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科学研究費補助金 計画調書作成の手引き

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科学研究費補助金 計画調書作成の手引き
科学研究費補助金
計画調書作成の手引き
~採択への近道~
平成20年9月
佐賀大学学術研究協力部
研究協力課
第2版
はじめに
科学研究費補助金は、我が国の研究者にとって大変重要なもの
であることは、すでに承知のところであり、国の予算が減額を余
儀なくされるきびしい状況の中にあっても、平成20年度におい
ても総額1,932億円(対前年度19億円、1.0パーセント 増) が
確保されています。
また、科学研究費補助金は大学の研究活動を示す指標ともなっ
ており、各研究機関においてもその獲得が必須なものとなってい
ます。
本学においても、研究者にとって最も身近な基礎的な競争的資
金として位置付けられ、科学研究費補助金を中心とする外部資金
の獲得増による研究者自らが研究環境の改善を図ることが重要事
項となっています。研究活動を積極的に推進・充実していくため
にも科学研究費補助金の採択向上が不可欠です。
このような状況の中、はじめて科学研究費補助金を申請する方
やこれまで採択されなかった方々のために、科学研究費補助金事
務に携わった経験を基に、「計画調書の作成」に焦点を当て「科
学研究費補助金計画調書作成の手引き∼採択への近道∼」と題し
て本手引き書を作成し、本学研究者全員に配布することといたし
ました。
この手引き書が科学研究費補助金への理解を深め、ひいては、
多くの競争的外部資金獲得の向上につなげていただければ幸いで
す。
一件でも多くの申請がなされることを期待してやみません。
平成20年9月吉日
(学術研究協力部研究協力課)
目 次
1.本書のねらい
1
2.科学研究費補助金の応募資格等
2
3.平成21年度科学研究費補助金公募要領における
前年度からの主な変更点
6
4.主な評価の観点
(基盤研究、若手研究の場合)
7
5.平成21年度研究計画調書「応募情報(Web入力項目)」 11
の記入例(基盤研究(C)を例に)
6.平成21年度研究計画調書「応募内容ファイル」の
記入例(基盤研究(C)を例に)
15
7.科学研究費補助金-採択への近道-
31
8.資 料
Ⅰ.部局コード・職コード一覧
Ⅱ.佐賀大学科学研究費補助金申請・採択状況(平成20年度)
Ⅲ.電子申請システム操作手順
Ⅳ . 他の外部資金一覧
1
2
3
20
9.付 録
Ⅰ.「研究」について
Ⅱ.~よく使われる言葉の漢字・ひらがな~
Ⅲ.~日本語表記の基礎~
Ⅳ.研究計画シート
1
1.本書のねらい
本書は、平成21年度科学研究費補助金基盤研究(C)の計画調書
(応募内容ファイル)を基本に、科学研究費補助金申請に当たっての
基本的注意事項を公表されている公募要領、計画調書作成・記入要
領及び本学通知文、過去の学内説明会等を基に具体的な記述を加
えながらとりまとめたものである。
本書が科学研究費補助金の制度と審査の仕組みをより理解し、より
よい計画調書の作成の一助となれば、科学研究費補助金採択への
近道になるかもしれない。
ただ、年々採択率が厳しくなる中、日々の研究活動を通じた研究業
績の積み重ねが、研究遂行能力の評価にとって欠かすことのできない
要素である。
参考資料として、そもそも「研究」とは何なのか?研究の「カン」どころ、
よく使われる言葉の漢字・ひらがな、研究経費の積算に役立つ「研究計
画シート」 を収録し、 実際の計画調書作成に役立つものとした。
-1-
2.科学研究費補助金の応募資格等
(1) 応募資格
応募資格は、次の①~④)のすべての要件を満たすことです。また、 応募時点
においてこれら4つの要件をすべて満たしていることが所属する研究機関(注)に
おいて確認されており、研究者名簿に登録されていることが必要です。
<研究者に係る要件>
① 研究機関に、当該研究機関の研究活動を行うことを職務に含む者とて、
所属する者であること(有給・無給常勤・非常勤フルタイム・パートタイムの
別を問わない。また、研究活動以外のものを主たる職務とする者も含む。)
② 当該研究機関の研究活動に実際に従事していること(研究の補助は除く)
(注)文部科学省科学研究費補助金への応募資格について(平成18年8月11
