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マチのほっとステーション マチのほっとステーション

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マチのほっとステーション マチのほっとステーション
環境保全・社会貢献活動への
取り組み報告
2002
地・球・と・人・に・や・さ・し・い
マチのほっとステーション
地・球・と・人・に・や・さ・し・い
マチのほっとステーション
発 行 総務ステーション 環境社会貢献
〒108-8563 東京都港区芝浦4-9-25
Tel.03-5476-6903 Fax.03-5476-6954
発 行 日 2002年6月
次回発行 2003年6月予定
本資料はローソンホームページにも掲載されています。
02107004
ホームページ http://www.lawson.co.jp/
●この報告書は、
エコマーク認定の印刷用紙(古紙利用100%)
を使用しています。
JQA-EM0311
0.11
ローソンの環境コミュニケーション活動を
お店から世界へ発信しましょう
私たちローソンは基本理念として
「事業活動と環境との調和・積極的な
社会貢献活動を通した人間と
小野 新浪社長が考える環境活動の具体的なテーマは何
でしょうか。
自然との共生」を掲げています。
これは、
全国47都道府県すべてに
新浪 21世紀になり、地球の温暖化や海洋汚染など地球
店舗のあるチェーンとしての
規模での環境問題がクローズアップされてきました。
今、ローソンの社長になり、あらためて考えてみますと、
目 次
責任でもあると考えるからです。
私たちが最優先で取り組まなければならないことは、環境
毎日、
環境保全・社会貢献活動について
C
「できることから、
ひとつずつ」
O
N
T
E
N
T
S
保全・社会貢献活動の基本理念にかかげている「事業活動
と環境との調和・積極的な社会貢献活動を通した人間と自
然との共生」を「できることから、ひとつずつ」、具体的に
実践しています。
実践していくことだと痛感しています。
例えば、ローソンは生活者の衣食住の中で食生活との
環境保全・社会貢献活動への
取り組み報告書制作方針
特別対談
3
かかわりが密接です。その「食」の源である「水」がどんど
商品の取り組み
4
ん汚れています。水に対してもっと関心を持ち、きれいな
物流の取り組み
6
店舗の取り組み
8
今回発行する「ローソン環境保全・社会貢献活動への
環境配慮への取り組み(実験)店舗
10
取り組み報告2002」は、
ローソンとしての第4刊の報告書
地域貢献活動
12
であり、
2001年度の活動を主な対象としています。
緑化貢献活動
環境マネジメントの展開、
そしてISO14001認証取得3
社会貢献活動
14
小野 ローソンが事業活動の中で地球規模で環境をとらえ、具体的な
新浪 ローソンの店舗には、
1日およそ800人のお客さまが来店します。
16
活動をしていくべきということですね。
18
環境保全・社会貢献活動に対して行ってきた内容をご理
環境保全・社会貢献活動の取り組み
20
解いただければ幸いです。
環境マネジメントシステム
会とお店と本部を結ぶコミュニケーションの双方化にも努
めました。
「マチのほっとステーション」を共通のキーワードに、今後
保全活動の必要性を強く意識しています。
森林をつくって水を蓄えていくことは、
日本だけの問題でなく地球レ
小野 お客さまに一緒になって参加してもらうことは大切ですね。
本部の取り組み
社会貢献活動状況も報告するにあたり、
お客さまと地域社
私は、アメリカで教育を受けた経験がありますし、地球規模での環境
知らなければならないと思います。
ベルの課題になっていくと考えます。
年目の活動の成果です。本報告書によって、ローソンが
なお、本報告書では、全国の店舗における環境保全・
水が生まれるためには十分な土壌と豊かな森林が不可欠であることを
基本理念・方針
22
環境管理組織図
23
法規制の遵守対応・コミュニケーション
24
教育・啓発活動
25
内部環境監査・2001年度更新審査結果
26
それが365日、店舗は全国に約7,734店あります。
ですから、私たちが想いおこなう環境活動の真意を、オーナーさんを
新浪 現在も、全国の店舗を通じて「緑の募金」による緑化支援活動を
通して地域の皆さんに語っていただくことは、大きな影響力となるでし
おこなっていますが、地域ごとにおこなっているこの活動を、世界に広
ょう。また一方で10万人以上にのぼるクルー(パートタイムで働いてい
げていきたいと思っています。
る従業員)にも、環境保全や社会貢献活動がいかに大切なのかを認識
してもらうことが大切です。そうすることで、私たちが考えている問題
小野 一般市民にわかりやすい環境貢献活動も大切ですね。
意識が皆さまに伝わっていくと思います。
新浪 はい、そしてもっとひろくグローバルにとらえた認識と実行が必
小野 お店では物や人だけでなく、情報や想いまでもが行き交う場所
要です。水の問題は地球の問題ですから、日本だけが必死に森林をつ
になると良いですね。
くっても水は守れないということです。
経営層による見直し・環境マネジメントシステム関連所見
27
もきめ細やかな、
かつ真摯な報告書を目指します。
2001年度環境目的・目標進捗状況
28
皆さまの、率直なご意見をお待ちしております。
環境保全・社会貢献活動のあゆみ
30
全く同感です。水や海は、国境やついたてで仕切られているわけでは
人とのふれあいの中で「ほっと」できる場所、そこでは地球環境を考
環境会計
32
ありませんから。どう世界と連携をとって行うかが重要ですよね?
え、取り組む姿勢が自然な形で受け入れられていくと思います。
会社概要
34
では、具体的にどんなコミュニケーションをお考えでしょうか。
新浪 それが、
私たちの掲げるスローガン「マチのほっとステーション」
小野 心強いお考えですね。グローバルな視点でお考えになることは
です。
小野 ローソンには老若男女、
さまざまなお客さまがご来店されますね。
新浪 第一歩として、
「人を大切にし、創造的な活動を通じて、
お客さま
の便利な生活をささえる。
次世代を担う子どもたちにとって、お店の活動が環境について考える
きっかけとなるのではないでしょうか。
地域社会の発展に貢献する」
2001年発行
2000年発行
1999年発行
ということです。
「マチのほ
新浪 そうなれれば、
とてもすばらしいですね。地球環境保全は世代を
っとステーション」としての
こえて、永続的に取り組まなければならないテーマですから。
機能をフルに発揮して、地
ローソンが架け橋になることで、
お客さまをはじめ地域の方々、すべて
域の皆さまと店舗を通じて
のステイクホルダーへ環境活動の輪を広げ、社会や地球に貢献するこ
地域の発展に貢献していき
とを目指していきたいと思います。
たい。そしてそこから、環境
活動を発信していくのです。
街単位の活動を、世界的
新浪 剛史
国連環境事務局オフィシャルサポーター・画家 小野 日佐子
代表取締役 社長執行役員 な視点で行うことが、ローソ
ンの環境保全・社会貢献活動
の第2創業期と考えています。
小野 日佐子 プロフィール/人物表現に突出した才能を持ち、経済界の著名人の肖像画を多数制作。シ
ョーン・コネリーの肖像画をきっかけに世界デビュー。世界のVIPの肖像画を多数制作する一方、環境保
護活動でも活躍。NPO「アワ・プラネットUNEP JAPAN」理事長も務める。
*本報告書のデータ開示対象期間は2001年度(2001年3月1日∼2002年2月28日)
とし、その範囲はローソン単体(本部)及び加盟店の事業活動です。
ローソンホームページ
2
3
0.11
(株)ローソンチケット
「マチのほっとステーション」を
合言葉に、
安心・安全な商品を
お届けします
(株)ローソン・イープランニング
(株)アイ・コンビニエンス
FFS
お客さま
ベンダー
上海華聯
森有限公司
(株)ローソン・エイティエム・ネットワークス
(株)イーコンテクスト
(株)ローソン・シーエス・カード
CDC
私たちローソンは、全国47都道府県に7,734店舗を有す
る業界唯一の全国チェーンとして、お客さまのご理解・ご
ど
菜な
・惣
品
弁当
ド商
ル
チ
協力をいただきながら、オーナーさん、店長さん、
クルーの
メーカー
食品・日用品など
ドライ商品
食品
など
フロ
ーズ
ン商
品
冷凍
皆さんと力を合わせてさまざまな環境保全・社会貢献活動
への取り組みを行っております。
店舗
7,734店
チケット・サービス
DDC
(DDP)
お客さま
商品
FDC
環境方針に掲げた省資源・省エネルギー、環境汚染物
質排出量の削減や廃棄物のリサイクル等の取り組み、
そ
経営指導
FC契約
して全国の店舗網を最大限に活用した「緑の募金」等、
ロイヤリティ
地区事務所
廃 棄
継続的な活動に取り組んでいます。
本部
また、すべてのお客さまにいつも安心してご利用いただ
管理センター
けるよう、
ローソンの商品の中で特に弁当・調理パン・惣
菜などの食品に関しては、商品開発コンセプトを「安心・
安全、美味、健康」とし、
自然の原料にこだわり、添加物を
可能な限り減らしてヘルシーな美味しさを追求し続けてい
ます。
「食」の安全・安心が問われる社会情勢の中、仕入面・
物流面での合理化により素材の質を高めるなどの取り組
ローソングループ
みを行っております。
㈱ロー
㈱ローソンチケッ
ーソンチケット
こうした取り組みを一歩進めた「ナチュラルローソン」で
ローソン店舗内の情報端末
「Loppi」
でコンサート、スポーツ及び演
ローソン店舗内の「Loppi」
やダイエー店舗内でコンサート、
スポー
は、玄米おにぎりなどをはじめ、店舗のすべての商品が「健
劇等のチケット販売。ト販売を行っております。
ツ及び演劇等のチケッ
康」
「環境」のコンセプトに合わせたものとなっています。
上海華
上海華聯 森有限公司
海華聯 森有限公司
共同配送システム
(P6)等への取り組みにより物流の
中華人民共和国(上海市)において、ローソン店舗のチェーン展開。
効率化を実現、高品質で安全な商品を、
スピーディにお客
さまに提供しております。
㈱ローソン・イープランニング
eビジネスにおけるアイデアインキュベーション、事業プランニング、
事業推進、異業種パートナーとの提携、ベンチャー企業提携・支援等。
温度帯物流
ローソンの物流センターは、
配送する商品の温度
CDC
帯ごとに3つのセンターから商品を最適な温度に
iモード携帯電話端末から各種商品・サービスの注文を受け、
コンビ
維持しながら配送しております。
ニ店舗で決済及び引き渡しなどのサービス。
Chilled Distribution Centerの略称。
共同配送機能に加え、帳合機能、小分け機能、その他の物流加
工機能及びコンテナ洗浄の機能を有するチルド商品の物流基地のこと。
ベンダー
FFS
Fresh Foods Supplyの略称。
DDC Dry Distribution Centerの略称。常温(ドライ)商品のセン
(DDP)ター内での在庫、小分け機能と共同配送機能を有した物流基
お取引先さまとの協同組合方式による「FFS(フレッシュフーズ
地のこと。
(Dry Depotの略称。各取引先から店別に仕分けされた
サプライ)」を発足し、
「安全で、
安心で、
おいしく、
価値ある」商品をメー
常温(ドライ)商品を、店別にコース別に積み分け、店舗に届ける中継
カー(お取引先さま)
とともに開発をすすめる「共同開発の体制」のこと。
基地のこと。)
FDC
