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2013環境報告書 - 株式会社 有沢製作所

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2013環境報告書 - 株式会社 有沢製作所
AR IS AWA ENV I R O N M EN T A L R EP O R T
2013 環境報告書
Dreams to Reality
A R I S AWA
E N V I R O N M E N TA L
REPORT
2013
環境報告書
C
O
N
T
当社における環境活動…
E
N
T
S
…………………………………… 1
経営方針……………………………………………………………… 2
環境方針……………………………………………………………… 2
推進体制……………………………………………………………… 3
2012年度環境目標・実績及び評価…………………… 3
環境負荷マテリアルバランス……………………………… 4
2013年度環境目標…
………………………………………… 4
省エネルギーの状況…………………………………………… 5
環境負荷物質低減の推進…………………………………… 7
廃棄物の管理……………………………………………………… 9
グリーン購入………………………………………………………… 9
環境苦情…………………………………………………………… 10
環境活動…………………………………………………………… 10
環境情報の開示………………………………………………… 11
会社概要…………………………………………………………… 11
「2013 環境報告書」の対象範囲
●対 象 期 間 2012年度
(2012年4月〜2013年3月)
●対象事業所本社・南本町工場
(含むアリサワファイバーグラス
株式会社、敷地内有沢総業株式会社)
中田原工場
(含む敷地内有沢総業株式会社)
中田原西工場
当社における環境活動
大災害はいつ発生するか予想出来ず、万が一発生
した場合には、経済活動に甚大な影響を及ぼすこと
を、私たちは東日本大震災や、タイ国の大洪水など
により経験致しました。これらの経験は自然災害へ
の危機意識やBCP(事業継続計画)への関心を高め
る契機となりました。また大震災に伴う原発事故以
来、原子力発電所の運転停止による電力不足や電気
料金の値上げが、節電意識を更に加速させ、私たち
の日常生活や企業活動にとりましても、ECOは避けては通れないものとなっ
てきております。
このような社会的動向の中で、当社は引き続き、省エネを環境活動の中心
に据えて、積極的に活動を推進して参りました。昨年度は、すでに構築済み
の「電力デマンドの可視化システム」と、「電力使用量の自動監視・警報シス
テム」を更に有効活用することにより、無駄で且つ不効率な電力使用状況の
掘り起こしを行い、その削減に挑戦して参りました。また空調設備に外気温
を利用するシステムや、また生産設備に排気熱を再利用するシステムなど大
規模な設備投資をも実施し、徹底した省エネに取り組んで参りました。その
結果、2012年度のエネルギー消費量の削減においては、たいへん大きな成果
を上げることが出来ました。
本報告書は、2012年度における当社が取り組んできた環境に関する活動内
容を「環境報告書」として纏めておりますが、是非ともご一読頂き、当社の
環境活動にご理解を賜れれば幸いに存じます。
当社は社会的責任を果たす上で、「創造、革新、挑戦」を基本ポリシーに、
素早い行動と絶え間ない変革で世界に飛躍し、社会の変化に適応するスピー
ドのある経営を実践することによって、今後も社会に貢献して参ります。株
主様、お客様、お取引先様、地域社会の方々におかれましては、有沢製作所
グループへの変わらぬご支援と、ご指導をお願い申し上げます。
2013年10月10日
株式会社有沢製作所
代表取締役社長
1
経営方針
CICとは 創造:Creation 革新:I nnovation 挑戦:Challenge
環境方針
当社は、電子材料、ディスプレイ材料、電気絶縁材料及び産業用構造材料の開発・設計から製造
に至るまでの事業活動全般において、環境に与える負荷の低減に努め環境保全を推進するために、次
のことを実行致します。
