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AVG PC TuneUp User Manual

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AVG PC TuneUp User Manual
AVG PC TuneUp
取扱説明書
文書改訂 AVG .04
2016/02/09
Copyright AVG Technologies CZ, s.r.o. All rights reserved.
その他すべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
目次
3
1 . AVG PC Tu n e U p へようこそ!
1.1 システム要件
3
1.2 ヘルプ&サポート
3
4
2 . ダッシュボード
6
2.1 システム保護
9
3 . PC モード
9
3.1 エコノミー モード
3.2 スタンダード モード
13
3.3 ターボ モード
13
4 . フライトモード
18
5 . メニューバー
19
6 . メンテナンス
20
6.1 ワンクリック メンテナンス
20
6.2 自動メンテナンス
21
6.3 メンテナンス設定を変更する
22
23
7 . 速度アップ
7.1 ライブ最適化を設定
25
7.2 バックグラウンドプログラムを無効にする
26
7.3 スタートアッププログラムを無効にする
30
7.4 システム推奨事項
33
7.5 実行中のプロセスを管理する
35
7.6 システムの起動とシャットダウンを最適化する
37
7.7 システム情報を表示する
39
41
8 . 空き領域を増やす
8.1 Windows キャッシュとログをクリーンアップする
43
8.2 ブラウザのクリーンアップ
45
8.3 Windows の機能を無効化
46
8.4 重複ファイルを検索して削除する
47
8.5 大容量のファイルとフォルダーを検出して削除する
49
8.6 データを確実に削除する
53
8.7 未使用プログラムをアンインストールする
55
57
9 . 問題の修正
9.1 PC ヘルス
58
9.2 典型的な問題を修正する
59
9.3 ハードディスク エラーを検査
59
61
9.4 削除されたファイルの復元
1
65
1 0 . すべての機能
10.1 レジストリをクリーンアップする
70
10.2 iPhone、iPad、iPod touch をクリーンアップする
75
10.3 レジストリをデフラグする
78
10.4 ハードディスクをデフラグする
79
10.5 レジストリを編集する
82
10.6 更新の確認
83
10.7 Windows の外観を変更する
84
10.8 Windows の設定を変更する
96
10.9 破損したショートカットを削除する
115
10.10 AVG最適化レポートを表示する
116
1 1 . プログラムの評価機能
117
1 2 . AVG PC Tu n e U p ガジェット
119
1 3 . AVG PC Tu n e U p タスクバー通知領域の
121
2
1. AVG PC TuneUp へようこそ!
A V G P C TuneUp をお選びいただき、ありがとうございます。これはPC を最適化するための、30以上にわたる
様々なツールの総合セットでございます。このソフトウェアを使用すると、PC やノートパソコン、あるいはネット
ブックをあまり費用をかけることなく最適な状態にできます。
A V G P C TuneUp を使用することで、オペレーティングシステム、ゲーム、プログラムなどのパフォーマンスを最
高レベルへ復元できます。A V G P C TuneUp を使えば、ハードディスクやレジストリのクリーンアップなど、重要
なメンテナンス タスクを自動で、またはユーザーが手動で行えます。乱雑で動作の重いコンピュータはユーザーに
とってはもはや過去のものです。A V G P C TuneUp は、システムに問題があるかどうかを識別し、シンプルな解決
方法を提案します。A V G P C TuneUp では、Windows システムの表示画面をカスタマイズできます。
A V G P C TuneUp を使って、最適な状態の PC をお楽しみください。
1.1. システム要件
A V G P C TuneUp をインストールして起動するには、お使いのコンピュータが次の要件を満たしている必要があり
ます:
Windows XP (32ビット バージョンのみ、Service Pack 3 以上)、Windows Vista、Windows 7、
Windows 8 および 8.
1、Windows 10 (すべて 32ビットまたは 64ビット バージョン)
300 MHz 以上のプロセッサ
256 MB の RAM
1024x768 ピクセル以上の画面解像度
オンライン版:150MB 以上のハードディスク空き領域
CD 版:400MB 以上のハードディスク空き領域 (および CD-ROM または DVD のドライブ)
Internet Explorer 6 以上
1.2. ヘルプ&サポート
ヘルプとサポートはオンライン (www.avg.com/customer-support)でご利用いただけます。そこからサポート オプ
ションの詳しい情報もご覧いただけます。
3
2. ダッシュボード
新 しいAVG PC TuneUpダッシュボードは、すべての機 能 と最 適 化 オプションにアクセスできます。
全 体 的 な最 適 化 のステータス
全 体 的 な最 適 化 のステータス(画 面 上 の丸 部 分 )は、 AVG PC TuneUp により提 供 されたオプションをどの程 度
すでに使 用 しているかを示 します。 表 示 されるパーセンテージは、各 チューニングカテゴリーの最 適 化 の合 計 です
メンテナンス 速 度 アップ 空 き領 域 を増 やすおよび問 題 を修 正 する)。
PC モード
PC モードの領 域 では、Windows のオペレーション システムのためにはどのモードをオンにするべきかを決 めることが
できます。
詳 細 は、PC モードをご覧 ください。
フライトモード
このエリアはノート型 パソコンのみで有 効 で、その他 はグレーとなります。 シンプルなスイッチにより、ノート型 パソコン
上 のすべてのワイヤレス ネットワークをオフにできます。
詳 細 は、フライトモードをご覧 ください。
4
レスキューセンター
このボタンを使 用 し、AVG PC TuneUpで行 った変 更 を元 に戻 すか、システムリカバリを行 います 。
詳 細 は、システム保 護 をご覧 ください。
メニューバー
メニューバーでは AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログやこのプログラムと個 々 のモジュールについての情 報 に
アクセスできます。
詳 細 はメニューバーをご覧 ください。
5 つのカテゴリタイトル
AVG PC TuneUpダッシュボードのメイン領 域 は 5つのカテゴリからなり、AVG PC TuneUp の重 要 な機 能 にすば
やく、テーマごとにアクセスできます。
メンテナンス
このカテゴリでは、1回 のクリックで、最 適 化 したシステムパフォーマンスを維 持 し、コンピュータをクリーンアップすること
ができます。
詳 細 については、メンテナンスをご覧 ください。
速 度 アップ
このカテゴリでは、不 要 なプログラムを無 効 あるいはアンインストールし、システムやデータをクリーンアップすることが
できます。
詳 細 については、速 度 アップをご覧 ください。
空 き領 域 を増 やす
このカテゴリでは、システマティックに不 要 なデータをシステムから削 除 できます。
詳 細 については、空 き領 域 を増 やすをご覧 ください。
問 題 の修 正
このカテゴリでは、万 が一 生 じた問 題 の簡 単 な解 決 法 が見 つかります。
詳 細 は問 題 の修 正 をご覧 ください。
すべての機 能
この最 後 のカテゴリリストでは、 AVG PC TuneUpで使 用 するすべての機 能 をアプリケーション領 域 ごとに整 理 して
一 覧 表 示 します。
詳 細 はすべての機 能 をご覧 ください。
5
2.1. システム保護
以 下 の章 では、AVGRescue Center モジュールを使 用 して、AVG PC TuneUpで行 われた変 更 を元 に戻 す方
法 を説 明 します。 AVG Rescue Center を使 って、システムの復 元 、すなわちAVG PC TuneUpを使 わずに行 っ
た変 更 を元 に戻 すことができます。
システム復 元
AVG Rescue Center は、AVG PC TuneUp だけでなく他 のアプリケーションで行 った変 更 も取 り消 すことが可 能
です。 AVG Rescue Center は、Windows システムの復 元 機 能 との組 み込 みが可 能 です。
Windows は定 期 的 に復 元 ポイントを作 成 します。 システムの調 子 がおかしくなった場 合 は、いつでもこの復 元 ポ
イントのうちの 1つに戻 れます。 するとその時 のシステムの状 態 が復 元 され、それ以 後 に加 えられた変 更 はすべて
無 効 となります。
AVG Rescue Center はどこにありますか?
AVGRescue Center は常 に手 元 にあります。AVG Rescue Centerにアクセスし、 Dashboardの右 下 にある
Rescue Center ボタンをクリックします。 ボタンは各 モジュールにあります。
2.1.1. 変更を元に戻す
ダッシュボードの右 下 にある Rescue Center ボタンをクリックし、AVG Rescue Center モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、 AVG PC TuneUpの Rescue Centerを開 くを選 択 して、モジュ
ールを起 動 することもできます。
AVG Rescue Center の右 側 の欄 には、保 存 されているすべてのバックアップがモジュール名 または日 付 順 で一 覧
表 示 され、各 項 目 について、変 更 された設 定 の数 、変 更 日 時 、および変 更 によって解 放 されたディスク領 域 が
示 されます。
詳 細 を表 示
[詳 細 ] ボタンをクリックすると、実 行 された変 更 の詳 しいログに移 動 します。 ただし、このログは表 示 専 用 です。
選 択 した変 更 のみを元 に戻 すことはできません。 そのため、誤 って削 除 してしまったファイルを 1つ復 元 したいがた
めに、多 数 の不 要 なファイルを同 時 に復 元 しなければならないこともあります。
削除
バックアップが必 要 ないことが確 実 である場 合 、このボタンを使 用 して完 全 に削 除 することができます。
復元
このボタンは、システムの状 態 を選 択 したバックアップ以 前 の状 態 に戻 します。
6
2.1.2. システムの復元
ダッシュボードの右 下 にある Rescue Center ボタンをクリックし、AVG Rescue Center モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、 AVG PC TuneUpの Rescue Centerを開 くを選 択 して、モジュ
ールを起 動 することもできます。
システムの復 元 をクリックします。
AVG Rescue Center の右 側 の欄 には、保 存 されているすべてのバックアップのリストが表 示 され、各 バックアップ
の変 更 日 時 も表 示 されます。
バックアップを作 成
このボタンを使 用 して、システム復 元 ポイントを作 成 します。 復 元 ポイントには、システムの状 態 を後 で判 別 でき
るような名 前 を付 けてください。
システム復 元 ポイントには設 定 ファイルやシステム ファイルの状 態 が保 存 されるため、システムに大 幅 な変 更 (プ
ログラムのインストールなど)を加 える前 に、復 元 ポイントを作 成 することをお勧 めします。 そうすれば、インストー
ル時 に何 かトラブルが生 じたり、その後 コンピュータがいつものように動 作 しなくなった場 合 、システムをいつでもオリ
ジナルの状 態 に戻 すことができます。
削除
バックアップが必 要 ないことが確 実 である場 合 、このボタンを使 用 して完 全 に削 除 することができます。
復元
このボタンを使 用 して、システムを、選 択 したバックアップ以 前 の状 態 に戻 します。 それには、システムの再 起 動 が
必 要 です。
この機 能 は、システムに変 更 を加 えた後 でコンピュータが正 常 に動 作 しなくなった場 合 に役 立 ちます。
まず、元 に戻 すシステム変 更 の数 を最 小 に抑 えるため、最 新 の復 元 ポイントを選 択 します。
2.1.3. 設定の変更
AVG Rescue Center の設 定 を変 更 することができます。 AVG Rescue Center で、設 定 ボタンをクリックします。
また、ダッシュボードから設 定 にアクセスする方 法 もあります。 メニューバーで、設 定 をクリックし、Rescue Center
保 護 項 目 (新 たにトリガされた設 定 ダイアログの左 側 のリスト)をクリックします。
Rescue Center 保 護
各 AVG PC TuneUp モジュールは、標 準 でAVG Rescue Center により保 護 されています。 この関 連 チェックボッ
クスのチェックを外 すと、各 モジュールへのサポートを無 効 にできます。
バックアップ
ここではAVG Rescue Center の個 々 のバックアップを保 存 する期 間 を指 定 します。 既 定 では、バックアップは 2
7
週 間 後 に自 動 的 に削 除 され、最 大 60のバックアップが保 存 されます。
ディスク領 域 を節 約 したいという理 由 でAVG Rescue Center 保 護 を過 度 に制 限 しないでください。 この保
護 機 能 は問 題 が生 じた際 の最 終 的 な復 旧 手 段 としてとても有 用 で、通 常 ハードディスクのディスク領 域
を多 少 節 約 するよりも重 要 です。
8
3. PC モード
PC モードの領 域 では、Windows のオペレーション システムのためにはどのモードをオンにするべきかを決 めることが
できます。
エコノミー モード
AVG エコノミーモードを使 って、ディスプレイやハードウェア コンポーネント、あるいは不 要 な機 能 をオフにする
ことにより、コンピュータの電 力 消 費 を低 減 させることができます。
詳 細 は、エコノミー モードをご覧 ください。
スタンダード モード
スタンダード モードは、Windows の通 常 オペレーションでもあります。
詳 細 は、機 内 モードをご覧 ください。
ターボ モード
AVGターボ モードを使 って、 システムにいつでもパーフォマンス強 化 を追 加 でき、個 人 のニーズに合 わせてカ
スタマイズすることができます。
詳 細 は、ターボ モードをご覧 ください。
3.1. エコノミー モード
この章 では、どんなときにエコノミーモードが便 利 であり エコノミー モードをオンにすると何 が起 こるかを説 明 し
ます。 さらに、どのようにエコノミー モードをオンにし、設 定 するのかの手 引 きも得 られます。
エコノミー モードとは?
エコノミーモードは、電 力 を節 約 する AVG PC TuneUpのインテリジェントなモジュールです。 エコノミー モードで
は、必 要 なときにすぐに省 電 力 に配 慮 できます。 コンピュータをエコノミー モードに切 替 えると、現 在 バックグラウ
ンドで実 行 されているけれども、特 に必 要 ではないハードウェアやタスク、プログラム、機 能 が消 費 している電 力 が
低 下 します。 これらはオフになるので、消 費 電 力 (電 気 代 も)が明 らかに低 下 します。
エコノミー モードをオンにするのはどんな場 合 ですか?
エコノミー モードを使 えば、デスクトップ PCの電 力 消 費 を明 確 に低 減 したり、コンセント電 源 が利 用 できない時 に
ラップトップのバッテリー稼 働 時 間 を長 くすることができます。 エコノミー モードをオンにすることで、いくつかの機 能 が
オフになりますが、エコノミー モードをオフにすると再 び使 用 できるようになります。
エコノミー モードでどのくらい電 力 が節 約 できるか、どこでわかりますか?
ランプ方 式 を使 って、エコノミー モードのウィザードは、その設 定 によって実 際 にどのくらい電 力 を節 約 しているか
9
を表 示 します。 全 体 的 節 約 の右 隣 のバーが緑 の場 合 は、省 電 力 が高 いことを示 しています。 黄 色 いバーは省
電 力 が中 レベル、赤 は低 いレベルであることを示 しています。
例 えば、サービス の領 域 で省 電 力 がどの程 度 かは、領 域 の右 隣 にあるナビゲーション バーにバーの色 で直 接 表
示 されます。
コンピュータをエコノミー モードに切 り替 える方 法
AVG PC TuneUp ダッシュボードの左 下 に 3つのスイッチがあります。 左 側 のスイッチがエコノミー モード用 です。
このスイッチをクリックすると、コンピュータがエコノミー モードに切 り替 わります。 AVG アイコンがタスクバーの通 知 領
域 に表 示 され、エコノミーモードがオンであることを知 らせます。
また、エコノミーモードのスイッチには、タスクバーの通 知 領 域 にあるAVG PC TuneUp アイコンから直 接 アクセスす
ることもできます。 それには、アイコンを左 クリックします。 ポップアップ ウィンドウが開 き、左 下 にエコノミー モードのス
イッチが表 示 されます。
エコノミー モードがオンになっているかどうかを知 る方 法
エコノミー モードがオンになると、AVG PC TuneUpアイコンがタスクバーの通 知 領 域 (右 下 隅 の時 刻 の隣 )にエコノ
ミー モードがオンになっていることが表 示 されます。 さらに、ダッシュボードのスイッチでもそれがわかります。
ユーザー独 自 の AVG エコノミー モードを設 定 する方 法
最 初 に エコノミー モード をオンにするとウィンドウが開 き、そこでカスタマイズしたエコノミー モードが設 定 できます。
ここでエコノミー モード にプリセットされたオプションを適 用 するか、あるいはニーズに合 わせて自 分 で設 定 するかど
うかを決 めます。
詳 細 は、エコノミー モードの設 定 をご覧 ください。
3.1.1. エコノミー モードの設定
ダッシュボードにあるメニュー バーで [設 定 ] をクリックしてから、[エコノミーモード] エリアを選 択 し、そこにある [設
定 ウィザードを開 く] ボタンをクリックして、AVG エコノミーモード を設 定 するためのウィザードを起 動 します。 また
は、ダッシュボードのすべての機 能 を開 き、コンピュータでエコノミーモードをオンにするエントリの隣 にある小 さい
ギアウィールボタンをクリックします。
'エコノミー モードがすでにオンになっている場 合 、ウィザードを再 度 実 行 する必 要 はありません。 エコノミー モード
設 定 は、AVG の中 央 設 定 ダイアログ(エコノミー モード項 目 )で直 接 変 更 できます。 適 切 なボックスをチェックし
(もしくはチェックを外 し)、[適 用 ] をクリックするだけです。
エコノミー モード を自 分 なりに構 成 するには、エコノミー モード がオンになっている間 、どのハードウェア コンポーネ
ント、サービス、機 能 が省 電 力 のため一 時 的 にオフにしてよいかを選 択 します。 オフにする項 目 が多 ければ多 い
10
ほど、省 電 力 が顕 著 になります。
一般設定
ここでは、システムのパフォーマンスを低 下 させ、視 覚 的 効 果 をオフにする設 定 機 能 も利 用 可 能 にするかどうか指
定 できます。 さらに、コンピュータが再 起 動 したときに、エコノミー モード はオンのままにするかどうかも選 択 できま
す。
画面
コンピュータの画 面 は、ハードディスクやプロセッサなどのハードウェア コンポーネントより多 くの電 力 を消 費 すること
があります。 画 面 の明 るさを下 げたり、コンピュータを現 在 使 っていないときに画 面 を早 めにオフにすると、電 力 消
費 は明 確 に低 減 します。
画 面 の明 るさ(ノート型 パソコンのみ)
全 般 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に全 般 的 な画 面 の明 るさをどの程 度 下 げるか指 定 し
ます。
暗 くする場 合 :この設 定 では、エコノミー モードがオンのときに画 面 を暗 くする場 合 、明 るさをどの程 度 下 げ
るか指 定 します。
画 面 の動 作
オフにする:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に画 面 をオフにするまでの時 間 を指 定 します。
調 光 (ラップトップのみ):この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に画 面 を暗 くするまでの時 間 を指 定
します。
ハード ウェア
ハードウェア コンポーネントを一 時 的 にオフにすると、コンピュータの電 力 消 費 量 は低 下 します。 また、すべてのコ
ンピュータでは接 続 されたデバイスを検 出 したり、そのデバイスを使 用 するために必 要 な機 能 を提 供 したりする多
数 のサービスがバックグラウンドで稼 動 しています。 コンピュータの電 力 消 費 を下 げるため、このサポートを制 限 す
ることができます。
ハードウェア コンポーネント
ハードディスクのスタンバイ:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にハードディスクがスタンバイ モード
になるまでの時 間 を指 定 します。
プロセッサの省 電 力 設 定 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にプロセッサの省 電 力 をどの程 度
にするか指 定 します。
ワイヤレスアダプタの省 電 力 設 定 (Windows Vista および7のみ):この設 定 では、エコノミー モードがオンの
場 合 にワイヤレス アダプタの省 電 力 をどの程 度 にするか指 定 します。
外 部 デバイスとの接 続
モバイル デバイスとの同 期 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 は住 所 、メール、音 楽 ファイルな
どが携 帯 電 話 や携 帯 用 メディア プレイヤーと同 期 されず、デバイスが接 続 されたときに関 連 するプログラム
11
が自 動 的 に起 動 する機 能 もオフになります。
デジタル カメラおよびスキャナのサポート:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、デジタル カメラから
画 像 をインポートしたり、画 像 をスキャンしたりできません。
サービス
オペレーション システムは、大 部 分 のユーザーが認 識 しているよりはるかに多 くのタスクを実 行 しています。 必 ずし
も必 要 ではない多 数 のプログラムやサービスがバックグラウンドで常 時 実 行 され、電 力 を浪 費 しています。 これら
の機 能 の中 でまったく使 用 しないものがある場 合 は、無 効 にして、コンピュータの電 力 消 費 量 を恒 久 的 に低 減 す
ることができます。
バックグラウンド機 能
メディア ライブラリのネットワーク共 有 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、他 のネットワーク デバ
イスはユーザーのメディア ライブラリにある画 像 、ビデオ、音 楽 にアクセスできません。 ただし、エコノミー モー
ドはネットワーク上 のフォルダの共 有 には影 響 しません。
インデックス作 成 による簡 易 検 索 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、Windows はファイルやメ
ールの索 引 を作 成 しません。 この設 定 をオフにすると、検 索 は大 幅 に遅 くなります。
エラー報 告 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にエラーに関 するデータは収 集 されず、クラッシュ
したプログラムやその他 のエラーは Microsoft に伝 達 されません。
仮 想 マシンのサポート:(この設 定 は、仮 想 マシン用 のソフトウェアがコンピュータにインストールされている場
合 のみ選 択 できます。)このオプションでは、エコノミー モードがオンの場 合 、仮 想 マシンを利 用 するための
バックグラウンド機 能 をオフにすることができます。
さまざまなサービス
ほとんど使 用 しないサービス:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、特 定 の環 境 (社 内 ネットワー
クなど)または状 況 (新 しいプログラムのインストールなど)でのみ必 要 となるサービスがオフになります。
特 殊 な暗 号 化 サービス:エコノミー モードがオンの場 合 、この設 定 により、ドメインにログオンするためのサー
ビスがオフになります。
ネットワーク通 信 サービス: エコノミー モードがオンの場 合 、ファックスやピアツーピア サービスなど、まれにし
か使 わないネットワーク通 信 サービスが、この設 定 によりオフになります。
ディスプレイ
視 覚 効 果 を利 用 すると、Windows のインターフェイスが洗 練 された外 観 になりますが、貴 重 なメモリが大 量 に消
費 されてしまいます。 特 にビデオ カードの性 能 が高 くない場 合 は、視 覚 効 果 をオフにすればコンピュータのパフォー
マンスが向 上 します。
ヒント:これは、ネットブックのユーザーの間 で、パフォーマンスを長 期 的 に改 善 する方 法 として広 く使 用 されていま
す。
視覚効果
ウィンドウの視 覚 特 殊 効 果 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にウィンドウの透 明 効 果 や影 付
き、タスクバー上 のプレビュー ウィンドウ、およびウィンドウ間 の 3D ナビゲーションがオフになります。
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クラシックなウィンドウ スタイル:クラシック ウィンドウ スタイル:このオプションでは、エコノミー モードがオンであ
る場 合 に、ウィンドウ、メニューおよびボタンの外 観 にクラシックな Windows のデザインが使 用 されます。 ま
た、Windows XP ではカラフルな Windows インターフェイスが無 効 になり、より新 しいバージョンの Windows
ではタスクバーでのウィンドウの透 明 効 果 とサムネイルが無 効 になります。
デスクトップの背 景
スライドショー :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にデスクトップの背 景 のスライドショーはオフに
なります。
3.2. スタンダード モード
スタンダード モード はデフォルトでオンになっています(エコノミー モードまたはターボ モードに変 更 していない場
合 )。
スタンダード モードでは、AVG PC TuneUpのすべての機 能 が制 限 なしに使 用 できます。
3.3. ターボ モード
この章 では、どんなときにターボ モードが便 利 であり、ターボ モードをオンにすると何 が起 こるかを説 明 しま
す。 さらに、どのようにターボ モードをオンにして設 定 するのかの手 引 きも得 られます。
ターボ モードとは?
ターボ モード では、必 要 なときにすぐにパフォーマンスを強 化 することができます。 コンピュータをターボ モードに
切 り替 えると、現 在 バックグラウンドで実 行 されているタスク、プログラム、機 能 のどれが必 ずしも必 要 でないが分
析 されます。 必 ずしも必 要 でないプログラムは停 止 または低 速 にされ、その分 得 られた処 理 能 力 は、ユーザーが
実 際 に作 業 を行 っているプログラムだけに割 り当 てられます。
ターボ モード動 作 の詳 細
以 下 の図 に、コンピュータの内 部 と現 在 使 用 中 のプログラム(緑 色 )、バックグラウンドで実 行 中 のプロセス (青
色 )を示 します。 ターボ モードをオンにしたときにコンピュータの負 荷 がどのように軽 減 されるかがわかります。
緑 の円 は、ターボ モードによってスピードアップしたいプログラムを表 します。 ブルーダイアモンドは、ターボ モードが
オンの時 にまったく必 要 ないプログラムと機 能 です。 そのため、これらのプログラムと機 能 は、それらが必 要 とする全
計 算 能 力 が使 えるように、オフになります。
コンピュータ上 では、ユーザーが現 在 使 用 しているプログラム(緑 色 )の他 に、ユーザーの作 業 にとってそれほど重
要 でない多 数 のプログラムがバックグラウンドで実 行 されています(青 色 )。 バックグラウンド プロセスの中 に、コン
ピュータの能 力 を過 剰 に消 費 するものがあった場 合 、他 のプログラムがスムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が
下 げられます。
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ターボ モードをオンにするのはどんな場 合
例 えばターボ モードを使 用 して、コンピュータ ゲームの速 度 を上 げたり、性 能 を低 下 させるプログラムへの対 処 、ま
た動 画 の再 生 中 に止 まったりフリーズすることを防 ぐことができます。 ただしターボ モード をオンにすることで幾 つか
の機 能 はオフになり、それらはターボ モードが再 びオフになって初 めてまた利 用 できるようになります。
コンピュータをターボ モードに切 り替 える方 法
AVG PC TuneUp ダッシュボードの左 下 に 3つのスイッチがあります。 ターボ モードの右 側 スイッチ このスイッチをク
リックすると、コンピュータがターボ モードに切 り替 わります。 AVG アイコンがタスクバーの通 知 領 域 に表 示 され、タ
ーボ モードがオンであることを知 らせます。
また、ターボ モードのスイッチには、タスクバーの通 知 領 域 にあるAVG PC TuneUpアイコンから直 接 アクセスするこ
ともできます。 それには、アイコンを左 クリックします。 ポップアップ ウィンドウが開 き、右 下 にターボ モードのスイッチ
が表 示 されます。
ターボ モードがオンになっているかどうかを知 る方 法
ターボ モードがオンになると、AVG PC TuneUpアイコンがタスクバーの通 知 領 域 (右 下 隅 の時 刻 の隣 )にターボ モ
ードがオンになっていることが表 示 されます。 さらに、ダッシュボードのスイッチでもそれがわかります。
ユーザー独 自 の AVG ターボ モードを設 定 する方 法
ターボ モードを初 めてオンにした場 合 は、ターボモード設 定 ウィザードが開 き、ユーザー個 別 のターボ モードを作
成 できます。 ウィザードは、AVG PC TuneUp. の新 しい中 央 設 定 ダイアログに統 合 されています。
詳 細 は、ターボ モードの設 定 をご覧 ください。
3.3.1. ターボ モードの設定
ダッシュボードにあるメニュー バーで [設 定 ] をクリックしてから、[ターボ モード] エリアを選 択 し、そこにある [設 定
ウィザードを開 く] ボタンをクリックして、AVG ターボ モードを設 定 するためのウィザードを起 動 します。 または、ダッ
シュボードのすべての機 能 を開 き、コンピュータでターボ モードをオンにするエントリの隣 にある小 さいギアウィー
ルボタンをクリックします。
ターボ モードが既 にオンになっている場 合 、ウィザードを再 度 実 行 する必 要 はありません。 ターボモード 設 定 を、
AVG の中 央 設 定 ダイアログ(ターボモード項 目 )で直 接 変 更 することができます。 適 切 なボックスをチェックし(もし
くはチェックを外 し)、[適 用 ] をクリックするだけです。
ターボ モード設 定 ウィザードで、個 人 的 なターボ モードを 6つの簡 単 なステップで作 成 するには、ターボモードが
オンになっている間 パフォーマンス強 化 のために一 時 的 にオフにしてもよいタスク、プログラム、機 能 を選 択 します。
オフにする項 目 が多 ければ多 いほど、パフォーマンスの強 化 が顕 著 になります。 ここで提 案 される機 能 やタスクは
14
すべて、一 時 的 にオフにしても問 題 が生 じません。 インターネット セキュリティのため、あるいはウィルスから保 護 す
るためのソフトウェアの機 能 はオフにされません。
ステップ 1:自 動 メンテナンスタスクを延 期 する
バックグラウンドで自 動 実 行 されるメンテナンス措 置 は、コンピュータを手 入 れするうえで重 要 ですが、通 常 は急 を
要 しません。 そのため、メンテナンス措 置 の実 行 を延 期 し、使 用 中 のプログラムのためにリソースを解 放 することが
できます。
予 定 したデフラグの延 期 このオプションでは、Microsoft やその他 大 手 のメーカーによるスケジュールされてい
るハードディスクのデフラグを、ターボ モードがオンである場 合 に起 動 させないようにできます。
スケジュールされたメンテナンス タスクを延 期 する:このオプションでは、Microsoft やその他 大 手 のメーカーに
よるスケジュールされたメンテナンス措 置 を、ターボ モードがオンである場 合 に起 動 させないようにできます。
これに該 当 するのは、AVG自 動 メンテナンスやバックアップの自 動 作 成 です。
自 動 更 新 を延 期 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである場 合 にもプログラム更 新 の利 用 可 能
性 は通 知 されますが、自 動 的 にダウンロードやインストールはされません。
ステップ 2:外 部 デバイスとの接 続 を制 限 する
どのコンピュータでも、バックグラウンドでは多 数 のサービスが働 いていて、接 続 されたデバイスを認 識 したり、そのデ
バイスの使 用 に適 した機 能 を提 供 しています。 こういったサービスの数 を制 限 することで、使 用 中 のプログラムのた
めにリソースを解 放 することができます。
モバイル デバイスとの同 期 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 は住 所 、メール、音 楽
ファイルなどが携 帯 電 話 や携 帯 用 メディア プレイヤーと同 期 されず、デバイスが接 続 されたときに関 連 する
プログラムが自 動 的 に起 動 する機 能 もオフになります。
デジタル カメラおよびスキャナのサポートを制 限 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである場 合 に、
デジタルカメラの画 像 は取 り込 みやスキャンができません。
ステップ 3:視 覚 効 果 を削 減 する
視 覚 効 果 を利 用 すると、Windows のインターフェイスが洗 練 された外 観 になりますが、貴 重 なメモリが大 量 に消
費 されてしまいます。 特 にビデオ カードの性 能 が高 くない場 合 は、視 覚 効 果 をオフにすればコンピュータのパフォー
マンスが向 上 します。
ヒント:これは、ネットブックのユーザーの間 で、パフォーマンスを長 期 的 に改 善 する方 法 として広 く使 用 されていま
す。
ビジュアル特 殊 効 果 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 にウィンドウの透 明 効 果 や影
付 き、タスクバー上 のプレビュー ウィンドウ、およびウィンドウ間 の 3D ナビゲーションがオフになります。
クラシックウィンドウデザインに切 り替 える:クラシック ウィンドウ スタイル:このオプションでは、ターボ モードがオ
ンである場 合 に、ウィンドウ、メニューおよびボタンの外 観 にクラシックな Windows のデザインが使 用 されま
す。 また、Windows XP ではカラフルな Windows インターフェイスが無 効 になり、より新 しいバージョンの
Windows ではタスクバーでのウィンドウの透 明 効 果 とサムネイルが無 効 になります。
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ステップ 4:パフォーマンスが最 適 になるようコンピュータのリソースを設 定 する
コンピュータのリソースは、貴 重 な資 源 です。 リソースの上 手 な分 配 は、コンピュータのパフォーマンスの向 上 に大 き
く貢 献 します。
ヒント:この設 定 は機 能 に制 約 を加 えるものではないため、継 続 的 な使 用 をお勧 めします。
電 力 消 費 量 を考 慮 せずに最 適 なパフォーマンスを実 現 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである
場 合 、Windows の 省 電 力 プラン"
高 パフォーマンス"
が使 用 されます。 これは最 適 なパフォーマンスを目 ざ
し、省 エネは全 く考 慮 していません。
ステップ 5:バックグラウンド機 能 を無 効 にする
オペレーション システムは、大 部 分 のユーザーが認 識 しているよりはるかに多 くのタスクを実 行 しています。 バックグ
ラウンドで、必 ずしも必 要 でない多 数 のプログラムやサービスが常 時 実 行 され、貴 重 なリソースを消 費 していま
す。 これら機 能 が全 く必 要 でない場 合 は、機 能 をオフにして、コンピュータのパフォーマンスを長 期 的 に向 上 させる
ことができます。
ローカルネットワークのメディアライブラリ共 有 を無 効 にする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、他
のネットワーク デバイスはユーザーのメディア ライブラリにある画 像 、ビデオ、音 楽 にアクセスできません。 ター
ボ モードは、ネットワーク上 のフォルダの共 有 には影 響 しません。
インデックス作 成 による簡 易 検 索 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、Windows はファ
イルやメールの索 引 を作 成 しません。 この機 能 をオフにすると検 索 はかなり遅 くなります。
エラー報 告 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 にエラーに関 するデータは収 集 されず、
クラッシュしたプログラムやその他 のエラーは Microsoft に伝 達 されません。
仮 想 マシンのサポートをオフにする:(このオプションは、仮 想 マシン用 のソフトウェアがコンピュータにインスト
ールされている場 合 のみ選 択 できます。)このオプションは、ターボ モードがオンの場 合 、仮 想 マシンを利 用
するためのバックグラウンド機 能 が、オフになるようにすることができます。
ステップ 6:追 加 のパフォーマンス強 化
Windows がアップロードされるたび、ごくたまに、あるいは全 く使 われないサービスも起 動 します。 このようなサービ
スは大 きなシステム リソースを必 要 とし、PCを低 速 化 します。 このようなサービスが必 要 になったときに機 能 しなく
なるのを防 ぐため、パフォーマンス強 化 を追 加 するために、一 時 的 にオフにすることもできます。
ほとんど使 用 しないサービスをオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、特 定 の環 境 (社 内
ネットワークなど)または状 況 (新 しいプログラムのインストールなど)でのみ必 要 となるサービスがオフになりま
す。
特 殊 暗 号 化 サービスをオフにする:ターボ モードがオンの場 合 、この設 定 により、ドメインにログオンするため
のサービスがオフになります。
ネットワーク通 信 サービスをオフにする:ターボ モードがオンの場 合 、ファックスやピアツーピア サービスなど、ま
れにしか使 わないネットワーク通 信 サービスが、この設 定 によりオフになります。
ステップ 7:ターボ モードをオンにしておく時 間
ターボ モードは、コンピュータのシャットダウン時 に自 動 的 にオフにするか、または手 動 でオフにするまでオンのままに
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することができます。 ターボモードを長 い間 オンのままにしておくと、起 動 プロセスが速 くなることもあります。
ただし、システムのパフォーマンスを向 上 させるために、設 定 ウィザードで選 択 した機 能 をオフにすることを検 討 してく
ださい。 ターボ モードをオンにしているときに、必 要 な機 能 が実 行 されない場 合 は、ターボ モードをオフにして設 定
を変 更 し、もう一 度 ターボ モードをオンにしたとき、その機 能 がまた利 用 できるようにします。
終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
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4. フライトモード
この機 能 はノート型 パソコン上 でのみ有 効 で、それ以 外 ではセクション全 体 がグレーで表 示 されます。
フライトモードスイッチは、ノートパソコン上 のネットワーク アクティビティを部 分 的 にオフにすることができます。詳 細
は次 の通 りです:
Wifi ?電 子 デバイスがデータの交 換 をできるようにする、またはインターネットに電 波 を使 用 してワイヤレス
に接 続 できるようにする技 術 です。
Bluetooth ?短 波 長 無 線 を使 用 して短 距 離 間 のデータ通 信 を行 うワイヤレス技 術 規 格 です。
この機 能 を初 めて使 用 される際 は、フライトモードを本 当 にアクティベートするかどうかを尋 ねるダイアログが表 示
されます。しかし、このメッセージは次 回 から表 示 しないように選 択 できます(該 当 するチェックボックスにチェックする
ことで行 えます)。
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5. メニューバー
メニューバーでは AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログやこのプログラムと個 々 のモジュールについての情 報 に
アクセスできます。
[設 定 ] メニュー
[設 定 ] をクリックすると、AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログに移 動 します。 ここでは、プログラムを必 要 に
応 じて調 整 し、メンテナンス設 定 を適 用 し、AVG ライブ最 適 化 AVG ターボ モード AVG PC TuneUp の更 新
確 認 およびその他 多 数 のモジュールを設 定 することができます。
[ヘルプとサポート] メニュー
[ヘルプとサポート] メニューでは、このプログラム ヘルプにアクセスできます。 また、リンクをクリックし、AVG ウェブサ
イトに直 接 移 動 することもできます。 [情 報 ] をクリックするとウィンドウが開 き、AVG PC TuneUp の詳 しいバージョ
ン情 報 が表 示 されます。 この情 報 は、テクニカルサポートに問 い合 わせる必 要 がある場 合 に役 立 ちます。
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6. メンテナンス
この章 では、システムが素 早 く確 実 に動 作 できるように、ワンクリック メンテナンス または 自 動 メンテナンスが、
システムのパフォーマンスが最 適 化 された状 態 およびコンピュータがクリーンな状 態 をどのように維 持 するのか
について説 明 します。
6.1. ワンクリック メンテナンス
ワンクリック メンテナンス は、メンテナンスの実 行 時 刻 を自 分 で決 め、メンテナンスの進 行 状 況 を確 認 したいとい
うユーザーに適 しています。 ワンクリック メンテナンスを開 始 するには、ダッシュボードの一 番 左 にある メンテナンス
タイルをクリックします。 ワンクリック メンテナンスを実 行 した後 、さらに見 つかった問 題 の詳 細 が表 示 されます。
デフォルトでは、次 のタスクが ワンクリック メンテナンス で実 行 されます:
レジストリをクリーンアップします
時 間 が経 つにつれて、中 心 の Windows レジストリは不 要 なエントリでいっぱいになります。 不 要 な
エントリとは、存 在 しないファイルへの参 照 、以 前 に削 除 されたプログラムの残 り、誤 ったエントリなど
です。 レジストリをクリーンアップすることで、Windows を迅 速 かつ安 定 した状 態 に維 持 できます。
レジストリをデフラグ
上 記 のクリーンアップが行 われた後 でも、レジストリは自 動 的 に縮 小 するわけではありません。なぜな
ら、クリーンアップによって空 になったディスク領 域 も、すぐには使 用 可 能 な状 態 にならないからです。
デフラグにより初 めて隙 間 がなくなり、レジストリが縮 小 されます。
破 損 したショートカットを削 除
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ワンクリック メンテナンスは、デスクトップ、スタートメニュー、クイック起 動 バーに壊 れたショートカット
がないかどうかチェックし、それを全 自 動 で削 除 します。 同 時 に、Windows Media Player や
Microsoft Office といった各 種 プログラムの履 歴 リストに壊 れたエントリがないことを調 べます。
不 要 なファイルを削 除 してディスク領 域 を解 放
いわゆる"一 時 "
ファイルは困 りものです。 Windows とプログラムはハードディスク上 に一 時 ファイルを
作 成 し、特 定 の設 定 やデータを一 時 保 管 します。 プログラムが終 了 するたびに、本 来 はこれらの
ファイルはプログラムから削 除 するべきです。 しかし各 プログラムは後 片 付 けをよく"
忘 れる"
ため、ハー
ドディスクには長 い間 にデータのごみが溜 まります。 ワンクリック メンテナンスは、ハードディスク上 の
一 時 ファイルと一 時 フォルダをすべて確 実 に削 除 します。
ブラウザをクリーンアップ
インターネットの閲 覧 中 に、インターネット ブラウザは多 数 のさまざまなデータをコンピュータに保 存 し
ます。 ワンクリック メンテナンスはブラウザのキャッシュとダウンロード履 歴 をクリーンアップします。
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化
システムが起 動 するたびに実 行 されるプログラムの中 には、コンピュータの起 動 速 度 を無 駄 に低 下 さ
せるものがあります。 その中 でも不 要 なことが確 実 であるものがオフにされます。
ハードディスクをデフラグ
バックグラウンドで、AVG PC TuneUp は読 み込 みが早 くなるようにファイルとフォルダの配 置 を変 更
します。 最 適 化 は定 期 的 に実 行 しなければなりません。ハードディスクのデータ構 造 が頻 繁 に変 更
される (たとえば、ファイルの移 動 と削 除 や新 しいプログラムのインストールによって)場 合 は特 にそう
です。 ただしデフラグは、必 要 な場 合 のみ実 行 されます。 さらに -必 要 性 が検 出 された場 合 -徹
底 的 なデフラグとクイック デフラグのどちらを実 行 するか、また、それを分 析 結 果 に応 じて決 定 するか
どうかが指 定 できます。
ソリッドステートドライブ (SSD)は AVG PC TuneUp に検 出 されます。 デフラグによる SSD ドライブ
の最 適 化 は不 可 能 で、それよって損 傷 するため、SSD は分 析 もデフラグもされません。
6.2. 自動メンテナンス
自 動 メンテナンスは、コンピュータのメンテナンスの心 配 をしたくないというユーザーに便 利 です。名 前 のとおり、自
動 メンテナンス は完 全 自 動 で定 期 的 にシステムの重 要 なメンテナンス タスクを行 ない、Windows を迅 速 かつ安
定 した状 態 に保 ちます。
自 動 メンテナンス機 能 も、すべてのメンテナンス タスクを実 行 できるように設 定 されています。ただし、自 動 メンテ
ナンスはバックグラウンドで実 行 されるので、バルーンによる通 知 が表 示 されて初 めて、実 行 されたことがわかりま
す。
メンテナンスの実 行
自 動 メンテナンスについては、バックグラウンドで全 く自 動 的 に実 行 するかどうか、またいつ実 行 するかを指 定 す
ることができます。特 別 なのは、アイドル時 にのみ実 行 させることもできることです。つまりメンテナンスは、コンピュー
タで作 業 しておらず、プログラムがバックグラウンドで必 要 でないときにのみ起 動 します。そのため、自 動 メンテナン
スのために作 業 を中 断 する必 要 がありません。このオプションを選 択 すると、指 定 した日 数 を経 た後 に、コンピュー
タがアイドル状 態 になり次 第 、メンテナンスが実 行 されます。標 準 では3日 が選 択 されています。
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コンピュータに十 分 アイドル時 間 がなくて、1週 間 が過 ぎてもメンテナンスを完 全 に実 行 することができなかった場
合 は、強 制 的 にメンテナンスが行 われます (このオプションを有 効 にしてある場 合 )。これにより、コンピュータが長
期 にわたってメンテナンスされない事 態 を避 けることができます。
スケジュールに従 ったメンテナンスの実 行 を選 択 した場 合 も同 様 です。メンテナンスが予 定 されている日 時 にコン
ピュータが起 動 していない場 合 は、次 回 の起 動 から 5分 後 に自 動 メンテナンスが実 行 されます。このオプションも
無 効 にすることができます。
ポータブルのコンピュータで作 業 している場 合 は、バッテリーの駆 動 時 間 をむやみに短 くしないよう、もう一 つオプショ
ンを指 定 して、バッテリー使 用 の時 にはメンテナンスを行 わないようにすることができます。このオプションは既 定 では
有 効 になっています。
6.3. メンテナンス設定を変更する
ダッシュボードで、(一 番 左 にある)メンテナンスタイルのギアホイール ボタンをクリックします。 AVG PC TuneUp の
中 央 設 定 ダイアログが開 きます。これには自 動 メンテナンスとワンクリック メンテナンスの各 領 域 が備 わっていま
す。 ここでそれぞれの設 定 を行 います。
または、ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、AVG PC TuneUpで設 定 エントリを選 択 するか、ダッシュボードで
メニューバーの設 定 をクリックし、領 域 の自 動 メンテナンスまたはワンクリック メンテナンスを選 択 することもできま
す。
AVG PC TuneUp はコンピュータの総 合 的 なメンテナンスを行 うことを目 指 しているため、自 動 メンテナンスとワン
クリック メンテナンスのどちらも、メンテナンス タスクがデフォルトで有 効 になっています。 特 定 のメンテナンス タスク
を実 行 したくない場 合 は、そのタスクをメンテナンス対 象 から除 外 することができます。 たとえばハードディスクのデフ
ラグを別 に行 いたい場 合 は、ハードディスクをデフラグのチェック ボックスをオフにします。
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7. 速度アップ
コンピュータはときどき、思 うように機 能 しないことがあります。 ときたま個 々 のプログラムあるいはファイルのメモリの
呼 出 しには永 遠 と思 えるほどの時 間 がかかることがあり、コンピュータの能 力 を疑 いたくなります。 しかしくハード
ウェアのせいではないことがよくあります。 問 題 は、ユーザーが気 が付 かないうちに起 動 しているプログラム、あるい
はアンインストールの際 にコンピュータから完 全 に削 除 されなかったプログラムの残 骸 です。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すことも可
能 です。
速 度 アップの可 能 性
この画 面 では、グラフを使 ってAVG PC TuneUp のオプションをどの程 度 すでに使 用 しているかを確 認 し、パフォー
マンスを上 げシステムを保 ち、また、最 適 化 可 能 な残 りの領 域 を確 保 することができます。
グラフでは、左 側 の青 いセクションがこれまでに最 適 化 を進 めるために使 用 したモジュールを示 し、右 側 の薄 いグレ
ーのセクションはまだ行 っていない最 適 化 の可 能 性 を表 しています。 グラフの各 セクションにはメッセージが割 り当
てられています。青 いセクションのメッセージは純 粋 に情 報 提 供 を目 的 としており、すでに完 了 した最 適 化 につい
て通 知 します。 グレーのセクションにあるメッセージは、実 施 できる最 適 化 の可 能 性 を示 す、よりインタラクティブな
メッセージであり、ユーザーが問 題 に直 接 アクセスしてすぐに対 処 できるものです。
グラフの下 には、すでに完 了 した最 適 化 と、まだ利 用 されていない可 能 性 についての最 新 メッセージがあります。
各 セクションにマウスのカーソルを動 かすと、対 応 するメッセージが表 示 されます。 セクションに未 使 用 の可 能 性 が
含 まれている場 合 、いくつかのボタン([今 すぐスキャン] [今 すぐ解 決 ] [詳 細 を表 示 ]など)が使 用 できるように
なります。ボタンをクリックすると、未 使 用 の可 能 性 を利 用 するために使 用 できる適 切 な AVG PC TuneUp モジュ
ールが開 きます。
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速 度 アップの可 能 性 算 出 の際 に考 慮 されるものとは?
