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GNU/Linux (NetworkFile (8erverMessage (CommonInternetFile 8MB

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GNU/Linux (NetworkFile (8erverMessage (CommonInternetFile 8MB
WindoW8 と UNIX の相互運用に関する技術研修
第 3 技術室システム設計技術班
.
1
水野広治
はじめに
Windows と UNIX マシンでは、お互いの操作方法が異なるため、扱うユーザの慣れにより特定
のマシンのみを使用する傾向になる。しかし、作業内容によってはマシンを選んで処理した方が効
率のよい場合もあり得る。作業する立場からは、異なる 08 のマシンを同 一 ネットワークに接続さ
せて、お互いの資源を共有することによる利便性が重要となってくる。
研修では、同ーネットワークに接続した Windows と UNIX マシンの資源を相互に利用する作業
環境が、どの程度実現されているのか、現実的な使用環境を想定した設定により、動作や利用方法
の確認を行った。相互利用に関係する具体的なものには、ファイル等の共有やコントロール、異な
る 08 の GUI の表示、などがある。これらは、できる限りフリーやオープンなソフトウェアを対象
とした。
2.
UNIX と WindoW8 の相互接続
相互接続を行うためには UNIX と Windows のマシンが最低各一台は必要である。そこで、 UNIX
には PC-UNIX の Debian
GNU/Linux2.1 を用い、 Windows には WindowsNT4.0(8P4) を用意した。
両マシン共、同一ネットワークに接続し、お互いをアクセス可能な状態とした。
UNIX と Windows の異なった 08 問でファイルを共有する場合、プロトコルの問題がある。 UNIX
では、ファイル共有方式として基本的に NF8
では 8MB
e8ystem) が使われている。 Windows
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(NetworkF
e8ystem) が
l
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(8erverMessageBlock) プロトコルによる CIF8 (CommonInternetF
ファイル共有方式である。また、
WindowsNT では TCP/IP が標準
NF8 サーバ
8MB
的に使用できるため、 telnet やリ
モートコマンドなどによる UNIX
へのアクセスは簡単に実現可能で
ある。 iTCP/IP プロトコル j は、
UNIX とファイ jレやプリンタを共
有する場合は、必ず組み込む必要
能
機
資源共有
WindowsNT
80SS-NF8
。
(サーバ/クライアント)
リモート処理
UNIX
。
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。
RSHD
。
。
。
telnet クライアント
。
。
WinTD
VNC
表 3.1 使用したソフトウエア (0 は標準でサポート)
telnet サーバ
リモートデスクトップ環境
がある 。
-63-
。
VNC
.
3
ソフトウェア
資源の共有と、その利用を実現するソフトウェアは多く存在するが、研修で実際に使用したフリ
ーのソフトウェア(表 2.1) を次に示す。
samba:
UNIX での 8MB サーバで、 WindowsNT が持つ機能の大半をシミュレートできる。基
本的には、ファイルの共有機能や、 Microsoft ネットワークにおけるド メ イン管理の機
能の 一 部を実現している。
smbfs:
基本的な機能が Linux のカーネルの 一 部として提供されてお り 、 8MB プロトコルに
より WindowsNT の共有サーピスをマウントする 。
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8
smbwrapper:
機能的には smbsh と同じである 。
8MB
プロトコルにより
UNIX からコマンドインタープリタのシェル感覚で
WindowsNT の共有サービスにアクセスする 。
8088-NF8:
WinTD:
R8HD:
WindowsNT の NF8 サーバ。
WindowsNT の telnet サーバ。
リモート・コンピュータ上でコマンドを実行し、結果をローカル・コンピューターに
表示する rsh コマンドや、 FTP と同じようにファイルやディレクトリをサプディレク
トリも含めてコピーする rcp コマンドに対する WindowsNT のサーバ 。
VNC:
UNIX や WindowsNT などの GUI を、他の 08 からネットワーク越しに表示したりコ
ントロールするリモートディスプレイソフトウェア。
.
4
WindowsNT から UNIX へのアクセス
WindowsNT から UNIX へのアクセスには、 NF8 、 8MB プロトコルまたは、リモートコマンド
による方法ある。但し今回は、 NF8 によるアクセスは行っていない 。
4. 1.
