一 0 、 . 一 。 には 、 推 定 分 子 マ ス 3 8 5 k D a よりも大き い 位 置 に バ ン ドが 現 れ た ( 図 8 ( B) 青 矢 印) こ れ は 直 上 に 導 入 した E K サ イトで は 切 断されず ベ クタ 由 来 の E K サイト ( 図 3 ( B )) で の み 切 断され た こ とを 示 す また E K 処 理 後 で は S A P K 2 ( W T) 内 部 で の 分解 が 徐 々 に 見 られ 、 . 。 ー 、 、 。 、 12 _ 、 たが 処 理 後 の S A P K 2 ( W T) に は 分 解 が見られ な か っ た こ れら の 結 果 か ら 発 現 ベ クタ に 導 入 する プ ロ テ ア ゼサ イトとし て P r e S サ イトが適 切 で ある こ とが 分 か っ た 精 製 条 件 に つ い て 検 討を行 っ た そ の 結 果 を 図 9 に 示 した 大 腸 菌 抽 出 液を N i c h e l a ti n g カ ラ ム に より精 製 した後 透 析 に より b u 斤e r 交換 を行 い P r e S 処 理 を行 っ た結 果 消 化 効 率 が 著 しく低 い こ とが 分 か っ た ( 図 9 ( A) L a n e 2) そ こ で N i c h e l a ti n g カ ラ ム 精 製 後 の 溶 液 に つ い て ゲ ル ろ 過 精 製 を行 い P r e S 処 理 を行 っ た そ の 結 果 同 じ 処 理 条 件 で の 消 化 効 率 が 著 し く向 上 し た ( 図 9 ( A ) L a n e 5) こ の とき の ゲ ル ろ 過 精 製 の ク ロ マ トグ ラム を 図 9 ( B ) に 示 し た P 、 S re 。 、 ー ー 、 。 。 。 、 、 . 、 、 。 、 。 。 消 化 効 率 の 向 上 は ゲ ル ろ 過 精 製を行うこと に より 主 に 排 除限 界 で 溶 出される凝 集 し た 目 的タン パ ク 質 および 爽 雑 物 が 除 か れ た た め と考 え られ る こ の 結 果 か ら 組 換 え S A P K 2 の 精製 に は プロ テア ゼ 処理 の 前 に ゲ ル ろ 過 精 製を 行うこ ととした この 、 、 。 、 ー 、 0 以 上 の 結 果 を考 慮 して 決 定 した S A P K 2 ( W T) の 最 終 精 製 プ ロ トコ 果 を図 1 0 に 示 し た 本 実 験 で 確 立 し た 条 件 で 精 製を行う こ と に より 。 S A P K2 1 1 2 - - S ・ S A P K2 お よ びそ の 精 製 結 バ ン ドとし て ほ ぼ単 、 の 精 製 が 可能 とな っ た W T) ( ル ー 一 。 M l P 2 6 5) ( - フ ァ ミリ プロ テ イン キ ナ ゼ は N 末 端 側 の 高 度 に 保存 され た キ ナ ゼ 領 域 と C 末 端 側 の 酸 性 ア ミノ 酸 に 富 む ユ ニ クな制 御 領 域 か らな っ て い る S A P K 2 の 2 6 5 番 目 の プ ロ リ ン ま で の 領 域 は S n R K 2 フ ァ ミリ プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ で 相 同性 が 高く 他 の プ ロ チ イ ン キ ナ ゼ の キナ ゼ 領 域 と の 相 同 性 が 高 い 領 域とも ほ ぼ 致 し て い る ( 図 1) そ こ で こ の 2 6 5 番 目 の プ ロ リン ま で の N 末 端側 領 域 を S A P K 2 の キナ ゼドメイ ン として 精 製 す る ニ ン グを行 っ た ため に サ ブク ロ n R K2 ー ー - 、 、 ー 。 ー ー 、 - 、 ー 一 . 、 ー 、 ー 。 SA P K2 ( W T) と同様 に 大腸 菌用 発 現 ベ クタ P D E S T t r x に 組 み 込 み p D E S T t r x E K S A P K 2 ( M l P 2 6 5) を作 成 した 直上 に 導 入 し た プ ロ テ ア ゼ サ イト は 前 述 した P r e S で は なく E K を用 い た S A P K 2 ( W T) で は 導 入 した プ ロ テ ア ゼ サ イ ( M l P 2 6 5) - - は 、 SA P K2 ー 、 - - ー 、 。 ー 、 、 。 、 ト に よ る目 的 タン パ ク質 の 発 現 量 や 可 溶 化 に 違 い は 見 られ な か M l P 2 6 5) の 場 合 に おい て も P 、 を用 E K - S re と っ た 。 結 果か ら S A P K 2 が 見 られな い と 予想さ この で発現量や可 、 溶化に 違い は い と 問題 な 判 断 した p D E S T t r x E K S A P K 2 ( M l P 2 6 5) を 大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し 5 0 □ M ま た は 1 m M の I P T G に より遺 伝 子発 現 を誘 導 後 3 7 C もしくは 1 8 C で 培養 し 発 現 お よ び可 溶 化 を確 認 し た その 結 果を図 1 1 ( A ) に 示 した 目的タン パ ク 質 の 発 現 量 は 多 い も の の ど の 条 件 で 培 養 し て も目 的タン パ ク質 は ほ とん ど 不 溶 性 画 分 に 存 在 し 可 溶 性 画 分 に は 得ら れなか っ た ( れ るた め - E K い ても可 溶 化 の 確 認 に - 。 - 、 o o 、 、 。 。 、 、 。 1 1 3 - - . SA P K2 (M 上 述 の よう に l イ 2 8 3) ゼドメ イ ン と し て 精 製 を試 み た S A P K 2 ( M l P 2 6 5) の T r x H i s 6 融 合 タン パ ク質 は 可溶 化 し な か っ た 図 2 1 に 示 し た ように 」 p r e d 法 に よ る 二 次 構 造 予 測 で は 2 6 5 番 目 の プ ロ リン の 周 辺 に 二 次 構 造 は 予 測され な い が C h o u F a s m a n 法 で は 2 5 9 番 目 の トリ プトフ ァ ン か ら 2 7 1 番 目 の グ ル タミン 酸 ま で に ロ ヘ リツ ク ス が 予測され た 欠 失 変異 体 を作 成 する 際 に □ ヘ リ ツク ス や □ シ トなど 二 次 構 造 の 途 中 で 欠 失させ るとこ の 部 分 の 二 次 構 造 が 崩 れ こ れ が タン パ ク質 の 凝 集 など の 原 因 となる こ とが ある そ こ で 1 、 S A P K2 の キナ ー - - 。 、 - 、 ー - - - 、 、 。 13 、 。 番 目 の メチ オ ニ ン か ら J p r e d 法 お よ び C h o u F a s m a n 法 とも に 二 次構 造 が 予測 され て い な い 2 8 3 番 目 の ス レ オ ニ ン ま で ( S A P K 2 ( M I T 2 8 3)) の サ ブク ロ ニ ン グを行 っ た S A P K 2 ( M l 丁2 8 3) は 大 腸 菌 用 発 現 ベ ク タ に 組 み 込 み P D E S T trx - 、 ー 。 一 ー - , P D E S T tr x P S S A P K2 を作成 し た プ ロ テ ア ゼ サイトは S A P K 2 ( W T) で 用 を導 入 し た 発現 クタ を 大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し S A P K 2 ( M l P 2 6 5) と 同 様 に 発 現 お よ び 可 溶 化を確 認 した そ の 結 果を図 1 1 ( B ) に 示 し た し か し S A P K 2 ( M l 丁2 8 3) も 可 溶 性 画 分 に 得る こ とは で きな か っ た - い た P re - S 「e (M - l T 2 8 3) - 。 ベ この 。 ー 、 ー 、 - . 。 一 、 1 1 4 - 。 . S A P K2 (M た っ M l S 3 0 8) - l 丁2 8 3) 一 と同様 に に 加 え さらに C ( M I T 2 8 3) を行 ( S A P K2 - 、 次 構 造 予 測 の 結 果 を考慮 し C 末 端 側 を S A P K 2 へ 2 5 残 基 の ば した S A P K 2 ( M l S 3 0 8) に つ い て 検 討 ニ 末端 側 、 - 。 を 大 腸 菌 用 発 現 ベ ク タ に 組 み 込 み P D E S T trx D E S T t r x P r e S S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を作 成 した プ ロ テ ア ゼ サ イト は P r e S を導 入 した p こ の 発現 ベ クタ を 大腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し S A P K 2 ( M l P 2 6 5) と 同様 に 発 現 お よ び 可 溶 化を確 認 した そ の 結 果を図 1 2 ( A ) に 示 し た 1 8 C で 培 養 した 場 合 目 的タン パ ク質 が 可 溶 化 する ことが わ か っ た 以 上 の 結 果 か ら S A P K 2 ( W T ) と同様 に 5 0 □ M J P T G で 誘 導し 1 8 C で 晩 振 とう培 養 す る こととし た 図 1 0 ( A) に 示 し た 精 製 プ ロ トコ ル に 従 っ て S A P K 2 ( W T) と同 様 に 精 製 し た 結 果 S A P K 2 ( W T) と同 じ 条件 で P r e S 処 理を行 っ たとこ ろ 切 れ残りが 大 変 多 か っ た し か し 時 間 が 経 過 すると P r e S に より ほ ぼ完 全 に 酵 素 消 化 される こ とが わ か っ た の で 処 理 時 間 を 1 6 SA P K2 M l S 3 0 8) ( ー - - - 、 - - ー 。 、 。 ー - 、 o 。 。 。 、 、 、 o 一 、 。 ー 、 、 。 、 、 時間から の マ イナ 1 1 5 - 3 ー 日 間 に 変更 し た S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の 精 製 結 果を図 1 2 ( B) バ ン ドが 2 本 ほ ど残るも の の ほ ぼ 単 バ ン ドとし て 精 製 で きた . 爽雑 物 。 一 。 S A P K2 - に 示 した - 。 ソラ マ メの ( K 3 3 A) プロ テイン キ ナ ゼ A A P K で は プ ロ テ イン キナ ゼ で 高 度 に 保 存され た A T P 結 合 部位 の リジン を ア ラ ニ ン に 置 換 すると 孔 辺 細 胞 プ ロ トプ ラ ス トで 発 現させ た G F P 融 合 A A P K の リン 酸化 活 性 がなくなり こ の 変異 型タ ン パ ク質を発 現させ たトラ ン ス ジ ェ ニ ッ ク植 物 で は A B A に 応 答 し た気 孔 の 閉 鎖 が 見られ なくなる こ とが 報 告 され て い る ( Li e t a I 2 0 0 0) また A T P 結 合 部 位 の リジ ン を ア ラ ニ ン に 置 換 し た S A P K 2 ( S A P K 2 K 3 3 A ) をイネ 培 養 細飽 プ ロ トプ ラス トで 発現さ せ た 場 合 ドミナ ン トネガテ ィブ 効 果 は 確 認 で きな い も の の そ の リン 酸 化 活 性 は失 わ れる こ とが 示 され て い る ( 山 本 未 発 表) A B A シ グナ リ ン グ に 関 わる S R K2 n ー 、 - 、 、 、 . . , 、 、 0 さら に 大腸 菌 で 発現 させ 不 溶 性 画 分 か ら回収 し た G S T 融 合 S A P K 2 K 3 3 A で は 自 己 リン 酸 化 活 性 お よ び M B P リン 酸 化 活 性 が 失 わ れる こ とを確 認 し た ( 青 田 2 0 0 5 名 古 屋 大 学 農 学 部 応 用生 物 科 学 科 卒 業論 文) 後 述 す る よう に S A P K 2 ( W T) お よび S A P K 2 ( M l S 3 0 8) は 大 腸 菌 中 で す で に リ ン 酸 化 、 , 、 , 、 0 - 、 、 され て おり そ の リン 酸 化 状 態 は 均 で な い こ とがわ か っ た こ れら の S A P K 2 の 結 晶 が 得 ら つ として れ ない 要 因 の 不 均 な リン 酸 化 に より表 面 電 荷 が 異 なるタン パ ク質 の 集 合とな っ て い る こ とが 予 想され た そ こ で 大 腸菌 の 中 で リ ン 酸 化され な い も しくは リン 酸化 状 態 が 均 で あ るような S A P K 2 タン パ ク質を得 る ことを検 討 した 大腸 菌 に お ける リ ン 酸 化 は 自 己 リ - 、 。 一 - 、 。 、 、 一 。 】 .4 、 酸化 ある ことが 予 想される た め 自 己 リ ン 酸 化 活 性 を持 たな い S A P K 2 変 異 体 S A P K 2 ( K 3 3 A) に つ い て 検 討 を行 っ た 二 S A P K 2 ( K 3 3 A ) を 大 腸 菌 用 発 現 ベ クタ ゼ サ イトと P D E S l t rx に組 み 込 み プロ テ ア して P r e S を導 入 した p D E S T t r x P r e S S A P K 2 ( K 3 3 A) を作 成 し た こ の 発 現 ベ クタ を大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p Ly s S 株 に 導 入し S A P K 2 ( M l P 2 6 5) と 同 様 に 発 現 お よ び 可 溶 化 を確 認 した そ の 結 果 を図 1 3 ( A ) に 示 した 5 0 ⊂] M I P T G で 誘 導 し 1 8 C で 培 養 した 場 合 目的 タン パ ク質 の 可 溶 性 が 最も 高くなる ことが わ か っ た 以 上 の 結 果 か ら S A P K 2 ( W T) お よ び ン で 、 。 ー ー 、 、 - - - ー 。 - 、 o 。 。 、 。 、 と同 様 の 条 件 で 培 養 する こととし た ( 図 1 0 ( A ) に 示 した 精 製 プ ロ トコ ル に 従 っ て 精 製 した結 果 S A P K 2 ( M l S 3 0 8) と同様 に P 「 e S 消 化 の 効 率 が 低 か っ た こ の 場合も処 理 時 間 を 3 日 間 に 変 更 す ると ほ ぼ 完 全 に 酵 素 消 化 される こ とが わ か っ た S A P K 2 ( K 3 3 A) の 精 製 結 果 を図 1 3 ( B) に 示 し た 爽雑 物 の マ イ バ ン ドとし て 精 製 で き た ただ し S A P K 2 ( W T) や S A P K 2 ナ バ ン ドが 残 るも の の ほ ぼ 単 S A P K2 M l S 3 0 8) - 。 ー - 、 。 。 。 ー 一 . ( M l S 3 0 8) に比 - 1 1 6 - S A P K2 - ・ べ て (P 2 84 - 、 タン パ ク質 が 不 安 定 で あり 短 時 間 で 分解 する傾 向 が 見られ た 、 、 。 L 3 3 9) これ ま で に 当研 究 室 お よ び他 の 研 究グ ル プ に より 行わ れ た 研 究 の 結 果 か ら S n R K 2 フ ァ ミリ プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の C 末端 側 の 領 域 は 上 流 か らの シ グ ナ ル を受 容す るととも に 活 性 を 正 に 制 御 す る機 能 が あ る と 考 えられ て い る( K o b a y a s h i e t a l 2 0 0 4 ; Ⅶ s hi d a e t a i 2 0 0 6) そ の た め リ ン 酸 化 に よ る活性 化ととも に こ の 領 域 が 関 わ る 活 性 調 節 の メ カ ニ ズ ム に 興 味 が 持 たれ る こ の よう に ユ ニ クなプ ロ テ イ ン キ ナ ゼ活 性 制 御 の 分 子 機 構 の 理 解 に は 次 に 高 構造 関す る情 報 が 必要 不 可 欠 で あ る そ こ で C 末 端 領域 の 構 造 解 析 を目 的とし て ー 、 ー ー 、 . 。 . , , 、 ー ー 。 。 SA P K2 (P 28 4 - 、 、 の 2 84 番 目 の プ ロ リン か ら 3 3 9 番 目 ( C 末 端) の 発 現 お よ び 精 製 に つ い て 検 討を行 っ た L 3 3 9)) の ロ イシ ン まで の 領域 (S A P K 2 。 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) を大 腸 菌 用 発 現 ベ クタ ゼサ p D E S T t r x に 組 み 込 み プE= テ ア イトとし て F a c X a サ イトを 導 入 した p D E S T t r x F a c X a S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) を作成 した 目 的 タン パ ク 質 の 直 上 に プ ロ テ ア ゼ サイトを導 入 す る 場 合 そ の プ ロ テ ア ゼ サ イトと目 的タ ン パ ク 質 の N 末 端 の 局 所 的 p l が 近 い 方 が 可 溶 化 し や す い と い う報 告 が なされ て い る - - ー 、 - - - - 。 ー ー 、 ( T s u n o d a e t a [ 2 0 0 5) S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の N 末 端 側 5 残 基 の 局 所 的 p l は 6 5 と 中 性 付 近 で あ っ た の で 同 じく中 性 付近 の 局 所 的 p t を持 つ F a c X a サ イトを 選 択 した こ の 発現 ベ クタ を大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し 他 の S A P K 2 変異 体 と 同様 に 発 現 お よ び 可 溶 化 を確 認 した そ の 結 果を図 1 4 ( A ) に 示 した 目 的タン パ ク質 は 培 養温 度 に 関 わ らず 可 溶 化 す る こ とが わ か っ た N M R 測 定 に は 1 5 N 安 定 同 位 体 標 識 し たタン パ ク質 が - . . , . 、 。 ー 、 。 。 . 、 、 必 要 で ある そ の た め に M 9 培 地 で の 培 養 を検 討 した そ の 結 果 L B 培 地 で 発 現 さ せ た 時 と同 様 の 結 果 が M 9 培 地を用 い た 場 合 に も確 認 で きた こ の ため 1 m M I P T G で 誘 導 し 発 現 量 が 多くなる 3 7 C で 4 時間 振とう培 養 する こ ととした S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 精 製 プ ロ トコ ル を 図 1 5 に 精 製 結 果を 図 1 4 ( B ) に 示 し た T r x H i s 6 融 合タ ン パ ク 質 も N M R 測 定 に 供 す るた め 爽雑 物 を取り除く目 的 で 1 回 目 の ゲ ル ろ過 精 製 を 行 っ た 後 陰 イ オ ン 交換 カ ラ ム で 精 製 し 再 度 ゲ ル ろ 過 精 製を行 っ た こ の 操 作 に より 目的 融 合タン パ ク質 は ほ ぼ単 の バ ン ドま で 精 製 で きた そ の 結 果を図 1 4 ( B ) ( L a n e 。 。 、 、 。 、 、 o 。 ー - 、 。 - 、 , 、 、 。 一 、 6) 。 ベ クタ に 示 す S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 発 現 処 理 を行 っ たとこ ろ 著 しく消 化効 率 が 悪 か っ た 1 。 。 15 ー には F そこ で 、 X a c 発現 a サ イトを導 入 し たが ベ クタ ー 由来 のプロテア F 、 ー a c ゼ X a のう ち タグと切 断 後 の 目 的タン パ ク質 の 大きさが異 な っ て おり 比 較 的 分 離 が 行 い や す い E K で 処 理 する こ ととした ( 図 3 ( B)) N M R. 測 定 に 用 い た T r x H i s 6 融合タ ン パ ク質を回収 し 適 当 な濃 度 に 希 釈 後 E K 処 理 を行 っ た E K 処 理 後 ゲ ル ろ過 精 製 に より プ ロ テ ア ゼ と目 的タ ン パ ク質 を分 離 した 切 断され たタグと目 的タン パ ク質 は 大きさ が 異 なる の に も 関 わ らず 目 、 、 - 0 、 ー 、 。 、 。 、 的タン パ ク質 が存 在 する 画 分 に は タグも含 まれ て い た (図 、 14 ( B) L a n e 8) こ の ため 目 的タ カ ラ ム に 供 し 目 的タン パ ク質 S A P K 2 P 2 8 4 L 3 3 9 1 4 を非 吸 着 画分 図 B L a n e 9 に T r x H i s 6 タグを溶 出画 分 ( 図 1 4 ( B ) ( ) ( ( ) ) L a n e 1 0) に 回収 し た そ の 後 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) が 含 まれる非 吸 着 画 分 を濃縮 し N M R 測 定 に 用 い た また T r x H i s 6 タグ が 含 まれる溶 出画 分 は ゲ ル ろ 過 バ ッ フ ァ で 希 釈した後 濃縮 し 同様 に N M R の 測 定 に 供 した ン パ ク質 が 含 まれ て い る画 分 を集 め て Nj 。 c h e l a ti n g 、 、 - - 、 - 。 , 、 - . ー 、 、 、 。 2 組 換え S . 2 1 の リ ン 酸 化 活 性 とリ ン 酸化 状 態 A P K2 リン 酸 化活 性 - . 精 製 した組 換 え S および S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の リ ン 酸 化 活 性を調 べ た ま ず S A P K 2 ( W T) を酵 素とし M B P を基 質として 試 験 管 内 リン 酸 化 ア ツ セ イを行 っ た そ の 結 果 を 図 1 6 に 示 し た 5 倍 の 酵素 濃度 で 反 応させ ると 酵 素タン パ ク質 あ たり の 自 己 リ ン 酸 化 活 性が 2 8 5 2 倍 高くな っ た ( 図 1 6 ( B)) ま た 酵素 濃 度 が 定の 時 基質濃度の 上 昇に対 応 して S A P K 2 ( W T) の 自 己 リン 酸 化 活 性も高くな っ た ( 図 1 6 ( B)) 次 に S A P K 2 O N T) およ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 酵 素 とし M B P お よ び G S T P J4 K を 基 質 とし て 試 験 管 内リン 酸 化 ア ツ セ イ を 行 っ た そ の 結 果 を 図 1 7 に 示 し た 基 質 で ある P 1 4 K が G S T 融 合タン パ ク質 な の で コ ン ト ロ ル として G S T を基 質 に 用 い た反 応も 行 っ A P K2 (W T) - 。 、 、 。 。 、 - 、 一 . . 。 、 、 、 0 - 、 - 、 、 。 。 ー 、 た C 末端の 31 残 基を欠 失した お よび 自 己 リン 酸化 活 性 は S A P K 。 , に 対 する基 質 リン 酸 化活 性 は 、 S A P K 2 ( M l S 3 0 8) - の M BP に 対 する基 質 リ ン 酸 化 活 性 と比 較 して 顕 著 に 低 下 し た そ れ に 対 し て P 14 K と S A P K 2 ( M l S 3 0 8) で ほ とん ど変 化 が な か ( た 場 合 S A P K 2 ( W T) の 自 己 リン 酸 化 活性 が 図 1 6 と同 2 (V V T ) SA P K2 . W T) 、 - た また M B P を基 質として 用 い 様 に 高くな っ た が S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の 自 己 リン 酸 化 活 性 に 対 する M B P の 影 響 は あ っ て もごくわ ず か で あ っ た 方 P 14 K を基 質とし て 用 い た場 合 S A P K 2 ( W T) の 自 己 リ ン 酸 化 は に 活性 逆 低 下 し た ( 図 1 7 ( B カ S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の 自 己 リ ン 酸 化 活 性 に 対 し て も P f4 K は 抑制 作 用 を 示 し たが そ の 程 度 は S A P K 2 ( W T) に 対 するそれ に 比 べ て わ ず か で あっ た っ 。 、 、 - 、 一 . 、 、 - 、 。 、 、 。 2 2 - . リン 酸 化状 態 が活 性 をも つ に は 酵 素タン パ ク 質 の リ ン 酸 化 が 必要 で ある こ とが 当 研 究室 に お ける研 究 か ら明らか に され て い る ( K o b a y a s h i e t a l 2 0 0 4) 上 述 の よう に 精 製 し た組 換 え S A P K 2 が 顕 著 な リン 酸 化 活 性 を持 っ て い た こ とか ら 精製 タン パ ク質 が リ ン 酸 化され て い る か 否 か を調 べ た ま ず 精 製 し た S A P K 2 ( W T) S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び S A P K 2 S AP K2 、 , . , . 、 、 - 。 (K S DS ph に 対して 3 3 A) o s - PA G E ph o p 、 ア ル カ リフ ォ ス フ ァ タ 、 で展 r o t ei n 、 開した その 後 g 。 el st a i n (P ro 、 - リン ゼ ( C [ A P ) 処理 あ る い は コ ン トロ 酸 化タン パ ク質 を特 異 的 に 検 出する ー ー P Q :) および全タン パ ク質 を検 出す る S Y P R O 16 処 理 を行 い ル ro - R Q ub Di a y p m o n r ote 、 d in 、 el st ain 染 色 した 結 果を 図 1 8 ( A ) に 示 し た S A P K 2 ( W T) お よ び S A P K 2 ( 処 理 の 場 合 は P r o Q で 強く染 色 され C I A P 処 理 を 行 うと P r o Q に よ る 染 色 レ ベ ル が 低 下 し た こ の こと か ら 両タ ン パ ク 質 は 大 腸 菌 中 で す で に リン 酸 化され て い た こ と が わ か っ た また S A P K 2 ( K 3 3 A:‡ は C I A P 処 理 の 有 無 に 関 わ らず P ro Q で ほ とん ど染 色され な か っ たため 大 腸 菌 中 で は ほ とん どリ ン 酸 化され な い こ とが わ か っ た こ れ らの 結 果 か ら S A P K 2 ( W T) および S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の 大腸 菌 中 に お けるリン 酸 化 は 自 己 リ ン 酸 化 に よるも の で ある こ とが 推 定された 次 に 精 製 した S A P K 2 ( W T) S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A) をそれ ぞ れ 二 次 元 電 気 泳 動 で 展 開し C B B 染 色 で 検 出 し た そ の 結 果を 図 1 8 ( B) に 示 し た S A P K 2 g で M l S 3 0 8) は - 。 そ ントロ コ 、 の 。 ル ー - 、 - 。 。 、 、 、 、 - 、 - 。 、 、 。 - 、 、 、 。 。 ( W T) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) は それ ぞれ 少 なくとも 3 つ 以 上 の ス ポ ッ トに 分 か れ た こ とか ら こ れら の リ ン 酸 化 状 態 は 均 で な い と考 え られ た こ れ に 対 して S A P K 2 ( K 3 3 A) は ほ ぼ単 の ス ポ ッ トとして 検 出され た こ の 結 果 は 図 1 8 ( A ) の 結 果 と 致 して い た リン 酸 化 が 確 認され た精 製 S A P K 2 ( W T) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8 ) は 1 8 C で 晩培 養 し た 大 腸 菌 か ら精 製 した 培 養 温 度 は 低 い が 培 養 時 間 が 長 い た め 菌 体 内 で の 自 己 リン 酸 化 が 進 行 した 可 能 性 が 考 えられる そ こ で 培 養 時 間 が 短くなるとリ ン 酸 化 が 起 こ らな い もし - 、 一 、 。 、 一 一 。 、 。 o 一 - 、 。 、 。 くは リン S A P K2 酸化 ( る(Ts u n o d 、 が 下 が ると い う可 能 性 を 考 え T r x H i s 6 融 合 S A P K 2 ( W T) お よ び 大 腸 菌 の 培 養 温 度 お よ び 時 間を変 化させ て 検 討 した こ に 示 した 今 回 使 用 した p D E S T t r x ベ クタ は p E T 3 2 a ( + ) を改 変 し て い af 2 0 0 5) そ こ で 融 合タン パ ク 質 の リン 酸 化 が T r x H i s 6 タグ部 分 で は なく 起 こ っ て い る ことを示 す コ ン トロ ル とし て は P E T 3 2 a ( + ) を使 用 し た 19 SA P K2 部分 PE T 32 + 、 、 。 ー - - 。 et a - の リン 酸 化状 態を K 3 3 A) 結 果 を図 の 、 レベ ル . で - 。 , 、 、 - - 、 。 a ( ) p D E S T t r x P 「 e S S A P K 2 ( W T) お よ び p D E S T t r x 大 腸 菌 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 に 導 入 し それ ぞれ の 大 腸 菌を 5 0 発 現 を誘 導 後 3 7 C また は 3 0 C で 3 時 間 も しくは 1 8 ℃ で - - - - 、 - P S S A P K2 LL M I P T G , o re ( K 3 3 A) を - に より遺 伝 子 o 晩 培 養した その 後 大 腸 菌 を超 音 波 処 理 に より破 砕 し 融 合 タン パ ク質 誘 導 前 誘 導 後 超 音 波 破 砕 後 の 可 溶 性 画 分 および 不 溶 性 画 分 に 分 け て S D S P A G E で 展 開 した そ し て 図 1 8 ( A ) と同 様 に P r o Q D i a m o n d p h o s p h o p r o t e i n g e 一s t a i n ( P r o Q ) お よ び S Y P R O R u b y p r o t e i n g e l st a i n で 染 色 し た T r x H i s 6 S A P K 2 ( W T) の バ ン ドは 他 の タ ン パ ク 質 と比 較 し て P r o Q に より顕 著 に 染 色され て い た 予 想 に 反 し て そ の 染色 の 程 度 は 培 養 温 度 お よび 時 間 に よる違 い が 見 られ な か っ た また 融 合タン パ ク質 誘 導 後 お よ び 超 音 波 破 砕 後 の 可 溶 性 画 分 に 見 られたタン パ ク質 だ け で なく 不 溶 性 画 分 に 見 られ たタン パ ク質もリ ン 酸 化され て い た 方 T r x 日i s 6 S A P K 2 K 3 3 A P r o Q に よる 染色 の 程 度 は 他 の タン パ ク質と ほ ぼ 変 わ らず T r x S A P K 2 ( K 3 3 A ) ( ) の は リン 酸 化され て い な い こ と が わ か っ た p E T 3 2 a ( + ) を導 入 して 発 現さ せ た T r x H i s 6 タグ は わ ず か に リ ン 酸 化され て い た が タン パ ク 質 あ たり の リ ン 酸 化 レ ベ ル を 比 較 すると S A P K 2 一 、 、 、 。 、 、 - - 、 。 、 、 - - - - . 、 。 。 、 、 、 一 一 、 。 - 、 - - 、 1 - . 、 ( W T) の 方 が よりリン 酸化され て い た ン酸化 は 3 、 ほ とん どが S A P K 2 。 この結 部分で起 こっ 果 か ら T rx たと言 える 、 - Hi s 6 S A P K 2 - ( W T) で検 出され た リ 。 立体構造解析 . 3 1 - . X 線 立 体 構 造 解 析 の ため の 結 晶化 S A P K2 S A P K 2 ( M l S 3 0 8) お よ び S A P K 2 ( K 3 3 A ) に つ い て X 線法 に よる立 体 構 造 解 析 を 目 指 し て 結 晶 化 条 件 探 索 の た め の 初 期 ス クリ ニ ン グ を 行 っ た まず S A P K 2 (W T) - 、 、 ー 、 。 17 、 ( W l ) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の 結 晶 化 を 市 販され て い る結 晶 化 キ ッ トを 用 い て ハ ン ギ ン グドロ ッ プ蒸 気 拡 散 法 に より試 み た ( 図 4) S A P K 2 ( W T) に つ い て は 表 5 に 示 した よう に 6 キ ッ ト 計 2 9 0 条 件 S A P K 王 ( M l S 3 0 8) に つ い て は 3 キ ッ ト 計 1 4 4 条 件 の リ ザ バ 溶 液 に つ い て 結 晶化を試 み たが 現 時 点 で 結 晶 は 得 られ て い な い - 、 、 . 、 ' 、 ー L 、 - 、 、 ー 、 上 述 の ように 。 精 製 した S A P K 2 ( V 〉丁) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) は す で に 大腸 菌 中 で リ おり そ の リ ン 酸 化 状 態 は 均 で な い ことが わ か っ た ( 図 1 8) リン 酸 化 に より タ ン パ ク質 に は リン 酸 基 の 負 電 荷 が 導 入される こ の こ とに より リン 酸 化され たタン パ ク 質 で は リン 酸 化され る前 と比 較 し て 表 面 電 荷 に 変 化 があると予 想され る また 二 次 元 電 気 泳 動 で ス ポ ッ トが 分 か れ た ( 図 1 8 ( B)) こ と か ら リン 酸化され た こ とに よりタン パ ク 質 の p l に 変 化 が あ っ た こ とが わ か る し た が っ て こ れら の タン パ ク質 溶 液 に は 表 面 電 荷 や p l の 異 なる い く - 、 ン 酸 化され て 一 、 。 。 、 、 , 、 。 、 、 。 、 か の タン パ ク質 が 含 まれ て い ると考 えられ る タン パ ク質 の 結 晶 化 に お い て タン パ ク 質 試 料 の 均 質 性 は重 要 で あり こ れ ら の タ ン パ ク質 の リ ン 酸 化 状 態 の 不 均 さが 結 晶化 の 妨 げ に つ 。 、 一 , なっ て い る ことが 可 能 性 とし て 考 えうる 現 状 で は リ ン 酸 化され たタン パ ク 質 か ら 効 率 的 に す べ て の リ ン 酸 基 を脱 リン 酸 化 する 方 法 は な い と思 わ れる そ こ で 全くリ ン 酸 化され な い もしく は リ ン 酸 化 は され て い る が リ ン 酸 化 状 態 が 均 な S A P K 2 タ ン パ ク 質 が 必 要 で あると考 え S A P K 2 K た 精 製 した ( 3 3 A ) は 図 1 8 お よ び 図 1 9 の 結 果 か ら ほ とん どリン 酸 化され て い な い と い う こ とが わ か っ た そ こ で S A P K 2 ( W T) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) と同 様 に 。 、 。 、 、 一 、 。 、 、 - c 、 S A P K 2 ( K 3 3 A ) の 結 晶 化を試 み た 表 5 に 示 し たように 2 キ ッ ト 計 9 8 条 件 の リザ バ 溶 液 に つ い て 結 晶化 を試 み た が s A P K 2 ( K 3 3 A) に 関 し て も 現 時 点 で 結 晶 は 得 られ て い な ー 。 、 ー 、 い 。 3 2 N M R - . SA P K2 測定 末 端 領 域 の 構 造 解 析 お よ び機 能解 明を目 指 し て N M R 法 に よる 解 析 を行 っ た 最 初 に 1 5 N 標 識 した T r x H i s 6 融合 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) お よ び T r x H i s 6 タグ の 1 H 15 N HS Q C の 測 定 を行 っ た そ の 結 果 をそ れ ぞれ 図 2 0 ( A) お よ び ( B) に 示 し た 1 日 1 5 N H S Q C は 各 アミノ 酸 の ア ミド基 の N H を観 測 する ことが 可 能 で あり N H の プ ロ トン ( 1 H ) と窒 素 ( 1 5 N ) の 相 関を検 出す る つ まり 1 H 1 5 N H S Q C ス ペ クト ル 上 の それ ぞ れ の シ グナ ル が タン パ ク質を 構 成 する ア ミノ酸 それ ぞ れ に 対応 して い る 試 料 タ ン パ ク 質 が 立 体 構 造 C の 、 - . - - 、 - 。 。 - 、 、 - 。 、 . 。 を保 持 し て い る場 合 各 アミノ 酸 の 化 学 環 境 は そ れ ぞ れ が 大きく異 な る の で 1 H 1 5 N H S Q C の 各 シ グ ナ ル は 分 離 す る そ れ に 対 して 明確 な立 体構 造を保 持し な い ラ ン ダ ム コ イ ル の 場 合 そ れ ぞれ の ア ミノ酸 が 置 か れ た 化学 環 境 が ほ ぼ 同 じとなるため こ の 分 散 度 は 消 失 し 各 シ グ - 、 、 。 、 、 ナ ル は ス ペ クトル の 中 心 に 集 中 す る ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 1 H 15N HS Q C - - 図 。 の ス ペ クトル 20 は ( 、 、 に 示 した A) ス ペ クトル の 、 T rx - H is 6 中 心 に シ グナ 融 合 SA P K2 が集 ま っ て い ル る 部 分 が 見 られるも の の 全 体 的 に シ グナ ル が 分 散 し て い た こ の 結 果 は 少 なくとも明 確 な 立 体構 造 をと っ て い る部 分 が ある ことを 示 し て い る 続 い て 図 2 0 ( B ) に 示 し た T r x H i s 6 タ グの ス ペ クト ル は それ ぞ れ の シ グ ナ ル が 分 散 して おり T r x タグ は 安 定 な立 体 構 造 を保 持 し 、 。 、 - 。 、 、 、 て い る こ とを 支 持 す る結 果 が 得 られ た 園 2 0 ( C ) に は T r x H i s 6 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) ( マ ゼ ン ダ) と T r x H i s 6 タ グ ( シ ア ン) の H S Q C を 重 ね 合 わ せ た ス ペ ク ト ル を 示 し た ま た T r x H i s 6 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の ス ペ クト ル の み で 見 られ た シ グナ ル お よ び T r x H i s 6 タグ の み で 見られ た シ グナ ル をそれ ぞれ 赤 お よび 青 で 囲 ん だ T r x H i s 6 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の ス ペ クト ル で は 見られ る が S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) を 除 去 した T r x H i s 6 タグ の み の ス ペ クト - 。 - - 、 - 。 - - - - - 1 . - - 、 】 _8 - 、 ルには 見られ な い シ グ ナ ル が いくつ か 見 られ た こ の ような シ グ ナ ル は 中 心 に シ グ ナ ル が集 ま っ て い た 部 分 だ け で なく 周 辺 に 分 散 した 特 徴 的 な シ グナ ル の 部 分 に も い くつ か 見 られ た 例 え ば 1 H : l l 2 6 p p m 1 5 N : 1 0 2 5 p p m ある い は 1 H : 6 8 4 4 p p m 1 5 N : 1 0 7 2 p p m の シ グ ナ ル で ある こ の 結 果 か ら S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9 ) が 明 確 な立体 構 造 を保 持 し て い る 可 能 性 が 予 想 され た そ こ で 本 実 験 の 目 的 で ある 1 5 N 標 識 し た S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9 ) の 。 、 , 、 . 。 , . . . , - 。 、 - 。 1 H 15 N 、 そ の 結 果 を 図 2 0 ( D) に 示 した 予想 に 反 して こ の ス ペ クト ル で は それ ぞ れ の シ グ ナ ル が 中心 に 集 中 し て おり S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) は 明 確な 立 体 構 造 を保 持 し て い な い ことを 示 唆す る 結 果 が 得られ た 次 に S A P K 2 C 末 端領 域 は キ ナ ゼドメイン と 相 互 作 用す る か どうか を N M R 測 定 に よ り調 べ た 1 5 N 標 識 した S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 1 日 1 5 N H S Q C の 測 定を行 っ た 直 後 に HS Q C - の 測 定を行 っ た 。 。 、 - 、 。 ー 、 、 - - 。 、 標 識 して い な い S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 2 の 1 日 1 5 N H S Q C の 測 定 を行 再び クト ル を 図 2 0 ( E) に 示 した また 図 2 0 ( F) に は S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の み の 時 ( マ ゼ ン ダ) と S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 加 え た 時 ( シ ア ン) の H S Q C を重 ね 合わ せ た ス ペ クトル を 示 し た 図 2 0 ( F) 中 に S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を加 えると消 え る シ グナ ル を赤 で S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を加 え ると現れ る シ グ ナ ル を青 で 囲 ん だ こ の ような シ グナ ル の 変 化 は S A P K 2 C 末 端 領 域 が キ ナ ゼドメ イン と相 互 作 用 する 可 能 性 を示 して い る ( P 2 8 4 L 3 3 9) - 倍 濃 度 に な る よ うに 加 え て - - た っ (, この S A P K2 、 時の ス ペ - 、 - 、 。 、 - - 、 ー 。 、 。 3 3 モ デリン グ - . 線 X N M R とも に S の 構 造 解 析 に は 至 らな か た 立 体 構 造を決 定 する方 法 は 線 電 子 線 顕 微 鏡 など) の 他 に モ デ リ ン グ 法 が あ る モ デ リ ン グ 法 はさらに 2 つ に 分 けられ る 1 つ は ア ミノ 酸 配 列 に 基 づ き構 造 未 知タン パ ク質 の 立 体 構 造 を予 測 する モ デ リ ン グ法 で あ る もう 1 つ は ホ モ ロ ジ モ デ リン グ法 と呼 ば れ ア ミノ酸 配 列 に 相 同 性 の ある 構 造既 知タン パ ク質 の 立 体構 造 をテ ン プ レ トとし て 構 造未 知タ ン パ ク 質 の 立 体 構 造 を予 測 する手 法 で ある ホ モ ロ ジ モ デ リ ン グ 法 で は ア ミノ 酸 相 同 性 の 高 い タ ン パ ク質 の 立 体 構 造 が 既 知 で ある こ と が 必 須 条 件 となる 近 年 P r o t e i n D a t a 、 A P K2 実 験 に より直 接 決 定する方 法 ( N M R 、 X っ 。 、 、 。 . 。 、 、 . ー 。 、 ー 、 、 ー 。 、 。 B k a n の タン パ ク質 構 造 が 登 録され て い る 41 385 , 上 がり こ の こと か ら . 、 2 00 7 、 年 ホモロ ジ 、 1 月 日 現在 30 モ デ リ ン グ法 の ー 、 精度が そ の 有 用 性 が 高まり つ つ ある に は 微 生 物 や 動 物 な どの プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の 構 造も数 多く含 まれ て い る そ こ で に 登 録 され て い るタ ン パ ク質 の うち S A P K 2 と 相 同 性 の 高 い も の の 構 造 を もと に K 2 の 立 体 構 造 モ デ ル をホ モ ロ ジ モ デ リ ン グ法 に より 構 築 し た P D B に 登 録され て い 、 。 P D B P D B S A P に 登 録され るタン パ ク質 構 造 は 著 しく増 加 し (P D B) ー 、 。 、 , ー 。 るタ ン パ ク質 の うち S W T) と相 同 性 を 示 すも の の 検 索 を B L A S T s e a r c h a g a i n st ( 3 D st r u ct u r e に より行 っ た そ の 結 果 S A P K 2 ( W T) と 3 4 % の ア ミノ 酸 が 同 で ある 2 H A K P D B I パ D ; タン ク質 名 は M A R K l) の 立 体構 造 が P D B に 登 録され て い る ことが わ か っ た ( そ こ で こ の 2 日A K を テ ン プ レ トとし て S W I S S M O D E L に よる モ デ リ ン グ を行 っ た A P K2 一 - . 、 。 ー - 、 、 モ デ リ ン グ構 造 は App h l S W [S S M O D E L - 、 および 。 の F ir st A p p ro a c h m o d e を利 用 して 2 種 類 ( F i r st を利 用 し て 2 種 類 ( A 一ig n m e n t l n t e げa c e 1 お よ び 2) 合 わ せ て 4 種 類 の 構造を得 た こ れ ら の モ デ リン グ構 造を図 2 2 に 示 した 図 2 2 ( B) は リボ ン 構 造 を ( C ) は 表 面 電 荷 構 造 を 示 した. テ ン プ レ トとした 2 H A K は X 線 結 晶 構 造 解 析 に より A c h a i n か ら H c h a i n ま で の 八 草 体とし て 構 造 が 解 析され て い る ( M a r x e t ro a c 、 2) 、 A lig n m e nt l n t e げa c e 。 。 ー 、 。 、 19 、 。 al , 2 0 0 6) こ の うち ア クチ ベ プ部 分 の 電 子 線密 度 が 検 出 で き 構 造 が 登 録され て い るも の は E お よ び F c h ai n の み で ある そ こ で F i r s t A p p r o a c h 2 A lig n m e n t I n t e rf a c e l お よ び 2 で は 2 H A K E c h a i n をテ ン プ レ トに 指 定 し モ デ リン グを行 っ た 2 H A K E c h a i n の リ ボ ン 構 造 お よ び 表 面 電 荷 構 造を園 2 2 ( A) に 示 した テ ン プ レ トとした 2 H A K E c h a i n の 構造 および S A P K 2 ( W T) の モ デ リ ン グ 構 造を詳 細 に 比 較 す るため に こ れら の 構 造 の こ 次 構 造 お よび S A P K 2 の 二 次 構 造 予 測 の 結 果 を含 め た S A P K 2 ( W T) お よ び 2 日 A K の ア ライメ ン トを図 2 1 に 示 した S A P K 2 ( W T) の モ デリ ン グ 構 造 の 二 次 構 造 は テ ン プ レ 卜 で ある 2 H A K E c h ai n の 二 次 構 造 や J p r e d を 用 い た S A P K 2 の 二 次 構 造 予 測 の 結 果とよく 致 して い た ( 図 2 1) 方 古典的 C h o u F a s m a n 法 に よ る 予 測 とは あまリ 致 し な か っ たも の の C 末 端領 域 に 関 し て は ロ ヘ リツ ク ス が 予 測さ れ て い るとい う共 通 点 は あ っ た ( 図 2 1 ) . . 、 ショ ン ル - ー 、 . 、 、 ー 、 。 o ー 、 。 - 、 一 一 - 。 、 ー ー 、 。 得 られ た モ デ リ ン グ 構 造 を 比 較 し た結 果 以 下 の こ とが 明らか とな っ た F i r s t A p p r o a c h の 両 モ デリン グ 構 造 は キ ナ ゼドメイ ン と ほ ぼ 致する 2 6 4 番 目 の ロ イ シ ン ま で し か 予 測され て い な か っ た ( 図 2 1 お よ び 2 2 ( B)) F i r s t A p p r o a c h m o d e で は テ ン プ レ トと相 同 性 が 高 、 。 - - 、 ー 0 、 部 分 の み し か モ デ リ ン グされ な い と言 え る 方 A lig n m e n t h t e rf a c e で は 2 H A K の 配 列 とア ライメ ン トされ な い C 末 端 の 7 残 基を除 い て 全 長 が モ デ リ ン グされ て い た ( 図 2 1 お よ び 2 2 ( B )) F i r s t A p p r o a c h l で は テ ン プ レ ト構 造 を 指定 して い な い が それ 以 外 の 構 造 で は 2 H A K E c h ai n を テ ン プ レ トとし て 指 定 し て モ デ リ ン グ を行 っ た そ の 結 果 F ir st A p p r o a c h l 以 外 の 構 造 で は アク チ ベ シ ョ ン ル プ の 領 域 に ロ ヘ リツ ク ス が 存在 す る構 造 が 得 られ た また A = g n m e n t l nt e 什a c e を用 い て 行 っ た モ デ リン グ 構造 で は F ir st A p p r o a c h で 予 測 し たとき に 存 在 し て い な い 【ニト ヘ リ ツ ク ス ( F 2 0 9 S 2 1 8 ) が 予 想 され た こ の 違 い は A = g n m e n t l n t e rf a c e と F ir s t A p p r o a c h に 用 い た ア ラ イ メ ン ト で の ギ ャ ッ プ の 挿 入 位 置 い ・ 一 。 、 、 ー 0 、 、 - 。 ー 、 ー ー . 、 、 - 。 、 ( A lig n m e n t l n t e rf a c e で は P 2 0 3 P 2 0 6 を 2 H A K の ギ ャ ッ プとした) の 違 い に 起 因すると思 わ れ る 以 上 の 結 果 か ら ホ モ ロ ジ モ デ リ ン グ構 造を 構 築 するとき の 重 要 な 点とし て ア ミノ 酸 相 同性 の 高 い テ ン プ レ トを使 用 する こと 精 度 の 高 い 既 知 構 造を テ ン プ レ トに 用 い る こと そ し て ア ライメン ト精度 を高 め る ことが 重 要 で ある ことが わ か っ た A lig n m e n t ] nt e rf a c e で 得 られ た 2 つ の 構 造 は 類 似 性 が 高 い し か し ニ 次 構 造を 加 味 し て C L A S T A u 〃 に よ る ア ラ - - . - 、 、 ー ー 、 、 . 、 。 、 イメ ン トを補 正 し て い る こ とか ら 本 研 究 で は 、 グ構造 は A lig の n m 結果 がわか 、 、 っ A lig 、 e nt e nt n m I n t e rf a I n t e rf a c e 2 22 ( A) 2 、 構造 機 能 相 関 を議 論 するた め に 用 い る モ デ リ ン が 適 当 で あると判 断 し た . と 分子表面 の細部 の た(図 c e 、 2 日A K. の 構 造をリボ ン 表 記 および 表 面 電 荷構 造 で 比 較 し た そ 構 造 が 異 なる こ とに 加 え て 表 面 の 電荷 の 分 布 に 違 い が ある こ と 。 、 および ( C)) 0 第四 章 考察 l . S A P K2 ( W T) タン パ ク 質 お よ び そ の 変異 体 の 精 製 条件 の 確 立 立 体 構 造 解 析 手 法 とし て 線 結 晶 構造解析 および 溶 液 N M R 法 が 般 的 に 用 い られ る どちら の 手 法 を選 択する場 合 で も 大 量 か つ 高 純 度 の 試 料 タ ン パ ク質 が 必 要と なる また i n v it r o で の 活 性 測 定 実 験 に も組 換 えタン パ ク質 は 必 須 で あり か つ 定 量 性 の あ る精 度 の 高 い 活 性 実 験 に は 活性 型 で か つ 純度 の 高 い タン パ ク質 を用 い る こ とが 重要 で ある 目 的タ ン パ ク質を活 性 型 で 高 純 度 か つ 大 量 に 得る た め に は 様 々 な発 現 お よ び 精 製 条 件 の の 、 X 一 。 。 、 、 、 、 、 、 20 。 検 討を行う必 要 が ある 本 研 究 で は 培 養 が 容 易 で 短 時 間 で 行 え る大 腸 菌発 現 系を 用 い て S A P K 2 お よび そ の 変異 体 の 発現 およ び 精 製 の た め の 様 々 な検 討 を行 っ た 大 腸 菌 内 で 発 現 させ た 組 換 え タン パ ク質を 可 溶 性 の 形 で 得 る た め に は 目的タン パ ク質 と 融 合 させ て 発 現 するタグタン パ ク質 の 選 定 が 重 要 で ある T s u n o d a ら ( 2 0 0 5) は 様 々 な イ ネタン バ ク質を検 討 した結 果 T r x 融 合タン パ ク質として 目的タン パ ク質 を発 現させ た 場 合 に 。 、 、 。 、 。 