速 度 アップの可 能 性 は次 のセクションの分 析 結 果 に基 づいて計 算 されます。
メンテナンス
このセクションが最 適 化 済 みとみなされるには、以 下 の条 件 が満 たされなければなりません:
自 動 メンテナンスで必 要 なすべてのメンテナンス タスクが有 効 であるか、
ワンクリック メンテナンス で必 要 なすべてのメンテナンス タスクが、使 用 日 数 14日 以 内 に実 行 され
るか
ライブ最 適 化
このセクションを最 適 化 済 みとみなすには、ライブ最 適 化 の両 方 のオプションを有 効 にします。 その際 両
方 のオプションの重 きは同 等 におかれます。
詳 細 は、ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
推奨事項
システムに対 する適 切 な推 奨 事 項 を入 手 するには、ユーザーのプロファイルに関 する質 問 に答 える必 要 が
あるのでご注 意 下 さい。
このセクションを最 適 化 するには、すべての推 奨 を承 諾 するか非 表 示 にする必 要 があります。
30日 間 非 表 示 にした推 奨 事 項 は、期 間 終 了 後 にふさわしいステータスの新 規 格 付 けを行 ない、推 奨 事
項 を新 たに表 示 する。
詳 細 は、システム要 件 をご覧 ください。
ターボ モード
セクションを最 適 化 とみなすには、ターボモードプロファイルの設 定 を正 しく行 う必 要 があります(ターボモード
は、オンにしなくてもよいですが、使 用 する用 意 をしておく必 要 があります)。
バックグラウンドプログラムを無 効 にする
最 適 化 の可 能 性 は存 在 するバックグラウンドプログラムがメモリなどのシステムリソースをどれくらい使 用 して
いるかを分 析 して、AVGProgram Deactivator による最 適 化 を推 奨 します。 その際 最 適 化 の可 能 性
は、システムの負 荷 になっているにもかかわらず多 くのプログラムがユーザーに重 要 と格 付 けされており、有
効 のままにしておくべきことを考 慮 に入 れます。 それゆえ、グラフのこのセクションは、無 効 化 のある特 定 の
比 率 にしたがって、最 適 化 済 みとみなされます。
詳 細 は、バックグラウンドプログラムを無 効 にするをご覧 ください。
スタートアッププログラムを無 効 にする
最 適 化 の可 能 性 は存 在 するスタートアッププログラムがメモリなどのシステムリソースをどれくらい使 用 してい
るかを分 析 して、AVGStartUP Manager による最 適 化 を推 奨 します。 その際 最 適 化 の可 能 性 は、シス
テムの負 荷 になっているにもかかわらず多 くのプログラムがユーザーに重 要 と格 付 けされており、有 効 のまま
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にしておくべきことを考 慮 に入 れます。 それゆえ、グラフのこのセクションは、無 効 化 のある特 定 の比 率 にし
たがって、最 適 化 済 みとみなされます。
詳 細 は、スタートアップ プログラムを無 効 にするをご覧 ください。
その他 の便 利 なモジュール
速 度 アップの可 能 性 の計 算 には含 まれない便 利 なモジュールもあり、さらにシステムパフォーマンスを向 上 させる
ことができます。 これらはこのダイアログの下 のリボンに表 示 されます。
CPUを使 用 するプログラムを表 示 する
システム情 報 を表 示 する
起 動 とシャットダウンを最 適 化 する
7.1. ライブ最適化を設定
以 下 の章 では、なぜまたどのようにAVGライブ最 適 化 をオンにすることでコンピュータのパフォーマンスを向 上
させることができるのかを説 明 します。
AVGライブ最 適 化 は、2つのインテリジェントな最 適 化 措 置 で構 成 されています。これらの措 置 は、コンピュータの
使 用 状 況 をリアルタイムで監 視 し、必 要 に応 じてコンピュータの低 速 化 を防 ぐ措 置 を講 じます。 両 方 の最 適 化
措 置 は、一 方 でコンピュータの応 答 速 度 を、他 方 ではプログラムの起 動 速 度 を、それも必 要 なときだけ、スピード
アップするのに役 立 ちます。
これは、実 行 中 のプログラムをインテリジェントに優 先 付 けすることで生 じます。 コンピュータの負 荷 が大 きい状 況
でプログラムを起 動 すると、そのプログラムは、すばやく起 動 できるように一 時 的 に高 く優 先 づけされます。 あるバッ
クグラウンド プログラムが一 旦 度 を越 し、特 にコンピュータの能 力 を過 剰 に要 求 すると、いま使 用 中 のプログラムが
スムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が下 げられます。 それにより、コンピュータの負 荷 が大 きい場 合 でも、迅 速
な作 業 が可 能 となります。
速 度 アップ画 面 に進 み、速 度 アップの可 能 性 グラフのライブ最 適 化 セクションをクリックして、AVG Live
Optimization モジュールを起 動 します。
モジュールを開 く別 の方 法 として、ダッシュボードすべての機 能 から、AVG PC TuneUp のライブ最 適 化 を設 定
を選 択 します。 また、ダッシュボードでメニューバーの設 定 をクリックし、ライブ最 適 化 を選 択 することもできます。
ここで、2つの最 適 化 措 置 を選 択 できます。 どちらの最 適 化 措 置 も、リアルタイムでインテリジェントに実 行 される
ため、直 ちに効 果 が現 れるわけではありません。 その代 わりに、必 要 に応 じてどちらの最 適 化 にも取 りかかれるよ
う、コンピュータの使 用 状 況 を監 視 することに重 きをおきます。
必 要 に応 じて実 行 する最 適 化 措 置 を選 択 してください:
応 答 速 度 を向 上
この最 適 化 措 置 は、すべてのバックグラウンド プロセスを監 視 し、コンピュータの計 算 能 力 を過 剰 に消 費 している
プロセスの優 先 度 を下 げます。 それによって応 答 速 度 が最 適 なレベルに維 持 され、ウィンドウやプログラムの動 作
がスムーズになります。 この優 れた最 適 化 は、ニーズを認 識 して常 にコンピュータの応 答 速 度 を最 適 に維 持 しま
す。
以 下 の図 は、オプション応 答 速 度 を改 善 を有 効 にする前 とその後 のコンピュータの内 部 です。 PC の負 荷 がどの
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ように軽 減 されるのかを説 明 します:
コンピュータ上 では、ユーザーが現 在 使 用 しているプログラム(緑 色 )の他 に、ユーザーの作 業 にとってそれほど重
要 でない多 数 のプログラムがバックグラウンドで実 行 されています(青 色 )。 バックグラウンド プロセスの中 に、コン
ピュータの能 力 を過 剰 に消 費 するものがあった場 合 、他 のプログラムがスムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が
下 げられます。
プログラムの起 動 を高 速 化 する
コンピュータの負 荷 が大 きいときにプログラムを手 動 で起 動 すると、この最 適 化 措 置 が実 行 されます。 プログラムの
起 動 直 後 のわずかの時 間 に対 し、コンピュータの計 算 能 力 が一 時 的 に分 配 し直 され、起 動 しているプログラムは
別 々 のパフォーマンスの押 し上 げを得 られます。 その際 、起 動 するプログラムが一 時 的 に最 優 先 されます。
以 下 の図 は、オプションプログラムの起 動 を高 速 化 するを有 効 にする前 とその後 のコンピュータの内 部 です。 新
たに起 動 したプログラムでパフォーマンスの向 上 がどのように行 われるのかを説 明 します:
プログラムの起 動 直 後 (オレンジ色 )のわずかの時 間 に対 し、コンピュータの計 算 能 力 が一 時 的 に分 配 し直 され、
起 動 しているプログラムは別 々 のパフォーマンスの押 し上 げを得 られます。 その際 、起 動 するプログラムが一 時 的
に最 優 先 されます。 その他 すべてのプログラム(緑 色 と青 色 )には影 響 が及 びません。
ライブ最 適 化 がアクティブであったことは、どのようにわかるのでしょう?
ライブ最 適 化 の特 長 は、バックグラウンドでインテリジェントに実 行 されることです。 バックグラウンドでいずれかの最
適 化 措 置 が実 行 されているときはいつも、タスク バーの通 知 領 域 にあるアイコンでわかります。
7.2. バックグラウンドプログラムを無効にする
この章 では、どのようにAVG Program Deactivator モジュールを使 用 して、様 々 な状 況 でシステムに負 荷 を与
えるプログラムを無 効 化 するのか、またなぜそれが有 用 であるのかを説 明 します。
現 在 まで、不 要 なプログラムに対 するユーザーの対 応 方 法 は2種 類 のみでした。 プログラムを丸 ごとシステムから
削 除 するか、またはバックグラウンドのプログラムがシステムに負 荷 をかけるのを黙 認 するかです。 アンインストール
の後 ではいつでも、そのプログラムに割 り当 てられているファイルがもう起 動 できなくなる危 険 性 がありました。 プロ
グラムがコンピュータに入 ったままだと、いつでも必 要 なときに利 用 できますが、システムのパフォーマンスが持 続 的 に
低 下 します。
AVG Program Deactivator はシステム起 動 時 だけではなく、実 行 中 やシャットダウンの際 にも、プログラムに付
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随 するサービスやタスクから生 じる、プログラムの負 荷 を軽 減 します。
AVG Programs-on-Demand Technology
AVG Programs-on-Demand Technology により3つ目 のオプションができました:必 要 がなくなったプログラムをま
ず無 効 にし、それらのプログラムなしでも作 業 に差 し支 えないかどうか見 てみましょう。 プログラムがまた必 要 と分
かっても、もう問 題 はありません。 AVG Programs-on-Demand Technology は、まるで今 まで無 効 になっていな
かったかのように、バックグラウンドで再 び有 効 にするので、プログラムをいつも通 りに起 動 できます。 改 良 された
AVG Programs-on-Demand Technology では、プログラムは使 用 後 に自 動 的 に無 効 となるため、システムの
負 荷 は常 時 可 能 な限 り最 小 限 に保 たれます。
AVG Program Deactivator の設 計
AVG Program Deactivator は、 インストールされたすべてのプログラム インストールされたプログラムによ
る負 荷 詳 細 の3つの領 域 に分 かれています。 メニューバーに追 加 されたはじめにボタンで、AVG Program
Deactivator へのスタートガイドをいつでも開 くことができます。
インストールされたすべてのプログラム
インストールされたすべてのプログラムの領 域 には、システムにインストールされたすべてのプログラムとその
負 荷 状 態 を一 覧 できるリストがあります。 名 前 の欄 にはプログラムが、システムへの負 荷 -高 、中 、低 -に
従 って並 んでいます。 システムに負 荷 をかけていないプログラムは、ステータスが"
なし"
で、名 前 は挙 げてあ
りません。 負 荷 の値 としては、常 に起 動 時 、実 行 中 、シャットダウン時 に最 も高 い値 が出 てきます。 ステ
ータスの欄 では、プログラムの現 在 のステータスが見 られます。
インストールされたプログラムによる負 荷
インストールされたプログラムによる負 荷 領 域 に、3つのグラフがあり、システムの負 荷 をビジュアルで確 認
できるようになっています。 左 のグラフがシステム起 動 時 、中 央 がPCの通 常 の作 業 中 、右 がシャットダウン
の際 の負 荷 を表 しています。 グラフの下 にはグラフの凡 例 と説 明 があります。 リストにあるプログラムが1つ
選 択 されると、それがグラフの隣 のプログラム記 号 の表 示 で反 映 されます。
詳細
詳 細 パネルでは、選 択 したプログラムの名 前 、その現 在 のステータス、プログラムによるシステムの負 荷 が
読 み取 れます。 スイッチを使 って、プログラムをそれぞれ有 効 または無 効 にすることができます。 どのプログラ
ムも選 択 されない場 合 は、どれだけの数 のプログラムが有 効 /
無 効 、あるいはシステムに必 須 か、その一 覧
が表 示 されます。 複 数 のプログラムが選 択 された場 合 は、詳 細 パネルに異 なるステータスのプログラム数 が
表 示 されます。 スイッチの隣 に表 示 されたステータスは、優 勢 であるステータスに合 致 しています。 その隣 り
の欄 では、各 プログラムの現 在 のステータスが見 られます。
可 能 なプログラム ステータス
AVG Program Deactivator には、4つの異 なるプログラムステータスがあります。
希 望 のステータス
希 望 のステータス の欄 には、どのステータスがプログラムのために選 択 されたかが表 示 されます。 希 望 のステータ
スは、スイッチをクリックして変 えることができます。
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有効
プログラムは完 全 に有 効 化 され、コンピュータに負 荷 をかけています。
無効
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
システムに必 須
これは AVG PC TuneUp がセキュリティのため、あるいはシステムの正 常 な動 作 のために必 須 であると格 付
けしているプログラムであり、これを無 効 化 すると重 大 な結 果 を招 く可 能 性 があります。 そのようなプログラ
ムを変 更 するのは不 可 能 なので、スイッチはグレー表 示 になっています。
負 荷 なし
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。 この理 由 から、スイッチはグレー表
示 で変 更 不 可 です。
現 在 のステータス
現 在 のステータスの欄 には、右 隣 にプログラムの現 在 の各 ステータスについての詳 細 があります。
常時有効
プログラムは完 全 に機 能 可 能 で、今 使 用 されていなくてもシステムには負 荷 がかかっています。
プログラムの起 動 まで無 効
プログラムは完 全 に無 効 になり、手 動 で再 び起 動 されるまでシステムに負 荷 はかかりません。 その後 にプロ
グラムはまた無 効 になります。
アイドルあるいは再 起 動 後 に無 効
稼 働 中 にはプログラムはオフにできず、次 回 のアイドル時 あるいはシステムの再 起 動 時 に、Program
Deactivator が無 効 化 を自 動 的 に実 行 します。
再 起 動 後 に無 効
稼 働 中 にはプログラムはオフにできず、次 回 のシステムの再 起 動 時 に、Program Deactivator が無 効 化
を自 動 的 に実 行 します。
無 効 にできません
これは、Program Deactivator がセキュリティのため、あるいはシステムの正 常 な動 作 のために必 須 である
と格 付 けしているプログラムで、それを無 効 化 すれば重 大 な結 果 を招 く可 能 性 があります。 それゆえ無 効
にできません。
システムに負 荷 がかかりません
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。
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設 定 の変 更
設 定 でProgram Deactivator の オプション終 了 後 自 動 的 に再 び無 効 にする(推 奨 )をオフにすると、プログ
ラムは次 のようなステータスになります:
現 在 のステータス
有効
プログラムは完 全 に機 能 可 能 です。
無効
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
無 効 化 スケジュール済 み
可 能 になり次 第 、プログラムは自 動 的 に無 効 になります。
システムに必 須
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
負 荷 なし
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。
ステータスの説 明
現 在 のステータス の欄 の右 隣 のステータスの説 明 に、各 プログラムの現 在 のステータスについての詳 細 情 報 が
あります。
7.2.1. プログラムを無効にする方法
プログラムを無 効 にする方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、 速 度 アップの可 能 性 グラフのバックグラウンドプログラムを無 効 にするセクションをク
リックして、AVG Program Deactivatorモジュールを開 始 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムに
あるバックグラウンドプログラムを無 効 にするを選 択 します。
AVG Program Deactivatorモジュールは、AVG Programs-on-Demand Technology を使 用 しており、システムの
負 荷 を軽 減 し、システムパフォーマンスを向 上 させます。
プログラムを無 効 にする方 法
1. 有 効 になっているプログラムをリストから一 つ選 択 します。
2. プログラムを無 効 にするには、ステータス欄 あるいは詳 細 パネルのスイッチで、またはツールバーのボタン
29
無 効 にするをクリックします。
プログラムを有 効 にする方 法
1. ステータスが無 効 になっているプログラムを、リストから一 つ選 択 します。
2. プログラムを有 効 にするには、ステータス欄 あるいは詳 細 パネルのスイッチで、またはツールバーのボタン
有 効 にするをクリックします。
複 数 のプログラムを有 効 化 、あるいは無 効 化 する方 法
複 数 のプログラムを同 時 に選 択 すると、おこる動 作 はステータスが優 勢 である方 に従 います。 例 えば選 択
した2つのプログラムが無 効 で、1つのプログラムが有 効 だと、プログラムは有 効 にしかできません。 これに対
し、有 効 なプログラムが 2つで無 効 が 1つの場 合 は、プログラムを無 効 にしかできません。
操 作 に引 き続 いて視 覚 化 の領 域 の左 にウィンドウが現 れ、操 作 の結 果 を通 知 します。
7.2.2. Program Deactivator を設定する方法
Program Deactivator を設 定 する方 法
スタートセンターの右 上 にメニューバーがあります。 設 定 をクリックすると、AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアロ
グが開 き、モジュールごとのオプションに加 え、AVG PC TuneUp の最 も重 要 な設 定 のリストが表 示 されます。
左 側 の Program Deactivator をクリックするとAVG Program Deactivator の設 定 が開 きます。
7.2.3. 負荷ポイント
負 荷 ポイント
AVG Programs-on-Demand Technology™ はシステムの負 荷 を内 部 の点 数 システムに基 づいて計 算 します。
このため、AVG PC TuneUp は、各 プログラムのバックグラウンド プログラムを検 出 します。つまり、プログラムの本
体 と一 緒 にインストールされて、ユーザーが知 らぬ間 に絶 えず実 行 され、システムの計 算 能 力 を「盗 んでいる」プロ
グラムやサービスです。1つのプログラムに対 しバックグラウンド プログラムが多 ければ多 いほど、そのプログラムはコ
ンピュータにより重 い負 荷 をかけます。AVG TuneUp Programs-on-Demand Technology™ は、起 動 時 、実 行
時 、シャットダウン時 など異 なる時 点 で実 行 プログラムの量 を計 算 します。負 荷 の欄 には、この3つで最 も高 い値
が表 示 されます。
7.3. スタートアッププログラムを無効にする
この章 では、AVG StartUp Manager モジュールを使 って、 コンピュータの起 動 と作 業 の速 度 をスピードアップさせ
る 方 法 となぜその必 要 があるのかを説 明 します。
コンピュータのスイッチを入 れると、多 数 のプログラムがバックグラウンドで自 動 的 に実 行 されます。 このスタートアッ
プは、重 要 な機 能 やサービス (ウイルス スキャン プログラムやサウンド カードの構 成 コンソールなど)の場 合 にはと
ても有 用 です。
しかし多 くの場 合 、たまにしか必 要 にならないプログラムや、まったく必 要 でないプログラムも自 動 実 行 されていま
す。
スタートアップ プログラムが 1つ増 えるたびに、一 方 では Windows のシステム起 動 が遅 れ、他 方 ではバックグラウ
30
ンドで常 時 実 行 されている個 々 のプログラムが、コンピュータの動 作 速 度 を低 下 させています。 さらに、広 告 を表
示 してユーザーの作 業 を妨 げるプログラムもあります。
スタートアップ プログラムについての詳 細
スタートアップ プログラムには、インストールの際 に [スタート] メニューの中 に登 録 されるものがあり、[スタート] メニュ
ーからプログラムを削 除 するのは簡 単 です。 しかし、大 部 分 のスタートアップ プログラムは、直 接 レジストリに登 録
されるため、スタートアップ フォルダには表 示 されません。 システムの起 動 時 やユーザーのログオン時 に、プログラム
の自 動 実 行 が、スケジュールされたタスクという形 で実 行 されることが多 くあります。
AVG StartUp Manager は、スタートコマンドがいかにうまく隠 されようと、自 動 的 に起 動 するすべてのプログラムを
見 つけることが可 能 です。 また、各 スタートアップ プログラムについての詳 しい説 明 と自 動 実 行 の必 要 性 に関 す
る評 価 もご覧 いただけます。
AVG StartUp Manager は、スタートアップ プログラムを有 効 または無 効 にできるだけでなく、各 プログラムについ
ての情 報 を報 告 し、自 動 起 動 の各 項 目 に対 し推 奨 事 項 も提 示 することができます。
自 動 起 動 を無 効 化 しても、プログラムはアンインストールされるわけではないのでご注 意 ください。 単 に自 動 起 動
を無 効 にして、コンピュータのシステム起 動 と作 業 速 度 を向 上 させるのです。
7.3.1. システムの起動を設定する方法
システムの起 動 を設 定 する方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、速 度 アップの可 能 性 グラフのスタートアッププログラムを無 効 にするセクションをクリッ
クして、AVG StartUp Manager モジュールを開 始 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムに
あるスタートアッププログラムを無 効 にするを選 択 します。
場 合 によっては、プログラム起 動 の前 にプログラムの評 価 機 能 のスタートアップ ダイアログが現 れることが
あります。 ここでこの機 能 を有 効 化 するかどうかを決 定 し OK をクリックします。
AVG StartUp Manager はすべてのスタートアッププログラムのリストを開 きます。 このモジュールを初 めて使 用 する
時 は、すべての項 目 が有 効 になっています。 つまり、システムを起 動 するたびにこれらのプログラムが自 動 的 にバッ
クグラウンドで実 行 されます。
AVG StartUp Manager では、次 の機 能 を選 択 できます。
プログラムの自 動 起 動 を無 効 にする
これにより、そのプログラムは、次 回 のシステム起 動 時 にバックグラウンドで自 動 起 動 されなくなります。 それ
でもリストにその項 目 は残 るので、再 び自 動 起 動 をいつでも簡 単 に有 効 にできます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. 直 接 、またはツールバーから無 効 にします。
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システム起 動 の最 適 化 のヒントにもかかわらず、プログラムの自 動 起 動 を無 効 にすべきかどうか判 らない場
合 は、一 度 にスタートアップ プログラムは1つだけ無 効 にし、コンピュータを再 起 動 して、利 用 しているプログ
ラムをいつものように起 動 してください。 そうすれば、自 動 起 動 が本 当 に不 要 であるかどうかが判 断 できま
す。 再 起 動 後 にどこか不 具 合 があれば、その項 目 を再 び有 効 にします。 まったく問 題 がない場 合 は、次
のスタートアップ プログラムを無 効 にしてみます。
プログラムの自 動 実 行 を有 効 にする
これにより、そのプログラムは、システムが起 動 するたびにバックグラウンドで自 動 実 行 されます。 その後 、自
動 起 動 はまたいつでも簡 単 に無 効 にすることができます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. スイッチ、またはツールバーにあるボタンを使 って有 効 にしてください。
スタートアップ プログラムを追 加 する
システムの起 動 時 に自 動 起 動 されるプログラムを増 やしたいときは、リストにプログラムを追 加 します。
1. ツールバーの 追 加 ボタンをクリックします。 また、右 クリックでコンテキスト メニューを開 き、プログ
ラムを追 加 をクリックする方 法 もあります。
2. リストから、システムの起 動 と同 時 に自 動 起 動 させるプログラムを選 択 します。 該 当 するプログラ
ムがリストにない場 合 は、[参 照 ] をクリックして、開 いたリストから選 択 します。
スタートアップ プログラムをリストから削 除 する
自 動 実 行 させたくないプログラムがある場 合 は、リストから削 除 することができます。 追 加 をクリックするか、
AVG Rescue Center を使 用 して、いつでも再 びリストに追 加 することができます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. ツールバーの 削 除 ボタンをクリックします。 または、右 クリックでコンテキスト メニューを開 き、削 除
をクリックする方 法 もあります。
7.3.2. システム起動を最適化するヒント
システム起 動 を最 適 化 するヒント
スタートアップ プログラムとは、コンピュータの起 動 と同 時 に自 動 実 行 されるプログラムを指 します。スタートアップ プ
ログラムは、ユーザーがまったく操 作 を行 わない場 合 でもバックグラウンドで常 にアクティブな状 態 にあり、システムを
負 荷 しています。これは、たとえばウイルス スキャン プログラムなどの場 合 にはとても意 味 があります。それに対 し、
その他 のスタートアップ プログラムにはシステムを無 用 に負 荷 しているものもあります。
コンピュータにスィッチを入 れた際 にバックグラウンドで自 動 的 に起 動 するプログラムが、少 なければ少 ないほど、起
動 のプロセスはより速 く完 了 します。さらに、バックグラウンドに不 必 要 なプログラムがアクティブになっていないとコン
ピュータはより速 く動 作 します。
AVGここで StartUp Manager はどのように役 に立 つのでしょうか。
以 下 の情 報 を参 考 にして、それぞれのプログラムをバックグラウンドで自 動 実 行 すべきかどうかを決 定 してくださ
い。
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評価
大 部 分 のスタートアップ プログラムについて、AVG StartUp Managerは、評 価 を作 成 し、プログラムの自
動 起 動 が必 要 か、不 必 要 、またはオプションのいずれであるかを表 示 します。AVG チームがきちんとメンテ
ナンスしているデータベースによって、例 えばセキュリティ関 連 のプログラムはすべて必 要 なものと評 価 されま
す。必 要 でないスタートアップ プログラムは不 要 と判 断 されます。そのうえ、誤 ってリストに表 示 されているプ
ログラムも不 要 とされます。これはたとえば、リストのエントリがアンインストール済 みのプログラムを参 照 して
いる場 合 などです。
このように分 類 していくと、多 数 のプログラムが任 意 として評 価 されることになります。任 意 のプログラムにつ
いては、ユーザーが自 分 のニーズに合 わせて決 定 を下 します。詳 しくはオンライン検 索 あるいはプログラム
の評 価 機 能 の説 明 が役 立 ちます。
プログラムの評 価 機 能 がどのように判 断 に役 立 つかという情 報 は、プログラムの評 価 機 能 をご覧 ください。
説明
リスト内 でスタートアップ プログラムを選 択 すると、よく編 集 されたデータベースを元 に、そのプログラムの説 明
が表 示 されます。ユーザーは、この情 報 を参 考 にして決 定 を下 すことができます。
AVG StartUp Managerはあまり普 及 していないプログラムの場 合 、認 識 できないことがあります。その場 合
は、リンクをクリックしてオンライン検 索 を開 始 し、そのプログラムに関 する情 報 を探 すことができます。
また、AVGにプログラムの情 報 をレポート プログラムリンクを介 して送 り、今 後 そのプログラムの説 明 を表 示
させることもできます。
評価
有 用 性 の列 では、本 人 もしくは他 の AVG PC TuneUp ユーザーがこのプログラムの有 用 性 をどう評 価 して
いるか、情 報 を得 ることができます。ご自 分 でまだ評 価 していなかったら、そのプログラムをここで評 価 できま
す。AVG PC TuneUp がサーバーデータベースから他 のユーザーの評 価 を呼 び出 して表 示 します。これらの
評 価 は定 期 的 かつ自 動 的 に更 新 されます。
この判 断 ヘルプを読 んでもまだ、プログラムの自 動 起 動 を無 効 にすべきかどうか判 らない場 合 は、一 度 にスタート
アップ プログラムを1つだけ無 効 にし、コンピュータを再 起 動 して、利 用 しているプログラムをいつものように起 動 して
ください。
再 起 動 後 に不 具 合 が生 じた場 合 は、スタートアップを再 びオンにします。何 も問 題 がない場 合 は、また次 の項 目
を1つ無 効 にし、システムの起 動 をさらに高 速 にします。
7.4. システム推奨事項
この章 では、システム要 件 を使 用 して不 必 要 なタスクやサービスをオフにすることで、システムのパフォーマンス向
上 を実 現 する重 要 性 、またどのようにできるのかについて説 明 します。
システムのパフォーマンスは、バックグランドで実 行 されていて、日 常 めったに使 わない、あるいは全 く必 要 でない
タスクやサービスをオフにすることによって、向 上 します。 タブレット PC との互 換 性 (つまり、コンピュータを画 面 から
ペンで操 作 する可 能 性 )のため、あるいはネットワーク サーバーのためのテクノロジー。 さらに、プログラムをアンイン
ストールすることで、コンピュータのパフォーマンスは向 上 させることができます。 それゆえ、忘 れてしまうほど長 いこと
使 用 していないプログラムや、システムを無 用 に低 下 させているプログラムを探 し出 します。 AVG PC TuneUp
は、コンピュータのハードウェアがパフォーマンス不 足 である場 合 も認 識 します。
インターネットの設 定 が原 因 で、インターネット接 続 の通 信 速 度 や処 理 能 力 が 最 適 な状 態 で活 用 できないこ
とがあります。 同 時 に並 行 してダウンロードやインターネット サイトの転 送 をすると、Windows の基 本 設 定 により
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低 速 になります。 この領 域 でも、最 適 化 の可 能 性 が表 示 されます。
コンピュータが不 必 要 なビジュアルエフェクトのせいで、低 速 になった場 合 には表 示 されます。
AVG PC TuneUp は、コンピュータ上 でそのようなパフォーマンス低 下 の原 因 を検 出 し、パフォーマンスを改 善 する
ための推 奨 事 項 を表 示 します。
AVG PC TuneUp が総 合 的 な推 奨 事 項 を提 示 できるように、初 めてソフトウェアを起 動 する前 にプロファイルへの
入 力 を行 う必 要 があります。 プロファイルの入 力 後 、高 速 かつ簡 単 なパフォーマンスの改 善 が可 能 になります。
速 度 アップ画 面 に進 み、 速 度 アップの可 能 性 グラフの推 奨 セクションをクリックして、AVG Increase
Performance モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、推 奨 の速 度 アップ推 奨 を表 示
を選 択 します。
このウィンドウを初 めて開 いた時 には、まずプロファイル ウィザードによる簡 単 な質 問 に答 える必 要 があります。それ
により、最 適 化 をくわしくユーザーのニーズや状 況 にカスタマイズすることができます (プロファイルを参 照 )。
概要
タブの概 要 で詳 細 ウィンドウが開 き、そこでチェックした領 域 にパフォーマンス向 上 の可 能 性 があるかどうかがわかり
ます。 インターネットの設 定 と視 覚 効 果 の領 域 では、すべて最 適 化 のボタンをクリックし、最 適 化 の推 奨 事
項 をすべてまとめて実 行 することができます。 その際 、ユーザーにとって重 要 な機 能 は制 限 を受 けません。
それに対 しハードウェアとソフトウェアの領 域 では、推 奨 事 項 はユーザーの使 用 の仕 方 に強 く関 わっています。
この理 由 から、個 別 にしか適 用 できません。
タブの切 り替 え
推 奨 事 項 の1つをクリックするか、詳 細 のボタンをクリックすると、別 のタブに切 り替 わり、各 推 奨 事 項 の詳 細 が表
示 されます。 もう一 つの方 法 として、タブの名 前 をクリックすることもできます。
推 奨 事 項 を実 行
インターネットの設 定 と視 覚 効 果 のタブでは、すべて最 適 化 のボタンをクリックし、最 適 化 の推 奨 事 項 をすべ
てまとめて実 行 することができます。 また、左 側 の列 にある推 奨 事 項 をクリックする方 法 もあります。 ウィンドウの右
側 に詳 しい説 明 が開 き、右 下 にあるボタンをクリックすると、推 奨 事 項 が適 用 されます。
ハードウェアとソフトウェアタブでは、各 推 奨 事 項 について簡 単 な質 問 に答 えると、続 行 に見 合 った可 能 性 が表
示 されます。 答 えられない質 問 があるときや、決 定 を延 期 したいときは、右 下 にある 推 奨 事 項 を非 表 示 のボタ
ンをクリックしてその推 奨 事 項 を非 表 示 にできます。
ハードウェアに関 連 する推 奨 事 項 は、もちろん簡 単 に適 用 できないので、適 用 しないときは非 表 示 にします。
推 奨 事 項 の表 示 と非 表 示
推 奨 事 項 を適 用 したくない場 合 は、推 奨 事 項 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日
間 だけ非 表 示 にするかを指 定 します。 非 表 示 にした推 奨 事 項 の数 は、常 に下 部 バーの右 側 に表 示 されます。
この表 示 を1クリックするだけで、推 奨 事 項 を再 び表 示 することができます。
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プロファイルを変 更
右 上 にあるプロファイルを変 更 ボタンをクリックすると、最 適 化 の推 奨 事 項 の基 礎 となるプロファイルが開 きます。
7.4.1. プロファイル
最 初 に AVG PC TuneUp を使 用 するときに、プロファイルの入 力 が求 められます。これにより、ユーザーに合 わせ
たパフォーマンスを向 上 させるための推 奨 事 項 が表 示 されます。 プロファイルには、以 下 の質 問 が含 まれます:
通 常 どのようにコンピュータをインターネットに接 続 していますか?
インターネット接 続 の種 類 をリストから選 択 してください。それによりネットワークやインターネット、ブラウザの設 定
(パケットサイズなど)をインターネット回 線 に最 適 になるよう調 整 されます。
ビジュアルエフェクトを最 適 化 するための条 件 とは?
