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Interplay Central ® ユーザー・ガイド バージョン 1.8 ご利用にあたって 製品の仕様は予告なしに変更することがあり、Avid Technology Inc. の責任を言明するものではありません。 この製品はソフトウェアに付属のソフトウェア使用許諾の条件の対象となります。この製品は使用許諾に従ってのみ使用できます。 この製品は、米国またはその他の国の 1 つまたは複数の特許によって保護されている場合があります。詳細については、www.avid.com/patents でご確認 ください。 本書は、著作権によって保護されています。Interplay Central の公認ライセンス所有者は、ソフトウェアの使用法を個人的に習得するために、本書を複製 することができます。本書は、その部分、全体を問わず、本書のコピーの販売、サポートの提供、第三者への教育サービスなど、商用目的で複製、配布する ことはできません。本書は、Interplay Central のガイドとして提供されています。本書に含まれる情報は、細心の注意をもって準備したものですが、落丁、 技術的誤り、誤字脱字などがある場合があります。Avid Technology, Inc. は、本書を使用したことが原因で顧客が被るいかなる種類の損害の責務も負い ません。製品の仕様は予告なく変更されることがあります。 Copyright © 2014 Avid Technology, Inc. and its licensors. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。 以下の免責事項は、Apple Computer, Inc. により要求されるものです。 APPLE COMPUTER, INC. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたし ません。黙示の保証の例外を許可しない州もあります。上記の例外が適用されない場合もあります。この保証により特別な法的権利が認められます。州に よっては他の権利を所有することもあります。 以下の免責事項は、TIFF ライブラリの使用に関して Sam Leffler と Silicon Graphics, Inc. により要求されるものです。 Copyright © 1988–1997 Sam Leffler Copyright © 1991–1997 Silicon Graphics, Inc. (1)本ソフトウェア(TIFF ライブラリ)とその付属文書の全コピーに上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および(2)Sam Leffler と Silicon Graphics からの書面による事前の許可なく本ソフトウェア製品に関する広告または広報に Sam Leffler と Silicon Graphics の名称が使用され ることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の使用、複製、変更、配布、および販売が無償で許可されます。 本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項についても、明示 であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。 いかなる場合においても、Sam Leffler または Silicon Graphics は、本ソフトウェア製品の使用または性能から生じる特別、間接的、偶発的、結果的損害、 または、使用不能、データまたは利益の逸失を含むいかなる損害に対しても、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。たとえ、Sam Leffler または Silicon Graphics がこのような損害について知らされていた場合でも同様です。 以下の免責事項は、Independent JPEG Group により要求されるものです。 本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。 本ソフトウェアは、以下の条件に基づいて使用許諾を受けたコンポーネントを使用している場合があります。 Copyright (c) 1989 The Regents of the University of California. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。 上記の著作権表記およびこのパラグラフが、すべての文書、広告素材、および配布や使用に関係するその他の素材において、本ソフトウェアがカリフォル ニア大学バークレー校により開発されたことを認知させる形式で複製されている場合に限り、再配布およびソース形式およびバイナリ形式での使用を許可 します。事前の書面による許可を受けることなく、本ソフトウェアから派生した製品の保証およびプロモーションのために大学の名称を使用することを禁じ ます。本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項についても、 明示であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。 Copyright (C) 1989, 1991 by Jef Poskanzer. 本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。 Copyright 1995, Trinity College Computing Center. Written by David Chappell. 本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。 Copyright 1996 Daniel Dardailler. 本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および書面による事 前の許可なく本ソフトウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属 文書の無料での使用、複製、変更、配布、および販売が許可されます。Daniel Dardailler はいかなる目的においても、本ソフトウェア製品の適合性につい て述べるものではありません。本ソフトウェア製品は、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものです。 2 Modifications Copyright 1999 Matt Koss, under the same license as above. Copyright(c)1991 by AT&T. 本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書にこの法的通知が記載されている場合、および書面による事前の許可なく本ソフ トウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の無料での使用、 複製、変更、および配布が許可されます。 本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。特に、筆者および AT&T は、いかなる目的においても本ソフトウェア製 品の商品適格性に関して、いかなる説明や保証を行うものではありません。 本製品には、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者によって開発されたソフトウェアが含まれています。 以下の免責事項は、Paradigm Matrix が必要とするものです。 本ソフトウェア製品の一部は、Paradigm Matrix からライセンスを取得しています。 以下の免責事項は、Ray Sauers Associates, Inc. が必要とするものです。 「Install-It」は Ray Sauers Associates, Inc. からライセンスを取得しています。エンドユーザーは、 「Install-It」のソース・コードまたはそのコピーを 取得するための、逆アセンブリまたは逆コンパイルを含むいかなる行為も禁じられています。いかなる場合においても、Ray Sauers Associates, Inc. は、 代理店の義務怠慢から生じるすべての損害、代理店の製品または本ソフトウェアの使用または操作から生じるすべての損害、または偶発的、直接的、間接的、 逸失利益を含む特別または結果的損害を含むすべての損害、代理店の製品または本ソフトウェアの使用または使用不能から生じる損害に対して、著作権ま たは特許侵害を含むいかなる理由においても、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。たとえ、Ray Sauers Associates がこのような損害につい て知らされていた場合でも同様です。 以下の免責事項は、Videomedia, Inc. が必要とするものです。 「Videomedia, Inc. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたしません。 」 「本ソフトウェア製品には、Videomedia, Inc. が開発した V-LAN ver. 3.0 製品、および Videomedia, Inc. からのライセンス契約に基づいて第三者が開 発した V-LAN ver. 3.0 互換製品と通信するための V-LAN ver. 3.0 コマンド・プロトコルが含まれています。本ソフトウェア製品を使用することにより、 適用可能なビデオテープ・レコーダー・デッキ、ビデオディスク・レコーダー / プレーヤー、およびそれに類するものの正確なフレーム編集制御を行うこと ができます。 」 以下の免責事項は、Mac2Win ソフトウェアとサンプル・ソース・コードの使用に関して Altura Software, Inc. により要求されるもの です。 ©1993–1998 Altura Software, Inc. 以下の免責事項は、3Prong.com Inc. により要求されるものです。 一定の波形およびベクトル・モニター機能は、3Prong.com Inc. からのライセンス契約に基づき提供されています。 以下の免責事項は、Interplay Entertainment Corp. が必要とするものです。 「Interplay」の名称は、Interplay Entertainment Corp. の許可に基づいて使用しています。Interplay Entertainment Corp. は、Avid 製品に関して、 いかなる責務も負いません。 本製品には、GmbH 社の Alloy Look & Feel ソフトウェアの一部が含まれています。 本製品には、Apache Software Foundation(http://www.apache.org/)によって開発されたソフトウェアが含まれています。 © DevelopMentor 本製品は、JCifs library を含む場合があり、以下の法的通知が適用されます。 JCifs © Copyright 2004、JCIFS Project は LGPL(http://jcifs.samba.org/)による使用許諾を受けて使用しています。インストール CD の Third Party Software ディレクトリにある LGPL.txt ファイルをご参照ください。 Avid Interplay には、LavanTech から使用許諾を受けたコンポーネントが含まれます。これらのコンポーネントは、Avid Interplay の一部として、および Avid Interplay に関連してのみ使用することができます。 本製品には、GNU Lesser General Public License に保護された FFmpeg が含まれています。 本製品には、一部において、FreeType Team の著作物をベースとしたソフトウェアが含まれています。 本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。 本製品には、wxWindows Library License に保護された libjpeg-turbo バージョン 3.1 が含まれています。 3 Portions copyright 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Cold Spring Harbor Laboratory. Funded under Grant P41-RR02188 by the National Institutes of Health. Portions copyright 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Boutell.Com, Inc. Portions relating to GD2 format copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Philip Warner. Portions relating to PNG copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Greg Roelofs. Portions relating to gdttf.c copyright 1999, 2000, 2001, 2002 John Ellson ([email protected]). Portions relating to gdft.c copyright 2001, 2002 John Ellson ([email protected]). Portions relating to JPEG and to color quantization copyright 2000, 2001, 2002, Doug Becker and copyright (C) 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, Thomas G. Lane. 本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。 詳しくは、README-JPEG.TXT をご参照ください。Portions relating to WBMP copyright 2000, 2001, 2002 Maurice Szmurlo and Johan Van den Brande. ユーザーが利用できる付属文書に本通知が記載されている場合、商用を含むどの用途でも、gd の複製、配布、および変更が無料で許可されます。 これはユーザーの二次的著作物自体の所有権には影響せず、この目的は、ユーザーによる gd の生産的な使用を干渉することではなく、gd の作者にふさわ しいクレジットを付与することにあります。ご質問がございましたら、どうぞお問い合わせください。「二次的著作物」には、ライブラリを利用するすべて のプログラムが含まれます。クレジットは、ユーザーが利用できる文書に提供する必要があります。 本ソフトウェアは「現状のまま」提供されています。著作権保有者は、本規約と付属文書に関して、明示であるまたは黙示であるを問わず、商品性および特 定の目的への適合性についての保証を含むがこれに限定されないすべての保証を放棄します。 これらの規約は gd に表示されていませんが、著者は David Koblas、David Rowley の各氏、および Hutchison Avenue Software Corporation のこ れまでの貢献に感謝の意を表します。 本製品には、OpenSSL Toolkit(http://www.openssl.org/)で使用するために OpenSSL Project が開発したソフトウェアが含まれています。 Interplay Central は OpenLDAP を使用する場合があります。 Copyright 1999-2003 The OpenLDAP Foundation, Redwood City, California, USA. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。 OpenLDAP は OpenLDAP Foundation の登録商標です。 Avid Interplay Pulse を使用すると、特定の YouTube 機能にアクセスでき、YouTube の API を Avid のライセンス版で使用できるようになります。Avid Interplay Pulse の使用に伴う課金は、YouTube ではなく Avid が行います。YouTube では、YouTube API から YouTube サイト機能にアクセスしても ユーザーには課金されません。 Avid Interplay Pulse は bitly API を使用しますが、bitly によって開発および承認されたものではありません。 政府機関の ユーザーへの留意事項。権利の制限 アメリカ合衆国の権利の制限: 本ソフトウェア製品とその付属ドキュメンテーションは、商業コンピュータ ソフトウェアまたは商業コンピュータ ソフト ウェア ドキュメンテーションです。このようなソフトウェアまたはドキュメンテーションをアメリカ合衆国政府の機関または部署が取得する場合、本ソフ トウェア製品とその付属ドキュメンテーションに関するすべての権利は、FAR §12.212(a)または DFARS §227.7202-1(a)に従って、このライセ ンス契約の拘束を受けます。 商標 003, 192 Digital I/O, 192 I/O, 96 I/O, 96i I/O, Adrenaline, AirSpeed, ALEX, Alienbrain, AME, AniMatte, Archive, Archive II, Assistant Station, AudioPages, AudioStation, AutoLoop, AutoSync, Avid, Avid Active, Avid Advanced Response, Avid DNA, Avid DNxcel, Avid DNxHD, Avid DS Assist Station, Avid Ignite, Avid Liquid, Avid Media Engine, Avid Media Processor, Avid MEDIArray, Avid Mojo, Avid Remote Response, Avid Unity, Avid Unity ISIS, Avid VideoRAID, AvidRAID, AvidShare, AVIDstripe, AVX, Beat Detective, Beauty Without The Bandwidth, Beyond Reality, BF Essentials, Bomb Factory, Bruno, C|24, CaptureManager, ChromaCurve, ChromaWheel, Cineractive Engine, Cineractive Player, Cineractive Viewer, Color Conductor, Command|24, Command|8, Control|24, Cosmonaut Voice, CountDown, d2, d3, DAE, D-Command, D-Control, Deko, DekoCast, D-Fi, D-fx, Digi 002, Digi 003, DigiBase, Digidesign, Digidesign Audio Engine, Digidesign Development Partners, Digidesign Intelligent Noise Reduction, Digidesign TDM Bus, DigiLink, DigiMeter, DigiPanner, DigiProNet, DigiRack, DigiSerial, DigiSnake, DigiSystem, Digital Choreography, Digital Nonlinear Accelerator, DigiTest, DigiTranslator, DigiWear, DINR, DNxchange, Do More, DPP-1, D-Show, DSP Manager, DS-StorageCalc, DV Toolkit, DVD Complete, D-Verb, Eleven, EM, Euphonix, EUCON, EveryPhase, Expander, ExpertRender, Fader Pack, Fairchild, FastBreak, Fast Track, Film Cutter, FilmScribe, Flexevent, FluidMotion, Frame Chase, FXDeko, HD Core, HD Process, HDpack, Home-to-Hollywood, HYBRID, HyperSPACE, HyperSPACE HDCAM, iKnowledge, Image Independence, Impact, Improv, iNEWS, iNEWS Assign, iNEWS ControlAir, InGame, Instantwrite, Instinct, Intelligent Content Management, Intelligent Digital Actor Technology, IntelliRender, Intelli-Sat, Intelli-sat Broadcasting Recording Manager, InterFX, Interplay, inTONE, Intraframe, iS Expander, iS9, iS18, iS23, iS36, ISIS, IsoSync, LaunchPad, LeaderPlus, LFX, Lightning, Link & Sync, ListSync, LKT-200, Lo-Fi, MachineControl, Magic Mask, Make Anything Hollywood, make manage move | media, Marquee, MassivePack, Massive Pack Pro, Maxim, Mbox, Media Composer, MediaFlow, MediaLog, MediaMix, Media Reader, Media Recorder, 4 MEDIArray, MediaServer, MediaShare, MetaFuze, MetaSync, MIDI I/O, Mix Rack, Moviestar, MultiShell, NaturalMatch, NewsCutter, NewsView, NewsVision, Nitris, NL3D, NLP, NSDOS, NSWIN, OMF, OMF Interchange, OMM, OnDVD, Open Media Framework, Open Media Management, Painterly Effects, Palladium, Personal Q, PET, Podcast Factory, PowerSwap, PRE, ProControl, ProEncode, Profiler, Pro Tools, Pro Tools|HD, Pro Tools LE, Pro Tools M-Powered, Pro Transfer, QuickPunch, QuietDrive, Realtime Motion Synthesis, Recti-Fi, Reel Tape Delay, Reel Tape Flanger, Reel Tape Saturation, Reprise, Res Rocket Surfer, Reso, RetroLoop, Reverb One, ReVibe, Revolution, rS9, rS18, RTAS, Salesview, Sci-Fi, Scorch, ScriptSync, SecureProductionEnvironment, Serv|GT, Serv|LT, Shape-to-Shape, ShuttleCase, Sibelius, SimulPlay, SimulRecord, Slightly Rude Compressor, Smack!, Soft SampleCell, Soft-Clip Limiter, SoundReplacer, SPACE, SPACEShift, SpectraGraph, SpectraMatte, SteadyGlide, Streamfactory, Streamgenie, StreamRAID, SubCap, Sundance, Sundance Digital, SurroundScope, Symphony, SYNC HD, SYNC I/O, Synchronic, SynchroScope, Syntax, TDM FlexCable, TechFlix, Tel-Ray, Thunder, TimeLiner, Titansync, Titan, TL Aggro, TL AutoPan, TL Drum Rehab, TL Everyphase, TL Fauxlder, TL In Tune, TL MasterMeter, TL Metro, TL Space, TL Utilities, tools for storytellers, Transit, TransJammer, Trillium Lane Labs, TruTouch, UnityRAID, Vari-Fi, Video the Web Way, VideoRAID, VideoSPACE, VTEM, Work-N-Play, Xdeck, X-Form, Xmon and XPAND! are either registered trademarks or trademarks of Avid Technology, Inc. in the United States and/or other countries. Adobe、および Photoshop は、アメリカ合衆国、その他の国における Adobe Systems Incorporated の登録商標または商標です。Apple および Macintosh は、アメリカ合衆国およびその他の国における Apple Computer, Inc. の商標です。Windows は、アメリカ合衆国、その他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です。その他このガイドに含まれるすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。 素材 Hell’s Kitchen - Upper Ground Enterprises の提供 /Hell's Kitchen post team Avid Interplay Central User’s Guide • 9329-65178-01 Rev E • 2014 年 3 月 • 作成3 / 24 / 14 • 本文書はオンライン(電子) 形式のみで配布しており、印刷した形式では販売していません。 5 本ガイドについて このガイドは、Avid Interplay Central システムのすべてのユーザーを対象としています。このガイドでは、 Interplay Central の製品機能、およびユーザー設定やストーリー作成、アセット作成などの基本的な ユーザーの手順を説明しています。 最 初 の イ ン ス ト ー ル や 設 定 に つ い て は、『Avid Interplay Common Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。管理について詳しくは、『Avid Interplay Central アドミニ ストレーション・ガイド』をご参照ください。 シンボルと表記法 この文書は、以下のシンボルや表記法を使用しています。 シンボルまたは表記法 意味または操作 n 重要な関連情報、注意事項、および推奨事項を示します。 c w > コンピューター障害またはデータ損失を防ぐための注意事項が記されてい ます。 人身事故を防ぐための警告が記されています。電気機器を扱う際は、本書ま たは機器本体に記されている指示に従ってください。 このシンボルは、メニュー・コマンド(およびサブコマンド)の選択順序を 示します。たとえば、 [ファイル] (File)> [インポート] (Import)の場合は、 [ファイル](File)メニューを開いてから[インポート](Import)コマン ドを選択することを意味します。 このシンボルは、単独の手順を示します。リストに複数の矢印がある場合は、 リストされている作業の 1 つを実行します。 (Windows)、(Windows の み)、(Macintosh)、または (Macintosh のみ) このテキストは、情報が Windows または Mac OS X のどちらか特定のオペ レーティング・システムのみに適用されることを意味します。 太字フォント 太字フォントは、ユーザー・インターフェースの項目やキーボードのシーケ ンスを識別するために、主に作業の説明において使用されます。 斜体フォント 斜体フォントは、特定の用語を強調したり、変数を示したりする場合に使用 されます。 困ったときには シンボルまたは表記法 意味または操作 Courier Bold フォント Courier Bold フォントは、入力するテキストを示します。 Ctrl+ キーまたはマウスの操作 最初のキーを押しながら最後のキーを押したり、マウス操作をしたりします。 たとえば、Command キーと Option キーを押しながら C を押したり、Ctrl キーを押しながらドラッグしたりします。 困ったときには Avid 製品の使用中にトラブルが生じた場合は、以下の手順に従ってください。 1. 実行した操作について、このガイドに記載されている指示を注意深く読み、同じ操作を再試行して ください。特に重要なのは、ワークフローの各手順を確認することです。 2. 本書発行後に利用できるようになった最新情報がないか、確認してください。 - Avid 製品の最新情報が印刷版リリース・ノートとして提供されている場合、アプリケーション に同梱されますが、オンラインでもご利用いただけます。 - Avid 製品の最新情報が ReadMe ファイルで提供されている場合、Avid インストール・メディ アに PDF 文書(README_product.pdf)として付属しますが、オンラインでもご利用いた だけます。 オンライン版は随時更新されますので、最新のリリース・ノートや ReadMe は、ぜひオンラインで ご確認ください。オンライン版を確認するには、[ヘルプ]メニューの[ReadMe]を選択するか、 www.avid.com/readme でナレッジベースにアクセスしてください。 3. 保守またはハードウェア関連の問題については、ご使用の Avid アプリケーションまたはハードウェ アに付属の文書をご確認ください。 4. オンラインのナレッジベース(www.avid.com/onlinesupport)もご参照ください。 オンライン・ サービスは、日時を問わずいつでもご利用いただけます。このオンライン・ナレッジベースでは、答え の検索、エラー・メッセージの参照、トラブルシューティングのヒントへのアクセス、アップデー トのダウンロード、オンライン・メッセージボード・ディスカッションなどのサービスを提供して います。 Avid トレーニング・サービス Avid は、生涯学習、キャリア・アップ、個人の能力開発をお手伝いします。Avid は、差別化に必要とな る知識は常に変化することを理解しています。常にコースの内容を更新し、プレッシャーの高い競争的 な職場環境に合わせた新しいトレーニング受講方法を提供しています。 コース / スケジュール、トレーニング・センター、検定、教材などについての詳細は、www.avid.com/support でトレーニングのリンクをご覧いただくか、最寄りの Avid ディーラーにお問い合わせください。 7 目次 .................................................. 6 本ガイドについて シンボルと表記法 困ったときには . ......................................................... 6 .......................................................... 7 Avid トレーニング・サービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 第1章 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 Interplay Central について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 Interplay Central へサインインする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 アプリケーションのレイアウトを理解する . レイアウトを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 エリアとペインを使用する . メニュー・バー [起動]ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 プラグインと MOS 統合を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29 iNEWS Community のサポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31 Interplay Central ヘルプを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33 第2章 アセットを使用する [アセット]ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 [アセット]ペインのナビゲーション ニュースのアセットを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36 iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する . . . . . . . . . . . . . . . . . 36 iNEWS データベースのナビゲーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38 メディア・アセットを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 Interplay Production システムとメディア・アセットを識別する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 Interplay Production データベースのナビゲーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40 プロパティ・コラムを追加する、または削除する コラムのサイズを変更する . コラムを移動する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41 アセットを移動またはコピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 8 アセット名を変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 新規フォルダーを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 参照先アセットを表示または非表示にする メタデータの表示と編集 サムネイルを表示する . 第3章 プロジェクトを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48 プロジェクトまたはファセットを開く . プロジェクト / ストーリー・ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48 プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51 ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く 第4章 スクリプトを構成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52 [キュー / ストーリー]ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52 [キュー / ストーリー]ツールバー スクリプト・エディター ストーリーを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56 ストーリーをセグメント化する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57 右から左へ記述する言語でストーリーを書く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59 Annotation を使用してストーリーを音声入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60 ストーリーを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61 スクリプトの書式設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62 プロダクション・キューを追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63 マシン・コントロールの指示を追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 プライマリ・マシン・コントロール指示を追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66 ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する . ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する スクリプト・テンプレートを挿入する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 MOS プレースホルダーを挿入する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 メディアをストーリーに追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 iNEWS リンクをコピーおよび送信する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 自動保存されたストーリーを回復する . 第5章 [シーケンス]ペインを使用する . [シーケンス]ペインを表示する . [シーケンス]ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74 9 基本および詳細シーケンスを理解する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77 横または縦のタイムラインを選択する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78 シークエンス・ズーム・バーを使用する シーケンス情報を表示する シーケンスを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82 スクリプト・シークエンス作成のルール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85 Instinct および NewsCutter のストーリーに関連付けられたシークエンス . . . . . . . . . . . . . . . 86 オーディオ専用またはビデオ専用シークエンス シーケンスを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86 シークエンスのバージョンを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87 自動保存されたシークエンスを回復する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88 既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集する . ストーリーに関連付けられたシーケンスを開く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91 ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する タイミング・ディスプレイで作業する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94 タイミング・ブロックでメディアを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97 別のタイミング・ブロックにセグメントを展開する 空のタイミング・ブロックを非表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98 / 表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100 タイミング・ブロックを手動で調整する . シーケンスを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 基本シークエンスでインサート編集を実行する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104 詳細シークエンスでインサート編集を実行する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105 詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する リプレイス編集の実行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 106 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110 オーディオ・トラックを有効にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113 保存されたシーケンスからシーケンスにメディアを追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 114 シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115 タイムライン内でセグメントを移動または削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 116 オーディオ・セグメントを追加、削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 116 オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する タイムラインでスナップする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 119 タイムライン内でセグメントをトリムする 10 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 120 タイムラインで L カットを使用する セグメントの分割 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 123 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 124 マーカーをシーケンスに追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 126 ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シーケンスのみ). オーディオ・スクラブを有効にする . 第6章 ビデオ・メディアを使用する メディア・ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 127 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130 [メディア](Media)ペイン: アセット・モード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 131 [メディア](Media)ペイン: グループ・クリップ . [メディア](Media)ペイン: 出力モード . アセットを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 135 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 135 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 139 J、K、L キーを使用して再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 140 アセットのステップ・スルー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 141 最近表示したアセットを再生する アスペクト比を選択する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 142 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 142 メディア・ステータスを更新する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 142 シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する 再生品質を選択する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 144 イン点およびアウト点をマークする マーカーと制限を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 144 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 146 タイムコード・ディスプレイを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 147 タイムコードを入力してフレームをキューする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 148 メディア・タイムラインを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 149 メディア・ズーム・バーを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 150 再生をレビューする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 152 マッチ・フレームを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 152 内包しているフォルダーを開く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 153 シーケンスをミックス・ダウンする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 154 インジェスト中にクリップを表示・編集する フレームをイメージとして保存する 第7章 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 142 オーディオを使用する オーディオ・ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 156 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158 オーディオ・ペインがアセット・モードの場合 11 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158 オーディオ・ペインが出力モードの場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159 基本シーケンスのオーディオ・トラックを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 162 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 163 詳細シーケンスのオーディオ・レベルを調整する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 165 デフォルトのオーディオ・トラック・マッピングを無視する オーディオ・ミックスを設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 166 アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング ボイスオーバーを録音する 第8章 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 165 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 167 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 169 グループ・クリップを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171 Interplay Central のグループ・クリップとマルチカメラ・ワークフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171 グループ・クリップを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 173 グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更 バンクを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 176 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 177 アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する グループ・クリップを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 178 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 179 タイムコードとグループ・クリップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 179 アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する グループ・クリップのマーカーと制限 . . . . . . . . . . . . . . . . . 180 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 183 グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する グループ・クリップで基本シークエンスを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 184 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 184 グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加する グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する 第9章 アセットを検索する 検索バー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 187 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 188 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 188 検索ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 189 検索を実行する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 190 アドバンス検索の条件 . アドバンス検索の例 第 10 章 . . . . . . . . . . . . . . . . 186 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 192 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 195 ロギングとサブクリップを作成する ロギングのワークフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 196 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 196 マーカーと制限を理解する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 198 ログ・レイアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 201 マーカー・ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 202 12 マーカーを追加、保存、削除する . 制限を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 205 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 207 Interplay Central の制限について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 207 制限を追加、保存、削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 211 テキストを切り取り、コピー、ペーストする ログ・レイアウト内をマーカーで移動する . マーカーをエクスポートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 212 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 212 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 213 右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 215 マーカー・テキストの Unicode サポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . サブクリップを作成する . 第 11 章 215 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 216 Interplay Central メッセージを共有する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 218 Interplay Central メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 218 メッセージ・ペインを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 219 メッセージとリンクされたメディア・アセットを表示する メッセージを送信する . 第 12 章 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 221 電子メール転送を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 224 電子メール転送を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 225 iNEWS メッセージング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 226 メッセージを送信する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 226 受信したメッセージを表示し返信する . 第 13 章 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 220 再生サーバーに送信する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 228 「再生サーバーに送信」の設定を行う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 228 再生デバイスにシーケンスを送信する . 異なる解像度が混在する Long [進行]ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 227 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 231 GOP シーケンスを再生デバイスに送信する . . . . . . . . . . . . . . . . 232 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 234 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 236 第 14 章 アセットとメディアを別のワークグループに転送する 第 15 章 iPhone 用 Avid Central モバイル・アプリケーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 239 接続の基本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 239 iPhone . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 240 モバイル・アプリケーション用ジェスチャー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 240 iPhone に Avid Central をインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 241 iPhone で Avid Central を開始する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 242 サイドバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 244 13 ユーザー・インターフェースのボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 245 Avid Central 設定をカスタマイズする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 245 役割を変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 246 iNEWS データベースにアクセスする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 247 スクリプトに関連するビデオを表示する . ストーリーを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 253 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 254 ストーリーの保存方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 256 スクリプトの書式設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 256 プロダクション・キューを追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 258 マシン・コントロールの指示を追加する . ストーリーでリンクを使用する . ストーリーを承認する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 259 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 259 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 260 [お気に入り]を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 261 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する キューやストーリーをキャッシュする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 263 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 264 キューやストーリーをオフライン・モードで表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 265 Avid Central および Interplay Production. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 265 Avid Central でメディア・アセットを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 267 第 16 章 iPad 用 Avid Central タブレット・アプリケーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 270 接続の基本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 270 iPad . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 271 タブレット・アプリケーション用ジェスチャー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 271 iPad に Avid Central をインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 273 タブレットで Interplay サイドバー . Central を開始する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 273 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 275 ユーザー・インターフェースのボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 276 Avid Central 設定をカスタマイズする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 277 役割を変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 278 iNEWS データベースにアクセスする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 279 スクリプトに関連するビデオを表示する . ストーリーを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 284 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 286 ストーリーの保存方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 288 スクリプトの書式設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 289 14 プロダクション・キューを追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 290 マシン・コントロールの指示を追加する . ストーリーでリンクを使用する . ストーリーを承認する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 291 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 292 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 293 プレゼンター・モードに切り替える [お気に入り]を使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 293 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 294 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する キューやストーリーをキャッシュする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 296 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 297 キューやストーリーをオフライン・モードで表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 298 Avid Central および Interplay Production. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 299 Avid Central でメディア・アセットを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 299 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 303 付録 A ユーザー設定 付録 B キーボード・ショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 306 キュー / ストーリー・ペインのショートカット アセット・ペインのショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 308 メディア・メインのショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 309 マーカー・ペインのショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 311 シーケンス・ペインのショートカット . 付録 C . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 307 アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 314 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 316 ペイン・タイプ・アイコン 起動ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 316 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 317 アセット・ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 318 メディア・ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 319 マーカー・ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 320 進行ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 321 シーケンス・ペイン・アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 321 Interplay Pulse アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 322 Interplay Central 用語集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 323 索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 340 15 1 はじめに 以下の主要な項目では、Interplay Central を使用する際に必要な、基本的なユーザー・タスクや、さま ざまなコンセプト・機能について説明します。 • Interplay Central について • Interplay Central へサインインする • アプリケーションのレイアウトを理解する • プラグインと MOS 統合を使用する • iNEWS Community のサポート • Interplay Central ヘルプを表示する Interplay Central について Interplay Central は、ウェブとモバイル両方のアプリケーションにより、メディアのプロフェッショナ ル向けのワークフロー・ツールを提供します。カスタマイズ可能なインターフェースを備えた Interplay Central があれば、メディア制作の様々な分野を担当する各個人が、高いアセットの視認性、チームの協力、 さらにワークフローの機敏性を発揮してタスクを完了するために必要なツールを利用できます。ユー ザーは、Interplay Central から Avid iNEWS、Interplay Production、またはその両方にアクセスでき ます。 Avid iNEWS Avid iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムは、ニュースルームのジャーナリスト、プロ デューサー、ディレクター、およびさまざまな技術者に、作業を容易にする多様なツールを提供します。 Avid iNews は、ローカルまたは広域ネットワーク、および日々のニュースルームの作業をすべて管理 する iNEWS Server によってリンクされた iNEWS Workstations で主に構成されています。 n iNEWS Server は単独のユニットとされていますが、通常は iNEWS Server ソフトウェアが動作してい る 2 台以上のコンピューターで構成されます。それぞれお互いのバックアップとして機能し、ネットワー クの全体的な安定性を保護します。冗長性については、iNEWS システムは、これらのサーバー全体の データベースをミラーリングします。 Interplay Central へサインインする Interplay Production Avid Interplay Production システムは、アセット・データベースをワークフロー管理ソフトウェアと組 み合わせます。どちらも Avid 共有ストレージと Avid アーカイブ・ソリューションと統合されています。 Interplay Production は、ジャーナリストとプロデューサーがリッチ・メディアをストーリーに追加し て組み立てたビデオ・シーケンスを、プレイアウト・サーバーに送信できるツールを提供します。 Interplay Central へサインインする 対応ブラウザーを使用して Interplay Central サーバーに接続し、サインインします。対応ブラウザーの リストについては、『Avid Interplay Central Services ReadMe』をご参照ください。 Interplay Central では、1 つのユーザー名とパスワードを使用して、アカウントが設定されているすべ ての Avid システムにアクセスできます。ジャーナリストは Avid iNEWS データベースと Interplay Production データベースの両方にアクセスでき、ロガーは Interplay Production データベースのみにア クセスできます。 初めて Interplay Central にサインインすると、Interplay 認証情報を使用して iNEWS と Interplay Production にサインインするオプション、または別の認証情報を使用するオプションが表示されます。 使用する認証情報は、iNEWS または Interplay Production へのサインインに使用できるユーザー名と パスワードにより異なります。これらの認証情報を提供すると、それ以降は Interplay Central のユー ザー名とパスワードを入力するだけでサインインできます。 ご使用の iNEWS と Interplay Production 認証情報は、ユーザー設定ダイアログ・ボックスの iNEWS または Interplay Production セクションに設定されています。このダイアログには[ホーム]メニュー からアクセスします。この認証情報はいつでも変更できます。 初めて認証情報を入力した後、MOS プラグインを使用するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示 されます。プラグインと MOS 統合を使用する ページ「29」をご参照ください。 Interplay Central にサインインするには: 1. 対応ブラウザーを開き、Interplay Common Services サーバーの URL を入力します。 URL はサーバーのコンピューター名です。 2. サインイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。 (Sign In)をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh) 3.[サインイン] を押します。 数秒後に Interplay Central アプリケーションが開き、最後に使用したレイアウトが表示されます。 n Interplay Central にサインインすると、ご使用の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システム か Interplay Production システム、またはその両方に自動的にサインインします。ただし、いずれかの 統合システムのセキュリティ設定に間違いがあると、アプリケーションがサインイン名とパスワードを 認証できないことを知らせる警告メッセージが出る場合があります。このメッセージが出たら、リンク をクリックし、セキュリティ設定を確認してください。 17 アプリケーションのレイアウトを理解する 4.(オプション)ご希望のレイアウトが表示されない場合は、レイアウト・セレクターからお好きなレ イアウトを選択します。 左: [サインアウト] (Sign n Out)ボタン 右: レイアウト・セレクター 各 Interplay Central ユーザーには、Interplay Central Administrator(管理者)より 1 つまたは複数の ロールが割り当てられています。各ロールは、1 つまたは複数のレイアウトに関連付けられています。使用 可能なレイアウトについて詳しくは、レイアウトを使用する ページ「21」をご参照ください。役割につ いての詳細は、『Interplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。 サインアウトするには: t メニュー・バーの[サインアウト](Sign Out)をクリックします。 アプリケーションのレイアウトを理解する レイアウトは、ペインと Interplay Central Web アプリケーションの一部としてインストールされてい る他のコントロールのセットです。ペインのサイズと場所は、レイアウトごとにデフォルトで設定され ています。各レイアウトで使用可能なすべてのペインが表示されているわけではありませんが、ユーザー はどのペインを表示するか、またペインのサイズやウィンドウ内の表示場所をカスタマイズできます。イン ストール済みのレイアウトの一覧については、レイアウトを使用する ページ「21」をご参照ください。 以下の表で、主要なペインについて説明します。 アイ コン ペイン 説明 参照先 アセット アセットを表示するペインです。これらのアセッ [アセット]ペイン ページ「34」 トは、検索または参照から得ることができます。 アセットは、表示されたアセットに適用される場合、 フォルダー階層で表示されます。 キ ュ ー / ス ト ー キューのコンテンツをキュー内で選択したストー [キュー / ストーリー]ペイン ペー リー リーのコンテンツと共に表示するペインです。 ジ「52」 ストーリー・フォームとプロダクション・キューを 含みます。[アセット]ペインでのみ開くことがで きます。したがって、ペイン・メニューの一部とし ては表示されません。 18 アプリケーションのレイアウトを理解する アイ コン ペイン 説明 参照先 プロジェクト / ス プロジェクトの内容、ファセット、関連するストー プロジェクト / ストーリー・ペイ トーリー リーを表示するペインです。[アセット]ペインで ン ページ「48」 のみ開くことができます。したがって、ペイン・ メニューの一部としては表示されません。 オーディオ メディア・アセット用のオーディオ設定を調整する 詳細シーケンスでオーディオ・ト ためのコントロールを表示するペインです。 ラックを使用する ページ「 163 」 共用メッセージ Interplay Pulse ユーザー用のペインで、パブリッ 『 Avid Interplay Pulse ユ ー シュのために送信されたパッケージをレビュー、 ザー・ガイド』 承認できます。ペインは、パブリッシュのできる パッケージおよびパブリッシュ済みのパッケージ の履歴も表示します。これによって全ての送信済み、 作成済みのパッケージを検索することが可能です。 Interplay Central ヘルプを表示す る ページ「33」 ヘルプ ヘルプ・システムを表示するペインです。 起動 このペインからさまざまな場所に移動します。この [起動]ペイン ページ「28」 ペインはリモート・ファイル・システム、ローカル・ ファイル・システム、その他のアセットの場所を表 示します。 マーカー このペインでマーカーの表示と作成を行います。 メディア このペインででメディア・アセットの表示と編集を メディア・ペイン ページ「130」 行います。表示されるコントロールは選択するア セットにより異なります。 メッセージ 他の Interplay Central ユーザーにメッセージとメ 『 Avid Interplay ディア・リンクを送信できるペインです。 ザー・ガイド』 メタデータ このペインは、Interplay Production のデータベー メタデータの表示と編集 ページ スで選択されたアセットに関連するプロパティを 「 43 」 表示します。 進行 検索 マーカー・ペイン ページ「202」 Pulse ユ ー [再生サーバーに送信]や[シーケンスのミックス [進行]ペイン ページ「234」 ダウン]などのバックグラウンド処理の進捗状況を モニターできるペインです。 このペインから検索を実行できます。機能は[検索] 検索ペイン ページ「189」 バーに類似していますが、詳細検索の条件が含まれ ています。 [シーケンス]ペ シーケンス・タイムライン、およびシーケンスの作 [シーケンス]ペイン ページ「74」 イン 成と登録に使用できるその他のコントロールが含 まれるペインです。 19 アプリケーションのレイアウトを理解する アイ コン ペイン 説明 参照先 ソーシャル・メッ Interplay Pulse ユーザー用のペインで、ソーシャル・『Avid Interplay セージ メディア・サイトへのパブリッシュのためにパッ ザー・ガイド』 ケージを作成できます。 サムネイル Pulse ユ ー [メディア]ペインの[アセット]モードにロード サ ム ネ イ ル を 表 示 す る ペ ー ジ されるアセットの小さな画像を表示するペイン 「46」 です。 Web ストーリー Interplay Pulse 用のペインで、Web コンテンツ・『Avid Interplay マネージメント・システム(CMS)へのパブリッ ザー・ガイド』 Pulse ユ ー シュのためにパッケージを作成できます。 これらのペインのほか、アプリケーション・レイアウトも、詳細情報、オプション、機能を提供するバー を備えています。 e1 e2 e3 以下の表では、これらのバーについて説明します。 バー 説明 参照先 1 メニュー さまざまなメニュー・オプションを提供するアプリ メニュー・バー ページ「28」 ケーションのセクションです。 2 メッセージ アプリケーションの 1 セクションで、メッセージの送 iNEWS メ ッ セ ー ジ ン グ ペ ー ジ 信や受信を行います。 「 226 」 3 検索 検索を実行できるアプリケーションのセクションです。 検索バー ページ「188」 検索結果をバーからドラッグして、見やすいようにペ インとして領域の中にドロップすることができます。 20 アプリケーションのレイアウトを理解する レイアウトを使用する Interplay Central Web アプリケーションには規定レイアウトがインストールされています。使用可能 なペインがすべて各レイアウトに表示されるわけではありませんが、必要な場合は追加ペインを開くこ とができます。 ウィンドウの右上にあるレイアウト・セレクターからレイアウトを選択します。現在選択されているレ イアウトの名前がメニューに表示されます。メニューをクリックすると、サインインしたユーザーのロー ル名が、そのロールに使用できるレイアウトとともに表示されます。表示するレイアウトを選択できます。 以下の図では、ジャーナリストのロールに使用可能なデフォルトのレイアウトを表示しています。 以下の表は、レイアウトと、どのユーザーがそれらにアクセスできるかを示しています。 レイアウト 説明 使用可能なユーザー カット ジャーナリスト、メディア・ロガー、エディターはこのレイア 役割に基づく、すべての ウトを使って、シーケンスを作成できます。[シーケンス]ペ ユーザー。 インは、デフォルトで横に表示されます。 Interplay Pulse 高度なジャーナリストや Interplay Pulse プロデューサーはこ Interplay Pulse が イ ン のレイアウトを使用して、複数の配信プラットフォームおよび ストールされている場 サービスにメディア・パッケージをパブリッシュできます。詳し 合、役割に基づく、すべ くは、 『Avid Interplay Pulse ユーザー・ガイド』をご参照くだ てのユーザー。 さい。 ログ メディア・ロガーは、このレイアウトを使用してマーカーをク 役割に基づく、すべての リップに追加し、ブクリップを作成できます。詳しくは、ロギ ユーザー ングとサブクリップを作成する ページ「 196 」をご参照くだ さい。[ロギング](Logging)ビューの場合、iNEWS デー タベースを表示することはできますが、キューを開くことはで きません。 ランダウン ジャーナリストはこのレイアウトを使って、ストーリーの編集 役割に基づく、すべての と作成を実行できます。 ユーザー 21 アプリケーションのレイアウトを理解する レイアウト 説明 使用可能なユーザー ストーリー ジャーナリストはこのレイアウトを使って、ビデオとオーディ 役割に基づく、すべての オを含むストーリーの編集と作成を実行できます。[シーケ ユーザー ンス]ペインは、デフォルトで縦に表示されます。 このレイアウトは、ユーザーが最初にサインインすると表示さ れます。レイアウト・セレクターから別のレイアウトを選択し、 いつでもそのレイアウトに切り替えることができます。 システム設定 管理者は、このレイアウトを使ってさまざまな構成設定を指定 Administrator(管理者) 『AvidInterplay Central アドミニストレー のみ します。詳しくは、 ション・ガイド』の「システム設定を構成する」をご参照くだ さい。 ユーザー 管理者はこのレイアウトを使って、Interplay Central ユーザー Administrator(管理者) のインポート、作成、管理を実行できます。 のみ 詳しくは、 『AvidInterplay Central アドミニストレーション・ ガイド』の「Interplay Central ユーザー管理」をご参照くだ さい。 別の規定レイアウトに変更するには: t n レイアウト・セレクターから目的のレイアウトを選択します。 規定レイアウトに対する変更は、別のレイアウトに変更、またはサインアウトするときに保存されます。 ペインを閉じるには: t ペインのタブの[X]をクリックします。 追加ペインを開くには: 1.[ペイン](Pane)メニューを選択します。 2. 開くペインに一致するメニュー・オプションを選択します。 選択したペインが現在使用中のエリアに開きます。詳しくは、エリアとペインを使用する ページ「23」 をご参照ください。 元の設定にレイアウトをリセットするには: t レイアウト・セレクターから[レイアウトをリセット](Reset Layout)を選択します。 