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平成 27 年度 事業報告
平成 27 年度事業報告 平成 27 年度 事業報告 平成 27 年度の日本経済は、ゆるやかに景気が持ち直したものの、海外経済の減速や、個 人消費の伸び悩みもあり、けん引役不在のまま足踏み状態が続きました。 広告業界においては、日本の総広告費が 4 年連続で前年度を上回ったものの、停滞する 経済の影響もあって伸び率はわずかなものになりました。その中にあって鉄道広告費はほぼ前 年度並みに推移し、数あるメディアの中でも一定の存在感を示し続けることができています。 このような状況の中、当協会としては、鉄道広告の持つ公益性に一層の配慮をするとともに、 鉄道広告の付加価値をより高めるべく、会員各社の御理解と御協力を得て、様々な取り組み をしてきました。 具体的な事業としては、第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」、第 6 回「鉄道利用マナー UPキャンペーン」の実施、新「e-販促データシステム」の改善、アカウンタビリティ向上のための共 通指標の整備、さらには鉄道広告の技術開発として「交通広告とスマートフォンの連携」の研 究などに取り組みました。 そのほか環境対策では、JAFRA環境方針周知のため、ポスターやポケットサイズのカードを 作成して会員の環境意識の向上に努めました。安全対策としては、広告掲出作業等における 安全意識向上のため、「安全管理規則モデル集」改訂作業に入りました。この冊子は来年度 発行する予定です。次に人材育成の面では、平成 26 年度に発行した「交通広告ビジネス概 論」の一部改訂版を作成し、研修などで活用しました。 次頁以下に、平成 27 年度の活動実績の概略を記述します。 1. 総会 (1) 定期総会(平成 27 年 6 月 29 日) ① 平成 26 年度 事業報告(案) ② 平成 26 年度 決算(案) ③ 理事・監事の選任(案) 報告事項 ・平成 27 年度 事業計画 ・平成 27 年度 予算 ・副支部長・委員長・副委員長の委嘱 ・第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」企画概要 1 平成 27 年度事業報告 2. 理事会 (1) 第 1 回理事会(平成 27 年 6 月 11 日) ① 平成 26 年度 事業報告(案) ② 平成 26 年度 決算(案) ③ 平成 27 年度 事業計画(案) ④ 平成 27 年度 予算(案) ⑤ 人事異動等に伴う理事・監事の選任(案) ⑥ 副支部長・委員長・副委員長の委嘱(案) 報告事項 ・第 9 回 「地球温暖化防止キャンペーン」企画概要 ・新「e-販促システム」の稼働状況 ・アカウンタビリティ向上の活動状況 ・今後の予定 (2) 臨時理事会(平成 27 年 6 月 29 日) ① 副会長・常任理事の選定(案) ② 副会長の会長代行順序(案) ③ 副会長の委嘱(案) (3) 第 2 回理事会(平成 27 年 12 月 7 日) ① 新規会員の入会承認 ② 就業規則の改定(案) 報告事項 ・第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施結果 ・「e-販促データシステム」稼働状況 ・アカウンタビリティ向上の活動状況 ・支部の活動状況 ・今後のスケジュール 2 平成 27 年度事業報告 (4) 第 3 回理事会(平成 28 年 3 月 9 日) ① 平成 28 年度 事業計画(案) ② 平成 27 年度 決算(見込)および平成 28 年度 予算(案) 報告事項 ・第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」実施状況 ・技術開発委員会の活動状況 ・「e-販促新システム」稼働状況 ・アカウンタビリティ向上の活動状況 ・今後のスケジュール 3. 委員会 (1) 総務財務委員会 総務財務委員会(稲川 一委員長)では、協会運営および事業、催事、財務管理等 に関する総括的な施策の検討を行った。 