Frozen Distribution Centerの略称。
冷凍(フローズン)商品のセンター内での在庫、小分け機能と
共同配送機能を有した物流基地のこと。
4
㈱アイ・コンビニエンス
㈱ローソン・エイティエム・ネットワークス
ローソン店舗における共同ATMの設置、管理及び運用に関する業務
や、入出金・振込など共同ATM網を利用した提携金融機関の金融サ
ービスに係わる事務受託など。
㈱イーコンテクスト
電子商取引における商品配送及び代金決済の受託・代行等を行い、
コンビニ決済・物流システムを提供。
㈱ローソン・シーエス・カード
ローソン顧客向けクレジットカードを発行し、
「Loppi」などの各種イ
ンフラを通じて、
クレジットサービスを提供。
5
物流の取り組み
低公害配送車の導入
配送車輌騒音の低減
ローソンではお客さまが必要とする商品を365日いつ
低公害車導入状況(累計)
でもお手元にお届けできる、無駄のない効率的な配送を
1998
実現するために、物流システムを日々進化させています。
1999
47都道府県の全店に同一かつ高レベルなサービスを
2000
消音パワーゲート車
(導入実績/改善状況)
CDC
(チルド/弁当、惣菜や麺類・パン類などのセンター)、
51
配送車輌の荷物室のゲートの金
配送車輌の内部でラッシング(締
属音に対し、原因となる部分に貼
上げ用)ベルトを使用しておりま
り付ける吸音材を、吸音効果の高
すが、ベルトを解除するバックル
1989
1991
の3つのセンターを設けた温度帯別物流システムで、各
71
10
FDC(フローズン/アイスクリーム、冷凍食品のセンター)
このような効率化により、大気汚染物質の削減、地球
38
消音ラッシングベルトの開発
DDC(ドライ/食品、飲料、菓子や日用品等のセンター)、
システム)
24
2001
提供する、徹底した集約配送を実施しています。これは
センターから店舗への配送を行っています。
(共同配送
(単位:台)
い材質に変更。その他消音用の
を改良した、消音ラッシング(締
低公害配送車/導入状況
クッションの追加、仕様の変更、材
上げ用)ベルトを開発し、
2002
低公害の天然ガス配送車を1997年に業界で初めて導入、
1999年に
はハイブリッド配送車の導入など、着実に推進しており、
2001年度は
質の硬度の強化などメーカーと 年2月末までに全車(822台)に
の共同開発により導入をすすめ 導入を完了しました。
最大の20台を導入しました。
ています。
20
30
40
50
配送車輌台数状況(1店1日当り)
60
70
(単位:台)
16
11
1995
7.8
2000
7.8
2001
7.8
温暖化ガスの一つである二酸化炭素排出の削減を実
5
10
15
現しています。
また特に深夜の商品配送時に配慮し、アイドリングス
消音パワーゲート導入状況(累計)
トップの徹底や消音タイプの物流機器の導入を推進し
1998 0
て店舗周辺への騒音の低減に努めています。
1999
(単位:台)
2
2000
34
2001
179
50
100
150
消音ラッシングベルト導入状況(累計)
200
(単位:台)
アイドリングストップ
消音カーゴ台車の導入推進
消音手押し台車の導入
全配送車に運行管理システム搭載によるアイドリングストップの徹底、
カーゴ台車の金属パイプの共鳴
手押し台車の金属製キャスターを
励行を実施。さらにドライバーのスラックスのベルトにはキーロー
音に対し、金属パイプを2重構造
金属製からオール樹脂製に改良
プを付け、キーを抜かないと配送車から下車できない仕組みを徹底
に改良することにより、消音カー
することにより、
消音台車を開発し、
2000
792
しています。
ゴ台車を開発。
2001年度の導入
2002年2月末までに全車(1,699
2001
822
台数は31,500台になります。
台)に導入を完了しています。
共同配送システムの推進
1999 0
200
400
600
800
消音カーゴ台車導入状況(累計)
現 状
ベンダー
温度帯別物流の推進による徹底した集約配送の結果、店舗への配
1998 0
メーカー
店舗
メーカー
店舗
(単位:台)
1998 0
送車輌台数は一店一日当り約7.8台、地球温暖化ガスのひとつで
1999 420
ある二酸化炭素の排出量は1990年対比で約65%削減しています。
具体的な効率化の例として、チルド商品配送では「二室式二温度
メーカー
管理車輌」を開発し、前室に牛乳等の10℃以下の商品、後室に米
DDP
ベンダー
2000
6,943
2001
店舗
飯類の20℃の商品を同時に積載して各店舗に配送。また、
ドライ
31,500
10,000
20,000
30,000
40,000
商品(加工食品・菓子・日用品など)配送は、同一車輌で一括配送
することにより「 OT−DT 」
( 毎日発注・毎日納品 )を実施してい
今 後
ます。
さらに配送センターの集約化も進めています。2000年度にス
タートしたドライ商品の新物流システム導入により、加工食品・菓
消音手押し台車導入状況(累計)
メーカー
店舗
子・日用品などを対象に、従来の中継型(各取引先で店別仕分け
作業 )センターから在庫型(センター在庫+仕分け作業 )のセン
ターに変更し、メーカーからセンターまでの配送ルートを短縮し
DDC
店舗
6
325
2000
1,300
2001
ています。最終的には、従来のセンター拠点41ヶ所を27ヶ所に集
約します。
1998 0
1999
メーカー
(単位:台)
メーカー
店舗
1,699
500
1,000
1,500
2,000
7
0.11
店舗の取り組み
容器・包装
容器包装リサイクル法への対応
再商品化が義務づけられている容器・包装
お買い物袋(Uバック)
Uバックの一部(M.Lサイズ)の
多くのお客さまにご利用いただく全国のローソン店舗
半透明化(乳白色比率1%)、
また、
では、小さな環境保全・社会貢献活動が大きな影響力を
併せて一部サイズの縮少化と素
持っています。日々の営業の中で「できることから、
ひとつ
材の厚みを薄くするなどの省資
ずつ」オーナーさんとともに取り組んでいます。
源化を行っています。
例えばお弁当・おにぎり等のパッケージ、
お客さまにお渡
毎年、財団法人日本容器包装リサイクル協会と再商品化委託契約を締結し、
しするお買い物袋(Uバック)
は、焼却時にダイオキシン類
ユニフォーム
再商品化委託料を支払うことにより義務を果たしています。
を発生しない素材への変更を既に完了しています。
ペット再生糸を使用、ペット比率50%以上でエコマーク認証のユニ
また、
リサイクルに関しては容器包装リサイクル法への
対応はもちろん、店頭の分別クリーンボックスによりお客さ
まにご協力を頂き、ペットボトルなどのリサイクルに貢献し
フォームです。使用済のものは、再度ボタンやファスナー・ハンガー
などに再利用が可能です。ユニフォームの内側には、エコログマー
容器・包装の環境汚染物質の削減
クを使用。
(デザイン・苅田公湖)
オリジナル商品(米飯・惣菜等)の容器・包装の非塩ビ化は既に完了
ています。ローソンのユニフォームはペットボトルを再利
し、焼却時にダイオキシン類が発生しないようにし、環境ホルモン溶
用した素材で作られており、
さらに使用済みのユニフォー
出の疑いのある素材を極力使用しないよう、素材の切り替えを進め
ムもリサイクル可能となっています。
店舗から出る廃棄物、特に賞味期限の切れたお弁当類
1年間に生産したユニフォーム枚数を
ペットボトルに換算すると合計230万7,440本
再利用したことになります。
ています。ナショナルブランド商品では、各メーカーさんに容器・包
装の非塩ビ化や再生紙の使用などの推進に協力して頂いています。
(長袖)
1,261,920本
(半袖)
1,045,520本
店舗で使用する消耗品の非塩ビ化も進めています。
は回収して堆肥化し、契約農家にお譲りする取り組みも行
っています。
さらに、ローソンは24時間営業するCVSとして、省エネ
ペット
ボトル
環境配慮素材の使用率(単位:%)
軽量PPフィラー
PETシート
ルギーには積極的に取り組んでいます。無駄な電力供給
単層発泡PPシート
リジェネ
レーター
透明PPシート
をカットして消費電力量を削減する電圧調整器の導入、
照明における適正な明るさの維持による節電など、着実に
1998
店舗への導入を進めています。
1999
店舗ではこうした取り組みについてまとめたリーフレット
を設置し、
ご希望のお客さまにお配りしています。
20.7
(373,400枚分)
ユニフォーム
10.7
(382,400枚分)
粉砕
(2001年度生産量)
0.3 0.1
2000
2001
21.5
17.6
34.9
10.3
42.4
4.6
1.4
7.1
6.0 1.0
ファスナー
ボタン
原綿
生地
省エネ
紡績
ペットボトル再利用のユニホーム
廃棄物
店舗廃棄物の遵法処理対応
改装時の廃棄什器・建材等については、各都道府県の許認可を受け
し尿浄化槽の点検・整備
・軽量ポリプロピレン(PP)
フィラー入りシート/
現状の特性を維持しながら、
フィラー(無機物) 弁当・惣菜類の
の含有量を軽減化することにより、廃棄物量と 容器
フィラー焼却灰の軽減を図った素材
・ポリエチレンテレフタレート
(PET)
シート/
成形工場で成形時に出る抜きカスを再生使用
することにより、使用樹脂量の有効活用を図っ
た素材
照明調光システム
店舗の蛍光灯に「適正照度維持調光装置」を取り付け、使用開始か
ら約1年後の交換時期までの照度を一定(1000ルクス)に維持する
環境配慮素材の特徴・使用商品
店頭分別クリーンボックス
た産業廃棄物処理取引先に適正処理を委託、マニフェスト伝票によ
りその確認を行っています。
電力会社から供給される電圧(単相100V)を96Vにコントロールし、
2001年度店舗廃棄物実態調査結果(概略)
可燃物
不燃物
・単層発泡ポリプロピレン(PP)
シート/
ポリプロピレン(PP)
を発泡させ使用すること
により、使用樹脂量の減少化を図り、
かつ断熱
効果を付加した素材
パスタ類の容器
電圧調整器
整備について、
対象店舗は取引先に委託し点検・整備を行っています。
区 分
サラダ類・
冷し麺類の容器
ことにより消費電力量を削減するシステムを導入しています。
浄化槽法や各都道府県条例で義務づけられているし尿浄化層の点検・
資源物
種 類
消費電力量を削減します。
具体的な名称
その他
紙クズ
分別された紙クズ類(包装包材、
レシート等)
残飯類
分別された食品残さ(弁当・惣菜の中身)
反射板利用による看板照明の削減
雑芥類
分別されていない可燃物等(店頭クリーンボックス、家庭ごみ等)
ガラス面への断熱フィルム導入(エリア限定)
包装廃プラ
包装フィルム、
ラップ、その他不燃物
弁当容器
分別された弁当・惣菜の容器等
ダンボール
紙類の包装包材(食品梱包材等)
ビン・缶
飲料用のビン・缶類(店頭クリーンボックス等)
ペットボトル
飲料・調味料ペット(店頭クリーンボックス等)
単位:Kg
・透明ポリプロピレン(PP)
シート/
従来のOPS(二軸延伸ポリスチレン)の代替
品として、耐熱性、耐油性に優れ、
かつ透明性
を改善した素材
8
可燃物
弁当・惣菜類の
フタ
不燃物
店内ゴミ
店頭ゴミ
紙クズ
雑芥類
残飯類
小計
包装廃プラ
弁当容器
資源物
小計
ダンボール
ビン・缶
ペットボトル
小計
2.1
12.5
11.3
25.9
0.8
1.3
2.1
21.5
2.7
2.2
26.4
3.86%
22.98%
20.77%
47.61%
1.47%
2.39%
3.86%
39.52%