すべてのレイアウトを元のデフォルト設定にリセットするには: t レイアウト・セレクターから[すべてのレイアウトをリセット] (Reset 22 All Layouts)を選択します。 アプリケーションのレイアウトを理解する エリアとペインを使用する レイアウトのエリアとペインを調整することで、Interplay Central をカスタマイズできます。1 つのエ リアに複数のペインを含めることができます。エリアに複数のペインがあると、それらのペインは表形 式で、順に重ねて表示されます。 以下の図は、典型的なストーリー・レイアウトを表示しています。このレイアウトは、6 つのエリアと 7 つのペインで構成されています。右下のエリアには 2 つのペインがあります。 1 5 4 3 2 6 レイアウトをカスタマイズする方法のひとつとして、1 つのエリアに 2 つ以上のペインを組み合わせるこ とが挙げられます。こうしてエリア数を減らし、残りのエリアでより広いスペースを使えるようにします。 次の図では、レイアウトは 4 つのエリアと 7 つのペインで構成されています。左のエリアには、[キュー / ストーリー]ペイン、[起動]ペイン、[アセット]ペインが含まれています。 23 アプリケーションのレイアウトを理解する 3 2 1 4 ペインを移動して新しいエリアを作成することもできます。次の図では、 [アセット]ペインが左に移動し、 新しいエリアが作成されている状態を示しています。 24 アプリケーションのレイアウトを理解する 4 1 2 3 5 1 つのエリア内におけるタブの付いたペインの数が、ブラウザー・ウィンドウ内のエリア・スペースを越 えている場合、左右の矢印ボタンがペイン・メニュー・ボタンの横に表示され、これらを使ってすべて のペインに移動できます。 ペインを移動して画面のスペースを保存し、ニーズに最も合うようにペインを再構成できます。アプリ ケーションは最後の調整を保存し、次回サインインするときにそれを表示します。 ペインをエリア内のいわゆるドロップ・ゾーンに移動します。各エリアには 5 つのドロップ・ゾーン(中央、 上、下、左、右)があります。 ペインを移動するには: t n ペインのタブをクリックしドロップ・ゾーンにドラッグします。 ペインを閉じたくない場合、ペインのタブの[X]をクリックしないでください。 25 アプリケーションのレイアウトを理解する ドロップ・ゾーンはオレンジ色にハイライト表示されるので、マウス・ボタンを離すとペインがウィ ンドウ内のどこに表示されるか分かります。 以下の図は[メディア]ペインを各ドロップ・ゾーンにドラッグする過程を表しています。この図 では、 [オーディオ]ペインがすでに[メディア]ペインの移動先となるエリアに配置されています。 [メディア]ペインを中央のドロップ・ゾーンにドラッグすると、2 つのペインがタブ付きペインと して表示されます。一度に 1 つのペインしか表示されません。一番上または下のドロップ・ゾーンに ドラッグすると、エリアが縦に分割されます。左または右のドロップ・ゾーンにドラッグすると、エリ アが横に分割されます。 ドロップ・ ゾーン 位置 結果 中央 上 26 アプリケーションのレイアウトを理解する ドロップ・ ゾーン 位置 結果 下 左 右 27 アプリケーションのレイアウトを理解する メニュー・バー アプリケーションのメニュー・バーに含まれるメニューは次の通りです。 • • Home オプション 説明 ユーザー設定 管理者以外のユーザーに変更できる設定オプションを備えた、設定ダイア ログ・ボックスを開きます。詳しくは、ユーザー設定 ページ「303」をご参 照ください。 情報 製品に関する情報を記載した画面が表示されます。 ペイン このメニューは、選択したレイアウトで開くことができるペインを一覧表示します。これらのメイン・ ペインのリストは、アプリケーションのレイアウトを理解する ページ「18」を。ユーザー・イン ターフェース内の一部のペインでは、1 つのインスタンスのみ許可されています。ただし[アセッ ト]ペインや[検索]ペインでは、複数のインスタンスを開くことができます。1 つのインスタンス のペインがすでに開いている場合は、そのペインを表すオプションは、ペイン・メニューで灰色表 示されます。 • サインアウト [サインアウト]を選択すると、アプリケーションが終了し、[サインイン]画面に戻ります。 [起動]ペイン [起動]ペインは Interplay Central システムで使用可能な iNEWS システムと Interplay Production シ ステムを表示します。[起動]ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS Community の一部で ある iNEWS サーバーが含まれます。 システムとプロジェクトは、以下のアイコンで特定されます。 28 プラグインと MOS 統合を使用する アイコン 説明 Interplay Production システムに接続 Interplay Production システムを切断 iNEWS システムに接続 iNEWS システムを切断 iNEWS データベースのプロジェクト iNEWS プロジェクト(開始前) iNEWS プロジェクト(期限切れ) iNEWS ニュースルームのコンピューター・システムまたは Interplay Production システムなどのシス テムを開くと、そのシステムのデータベースの内容が[アセット]ペインに表示されます。[起動]ペ インから iNEWS プロジェクトを開くと、各プロジェクトの内容が[アセット]ペインに表示されます。 [起動]ペインからシステムまたはプロジェクトを開くには、次のうちいずれかを実行します。 t 開くアイテムをダブルクリックします。 t アイテムを右クリックして、 [新規アセット タブで開く] (Open in New Assets Tab)を選択します。 アセットおよびプロジェクトについて詳しくは、アセットを使用する ページ「34」およびプロジェクト を 使 用 す る ペ ー ジ「48」を ご 参 照 く だ さ い。 iNEWS Community に つ い て 詳 し く は、iNEWS Community のサポート ページ「31」をご参照ください。 プラグインと MOS 統合を使用する Interplay Central は MOS Active-X プラグインに対応しています。例えば、Deko Select はニュース ルームのコンピューター・システムのインターフェース用のプラグインです。これを使って、レポーター などのユーザーが、グラフィック・テンプレートをストーリーの中に直接ドラッグ & ドロップしたり、 選択したテンプレートのテキストやグラフィックを変更したりできます。また、Avid Deko Select プラ グインを使って、ストーリー・シーケンス用のビデオにグラフィックを追加できます。その他サードパー ティ製のプラグインを使用できます。 これらのプラグインは iNEWS ワークフロー専用です。 29 プラグインと MOS 統合を使用する n Interplay Common Services のインストール・プログラムでは、Active X コントロールに必要なコンテ ナのみをインストールします。次のセクションで記載されている追加ソフトウェアをインストールする 必要があります。 ブラウザーをセットアップする Chrome ブラウザーは MOS プラグインをインストールできる拡張機能が必要です。Interplay Central に初めてサインインすると、MOS プラグインを使用するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示さ れます。 • [はい]をクリックすると、インストーラーが Interplay Common Services サーバーからダウン ロードされます。ポップアップがブロックされたというメッセージが表示された場合、Interplay Common Services サーバーからのポップアップを許可し、ページを更新します。.exe ファイルを ダブルクリックしてプログラムをインストールします。 インストールが完了したら、Interplay Central が拡張機能にアクセスできるよう、Chrome を閉じ てから再度開く必要があります。Chrome の最新バージョンでは、サードパーティ・プラグインは [Chrome ツール] (Chrome Tools) 〉 [拡張機能] (Extentions)で、Avid ActiveX 無効になります。 拡張子の横に「有効」(Enabled)が表示されていることを確認します。 • [いいえ]をクリックし、後でプラグインをインストールしたい場合は、次の方法で MOS を有効に します。次のサイン・イン、またはアプリケーションを更新時に、空白のウィンドウが開き、イン ストーラがダウンロードされます。.exe ファイルをクリックして、拡張子をインストールします。 Active X プラグインは Safari ブラウザーには対応していません。 MOS を有効にする プラグインを使用するには、Interplay Central で MOS を有効にする必要があります。. [ホーム] (Home) > [ユーザー設定](User Settings)> [MOS]の順に選択し、[MOS 有効](MOS enabled]を選択 します。 プラグインをインストールする プラグインのインストールの手順については、プラグインのマニュアルをご参照ください。 インストールと設定が終了したら、プラグインはペイン・メニューの下に表示されます。 30 iNEWS Community のサポート Chrome 拡張子のアンインストール Chrome 拡張子をアンインストールする必要がある場合は、Windows のコントロール・パネルを使用 します。[Chrome 拡張子](Chrome Extensions)ページは使用しないでください。 1.[スタート](Start)をクリックし、[コントロールパネル]を選択します。 2.[プログラムと機能]をクリックします。 3.[Avid Interplay Central MOS Plugin]を右クリックして、[アンインストール]を選択します。 [はい]をクリックしてプロンプトに従います。 iNEWS Community のサポート Interplay Central v1.5 は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機能で、 複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレーションを 可能にします。iNEWS ユーザーは、 1 つの iNEWS ワークステーションから、コミュニティ内の iNEWS システムに保存されているすべてのコンテンツを使用することができます。Interplay Central v1.5 は同様 の機能を提供しています。 Interplay Central では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサイン・インすることが必要 です。このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設 定されている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。この システムをリモート・システムと考えます。Interplay Central の[起動]ペインでは、ローカル iNEWS システムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続す るには、システム名をダブルクリックします。 次の図では、MUCINEWS がローカル・システムで、KEIV-JEN および KEIV-MOB はリモート・シス テムです。 リスト表示されるプロジェクトはすべてローカル・システムに関連付けられています。リモート・シス テムに関連付けられているプロジェクトは表示できません。 31 iNEWS Community のサポート Interplay Central では、iNEWS リモート・システムで次のタスクを行えます。 • [アセット]ペインでストーリーを参照します。 • [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーをロードします。 • [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを表示します。 n • ストーリーを作成して編集します。 • 1 つの iNEWS システムでストーリーから、プロダクション・キューを別のシステムにコピーします。 • 選択したリモート・システムを検索します。 iNEWS データベースを検索する場合、同時に複数の索引付けされたキューを検索することができます。 ただし、索引付けされていないキューの場合には、一度にひとつのキュー・パスのみ選択することがで きます。1 つ以上のキュー・パスを選択しようとすると無効な選択エラー・メッセージが表示されます。 • サイン・インしている Interplay Central システムで設定された Interplay Production データベース にシークエンスが保存されている場合、ストーリーに関連するそのシークエンスを表示して再生す ることができます。 つまり、シークエンスに関連付けられたリモート・システムからストーリーをロードする場合、 [シー クエンスを開く]ボタンをクリックすると、 [起動]ペインに表示されている Interplay Production データベースに保存されていた場合は、そのシークエンスが開きます。シークエンスはそのあとで 編集および保存できます。 リモート・システムからストーリーをロードするときに、関連付けられたシークエンスが異なる Interplay Production データベースに保存されている場合は、そのシークエンスは表示、再生、編集で きません。[シークエンスを開く](Open Sequence)ボタンをクリックすると、「mod_id をリゾ ルブできません(mob_id cannot be resolved.)」というメッセージが表示されます (mod ID は、 シークエンスを特定するソフトウェアのオブジェクトです)。 c mob ID をリゾルブできないというメッセージを受信したら、ストーリーの編集は行わないでください。 既存の添付 mob ID 情報を削除または修正すると、データが喪失するおそれがあります。 MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能の制限 Interplay Central は、iNEWS サーバーが MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能 をサポートしてるかどうかを確認します。これらの機能は iNEWS 4.0.0 で追加されましたが、iNEWS サーバーのバージョンが 4.0.3 以降の場合にのみ、確認に成功します。このため、Interplay Central は iNEWS 4.0.3 以降の MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能を使用するワークフ ローを有効にします。 32 Interplay Central ヘルプを表示する Interplay Central ヘルプを表示する Interplay Central のヘルプ・システムは、以下の文書の内容を組み合わせたものです。 • AvidInterplay Central ユーザーズ・ガイド • AvidInterplay Central 管理ガイド [メディア]ペインと、ペイン内で使用可能な 特定のペインに関連するヘルプを表示できます。例えば、 コントロールに関してより詳しく知りたい場合、ペイン・メニュー・ボタンからヘルプ・システムを開 [目次]、 [索引]、 くと、該当情報を表示できます。またヘルプ・システムを目次ページに開くこともでき、 または[検索]を使用して特定の情報を検索できます。 特定のペインに関連するヘルプ・トピックにアクセスするには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 2.[ヘルプ](Help)を選択します。 他の情報を検索するには、[目次](Contents)、[索引](Index)、または[検索](Search)ボタ ンをクリックします。 [目次]ページでヘルプ・システムを開くには: t [ペイン](Pane)> [ヘルプ](Help)の順に選択します。 33 2 アセットを使用する 以下の主要な項目には、Interplay Central の[アセット]ペインの説明と、さまざまなアセットの使用 方法が記載されています。 • [アセット]ペイン • ニュースのアセットを使用する • メディア・アセットを使用する [アセット]ペイン アセットとは、データベースに保存されたストーリー、スクリプト、ビデオ・クリップ、オーディオ・ [アセット]ペインか クリップなどのアイテムです。[起動]ペインに含まれるアイテムを探すために、 [起動]ペインで iNEWS システムの名前をダブル・クリッ らアセットを閲覧することができます。例えば、 クすると、[アセット]ペインは iNEWS データベースの内容を表示します。 Interplay Central にサイン・イン後、「アセット」とラベル付けされた空のペインがアプリケーション・ [アセット]ペインのラベルは エリアの一部に表示されます。システムまたはプロジェクトを開いた後、 選択を反映して変化し、表示されたアセットのデータベースを参照または使用することができます。複数の [アセット]ペインを開くこともできます。その場合は、アプリケーション・エリアに複数のタブ付きペ インとして表示されます。 どのタイプのアセットを選択したかにより、アセットを使用する場合のオプションが変わります。 以下の項目では、さまざまな種類のアセットの使用方法について説明します。 • ニュースのアセットを使用する ページ「36」 • メディア・アセットを使用する ページ「39」 アセットを[アセット]ペインに表示するには: t [起動](Launch)ペインでアイテムをダブルクリックします。 以下の図は、[起動]ペインで選択した Interplay Production データベースと、下部の[アセット] ペインで開かれたそのコンテンツを示しています。ハイライトされたシステム名は[アセット]ペ インのタブに表示されます。 [アセット]ペイン 追加の[アセット]ペインを開くには、以下のいずれかを行います。 t [ペイン](Panes)> [アセット](Asset)を選択します。 t [起動]ペインでアイテムを右クリックし、 [新規アセット タブで開く] (Open を選択します。 in New Assets Tab) 前に開いた[アセット]ペインの隣に、新しいペインが表示されます。 最後に開いた[アセット]ペインを閉じた場合には、新しいペインは既存のエリアに表示されます。 [アセット]ペインを閉じるには: t n [アセット]ペインのタブの[閉じる](Close)ボタンをクリックします。 [アセット]ペインにフォーカスがくるように、ペインの空欄ではなくペインのアイテムをクリックします。 [アセット]ペインのナビゲーション データベースを参照するにつれ、ナビゲーションの履歴がビューに保存されますが、戻ったり進んだり してそれらのビューを表示することができます。[アセット]ペインのタブに表示される名前も、データ ベースの閲覧場所を反映して変化します。 以下の表は、[アセット]ペインのナビゲーション・ボタンの一覧です。 ボタン 説明 「戻る」ボタンはペインの現在の表示を直前の表示に切り替えます。 「進む」ボタンはペインの現在の表示を次の表示に切り替えます。 35 ニュースのアセットを使用する ボタン 説明 「更新」ボタンはペインの現在の表示を更新します。 「閉じる」ボタンはペインを閉じます。 「ペイン・メニュー」ボタンは、ペインに関連したヘルプ・コンテンツを開くなど、さま ざまなオプションを提供するメニューを開きます。 現在の表示内でフォルダーを展開するには、以下のいずれかを行います。 t フォルダーの左側の三角形のアイコンをクリックします。 t 右矢印キーを押します。 現在の表示内でフォルダーを折りたたむには、以下のいずれかを行います。 t フォルダーの左側の三角形のアイコンをクリックします。 t 左矢印キーを押します。 既存の[アセット]ペインで、新規ビューでフォルダーを開くには: t フォルダーをダブルクリックします。 既に表示したビューを表示するには: t 「進む」ボタンまたは「戻る」ボタンをクリックします。 [アセット]ペインで使用できるキーボード・ショートカット一覧については、アセット・ペインのショー トカット ページ「308」をご参照ください。 ニュースのアセットを使用する 以下の項目では、[アセット]ペインに表示される iNEWS データベースについて説明します。 • iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する • iNEWS データベースのナビゲーション iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する iNEWS データベースは、ストーリーを含むサブフォルダーまたはキュー、さらにそれらを含むディレ クトリによって組織されるファイル構成です。別のディレクトリに含まれるディレクトリは、サブフォ ルダーまたはサブディレクトリとも呼ばれます。 36 ニュースのアセットを使用する プロジェクトとは、特定のトピックに従事するニュース・チームが、関連するすべての情報を、データ ベース内の元のソース情報を移動したりコピーしたりせずに一箇所に見つけられるように、トピックで ストーリーをカテゴリーに分ける方法です。ファセットとは、プロジェクトに精度を追加するサブ・トピッ クです。ファセットに関連付けられたストーリーはすべて、そのファセットの親プロジェクトに自動的 に関連付けられます。 iNEWS データベースの内容を表示するには、 iNEWS システムを[起動]ペインで選択します。 同様に、プロジェクトも[起動]ペインから開くことができます。プロジェクトと iNEWS システムは、 以下のアイコンで識別できます。 アイコン 説明 iNEWS システムに接続 iNEWS システムを切断 iNEWS データベースのプロジェクト iNEWS プロジェクト(開始前) iNEWS プロジェクト(期限切れ) [起動]ペインでシステムをダブルクリックした後、データベース・ファイル構造がディレクトリおよび キューを伴って[アセット]ペインに表示されます。プロジェクトをダブルクリックすると、選択した プロジェクトのファセットが[アセット]ペインに表示されます。 [アセット]ペインでは、キュー、ディレクトリ、ファセットの違いを示すため、以下のようなアイコン が使用されています。 アイコン 説明 iNEWS データベースのディレクトリまたはサブフォルダー インデックス作成済みディレクトリまたはサブフォルダー キュー インデックス付きキュー ロックされたキュー インデックス付きキューおよびロックされたキュー 37 ニュースのアセットを使用する アイコン 説明 ファセット ファセット(開始前) ファセット(期限切れ) ファセットに加え、[アセット]ペインの各プロジェクトには以下のキューがあります。 アイコン 説明 ALL(すべて)キュー - プロジェクトとファセットに関連付けられたすべてのストー リーを表示します。これらのストーリーは ALL キュー内には存在しません。その代わり、 オリジナル・ソースのキュー位置および権限を保持します。 QUERY(クエリ)検索キュー - iNEWS 内のプロジェクトのために事前定義された条件で 検索キューが 1 つだけあります。 実行された検索の結果を表示します。各プロジェクトには、 BUCKET(バケット)キュー - iNEWS データベース内以外には存在しないストーリー の保存場所として作用するインデックス付きキューです。プロジェクトの BUCKET キューに存在するストーリーはすべて、ALL キュー内にも表示されます。 iNEWS データベースのナビゲーション この項目では、ディレクトリやキューを開いてデータベース・ファイル構造を表示する手順を説明します。 プロジェクトとファセットの詳細については、プロジェクトを使用する ページ「48」をご参照ください。 ディレクトリの内容は[アセット]ペインに表示されます。キューの内容は、[キュー / ストーリー]ペ インに表示されます。詳しくは、[キュー / ストーリー]ペイン ページ「52」をご参照ください。 ディレクトリを開くには: t [アセット]ペインでディレクトリをダブルクリックします。 これで同じペインにディレクトリの内容が開きます。データベース・ファイル構造の前の表示に戻 るには、「戻る」ボタンをクリックします。 t [アセット]ペインのディレクトリの左側にある三角形のアイコンをクリックします。 これで、他のデータベース・ファイル構造の表示を保持しながら、フォルダーが展開され、内容が 表示されます。ディレクトリを閉じるには、三角形のアイコンを再度クリックします。 キューを開くには: t [アセット]ペインのキューをダブルクリックします。 キューの内容は[キュー / ストーリー]ペインに開きます。 38 メディア・アセットを使用する メディア・アセットを使用する Interplay Production データベースは、クリップ、サブクリップ、シーケンス、グラフィックなどのメ [メディア]ペインにメ ディア・アセットを保存します。[アセット]ペインでデータベースを参照し、 ディア・アセットを表示することができます。アセットの名前を変更することはできますが、アセット を削除することはできません。 以下の項目では、メディア・アセットの使用について説明します。 • Interplay Production システムとメディア・アセットを識別する ページ「39」 • Interplay Production データベースのナビゲーション ページ「40」 • プロパティ・コラムを追加する、または削除する ページ「40」 • コラムのサイズを変更する ページ「41」 • コラムを移動する ページ「41」 • アセットを移動またはコピーする ページ「42」 • アセット名を変更する ページ「42」 • 参照先アセットを表示または非表示にする ページ「43」 • メタデータの表示と編集 ページ「43」 • サムネイルを表示する ページ「46」 Interplay Production システムとメディア・アセットを識別する Interplay Production アセットを識別し、[アセット]ペインでステータスを表示するために、それぞれ 異なるアイコンが使用されています。 アイコン 説明 コラム オーディオ・アセット 名前 ビデオ・アセット:マスター・クリップ 名前 ビデオ・アセット:サブクリップ 名前 ビデオ・アセット:シークエンス 名前 ビデオ・アセット:進行中のクリップ(Edit While Capture) 名前 ビデオ・アセット:グループ・クリップ 名前 ビデオ・アセット:エフェクト 名前 39 メディア・アセットを使用する アイコン 説明 コラム サポート 状態 予約 状態 制限 状態 Interplay Production データベースのナビゲーション Interplay Production システムのフォルダーの内容は、[アセット]ペインに表示されます。アセットを ダブルクリックして、[メディア]ペインを開きます。 Interplay Production フォルダーを開くには: t [アセット]ペインのフォルダーをダブルクリックします。 これで同じペインにディレクトリの内容が開きます。データベース・ファイル構造の前の表示に戻 るには、「戻る」ボタンをクリックします。 t [アセット]ペインのディレクトリの左側にある三角形のアイコンをクリックします。 これで、他のデータベース・ファイル構造の表示を保持しながら、フォルダーが展開され、内容が 表示されます。フォルダーを閉じるには、三角形のアイコンを再度クリックします。 アセットを開くには: t アセットをダブルクリックします。 [メディア]ペインにアセットが開きます。アセットがシーケンスで、 [シーケンス]ペインが開いてい る場合には、アセットはシーケンス・タイムラインに読み込まれます。詳しくは、ビデオ・メディアを 使用する ページ「130」および[シーケンス]ペインを使用する ページ「73」をご参照ください。 プロパティ・コラムを追加する、または削除する [アセット]ペインでメディア・アセットを表示すると、一組のプロパティ・コラムが表示されます。これ らのコラムは Interplay Production データベース内のアセットと関連付けられたメタデータです。他の プロパティ・コラムを選択して表示できます。どのコラムが使用できるかは、Interplay Production デー タベースでどの列が使用可能かによって変わります。 コラムを追加または削除するには: 1.[アセット]ペインの右上角にあるペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[コラムを追加または 削除](Add or Remove Columns)を選択します。 [コラムを追加または削除] (Add or Remove Columns)ウィンドウが開きます。一覧は、 [システム] (System)プロパティ、 [ユーザー] (User) (カスタム)プロパティ、 [解像度] (Resolutions)に分 かれています。 40 メディア・アセットを使用する 2. 追加するコラムを選択するか、削除するコラムの選択を解除します。 検索ボックスを使用して、特定のコラムを検索できます。 3.[x](閉じる)ボックスまたはウィンドウの外をクリックして設定を保存します。 コラムのサイズを変更する [アセット]ペインに表示されるすべてのコラムの幅を変更することができます。 コラムのサイズを変更するには: 1. 2 つのコラムを分けている線にマウス・ポインターを当てます。 ポインターは、正しい場所に当てると双方向矢印に変わります。 2. クリックして左右にドラッグし、コラムの幅を調整します。 コラムを移動する [アセット]ペインに表示されるコラムの順番を並べ替えることができます。 コラムを移動するには: 1. 移動するコラムのヘッダーをクリックします。 2. 左右にドラッグし、希望する位置でマウスのボタンを放します。 ドラッグ & ドロップの過程で、ガイドとしてオレンジ色の線が表示されます。 41 メディア・アセットを使用する アセットを移動またはコピーする [カット](Cut)、 [コピー] (Copy)、 [ペースト](Paste) コマンドを使用し、Interplay タベースでアセットの移動またはコピーが可能です。 Production デー アセットを別のフォルダーに移動するには: 1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。 2. 右クリックし、[カット](Cut)を選択します。 3. アセットの移動先のフォルダーを選択して、右クリックし[ペースト](Paste)を選択します。 アセットを別のフォルダーにコピーするには: 1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。 2. 右クリックし、[コピー](Copy)を選択します。 3. アセットの移動先のフォルダーを選択して、右クリックし[ペースト](Paste)を選択します。 アセット名を変更する Interplay Production データベースのクリップ名やその他のアセット名を変更することができます。 アセット名を変更するには、次のいずれかを実行します。 t アセットを選択し、アセット名をクリックし、新しい名前を入力します。 t アセットを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名前を入 力します。 新規フォルダーを作成する Interplay Production で新規フォルダーを作成できます。新規フォルダーの作成が可能かどうかは、 Interplay Production の規則によります。例えば、Interplay Production データベースのサインインで 使用する認証情報により、フォルダー作成が許可される必要があります。 詳しくは、『Interplay をご参照ください。 Access User’s Guide』、またはご使用の Interplay Production Administrator Interplay Production データベースで新規フォルダーを作成するには: 1. アセット・タブで、サブフォルダーを作成するフォルダーを選択します。 n 選択するだけでは、サブフォルダーは作成されません。 2. 以下のいずれかを行ってフォルダーを作成します。 t ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [フォルダーを作成] (Create t 右クリックし[フォルダーを作成](Create 42 Folder)を選択します。 Folder)を選択します。 メディア・アセットを使用する 新規フォルダーは「New.Folder」という名前で作成されます。既に「New.Folder」という名前の フォルダーが存在する場合には、 「.01」がフォルダー名の後に付けられ、名前のない新規フォルダー が増えるにつれ、数字も大きくなります(New.Folder.02 など)。 3. フォルダー名を変更するには、次のいずれかを実行します。 t フォルダーを選択し、フォルダー名をクリックし、新しい名前を入力します。 t フォルダーを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名 前を入力します。 参照先アセットを表示または非表示にする 参照先アセットは、同じ Interplay フォルダー内の別のアセット(シークエンスに含まれるクリップな ど)によって参照されるアセットです。ユーザー設定に、参照先アセットを表示または非表示にするオ プションがあります。デフォルトでは、参照先アセットは非表示です。 参照先アセットを表示または非表示にするには: 1.[ホーム](Home)> [ユーザー設定](User Settings)を選択します。 2. Interplay Production をクリックします。 3. 参照先アセット・セクションで、[参照先アセットを表示](Show referenced assets)を選択し、 参照先アセットを表示します。チェック・ボックスをクリアすると、参照先アセットが非表示にな ります。 メタデータの表示と編集 [メタデータ]ペインは、コメント、作成日など、Interplay Production のデータベースで選択されたア セットに関連するプロパティを表示します。一部のプロパティは自動的に作成され、その他のプロパティ は手動で作成または編集できます。[メタデータ]ペインで、プロパティが編集可能な場合、テキスト・ ボックスまたはドロップダウン・メニューは使用できません。 43 メディア・アセットを使用する 3 q 2 1 q q 4 q q 5 6 q q 1 [更新]ボタン 2 [保存]ボタン 3 [ペイン・メニュー]ボタン 4 5 6 編集可能なテキスト・ボックス 編集できないフィールド カスタム・プロパティのドロップダウン・メ ニュー [メタデータ]ペインに表示されるプロパティは、Interplay Administrator アプリケーションの[プロ パティ・レイアウト]ビューで設定して決定します。管理者は、以下のとおり、システム・プロパティ とカスタム・プロパティのどちらも選択できます。 • [システム・プロパティ]タブで、[Inspector Default]列の項目を選択します。 • [カスタム・メタデータ]タブで、[Inspector Default]列の項目を選択します。 ユーザーがアセットに識別子を追加するには、アセットの書き込み権限が必要です。 システム・プロパティ、カスタム・プロパティ、権限の割り当てについて、詳しくは、 『Avid 』をご参照ください。 Engine and Avid Interplay Archive Engine Administration Guide 44 Interplay メディア・アセットを使用する 以下の事項にご注意ください。 • [メタデータ]ペインとその他のアプリケーション間で、テキストをカット、コピー、ペーストでき ます。 • Tab キーを使用して次のテキスト・フィールドに移動したり、Shift+Tab で前のテキスト・ボック スに移動することができます。 • テキストには最大 32,000 文字が入ります。 • 次の文字は、[メタデータ]ペインのテキストには使用できません。 - Interplay Production アセット名: / \ | Enter - Interplay Production フォルダー名: * ? : / \ " < > | Enter 無効な文字を含む情報を保存すると、エラー・メッセージが表示されます。 n [アセット]タブにデータベース・プロパティを表示することもできます(プロパティ・コラムを追加する、 または削除する ページ「40」をご参照ください)。[アセット]タブに、データベースからのプロパティ を表示できますが、プロパティを編集することはできません。 [メタデータ]ペインを開くには: t [ペイン](Panes)メニューから[メタデータ](Metadata)を選択します。 アセットのプロパティを表示するには。 t [アセット](Assets)ペインでアセットをダブルクリックします。 アセットのプロパティを編集するには: 1. テキスト・ボックスをクリックしてテキストを入力する、またはドロップダウン・リストからエン トリを選択します。 ドロップダウン・リストから選択して文字を入力する場合、Interplay Central はその文字で始まる すべてのプロパティに対してリストのフィルタリングを行います。入力を続けると、Interplay Central は入力する文字に従ってリストのフィルタリングを継続します。 [コメント]ボックスなどのテキスト・ボックスに改行を挿入できます。ただし、Interplay Access または Media Composer でメタデータを表示する場合、改行はサポートされません。プロパティが Interplay Access で保存された場合、1 行で保存されたプロパティは Interplay Central で 1 行で表 示されます。 2. [保存](Save)ボタンをクリックするか、ペイン・メニューをクリックしてから[保存](Save)を選 択します。 変更を破棄するには、 [更新] (Refresh)ボタンをクリックし、別のアセットをロードするか、 [メタ データ] (Metadata)ペインを終了します。 表示されている情報を更新するには: t [更新](Refresh)ボタンをクリックします。 45 メディア・アセットを使用する サムネイルを表示する [サムネイル]ペインには、一連のアセットの小さな画像(サムネイル)を表示できます。サムネイルを 表示してダブルクリックすると、ソース・クリップやマーカー間をすばやく移動できます。以下の配置 でサムネイルを表示できます。 • タイムベース: 最初のフレームから最後のフレームまで、10 秒ごとのフレームを表示します。タイ ムコードのタイプにより表示されるフレームは異なります(ドロップフレーム、ノンドロップ・ フレーム、 24 fps 、など)。タイムコードは、[メディア]ペインで設定されたタイムコード表示 を反映して、各サムネイルの下に表示されます。マスター、絶対、または残りの選択オプション により異なります。 • マーカーベース: 1 つ以上のマーカー付きフレームを表示します。マーカー付きフレームは、サムネ イルの右上隅にマーカーが表示されています。 • タイムベースのサムネイルとマーカーベースのサムネイルの両方。 以下の画面は、タイムベース、マーカーベース、その両方の各配置を示しています。 以下の事項にご注意ください。 • マスター・クリップおよびサブクリップのサムネイル、アセット・モードでロードした際のシーケ ンスを表示できます。 • ビデオ・クリップ、ビデオおよびオーディオ付きクリップ、オーディオのみのクリップのサムネイ ルを表示できます。 • サムネイルのサイズは、 [メディア]ペインで選択したアスペクト比により異なります。アスペクト 比を変更すると、サムネイルのサイズも変更されます。 • グループ・クリップのサムネイルを表示できます。サムネイルは、 [メディア]ペインで選択したグ リッドを反映しています: 1x1、2x2、または 3x3。 • 今のところ、サムネイルの回数またはそのサイズを調整することができません。 46 メディア・アセットを使用する • n Interplay Production データベース内にチェックインした後、インジェスト(取り込んで編集)し (Refresh)ボタンをクリック ているクリップのサムネイルを表示できます(約 2 分ごと)。[更新] して、ディスプレイを更新します。 取り込んで編集(EWC)のサポートは、Avid 有効です。 AirSpeed MultiStream および AS5000 システムでのみ • [更新](Refresh)ボタンをクリックして、マーカーを追加または削除した場合など、アセットへ の変更用にディスプレイを更新します。 サムネイルを表示するには: 1.[ペイン](Panes)> [サムネイル](Thumbnails)の順に選択します。 アセットがすでに[メディア] (Media)ペインにアセット・モードでロードされている場合、サム ネイルは[サムネイル](Thumbnails)ペインに表示されます。 2.[アセット](Assets)ペインで、以下のいずれかを行います。 t マスター・クリップまたはサブクリップをダブルクリックします。 t シーケンスを右クリックし、[アセット・モードでロード](Load ます。 in Asset Mode)を選択し アセットがメディア・ビューアーにロードされ、サムネイルは[サムネイル](Thumbnail)ペイ ンに表示され、各サムネイルの下にタイムコードが表示されます。アセットにマーカーが含まれる 場合、各マーカー用にサムネイルが表示されます。 3. タイムベースのサムネイルのみ表示するには、[マーカー](Marker)ボタンをクリックしてマー [タイム] (Time)ボタ カーベースを無効にします。マーカーベースのサムネイルのみ表示するには、 ンをクリックしてタイムベースを無効にします。 (Media)ペインの特定のフレームに移動するには、サムネイルをダブルクリックします。 4.[メディア] メディア・タイムラインのポジション・インジケーターでフレームに移動します。 ダブルクリックしたサムネイルに関連するマーカーが付いている場合、関連するマーカーの情報が [マーカー] (Markers)ペインで強調表示されます。サムネイルに関連するマーカーが何もない場合、 最も近いマーカー情報が強調表示されます。 47 3 プロジェクトを使用する 以下の主要なトピックでは、プロジェクト / ストーリー・ペインと、ニュース制作におけるプロジェクト とファセットの使用方法について説明します。 • プロジェクトまたはファセットを開く • プロジェクト / ストーリー・ペイン • プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける • ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く プロジェクトまたはファセットを開く プロジェクトの使用は、iNEWS ニュース制作コンピューター・システムの機能で、特定のトピックを 扱うニュース・チームが、iNEWS データベースの現在のロケーションからオリジナルのソースを移動 やコピーすることなく、関連する情報のすべてを 1ヵ所で見つけることができるよう、トピック別にス トーリーを分類する方法を提供します。ファセットとは、プロジェクトに追加の詳細情報を提供するサブ・ トピックです。 Interplay Central では、iNEWS プロジェクトは起動ペインに一覧化されています。起動ペインからプ ロジェクトを開き、各プロジェクトの内容をアセット・ペインに表示します。ファセットとプロジェクト・ キューはアセット・ペインから開きます。 プロジェクトを開くには: t [起動](Launch)ペインでプロジェクトをダブル・クリックします。 プロジェクトの内容が[アセット](Assets)ペインに開きます。 ファセットを開くには: t [アセット](Assets)ペインでファセットをダブル・クリックします。 ファセットの内容は[プロジェクト / ストーリー](Project/Story)ペインに開きます。 プロジェクト / ストーリー・ペイン プロジェクトには、[すべて](ALL) キュー、[クエリ](QUERY) キュー、[バケット](BUCKET) キュー、およびファセットと呼ばれるサブ・トピックが含まれます。たとえば下図は、 「Hurricane Earl」 プロジェクトに「Damage」や「Evacuation」といったトピックのファセットが存在していることを示 しています。 プロジェクト / ストーリー・ペイン すべてのプロジェクトには[すべて](ALL) キューがあり、キュー・パネルにプロジェクトとそのファ セットに関連するすべてのストーリーを表示します。索引付けされたすべてのストーリーは、プロジェ クトまたはファセットに関連付けることができます。 プロジェクトに関連付けられたストーリーは、iNEWS データベースにおいてオリジナル・ソースの キュー位置を保持します。ストーリーは[すべて](ALL) キュー内には存在しません。プロジェクトに 関連付けられたストーリーも、オリジナル・ソースの権限を保持します。たとえば、ストーリーの読み 取りのアクセス権のないユーザーは、たとえプロジェクト自体の読み取りアクセス権があっても、プロ ジェクトに関連付けられたそのストーリーを閲覧することができません。 すべてのプロジェクトには[クエリ](QUERY) キューがあります。虫眼鏡アイコンで識別され、プロ ジェクトのクエリを実行する検索キューです。プロジェクトとファセットの識別に使われるアイコンに関 する詳細は、iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する ページ「36」をご 参照ください。 すべてのプロジェクトには[バケット](BUCKET) キューがあります。iNEWS データベース内以外に は 存 在 し な いストーリーの保存場所として作用するインデックス付きキューです。 [バケット] (BUCKET) キュー内では、ストーリーをコピー、作成、および削除することができます。[バケット] (BUCKET) にあるすべてのストーリーは、[すべて](ALL) キューに表示されます。 49 プロジェクト / ストーリー・ペイン n [バケット](BUCKET) キューは iNEWS のバージョン 4.0 で初めて導入されました。 iNEWS データ ベースを旧バージョンから v4.0 に更新すると、現在のプロジェクトで[バケット](BUCKET) キュー を使えるようになります。ただし、このキューはまだインデックス付けがされていません。インデック ス付けは、プロジェクトおよび / またはファセットに関連付けられているすべてのストーリーに必須で 『Avid iNEWS Setup and Configuration Guide』の「iNEWS プロジェクト」の章を参 す。詳しくは、 照してください。 プロジェクト / ストーリー・ペインはキュー / ストーリー・ペインと同様に機能します。プロジェクトの ファセットまたはプロジェクトのファセットに関連付けされたニュース・ストーリーを表示することが できます。また、下図が示すように、その両方を同時に表示することができます。 n ペインのタブに表示されるタイトルは、プロジェクト よって変わります。 / ストーリー・ペインで何が選択されているかに プロジェクト、ストーリーの 2 つのボタンはペイン上部にあります。このボタンを使って、プロジェクト またはストーリーの表示切り替えをします。選択されると、ボタンがオレンジ色になります。 例えば、プロジェクトの内容を閲覧中に、ストーリー・ボタンをクリックすると、ペインの表示が分かれ、 プロジェクトの内容が上半分、選択されたプロジェクトまたはファセットに関連付けられたストーリー が下半分に表示されます。ストーリー・ボタンをもう一度クリックすると、ストーリーは非表示になり、 プロジェクトのファセットまたはキューのみがもう一度表示されます。 50 プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける n プロジェクト・ボタンとストーリー・ボタンの両方を同時に切り替えることはできません。 一方のみが オンの時、オンになっている方のボタンをクリックすると、システムが自動でオフにし、別のボタンを オンにする切り替え操作を行います。 [プロジェクト / ストーリー]ペインのタブの名前は、ペインで選択したストーリーに応じて変わります。 マウス・ポインターをタブ上に移動すると、パス名全体を表示することができます。 ファセット、またはプロジェクトのキューの 1 つ(すべて、クエリ、バケット)(ALL,QUERY,BUCKET) のみが表示されている場合、その表示はグリッド表示と呼ばれます。ペインにストーリーのみが表示さ れている場合、その表示はストーリー表示と呼ばれます。どちらも表示されている場合、スプリット表 示と呼ばれます。 ペインのグリッド・セクションとストーリー・セクションの間の水平分割線を使用して、ペイン内のス プリット表示の分割比率を調整することができます。分割線の上にマウス・ポインターを当てると、ポ インターが二重線に変わり、クリックしながら上下にドラッグすることで、ペインの各セクションに割 り当てられるスペースを調整します。この方法を、1 つのセクションを非表示にするために使用すること は推奨されません。 設定した比率は、サイン・アウトした後も保持されます。 プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける 索引付けされたすべてのストーリーは、プロジェクトまたはファセットに関連付けることができます。 索引付けされたストーリーをプロジェクトまたはファセットと関連付けるには: 1. ストーリーが存在する索引付けされたキューを開きます。 2. キュー / ストーリー・ペインでストーリーを右クリックし、[ ストーリーをプロジェクトに関連づける ] (Associate Story to Project)を選択します。 3. ダイアログ・ボックスで、ストーリーを関連付けるプロジェクトまたはファセットを選択します。 4.[適用](Apply)をクリックします。 ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く プロジェクト / ストーリー・ペインで、ストーリーまたはファセットに関連付けられたプロジェクトを開 くことができます。 ストーリーに関連付けられたプロジェクトを開くには: 1. プロジェクト / ストーリー・ペインのキュー・セクションでストーリーを選択します。 2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、プロジェクトを選択し、それからプロジェクトまたは ファセットを開きます。 プロジェクトが新しいプロジェクト / ストーリー・ペインで開きます。 51 4 スクリプトを構成する 以下の主要なトピックでは、[キュー / ストーリー]ペインとスクリプト構成の基本テクニックについて 説明します。 • [キュー / ストーリー]ペイン • ストーリーを作成する • ストーリーをセグメント化する • 右から左へ記述する言語でストーリーを書く • Annotation を使用してストーリーを音声入力する • ストーリーを編集する • ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する • ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する • スクリプト・テンプレートを挿入する • MOS プレースホルダーを挿入する • メディアをストーリーに追加する • iNEWS リンクをコピーおよび送信する • 自動保存されたストーリーを回復する [キュー / ストーリー]ペイン Interplay Central では、iNEWS ストーリーを作成し、それを[キュー / ストーリー]ペインで編集し、 iNEWS サーバーに保存できます。 [キュー / ストーリー]ペインでは、iNEWS キューを 1 つのショーの要約のように、またはそのキュー の中の 1 つのストーリーのように表示できます。さらに、この[キュー / ストーリー]ペインはキューと そのキューの中のストーリーを両方表示できます。以下の図をご参照ください。 [キュー / ストーリー]ペイン 1 q q2 1 2 [キュー]セクション ストーリー・セクションは「スクリプト・エディター」とも呼ばれます。 [キュー / ストーリー]ペインのタブの名前は、ペインで選択したストーリーに応じて変わります。マウス・ ポインターをタブ上に移動すると、パス名全体を表示することができます。 キューのみペインに表示されている場合、ディスプレイはグリッド・ビューと呼ばれます。ペインにス トーリーのみが表示されている場合、その表示はストーリー表示と呼ばれます。どちらも表示されてい る場合、ディスプレイはスプリット・ビューと呼ばれます。 ペインのキューとストーリーのセクション間を上下に分割して、ペイン内のスプリット・ビューの比率 を調整できます。セクションの境界線にマウス・ポインターを置くと、ポインターは双方向矢印に変わ ります。境界線をクリックして上下にドラッグし、ペインの各セクションに割り当てられるスペースを 調整できます。この方法を、1 つのセクションを非表示にするために使用することは推奨されません。 設定した比率は、サイン・アウトした後も保持されます。 53 [キュー / ストーリー]ペイン n n キュー・セクションではデータを入力できません。 Interplay Central で作業中に iNEWS でキューの属性を変更した場合、変更を表示するには、Interplay Central からサインアウトして再度サインインする必要があります。 [キュー / ストーリー]ツールバー [キュー / ストーリー]ペインにはツールバーがあり、このペイン内でディスプレイを切り替えるボタン やストーリーの編集用のメニューがあります。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 表示とコントロール 説明 1 キュー キューの表示のオン / オフを切り替え。オンになるとボタンはオレンジ色に変化。 2 ストーリー ストーリーの表示のオン / オフを切り替え。オンになるとボタンはオレンジ色に変化 n キューとストーリーのボタンを両方同時にオフにすることはできません。どち らか 1 つだけがオンのときにそのボタンをクリックすると、システムにより 該当するディスプレイがオフとなり、もう一方のディスプレイがオンに切り 替わります。 3 太字 テキストを太字にする。ストーリーを編集する ページ「61」をご参照ください。 4 斜体 テキストを斜体にする。 5 下線 テキストに下線を引く。 6 標準 テキストを標準に設定。スクリプトの書式設定 ページ「62」をご参照ください。 7 プレゼンター テキストをプレゼンター用指示として設定。 8 クローズド・キャプション テキストをクローズド・キャプションとして設定。 9 テンプレート iNEWS スクリプトのテンプレートを挿入。スクリプト・テンプレートを挿入す る ページ「68」をご参照ください。 10 シーケンスを開く 関連するシーケンスを開く。このボタンを使用して、新しいスクリプト・シーケン スを作成するか、前回作成したシーケンスを開きます。メディアをストーリーに追 加する ページ「69」をご参照ください。 11 更新 キューを更新。 12 ロック ストーリーをロック。ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除す る ページ「66」をご参照ください。 54 [キュー / ストーリー]ペイン 表示とコントロール 13 注釈 説明 テキストに注釈をつける。Annotation を使用してストーリーを音声入力する ペー ジ「60」をご参照ください。 ツールバーは常にペインの一番上に表示されますが、キューだけがグリッド・ビューに表示されている 場合でも、ボタンのほとんどはストーリーの編集に使用されます。キューの修正には使用されません。 スクリプト・エディター ストーリーが表示されるペインのセクションは、スクリプト・エディターと呼ばれます。スクリプト・ エディターには、ストーリー・フォーム、キュー・リスト、ストーリーという 3 つのセクションがあり ます。次の図でこれらのエリアを示します。 1 q 4 2 3 1 2 3 4 ストーリー・フォーム キュー・リスト ストーリー(テキスト) タイミング・ディスプレイ どのストーリーにも、一番上にストーリー・フォームがあります。これは、データベース内の各キュー について、iNEWS システム管理者によりあらかじめ設定されたストーリー情報を提供します。たとえば、 フォームにはストーリーのタイトル(スラグ)、ページ番号、ステータスなどを含めることができます。 ワイヤ・キューには、通常、要約キューとは異なるフィールドが表示されます。iNEWS システム管理者 による構成に応じて、そのフィールドをストーリー・フォームで編集することができます。 ストーリー・フォームとその他のセクション間の分割線を使用して、ペイン内のスクリプト・エディター の比率を調整できます。また、スクリプト・エディターの他のセクションを表示させたまま、ストーリー・ フォームも隠すこともできます。 55 ストーリーを作成する ストーリー・フォームを非表示にするには、以下のいずれかを行います。 t [キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックして、 [ストーリーフォー ムを隠す](Hide Story Form)を選択します。 t [ストーリーフォーム]を右クリックして、[ストーリーフォームを隠す]を選択します。 ストーリー・フォームを表示するには: t [キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックして、 [ストーリーフォー ムを表示](Show Story Form)を選択します。 ストーリーは、スクリプト・エディター内の一セクションで、ストーリーを書いたり、既存のストーリー のテキストを表示したりできます。テキストを入力し、現在の行の最後に来ると、自動改行されます。テキ ストがテキスト・ボックスの境界を越えてしまう場合は、このエリアの右側にスクロールバーが表示さ れます。 ストーリー・セグメント・ヘッダーの右側にあるタイミング・ディスプレイには、ストーリー・セグメ ントのテキストのデュレーションが表示されます。テキストのデュレーションは、Avid iNEWS で設定 されているリード・レートを基本にしています。この数は、ストーリーに添付するシーケンスを作成する 場合に役立ちます。ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する ページ「91」をご参照ください。 キュー・リストは、スクリプト・エディターの一セクションで、文字ジェネレーター(CG)のキューなど、 プロダクション・キューとマシン・コントロール・イベントの編集が行えます。各キューはストーリー の中で番号付けされます。最初の番号は 1 です。キューがストーリー内で再調整されると、キューの番号 が自動的に割り振られます。以下の図は、CG イベントを含むキューの例です。 ストーリーを作成する Interplay Central でストーリーを作成、または過去に Interplay Central または iNEWS で作成したス トーリーを編集できます。既存のストーリーの編集方法について詳しくは、ストーリーを編集する ペー ジ「61」をご参照ください。 56 ストーリーをセグメント化する iNEWS サーバー、バージョン 4.0 以上に接続すると、キューまたはファセット内で新しいストーリーを 作成できます。ファセット内でストーリーを作成すると、そのストーリーはそのファセットに関連付け られ、特別な「プロジェクト・バケット」で有効になります。 ウェブ URL などの外部リンクをストーリーに追加できます。 新規ストーリーを作成するには: 1. キューに新しいストーリーを挿入したい列に移動します。 2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 3.[ストーリーを作成](Create Story)を選択します。 既存の列が押し下げられ、キュー内のその場所に新しい列が挿入されます。 スプリット・ビューの場合、ストーリーを書き始めることができます。そうでない場合は、新しい 列をダブルクリックして新しいストーリーを開きます。 4.[ストーリー・フォーム](Story Form)の[タイトル](Title)フィールドにストーリーの名前を 入力します。 5. 使用可能な最初のセグメントにストーリーのテキストを入力します。 6.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 7.[ストーリーを保存](Save Story)を選択して変更を保存します。 n キューのストーリーから離れると、ストーリーに対して実行した変更が自動的に保存されます。タブま たはペインを閉じる場合も同じです。 n ストーリーを保存しても、ストーリーに関連付けられたシーケンスは保存されません。 シーケンスは [シーケンス]ペインに保存する必要があります。シーケンスを保存する ページ「86」をご参照ください。 既存のストーリーを表示するには: t 表示したいキュー中のストーリーを選択してから[ストーリー] (Story)ボタンをクリックすると、 [キュー / ストーリー]ペインの下半分にストーリーが表示されます。 既存のストーリーをストーリー・ビューで開くには: t キュー内でストーリーをダブルクリックします。 t キューの中のストーリーを選択して、[キュー](Queue)ボタンをクリックします。 こうすると、[キュー / ストーリー]ペインのキューの表示がオフになり、ペイン全体のスペース内 にストーリーが表示されます。 ストーリーをセグメント化する ストーリーは、1 つのセグメント内に書き込むか、複数のセグメントに分割することができます。次の図 では、1 つのセグメント内に 1 つのストーリーがあります。 57 ストーリーをセグメント化する セグメントは、テキストの長さを計り、ビデオ、オーディオ、プロダクション・キューに統合させるの に使用できます。メディアをストーリーに追加する ページ「69」をご参照ください。複数に分割された セグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。次の図は、先の例と同じストーリー ですが、ストーリーがセグメント化されています。 セグメントの追加または削除、セグメントを 2 つに分割、1 つのストーリー内でのセグメント再配列を実 行できます。 58 右から左へ記述する言語でストーリーを書く セグメントをストーリーに追加するには: t ストーリーの下に「NEW」のマークのあるセグメントをクリックし、入力を開始します。例として 前の図をご参照ください。 1 つのセグメントを 2 つに分割するには: 1. ストーリー内でテキストを 2 つのセグメントに分割したい位置にカーソルを合わせます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t t t 右クリックして[セグメント分割](Split Segment)を選択します。 [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして、 [セグメント分割] (Split Segment)を選択します。 Ctrl+](Windows)または Command+](Macintosh)を押します。 ストーリー内のセグメントを再配列するには: t n 移動したいセグメントのヘッダー・バーをクリックして、新しい場所へドラッグします。 セグメントを並べ替えると、セグメント内にあるプロダクション・キューまたはマシン・コントロール・ イベントも移動し、必要に応じて再び番号が振られます。 セグメントとそのセグメント内のテキストを削除するには: 1. セグメントを選択します。 2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 3.[セグメントを削除](Delete Segment)を選択します。 c セグメントを削除すると、その中のテキストも削除されます。 右から左へ記述する言語でストーリーを書く スクリプト・エディターでは、右から左へ記述する言語(アラビア語、ヘブライ語など)でストーリー を書くことができます。テキストの配列は次のルールに従って変更されます。 • 右から左への記述に自動切り替え: - テキストの 50% 以上が右から左へ記述する言語の文字で構成されている場合、ストーリーのセ グメントは右から左に切り替わります。新しい配列をセグメントに適用するには、そのストー リーを再ロードします。 - プロダクション・キューは、プロダクション・キューの本文のテキストが 50% 以上右から左へ 記述する言語の文字で構成されている場合、右から左へ切り替わります。 59 Annotation を使用してストーリーを音声入力する - • キューのグリッドセルは、セル内の最初の文字が右から左の文字である場合、右から左への配 列で右揃えになります。セルがデフォルトで中央揃えになっている場合、セルの内容に関係な く中央揃えになります。 手動切り替え: - フォーカスが任意のセグメント内にある場合、すべてのセグメントの配列が切り替えられます。 ストーリーを再ロードすると、セグメントの配列がデフォルトに戻ります。 - フォーカスがプロダクション・キュー内にあれば、現行のキューの本文配列のみ切り替えられ ます。プロダクション・キューを再度開くと、キューの本文配列はデフォルトに戻ります。 - フォーカスがストーリー・フォーム・フィールド内にある場合、現行のストーリー・フォーム・ フィールド配列のみ切り替えられます。同じストーリー・フォームを再ロードすると、現行の フィールド配列が維持されます。別のストーリー・フォームを再ロードすると、フィールドが デフォルトに戻ります。 フォーカスがあるセグメントの配列を手動で切り替えるには、次のうちいずれかの作業を行います。 t Ctrl+Shift を押します。 t [キュー / ストーリー]ペインのメニューから[RTL に切り替え] (Switch to RTL)を選択します。 ストーリーが RTL の場合、[LTR に切り替え](Switch to LTR)を選択します。 t 右クリックで[ RTL に切り替え] ( Switch to RTL )を選択します。ストーリーが RTL の場合、 [ LTR に切り替え](Switch to LTR)を選択します。 Annotation を使用してストーリーを音声入力する Interplay Central Annotation の機能を使用すると、ユーザーは、Chrome ブラウザーの Speech-to-Text (音声認識テキスト変換)技術を使用して、声を使ってストーリーを入力できます。 n この機能を使用するには、インターネット接続が必要です。また、Google Chrome を搭載した Windows ベースのコンピューターでのみ使用できます。Apple コンピューター上の Safari ブラウザーでは使用で きません。 Annotation 機能を使用してストーリーを記述するには: 1. 空白のストーリーを開き、カーソルをセグメント内に置きます。 2.[注釈](Annotate)ボタンをクリックします。 60 ストーリーを編集する 吹き出しがボタンの下に表示され、話し始めるよう指示が出ます。この吹き出しには、音量バーと [キャンセル](Cancel)ボタンも表示されます。 3. 明瞭に話してください。 テキストの文に句読点を付けたい場合は、後で句読点を入力できます。または、音声入力中に必要 「Hello, I’m Jane Doe.」というテキストを な句読点を指示することもできます。たとえば、 入力したい場合、「Hello comma I’m Jane Doe period」と発声します。これで、システムにより 句読点が入力されます。 よい結果を得るためにも、雑音がない場所で音声入力を行ってください。話し終わると、内容がテ キストに変換され、カーソルを置いた場所から入力されます。 n 話を途中で止めると、注釈も止まります。 続行するには、クリックしてカーソルの位置を決め、[注釈] (Annotate)ボタンをクリックします。 4. テキストがスクリプト・エディター内に表示されたら、必要に応じてそのテキストを編集できます。 ストーリーを編集する ストーリーを変更すると、Interplay Central でなされた変更が iNEWS ニュース制作コンピューター・ システム内で自動的に更新されます。その逆も同様で、iNEWS ワークステーションでストーリーになさ れた変更は、Interplay Central でストーリーを開くと自動的に更新されます。 Interplay Central の標準編集機能は、ほとんどの文書処理ソフト・アプリケーションの編集機能と同じ です。ストーリー上の作業で、テキストのカット、コピー、ペーストができます。テキストをカットまた はコピーすると、そのテキストは「クリップボード」と呼ばれる一時保存スポットに保存されます。テキス トの 1 ブロックだけが一度に保存できます。したがって、何か新しいデータを切り取りまたはコピーす る場合、クリップボード内に保存されていたデータと置換されます。 テキストを 1 つのストーリー内で移動するため、または 1 つのストーリーから別のストーリーへ移動す るために、カット、コピー、またはペースト機能を使用できます。 n プロダクション・キューは、ストーリー間でコピー & ペーストすることができません。 また、キーの組み合わせやツールバーボタン(次の図で赤で囲まれた部分)を使って、テキストを太字 または斜体フォントに変更したり、ストーリー内で選択したテキストに下線を引くこともできます。 テキストをカットするには: t 目的のテキストを選択して、Ctrl+X(Windows)または Command+X(Macintosh)を押します。 61 ストーリーを編集する テキストをコピーするには: t 目的のテキストを選択して、Ctrl+C(Windows)または Command+C(Macintosh)を押します。 テキストをペーストするには: t n 目的のテキストを選択して、Ctrl+V(Windows)または Command+V(Macintosh)を押します。 前に行った編集をすぐに取り消すには、Ctrl+Z を押します。Macintosh では、Command+Z を押します。 前の編集を取り消すには、以下のいずれかを行います。 t Ctrl+Z(Windows)または Command+Z(Macintosh)を押します。 t 右クリックして、[元に戻す](Undo)を選択します。 t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[元に戻す](Undo)を選択します。 前の編集をやり直すには、以下のいずれかを行います。 t Ctrl+Y(Windows)または Command+Y(Macintosh)を押します。 t 右クリックして、[やり直し](Redo)を選択します。 t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[元に戻す](Undo)を選択します。 テキストを太字にするには、次のうちいずれかを実行します。 t 目的のテキストを選択し、[B]ボタンをクリックします。 t 目的のテキストを選択して、Ctrl+B(Windows)または Command+B(Macintosh)を押します。 テキストを斜体にするには、次のうちいずれかを実行します。 t 目的のテキストを選択し、[I]ボタンをクリックします。 t 目的のテキストを選択して、Ctrl+I(Windows)または Command+L(Macintosh)を押します。 テキストに下線を引くには、以下のいずれかを実行します。 t 目的のテキストを選択し、[U]ボタンをクリックします。 t 目的のテキストを選択して、Ctrl+U(Windows)または Command+U(Macintosh)を押します。 スクリプトの書式設定 ストーリーを書く場合、テキストは通常のデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ストーリー をニュース放送用のスクリプトとしてフォーマットする場合、プレゼンター用の指示またはクローズド・ キャプションなど、特定のテキストをマークする必要がある場合があります。 プレゼンター用指示は、新しいプレゼンター(別名ニュースアンカー)に対する短い指示として、最も ひんぱんに使用されます。プレゼンター用指示のテキストはスクリプト中、テレプロンプターのリバース・ ビデオ内で赤色で表示されます。また、読み出し時間を計算するためシステムが使用するテキスト内に は含まれません。 62 ストーリーを編集する クローズド・キャプションは、一語一句を書き出す目的で最もひんぱんに使用されます。クローズド・ キャプション用のテキストは、スクリプト中では緑で表示されます。また、聴覚障害者用に台詞を放送 するためのデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信され ます。クローズド・キャプションのテキストは、テレプロンプターには表示されません。また、スクリ プトの読み出し時間の計算にも含まれません。 n デフォルトの通常のテキスト・スタイルは、テレプロンプターと、ステーションで使用されているクロー ズド・キャプションの両方に送信されます。 以下の手順には、下の図で赤で囲まれているツールバー・ボタンを使用します。 テキストを標準テキストとしてマークするには: t 目的のテキストを選択し、 [N]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、N キーを同時に押し ます(Windows)。 テキストをプレゼンター用指示としてマークするには: t 目的のテキストを選択し、 [P]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、P キーを同時に押し ます(Windows)。 テキストをクローズド・キャプションとしてマークするには: t n 目的のテキストを選択し、 [CC]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、C キーを同時に押 します(Windows)。 または、テキストを入力する前に、[N]、[P]、または[CC]ボタンをクリックします。何か新しいテ キストを入力すると、選択したフォーマットで表示されます。入力するテキストの書式を変更するには、 別の書式を選択します。 プロダクション・キューを追加する ニュース放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットするときは、プロダクション・キューを 追加する必要がある場合があります。プロダクション・キューは、重要な情報と文字ジェネレーターな どのデバイス用マシン・コントロール・コマンドを技術スタッフに提供します。 プロダクション・キューは、ストーリー・エリアからスクリプトに追加し、スクリプト・エディターの キュー・リスト・エリアで編集できます。追加する各プロダクション・キューには番号が付けられます。 この番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして黒いボックス内に表示され、 キュー・リスト内のプロダクション・キューのテキスト・ボックスの挿入場所に該当します。 63 ストーリーを編集する プロダクション・キュー・マーカーは、選択されている場合オレンジで表示されます。また、プロダク ション・キュー内の情報はキュー・リスト内で確認できます。 1 つ以上のプロダクション・キューを、ストーリー間でコピーすることができます。 プロダクション・キューをスクリプト内に挿入するには: 1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t 右クリックして、[プロダクション キューを挿入](Insert Production Cue)を選択します。 t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プロダクション キューを挿入]を選択します。 t Alt キーと Insert キーを同時に押します(Windows)。 3. Take VO、On Camera、Take SOT、または Take Live などのプロダクション・キューを入力します。 情報は、ストーリー内のどこかでクリックすると自動的に保存されます。 スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには: t n プロダクション・キューのマーカーをクリックして、スクリプト内の別の場所にドラッグします。 プロダクション・キューがスクリプト内で再配置されると、自動的に 1 から始まる番号が再度割り振られ ます。新規のプロダクション・キューが追加される、または既存のプロダクション・キューが削除され ると、同じく番号が再度割り振られます。 スクリプトからプロダクション・キューを削除するには: t プロダクション・キューを選択し、Delete キーを押します。 64 ストーリーを編集する 1 つ以上のプロダクション・キューを、別のストーリーにコピーするには 1. 2 つのストーリーを開きます。 2. マウスをクリック & ホールドしてキューまたはプロダクション・キーを含むテキストを選択します。 3. Ctrl+C を押します。 4. プロダクション・キューを挿入する場所に、挿入カーソルを合わせます。 5. Ctrl+V を押します。 必要な場合、対象ストーリーの順番に合わせて、プロダクション・キーに再度番号が振られます。 ストーリー間で、プロダクション・キーをドラッグ & ドロップすることもできます。 マシン・コントロールの指示を追加する 局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ シン・コントロール指示が含まれる場合があります。 これらの指示は先頭にアスタリスク(*)が付いており、特殊なフォーマットで記述されています。たと えば、文字ジェネレーター用の CG など、指示対象デバイスのタイプに対するコマンドで始まります。この コマンド後、フォーマットは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特 定の項目やテンプレートを指定します。追加のコメントまたは情報が必要な場合、同じプロダクション・ キューのテキストボックス内の後に続きます。 次の手順では、2 行の文字ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロール指示例を使用してい ます。 CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには: 1. プロダクション・キューをスクリプト内に挿入します。 2. プロダクション・キュー・テキスト・ボックス(キュー・リスト)に「*CG 2line」と入力し、Enter を押します。 3. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力します(たとえば Mayor John Smith)。 Enter を押します。 4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville)。 CG マシン・コントロール指示が青色のフォントで表示されます。 65 ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する プライマリ・マシン・コントロール指示を追加する ストーリー・フォームと関連付けられているマシン・コントロールは、デフォルトでは、イベント・リスト が iNEWS モニター・サーバーにより生成されるとき、スクリプトに入力された他のマシン・コント ロール・コマンドよりも優先されます。ストーリー・フォームと関連付けられているマシン・コントロー ルをイベント・リストの最初のイベントと別の場所に表示させたい場合、ストーリーにプレースホルダー を挿入できます。その場所に、ストーリー・フォームのマシン・コントロール・イベントが挿入されます。 プライマリ・マシン・コントロール指示キューを 1 つ挿入できます。指定のストーリーに 1 つのみ挿入で きます。 他のマシン・コントロール指示と同様、入力する指示には先頭にアスタリスク(*)を付け、特殊なフォー マットで記述する必要があります。たとえば、文字ジェネレーター用の CG など、指示対象デバイスの タイプに対するコマンドで始まります。 プライマリ・プロダクション・キューを挿入するには: 1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t 右クリックして、[プライマ リキューを挿入](Insert Primary t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プライマリ キューを挿入]を選択します。 Cue)を選択します。 [* プライマリ](*Primary)というラベルが付いたプロダクション・キューが作成されます。 ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する iNEWS ストーリーが削除されると、そのストーリーは「デッド」キューと呼ばれるフォルダー(デッド・ キュー)に送信されます。管理者は、一定期間、このストーリーを回収できます。この時間枠は、各サイ トのシステム管理者によってそのキュー用に設定されたパージ間隔に基づき事前に設定されています。 ストーリーを削除するには: 1. 削除するストーリーを選択します。 2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 3.[ストーリーを削除](Delete Story)を選択します。 ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する iNEWS ニュース制作コンピューター・システムには、編集ロック、セグメント化した編集ロック、イー ジー・ロック、キー・ロックなど、さまざまなタイプのロックがあります。ストーリーをロックすると、 そのストーリーでの作業中、他の未承認の人物によるストーリーの変更が不可能になります。ストーリー が別のユーザーにより編集ロックされている場合でも、そのストーリーを選択して表示することができ ますが、編集しようすると警告メッセージが表示されます。警告メッセージの内容は次のとおりです。 「編集ロックは取得できません。 ストーリーは現在別のユーザーによってロックされています。」 66 ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する セグメント化された編集ロックでは、別のユーザーがストーリーのテキストやキューをロックしている間、 ストーリー・フォーム・データを変更できます。これは、レポーターがストーリー本文の作業をしてい る間に、スクリプト・エディターの[ストーリー・フォーム]セクション内で変更を行う必要があるプ ロデューサーにとって便利な機能です。 イージー・ロックとキー・ロックは、iNEWS ワークステーションからのストーリーにのみ適用できます。 ただし、セキュリティ手段は Interplay Central 内に含まれています。イージー・ロックを使用すると、 iNEWS ユーザーはストーリーを自分の名前でロックし、そのユーザーまたは iNEWS システム管理者 のみそのストーリーにアクセスできるようにできます。他のユーザーが Interplay Central からイー ジー・ロックされているストーリー・フォームを開こうとすると、そのストーリーの表示または編集ア クセスが拒否されます。同様に、iNEWS ユーザーは、パスワードを適用してストーリーをキー・ロック します。そうすることで、そのパスワードを知るユーザーだけがストーリーを表示または編集できます。 Interplay Central ユーザーがキーロックされたストーリーを開こうとすると、そのユーザーにパスワー ドの入力を要求します。 c システム管理者は、Interplay Central の別のユーザーの編集ロックに優先することはできません。しかし、 イージー・ロック機能もキー・ロック機能も、iNEWS システム管理者には適用されません。システム 管理者は iNEWS データベースにあるイージー・ロックまたはキー・ロックされたこのストーリーにも アクセスできます。 ストーリーをロックするには、以下のいずれかを行います。 t ストーリーの本文入力を開始します。編集ロックが自動的にストーリー本文に適用されます。 t ツールバーの[ロック / ロック解除] (Lock/Unlock)ボタンをクリックします。編集ロックは手動 でストーリー本文に適用されます。 ストーリーをロックさせると、[ロック / ロック解除]ボタンがオレンジ色になります。 ストーリー・フォームをロックするには、次の作業を実行します。 t ストーリーの[ストーリー・フォーム]にある任意のフィールドに入力を開始します。 セグメント 化した編集ロックが自動的にストーリー本文に適用されます。 ストーリーをロックするには、以下のいずれかを行ってページを表示します。 t t n キューにある別のストーリーに移動します。 編集したストーリーは自動的に保存、ロック解除され ます。 [ロック / ロック解除](Lock/Unlock)ボタンをクリックします。 [ロック解除]ボタンをクリックすると、次のメッセージが確認ダイアログ・ボックスが表示されます。 ストーリーが修正されました。 ロックを解除する前にこれを保存しますか ? [はい]を選択してストーリーを保存します。次に、ストーリーをロック解除します。 [いいえ]をクリッ クすると変更を保存せずにストーリーをロック解除します。または、[キャンセル]をクリックすると、 編集ロックをそのまま残してストーリーに戻ります。 67 スクリプト・テンプレートを挿入する スクリプト・エディターの[ストーリーフォーム]セクションで[ストーリー]または[キューリ スト]セクションに移動すると、ストーリー・フォームにあるセグメント化した編集ロックがリリー スされます。逆も同様で、ストーリー本文の編集ロックがリリースされます。ロック中に実行したす べての変更は、ロックが解除される前にシステムにより保存されます。 スクリプト・テンプレートを挿入する スクリプト・テンプレートは、ユーザーが所定のテキストやセグメントをストーリーにすばやく挿入で きるよう、管理者により作成されたテンプレートです。たとえば、番組での毎日の天気予報のストーリー に標準セットのプロダクション・キューとプレゼンターがあり、これらが常に同じである場合、管理者 はこの情報を含んだスクリプト・テンプレートを作成できます。作成したテンプレートは、Interplay Central ユーザーが後続の番組用に書く新規のストーリー内に挿入できます。 スクリプト・テンプレートは、開いているストーリー内のカーソルの位置に挿入されます。 