【活動実績】 第 1 回 委員会 平成 27 年 6 月 4 日 第 2 回 委員会 平成 27 年 11 月 30 日 第 3 回 委員会 平成 28 年 3 月 3 日 【活動成果】 ① 平成 26 年度「年次報告書」の発行 年間の協会活動、広告業界動向、鉄道広告動向などを取りまとめた年次報告 書を作成した。 編集委員 代表:清水英明前委員長 編集責任者:稲川一委員(現委員長) 寄稿協力:藤田耕三氏(国土交通省 鉄道局長)、菊池晴彦氏(電通) ② 会員の拡大 平成 25 年度より継続した会員拡大策により平成 27 年度は正会員 2 社(オリ コム大阪支社、キョウエイアドインターナショナル高松営業所)、賛助会員 3 社(フ ォトクラフト社東京本部、フォトクラフト社名古屋営業所、フォトクラフト社 福岡 3 平成 27 年度事業報告 営業所)が入会。 なお、退会社が 4 社あったため、平成 27 年度末時点で会員総数は 324 社。 (2) 倫理委員会 倫理委員会(神田橋治委員長)では、掲出基準等に関する教育研修を実施した。 また、国土交通省との共同で「鉄道利用マナーUP キャンペーン」を平成 28 年 2 月より実 施した。 【活動実績】 第 1 回 委員会 平成 28 年 1 月 19 日 【活動成果】 ① 倫理綱領・掲出基準等に関する教育研修の実施 首都圏支部(8 月 20 日)で会員社を対象に教育研修を実施した。 ② 「鉄道利用マナーUPキャンペーン」に関する取組み 昨年度に引き続き、国土交通省が計画する「鉄道利用マナーUPキャンペーン ひと声マナーはじめよう」と共同して、展開・実施した。鉄道利用者を対象に、マナ ー啓蒙に資するキャンペーンとして、昨年度に続き本年度も、中小私鉄、地方公 営交通を含む、85 社局の鉄道広告(中づりおよび駅貼りポスター等)を使ったキ ャンペーンを実施した。 中づりポスター約 165,000 枚、駅貼りポスター約 8,000 枚、放送(駅・車内) ※官公庁庁舎、学校等教育機関等でも地方公共交通を通じて、ポスター掲出 を実施。 (3) 美観風致委員会 美観風致委員会(滝久雄委員長)では、昨年度に続き「地球温暖化防止キャンペーン」 を実施した。 【活動実績】 ワーキンググループ会議 平成 27 年 4 月~11 月/6 回 【活動成果】 ① 地球温暖化防止全国キャンペーンの実施 全国の鉄道広告ポスター枠を使った第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」を 8 4 平成 27 年度事業報告 月 1 日 ~ 31 日 に 展 開 し た 。 宮 田 亮 平 氏 、 大 津 英 敏 氏 、 手 塚 雄二氏、日比野克彦氏、という著名アーティストの制作協力により、美しく話題 性のあるポスターの制作に努めた。コピーに関しては根岸礼子氏(マキプロ)、アー トディレクターとして蝦名龍郎氏の協力をいただいた。結果、延べ枚数約 50 万枚 に及ぶ展開が達成できた。昨年度同様、デジタルサイネージメディアも全国に拡 大展開した。 (4) 環境委員会 環境委員会(冨田栄次委員長)では、美観風致委員会と共同で第 9 回「地球温暖化 防止キャンペーン」を推進した。また一昨年度実施した「環境方針アンケート」に基づき、て 「JAFRA環境方針ポスター」「JAFRA環境方針カード」を制作し、会員の環境に対する 意識と取り組み啓蒙を推進した。また環境に対する取組事例を集めまとめた。 【活動実績】 第 1 回 委員会 平成 27 年 10 月 21 日 ワーキンググループ会議 平成 28 年 3 月 17 日 【活動成果】 ① 昨年度実施したJAFRA会員へのアンケート調査等に基づき、新しい「JAFRA 環境方針ポスター」及び「JAFRA環境方針カード」を作成し会員に配布した。 環境に対する取組事例をまとめた。 (5) 安全委員会 安全委員会(佐々亨委員長)では、鉄道広告媒体設置、広告意匠掲出作業における 安全意識向上を目的とした実務研修を実施した。