日:教育研究評議会研究推進部了承参照。ただし、外部研究資金による
雇用経費に基づき専従義務が課せられている非常勤研究者については、
研究委託先の承認が必要となります。
<研究機関に係る要件>
③ 補助金が交付された場合に、その研究活動を、当該研究機関の活動とし
て行わせること
④ 補助金が交付された場合に、機関として補助金の管理を行うこと
(注)科学研究費補助金取扱規程(文部省告示)第2条に規定される研究機関
1)大学及び大学共同利用機関
2)文部科学省の施設等機関のうち学術研究を行うもの
3)高等専門学校
4)文部科学大臣が指定する機関
-2-
(2) 研究者名簿への登録
今回公募される研究計画に応募しようとする研究代表者、研究分担者及び連
携研究者(公募要領6頁「(3)研究組織」参照)は、応募書類の提出期限時に応募
資格を有する者であって、かつ所属する研究機関がとりまとめる研究者名簿に登
録されている者でなければなりません。
なお、既に当該研究者名簿に登録されている者であっても「所属」、「職」等に修
正すべき事項がある場合には、所属する研究機関がとりまとめる研究者名簿に
正しい情報を登録する必要があります。(学内締切:10月10日)
また、研究者名簿登録の締切から11月10日応募書類提出期限までに採用さ
れる予定の者や、異動する予定の者についても、10月27日までに当該研究者
名簿の登録手続きがなされていなければなりません。
(3) 応募資格の停止(交付対象からの除外)
応募資格を有する研究者であっても、科研費に関する不正な使用、不正な受
給又は不正行為(発表された研究成果の中に示されたデータや調査結果等の
捏造、改ざん及び盗用。以下同じ)を行った研究者等については、①から③のと
おり、一定期間、補助金を交付しないこととしています。また、科研費以外の競争
的資金(他府省所管分を含む)で不正な使用、不正な受給又は不正行為を行い、
一定期間、当該資金の交付対象から除外される研究者についても、①から③に
該当する者として取り扱います。
なお、これらに該当する研究者については、他府省を含む他の競争的資金担
当課(独立行政法人等である配分機関を含む)に当該不正な使用、不正な受給
又は不正行為の概要(研究機関等における調査結果の概要、関与した者の氏名、
所属機関、研究課題、予算額、研究年度、不正の内容、講じられた措置の内容等)
を提供することにより、他の競争的資金への応募についても制限する場合があり
ます。
① 不正な使用又は不正行為を行った研究者の場合
・他の用途への使用を行っていなかった場合には、補助金を返還した年度の翌
年度及び翌々年度
・他の用途への使用を行っていた場合には、補助金を返還した年度の翌年度か
ら程度に応じて2~5年
・不正な使用を行った研究者と共同して研究を行っていた研究代表者及び研究
分担者の場合(平成16年度以降交付の科研費に適用)、不正な使用を行った
研究者が他の用途への使用を行っていたか否かにかかわらず、補助金を返還
した年度の翌年度(新規の研究課題のみ対象)
・不正行為があったと認定された場合(当該不正行為があったと認定された研究
の論文等の内容について責任を負う者として認定された場合を含む。)、当該
不正行為があったと認定された年度の翌年度から程度に応じて1~10年
-3-
なお、不正行為があったと認定された研究課題については不正行為の悪質
性等を考慮しつつ補助金の全部又は一部の返還が求められます。
② ①における他の用途への使用を共謀した研究者の場合
・補助金を返還した年度の翌年度から、他の用途への使用を行った研究者と
同一の期間
③ 不正に科研費を受給した研究者の場合(共謀した者を含む)
・補助金を返還した年度の翌年度から5年間
(4) 研究組織
研究代表者及び研究分担者は「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する
法律(昭和30年法律第179号)に規定された補助事業者にあたり、不正な使用等
を行った場合は応募資格の停止(交付対象からの除外)の対象となります。(公募
要領7頁参照。)
(1) 研究代表者
① 研究代表者は、補助事業者であり、研究計画の遂行(研究成果の取りまと
めを含む。)に関してすべての責任を持つ研究者のことをいいます。
なお、研究期間中に応募資格の喪失などの理由により、研究代表者として