、 , , 可 溶 化 し や す い 傾 向 が ある ことを報 告 し て い る また K a p u s t ら ( 1 9 9 9) お よ び L a V a lli e ら はタ グとし て T r x G S T および m a lt o s e b i n d i n g p r o t e i n ( M B P) を使 用 し た場 合 目 的 の 融 合 タン パ ク質 は 効 率 良く大 腸 菌 内 の 可 溶 性 画 分 に 回 収される ことを報 告 して い る な か で も T r x は バ ク テ リ ア だ け で なく 広く動 植 物 に 分 布 し て おり ( B a y e r 1 9 6 8 ; H o l m g r e n ( 2 0 0 3) 。 、 、 、 。 、 1 9 8 5) ヒ トや マ ウ ス の イ ン タ 、 , ロ イキ ン タ ン ー , パ ク 質を 含 む 数 々 の タ ン パ ク 質 は T r x 融 合タン パ ク質とし て 大腸 菌 内 の 可 溶 性 画 分 に 回 収 され る ことが 報 告され て い る ( L a V a lli e 1 9 9 3) 加 え て 目 的タン パ ク質 の 可 溶 化 に は 大 腸 菌 発 現 株 の 選 択 や 培 養 条 件 な ども大 きな影 響 を与 え , 、 。 、 る S A P K 2 ( W T) に つ い て こ れらの 条 件 の 検 討 を行 っ た結 果 発 現 お よ び 精 製 に 用 い るタグ に よ る 発 現 量 の 違 い や 大 腸 菌発 現 株 に よ る 可 溶 化 の 違 い が 大き い こ とが わ か っ た 特 に S A P K 2 に お い て も融 合タ ン パ ク質とし て T r x を 用 い た 場 合 タン パ ク 質 の 可 溶 化 に 効 果 が ある こ とが わ か っ た S A P K 2 ( W T) と そ の そ れ ぞれ の 変 異 体 で は 培養 条 件 を 変 化させ た 時 の 挙 動 が 大きく異 なる こ とが わ か っ た こ の 結 果 か ら 目的タン パ ク質 の ドメ イ ン 化 を検 討 する こ との 重 要 性 が 示 唆さ れた 。 、 、 。 、 、 。 、 。 、 。 構 造 解 析 に 用 い るた め に は 活 性 測 定 に 用 い る 場 合 と は 異 なり タグな ど の 余 分 な配 列 が 付 加 しな い こ とが 望 まし い そ こ で 本 研 究 で は 目 的タ ン パ ク質 の N 末 直 上 に 任 意 の プ ロ テ ア ゼ サ イトを導 入 し て 発 現 ベ クタ を 構 築 した そ の 結 果 導 入 する プ ロ テ ア ゼ サ イトに より 切 断 効 率 や プ ロ テ ア ゼ 処 理後 の 安 定性 に 大 きな差 が ある ことが 明ら か とな っ た 例 え ば 図 8 に 示 した ように S A P K 2 ( W T) に E K を 導 入 し た 場 合 直 上 の プ ロ テ ア ゼ サ イトで 切 れ な い こ と 分 解 が 起 こ る こ とが 問題 とな っ た 直 上 の プ ロ テ ア ゼ サ イトで 切 れ な い とい う 、 、 。 、 、 ー ー ー 、 。 、 ー 、 。 ー 、 、 、 ー 、 。 現 象 は T E V p r o t e a s e ( T E V ) を導 入 した 場 合 で も 見られ た ま た P r e S 処 理 で は 正 し い 位 置 で 切 断 が 起 こ る が 酵 素 量とし て は 添 付 の プ ロ ト コ ル に 記 載 され て い る最 小使 用 量 の 約 2 倍 を用 い て い る プ ロ テ ア ゼ 処 理 の 効 率 が 悪 い 理 由 は 以 下 に 示 す 2 つ の こ とが 考 え ら れ る 1 つ 目 は プ ロ テ ア ゼ サ イトの す ぐ近 傍 に S A P K 2 が 物理 的 空 間 を占 め て い て プ ロテア ゼとプ ロ テ ア ゼ サ イトの 相 互 作 用 を阻 害 す る 可 能 性 が 考 えられ る 図 2 1 に 示 した 、 。 、 ー 、 ー 。 ー 。 、 、 ー ー 。 次 構造 予 測 デ リン グ の 結 果 に よる と S A P K 2 の 3 番 目 の ア ル ギ ニ ン か ら ロ シ トが 予 測され て い る ことか ら こ の 可 能 性 は 高 い と 考 え られる 2 つ 目 は 導 入 した プ ロ テ ア ゼ サ イトや G a t e w a y ベ クタ 由 来 の 付 加 的 配 列 が S A P K 2 の 立 体 構 造 形 成 を阻 害 し u n f o k】 構 造 の た め に プ ロ テ ア ゼ が作 用 で きな い と い う可 能 性 で ある E K サ イト の 導 入 に よ る 目 的タン パ ク質 の 分 解 は プ ロ テ ア ゼ サ イトの 認 識 が 甘く また活 性 が 強 い ため 非特 異 的 およ びモ 二 ー 、 ー 、 。 ー 、 ー ー 。 ー 、 、 こりやす い ためと考 え られる な切 断 が起 般 的 に E K T h r o m bi n お よ び F a c X a な ど の 認 識 配 列 が 短 い プ ロ テ ア ゼ は プ ロ テ ア ゼ サ イトの 配 列 特 異 性 が 低 い こ とが 知られ て い る 実 際 E K サ イトを導 入 し た T r x H i s 6 S A P K 2 ( W T) を こ れ ら 3 つ の プ ロ テ ア ゼ で 処 理 す ると 認 識 サ イ ト 以 外 で も非 特 異 的 な 切 断 が 起 こ っ た それ に 対 し て 認 識 配 列 が 長 い 一 、 . ー 、 ー 、 . - - ー 、 、 、 P re S 。 および S A P K2 ( T E V P 2 84 1 、 で 同様 に 処 理 す ると 非 特 異 的 な 切 断 は 全く起 こらな か 、 L 3 3 9) の 場合 、 N 末端側 5 2 1 残基の 局所 的 pl は 6 5 . っ た 。 と中性 付 近 で あ っ 、 た こ とか ら 同 じく中性 付 近 の 局 所 的 p [ を持 つ F a c X a サ イトを選 択 し た し か し T r x H i s 6 融 合タ ン パ ク質を F a c X a で 処 理 し た 結 果 消 化 効 率 が 著 しく悪 か っ た 上 記 で 示 し た理 由 と 同様 の 可 能性 が考 え られ る 導 入 し た F a c X a サ イトで の 切断 が 行 え な か っ た の で P E T 3 2 a ( + ) 由来 の E K もしくは T h r o m b i n サ イトで の 切 断を試 み た ( 図 3 ( B)) こ れら の 位 置 で は 切 断され たが どちら の プ ロ テ ア ゼを 用 い た場 合も目 的 の S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9 ) に 加 え て 分 解 産 物も見られ た T h r o m bi n サ イトで 切 断 した 場 合 タグと目 的タン パ ク質 の 大 きさ ( 推 定 分 子 マ ス が それ ぞ れ 1 3 9 k D a お よ ぴ 1 2 3 k D a) が 近 い の で そ の 後 の 分 離 が 難 し い と考 、 - 。 、 、 。 。 - 、 。 ー 1 、 。 、 . 、 . え E K サイトで 切 断 す る こと に し た E K サ イトで 切 断 すると 精製 お よ び濃 縮 の 過 程 で 再 び 分 解 する 傾 向が 見 られ た 以 上 の 結 果 か ら 今 後 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 研 究 を進 め るた め に は 直 上 に 導 入 し た時 に 正 しく切 断 が 起 こり か つ 目的タン パ ク質 が 分 解 しな い ような プ ロ テ ア ゼ サイトの 再 検 討 を 行う必 要 が ある プ ロ テ ア ゼ 処 理 効 率 に 処 理 す る 前 の タン パ ク質 純度 が 大 きく影 響 す る こ とが わ か っ た 、 。 、 - 。 、 、 、 ー 。 ー 、 ( 図 9) つ まり 少な い 酵 素 量 で 効率 的 に 切 断 するため に は 爽 雑 物 や 可 溶 性 で ある に も か か わ らず あ る程 度 凝 集 して い る目 的タン パ ク質 を 取り除くこ とが 重 要 で あると考 えられ た 用 い る プ ロ テ ア ゼ の 酵 素 量を減らす こ とは 非 特異 的な切 断を抑 え る こと に も つ な が ると思 わ れる 。 、 、 。 ー 、 また S 。 は S A P K 2 ( V V T) や S A P K 2 ( M l S 3 0 8) に 比 べ て タン パ ク質 が ( 不 安 定 で あっ た P re S 処 理 後 に 部 分 解 産 物 が 見られ ゲ ル ろ過 に より こ れ を除 去 し て も 精 製 後 に 再 び 分 解 産 物 が 増 加 した こ の 結果 は 3 3 番 目 の リジ ン が リ ン 酸 化 活 性 ば か り で な く S A P K 2 タ ン パ ク質 の 安 定性 に 重要 で ある 可 能性 を 示 唆す る A P K2 、 K 3 3 A) - 、 、 - 。 、 。 、 、 、 2 。 組 換え S . の リン 酸 化 活 性 A P K2 ソラ マ メ A A P K タバ コ N t O S プロ テイン キ ナ お よ び シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ O S T l / S R K 2 E など様 々 な植 物 由 来の S n R K 2 ゼ を大腸 菌 で 発 現させ た場 合 こ れら の 組 換 え S n R K 2 タ / i ン ク 質 は リン 酸 化 活 性を持 たな い とい う報 告 がなされ て い た ( L i e t a L 2 0 0 0 ; K e l n e r e t a [ 2 0 0 4 ; M u s ti[li e t a I 2 0 0 2) 方 最近 に な っ て N t O S A K お よ び O S T l / S R K 2 E を 大 腸 菌 で 発 現さ せ た組 換 えタン パ ク質 は リ ン 酸 化活 性をも っ て おり 大 腸 菌 内 で リン 酸 化され て い る ことが 報 告され た ( B u r z a e t a r 2 0 0 6 ; B e [i n e t a L 2 0 0 6) また 大 腸 菌 で 発現 させ たイネ A K 、 ー 、 , . , 一 . 。 , 、 、 、 . 、 , , . 、 S A P K 6/ O S R K l もリン 酸 化 活 性 を持 つ こ とお よ び そ の 生化 学 的な 特 徴 が 報 告され た ( C h a e et a L 2 0 0 7) 本 研 究 で は 構 造 解 析 を目的とし た大量 か つ 高 純 度 の S A P K 2 お よ び そ の 変 異 体 の 精 製 に 成 功 した 上 記 の ように 報 告 に よ っ て 結 果 が 大 きく異 なる の は 実 験 に 用 い た 組 換 え タン パ ク質 の 純 度 ( 活 性 型 非 活 性 型 の 存 在 量 不 純物 の 混 入 等) が 異 なる 可 能 性 を 示 , 。 、 。 , 、 、 唆 し て い る 本 研 究 で 確 立 し た手 法 に より得られ たタン パ ク 質 は ゲ ル ろ 過 分 析 の 結 果 単 分 散 で 存在 し て い る こ とを確 認 して おり 会 合 状態 で なく活 性 型 で ある可 能 性 が 高 い また 精製 純 度も高 い こ れ ら の ことか ら こ の 研究 で 得 た組 換 え S A P K 2 タン パ ク質 は そ の 生 化 学 的 性 。 、 、 、 。 - . S A P K2 S A P K2 、 、 質 の 解析 に 適 し て 2 1 。 い ると考 えられ た () ( W T) の 自 己 リン 酸 化 様 式 認され た自 己 リン 酸 化 が 分 子 内自 己 リ ン 酸 化 また は 分 子 間 自 己 リン 酸 化 の どちらで 起き て い る の か を検 討 した S A P K 2 の 自 己 リン 酸 化 が 分 子 内 自 己 リン 酸 化 で あ る 場 合 は それ ぞ れ の 分 子 の み が 酵 素 で あり基 質 で あると仮 定 で きる すなわち 酵 素 濃 度 が ( W T) で確 。 、 。 22 、 上 昇 し て も酵 素 あたりの 基 質 濃度 は 増 え な い の で 酵 素 タン パ ク 質 あ たり の 自 己 リン 酸 化 活 性 は 同 じ に なる は ず で ある 方 分 子 間 自 己 リン 酸 化 の 場 合 は 酵 素 濃 度 の 上 昇 に 伴 い 酵 素 あたり の 基 質 濃 度 も上 昇 し て い くと考 えられ る の で 酵 素タン パ ク質 あ たり の 自 己 リ ン 酸 化 レ ベ ル は 酵 素 濃 度 に 比 例 し て 上 昇すると考 え られる 図 1 6 に 示 した実 験 か ら 酵 素とし て 加 え . た S A P K 2 ( W T) を 5 倍 濃 度 で 反 応させ ると 酵 素タン パ ク 質 あ たり の 自 己 リン 酸 化 レ ベ ル が 2 8 5 2 倍 高くなるとい う結 果 が 得 られ た 本 実験 で は 酵素 濃 度を 2 点 し か とっ て い な い が こ の 結 果 は S A P K 2 ( W T) で 見 られ る自 己 リ ン 酸 化 が 分子 間 自 己 リ ン 酸 化 で ある こ とを 強く示 唆 す る 、 一 。 , 、 、 、 。 、 、 - 、 . . . 、 、 、 。 2 2 SA P K2 C - . 末端 領 域 残 基 の 欠 失 が 自 己 リン 酸 化活 性 に 与 える影 響 の 31 図 1 7 に 示 した実 験 で は S A P K 2 ( M l S 3 0 8 ) の 自 己 リ ン 酸 化 レ ベ ル は S A P K 2 ( W T) と 比 較 して 顕 著 に 低 下 して い た こ の 結 果 は S A P K 2 の C 末 端 領 域 が S A P K 2 の リン 酸 化 活 性 も しくは 活 性 化 に 重 要 で ある ことを強く示 唆 し て い る 培 養 細 胞 で 過 的に S A P K l ( M l M 3 1 9) お よ び S A P K 2 ( M l L 3 1 9) を過 剰 発 現さ せ た場 合 浸 透 圧 ス トレ ス で 誘 導され る こ れ らの リ ン 酸 化 活 性 は W T の 1 0 分 の 1 以 下 で あ っ た ( K o b a y a s h i e t a[ 2 0 0 4 ) 本 - 、 、 。 、 、 一 。 - - 、 . 研 究の 結 果 は i n , 。 で の 結 果 とよく 致 して おり C 末 端 領域 の ドメイン 2 は S n R K 2 の 活 性 化 に 重要 な 役 割 を果 たし て い る の か もし れ な い 方 S A P K 2 ( M l S 3 0 8) とほ ぼ 同 じ領 域 を欠 失さ せ た O S T l / S R K 2 E の C 末 端 領 域 欠 失 変 異 体 は 大 腸 菌 で 発 現させ た 場 合 自 己 リ ン 酸 化 活 性 の 低 下 は 見 られ な い と い う結 果 が 得 られ て い る ( B e !i n e t a l 2 0 0 6 ) O S T l /S R K 2 E は S A P K 8 と同 じ サ ブク ラ ス Ⅲ に 属 し て おり 我 々 が 着 目 し て い る S A P K 2 と は C 末 端 領 域 の 相 同性 が低く か つ S A P K 2 と は 異 なり A B A に よ っ て も活 性 化され るな ど の 相 違 点 が あ る S A P K 2 と O S T l / S R K 2 E で 見 られ た組 換 え C 末 端 領 域 欠 失 変異 体 の リ ン 酸 化 活 性 の 違 い は サ ブクラ ス の 違 い つ まり は C 末端 領 域 の 配 列 の 違 い ( 図 1) に 起 因 するも の で ある か もしれ な い 、 viv o 一 、 一 - (, 、 、 、 . , 0 、 、 。 、 、 。 2 3 基質が S - . 図 A P K2 の 自 己 リ ン 酸 化 活 性 に 与 え る影 響 お よ び 1 7 に 示 し た 2 つ の 実 験 で は M B P を基 質 と し て 用 い た 場 合 S A P K 2 ( W T) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) とも に 自 己 リ ン 酸 化 レ ベ ル が 酵 素 単 独 の 場 合 よりも高くな っ た 方 P I4 K を 用 い た 場 合 に は 逆 に 低 下 し た 類 似 し た現 象 は シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ O S T l / S R K 2 E や イ ネ S A P K 6 / O S R K l で も 見られ た ( B e Ji n e t a L 2 0 0 6 ; C h a e e t a L 2 0 0 7) た だ し こ れ ら の タ ン パ ク質 の 自 己 リン 酸 化 レ ベ ル は 基 質 とし て ヒ ス トン を加 え る こ と で 高 くな っ て い た 加 え て S A P K 6 / O S R K l で は ヒ ス トン 以 外 に 標 的 基 質 で ある こ とが 示 唆 16 、 、 - 一 . 、 、 。 、 , 。 、 , 、 。 、 、 され た イ ネ b Z [ P 型 転写 因 子 O R E B l の 場 合 に も こ の 現 象 が 見られ た ( C h a e e t a l 2 0 0 7) また S A P K 6 / O S R K l で は 基 質 とし て M B P を加 え た 場 合 は 逆 に 自 己 リ ン 酸 化 レ ベ ル は 下 が っ て い た ( C h a e e t a l 2 0 0 7) S A P K 2 と S A P K 6 / O S R K l の 間 で M B P の S A P K 自 己 リ ン 酸 化 に 与 え る 影 響 が 逆 に なると い う結 果 は 基 質 と の 相 互 作 用 ある い は 認 識 様 式 が . 、 , = , 、 o 、 、 S n R K2 S n R K2 i (C h メン バ 間 で 異 な っ て い る こ とを 示 唆 す る S A P K 6 / O S R K l に 関 す る 論 文 で は と標 的 基 質 の 相 互 作 用 に より オ リ ゴ マ 形 成 が 促 進され る 可 能 性 が 指 摘され て い ー 。 ー 、 a e et a[ . , 2 0 0 7) . 23 、 . 2 4 S A P K2 C - ・ S AP K2 (M 末端 領 域 l S 3 0 8) の 残 基 の 欠 失 が 基 質 リン 酸 化 活 性 に 与 え る影 響 31 対する基 質 i ル 酸 化 活 性 は S A P K 2 ( W T) と比 較 し て 顕著 に 低 下 し て い た が p J4 K に 対 す る 基 質 リ ン 酸 化 レ ベ ル は S A P K 2 ( W T) と S A P K 2 ( M l S 3 0 8) で 変 化 が 見られ な か っ た こ の 結 果 か ら 基 質 の 種 類 に よ っ て S A P K 2 の 基 質 認 識 の メカ ニ ズ ム が 異 なる ことが 示 唆される P 14 K が S A P K 2 ( W T) の 自 己 リ ン 酸 化 を阻害 し た こと は P I4 K と基 質 S A P K 2 は 酵 素 S A P K 2 に 対 し て 競 合 し て い る こ とを意 味 す る S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 用 い た 場 合 に は P !4 K に よる 阻 害 効 果 が 大 幅 に 減 少 し た こ と か ら S A P K 2 ( M l S 3 0 8) で 欠 失 し た 領 域 すなわちドメ イン 2 は 酵 素 基 質 問 相 互 作 用 に 何 ら か の 形 で 関与 して い る ことを示 唆 する S A P K 2 ( M l S 3 0 8) の P ) 4 K に 対 するリ ン 酸 化 活 性 は S A P K 2 ( W T) とほ ぼ 同 レ ベ ル で あ るに もか か わ らず自 己 リン 酸 化 活 性 の み が 低 下 し た こと は の - M B P に 、 、 - 。 、 、 。 、 。 - 、 , - 一 、 - c S A P K2 M l S 3 0 8) ( 、 に お い て 欠 失 し た領 域 が 基 質 S A P K 2 が 酵素 S と相 互 作 用 する お よ び基 質とし て の S A P K 2 は こ の 領 域 以 外 に お い て 酵 素 とし て の S A P K 2 に 認 識され て い る こと に なる 方 基 質が M B P で ある 場 合 に は S A P K 2 ( M l S 3 0 8 ) に よるリン 酸 化 活性 が S A P K 2 ( W T) に 比 べ て 顕著 に 低 下 し た ことか ら 酵 素 S A P K 2 と M B P との 相 互 作 用 に は ドメイン 2 が 関 与 し て い る こ とが 予 想される S A P K 2 ( M l S 3 0 8) で は S A P K 2 ( W T) に お い て み られ た M B P に よる 自 己 リ ン 酸 化促 進 効 果 が ほ とん ど み られ なくな っ た ことは こ の ことを 裏 付 ける それ で は M B P に よ る自 己 リン 酸 化 促進 効 果 は ど の ようなメカ ニ ズ ム に よ るもの で あ ろう 上 記 の ような M B P とドメイ ン 2 と の 相 互 作用 に よりコ ン プ オ メ シ ョ ン 変 化 が 引き起 こ される ことが 予 想され る そ の 結 果 酵 素 S A P K 2 が 基 質 S A P K 2 の ドメ イ ン 2 と相 互 作 用 する の に 必 要 な 領 域 をより露 出 させ 反 応 性 が 高 まる こ とに より S A P K 2 の 自 己 リン 酸 化 が 先 進 する の で はな い だ ろうか - A P K2 の に 必 要 な領 域 で はな い か と推 察され る ま た P 1 4 K 。 、 一 . 、 - 、 、 - 。 、 0 、 。 ー 。 、 、 。 こ の ような仮 説 は 実 験 に よっ て 検 証 可 能 で あ ろう たとえ ば こ の 仮 説 で は P 1 4 K は 基 質 S A P K 2 と 同 様 な メカ ニ ズ ム で 酵 素 S A P K 2 に よ っ て 認 識 され る こ とを仮 定 し て い る こ と か ら P [4 K の S A P K 2 に よ るリ ン 酸 化 は S A P K 2 自 己 リ ン 酸 化 の 場 合と同様 に M B P に よ っ て 促進 される こ とが 予想され る ただし こ の 仮 説 で は S A P K 2 ( M l S 3 0 8) で 欠 失 した 領 域 に 自 己 リ ン 酸 化部 位 の 部 が 含まれ て い る可 能 性 を 考 慮 に 入 れ て い な い ことか ら こ の , い くつ か の 。 、 、 - 。 , 、 一 、 点に 実 験 的 に 確 認 する必 要 が あろう い ず れ に して も 本 実 験 の 結 果 は 基 質 に よ っ て S A P K 2 との 相 互 作 用 メカ ニ ズ ム が 異 な っ て い る こと また こ の ような相 互 作 用 に C 末 端 領 域 が 深く関 与 して い る こと は 間 違 い な い で あ ろう こ れ ま で の 報 告 で C 末 端 領 域 は 上 流 シ グ つ い て 。 、 、 、 、 。 、 ナ ル の 認 識 に 重 要 な働 きをし て い る ことが 明らか にされ て きた こ れ に 加 え て 本研 究 で は 同 領 域 が 下 流 因 子 ( 基 質) との 相 互 作 用 にも機 能 して い る 可 能 性 を示 す こ とが で きたとい え る 。 、 。 3 組 換え S . 3 1 - . S A P K2 A P K2 の リン 酸 化 状 態 ( とS W T) A P K2 ( M l S 3 0 8) に お けるリン 酸 化 状 態 - 図 1 8 に 示 した 二 次 元 電 気 泳 動 0 ) 結 果 S A P K 2 ( W T) の 方 が S A P K 2 ( M l S 3 0 8) よりも ス ポ ッ トの 数 が 多く 多くの 部 位 で リ ン 酸 化され て い る ことが わ か っ た S A P K 2 ( W T) の 方 が べ S A P K 2 ( M l S 3 0 8) にくら て 多くリン 酸 化され て い るとす れ ば こ の 原 因 が リ ン 酸 化 活性 の 違 い に 起 因 するも の な の か そ れ とも 〇 末端 側 に もリ ン 酸 化され る部位 が あるた め な の か と - 、 、 、 。 - 、 ・ 、 、 2 4 、 い うこ と に 興 味 が 持 たれる 3 2 培 養 条件 が S - . A P K2 。 (W T) の リン 酸 化 に 与 え る影 響 培養 時 間 が 短くなるとリン 酸 化 が 起 こ らな い もしくは リ ン 酸 化 効 率 が 下 が るとい う可 能 性 を 考 え 実 験 を行 っ た し か し 培 養 温 度 や 培 養 時 間 に 関 わ らず 大 腸 菌 で 発 現 させ た S A P K 2 、 。 、 は リ ン 酸 化され て い た 、 方 大 腸 菌 で 発 現さ せ た N t O S A K は 培 養 温 度 に よりリ ン 酸 化される部 位 お よび リン 酸化 活 性 が 異 な っ て い ると報 告され た ( B u r z a e t a [ 2 0 0 6) 3 0 C と 1 8 ℃ とで リ ン 酸 化 され て い る部位 が 異 なる こ と お よ び 3 0 C 3 時 間 の 培 養 で は 活 性 化 に 必 要 な 1 5 8 番 目 の セ リン の リ ン 酸 化 は 起 こ らな い た め こ の 条 件 で 培 養 するとリ ン 酸 化 活 性 が 低 下 す る こ とが 言 わ れ て い る 本研 究 で は 培 養条 件 の 違 い に よ るト タ ル の リ ン 酸 化 状 ( W T) 一 。 、 、 o . , . o 、 、 、 ー 。 、 態 の み を調 べ た 今 後 は リ ン 酸 化 部 位 を特 定 し そ れ ぞ れ 験 が 必 要 か もし れ な い 。 、 の 部位 の リン 酸 化 状 態 を調 べ る実 。 3 3 大 腸 菌 で 発 現させ たタ ン パ ク質 と植 物 で 発 現させ たタン パ ク質 の リ ン 酸 化 活性 の 違 - . タバ NtO S A K 大 腸 菌 か ら精 製 した N t O S A K お よ びそ の 変 異 体 の M B P に 対 する 化活 性 は 処 理 し た 培 養 細 胞 か ら精 製 し たも の と比 較 し て 1 4 % の 活 性 し か 持 たな い ことが 報 告され て い る ( B u r z a e t al 2 0 0 6 ) こ れ は 植 物 の 中 で 厳 密 に 制 御され た シ グナ ル 伝 達 経 路 に お ける 活性 化 と 大腸 菌 内 に お け る自 己 リ ン 酸 化 で は リ ン 酸 化 部 位 が 異 なるた め で あ ろうと予 想され て い る 実 際 に N a C ( 処 理 した 培 養 細 胞 か ら精 製 し た N t O S A K で は ア クチ ベ ション ル プ の 1 5 4 番 目と 1 5 8 番 目 の セ リン ( S A P K 2 に お い て も 同 じ残 に が ン 基 相 当) リ 酸 化され て い た の に 対 し て 大 腸 菌 か ら精 製 した N t O S A K お よ び そ の 変異 コ リン 酸 N 、 では い 、 Cl a - . , 。 、 、 、 . 、 ー ー 、 、 体 番 目 の セ リ ン に 加 え て い くつ か の セ リ ン お よ び ス レ オ ニ ン 残 基 が リ ン 酸 化 され て い た こ とが 報 告され た ( B u r z a e t al 2 0 0 6 ) こ の とき 1 5 4 番 目 の セ リン は リン 酸 化され て い な か っ た また 大 腸 菌 で 発 現させ た O S T l / S R K 2 E の リ ン 酸 化 部 位 も B e li n ら ( 2 0 0 6 ) ベ に より 同 定され たが ア クチ ション ル プの 1 7 5 番 目 の セリン および 1 7 6 番 目 の ス レ オ では 、 158 、 . 。 , 。 、 、 ● ー ー , はそれ ぞれ 1 5 8 番 目 の セ リン お よ び 1 5 9 番 目 の ス レ オ ニ ン に 相 当) に 加 え て 試 験 管 内 の リ ン 酸 化 ア ツ セ イ に お い て キ ナ ゼ 活 性 に 必 要 の な い ことが 示 され た い くつ か の セ リ ン 残 基 が リン 酸 化され て い た S A P K 2 に お い て も 大 腸 菌 か ら精 製 し たタ ン パ ク質と 植 物 か ら精 製 した タン パ ク質 の リン 酸 化 状 態 お よ びリ ン 酸 化 活 性 の 比 較 が 必要 で あ ろう ン ニ (S A P K2 で ー 、 。 、 。 3 4 - . S A P K2 S A P K2 ( ( W T) W T) の 不 溶 性 画分 に お けるリ ン 酸 化 の 不 溶 性 画 分 に 見られ るタ ン パ ク 質 は 、 可 溶 性タン パ ク 質 と同 様 に リ ン 酸 化 され て い る ことが 明 らか とな っ た こ の 結 果 は 大 腸 菌 の 中 で す で に 封 入 体 を 形 成 し て で はなく 破 砕 時 に 凝 集 し沈 殿するとい う可 能 性を 示 唆 し て い る 。 、 、 4 . いるの 。 植 物 内 に お ける S A P K2 の 活性 化 と自 己 リ ン 酸 化 と の 関 係 植 物 内 に お ける S A P K 2 の 活 性 化 に 自 己 リ ン 酸 化 は 関 係 し て い る か どうか に に 考 察 す る 大 腸 菌 で 発 現させ た N t O S A K や O S T l / S R K 2 E と同様 に S A P K 。 、 25 つ い て 2 ( 以下 W T) お 、 よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8) は 大腸 菌内 で 自 己 リ ン 酸 化 に よりリン 酸 化され 活 性 化 され て い た こ れ は S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ が 上 流 の キ ナ ゼ に よる リン 酸 化 だ け で なく 自 己 リ ン 酸 化 に よ っ て も 活 性 化される ことを 示 して い る また N t O S A K で は 活性 化 に 必 須 で ある - 、 、 - ー 。 、 、 、 。 、 、 が 十 分 で は な い と示 され た 1 5 8 番 目 の セ リ ン が 自 己 リン 酸 化 に よりリン 酸 化され て い た こ と か ら ( B u r z a e t a I 2 0 0 6 ) S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ は自 身 の 活 性化 に 関 わる セ リン 残 基 をリ ン 酸 化す るこ とが で きると言 える し か し 上 述 し た よう に 自 己 リン 酸 化 に より活 性 化され た N t O S A K の 活 性 は 浸 透 圧 ス トレ ス より活 性 化され た 時 の 1 4 % しか な い ことか ら ( B u r z a ー . 、 , 。 、 - et al 2 0 0 6) 自 己 リン 酸 化 に よ る活 性 化 の み で は 十 分な活 性 が 得られ な い と考 え られる こ 植 物 内 に おける S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の 活性 化 に は 上 流 の キ ナ ゼ に よ るリ ン 酸 化 が 必 須 で あると思 わ れる ただし 自 己 リン 酸 化 に より活 性 化されるキナ ゼも い くつ か 報 告され て い る こ とか ら ( J o h n s o n e t a l 1 9 9 6 ; N o l e n e t a l 2 0 0 4) S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ の 活 性 化 に も 上 流 キ ナ ゼ に よるリ ン 酸 化 に 加 え て 自 己 リ ン 酸 化 に よる活 性 化 が 関わ っ て い る 可 能 性も否 定 で きな い ・ , の ため 、 。 ー ー 、 ー 。 、 . ー . , , 、 ー 、 、 。 5 SA P K2 . の 立 体構造 解析 タ ン パ ク質 立 体 構 造 解 析 の 主 な 手 段 とし て は X 線 結 晶 構 造 解 析 と溶 液 N M R に よる 構 造 解 析 の 2 つ が 挙 げられ る X 線 結 晶 構 造 解 析 は 解 析 を行うタン パ ク質 の 大きさ に 制 限 がな い とい うメリッ トが ある が 結 晶化 の 段 階が 大きな障壁となる また 結 晶 中 の 構 造 を解 析 す るた め 溶 液 中 で の タン パ ク質 の 動き に 関 す る情 報 は 得 られ な い 方 溶液 N M R に よる 構 造 解 析 は 溶 液 状 態 で 測 定 が 可 能 で あ るた め 溶 液 中 で の タ ン パ ク質 の 動 的 な 情 報 が の 、 。 、 、 。 、 一 、 。 、 、 , 得 られると い うメリ ッ トが あ る し か し 解 析 で きるタン パ ク質 の 大 きさ は 3 0 k D a くら い ま で と デ メ リッ トも あ る タ ン パ ク質 に よ っ て は 実 験 的 に 構 造 解 析 が 不 可 能 な場 合 が ある 近 年 P D B デ ス ヘ の 構 造 情 報 の 登 録 が著 しく増 加 し た こ と ま た 簡便 に 使 え るホ モ ロ ジ タベ 。 、 、 。 ー 、 。 、 ー ー 、 モ つ デリ ン グ ソ フ トが 普 及 した こと に より ホ モ ロ ジ モ デ リン グ に よる立 体 構 造 の 精 度 が 向 上 し つ ある 本 研究 で は S A P K 2 の 構 造 解 析を目 指して 研究を行 っ た 解 析 す るタン パ ク質 の 分 子 量 を ー 、 。 、 考 慮 して S 晶 化を S 、 5 1 . ( W T) お よ び そ の 変 異 体 に 関 し て は X 線 結 晶 構 造 解 析 法 を目 指 し て 結 C 末端 領 域 に 関 し て は N M R に よる構 造 解 析を試 み た A P K2 A P K2 。 線 結 晶 構 造 解析 法を目 指し た 結 晶化 の 検 討 X - 。 表 5 に 示 し たように S A P K 2 ( W T ) S A P K 2 ( M l S 3 0 8) および S A P K 2 ( K 3 3 A) の 結 晶 化 を試 み た が 現 時 点 で 結 晶 は 得 られ な か っ た S A P K 2 ( W T) お よ び S A P K 2 ( M l S 3 0 8 ) は 大腸 菌 の 中 で 不 均 に リ ン 酸 化され て い た こ とか ら こ の 不 均 なリ ン 酸 化 が 結 晶 化 し な い 原 因 の 1 つ で あると考 え た そ こ で リン 酸 化 活 性 が ほ とん どなく ほ ぼリン 酸 化 さ れ て い な - 、 、 - 、 . 一 一 、 。 い S A P K2 ( K 3 3 A) に 、 、 つ い て も結 晶 化 に 供 したが 結 晶 は 得 られ な か っ た こ の こ とか ら リ ン 酸 化 の 有 無 以 外 に 精 製 したタン パ ウ質 の 性 質 の 方 が 結 晶 化 しな い 大 きな要 因 で あると考 え られ た 結 晶 化 に 用 い るタン パ ク質 濃 度 は 通 常 5 m g / m 暮 以 上 で あるが S A P K 2 および そ の 変 異 体タン パ ク質 は 濃 縮 に より濃 度 が 高くなると凝 集 し 沈 殿 する 傾 向 に あ る また 沈 殿 せ ず に 5 m g / m r 以 上 ま で 濃 縮 で き て も 結 晶 化 に 用 い るタン パ ク質 濃 度 を検 討 す る た め の P r e C ry s t a " i z a ti o n T e s t を行うと 5 m g / m ] 以 下 の 濃 度 で も結 晶 化 する に は 濃 すぎるとい う 、 、 。 、 、 。 、 、 。 、 - 、 26 、 結 果とな っ た こ れら の 結 果 か ら B u ff e r 条 件 の 検 討 お よ びタン パ ク質 の 濃 縮 条 件 の 検 討 が 必 要 で ある と考 え られ る ま た 今 回 は す べ て 2 0 C で 結 晶 化を行 っ た の で 4 C で の 結 晶 化 も検 討 の 余 地 が あ る . 、 o 。 o 、 、 。 5 2 - . に よる S A P K 2 C N M R SA P K2 末 端 領域 の 構 造 解析 の 検 討 の C 末 端 領 域 は S A P K 2 の 機 能 発 現 に 重 要 な役 割 を担 っ て い ると予想され て い るが そ の 分 子 機 能 は 未 知 の 部 分 が 多 い こ の 領 域 ( S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9)) に つ い て N M R を用 い た構 造 解析 を検 討 し た 図 2 0 に 示 した 実 験 か ら S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) は明 確 な立 体 構 造 を保 持 して い な い ことを 示 唆 する結 果 が 得 られ た 今 回 の 測 定 に 用 い た S A P K 2 - 、 。 - 。 、 。 立 体 構 造 を持 たな い と推 察され る G a t e w a y 由来 の 余 分 な配 列 が N 末 端 側 に 3 0 残 基 ほ ど残 っ て い る 5 6 残 基 か らなる S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) に 対 して こ れ ら の 配 列 が 占 め る 割 合 は 大き い と 考 え られ る こ の 結 果 こ の 部 分 の シ グ ナ ル が 中 心 に 集 ま っ て ( P 2 8 4 L 3 3 9) は - 、 - 。 。 、 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 部 分 に 対 応す るシ グナ ル を見 え にくくする こ とで 見 か け上 明 確 な立 体 構 造 を保 持 し て い な い と い う結 果 が 得 ら れ た 可 能 性 も わ ず か で は あ る が 考 えられ る - 、 。 P 2 8 4 L 3 3 9) が 明確 な立 体 構 造 を保 持 し て い る か どうか の 結 論 を出す ため に は 前 ( 述 し た ように プ ロ テ ア ゼ サ イトの 検 討 を行 い S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 部 分 だ け で もう 度 測 定 をす る必 要 性 が ある こ れ に 加 え て ドメ イン の 最 適 化も検 討 す る必 要 が ある か もしれ な い また S A P K 2 だ け で なく 他 の S A P K メ ン バ の C 末 端 領 域 に つ い て の 検 討 が有 用 か も しれ な い S A P K2 - 、 ー ー - 、 。 、 - . 、 、 。 SA P K2 (P 2 8 4 - L 3 3 9) ナ ル の 変 化を観 測 した に S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 加 え S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の N M R シ グ こ の 結 果 S A P K 2 C 末 端領 域 が キ ナ ゼドメ イン と相 互 作 用 す る 可 - - 、 ー 。 、 能 性 を 示 唆 す る 結 果 が 得 られ た し か し S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を 加 え る こ と で S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) に 劇 的 な 変 化 が 起 こ っ たとは言 い が た い 今 回 の 実 験 に 用 い た キ ナ ゼドメ イ ン ( S A P K 2 ( M l S 3 0 8)) と C 末 端領 域 ( S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9)) に は 2 5 残 基 の 重複 が あ る さらに S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) は G a t e w a y 由 来 の 余 分 な配 列 が N 末 端 側 に 3 0 残基 ほ ど余 分 に つ い て い る 実 際 に は S A P K 2 の キ ナ ゼドメイン と C 末 端 領 域 は 相 互 作 用 し て い る けれ ども こ れら の 重 複 部 分 や 余 分 な配 列 が 物 理 的 な妨 げとな っ て 相 互 作 用 の 形 成 を阻 害 して い る 可 能 性も 考 えられ る こ の ため 重 複 が な い ように S A P K 2 キ ナ ゼドメイ ン お よ び S A P K 2 C 末 端 ドメイ ン に つ い て ドメ イ ン の 最 適 化 を検 討 し 再 実 験 を行う必 要 が あ る S PA K2 の キナ ゼ ドメ イ ン と C 末 端 領 域 が 相 互 作 用 し て い る 場 合 は S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9 ) と 単 独 で は 不 溶 性 で あ っ た S A P K 2 ( M l T 2 8 3) を共 精 製 する こ と で 可 溶 化 する 可 能 性 も残され て い る こ の 共 精 製 に つ い て も検 討 の 余 地 が ある - 。 、 - - 。 - - - 。 、 、 - . 、 、 、 ー 。 、 、 、 ー 。 、 - - , 。 6 . S A P K2 SA P K2 0 の 立 体 構 造と機 能 との 相 関 と ゼドメイン ( それ ぞ れ M l F 2 6 0 と G 3 7 M 3 0 4) は 4 1 % の ア ミ ノ酸 が 同 で あ っ たが C 末 端 領 域 ( そ れ ぞれ L 2 6 1 L 3 3 9 と N 3 0 5 K 3 7 1 ) で は 1 3 % しか 同 で な い こ の ため キ ナ ゼドメ イ ン に 関 し て は モ デ リン グ 構 造 と実際 の 高 次 構 造 に あまり差 異 は な い と推察 で きる が C 末端 領 域 に つ い て は モ デ リン グ構 造 が 正 し い か どうか の 議 論 は 難 し い し か し 二 次 構 造 予 測 の 結 果 を踏 ま え ると C 末 端 領 域 に ロ ヘ リツ ク ス が 存 在 する 可 能 性 は 高 い 特 に A lig n m e n t [ n t e rf a c e の 両 モ デ リン グ構 造 で 予 想され た 2 8 6 番 のキナ 2 H A K - - - 一 - - 、 一 ー 。 、 、 、 ー 。 、 。 、 、 27 目 の グ ル タミン か ら 2 9 5 番 目 の イ ソ ロ イ シ ン ま で の ロ ヘ リッ クス は 多少 の 前 後 や 長さ に 違 い は あ っ て も 実際 に 存 在 する の で は な い か と思 われる テ ン プレ トと し た 2 H A K で は . キ ナ ゼド メ イ ン の N 末 端 側 で 活 性 部 位 の 裏 側 ( N 一o b e s) に C 末 端側 の U B A ( u bi q uiti n a c c o ci a t e d) ドメイ ン が 相 互 作 用 して い るとい う構 造 が 見られ る ( 図 2 2 ( A ); M a r x e t a [ 2 0 0 6) U B A ドメ イン は い くつ か の タン パ ク質 に お い て ユ ビ キ チ ン と相 互 作 用 する こ とが わ か っ て い るドメイ ン で ある が 2 H A K の U B A ドメ イ ン は 他 の タン パ ク質 の U B A ドメイ ン が エ ビキ チ ン と相 互 作 用 する位 置 で N 1 o b e s と相 互 作 用 し て い る ( M a rx et aI 2 0 0 6 ; P a m e e r s e [ v a m e t a l 2 0 0 6) S A P K 2 の モ デリ ン グ 構 造 で も ー 、 (, 、 ー ー 、 - - 、 , , 0 、 、 - . , , . . 、 お よ び 2 で テ ン プ レ トに 合 わ せ て C 末 端側 は 同様 に N 末 端側 と相 互 作 用 するような 構造 が 得 られ た ( 図 2 2 ( B ) お よ び ( C )) 2 H A K の N 】o b e s と U B A ド メ イ ン の 相 互 作 用 は 疎 水 性 相 互 作 用 で あ ると報 告 され て い る ( M a r x e t a J 2 0 0 6 ; P a n n e e r s e l v a m e t a し 2 0 0 6) それ に 対 して S A P K 2 の C 末 端 領 域 は 酸 性 ア ミノ 酸 に 富 ん で い る 特 に S A P K 2 の 最も C 末 端 側 で N 末 端 との 相 互 作 用 に 重 要 で は な い か と考 えら れ る α ヘ リツ ク ス は 酸 性 パ ッ チ と呼 ば れる S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ に 特 有 の 酸 性 ア ミ ノ酸 が 多 い 領 域と ほ ぼ 致する 方 F ir st A p p r o a c h l お よ び 2 で は C 末 端領 域 が モ デ リン グされ て い な い ため キ ナ ゼ ドメ イ ン の N 末 端 側 は表 面 に 露 出 す る 形 とな っ て おり A =9 nt n m I n t e rf a l c e ー 、 - 。 、 . . , 、 。 - ー 、 一 - 。 、 ー , A =g 、 で C および 末端 側と相互 作 用す ると予想され た領 域 に は 塩 基性 った こ の こ とか ら S A P K 2 の キ ナ ゼ ドメイン の N 末端 側と C 末 端 側 は 静 電 的相 互 作 用 に より 相 互 作 用 し て い るとい う 可 能 性 が 考 えられる よ っ て S A P K 2 で は 2 H A K で 見 られる の とは 異 なる様 式 で N 末端 側 と C 末 端 側 領 域 が 相 互 作 用 し て い る こ とが 推 察される 二 次構 造 予 測 で は キ ナ ゼドメイ ン と C 末 端領 域 の 境 界 部 分 に 2 H A K で は 見られ な い ロ ヘ リツ ク ス が 予測され て おり モ デ リン グ構 造 に お い て も 2 6 5 番 目 の プ ロ リ ン か ら 2 6 8 番 e nt n m I n t e rf a l c e 2 ア ミノ 酸 が 多 い ことが わ か ー 。 、 。 、 。 ー 、 ー 、 目 の イソ ロ イシ ン ま で が α ヘ リ ツ ク ス で あると予 測され て い る こ の こと か ら S A P K 2 の キ ナ ゼドメイ ン の 末 端 か ら C 末 端 領 域 の 最 初 に か け て の 構 造 は 2 H A K と全く異 な っ て い る 可 能性 も高 い S n R K 2 フ ァ ミリ で 高度 に 保存され て い る領 域 が 2 6 5 番 目 の プ ロ リン ま で で あ る こ と および 他 の プ ロ テ イ ン キ ナ ゼと相 同 性 が 高 い 部 分も こ の 周 辺 ま で で ある こ とを考 慮 ニ ン グおよび 発 現 を し S A P K 2 の キ ナ ゼドメイン とし て S A P K 2 ( M l P 2 6 5) の サ ブク ロ 行 っ た しか し こ の タン パ ク 質 は 可 溶 性 画 分 に 得られ な か っ た こ の 原 因 の 1 つ とし て は 前 述 し た よう に ニ 次 構 造 の 途 中 で 欠 失させ たと い う可 能 性 が 挙 げられ る そ こ で ニ 次 構 造 - 。 、 ー 、 ー 。 - 、 、 ー ー - 、 。 、 。 、 、 。 予測 の 結 果を 考 慮 し て S A P K 2 ( M および 発 現 を 行 っ た そ の 結 果 S ニ ング ( M l S 3 0 8) の サ ブク ロ A P K2 ( M l 丁2 8 3) は 可 溶 性 画 分I こ 得 られ な か っ た が S A P K 2 ( M l S 3 0 8) は 可 溶 性 画 餅 こ 得 られ た こ れ ら大 腸 菌 で の 発 現 実 験 の 結 果 か ら S A P K 2 の 2 6 5 番 目 の プ ロ リン および 2 8 3 番 目 の ス レ オ ニ ン とそ の 周 辺 の ア ミ ノ 酸 は 予 想 に 反 し て 二 次 構 造 の 形 成 に 関 わ っ て い る 可 能 性 が 考 えられ た こ の 結 果 と S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の 活 性を結 び つ け る 興 味 深 い 報 告 が なされ て い る シ ロ イ ヌ ナ ズ ナ の S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ O S T l /S R K 2 E で は C 末 端 領 域 の 部 もしくは 全 体を 欠失さ せ た 変 異 、 。 I T 2 8 3) および S 、 A P K2 ー - 一 、 、 - 。 、 、 。 ー 。 ー 一 、 体 を培 養 細 胞 ある い は 大 腸 菌 で 発現 させ そ の リン 酸化 活 性 が 調 べ られ た ( Ⅵ) s h id a e t a l 2 0 0 6 ; B e = n e t a l 2 0 0 6) C 末 端 領 域 の ドメイ ン 2 の み を欠 失させ ると A B A に よ る活 性 化 の み が 起 こ らなくなる 方 で C 末 端 領 域 全 体 を 欠 失 すると浸 透 圧 ス トレ ス お よ び A B A に よ る活 性 化 の 両 方 が 起 こ らなくな っ た ( Y o s h id a e t a L 2 0 0 6) また 大腸 菌 で 発 現させ た 場 合 . 、 . 。 , 、 一 、 , 28 o 、 、 , ドメ イ ン イン 1 の S A P K2 れば ( M l 、 S S3 - 部 ある い は 全 体を欠 失さ せ て もリ ン 酸 化 活 性 が 見られ た が それ に 加 え て ドメ 部 ある い は 全 体 を欠 失させ るとリ ン 酸 化 活 性 が 失 わ れ た ( B e li n e t a L 2 0 0 6) で は 12 6 6 P 3 0 1 がドメイ ン 1 に G 3 0 2 L 3 3 9 がドメ イ ン 2 に 相 当 す る 言 い 換 え A P K 2 ( M l 丁2 8 3) は ドメイン 1 の 部 とドメイ ン 2 全 体を 欠 失 し た 変 異体 S A P K 2 0 8) はドメ イ ン 2 を 欠 失 し た 変 異 体 と ほ ぼ 致 して い る 大 腸 菌 で 発 現 さ せ た 2 の 一 、 一 。 , - - 、 、 。 一 一 、 一 。 O S T l /S R K 2 E の C 末 端 欠 失 変異 体 は S 、 A P K2 の 場 合と異 なり す べ て 可 溶性 画 分 に 得 、 られ て い た ( B e = n e t a l 2 0 0 6) O S T l /S R K 2 E に お ける結 果 か ら S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ C 末端 領 域 の ドメイン 1 は S n R K 2 の キ ナ ゼ 活 性 に 必 須 で あると考 えられ た ( B e li n et al 2 0 0 6) こ れ らの 結 果と本 研 究 の 結 果を合 わ せ て 考 え ると C 末 端領 域 の ドメイ ン 1 は S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼ の キ ナ ゼドメイ ン の 構 造 維 持 に 関 わ っ て おり ドメイ ン 1 が なく なるとキ ナ ゼドメイ ン の 構 造 が 維持 で きなくなり そ の 結 果とし て リン 酸 化 活 性 が 失 わ れ ると い う仮 説 が 成り 立 つ また S A P K 2 の C 末 端領 域ドメイ ン 1 の 実 際 の 構 造 は テ ン プ レ ト とし た 2 H A K や 二 次 構 造 予 測 結 果と異 な っ て い る こ とも 示 唆され る 構 造とリ ン 酸 化 活 性 の ー . 0 , 、 - . , . 、 ー 、 - 、 ー 、 ー 。 、 、 。 相関の 観点 から S れる 、 A P K2 の構造 、 特にこの C 。 29 末 端 領 域 ドメイ ン 1 の 構 造 の 解 明が 期 待 さ 表1 ン ス トラ クト コ E K S A P K2 - -e S P T - P F P eS √e ac 「e s S A PK2 - X a - セ ンス S A P K2 ア ン チ セ ンス S A P K2 セ ンス S A P K2 アンチ センス S A P K2 センス S A P K2 _ アンチ センス S A PIQ _ センス S A PK2 ー アンチ センス S A P K2 センス S A P K2 アンチ センス S A P K2 センス S A P K2 こ'2 アンチ センス SA P K2 L 33 9 R センス SA P K2 \ 乃1 F P アンチ センス SA P K2 一名 ー I M = . 配 F Ek ニ ン ー グに 用 い た プ ライ マ ー . 