また、来年度の発行に向け「安全規 則モデル集」(改訂版)の制作作業に入った。 【活動実績】 第 1 回 委員会 平成 28 年 1 月 22 日 【活動成果】 ① 「鉄道広告の掲出・撤去、媒体設置作業等における安全教育研修の実施 首都圏支部(8 月 20 日)で会員社を対象に教育研修を実施した。 ② 来年度発行予定の「安全規則管理モデル集」の制作作業に入った。 5 平成 27 年度事業報告 (6) 標準化委員会 標準化委員会(正盛和彦委員長)は、協会ホームページで公開している「全国鉄道広 告料金表」についても改訂作業を行なった。 【活動実績】 ワーキンググループ会義 平成 28 年 2 月 15 日 【活動成果】 ① 平成 27 年度版「全国鉄道広告料金表」の作成 協会HP上に料金表を掲載。 ② 平成 28 年度版「全国鉄道広告料金表」の作成準備 (7) 人材育成委員会 人材育成委員会(小野寺忠之委員長)では、「交通広告ビジネス概論 別冊版」を作 成し配布した。また実務者研修、業界有識者を招いてのセミナーなど、会員各社の人材 育成のためのプログラムを提供した。 【活動実績】 交通広告ビジネス概論別冊版発行 平成 27 年 8 月 【活動成果】 ① 「交通広告ビジネス概論 別冊版」の発行 平成 27 年 8 月 平成 26 年の広告業界の動向を別冊版にして発行。 ② 鉄道広告実務研修 支部において会員社を対象に、委員を講師として派遣し、鉄道広告実務研修 を実施した。 首都圏支部 平成 27 年 8 月 20 日 (ジェイアール東日本企画会議室) 受講者 26 社 52 名 <カリキュラム> 9:45~10:00 挨拶 小暮 和之支部長 10:00~11:00 ビジネス概論 講師: 金沢 一幸氏 ㈱メトロアドエージェンシー 11:00~12:00 広告展開事例 講師: 稲葉 朋江氏 ㈱ジェイアール東日本企画 6 平成 27 年度事業報告 13:10~14:00 掲出基準 講師: 藤村 直子氏 ㈱ジェイアール東日本企画 14:10~15:00 安全研修 講師: 加藤 潔氏 ㈱ジェイアール東日本企画 近畿・中国・北陸支部 平成 27 年 10 月 7 日 (第 2 吉本ビルディング) 受講者 40 社 95 名 <カリキュラム> 13:15~13:20 挨拶 坂田英洋支部長 13:30~14:45 ビジネス概論最新の事例紹介 講師: 金沢 一幸氏 ㈱メトロアドエージェンシー 15:00~16:00 交通媒体のメディアプランニングにおけるデータ活用について 講師:村山 洋子氏 ㈱オリコム ③ セミナーの実施 支部においてセミナーを開催した。 東北支部 平成 27 年 12 月 10 日 (ホテルメトロポリタン仙台) 演題:「移動者マーケティングから考えるデジタルサイネージの可能性」 講師:加藤 肇氏 ㈱ジェイアール東日本企画 参加者:12 社 28 名 首都圏支部 平成 27 年 7 月 6 日 (ホテルメトロポリタン池袋) 演題:「パナソニックのコミュニケーション戦略」 講師:高須 泰行氏 パナソニック株式会社 コミュニケーショングループ クリエイティブチーム 参加者:48 社 63 名 平成 27 年 10 月 26 日 (宣伝会議 会議室) 演題:「エクスペディアのコミュニケーション戦略」 講師:木村 奈津子氏 :AAE Japan 株式会社 マーケティングディレクター 参加者:25 社 43 名 平成 28 年 2 月 22 日 (宣伝会議 会議室) 演題:「これからの交通メディアの役割とは ~カスタマージャーニー視点で考える~」 7 平成 27 年度事業報告 講師:富永 朋信氏 株式会社西友 マーケティング本部担当執行役員 参加者:32 社 65 名 中部支部 平成 27 年 7 月 21 日 (レセプションハウス名古屋逓信会館) 演題:「構想力をつくりかえる」 講師:樋口 恵一氏 株式会社電通 参加者:24 社 93 名 近畿・中国・北陸支部 平成 27 年 7 月 6 日 (ホテルグランビア大阪) 演題:「関西におけるインバウンドの実態とプロモーションのあり方」 講師:桑田 正美(くわた まさよし)氏神戸国際大学教授 日本観光研究学会評議員 NPO 法人観光力推進ネットワーク・関西理事長 参加者:47 社 105 名 (8) 技術開発委員会 技術開発委員会(坂田英洋委員長)では、「技術進化に伴う鉄道広告の展開」という テーマの下、最新デジタルサイネージ動向、海外の交通広告事情等の最新情報について 情報交換会を通じて会員へ発信した。