の責任を果たせなくなることが見込まれる者は、研究代表者となることを避け
てください。
② 研究代表者は、研究計画の性格上、必要があれば研究分担者、連携研究
者及び研究協力者とともに研究組織を構成することができます。
③ 研究代表者は、研究組織を構成する場合には、研究分担者との関係を明ら
かにするため、当該研究分担者が異なる研究機関に所属する者の場合に
あっては「研究分担者承諾書(他機関用)」を、同じ研究機関に所属する者の
場合にあっては「研究分担者承諾書(同一機関用)」を必ず徴し、保管してお
かなければなりません。
(2) 研究分担者
① 研究分担者は、補助事業者であり、研究計画の遂行に関して研究代表者と
協力しつつ、補助事業としての研究遂行責任を分担して研究活動を行う者で、
応募資格を有し、分担金の配分を受ける者でなければなりません。ただし、研
究分担者のうち研究代表者と同一の研究機関に属する者については、分担
金を配分しなくても構いません。
なお、研究期間中に応募資格の喪失などの理由により、研究分担者として
の責任を果たせなくなることが見込まれる者は、研究分担者となることを避け
てください。
-4-
② 研究遂行上の研究分担者と、科研費の事業遂行上の研究分担者の定義は、
必ずしも一致しません。すなわち、研究遂行上の研究分担者は、明確な定義は
ありませんが、一般には、研究代表者と共同して論文執筆等の研究活動を行う
と いう趣旨での「共同研究者」の意味で用いられることがあります。一方、科研
費の研究分担者は、科研費が支援する補助事業において、主たる補助事業者
としての研究代表者と協力しつつ、従たる補助事業者として事業遂行責任を担
い、当該研究を主体的に行うものであり、補助金制度上の定義に基づきます。
(3) 連携研究者
① 連携研究者は、研究代表者及び研究分担者の責任の下、研究組織の一員と
して研究計画に参画する者で、応募資格を有する者でなければなりません。
② 連携研究者は、補助事業者ではないため、主体的に補助金を使用することや、
分担金を受けること、また研究代表者と交替して研究代表者になることはできま
せん。
(4) 研究協力者
研究協力者は、研究代表者、研究分担者及び連携研究者以外の者で、研究
課題の遂行に当たり、協力を行う者で、必ずしも応募資格を有する必要はあり
ません。
(例:日本学術振興会の特別研究員、外国の研究機関に所属する研究者(海外
共同研究者)、応募資格を有しない企業の研究者 等)
区分
補助
事業
者
応募資
格の有
無
研究計画
調書(研究
組織欄)へ
の記載
代表者交
替
分担金
の配分
交付
対象
除外
規定
論文等
への記
載
研究代表
者
○
○
○
ー
ー
○
○
研究分担
者
○
○
○
○
○*2
○
○
連携研究
者
×
○
○*3
×
×
×
○
研究協力
者
×
△*4
×*3
×
×
×
○
(※1)・・・研究代表者と異なる研究機関に所属する場合は分担金の配分が可能。
(※2)・・・分担金の配分を受けなければならない。ただし、研究分担者のうち研究代表者と同一
の研究機関に属する者については、分担金を配分しなくても構わない。
(※3)・・・「研究計画・方法」欄等については、研究計画調書作成・記入要領の指示に従い、必
要に応じて記載することができる。
(※4)・・・応募資格の有無は問わない。
-5-
3. 平成21年度科学研究費補助金公募要
領等における前年度からの主な変更点
1 研究種目の移管
「特別推進研究」の公募を日本学術振興会が実施。
2 研究種目名の変更
「萌芽研究」の名称を「挑戦的萌芽研究」に変更し、独創的な発想に基づく、挑
戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究を対象とする研究種目とする。
3 応募受付の電子化の推進
昨年度までの「基盤研究(S・A・B)」、「若手研究(S)」、「萌芽研究」に加え、新
たに「基盤研究(C)」、「若手研究(A)」、「若手研究(B)」の応募受付を電子化
し、これにより基盤研究等の応募受付を完全電子化する。
4 制度改善方策への対応
(1)英語版公募要領の作成(国内の外国人研究者への配慮)
今年度より、公募要領を英訳した英語版公募要領を作成し、学振ホーム
ページ上で公開(9月中旬予定)し、我が国の研究機関に所属する外国人研
究者等が応募する際の便宜を図る。