①当社の事業活動、製品及びサ-ビスが環境に与える影響を把握し、環境汚染の予防に努める。
②環境法規、規制、協定及び当社が同意したその他の要求事項を順守する。
③環境活動の推進に当たり、「環境目的及び目標」を設定・実行し、定期的に見直す。
④環境負荷の低減を指向した製品開発、技術開発を行う。
⑤環境に影響を与える可能性のある有害化学物質の管理強化を行う。
⑥大気、水質、土壌汚染等の防止管理の強化を行う。
⑦省資源、省エネルギー、産業廃棄物の削減、リサイクルの推進に取り組む。
⑧環境教育を通じ全社員の意識向上を図り、自ら責任を持って環境保全活動を遂行できるよう、
啓発を行う。
⑨内部環境監査、マネジメントレビューを定期的に実施し、環境管理マネジメントシステムの
継続的改善を図る。 この環境方針は、社内外に公表する。
2
Dreams to Reality
推進体制
当社は新潟県上越市内の3拠点に工場が分散し操業しています。環境保全推進体制は、その3拠
点が一体となり、また構内関係会社も取り込んだ環境保全管理委員会を中心とした全社体制と、個別
テーマを担当する専門部会によりPDCAのサイクルを回して取り組んでいます。
代表取締役社長
環境目標
(PLAN)
内部環境監査
全社員参加の
環境保全活動
(DO)
改善
是正・予防措置
環境担当役員
(環境管理責任者)
(ACTION)
環境保全管理委員会
内部環境監査
(CHECK)
環境保全管理委員会
事 務 局
(安全環境グループ)
管理部門
製造部門
専門部会
技術部門
購買部門
品質保証部門
構内関係会社
2012年度環境目標・実績及び評価
№
環境目標
1
環境負荷の低減を指向した製品開発・技術開発を行
う。
目標値
実 績
評価
期間中に2件の開発
2件開発
①デ ータ、保 証書を入手
する。
②随時
①220件
2
①既 存原材料で有害物質の未調査品について調査
を行い、メーカーよりデ-タ、保証書を入手する。
②環 境関連物質に関する動向や規制の情報収集に
より、安全・安心な生産活動を推進し環境負荷の
防止を図る。
3
①各グループにおける環境管理基準を順守し、新た
な汚染を発生させない。
②VOC排出基準の遵守(年2回測定)
①環境法令違反ゼロ件
①適合
②年2回 4月、10月実施
②4月、10月実施
①生 産効率のアップ、設備改善等を図り省エネに取
り組む。
2011年度CO₂換算/生産
高実績1%削減
2.65kg/千円以下
11.7%減
2.34kg/千円
達成
②各部門の業務遂行段階において、産業廃棄物削減
に取り組む。
2011年度総排出量/生産
高実績1%削減
11.68t/億円以下
4.9%増
12.25t/億円
未達成
③各 部門の遂行段階において、リサイクルに取り組
む。
96%以上
96.3%
達成
5
①一般教育訓練の実施
②特定業務従事者教育の実施
③雇入れ又は異動者教育訓練の実施
①年1回実施
②年1回実施
③雇入れ、異動時
①全部門実施
②該当部門実施
③適時実施
達成
6
①環境ボランティア活動の実施・参加
②環境報告書の発行
①3回以上
②年1回
①3回実施
②10月発行
達成
4
②7件
達成
達成
達成
3
環境負荷マテリアルバランス
経営方針
IN PUT
OUT PUT
2012年度 2011年度
2012年度 ◆エネルギー投入量
燃料 (原油換算)
8,624KL
10,787KL ○都市ガス
○A重油
○LPG
6.4ton
6.7ton
○ガソリン
27.3KL
26.8KL
○軽油
27.6KL
27.2KL
○灯油
2.7KL
3.0KL
8,502KL
10,587KL
33,080千kWh
41,119千kWh
◆購入品
6,741ton
7,556ton
原材料
5,342ton
5,828ton
有機溶剤
635ton
835ton
副資材
764ton
893ton
7,740千㎥N
9,687千㎥N
0
0
電力 (原油換算)
○電力 2011年度
❖CO₂排出量
32,322ton
40,214ton
●燃料分
16,807ton
20,970ton
●電力分
15,515ton
19,244ton
❖有機溶剤大気排出量
●PRTR対象物質
111ton
160ton
❖産業廃棄物
1,680ton
1,794ton
●リサイクル
1,618ton
1,677ton
●埋立
62ton
117ton
(総排出量/生産高実績) 12.25t/億円