4.96%
4.04%
48.53%
総合計
54.4
9
0.11
環境や健康、
バリアフリーに配慮した
新時代のローソンが、
各地にオープンしています。
ナチュラルローソン
環境対策実験店
■氷蓄熱システム(エコアイス)
(勝島一丁目店)
深夜時間帯の余剰電力で氷を作り、昼
間に活用することで、エネルギーとコ
ストの両方を削減します。
■プレス機能付き回収ボックス
(勝島一丁目店)
ローソンではお客さまのニーズにお応えし、21世紀型の
缶やペットボトルをプレスして分別回
新しいコンセプトの店舗を実験展開しています。
収します。
省エネルギーと環境保全をテーマとした「環境対策実
験店」、健康・環境がコンセプトの「ナチュラルローソン」、
■生ごみ処理機
(勝島一丁目店)
バリアフリー設計の「病院内ローソン」など、
コンビニエン
生ごみを自然界の水と微量の炭酸ガ
スストアの可能性を追求した、新しい「マチのほっとステ
■環境対策実験店
[取扱商品の例]
リサイクル、バリアフリーなどCVS
省エネルギーによるCO2の削減、
玄米おにぎり、産地直送減農薬野菜、
フレッシュジュース、サプリメン
としての総合的な環境対策・社会貢献をテーマに取り組む勝島一
ト、日本環境協会認定エコマーク商品、再生紙使用商品、環境配慮洗
剤・芳香剤・石鹸・割り箸、ユニバーサルデザイン文具 他
丁目店と沼田インター店、
マイクロガスタービンによる省エネルギー
実験を行う南加瀬四丁目店があります。こうした店舗による実験は、
広く全国の店舗へのシステム導入の第一歩となっています。
スに分解し、お店からのごみの量を減
ローソン勝島一丁目店
ーション」が各地に誕生しています。
自由が丘二丁目店(東京都目黒区)
西新橋一丁目店(東京都港区)
九品仏小前店(東京都世田谷区)
芝浦三丁目店(東京都港区)
らします。
■全熱交換システム
(勝島一丁目店/沼田インター店)
熱交換換気扇の使用により、冷・暖熱を外部に排出しないことで空調効率
アップを図ります。
■太陽光発電
(勝島一丁目店/沼田インター店)
店舗の年間照明電力の60%をまかなうことができます。
■ナチュラルローソン
病院内ローソン
■リサイクルトイレ
(沼田インター店)
「毎日食べてどんどん健康を実現する」というコンセプトで、原材料
水洗トイレに流した水を無色無臭の再生洗浄水として循環し、使用してい
から製法までこだわりの商品を集めた新しいタイプのコンビニエン
ます。
スストアです。玄米おにぎりや産地直送新鮮野菜、
フレッシュジュ
ローソン沼田インター店
ース等の食品をはじめ、
エコマーク商品や環境に配慮した日用品、
無添加化粧品などを取り扱っています。店内は段差のないバリア
■車イス対応駐車場
フリー対応。
(現在4店舗実験展開)
(勝島一丁目店/沼田インター店)
車イスの方がご利用しやすいように、駐車場スペースを広めに取ってあります。
■点字ブロック・自動ドア
■病院内ローソン
医師や看護師等の職員や入院・外来の患者さんの病院内におけ
る生活利便性向上を目指して、2000年8月に1号店がオープン。
通路を広く、
レジカウンターを低く設定するなどのバリアフリー設計
や、従来の商品構成にプラスした介護用品や日用品の取り扱い
などに特徴があります。
(現在3店舗)
(勝島一丁目店)
車イスの方がご利用しやすいように自動ドアや段差のない店づくりをしています。
■車イス対応ローカウンター
スリッパ、洗面器、肌着、
おむつの小分けパックの日用品等が充実。バ
(勝島一丁目店/沼田インター店)
車イスの方がご利用しやすいように、
カウンターを低めに設定し、車イス用カートもご用意してい
リアフリー設計で車イスやパジャマ姿のお客さまも気軽にご来店い
ます。
ただいています。
■車イス用トイレ
恵寿総合病院店(石川県七尾市)
今村病院分院店(鹿児島県鹿児島市)
江東高齢者医療センター
(東京都江東区)
(勝島一丁目店/沼田インター店)
車イスの方がご利用しやすいようにスペースを広めにとったトイレです。
ATCエイジレスセンター出展
■マイクロガスタービン
(バリアフリーモデル店舗)
ローソン南加瀬四丁目店は、マイクロガスタービンによる省エネル
ローソンが来るべき高
齢化社会の情報拠点と
ギー実験店です。都市ガスを燃料に、自家発電電力と排熱を利用す
なるべく、極めて少な
る空調システム(マイクロガスタービン・コージェネレーション)で、
い常設展示場として、
電気と熱を同時に取りだし、エネルギーとして有効利用していま
1997年10月より出展し
す。従来の火力発電システムの効率が38%なのに対して70∼80%
ています。
と非常に効率が高く、年間電力費用が約30%削減されるなど、大幅
な省エネルギー効果とCO2排出削減につながっています。
(大阪市住之江区)
ローソン南加瀬四丁目店
10
マイクロガスタービン
11
地域貢献活動
●ほっとステーションMAP
●一店一役運動
ローソンでは、
ご来店いただくお客さまや地域住民の皆
さまに愛される「マチのほっとステーション」として、各店舗
のオリジナリティーを尊重した独自の地域貢献活動を展
開しています。
例えば、
「一店一役運動」。店舗がオープンする際に、
そ
の地域のために何ができるかをオーナーさんとともに考え、
テーマを掲げます。地域の美化活動などをはじめ、
さまざま
北海道 小樽運河店
青森県 十和田西四番町店
27年間毎年リニューアル。㈱北一硝
子スタッフも制作に携わっています。
観光スポットをカラフルに表記。道を
訊かれた時は丁寧に対応しています。
な取り組みが全国7,734の店舗で継続的に行われています。
また、ほとんどの店舗が24時間営業のため、
お客さまの
北海道 札幌南16条店
宮城県 中田町宝江店
栃木県 日光所野店
毎日30分程度の町内清掃。始めた頃よりごみ回収量
が1/3程度に減っており、
ポイ捨てしにくい環境が出来
てきていると思います。
近隣の知的障害者施設の皆さまとともに清掃活動な
どを行っています。地域の美化貢献とともに、
施設の方々
との交流が実現しました。
昭和63年から毎日、子供たちの通学時間帯の7
:
30∼8
:
15に行っています。所野小学校の通学路で、大通りで
バスを降りた子供たちを安全に路地に入るところま
で誘導します。
道案内役としてお役に立ちたいと考え、各店舗でオリジナ
ルの「ほっとステーションMAP」を作成・掲示し、
イラストつ
きで周辺地域を説明できるようになっています。
そして、各店舗のオーナーさん、店長さん、
クルー、一般
のボランティアの皆さまが一体となって清掃活動を行う「ク
リーンエイド」
(地域美化活動)
にも参加しています。
群馬県 前橋大渡町店
東京都 南青山二丁目店
一度でも来店されたお客さまに、感
じの良いお店と認知していただける
よう、心掛けています。
神宮外苑の銀杏並木にほど近い立地。
付近のスポットを写真で紹介してい
ます。
ローソンは地域社会の一員として、地域に密着した活
動をモットーに取り組んでいます。
■一店一役運動
東京都 東日暮里三丁目店
愛知県 豊橋競輪場前店
滋賀県 八日市国立滋賀病院前
地域の交通役員(幹事)を努め、交通安全週間などに
積極的に参加しています。
かつてはホタルの飛ぶ川だった朝倉川。NPOが主催
するゴミゼロ大会に、チームワークの良い若いクルー
たちとともに参加しています。
店舗近隣の空き地(オーナー所有)を利用し、高齢者、
障害者、子ども向けの福祉施設を開放しています。お
店でも自然な対応を心がけています。
「マチのほっとステーション」の実現を目指した各店舗における活動。
公園やトイレ等地域の美化活動、小学生や中学生の社会科見学・
静岡県 裾野岩波店
富山 滑川中川原店
体験学習の受け入れ、
アルミ缶などの回収による換金寄付等バラ
イラスト上手なクルーが作成。近隣の
ローソンから見学に来るほど評判です。
パンフレット写真やイラストを使い、
周辺の観光名所をわかりやすく紹介。
京都府 八坂神社前店
大阪府 高槻大塚店
エティ豊かな活動に、
ローソンのすべての店舗が取り組んでいます。
■ほっとステーションMAP
各店舗の周辺を案内するオリジナルマップ。イラスト入りのマップ
を店舗内に掲示し、お客さまにご覧いただくとともに、詳細な道案
内はカウンターに地図を用意しています。
■クリーンエイド
美大生クルーが京都らしい雰囲気で
仕上げました。お寺の拝観料も掲載。
色画用紙を用いて立体的に表現。足
を止め、
じっとご覧になるお客様も。
周辺の自治体・企業・市民が一体となって取り組む河川や海岸な
大阪府 南江の木店/南広芝店/江の木店/
兵庫県 三木末広二丁目店
岡山県 倉敷神田三丁目店
江坂店/江坂公園前店/吹田西消防署前店 合同
朝・夕は無人駅となる神戸電鉄三木駅周辺の清掃活
動を行っています。近隣のガソリンスタンドでも清掃
を始められ、清掃活動の環が広がっています。
開店以来アルミ缶の資源回収を続け、車イスを倉敷
市社会福祉協議会に寄付しています。この取り組みは
ローソンのTVCMにも取り上げられました。
大阪府吹田市の江坂駅周辺店舗が合同で、毎月第二
土曜日の午前9
:
30∼約1時間、周辺約1kmの歩道の
清掃活動を実施しています。
どの美化活動。ローソンではオーナーさん、店長さんやクルーだけ
でなく、
その家族も参加するなど、広がりをもった活動となっています。
●クリーンエイド
2001年度は全国5ケ所で参加しています。
兵庫県 姫路本町店
鳥取県 米子皆生温泉店
世界遺産「姫路城」を中心に周辺ポイ
ントをわかりやすく紹介しています。
皆生温泉近隣の観光名所を親しみや
すいイラストで表現。お客様に好評です。
長崎県 諫早西郷町店
近隣の清掃活動から始まり、花壇の水まきや地域コミ
ュニケーションを目的とした掲示板の設置など、地域
に愛される店づくりに取り組んでいます。
鹿児島県 加治木店
「国立病院」や「自動車免許試験場」他、観
光地や空港なでの道順は丁寧に説明する
よう心がけています。
12
全国各地の清掃ボランティア活動に
参加・主催しています。
第1回札幌「旧豊平川クリーンアップ大作戦 ’
2001」
第8回東京「荒川クリーンエイド ’
2001」
第4回大阪「淀川クリーンエイド ’
2001」
第1回京都「鴨川クリーンエイド ’
2001」
第8回福岡「ラブアースクリーンアップ ’
2001」
13
0.11
緑化貢献活動
平成4年度から、
(社)国土緑化推進機構とタイアップで
全国のローソンのレジ横に「緑の募金」の募金箱を設置し、
●2001年度緑化支援活動実績
富士山ローソンの森づくり
これまで、12億円を超える募金をお預かりしております。
さ
らに、募金いただいた額の一割程度をローソン本部から
の「マッチングギフト」として加え、現在、年間約30カ所の
地域の緑化に役立てています。緑化活動の際にはその
地域のオーナーさんやご家族も参加しております。
埼玉県 秩父市
(2001年5月27日)
「広葉樹の森を育てよう」植林ボランティア
募金額推移 (年度別、単位:円)
千葉県 木更津市(2001年4月28日)
「スカウトの森」記念植樹事業
長野県 武石村 (2001年3月31日)
長野県 王滝村 (2001年10月13日)
郷土の森林整備事業
中日森友隊の育林活動
174,858,513
1999
2000
2001
139,317,950
181,940,092
二酸化炭素(CO2)吸収量累計(単位:kgC)
東京都 奥多摩町(2001年5月19日)
「学園の森」造成事業
1999
ローソン緑いっぱい運動
179,750
2000
233,265
284,888
2001
岐阜県 関市
上迫間ふれあいの森林づくり
(2001年3月11日)