列(5 t o 3 ) CA C C G A C G AC G A C G A CA A G A T G G A G A G G TA C G A G G T G A T : し3 3 9 R _ M 1F P reS : __ { _ T CA C AA T G C G CA C A C G : 339R M 1F Ek CA C C C T G G A A G T TC T G T TC C A G G G G C C C A TG G A G A G G TA C G A G G T G A T T CA C AA T G C G CA C A C G 二 二C A C C G A C G A C G A C G A CA A G A T G G A G A G G TA C G A G G T G A T 二C T A C G G C A G G T TC TT G A G G - ( M 1 T 28 3 ) ; ⊃26 M 1 5 R - f P es : √ CA C C C T G G A A G T TC T G TT C C A G G G G C C C A TG G A G A G G TA C G A G G T G A T - ( M l S 3 08 ) ■ _ _ r2 8 3 R W lF P 二C T A G G T G T TG A T G T C G TT C A T C reS : i C A C C C T G G A A G T TC T G TT C C A G G G G C C C A TG G A G A G G TA C G A G G T G A T - S A PK2 S SA P K2 - ( M トL 3 3 9 ) ( M l P 2 6 5) S A PK2 I クロ プラ イ マ - S A P K2 - E K S A P K2 Pr ( M l L3 3 9 ) T O P O 方向 ( P 2 8 4 L 3 39 ) ( K 33 A) _ ミ ; 30 8 R CT A G G A G A A ¶ TG G A G C C A T C : 84F X a : CA C C A TC G AA G G T C G T C C G T C A C A G G G C C TG - こ _ 」 re 33 9 R TC A CA A TG C G CA C A C G 二 : S : C A C C C T G G A A G TT C T G TT C C A G G G G C C C A TG G A G A G G T A C G A G G T G A T TC A CA A TG C G C A C A C G 30 表 発 現 ベ クタ 2 ベ クタ 発現 ー と大 腸菌 ー G ST E Hi s 6 E P D E S T tⅨ E K S A P K 2 ( W ¶ T E s ch e n c h ia P D E S T t ry T r x Hi s 6 E sc h e n c h ia T E sc h e n c h ia PG EX 5X 1 S A P K2 - - - O N T) p D E S T J li s E K S A P K 2 - . - P D E S T try - P D E S T t ry - P D E S T tr y - P D E S T try - - - - Pr e S S A P K2 - P - - - - S S A P K2 re - E K S A P K2 - P P re re - S S A P K2 - P D E S T try - a - - Pr e - ( W 1) - (M l T 2 8 3) - Hi s 6 rx - Hi s 6 p Ly s S # e n c h ia c o /i B L 21 ( D E 3) pLy s S # c o /l B L 21 ( D E 3) pLy s S # c o /i s S 株 ' ' ' ' s c h e n c h ia T r x Hi s 6 E 3 3 A) ( D E 3) E ( P 2 8 4 L 3 3 9) (K B L 21 T r x Hi s 6 - - - T r x Hi s 6 - 31 h c o li ' sc E - h h ia ' e n c E - T r x H is 6 - s c h T r x Hi s 6 S 3 0 8) (M l S AP K2 S S A P K2 - O N T) rx - - ( M l P 2 6 5) S S A P K2 P D E S T tr y F a c X - ( W T) - s c e n c h ia ' B L 21 ( D E 3) 樵 c o ll B L 21 ( D E 3) c o li B L 2 1 ( D E 3) p L y s S # ' ' sc h ' e n c h ia ' c o c o /l ' s c h e n c h ia h B L 21 ' c o sc h e n c h ia B L 21 h B L 21 ' E ' ' c o ll S 株 E 3) p L y s S 株 ( D E 3) (D p Ly ( D E 3) pLy p Ly s s S 棟 B L 2 1 ( D E 3) p L y s S 株 表 3 M9 培地の 組 成 試薬 N a 2 終漉 度 HP O KH 2 N C1 a g ly PO 1 2 H 20 1 8 % . 0 3 % 4 . 0 05 % . c e r o1 D ( +) g l u - 15 4 ・ N H 4 0 5 % . 0 4 % c o s e . CJ Mg S O 0 05 % . 1 4 m M M n Cl 2 C a C l2 0 1 F e C l3 3 3 pM pj c i[li n 5 0 1唱 / a m a g d 5 0 l上M . m M . e n o si n e 0 00 2 % u a n o si n e 0 00 2 % . . 0 00 2 % c y tidi n e thy m in . 0 00 2 % e . bi o tj n t hi a m 0 00 2 % . i n hyd ro c hl o ri d 32 e 0 0 02 % . m 1 表4 ニ 次 元 電 気泳動 の 通電条 件 段階 電圧 ( Ⅵ 時間 ( 分) 1 2 1 75 20 3 1 75 ・ - 20 00 20 00 33 45 30 表 試 料タ ン/ ( ク質 ス クリ W iz a e W iz a S A P K2 ( W T) e S A P K2 ( M l S 3 0 8) - ( K 3 3 A) ン グ キット ニ (E Ⅱ (E d I d 条件数 Bi o S y st e m e r a一 d Bi o S y s t e m e r a ld C ry s t a( S c e n I C ry s t a l S N at ri x ( H c re e n Ⅱ ( H a n pt o P E G /I o S A P K2 検討した 結晶 化 条件 5 ー W iz a e d W iz V Vi z n re a n S R o n a n pt o n R e s e ar c t c re e n (E m e r a ld a e d a e d Ⅱ (E m e r a一 d C ry s t a l S C Ⅳ st al S I pt (H n R m e s e a 48 r c h) 50 h) 48 e s e ar c h) o n re e n c re e n I (H Ⅱ rH e s e a rc 34 Bi o S v s t e m h a 144 条件 48 48 48 sl n R e s e ar c h) R e s e a rc hl pt o 条件 48 n Dt O n a n 29 0 48 R Bi o S y s t e m s) Ⅱ (E m e r a一 d Bi o S y s t e m s) c 合計 48 ) s) m s 98 条件 表 6 N M R 測定 に 用 い たタン パ ク葺 の 濃度お よぴ b 試 料タン ′i ク井 15 N T IX N T rx I 15 I 15 - - M) b u ff e r u fF e r 条件 条件 0 25 20 m M T ri s H CI ( p H 7 5) 1 5 0 m M N a C1 Hi s s t a g 0 23 20 m M T ri s H C( ( p H 7 5) 1 5 0 m M N a CJ O 16 20 m M T ri s H Cl ( p H 7 5) 1 5 0 m M N a CJ 20 m M T ri s H Cl ( p H 7 6) 1 5 0 m M N a CJ - . . N S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) N S AP K2 - m Hi s 6 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) - 15 濃 度( - P 28 4 L3 3 9 - . + n o n - S A P K2 Ml S308 - 0 09 . 35 + 0 18 . - . ・ . , , - . , - . , 皇主皇 巨 富 芳 書 董 芳 g≦ 蔓 蔓 蔓 書 芸 書 裏 書 茎 ≡ … 蔓 ≦ 書 書 ≡ 書 萱 蔓蔓 暮 夏 茎 葉 ≡ 書 芸 喜 書 g≦ 差 書 真 書 裏 書 喜 蔓 喜 善 書 董 書 萱 夏皇 喜 ;ミ ミ ミ ミ § … ⊆ ≦;:≒ ≡ … … … ≦ … …亘;童 = L ' L ' . . P P ▲ d P … ㍗㌣ p J P r ㌣≡ = L ' = ヨ E とp 寮 追 ⊂】 0 ∃ 聖 . コ ru イネ お よぴシ ロ イヌ ナ ズ ナ S 国 1 ント 同 一 のア y R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ー ゼ ファ ミリ メン バ ー ー の ア ミノ酸 配 列 の ア ライメ 鼓 洗 基 は A で 田 れ 類 似 の 残基 は 灰 色 で 形 を つ けた また C 末藩 領 域 の ドメイン s A P K 2 の K33 P 2 6 5 T 2 8 3 およ ぴ s 3 0 8 の 各 溝 基 をo でEEl ん だ で 囲 ん だ まT = 。 n 。 . 、 . 。 、 36 1 を⊂コで ドメイン . 2 を[ コ S イネ お よぴシ ロ イヌ ナ ズ ナ S 国 2 n u b cl a s s I R K 2 プE ) テ ィン キ ナ ー ゼ フ ァ ミリ メン バ ー ー の 系故 関 係 イ ネお よぴ シロ イヌ ナズ ナ の 全 s n R K 2 メン バ と他 の 稚 でd L 能 解析が 行 われ たメン バ の ア ミ ノi l i E 列 ( S A P K l の 卜 2 6 8 の ア ミノi [ 貼 に 相 判 を主 に 系tk 8 1 を作 成 した イネお よび シ ロ イヌ ナ ズ ナメン ′( は そ れ ぞれ 鼻 と自 の 背J t で 強iI) した 慕 統8 t 内の h 隼 は B o 血 tr a p ( % ) を表 す シE ) イヌ ナズ ナメン J ( の 命名 は Pl a n t 6 P d a t a b 且S e ( h t t p :/I p_l a_n t s p 写d s c e d u I ; H r a b a k e t a l 2 0 0 3 ‖= 混 血され て い るもの を採 用 した S n R K 2 6 1 ま O S T ll S R K 2 亡 とも名 づ けられ て い る シE ) イヌ ナ ズナ メ ンバ の A G l i L 長 子 書 号lま次 の とおりで ある S n R K 2 1 ( A t5 g O 8 5 9 0) S n R K 2 2 ( A t 3 g 5 0 5 0 0) S n R K 2 3 ( A t5 g 6 8 8 8 0) ー ー - . 。 - 。 ・ 。 = ・ 。 . - . . 。 , . , ・ ( A tl g l O 9 4 0 I S n R K 2 5 ( A t5 g 6 3 6 5 0) S n R K 2 8 1 0 S T I I S R K 2 E ( A t 4 g 3 3 9 5 0) S rl R K 2 7 ( A I 4 g 4 0 0 1 0) S rl R K 2 8 A t l 7 8 2 9 0) S n R K 2 9 ( A t 2 g 2 3 0 3 0 ) S n R K 2 1 0 ( Atl g 6 0 9 4 D) 他 の 種 メン バ の G e n B a n k ア クセ ッ ショ ン 書号 は次 の とお ( g りで ある A A P K ( A A F 2 7 3 4 0) P K A 8 A l ( B A B 6 1 7 3 5 ) H v P K A B A l ( B A B 6 1 7 3 5) S P K l ( L O 1 4 5 3) S P K 2 ( L 1 9 3 6 0) S A P K l ( A B 1 2 5 30 2l S A P K 2 ( A B 1 2 5 3 0 3) S A P K 3 ( A B 1 2 5 3 0 4) S A P K 4 ( A B 1 2 5 3 0 5) S A P K 5 ( A B 1 2 5 3 0 6) S A P K 6 ( A B 1 2 5 3 0 7) S A P K 7 ( A B 1 2 5 3 0 8) S A P K 8 ( A B 1 2 5 3 0 9) S A P K 9 ( A B 1 2 5 3 1 0) S A P K I O ( A B 1 2 5 3 1 1 ) T a S A P K 2 と H v S A P K 2 の 全 長 配 列 は E S T 部 分 寵 列 をつ な げることで 得 た( T a S A P K 2 は E L J2 5 1 8 4 1 およぴ B J 3 1 7 8 1 7 H v S A P K 2 (i S h R K 2 4 . , . , , ・ ・ , ・ ー , , . 。 . . , , . . , , , , , , , . , . . , A V 8 3 4 9 9 8 . B J 4 7 1 7 2 5 およぴ B J 4 6 3 5 0 8) 。 37 ( A) Tb rD n b h Bit e P r o t e a 暮e さEt e ( B) 図 3 (A) P ( a) 発現 ベ クタ D E S T h is の - P D E S T tr - x ー の 模 式 B) 模式 臥 l はQ at e w a y 由来 の 配 列 を示 した 。 また . の 模 式 臥 ( A ) と同様に 示した 。 38 I は任 意 に導 入したプl= テ ア ー ぜサ イ 幡 示 した . D P r o pl e t r o t ei n 0 7 pl , + R e s e rv o ir 0 7 lll . 図 4 ハ ン ギン グドE ) ツ プ蒸 気 拡散法 の 模 式 図 39 L 33 9 S APK2 S A P K2 (M C t e T m i n aJ - (W ¶ d o m ain l P 2 6 5) - T 2 83 S A P K2 l 丁2 8 3) (M 一 S308 S A P K2 (M l S 3 0 8) S A P K2 (P 2 - L3 3 9 P284 8 4 L 3 3 9) - 33 K M I - A L339 C te - S A P K2 図5 ( K 3 3 A) d rm o m ai n 発 現 お よび精製を5 ( み た S A P K 2 ( W T) およぴ そ の 変異 体 の ドメイ ン 構造 の 模 式 図 S A P K 2 の キナ ゼドメイ ン をピンク e I ー 、 C 末 端ドメイン を発 色 で 示 した 40 . i n al ( A) z;a ( B) o ' . 97 l 66 l 45 I - ● ・ ー 一 ■ ■I - - - - - . - - ・ _ I A- - dha 22. - 97 ト 66 l 45 ( イ t ∼ , 4 r - ∴ 甑 ≡= p ー 30 3O - - 2O 1 pI 鹿 ㌍ 1 2 3 M U 巴ヱユ 巴ヱユ - - . . . L a n e 「 J L . 1 4 3 - . 4 5 5 0 LL 6 M 7 l La 8 97 I 66 . ■■■ ■ ●.. - _ I 一 - ■ 1 2 3 U L - i . _ I 3D 2O 1 14 3 . - - . L a n e 1 M ・・ ・ 全敗 d ■ 劫 3 5 4 7 6 8 一 - L a n e 1 巴 三上 巴 L ユ U _ M 月血 2 l U _ B L2 1 国6 (D m M rr[ M - - T [P TG ■ ■ - - - . ー ‥ I I - ‥ - 一 d ■ - 蒜遠 ._ JL 出邑 3 _ 5 0 けM l 一 . 2 _ M ! 苧 ▼モ . 14 3 _ 、 I 20 1 8 - ■ , 7 6 . I 45 - - 5 巴 ≡ユ 巴ヱユ ー 45 3O 4 5 O p 22 0 66 ■一 也 よき 。 TG 220 ht 1 」 _ IP (1d) a) _ - M M m I - n e (t D ●) 97 o v e r n ig , . 14 3 18 ℃ 叫 ー - ー 20 1 . ( C) 市r 一 ' イ i " 4 5 8 7 8 巴三上 巴三上 _ IP TG 5 0 p M E 3) B L2 1 (D l M m IP TG E 3) p L y s S 大腸菌発 現 扱 お よび培 養 条件 の 検 肘 S A P K 2 ( W T) の 発 現 に 用 い る大J I 古株 I P T 6 . J LJ* お よび 培 書条 件 の 検 討 に お け る S DS P A O E の 掩果。 S D S J ? A Q E は カ 5 2 0 % ポリア クリル ア ミドゲラジ 工 ントゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 。 各L J ン は それ ぞれ 分 子 t マ ン I ( クJ[ 凍i > 前( U) 諌j > 故( W 7 血音 波 破砕 故 の 可38 性 圃 分( s) 超 音 波 破 砕 故 の 不58 性圃51( I ) を示 す。 ■ - ー ( M ) k 合タ ー 1 . . HJ86 k 合 S A P K2 P . . ∼T ) タン J ( クJ( を示 す 。 41 . - はT rx - (1d ) a) I ・ 75 -- 一 ・ ・ 50 L. . ・ 育 コ ・ 37 コ亡 r - 25 : ー E P G EX 5X 1 T a g の ポ ジション T 発 現 ベ クタ 図 7 ー a - N 未 : g の 種類 - 一 ら I - - 由 ▲ ら t ベ クタ L J 甘 一 M ■ - _ - i蒜 ■ - I - 一 一 芸 一 E I ら I J pDEST pDES T hi s tr x 1 - N 末 G S T E I H ・s . 末 N T rx ・ H b . の 検肘 ) の 先 攻 に 用 い る発 現 ベ クタ の 検 討 に お ける S D S P A G E の 椿 果 S D S P A G E は 5 2 0 % ポリア ケJ ル アミ ドゲラ ジ 工 ン トゲ ル を用 い 全 て 還 元条件 で 行 っ た 各 レ シ はそ れ ぞれ 分 子 t マ カ ( M ) 超 音 波破 砕 攻 の 可i8 性 西 分 ( S ト ア フ ィ ニ テ ィ カラム のi8 出 宵 分( E ) を示 す ー は T rx H $ 6 取 合 S A P K 2 ( W T I タン パ クーを 示 す S A P K2 ( m ー 1 。 ー . ー 。 ー . ー 。 I 。 42 ( A) o P r e S Si o e re X v n l S o ni c ati o n su p e m ata nt l Ni c h el ati n c h r o m at o g g ra ph y l D i aly s r s I P rote a s e dig e sti o n l Ni c h el a tj n ch r o m ato g o ol (p fl o w graphy th r o u g h fr a cti o ) n l A nio n e x ch a ng e Ch ro m ato g phy ra l G e) fiTt r a ti o c h r o r n at o C o n c e nt r a ti o n n phy ra g l ( B) 岬 a, (k D 勾 220 : 1 97 - 66 . l I 22 0 ■ 一 i 45 . _ 38 _ 20 1 97 芸 一 = 二 一 La n e - ■ r ( W T) I I - ● ー , ー ・ t 一■ ■- ■ ■■ ヒ ■■ ー - ■ ● - _ こ 一 30 . . . _ Ji . . 一 1 L 三こ - ニ ー S SA PK2 ( _ _ - - - 20 1 一 1 2 M - 3 4 5 6 - - La n e 7 1 M 2 P D E S T tr x P ( Ⅵ 汀) - - 3 re 4 5 6 7 - m ) ゼ サ イトの 検肘 ー の 直 上 にir 入 す るプE) テ ア ゼ サ イトの 検 討を行 っ た 醇 の ♯ 製 プE ) トコ - ー Jl ・ 。 耗 勲 を行 っ た 時 の S A P K 2 P V T ) 各 港 製 段 階 に お ける s D S P A G E 結 果 S D S P A (; E は 5 ポ J ア クリル ア ミr ケラ ジ 工 ン トゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン はそ れぞれ 分 子J L マ カ ( M ) 烏 合タン パ ク文 音i r 故 ( L a n e 1) 超音 波 破砕攻 の 可 溶 性 両 分( L a rt e 2 ト N i c h e l a t h g カラ ム を用 い た♯ 強硬t L a n e 恥 プI ) テ ア ゼ 処 理 後( L a n e 4) N I c h e l d i n g カラム 非 吸 書画 分 ( L a n e 恥 姓 イオ ン 交 ♯カラ ム を用 い た耕 具 壌 ( L a rL e 恥 t 稔 の ゲ ル ろi L ♯ 製 & ( L a r[ e 7 ほ 示 す ■ は T r x J li s 6 k 合 S A P K 2 ( m ) タン ′( クエ - は E K 処 理 に より切 ホされ た 推 定分 子 マ ス 3 8 5 k D a よりも 大きい S A P K 2 タン J ( ク ー ト は P r e S 処 理l こ より切 斬され た 推 定 分 子 マ ス 3 8 5 k D a とほ ぼ 致する S A P K 2 タン J ( クJt を示 す (B H 20 % A ) の プロ トコ _ ー - . 45 「 二三 ■ - S A P K2 _ - ー 一 ■ P D E S T tr x E K S A P K 2 ( A) ■ ■ . ・ プロ テ ア ・・ 66 . 国 8 i ー ル に従 い ・ ・ 。 - ' i I ー ー ー . 、 . ー . . - 。 、 一 . . . 。 43 ( A) 伽 e e x p r e s si o n o v e e x p r e s si o n l l S S o ni c d i o n s u p e m a t a n t l 一 N i c h e l a ti n g c h r o m a t o g r a p h y - l I P re S ci s si o n p ro t e a s e d ig e s ti o n ■■ ー _ fl o w (h r o u g h l 一 ■ el filt r a t i o n c h ro rrlat O g ra Phy l ー P - S ci s si o n p r o t e a s e d ig e sti o n re l Nj N i c h e l a ti n g c h ro m a t o 9 T a P h y o ol e m at a nt N i c h el a ti n g c h r o m a t o g r a p h y G l (p p l l l P D i a ly sI S o ni c a ti o n s u c f r a cti o n ) h el a ti n g c h r o m a t o g r a p h y ( p o ol fl o w t h ro u g h f r a ctJ O n ) l A ni o n ex c h a n ge c A ni o h ro m a t o g T a P h y l G G e l 伺t r a ti o n c h r o m a t o g T a P h y La C o n c e n t r a ti o n Ni c h a n g e c hro m at o g r a ph y e l filtr a ti o n c h TO m a t O g r a P h y l l 囲 9 n ex c l n e 1 2 3 4 5 C o n c e n t r a t1 0 n h e l a ti n g カラ ム 精製後 の ゲ ル ろ過 精製f こ より プ ロ テ ア ー 、 ゼ 処 理 の 消 化 効率 が 向 上 する カラム 書 製 彼 の 処 甥 の 速 い に よる S A P K 2 ( W T ) の P r e S 処 理 の 洲 ヒ地車 を比 較 した 耗 盤 プE ) トコ ル お よぴ プE) テ ア ゼ処 理 前 故 に おけ る s D S J } A (; E の 椅果 を示 した s D S P A G E は 5 2 0 % ポリ アクリル ア ミドゲラ ジエ ン ト ゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞれ N i c h e l a ti n g カラ ム を用 い た 稚 載 壌( L a n e l およぴ 3 ) 透 析 凌 の P r e S 処 理( L a n e 2 ト N [ c h e l d h g カラ ム 特 製 稜 の ゲ ル ろ5A 頼 製 ( L a n e 4) ゲ ル ろi L 耕 製 彼 の P r e S 処 理 ( L a n e 5) を 示 す ■ は T r x 日i $ 6 浪 合 S A P K 2 ( W T ) タン パ ク文 ー は S A P K 2 ( W T ) を示 す (A) N i c b e la t h g ー . ー - 。 ー . 、 、 、 - 一 。 ( a) . 、 M c h e l a ti n g カラム 清 泉 故 の ゲ ル ろ過 特 製 の クE ) マ トゲ ラム 44 。 Vo は 排 除 限 界 を示 す 。 ( A) o v e r e x p . e s si o n l S o n i c a tj o n s u e r n at a nt p l Ni c h eJ ati n ch r o m at o g r a p g hy l G el 何t r a ti o n c hr o m at o g「 a s e d ig ph y a l P re S ci s s i o n p r o t e e s ti o n l Ni c h e l a ti n g c h r o m at o g r a p h y (p c h r o m at og r a p hy o ol fl o w th ro u g h f r a c ti o ) n l G e l filt r a ti o n l C o n c e n t r a ti o n ( B) ( k , a, 220 b g7 ヽ ■ 66 - 45 . - _ ■ 一 - I - = = 二⊂ = 30 「 二 20 1 . 一 こ巴 ; i 国 10 ( A) S A P K2 S A P K2 P N T) ( W T) の Jt 終輔製 プ ロ トコ のJL 蕪 ♯ 製 プE ) トコ - 1 M La n e ル ー 2 3 4 5 6 7 ル お よび精製結 果 。 結 果 S D S P A (3 E は 5 2 0 % ポリアクIJ ル アミドダラジ D トゲ ル を 用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞれ 分 子 t マ カ ( M ) h 合タン l ( クT 議 事 後 ( L a n e l ト 血 書泣 破砕 攻 の 可 薄性両 分 ( L a n e R ♭ m c h e l d f n g カラ ム を用 い た耗Il 攻( L a n e 3) ゲ ル ろiL ♯ 載 故( L a n e 4) P r e S 処 理 故( L a rt e 5 ) N J c h e ) d l n g カラム 非 吸 書 画 分( L a n e 6) JL 徒 の ゲ ル ろiL ♯J l 故( L a n e 7) を 示 す ■ は T r x Hi s 6 計 合 S A P K 2 P ∼T ) タ ー は S A P K 2 ン パ クー ( W T ) を示 す ( 8) S A P K2 r W T) 各♯ 載 段 階 に お ける S D S P A G E の ー - - 。 ー ー 。 、 . 、 . - I . 、 . 。 45 . ( A) (k D a) 什D ■) 22 0 2 20 97 I 66 45 こ 97 ≡ 66 - ー 二軒 幣デ I 45 ・ こ= - ニ ・ ・ 肖ナ 肯 ⊥T ■ _ ; ▲ p ⊂ - . - 30 ー = = I - 冒 = コ 「コ ■ ■ ' ■ ◆ ■ ■l ー d - ` ■ 享 ・ - :, ▼ 1 . 20 1 . - ・ M ■ 一■ J B さ■ _ . . S 8 EI M o 37 m M _ - 97 - 22 0 I M - _ U ー 45 . ht _ 垂亨 ■■ & l 穏 およぴ m 柏 IPT ℃ 3 hr SAP K2 ウ . 巴ヱユ U (M G ℃ ウ u 5 O トM 18 ー 違i 巨! _ I , ■■一 ∈∃iiiJ I ■ ■ ■ ● 1 M 巴三上 巴 ≡ユ ■■ 毒手 ! i垂 、 - 37 ( Ml IPT G T= 与貞 . ■■ - ・ 5 0 II M SA P K 2 rTI M o v e r n ig 卓こ] ef 1 P 20 1 _ M l P 2 6 5) - 66 毒 ( A) _ ■′ 97 i ⊥ - ℃ 1 8 30 ( _ l 5 0 LL M r 一 ・ u i:E 2 20 45 S A P K2 ■ ● 巴三上 巴 シュ U IP TG Pd > ) 66 囲 11 ■ ■ _ l C 3 h . M 巴ヱユ 巴ヱ ユ U _ ( B) - 1 o v e rnig l T 2 8 3) の 発 現 と可 溶化 の - M m ht 確監 P 2 6 5) の 発 現 お よび可5 8 1ヒを確 証 した S D S P A G E の 轄 果 . S D S P A G E は 5 2 0 % - ・ I ラ ジ 工 ントゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 。 各 レ ン は それ ぞ れ 分 子 t マ カ ( w ト 超 音 波 破 砕 故 の 可 溶 性両 分 ( S ト超 音 波 破砕 故 の 不5 8 性 宵 分( P ) を示 す ■ ー ー - 、 - - ポリアクリ ル アミドケ h 合タン l ( ク 寛 舞g[ 前( U) 話 中 後 ( は T r x H i s 6 融 合 S A P K 2 ( M l P 2 6 5) タ M) . . I D IP T G - ン I ( ク王を示 す。 現 および 可 新 ヒを確 認 した S D S P A G E の 轄果 S D S J > A G E I * 5 2 0 % ポリア クリ ル アミドケ ラ ジ 工 ン トゲ ル を用 い 全 て 遺 元 条件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞ れ 分子 t マ カ ( M ) 息 合タン パク 文 誘尊 前( U) 誘 専 攻 ( w ) 逸 音 波 破 砕 稔 の 可 溶 性 両 分 ( S 一 連 音 波 破砕 後 の 不i 8 性 両 分( I ) を示 す ー は T r x H i s 6 散 合 S A P K 2 ( M l T 2 8 3) タ ン I ( クーを示 す S A P K2 ( a) ( M l 丁2 8 3) の 発 一 - - . ー - ー 、 。 . . - 、 。 . 46 - ( A) (1d ) a) ( k D 3) 220 iJ 97 一 22 0 こ:: 岩 L = 王 ・ - ・ ・ - 一 一 66 + 芸= . ニ ヽ■ ■ M _ _ o 37 車= 恵 ご し 20 1 こ■ L . m J M ここ ゴ暮 盈 貫 ■ ■ _ _ こ 二 _ _ 5 0 II M ℃ 18 C 3 hr ー I 巴三上 巴ミュ U IP T G M _ ナ■ . 岩才 ■ - - ` - . _ - _ l - r 1 ! . 5 0 けM . _ - 亡r 巴ヱ ユ 巴 ヱユ U L t ニ ー 30 ■■ _ : l . 班 ・ J ■■= 97 ≡: 嶺喜 藍 ⊥≡ 1 ニ 書こ 20 ' i l M m o v e r nig IP TG ht ( ら) ( k D a) I 22 0 一 97 ■■ 66 l・ l ■ - 45 -■ ▲ 卜 ■■ ⊂ = ニ ■■ ■ ・ 一 - ■■■ - 30 ー ■■■ こ二」 20 1 ● . - L Eg 1 2 S AP K2 (M ■ き邑 ■ i M a n e 1 2 3 4 5 6 7 発現 と可 剰 ヒの 確 認 およ び 輔製錯果 l $ 3 0 8) の - ) ( M l S 3 0 8) の 発 現 および 可58 1ヒを捷 記 した S D S J A G E の 頼果 S D S P A O E は 5 2 0 % ポリア クリル ア ミドゲ ラ ジ 工 ン トゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン はそれ ぞれ 分 子 t マ カ ( NI) 息 合タン I ( ク文革gI 前 ( U ) 誘j* 凌 ( w ト 起 音 波 破 砕 故 の 可i8 性 画 分 ( s) 超 音 波破 砕 攻 の 不j 8 性 西 分( p) を示 す ◆ は T r x Hi 8 8 k 合 S A P K 2 ( M I S 3 0 8) タ ンJ ( ク井 を示す ( A) S A P K 2 - - 。 ー ー ー 。 . . . - - 。 . 。 各 ♯ 製 段 階に お ける S D S P A Q E の 祐乗 S D S P A G E は 5 2 0 % ポリア クl) ル ア ミドゲラジ D ト ゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行っ た 各 レ ン は それ ぞれ 分 子 暮 マ カ ( M ) k 合タン I i ク ー 謝 俵 ( L a n e 1) 超 音 波 破 砕 故 の 可 溶 性 簡 分( L a n e 2) N i c h e l a ti11 g カラム を用 い た ♯ 製雀( L a n e 3 ) ゲ ル ろiL ♯ 製 雀 (L a rt e 4) P r e S 処 理 故 ( L a n e 5) M c h e l a tl n g カラ ム 非 吸 書 画 分( L a n e 8 トJ L a の ゲ ル ろ3A ♯ 叔 故 I L a n e 7) を示 す I は T r x H i s 6 h 合 ー s A P K 2 ( M l S 3 0 8) タン パ クJ( は S A P K 2 ( M l S 3 0 8) を示す ( B) S A P K 2 ( MI S 3 0 8) - I - 。 ー ー ー 。 、 . . . . 、 - - D . ・ - 、 . 47 ( A) O d) a) ( k D a) 2 20 22 O ■1 97 ■■ 66 「 コiiii L ■■ 97 = : ・ 司 :弓 喜岳こ 「 1 i i = d . 芸 = 議ヨ r 30 一 I 1 ' - I ー I - 一 壷菖i 30 ■ ■ ・ ■. - = i ■ ■■ g i - 「 二= 20 1 ● 20 1 ! - - 守 I 義 45 - l ■l . . 4 M L JL 一 - _ _ _ 5 0 LL o 37 u _ M m ■■ 巴 ヱユ _ l M U M 巴 ミュ 巴 ミュ U ■ ■■ 5 O LL N I PT G C 3 hr ℃ 18 l o v e r ni g m M IP TG ht ( B) ( k D a) 2 20 h 97 - ∴ :I :; 二 非 r こ 30 ■ ■■ = 言 : ⊂ = ▼ ■■ ■ ■ 」 二 こi = = ⊂ = = I ■: i 一 :J 20 1 . ■ M La n e Eg 1 3 ( A) SA PK2 S A P K2 (K3 ( K 3 3 A) 3 A ) の 発 現 と可 些 ■■ 1 2 3 4 5 6 7 の 確艶 お よび精製積果 溶化 の 尭 現 および可 剃 ヒを祉 記 した s D S P A G E の 椿 果 。 S D S P A G E は 5 2 0 % ポ リア クリル アミドゲラ ジ - - - 工 ン トゲ ル を用 い 全 て 違 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞれ 分 子 t マ カ ( M ト 払 合タン J i クJ( 誘 導 前 ( u ト 誘 導 後 ( w ト 超 音 波 破 砕 龍 の 可i8 性 両 分( s l 超 音 波破 砕 象 の 不38 性 宵 分( I) を示 す ◆ は T r x H i $ 6 息 合 s A P K 2 ( K 3 3 A) タン - . ー ー 。 - - 。 、 ′( ク■ を示 す 。 ( B) S A P K 2 ( K 3 3 A) 各 ♯ 製 段 階に おける S t) S ・ P A (; E a ) 措 果 。 S D S P A 6 E は 5 2 0 % ポリア クリ ル アミドゲ ラジ エ ン トゲ ル - ・ を用 い 全 て 遭 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン はそれ ぞ れ 分 子 1 マ カ ( M ト 払 合タン′1 ク ー誘 導 攻 ( L a n e 17 超 音 波破 砕 彼 の 可 溶性 画 分 ( L a n e 2) M c h e l d h g カラム を用 い た 頼基 徒( L a n e 3) ゲ ル ろ過 ♯製 後( L a n e 4 ) P r e S 処 理 後( L a n e 5 ト N i c h e l d irl g カラム 非 吸 書 画 分 ( L a n e 6) J L 故 の ゲ ル ろ過 ♯ 製 壌 ( L a n e 7 ほ 示 す ■ は T r x J l i s 6 k 合 S A P K 2 ( K 3 3 A) タ ン パ ク耳 ー は S A P K 2 ( K 3 3 A 姥 示 す - - ー 。 、 、 . . I - 。 . 、 D 48 ( A) ( k D a) o a ' H 2 m _ :: = i . 1 ー _ . . . 習 ← l1 J 45 1 30 ゝ l 詔 . J , L 1 9 7 66 : :;! 2O 1 22 0 1 増山 帥 1 ・ 1 4 3 ・ ;三; い , ・T L 。 M M 巴ヱユ 巴三ユ U 5 O LI M l n M 巴ヱユ 巴三ユ (P TG 50 p ℃ 3 hr 37 U 1 8 l o C . M l M m o v e r n ig IP T G ht ( B) ( k D a) 45 _ 30 i I - ⊂ = ⇒ 20 1 . 14 3 - . 「 二⊂ 「 == = ・ ー こ 二 E == 二 = 6 5 . 3 5 . La 国 14 SAP K2 (P n e M 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 剃 ヒの 確 思 および特発括果 2 8 4 L 3 3 9) の 発現 と可 - l ( P 2 8 4 1 3 3 9) の 発現 および 可 * 1ヒを 臆 した s D S P A G E の 頼果 S D S P A G E は 1 5 % ポリア ク) ル アミドゲ ル を用 い 全 て 還 元 条件 で 行 っ た 各 レ ン はそ れ ぞれ 分子 t マ カ ( M ト 亀 合タン I ( クt 昏gF 前t u ト 昏g[ 徒 P V) 逸 書 波 破 砕 故 の 可 治 性両 分 ( s) 超 音 波 破 砕 捷 の 不38 性 簡 分( P ほ 示 す I は T r x H ( s 6 払 合 S A P K 2 ( P 2 8 4 L ) 3 9) タン パ ク ー を示 す ( A) S A P K2 I I 。 ー ー ー 、 。 、 - - 。 . 。 S A P K 2 ( P 2 8 4 ⊥3 3 9) 各 耗製 段 階 に お ける S D S P A Q E の 結 果 S D S P A G E lま 1 5 % ポリア ク1) )I ア ミドゲ ル を用 い 全 て 丑 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞれ 分 子Jt マ カ ( M ) 払 合タン I ( クJt 帯ir 故I L a n e l ト超 音 波破 砕 彼の 可 溶性 両 分( L a n e 2) N i t h e ) a t h g カラム を用 い た 頼 製 壌( L a n e 3) 1 回 目 の ゲ ル ろi L 清 泉 攻 ( L a n e 4) 払 イオ ン 交 換カラム ♯ 製 鼓 IL a n e 5 ) 2 回 目 の ゲ ル ろi L # 製 鼓( L a n e 8) E K 処 理 壌 ( L a n e 7 ト 3 回 目 の ゲ ル ろ且 耗81 故 t L a n e 恥 N i c h e l a tl n g カラ ム 非吸 着国 分 ( L a n e 9 ) N i c h e l d i rt g カラム 竹薮 の 再 出 宵 分( L a n e 1 0) を示 す ■ は T r x H I s 6 h 合 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9 ) タン l ( クエ は T r x Hi $ 6 タグ - lま S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) を示 す ( B) 。 ー ・ I . ー ー 。 . . . . . . 。 . - . - 、 49 。 - - ・ O v e 「 e x p 「 e s si o n l S o ni c a ti o n s u p e 「 n at a n t l Ni c h eJ ati n g c h r o m at o g r a p hy l G el 何t 「 a ti o g「a ph y c h 「 o m at o n l A ni o n e x ch a ng e c h r o m at o g r a phy l G e = ‖t r a ti o c h r o m at o g r a n phy l C o n c e n t r a ti o n l N M R m e a s u r e m e nt ( 15 N trx S A P K 2 - - (P 2 8 4 L 3 3 9)) - 1 E n t e 「 o ki n dig as e e s ti o n l G el filt r a ti o n c h r o m at o g r a p hy c h 「 o m at o g r a p h y (p l Ni c h el a ti n g o ol fl o w th 「 o ug h f r a cti o n) 1 C o n c e n t r a ti o n l N M R 園 15 m e a s u r e m e nt ( 15 S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) の 精製プ ロトコ - N S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9) 15 - - ー ル 50 N tr x t a g) - , ( A) SA PK2 0 N 17 SA PK2 0 2 p g 招 O pJ PJh) / I 1 4 M BP - 1 l ^ 4 ヽ 1 1 0 ^ 4 ) M 肋 50 芝 3 7 巴 」 - 0 ′ 75 ● ■■ 2 5 1 ■■ ヽ . ■■ t ■■ 37 20 ( M : =こ t ・ ▲ ′ 也 75 50 1 . ▲ 1 0 S A P K 2 ( W T) 0 0 4 帽J2 0 pJ . ▲ ′ M B P O N T) 0 2 p g f2 0 pl . = = 25 ● ■ 二 = 2 0 - ● 一 15 15 C B B 染色 オ ■ S A PK 2 J s A P K2 叩 ー トラジ オ グラム 0 0 4 LL g 21) p A 叩¶0 . . . 2 p 9 /2 0 pI 要 妻: 毒 害 i: 2 0 ∝ M BP 国16 租換 え ( A ) ♯ 鼓 した オ ー S A P K 2 の 京浜管 内リン 敢 化 ア ツ セ イ S A F' K 2 ( Ⅵ T ほ さ 兼とし . トラジオ グラ ム を 示 した 。 M ( B) ( A ) の SAP K2( m ) M B P は 分子t マ ー ー その 1 を益 王として 駄 故 管 内リン 軌 ヒア ツ セイ を行 っ た 左 に C B B 染 色 ♯ 右 に カ を示 す ◆ は S A P K 2 P V T ) + は M B P を示 す 。 、 - の 自 己IJ ンi( 他 レ ベ ル の 走JE . - 。 . 。 堵果 群集タン パ クJ( あ たりの 相 対放 射5 性 を示 した 。 51 , 。 ( A) SA P K2 + + - - S 3 08 _ _ + + M BP - + + + - . - + - - + I - + - + + - - (k D a) U __ 2 5 0 :- (k D a) M = 二i 畠 75 50 150 10 0 . - - + S 3 08 + + G ST P[4 K - + - - - I ' r T 25 ; + ・ ■■ 1 ー ' 染色 S AP K2 - 叫■● 37 C B B 1 ・ = 75 ⊂ = ー 一 _ . ■■■ 50 20 ・ - - ・ - - く + 37 15 ■■ ー - - 二 二 25 10 ● _ = ー ー ■ ■ ■ ■ 250 1 50 100 = 75 50 ● ● ー 37 ●● ー ■■ - ■■ ー - ⊂ = 25 10 10 鶴 S D S P AG E - ( B) 3 O EI ::: 一O . . rEii i 1 g 貫f 喜 巨 目 自 ∃ 室 : … 二 : 看 喜 :二 : 蓋 喜 . 1 0 . l . D5 < < A P K2 ー BP . . ー - 辞 兼 の 自 己 リン 酬 ヒレ ベ 、 ルの およぴ C B B - . の . D B9 その 2 A P K 2 ( W T ) およぴ S A P K 2 ( M I S 3 0 8) を辞 兼 とし M 化 ア ツ セイ を行 っ た G S T は 益 井 の コ ン トl ) ル として 用 い た 上 段 に ー は辞 乗 十 は基J( ◆ は 分 子 t マ カ を示 す は G S T を示 す ( a ) ( A) . 1 OD . のま式験管 内リン 酸化 ア ツ セ イ 。 6 S 「 FI IK 1Jl d EK) ( A ) 書 製した s ー 8 吉T ,5d . D 00 . 租換 え S ー I l) 0 58 国 17 ■ 2 ユ9 如 堅_」 r G S T - P 14 K を基 王として 民 政 管 内リン 散 トラ ジオ グ ラム を示 した M 染 色億 下 段 に オ . 、 ー 。 - 、 定t 結 果 左 に 基 文が 。 52 M 8 P . の書 合の 轄果 . 右[ = pr4 K の 場 合 の 結 果 を示した 。 ( A) S A P K2 S A P K2 (W CIA P + - ■ - Pro Q (M T) S AP K2 ( K 3 3 A) 1 $ 3 0 8) - + - + - ■ - R u by ・ - ・ ⊥ - ・ ⊥ ■ _ ÷ † ( B) S A P K2 SAP K2 (M SAP K2 租換 え 囲18 ( A) 頼義した いて 、 コ で展 開し P 、 ro ( B) ♯ 載した 出 した ー l P ル 処理 Q D I a lT s A P K2 W T) NT ■ ■ 1 $ 3 0 8) - (K 3 3 A) およぴ s A P K 2 ( K 3 3 A ) の リンi[ 1ヒ状 態をi ∼ぺ た こ れら の タン / 1 ク ーに つ ある い はア ル カーJ ホ ス フ ァタ ゼ 処 理 ( + c LA P ほ 行 い 1 0 % の ゲ ル を用 い た S D S P A G E (F 'rEI Q ) と S Y P R O R LJ b y (F h b y ) で 染 色した トS A P K 2 ( M I S 3 0 8) トC r A P) D r[d (W - は 大 腸菌 の 中 で すで にリン 酸化 され て い る S A P K2 s A P K2 ン トロ ( T) 。 ー ・ . I . SA P K 2 。 (M I S 3 0 6) およぴ s A P K 2 ( K 3 3 A ) を 二 次 元 t 気 泳tb で 展 開し 。 53 、 C B B 染 色 にJ : り検 ( A) T rx - Hi s 6 S A P K 2 ( W T) tK S A P K2 3 3 A) U W S P W S P W I l l l 37 ℃ S P 1 l 30 ℃ 18 ℃ ( B) T rx - Hi s s . ・ i 〕 占i ii F L S A P K 2 ( W T) . 一 S A P K 2 ( K 3 3 A) ■ 一 - - - - ■■ t W S P W ll l 37 ℃ 組換 え ■■ ■ p 1 丁 ■■ ■ ' - ー ▼ ー ■ S + 「 丁 - ■■ 一 ■ - 与 U 図 19 - ・ - _ P 30 ℃ l L S P _ W l +++ ト ■ こi + ++ 1 18 ℃ S A P K 2 は 培養温 度 に 関わらずリン 酸 化 され て い る タグ T r x N [ $ 6 S A P K 2 ( W T ) およぴ T r x H i s 6 S A P K 2 ( K 3 3 A) の l) ン書如ヒ状 態をP rt) 4 Dl a rTI O n d に より胡 た S D S P A O E は 1 2 5 % ポ リア クリ ル ア ミドゲ ル を用 い 全 て 還 元 条 件 で 行 っ た 各 レ ン は それ ぞれ k 合タン パ ク f 琵 j r 前( U ) 誘gI 鼓( W ) 超 音波 破 砕 壌 の 可58 性国 分( s ト 超 音 波 破 砕 徐 の 不i 8 性 圃 分( P) を示 す ( A) べ T -x I H i8 8 1 - . ー 。 . . . , . . ( B ) (A ) の ゲ ル の S Y P R O R u by 染色偉 。 54 ( A) †O 喜 ( a) 5 105 11 0 I 一o .. 5 ..5 12 120 10S 1 05 lD i lo " 5 1 15 120 1 2O 1 25 1 25 T 30 13 0 l 喜 1 : - 0 , 与 12 S 125 1 30 13 0 ( D) ,, lD5 1 D5 11 O 1 10 .15 1 15 128 1 20 25 1 25 1 30 1 コ0 喜 I _ ヨ 1 ( F) 毒 : - 1O5 1 05 1 0S 1 10 l lO 110 . .5 1 .5 盲 12 0 12 t) : 12 5 12 5 1 2S 13 8 13 O 13 0 ・ u 2 国 20 ( A) 1S ( a) 16 S AP K2 N T r x N T rx - - H is I H i$ - 6 (P 12 - 8 4 L 3 3 9) の 1 H 1 15 N - ・ タグ の 1 H 1 5 N H S Q C 1 H ( 脚 )) に よる解析 - (P 2 @ 0 u 2 - 6 @ l , 5 = (p p m ) 2 8 4 L 3 3 9) の N M R S A P K 2 1 1 1 , クト ル スペ ス ペ クトル H S Q C 。 。 ( c) ( A ) お よぴ ( 8) の ス ペ クトル の 圭 ね 合 わせ ( A) の ス ペ クト ル をマ ゼ ン ダで 示 し ㈹ の み で 見 られ る主 なシ グナ ル を o 由 ん だ また ( a ) の ス ペ クトル をシ ア ン で 示 し ( B ) の み で 見 られ る主 な シグナ ル を ○ で 田 ん だ 。 . 。 ( D) 1S N S A P K 2 ( P 2 8 4 L 3 3 9I の ( E) 1S N - I S A P K 2 . (P 1 H 1 1S 2 8 4 ⊥ 3 3 9) に n t) n - で 。 . N H S Q C ス ペ クトル 。 SA P K2 ( M l ・ S 3 0 8) を加 えたときの 1 H - 1S N H S Q C ス ペ クト ル . ( F) ( D ) およぴ( E ) の ス ペ クトル の 重 ね 合 わ せ ( D ) の ス ペ クトル をマ ゼ ン ダで 示 し ( D ) の み で 見 られ る主 なシ グ ナ ル を o で 囲 ん だ また ( E ) の ス ペ クト ル をシ ア ン で 示 し ( E) の み で 見ら れ る主 なシ グ ナ ル を o でE g ん だ 。 。 . . . 。 55 D 4 ・ ・ ・ h ・ ・ ・ h L ⊂l ■ 亡> ∽ ■ L t ⊃ ■ - - . - ・ l= 六 r J - I q ・ ・ N ▲ - r u ー > N A) っIl; FEI ■ ・・ ・ 喜当E I El 雪 雪 許 黒 星& h I - ED P l :⊃ < ED ・ - - qq ⊃ ∼ . ・ ・ ・ ●一 ・ ・ ・ ・ - - ▲ ●l . L t ⊃ L ⊂l く〃 l ≡t : ■ = r 3< q ED 宅至 i 心 - ・ ・ ・ - b - ・ ・ ・ I - も L 0 L I 1 1 (d { - ∼ 0 a) ⊂L O r O - - o ⊂: . A フt 雪雪 賢 答 a 邑J l ▲ r J 良 t - A ∼ - - N 色l も - ・ ・ ・ h L t⊃ ■ 1 - - I - ・ L lコ ■ = r こ ■ I ∼ - - ▲ r q - N - - ▲ 毒 :コ くっ ・ 雪雪 賢 毘 巳 邑J l 二三 07 良 :コ A ) ' 1 フ ■: ■■ p Pt > < E = ヽ・ < >< I ' O フ■ b r J l く/ 〉 N > = 1 > = r - 0) r十 f EI OI E :: I l G :⊃ つ Z ( ンヽ 1 己 iコ ・・・ロ ■ rTl ( ⊃ E3 呂 1 ) ( = rrl てl :ロ =ロ i i 「 1 「 ∩ 0 「11 「 こ亘 ::⇒ 【〃】 く ・・ -一 d ( 〟 G ) - 刀 ■ 「「l = ■l 二 : ■l ≡: ∃ 一 :l ■l : ′E ヒd ≡ :手 相 : 暮 亡 こ: 5 f: ・ 「 1 占ヽ ( ′つ 占⊃ ≡こ :: I; ■ :) ・ ≡:ヨ < l:; ≡ I 「 コ t ) ロ 「 ∩ と コD 一 := ≒ 義 ; ロ : ■亡 空 F: + ⊆ ET} く/ つ ::l ⊃ ・ - ・ ' ru ス ■ さら . . ・ ・ + i; 『 「 「 コr T 1 「 「 I く⊃ { ・ :: t】 「l「 a ⊂≡一 亡: ) 「 コ フく く′つ r u { E= -_ 毎三 . 「 :: ロ = I = 「 フ 戸二 i 6 つ 1 i ) > ■ < ・・・ / = <> ( ′つ くb く⊃ I II ≡ 案 rl ∃ = : Z =き く⊃ t T[ 読 = ' t =フ rT I Z - く> - 三 ; ;I : コ⊂ ロ 「 コ:: ロ ■ ・ I U tT l 台 n 「 n L ) tr ) ≡≡ = = - 実 ' = 窮 n l - + 「 L 6 = ) : : ■く :; くl :: ロ * t= 「 ∩ l= ) . . . - ヽ :つ 「 ■ ' 書 揮 - > f: ・ 「 ;I; 二 = く ■ 「 - 一 t . L L 「 11 l 三: ■ J i E:E ・ ・・ i ⊇⊆ モ ;l≡ : L ) :亡 「 ∩ > ■ ≡; i フ■: 「 1 「 r ) コ ロ rT l n . ■ =: く 「 く> < > ≡:ヨ _ ロ 「 r U 戸 ( つ ■= ±王 ±± ココ亘丁 . 妻垂 ' ○ r ≡P 卜 = ∽ E T> 「 フミ フ⊂l ・ ・ 8 l ・ :≡⊂ r Tl ;t】 < 11 1 ■ = 亡⊃ = ≡ゴ ・ ・ 1 1 :: ;■; i = 「 コ 「 Tl n n ≡ :⇒ =∃ lll■ ⊆占: ⊃ ・ ・ ■. ri宇 「 ⊃ A 「l 「 ;: ■こ = コ = さ J O 「 i てコ c ) := ■く 「 ⊃ ⊂書i ::室 ヨ: ■ t = A T . 塁 > = ロー ■ 亡 / つ L 7 G つ ≡: ラ C ? rll 「 「 ∩ lT l 「 = コ = き ≡; :i 「 ≡: ≠ニ巧 l;ヽ l=) t = こウ】 < 「 V T ) 「 1 「 「 l 国 21 S A P K2 r W T) と 2 H A K E c h ai n l ⊂> I l I : 巨 : ≡ コ= 亡 :「 E T) ・ l l l ニ プロ ::l つ 票 冒 「Tl ロ 「 「I l 三コ 8 の ア ミノ酸 配 列 お よび 二 次 構造 の ア ラ イメント は S A P K 2 P V T) の アミノ故 配 列 を示 す キ ナ ゼ ドメイ ン を ぺ チ シ ョ ン ル プは c ピ ン で 示 し た また p 2 6 5 T 2 8 3 お よぴ s 3 D 8 の 各 轟 基 を ○で 囲 ん だ 書 但し アク 糠 末ヰ 領 域 を ク + ( ま同 の アミノ敢 残 基 : お よぴ は類似 の 残 益 を示 す X r a y は 構造 辞析 され た 2 H A K E c h a h の 二 次書 遣 c h o u F a s m a n は S A P K 2 f W T) の C h o u F a s TTl a n 法[ = よる 二 次g t 遁 予 測 の 掠 果 J p re d l およぴ J p r e d 2 は それ ぞれ S A P K 2 ' r w T ) およぴ s A F K 2 ( L 2 6 1 L 3 3 9) の J p r e d 法 に よる 二 次 ♯造 予 測 の 措 果を示 す また F i r s t l F i r s t 2 A Jig n l および A1 n 2 h S K A h 1 h 2 " nt ' ' ( i . L n b.a 2 ; L L N . , , % p l た A Jl g n m e n t I n t e r fa c e 2 に おけるア ライメン トa ) 変 更8B 分 を □ で 示 した 2 日A K はテ ン プレ ‖こ 用 い た ー - 、 2H A K の ア ミノ 耽 列 、 S A P K 2 - 。 - . . . 、 . 一 - . - . . . - 、 1 。 