スクリプト・テンプレートを挿入するには: 1. テンプレート情報を挿入したいストーリー内にカーソルを置きます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t ツールバーの[テンプレート](Template)ボタンをクリックします。 t 右クリックして、[スクリプトテンプレートの挿入](Insert Script t Ctrl キー、Shift キー、I キーを同時に押します。 Template)を選択します。 3. リストから使用したいテンプレートをダブルクリックして選択します。 n 使いたいテンプレートの名前がわかっている場合は、それを[検索](Search)フィールドに入力して Enter を押します。 MOS プレースホルダーを挿入する サードパーティの MOS デバイス用のプレースホルダー・アイテムを、ストーリー・フォームまたはス トーリーのプロダクション・キューとして iNEWS ストーリー内に作成できます。アイテムをストー リー・フォームに追加するには、ストーリー・フォームは MOS 情報を含めることができなければなり ません。 n iNEWS サーバーは iNEWS v4.0.3 以上を実行中でなければなりません。 MOS オブジェクトプレースホルダーを挿入するには: 1. 次の場所のいずれかにカーソルを置きます。 - ストーリー・エディター内のセグメント - ストーリー・フォーム内の任意のフィールド 2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プレースホルダー](Placeholder)を選択します。 68 メディアをストーリーに追加する [MOS オブジェクトプレースホルダーを作成](Create ボックスが開きます。 MOS Object Placeholder)ダイアログ 3. デバイス名を選択し、タイトルを入力します。または、説明文を入力します。 4.[OK]を押します。 新しい MOS オブジェクト・プレースホルダーが、ストーリー・エディター、キュー・リスト、また は MOS タイトル・フィールド内にプロダクション・キューとして表示されます。 MOS デバイスのユーザーはモニターサーバーをオンにするかロードして、後で実際の ID とオブ ジェクトを追加してプレースホルダーを更新できます。MOS ゲートウェイは、プロダクション・ キューの iNEWS と Interplay Central にデータを戻します。 メディアをストーリーに追加する メディアをスクリプトに追加したい場合、そのストーリーに関連付けられたビデオ・シーケンスを作成 する必要があります。シーケンスを作成するには、[キュー / ストーリー]ペイン・ツールバーの[シー ケンスを開く]ボタンをクリックします。このボタンを使用してストーリーに関連付けているシーケン スを開くこともできます。シーケンスを[シーケンス]ペインで編集します。詳しくは、[シーケンス] ペインを使用する ページ「73」およびストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する ページ「91」 をご参照ください。 ストーリーに関連付けられたシーケンスを自動的に読み込むオプションを設定できます。[ホーム]> [ユーザー設定]>[iNEWS]> [シーケンスを自動読み込み]を選択します。 次の図は、[シーケンスを開く]ボタンと、ストーリーに関連付けられたシーケンスを表示しています。 69 iNEWS リンクをコピーおよび送信する n ストーリーを保存しても、ストーリーに関連付けられたシーケンスは保存されません。 シーケンスは [シーケンス]ペインに保存する必要があります。シーケンスを保存する ページ「86」をご参照ください。 iNEWS リンクをコピーおよび送信する リンクをコピーしてストーリー、キュー、iNEWS フォルダ、iNEWS ファセット、および iNEWS プ ロジェクトに送信できます。これらのリンクは URL フォーマットで、E メール、wiki、文書、または チャットメッセージで共有できます。これらのリンクは、iNEWS データベース内にアイテムが存在する 限り有効です。 iNEWS リンクをクリックするか、対応しているブラウザーのアドレス・バーに貼り付けると、Interplay Central が開き、正しいレイアウトとアセット選択肢が表示されます。サインインしていない場合は、サイ ンイン画面が表示されます。サインイン後はリンク・ターゲットが表示されます。 [リンクをコピー]または[コンテナ リンクをコピー]を選択できます。[リンクをコピー]は選択され たアイテムへのリンクを作成し、[コンテナ リンクをコピー]は選択されたアイテムを保有するアイテ ムへのリンクを作成します。 iNEWS リンク用の URL を[アセット]ペインから作成するには、次のうちいずれかを実行します。 t iNEWS リスト内でアイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy Link)を選択します。 t iNEWS リスト内でアイテムを右クリックし、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[リンクを (Copy Container Link)を選択します。 コピー] (Copy Link)または[コンテナ リンクをコピー] 70 自動保存されたストーリーを回復する [キュー / ストーリー]ペインまたは[プロジェクト / ストーリー]ペインから iNEWS リンク用の URL を作成す るには、次のうちいずれかを実行します。 t アイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy t アイテムを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [リンクをコピー] (Copy は[コンテナ リンクをコピー](Copy Container Link)を選択します。 Link)を選択します。 Link)また iNEWS プロジェクト・リンク用の URL を[起動]ペインから作成するには、次のうちいずれかを実行します。 t アイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy t アイテムを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [リンクをコピー] (Copy 択します。 Link)を選択します。 Link)を選 すべてのケースで、ポップアップ・ダイアログ・ボックスが開き、コピーする URL が選択された状態で 表示されます。Ctrl+C(Windows)または Command+C(Macintosh)を押してリンクをコピーし、 Ctrl+X(Windows)または Command+X(Macintosh)を押してリンクを貼り付けます。 自動保存されたストーリーを回復する Interplay Central で 作 業 す る と き、シ ー ク エ ン ス や ス ト ー リ ー は、ロ ー カ ル の Windows ま た は Macintosh システムに、毎分自動で保存されます。この自動保存機能は、接続の切断や不具合、あるい は保存せずにブラウザー・セッションを閉じてしまった場合などに便利です。この機能は、管理者が自 動のセッション・タイムアウトを設定している場合にも便利です。 Interplay Central では、保存されていない変更をさまざまな方法で回復することができます。 • 切断や不具合が起こってもサインインした状態のままだった場合、以下に説明するように、 [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインの編集機能がオフになり、[自動回復](Auto Recovery)ダ イアログ・ボックスが表示されます。 • 切断や不具合が起こった結果、再度のサインインが必要になった場合は、ダイアログ・ボックスが 表示され、保存されていない変更のあるアセットが一覧表示されます。 71 自動保存されたストーリーを回復する アセットの名前をクリックし、最後に保存したバージョンを開きます。アセットがストーリーの場 合は、[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインにボタンが 3 つ追加で表示されます。 - 回復済み: このボタンをクリックすると、 (ローカル・システムから)回復したファイルが開き ます。 - 最後に保存: このボタンをクリックすると、 (Interplay データベースから)最後に保存したファ イルが開きます。 - これを保持: このボタンをクリックすると、表示されているバージョンが保存され、他のバー ジョンは消去されます。 ストーリーにスクリプト・シークエンスが含まれ、なおかつ[シークエンス](Sequence)ペイン が開いている場合、これらのボタンは[シークエンス](Sequence)ペインに表示されます。 バージョンを切り替えて比較し、保持するバージョンを決めた上で[これを保持] (Keep This)ボタ ンをクリックすることができます。 • n n アセットを選択せずに[自動回復](Auto Recovery)ダイアログ・ボックスを閉じてしまった場 合は、[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペイン・メニューで[自動回復されたアセット] (Auto-Recovered Assets)を選択し、[自動回復](Auto Recovery)ダイアログを表示すること ができます。このオプションは、自動回復されたアセットがある場合にのみ表示されます。 この機能は、ストーリーやシークエンスに対しても同様に作用します。 シークエンスの自動保存につい て詳しくは、自動保存されたシークエンスを回復する ページ「88」をご参照ください。 ブラウザーがクラッシュしても、Interplay Central セッションと iNEWS セッションがまた有効な場合、 iNEWS ストーリーは 5 分間ロックされます。ロックが解除されるか、Interplay Central と iNEWS のセッ ションを終了するまで、ストーリーを編集または復元することはできません。Interplay Central セッ ションを終了するよう Interplay Central 管理者に問い合わせてください。ロックが解除されます。 72 5 [シーケンス]ペインを使用する 次の主要トピックでは、[シーケンス]ペインとその使い方について説明します。 • [シーケンス]ペインを表示する • [シーケンス]ペイン • 基本および詳細シーケンスを理解する • 横または縦のタイムラインを選択する • シークエンス・ズーム・バーを使用する • シーケンス情報を表示する • シーケンスを作成する • シーケンスを保存する • シークエンスのバージョンを保存する • 自動保存されたシークエンスを回復する • 既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集する • ストーリーに関連付けられたシーケンスを開く • ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する • シーケンスを編集する [シーケンス]ペインを表示する [シーケンス]ペインがデフォルトのカット、ログ、ストーリー・レイアウトに表示されます。このペイ ンはカット、ログ・レイアウトでは水平タイムライン、ストーリー・レイアウトでは垂直タイムライン で表示されます。お好みに応じて向きを変更することができます(横または縦のタイムラインを選択す る ページ「78」参照)。 n Interplay Central v1.2 以前のバージョンでは、シーケンス・タイムラインは[キュー / ストーリー]ペ インのセクションの 1 つでした。 [シーケンス]ペインを表示するには: t [ペイン](Panes)> [シーケンス](Sequence)の順に選択します。 [シーケンス]ペインが、このアプリケーションをサインアウトしたときに設定されたモードと向き で開きます。 [シーケンス]ペイン [シーケンス]ペイン [シーケンス]ペインには、シーケンス・タイムラインと、シーケンスの編集に使用できるコントロール が含まれます。基本と詳細の 2 つのシーケンス・タイムラインのいずれかを使用します。基本および詳細 シーケンスを理解する ページ「77」をご参照ください。 シーケンス・タイムラインは、縦のタイムラインまたは横のタイムラインで表示できます。 次の図は、2 つのタイムラインと向きおよびコントロールを示しています。 11 12 13 14 15 1 2 3 4 5 6 7 16 8 9 10 左: 詳細シークエンスの縦のタイムライン。右: 基本シークエンスの横のタイムライン。 コントロール 説明 1 シーケンス・ペイン・タブ マウス・ポインターをタブの上に置くとシーケンスに関 す る 情 報 が 表 示 さ れ ま す。シ ー ケ ン ス 情 報 を 表 示 す る ページ「81」をご参照ください。 2 ビデオ・ディゾルブを追加ボタン ビデオ・ディゾルブを追加します(詳細シーケンスのみ) ビ デ オ・デ ィ ゾ ル ブ を 挿 入 す る(詳 細 シ ー ケ ン ス の み)ページ「127」をご参照ください。 3 スプリット・ボタン ポジション・インジケータの位置で、1 つまたは複数の セグメントを 2 つのセグメントに分割します。セグメン トの分割 ページ「124」をご参照ください。 4 [オーバーライト]ボタン オーバーライト編集を実行します。詳細シークエンスで オーバーライト編集を実行する ページ「106」をご参照 ください。 74 [シーケンス]ペイン コントロール 5 6 説明 [置換]ボタン リ プ レ イ ス 編 集 を 実 行 し ま す。リ プ レ イ ス 編 集 の 実 行 ページ「110」をご参照ください。 セグメントを削除ボタン 選択したセグメントをシーケンスから削除します。 7 [オーディオ・ペイン]ボタン オーディオ・ペインを開く、または前面に表示します。 8 [保存]ボタン Interplay Production データベースにシーケンスを保存 します。シーケンスを保存する ページ「86」をご参照く ださい。 9 [展開]/[折りたたみ]ボタン (スクリプト・シーケンスのみ)タイミング・ブロック の境界を超えてセグメントを展開したり、折りたたんだ りします。別のタイミング・ブロックにセグメントを展 開する ページ「98」をご参照ください。 10 空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示 11 シークエンス・ズーム・バー タイムラインのセクションを拡大できます。シークエ ンス・ズーム・バーを使用する ページ「79」をご参照 ください。 12 トラック・セレクタ 挿入編集するトラック、上書き編集、または分割セグメ ント操作を選択できます。参照先 13 タイムコード・バー 14 タイミング・ブロック・ヘッダー 15 16 (スクリプト・シーケンスのみ)空のタイミング・ブロッ クの表示、非表示を切り替えます。空のタイミング・ブ ロックを非表示 / 表示にする ページ「100」をご参照く ださい。 • 詳細シークエンスでインサート編集を実行す る ページ「105」 • 詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行す る ページ「106」 • セグメントの分割 ページ「124」 ロードされたアセットの長さに応じて、時間、分、秒単位 でシーケンスのタイミングを表示します。タイムコード・ バーをクリックしてポジション・インジケーターをド ラッグし、タイムコード・バーを右クリックして指定の コマンドにアクセスします。 (スクリプト・シーケンスのみ)タイミング・ブロック に現在含まれているメディアのデュレーションと関連 付けられたストーリー・セグメントのテキストのデュ レーションを表示します。タイミング・ディスプレイで 作業する ページ「94」をご参照ください。 [ペイン・メニュー]ボタン シーケンスを使った作業のオプションを提供します。 ポジション・インジケーター クリップまたはシーケンスからスクラブできます。 75 [シーケンス]ペイン 次の表では、ペイン・メニュー内の項目について説明します。 メニュー項目 説明 取り消し 前の編集を取り消します。シークエンス・ペインで操作 を取り消す、やり直す ページ「115」をご参照ください。 やり直し(Redo) 前に取り消された編集を順にやり直します。 別名で保存(Save As) シークエンスの名前を変更し、別の位置に保存すること が で き ま す。 シ ー ク エ ン ス の バ ー ジ ョ ン を 保 存 す る ページ「87」をご参照ください。 シーケンスを保存 Interplay Production データベース内の現在の場所に シーケンスを保存します。シーケンスを保存する ペー ジ「86」をご参照ください。 ディゾルブを挿入 ビデオ・ディゾルブを挿入します(詳細シーケンスのみ) ビ デ オ・デ ィ ゾ ル ブ を 挿 入 す る(詳 細 シ ー ケ ン ス の み)ページ「127」をご参照ください。 スプリット(Split) ポジション・インジケータの位置で、1 つまたは複数の セグメントを 2 つのセグメントに分割します。セグメン トの分割 ページ「124」をご参照ください。 削除 選択した項目(セグメントまたはエフェクト)を削除し ます。 空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示 (スクリプト・セグメントのみ)空のタイミング・ブロッ クの表示、非表示を切り替えます。空のタイミング・ブ ロックを非表示 / 表示にする ページ「100」をご参照く ださい。 シーケンス・ミックスダウン シークエンスをミックスダウンに送信します。シーケン スをミックス・ダウンする ページ「154」をご参照くだ さい。 オーディオ・スクラブを有効 / 無効にする オーディオ・スクラブの有効 / 無効を切り替えます。オー ディオ・スクラブを有効にする ページ「129」をご参照 ください。 向き タイムラインとツールバーの向きを、縦または横で選択 できます。横または縦のタイムラインを選択する ペー ジ「78」をご参照ください。 ヘルプ n [シーケンス]ペインとそのメニューについて説明する ヘルプトピックが開きます。 [シーケンス]ペインには新しいシーケンスを作成するためのコマンドが含まれません。 76 基本および詳細シーケンスを理解する シーケンスを作成またはロードするまで、クリップをタイムラインに追加できません。シーケンスを作 成する ページ「82」をご参照ください。 基本および詳細シーケンスを理解する [アセット]ペインからシーケンスを作成する場合、基本シーケンスまたは詳細シーケンスのどちらかを 作成できます。 • 基本シーケンスには、ビデオ・トラックとオーディオ・トラックがそれぞれ 1 つあるタイムライン が含まれます。1 つのオーディオ・トラックですべてのソース・オーディオ・トラックを表示します。 シーケンス内のトラックに含まれているメディアはセグメントと呼ばれます。 基本シーケンスはカットのみで構成されます。「ショットリスト」または「カットリスト」と呼ば れることもあります。ビデオ・ディゾルブまたはオーディオ・ディゾルブは追加できません。 1 つのシーケンスを構成するクリップ内のすべてのソース・オーディオ・トラックは、単独のオー ディオ・メーターでモニターされます。どのチャンネルをモニターするかを選択できます。アセット および基本シークエンスのオーディオ・モニタリング ページ「167」をご参照ください。 • 詳細シーケンスには、1 つのビデオ・トラックとタイムラインが含まれます。デフォルトでは、iNEWS ストーリーで使用する 3 つのオーディオ・トラック(NAT(ナチュラル・サウンド)、SOT(サウ ンド・オン・テープ)、VO(ボイスオーバー))が含まれています。iNEWS ストーリーに関連付け られたシークエンスを作成すること、または独立したシークエンスを作成、編集することができます。 タイムライン上のセグメントの色の違いは、セグメント間の関係を示しています。 - オーディオと関連付けられていないビデオ:濃い青 - NAT と関連付けられたビデオ、または NAT のみ:緑 - SOT と関連付けられたビデオ、NAT および SOT と関連付けられたビデオ、または SOT のみ: 明るい青 - VO:紫 以下の図は、左から順に、NAT および SOT 付きのビデオ、VO、NAT 付きのビデオ、ビデオのみ を示しています。 77 横または縦のタイムラインを選択する Interplay Central 管理者は、オーディオ・トラックのラベルの名前を変更することができます。また、 管理者はオーディオ・トラックのマッピングを決定します。そのマッピングは変更することができ ます。オーディオ・トラックの名前変更、マッピング、構成、およびオーディオ・ディゾルブの追 加について詳しくは、詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する ページ「163」をご参照 ください。 ビデオ・ディゾルブを詳細シーケンスに追加できます。ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シー ケンスのみ)ページ「127」をご参照ください。オーディオ・ディゾルブが自動的に追加されます。 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する ページ「163」をご参照ください。 [キュー / ストーリー]ペインからシーケンスを作成する場合、そのシーケンスは自動的に詳細シーケン スとして作成されます。 n n 基本シーケンスを詳細シーケンスに変換することはできません。または、詳細シーケンスを基本シーケ ンスに変換することもできません。 詳細シーケンスを作成できるかどうかは、ユーザーに割り当てられているロール、さらにそのロールに 割り当てられているライセンスにより異なります。詳しくは、Interplay Central 管理者にお問い合わせ ください。 横または縦のタイムラインを選択する シーケンス・タイムラインは、縦のタイムラインまたは横のタイムラインで表示できます。好みに応じ て向きを変更でき、選択した向きは、選択を変更するか、レイアウトをリセットするまで保存されます。 [自動]を選択すると、[シーケンス]ペインの[タイムライン]エリアの大きさに応じて向きが決定さ れます。 • 横のサイズが縦よりも大きい場合は、[シーケンス]ペインは横のタイムラインで表示されます。 • 縦のサイズが横よりも大きい場合は、[シーケンス]ペインは縦のタイムラインで表示されます。 78 シークエンス・ズーム・バーを使用する タイムラインの向きを選択するには: t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、 [向き] (Orientation)、 [自動] (Auto)、 [横] (Horizontal) または[縦](Vertical)を選択します。 シークエンス・ズーム・バーを使用する シーケンス・ズーム・バーは水平方向のシーケンス・タイムラインの下、または垂直方向のタイムラインの 右側に配置されています。長いシーケンスが見やすくなるよう、または正確に編集できるようにズーム・ バーを使用してシーケンス・タイムラインのセクションを拡大できます。 n シークエンス・ズーム・バーは、メディア・ズーム・バーと同様に機能しますが、2 つのズーム・バーは [シークエンス] (Sequence)ペインにアクセスでき 独立して作動します。メディア・ズーム・バーは、 ないロガーのためのものです。 次の図の、上のタイムラインは基本シークエンスを示しており、ズーム・バーはシークエンス全体を表 示するよう設定されています。下のタイムラインは、シークエンスの中間部分にズームインした図です。 q w e 1 2 3 ズーム・バー ズーム領域 4 5 r t r ズーム スライダー ポジション・インジケーター 編集ポイント タイムライン上のこの表示領域を、ズーム領域と呼び、ズーム・スライダーで表します。ズーム・バー にそってズーム・スライダーをドラッグして、シークエンスの任意の位置にある別のズーム領域を表示 することができます。スライダーをドラッグしても、ズーム領域の大きさは変わりません。 [シークエンス] (Sequence)ペインに基本シークエンスが読み込まれると、セグメント間の編集ポイン トを示す目盛りがズーム・バーに表示されます。 79 シークエンス・ズーム・バーを使用する ズーム・バーにはポジション・インジケーターがあります。このインジケーターはシークエンス・タイ ムラインおよびメディア・タイムラインの中のポジション・インジケーターと一致しています。このポ ジション・インジケーターは、ズーム・バーに常に表示され、タイムライン・ポジション・インジケー ターが含まれていないタイムラインのセクションにズームインしている場合に便利です。 ポジション・インジケーターは、ズーム・バーにはありますが、ズーム領域にはありません。 ズーム・バーのポジション・インジケーターをクリックして、タイムラインの対応位置に移動できます。 ズーム領域が移動して、ポジション・インジケーターを含むタイムラインのセクションを拡大します。 ポジション・インジケーターが、ズーム・バーおよびズーム領域にあります。 ズーム・バーの任意の位置をクリックして、ズーム領域を左右に移動することができます。この方法で、 シークエンスを流し見することができます。 詳細シークエンスが読み込まれている場合、シークエンスは一連のカラー バーとしてズーム・バーに表 示されます。この表示は、シークエンス中のビデオおよびオーディオ・トラックの内容と一致した「ミニ・ マップ」です。カラー バーにより、シークエンス中を移動することが容易になります。 80 シーケンス情報を表示する ズーム・バーに、シークエンス中のトラックの内容と一致したカラー バーが表示されます。 シークエンス・タイムラインのセクションをズーム・イン / アウトするには、次のいずれかを行います。 t ズーム・スライダーのハンドルをドラッグします。 ズーム・スライダーのハンドルにカーソルを移 動して選択すると、マウス・ポインターが両方向矢印に変わります。 ズーム・スライダーのハンドルのうち、右ハンドルが選択されています。 ズーム領域は、一方の端がシークエンスの最後に達しない限り、対称的にズームインまたはズーム アウトします。一方の端のみをドラッグする場合は、ハンドルを Alt+クリックしてドラッグします。 t [シークエンス] (Sequence)ペインがアクティブな状態で下矢印キーを押すと、50% ズーム・インし、 上矢印キーを押すと 50% ズーム・アウトします。 シーケンス情報を表示する シーケンス名、フォーマット、および[シーケンス]ペインにロードされているシーケンスに関するそ の他の詳細を表示できます。 シーケンス情報を表示するには: t [シーケンス](Sequence)ペインのタブにマウス・ポインターを移動します。 次の表では、表示できる情報について説明します。 81 シーケンスを作成する 項目 説明 名前 Interplay Production データベースにリストされている アセット名です。 30i NTSC 形式 25i PAL、25p PAL 720p/25、720p/29.97、720p/50、720p/59.94 1080i/59.94, 1080i/50 1080p/25, 1080p/29.97 4:3 アスペクト比 16.9 720x486 ラスター寸法 : 720x592 1280x720 1920x1080 シーケンスを作成する Interplay Central でシーケンスを作成し、Interplay データベースにアセットとして保存できます。また、 シーケンスを作成して iNews ストーリーと関連付けることもできます。この場合、シーケンスはスクリ プト・シーケンスと呼ばれます。 以下の事項にご注意ください。 • シーケンス・タイムラインにクリップを追加するには、まずシーケンスを作成して[シーケンス] ペインにロードする必要があります。 • 別の Avid アプリケーションで作成した一部のタイプのシーケンスは、開いて編集できます。既存の シーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集する ページ「89」をご参照ください。 • Interplay Central で作成するシーケンスは、Avid Symphony、Media Composer、および NewsCutter で開いて編集できます。基本シーケンス(ショットリスト)は、Interplay Assist で開 いて編集できます。 • 詳細シーケンスを作成できるかどうかは、ユーザーに割り当てられているロール、さらにそのロー ルに割り当てられているライセンスにより異なります。詳しくは、Interplay Central 管理者にお問 い合わせください。 82 シーケンスを作成する シーケンスを作成する方法にはいくつかあります。 • [シーケンス]ペインにロードせず、または[シーケンス]ペインを閉じた状態で、Interplay Production データベースにシーケンスを作成する。この手順は、後の編集用の「プレースホルダー」 シーケンスの作成に使用します。 • シーケンスを作成し、[シーケンス]ペインで編集して保存する。この手順は、iNEWS ストーリー から個別にシーケンスを作成する際に使用します。 • iNEWS ストーリーに関連付けられたシーケンスを作成し、[シーケンス]ペインで編集し、保存する。 Interplay Production データベースでシーケンスを作成するには: 1.[アセット](Assets)タブで、シーケンスを作成したいフォルダーに移動します。 n フォルダーを選択しても、そのフォルダー内にシーケンスは作成されません。 2.[アセット]ペイン・タブから、[基本シーケンスを作成](Create Basic Sequence)または[詳細 シーケンスを作成](Create Advanced Sequence)を選択します。 処理が終了すると、 「New.Sequence」 (新しいシーケンス)という名前のシーケンスが[アセット] ペインにオレンジ色で表示されます (このシークエンスを表示するには下にスクロールする必要が ある場合があります)。すでに「New.Sequence」という名前のシークエンスが存在する場合、その 名前の後に .01 が付きます。さらに、名称未設定の新しいシークエンスが作成されるごとに数字が 上がります(例:New.Sequence.02)。 オンライン・メディアをシーケンスに追加し、シーケンスを保存しない限り、シーケンス名は灰色 で斜体表示になります。 この手順は、後の編集用の「プレースホルダー」シーケンスの作成にも使用できます。 3. 以下のいずれかの方法で[アセット]ペイン内のシーケンス名を変更します。 t 目的のシーケンスを選択し、その名前をクリックして新しい名前を入力します。 t 目的のトラックを選択して、F2(Windows)または Enter(Macintosh)を押します。 [シーケンス]ペインを開いて目的のシーケンスをダブルクリックすると、後からそのシーケンスを 編集できます。 シーケンスを作成、編集、保存するには: 1.[ペイン](Panes)> [シーケンス](Sequence)を選択し、[シーケンス]ペインを開きます。 2.[アセット](Assets)タブで、シーケンスを作成したいフォルダーに移動します。 n フォルダーを選択しても、そのフォルダー内にシーケンスは作成されません。 [基本シーケンスを作成] (Create Basic Sequence) 3. アセット・ペイン・メニューのボタンをクリックし、 または[詳細シーケンスを作成](Create Advanced Sequence)を選択します。 83 シーケンスを作成する 処理が終了すると、 「New.Sequence」 (新しいシーケンス)という名前のシーケンスが[アセット] ペインにオレンジ色で表示されます (このシークエンスを表示するには下にスクロールする必要が ある場合があります)。すでに「New.Sequence」という名前のシークエンスが存在する場合、その 名前の後に .01 が付きます。さらに、名称未設定の新しいシークエンスが作成されるごとに数字が 上がります(例:New.Sequence.02)。 オンライン・メディアをシーケンスに追加し、シーケンスを保存しない限り、シーケンス名は灰色 で斜体表示になります。 4. 以下のいずれかの方法で[アセット]ペイン内のシーケンス名を変更します。 t 目的のシーケンスを選択し、その名前をクリックして新しい名前を入力します。 t シーケンスを選択し、F2(Windows)または Enter(Macintosh)を押し、新しい名前を入力 します。 5. シーケンスを編集します。 シーケンスを編集する ページ「103」をご参照ください。 6. 以下のいずれかの方法でシーケンスを保存します。 t t t [シーケンス](Sequence)ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。 ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シーケンスを保存] (Save Sequence)を選択します。 [シーケンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh) を押します。 シーケンス名が灰色斜体から標準フォントに変わったことを確認するには、 [アセット] (Assets)ペイ ンの[更新] (Refresh)ボタンをクリックする必要があります。 ストーリーに関連付けられたシーケンスを作成、編集、保存するには: 1.[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを開きます。 2.[シーケンス](Sequence)ペインを表示します。 3.[シーケンスを開く](Open Sequence)ボタンをクリックします。 [シーケンス]ペイン・タブ、および[メディア]ペイン内のシーケンス名は、開いているストー リーの名前を表示します。 [シーケンスを開く]ボタンをクリックすると自動 [メディア] (Media)ペインが閉じている場合、 的に開きます。 ストーリーの名前を後で変更してシーケンス名を変更したい場合、 [アセット]ペインでそのシーケ ンス名を変更しなければなりません。[アセット]ペインのシーケンスにすばやくアクセスするには、 目的のシーケンスが[メディア]内にあることを確認し、ペイン・メニューをクリックして[内包 しているフォルダを開く](Open Enclosing Folder)を選択します。 84 シーケンスを作成する 4. シーケンスを編集します。 シーケンスを編集する ページ「103」をご参照ください。 最初のクリップをシーケンスに追加すると、メッセージ・ボックスに「新しいシーケンスが作成中 です」と表示されます。Interplay Central アプリケーションは、iNEWS 編集ロックを取得し、ス クリプト・シーケンスのロケーションでシーケンスを編集して保存します。また、ストーリーとと もにシーケンス識別子を保存します。 n Interplay Central 管理者は、Interplay Central の[システム設定]の[Interplay Production]セクショ ンで、スクリプト・シーケンスを保存するロケーションを設定します。 5. 以下のいずれかの方法でシーケンスを保存します。 t t t [シーケンス](Sequence)ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。 ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シーケンスを保存] (Save Sequence)を選択します。 [シーケンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh) を押します。 シーケンスがスクリプト・シーケンスのロケーションに保存されます。 [更新]ボタンをクリックし、シーケンスが[アセット]ペインの中にあることを確認します。 スクリプト・シークエンス作成のルール ストーリーに関連付けるシークエンス(スクリプト・シークエンスと呼ばれます)を作成する場合は、次の ルールに注意してください。 • ストーリーに関連付ける新しいシークエンスを作成する場合は、最初に[シークエンス]ペインを 開き、[シークエンスを開く]ボタンをクリックしてシークエンスをストーリーに関連付けます。 ストーリーに関連付けられたシークエンスがない場合、[シークエンス]ペインは表示されません。 この場合は[シークエンスを開く]ボタンをクリックして、 [シークエンス]ペインを開きます。ペイ ンには「シークエンス」のラベルが付きます。ストーリーに関連付けられたシークエンスを作成す るには、 [シークエンスを開く] (Open Sequence)ボタンをもう一度クリックします。[シークエ ンス]ペインには、ストーリーのタイトルのラベルが付きます。 • ストーリーにタイトル(「スラグ」のラベル)がない場合、そのストーリーにシークエンスを作成で きません。 • 「シークエンスを自動読み込み」オプションが有効になっている場合、[シークエンス]ペインを開 いて、 [シークエンスを開く]ボタンをクリックするか、すでにタイトルがあるストーリーに移動す ることで、シークエンスを作成することができます。 85 シーケンスを保存する • 「シークエンスを自動読み込み」オプションが無効になっている場合、[シークエンス]ペインを開 いて[シークエンスを開く]ボタンをクリックしてシークエンスを作成する必要があります。 • 最初のクリップを[シークエンス]ペインにドラッグするまでは、Interplay スでシークエンスは作成されません。 • ビデオ ID がない場合は、シークエンスを再生サーバーに送信できません。 Production データベー Instinct および NewsCutter のストーリーに関連付けられたシークエンス Interplay Central は、Avid Instinct のストーリーに関連付けられたシークエンスの表示と編集をサポー トしています。Interplay Central で編集されたシークエンスは、編集後、Avid Instinct では表示できま せん。 Interplay Central は、NewsCutter NRCS ツールのストーリーに関連付けられたシークエンスの表示と [シーク 編集はサポートしていません。シークエンスはプロダクション・キューとして表示されますが、 エンス]ペインで開きません。同じルールに従って(既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開い [アセット]ペインで、Interplay Production データベー て編集する ページ「89」をご参照ください)、 スのシークエンスを開いて、Avid 編集アプリケーションで作成された他のシークエンスと同様に編集す ることができます。 オーディオ専用またはビデオ専用シークエンス ビデオ専用の詳細シークエンス(オーディオなしのビデオ・トラック)またはオーディオ専用詳細シー クエンス(ビデオなしの VO トラック)を作成および保存できます。ただし、再生サーバーに送信やほか のワークフローは、ビデオ専用およびオーディオ専用シークエンスにはサポートされていません。プロ セスに失敗すると、次のエラー・メッセージが表示されます。「リモート STP プロセスに失敗: 選択し たオーディオ解像度が見つかりません(「ミックスダウン待機」中)」 シークエンスを再生サーバーに送信するには、空白のオーディオ・トラックまたは空白のビデオ・トラッ クをシークエンスに追加します。 シーケンスを保存する ストーリーと関連付けられていないシークエンスを保存する場合、そのシークエンスは、[アセット] (Assets)ペインで作成した際に選択したロケーションに保存されます。別バージョンのシークエンスを 異なる名前で、または異なるロケーションに保存するには、 [別名で保存] (Save As)機能を使用します。 シークエンスのバージョンを保存する ページ「87」をご参照ください。 ストーリーと関連付けられているシーケンスを扱う場合、そのストーリーとシーケンスを個別に保存す る必要があります。Interplay Central 管理者は、Interplay Central の[システム設定]の[Interplay Production]セクションで、スクリプト・シーケンスを保存するロケーションを設定します。デフォルト・ パスは、Projects/iNEWSsequences/date です。 シーケンスを保存すると、そのシーケンスに含まれているマーカーが自動保存されます。 86 シークエンスのバージョンを保存する n [カット] (Cut)、 [コピー] (Copy)、 [ペースト] (Paste)コマンドを使用し、 [アセット] (Assets)ペ インでシークエンスの移動またはコピーが可能です。 シーケンスを保存するには、以下のいずれかを行います。 t t t [シーケンス](Sequence)ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。 ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シーケンスを保存](Save Sequence)を選択します。 [シーケンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)を 押します。 変更したシーケンスを保存せずに閉じようとすると、[変更を保存]ダイアログボックスが開き、「変更 を保存しますか?」というメッセージが表示されます。 シークエンスのバージョンを保存する [別名で保存](Save As)機能を使用して、シークエンスのバージョンを異なる名前で作成、保存する ことができます。シークエンスを異なるロケーションに保存することもできます。新しいシークエンス は、Interplay Production データベースで複製として扱われ、元のシークエンスから切り離して編集す ることができます。 n [カット] (Cut)、 [コピー] (Copy)、 [ペースト] (Paste)コマンドを使用し、 [アセット] (Assets)ペイ ンでシークエンスの移動またはコピーが可能です。 シークエンスのバージョンを保存するには: 1. [シークエンス](Sequence)ペインで[ペイン・メニュー](Pane Menu)ボタンをクリックして、 [別名で保存](Save As)を選択します。 [Interplay フォルダを選択](Select Interplay Folder)ダイアログ・ボックスが開きます。 2. シークエンスを保存するフォルダを選択します。 3. シークエンスの名前を変更します。 選択したフォルダに同じ名前のシークエンスが存在する場合、 [保存] (Save)ボタンは灰色で表示 されます。シークエンスの名前を変更するか、別のフォルダに保存する必要があります。 4.[保存](Save)をクリックします。 シークエンスが新しい名前で保存されます。この名前は開いているシークエンスに関連付けられて おり、このシークエンスを次に保存する際には、新しい名前で保存されます。 元の名前のままシークエンスを編集、保存するには、元のシークエンスを開き、元の名前で保存す る必要があります。[別名で保存](Save As)機能は、保存済みのシークエンスを上書きする際に は使用できません。 87 自動保存されたシークエンスを回復する 自動保存されたシークエンスを回復する Interplay Central で 作 業 す る と き、シ ー ク エ ン ス や ス ト ー リ ー は、ロ ー カ ル の Windows ま た は Macintosh システムに、毎分自動で保存されます。この自動保存機能は、接続の切断や不具合、あるい は保存せずにブラウザー・セッションを閉じてしまった場合などに便利です。この機能は、管理者が自 動のセッション・タイムアウトを設定している場合にも便利です。 Interplay Central では、保存されていない変更をさまざまな方法で回復することができます。 • 切断や不具合が起こってもサインインした状態のままだった場合、以下に説明するように、 [シーク エンス] (Sequence)ペインの編集機能がオフになり、 [自動回復] (Auto Recovery)ダイアログ・ ボックスが表示されます。 • 切断や不具合が起こった結果、再度のサインインが必要になった場合は、 [自動回復] (Auto Recovery) ダイアログ・ボックスが表示され、保存されていない変更のあるアセットが一覧表示されます。 アセットの名前をクリックし、最後に保存したバージョンを開きます。アセットがシークエンスの 場合は、[シークエンス](Sequence)ペインにボタンが 3 つ追加で表示されます。 - 回復済み:このボタンをクリックすると、 (ローカル・システムから)回復したファイルが開きます。 - 最後に保存: このボタンをクリックすると、 (Interplay データベースから)最後に保存したファ イルが開きます。 - これを保持: このボタンをクリックすると、表示されているバージョンが保存され、他のバー ジョンは消去されます。 88 既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集する バージョンを切り替えて比較し、保持するバージョンを決めた上で[これを保持] (Keep This)ボタ ンをクリックすることができます。 • n アセットを選択せずに[自動回復](Auto Recovery)ダイアログ・ボックスを閉じてしまった場 (Auto-Recovered 合は、 [シークエンス] (Sequence)ペイン・メニューで[自動回復されたアセット] Assets)を選択し、[自動回復](Auto Recovery)ダイアログを表示することができます。このオ プションは、自動回復されたアセットがある場合にのみ表示されます。 この機能は、ストーリーやシークエンスに対しても同様に作用します。 ストーリーの自動保存について 詳しくは、自動保存されたストーリーを回復する ページ「71」をご参照ください。 既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集する Interplay Central では、Interplay Central、Avid 編集アプリケーション、Interplay Assist、および Avid Instinct で作成したシーケンスを開いて編集できます。 再生および編集できるシーケンスのタイプには限りがあります。編集および再生のルールには次のよう なものがあります。 • シークエンスにカットのみ(ショットリストなど)が含まれている場合、 [メディア]ペインで開い て再生し、 [シークエンス]ペインで編集できます。カットのみのシークエンスでは、グループ・クリッ プのカメラ・アングルおよびオーディオ・グループのマッピングを選択することができます。詳し くは、グループ・クリップを使用する ページ「171」をご参照ください。 • 再生サービス(ビデオまたはオーディオ・ディゾルブなど)が対応しているが Interplay Central 以 外のアプリケーションで作成されたエフェクトがシーケンスに含まれている場合、 [メディア]ペイ ンで開いて再生します。シーケンスは[シーケンス]ペインでも開きますが、編集はできません。ビ デオ・トラックは、編集不可を示す暗い赤で表示されます。 89 ストーリーに関連付けられたシーケンスを開く • シーケンスにプレーヤーが対応していない未レンダリングのエフェクトが含まれている場合、プレー ヤーはエラー・メッセージを表示します。シークエンスは、編集不可として[シークエンス]ペイ ンで開きます。 • すべてのエフェクトがレンダリングされている場合、シーケンスは[メディア]ペインで開いて再 生します。シークエンスは、編集不可として[シークエンス]ペインで開きます。 • 編集不可のシークエンスからはサブクリップを作成できません。 • 適切なアクセス権がある場合は、編集不可シークエンスにマーカーを追加し、マーカー・テキスト を編集し、シーケンス付マーカーの保存を行うことができます。マーカーと制限を理解する ページ 「198」をご参照ください。 • Interplay Production データベースからシークエンスを開き、このシークエンスのあるフォルダー このシークエンスは読み取り専用として開きます。 への読み取り / 書き込みロールを有していない場合、 シークエンスの再生はできますが、編集や保存はできません。 • シークエンスシーケンスの再生について詳しくは、シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエ ンスを再生する ページ「142」をご参照ください。 既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開くには: t [アセット](Assets)ペイン、[検索](Search)ペイン、[クイック検索](Quick ンのいずれかでシーケンスをダブルクリックします。 Search)ペイ (Sequence)ペインのタイムラインに シーケンスが[メディア] (Media)ペインと[シーケンス] ロードされます。 [シーケンス]ペインは、自動的にこのシーケンスを基本または詳細シーケンスと してロードします。 ストーリーに関連付けられたシーケンスを開く [キュー / ストーリー]ペインの[シーケンスを開く]ボタンを使ってシーケンスを作成する場合、その シーケンスはスクリプト・シーケンスとして開かれたストーリーに関連付けられます(シーケンスを作 成する ページ「82」をご参照ください)。 関連付けられたストーリーを開くと自動的にスクリプト・シーケンスが開くよう、ユーザー設定を選択 できます。 90 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する ストーリーと共にスクリプト・シーケンスを自動的に開くには: 1.[ホーム](Home)> [設定](Settings)を選択します。 2.[iNEWS]を選択します。 3.[シーケンスを自動読み込み](Autoload Sequence)を選択します。 4.[適用](Apply)をクリックします。 スクリプト・シーケンスを手動で開くには : 1.[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを開きます。 2.[シーケンス](Sequence)ペインを表示します。 3.[シーケンスを開く](Open Sequence)ボタンをクリックします。 関連付けられたシーケンスが[シーケンス]ペインと[メディア](Media)ペインで開きます。 n スクリプト・シーケンスをストーリーと関連付けた後は、関連を解除できません。 ただし、必要に応じて、 そのシーケンスを完全に修正し、名前を変更することができます。 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する ストーリ(スクリプト・シーケンス)に関連付けられたシーケンスで作業しているジャーナリストの場 合 は、シ ー ケ ン ス の ク リッ プ を 編 集 し て ス ト ー リ ー の ス ク リ プ ト に 一 致 さ せ る 必 要 が あ り ま す。 Interplay Central では、ストーリー・セグメントと[シーケンス]ペインの両方にタイミング情報が含 まれ、スクリプトとシーケンスを編集しやすくなっています。 [ストーリー]ペインでは、スクリプトは複数のストーリー・セグメントに分割されます。各ストーリー・ 、 セグメントには、Avid iNEWS で設定された、リード・レートに基づいたタイミングの長さが含まれます。 [シーケンス]ペインでは、ストーリーに関連付けられたシーケンスはタイミング・ブロックに分割され ます。 各ストーリー・セグメントはタイミング・ブロックに関連付けられています。ストーリー・セグメント とタイミング・ブロックの両方が、タイミング・ブロックのメディアのデュレーションとストーリー・ セグメントのテキストのデュレーションという同じタイミング情報を表示します。例えば、0:00/0:16 は 16 秒の長さのストーリー・セグメントのメディアはないことを表します。 次の図は、4 つのストーリー・セグメントを持つストーリー(デフォルトの新しいセグメントを含む)と 4 つの対応するタイミング・ブロックを持つシーケンスを示しています。シーケンスにはメディアが含ま れていません。これはタイミングでは 0:00 として表示されます。 91 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する n 前の図では、水平方向に[シーケンス]ペインが表示されています。 [ペイン・メニュー]ボタンをク リックして[向き]サブメニューから選択し、向きを変更できます。 スクリプトでテキストを、シーケンスでメディアを編集すると、 [ストーリー]ペインのストーリー・セグ メントと[シーケンス]ペインのタイミング・ブロックの同期は保持され、メディアをスクリプトと一 致させるよう編集できます。詳細は、以下のトピックをご参照ください。 n • ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する ページ「93」 • タイミング・ディスプレイで作業する ページ「94」 • タイミング・ブロックでメディアを編集する ページ「97」 • 別のタイミング・ブロックにセグメントを展開する ページ「98」 • 空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする ページ「100」 • タイミング・ブロックを手動で調整する ページ「101」 タイミング・ブロックはストーリーと関連付けられたシーケンスにのみ表示されます。 92 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する 作業するとき、Interplay Central はスクリプトのストーリー・セグメントとスクリプト・シーケンスの タイミング・ブロックの同期を保持します。新しいストーリー・セグメントを作成すると、新しいタイ ミング・ブロックが作成されます。スクリプトを展開するか、メディアを追加すると、タイミング・ディ スプレイが更新されます。ストーリー・セグメントの順番を変更すると、タイミング・ブロックの順番 も変わります。 この同期により、スクリプト、シーケンス、またはその両方にフォーカスできる柔軟性を確保できます。 以下は実行可能な 2 つのアプローチです。 • 現在のニュース・ストーリーでは、まずスクリプトのドラフトを作成します。作成するときは、スクリ プトをセグメントに分割できます。これにより、関連付けされたタイミング・ブロックがシーケン スに作成されます。この後、フィールド取り込んだメディアを使ってタイミング・ブロックを埋め、 タイミング・ディスプレイを使ってスクリプトとシーケンスを微調整してから、ボイスオーバーを 録音できます。 • 機能ストーリーでは、まず新しいストーリーを開き、メディア・ライブラリのクリップを使ってラ フ カットを作成します。デフォルトの「新規」タイミング・ブロックの終端にクリップをドラッグ して、新しいタイミング・ブロックと新しいストーリー・セグメントの両方を作成します(タイミ ング・ブロックでメディアを編集する ページ「97」をご参照ください)。この後、スクリプトで作 業を行い、タイミング・ディスプレイとタイミング・ブロックを使ってスクリプトをメディアに一 致させます。 以下のリストでは、ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックを使って作業を行うときの基本的 な機能を説明しています。 • ストーリー・セグメントを強調表示すると、対応するタイミング・ブロックが強調表示されます。タイ ミング・ブロックを強調表示すると、対応するストーリー・セグメントが強調表示されます。 • ストーリー・セグメントをスクリプトに追加すると、対応するタイミング・ブロックがシーケンス に追加されます。 • ストーリー・セグメントの順番を変更すると、対応するタイミング・ブロックの順番が自動的に変 わり、メディア・セグメントがタイミング・ブロックに合わせて移動します。 • ストーリー・セグメントを分割すると、新しいタイミング・ブロックが、選択したタイミング・ブロッ クの後に挿入されます。すべてのメディアは、選択したタイミング・ブロックに残ります。 • プレゼンター用指示(赤)とクローズド・キャプション・テキスト(緑)は、iNEWS がテキスト のデュレーションを計算する方法に影響しません。ストーリー・セグメントにプレゼンター・テキ ストのみ、またはクローズド・キャプション・テキストのみが含まれている場合、テキストのデュ レーションは 0:00 として表示されます。対応するタイミング・ブロックが作成されますが、オプ ションで非表示にできます。空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする ページ「100」をご 参照ください。 • スクリプトとシーケンスで同時に作業を行う場合、同じセットの取り消しアクションを[ストー リー]ペインと[シーケンス]ペインの両方に適用します。新しいシーケンスをロードする場合、ま たは[シーケンス]ペインを終了する場合、 [ストーリー]ペインでは取り消しアクションは無効に なります。 93 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する n シーケンスを保存しても、シーケンスに関連付けられたストーリーは保存されません。また、ストーリー を保存しても、関連付けられたシーケンスは保存されません。ストーリーとシーケンスを個別に保存す る必要があります。ストーリーを終了してシーケンスを保存しない場合、シーケンスを保存するかどう かを尋ねるメッセージが表示されます。 タイミング・ディスプレイで作業する ストーリー・セグメントのヘッダーと、対応するタイミング・ブロックのヘッダーは、2 つの同じセット の番号を表示します。 n • 1 つ目の番号は、タイミング・ブロックに現在含まれているメディアのデュレーションを表します。 • 2 つ目の番号は、ストーリー・セグメントのテキストのデュレーションを表します。テキストのデュ レーションは、Avid iNEWS で設定されているリード・レートを基本にしています。 メディアのデュレーションのフレームは表示されません。デュレーションは、最も近い秒数に切り上げられ るか、切り捨てられます。中間点は切り上げられます。たとえば、デュレーションが 00;00;30;12 の 24 fps のクリップは、0:31 に切り上げられます。 以下の例は、16 秒の長さのストーリー・セグメントにメディアを追加した結果を示しています。以下の イラストでは、ストーリー・セグメントに関連付けられているメディアがないため、タイミング・ディ スプレイは 0:00/0:16 になっています。メディアのデュレーションは赤くなっています。ストーリー・セグ メントのテキストのデュレーションに一致させ、ビデオ・ギャップを取り除くには、追加のメディアが 必要であることを示しています。 94 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する • 10 秒の長さのクリップを挿入すると、10 秒のタイミング・ブロックが埋め込まれて、タイミング・ ディスプレイが 0:10/0:16 に変わります。さらに追加のメディアが必要であるため、メディアのデュ クリップの長さを伸ばすか、 レーションは赤のままになっています。この 6 秒のギャップを埋めるには、 別のクリップを追加できます。 95 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する • 20 秒の長さのクリップを挿入すると、タイミング・ブロックの長さが 4 秒伸びます。 タイミング・ ディスプレイが 0:20/0:16 に変わります。メディアのデュレーションが黒くなり、テキストの長さに 一致させるためのメディアが十分にあることを示します。ただし、現在テキストの最後に 4 秒の ギャップがあります。ビデオを 16 秒に短くするか、テキストを追加できます。 • 16 秒の長さのクリップを挿入するか、クリップを 16 秒に短くすると、テキストのデュレーション とメディアのデュレーションが一致します。タイミング・ディスプレイが 0:16/0:16 に変わります。 96 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する テキストを追加または削除すると、ストーリー・セグメントのテキストのデュレーションが変わり、これに 一致するようにタイミング・ブロックのデュレーションが自動的に変わります。タイミング・ブロック のデュレーションは手動で調整できます。タイミング・ブロックを手動で調整する ページ「101」をご 参照ください。 タイミング・ブロックでメディアを編集する タイミング・ブロックでのメディアの編集は、シーケンスでのメディアの編集と同様です(シーケンス 。インサート編集またはオーバーライト編集、セグメントの を編集する ページ「103」をご参照ください) トリム、セグメントの分割などを実行できます。たとえば、メディア・ビューアーからタイミング・ブロッ クにクリップをドラッグするだけで、ビデオ・クリップをタイミング・ブロックに挿入できます。 以下はメディアをタイミング・ブロックで編集する場合のアクションです。 • 編集ではタイミング・ブロックの境界が配慮されます。 つまり、タイミング・ブロックのデュレー ションよりも短いメディア・セグメントは、タイミング・ブロックでギャップが生じます。また、 タイミング・ブロックのデュレーションよりも長いメディア・セグメントは、タイミング・ブロッ クを展開します。セグメントをタイミング・ブロックの境界を超えて展開するには、セグメントの 展開機能を使用します。別のタイミング・ブロックにセグメントを展開する ページ「98」をご参照 ください。タイミング・ブロックのデュレーションは手動で変更することもできます。タイミング・ ブロックを手動で調整する ページ「101」をご参照ください。 • メディアはタイミング・ブロックで個別に編集できます。 つまり、メディアをタイミング・ブロッ ク A で編集してから、タイミング・ブロック C で編集し、タイミング・ブロック B を空にしておく ことができます。これにより、ギャップ(または「ブラック・ホール」)がシーケンスに残ります。 これらのギャップは、シーケンスで作業するときにプレースホルダーとして使用できますが、多く の場合、シーケンスを再生サーバーに送信する前にギャップを埋める必要があります。 同様に、タイミング・ブロックには、ビデオ・メディアがタイミング・ブロックを完全に埋めてい ないギャップが含まれる可能性があります。 • 空のタイミング・ブロックは、デフォルトで 3 秒の長さを表示します。空のタイミング・ブロックは 非表示にできます。空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする ページ「100」をご参照くだ さい。 • セグメントは特定のタイミング・ブロックから別のタイミング・ブロックにドラッグできます。 • L カットを作成する通常の手順に従って、タイミング・ブロック内に L カットを作成できます(タイム ラインで L カットを使用する ページ「123」をご参照ください) 。タイミング・ブロックの境界を超え て L カットを作成するには、セグメントの展開機能を使用する必要があります。別のタイミング・ ブロックにセグメントを展開する ページ「98」をご参照ください。 • クリップを「新規」タイミング・ブロックにドラッグするか貼り付けることにより、新しいタイミ ング・ブロックと、対応するストーリー・セグメントを作成できます。タイミング・ブロックは、既存 のブロックの最後(「新規」ブロックのすぐ前)に追加されます。対応するストーリー・セグメント はスクリプトに追加されます。 97 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する • ボイスオーバーを録音すると、オーディオ・セグメントはタイミング・ブロックの境界を超えるこ とができないため、タイミング・ブロックの長さが伸びます。録音を終了した後、オーディオ・セグメ ントを分割して、オーディオを適切に編集できます。 • タイミング・ブロックの長さは手動で増減できます。タイミング・ブロックを手動で調整する ペー ジ「101」をご参照ください。 別のタイミング・ブロックにセグメントを展開する ビデオ編集とオーディオ編集は、デフォルトでタイミング・ブロックの境界を超えません。メディア・セグ メントをタイミング・ブロックの境界を超えて展開すると、タイミング・ブロックはセグメントのデュ レーションに一致するよう拡大します。L カットを作成する場合など、セグメントをタイミング・ブロッ クを超えて展開する場合は、セグメントの展開機能を使用する必要があります。 一般的な L カットの操作では、セグメントの一部のビデオを置換しつつ、オーディオを保持します。セグメ ントの展開機能では、SOT トラックと VO トラックに影響を与えることなく、タイミング・ブロックの 境界を超えてビデオ(および使用可能な場合は NAT)を展開できます。ポジション・インジケーターを 使って、展開されたセグメントの終了位置を指定します。 次の図は、最初のタイミング・ブロックで選択したセグメント(ビデオ、NAT、SOT)を示しています。 ポジション・インジケーターが 2 番目のタイミング・ブロックの中央にあり、セグメントを展開する場 所になります。[展開]/[折りたたみ]ボタンのツールチップは「展開」と表示されます。 [展開]/[折りたたみ]ボタンをクリックした後、選択したセグメントのビデオと NAT が 2 番目のタイ ミング・ブロックに展開します。選択したビデオと NAT は 2 番目のタイミング・ブロックのビデオと NAT を上書きします。これは SOT に影響を与えません。[展開]/[折りたたみ]ボタンはオレンジ色 になり、ツールチップは「折りたたみ」に変化します。これは次の図で示すとおり、選択したセグメン トが展開され、ボタンをクリックして元の位置に折りたたむことができることを示しています。 98 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する [展開]/[折りたたみ]ボタンをクリックしてセグメントを折りたたむと、展開されたセグメントを元 のデュレーションに戻すことができます。 セグメントを展開するには : 1. ビデオ・セグメントを展開する場所までポジション・インジケータを移動します。 2. セグメントを選択します。 ビデオ・セグメントとそれに関連付けられたオーディオ・セグメント(ある場合)のみを選択でき ます。ビデオ、NAT、SOT が選択されますが、ビデオと NAT のみが展開可能です。オーディオの みのトラックを選択したり展開したりできません。 3. 以下のいずれかの操作を行います。 t t [展開]/[折りたたみ]ボタンをクリックします。 右クリックして、[展開]を選択します。 [展開]/[折りたたみ]ボタンがオレンジ色になり、セグメントが次のタイミング・ブロックに展 開されたことを示します。ボタンのツールチップは「折りたたみ」と表示されます。 n 表示されていないタイミング・ブロックにセグメントを展開する場合は、タイミング・ブロックが表示 されます。空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする ページ「100」をご参照ください。 セグメントを折りたたむには : 1. セグメントを選択します。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t t [展開]/[折りたたみ]ボタンをクリックします。 右クリックして、[折りたたみ]を選択します。 [展開]/[折りたたみ]ボタンが灰色になり、セグメントが元のタイミング・ブロックに折りたた まれたことを示します。ボタンのツールチップは「展開」と表示されます。 99 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する 空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする ストーリー・セグメントにテキストが含まれておらず、対応するタイミング・ブロックにメディアが含 まれていない場合は、タイミングは 0:00/0:00 と表示されます。タイミング・ブロックにはメディアが含 まれていないため空と見なされ、デフォルトではシーケンスに表示されません。次の条件では、空のタ イミング・ブロックもデフォルトでは非表示になります。 • ストーリー・セグメントのすべてのテキストがプレゼンターの指示どおりにマーキング(赤)されてい るか、クローズド・キャプション・テキスト(緑)である。 • ストーリー・セグメントのテキストが 1 秒以下でタイミングされている。 以下の図は、タイミングされているテキストのないストーリー・セグメント(新しいセグメントの前)を示 している。対応するタイミング・ブロックが非表示になっている。[空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示]ボタンに丸を付けている。 以下の図は、以前非表示だったタイミング・ブロックを示している。[空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示]ボタンがオレンジ色になっている。 100 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する 以下の事項にご注意ください。 • セグメントを表示されていないタイミング・ブロックや次のタイミング・ブロックに展開する場合は、 表示されていないタイミング・ブロックが表示され、セグメントはそこに展開されます。 • 手動でデュレーションを調整するなどタイミング・ブロックを変更するような操作を実行する場合は、 ブロックは常に表示されます。 タイミング・ブロックを表示するには、以下のいずれかの操作を行います。 t [空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示]ボタンをクリックします。するとボタンがオレンジ色 になります。 ボタンのツールチップは[空のタイミング・ブロックを非表示]に変化します。 t [パネル」メニューから[空のタイミング・ブロックを表示]を選択します。 タイミング・ブロックを非表示にするには、以下のいずれかの操作を行います。 t [空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示]ボタンをクリックします。するとボタンが灰色になり ます。 ボタンのツールチップは[空のタイミング・ブロックを表示]に変化します。 t [パネル」メニューから[空のタイミング・ブロックを非表示]を選択します。 タイミング・ブロックを手動で調整する デフォルトでは、タイミング・ブロックの長さは対応するストーリー・セグメントのテキストのデュレー ションと同期されます。ストーリーで作業するにつれ、タイミング・ブロックの長さを手動で調整した くなる場合があります。例えば、タイミング・ブロックを埋めるほどの長さではないビデオ・セグメン トを使用し、ストーリー・セグメントのタイミングに正確に一致させる必要がない場合は、タイミング・ ブロックのデュレーションを短縮できます。 101 ストーリーに関連付けられたシーケンスを編集する タイミング・ブロックを手動で調整した後、タイミング表示(メディアのデュレーションとテキストの デュレーション)は引き続き自動的に更新されます。ただし、タイミング・ブロックのサイズはテキス トのデュレーションに影響を与えなくなります。また、手動で調整したタイミング・ブロックは表示に できません。 タイミング・ブロックを手動で調整するには : 1. マウス・ポインタをタイミング・ブロック・ヘッダーの境界外に移動させると、両方向矢印が表示 されます。 2. ヘッダーの境界をクリックします。 タイミング・ブロック・ヘッダーがオレンジ色になります。 n タイミング・ブロックはメディアに含める必要はありません。メディアを選択する必要はありません。 3. 境界をドラッグしてタイミング・ブロックのデュレーションを短縮または延長します。 以下の図では、ビデオのデュレーションに一致するよう短縮されたタイミング・ブロックのデュレー ションを示しています。メディアのデュレーション (0:13) はテキストのタイミング (0:16) と一致し ないことに注意してください。 102 シーケンスを編集する タイミング・ブロックをメディア・セグメントよりも短いデュレーションに調整する場合は、まず メディアを指定のデュレーションにトリムする必要があります。次にタイミング・ブロックの境界 をメディア・セグメントの終端にドラッグします。 シーケンスを編集する 基本または詳細シーケンスの 2 つのシーケンスを使用できます(基本および詳細シーケンスを理解す る ページ「77」をご参照ください)。以下のトピックでは、基本シーケンスまたは詳細シーケンスの操 作について説明します。 • 基本シークエンスでインサート編集を実行する ページ「104」 • 詳細シークエンスでインサート編集を実行する ページ「105」 • 詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する ページ「106」 • リプレイス編集の実行 ページ「110」 • オーディオ・トラックを有効にする ページ「113」 • 保存されたシーケンスからシーケンスにメディアを追加する ページ「114」 • シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す ページ「115」 • タイムライン内でセグメントを移動または削除する ページ「116」 • オーディオ・セグメントを追加、削除する ページ「116」 • オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する ページ「117」 • タイムラインでスナップする ページ「119」 • タイムライン内でセグメントをトリムする ページ「120」 • タイムラインで L カットを使用する ページ「123」 • セグメントの分割 ページ「124」 • マーカーをシーケンスに追加する ページ「126」 103 シーケンスを編集する n • ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シーケンスのみ)ページ「127」 • オーディオ・スクラブを有効にする ページ「129」 クリップに含まれる補助データは、シーケンスでクリップを編集するときも保持されます。 基本シークエンスでインサート編集を実行する 基本シークエンス用のタイムラインには、ビデオ(V)とオーディオ(A)の 2 つのトラックがあります。 以下の図のとおり、基本シーケンスはビデオとオーディオ用に緑を使用します。 基本シークエンスと詳細シークエンスについて詳しくは、基本および詳細シーケンスを理解する ページ 「77」と横または縦のタイムラインを選択する ページ「78」をご参照ください。 ビデオ・フォーマットは、シーケンスに追加する最初のクリップで決定されます。その後追加するクリッ プは最初のビデオ・フォーマットに一致させる必要があります。 アセットを基本シーケンスのタイムラインに挿入するには: 1.[メディア](Media)ペインのメディア・ビューアーで、ビデオまたはオーディオ・アセットをク リックします。 2. 次の図のように、ポインターが V または A のトラックに重なるまで、アセットをメディア・ビュー アーからタイムラインにドラッグします。 104 シーケンスを編集する 希望の位置にセグメントをドラッグすると、V または A のトラックがオレンジ色になり、マウスボ タンを離したときにアセットが挿入される場所を示します。 詳細シークエンスでインサート編集を実行する 詳細シークエンスのデフォルトのタイムラインには、ビデオ、NAT(ナチュラル・サウンド) 、SOT(サウ ンド・オン・テープ) 、および VO(ボイスオーバー)の 4 種類のトラックがあります。 タイムライン上の色およびその他のシークエンス情報について詳しくは、基本および詳細シーケンスを 理解する ページ「77」と横または縦のタイムラインを選択する ページ「78」をご参照ください。 詳細シークエンスを編集する場合、インサート編集またはオーバーライト編集のいずれかとして、クリッ プをメディア・ビューアーからシークエンス・タイムラインにドラッグすることができます(詳細シー クエンスでオーバーライト編集を実行する ページ「106」参照)。 クリップをタイムラインにドラッグすると、ビデオ・トラック全体にわたって細いガイド線が表示され ます。ガイド線の上側でマウス・ボタンから指を放すと、オーバーライト編集を実行します。ガイド線の 下側でマウス・ボタンから指を放すと、以下の図に示すとおり、インサート編集を実行します。 105 シーケンスを編集する n この項目の例には横のタイムラインが使われています。 縦のタイムラインのシークエンスを編集する場 合は、ガイド線も縦になり、ガイド線の左右どちら側にドラッグするかで編集の種類が決まります。 ビデオ・フォーマットは、シーケンスに追加する最初のクリップで決定されます。その後追加するクリッ プは最初のビデオ・フォーマットに一致させる必要があります。 ドラッグ & ドロップを使ってインサート編集を実行するには: 1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。 インサートする素材の量は、アセット中のイン点からアウト点までの長さにより決まります。 2.(オプション)オーディオ・トラック・インジケーターまたはオーディオのインサート先となるト ラックのインジケーターをクリックします。NAT、SOT、またはその両方、あるいは VO をオンに することができます。VO 編集にビデオは含まれません。 オーディオ・トラックをオンにしない場合は、クリップを NAT または SOT オーディオ・トラック のどちらかにドラッグすることで、NAT または SOT オーディオをインサートすることができます。 n タイムラインに直接ボイスオーバーを録音することもできます。 「169」をご参照ください。 ボイスオーバーを録音する ページ 3. メディア・ビューアーから、ビデオ・トラックまたはオーディオ・トラック中のロケーションに、 クリップをドラッグします。マウス・ポインターがガイド線の下側にあることを確認してください。 タイムラインには、インサートが行われる位置と、そのインサートがタイムライン上の他のクリッ プに対しどのように影響するかが表示されます。 4. マウス ボタンから指を離します。 選択した素材がタイムラインにインサートされます。 詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する 詳細シークエンスを編集する場合、オーバーライト機能を使用して、シークエンスの一部を、アセット・ モードに読み込んだクリップと置き換えることができます。オーバーライト編集を実行するには、次の 2 つの方法があります。 (Overwrite)ボタンをクリックするか、B キーを押します。この方法には他のオ • [オーバーライト] プションも備わっています。 - オーバーライト用のイン点として、ポジション・インジケーターを使用することができます。 - アセット・モードと出力モードのどちらからでもオーバーライト編集を実行することができます。 以下の図は、丸で囲まれた[オーバーライト] (Overwrite)ボタンを示しています。NAT トラック がオンになっているため、NAT トラックのオーディオがソース・クリップのオーディオで上書きさ れます。 106 シーケンスを編集する • メディア・ビューアーからクリップをドラッグして、シークエンス・タイムラインにドロップします。 この方法ではシークエンスを速く構築できますが、オプションの数は少なくなります。 - ビデオ・セグメントの先頭からしかオーバーライトできません。 - [メディア](Media)ペインがアセット・モードのときしかドラッグできません。 以下の図は、クリップをタイムラインにドラッグする際に、ビデオ専用のオーバーライト編集がど のように表示されるかを示しています。ビデオ・トラック全体にわたって細いガイド線が表示され ます。ガイド線の上側でマウス・ボタンから指を放すと、赤の矢印および赤のオーバーレイで示さ れるように、オーバーライト編集を実行します。 以下の図は、クリップをタイムラインにドラッグする際に、ビデオと NAT のオーバーライト編集が どのように表示されるかを示しています。NAT トラック・インジケーターがオンになっています。 107 シーケンスを編集する n この項目の例には横のタイムラインが使われています。 縦のタイムラインのシークエンスを編集する場 合は、ガイド線も縦になり、ガイド線の左右どちら側にドラッグするかで編集の種類が決まります。 NAT と SOT 両方のセグメントがビデオに関連付けられている場合、両方のトラックをオンにして、 ビデオ・セグメントと両方のオーディオ・セグメントを上書きすることができます。VO トラックを オンにしても、VO オーディオのみが上書きされます。 n NAT 専用または SOT 専用セグメントを上書きすることはできません。 ガイド線の下側でマウス・ボタンから指を放すと、黄色の矢印および黄色のオーバーレイで示され るように、インサート編集を実行します。 詳しくは、詳細シークエンスでインサート編集を実行する ページ「105」をご参照ください。 以下の事項にご注意ください。 • オーバーライト編集は、詳細シークエンスでのみ実行することができます。 • ドラッグ & ドロップ方式を使用する場合は、ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にクリップを タイムラインにドロップすると、オーバーライト編集でなくインサート編集を実行することになり ます。 [シークエンス](Sequence)ペインに基本シークエンスが読み込まれている場合、[オーバーライト] (Overwrite)ボタンは無効(灰色表示)です。 [オーバーライト](Overwrite)ボタンまたは B キーを使ってオーバーライト編集を実行するには: 1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。 オーバーライトする素材の量は、クリップにマークしたイン点からアウト点までの長さにより決ま ります。 この方法を使う場合、[メディア](Media)ペインのモードは、アセット・モードと出力モードの どちらでも構いません。 2. シークエンス・タイムラインで、ポジション・インジケータをオーバーライトを開始する場所まで 移動します。 108 シーケンスを編集する 3.(オプション)トラック・セレクターをクリックし、オーディオ・トラックまたはオーディオのオー バーライト先となるトラックをオンにします。オーディオ・トラックをオンにしない場合は、ビデ オのみが上書きされます。 n ビデオ・トラックは常にオンになっています。 ビデオのみを上書きすることはできますが、オーディオ のみを上書きすることはできません。 4.[オーバーライト](Overwrite)ボタンをクリックするか、B キーを押します。 選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。 ドラッグ & ドロップを使ってオーバーライト編集を実行するには: 1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。 オーバーライトする素材の量は、アセット中のイン点からアウト点までの長さにより決まります。 この方法を使う場合、[メディア](Media)ペインはアセット・モードである必要があります。 2.(オプション)トラック・セレクターをクリックし、オーディオ・トラックまたはオーディオのオー バーライト先となるトラックをオンにします。オーディオ・トラックをオンにしない場合は、ビデ オのみが上書きされます。 n ビデオ・トラックは常にオンになっています。 ビデオのみを上書きすることはできますが、オーディオ のみを上書きすることはできません。 3. メディア・ビューアーから、シークエンス・タイムライン上のビデオ・トラックのロケーションに、 クリップをドラッグします。トラックの途中で、マウス・ポインターがガイド線の上側にあること を確認してください。 タイムラインには、オーバーライトが行われる位置が表示されます。 n ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にマウス・ボタンから指を放さないでください。放してしまうと、 オーバーライト編集ではなく、インサート編集になってしまいます。 4. マウス ボタンから指を離します。 選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。 - 選択した素材が上書きするセグメントより短い場合、なおかつビデオのみを上書きする場合、 上書きされるセグメントのオーディオは維持され、L カットが作成されます。以下の図に、進行中 の編集とその結果の例を示します。 109 シーケンスを編集する - 選択した素材が上書きするセグメントより長いか同じ長さの場合、なおかつビデオのみを上書 きする場合、上書きされるセグメントのオーディオはシークエンスに残ります。このオーディ オは、タイムライン上のいかなるビデオにも関連付けられていません。詳しくは、オーディオ 専用の NAT または SOT セグメントを作成する ページ「117」をご参照ください。 リプレイス編集の実行 リプレイス編集を使用すると、シーケンスで選択したセグメントの長さを変えずに、すばやく完全に上 書きできます。オーバーライト編集と似ていますが、リプレイス編集の対象はセグメント全体に制限さ れます。 qw 1 [上書き]ボタン ; 2 [置換]ボタン リプレイス編集を実行するには、イン点を使用してシーケンス(ソース素材)で使用するビデオの始点 を示します。Interplay Central は選択したセグメントを置き換えるのに必要な素材の量を計算します。 アウト点は、計算では使用されません。 選択したセグメントを置き換えるためのイン点からアセットの終端への素材が不十分な場合、 [置換]ボ 「この編集を行うための タンは使用できません。以下のメッセージがツールチップとして表示されます。 ソース素材が不十分です。」 以下の事項にご注意ください。 • シーケンスに L カットが含まれる場合(オーディオ・セグメントをビデオ・セグメントの前に開始 する、またはその範囲を超えて展開する場合)、オーディオ・セグメントを置き換えるためにイン点 の前後に十分なオーディオが必要です。たとえば、ビデオと NAT がセグメントに対して選択され、 NAT がビデオの前に 10 フレームを開始する場合、イン点の前に使用可能な 10 フレームのソース・ オーディオが必要です。NAT がビデオを超えて 10 フレームを展開する場合は、イン点の後に十分 なソース・オーディオが必要です。 • グループ・クリップがロードされる場合(詳細シーケンスのみ)、グループ・クリップのアクティブ・ アングルがソース素材として使用されます。 110 シーケンスを編集する • リプレイス編集は、シーケンスのディゾルブを維持します。Interplay Central には、編集が必要か どうかを決定する際に必要なメディア・ハンドルが含まれています。