最 大 のパフォーマンス (表 示 品 質 とは関 連 なし)を選 択 すると、すべての効 果 とカラフルな Luna のテーマ
Windows XP)、または Aero ガラスのテーマ (Windows の最 近 のバージョン)は無 効 になります。 パフォーマンス
が低 下 したコンピュータでは特 に、これを選 択 することを強 くお勧 めします。精 巧 なインターフェイスを表 示 すると、
処 理 能 力 が大 幅 に下 がるからです。
コンピュータの画 面 が少 し揺 れたり、ウィンドウの表 示 が遅 い場 合 は、まず バランスの取 れたパフォーマンスとデ
ザイン に設 定 します。 このオプションでは、しゃれたインターフェイスは維 持 されますが、出 力 を多 く必 要 とする効
果 はオフになります。
高 性 能 なビデオ カードが搭 載 されたシステムでは、Windows Aero をオフにしてもパフォーマンスは上 がりません。
使 用 されていないプログラムは何 日 が経 過 した時 点 で削 除 対 象 の候 補 としますか?
長 期 間 使 用 されていないプログラムがないかコンピュータをチェックします。 それらがコンピュータを無 用 に低 速 化 さ
せないよう、アンインストールの推 奨 とともに表 示 されます。 ここでユーザーの使 用 行 動 に従 って、使 用 していない
プログラムを何 日 後 に不 要 なプログラムとみなしアンインストール推 奨 に表 示 すべきかを入 力 します。
プロファイルを変 更
プロファイルの設 定 は後 でいつでも変 更 できます。それにはパフォーマンスの向 上 -詳 細 のウィンドウの左 上 のプ
ロファイルを変 更 のボタンをクリックします。
プロファイルは、すべての項 目 を入 力 しないと承 認 されません。
7.5. 実行中のプロセスを管理する
この章 では、どのようにAVG Process Managerモジュールを使 用 して、実 行 プロセス、システムキャパシティと開 い
たファイルを監 視 ・管 理 できるのか、さらに、なぜそれが重 要 なのかを説 明 します。
AVG Process Managerを使 用 すると、システムで実 行 中 のプログラムやプロセスを常 に把 握 し、システムの活 動
を概 観 することができます。
これにより、現 在 どのプロセスによってどのメモリが使 用 されているのかを見 つけ出 し、数 多 くの詳 細 情 報 を把 握
し、不 要 なプロセスをクリック1回 で終 了 できます。
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絶 えず更 新 されるリアルタイム グラフィックで、プロセッサ使 用 率 やメモリ使 用 率 の変 化 を観 察 し、システムの現 在
の状 態 に関 するさまざまなデータを見 ることができます。
7.5.1. 実行中のプロセスを管理する方法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン (画 面 右 下 )から CPU を使 用 しているプログラムを表 示 するを
クリックし、AVG Process Manager モジュールを起 動 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、Windows の実 行 中 のプロセ
スの表 示 と終 了 を選 択 します。
AVG Process Manager は、システムの現 在 のステータスに関 する様 々 な情 報 を表 示 します。 個 々 の ファクトは
3つのタブにまとめてあります:
プロセス
モジュールの起 動 後 、プロセスのタブに 現 在 実 行 中 のすべてのプログラムとプロセスが表 示 されます。 この
とき、プロセス名 とその優 先 度 、そして当 面 の CPU 使 用 率 を一 覧 にて確 認 できます。 このモジュールで
は、各 プロセスがメモリ内 でどれだけの場 所 を使 用 しているかも表 示 されます。
一 覧 からプロセスを1つ選 択 すると、詳 細 を表 示 によって各 アプリケーションの詳 細 情 報 を表 示 できます。
プロセスを終 了 をクリックすると、アプリケーションは強 制 的 に閉 じられます。 これは少 々 大 胆 な方 法 です
が、プログラムがクラッシュしたあと、あるいはスパムのダイアラーを除 去 したい場 などに役 立 ちます。
ユーザー アカウント制 御 が有 効 な場 合 は、ユーザーが自 分 で起 動 したプロセスだけを最 初 に表 示 すること
ができます。 その他 のユーザーのプロセスとシステム プロセスそのものを表 示 するには、この場 合 ウィンドウの
下 のへりにあるすべてのプロセスを表 示 のボタンをクリックしてください。
リストでプロセスを選 択 すると、編 集 メニューの プロセスの優 先 度 を設 定 で、Windows がそのプロセスに
パフォーマンスをどのくらい割 り当 てるか指 定 することができます。
開 いているファイル
開 いているファイル のタブには、現 在 開 いているファイルとフォルダの一 覧 があります。 一 覧 にはファイルの
種 類 、ファイルやフォルダがどこに存 在 するか、また現 在 どのプロセスによって開 かれているかが表 示 されま
す。
リストにファイルが複 数 回 表 示 されることがあります。 ファイルやフォルダは、同 時 に複 数 のプロセスにより開
かれることがあります。 さらに、明 らかに"
開 いている"
ファイルがリスト表 示 されないことも珍 しくありません。
Microsoft Word やテキストエディタの Notepad のようなアプリケーションは、コンテンツを読 むまたは保 存 のた
めに少 しの間 だけ開 き、作 業 中 ずっと開 いておくことはすべきではありません。
ヒント:ヒント:
ファイルを削 除 しようとして、現 在 使 用 中 というエラー メッセージが出 る場 合 は、どのプロセスが
関 係 しているかをここで見 つけ出 し、終 了 することができます。 こうすることで、その後 正 常 に削 除 できま
す。
パフォーマンス
パフォーマンスのタグには、システムに関 する多 数 のファクトがあります。
現 在 のプロセッサー使 用 状 況 と、過 去 数 秒 間 のプロセッサー使 用 状 況 をグラフで閲 覧 できます。 過 去 数
秒 間 のメモリ使 用 状 況 を示 すグラフも表 示 されます。 ページファイルとメモリの現 在 の使 用 状 況 がキロバイ
トで表 示 されます。
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また、メニューバーとツールバーも用 意 されています。 ここで使 用 できる機 能 の一 部 は、アクティブなタブの内 容 に
合 わせて動 作 します。 これについては、上 記 のそれぞれの項 目 に説 明 があります。 ファイル、、ツール、ヘルプの
各 メニューには、一 般 的 な機 能 が常 に表 示 されています。
メニューバーの一 般 機 能
メニュー"
ファイル"
ファイルメニューの 新 規 アプリケーションをクリックすると、Windows の [ファイル名 を指 定 して実 行 ] ダイア
ログ ボックスが開 き、新 しいアプリケーションを起 動 したり、ファイルを開 いたりできます。 Windows を終 了
では、コンピュータをシャットダウンしたり、再 起 動 したり、新 しい設 定 を有 効 にすることができます。
特 に注 目 の機 能 はタスクマネージャを置 換 するで、システム上 の Windows タスクマネージャを AVG
Process Manager に置 き換 える働 きをします。 これはショートカット キーの Ctrl+Alt+Del で呼 び出 すか、
タスク バーの何 もないところを右 クリックしてコンテキスト メニューから選 択 できます。 タスク マネージャを置 換
を再 び元 に戻 したい場 合 は、同 じメニュー項 目 をクリックし、表 示 されているチェック マークを取 り除 いてくだ
さい。
[ツール] メニュー
ツールメニューでは、コンピュータ上 でのAVG Process Managerの表 示 形 式 を設 定 できます。 たとえば、
システム実 行 時 のプロセッサ使 用 率 を監 視 するために、常 に手 前 に表 示 させることができます。 ウィンドウ
を最 小 化 したときに、デスクトップ右 下 の通 知 領 域 にAVG Process Managerが表 示 されるように設 定 でき
ます。 通 知 領 域 に表 示 されたアイコンをクリックすると、いつでもすばやく最 大 化 できます。
[ヘルプ] メニュー
ヘルプメニューでは、いつでもプログラム ヘルプを開 いたり、AVGウェブサイトにアクセスしたり、 AVG PC
TuneUpの更 新 の有 無 を確 認 したり、AVG PC TuneUpのバージョン情 報 を表 示 することができます。
7.6. システムの起動とシャットダウンを最適化する
この章 では、コンピュータの起 動 とシャットダウンをどのように簡 単 に瞬 く間 に最 適 化 するかを説 明 します。
ここでは不 要 なスタートアッププログラムを無 効 化 する推 奨 事 項 が得 られます。これらの推 奨 事 項 は、システム起
動 ならびにシャットダウンの最 適 化 に役 立 ちます。
たとえば、システムの起 動 直 後 に必 要 ではないスタートアップ サービスは、起 動 のタイミングが後 にずらされます。そ
れにより、機 能 自 体 は失 われることなく、同 時 にシステムの起 動 速 度 が上 がります。さらに、サービス終 了 の待 ち
時 間 も短 縮 されます。そのようにしてシャットダウンの際 、サービスは迅 速 に終 了 し、シャットダウン自 身 も迅 速 に
完 了 します。
これらの推 奨 事 項 は、すべてまとめてすぐ適 用 することもできれば、まず詳 細 な説 明 を読 んでから個 別 に適 用 を
決 定 することもできます。
7.6.1. システムの起動とシャットダウンを最適化する方法
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化 する方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン(画 面 右 下 )からスタートアップとシャットダウンを最 適 化 するオ
プションをクリックして、AVG StartUp Optimizerモジュールを起 動 します。 AVGStartup Optimizer ウィンドウが表
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示 されます。
このモジュールを起 動 するも追 う一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、推 奨 事 項 にあるシステム
の起 動 とシャットダウンの最 適 化 を選 択 します。
ユーザーの状 況 にあった推 奨 事 項 を表 示 するには、場 合 によってはここでまずユーザーのプロファイルの情 報 を入
力 する必 要 があります:
コンピュータ上 でどのサービスとデバイスを使 用 していますか?
ここで、使 用 していない機 能 をオフにすることができます。 設 定 済 みの機 能 やサービスのうち、現 在 必 要 とされてい
ないものが表 示 されます。
たとえば、プリンタを使 用 しない場 合 は、バックグラウンドで実 行 されているプリンタ関 連 のプログラムをすべてオフに
できます。 それをここで指 定 します。
会 社 のネットワークまたはドメインへのアクセスが必 要 ない場 合 は、それ関 連 するサービスおよびバックグラウンド プ
ログラムをオフにできます。 それについても、リストで該 当 する回 答 を選 択 します。
不 要 な機 能 をここで無 効 にすればするだけ、コンピュータはより迅 速 に起 動 し動 作 します。Windows がこの最 適
化 に従 って、自 動 起 動 して常 にアクティブなバックグラウンド プログラムを放 棄 するからです。
AVG StartUp Optimizer の右 上 に位 置 する"
プロファイルの変 更 "
をクリックして、いつでも設 定 の変 更 を行 えま
す。
コンピュータ上 でどのサービスとデバイスを使 用 していますか?
ここで、使 用 していない機 能 をオフにすることができます。 設 定 済 みの機 能 やサービスのうち、現 在 必 要 とされてい
ないものが表 示 されます。
たとえば、プリンタを使 用 しない場 合 は、バックグラウンドで実 行 されているプリンタ関 連 のプログラムをすべてオフに
できます。 それをここで指 定 します。
会 社 のネットワークまたはドメインへのアクセスが必 要 ない場 合 は、それ関 連 するサービスおよびバックグラウンド プ
ログラムをオフにできます。 それについても、リストで該 当 する回 答 を選 択 します。
不 要 な機 能 をここで無 効 にすればするだけ、コンピュータはより迅 速 に起 動 し動 作 します。Windows がこの最 適
化 に従 って、自 動 起 動 して常 にアクティブなバックグラウンド プログラムを放 棄 するからです。
AVG StartUp Optimizer の右 上 に位 置 する"
プロファイルの変 更 "
をクリックして、いつでも設 定 の変 更 を行 えま
す。
概要
このビューでは、見 つかった最 適 化 の推 奨 事 項 の概 要 が表 示 されます。 すべて最 適 化 をクリックするだけで、
全 推 奨 事 項 をまとめて適 用 できます。
詳細
推 奨 事 項 のいずれか、あるいは詳 細 のリンクをクリックすると、個 々 の推 奨 事 項 の詳 しい説 明 が表 示 されます。
また、詳 細 タブに切 り替 えることもできます。 このタブでも、すべて最 適 化 をクリックするだけで全 推 奨 事 項 をまと
めて適 用 できます。
38
"最 適 化 の推 奨 事 項 "
の欄 でいずれかの推 奨 事 項 をクリックしてください。 ウィンドウの右 にプログラムの説 明 と推
奨 事 項 が開 きます。 最 適 化 を許 可 する場 合 は、右 下 の 推 奨 事 項 を適 用 をクリックします。
推 奨 事 項 の表 示 と非 表 示
推 奨 事 項 を適 用 したくない場 合 は、推 奨 事 項 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日
間 だけ非 表 示 にするかを指 定 します。 非 表 示 にした推 奨 事 項 の数 は、常 に下 部 バーの右 側 に表 示 されます。
この表 示 を1クリックするだけで、推 奨 事 項 を再 び表 示 することができます。
7.7. システム情報を表示する
この章 では、どのようにAVG システム情 報 モジュールを使 用 してシステム情 報 を表 示 するのかを説 明 します。
AVG システム情 報 は、コンピュータの内 部 を調 べ、ハードウェアやソフトウェア、コンピュータの性 能 についてさまざ
まな統 計 と情 報 をまとめます。
これらの情 報 は、コンピュータをアップグレードしたいときや、コンピュータに特 定 のコンポーネントが内 蔵 されているか
どうかを知 りたいときなどに役 立 ちます。
7.7.1. システム情報を表示する方法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン(画 面 右 下 )からシステム情 報 の表 示 をクリックし、AVG System
Information モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、コンピュータのシステム情 報 を表
示 を選 択 します。
システムについて個 々 のデータが次 のような新 しいタブに表 示 されます:
概要
ここではコンピュータの主 要 なコンポーネントについての情 報 がまとめて表 示 されます。 どんなプロセッサが内
蔵 されているか、メモリの状 態 、ビデオ カードの性 能 、使 用 しているマウス、ドライブについて表 示 できる統
計 データの種 類 などが一 目 でわかります。
Windows
ここで、Windows のバージョン、前 回 コンピュータを起 動 したのはいつか、Internet Explorer のバージョンがわ
かります。
ディスプレイ
ここではすべての基 本 情 報 、モニターとビデオ カードによってサポートされている表 示 モードや機 能 が表 示 さ
れます。
メモリ
ここで現 在 のメモリ使 用 量 が見 られ、現 在 読 み込 まれている各 アプリケーションのメモリ使 用 量 が表 示 され
ます。
パフォーマンス
プロセッサ使 用 率 、物 理 メモリ、ページング ファイルのサイズについてすべてのデータが表 示 されます。 これら
39
の情 報 は、3つのリアルタイム グラフで表 示 されます。
ドライブ
ここではメモリ使 用 領 域 とハードウェアのドライブごとの情 報 が得 られます。 ファイルシステムでは、ドライブ
のファイル編 成 についての情 報 が表 示 されます。
I/O デバイス
ここでは、主 要 なポート、インストールされているプリンタ、オーディオ デバイスが表 示 されます。
通信
オンライン接 続 中 、2つのリアルタイム グラフによって毎 秒 の送 受 信 データがキロバイト単 位 で表 示 されま
す。
システム デバイス
ここにはプロセッサとBIOS に関 する情 報 が表 示 されます。 プロセッサの詳 細 のリンクをクリックすると、プロ
セッサ性 能 の特 徴 を詳 細 に見 ることができます。
40
8. 空き領域を増やす
お部 屋 と同 じように、コンピュータにも時 が経 つにつれて貴 重 なメモリを消 費 する不 要 なちりが溜 まってきます。
時 々 大 掃 除 をして、不 要 なファイルをシステムから削 除 することをお勧 めします。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すことも可
能 です。
クリーンアップの可 能 性
この画 面 では、グラフを使 ってAVG PC TuneUp のオプションをどの程 度 すでに使 用 しているかを確 認 し、システム
をクリーンアップしてディスク領 域 を空 け、また、最 適 化 可 能 な残 りの領 域 を確 保 することができます。
グラフでは、左 側 の青 いセクションがこれまでに最 適 化 を進 めるために使 用 したモジュールを示 し、右 側 の薄 いグレ
ーのセクションはまだ行 っていない最 適 化 の可 能 性 を表 しています。 グラフの各 セクションにはメッセージが割 り当
てられています。青 いセクションのメッセージは純 粋 に情 報 提 供 を目 的 としており、すでに完 了 した最 適 化 につい
て通 知 します。 グレーのセクションにあるメッセージは、実 施 できる最 適 化 の可 能 性 を示 す、よりインタラクティブな
メッセージであり、ユーザーが問 題 に直 接 アクセスしてすぐに対 処 できるものです。
グラフの下 には、すでに完 了 した最 適 化 と、まだ利 用 されていない可 能 性 についての最 新 メッセージがあります。
各 セクションにマウスのカーソルを動 かすと、対 応 するメッセージが表 示 されます。 セクションに未 使 用 の可 能 性 が
含 まれている場 合 、いくつかのボタン([今 すぐスキャン] [今 すぐ解 決 ] [詳 細 を表 示 ]など)が使 用 できるように
なります。ボタンをクリックすると、未 使 用 の可 能 性 を利 用 するために使 用 できる適 切 な AVG PC TuneUp モジュ
ールが開 きます。
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クリーンアップの可 能 性 算 出 の際 に考 慮 されるものとは?
クリーンアップの可 能 性 は次 のセクションの分 析 結 果 に基 づいて計 算 されます。
オートクリーニング
このセクションを最 適 化 するには、自 動 メンテナンスを有 効 にし、必 要 なメンテナンスタスクをすべて有 効 に
する必 要 があります。
重 複 したファイルを削 除
このセクションを最 適 化 するには、AVG Duplicate Finder モジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 は、重 複 したファイルを削 除 をご覧 ください。
システム キャッシュとログ
このセクションを最 適 化 するには、AVGディスククリーナーモジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 は、Windows キャッシュとログをクリーンアップするを参 照 してください。
ブラウザ データ
このセクションを最 適 化 するには、AVGブラウザクリーナーモジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 はブラウザのクリーンアップをご覧 ください。
Windows の機 能
このセクションを最 適 化 するには、不 要 な Windows 機 能 のすべてを無 効 にする必 要 があります:
詳 細 は、Windows の機 能 を無 効 化 をご覧 ください。
その他 の便 利 なモジュール
クリーンアップの可 能 性 の計 算 には含 まれない便 利 なモジュールもあり、さらにディスク領 域 を空 けることもできま
す。 これらはこのダイアログの下 のリボンに表 示 されます。
大 容 量 のファイルとフォルダーを検 出 して削 除 する
未 使 用 プログラムをアンインストールする
データを確 実 に削 除 する
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8.1. Windows キャッシュとログをクリーンアップする
以 下 の章 では、どのようにしてWindows とプログラムを整 理 するで貴 重 なハードディスク領 域 を増 やすことがで
きるのか、またなぜそれが重 要 なのかを説 明 します。
Windows とプログラムを整 理 するでは、システムに悪 影 響 を及 ぼすことなく安 全 に削 除 できるWindows ファイ
ル、古 いバックアップ、使 用 できないログやレポート、不 要 な機 能 などのアイテムを体 系 的 なリストとして見 ることが
できます。
AVG PC TuneUp は、削 除 しても問 題 なく、不 要 と思 われる多 くの種 類 のファイルを検 索 します。 次 に、ディスク
領 域 をどれだけ解 放 できるかを表 示 します。 まず最 初 に削 除 対 象 の候 補 となる全 ファイルのリストが表 示 され、
どのファイルを削 除 するかをユーザー自 身 が決 定 できます。
セキュリティは特 に重 視 されます。 その結 果 、特 定 のパターンに従 ってハード ディスク内 を「闇 雲 」に探 していたこ
れまでの方 法 とは異 なり、突 然 エラー メッセージが表 示 されたり、プログラムの不 具 合 が生 じたりするトラブルは生
じません。
8.1.1. Windows とプログラムを整理する方法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフの システムキャッシュとログセクションをクリックし
て、 AVG Disk Cleaner モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 へ行 き、利 用 データにあるシステム
キャッシュとログをクリーンアップするを選 択 します。
不 要 なファイルと古 いバックアップを削 除 し、Windows の機 能 を無 効 にするか、削 除 することができます。
不 要 なファイルまたは古 いバックアップを削 除 する方 法
1. リストから項 目 を選 択 します
検 出 ファイルまたは古 いバックアップのすっきりと整 理 されたリストが表 示 されます。 どれだけのディスク領 域
がそれぞれ節 約 できるかが一 目 でわかります。 クリーンアップの対 象 から除 外 したいファイルまたはバックアッ
プの種 類 がある場 合 は、該 当 する種 類 のチェックボックスをオフにします。
また、それぞれのファイルまたはバックアップの種 類 を選 択 し、その説 明 をウィンドウの右 側 に表 示 することが
できます。
アイテムの表 示 ボタンをクリックしても、削 除 を勧 められたファイルまたはバックアップの完 全 な一 覧 を表 示
できます。
2. クリーンアップをクリックします。
クリーンアップは、数 分 かかることがあります。 クリーンアップの実 施 中 、時 として AVG PC TuneUpは応 答 し
ていません、と表 示 されることがあります。 これは技 術 上 必 要 なものなので、心 配 ありません。 クリーンアップ
が完 了 するとすぐ動 き出 し、完 了 メッセージが表 示 されます。 このダイアログ ボックスは、閉 じてもかまいま
せん。
43
8.1.2. 削除が推奨されるファイルの種類は?
AVG PC TuneUpは、通 常 問 題 なくハードディスクから削 除 できる、次 の種 類 のファイルやバックアップを検 索 しま
す。
種類
説明
Windows の一 時 ファイル
Windows はファイルの一 時 保 存 を作 成 しますが、もともとこれは編 集 終 了 後 に
再 び削 除 されるべきものです。これらのファイルは、削 除 しても問 題 がありません。
Windows のレポートとプロ
トコル
Windows は、エラー分 析 、プログラムやサービスの行 動 についてなど、さまざまな
レポートとプロトコルを保 存 します。
Windows の不 要 なファイル
フォルダとキャッシュのプレビューのカテゴリは、ディスク領 域 を解 放 するためにクリー
ンアップできます。
CHKDSK のような修 復 プログラムがハードディスクの損 失 クラスタを探 し出 し、安
全 のためにバックアップを取 ります。また、Windows を新 しいバージョンにアップグレ
ードする場 合 は必 ず文 書 、設 定 、およびプログラム データのバックアップが作 成 さ
Windows のバックアップ ファ
れます。これらのバックアップはほとんど使 われないため、安 全 に削 除 できます (た
イル
だし、Windows アップグレードのバックアップを削 除 した後 は、以 前 インストールさ
れていた Windows のバージョンから古 い文 書 や設 定 を復 元 することはできなくな
ります)。
Windows の履 歴 リスト
Windows は、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 する履 歴 リストを作 成 し
ます。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これらのエントリは、該 当
するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
プログラムの一 時 ファイル
多 くのプログラムはファイルの一 時 保 存 を作 成 しますが、もともとこれは編 集 終 了
後 に再 び削 除 されるべきものです。 これらのファイルは、削 除 しても問 題 がありま
せん。
多 くのプログラムでは、行 った動 作 の追 跡 に役 立 つログファイルを書 き込 みます。
プログラムのレポートとプロト
それにより、生 じた問 題 を確 認 できます。このような利 用 をしない場 合 は、ファイ
コル
ルを破 棄 することも可 能 です。
プログラムの不 要 なファイル
画 像 のサムネイルはすばやくプレビューを表 示 するためにさまざまなプログラムで使
用 されています。不 要 になったサムネイル、プログラムのキャッシュおよびスクリーン
ショット (コンピュータ画 面 または開 いているアプリケーションのウィンドウのキャプ
チャ画 像 )をクリーンアップして使 用 可 能 なディスク領 域 を増 やすことができます。
多 くのプログラムでは、自 動 的 に使 用 ファイルのバックアップが作 成 されます。ま
た、プログラムによっては、プログラムが損 傷 を受 けた場 合 に再 インストールできる
ように、インストール ファイルのバックアップが作 成 されます。これらのバックアップ
プログラムのバックアップ ファ
ファイルが不 要 になったと考 えられる場 合 は、ファイルを安 全 に削 除 してディスク領
イル
域 を開 放 することができます (ただし、インストール ファイルを削 除 した後 は、その
ソフトウェアを再 インストールする場 合 、またはインストールに変 更 を加 える場 合 に
インストール ディスクを使 用 する必 要 が生 じることがあります)。
44
プログラムの履 歴 リスト
多 数 のプログラムは、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 する履 歴 リストを
作 成 します。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これらのエントリ
は、該 当 するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
8.2. ブラウザのクリーンアップ
インターネットの閲 覧 中 に、インターネット ブラウザは多 数 のさまざまなデータをコンピュータに保 存 します。
保 存 されたこれら閲 覧 の形 跡 は、もはやブラウザを使 って自 分 で面 倒 な削 除 をするのではなくAVG Browser
Cleanerが検 索 を行 います。不 要 になったデータを選 択 するだけで、AVG Browser Cleanerがすぐさまそれを削
除 します。
以 下 の章 ではAVG Browser Cleanerモジュールを使 って、キャッシュ、クッキー、履 歴 を瞬 く間 に消 去 し、インター
ネット ブラウザを実 にすばやくクリーンアップする方 法 を紹 介 します。.
8.2.1. ブラウザをクリーンアップする方法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフのブラウザデータセクションをクリックして、AVG
Browser Cleaner モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 へ行 き、利 用 データにあるブラウザデー
タをクリーンアップするを選 択 します。
ブラウザで、クリーンアップを実 施 するインターネットブラウザを選 択 します。 ここで選 択 できるのは、Internet
Explorerxx、Mozilla Firefox、Google Chrome、Opera、Safari 並 びにプラグインの Adobe Flash Player と
Microsoft Silverlight です。
AVG Browser Cleaner は選 択 したブラウザの削 除 できるアイテムを検 出 します。 ブラウザ名 の下 に、クリーンアッ
プできるカテゴリがリストされます:
種類
説明
キャッシュ
インターネットで閲 覧 の際 にブラウザに読 み込 まれた全 ての画 像 、テキスト、アニメ
ーションはキャッシュに保 存 されます。 ホームページを再 度 訪 れると、ネット上 から
再 度 読 み込 む時 間 を短 縮 するために、これらのテキストや画 像 がすばやくキャッ
シュから表 示 されます。 それでも時 々 これらのキャッシュを空 にするとよいでしょう。
クッキー
クッキーは閲 覧 した Webサイトについての情 報 を含 み、ネット閲 覧 をしている間
に要 求 なくしてインターネット ブラウザによって保 存 されます。 クッキーには Web
サイトのログオン データあるいはユーザーのインターネット行 動 に関 する情 報 が含
まれていることがあります。
データベースを最 適 化 する
ディスク領 域 を解 放 するため、Mozilla Firefox データベースが最 適 化 されます。
ダウンロード履 歴
ダウンロード履 歴 にはダウンロードしたファイルのリストが含 まれています。
Webサイトのプロパティ
テキストサイズのような、Webサイトの特 定 のプロパティはブラウザに保 存 されま
す。
45
フォームデータ
例 えばアドレスデータのような、Webフォームに入 力 されたデータはブラウザに保 存
されます。
保 存 されたパスワード
特 定 の Webサイトのパスワードは保 存 されることがあります。 そのパスワードの削
除 は上 級 ユーザーのみが対 象 です。
Index.datファイル
Internet Explorer の URL キャシュはいわゆる Index.datファイルに保 存 されます。
これらのファイルのクリーンアップは上 級 ユーザーのみが対 象 ですので、ご注 意 下 さ
い。
インターネット履 歴
インターネット履 歴 には閲 覧 したすべての Webサイトのアドレスが保 存 されます。
前 回 のダウンロード保 存 先
ここにはファイルのダウンロードのため、前 回 手 動 で入 力 された保 存 パスが保 存 さ
れます。
セッション
Mozilla Firefox は前 回 と現 在 のセッションを、セッションごとに開 かれたダブとWeb
サイトとともに保 存 します。
一 時 ファイル
ここにはブラウザの一 時 利 用 データが保 存 されます。
その他 の Mozilla ファイル
Mozilla Firefox はその他 のファイルとして、バックアップ、更 新 、クラッシュとエラーの
レポート、そしてプロトコル ファイルを保 存 します。
その他 の Operaファイル
クリーンアップできるその他 の Opera ファイルには、アイコン、サムネイル、VPS、一
時 ダウンロード、アプリケーション キャッシュがあります。
前 回 入 力 した URL
ここには前 回 手 動 で入 力 した Webサイトのアドレスが保 存 されます。
例 外 に指 定 してクリーンアップから除 外 することにより、特 定 のWebサイトのクッキーを保 護 することができます。 そ
のためには、特 定 のWebサイトのクッキーを保 護 オプションの前 にチェックを入 れます。 新 しいダイアログが開 くた
め、削 除 の下 のリストからクッキーを保 護 したいWebサイトを選 択 します。 選 択 したら、両 方 のリストの間 にある右
方 向 の矢 印 をクリックするだけです。 選 択 したWebサイトのクッキーはただちに保 護 されます。
オプション1週 間 以 内 のアイテムを保 護 するを使 って、新 しい日 付 の保 存 されたデータを保 護 できます。 そのた
めには、このオプションにチェックマークを入 れるだけです。 そうすれば1週 間 以 内 のアイテムはクリーンアップから除
外 されます。
8.3. Windows の機能を無効化
空 き領 域 を増 やす画 面 で、クリーンアップの可 能 性 グラフの Windows の機 能 セクションをクリックして、各 機 能
のステータスを確 認 します。
各 機 能 に説 明 が表 示 されるので、それに基 づいて処 理 を決 定 することができます。 機 能 が有 効 な場 合 は、それ
がどれだけのディスク領 域 を使 用 しているかが表 示 されます。
次 のオプションの Windows の機 能 は、無 効 あるいは、削 除 することができます:
46
休 止 状 態 のファイル
いわゆる休 止 状 態 ではコンピュータがシャットダウンされますが、開 いているウィンドウ、プログラム、または文
書 を終 了 する必 要 はありません。 コンピュータのメモリにあるデータはすべて、ハードディスクに保 存 されま
す。 コンピュータを再 びオンにすると、中 断 した状 態 から作 業 を続 行 できます。 以 前 に開 いていたウィンド
ウ、プログラム、および文 書 がすべてただちに復 元 されます。
休 止 状 態 が必 要 ない場 合 でも、休 止 状 態 のファイルは貴 重 なハードディスク メモリを消 費 します。 その量
はメモリのサイズに正 確 に対 応 します。 お使 いのコンピュータに 4GB のメモリが備 わっている場 合 、休 止 状
態 のファイルは最 大 4GB まで領 域 を占 領 します。 これは、休 止 モードでは、メモリのコンテンツ全 体 が保 存
される必 要 があるためです。
休 止 状 態 機 能 を利 用 しない場 合 は、ここで無 効 にすれば、ディスク領 域 が解 放 されます。 休 止 状 態 機
能 は、いつでもまた有 効 にすることができます。
Windows Messenger
プログラムの Windows Messenger を使 用 すると、友 人 とインスタント メッセージをやり取 りできます。
Windows Messenger を使 用 しない場 合 は、ここで簡 単 にコンピュータから削 除 することができます。
Windows デスクトップ検 索 のインデックス
デスクトップ サーチは、ファイルとフォルダをすばやく検 索 するための Windows 機 能 です。 これは、ファイルと
フォルダのエントリを使 用 して検 索 インデックスを作 成 します。 検 索 の問 合 せは (例 えば Windows
Explorer や Outlook で)ハードディスク全 体 ではなく、この検 索 索 引 のみを探 します。 したがって処 理 がよ
り速 くなります。 このインデックスはサイズがハード ディスク上 のファイルの数 に比 例 するため、多 くのメモリを
必 要 とします。
Windows デスクトップ サーチを使 用 しない場 合 は、検 索 をオフにすることで、ディスク領 域 を解 放 できるだけ
でなく、コンピュータのパフォーマンスを上 げることもできます。
8.4. 重複ファイルを検索して削除する
この章 では、ハードディスクにある様 々 な重 複 したファイルやフォルダを見 つけて削 除 するAVG Duplicate Finder
モジュールの使 用 について紹 介 します。
ハードドライブとはまるでファミリーガレージのようです。不 要 なものが場 所 を取 っています。SSD ドライブも比 較 的
小 さいと思 われますが、同 様 です。一 目 見 ただけではわかりませんが、詳 しく調 べると、ハードドライブにある数 十
もの重 複 ファイル (あるいはフォルダ全 体 )が大 切 なディスク領 域 を占 領 していることが明 らかになります。
AVG Duplicate Finder は、コンピュータから重 複 したフォルダを削 除 する、面 倒 だけれども大 切 な作 業 の助 けと
なります。これにより、デジタル ジャンクの割 合 が顕 著 に減 少 するはずです。同 じ名 前 、同 じサイズ、または同 一
の内 容 のファイルやフォルダを検 索 します。各 ファイルまたはフォルダを調 べ、どれを保 持 するかを決 定 するために役
立 ちます。最 後 に、小 さなファイルは無 視 して、無 駄 の大 きい重 複 ファイルだけに集 中 することも可 能 です。
8.4.1. 重複ファイルの検索方法
1. 空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフの重 複 ファイルを削 除 するセクションをクリック
して、AVG Duplicate Finder モジュールを起 動 します。
2. 重 複 をスキャン ボタンをクリックし、ハードドライブ上 の重 複 ファイルまたは重 複 フォルダの検 索 を開 始 します。
デフォルトでは、ディスク全 体 がスキャンされます。ハードドライブの特 定 の領 域 を指 定 することで、スキャン対 象
を絞 り込 むことが可 能 です。 スキャンは通 常 数 秒 で完 了 します。 完 了 すると、AVG Duplicate Finder に新 し
47
いダイアログが表 示 され、ユーザーはスキャンで検 出 された重 複 をすべて見 ることができます。
3. この時 点 で検 出 された重 複 を保 持 するか削 除 するかを判 断 できます。 すべての重 複 はカテゴリごとに並 んでい
ます (フォルダ、画 像 、音 楽 、動 画 、文 書 、その他 )。 また、2つの特 別 なカテゴリがあります。
すべての重 複 ?検 出 された重 複 をすべて含 む"
グローバル"
カテゴリ
選 択 済 み ?削 除 するために選 択 した重 複 が含 まれています(下 記 を参 照 )。 このカテゴリは、選 択 済
みのものがある場 合 のみ表 示 されます。
右 側 のコラムにある名 前 をクリックすると、カテゴリ表 示 を切 り替 えることができます。
ロールダウン メニューを使 用 して、各 カテゴリのファイルを(サイズや名 前 などにより)並 べ替 えることもできます。
ファイル (例 えば、画 像 )の中 には、簡 素 なプレビューがあるものもあり、ファイルの取 扱 いを判 断 する上 で便 利
です。
重 複 ファイルを含 むフォルダは、重 複 したフォルダとみなされます。 フォルダ内 にある複 数 のファイルが同 一 の場
合 、それらのファイルは各 カテゴリごと(画 像 、音 楽 など)に表 示 されますが、フォルダ全 体 はスキャン結 果 ダイア
ログに表 示 されません。 さらに、フォルダに含 まれるファイルが無 視 するように設 定 されている場 合 、そのフォルダ
が重 複 としてマークされることはありません。
4. 削 除 するファイルまたはフォルダを選 択 します。 非 常 に簡 単 です ?ダイアログの右 側 にある名 前 のボックスに
チェックを入 れるだけです。
また、[すべて自 動 選 択 ] ボタン(ダイアログの下 部 の [選 択 済 みのものを削 除 ] ボタンの左 側 にあります)も
利 用 できます。 このボタンをクリックすると、新 たなロールダウン メニューが表 示 され、最 も古 いコピーを保 持 す
るか、最 も新 しいコピーを保 持 するかを選 択 できます。 これらのオプションのいずれかを使 用 すると、最 も古 い/
新 しいファイルを除 き、検 出 された重 複 ファイルがすべて(削 除 のために)選 択 されます(選 択 をすべて解 除 する
には、[すべて選 択 解 除 ] オプションをクリックします)。 「自 動 選 択 」機 能 は、 個 別 のカテゴリ(上 記 を参 照 )
または各 カテゴリの個 別 のファイルにも適 用 できます。カテゴリまたは重 複 ファイルの名 前 にマウスのカーソルを重
ね、その右 側 に表 示 される小 さな矢 印 をクリックするだけです。 これにより、最 も古 い/
新 しいコピーを保 持 する
ためのロールダウン メニューが表 示 されますが、この場 合 はこの 1つのカテゴリまたはファイルのみが対 象 となりま
す。
同 じファイルまたはフォルダのすべてのコピーを選 択 した場 合 、警 告 メッセージが表 示 され、本 当 にすべて削 除
してよいかどうかを尋 ねます。 これはオリジナル バージョンを誤 って削 除 してしまわないための安 全 対 策 です。
5. 1 つまたは複 数 の重 複 ファイルかフォルダを選 択 すると、ダイアログの右 下 にある [削 除 ] ボタンが有 効 になりま
す。 クリックして、選 択 した項 目 を Windows のごみ箱 に移 動 させることを承 認 します。 通 常 、削 除 プロセスは
数 秒 で終 わります。
6. カテゴリおよびファイル/
フォルダのリストは適 切 に更 新 されます。 モジュールを閉 じるか、またはダイアログの左 上
にある矢 印 ボタンをクリックして、新 たに重 複 したものがないかスキャンを開 始 します。
8.4.2. AVG Duplicate Finder
AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログにより、ユーザーはAVG Duplicate Finder の動 作 を調 整 できます。
これらの設 定 にアクセスするには、AVG PC TuneUpダッシュボード のメニューバーの設 定 をクリックし、ナビゲー
ションバー左 側 にあるモジュール名 をクリックします。 同 じダイアログにAVG Duplicate Finder モジュールからでもア
クセスできます ?画 面 右 上 の設 定 リンクをクリックするだけです。
これより小 さなファイルを無 視 :テキストフィールドを使 用 して、AVG Duplicate Finder が無 視 するファイルサイ
ズの最 大 値 (KB)を設 定 します。 そのようなファイルは AVG Duplicate Finder 検 索 に含 まれないため、モジュ
48
ールはより大 きく問 題 のある重 複 に的 を絞 ることができます。
非 表 示 のファイルとフォルダを無 視 チェックボックスを使 用 して、AVG Duplicate Finder 検 索 から、非 表 示 の
ファイルとフォルダを例 外 として外 すことができます。
これらのファイル拡 張 子 を無 視 :テキストフィールドを使 用 して、スキャンしないファイルの種 類 (拡 張 子 )を指
定 します。単 純 にテキストフィールドにそれらの拡 張 子 を入 力 し、各 項 目 をコンマで区 切 ります (例 、.
xls, .doc)。
8.5. 大容量のファイルとフォルダーを検出して削除する
この章 では、AVG Disk Space Explorer モジュールを使 って、ハードディスクのメモリの使 用 状 況 をすばやく把 握
し、効 率 的 に整 理 する方 法 を紹 介 します:
ここ数 年 で、ハードディスクやメモリカードの容 量 は大 幅 に増 大 しました。 しかし同 時 にユーザーの要 求 度 も高 まっ
たため、最 新 型 の大 容 量 ドライブでもいっぱいになってしまうことがあります。
デバイスが進 化 するにつれ、そのような膨 大 なデータ量 の概 要 をとらえておくのは容 易 ではなくなってきました。 こ
れだけ多 くのファイルがあり、フォルダ構 造 が複 雑 になっている中 で、どうすれば大 量 のメモリ領 域 を (場 合 によって
は無 駄 に)消 費 しているファイルを見 つけることができるでしょうか。
AVG Disk Space Explorer は大 容 量 ファイルを検 出 します。 見 つかったファイルは、CD、DVD、外 付 けハード
ディスクなどにコピーしてアーカイブできます。 場 合 によっては、ファイルが不 要 であり、削 除 しても問 題 がないことに
気 付 くかも知 れません。 この方 法 で、簡 単 に大 量 のメモリ領 域 が解 放 できます。
8.5.1. 分析を実行する方法
Free Up Space 画 面 へ進 み、追 加 のモジュールリボン (画 面 右 下 )から大 容 量 ファイルとフォルダの検 索 オプ
ションをクリックして、AVG Disk Space Explorer モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードの すべての機 能 へ進 み、ハードディスクの大 容 量 ファイルとフォルダの検 索 エントリを
選 択 して、モジュールを起 動 することもできます。
分 析 する場 所 を選 択 してください。
ドライブを分 析
コンピュータに接 続 されているドライブのリストから、大 容 量 ファイルの検 索 の際 に対 象 となるドライブを選 択
します。 各 ドライブの合 計 サイズと空 き容 量 も表 示 されます。 特 に空 き容 量 の少 ないドライブを選 んで分
析 することをお勧 めします。
フォルダを分 析
個 々 のフォルダを分 析 するには非 常 に時 間 がかかります。 個 々 のフォルダを分 析 するには、フォルダを分
析 を有 効 にします。 選 択 ボタンをクリックすると、すべてのフォルダを含 むツリー構 造 が開 くので、その中 から
フォルダを選 択 し、OKをクリックします。
次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
分 析 にかかる時 間 は、選 択 されたドライブあるいはフォルダの容 量 と使 用 量 によってはしばらくかかります。 分 析 が
完 了 したら終 了 をクリックすると、メイン ウィンドウに結 果 が表 示 されます。
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8.5.2. 分析結果
フォルダ構 造
分 析 後 、AVG Disk Space Explorer のメインウィンドウが開 きます。サービスは2つの領 域 に分 かれています。
ウィンドウ左 側 にはドライブとフォルダのツリーが、Windows エクスプローラと同 様 の形 式 で表 示 されています。ツリー
表 示 で保 管 場 所 を選 択 すると、そこにあるデータは、ウィンドウ右 の領 域 に表 示 されます。既 定 では最 近 分 析 さ
れたドライブがまず表 示 されます。
中 断 のボタンをクリックして分 析 を停 止 した場 合 は、メイン ウィンドウは開 きますが、個 々 のドライブに関 する情 報
は表 示 されません。ここからも分 析 を開 始 できますが、一 度 に分 析 できるドライブは 1つに限 られています。
情 報 の表 示
ウィンドウ右 側 のデータの表 示 については、上 部 の各 タブをクリックすればいろいろな表 示 を選 択 できます。
どの表 示 形 式 でも、リストの列 名 をクリックするだけで列 を昇 順 または降 順 に並 べ替 えることができます。特 に、サ
イズを基 準 に並 び替 えると、大 容 量 のファイルが見 つけやすくなります。
次 のビューは、ディスク領 域 の使 用 量 の表 示 に使 用 されます.