11.8t/億円
◆水資源投入量
総投入量
406.0千㎥
413.2千㎥
○上水
228.5千㎥
237.1千㎥
○地下水
177.5千㎥
176.1千㎥
環 境目標
2013年度 環境目標
№
環 境 方 針
2013年度環境目標
1
環境負荷の低減を指向した製品
開発、技術開発を行う。
環境負荷の低減を指向した製品開発、技術開発
を行う。
期間中に2件の開発
環境に影響を与える可能性のあ
る有害物質の管理強化を行う。
①既 存原材料で有害物質の未調査品について調
査を行い、メーカ-よりデータ、保証書を入手
する。
②環 境関連物質に関する動向や規制の情報収集
により、安全・安心な生産活動を推進し環境負
荷の防止を図る。
①デ-タ、保証書を入手する。
大気、水質、土壌汚染等の防止
管理の強化を行う。
①各グループにおける管理基準を遵守し、新たな
汚染を発生させない。
②VOC排出基準の遵守(年1回測定)
①環境法令違反ゼロ件
省資 源、省エネルギー、産業 廃
棄物の削減、リサイクルの推進に
取り組む。
①生産効率のアップ、設備改良等を図り、省エ
ネに取り組む。
②各部門の業務遂行段階において、産業廃棄物
削減に取り組む。
①省エネルギー(電気・都市ガ
スの削減)
2 012年度CO₂換算/生産高
実績の1%削減
②産 業廃棄物総排出量の削減
2012 年度 総 排出量/生 産
高実績の1%削減
環境教育を通じ全社員の意識向
上を図り、自ら責 任 を持って環
境活動を遂行できるよう、啓発
を行う。
①一般教育訓練の実施
②特定業務従事者教育の実施
③雇入れ又は異動者教育訓練の実施
①年1回実施
②年1回実施
③雇入れ、異動時
その他環境活動
①環境ボランティア活動の実施
②環境報告書の発行
①1回以上
②10月発行
2
3
4
5
6
4
目標値
②随時
②4月〜5月実施
Dreams to Reality
省エネルギーの状況
生産技術部 電気グループ 横尾
丈宏
当社において省エネルギーを推進する目的は大きく分けて2つあります。
①省エネ法遵守。南本町工場、中田原・中田原西工場がそれぞれ第1種エネルギー管理指定工場であ
る為、エネルギー使用の合理化を進めエネルギー原単位=エネルギー量/売上高を1%/年改善
する努力義務があります。
②エネルギーコスト削減。
このように法令順守と会社の利益確保の為に、省エネルギー推進は重要です。
近年、当社の状況は以前のような4直3交替で生産する待機エネルギーが少ない「最も効率の良
い稼働」から3直、2直、日勤稼働といった「待機エネルギー比率の大きい稼働」へ変化しました。
またクリーンルーム空調等は未生産時でも運転する必要がある為、2009年~2011年度はエネルギー
原単位が大幅に悪化する状況となりました。この悪循環を打破する為、エネルギーの変動化(理想
的には未生産時エネルギーゼロ)を目指しトップダウンとボトムアップで取組みを強化しました。
主な取組みは下記の通りです。
■エネルギー見える化推進
工場毎、設備毎、グループ毎の都市ガス・電力を
「見える化」
し生産高と比較して、役員及び管理者へ
毎月配信した。
これらの資料を活用し製造部門、技術部門と打合せを定期的に行い、対応策を検討、実
行した。
また節電対策としてデマンド監視アラームシステムを改良しピーク電力及び使用量の削減意識
が上がるようキャンペーンを行い、
7~9月、12~2月は役員及び管理者へ毎日配信した(図1参照)。
■不要な時間、不要なエリアは停める
安全・品質を確保できる場合に限り、未生産時は生産設備、空調機を停止した。必要に応じて間
仕切を行い使用エリアのみ空調機運転、不使用エリアは停止した。空調機にタイマーを新設し自動
で運転停止ができるようにした。
■待機エネルギーの抑制
乾燥ゾーンに待機モードを新設し、設定温度、風量の最小化を図った。小型コンプレッサーを新
設し待機時、大型コンプレッサーを停止した。
■運転エネルギーの抑制
循環ポンプにインバーターを設置し流量調整により運転時のエネルギーを抑制した。
ファンコイルユ
ニットにインバーターを設置しダンパー調整を周波数調整に変更し運転時のエネルギーを抑制した。
空調制御を更新し中間期、冬季の外気有効利用で熱源機の稼働を抑制した。冬季間外気有効利用(フ
リークーリング)
でターボ冷凍機を停止した。VOC処理設備の設定温度変更でエネルギーを抑制した。