使用可能な素材が十分にない 場合、リプレイス編集は、ディゾルブの対称性を維持する一方で、セグメントの始点または終端で ディゾルブの長さを縮めます。 • リプレイス編集は、リプレイス編集前に選択されたセグメントに適用されたオーディオ・ボリュー ムまたはパニングは維持しません。これらの調整は再度行う必要があります。 • 基本シーケンスと詳細シーケンスのどちらにおいても、ソース素材からのマーカーと制限を、選択 したセグメントのマーカーと制限に置き換えます。 リプレイス編集機能は、以下の手順で説明するとおり、基本シーケンスと詳細シーケンスで異なる動作 をします。 基本シーケンスでビデオとオーディオを置き換えるには: 1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。 2. シーケンスで、置き換えるセグメントを選択します。 ビデオのみ、またはオーディオのみの選択はできません。 3.[置換](Replace)ボタンをクリックします。 選択したセグメントのビデオとオーディオが置き換えられます。 詳細シーケンスでビデオのみ置き換えるには: 1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。 2. シーケンスで、置き換えるセグメントを選択します。 ビデオのみ置き換えるには、NAT および SOT トラック・ボタンが選択されていないことを確認し てください。 3.[置換](Replace)ボタンをクリックします。 選択したビデオが置き換えられます。以下の画面は、置き換えられたビデオ・セグメントが濃い青 色になり、シーケンスには対応するオーディオがないことを示しています。NAT ビデオは緑色のま まです。 111 シーケンスを編集する 詳細シーケンスでビデオとオーディオを置き換えるには: 1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。 2. シーケンスで、置き換えるセグメントを選択します。 3. NAT または SOT ボタン、あるいはその両方のボタンを選択します。 4.[置換](Replace)ボタンをクリックします。 選択したビデオとオーディオが置き換えられます。以下の画面は、NAT トラックが選択され、ビデ オおよび NAT トラックが編集されると緑色になり、ビデオに NAT がプラスされていることを示し ています。 以下の画面では、NAT トラックと SOT トラックのどちらも選択されています。ビデオ・セグメン トと SOT オーディオ・セグメントを編集するとこれらのセグメントが明るい青色になり、ビデオに SOT がプラスされていることを示しています。ビデオに NAT および SOT がプラスされた場合も明 るい青色になります。 112 シーケンスを編集する 詳細シーケンスでボイスオーバー・オーディオを置き換えるには: 1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。 2. シーケンスで、置き換えるボイスオーバー・オーディオ・セグメントを選択します。 3.[VO]ボタンをクリックします。 4.[置換](Replace)ボタンをクリックします。 選択したオーディオが置き換えられます。 オーディオ・トラックを有効にする 詳細シークエンスを編集する際は、以下の組み合わせでオーディオ・トラックを有効にすることができます。 • ビデオと NAT トラック • ビデオと SOT トラック 113 シーケンスを編集する • ビデオと NAT および SOT トラック • VO トラック オーディオ・トラックを有効にすると、以下の操作が行えるようになります。 • セグメントを分割します。セグメントの分割 ページ「124」をご参照ください。 • インサート編集を実行します。 詳細シークエンスでインサート編集を実行する ページ「105」をご 参照ください。 • • オーバーライト編集を実行します。 「106」をご参照ください。 詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する ページ リプレイス編集を実行します。リプレイス編集の実行 ページ「110」をご参照ください。 詳しくは、適切な手順説明を参照してください。 オーディオ・トラックのオンとオフを切り替えるには: t 詳細シークエンスで、トラック・インジケーター・ボタンをクリックします。 トラック・インジケーターは、オンの場合、オレンジ色になります。以下の図は、オンになった NAT トラックと SOT トラックを示しています。 保存されたシーケンスからシーケンスにメディアを追加する Interplay Production データベースから[メディア]ペインの[アセット]モードにシーケンスをロー ドできます。ただし、イン点とアウト点をマークしたり、選択したメディアをシーケンスで編集するこ とはできません。しかし、マッチ・フレーム機能を使用し、特定のフレームのソース・クリップを開き、 ソース・クリップからメディアを選択することができます。 保存されたシーケンスからシーケンスにメディアを追加するには: 1.[アセット](Assets)ペインで、以下のいずれかを行います。 t シーケンスを右クリックし、 [アセットモードで開く] (Open 114 in Asset Mode)を選択します。 シーケンスを編集する t シーケンスを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[アセット・モードで開く] を選択します。 シーケンスが[メディア](Media)ペインに[アセット](Asset)モードで開きます。 2. シーケンスに追加したいフレームを素材内で選択します。 3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。 フレームを含むマスター・クリップがメディア・ペインにロードされ、一致するフレームが表示さ れます。インおよびアウト・マークは、シーケンスで使用されているセグメントに一致するように 設定されています。 4. 希望の素材をシーケンスに編集します。 シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す [シークエンス] (Sequence)ペインでは、削除したクリップを復元するなど、操作の取り消しまたはや り直しをすることができます。最大 100 回の取り消しとやり直しができます。セッションからサインア ウトした後では、取り消し / やり直しリストは保存されません。 操作がマーカーに影響するものである場合、変更は[マーカー](Markers)ペインにも表示されます。 たとえば、シークエンスにマーカーを追加し、その後シークエンスをトリムしてマーカーを削除した場合、 そのマーカーは[マーカー] (Markers)ペインのリストから削除されます。この操作を取り消すと、マー カーは、シークエンスおよび[マーカー](Markers)ペインの両方に復元されます。 n 現在、[マーカー](Markers)ペイン専用の取り消し / やり直し機能はありません。 スクリプトとシーケンスで同時に作業を行う場合、同じセットの取り消しアクションを[ストーリー]ペ インと[シーケンス]ペインの両方に適用します。新しいシーケンスをロードする場合、または[シー ケンス]ペインを終了する場合、[ストーリー]ペインでは取り消しアクションは無効になります。 操作を取り消すには、以下のいずれかを行います。 t Ctrl+Z(Windows)または Command+Z(Macintosh)を押します。 t [シークエンス](Sequence)ペイン・メニューから[取り消し](Undo)を選択します。 t [シークエンス](Sequence)ペインを右クリックし、コンテキスト・メニューから[取り消し] (Undo)を選択する 操作をやり直すには、以下のいずれかを行います。 t Ctrl+Y(Windows)または Command+Y(Macintosh)を押します。 t [シークエンス](Sequence)ペイン・メニューから[やり直し](Redo)を選択します。 t [シークエンス](Sequence)ペインを右クリックし、コンテキスト・メニューから[やり直し] (Redo)を選択する 115 シーケンスを編集する タイムライン内でセグメントを移動または削除する アセットをシーケンスに追加した後、タイムラインで並べ替えることができます。シーケンス内のトラッ クに含まれているメディアはセグメントと呼ばれます。 詳細シーケンスの場合、セグメントをタイムラインに追加した後、そのタイムラインを別のトラックに 切り替えることはできません。たとえば、クリップを SOT としてタイムラインのドラッグ & ドロップす ると、タイムラインの中でそのセグメントを選択して別のオーディオ・トラックにドラッグできません。 クリップのオーディオが、挿入先のオーディオ・トラックにマッピングされていないチャンネル上にあ る場合、そのシーケンスが再生されてもオーディオは聞こえません。 n オーディオが挿入されたトラックを変更したい場合、[マッチフレーム]オプション([メディア]ペイ ンメニュー内にあります)を使用してプレーヤーに目的のクリップを再ロードします。次に、セグメント をタイムラインから削除し、もう一度プレーヤーからタイムラインへドラッグして挿入をやり直します。 セグメントをシーケンスに移動するには: 1. 移動するセグメントをクリックします。 2. 選択したセグメントをタイムラインの新しい場所へドラッグ & ドロップします。 長いシーケンスでは、セグメントをシーケンスの表示される範囲の端に移動すると(縦タイムライ ンでは一番上または下、横タイムラインでは左または右)、その方向にシーケンスがスクロールされ ます。 シーケンスからセグメントを削除するには、以下のいずれかを実行します。 t 削除するセグメントを右クリックし、[削除](Delete)を選択します。 t 削除するセグメントをクリックし、[シーケンス](Sequence)ペイン・ツールバーで[削除] (Delete)をクリックします。 t 削除するセグメントをクリックし、Backspace キー(Windows)または Delete キー(Macintosh) を押します。 シーケンスからセグメントを削除しても、元のソース・メディアはサーバーから削除されません。 オーディオ・セグメントを追加、削除する ビデオ・クリップが 1 つ以上のオーディオ・トラックに関連付けられており、なおかつそのビデオ・クリッ プをシークエンス・タイムラインに追加した場合、関連するオーディオ・セグメントを追加または削除 することができます。たとえば、シークエンスにビデオ・セグメントと関連 NAT セグメントが含まれる 場合、SOT セグメントを追加することができます。シークエンスにオーディオを持たないビデオ・セグ メントが含まれる場合は、NAT セグメント、SOT セグメント、またはその両方を追加することができ ます。 同様に、NAT セグメント、SOT セグメント、またはその両方を削除することもできます。 116 シーケンスを編集する 以下の図に、関連する NAT および SOT セグメントを持つビデオ・セグメントを示します。ビデオ・セグ メントと関連する NAT および SOT トラックがタイムラインに含まれる場合、ビデオ・セグメントは青 で表示され、SOT セグメントと一致します。 この機能は選択したセグメントのみに適用されます。シークエンスの他のセグメントにあるオーディオ には影響しません。 n NAT または SOT のトラック・セレクターをオンにしても、この機能には影響しません。 NAT または SOT セグメントを追加するには: t [シークエンス] (Sequence)ペインでセグメントを右クリックして、以下のいずれかを選択します。 - [オーディオ・セグメントを追加](Add audio segment)> [NAT] - [オーディオ・セグメントを追加](Add audio segment)> [SOT] チェック・マークは、オーディオ・セグメントがシークエンスに含まれているかを示します。 NAT または SOT セグメントを削除するには: t [シークエンス] (Sequence)ペインでセグメントを右クリックして、以下のいずれかを選択解除し ます。 - [オーディオ・セグメントを追加](Add audio segment)> [NAT] - [オーディオ・セグメントを追加](Add audio segment)> [SOT] チェック・マークが外れます。 オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する シークエンスを編集する際に、オーディオを残しつつ、現場レポートなどの不要なビデオ・セグメント の置き換えが必要になる場合があります。オーディオを残しつつビデオを置き換える場合は、ビデオ専 用オーバーライト編集を実行することができます。オーディオ・セグメントは関連ビデオなしでタイム ライン上に残り、そのオーディオ・セグメントは単独で編集することができます。 117 シーケンスを編集する 以下の図の左側には、選択されたビデオ・セグメントと関連 SOT オーディオ(オレンジ色の輪郭で表示)、 およびビデオ専用オーバーライト編集後の同じシークエンスを示します。右側のビデオ・セグメントは 紫色で表示され、関連オーディオがないことを示しています。SOT セグメントは青色のまま残り、その クリップ名は、ビデオ・セグメントに関連付けられたオーディオ・セグメントのクリップ名よりも暗い 色で表示されます。 セグメントの NAT および SOT 両方がオンの場合(オーディオ・セグメントを追加、削除する ページ 、元のビデオを上書きしつつ、NAT および SOT セグメントの両方を維持することができ 「116」に記載) ます。以下の図は、ビデオ・セグメントと関連付けられていない NAT トラックと SOT トラックを示し ています。選択された NAT トラックの上のビデオ・セグメントは紫色で表示され、関連オーディオがな いことを示しています。NAT セグメントは緑色、SOT セグメントは青色のまま残り、そのクリップ名は、 ビデオ・セグメントに関連付けられたオーディオ・セグメントのクリップ名よりも暗い色で表示されます。 オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成するには: 1. NAT または SOT オーディオを持つクリップを、シークエンスに編集します。 2. あ 3. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、タイムライン上のビデオ・セグメントを置き 換えるために、ビデオにイン点とアウト点を設定します。マークされたビデオは、置き換えるビデオ・ セグメントより長いか、同じ長さである必要があります。 118 シーケンスを編集する 4. オーバーライト編集を実行します。 詳しくは、詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する ページ「106」をご参照ください。 5. 必要に応じて、トランジションをトリムし、オーディオとビデオを揃えます。 タイムラインでスナップする シークエンス・タイムラインで行った編集は、特定のタイムコード位置に限定される場合があります。任意 のタイムコード位置で編集を行える場合もあります。たとえば、ビデオ・セグメントをドラッグできる 位置は、別のビデオ・セグメントの最初または最後に限定されます。ただし、ビデオ・セグメントの最 後をトリムする場合は、任意のタイムコード位置に拡張することができます。 任意のタイムコード位置に編集を行える場合は、スナップ・ポイントにより、編集を正確に揃えること ができます。これは、オーディオとビデオを揃える際に、特に便利です。スナップ・ポイントには以下の ものが含まれます。 • ポジション・インジケーター • タイムライン上にある別のセグメントの開始位置と終了位置 • ドラッグ中のセグメントの、元の開始位置と終了位置 • シークエンスの先頭 • タイミング・ブロックの境界 セグメントまたは終了位置をドラッグしていると、ドラッグ操作が一時的に停止したり、これらのポイ ントにスナップしたりします。その際にマウス・ボタンから指を放すと、そのスナップ・ポイントで編 集が実行されます。 以下の図に、VO セグメントのスナップ・ポイントを示します。 スナップ・ポイントは詳細シークエンスに限定されています。 119 シーケンスを編集する 一時停止やスナップを無視するには: t セグメントまたは終了位置のドラッグ中に、Shift キーを押します。 タイムライン内でセグメントをトリムする セグメントは、いずれの端からもトリムでき、フレームごと、またはより大きな増分で、長くしたり短 くしたりできます。二相トリムを行うこともできます。二相トリムでは、2 つのセグメントを合わせた長 さは変わりません。 セグメントをトリムすると、ポジション・インジケーターが自動的にシーケンス内のその位置に移動し、 [メディア]ペインのビューアーにその位置のフレームが表示され、セグメントがトリムされたフレーム を確認できます。 n セグメントは、元のソース・メディアの最大長にまでしか伸ばすことができません。 次の項目では、セグメントのトリミングについて説明します。 • 基本シークエンスのトリミング ページ「120」 • 詳細シークエンスのトリミング ページ「121」 • 最初からセグメントの末尾までをトリム ページ「122」 • 二相トリムを使用する ページ「123」 基本シークエンスのトリミング 基本シークエンスをトリミングする場合、ビデオとオーディオは同時にトリムされます。ビデオのみ、また はオーディオのみのトリムはできません。 マウスを使ってセグメントをトリムするには、以下を実行します。 t セグメントの一方の端をクリックして、オーディオまたはビデオ・トリム・インジケーターをドラッ グします。 キーボードのショートカットを使ってセグメントをトリムするには: 1. トリムするセグメントの最後をクリックします。 2. 以下のいずれかのキーを押します。 120 シーケンスを編集する M 選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム コンマ(,) 選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム ピリオド(.) 選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム スラッシュ(/) 選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム ポジション・インジケーターが自動的にトリム位置に移動します。 詳細シークエンスのトリミング 詳細シークエンスでは、ビデオ・トラック、オーディオ・トラック、またはビデオとオーディオの両方 をトリムすることができます。 マウスを使ってセグメントをトリムするには、以下のいずれかを実行します。 t ビデオとオーディオの両方をトリムするには、ビデオのセグメントの一方の端をクリックして、 トリム・インジケーターへドラッグします。 次の図は、セグメントの端からトリムできるビデオとオーディオの両方のセグメントを示しています。 t オーディオのみトリムするには、オーディオのセグメントの一方の端をクリックして、トリム・イン ジケーターへドラッグします。 t シークエンスに同一ソースのオーディオが含まれている場合にビデオのみトリムするには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押したまま該当するビデオ・セグメン トの一方の端をクリックし、トリム・インジケーターへドラッグします。この方法で L カットを作 成します。タイムラインで L カットを使用する ページ「123」をご参照ください。 キーボードのショートカットを使ってセグメントをトリムするには: 1. トリムするセグメントの最後をクリックします。 2. 以下のいずれかのキーを押します。 121 シーケンスを編集する M 選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム コンマ(,) 選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム ピリオド(.) 選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム スラッシュ(/) 選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム ポジション・インジケーターが自動的にトリム位置に移動します。 最初からセグメントの末尾までをトリム コマンドまたはキーボード・ショートカットを使用して、セグメントの先頭(トップ)または最後(末尾) から現在のポジション・インジケーターの位置までをトリムすることができます。 セグメントの先頭からトリムするには: 1. ポジション・インジケーターを、トリムするフレームに置きます。 ポジション・インジケーターがオーバーラップした、選択した 1 つ以上のセグメントをトリムする ことができます。 重複したセグメントをトリムするには、セグメントを選択しないでください。トリムは、1 つのビデオ・ セグメント、関連するオーディオ・セグメント、およびすべてのボイスオーバー・セグメントに影 響します。 n セグメントの選択を解除するには、タイムラインで使用されていない部分をクリックします。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t 右クリックして[トップをトリミング](Trim Top)を選択します。 t Shift キーと[キーを同時に押します。 セグメントの最後からくトリミングする方法 1. ポジション・インジケーターを、トリムするフレームに置きます。 ポジション・インジケーターがオーバーラップした、選択したセグメントまたはすべてのセグメン トをトリムすることができます。 重複したセグメントをトリムするには、セグメントを選択しないでください。トリムは、1 つのビデオ・ セグメント、関連するオーディオ・セグメント、およびすべてのボイスオーバー・セグメントに影 響します。 n セグメントの選択を解除するには、タイムラインで使用されていない部分をクリックします。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t 右クリックして[下端をトリム](Trim t Shift+]を押します。 122 Tail)を選択します。 シーケンスを編集する 二相トリムを使用する 二相トリムとはトリム操作の一種で、1 つのビデオ・セグメントが別のビデオ・セグメントに及ぶまで拡張 され、トリムされたセグメントの素材を上書きします (この機能は、Media Composer および NewsCutter ではデュアル・ローラーとも呼ばれています) 。両方のクリップを合わせた長さは変わりません。 • 基本シークエンスでは、二相トリムはビデオおよび同期されたオーディオ・トラックに適用されます。 • 詳細シークエンスでは、二相トリムはビデオのみに適用されます。 二相トリムを使用するには: t Control キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押さえたまま、トランジション をドラッグします。 Control キーを押している間は、トリム・インジケーターがトランジションの両端に表示されます。 トリム操作には次のキー入力を使用できます。 Shift+M 選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム Shift+ コンマ(,) 選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム Shift+ ピリオド(.) 選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム Shift+ スラッシュ(/) 選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム タイムラインで L カットを使用する L カットとは、2 つのセグメント間の分割編集で、ビデオ・トランジションがオーディオ・トランジショ ンと同時に発生しないものを指します。オーディオ・トランジションがビデオ・トランジションの前に 生じる場合もあれば、その逆もあります。 以下の図は、L カットがタイムラインの 20 秒マークの近くにあることを示しています。シーケンス内の SOT セグメント(明るい青)は該当するビデオを超えて拡張しています。 123 シーケンスを編集する L カットを作成するには: 1. 編集したいビデオ・セグメントを選択し、マウス・ポインターを調整したい端の近くに置きます。 トリム・インジケーターが、セグメントのビデオ・トラック、オーディオ・トラック、またはその 両方に表示されます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh) を押したまま、ビデオ・トリム・ インジケーターをクリックして別の場所にドラッグします。 t オーディオ・トリム・インジケーターをクリックし、別の場所にドラッグします。 これで、ビデオ・トランジションがオーディオ・トランジションから離れ、他方を編集せずに一方を編 集できます。いずれかのインジケーターをクリックすると、各セグメントを個別に修正できます。 L カットを削除するには: t オーディオ用のトリム・インジケーターをクリックしてビデオ・インジケーターに並ぶようドラッグし ます(またはその逆)。正確に並べる必要はありません。アプリケーションにより、ビデオ・トランジ ションとオーディオ・トランジションの配列は自動調整されます。 n L カットのあるセグメントをシーケンス内の新しい場所に移動すると、その L カットは削除され、ビデオ・トラ n 複数のオーディオ・セグメントが重なっている場合、Interplay Central によりオーディオ・レベルが自 動調整されます。詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する ページ「163」をご参照ください。 ンジションとオーディオ・トランジションの配列が調整されます。 セグメントの分割 ボタン、メニュー・アイテム、またはショートカット・キーを使用して、選択したタイムコードの位置 でセグメントを分割して、そのセグメントをシークエンスの編集に使用することができます。たとえば、 ビデオ・セグメントとその関連オーディオを分割し、新しくできたセグメントの一方を削除することが できます。この機能は、Avid 編集システムの「編集追加」(Add Edit)機能に似ています。 124 シーケンスを編集する 編集するシークエンスの種類によって、セブメントの分割動作が異なります。 • 基本シークエンスでは、ビデオのみ、またはビデオとその関連オーディオを分割することができます。 • 詳細シークエンスでは、トラックを有効にすることで、分割するオーディオ・トラックを選択でき ます。トラックを有効にするには、トラック・インジケーター・ボタンをクリックしてオレンジ色 で表示します。以下の組み合わせを分割することができます。 - ビデオのみ - ビデオと NAT - ビデオと SOT - ビデオ、NAT、SOT - VO のみ 分割できない組み合わせ: - VO とビデオ - VO と NAT(同時にオンにできません) - VO と SOT(同時にオンにできません) - VO、NAT、SOT(同時にオンにできません) - L カット コンテキスト・メニューまたはペイン・メニューから[分割](Split)を選択する際には、分割で きるようオンになっているトラックが、メニュー・アイテムのテキストに表示されます。マウス・ポイ ンターを[分割] (Split)ボタンに移動する場合は、分割できるようオンになっているトラックが、 ツールのヒントに表示されます。 以下の事項にも注意してください。 • セグメントの選択は分割に影響しません。分割はポジション・インジケーターの位置で行われます。 • セグメントを分割した後、2 つ目のセグメントの最初のフレームは、現在のフレームになります。 • マルチカメラ・グループ・クリップは、同じカメラ・アングルが両方のセグメントで維持されます。 各セグメントのアングルは、後で個別に変更することができます。 • セグメントの分割を行う場所は、セグメントの両端から最大 1 フレームの場所である必要があります。 • シークエンス内でセグメントを分割しても、新しいマスター・クリップやサブクリップは作成され ません。 1 つ以上のセグメントを分割するには: 1. セグメントを分割する場所までポジション・インジケータを移動します。 2. 詳細シークエンスの場合は、分割するセグメントを含むオーディオ・トラックをオンにします。 3. 以下のいずれかの操作を行います。 t [分割](Split)ボタンをクリックします。 125 シーケンスを編集する t Ctrl+E を押します。 t マウス・ポインターをタイムコード・バーの上に移動させて右クリックし、 [分割] (Split)を 選択します。 Interplay Central の旧バージョンでは、タイムライン上のセグメントまたはトラックを右ク リックして、[分割](Split)コマンドにアクセスしました。 t [シークエンス](Sequence)ペイン・メニューから[分割](Split)を選択します。 以下の図は、分割できるようオンになっている NAT と SOT の関連トラックを持つビデオ、およ び分割操作の結果を示しています。 左: セグメントの分割前、右: セグメントの分割後 これで、例えば新しいセグメントの 1 つを消去したり、分割位置に新しいクリップを挿入するなど により、分割したセグメントの編集を行うことができるようになります。 マーカーをシーケンスに追加する マーカーをシーケンスに追加する方法にはいくつかあります。 n • マーカーを含むクリップまたはクリップの一部を追加する。 • マーカーをシーケンスに直接追加する。 マーカーの操作について詳しくは、ロギングとサブクリップを作成する ページ「196」をご参照ください。 マーカーを含むクリップを追加する: インとアウトのマークの間に含まれるマーカーはすべて、クリッ プをシークエンスに編集すると、シークエンスにコピーされます。クリップのあるマーカーのコピーは 「ワンタイム・コピー」です。トリムでクリップの長さを伸ばす場合、そのクリップの追加部分に含まれ るマーカーはコピーされません。トリムでクリップの長さを縮める場合、トリミングされた部分に含ま れるマーカーはすべて削除します。クリップを長くしても元に戻りません。マーカーを復元するには、編 集をやり直します。元のクリップを検索するには、シーケンスでマッチフレームを使用します。マッチ・ フレームを使用する ページ「152」をご参照ください。 オーディオ専用クリップのマーカー: マーカーはボイスオーバーなどのオーディオ専用クリップ用には 追加されません。ビデオ・クリップを含むクリップからのみマーカーをコピーできます。 126 シーケンスを編集する マーカー付きのセグメントを移動する: マーカーを含むシークエンスのセグメントを移動する際、マー カーも移動します。 [マーカー] 出力モードでマーカーを追加する:出力モードのシークエンスにマーカーを追加している場合、 (Markers)ペインで保存または[シーケンス](Sequence)ペインで保存すると、シーケンスとマー カーの両方が保存されます。 [メディア](Media)ペインでモードを切り替える: 出力モードからアセット・モードに、またはア (Media) セット・モードから出力モードに切り替えると、 [マーカー] (Markers)ペインは[メディア] ペインにロードされているメディアと一致するよう切り替わります。 n ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング] (Logging)ペインに表示するよう設定した場合、その マーカーのみが[シークエンス] (Sequence)ペインに表示されます。詳しくは、マーカー・ペイン ペー ジ「202」をご参照ください。 ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シーケンスのみ) 詳細シーケンスのセグメント間の中央にあるトランジションにビデオ・ディゾルブを挿入できます。ディ ゾルブは 2 ∼ 300 フレームのトランジションに設定できます。偶数のみ使用し、先頭のセグメントで使 用されているフレームの半分、および残り半分は最後のセグメントで設定します。 n ディゾルブはシーケンス最初のセグメントの始点、または最後のセグメントの終点に置くことはできま せん。どのディゾルブでも、マーク・イン点の前またはマーク・アウト点の後に配置できるよう、ソー ス素材に充分なメディアがあることを確認する必要があります。また、1 つのディゾルブの後半分を次の ディゾルブの始点に重ねることはできません。これらすべてのケースでは、ディゾルブは使用できない というメッセージが表示されます。 2 つのセグメント間にビデオ・ディゾルブを挿入するには: 1. タイムラインで、2 つのセグメント間のカットの 2 秒内にポジション・インジケーターを置きます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t t [シーケンス] (Sequence)ペイン・ツールバーの[ビデオディゾルブを追加] (Add Video Dissolve) ボタンをクリックします。 ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[ディゾルブ]を選択します。 次の図は、シーケンスの 2 つのセグメント間にあるディゾルブを示しています。これは、ポジション・ インジケーターのすぐ右にある四角いディゾルブ・アイコンで示されます。 127 シーケンスを編集する n このアイコンのサイズは固定で、ディゾルブの長さが異なっても変化しません。 3. デフォルトではディゾルブの長さは 20 フレームに設定されており、先頭のセグメントで 10 フレーム、 末尾のセグメントで 10 フレームの等分に分割されています。ただし、これは変更できます。その場合、 ディゾルブ・アイコンをダブルクリックするか、このアイコンを右クリックして[デュレーション を変更]を選択します。 変更した場合、それ以降シーケンスに追加された新規のディゾルブには、変更された設定が適用さ れます。 n デフォルトの長さは、シーケンスの[ユーザー設定]で[ディゾルブのデュレーション]を変更するこ とで変更できます。 4. 先頭のセグメントの任意のポイントで、シーケンス・タイムラインのポジション・インジケーター を置き、[メディア]ペインのビューアーで出力を再生すると、目的のディゾルブを確認できます。 ディゾルブは先頭のセグメントに関連付けられています。したがって、先頭のセグメントがシーケ ンスの最後に移動すると、関連するディゾルブは自動的に削除されます。 128 シーケンスを編集する ディゾルブを削除するには: t ディゾルブ・アイコンを右クリックして[ディゾルブを削除](Delete Dissolve)を選択します。 オーディオ・スクラブを有効にする デフォルトでは、タイムラインでのスクラブは、より速い操作を目的として、ビデオ専用に設定されて [シークエンス] (Sequence)ペイン・メニューまたは[メディア] (Media)ペ います。オプションで、 イン・メニューのどちらかで、コンテキスト・メニュー・コマンドからオーディオ・スクラブを有効に することができます。 オーディオ・スクラブを有効にするには: t [シークエンス] (Sequence)ペイン・メニューまたは[メディア] (Media)ペイン・メニューから、 [オーディオ・スクラブを有効にする](Turn Audio Scrubbing On)> [On]を選択します。 コンテキスト・メニュー・コマンドが、 [オーディオ・スクラブを無効にする] (Turn Audio Scrubbing Off)に変わります。 129 6 ビデオ・メディアを使用する 次の主要なトピックでは、 [メディア]ペインを使用してビデオ・アセットを表示し編集する方法につい て説明します。 • メディア・ペイン • アセットを再生する • イン点およびアウト点をマークする • マーカーと制限を使用する • タイムコード・ディスプレイを使用する • タイムコードを入力してフレームをキューする • メディア・タイムラインを使用する • メディア・ズーム・バーを使用する • 再生をレビューする • 内包しているフォルダーを開く • マッチ・フレームを使用する • シーケンスをミックス・ダウンする • インジェスト中にクリップを表示・編集する • フレームをイメージとして保存する メディア・ペイン [メディア]ペインでは、ストーリーを構築しながら、ビデオ・クリップの再生、キュー、マーキングを 行うのに必要なコントロールを使用できます。[メディア]ペインは、次のいずれかのモードに設定で きます。 • アセット・モードで作業する場合、[アセット]ボタンをクリックします。 メディア・ペイン マスター・クリップ、サブクリップ、シーケンスの表示、およびシーケンスでのメディアの編集に はアセット・モードを使用します。また、再生デバイスにシーケンスを送信することもできます。 アセット・モードでのコントロールについて詳しくは[メディア] (Media)ペイン:アセット・モー 、および[メディア] (Media)ペイン:グループ・クリップ ページ「135」をご参照 ド ページ「131」 ください。 • 出力モードで作業する場合、[出力]ボタンをクリックします。 シーケンスの表示、ボイスオーバーの追加、および再生デバイスへのシーケンス送信には出力モー ドを使用します。出力モードでのコントロールについて詳しくは、[メディア](Media)ペイン: 出力モード ページ「135」をご参照ください。 [メディア]ペインのビューは、ロードしたアセットに応じて自動的にアセット・モードまたは出力モー ドに切り替わります。 • [アセット]ペインで、クリップまたはサブクリップをダブルクリックするか、[メディア]ペイン にドラッグします。クリップまたはサブクリップがアセット・モードで開きます。 • [アセット]ペインで、シーケンスをダブルクリックするか、[メディア]ペインにドラッグします。 シーケンスが出力モードで開きます。 (Open in Asset Mode) • [アセット]ペインで、シーケンスを右クリックして[アセットモードで開く] を選択します。シーケンスがアセット・モードで開きます。 • [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインで[シーケンスを開く](Open Sequence)ボタン をクリックします。関連するシーケンスが出力モードで開きます。 [メディア] (Media)ペイン: アセット・モード 次の図は、アセット・モードの[メディア]ペインを示しています。ディスプレイとコントロールにつ いては表で説明します。 131 メディア・ペイン 1 8 2 3 9 4 10 5 6 7 表示とコントロール 説明 1 タイトル Interplay Production データベースからロードしたアセットの名前を表示します。 2 アセット・ボタンと出力ボタン アセット・モードにロードされたアセットと、出力モードにロードされたシーケンス 間で表示を切り替えることができます。 3 ビデオ・フォーマット表示 アセットに関連付けられているトラックを表示します。赤の場合、アセットには、選択 された[再生サーバーに送信]プロファイルのターゲット解像度と一致するオンライン・ メディアがありません。マウス・ポインターを表示の上に置くと、トラックに加え、 このアセットと関連付けられているビデオ・フォーマットとオーディオ・フォーマット が表示されます。 [STP]ボタン このボタンをクリックすると、Interplay データベースからロードされた再生可能な シーケンスが再生デバイスに送信されます。アセット・モードでは、このボタンはシー ケンスをロードした場合にのみアクティブになります。詳しくは、再生デバイスに シーケンスを送信する ページ「231」をご参照ください。 132 メディア・ペイン 4 表示とコントロール 説明 メディア・ビューアー マスター・クリップ、シーケンス、およびサブクリップを含む、ロードされたアセッ ト用のビデオを表示します。 メディア・タイムラインで選択するマーカー用のテキストは、メディア・ビューアー の下にオーバーレイとして表示されます。メディアに関するエラー・メッセージはメ ディア・ビューアーの上に表示されます。J-K-L 再生用のスピード・ディスプレイは 右上に表示されます。詳しくは、 J 、 K 、 L キーを使用して再生する ページ「 140 」 をご参照ください。 5 6 7 メディア・タイムラインとメディ ア・ズーム・バー メディア・コントロール [オーディオ ペイン]( Audio Pane )ボタン マッチ · フレーム · ボタン • メディア・タイムラインとは、アセットまたはシーケンスの長さと時間範囲をグ ラフィックで表示したものです。メディア・タイムラインには、タイミング・ マーク、ポジション・インジケーター、およびその他のコントロールがあります。 詳しくは、メディア・タイムラインを使用する ページ「149」をご参照ください。 • メディア・ズーム・バーを使用すると、メディア・タイムラインのセクションを 拡大できます。詳しくは、メディア・ズーム・バーを使用する ページ「150」をご 参照ください。 再生、一時停止、ステップ・スルー、およびイン点とアウト点のマーキングを実行で 、アセットのステップ・スルー ペー きます。詳しくは、アセットを再生する ページ「139」 、イン点およびアウト点をマークする ページ「144」をご参照ください。 ジ「141」 このボタンをクリックして、[オーディオ]ペインを前面へ移動します。 このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの選択したフレームを 含むマスター・クリップをロードします。マッチ・フレームを使用する ページ「152」 をご参照ください。 133 メディア・ペイン 表示とコントロール 8 [ペイン・メニュー]ボタン 説明 ディスプレイのコントロールと再生サーバーへの送信に使用するオプションを提供し ます。詳しくは、適切なトピックをご参照ください。 • マッチ・フレーム。マッチ・フレームを使用する ページ「152」をご参照ください。 • 最近表示したアセット。 最近表示したアセットを再生する ページ「142」をご参 照ください。 • 内包しているフォルダーを開く。内包しているフォルダーを開く ページ「153」をご 参照ください。 • メディアのステータスを更新。メディア・ステータスを更新する ページ「142」をご 参照ください。 • オーディオ・スクラブを有効 / 無効にする。 る ページ「129」をご参照ください。 • アスペクト比。アスペクト比を選択する ページ「142」をご参照ください。 • マルチアングル・ビュー。 グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変 更 ページ「176」をご参照ください。 • 再生品質。再生品質を選択する ページ「144」をご参照ください。 • 再生の統計情報。メディア再生に関するパフォーマンス情報を提供します。 • 再生サーバーに送信(プロファイル名)。再生サーバーに送信する ページ「228」 をご参照ください。 • 再生サーバーに送信設定。「再生サーバーに送信」の設定を行う ページ「228」をご 参照ください。 • 送信先。アセットとメディアを別のワークグループに転送する ページ「236」をご参 照ください。 • シーケンス・ミックスダウン。シーケンスをミックス・ダウンする ページ「154」 をご参照ください。 • サブクリップを作成。サブクリップを作成する ページ「216」をご参照ください。 • イメージとして保存。 フレームをイメージとして保存する ページ「157」をご参 照ください。 オーディオ・スクラブを有効にす • [ヘルプ]。オーディオ・ペインに関する情報を表示します。ヘルプのコントロール・ ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。 9 タイムコード表示 ロードされたアセットまたはシーケンスのタイムコード情報を提供します。詳しくは、 タイムコード・ディスプレイを使用する ページ「147」をご参照ください。 10 マーカー・オーバーレイ ポジション・インジケーターがマーカーの上にある場合、そのマーカーの内容を表示 します。詳しくは、マーカーと制限を使用する ページ「146」をご参照ください。 134 メディア・ペイン [メディア] (Media)ペイン: グループ・クリップ [メディア]ペインでグループ・クリップがロードされている場合、2 つの追加ボタンが表示されます。 qq w コントロール 1 2 説明 マルチアングル・ビュー・ボタン クリップをマルチアングル・ビューで表示するかを決定します: アクティブ・アングル・ボタン • シングルアングル • 2x2 • 3x3 アクティブなアングルを表示します。この数字は、左から右および上から下、および 配置全体のディスプレイのアングル数を示します。コンテキスト・メニューで、クリッ クしてビデオ・アングルを変更します。 詳しくは、グループ・クリップを使用する ページ「171」をご参照ください。 [メディア] (Media)ペイン: 出力モード 次の図は、出力モードの[メディア]ペインを示しています。ディスプレイとコントロールについては表で 説明します。 135 メディア・ペイン 1 8 2 3 9 4 5 6 7 10 11 表示とコントロール 説明 1 タイトル スクリプト・エディターにロードされたストーリーの名前が表示されます。 2 アセット・ボタンと出力ボタン アセット・モードにロードされたアセットと、出力モードにロードされたシーケンス 間で表示を切り替えることができます。 3 ビデオ・フォーマット表示 選択した[再生サーバーに送信]プロファイルのターゲット解像度を表示します。この ディスプレイの上にマウス・ポインターを置くと、ターゲット解像度の完全なラベル が表示されます。 [STP]ボタン 4 メディア・ビューアー このボタンをクリックすると、ロードされたシーケンスが再生デバイスに送信されます。 詳しくは、再生デバイスにシーケンスを送信する ページ「231」をご参照ください。 スクリプト・エディターにロードされたシーケンス用のメディアを表示して再生します。 メディアに関するエラー・メッセージはメディア・ビューアーの上に表示されます。 J-K-L 再生用のスピード・ディスプレイは右上に表示されます。詳しくは、J、K、L キーを使用して再生する ページ「140」をご参照ください。 136 メディア・ペイン 5 6 表示とコントロール 説明 メディア・タイムラインとメディ ア・ズーム・バー • メディア・タイムラインとは、アセットまたはシーケンスの長さと時間範囲をグ ラフィックで表示したものです。メディア・タイムラインには、タイミング・ マーク、ポジション・インジケーター、およびその他のコントロールがあります。 詳しくは、メディア・タイムラインを使用する ページ「149」をご参照ください。 • メディア・ズーム・バーを使用すると、メディア・タイムラインのセクションを 拡大できます。詳しくは、メディア・ズーム・バーを使用する ページ「150」をご 参照ください。 メディア・コントロール シーケンスの再生、一時停止、ステップ・スルーを実行します。詳しくは、アセット を再生する ページ「139」およびアセットのステップ・スルー ページ「141」をご参 照ください。イン点とアウト点を使ったコントロールは、出力モードでは無効です。 7 [オーディオ ペイン](Audio Pane) このボタンをクリックして、[オーディオ]ペインを前面へ移動します。 ボタン マッチ · フレーム · ボタン このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの選択したフレーム を含むマスター・クリップをロードします。マッチ・フレームを使用する ページ「152」 をご参照ください。 137 メディア・ペイン 表示とコントロール 8 [ペイン・メニュー]ボタン 説明 ディスプレイのコントロールと再生サーバーへの送信に使用するオプションを提供し ます。詳しくは、適切なトピックをご参照ください。 • マッチ・フレーム。マッチ・フレームを使用する ページ「152」をご参照ください。 • 最近表示したアセット。 最近表示したアセットを再生する ページ「142」をご参 照ください。 • 内包しているフォルダーを開く。内包しているフォルダーを開く ページ「153」をご 参照ください。 • メディアのステータスを更新。メディア・ステータスを更新する ページ「142」をご 参照ください。 • アスペクト比。アスペクト比を選択する ページ「142」をご参照ください。 • オーディオ・スクラブを有効 / 無効にする。オーディオ・スクラブを有効にする ペー ジ「129」をご参照ください。 • 再生品質。再生品質を選択する ページ「144」をご参照ください。 • 再生の統計情報。メディア再生に関するパフォーマンス情報を提供します。 • 再生サーバーに送信(プロファイル名)。 「再生サーバーに送信」の設定を行う ペー ジ「228」をご参照ください。 • 再生サーバーに送信設定。「再生サーバーに送信」の設定を行う ページ「228」をご 参照ください。 • 送信先。アセットとメディアを別のワークグループに転送する ページ「236」をご参 照ください。 • シーケンス・ミックスダウン。シーケンスをミックス・ダウンする ページ「154」 をご参照ください。 • イメージとして保存。 フレームをイメージとして保存する ページ「157」をご参 照ください。 • インプット・ソース。 ボイスオーバー・コントロールがアクティブの場合、録音 用のオーディオ・デバイスを指定します。ボイスオーバーを録音する ページ 「169」をご参照ください。 • [ヘルプ]。メディア・ペインに関する情報を表示します。ヘルプのコントロール・ ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。 9 タイムコード表示 ロードされたシーケンスのタイムコード情報を提供します。詳しくは、タイムコード・ ディスプレイを使用する ページ「147」をご参照ください。 10 ボイスオーバー・ボタン ボイスオーバーの作成用のコントロールを表示します。詳しくは、ボイスオーバーを 録音する ページ「169」をご参照ください。 11 再生用レビュー・ボタン [再生サーバーに送信]のターゲット解像度でのメディアの再生を可能にします。詳し くは、再生をレビューする ページ「152」をご参照ください。 138 アセットを再生する アセットを再生する [メディア]ペインでビデオ・アセットまたはオーディオ・アセットを再生できます。 次の図は、[メディア]ペインの再生ボタンを示しています。 q 1 2 e w インからアウトを再生 3 レビュー・アウト 再生 / 一時停止 J、K、および L キーを含むキーボードでの操作も可能です。詳しくは、J、K、L キーを使用して再生す る ページ「140」をご参照ください。メディアのステップ・スルーについて詳しくは、アセットのステップ・ スルー ページ「141」をご参照ください。 Interplay Central でのシーケンス再生について詳しくは、シンプルなシークエンスおよび複雑なシーク エンスを再生する ページ「142」をご参照ください。 ビデオ・アセットを表示または再生するには: 1. 以下のいずれかの操作を行います。 t [アセット](Assets)ペインで、表示または再生したいアセットをダブルクリックします。 t [アセット]ペインで、シーケンスを右クリックして[アセットモードで開く] (Open )を選択します。 Mode t [アセット]ペインからアセットをドラッグして、メディア・ビューアーにドロップします。 t [キュー / ストーリー] (Queue/Story)ペインで[シーケンスを開く] (Open ンをクリックします。 in Asset Sequence)ボタ 2. ビデオまたはオーディオを再生するには、以下のいずれかを行います。 t t [メディア] (Media)ペインで再生 / 一時停止ボタンをクリックします。ビデオまたはオーディ オの再生中、一時停止アイコンが表示されます。再生を一時停止するには、再生 / 一時停止ボタ ンをクリックします。 キーボードで L キーまたはスペース・バーを押します。再生を一時停止するには、K キーを押すか、 もう一度スペース・バーを押します。 イン点からアウト点に再生するには、以下のいずれかを行います。 t [メディア](Media)ペインで、再生 / 一時停止ボタンをクリックします。 139 アセットを再生する アウト点を再生するには: t [メディア](Media)ペインで、レビュー・アウト・ボタンをクリックします。 ポジション・インジケーターは、アウト点の 3 秒前に移動してそのアウト点を再生します。 J、K、L キーを使用して再生する キーボードの J キー、K キー、L キーを使用すると、素材をさまざまな速度で再生およびシャトルできます。 3 ボタン再生または可変速再生と呼ばれるこの機能では、3 つのボタンを指先で操作して、簡単に再生速 度を操作できます。 再生速度はメディア・ビューアーの右上に表示されます。逆再生には左矢印が表示されます。早送り再生 には右矢印が表示されます。 キーボードの J キー、K キー、L キーを使用して素材を再生またはシャトルするには: t 標準速度で素材内を順方向に進むには、L キーを押します。 t より高速に素材内を順方向に進むには、以下の表のように L キーを複数回押します。 L キーを押す回数 メディアの再生速度 2 倍速 標準速度の 2 倍 3 倍速 標準速度の 3 倍 4 倍速 標準速度の 4 倍 t J キーを押して素材内を逆方向に戻る場合も、これと同じシャトル速度が使用されます。 t K キーを押して再生を停止します。 t K キーと L キーを同時に押すと、標準速度の 4 分の 1 倍速で早送りされます。 t K キーと J キーを同時に押すと、標準速度の 4 分の 1 倍速で巻き戻されます。 t 一度に1フレームずつ素材をコマ送りするには、 Kキーを押しながらLキーまたはJキーを1回押します。 一度に 1 段階ずつ再生速度および再生方向を変更するには: t Alt キー(Windows)または Option キー(Macintosh)を押しながら、J キーまたは L キーを 1 回押 します。 一度に 1 段階ずつ、現在の再生速度が変更されるか、または再生方向が変更されます。 140 アセットを再生する -4x -3x -2x -1x 0 1x 2x 3x 4x たとえば、現在 J キーを使用して標準速度の 2 倍で逆方向にシャトルしているとします。Alt キーを 押しながら、L キーを 1 回押します。再生速度が遅くなり、逆方向に標準速度(1 倍速)で再生され ます。Alt キーを押したまま L キーをもう一度押します。再生が停止します。引き続き、Alt キーを 押したまま L キーをもう一度押します。順方向に標準速度で再生されます。 アセットのステップ・スルー さまざまなコントロールを使用して、クリップ、サブクリップ、またはシーケンスをステップ・スルーで きます。次の図は、[メディア]ペインの早送りまたは巻き戻しボタンを示しています。 q w e 1 2 3 10 秒巻き戻し 1 秒巻き戻し 1 フレーム巻き戻し r t y 4 5 6 1 フレーム早送り 1 秒早送り 10 秒早送り イン点およびアウト点、マーカー、またはタイムコードでステップ・スルーすることもできます。イン点お 、マーカーと制限を使用する ページ「146」 、タイムコードを入力 よびアウト点をマークする ページ「144」 してフレームをキューする ページ「148」をご参照ください。 アセットまたはシーケンスをステップ・スルーするには、以下のいずれかを行います。 t 10 秒巻き戻しボタンをクリックします。 t 1 秒巻き戻しボタンをクリックします。 t 1 フレーム巻き戻しボタンをクリックするか、左矢印キーを押します。 t 1 フレーム早送りボタンをクリックするか、右矢印キーを押します。 t 1 秒早送りボタンをクリックします。 t 10 秒早送りボタンをクリックします。 t Home キーを押すとクリップの先頭に移動します。 t End キーを押すとクリップの最後に移動します。 141 アセットを再生する 最近表示したアセットを再生する Interplay Central には、[メディア]ペインのアセット・モードにロードした最近の 10 アセットの履歴 が保存されます。Interplay Production データベース・ツリーからアセットを選択するのではなく、 これらのアセットのいずれかを選択して再生します。 アセット・モードにロードした最近の 10 アセットのうちいずれかを再生するには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 2.[最近表示したアセット](Recently Viewed Assets)> アセット名の順にクリックします。 アスペクト比を選択する Interplay Central では、再生に選択したアセットに合わせて、メディア・ビューアーのサイズが自動変 更されます。必要に応じて、このアスペクト比を変更できます。 メディア・ビューアーのアスペクト比を変更するには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 2.[アスペクト比](Aspect Ratio)> [4x3]または[アスペクト比]> [16x9]をクリックします。 メディア・ステータスを更新する アセットまたはシークエンスをロードすると、 「メディアがオフラインです」というメッセージが表示さ れる場合があります。これは、たとえば共有されているストレージのワークスペースが現在使用できな いなど、いくつかの原因により生じます。ワークスペースが使用できるようになると、メディアはオンラ インに戻りますが、自動的にロードされない場合があります。メニュー・オプションを使用し、メディア・ プレーヤーにメディアをもう一度検索させ、使用可能であればロードさせることができます。 メディアの状態を更新するには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 2.[メディアステータスを更新](Update Media Status)をクリックします。 シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する Interplay Production データベースに保存されているシーケンスを再生できますが、完全に再生可能に なるには別の準備が必要なシーケンスがあります。 Avid の編集システムで作成されたシーケンスで、ディゾルブ以外のエフェクトが含まれるシーケンスは、 その編集システムでレンダリングされていなければなりません。その後、Interplay にチェックインすれば、 Interplay Central で正しく再生されます。 142 アセットを再生する Interplay Central での再生に完全に対応しているシークエンスには、[アセット]ペインの[状態]列に緑 色の三角形が表示されます。これらのシーケンスは、すべてのエフェクトがレンダリングされた状態で、 エディターの予想どおりに再生されます。 n [状態]の列はデフォルトでは表示されません。 表示させる方法について詳しくは、プロパティ・コラムを 追加する、または削除する ページ「40」をご参照ください。 シンプルなシーケンスと複雑なシーケンス Interplay Central では、Interplay Production データベースにチェックインされたシンプルなシーケン スを再生できます。シンプルなシーケンスとは次のように定義されています。 • Avid の編集アプリケーション(NewsCutter、Media Composer、Symphony)または Interplay Assist で作成されたシーケンスで、カットのみで構成され、エフェクトは含まれない。 • Avid Instinct または Interplay Central で作成されたシーケンスで、カット、L カット、オーディオ・ パン / ボリューム・エフェクト、オーディオ・ディゾルブ・エフェクト、ビデオ・ディゾルブ・エフェ クトから構成され、ビデオ・トラックを 1 つのみ含む。 Interplay Central で作成されたシーケンスはシンプルなシーケンスとして扱われます。[シーケンス] ペインを使用する ページ「73」をご参照ください。 Interplay Central では、複雑なシーケンスも再生できます。複雑なシーケンスとは、Avid 編集アプリ ケーションで作成されたシーケンスで、複数のビデオ・トラックとさまざまな種類のエフェクトが含ま れるものを指します。複雑なシーケンスを Interplay Central にロードすると、Interplay Central 再生 サーバーはこのシーケンスを再生しようとします。シーケンスにレンダリングされていないエフェクト が含まれている場合、再生されません。正しく再生するには、シーケンスのすべてのエフェクトがレン ダリングされている必要があります。また、レンダリング実行後、再びチェックインする必要があります。 n 高解像度エフェクトのみをレンダリングすると、Interplay Common Playback Services サーバーは、 エフェクトを高解像度で再生し、他のセグメントをプロキシ解像度で再生します。 多解像度ワークグループで作業するエディターは、Interplay ンスを次のアプローチで作成することができます。 Central でのレビュー用に、複雑なシーケ 1. シーケンスのコピーを作成します。 2. 必要に応じてダイナミック・リリンク設定を変更します。 3. シーケンスのコピーをレンダリングします。 4. Interplay フォルダーへそのコピーをチェックインします。 143 イン点およびアウト点をマークする 5. ダイナミック・リリンクの解像度設定を元に戻します。 6. 元のシーケンスでの作業を続行します。 複雑なシーケンスをミックス・ダウンする シーケンスがメディア・ビューアーで再生できず、かつシーケンスをレンダリングしたくない場合、 Interplay Central Mixdown 機能を使用して、再生可能なマスター・クリップを作成できます。シーケ ンスをミックス・ダウンする ページ「154」をご参照ください。 再生品質を選択する Interplay Central でメディアを再生する際、表示されるメディアは、ネットワーク上で最適な画質にな るよう圧縮されています。ソース・メディアはネイティブ・フォーマットで表示されず、メディア・サー バーにより、ネットワークベースの再生に合わせてオンデマンドで圧縮されます。 メディア再生には、「可」、「良」、「最良」の 3 つのオプションから選択できます。ユーザーとサーバー間 のネットワーク接続に合わせて選択するとよいでしょう。使用するコンピューターがローカル・ネット ワークで Interplay Central 再生サーバーに接続されている場合、「最良」を選択します。使用するコン ピューターが WAN ネットワークで Interplay Central 再生サーバーに接続されている場合、「良」を選 択します。「良」では画質と引き換えに帯域幅の消費を低減できます。 圧縮されたメディアの再生品質を選択するには: t ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [再生品質] (Playback ルを選択します。 Quality)を選択して希望のレベ 各レベルに関連付けられている数字は、JPEG 圧縮の量を示しています。管理者はこれらのレベルを調 整できます。『Avid Interplay Common Services Installation and Configuration Guide』をご参照く ださい。 イン点およびアウト点をマークする クリップの一部だけを使用したい場合、クリップ内にイン点とアウト点を設定してから、編集したクリッ プをシーケンスに追加できます。デフォルトでは、イン点とアウト点はクリップの最初と最後のフレームに 設定されています。イン点とアウト点は、アセット・モードでのみマークできます。 次の図は、イン点とアウト点で使用する[メディア]ペインのボタンを示しています。 144 イン点およびアウト点をマークする q w e 1 2 3 インからアウトを再生 インへ移動 インをマーク r t y 4 5 6 アウトをマーク アウトへ移動 レビュー・アウト イン点をマークするには: 1. メディア・ペインにクリップをロードし、イン点を設定したいフレームに移動します。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t t [インをマーク](Mark In)ボタンをクリックします。 キーボードの I キーを押します。 マークしたフレームにイン点が移動します。クリップが再生中の場合、イン点をマークしても再生は止 まりません。 イン点の場所は、メディア・タイムラインに沿ってドラッグして変更できます。 アウト点をマークするには: 1. メディア・ペインにクリップをロードし、アウト点を設定したいフレームに移動します。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t t [アウトをマーク](Mark Out)ボタンをクリックします。 キーボードの O キーを押します。 マークしたフレームにアウト点が移動します。クリップが再生中の場合、アウト点をマークしても 再生は止まりません。 アウト点の場所は、メディア・タイムラインに沿ってドラッグして変更できます。 イン点に移動するには、以下のいずれかを行います。 t [インへ移動](Go to In)ボタンをクリックします。 t メディア・ペインにフォーカスを置き、Alt+E または Alt+I を押します。 t メディア・ペイン外にフォーカスを置き、Ctrl+Alt+E または Ctrl+Alt+I を押します。 アウト点に移動するには、以下のいずれかを行います。 t [アウトへ移動](Go to Out)ボタンをクリックします。 t メディア・ペインにフォーカスを置き、Alt+R または Alt+O を押します。 t メディア・ペイン外にフォーカスを置き、Ctrl+Alt+R または Ctrl+Alt+O を押します。 145 マーカーと制限を使用する イン点からアウト点までを再生するには: t [インからアウトを再生](Play IN to OUT)ボタンをクリックします。 前のフレームからアウト点までを再生するには: t [レビューアウト](Review Out)ボタンをクリックします。 ポジション・インジケーターは、アウト点の 3 秒前に移動してそのアウト点を再生します。 マーカーと制限を使用する マーカーは、Interplay Central、Interplay Assist、または Interplay Access にメディアをログする際 [マーカー] にユーザーが追加できるフレーム固有のインジケーターです。Interplay Central ユーザーは、 ペインにマーカーを追加できます。マーカーの追加について詳しくは、ロギングとサブクリップを作成 する ページ「196」をご参照ください。 n Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。 マーカーのアイコンは、メディア・タイムラインに表示されます。ポジション・インジケーターをテキ ストを含むマーカーに置くと、そのテキストは、メディア・ビューアーにオーバーレイとして表示され ます。マーカーをクリックしてジャンプし、テキストを表示します。 w q 1 2 メディア・タイムライン内のマーカー・インジケーター マーカー・インジケーターとマーカー・テキスト キーボード・ショートカットを使用して、次のマーカーまたは前のマーカーに移動できます。 n ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング] (Logging)ペインに表示するよう設定した場合、そのマー カーのみが[シークエンス] (Sequence)ペインに表示されます。詳しくは、マーカー・ペイン ページ「202」 をご参照ください。 次のマーカーに移動するには: t Shift+ 右矢印キーを押します。 前のマーカーに移動するには: t Shift+ 左矢印キーを押します。 146 タイムコード・ディスプレイを使用する 制限は 2 つのマーカーからなるセットのことで、知的財産権管理など、なんらかの形で使用が制限され ているクリップを示します。次の図で示されているように、制限も[メディア]ペインのタイムライン で明るい赤でマークされます。 詳しくは、マーカーと制限を理解する ページ「198」をご参照ください。 タイムコード・ディスプレイを使用する メディア・ペインの右上には、 4 つのタイムコード・ディスプレイがあります。表示される情報は、 アセット・モードまたは出力モードのどちらがオンになっているか、または選択するオプションにより 異なります。 2 1 3 4 ディスプレイ 1 マスター(Master) 、絶対 、残り(Remain) (Absolute) 5 説明 マスタ(Master): アセット・モードでは、選択されたフレームの、アセットの元の タイムコードに対応するタイムコードが表示されます。出力モードでは、選択された フレームの、シーケンスのタイムコードに対応するタイムコードが表示されます。 絶対: 選択されたフレームの、アセットまたはシークエンスの最初のフレームからの 差のタイムコードが表示されます(経過時間)。 残り: 選択されたフレームの、アセットまたはシークエンスの最後のフレームからの 差のタイムコードが表示されます(残時間)。 2 タイムコード表示メニューボタン 3 イン点 (アセット・モードのみ)イン点のタイムコードを表示します。表示されるタイムコー ドは、マスター、絶対、または残りの選択オプションにより異なります。 4 アウト点 (アセット・モードのみ)アウト点のタイムコードを表示します。表示されるタイム コードは、マスター、絶対、または残りの選択オプションにより異なります。 マスター、絶対、または残りのタイムコードを表示するオプションを表示します。 147 タイムコードを入力してフレームをキューする 5 ディスプレイ 説明 デュレーション アセット・モードで、イン点からアウト点への長さ(デュレーション)のタイムコー ドを表示します。 出力モードで、シーケンスの長さのタイムコードを表示します。 タイムコードを入力してフレームをキューする タイムコード値を入力して、ロード済みで再生可能なクリップまたはシーケンスを特定のフレームに キューできます。これは直接入力モードと呼ばれます。また、+または−のフレームオフセット値を使って、 特定の時間数、分数、秒数、またはフレーム数ごとに現在の場所から前後にキューできます。これはオ フセット・モードと呼ばれます。 既知のタイムコードに基づいてフレームをキューするには: 1. 以下のいずれかの操作を行います。 t メインのタイムコード・ディスプレイをクリックします。 t メディア・ペインにフォーカスを置き、Enter(Windows)または Return(Macintosh)を押 します。 タイムコードが背景が緑色の状態で表示されます。 2. キーボードの数字キーまたはテンキーを使用して表示したいフレームのタイムコードを入力し、 Enter(Windows)または Return(Macintosh)を押します。テンキーを使用する場合、必ず Num Lock キーをオンにしてください。「00」のショートカット入力は、ピリオドキー(.)を使用します。 現在のタイムコードと同じ時、分、または秒で始まるタイムコードを検索するには、最後の桁のみ を入力 します。たとえ ば、現 在のタイ ムコー ドが 11:56:24:00 で「3000」を 入力した 場合は、 11:56:30:00 のフレームが検索されます。 キューせずにオーバーレイをクリアするには、Esc キーを押します。 クリップまたはシーケンスの先頭よりも早いタイムコードを入力すると、クリップまたはシーケン スの最初のフレームが表示されます。クリップまたはシーケンスの末尾よりも遅いタイムコードを 入力すると、クリップまたはシーケンスの最後のフレームが表示されます。 タイムコードを入力する際、プラス記号(+)またはマイナス記号(-)を入力してオフセット・モー ドを切り替えることができます。入力した数字はすべて保存されます。 148 メディア・タイムラインを使用する フレームオフセット値に基づいてフレームにキューするには: 1. キーボードの数字キーまたはテンキーを使用し、プラス記号(+)を入力して先に進み、マイナス記 号(-)を入力して後に戻ります。テンキーを使用する場合、必ず Num Lock キーをオンにしてくだ さい。「00」のショートカット入力は、ピリオドキー(.)を使用します。 プラス記号(+)またはマイナス記号(-)が、緑の空フィールドとともに表示されます。 2. ポジション・インジケーターで移動したい時間数、分数、秒数、またはフレーム数を入力します。以下 のフォーマットを使用します。 - 前方または後方に移動するフレーム数を「1」∼「99」の範囲で入力します。Enter キー(Windows) または Return キー(Macintosh)を押します。たとえば、47 フレーム戻るには「-47」と入力 します。 - 100 またはそれ以上の数を入力すると、特定の時、分、秒およびフレーム数だけ前後に移動し ます。Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)を押します。たとえば、5 秒前に 進むには、「+500」と入力します。 キューせずにオーバーレイをクリアするには、Esc キーを押します。 クリップまたはシーケンスの上限を超えた数値を入力すると、クリップまたはシーケンスの最初ま たは最後のフレームが表示されます。 前方値を入力する際、プラス記号(+)をもう一度入力すると直接入力モードに切り替わります。後方 値を入力する際、マイナス記号(-)を入力すると直接入力モードに切り替わります。入力した数字 はすべて保存されます。 メディア・タイムラインを使用する メディア・タイムラインとは、アセットまたはシーケンスの長さと時間範囲をグラフィックで表示した ものです。メディア・タイムラインには、タイミング・マーク、ポジション・インジケーター、および その他のコントロールがあります。次の図は、アセット・モードのメディア・タイムラインとコントロー ルを示しています。 149 メディア・ズーム・バーを使用する q w e r t 1 2 3 ポジション・インジケーター イン・マーク 4 5 マーカー・インジケーター ズーム・バー アウト・マーク 出力モードでは、メディア・タイムラインにはイン・マーカーとアウト・マーカーは含まれません。 ポジション・インジケーターは再生ヘッドとして機能します。ポジション・インジケーターによりマー クが付けられたフレーム用のメディアがメディア・ビューアーに表示されます。ポジション・インジケー ターをドラッグし、クリップまたはシーケンス内をスクラブできます。メディア・タイムラインの中の 任意の場所をクリックしてポジション・インジケーターを移動し、特定のフレームを表示できます。出力 モードでは、ポジション・インジケーターの動きはシーケンス・タイムラインのポジション・インジケー ターの動きと一致します。 メディア・タイムライン内のマークはさまざまな時間範囲を示します。表示されている時間範囲は、アセッ トまたはシーケンスの長さとズーム・バーの設定により異なります。タイミング・マークは、以下のい ずれかを示します。 • 1秒 • 10 秒 • 1 分(60 秒) • 5 分(300 秒) • 1 時間(3,600 秒) これらのタイミング・マークは、特定のタイムコードへの移動用ではなく、おおまかな移動用に設けら れています。タイムコードの使用について詳しくは、タイムコード・ディスプレイを使用する ページ 「147」をご覧ください。 メディア・ズーム・バーを使用する メディア・ズーム・バーはメディア・タイムラインのすぐ下にあります。長いクリップが見やすくなる よう、ズーム・バーを使用してメディア・タイムラインのセクションを拡大できます。デフォルトでは、 ズーム・バーはメディア・タイムライン内にクリップ全体を表示するよう設定されています。 n メディア・ズーム・バーは、 (シークエンス・ペインの)シークエンス・ズーム・バーと同様に機能しま すが、2 つのズーム・バーは独立して作動します。メディア・ズーム・バーは、 [シークエンス] (Sequence) ペインにアクセスできないロガーのためのものです。 150 メディア・ズーム・バーを使用する メディア・ズーム・バーにはポジション・インジケーターがあります。このインジケーターはメディア・ タイムラインの中のポジション・インジケーターと一致しており、常に表示されます。タイムライン・ ポジション・インジケーターが含まれていないタイムラインのセクションにズームインしている場合に 便利です。 次の図では、ズーム・バーが 10 分のクリップ全体用に設定されています。 次の図では、タイムラインが 2 分間表示されるようズーム・バーが設定されています。これを、ズーム領 域と呼びます。ポジション・インジケーターはズーム・バーに表示されますが、タイムラインには表示 されません。 ズーム・バーでクリップ内をドラッグし、2 分の領域を選択できます。 ズーム・バーのポジション・インジケーターをクリックして、タイムラインのポジション・インジケー ターに移動できます。ズーム領域を移動して両方のポジション・インジケーターを含め、ポジション・イン ジケーターを含むタイムラインのセクションを拡大することができます。 タイムラインのポジション・インジケーターをドラッグする場合、またはロードされたクリップまたは シーケンスを再生する場合、ズーム・バーとそのポジション・インジケーターはタイムラインの動きに 一致します。 メディア・タイムラインのセクションをズーム・イン / アウトするには、次のいずれかを行います。 t ズーム・バーのハンドルをドラッグしてズーム・インまたはズーム・アウトします。 t 下矢印キーを押すと 50% ズーム・インし、上矢印キーを押すと 50% ズーム・アウトします。 次の図は、20 分のクリップのタイムラインを示しており、ズーム・バーはクリップ全体を表示する よう設定されています。イン点とアウト点は 1 分セグメントをマークしています。 次の図では、1 分セグメントを表示するよう、タイムラインがズーム・インされています。タイミング・ マークは 1 秒間隔で表示されます。 151 再生をレビューする 再生をレビューする 多解像度環境の Interplay Central でメディアを再生する場合、メディア・サーバーは、最も圧縮率が高 く使用可能なメディアを再生します。[再生サーバーに送信]操作に対しては、[再生サーバーに送信] プロファイルで高解像度のターゲット解像度を指定します。ターゲット解像度でメディアを再生する際 のオプションを選択できます。 再生するメディアのレビューは、すべてのメディアがシーケンス用に使えるかどうか、ブラック・フレー ムがないか、フレーム精度での編集がなされているかどうかを確認する手法の 1 つです。解像度の品質を 確認する方法ではありません。このリリンクは特定のターゲット解像度に対してのみ行われます。また、 その解像度が使用できない場合、メディア・オフライン・ディスプレイが表示されます。 再生するメディアのレビューは一時的な設定で、現在ロードされているシーケンスに対してのみ適用さ れます。 [再生サーバーに送信]のターゲット解像度でシーケンスをレビューするには: 1. 出力モードで、再生用レビュー・ボタンをクリックします。 ボタンがオレンジ色に変わります。ツールチップにターゲット解像度が表示されます。 2. シーケンスを再生します。 通常の再生に戻るには、もう一度再生用レビュー・ボタンをクリックします。 マッチ・フレームを使用する マッチ・フレーム機能では、シーケンスの特定のフレームを含むマスター・クリップをロードできます。 このクリップはソース・クリップと呼ばれます。マッチ・フレームを使用すれば、シーケンスまたはサ ブクリップからクリップをすばやくロードし、追加編集できます。 マッチ・フレームは、アセット・モードと出力モードの両方で使用できます。 サブクリップまたはシーケンスの特定フレームのソース・クリップをロードするには: 1. マスター・クリップをロードしたいフレームに移動します。 2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。 フレームを含むマスター・クリップがメディア・ペインにロードされ、一致するフレームが表示さ れます。イン点とアウト点はこのシーケンスのセグメントと一致するよう設定されます。 152 内包しているフォルダーを開く 内包しているフォルダーを開く 選択したアセットを含むフォルダのアセット・ペインを開くには、 [内包しているフォルダを開く]コマ ンドを使用します。たとえば、メディア・ペインに現在ロードされているクリップと同時にキャプチャー されたマスター・クリップを保存しているフォルダーを見つけたい場合などです。このコマンドは、 [メディア]ペインにロードされているアセット、 [アセット]ペインで選択したアセット、または[検索] ペインで選択したアセットに使用できます。 [メディア]ペインにロードされたアセットの内包しているフォルダーを開くには: t ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [内包しているフォルダーを開く] (Open Enclosing Folder) を選択します。 アセットが保存されているフォルダーが 1 つだけの場合、そのフォルダーが新しい[アセット]ペイン で開きます。その際、選択したアセットはハイライト表示されます。 アセットが保存されているフォルダーが複数ある場合、 [内包しているフォルダーを開く]ウィンド ウが開き、そのアセットを含むフォルダーのリストが表示されます。リストされているフォルダー のいずれかをダブルクリックすると、そのフォルダーが新しい[アセット]ペインで開きます。 その際、選択したアセットはハイライト表示されます。上矢印と下矢印キーでリスト内を移動でき ます。また、Enter キーで選択したクリップの内包しているフォルダーを開きます。キャンセルする には、Esc キーを押してウィンドウを閉じます。 [アセット]ペインで選択したアセットの内包しているフォルダーを開くには: t ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [内包しているフォルダーを開く] (Open Enclosing Folder) を選択するか、右クリックして[内包しているフォルダーを開く]を選択します。 結果は、[メディア]ペインにロードされたアセット用にこのコマンドを選択した場合と同じです。 [検索]ペインで選択したアセットの内包しているフォルダーを開くには: t ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [内包しているフォルダーを開く] (Open Enclosing Folder) を選択するか、右クリックして[内包しているフォルダーを開く]を選択します。 [パス] (Path)の列に表示されている、選択したアセット用のフォルダーは、直接新しい[アセット] ペインに開きます。その際、選択したアセットはハイライト表示されます。 「検索された各アセットにつき代表 1 つのみ表示する」という設定が Interplay Production のユー ザー設定で有効になっている場合、 [メディア]ペインにロードされたアセットにこのコマンドを選 択した場合と同じ結果になります。 n [アセット]タブで表示可能な数より多いオブジェクトを含むフォルダーにアセットが含まれており、アセッ トが最初のグループに表示されていない場合、ハイライト表示されません。 153 シーケンスをミックス・ダウンする シーケンスをミックス・ダウンする Interplay Central ミックスダウン機能は、次の 2 つの目的で使用できます。 • n メディア・ビューアーで再生可能なマスター・クリップを作成する。Avid 編集システムで作成した シーケンスが複雑すぎて[メディア]ペインで正確に再生できない場合、ミックスダウン機能を使 用して新しいマスター・クリップを作成できます。すべてのマスター・クリップが再生可能になり ます。シーケンスのミックス・ダウン後、新しいマスター・クリップのロード、イン点とアウト点 のマーキング、およびセグメントのシーケンスへの追加を実行できます。 シーケンスの再生について詳しくは、シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生す る ページ「142」をご参照ください。 • [再生サーバーに送信]解像度に一致するシーケンスを作成する。シーケンスを再生デバイスに送信 したい場合、そのシーケンスの解像度は使用する再生デバイス用に指定された解像度と一致しなけ ればなりません。Interplay Central は、シーケンスが再生デバイスの解像度と一致しない場合、警告 メッセージを表示しますので、ミックスダウン機能を使用して必要な解像度でシーケンスを作成で きます。 Interplay Central ミックスダウンは、Interplay Production システムの Media Services Transcode サービスを使用してミックスダウンを実行します。Interplay Production 管理者は、ミックスダウン・ モードを使用する Transcode プロファイルを作成する必要があります。Interplay Central ユーザーは [設定]ダイアログ・ボックスにあるプロファイルを選択します。 Interplay Central は使用可能なすべての Transcode プロファイルを表示しますので、Interplay Production 管理者は意味のある名前をプロファイルに付ける必要があります。たとえば、 「ミックスダウン」という 語と解像度をプロファイル名に含めるとよいでしょう。詳しくは、Interplay Media Services のマニュ アルをご参照ください。 シーケンスのミックス・ダウンの Transcode プロファイルを選択するには: 1.[ホーム](Home)> [設定](Settings)を選択します。 2.[名前](Name)のセクションで、[Interplay Production]を選択します。 3. [シーケンスのミックスダウン設定](Sequence Mixdown Settings)セクションで、プロファイル・ リストからプロファイルを 1 つ選択します。 154 シーケンスをミックス・ダウンする 4.[適用](Apply)をクリックして[設定](Settings)ダイアログ・ボックスを閉じます。 シーケンスをミックス・ダウンするには、以下のいずれかを行います。 t [アセット](Assets)ペインまたは[検索](Search)ペインで、Interplay Production シーケン スを選択し、右クリックして[シーケンスのミックスダウン] (Sequence Mixdown)を選択します。 t [アセット]ペインで Interplay Production シーケンスを選択し、 [アセット]ペインのメニューから [シーケンスのミックスダウン](Sequence Mixdown)を選択します。 