また、技術・商品開発研究チームを設置し、より 専門的な情報を得るべく、「交通広告とスマートフォンの連携」を中心に委員・関係者相 互で研鑽の場を設けた。 【活動実績】 第 1 回技術商品開発研究会会議 平成 27 年 9 月 4 日 第 2 回技術商品開発研究会会議 〃 10 月 20 日 第 3 回技術商品開発研究会会議 〃 12 月 10 日 第 4 回技術商品開発研究会会議 平成 28 年 1 月 22 日 情報交換会 〃 第 1 回委員会 〃 2 月 26 日 2 月 26 日 【活動成果】 ① 次世代デジタルサイネージ、海外の交通広告事情等の情報発信 上記の情報交換会等を通じて様々な情報発信・新技術の周知等を行った。 8 平成 27 年度事業報告 ② 「スマートフォンと交通広告の連携」を中心に研究会を開催 ③ 情報交換会の開催 平成 28 年 2 月 26 日 ジェイアール東日本企画 大会議室 参加者 30 社 76 名 14:00~ 開会挨拶 技術開発委員会委員長 坂田 英洋 14:05~ 「交通広告とスマートフォンの連携について」 技術開発委員会委員長 坂田 英洋 技術開発委員会副委員長 山本 孝 15:15~ 「交通・屋外広告における ICT 技術を活用したプロモーションの最新トレンド」 技術開発委員会委員 吉田 勝広 16:15~ 「ヨーロッパ、台湾の交通広告等について」 技術開発委員会 事務局 土屋 樹一 16:55~ 閉会挨拶 技術開発委員会 副委員長 望月 敏弘 (9) 調査研究委員会 調査研究委員会(栗原圭一委員長)では、新「e-販促データシステム」を平成 26 年 4 月 1 日から稼働開始し、操作説明会を東京と大阪で開催した。新しいシステムの内容に ついては、企画編集会議で議論し、完全 WEB 化並びに、システムの適正化をはかり、収 録データ改善、対会員サービス向上を目的とし、抜本的リニューアルを行い、より機能的で 満足度の高いシステムを構築した。 また、操作説明会において改修要望等のアンケートを実施し、その内容について、企画 編集会議で検討し、次年度のシステム改修に反映することとした。 【活動実績】 e-販促データ委員会 企画編集会議 平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月/7 回 【活動成果】 ① 「e-販促データシステム」の一部リニューアル 平成 26 年 4 月 1 日に、新たに「Station AD Planner」「Train AD Planner」と いう名称で稼働開始した「e-販促データシステム」の機能を平成 27 年 4 月 1 日 に一部リニューアル。 ② 操作説明会 東京会場: 平成 27 年 6 月 3 日 ジェイアール東日本企画 会議室 22 社 56 名 ③ 大阪会場: 平成 27 年 6 月 9 日 JR 西日本コミュニケーションズ 会議室 9 平成 27 年度事業報告 9 社 12 名 ④ アンケート結果の活用 アンケート調査結果を参考に、次年度の改修内容を通常の e-販促データ委員 会企画編集委員を中心に検討を重ね次年度の改修に反映することとした。 (10) 業務近代化委員会 業務近代化委員会(阿部晋治委員長)では、懸案となっているアカウンタビリティ向上の ため、過去実施したアンケートをベースに課題を再確認し、関係する委員会(標準化委員 会/調査研究委員会)とともにアカウンタビリティ向上委員会の活動に協力した。 