概要
既 定 で有 効 になっているビュー概 要 は、ディスクのクリーンアップを行 うときの最 初 の手 順 として最 適 です。
その他 すべてのビューからの最 も重 要 な情 報 がまとめられており、全 体 的 な概 要 が把 握 できます。ウィンド
ウ上 部 にある、背 景 に色 が付 いた領 域 では、選 択 した要 素 についての情 報 をいつでもツリービューで見 る
ことができます。ここでは個 々 のドライブについてサイズとメモリ領 域 の使 用 率 が表 示 されます。一 方 、フォル
ダを選 択 した場 合 、この領 域 にはサブフォルダやファイルをすべて含 めたフォルダのサイズが表 示 されます。ま
た、フォルダの作 成 日 や前 回 使 用 の情 報 も表 示 されます。
コンピュータ(または、Windows XP の場 合 はマイコンピュータ)ビューは、サイズの大 きいファイルとフォルダ
の概 要 ではなく、各 ドライブの使 用 領 域 が表 示 されるため、1つ目 の表 に関 する、ある種 の例 外 を表 しま
す。
o サイズの大 きいフォルダとファイルの概 要
ここでは、選 択 したドライブまたはフォルダのメモリの使 用 領 域 が円 グラフとして表 示 されます。表 示 された
フォルダとファイル最 高 10個 までのそれぞれについて、ここでサイズとメモリ使 用 率 を読 み取 ることができます。
10個 以 上 の表 示 要 素 を見 たい場 合 は、リンク内 容 を表 示 をクリックすれば、 内 容 の表 示 に切 り替 えら
れます。
o ファイルの種 類
この表 は選 択 された要 素 に含 まれるファイルを各 ファイルの種 類 に従 ってまとめたもので、どんな種 類 のファ
イルが (例 えば文 書 、音 楽 ファイル、ビデオあるいは画 像 )最 もメモリを使 用 するかが一 覧 で確 認 できる実
用 的 な表 です。
この表 示 は選 択 したドライブまたはフォルダに直 接 位 置 しているファイルだけでなく、そこに含 まれるサブフォ
ルダの中 のファイルも対 象 となることに注 意 してください。ツリービューで枝 分 かれの各 レベルを選 択 すること
で、表 示 される情 報 をいつでも限 定 できます。
特 定 のファイルの種 類 でまとめられた個 々 のファイルを見 たい場 合 は、テーブルで該 当 するファイルの種 類
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名 をクリックしてください。すると、該 当 する表 示 のカテゴリファイルの種 類 に切 り替 わります。
o 上 位 10個 のファイル
このテーブルは、メモリ領 域 を最 も多 く使 用 している上 位 10個 のファイルをリストしているので、特 に急 に
ディスク領 域 が不 足 した場 合 に役 に立 ちます。以 前 のテーブルのように、この表 示 は選 択 したドライブまた
はフォルダに直 接 位 置 しているファイルだけでなく、そこに含 まれるサブフォルダの中 のファイルも対 象 となって
います。テーブルに表 示 されているファイル名 、または 上 位 100個 のファイルを表 示 のリンクをクリックする
と、上 位 100個 のファイルの表 示 に切 り替 わります。そこではファイルの移 動 、アーカイブ化 、削 除 もできま
す。
目次
この表 示 では、ツリービューで選 択 したコンテンツの要 素 のリンクに直 接 ジャンプできます。名 前 や種 類 といっ
た Windows エクスプローラにあるような基 本 情 報 の他 に、各 要 素 に対 しそのサイズや潜 在 的 なメモリ使 用
率 も表 示 されます。見 やすい棒 グラフで、どのファイルやフォルダが大 部 分 の領 域 を使 用 しているかがすぐに
わかるようになっています。
フォルダをダブルクリックすると、下 のレベルに移 動 しコンテンツの詳 細 が表 示 されます。
ファイルの種 類
概 要 とファイルの種 類
既 定 では便 利 なファイルの種 類 の概 要 が開 き、最 も多 くメモリ領 域 を使 用 しているファイルが一 目 でわかり
ます。
ウィンドウの上 端 に、画 像 ドキュメント 圧 縮 されたファイル 音 楽 ファイル ビデオ ファイルとその他
のボタンが表 示 されます。これらのボタンの 1つをクリックするか、概 要 で該 当 するエントリをクリックすると、各
ファイルの種 類 にあるすべてのファイルが表 示 されます。
詳 細 :対 象 となるファイル拡 張 子 は?
各 ファイルの種 類 の後 には、例 えば画 像 の場 合 は .
bmp, .jpg, .gif, .tif und .png. のような多 数 のさまざま
な ファイル拡 張 子 が隠 されています。 対 象 となる拡 張 子 の詳 細 リストは、AVG Disk Space Explorerに
より自 動 的 にシステムに適 合 するように調 整 されます。ウィンドウの右 上 にある 詳 細 のボタンをクリックする
と、リストが表 示 されます。これは、チェック ボックスを無 効 にするだけで合 わせることができます。
その他 には、どのファイルの種 類 にも分 類 できない他 のファイルがすべて表 示 されます。
ここでは、詳 細 ボタンで表 示 できるファイル拡 張 子 のリストは、下 のリストにどのファイルを表 示 するか設 定
できるので、特 に役 立 ちます。
コンテキスト メニュー (ファイル拡 張 子 のリストを右 クリックして開 く)では、すばやくすべて選 択 したり現 在 の
選 択 を反 転 したりできます。
探 求 の好 奇 心 を働 かせ、利 用 できる表 示 をクリックして、ディスク空 き領 域 が確 保 できる候 補 を識 別 して
みてください。ファイルのサイズや最 後 にアクセスした日 付 順 に並 べ替 えることで、興 味 深 いファイルが見 つか
ることもあります。それにはマウスで該 当 する欄 のグレーのタイトルをクリックします。
クリーンアップのヒント:
特 定 のファイルの種 類 に限 定 して最 近 アクセスした日 付 ごとに分 類 すると、例 えば
もう視 聴 しないような 古 い MP3 ファイルやビデオを掘 り出 すことができます。
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上 位 100個 のファイル
多 くのユーザーにとって、この表 示 が最 も興 味 深 いかもしれません。ここでは、ツリービューで選 択 された場
所 にあるファイルのうち、サイズが大 きい順 に 100個 が表 示 されます。その際 、すべてのサブフォルダの中 身
も対 象 になるので、システムのデータ量 により数 百 メガバイトから数 ギガバイトまでを、わずかなクリックだけ
で解 放 できます。
8.5.3. AVG Disk Space Explorer を設定する方法
AVG Disk Space Explorer は、システムの外 観 をパーソナライズするオプションを提 供 します。 選 択 可 能 なオプ
ションをカスタマイズするには、[ファイル] [設 定 ] の順 にクリックします。
非 表 示 のファイルとフォルダ
[非 表 示 のファイルとフォルダ] セクションでは、非 表 示 のファイルとフォルダをAVG Disk Space Explorer で表 示
するかどうか指 定 できます。 デフォルトでは、Windows Explorer 設 定 が適 用 されます。 Windows Explorer 設 定 と
は異 なる設 定 を行 う場 合 は、[ユーザー定 義 の設 定 を使 用 する] をクリックし、必 要 に応 じて選 択 肢 を変 更 しま
す。 デフォルトでは、重 要 なシステム ファイルを誤 って削 除 したり移 動 したりしないよう、AVG Disk Space
Explorer がシステム フォルダ内 のすべての要 素 を保 護 します。 ユーザーがシステムに関 して完 璧 に精 通 している
場 合 は、[保 護 されたシステム要 素 ] セクションで、この保 護 を無 効 にできます。 [保 護 を無 期 限 に無 効 にす
る] チェックボックスにチェックを付 けます。
削除方法
[削 除 方 法 ] セクションでは、ファイルやフォルダを削 除 する際 に、AVG Disk Space Explorer がデフォルトで使
用 する方 法 を指 定 できます。 標 準 の削 除 方 法 [ごみ箱 へ移 動 ] は、誤 って削 除 したファイルを復 元 できるた
め、特 に初 心 者 のユーザーにお勧 めします。
ただし、Windows のごみ箱 に入 れることができるデータの量 は限 られていることにご留 意 ください。 ごみ箱 の保 存
容 量 を超 過 した場 合 、または Windows がより多 くの空 き領 域 を必 要 とする場 合 は、ごみ箱 にあるファイルが古 い
ものから順 に完 全 に削 除 されます。
削 除 方 法 として [完 全 に削 除 ] を選 択 すると、ファイルは Windows のごみ箱 には入 らずに直 接 削 除 されます。
削 除 されたファイルを後 で復 元 できるのは、AVG Undelete などの特 殊 なソフトウェアを用 いて、運 よくうまくいった
場 合 に限 られます。
他 の 3つの削 除 方 法 では、削 除 されたファイルの復 元 が実 質 的 に不 可 能 になるように AVG Shredder を使 用
します。
これらの削 除 方 法 とその設 定 についての詳 細 は「データを確 実 に削 除 」および「削 除 方 法 」を参 照 してください。
AVG Shredder の削 除 方 法 では [削 除 の繰 り返 し] ボックスが利 用 できます。 ボックス内 の数 (デフォルトでは
1)は、完 全 に削 除 するためにデータを上 書 きする回 数 を AVG Shredder モジュールに指 示 します。 一 般 的 に、
回 数 を増 やせば、データが永 久 に削 除 される可 能 性 がそれだけ高 くなり、復 元 される可 能 性 がなくなります。 た
だし、繰 り返 し回 数 が多 くなると、データ全 体 の削 除 処 理 にかかる時 間 も大 幅 に長 くなります。
8.5.4. ファイルをアーカイブする方法
AVG Disk Space Explorer でファイルをアーカイブする
コンピュータの中 を探 すうちに、不 要 だがまだ削 除 したくないファイルが見 つかった場 合 、AVG Disk Space
Explorerはそのジレンマを解 決 する便 利 な機 能 を備 えています。
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Windows Explorer とのスムーズな連 携 により、例 えば、見 つけたファイルを削 除 の前 にUSB スティックや外 付 けハ
ードディスクに問 題 なくコピーすることなどができます。
1. 選 択 したファイルをクリックし、メニューの編 集 でコピーを選 択 するか、ショートカットキー [Ctrl + C]を押 し
ます。
2. Windows Explorer でコピー先 のドライブを開 き、コピーしたファイルをメニューの貼 り付 けをクリック、または
キーボードで [Ctrl + V] を押 して、そこに貼 りつけます。
主 要 な CD/DVD 作 成 プログラムがすべてサポートされているため、ファイルを CD または DVD に簡 単 にコピーする
ことができます。希 望 のファイルをマウスキーを押 しながら(ドラッグ& ドロップで)焼 付 けプログラムのリストに引 き入
れます。
アーカイブされたファイルをAVG Disk Space Explorerで削 除 する
ファイルを無 事 アーカイブ保 存 したら、AVG Disk Space Explorerで削 除 して、貴 重 なディスク領 域 を確 保 するこ
とができます。それには、ファイルを選 択 し、ツール バーの 削 除 をクリックします。
8.6. データを確実に削除する
この章 では、どのようにAVG Shredderモジュールを使 用 して、ファイルやフォルダ、ごみ箱 を完 全 に削 除 するの
か、またそれがどうして重 要 であるのかを説 明 します。
データを後 から確 実 に削 除 する
機 密 のファイルを「通 常 」の方 法 で削 除 してある場 合 は、AVG Shredderを使 用 して削 除 しなおすことはできませ
ん。ただし、ここでヒントを紹 介 しましょう:
ハードディスクのデフラグを行 うと、通 常 は、削 除 済 みのファイルが上 書 きされてもはや復 元 不 可 能 になります。後
から通 常 の削 除 方 式 の確 実 性 を高 めるため、まずAVG Drive Defrag をお使 いください。(ハードディスクをデフラグ
する方 法 を参 照 。)
削 除 したファイルは、通 常 、ごみ箱 に移 動 します。Windows のごみ箱 は、削 除 の対 象 であるファイルを集 めたフォ
ルダに過 ぎません。ごみ箱 からファイルを取 り出 すのは簡 単 で、頻 繁 にごみ箱 を空 っぽにしたり、ごみ箱 に送 ること
なく直 接 ファイルの削 除 を行 い、ファイルが安 全 に削 除 されたと思 い込 んでいます。
ファイルの削 除 を行 う際 、Windows は全 体 を削 除 するわけではなく、実 際 はハードディスクにコンテンツが残 ってい
ます。Windows はファイルシステムからそのファイルを単 に「削 除 済 み」としてマークし、ファイルが取 っていたスペース
を再 び使 用 できるようになるだけです。 このディスク領 域 が新 たに使 用 されない限 り、(例 えば、AVG PC TuneUp
-> 削 除 されたファイルを復 元 するを使 って)、そこにあったファイルを復 元 することは難 しくありません。
大 切 なファイルを、プロでさえ復 元 不 可 能 になるように確 実 に削 除 したい場 合 は、AVG Shredderを使 って、ファ
イル、フォルダ、ごみ箱 を完 全 に削 除 することができます。 削 除 方 法 の中 から適 切 なものを選 択 できます。
8.6.1. データを確実に削除する方法
空 き領 域 を増 やす画 面 へ進 み、追 加 のモジュールリボン(画 面 右 下 )の Securely delete files to prevent
snooping オプションをクリックして、AVG Shredder を起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、ハードディスクのファイルを安 全 に
削 除 するを選 択 します。
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何 を削 除 しますか?
ファイル
1. ファイルを選 択 します。
このオプションでは、コンピュータにあるファイルを検 索 し、削 除 対 象 を選 択 することができます。
2. 追 加 をクリックして、削 除 するファイルをリストに入 れてください。
Explorer が開 きます。 削 除 するファイルをダブルクリックすると、リストに追 加 されます。 または、開 い
た Expolorer またはデスクトップからファイルをドラッグし、リストにドロップ(ドラッグ& ドロップ)すること
もできます。 それには、ファイルを選 択 し、マウス ボタンを押 したままリストまで移 動 させます。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションは、ファイルの削 除 によって解 放 されたディスク領
域 を上 書 きし、削 除 の確 実 性 を高 めます。
ファイルを誤 ってリストに追 加 してしまった場 合 は、そのファイルを選 択 し、削 除 ボタンを押 せば削 除
できます。
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
フォルダ
1. フォルダの選 択
このオプションでは、コンピュータにあるフォルダを検 索 し、削 除 対 象 を選 択 することができます。 フォル
ダを削 除 すると、その中 に含 まれているファイルもすべて削 除 されます。 削 除 するフォルダを選 択 する
際 、サブフォルダがあるかどうかが確 認 され、サブフォルダを検 索 対 象 から除 外 することができます。
2. 選 択 をクリックします
フォルダのツリー ビューが開 きます。 削 除 するフォルダを選 択 し、OKをクリックします。 また、削 除 する
フォルダの完 全 パスをテキスト ボックスに入 力 する方 法 もあります。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションでは、選 択 したフォルダのファイルのために保 留 さ
れていたディスク領 域 が上 書 きされるため、削 除 の確 実 性 が高 まります。
選 択 したフォルダにサブフォルダがある場 合 は、サブフォルダを検 索 対 象 から除 外 することができま
す。 サブフォルダを含 むチェックボックスのチェックを外 します。
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
ごみ箱
1. ごみ箱 を選 択 します。
このオプションでは、ごみ箱 が表 示 され、空 にすることができます。 ごみ箱 に入 っているファイルの総 数
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や、ごみ箱 が使 用 しているディスク領 域 のサイズの情 報 が表 示 されます。 また、削 除 する前 に中 身
を表 示 することができます。
2. 内 容 を表 示 をクリックします。
ごみ箱 のサイズと中 に含 まれているファイルの総 数 が表 示 されます。 ごみ箱 の中 に大 切 なファイルが
含 まれていないか確 認 するため、削 除 の前 に中 身 を表 示 させることができます。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションをオンにすると、ごみ箱 の中 のファイルのために保
留 されていたディスク領 域 が上 書 きされるため、削 除 の確 実 性 が高 まります。
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
8.6.2. 削除方法
AVG Shredderには、次 の 3つの削 除 方 法 が用 意 されています。3つの方 法 の違 いは、削 除 にかかる時 間 と削
除 の確 実 性 にあります。各 削 除 方 式 の削 除 プロセスを繰 り返 すことで、さらに確 実 性 を高 めることができます。た
だし、削 除 にかかる時 間 は長 くなります。
すばやい削 除
データが単 一 の文 字 で上 書 きされます。ファイルに保 存 されていた元 のテキストは失 われ、無 限 の縦 の列 に並 べ
られた特 定 の文 字 に取 って代 わります。
DoD 5220.22-M 方 式 による確 実 な削 除
米 国 防 総 省 準 拠 方 式 (政 府 ガイドライン DoD 5220.22-M)が使 用 されます。ファイルは削 除 前 に特 定 のデータ
パターンによって何 度 も上 書 きされ、これで元 の内 容 は確 実 に破 棄 されるので、特 別 実 験 室 で高 価 なドライブの
磁 気 構 造 スキャンを行 っても上 書 きされたデータは修 復 できなくなります。
Gutmann (グートマン)方 式 による確 実 な削 除
考 案 者 のペーター・グートマンにちなんで名 付 けられたこの削 除 方 法 では、削 除 するデータがランダムな値 によって
特 殊 なパターンに基 づいて 35回 上 書 きされた後 、削 除 されます。この方 法 は最 も確 実 だとされていますが、同
時 にソフトウェアによるデータ削 除 方 法 の中 でも最 も時 間 のかかる方 法 でもあります。
8.7. 未使用プログラムをアンインストールする
この章 では、AVG アインストールマネージャを使 って、どのようにコンピュータにインストールされたプログラムを表 示
できるのか、またなぜアンインストールすることが有 用 なのか、どのようにそれを行 うのかを説 明 します。
コンピュータで作 業 を行 っていると、時 間 とともにプログラムがどんどんたまっていきますが、その中 には既 に不 要 と
なっているものも少 なくありません。 Windows システムをすばやくスムーズに動 作 させるためには、使 用 されていな
いプログラムや不 要 なプログラムを定 期 的 に削 除 することが大 切 です。
プログラムはすべて、コンピュータへのインストール時 に Windows システムの奥 深 くに組 み込 まれ、完 全 にアンイン
ストールするまでそこに残 ります。 プログラムが不 要 になった場 合 、それを開 くために使 っていたデスクトップ上 のアイ
コンやプログラム ファイルを削 除 するだけでは十 分 ではありません。
大 部 分 のプログラムは、ハードディスク上 の複 数 の場 所 にファイルを分 配 して保 存 し、Windows レジストリにもエン
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トリを残 します。
AVG Uninstall Manager を使 用 すれば、使 用 頻 度 の低 いプログラムや、特 に大 量 のメモリを必 要 とするプログラ
ムをすばやく検 出 できます。 インストールされているプログラムを各 種 の基 準 で並 べて表 示 できるので、プログラム
のインストール日 時 、使 用 頻 度 などの追 加 情 報 を参 考 にしてそのプログラムがまだ必 要 か、それともすぐにアンイ
ンストールするかをすばやく決 断 できます。
8.7.1. プログラムをアンインストールする方法
プログラムをアンインストールする方 法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、追 加 のモジュールリボン(画 面 右 下 )から使 用 していないプログラムをアインス
トールするをクリックし、AVG アンインストールマネージャを起 動 します。 このモジュールを起 動 するもう一 つの方
法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムにある使 用 していないプログラムをアン
インストールするを選 択 します。
場 合 によっては、プログラム起 動 の前 にプログラムの評 価 機 能 のスタートアップ ダイアログが現 れることが
あります。 ここでこの機 能 を有 効 化 するかどうかを決 定 し OK をクリックします。
AVG アンインストールマネージャ はアンインストールしたプログラムを一 覧 表 示 します。 メニューで整 理 するをク
リックすると、一 覧 が列 ごとに並 び替 り、表 示 でフィルターを選 択 すると、選 んだプログラムだけが表 示 されます。 こ
れにより、たとえば使 用 されていないプログラムや、ディスク領 域 を最 も多 く使 用 しているプログラムなどが一 目 でわ
かります。
リストの項 目 を選 択 すると、詳 細 の領 域 の右 に プログラムの追 加 情 報 が表 示 されます。 そこに表 示 されるのは、
製 造 元 、インストール日 時 、最 後 の利 用 日 時 、ハードディスク上 のプログラム ファイルのサイズ、システム負 荷 、そ
してプログラムの評 価 です。
AVG アンインストールマネージャが提 示 するこれらの統 計 データを参 考 にしても、そのプログラムのは背 後 に何 があ
るのかわからず、アンインストールすべきかどうか判 断 できない場 合 は、ツール バーにあるオンライン検 索 をクリックし
ます。 リスト内 で選 択 したプログラムをインターネットで検 索 した結 果 が表 示 されます。 そこでプログラムについての
詳 細 を参 照 することができます。 これらの情 報 も、プログラムをアンインストールするべきかどうかを決 めるのに役 立
ちます。
有 用 性 の欄 には、他 にも判 断 補 助 材 料 があります。 本 人 もしくは他 の AVG PC TuneUp ユーザーがこのプログ
ラムをどう有 用 だと考 えているか、ここで情 報 を得 ることができます。 ご自 分 でまだ評 価 していなかったら、そのプロ
グラムをここで評 価 できます。 AVG PC TuneUp サーバーデータベースから他 のユーザーの評 価 を呼 び出 して表 示
します。 これらの評 価 は定 期 的 に自 動 的 に更 新 されます。
プログラムをアンインストールする場 合 は、アンインストールをクリックします。
プログラムをコンピュータからきれいに削 除 するには、該 当 する項 目 を選 択 して、ツールバーのアンインストールをク
リックします。 また、エントリをダブルクリックして削 除 することも可 能 です。
開 かれるアンインストール ウィザードは、プログラムごとに異 なります。 共 通 しているのは、ハード ディスクからファイ
ルを削 除 するだけでなく、それに付 随 するデスクトップ アイコン、[スタート] メニューの項 目 、そしてレジストリのエント
リをすべて削 除 するということです。 アンインストール ウィザードの指 示 に従 って、プロセスを完 了 してください。
プログラムをアンインストールしたくなかったり、将 来 のためにこのリストには表 示 しないよう確 保 しておきたい場 合
は、コンテキスト メニューでオプションのエントリを削 除 を選 択 してください。 これでこのプログラムはAVG アンイン
ストールマネージャでアンインストールすることができなくなりました。 これでプログラムをアンインストールするわけ
ではないのでご注 意 ください。
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9. 問題の修正
コンピュータで作 業 をしていると、ときには思 ったとおりに行 かないこともあります。 問 題 の修 正 は、AVG PC
TuneUp に生 じた問 題 を検 出 し修 正 する様 々 な機 能 を備 えています。 さらにこのプログラムは、誤 って削 除 した
ファイルを復 元 するのにも役 立 ちます。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すことも可
能 です。
この画 面 は複 数 の領 域 に分 割 されています:
PC ヘルス
この領 域 のステータスは、コンピュータが良 好 な状 態 にあるかどうか、システムの状 態 に悪 影 響 があるような重 大 な
問 題 が検 出 されたかどうかを示 します。 たとえば、Windows の重 要 な設 定 が正 しく設 定 されているか、システム
ドライブに十 分 な空 き領 域 があるか、重 要 なセキュリティプログラムがインストールされているかが検 査 されます。
問 題 が見 つかった場 合 は、表 示 をクリックします。 各 問 題 の説 明 が表 示 され、問 題 をすぐに解 決 するか、非 表
示 にしておくかを決 定 できます。 すべての問 題 が解 決 されるか、非 表 示 にされた時 点 で、その領 域 のステータスが
再 び緑 色 になります。
詳 細 は、PC ヘルスをご覧 ください。
典 型 的 な問 題 を修 正 する
コンピュータに快 適 性 が損 なわれ、生 産 性 を低 下 させる問 題 がある場 合 、ここから問 題 を解 決 してください。 す
べて表 示 ボタンをクリックすると、問 題 ごとに考 えられる解 決 策 が表 示 されます。 また、よく修 正 される問 題 の場
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合 、ボタンのすぐ上 に、最 もよく使 うトラブルシューティング機 能 があり、クリックすることで簡 単 に開 くことができます。
詳 細 は、典 型 的 な問 題 の修 正 をご覧 ください。
ハードディスク エラーを検 査
AVG Disk Doctor モジュールは、システムのドライブを分 析 し、ファイル システムに欠 陥 やエラーがないか検 査 しま
す。 問 題 が見 つかった場 合 、AVG Disk Doctor がその問 題 を瞬 時 に修 正 します。
詳 細 は、ハードディスク エラーを検 査 をご覧 ください。
削 除 されたファイルの復 元
AVG Undelete モジュールで、既 に削 除 したファイルをごみ箱 から復 元 することができます。 さまざまな基 準 で削
除 されたファイルを検 索 することができます。 ここで特 に興 味 深 いのは、外 部 記 憶 媒 体 (USB スティックなど)に
ファイルを復 元 できることです。
詳 細 は削 除 されたファイルの復 元 をご覧 ください。
9.1. PC ヘルス
この章 では、どのようにこの機 能 を使 ってシステムの状 態 を悪 化 させている問 題 を修 正 するか、そしてなぜそれが
有 用 なのかを説 明 します。
システムの健 康 に影 響 を与 える問 題 があるかを検 出 するには、Fix Problems 画 面 に進 み、PC Health タイトル
の Show ボタンをクリックします。
たとえば、Windows の重 要 な設 定 が正 しく設 定 されているか、システム ドライブに十 分 な空 き領 域 があるか、重
要 なセキュリティプログラムがインストールされているか、新 しい Windows の更 新 プログラムあるかどうかが点 検 され
ます。 問 題 を非 表 示 にした場 合 は、問 題 があってもステータスは変 わりません。
概要
詳 細 ウィンドウに見 つかった問 題 が表 示 されます。 リストから問 題 を選 択 すると、詳 細 パネルに問 題 の簡 単 な説
明 と、解 決 法 の提 案 が表 示 されます。
問 題 の修 正
検 出 された各 問 題 に対 し、それをすぐ解 決 するか、あるいは非 表 示 にしたいかを決 めることができます。 最 も簡
単 に問 題 を修 正 するには、提 案 された解 決 法 のリンクをクリックします。
問 題 を非 表 示 にする
すぐに問 題 を修 正 したくない場 合 は、問 題 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日 間 だ
け非 表 示 にするかを指 定 します。
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9.2. 典型的な問題を修正する
この章 では、なぜ典 型 的 な問 題 の修 正 が有 用 なのか、またどのようにAVG Repair Wizard モジュールを使
用 して、簡 単 に典 型 的 な問 題 を修 正 できるのかを説 明 します。どのような問 題 が生 じたかを選 択 するだけで、
AVG Repair Wizardが修 正 を実 施 します。
コンピュータで日 常 的 に作 業 を行 っていると、さまざまな問 題 が発 生 します。何 もしていないのに予 告 なしで誤 った
アイコンが Windows によって表 示 されたり、デスクトップに表 示 されているショートカットが消 えたり、タスクバーが表
示 されなくなったりします。
お使 いのコンピュータに同 様 の問 題 が生 じ、自 分 で解 決 できない場 合 は、この機 能 が役 立 ちます。コンピュータの
典 型 的 な問 題 のリストから、お使 いのPCに生 じた問 題 を選 び、AVG Repair Wizardは即 座 に修 正 します。
9.2.1. 典型的な問題を修正する方法
問 題 の修 正 画 面 に行 き、 典 型 的 な問 題 の修 正 のすべて表 示 ボタンをクリックして、AVG Repair Wizard モ
ジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、Windows の典 型 的 な問 題 を修
正 するを選 択 します。
修 復 したい問 題 を選 択 します。 AVG Repair Wizard により、Windows に生 じる典 型 的 な問 題 をわかりやすくま
とめた一 覧 が表 示 されます。 一 覧 にある項 目 を選 択 すると、ウィンドウの右 側 に詳 しい説 明 が表 示 されます。 お
使 いのコンピュータで生 じている問 題 のチェック ボックスをオンにしてください。
次 へをクリックすると修 正 が開 始 されます。 選 択 した問 題 の一 覧 が表 示 されるので、確 認 してから 次 へをクリック
します。 修 復 が開 始 されます。
終 了 をクリックして、モジュールを閉 じます。
9.3. ハードディスク エラーを検査
AVG Disk Doctor モジュールを使 用 してドライブを分 析 する方 法 となぜそれが重 要 であるかを説 明 します。
コンピュータでの作 業 の際 には、テキスト書 類 を編 集 するのでも、画 像 を見 るのでも、ただアプリケーションを起 動
するにしても、常 にファイルの読 み取 りと書 き込 みが行 われます。そのためWindows は必 要 な情 報 にいつでもすぐ
アクセスできるように、特 別 なファイル システムの中 にすべてのファイルを保 存 しています。
システム ファイルについての詳 細
ファイル システムは、各 ファイルとフォルダをドライブに記 録 して、名 前 ・容 量 ・最 後 に使 用 した日 付 ・ファイルの保
存 場 所 などのリストを保 存 します。
ハードディスク、USB メモリスティック、メモリカード(例 えばデジタルカメラの)、ディスケットのために Windows で使
用 されているファイル システムは FAT やNTFSと呼 ばれています。 2つのファイル システムで新 しい方 の NTFS は
FAT に比 べ、アクセス許 可 のような追 加 の情 報 の保 存 が可 能 なので、大 容 量 の最 新 のドライブにより適 していま
す。
年 月 が経 つにつれ、古 くなったディスクの欠 陥 、停 電 、あるいはソフトウェアのクラッシュなど、知 らないうちに複 雑 な
システム エラーが生 じてきます。そのようなエラーを早 めに見 つけて修 復 しなければ、エラー メッセージやプログラム
の問 題 が生 じ、最 悪 の場 合 は大 事 なデータを完 全 に失 ってしまいます。
59
AVG Disk Doctorは、ドライブとそこに含 まれるファイル システムの徹 底 的 なスキャンを実 行 します。スキャン中 にエ
ラーが発 見 された場 合 には、自 動 的 に修 復 されます。それにより、データの損 失 を防 ぐことができます。
9.3.1. ハードディスクを検査する方法
問 題 の修 正 画 面 に進 み、各 種 セクションのディスクのエラーをチェックするボタンをクリックして、AVG Disk
Doctor モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 に移 動 し、ハードディスクにあるエラーを
チェックを選 択 します。
AVG Disk Doctor によってどのドライブを検 査 するかを選 択 し、次 へをクリックします。
通 常 の分 析 または詳 細 な分 析 を選 択 します。
大 容 量 ドライブの場 合 、詳 細 な分 析 には時 間 がかかるので、たいていの場 合 は選 択 したドライブの通 常 の分
析 を実 行 すれば十 分 です。これなら通 常 1、2分 で終 了 します。
それでもシステムにエラーが生 じたり、Windows による読 み取 り・書 き込 み処 理 に問 題 がある場 合 は、詳 細 な分
析 実 行 してください。
次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
分 析 実 行 中 、AVG Disk Doctor が進 行 状 況 をグラフィック表 示 します。 表 示 されたボックスは、各 ドライブの使
用 領 域 を表 しています。
エラーが検 出 されない場 合 、終 了 してモジュールを閉 じます。
たいていの場 合 、分 析 を正 しく行 うため、あるいはコンピュータを修 復 するために再 起 動 が必 要 となります。 これは
例 えば、実 行 中 のプログラムまたは Windows 自 体 が選 択 したディスクにアクセスしているため、 AVG Disk Doctor
の独 占 的 なアクセスが妨 げられている場 合 などに、起 こることがあります。
再 起 動 が必 要 になると、 AVG Disk Doctor は対 応 するメッセージを表 示 します。 その際 、ただちに再 起 動 する
か、後 で手 動 で再 起 動 するかを決 めることができます。
9.3.2. 標準 対 詳細な分析
標準分析
通 常 の分 析 は約 1∼ 2分 で通 常 十 分 です。
通 常 の分 析 は複 数 のステップに分 けて実 行 されます。以 下 の表 にすべてのステップが示 されています (通 常 の分
析 で行 われるのは、最 初 の 3行 のステップのみです)。
詳 細 な分 析
詳 細 な分 析 ではまず通 常 の分 析 で行 われるすべてのステップが含 まれています。それに加 えて、ドライブの物 理
的 な問 題 が分 析 されます。
ドライブの空 き領 域 は、通 常 512バイトのいわゆる [セクター] に分 かれています。ドライブの物 理 的 な欠 陥 を調
べるために、詳 細 な分 析 ではこの各 セクターの機 能 のパフォーマンスを調 査 します。
60
この分 析 にかかる時 間 は、種 々 の要 因 、たとえばドライブの容 量 や断 片 化 の度 合 いによって異 なります。いずれ
にせよ、最 低 5分 から 20分 かかります。
以 下 の表 ですべてのステップを確 認 できます。
分 析 ステップ
説明
通 常 の分 析 と詳 細 な分 析
ファイルとフォルダを分 析
NTFS とFAT
ファイル システムの各 要 素 を分 析 します。その際 、すべてのファイルとフォルダの構
造 が正 しいかどうかが検 証 されます。
インデックスの確 認
NTFS のみ)
NTFS ファイル システムのフォルダのインデックスを確 認 します。インデックスが損 傷
している場 合 は、そのフォルダはファイル システムに表 示 されなくなります。
ファイルあるいはフォルダが突 然 見 えなくなった場 合 は、ファイル システムを修 正 す
ると解 決 できることがあります。
セキュリティデスクリプターの
確認
NTFS のみ)
NTFS ファイル システムのファイルおよびフォルダは、セキュリティ記 述 子 によって保
護 されており、登 録 されていないユーザーからのアクセスを防 ぎます。分 析 によりこ
の記 述 子 にエラーが確 認 された場 合 には、修 正 されます。
詳 細 な分 析 のみ
ファイル データを確 認
NTFS のみ)
現 在 データが格 納 されているディスクのすべてのセクターが分 析 されます。これによ
り、ファイルを扱 う際 に読 み取 りエラーが起 こらないようにします。データ読 み取 り時
に複 数 回 の読 み取 りが必 要 となったことが検 出 されると、そのセクターに含 まれる
ファイルデータは、エラーが無 いセクターに移 動 されます。 そして一 度 で読 み取 りが
できなかったセクターを損 傷 ありとします。将 来 的 な問 題 を軽 減 させることが可 能
となります。
ディスク領 域 の確 認
NTFS とFAT
ドライブ内 の、ファイルの存 在 しないすべてのセクターを確 認 し、エラーなしで読 み
取 りができるかどうかを調 査 します。この調 査 でエラーが確 認 された場 合 には、そ
のセクターは損 傷 ありとされ、それによりその後 ファイルが使 用 されることを防 ぎま
す。
9.4. 削除されたファイルの復元
この章 では、どのように AVG Undelete モジュールを使 用 して、誤 って削 除 したファイルを復 元 できるかを説 明 し
ます。
誤 って削 除 してしまった大 切 なファイルを復 元 したい。ごみ箱 の中 を調 べても見 つからない。
そんな場 合 はAVG Undeleteの機 能 が役 に立 ちます。削 除 されたファイルが占 めていたディスク領 域 を Windows
が上 書 きしていない間 は、復 元 が可 能 です。
ファイル復 元 の重 要 なヒント
おおまかな規 則 として、ファイルの削 除 から時 間 がたてばたつほど、その後 コンピュータで行 った作 業 が多 ければ多
61
いほど、ファイルを完 全 に復 元 できる可 能 性 は低 くなります。それゆえ間 違 いに気 付 いたら、直 ちにAVG
Undeleteで復 元 を試 してください。
どんなことがあっても、削 除 済 みファイルの復 元 のためにソフトウェアをシステムにインストールしないでください!