岐阜県 上矢作町 (2001年10月29日)
復興の森造成事業
ローソン「花と緑の日」にあたる
2001年5月20日(日)、前年に
引き続き富士山での植樹活動
を行いました。日本全国の緑化
事業を象徴する活動として、
オー
ナーさんをはじめ多くの皆さまに
※森林1㎡当り平均2.2㎏/年の二酸化炭素を吸収量として計算(農林水産省)
※1㎡当り1本の樹木(カシ・シイ類)
を植樹するとして計算
ご参加いただきました。
静岡県 富士宮市
(2001年5月20日)
富士山ローソンの森づくり事業
三重県 名張市
(2001年3月4日)
赤目の里山再生植林事業
募金額推移
愛知県 設楽町 (2001年10月26日)
穂の国みんなの森づくり
大阪府 東大阪市 (2001年4月5日)
「大阪府立中央図書館」記念植樹
北海道 函館市 (2001年10月21日) 北海道 虻田町 (2001年10月28日)
島根県 匹見町 (2001年10月28日)
香川県 土庄町
ソロプチミストによる水源林整備
遊木の森づくり体験活動
環境学習教室エコキャンプ2001
有珠山噴火災害復興緑化事業
(2001年8月25日)
大阪府 熊取町 (2001年11月25日)
緑と水の里山ボランティア2001
徳島県 木沢村
(2001年3月20日)
青少年森林・林業「体験の森」造成事業
島根県 平田市
(2001年3月4日)
「シカとの共存の森」整備事業
愛媛県 玉川町
(2001年4月25日)
青少年による蒼社川水源の森造成事業
二酸化炭素(CO2)吸収量累計
(年度別、単位;百万円)
(kgC)
000,000
000
ローソン
ローソン「花と緑の日」花いっぱい運動
ローソンでは、
2001年から5月の第3日曜日をローソン「花
232
と緑の日」とし、
お客さまからお預かりした緑の募金への感
233,265
青森県 弘前市
(2001年9月23日) 秋田県 本荘市
岩木山麓防風林整備支援事業
(2001年5月18日)
秋田県立ゆり養護学校記念植樹
(2001年3月25日)
(2001年11月18日)
高知県 東津野村
福岡県 甘木市
親子が集う恵みの森づくりキャンペーン
あまぎ水源の森づくり事業
福岡県 宝珠山村(2001年11月10日)
福岡県 北九州市 (2002年2月9日)
子どものグリーン体験・交流事業
グリーンパートナー定着促進事業
謝の気持ちを花の種に託し、全国のすべてのお店でお客
220
さまに草花の種を差し上げました。全国の山々の植林に
45
00
93
加えて、皆さんが生活する街が花に囲まれ活き活きと生活
179,750
するシーンを演出できればと考え、
ローソンからのプレゼン
175
トとさせていただきました。
139
昨年実績)西洋石竹、八重矢車草、白花カスミ草、帝王貝細工を各店舗先着200名様
にプレゼント
000
14
1999
2000
2001
※ 部分は被災地救援募金です。
山形県 金山町 (2001年10月28日)
山形ふれあい森林整備事業
1999
2000
2001
※森林1㎡当り平均2.2㎏/年の二酸化炭素を吸収
量として計算(農林水産省)
※1㎡当り1本の樹木(カシ・シイ類)
を植樹しるとし
て計算
茨城県 真壁町
(2001年5月27日)
「全国緑化事業発祥の地」整備事業
大分県 中津江村(2001年3月25日)
宮崎県 清武町
台風被害林再生ボランティア
小鳥にやさしい森づくり運動「記念の森」づくり
(2001年4月29日)
熊本県 水俣市
もやいの森づくり
(2001年3月31日)
鹿児島県 垂水市 (2001年2月24日)
県民総参加によるみどりの回廊づくり
15
0.11
被災地救援募金
社会貢献活動
青年海外協力隊
ワーキングドッグ受け入れ
救援募金の期間中は、緑の募金箱を救援募金に切り替え、お客さま
にその旨を店頭シール等及び募金箱の告知シールにより明示し、
ご
ローソンは地域密着型の社会貢献を目指して、
さまざま
理解を得る中で実施しました。
な取り組みを行っております。例えば大規模災害発生時
には「緑の募金」を一時中断させて頂き、
それらの被災地
救援募金を行っています。お預りした募金は現地のオー
ナーさんと共にお届けしています。
また、
「青年海外協力隊」の募集活動の支援や「臓器
提供意思表示カード」の設置・配布など、全国47都道府
県のスケールメリットを活かすことのできる普及活動に積
極的に取り組んでいます。
その他、盲導犬・介助犬・聴導犬も含めたワーキングドッ
【米国同時多発テロ救援募金】
①実施期間:
2001年9月25日∼10月25日
②募金額:
31,006,925円
③お届け先:日本赤十字社本社
グの受け入れ、
トイレ開放宣言など、すべてのお客さまにと
1999年秋(10∼11月)から民間企業としては初めて、国際協力事業
1994年に「盲導犬」、
1999年に「介助犬」、
2000年6月に「聴導犬」
団(JICA)の「青年海外協力隊」募集活動を支援。店頭のポスター
の入店を受け入れています。それに伴い、今までの「盲導犬」のみ
掲出や募集要項の設置などの協力を行なっています。2001年度は
のステッカーから「介助犬」、
「聴導犬」も含めたワーキングドッグの
応募者数7,901名のうち、
439名の方がローソンの店頭ポスターを
ステッカーに変更しました。
見たという結果が出ています。
ってお買い物がしやすい店づくりを目指しています。
少年野球
臓器提供意思表示カード
【芸予地震救援基金(広島)】 安芸音戸町店のオーナーさん(左から2人目と中央)
①実施期間:
2001年4月7日∼4月30日
②募金額:
350,796円
③お届け先:日本赤十字社広島県支部
ローソン社会人野球チームの選手は、千葉県八千代市にある練習
1999年1月から(社)日本臓器移植ネットワークの協力により、臓器
グランドを使用して、地元少年野球チームの子どもたちに、定期的
提供意思表示カード(以下カード)とパンフレットの設置を開始しま
な野球指導を行っています。
した。全国7,734店舗のスケールメリットを活用し、
2002年2月末ま
地域の方々とのふれあいを通じて、青少年の育成やスポーツの楽し
でに、全国のローソンからお客さまが持ち帰られたカードは約4,76
さを共に学んでいます。
6,850枚(全国で提供されたカードの約6.3%)に及んでいます。
トイレ開放宣言
【芸予地震救援基金(愛媛)】
松山古川北店のオーナー さん(右)
①実施期間:
2001年4月7日∼4月30日
②募金額:
417,656円
③お届け先:日本赤十字社愛媛県支部
書き損じハガキの寄付
ローソンでは、
1998年度から実施している「書き損じハガキの寄付」
を2001年度も行ないました。各本部室や事業所に送付された年賀
状の当選商品と書き損じ年賀状・ハガキを切手シート化し、世界の
子どもたちを支援するユニセフ(国連児童基金)の活動に協力する
救援募金総額=76,524,764円
ため、民間協力の窓口である財団法人日本ユニセフ協会に寄贈い
【「アフガンの子供たちへ」義援金募金】
代表寄付者:弘山晴美選手
①実施期間:
2002年1月26日∼3月31日
②募金額:
44,749,387円
③お届け先:
「大阪国際女子マラソン」特設口座を通じて(財)日本ユニセフ協会
16
たしました。
今回の取組みは、社会貢献活動の一環として、今後も継続して実施
ローソンは、お客さまに
して参ります。
(今回の寄付額 60,
425円 相当の切手シート)
トイレを開放しています。
17
0.11
本部の取り組み
本社・事業所においても社員一人ひとりが環境意識を
本社・事業所の省エネルギー
「省エネルギー取り組み方法ガイドライン」を定め、本社、事業所
の照明機器、事務機器、空調機器、OA機器などの電力使用量を削減
グリーン購入率
電力使用量(事業所合計)
し、省エネルギーに努めています。
高め、
できることから取り組んでいます。
本社・事業所の省エネルギーへの取り組み、稟議書を
はじめとした社内文書の電子化によるペーパーレスへの
テムを運用しながら、継続的な改善を行っています。例え
社内グル ープウェア活用の推
また、要冷・空調の機器入替えや店舗改装時のフロン
より、
2000年9月より紙資源の
着実に成果をあげています。
60.5
2000
65.9
20
2001
18.4
71.6
20
努めてまいりました。
また、会計システムの変更に
ステムなど、環境汚染物質の削減にも積極的に取り組み、
1999
48.9
40
60
進によりコピー 用紙 の 削減に
ダーの管理、啓発のもとで、削減に努めています。
する業務用社有車の環境対策、食品廃棄物リサイクルシ
消費電力削減率
(%)
従来から本社、各事業所では、
書類 のセンターファイル 化や
回収・破壊やスーパーバイザー
(経営指導員)
などが使用
1998
ペーパーレスの取り組み
取り組み、
グリーン購入の推進など、環境マネジメントシス
ばコピー用紙の使用枚数については、各部署のエコリー
電力使用量
(%)
10
7.9
フロン回収・破壊状況
(単位:件)
削減、業務の効率化等を目的と
して、会計伝票の電子化実験を開始し、2001年2月までに全事業所
-1.7
でのシステム化を完了しました。
2000年10月より紙資源の削減、決裁期限の短縮等を目的として、
「稟
議書」の電子化実験を行い、全事業所での本格展開を進めています。
0
-5.1
(kWh)
7,748
1999
7,697
グリーン購入の推進
778
2000
7,500
7,136
1998 38
906
2001
7,326
1168
200
従業員の意識も定着し、事務用消耗品のグリーン購入(環境に配慮
した消耗品の優先購入)を推進しています。
400
600
800
1,000
二酸化炭素(CO2)換算
環境汚染物質の削減
1998
1999
2000
1998
2001
●フロン
1999
ローソンではオゾン層破壊の原因物質であるフロンを大気に放
2000
出することのないように、機器入替えや店舗改装等の際に要冷・空
2001
(単位:千kgC)
2,301
33,969
38,846
48,856
調の各取引先に冷媒用フロン回収・破壊処理を依頼しています。
要冷・空調取引先はフロン破壊・再生施設にフロンの破壊を委託
10,000
コピー使用枚数(1人当り)
20,000
30,000
40,000
50,000
します。フロン破壊・再生施設は「フロン破壊証明書」を発行し、要冷・
26.1
空調取引先に送付します。
「フロン破壊証明書」を受領した要冷・空
組織横断的なグループである「エコリーダー」は若手中心となっており、
月1回程度の定期的なミーティングによって各部署の目標達成状況報
調取引先は、ローソンに「フロン処理証明書」を発行し、フロンが完
コピー使用枚数(1人当り)
全に破壊・処分されたことを報告します。
削減率(1人当り)
告や情報交換などコミュニケーションを深め、全社的な環境活動の充
●社有車のアイドリングストップ
実を図っている。
経営指導巡回に使用している業務用社有車に専用のアイドリング
低排出ガス車・ハイブリッド車の導入状況(社有車)
(単位:台)
(%)
低排出ガス車
ハイブリッド車
20
ストップのステッカーを掲出し、駐車時のアイドリングストップの励
1999 9
31
2000 18
17.2
行に努めています。
また、一部の事業所用社有車についてはリースアップ時にガソリ
10
ン車からハイブリッド車に車種変更を進めているほか、大部分(93.5
1,483
2001
%)の車種を低排出ガス車へ移行しています。
500
1,000
19
1,500
6.4
※平成12年基準排出ガス25%削減 国土交通大臣認定車