【活動成果】 ① 広告主から強く要望されているアカウンタビリティ向上、その中でも特に各鉄道会 社によって異なるデータ整備の基準を共通指標化するための作業について、アカ ウンタビリティ向上委員会、標準化委員会、調査研究委員会と共に協力し具体 的に取組んだ。 (11) PR委員会 PR委員会(阿久津光志委員長)では、会報誌”JAFRA NEWS”の発行、ホームページ の充実など、協会内外へ向けてのPR活動を行った。 【活動成果】 ① 会報誌(JAFRA NEWS)の発行 巻頭レポートについて、各支部からの情報発信を強化し、情報発信力と会員相 互の情報の共有化を図った。 ② ホームページアクセス数の向上 地球温暖化防止キャンペーンにあわせて当協会ホームページ内にキャンペーン特 設サイト、ブログを開設するなどの連動を図り、前年比較で昨年を上回るアクセス 数となった。 (12) アカウンタビリティ向上委員会 アカウンタビリティ向上委員会(正盛和彦委員長)では、「交通広告のアカウンタビリティ向 上」の課題進捗を図るべく、数年にわたって議論されてきた交通広告のデータに関する事 項(交通広告共通指標)について 4 年前より研究会として取り上げ検証調査を実施した。 また 3 年前より日本広告業協会交通広告小委員会、関東交通広告協議会企画部 会と共同で「交通広告共通指標推進プロジェクト」を立ち上げ、当委員会のメンバーも合 10 平成 27 年度事業報告 わせて 15 社で定期的にプロジェクト会議を開催。鋭意検討を重ね、本年度までの 3 年 間を通じて、車両広告について調査を実施した。 平成 27 年度は、昨年度開始した車両広告、「中づり」「まど上」「ドア横」の 3 パターン に加え、「ステッカー」「中づり<出版>」「車内ビジョン」の 3 パターンを加え、「交通広告共 通指標策定モデル」として発表した。さらに平成 28 年 4 月 1 日に運用開始で「交通広 告共通指標推定システムをリニューアルした。 平成 28 年度以降も同様の調査を実施し、3 ユニット以外のユニットについて「共通指標 策定モデル」の構築と既存データの精緻化を図っていくこととする。 また、駅媒体については、来年度には本調査を開始する。 【活動実績】 交通広告共通指標推進プロジェクト会議 平成 27 年 7 月~平成 28 年 3 月/8 回 【活動成果】 ① 交通広告共通指標策定調査 調査目的:交通広告の共通指標策定に資するため、広告接触率、広告到達 率をはじめとする各種基礎データの収集・蓄積を目的とする。 調査期間: 平成 27 年 3 月~7 月 調査路線: 京浜急行電鉄、東京地下鉄、京成電鉄、東武鉄道、西武鉄道、 京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京都交通局、 相模鉄道 調査方法: インターネット調査 調査協力会社の㈱ビデオリサーチに依頼し、特 定サイトに訪問の上回答。 調査内容: 当日の行動、広告接触状況、広告到達状況、他メディア接触状 況他。 調査対象者: 一都三県に居住する 15 才-59 才で指定日の調査対象鉄道 路線利用者 サンプル数: 15,000 サンプル(1 路線 300 サンプル×4 日間) 上記調査結果については、平成 24 年度実証調査(2,967 サンプル)、平成 25 年度調査(14,100 サンプル)、平成 26 年度調査(15,000 サンプル)と集計し、 交通広告共通指標策定調査総合報告書を作成。 ② 「交通広告共通指標推定モデル」更新と追加 平成 27 年度は、昨年度開始した車両広告、「中づり<一般>」「まど上」「ドア 横」の 3 パターンに加え、「ステッカー」「中づり<出版>」「車内ビジョン」の 3 パタ 11 平成 27 年度事業報告 ーンを加え、「交通広告共通指標策定モデル」として発表した。さらに平成 28 年 4 月 1 日に運用開始で「交通広告共通指標推定システムをリニューアルした。 ③ 交通広告共通指標に関する報道発表 平成 28 年 3 月 24 日 「公益社団法人日本鉄道広告協会」「一般社団法人日本広告業協会」及び 「関東交通広告協議会」3 団体連名で、3 年間の調査にわたり 873 素材の広 告効果を調べ、結果を蓄積。