烹:7: e: 芋 LT ㌫芸監禁芝: ;3 sr T ;3 よ . ・ _ 竺造詣還; i . 、 56 . 、 、 空 ;;7 1 琵琶f . 。 ( A) Fi rst A p p r o a c h 1 F ir st A p p r o a c h 2 Alig n Fir st A p p r o Fir st A p p T O AJig a ch 1 a Ch 2 m e nt n m e nt I nt e rf a ce [n t e rf a c e 1 A lig n m e nt 1 A Iig n m e nt I nt e rf a ce l n t e rf a c e 2 2 S A P K 2 の モ デリン グ♯ 造 園 22 ( A) モ デリ ン グの テ ン プレ トに 用 い た 2 H A K E c b a l n の リボン 構 逢お よび表 面 t 帯f[ 遭 リボ ン ♯造 で(i キナ ゼF メイ ン を書 C 兼ヰドメイン を マ ゼン ダで 示 した 但 し キ ナ ゼドメイン の うちアクチ ベ ション ル プは 簸 で 示 した 表 面t 帯f ( 造 は 眺 領域 を赤 吐基 仕儀城 を書 疎 水 性官 墳を白 で 示 した ー ー 。 ー 。 . . 、 ー 。 . 。 . ( B) SA P K2 の モ デリン グ群 丑 。 ( A) と同 様 の ( C) SA P K 2 の 色を用 い て 示 した 表面 t 菰構 造 ( A) と同 様 の 色を用 い て 示 した . . ー 。 。 57 参考 文 献 Alb r e c h t V , . d e fi n e s ki n a s e s R it z , 0 , . Li n d , n o v el a S e r, ro t e i n . H a n er , p r o t ei n K , . K u dJa d a n , i n t e r a c ti o p E M B O J 2 0 1 0 51 1 0 6 3 - J , ( 2 0 0 1) T h e N A F . d o m ai n . c o n s e rv e d m o d ul e n in a 2 + r e g ul a t e d C - - . . . , B a y e r M E ( 1 9 6 8) A r e a s o f a d h e s i o n b e t w e e n w aJl a n d m e m b r a n e o f E s c h e ri c hi a c oli J G e n Mi c 「 o bi o l 5 3 3 9 5 4 0 4 Vavasse ur B e li n C d e F ra n c o P 0 B o u r b o u s s e C C h a ig n e p a l n S S c h m itt e r J M A a n d T h o m i n e S (2 0 0 6) 1 d e n tifi c a ti o n o f f e a t u re s G j ra u d a t J B a rbi e r B ry g o o H r e g uJ a ti n g O S T l ki n a s e a cti vity a n d O S T I A ) n c tj o n i n g u a r d c e lJ s P la n t P h y s i o l 1 4 1 . , . . . - . . . , . , . , . , . , . , , . , . . . , . , - , . . , , . , , . , . . 1 31 6 1 3 2 7 u d s o cq M B a r bi e r B ry g o o H a n d L a u ri e r e e n t i n 1 r e l a t e d r o t e i n ki n a s e s 2 n o n fe r m g p , . - . n tifi c a ti o n o f n i n e s u c r o s e b y h y p e r o s m o ti c a n d s alin e s t r e s s e s i n A r a bid o p sis th ali a n a J B i o J C h e m 2 7 9 41 7 5 8 4 1 7 6 6 B r a y E A ( 1 9 9 7) Pl a n t re s p o n s e s t o w at e r d e fi cit T r e n d s Pl a n t S ci 2 4 8 5 4 K op e r L B u rz a A M P e k al a I Sik o ra J Si e dl e c kj P M al a g o c ki P B u c h ol c M D a dJ e z M and D o b r o w oJ s k a Zi e) e n ki e w i c z P G ( 2 0 0 6) N i c o ti a n a t a b a c u m o n o s m o ti c s tr e s s a c ti v a t e d ki n a s e i s r e g u l a t e d b y p h o s p h o ry l a ti o n S er 154 and B o C - . , , . , , , ( 2 0 0 4) 1 d e . . a c ti v a t e d - - . . . , . . - . , . . . . , . , . , . , , . , , . , , , . , , , . , . , . , . , . , , . - - 1 5 8 i n th e ki n a s e a c ti v a ti o n l o o p J Bi ol C h e m 2 8 1 3 4 2 9 9 3 4 3 11 and Yo on L M J L ee J S N a m M H Cho K H o n g J Y Yl S A S uh S C 0 0 7 A r i c e d e h d ra t i o n i n d u c ibl e N F l r e l a t e d ro t e i n ki n a s e 2 h o s S (2 S ) y p p p h o ryl a t e s a n a b s ci si c a cid r e s p o n si v e e 一e m e n t bi n di n g f a c t o r a n d a s s o ci a t e s w ith A B A s ig n a[in g P I a n t M ol B i o L 6 3 1 5 1 1 6 9 S Ch . , er a e - - . . , . , . , . , . , . , . . . , . , , - . , , . , . . , , . , . , - . . - ・ - . . , and L u a n Ki m K N P a n d ey G K G u pt a R G ra n t J J S ( 2 0 0 3) g Y H C B L l a c a ) c i u m s e n s o r th at diff e r e n ti ally r e g u一at e s s a lt d r o u g ht a n d c o ld r e s p o n s e s i n A r a b id o p s IS Pl a n t C e " 1 5 1 8 3 3 1 8 4 5 C h o u P Y a n d F a s m a n G D ( 1 9 7 4) P r e di c ti o n o f p r o te i n c o nf o r m a ti o n B i o c h e m i s t ry Ch eon . , , . , . , . . , . , . , , . , , . , . , , . . - . . . , . , . , 1 3 2 2 2 24 5 U 斤 cla m p C J A . . . . - . , M E Sid diq ui A S Fi nl a y M a nd B a n o n G J (1 9 9 8) J P r e d : a 892 89 3 c o n s e n s u s s e c o n d a ry s tr u ct u r e p re di c ti o n s e r v e r Bi oi n f o r m a ti c s 1 4 D eJ a u n e y A J a n d V e r m a D P S ( 1 9 9 3) P r oli n e bi o s y n th e s i s a n d o s m o r e g u l a ti o n i n pl a n t s P一a n t J 4 2 1 5 2 2 3 . , . , . , . , . , . , . , , . , . . - . . , " . , . . . , . - . D e sik a n R , . a n c o ck a c ti v a ti o n in d u c e s At M P K 6 D e H , . , . J , T . . l c hi m , u ra K , . , o f th e A r a bi d o p s IS m S hi n o z a ki K a n d N e i" S J it o g e n a c ti v a t e d p ro t ei n ki n a s . , Pl a n t P h y s i o l 1 2 6 1 5 7 9 1 5 8 7 W al d D B T o r a bi n ej a d J J o n e s C A Shope J C E P r e st w i c h G D a n d H a m a H ( 2 0 0 1 ) R a p id a c c . . . , . , , . , . , , , . . , , . , . - . . a n g e r o si , A C , , . - M , B o u d s o cq m ili e s n si o n s pe 43 5 0 ・ fa as e s us 0 0 1) H a r pi n A t M P K 4 a nd . es w ith s ph R . os . , Tho ph c al ci u m m ps o n , J . a tid y = n o s it o1 m o b ili z a ti o n - . ki n of ul a ti o n u m - , 7 (2 . . , 4 5 bi s p h o s p h a t e a n d in o sit ol 1 4 5 t ri s p h o s p h a t e c o r r e l a t e i n s alt s tr e s s e d A r a bid o p s JS Pl a n t P h y si oI 1 2 6 7 5 9 7 6 9 D r o ill a r d . , - . . , , - . tn are ・ M a . B a rbi e c ti v a t e d ・ , v ol v e m e n t o f r - . , B ry g o o H a nd L a b y o s m o ti c s tr e s s , ・ 7 u ri e p r o t ei n c e" p n d A t M P K 6 F E B S L e tt 5 2 7 Te e s Jn th e M A P ki n a s e s A t M P K 3 a 7 C . ( 2 0 0 2) D iff e re I A r a b id o sIS nt th a li a n a . , . - . T h ibi vilri e r s S D r o i]] a r d M J C a z a[ e 2 0 0 0 P r o t e i n ki n a s e s i n d u c e d by o s ( ) . , . , , . , . c ell s us p e n si o n s: tw o c 「 o s s 「 o ad , A . C . , B a rbi e r m o ti c s t r e s s e s M A P ki n 58 as e s - a n a n d B ry g o o H d eli cit o r m , on e . , an d L a u ri e r e C i n to b a c c o . , o le c ule s o s m o 帽 g ul a ti o n s p e cifi c - p ro t ei n ki n a s e F E B S L e tt 4 7 4 2 1 7 2 2 2 F u rih a t a T M a ru y a m a K F ujjt a Y Y o s hi d a R a n d U m e za w a T S hi n o z a ki K Y a m a g u c hi S hi n o z a ki K ( 2 0 0 6) A b s ci s i c a ci d d e p e n d e n t m u[ti sit e p h o s p h o ry [ a ti o n r e g ul a t e s th e a c ti vity o f a t ra n s c ri p ti o n a c ti v a t o r A R E B l P r o c N a t[ A c a d S ci U S A 1 0 3 1 9 88 1 9 9 3 - . , . . , . , . , , . , , . , - , , . , . , , - , . . . . . . . . - . , G o m ez C - W alk ad e n a s er - Sim A , . m o ns V , M , e rh e y , K . S D 1 9 9 9 ( ) A . . , . a di a t e s a b s ci si c a cid s u p p r e s s e d g N a tl A c a d S °i U S A 9 6 1 7 6 7 1 7 7 2 m e H ora p p a L D b s ci s i c a cid i n d , n . . - e n e e x p r e s si o n - . S h en Q Ho T H a nd d p r o t ei n ki n a s e P K A B A l b a rl e y a[ e u r o n e l a y e r s P ro c , , , . , . u c e in , . , , . . - . G . . . , d en as A Z e nt e " a R G ib b e r e "i n / a b s ci s j c a cid a n t a g o m e z C . - a . , r o t ei n ki n p 6 6 7 6 79 , , P K A B A l in as e W alk e r Si m m o n i s m i n b a rl e y o ns - " r e l a ti o n M , K . al e u r o n e . d an , H o c eJI s : Sit e t o g ib b e r elli n sj g n a Ji n g T , . of a m ol e c u l e s . H cti o ( 2 0 0 1) . . o f th e n Pl a n t C e" 1 3 , - . G d P eits c h M C ( 1 9 9 7) S W [S S M O D E L a n d th e S w i s s P d b V i e w e r: A n e n n m e n t f o r c o m p a ra ti v e p ro t ei n m o d e li n g El e c t r o p h o r e si s 1 8 2 7 1 4 2 7 2 3 o Y H aI 触 r U L s hit a n i M and Zh u J K ( 2 0 0 1 ) M o) e c u [ a r c h a ra c t e ri z a ti o n o f f u n c ti o n aJ d o m a i n s i n th e p r o t e i n ki n a s e S O S 2 t h a t i s r e q ui re d f o r pl a n t s a一 t t ole r a n c e Pl a n t C e ‖1 3 1 3 8 3 1 4 0 0 u e x G u , N vi r o . . , an , - . , . - . - . , . . , . , , . , . , . . . - , G Xi o n g L S ong C P G o ng D H al 触 r U a nd Z h u J K ( 2 0 0 2) A c al ci u m s e n s o r a n d it s i n t e r a c ti n g p r o t ei n ki n a s e a r e g l o b a l r e g ul a t o r s o f a b s c isj c a cid s ]g n a ri n g i n A r a bid o p si s D e v C e " 3 2 3 3 2 4 4 H a げo rd N G a n d H a r di e D G (1 9 9 8) S N F l r e l a t e d p r o t ei n ki n a s e s : g l o b al r e g ul a t o r s u o Y . , . , . , , . , . , . , , . , , . , . . - . . . , - . , . , o f c a rb o n . , . . b o lis m i n p l a n t s ? Pl a n t M o I Bi o[ 3 7 7 3 5 7 4 8 A (1 9 8 5) T hi o 帽d o xi n A n n u R e v B i o c h e m 5 4 2 3 7 2 7 1 m et a - . . . , H ol m g r e n H oy o s M E a nd Zha ng S (2 0 0 0) C al ci u m i n d e p e n d e n t a c ti v a ti o n a c id i n d u c e d p r o t ei n ki n a s e a n d a 4 0 kiT o d a Jt o n p r ot ei n ki n a s e b y h y p e r o s P l a n t P h y s i ol 1 2 2 1 3 5 5 1 3 6 3 - . , . . . . . , . of - , . . , . , . - - s ali c y暮 ic m o ti c s tr e s s . 1 , . H ra b ak E . , Ch a Ni m m . ov M H a rp e r J F C h oi J H H a lf o r d N K u dL a J o S G S uss m a n M R Tho m as M W alk e r Si m m o n s K Zh u J K a nd H ar m o n A C ( 2 0 0 3) T h e A r a bi d o p si s C D P K S n R K s u p e rf a m i]y o f p r o t e i n ki n a s e s P I a n t P h y s i o l 1 3 2 6 6 6 6 8 0 Lu a n M . , . , , n C H , , W . . G rib s k , . , , . , . , , . . , . , , . , , - . . , , . . , , . , , . , . , - . , . , . . - . . I c hi m u r a K Miz og a bi o ti c s tr e s s e s . , . P la n t J 2 4 J ohns on L N J o a b , , a si s . . fo r W , s ci si c a cid r e s p ag ay a Y . , , . , , . , . . . a nd , r e g ul a ti o n R L . . O v e n , . . ( 1 9 9 6) A c ti v e . C el[ 8 5 1 4 9 1 5 8 S D a n d W a lk an d i n a c ti v e p r o t ei n ki n a s e s: - . . , V e rh e y , D J . , . , er - Si m m on s n si v e M , . K . ( 2 0 0 2) T h . e ki n a s e P K A B A l i n t e r a c t s w ith a s e e d s p e c 汀 i c a b s ci s i c a cid bi n di n g f a ct o r TaA BF and p h o s p h o ry l a t e s T a A B F p e p tid e e s Pl a n t P h y s i o [ 1 3 0 8 3 7 8 4 6 H obo T M u r at a M Ba n A a n d H a tt o ri T ( 2 0 0 2) A b s ci si c a cid i n d u c e d po el e m e n t ons e , Y o s hid a R Y uas a T a n d S hi n o z a ki K ( 2 0 0 0) V a ri o u s a c ti v a t e A ra b id o p s is M A P ki n a s e s A T M P K 4 a n d A T M P K 6 , E . a g n e r, - s eq u e n c K . str u ct u r al b hns on R R r es . . , . , T r a pidly - . , u c hi , 65 5 6 65 N o bl e M . , - - , , - . . . , - . , . , , . , , . , , . , t ra n s c ri p tj o n j s m e di a t e d b y p h o s p h o r yl a ti o n o f bi n di n g 向 ct o 「 T R A B l Pl a nt C el1 1 4 3 1 7 7 3 1 8 9 an a . b s ci si c a cid re s po nse el e m e n t - . K , R . B , d W a u g h D S ( 1 9 9 9) E s c h e ri c hi a c o[i m alt o s e bi n di n g p r ot ei n i s u n c o m m o n ly e ff e c ti v e a t p r o m oti n g th e s ol u bility o f p o)y p e p tid e s t o w hi c h it i s f u s e d P 「 o t e i n S °i 8 1 6 6 8 1 6 7 4 K e]n e r A P e k al a l K a c z a n o w s k i S M u s zy n s k a G H a r di e D G a n d D o b r o w ol s k a a p u st . . , an - . , . . . - . , . , . , , . , , . , , 59 . , , . . , , G ( 2 0 0 4) B i o c h e m i c a l c h a r a c t e ri z a ti o n o f t h e t o b a c c o 4 2 k D p r o t e i n ki n a s e a c ti v a t e d b y o s m o ti c s t r e s s pl a n t P h y s IO l 1 3 6 3 2 5 5 3 2 6 5 B a u d o u in E E kl o f S ¶" S Ki e g e rI S C a r di n al e F Silig a n C G ro s s A Li w o s z A B o g re L Hi d H a n d M e s ki e n e I (2 0 0 0) S I M K K a m it o g e n a c ti v a t e d p r o t ei n ki n a s e ( M A P K ) ki n a s e i s a s p e cifi c a c ti v a t o r o f th e s alt s tr e s s i n d u c e d M A P K S I M K - . . - . , , . . , . , . , . , , . , . , , . . , , . , , , . , - . , , . , , . , . , - , . , Pl a n t C e lt 1 2 2 2 4 7 2 2 5 8 Kim K N C h e o ng Y H G r a nt J J P a n d ey G K a nd L u a n S ( 2 0 0 3) C L P K 3 a c al ci u m s e n s o トa S S O Ci a t e d p r o t e i n ki n a s e th a t 帽g ul a t e s a b s ci si c a cid a n d c ol d s ig n a一 tr a n s d u c ti o n i n A r a bid o p s I S Pl a n t C e ‖1 5 4 1 1 4 2 3 - . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , , . - . Ki m K N Ch A ra bid o p s I S , . e o ng , . Y , H . G u pt a R B li k e c a l c i u . C a J ci n e u h n 1 2 4 1 8 44 1 8 5 3 . , , , . a nd , m - L u a n S , ( 2 0 0 0) 1 n t e r a c ti o n . . a n d t h ei r t a r g e t ki n a s e s s e n s o rs . s p e c汀 i city o f pl a n t P h y s i o l . - . , K ni g h t H ( 2 0 0 0) 2 6 9 32 4 . , C a( ci u . sig n ali n g m u ri n d b i o ti c a g p la n ts 1 n t R st r e s s i n . e v . C y t oI 1 9 5 . . , - . K o b a y a s hi Y M u r at a M M in a m i H Y a m a m o to S K a g ay a Y H o b o T Y a m a m o t o A a n d H a tt o ri T ( 2 0 0 5) A b s ci s i c a cid a c ti v at e d S N R K 2 p r o t ei n ki n a s e s f u n c ti o n i n t h e g e n e r e g ul a ti o n p a th w a y o f A B A s ig n a l tr a n s d u c ti o n b y p h o s p h o ry ) a ti n g A B A r e s p o n s e e l e m e n t bi n di n g f a c t o r s Pl a n t J 4 4 9 3 9 9 4 9 . , , . , , . , , . , , . , , , , , - . , . , . - - - . K o b a s hi , a hy p K Y y c ti v ati o a . , n eros m o o vt u n Y , . Ya m o f th ti c . , L a m o tt e 0 , ( 2 0 0 6) . 97 . . . , , . , . . , . , . p r o t ei n ki n a s e c a s c a d e in pl a n t s P ro c N . . a tl A . c a d . - , c o n c e n t ra ti o n 1 3 69 1 376 , , a c ti v a t e d - 2940 2945 . , . . , m it o g e n C o u n oi s C M e c h a ni s m s , . . - - . . - s t r e s s a c ti v a t e d S ci U S A , mi, . C hi u , , . Min a , H K a g a y a Y a n d H a tt o ri T ( 2 0 0 4) Diq e r e n ti a l e ri c e s u c r o s e n o n f e r m e n ti n g l re l a t e d p r o t ei n ki n a s e 2 f a m ily b y s t r e s s a n d a b s ci s i c a cid pl a n t C ell 1 6 11 6 3 1 1 7 7 W L Ten a G a n d S h e e n J ( 2 0 0 0) F u n c ti o n al a n a ly si s o f o xid a ti v e a m ot o S . in . D , o b r o w ol s k a of n it 「ic N i c o ti a n - . , Bess on A , . in b a gi nif oli a c e"s - pl u a G , o xid e i n d u c e d m P u gin , A , Fre . . f R e a nd , of c re a s e a W di c e nd e h e n n e C yt O $ 0 = c 帽e B iol . M . ed D , C . a2 + 40 . , - L . V alli e E R Di B la s i o E A K o v a ci c S G r a nt K L S c h e n d el P F a n d M c C o y J M 1 9 9 3 A t hi o r e d o x i n e n e f u s i o n e x r e s si o n s y s t e m th a t ci r c u m v e n t s i n cl u si o n b o d y ( ) g p f o r m a ti o n i n th e E c o [i c y t o p l a s m Bi o t e c h n o L o g y N Y l l 1 8 7 1 9 3 L a v a "i e E R D iBl a s i o S m ith E A C o J]i n s R a ci e L A Lu Z a nd M c C oy J M 2 0 0 3 T hi o r e d o x i n a n d re l a t e d r o t e i n s a s m u [ t if u n c t i o n a l f u s i o n t a ( ) p g s f o r s o l u bl e a . , . , , . . , . , , . , . , . , . , , . . . - . . . . . , - - . , . , . , . , . , . , . , , . , . . p r e s si o n i n E a nd A s s m a n n M eth o d s M ob Bi o[ 2 0 5 1 1 9 1 4 0 Li J S M ( 1 9 9 6 ) A n A b s cj si c A c id A c ti v a t e d a n d C al ci u m I n d e p e n d e n t P r o t ei n Ki n a s e f ro m G u a rd C e[[ s o f F a v a B e a n Pl a n t C e [[ 8 2 3 5 9 2 3 6 8 Li J Kj n o s hit a T P a n d e y S and A s s m an n S N g C K G y g i S P S hi m a z a ki K M 2 0 0 2 M o d u l a ti o n o f a n R N A bi n di n r o t e i n b a b s c i s i c a c id a c t i v a t e d r o t e in ( ) g p y p ex . , . , c o li - . . . . , - . , - . . - . . , , , . , , . , . , . , , . , . . , . , - , - , . . - . ki n 41 8 7 9 3 7 9 7 Li J W a ng X Q W ats o n M B a cid i n d u c e d s t o m at a l cl o s u r e S ci e n c e 2 8 7 3 0 0 3 0 3 . , as e , . N a tu r e - . , . , . , . , . and Ass m an n a nd a ni o n , - S , . M . ( 2 0 0 0) R e g ul a ti o n c h a n n el s o f a b s ci si c . by g u a rd c el] A A P K ki n a se . - . , Li u , J . , 暮s hit a ni M , . S O S2 g e n e e n A c a d S ci U S A . H al h , r, U . , Ki m . , , . S a p r o t ei n k in 3 73 0 3 7 34 c od e s . . 97 . a A r a bid o p si s th a li a n a s e th a t i s r e q ui re d f o r s alt t ol e ra n c e P r o c N a tl . , an d Zh , J . K . ( 2 0 0 0) T h . e . . . , . . . c a l cj u m s e n s o r h o m ol o g r e - , u - Li u J a n d Z h u J K ( 1 9 9 8) A S ci e n c e 2 8 0 1 9 4 3 1 9 4 5 , C , . 60 q ui re d f o r pl a n t s a lt t ol e r a n c e . R o d rig u e z C o n c e p ci o n dr a J M Y al o v s k y S a n d G r ui s s e m W ( 2 0 0 2) o d uJi n s a n d c al ci n e u ri n B li k e p r o t ei n s : c al ci u m s e n s o r s f o r s p e cifi c s ig n al r e s p o n s e c o u pli n g i n p一 a n t s P一a n t C e = 1 4 ( S u p p l ) S 3 8 9 ■0 0 M aeda T W u r gr e r M u r p h y S M a n d S ait o H ( 1 9 9 4) A t w o { o m p o n e n t s y s t e m th a t r e g uJ a t e s a n o s m o s e n sln g M A P ki n a s e c a s c a d e i n y e a s t N a t u re 3 6 9 2 4 2 2 4 5 L S C al m u a n . , K , u - , , . . , , . , , . , . - . , . . - . , , . , . , . , . - , . M A , . N , C M . M u[l e r J P a n n e e r s e[ v a m S Ti m m T Bjl a n g M M yJo n a s E a n d elk o w S v e rg u n D l E M a n d M a n d elk o w E ( 2 0 0 6) St ru ct u r al v a ri a ti o n s i n th e c a t alyti c and u bi q uiti n a s s o ci a t e d d o m ai n s of m i c ro t u b uJ e a s s o ci a t e d ro t e i n o t u b u l e a / m ic r 冊nit y re g u一a ti n g ki n a s e ( M A R K ) 1 a n d M A R K 2 J Bi o l C h e m p 2 8 1 2 7 58 6 27 599 M ik o l aj c z y k M A w ot u n d e 0 S M u s zy n s k a G Kr e s s [g D F a n d D o b ro w o l s k a G a rx u g o o r, . , . , . , . , , . , , . , , , . . , , . , . , . , , . - - . . . . - . , , ( 2 0 0 0) , . . , O . as e a n . , d . h a in d , . , , . , , , . , r a pid a c ti v a ti o n o f a s aJi c y li c a cid i n d u c e d p r ot e i n ki n a s e A S K l i n t o b a c c o c e " s Pl a n t C ell 1 2 1 6 5 1 7 8 M o n ks D E A g h o ra m K C o u n n ey P D D e W ald D B a n d D e w ey R E ( 2 0 01 ) H y p e r o s m o ti c s t re s s ind u c e s th e r a p id of a s oy b e a n p h o s p h o r yl a ti o n h o s h a t id [i n o s i t o l t ra n s f e r ro t e i n h o m o l o t h o a t o n o t t r u h a c ti v i f h e r o e i n ki n a s e s p p y p g g p P S K l a n d S P K 2 Pl a n t C e = 1 3 1 2 0 5 1 2 1 9 ki n s m o ti c . s tre s s o m o[ o g o f , . , u c e s - p r o t ei n - . , . , . , , . , , . , . . . . - . M u n ni k . , ' Lig t e ri n k W M e s ki e n e I C ald e n ni 0 B e y e rJy J M u sg ra v e A a n d Hi m H ( 1 9 9 9) Di s ti n ct o s m o s e n s i n g p r o t ei n ki n a s e p a th w a y s a r e i n v ol v e d i n s ig n a "i n g m o d e r a t e a n d s e v e re h y p e r O S m O ti c s t r e s s p l a n t J 2 0 3 81 3 8 8 n nik T M eij e r H J G t e r R j e t B H id H F ra n k W B a n e[s D a n d M u s g ra v e A T , . , . , , . , , . , , . , , . , , , - . . i - . M u . , ( 2 0 0 0) , . , . . H y p e r o s m o ti c o f p h o s p h a tidi c . . , . , . , , . , . , , . s ti m u一 a te s , . , ph o sp . h o li p a , , se D , , d an el e v a t e s . th e p y 「 o p h o s p h a t e Pl a n t J 2 2 1 4 7 1 5 4 ur A F e n zi F a n d Gj r a u d a t J ( 2 0 0 2) A r a bid o p si s th e r e g ul a ti o n o f s t o m a t a l a p e n u r e b y a b s ci s i c a ci d x y g e n s p e ci e s p r o d u c ti o n Pl a n t C e " 1 4 3 0 8 9 3 0 9 9 a ( 2 0 0 4) R e g u l a tj o n o f p r o t e i n ki n a s e s ; c o n t r o " in g , , . a c ti vity a cid a n d d ia c y lg ly c e r ol A C M e rl o t S Vav asse O S T I p r o t ei n ki n a s e m e di a t e s a n d a c t s u p s tr e a m o f r e a c ti v e o N oJe n B T a ylo r S a n d G h o sh M u s tiJli , , s tre s s . l e v el s , , . , , - . . , , . , . , . . - . . , . , a c ti vity t h ro u g h a c ti v a ti o n s e g m e n t c o n f o r m a ti o n M o l C e " 1 5 6 6 1 8 7 5 N uh se T S P e ck S C H id H a n d B o " e r T ( 2 0 0 0) M i c r o bi al eli cit o rs i n d u c e a c ti v a ti o n a n d d u al p h o s p h o ry [ a ti o n o f t h e A r a bid o p si s th ali a n a M A P K 6 J B io l C h e m 2 75 75 21 7 5 26 O o n o Y S e ki M N a nj o T N a r u s a k a M F ujit a M S a to h R S a to u M S a k u ra i T [ s hid a J A kiy a m a K ljd a K M a r uy a m a K S at o h S Y a m a g u c hi S h in o z a ki K and K ( 2 0 0 3) M o nit o h n g e x p r e s si o n p r o m e Of S hi n o z a ki A r a bid o p s i s g e n e . , . ・ . , . , . , . , , . . . , . , . . . . - . , . , " . , , . , , , . , , . , , , . , , . , . , - , . , . , , , ・ ・ . , . , , , . , . , , 苧 ・ p r e s si o n d u n n g re h y d ra ti o n p r o c e s s a 冊e r d e h y d r a ti o n u s l n g C a 7 0 0 0 f u " l e n g th c D N A m i c r o a m y Pl a n t J 3 4 8 6 8 8 8 7 n n e e rs e[v a m S M a nく A M a n d elk o w E M a n d M a n d elk o w E ( 2 0 0 6) S tr u c t u r e o f th e G a t aly ti c a n d u biq uiti n a s s o ci a t e d d o m a i n s o f th e p ro t e i n ki n a s e M A R K / P a r 1 ex - . - . P a , . , . , . . , , , . . , . , . - - t S t m ct u 帽 1 4 1 7 3 1 8 3 - , . P e it s c h M C (1 9 9 5) P ro t ei n m o d e一 i n g b y E m a il Bi o q e c n ol o g y 1 3 6 5 8 6 6 0 Pi c a [ C W e s t e rg r e n T Dove S K L a rs s o n C a n d S o m m a ri n M (1 9 9 9) S ali n ity and h y p e ro s m o ti c str e s s in d u c e r a p id i n c re a s e s ln P h o s p h a tid y li n o s it o 1 4 5 bi s p h o s p h a t e di a c ylg ly c e ro l r o h o s h a t e a n d h o s in py p p p p h a tid y] c h o Li n e - . , 7 ・ . - . , . ・ ・ , ・ ・ ・ ・ . , ・ ・ 7 ・ ・ ・ . 1 , A , , bid o p s i s th ali a n a c e " s J Bi ol C h e m 2 7 4 3 8 2 3 2 3 8 2 4 0 Q iu Q S G u o Y Di e t ri c h M A S ch u m ak e r K S and Zh u J K ( 2 0 0 2) R e g ul ati o n of S O S l a p J a s m a m e m b r a n e N a + /H + e x c h a n g e r i n A r a bid o p s i s th a Ji a n a b y S O S 2 a n d S O S 3 P 「 o c N a ¶ A c a d S °i U S A 9 9 8 4 3 6 8 4 4 1 , ra - . . . , , . , , . . . . , . , , . . . , , . . . , , - . . . . . . , 61 . S aij o H at a S K y o z u k a J S h i m a m o t o K a n d l z u i K ( 2 0 0 0) O v e r e x p r e s s i o n o f a s ln gl e C a 2 + d e p e n d e n t p r o t ei n ki n a s e c o n f e rs b o th c o ld a n d s alt/d ro u g ht t o l e ra n c e o n ri c e pl a n ts Pl a n t J 2 3 3 1 9 3 2 7 I K opp 」 a n d P eit s c h M S ch w e d e G uex N C ( 2 0 0 3) S W I S S M O D E L : A n a u t o m a t e d p r o t e i n h o m o l o g y m o d eli n g s e Ⅳ e 「 N u cl e i c A cid s R e s 3 1 3 3 8 1 3 3 8 5 S h e e n J ( 1 9 9 6) C a 2 + d e p e n d e n t p ro t ei n ki n a s e s a n d s t r e s s si g n al t r a n s d u c ti o n i n Y , - . , . , , . , , . , , . , . - - . . . , - , , . , , . , , . , . . - - . . , - , . . pJ a n t s S ci e n c e 2 7 4 1 9 0 0 1 9 0 2 Sh en Q G o m e z C a d e n a s A Z h a n g P W a lk e r S i m m o n s M K S h e e n J a n d H o T H ( 2 0 0 1) D i s s e c ti o n o f a b s ci si c a cid sig n a l t ra n s d u c ti o n p a t h w a y s i n b a rl e y al e u r o n e l a y e rs P( a n t M ol Bi of 4 7 4 3 7 4 4 8 S hi n o z a ki K a n d Y a m a g u c hi S hi n o z a ki K ( 2 0 0 0) M o l e c ul a r r e s p o n s e s t o d e h y d ra ti o n - . . , - , . - , . , . , . , , , . . , , , . , . - . . . . , - . , , . , . d l o w t e m p e r a t u r e : diq e r e n c e s a n d c r o s s t alk b e t w e e n t w o st re s s s lg n a li n g a t p h w a y s C u 「 「 O p i n Pl a n t Bi ol 3 2 1 7 2 2 3 S hi n o z a ki K a n d Y a m a g u c hi S hj n o z a ki K ( 1 9 9 6) M ol e c ul a r r e s p o n s e s t o d r o u g h t a n d c old s t r e s s C u r r O p i n B i o t e c h n o L 7 1 6 1 1 6 7 a n - - . . . . , - . , , . , . - . T e st e ri n k C . . , kk e . , . H and M . , Y J oh n s M K H ol m e s A B K o st e r C G K ti s t a ki s N T u n n ik T ( 2 0 0 4) I s ol a ti o n a n d id e n t汀 i c a ti o n o f p h o s p h a tidi c a cid t a r g e t s f r o m p l a n ts pl a n t J 3 9 5 2 7 5 3 6 Th o m pso n J D Hi g g i n s D G a n d G ib s o n T J ( 1 9 9 4) C L U S T A L W : i m p r o vi n g th e s e n siti vity o f p r o g r e s si v e m ultipl e s e q u e n c e ali g n m e n t t h r o u g h s e q u e n c e w ei g h tin g p o siti o n s p e cifi c g a p p e n a lti e s a n d w eig h t m a tri x c h o i c e N u cl ei c A cid s R e s 2 2 , D . , e r, L . . Li m , Z , . . . , , . , . , . , . . . , , . . - . . , . , . , . , . . , . , . . , - . 4 6 73 46 8 0 . , - Ts u n o M d a Y , u r at a . . S , K a k ai N , . Kik , S h ib u y a N ri c e p r o t ei n s p r o d u c e d 2 68 27 7 , . , , hj uc a n , . K , d . , K a to h . A k a gi , , K Miu ra O h - . , ( 2 0 0 5) L m p r o vi n g p r o t ei n s i n E s c h e ri c hi a K a to h a s f u sio n S , , E n u m a J , . T a s h ir o , Y , . , p r e s s i o n a n d s ol u b ility o f ex . . c o li P . ro t e i n E x pr P u rif . 