(枚)
1,000
-2.2
1,008
0
784
739
755
食品廃棄物リサイクル店舗数
500
「べんりねっと」によるグリーン購入
1998
704
●食品廃棄物リサイクルシステム
1999
ローソンでは、米飯・調理パン・惣菜等のオリジナル商品の発注精
2000
518
2001
518
度の向上に努めることにより、食品廃棄物の削減化を図っています。
また、一部のエリアでは、実験的な取り組みとして、食品廃棄物リ
サイクル施設を保有している廃棄物処理取引先と協力し、堆肥化等
1998
1999
2000
(単位:店)
841
2001
500
1,000
のリサイクルを行い、契約農家へお譲りしています。
18
19
0.11
環境保全・社会貢献活動の取り組み
ライフサイクルフロー・分野別の環境保全・社会貢献活動の取り組み一覧 ※印は一部店舗のみ
お 店
本部
物流センター
お客さま
ライフサイクルフロー
対策別(効果)
物流センター(お取引先)
廃棄物対策
(資源循環)
(地球環境保全)
(公害防止)
設備対策
個
別
対
策
の
分
野
に
よ
る
分
類
(資源循環)
(地球環境保全)
(公害防止)
物流対策
(資源循環)
(地球環境保全)
(公害防止)
・低公害配送車輌の導入推進
・配送車輌アイドリングストップの励行
・マテハン(配送用備品)のリサイクル
店舗(加盟店/直営店)
店舗のうち、お客さまの協力や
理解によって成立する保全活動
本 部
・廃棄物処理に関する取り組み
(資源ごみリサイクル)(廃棄物適正処理)
・食品廃棄物リサイクル(実験エリア)※
・容器包装リサイクル法の義務履行
・容器・包装、販促資材の環境配慮
・環境配慮商品の品揃え
・再生ペット利用のユニフォームへの切り替え
・廃棄物処理に関する取り組み
(店頭分別クリーンボックスの設置)(廃棄物の分別適正処理)
・自治体への協力
(ペットボトルの回収協力)
・単品買いの際の一声運動によりUバック(お買い物袋)の配布削減
・Uバックの環境配慮(非塩素系素材、半透明化等)
・割り箸等の手渡し
・廃棄物処理に関する取り組み
(食品廃棄物リサイクル※)(資源ごみリサイクル)
(廃棄物適正処理)(容器包装リサイクル法義務履行)
・グリーン購入の促進
・トナーカードリッジのリサイクル
・コピー用紙の使用量削減
・産業廃棄物のマニフェスト伝票処理
・電圧調整器の導入※
・看板照明の削減※
・照明調光システムの導入※
・断熱フィルムの導入(地域限定)※
・し尿浄化槽の点検・整備※
・トイレ節水装置の導入
・リサイクル壁材の採用※
・太陽光発電設置(実験店)※
・全熱交換システム(実験店)※
・遠隔コントロールシステム(実験店)※
・氷蓄熱システム(実験店)※
・車で来店時の協力依頼看板・ポスターの設置
・深夜騒音防止
・来店時のエンジンストップ
<環境実験店舗での整備実験と効果のあるものの水平展開>
・マイクロガスタービン利用の省エネルギー実験※
・電圧調整器の導入※
・看板照明の削減※
・照明調光システムの導入※
・断熱フィルムの導入(地域限定)※
・し尿浄化槽の点検・整備※
・トイレ節水装置の導入
・リサイクル壁材の採用※
・太陽光発電設置(実験店)※
・全熱交換システム(実験店)※
・遠隔コントロールシステム(実験店)※
・氷蓄熱システム(実験店)※
・要冷・空調機器のフロン回収・破壊
・事業所の消費電力削減
・配送用コンテナ(通い箱)利用
<環境マネジメントシステムの目的・目標に沿ってのお取引先との運動>
・業務用社有車のアイドリングストップの励行
・低排出ガス・低公害社有車の導入推進
(折りコン、パレット等)
・騒音対策(パワーゲート、ラッシングベルト、
台車の消音化)
・共同配送の取り組み
・配送用コンテナ(通い箱)利用
商品対策
(資源循環)
管
理
活
動
・
社
会
貢
献
活
動
等
20
・環境配慮商品の品揃え
・容器・包装の環境配慮素材への切り替え
・減農薬野菜の採用
・オーガニック野菜の採用
環境マネジメントシステム
<環境マネジメントシステム(ISO14001)の運用>
・定期審査、内部環境監査の実施
・コンプライアンス(遵法対応)対応
・リスクマネジメントの徹底
社会貢献活動・
コミュニケーション
・環境保全・社会貢献リーフレットの設置
・緑の募金箱設置→(社)国土緑化推進機構への寄付
(緑化事業への参画)
・一店一役運動の継続
・ほっとステーションMAPの掲示
・臓器提供意思表示カードの設置
・ワーキングドッグ(盲導犬、介助犬、聴導犬)の受け入れ
・青年海外協力隊の募集活動支援
・環境配慮商品の品揃え
・簡易包装
・容器・包装の環境配慮素材への切り替えの取引先との連動
・環境配慮商品の採用
<環境マネジメントシステム(ISO14001)の運用>
・定期審査、内部環境監査の実施
・店舗の内部環境監査の実施
・外部講師による内部環境監査員研修
・社員講師による環境教育の実施
・コンプライアンス対応
・リスクマネジメントの徹底
・緑の募金実施
・被災地救援募金実施
・環境報告書、店舗用リーフレット作成
・ホームページの更新
・(社)国土緑化推進機構への寄付
(お客さま募金+当社寄付)
・全国での緑化事業の実施
・被災地救援募金の寄付
・地域美化活動(クリーンエイド)の実施
21
0.11
基本理念
環境管理組織図
ローソン環境マネジメントシステム
地球環境保全が、人類及び自然環境を含む生態系の存
続に関わる、世界共通の重要課題であると認識し、健全な
お客さま
環境を次代に引き継ぐことが私たちの義務であると考えます。
ローソンは事業活動と環境との調和、積極的な社会貢献
お取引先
活動を通じ、人間と自然との共生を図り、社会の持続的発
継続的改善
展に向けて行動してまいります。
オーナー
ステイクホルダー
利害関係者
環境方針
経営層による見直し
ACTION
計画
PLAN
株 主
従業員
継続的改善
PLAN
方 針
1 . 事業活動、 商品、 サービスについての環境影響評
価に基づき、技術的、 経済的に可能な範囲で環境
点検及び是正
CHECK
ACTION
実施・運用
DO
地域社会
DO
加盟店 7,734店
CHECK
店舗における
環境マネジメントシステム
店舗内部環境監査員
目的・目標を定めて、環境保全活動の継続的な
141事業所
改善及び汚染の予防を図ります。
2 . 環境保全に関する法律、 規則、 協定などを遵守し、
環境管理の向上を図ります。
一般内部環境監査員
エコリーダー
世界最大規模の「ISO14001」
3 . 事業活動における廃棄物の減量化とリサイクル
事業開発本部
に取り組みます。
店舗開発本部
運営本部
商品・物流本部
海外事業室
広報・秘書室
マーケティング室
4 . 事業活動における省資源、 省エネルギーに取り組
財務企画室
環境マネジメントシステムの運用
みます。
5 . 事業活動における環境汚染物質排出量の削減に
経理企画室
エリア戦略室
CS推進室
取り組みます。
経営企画室
情報システム室
監査室
ヒューマンリソース室
6 . 地域における緑化、街の美化運動など、環境保
総務企画室
全への支援・協力活動に取り組みます。
主任内部環境監査員
7 . 環境教育や広報活動を実施し、 環境保全に関する
エコリーダー
意識の向上を図ります。
環境管理事務局
店舗審査風景
事務所審査風景
経営会議
環境管理責任者
1998年12月28日、ローソンは環境マネジメントシステムの国際規
格である「ISO14001」認定を取得しました。全国7,378店、
135ヶ
所の事業所(当時)の全てを適用範囲とした認証は、国内のみなら
社長
ず世界でも最大規模です。以後2回の定期審査を経て、
3年目の2001
年11月に更新審査を実施し、更新しました。
22
23
0.11
法規制の遵守対応
教育・啓発活動
事業活動に係わる環境関連法令と対応すべき条項を網羅し、遵
守のための体制を確立しています。
社内のコミュニケーション
社内のコミュニケーションツールを活用して、環境保全に関す
環境マネジメントシステムの「法的及びその他の要求事項の調査・
登録規定」に基づき、各本部・室は業務に係わる環境関連条例の制
定及び改定の有無についての調査を適宜行っています。
る意見・提案が多く集まっています。
社内のコミュニケーションツールの主なものとして、オーナー
さん、店長さん、
クルーの皆さんのご意見を承る「社長直行便※1」、
また、全国の各事業所において、管轄する店舗の所在する地方自
治体の環境関連条例の制定及び改定の有無の調査を年一回実施し
環境保全活動の取り組みを全社的に推進し、継続的な改善と向上を図る上で、お店と本部のすべての人が環境問題へ の理解
を深め、その重要性を認識し、的確な行動をとっていくことが不可欠であると考えています。そのような企業風土を築きあげるた
め、教育・啓発活動を推進しています。
スーパーバイザー(経営指導員)と本部スタッフとのコミュニケー
オーナー研修
専門業務従事者研修
それぞれのお店が、事業活動と地域の環境との調和、積極的な社
・店舗を建設する建設部の担当者、施設の管理・維持にあたる施
会貢献を通じて、できることからひとつずつ、前向きに取り組んでい
設管理部の担当者、環境配慮商品の選定にあたる商品本部の担
2001年度においても、法令の制定及び改定の有無の調査結果に
ます。
当者、商品の配送を計画・管理する物流本部の担当者など、環境
基づき、商品、サービス、事業活動を再点検し、遵法体制の維持を図
オーナーさんの店舗オープン前研修のカリキュラムのなかに「環
関連の専門知識を必要とする部署を対象に研修を行っています。
りました。
境研修」をとりいれ、一般的な環境問題への理解とローソン環境マネ
2001年度は、新任担当者全員に研修を行いました。
ています。
ションツールである「SVほっとライン※2」、スーパーバイザー(経
営指導員) の提案ツールである「 SVの提案広場※3」があります。
その他の要求事項としては、経済団体連合会(当時)の「 地球環
境憲章」及び(社)日本フランチャイズチェーン協会の「地球温暖化
防止の自主行動基準」に基づき対応しています。
ジメントシステム、
取り組みの内容と現状などの研修を行っています。
社長直行便受付状況
1998
(単位:件)
1
1999
コミュニケーション
2000
社外からの環境に関するご提案・ご意見・苦情(クレーム)
2001
9
12
8
環境監査員養成研修
○環境一般研修
○主任監査員養成研修
環境保全活動を着実に推進していくために、年に一回、
この研修の
精度の高い監査を行うためのスキルアップと一般環境監査員・店
受講を必須としています。2001年度は、本社及び地区事業所の従
舗環境監査員を養成するための研修担当者の養成を目的として、
業員、
2,
242名が受講しました。
社外の専門研修機関に研修を依頼し毎年実施しています。2001
○新入社員・クルー研修
5
ローソンでは、商品・サービス・事業活動におけるお客さまからの
従業員研修
10
15
・新入社員教育の一環としてカリキュラムの中に「環境研修」をと
年度は10名が研修に参加し、合格しました。
○一般環境監査員・店舗環境監査員研修
クレームは、私たちの意識と行動変革のための貴重な財産として承
りいれローソンの環境活動全般と環境マネジメントのシステム(ISO
一般環境監査員、店舗環境監査員の養成とスキルアップを目的と
っております。お客さまからのクレームは、本社のコミュニケーショ
14001)の概要についての研修を行いました。
して、毎年実施しています。2001年度は1,320名が受講しました。
・クルー(パート・アルバイト)には、採用時研修の中で、一般的な環