(2)特別推進研究の審査の国際化への対応(外国人研究者の審査・評価への
参画)
特別推進研究の審査意見書作成者に海外の研究者を参画させる。
(3)「若手研究(A)、(B)」の年齢制限を緩和
「若手研究(A)、(B)」への応募可能な年齢の制限を、これまでの「37歳以
下」から「39歳以下」に緩和。
(4)継続研究課題の研究期間の短縮による新規応募の取り扱い
原則として、継続研究課題を辞退して新しい研究課題を応募することは認め
ないが、研究が予想以上に進展し、継続研究課題の当初の到達目標を既に
達成し、研究種目を変えて更なる研究発展を目指す場合には、新しい研究
課題の応募を可能とする。
(5)研究進捗評価結果を次の審査に活かす仕組みの導入
研究進捗評価結果を次の審査に活かす仕組みを導入し、研究計画調書に
「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」を記載する欄を新
たに設ける
-6-
4.主な評価の観点
(基盤研究、若手研究の場合)
1.研究課題の学術的重要性・妥当性
□学術的に見て、推進すべき研究課題であるか。
□研究構想や研究目的が具体的かつ明確に示されているか。
□応募額の規模に見合った研究上の意義が認められるか。
2.研究計画・方法の妥当性
□研究目的を達成するため、研究計画は十分練られたものに
なっているか。
□研究計画を遂行する上で、当初計画通りに進まないときの
対応など、多方面からの検討状況は考慮されているか。
□研究期間や経費配分は妥当なものか。
□研究代表者が職務として行う研究、または別に行う研究があ
る場合には、その研究内容との関連性及び相違点が示され
ているか。
□公募対象としていない以下のような研究計画に該当しないか。
①単に既製の研究機器の購入を目的とした研究計画
②他の経費で措置されるのがふさわしい大型研究装置等の
製作を目的とする研究計画
③商品・役務の開発・販売等を直接の目的とする研究計画
(商品・役務の開発・販売等に係る市場動向調査を含む)
④業として行う受託研究
3.研究課題の独創性及び革新性
□ 研究対象、研究手法やもたらされる研究成果等について、
独創性や革新性が認められるか。
-7-
4.研究課題の波及効果及び普遍性
□当該研究分野もしくは関連研究分野の進展に対する大きな
貢献、新しい学問分野の開拓等、学術的な波及効果が期待
できるか。
□科学技術、産業、文化など、幅広い意味で社会に与えるインパ
クト・貢献が期待できるか。
5.研究遂行能力及び研究環境の適切性
□これまでに受けた研究費とその研究成果を評価するとともに、
これまでの研究業績等から
見て、研究課題に対する高い遂行能力を有していると判断で
きるか。
□複数の研究者で研究組織を構成する研究課題にあっては、組
織全体としての研究遂行
能力は十分に高いか、また各研究分担者は十分大きな役割を
果たすと期待されるか。
□研究課題の遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等、研究
環境は整っているか。
□研究課題の成果を社会・国民に発信する方法等は考慮されて
いるか。
6.人権の保護及び法令等の遵守を必要とする研究課題の適切性
□相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究
計画、個人情報の取扱いに配慮する必要がある研究計画又は
法令等に基づく手続きが必要な研究計画については、所要の
手続き、対策が講じられているか。
□ヒト遺伝子解析研究等の研究課題にあっては、法令等に従い、
所定の手続き・対策が講じられているか。
-8-
7.研究経費の妥当性
□研究経費の内容は妥当であり、有効に使用されることが見込ま
れるか。
□購入を計画している設備備品等は研究計画上真に必要なもの
であるか。
□研究設備の購入経費、旅費又は謝金等のいずれかの経費が9
0%を超えて計上されている場合には、研究計画遂行上有効
に使用されることが見込まれるか。
□単に既製の研究機器の購入を目的とする研究や、他の経費で
措置されるのがふさわしい大型研究装置等の製作ではない
か。
-9-
5.平成21年度研究計画調書「応募情
報(Web入力項目)」の記入例
(基盤研究(C)を例に)
-11-
応募情報(Web入力項目)の出力イメージ
機関番号