42 . , - . U Y o s hid a R M aru y a m a K Y a m a g u c hi S h i n o z a ki K a n d S hi n o z a ki K ( 2 0 0 4) S R K 2 C a S N F l r el a t e d p ro t ei n ki n a s e 2 i m p r o v e s d r o u g h t t ol e r a n c e b y c o n t ro H in g s t r e s s r e s p o n s i v e g e n e e x p r e s s i o n in A r a b i d o p s IS th a[i a n a P ro c N a tl A c a d S °i U S A 1 0 1 1 7 3 0 6 1 7 3 11 m ez a w a T , - . , . , , . , , . , , , . - . , , - . . . - . U . . , K a t a g iri T M i z o g u c hi T Y a m a g u c hi S hi n o z a ki K H a y a s hi d a N and S hi n o z a ki K ( 1 9 9 4) T w o g e n e s th a t e n c o d e C a( 2 +) d e p e n d e n t p r o t e in ki n a s e s a r e i n d u c e d b y d r o u g h t a n d hi g h s alt s tr e s s e s i n A r a bid o p si s th a Li a n a M ol G e n G e n e t 2 44 3 3 1 3 4 0 and U ra o T Y ak u b o v B S at o h R Y a m a g u c h i S h i n o z a ki K S e ki M H ir a y a m a T S hi n o z a ki K ( 1 9 9 9) A tr a n s m e m b r a n e h y b rid ty p e hi s ti di n e ki n a s e i n A r a bid o p si s ra o T . , - . , . , , . , , . , , . , , - . , . - . . . . - . , - , . , . , , . , , , . , , . , , . , - . , fu W . n c ti o n s a s a n o s m o s e n s o r g X ( 1 9 9 9) T h 64 5 6 5 2 an , . e r ole o f . . pl a n t C e = ll p h o s p h o [ip 17 4 3 1 7 5 4 D i n si g n ali n g - a se . , casca d es Pl a n t P h y si o I 1 2 0 . , - . S ch u m a k e r K S a n d Z h u J K (2 0 0 2) C ell s ig a n d s aJt s t r e s s Pl a n t C el[ 1 4 ( S u p p[) S 1 6 5 1 8 3 Xi o n g , L . , . , . , . , . . n ali n g d e c ts of u ri n g c o ld d ro u ght , , - . X io n g , L . , a nd Zh o s m o ti c s tr e s s Y a ng K ki n a s USA Yb s h id a Y . , e Li u a t p h w . , u J K ( 2 0 0 2) M ol e c ul a r a n d g e pl a n t C ell E n vi r o n 2 5 1 3 1 1 3 9 . , . . n e ti c a s p pla n t re s p o n s e s to - . . Y , . , a nd , in a y ]s v Zh ang S ol v e d i n di s 9 8 7 41 7 4 6 R H o b o I lc h i m . , . , (2 0 0 1) A c ti v a ti o n . e a se re s i s ta n c e of a in t ob m it o acc o . gen P ro c a c ti v a t e d - N a tl A . . c a p ro tein d S ci . . - . , . , . , , , u 「a , K . , Miz og u c hi , 62 I , ¶∋k a h a s hi F , . , A 「o n s o , 」 . , E ck e 「 J . R . , d S hi n o z a ki K ( 2 0 0 2) A B A a c ti v a t e d S n R K 2 p r o t e in k i n a s e i s r e q ui r e d f o r d e h y d r a ti o n s tr e s s sig n a li n g in A r a bi d o p s i s Pl a n t C e ll P h y si o l 4 3 1 4 7 3 1 4 8 3 s h id a R U m e z a w a T M i z o g u c hi T T a k a h a s hi S T a k a h a s hi F a n d S hi n o z a ki K ( 2 0 0 6) T h e r e g uJ a t o ry d o m ai n o f S R K 2 E / O S T l /S n R K 2 6 i n t e ra c t s w ith A B ll a n d i n t e g r a t e s a b s ci si c a cid ( A B A ) a n d o s m o ti c s tr e s s si g n al s c o n t r olli n g s t o m a t al cl o s u r e a n - . , . - . Yo , , , , , . , . , . , , , . u a s a T , . . , . , . i n A r a bid o p si s Y . , 」 Bi ol C h e m 2 81 5 3 1 0 5 3 1 8 u ra K M i z o g u c hi T a n d S hi n - . l c hi m , . . . , a cti v at e s AT M P K6 1 01 2 1 01 6 . . , , . , A bjd o p si s h o m oJ o J A D (1 9 9 9) A b s ci si c a cid d M ol e c ul a r Bi ol o g y o f P) a n t H o m m e ta a n , ra o z a ki , , u e of b oli s m g K ( 2 0 0 1 ) O xid a ti v e s t r e s s M A P ki n a s e Pl a n t C e " P h y si ol 4 2 . . . , . - . Z ee v aa n . , . . . a nd its g ul a tj o n ] n Bi o c h e m i s t ry oyk a a s M A H all & K R re . o n e s (e d s P J J Ho 1 8 9 2 0 7 E[ s e v i e r c i e n c e A m s t e r d a m S pp Z h a ng S a n d KJ e s s ig D F (1 9 9 8) T h e t o b a c c o w o u n di n g a c ti v a t e d m it o g e n a c ti v a t e d p r o t ei n ki n a s e i s e n c o d e d b y S I P K P ro c N a tl A c a d S ci U S A 9 5 7 2 2 5 7 2 3 0 Z h u J K ( 2 0 0 1 ) C e ll si g n ali n g u n d e r s alt w at e r a n d c old s tr e s s e s C u rr O pi n pl a n t Bi ol 4 4 01 4 0 6 Z h u J K ( 2 0 0 2 ) S alt a n d d r o u g h t s tr e s s sig n a l t r a n s d u c tj o n i n p l a n t s A n n u R e v Pl a n t Bi oI 5 3 2 4 7 2 7 3 Zh u J K H a s eg a w a P M a nd B re s s a n R A ( 1 9 9 7) M o J e c ul a r a s p e c ts o f o s m o ti c an Lib b e n g a) , . . . . , . . . . , - . , . - . , . , - . . - . . . . . , . . , . , . . . . . - . , , . . . . - . , . . , . , s tr e s s i n , pl a n t s . C rit . . R e , . v , . P l a n t S ci 2 5 . . . 2 5 3 27 7 . - , 63 . . . . 要約 ( S n R K 2) フ ァ ミ リ の プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ 群 に 属 す る プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ は 植物 に お い て 高 浸 透 圧 ス ト レ ス や ス ト レ ス ホ ル モ ン と し て 知 こ れ ら の プ ロ テ イ ン キナ ゼが られ て い る ア ブ シ ジ ン 酸 ( A B A ) に よ り活 性 化さ れ る A B A や 高 浸 透 圧 ス ト レ ス 応 答 に お ける シ グナ ル 伝 達 に お い て 中 心 的 な 役 割を果 た し て い る こ と を 示 唆す る 報告 が 相 次 い で い る し か し S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼの ユ ニ ク な 活 性制御 の 分 子 機構 に つ い て は 不 明な 点が 多 い こ の 分 子 機構 の 理 解 に は S n R K 2 タ ン パ ク 質 の 高次 構 造 に 関 す る 情報 が必要 不可 欠 で あ る 本研 究 で は S n R K 2 フ ァ ミ リ に 属 す るイ ネ S A P K 2 の 立 体構 造 およ ぴ こ れ に 基 づ く 機 能 メ カ ニ ズ ム の 解 明 を 目 的 こ れに 成 と し S A P K 2 およ び そ の 変 異 体 タ ン / ( ク 質 の 大 量 か つ 高純度 の 精 製 を 試 み 功 し た 得 られ た 組換 えタ ン パ ク 質 の プ ロ テ イ ン キナ ゼ 活 性 や リ ン 酸 化 状態の 解 析を に リ ン 酸 化 され 行 い S A P K 2 が 大 腸菌 内 に お い て は 分子 間 自 己 リ ン 酸 化 に よ り不 均 る こ と C 末端領域 の ドメ イ ン 2 が S A P K 2 の 酵素 活 性 も し く は 自 己 リ ン 酸 化 に よ る 被 リ ン 酸 化 能 に 重 要 で あ る こ と な どを 明ら か に し た ま た X 線立 体 構 造解析を 目 指 し た 組換 え S A P K 2 の 結 晶化 S A P K 2 C 末端領域 に 関 す る N M R を 用 い た 解 析 お よ ぴ ホ モ ロジ モ デ リ ン グを 用 い た S A P K 2 の モ デリ ン グ構造 の 構築 を試 み た こ れ らの 実験 か ら S A P K2 のキナ ゼ ドメ イ ン が C 末 端領域 と相 互 作 用 す る可 能性 な ら び に C 末 端領 域 の ドメ イ ン 1 が キ ナ ゼ ドメ イ ン の 構 造維持 に 重 要 で あ る こ と が 示 唆 され た S N Fl - r el a t e d p r o t ei n ki n a se 2 ー ー ー 、 , ー 。 - . ー 、 、 。 、 。 、 ー 、 、 ー 。 一 、 , 。 , 、 ー 。 - 、 、 ー 。 64 高 等植 物 に お ける高浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 の シ グ ナ ル 伝 達 機 構 第 章 序論 一 植物 の 成 長 に と っ て 水 欠乏 は 致 命 的 で ある 植物 は 利用 可 能 な水分 が 制 限され ると 個体 および細 胞 レ ベ ル で 水分 の 損 失を抑 えたり 吸 収 を促 進するこ と に より 水 欠 乏 に よる ス トレ ス( 水 ス トレ ス) 状態を 回 避する ような反応 を 示 す たとえ ば 個体 レ ベ ル で の 短期 間 の 応 答と して は 気 孔 閉鎖 の 誘 導 長 期 の 応 答として は 根系発 達 の 促進 な どが 挙 げられ る また 細胞 レ ベ ル で の 応答とし て は プロ リン を はじめとす るア ミノ酸 や 糖 など の 適合溶質 の 蓄積 の 誘導 に より 浸 透ポ テ ン シ ャ ル を調 整 し 水 の 流 出 を防 い で 膨 圧 を保 つ また 細 胞 は脱 水 に よる 様 々 な悪 影響 に 対 して その 機能を保護する 仕 組 み を誘 導する([ n g r a m a n d B a n eL s 1 9 9 6 ) 乾燥 な どに よる水 ス トレス に よっ て 誘導され る 連 の L E A 関 連タン パ ク質 は 様 々 な 機能タン パ ク 茸 に 対 して 保護作 用をも つ とされ て い る 多くの 場 合 細胞 レ ベ ル で の 水 ス トレス は 高浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 模倣される ことから 実 験 的 に は 高 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 が 様 々 な 視 点か ら研 究され て い る こ れ ま で に 水 欠 乏 ある い は 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 お よぴそれ ら の シ グナ ル 伝 達 に 関 す る 数 多くの 研 究 が 主 に 生 化 学 的 生理 学 的 ある い は分 子 生 物学 遺 伝 学 的 ア プ ロ チ に よ っ て 行 。 、 、 、 . 、 。 、 、 、 。 , 、 、 。 、 . , 一 、 。 、 , 、 。 、 、 ー ・ . わ れ て きた( B r a y 1 9 9 7 ; K ni g h t 2 0 0 0 ; X i o n g a n d Z h u 2 0 0 2 ; X i o n g e t a L 2 0 0 2 ; Z h u e t al 1 9 9 7 ; Z h u 2 0 0 2 ) そ の 結 果 プ ロ テ イン キ ナ ゼ( タン パ ク賞リン 酸 化 酵素) および プ ロ テ イ ン フ ォス フ ァタ ゼと い っ たシ グナ ル 伝 達 因 子 や カ ル シ ウ ム イオ ン リン 脂 質 イノ シト ル リ ン 酸 など の セ カン ドメッ セ ン ジ ャ ならび に そ れらを合成す る 酵素 の 関与 が 明 らか に され て き T = ( D e W a fd e t al 2 0 0 1 ; M u n nik e t aJ 1 9 9 9 2 0 0 0 ; P i c al e t a [ 1 9 9 9 ; W a n g 1 9 9 9 ; Xi o n g et al 2 0 0 2 ) しか し それらの 因子 全 て が 同じカス ケ ドで 機 能す るとは 考 え にくく 情報 伝 達 経路 の 全 容をそ の 素 反応 の 連続として 理 解 するま で に は至 っ て い な い , , , . , , ー 。 , 、 ー ー , , 、 ー 、 . , . , . , , , ー . 。 , 、 , 。 さまざまなシ グナ ル 伝 達 因 子 の 中 でもプ ロ テ イ ン キナ ゼ は 多くの シ グナ ル 伝 達経 路 に お い て 鍵 的 役 割を果 たす 酵 母 で は 高 浸透 圧 ス トレ ス シ グナ ル は セ ン サ で あるヒ ス チ ジン キ パ ナ ゼ に よ っ て 感 知 され ヒ ス チ ジ ン と ア ス ラギ ン 酸 残 基 間 で の リン 酸リレ を 経 て m it o g e n a c ti v a t e d r o t e i n k i n a s e M A P K カ ス ケ ドに 伝 達 さ れ 防 御 反 応 を 示 す ( ) p ( M a e d a e t al 1 9 9 4 ) シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い ても 乾燥/ 高 浸 透 圧 誘導性 の セ ン サ 様 ヒ ス チ ジ ン キナ ゼ A t H K l が 同 定され 酵 母 の セ ン サ キナ ゼ 変異 体を相補 して 高 浸 透 圧 ス トレ - . ー 。 、 ー ー , ー - 、 ー . 。 , 、 ー ー ー 、 耐性を 回 復さ せ た ことから 植物 に お い てもセ ン サ 様 ヒ ス チ ジ ン キ ナ ゼ が 浸 透 圧 ス トレ ス セン サ として 機能して い る可 能性も示 唆され て い る( U r a o e t al 1 9 9 9 ) しか し 受 容体 ヒ つ で あ るサイトカイ ニ ン 受容体も 酵 母 に お い て は 浸 透 圧 セ ン サ ス チ ジンキ ナ ゼの とし て 機能す るこ とが 報告され て い る( R ei s e r e t al 2 0 0 3 ) した が っ て A t H K l が 植物 に お い て も 浸透 圧 セ ン サ として 機能する か どうか は 今 後 の 研 究を待 たなけれ ばならな い 低温 や 傷 あ る い はサリチ ル 酸 H 2 0 2 や エ リシタ な どの シ グナ ル 分 子 に よっ て 活 性 化さ れ る M A P キナ ゼカ ス ケ ドが 高浸 透 圧 ス トレ ス で 活 性 化され る こ とや タJ くコ の M A P K K K ( M A P K ki n a s e ki n a s e ) で ある N P K l の 構成 的発 現 に より 植物 が 凍結 高 温 高塩濃度 な ど 幅広 い ス トレ ス に 対して 耐性を示 すように なる ことも報告され て い る( H o y o s a n d Z h a n g 2 0 0 0 ; l c hi m u r a e t a l 2 0 0 0 ; M ik o l aj c z y k e t a l 2 0 0 0 ; Z h a n g a n d Kl e s si g 1 9 9 8 ) こ れらの こ とを 合 わ せ て 考 えると M A P K は 酸化 的 ス トレ ス を伴う広 汎 な ス トレ ス 応 答 に 関 わる ス トレ ス シ グナ ス ー ー 、 ー . ー , 。 、 一 ー 、 . 。 , 、 ー 、 。 ー 、 、 - ー 、 、 、 、 , . , . , , 、 65 。 ル 伝 達 に お い て 機 能 して い るも の と推 測される シ ロ イヌ ナ ズ ナ A 。 ゼとして 最 初 に 同 定され た もの で ある( P a rk e t a L 1 9 9 3 ) それらの 触 媒ドメイ ン の C 末端 側 に 酸性 ア ミノ 酸に 富 んだ 領 域を含むドメイン をも つ 特 徴 が 指摘され て い た そ の 後 タ/ くコ 培養細 胞 あ る い は 菓 の 抽 出 液 を用 い て m y eLi n b a si c p r o t e i n ( M B P ) を基質に したゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イを行うと 4 0 k D 周 S K l およぴ A S K 2 は S R K 2 プ ロ テイ ン キナ n , ー 一 . , . 、 、 辺 に 浸透 圧 ス トレ ス に よ っ て 速 やか に 活 性 化され る C a 2 非 依存 的 プロ テ イン キ ナ ゼが 検 出 される こ とが 報告され た( D r o i" a r d e t a l 2 0 0 0 ; H o y o s a n d Z h a n g 2 0 0 0 ; M ik ol aj c z y k e t ar 2 0 0 0 ; M o n k s e t al 2 0 0 1 ) また ア ル フ ァ ル フ ァ( M u n nik e t a L 1 9 9 9 ) や シ ロ イヌ ナ ズナ 培養 細胞( D r o i" a r d e t at 2 0 0 2 ) に お い て も同 様 の 結果 が 報告され て い る こ の ような 高浸透 圧 ス + . . . , . ー , . , , , . . , トレ ス に よ っ て 活 性 化される プロ テ イン キ ナ ゼとして 4 2 k D プ ロ テ イン キナ ゼがタJ くコ 培養 細 胞 から精製され た( M ik ol aj c z y k e t a L 2 0 0 0 ) こ の プ ロ テ イン キナ ゼ は そ の 部 分 アミノ 酸 配 列 の 相 同 性 から S n R K 2 フ ァ ミリ に 属 し シ ロ イヌ ナ ズ ナ A S K l の ホ モ ロ グで ある こ とが 示 ー ー ー , 。 ー 、 され た( H a(f o r d 、 最 近 に な っ て K e[ n e r ら( 2 0 0 4 ) に より こ の 4 2 k D プ ロ テ イン キナ ゼ は N t O S A K としてク ロ ニ ン グされ 生化 学 的な 特徴 が 報告され て い る 方 ソラ マ メ の 孔 辺 細 胞 からは A B A に よ っ て 活 性 化される A A P K ( a b s ci si c a ci d a c ti v a t e d p r o t ei n ki n a s e ) が 精製 ク ロ ン 化され S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼの A B A シ グナ ル 伝 達 に お ける重 要 性 が 決 定 的 に な っ た( Li a n d A s s m a n n 1 9 9 6 ; L i e t aI 2 0 0 0 ) 活 性 を 持たな い ドミナ ン トネ ガ テ ィブ 型 の A A P K 変異タン パ ク質 を孔 辺 細 胞 プ ロ トプラス トで 過 剰 a n d H a r di e 1 9 9 8; H , ra b ak e t aI . , 2 0 0 3) o 、 ー ー 、 , 一 。 、 ー ー - 、 、 . , 。 , 発現さ せ ると A B A に よる 陰イオ ン チ ャ ネ ル の 活 性 化 が み られ なくなるとともに A B A に よる気 孔 の 閉鎖 が 阻 害され た( Li et aJ 2 0 0 0 ) シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い ても 遺 伝 学 および逆 遺伝学 の 手 法 に より A A P K ホ モ ロ グの A B A シ グナ ル 伝 達 へ の 関 与 が 明 らか にされ た 気孔 が 開 い た 状態で は 蒸散 に より気 化 熱 が 奪わ れ る ため 閉鎖状態 に 比 べ 葉温 度 が 低 下 する o p e n S t o m a t a l ( o s t l ) は 赤外 線イメ ジ ン グを用 、 、 . . , 、 。 ー 、 、 。 た ス クリ ニ ン グに より葉 温 度 の 低 い 変異 体として 分 離され そ の 原 因 遺 伝 子 が A A P K l と 高 い 相 同 性を も つ S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ を コ ドす る こ とが わ か っ た( M u s ti = e t a l 2 0 0 2 ; Y o s hid a et a[ 2 0 0 2 ) また ほ ぼ 同 時期 に ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セイ で 検 出され る A B A 活 性 化プ ロ テ イ ン キナ ゼ の 性 質とゲ ノム 情報 に 基 づき S R K 2 E が 同 定され O S T l と同 様 の 機能 が 明ら か に され 両 者 は 同 の プ ロ テ イン キ ナ ゼ で あ る ことが わ か っ た( Y b s hid a e t al 2 0 0 2 ) さら に コ ム ギ( T rjti c u m a e s ti v u m ) で は S n R K 2 フ ァ ミリ に 属 する P K A B A l が い ー 、 ー ー . . 。 , , , ー 、 、 一 ー , ー . . , 、 に よる発現 誘 導を 受 けるこ と ならびに こ れ を ロン 層 過 的 に 過 剰 発現さ せ るとアリ ユ に お ける α ア ミラ ゼ 遺 伝 子 プ ロ モ タ の ジ ベ レリン に よる活 性 化 が 抑制 される こ とから ジ ベ レリン 応 答 の A B A に よる 抑制制 御 へ の 関 与 が 示 され て い る( G o m e z C a d e n a s e t aI 1 9 9 9 2 0 0 1 ; J o h n s o n e t a[ 2 0 0 2 ; S h e n e t al 2 0 0 1 ) 方 フ ォ ス フ ァ チ ジ ル イノシト ル 代 謝 の 研 究 からも高 浸透 圧 ス トレ ス 応 答 に S n R K 2 が関 与す る可 能性 が 指摘された M o n k s ら( 2 0 0 1 ) は ダイズ の S e c 1 4 p 関 連フ ォス フ ァ チ ジ ル イノシト ル 転移タン パ ク 質( P IT P ) が 高 浸透 圧 に よ っ て 迅 速 に リン 酸 化される こ とを見 い だした そし て ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ に より S n R K 2 様 の 活 性 が こ の P IT P をリン 酸 化 する ことを 示 した 興 味 深 い こ とに ダイズ S n R K 2 プ ABA 一 ー 、 ー ー ー - 、 - . - . , . , 。 , , ー , 。 ー . 。 、 、 。 ロ テ イン キナ 、 内 で 発 現 さ せ るとこ れ らが 高 浸 透 圧 ス ト ゼ S P K l ある い は S P K 2 を酵 母 細胞 るこ とともに 同 時に 発 現させ た PtT P が リン 酸 化され る ように なる こと を報告 して い る S n R K 2 フ ァ ミリ の プ ロ テ イン キナ ゼ が 傷 浸透 圧 ス トレ ス 低温 エ リシ エ チ レン A B A など様 々 な シ グナ ル 伝 達 経路 に 関 与 して い るフ ォ ス フ ァ チ ジン 酸( P A ) の タ ー , レ ス に よ っ て 活 性 化され 、 ー ー 。 、 ー 、 , 66 、 、 、 ゲ ッ トとな っ て い る可 能性も示 唆され て い る( T e s t e ri n k e t al 2 0 0 4 ) S n R K ( S n f l 帽I a t e d p r o t ei n ki n a s e) フ ァ ミリ は そ の 名 の ように 酵 母 の S n fl と類 似 性 を示 S n R K l S n R K 2 およぴ S n R K 3 に 分 類 す 群 の プ ロ テ イン キナ ゼ で 3 つ の サ ブフ ァ ミリ H 柑 b a k e t a l 2 0 0 3 しか し に は され る( ) 実際 系統樹 上 およ び機能 的 に は S n R K l が 酵母 タ ー . 。 , ー . 一 ー ー 、 . 。 , 、 とより関 連性 が 高 い 、 、 、 は S n fl や 動物 の ホ モ ロ グ で あ る A M P a c ti v a t e d p r ot ei n ki n a s e と同 様に 炭素 代 謝 や栄 養 シ グナ ル 応 答 に 関与 して い る 方 べ S n R K 2 およぴ S n R K 3 は 植物 に 特有なサ ブフ ァ ミリ で あり 以 下 に 述 るように 環境 ス トレ ス 応 答 に お ける シ グナリン グ に 特 化 したサ ブフ ァ ミリ で あると思 われ る また S n R K フ ァ ミリ はカ ル シウ ム 依存 性 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ C D P K フ ァ ミリ とも 相 対 的 類 似 性 が 高く の S n fl S 。 n R Kl サ ブフ ァ ミリ ー 、 一 - 、 。 ー 、 、 ー 。 ー ー 、 ー 、 C DPK S パ と称され るこ ともある( H ra b a k e t al 2 0 0 3 ) イネ ゲノ ム に は 1 0 種 の S n R K 2 プロ テ イン キナ ゼが コ ドされ て い る 同 様 に シ ロ イヌ ナ ズ ナ に も 1 0 個 の 遺伝 子 が 存在する( H ra b a k e t a l 2 0 0 3 ; K o b a y a s hi e t a l 2 0 0 4 ) 触 媒 ドメイ ン の ア ミノ酸 配 列をもとに 系 統樹を書くと 大きくわ けて Ⅰ Ⅱ Ⅱ の 3 つ の サ ブクラス に 分 か れ る サ ブクラス Ⅱ に は A A P K や O S T l/ S R K 2 E が 含 まれ る それ ぞれ の サ ブクラス に は シ ロ イ ヌ ナ ズ ナとイネ で 同じ数 の メン バ が 含 まれ るが サ ブクラ ス 内 で は 対 の オ ル ソ ロ グ関 係 は 成り立 た な い したが っ て サ ブクラス 内 で は 両 植物種 の 祖先 が 分 岐 した 後 それ ぞれ の メ ンバ が 生じたもの と思 わ れる 当研 究室 で は イネゲ ノム に コ ドされる 1 0 個 の S n R K 2 フ ァ ミリ メン バ ( S A P K l か ら - RK ス n ー ー フ ァ ミリ ー . ー . , ー 。 . . , 、 、 . , . 。 。 一 一 ー 、 。 、 、 、 ー 。 ー ー ー 、 と命名) を全 て ク ロ ン 化 し 機 能 解 析 を進め て きた こ れ ま で に こ れら全 て の メ ン バ が 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 速 や か に 活 性 化される こ と ならびに そ の うちサブクラス Ⅱ に 属す る 3 つ ( S A P K 8 9 およ ぴ1 0 ) は A B A に よ っ て も活 性 化され る こ となどを他 の 埴物由 来 の S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ に 先 駆 け て 明 らか に し た( K o b a y a s hi e t a I 2 0 0 4 ) さら に ロ S n R K 2 プ テ イン キナ ゼ の 活 性 化 はリン 酸 化 に よ っ て 制 御され て い るこ とや A B A シ グナ ル が C 末 端領 域 に よ っ て 認 織される ことも同 時 に 報告 した( K o b a y a s hi e t al 2 0 0 4 ) 続 い て シ ロ イヌ ナ ズ ナ に お い て も 1 0 個 の S n R K 2 フ ァ ミリ の プ ロ テ イン キナ ゼ の うち 9 個 が浸 透 S A P KIO ー 、 。 、 ー 、 、 ー . o , 、 ー 、 一 . ー 。 , 、 ー 圧 ス トレ ス に よ っ て 活 性 化され そ の うち の サ ブクラス Ⅱ およ ぴ Ⅱ に 属 する 5 個 が A B A に より 活 性 化される こ と 低 温 で はどれ も活 性 化され な い ことが示され た( B o u d s o c q e t a l 2 0 0 4 ) S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼ は 触媒ドメイン の C 末端側 に 制御 ドメイ ン と考 えられる 6 0 から 8 0 アミノ酸 からなる 領域 を持 つ 当研 究室 で は A B A に よる活 性 化を 受 ける S A P K 8 と受 けな い S A P K 2 の 間 で ドメイン 交 換実験 により S A P K 2 の C 末 端ドメインを S A P K 8 の それ で 置 換 、 、 . 。 , ー 一 、 。 、 - 、 キ メラプロ テ イ ン キナ ゼ は 弱 い ながら A B A に よる活 性 化 を受 けるように な る ことを報告 した( K o b a y a s hi e t aJ 2 0 0 4 ) 方 S A P K I O や シ ロ イヌ ナズナ O S T l / S R K 2 E の C 末 端ドメイン の 部 欠 失 に よ っ て A B A に よる活 性 化 の み が 消失 する ことも示され て い る ( Y b s hid a e t al 2 0 0 6 ) また 大 腸菌で 発現さ せ た 組換 え O S T l /S R K 2 E の C 末 端領 域 の ド メイン 2 および1 の 部 分を欠 失 するとリン 酸 化 活 性 が なくなる ことが 報告され て い る( B e li n e t aJ 2 0 0 6 ) さら に O S T l / S R K 2 E C 末 端ドメイ ン に は プ ロ テ イ ン フ ォス ファ タ ゼ 2 C で ある したとこ ろ この 、 ー 、 一 . 。 , 、 一 一 一 . 。 , 、 一 ー 一 . , 。 、 、 が 結 合す る ことが 酵 母 t w o h y b rid ア ツ セ イ に よ っ て 示され て い る( Y o s h id a e t al 2 0 0 6 ) こ れら の こ とは C 末端 ドメイン が上 流 シ グナ ル の 受容 に 必 要 なドメイ ン で ある こ とを 示 して い A B 11 - . , - 、 る リン 酸 化 に よる 制 御をう けるプ ロ テ イン キナ ゼ の 多くに つ 在 す るア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プと呼 ばれる 領 域 の セ リン ス 。 ー ー ー 、 67 そ の 触媒ドメイン 中 央 に 存 レ オ ニ ン あ る い は チ ロ シ ン の リン いて 、 。 酸 化 に よ っ て 活 性 化される こ とが知られ て い る( J o h n s o n e t a L 1 9 9 6 ; N ol e n e t al 2 0 0 4 ) ま た こ れら の ア ミノ酸を酸性 ア ミノ 酸 で 置 換 する ことに より構成 的 活 性 型 に なる 場 合 も知られ て い る( A s ai e t al 2 0 0 2 ; G o n g e t al 2 0 0 2 ) S n R K 2 の ア クテ ィ ベ ション ル プ中に は 7 つ の セリ ン およぴ ス レ オ ニ ン が 存 在 する が こ れ らの 幾 つ か ある い は そ の 組 み 合 わ せ に つ い て 酸 性ア ミノ 酸 へ の 置 換 に よる 構成 的 活 性 化 型 へ の 変換 が 試 み られ たが 明 瞭な 構成 的 活 性 型を 得る こと に は 成 功 して い な い ( K o b a y a s hi e t al 2 0 0 4 ) S n R K 2 プロ テ イ ン キナ ゼが 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 迅 速 に 活 性 化される ことは 高 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 の シ グナ ル 伝 達 に お ける中 心 的役 割を想像さ せ る し か し 高 浸 透 圧 シ グナリ ン グに より活 性 化され た S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼが 植物細 胞 内 で どの ようなタン パ ク質を リン 酸化 して い る か に つ い て の 知 見 は極 め て 限 られ て い る A B A に よる活 性 化を受 けた A A P K に よるリン 酸 化 標 的 の 候補として A KI P l と名 づ けられ た R N A 結 合タン パ ク質 が 報告され て い る( Li et a l 2 0 0 2 ) A KIP l が 酵 母 t w o h y b rid ア ツ セ イ に お い て A A P K と結 合 する こと 試 験管 内 に お い て A A P K は A KI P l をリン 酸 化 する こ と A KI P l が A B A シ グナ リン グに よ っ て 核 ス ペ ッ ク ル とよばれる 核 内 の 特定 の 構造 に 局 在するように なる ことな どが そ の 根拠 で ある s rk 2 e 変 異 体を 用 い た実 験 から A B A に よ っ て 活 性 化を 受 ける S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ は気 孔 応 答 の み ならず A B A に よ る遺伝 子 発現 誘 導 に 至るシグナ ル 経路 に お い て も機 能 して い ると考 えられ た( Y b s hid a e t a l 2 0 0 2 ) 当 研 究 室 で は A B A に よる転 写 誘 導 を担う b Z I P 型 転 写 因 子 T R A B l を 同 定 し こ の 因 子 の 転写 活 性 化 能 がリン 酸化 に よ っ て 制御され て い るこ と ならび に そ の リン 酸 化 部位 の 1 つ が S e rl O 2 で ある こと明 らか に した( K a g a y a e t a l 2 0 0 2 ) さ らに A B A に より活 性 化され た S A P K 8 から 1 0 が こ の セリン を芸式験 管 内 で 効率よくリン 酸 化 す るこ とや 培養細 胞 内 で 過 剰 発 現させ た S A P K I O と T R A B l が 免疫 沈 降 に より共 沈 降する こと などを報告した( K o b a y a s hi e t a l 2 0 0 5 ) 方 T R A B l ホ モ ロ グで あるイネや コ ム ギ の A B A 応 答 エ レメン ト( A 臣R E ) 結 合 因 子( そ れ ぞ れ O R E B l お よび T a A B F ) と S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の 特 異 的相 互 作用 も酵母 t w o h y b rid . , . , 、 ー . . , ー . , 、 、 . . , ー , 。 、 ー 、 。 . - . . 。 , 、 、 。 ー , , . 。 , 、 、 , . 。 , 、 , , . 。 一 、 ー - ア ツ セ イ に よ っ て 示され て い る( C h a e et aL ! 2 0 0 7; J o h n s o n et al . 2 0 0 2) , こ れ らの ことか ら 。 、 結 合 因 子 は A B A に よ っ て 活 性 化 を受 けた S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼ に よ っ てリン 酸 化され そ の 転 写 活 性 化 能 が 増 加するものと考 えられ る T R A B l は S e r l O 2 に 加 え て S e r g 4 も S A P K I O に よ っ て リン 酸 化され る シ ロ イヌ ナ ズ ナ の A B R E 結 合 因 子 に つ い て も S n R K 2 に よるリン 酸 化 が 報告 され た( F u rih a t a et a L 2 0 0 6 ) こ れ らリン 酸 化 部位 の 周 囲 の 配 列 から A B R E ー 、 、 。 。 。 , , とい う共 通配 列 が浮 か びあ が っ てくる 興 味 深 い こと に こ の ような 標 的配 列 の コ ン セ バ ラッ プして おり A B R E 結合タン パ ク質 の リン 酸 化 に ン サ ス は C D P K の 認 識 配 列 ともオ ロ 寄与す る プ テ イン キ ナ ゼ は S n R K 2 の み で はな い 可 能性 もある 実 際 シ ロ イヌ ナ ズナ C D P K の 1 つ で ある A t C P K 4 と A B F 4 との 相互 作用 が 酵 母 t w o h y b rid ア ツ セ イ に よ っ て 示 さ L x R x x S 。 ー 、 ー 、 ー 。 、 - れ て い る( C h oi 以 上 の ように e t al . , 2 0 0 5) 0 高浸透 圧 ス トレ ス および A B A 応 答 に お ける シグナ ル 伝達 に お い て 中 心 的な役 割を果た して い る可 能性 を 示 す デ タ が 蓄積 して きて い る し か し こ れ ら の プ ロ テ イン キナ ゼを介 するシ グナ ル 伝 達経路 の 下 流 応 答 や活 性 化 に 関 わる 上 流 因子 に つ い て の 知 見 は 未 だ に 乏 しく 今 後 の 課 題とな っ て い る そ こ で 本 研 究 で は 嵩浸透 圧 ス トレ ス や A B A シグナ ル が S n R K 2 プ ロ テ イ ン キナ ゼまで 伝 達され るメカ ニ ズ ム す なわ ち岡 プ ロ テ イ ン キナ ゼ の 上 流 因 子 に 関す る知 見を 深 め る こ とを 、 S n R K2 フ ァ ミリ ー に 属するプ ロ テ イ ン キナ ゼが ー 、 ー ー 。 、 、 。 ー 、 - 、 68 目 指 した そ の ため まず 高 浸 透 圧 ス トレ ス や A B A シ グナ ル に よる S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の 活 性 化を 引き起 こ すリン 酸 化 の リン 酸 化 部位 の 同 定を行 っ たうえで こ れ に 関わ る 上 流プ ロ テイン キナ ゼ の 同 定を試 み た また 想定 しうる上 流 因 子として 3 主 体 G タン パ ク質 や フ ォ ー 、 。 、 ー 。 酸の 関 与に ス フ ァ チ ジン 結合能 が 確 認され たため い て も検 討 した 、 つ い て 検 討を行 っ た 。 、 フ ォス また 研 究 の 過 程 で S A P K の フ ォ ス フ ァ チ ジン 酸 フ ァ チ ジン 酸と S A P K に お ける活 性 化 メカ ニ ズ ム の 関 係 に つ 、 。 第 二 章 実験 1 プロ トプラス トを 用 い たトラン ジ ェ ン ト発現 . ボ レ シ ョ ン 法 に よるトラ ン ジ ェ ント発 現 は イネ 培 養 細 胞 ( O c li n e) か ら調 製 した プ ロトプラス トを用 い K a g a y a ら( 2 0 0 2 ) が 記 載 した方 法 に 従 っ た 共 発現 に 用 い た S A P K 発 現 プラ ス ミドは K o b a y a s hi ら( 2 0 0 4 2 0 0 5 ) が 記 載 し たプラ ス ミドある い は 当 研 究室 に お い て 小 林 に より作 製され たプラ ス ミド( 未発 表) を用 い た エ レ クトロ ボ レ シ ョン 後 の 細 胞 を 1 2 m I の R 2 P 培 地 ( K y o z u k a a n d S hi m a m ot o 1 9 9 1) ( 細胞濃度 は おおよそ 1 x l O 6 c e []s / m l) を用 い て 3 0 ℃ で 1 2 か ら1 5 時間 培養した よく懸濁 した 1 m J の プ ロ トプラス ト培養液を 2 m l 遠 心 チュ ブ( ア シ ス ト) に 移 し 終濃度 の 5 倍 の 濃度 の N a C l または A B A を含 む R 2 P 培 地を 1 / 4 容を加 え 1 5 分 間処 理 した また 使 用 し た 薬剤 は 次 の ように プ ロ トプラ ス ト培養液 に 処 理 し た 滅菌水 に 溶 解 し た マ ス ト バ ラン ( W a k o ) あ る い はメタノ ル に 溶解し た ス フ ィ ン ゴシ ン 1 リン 酸( Si g m a ) を 目 的 の 処 理 濃 度 に なるように R 2 P 培 地 4 0 0 m M N a C l ある い は 5 0 〟 M A B A を 含む R 2 P 培地 に 加 え 1 5 分 間 静置 処 理 した リン 脂質 の 処 理 は次 の ように 行 っ た 3 s n フ ォ ス フ ァ チ ジ ン 酸 ( P A ; Si g m a) o l e o yJ L α リ ゾ フ ォ ス フ ァ チ ジ ン 酸 ( L P A ; Sig m a ) L α フ ォ ス フ ァ チ ジ ル コ リ ン ( P C ; Si g m a ) ある い は 3 S ∩ フ ォス フ ァ チ ジ ル エ タノ ル ア ミン ( P E ; S ig m a) は ク ロ ロ ホ ル ム に 溶解 した 使 用 前 に ロ ロ ク ホ ル ム を揮 発さ せ R 2 P 培 地 に 約 3 0 分 間 の 超 音 波 処 理( B R A N S O N Y A M ♪J O B R A N S O N IC 1 5 1 0 ) に より完 全 に ミセ ル 化さ せ た 後 プ ロ トプラ ス ト培養液 に 加 え て 処 理 した エ レクトロ ー - 、 、 。 、 , ー 。 、 . , . ー 、 、 。 . 。 ー - 、 、 、 。 - - - 。 - - 、 - - , ー - - . 。 、 , 、 2 二 . 2 1 - . 。 次 元 電 気 泳 動 とイム ノ ブ ロ ッ テ イン グ 目 的タ ン パ ク 質の 精 製 目 的タ ン パ ク質をトラン ジ ェ ン ト発 現させ たプロ トプラス トの 培養液 1 m l に 対 して 各 処 理 を行 い 1 0 0 0 0 rp m 室 温 で 3 分 間 遠 心 後 上 溝を除去 し 液体窒素 で 凍結 した 凍結 した 細 胞 に b 抽 出 u q e r [ 2 0 m M T ri s H C ] ( p H 7 5) 2 m M E D T A 2 m M E G T A 5 0 m M β グリセ ロ リン 軌 . . , 、 、 。 I - . 1 0 0 LL M N m M スクロ a3 V ス ー , O4 m M D TT 0 5 0 1 % T w e e . , , p l et e T M E D T A fr e e ( R o c h e ) 2 5 0 n 2 0 ] を2 0 0 LL l 加 えて ボ ル テ ッ クス し 1 5 0 0 0 r p m 4 ℃で 1 5 ツ ペ ン にとっ た こ れ に 2 0 0 ル( p H 8 0 ) を 〟l の T E 飽和 フ ェ ノ 2 , , . m M P M SF 1 , x C o m - - , 、 、 , 分 間遠 心 後 上 溝を新し い エ 加 えボ ル テ ッ クス し 1 5 0 0 0 r p m 4 ℃ で 1 5 分 間 遠 心 後 上 溝を 除去 した 5 0 m M T ri 告 H C t ( p H 7 5) を2 0 0 JL l 加 えボ ル テ ッ クス し 1 5 0 0 0 r p m 4 ℃ で 1 5 分 間 遠 心 後 上 溝を除 去 し ー , 。 . - 、 、 , 、 . メタノ 、 ー ル に 溶 解 した 1 0 0 m M 硫酸 ア ン モ 、 , ニ 。 ウ ム を1 69 、 、 ml hE] えて 混 合後 - 、 20 o C で 一 晩保 存 し た 分 間 遠心 し た後 上 清を除 去 し さらに メタノ ル に 溶 解 し ニ 1 0 0 m M ン モ ム 1 m ] 加え て 混 合後 1 5 0 0 0 rp m 4 C で 1 5 分間 遠 心 し 上 た 硫酸ア ウ を 溝を除去 した こ の 操 作を 2 回 繰り返 した 後 8 0 % ア セトン を 1 5 m l 加 え 1 5 0 0 0 r p m 4 C で 1 5 分 間 遠 心 し 上 溝を除 去 した こ の 操作を 2 回繰り返 し た 後 サ ン プ ル を風 乾させ た これを 1 5 0 0 0 . rp m , o 4 、 C で15 ー , 、 o 、 , , 、 o . , 、 2 2 - . 、 . 。 、 , 、 。 次元 電気泳 動 ニ 二 次 元 電 気 泳動 の 次 元 目 の 泳動 は Z O O M IP G R u n n e r シ ス テ ム () n vitr o g e n) を用 い っ て 行 っ た 上 述 の ように 精 製 し た 風 乾 後 の サ ン プ ル に S a m pl e b u 斤e r [7 7 M 尿 素 2 2 M チ オウ レ ア 4 % C H A P S 2 0 m M D T T 0 5 % Z O O M C a rri e r A m p h oly t e s ( p H 4 7 ; l n vitr o g e n) 0 0 0 2 % ブ ロ モ フ ェ ノ ル ブ ル ] 1 6 0 LL l を加 えて 溶解 し 1 5 0 0 0 rp m 4 C で 1 5 分 間 遠 心 後 上 溝を サ ン プ ル 溶 液とした Z O O M カセ ットを 平らな 実 験 台 上 に 置 き サ ン プ ル 溶液 1 5 5 JL l をサ ン プ ル ロ ディ ン グディ′( イ ス に 充 填し 次 元等 の Z O O M ス プ H 4 7 l n v i t r o e n セ に 電点電 気泳 動 用 トリッ ゲ ル ( p ; g ) をカ ット 挿 入 し そ の まま 添付 の - 、 説明書にしたが . 。 、 . , , , , . , ー - - 、 . , o 、 , . 。 ー 一 , 、 - 、 室 温 で 9 0 分 間 静置 して ス トリッ プゲ ル を膨 潤させ た 電極用 ろ紙 2 枚 に 蒸 留 水を浸 み 込 ませ ゲ ル の 両 端 に 置 き カ セ ッ トを Z O O M I P G R u n n e r に セ ッ トして 電 気 泳 動 を開 始 した 通 電 条件 は 表 1 に 示 した 3 段 階で 限 界 電流値 及 び限 界 電 力 値 は そ れ ぞれ ス トリッ プゲ ル 1 本 当り 1 m A 2 W に 設 定した 次元 電 気 泳動 終 了 後 次 の ような S D S 平 衡化 処 理を行 っ た ス トリッ プ ゲ ル をカ セ ットか ら 取り出 し ゲ ル 1 本 当り5 m l の S D S 処理 溶液【1 x N u P A G E L D S S a m pl e B u ff e r (l n vjtr o g e n) 1 x N u P A G E S a m pl e R e d u ci n g A g e n t (l n vit r o g e n)] で 1 5 分 間 振遺 した さらに ゲ ル 1 本 当り 5 m l の S ア ル キ ル 化 溶 液[ 1 2 5 m M イミダゾ ル ( W a k o) 1 x N u P A G E L D S S a m p l e B u q e r (l n vit 「o g e n)] で 1 5 分 間 振 遺 した N u P A G E 1 0 % ビ ス トリス ゲ ル 1 m m 1 w e ll (l n vit r o g e n) を 用 い て 次 の ように 二 次 元目 の 電 気 泳 動 を行 っ た S D S 平衡 化 処 理 し た 次 元 ス トリ ッ プ ゲ ル を 二 次 元 目 ゲ ル の ウ ェ ル に 乗 せ ゲ ル 同士 が 密着 するように ミク ロ ス パ テ ル で 軽く押 し 分 子量 マ カ ( P r e ci si o n PI u s P r o t ei n A l = ∋J u e S t a n d a r d s ; Bi o R a d) 3 LL l を浸 み 込ま せ た小 片ろ紙を ス トリッ プゲ ル の 陽極 外 側 に 挿 入 した 二 次 元 目 の ゲ ル を泳動槽 に セ ットし 泳 動 b u 斤e r[ 1 x N u P A G E M E S S D S R u n ni n g B u ff e r ([ n vit ro g e n) ] を注 ぎ 通 電条件 は 定電圧 2 0 0 V で 3 5 分 間 ゲ ル 枚あ たり の 限界 電流値 及 び 限界 電 力値 はそれ ぞれ 1 2 0 m A 及 び 2 5 W に 設 定し 泳 動 した 、 。 、 、 。 、 、 。 一 、 。 、 , 。 、 ー - , 。 ー 、 一 。 ー ー . ー , - . . 一 、 、 , 2 3 - . イム ノブ ロ ッ テ イン グ 上 記 の 方 法 で 泳 動 し たゲ ル を Bl o tti n g b uff e r[ 4 8 グリシン M , 20 に より ニ トロ セ ル メタノ % ロ ー ル ー 0 13 . , m M S D S] M トリ ス ヒドロ キ シメチ ル ア ミノメタン 3 9 m . m 。 . , を用 い てトラン ス プ ロ ッ ト S D ス メン プ レ ン( T r a n s Bl o t T r a n s f e r M - e diu m; Bi o R a - セ ル( Bi o R - a d) d) に 電 気 泳 動 的 に 転 写 し た 転 写 後 の メン プ レ ン をブ ロ ッ キ ン グ溶液I l % B S A 5 % ス キ ム ミ ル クを 含 む T B S b u 斤e r [ 5 0 m M T ri s ( p H 7 8 ) 1 5 0 m M N a CI 1 m M M g C 12 6 H 2 0 ]I 中 で 3 7 C で 1 時間 穏 や ベ か に 振 蓋 し な が らイ ン キ ュ 卜し た そ の 後 1 /1 0 0 0 希 釈 の 抗 H A 抗 体( C o v a n c e 。 , o ・ . , , ー 。 Ri c h , E E N 2 0 を含 む T B S b u q m ( m o nd を含 む ブ ロ ッ キ ン C A) H o s e ra d i s hi P e ro xi d a s e e r( p 、 グ溶液中 で 3 7 , , o C 、 1 時 間 振遺 した T T B S b u 肝e r[ 0 0 5 % 希 釈 の ペ ル オキシダ ゼ 。 . H 7 8 )] で 3 回 洗浄 した 後 1 /2 0 0 0 ) 標 識した ー 、 . 二 次 抗 体( E C L 70 A n ti - m o u s e lg G , H o r s e ra di s h ) を含 む ブロ ッ キ ン グ 溶 液 中 で 3 7 ℃ 1 時 間 振遺 した そ の 後 T T B S b ufF e r で 3 回 T B S b u q e r で 3 回 洗浄 した 後 E C L P) u s W e s t e r n Bl o tti n g D e t e c ti o n S y s t e m ( A m a e r s h a m ) を 用 い て 発 光 反 応 を 行 い X 線 フ イ ル ム ( H y p e rfi[ m E C L ; A m e rs h a m ) に 露光し た P e r o x id a s e li n k e d h ol e w 。 a n tib o d y ; A m e rs h 、 a m , , 、 , 、 。 3 1 目 的タン パ ク質 の ア フ ィ ニ テ ィ - . 回収 ー 各 処 理を したプ ロ トプラ ス ト培養液 1 m l に 5 倍 濃縮 H i s 結 合 b u fF e r[ 1 0 0 m M リン 酸 緩衝 液 ( p H 7 4) 5 0 m M イミダ ゾ ル 5 % T w e e n 2 0 2 5 0 m M β グリ セ ロ リ ン 酸 5 0 0 〃 M N a 3 V O 4 2 5 m M P M S F 5 x C o m pJ et e T M E D 17 u r e e ] 2 5 5 LL I を加 え 液体窒素で 速 や か に 凍 結 し た 終濃度 0 5 M お よび 全 容 量 1 7 m H = なるように 5 M N a C ) およ び滅菌水をそれ ぞ れ 加 え 融 解 した さらに 超 音 波処 理( B R A N S O N S O N I FI E R M O D E L 4 5 0 ; o u t p ut 1 3 d u ty c y cl e l O % ) 1 5 秒間を 2 回行 い 1 5 0 0 0 rp m 4 ℃ で 1 5 分 間 の 遠 心 に よ っ て 残達を 取り 除 い た こ の ように して 得た 細胞 抽 出 液を 3 0 日I の N j N T A ア ガ ロ ス レ ジン ( Q I A G E N ) と混 合し 4 C で 3 0 分 間 回 転 に より摸挿 した レ ジン を W a s h b u fF e r[ 2 0 m M リン 酸 緩 衝 液 ( p H 7 4) 2 0 m M イミダゾ ル 5 0 0 m M N a CI 5 0 m M β グリセ ロ リン 艶 1 0 0 日M N a 3 V O 4 0 5 m M P M S F 1 x C o m pl e t e T M E D T A fr e e ] で 3 回 洗浄 し 次 に 1 x C o m pl e t e T M E D T A f r e e を 含む 2 0 m M T ri s H C J ( p H 7 5) で 3 回 洗浄した 後 3 0 JL J の 2 x S a m pl e b ufF e r を加 えた これ を 9 5 ℃ 5 分 間 処理 し 結合タン ′i ク 質を溶 出 して 1 5 0 0 0 r p m 1 分 間 の 遠 心 に よ っ て レ ジ ン を取り除 い た 、 ー - . , , , , - . , , . , . , . 。 . , 、 , . . , ー - 。 o 、 、 。 ー 一 , . , , , - . - 、 , - 、 . 、 . 、 , 、 , 。 3 2 - . Ph o s P h o s Ta g - T ag S D S P A G E - S D S PA G E は o s hit a ら( 2 0 た P h o s Ta g ( N A R D ) の 終濃度 が 1 0 0 〟 M に なるように 作製し た 1 0 % S D S ポリア クリ ル ア ミドゲ ル に 上 記 の 溶 出 液をア プライ し S D S P A G E に より分 画 した 電気 泳 動 後 1 0 m M E D T A を含む T o w bi n b u fF e r[ 2 5 m M トリス ヒドロ キ シ メチ ル ア ミノメタン 1 9 2 m M グリシ ン 1 0 % メタノ ル] で ゲ ル を 1 0 分 間 振遺 し 再 度 E D T A を含 まな い T o w bi n b ufF e r で 1 0 分 間 振遺 して 上 記 の 方 法で イ ム ノブ ロ ッ テ イン グを行 っ た - - K in の 方 法 にしたが 0 6) っ て行 っ - 。 - 、 - 、 。 、 ー , , 、 。 4 変異 体 S A P K 2 リコ ン ビナ ン トタン パ ク質 の 調 製 . 4 1 - . コ ン ス トラクトの 作 製 p 3 5 S S h ム S A P K 2 K/A 7 S /N d H A H i s ( 小 林 未 発 表) の N s p V およぴ E c o 8 1 1 ( T a K a R a) に よる部 分 消 化 に より得られ た S A P K 2 K/ A 7 S / N 断 片領 域を P E N T R /S D / D T O P O P r e S S A P K 2 ( K 3 3 A ) ( 青 田 2 0 0 7 名 古屋 大 学 大 学院 生 命農学 研 究科修 士 論 文) を 同 制 限 酵素 I ー 1 - - . - - - 、 、 . 