■省エネパトロール
一時帰休、年末の工場停止時に省エネパトロールを行い待機エネルギーの詳細を把握し、抑制策
を検討した。
以上の取組みもあり2012年度エネルギー量が前年比▲15%、エネルギー原単位は前年比▲3.4%
と大きく改善しました。また、大きなエネルギーコスト削減という効果をもたらしました。
5
■今後の取組み計画
燃料費の高騰、電気料金の大幅値上げを始め、エネルギーコスト上昇が確実な状況となっています。
運用改善による効果だけでは更なる削減を行うことができません。既存設備の改造、入替により
効率化を図る必要があります。
今後の予定として、コーター部の空調機制御方法を変更し運転時のエネルギー削減を図っていき
ます。また老朽化した変圧器を更新することで鉄損、銅損の削減を図ります。老朽化設備の更新時
は省エネ機器導入を検討していきます。
2012年度は省エネルギーが当社の利益確保に大きな影響を与えることを再認識することができ
ました。見える化により効果が確認できるようになったこともモチベーションを上げる要因となり、
全社的に省エネルギーへの関心が高まっています。継続して改善できるよう、
きめ細かな対応を行い、
効率的なエネルギー使用を図っていきます。
図1 デマンド監視アラームシステム
※電力監視アラームシステム:南本町工場と中田原・中田原西工場のデマ
ンド電力をリアルタイムにグラフ化し規制値以上でメールと一斉放送に
よる緊急規制の発令を行うシステム。
6
Dreams to Reality
環境負荷物質低減の推進
Ⅰ エネルギー使用量
2012 年度はエネルギーの変動化(理想的には未生産時エネルギーゼロ)を目指しトップダウンとボ
トムアップによる取組みを強化することで都市ガス・電気使用量の大幅な削減を行いました。
重油・LPG・
都市ガス
エネルギー使用量(燃料別)
エネルギー使用量
(原油換算 ton)
電 力
14,000
70,000
30,000
12,000
60,000
25,000
10,000
50,000
20,000
8,000
40,000
15,000
6,000
30,000
10,000
4,000
20,000
5,000
2,000
10,000
0
0
90
05 06 07 08 09 10 11
重油
LPG
都市ガス
エネルギー使用量(原油換算)
と
エネルギー原単位指数
エネルギー
原単位指数
160
140
120
100
80
60
40
20
90
0
12
(年)
0
05 06 07 08 09 10 11 12
(年)
エネルギー原単位指数
エネルギー使用量
電力
燃料別使用量の単位:左軸 重油
(KL)
、
LPG
(ton)
、
都市ガス
(千m3N)
燃料別使用量の単位:左軸 重油(KL)、LPG(ton)、都市ガス(千㎥N)
右軸 電力
(千kWh)
右軸 電力(千kWh)
Ⅱ CO₂排出量の削減
CO2 排出量は 32,322tonとなり、前年度比 7,892ton 減少となりました。また、CO2 排出量原単位
指数は前年度比 7ポイント減少し、121となりました。
CO2排出量
(ton)
60,000
CO2排出量
CO 2排出量
原単位指数
140
120
50,000
100
40,000
80
30,000
CO₂排出係数;地 球温暖化対策の推進に関する法律
施行令等による。但し、電力は東北電
力公表 数字(クレジット量反映前の
数値)とする。
60
20,000
40
10,000
0
注)原単位指数;基 準年の原単位を基 準として、経年の
原単位の変動を指数化したもの。
20
90年
0
05 06 07 08 09 10 11 12(年)
CO2 排出量
CO2排出量原単位指数
(%)
100
80
燃料・電力使用量比率(原油換算)
7
Ⅲ PRTR法対象化学物質
PRTR 第一種指定化学物質の大気排出量(届出対象分)は、前年度と比べ約 31% 減の111tonでし
た。
単位:ton
政令番号
物質名
取扱量
移動量
2.4
0.3
0.0
エチルベンゼン
37.8
16.5
16.4
58
エチレングリコールモノメチルエーテル
33.1
7.1
15.7
80
キシレン
37.9
16.5
15.8
31
アンチモン及びその化合物
53
大気排出量
232
N,N-ジメチルホルムアミド
12.1
0.9
1.9
240
スチレン