t [メディア] (Media)ペインにシーケンスをロードして、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [シーケンスのミックスダウン](Sequence Mixdown)を選択します。 t [シーケンス] (Sequence)ペインにシーケンスをロードして、 [キュー / ストーリー] (Queue/Story) ペインメニューから[シーケンスのミックスダウン](Sequence Mixdown)を選択します。 シーケンスのミックスダウンのプロセスに選択された Transcode プロファイルが使用され、ミック スダウンが開始されます。[進行]ペインで進捗状況を表示できます。 このプロセスをキャンセルするには、x アイコンをクリックします。プロセスが正常に実行されたら、 [進行]ペインに新しいマスター・クリップの名前が表示されます。モニター・アイコンをクリックす ると、 [メディア]ペインでクリップが再生されます。 155 インジェスト中にクリップを表示・編集する 新しいマスター・クリップは、元のシーケンスと同じ Interplay Production フォルダーに作成され ます。青色のリンクをクリックすると、[アセット]ペインにフォルダーが開きます。 新しいマスター・クリップ用のメディアは、Transcode プロファイルで指定したワークスペース内 に保存されます。 インジェスト中にクリップを表示・編集する Interplay Central では、インジェスト機器でのキャプチャー中にもマスター・クリップを表示して編集 できます。これらのクリップは進行中のクリップと呼ばれ、これらを使用するプロセスは「Frame Chase 編集」または「キャプチャー中編集」 (EWC)と呼ばれます。進行中のクリップをシーケンスに追加し、 そのシーケンスをキャプチャが完了する前に再生サーバーに送信することができます。Frame Chase 編集 について詳しくは、Avid Interplay Transfer 文書をご参照ください。 進行中のクリップは、Interplay Production データベース・ツリーの次のアイコンで示されます。 進行中のマスター・クリップ 進行中のオーディオ・クリップ [メディア]ペインに進行中のクリップが表示されている場合、キャプチャーの進行中、メディア・タイ ムラインの両端が紫色に点滅します。 キャプチャー中、メディア・タイムラインの表示領域(ズーム領域)は、表示と編集が簡単になるよう 一定になります。ズーム・バーはクリップが長くなるにつれて短くなります。キャプチャー中、ズーム・ バーを使用してズーム領域を変更できます。 新しい素材が使用可能になったら、ズーム領域を縮小してその素材を表示できるようにします。たとえば、 ズーム・インしてクリップの最後の 5 分を表示して末尾近くを再生する場合、キャプチャー操作中ずっと、 タイムラインの表示領域には使用可能なメディアの最後の 5 分が表示されます。 156 フレームをイメージとして保存する フレームをイメージとして保存する [メディア]ペインからビデオのフレームを選択し、PNG または JPG のいずれかのフォーマットでイ メージとして保存できます。クリップが複数の解像度で関連付けられている場合、イメージは使用可能 な最も高い解像度で保存されます。 フレームをイメージとして保存するには: 1. メディア・ペインでビデオ・アセットを開きます。 2. 保存したいビデオのフレームに移動します。 (Save As Image)を選択します。 3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[イメージとして保存] 4. ダイアログ・ボックスが開いたら、イメージのフォーマットを PNG または JPG から選択します。 5.(オプション)ファイル名テキストフィールドをクリックし、イメージのデフォルト名を変更します。 6.[ダウンロード](Download)をクリックします。 イメージが、ブラウザーで指定したコンピューターのデフォルトのダウンロード・フォルダーに保 存されます。 157 7 オーディオを使用する 以下のメイン・トピックでは、ストーリーの最終版を完成させるために、シーケンス・タイムラインに オーディオを追加する方法およびオーディオ・レベルの調整方法について説明します。 • オーディオ・ペイン • 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する • オーディオ・ミックスを設定する • アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング • デフォルトのオーディオ・トラック・マッピングを無視する • ボイスオーバーを録音する オーディオ・ペイン オーディオ・ペインはオーディオ・レベルをモニターし、詳細シークエンスのオーディオ・レベルを調 整するために必要なコントロールを提供します。 [オーディオ]ペインがカット、ログ、ストーリー・レイアウトに表示されます。希望する場合には、オー ディオ・ペインは別のエリアにドラッグすることができます。オーディオ・ペインが表示されていない 場合は、[ペイン]> [オーディオ]を選択して開きます。 どのコントロールが使用できるかは、メディア・ペインで、どちらのモードがアクティブかにより異な ります。以下のトピックを参照してください: • オーディオ・ペインがアセット・モードの場合 ページ「158」 • オーディオ・ペインが出力モードの場合 ページ「159」 オーディオ・ペインがアセット・モードの場合 メディア・ペインでアセットをアセット・モードで開いている場合、オーディオ・ペインはモニター可 能なオーディオ・トラックを表示し、モニターするトラックを選択することができます。アセットのオー ディオ・レベルを、オーディオ・メーターでモニターすることはできますが、変更はできません。 次の図では、メディア・ペインでロードされ、アセット・モードが選択された 110401_clips.04 という 名前のマスター・クリップを示すオーディオ・ペインを示しています。このクリップには、2 つのオー ディオ・トラックが含まれています。すべてのトラックはモニター可能で、これはオレンジ色のスピー カー・アイコンで表示されています。 オーディオ・ペイン ソース・クリップと基本シーケンスは最大 24 のオーディオ・トラックを含むことができます。スクロール・ バーを使用して、追加トラックを表示します。 n 監視できるトラック数の制限については、『Avid さい。 Interplay Central Services ReadMe』をご参照くだ カスタム・モニタリングについて詳しくは、アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリ ング ページ「167」をご参照ください。 オーディオ・ペインが出力モードの場合 メディア・ペインでアセットを出力モードで開いている場合は、そのアセットが基本シークエンス、編集不 可シークエンス、または詳細シークエンスのいずれであるかによって、オーディオ・ペインの表示が変 わります。 基本シークエンスと編集不可シークエンス メディア・ペインで基本シークエンスが出力モードでロードされている場合、オーディオ・ペインはモ ニター可能なオーディオ・トラックを表示し、モニターするトラックを選択することができます。アセッ トのオーディオ・レベルを、オーディオ・メーターでモニターすることはできますが、変更はできません。 詳しくは、基本シーケンスのオーディオ・トラックを使用する ページ「162」をご参照ください。 編集不可シークエンスが出力モードでロードされている場合の表示は同様です。オーディオ・トラック が表示され、オーディオをモニターすることができます。編集不可シークエンスは、シークエンス・ペイ ンで暗い赤で示されます。 159 オーディオ・ペイン 次の図では、メディア・ペインでロードされ、出力モードが選択された New.Sequence.00 という名前 の基本シークエンスを示すオーディオ・ペインを示しています。このシークエンスには 2 つのオーディオ・ トラックが含まれており、すべてのトラックがモニター可能です。 詳細シークエンス 出力モードで詳細シーケンスが開いている場合、トラック・コントロールとオーディオ・メーターがア クティブです。各コントロール・セットのボーダーの色は、シーケンスのトラックの色と一致します。 NAT は緑、SOT は青、Voice は紫です。NAT、SOT、Voice コントロールは、ポジション・インジケー ターの位置に応じて有効または無効になります。詳しくは、詳細シーケンスでオーディオ・トラックを 使用する ページ「163」をご参照ください。 下の図は、詳細シーケンスが出力モードで開いている場合のオーディオ・ペインのコントロールと、3 つ のトラックすべてのポジション・インジケーターを示しています。 160 オーディオ・ペイン 6 1 2 7 3 4 5 1 コントロール 説明 バランス・ノブ ステレオ・トラックのバランスをコントロールします。インジケーターの端(緑)を クリックし、右か左にドラッグして希望するミキシング・レベルに合わせます。L ま たは R までドラッグすると左または右のチャンネルの内容のみを選択します。バランス・ ノブを真ん中に合わせるにはダブル・クリックします。 バランス・ノブは、NAT または SOT オーディオに対して 2 つのトラックがある場合 のみアクティブです。 2 ソロ・ボタンとミュート・ボタン [ S ] (ソロ)ボタンをクリックすると、選択されたモノ・トラックまたはステレオ・ トラックのみモニターできます。その他のトラックはミュートになります。[ M ] (ミュート)ボタンをクリックすると、選択されたモノ・トラックまたはステレオ・ トラックのみがミュートされます。 3 ボリューム・スライダー スライダーをクリック & ドラッグし、オーディオ・クリップのボリューム・レベルを 調整します。選択したレベルは、クリップまたはトラックの全体ではなく、クリップ の特定のセグメントにのみ適用されます。 4 ボリューム・レベル表示 ボリューム・スライダーで選択されたレベルを表示します。 5 トラック識別子 オーディオ・コントロールに関連付けられたトラックを識別します。トラックは、モノ またはステレオとして識別されます。たとえば、NAT 1、2 はトラック 1 と 2 を使用 するステレオ NAT トラックを意味します。 Interplay Central 管理者は、Interplay Production アプリケーション・データベース の設定を変更することで、各トラックを識別するラベルを変更することができます。 詳しくは、 『AvidInterplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照くだ さい。 161 基本シーケンスのオーディオ・トラックを使用する コントロール 説明 6 [ペイン・メニュー]ボタン 7 オーディオ・メーター オーディオ編集のコントロール・オプションを提供します。 • ミックス・モード: ステレオまたはモノを選択し、オーディオ出力を指定します。 オーディオ・ミックスを設定する ページ「166」をご参照ください。 • ヘルプ: オーディオ・ペインに関する情報を表示します。ヘルプのコントロール・ ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。 アセット、選択されているシーケンス・トラック、またはシーケンスのミックス全体 のオーディオ・レベルを表示します。メーターは 2 つあります。ステレオ出力の場合、 各メーターにレベルが個別に表示されます。モノ出力の場合、両方のメーターに同一 のレベルが表示されます。トラックはすべて、ステレオまたはモノにマップされます。 オーディオ・ミックスを設定する ページ「166」をご参照ください。 基本シーケンスのオーディオ・トラックを使用する 基本シーケンスには 1 つのオーディオ・トラックが含まれます。このオーディオ・トラックは、すべての ソース・オーディオ・トラックを表します。シーケンスには、24 個までのオーディオ・トラックを追加 できます。すべてのトラックは保存されているシーケンスに含まれます。以下の事項にご注意ください。 • • ミックスはモノまたはステレオとして設定できます。 「166」をご参照ください。 オーディオ・ミックスを設定する ページ モニターするトラックを選択できます。 アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリ ング ページ「167」をご参照ください。 基本シークエンスでは、オーディオ・レベルをオーディオ・メーターでモニターすることはできますが、 変更はできません。 n 監視できるトラック数の制限については、 『Avid Interplay Central Services ReadMe』をご参照ください。 162 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する 詳細シーケンスでは、シーケンス・ペインのタイムラインに 3 つの異なるオーディオ・トラックが含ま れます。 • NAT(ナチュラル・サウンド): ビデオ・カメラに搭載のマイクでビデオ・クリップの撮影と同時 に録音されたオーディオ。Interplay Central は、シングル・チャンネルまたはデュアル・チャンネ ルの NAT トラックに対応しています。NAT トラックのメディアと関連するビデオ・セグメントは 緑に色分けされています。ビデオ・セグメントに NAT と SOT 両方のビデオが含まれる場合、その ビデオ・セグメントは明るい青に色分けされています。 • SOT(サウンド・オン・テープ): 通常、ビデオ・カメラに搭載のマイク(自然なサウンドを録音) とは別のマイクで、ビデオ・クリップと同時に録音されたオーディオ・クリップ。Interplay Central は、 シングル・チャンネルまたはデュアル・チャンネルの SOT トラックに対応しています。SOT トラッ クのメディアと関連するビデオ・トラックは明るい青に色分けされています。 • VO(ボイス):システムに接続されたオーディオ・デバイスを通して録音されたオーディオ、または Interplay Production データベースから開かれたオーディオのみのメディア・ファイル。Interplay Central は、シングルチャンネルのボイス・トラックに対応しています。ボイス・トラックのメディ アは紫に色分けされています。 以下の図は、左から順に、NAT および SOT 付きのビデオ、VO、NAT 付きのビデオ、ビデオのみを示 しています。関連オーディオのないビデオ・セグメントは濃い青に色分けされています。 Interplay Production 管理者は、Interplay Production アプリケーション・データベースの設定を変更 することで、各トラックを識別するラベルを変更することができます。 163 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する Interplay Production アプリケーション・データベース表示は、NAT と SOT に使用されるチャンネル の数を指定する設定や、ソースのパッチ方法やトラックの出力方法を指定する設定も含まれています。 ソースおよび出力には、最大 5 つのトラックを選択することができます。 • 1 つまたは 2 つの NAT トラック • 1 つまたは 2 つの SOT トラック • 1 つのボイス・トラック 詳しくは、『AvidInterplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。 オーディオ・ゲイン・レベルの自動調整 オーディオ・ゲイン・レベルはアプリケーションにより自動設定され、クリアなサウンドがストーリー のマスター・オーディオ・トラックに提供されます。トラックごとに別々のデフォルトのボリューム・レベ ルを提供するため、手動でオーディオ・ゲイン・レベルを調整する必要はありません。オーディオ・ゲイ ン・レベルは以下のパラメーターに従って設定されます。 • ボイス・トラックが存在する場合、シーケンス・タイムラインの同一の位置にある他のトラック (NAT トラック、SOT トラック、またはその両方)のオーディオ・レベルを低下させます(「ダッ キング」します)。 • ボイス・トラックが存在せず、SOT トラックが存在する場合、シーケンス・タイムラインの同一の 位置にある NAT トラックのオーディオ・レベルをダッキングします。 • ボイス・トラックも SOT トラックも存在しない場合、NAT サウンドがフル・ボリュームのまま残 ります。 Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・データベースの設定を変 更することで、ダッキングの量を変更することができます。詳しくは、『Avid Interplay Engine および Avid Interplay Archive Engine Administration Guide』をご参照ください。デフォルトのレベルは 12dB です。 オーディオ・ディゾルブの自動作成 デフォルトでは、Interplay Central は、シーケンスの各クリップの間のオーディオ・ディゾルブを作成 します。ディゾルブにはフェード・アウトまたはフェード・インに少なくとも 1 つのフレームが必要とな るため、クリップの最初のフレームにイン点を置いたり、クリップの最後のフレームにアウト点を置く べきではありません。ビデオ・モニター・コントロールを使用して、イン点またはアウト点を作成する 前に、クリップの最初または最後から数フレームをステップ・インします。 Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・データベースの設定を変 更することで、ディゾルブに使用されるフレームの数を変更することができます。詳しくは、『Avid Interplay Engine および Avid Interplay Archive Engine Administration Guide』をご参照ください。 デフォルトのフレーム数は 2 です。 164 詳細シーケンスでオーディオ・トラックを使用する 詳細シーケンスのオーディオ・レベルを調整する 詳細シーケンスでは、各トラックのセグメントのオーディオ・レベルを調整できます。こうした調整は、 シーケンスと一緒に保存され、再生のために送信される場合もそのまま保存されます。 シークエンスのオーディオ・レベルを調整するには: ( Audio )ペインが開いていない場合、 [ペイン] ( Panes )> [オーディオ] ( Audio ) 1.[オーディオ] を選択します。 [オーディオ]ペインが開き、オーディオ・コントロールが表示されます。 2. 調整したいトラックのオーディオ・スライダーをドラッグします。 オーディオ・レベルの変化はオーディオ・メーターに表示されます。下図は、NAT トラックのレベ ルの調整を示します。 オーディオ・コントロールについて詳しくは、オーディオ・ペイン ページ「158」をご参照ください。 デフォルトのオーディオ・トラック・マッピングを無視する Interplay 管理者は、NAT、SOT、ボイスのデフォルト・トラックを設定します。デフォルトでは、トラッ ク A1 は NAT オーディオに、A2 は SOT オーディオ、A3 はボイスにマップされています。(デュアルチャ ンネル・サポートがオンの場合、A1 と A4 が NAT オーディオに、A2 と A5 が SOT オーディオにマップ されています。) n デフォルト・オーディオ・マッピングの設定について詳しくは、 『Avid レーション・ガイド』をご参照ください。または 165 Interplay Central アドミニスト オーディオ・ミックスを設定する こうしたマッピングを無視する必要がある場合があります。たとえば、レポーターのマイクが間違った トラックに録音されてしまい、NAT オーディオと SOT オーディオが逆になっている場合です。このよう な場合、NAT サウンドが SOT トラックに置かれてしまい、NAT トラックをオフにすると、SOT がオフ になってしまいます。NAT トラックと SOT トラックを変更(スワップ)することで、この問題を解決で きます。 クリップ内のデフォルトの NAT トラックまたは SOT トラックを無視すると、シーケンス・タイムライ ンのアクティブなクリップのみ変更されます。同じソース・クリップからシークエンス・タイムライン に追加した他のクリップは変更されません。 デフォルトのオーディオ・マッピングを無視するには: 1.[シークエンス](Sequence)ペインでオーディオ・クリップを右クリックします。 メニューには現在選択されているオーディオ・マッピングが表示されます。 2. 変更する 1 つまたは複数のトラックに対するオプションを選択します。 たとえば、デフォルトの NAT と SOT トラックを切り替える場合は、以下の操作を行います。 選択したトラックにチェック・マークが表示されます。太字テキストはデフォルトのオーディオ・ トラック・マッピングを示します。 - [NAT1 A1 > A2]を選択します。 - [SOT1 A2 > A1]を選択します。 オーディオ・ミックスを設定する アセットまたはシーケンスのオーディオ・ミックスを設定することができます。アセットの場合、最大 24 トラックまでモニターできます。モニターするトラックを選択できます。詳しくは、アセットおよび 基本シークエンスのオーディオ・モニタリング ページ「167」をご参照ください。オーディオ・ミック スは、モニタリングにのみ使用されます。 n 監視できるトラック数の制限については、『Avid さい。 166 Interplay Central Services ReadMe』をご参照くだ アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング オーディオ・ミックスを設定するには、以下のいずれかを実行します。 t オーディオ・ペイン・メニューから[ミックスモード] (Mix Mode)>[モノ] (Mono)を選択します。 Interplay Central は、すべてのオーディオ・トラックを全トラックのモノ・ミックスダウンを作成する センター・パンにマップします。そして、作成されたトラックを 2 つの同じチャンネルに出力します。 t [ミックスモード]> [ステレオ](Stereo)を選択します。 アセット・モードでは、Interplay Central はすべてのオーディオ・トラックを右 / 左振り分けパンにマッ プし(奇数トラックを一方のチャンネルに、偶数トラックをもう一方のチャンネルに)、全トラックの ステレオ・ミックスダウンを作成します。この 2 つのトラックを 2 つのチャンネルに出力します。 出力モードでは、この設定はデュアルチャンネル・トラックにのみ適用されます。NAT1 と NAT2、 SOT1 と SOT2 へのミックスの調整にバランス・ノブを使用できます。管理者は、トラックのマッ ピングを Interplay Administrator のエディター・データベース設定ビューで指定します。詳しくは、 『AvidInterplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。 アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング [オーディオ]ペインのコントロールを使用して、アセットと基本シークエンスのどのトラックをモニ ターするのかを選択することができます。アセットと基本シークエンスは最大 24 のオーディオ・トラッ クを含むことができ、モニタリングを行うトラックの組み合わせを自由に選択することができます。アセッ トや基本シークエンスのオーディオ・レベルを調節することはできません。 n 編集不可シークエンスが出力モードでロードされている場合の表示は同様です。 オーディオ・トラック が表示され、オーディオをモニターすることができます。編集不可シークエンスは、シークエンス・ペイ ンで暗い赤で示されます。詳しくは、Avid Interplay Central ユーザー・ガイドの「既存のシーケンスを [シーケンス]ペインで開く」をご参照ください。 [オーディオ]ペインを最初に開くと、すべてのトラックがモニター可能になります。設定したカスタム・ モニタリングは、別のセッションでも維持されます。 次の図では、マスター・クリップ(左)と基本シークエンス(右)のオーディオ・ペインを示しています。 167 アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング これらの表示はとても似ています。マスター・クリップでは 2 つのオーディオ・トラックが、マスター・ クリップの名前である 10401_clips.04 でラベル付けされています。シークエンスでは 2 つのオーディオ・ トラックが、シークエンスの名前である New.Sequence00 でラベル付けされています。オーディオ・メー ターの下にあるラベルは、 [メディア]ペインでどちらのモードが選択されているかを示します。すべて のトラックはモニター可能で、これはオレンジ色のスピーカー・アイコンで表示されています。 [メディア]ペインでグループ・クリップがロードされている場合、2 つの追加コントロールが[オー ディオ]ペインに表示されます。グループ・クリップを使用する ページ「171」をご参照ください。 モニタリングを無効にするには(シングル・トラックをミュート): t スピーカー・アイコンをクリックしてグレーにします。 シングル・トラックのモニタリングを有効にするには: t スピーカー・アイコンをクリックしてオレンジ色にします。 すべてのトラックのモニタリングを無効にするには: t [ミュート](Mute)ボタンをクリックします。 すべてのトラックのモニタリングを有効にするには: t [すべて有効](Enable All)ボタンをクリックします。 [すべて有効](Enable t All)と[すべてミュート](Mute All)を切り替えるには: Alt を押しながら、スピーカー・アイコンをクリックします。 168 ボイスオーバーを録音する 現在無効(グレー)のスピーカー・アイコンをクリックした場合、すべてのトラックは有効になり ます。現在有効(オレンジ)のスピーカー・アイコンをクリックした場合、すべてのトラックは ミュートになります。 次の図は、トラック A01 のみがモニター有効になっている場合を示しています。すばやく設定するため、 Alt を押して有効になっているアイコンをクリックしてすべてをミュートして、A01 のアイコンをクリッ クしてこのトラックのみをモニターします。 ボイスオーバーを録音する [メディア]ペインの特殊オーディオ・コントロールを使用して、ストーリーにボイスオーバーを録音で きます。ボイスオーバーは、ビデオの再生中に録音できます。 Interplay Central は、Adobe® Flash® Player の録音機能を使用して、ボイス・オーバーに使用される 入力デバイスを指定します。Flash Player は自動でデフォルトのマイクや、コンピューターのレコーダー を検出し、Flash Player 設定で変更しない限りは、その検出したデバイスを使用します。これらの設定 にアクセスするには、メディア・ビューアーの一意の場所を右クリックし、[設定]を選択します。 n デフォルトのシステム入力デバイスとは別のデバイスを選択して、そのデバイスを取り外した場合、 Flash Player 設定の手動での変更が必要な場合があります。 セッション中に初めてボイスオーバー・コントロールをクリックすると、Flash Player により、Interplay Central サーバーのカメラとマイクへのアクセス許可を求めるメッセージが表示される場合があります。 [許可](Allow)をクリックします。 169 ボイスオーバーを録音する ボイスオーバーを録音するには: 1. 出力ボタンをクリックし、[メディア](Media)ペインにシーケンスを読み込みます。 出力ボタンを選択すると、[メディア]ペインの右下にボイスオーバー・ボタンが表示されます。 2. ボイスオーバー・ボタンをクリックします。 ボイスオーバー・コントロールが表示されます。 3. メディア・ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[インプットソース](Input Source)を選択し、 録音に使用するデバイスを選択します。 4. 必要に応じて、録音デバイスの電源を入れ、ボリューム・スライダーを使用してボリューム・レベ ルを設定します。 5. 以下のいずれかの方法でレコーディングの開始位置を設定します。 t ポジション・インジケーターを、メディア・タイムラインまたはシークエンス・タイムライン の場所までドラッグします。 t ボイスオーバー・コントロールで、再生 / 一時停止、1 フレーム戻るボタン、または 1 フレーム進 めるボタンをクリックします。 6. 録音の準備ができたら、録音ボタンを押します。 ビューアーに 3 秒のカウントダウンが表示され、1 秒ごとにカウント音が聞こえ、録音ボタンが赤く 点滅します。カウントダウンが終わると、録音ボタンが赤く点灯し、録音を開始できます。 録音中は、オーディオ・メーターで録音レベルをモニターし、必要に応じて変更できます。 ファイルを保存せずに録音を停止する場合は、[キャンセル](Cencel)をクリックします。 7. 録音が終了したら、録音ボタンをもう一度押します。 ボイスオーバーがシーケンスの V 列に追加されます。シーケンスを再生して録音を確認できます。 ボイスオーバーを録音する際、新しいオーディオ・クリップにはシークエンス名 .VO.nn という名 前がつきます。ボイスオーバーは、録音されたシークエンスと同じフォルダで、Interplay にチェッ クインされます。 8. ボイスオーバー・コントロールを終了するには、ボイスオーバー・ボタンをクリックします。 170 8 グループ・クリップを使用する 次のトピックでは、Interplay Central でのグループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフローの使 用について説明します。 n • Interplay Central のグループ・クリップとマルチカメラ・ワークフロー • グループ・クリップを使用する • グループ・クリップで基本シークエンスを作成する • グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する グループ・クリップから作成されたサブクリップ、サブクリップで構成されるグループ・クリップ、およ びマルチグループ・クリップは、現在 Interplay Central ではサポートされていません。 Interplay Central のグループ・クリップとマルチカメラ・ワー クフロー マルチカメラは、コンサート、授賞式、シチュエーション・コメディ、リアリティ・テレビなどの制作 にしばしば使用されます。生成した素材を使用して、2 つ以上のカメラで同時に記録された素材から構成 されるグループ・クリップを作成することができます。Interplay Central には、マルチカメラ・ワーク フローでグループ・クリップを使用する機能が含まれています。 クリップをグループ化 グループ・クリップは、Media Composer 製品ファミリーのアプリケーションで、共通のソース・タイ ムコード、AUX タイムコード、または素材にあるマークに基づいて作成されています。Avid 編集アプ リケーションを使用するユーザーは、Interplay Production に対してグループ・クリップをチェック・ インおよびチェック・アウトできます。Interplay Central を使用するユーザーは、グループ・クリップ を表示して、それらを使用してシークエンスを作成することができます。シークエンスには、マスター・ クリップと、グループ・クリップを混合して含むことができます。 n グループ・クリップおよびマルチカメラ編集に関して詳しくは、 Media ComposerおよびMedia Composer 製品ファミリーの他の編集アプリケーションのマニュアルをご参照ください。 Interplay Central のグループ・クリップとマルチカメラ・ワークフロー Avid 編集アプリケーション Interplay Central は、次の Avid 編集アプリケーションで作成されたグループ・クリップとの動作が確 認されています。 • Media Composer v5.0 以降 • Avid Symphony v5.0 以降 • NewsCutter v9.0 以降 Interplay Central は、これらのアプリケーションで作成された、(ショットリストなどの)カットのみ で構成されるシークエンスである場合のみ、グループ・クリップを含むシークエンスの編集をサポート しています。シークエンスは[メディア]ペインおよび[シークエンス]ペインで開き、Interplay Central で作成したシークエンスと同じ方法で、このシークエンスを編集することができます。 サポートされているプロジェクト・タイプと画質 サポートされているプロジェクト・タイプと画質のリストについて詳しくは、Avid Interplay Common Services ReadMe をご参照ください。 Interplay Production Interplay Production v3.0 以降では、グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフローの完全な サポートが必要です。 Avid 編集アプリケーションを使用するユーザーは、Interplay Production データベースに対してグループ・ クリップをチェック・インおよびチェック・アウトできます。Interplay Access ユーザーは、マスター・ クリップ関連を含むグループ・クリップの情報を表示することができます。 グループ・クリップと、グループ・クリップを含むシークエンスは、Interplay のメディア・サービスでサポートされています。 • Interplay Archive v3.0 • Partial Restore を含む、Interplay Restore v3.0 • Interplay Copy v3.0 • Interplay Move v3.0 • Partial Delivery を含む、Interplay Delivery v3.0 • STP Encode v3.0 • 次の制限付きで、Interplay Transfer v3.0 および次 Transcode: - CROSSRATE モードを使用して、グループ・クリップをトランスコードできません。 - MIXDOWN モードを使用して、グループ・クリップのシークエンスをトランスコードするこ とができますが、Avid 編集アプリケーション・タイムラインで選択されたカメラ・アングルの みがミックスダウンされたマスター・クリップに含まれている場合のみです。 172 グループ・クリップを使用する n グループ・クリップから作成されたサブクリップ、サブクリップで構成されるグループ・クリップ、およ びマルチグループ・クリップは、現在 Interplay Transfer または Interplay Media Service ではサポー トされていません。 グループ・クリップを使用する 他のアセットを開くのと同じ方法で、グループ・クリップを開くことができます。 [アセット]ペインで グループ・クリップを選択し、 [メディア]ペインでロードして、アセット・モードでクリップを開きます。 グループ・クリップは複数の個別クリップから構成されているため、それぞれに異なったカメラ・アン グルがあり、様々な方法で表示することができます。 • マルチアングル・ビュー(2x2 または 3x3) • シングルアングル・ビュー 次の図では、マルチアングル・ビュー(3x3)とシングルアングル・ビューで表示されたグループ・クリッ プを示しています。マルチアングル・ビューでは、カメラ・アングルは Avid 編集アプリケーションで作 成されたグループ・クリップの順番に基づいて、左から右、上から下に表示されます。オレンジのバウ ンディング・ボックスが、アクティブなアングルをマークします。アクティブ・アングルによって、どの カメラ・アングルでシングルアングル・ビューが表示されるのか、およびシークエンスにクリップを追 加した場合のアングルが決定されます。 1 q 1 2 3 2 q 4 5 6 7 8 9 3 q 4 q n マルチアングル・ビューの図で示されている番号は、参照用のみで、ユーザー・インターフェイスには 表示されません。 173 グループ・クリップを使用する コントロール 説明 1 アクティブ・アングル・インジケーター オレンジのバウンディング・ボックスで、グループ・クリップのど のマスター・クリップがアクティブになっているかを示します。 2 バンク・オーバーレイ矢印切り替え 複数のカメラ・アングルのグループから、別のグループに切り替え ます。グループ・クリップに 1 つのグリッド(2x2 または 3x3)を埋 める以上のアングルがある場合、これらのアングルはバンクに表示 されます。 3 マルチアングル・ビュー・ボタン クリップをマルチアングル・ビューで表示するかを決定します: シングルアングル・ビュー(1x1) 2x2 3x3 アクティブ・アングル・ボタン 4 [オーディオ ペイン](Audio Pane)ボタン アクティブなアングルを表示します。この数字は、左から右および 上から下、および配置全体のディスプレイのアングル数を示します。 コンテキスト・メニューで、クリックしてビデオ・アングルを変更 します。 [オーディオ]ペインを開きます。ペインがすでに開いている場合は、 前面に移動します。 マッチ フレーム ボタン <:so> まっちふれーむ このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの選 ぼたん 択したフレームを含むマスター・クリップをロードします。グループ・ クリップのマッチ・フレームを使用する ページ「184」をご参照く ださい。 以下の図は、同じグループ・クリップが 2x2 グリッドにある場合と、3x3 グリッドにある場合を示して います。どちらの場合でも、アングル 2 がアクティブ・アングルとして選択されています。 174 グループ・クリップを使用する マルチアングル・ビューでは、グループ・クリップの最新のバンクにグリッドのアングル数より少ない 数のアングルしかない場合、残りのアングルは空のスロットとして表示されます。 ブラック・フィラーは、グループ・クリップ内の他のマスター・クリップと異なる開始位置または終了 位置を持つマスター・クリップのパディングとして使用されます。このフィラーは、存在しないアング ル用に使用されている空のスロットよりも少し明るく表示されるため、違いを見分けることができます。 次の図では、右下に空のスロット、その上にマスター・クリップの終了以前に終了したクリップのパディ ングが表示されている例を示しています。フィラーは、空のスロットよりも少し明るく表示されます。 175 グループ・クリップを使用する シングルアングル・ビューまたはマルチアングル・ビューで表示されているグループ・クリップから画 像を作成することができます。マルチアングル・ビューでは、すべてのアングルを 1 つの画像として組み 合わせます。詳しくは、フレームをイメージとして保存する ページ「157」をご参照ください。 n 現在サブクリップはグループ・クリップからは作成できません。 詳しくは、以下の項目をご参照ください。 • グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更 ページ「176」 • バンクを使用する ページ「177」 • アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する ページ「178」 • グループ・クリップを再生する ページ「179」 • タイムコードとグループ・クリップ ページ「179」 • アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する ページ「180」 • グループ・クリップのマーカーと制限 ページ「183」 • グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する ページ「184」 グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更 グループ・クリップをロードする場合、メディア・ビューアーはグループ・クリップをシングルアングル・ ビューとして表示します。グループ・クリップのアングルを、2x2 グリッドまたは 3x3 グリッドのいず れかで表示することもできます。アングル数が 5 以上のグループ・クリップには 2x2 グリッドを使用でき、 この場合、5 つ目のアングルからは別のバンクに表示されます。どちらのグリッド・レイアウトでも、同じ コントロールを使用することができます。 グループ・クリップをロードするには: 1.[アセット]ペインで、開くグループ・クリップに移動します。 グループ・クリップは、グループ・クリップ・アイコンでマークされています。 [アセット]ペインからメディア・ビューアーにドラッグします。 2. クリップをダブルクリックするか、 グループ・クリップのグリッド・レイアウトを変更するには、以下のいずれかを実行します。 t [マルチアングル・ビュー](Multi-angle かを選択します。 176 View)ボタンをクリックし、1x1、2x2、3x3 のいずれ グループ・クリップを使用する ボタンのアイコンが変わり、現在選択されているグリッドを示します。新しいグループ・クリップ を開いても、選択したグリッド・レイアウトは変わりません。 t [メディア](Media)ビューアーをダブルクリックします。 - 表示がシングルアングル・ビューになっている場合、表示は、3x3(デフォルト)または最後に使 用したマルチアングル・グリッドに切り替わります。たとえば、2x2 に切り替えた後に 1x1 へ戻し た場合、ビデオをダブルクリックすると、2x2 グリッドが表示されます。 - 表示がマルチアングル・ビューになっている場合、表示はシングルアングル・ビューに切り替 わります。 バンクを使用する グループ・クリップに 10 以上のカメラ・アングルがある場合、Interplay Central は、アングルを 2 つの バンク(1 つのバンクは 4 つまたは 9 つのアングルを含む)に分割します。グループ・クリップの最新の バンクに 9 つ未満のアングルしかない場合、残りのアングルは空のスロットとして表示されます。 表示されているバンクを変更するには、次のいずれかを実行します。 t 次のバンクを表示するには、右のバンク・オーバーレイ矢印切り替えを押します。 t 前のバンクを表示するには、左のバンク・オーバーレイ矢印切り替えを押します。 t 次のバンクを表示するには、Alt+. (ピリオド)を押します。 t 前のバンクを表示するには、Alt t Alt+ 数字などを入力して、現在表示されていないバンクでアクティブなアングルを選択します メディア・ビューアーは、その新しいアクティブなアングルを含むバンクに切り替わります。 + (コンマ), を押します。 177 グループ・クリップを使用する アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する アクティブ・アングルによって、どのカメラ・アングルでシングルアングル・ビューが使用されるのか、 およびシークエンスにグループ・クリップを追加した場合のアングルが決定されます。マルチアングル・ ビューでは、オレンジのバウンディング・ボックスが、アクティブなアングルをマークします。 表示されるデフォルトのアングルは、ユーザーに関係なく、AAF ファイルおよび Interplay Production データベースで最後に保存されたアクティブなアングルです。アクティブ・アングルがまだ設定されて いない場合(たとえば、クリップが初めてロードされた場合)、グループ・クリップのアングル 1(V1) が表示されます。 Interplay Central セッション中にアクティブ・アングルを変更した場合は、サイン・アウトするか、その セッションを閉じるまでそのアクティブ・アングルが維持されます。別のセッションでグループ・クリッ プを開いた場合、アクティブ・アングルは Interplay Production データベースで保存された最新のアク ティブ・アングルになるため、前回のセッションで選択した最新のアクティブ・アングルに一致しない 場合があります。 アセット・モードで表示されるアクティブ・アングルを変更するには、次のいずれかを実行します。 t [アクティブ・アングル]ボタンをクリックして、メニューからアングルを選択します。 次の図では、グループ・クリップを構成する 10 個のアングルから、アングル 1 を選択した場合を示 しています。この例では、グループ・クリップは 2x2 グリッドで表示されているため、リストは、4 つ のアングルを含む 2 つのバンクと、2 つのアングルを含む 1 つのバンクに、線で分割されています。 3x3 グリッドの場合、リストは、9 つのアングルを含むバンクに分割されます。 n グループ・クリップを構成するクリップの順番は、Avid 編集アプリケーションでどのようにクリップが 作成されたかによって決定されます。 t キーを組み合わせて押します: - 特定のカメラ・アングルを選択するには、Alt+ アングル番号(Alt+1、Alt+2、Alt+3 など、 Alt+9 まで)を押します。 グループ・クリップがバンクに分割されており、なおかつバンクにアングルが表示されていな い場合、表示は自動で正しいバンクに切り替わります。 178 グループ・クリップを使用する - 次に連続したカメラ・アングルを選択するには、Alt+ 下矢印を押します。 - 1 つ前のカメラ・アングルを選択するには、Alt+ 上矢印を押します。 クリップの再生中にアクティブ・アングルを変更しても、クリップを再生し続けることができます。 アクティブ・アングルはセッション中は維持されますが、Interplay されません。 Production データベースには保存 シークエンス・タイムラインでのカメラ・アングル変更に関して詳しくは、グループ・クリップで基本 シークエンスを作成する ページ「184」をご参照ください。 グループ・クリップを再生する シングルアングル・ビューで、グループ・クリップのシングル・アングルを再生、またはマルチアングル・ ビューで複数アングルを再生することができます。マルチアングル・ビューでは、すべてのアングルが 同時に再生されます。クリップの再生中にアクティブ・アングルを変更しても、クリップを再生し続け ることができます。 グループ・クリップのシングルアングルを再生するには、次のいずれかを行います: t シングルアングル・ビューで、 [再生]ボタンをクリックします。再生するアングルを変更すること ができます。 (アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する ページ「178」をご参照ください。) t マルチアングル・ビューで、再生するアングルをダブルクリックして、 [再生]ボタンをクリックし ます。 グループ・クリップのすべてのアングルを再生するには: t マルチアングル・ビューで、[再生]ボタンをクリックします。 表示されたすべてのアングルが同時に再生されます。 タイムコードとグループ・クリップ グループ・クリップには固有のタイムコードがあり、これはシンク・ポイントや作成時にこのグループ・ クリップがどのように同期されたかによって異なります。グループ・クリップでは、グループ・クリッ プが作成された際に、ビンの最初のマスター・クリップのタイムコードを採用します。グループ・クリッ プを構成するマスター・クリップが同じタイムコードを共有していて、タイムコードで同期されていた 場合、そのグループ・クリップのタイムコードは、アクティブ・アングルのすべてのタイムコードと一 致することになります。 • マルチアングル・ビューでは、グループ・クリップのタイムコードが表示されます。 • シングルアングル・ビューでは、アクティブ・アングルのタイムコードが表示されます。 ブラック・フィラーは、グループ・クリップ内の他アングルと異なる開始位置または終了位置を持つア ングルのパディングとして使用されます。シングルアングル・ビューでは、このフィラーのマスター・タイ ムコードは 01:00:00:00 を絶対として表示し、残りのタイムコードは空で表示されます。 詳しくは、タイムコード・ディスプレイを使用する ページ「147」をご参照ください。 179 グループ・クリップを使用する アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する [オーディオ]ペインには、グループ・クリップのオーディオ・モニタリングを行うための特別なコント ロールが含まれます。 [メディア]ペインでグループ・クリップをロードして、アセット・モードを選択した場合、 [オーディオ] ペインはそのグループ・クリップのオーディオ・トラックを表示し、コントロールしてモニタリングの 環境設定を設定します。次のコントロールは、グループ・クリップに対してのみ表示されます: • グループ・クリップの各トラックのトラック・セレクター トラック・セレクターではドロップダウン・ メニューを使用して、グループ・クリップ内のすべてのアングルで、オーディオ・トラックを対応 するオーディオ・トラックにマップすることができます。 • [オーディオはビデオに従う]ボタンは、すべてのオーディオ・トラックを、アクティブ・アングル として選択したクリップのトラックにマップすることができます。「オーディオはビデオに従う」は、 トラックにオーディオをマップして、アクティブなアングルの変更を自動的に「フォロー」して、 新しいアクティブなアングルからオーディオを使用することができるショートカットです。 次に図では、グループ・クリップがロードされた場合の[オーディオ]ペインのコントロールを示して います。4 つのトラック・セレクターがあり、これらはグループ・クリップの 4 つのオーディオ・トラッ クを表しています。 1 q q2 1 n [オーディオはビデオに従う]ボタン 2 オーディオ・トラック・セレクター 表示されているトラック・セレクターの数は、グループ・クリップを構成するすべてのクリップのうちの、 トラックの最大数を表しています。例えば、あるクリップに 2 つのオーディオ・トラックが含まれていて、 また別のクリップに 4 つのトラックが含まれている場合、おオーディオ・トラック用のトラック・セレク ターは 4 つになります。 180 グループ・クリップを使用する オーディオはビデオに従う 前の図では、グループ・クリップのアクティブ・アングルはアングル 1 です。このアングルのマスター・ クリップの名前は「0209U11 Kitchen RED Over2,」で、選択されたオーディオ・トラックの名前に 一致します。これは「オーディオはビデオに従う」の例で、トラック・セレクターのドロップダウン・ メニューのリンク・アイコンで示されます。 トラックを有効化および無効化する デフォルトで、オレンジのスピーカー・アイコンで表示されているように、すべてのトラックはモニタ リングが有効になっています。さまざまなコントロールを使用して、どのトラックをモニターするのか を選択することができます。例えば 1 つのトラックをモニターするには、[すべてミュート]ボタンをク リックしてすべてのトラックを無効にしてから、モニターするトラックのスピーカー・アイコンをクリッ クします。次の図は、トラック A01 のみがモニター有効になっている場合を示しています。 モニタリングのコントロールには次が含まれます: • [すべてミュート]ボタンをクリックして、モニターするすべてのトラックを無効にします。 • [すべて有効]ボタンをクリックして、モニターするすべてのトラックを有効にします。 • スピーカー・アイコンを Alt+ クリックして、 [すべて有効]と[すべてミュート]を切り替えます。 現在無効のスピーカー・アイコンをクリックした場合、すべてのトラックはオン(有効)になります。 現在有効のスピーカー・アイコンをクリックした場合、すべてのトラックはオフ(ミュート)にな ります。 [オーディオ]を使ったモニターの方法について詳しくは、オーディオを使用する ページ「158」をご参 照ください。 181 グループ・クリップを使用する 他のクリップからマップする 各オーディオ・トラックのドロップダウン・メニューを使用して、他のグループ・クリップのクリップ 内にある対応するオーディオ・トラックから、オーディオを選択することができます。次の図は、トラック A01 に[オーディオはビデオに従う]が設定され、グループ・クリップですべてのアングルのオーディ オが選択されている場合を示しています。 n ドロップダウン・メニューのアングルの順番は、Avid 編集アプリケーションでグループ・クリップが作 成された順番に一致します。このリストには、オーディオのみのクリップが含まれることがあります。 オーディオのみのクリップは、メディア・ビューアーには表示されません。 ドロップダウン・メニューからアングルを選択して、特定のトラックにオーディオをマップすることが できます。同じアングルにすべてのトラックをマップするには、マップするアングルを Alt+ クリックし ます。 次の図では、アングル 1 が「オーディオはビデオに従う」と、別のトラックの別のアングルのオーディ オに関連付けられている、カスタマイズされたミックスの例を示しています。 182 グループ・クリップを使用する 設定したモニタリングの選択は、マスター・クリップでアングルを切り替えた場合にも維持されます。カス タム・モニタリングは、セッションごとに維持される、ユーザー設定です。 グループ・クリップのマーカーと制限 マーカーと制限は、グループ・クリップの各マスター・クリップでサポートされています。アセット・ モードでグループ・クリップをロードした場合、[マーカー]ペインはそのグループ・クリップのマス ター・クリップのすべてのマーカーおよび制限を表示します。サイズの変更が可能な、[アングル] (Angle)とラベル付けされたコラムでは、次の図で示されるように、各マーカーや制限のあるマスター・ クリップの名前を表示します。 183 グループ・クリップで基本シークエンスを作成する 既存のマーカーおよび制限の編集、および新しいマーカーや制限を追加することができます。シングル アングル・ビューまたはマルチアングル・ビューで、アクティブなアングルとして選択して、マスター・ クリップに新しいマーカーや制限を追加することができます。マスター・クリップとグループ・クリッ プはリンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するグループ・ クリップでも追加または変更されます。制限をグループ・クリップ自体に追加することはできません。 マーカーと制限は、アセット・モードと出力モードの両方で、アクティブなアングルとして選択されて いるマスタークリップのメディア・ビューアーで表示されます。 n ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング] (Logging)ペインに表示するよう設定した場合、その マーカーのみが[シークエンス] (Sequence)ペインに表示されます。詳しくは、マーカー・ペイン ペー ジ「202」をご参照ください。 1 つ以上のグループ・クリップを含むグループ・クリップやシークエンスに、マーカーと制限をエクス ポートすることができます。 詳しくは、ロギングとサブクリップを作成する ページ「196」をご参照ください。 グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する グループ・クリップを含むグループ・クリップやシークエンスに、マッチ・フレーム機能を使用するこ とができます。 グループ・クリップのアクティブ・アングルにソース・マスター・クリップをロードするには: 1. アセット・モードで、マスター・クリップをロードするアクティブ・アングルを選択します。 2. 一致させるフレームに移動します。 3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。 グループ・クリップのアクティブ・アングルのマスター・クリップがメディア・ペインにロードされ、 一致するフレームが表示されます。 シークエンスのセグメントのソース・グループ・クリップをロードするには: 1. 出力モードで、グループ・クリップをロードするフレームに移動します。 2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。 選択したセグメントのグループ・クリップが、シングルアングル・ビューで[メディア](Media) ペインにロードされます。[マッチフレーム]を使用して、グループ・クリップの一致するフレー ムにソース・マスター・クリップをロードすることができます。 グループ・クリップで基本シークエンスを作成する グループ・クリップの編集は、基本シークエンスでのみ完全にサポートされています。グループ・クリッ プとは別に基本シークエンスを作成、またはマスター・クリップにグループ・クリップを結合すること ができます。シークエンスのグループ・クリップに、カメラ・アングルおよびオーディオのマッピング を選択することができます。 184 グループ・クリップで基本シークエンスを作成する (ショットリ Interplay Central は、Media Composer、Avid Symphony、NewsCutter で作成された、 ストなどの)カットのみで構成されるシークエンスである場合のみ、グループ・クリップを含むシーク エンスの編集もサポートしています。 n アクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加できます。 グループ・クリップのアクティブ・アング ルを詳細シークエンスに追加する ページ「186」をご参照ください。 シークエンスにグループ・クリップを追加するには: 1.[シーケンス](Sequence)ペインを表示します。 2. 既存の基本シークエンスを開くか、新規シークエンスを作成します。 3. 以下のいずれかの操作を行います。 t シングルアングル・ビューでは、シークエンスで使用するアクティブ・アングルを表示して、 シークエンス・タイムラインにドラッグします。 t マルチアングル・ビューでは、使用するアングルをクリックしたまま、クリップをシークエンス・ タイムラインにドラッグします。 シークエンスのグループ・クリップのアングルを変更するには: t グループ・クリップのグループ・クリップまたはセグメントを右クリックして、[アングルを選択] からシークエンスに表示するアングルを選択します。 [メディア]( Media )ペインでアングルを選択する場合も、同じキーボード・ショートカット ( Alt+ 上矢印、 Alt+ 下矢印、 Alt+1 から Alt+9 )を使用することができます。 次の図では、10 個の使用可能なアングルのグループ・クリップの例を示しています。 シークエンスの再生中に、アクティブ・アングルを変更することができます。 - マウスを使用してアングルを選択する場合、再生は停止します。 - キーボード・ショートカットを使用してアングルを選択する場合、再生は継続します。 185 グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加する シークエンスのグループ・クリップに選択されたオーディオを変更するには: t グループ・クリップのグループ・クリップまたはセグメントを右クリックして、オーディオ・マッ ピングを選択して、マップするオーディオ・トラックを選択して、オーディオのアングルを選択し ます。 次の図では、4 個の使用可能なアングルがあるグループ・クリップの例を示しています。 シークエンスの再生中にオーディオ・トラックを変更できますが、再生は停止します。 グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに 追加する グループ・クリップの編集は、基本シークエンスでのみ完全にサポートされています。ただし、グループ・ クリップのアクティブ・アングルは、詳細シークエンスに追加できるようになりました。そのため、元の マスター・クリップが、元のオーディオ・トラックとともに、シークエンスで使用されます。 その結果は、グループ・クリップでマッチ・フレーム機能を使用し、生成されるマスター・クリップを シークエンス中で編集する場合と同様です。 n 詳細シークエンスにアングルを追加すると、グループ・クリップとの関連付けはすべて失われます。このメ タデータが必要な場合は、基本シークエンスを使用してください。 グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加するには: 1.[メディア](Media)ペインにグループ・クリップを読み込みます。 2. アクティブ・アングルを選択します。 3.(オプション)イン点とアウト点をマークします。 186 グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する 4. クリップを、詳細シークエンスのシークエンス・タイムラインにドラッグします。 5.(オプション)タイムライン上でクリップを右クリックし、オーディオ・マッピング 1 またはオー ディオ・マッピング 2 を選択し、目的のオーディオ・トラックを選択して、オーディオ・マッピン グを変更します。 『Avid デフォルトのトラックは、Interplay Production の設定を基にしています。詳細は、 Central User’s Guide』をご参照ください。 Interplay グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する グループ・クリップのシークエンスを、再生デバイス(STP)に送信することができます。ただし、シー クエンスを送信する前に、ミックスダウンする必要があります。 ミックスダウンについて詳しくは、シーケンスをミックス・ダウンする ページ「154」をご参照ください。 再生サーバーへの送信方法についての詳細は、再生サーバーに送信する ページ「228」をご覧ください。 187 9 アセットを検索する 以下の主要トピックでは、Interplay について説明します。 • 検索バー • 検索ペイン • 検索を実行する Production および iNEWS データベースでの検索機能の使用方法 検索バー アプリケーション・ウィンドウの右上隅にある検索バーのメニューには、アセットの種類の選択、検索 条件を入力するテキスト・フィールド、クリックして検索を開始する[検索]ボタンがあります。 検索バーを使用すると、結果は検索バーの下に一覧表示されます。検索バーおよび結果のサイズは、それ ぞれのエッジまたはコーナーをクリックしてドラッグすることで調整できます。 T Z H U W \ X 検索ペイン 1 2 3 4 アセット・メニュー [検索デタッチ]アイコン 並べ替え矢印 5 検索テキスト・フィールド 6 検索ボタン 7 [ペイン・メニュー]ボタン 検索結果 検索を行った後、 [検索]ペインに結果を表示して、アドバンス検索条件を使用して絞り込み、検索のス ピード・アップを図ることができます。 n 検索バーを使用してメディア検索を行う際に使用する日付範囲は、 「検索条件: 時間範囲」というユーザー [ホーム] (Home)> [ユーザー設定] (User Settings)> 設定によって決定されます。この設定には、 [Interplay Production]からアクセスします。詳しくは、ユーザー設定 ページ「303」をご参照ください。 ペインで検索結果を表示するには、次のいずれかを行います。 t [検索デタッチ]アイコンをクリックして、バーを Interplay Central ウィンドウの一意のエリアにド ラッグします。 t [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[検索デタッチ]を選択します。 検索ペイン [検索]ペインでは、簡潔で素早い検索ができるよう、アドバンス検索条件を提供しています。[検索] ペインを直接開くか、または Interplay Central ウィンドウに検索バーをドラッグして[検索]ペインを 開くことができます。一度に複数の[検索]ペインを開くことができます。 \ X L R T Z H U W 189 検索を実行する 1 2 3 4 5 6 アセット・メニュー アドバンス検索の条件(変更日時が選択されています) 7 [条件の追加](Add 8 9 Criteria)ボタン 並べ替え矢印 [ペイン・メニュー]ボタン 検索テキスト・フィールド 検索条件を削除するマイナス・ボタン 検索ボタン 検索結果 検索ペインを開くには: t [ペイン](Panes)> [検索](Search)を選択します。 検索することができる空の[検索]ペインが開きます。 t 検索バーですでに検索を行い、ペインに結果を表示する場合は、次のいずれかを行います。 - [検索デタッチ]アイコンをクリックして、バーを Interplay Central ウィンドウの一意のエリ アにドラッグします。 - [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[検索デタッチ]を選択します。 詳しくは、検索バー ページ「188」をご参照ください。 検索を実行する 検索バーまたは[検索]ペインを使用して、アセットを検索することができます。[検索]ペインでは、 簡潔で素早い検索ができるよう、アドバンス検索条件を提供しています。 検索を実行するには: 1. アセット・メニューをクリックして、アセットのタイプを選択します。 - すべてのアセット:[すべてのアセット] (All Assets)を選択して、iNEWS および Interplay Production データベースの両方で、条件に一致するストーリーとメディアを検索します。 - ストーリー: [ストーリー](Stories)を選択して、iNEWS データベースで検索条件に一致 するストーリーを検索します。 - メディア:[メディア] (Media)を選択して、Interplay ディア・アセットを検索します。 Production で検索条件に一致するメ [すべてのアセット]を選択して、Interplay Production に特有の条件(ビデオ画質、カテゴリー、 またはタイプなど)を追加した場合、検索は iNEWS データベースを無視して Interplay Production データベースの検索結果のみを返します。 2. 検索テキスト・ボックスにキーワードまたは語句を入力します。 1 文字以上の文字列を検索することができます。入力する文字数に比例して、検索結果も多く表示さ れます。 190 検索を実行する スペースで分けられた 2 語以上の語句が入力されると、システムは入力されたすべての語に一致す る対象を検索します。例えば、White House と入力した場合、システムは、「White」および 「House」のどちらも含まれるアイテムを検索しますが、「White」または「House」のどちらかし か含まれないアイテムは検索されません。 また 1 つの語句、たとえば「plane」の検索では、 「plane」を含むアイテムだけでなく、 「airplane」 を含むアイテムも検索されます。 n 検索語は、大文字、小文字を区別しません。しかし、Avid は、英数半角文字のみの使用を推奨します。 n [検索]ペインでは、「変更日時」、「ビデオ画質」、「カテゴリ」、「タイプ」などの検索条件にテキストを 含める必要はありません。 句読点や記号の使用により、検索結果が一貫性がないものになる場合があります。例えば、iNEWS システムは、アスタリスクや疑問符をワイルドカード文字として扱います。iNEWS データベースで、 Sm*th と入力して、ストーリーを検索すると、「Smith」「Smyth」「smooth」などの語句を含むス トーリーが検索結果として表示されます。ただし、Interplay Production ではワイルド・カード文 字がサポートされていないため、Sm*th で検索すると、入力語句(「Sm*th」)に完全一致するメ ディア・アセットのみが結果として挙げられます。 3.([検索]ペインのみ)[条件を追加]ボタンをクリックして、さらに検索条件を追加します。条件に ついてについて詳しくは、アドバンス検索の条件 ページ「192」またはアドバンス検索の例 ページ 「195」をご参照ください。 条件の削除および追加をするには、検索ボタンの上のペインの右にあるマイナス・ボタンをクリッ クします。 4. 検索ボタンをクリックします。 システムは検索条件に一致するアセットを検索結果一覧に表示します。アセットが Interplay Production の複数のロケーションに存在する場合、検索には Interplay Production 設定により判断 されたインスタンスのすべてを列挙することがあります。 n Interplay Production の設定には、検索のパフォーマンスを向上させる 2 つの設定があります。「検索さ れた各アセットにつき代表 1 つのみ表示」および「検索の該当期間を選択」です。高度な検索の条件であ る日時変更は、Interplay Production の時間範囲設定に優先します。詳しくは、ユーザー設定 ページ 「303」をご参照ください。 検索結果を並び替えるには: t 並び替えるコラムの見出しをクリックします。 コラムに矢印が表示されます。コラムの並び替えとその結果は、コラムの内容によって異なります。 例えば名前のコラムは、数字の小さいものから始めてアルファベット順、またはその逆で並び替え られます。 並び替え順を反転するには: t コラムの見出しをもう一度クリックします。 191 検索を実行する 検索ペインからコラムを追加または削除するには: 1. ペイン・メニューをクリックし、[コラムを追加または削除](Add or Remove Columns)を選択 します。 [コラムを追加または削除](Add or Remove Columns)ダイアログ・ボックスが開きます。 2. 表示するコラムを選択し、非表示にするコラムを選択解除して、最後に[閉じる](Close)ボタンを クリックします。 [検索](Search )ペインに選択したコラムが表示されます。 アドバンス検索の条件 検索を実行する ページ「190」に記載されている基本検索条件に加え、次の表に示されている条件から 選択することができます。iNEWS データベース、Interplay Production データベース、またはその両方で、 「フォルダー」および「変更日時」を使用することができます。ビデオ画質、カテゴリ、およびタイプは Interplay Production データベースにのみ使用できます。「変更日時」、「ビデオ画質」、「カテゴリ」、 「タイプ」などの検索条件にテキストを含める必要はありません。 [検索]ペインのアドバンス検索条件を使用することで、より簡潔で素早い検索ができます。 192 検索を実行する 検索条件 説明 フォルダー 選択したフォルダーとそのサブフォルダーでのみ検索します。[参照] (Browse)ボタンをクリッ クして、フォルダーに移動して選択します。検索対象に複数のロケーションを選択するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押したまま、検索を実行するロケー ションをクリックします。 ローカル iNEWS システムが iNEWS Community の一部である場合、使用可能な iNEWS サー バーのすべてのフォルダーを選択することができます。 iNEWS データベースを検索する場合、同時に複数の索引付けされたキューを検索することができ ます。ただし、一度にインデックスが作成されていないキューのパスを 1 つだけ選択でき、インデッ クスが作成されたキューとインデックスが作成されていないキューを結合することはできません。 無効な選択をした場合、エラー・メッセージが表示されます。 Modified Date 指定した期間に変更されたアセットを検索します。更新日時スライダーは、14 日間をデフォルトの 期間として使用しますが、希望する検索範囲に変更することができます。制限なしで期間を指定す る場合は、スライダーを一番左まで動かします。 n また、Interplay Production のユーザー設定で検索期間を指定することもできます。 検索 バーを使用する場合や、検索条件の追加メニューから更新日時を選択しない場合に、この設 定が検索範囲として使用されます。スライダーを使用する際、スライダーの日数がユーザー 設定に優先します。詳しくは、ユーザー設定 ページ「303」をご参照ください。 ビデオ画質 選択したビデオ画質のメディアに関連したアセットを、Interplay Production データベースで検索 します。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。リストから 1 つ以上の画質を選択 します。 カテゴリー 選択したカテゴリーのアセットを、Interplay Production データベースで検索します。カテゴリーは、 Interplay Production を独自にグループ化したもので、ユーザーはカテゴリーにデータベース・アセッ トを割り当てることができます。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。リストか ら 1 つ以上のカテゴリーを選択します。 タイプ 特定のオブジェクト・タイプのアセットを、Interplay Production データベースで検索します。 フィールドをクリックすると、リストが表示されます。リストから 1 つ以上のオブジェクトを選択 します。 193 検索を実行する アドバンス検索条件では、次の機能を使用できます: • 自動補完: フィールドに値を入力し始めると、入力につれて値のリストがフィルタリングされ、入力 し て い る 文 字 列 に 一 致 さ せ ま す。 例 え ば X を 入 力 し て、X で 始 ま る 画 質(XDCAM-EX や XDCAM-HD など)を表示します。 • キーボード・ショートカット:上矢印または下矢印を押して値のリストをスクロールして、スペース・ キーを押して検索フィールドに追加する値を選択し、Esc を押してリストを閉じます。 • 複数の値: オプションのリストから、複数の値を選択することができます。 • 値の削除: 値の上にある x をクリックします。 194 検索を実行する アドバンス検索の例 次の図は、次の条件の検索の例を示しています。 • テキスト「Springfield fire」を含むメディア・アセット • Projects フォルダーに保存 • XDCAM-HD 1080i 60 のメディア • およそ 24 時間以内に変更 • マスター・クリップ • 任意のカテゴリー 195 10 ロギングとサブクリップを作成する 以下の主要な項目では、素材をロギングする際に使用する機能を説明します。 • ロギングのワークフロー • マーカーと制限を理解する • ログ・レイアウト • マーカー・ペイン • マーカーを追加、保存、削除する • 制限を追加、保存、削除する • マーカーをエクスポートする • 右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する • マーカー・テキストの Unicode サポート • サブクリップを作成する 以下の項目には、ロギングに使用するキーボード・ショートカットが示されています。 • n マーカー・ペインのショートカット ページ「311」 Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。 ロギングのワークフロー Interplay Central では、ロギングはクリップ、サブクリップ、シーケンスに情報を追加する処理のこと を指します。この情報にはマーカー、制限、テキストが含まれ、ストーリー作成やメディア編集中に参 照情報として使用できます。 Interplay Central では、高速で柔軟なロギングが可能です。ロギング用の特別なレイアウト(ログ・レイ アウトと呼ばれる)には、マーカーを表示し編集する[マーカー]ペインがあります。キーボード・ショー トカットにより、メディア再送操作中にマーカーを使用して素早く作業できます。 ロギングのワークフロー ワークフロー例 典型的な 3 つのロギング・ワークフローを以下に示します。 • ビデオ・フィードのロギング: メディア・ロガーは、メディアの取り込みと同時にコンテンツのロ グを取得します。メディア・ロガーは、マーカーを追加して特定のビデオやオーディオ・フレーム を指定することができ、必要に応じてそのマーカーにコメントを追加できます。ジャーナリストは、 特定のクリップや Interplay Central にあるクリップを開き、録画中であっても、マーカーおよびコ メントを表示し、必要に応じてテキストをコピーできます。 コンテンツ取り込み中のコンテンツでの作業を、 「キャプチャー中編集」と呼ぶこともあります。詳し くは、インジェスト中にクリップを表示・編集する ページ「156」をご参照ください。 • 録画ビデオのロギング: メディア・ロガーは録画されたクリップを参照し、マーカーやコメントを 追加してコンテンツのログを取得します。たとえば、マーカー・コメントには、インタビューのト ランスクリプションを含めることができます。その結果、ジャーナリストはトランスクリプション をストーリーの開始点として使用できます。 • ショット・リストを作成する: メディア・ロガーはクリップにマーカーを配置して特定のショット を識別したり、イン点やアウト点をマークして一連のサブクリップを作成し、これらのサブクリッ プを 1 つのショット・リストにまとめることができます。たとえば、ジャーナリストやロガーがシー ケンス用にマーカーやサブクリップを持つショット・リストを作成し、別のメディア・エディター がショット・リストとストーリー・テキストを照合し、そのショット・リストを使用してボイスオー [シーケンス]ペインを使用する ペー バー・トラックを作成するといった操作が行えます。詳しくは、 ジ「73」をご参照ください。 • マーカーをシークエンスに追加する: マーカー付きのクリップをシークエンスに追加するか、直接 マーカーをシーケンスに追加して、作成中のシーケンスにマーカーを追加できます。マーカーを シーケンスに追加する ページ「126」をご参照ください。 複数のロガーによる同一クリップ上での作業 クリップのレコーディング中またはレコーディング後に、2 名以上のメディア・ロガーを同一のクリップ にマーカーを追加できます。各メディア・ロガーは、[マーカー]ペインを更新し、その他のロガーが作 成したものを含む保存されたマーカーすべてを表示できます。 c 同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合のロック機構はありません。同じマーカー・テキ ストを 2 人のロガーが編集する場合、いずれかのロガーがマーカーを保存でき、Interplay データベー ス内のクリップは最後に保存されたバージョンで更新されます。最後に保存されたバージョンを表示す るには、[更新]ボタンをクリックするか[F5]を押します。 複数のロガーによる同一シークエンス上での作業 2 名以上のメディア・ロガーが、同一のシークエンスにマーカーを追加できます。ただし、ロガーは編集 をマーカー・ペインに限定して、ほかの誰かが同一のシークエンスを編集していないことを確認する必 要があります。L カットやトリミングなど、保存およびチェック・インされたシークエンスへのすべての 編集は、編集済みシークエンスに含まれていないマーカーを含み、前回チェック・インされたシークエ ンスへ上書きされます。この問題は、シークエンス・ペインを閉じることで防ぐことができます。 197 マーカーと制限を理解する 各メディア・ロガーは、 [マーカー]ペインを更新し、その他のロガーが作成したものを含む保存された マーカーすべてを表示できます。[マーカー](Markers)ペインの[マイ・マーカー](My Markers) ボタンを使用して、自分で作成したマーカーのみ、またはすべてのユーザーによって作成されたマーカー を表示することもできます。 c マスター・クリップに関しては、同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合のロック機構は ありません。同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合、いずれかのロガーがマーカーを保 存でき、Interplay データベース内のクリップは最後に保存されたバージョンで更新されます。最後に保 存されたバージョンを表示するには、[更新]ボタンをクリックするか[F5]を押します。 キーボード・ショートカット ロギングや再生操作の大半の機能を、キーボード・ショートカットを使用して完了することができます。 たとえば、ライブ・ビデオ・フィードで作業中のロガーは以下の操作が行えます。 1. Ctrl+M を押して、マーカーを近似点に追加します。 2. マーカーに使用するテキストを入力します。 3. Ctrl+Enter を押して終了し、マーカーを保存します。 4. Ctrl+M を押して、別のマーカーを追加します。 特定の色のアイコンでマーカーを作成する場合は、Ctrl+M の代わりに、Ctrl とテンキーの適切なキーを 押します。たとえば、Ctrl+3 を押すと赤色のアイコンでマーカーが作成されます。 インタビューの書き起こしを行っているロガーは、マーカーや一連のマーカーへの入力中に、Ctrl+J (戻る)、 Ctrl+K (停止)、 Ctrl+L (進む)を使用してクリップ再生を正確に操作できます。 Ctrl+ 左矢印(1 フレーム戻る)、および Ctrl+ 右矢印(1 フレーム進む)は、マーカーにテキストをタイ プ入力している場合(編集モード)、機能しません。 詳しくは、マーカー・ペインのショートカット ページ「311」をご参照ください。 マーカーと制限を理解する Interplay Central では、マーカーの追加が素材のログを出力する主な手段です。マーカーとは、選択し たフレームに追加するインジケーターで、クリップ、サブクリップ、シーケンスの特定の場所をマーク します。マーカーにはさまざまな色のアイコンがあり、ユーザー定義のコメントを付加することもでき ます。 マーカーと Avid アプリケーション 以下のさまざまな Avid アプリケーションで、マーカーを追加、表示、編集できます。 • Avid NewsCutter、Avid Media Composer、Avid Symphony • Interplay Assist 198 マーカーと制限を理解する • Interplay Access • Interplay Central いずれの製品で追加されたマーカーも、Interplay 環境のその他のあらゆる製品で表示や編集ができます。 以下の図は、Interplay Central と Avid NewsCutter で同一のクリップとマーカーを表示しています。 n Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。 マーカーと編集不可シークエンス Interplay Production に、適切なアクセス権がある場合、編集不可シークエンス(暗い赤色のシークエ ンス)へのマーカーの追加、マーカー・テキストの編集、シークエンス付マーカーの保存を行うことが できます。シークエンスおよび次に記載されているマーカーへのアクセス権を含むフォルダーに対しては、 読み取り / 書き込みロールを有している必要があります。 n 編集不可シークエンスに関して、詳しくは既存のシーケンスを[シーケンス]ペインで開いて編集す る ページ「89」をご参照ください。 199 マーカーと制限を理解する 制限 制限は 2 つのマーカーからなるセットのことで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、 なんらかの形で使用が制限されているクリップを示します。ユーザーは、制限の追加および編集を Interplay Assist および Interplay Central でのみ行えます。また以下の Avid 製品で見ることができます。 • Avid NewsCutter、Avid Media Composer、Avid Symphony • Interplay Instinct Interplay Central での制限の作成について詳しくは、制限を追加、保存、削除する ページ「211」をご 参照ください。 アクセス許可 マーカーの作成と修正を行うには、Interplay Central のユーザーの Interplay Production アカウントで、 アクセス権を設定する必要があります。 設定 説明 ロケーターの作成を許可 マーカーの作成(以前は Avid 編集製品で「ロケーター」 と呼ばれていました) ロケーターの修正を許可 マーカーの修正および削除 制限の作成を許可 制限を作成 制限の修正を許可 修正および削除の制限 [制限を追加] ユーザーにこれらのアクセス権がない場合、 [マーカーを追加] (Add Marker)ボタンや、 (Add Restriction)ボタンはグレー・アウトされ、マーカーや制限の作成権限がないことがツール・チッ プに表示されます。 Interplay Production の管理者は、Interplay Administrator の Instinct/Assist User Settings 画面で、 これらのアクセス権限を設定します。詳しくは、『Avid Interplay Engine and Avid Interplay Archive Engine Administration Guide』または Interplay ヘルプをご参照ください。 マーカーとシーケンス Interplay Central では、マーカーを Interplay Production データベースに保存されたクリップ、サブク リップ、シーケンスに追加できます。シーケンスに追加されたマーカーは、シーケンスにのみ関連付け されます。自動的にシーケンスで使用される対応するマスター・クリップに関連付けされることはあり ません。同様に、サブクリップに追加されたマーカーも、関連するマスター・クリップには追加されま せん。 n マーカーをシーケンスに追加する際、新しいマーカーが作成されるまでに数秒の遅れがある場合があり ます。この場合、[マーカーを挿入]ボタンが無効になります(灰色表示)。ボタンが再び有効になると、 新しいマーカーを作成できます。 200 ログ・レイアウト [シーケンス]ペインでシーケンスを作成している場合、マーカー付きのクリップをシーケンスに追加す るか、マーカーを直接シーケンスに追加するかのいずれかにより、マーカーを追加できます。マーカー をシーケンスに追加する ページ「126」をご参照ください。 マーカー・テキストの文字数 Interplay Central では、各マーカーのマーカー・テキストは 32,000 文字までに制限されています。マー カー・テキストが 32,000 文字を超えると、最大文字数を超えており文字数を減らすまでテキストを保存 できないという警告メッセージが表示されます。保存ステータス・メッセージには 32,000 文字になるま で文字数が表示されます。メッセージが「未保存の変更」に変更されると、テキストを保存することが できます。 ログ・レイアウト ログ・レイアウトは、ロギングでの使用に合わせて定義されたペイン配置となっていて、これはカスタ マイズできます。以下の図は、[メディア]ペインと[マーカー]ペインを示しています。[マーカー] ペインのタブでは、読み込まれたクリップやシーケンスが表示されます。 