その成果に基づき「中づり<一般>」「まど上」「ド ア横」3 パターンに加え、「中づり<出版>」「ステッカー」「車内ビジョンを加えた 6 パターンで“共通指標推定モデル策定および推定システムの進化”を国交省記者 クラブ、都庁記者クラブ、その他業界紙等に報道発表した。 4. 支部活動 (1) 北海道支部 ① 支部理事会 (平成 27 年 4 月 21 日 札幌全日空ホテル) ・出席者 7社 ② 支部総会・懇親会 (平成 27 年 4 月 21 日 札幌全日空ホテル) ・総会 出席者 16 社 ・懇親会 出席者 19 社 47 名 ③ 媒体視察研修会 (平成 27 年 11 月 5 日~6 日) ・出席者 12 社 27 名 ・北海道新幹線新駅媒体研修(新函館北斗・木古内新媒体視察) ④ 新年懇親会 (平成 28 年 1 月 27 日 札幌全日空ホテル) ・出席者 19 社 37 名 ⑤ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 ⑥ 第 6 回「鉄道利用マナーUP キャンペーン」の実施 (2) 東北支部 ① 支部総会・懇親会 (平成 27 年 12 月 10 日 メトロポリタンホテル仙台) ・出席者 12 社 28 名 ② 支部セミナー (平成 27 年 12 月 10 日 メトロポリタンホテル仙台) ・演題: 「移動者マーケティングから考えるデジタルサイネージの可能性」 ・講師: 加藤 肇氏 ㈱ジェイアール東日本企画 12 平成 27 年度事業報告 ③ 新規会員の入会慫慂 ④ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 ⑤ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 (3) 首都圏支部 ① 支部幹事会・支部総会・懇親会(平成 27 年 7 月 6 日メトロポリタンエドモント) ・参加者 43 社 63 名 ② 支部幹事会 (平成 28 年 2 月 22 日 宣伝会議 会議室) 交通広告実務研修の実施 ③ (平成 27 年 8 月 20 日 ㈱ジェイアール東日本企画会議室) 受講者: 26 社 52 名 研修内容 ①交通広告の概要と実務 ②交通広告の展開事例 ③交通広告の倫理綱領、掲出基準 ④交通広告の掲出・撤去時の安全対策 ④ 支部セミナー 第 1 回セミナー(平成 27 年 7 月 6 日 ホテルメトロポリタンエドモント) 演題:「パナソニックのコミュニケーション戦略」 講師:高須 泰行氏 パナソニック株式会社 コミュニケーショングループ クリエイティブチーム 参加者:48 社 63 名 第 2 回セミナー(平成 27 年 10 月 26 日 宣伝会議 会議室) 演題:「エクスペディアのコミュニケーション戦略」 講師:木村 奈津子氏 :AAE Japan 株式会社 マーケティングディレクター 参加者:25 社 43 名 第 3 回セミナー(平成 28 年 2 月 22 日 宣伝会議 会議室) 演題:「これからの交通メデ ィアの役割とは~カスタマージャーニー視点で考える~」 講師: 富永 朋信氏 株式会社西友 マーケティング本部担当執行役員 参加者: 32 社 65 名 ⑤ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 13 平成 27 年度事業報告 ⑥ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 (4) 中部支部 ① 支部総会・懇親会(平成 27 年 7 月 21 日 レセプションハウス名古屋逓信会 館) 参加者 25 社 34 名 ② 支部セミナー (平成 27 年 7 月 21 日 レセプションハウス名古屋逓信会館) 演題: 「構想力をつくりかえる」 講師: (株)電通 樋口 恵一氏 参加者 26 社 93 名 ③ 交通広告インターン・調査研究事業 「交通広告インターシップ 2015」 会員社 6 社 12 名、学生 28 