WindowsNT でのリモートコマンド
WindowsNT にプロトコルとして iTCP/IP プロトコル」をインストールすると rsh 、 rcp コマンド
が使用可能となる。 UNIX では、標準でそれらのサーバとなるデーモンが存在するため、簡単なフ
ァイル等のコピーやリモートでの処理に関しては十分に使える便利な機能である。但し、操作は
GUI ではなく直接コマンドを入力することになる(図 4. 1. 1) 。また、 UNIX にユーザ・アカウントと、
アクセスを許可するホスト名を予め登録しておく必要がある。しかし、 REXEC コマンドでは、実
行時にユーザ・アカウントとパスワードを入力することにより、登録なしで処理が可能となる。
telnet
による
UNIX へのアクセスでは、
UNIX(kapok) のシステム情報表示
D: ¥>
WindowsNT に標準で telnet クライアントが用
意されているため、 telnet サーバが標準にある
ファイル infile を UNIX の mlzuno へ outfile でコピー
D: ¥>
UNIX にはリモートログインが可能である。
4. 2.
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図 4 . 1. 1 WindowsNT からの rsh/rcp 使用例
WindowsNT から UNIX のファイル共有
Windows 標準の 8MB プロトコルによりファイルを共有するには、 UNIX に 8MB サーバが必要
である。今回は、 samba を UNIX にインストールした 。 samba では、共有させるファイルを指定
することにより、 Windows の共有資源に対するアクセスと同じ感覚で UNIX のファイルが使用可
能となる(図 4.2.1 ,図 4.2.2) 。 この時のユーザ認証には、 samba の設定にもよるが UNIX にユーザ・
アカウントが必要となる 。 また、 samba は、機能に制限があるものの WIN8 サーバや NT ドメイン
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軍扇劃副-・E・・E・・E・.;語10.1:務量
.-... ..-. .. . ~. . . . . .
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一
一一
山一一
i(i溜!'J嗣司駒田町田自国国湖沼2 糊
図 4.2.3 UNIX 日本語名ファイル
との連携機能も備えており、設定により様々な利用方法が考えられる。尚、日本語ファイル名はサ
ポートしている(図 4.2.3) 。
4. 3. WindowsNT から UNIX のプリンタへ印刷
WindowsNT から UNIX のプリンタを利用する場合、 8MB プロトコルか WindowsNT に標準に
ある LPR を使う二つの方法がある。 8MB プロトコルを使う場合は、 UNIX に samba 等の 8MB サ
ーバが必要である。 WindowsNT では Windows 同士のプリンタ共有の設定と同じく、プリンタ設定
時のネットワークパスに、プリンタが設定しである UNIX のマシン名とプリンタ名を指定するだけ
である(表 4.3.1) 。
LPR では、 UNIX の LPD(LinePrinterDaemon) を利用することになる。 WindowsNT にて「ネッ
トワークの設定 j の「サービス」として íMicrosoftTCP/IP 印刷 J を設定し、 íLPR PortJ に UNIX のマ
シン名とプリンタ名を指定する。更に UNIX では、利用を許可する WindowsNT のマシンを登録す
る。設定後は、 WindowsNT 上で通常のプリンタとして使用可能となる。
.
5
UNIX から WindowsNT へのアクセス
UNIX から WindowsNT へのアクセスに関しても、 NF8 や 8MB プロトコル、またはリモートコ
マンドにより実現できる。 8MB プロトコルによるアクセスには、 samba に加え smbfs 、 smbwrapper 、
sharity-light などいくつかの方法がある。尚、 UNIX から WindowsNT へのアクセスにはクライア
ント・アクセス・ライセンスが必要になる場合があるので注意する。
. 1.