2 w 1 q 1 2 起動ペイン [メディア]ペイン e3 3 4 r4 [アセット]ペイン [マーカー]ペイン [アセット]ペイ 他のレイアウトで操作できるように、ペインの場所やサイズを調整できます。たとえば、 ンを[メディア]ペインの下にドラッグできます。詳しくは、 「エリアとペインを使用する ページ「23」」 をご参照ください。 201 マーカー・ペイン n [メディア]ペインの[アウトプット]ボタンおよび[STP]ボタンは、ログ・レイアウトでは無効と なっています。 ログ・レイアウトを開くには: t レイアウト・セレクターから[ログ]を選択します。 ログ・レイアウトをリセットするには: t レイアウト・セレクターから[レイアウトをリセット](Reset Layout)を選択します。 マーカー・ペイン マーカーとマーカー・テキストを[マーカー](Markers)ペインで作成、表示できます。クリップや シーケンスに含まれている場合、制限を表示することもできます。 以下の図は、 [マーカー]ペインで一連のマーカーを表示しています。ディスプレイとコントロールにつ いては表で説明します。 1 w q 2 e 3 r4 r5 r6 r7 r8 r 9 10 r6 r11 12 r 表示とコントロール 1 説明 [マーカーの挿入]ボタンと[マーカー色] 新しいマーカーを[メディア]ペインで選択されたタイムコード メニュー に作成します。マーカーを追加、保存、削除する ページ「205」 に 記 載 の と お り、マ ー カ ー に 使 用 す る 色 を 選 択 で き ま す。 Ctrl+M(Windows および Macintosh)または Command+M (Macintosh)を押すか、Ctrl とテンキーの数字キーを使用して 新しいマーカーを作成することもできます。マーカー・ペインの ショートカット ページ「311」をご参照ください。 202 マーカー・ペイン 表示とコントロール 2 [制限の追加] (Add 説明 Restriction)ボタン [メディア]ペインのイン点とアウト点でマークされたセグメン トに対して、新しくマーカーおよび制限を作成します。制限を使 用する ページ「207」をご参照ください。 3 [更新]ボタン 選択されたクリップやシーケンスに保存されたマーカーの表示 を更新します。このコントロールは、複数のロガーが同じクリッ プやシーケンスにマーカーを追加している場合や、ジャーナリス トがロガーにより追加された最新情報を確認する場合に特に有 用です。 フォーカスが[マーカー]ペインにある場合は、F5 を押しても 表示を更新できます。 4 マイ・マーカー・ボタン マーカー・リストでフィルターを切り替え、自分で作成したマー カーおよび制限のみを、またはすべてのユーザーによって作成さ れたマーカーおよび制限を表示することができます。[マイ・ [シークエンス] (Sequence) マーカー] (My Markers)ボタンは、 ペインおよび[メディア](Media)ペインでも、マーカーおよ び制限の表示をフィルタリングします。 5 [エクスポート]ボタン マーカー・テキストをその他のアプリケーションにエクスポート する際のオプションを表示します。マーカーをエクスポートす る ページ「213」をご参照ください。 6 [保存]ボタン 編集モードを終了しないですべてのマーカーを保存します。 n 7 8 保存の状態メッセージ [ペイン・メニュー]ボタン 編集モードはカーソルが[ノート]フィールドに表示さ れている状態を指し、テキストを入力することができます。 クリップやシーケンスのマーカーが保存されているかどうかを 示します。メッセージには、[未保存の変更]、[保存中]、[すべ ての変更は保存されました]があります。 [マーカー]ペインのペイン・メニューには、以下のオプション があります。 • [保存]。Ctrl+S と同様に機能します。 • [削除]。Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、 fn+Backspace(MacBook)と同様に機能します。 • [エクスポート]。[エクスポート]ボタンと同様に機能します。 • [キーボード・ショートカット]。ロギング・タスクに使用す るキーボード・ショートカットをリストしたヘルプ項目が表 示されます。 • [ヘルプ]。[マーカー]ペインのコントロールを説明したヘ ルプ項目が表示されます。この項目から Interplay Central のヘルプ・システム全体にアクセスできます。 203 マーカー・ペイン 表示とコントロール 9 列 説明 [マーカー](Markers)ペインには以下の 5 列があります。 : 選択されたマーカーまたはマーカーをオレン • (ラベルなし) ジ色で表示します。 • TC: マーカーの場所に対応するクリップやシークエンスの タイムコードを表示します。 • マーカー・アイコン: マーカーと関連付けられたアイコンを 表示します。 • 注意: マーカーと関連付けされたテキストを表示します。 このテキストは、カット、コピー、ペーストできます。テキ ストを切り取り、コピー、ペーストする ページ「212」をご 参照ください。 • ユーザー: マーカーを作成した Interplay ユーザーの名前が 表示されます。 10 未選択のマーカー 灰色はマーカーが選択されていないことを示します。 11 制限 制限はいくつかのパートで示されます。 • 制限の開始位置では、マーカー・エントリ全体が赤色で示さ れます。 • 制限の終了位置では、マーカー・エントリが赤色で示され ます。このマーカーのテキストには、制限の開始位置のマー カーへのリンク(青色でマーク)が含まれます。 • 制限範囲内にあるマーカーはすべて赤色のクロスハッチン グで表示されます。 制限を使用する ページ「207」をご参照ください。 12 編集モードで選択されたマーカー マーカーのテキストを編集している場合、マーカーはオレンジ色 で選択され、[ノート]フィールドは白色になります。 [マーカー]ペインを閉じるには: t ペインのタブにある[X]をクリックします。 [マーカー]ペインを開くには: t [ペイン](Panes)> [マーカー](Markers)を選択します。 自分で作成したマーカーおよび制限のみを表示するには: t [マイ・マーカー](My Markers)ボタンをクリックします。 204 マーカーを追加、保存、削除する [マーカー](Markers)ペインに、自分で作成したマーカーおよび制限のみが表示され、他の Interplay ユーザーによって作成されたマーカーはすべて非表示になります。すべてのユーザーに よって作成されたマーカーおよび制限を表示するには、[マイ・マーカー](My Markers)ボタン を再度クリックします。 n [マイ・マーカー] (My Markers)ボタンは、 [シークエンス] (Sequence)ペインおよび[メディア] (Media)ペインでも、マーカーおよび制限の表示をフィルタリングします。 他のレイアウトで操作できるように、ペインの場所やサイズを調整できます。詳しくは、エリアとペイ ンを使用する ページ「23」をご参照ください。 マーカーを追加、保存、削除する マーカーの追加方法は、ワークフローにより異なります。マーカーは、クリップ、サブクリップ、シー ケンスに追加できます。ビデオの再生中にマーカーを追加したり、ビデオ内をスクラブして適切な場所 にマーカーを追加できます。マウスやキーボードを使用して、ビデオの操作や、マーカーの追加と削除 が行えます。たとえば、ログ・レイアウトでは、マーカー・テキストの入力中に Ctrl+J、Ctrl+K、Ctrl+L キーを使用してビデオを操作できます。キーボード・ショートカットの一覧については、マーカー・ペ インのショートカット ページ「311」をご参照ください。 [ノート]列へのテキストの追加は任意です。マーカー・テキストはすぐに追加できます。また、テキス トなしのマーカーを追加して、後でテキストを追加することもできます。 テキストのないマーカーを追加する場合、マーカーは自動的に保存されます。テキストのあるマーカー を追加する場合、マーカーは自動的に保存され、テキストはマーカーを手動で保存するか、Ctrl+Enter を使用してマーカーの手順を終了(編集モードを終了)すると保存されます。 n 編集モードとは、カーソルが[ノート]フィールドに表示されており、テキストを入力できる状態を指 します。 マーカー・アイコンに使用する色を選択できます。これは色分けする場合に便利です(制限には赤、オー ディオには青など) 。 [マーカーを追加]ボタンには、現在選択されているマーカー・アイコンの色が表示されます。色を変更 するには、マーカーボタンの下矢印をクリックして、別の色を選択します。 205 マーカーを追加、保存、削除する マーカーを追加するには、以下のいずれかを行います。 t [マーカーを追加](Add Marker)ボタンをクリックします。 t Ctrl+M を押します。 t Ctrl とマーカー・アイコンに使用する色に関連付けられたテンキーの数字キーを押します。たとえば、 Ctrl+3 を押すと赤色のアイコンでマーカーが作成されます。マーカー・ペインのショートカッ ト ページ「311」をご参照ください。 カーソルが[ノート]フィールドに表示されていると、入力することができます。 編集モード中は、さらにマーカーを追加できます。新しいマーカーを作成すると、古いマーカーは 自動的に保存され、カーソルは新しいマーカーの[ノート]フィールドに表示されます。 編集モードに切り替えてマーカー・テキストを編集するには、以下のいずれかを行います。 t マーカーをダブルクリックします。 t マーカーを選択して Enter を押します。 マーカー・テキストを保存するには、以下のいずれかを行います。 t [保存](Save)ボタンをクリックします。 t Ctrl+S を押します。 t Ctrl+Enter を押して、編集モードを終了します。 t マウスを使用して、別のマーカーを選択します。 t 新しいマーカーを追加します。 アウトプット・モードでマーカーをシーケンスに追加している場合、 [マーカー]ペインでマーカー を保存すると、マーカーを含むシーケンスも保存されます。同様に、アウトプット・モードでシー ケンスを保存すると、シーケンス内のマーカーも保存されます。 マーカーを削除するには、マーカーを 1 つ以上選択して、以下のいずれかの操作を行います。 t Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、fn+Backspace(MacBook)を押します。 t 右クリックして、[削除](Delete)を選択します。 t [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[削除]を選択します。 マーカー・アイコンの色を 1 つ以上変更するには、マーカーを選択して、以下のいずれかの操作を行います。 t マウス・ポインターをアイコンの上に合わせて、左クリックまたは右クリックして色を選択します。 t [マーカー色] (Marker Color)のドロップダウン・メニューから色を選択します。この操作により、 次に追加するマーカーの色も変更されます。 206 制限を使用する 制限を使用する 制限は 2 つのマーカーからなるセットのことで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、 なんらかの形で使用が制限されているクリップまたはクリップの一部を示します。 次の項目では、制限の使用について説明します。 • Interplay Central の制限について ページ「207」 • 制限を追加、保存、削除する ページ「211」 Interplay Central の制限について Interplay Central では、マーカーを使用する際と同様に、[マーカー]ペインで制限を追加、修正、保存、 および削除することができます。次の図では、「制限付きフッテージ」が付けられ、2 つのマーカーを含 む制限が設定されています。 以下の事項にご注意ください。 • 制限の開始位置では、マーカー・エントリ全体が赤色で示されます。 • 制限の終了位置では、マーカー・エントリが赤色で示されます。このマーカーのテキストには、制限の 開始位置のマーカーへのリンク(青色でマーク)が含まれます。 • 制限範囲内にあるマーカーは赤色のクロスハッチングで表示されます。 • マーカー・インジケーターは、制限には使用されません。 • [マイ・マーカー](My Markers)ボタンを使用してマーカー・リストをフィルタリングし、自分 で作成した制限のみ、またはすべてのユーザーによって作成された制限を表示することができます。 次の図で示されているように、制限も[メディア]ペインのタイムラインで赤くマークされます。 207 制限を使用する 制限内で、別の制限を作成、または別の制限と重複する制限を追加することができます。この場合、制限内 の制限や重複している領域は、メディア・タイムラインで赤く網掛けされます。 制限を示すテキストは、制限を示す赤い三角形付で、メディア・ビューアーの上部に表示されます。 • 重複する制限がある場合は、2 つ目の制限が開始するまで、最初の制限のテキストが表示されます。 • 制限に別の制限が含まれている場合は、包括している制限が表示されます。 [マーカー] (Markers) 以下の図は、 「Discovery Straight On.new.01.」という名前のクリップについて、 ペ イ ン と[メ デ ィ ア](Media)ペ イ ン を 示 し て い ま す。 こ の ク リ ッ プ に は、複 数 の マ ー カ ー と、 「Restriction 1」と「Restriction 2」とラベル付けされた 2 つの制限が含まれています。これらの制限は 一部重複しており、重複領域は、メディア・タイムラインで赤く網掛けされています。ポジション・イン ジケーターは、1 つ目の制限に含まれているマーカーの上に示されます。制限テキストはビューアーの上 部に表示され、マーカー・テキストは下部に表示されます。 n [マーカー](Markers)ペインの[マイ・マーカー](My Markers)ボタンを使用して、[メディア] (Media)ペインに自分で作成した制限のみ、またはすべてのユーザーによって作成された制限を表示す ることができます。 次の図では、[アセット]ペインで表示されている、同じマスタークリップを示しています。[状態]列 のオレンジの三角形は、クリップに制限が含まれていることを示します。 208 制限を使用する n [状態]列の制限アイコンは、マスター・クリップが制限を含んでいる場合にのみ表示され、サブクリッ プやシークエンスに対しては表示されません。 このアイコンは、[DRM]列の表示を選択している場合に[DRM]列にも表示されます。 要件 制限の作成と修正を行うには、Interplay アクセス権を設定する必要があります。 • 制限の作成を許可 • 制限の修正を許可 Central ユーザーの Interplay Production アカウントで、次の ユーザーにこれらのアクセス権がない場合、 [制限を追加] (Add Restriction)ボタンはグレー・アウト され、ユーザーに制限の作成権限がないことがツール・チップに表示されます。 制限を削除するには、ユーザーの Interplay があります。 • Production アカウントで、次のアクセス権を設定する必要 制限の修正を許可 Interplay Production の管理者は、Interplay Administrator の Instinct/Assist User Settings 画面で、 これらのアクセス権限を設定します。詳しくは、『Avid Interplay Engine and Avid Interplay Archive Engine Administration Guide』または Interplay ヘルプをご参照ください。 テキストの追加と編集 [ノート]列へのテキストの追加は任意です。制限テキストはすぐに追加できます。また、テキストなし の制限を追加して、後でテキストを追加することもできます。 テキストのない制限を追加する場合、制限は自動的に保存されます。テキストのある制限を追加する場合、 制限は自動的に保存され、テキストは制限を手動で保存するか、Ctrl+Enter を使用して制限の手順を終了 (編集モードを終了)すると保存されます。 209 制限を使用する マスター・クリップとサブクリップ マスター・クリップやサブクリップに制限を追加することができます。マスター・クリップとサブクリッ プはリンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するサブクリッ プでも追加または変更されます。同様に、サブクリップで追加または変更された制限は、マスター・クリッ プでも追加または変更されます。 クリップをグループ化 グループ・クリップ内に含まれているマスター・クリップの制限を表示および編集することができます。 [アングル] (Angle) とラベル付けされた列では、次の図で示されるように、各マーカーや制限のあるマ スター・クリップの名前を表示します。 シングルアングル表示またはマルチアングル表示で、制限をアクティブなアングルとして選択して、マス ター・クリップに新しい制限を追加することができます。マスター・クリップとグループ・クリップは リンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するグループ・クリッ プでも追加または変更されます。 制限をグループ・クリップ自体に追加することはできません。 制限は、アセット・モードと出力モードの両方で、アクティブなアングルとして選択されているマスター クリップのメディア・ビューアーで表示されます。 シークエンス シークエンスで制限付のマスター・クリップまたはサブクリップを編集する場合、その制限はシークエ ンスに対して持ち越されます。ソース・クリップ内の情報は、シークエンス内のクリップにリンクされ たままになるので、ソース・クリップ内の制限が変更された場合、シークエンス内の情報が変更されます。 [メディア]ペインが出力モードである場合、シークエンス内のすべての制限は、シークエンス内に含ま れているすべてのマーカーとともに、 [マーカー]ペインに表示されます。制限された領域外でトリミン グをした場合、制限の表示は続き、シークエンス内に制限がなくなるまで表示され続けます。 210 制限を使用する シークエンス・レベルで制限を編集することはできません。シークエンスに直接制限を追加することは できません。[制限の追加](Add Restriction)ボタンは無効です。 Media Composer で編集したものなど、サポートされていないシークエンスを開いた場合、「このシー クエンスには制限付のクリップが含まれています」というメッセージが、ビューアーの上部に表示され ます。マーカーは[マーカー](Markers)ペインに表示されますが、制限は表示されません。 制限を追加、保存、削除する Interplay Production アカウントに、適切なアクセス権限(Interplay Central の制限について ページ 「207」をご参照ください)がある場合、Interplay Central で制限を追加、修正、保存、および削除する ことができます。 マスター・クリップまたはサブクリップに制限を追加するには: 1.[メディア]ペインで、マスター・クリップまたはサブクリップをロードします。 サブクリップに制限を追加した場合、その制限はソース・マスター・クリップにも追加されます。 2. 制限を追加する領域の前後にイン点とアウト点を指定します。 3.[制限の追加](Add Restriction)ボタンをクリックします。 制限の開始点と終了点は、 [マーカー]ペインで設定し、制限は自動的に保存されます。カーソルは [ノート](Note)エリアに位置するので、すぐに制限のテキストを追加することができます。 4.(オプション)[ノート](Note)列内の制限のテキストをタイプ入力し、Ctrl + Enter を押します。 編集モードに切り替えて制限テキストを編集するには、以下のいずれかを行います。 t t [マーカー]ペインで、制限の開始点をダブルクリックします。 制限の開始を選択して、Enter を押します。 n 編集モードとは、カーソルが[ノート]フィールドに表示されており、テキストを入力できる状態を指 します。 n 制限の開始と終了を編集することはできません。 開始点または終了点を変更するには、制限を削除して からもう一度作成します。 制限テキストを保存するには、次のいずれかを行います: t [保存](Save)ボタンをクリックします。 t Ctrl+S を押します。 t Ctrl+Enter を押して、編集モードを終了します。 t マウスを使用して、別の制限またはマーカーを選択します。 t 新しい制限またはマーカーを追加します。 211 テキストを切り取り、コピー、ペーストする 制限を削除するには、制限の開始点または終了点を選択して、次のいずれかを行います: t Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、fn+Backspace(MacBook)を押します。 t 右クリックして、[削除](Delete)を選択します。 t [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[削除]を選択します。 テキストを切り取り、コピー、ペーストする 標準のキーボード・ショートカットを使用して、テキストを切り取り、テキストをシステム・クリップ ボードにコピーし、テキストをシステムからペーストできます。文書やウェブ・ページなどの外部ソー スからテキストをコピーしたり、テキストをマーカーとしてペーストすることもできます。テキストは 書式設定を含めずペーストされます。 その逆も行うことができます。マーカー・テキストをコピーし、メモ帳などの外部ソースにペーストし ます。ストーリー・レイアウトでストーリーの作業をする場合、テキストをスクリプト・エディターに コピー & ペーストできます。マーカー全体(タイムコードおよびテキスト)をコピー & ペーストするこ ともできます。マーカー全体を文書にペーストする場合、ペーストされるテキストにはクリップ名とフ レームレートが含まれます。 テキストをカットするには: t テキストを選択して Ctrl+X を押します。 テキストをコピーするには: t テキストを選択して Ctrl+C を押します。 マーカーをコピーするには: t マーカーを 1 つ以上選択して Ctrl+C を押します。Shift を使用しながらクリックすると連続したマー カーが選択され、Ctrl を使用しながらクリックすると連続しないマーカーが選択されます。 テキストをペーストするには: t Ctrl+V を押します。 キーボード・ショートカットの一覧表は、マーカー・ペインのショートカット ページ「311」をご参照 ください。 ログ・レイアウト内をマーカーで移動する マウスやキーボードを使用して、クリップやシーケンスをマーカーで移動できます。タイムラインで選 択されたマーカーは、 [マーカー]ペインでも選択されます。[マーカー]ペインでマーカーを選択すると、 同じマーカーがタイムラインで選択され、メディア・ビューアーに対応するフレームが表示されます。 212 マーカーをエクスポートする 前のマーカーに移動するには、以下のいずれかを行います。 t [マーカー]ペインにフォーカスのある場合、上矢印キーを押します。 t [マーカー]ペイン以外にフォーカスがある場合、Ctrl+Shift+ 左矢印を押します。 次のマーカーに移動するには、以下のいずれかを行います。 n t [マーカー]ペインにフォーカスがある場合、下矢印キーを押します。 t [マーカー]ペイン以外にフォーカスがある場合、Ctrl+Shift+ 右矢印を押します。 ストーリー・レイアウトでは、Shift+ 左矢印や Shift+ 右矢印を押してマーカーで移動します。 マーカーをエクスポートする 以下のいずれかのフォーマットで、マーカーのリストをエクスポートできます。 • 各マーカーのタイムコードとテキストを一覧したプレーン・テキスト・ファイル(.txt)。 • Media Composer やその他の Avid 編集アプリケーションにインポート可能なタブ区切りテキスト・ 。詳しくは、Avid 編集アプリケーションの説明書をご参照ください。 ファイル(.txt) • Microsoft Excel ワークシートとして開くことができる CSV(カンマ区切りフォーマット)ファイル。 • その他のアプリケーションで使用できる XML ファイル。 マーカー全体(タイムコードとテキスト)をシステムのクリップボードにコピーし、別のアプリケーショ ンにペーストします。マーカー・テキストをコピー & ペーストすることもできます。 マーカーをファイルとしてエクスポートするには: 1. マーカーを含むクリップやシークエンスをモニターにロードします。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t [エクスポート](Export)ボタンをクリックします。 t [ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[エクスポート](Export)を選択します。 [ログをエクスポート](Export Logs)ダイアログ・ボックスが開きます。 213 マーカーをエクスポートする 3. エクスポートするファイル形式 (プレーン・テキスト、Media Composer テキスト、CSV、XML) を選択します。 4. ファイル名を入力します。拡張子を追加する必要はありません。 5.[ダウンロード](Download)をクリックします。 ファイルはデフォルトのダウンロード・フォルダーに保存されます。 ダイアログ・ボックスで選択されたフォーマットが記憶されます。次回ダイアログ・ボックスを開 くと、このフォーマットが自動的に選択されます。 テキストとして 1 つ以上のマーカーをクリップボードにコピーするには: t マーカーを 1 つ以上選択して Ctrl+C を押します。 マウスやキーボードを使用して、複数のマーカーで選択できます。 - マーカーを選択して、Shift+ 上矢印または Shift+ 下矢印を押して範囲を選択します。 - マーカーを選択して、Shift を押しながらクリックして範囲を選択するか、Ctrl を押しながら各 ファイルを選択します。 その後、Ctrl+V を使用して、タイムコードやテキストを別の文書やアプリケーションにペーストで きます。 マーカー・テキストをクリップボードにコピーするには: 1. コピーするテキストのあるマーカーの[ノート]フィールドをダブルクリックします。 2. コピーするテキストを選択します。 その後、Ctrl+V を使用して、テキストを別の文書やアプリケーションにペーストできます。 214 右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する 右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する 右から左へ記述する言語(アラビア語、ヘブライ語など)で、マーカー・テキストを入力、表示、編集 することができます。Interplay Central アプリケーションは、右から左に文字を認識します。アセット のマーカー・テキストの 50% 以上が右から左へ記述する言語の文字で構成されている場合、次のいずれ かを行うことで[ノート](Notes)列の文字方向が右から左に変更されます。 • [マーカー]ペイン・ツールバーの[更新]ボタンをクリックします。 • [アセット]ペインから、アセットを再ロードします 1 つのアセットのすべてのマーカーは、同じ文字方向を使用するよう変更されます。 Ctrl + Shift キーボード・ショートカットを使用して、文字方向を変更することもできます。 文字方向は、1 つのアセットのすべてのマーカーに適用され、マーカー・テキストの割合が変わるか、手動 で方向を変更するまで、そのままとなります。入力した最初のマーカーが、右から左方向の文字を使用 した場合、次のマーカーは右から左の文字入力が始まり、文字の 50% 以上が左から右方向の文字を使用 するか、手動で方向を変更するまで、そのままとなります。 右から左方向の文字をコピー & ペーストすることができます。アセットの最初のマーカーに文字をペー ストする場合、Ctrl + Shift キーボード・ショートカットを使用して、文字の方向を変更する必要があり ます。次のマーカーは、右から左方向を使用します。 マーカー・テキストをエクスポートすることができ、右から左方向は維持されます。 n メディア・ビューアーのオーバーレイ・テキストは、左から右方向でのみ表示されます。 すべてのマーカー・テキストの文字方向を手動で変更するには: t Ctrl+Shift を押します。 文字方向が左から右方向の場合は、Ctrl + Shift で、方向を右から左に変更します。文字方向が右か ら左方向の場合は、Ctrl+Shift で、方向を左から右に変更します。 マーカー・テキストの Unicode サポート Interplay Central v1.2 以降のバージョンでは、マーカー・テキストを作成する際の Unicode 文字の入 力と表示に対応しています。そのため、Interplay Central でマーカー・テキストに使用する文字は、以下 の製品でも正しく表示されます。 • Interplay Central • Interplay Assist • Avid Instinct • Interplay Access 215 サブクリップを作成する Media Composer、Symphony、NewsCutter では、オペレーティング・システムにテキストが作成さ れた場所と同じロケールを設定している場合にのみ、Unicode 文字を表示します。 Interplay Central では、その他の製品で作成されたマーカー・テキストに使用するあらゆる文字を正し く表示します。 n Interplay ワークグループでは、すべてのクライアントや Interplay Central 以外のアプリケーションは、 英語あるいはもう 1 つのロケールで同じロケールを使用する必要があります。 サブクリップを作成する [メディア]ペインに読み込んだクリップからサブクリップを作成し、Interplay スの既存フォルダーに保存できます。 n Production データベー シークエンスまたはグループ・クリップからのサブクリップ作成には現在対応していません。 サブクリップを作成するには: 1.[メディア]ペインに読み込むクリップのイン点とアウト点を設定します。 2.[アセット]ペインでは、サブクリップに保存するフォルダーが表示されます。 3. メディア・ビューアーの任意の位置をクリックして、サムネイルを[メディア]ペインからフォル ダーか、フォルダーを保持している[アセット]ペインの行にドラッグします。 マウス・ポインターを使用して、対象の場所を正確に指定します。フォルダーをポイントすると、 フォルダーが開きます。フォルダーがすでに[アセット]ペインで開かれている場合、[アセット] ペインの任意の場所(サブフォルダーを除く)にサムネイルをドラッグしてフォルダーに追加します。 緑色のプラス記号は、サブクリップに有効な場所を示しています。 n アセット・モードで[メディア・ペイン・メニュー]ボタンをクリックしたり、[サブクリップの作成] を選択することもできます。サブクリップ・ダイアログ・ボックスの[フォルダーを選択]で、サブク リップに使用するフォルダーを指定できます。 216 サブクリップを作成する サブクリップは、クリップ名に拡張子の .Sub.01 が追加された形で、データベースに追加されます。 同じマスター・クリップから作成されたその他のサブクリップには、数字を増やして拡張子が付け られます(.Sub.02 など)。 4.(オプション)クリップの名前を変更するには、以下のいずれかの操作を行います。 t [アセット]フォルダーでサブクリップを選択して、クリップ名をクリックし、新しい名前を入 力します。 t [アセット]フォルダーでサブクリップを選択して、F2(Windows)または Enter(Macintosh) を押し、新しい名前を入力します。 元のクリップは、メディア・ビューアーに残ります。これは、同じマスター・クリップから複数のサブ クリップを作成する場合に便利です。新しく作成されたサブクリップは、 [アセット]ペインで自動的に 選択されます。サブクリップをダブルクリックすると、メディア・ビューアーでロードします。 217 11 Interplay Central メッセージを共有する 次のトピックでは、[メッセージ]ペインを使用して Interplay Central ユーザーにメッセージを送信す る方法と、Interplay Central にログ・インしていて、Avid 編集アプリケーションを使用しているユー ザーにメッセージを送信する方法について説明します。 • Interplay Central メッセージ • メッセージ・ペインを使用する • 電子メール転送を設定する • 電子メール転送を使用する Interplay Central メッセージ Interplay Central では、Interplay Central に接続していて iNEWS または Avid Media Composer な どの Avid 編集アプリケーションを使用しているユーザーにメッセージを送信するメッセージング・サー ビスを提供しています。これにより、Interplay Production メディア・アセットを、広範囲の Interplay Central ユーザーと共有することができます。テキスト・メッセージをほかの Interplay ユーザーや複数 のユーザーに送信することができ、メッセージで Universal Resource Locators(URL)へのリンクや、 Interplay Production アセットのリンクを送ることができます。これらのリンクは、Interplay Central メディア・ビューアー、Avid 編集アプリケーション・モニター、またはブラウザー(URL)で特定の メディア・アセットを開くことができます。 n Interplay Central メッセージ機能は、Interplay Central にログ・インしていない場合、iNEWS クライ アント間で直接メッセージを送信しません。アプリケーションの上部にあるメッセージ・バーを使用して、 iNEWS アカウント間でテキスト・メッセージを送信することができます。他の Interplay Central ユー ザーにメッセージを送信する場合、またはメディア・アセットを共有する場合、Interplay Central の [メッセージ]ペインを使用することができます。 電子メール転送を設定して、システムにログ・インしていないときにも Interplay 受信できるようにすることができます。 Central メッセージを [アセット]ペインから[メッセージ]ペインにアセットをドラッグするか、Interplay Central で検索 して、 [検索]ペインから[メッセージ]ペインにアセットをドラッグすることができます。メッセージは、 アセットのヘッド・フレーム、アセット名およびメタデータ、および送信者が追加したテキスト・メッ セージを表示します。 メッセージ・ペインを使用する メッセージ・ペインを使用する [メッセージ]ペインは、テキスト・メッセージおよびメディア・アセット・リンクの両方の送信用の メッセージ・ボックスを表示します。受信したすべてのメッセージも、最近受信したものをリストの一 番上にして表示します。 送信したメッセージは、メッセージ・リストで青の背景で表示され、受信したメッセージは緑の背景で 表示されます。 [メッセージ]ペイン(上から下) :アドレス・テキスト・ボックス、アセット・エリア、メッセージ・テキスト・ボックス、 [送信]ボタン、 メッセージ・リスト [メッセージ]ペインを表示してメッセージを読むには、次を行います。 t [ペイン](Panes)> [メッセージ](Messages)の順に選択します。 [メッセージ]ペインが、このアプリケーションをサインアウトしたときに設定されたモードと向き で開きます。新しいメッセージがある場合は、通知バーがリストの上に表示されます。 219 メッセージ・ペインを使用する 新しいメッセージが 1 件あることを示す通知バーが表示された[メッセージ]ペイン メッセージとリンクされたメディア・アセットを表示する 他の Interplay Central ユーザーが送信したメッセージを受信した場合、 [メッセージ]ペインでメッセージ・ リストの上部に未読メッセージがあることを示す通知を表示します。通知をクリックまたはメッセージを 上にスクロールすると、最近受信したものを一番上にしてメッセージ・リストにメッセージをロードします。 メッセージを表示するには 1.[メッセージ]ペインを開きます。 2. Interplay Central への前回のログ・イン以降にメッセージを受信した場合は、通知バーをクリック または上にスクロールします。 新しいメッセージが、最近受信したものをリストの一番上にして、メッセージ・リストに表示されます。 220 メッセージ・ペインを使用する 3. メッセージにメディア・アセットが含まれている場合、アセット・エリアのヘッド・フレームをダ ブルクリックして、メディアを表示します。 クリップが[メディア]ペインで開き、 [アセット]ペインが Interplay Production データベース内 でクリップの場所を更新し、リンクされたクリップを選択します。 左から右: リンクされたクリップがハイライト表示されている[アセット] (Asset)ペイン、メッセージのアセット・エリアの、 リンクされたクリップのヘッド・フレーム、 [メディア](Media)ペインに表示されている、リンクされたクリップ。 n Interplay にチェック・インされたメディアを表示するには、適切な権限が必要です。 4. メッセージが(URL を使用している)外部 Web サイトへのリンクを含んでいる場合、リンクをク リックして別のブラウザー・タブで Web ページを開くことができます。 メッセージを送信する [メッセージ]ペインによって、テキスト・メッセージと Interplay Production アセット、および Web ペー ジへのリンクを、ほかの Interplay Central ユーザーと共有することができます。Interplay Central にログ・ インしている Avid Media Composer および Avid NewsCutter ユーザーとも、メッセージを共有することが できます。 また、メディア・アセットをほかのユーザーに送信する場合は、[メッセージ]ペインを開かずにメッ セージを送信することができます。 Interplay Production アセットを共有する場合、受信者はダブルクリックして、[メディア]ペインでリ ンクを開くことができます。Media Composer または NewsCutter ユーザーと共有したアセットは、 Avid 編集アプリケーションのソース・モニターとレコード・モニターで開きます。 221 メッセージ・ペインを使用する 新しいメッセージを書くには: 1. 以下のいずれかの操作を行います。 t [メッセージ]ペインを開きます。 t [アセット]ペインでアセットを右クリックし、[共有]を選択します。 [メッセージ]ペインを開いた場合、ペインの上部にアドレス・テキスト・ボックスが表示されます。 アセットの共有のみを行う場合は、アドレス・テキスト・ボックスが開きます。 2. アドレス・テキスト・ボックスで、メッセージの受信者の名前の入力を開始します。 入力していくにつれて、Interplay Central ユーザーが表示されます。 n 無効な名前を入力した場合、名前は赤に変化し、エラーメッセージを受信します。Interplay Central のユー ザー・リスト上の受信者にのみメッセージを送信することができます。 3. リストから名前を選択するか、アドレス・ボックスに名前を入力して名前入力を完了します。 n 複数の名前をアドレス・ボックスに追加することができます。 4. メディア・アセットを共有する場合は、次のいずれかを行います。 t [アセット]ペインのアセットをクリックして、メッセージのアセット・エリアにドラッグします。 t [検索]ペインのアセットをクリックして、メッセージのアセット・エリアにドラッグします。 t アセット・モードでメディア・ビューアーに表示されたアセットをクリックして、メッセージ のアセット・エリアにドラッグします。 ビデオ・アセットのヘッド・フレームまたはオーディオ・アセットのクリップ・アイコンが、アセッ トを説明するメタデータと共にメッセージで表示されます。 アセット・エリアにある[削除]ボタンをクリックして、アセットを削除することができます。 [削除]ボタンのある、メッセージのアセット・エリア。 222 メッセージ・ペインを使用する 5. メッセージ・テキスト・ボックス内で、メッセージを入力します。 メッセージの下にある文字カウントは、メッセージ・ボックスで入力できる文字数を表示しています。 合計 256 文字を入力できます。 6.[送信](Send)をクリックします。 アドレス・テキスト・ボックスに表示された Interplay Central ユーザーにメッセージが送信され、 メッセージ・リストの一番上に送信済みメッセージとして表示されます。送信したメッセージは青 の背景で表示されます。 メッセージに返信するには: 1. 返信するメッセージのアドレス上にマウス・ポインタを置きます。 アドレスの右側に[返信]ボタンが表示されます。 2.[返信]をクリックします。 [メッセージ]ペインの上部にあるアドレス・テキスト・ボックスに、選択したメッセージから受信 者の名前を自動的に追加されます。 3. メッセージ・テキスト・ボックス内で、メッセージを入力します。 メディア・アセットをメッセー ジのアセット・エリアにドラッグすることで共有することもできます。 メッセージの下にある文字カウントは、メッセージ・ボックスで入力できる文字数を表示していま す。合計 256 文字を入力できます。アセットを共有する場合、ビデオ・クリップのヘッド・フレーム またはオーディオ・クリップのアイコンがメッセージに表示されます。 4.[送信](Send)をクリックします。 アドレス・テキスト・ボックスに表示された Interplay Central ユーザーにメッセージが送信され、 メッセージ・リストの一番上に送信済みメッセージとして表示されます。 223 電子メール転送を設定する 電子メール転送を設定する 電子メール転送には、管理者が電子メール転送を有効にして、有効な SMTP サーバーを割り当てること [ユー が必要です。Interplay Central 管理者が[システム設定]で電子メールの転送を有効にした場合、 ザー設定]を使用して、アカウントへの電子メール転送を有効にして Interplay Central にログ・インし ていない場合に転送する電子メールアドレスを指定することができます。オフラインのユーザーに電子 メールを送る場合、送信されたアカウントとして表示される、設定した電子メールアドレスでメッセー ジが転送されます。 電子メール転送を設定していない場合、送信するメッセージには、すべて Interplay Central アカウント に使用している電子メールアドレスが使用されます。デフォルトの Interplay Central アカウントは、新し いアカウントを指定することで無効化することができます。 『Interplay Central 管理 [システム設定] (System Settings)で電子メール転送を設定する方法の詳細は、 ガイド』の「電子メール転送を設定する」またはヘルプをご参照ください。 電子メール転送を、ユーザー・アカウントに設定するには: 1.[ホーム](Home)> [ユーザー設定](User Settings)を選択します。 [ユーザー設定](User Settings)ダイアログ・ボックスが開きます。 2. 名前コラムで[メッセージと共有]を選択します。 [ユーザー設定] (User n Settings)ダイアログ・ボックスで、メッセージと共有設定が表示されます。 Interplay 管理者が電子メール転送を有効にしていない場合、[メッセージと共有]にメッセージが表示 されます。 224 電子メール転送を使用する 3.[有効化](Enabled)を選択します。 4. 電子メール・アドレス・テキスト・ボックスで、電子メールを転送する電子メール・アドレスを入 力します。 5.[適用](Apply)をクリックします。 電子メール転送を使用する ワークグループで電子メール転送が有効になっていて、個人の電子メールアカウントへの電子メール転 送を有効にしている場合、Interplay Central にログ・インしていないときに Interplay Central ユーザー 「Interplay Central メッセージ が送信したメッセージを受信することができます。電子メール転送では、 [送信者名] 」という件名で、お使いのメール・アカウントに送信されます。メッセージにメディア・アセッ トが含まれている場合、転送された電子メールには Interplay Central のアセットのリンクが含まれます。 転送された電子メールに含まれるアセットを表示するには: 1. Interplay Central の[ユーザー設定]で指定されているアカウントで、転送された電子メールを開 きます。(電子メール転送を設定する ページ「224」をご参照ください。) 2. メッセージに含まれる URL リンクをクリックします。 ブラウザーが開き、Interplay Central のサインイン画面が表示されます。 3. ユーザー名とパスワードを入力します。 (Sign In)をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh) 4.[サインイン] を押します。 数秒後に Interplay Central アプリケーションが開き、 [メディア]ペインにアセットが表示されます。 [アセット]ペインでは、アセットがハイライト表示されます。 225 12 iNEWS メッセージング 以下の主要な項目では、iNEWS のメッセージ機能の使用方法について説明します。 • メッセージを送信する • 受信したメッセージを表示し返信する メッセージを送信する Interplay Central は、iNEWS と Interplay Central を使用するほかのユーザーと通信できる 2 つのメッ (Messages)ペインを使用して、ほかの Interplay Central セージ機能を提供しています。[メッセージ] ユーザーと、Interplay Central に接続している Avid の編集アプリケーションに、メッセージおよびメ ディア・アセットを送信することができます。[メッセージ](Messages)ペインの使用について詳し くは、Interplay Central メッセージを共有する ページ「218」をお読みください。 アプリケーションの上部にあるメッセージ・バーを使用して、メッセージの送信、返信、セッション中 に受信したメッセージの表示を行うことができます。 メッセージは 1 行あたり最大 70 文字作成でき、一度に受信者 1 人にのみ送信することができます。 n メッセージ機能を使用するには、iNEWS システムへのアクセスが必要です。メッセージは iNEWS アカ ウントのあるユーザーにのみ送信することができます。 メッセージを送信するには: 1. メッセージ・バーの[送信先](To:)フィールドをクリックし、メッセージを送信する相手を選択 します。 すべての iNEWS ユーザー・アカウントが一覧に表示されます。色の付いた点が一覧の名前の隣に 表示され、どのユーザーが Interplay Central を通してメッセージを受信できるかを示します。緑の 点はサインインしているユーザー、赤の点はサインインしていないユーザーです。 2.[メッセージ テキストを入力](Enter Message Text)フィールドをクリックし、メッセージを入 力します。 受信したメッセージを表示し返信する 3.[送信](Send)をクリックします。 メッセージ送信後、バーの色が薄い青色に変わります。 受信したメッセージを表示し返信する メッセージが受信されると、メッセージ・バーが薄い緑色に変わり、右端の方に何通の未読メッセージ があるかを示す数字が表示されます。下図の例では、10 通の未読メッセージがあります。 受信メッセージを表示するには: t メッセージ・バーの右端の方にある矢印ボタンを使用し、スクロールして受信メッセージを探します。 受信したメッセージに返信するには: t 受信したメッセージがあるバーをクリックし、メッセージを入力して[送信](Send)をクリック します。 227 13 再生サーバーに送信する 以下の主要な項目では、再生デバイスへのシーケンス送信に関する情報を説明します。 • 「再生サーバーに送信」の設定を行う • 再生デバイスにシーケンスを送信する • [進行]ペイン 「再生サーバーに送信」の設定を行う シーケンスの編集が終了したら、再生デバイスまたはプレイアウト・サーバーに転送して、放送できます。 このプロセスは「再生サーバーに送信」、または STP と呼ばれます。また、他の Avid アプリケーション で作成したシーケンスが Interplay Central で再生可能な場合、それらを再生デバイスに送信することも できます。詳しくは、シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する ページ「142」を ご参照ください。 再生サーバーに送信する場合、Interplay Central 管理者が作成したプロファイルを使用します。詳しくは、 『Avid Interplay Central アドミニストレーション・ガイド』の「再生サーバーに送信を設定する」をご参照 ください。 [再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボックスでプロファイルと他のオプションを選択します。 「再生サーバーに送信」の設定を行う 「再生サーバーに送信」を設定するには: (Send to Playback Settings) 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[再生サーバーに送信設定] を選択します。 2. 以下の情報を入力します。 設定 説明 名前 再生サーバーに送信するシーケンスを選択すると、自動的に入力されます。 ビデオ ID 再生サーバーにシーケンスを送信する場合に必要です。 • スクリプト・シークエンス:ビデオ ID がすでにストーリーに割り当てられている場合、 スクリプト・シークエンスを選択すると自動的に入力されます。ビデオ ID は Avid 編集システムのテープ ID と同じです。 「再生サーバーに送信」操作を開始した後設定ダイアログ・ボックスが開き、ビデオ ID がスクリプト・シーケンスに割り当てられていない場合、ビデオ ID フィールド に青色のリンクが表示されます。このリンクをクリックして、該当するストーリー のストーリー・フォーム内にビデオ ID フィールドを表示し、有効にします。次に正 しいビデオ ID を入力します。 • プロファイル その他のシークエンス: ストーリーと関連していないシークエンスに割り当てられ ているビデオ ID がない場合、ビデオ ID フィールドにビデオ ID を入力します。 「再生サーバーに送信」の操作に使用するプロファイルを選択します。プロファイルは Interplay Central 管理者が作成します。選択したプロファイルの設定が、プロファイル名の 『Avid Interplay Central アドミ 下のセクションに表示されます。これらの設定については、 ニストレーション・ガイド』の「再生サーバーに送信を設定する」で説明しています。 229 「再生サーバーに送信」の設定を行う 設定 説明 上書き (オプション)すでに再生デバイスに送信したのと同じテープ ID で任意のシーケンスを 自動上書きする場合、[上書き]を選択します。 n 高優先度 n すでに再生デバイスに送信したのと同じテープ ID を持つシーケンスを送信しよ うとすると、エラー・メッセージが表示されます。確実に同じテープ ID で任意の シーケンスを上書きしたい場合にのみ、この[上書き]オプションを選択します。 (オプション)シーケンスをできるだけ早く転送し、転送が完了しないうちに再生デバイ スで再生したい場合( 「転送中再生」とも言います)は、[高優先度]を選択します。 シーケンスを再生デバイスに送信した後[再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボックスが開く場合、 そのシーケンスの解像度が選択したプロファイルに一致していないか、ビデオ ID がないか、あるいはそ [送信]ボタンをクリックして「再生サーバーに送信」のプロセ の両方です。正しい設定を入力したら、 スを開始します。 3. ダイアログ・ボックスの右上にある[閉じる]ボタンをクリックするか、このアプリケーションの 別の領域をクリックします。 シーケンスが[アウトプット]モードで読み込まれている場合、選択されたプロファイルの解像度 はビデオ・フォーマット・ディスプレイに表示されます。マウス・ポインターをディスプレイの上 に移動すると、完全な解像度がオーバーレイに表示されます。 マウス・ポインターを[STP]ボタンの上に移動すると、選択したプロファイルの概要がオーバー レイに表示されます。 選択されたプロファイルは[メディア]ペイン・メニューの[再生サーバーに送信]オプションに も表示されます。 230 再生デバイスにシーケンスを送信する 再生デバイスにシーケンスを送信する シーケンスが次の条件を満たしている場合、再生デバイスにシーケンスを送信できます。 • シーケンスのメディア・フォーマットは、選択した「再生サーバーに送信」のプロファイルで指定 されたメディア・フォーマットと一致させる必要があります。現在選択されている STP プロファイ ル用のフォーマットは、ビデオ・フォーマット・ディスプレイに表示されます。シーケンスのフォー マットが STP プロファイルのフォーマットと一致している場合、ディスプレイは黒色になります。 異なる解像度が混在する Long GOP シーケンスの場合、このディスプレイは赤色になります。ただし、 シーケンス内のすべてのクリップが同じフレーム・レートを使用している限り、シーケンスを再生 デバイスへ送信できます。異なる解像度が混在する Long GOP シーケンスを再生デバイスに送信す る ページ「232」をご参照ください。 • シーケンスにはビデオ ID が必要です。シーケンスにビデオ ID がない場合、STP プロセス中に ID を 1 つ追加できます。 シーケンスは iNEWS のストーリーと関連付ける必要はありません。シーケンスがこれらの条件を満た している場合、再生デバイスに送信できます。 シーケンスのメディア・フォーマットがプロファイルで指定されたメディア・フォーマットと一致して いない場合、ビデオ・フォーマット・ディスプレイは赤色になります。シーケンスを再生デバイスに送 信するには、別のプロファイルを選択するか、シーケンスのメディアを入れ替えます。詳しくは、「再生 サーバーに送信」の設定を行う ページ「228」をご参照ください。 231 異なる解像度が混在する Long GOP シーケンスを再生デバイスに送信する シーケンスは、再生デバイスに送信する前にプレビューできます。詳しくは、再生をレビューする ペー ジ「152」をご参照ください。 シーケンスを再生デバイスに送信するには: 1.[メディア](Media)ペインにシーケンスを読み込みます。 シーケンスは、 [アウトプット] (Output)モードまたは[アセット] (Asset)モードに読み込むこと ができます。シーケンスを[アセット] (Assets)ペインから[アセット] (Asset)モードに読み込む (Open in Asset Mode)を選択し には、目的のシーケンスを右クリックし、 [アセット モードで開く] ます。 2. 以下のいずれかの操作を行います。 t [STP]ボタンをクリックします。 t ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、 [再生サーバーに送信設定] (Send to Playback Settings) (プロファイル名)を選択します。 シーケンスにビデオ ID が含まれており、メディア・フォーマットがプロファイルの条件と一致する 場合、このシーケンスは Interplay Transfer サービスに送信され、そこから選択した再生デバイス に送信されます。転送が実行中でも作業を継続できます。 このシーケンスにビデオ ID が含まれていない場合、[再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボッ クスが開きます。正しい設定を入力して[送信](Send)をクリックします。 スクリプト・シーケンスに割り当てられたビデオ ID がない場合、青色のリンクがビデオ ID フィー ルドに表示されます。このリンクをクリックして、該当するストーリーのストーリー・フォーム内 にビデオ ID フィールドを表示し、有効にします。正しいビデオ ID を入力して、もう一度「再生サー バーに送信」の操作を開始します。 「再生サーバーに送信」の操作に関する詳細は、[進行]ペイン ページ「234」をご参照ください。 異なる解像度が混在する Long に送信する GOP シーケンスを再生デバイス 「再生サーバーに送信」操作を正常に実行するには、シーケンスに追加するメディアのタイプに制限があ ります。通常、シーケンスで使用されているすべてのメディアは、STP 操作を開始するためにターゲッ ト解像度で利用できなければなりません。 232 異なる解像度が混在する Long GOP シーケンスを再生デバイスに送信する ただし、ターゲット解像度として Long GOP 解像度を選択した場合、フレームレートが一致すれば異な る解像度のメディアを混在させることができます。例えば、ターゲット解像度が XDCAM-HD 1080i の場合、XDCAM 1080i のクリップと DV25 411 NTSC のクリップの両方を同一のシーケンスで使う ことができます。両方とも実際のフレームレート 29.97fps を使用します。 DV25 のクリップは、STP 操作が始まる前に XDCAM 1080i にトランスコードする必要はありません。 Long GOP シーケンスに必要なトランスコーディングは、STP 操作の最中に実行されます。 n Interplay Central の[アセット]ペインでクリップのフレームレートを決定できます。Interplay Production データベースを開いて FPS コラムをクリックします。このコラムが表示されていない場合、 [アセット] [コラムを追加または削除] ( Add or Remove Columns) ( Assets )ペインのメニューをクリックし、 『Avid Interplay Central アドミニストレーション・ガイド』の「プロパティ・ を選択します。詳しくは、 コラムを追加または削除する」をご参照ください。 以下の事項にご注意ください。 • ビデオ・フォーマット・ディスプレイ: [メディア] (Media)パネルで、ビデオ・フォーマット・ ディスプレイに STP のターゲット解像度が表示されます。シーケンスの任意のクリップのメディア・ フォーマットが、プロファイルで指定されたメディア・フォーマットと一致していない場合、ビデオ・ フォーマット・ディスプレイは赤色になります。 異なる解像度が混在する Long GOP シーケンスの場合、 このディスプレイは赤色になります。ただし、 シーケンス内のすべてのクリップが同じフレーム・レートを使用している限り、シーケンスを再生 デバイスへ送信できます。 c • アスペクト比: アスペクト比の変換はありません。4:3 クリップは 16:9 に拡張されます。 • 再生用レビュー: [メディア] (Media)パネルの[アウトプット] (Output)モードで[再生用レ ビュー] (Review for Playback)ボタンをクリックすると、ターゲット解像度で有効なシークエンス のすべてのオブジェクトがターゲット解像度で再生されます。ターゲット解像度で使用できないオブ ジェクトは、 「メディアがオフラインです」というメッセージに置き換えられます。レビュー・モード でシークエンスのすべての部分を表示するには、ターゲット解像度にないクリップをターゲット解像度 にトランスコードする必要があります。例えば、Avid 編集システムの Interplay Transcode 機能を使用 して行います。 Long GOP 以外のターゲット解像度については、シーケンスのすべてのオブジェクトは、STP 操作を開 始する前にターゲット解像度で有効になっている必要があります。 233 [進行]ペイン [進行]ペイン [進行]ペインは、シーケンスのミックスダウンのモニタリングと、「再生サーバーに送信」プロセスの 開始時に再生サーバーに送信するために使用されます。必要に応じて実行中のプロセスをキャンセルし [進行]ペインでプロ たり、このペインから直接ジョブを再開したりすることができます。以下の図は、 セスをモニタリングする場合に発生する可能性のある例をいくつか示しています。 n 正常に実行された[シーケンスのミックスダウン]ジョブ用のリンクをクリックすると、 [アセット]ペ インで新規作成したクリップを含むフォルダーが開きます。 プロセスは、 [シーケンスのミックスダウン]または[再生サーバーに送信]などのジョブ・タイプに応 じてグループ化されます。1 つのジョブ・グループを折りたたみ、セクションを 1 つだけ選択的に表示す ることで、概要をよく把握できます。すべてのジョブ・グループは、手動で、またはペイン・メニュー から再び表示できます。例えば、すべてのセクションを開くには[ジョブ グループを表示]を選択します。 問題が発生した場合、Interplay Central システムから報告されるエラー・メッセージが[詳細]リンク に表示されます。[シーケンスのミックスダウン]の場合、これは、Interplay Media Services および Transfer Status ツールで失敗したトランスコード・ジョブに対して表示されるものと同じエラー・メッ セージになります。再生サーバーに送信(STP)の場合、これは、Interplay Central Distribution サー ビスにより送信されたエラー・メッセージになります。詳しくは、『Avid Interplay Central アドミニス トレーション・ガイド』の「モニタリングとトラブルシューティング」をご参照ください。 234 [進行]ペイン [進行]ペインを開くには: t [ペイン](Panes)> [進行](Progress)の順に選択します。 実行中のプロセスを中止するには: t 実行中のプロセスの右側にあるキャンセル・ボタンをクリックします。 失敗したプロセスを再実行するには: t 実行中のプロセスの右側にある再送信ボタンをクリックします。 ミックスダウンのプロセス後に新しいマスター・クリップを開くには: t プロセスの右側にあるモニター・ボタンをクリックします。詳しくは、シーケンスをミックス・ダウン する ページ「154」をご参照ください。 [進行]ペインのリストからジョブを削除するには: t 完了したプロセスを右クリックし、[ジョブをクリア](Clear Job)を選択します。 [進行]ペインのリストから実行中でないプロセスをすべて削除するには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。 2.[非アクティブなジョブをクリア](Clear Inactive Jobs)を選択します。 235 14 アセットとメディアを別のワークグループに転送する 組織が複数のワークグループを含むよう設定されている場合、Interplay Central を使用して、現在の ワークグループから別のワークグループへ、アセットとメディアを転送することができます。 Interplay Central は、Interplay Delivery サービスを使って、マスター・クリップ、サブクリップ、カッ トのみのシーケンス、およびそれらのメディア・ファイルのワークグループ間の転送を行います。 Interplay Delivery Receiver サービスは、アセットやメディアの配信先であるワークグループ内のサー バーで稼動している必要があります。こうしたサービスは Interplay Production ワークグループで Interplay Media Services としてインストール、設定されています。 Interplay Central を使用してメディアを転送する際、ターゲット・ワークグループ、ターゲット・ビデオ・ クオリティ、およびその他の情報を含むプロファイルを選択します。Interplay Administrator は、Media Services と Transfer Status ツールでこうした Delivery プロファイルを作成します。 n 詳しくは、 『Avid Interplay Media Services Setup and 」 Service 、または Interplay ヘルプをご参照ください。 User’s Guide』の「Working with the Delivery 以下の事項にご注意ください。 • シーケンスを保存する前に転送しようとすると、Interplay Central はファイルを保存してから転送 を開始します。 • Delivery サービスが使用できない場合、プロファイル一覧の代わりに「プロファイルは使用できま せん」というメッセージが表示されます。Delivery サービスが見つからない場合、メニュー・オプ ションの「送信先」が灰色で表示されます。 • Receiver ワークグループ内では、配信プロセスが完了するまでクリップまたはシーケンスの再生を 行うことができません。 [メディア]ペインまたは[アセット]ペインからアセットとメディアを転送できます。 • [メディア]ペインでは、[アセット]モードまたは[アウトプット]モードから転送できます。現在読 み込み済みのアセットのみ転送できます。 • [アセット]ペインでは、1 つまたは複数のアセットを選択できます。デフォルトでは、Delivery プ ロバイダーは一度に 1 つのジョブを実行するように設定されています。.ini ファイルを編集してこの 値を変更できます。詳しくは、Interplay Delivery のマニュアルをご参照ください。 [進行]ペインで転送ステータスを追跡できます。 [メディア]ペインから他のワークグループに転送するには: 1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[送信先](Deliver To)を選択します。 2. 転送に使用するプロファイルを選択します。 [アセット]ペインから別のワークグループに転送するには: 1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。 2. 右クリックして、[送信先](Deliver To)を選択します。 3. 転送に使用するプロファイルを選択します。 237 転送ステータスを表示するには: t [進行]ペインでペイン・メニュー・ボタンをクリックし、 [ジョブ グループを表示] (Show Job Groups) > [配信](Delivery)を選択します。 238 15 iPhone 用 Avid Central モバイル・アプリケー ション Avid Central —Interplay Central モバイル・アプリケーションは、iPhone® で動作し、局の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムに直接、安全にアクセスできるよう設計されたネイティブ・ ユーザー・インターフェースを提供します。 次の主要トピックでは、モバイル機器とアプリケーションに関する基本ユーザー情報について説明します。 • 接続の基本 • iPhone で Avid Central を開始する • サイドバー • ユーザー・インターフェースのボタン • Avid Central 設定をカスタマイズする • 役割を変更する • iNEWS データベースにアクセスする • ストーリーを編集する • ストーリーを承認する • [お気に入り]を使用する • キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する • Avid Central および Interplay Production 接続の基本 Avid Central モバイル・アプリケーションを使用して、Interplay ションを実行することができます。 Central がサポートする多数のアク • ストーリーを作成、編集、および承認します。 • ニュース・ディレクトリに移動します。 • スクリプトに関連付けられたビデオ・シークエンスを再生するには: • Interplay Production ディレクトリに移動します。 • Interplay Production データベースからメディア・アセットを表示および再生します。 接続の基本 n Interplay Central システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他 のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。 Avid Central iPhone アプリケーションは、Wi-Fi やキャリア固有の携帯電話サービス(4G など)を含 む接続オプションの 1 つを使用します。 n アプリケーションは、リストに表示される優先順位に従って、オプションのリストで最初に利用可能な 接続を自動的に選択します。 iPhone iPhone には外部ボタンがほとんどありません。タッチ・ジェスチャーでコンテンツを移動します。例えば、 アイコンをタップして、アプリケーションを開始します。さまざまなメニュー・アイコンの表示などの 標準機能を実行するジェスチャーもあれば、特定のアプリケーション向けの機能を実行するジェス チャーもあります。 ボタン 説明 ホーム・ボタンでは、スリープ中の iPhone のスリープを解除したり、アプリケーションを終了して ホーム画面に戻ったりできます。 n 多くのアプリケーションを実行するほど、デバイスはメモリーやバッテリー電源を消費します。 デバイ スのパフォーマンスを最適化するには、アプリケーションを終了する際にアプリケーションを閉じるよ うにします。 モバイル・アプリケーション用ジェスチャー タッチスクリーン・モバイル・デバイスのアプリケーションでは、ユーザーは指先のスワイプやタップ のようにさまざまなジェスチャーを利用して特定のタスクを完了できます。ジェスチャーで可能なことは、 アプリケーションにより異なります。以下の表には、モバイル・アプリケーション内でジェスチャーを 使用する場所により異なる、特定のジェスチャーによる操作が記載されています。 場所 ジェスチャー 説明 サイドバー 右にスワイプ サイドバーを表示します。 サイドバー [戻る]ボタンをタップ サイドバー [戻る]ボタンをタップしたまま ファイル構造内の位置に関わらず、 [起動]ペインに 押さえる 戻ります。 サイドバー 星印をタップ(編集モード中) 240 [戻る]ボタンに名付けられた場所に移動します。 項目を[お気に入り]として選択または選択を解除 します。 iPhone に Avid Central をインストールする 場所 ジェスチャー 起動ペイン サイドバー 説明 [お気に入り]項目名をタップ(編 [お気に入り]リストに表示される項目名を変更でき 集モード中) ます。 ストーリー・タイトルをタップし キューに表示されるストーリーのタイトル(スラグ) たまま押さえる(編集モード中) を変更できます。 スクリプト・エディター 左にスワイプ キュー・リストを表示します。 スクリプト・エディター タップしたまま押さえる テキストの切り取り、コピー、ペーストやテキスト の書式を変更できるメニューを開きます。 スクリプト・エディター プロダクション・キューまたは ストーリー・テキストが自動スクロールし、関連する (キ ュ ー・リ ス ト・サ ブ マシン・コントロールの指示を プロダクション・キュー・マーカーが表示されます。 セクション) タップ スクリプト・エディター プロダクション・キュー・マー キュー・リストが自動スクロールし、マーカーと関 (ス ト ー リ ー・サ ブ セ ク カーをタップ 連するプロダクション・キューやマシン・コントロー ルの指示が表示されます。 ション) メディア・ビューアー タイムライン内でタッチ ラッグ & ド ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポ ジションに移動します。 メディア・ビューアー タイムライン内でタップ プレイヘッドをタイムラインのポジションに移動し ます。 メディア・ビューアー 全画面表示ビューアーをピンチ・ ビューアーをスクリプト・エディター内の元のサイ イン ズ、位置に縮小します。 iPhone に Avid Central をインストールする 次の手順では、Interplay Central のライセンス、セットアップ、および設定、および iNEWS サーバー が完了しているものとみなします。 iPhone に Avid Central をインストールするには: 1. iTunes(Apple ストア)を開きます。 2. Avid Central アプリケーションを見つけます。 3.[ダウンロード]をタップします。 タッチスクリーン・デバイスに Avid Central アプリケーションをインストールすると、アプリケー ションを示すアイコンがホーム画面にインストールされます。アイコンは、他のアプリケーション と同様に、別の場所や新しいスクリーンに移動することができます。 241 iPhone で Avid Central を開始する iPhone で Avid Central を開始する Avid Central をインストールすると、アプリケーションを示すアイコンが iPhone のホーム画面に表示 されます。Interplay アカウントを設定済みである場合、デバイスで Avid Central アイコンを選択して Interplay Central に 接 続す る こと がで き ます。Interplay Central の認 証 情報 で サイ ン・イ ン して、 iNEWS または Interplay Production アセットを参照することができます。 Interplay Central v1.5 以降は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機 能で、複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレー ションを可能にします。 Avid Central では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサイン・インすることが必要です。 このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設定さ れている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。このシス テムをリモート・システムと考えます。Avid Central の[起動]ペインでは、ローカル iNEWS システ ムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続するには、 システム名をタップします。 「iNEWS Community のサポート」ページ 31 をご参照くださ iNEWS Community について詳しくは、 い サイン・インした後に Interplay Central への接続を失った場合、サーバーへ再接続、Interplay Central からサインアウト、またはオフラインで作業のいずれを選択するかたずねるダイアログ・ボックスが表 示されます。オフラインで作業する場合、キャッシュされたキューまたはストーリーを、[お気に入り] (Favorites)リストに一覧にして表示することができます。詳細は、「キャッシュされたキューやストー リーを使用してオフラインで作業する」ページ 263 を参照してください。 オフラインで作業を選択することもできます。デバイスにローカルでキャッシュされたキューやストー リーは、 [お気に入り] (Favorites)リストに一覧にして表示することができます。サインイン画面で「オ フラインで作業」を選択した場合、Avid Central は、Interplay Central に最後にログインした際に使用 「キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで した認証情報を使用します。詳しくは、 作業する」ページ 263 をご参照ください。 Interplay Central への接続が回復した場合は、[アクション](Actions)ボタンをタップして[サイン イン](Sign In)を選択することで、サインインができます。 Avid Central を起動するには : 1. Avid Central アイコンを選択して、モバイル・アプリケーションを開始します。 サインイン画面が表示されます。 242 iPhone で Avid Central を開始する 2. Interplay Central サーバー名を入力します。 3. Interplay Central ユーザー名とパスワードを入力します。 4. 以下のいずれかの操作を行います。 t [サインイン](Sign In)ボタンをタップします。 サイン・イン後に、Avid Central は選択した Interplay Production サーバーまたは iNEWS シス テムに接続します。すべてのサーバーはサイドバーに表示されます。 n Interplay Central の認証情報が間違っていたり、Interplay Central アカウントに認証情報がない場合、 「認証に失敗しました。入力したユーザー名またはパスワードが間違っています。」というメッセージが 表示されます。[OK]をクリックすると、サインイン画面が表示され、正しい認証情報を入力すること ができます。 t [オフラインで作業](Work Offline)ボタンをタップします。 Avid Central は最後のサインイン時に使用した認証情報を使用し、またキャッシュされた キューやストーリーを[お気に入り](Favorites)リストに表示します。 ヘルプ・システムを表示するには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[ヘルプ](Help)を選択します。 サインアウトするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[サインアウト](Sign Out)を選択します。 アプリケーションを終了するには: 1. ホーム・ボタンを押します。 2.[閉じる](Close)を選択します。 243 サイドバー サイドバー iPhone で Avid Central モバイル・アプリケーションにサイン・インすると、表示された画面の左側に サイドバーを確認できます。これにより、iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムや、 Interplay データベースなど、Interplay Central と統合されているさまざまなシステムに移動すること ができます。 [起動] (Launch)ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS Community の一部 である iNEWS サーバーが含まれます。 サイドバーの最上位には、 [起動]ペインがあります。以下の図は、利用可能な iNEWS ニュース制作コ ンピューター・システムを含む[起動]ペインや数個のユーザー定義の[お気に入り]を示しています。 [起動]ペインから、ファイル構造を移動したり、アセットを開くことができます。アセットを開いた後、 指で画面の右へとスワイプすると、サイドバーを表示できます。[表示 / 非表示]ボタンを使用して、サイ ドバーの表示を切り替えることもできます。 n サイドバーの表示状態により、ボタンの模様が変更されます。 ボタン 説明 このボタンをタップして、使用可能な役割のリストを表示し、メニューから別の役割を選択します。 このボタンをタップして、サイドバーを表示します。 このボタンをタップして、サイドバーを非表示にします。 [更新]ボタンをタップしてキュー、ストーリー、およびメディア・アセットのリストを更新します。 244 ユーザー・インターフェースのボタン [更新]ボタンを使用して、iNEWS データベースに表示されているキュー、およびストーリー、または Interplay Production データベースに表示されているメディア・アセットを更新することができます。これ により、ストーリー、その他新しい iNEWS または Interplay アセットに加えられた変更を表示すること ができます。 [ストーリーを追加]ボタンとして動作します。 編集モードでは、サイドバーの下部に配置された「+」は、 ユーザーはこのボタンをタップして、新しい空白ストーリーを作成できます。 ユーザー・インターフェースのボタン Avid Central モバイル・アプリケーションには、ユーザー・インターフェースの右上隅のエリアにボタ ンの小さなツールバーがあります。以下の表には、ボタンとその使用法が記載されています。 ボタン 説明 [ストーリーを承認]ボタンでは、キュー内のストーリーを承認できます。ユーザーはキューに対する 書き込みアクセス権が必要です。 n [ストーリーを承認]ボタンのアイコンは、承認済みのストーリーではオレンジ色、未承認のス トーリーでは白色で表示されます。 [ストーリーを編集]ボタンでは、 [編集]ツールバーや仮想キーボードを表示して、開いているストー リーを編集できます。 n [ストーリーを編集]ボタンのアイコンは、編集モードが有効な場合はオレンジ色、編集モード が無効な場合は白色で表示されます。 [シーケンスを開く]ボタンでは、全体画面表示でシーケンスを開きます。このボタンは、ビデオ・シー クエンスがスクリプトに関連付けられると有効になります。 (Reload)、 [ログの送信] (Send Log)、 [ヘルプ] [アクション] (Actions)ボタンでは、[再読み込み] (Help)、[サインアウト](Sign Out)を含むオプション・メニューを開きます。ログを送信オプショ 「Avid Central ンは、Avid Central 設定でロギングを有効にした場合にのみ表示されます。詳しくは、 設定をカスタマイズする」ページ 245 をご参照ください。 Avid Central 設定をカスタマイズする Avid Central 設定では、一部の設定を変更できます。 iPhone で Avid Central モバイル・アプリケーション設定を変更するには: 1. Avid Central を起動します 2.[設定]アイコンをタップします。 3. アプリケーションのリストで Avid Central を選択します。 以下の表では、一般設定について記載されています。 245 役割を変更する 一般設定 説明 バージョン 表示する目的のみの場合、この値は現在インストールされているモバイル・アプリケー ションのバージョンを示します。 ロギング オンに設定すると、Avid Central はセッションの作業内容のログを保存するので、トラ ブルシューティングに使用できます。 アクション・ボタンをタップするとログ送信オプションが現れます。これによって直接 Avid にログを電子メール送信できます。ログ・ファイルが 15MB 以上の場合、直接 送信できません。このトピックで後述される iTunes のファイル共有機能を使用します。 OFF( デフォルト ) に設定するとロギングおよびログ送信オプションは使用できません。 ロギング・レベル この設定では、ロギングを有効にしている場合の情報量を決定します。オプションには、 [情報] (Info)、 [警告] (Warn)、 [エラー] (Error)があります。 [詳細] (Verbose)、 タイムアウトのリクエスト オプションには、10 秒、20 秒、30 秒、1 分、2 分の間隔があります。 サインイン状態を維持 Interplay Central への初回サインイン後に Avid する場合は、オンに設定します。 Central へのサインイン状態を維持 以下の表では、編集の設定について記載されています。 編集設定 説明 ストーリーの自動保存 オンに設定すると、Avid Central では、変更したストーリーからシステムの他のア セットに移動する場合に、ストーリーを自動的に保存します。オフに設定すると、 Avid Central では変更の保存を確認するメッセージが表示されます。デフォルトの設 定はオンです。 ログ・ファイルを Avid に送信するには: 1. デバイスを Macintosh コンピュータに接続する : 2. iTune を開き、[デバイス]>[アプリケーション]に移動します。 3. アプリケーション・リストから、Avid Central を選択します。 4. Avid Central Documents リストでログ・フォルダーを選択します。 5.[保存]をクリック、もしくはフォルダーをコンピュータ内の保管場所までドラッグします。 6. ジップ・フォルダーを作成し、電子メールへ添付して Avid に送ります。 役割を変更する Interplay Central 設定およびライセンスによっては、プロジェクトで使用する役割を 1 つ以上持つこと ができる場合もあります。各役割には、関連するレイアウトと権限のセットがあります。使用可能な役割 を複数持っている場合、現在の役割を[起動]ペインの[役割]ボタンから変更することができます。 246 iNEWS データベースにアクセスする 役割についての詳細は、『Interplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。 役割を変更するには、次を行います: t [役割]ボタンをタップして、メニューから新しい役割を選択します。 iNEWS データベースにアクセスする iNEWS データベースは、iNEWS システムのバックボーンです。ニュースルーム(ストーリー、スクリ プト、ランダウン)に作成したデータを、iNEWS サーバーのデータベースに保存します。キューにはス トーリーがあり、ディレクトリ(フォルダーとも呼ばれる)にキューが保存されます。 モバイル・アプリケーションで表示する場合、利用可能な iNEWS システムはサイドバーにディレクト リやキューと並べて表示されます。Avid Central v1.7 以降では、変更が行われると自動で更新するよう マークされたキューは、サイドバーでページ付けすることなく表示されます。続けてスクロールすると、 これらのキューにあるすべてのストーリーを見ることができます。 n キューに 1000 件以上のストーリーが含まれる場合、Avid Central が受信して表示するまで時間がかかる ことがあります。Avid Central 設定で、[タイムアウトのリクエスト](Request Timeout)値の増加が 「Avid Central 設定をカスタマイズする」ページ 245 をご参照く 必要になる場合があります。詳しくは、 ださい。 アプリケーションでは、さまざまなアイコンが使用され、ディレクトリ、キュー、ストーリーが区別さ れます。 247 iNEWS データベースにアクセスする アイコン 説明 ディレクトリには、キューやその他のサブディレクトリが置かれます。