○電子申請手続きが必要です。電子申請手続きには、ID・パスワードが
必要です。(既に本学の研究者名簿に登録されている方は、ID・パ
スワードが付与されています。)
研究種目番号 審査区分番号 細目番号 分割番号 整理番号
○計画調書作成後、「確認完了・提出」をクリックし、「所属研究
17201
06
1
0000
機関受付中」になっていることを確認。(半数が0版から1版(*1
版以上の版数)になる。)
*版数は、修正するたびに加算される。必ず提出用紙媒体とデータ
(電子申請用)が同一版数であることを確認。
平成21年度(2009年度)基盤研究(C) (一般)研究計画調書
平成XX年XX月XX日
必須 新規又は継続のどちらかの区分を選択(継続を選択した場合
は、下に研究課題番号を記入。)
※継続は、「大幅な変更を伴う場合」のみ該当。(必ず研究協力課
に事前相談を)
新規
研究種目
基盤研究(C)
分野
○○○○
分科
●●●●
0000
1版
必須 「系・分野・分科・細目表」(公募要領P18,19)より、審査を希望する
細目番号を入力。(基盤(C)は、「時限付き分科細目」(公募要領P20∼
21)の選択も可。
該当のみ 「系・分野・分科・細目表」の備考欄に「A,B」の表示がある細
審査区分 一般
目番号を選択した場合は、「キーワード一覧」(公募要領P22∼37)により、
分割欄のA又はBを選択し、入力。
基盤(C)において、「系・分野・分科・細目表」の備考欄に「※」の表示
がある細目番号を選択した場合は、「キーワード一覧」(公募要領P26∼37)
により、分割番号の1∼5を選択し、入力。
一番身近な分科細目を選択することが大事。
△△△△
細目
細目表
☆☆☆☆
必須 「キーワード一覧」(公募要領P22∼37)より、選定した細目内で最も
キーワード
関係の深いキーワードの記号を記入。(「時限付き分科細目」を選択した場合
細目表以外の
★★★★
は、記入不要。
キーワード
該当のみ 「キーワード一覧」以外で、より適切なキーワードがある場合は、
(フリガナ) コウベ タロウ
研究代表者
1つを限度として「キーワード一覧」に記載のない任意のキーワードを入力。
氏名
(ただし、「細目表キーワード」欄は必ず記入のこと。)
(漢字等) 佐賀 太郎
所属研究機関 佐賀大学
部局
職
研究課題名
▲▲▲学部
准教授
自動的に入力。 変更を希望する場合は、研究協力課まで。(10/5まで変更可能)
該当のみ 部局番号「875(学内共同利用施設)」「999(その他)」「899(その
他の研究科)」に所属する場合は、所属部局の正式名を入力。
職番号で「24(研究員)」「25(その他)」で、実際の職名が異なる場合は、
職名に正式名を入力。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
必須 研究内容を具体的に表すような研究課題名を選定し、40字以内(全角のみ)で記入。
年度
使用内訳(千円)
研究経費
(千円) 設備備品費 消耗品費
研究経費
千円未満
の端数は
切り捨て
旅費
謝金等
その他
平成21年度
3,500
2,370
570
160
300
100
平成22年度
1,000
0
330
320
300
50
平成23年度
平成24年度
平成25年度
総計
必須 研究計画に基づき、年度別・使用内訳別に応募研究費を入力
500
0
90
160
200
50
※研究種目ごとの限度額(全研究期間)、研究期間に注意。応募内容
(研究計画調書)と連動していないので、要確認。
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5,000
2,370
990
640
800
200
開示希望の有無 審査結果の開示を希望する
必須 審査結果の開示を希望する又は希望しないのどちらかを選択。
研究計画最終年度前年度応募 応募しない
開示希望を
する方が良
い
必須 応募する又は応募しないのどちらかを選択。(「応募する」を選択した場合は、応募
の基となる平成21年度が最終年度である継続研究課題の研究課題番号を必ず入力してくださ
い。)
→研究計画調書の「研究計画最終年度前年度の応募を行う場合の記入事項」欄に、必要事
項を記入。
-13-
研究組織(研究代表者、研究分担者及び連携研究員)
所属研究機関
氏名(年齢)
部局
職
(45)
(17201) 佐賀大学