5
UNIX でのリモートコマンド
UNIX からは標準で rsh や rcp コマンドが使用できるが、 WindowsNT ではサーバを用意する必
要がある。今回はサーパとして R8HD をインストールした。更に、「コントロールパネル j の「サー
ビス j により R8H Daemon をスタートアップで自動にして、常にサービス状態とした。クライアン
トからのアクセスには許可するホストを予め指定してお
くことにより、ファイルのコピーや、簡単な D08 レベ
ルのコマンドが実行可能となる(図 5. 1. 1) 。
telnet により
WindowsNT に
WindowsNT 側 (yucca)
ec: ¥ wìnnt¥ .rhosts
p
y
D: ¥> t
KAPOK
UNIX 側
WindowsNT にアクセスするには、
←許可するホスト名
(kapok)
tv ew
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サーハ~名
telnet サーバが必要である。今回は
・・』
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Samba2
¥¥YUCCA
ポート
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B 一R 一日仏
政一 P 一P
ST と L
設-ロ一N一ツ
¥¥ KAPOK
注釈
¥¥ UNIX マシン名¥プリンタ名
コマント・は正常に終了しました 。
UNIX マシン名:プリンタ名
%
プリンタアドレスプリンタ名
phd
nu
表 4.3.1 設定したプリンタのポートによる違い
¥¥ mìzuno¥¥outfìle
e
yucca:c:
fl
%rcp n
図 5. 1. 1 UNIX からの rsh/rcp 使用例
WinTD をインストールした。サーバの機能としては、リモートログインするユーザ、パスワード、
ホームディレクトリ、実行可能コマンドを予め指定する必要があり、通常の UNIX での telnet サー
バとは多少異なっている。
5. 2
. UNIX から 8MB プロトコルによるファイルの共有
8MB プロトコルにより UNIX から WindowsNT へアクセスするにはいくつか方法があるが、何
れも UNIX に 8MB プロトコルのクライアントが必要である。その一つ samba の場合は、 smbclient
コマンドによるアクセスとなる。これは、
ファイル共有の感覚ではなくファイル転送
の操作に近い。また、 smbfs の場合は、 NF8
でマウントするように
smbmount コマン
ドで WindowsNT の共有をマウントしてア
クセスする。解除は smbumount コマンド
である 。 Sharity-Light も smbfs とほぼ同
じ機能で、マウントは shlight コマンドで、
解除は unshlight.sh スクリプトを使用す
る。 smbwrapper では、 smbsh コマンドに
よりシェルセッションを開始 L て、 Ismb
ディレクトリ下の WindowsNT の共有へア
smbclient の場合
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smbclient ¥¥¥¥ yucca¥¥ public
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smbfs の場合
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smbwrapper の場合
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新規テキスト
ドキュメント . txt'
図 5 . 2.18MB プロトコルによるファイルアクセス
クセスする。(図 5.2.1)
5.
3.
UNIX から NF8 によるファイルの共有
UNIX から NFS でアクセスするために、 WindowsNT に NFS サーバの SOS8-NFS をインストー
ルした。クライアントからのアクセスポイントを予め指定しておく必要があるが、 UNIX からは
mount コマンドにより通常の NFS ファイルのようにアクセスすることが可能となる(図 5.3.1) 。マ
ウント解除も umount コマンドを使用する。但し、 SOS8 ・ NFS を起動したユーザがログオフすると
サービスも止まる。これには、 WindowsNT の起動時にプログラムが実行できるタスクスケジュー
ラ等の機能が必要となる。
5. 4. UNIX から WindowsNT のプリンタへ印刷
UNIX から WindowsNT のプリンタを利用する場合、 8MB プロトコルと LPD を使う二つの方法
がある。 5MB プロトコルを使う場合は、 WindowsNT にて、 UNIX に使わせたいプリンタを共有に
するだけである。実際の印刷には、 samba の場合 smbclient コマンドを使用する(図 5 .4 .1) 。
LPD を使う場合は、 WindowsNT にて「ネットワークの設定 j の「サービス J で iMicrosoftTCP/IP
印刷 j を設定する。次に「コントロールパネル j の「サービス j で iTCP/IP PrintServerJ を開始させ
LPD サービスを起動する。 UNIX では、 WindowsNT のプリンタをリモートプリンタとして設定し、
通常 UNIX で使う lpr コマンドにて印刷する(図 5 .4 .1) 。
-66-
8MB の場合
WindowsNT 側 (yucca)
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UNIX 側 (kapok)
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新規テキストドキュメント .txt*
図 5.3.1 UNIX から NF8 でアクセス
6.