10.1
1.4
0.0
300
トルエン
165.8
32.7
60.9
349
フェノール
1.2
0.2
0.1
大気排出量
排出量
(ton)
700
フェノール
600
ジクロロメタン
500
エチルベンゼン
N,N-ジメチルホルムアミド
キシレン
エチレングリコールモノメチルエーテル
400
トルエン
300
200
100
0
05年
06年
07年
08年
09年
10年
11年 12年
PRTR(Pollutant Release and Transfer
Register:化学物質排出移動量届出制度)とは、有害
性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源か
ら、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物
に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを
把握し、集計し、公表する仕組みです。
Ⅳ 水質汚濁物質の対策
公共用水域に排出される特定施設に関わる水質汚濁物質は、すべて適正な処理を施した後排水
しています。今後も定められた監視と測定を行い、排水基準を順守していきます。
Ⅴ 土壌汚染の対策
地下水基準値を超過したエリアでは、揚水曝気浄化処理を行い、還元分解され汚染濃度範囲が縮
小するなどの浄化効果を確認しています。引き続き、行政の指導のもと、敷地外部への影響について
もモニタリングするなど、適正に対策を推進していきます。
また、今後実施する事業所の統廃合や再構築等での土地の形質変更時には、改正土壌汚染対策
法に基づき、届出・調査・報告を適正に実施するとともに、調査結果の情報開示と汚染が確認された
場合の対策に努めます。
8
Dreams to Reality
廃棄物の管理
1)産業廃棄物の発生量
産業廃棄物の発生量は、1,680tでした。また、産業廃棄物の内訳は、廃プラスチック類
50%、廃油22%、木くず8%、ガラスくず6%、その他14%でした。
2)産業廃棄物のリサイクル化
積極的なリサイクル化(サーマルリサイクル又はマテリアルリサイクル)を継続して進めており、
2012年度のリサイクル率は96.3%となりました。
3)産業廃棄物の処理委託
当社は、処分業者に産業廃棄物の処理を委託しています。
「廃棄物の処理及び清掃に関する
法律(廃掃法)」に従い、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を適切に交付し、最終処分先に
至るまで確認を行っています。また、処分業者へは現地確認(書類審査を含む)を実施し、当
社の排出物が適正に処分されていることを確認しています。
産業廃棄物とリサイクル率
4,000
100
数量
(ton)
60
2,000
40
1,000
リサイクル率
(%)
80
3,000
0
産業廃棄物の種類
20
05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年
産業廃棄物
廃プラ
0
廃油
木くず
ガラスくず
その他
リサイクル率
グリーン購入
グリーン購入 比率(金額ベー
ス)は前年度より0.5%向上し、
76.5%になりました。
分野別比率
(%)
100
合計比率
(%)
100
グリーン購入(分野別比率)
80
80
60
60
40
40
20
20
0
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
0
合計比率
紙類
文具類
OA機器
9
環境苦情
2012年度は2件の苦情がありました。1件
は粉塵の苦情で、調査分析の結果、当社の
粉塵でないことを説明し通報された住民から
ご了解を得ました。もう1件は悪臭の苦情で、
行政機関の調査で当社の臭気とは断定され
ませんでしたが、監視体制を強化していきま
す。今後も環境情報に対し、機敏に対応して
まいります。
環境苦情
(件)
8
6
4
2
0
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
■行政からの指導 ■ 廃棄物 ■ 除草始末 ■粉塵 ■ 騒音 ■ 悪臭
環境活動
青田川クリ-ンアップ活動に参加(2012年6月26日)
今年で21回目となる青田川の一斉清掃「クリーンアップ活動」に参加しました。沿川の小学校児童