ソフト
ウェアをインストールする際 に、重 要 なデータが上 書 きされ、永 久 に失 われる可 能 性 があるからです。
たとえアプリケーションを別 のドライブにインストールしたとしても、一 時 インストール ファイルによって削 除 済 みデータ
に危 険 が及 びます。このためAVG Undeleteのようなデータ復 元 ソフトウェアは、事 前 にインストールされ、いつでも
使 用 できる状 態 でなければなりません。そうすれば、仮 に問 題 が生 じても準 備 万 端 の状 態 でいることができるので
す。
9.4.1. 削除されたファイルを探し出す方法
問 題 の修 正 画 面 に進 み、各 種 セクションの削 除 したファイルを復 元 するをクリックして、AVG Undelete モジュ
ールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、ハードディスクの削 除 されたファイ
ルを復 元 を選 択 します。
削 除 されたファイルを検 索 したいドライブを選 択 します。
外 部 記 憶 媒 体 (USB スティックなど)のファイルを復 元 したいときは、それも選 択 肢 に含 まれます。
ファイルのあった場 所 が思 い出 せない場 合 は、すべてのドライブを選 択 します。
検 索 対 象 を絞 ります。 検 索 は、検 索 語 を入 力 して対 象 を絞 ることができます。 これは、ファイル名 やその一 部 を
覚 えているときに効 果 的 です。
検 索 のヒント:検 索 のヒント:プレースホルダの "
*
"や "
?"を使 用 しましょう。
検 索 単 語 を入 力 する際 、いわゆるプレースフォルダを使 用 することができます。 使 い方 は一 般 の検 索 エン
ジンと同 じです。
ファイルの明 確 な名 前 が思 い出 せないときや、特 定 のファイル拡 張 子 だけを探 したいとき、検 索 にプレース
ホルダを使 用 すると便 利 です。
* および ?は、ワイルドカードとして使 用 でき、*は複 数 の文 字 を表 し、?は個 別 の文 字 に代 替 します。
プレースホルダの使 用 例 :
photo* で検 索 すると、photo で始 まる名 前 のすべてのファイルの種 類 が見 つかります:photo_01.jpg、
photo.bmp、photo_paris.tif など。
photo.*あるいはphoto (プレースホルダなし)での検 索 では photo が名 前 につくすべてのファイルの種 類
が見 つかります:photo.jpg、photo.doc、photo.tif など。
*.doc で検 索 すると、拡 張 子 が .
doc のファイルがすべて見 つかります。
photo_?? で検 索 すると、photo_ で始 まって名 前 にさらに2文 字 つく全 てのファイルの種 類 が見 つかります
: pjoto_01、photo_09 など。
62
なぜ 0バイトのファイルを検 索 する必 要 があるのですか?
0 バイトのファイルは、ファイル名 だけから成 ります。 そのようなファイルの内 容 を復 元 することはできません。
たとえば、極 秘 のファイル名 を持 ったファイルを削 除 した後 、そのファイルが絶 対 に人 の目 に触 れないことを
確 実 にしたい場 合 は、0バイトのファイルを検 索 対 象 に含 めます。
状 態 の良 いファイルだけを検 索 するのはなぜですか?
状 態 の良 いファイルは、完 全 に復 元 できる可 能 性 が高 いからです。
次 へをクリックすると検 索 が開 始 されます。
AVG Undeleteは選 択 された各 ドライブを検 索 します。 ハード ディスクの容 量 が大 きく、検 索 語 を入 力 しなかった
場 合 は、検 索 処 理 に多 少 時 間 がかかります。
検 索 結 果 は、ファイル名 、元 の保 存 場 所 (フォルダ)、サイズ、ファイルの種 類 、最 後 に変 更 を加 えた日 時 、ファ
イルの状 態 の査 定 が表 示 されます。
9.4.2. ファイルの復元
削 除 されたファイルの状 態
削 除 された各 ファイルについて、AVG Undeleteがどのような状 態 にあるのかを査 定 します。その時 点 でユーザーが
もっとも知 りたいこと、つまりファイルが完 全 に復 元 可 能 かどうかが、正 確 に予 測 されます。
良 好 な状 態
ファイルの状 態 が良 好 と査 定 されるのは、そのファイルが占 めていたハード ディスクの領 域 がまだ別 のファイル
に使 用 されていないときです。この場 合 、高 い確 率 でファイルを完 全 に復 元 することができます。
悪 い状 態
ファイルの状 態 が悪 いと査 定 されるのは、そのファイルが占 めていたハード ディスクの領 域 が、一 部 すでに別
のファイルによって上 書 きされている場 合 です。それでも、少 なくともファイルの一 部 を復 元 できる可 能 性 が
あります。ただし、復 元 の結 果 がどうなるかは、この時 点 では正 確 に予 測 できません。
ファイルの復 元
1. 復 元 したいファイルを選 択 します。
複 数 のファイルを選 択 する場 合 は、Ctrl キーを押 しながら操 作 します。
2. 復 元 をクリックして、ファイルの復 元 を開 始 します。
3. ファイルを元 の場 所 に復 元 するか、別 の場 所 に復 元 するかを指 定 します。
別 の場 所 を選 択 した場 合 は、フォルダ構 造 が開 き、フォルダを選 択 するか、新 しいフォルダを作 成 で
きます。入 力 内 容 を確 認 し、OKをクリックします。
AVG Undeleteにより、選 択 したファイルが指 定 の場 所 に復 元 されます。
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ダイアログはいつでもキャンセルのボタンをクリックすれば閉 じることができます。
復 元 が正 常 に実 行 されましたか?
復 元 処 理 が完 了 したら、そのファイルを通 常 の操 作 で開 いてみます。うまく開 いた場 合 は、ファイルの復 元 が成 功
したことになります。開 かない場 合 は、そのファイルがすでに他 のファイルによって上 書 きされていると思 われます。
すべてを試 みた後 、他 のプログラムを使 って削 除 済 みファイルを復 元 したい場 合 、対 象 のファイルが保 存
されているのと同 じハードディスクにインストールしないことを強 くお勧 めします。
64
10. すべての機能
ダッシュボードの右 端 にあるすべての機 能 のメニューをご覧 ください。 このメニューを開 くとAVG PC TuneUp に備
わっている全 機 能 の一 覧 が、アプリケーション領 域 により分 類 されて表 示 されます。 項 目 の後 にあるスパナをクリッ
クすると各 項 目 の設 定 が開 き、個 人 のニーズに合 わせて設 定 することができます。
大 抵 のこれらの機 能 はこのビューにも、5つのカテゴリにもあります。
ですが以 下 の機 能 はこのメニューにしかありません:
インストール済 みのプログラム
バックグラウンドプログラムを無 効 にする
現 在 使 用 しておらず、アンインストールしたくないプログラムを無 効 にできます。
プログラムを無 効 にする方 法 もご覧 ください。
スタートアッププログラムを無 効 にする
システム起 動 時 にバックグラウンドで自 動 的 に起 動 するプログラムを無 効 にし、システム起 動 をスピードアッ
プできます。
システムの起 動 を設 定 する方 法 もご覧 ください。
65
未 使 用 プログラムをアンインストールする
PCにインストールされているすべてのプログラムと詳 細 情 報 を表 示 し、アンインストールするプログラムを選 ぶ
ことができます。
プログラムをアンインストールする方 法 もご覧 ください。
ハードディスク
デフラグ
ハードディスク内 のデータブロックを新 たに整 理 し、ディスクの空 き領 域 を増 やしてドキュメントやプログラムの
読 み込 みをスピードアップします。
ハードディスクをデフラグする方 法 もご覧 ください。
エラーをチェック
ハードディスク表 面 とそこに含 まれるファイルシステムの構 造 を点 検 、エラーをチェックし、修 正 してデータの損
失 を防 ぎます。
ハードディスクを検 査 する方 法 もご覧 ください。
データを確 実 に削 除
プロでさえ復 元 不 可 能 なようにファイルやフォルダを末 梢 することができます。
データを確 実 に削 除 する方 法 もご覧 ください。
削 除 されたファイルを復 元
ハードディスクやポータブル ドライブから消 去 したファイルを探 し出 して復 元 します。
削 除 されたファイルを探 し出 す方 法 もご覧 ください。
重 複 したファイルを削 除
ハードディスク上 の重 複 ファイルを見 つけ出 し、削 除 できます。
重 複 ファイルの検 索 方 法 もご覧 ください。
大 容 量 のファイルとフォルダを検 索
保 存 メディアにある大 容 量 データを検 出 して削 除 し、ディスク領 域 を増 やすことができます。
分 析 を実 行 する方 法 もご覧 ください。
使 用 データ
システムのキャッシュとログをクリーンアップ
システムに障 害 なくハードディスクから削 除 できる、不 要 なファイル、プロトコル、履 歴 リスト、パックアップファ
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イル、一 時 ファイルに的 を絞 って探 し出 します。
Windows とプログラムを整 理 する方 法 もご覧 ください。
ブラウザデータをクリーンアップ
キャッシュ、クッキー、ブラウザのインターネット履 歴 をクリーンアップし、ネット閲 覧 の形 跡 を確 実 に削 除 しま
す。
ブラウザをクリーンアップする方 法 もご覧 ください。
破 損 したショートカットを削 除 する
システムをくまなく探 し、無 効 になったショートカットや参 照 を削 除 します。 これにより、そのような参 照 先 を
呼 び出 した際 のエラーメッセージを回 避 できます。
無 効 なショートカットを削 除 する方 法 もご覧 ください。
レジストリ
レジストリをデフラグ
Windows システムの中 央 データベース(レジストリ)を書 き直 し、隙 間 や構 造 エラーを除 去 してシステムを安
定 にします。
レジストリをデフラグする方 法 もご覧 ください。
レジストリをクリーンアップ
Windows システムの中 央 データベース (
レジストリ)で壊 れたエントリを探 し、修 復 または削 除 してシステムを
安 定 にします。
レジストリをクリーンアップする方 法 もご覧 ください。
レジストリを編 集
AVG Registry Editorでレジストリキーやレジストリ値 をすばやく楽 に検 索 し、的 を絞 って変 更 することがで
きます。 ただし、この機 能 は経 験 を積 んだユーザーのみが使 用 してください。
レジストリを編 集 する方 法 もご覧 ください。
コンピュータ
エコノミー モードをオンにする
省 エネの可 能 性 を最 も有 用 に活 用 してコンピュータの電 力 消 費 を低 減 させます。
エコノミー モードもご覧 ください。
スタンダード モード
すべてのチューニング サービスと機 能 を制 限 なく利 用 できるようにします。
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スタンダード モードもご覧 ください。
ターボ モードをオンにする
不 要 なバックグラウンドのプログラムやメンテナンスを一 時 的 にオフにして、コンピュータのパフォーマンスをさら
に向 上 させることができます。
ターボ モードもご覧 ください。
メンテナンスの開 始
システム上 で最 適 化 の可 能 性 をチェックし、引 き続 いてすぐ最 適 化 を実 行 できます。
ワンクリック メンテナンスもご覧 ください。
自 動 メンテナンスを設 定 する
メンテナンスの措 置 が、定 期 的 間 隔 で自 動 的 に実 行 されるように設 定 できます。
メンテナンス設 定 を変 更 もご覧 ください。
システム情 報 を表 示 する
ハードウェアとソフトウェア及 びコンピュータのパフォーマンスについて重 要 な情 報 を表 示 します。
システム情 報 を表 示 する方 法 もご覧 ください。
推奨事項
速 度 アップ推 奨 情 報 を表 示 する
ハードウェアとソフトウェア、インターネット設 定 、視 覚 効 果 の領 域 での変 更 により、システム パフォーマンスを
向 上 できる推 奨 事 項 を表 示 します。
コンピュータのパフォーマンスを向 上 もご覧 ください。
PCヘルス問 題 を修 正 する
システム'
の状 態 に悪 影 響 を及 ぼす問 題 を表 示 し、問 題 修 正 の方 法 を提 案 します。
問 題 の修 正 もご覧 ください。
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化
コンピュータを点 検 し、例 えば不 要 なスタートアップ プログラムを無 効 にするなど、システム起 動 やシャットダ
ウンをスピードアップするための推 奨 事 項 があるかどうかをチェックします。
システムを最 適 化 もご覧 ください。
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Windows
典 型 的 な問 題 を修 正 する
Windows のよくある問 題 の一 覧 を表 示 し、生 じた問 題 を簡 単 に修 正 することができます。
典 型 的 な問 題 を修 正 する方 法 もご覧 ください。
Windows の設 定 を変 更 する
視 覚 効 果 、ブラウザ オプション、デスクトップ、ユーザー ログオン、その他 数 多 くを個 々 に設 定 できます。
オプションと動 作 を個 々 にカスタマイズもご覧 ください。
Windows のデザインを変 更 する
Windows のインターフェイスを個 人 の好 みにしたがってカスタマイズできます。
Windows の外 観 をカスタマイズするもご覧 ください。
CPU を使 用 しているプログラムを表 示
実 行 中 のプロセスや開 いているファイルを見 たり、問 題 が起 こった場 合 にはそれらを中 止 したり終 了 すること
が可 能 になります。
実 行 中 のプロセスを管 理 する方 法 もご覧 ください。
モバイル デバイス
iPhone、iPad、iPod touch のクリーンアップ
iOS デバイスを PC に接 続 し、不 要 なファイルを一 瞬 のうちにクリーンアップできます。
「iOS をクリーンアップする方 法 」もご覧 ください。
AVG PC TuneUp
レスキューセンターを開 く
AVG PC TuneUp で行 った変 更 を復 元 する、または Windows 復 元 ポイントまで復 元 することができます。
変 更 を元 に戻 すもご覧 ください。
最 適 化 レポートを表 示 する
最 適 化 レポートは AVG PC TuneUpにより今 までに何 が最 適 化 されたかを表 示 します。
AVG最 適 化 レポートを表 示 する方 法 もご覧 ください。
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設定
AVG PC TuneUp を必 要 にあわせてカスタマイズし、メンテナンスを行 い、ターボモード、AVG PC TuneUpの
更 新 確 認 を設 定 することができます。
ライブ最 適 化 を設 定
最 適 化 措 置 を 2つ有 効 にし、応 答 とシステム起 動 をスピードアップすることができます。
ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
10.1. レジストリをクリーンアップする
以 下 の章 では、どのように AVG Registry Cleaner モジュールがレジストリをクリーンアップできるか、またそれがな
ぜ重 要 なのかを説 明 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 です。レジストリには、継 続 的 にエントリ(値 とキー)が保 存 されます。ま
た、それぞれ新 規 にインストールされたプログラムや新 規 に接 続 されたハードウェアは適 切 にレジストリに報 告 し、
レジストリにキーと値 を残 します。プログラムを起 動 する際 、Windows がこのプログラムをよびだしますが、直 接 にで
はなく、プログラムのインストール時 にすでにレジストリに作 成 されたキーから開 きます。そのようなエントリは、このプ
ログラムのアンインストールの際 にもう必 要 なくなるので、本 来 はレジストリから削 除 されなければなりません。しか
し Windows はこれらのエントリをきれいに削 除 しないことが多 いので、時 と共 にそこに多 量 の無 効 なエントリが蓄
積 されます。
そのようなエントリは、プログラムのインストールの際 だけではなく、他 の多 数 のタスクの際 にも作 成 されます。たとえ
ば、スタートメニューに表 示 される 最 近 使 ったファイル の履 歴 リストなども、レジストリのエントリを利 用 しています。
このような参 照 は、参 照 先 のファイルを移 動 したり、削 除 したりした時 点 で無 効 になります。Windows は定 期 的
にレジストリをクリーンアップしないので、AVG Registry Cleanerを使 ってユーザーが自 分 で行 うことをお勧 めしま
す。
定 期 的 にレジストリをクリーンアップすると、システム全 体 とすべてのプログラムが安 定 します。それゆえ、これは
AVG PC TuneUp が自 動 メンテナンスの一 部 として実 行 できる機 能 の一 つです。
クリーンアップを実 行 するには、まずレジストリ内 で問 題 を検 出 する必 要 があります。見 つかった問 題 は、まとめて
修 正 することも、1つずつ修 正 することもできます。
10.1.1. レジストリをクリーンアップする方法
レジストリをクリーンアップする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのレジストリを修 正 を選 択 して、AVG Registry Cleaner モ
ジュールを起 動 します。
まずレジストリ内 にある問 題 を検 出 する必 要 があります。 2つの分 析 方 法 から1つを選 択 してください:
1. 完 全 な検 査
レジストリ全 体 でエラーが検 出 されるよう完 全 な分 析 を行 うことをお勧 めします。
2. ユーザー定 義 の検 査
レジストリの分 析 は、数 分 かかることがあります。 分 析 が行 われている間 、進 行 状 況 が表 示 されます。
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問 題 が検 出 された場 合 は、2つの方 法 で修 正 できます。
ディスプレイの問 題
ディスプレイの問 題 をクリックして詳 しい説 明 を表 示 し、クリーンアップの問 題 を排 除 します
Registry Cleaner メイン メニューのその他 の機 能 を参 照 。)
AVG
問 題 を今 すぐ解 決 する
見 つかった問 題 すべてをすぐ修 復 するには、オプションの問 題 をすぐ解 決 を選 択 し、続 行 をクリックしま
す。 これにより、レジストリが完 全 に整 理 され、システムが安 定 します。
クリーンアップ終 了 後 、再 び検 索 ボタンが表 示 され、詳 しい情 報 が見 られます:
再 び検 索
場 合 によっては 再 び検 索 ボタンが表 示 され、ウィザードが検 索 のやり直 しを提 案 することがあります。 これ
はいつも、クリーンアップによってレジストリの新 しいエントリが無 効 になった場 合 に起 こります。 これは、モ
ジュールに問 題 があるわけではなく、特 に プログラムのコンポーネントおよび ファイルの種 類 の各 領 域 で
起 こりやすい連 鎖 反 応 によるものです。
例:
レジストリ内 におけるエントリA からエントリB、つまり不 明 なファイル X を指 します。1回 目 のスキャンでAVG
Registry Cleanerはファイル X が見 つからないと、エントリB は無 効 であることを判 断 します。 そのため、ク
リーンアップの際 に、エントリB を削 除 します。 しかし、このクリーンアップによって、(削 除 済 みの)エントリB
を参 照 しているエントリA も無 効 になってしまいました。
1. 再 び検 索 をクリックします。
上 記 の 2つのカテゴリのみで再 び検 索 が行 われます。
2. 終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
クリーンアップは必 要 な回 数 だけ繰 り返 してください。 メインウィンドウに問 題 がまったく表 示 されなく
なれば、システムから古 い重 荷 を取 り除 くことができたという、心 地 よい感 覚 とともにモジュールを終 了
できます。
問 題 が検 出 されない場 合 終 了 をクリックします。 AVG Registry Cleaner メインウィンドウが表 示 されます。
10.1.2. チェックの対象
チェックの対 象
次 の表 は、完 全 点 検 の際 、AVG Registry Cleanerがどの領 域 のレジストリを検 査 の対 象 としているのかを表 し
たのもです。この中 から、ユーザー定 義 の分 析 を選 択 できます。
領域
説明
検 査 可 能 な信 号
エラーメッセージなどのシステムまたはプログラムイベントが発 生 すると、音 が鳴 りま
す。これは、レジストリ内 の該 当 するエントリを呼 び出 すことで実 行 されますが、該
71
当 するサウンド ファイルが削 除 されると、エントリが無 効 になります。
スタートアップ プログラム
Windows と一 緒 に自 動 的 に起 動 するプログラムは多 数 あります(ウィルス スキャ
ンなど)。これは、レジストリのスタートアップ領 域 にあるエントリを通 じて実 行 され
ます。そのようなプログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除 されな
いことがあります。
ファイルの種 類
レジストリのこの領 域 でのエントリは、さまざまな情 報 (たとえば、それを使 って開 く
プログラムなど)を持 つ1つあるいは複 数 の拡 張 子 (.
txt や .
doc など)とリンクして
います。そのようなエントリは、プログラムのアンインストールなどで無 効 になることが
あります。
データベース ドライバ
多 くのプログラムは、インストールの際 にレジストリ内 のデータベース ドライバおよび
データ ソースにエントリを残 します。これらのエントリは、このプログラムのアンインス
トールあるいは移 動 、個 々 のデータソースの削 除 などによって無 効 になることがあ
ります。インストールの際 に無 効 なエントリが作 成 されることも珍 しくありません。
共 通 ファイル
レジストリのこの領 域 には、複 数 のプログラムが使 用 するファイルおよびプログラム
ライブラリ(DLL)への参 照 が含 まれています。そのようなプログラムのアンインスト
ール時 に、これらのエントリは削 除 されないことがあります。
ヘルプ ファイル
プログラムの多 くは、ヘルプ ファイルの保 存 場 所 についてのエントリをレジストリ内
に残 します。そのようなプログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除
されないことがあります。
プログラムは、レジストリのこの領 域 にエントリを残 します。これらのエントリをもと
インストール済 みのプログラ に、[コントロール パネル] のすべてのプログラム一 覧 が作 成 されます。プログラムの
ム
アンインストール時 にこれらのエントリが削 除 されず、一 覧 に不 整 合 が生 じること
があります。
プログラム設 定
コンピュータにインストールされた各 プログラムには、レジストリのエントリにプログラ
ム特 有 の情 報 (データやプログラムのパスなど)が格 納 されています。これらのエン
トリは、プログラムのアンインストール時 に削 除 されないことがあります。
プログラムの拡 張 子
レジストリのこの領 域 は、音 声 やビデオのコーディック、あるいは Internet Explorer
アドオンのような、個 々 のプログラムの機 能 を拡 張 する拡 張 強 化 への参 照 が含 ま
れています。これらのプログラムや拡 張 機 能 をアンインストールした場 合 に、対 応
するエントリが削 除 されないことがあります。
プログラム コンポーネント
Windows プログラムの多 くは、レジストリのこの領 域 にあるエントリを通 じて
ActiveX コンポーネントや COM コンポーネントにアクセスします。これらのエントリ
は、プログラムのインストール時 に作 成 されますが、プログラムをアンインストールし
ても削 除 されないことがあります。インストールの際 に無 効 なエントリが作 成 される
ことも珍 しくありません。
プログラム パス
一 部 のプログラムでは、[スタート] メニューの [ファイル名 を指 定 して実 行 ] で直 接
実 行 できるよう、インストール フォルダがレジストリ内 に保 存 されます。そのようなプ
ログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除 されないことがあります。
72
フォント
Windows では、コンピュータにインストールされているすべてのフォントに対 し、レジ
ストリのこの領 域 にエントリが作 成 されます。これらのエントリは、フォントをアンイン
ストールしても削 除 されずに残 ることがあり、Windows を起 動 するたびに存 在 しな
いフォントの読 み込 みが試 行 されます。
履 歴 リスト
Windows や多 数 のプログラムには、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 す
る履 歴 リストがあります。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これら
のエントリは、該 当 するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
Windows ファイアウォール
Windows ファイアウォールは、どのプログラムがネットワーク接 続 の受 信 を許 可 され
ているかを保 存 し、レジストリ内 に各 プログラムのエントリを作 成 します。これらのエ
ントリは、そのようなプログラムのアンインストールによって破 損 したり無 効 になった
りすることがあります。
この一 覧 から、削 除 済 みファイルによってレジストリ内 にたくさんの 不 要 な 〔抜 け殻 〕が残 されることがわかります。
AVG Registry Cleanerは、これらの不 要 となったエントリをすべて検 出 し、削 除 することができます。そのため、完
全 なスキャンを実 行 されることを推 奨 します。
10.1.3. AVGRegistry Cleaner メインメニューの追加機能
AVG Registry Cleaner メインメニューのその他 の機 能
クリーンアップ後 の詳 細 の表 示 と問 題 の除 去
左 側 の列 で各 領 域 をクリックすると、ウィンドウの上 部 に問 題 がどのようにして生 じるのか詳 しい説 明 が表 示 されま
す。
ある領 域 で問 題 が検 出 された場 合 は、さらに問 題 と詳 細 を表 示 した一 覧 が作 成 されます。一 覧 でエントリを 選
択 すると、さらに詳 しい問 題 分 析 が得 られます。
また、一 覧 の中 でチェック ボックスをオフにすると、その問 題 がクリーンアップの対 象 外 となります。
問 題 の説 明 が表 示 されていない場 合 は、ツールバーにある詳 細 をクリックする必 要 があります。
クリーンアップの実 行
AVG Registry Cleanerのメインウィンドウからクリーンアップを開 始 するには、クリーンアップを開 始 をクリックしま
す。クリーンアップの対 象 から除 外 した問 題 は、修 正 されません。
クリーンアップ終 了 後 、再 び検 索 ボタンが表 示 され、詳 しい情 報 が見 られます:
再 び検 索
場 合 によっては 再 び検 索 ボタンが表 示 され、ウィザードが検 索 のやり直 しを提 案 することがあります。これ
はいつも、クリーンアップによってレジストリの新 しいエントリが無 効 になった場 合 に起 こります。これは、モジュ
ールに問 題 があるわけではなく、特 に プログラムのコンポーネントおよび ファイルの種 類 の各 領 域 で起 こ
りやすい連 鎖 反 応 によるものです。
例:
レジストリ内 にあるエントリA からエントリB、つまり不 明 なファイル X を指 します。1回 目 のスキャンで
73
AVGRegistry Cleaner はファイルXが見 つからないとエントリB が無 効 であるとを判 断 します。そのため、クリ
ーンアップの際 に、エントリB を削 除 します。しかし、このクリーンアップによって、(削 除 済 みの)エントリB を
参 照 しているエントリA も無 効 になってしまいました。
1. 再 び検 索 をクリックします。
上 記 の 2つのカテゴリのみで再 び検 索 が行 われます。
2. 終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
クリーンアップは必 要 な回 数 だけ繰 り返 してください。メインウィンドウに問 題 がまったく表 示 されなくなれば、
システムから古 い重 荷 を取 り除 くことができたという、心 地 よい感 覚 とともにモジュールを終 了 できます。
上 級 ユーザーのための機 能
クリーンアップから除 外 すべき個 々 の領 域 がきちんとわかっている場 合 、あるいはレジストリ内 のエントリを自 分 で確
認 し、編 集 もしたい場 合 は、以 下 の機 能 に注 目 です:
問 題 を無 視
分 析 の時 に見 つからないように、個 々 の問 題 をリストから削 除 できます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. 該 当 する領 域 のリスト内 で問 題 を選 択 します。
2. 編 集 メニューで問 題 を無 視 をクリックします。
この機 能 は、リストの各 項 目 のコンテキスト メニューにも表 示 されます。
無 視 した問 題 を再 度 含 む
無 視 されていた問 題 を再 び分 析 対 象 とすることができます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. メニュー ファイル で無 視 された問 題 をクリックします。
2. 表 示 されたリストからそれを選 択 し削 除 するをクリックします。
レジストリ内 のエントリを表 示
各 領 域 の詳 細 な問 題 リストから、特 定 の問 題 に対 応 するレジストリ内 のエントリを直 接 表 示 することがで
きます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. リスト内 で問 題 を選 択 します。
2. 編 集 メニューで、問 題 の詳 細 、次 に、キーへジャンプを選 択 します。
この機 能 は、リストの各 項 目 のコンテキスト メニューにも表 示 されます。
74
レジストリの編 集
ツールバーで Registry Editor を直 接 クリックしてAVG PC TuneUpモジュールを呼 び出 し、レジストリを編
集 します。
10.2. iPhone、iPad、iPod touch をクリーンアップする
この章 では、iOS 用 AVG Cleaner モジュールを使 用 して、iPhone、iPad または iPod touch にある不 要 なファイ
ルをスキャンし、その後 でそのファイルをすばやく削 除 する方 法 について説 明 します。
iOS デバイス、すなわち iPhone、iPad または iPod は、現 在 非 常 に人 気 が高 く、幅 広 く普 及 しています。 人 々
は iOS デバイスをあらゆる目 的 で使 用 しています。音 楽 を聴 いたり、ビデオを観 たり、ニュースを読 んだり、あるいは
単 にウェブを閲 覧 したりします。 しかし、これらのことを行 うにはさまざまな種 類 のアプリが多 数 必 要 となり、それに
よって不 要 でまったく役 に立 たない一 時 ファイルが多 数 作 成 されます。 このような不 要 ファイルは、デバイスのメモリ
領 域 を占 有 し、処 理 速 度 を大 幅 に低 下 させるため、大 変 なお荷 物 です。
iOS 用 AVG Cleaner は、シンプルでありながら極 めて効 果 的 で独 特 な解 決 策 を提 供 します。 必 要 な操 作 は、
iOS デバイスを USB ケーブルで PC に接 続 し、スキャンを実 行 するだけです。 このスキャンにより、使 用 可 能 なメ
モリ領 域 を増 やすためにどのファイルをクリーンアップできるかが即 座 に分 かります。 このモジュールは、アプリケーショ
ンの一 時 ファイル、Cookie や画 像 のサムネイルなどのファイルを検 出 する能 力 を備 えています。 その後 、メモリ領
域 を占 有 しているこれらのファイルをすばやく削 除 し、永 遠 に失 われたと思 っていたストレージ能 力 の一 部 を取 り
戻 すことができます。
AVG PC TuneUp とApple iTunes がインストールされているコンピュータに iPhone、iPad または iPod touch を接 続
すると、通 知 バブルが毎 回 自 動 的 に表 示 され、そのデバイスから不 要 なファイルを削 除 する方 法 があることをユー
ザーに通 知 します。 このバブルをクリックすると、iOS 用 AVG Cleaner モジュールのウェルカム画 面 が開 きます。 も
ちろん、バブルを閉 じて、後 でモジュールを実 行 することもできます (その場 合 は AVG PC TuneUp のユーザーイン
ターフェースから直 接 実 行 します)。
iOS 8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 されて
いるため、iOS 用 AVG Cleaner モジュールは対 応 していません。
10.2.1. iOS デバイスをクリーンアップする方法
1. ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、モバイルデバイスの iPhone、iPad、またはiPod touchをクリーン
アップエントリを選 択 し、AVG Cleaner for iOS モジュールを起 動 します。
2. AVG iOS 用 Cleaner モジュールが適 切 に機 能 するためには、PC に iTunes をインストールする必 要 がありま
す。iTunes は Apple Inc. により開 発 されたメディア プレーヤー、メディア ライブラリ、およびモバイル デバイス管 理
アプリケーションです。パーソナル コンピュータでデジタル オーディオとビデオの再 生 、ダウンロード、および整 理 を
行 うために使 用 できます。
iTunes がすでにインストールされているコンピュータでは、この手 順 を省 くことができます。 しかし、まだこのソフト
ウェアがない場 合 は、[iTunes をダウンロード] ボタンをクリックします (または次 のウェブページ )。
インターネット ブラウザで [今 すぐダウンロード] ボタンをクリックします。 インストール ファイルがダウンロードされる
まで待 ち、ファイルを実 行 します。その後 は画 面 に表 示 される指 示 に従 ってインストール プロセスを進 めます。
iTunes のインストールが完 了 したら、iOS 用 AVG Cleaner モジュールのダイアログに戻 ります。 画 面 を見 て分
かるとおり、次 の手 順 に進 むことができます。
iTunes が必 要 となる理 由 は、iOS 用 AVG Cleaner モジュールがユーザーのデバイスに接 続 するために必 要 な
ファイルが iTunes に含 まれているためです。 スキャンやクリーンアップのプロセス中 に iTunes を開 く必 要 はありま
せん。
75
3. お使 いの iOS デバイスを USB ケーブルで PC に接 続 します。
iOS 8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 され
ているため、AVG iOS 用 Cleaner モジュールは対 応 していません。 そのため、iOS 8.3 以 降 を使 用 して
いる場 合 はエラー メッセージが表 示 され、接 続 ができません。
iPhone、iPad または iPod touch の認 識 は、通 常 数 秒 で完 了 します。 続 行 するには、お使 いのデバイスをロッ
ク解 除 し、[信 頼 する] をタップします。 接 続 が正 常 に確 立 されると、[デバイスを接 続 ] というテキストが [接 続
先:
] というテキストに変 わり、その下 にお使 いのデバイス名 が表 示 されます。 これで、次 の最 終 手 順 、「スキャン
の実 行 」に進 むことができます。
4. 安 全 に使 用 可 能 にできる領 域 のサイズを確 認 するには、[今 すぐスキャン] ボタンをクリックします。 これはクリー
ンアップではなく、単 なるスキャンであるため、ユーザーの許 可 なしにデータが変 更 されたり削 除 されたりするので
はないかと心 配 する必 要 はありません。 あらかじめ結 果 を確 認 できるため、どのように処 理 するかをユーザーが
決 定 できます。
スキャン プロセスの所 要 時 間 は最 大 で数 分 間 です。 スキャン中 に、クリーンアップ可 能 な項 目 の合 計 数 とサイ
ズを継 続 的 に表 示 できます。 このプロセスは、[キャンセル] ボタンをクリックするといつでも中 止 できます (その場
合 、検 出 結 果 はすべて破 棄 され、画 面 表 示 は以 前 のダイアログに戻 ります)。
5. スキャン プロセスの終 わり方 は 2通 りあります。 不 要 なファイルが見 つからない場 合 (従 って、ユーザーは iOS
用 AVG Cleaner モジュールを閉 じるのみ)と、いくつかのファイルが見 つかった場 合 (この場 合 の方 がはるかに
多 い)です。 後 者 の場 合 は [スキャン結 果 ] ダイアログが表 示 されます。 お使 いの iPhone、iPad または iPod
touch で検 出 される可 能 性 のある不 要 なファイルのさまざまな種 類 についての詳 細 を見 るには、ここをクリックし
てください。
6. 検 証 結 果 を確 認 した後 (および場 合 によっては削 除 する項 目 を選 択 した後 )で行 う必 要 があるのは、[今 すぐ
クリーンアップ] ボタンをクリックすることのみです。 クリーンアップ プロセスが直 ちに開 始 され、ユーザーはその進
捗 状 況 、すなわち、すでに削 除 された不 要 なファイルの数 と、その合 計 サイズを確 認 できます。 クリーンアップ
中 に iOS デバイスとの接 続 を解 除 しないでください。手 順 全 体 が中 止 されます。
iOS 用 AVG Cleaner モジュールが AVG Rescue Center によって保 護 されており(この保 護 オプションはデフォル
トによりオン)、バックアップの実 行 に十 分 な空 き領 域 がハード ドライブにない場 合 は、クリーンアップ プロセスは
開 始 されません。 ハード ドライブの空 き領 域 を増 やすか、または Rescue Center の設 定 で自 動 バックアップを
オフにする必 要 があります。 iOS 用 AVG Cleaner モジュールでの自 動 バックアップについての詳 細 を読 むか、ま
たはRescue Center 保 護 の概 要 について学 習 することをお勧 めします。
7. クリーンアップ プロセスの所 要 時 間 は数 秒 間 です。 その後 、削 除 された不 要 なファイルの合 計 数 と、そのサイズ
が表 示 されます。 お疲 れ様 でした。 お使 いの iOS デバイスは正 常 にクリーンアップされ、パフォーマンスが向 上
し、使 用 可 能 なストレージ領 域 が増 えました。 [閉 じる] ボタンをクリックし、iOS 用 AVG Cleaner モジュールを
終 了 してください。
10.2.2. 検出できる不要なファイルの種類は?
スキャン プロセスが完 了 すると、[スキャン結 果 ] ダイアログが表 示 されます。このダイアログはリボン形 式 で、それぞ
れ異 なる色 の付 いたセグメント (不 要 なファイルのカテゴリに基 づく)に分 けられています。 リボンの各 セグメント
は、比 例 的 に表 示 されます。すなわち、各 セグメントのサイズは、クリーンアップ可 能 な領 域 全 体 に占 める割 合 に
よって異 なります。
次 の種 類 の不 要 なファイルをクリーンアップできます。
カテゴリ
説明
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一 時 ファイル
このカテゴリには、アプリによって作 成 され、安 全 に削 除 できるすべての不 要 な一
時 ファイルが含 まれます。
Cookie
このカテゴリには、アプリによって作 成 され、安 全 にクリーンアップできるすべての
cookie が含 まれます。
キャッシュ ファイル
このカテゴリには、アプリによって保 存 され、安 全 に削 除 できる不 要 なキャッシュ
ファイルが含 まれます。
システム ログ
このカテゴリには、お使 いのデバイスによって作 成 され、安 全 に削 除 できる不 要 な
システム使 用 レポートとアプリクラッシュ ログが含 まれます。
サムネイル キャッシュ
このカテゴリには、お使 いのデバイスでサードパーティアプリによって作 成 され、安
全 にクリーンアップできる画 像 サムネイルが含 まれます。 ユーザー自 身 の写 真 に
変 更 は加 えられません。
ダウンロード キャッシュ
このカテゴリには、中 断 されたダウンロードや不 完 全 なダウンロードが含 まれます。
特 定 のセグメントにマウス カーソルを重 ねると、そのセグメントの概 略 、およびそこにあるクリーンアップ可 能 な項 目
の合 計 数 とサイズが表 示 されます。
ウィンドウの左 下 隅 にある [詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックすると、ダイアログが詳 細 表 示 に切 り替 わります。 これに
より、クリーンアップされる各 カテゴリにある個 別 のファイルを調 べることができます。 このビューでは、複 数 の色 で区
別 された不 要 なファイル カテゴリのリボンも表 示 されますが、各 カテゴリは左 側 の列 にも表 示 されるため (合 計 サ
イズおよびクリーンアップ可 能 な項 目 数 も併 せて表 示 )、全 体 を選 択 または選 択 解 除 できます (名 前 の横 にある
チェックボックスを使 用 )。 右 側 には、現 在 選 択 されているカテゴリの詳 細 な概 要 が表 示 されます。サブカテゴリ
(すなわち個 々 のアプリケーション)のリストがあり、その中 にある特 定 の項 目 (ファイル)も表 示 されます。 どれで
も選 択 (および選 択 解 除 )できます。 [並 べ替 え] ロールダウン メニューを使 用 して各 カテゴリの項 目 を並 べ替 え
ることもできます (サイズ順 または名 前 順 )。
カテゴリ(またはサブカテゴリ)の現 在 の状 態 は、その名 前 の横 にあるチェックボックスの表 示 によって識 別 できま
す。 チェックボックスが空 ( )の場 合 は、カテゴリの項 目 が一 つも選 択 されていないことを示 し、チェックが付 いて
いる ( )場 合 は、項 目 がすべて選 択 されていることを示 します。 小 さな四 角 形 が付 いたチェックボックス (
は、一 部 の項 目 のみがクリーンアップのために選 択 されているカテゴリ(またはサブカテゴリ)を示 します。
[詳 細 を非 表 示 ] ボタンをクリックすると、ダイアログはシンプルな基 本 表 示 に戻 ります。 ただし、個 々 のカテゴリま
たはサブカテゴリで以 前 に選 択 /
選 択 解 除 されたすべての項 目 は、選 択 /
選 択 解 除 されたままになります。
この後 、実 行 する必 要 がある操 作 は、[今 すぐクリーンアップ] ボタンをクリックしてクリーンアップ プロセスを開 始 す
ることのみです。 クリーンアップ プロセスとその結 果 についての詳 細 は、ここをクリックしてください。
10.2.3. 自動バックアップ
他 のすべての AVG PC TuneUp モジュールと同 様 に、 iOS 用 AVG Cleaner はデフォルトで Rescue Center に
よって保 護 されています。 これは、クリーンアップを行 う前 には毎 回 、削 除 されるすべてのファイルがまずハード ドラ
イブにバックアップされることを意 味 します。 クリーンアップ プロセスによって重 要 なデータが失 われた場 合 (
一般に
はゲームの進 度 の記 録 など)
、後 でデータを復 元 することを選 択 できます。
バックアップはクリーンアップ プロセスの前 (すなわち、[今 すぐクリーンアップ] ボタンをクリックした直 後 )に行 われま
す。 バックアップを作 成 するのに十 分 なディスク領 域 がない場 合 、空 き領 域 を増 やす必 要 があります。 また、
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Rescue Center 設 定 で自 動 バックアップをオフにすることもできます。 オフにするには、[設 定 ] リンク(AVG PC
TuneUp ダッシュボードの右 上 にあるメニューバーの中 )をクリックし、左 側 のリストで [Rescue Center 保 護 ] の項
目 を選 択 して、[iOS 用 AVG Cleaner] ボックスの選 択 を解 除 します。 ただし、不 要 な変 更 を元 に戻 す方 法 を
維 持 しておく方 がはるかに安 全 であるため、この機 能 をオフにすることはお勧 めしません。
iOS 用 AVG Cleaner のインターフェースで、Rescue Center 保 護 が有 効 かどうか簡 単 に確 認 できます。 ダイアロ
グの右 上 隅 にある [Rescue Center] ボタンをご覧 ください。 ボタンが緑 色 の場 合 、モジュールは自 動 バックアップ
により保 護 されています。グレーの場 合 、Rescue Center 保 護 は無 効 になっています。
失 ったデータを復 元 する方 法
これを行 うには、 AVG Rescue Center モジュールを起 動 する必 要 があります。 起 動 は AVG PC TuneUp ダッ
シュボードから (
ダッシュボードの右 下 隅 にある [Rescue Center] ボタンをクリック)
、または iOS 用 AVG Cleaner
インターフェースから、右 上 隅 にある [Rescue Center] ボタンを使 用 して直 接 行 うことができます。
失 ったデータの復 元 は iOS バージョンが 8.