WindowxNT(yucca) の printer へ file.ps を印刷する
#smbclient ¥¥ yucca¥ printer
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LPD の場合
/etc/printcap に WindowsNT のプリンタを設定する
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図 5 .4 .1
UNIX から WindowsNT への印刷例
リモートデスクトップ環境
共有ファイル等を異なる 08 から個々にアクセスするのではなく、 UNIX や WindowsNT などの
GUI をネットワーク越しに表示・コントロールするリモートディスプレイソフトウェアがある。
VNC (VirtualNetworkComputing) は、サーバ/クライアント・システムで,サーバの画面をク
ライアント=ビューワで表示し、ビューワのキーボードとマウスでサーバ側をコントロールする。
サーバでは、パスワードの設定が必要で、ビューワ接続時に認証させることになる。また、ビュー
ワはサーバの画面を表示しているので、サーバが動いている聞は何度でも接続できる。
WindowsNT でサーバを動かした場合、ビューワではサーバの画面がそのまま表示され、ビュー
ワからのマウス等の入力がそのままサーバ側で動作する。結果的には、ビューワからサーバを遠隔
操作することになる(図 6.1) 。
UNIX でのサーバは、機能的には X のサーバとほとんど同じである。 X のアプリケーションがそ
のまま使用できる。また、サーバは個人ごとに起動するため、ビューワからは X 端末の感覚で使用
できる(図 6.2) 。
図 6.2 WindowsNT から UNIX へアクセス
図 6.1 UNIX から WindowsNT へアクセス
7.
samba による作業環境の設定
WindowsNT にて、 samba により UNIX のファイルをアクセスする作業環境の設定を行った。ユ
ーザのホーム、または作業領域を UNIX に確保して、 8MB プロトコルによりアクセスするように
した。 samba の機能は設定ファイルに記述する(図 7.1) 。日本語ファイル名の利用(図 7.1 ①)、ユー
ザ認証先ホストと認証方法(図 7.1 ②)、 WindowsNT に合わせたファイル名変換(図 7.1③)、 UNIX の
ホームディレクトリの利用(図 7.1 ④)、 UNIX の作業領域の共有(図 7.1 ⑤)を指定した。
-67-
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図 7.2 WindowsNT 起動後の画面(一部)
図 7.1 samba の設定
ユーザ認証(図 7.1 ②)のパスワード管理に関しては、 UNIX や samba ではなく、 WindowsNT に
よる管理とした。また、図 7.1 ③のファイル名の変更では WindowsNT に合わせたが、 UNIX に合
わす場合は、全て Yes
となる。 WindowsNT での最終的な作業環境としては、 W8H(Windows
8criptingHost) によりスタートアッププログラムを作成し、ログオン時に、 UNIX での作業領域と、
ユーザのホームディレクトリが UNIX にあれば、ショートカットの作成とエクスプローラが自動で
起動するようにした(図 7.2) 。
8
.
おわりに
同ーネットワークに接続した WindowsNT と UNIX マシンのファイルやプリンタを相互に利用す
る方法を、フリーのソフトウェアのみを用いて設定を行い、操作方法や動作の確認を行った。しか
し、使用したソフトウェア以外にも、 X アプリケーションの Windows 側での利用や、同一マシン
上での異なる 08 の稼動などがあり、今後、設定や動作の確認を行いたい。
実際の設定では、 WindowsNT から UNIX のファイルを利用するには、扱う日本語コードやファ
イル名変換の問題はあるが、やはり samba の使用が一般的であり、安定して使用できた。 UNIX か
ら WindowsNT へは、 NF8 の使用もあるが、作業内容によっては 8MB プロトコルの方が、ユーザ
レベルの操作で簡単にアクセスすることができた。また、 VNC は簡単で非常に強力なツールである。
今回のソフトウェアの設定や使用方法の修得により、実際の相互運用する環境において、お互い
の資源を目的に合わせて利用することが可能となった。
[参考文献1
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-68-
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