ン推進室CS推進と店舗・全国事業所で承り、
「CSエクスプレス」と
SVほっとライン受付状況
して関連部署それぞれが迅速に誠意を持って対応しています。
2001年度は、
85件の環境に関するお客さまのご意見を承りま
1998
した。
1999
前年度に比べて16件の増加となり、この事実を深く反省すると
(単位:件)
3
境問題とローソンの取り組み内容の研修を行っています。
●オーナー研修
●環境一般研修
13
ともに、お客さまからのローソンに対する期待度の高さと捉え、
2000
全力をあげて改善を図ってまいります。
69
2001
環境関連クレーム受付状況
20
(単位:件)
1998
33
1999
31
2000
40
60
80
SVの提案広場受付状況
69
1998
2001
23
(単位:件)
2
85
20
40
60
80
お客さまからのご提案・ご意見・苦情(クレーム)
受付状況(85件)
店内異臭 1件
その他 8件
1999
3
2000
2001
4
3
外部異臭 1件
室内機(空調機)9件
配送車輌騒音 19件
周辺ごみ散乱 28件
お客様車輌騒音 19件
※1
:社長直行便…オーナーさん・クルーが日ごろ考えている「意見・提案・アイディア」を
社長に直接伝える仕組み
※2
:SVほっとライン…SVがオーナーさんからの質問や問題に直面し、専門的なアドバイ
スが必要なときに、本社スタッフに質問するグループウェア上の仕組み
※3
:SVの提案広場…SVがお客さま・オーナーさんからの「負・不」の改善を提案する制
度で、意見提案・交換し全社的な改善に結びつけるグループウェア上の仕組み
2001年度 環境関連クレーム受付状況 85件
*CSエクスプレス…お客さまからのご提案、
ご意見、苦情(クレーム)を迅速、確実に承り、
「CS」に根ざした全社的な改善に結びつけるグループウェア上の仕組み
24
25
0.11
2001年度 内部環境監査結果
ローソンでは環境マネジメントシステムに基づき、内部環境監査を実施してい
ます。 内部環境監査では、組織的・継続的に改善に取り組むシステムが適切
に機能しているかをチェックします。
店舗では店舗環境監査員により年2回、モバイルの監査チェックシートに基づ
き実施し、本社の各本部・室、各事業所、管理センター、ゲストハウス等では
一般環境監査員が年1回、専用チェックリストに基づき実施しています。
店舗、その他各事業所においても、若干の改善指摘事項は見られたものの、
不適合となる事項はありませんでした。
2001年度 第1回「更新審査」結果
ローソンは1998年12月、環境マネジメントシステム 「ISO14001」 の認証を
(財)日本品質保証機構 (以下、JQA という) の登録審査により取得いたし
ました。
認証取得後、毎年1回のJQAの定期審査を受審、環境マネジメントシステム
を維持・管理し、継続的な改善を図ってまいりました。
1.実施期間 2001年9月28日∼11月7日
管理センター(9ヶ所)、ゲストハウス、大阪本社、及び全店舗(7,
584店) 合計 7,
737ヶ所
3.監査方法 本部・室用、事業所用、店舗用チェックリストにより実施
1.審査日時 2001年11月26日(月)∼11月30日(金)の5日間(延べ20日)
2.審査対象 社長・環境管理責任者へのインタビュー、本社全本部・室(17ヶ所)、
ディビジョンオフィス(5ケ所)、ディストリクトオフィス(17ヶ所)、店舗(50店)、
4.環境監査員 主任監査員(22名)一般監査員(39名)
管理センター(2ヶ所) 合計91ケ所
店舗監査員(981名) 合計 1,
042名
3.JQA審査員 主任審査員 中田智、審査員 小林重喜、審査員 八木橋和夫、審査員 上村到
5.監査結果概要
4.適用規格 ISO14001
:
1996
○環境方針の従業員への周知と自覚、外部者からの提供の申し出時対応に関
特定教育の該当部署(店舗開発本部・運営本部・商品本部・物流本部)に
して、環境リーフレットの配布、掲示板への掲出・朝終礼時等の意識付け
ついては、それぞれ新任者に専用研修資料に基づき実施できている。
によりほぼ実施できている。また、ほぼ説明ができている。
○全部署とも、自部署の「環境目的・目標」及び環境マネジメントプロ
○適応される法令に関して遵守されている。
グラムを策定し、月度の監視・測定がなされている。環境クレームの
適応される法律及び条例等の調査表は、毎年10月に実施することになって
受付手順は理解されているが、一部記録が不明確な部署があった。月
いる為、今回監査期間と重複しており、実施予定の事業所が散見された。
間で未達成の場合は、掲示、グループウエアの活用、ミーティング等
理及び清掃に関する法律」に基づき、店の所在する市町村の「一般廃棄物運搬・
毎に環境影響評価を実施し、各事業所毎の著しい環境側面を特定し、目
ほとんどの事業所で調査が行われ調査表に記入され、まとめられているが、
で全員に周知し改善を目指すなど、前回監査時より取り組み意識の向
処理」の許認可を受けている業者に業務委託します』としていながら、一部
的・目標を設定することが望ましい。
一部のディストリクトオフィスでは、管轄する店舗が所在する自治体の環
上が見られる。目標値から逸脱した場合の是正処置も規定に基づく対
地域のディストリクトオフィス・店舗での契約書保管及び取引先の許可内容
○緊急事態対応手順のテストを実施し、地震防災訓練検討会議事録に記録し
境関連条例のうち、調査記録もれがあった。また、調査は実施したが調査
応が徹底されている。
が確認できなかった。
ており、その際に問題点として記録された対応の仕方について明確にする
日が不明な事業所もごく一部であったが、法律及び条例等の改廃に関する
○全部署とも、専用ファイルで管理されているが、文書と記録が区別(識別)
確認手順についてはすべての部署で理解されている。
されていない部署や赤のドットマークによる識別がされていない部署
◎主な改善の機会
○法的及びその他の要求事項の調査及び登録表は、年1回10月定期的に見直
○環境一般研修については総務企画室各担当者が研修を実施し終了している。
があった。今後、文書と記録の識別の明確化と必要記録書類の完全保
○環境評価登録規程では、直接影響及び間接影響の定義を明確にし、間接影
し、調査されていたが、過去の同登録表も保管管理される事が望ましい。
また、未受講者には環境問題推進担当者、エコリーダーにより自部署で実
管への指導が必要である。
響も環境側面の抽出、評価に取り込むことを明確にすることが期待される。
○コピー枚数の連続未達に対して提出された不適合是正処置報告書における
施されているが、一部の従業員に未実施の部署があり、全従業員の受講に
○前回内部環境監査指摘事項について、全部署とも改善されている。
また、苦情の有無等については毎年の実績を踏まえ実態を反映した評価点
再発防止策は、教育啓発に留まっており、その後も同種の状況が続いていた。
とする必要がある。
不適合の原因を特定し、再発防止策の妥当性を確認されることが望ましい。
向けて進捗管理の仕組みが必要である。
経営層による見直し
毎年、新たな環境関連法律の制定や法律の改正による法規制の強化があり、 環境マネジメントシステム 「ISO14001」 に基づく、取り組み内容と以下の検
ますます環境問題への対応が重要になってきています。 そのような中、環境
討項目などから2001年度を総括するとともに、経営層の見直しを行い2002年
保全活動の取り組み課題は多様化し、その領域も広範囲になってきております。 度の主な取り組み課題を設定しました。 〈検討項目〉
〈主な取り組み課題〉
5.JQA登録証番号 JQA−EM0311
◆改善指摘事項及び主な改善の機会
◎改善指摘
「廃棄物管理ガイド」によると、
『店舗から排出される廃棄物は「廃棄物の処
○各事業所毎の目的・目標の設定の際、ローソン全社の環境側面登録表を
適用しているが、各地域の法的及びその他要求事項を加味した各事業所
ことが望ましい。
環境マネジメントシステム関連所見
環境マネジメントシステム自体は3年が一区切り
も、今後期待したい
だといわれます。今回は環境マネジメントシステム
と思っています。
の更新審査ということで、そのシステムが現場でマ
ただ、環境マネジ
ッチしており、本当に自分達のものとされているか
メントシステムとし
1.内部環境監査結果
①各本部・室で設定した目的・目標を達成するための、
ガイドラインの見直しを
を審査したわけですが、少しシステム自体が硬直し
ての目的・目標の活
2001年内部環境監査結果報告及び課題の確認
行うこと。
ていると感じました。それは、手順書の見直しはし
動は、マイクロガス
ても、規定が ISO 規格の枠から外れないよう慎重に
タービン・コージェ
なり、活動はほとんど変わっていないことが要因と
ネレーション空調システムの実験導入など、非常に
考えられます。本来、日々の業務の中で簡素化でき
良いことに取り組んでおられます。単に「頑張って
2.環境目的・目標の達成度
2001年度環境目的・目標の進捗状況確認
②省資源(コピー用紙の削減)は総務企画室・総務、省エネ(店舗の電気使用
3.制定・改廃された関連法律及び法規制の遵守状況
量削減)は施設管理部が中心となって、全社レベルで対応すること。
法的及びその他の要求事項の調査・登録の確認、関連する法規制の遵守
状況確認
③更新審査時の改善指摘事項である、店舗における廃棄物処理委託先と店舗
4.利害関係者とのコミュニケーション
との契約書の保管及びディストリクトオフィスにおける廃棄物処理委託先の
利害関係者(お客さま、オーナーさん、SV:スーパーバイザー等)と
許可証のメンテナンスを確実にすること。
るところは簡素化し、動きやすいところは動きやす
います」というのではなく、システムに乗せた形で
くするといったように、徐々に変えていく、つまり
自分達に区切りをつけて活動をすること、これが環境マ
継続的改善が望ましいのです。現場の意見を反映し
ネジメントシステムで重要なことなのです。ですから進
徐々に変えていくことが今後の課題だと思います。
捗管理をしっかりし、「有言実行」 で取り組んでもらい
5.全体的なシステムの妥当性、有効性
また、店舗の社会貢献活動として「一店一役運動」
たいと思います。
第1回目の更新審査を受け、「改善指摘事項」に対する是正対応状況と
をもって活動されていますが、この内容が全国どの
環境マネジメントシステムの妥当性、有効性を確認
店舗でもほぼ同じ街の美化活動です。街の美化活動
のコミュニケーション結果として、
①クレーム受付状況 ②社長直行便 ③SVほっとライン
④2002年度以降の環境マネジメントシステム構築のため、業務プロセスの見
④SV提案の広場の状況確認
直しに沿って、環境影響評価基準の見直しを行うこと。
は確かに素晴らしいのですが、地域性を出した活動
2001年度更新審査結果
改善計画に基づいて改善を図っています。
◆「更新審査」概要
2.監査対象部門 本社の各本部・室(14ヶ所)、ディビジョンオフィス(11ヶ所)、ディストリクトオフィス(119ヶ所)、
26
2001年度は、第1回目のJQAの更新審査を受審し、その結果、不適合となる
指摘はなく、「ISO14001」 規格に基づく環境マネジメントシステムが維持・
管理されていると確認され登録更新が可能であると判断されました。
改善指摘事項として1件、改善の機会として20件をいただきましたが、すぐに
財団法人 日本品質保証機構
ISO審査本部
主任審査員 中田 智
27
0.11
2001年度 環境目的・目標進捗状況
項 目
内 容
2002年度
目 標
2001年度
進捗結果
目 標
1.