3より前 のデバイスのみで機 能 することにご注 意 ください。 iOS
8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 されている
ため、iOS 用 AVG Cleaner モジュールは対 応 していません。
[変 更 を元 に戻 す] セクションの右 側 の列 にある [AVG Rescue Center] には、保 存 されているすべてのバックアッ
プのリストがモジュール名 順 または日 付 順 に表 示 されます。 iOS 用 AVG Cleaner バックアップの場 合 は、それぞ
れの作 成 日 時 、各 バックアップに含 まれている項 目 の合 計 数 とサイズ、およびバックアップの作 成 元 デバイス名 を
確 認 できます。 これにより、使 用 するバックアップを簡 単 に見 つけることができます。
バックアップを選 択 し、その復 元 を確 認 した後 で、正 しいデバイスを接 続 する必 要 があることを知 らせるダイアログ
が表 示 されます。 USB ケーブルを使 用 して接 続 が確 立 されるまで待 ち、[続 行 ] ボタンをクリックします。 復 元 プロ
セスが開 始 されます。 プロセス中 、データの復 元 を完 了 するために iOS デバイスを再 起 動 するよう指 示 するメッセ
ージが表 示 されます(AVG Rescue Center では再 起 動 を自 動 的 に行 います。[再 起 動 ] ボタンをクリックして再
起 動 を許 可 してください)。
iOS デバイスの接 続 を解 除 したり、デバイスを使 用 したりしないでください。復 元 プロセスが中 止 されます。
プロセスが終 了 すると、最 後 の確 認 ダイアログが表 示 されます。 お疲 れ様 でした。 データの復 元 がすべて完 了 し
たため、iOS デバイスの接 続 を安 全 に解 除 できます。
10.3. レジストリをデフラグする
この章 ではどのようにAVG Registry Defragモジュールを使 用 してデフラグすることでレジストリのサイズを小 さくでき
るか、またなぜRegistry Defragを実 行 することが重 要 であるのかを説 明 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 です。レジストリには、継 続 的 にエントリ(値 とキー)が保 存 されます。ま
た、新 しくプログラムがインストールされるたび、新 しくハードウェアが接 続 されるたびに、レジストリにキーと値 が作 成
されます。
そのため、レジストリは絶 えず大 きくなっていきます。レジストリが大 きくなればなるほど、今 プログラムによって要 求
されている保 管 の特 定 の情 報 をシステムが探 し出 すのにもっと時 間 がかかるようになり、Windows の動 作 が遅 くな
ります。プログラムのアンインストール時 やレジストリの整 理 の際 に、キーと値 が再 び削 除 されることが多 いのです
が、レジストリ自 体 は小 さくなるわけではありません。これはなぜでしょうか。それは、削 除 されたキーが使 用 してい
た場 所 は、例 えその後 使 用 されなくともそのままレジストリ内 に残 るからです。時 間 が経 つうちに、レジストリは、エ
メンタール チーズのように穴 ぼこだらけになってしまいます。
これはシステム パフォーマンスを犠 牲 にした、ハードディスクだけでなくメモリでの無 駄 遣 いでもあります。AVG
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Registry Defragは、レジストリを再 び圧 縮 して大 幅 に小 さくすることができます。 小 さくなることで、Windows シス
テムの安 定 性 が向 上 します。
AVG Registry Defragは、まずレジストリの分 析 を行 い、その結 果 を元 に安 全 な形 のデータだけを正 しい順 に並
べた新 しいバージョンを作 成 します。古 いレジストリはこのステップ終 了 後 に削 除 され、再 起 動 によって自 動 的 に
新 しいバージョンと入 れ替 えられます。
10.3.1. レジストリをデフラグする方法
レジストリをデフラグする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのデフラグレジストリを選 択 して、AVG Registry Defrag モジュ
ールを起 動 します。
「ようこそ」という表 示 が現 れます。 次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
AVG Registry Defrag は、レジストリの断 片 化 の度 合 いと、最 適 化 が必 要 かどうかを検 出 します。
分 析 の前 に、他 のすべてのプログラムを閉 じることを指 示 するメッセージが表 示 されます。 分 析 が行 われている間
は、AVG Registry Defrag の画 面 がグレーになり、待 機 ウィンドウが開 きます。 また、待 機 ウィンドウの左 上 隅
に、モジュールが作 業 中 であることを示 す小 さな時 計 が表 示 されます。 さらに進 行 バーも表 示 され、現 在 の状 態
が報 告 されます。 この進 行 バーが数 分 間 動 かないことがあっても、何 か問 題 が起 きたわけではありません。
いつ最 適 化 を実 行 したいかを選 択 します。 モジュールによって、分 析 結 果 が表 示 されます。 最 適 化 を行 うべき可
能 性 があれば、レジストリの何 パーセント、そしてキロバイトにしてどれだけのサイズを削 減 することができるのかがこ
こに表 示 されます。
AVG Registry Defrag がレジストリを書 き換 えられるのは稼 働 中 ではなく、Windows の起 動 時 だけです。 コン
ピュータを今 すぐ再 起 動 するか、最 適 化 を自 動 的 に次 回 の Windows の起 動 時 に実 行 するかを選 択 してくだ
さい。 最 適 化 は、数 分 かかることがあります。
急 に最 適 化 を実 行 したくなくなった場 合 や、分 析 結 果 だけを知 りたい場 合 は、キャンセルをクリックしてプログラム
を終 了 できます。
10.4. ハードディスクをデフラグする
この章 では、ハードディスクのデフラグが必 要 である理 由 とAVG Drive Defragを使 用 してどのようにハードディス
クのデフラグを行 うかを説 明 します。
時 が経 つにつれコンピュータの動 作 が遅 くなるのには、さまざまな原 因 があります。普 段 目 に見 えないハード ディス
クの断 片 化 もその原 因 のひとつです。次 のように考 えてみてください:
空 のハードディスクがあります。まず、新 しいファイルが一 つ、そしてもう一 つ次 々 に並 べて配 置 されます。次 に、中
央 にあるファイルを 1つ削 除 したとしましょう。それにより、ハードディスク上 に隙 間 が生 じます。Windows はあとでこ
の隙 間 を、ハードディスクに保 存 する次 のファイルを入 れるのに利 用 します。ファイルのサイズが隙 間 より大 きい場
合 、Windows はファイルを分 割 し、後 半 部 分 を別 の場 所 に配 置 します。時 の経 過 とともにそのようにますます隙
間 ができ、ファイルはますます個 々 の部 分 (断 片 )に分 割 していきます。つまり、断 片 化 の度 合 いが高 くなります。
これは、コンピュータのパフォーマンスにブレーキをかけます。ファイルを呼 び出 すたびに、そのファイルがハードディスク
から読 み込 まれますが、ファイルが 1つの完 全 な形 で保 存 されていれば読 み込 みがもっと速 くなるのは明 らかで
す。技 術 的 に表 現 すれば、「断 片 化 の度 合 いが高 いと、ファイルの断 片 を読 み込 むためにハード ディスクの読 み
込 みヘッドの向 きを何 度 も調 整 する必 要 がある」ということです。
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そのため、ハードディスクをデフラグすれば、簡 単 にシステムがスピードアップします。従 来 のデフラグは非 常 に時
間 がかかることから、AVG Drive Defragでは、2種 類 のデフラグが用 意 されています。 デフラグの方 法 は、ユーザ
ーが自 分 で決 めることもでき、またAVG Drive Defragに判 断 を任 せることもできます。
2つのデフラグモードの実 行 についての詳 細 は下 記 をご覧 ください:
詳 細 なデフラグ
このデフラグ方 法 は、ファイルを新 たに配 列 し、特 にインテリジェントに配 置 します。たとえば、頻 繁 に必 要 と
なるシステム ファイルはハードディスクの頭 の方 に配 置 されるため、Windows が瞬 時 に見 つけることができま
す。
このような最 適 化 は、単 なるファイルの整 頓 よりも多 少 時 間 がかかります。AVG Drive Defragは、特 別 に
優 先 度 が低 く設 定 されており、そのまま作 業 を行 えるようになっています。このプロセスは Windows の起 動
を大 幅 にスピードアップします。頻 繁 に使 用 するプログラムの起 動 も速 くなります。それにより、コンピュータの
パフォーマンスも顕 著 に向 上 します。
高 速 デフラグ
このモードでは、すべてのファイルが完 全 な形 に戻 されるため、読 み込 みにかかる時 間 が大 幅 に短 縮 されま
す。
この方 法 の利 点 は、すばやく実 行 できることです。それによりハードディスクのパフォーマンスが短 時 間 で改
善 されます。
10.4.1. ハードディスクをデフラグする方法
ハードディスクをデフラグする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、ハードディスクのデフラグを選 択 して、AVG Drive Defrag モジュールを
起 動 します。
ソリッドステートドライブ (SSD)は AVG PC TuneUp に検 出 されます。 デフラグによる SSD ドライブの最 適 化 は
不 可 能 で、それよって損 傷 するため、SSD は分 析 もデフラグもされません。
最 適 化 の可 能 性 を分 析 するハードディスクを指 定 します。
分 析 後 にどのようにデフラグを実 行 するかを指 定 します。
AVGDrive Defragが行 うデフラグの方 法 は 2種 類 あるため、デフラグの方 法 が分 析 に依 存 すべきかどうかを分 析
前 に指 定 する必 要 があります。
4 つのオプションの 1つ目 があらかじめ設 定 されていますが、これは分 析 後 にユーザーへの推 奨 事 項 が表 示 され、
デフラグを実 行 する方 法 をユーザー自 身 が決 定 することができるためです。 他 の 3つのオプションでは、分 析 の
完 了 後 、直 ちにデフラグが開 始 されます。 ただし、分 析 の結 果 、デブラグの度 合 いが非 常 に低 いと分 かった場
合 、AVG Drive Defrag ではデフラグが不 要 だと判 断 するため、これら 3つのオプションではデフラグは実 行 されま
せん。
結 果 が出 てから決 定 する
このオプションをお勧 めします。 分 析 が完 了 した後 で、各 ハードディスクについて、高 速 デフラグと念 入 りな
デフラグのどちらを実 行 するか決 定 します。 また、デフラグを実 行 しない選 択 肢 もあります。
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確 認 なしで推 奨 どおりに
AVG Drive Defrag は自 動 的 に判 断 を下 し、分 析 の完 了 後 、直 ちに断 片 化 の度 合 いに応 じたモードで
各 ハードディスクをデフラグします。
確 認 なしで徹 底 的 に
分 析 の結 果 とは無 関 係 に、時 間 は多 少 かかってもハードディスクのパーフォーマンスが細 かいところまで最
適 化 されます。
確 認 なしで高 速 に
断 片 化 の度 合 いとは無 関 係 に、各 ハードディスクが高 速 でデフラグされます。時 間 を節 約 したい場 合 に適
したオプションです。
[結 果 を待 って決 定 する] オプションを選 択 した場 合 はダイアログが表 示 され、各 ハードディスクをデフラグ
する方 法 を選 択 できます。 他 のすべてのオプションでは、分 析 後 にデフラグが自 動 的 に実 行 されるため、ユ
ーザー操 作 は必 要 ありません。
上 の領 域 でハードディスクを選 んでからデフラグのモードを選 択 します。
AVG Drive Defrag は処 理 速 度 と得 られるメリットを勘 案 し、それに基 づいて推 奨 事 項 を提 示 します。
コンピュータをデフラグ終 了 後 にシャットダウンするかどうか、指 定 してください。 どのハードディスクに対 しても必 ずデ
フラグの方 法 を選 択 してください。
次 へをクリックするとデフラグが開 始 されます。
デフラグが行 われている間 、各 ハードディスクをリアルタイムで観 察 し、使 用 領 域 の変 化 を確 認 できます。 また、
進 度 バーにはデフラグの進 行 状 況 と残 り時 間 が表 示 されます。
詳 しいヒントや詳 細 事 項 は、NTFSとFATとの比 較
10.4.2. NTFS を FAT と比較
NTFS を FAT と比 較
ハードウェアは、 現 在 の Windows のバージョンで好 んで取 り入 れられているような NTFS ファイル システム、 ある
いは最 初 の Windows のバージョンでサポートされている古 い FAT システムを、 選 択 的 に使 用 しています。これか
ら行 うデフラグのためのドライブの分 析 は、 NTFS ドライブでは明 確 により速 く進 行 します。FAT システムの場 合 、ユ
ーザーの待 ち時 間 が長 く、 待 っている間 に休 憩 ができるほどです。これ以 外 にも、古 い FAT システムをモダンな
NTFS システムに変 換 した方 が良 い理 由 はいくつもあります。
NTFS ファイル システム (NTFS = New Technology File System)は Windows NT とそれ以 降 (例 えば Windows
2000、Windows XP、Windows Vista)から Windows 7 に至 るまでのファイル システムです。このシステムは ファイ
ル レベルに絞 ったアクセス保 護 を提 供 し、 融 通 性 のある権 限 管 理 や 4GB 以 上 のディスク容 量 が可 能 で、 ファ
イル システムの自 動 エラー修 正 機 能 があり、 今 日 普 通 のハードディスク サイズの場 合 で明 白 にメモリを効 率 的 に
利 用 できます。
お使 いのハード ディスクで FAT ファイル システムが採 用 されている場 合 は、簡 単 に変 換 することができます。
変 換 は安 全 だとされていても、 保 存 されているデータはすべて前 もってバックアップを作 成 しておくべきです。
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Windows のスタート メニューをクリックして、すべてのプログラムを開 き、アクセサリにあるコマンド プロンプトをク
リックします。コマンドラインに「CONVERT.EXE C:/FS:NTFS」というコマンドを入 力 すると、変 換 が始 まります。
C: の代 わりに他 のドライブ文 字 を使 用 すれば、 他 のパーテーションを変 換 できます。システムのパティションが変
わった場 合 は、 コンピュータの再 起 動 が必 要 です。この場 合 は 画 面 の指 示 に従 ってください。
10.5. レジストリを編集する
以 下 の章 では、どのように AVG Registry Editor モジュールを使 ってレジストリを編 集 できるかを説 明 します。
この機 能 は、上 級 ユーザーのみを対 象 としています。
Windows レジストリは巨 大 な中 央 データベースです。ハードウェアやインストールしたソフトウェアの新 しいアイテム
はここに「レジストリ」されます。そして、時 が経 つにつれてレジストリはどんどん大 きくなり、複 雑 になっていきます。
問 題 を熟 知 し、Windows の内 部 構 造 を確 認 するための適 切 な手 段 を探 し、手 動 で多 数 の設 定 を変 更 するよ
うなユーザーは、AVG Registry Editorを使 用 できます。 そのうえもちろん、行 われたあらゆる変 更 をいつでも元 に
戻 すことができるAVG Rescue Center保 護 も提 供 します。
10.5.1. レジストリを編集する方法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのレジストリの編 集 を選 択 して、AVG Registry Editor モジュ
ールを起 動 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 となる要 素 です。 レジストリに関 する知 識 を持 ったユーザーだけが、レジス
トリに変 更 を加 えるようにしてください。
左 の欄 にエディタがツリー ビューでレジストリを表 示 します。 レジストリは、テーマごとにさまざまなカテゴリに分 類 さ
れた、数 えきれないほどのキーによって成 り立 っています。 それらのカテゴリはフォルダやサブフォルダで示 されていま
す。
キーを表 示
左 の欄 のフォルダをダブルクリックすると、そのサブフォルダが表 示 されます。 階 層 の最 後 のレベルに達 した場 合 は、
右 側 に個 々 のキーが表 示 されます。
キーを編 集
キーのコンテキスト メニューでさまざまな編 集 機 能 を選 択 します。 こうしてキーを削 除 し名 前 を変 更 して、クリップ
ボードにコピーできます。 また、キーの値 を変 更 することも可 能 です。
新 しいキーを作 成 するには、フォルダのコンテキスト メニューで 新 規 をクリックします。
レジストリを閲 覧
ツリー ビューにあるフォルダのコンテキスト メニューで、検 索 をクリックすると、レジストリ内 で検 索 を開 始 できます。
AVG Registry Editor は、包 括 的 な検 索 オプションを提 供 します。
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ブックマークを表 示 / 設 定 する
ツリー ビューにあるフォルダのコンテキスト メニューでブックマークを設 定 を選 択 すると、後 で個 々 のフォルダをすば
やく見 つけられます。
その他 の機 能
メニューバーには、レジストリを編 集 するためのその他 の機 能 が多 数 含 まれています。 たとえば、個 々 の領 域 また
はレジストリ全 体 をエクスポートしたり、印 刷 したりできます。 ツールバーの項 目 を使 ってレジストリを編 集 することも
できます。
10.6. 更新の確認
この章 では、AVG Update Wizard モジュールを使 用 して AVG PC TuneUp を最 新 の状 態 に保 つ方 法 、および
そうすることが重 要 である理 由 について説 明 します。
AVG PC TuneUp は、個 々 の機 能 の拡 張 または最 新 の技 術 への適 合 、エラーの修 正 など、常 に改 良 が続 けら
れています。 新 しいバージョンが利 用 可 能 になると、インターネット上 で提 供 されます。
自 動 的 に更 新 を確 認 させたり、手 動 で確 認 することもできます。
設 定 の変 更
更 新 確 認 の設 定 を変 更 するには、メニュー バーに進 み、[設 定 ] [更 新 ] の順 にクリックします。 ここでは、AVG
PC TuneUp で定 期 的 に自 動 更 新 を行 うかどうか決 めることができます。 さらに、どのくらいの時 間 間 隔 で見 つ
かった更 新 の通 知 をもらうかも指 定 できます。
手 動 で更 新 を確 認
AVG PC TuneUp で更 新 の確 認 を自 動 的 に行 わない場 合 は、この機 能 をオフにできます。 オフにした場 合 は、
定 期 的 に手 動 で更 新 を確 認 することをお勧 めします。
10.6.1. 更新を確認する方法
AVG Update Wizard モジュールを起 動 するには、ダッシュボードのすべての機 能 カテゴリから、AVG PC TuneUp
の更 新 の確 認 を選 択 します。
AVG Update Wizard が起 動 し、更 新 の有 無 を確 認 するためにインターネット接 続 が確 立 されます。
更 新 がある場 合
利 用 可 能 な更 新 のリストと、新 機 能 または変 更 された機 能 の簡 単 な説 明 が表 示 されます。
見 つかった更 新 をインストールするには、[次 へ] をクリックしてください。
更 新 がない場 合
更 新 がない場 合 は、AVG PC TuneUp はすでに最 新 の状 態 にあるので、[終 了 ] をクリックしてウィザードを
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閉 じます。
10.7. Windows の外観を変更する
以 下 の章 では AVG Styler モジュールを使 用 して Windows の外 観 をカスタマイズする方 法 について説 明 します。
ただし、カテゴリの [ブート画 面 ] と[ブートロゴ] は、Windows Vista でのみ使 用 できます。
グラフィックな ユーザーインターフェースなしには Windows の魅 力 が半 減 してしまいます。 魅 力 的 なユーザーインタ
ーフェースがどれだけ重 要 かは、Windows Vista や Windows 7 の新 しいデザインに象 徴 されています:オペレー
ティング システム全 体 が新 鮮 で洗 練 された雰 囲 気 となっています。
しかし、流 行 が移 り変 わる中 で、最 新 のデザインにもそのうち飽 きがきます。もちろん、最 初 から気 に障 る甘 ったる
いデザインに関 しては言 うまでもありません。
AVG Stylerを使 って、Windows のさまざまな要 素 の外 観 を自 分 の好 みに変 更 することができます。 自 分 で設 定
できる要 素 は、実 は驚 くほどたくさんあるのです。 詳 細 は、対 応 するサブチャプターをご覧 ください。
1. Windows の外 観 を変 更 する方 法
2. ブート画 面
3. ブート画 面 の設 定 のヒント
4. ブートロゴ
5. ログオン画 面
6. システム要 素
7. アイコン パッケージの管 理
8. ファイル システム
9. アイコンの外 観
10. 修 復
11. 視 覚 スタイル
10.7.1. Windows の外観を変更する方法
ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、Windows の Windows の表 示 を変 更 するを選 択 し、AVG Styler モ
ジュールを起 動 します。
AVG Styler のスタートページが開 き、そこからモジュールの調 整 オプションのすべてにアクセスできます。
変 更 を行 いたい領 域 をクリックしてください。 創 造 力 を働 かせて Windows システムを自 分 の好 みにデザインして
みましょう。
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10.7.2. ブート画面
Windows の起 動 中 、既 定 では黒 い画 面 が表 示 されます。 AVG Styler を使 用 すれば、マウスを何 度 かクリックす
るだけで、このブート画 面 を他 のブート画 面 と交 換 することが可 能 です。 あるいは創 造 力 を自 由 に発 展 させ、好
みの写 真 を入 れるなどして オリジナルのブート画 面 を作 成 できます。
Windows 7 および 8ではブート画 面 は使 われないため、この機 能 は利 用 できません。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーションバーでブート画 面 をクリックします。
AVG Styler は使 用 可 能 なブート画 面 をリスト表 示 します。 モジュールを初 めて使 用 する場 合 、ここには
Windows の既 定 ブート画 面 だけが表 示 されます。
新 しいブート画 面 を、最 終 的 にそれに決 めるまで取 りあえずリストに追 加 しておくことができます。 これを実 行 す
るには次 のオプションがあります:
既 に作 成 されたブート画 面 をダウンロードする
左 上 のブート画 面 にある追 加 をクリックします。
AVGオンラインからブート画 面 のダウンロードエントリを選 択 します。
ウェブサイト上 にさまざまなブート画 面 が表 示 され、これを利 用 して、起 動 プロセスを自 分 の好 みに合 わせ
てカスタマイズできます。
ブート画 面 をクリックします。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
ファイルからブート画 面 を追 加
左 上 のブート画 面 にある追 加 をクリックします。
ブート画 面 をファイルから読 み込 むを選 択 します。
Explorer が開 いたら、コンピュータ上 の任 意 のファイルを選 択 します。 使 用 できるファイル形 式 は、次 のとお
りです。
種類
AVG ブート画 面
Stardock Bootskin
ファイルの拡 張 子
説明
.TBS
AVG Styler の個 別 フォーマット
.BOOTSKIN
www.wincustomize.com のような、Web サイトの多 くのブ
ート画 面 の形 式
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画像
.BMP; .PNG; .GIF; .JP
G; .JPEG
これらの形 式 の画 像 を選 択 すると、自 動 的 に ブート画 面
を作 成 のダイアログが開 き、画 像 が表 示 されます。そこで
画 像 に調 整 を加 えることができます。
Ntoskrnl.exe ファイル
.EXE
ブート画 面 が組 み込 まれた Windows XP のシステム コア
新 しいブート画 面 を選 択 し名 前 を付 けると、ファイルはその名 前 でAVG Styler のリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したブート画 面 がリストに表 示 されます。 さらに他 のブート画
面 を追 加 することもできます。
ブート画 面 を作 成 する
ブート画 面 で新 規 作 成 をクリックします。
画 像 を検 索 し調 整 できるウィザードが開 きます。 コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 する
ことができます。
また、カメラやスキャナから画 像 を転 送 したり、直 接 AVG Stylerから Google? 画 像 検 索 を開 始 することも
できます。 どちらの場 合 も、希 望 の画 像 を見 つけやすいようにひとつの場 所 に保 存 し、ローカル ドライブを
検 索 をクリックして、今 保 存 した画 像 を読 み込 みます。
新 しい画 像 の外 観 を最 適 化 する
用 意 されている調 整 オプションは、画 像 がまだブート画 面 に適 したサイズ(640x480 ピクセル)にされていな
い時 にのみ、効 果 が示 されます。 背 景 では、画 像 で隠 れない領 域 を何 色 で表 示 するかを指 定 できま
す。
技 術 上 の理 由 から、プログレス バーの背 景 もこのうちに入 ります。 さらに、位 置 、前 景 色 、フレームの色 も
全 く好 みに応 じて設 定 できます。 プログレス バーは、画 像 の全 体 的 な印 象 の邪 魔 にならないように配 置
してください。
新 しいブート画 面 は、名 前 を付 けて AVG Styler リストに保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したブート画 面 がリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいブート画 面 を変 更 したくなった場 合 は、いつでも Windows 既 定 の画 面 に戻 すことが可 能 で
す。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
リスト内 で自 動 的 に既 定 のブート画 面 が選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
ブート画 面 をプレビューするにはリストから選 択 します。 適 用 するをクリックしてください。 AVG Styler は新 しいブ
ート画 面 を承 認 します。
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10.7.3. ブート画面の設定のヒント
これらは Windows XP のみに適 用 されることにご留 意 ください。
Windows XP の技 術 的 条 件 下 にあるブート画 面 はすべて16色 しか利 用 できず、そのうち幾 つかは指 定 できない
ものもあります(黒 など)。 AVG Styler もまたブート画 面 を保 存 をクリック後 、作 成 された画 像 を豊 かな色 彩
(通 常 1670万 色 )から極 めて少 ない色 数 に削 減 しなければなりません。
AVG Stylerでは、最 も画 像 に適 した 16色 を自 動 的 に突 き止 める、という実 に優 れた方 法 を使 用 することができ
ます。 画 像 内 に異 なる色 が多 数 ありすぎる場 合 には、必 ずしも満 足 のいく結 果 に仕 上 がらないこともあります。
経 験 則 では、数 色 でのみ構 成 されたブート画 面 が最 も良 い結 果 となっています。 ブルーを基 調 にした配 色 と数
色 のコントラストカラーからなる画 像 は、美 しいブート画 面 になるでしょう。
画 像 の一 部 にある色 をプログレスバーのフォアグラウンドカラーに入 れてください。 これにより、貴 重 な 16色 が進
行 バーのためだけに使 用 されるのを防 ぐことができます。 ブート画 面 に肌 色 を使 用 するのはできる限 り避 けてくださ
い。 肌 色 を使 用 した画 像 は 16色 だけでは上 手 く表 示 されないことがほとんどです (グラフィック デザイナーに尋
ねてみてください)。 ただし、時 には偶 然 上 手 くいくこともあります。 試 す価 値 はあります!
10.7.4. ブートロゴ
Windows XP、Windows 7、および 8ではブートロゴは使 用 しないため、この機 能 を使 用 できるのは
Windows Vista のみであることにご注 意 ください。
ログオンの直 前 に Windows ロゴの短 いアニメーションが表 示 されます。 AVG Stylerを使 用 すると、これまではリス
クの高 い作 業 であったブートロゴの変 更 が、簡 単 に実 行 できます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーション バーでブートロゴをクリックします。
AVG Stylerは使 用 できるブートロゴをクリックします。 ここで、他 の作 成 済 みのブートロゴをリストに追 加 するか、
独 自 のブートロゴが作 成 できます。
まず新 しいブートロゴ をリストに追 加 してから、最 終 的 に適 用 します。 これを実 行 するには次 のオプションがあり
ます:
既 に作 成 したブートロゴをダウンロードする
左 上 のブートロゴにある追 加 をクリックします。
AVGオンラインからブートロゴをダウンロードエントリを選 択 します。
Web サイトに移 動 すると、さまざま幅 広 く揃 ったブートロゴが表 示 され、これを利 用 して起 動 プロセスを全 く
自 分 の好 みに飾 ることができます。 AVGWeb サイトでブートロゴをクリックします。 その画 面 が自 動 的 に
AVG Styler と同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
このスマートなブートロゴはファイルとしても (拡 張 子 .
tla)、例 えば USB スティックなどに保 存 できます。 保
存 したブートロゴは AVG PC TuneUpをインストールした任 意 のコンピュータ上 で追 加 やファイルからブー
トロゴを読 み込 むをクリックすることで Windows のシステムに組 み込 むことができます。
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ファイルからブートロゴを追 加
左 上 のブートロゴにある追 加 をクリックします。
ブートロゴをファイルから読 み込 むを選 択 します。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータにあるファイルの中 から、ブートロゴとして使 用 したい画 像 を選 択 しま
す。 300x300 ピクセルフォーマットで最 高 の画 質 が得 られます。
新 しいブートロゴを選 択 して名 前 を付 けると、その名 前 でAVG Stylerにリスト表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 したブートロゴがリストに表 示 されます。 さらに他 のブートロゴを追
加 することもできます。
独 自 のブートロゴを作 成 する
ブートロゴにある新 規 作 成 をクリックします。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 します。
新 しいブートロゴをAVG Styler リストに名 前 を付 けて保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 したブートロゴがリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいブートロゴが気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows のデフォルトのロゴに戻 すことが可
能 です。
デフォルトを使 用 をクリックします。
リスト内 で自 動 的 にデフォルトのブートロゴが選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
リスト内 から選 択 して、候 補 のブートロゴをプレビューします。 再 生 ボタンをクリックすると、プレビューがアニメ
ーションとして表 示 されます。
適 用 するをクリックしてください。 AVG Stylerが新 しいブートロゴを使 用 します。
10.7.5. ログオン画面
Windows 8 ではログオン画 面 を使 用 しないため、この機 能 は使 用 できません。
コンピュータのユーザーが複 数 存 在 する場 合 や、ユーザー アカウントがパスワードで保 護 されている場 合 、
Windows のログオン画 面 が現 れます。 AVG Stylerを使 えば、ログオン画 面 を自 由 にカスタマイズすることができま
す。
ログオン画 面 には、すべてのユーザー アカウントの一 覧 が表 示 されます。 ユーザーがこのリストから自 分 のアカウン
トを選 び、パスワードを入 力 する(もし設 定 してあれば)と、システムにログインできます。
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動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーションバーで、ログオン画 面 をクリックします。 AVG Styler は使 用 可 能 なログオン
画 面 をリスト表 示 します。 モジュールを初 めて使 用 する場 合 、リストに表 示 されるのは、デフォルトの Windows ロ
グオン画 面 のみです。
新 しいログオン画 面 を、最 終 的 にそれに決 めるまで取 りあえずリストに追 加 しておくことができます。 これを実 行
するには次 のオプションがあります:
すでに作 成 されたログオン画 面 をダウンロードする
左 上 のログオン画 面 にある追 加 をクリックします。
AVGオンラインから ログオン画 面 のダウンロードエントリを選 択 します。
これにより、独 自 のスタイルでシステムを使 用 できるように、さまざまなログオン画 面 が見 られるWebサイトに
アクセスします。
ログオン画 面 をクリックします。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
ファイルからログオン画 面 を追 加 する
左 上 のログオン画 面 にある追 加 をクリックします。
ブート画 面 をファイルから読 み込 むを選 択 します。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータ上 の任 意 のファイルを選 択 します。 AVG Styler形 式 のファイル (拡
張子 .