消 化 し て 得 られ た ベ クタ 側 断 片 に 組 み 込 み シ ク エ ン ス を 確 認 後 G at e w a y L R C l o n a s e E n z y m e M i x (l n vit r o g e n) を 用 い た L R 反 応 に よ っ て 大 腸 菌 用 発 現 ベ クタ P D E S T t n く( T s u n o d a e t a I 2 0 0 5) に 組 み 込 ん だ 発 現 ベ クタ の 模 式 図を 付 図 1 に 示 し た S A P K 2 K/A の 調 製 に は 当 研 究室 に お い て 青 田 に より作製され た 発 現 ベ クタ ( 青 田 2 0 0 7 名 古 屋 大 学 大 学院 生 命農学 研 究科修士 論 文) を使 用 した で ー ー 、 、 ー 、 ー - . , . 。 ー 、 、 。 71 , 4 2 培養 - . を E c o lj B L 2 1 ( D E 3) p Ly s S 株 に 導 入 した 得られ た形 質転換体 の 単 コ ロ ニ を L B 液体培 地 ( 5 0 〟 g / m l ア ン ピ シリン) に 植菌 し 3 7 ℃ で O D 6 0 0 が 0 6 か ら 0 8 に なるまで 振 畳 培養 し 終濃度 5 0 〃 M に なる ようにI P T G を 加えた さらに 3 7 ℃ で 3 時 間もしくは 1 8 ℃ で 晩培養した 後 3 0 0 0 x g で 2 0 分 間 遠 心 する こ とに より大 腸 菌を 回 収 し ベ クタ 得られ た発 現 一 ー , 。 . ー 、 . . . 。 一 , ℃ で 保存 した 80 - 4 3 , 。 精製 - . 精製 の 過 程 に おける共 通 の 操 作 に つ い て 以 下 に 示 す タン パ ク質濃度 は 2 8 0 n m に おける吸光 度と 次 構造 から得 たトリプトフ ァ ン 及 びチ ロ シ ン 残 基 の 数 に 基 づ い て 算 出 した E の 僅 か ら求 めた タン パ ク質 溶 液 の 濃縮 は 分 画 分 子 量 1 0 0 0 0 の C e n tri pl u s Y M 1 0 ( M ilJip o r e) および C e n t ri c o n Y M 1 0 ( M i"i p o r e) を用 い て 限外 ろ過 に よ り行 っ た 遠 心 濃縮 は C e n trip l u s の 場 合 3 0 0 0 x g 4 C で C e n th c o n の 場 合 は 5 0 0 0 x g 4 C で 行 っ た S D S P A G E に は 1 2 5 % ポリア クリル ア ミドゲ ル を用 い クマ シ プリリア ント ブル ( C B B ) 染 色 ( Q ui c k C B B ; W a k o) に よりタン パ ク質 バ ン ドを検 出 し た 分 子 量 マ カ とし て H ig h R a n g e R a in b o w M ol e c uJ a r W eig h t M a rk e rs ( G E H e a[th c a r e) を用 い た 、 。 一 、 。 、 1 , - o . 、 、 , . 、 , o ー - 。 、 、 . ー ー 。 ー - . 4 4 発現の確認 - . 冷凍した 菌体 を S o ni c a ti o n b u 斤e r [2 0 m M T h s H C l ( p H 7 5) 5 0 0 m M N a C I 5 m M イミダ ゾ ル] に 懸濁 し 氷 上 で 超 音 波 処理 ( T O M Y; U D 2 0 1 ; o u t p u t 2 5 d u ty c y cl e 1 0 0 % ) 2 5 分 間を 2 回 行 っ た 得られ た破砕液 を 1 5 0 0 0 rp m で 1 5 分 間 遠 心 し 可 溶性 画 分と不 溶 性 画 分 に 分 離 し た 目 的 融 合タン パ ク 質 の 発現 およ び 可 溶 化 の 確 認 は S D S P A G E に より行 っ - . , , ー - . 、 . 。 , 、 , - o た 、 。 4 5 S A P K 2 K /A お よ ぴ S A P K 2 K / A - . S A P K 2 K /A お よび S A P K 2 K/A o 18 C で 一 晩培養 した大 腸 菌を用 - 7 S/ N の 1 大量 精製 7 S/ N の 大量 精製 に は いた 冷凍した 菌体を S . LL M の IP T G で 誘 導 し 終濃度 5 0 、 o n i c a ti o n . b u fF e r に 懸濁 し 氷 上 で 超 、 d u ty c y cl e 5 0 % ) 2 5 分 間を 8 から 1 2 回行 っ た 得 られ た 破砕液を p 4 0 0 0 0 x g で 1 時 間 遠 心 し 可 溶性タン パ ク 質を回収 した 得られ た可 溶性融合タン パ ク質を C h el a ti n g S e p h a r o s e F a s t Fl o w レジン ( G E H e alth c a r e) 2 0 m l を充填 し N i イオ ン をキ レ ト させ たカラム ( 以 下 2 0 m l N i c h el a ti n g カラム な どと記 す) に 吸 着 させ 1 6 0 m l の S o ni c a ti o n 音波 処理 ( o ut u t 4 5 . 。 . , 。 、 , 、 ー 、 b u 肝e r で 洗浄後 イミダゾ 、 - ル 濃度を 5 m M から 3 0 0 m M まで 1 5 . 濃度勾 配 をか け Y M 1 0 に よる濃縮後 ゲ ル m M/ m l の 融 合タン パ ク質を含むカ ラム 溶 出 画 分 は C e nt ri pl u s ろ過 b u q e r [2 0 m M T ri s H Cl ( p H 7 5) 1 5 0 m M N a C l] で 平 衡 化 し た H iL o a d 2 6/6 0 S u p e r d e x 7 5 p g ( G E H e alth c a 帽) を 用 い て ゲ ル ろ過 した こ れ らの 精製融合タ ン パ ク 質 の 部 に 終濃 度 0 5 m M に なるように D T T を加 え 1 m g タン パ ク 質あたり 1 7 から 2 0 U の P r e S ci s s i o n P r o t e a s e ( G E H e alt h c a r e) で 4 ℃ で S A P K 2 K/ A の 場 合 は 2 日 間 S A P K 2 K J A 7 S / N の て 溶 出 した - 、 。 、 - . , 一 。 . 、 - , , 72 場 合 は 3 日 間 処 理 し チ オ レドキ シ ン ( T r x) H i s 6 タグを切 断 した プ ロ テ ア ゼ 処 理 の 後 の 反 応 液 を 5 m l N i c h el ati n g カラム に か け て T r x Hi s 6 タグおよ び未 消 化 融合タン / i ク質 を吸 着 させ 非 吸 着 画 分 に 目 的タン パ ク 質を 回収 した 得られ た非 吸 着 画分 をそ の まま C e n t rip l u s Y M 1 0 に より濃縮 し H iL o a d 2 6 / 6 0 S u p e rd e x 7 5 p g を用 い た ゲ ル ろ過 精製 に 供し た さら に 終 濃度 0 5 m M に なるように D T T を加え C e n th p l u s Y M 1 0 およ び C e n tri c o n Y M 1 0 を用 い て 目 的タン パ ク質を濃縮 した ー - 、 o - 、 、 、 。 - 、 。 - . - 、 。 5 . ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ 5 1 イネ 培養細胞 か らの 細胞抽 出 液の 調 製 - . 植 え継 ぎ後 3 日 目 の イネ培養細胞 ( O c 株) の 培地 を除 き 0 4 M N a Cl を含 む R 2 S 培地 ま たは N a Cl を含まな い R 2 S 培 地 で 1 0 分 間処 理 した 後 処 理 培地 を 吸 引 に より抜き取り 液体 窒素 で 速 や か に 凍結 した 液体 窒素 温 度 で こ れ を乳 鉢 乳 棒を 用 い て パ ウダ 状 に 破砕 し 3 倍容 の E x t ra c tj o n b ufF e r[ 5 0 m M T ris H Cl ( p H 7 5) 2 m M E D T A 2 m M E G T A 5 0 m M β グリセ ロ リン 酸 1 0 0 LL M N a 3 V O 4 2 m M D T T 0 5 m M P M S F 1 x C o m pl e t e T M E D r A f re e 2 5 0 m M スクロ ス 0 1 % T w e e n 2 0 ] に 懸濁 した 懸濁後 1 0 0 0 rp m 4 ℃ で 5 分 間 遠心し て 得 た細胞 抽 出 液を あらかじめ K in a s e b u q e r [2 5 m M T ris H C [ ( p H 8 0) 1 0 m M M g C12 5 0 m M β グリセ ロリン 酸 1 0 0 JL M N a 3 V O 4 1 x C o m pl e t e T M E D T A f r e e 5 % グリセ ロ ル] で 平 衡化 したゲ ル 漉 過カラム ( エ コ ノバ ッ ク 1 0 D G カラム ; Bi o R a d) に よ っ て ′くッ フ ァ 置 換を 行うとともに 低 分 子 成分 を除 去 した その 後 1 5 0 0 0 r p m 4 ℃ で 1 5 分 間 遠 心 し 上 溝 画分 を ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ の サ ン プル とした 、 . 、 . ー 。 、 、 - - . , , , - - , . , , , ー 。 . , 、 , - . . , , ー - - , - , , ー - 。 、 、 , 、 。 5 2 ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ - . 基質タン ′i ク質を終濃度 0 2 m g / m l に なるように 加 え て 作 製した 1 0 % ポリア クリ ル ア ミドゲ ル を用 い て S D S P A G E を行 っ た 電 気 泳動後 ゲ ル をプロ パ ノ ル 液【5 0 m M T h s H C l ( p H 8 0) 2 0 % 2 プ ロ パ ノ ル] 中 で 3 0 分 間 振 遺 する 操 作を 2 回 行 っ た そ の 後 A 液【5 0 m M T rj s H C J ( p H 8 0) 0 5 % ( v/ v) 2 メル カプトエ タノ ル 0 2 m M E D T A ] 続 い て 変性液【5 0 m M T ri s H C l ( p H 8 0) 0 5 % ( v / v) 2 メル カプトエ タノ ル 0 2 m M E D T A 6 M グア ニ ジ ン】で それ ぞ れ 3 0 分 間 を 2 回 ず つ 振畳 処理 した あらか じめ 4 C で 冷 や して お い た再 生 液[ 5 0 m M T ri s H C l ( p H 8 0) 0 5 % ( v f v) 2 メ ル カプトエ タノ ル 0 2 m M E DTA 0 04 % T w e en 4 0 ] で 4 ℃ 3 0 分 間 の 振畳 処理 を 2 回 4 ℃ で 晩 の 処 理 を 1 回 さらに もう 度 再 生 液で 4 ℃ 3 0 分 間 の 振畳 処 理を行 っ た 次 に B 液[1 0 m M T h s H C l ( p H 7 5) 0 1 m M E G T A 2 m M D T T 1 5 m M M g C 12 ] に 置 換して 3 0 分 間 振 遺 し さら に 1 0 m f の B 液 に 交換した 後 1 0 0 JL M A T P を 2 LL [ と 5 0 LL M Ci/ m )[ γ 3 2 P ] A T P ( 比 放射能 3 0 0 0 C U m m ol) を 5 JL l また 場合 に よ っ て は 目 的 の 処理 濃 度 に なるように ス タウ ロ ス ポリン ( W a k o ) を 加え 3 7 ℃ で 1 時 間反 応した そ の 後 洗 浄液 ( 5 % T C A 1 % N a 4 P 2 0 7 1 0 H 2 0 ) で 3 0 分 間 8 回 洗 い ゲ ル を 乾 燥 さ せ た 後 [P プ レ ト ( M o l e c ul a r D y n a m i c s) に 露 光 し T y p h o o n 9 2 0 0 ( G E h e a 肘1 C a r e) を 用 い て 検 出し た . ー - - 。 、 ー - . , 。 、 ー I - . . , 、 . , ー - - . . , . , , o 。 、 - ー - . . . , , . . 一 . 一 、 . - 、 。 . . , . , , , 、 一 、 、 、 、 ・ 。 , , 、 ー 、 、 。 73 、 6 試験管 内リン 酸 化 ア ツ セ イ . Ki n a s e b u ff e r [ 2 0 m M T rj s H CI ( p H 7 5) 1 m M D T T - . ng ng およぴ 2 0 0 , n C暮 2] 4 JL l に 、 酵素として - 、 M AT P I - 、 、 で 分 画 した 分 子量 マ カ は ( Bi o R a d) を用 い た 電 気 泳 動 後 洗浄液 ( 5 の 洗浄を 2 回行 い C B B 染 色 ( Si m ply BI u e T 乾 燥 後 の ゲ ル を I P プ レ ト ( M o l e c ul a r - ー ー . - . , , ー ) を用 い て 検 出 した e alth c a r e 抗 S A P K リン 酸 化 S - . M I 、 LL 。 S D S PA G E 7 10 m M o 量を 2 0 h , 基質として T rx S A P K 2 K/ A T r x S A P K 2 KJA 7 S / N ある い は M B P を JL I ならび に 2 JJ C i の[ γ 3 2 P ] A T P を 加 え 滅菌水で 総容 C で 反 応 後 1 0 あるい は 1 5 % ポリ ア クリ ル ア ミドゲ ル を 用 い た LL l に し た 3 0 S A P K 2 W T を2 0 0 20 0 , - e r1 5 8 P re ci si o n % T CA P一u s 1 % , P N a ro t e i n a S ta n d e a rd s 4 P 2 0 7 1 0 H 2 0 ) で 1 5 分間 ) を 行 っ た 後乾 燥した m i c s) に 露 光 し Ty p h o o n 92 0 0 ( G E M S a f e S t ai n ; l n vit r o g Dyn A " Bl u ・ e n 。 、 。 ペ プチ ド抗体を用 い たリコ ン ビナ ン ト S A P リン 酸化 活 性 の 検 K2 出 Ki n a s b e [2 u fF e r 0 M T ri s H C l ( p H 7 5) 1 m , . M D TT m - 10 , m M M n C J 2 ] に 酵素 として 2 0 0 n g 基 質として 2 0 0 n g の S A P K 2 K/A ある い は S A P K 2 K/ A 7 S /N 2 0 0 JJ M の A T P を 1 JL l 加 え 総容 量 を 2 0 fL l に し た 3 0 ℃ で 6 0 分 間 の 反 応 後 6 x S a m pl e b u q e r を 4 〟l 加 え イ ム ノブ ロ ッ テ イ ン グ に 供 した 抗 S A P K リン 酸 化 抗体 を用 い たイム ノブ ロ ッ テ イ ン グ は 上 記 の 方 法 に 幾 つ か の 変 更を加 えた メン プ レン に は P V D F メン プ レ ン ( H y b o n d P ; A m e r s h a m ) を 用 い た ブ ロ ッ キ ン グ は ブ ロ ッ キ ン グ溶 液【2 % B S A 1 0 % ス キ ム ミ ル クを含 む T T B S b ufF e r] を用 い て 室 温 で 1 晩 穏 やか に 振遺 しながらイン キ ュ ベ 卜する こ とに より行 った 次 抗体 処 理 は 1 / 2 0 希 釈 の 抗 S A P K リ ン 酸 化 抗体を含 む ブ ロ ッ キ ン グ溶液 中 で 3 7 ℃ で 1 時 間 振 遺 する ことに より行 っ た 二 次 抗体処 理 は 1 / 2 0 0 0 希釈 の ペ ル オキ シダ ゼ の S A P K2 W T - , 、 , . 、 - 、 。 - 。 。 、 , ー 、 一 - 。 、 、 ー 。 ( H P o s e ra di s hi P Ji n k e r o xid a s e e e r o x id a s e d w h ole 間 振遺 す る ことに より行 っ ) 標 識 した a n tib o た , d y; A 二 m e rs 次 抗 体 ( E C L A n ti r a b bit lg G h a m ) を含 むブ ロ ッ キ ン グ溶液中 で H - , 、 37 o r s e ra dis h ℃ で1 時 。 第三 章 結果 1 . S A P K 2 リン 酸化部位 の 同 定 を介す る高 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル 伝 達 特 に S A P K 分 子 に 情報を伝 える上 流プロ テ イン キナ ゼ を 明らか に するため に は 嵩 浸 透 圧 ス トレス に 応 答 して リン 酸 化され るア ミノ酸 残 基を 同 定 す る ことが 必 須 で ある そ こ で 園1 に 示 した S A P K 2 ア クテ ィ ベ シ ョン ル プ中 の セリ ン およ ぴス レ オ ニ ン 残 基 に 変異 を導 入 した 発現 プラス ミドを作 製 し 高浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答 したリン 酸 化 に 変 化 が ある か どうかを 調 べ る こ とに よりリン 酸 化 部位 の 同 定を 試 み た こ れ まで の 研 究 で は S A P K 分 子 の リン 酸 化 状 態 の 変 化 は S D S P A G E 上 の 移 動 度シ フトに より 観察して きた が そ の 解像度 は 高くなく 複数 の リン 酸 化 部位 が 存在 す る場 合 の リン 酸 化 状態 を 区別 する こ とに は 限界 が あ っ た そこ で こ こ で はリン 酸 化 状態 の 変 化 を 二 次 元 電気 泳 動 上 の p I シ フト すなわちリン 酸 基 の 付 加 に よ るス ポッ トの 酸性側 へ の 移 行 として 検 出 した d H A Hi s タグを付 加 した S A P K 2 ( S A P K 2 d H A Hi s) をプ ロ トプラ ス トで 過 的 に 発 現さ せ SA PK 、 ー 、 ー ー 。 、 、 。 - 、 、 、 , 。 、 、 . 一 - - - 、 74 コ ントロ ル 処 理 ある い は 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理( 4 0 0 M N C l) を行 た 後 二 次元 電気 泳 を抗 H A 抗体 を用 い たイ ム ノブ ロ ット解析 に より 検 出 した コ ン トロ ル 処 理 を施し た細胞 の S A P K 2 は 1 つ の メジ ャ ス ポッ トと それ より酸性 側 の 1 つ の マ イナ ス ポットとして 検 出され た( 園 2 ) メジ ャ ス ポッ トを基底状態として 考 える と コ ントロ ル 処 理 に お い て も 部 の 分 子 がリ ン 酸 化 を受 け て い るもの と思 わ れ た ま た 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理 を行うと 基底状態より酸性側 に 4 つ の ス ポッ トが 出現 した( 園 2 ) した が って S A P K 2 は 高浸透圧 ス トレス に 応 答 して 少 なくとも 4 カ所 でリン 酸 化され ると考 えられ た また ア クテ ィ ベ ショ ン ル プ前半 の 4 つ の セリン をア ス パ ラギ ン に 置 換し た A N S l で は 基底 ー m a っ 、 動 に よりタン パ ク 質を分 離 S A P K 2 d H A H i s - - 、 ー ー 。 、 ー ー 。 ー ー 、 。 . 、 。 , 。 ー ー 、 状態より酸性 側 に 移 行した 2 つ の ス ポットが 確 認 され た( 園 2 ) ア クテ ィ ベ ショ ン ル プ後半 の 3 つ の セリン およ ぴス レオ ニ ン をア ス パ ラギ ン に 置 換 した A N S 2 で は 基底状態 より酸性側 に 移行 した 3 つ の ス ポ ットが ア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ 中 の 7 つ 全 て の セ リン お よび ス レ オ ニ ン を ア ス パ ラギン に 置 換し た A N S 3 で は 酸性側 に 移 行 した 1 つ の ス ポッ トが 出現 した( 園 2 ) A N S 3 でも p l シ フトが み られ た ことより S A P K 2 はア クテ ィ ベ ショ ン ル プ外 の 領 域 に 少なくとも 1 ケ 所リン 酸化 部位 が 存在すると考 えられる また A N S l および A N S 2 変 異 で の ス ポッ トの 減 少 から S A P K 2 の ア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ前半 に は 少 なくとも 2 ケ 所 ア クテ ィ ベ シ ョン ル プ 後半に は 少 なくとも 1 ケ 所リン 酸 化 部位 が 存在す ると思 わ れ た A N S l ある い は A N S 2 に さ らに 1 ア ミノ酸 の 変 異 を加 えたコ ン ストラクトを用 い て 細 かく調 べ て み ると コ ン ス トラクト 1 4 7 1 4 9 1 5 0 およぴ 1 5 4 を 用 い た 場 合 に お い て 1 4 7 およぴ 1 4 9 で は 基底状態より酸性側 に 移 行 した ス ポ ッ トが共 に 3 つ で あ っ た の に 対 し 1 5 0 およ ぴ 1 5 4 で は 酸性側 に 移 行 した ス ポ ットが 2 つ で あ っ た( 園 2 ) こ こ で A N S 2 で 酸性側 に 移 行 した ス ポッ トの 数 は 2 つ に もみ えたが 1 4 7 およぴ 1 4 9 で は 共 に 酸性側 移 行 ス ポットが 3 つ で あ っ た こ とから A N S 2 で み られ た酸性側移 行 ス ポッ トも 3 つ で あると考 えた また コ ン ス トラクト1 5 8 1 5 9 およ ぴ 1 6 2 を 用 い た場 合 1 5 9 お よび 1 6 2 で は 酸性 側 に 移 行 した ス ポッ トが 2 つ で あ っ た の に 対 し 1 5 8 で は 酸性側 に 移行 し た ス ポッ トが 1 つ で あ っ た( 園 2 ) こ れらの 結 果 およぴア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ 外 の 領 域 に 1 ケ 所リン 酸 化 部位 が 存 在する ことか ら S A P K 2 は 高浸透 圧 ス トレ ス に 応 答 して 少なくともア クテ ィベ シ ョン ル プ内 S e r1 5 0 S e r 1 5 4 S e r1 5 8 がリン 酸 化されると考 えられ た 研 究 の 途中 で P h o s T a g と い うリン 酸基 に 親和性をも つ 化 合物をポリア クリ ル アミドに 結 合 させ たゲ ル を用 い て S D S P A G E を行うことに よりタン ′( ク 質の リン 酸 化を 明 瞭な移 動 度 シ フト とし て 検 出 で きる 技 術 が あるこ とが わ か っ た そ こ で こ の 手 法を 用 い て 上 記 の S A P K 2 変異 体 の 幾 つ か に つ い て 高浸透 圧 ス トレ ス に 応 答 したリン 酸 化状 態の 変 化を 調 べ た S A P K 2 ( W T) およ び変異 体 A N S l A N S 2 およぴ A N S 3 を P h o s T a g S D S P A G E に 供 した こ と ろ Ⅵ什 で は コ ン トロ ル 処 理 し た場合 に 基底状態と思 われ る バ ン ドが 1 つ 高 浸 透 圧 ス ト レ ス 処 理 した 場合 に 高度 にリン 酸 化されたと思 わ れ る バ ン ドが 1 つ 出 現 した( 園 3 ) また A N S l で は 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処理 した 場合 に 3 つ の バ ン ド A N S 2 で は 5 つ の バ ン ド A N S 3 で は 2 つ の 明 確 な バ ン ドが 確 認され た( 図 3 ) 各 レ ン の 1 番 下 に 現 れ た バ ン ドを基底状態とす ると ベ まず A N S 3 の 結果 から S A P K 2 アクテ ィ シ ョン ル プ外 の 領 域 に は 少なくとも1 ケ 所リン 酸 化 部位 が 存在す ると考 えられ た こ の ことから S A P K 2 ア クテ ィ ベ ショ ン ル プ 領域 前 半 に は 少 なくとも3 ケ 所 後半 に は 少 なくとも1 ケ 所 つ まりア クテ ィ ベ ショ ン ル プ全 体 で は 少 なく とも 4 ケ 所 が 高浸透 圧 ス トレ ス に 応 答してリン 酸 化され ると思 わ れ た こ の 結 果と上 述 した 二 次 元 電 気 泳動の 結 果を比 較 す ると S A P K 2 ア クテ ィ ベ ショ ン ル プ ベ 後 半 およ ぴア クテ ィ ション ル プ 外 の 領域 に 存 在する と推 測 され たリン 酸 化 部位 の 数 は ー ー . ー ー 、 。 ー ー . 。 ー 、 ー ー 、 ー 、 。 、 、 . 、 、 。 、 、 、 。 、 、 、 、 ー ー 。 . ー ー 、 、 。 - . - 。 、 、 、 。 - - 、 ー 、 、 。 、 、 ー 。 、 ー ー ー 。 ー 、 - , ー 、 。 ー ー 、 - ー ー 75 致 し た ア クテ ィ ベ プ 前 半 に お い て 推 測 され るリン 酸 化 部 位 の 数 が p h o s T a g ニ 次 元 電 気 泳 動で 調 べ た 場合よりも 1 つ 多くな っ たが S e r1 5 0 P K 2 リン 酸化 部位 で あると い う結 果 に 対し て は 問題な い と思 われ シ ョン ル ー 。 S D S P A G E で調 べ た場合 - S 5 4 およ ぴ S e r1 e r1 、 ー - 、 , 58 がS A 、 た とこ ろが P h o s T a g S D S P A G E はタン / i ク質 の リン 酸 化 の 程度 に 準 じた 移 動 度 シフ トを 生じさせ る ことを考慮すると A N S 2 で 現れ た下 か ら 2 番 目 の バ ン ドが 示 す S A P K 2 リン 酸 化状 態と下 か ら 3 番 目 の バ ン ドが 示 す S A P K 2 リン 酸化 状態 の 間 に は 1 つ ある い は 2 つ の 別 の S A P K 2 リン 酸 化 状態 が 存在する可 能性 が 残され た が 他 の コ ン ス トラクトを用 い て 確 認する に - 。 - . 、 、 , は至らなか っ た 2 抗S . AP K 上記の ィべ - - 。 リン 酸化 S 結果か ら S 、 シ ョン ル 作製 活 性 化 に 関わる 上 流 プ ロ テ イン キナ ゼ は S e r 1 5 8 を含 むア クテ か の セ リン ス レ オ ニ ン を効 率よくリン 酸 化す る プ ロ テ イン キナ A P K の プ中 の 幾 ー ペ プチ ド抗体の e r1 5 8 つ ー ー ・ ゼ で ある こ とが 期待され る こ れらセ リン の リン 酸 化 を特異 的 に 認 識す る抗体 が 得 られ れ ば こ の 様 な 活 性を 持 つ プ ロ テ イン キ ナ ゼ の 検出 同 定を試 み るため の 有 力 な ツ ル に なる また j n v i v o で の S A P K の リン 酸 化 状 態 活 性 化 状態をモ ニ タ す るこ ともで きる そ こ で こ の リン 酸 化 S e r1 5 8 と周 辺配 列 を含 む 9 ア ミノ酸 の ペ プチ ドに カッ プリン グ用 の シ ス テ イ ン を加 えた Q P K ( p S ) T V G T P C を合 成 し ウサ ギ に 免疫 した( M B L 社 に 外 注) こ の ペ プチ ド配 列 の 選 択に 、 。 ー ー ・ 。 - 、 . . , 。 当た っ て は 抗 原 性と S A P K フ ァ ミリ の 複数 の メン バ を 認 識 で きる こ との 2 点を考慮 に 入 れ た 得 られ た血 清 か ら リン 酸 化 ペ プチ ドを用 い たア フ ィ ニ テ ィ 精製 と対 応 す る非 リン 酸 化 ペ プ チ ドに よる吸 収 に より抗 S A P K リン 酸 化 S e r1 5 8 ペ プチ ド抗体( 抗 S A P K リン 酸化 抗体) を得 ー ー , ー 。 , - た - 。 大 腸菌で 発現 させ 精製 したチ オ レ ドキシン( T r x) 融合 S A P K 2 ( T n く S A P K 2 V V T ) そ の 活 性 部 位 の リジ ン を ア ラ ニ ン に 置 換 す る こ と に より酵 素 活 性をもた なくな っ た 改 変 S A P K 2 ( T rx S A P K 2 ru A ) さら に ア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ中 の 全 て の セリン およ ぴス レ オ ニ ン をア ス パ ラギ ン に 置 換 し た 改変 S A P K 2 ( T r x S A P K 2 KJ A 7 S / N ) それ ぞれ 1 0 か ら 1 0 0 0 n g を - 、 , ー ー - 、 - - 希釈 の 抗 S A P K リン 酸 化 抗体 およ ぴ1/2 0 0 0 希釈 の ペ ル オ キ シ ダ ゼ( H o s e r a di s hi P e r o x id a s e ) 標識し た 二 次抗体( 抗 ウサ ギ Ig G ) を用 い て イム ノブ ロ ッ ト解析を行 っ た そ の 結 果 1 0 0 n g 以 上 の T rx S A P K 2 W T に つ い て の み 抗 S A P K 2 リン 酸 化 抗体 に よる シ グナ ル が 検 出された( 図 4 ) T r y S A P K 2 V V T は大 腸 菌内 で す で に 自 己リン 酸 化 を受 け て い る の に 対し て T rx S A P K 2 K/A はリン 酸 化され て い な い ことが 明ら か に され て い る( 青 田 2 0 0 7 名 古 屋 大 学 大 学院 生 命農学 研 究 科 修 士 論 文) し た が っ て こ の 抗体 は S e r1 5 8 の リン 酸 化 を特 異 的 に 認 識 で きる抗体で あると考えられ た ただ し 1 /2 0 希 釈という高 い 濃度を 用 い て も1 0 0 n g 以 上 の T r x S A P K 2 W T しか 検 出 で きな か っ た ことから こ の 抗体を 用 い て i n vi v o で の S A P K の リン 酸 化 状態 や 活 性 化 状態を モ ニ タ す る に は 力価 は 不 十分 で あると予 想され た ただ し T r x S A P K 2 VV T の どの 程度の 割合の 分 子 の S e r1 5 8 がリン 酸 化さ れ て い るか は 不 明 で ある こ とか ら 実際 の 検 出 感度 はも っ と高 い 可 能性もあ る S D S P A G E に よ っ て 分 画 し 1 /2 0 - - 、 ー - . - , - 。 - 、 、 、 。 、 。 、 I 、 ー - . 、 、 3 . 。 イネ 培 養 細胞 抽 出 液 に よる S A P K 2 リン 酸 化活 性 酸 化 活 性 をも つ プ ロ テ イン キナ ゼを探索 する目 的 で 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理 あ る い は コ ン トロ ル 処 理 を し たイ ネ 培養細 胞 抽 出 液を 用 い て S A P K 2 リ ン 酸 化 活 性を S A P K リン ー 、 ー 、 76 , 、 ある い は S A P K 2 K / A 7 S / N ( 園 5 A ) を 基 質としたゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イに よ っ べ て 調 た 高浸透 圧 ス トレ ス シ グナ ル が S A P K に 伝 達される 経路 に お い て C a 2 + が 働 い て い る こ とが 当 研 究 室 で 明 らか にされ て い る そ こ で ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イは C a 2 + 存在 下 およ び 非 存 在 下 の 両 方 で 行 っ た そ の 結果 5 5 k D 付 近 に C a 2 + 存在 下 の み に お い て 検 出され る S A P K 2 リン 酸 化 活 性 / くンドが 確認 された( 園 5 B ) また こ の 活 性′くン ドの 移 動 度 は S A P K 2 K /A を基 質とした 場 合 の ほうが S A P K 2 K / A 7 S 爪 を基質 に した 場合 よりも遅 か っ た( 図 5 B ) こ れ に は 基 質 の 違 い に より異 なるプ ロ テイ ン キナ ゼを検 出 して い る可 能性 と ア クテ ィ ベ ニ シ ョ ン ル プ 中 の セ リン ス レ オ ン との 親和性 の 違 い に より移 動 度 が 変 化 して い る可 能性 の 2 つ が 考 えられ た 前者 で あるとすれ ば S A P K 2 K 仏 で み られ たリン 酸化 活 性 は ア クテ ィ ベ シ ョン ル プ内 の リン 酸化 で あり高浸透 圧 ス トレ ス シ グナ ル を S A P K 2 に 伝達 する 上 流 プロ テ イ ン キ ナ ゼ に よるもの かもしれな い また 後者 で ある 場合 に お い ても ア クティ ベ シ ョン ル プ 中 の ア ミノ 酸配 列 の 違 い に 起 因する ことか ら S A P K の リン 酸 化 に 関 わ るプ ロ テ イン キナ ゼ で ある ことを否 定す るもの で はな い また 特 異 性 の 低 い プ ロ テ イ ン キナ ゼ 阻 害剤 で ある ス タウ ロ ス ポリン は S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ ナ ゼ の 活 性を強く阻 害するが 高 浸 透 圧 ス トレ ス お よ ぴ A B A 処 理 に よる i n vi v o で の S n R K 2 メン バ の 活 性 化 は ス タウ ロ ス ポリ ン に よる 阻 害 を 受 けな い こ とが 報 告され て い る ( B o u d s o c q e t al 2 0 0 7 ) また 当研 究室 に お い て も ス タウ ロ ス ポリン は 高 い 濃度 に お い て の み S A P K 2 の 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よる活 性 化 を阻 害 す る こ とが 示 され て い る し たが っ て S A P K の 上 流 プ ロ テ イン キナ ゼ は ス タウ ロ ス ポリン に 対 す る感 受 性 が 低 い ことが 期待され る そ こ で 上 記 の ゲ ル 内リン 酸 化 反応を種 々 の 濃度 の ス タウ ロ ス ポリ ン 存 在 下 で 行 っ て み た ス タウ ロ ス ポリン 0 1 口 M 存 在 下 で は 7 5 k D 付近 の プ ロ テ イン キナ ゼ 活 性 を強く阻 害 した の に 対 し 上 述 の 5 5 k D 付近 の C a 2 + 依存性 活 性 は 阻 害 しな か っ た( 園 5 C ) さらに 高 い 1 □ M で は こ の 活 性 は 完 全 に 阻 害された 方 こ れ より低 い 分 子量 の プ ロ テ イン キナ ゼ活 性 は こ い の 濃度 に お て も阻 害されな か っ た( 図 5 C ) し たが っ て S A P K をリン 酸 化 する 5 5 k D 付 近 の C a 2 + 依 存 性プ ロ テイン キナ ゼ はス タウ ロ ス ポリン に よ っ て 阻 害され るもの の そ の 感 受 性 は 高くな い もの と思 われ た しか し こ の C a 2 + 依 存 性 プ ロ テ イン キナ ゼ が S A P K の 上 流キナ ゼ で ある か 否 か に つ い て は さらに 詳細 な 検 討 が 必 要 で ある S A P K2 K /A - - 。 。 。 、 - 。 、 1 - . ー ー 、 、 ー ・ ー 。 、 ー ー ー 。 、 ー . ー 、 。 ー 、 ー 、 ー . 。 , 、 、 。 , ー 、 。 、 。 ー 、 . - 、 。 一 ー 。 . - 。 、 ー 、 ー 。 、 ー 、 4 . 。 3 量 体 G タ ン パ ク 質の S A P K I O 活 性 化 に 与 える影響 種 々 の 阻 害 剤を用 い た 研 究 に より 高 浸透 圧 ス トレ ス に 応 答 し た S A P K の 活 性 化 に は C a 2 + シ グナ ル が 関 与 する こ とが こ れま で に 示 され て い る 本 研 究 で は 文 献情 報をもとに さ らに 別 の 上 流 因子 に 関す る探索を試 み た S A P K メ ン バ の うち S A P K 8 から1 0 は 高 浸 透 圧 ス トレ ス の み ならず A B A に よる活 性 化も受 ける そ こ で A B A シ グナ ル に よ る活 性 化も含 め S A P K I O の 活 性 化 に 影響を及 ぼす 因子を探索する こ とに し た 気 孔 の A B A 応 答 に は 3 主 体 G タン / i ク質 の 関 与 が 示され て おり さら に こ の 応 答 に は A B A 活 性 化 型 の S n R K 2 プロ テ イ ン キナ ゼ が 働 い て い る そ こ で 動 物 で 3 主体 G タン パ ク質 の 活 性 化 割 として 働くこ とが知られ て い る マ ス トパ ラン や 3 主 体 G タン パ ク賞 α サブ ユ ニ ットおよ ぴそ の 構成 的 活 性 型 の 共 発現 に よる S A P K I O 活 性 化 に 対 する 影響を 調 べ た d H A H i s タグを 付 加 した S A P K I O を 過 的 に 発 現させ たプ ロ トプラス トに 対し 終濃度 0 か ら 2 5 〟 M の マ ス トパ ラン 存 在 下 で コ ン トロ ル 処 理 ある い は 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理( 4 0 0 m M N a C t) あ る い は A B A 処 理( 5 0 〟 M ) を 1 5 分 間 処 理 した 後 M B P を基 質 としたゲ ル 内リ 、 。 , ー 。 、 , 。 、 。 . ー 。 , 、 。 一 - 、 ー 、 , 、 77 酸 化 ア ツ セ イ に より発 現 した S A P K I O 活 性 を 検 出 し た 高 浸 透 圧 ス ト レ ス 処 理 に よる 活 性 化 は マ ス トパ ラン に よ っ て 影響され なか っ たが A B A に よる S A P K I O の 活 性 化 は マ ス トパ ラン 濃度 に 依 存 して 少 な い なが ら低 下 した( 囲 6 A ) こ の こ とは 3 量 体 G タン パ ク 貢が A B A に よる S A P K I O の 活 性 化を負 に 制御し て い る可 能性を 示 唆 する また 3 主 体 G タン パ ク質 α サ ブ ユ ニ ッ ト( G cr ) またはそ の 構 成 的 活 性 型 変異 体( G α ) を共 発 現させ たとき S A P K I O の 活 性 化 に 影 響する か 否 かを調 べ た そ の 結果 G α およぴ G α は 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理を施 したときの S A P K I O の 活 性を促 進 する ように み えた( 園 6 B ) そ こ で それ ぞれ の 発 現 プラス ミドの 組 み 合わ せ に よる遺伝 子 導入( エ レクトロ ボレ ショ ン) を 3 反 復行 い イ ム ノブ ロ ッ トで 検 出 した S A P K I O シ グナ ル で 標 準 化 S A P K 活 性を定量 化 した そ の 結 果 G α および G α は S A P K I O の 活 性 化 を促 進 す る傾 向を 示 したが そ の 効 果 は あ っ て もわず か で あると思 わ れ た( 国 6 C ) 動 物で は ス フ ィ ン ゴシ ン は 細胞 内 メッ セン ジャ として また ス フ ィン ゴシ ン 受容体フ ァ ミリ の G タン パ ク 質 共役 型 受 容体 に 対 す る細胞 外リガ ン ドとして 機 能し 細 胞 分 裂 か らア ポト シ ス に 至る多 様 な生 命現 象 を調 節し て い る 植物 で は ス フ ィン ゴ シン が A B A に よる孔 辺 細 胞 膨 圧 の 調 節 に 関 与 す る 3 量 体 G タン パ ク 質の 上 流 因 子 で ある ことが 報告され て い る( C o u 「 s o l e t a l 2 0 0 3) そ こ で ス フ ィン ゴ シ ン 1 リン 酸 の S A P K I O 活 性 化 に 対する 影響 を調 べ た が 濃度 1 か ら 2 5 〟 M の 範 囲 で は 顕 著な効 果 は観察され な か っ た( デ タは 示 さず) ン 。 S A P K IO の 、 、 - , 。 、 。 ★ 、 ★ 、 。 、 - 、 0 ー 、 、 。 ★ 、 、 . - 。 ー ー 、 、 ー 、 。 、 - . 。 , 、 、 ー 、 5 . 。 フ ォス フ ァ チ ジ ン 酸 の S A P K 活 性 化 に 対する効 果 ホ ス ホリ パ ゼ D ( P L D ) や こ の 酵 素 反 応 産物 で あ るフ ォ ス フ ァ チ ジン 酸( P A ) が A B A シ グナ ル 伝 達 や 高 浸透 圧 ス トレ ス 応 答 シグナ ル 伝 達 に お い て 重 要 な 働 きをし て い る こ と が 報告され て い る( M u s tilJi e t aI 2 0 0 2 ) また 細 胞 外 からミセ ル 状 で 与 え た P A もシ グナ ル 分 子 として 機能 する こ とが 幾 つ か の 研 究 で 報告され て い る( K o m i s e t a I 2 0 0 6 ; Z h a n g e t a l 2 0 0 3) そ こ で S A P K 2 ある い は S A P K I O を 過 的 に 発 現さ せ た プ ロ トプラ ス トに P A を添 加 し こ れ まで ー , . . , 、 . . , , 一 。 , 、 を活 性 化 するか 否 か ある い は 高浸 透圧 ス トレ ス や A B A に よる活 性 化 に 対 して 影響 が ある か 否 か を調 べ た しか し 5 0 から 1 0 0 0 〟 M の 範囲 で P A が S A P K 2 を活 性 化す る こと は な か っ た( 図 7 A ) 方 P h o s T a g ゲ ル に よるイ ム ノブ ロ ッ ト解析 に よ っ て 発現 した S A P K 2 を検 出す ると 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よるリン 酸 化 活 性 化 に 伴 っ て 移 動 度 シ フトし た バ ン ドよりさ らに 泳 動 度 が 遅 い バ ン ドが 観 察され た( 図 7 A ) S A P K I O に つ い て も同 様 な 結果 が 得 られた ( 園 7 B ) こ の ような結 果 か ら S A P K 2 およぴ S A P K I O は P A 処 理 に よ っ て 活 性化とは 無 関 係 に 高 い レ ベ ル の リン 酸 化 を受 ける ように 思 えた 次 に 細胞 に 与 えた P A が 高 浸 透 圧 ス トレス や A B A に よる S A P K の 活 性 化 に 影響する か 否 か を調 べ た d H A Hi s タグを付 加 した S A P K I O を 5 0 0 JL M P A 存在 下 ある い は 非存在 下 に お い て 4 0 0 m M N a Cl ある い は 5 0 〃 M A B A で 処理 し タイ ム コ ス をとっ て S A P K I O 活 性を 測 定するとともに P h o s T a g S D S P A G E に よりリン 酸 化 状 態 を調 べ た そ の 結 果 処 理 5 分 から 6 0 分 の 間 に お い て P A は 高 浸 透 圧 ス トレ ス およぴ A B A 処 理 に よる S A P K I O の 活 性 化 に 対 して 影響を及 ぼさな い ことが わか っ た( 図 8) 方 P h o s T a g S D S P A G E 後 の イ ム ノブ ロ ット 解析 で は 処 理 時 間 に か か わ らず P A 処 理 に よる大きな 移 動 度 シフトが 観察され た( 図 8 ) SAPK 、 。 、 , 一 - - . 、 ・ 、 - 。 - 。 , 、 。 . I . ー 、 - - 。 、 、 一 - 。 0 、 6 . - , S A P K の P A 結合 活 性 78 5 分 と い う短 い P A 処 理 で 定常 レ ベ ル の 大きな移 動 度 シ フ トが 起 きた こ とから こ の 移 動 度 シ 、 フトが 本 昇 を現 して い る の か 否 か に を 添 加 直後 に プロトプラ ス ト培養液 たとこ ろ 同様 の 移 動 度 シフトが 観 察され 当 に R A シ グナ ル を 受け て の S A P K の リン 酸 化 レ ベ ル の 上 つ い て 疑 念をも っ た そこで 。 処理 時 間 0 , 分 す な わち P A 、 、 を液体 窒素 で 凍ら せ P h o s T a g S D S P A G E を行 っ た( 園 9 ) また プロ トプラス トを未 処理 の まま液体窒素 で 凍結 し ソ ニ ケ ショ ン に よる細胞破 砕後 P A を添 加 し P h o s T a g S D S P A G E を行 っ た 場 合 に お い て も同 様 に 移動度 シ フトが 観察 され た したが っ て こ の P h o s T a g 上 で の S A P K の 大 きな 移 動 度シフ トは P A に よ っ て 誘起 さ れ たリン 酸 化 に よるもの で はな い と考えた P A がリン 酸 基をもつ こ と およ ぴこ の プロトプラ ス ト を用 い た実験 系 で は 細胞を培 地 ごと抽 出 して おり 抽 出 液中 にも P A が 高 い 濃度で 含 まれ て い る こ とから考え て こ の 大きな移 動 度シフトは リン 酸 化 で はなく S A P K 分 子 に R A が 強 固 に 結 合し そ の P A に 含まれるリン 酸 基 が P h o s T a g に 強 い 親 和 性を 示 した 結 果 に よるもの で あろう と考 えた 蛍 光ある い は R l 模轍 P A を用 い た 実 験 で の 確 罷 が 必 要 で はあ るが シ ロ イヌ ナ ズ ナ 中 の P A 結合タン パ ク質を P A ア ガ ロ ス を 用 い て 網 羅 的 に 解析し た 研 究 に お い て S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の つ が P A 結合タン パ ク質として 報告され て い た( T e s t e n k e t a l 2 0 0 4) こと か ら考 えて も こ の 結輸 は間 違 い な い もの と思 わ れ る 上 記 の ような S A P K の P A 結 合 能 が生 物学 的 に 意味 の あるもの か 否か を検 討 するため に 他 の リン 脂質 で も同 様 な移動度 シフトが 起 きる か 否 かを確 か め た す な わち S A P K 2 ある い は S A P K I O を 発現 するプ ロ トプラス トの 抽 出 液 に P A の ほ か リゾフ ォ ス フ ァ チ ジ ン 酸 ( L P A) フ ォ ス フ ァ チ ジ ル コ リン( P C ) ある い は フ ォ ス フ ァ チ ジ ル エ タノ ル ア ミン ( P E ) を 添 加 し P h o s T a g S D S P A G E を行 っ た そ の 結果 P A 添 加 時の み に 明 瞭 な大きな 移動 度 シ フトが 観 察され た( 囲 1 0 B ) また こ の 実験 で S A P K I O の 方 が S A P K 2 より P A 結 合 能 が 高 い ように み えた P C およぴ p E に 含 まれるリン 酸基 は グリセ ロ ル 骨 格との エ ス テ ル 結 合 に 加 え て コ リ ン ある い は エ タノ ル アミン 残基とも結合して い る点 で P A とは異 なり P h o s T a g と の 相互 作用 が な い か 弱 い ため に 移 動 度 シ フ トが 敢察され な か っ た 可 能性 も否 定 で きな い しか し L P A の つ 少 な い だ けで あ る こ の こ とから リン 酸基 は P A と同 等 の 状態 に あり 構造 上 もア シ ル 基 が 考 え て P A の S A P K に 対する結合 は 特異 性 の 高 い もの で あ ると思 わ れ た P A 添加 に よる 移動度 シフトが S A P K に 特 異 的なもの で は なく サ ン プ ル に 残存 す る P A に よりタン パ ク質 の 種類 に 限らず p h o s T a g S D S P A G E 上 で 移動度 シ フ トを引 き起 こ す と い う 可 能性 に つ い て も検 討 した 当 研 究 室で こ れ まで 使 用 して きた d n a J 様タン / くク質 s e c 1 4 様タ ン パ ク 質 H S P 9 0 およぴ α t u b uli n の d H A H i s タグ 付 きタ ン パ ク賞 発 現プラ ス ミドを用 い て 同 様 に P A に よる P h o s T a g S D S P A G E 上 で の 移 動 シ フトを調 べ た こ れ 以 降 の 実験 で は リン 脂質を添 加 直後 に プ ロ トプラス ト培養液を液体窒素 で 凍結 し タン パ ク茸を抽 出 した そ の 結果 d n a J 様タン / くク貰 およぴ s e c 1 4 様タン パ ク賞 に 関 して は P A 添 加 に よる明 瞭な移 動 度 シ フト は 見られ なか っ た( 園 1 1 ) 方 H S P 9 0 およぴ α t u b uli n は P A 添加 に より非常 に 明 確な 移 動度 シフトを 示 し た( 園 11 ) 偶 然 の 致で は ある が H S P 9 0 およ ぴ α t u b uli n は 先 に 述 べ た P A 結合タン / i ク 質 の 網羅 的 解析 の なか で P A 結合性 が 示され て い た( T e st e rik e t al 2 0 0 4) したが っ て こ れ らの 結 果 は P h o s T a g S D S P A G E に お ける 移動度シ フトで み た P A 結 合 性 は タ ン / くク質 に 関して 特異 性 が あることを 示 して い る さら に 結合 の 特異 性 お よぴ S A P K 中 の P A 結合部位 に 関 する情報を得 るため に S A P K I O の C 末 端 欠 失タ ン パ ク 質 の 発 現 プラ ス ミドを 用 い て P A 結 合 能を 比 較 し た そ の 結 果 S A P K I O の C 末端側 ア ミノ 酸配 列 のうち 酸性 ア ミノ 酸 に 富 む 特徴 的な領域 の 欠 失 に より P A - - 、 、 ー 。 . 、 - - , - . 、 、 。 、 . 、 , - 、 、 . ー - ー - . 、 , 。 , 。 、 、 、 、 ー 、 - - 。 、 - 。 、 ー 。 ー - . 。 、 一 , 。 、 。 , . - - , 、 . - - 、 - - 。 、 、 。 、 . 一 - 。 、 一 - 。 、 . - 、 , o I 、 、 。 、 、 一 . 一 , 79 、 結 合 能 が 上 昇す る ことが わ か っ た( 園 1 2 B ) こ れ は こ の 領 域 が S A P K と P A の 結 合 に 対 し て 阻 害 的 に 働 い て い るも の と考 えられ た また S A P K l に つ い て も 同 様 の 傾 向 が 観 察され た ( デ タは 示 さず) 以 上 の 結 果 は P A が 浸 透 圧 ス トレ ス や A B A シグナリン グに お い て 情報 分 子 とし て 働 い て い るとい う報告を考 え 合わ せ ると P A と S A P K の 結 合 は シ グナ ル 伝 達 に お い て 何 らか の 意味 が - 。 、 。 、 ー 。 、 、 ある ことを期待さ せ る 7 . 。 P A の 結合 が S A P K 2 活 性 に 与 える 影 響 S A PK とPA の 特 異 的 結 合 の 生 理的 意義 に つ い てさらに 検 討する ため に P A の S A P K 酵 素 活 性 に 対 する影響を調 べ た 大 腸菌 で 発 現さ せ 精製 した S A P K 2 を用 い M B P を 基 質とし た試 験管 内リン 酸 化 反 応 に P A を 添加 した また 同 時 に 基 質を加 えな い 反 応 も行 い S A P K 2 の 自 己 リン 酸 化 反 応 に 対す る P A の 効 果も調 べ た その 結 果 P A 添加( 1 0 0 〃 M ) は M B P リ ン 酸 化活 性 お よび 同 時 に 起 きる S A P K 2 自 己リン 酸 化活 性 に は大 きな影響を及 ぼさな い ことが わ か っ た( 園 1 3 A ) 方 基 質を加 えな い で 反応させ た場 合 の S A P K 2 自 己 リン 酸 化 活 性 は P A 添 加 に より顕 著 に 促 進される こ とが わ か っ た( 囲 1 3 A ) そ こ で P A の 自 己 リン 酸 化 反 応 促 進 効 果 に つ い て さら に 検 討を 加 えた S n R K 2 は C a 2 + 依 存 的なプ ロ テ イン キ ナ ゼ で はな い が C a 2 + に よ っ て そ の 活 性 が 若 干 促 進される ことが 報告され て い る また 高 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル が S A P K に 伝 達され る経路 に お い て C a 2 + が 働 い て い るこ とも当研 究室 で 明らか に され て い る そこ で C a 2 + 存 在 下 および 非存在 下 の 両 方 に お い て P A の S A P K 2 自 己リン 酸 化 に 対 する影 響をタイ ム コ ス をと っ て 調 べ た そ の 結 果 反応 時間 1 5 分 で は 明 確 で なか っ たもの の 反 応 時 間 6 0 およ ぴ1 2 0 分 に お い て S A P K 2 の 自 己 リン 酸 化 活 性 が C a 2 + の 有 無 に かか わ らず P A に よ っ て 促 進され る こと が 確 認 で きた( 園 1 3 B ) 次 に こ の S A P K 2 自 己 リン 酸 化 促 進 作 用 が P A 特異 的なもの で ある の か を 調 べ るた め に L P A P C およぴ p E の 効 果 を調 べ たとこ ろ 何れ の リン 脂 質も自 己 リン 酸 化 を促 進す るこ とが わ か っ た( 園 1 4 ) したが っ て P A の 自 己リン 酸 化 促 進 作用 は そ の S A P K へ の 特 異 的 結 合 と は 関 連しな い 可 能性 が 高 い と思 わ れ た S A P K の 自 己 リン 酸 化とそ の P A に よる 促進 作用 は S A P K の 活 性制御 に お い て 何らか の 意義 が ある の だろうか ? そ の 可 能性を探る目 的 で こ の 自 己リン 酸 化 に よ っ て ア クテ ィ べ シ ョ ンル プ中 の セリン およぴ ス レオ ニ ン がリン 酸 化され るかどうかを調 べ た S A P K 2 の 分子 間 自 己リン 酸 化 は 野 生 型 組 換 え S A P K 2 ( S A P K 2 W T ) を酵素とし 活 性部位 の リジ ン をア ラ ニ ン に 置 換しか つ N 末端 に T R X タ グを 付 した 酵素 活 性を持 たな い 改変 S A P K 2 ( T r x S A P K 2 K JA ) を基質 に 用 い て 活 性を測 定 し ア クテ ィ べ ショ ン ル プ中 の セ リン およ びス レ オ ニ ン を全 て ア ス パ ラ ギン に 置 換 し た T Ⅸ S A P K 2 K 仏 7 S / N を基 質に 用 い た 場 合と比 較 し た そ の 結 果 T r y S A P K 2 K /A 7 S / N を基 質 に 用 い た場合 T r x S A P K 2 K /A に 比 べ て そ の リン 酸化 レ ベ ル は 低 下 し た( 図 1 5 ) こ の こ と は 分 子 間 自 己リン 酸 化 の 部 は ア クテ ィ ベ ショ ン ル プ 中 に 起 こ っ て い る こ とを示 し て い る また S A P K 2 に よる T n く S A P K 2 K/A の リン 酸 化 も P A に より 促進される こ とが わ か っ た( 図 1 5 ) こ の こ とは P A の 活 性促進 作用 が( 分 子 間) 自 己 リン 酸 化 に 特有の 現 象 で ある こ とを 示 す もの で ある さらに こ の ア クテ ィ ベ シ ョン ル プ中 に 起 こる S A P K 2 の 分 子 間 自 己 リン 酸 化 が こ の 研 究で 明ら か に した活 性 制 御 に 重 要 で あるリン 酸 化 部 位 S e r1 5 8 に 起 こ っ て い るかどうかを 上 述 , 。 