事務用消耗品のグリーン購入を促進する
・店舗を除く本社、
事業所で使用する品目の
50%を実施する
省資源
・東京本社で使用する品目の50%を実施する
・全事業所で本社方式の仕組み構築
全事業所でシステム構築完了
2.
店舗を除く本社、
全事業所で使用するコピー用紙の
使用量を削減する。
・00年度比3%削減(1人当り使用実績)
01総枚数
1人当り実績
00総枚数
1人当り実績
削減目標
削減率
達成率
・00年度比1%削減
省エネルギー
2.
電圧調整器の設置店数を増加する(FC店含む)
・全店の35%の店舗に設置
(設置店舗の使用電力削減)
1.
自社開発商品(弁当・惣菜等)の容器・包装について
環境配慮素材を使用する(FF・デリカ商品全てを対象)
環境保全への支援と
協力活動
店舗の廃棄物の
減量化とリサイクル
13,060個
9,351個
71.6%
50.0%
143.2%
・実施エリアを拡大する
使用電力を削減する。
1.
店舗を除く本社、事業所の使用電力を削減する
有害物質排出量
の削減
発注数
エコ数
実績値
目標
達成率
2.
低公害配送車を導入拡大する
1.
自社開発商品の容器・包装の素材を
透明PPシート・単層発泡シートに
順次変更する(58.0%)
2.
低公害配送車を71台(累計)導入する
(ハイブリッド車含む)
01実績
00実績
増減数
削減目標
削減率
達成率
24,421,067枚
755枚
22,888,284枚
739枚
3.0%
-2.2%
-73.3%
7,696,531kWh
7,326.376kWh
370,155kWh
1.0%
-5.1%
-505.2%
累計設置数
年度増加数
全店
目標
導入率
達成率
3,343店
840店
7,734店
35.0%
43.2%
123.5%
品目
軽量PPフィラー
PETシート
単層発泡シート
透明PPシート
計
切替え率
42.4%
7.1%
6.0%
1.0%
56.5%
年度導入計画
導入実績
累計導入計画
累計導入実績
達成率
20台
20台
71台
71台
100.0%
1168店
1168店
100.0%
3.
店舗の要冷機器・空調機の店舗改装、機器入替え時に
フロンガスの回収・破壊を完全に実施する
3.
店舗の要冷機器・空調機の店舗改装、
機器入替え時にフロンガスの回収・
破壊の100%実施
目標値
実績
達成率
1「
.緑の募金」による募金活動を継続する
1.
全店で募金活動を継続
累計募金額
181,940,092 円
*00年実績
139,317,950 円
2(
.社)国土緑化推進機構と協力して全国の都道府県で
緑化貢献活動を行う
2.
全国20ケ所で実施
植樹計画
実績
達成率
1.
店舗から排出される廃棄物のリサイクル化を推進する
・生ごみリサイクルシステムの導入店舗数を増加する
・全店の20%の店舗でリサイクルシステムを
導入する
期首店舗数
導入累計数
導入率
目標値
達成率
20ケ所
31ケ所
155.0%
*3・4月のみ
518店
518店
6.7%
20.0%
33.5%
グリーン購入促進(DIV・DO・KC・GH)
(本社・各本部室)
50%
60%
コピー用紙の使用量削減(コピー枚数)
1999∼2001年平均(1人当たり)比1%
コピー用紙の使用量削減(発注量)
2001年実績把握・削減目標設定
システム機器消耗品のグリーン購入
プリンタートナー100%リサイクル
帳票の電子化保存の運用開始
帳票の電子化保存の運用開始
Loppiリーフレット納品パターン化
総製作数削減(01年比)
20%削減
省電力モードの設定可能なPC順次切替
省電力モードの設定可能なPC順次切替
使用電力の削減
1999∼2001年平均(1人当たり)比1%
電圧調整器の設置促進
全店の45%
店舗電気使用量の削減
1990年・2001年度使用実績の把握
新店への自動調光照明システムの導入
容器包装の環境配慮素材の切替
低公害配送車輌の導入推進
DDC化によるセンター横持ち車輌削減
フロンガスの100%回収・破壊
消音パワーゲート車導入推進
消音カーゴ台車導入推進
募金活動の継続
緑化事業の推進
食品廃棄物リサイクルの推進
※
※
100%導入(2002年9月より)
切替率58%
81台
320台/日
フロンガスの100%回収・破壊
280台(40%)
54,000台(75%)
募金活動の継続
30ケ所
(二酸化炭素吸収量の推進)
リサイクル率10%
※従来の「対前年比」の基準から、1999∼2001年の3年間の実績を所属人員数で按分した数値を「基準値」とする。
28
29
0.11
1976年
4月
チルド商品共同配送拡大
化)」実験スタート
9月 「台湾大地震」救援募金実施
低公害車「圧縮天然ガス」配送車導入
あゆみの箱全店設置(旧サンチェーン)
1980年
マテハンリサイクル(配送時のプラスチックコ
募集(秋期)支援活動開始
ンテナ)導入開始
1989年
3月
社外用封筒の再生紙化(古紙混入30%)
4月
東京本社での古紙回収開始
1990年
4月
11月
加工食品・菓子・雑貨の共同配送スタート
辺の森づくり」の実施
配送車のアイドリングストップ推進
2月 第80回「ローソン緑の募金」緑化事業実施(福
12月 伴次雄林野庁長官より「紺綬褒状」伝達(農林
被災地緑化(兵庫県神戸市)
「マリンピア神戸:海
岡県岡垣町)
水産省にて)
ペットボトルリサイクル・マテリアルリサイクル
の新ユニホーム決定
2000年
1月 「ISO14001 」第1回定期審査受審(システム
マイクロガスタービン(コージェネレーションシ
運用継続)
1991年
9月
社内用紙の再生紙使用(再生紙80%)
1998年
3月
弁当・惣菜の包装ラップの素材を有毒ガス(ダイ
オキシン類)の発生しない「ポリオレフィン」に
1992年
1月 「ステーションパーク早稲田店」等計6店の環境
福祉対策実験店オープン
地球環境保護チャリティ募金実施
9月 「ローソン緑の街基金」設立
5月
1993年
3月
販促資材の再生紙使用(単品POP等)
4月
第1回「多摩川クリーンエイド」実施
8月
北海道南西沖地震の救援ボランティアに参加
6月
被災地緑化(長崎県深江町)
「雲仙普賢岳:災害
復興の森づくり」の実施
ロン(オゾン破壊係数ゼロ)導入
環境対策2号店「沼田インター店」
(群馬県)オ
環境総合対策実験店「勝島一丁目店」
(東京都)
ープン
第1回「淀川クリーンエイド」実施
業務用社有車のアイドリングストップ推進
東京本社事務用文具のグリーン購入推進
1994年
2月 「盲導犬同伴可ステッカー」全店で貼付
5月
8月
第1回ローソン緑の街基金による植樹実施
(福岡県:福岡緑化センター)
6月
10月
10月
第1回「 福岡ラブアースクリーンアップ」実施
第1回「荒川クリーンエイド」実施
台風4号による集中豪雨(東北地方)に伴う救援
1995年
1月
阪神淡路大震災に伴う被災地救援の募金活動
11月
実施
12月
(地域貢献)展開
3月 「ほっとステーションMAP」
9月
名刺を非木材紙(ケナフ)に切り替え
スタート
環境マネジメントシステム
「ISO14001」認証取得
1996年
9月
感熱紙再生紙レシート使用(再生紙50%)
店舗廃棄物リサイクルシステム
(ビン・缶・ペットボトル・段ボールの完全リサイ
クル)を首都圏(1都3県)でスタート
1997年
1月
30
9月
1月 「臓器提供意思表示カード」全店設置
神奈川県で「食品廃棄物リサイクル(コンポスト
「米国同時多発テロ事件」被災者救援募金実施
7月 Uバック(お買い物袋:M・Lサイズ)半透明化に
第1回「豊平川クリーンエイド」実施
「伊豆諸島地震活動」救援募金実施
(河川清掃活動)
病院内ローソン1号店「恵寿総合病院店」
(石川
11月 第8回「荒川クリーンエイド」実施(河川清掃活動)
県七尾市)オープン
12月 「ISO14001」第1回更新審査受審(システム運
9月 「東海集中豪雨被災」救援募金実施
対応開始
「トルコ北西部大地震」救援募金実施
集(秋期)支援活動
8月 ドライ商品の新物流システム稼働
店舗配送車輌の消音化(消音ラッシングベルト)
8月 リサイクル対応「ユニットトイレ」仕様化
「青年海外協力隊」募
10月 国際協力事業団(JICA)
仕様変更
発行
7月 「介助犬」の全店受入開始
9月 三宅島住民「一時帰島」に伴う支援
(飲食料の無償提供)
「環境保全・社会貢献活動報告書(1998年度版)」
資を寄付
ナチュラルローソン1号店「自由ヶ丘二丁目店」
(東京都目黒区)オープン
対応開始
4月
事業所用社有車に「ハイブリッド車」導入
発行(第3刊)
7月 第1回「鴨川クリーンエイド」実施(河川清掃活動)
店舗配送車輌の消音化(消音パワーゲート車)
低公害車「ハイブリッド」配送車導入
5月
第4回「淀川クリーンエイド」実施(河川清掃活動)
「環境保全・社会貢献活動報告書(2000年度版)」
「聴導犬」の全店受入開始
2月
日本海沖タンカー重油流失事故に伴う救援物
(地域社会貢献活動)スタート
3月 「一店一役運動」
1999年
(海岸清掃活動)
6月 第7回「福岡ラブアースクリーンアップ」実施
山ローソンの森づくり」
(静岡県富士宮市)
実施
川区で「食品廃棄物リサイクル(コンポスト化)」
6月 第8回「福岡ラブアースクリーンアップ」実施
発行(第2刊)
ローソン緑の募金「47都道府県緑化達成」
「富士
広島市、吹田市、摂津市、世田谷区、大田区、品
花いっぱい運動(店頭で花の種子無料配布)、
緑いっぱい運動(富士山ローソンの森づくり植樹)
募集(春期)支援活動
三重県で「食品廃棄物リサイクル(コンポスト化)」
破壊処理を開始
フローズン商品の共同配送スタート
(毎年5月第3日曜日)
5月 「環境保全・社会貢献活動報告書(1999年度版)」
スタート
店舗要冷・空調機器廃棄時のフロンガスの回収・
集(春期)支援活動
5月 「ローソン花と緑の日(5月19日)」設定
国際協力事業団(JICA)「青年海外協力隊員」
第3回「淀川クリーンエイド」実施
「勝島一丁目店」が“98年度優秀先端事業所賞”
国際協力事業団(JICA)
「青年海外協力隊」募
4月 「有珠山火山活動」救援募金実施
物資を寄付
(日本経済新聞社主催)を受賞
4月 「平成13年芸予地震」救援募金実施
救援募金実施
新型ノベルティアイスクリームケースの代替フ
名古屋市の「ペットボトル店頭回収」に参加
ステム)実験開始(神奈川県:南加瀬四丁目店)
2月 「岩手県軽米町集中豪雨被災(1999年10月28日)」
切り替え
オープン
1月 「ISO14001 」第2回定期審査受審(システム
運用継続)
全店スタート
大宮市の「ペットボトル店頭回収」に参加
自然環境保護商品「ECOLOGY LIFE」販売
2001年
11月 「完封箸・スプーン・フォークの商品添付中止」
「東京ルールⅢ」
(ペットボトル店頭回収)に参加
10月
12月 「ローソン緑の募金」総額10億円達成
「青年海外協力隊員」
10月 国際協力事業団(JICA)
用継続)
「会計伝票」電子化実験開始
10月 国際協力事業団(JICA)「青年海外協力隊員」
募集(秋期)支援活動
2002年
1月 「アフガンの子供たちへ」義援金募金実施(1月
26日∼3月31日)
2月 第111回「ローソン緑の募金」緑化事業実施(鹿
児島県垂水市)
「稟議書」電子化実験開始
11月 第7回「荒川クリーンエイド」実施
31
0.11
0Q
集計範囲:ローソン単体及び加盟店、物流取引先の取り組み含む 環境会計の目的
環境会計
分類