キューとは異なり、ディレ [ワイヤ]フォルダーには、受信するワイヤ・ストー クトリにはストーリーは含まれません。たとえば、 リーのあるキューが含まれます。 キューでは、詳細カテゴリーにストーリーを整理できます。番組のランダウンはキューの一例です。 ストーリー(例えば、ワイヤ・ストーリー)には、連絡先、ニュース・イベントの説明などのテキスト が含まれます。いかなるストーリーも、番組のスクリプトにすることができます。スクリプトには、 プロダクション・キュー、マシン・コントロールの指示、プレゼンターの指示、関連するビデオ・シー ケンスを含む、テキスト以外の追加データがあります。 [お気に入り]リストに選択した iNEWS システム・ディレクトリの先には、アイコンに金色の星印が付 きます。 以下の図は、お気に入り先としてマークされた 2 つのディレクトリを持つ iNEWS システム・ディレク トリの例を示しています。 n サイドバーで iNEWS システム・ディレクトリの最上位を確認すると、 [戻る]ボタンには[起動]の文 字が表示されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味 します。ただし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。 248 iNEWS データベースにアクセスする Avid Central モバイル・アプリケーションからディレクトリ、キュー、ストーリーを開くことができます。 ディレクトリとキューは、サイドバー内で開きます。ストーリーは、スクリプト・エディター内でサイ ドバーの右側に開きます。 n キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ 入力する必要があります。 ディレクトリを開くには: 1. ディレクトリに移動します。 2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。 n システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス や場所が表示されます。 次の図は、受信するワイヤ・ストーリーを含む数々のキューを表示する[ワイヤ]ディレクトリが 開いている状態を示しています。 MUCINEWS iNEWS サーバーの[ワイヤ]ディレクトリで、リストの上部に[戻る]ボタンがあります。 ディレクトリやキューから戻るには: t n [戻る](Back)ボタンをタップします。 [戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移 動したかにより異なります。 249 iNEWS データベースにアクセスする キューを開くには: 1. ディレクトリ内のキューに移動します。 2. キューをタップして開きます。 以下の図は、ランダウン・キューの例を示しています。 既存のストーリーを開くには: 1. キュー内のストーリーに移動します。 n チェック・マーク付きのストーリー・アイコンは、ストーリーが「承認済み」であることを示していま す。iNEWS ワークステーションまたは Avid Central からストーリーを承認できます。 250 iNEWS データベースにアクセスする 2. ストーリーをタップして開きます。 ストーリーがスクリプト・エディター内に開きます。2 つのセクションがあります。 - ストーリーには、ストーリーのテキスト、プレゼンターの指示、プロダクション・キュー・マー カーがあります。 - キュー・リストには、プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示があります。 以下の図では、ストーリー・セクションを開いたスクリプト・エディターが示され、数値で示され たプロダクション・キュー・マーカーを持つストーリーが表示されています。 プレゼンターの指示は、ストーリー本文に赤色のテキストで表示されます。 251 iNEWS データベースにアクセスする 3. ストーリーを表示中に左にスワイプすると、キュー・リストが表示されます。 ストーリー内の数値のプロダクション・キュー・マーカーは、プロダクション・キューやマシン・ コントロールの指示と並べて、ストーリーの右側のキュー・リストに表示されます。黒色のテキス トは、プロダクション・キューを示しています。青色のテキストは、マシン・コントロールの指示 を示しています(存在する場合) 。 n iPhone の画面サイズに限りがあるため、モバイル・アプリケーションではスクリプト・エディターでサ イドバーを表示しません。サイドバーを表示するには随時、ストーリー・セクションから右にスワイプ するか、[表示 / 非表示]ボタンを使用します(「サイドバー」ページ 244 をご参照ください)。 ストーリーを再読み込みするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 新しいストーリーを作成するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. キュー内で新しいストーリーを挿入したい場所の下にあるストーリーをタップします。 3. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。 4. サイドバーのストーリー・タイトルを変更します。詳しくは、「「ストーリーを編集する」ページ 254」 のストーリー・タイトルの編集手順をご参照ください。 5.[完了](Done)をタップします。 252 iNEWS データベースにアクセスする スクリプトに関連するビデオを表示する Interplay Central Web アプリケーションでシークエンスがストーリーに関連付けられている場合、 Avid Central のメディア・ビューアーでストーリーをプレビューできます。 n Interplay Central システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他 のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。 ビデオとスクリプトと関連させる場合、 [シーケンスを開く]ボタンを使用して、ビューアーを全体画面 表示で開き、シーケンスをプレビューします。以下の表には、メディア・ビューアーを開いたり、使用 できるボタンを示しています。 ボタン 説明 [再生]ボタンでは、シーケンスを再生してストーリーと関連するビデオをプレビューできます。 シーケンスの再生中、このボタンは[一時停止]ボタンに変更されます。 プレイヘッドでは、ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジションに移動できます。 [最大化]ボタンは、ビューアーを全体画面表示に拡大します。ビューアーが最大画面表示に拡大さ れると、このボタンは[最小化]ボタンに変更されます。 [シーケンスを開く]ボタンは、ビューアーを最大画面表示で開きます。 以下の方法で、作成されたビデオ・シーケンスを確認できます。 n • Interplay Central でシークエンスを作成して変更しました。 • Interplay Central でシークエンスを作成して、NewsCutter または Media Composer で変更しま した。この場合、メディア・ビューアーで一部のエフェクトが表示されない場合があります。 • Instinct でシークエンスを作成して、Interplay Central で変更しました。 NewsCutter や Media Composer で作成されたビデオ・シーケンスを直接表示したり、Interplay Assist や Interplay Access で作成されたショットリストを再生したりすることはできません。 スクリプトと関連されたビデオ・シーケンスを表示するには: 1. [シーケンスを開く](Open Sequence)ボタン(またはビューアーの[最大化](Maximize)ボタン) をタップして、ビューアーを全体画面表示で開きます。次に[再生] (Play)ボタンをタップします。 [最小化] (Minimize)ボタンをタップして、スクリプト・ 2. (オプション)ビューアーを拡大する場合、 エディター内の元のサイズと場所にビューアーを復元できます。 再生用にシーケンス・ビデオ・プロキシを再生成するには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 253 ストーリーを編集する ストーリーを編集する モバイル・アプリケーションを使用して、新しいストーリーの作成や既存ストーリーの編集ができます。 ストーリーのタイトルも変更できます。 ストーリーが編集中の場合、システムは編集ロックを取得し、作業中に他のユーザーがストーリーを変 更できないようにします。編集ロックは、ストーリー本文を編集する際には本文のみに適用され、サイ ドバーのストーリー・タイトル(スラグ)を編集する際またはストーリーを承認する際には、タイトル のみに適用されます。新しいストーリーを開始する際には、編集ロックはストーリー本文およびストー リー・タイトルの両方に適用されます。ストーリーを保存、終了したり、変更を破棄すると、編集ロッ クは解除されます。 n キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ 入力する必要があります。 Avid Central では、ほとんどのテキスト編集アプリケーションにある標準の編集機能(切り取り、コピー、 ペーストを含む)に対応しています。 切り取り、コピー、ペーストを使用して、テキストを 1 つのストーリー内や、1 つのストーリーから別の ストーリーへ移動できます。テキストを切り取るまたはコピーする場合、そのテキストはクリップボー ドに保存されます。クリップボードは一度に 1 ブロックのみ保存します。したがって、新しいテキストを 切り取るまたはコピーすると、前に保存したテキストは上書きされます。 既存のストーリーを編集するには: 1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。 2.[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップします。 254 ストーリーを編集する [ストーリーを編集]ボタンのアイコンの色が白色からオレンジ色に変更されると、編集モードが有 効になり、ストーリーを編集できます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストー リーを変更できないようにします。 3. ストーリーでタップして、テキストの編集を開始します。 「「ストーリーの保存方法」ページ 4. 変更を完了した後で、ストーリーを保存します。詳細は詳しくは、 256」をご参照ください。 テキストを編集するには: 1. ストーリーをタップしたまま押さえて、[選択](Select)または[すべて選択](Select All)のい ずれかをタップします。 2. 以下のいずれかを選択します。 t [カット](Cut)を選択します。 t [コピー](Copy)を選択します。 t [ペースト](Paste)を選択します。 新しいストーリーを作成するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。 n サイドバーで[編集]ボタンをタップすると、サイドバーには[ストーリーを追加]ボタンのみが表示 されます。 空白のストーリーは、ストーリーですでに有効となっている編集モードで、現在のキューに追加さ れます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストーリーを変更できないようになり ます。カーソルは、空白のタイトル・フィールドに移動されます。 (スクリプト・エディターで)編集モードの場合に、アプリケーションには仮想キーボードが表示さ れます。 n Avid Central アプリケーションでは、Bluetooth® キーボードも使用できます。 3. ストーリーのタイトルを入力します。 4.(オプション)プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示を入力します。 「「ストーリーの保存方法」ページ 256」をご参照くださ 5. ストーリーを保存します。詳細は詳しくは、 い。 ストーリーのタイトル(スラグ)を編集するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. サイドバーのキューから、編集したいストーリー・タイトルをタップしたまま押さえます。 3. カーソルが表示され、ストーリー名を変更できます。 255 ストーリーを編集する 4.[完了](Done)をタップします。 ストーリーの保存方法 編集モードでストーリーを変更してから[ストーリーの編集]ボタンをタップして、新しく作成したス トーリーや、変更した既存のストーリーを保存できます。変更を保存するかどうかを確認するメッセー ジが表示されます。ストーリーを保存するか、変更を保存しないで編集モードを終了するかを選択でき ます。 次の場合にもストーリーが保存されます。 • 別のアプリケーションに切り替えたり、[ホーム]ボタンを押して Avid ドに送ったりした場合。 Central をバックグラウン • オートロック・タイムアウトによりデバイスがスリープ・モードに入った場合。 Avid Central 設定でストーリーの自動保存を有効にしている場合、新しく作成したストーリーや、変更 した既存のストーリーを、複数の方法で保存できます。 • キュー内で別のストーリーをタップすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存し ます。 • Interplay Production サーバーから、表示するアセットを選択した場合、アプリケーションは変更 したストーリーを自動保存します。 • [起動]ペインで役割を変更すると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存します。 • アプリケーションからサイン・アウトすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存 します。 スクリプトの書式設定 ストーリーを記述する際、テキストはデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ただし、デフォ ルト・フォントを太字にするなど、テキストの外観を変更できます。ニュース放送用のスクリプトとし てストーリーの書式設定を行う場合、プレゼンター用の指示やクローズド・キャプションなどのテキス トの特殊スタイルを使用して、特定のテキストと区別することがよくあります。 256 ストーリーを編集する 通常、プレゼンター指示は、ニュース・プレゼンター(ニュース・アンカーとも呼ばれる)への特別な 指示として使用されます。プレゼンター指示用のテキストは、テレプロンプターで反転表示されて赤色 で表示されます。このテキストは、システムが読み取り時間を計算する方法に影響しません。 一般に、サウンドバイトのトランスクリプションにはクローズド・キャプションを使用します。クロー ズド・キャプション用のテキストは緑色で表示されます。また、聴覚障害者用にせりふを放送するため のデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信されます。クロー ズド・キャプションのテキストはテレプロンプターには表示されません。また、システムの読み取り時 間計算にも影響しません。 n システムは、デフォルトのテキスト・スタイルをテレプロンプターと局で使用されるクローズド・キャ プション・エンコーダーの両方に送信します。 モバイル・アプリケーションには、メニューにボタンがあり、テキストの書式設定を太字、斜体、下線 に変更できたり、放送スクリプト用の特殊な文字設定が行えます。 テキストの書式設定を行うには、適したテキストを選択して、以下のいずれかの操作を行います。 n t テキストを太字にするには、タップしたまま押さえて、次に[B]ボタンを選択します。 t テキストを斜体にするには、タップしたまま押さえて、次に[I]ボタンを選択します。 t テキストを下線にするには、タップしたまま押さえて、次に[U]ボタンを選択します。 t テキストをプレゼンターの指示としてマークするには、タップしたまま押さえて、次にプレゼンター 用の[P]を選択します。 t テキストをクローズド・キャプション・テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、 次にクローズド・キャプション用の[CC]を選択します。 t テキストを標準テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、次に標準用の[N]を選 択します。 テキストの入力前にも書式設定を選択できます。 新しいテキストを入力すると、選択した書式設定で表 示されます。入力するテキストの書式を変更するには、別の書式を選択します。 257 ストーリーを編集する プロダクション・キューを追加する 新しい放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットする際、技術スタッフへの情報提供と、文字 ジェネレーターなどの装置用のマシン・コントロール・コマンド提供の目的で、プロダクション・キュー を追加できます。 iPhone のモバイル・アプリケーションでは、メニューに[プラス](+)ボタンがあり、この情報をスク リプトに追加できます。 プロダクション・キューをストーリー・エリアのスクリプトに追加し、それらをスクリプト・エディター のキュー・リスト・エリアで編集します。スクリプトに追加されると、各プロダクション・キューには 関連番号が付けられます。その番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして表示 され、キュー・リスト内のプロダクション・キュー・のテキスト・ボックスの挿入場所と一致しています。 各マーカーは、選択して必要に応じてストーリー内に移動したり、ストーリーから削除したりできます。 移動または削除すると、そのマーカーに関連付けられたテキストも移動または削除されます。 プロダクション・キューをスクリプトに挿入するには: 1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。 2. タップして押さえたまま、[プラス](+)ボタンを選択します。 Avid Central は、カーソルが置かれているストーリーに番号が振られたプロダクション・キュー・ マーカーを追加します。マーカーは、キュー・リストに配置された同じ番号のプロダクション・ キューに対応しています。 3. 左にスワイプしてキュー・リストを表示し、プロダクション・キューを編集します。 4. プロダクション・キュー情報を入力します(「Take VO」、「On Camera」、「Take SOT」、「Take Live」 など) 。 n アプリケーション内の他の場所に移動すると、新しく挿入されたプロダクション・キューの情報が自動 的に保存されます。アプリケーションをサインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存か破棄の いずれかを確認するメッセージが表示されます。 スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには: t プロダクション・キュー・マーカーを選択してカットし、スクリプト内の別の場所にペーストします。 258 ストーリーを編集する プロダクション・キューをスクリプトから削除するには、以下のいずれかの操作を行います。 t プロダクション・キュー・マーカーの右にカーソルを置き、Delete キーを押します。 t プロダクション・キュー・マーカーを選択して、Delete キーをタップします。 マシン・コントロールの指示を追加する 局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ シン・コントロール指示が含まれる場合があります。 これらの指示の先頭には、アスタリスク(*)を追加し、デバイス用のコマンドで始まるフォーマットで 記述する必要があります(キャラクター・ジェネレーター用の CG など)。このコマンド後、フォーマッ トは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特定の項目やテンプレート を指定します。追加の情報やコメントは、同じプロダクション・キュー・テキスト・ボックス内の後続 の行に続きます。 以下の手順は、2 行のキャラクター・ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロールの指示例 を示しています。最初の行で正しいテンプレートを呼び出し、テキストの次の行でグラフィックに表示 されるフルフィルメント・データを提供します。 CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには: 1. プロダクション・キューをスクリプトに追加または開きます。 2. 左にスワイプして、プロダクション・キューのキュー・リストを表示します。 3. マシン・コントロール・コマンドを入力して(たとえば *CG 2line)、Return キーを押します。 n アスタリスク(*)を入力すると、標準から青色のフォントで表示されるマシン・コントロールの書式に 入力するテキストが自動的に切り替わります。メニューには[MC]オプションもあり、プロダクション・ キュー内のマシン・コントロールの指示として、テキストの書式を選択できます。 4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力して(たとえば John Smith)、Return キーを押します。 5. 2 行の CG グラフィック用の 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville, USA)。 CG マシン・コントロールの指示が青色フォントで表示されます。 ストーリーでリンクを使用する ストーリーには、シンプル・テキスト以外にも多くのテキストが含まれています。ウェブ・ページへの URL や必要な連絡先のメール・アドレスを含めることができます。ウェブ・リンクやメール・アドレス をストーリーに入力すると、ダイナミック・リンクになります。リンクを使って、タブレットのブラウ ザーを開いたり、電子メール・ウィンドウを開くことができます。 259 ストーリーを承認する ストーリーからウェブ・リンクを開くには: t ストーリー内のリンクをタップします。 デバイスのウェブ・ブラウザーが開き、ウェブ・ページが読み込まれます。 ストーリーから電話をかけるには: 1. ストーリー内の電話番号をタップしたまま押さえます。 ダイアログ・ボックスが表示されます。 2. 番号をタップしてダイヤルします。[連絡先に追加](Add to Contacts)を選択して、番号を電話 帳に追加したり、番号を別の文書にコピー & ペーストすることもできます。 ストーリーから連絡先にメール送信するには: 1. ストーリー内のメール・アドレスをタップします。 デフォルトのメール・アプリケーションが使用され、メール・ウィンドウが開きます。 2. メールを記述します。 3.[送信](Send)をタップします。 ストーリーを承認する ストーリーの認可または承認機能を使用すると、プロデューサーは、番組内のどのスクリプトが放送前 にレビューされているのかを識別することができます。ストーリーの承認は、iNEWS ワークステーション、 または、iPad 用または iPhone 用 Avid Central モバイル・アプリケーションから行えます。 n ストーリーを承認するには、選択されたストーリーのキューに対する書き込みアクセス権が必要です。 モバイル・アプリケーションからストーリーを承認するには: 1. 承認したいストーリーを開きます。 2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)をタップします。 260 [お気に入り]を使用する モバイル・アプリケーションからストーリーの承認を削除するには: 1. 承認を削除したいストーリーを開きます。 (Approve Story)ボタンをタップして、 [未承認] (Unapprove)をタップします。 2. [ストーリーを承認] [お気に入り]を使用する 移動が簡単になるよう、ニュースルーム・システムまたは Interplay Production の特定の場所を[お気 に入り]として指定できます。[お気に入り]は、[起動]ペインのリストに表示されます。 261 [お気に入り]を使用する モバイル・アプリケーションから[お気に入り]リストを使用して、最も頻繁に使用するアセット、ディ レクトリ、キュー、ストーリーにすばやく移動できます。[お気に入り]リストは、新しい[お気に入 り]を作成したり、名前を編集したり、リストから既存の[お気に入り]を削除することで編集できます。 [お気に入り]を作成するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. お気に入りとして指定するディレクトリ、アセット、キュー、ストーリーの隣にある灰色の星印を タップします。金色の星印は選択されたことを示し、灰色の星印は選択されていないことを示して います。一度に複数を選択できます。 3.[完了](Done)ボタンをタップします。 すべての選択は、 [起動]ペインの[お気に入り]リストに表示されます。金色の星印は、システム・ ディレクトリ内のお気に入りのアイコンごとに表示されます。 [お気に入り]の名前を編集するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. 編集したいリスト内の名前をタップします。 3. カーソルが表示されると、名前を変更できます。 たとえば、 [お気に入り]リストに複数のランダウン・キューを作成しようとすると、その一部は同 じキュー名を共有する場合があります。朝の番組、正午の番組、夜のニュース放送に適用されるラ ンダウンを区別するために、リスト内でそれぞれを編集できます。 4.[完了](Done)ボタンをタップします。 [お気に入り](Favorite)の名前が変更されます。これは iNEWS および Interplay のアセット、ストーリー、キュー、ランダウンの名前には影響しません。 Production 内 [お気に入り]を削除するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. お気に入りから削除するディレクトリ、キュー、ストーリーの左隣をタップします。 一度に複数を 選択できます。 選択項目のタイトルの横にチェック・マークがつき、灰色の丸で囲まれたものは選択されていない ことを示します。 262 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する 3.[完了](Done)ボタンをタップします。 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作 業する 局の iNEWS ニュース制作コンピューター・システムに接続されていなくても、Avid Central モバイル・ アプリケーションを使用してモバイル機器にローカルに保存されたキューとストーリーを表示できます。 オフライン・モードで作業する際、起動パネルには、 [お気に入り] (Favorites)リストのキャッシュさ れたキューやストーリーが表示されます。 キャッシュされたキューやストーリーについては、以下の点に注意してください。 • オフライン・モードのキャッシュされたキューから、プレゼンター・モードで作業することができ ます。 • キューをキャッシュするには、その長さによって時間がかかる場合があります。 キャッシュ操作を 手動でキャンセルすることができます。詳しくは、「キューやストーリーをキャッシュする」ページ 264 をご参照ください。 • キャッシュ操作を手動でキャンセルした場合、キューやストーリーは何も保存されません。 • 最大 1000 件のストーリーを含むキューをキャッシュすることができます。 この上限を超える数が キューに含まれる場合、Avid Central では、最初の 1000 件のみをキャッシュします。 • ストーリーのキャッシュ中にエラーが発生した場合(たとえば、サーバーへの接続が失われた、デバイ スをロックした場合など)は、キャッシュ操作が中断されます。 • Avid Central は、操作が成功した場合にのみキャッシュ・コンテンツを更新します。 以前に同じ キューまたはストーリーをキャッシュしたことがある場合は、古いキャッシュにアクセスすること ができます。 • キャッシュを行うためにマークされたキューからストーリーの全体または一部を削除した場合、 キャッシュ操作でスキップされます。 • キューおよびそのキュー内のストーリーの両方をお気に入りとして指定した場合、キャッシュ操作 で、そのストーリーから 2 つの独立したバージョンが作成され、一方のバージョンはキャッシュさ れたキュー内に、もう一方は個別のストーリーとしてキャッシュされます。 263 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する キューやストーリーをキャッシュする オフライン・モードでキューやストーリーを表示するには、ローカルにキャッシュされ、サーバーへの 接続がないときでも表示できるように、お気に入りに設定する必要があります(「[お気に入り]を使用 する」ページ 261 参照)。 [お気に入り](Favorites)リストから項目を削除することにより、キューまたはストーリーのキャッ シュを削除することができます。 お気に入りリストにキューやストーリーをキャッシュするには: 1.[起動](Launch)ペインで[編集](Edit)ボタンをタップし、次にキャッシュする[お気に入り] (Favorites)リストのキューまたはストーリーの左横をタップします。一度に複数のキューまたはス トーリーを選択できます。 キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。 2.[キャッシュ](Cache)ボタンをタップします。 キャッシュ操作の状況が進捗バーに表示されます。キャッシュ操作を停止するには、[キャンセル] (Cancel)ボタンをタップします。 キャッシュが完了すると、操作の結果を示すダイアログ・ボックスが表示されます。 3.[OK]をクリックします。 デバイスからキャッシュを削除するには: (Launch)ペインで[編集] (Edit)ボタンをタップし、次に削除する[お気に入り] (Favorites) 1.[起動] リストのキューまたはストーリーを選択します。 キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。 264 Avid Central および Interplay Production 2.[ゴミ箱](Trash)ボタンをタップします。 キューまたはストーリーが[お気に入り](Favorites)リストから削除され、キャッシュが消去さ れます。 キューやストーリーをオフライン・モードで表示する Interplay Central への接続を失った際は、オフライン作業を選択できます。これにより、モバイル機器 にキャッシュされたキューやストーリーを表示することができます。 Interplay Central への接続を失った後にキャッシュされたキューやストーリーを表示するには: (Connection Failure)ダイアログ・ボックスで、 [オフラインで作業] (Work Offline) 1.[接続に失敗] をタップします。 Avid Central には、キャッシュされたキューやストーリーがすべて[お気に入り](Favorites)リスト に入った[起動] (Launch)ペインが表示されます。 2. キューまたはストーリーをタップして開きます。 Avid Central および Interplay Production Interplay Production データベースに保存されている、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、グラ フィックなどのメディア・アセットにアクセスできます。モバイル・アプリケーションで表示する場合、 利用可能な Interplay システムはサイドバーにディレクトリやメディア・アセットと並べて表示されます。 Interplay Production アセットを特定するために、別のアイコンが使用されています。 265 Avid Central および Interplay Production アイコン 説明 ディレクトリには、メディア・アセットやその他のサブディレクトリが置かれます。 オーディオ・クリップは、キャプチャ済みオーディオまたはインポート済みファイルから形成され たオーディオ・メディア・ファイルを参照します。オーディオ・クリップは Media ビューアーでオー ディオ・クリップ・アイコンとして表示されます。 マスター・クリップは、キャプチャ済み素材またはインポート済みファイルから形成された、オーディ オおよびビデオのメディアファイルを参照します。 サブクリップはマスター・クリップ内の選択した区間を参照します。 シークエンスは他のクリップから作成して編集したプログラムの一部または全体を表します。 エフェクト・クリップは、作成済みでレンダリングしていないエフェクトを参照します。Media ビュー アーではエフェクト・クリップをプレビューできません。 グループ・クリップは複数のグループ・クリップを格納して、共通タイムコードに基づいてグルー プ化されます。 [お気に入り]リストに選択した Interplay 色の星印が付きます。 n Production システム・ディレクトリの先には、アイコンに金 サイドバーでアセット・ディレクトリの最上位を確認すると、 [戻る]ボタンには[起動]の文字が表示 されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味します。ただ し、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。 266 Avid Central および Interplay Production Avid Central でメディア・アセットを表示する Avid Central を使用して、Interplay データベースに保存されているディレクトリやメディア・アセット を開くことができます。ディレクトリとアセットのリストは、サイドバー内で開きます。Media ビュー アーでアセットを表示および再生することができます。 アセット・リストおよびメディア・ビューアー — 左スクリーン:選択したディレクトリ、[表示 / 非表示](Show/Hide)ボタン、選択 したアセット。右スクリーン: [アクション](Action)ボタン、Media プレイヤー、メディア・コントロール ディレクトリを開くには: 1. ディレクトリに移動します。 2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。 n システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス や場所が表示されます。 次の図では、Scuba Diver ディレクトリを開いて 1 つのサブディレクトリと複数のメディア・アセッ トを表示した状態を示しています。 267 Avid Central および Interplay Production Interplay Production サーバーの Scuba Diver ディレクトリで、親ディレクトリを示すリストの上部に[戻る]ボタンがあります。 ディレクトリから戻るには: t n [戻る](Back)ボタンをタップします。 [戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移 動したかにより異なります。 メディア・アセットを開いて再生するには: 1. ディレクトリ内のアセットに移動します。 2. ビデオまたはオーディオ・アセットをタップします。 メディア・ビューアーでアセットが開き、サイドバー内のアセット・リストが置き換えられます。 268 Avid Central および Interplay Production メディア・コントロール: [再生](Play)ボタン、ポジション・インジケータ、[フル・スクリーン](Full Screen)ボタン 3.[再生]ボタンをタップして、アセットを再生します。 4. メディア・アセットをスクラブする場合、またはクリップの特定の位置に移動する場合は、ポジ ション・インジケータをタップしたまま新しい位置にドラッグします。 5. フル・スクリーン・モードでビデオ・クリップを表示する場合は、[フル・スクリーン]ボタンを タップします。 メディア・ビューアーが画面いっぱいまで広がり、ビデオ・クリップの再生が始まります。 アセットを再読み込みするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 269 16 iPad 用 Avid Central タブレット・アプリケーション Avid Central —Interplay Centra タブレット・アプリケーションは、iPad® タブレットで動作し、局の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムに直接、安全にアクセスできるよう設計されたネ イティブ・ユーザー・インターフェースを提供します。 以下の主要な項目では、デバイスやモバイル・アプリケーションに関する基本的なユーザー情報につい て説明します。 • 接続の基本 • iPad に Avid Central をインストールする • タブレットで Interplay • サイドバー • ユーザー・インターフェースのボタン • Avid Central 設定をカスタマイズする • 役割を変更する • iNEWS データベースにアクセスする • ストーリーを編集する • ストーリーを承認する • プレゼンター・モードに切り替える Central を開始する • [お気に入り]を使用する • キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する • Avid Central および Interplay Production 接続の基本 Avid Central タブレット・アプリケーションを使用して、Interplay ションを実行することができます。 Central がサポートする多数のアク • ストーリーを作成、編集、および承認します。 • ニュース・ディレクトリに移動します。 • スクリプトに関連付けられたビデオ・シークエンスを再生するには: 接続の基本 n • 局の iNEWS ニュースルーム・コンピュータ・システムにサイン・インしている間、番組のスクリ プトをプレゼンター・モードで表示します。 • Interplay Production ディレクトリに移動します。 • Interplay Production データベースからメディア・アセットを表示および再生します。 Interplay Central システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他 のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。 Avid Central は、Wi-Fi やキャリア固有の携帯電話サービス(4G など)を含む接続オプションの 1 つを 使用します。 n アプリケーションは、リストに表示される優先順位に従って、オプションのリストで最初に利用可能な 接続を自動的に選択します。 iPad iPad には外部ボタンがほとんどありません。タッチ・ジェスチャーでコンテンツを移動します。例えば、 アイコンをタップして、アプリケーションを開始します。さまざまなメニュー・アイコンの表示などの 標準機能を実行するジェスチャーもあれば、特定のアプリケーション向けの機能を実行するジェス チャーもあります。 ボタン 説明 ホーム・ボタンは、スリープ中のタブレットをスリープ解除したり、アプリケーションを終了して ホーム画面に戻すことができます。 n 多くのアプリケーションを実行するほど、タブレットはメモリーやバッテリーを消費します。 タブレッ トのパフォーマンスを最適化するには、アプリケーションを終了する際にアプリケーションを閉じるよ うにします。 タブレット・アプリケーション用ジェスチャー タッチスクリーン・タブレットのアプリケーションでは、ユーザーは指先のスワイプやタップのように さまざまなジェスチャーを利用して特定のタスクを完了できます。ジェスチャーで可能なことは、アプ リケーションにより異なります。以下の表には、アプリケーション内でジェスチャーを使用する場所に より異なる、特定のジェスチャーによる操作が記載されています。 場所 ジェスチャー 説明 サイドバー 右や左に 2 本指でスワイプ サイドバーを表示または非表示にします。 サイドバー [戻る]ボタンをタップ 271 [戻る]ボタンに記載された場所に移動します。 接続の基本 場所 サイドバー サイドバー ジェスチャー 説明 [戻る]ボタンをタップしたまま ファイル構造内のどこまで下層に移動しているかに関 押さえる 係なく、[起動]ペインに戻ります。 星印をタップ(編集モード中) 項目を[お気に入り]として選択または選択を解除し ます。 起動ペイン [お気に入り]項目名をタップ(編 [お気に入り]リストに表示される項目名を変更でき 集モード中) ます。 サイドバー ストーリー・タイトルをタップし キューに表示されるストーリーのタイトル(スラグ)を たまま押さえる(編集モード中) 変更できます。 ス ク リ プ ト・エ デ ィ 右や左に 1 本指でスワイプ ター ランダウンの前のストーリーまたは次のストーリーへ 前後に移動します。 ス ク リ プ ト・エ デ ィ タップしたまま押さえる ター テキストの切り取り、コピー、ペーストやテキストの 書式を変更できるメニューを開きます。 ス ク リ プ ト・エ デ ィ プロダクション・キューまたは ストーリー・テキストが自動スクロールし、関連する ター(キュー・リスト・ マシン・コントロールの指示を プロダクション・キュー・マーカーが表示されます。 サブセクション) タップ スクリプト・エディ ター(ストーリー・ サブセクション) プロダクション・キュー・マー キュー・リストが自動スクロールし、マーカーと関連 カーをタップ するプロダクション・キューやマシン・コントロール の指示が表示されます。 メディア・ビューアー タ イ ム ラ イ ン 内 で タ ッ チ ラッグ メディア・ビューアー タイムライン内でタップ & ド ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジ ションに移動します。 プレイヘッドをタイムラインのポジションに移動し ます。 メディア・ビューアー キュー・リスト・サブセクション ビューアーを全画面表示に拡大します。 上のスクリプト・エディターに埋 め込まれたビューアーをピンチ・ アウト メディア・ビューアー 全画面表示ビューアーをピンチ・ ビューアーをスクリプト・エディター内の元のサイズ、 イン 位置に縮小します。 プレゼンター・モード 左にスワイプまたは画面右端を 次のページに移動します。 タップ プレゼンター・モード 右にスワイプまたは画面左端を 前のページに移動します。 タップ プレゼンター・モード 全画面表示でピンチ・イン 272 全画面表示のプレゼンター・モードを終了します。 iPad に Avid Central をインストールする iPad に Avid Central をインストールする 次の手順では、Interplay Central および iNEWS サーバーのライセンス取得、設定、および構成が完了 しているものとみなします。 iPad に Avid Central をインストールするには: 1. iTunes(Apple ストア)を開きます。 2. Avid Central アプリケーションを見つけます。 3.[ダウンロード]をタップします。 タッチスクリーン・タブレットに Avid Central アプリケーションをインストールすると、アプリ ケーションを示すアイコンがホーム画面にインストールされます。アイコンは、他のアプリケー ションと同様に、別の場所や新しいスクリーンに移動することができます。 タブレットで Interplay Central を開始する Interplay Central モバイル・アプリケーションをインストールすると、アプリケーションを示すアイコ ンが iPad のホーム画面に表示されます。Interplay アカウントを設定済みである場合、デバイスで Avid Central アイコンを選択して Interplay Central に接続することができます。Interplay Central の認証情 報でサイン・インして、iNEWS または Interplay Production アセットを参照することができます。 Interplay Central v1.5 以降は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機 能で、複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレー ションを可能にします。 Avid Central では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサイン・インすることが必要です。 このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設定さ れている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。このシス テムをリモート・システムと考えます。Avid Central の[起動]ペインでは、ローカル iNEWS システ ムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続するには、 システム名をタップします。 iNEWS Community について詳しくは、iNEWS Community のサポート ページ「31」をご参照ください サイン・インした後に Interplay Central への接続を失った場合、サーバーへ再接続、Interplay Central から サインアウト、またはオフラインで作業のいずれを選択するかたずねるダイアログ・ボックスが表示されま [お気に入り] (Favorites) す。オフラインで作業する場合、キャッシュされたキューまたはストーリーを、 リストに一覧にして表示することができます。詳細は、キャッシュされたキューやストーリーを使用して オフラインで作業する ページ「296」を参照してください。 オフラインで作業を選択することもできます。デバイスにローカルでキャッシュされたキューやストー リーは、 [お気に入り] (Favorites)リストに一覧にして表示することができます。サインイン画面で「オフ ラインで作業」を選択した場合、Avid Central は、Interplay Central に最後にログインした際に使用した認 証情報を使用します。詳しくは、キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業す る ページ「296」をご参照ください。 273 タブレットで Interplay Central を開始する Interplay Central への接続が回復した場合は、[アクション](Actions)ボタンをタップして[サイン イン](Sign In)を選択することで、サインインができます。 Avid Central を起動するには : 1. Avid Central アイコンを選択して、タブレット・アプリケーションを開始します。 サインイン画面が表示されます。 2. Interplay Central サーバー名を入力します。 3. Interplay Central ユーザー名とパスワードを入力します。 4. 以下のいずれかの操作を行います。 t [サインイン](Sign In)ボタンをタップします。 サイン・イン後に、Avid Central は選択した Interplay Production サーバーまたは iNEWS シ ステムに接続します。すべてのサーバーはサイドバーに表示されます。 n Interplay Central の認証情報が間違っていたり、Interplay Central アカウントに認証情報がない場合、 「認証に失敗しました。入力したユーザー名またはパスワードが間違っています。」というメッセージが 表示されます。[OK]をクリックすると、サインイン画面が表示され、正しい認証情報を入力すること ができます。 t [オフラインで作業](Work Offline)ボタンをタップします。 Avid Central は最後のサインイン時に使用した認証情報を使用し、またキャッシュされた キューやストーリーを[お気に入り](Favorites)リストに表示します。 ヘルプ・システムを表示するには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[ヘルプ](Help)を選択します。 274 サイドバー サインアウトするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[サインアウト](Sign Out)を選択します。 サイドバー iPad で Avid Central にサイン・インすると、表示された画面の左側にサイドバーを確認できます。これ により、iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムや、Interplay データベースなど、Interplay Central と統合されているさまざまなシステムに移動することができます。[起動]ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS Community の一部である iNEWS サーバーが含まれます。 サイドバーの最上位には、 [起動]ペインがあります。以下の図は、利用可能な iNEWS ニュース制作コ ンピューター・システムを含む[起動]ペインや 2 つのユーザー定義の[お気に入り]を示しています。 [起動]ペインから、ファイル構造を移動したり、アセットを開くことができます。いつでもサイドバー を非表示にして、タブレットにアセットを表示する画面サイズの制限を増やすことができます。[表示 / 非表示]ボタンを使用して、サイドバーの表示を切り替えることもできます。 n サイドバーの表示状態により、ボタンの模様が変更されます。 ボタン 説明 このボタンをタップして、使用可能な役割のリストを表示し、メニューから別の役割を選択します。 このボタンをタップして、サイドバーを表示します。 275 ユーザー・インターフェースのボタン ボタン 説明 このボタンをタップして、サイドバーを非表示にします。 [更新]ボタンをタップしてキュー、ストーリー、およびメディア・アセットのリストを更新します。 [更新]ボタンを使用して、iNEWS データベースに表示されているキュー、およびストーリー、または Interplay Production データベースに表示されているメディア・アセットを更新することができます。これ により、ストーリー、その他新しい iNEWS または Interplay アセットに加えられた変更を表示することが できます。 [ストーリーを追加]ボタンとして動作します。 編集モードでは、サイドバーの下部に配置された「+」は、 ユーザーはこのボタンをタップして、新しい空白ストーリーを作成できます。 ユーザー・インターフェースのボタン Avid Central でストーリーを参照または編集する場合、ユーザー・インターフェースの右上隅のエリア にボタンの小さなツールバーが表示されます。以下の表には、これらのボタンとその使用法が記載され ています。 ボタン 説明 [ストーリーを承認]ボタンでは、キュー内のストーリーを承認できます。ユーザーはキューに対す る書き込みアクセス権が必要です。 n [ストーリーを承認]ボタンのアイコンは、承認済みのストーリーではオレンジ色、未承認の ストーリーでは白色で表示されます。 [ストーリーを編集]ボタンでは、[編集]ツールバーや仮想キーボードを表示して、開いているス トーリーを編集できます。 n [ストーリーを編集]ボタンのアイコンは、編集モードが有効な場合はオレンジ色、編集モー ドが無効な場合は白色で表示されます。 [シーケンスを開く]ボタンでは、全体画面表示でシーケンスを開きます。このボタンは、ビデオ・ シークエンスがスクリプトに関連付けられると有効になります。 [プレゼンター・モード]ボタンでは、プレゼンター・モードで番組のストーリーのランダウンを開き、 サイドバーでは現在選択されているストーリーになります。このボタンは、自動的に更新するよう 設定されたキューにのみ有効です。 [アクション]( Actions )ボタンでは、[再読み込み](Reload )、[ログの送信]( Send Log )、 [ヘルプ](Help)、[サインアウト](Sign Out)を含むオプション・メニューを開きます。ログを 送信オプションは、Avid Central 設定でロギングを有効にした場合にのみ表示されます。詳しくは、 Avid Central 設定をカスタマイズする ページ「277」をご参照ください。 276 Avid Central 設定をカスタマイズする Avid Central 設定をカスタマイズする Avid Central 設定では、一部の設定を変更できます。 iPad で Avid Central 設定を変更するには: 1. Avid Central を起動します 2.[設定]アイコンをタップします。 3. アプリケーションのリストで Avid Central を選択します。 以下の表では、一般設定について記載されています。 一般設定 説明 バージョン 表示する目的のみの場合、この値は現在インストールされているタブレット・アプリケー ションのバージョンを示します。 ロギング オンに設定すると、Avid Central はセッションの作業内容のログを保存するので、トラ ブルシューティングに使用できます。 アクション・ボタンをタップするとログ送信オプションが現れます。これによって直接 Avid にログを電子メール送信できます。ログ・ファイルが 15MB 以上の場合、直接送信 できません。このトピックで後述される iTunes のファイル共有機能を使用します。 OFF( デフォルト ) に設定するとロギングおよびログ送信オプションは使用できません。 ロギング・レベル この設定では、ロギングを有効にしている場合の情報量を決定します。オプションには、 [詳細](Verbose)、[情報](Info)、[警告](Warn)、[エラー](Error)があります。 タイムアウトのリクエ オプションには、10 秒、20 秒、30 秒、1 分、2 分の間隔があります。 スト サインイン状態を維持 Interplay Central への初回サインイン後に Avid Central へのサインイン状態を維持す る場合は、オンに設定します。 以下の表では、編集の設定について記載されています。 編集設定 説明 ストーリーの自動保存 オンに設定すると、Avid Central では、変更したストーリーからシステムの他のアセット に移動する場合に、ストーリーを自動的に保存します。オフに設定すると、Avid Central では変更の保存を確認するメッセージが表示されます。デフォルトの設定はオンです。 277 役割を変更する 以下の表には、プレゼンター・モードの設定について記載されています。 プレゼンター・モード設定 説明 フォント・サイズ プレゼンター・モードのオプションには、18、22、26、32、38 があります。 標準テキスト 標準テキストは、ストーリーのデフォルトのテキスト書式です。オプション には、白地に黒色、黒字に白色があります。 プレゼンター・テキスト プレゼンター・テキストは、大半の場合、スクリプト内のプレゼンターへの特 別な指示に使用されます。オプションには、白地に黒色、黒字に白色、白地に 赤色があります。 クローズド・キャプション クローズド・キャプションとは、局が耳の不自由な人向けに文字放送を行うデ バイスを使用する場合に、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信す るテキストのことです。オプションには、白地に黒色、黒字に白色、白地に緑 色があります。 空白ストーリーをスキップ オンに設定すると、プレゼンター・モードではテキストのないストーリーやプ ロダクション・キューをスキップします。 ログ・ファイルを Avid に送信するには: 1. デバイスを Macintosh コンピュータに接続する : 2. iTune を開き、[デバイス]>[アプリケーション]に移動します。 3. アプリケーション・リストから、Avid Central を選択します。 4. Avid Central Documents リストでログ・フォルダーを選択します。 5.[保存]をクリック、もしくはフォルダーをコンピュータ内の保管場所までドラッグします。 6. ジップ・フォルダーを作成し、電子メールへ添付して Avid に送ります。 役割を変更する Interplay Central 設定およびライセンスによっては、プロジェクトで使用する役割を 1 つ以上持つこと ができる場合もあります。各役割には、関連するレイアウトと権限のセットがあります。使用可能な役割 を複数持っている場合、現在の役割を[起動]ペインの[役割]ボタンから変更することができます。 役割についての詳細は、『Interplay Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。 278 iNEWS データベースにアクセスする 役割を変更するには、次を行います: t [役割]ボタンをタップして、メニューから新しい役割を選択します。 iNEWS データベースにアクセスする iNEWS データベースは、iNEWS システムの基幹です。ニュースルームで作成したデータ(ストーリー、 スクリプト、要約)を、iNEWS サーバーのデータベースに保存します。キューにはストーリーがあり、 ディレクトリ(フォルダーとも呼ばれる)にキューが保存されます。 タブレット・アプリケーションで表示する場合、利用可能な iNEWS システムはサイドバーにディレク トリやキューと並べて表示されます。Avid Central v1.7 以降では、変更が行われると自動で更新するよ うマークされたキューは、サイドバーでページ付けすることなく表示されます。続けてスクロールすると、 これらのキューにあるすべてのストーリーを見ることができます。 n キューに 1000 件以上のストーリーが含まれる場合、Avid Central が受信して表示するまで時間がかかる ことがあります。Avid Central 設定で、[タイムアウトのリクエスト](Request Timeout)値の増加が 必要になる場合があります。詳しくは、Avid Central 設定をカスタマイズする ページ「277」をご参照 ください。 アプリケーションでは、さまざまなアイコンが使用され、ディレクトリ、キュー、ストーリーが区別さ れます。 279 iNEWS データベースにアクセスする アイコン 説明 ディレクトリには、キューやその他のサブディレクトリが置かれます。キューとは異なり、ディレクト [ワイヤ]フォルダーには、受信するワイヤ・ストーリー リにはストーリーは含まれません。たとえば、 のあるキューが含まれます。 キューでは、詳細カテゴリーにストーリーを整理できます。番組のランダウンはキューの一例です。 ストーリー(例えば、ワイヤ・ストーリー)には、連絡先、ニュース・イベントの説明などのテキスト が含まれます。いかなるストーリーも、番組のスクリプトにすることができます。スクリプトには、 プロダクション・キュー、マシン・コントロールの指示、プレゼンターの指示、関連するビデオ・シー ケンスを含む、テキスト以外の追加データがあります。 [お気に入り]リストに選択した iNEWS システム・ディレクトリの先には、アイコンに金色の星印が付 きます。 次の図は、お気に入り先としてマークされた 2 つのディレクトリを持つ iNEWS システム・ディレクト リの例を示しています。 n サイドバーで iNEWS システム・ディレクトリの最上位を確認すると、 [戻る] (Back)ボタンには[起動] (Launch)の文字が表示されます。これは、このボタンをタップすると[起動](Launch)ペインの前 のビューに戻ることを意味します。ただし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動す ると変更されます。 Avid Central からディレクトリ、キュー、ストーリーを開くことができます。ディレクトリとキューは、 サイドバー内で開きます。ストーリーは、スクリプト・エディター内でサイドバーの右側に開きます。 280 iNEWS データベースにアクセスする n キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ 入力する必要があります。 ディレクトリを開くには: 1. ディレクトリに移動します。 2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。 n システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス や場所が表示されます。 次の図は、受信するワイヤ・ストーリーを含む数々のキューを表示する[ワイヤ]ディレクトリが 開いている状態を示しています。 MUCINEWS iNEWS サーバーの[ワイヤ]ディレクトリで、リストの上部に[戻る]ボタンがあります。 ディレクトリやキューから戻るには: t n [戻る](Back)ボタンをタップします。 [戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移 動したかにより異なります。 281 iNEWS データベースにアクセスする キューを開くには: 1. ディレクトリ内のキューに移動します。 2. キューをタップして開きます。 以下の図は、ランダウン・キューの例を示しています。 既存のストーリーを開くには: 1. キュー内のストーリーに移動します。 n チェック・マーク付きのストーリー・アイコンは、ストーリーが「承認済み」であることを示しています。 iNEWS ワークステーション、または、Avid Central からストーリーを承認できます。 282 iNEWS データベースにアクセスする 2. ストーリーをタップして開きます。 ストーリーがスクリプト・エディター内に開きます。2 つのセクションがあります。 - 左側のキューリストには、プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示があります。 - 右側のストーリーには、ストーリーのテキスト、プレゼンターの指示、プロダクション・キュー・ マーカーがあります。 サイドバーを非表示にして、ビューを拡大し、スクリプト・エディターのみを表示できます。 以下の図は、数値で示されたプロダクション・キュー・マーカーを含むストーリーを持つスクリプト・ エディターを示しています。これらのマーカーは、プロダクション・キューやマシン・コントロー ルの指示と並び、ストーリーの左側のキュー・リストに表示されます。青色のテキストは、マシン・ コントロールの指示を示しています。黒色のテキストは、プロダクション・キューを示しています。 ストーリー本体の赤色のテキストは、プレゼンターの指示を示しています。 キュー内の前のストーリーや次のストーリーに移動するには: t n 画面上で左から右、右から左へと横方向に指先をスワイプさせます。 編集モードでストーリーの作業中に、この方法を使って別のストーリーに移動することはできません。 283 iNEWS データベースにアクセスする ストーリーを再読み込みするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 新しいストーリーを作成するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. キュー内で新しいストーリーを挿入したい場所の下にあるストーリーをタップします。 3. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。 「ストーリーを編集する ページ「286」」 4. サイドバーのストーリー・タイトルを変更します。詳しくは、 のストーリー・タイトルの編集手順をご参照ください。 5.[完了](Done)をタップします。 スクリプトに関連するビデオを表示する Interplay Central Web アプリケーションでシークエンスがストーリーに関連付けられている場合、 Avid Central のメディア・ビューアーでストーリーをプレビューできます。 n Interplay Central システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他 のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。 ランドスケープ(横)モードでは、小さなメディア・ビューアーがスクリプト・エディターでキュー・ リストのサブサクションの上に表示されますが、ビューアーを全画面表示に拡大できます。ポートレー ト(縦)モードでは、 [シーケンスを開く]ボタンでビューアーを全体画面表示で開き、シーケンスをプ レビューする必要があります。 n ビューアーは、ランドスケープ(横)モードで表示されます。 [シークエンスを開く] (Open Sequence) ボタンは、ビデオ・スクリプト・シーケンスがストーリーを開くと関連する場合にのみ、いずれのモー ドでも利用できます。 以下の表には、メディア・ビューアーを開いたり、使用できるボタンを示しています。 ボタン 説明 [再生]ボタンでは、シーケンスを再生してストーリーと関連するビデオをプレビューできます。 シーケンスの再生中、このボタンは[一時停止]ボタンに変更されます。 プレイヘッドでは、ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジションに移動できます。 [最大化]ボタンは、ビューアーを全体画面表示に拡大します。ビューアーが最大画面表示に拡大さ れると、このボタンは[最小化]ボタンに変更されます。 [シーケンスを開く]ボタンは、ビューアーを最大画面表示で開きます。 284 iNEWS データベースにアクセスする 以下の方法で、作成されたビデオ・シーケンスを確認できます。 n • Interplay Central でシークエンスを作成して変更しました。 • Interplay Central でシークエンスを作成して、Avid NewsCutter または Avid Media Composer で変更 しました。この場合、メディア・ビューアーで一部のエフェクトが表示されない場合があります。 • Instinct でシークエンスを作成して、Interplay Central で変更しました。 NewsCutter や Media Composer で作成されたビデオ・シーケンスを直接表示したり、Interplay Assist や Interplay Access で作成されたショットリストを再生したりすることはできません。 スクリプトと関連されたビデオ・シーケンスを表示するには: 1. 以下のいずれかの操作を行います。 t スクリプト・エディターのキュー・リスト・サブセクションの上に配置されたビューアーで、 再生ボタンをタップします。(このオプションは、ランドスケープ・モードのみに適用され、 ポートレート・モードには適用されません。) t [シーケンスを開く] (Open Sequence)ボタン(またはビューアーの[最大化] (Maximize) ボタン)をタップして、ビューアーを全体画面表示で開きます。次に[再生] (Play)ボタンを タップします。 [最小化] (Minimize)ボタンをタップして、スクリプト・ 2. (オプション)ビューアーを拡大する場合、 エディター内の元のサイズと場所にビューアーを復元できます。 285 ストーリーを編集する 再生用にシーケンス・ビデオ・プロキシを再生成するには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 ストーリーを編集する タブレット・アプリケーションを使用して、新しいストーリーの作成や既存ストーリーの編集が行えます。 ストーリーのタイトルも変更できます。 ストーリーが編集中の場合、システムは編集ロックを取得し、作業中に他のユーザーがストーリーを変 更できないようにします。編集ロックは、ストーリー本文を編集する際には本文のみに適用され、サイ ドバーのストーリー・タイトル(スラグ)を編集する際またはストーリーを承認する際には、タイトル のみに適用されます。新しいストーリーを開始する際には、編集ロックはストーリー本文およびストー リー・タイトルの両方に適用されます。ストーリーを保存、終了したり、変更を破棄すると、編集ロッ クは解除されます。 n キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ 入力する必要があります。 Avid Central では、ほとんどのテキスト編集アプリケーションにある標準の編集機能(切り取り、コピー、 ペーストを含む)に対応しています。 切り取り、コピー、ペーストを使用して、テキストを 1 つのストーリー内や、1 つのストーリーから別の ストーリーへ移動できます。テキストを切り取るまたはコピーする場合、そのテキストはクリップボー ドに保存されます。クリップボードは一度に 1 ブロックのみ保存します。したがって、新しいテキストを 切り取るまたはコピーすると、前に保存したテキストは上書きされます。 既存のストーリーを編集するには: 1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。 2.[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップします。 [ストーリーを編集]ボタンのアイコンの色が白色からオレンジ色に変更されると、編集モードが有 効になり、ストーリーを編集できます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストー リーを変更できないようにします。 3. ストーリーでタップして、テキストの編集を開始します。 4. 変更を完了した後で、ストーリーを保存します。詳しくは、ストーリーの保存方法 ページ「288」を ご参照ください。 テキストを編集するには: 1. ストーリーをタップしたまま押さえて、[選択](Select)または[すべて選択](Select All)のい ずれかをタップします。 286 ストーリーを編集する 2. 以下のいずれかを選択します。 t [カット](Cut)を選択します。 t [コピー](Copy)を選択します。 t [ペースト](Paste)を選択します。 新しいストーリーを作成するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。 n サイドバーで[編集]ボタンをタップすると、サイドバーには[ストーリーを追加]ボタンのみが表示 されます。 空白のストーリーは、ストーリーですでに有効となっている編集モードで、現在のキューに追加さ れます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストーリーを変更できないようにします。 カーソルは、空白のタイトル・フィールドに移動されます。 (スクリプト・エディターで)編集モードの場合に、アプリケーションには仮想キーボードが表示さ れます。 n Avid Central アプリケーションでは、Bluetooth® キーボードも使用できます。 3. ストーリーのタイトルを入力します。 4.(オプション)プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示を入力します。 287 ストーリーを編集する 5. ストーリーを保存します。詳しくは、ストーリーの保存方法 ページ「288」をご参照ください。 ストーリーのタイトル(スラグ)を編集するには: 1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. サイドバーのキューから、編集したいストーリー・タイトルをタップしたまま押さえます。 3. カーソルが表示され、ストーリー名を変更できます。 iNEWS でストーリー・フォームに編集ロックをかけると、編集中に他のユーザーがストーリー・ タイトルを変更できないようにします。 4.[完了](Done)をタップします。 ストーリーの保存方法 編集モードでストーリーを変更してから[ストーリーの編集]ボタンをタップして、新しく作成したストー リーや、変更した既存のストーリーを保存できます。変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表 示されます。ストーリーを保存するか、変更を保存しないで編集モードを終了するかを選択できます。 次の場合にもストーリーが保存されます。 • 別のアプリケーションに切り替えたり、[ホーム]ボタンを押して Avid ドに送ったりした場合。 Central をバックグラウン • オートロック・タイムアウトによりデバイスがスリープ・モードに入った場合。 • スマート・カバーを使用してカバーを閉じ、デバイスをスリープ・モードにした場合。 Avid Central 設定でストーリーの自動保存を有効にしている場合、新しく作成したストーリーや、変更 した既存のストーリーを、複数の方法で保存できます。 • キュー内で別のストーリーをタップすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存 します。 • [プレゼンター・モード]ボタンをタップすると、アプリケーションは自動的に変更したストーリー を保存します。 • Interplay Production サーバーから、表示するアセットを選択した場合、アプリケーションは変更 したストーリーを自動保存します。 288 ストーリーを編集する • [起動]ペインで役割を変更すると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存します。 • アプリケーションからサイン・アウトすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存 します。 スクリプトの書式設定 ストーリーを記述する際、テキストはデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ただし、デフォ ルト・フォントを太字にするなど、テキストの外観を変更できます。ニュース放送用のスクリプトとし てストーリーの書式設定を行う場合、プレゼンター用の指示やクローズド・キャプションなどのテキス トの特殊スタイルを使用して、特定のテキストと区別することがよくあります。 通常、プレゼンター指示は、ニュース・プレゼンター(ニュース・アンカーとも呼ばれる)への特別な 指示として使用されます。プレゼンター指示用のテキストは、テレプロンプターで反転表示されて赤色 で表示されます。このテキストは、システムが読み取り時間を計算する方法に影響しません。 一般に、サウンドバイトのトランスクリプションにはクローズド・キャプションを使用します。クロー ズド・キャプション用のテキストは緑色で表示されます。また、聴覚障害者用にせりふを放送するため のデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信されます。クロー ズド・キャプションのテキストはテレプロンプターには表示されません。また、システムの読み取り時 間計算にも影響しません。 n システムは、デフォルトのテキスト・スタイルをテレプロンプターと局で使用されるクローズド・キャ プション・エンコーダーの両方に送信します。 タブレット・アプリケーションでは、[編集]ツールバーにボタンがあり、テキストの書式設定を太 字、斜体、下線に変更できたり、放送スクリプト用の特殊な文字設定を行えます。 選択すると、ツールバーの 4 番目の書式設定ボタンに、特殊な書式設定オプションが提供されます。ボタ ンの文字アイコンは選択された書式により変更されるか、現在カーソルのあるテキストの書式が反映さ れます。書式設定を選択すると、ツールバーのボタンはオレンジ色で常に表示されます。 テキストの書式設定を行うには、適したテキストを選択して、以下のいずれかの操作を行います。 t テキストを太字にするには、タップしたまま押さえて、次に[B]ボタンを選択します。 t テキストを斜体にするには、タップしたまま押さえて、次に[I]ボタンを選択します。 t テキストを下線にするには、タップしたまま押さえて、次に[U]ボタンを選択します。 t テキストをプレゼンターの指示としてマークするには、タップしたまま押さえて、次にプレゼンター 用の[P]を選択します。 289 ストーリーを編集する n t テキストをクローズド・キャプション・テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、 次にクローズド・キャプション用の[CC]を選択します。 t テキストを標準テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、次に標準用の[N]を選択 します。 テキストの入力前にも書式設定を選択できます。 新しいテキストを入力すると、選択した書式設定で表 示されます。入力するテキストの書式を変更するには、別の書式を選択します。 プロダクション・キューを追加する 新しい放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットする際、技術スタッフへの情報提供と、文字 ジェネレーターなどの装置用のマシン・コントロール・コマンド提供の目的で、プロダクション・キュー を追加できます。 タブレット・アプリケーションでは、メニューに[プラス](+)ボタンがあり、この情報をスクリプト に追加できます。 プロダクション・キューをストーリー・エリアのスクリプトに追加し、それらをスクリプト・エディター のキュー・リスト・エリアで編集します。スクリプトに追加されると、各プロダクション・キューには 関連番号が付けられます。その番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして表示 され、キュー・リスト内のプロダクション・キュー・のテキスト・ボックスの挿入場所と一致しています。 各マーカーは、選択して必要に応じてストーリー内に移動したり、ストーリーから削除したりできます。 移動または削除すると、そのマーカーに関連付けられたテキストも移動または削除されます。 プロダクション・キューをスクリプトに挿入するには: 1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。 2.[プラス](+)ボタンをタップします。 290 ストーリーを編集する 3. プロダクション・キュー情報を入力します(「Take VO」、「On Camera」、「Take SOT」、「Take Live」 など) 。 n アプリケーション内の他の場所に移動すると、新しく挿入されたプロダクション・キューの情報が自動 的に保存されます。アプリケーションをサインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存か破棄の いずれかを確認するメッセージが表示されます。 スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには: t プロダクション・キュー・マーカーを選択してカットし、スクリプト内の別の場所にペーストします。 プロダクション・キューをスクリプトから削除するには、以下のいずれかの操作を行います。 t プロダクション・キュー・マーカーの右にカーソルを置き、Delete キーを押します。 t プロダクション・キュー・マーカーを選択して、Delete キーをタップします。 マシン・コントロールの指示を追加する 局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ シン・コントロール指示が含まれる場合があります。 これらの指示の先頭には、アスタリスク(*)を追加し、デバイス用のコマンドで始まるフォーマットで 記述する必要があります(キャラクター・ジェネレーター用の CG など)。このコマンド後、フォーマッ トは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特定の項目やテンプレート を指定します。追加の情報やコメントは、同じプロダクション・キュー・テキスト・ボックス内の後続 の行に続きます。 以下の手順は、2 行のキャラクター・ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロールの指示例 を示しています。最初の行で正しいテンプレートを呼び出し、テキストの次の行でグラフィックに表示 されるフルフィルメント・データを提供します。 CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには: 1. プロダクション・キューをスクリプトに追加または開きます。 2.(オプション)プロダクション・キュー・エリアのカーソルで、[編集](Edit)ツールバーの 4 番目 の書式設定ボタンをタップして、[MC](マシン・コントロール)を選択します。 291 ストーリーを編集する n アスタリスク(*)を入力すると、標準から青色のフォントで表示されるマシン・コントロールの書式に 入力するテキストが自動的に切り替わります。 3. マシン・コントロール・コマンドを入力して(たとえば *CG 2line)、Return キーを押します。 4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力して(たとえば John Smith)、Return キーを押します。 5. 2 行の CG グラフィック用の 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville, USA)。 CG マシン・コントロールの指示が青色フォントで表示されます。 ストーリーでリンクを使用する ストーリーには、シンプル・テキスト以外にも多くのテキストが含まれています。ウェブ・ページへの URL や必要な連絡先のメール・アドレスを含めることができます。ウェブ・リンクやメール・アドレスをス トーリーに入力すると、ダイナミック・リンクになります。リンクを使って、タブレットのブラウザー を開いたり、メールのウィンドウを開くことができます。 ストーリーからウェブ・リンクを開くには: t ストーリー内のリンクをタップします。 タブレットのウェブ・ブラウザーが開き、ウェブ・ページが読み込まれます。 ストーリーから連絡先にメール送信するには: 1. ストーリー内のメール・アドレスをタップします。 デフォルトのメール・アプリケーションが使用され、メール・ウィンドウが開きます。 2. メールを記述します。 3.[送信](Send)をタップします。 292 ストーリーを承認する ストーリーを承認する ストーリーの認可または承認機能を使用すると、プロデューサーは、番組内のどのスクリプトが放送前 にレビューされているのかを識別することができます。ストーリーは、iNEWS ワークステーション、 または、iPad 用または iPhone 用 Avid Central モバイル・アプリケーションから承認できます。 n ストーリーを承認するには、選択されたストーリーのキューに対する書き込みアクセス権が必要です。 タブレット・アプリケーションからストーリーを承認するには: 1. 承認したいストーリーを開きます。 2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)オプションをオ ンにします。 タブレット・アプリケーションからストーリーの承認を削除するには: 1. 承認を削除したいストーリーを開きます。 2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)オプションをオ フにします。 プレゼンター・モードに切り替える Interplay Central アプリケーションの機能では、ユーザーがページごとのレイアウトで番組のスクリプ トを、ニュース・プレゼンターが使用する印刷されたスクリプトと同じように確認できます。ランダウ ンからストーリーを確認するこのメソッドは、プレゼンター・モードとも呼ばれます。プレゼンター・ モードでは、現在表示されているストーリーの更新は無視されますが、Interplay Central は自動的にス トーリーやランダウン内のストーリーのポジションを更新します。別のユーザーがランダウン内のス トーリーに変更を加えると、Interplay Central では自動的にバックグラウンドでその変更を更新します。 また、プレゼンター・モードでの作業中、Interplay Central は、オフラインで使用中のタブレットの ローカルにストーリーをキャッシュします。そのため、サーバーとの接続が解除されたとしても、プレ ゼンター・モードである限り作業を継続できます。ただし、サーバーとの接続が解除されると、更新は 実行されません。 293 [お気に入り]を使用する プレゼンター・モードに切り替えるには: 1. 番組のランダウンを開きます。 2.[プレゼンター・モード](Presenter Mode)ボタンをタップします。 プレゼンター・モードは、サイドバーでユーザーが選択したストーリー上で開かれます。アプリケー ションでは、使用中のデバイスのローカルにキャッシュするために、ランダウンの残りのストーリー を読み込んでいる進行ダイアログが表示されます。キャッシュ操作が完了すると、進行ダイアログ が閉じられます。 以下の順番で、ストーリーは読み込まれます。 - 前のストーリー(ランダウンで選択されたストーリーより前のストーリー)をロードします。 - 次のストーリー(ランダウンで選択されたストーリーより後のストーリー)をロードします。 - ランダウンで選択されたストーリーより後の 2 番目のストーリーをロードします。 - ランダウンの残りを順に継続します。 - ランダウンで選択されたストーリーより前の 2 番目のストーリーをロードします。 - ランダウンの残りを順に継続します。 プレゼンター・モードでスクリプトを移動するには: t 左にスワイプするか、タッチ・スクリーンの右端をタップして、次のページに移動します。 t 右にスワイプするか、タッチ・スクリーンの左端をタップして、前のページに移動します。 プレゼンター・モードを終了するには: t 画面をピンチ・インします。 Avid Central の設定の一部を変更して、プレゼンター・モードのテキスト表記をカスタマイズできます。 さらに、プレゼンター・モード中は、空白ストーリーのスキップを選択できます。詳しくは、Avid Central 設定をカスタマイズする ページ「277」をご参照ください。 [お気に入り]を使用する 移動が簡単になるよう、ニュースルーム・システムまたは Interplay Production の特定の場所を[お気 に入り]として指定できます。[お気に入り]は、[起動]ペインのリストに表示されます。 