、 、 、 。 , 。 、 、 一 - 。 、 、 - 。 、 。 ー 、 。 . 。 ー 。 、 、 、 、 - 。 、 、 、 、 、 。 、 、 。 、 - 、 ー 。 、 、 - - ー 、 - - 。 - - , - , 一 。 、 ー ー 、 - 。 , 。 、 。 ー ー 、 , 80 リン 酸 化 抗体を用 い て 調 べ た こ の 抗体 の 力価 が 高くな い ことを考慮 して 酵素 S A P K 2 VV T と基質 T r x S A P K 2 K/A ある い は T r x S A P K 2 KJ A 7 S / N の 濃度を標 準 より 5 倍高 の 抗 S A P K - 。 , - - - い 濃度 に し 非模織 A T P を用 い た 試験管 内リン 酸 化 反 応を行 っ た 反応 産物を抗 S A P K リン 酸 化 抗体を用 い たイム ノブ ロ ッ ト解 析 で 調 べ たとこ ろ T Ⅸ S A P K 2 K 仏 ある い は T Ⅸ S A P K 2 K 仏 7 S / N は 抗体と反 応 しな い ことが わか っ た( 園 1 6 ) した が っ て S A P K 2 の 自 己 リン 酸化 で は S e r 1 5 8 はリン 酸 化され な い かある い はされ ても極低 レ ベ ル で あるもの と考 えられ た - 、 。 - - , - 。 、 , 。 第 四 章 考察 1 高 浸 透 圧 ス トレ ス シグナ ル に おける S A P K 2 の リン 酸 化 部位 . が 高浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答して リン 酸 化され るア ミノ酸 残 基を 同 定する こ と プロ テ イン キナ ゼ の 活 性 化 メカ ニ ズ ム の 理 解 だ けで はなく S n R r Q プ ロ テ イン キ ナ ゼ に シ グナ ル を 伝 える 上 流プ ロ テ イン キナ ゼを 明 らか に し そ の シ グナ ル 伝 達機 構を解 明 す るため の 有 力 な 情報 となる そこ で 本実験 で は イネゲノ ム に コ ドされ た 1 0 個 の S A P K の うち 当研 究室 に お い て 大 腸菌 に よる大 量 発 現 系 が 構 築され て い るな ど 最 も機能解析 が 進 められ て い る S A P K 2 に 焦点をあ て て 実 鼓を行 っ た 二 次 元 電 気泳 動 を用 い た 解析 で は S A P K 2 は 高浸 透 圧 ス トレ ス 処 理( 4 0 0 m M N a C l) に よ りア クテ ィ ベ ショ ン ル プ内 の S e r1 5 0 S e r1 5 4 S e r1 5 8 お よぴア クテ ィ ベ ショ ン ル プ 外 に 1 ケ 所 の 計 4 ケ 所 がリン 酸化されることが 推定され た( 園 2 ) こ の 解析 で 調 べ た全 て の ア ミノ 酸 置 換変 異 体 に お い て 二 次 元 電気 泳 動 上 で 示 す ス ポ ッ ト数 とそれ ぞれ が 示 す 予 想され るリ ン 酸 化 部位 の 数 の 間 に 矛 盾 が 生じな か っ た こ とか ら 信 頼 性 の 高 い 結論 で あ るとい える また 研 究 過 程 に お い て B u r z a ら( 2 0 0 6 ) に より 培養細胞 か ら精製 したタ バ コ S n R K 2 プ ロ テ イ ン キ S n は S 、 R K2 メン バ ー R K2 n ー 、 - ー . ー 。 、 、 . 。 、 ー ー ー 、 ー 、 。 、 、 。 、 ゼ N t O S A K の ア クテ ィ ベ ション ル プ内 の S e r1 5 4 と S e r 1 5 8 ( S A P K 2 に お い ても 同 じ 残 基 に 相 当) が 高 浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答して リン 酸 化され ると報告 され て おり 本 研 究 の 結 論 を支持 するも の で ある し か し ア クテ ィ べ シ ョ ン ル プ外 の リン 酸 化 は こ れ まで 指摘され て おらず 新奇 の 発 見 で ある 方 P h o s T a g S D S P A G E を用 い た解析 か らは S A P K 2 は 少 な くとも 5 ケ 所リン 酸 化され るとい う可 能性 が 示 され そ の うち 1 つ は S e r1 4 7 ある い は S e r 1 4 9 で あると思わ れ た( 園 3 ) しか し アクテ ィ べ ショ ン ル プ後半 に 存 在 する 2 つ の セ リン ス レ ナ ー ー ー 、 - 。 ー 、 一 - 、 - 。 , , - 。 ・ ー , オ ニ ン を全 て 置 換 し ても 野 生 型と同じ高 い レ ベ ル の リン 酸 化 に 相 当 す る バ ン ドが 検 出され た こ との 説 明 は つ い て い な い コ ン トロ ル 処理 に お い ても 部 の 分 子 が リン 酸 化を 受 け て い る こ とから S A P K 2 の 活 性 化 に 必 要な 複数 の リン 酸 化 部位 の うち 活 性を得 る に は至らな い がと て もリン 酸 化 され や す い リン 酸 化 部位が 存在すると思 わ れ ま た S A P K 2 は段 階 的なリン 酸 化 を経 て 迅 速 に 活 性 化されると予 想される 各変 異 体 に つ い て ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ で それら . ー ー 。 、 , 、 。 の 活 性を 調 べ る こ とは して い な い が プロ テイン キナ ゼ の ア クテ ィ ベ ショ ン ニ ル プ 中 の 幾 つ か の セ リン ス レ オ ン に つ い て ア ミノ 酸置 換 が 試され て おり 何 れ の 場合も活 性を失うこ とが 報 告され て い る し か し 全 て に つ い て 解析 が 行 わ れ て い るわ けで はな い ことか ら さら に 徹底 した 解析 が 必要 で あろう また こ れ ま で 同領 域 の セ リン ス レオ ニ ン を酸性 ア ミノ酸 に 置 換す るこ とに よりリン 酸 化を模倣 し 構 成 的 活 性 化 型 の 変異 体を得 る試 み が 複数 の 研 究室 で 行 わ れ て きたが 何 れ に お い て も成 功して おらず 全 て の 場 合 に お い て 活 性 が 失 わ れ ると いう結 果 に な っ て い る こ の ような 点 に お い て 今 回 明 らか に な っ た ア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ 外 の リン 酸 化 は 興味 深 い 今 後 こ の リン 酸 化 部 位 を 同 定す る こ とに より S A P K 2 を 含 む 、 こ れ まで S n R K 2 ー ー ・ ー 、 。 、 ・ . 。 、 、 、 、 、 ー 。 ー 。 81 ゼ の 活 性化 制 御 の 仕 組 み がより詳細 に 解 明される ことが 期待され また 構成 的活 性 型 変異 体 の 作 製 に も つ な が るか もしれ な い また S A P K 8 S A P K 9 およ ぴ S A P K I O は A B A と高浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 相 乗 的 に 活 性 化され るこ とが 示 され て い る( 山 本 2 0 0 4 三 重大 学 大 学院 生 物 資源 学 研 究科修 士 論 文) こ の A B A に よる活 性 化 は迅 速 で A B A の 合 成蓄積を介するもの とは 考 えられな い S A P K メン バ に よ っ て A B A に よる活 性 化 を 受 けるもの と受 けな い もの が あるこ と およ び C 末端制御 ド S R K2 n プ ロ テ イン キナ ー 、 。 , 、 , 。 、 , 。 ー 一 、 部分 欠 失 に よ っ て A B A に よる活 性化 の み が 消 失する こ とは 高 浸 透 圧 ス トレ ス シグナ シグナ ル が 独 立 に A B A 活 性 化 型 S n R K 2 プ ロ テ イン キ ナ ゼ に 伝 達され る ことを意 味する こ の こ とか ら A B A シ グナ ル に よるリン 酸 化 が 高浸 透 圧 ス トレ ス に よる それとは 異 なる 部位 で 起 こ る可 能性 も考 えられ る つ まり 同じ部 位 がリン 酸 化されるなら ば 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よりそれ 以 上 活 性 化されな い 状態 に A B A を同 時に 処理 して も 活 性 化 に 対する付 加 的な 効果 は 見 られな い は ず で ある こうした 意味 に お い て A B A シ グナ ル に よる S A P K の リン 酸 化 部位 に つ い ても調 べ る こと は とても興 味 深 い 最 近 B o u d s o c q ら( 2 0 0 7 ) は シ ロ イヌ ナ ズ ナ の S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の 活 性 化 に おけるリン 酸 化 の 程 度 が メン バ ごとに 違うこ と ま た A B A に よる活 性 化 を受 けるメ ン バ で は 高浸 透 圧 ス トレ ス に よる活 性 化 と A B A に よる活 性 化 で はリン 酸 化 の レ ベ ル が 異 なる ことを 主 張 して い る また S A P K 2 と同じサ ブクラ ス Ⅱ に 属 し 高 浸 透 圧 ストレ ス の み に よ っ て 活 性 化 され る S A P K 3 で は S A P K 2 の S e r 1 5 0 に 相 当す るア ミノ酸残基 は セ リン で は なくア ラ ニ ン で あるこ とから 少 なくとも同 定 したリン 酸 化 ア ミノ酸部 位 は S A P K メン バ 全 て に 共通 で はな い とい える これ は B o u d s o c q の 結 果 と 致 して い る S A P K 2 の 高浸透 圧 ス トレ ス に よるリン 酸化 は 通 常 の S D S P A G E で も長 時間 の 泳 動 に より 移 動 度 シ フトとして 観 察 で きる しか し メン バ に よ っ て は活 性 化 に 伴う移 動度 シ フトを検 出 で きな い もの もあり こ れもメン バ 間 で の リン 酸化 レ ベ ル の 違 い を反 映し て い るもの と思 わ れ る S A P K 2 の S e r 1 5 4 お よぴ S e r1 5 8 に つ い て はイネ S n R K 2 メン バ 全 て に 保 存 され て い る こ と を考 えると それ らの リン 酸 化 がイネ S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ の 活 性 化 メカ ニ ズ ム に 基 本 的 に 重 要 な働 きを し て い ると推定 される また P h o s T a g S D S P A G E を用 い た 解析 に お い て S e r1 4 7 ある い は S e r1 4 9 がリン 酸化 部位 である可 能性 が 示 唆され たが こ れ らの ア ミノ酸残基 もメン バ 全 て に 保 存され て い る こ の ことを考 え ると メ ン バ 間 で 活 性 化 に 伴うリン 酸 化 の レ ベ ル が 異 なる こ とは 対 応 す るリン 酸 化 部位 が ある か な い か の 違 い の み に よるもの で はな い メイン の . ル とA B A ー 。 、 。 、 、 、 。 、 。 、 、 ー ー 、 ー 、 , 。 、 , 、 、 ー 一 。 、 。 - 、 ー 。 、 ー 。 、 ー ー , - 。 - , , ー ー 。 、 、 もの と思 われ る 2 . イネ S n 。 R K 2 メン バ を活 性 化 す る 上 流 因子 の 探索 ー 依 存 的 に 活 性化される こ とが 知 られ て い るプ ロ テ イン キナ ゼ は c a暮m o d uli n d e p e n d e n t p r o t ei n ki n a s e ( C a M K ) カ ル モ ジ ュ リ ン 様 ドメイ ン を 分 子 内 に も つ C a 2 + d e p e n d e n t p ro t e i n ki n a s e ( C D P K ) お よぴ c al ci n e u ri n 様 カ ル シ ウ ム 結合タン パ ク 質 ( C B L ) と結 合する C B L i n t e r a c ti n g p o n ei n ki n a s e ( C I P K ) で ある ただし C a M K は 幾 つ か の 植物で は 報告 が あるもの の シ ロ イヌ ナ ズ ナ ゲノ ム に は コ ドされ て い な い C D P K フ ァ ミリ の 幾 つ か の メン バ や C I P K およ ぴ C B L フ ァ ミリ の 特定メン バ の 嵩 浸 透 圧 を含 む ス トレ ス 応 答 へ の 関 与 が 知られ て い る 特 に C D P K は C a 2 + に 加え て シ グナ ル 依 存 的なリン 酸 化 に よる活 性 を 受 ける 場 合 や( R o m e is e t al 2 0 0 1 ) 自 己 リ ン 酸 化 に よ る活 性 化 受 け る 場 合 高等植物 に お い て C a 2 + ー - 、 - - 。 、 、 ー ー 。 ー ー ー 。 、 , . (C h e ng e t al . , 2 0 0 2) が 知られ て い る 、 , 。 82 当研 究 室 に お い ても高 浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル が S A P K に 伝達され る経 路 に お い て C a 2 + が 働 い て い る ことが 明らか に され て い る そ こ で イネ 培 養 細胞 抽 出 液 中 に 存 在 する未 知 の 上 流プ ロ テ イン キナ ゼを探索する 目 的 で S A P K 2 リン 酸 化 活 性をゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イに より調 べ たとこ ろ 5 5 k D 付近 に 確 か に C a 2 + 依存 的 で あるリン 酸 化 活 性 が 検 出さ れ た( 園 5 B ) また こ の 活 性/ くン ドの 移動度 は S A P K 2 K/A を基 質とし た 場 合と S A P K 2 こ れ まで に 、 。 、 ー 、 、 1 . . を基質 に した 場合 で 異 な っ て い た もし こ の 違 い が S A P K 2 K JA およ ぴ S A P K 2 K/ A 7 S / N 両 基質 の ア クテ ィ ベ ショ ン ル プに お けるア ミノ酸 配 列 の 違 い を認 鞍 した 異 なるプ ロ テ イ ン キナ ゼ に よるリン 酸 化 の 結果 で あるとすると S A P K 2 K /A で み られ たリン 酸 化 活 性 ベ は ア クティ シ ョン ル プ内 のリン 酸 化 で あり S A P K 2 K 仏 をリン 酸 化 した プロ テイン キナ ゼ が 高浸 透 圧 ス トレ ス シ グナ ル を S A P K 2 に 伝達する 上 流 プ ロ テ イン キナ ゼ で ある可 能 性も 含 まれる 方 こ れ らが 同じプロ テ イン キ ナ ゼ で あるとす るならば そ の ア クテ ィ ベ ション ル プ中 の セリ ン ス レ オ ニ ン ヘ の 親和性 の 違 い に 起 因 して 移 動 度 の 違 い( 遅 れ) が 観察され たもの と考 えられ こ の 蛾含も S A P K 2 の 活 性 化と何らか の 関 係 が ある可 能性 が あ る 方 B o u d s o c q ら(2 0 0 7 ) は i n vi v o で の 高浸透 圧 ス トレス およぴ A B A シグナ ル に よる S n R K 2 メン バ の 活 性 化 は ス タウ ロ ス ポリン に よ っ て 阻 害され な い ことを報告 した ス タウ ロ ス ポリン が 上 述 の S A P K 2 リン 酸 化 活 性 に ど の ような 影響を及 ぼす の か に つ い て 同 様 に ゲ ル 内リ ン 酸 化 ア ツ セ イ に よ っ て 調 べ たとこ ろ C a 2 + 依存 的な 5 5 k D 付 近 の プロ テ イン キ ナ ゼ 活 性は 1 〟 M の スタウ ロ ス ポリン で 処理 した場 合 ほ とん ど 活 性 が 阻 害され たもの の 7 5 k D 付 近 の プ ロ テ イン キ ナ ゼ 活 性 に 比 べ ス タウ ロ ス ポリン に よる阻 害感 受 性 は 低 か っ た( 園 5 C ) た だ こ の C a 2 + 依 存 的活 性 より低 い 分 子量 の C a 2 + 非依 存 的プ ロ テ イン キ ナ ゼ 活 性 は 1 〟 M ス タウ ロ ス ポリン 処 理 に お い ても阻 害され なか っ た 今 回 の 実験 で B o u d s o c q ら( 2 0 0 7 ) が 報 告 したよう に ス タウ ロ ス ポリン の 活 性阻 害を受 けな い あ る い は 阻 害感 受 性 の 低 い プ ロ テ イ ン キナ ゼ 活 性 が 複数観察され たが S A P K の 上 流 プロ テ イン キナ ゼ で あるとい う明 確 な情 報 は 得 られ な か っ たため さらに 検証する必 要 が ある 気 孔 の A B A 応 答 に は 3 主 体 G タン パ ク 賞 P L D およぴ p A の 関与 が 示 され て おり( W a n g 2 0 0 2 ; W a n g et a I 2 0 αS) さら に こ の 応 答 に は A B A 活 性 化型 の S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ が 働 い て い るこ とが 分 か っ て い る( M u s tilli e t a l 2 0 0 2 ; Y o s hid a e t al 2 0 0 2 ) また 3 量 体 G タ ン パ ク 質 は 細 胞 膜 の 細胞 質 側 表 層 に 存 在 す る 受 容 体 G p r o t e i n { o u p l e d re c e p t o r ( G P C R ) で 受 け 取 られ た 情報 を 細 胞 内 に 伝 達 す る 役割を果 す こ と が 明 ら か とな っ て い る ( P i e r c e e t a L 2 0 0 2 ) 最 近 シ ロ イヌ ナ ズ ナ G P C R 様タン パ ク 質 が 細胞膜 に お ける A B A 受容 体 で ある こ とが 報告され た( Li u e t a I 2 0 0 7 ) ただ こ の 報告 に 対 する否 定 的な見 解 も発 表さ れ て い る こ の ような 背景 に 基づ き 高浸 透 圧 ス トレ ス および A B A シ グナ ル に より活 性 化され る S A P K I O を用 い て 動物 で は 3 主 体 G タン パ ク賞 の 活 性 化 剤として 働くマ ストパ ラン や P L D の 活 性 化 剤 で ある ス フィン ゴシ ン に よる薬剤 処 理 あ る い は 3 主体 G タン パ ク賞 α サ ブ ユ ニ ッ トおよ ぴそ の 構 成 的活 性 型 の 共発 現 に よる S A P K I O の 活 性 化 に 対す る影響を調 べ た そ の 結 果 ス フィ ン ゴ シン に よる S A P K I O 活 性化 へ の 影響 は 見られ な か っ た が S A P K I O を 過 的 に 発 現 さ せ た プ ロ トプラス ト培養液を A B A およ ぴ マ ス ト パ ラン で 処 理 したとこ ろ A B A に よる S A P K I O の 活 性 化 が 阻 害され た( 園 6 A ) 方 3 主 体 G タン パ ク質 α サブ ユ ニ ットまたはそ の 構成 的 活 性 型 変 異 体を 共発 現させ たとき 高浸透 圧 ス トレス に 応 じて S A P K I O の 活 性 化 を 促進する傾 向を 示したが そ の 効果 は 顕著 で はなか っ た( 図 6 B C ) また プ ロ トプラス ト培 養液 に P A を処 理 した 何れ の 場合 に お い て も S A P K 2 およ ぴ S A P K I O 活 性 化 へ の 影響 は 観 K/ A 7 S / N - . - ー 、 ー ー 、 ー ー - 、 ー 一 ー 。 ー 、 、 ・ ー 、 、 。 一 . . ー 。 ー . 、 、 ー - 、 。 ー 、 。 、 、 ー ー 、 、 。 、 , ー . 、 , . . , 。 , 、 。 , . . 。 。 , , 、 、 、 。 一 、 、 、 一 - 。 、 , - 、 , 、 83 。 、 察され な か っ た( 園 7 8 ) 残念 な ことに 今回 の 実 験 か らは S A P K の 活 性 化 に 関 与す ると 思わ れ る 上 流 因子 の 決 定 的 な手 掛 かりを得る に は至らず また 植物 に お ける マ ス トパ ラン の 効 果 に は 疑 問も投 げか けられ て い るが 3 量 体 G タン パ ク質 は A B A に よる S A P K I O の 活 性 化を 負 に 制御すると い う可 能性を残 した 何 らか の 有効 な手 掛 か りとなる ことを期 待 した い 。 , , , 、 、 。 3 。 フ ォ ス フ ァ チ ジ ン 酸 の 特定タン パ ク質 . へ の 特異 的 結合 上 述 の ように P A の 効果を 調 べ る過 程 で S A P K の リン 酸 化 状 態 を P h 、 に よる バ ン ドの 移 動 度 シ フトとして 観察 しようとし たとこ ろ P A 、 o s - T ag S D S PA G E - 処 理 に よるリン 酸 化 とも思 える移 し か し シ フトし た ( ン ドの 移 動 度 は 高浸透 圧 ス トレ ス およ ぴ A B A 動 度 の 遅 延 が 観察され た 処 理 したとき の 活 性 化 状 態を示 す それ よりも大きく そ の うえ S A P K の 活 性 化 に 伴うもの で は な か っ た( 園 7 8 ) こ の 移動度シ フトは 始め リン 酸 化 に よるもの と考 えたが 詳 しく調 べ て み ると こ の 現 象 が P A シ グナ ル を受け て の S A P K の リン 酸 化 に 起 因するもの で はなく P A が S A P K 分子 に 強 固 に 結 合 し P A に 含まれるリン 酸 基 が P h o s T a g に 強 い 親 和 性を 示 した結 果 で あると考 えられ た ただ し 蛍 光ある い は R ] 標識 P A を用 い て P A の S A P K 結合 能を確 認 す るまで に は至 っ て い な い また こ の 結 合 に よる バ ン ドシフトは P A と 同 様 の 状態 の リン 酸基を も つ L P A を はじめ 種 々 の リン 脂 質処 理 に お い て 観察され な か っ た こ とか ら P A 特 異 的なもの 。 / , , 。 , 、 、 , 、 - 、 。 、 。 , . 、 、 で ある こ とが 確 認され た( 園 1 0 ) さらに H S P 9 0 および α t u bli n に お い て は P A との 結 合 能 ( 移 動 度 シ フト) を 示 した の に 対 し d n a J 様タン パ ク質 およ ぴ s e c 1 4 様タン パ ク質 で は P A との 結 合 能を 示 さな か っ た( 園 11 ) こ の 結 果 を 裏 付 けるも の と し て T e s t e rik ら( 2 0 0 4 ) が P A S e p h a r o s e を用 い て 行 っ たシ ロ イヌ ナ ズ ナ中 の P A 結合タン パ ク 質 の 網羅 的 解析 が 挙 げら れる T e s t e rik らはそ の 中 で P A 結合タン パ ク 質の 候補として S n R K 2 プ ロ テ イン キナ ゼ H S P 9 0 およ ぴ α t u bli n が 含 まれ るこ とを 示 して い る 本実験 で P A 結 合 性を言式したタン パ ク質 - 。 、 、 . 、 - ー 。 、 、 - . は 何 れも当 研 究 室 で S A P K の 標 的基 質 の 探 索する 上 で そ の 候補として 発 現 ベ クタ を構 築 し たもの で 酵 母t w o h y b rid ス クリ ニ ン グで 選 抜され たもや 高 浸 透 圧 ス トレ ス に よ っ て 迅 速 に リ ン 酸 化され ると考 えられ るタン パ ク 質 で ある H S P 9 0 およ び α t u b ti n の P A へ の 結 合 と S A P K へ の P A の 結 合 は 単なる偶 然 の 致で は なく 何らか の 生 物学 的 意味 が 含まれ て い ー ー - , . - 。 一 、 る の か もしれな い 4 . 。 フ ォス ファ チ ジン 酸の S A P K 結合能と S A P K 2 自 己リン 酸化 促 進 作用 の 関 連 結合するとこ に よる生 物学 的 意 味を見 い だ す ため に 言式験管 内 で P A が S A P K 活 性 に 影響を与 える か 否 か に つ い て 大 腸菌 で 発 現さ せ 精製 した S A P K 2 を 用 い M B P を基 質とした試 験管 内リン 酸 化 ア ツ セ イに よ っ て 調 べ たが M B P の リン 酸 化 活 性 に は大 きな 影響 は 見られ なか っ た( 図 1 3 A ) し かし 基 質を加 えな い で 反 応させ た 場 合 の S A P K 2 の 自 己 リン 酸 化 活 性 が P A 添 加 に より促 進 する ことが わ か っ た( 囲 1 3 B ) ただ し こ の S A P K 2 自 己 リン 酸 化 活 性 の 促進 は L P A P C お よぴ p E 何れ の リン 脂質を 添加 した 場 合 に お い ても観 察され た( 囲 1 4 ) ことから P A の S A P K へ の 特異 的結 合とは関 連 しな い 広 い 範 囲 の リン 脂 質 に よる 作 用 で ある ことが わ か っ た こ れ らの 結果を受 け S A P K の 活 性制 御 に おける P A (リン 脂質) の 意義 を S A P K 2 の 分 子 間 自 己 リン 酸 化 活 性を 調 べ る ことで 検 討 した S A P K 2 W T を酵素とし N 末端 に T R X タグを 付 p A が SA P K 、 へ , . 、 、 、 , 。 、 - 。 , , 、 、 。 、 、 . 、 84 した 酵素 活 性 を持 たな い T r x S A P K 2 K JA を基質 に 用 い て 活 性 を測 定 し ア クテ ィ べ ション ル - - 、 プ 中 の セ リン お よ びス を基質 プ中 に に用 シ ョン ル 起 こり そ の リン 酸 化 も P A ( リン 脂質) に よ っ て 促進され る( 園 1 5 ) ことから P A の 活 性促進作 用 は( 分 子 間) 自 己 リン 酸 化 に 特有 の 現 象 で ある ことが 示 唆され た また 抗 S A P K 2 リン 酸化 抗体を用 い たイ ム ノブ ロ ッ ト解析 に より S A P K 2 の 自 己リン 酸 化 に お い て は S e r1 5 8 はリン 酸 化され な い か 検 出 で きな い レ ベ ル で あると思 わ れ た( 図 1 6 ) こ れらの 結果より P A の S A P K 結 合 能と P A (リン 脂質) に よる S A P K 2 の 自 己 リン 酸化 促 進 作 用 は とりあ えずわ け て 考 える必 要 があろう P A と S A P K の 結合性 は 特異 的 で は ある が 高浸透 圧 ス トレ ス およぴ A B A シグナ ル に よる S A P K の 活 性 化 に は 影響 しな い こ とか ら別 の 作 用 を考 える必 要 が ある A BIl は A B A シ グナ ル 伝 達 の 負 の 調 節 因子 で プ ロ テ イン フ ォ ス フ ァ タ つ で あるが Z h a n g ら(2 0 0 4 ) は A B1 1 も P A と特異 的 に 結 合 し A B A シ グナ ル ゼ2C の に よ っ て P A 依存 的 に 細胞膜 へ 局 在するように なる ことを報告 して い る P A とS A P K の 結合も 膜との 相互 作 用 や そ の 調 節 に 働 い て い る の か もしれ な い ま た α t u bli n は P L D を介 し て細 胞膜と相互 作 用 して い ると い う報告もある P L D そ の 酵素 反 応 産物 で ある P A 基質で ある膜 の リン 脂質と α t u bli n の 関係 が どの ように な っ て い る か は分 か っ て い な い ただ 当研 究室 で は α t u b li n と浸透 圧 ス トレス 応 答 の 関 係 が 解 き 明 か され つ つ あり( 伴 私 信) P A が 高 浸 透 圧 ス トレ ス 応 答 の シ グナ ル 分 子 で ある可 能性を考 えると S A P K の P A 結 合 能と関 連させ て 考 え る こ とも興 味 深 い P A (リン 脂 質) に よる S A P K 2 の 自 己リン 酸 化 活 性 の 促進 は 複数 の S A P K 2 分 子 がミセ ル 状 の P A ( リン 脂 質) に 結 合する ことで S A P K 2 の 分 子 間距 離 が 縮 まり 自 己 リン 酸 化 を引 き起 こ し やすくな っ たとも考 えられる 青 田( 2 0 0 7 ) は S A P K 2 の 分 子 間 自 己 リン 酸 化 が 基 質 M B P の 添加 に よ っ て 競 合 に より阻 害されるどこ ろか 逆 に 促進され る ことを観 察 して い る また 他 の 植物 の S n R K プ ロ テイ ン キ ナ ゼ に 関 し ても 同 様 の 報 告 が ある さらに 青 田( 2 0 0 7 ) は こ の 基質 に よる 自 己 リン 酸 化 の 促 進 が C 末端ドメイ ン の 欠 失 に より顕 著 に 低 下 する こ とを 示 し て い る 彼 女 は こ れ ら の 結 果 か ら 外 部基質 M B P と酵素 S A P K 2 の 結合 に より S A P K 2 の 構造 が 変化 し 分 子 間 自 己リン 酸 化 の 基 質とし て の S A P K 2 との リン 酸 化 部 位 や 相 互 作用 部 位 が 露 出する こ とに より 基 質 S A P K 2 の リン 酸 化 が 促 進されると い うモ デ ル を議論して い る 同 様 の ことが P A ( リン 脂 質) の 自 己 リン 酸 化 促 進 作 用 の 場 合 に も当 て はまるか もしれ な い こ の 自 己 リン 酸 化 に お い て は ア クテ ィ ベ シ ョ ン ル プ 内 の セリ ン およ ぴ/ あ る い は ス レ オ ニ ン もリン 酸 化され る が S e r1 5 8 は ほとんどリン 酸 化され な い こ とから 直接 の 活 性 化 とは結び つ か な い と思 わ れ る い ず れ に せ よ こ れ らの ことが S A P K の 細 胞 内 で の 働 きと何 らか の 関 係 が あ るか 否 か に つ い て は 今後 の 課 題 で ある 最 後 に P h o s T a g S D S P A G E に よりタン パ ク 質の 特 異 的な P A へ の 結 合 を検 出 で きる こと が わ か っ た ことは 予 期 せ ぬ 成果で あ っ た 今 後 高 浸 透 圧 ス トレ ス や A B A シ グナリン グの み な らず P A が 関 与 するシ グナ ル 伝達 の 分 子 メカ ニ ズ ム を研 究するうえ で 有効 な ツ ル となるこ と が 期待され る ー レオ ニ ン を全 て ア ス パ ラギン に 置 換 した T rx S A P K 2 K / A 7 S /N - い た 場合と比 較 し たとこ ろ 分 子 間 自 己リ ン 酸 化 の 、 一 - 部 は ア クテ ィ ベ 、 ー ー 、 - 。 、 、 . 。 , 、 。 。 ー , 、 一 、 、 、 。 、 - 。 。 、 、 、 - 。 , - 、 、 , 。 、 、 、 。 、 、 、 。 、 ー 。 、 - 、 。 、 、 、 。 。 ー ー 、 、 、 。 、 。 - - 、 。 、 ー . 。 85 表 二 次 元 電気 泳動 の 通 電条件 電 時 1 2 3 86 (分 ( A) ( B) M l 126 6 L3 3 9 SA P K2 (C ) 1 4 7 1 4 9 1 50 1 5 4 1 5 8 1 5 9 1 6 2 14 7 149 150 154 158 159 162 薮隙 繁 E]E] 4 中O E[ 4 襲 A N Sl 吻吻吻吻付什 PI E1 8 E[E[ 8 窃窃 A N $2 EIE]E]El 窃詔窃 F I物付物吻物 付 A N S3 襲 てトド阿 秘 抄 ≡ , 桝 s s s s 担捜≦ 吻吻吻吻物 F I{ T …軸 淵 閲 「 窃珍窃窃E[E] 8 162 図1 s リン 酸 化 部 位 同 定 の ため に 用 い た S A P K 2 変 異 体 コ ン ス トラクト ( A ) 発 現 ベ クタ ー の 概 要 を示 す 模 式 図 。 ( ら) S A P K 2 アクテ ィ ベ シ ョン ル プ の アミノ酸 配 列 セリン また は ス レオ ニ ン 残 基 は 書 字 で 示 した ー ー 。 キナ ー ゼドメイ ン を緑 C 末 端ドメイ ン を黄 色 で 示 した 、 。 。 ( c ) 図 2 以 降 の 乗馬剣こ 用 い た S A P K 2 変 異 体 の アクテ ィベ シ ョン ル プ中 の アミノ酸 置 換を表 す 模 式 臥 セリ ン また は ス レ オ ニ ン をア ス パ ラギン に 置 換 した 残 基を赤 い 斜 線 で 示 した - - 。 87 VV T 1 47 1 4 AN$2 ANSl A N S3 9 1 50 1 5 4 1 5 8 1 5 9 1 6 2 + S ∼ 二 _ 一 ら+ C - 一二 = ≡: 二 ニコ = ● ; 一 二= ●● ー 二 + 崇 ■ S + C 二 = + 二 C ア クテ ィ べ 図 2 リン 酸化 - へ = の ー ■■■ 二 ≡二 二 ■ ⊂: = ー ⊂:二ニ コ ション ル ∵ ■ = 二ニ S r ニコ ⊂:二 1 = 二二二ニ コ ■■■ - プ 中 の ア ミノ 酸置換 に よる 高 浸 透 圧 ス トレ ス に 応 答 し た S A P K 2 影響 ある い は そ の 変 異 体( 園l ) を プロ トプラス トで 発 現させ 未 処 理 とし て R 2 P 培地 高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理 として 4 0 0 m M N a Cl を含 む 培 地 で 1 5 分 間 処 理 した 柵 製したそれ ぞ れ の タン パ ク質を高 浸 透 圧 ス トレ ス 処 理 β) およ び未 処 理 ( C) 両 サ ン プ ル を 混 合 した もの ( ら+ C ) とし 二 次 元 電 気泳 動 で 展 開 抗 H A 抗 い ム ノ ロ っ 体 を用 たイ ブ ッ ト解 析を行 た 上 段 に ア ミノ酸 置 換 部 位 下 段 にイ ム ノブ ロ ッ トの 結 果を 示 す s A P K 2 d H A H is - - 、 、 。 , 、 。 , 88 . 。 W T C A N SI ら C A NS2 ら C A N S3 S C ら #: ' - ・ : Ii ■ 、 園 3 Ph g S D S P A G E ( = よる S A P K 2 リン の ア ミノ酸置換 の 影響 o s - T a - P l ・ ・ ★ 酎 ヒの 検 出 とア クテ ィ ベ ショ ン ル ー ー プ中 ある い は そ の 変異 体( 園 1) を プロ トプラ ス トで 発 現させ 高 浸 透 圧 ス トレス 処 理として 4 0 0 C ほ 含 む 培 地 で 1 5 分 間 処 理 した ( S) コ ン トロ ル 処 理 ( C ) は N a C l を 含 まない 培 地 を加 える ことに よ り行 っ た 処 理 後 発 現タン パ ク質を N i N T A ア ガE ) ス レ ジン で ア フ ィ ニ テ ィ 回収 し P h o s T a g S D S P A G E に 供 した 後 抗 H A 抗 体 を用 い たイム ノブ ロ ッ ト解 析 に より検 出 した リン 酸 化 に よる移 動 鹿 シ フ トを ★ で 示 した s A P K 2 d H A His - rn M N - 、 ー a 。 - - - I - 。 、 、 。 、 89 。 Trx W T T ・ P ■ - o ■ ・ ▼ :i二 : ±二 0 F< 0 0 ■ ■ L 1 i I ★ - t - ● rx - K/ A T ○ :i二 0 : ■二 0 ▼ ▼ rx 7 S/ N ・ 0 0 H t ▼ 0 0 :r二 l ▼ ■ ★ 50 - ■■ k∴ 抗 S A P K 2 リン 酸 化 S 園 4 - 5 8 ペ プチ ド抗体( e r1 37 - 抗リン 酸 化 S A P K 抗 体) の 特 異 性 か ら 1 0 0 0 n g の リコ ン ビナ ン トT r x 融 合 S A P K 2 W T (T r x W T) T r y S A P K 2 K IA 汀r x 灯 A ) お よぴ T rx s A P K 2 K IA 7 S / N ( T r y 7 S / N ) を S D S P A G E に よ っ て 分 画 した後 1 /2 0 希 釈 の 抗 S A P K リン 酸 化抗 休お よ ぴ 1 /2 0 0 0 希 釈 の ペ ル オ キシ ダ ゼ頼 経 した 二 次 抗 体( 抗 ウサ ギ Ig G ) を用 い て イム ノブ ロ ット解 析 を行 っ た 抗 S A P K リン 酸 化 抗 体 で 検 出され た T n ト S A P K 2 W T を ★ で 示 す 10 - - 一 I 、 . - - ・ ・ , ー 。 - 。 90 ( A) ( ら) M K/A c a 2 + ' 7 S/ N K/A ( k D) 2 20 7 SIN 97 C S C 66 s i c C S ( k D) l 一 ●■ _ ■■ 45 I 30 7 S /N KIA ■ 一 一 ヽ ■ ●l l ■ ■ ■■ l i ー ■■ _ ●l ●■ - ∼ - ∼ 一 - ■l ■ 50 - ●■■ ■ ● ■ 75 - 20 1 . 1 4 3 . - ● ■ ■■ ■ ■ ● - ( C) 7 SJN S t a Llr O 叩 O rl n e (p M ) C S C S C S C S C S S C C S S C ( k D) l l l L i ∴こ二二 il 1 El ■ 等 串 ≠ ■ l :-; : . 撃 昏 華甲 園 5 I L . l , 追 ■占 イネ 培 養 細胞 抽 出 液中 の S A P K 2 リン 酸 化活 性 ( A ) 基 質 に 用 い たリコ ン ビナ ン ト S I 染 色 像 M は 分 子Jt マ カ ー 。 ー 、 ( K/A ) お よぴ S A P K 2 K / A 7 S 爪 U S/ N ) の P K 2 K / A お よぴ S A P K 2 K I A 7 S / N を示 す A P K 2 K/A - は SA S D S PA G E の C B B - - 1 。 ( KIA ) ある い は S A P K 2 K IA 7 S/ N (7 S 刑) を基 質として 混 ぜ たポ リアクリル ア ぴ ゲ ル を用 い て コ ン トロ ル 処 理 ( C) あるい は 4 0 0 m M N a C l 処 理 (S ) したイネ 培 養細 胞 抽 出 液を S D S P A G E で 分 画し ゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セイを 行 っ た リン 酸 化 反 応 は C a 2 ' 存 在 下 ( + ) ある い は 非 存 在 下 ( ) で3 0 ℃ 1 時間行 つ た C a 2 存 在 下 の み に おい て 検 出され た S A P K 2 リン 酸 化 活性 を ★ で 示 した ( a) S A P K 2 KI A - ー ・ 、 - 、 。 ' 。 ( C) 75 - 。 0 から1 p M の スタウ ロ ス ポ リン 存 在 下 で P ) と同 様 の ゲ ル 内 リン 酸 化 ア ツ セ イを行 っ た 91 。 . ( A) C M a ざ1 o p a r a r[ (p M ) o nt r o 1 - 5 l S a Jt 25 1 - AB A S 25 1 1 S 25 p - 1n G ' - el 1 A n ti - HA ( B) C o n t r ol S a lt 嘉 管 一 I < ● ㌔ 4) I 鮮 が こ⊆= l1 ■l (亡 ㌔㌔ l= ○ ' S 号 く) ■ - ■ ■ ■■ - T l n G el J lO - O J E= EL ' ㌔ 園 6 マ ス トパ ラ ン 処 理 およぴ 3 ; ㌔㌔ t 体 G タン パ ク 質 の 共発 現 が S A P K I O の 活 性 化 に 与 える 影響 ( A ) S A P K I O d H A H i s をプE) トブラス トで 発現 させ 高 浸 透 圧 ス トレス 処 理として 4 0 0 m M N a C l を含 む 培地 ( s a K) A B A 処 理 として 5 0 L A M A B A を 含む 培 地 ( A B A ) に 各 汲 鹿 の マ ス トパ ラン を加 え 1 5 分 間 処 理 した コ ン トロ ル ( C o n t r ol) は 何も 含 まない 培 地 で 処 理 した 発 現タン パ ク質を N i N T A ア ガ ロ ス レ ジン を用 い て ア フ ィ ニ ティ 回 収 した後 M B P を基 質とした ゲ ル 内リン 酸 化ア ツ セ イ (I n G el) お よぴ イム ノブ ロ ッ ト解析 ( A n ti H A ) に 供した - - 、 。 、 、 - - ー 。 ー - - 、 、 。 お よ ぴ こ れとともに 3 A 体 G タン パ ク質 α サ ブ ユ ニ ット( G α ; ある い はそ の 構 成 的 活性 型 ( G α こ S A P K I O + G α ) をプロ トプラス トで 発 現させ 高 浸透 圧 ス ト レ ス 処 理 として4 0 0 m M N a C I を 含 む 培 地 で 1 5 分 間 処 理 した( S ari) コ ン トロ ル ( C o n t r ol) は N a C l を含 まな い 培 地 で 処 理 した 処 理 後 ( A ) と同 様 の 解 析を 行 っ た (B ) S A P K I O d H A H i s の み( S A P K I O) S A P KI O - + - 、 ● G α) ★ 、 ー . 。 , ( c ) ( B) の 実 験を 3 反 復し ( S 性 化 レベ ル を定 土 化した 。 a m ) み) . 主体 S A P KI O と 3 。 92 G タン ′( ク質を共 発 現 させ たときの S A PKIO の 活 ( A) l n G el S A P K2 Ph - S C p A (p M) C 一 誌 ・ T a ち C 書 き 害 - o s ● g C i ; - - ●一 ‥ - ■ ● - ■_ Ph S C I ¢l - S A P KI O S DS P A G E ■■■■ - ln G ( B) i - I C o s ・ T a S C g C F< p A (p M ) … - ● . d ■■■ ● P A 処 理 に よる P h o s 一 l d 房 …… ■■ ■ - ● * 払 ■■ ● ● ● 園7 L 一 - ■ ■ ■ - 志 : こ二 冨 S D S - FA G E 丁a g 上 で の S A P K 2 の 移 動 度シ フ ト をプロ トプラス トで 発 現させ ミセ ル 化した P A を 種 々 の 漉 鹿 に なるように 加 え た 培地 で 3 0 分 間 処 理 した さらに 有 漢 透 圧 ス トレス 処 理 ( S) として 4 0 0 m M N a C l で1 5 分nJl 処 理 した 後 発現 タン / ( ク 貫を N i N T A ア ガ ロ ス レジ ン に よ っ て ア フ ィ ニ ティ 回 収 し M B P を 基 質としたゲ ル 内 IJ ン 酎 ヒア ツ セ イ O n G el) お よぴ イム ノブ ロ ッ ト解 析 を行 っ た S A P K 2 の 活性 化 を示 すシ グナル を ー で示 した 発 現 回収 したタン ′i ク P h o s T ag S D S P A G E 箕 のJt お よ ぴリン 酸 化 状 態を確 認 する 目 的 で 通 常 の S D S P A G E ( S D S P A G E) ( P h o s T a g) を行 い イ ム ノブ ロ ッ ト解 析 に 供 した P A 処 理 に よる 高 い レ ベ ル の 移 動度 シ フ トを . で 示 した (A ) SA P K2 d HA - - Hi s 。 、 . 、 ー - - - 、 . 。 。 - - 、 - - 、 I 。 した を用 い て ( A ) と同 様 の 実 験を行 っ た S A P K I O また P A 処 理 に よ る 高 い レベ ル の 移 動 度 シ フ トを で 示 した S A PKIO dH A (a ) 。 - - Hi s 。 ★ 。 。 、 93 の 活性 化を 示 す シ グナ ル を → で示 C ( m i n) o nt o r o[ C o n t r ol 60 S 15 + PA 60 30 S a ft S alt 5 15 30 60 15 5 + 30 S 60 /i ■■ ●■ ■ ● ● + I I * 15 30 - f 60 S サ ㍗ - ● * A ・ ∼ ・ IS + PA 30 ● ● . ● ★ + - 60 ■n J 3 e l r * ● t ■ ●■★ Ph ∼ * l … 園 8 A B A A B A PA T ag b J -JI l 一 高浸透 圧 ス トレ ス およ び A B A に よる S A P K I O の 活 性 化 に 対 す る影響 PA の をプロ トプラス トで 発 現させ 4 0 0 m M N a C l を含 む培 地 ( S alt) それ に 終 濃 度 5 0 0 LJ M P A を含 む 培 地 ( S alt + P A ) 5 0 LJ M A B A を含 む 培 地 ( A B A ) ある い は それ に終 濃 度 5 0 0 L A M P A を含 む 培 地 ( A 8 A + P A ) で 繰 時 的 に プ ロ トプラス ト培 養 液r = 処 理 した コ ン トロ ル ( C o n t r ol) は何も含 まない 培 地 で 処 理 した 処 理 後 発 現タン J ( ク貫を Ni N T A ア ガ ロ ス レジ ン に よ っ て ア フ ィ ニ ティ 回 収した 後 M B P を基 質としたゲ ル 内リン 酸 化 ア ツ セ イ(l n G el) P h o s T a g S D S P A G E ( P h o s T a g ) およ び発 現 したタン パ ク 貫 の 丘を確 認 す る た め の イ ム ノブ ロ ッ ト解 析 ( S D S P A G E) を行 っ た P A 処 理 に よる移 動 度 シ フ トを ★ で 示 した S A P K I O d H A H is - - 、 、 、 - 。 。 ー - - 、 、 - - I ・ 、 - 。 。 94 o 与 - 1 園9 S A P K の PA 結 合 に よる P h o s 一 2 丁a g S D S P A G E 上 の 移動 度シ フト - H i s をプ ロ トプラス トで 発 現 させ 終 漉 康 が 5 0 0 L A M f = なるようにミセ ル 化した P A を含 む培 地を 加 え 1 5 分 後 ( L a n e 1) ある い は 直 後 ( L a n e 2) l = 液体 窒 素 で 凍結 した 凍 結 細 胞 培 養 液 か ら発 現 タン ′i ク 耳を N i N T A ア ガE ) ス レジ ン に よ っ て ア フ ィ ニ チ イ 回収 した後 P h o s T a g S D S P A G E を行 っ た S A P K I 0 と P A の 結 合 に よる移 動 度 シ フトを ● で 示 した SAP KI0 dH A - I 、 、 , 。 - 一 - - . 。 95 - 。 ( A) 0 11 T- - o Ph o s p h a tidi c a cid ( P A) O o H て N L y s o P h o s p h atid i c a cid I - os p h ati d yl c h o li n e ◆ さ (L P A ) 1 Ole Ph Ⅶ H O o yl 1 1 8 :1 L y s 8 P A 2 H y d r o x y s n G ly c e r - - o ・ 3 Ph - 1 p h at e o s ( P C) O L ・ α ・ Ph o sp h atid ylc h o 伽 e ( E g g) 0 11 ノ Ph o s p h atid yl et h a n o[ a m i n e \ ニ打 ( P E) o I J: へ ♪ ・ Nh O L ( B) S A P K2 ・ cL ・ P h o s p h a tid yl et h a n o Ta r n in e e a rt . B o vi n e ) S A P KIO ま J o 1.J A i Ph ㌔ i o s ・ T ag S DS P A G E . S A P K の リン 脂 質結 合 特 異 性 園10 ( A) (H SA P K との 結 合ア ツ セ イ( = 用 い たリン 脂 質 の 名 称と構 造 。 ( B ) S A P K 2 d H A H is ある い は S A P K I 0 d H A Hi s をプロ トプラ ス トで 発 現 させ 培養 液 を未 処 理 の まま液 体 窒 素 で 凍 結させ た後 タン / くク 質を抽 出 し 終 濃 度 が 5 0 0 L J M に なるようにミセ ル 化した P A ある い は そ の 他 の リン 脂 質 を加 え 1 5 分nZI 氷上 で イ ン キ ュ ベ 卜した コ ン トロ ル ( C ) は リン 脂 質を加 え ない イ ン キ ュ ベ シ ョ ン イン キ ュ ベ シ ョン 後 発 現タン パ ク質 を N i N T A ア ガ ロ ス レジ ン に よ っ て ア フィ ニ チ イ 回 収 し 通 常 の S D S P A G E ( S D S P A G E) およぴ P h o s T a g S D S P A G E ( P h o s T a g) ( = か けイム ノブ ロ ッ ト解 析を 行 っ た P A 処理 ( = よる 移 動 度 シ フトを ★ で 示 した - - - I , , 、 ー ー - 。 ー 。 ー 一 - - 、 、 - - - - 。 . 96 ♂ ㌔ ㌔ ■■● l■ i - q Q q+ 。 ● ● I - I - I ●■ J p ph o シ, ag 申D) 15 0 100 - - ー 75 - 5O _ ; 園 11 Ph o s - I ー ■■ ● + SD S PA G E - ■ T a g S D S P A G E 上 の 移動 度シ フトで み た P A - - - 結合 の タン パ ク質特 異 性 タグを付 加 した各 発 現 プラ スミドを エ レクトE) ボ レ シ ョン に よりプロ トプラス トに 導 入し 終3t , 度が 50 D + い い で LJ M に なるようにミセ ル 化 した P A を含 む ( ) ある は 含 まな ( ) 培 地を加 え た後 すぐに 液 体 窒 素 凍 結 した 発 現タン / くク苦を N i N T A ア ガ ロ ス レジン に よ っ て ア フ ィ ニ テ ィ 回 収した 後 P h o s T a g S D S P A G E ( P h o s T a g) およ び 発 現 したタン パ ク箕 を確認 する ため の イム ノブE) ツ ト解 析 ( S D S P A G E) を 行 っ た P A 処 理 に よ っ て 移 動 度 がシ フ トしたバ ン ドを * で 示 した d H A His L - - , - 、 ー - - - ・ , - 。 。 97 - 。 ( A) A2 8 5 3 17 M 36 2 32 1 3 62 35 7 I PAL ( B) C ol W T PA - + + - ● - ● - * ■ヽ ■■■l l ■ Pho S D S 園12 S A P KI O C ( A) C 末 端 欠 失 s - I T ag PA G E 末 端側酸 性 アミノ 酸領 域 欠失 の P A 結合 へ の 影響 S A P KI O ( C D l ) の C 末 端 側 アミノ酸 配 列 。 ( B) d H A H i s タグを付 加した S A P K I O ある い は C D l をプ ロ トプラス トで 発 現 させ 終 濃 度 が 5 0 0 LJ M に な るよ うに ミセ ル 化した P A を含 む( +) ある い は 含 まない (う R 2 P 培地 を加 え た後 すぐに 液 体 窒 素 で 凍 結し た 発 現 タン ′i ク貫 を N i N T A ア ガ ロ ス レジン に よっ て ア フ ィ ニ ティ 回 収 した後 通常 の S D S P A G E ( S D S P A G E ) お よぴ P h o s T a g S D S P A G E ( P h o s T a g) に か けイ ム ノブ ロ ッ ト解 析 を行 っ た P A 処 矧 こ よ っ て 移 動 度 がシ フ トした バ ン ドを ● で 示 した I , 、 - 。 ー - - 、 - - - 。 。 98 - ( A) MBP - SA P K2 + e a ( m 舌n ) c ti o n ti m e + + PA R + ・ + ー 120 1 20 120 120 16 1 20 - ■l 16 - 12 0 ■l ー rP J m ag e :二= = コ ⊂ - (k D 97 ⊂ = - 25 ■ 20 t C B B d al n ■ ■ 15 ( B) R C a2 a c ti o n t ir n e e ' ( m in ) 16 BO 1 20 16 60 1 20 18 60 12 0 18 A eO 1 20 JL P ・p ・ m ・ C ab 園13 P A に よる S A P K 2 st a in 自 己 リン 酸 化 活 性 の 促進 ( A ) 終 漉度 が 1 0 0 LJ M に なる ようにミセ ル 化 した P A を含 む ( +) Kj n a s e b u fF e r あるい b u fF e r 中で S A P K 2 W T お よぴ M B P をそれ ぞれ 2 0 0 n g 加 え γ 3 2 p A T P と共 に 3 0 1 2 0 分 間 イン キ ュ ベ 卜した 反 応 後 S D S P A G E で 分 画し C B B 染 色 を行 っ た後 基 質 を含 まず に 同 様 の 処 理 をした 自 己 リン 酸 化 反 応も行 っ た 上 に I P 僚 (l P i m a g e) ー I st ai n) を示 した は S A P K2 W T は M B P の 位 置を示 す は 含 手な い ( ) Kj n a s e ℃ で 1 5 分 Ⅶある い は IP プレ トに 露 光 した - - 、 - ー - 。 