近年、各企業の情報開示に対する社会の関心やステイクホル
環境会計とは、
事業活動における環境保全のためのコス
トとその活動により得られた効果を認識し、
可能な限り定量
的
(貨幣単位又は物量単位)
に測定し伝達する仕組みです。
ローソンでは、1999年度から「環境保全活動に関わるコ
スト及び効果」を把握し、適切な経営判断を通じて、今後も
2001年度の環境会計は「環境会計ガイドブック2002年版」
投資(単位:千円)
地球環境保全コスト
電圧調整器の導入(加盟店負担:
36店)
電圧調整器の導入(本部負担:
804店)
フロンガス回収・破壊(1168店)
省電力モード設定パソコンへの移行(2,300台)
低公害配送車輌シール代
社有車(ハイブリッド車)
1台増車
低公害配送車輌の導入(20台)
9,828
214,268
0
0
0
0
0
72
3,496
74,175
440,450
1,436
104
0
資源循環コスト
帳票機密保持型処理費用
コンテナ・オリコンのリサイクル
産業廃棄物の遵法処理(店舗・事務所)
産業廃棄物の遵法処理(ゲストハウス)
事業系一般廃棄物の遵法処理(管理センター)
事業系一般廃棄物の遵法処理(ゲストハウス)
事業系一般廃棄物の遵法処理(加盟店)
事業系一般廃棄物の遵法処理(直営店)
食品廃棄物リサイクル費用(加盟店)
店舗廃棄物調査費
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2,634
154,258
12,387
804
5,465
896
1,618,931
120,536
3,004
284
214,268
9,828
819,005
1,662,999
0
0
0
113,428
35,554
0
0
0
35,554
113,428
0
0
0
0
4,862
400
14,092
45,235
たが、取り組み姿勢や具体的な施策等と同様に、環境会計とし
全性を維持する上で非常に重要であると考えています。
し尿浄化槽の点検・整備(加盟店負担:1,281店)
し尿浄化槽の点検・整備(本部負担:65店)
40,992
2,080
てのコストや効果を定量的に把握することは、事業活動の健
①各本部・室の環境マネジメントシステムの推進及び、環境保
内訳
活用します。
②加盟店オーナーさん、従業員に対して環境保全活動への理
③経営層への環境保全活動の年次報告として活用します。
④環境保全活動、環境保全コスト、環境保全効果を含む環境
情報を社外に公開することにより、企業の取り組みに対して
の理解を得ます。
財
務
パ
フ
ォ
ー
マ
ン
ス
コ環
ス境
ト保
全
経対環
済策境
効に保
果伴全
う
環
境
会
計
環
境
保
全
効
果
環
境
パ
フ
ォ
ー
マ
ン
ス
コスト
(投資・費用)及び効果の
算定方法
本部コスト小計
加盟店コスト小計
上・下流コスト
容器包装リサイクル法義務委託料(加盟店)
容器包装リサイクル法義務委託料(直営店・本部)
米飯・惣菜容器包装の環境配慮素材切り替え
(56.5%)
本部コスト小計
加盟店コスト小計
環境保全コストは環境負荷の発生の防止、低減、回避、影響の
除去等の取り組みのための投資額及び費用額とし、貨幣単位
で算定します。
管理活動コスト
ローソンはフランチャイズチェーン展開しているため、
EMS構築費用
環境一般教育費
環境報告書、社内報、ポスター等
企業広告新聞、CM制作費等
ローソン単体及び加盟店とに分類して明記しています。
研究開発コスト
店舗の環境負荷低減のための研究・開発コスト
環境関連書籍購入、
セミナー出席費等
②費用額は自主的な環境保全活動及び環境関連法令の遵守
本部コスト小計
のために発生したコストを計上しています。
*取引先の協力による環境保全活動で当社がコスト負担して
社会活動コスト
いない場合(低公害配送車輌の導入、米飯・惣菜容器・包装
出典:
「環境会計ガイドライン(2002年版)」
(環境省)
み内容のみを明記しています。
献活動を通じ、人間と自然との共生を図り、社会の持続的
発展に向けて行動することを基本理念として環境保全活
動に取り組んでいます。
その環境保全活動の全体を、各分類ごとに主な取り組
ているものは、通常コストとの差額をコストとして計上して
います〔社有車(ハイブリッド車)〕。
環境損傷対応コスト
454
0
0
0
0
0
10,000
1,750
1,301
5,209
740
0
19,000
0
0
環境関連法令の遵守
項目
当該期間の投資額の総額
当該期間の研究開発費の総額
内容等
金額(単位:千円)
電圧調整器の導入(加盟店負担)
9,828
電圧調整器の導入(本部負担)
214,268
7,382
環境負荷低減のための研究・開発コスト
であるため、標準的な店舗の数値をサンプルとして推定計
環境保全効果
算しております。
環境保全効果を表す指標
効果の内容
環境保全効果の算定方法は、前年度との比較により削減量を
計上しています。また、環境保全対策に伴う経済効果につい
事業エリア内コストに対応する効果
ては、省エネルギーよるエネルギー費削減として計上してい
ます。
*簿外の間接効果として、
1年間のお客さまからの「緑の募金」
上・下流コストに対応する効果
総額を計上しています。
指標の分類
事業活動に投入する資源に関する効果
エネルギー消費量の減少(9,
037,
008kwh)
事業活動から排出する環境負荷
及び廃棄物に関する効果
帳票機密保持型リサイクル(45,
766kg)
食品廃棄物リサイクル(7,
770kg)
事業活動から産出する財・サービスに関する効果
環境負荷物質の排出量削減(フロン回収・破壊)
米飯・惣菜容器の環境配慮素材への切り替え
輸送その他に関する効果
輸送に伴う環境負荷の減少
緑化活動に関する効果
緑化活動(植樹)による環境負荷の減少
CO2換算(kgーCO2)改善量
3,
226,
212kg-CO2
1,
053kg-CO2
−
48,
855,
547kg-CO2
−
193,
271kg-CO2
その他の環境保全効果
み内容とそのコスト
(投資・費用)、
その効果を把握し、可
今後の対応について
能な限り定量的(貨幣単位または物量単位)
に公表します。
今後は環境マネジメントシステム「ISO14001」に基づく、新
たな3ヶ年目的・目標を策定しているため、従来よりもさらに
詳細な項目のデータ抽出及び精度向上を目指すとともに、内
容の充実を図ってまいります。
51,
623kg-CO2
環境保全対策に伴う経済効果 −実質的効果ー
効果の内容
収益
費用節減
金額(単位:千円)
主たる事業活動で生じた廃棄物のリサイクルまたは使用済み製品等のリサイクルの事業収入
0
82,061
256
省エネルギーによるエネルギー費節減
省資源またはリサイクル活動に伴う廃棄物処理費の節減
*簿外の間接効果(緑の募金)
32
7,382
*環境保全活動び取り組みにより通常コストより負担が発生し
スト、環境保全対策に伴う経済効果を把握することは困難
ローソンは事業活動と環境との調和、積極的な社会貢
0
454
本部コスト小計
*加盟店は独立した事業者であるため、直接的に環境保全コ
環境会計の定義
64,589
本部の国土緑化推進機構への寄付等
三宅島住民一時帰島支援
ボランティア記念品費等
緑化事業コスト
清掃活動コスト
の環境配慮素材切り替え等)はコストの計上はせず、取り組
環境保全のためのコストとその活動により得られた
効果を認識し、可能な限り定量的に測定し伝達する
仕組み
0
7,382
0
本部コスト小計
①投資額は集計期間に発生した投資コストを計上し、減価償
却費としての費用計上はしていません。
費用(単位:千円)
0
0
公害防止コスト
ローソンでも従来から環境保全活動に取り組んでまいりまし
解を得ます。
を参考に算出し、
公表します。
主な取り組みの内容
事業エリア内コスト
ダー(利害関係者)の要請がますます高まりつつあります。
全への取り組みを効率的かつ効果的に推進していくために
さらに効率的かつ効果的な環境保全活動の推進を図ります。
対象期間:2001年3月1日∼2002年2月28日
環境保全コスト
181,940
33
0.11
ローソンは、全国47都道府県・
7,734店舗の
「マチのほっとステーション」です。
会社概要
社名
店 舗 展 開
株式会社ローソン
所在地
東京本社/東京都港区芝浦4丁目9番25号
CVSチェーンとして日本で唯一、全ての都道府県に店
舗展開するローソンでは、
そのスケールメリットを活かして
さまざまな環境保全・社会貢献活動に取り組んでいます。
TEL 03-5476-6800
(代表)
476
TEL 06-6380-4491
代表者
地域に根ざした活動を軸に、
「できることから、
ひとつずつ」
代表取締役 会長 藤原謙次
実績を積み重ねてきました。
代表取締役 社長執行役員 新浪剛史 これからも、お客さま、地域の皆さま、オーナーさん、
そして
設立
全てのステイクホルダーの皆さまとともに、地球と社会に貢
1975年4月15日
献できる企業でありたいと願っています。
北海道
大阪本社/大阪府吹田市豊津町9番1号
甲信越地区
資本金
新潟
山梨
長野
585億664万4千円
社員数
北陸地区
3,548名 富山
石川
福井
中国地区
事業内容
鳥取
島根
岡山
広島
山口
コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開
チェーン全店売上高(単体)
1兆2,823億円
113
64
147
633
93
62
67
52
55
114
125
108
222
1,953
7,734店舗(国内のみ)
出店エリア
454
店舗数推移/フランチャイズ店比率
フランチャイズ店
比率(単位:%)
83.5
6,649
85.8
7,016
88.5
7,378
90.6
7,683
92.8
営業利益(連結)
経常利益(連結)
7,734
12,856
12,776
フランチャイズ
店舗数
(単位:店)
11,588
12,229
402
413
395
376
364
352
337
311
5,550
6,016
6,526
6,972
7,179
近畿地区
871
九州地区
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄
東海地区
271
53
77
79
97
77
107
110
四国地区
徳島
香川
愛媛
高知
101
97
119
40
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
107
178
841
457
116
103
岐阜
静岡
愛知
三重
101
94
174
91
60
113
関東地区
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
642
1,802
357
チェーン
全店売上高(連結)
青森
岩手
宮城
秋田
山形
福島
324
店舗数
国内47都道府県・中国上海市(合弁)
東北地区
100
100
67
266
256
708
456
79
171
327
65
店舗数
7,734店
国内合計
(2002年2月28日現在)
直営店舗数
(単位:店)
1,099
1,000
1997
1998
852
1999
711
555
2000
2001(年度)
1999
2000
2001
2002
(単位:億円)
(2002年2月28日現在)
34
35
Fly UP