研 00000000
究 サガ タロウ
(000) ▲▲▲学部
研究者番号
代
佐賀 太郎
表
者
(21) 准教授
(40)
研 00000000
ヨガ ジロウ
究
分
与賀 次郎
担
者
(35)
研 00000000
ホンジョウ ハナコ
究
分
本庄 花子
担
者
(30)
連 00000000
・・・・ ・・・・
携
研
○○ ○○
究
者
「研究分担者」、
「連携研究者」の
うち、該当する区
分を選択。
平成21年度 エフォ
研究経費 ート
(千円)
(%)
▲▲▲▲
●●博士
2,000
30
1,000
20
500
15
ー
ー
□□□□□□と研究総括
(000000) ●●大学
△△△△
博士(●●)
(000) ▲▲▲研究科
必須 研究分担者として加える場合は、必ず配分する分担金を千円単位で記入。
(同一研究機関の研究分担者の場合も、記入。)
□□□□□□の研究
(27) 准教授
連携研究員には、分担金の配分はできない。(入力できない。)
(17201) 佐賀大学
☆☆☆☆
●●修士
(000) △△△学部
氏名(年齢)、所属研究機関・部局・職については、研究代表者は自動的に入力。
■■■■■■■■
(28) 助教 ※科研費の応募資格がなければ研究分担者、連携研究者になれない。
(17201) 佐賀大学
▲▲▲▲
該当のみ 研究分担者、連携研究者について、研究組織に加える場合は、左横の追加を
博士(●●)
(000) ▲▲▲クリックし、必要事項を記入。(使用しないデータ入力欄は、削除すること。)
※部局番号が「709(国立大併設短大)」「875(国立大その他部局」「899(その他
▽▽▽▽▽▽▽▽
の研究科」「901(公私立大の付置研究所」「903(公私立大のその他部局」「913(大
(24) 産学官連携研究員
学共同利用機関のその他部局」「999(①短大、高専、指定機関の部局、②名誉教授
(国公私問わず))」の場合は、所属部局の正式名を入力。
また、職番号で「24(研究員)」「25(その他)」で、実際の職名が異なる場合
は、職名に正式名を入力。
研究分担者
・研究代表者と協力しつつ、研究遂行を分
担して研究活動を行う者。補助金適正化法条
の補助事業者に該当
・分担金の配分を受ける。(研究代表者と
同一研究機関に所属する研究分担者であって
も、分担金の配分を受けなければならな
い。)
・研究代表者や研究分担者が、不正な使用
等を行った場合は、応募資格の停止(交付対
象からの除外)の対象となる。
連携研究者
・研究代表者及び研究分担者の責任の下、
研究組織の一員として研究計画に参画する者
(科研費の応募資格を有する者でなければな
らない。)補助金適正化法条の補助事業者に
は該当しない。
・分担金の配分を受けられない。
・研究代表者への交替は認められない。
・研究代表者や研究分担者が、不正な使用
等を行った場合であっても、応募資格の停止
(交付対象からの除外)の対象とならない。
(当人が共謀した場合を除く。)
現在の専門
学位
役割分担
※科研費の応募資格(研究代
表、研究分担者、連携研究者
になり得る者)
研究者番号(8桁)を有
し、
① 指定された研究機関
に、当該研究機関の研究活動
を行うことを職務に含む者と
して、所属する者(勤務要件
は問わない。)
② 当該研究機関の研究活
動に実際に従事していること
(研究の補助は除く。)
③ 補助金が交付された場
合に、その研究活動を、当該
研究機関の活動として行わせ
ること
④補助金が交付された場合
に、機関として補助金の管理
を行うこと
以上4つの要件をすべて満
たしていることが、所属研究
機関で確認されていること
研究者情報
①「研究者番号」、②「氏名(カナ・漢字)、③「年齢(平成21年4
月1日現在)」、④「所属研究機関・部局・職」、⑤「現在の専門」
及び⑥「学位」は、当該研究者に対応する正確な情報を、各研究者
本人及び所属研究機関事務局に確認の上、入力或いは選択するこ
と。
合計 4 名
必須
「エフォート」欄は、研究代表者及び研究
分担者について入力。
本応募課題が採択された場合を想定した時
間配分率(1∼100の整数)を入力。
○エフォートの定義における「全仕事時
間」には、研究活動だけでなく、教育、マ
ネジマント等を含めることに注意。
(一般的に大学の教員は、教育50%、
研究50%)
○一人で行う研究のエフォートが5%、1
0%は疑問?