TLS)だけがサポートされています。
また、Logonui.exe として用 意 されているログオン画 面 や Starlock LogonStudio 形 式 (LOGONXP)は、直
接 読 み込 むことができます。
新 しいログオン画 面 を選 択 し、名 前 を付 けます。ファイルは、その名 前 で AVG Styler のリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したログオン画 面 がリストに表 示 されます。 さらに他 のログオ
ン画 面 を追 加 することもできます。
独 自 のログオン画 面 を作 成 する
Windows XP ではこの機 能 が利 用 できないのでご注 意 下 さい。
ログオン画 面 で、新 規 作 成 をクリックします。
画 像 を検 索 し調 整 できるウィザードが開 きます。 コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 する
ことができます。
また、カメラやスキャナから画 像 を転 送 したり、直 接 AVG Stylerから Google? 画 像 検 索 を開 始 することも
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できます。 どちらの場 合 も、希 望 の画 像 を見 つけやすいようにひとつの場 所 に保 存 し、ローカル ドライブを
検 索 をクリックして、今 保 存 した画 像 を読 み込 みます。 Google?の画 像 検 索 で見 つけた画 像 は、著 作
権 によって保 護 されていることがあるのでご注 意 下 さい。 それゆえ、著 作 権 によって保 護 されていない画 像
だけを使 用 してください。
新 しい画 像 の外 観 を最 適 化 する
用 意 されている調 整 オプションは、画 像 がまだログオン画 面 に適 したサイズ (640x480 ピクセル)にされてい
ない時 にのみ、効 果 が示 されます。 背 景 では、画 像 で隠 れない領 域 を何 色 で表 示 するかを指 定 できま
す。
新 しいログオン画 面 は、名 前 を付 けて AVG Stylerリストに保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したログオン画 面 がリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいログオン画 面 が気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows のデフォルト画 面 に戻 すことが
可 能 です。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
リスト内 で自 動 的 にデフォルトのログオン画 面 が選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
リスト内 で任 意 のログオン画 面 を選 択 すると、プレビューが表 示 されます。
適 用 するをクリックしてください。
ログオン画 面 のほとんどは英 語 になっています。 このため、選 択 されたログオン画 面 のテキストを適 用 すると、
Windows ログイン時 のメッセージがこれまでと違 う言 語 になってしまうことがあります。 その場 合 、例 えば"
「ユーザー
名 をクリックしてログオン」"
ではなく、"
「Klick en Sie auf Ihren Benutzernamen, um sich anzumelden」"
と画 面 に表
示 されることがあります。
この場 合 、選 択 されたログオン画 面 にあるテキストを適 用 するか、あるは既 定 のログオン画 面 の日 本 語 テキストを
使 いたいか、という質 問 をされることがあります。
AVG Stylerが新 しいログオン画 面 を適 用 します。 ここで、Ctrl+Alt キーを押 すと、ログオン画 面 がテストできます。
10.7.6. システム要素
このカテゴリでは、典 型 的 な Windows アイコンを新 しいモチーフに置 換 えることができます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーション バーで、アイコンの システム要 素 をクリックします。
AVG Styler により、右 側 に以 下 の領 域 のタブが表 示 され、そこでシステム要 素 を変 更 することができま
す。
90
デスクトップ、スタートメニュー (Windows 8 ではご利 用 いただけません)、エクスプローラ、コントロール パネ
ルのすべての要 素 のアイコンが変 更 できます。 また、ファイルの種 類 を示 すアイコンもカスタマイズできます。
多 数 の要 素 には新 しい名 前 を指 定 することもできます (例 えば、ごみ箱 やネットワーク環 境 など)。
たとえば、Windows XP で使 用 していた"
マイ コンピュータ"
という名 称 を復 活 させたい場 合 は、Windows
Vista の"
コンピュータ"を"
マイ コンピュータ"に変 更 することができます。
タブを 1つずつクリックし、変 更 したい要 素 を選 択 します。
アイコンを取 り替 えるをクリックします。
アイコン ライブラリが開 き、そこには選 択 した要 素 の現 在 のアイコンがあります。 たいていは既 に Windows と
一 緒 にインストールされたライブラリです。 コンピュータに独 自 のアイコン ライブラリがある時 は参 照 でそのラ
イブラリの内 容 を読 み込 むことができます。
新 しく使 用 したいアイコンを選 択 しておきます。
変 更 は、まずリストの各 要 素 にオレンジ色 の星 印 で表 示 されます。
まだ適 用 していない変 更 はいつでも破 棄 できます。それには、リストでそのようなの星 印 が付 いた要 素 を選
択 し、この要 素 に行 なわれた未 保 存 の変 更 を破 棄 をクリックします。
変 更 を実 際 に実 行 するには、ウィンドウの右 下 端 にある 適 用 をクリックします。
変 更 を元 に戻 す方 法
要 素 に対 するまだ適 用 していない変 更 はいつでも破 棄 できます。それにはリストからそれを選 択 し、この要 素 に
行 われた未 保 存 の変 更 を破 棄 をクリックします。
既 に要 素 に適 用 した変 更 を元 に戻 したい場 合 は、要 素 を選 択 し、要 素 を Windows の既 定 値 にリセットをク
リックします。 このリンクは、要 素 が実 際 に目 下 Windows の既 定 のものと異 なる場 合 にのみ表 示 される、というこ
とにご注 意 ください。
一 度 に複 数 の変 更 を元 に戻 す場 合 は、カテゴリをリセットとすべてのカテゴリをリセット のリンクが用 意 されて
います。 最 初 の要 素 では、現 在 選 択 されているタブの要 素 だけがリセットされ、AVG Styler で変 更 可 能 なシス
テム要 素 すべてが対 象 となります。
双 方 のリンクをクリックするとダイアログが開 き、ここで全 要 素 を Windows 既 定 のものにリセットするのか、またはこ
れらの要 素 にまだ保 存 されていない変 更 のみを取 り消 すのかを選 択 できます。 後 者 の選 択 可 能 性 は、まだ保 存
されていない変 更 があるときだけです。
10.7.7. アイコン パッケージの管理
Windows のアイコンをすべて、ひとつひとつ置 換 えるというのはもちろん大 変 骨 の折 れる作 業 です。 AVGStyler は
そのため、古 くなった Windows アイコンすべてを、新 しいアイコンと一 気 に置 き換 えることができるようにしました。
アイコンパッケージの追 加
AVGStyler で、アイコンのウィンドウ左 側 から、 システム要 素 をクリックします。 それから下 のアイコン パッケージ
をクリックしてください。
91
新 しいウィンドウが開 き、使 用 できるアイコン パッケージが一 覧 されます。 ここで、新 しいアイコン パッケージ
をリストに追 加 するか、リストに含 まれているものをインストールすることができます。
追 加 をクリックします。
このようにしてその他 のアイコン パッケージをリストに入 れることができます。 その際 、コンピュータ上 にあるアイ
コン パッケージを使 用 するか、あるいは新 しいパッケージをダウンロードするかを選 べます。 さまざまな趣 向 を
凝 らしたアイコン パッケージがダウンロード用 に用 意 されています。
Web サイトでアイコン パッケージをクリックし、それをAVG Stylerで開 きます。 数 秒 でパッケージがリストに表
示 されます。
新 しいアイコン パッケージを作 成
その他 の方 法 として、お持 ちの現 在 のアイコンの構 成 から独 自 のアイコンパッケージを作 成 し、保 存 したり友 人 と
交 換 することもできます。
リストの上 端 にある新 規 パッケージを作 成 をクリックします。
ウィザードが開 き、次 のステップでアイコン パッケージの作 成 を行 うことができます。
作 成 者 に関 する情 報 :ここでは希 望 に応 じてアイコン パッケージに、ユーザーの名 前 やメール アドレス、そしてホー
ム ページ情 報 などを記 入 することができます。
パッケージ名 と説 明 :ここに気 の利 いたパッケージ名 を指 定 します。 また説 明 フィールドにパッケージに関 する補 足
情 報 を記 入 して保 存 することも可 能 です。
パッケージ サイズの最 適 化 :このステップのオプションを使 うと、アイコン パッケージのサイズが抑 えられるので、メール
でも支 障 なく送 信 できます。
アイコン パッケージを作 成 :アイコンが構 成 され、これらから続 いてアイコン パッケージが作 成 されるよう、場 合 によっ
ては最 適 化 されます。
ウィザードの終 了 :アイコン パッケージ作 成 が正 常 に完 了 したら、アイコン パッケージ一 覧 の 終 了 をクリックすること
で追 加 されます。 フォルダを開 くをクリックすると、AVG Stylerのアイコン パッケージフォルダに移 動 し、アイコン
パッケージを別 の場 所 にコピーしたりメールに添 付 することができます。
10.7.8. ファイル システム
Windows ではそれぞれのドライブ、ファイル、フォルダ、スタートメニュー フォルダ、そしてブックマーク エントリに既 定
のアイコンが割 当 てられています。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズする カテゴリーから、Windows のデザイン
を変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウ左 側 にあるナビゲーションバーで、アイコンのファイルシステムをクリックします。
ドライブおよびフォルダのツリー ビューが開 きます。 ツリー ビューの個 々 の要 素 をクリックして、それぞれのアイ
コンに付 け加 えたい要 素 を選 択 します。
アイデアとヒント:
92
最 初 の節 の下 に、例 えば、ゲーム用 ドライブには特 に奇 抜 で面 白 いアイコン、オフィスのプログラム
用 ドライブにはむしろ地 味 なアイコンを割 り当 てることができます。
フォルダも同 様 に扱 うことができます。内 容 に合 ったアイコンを割 り当 てておけば、ドライブがいっぱ
いになっても内 容 を簡 単 に一 覧 することができます。
スタートメニューのフォルダのアイコンも、内 容 に合 ったものに取 り替 えることができます。
また、Internet Explorer の [お気 に入 り] にも独 自 のアイコンをつけることができます。 これにより、た
いてい長 いリストとなっている [お気 に入 り] をすばやく見 つけることが可 能 になります。
ツリー ビューのさまざまな要 素 をクリックして、クリエイティブなアイコンをにしたい要 素 を選 択 します。
アイコンを取 り替 えるをクリックします。
これに対 しては、[コンピュータ]、[スタートメニュー]、[お気 に入 り]の3つの要 素 は取 り替 えられないのでご注
意 下 さい。
アイコン ライブラリが開 き、そこには選 択 した要 素 の現 在 のアイコンがあります。 たいていは既 に Windows と
一 緒 にインストールされたライブラリです。 コンピュータに独 自 のアイコン ライブラリがある場 合 は、その内 容
を参 照 で見 つけることができます。
アイコンを選 択 します。
OKをクリックすると、変 更 が今 すぐ適 用 されます。
個 々 の変 更 を戻 す
変 更 を元 に戻 すには、リスト内 で要 素 をクリックし、要 素 を Windows のデフォルト値 にリセットをクリックしま
す。
複 数 の変 更 を元 に戻 す
同 時 に複 数 の変 更 を元 に戻 したい場 合 は、場 合 によってはリンク以 前 のセッションからバックアップを復 元 が役
に立 つかもしれません。 AVG Rescue Center が起 動 され、ある時 点 において AVG Styler で行 った変 更 を元 に
戻 すことができます。
10.7.9. アイコンの外観
ここでは、デスクトップ上 のアイコンの表 示 を変 更 することができます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
画 面 の左 側 のAVG Styler
アイコンの下 から、アイコンの外 観 をクリックします。
AVG Styler は、デスクトップ上 にある変 更 可 能 な要 素 のプレビューが表 示 されます。
デスクトップ上 の要 素 のサイズ(Windows XP のみ)、要 素 間 の間 隔 を設 定 し、ショートカットに矢 印 を表 示 するか
どうかを指 定 します。
93
10.7.10. 修復
Windows のアイコンを変 更 し、そこに独 自 の設 定 を行 うのは楽 しいことでしょう。 しかし、希 望 のアイコンが思 ったよ
うな外 観 で表 示 されない、誤 ったアイコンが表 示 されるなどのトラブルも生 じることがあります。 AVG Styler には2
つの修 復 機 能 があります。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観
を変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウ左 側 のAVG Styler で、アイコンの修 復 をクリックします。
アイコンの再 読 み込 みをクリックします。
通 常 は、この機 能 は混 乱 を整 理 し、Windows システムのスタイル変 更 を続 行 できるようにします。 アイコン
を再 読 み込 みしても正 常 に表 示 されない場 合 は、アイコンのキャッシュに深 刻 な問 題 が生 じている可 能 性
があります。
アイコンのキャッシュを修 復 をクリックします。
アイコンのキャッシュとは、Windows により、かつて読 み込 まれたアイコンが将 来 いつでも使 用 できるように収
納 されているファイルです。 このファイルにエラーが紛 れ込 むと、場 合 によってはすべてのアイコンが破 損 して
しまいます。 このエラーは、AVG Stylerを使 用 すればすぐ修 復 することが可 能 です。
ただし、修 復 作 業 では再 起 動 または再 ログインが必 要 になることがあります。
10.7.11. 視覚スタイル
Windows 8 ではこの機 能 が利 用 できないことにご注 意 ください。
ここでは、視 覚 スタイルが変 更 できます。 視 覚 スタイルとは、Windows のウィンドウとボタンの外 観 を定 義 したもの
です。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
AVG Styler でウィンドウの左 側 にあるインターフェイスの視 覚 スタイルをクリックします。
AVG Styler は利 用 できるすべての視 覚 スタイルのリストを表 示 します。 右 側 にはプレビューとその他 の詳
細 を、リスト上 で選 択 された形 で見 ることができます。
新 しい視 覚 スタイルはひとまずリストに追 加 し、その後 最 終 的 に適 用 します。 これを実 行 するには次 のオプション
があります:
AVGOnline から視 覚 スタイルをダウンロードする
左 上 の 視 覚 スタイルにある 追 加 をクリックします。
AVG Online から視 覚 スタイルをダウンロードを選 択 します。
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これにより、多 くの視 覚 スタイルが選 べるウェブサイトにアクセスし、ここから無 料 でいつでもダウンロードできま
す。
特 に気 に入 った視 覚 スタイルを選 び、クリックしてください。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
視 覚 スタイルをファイルから追 加 する
左 上 の 視 覚 スタイルにある 追 加 をクリックします。
ファイルから視 覚 スタイルを読 み込 むを選 択 します。
Explorer が開 き、コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 に保 存 されている視 覚 スタイルを選 択 することができま
す。 標 準 的 なファイル形 式 はほとんどAVGStylerで認 識 され、サポートされています:
種類
ファイルの拡 張 子
説明
AVG視 覚 スタイル
.TVS
AVG Styler の個 別 フォーマット
Microsoft Visual Styles
.MSSTYLES
この Microsoft フォーマットには、たいてい同 じフォルダ レベ
ルやサブフォルダ内 にあるその他 のファイルが含 まれていま
す。
圧 縮 されたアーカイブ
.RAR, .ZIP
アーカイブ ファイルではリストされているファイルの種 類 のす
べてが検 査 され、場 合 によっては自 動 的 に解 凍 されま
す。
自 己 解 凍 型 アーカイブ
.EXE
このファイルは、ファイルの種 類 の特 徴 に従 って圧 縮 アーカ
イブが扱 われる、RAR か ZIP フォーマットで保 存 されてい
るアーカイブの検 査 がおこなわれます。
新 しい視 覚 スタイルを選 択 し、名 前 を付 けます。ファイルはその名 前 でAVG Stylerリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 した視 覚 スタイルがリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しい視 覚 スタイルが気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows 既 定 の画 面 に戻 すことが可 能
です。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
既 定 値 の視 覚 スタイルはそれに基 づいて自 動 的 にリストから選 択 され、プレビューもそれに応 じて変 更 され
ます。
適 用 するをクリックしてください。
視 覚 スタイルをプレビューするにはリストから選 択 します。
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適 用 するをクリックしてください。
AVG Styler によって、新 しい視 覚 スタイルの適 用 処 理 が行 われる間 、一 時 的 に画 面 が暗 くなります。 ほんの短
時 間 、画 面 が暗 くなった後 、Windows システムが装 い新 たに表 示 されます。
視 覚 スタイルの削 除
視 覚 スタイルを完 全 にコンピュータから削 除 したい場 合 は、それを選 択 して削 除 をクリックしてください。
10.8. Windows の設定を変更する
ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、Windows の Modify Windows settings を選 択 し、AVG System
Control を起 動 します。
AVG System Control ウィンドウの左 側 に、設 定 オプションを含 むさまざまなカテゴリが表 示 されます。
各 カテゴリはサブカテゴリに分 かれています。 サブカテゴリをクリックすると、右 側 に設 定 オプションを含 んだタブが表
示 されます。
そこには、すべての設 定 オプションについての詳 しい情 報 が、カテゴリ別 にウィンドウの左 側 に表 示 されています。
ディスプレイ
ここでは Windows の視 覚 効 果 の詳 細 設 定 およびファイルの種 類 の扱 いに関 する設 定 、またフォルダ ウィンドウと
エクスプローラの外 観 と動 作 の設 定 が実 行 できます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:ディスプレイ
操作
マウスとキーボードの設 定 、スタートメニューの要 素 やサブメニューを開 く速 度 、タスク バーの外 観 と動 作 の設 定 を
行 うことができます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:操 作
通信
このカテゴリでは、ネットワーク上 の Windows の動 作 を設 定 でき、Internet Explorer や Outlook Express、Office
Outlook などをニーズに合 わせてカスタマイズ、Web上 のサーフィンをスピードアップ、プライバシーを保 護 、そして特
定 のプログラムが自 動 的 にユーザーの検 索 習 慣 を自 動 的 に送 信 するのを阻 止 することなどができます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:通 信
管理
AVG System Control のこのカテゴリを使 用 すると、システム内 の多 数 の設 定 を管 理 できます。 例 えば起 動 プロ
セスやユーザー ログオンをカスタマイズし、CD の自 動 再 生 やシステム パス、ユーザー情 報 を設 定 し、またコマンド
プロンプトのデフォルト設 定 もカスタマイズすることができます。
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ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:管 理
ウィザード
ここに[設 定 をコピーする]のウィザードがあります。 このウィザードは、ユーザーの設 定 を他 のユーザー アカウントや
Windows のログオン画 面 にコピーします。 ウィザード
10.8.1. ディスプレイ
アニメーションと効 果
効果
ここでは Windows インターフェースの表 示 と操 作 方 法 に関 連 した設 定 を変 更 できます。
設 定 のセクションでは、多 数 のオプションが一 覧 になっており、これらをチェックボックスで有 効 あるいは無 効
にすることができます。
それぞれのオプションの詳 細 を見 るには、オプションをマウスで選 択 します。 [説 明 ] の項 目 では、数 行 の説
明 文 が表 示 されます。
不 要 な効 果 をオフにすると、システムの性 能 によっては処 理 速 度 が高 まることがあります。 Windows で優 れ
た視 覚 的 表 示 を行 うすべてのオプション選 択 するには、[デザインを優 先 ] をクリックします。 パフォーマンス
を重 視 する場 合 は、[パフォーマンスを優 先 ] をクリックします。 [デフォルト設 定 ] を選 択 すると、Windows
のデフォルト設 定 に戻 すことができます。
アニメーション
[ウィンドウおよびメッセージのアニメーション] の項 目 では、ウィンドウまたは Quickinfo をアニメーションで
表 示 するかどうか指 定 します。 ここでは、ウィンドウを最 大 化 や最 小 化 するときにアニメーションをオンにする
ことができます。
[Quickinfo にアニメーションを使 用 する] がオンの場 合 、選 択 肢 のリストで希 望 する効 果 を選 択 できま
す。
[要 素 のアニメーション] の項 目 では、どの表 示 要 素 とコントロール要 素 の場 合 にスクロール動 作 と開 く動
作 をアニメーションにするかを指 定 できます。 リストビューと&ツリービュー、リストボックスおよびドロップダ
ウンリストの3つのオプションを切 り替 えられます。
一 目 を引 く効 果 を生 むにすぎないオプションをすべてオフにするには、[パフォーマンスを優 先 ] をクリックしま
す。 [デフォルト設 定 ] を選 択 すると、Windows のデフォルト設 定 に戻 すことができます。
メニュー外 観
[アニメーション] の項 目 では、メニューを表 示 した後 でメニュー項 目 を非 表 示 にするかどうかを指 定 できま
す。 また、一 覧 の中 から表 示 効 果 を選 択 できます。
効 果 のセクションでは、Windows のフラット 2D メニューを使 用 するか、開 かれたメニューの下 側 に 3D のド
ロップシャドーを表 示 するかどうかを選 択 できます。
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フォント スムージング
ここでは、コンピュータの画 面 で文 字 を読 みやすくするために、好 みのフォント スムージングを選 択 できます。
特 に注 目 のスムージングの種 類 は、[ClearType] です。これは、フラット画 面 モニタ (TFT、LCD)に最 適
で、いわゆる「サブピクセル」を利 用 して小 さな文 字 でも効 果 的 にスムージングします。 ClearType スムージ
ングをディスプレイに合 わせて最 適 に設 定 するには、ClearType を選 択 し、ClearType の設 定 をクリックし
ます。
ファイルの種 類
メニュー操 作
ドライブおよびフォルダのセクションでは、そのコンテキストメニューを設 定 します。
["Open Command Prompt Here" を表 示 する] の項 目 では、任 意 の場 所 でコマンド プロンプトを開 くこと
ができます。 コマンド プロンプトでは、DOS コマンドが実 行 できます。
[ファイルとフォルダ] のl
項 目 では、ファイルとフォルダのコンテキスト メニューに表 示 するコマンドを指 定 できま
す。 ここでは、次 の場 所 に送 る: フォルダに移 動 フォルダにコピー 暗 号 化 /
復 号 の 4つのコマンドを
表 示 できます。 すでに有 効 なコマンドは、チェック ボックスがオンになっています。
デフォルト設 定 で、Windows の設 定 をデフォルトに戻 すことができます。
メニュー「"
新規作成"
」
ここではデスクトップ、エクスプローラ、および [保 存 ] ダイアログでコンテキスト メニューの [新 規 作 成 ] サブメ
ニューに表 示 するファイルの種 類 を選 択 できます。 チェックボックスを使 用 して、どのファイルの種 類 を表 示
するかを設 定 できます。
[削 除 ] を選 択 すると、選 択 した項 目 が一 覧 から完 全 に削 除 されます。 他 のファイルの種 類 をリストに追
加 するには、[追 加 .
.
.
] を選 択 します。
[オプション] の項 目 では、デスクトップおよびフォルダ ウィンドウの空 白 部 分 で表 示 できるコンテキスト メニュ
ーに [新 規 作 成 ] メニューを表 示 するかどうか指 定 できます。
ファイルを開 く
ここでは、不 明 な拡 張 子 を持 つファイルを開 く際 の Windows の動 作 を選 択 できます。 [デフォルト アプリ
ケーション] の項 目 では、[プログラムから開 く] ダイアログを表 示 するか、または特 定 のプログラム (メモ帳 な
ど)でファイルを自 動 的 に開 くかを指 定 できます。 特 定 のプログラムで開 く場 合 は、希 望 するプログラムの
実 行 可 能 ファイル名 (notepad.exe など)をボックスに入 力 します。 また、変 更 でプログラムを選 択 すること
もできます。
アドバンス
ここでは、新 しく作 成 したショートカットを自 動 的 にショートカットとしてマークするかどうかを指 定 できます。
Windows XP では、ショートカットには既 定 により「"
へのショートカット"
」というテキストが付 き、Windows
Vista と7では、「"
∼ のショートカット"
」という既 定 のテキストがショートカットの名 前 の後 に付 きます。
また、Windows XP ではWindows 画 像 と FAX ビューアのセクションもあり、画 像 や FAX ファイルをダブルク
リックしたときに、Windows 画 像 とFAX ビューアに自 動 的 にロードするかどうか選 択 できます。
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フォルダ オプション
表示
ここでは、フォルダ ウィンドウとその中 の要 素 をどのように表 示 するかを指 定 します。
ウィンドウのセクションでは以 下 の項 目 を指 定 します。
Windows XP フォルダ ウィンドウに常 にディレクトリのツリー ビューを表 示 するかどうか、最 後 に開
いたフォルダ ウィンドウをログオン時 に復 元 するかどうか、圧 縮 された ZIP アーカイブをフォルダとして
表 示 するかどうか、詳 細 バーを表 示 するかどうかを指 定 します。
Windows 7)フォルダ ウィンドウに常 にメニュー バーを表 示 するかどうか、圧 縮 された ZIP アーカイ
ブをフォルダとして表 示 するかどうか、詳 細 バーを表 示 するかどうかを指 定 します。
Windows Vista - Windows 7 と同 じオプションに加 えて)最 後 に開 いたフォルダ ウィンドウをログオ
ン時 に復 元 するかどうかを指 定 します。
表 示 設 定 Windows XP のみで使 用 可 能 )スライド調 節 により、保 存 するフォルダ ビューの数 を設 定 でき
ます。
リスト
ここでは、フォルダ ウィンドウでの追 加 情 報 の表 示 をカスタマイズできます。
詳 細 情 報 のポップアップのセクションでは、フォルダ ウィンドウのファイルやフォルダの上 にマウス ポインタを置
いた際 に、詳 細 情 報 を示 すバルーンを自 動 的 に表 示 するかどうかを指 定 できます。
アイコンの整 理 セクションでは、フォルダ内 のファイルをアルファベット順 だけで並 べ替 えるか、数 値 順 とアル
ファベット順 に並 べ替 えるかを指 定 します。
[暗 号 化 ・圧 縮 されたファイル] の項 目 では、暗 号 化 されたファイルと圧 縮 されたファイルが特 定 の色 で表
示 されるように設 定 できます。 デフォルトでは、圧 縮 されたファイルは青 、暗 号 化 されたファイルは緑 色 で表
示 されます。
Windows XP とWindows Vista では、編 集 ボタンを使 用 し、必 要 に応 じて色 の割 当 を設 定 できます。
サムネイル(Windows XP のみ)
Windows では、フォルダ内 にサムネイル画 像 を表 示 できます。これは写 真 のコレクションなどの場 合 に適 し
ています。 ここでは、これらのプレビュー画 像 のサイズと画 質 を指 定 します。 標 準 のサイズは 96ピクセルで
す。 これとは異 なる任 意 の値 を入 力 することも可 能 です。 画 質 は、スライダーを使 用 して指 定 します。
画 質 が高 いほど、サムネイルは多 くのメモリ領 域 を占 めます。 [キャッシュ] の項 目 では、サムネイルを
THUMBS.DB というファイルに一 時 的 に保 存 するどうか指 定 します。 これらのファイルも同 様 にフォルダに置
かれ、その後 サムネイルを特 に迅 速 に読 み込 むのに役 立 ちます。
選択
ここでは、フォルダ ウィンドウで使 用 する選 択 範 囲 の色 を設 定 できます。 複 数 のファイルを同 時 に選 択 した
場 合 、選 択 範 囲 はマウス ボタンで連 続 してクリックしたのと同 じ状 態 で表 示 されます。
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また、Windows Vista とWindows 7 では、要 素 を選 択 するためのチェック ボックスを表 示 して、Ctrl キーや
Shift キーを使 わなくても、マウスで選 択 して複 数 のファイルおよびフォルダを選 択 できるようにするかどうかも
指 定 できます。
アドバンス
ここではデスクトップとコンピュータ(または Windows XP ではマイコンピュータ)にどの要 素 を表 示 するかを
指 定 します。 簡 単 にドライブ自 体 を非 表 示 にしたり、Windows エクスプローラや Internet Explorer、[ファイ
ル名 を指 定 して実 行 ] ダイアログにあるアドレスバーの動 作 を設 定 したりできます。
10.8.2. 操作
入 力 オプション
マウス機 能
[マウス ボタンをスワップ] の項 目 では、マウスの右 ボタンと左 ボタンを切 り替 えることができます。 切 り替 える
と、右 ボタンがクリック用 になり、左 ボタンでコンテキスト メニューが開 きます。
現 在 ではホイール付 きのマウスが多 くなっています。 Microsoft IntelliMouse や類 似 モデルのマウスに合 わせ
て、[スクロール ホイール] の項 目 でホイールを使 用 した操 作 を指 定 できます。 標 準 の設 定 は 3行 単 位
のスクロールです。 スクロールする行 数 や画 面 数 を変 更 したり、スクロールをオフにしたりできます。
ポインタを自 動 設 定 のセクションでは、ダイアログ ボックスが開 いたときに、強 調 されたボタンをすぐ押 せるよ
うにマウスポイントがそこへ移 動 するよう設 定 できます。
マウスの感 度
ダブルクリックとドラッグのセクションでは、ダブルクリックの際 にどのくらいマウスを動 かせるか、どのくらいまで
マウスを動 かすとオブジェクトのドラッグを開 始 できるかを指 定 できます。 値 の単 位 はピクセルです。
ヒント:テスト アイコンを使 って新 しい設 定 を試 してみましょう。
[ホバリング効 果 ] の項 目 では、ホバリング効 果 を表 示 するのに必 要 なマウス ポインタの滞 留 時 間 と移 動
の許 容 範 囲 を変 更 できます。 この効 果 は、マウス ポインタが特 定 の時 間 アイテムの上 に置 かれたときに起
動 します。
ヒント:この設 定 もテスト アイコンで試 すことができます。 このアイコンはマウス ポインタがその上 で止 まると点
灯 します。
アクティブ ウィンドウ トラッキング
これはあまり知 られていない Windows の機 能 ですが、 ウィンドウでの操 作 を一 変 させる可 能 性 があります:
アクティブ ウィンドウ トラッキング。
この機 能 をオンにすると、アクティブではないウィンドウの上 にマウス ポインタを動 かすだけでそのウィンドウがア
クティブになり、そのプログラムで作 業 できる状 態 になります。 つまり、ウィンドウをアクティブにするためのクリッ
ク操 作 が不 要 になります。
前 景 のセクションにあるこのオプションをオンにすると、すぐにアクティブなウィンドウが手 前 に表 示 されるように
なります。
100
キーボード
[カーソルの点 滅 ] の項 目 では、データを入 力 する場 所 (テキスト編 集 プログラム内 など)でカーソルの点 滅
の仕 方 を設 定 できます。
ヒント:現 在 の設 定 の右 側 に表 示 される小 さなプレビューで、変 更 を確 認 できます。
点 滅 の頻 度 を指 定 するには、スライダーを使 用 します。 必 要 に応 じて、カーソルの幅 も、任 意 の値 をピク
セル単 位 で入 力 して設 定 できます。
最 近 のキーボードは、Windows のロゴが付 いた特 別 な Windows キーを備 えています。 Windows キーを
使 うと、Windows の スタートメニューを開 くだけでなく、他 のキーとの組 み合 わせにより特 殊 機 能 が実 行 で
きます。たとえば、Windows + M キーですべてのウィンドウを最 大 化 したり、Windows + E キーでマイ コン
ピュータ(Windows Vista 以 降 ではコンピュータ)を表 示 したりできます。
これらのショートカット キーが必 要 でないか、あるいはキーの配 列 のために時 々 間 違 って押 してしまう場 合
は、このオプションをオフにします。
スタート メニュー(Windows 8 では利 用 できません)
一般
[メニューの速 度 ] の項 目 では、マウス ポインタをメニュー項 目 に重 ねると同 時 にサブメニューが自 動 的 に開
くようにするか、またはクリック操 作 も必 要 とするかを指 定 します。 さまざまなオペレーティング システムの間 に
は大 きな差 があるので、ここで明 確 に立 ち入 っておきます。
Windows XP:
マウス ポインタを重 ねたときにメニューを「表 示 する」ことを選 択 した場 合 は、メニュー項 目 にポインタを重 ね
てからメニューが開 くまでの時 間 を設 定 できます。
[ユーザー] の項 目 では、スタート メニューの上 部 にユーザー名 を表 示 するかどうかを指 定 できます。 [シャッ
トダウン] ボタンに加 えて、ユーザーを切 り替 えるための [ログオフ] ボタンを表 示 または削 除 することもできま
す。
Windows 7:
[セッションの終 了 ] の項 目 では、セッションを終 了 するボタンをクリックしたときに実 行 されるアクションを指
定 できます。 デフォルトでは、コンピュータがシャットダウンされます。
休 止 状 態 と電 力 節 約 モードでは、開 いているすべての文 書 とプログラムを含 めて、現 在 の状 態 が維 持 さ
れるため、再 びコンピュータのスイッチを入 れた後 で、中 断 したところから作 業 を続 けることができます。 電 力
節 約 モードでは少 量 の電 力 が必 要 なのに対 し、休 止 状 態 ではコンピュータに電 力 はまったく供 給 されませ
ん。 しかし、休 止 状 態 の切 替 にははるかに長 い時 間 がかかります。
あるいは、コンピュータの再 起 動 、コンピュータのロック、現 在 のユーザーのログオフ、またはユーザーの切 り替
えの機 能 をこのボタンに割 り当 てることもできます。 ユーザーの希 望 に基 づいて決 定 してください。
アップデートをインストールする準 備 が整 ったときは、このボタンには一 時 的 に コンピュータをシャットダウン
する機 能 が割 り当 てられます(アップデートがインストールされるまで)。 これは、重 要 なプログラムの更 新 作
業 が忘 れられないようにする措 置 です。
101
Windows Vista:
[電 源 オフ ボタン] の項 目 では、電 源 オフのボタンをクリックしたときに実 行 されるアクションを設 定 できます。
デフォルトでは、コンピュータは電 力 節 約 モードに切 り替 わります。
それよりもコンピュータをすばやくシャットダウンしたい (または Windows Vista でこの機 能 がもともと用 意 され
ていない)場 合 は、コンピュータをシャットダウンするに設 定 してください。 この選 択 を行 うと、サブメニュー
を開 いて [シャットダウン] を選 択 する手 間 が省 けます。 3つ目 の選 択 肢 は、PC を休 止 状 態 にすることで
す。
休 止 状 態 と電 力 節 約 モードでは、開 いているすべての文 書 とプログラムを含 めて、現 在 の状 態 が維 持 さ
れるため、再 びコンピュータのスイッチを入 れた後 で、中 断 したところから作 業 を続 けることができます。 電 力
節 約 モードでは少 量 の電 力 が必 要 なのに対 し、休 止 状 態 ではコンピュータに電 力 はまったく供 給 されませ
ん。 しかし、休 止 状 態 の切 替 にははるかに長 い時 間 がかかります。
最 近 使 用 された
デフォルト設 定 ボタンを使 うと、Windows のデフォルト設 定 に復 元 できます。
Windows XP:
[前 回 使 用 したファイル] の項 目 では、スタート メニューの [ドキュメント] の項 目 に最 近 使 用 したファイル
を表 示 するかどうか設 定 できます。 また、表 示 する文 書 の数 も指 定 できます。 また、ログオフ時 にリストが
自 動 的 に空 になるようにも設 定 できます。
Windows Vista とWindows 7:
[前 回 使 用 したファイル] の項 目 では、スタート メニューの [最 近 使 用 した] の項 目 に最 近 使 用 したファイ
ルを表 示 するかどうか設 定 できます。 また、 リストの内 容 を削 除 することもできます。
[最 近 使 用 したプログラム] の項 目 では、スタート メニューに最 近 使 用 したプログラムを表 示 するかどうかを
指 定 できます。 Windows Vista では、[設 定 ] ボタンを使 用 して、スタート メニューに表 示 するプログラムを
指 定 することもできます。 既 定 では、最 近 使 ったプログラムがすべて表 示 されます。
ショートカット
ショートカットの移 動 および編 集 のセクションでは、ショートカットの移 動 を可 能 にするかどうかが設 定 でき
ます。
ここからAVG Shortcut Cleaner を起 動 することもできます。
アドバンスト Windows XP のみ)
ここでは、 AVG Styler モジュールを新 しいウィンドウで起 動 し、Windows の外 観 をカスタマイズできます
(フォルダとメニュー項 目 のアイコンを変 更 するなど)。
タスクバー
ボタンの点 滅
テキストなどのコンテンツの入 力 中 は、他 のウィンドウをアクティブにすることはできません。 タスクバーにあるア
イコンが点 滅 し、他 のソフトウェアがユーザーの操 作 を求 めていることを示 します。 この点 滅 機 能 をオンにし
102
ておく場 合 は、[タスクバー ボタンの点 滅 を有 効 にする] オプションをオンにする必 要 があります。
[点 滅 速 度 ] の項 目 では、タスクバーにあるボタンの点 滅 頻 度 を指 定 できます。 選 択 できるオプションは 2
つあります:1つ目 のオプションでは、タスクバーにあるウィンドウのボタンを、再 度 クリックされるまで点 滅 させ
ておくことができます。 2つ目 は、ユーザーが設 定 した回 数 に点 滅 回 数 を限 定 します。 ここでの基 準 値 は
7 に設 定 されています。
全 般 のセクションでは、最 後 にキーを押 してからその他 のプログラムのウィンドウを再 びアクティブにするまでの
時 間 を設 定 できます。
ボタン表 示
ここでは、タスクバーのボタンを使 用 してウィンドウを表 示 するか、そしてその場 合 はどのように表 示 するのか
を指 定 することができます。
[表 示 ] の項 目 では、ボタンの最 大 幅 をピクセル単 位 で指 定 します。 デフォルト値 は 154ピクセルです。 [ア
ニメーションでボタンを表 示 する] オプションをオフにすると、新 しいウィンドウを開 く際 に対 応 するタスクバー
ボタンがアニメーション表 示 されなくなります。 これにより、捕 捉 的 なシステム パフォーマンスがその他 のタスク
へと回 されます。
[グループ化 ] の項 目 では、1つのプログラムで複 数 のウィンドウを開 いたときにそれを 1つのボタンでタスクバ
ーに表 示 するかどうか、およびどのような場 合 にこの表 示 を行 うかを指 定 できます。
Windows の最 小 化
プログラムのウィンドウを最 小 化 すると、そのタイトル バーだけが自 動 的 に画 面 下 部 に表 示 されることがあり
ます。
[位 置 と配 置 ] の項 目 では、これらのバーの正 確 な位 置 を設 定 します。 デフォルトの設 定 は左 下 で、複
数 のバーが左 右 に並 んで表 示 されます。
間 隔 のセクションでは、各 バーの間 隔 をピクセルにて指 定 することができます。
アドバンス
通 知 は、重 要 なイベントについてユーザーに知 らせるため、または使 用 されていないショートカットをデスク
トップから削 除 することなど、さまざまなタスクの実 行 をユーザーに求 めるために、タスクバー(時 計 の横 )にし
ばしば表 示 されます。 ここでは、バルーンに関 するオプションを設 定 できます。
10.8.3. 通信
ネットワーク
マイ ネットワーク
ここでは、共 通 の表 示 にかかわるいくつかの設 定 を、ネットワーク環 境 にカスタマイズすることができます。 た
とえば、共 有 設 定 を行 っていないのに、コンピュータが他 のコンピュータのマイ ネットワークに表 示 されたり、
(パスワードを使 用 して)コンピュータの全 ドライブにアクセスされたりする事 態 を防 ぐことができます。
アドバンス
セクションユニバーサル プラグ&プレイ では、ネットワーク デバイスを自 動 認 識 する Windows のサービスを
オフにすることができます。 この自 動 検 出 はセキュリティ上 潜 在 的 なリスクがあり、必 要 としなければ無 効 に
103
したほうがよいでしょう。
Quality of Service QoS サービスのセクションでは、Windows が必 要 に応 じてインターネット接 続 帯 域
の一 部 を重 要 なパッケージのために確 保 するのを阻 止 することができます。 常 に帯 域 を確 保 したい場 合
は、オプションの帯 域 を確 保 するを無 効 にしてください。
パスワード Windows XP のみ)
パスワードを保 存 するということは、インターネットまたは保 護 されている共 有 場 所 にアクセスする度 にパスワ
ードの入 力 が必 要 なくなります。ただし、ハッカーがアクセスしこれらのパスワードを悪 用 するおそれがありま
す。 ここでは、それゆえ自 動 保 存 を阻 止 することができます。
インターネット時 間
ここでは、コンピュータ時 刻 がインターネットを通 じて時 々 電 波 時 計 と同 期 され、いつも実 際 の時 刻 を表 示
できるようにします。 次 のオプションを先 にオンにしてください:インターネット タイム サーバーと自 動 同 期
する
利 用 できるタイム サーバーのセクションでは、広 く知 られている標 準 的 タイム サーバーがいくつか挙 げてあ
ります。 他 のインターネット アドレスがわかっていれば、それらを追 加 をクリックして追 加 できます。
インターネット
ここでは、ユーザーのログアウト時 における、既 存 のダイヤルアップ ネットワーク接 続 動 作 の設 定 とともに、
Windows のファイア ウォールを無 効 にできます。
Windows XP では、インターネット接 続 のさまざまな詳 細 オプションを設 定 するために、設 定 ボタンをクリック
することもできます。
Internet Explorer
Explorer バー
ここでは Internet Explorer においてバーがどのような動 作 をするかを設 定 することができます。 常 に
Google? の検 索 バーで検 索 し、アドレスバーにオートコンプリートを指 定 することができます。
表示
セクションタイトルバーでは、Internet Explorer のタイトルバーにどのテキストが表 示 されるかを入 力 します。
お気 に入 り
ここではお気 に入 りのフォルダとその内 容 を表 示 または非 表 示 にでき、不 必 要 なフォルダを隠 すことができま
す。 ここではお気 に入 りフォルダの内 容 は表 示 されず、在 るフォルダだけがリストされることにご注 意 下 さい。
さらに、フォルダは名 前 別 に並 べることができます。
メニュー
ここでは、Internet Explorer のメニューバーをカスタマイズし、設 定 ボタンによって、すべての Web サイトでマ
ウスの右 クリックで利 用 できるコンテキスト メニューに多 くの有 益 なコマンドを追 加 できます。
ソース コードを表 示 のセクションでは、ソース コードを表 示 を選 択 した場 合 に Web サイトを Internet
104
Explorer で開 くか、あるいは例 えば Windows の エディタ (notepad.exe)のような他 のプログラムで開 くかの
設 定 ができます。
ナビゲーション
Web サイトの動 作 のセクションでは、リンクから呼 び出 した場 合 の Internet Explorer の動 作 を設 定 するこ
とができます。 これにより、ポップアップやその他 のプログラムで開 かれたリンクを、現 在 のウィンドウ内 の新 し
いタブで開 くことができます。
セクションスタートページでは、Internet Explorer を起 動 した時 、自 動 的 にどのWeb サイトが表 示 されるか
を指 定 できます。 その際 、複 数 のサイトを選 ぶこともできます。 上 へ と下 へ のボタンでページの順 を変 える
ことができます。
セキュリティ
ここでは、Internet Explorer のセキュリティ関 連 の設 定 を取 り上 げます。
ユーザー エージェント文 字 列 のセクションでは、Internet Explorer がユーザーの訪 れた Web サイト をどの
ように識 別 するかを指 定 することができます。
ダウンロードの確 認 では、特 定 のファイルタイプについてInternet Explorer がダウンロードを許 可 するかどう
か指 定 できます。 それらのファイルがダウンロードされる前 に確 認 するようにするには、ファイルのダウンロー
ド前 に常 に確 認 を選 択 します。
パフォーマンス
ここでは、インターネット接 続 の帯 域 幅 に最 適 なプロファイルを設 定 します。 最 大 接 続 数 のセクションで
は、どれだけの数 のサーバー接 続 を確 立 できるか指 定 できます。
Mozilla Firefox
一般
ここでは、インターネット ブラウザの Mozilla Firefox 用 に次 の一 般 設 定 が可 能 です。
テキスト アニメーションのセクションでは、絶 えず点 滅 したり、Web サイトの流 れ文 字 バナーのような煩 わ
しいテキスト効 果 をオフにすることができます。 オプションの点 滅 テキストを無 効 にするとスクロール テキス
ト (流 れ文 字 )を無 効 にするをオンにすることで、煩 わしい効 果 を無 効 にすることができます。
エラー メッセージのセクションでは、Web サーバーへの接 続 時 に生 じたエラーについてのメッセージを、ウィン
ドウ(ダイアログ)として表 示 するか、それとも Web サイトのページとしてブラウザ ウィンドウに表 示 するかを設
定 することができます。
サイドバーの位 置 のセクションでは、サイドバーがブラウザのウインドウの右 か左 かのどちらに表 示 されるべき
かを設 定 できます。 既 定 の設 定 では、ブックマーク、履 歴 、ブラウザのダウンロードがサイドバーに表 示 され
ています。
操作
ここでは、Mozilla Firefox の操 作 について設 定 することができます。
アドレスバーのセクションでは、アドレスがアドレス バーに自 動 的 にコンプリートされるように設 定 できます。
105
つまり、アドレス欄 に最 初 の2,
3文 字 を入 れただけで (このサイトを既 に一 度 閲 覧 していることが条 件 です
が)、インターネット アドレスが自 動 的 に完 成 されます。
Mozilla Firefox 2 以 降 でも同 様 に、ここでアドレスバーの横 に アドレスをロードするのボタンを表 示 するか
どうかを設 定 できます。
サブメニューの展 開 のセクションでは、マウス ポイントが上 を通 過 したとき、サブメニューが自 動 的 に展 開 す
るまでにどれだけかかるかを指 定 できます。
Windows
ここでは、Mozilla Firefox でポップアップ ウィンドウとリンクがどのように表 示 され、このポップアップ ウィンドウの
表 示 にどの程 度 Web サイトへの影 響 を許 すか設 定 できます。
リンクから開 くのセクションでは、リンクをクリックした時 内 容 を、現 在 のウインドウ、あるいは新 しいウインドウ
で表 示 するか決 めることができます。
Javascriptのセクションでは、許 可 されたウィンドウ操 作 で、ポップアップ ウインドウが Web サイトに現 れる
のを許 す変 更 を制 限 できます。 Web サイトの中 には、ポップアップ ウィンドウのナビゲーションバーを隠 し、
メッセージ ウィンドウに見 せかけようとするものもあります。 ここではそれを禁 止 することができます。
タブ (Mozilla Firefox 2 以 降 のバージョン)
ここでは、Mozilla Firefox でタブの動 作 の設 定 をすることができます。
"閉 じる"
ボタンのセクションでは、タブを閉 じるボタンをどこに表 示 するかを設 定 できます。 選 択 は 4つの
異 なる位 置 から可 能 です。
最 小 幅 のセクションでは、Mozilla Firefox 2 以 降 、タブの最 小 幅 を定 めることができます。 複 数 のタブが開
かれている場 合 、各 タブの幅 はここで設 定 された最 小 幅 まで自 動 的 に縮 小 されます。 さらに複 数 のタブが
開 かれると、現 在 表 示 されていないタブへとスクロールできるように、右 側 にスクロールバーが表 示 されま
す。
アクティブ タブの色 のセクションでは、色 で強 調 するのオプションで、現 在 ブラウザでアクティブなタブをどの
色 で強 調 するかを定 めることができます。 変 更 ボタンをクリックし、アクティブなタブの端 上 下 を強 調 する独
自 の色 を選 択 してください。
パフォーマンス
ここでは、Mozilla Firefox のパイプライン機 能 を有 効 にできます。 このパイプラインとは、ブラウザが接 続 を介
して Web サーバーに複 数 のダウンロード照 会 を一 度 に送 信 するという、実 験 的 な機 能 です。 ただ、残 念
なことにすべての Web サーバーからはサポートされていません。
Opera
タイトルバー
ここでは、Opera のタイトルとロゴの表 示 の設 定 ができます。
ウィンドウ タイトルのセクションでは、タイトルフィールドで Opera ブラウザのタイトルバーに表 示 されるテキス
トを指 定 します。 適 用 または OKをクリックする際 に入 力 フィールドが空 白 のままだと、既 定 のエントリ
Operaが自 動 的 に設 定 されます。
106
Opera アイコン セクションでは、Opera を示 す赤 い "
O" の代 わりにハード ディスクにある別 のアイコンを選
択 できます。 このアイコンは、Windows のタスクバーとOpera のアプリケーション ウィンドウに表 示 されます。
選 択 したアイコン ファイルが有 効 な場 合 、アイコンは直 ちに表 示 されます。 無 効 なファイルを選 択 すると、
Opera の既 定 のアイコンが使 用 されます。
操作
ここでは、Opera を操 作 するための設 定 ができます。
Web アドレスのオートコンプリートのセクションでは、アドレスがアドレスバーに自 動 的 にコンプリートされる
ように設 定 できます。つまり、アドレス欄 に最 初 の2、3文 字 を入 れただけで (このサイトを既 に一 度 閲 覧 し
ていることが条 件 ですが)、インターネット アドレスが自 動 的 に完 成 されます。 たとえば、1つの語 のみが入
力 されると、語 の末 尾 に "
.