294 [お気に入り]を使用する タブレット・アプリケーションから[お気に入り]リストを使用して、最も頻繁に使用するアセット、ディ レクトリ、キュー、ストーリーにすばやく移動できます。[お気に入り]リストは、新しい[お気に入り] を作成したり、名前を編集したり、リストから既存の[お気に入り]を削除することで編集できます。 [お気に入り]を作成するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. お気に入りとして指定するディレクトリ、アセット、キュー、ストーリーの隣にある灰色の星印を タップします。金色の星印は選択されたことを示し、灰色の星印は選択されていないことを示して います。一度に複数を選択できます。 3.[完了](Done)ボタンをタップします。 すべての選択は、 [起動]ペインの[お気に入り]リストに表示されます。金色の星印は、システム・ ディレクトリ内のお気に入りのアイコンごとに表示されます。 [お気に入り]の名前を編集するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. 編集したいリスト内の名前をタップします。 3. カーソルが表示されると、名前を変更できます。 295 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する たとえば、 [お気に入り]リストに複数のランダウン・キューを作成しようとすると、その一部は同 じキュー名を共有する場合があります。朝の番組、正午の番組、夜のニュース放送に適用されるラ ンダウンを区別するために、リスト内でそれぞれを編集できます。 4.[完了](Done)ボタンをタップします。 [お気に入り] (Favorite)の名前が変更されます。これは iNEWS および Interplay Production 内のア セット、ストーリー、キュー、ランダウンの名前には影響しません。 [お気に入り]を削除するには: 1.[編集](Edit)ボタンをタップします。 2. お気に入りから削除するディレクトリ、キュー、ストーリーの左隣をタップします。 一度に複数を 選択できます。 選択項目のタイトルの横にチェック・マークがつき、灰色の丸で囲まれたものは選択されていない ことを示します。 3.[完了](Done)ボタンをタップします。 [お気に入り](Favorites)リストから選択した項目が削除されます。 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作 業する 局の iNEWS ニュース制作コンピューター・システムに接続されていなくても、Avid Central モバイル・ アプリケーションを使用してモバイル機器にローカルに保存されたキューとストーリーを表示できます。 オフライン・モードで作業する際、起動パネルには、 [お気に入り] (Favorites)リストのキャッシュさ れたキューやストーリーが表示されます。 キャッシュされたキューやストーリーについては、以下の点に注意してください。 • オフライン・モードのキャッシュされたキューから、プレゼンター・モードで作業することができ ます。 • キューをキャッシュするには、その長さによって時間がかかる場合があります。 キャッシュ操作を 手動でキャンセルすることができます。詳しくは、キューやストーリーをキャッシュする ページ 「297」をご参照ください。 • キャッシュ操作を手動でキャンセルした場合、キューやストーリーは何も保存されません。 296 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する • 最大 1000 件のストーリーを含むキューをキャッシュすることができます。 この上限を超える数が キューに含まれる場合、Avid Central では、最初の 1000 件のみをキャッシュします。 • ストーリーのキャッシュ中にエラーが発生した場合(たとえば、サーバーへの接続が失われた、デバ イスをロックした場合など)は、キャッシュ操作が中断されます。 • Avid Central は、操作が成功した場合にのみキャッシュ・コンテンツを更新します。 以前に同じ キューまたはストーリーをキャッシュしたことがある場合は、古いキャッシュにアクセスすること ができます。 • キャッシュを行うためにマークされたキューからストーリーの全体または一部を削除した場合、 キャッシュ操作でスキップされます。 • キューおよびそのキュー内のストーリーの両方をお気に入りとして指定した場合、キャッシュ操作で、 そのストーリーから 2 つの独立したバージョンが作成され、一方のバージョンはキャッシュされた キュー内に、もう一方は個別のストーリーとしてキャッシュされます。 キューやストーリーをキャッシュする オフライン・モードでキューやストーリーを表示するには、ローカルにキャッシュされ、サーバーへの 接続がないときでも表示できるように、お気に入りに設定する必要があります([お気に入り]を使用す る ページ「294」参照)。 [お気に入り](Favorites)リストから項目を削除することにより、キューまたはストーリーのキャッ シュを削除することができます。 お気に入りリストにキューやストーリーをキャッシュするには: 1.[起動](Launch)ペインで[編集](Edit)ボタンをタップし、次にキャッシュする[お気に入り] (Favorites)リストのキューまたはストーリーの左横をタップします。一度に複数のキューまたはス トーリーを選択できます。 キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。 2.[キャッシュ](Cache)ボタンをタップします。 キャッシュ操作の状況が進捗バーに表示されます。キャッシュ操作を停止するには、[キャンセル] (Cancel)ボタンをタップします。 297 キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する キャッシュが完了すると、操作の結果を示すダイアログ・ボックスが表示されます。 3.[OK]をクリックします。 デバイスからキャッシュを削除するには: (Launch)ペインで[編集] (Edit)ボタンをタップし、次に削除する[お気に入り] (Favorites) 1.[起動] リストのキューまたはストーリーを選択します。 キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。 2.[ゴミ箱](Trash)ボタンをタップします。 キューまたはストーリーが[お気に入り](Favorites)リストから削除され、キャッシュが消去さ れます。 キューやストーリーをオフライン・モードで表示する Interplay Central への接続を失った際は、オフライン作業を選択できます。これにより、モバイル機器 にキャッシュされたキューやストーリーを表示することができます。 Interplay Central への接続を失った後にキャッシュされたキューやストーリーを表示するには: (Connection Failure)ダイアログ・ボックスで、 [オフラインで作業] (Work Offline) 1.[接続に失敗] をタップします。 Avid Central には、キャッシュされたキューやストーリーがすべて[お気に入り](Favorites)リスト に入った[起動] (Launch)ペインが表示されます。 2. キューまたはストーリーをタップして開きます。 298 Avid Central および Interplay Production Avid Central および Interplay Production Interplay Production データベースに保存されている、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、グラ フィックなどのメディア・アセットにアクセスできます。タブレット・アプリケーションで表示する場合、 利用可能な Interplay システムはサイドバーにディレクトリやメディア・アセットと並べて表示されます。 Interplay Production アセットを特定するために、別のアイコンが使用されています。 アイコン 説明 ディレクトリには、メディア・アセットやその他のサブディレクトリが置かれます。 オーディオ・クリップは、キャプチャ済みオーディオまたはインポート済みファイルから形成され たオーディオ・メディア・ファイルを参照します。オーディオ・クリップは Media ビューアーでオー ディオ・クリップ・アイコンとして表示されます。 マスター・クリップは、キャプチャ済み素材またはインポート済みファイルから形成された、オー ディオおよびビデオのメディアファイルを参照します。 サブクリップはマスター・クリップ内の選択した区間を参照します。 シークエンスは他のクリップから作成して編集したプログラムの一部または全体を表します。 エフェクト・クリップは、作成済みでレンダリングしていないエフェクトを参照します。Media ビュー アーではエフェクト・クリップをプレビューできません。 グループ・クリップは複数のグループ・クリップを格納して、共通タイムコードに基づいてグルー プ化されます。 [お気に入り]リストに選択した Interplay 色の星印が付きます。 n Production システム・ディレクトリの先には、アイコンに金 サイドバーでアセット・ディレクトリの最上位を確認すると、 [戻る]ボタンには[起動]の文字が表示 されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味します。 ただし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。 Avid Central でメディア・アセットを表示する Avid Central を使用して、Interplay データベースに保存されているディレクトリやメディア・アセット を開くことができます。ディレクトリとアセットのリストは、サイドバー内で開きます。Media ビュー アーでアセットを表示および再生することができます。 299 Avid Central および Interplay Production メディア・ビューアー — 上部:選択したディレクトリ、[表示 / 非表示](Show/Hide)ボタン、[アクション](Action)ボタン。中 央:選択したアセット、Media プレイヤー。下部: メディア・コントロール ディレクトリを開くには: 1. ディレクトリに移動します。 2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。 n システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス や場所が表示されます。 次の図では、Scuba Diver ディレクトリを開いて 1 つのサブディレクトリと複数のメディア・アセッ トを表示した状態を示しています。 300 Avid Central および Interplay Production Interplay Production サーバーの Scuba Diver ディレクトリで、親ディレクトリを示すリストの上部に[戻る]ボタンがあります。 ディレクトリから戻るには: t n [戻る](Back)ボタンをタップします。 [戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移 動したかにより異なります。 メディア・アセットを開いて再生するには: 1. ディレクトリ内のアセットに移動します。 2. ビデオまたはオーディオ・アセットをタップします。 [メディア]ビューアーでアセットが開きます。 301 Avid Central および Interplay Production メディア・コントロール: [再生](Play)ボタン、ポジション・インジケータ、[フル・スクリーン](Full Screen)ボタン 3.[再生]ボタンをタップして、アセットを再生します。 4. メディア・アセットをスクラブする場合、またはクリップの特定の位置に移動する場合は、ポジ ション・インジケータをタップしたまま新しい位置にドラッグします。 5. フル・スクリーン・モードでビデオ・クリップを表示する場合は、[フル・スクリーン]ボタンを タップします。 メディア・ビューアーがタブレットの画面いっぱいまで広がり、ビデオ・クリップの再生が始まり ます。 アセットを再読み込みするには: 1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。 2.[再読み込み](Reload)をタップします。 302 A ユーザー設定 ユーザー設定ダイアログ・ボックスで、ユーザー設定へのアクセスと変更が可能です。ユーザー設定ダイ (User Settings)を選択します。ユー アログ・ボックスを開くには、 [ホーム] (Home)> [ユーザー設定] ザー設定の変更後、[適用](Apply)をクリックして変更を保存します。 以下の表では、ユーザー設定について説明しています。 設定グループ 設定 説明 一般 言語 Web アプリケーションのユーザー・インターフェースで 使用する言語をコントロールします。ドロップダウン・ メニューから使用する言語を選択します。この設定は、 Interplay Central で表示される日付と時刻の形式にも影 響します。 • 英語: month/date/year hours:minutes:seconds AM/PM • フランス語およびスペイン語: date/month/year hours:minutes:seconds • ドイツ語: date.month.year hours:minutes:seconds • 中国語 year-month-date hours:minutes:seconds • 日本語 year/month/date hours:minutes:seconds • 韓国語: year. month. date AM/PM hours:minutes:seconds iNEWS パスワード Interplay Central アカウントのパスワードを変更します。 新しい認証情報は、一旦サインアウトし、再度サインイン するまで有効ではありません。 iNEWS 認証情報 Avid iNEWS サーバーにアクセスするユーザー名とパス ワ ー ド を 設 定 し ま す。 ユ ー ザ ー 名 と パ ス ワ ー ド は、 iNEWS アカウントのものと同じでなければなりません。 Interplay Central のユーザー名とパスワードを iNEWS サーバーのアクセスに設定するオプションもあります。 設定グループ 設定 説明 シークエンス: シークエンスを自動読み 関連する iNEWS ストーリーが開かれた時、スクリプト・ 込み シーケンスが[シーケンス]ペインや[メディア]ペイン で自動で開くかどうかを決定します。 Interplay Production Interplay Production 認証情報 Interplay Production サーバーにアクセスするユーザー 名とパスワードを設定します。ユーザー名とパスワードは、 Interplay Production アカウントのものと同じでなけれ ばなりません。 Interplay Central のユーザー名とパスワードを Interplay Production サーバーのアクセスに設定するオプションも あります。 シークエンスのミックスダウン設定:プロ プロファイルをシーケンスのミックスダウンで使用する ファイル ように設定します。これらのプロファイルは、Interplay Production Media Services と Transfer Status ツールで Transcode 用に作成されます。 n プロファイル設定は、有効な Interplay Production 認証情報でサインインした場合のみ使用できます。 このオプションが灰色で表示された場合、[適用] (Apply)をクリックして Interplay Production 認証 情報を保存し、一旦サインアウトしてから再びサイ ンインして、設定ダイアログ・ボックスを開きます。 検 索結 果フ ィル ター: 検 索さ れた 各 ア Interplay Production 検索結果に、1 つのアセットにつき セットにつき代表 1 つのみ表示 代表 1 つのみ表示(リンク)されるよう設定します。この オプションを選択すると、検索終了までの時間が短縮され ます。 検索条件: 時間範囲 Interplay Production データベースで検索を実行する際、 アセットの作成日または変更日の期間を設定します。 デフォルトの設定は「過去 14 日間」です。期間を短縮す ると、検索にかかる時間も短くなります。 検索条件の[修正日]を使って期間を指定しない限り、 この設定が検索に使用されます。詳しくは、検索を実行 する ページ「190」をご参照ください。 Interplay Pulse 参照先アセット 参照先アセットが[アセット](Assets)タブに表示され ているかを判断します。参照先アセットは、同じ Interplay フォルダー内の別のアセット(シークエンスに含まれるク リップなど)によって参照されるアセットです。デフォル トでは、参照先アセットは非表示です。 ユーザー・プロファイル名 Twitter や Facebook などの公開タイプ用 Interplay Pulse のプロファイルをリスト表示します。この設定グループ を使用して、Interplay Pulse パブリッシュ用の個人アカ ウントを作成することができます。 304 設定グループ 設定 メッセージと共有 電子メール転送 MOS MOS: MOS 有効 説明 電子メール転送の有効 / 無効を切り替えます。 [メッセージ] (Messages)ペインを使用してメッセージを送信する際は、 メール転送機能を使用すると、Interplay Central にログイン していないときも、特定のメール・アドレスでメッセージ を受信することができます。 Avid Deko Select プラグインなどの MOS プラグインを 有効にします。 プラグインの詳細については、プラグインと MOS 統合を 使用する ページ「29」と、ご使用のプラグインのマニュ アルをご参照ください。 [シーケンス]ペイン エフェクト:ディゾルブのデュレーション シーケンスのセグメント間のトランジションに使用でき るビデオ・ディゾルブのデフォルト・デュレーションを設 定します。デフォルトでは、デュレーションは 20 フレー ムに設定されています。シーケンスにディゾルブを適用 する際、デフォルトの設定を無効にすることができます。 305 B キーボード・ショートカット 以下の主要な項目では、キーボード・ショートカットについて説明します。 n n • キュー / ストーリー・ペインのショートカット • アセット・ペインのショートカット • メディア・メインのショートカット • マーカー・ペインのショートカット • シーケンス・ペインのショートカット これらのキーボード・ショートカットは、特に断りのない限り、Windows システムまたは Macintosh シス テムで使用できます。Macintosh では、通常 CTRL キーの代わりに Command キーを使用しますが、 た と え ば、Macintosh で は CTRL+S ま た は CTRL キ ー の シ ョ ー ト カ ッ ト も 使 用 で き ま す。 Command+S のいずれかを押すことでストーリーを保存できます。 Macintosh 上の Safari では、現在 Command(CMD)のキーボード・ショートカットで既知の問題があ ります。複数の追加キー(CMD+J+K)のある複雑なキーの組み合わせでは、追加キーのうちの 1 つを 長押しすると失敗する場合があります。すべてのキーをおおよそ同時に押し、すぐに解放すれば、この ような問題は発生しません。 ブラウザー・ウィンドウで Tab キーを使用する デフォルトでは、Tab キーは Chrome と Safari で異なる動作をします。 • どちらのブラウザーでも、Tab キーを使用して、テキスト・フィールドを次のテキスト・フィール ドに移動できます。 • Chrome では、Tab キーを使用してテキスト・フィールドからボタンへ移動するなどの次の画面オ ブジェクトへの移動も可能です。Safari でこの動作を一致させるには、以下のいずれかを行います。 - Option+Tab を使用する - [設定](Preferences)> [詳細設定](Advanced settings)パネルで、[Tab キーを押したと きに Web ページ上の各項目を強調表示](Press Tab to highlight each item on a Webpage) を選択します。 Chrome 向けに記された動作は、Internet Explorer 上の Chrome Frame にも適用されます。 キュー / ストーリー・ペインのショートカット キュー / ストーリー・ペインのショートカット [キュー / ストーリー]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。 カーソルがペインの特定のセクションに置かれると、一部のキー入力の組み合わせのみが動作します。表の フォーカス列には、そのペインのセクションが指定されています。ペインやセクションについて詳しく は、「[キュー / ストーリー]ペイン ページ「52」」をご参照ください。 ショートカット 説明 Ctrl+S ストーリーを保存 [キュー/ ストーリー]ペ イン Ctrl+E ストーリーの編集ロックのオン / オフ切り替え [キュー/ ストーリー]ペ イン Shift+ 左矢印 1 回に 1 文字戻ってテキストを選択 ストーリー Shift+ 右矢印 1 回に 1 文字進んでテキストを選択 ストーリー Ctrl+Shift+ 左矢印 1 回に 1 単語戻ってテキストを選択 ストーリー Ctrl+Shift+ 右矢印 1 回に 1 単語進んでテキストを選択 ストーリー Shift+ 上矢印 1 回に 1 行上に移動してテキストを選択 ストーリー Shift+ 下矢印 1 回に 1 行下に移動してテキストを選択 ストーリー Ctrl+] セグメントを分割 ストーリー Ctrl+X 選択範囲をカット ストーリー Ctrl+C 選択範囲をコピー Ctrl+V 選択範囲をペースト Ctrl+Z 前の変更を元に戻す [キュー/ ストーリー]ペ イン Ctrl+Y 前の変更をやり直す [キュー/ ストーリー]ペ イン Ctrl+B 選択されているテキストを太字にする ストーリー Ctrl+I 選択されているテキストを斜体にする ストーリー Ctrl+U 選択されているテキストに下線を引く ストーリー Ctrl+Alt+P Alt+Insert フォーカス [キュー/ ストーリー]ペ イン ストーリー [プレゼンター用指示]モードをオンにするか、選択されて ストーリー いるテキストをプレゼンター用指示としてマーク プロダクション・キューを挿入 307 ストーリー アセット・ペインのショートカット ショートカット 説明 フォーカス Ctrl+Alt+M 選択されているテキストをマシン・コントロールの指示とし キュー・リスト てマーク Ctrl+Alt+C [クローズド・キャプション]モードをオンにするか、選択さ ストーリー れているテキストをクローズド・キャプションとしてマーク Ctrl+Alt+N [標準テキスト]モードをオンにするか、選択されているテ ストーリー キストを標準フォントに変更 Tab 次のフォーム・フィールドへ移動 ストーリー・フォーム Shift+Tab 前のフォーム・フィールドへ移動 ストーリー・フォーム アセット・ペインのショートカット [アセット]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。ペインや セクションについて詳しくは、アセットを使用する ページ「34」をご参照ください。 n n ショートカット 説明 フォーカス 上矢印 選択の強調表示を上へ移動し、項目を選択 [アセット]ペイン 下矢印 選択の強調表示を下へ移動し、項目を選択 [アセット]ペイン 右矢印 フォルダーを展開 [アセット]ペイン 左矢印 フォルダーを折りたたむ [アセット]ペイン F2(Windows) Return(Macintosh) アセットまたはフォルダーの名前を変更します。 [アセット]ペイン Interplay V1.2 以前のバージョンでは、Macintosh で Return キーを押すと選択されたアセットが[メ ディア]ペインに読み込まれます。Interplay V1.3 以降のバージョンでは、Return キーで項目の名前を 変更できます。 V1.3 以降では、現在、選択されたアセットを[メディア]ペインに読み込むキーボード・ ショートカットはありません( Windows または Macintosh )。アセットをダブルクリックすると、 [メディア]メインにロードされます。 Interplay 308 メディア・メインのショートカット メディア・メインのショートカット [メディア]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。 • [メディア]ペイン内にフォーカスのあるショートカット • [メディア]ペイン外にフォーカスのあるショートカット ペインやセクションについて詳しくは、メディア・ペイン ページ「130」をご参照ください。 [メディア]ペイン内にフォーカスのあるショートカット 以下の表には、フォーカスが[メディア]ペインにある場合に使用できるショートカットを示しています。 ショートカット 説明 フォーカス スペース・バー 再生または一時停止 [メディア]ペイン Home fn+ 左矢印(MacBook) クリップまたはシークエンスの先頭に移動 [メディア]ペイン End fn+ 右矢印(MacBook) クリップまたはシークエンスの末尾に移動 [メディア]ペイン I イン点を挿入 [メディア]ペイン O アウト点を挿入 [メディア]ペイン 左矢印 1 フレーム戻る [メディア]ペイン 右矢印 1 フレーム進む [メディア]ペイン 下矢印 タイムラインの選択範囲を拡大 [メディア]ペイン 上矢印 タイムラインの選択範囲を縮小 [メディア]ペイン J、K、L J、K、L キーを使用して再生する ページ「140」をご参照 [メディア]ペイン ください。 Shift+ 左矢印 前のマーカーへ移動 [メディア]ペイン Shift+ 右矢印 次のマーカーへ移動 [メディア]ペイン Alt+ 左矢印 10 秒戻る [メディア]ペイン Alt+ 右矢印 10 秒進む [メディア]ペイン Alt+E、Alt+I イン点へ移動 [メディア]ペイン Alt+R、Alt+O アウト点へ移動 [メディア]ペイン Enter(Windows) Return(Macintosh) タイムコード表示を選択して、キーボード入力を有効にする [メディア]ペイン 309 メディア・メインのショートカット ショートカット 説明 フォーカス グループ・クリップのショート カット Alt+1 から Alt+9 グループ・クリップのアクティブなアングルを選択します。[メディア]ペイン これらのキーストロークは、カメラ・アングル 1 から 9 ま でにのみ適用されます。 n マルチアングル・ビューでは、カメラ・アングルは 左上より左から右に番号が付けられます。 Alt+ 上矢印 現在のバンクで前のグループ・クリップのアングルを選択 [メディア]ペイン します。 Alt+ 下矢印 現在のバンクで次のグループ・クリップのアングルを選択 [メディア]ペイン します。 Alt+ コンマ(,) カメラ・アングルの前のバンクを表示します。 [メディア]ペイン Alt+. (ピリオド) カメラ・アングルの次のバンクを表示します。 [メディア]ペイン [メディア]ペイン外にフォーカスのあるショートカット 以下の表には、フォーカスが[メディア]ペインにない場合(例えば、 [マーカー]ペインにログイン中) に、再生操作に使用できるキーボード・ショートカットを示しています。 n 一部のキーボード・ショートカットは、編集モードの[マーカー]ペインで作業すると、異なる動作を する場合があります。マーカー・ペインのショートカット ページ「311」をご参照ください。 n 一部のキーボード・ショートカットは、[シークエンス](Sequences)ペインで作業すると、異なる動 作をする場合があります。シーケンス・ペインのショートカット ページ「314」をご参照ください。 ショートカット 説明 フォーカス Ctrl+ スペース・バー 再生または一時停止 グローバル Ctrl+Home fn+ 左矢印(MacBook) クリップまたはシークエンスの先頭に移動 グローバル Ctrl+End fn+ 右矢印(MacBook) クリップまたはシークエンスの末尾に移動 グローバル Ctrl+I イン点を挿入 グローバル Ctrl+O アウト点を挿入 グローバル 310 マーカー・ペインのショートカット ショートカット 説明 フォーカス Ctrl+ 左矢印 1 フレーム戻る グローバル n Macintosh システムで Ctrl+ 左矢印または Ctrl+ 右 矢印を使用して 1 フレーム移動するには、[システ ム設定]の[ミッション・コントロール]オプショ ン > [キーボード]の選択を解除する必要がありま す。デフォルトでは、Ctrl+ 矢印キーで選択された 矢印の方向に 1 スペース切り替わります。 n Ctrl+ 右矢印 このショートカットは、マーカーにテキストを入力 している場合(編集モード) 、機能しません。 1 フレーム進む n グローバル このショートカットは、マーカーにテキストを入力 している場合(編集モード) 、機能しません。 Ctrl+ 下矢印 タイムラインの選択範囲を 50% 拡大 グローバル Ctrl+ 上矢印 タイムラインの選択範囲を 50% 縮小 グローバル Ctrl+J、Ctrl+K、Ctrl+L J、K、L キーを使用して再生する ページ「140」をご参照 グローバル ください。 Ctrl+Shift+ 左矢印 前のマーカーへ移動 グローバル Ctrl+Shift+ 右矢印 次のマーカーへ移動 グローバル Ctrl+Alt+ 左矢印 10 秒戻る グローバル Ctrl+Alt+ 右矢印 10 秒進む グローバル Ctrl+Alt+E、Ctrl+Alt+I イン点へ移動 グローバル Ctrl+Alt+R、Ctrl+Alt+O アウト点へ移動 グローバル マーカー・ペインのショートカット [マーカー]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。 • マーカーの作業に使用するショートカット • マーカー・テキストの作業に使用するショートカット ロギング中に再生操作に使用できるショートカットは、メディア・メインのショートカット ページ「309」 をご参照ください。 311 マーカー・ペインのショートカット マーカーの作業に使用するショートカット カーソルがアプリケーション内のどこかにあれば、以下の一部のキー入力の組み合わせは動作しますが、 それ以外はカーソルが[マーカー]メインに配置されている場合にのみ動作します。表のフォーカス列 では、各キー入力の組み合わせで必要となるフォーカスを指定しています。 ショートカット 説明 フォーカス Ctrl+M(Windows または Macintosh) Command+M(Macintosh) 新しいマーカーを作成 グローバル テンキー マーカーを作成し、以下のアイコン色に設定 グローバル • Ctrl+0: 最後に選択した色。前のセッションで色を選 択していない場合は白 • Ctrl+1: White • Ctrl+2: 黒 • Ctrl+3: 赤 • Ctrl+4: 緑 • Ctrl+5: 青 • Ctrl+6: シアン • Ctrl+7: マゼンタ • Ctrl+8: 黄 これらのコマンドを使用するには、NumLock 状態を有効 にする必要があります。 Ctrl+Shift+ 左矢印 前のマーカーへ移動して選択 グローバル Ctrl+Shift+ 右矢印 次のマーカーへ移動して選択 グローバル Delete キー(Windows) Backspace キー(Macintosh) fn+Backspace キー(MacBook) 選択されたマーカーを削除 [マーカー]ペイン 上矢印 前のマーカーへ移動して選択 [マーカー]ペイン 下矢印 次のマーカーへ移動して選択 [マーカー]ペイン Enter 編集モードに切り替え [マーカー]ペイン Ctrl+Enter(Windows および Macintosh) 編集モードを終了して保存 Command+Enter(Macintosh) [マーカー]ペイン Esc 保存しないで編集モードを終了 [マーカー]ペイン Ctrl+S(Windows および Macintosh) Command+S(Macintosh) 編集モードを終了しないでマーカーおよびテキストを保存 [マーカー]ペイン F5 [マーカー]ペインの内容を再読み込み 312 [マーカー]ペイン マーカー・ペインのショートカット マーカー・テキストの作業に使用するショートカット 以下の表には、編集モードでマーカー・テキストの作業中に使用できるショートカットを示しています。 n 「編集モード」は[ノート]列に選択されたモードのことを指し、挿入バーが表示されます。 ショートカット 説明 フォーカス Enter、Alt+Enter 改行を作成 [マーカー]ペイン Ctrl+ 左矢印(Windows) Alt+ 左矢印(Macintosh) 前の単語に移動 [マーカー]ペイン Ctrl+ 右矢印(Windows) Alt+ 右矢印(Macintosh) 次の単語に移動 [マーカー]ペイン 上矢印 前の行に移動 [マーカー]ペイン 下矢印 次の行に移動 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+ 上矢印(Windows) Alt+Shift+ 上矢印(Macintosh) 前の段落を選択 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+ 下矢印(Windows) Alt+Shift+ 下矢印(Macintosh) 次の段落を選択 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+Home(Windows) Ctrl+Shift+Pos1(Windows) Command+Shift+ 上矢印(Macintosh) 先頭から現在の位置までのテキストを選択 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+End(Windows) Command+Shift+ 下矢印(Macintosh) 現在の位置から末尾までのテキストを選択 [マーカー]ペイン Shift+ 左矢印 1 回に 1 文字戻ってテキストを選択 [マーカー]ペイン Shift+ 右矢印 1 回に 1 文字進んでテキストを選択 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+ 左矢印(Windows) Alt+Shift+ 左矢印(Macintosh) 1 回に 1 単語戻ってテキストを選択 [マーカー]ペイン Ctrl+Shift+ 右矢印(Windows) Alt+Shift+ 右矢印(Macintosh) 1 回に 1 単語進んでテキストを選択 [マーカー]ペイン Shift+ 上矢印 1 回に 1 行上に移動してテキストを選択 [マーカー]ペイン Shift+ 下矢印 1 回に 1 行下に移動してテキストを選択 [マーカー]ペイン Ctrl+A(Windows) Command+A(Macintosh) すべてのテキストを選択 [マーカー]ペイン Delete キー 1 文字または次のスペースを削除 [マーカー]ペイン Backspace キー 1 文字または前のスペースを削除 [マーカー]ペイン 313 シーケンス・ペインのショートカット ショートカット 説明 フォーカス Ctrl+X 選択範囲をカット [マーカー]ペイン Ctrl+C 選択範囲をコピー [マーカー]ペイン Ctrl+V 選択範囲をペースト [マーカー]ペイン Ctrl+Shift テキストの方向を変更します(右から左、または左から右)[マーカー]ペイン [マーカー](Markers)ペインやセクションについて詳しくは、マーカー・ペイン ページ「202」をご 参照ください。 シーケンス・ペインのショートカット [シーケンス]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。ペイン やセクションについて詳しくは、[シーケンス]ペインを使用する ページ「73」をご参照ください。 ショートカット 説明 フォーカス シーケンスを保存 Ctrl+S(Windows) Command+S(Macintosh) [シーケンス]ペイン Backspace(Windows) Delete(Macintosh) 選択されたセグメントを削除 [シーケンス]ペイン Ctrl+E 1 つのセグメントを 2 つのセグメントに分割 [シーケンス]ペイン Ctrl+Shift+X リプレイス編集を実行します。 [シーケンス]ペイン B オーバーライト編集を実行 [シーケンス]ペイン Shift+ ドラッグ インサート編集でスナップ(固定)・ポイントを無視 [シーケンス]ペイン 上矢印 シークエンスからズームアウト [シーケンス]ペイン 下矢印 シークエンスにズームイン [シーケンス]ペイン Alt+ ドラッグ・ズーム・ハン ズーム領域の一方の端を拡大または縮小(非対称ズーム) [シーケンス]ペイン ドル 右矢印 1 フレーム進む [シーケンス]ペイン 左矢印 1 フレーム戻る [シーケンス]ペイン スペース・バー 再生または一時停止 [シーケンス]ペイン 操作を取り消す Ctrl+Z(Windows) Command+Z(Macintosh) [シーケンス]ペイン 操作をやり直す Ctrl+Y(Windows) Command+Y(Macintosh) [シーケンス]ペイン 314 シーケンス・ペインのショートカット ショートカット 説明 フォーカス トリム・インジケーターが有効 の場合 M 選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム [シーケンス]ペイン コンマ(,) 選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム [シーケンス]ペイン ピリオド(.) 選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム [シーケンス]ペイン スラッシュ(/) 選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム [シーケンス]ペイン Shift+[ セグメントの先頭からポジション・インジケータまでをト [シーケンス]ペイン リム(上端をトリム) Shift+] ポジション・インジケータからセグメントの末尾までをト [シーケンス]ペイン リム(下端をトリム) 二相トリム・インジケーターが 有効の場合 Shift+M 選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム [シーケンス]ペイン Shift+ コンマ(,) 選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム [シーケンス]ペイン Shift+ ピリオド(.) 選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム [シーケンス]ペイン Shift+ スラッシュ(/) 選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム [シーケンス]ペイン 315 C アイコン この項目は、Interplay Central を使用するときに目にするアイコンやボタンのクイック・リファレンス・ ガイドです。以下の項目でグループごとに説明します。 • ペイン・タイプ・アイコン • 起動ペイン・アイコン • アセット・ペイン・アイコン • メディア・ペイン・アイコン • マーカー・ペイン・アイコン • 進行ペイン・アイコン • シーケンス・ペイン・アイコン • Interplay Pulse アイコン ペイン・タイプ・アイコン 以下のアイコンは、Interplay Central ユーザー・インターフェースで様々な種類のペインを識別するた めに使用されます。ペインについて詳しくは、アプリケーションのレイアウトを理解する ページ「18」 をご参照ください。 アイコン 説明 [アセット]ペイン [キュー / ストーリー]ペイン [プロジェクト / ストーリー]ペイン [オーディオ]ペイン [ヘルプ]ペイン 起動ペイン [マーカー]ペイン 起動ペイン・アイコン アイコン 説明 [メディア]ペイン [メタデータ]ペイン [進行]ペイン 検索ペイン [サムネイル]ペイン [シーケンス]ペイン [ソーシャル・メッセージ]ペイン(Interplay [Web ストーリー]ペイン(Interplay Pulse [共用メッセージ]ペイン(Interplay Pulse) 起動ペイン・アイコン 以下のアイコンは、[起動]ペインで使用されます。 アイコン 説明 Interplay Production システムに接続 Interplay Production システムを切断 iNEWS システムに接続 iNEWS システムを切断 iNEWS データベースのプロジェクト iNEWS プロジェクト(開始前) iNEWS プロジェクト(期限切れ) 317 Pulse) アセット・ペイン・アイコン アセット・ペイン・アイコン アイコンは、Interplay Central からアクセス可能なアセットのさまざまなタイプを区別するために使用 されます。その他のアイコンは、アセットの状態を示すために使用されます。タイプや状態のアイコンは、 [アセット]ペインの[名前]または[状態]列のいずれかに表示されます。 アイコン 説明 コラム オーディオ・アセット 名前 ビデオ・アセット:マスター・クリップ 名前 ビデオ・アセット:サブクリップ 名前 ビデオ・アセット:シークエンス 名前 ビデオ・アセット:進行中のクリップ(Edit While Capture) 名前 ビデオ・アセット:グループ・クリップ 名前 ビデオ・アセット:エフェクト 名前 サポート 状態 予約 状態 制限 状態 iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムに関連するアセット・ペイン・アイコン [アセット]ペインのすべての iNEWS 関連アイコンは、[名前]列に表示されます。 アイコン 説明 iNEWS データベースのディレクトリまたはサブフォルダー インデックス付きディレクトリ iNEWS データベースのキュー インデックス付きキュー(バケット・キューも含む) 318 メディア・ペイン・アイコン アイコン 説明 ロックされたキュー インデックス付きキューおよびロックされたキュー iNEWS データベースのファセット ファセット(開始前) ファセット(期限切れ) クエリ検索キュー メディア・ペイン・アイコン 以下のアイコンは、[メディア]ペインで使用されます。 ボタン 説明 [アセット]および[アウトプット]ボタンで、読み込まれているアセットと読み込まれてい るシーケンスを切り替えることができます。 アセットまたはストーリー・シーケンスを再生します。再生ボタンは、アセットやストー リー・シーケンスの再生中は一時停止ボタンに変更されます。 イン点からアウト点まで再生します。 ポジション・インジケーターをイン点に移動します。 イン点をマークします。 アウト点をマークします。 ポジション・インジケーターをアウト点に移動します。 アウト点前の 3 秒を再生します。 10 秒戻します。 1 秒戻します。 319 マーカー・ペイン・アイコン ボタン 説明 1 フレーム戻します。 1 フレーム進めます。 1 秒進めます。 10 秒進めます。 オーディオ・ペインの表示 ボイスオーバー・コントロールを表示します。 選択したシークエンスを表示して、ターゲット解像度での再生をプレビューします。 オーディオ・ツールを表示します。 シングルアングル・ビュー(1x1)のグループ・クリップを表示します。 2x2 グリッドのグループ・クリップを表示します。 3x3 グリッドのグループ・クリップを表示します。 マーカー・ペイン・アイコン 以下のアイコンは、[マーカー]ペインで使用されます。 アイコン 説明 マーカーの挿入とマーカー色の選択 制限の追加 更新 キャンセル 320 進行ペイン・アイコン 進行ペイン・アイコン 以下のアイコンは、[進行]ペインで使用されます。 アイコン 説明 [メディア]ペインで開く キャンセル 再送信 / 再試行 シーケンス・ペイン・アイコン 以下のアイコンは、[シーケンス]ペインで使用されます。 アイコン 説明 ディゾルブの追加 ポジション・インジケータの位置で、1 つのセグメントを 2 つのセグメントに分割します。 オーバーライト編集を実行します。 リプレイス編集を実行します。 セグメントの削除 オーディオ・ペインの表示 シークエンスの保存 セグメントを展開または折りたたみます。 空のタイミング・ブロックの表示、非表示を切り替えます。 321 Interplay Pulse アイコン Interplay Pulse アイコン 次のアイコンは、Interplay アイコン Pulse で使用されます。 説明 ソーシャル・メッセージ・ペインを表示します。 Web ストーリー・ペインを表示します。 共用メッセージ・ペインを表示します。 複数のユーザーにより、企業もしくはグループ・ハウス・アカウントおよびアクセスに 関連付けられたターゲットへの認証情報(企業の Twitter アカウントなど)を含むシステム・ プロファイルを示します。 特定のユーザーに関連付けられた特定のターゲットへの認証情報(個人の Facebook アカウ ントなど)を含むユーザー・プロファイルを示します。 322 Interplay Central 用語集 F Frame Chase 編集 ライン・フィードまたはインジェスト・デバイスからのキャプチャー中にメディアを表示・編集できる 機能です。キャプチャー中編集(EWC)とも呼ばれます。 I ICS ゾーン ICS サーバーと関連するシステムを単一の構成要素として構成する方法です。ICS サーバーを ICS ゾー ンとして構成すると、サーバーは中央の User Management Service を共有できるようになりますが、単一 の UMS を複数の ICS ゾーンで共有することはサポートされていません Interplay Central Middleware Service Interplay Central Services のひとつです。Interplay Central ワークステーションとバックエンド・システム の間のコミュニケーションを管理します。 Interplay Central Distribution Service(ICDS) Interplay サービスのひとつで、Avid Media Services のジョブを調整し、再生サーバーに送信します。 Interplay Central User Management Service Interplay Central Services のひとつです。ユーザーとグループを作成および管理し、複数のシステムに わたってユーザーを認証する機能を提供します。 Interplay Central Playback Service (ICPS) Interplay Central Services のひとつです。ISIS 上の複数のメディア・アセットとシーケンスを同時に読 み取り、インターネットに接続しているクライアントでの再生用にそのメディアを圧縮します。 Interplay Central Services (ICS) Interplay Central を動かす一群のサービスです。Interplay Central Service には、次のサービスが含ま れます。 • Interplay Central Middleware Service • Interplay Central User Management Service • Interplay Central Playback Service • Interplay Message Bus Interplay Message Bus Interplay Central Services のひとつです。Interplay Central Services、および、ICS フレームワーク に統合させたい他のサービスまたはクライアントに統一されたカップリング・レイヤーを提供します。 Interplay Pulse レイアウト[Interplay Pulse layout] 複数のプラットフォームにパブリッシュするための別のオプションを表示するレイアウトです。レイア ウトには、ソーシャル・メッセージ・ペイン、Web ストーリー・ペイン、パッケージ・ペインが含まれ、 メディア・パッケージのパブリッシュに使用されます。 J J-K-L 再生 キーボードの J キー、K キー、L キーを使用すると、素材をさまざまな速度で再生およびシャトルできます。 この機能は、3 ボタン再生や可変速再生と呼ばれることもあります。 L L カット 2 つのクリップ間の分割編集で、ビデオ・トランジションとオーディオ・トランジションは同時に発生し ないものを指します。オーディオ・トランジションがビデオ・トランジションの前に生じるか、ビデオ・ トランジションがオーディオ・トランジションの前に生じるかのいずれかになります。 324 M [Messages](メッセージ)ペイン クライアント・アプリケーションのペインで、テキスト・メッセージおよびメディア・アセット・リン クの両方を他の Interplay Central ユーザーに送信するためのメッセージ・ボックスを表示します。受信 したすべてのメッセージもリストに表示します。 N NAT(ナチュラル・サウンド) ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラに内蔵のマイクで録音された場合を指し ます。SOT(サウンド・オン・テープ)もご参照ください。 S SOT(サウンド・オン・テープ) ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラ内蔵でないマイクで録音された場合を指 します。NAT(ナチュラル・サウンド)もご参照ください。 STP(再生サーバーに送信) 放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシーケンスを転送するプロセスを指します。 U User Management Service (UMS) Interplay Central User Management Service をご参照ください。 W Web ストーリー・ペイン[Web Story pane] Web コンテンツ・マネージメント・システムにパッケージをパブリッシュする際に作成できるようにす るクライアント・アプリケーションのペインです。 325 あ アウトプット・モード メディア・ペインのアウトプット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているシーケンスのメディ アを確認し、ボイスオーバー・コントロールなど、シーケンスに適用されるコントロールを使用できます。 アセット・モードもご参照ください。 アクティブなアングル グループ・クリップでは、シングルアングル・ビューで選択されたカメラ・アングルおよびシークエン スにクリップを追加した場合は表示されるアングルです。 アサインされていないグループ Interplay Central ユーザー管理で使用されるデフォルトのグループで、グループから削除されているが 他のグループには属していないユーザーが含まれます。 アセット ストーリーやシーケンスの作成に使用するオブジェクトです。アセットには様々な種類があり、ビデオ・ メディア、オーディオ・メディア、グラフィック、イメージ、テキストなどが含まれます。アセットは通 常、オブジェクトだけでなく、アセット管理データベースに保存されるランダウンなどのオブジェクト・ リストのことも指します。 アセット・モード メディア・ペインのアセット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているアセットのメディアを確 認し、イン / アウト位置の設定など、アセットに適用されるコントロールを使用できます。アウトプット・ モードもご参照ください。 [アセット]ペイン クライアント・アプリケーションのペインで、アセットを表示します。これらのアセットは、検索また は参照から得ることができます。アセットは、表示されたアセットに適用される場合、フォルダー階層 で表示されます。 アングル グループ・クリップでは、個別のクリップで、それぞれに異なるカメラ・アングルがあります。 326 い インポートされたグループ Interplay Central ユーザー管理に使用するデフォルトのグループで、Windows ドメインからインポー トされたユーザーが含まれます。 う ウインドウ アプリケーションの主要なユーザー・インターフェース要素です。 え エリア Interplay Central ウェブ・アプリケーションのセクションです。アプリケーションをカスタマイズし、 エリアの数を増減できます。ペイン・エリアと呼ばれることもあります。 お オーディオはビデオに従う グループ・クリップのトラックにオーディオをマップして、アクティブなアングルの変更を自動的に 「フォロー」して、新しいアクティブなアングルからオーディオを使用することができる、オーディオの 設定です。 か 管理者グループ Interplay Central ユーザー管理に使用するデフォルトのグループで、管理者権限を持つユーザーが含ま れます。 327 き 起動ペイン クライアント・アプリケーション上のペインで、ここからさまざまな場所に移動できます。このペイン には、リモート・ファイル・システム、ローカル・ファイル・システム、アセットの他の場所が表示されます。 基本シーケンス Interplay Central で作成するシーケンスで、1 つのビデオ・トラックと 1 つのオーディオ・トラックを 伴うタイムラインを含みます。このオーディオ・トラックは、すべてのソース・オーディオ・トラック を表します。一般的に、シンプルなシーケンスの作成に使用されます(カット・リストやショットリス トと呼ばれることもあります)。 キャプチャー中編集(EWC) Frame Chase 編集をご参照ください。 キュー ストーリーを含む iNEWS データベースのサブフォルダー [キュー / ストーリー]ペイン クライアント・アプリケーション内のペインで、キューの内容を、ストーリー・フォームを含むストー リーの内容とともに表示します。 キュー・リスト スクリプト・エディター内のエリアで、キャラクター・ジェネレーター(CG)用のプロダクション・ キューとマシン・コントロール・イベントなどの追加と編集をジャーナリストが行えるエリアです。 く グループ・クリップ Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで、共通のソース・タイムコード、AUX タイムコード、または素材にあるマークに基づいて作成されたマスター・クリップです。 け 検索バー クライアント・アプリケーション内のセクションで、特定の基準に一致するアセットを検索できます。 328 [検索]ペイン 1. ユーザーが情報やアセットを検索できるペインです。 2. ユーザー・レイアウトのペインで、管理者は Interplay Central グループとユーザーを検索できます。 こ 高度なシーケンス Interplay Central で作成するシーケンスで、1 つのビデオ・トラックとユーザー指定の複数のオーディオ・ トラックを伴うタイムラインを含みます。デフォルトでは、これらのトラックは iNEWS ストーリーで の使用にあわせて NAT、SOT、または VO と名付けられます。しかし、名前を変更し、iNEWS ストー リーから切り離して使用することができます。 コンタクト・リスト メッセージ・バーに表示される iNEWS ユーザーのリストで、ここからメッセージの受信者を選択できます。 さ 再生サーバーに送信(STP) 放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシーケンスを転送するプロセスを指します。 サイドバー iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムなどの Interplay Central と統合されたさまざまな システムに移動できる、Interplay Central モバイル・アプリケーションの機能です。 サブクリップ マスター・クリップ内でイン点およびアウト点をマークし、点間のフレームを保存することによって作 成されたクリップのことです。サブクリップには、メディア・ファイルへのポインターは含まれません。 サブクリップはマスター・クリップを参照します。メディアファイルへのポインターはマスター・クリッ プだけに含まれます。 [サムネイル]ペイン [メディア]ペインの[アセット]モードにロードされるアセットの小さな画像を表示するペインです。 画像は、タイムコード、マーカー、またはその両方で表示されます。 329 し シーケンス ビデオ、イメージ、オーディオ・クリップ、またはそれらの任意の組み合わせを一連に並べたものです。 基本シーケンスと高度なシーケンスもご参照ください。 シーケンス・ズーム・バー シーケンス・ズーム・バーは水平方向のシーケンス・タイムラインの下、または垂直方向のタイムライ ンの右側に配置されています。長いシーケンスが見やすくなるよう、または正確に編集できるように ズーム・バーを使用してシーケンス・タイムラインのセクションを拡大できます。詳しくは、メディア ズーム・バーもご参照ください。 シーケンス・タイムライン ビデオ・クリップとオーディオ・クリップが置かれる、シーケンス・ペイン内のエリアです。シーケンス・ タイムラインには、1 つのビデオ・トラック、1 つまたは 3 つのオーディオ・トラック、1 つのタイミング・ トラックが含まれます。 [シーケンス]ペイン ビデオおよびオーディオのクリップを使用して、シーケンスを作成または編集できるペインです。作成・ 編集したシーケンスは、スクリプト・シーケンスとして新しいストーリーと関連させたり、独立したア セットとして Interplay Production データベースに保存できます。 システム設定レイアウト Interplay Central 管理者が使用するレイアウトで、さまざまな構成設定を指定します。 シャトル メディアをリアルタイムより遅いまたは速いスピードで表示することを指します。Interplay Central では、 J、K、L キーを使用してクリップまたはシーケンス内をシャトルできます。 詳細ペイン ユーザー・レイアウトとシステム設定レイアウト内のペインで、選択されている項目に対する情報と設 定が表示されます。 進行中のクリップ キャプチャーが進行中のクリップです。進行中のクリップは Frame Chase 編集で使用できます。 330 [進行]ペイン クライアント・アプリケーション内のペインで、シーケンス・ミックスダウンや再生サーバーへの送信 などの Interplay Central のプロセスの進 と状態を表示します。 シンプル・シーケンス 基本シーケンスをご参照ください。 す スクリプト 放送で読まれるテキストです。機能を編成するためのコンテンツでもあります。 スクリプト・エディター キュー / ストーリー・ペイン内のセクションで、ジャーナリストはここでスクリプトの要素を作成・整理 します。スクリプト・エディターには、ストーリー・フォーム、キュー・リスト、ストーリー、シーケンス・ タイムラインの 4 つのサブセクションがあります。 スクリプト・シーケンス 一連のビデオ、オーディオ、イメージで、スクリプト・エディターで作成し、メディア・ペインで再生 します。スクリプト・シーケンスは、Interplay Production データベース内に保存され、再生デバイス へと送信できます。 ズーム・バー メディア ズーム・バーおよびシーケンス・ズーム・バーをご参照ください。 ストーリー 要素を集めたもので、テレプロンプターに送信され放送されたスクリプト、スクリプトとともに放送さ れたビデオとオーディオ、キューに関連するプロダクション・キューとマシン・コントロールの指示を 含みます。ストーリーは機能として作成することも可能で、スクリプトを使用して機能を編成すること ができます。 ストーリー・フォーム スクリプト・エディター内のセクションで、データベース内の各キューに対して iNEWS システム管理 者があらかじめ定義したフィールド内にストーリーの情報を提供します。 ストーリー・レイアウト ジャーナリストがビデオやオーディオを含むストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。 331 ストーリー・セグメント ストーリー・ボディ / テキストの一部です。ジャーナリストは、セグメントを使用してテキストのタイミ ングをとり、テキストをビデオ、オーディオ、プロダクション・キューと一体化させます。複数に分割 されたセグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。 せ 制限 2 つのマーカーからなるセットで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、なんらかの形 で使用が制限されているクリップを示します。 セグメント 1. ランダウンでは、コマーシャルの間に放送される番組の一部を指します。 2. ストーリー / テキストの一部です。ジャーナリストは、セグメントを使用してテキストのタイミング をとり、テキストをビデオ、オーディオ、プロダクション・キューと一体化させます。複数に分割 されたセグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。 3. シーケンスでは、トラックに含まれるメディアの一部を指します。 設定ペイン システム設定レイアウト内のペインで、ここから設定を選択して表示または編集できます。 そ 送信ボタン メッセージ・バーにあり、このボタンをクリックしてメッセージを送信します。 ソーシャル・メッセージ・ペイン Facebook や Twitter などのソーシャル・メディア・サイトにパッケージをパブリッシュする際に作成で きるようにするクライアント・アプリケーションのペインです。 ソース・クリップ シーケンスの一部として使用されるビデオ・クリップまたはオーディオ・クリップです。 332 た タイミング・ブロック ストーリー・セグメントのリード・レートまでの長さに応じたスクリプト・シーケンスのセクションです。 アクションの編集用のコンテナとして機能するタイミング・ブロックです。 タイムコード表示 メディア・ペインにあるディスプレイで、読み込まれているアセットまたはシーケンスのタイムコード 情報を提供します。 タイミング・タグライン シーケンス・タイムラインに表示される薄い黄色のタグの付いた水平線で、ストーリー・セグメントの 予想読み時間を表示します。 と トラック・セレクタ オーディオ・ペインのドロップダウン・メニューで、グループ・クリップのオーディオ・トラックを、対応 するグループ・クリップ内の、別のアングルのオーディオ・トラックにマップできます。 トリム・インジケーター シーケンス・タイムラインで、マウス・ポインターをビデオ列またはオーディオ列に重ねるとクリップ の先頭または末尾に表示されるマークです。ビデオとオーディオは、一緒にトリムしたり、別々にトリ ムして L カットを作成することができます。 ドロップ・ゾーン エリアの一部分で、そこにペインを移動させることができます。各エリアには 5 つのドロップ・ゾーン (中央、上、下、左、右)があります。 に 認証プロバイダー ユーザーの認証情報(ユーザー名とパスワード)を確認し、アクセスを許可するサーバーです。Interplay Central 管理者は、インポートされたユーザーに対して、Windows ドメイン・サーバーなどの認証プロ バイダーを指定します。 333 は パッケージ Avid Interplay Pulse では、テキスト・コレクション ( メッセージまたはストーリー )、画像、ビデオお よび音声は、すべて共通の iNEWS のストーリーと Interplay Production のマスター・クリップまたは シークエンスに関連付けられています。 パッケージ・ペイン クライアント・アプリケーションのペインで、パブリケーションの準備が整っているパッケージや既に パブリッシュされているパッケージの履歴を表示します。ペインを使用すると、パッケージのパブリッ シュ送信の際のレビューと承認に使用することもできます。 ふ ファセット iNEWS プロジェクトのサブトピックで、追加の粒度を提供します。ファセットに関連付けられたストー リーはすべて、そのファセットの親プロジェクトに自動的に関連付けられます。詳しくは、プロジェクト もご参照ください。 プレゼンター・モード タブレット・アプリケーションでは、ユーザーがページごとのレイアウトで番組のスクリプトを、 ニュース・プレゼンターが使用する印刷されたスクリプトと同じように確認できます。 プロジェクト トピックでカテゴリに分けられたストーリーのグループを表す iNEWS の用語で、これにより特定のトピッ クで使用されている用語に関連するすべてを、一か所から検索することができます。詳しくは、ファセット もご参照ください。 [プロジェクト / ストーリー]ペイン クライアント・アプリケーション内のペインで、プロジェクトの内容、プロジェクトのファセット、関連す るストーリーを表示します。 プロダクション・キュー iNEWS ストーリーのオブジェクトで、重要な情報と文字ジェネレーターなどのデバイス用マシン・コン トロール・コマンドを技術スタッフに提供します。 334 へ ページ付け システム設定です。キュー / ストーリー・ペインまたはプロジェクト / ストーリー・ペインにリストされ る項目の最大数を指定します。 ペイン Interplay Central ウェブ・アプリケーションのセクションです。1 つまたは複数のペインを含むエリア です。複数のペインは、1 つのエリアに重ねて表示させることができます。各ペインの名前がタブに表示 され、タブをクリックするとペインが表示されます。 ペイン・メニュー 各ペインで選択可能なコマンドのメニューです。メニューを操作するには、ペイン・メニュー・ボタン をクリックします。 編集できないシークエンス Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで作成され、レンダリングされたエフェ クトを含むシークエンスなど、Interplay Central で編集できないシークエンスです。編集できないシー クエンスは、シークエンス・タイムラインで暗い赤で表示されます。詳しくは、読み取り専用シークエ ンスもご参照ください。 ほ ボイスオーバー・コントロール ボイスオーバーを録音し、そのボリュームを調整できるコントロールです。 ポジション・インジケーター メディア・タイムライン上の垂直のバーで、メディア・ビューアーに表示されているフレームの位置を 示します。シークエンス・タイムラインには、 [シークエンス]ペインの方向によって水平方向または垂 直方向であるポジション・インジケータも含まれます。ポジション・インジケーターをドラッグし、クリッ プまたはシーケンス内をスクラブできます。 335 ま マーカー 選択されているフレームに追加されるインジケーターで、クリップ、サブクリップ、シーケンス内の特 定の位置に印を付けます。マーカーにはさまざまな色があり、ユーザー定義のテキストを付加すること もできます。マーカーはメディア・タイムラインに表示され、マーカー・テキストはメディア・ビュー アーにオーバーレイとして表示されます。以前はロケーターと表記されていました。 マスター・クリップ 実際のデジタル・ビデオとオーディオ・データが保存されているメディア・ファイルへのポインターを 含むメディア・オブジェクトです。 マッチ・フレーム ソース・クリップを読み込める機能で、ソース・クリップの一部分はシーケンス内に含まれます。 み ミックスダウン 複数のビデオ・トラック、複数のオーディオ・トラック、エフェクトを組み合わせて、1 つのビデオ・ トラックと少数のオーディオ・トラックを含む 1 つの新しいマスター・クリップを作成するプロセス を指します。 め メタデータ アセットを説明するデータです。メタデータには、プロパティ、予約、制限、その他の情報が含まれます。 [メタデータ]ペイン 開始タイムコード、コメントなど、Interplay 製品のデータベースで選択されたアセットに関連するプロ パティを表示するペインです。 メッセージ・バー クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、メッセージの送信や受信を行います。メッセージ・ バーには、[送信先]フィールド、[メッセージ]フィールド、[送信]ボタンがあります。 336 メッセージ履歴 メッセージ・バーにあり、矢印ボタンで直近のメッセージ数件を読むことができます。複数の未読メッ セージが存在する場合、数値インジケーターが表示されます。 メディア・コントロール メディア・ペイン内のコントロールで、アセット内を再生・移動したり、シーケンスの作成に使用する ためにアセットを編集したりできます。表示されるコントロールは、選択されているアセットにより異 なります。 メディア ズーム・バー メディア・タイムラインの下にあるメディア・ペインのコントロールで、メディア・タイムラインのセ クションを拡大表示し、長いクリップでの作業をしやすくします。詳しくは、シーケンス・ズーム・バー もご参照ください。 メディア・タイムライン メディア・ペイン内のグラフィック表示で、アセットまたはシーケンスの長さと時間範囲を示します。 メディア・ビューアー メディア・ペインのセクションで、アセットの表示に使用します。 [メディア]ペイン クライアント・アプリケーション内のペインで、メディア・コントロールを使用してメディア・アセッ トを表示・編集できます。 メニュー・バー クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、 ここからさまざまなメニュー・オプションを選択します。 ゆ ユーザー・ツリー・ペイン ユーザー・レイアウト内のペインで、グループとユーザーを階層レイアウトで表示します。 ユーザー・レイアウト Interplay Central ユーザー管理のレイアウトで、Interplay ポート、作成、管理できます。 337 Central 管理者はユーザーとグループをイン よ 読み取り専用シークエンス Interplay Production フォルダーから開き、ただしこのフォルダーでの読み取り / 書き込みロールがない ために編集および保存できないシークエンスです。シークエンスの再生はできますが、編集や保存はで きません。詳しくは、編集できないシークエンスもご参照ください。 ら ランダウン スクリプトの項目表またはタイミング・リストで、ニュース放送中の放送順序を示します。 ランダウン・レイアウト ジャーナリストがストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。 れ レイアウト ジャーナリスト用、管理者用など、特定の目的に対してデザインされた複数のペインから構成される 1 つの まとまりです。 レイアウト・セレクター リストから、使用したいレイアウトを選択できます。 338 ろ ログ・レイアウト メディア・ロガーやジャーナリストがマーカーの表示と作成に使用するレイアウトです。 ロギング クリップ、サブクリップ、シーケンスに情報を追加することを指します。この情報には、マーカー、制限、 テキストが含まれ、ストーリー作成やメディア編集中に参照として使用されます。 ロケーター マーカーをご参照ください。 ロール Interplay Central 管理者により、ユーザーに割り当てられている機能、権限、レイアウトの一式です。 管理者は、組織内での役割に基いて、Interplay Central ロールを作成できます。 339 索引 A C Active-X プラグイン 29 Avid Communities iNEWS 31 オンライン・サポート 7 トレーニング・サービス 7 Avid Central iNEWS にアクセスする 247, 279 Interplay Production にアクセスする 267, 299 iPad からストーリーを承認する 293 iPad にインストールする 241, 273 iPhone からストーリーを承認する 260 お気に入り 261, 294 オフラインでキューとストーリーを表示する 263, 265, 296, 298 オフラインで作業する 263, 296 カスタム設定 245, 277 起動する 242, 273 キューやストーリーをキャッシュする 264, 297 サイドバー 244, 275 ジェスチャー 240 スクリプトの書式設定 256, 289 ストーリーを保存する 256, 288 接続の基本 239, 270 ビデオ・シークエンスを表示 253, 284 プレゼンター・モード 293 プロダクション・キューを追加する 258, 290 ボタン 245, 276 マシン・コントロールの指示を追加する 259, 291 メディア・アセットにアクセスする 265, 299 リンクを使用する 259, 292 Interplay Central モバイル・アプリケーション。Avid Central を参照 Avid iNEWS 説明 16 Avid Instinct 関連付けられたシークエンス 86 I iNEWS Community のサポート 31 iPhone での Avid Central 247 スクリプト・テンプレート 68 説明 16 タブレットでの Avid Central 279 データベース 36 データベースを移動する 38 プロジェクト 48 ユーザー設定 303 iNEWS リンク 作成および送信する 70 Instinct 関連付けられたシークエンス 86 Interplay Central Avid Central モバイル・アプリケーション 239 説明 16 Interplay Production Avid Central 267, 299 アセットのタイプ 39 アセット名を変更する 42 アセットを移動、コピーする 42 説明 16 データベースを移動する 40 プロパティ・コラム 40 ユーザー設定 303 Interplay Pulse アイコンのリスト 322 iPad Avid Central タブレット・アプリケーション 270 索引 S カスタム設定 277 ジェスチャー 271 ホーム・ボタン 271 SOT コラム 105 SOT トラック NAT トラックと交換する 165 説明 163 デフォルトを変更する 165 J J-K-L 再生 140 JPG ファイル ビデオ・フレームから作成する T 157 Tab キー L ブラウザー・ウィンドウで LTR(左から右)59 L カット 123 306 U Unicode M マーカー・テキストのサポート MOS プレースホルダーを挿入する ユーザー設定 303 MOS 統合 29 V 68 V コラム 105 N あ NAT コラム 105 NAT トラック SOT トラックと交換する 165 説明 163 デフォルトを変更する 165 無効にする 116 有効にする 116 NewsCutter 関連付けられたシークエンス 86 NRCS ツール 関連付けられたシークエンス 86 アイコン Interplay Pulse 322 アセット・ペイン 318 起動ペイン 317 シークエンス・ペイン 321 進行ペイン 321 ペイン・タイプ 316 マーカー・ペイン 320 メディア・ペイン 319 アウト点 マークする 144 アスペクト比 142 アセット アスペクト比 142 移動、コピーする 42 最近表示した 142 再生する 139 ステップ・スルー 141 説明 34 名前を変更する 42 ニュースを使用する 36 メディアを使用する 39 P PNG ファイル ビデオ・フレームから作成する 157 R RTL(右から左)59 341 215 索引 アセット・ペイン 移動する 35 アイコンのリスト 説明 34 アセット・モード 説明 130 オーディオ・トラック 有効にする 113 オーディオ・ペイン 説明 158 オーディオ・ミックス 166 オーディオ・モニタリング 初期設定を設定する 167 オーディオ・レベル 設定 163 オーバーライト編集 106 お気に入り 261, 294 音声入力 音声認識テキスト変換 60 音声認識テキスト変換 60 オンライン・サポート 7 318 い イージー・ロック 66 一般 ユーザー設定 303 イメージ ビデオ・フレームから作成する 色 セグメントの 77 イン点 マークする 144 157 か 回復ファイル シークエンス 88 ストーリー 71 え エクスポートする マーカー 213 エリア 23 き キーボード・ショートカット キュー / ストーリー・ペイン 307 シークエンス・ペイン 314 メディア・ペイン・ペイン 309 ロギング 311 キー・ロック 66 起動ペイン 28 アイコンのリスト 317 基本シークエンス グループ・クリップ 184 説明 77 キャプチャー中編集(EWC) 進行中クリップ 156 キュー アセット・ペインの 36 オフラインで表示する 265, 298 キャッシュする 264, 297 キュー / ストーリー・ペイン キーボード・ショートカット 307 説明 52 ツールバー 54 キュー・リスト 説明 55 お オーディオ NAT トラックと SOT トラックを交換する 165 NAT トラックを無効にする 116 NAT トラックを有効にする 116 オーディオ・トラックのタイプ 163 オーディオのダッキング 163 基本シークエンス 162 詳細シークエンス 163 スクラブを有効にする 129 デフォルトの NAT と SOT トラックを無視する トラックを有効にする 113 オーディオ専用セグメント 117 オーディオ・ゲイン 自動調整 163 詳細シークエンス用に調整する 165 調整する 163 オーディオ専用シークエンス 86 オーディオ・ディゾルブ 自動作成 163 165 342 索引 く し クリップ 移動、削除する 116 グループ・クリップ アクティブ・アングルを選択する 178 アングルを変更する 176 オーディオ・モニタリング 180 基本シークエンスを作成する 184 再生する 179 再生に送信する 187 詳細シークエンス用 186 使用する 173 説明 171 タイムコード 179 バンク 177 マーカーと制限 183 マッチ・フレーム 184 シークエンス Instinct および NewsCutter け 検索 アセット 190 検索する 高度な条件 192 例 195 検索バー 188 検索ペイン 189 さ 再生 シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンス 142 再生サーバーに送信 スクリプト・シークエンスを送信する 231 プロファイルを選択する 228 再生に送信(STP) グループ・クリップ 187 再生品質 144 サイドバー、説明 244, 275 サインアウト 17 サインイン 17 46 参照先アセット 表示または非表示にする NRCS で関連付けられた 86 43 343 オーディオ専用 86 オーディオ・トラックを有効にする 113 回復する 88 既存のシークエンスを開く 89 基本と詳細 77 クリップをトリムする 120 コピーを保存する 87 再生する 139 作成する 82 情報を表示する 81 シンプルおよび複雑 142 水平と垂直 78 スクリプト・シークエンス 85 ステップ・スルー 141 ストーリーに関連付けられたシークエンスを開く セグメントをトリムする 120 セグメントを分割する 124 タブレット・アプリケーションで表示する 284 ディゾルブを挿入する 127 ビデオ専用 86 編集する 103 保存されたシークエンスからメディアを追加する 保存する 86 マーカーを追加する 126 ミックスダウンする 154 メディアを基本に追加する 104 メディアを詳細に追加する 105 モバイル・アプリケーションで表示する 253 ユーザー設定 303 シークエンス・タイムライン 説明 55 シークエンス・ペイン アイコンのリスト 321 説明 74 表示する 73 自動保存 シークエンス 88 ストーリー 71 出力モード 説明 130 表示とコントロール 135 90 114 索引 詳細シークエンス グループ・クリップ 186 説明 77 進行中クリップ 156 進行ペイン アイコンのリスト 321 説明 234 シンプルなシークエンス 定義 142 右から左に書く言語 ロックとロック解除 ストーリーの承認 Avid Central 260, 293 ストーリー・フォーム 説明 55 せ 制限 概要 207 グループ・クリップ 183 削除する 211 説明 198 追加する 211 定義 207 保存する 211 セグメント 説明 57, 77 タイムライン内で移動、削除する 分割する 124 セグメントの編集ロック 66 設定メニュー・オプション 28 す ズーム・バー、シークエンス 説明 79 ズーム・バー、メディア 進行中クリップ 156 説明 150 垂直シークエンス 選択する 78 水平シークエンス 選択する 78 スクラブ オーディオを有効にする 129 スクリプト 書式設定する 62 スクリプト・エディター 説明 55 スクリプト・シークエンス 作成する 82 作成のルール 85 スクリプト・テンプレート 68 ストーリー iPad から承認する 293 iPhone から承認する 260 オフラインで表示する 265, 298 回復する 66, 71 キャッシュする 264, 297 削除する 66 作成する 56 シークエンスを開く 90 スクリプト・テンプレートを挿入する 68 セグメント 57 説明 55 タイミング 69 タブレット・アプリケーションから保存する 編集する 61 59 66 た タイミング・タグライン 69 タイムコード グループ・クリップ 179 フレームのキューに使用する タイムコード表示 147 タイムライン スナップする 119 ダッキング オーディオ・トラック 163 ち 注釈 音声認識テキスト変換 て ディゾルブ オーディオ 163 ビデオ 127 256, 288 344 60 148 116 索引 デッド・キュー 66 デュアルローラートリムでゅあるろーらーとりむ 電子メール転送 Interplay メッセージとともに使用する 225 Interplay メッセージ用に構成する 224 テンプレート、スクリプト用 68 ふ 123 ファセット ストーリーと関連付けられたファセットを開く 51 説明 36 とストーリーを関連付ける 51 開く 48 フォルダ アセット用に開く 153 フォルダー Interplay Production を作成する 42 複雑なシークエンス 定義 142 プラグイン 使用する 29 プレゼンター・モード 293 カスタム設定 245, 277 プロジェクト ストーリーと関連付けられたプロジェクトを開く 51 説明 36, 48 とストーリーを関連付ける 51 開く 48 プロダクション・キュー を Avid Central で追加する 258 Avid Central で追加する 290 追加する 63 プロパティ・コラム 移動する 41 サイズを変更する 41 追加、削除する 40 分割編集 123 と トラブルシューティング 7 トランジション、ディゾルブ 127 取り消す シークエンス・ペインで 115 トリムする 基本シークエンス 120 詳細シークエンス 121 セグメントの最初または末尾 122 タイムライン内のセグメント 120 二相トリム 123 トレーニング・サービス 7 ドロップ・ゾーン 説明 23 に 二相トリム 123 は バンク グループ・クリップ用 177 へ ひ ペイン 43, 46 アイコンのリスト 316 アセット 34 オーディオ 158 起動 28 キュー / ストーリー 52 検索 189 サムネイル 46 使用する 23 のリスト 18 プロジェクト / ストーリー メタデータ 43 メディア 130 ビデオ・シークエンス タブレット・アプリケーションから表示 284 モバイル・アプリケーションから表示 253 ビデオ専用シークエンス 86 ビデオ・ディゾルブ 127 345 48 索引 ヘルプ 表示する 33 編集ロック 66 み 右から左へ記述する言語 マーカー・テキストを入力する ミックスダウン 154 ミックス・モード 166 ほ ボイスオーバー 録音する 169 ボイス・トラック 説明 163 ポジション・インジケーター 説明 55 ボリューム 設定 163 め 43 メッセージ Interplay Central メッセージ 218 送信する 226 電子メール転送 224 表示し返信する 227 メッセージ・ペイン 218, 221 ま メッセージ・ペインでメッセージを送信する 221, メッセージ・ペインにメッセージを表示する 220 メッセージ・ペインを使用する 219 メッセージを転送する 225 メディア 基本シークエンスに追加する 104 再生品質 144 詳細シークエンスに追加する 105 ステータスを更新する 142 タブレット・アプリケーションで表示する 284 モバイル・アプリケーションで表示する 253 メディア・タイムライン 説明 149 メディアのステータスを更新コマンド 142 メディア・ペイン アイコンのリスト 319 キーボード・ショートカット 309 メニュー・オプションについて 28 メニュー・バー 説明 28 マーカー Unicode サポート 215 エクスポートする 213 グループ・クリップ 183 削除する 205 シークエンスに追加する 126 説明 198 追加する 205 で移動する 212 テキストをカット、コピー、ペーストする 保存する 205 右から左に書く言語のテキスト 215 マーカー・ペイン アイコンのリスト 320 キーボード・ショートカット 311 説明 202 マイ・マーカー・ボタン 202 マシン・コントロールの指示 Avid Central で追加する 259, 291 追加する 65 マッチ・フレーム 152 グループ・クリップ 184 マルチアングル・ビュー グループ・クリップ 173 マルチカメラ・ワークフロー 説明 171 215 212 や やり直す シークエンス・ペインで ゆ ユーザー設定 346 303 115 221 索引 り リプレイス編集 リンク 110 Avid Central で 259, 292 れ レイアウト 使用する 21 ロギング 201 レビューする 再生を 152 ろ ロギング キーボード・ショートカット 右から左に書く言語 215 ワークフロー 196 ログ・レイアウト 説明 201 ロケーター 146 ロック、のタイプ 66 ロック解除する ストーリー 66 ロックする ストーリー 66 311 347 アビッド テクノロジー株式会社 テクニカル・サポート 製品情報 〒 107-0052 オンライン・サポート・センター 会社情報および製品情報については、 東京都港区赤坂 2-11-7 ATT 新館ビル 4F (www.avid.com/jp/support) にアクセスしてください。 www.avid.com/jp をご覧ください。