名参加 協力連携:愛知大学 金城学院大学 協賛:㈱NTTドコモ東海支社、ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱ スケジュール: 7 月 21 日(火)オリエンテーション、JAFRA 中部支部セミナー参加 9 月 15 日(火)講義「広告ビジネスと交通広告」 広告制作オリエンテーション 9 月 29 日(火) 講義「デジタルサイネージ」 10 月 13 日(火) 講義「クリエイティブ」 10 月 27 日(火) 広告業界若手社員との交流 11 月 10 日(火) 講義「交通広告業務の進め方」 11 月 24 日(火) 「交通広告の最新事例」 12 月 8 日(火) 広告制作プレゼンテーション 12 月 15 日(火) プレゼンテーション結果発表・講評 1 月中旬 「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」で学生が制作した広告を放映 ④ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペ-ン」の実施 ⑤ 金沢駅・富山駅媒体視察研修 26 社 29 名参加 平成 27 年 9 月 11 日・12 日 ⑥ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 14 平成 27 年度事業報告 (5) 近畿・中国・北陸支部 ① 支部総会 (平成 27 年 7 月 6 日 ホテルグランビア大阪) 参加者 46 社 47 名 ② 支部セミナー (平成 27 年 7 月 6 日 大阪マリオット都ホテル) 演題: 「関西におけるインバウンドの実態とプロモーションのあり方」 講師: 桑田 正美氏 神戸国際大学教授 日本観光研究学会評議員 NPO 法人観光力推進ネットワーク・関西理事長 参加者 47 社 105 名 ③ 交通広告実務研修 (平成 27 年 10 月 14 日 毎日インテシオ会議室) 受講者 40 社 95 名 <カリキュラム> 13:15~13:20 挨拶 坂田英洋支部長 13:30~14:45 交通広告ビジネス概論と最新の事例紹介 講師:金沢一幸氏 ㈱メトロアドエージェンシー 15:00~16:00 交通媒体のメディアプランニングにおけるデータ活用について 講師:村山 洋子氏 ㈱オリコム ④ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 ⑤ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 (6) 四国支部 ① 支部役員会 (平成 27 年 5 月 13 日 ジェイアール四国企画会議室) ② 支部総会・懇親会 (平成 27 年 6 月 24 日 全日空ホテルクレメント高松) 参加者 14 社 15 名 ③ 視察研修会 (平成 27 年 11 月 12 日~15 日) 場所 中国・上海 参加者 6 社 8 名 目的 上海・虹橋駅での「広告媒体と商業施設の視察」 ④ DVD研修会 (2 月 17 日) 参加者 12 社 16 名 首都圏支部交通広告実務研修会における「交通広告における審査と倫理基 準等」から鉄道広告の特徴、鉄道広告の倫理綱領と掲出基準、鉄道広告の 15 平成 27 年度事業報告 審査について、具体事例について学びました。 ⑤ 支部会員交流会 (2 月 17 日) 参加者 12 社 18 名 ⑥ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 ⑦ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 (7) 九州支部 ① 支部運営会議 (平成 27 年 11 月 27 日) ② 支部総会 (平成 27 年 12 月 3 日 JR 博多シティ会議室) 参加者 28 社 64 名 ③ 第 9 回「地球温暖化防止キャンペーン」の実施 ④ 第 6 回「鉄道利用マナーUPキャンペーン」の実施 16