net" や "
.
com" などの上 位 レベル ドメインが付 加 され、語 の先 頭 に "
www."が表
示 されます。 この機 能 を無 効 にすると、Opera の動 作 が少 し速 くなります。
ソース コードを表 示 のセクションでは、Web サイトのコンテキスト メニューから ソース コードを表 示 を選 択
した場 合 に、Opera の内 部 エディタ、または Windows のエディタ (Notepad.exe)など別 のプログラムを使 う
べきかを設 定 できます。
パフォーマンス
ここでは、Opera 9 以 降 、標 準 として自 動 モードに設 定 されているクイック ナビゲーションを、再 びオンにする
ことができます。
自 動 モードを選 べば、ブラウザ履 歴 をナビゲーション時 に、"
進 む"
/"
戻 る"
のナビゲーションでページをキャッ
シュから読 み込 むか、あるいはWeb ページをその都 度 新 たにダウンロードすべきかをブラウザに通 知 する、
Web サーバーの設 定 が考 慮 されるよう設 定 できます。 後 者 は、例 えば多 くのショップ サイトの正 常 な機 能
に必 要 です。 しかし、必 要 のない場 合 でもウェブサーバーからページを再 度 ダウンロードすることをサーバー
が求 めることがあります。
互 換 モードを選 べば、ブラウザ履 歴 をナビゲーションする際 に、サーバーのデフォルトに関 わらず、サイトをブ
ラウザのキャッシュからではなく、常 にWeb サイトから新 たにダウンロードするように設 定 できます。 通 常 、こ
の設 定 は不 要 であり、高 速 サーフィンのためには推 奨 できません。
クイックモードを選 べば、すでにコンピュータに存 在 するWeb サイトをいつもキャッシュから読 み込 むように設
定 することができます。 この方 法 には、進 む/
戻 るナビゲーションの速 度 が急 にまた非 常 に速 くなるだけでな
く、インターネット接 続 を介 してロードする必 要 があるデータ量 が少 なくて済 むという利 点 もあります。 また、
通 常 は、ブラウザ履 歴 をナビゲーション時 のフォーム フィールドへの入 力 が維 持 されます。 けれども有 効 な
サイト コンテンツで Web サイトが正 しく機 能 するためには、Web サイトを定 期 的 に手 動 で新 たに読 み込 む
必 要 があります (例 えば、F5 キーで)。
検索
Opera が一 般 にそしてクイック選 択 においてどの検 索 エンジンを使 うべきか、またクイック選 択 はどのように表
示 されるべきかを設 定 することができます。
既 定 の検 索 エンジンのセクションでは、Opera がどの検 索 エンジンを使 うかを設 定 できます。 既 定 の検 索
エンジンは、検 索 フィールド、アドレスバー、選 択 されたテキストのコンテキスト メニューの [検 索 ]、およびアド
レスバーへの複 数 語 の入 力 において、自 動 的 に選 択 されます。
クイック選 択 の既 定 検 索 エンジンのセクションでは、クイック選 択 サイト(スピードダイヤル)の新 しい空 白
のタブに既 定 で表 示 される検 索 エンジンを変 更 することができます。
107
メールおよびチャット
Outlook Express Windows XP のみ)
ここではアプリケーションのタイトルバーに表 示 されているフォントを変 更 できます。 また、アプリケーションの
起 動 時 にスプラッシュ画 面 を表 示 するかどうかも指 定 できます。
ここではメールに添 付 された実 行 ファイルをブロックするセキュリティ機 能 も管 理 できます。 このブロックを煩 わ
しく感 じる場 合 はこの機 能 を単 にオフにします。 しかしながら危 険 な添 付 物 をクリックして、ウィルスがアク
ティブになることもあるのでご注 意 ください。
Windows Mail Windows Vista のみ)
ここではアプリケーションのタイトルバーに表 示 されているフォントを変 更 できます。 また、アプリケーションの
起 動 時 にスプラッシュ画 面 を表 示 するかどうかも指 定 できます。
ここではメールに添 付 された実 行 ファイルをブロックするセキュリティ機 能 も管 理 できます。 このブロックを煩 わ
しく感 じる場 合 はこの機 能 を単 にオフにします。 しかしながら危 険 な添 付 物 をクリックして、ウィルスがアク
ティブになることもあるのでご注 意 ください。
Office Outlook Windows 7 のみ)
Outlook を最 小 化 するのセクションでは、Outlook 2003/XP でウィンドウを最 小 化 する際 に、アイコンをタス
クバーか、あるいはタスクバーの通 知 領 域 (時 計 の隣 )のどちらに配 置 するかを選 択 できます。 通 知 領 域
を選 択 した場 合 、オプションの Outlook を通 知 領 域 に最 小 化 するオプションがオンになります。
メール添 付 ファイルのセキュリティのセクションでは、設 定 ボタンをクリックしてウィンドウを開 き、自 動 的 にブ
ロックされる添 付 ファイルの種 類 を指 定 できます。
Windows Messenger Windows XP のみ)
実 行 のセクションでは、Windows Messenger を自 動 的 に実 行 するか、そしてそれはどのようなイベントの際
かを指 定 できます。 Windows Messenger の実 行 をまったく許 可 しない場 合 は、オプションのWindows
Messenger の実 行 を許 可 しない を選 択 してください。
また、Windows Messenger をまったく使 用 しない場 合 は、システムから完 全 に取 り除 くことも可 能 です。 こ
れには、単 にアンインストールのオプションを使 います。
プライバシー
一般
ここでは、コンピュータでの作 業 の際 の、プライバシーとセキュリティのために重 要 な設 定 を行 うことができま
す。
Windows の自 動 更 新 のセクションでは、Windows を自 動 的 に Microsoft と接 続 が確 立 してよいかどう
か、設 定 することができます。 オプションの Windows 自 動 更 新 を有 効 にするがオンになっている場 合 、
Windows はインターネット接 続 が確 立 されると、自 動 的 に Microsoft サーバーと連 絡 を取 り、システムへの
更 新 の有 無 を確 認 します。
Windows が使 用 可 能 な更 新 をインターネットから取 り込 む前 に許 可 を求 めさせるには、オプションの更 新
をダウンロードする前 に通 知 するをオンにしてください。
108
足 跡 を消 去
ここでは、ドキュメントでの作 業 やインターネット サーフィンの際 に、足 跡 を消 去 するよう設 定 することができ
ます。
履 歴 の一 覧 を削 除 のセクションでは、今 すぐ削 除 をクリックすれば、スタートメニューの最 近 開 いたファイル
のリストを削 除 することができます。
ブラウザを閉 じ次 第 Web ブラウザのキャッシュを消 去 すべきであれば、Internet Explorer のキャッシュを
消 去 するのセクションで、オプションのInternet Explorer キャッシュを終 了 時 に空 にするをオンにします。
これはなるべく、ユーザーのセキュリティ意 識 が非 常 に高 く、キャッシュにあるデータによって第 三 者 にインター
ネットでの作 業 情 報 を再 生 されたくない場 合 のみ、使 用 してください。
Internet Explorer
ここでは、ユーザーのプライバシーに関 して、セキュリティの設 定 をすることができます。
組 み込 まれた SmartScreen フィルタのセクションでは、SmartScreen フィルタを有 効 にして、アクセスし
たウェブサイトが疑 わしいサイトや既 知 の詐 欺 サイトでないかどうか、Internet Explorer が必 ずチェックするよ
う設 定 することができます。
セクション 組 込 まれた Windows 認 証 では、組 込 まれた Windows 認 証 をオフにするのオプションを有
効 にして、Internet Explorer が Windows 認 証 によって自 動 的 にインターネット サイトにログオンしないよう
に指 定 することができます。
Windows Media Player
ここでは、プライバシーに重 要 である Windows Media Player の設 定 を行 うことができます。
Windows Media Player はインターネットと頻 繁 に交 信 します。 設 定 のセクションでは、前 回 かけたメディア
ファイルのリストも再 生 メディアあるいは音 楽 ファイルについての情 報 も保 存 されないように指 定 することがで
きます。 高 度 のセキュリティのボタンをクリックすると、すべてのオプションがまとめてオンになります。
詳 細 のボタンをクリックすると、Windows Media Player のためのデータ保 護 設 定 へ移 動 します。 ここでは、
スクリプト コマンドの実 行 をブロック、自 動 的 ライセンス取 得 を阻 止 、コーディック自 動 的 ダンロードを無 効
化 、インターネット サイトによるプレイヤーの識 別 を阻 止 することができます。
アドバンス
ここでは、プライバシーのためのその他 の設 定 ができます。
ページング ファイルのセクションでは、"メモリの管 理 "
へ移 動 をクリックして、システムのシャットダウンの際
に、Windows ページング ファイルを自 動 的 に削 除 するように設 定 することができます。
インターネット時 間 のセクションでは、Windows システム時 計 のインターネットの時 計 との自 動 同 期 をオフ
にすることができます。
エラー報 告 のセクションでは、Windows がクラッシュ時 にPC システム設 定 とともに Microsoft へエラーを報 告
するかどうかを定 めることができます。 エラー報 告 のボタンから様 々 な報 告 を開 き、クリックして無 効 にするこ
とができます。
109
10.8.4. 管理
ユーザーのログオン
一般
Windows XP:
ここでは、「ようこそ」画 面 またはログオン プロンプトのいずれかを選 択 できます。 Windows XP のデフォルト
設 定 は「ようこそ」画 面 です。 この画 面 には利 用 可 能 なユーザー名 の一 覧 が表 示 され、マウスをクリックし
て選 択 できます。 あるいは、[以 前 のログオン ダイアログを使 用 する] オプションを選 択 できます。 この場
合 は安 全 性 の高 いログオン プロンプトが表 示 され、ログオン情 報 の詳 細 を手 動 で入 力 する必 要 がありま
す。
また、ログオン画 面 の動 作 や外 観 に関 連 するその他 のオプションを指 定 することもできます。
Windows Vista とWindows 7:
ここでは、ログオン画 面 およびログオン プロンプトの動 作 と外 観 を調 整 できます。 カスタマイズ のボタンをク
リックし、個 々 のオプションを設 定 します。
自 動 ログオン
ユーザーは、システムへのログオン操 作 を省 いて、自 動 的 にログオンされるように設 定 することができます。 こ
れを行 う場 合 は、[自 動 ログオンを有 効 にする] オプションを選 択 し、下 のプレースホルダにユーザーのログ
オン情 報 を入 力 します。
セキュリティのセクションでは、Shift キーでログオンのスキップを許 可 するか、しないかを指 定 します。 また、
ログオフ直 後 に再 びログオンするよう、システムを設 定 することもできます。
メッセージ
[ログオン前 に通 知 する] 項 目 では、すべてのユーザーに対 し、ログオンする前 に表 示 される通 知 を設 定 で
きます。例 えば、勤 務 時 間 中 にインターネット閲 覧 をしないようにという上 司 からの注 意 事 項 などです。 こ
の設 定 を行 うには、まず [ログオン前 にメッセージを表 示 する] オプションを有 効 にし、次 に通 知 の件 名 と
本 文 を入 力 フィールドに入 力 します。
ログオンとログオフ時 の診 断 のセクションでは、オンにすると、ログオンとログオフのプロセスで詳 細 なステータ
ス メッセージを表 示 することができます。
ツアー(Windows XP
初 めてのユーザーは、システムの起 動 後 に Windows XP のツアーに参 加 できます。 このツアーでは、
Windows XP のすべての重 要 なモジュールがユーザーに紹 介 されます。 システムの起 動 後 にこのツアーが起
動 しないようにする場 合 は、[ログオン後 に Windows ツアーを表 示 する] オプションの選 択 を解 除 しま
す。 [範 囲 ] の項 目 では、このオプションを現 在 のユーザーのみに適 用 するか、またはすべてのユーザーに適
用 するかを指 定 できます。
ウェルカム センター (Windows Vista)/はじめに (Windows 7
新 規 ユーザーに対 しては、システムの起 動 時 にウェルカム センター Windows Vista の場 合 )または [は
じめに] ウィンドウを表 示 できます。これは、システム設 定 を容 易 にすると同 時 に、インターネット上 の詳 細
情 報 とプロモーション情 報 へのリンクを表 示 することを目 的 としています。 ここでこれらの表 示 をオンやオフに
110
することができます。
ドライブ
一 般 Windows XP のみ)
ここではハード ドライブに関 するいくつかの設 定 を行 います。 例 えば、ドライブへのアクセスの高 速 化 が可 能
な UDMA66 サポートを有 効 にできます。
[NTFS ファイル システム] の項 目 では、Windows の新 しい NTFS ファイル システムに関 連 する次 の 2つの
オプションが設 定 できます:[ファイルに最 後 にアクセスした日 時 を保 存 する] および [短 い (DOS)ファイ
ル名 を保 存 する] です。 これらのオプションを無 効 にすると、ハードディスクのデフラグの効 率 と、旧 式 ソフト
ウェアとの互 換 性 に対 してマイナスの影 響 を与 えるため、両 オプションを有 効 にしておくことを推 奨 します。
メモリの容 量
ドライブ上 の使 用 可 能 なディスク領 域 が残 り少 なくなると、Windows は自 動 的 に警 告 音 を鳴 らします。 こ
の警 告 を表 示 したくない場 合 は、ここでオプションディスク容 量 が少 ない時 に警 告 を表 示 を無 効 にする
ことができます。
自動再生
[メディア交 換 の監 視 ] の項 目 では、[CD ドライブでのメディアの取 り替 えを監 視 する] オプションをオンにで
きます。 オンにすると、CD ドライブは Windows によって監 視 されます。 新 しいディスクが挿 入 されると
Windows はこれを読 み取 り、その内 容 を自 動 的 に起 動 しようとします。
自 動 再 生 のセクションでは、詳 細 をクリックしてウインドウを開 き、音 楽 CD などさまざまなドライブの再 生
を設 定 することができます。
アドバンス
[AVG Styler] の項 目 では、[AVG Styler を起 動 ] をクリックしてモジュールを呼 び出 し、それを使 って個 々
のドライブのアイコンを変 更 することができます。
[AVG Drive Defrag] の項 目 では、[AVG Drive Defrag を起 動 ] をクリックし、ドライブのデフラグを行 ってド
ライブ上 のファイルを最 適 な状 態 に整 理 するモジュールを開 くことができます。
コンピュータ Windows XP ではマイコンピュータ)のセクションでは、設 定 をクリックして、Windows の(マ
イ)コンピュータにあるどのドライブを表 示 させるかを指 定 できます。
メモリとキャッシュ
メモリの管 理
ここでは物 理 メモリと仮 想 メモリの管 理 の設 定 を扱 います。
[仮 想 メモリ] の項 目 では、必 要 な場 合 にドライバおよび Windows システム コアの置 き換 え可 能 にする
か、または常 に RAM に保 存 しておくかを指 定 できます。
[ページング ファイル] の項 目 では、AVG PC TuneUp が Windows のページング ファイルの内 容 を常 に
「0」で上 書 きし、システムのシャットダウン時 に削 除 されるように指 定 できます。
111
[推 奨 ] をクリックすると、AVG PC TuneUp により推 奨 される設 定 が承 認 されます。
メモリ使 用 率
ここでは、プログラムかあるいはシステム キャッシュのためにコンピュータはメモリを確 保 するべきかを指 定 する
ことができます。
アドバンス
ここで該 当 するボタンをクリックすると、AVG StartUp Manager および AVG Process Manager モジュール
に移 動 し、システムの起 動 を設 定 したり、実 行 中 のプログラムを管 理 したりできます。
スタート アップおよびメンテナンス
システム スタート アップ
ここでは、システム起 動 の際 の Windows の処 理 や動 作 に関 する一 般 設 定 を行 うことができます。
[ブート デフラグ] の項 目 では、[ブート デフラグを有 効 にする] オプションを有 効 にして、起 動 に必 要 な
ファイルをハードディスクに整 理 し、それらを特 に迅 速 に見 つけ出 せるようにすることができます。
[ブート ロゴとエラー メッセージ] の項 目 では、[オリジナルのブート ロゴとエラー メッセージを非 表 示 に
する] オプションを有 効 にして、起 動 プロセス中 に Windows がブート ロゴだけでなく、エラー メッセージの表
示 も行 わないように指 定 することができます。
[ディスク スキャンの待 機 時 間 ] の項 目 では、ユーザーが検 査 プログラム CHKDSK を実 行 するかどうか決
めるまでの待 機 時 間 を設 定 できます。 このプログラムは、コンピュータがその前 に正 常 に終 了 しなかった場
合 自 動 的 に開 始 され、ハードディスクにあるデータに破 損 がないかどうか点 検 します。
終 了 Windows XP のみ)
ここでは、個 々 のプログラムがクラッシュした場 合 の Windows の動 作 を指 定 します。
[応 答 なしの待 機 時 間 ] の項 目 では、応 答 を表 示 するためにシステムがプログラムに認 める時 間 を、ミリ
秒 単 位 で指 定 できます。 プログラムは、タスクマネージャで、またはコンピュータのシャットダウン時 に強 制 終
了 されます。
プログラムを自 動 的 に終 了 するのセクションでは、アプリケーションを自 動 的 に終 了 するか、あるいはプロ
グラムを終 了 するのダイアログを表 示 するかを設 定 することができます。
デスクトップとタスクバー
ここでは、デスクトップとタスクバーの安 定 性 に関 しての設 定 ができます。
[別 々 のプロセスでのデスクトップとタスクバー] の項 目 では、[デスクトップとタスクバーを別 々 のプロセス
で実 行 する] オプションを有 効 にして、エクスプローラがクラッシュした場 合 のシステムの安 定 性 を高 めること
ができます。 これにより安 定 性 が高 まりますが、8 MB の追 加 ディスク領 域 が必 要 です。
[デスクトップとタスクバーを自 動 的 に再 起 動 する] の項 目 では、提 供 されているオプションを有 効 にし
て、デスクトップとタスクバーがクラッシュした場 合 に、両 方 のモジュールが自 動 的 に再 起 動 するように設 定 す
ることができます。 これで引 き続 きシステムの操 作 ができます。
112
エラー
ここでは、エラーの場 合 システムの措 置 方 法 を設 定 できます。
[音 によるエラー メッセージ] の項 目 では、[エラーを音 で知 らせる] オプションを有 効 にし、エラー メッセー
ジや間 違 った入 力 の際 に音 を出 すように指 定 することができます。
[システム エラー ] の項 目 では、重 大 なシステム エラーのためにシステムが停 止 した場 合 の対 策 を対 処 方
法 をドロップダウン リストから選 択 できます。 また、そのイベントをシステム ログに記 録 するかどうかも指 定 で
きます。
[エラー報 告 ] の項 目 では、Windows がクラッシュした後 、Microsoft にエラー報 告 を送 信 するかどうかを指
定 できます。 その際 エラー情 報 とともにお使 いのシステムの情 報 も送 信 されます。
システム
一般
[Windows のユーザー登 録 ] では、Windows の現 在 のバージョンを登 録 したユーザーの名 前 と会 社 名 を
変 更 できます。 この場 で、お使 いの Windows ライセンスのシリアル番 号 あるいはプロダクトIDも読 み取 ること
ができます。
[Windows インストーラ -ユーザー情 報 ] の項 目 では、新 しいソフトウェアのインストール時 にユーザー情
報 に自 動 的 に入 力 されるようにするユーザー名 と会 社 名 を入 力 します。
[サポート情 報 ] の項 目 では、[設 定 ] ボタンを使 用 して設 定 ウインドウを開 き、システム プロバティに表 示 さ
れる情 報 を変 更 できます。
共 通 のダイアログ
ここで、ファイルを開 いたり保 存 する際 の共 通 のダイアログの外 観 を設 定 できます。
[ファイル名 ] の項 目 では、一 般 的 なダイアログに、1つの入 力 フィールドではなく、最 近 使 用 したファイル名
を含 む選 択 フィールドを表 示 するかどうかを指 定 できます。
Windows XP では、フォルダ ナビゲーションを選 択 し、共 通 のダイアログで操 作 を簡 単 にするために、どの
ナビゲーション要 素 を表 示 するか指 定 できます。 また、[戻 る] ボタンを表 示 するかどうか、および一 般 的 な
ダイアログの左 側 にナビゲーション バーを表 示 するかどうかも指 定 できます。
検 索 Windows XP のみ)
ここでは、検 索 ダイアログの画 面 スタイルと動 作 を定 義 できます。
インデックス サービスを無 効 にするのオプションでは、アイドル時 に自 動 的 に実 行 されたドキュメントのカタ
ログ化 が、インデックス サービスによって阻 止 されます。
[エクスプローラのクラシック検 索 を使 用 する] オプションをオンにすると、検 索 ダイアログが最 新 のスタイル
ではなく、クラシックなスタイルで表 示 されます。
検 索 されたファイルの種 類 のセクションでは、ファイルの種 類 のボタンを使 い、どの種 類 のテキスト ファイ
ルで特 定 の内 容 を検 索 するかを指 定 できます。
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特 別 フォルダ
ここでは、「マイ ドキュメント」などの特 殊 フォルダのリンク先 の物 理 的 パスを指 定 します。 あらかじめ設 定 さ
れたパスを選 択 して変 更 をクリックし、希 望 に応 じてカスタマイズしてください。
コマンド プロンプト
ここでは、コマンド プロンプトの外 観 とリアクションを指 定 する設 定 ができます。
完 了 から、ファイルおよびフォルダ名 にどの組 合 せを使 用 するかを指 定 できます。
詳 細 設 定 のセクションでは、詳 細 のボタンをクリックして、視 覚 的 表 現 やコマンド プロンプトの起 動 フォルダ
を指 定 するウインドウを設 定 できます。
セキュリティ
ユーザー アカウント制 御 Windows Vista とWindows 7 のみ)
ユーザー アカウント制 御 (User Account Control)機 能 を用 いると、未 承 認 の変 更 は一 切 コンピュータに
加 えられないようになります。 この機 能 では、システムに変 更 を加 えることができる管 理 者 権 限 を持 っている
かどうかをユーザーに確 認 します。 ユーザー アカウント制 御 をオンにした場 合 、通 常 のユーザーがシステムに
変 更 を加 えようとすると、管 理 者 パスワードの入 力 が要 求 されます。
ここでは、コンピュータに変 更 が加 えられようとしていることを、管 理 者 としてログオンしているユーザーに通 知
し、その確 認 を求 める方 法 を指 定 できます。
このようにして、Windows はユーザーが自 ら行 う変 更 (例 えばセキュリティ関 連 の設 定 )と、変 更 を実 行 で
きるプログラムの起 動 とを区 別 します。 ここでは、どの変 更 の場 合 に承 認 を請 求 するか、パスワードの入 力
が必 要 かを詳 細 に設 定 することができます。
その際 、セキュリティのために必 須 である設 定 に関 わるので、ユーザー アカウント制 御 を有 効 にしたままで、
少 なくともパスワード入 力 なしで承 認 を請 求 Windows Vista の場 合 )あるいはプログラムによる変 更
の場 合 は、パスワード入 力 なし Windows 7の場 合 )の行 動 を選 択 してください。
ユーザー アカウント制 御 の目 的 の一 つは、ユーザーが気 付 かないうちにバックグラウンドでプログラムが起 動
するのを防 ぐことです。 Windows は、プログラムが起 動 するたびに、そのプログラムによってコンピュータに変
更 が加 えられる可 能 性 があるかどうか確 認 します。 その可 能 性 があり、ユーザー アカウント制 御 が有 効 な
場 合 は、プログラムの起 動 を管 理 者 が確 認 するよう求 めるダイアログが表 示 されます。 この機 能 は、不 明
な(そして不 要 である可 能 性 のある)アプリケーションが、ユーザー自 身 の操 作 によらずに起 動 した場 合 の
重 要 なセキュリティ手 順 です。
セキュリティーセンター (Windows Vista)/メンテナンス (Windows 7)
セキュリティー センターあるいは Windows 7 でいうメンテナンス センターは、バックグラウンドで定 期 的 にコン
ピュータのセキュリティ状 態 を点 検 し、セキュリティに問 題 の可 能 性 があると警 告 を発 します。
コンピュータにこの警 告 が誤 って表 示 された場 合 や、基 本 的 にセキュリティセンターやメンテナンス センター
からの警 告 表 示 を希 望 しない場 合 は、この警 告 をここでオフにすることができます。
アドバンス
[スクリーンセーバーのパスワードの確 認 ] の項 目 では、パスワード保 護 がアクティベートされるまでの、スク
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リーンセーバーの作 動 時 間 を指 定 できます (このオプションが有 効 な場 合 )。 デフォルトの値 は 5秒 です。
10.8.5. ウィザード
このカテゴリには設 定 をコピーのウィザードがあります。 このウィザードは、ユーザーの設 定 を他 のユーザーアカウント
や Windows のログオン画 面 にコピーします。
設 定 をコピー
AVG System Controlを使 って、視 覚 とシステムの動 作 に関 する数 多 くの設 定 をユーザーの希 望 にそって行 うこと
ができます。 ただ、残 念 なことに通 常 この設 定 は現 在 のユーザー アカウントにしか適 用 されません。
設 定 をコピーのウィザードを使 って、ユーザーの設 定 をその他 のユーザー アカウントや Windows のログオン画 面 に
コピーすることが可 能 です。
ウィザードにより、コピー可 能 な設 定 の一 覧 が作 成 されます。 一 覧 から設 定 を選 択 し、次 へをクリックしてくださ
い。
選 択 した設 定 のコピー先 を選 ぶことができます。 ターゲット(選 択 した設 定 によります)はログオン画 面 です。 複 数
のユーザーをセットアップしている場 合 、その他 のユーザーはコピー先 候 補 として表 示 されます。 希 望 のターゲットを
選 択 して次 へをクリックすると、コピーのプロセスが開 始 します。
コピーが完 了 したら、終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
10.9. 破損したショートカットを削除する
この章 では、こなぜ Shortcut Cleaner が有 用 なのか、そしてどのようにAVG Shortcut Cleaner モジュールで
無 効 になったショートカットや参 照 を削 除 し、システムをクリーンアップできるかを説 明 します。
AVG Shortcut Cleaner モジュールを使 うと、簡 単 にコンピュータを整 理 することができます。モジュールデスクトッ
プ、スタートメニュー、クイック起 動 バーにあるすべてのショートカットが分 析 の対 象 となります。スタートメニューに含
まれる空 のフォルダも検 出 されます。空 のフォルダは、スタートメニューを手 動 で整 理 したときなどに生 じます。
AVG Shortcut Cleanerは、Microsoft Office プログラム、OpenOffice©、Windows Media Player、Nero© などの
ファイルの履 歴 リストを分 析 します。これらのリストには、プログラムで前 回 開 かれたすべてのファイルへの参 照 が含
まれています。これらのエントリも分 析 対 象 となります。削 除 または移 動 されたファイルを参 照 しているエントリが
あった場 合 は、簡 単 に削 除 することができます。
このようにしてシステムは、一 方 で不 要 なちりを除 去 し、他 方 で壊 れた参 照 を呼 び出 している待 ち時 間 をなくしま
す。
10.9.1. 破損したショートカットを削除する方法
破 損 したショートカットを削 除 する方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、利 用 データから壊 れたショートカットを削 除 するを選 択 し、AVG
Shortcut Cleaner モジュールを起 動 します。
作 業 インターフェイス (デスクトップ、[スタート] メニュー、クイック起 動 バー)や一 部 のプログラムの履 歴 リストから、
壊 れたショートカットやエントリが検 出 されます。 分 析 は、数 分 かかることがあります。
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分 析 が終 了 するとAVG Shortcut Cleaner によってすべての壊 れたショートカットと参 照 のリストが表 示 されます。
壊 れた項 目 がなかった場 合 は、分 析 の対 象 となった場 所 のリストのみが表 示 されます。 この場 合 、閉 じるをクリッ
クし、この機 能 を閉 じます。
壊 れたショートカットをすべて削 除 すべきかどうかは、ユーザーが決 めます。 無 効 なショートカットや参 照 の中 に、
削 除 したくないものがある場 合 は、そのチェック ボックスをオフにします。 既 定 では、検 出 されたものがすべて削 除
されます。
クリーンアップをクリックします。 クリーンアップは、通 常 、数 秒 しかかかりません。 その後 、削 除 された参 照 とショー
トカットの数 について短 いステータス レポートが表 示 されます。
終 了 をクリックしてAVG Shortcut Cleaner を閉 じます。
10.10. AVG最適化レポートを表示する
本 章 では、AVG 最 適 化 レポート を活 用 して、AVG PC TuneUp が今 日 までに最 適 化 したコンピュータ内 の概
要 を見 る方 法 を説 明 します。
AVG 最 適 化 レポート は、これまでにAVG PC TuneUpで実 行 したすべての最 適 化 処 理 を示 します。 このレポー
トはAVG PC TuneUpの多 数 の自 動 バックグラウンド最 適 化 を使 用 する場 合 に特 に役 立 ちます。 コンピュータが
これまでに AVG PC TuneUp によってどの程 度 最 適 化 されたかをいつでも確 認 することができます。
10.10.1. AVG 最適化レポートを表示する方法
最 適 化 レポートを表 示 するには、ダッシュボードのすべての機 能 から、AVG PC TuneUp にある最 適 化 レポー
トを表 示 を選 択 します。
AVG PC TuneUp ですでに実 行 された最 適 化 についての概 要 が開 き、それによる利 点 も表 示 されます。
最 適 化 の 1つにマウス ポインタを置 くと、小 さな情 報 ウィンドウが開 き、その最 適 化 の効 果 に関 する詳 細 や、それ
ぞれの最 適 化 の詳 細 が表 示 されます。
最 適 化 レポートは、最 近 7日 間 または最 近 30日 間 に対 して作 成 させることも、インストール以 後 の全 期 間 に
対 して作 成 させることもできます。 それには、該 当 するタブに移 動 してください。
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11. プログラムの評価機能
便 利 なプログラムの評 価 機 能 をAVG Program Deactivator AVG StartUp Manager AVG Uninstall
Managerモジュールでオンにすることができます。この機 能 は、インストール済 みのプログラムについて、他 の AVG
PC TuneUp ユーザーがどれだけ有 用 と評 価 しているかを示 します。日 常 の作 業 の際 にどのプログラムが本 当 に
必 要 か、即 座 によい決 断 をするために、評 価 機 能 を利 用 してください。
この章 では、なぜプログラムの評 価 機 能 が有 用 なのか、そしてどのようにプログラムの評 価 機 能 をオンにする
ことができるかを説 明 します。
インストール済 みのどのプログラムが日 常 の作 業 で本 当 に必 要 なのかを決 定 しなければならない状 況 も時 にはあ
るでしょう。この目 的 のため、プログラムの評 価 機 能 が開 発 されました。
多 くの AVG PC TuneUp ユーザーの経 験 は、AVG Program Deactivator AVG StartUp Manager AVG
Uninstall Manager モジュールにおいて、判 断 するための助 けとなります。プログラムの評 価 機 能 は、どのプログラ
ムが他 のユーザーによって有 用 と判 断 されているかを示 し、どのスタートアップ プログラムを無 効 にし、どのプログラ
ムを無 効 化 、あるいはアンインストールするかを決 めるのに役 に立 ちます。
ただし、評 価 機 能 を使 うにはインターネット接 続 が必 要 です。
モジュールの評 価 機 能 を表 示
評 価 機 能 をオンにしている場 合 、プログラムリストの別 の欄 としてAVG Program Deactivator AVG StartUp
Manager AVG Uninstall Managerモジュールに統 合 されます。自 己 評 価 は有 用 性 の評 価 の欄 の青 い星 で
見 分 けられます。まだ評 価 を行 っていない場 合 、欄 には他 の AVG PC TuneUp ユーザーがプログラムにつけた評
価 の平 均 が表 示 されます。評 価 がまだつけられていない場 合 は、空 欄 になります。
マウスポイントが欄 上 にある間 、自 己 の評 価 と他 の AVG PC TuneUp ユーザーの評 価 を示 す Quickinfo が表 示
されます。
評 価 機 能 をオンにする方 法
AVG Program Deactivator AVG StartUp Manager または AVG Uninstall Managerモジュールのいずれかを
開 始 します。ダイアログ プログラムの評 価 機 能 が表 示 されます。 OKをクリックします。
この時 点 でまだ決 定 したくない場 合 は、後 で決 定 するをクリックします。モジュールが評 価 機 能 なしで起 動 しま
す。評 価 機 能 をいつもオンにしておくには、ツールバーの 評 価 機 能 それから オンにする をクリックし、今 度 は有
効 化 のダイアログでOK をクリックします。
評 価 機 能 をオフにする方 法
ツールバー内 の評 価 機 能 をクリックし、オプションのオフにするを選 びます。 次 のダイアログでは、再 度 この機 能 を
使 う時 のために、自 分 が出 した評 価 を保 存 しておくかどうかを決 めることができます。他 のユーザーの評 価 はPCの
データベースから削 除 されるので、機 能 を新 たにオンにする際 は、サーバーから再 びダウンロードする必 要 がありま
す。
評 価 の出 し方
1. マウスポイントを 有 用 性 の欄 上 で動 かしてください。プログラムの評 価 をする場 合 は、少 なくとも1つの星
をつける必 要 があります。1つのプログラムに最 高 で5つまで星 をつけられます。
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2. そのプログラムにつけたい星 の数 をクリックしてください。たとえば星 を3つ付 けたい場 合 は、3番 目 の星 をク
リックします。
3. 評 価 は自 動 的 に保 存 され、AVG PC TuneUpサーバーに転 送 されます。
評 価 を変 更 する場 合 にも、最 初 の評 価 の場 合 と同 様 の手 順 です。
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12. AVG PC TuneUpガジェット
AVG PC TuneUp のもう一 つの機 能 は、ガジェットです。 これは、Windows XP ではサポートされていないため、使
用 できるのは Windows Vista、Windows 7 および Windows 8 のみです。
便 利 なガジェットをデスクトップに表 示 させることができます。 ガジェットは、常 にコンピュータの状 態 について報 告 し
ます。 AVG PC TuneUpを起 動 させることなく、最 適 化 の可 能 性 があるかどうかを知 ることができます。 AVG PC
TuneUp もここから起 動 することができます。
ガジェットではいつでも、どのPC モード が現 在 有 効 になっているかが確 認 でき、また 3つのボタンによっていつでも
他 のPC モード をオンにすることができます。
本 章 では、ガジェットが有 用 な理 由 と、どのようにAVG PC TuneUpガジェットをデスクトップに表 示 できるかを
説 明 します。
ガジェットとは
ガジェット (
ウィジェットともいう)は、最 新 の情 報 を提 供 する小 さなプログラムで、デスクトップに常 時 表 示 されま
す。
AVG PC TuneUp ガジェットは何 のためにあるのですか?
AVG PC TuneUp ガジェットは、AVG PC TuneUpを起 動 する必 要 なく、コンピュータのステータスを常 に通 知 しま
す。 ガジェットは AVG PC TuneUp に組 み込 まれており、現 在 の最 適 化 のステータスを表 示 します。
ガジェットの左 上 のアイコンをクリックすると、AVG PC TuneUpダッシュボードが開 きます。 そこですぐに生 じている
問 題 や推 奨 事 項 に対 応 できます。
PC モード
AVG PC TuneUp ガジェットは 3つのボタンを使 って、さまざまなPC モードをオンにできるようにします。 3つのPC
モードのうちどれが今 有 効 になっているかもいつでも表 示 しています。
AVG PC TuneUp ガジェットは、コンピュータの状 態 に関 する情 報 を常 に提 供 してくれます。 さらに、AVG PC
TuneUp のスタートセンターに直 接 アクセスする手 段 でもあります。
AVG PC TuneUp ガジェットの表 示 方 法
AVG PC TuneUp ガジェットはいつでもデスクトップに表 示 することができます。
Windows Vista での手 順 は以 下 のとおりです:
1. Windows のスタートメニューで、すべてのプログラムにあるアクセサリフォルダをクリックします。
2. Windows サイドバーをクリックします。 コンピュータにインストールされているガジェットが一 覧 されます。
3. AVG PC TuneUpガジェットをダブルクリックで有 効 にします。
Windows 7 での手 順 は以 下 のとおりです:
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1. デスクトップ上 の何 もない箇 所 でマウスの右 ボタンをクリックし、コンテキスト メニューが開 いたら ガジェット
をクリックします。
2. AVG PC TuneUpガジェットを選 択 し、ダブルクリックして有 効 にします。
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13. AVG PC TuneUpタスクバー通知領域の
通 知 領 域 は、Windows タスクバーの右 側 の領 域 です。 時 刻 、ステータス記 号 、プログラムへのショートカットなど
が表 示 されます。 AVG PC TuneUp には、システムの現 在 のステータスを表 示 し、AVG PC TuneUp へのエントリ
ーポイントを提 供 する通 知 領 域 アイコンがあります。
通 知 領 域 アイコンをダブルクリックすると、AVG PC TuneUpが起 動 します。
アイコンを左 クリックすると、フライアウトウィンドウが AVG PC TuneUp 機 能 についての詳 細 と共 に表 示 されま
す。
タスクバー通 知 領 域 にいかにまた何 の AVG PC TuneUp を知 らせてもらいたいか設 定 することができます。
システム ステータス
システムステータスで、AVG PC TuneUp ダッシュボードが最 適 化 の可 能 性 を表 示 しているか確 認 するこ
とができます。 スタートAVG PC TuneUp リンクを使 用 して、ダッシュボードを表 示 できます。
ダッシュボードに関 する詳 細 は、ダッシュボードをご覧 ください。
自 動 メンテナンス
自 動 メンテナンスでは、最 後 にいつ自 動 メンテナンスが行 われたかが表 示 されます。 リンクから自 動 メンテ
ナンスの設 定 ダイアログにアクセスすることができます。
自 動 メンテナンスについての詳 細 は、メンテナンス設 定 を変 更 するをご覧 ください。
ライブ最 適 化
ライブ最 適 化 では、 2つのライブ最 適 化 措 置 のうち最 新 のアクティビティを見 ることができます。 リンクからラ
イブ最 適 化 の設 定 ダイアログに移 動 することができます。
ライブ最 適 化 についての詳 細 は、ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
PC モード
PC モードセクションでは、ターボ モードまたはエコノミー モードが現 在 オンになっているかどうかが分 かりま
す。 この 2つのモードを切 り替 えることができます。また、スタンダード モードに切 り替 えることができます。
さらにリンクから設 定 ウィザードに行 くことができます。
ターボモードの設 定 方 法 については、ターボモードの設 定 をご覧 ください。
エコノミー モードの設 定 方 法 については、エコノミモードの設 定 をご覧 ください。
各 モードの一 般 的 な情 報 は、PC モードをご覧 ください。
設定
タスクバー通 知 領 域 にいかにまた何 の AVG PC TuneUp を知 らせてもらいたいか設 定 することができます。 これに
は次 の手 順 を実 施 します:
コンピュータにアイコンが表 示 されている場 合 は、アイコン上 を右 クリックしてください。 コンテキストメニューから通 知
領 域 の設 定 を選 択 します。 これにより設 定 ダイアログが表 示 され、ここから設 定 を行 うことができます。 アイコンに
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加 え、必 要 に応 じてバルーンの形 式 で通 知 を表 示 することもできます。
アイコンがコンピュータに表 示 されない場 合 は、AVG PC TuneUp ダッシュボードの設 定 メニューからダイアログを呼
び出 し、通 知 領 域 アイコンのエントリを選 択 してください。
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