○連携研究員については、入力しない。
自動表示
研究経費合計
-
3,500
6.平成21年度研究計画調書「応募
内容ファイル」の記入例
(基盤研究(C)を例に)
-15-
様式S−1−8 応募内容ファイル(添付ファイル項目)
基盤C(一般)−1
研
究
目
的
本欄には、研究の全体構想及びその中での本研究の具体的な目的について、冒頭にその要旨を記述した上で、適宜文献を引用し
つつ記述し、特に次の点については、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。
(記述に当たっては、
「科学研究費補助金
(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程」
(公募要領 52∼99 頁参照)を参考にしてください。
)
① 研究の学術的背景(本研究に関連する国内・国外の研究動向及び位置づけ、応募者のこれまでの研究成果を踏まえ着想に至っ
た経緯、これまでの研究成果を発展させる場合にはその内容等)
② 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするのか
③ 当該分野における本研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義
○作成・記入要領は熟読する。また、上記「注意事項」に従って記述すること。
①研究全体の構想、具体的目的の要旨
(例)研究の全体構想(※要旨を!)
本研究の全体構想は、
・・・・・である。
本研究の具体的な目的(※要旨を!)
本研究は、
・・・・・を目的とする。
②研究の学術的背景(位置付け、経緯・発展内容)
(例)本研究の学術的背景
1)国内の研究動向(及び位置付け)
2)国外の研究動向(及び位置付け)
3)本研究の着想に至った経緯
これまで、
・・・ことを研究し、
・・・・ということから、
・・・・また、
・・・・・本研究の着想に至った。
4)(これまでの研究成果を発展させる場合は、その内容等を更に記述)
③研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義
・総花的になっていないか 焦点は絞られているか
・何がしたいか それは意味のあることか
・研究の魅力・必要性が伝わってくるか
○他の人が見て、共感できる内容を書く。
・専門的になりすぎていないか
・面白そうだと思えるか
・論理的に一貫しているか
・熱意が伝わるか
○他の人から見て、わかりやすい形態で書く。
・読みやすいか ポイント、行間や余白は適当か
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
※「新学術領域研究」、
「特定領域研究」、
「基盤研究(C)、
「挑戦的萌芽研究」及び
「若手研究(A・B)」については、全てモロクロ印刷の上で審査に付されるた
め、カラー部分が不鮮明になる可能性があるので注意すること。(他の完全電子
申請研究種目については、カラー印刷の上で審査に付される。)
奇数ページに記入欄があるので、必ず記入すること。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-17-
●●
●●
基盤C(一般)−2
研
究
目
的(つづき)
○前頁に引き続き、
「注意事項」に従って記述すること。
○特に、
「科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程」
(公募要領 52∼
99 頁)を参考に以下の点について注意が必要。
・研究課題の学術的重要性・妥当性において研究構想や研究目的が具体的かつ明確に示されて
いるか
・研究課題の独創性及び革新性が認められるか
・研究課題の学術的波及効果が期待できるか
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
-18-
基盤C(一般)−3
研究計画・方法
本欄には、研究目的を達成するための具体的な研究計画・方法について、冒頭にその要旨を記述した上で、平成21年度の計画
と平成22年度以降の計画に分けて、適宜文献を引用しつつ、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。ここでは、研究
が当初計画どおりに進まない時の対応など、多方面からの検討状況について述べるとともに、研究計画を遂行するための研究体制
について、研究代表者及び研究分担者の具体的な役割(図表を用いる等)及び研究分担者とともに行う必要がある場合には、学術
的観点から研究組織の必要性・妥当性及び研究目的との関連性についても述べてください。また、研究体制の全体像を明らかにす
るため、連携研究者及び研究協力者(海外共同研究者、科学研究費への応募資格を有しない企業の研究者、大学院生等(氏名、員
数を記入することも可))の役割についても必要に応じて記述してください。
(平成 21 年度)
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○年度ごとの研究計画を明確にまとめる。
(平成 21 年度の計画と平成 22 年度以降の計画に分けて記述すること。
)
○ここでは、計画の具体性・実行可能性を説得する。
