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CAEを活用したものづくり基礎研修事業 仕様書
CAEを活用したものづくり基礎研修事業 仕様書 第1章 総則 1.事業の目的 本研修では、最新のCAE技術情報を提供するとともに、県内企業の技術者が、構造解 析ソフトウェアの活用による製品の高度化と高能率化に関する基礎知識・基礎技術を習得 することを目的とする。 2.契約の範囲 契約の範囲は、本仕様に定める研修事業の実施及び実施に付随する業務とする。ただし、 受講者の募集及び会場の手配は、財団法人山形県産業技術振興機構(以下、 「機構」とい う)が行う。 3.契約履行期限 契約履行期限は、平成22年1月31日とする。 4.研修効果の測定・評価等 研修の効果が測定・評価できるようなデータ(受講者数、受講者の習熟度・反応・意見 等)の収集分析を行う。 5.報告書の提出 事業実施後は実施結果及び上記4に掲げる分析結果を取りまとめ、報告書として提出す る。 第2章 研修事業の仕様 1.対象者 :山形県内の製造企業のうち、自動車関連産業に参入している企業及び今後 参入を予定している企業等の技術者(Windows 基本操作が可能な方) 2.定員・時間:10名、12時間(2日間) 3.開催地 :山形市内(機構が手配する) 4.実施形式 :座学(教室形式)とし、2名以上の講師を配置する。 5.使用機器等:下記の使用機器等を準備のうえ、研修を実施するものとする。 ①ソフト ANSYS Design Space ②パソコン 11台(受講者10台、講師1台) ただし、ソフトの動作環境を十分に満たすものとする。 また、ソフトのインストール等を事前に行い、研修ではすぐ に使用できる状態にすること。 ③その他、研修に必要な機器等を準備し、設置する。 ④研修期間終了時には、設置したすべての物品の撤去を行い、原状復帰す る。 6.教材 :内容に即したテキストを用いることとし、受講者全員に配布する。 7.研修内容 :<1日目> ・操作方法の基礎 ・解析モデルの作成 ・ブーリアン演算 ・ソリッドモデルの要素分割 ・境界条件の定義と解析の実行 ・解析結果の表示(グラフィック表示、リスト表示) <2日目> ・ソリッドモデルの作成(エンティティの選択機能、各種の座標系、プリ ミティブによるボリュームの定義、CADデータのインポート) ・ソリッドモデルの要素分割(要素分割、要素属性の設定、要素分割の制 御、要素分割の実行、モデルの修正) ・有限要素法の特長と注意点 ・FEMパラメータの解への影響、要素サイズの重要性 ※ 上記研修内容については、1日目・2日目の区分について、研修効果 を損ねない範囲で変更することができるものとする。 8.実施時期 :平成21年11月∼12月頃