や町内会、建設業関連、行政機関も参加協力して総勢約500人がかりで川をきれいにしました。
アリサワecoウォ-クラリ-実施(2012年10月13日)
地域のゴミ拾いをしながらウォ-クラリ-を開催し、社員200名が参加しました。
10
Dreams to Reality
環境情報の開示
【南本町工場】
【中田原工場】
❖水質(排水口No.10…青田川排水口)
❖水質(排水口No.2)
項 目
単 位
排出基準
測定結果
項 目
単 位
-
5.8~8.6
7.5
pH
-
排出基準
5.8~8.6
測定結果
pH
BOD
mg/L
60
5.7
BOD
mg/L
25
1.3
SS
mg/L
60
3.1
SS
mg/L
50
1.5
ボイラー
❖大気
項 目
ばいじん
単 位
排出基準
0.10未満
測定結果
項 目
単 位
※
pH
-
排出基準
5.8~8.6
測定結果
g/㎥N
NOx
ppm
150未満
28~52
BOD
mg/L
25
7.0
SS
mg/L
50
3.4
項 目
ばいじん
単 位
g/㎥N
排出基準
0.10未満
測定結果
0.01未満
NOx
ppm
150未満
29~60
項 目
単 位
-
排出基準
5.7超~8.7未満
測定結果
pH
BOD
mg/L
300未満
40.6
5.2
ボイラー
ボイラー
項 目
ばいじん
単 位
排出基準
測定結果
g/㎥N
適応外
※
NOx
ppm
適応外
※
❖下水道排水
❖下水道排水
路線
測定結果
pH
-
5.7超~8.7未満
7.5
BOD
mg/L
300未満
35.6
SS
mg/L
300未満
14.1
pH
-
5.7超~8.7未満
8.4
BOD
mg/L
300未満
132.0
SS
mg/L
300未満
24.1
-
5.7超~8.7未満
8.5
mg/L
300未満
144.3
SS
mg/L
300未満
143.4
路線
pH
-
5.7超~8.7未満
※※
BOD
mg/L
300未満
※※
SS
mg/L
300未満
※※
B
C
D
路線
pH
BOD
A
路線
路線
D
排出基準
路線
路線
C
単 位
路線
項 目
7.1
❖大気
❖大気
B
7.8
❖水質(排水口No.7)
【中田原西工場】
A
2012年度事業所別環境データ
7.6
SS
mg/L
300未満
pH
-
5.7超~8.7未満
7.8
BOD
mg/L
300未満
207.0
79.8
SS
mg/L
300未満
pH
-
5.7超~8.7未満
8.2
BOD
mg/L
300未満
88.5
SS
mg/L
300未満
66.6
pH
-
5.7超~8.7未満
7.5
BOD
mg/L
300未満
56.5
SS
mg/L
300未満
30.5
検査機関:一般財団法人 上越環境科学センター
※測定年度対象外
※※流水量不足のため測定不可
会社概要
❖社
(2013年3月31日現在)
名 株式会社有沢製作所
❖ 代 表 者 代表取締役社長 有沢 三治
❖創
業 1909年(明治42年)4月8日
❖設
立 1949年(昭和24年)7月1日
❖ 資 本 金 7,117百万円
関連会社
❖社
名 アリサワファイバーグラス株式会社
❖本
社 〒943-8610 新潟県上越市南本町一丁目5番5号
❖ 事業内容 電子材料、電気絶縁材料の製造
❖ 売 上 高 単体:17,922百万円(連結:26,999百万円)
❖社
名 有沢総業株式会社
❖ 経常利益 単体:
❖本
社 〒943-8610 新潟県上越市南本町一丁目5番5号
❖本
25百万円(連結: 1,233百万円)
社 〒943-8610 新潟県上越市南本町一丁目5番5号
❖ 事業内容 倉庫管理・物流業務全般、硝子・特殊繊維製品の製造
❖ 事業内容 エレクトロニクス関連材料、オプトエレクトロニクス関連
事業、電気絶縁材料、産業用構造材料の製造・販売
❖工
場 南本町工場 新潟県上越市南本町一丁目5番5号
中田原工場 新潟県上越市大字中田原1番地
中田原西工場 新潟県上越市大字中田原55番地
11
住 所 新潟県上越市南本町一丁目5番5号
お問い合せ先/総務部安全環境グループ
TEL. 025(524)6513
http://www.arisawa.co.jp/
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