e ag , , , 。 。 染 色健( C 下に C B B 、 BB - 。 、 。 存 在 下 ( + ) あるい は 非 存 在 下 ( ) か つ 1 0 0 p M P A 存 在 下 ( + ) ある い は 非 存 在 下 ( ) で 2 0 0 n 9 の S A P K 2 W T を r 32 p A T P と共 に 3 O ℃ で 1 5 6 0 ある い は 1 2 0 分 間イ ン キ ュ ベ 卜した 反 応 後 ( A ) と 同 様 の 操 作 を行 っ た 上 に I P 偉 (I P i m a g e) 下l = C B B ( C B B st ai n) 染色 像 を示 した ( B) 1 m M C a2 ' - - 、 ー - 。 I 。 。 、 99 C a 2 + == Z = 萱 一 A 2 巴 妄 孟 ■ ■ ■■■■ ■■ ■ ■ ・ q 萱 J b 2 巴 ■ . 叫 ・p im a g e C B B st ai n 園14 S A P K2 自 己リン 酸 化 促 進 作 用 は P A 特 異 的 で は な い 存 在 下 ( + ) ある い は 非 存 在 下 ( ) に お い て 終 濃 度 が 1 0 0 LJ M になるようにミセ ル 化した 各リン 脂 32 質 を含 む Ki n a s e b u fr e r あるい は リン 脂 箕を含 まな い Kj n a s e b u ff e r に 2 0 0 n g の S A P K 2 W T を加 え r p A T P と共 に 3 0 ℃ で 1 時 間 イン キ ュ ベ 卜した 反 応 後 図 1 4 ( A ) と同 様 の 解 析を 行 っ た 上 に I P 偉 (l P i m a g e) 下 に C B B 染 色 像 ( C B B s t a 机) を示 した 1 m M C a 2 ' - . 、 ー 。 、 、 。 100 。 - C s u a 2 ' T b s tr a t e T rx K/A PA T rx T rx rx _ ・ + ● ・ K/A 7 SJN + - + _ ■ = = 二 二ニコ⊂ニコ 7 S/N + _ 二 _ = ■ ■ ● - ー lP h ag e C B B st ai n こ = 自 己リン 酸 化 は ア クテ ィ ぺ よ っ て 促進され る 園 15 S A P K2 - ショ ン ル プ内 で も起き そ の リン 酸 化 は P A に ー 、 存 在 下 ( + ) ある い は 非 存 在 下 ( ) に お い て 終 浪度 が 1 0 0 p M に なる ようにミセ ル 化 した P A を含 Kj n a s e b ufr e r あ るい は P A を含 まない ( ) Kj n a s e b u ff e r 中に 酵 素として S A P K 2 0 N T) む( ) 基 質として 32 I r J A い r S A P K 2 KIA 7 S / N T I T 7 S / N 2 0 0 n p A TP T r x S A P K 2 K A 汀 x K ) ある は T x ( ) をそ れ ぞれ g 加え r ベ 3 0 ℃ 1 ュ 1 4 A の っ 上 に IP lP i m a g e) と共 に で 時 間 イン キ 卜した 反 応 後 園 健( ( ) と同 様 解 析 を行 た ■ ■ C t a n S A P K 2 W T 一 T r T r x 7 S / N 下 に C B B 染 色 像 ( B B s i ) を示 した は は x K IA また は の 位置を 1 m M C a 2 + - 、 + - 、 - - - - - I 、 ー 、 。 . 。 - - ・ 。 示す 、 。 101 s u T b s tr at e SA PK2 rx + ・ rx - 7 SIN + + P4 T KI A I + - - + + - + + - ( k D) A n ti S A P K - - 75 C B B - ー ■ ■ 1 ■■ ■ ■■ ■ ■■l S A P K 2 ア クテ ィ ぺ - ショ ン ル プ内 の S ー e r1 37 ■ ■■ _ 図 16 st a i n 25 5 8 は 自 己 リン 酸 化 され な い 終 濃 度 が 1 0 0 p M に なるようにミセ ル 化した P A を含 む( + ) Ki n a s e b u ff e r あるい は 含 まな い ( ) K i n a s e b u ff e r 中 に 酵素 として S A P K 2 W T 基 質として T I7( S A P K 2 K IA 汀r x K IA ) ある い は T r x S A P K 2 K /A 7 S/ N ( T r x 7 S I N ) をそれ ぞれ 1 p g 加 え 非 凍 識 A T P と共 に 3 0 ℃ で 1 時 間 イン キ ュ ベ 卜し た 反 応 後 S D S P A G E で 分 画し 抗 S A P K リン 酸 化 抗 体 を用 い たイ ム ノ ブロ ッ ト解 析を 行 っ た ( A n ti S A P 杓 また 同 様 に S D S P A G E を ■ -I は S A P K2 W T 行 い C B B 染 色 した 上 に イム ノブ ロ ッ ト解 析 の 結 果 下 に C B B 染 色 像を示 した は T Ⅸ K 仇 また は T ∝ 7 S / N を示 す - - - - - - 、 ー I , 。 - - - 、 。 - 。 、 o - ・ 。 10 2 、 ( B) A T P bt r[d h 8 S 托e 12 6 6 + S A P K 2 VV T L3 3 9 C te . d o r m i n a n al h K33A + S A P K 2 K/ A C te _ d? + S A P K 2 JU A 7 SIN 1 43 in m 革わ al 7 S/ N K3 3 A - r m C 也 r m in A I d o nl + h S 147 S 149 S154 S15 8 T162 1 69 D F G Y N K N N L L H N Q P K N N V G N P A YI A P E A c tj v a ti o お よ び変異 体 S A P K 2 S A P K2 付図1 の 発 現 ベ クタ n loo p ー 9 G , o i L F s *i3i 諾L u T ? il 覧芸霊監芸二認諾霊芝諾 I {T: LZ 誌 S 77 A pDE S . 、. ゼ サ イトを示 す ( B ) 野生 型 " - G .e e y . / b T _ D 7 _ 。 S A P K 2 ( S A P K 2 W T ) およ び変異 型 S A P K 2 (S A P K 2 K IA およ ぴ s A P K 2 K /A 7 S /N ) の ア クテ ィ ベ - ショ ン ル プの ア ミノ鼓 配 列 S A P K 2 K /A は A T P 結 合部他 に 位 正 す る 3 3 辛 目 の リジン をア ラ ニ ン に丘 換した もの S A P K 2 K /A 7 S 爪 はさら にア クテ ィ ベ ショ ン ル プ 中の 全 て の セリン お よぴ ス レ オ ニ ン をア ス パ ラギ ン[ = ー 。 - 。 置 換したもの ー ー . 10 3 参考 文 献 A s ai , T T . . Te , A , G o m e z G o m e z L B o"e r C hi u W L 2 0 0 2 M A P k i n a s e s ig n a = n g c a s 0 d e in ( ) 9 9 8 3 41 5 77 C C h aig n e p a J n S S c h m itt e r J M V avasse ur a n d T h o m i n e S ( 2 0 0 6) 1d e n tjfi c a ti o n o f f e a t u r e s G Pl o t nik o v a J W i" m a n u b eJ F M and She en J na us . , , . , . , . , , , n M , R . - . , . . , . , . , , , . A r a bid o p s I S i n n at e i m m u nity N a t u r e B o u rb o u s s e B e li n C d e F r a n c o P 0 A G i r a u d a t J B a rbi e r B r y g o o H r e g ul a ti n g O S T l ki n a s e a c ti vity a n d O S T l fLJ n C ti o - . , , . , . , , - . , . , 1 31 6 1 3 27 . , . , . , , . , . , , . , . , , . , . n in u a rd g c eH s Pl a n t P h y si oI 1 4 1 . ・ , - B o ud s o c q M , . . B , a r bi e r n o n f e r m e n ti n B ry g o o H , . a nd , L a u ri e r e C , g 1 re J a t e d p r o t ei n ki n a s e s 2 i n A r a bi d o p s is t h a lia n a J Bi ol C h e str e s s e s B - . . ( 2 0 0 4) Id e n tifi c ati o n . m . o f ni n e . d by h y p e r o s 2 7 9 41 7 5 8 4 1 7 6 6 s u c ros e a nd m o ti c a cti v a t e - s ali n e - . . , d s o cq M D r oi" a rd M J B a r bi e r B ry g o o H a n d L a u rie re C ( 2 0 0 7) D 肝e r e n t p h o s p h o ry( ati o n m e c h a n i s m s a r e i n v o l v e d i n th e a c ti v a ti o n o f s u c ro s e n o n f e r m e n ti n g l r e l a t e d p r o t ei n ki n a s e s 2 b y o s m o ti c s tr e s s e s a n d a b s ci si c a cid P la n t M o L B i ol 6 3 49 1 5 0 3 o u - . , , . , . , . , , , . . - ・ , . - . B ray E . , A , , M Pl a n t r e s p o n s e s t o . . . P e k ala l , , . , . Sik o r a J d e fi cit T re n d s Pl a n t S ci 2 w at e r . , . , , . , Si e dJ e c ki P 48 54 - . , ・ M aJ a g o c k i P B u c h ol c M K op er L B Zi e ) e n ki e w i c z P D a dl e z M and D o b r o w ol s k a G ( 2 0 0 6) Ni c o ti a n a t a b a c u m on S er 15 4 and o s m o ti c s t r e s s a c ti v a t e d ki n a s e i s r e g u l a t e d b y p h o s p h o ry l a ti o n S e r 1 5 8 i n th e ki n a s e a c ti v a ti o n I o o p J Bi o L C h e m 2 8 1 3 4 2 9 9 3 4 3 1 1 Na m M H a nd Y o o n I Ch ae M J Le e J S C h o K H o n g J Y Yl S A S u h S C 2 S 2 0 0 7 A r i c e d e h d ra t i o n i n d u c ibJ e S N F l r e l a t e d r o t e i n ki n a s e y p ( ) ur z a A (1 9 9 7) . , . , , . , , , , . , . , . , , . - - 1 - . . , . , . , . , . , . , . . . , , . , . , . , - . . , . , . , . , . , - . p h o s p h o r yl a t e s a n a b s ci si c a c id r e s p o n si v e e l e m e n t bi n di n g f a c t o r a n d a s s o ci a t e s w ith A B A s ig n ari n g P( a n t M ol Bi oJ 6 3 1 5 1 1 6 9 H W i " m a n n M R a n d S h e e n J ( 2 0 0 2) C al ci u m sig n ali n g Ch eng S Ch en H C th r o u g h p r o t ei n k i n a s e s T h e A r a b id o p s I S C a l ci u m d e p e n d e n t p r o t e i n ki n a s e g e n e f a m ily Pl a n t P h y s 1 0l 1 2 9 4 6 9 4 8 5 C h o i H i P a rk H J Ki m S l m M Y S e o H H Ki m Y W H w a n g I a n d Ki m S - - . . , . . , . , . . . , , . , . , . , . - . - . . - . , . , - . , , - . . , . , , - . , . , , - . . , , . , . , . , . , ( 2 0 0 5) A ra bid o p si s c al c i u m d e p e n d e n t p r o t e i n ki n a s e A t C P K 3 2 i n t e r a c t s w it h A B F 4 a tr a n s c rip ti o n a ] re g ul a t o r o f a b s ci si c a cid r e s p o n si v e g e n e e x p r e s si o n a n d m o d ul a t e s it s a c ti vity Pl a n t P h y s 1 0l 1 3 9 1 7 5 0 1 7 6 1 u rs oI S Fan L M L e S t u n fF H S pi e g el S Gilr o y S a n d A s s m a n n S M ( 2 0 0 3) Y - . . - , , - . C o . , , . , . , . , . , . , , . , , . , , , . . . S p hi n g olip id s ig n a "i n g i n A r a bid o p s IS g u a rd c ell s in v ol v e s h e t e r o t ri m e ri c G p r o t ei n s N at u r e 4 2 3 6 5 1 6 5 4 W a rd D B T o ra bi n ej a d J J o n e s C A S h o p e J C C a n g el o si A R T h o m p s o n J c c E P r e st w i c h G D a n d H a m a H ( 2 0 0 1 ) R a p id a u m uT a ti o n o f p h o s p h a tid y[i n o sit o1 4 5 bi s p h o s p h a t e a n d i n o s it o1 1 4 5 tri s p h o s p h a t e c o rr el a t e s w ith c al ci u m m o bili z a ti o n . - . , D e . , . . , . , , . , . , . , , . , . , - . , . , . , . , , . - , , , i n s a lt s tr e s s e d A r a bid o p s IS pl a n t P h y s 1 0l 1 2 6 7 5 9 7 6 9 B o ud s o c q M B a r bi e r B ry g o o H a n d L a u n e r e C ( 2 0 0 2) D iff e r e n t p r ot e i n D r o iJl a rd M kin a s e f a m ili e s a r e a c ti v a t e d b y o s m o ti c s tr e s s e s ln A r a bid o p s I S th ali a n a c e lt s u s p e n si o n s [ n v o [ v e m e n t o f th e M A P ki n a s e s A t M P K 3 a n d A t M P K 6 F E B S L e tt 5 2 7 - - . , . . - ・ 7 ・ , ・ , ・ , ・ ・ ・ ・ . . 43 50 D r oi[[ a r d . . , - . M , ( 2 0 0 0) c e" . P . J . , T hibi villi e rs r o t ei n ki n s u s p e n si o n s : , S . , C a s e s in d u c e d tw o a z al e , A . C . , B a rb i e r b y o s m o ti c s tr e s s d M A P ki n a s e s c ro s s r o a 10 4 es - an a n d B ry g d o o , H . , a n d L eli cit o 「 m o l e c ul e s o n e a u ri e r e in t o b a o s m o r e g ul a ti o n - s p , C cc o . ec汀 ic . p 「o t ei n ki n a s e F E B S L e tt 4 7 4 2 1 7 2 2 2 F u rih a t a T M a r uy a m a K F ujit a Y Y o s hid a R a nd U m ezaw a T S hi n o z a ki K Y a m a g u c hi S hi n o z a ki K ( 2 0 0 6) A b s ci si c a d d d e p e n d e nt m u[ti s it e p h o s p h o ryl a ti o n r e g ul a t e s th e a cti vity o f a t r a n s c rip ti o n a c ti v a t o r A R E B l P r o c N a tl A c a d S ci U S A 103 1 988 1993 - . . . , , . , . , , . , , . , - , , . , . , , - . , . . . . . . . - . , G o m e z ad e n a s C - A , . V e rh e y , S K ( 1 9 9 9) D A . , . L D H oJa p p a a b s ci s i c a cid i n d , . . . . , , W a lk e r Si m m o n s M n m e di a t e s a b s ci si c a cid s u p p re s s e d g N a tJ A c a d S ci U S A 9 6 1 7 6 7 1 7 7 2 - - e x p r e s sio n en e - and Sh e n Q H o T H u c e d p r o t ei n ki n a s e P KA B Al i n b a H e y al e u r o n e l a y e rs P r o c , . . , . , , , . , , . . - . G . - ad e n a s . . , A Z e n t el( a R Gib b e re lJi n / a b s c is i c a cid a n t a g o m e z C . p r o t ei n ki n a s 6 67 67 9 . , , , P K A B A l in e W alk e r Si m m o n i s m i n b a rl e y on s - . , r el a ti o n t o g ib b , M K . a[e u r o n e e r e "i n . d an , H o sig n ali n g T , c ell s : sit e H . ( 2 0 0 1) . o f a cti o n m ol e c u[ e s . o f th e Pl a n t C e = 1 3 . , - . G G u o Y J a g e n d o d A T a n d Z h u J K ( 2 0 0 2) Bi o c h e m j c aJ c h a r a ct e ri z a ti o n g D o f th e A r a bid o p sI S P r o t ei n ki n a s e S O S 2 th a t f u n c ti o n s i n s a lt t o l e r a n c e Pl a n t P h y s i o [ 1 30 2 5 6 26 4 H a 肝o rd N G a n d H a rdi e D G ( 1 9 9 8) S N F l r el a t e d p r o t ei n ki n a s e s : gl o b a J r e g ul a t o rs on . , , , " . , . , . , . . . . - . , - . , . o f C a rb o n , . , . . m e t a b oJi s m i n p l a n t s ? P一a n t M o [ Bi oJ 3 7 7 3 5 7 4 8 H oy o s M E a nd Zh ang S ( 2 0 0 0) C al ci u m i n d e p e n d e n t a c ti v a ti o n a cid i n d u c e d p r o t ei n ki n a s e a n d a 4 0 kil o d aft o n p r ot ei n ki n a s e b y h y p e ro s Pl a n t P h y si ol 1 2 2 1 3 5 5 1 3 6 3 - . . . , of - . , . , . , . - s alj c yJi c m o ti c s tr e s s - . - . H rab a L k E M . , . , Ch an C Nim m o H . , W . , . G rjb s k o , v , M M S G S uss m a n K a n d H a rm o n A C ( 2 0 0 3) T h e ki n a s e s Pl a n t P h y s i o L 1 3 2 6 6 6 6 8 0 u a n . . , , . , , . . , , , . . H a r p e r J F C h oi J H H alf o r d N K u dl a J R Th o m as M W a Jk e r S i m m o n s K Zh u J A ra bid o p si s C D P K S n R K s u p e rf a m iJy o f p ro t e i n . , . , . , . , . , . , , . , , - . . , . , , . , , . , - - . ) c hi m ur a K 7 a b i o ti c . , ・ M iz o g ・ u c hi , s tre s s e s T ・ Y o s hid a ・ a cti v a t e pidly 6 5 5 6 65 ra R Y uas ヲ T a n d S hi n o z a ki K ( 2 0 0 0) V a h o u s A r a bid o p s r s M A P ki n a s e s A T M P K 4 a n d A T M P K 6 ・ , ・ ・ 7 ・ ・ 7 ・ . Pl a n t J 2 4 a n d B a n els 1n gra m J D (1 9 9 6) T H E M O L E C U L A R B A SI S O F D E H Y D R A T[ O N T O L E R A N C E IN P L A N T S A n n u R e v Pl a n t P h y si ol pl a n t M o[ B oJ 4 7 3 7 7 4 0 3 Johnso n L N N o bl e M E a n d O v e n D J (1 9 9 6) A c ti v e a n d i n a c ti v e p ro t ei n ki n a s e s : 1 . , . , , . . , . - . , . , . s t r u ct u r a[ , b a si s f o r . . . , . . , ul a ti o n . . . , . . C el1 8 5 1 4 9 1 5 8 g a n d W a lk e r Si m m o n s M K ( 2 0 0 2) T h e J ohnso n R R W ag n e r R L V e rh e y S D a b s ci s i c a cid re s p o n si v e ki n a s e P K A B A l i n t e r a c t s w ith a s e e d S p e c 汀 i c a b s ci s i c a cid and o a t e s Tb A B F p e p tid e re s p o n s e el e m e n t bi n di n g f a ct o r T a A B F h o s h r r p p y S e q u e n c e s PI a n t P h y s i o l 1 3 0 8 3 7 8 4 6 a n d H att o h T ( 2 0 0 2) A b s ci s i c a cid i n d u c e d K ag ay a Y H o b o T M u r at a M B an A re - . . , - , . . , , . . , . , . , . , . . - - - , , - . . . , - . , t ra , . , n s c ri pti o n is , , . , , . , , . . di a t e d b y p h o s p h o ry l a ti o n o f a n a b s ci s i c a cid re s p o n s e el e m e n t bi n di n g f a ct o r T R A B l pl a n t C e " 1 4 3 1 7 7 3 1 8 9 P e k al a I K a c z a n o w s ki S M u s zy n sk a G H a r di e D G a n d D o b r o w ol s k a K el n e r A G ( 2 0 0 4) Bi o c h e m i c aJ c h a r a c t e ri z a ti o n o f th e t o b a c c o 4 2 k D p ro t ei n ki n a s e a c ti v a t e d b y o s m o ti c s t r e s s Pl a n t P h y si oJ 1 3 6 3 2 5 5 3 2 6 5 m e - . , , . , , , . , . , . , . , , , . . , , - . . - . Ki n o s hit a E , . Ki n , o s hit a P h o s p h a t e bi n di n g t a g P r ot e o m i c s 5 7 4 9 7 5 7 - Kik u t a a - , n e w . , . E , . , t o ol t o T a kiy a m a K vi s u ali z e p h o s p h , . , a nd o r y[ a t e K oik e T , d p ro t ei n s . . ( 2 0 0 6) M oJ . . C e l[ - . , K n ig ht H ( 2 0 0 0) C al ci u 26 9 324 . , . m . s ig n a li n g d u ri n g bi o ti c a - . 10 5 str e s s i n pl a n t s T n t R . . e v . C y t ol 1 9 5 . , Y a m a m ot o S K ag ay a Y H o b o T Y a m a m ot o Y M u r at a M Mi n a m i H A a n d H a tt o ri T ( 2 0 0 5) A b s ci s i c a cid a c ti v a t e d S N R K 2 p ro t e i n ki n a s e s f u n cti o n i n th e g e n e r e g ul a ti o n p a th w a y o f A B A s ig n a ( tr a n s d u c tj o n b y p h o s p h o ry Ja ti n g A B A r e s p o n s e e一 e m e n t bi n di n g f a c t o r s Pl a nt J 4 4 9 3 9 9 4 9 Y a m a m ot o M in a m i H K ag ay a Y and H a tt o ri T K o b a y a s hi Y S ( 2 0 0 4) D ifF e r e n ti al a c ti v a ti o n o f th e ri c e s u c r o s e n o n f e r m e n ti n g l re l at e d p ro t ei n ki n a s e 2 f a m ily b y h y p e ro s m o ti c s tr e s s a n d a b s ci si c a cid Pl a n t C e " 1 6 1 1 6 3 1 1 7 7 K o b ay a s hi , , . . , , , . , . , , , " . , , , - . , . , . - - - . . , , . , . , . , . , , . , , . , . - - . K o m is G , . u a d e r, Q , H . , G a r a ti s B a n d A p o s t o) a k o s P ( 2 0 0 6) M a c ro t u b ul e d e p e n d e n t e u l a t i o n i n r g pl a s m o ]y s e d ro o t tip c e " s o f T riti c u m t u rg id u m : - . , . , , . , . p r o t o p[ a s t v o l u m e i n v ol v e m e n t o f p h o s p h oli p a s e D N e w P h y t o [ 1 7 1 7 3 7 7 5 0 Ky o z u k a J a n d S hi m a m o t o K (1 9 9 1 ) T ra n s f o r m a ti o n a n d r e g e ed ) D p r o t o pl a s t s I n Pl a n t ll s s u e C ult u re M a n u a l B l ( Li n d s e y K - - . . , , , . . . . A , d e m i c P u bli s h e r s p p 1 1 6 a n d A ss m a n n S M (1 9 9 6) A ca Li J , , . , . , . , ' n e ra ti o n of nce o rd r e c ht : KJ u w e r - , . . , . . . n b s ci si c a a cid a c ti v a t e d a nd - c al ci u m in d e p d e nt en - p r ot e i n ki n a s e f r o m g u a rd c ell s o f F a v a B e a n Pl a n t C e ‖8 2 3 5 9 2 3 6 8 Ng C K Li J Ki n o s hit a T P a n d e y S G y g i S P S hi m a z a ki K a n d A s s m a n n S M ( 2 0 0 2) M o d u[ a tj o n o f a n R N A bi n di n g p ro t ei n b y a b s ci si c a cid a c ti v a t e d p r o t ei n ki n a s e N a t u re 4 1 8 7 9 3 7 9 7 Li J W a ng X Q W a ts o n M B and A ss m ann S M ( 2 0 0 0) R e g ul a ti o n o f a b s ci si c a c id i n d u c e d s t o m a t a ( cl o s u re a n d a ni o n c h a n n el s b y g u a rd c e " A A P K ki n a s e - . , , . , , . . , , . , . , . , . , . , . , - , . , - . - . - . . , . , , . , . , , . . , . , . . - . Li u , S ci e n X Y . u e , , Y . p t o r is re c e 300 303 Li B N i e 2 87 ce - , , . , pl a s a 3 1 5 1 7 12 1 7 1 6 . , m a Y , . Li W , W , u W , H . . , an e r e c e p t o r f o r th e b ra n m e m . , d M a L ( 2 0 0 7) A G p r o t e i n c o u p l e d p l a n t h o r m o n e a b s ci si c a c id S ci e n c e - . , . . - , M a ed a T , W , M ik o [ aj c z y k M ( 2 0 0 0) O s , . an , d E . p o n e n t S y S t e m th a t o s m o s e n s ln g M A P ki n a s e c a s c a d e i n y e a st N a t u r e 3 6 9 2 4 2 2 4 5 A w o tu n d e 0 S M u s zy n s k a G KI e s si g D F a n d D o b r o w o) s k a G o ti c s tr e s s i n d u c e s r a pi d a c ti v a ti o n of a s a li c y li c a ci d i n d u c e d p r o t ei n h o m o l o g o f p ro t ei n ki n a s e A S K l i n t o b a c c o c eII s P la nt C e l[ 1 2 1 6 5 1 7 8 u 「 gl e トM u r p h y r e g u) a t e s a n ki n a s e M o n ks D . . M . . a nd , S ait o H , . 9 9 4) (1 A t . w o c o m - - . , . m a , S , , . , . , . , , , , . . , ・ , - - Agh o ra m K , . C , n n ey P ce s th e o u , D . . D , e W a Jd D , B . . a nd , . , . De w ey , R . ( 2 0 0 1) . s tr e s s of a s oy b e a n H y p e r o s m oti c ind u r a p id p h o s p h o ryl a ti o n h o s h a ti d l i n o s i t o ] t r a n s f e r r o t e i n h o m o J o t h ro u h a c ti v a t i o n o f t h e r o t e i n ki n a s e s y p g g p p p P K l a n d S P K 2 Pl a n t C e ‖ 1 3 1 2 0 5 1 2 1 9 S - . M u n n ik . , T L ig t e ri n k W M e s ki e n e I C ald e ri ni 0 B e y e rly J M u s g ra v e A a n d H id 1 9 9 9 D i s t i n c t o s m o s e n s i n r o t e i n k i n a s e a t h w a s a re i n v o l v e d i n s i p y ( ) g p g n a "i n g m o d e r a t e a n d s e v e r e h y p e r o s m o ti c s tr e s s pl a n t J 2 0 3 8 1 3 8 8 M eij e r H J G t e r Rj e t B Hid H F ra n k W B a n el s D a n d M u s g ra v e A M u n nik T 2 0 0 0 H e r o s m o ti c s t re s s s ti m u l a t e s h o s h o [i a s e D a c t i v it ) yp p p p y a n d e l e v a t e s th e ( l e v e( s o f p h o s p h a ti di c a cid a n d di a c ylg ly c e r ol p y r o p h o s p h a t e Pl a n t J 2 2 1 4 7 1 5 4 H . , , . , , . , , . , , , . , . , , , - . . - - . . , , . , . . , . , , . , . , . , . , , . , , , . - . M u s tiHi , . . , A C M e rl o t S V a v a ss e u r A F e n zi F a n d Gi ra u d a t J (2 0 0 2) A r a bid o p si s T I ro t e i n ki n a s e m e di a t e s t e r e OS h p g ul a ti o n o f s t o m a t a r a p e n u r e b y a b s cj s i c a cid a n d a c ts u p s tr e a m o f r e a c ti v e o x y g e n s p e ci e s p r o d u c ti o n pl a n t C ell 1 4 3 0 8 9 3 0 9 9 T ayr o r S a n d G h o sh N ol e n B a (2 0 0 4) R e g ul a ti o n o f p r o t ei n ki n a s e s ; c o n t r olli n g a cti vity th r o u g h a c ti v a ti o n s e g m e n t c o n f o r m a ti o n M oI C ell 1 5 6 6 1 6 7 5 L ee H H P a rk Y S H ong S W O h S A K w ak J M and N a m H G ( 1 9 9 3) T w o u t a t i v e r o t e i n ki n a s e s f r o m A ra bi d o s i s t h a l i a n a c o n t a i n hi hl p p p g y a cid i c d o m ai n s i o1 2 2 6 1 5 6 2 4 P la nt M o = ∋ . . , . , , , . , . , , . , . - . . , , . , . , . , , 1 . . . . , , . . , . , . . , , . , . , . , . . , , . , . . - , . 10 6 . Pi c a [ C ・ 7 W 7 e st e rg r e n T ・ . D I o v e S ・ and h y p e r o s m o ti c st re s s 4 5 bi s p h o s p h a t e di a c yr g(y c - , A , , . . n a c ell s L a rs s o ・ ・ n C , r a p id u c e ph pyro a nd ・ ・ S in c r e a h a te o sp , M ( 1 9 9 9) S a li n ity Jn P h o s p h a tid y Jj n o s it oI in h o s p p h a tid yJ c h oli n e m ah n o m ・ ・ ・ . ses d an J Bi ol C h e m 2 7 4 3 8 2 3 2 3 8 2 4 0 Pi e r c e o nt R a n d L e fk o w ^ tz R J ( 2 0 0 2) S e v e n tr a n s m e m b r a n e T re c e pt o r s N at R e v M ol C e] = ∋ io L 9 6 3 9 6 5 0 R e i s e r V R a in D C a n d S a it o H ( 2 0 0 3) Y e a s t o s m o s e n s o r Sl n l a n d p l a n t c yt o ki ni n r e c e pt o r C r e l re s p o n d t o c h a n g e s i n t u rg o r p r e s s u r e J C e " Bj o [ 1 61 1 0 3 5 1 0 4 0 ra bid o p si s th a[i a K L P re m K in d e r or ・ - . . . . . , - , . , , . , . . 1 . . , . , . , . . , . . , . , . 1 . . R o m eis T L u d w ig A A M a rti n R p r ot ei n ki n a s e s pl a y a n e s s e n ti al 5 55 6 5 56 7 , , . . , . , , . a nd , r ol e Jo in nes J , D . . . G . ( 2 0 0 1) . pla nt d ef e n s a e re s , C a l ci u . po nse m - dep E M B O J . d e nt en 20 . , - . Sh Q G o m e z C a d e n a s A Z h a ng P W alk e r Si m H ( 2 0 0 1) D i s s e c ti o n o f a b s ci s i c a cid si g n a l t r a n s d e n , - . . , . m on s - , , . , , l a y e rs T e s t e ri n k Pl a n t M or Bi o J 4 7 C D ekk e r H L . . . , . , p Sh e en at h w a y s K in b a rl e y a l e u r o n e B K . . , J , . a nd , H o T , . - . , 437 4 48 Li m Z Y M , u cti o n . . , . , . , . J oh n , s M , K . . H ol m , es A , . . , o st e r , C G . . , Ktj s t a ki s N T a n d M u n nik T ( 2 0 0 4) 1 s o] ati o n a n d id e n t n c a tj o n o f p h o s p h a tidi c a cid t a 「 g et s 什o m p l a nt s Pl a n t J 3 9 5 2 7 5 3 6 u n od a Y S a k ai N Kik u c hi K K at o h S A k a g i K M i u r a O h n u m a J T a s hir o Y M u r a ta K S hib u y a N a n d K a t o h E ( 2 0 0 5) I m p r o vi n g e x p r e s si o n a n d s ol u bility o f . , . , . , - . Ts . . , - . , , . , . , ri c e , , p r o t ei n 2 6 8 27 7 . , p rod s . , . , , d u c e , , . , , . , , , . , . f u si o n p ro t ei n s i n E s c h a s . , e ri c hi a c o[i P r ot ein E x p r P . u rif . 42 . , - . U ra T S hi n o fu W . , Y ak u b o z a ki K , o B S a to h R ( 1 9 9 9) A tr a n v . , . , S hi n o z a ki K S e ki M H ir a y a m a T a n d s m e m b r a n e h y b rid ty p e hi s tidi n e ki n a s e i n A r a bid o p s is o s e n s o r PJ a n t C e)1 ll 1 7 4 3 1 7 5 4 r ol e o f p h o s p h o (i p a s e D i n si g n a li n g c a s c a d e s P hy siol 1 2 0 , X , (1 9 9 9) . Ya , m a u c hi g - . , , . , , . , , - . n c ti o n s a s a n o s m a ng , , - . The . . , . 6 4 5 65 2 W a n g X ( 2 0 0 2 ) P h o s p h oli p a s e D i n h Bi ol 5 4 0 8 ■1 4 W a ng X D e v ai a h S P Z h a ng W . , - . . , . sig n ali n s tr e s s g . C u rr O pin . . Pl a n t . , . , o r m o n al a n d . , . , . , . , d an , W e[ti R , p h o s p h a tidi c a cid P r o g Li p d R e s 4 5 2 5 0 2 7 8 a n d Z h u J K (2 0 0 2) Xi o n g L S ch u m ak e r K S . ( 2 0 0 6) S ig n ali n g d u ri n g . g fu n c ti o n s of - . . , an Xi o n g d , . . , s alt s t r e s s . . , , . , . pl a n t C e " 1 4 ( S u p pl) S 1 6 5 1 8 3 and Z h u J K ( 2 0 0 2 ) M o) e c u[ a r a n d g L , . C eH . sig n ali n c o ld , d ro g ht u , - . , . , . . . e n e ti c as of e c ts p pl a n t re s p o n s e s to o s m oti c s tr e s s P( a n t C ell E n vi ro n 2 5 1 3 1 1 3 9 M i z o g u c hi T T a k a h a s hi F A r o n s o J E c k e r J R Y o s hid a R H o b o T l c hi m u r a K and S hi n o z a ki K ( 2 0 0 2) A B A a cti v a t e d S n R K 2 p ro t e i n ki n a s e i s r e q ui r e d f o r d e h y d ra ti o n s t re s s sjg n ari n g i n A r a bid o p s f S Pl a n t C e " P h y s i o L 4 3 1 4 7 3 1 4 8 3 - . , . , . , , . , . , , , . , . , , , . , , . . , - . , . - . Y o s hid , . m ez a w a , T . M i z o g u c hi T T a k a h a s hi S T a k a h a s hi F a n d S hi n o z a ki K U ( 2 0 0 6) T h e r e g ul a t o ry d o m ai n o f S R K 2 E / O S T l /S n R K 2 6 i n t e r a c t s w ith A B ll a n d i n t e g r a t e s a b s ci s i c a cid ( A B A ) a n d o s m o ti c s tr e s s si g n al s c o n t r o)li n g s t o m a t aJ cl o s u r e i n A r a bid o p sts J Bi ol C h e m 2 8 1 5 3 1 0 5 3 1 8 a R , . . , . , , . , , , . , , . . . - . Zh Zh . a n d Kl e s s ig S r o t e i n ki n a s e is e n p a ng . , , Qi n g W h o s h a tidi c p p an , . , s ig n ali n Zh . an g , W . g , . W D , . F . a cti v a t e d b y S J P K P r o c N a tl A c a d S ci U S A 9 5 7 2 2 5 7 2 3 0 a nd W a ng C Zha o J X (2 0 0 4) P h o s p h oli p a s e D a lp h a 1 d e n v e d a cid i n t e r a c t s w it h A BI I p h o s p h a t a s e 2 C a n d re g ul a t e s a b s ci si c a cid c N a tl A c a d S ci U S A 1 0 1 9 5 0 8 9 51 3 , . . ( 1 9 9 8) T h e . c od ed to b a c c o di n g w o un - a cti v a t e d m it o g en - - . . . . . . . , - , P ro a ng . , , , . , . . 1 . , . C . , Q in . , C . , . W o od . , T . , , . Ol a f s d o tti r G , 10 7 . , W elti R , . , an d W an g , X . ( 2 0 0 3) . Th ol e at e e d p h o s p h o lip a s e D P L D d e Jt a a n d p h o s p h a ti di c a ci d d e c r e c e d c e " d e a th i n A r a bid o p si s Pl a n t C e H 1 5 2 2 8 5 2 2 9 5 - ul a t e s ti m H 2 0 2 in d u 」 K ( 2 0 0 2) S alt Bi o l 5 3 2 4 7 2 7 3 - Zh u Zh u . , . , . . ' , H a s e . d dro an u g h t st r e . , s s s ig n a 一tr a n s d u c ti o n i n p一a n t s . An n u . R e v . P la n t . as eg a w a s tr e s s in p l a n t s , - . , . J K , . C P M R e . , rit . . a nd B re s s a n R A (1 9 9 7) Pl a nt S c i 2 5 2 5 3 2 7 7 , , v . . - . . , 10 8 . . M ole c ul a r a s p e ct s of o s m o ti c 要約 p ro t ei n ki n a s e 2 ( S n R K 2 ) フ ァ ミリ の プ ロ テ イン キナ ゼ 群 に 属 するプ ロ テ イン キ ナ ゼ は 植物 に お い て 高浸 透 圧 ス トレ ス や ス トレ ス ホ ル モ ン として 知られ て い るア ブ シ ジン 酸( A B A ) に より活 性 化される こ れらの プ ロ テ イン キ ナ ゼが 高浸透 圧 ス トレ ス や A B A S N Fl イel a t e d ー ー ー . 、 ー 。 応 答 に お けるシ グナ ル 伝 達 に お い て 中 心 的な 役割を果た し て い る こ とを 示 唆する報 告 が 相 次 い で い る し か し こ れら の プ ロ テ イ ン キナ ゼを介するシ グナ ル 伝 達経路 の 下 流 応 答 や活 性 に 上 に つ い の だ に 化 関 わる 流 因 子 て 知 見 は未 乏 し い 本研 究 で は イネ S n R K 2 プロ テ イン キ ナ ゼ の 上 流 因 子 に 関 する知 見を 深める ことを目 的とし まず S A P K 2 の リン 酸 化 部位 の 同 定 を行 い S e r 1 5 0 S e r1 5 4 およ ぴS e r1 5 8 が 高浸 透圧 ス トレス に よ っ てリン 酸 化され る ことを示 し ー 。 、 。 , ー 、 、 、 た 上 流 因子 の 探索 に お い て は ス タウ ロ ス ポリン の 感 受 性 が 低く C a 2 + 依 存 的な S A P K 2 を リン 酸化 するプロ テ イ ン キナ ゼ の 存在を見 い だ し 3 量 体 G タン パ ク 質が A B A に よる S A P K の 活 性を負 に 制 御 して い る可 能性を 示 唆し た さらに フ ォ ス フ ァ チ ジン 酸 は S A P K の 活 性 に は 直接 関 与 しな い 特 異 的 な 結合をし そ の 結合 が 生 物学 的 意味を有して い る可 能性を 示 した ゼ の リ ン 酸 化 状 態を 検 出 す る た め の 技 術 で あ る P h o s T a g また プ ロ テ イン キ ナ S D S P A G E は タン パ ク質 の 特異 的 なフ ォ ス フ ァ チ ジ ン 酸 へ の 結 合を検 出 するため の 新 たな 手 法 となる ことが 期待され た 。 、 、 ー 、 。 、 , 。 - - , - 、 。 10 9