○研究組織内での役割分担やスケジュール(変更の場合の対応策)を書く。
・研究組織欄の分担と整合しているか
・研究計画を遂行するための研究体制については、平成 20 年度から研究分担者の在り
方の見直しが行われており、新たに「連携研究者」が位置付けられたことにより、そ
の記述については注意を要する。
(できるだけ、図表等を用いて具体的役割を記述し
た方が良い。
(ただし、多用しないこと。
)
)
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
※「新学術領域研究」、
「特定領域研究」、
「基盤研究(C)、
「挑戦的萌芽研究」及び
「若手研究(A・B)」については、全てモロクロ印刷の上で審査に付されるた
め、カラー部分が不鮮明になる可能性があるので注意すること。(他の完全電子
申請研究種目については、カラー印刷の上で審査に付される。)
(平成 22 年度以降)
奇数ページに記入欄があるので、必ず記入すること。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-19-
●●
●●
基盤C(一般)−4
研究計画・方法(つづき)
○前頁に引き続き、
「注意事項」に従って記述すること。
○特に、
「科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程」
(公募要領 52∼
99 頁)を参考に以下の点について注意が必要。
・研究目的を達成するため、研究計画が十分練られたものとなっているか
・当初計画どおり進まないときの対応など、多方面からの検討状況は考慮されているか
・研究課題の独創性及び革新性が認められるか
・研究課題の学術的波及効果が期待できるか
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
※「新学術領域研究」、
「特定領域研究」、
「基盤研究(C)、
「挑戦的萌芽研究」及び
「若手研究(A・B)」については、全てモロクロ印刷の上で審査に付されるた
め、カラー部分が不鮮明になる可能性があるので注意すること。(他の完全電子
申請研究種目については、カラー印刷の上で審査に付される。)
-20-
基盤C(一般)−5
今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況等
本欄には、次の点について、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。
① 本研究を実施するために使用する研究施設・設備・研究資料等、現在の研究環境の状況
② 研究分担者がいる場合には、その者との連絡調整状況など、研究着手に向けての状況(連携研究者及び研究協力者がいる場合
についても必要に応じて記述してください。)
③ 本研究の研究成果を社会・国民に発信する方法等
○上記「注意事項」に従って記述すること。
・できるだけ、詳細に経緯を説明し、準備が万全であることを述べる
・特に経緯の中で、今回の申請が必要になった理由を示す
・科研のためだけの研究組織ではなく、また、恒常的な組織の手当のための申請でもなく、
必要な申請に対し、適切な体制が組めることを伝える
○研究成果の発信方法等
(例)ホームページの作成、研究成果広報用パンフレットの作成、公開行事等への参加、マス
メディアへの発表予定等
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
研究計画最終年度前年度の応募を行う場合の記入事項(該当者は必ず記入してください(公募要領 14∼15 頁参照))
本欄には、研究代表者として行っている平成 21年度が最終年度に当たる継続研究課題の当初研究計画、その研究によって得ら
れた新たな知見等の研究成果を記述するとともに、当該研究の進展を踏まえ今回再構築して本研究を応募する理由(研究の展開状況、
経費の必要性等)を記述してください。
(なお、本欄に記述する継続研究課題の研究成果等は、8 頁の「これまでに受けた研究費と
その成果等」欄に記述しないでください。
)
研究種目名
審査区分
課題番号
研 究
課
題
名
研究期間
平成 年度∼
平成 21 年度
当初研究計画及び研究成果等
○この欄は「研究計画最終年度前年度応募」として、新規申請する場合の
み記入すること。
(該当しない場合は、空欄)
○「応募情報」
(Web 入力項目)の「研究計画最終年度前年度応募の有無」
欄について、
「応募する」を選択し、
「平成 21 年度が最終年度にあたる研
究課題の研究課題番号」を入力すること。
応募する理由
のものであるため、
開始年度が平成 19 年
度又は 20 年度はあり
得ない。
※「研究計画最終年度前年度応募」について
〇「特別推進研究又は基盤研究の研究課題のうち研究期間が4年以上のもので、平成
21年度が研究期間の最終年度に当たる研究課題(継続研究課題)の研究代表者」
が、当該研究の進展を踏まえ、研究計画を再構築することを希望する場合には、「研
究計画最終年度前年度の応募」として応募することができます。
なお、1つの継続研究課題を基に、この特例により新たに応募できる課題数は、1
課題に限ります。
〇研究計画最終年度前年度の応募により、新たに応募することができる研究種目は、
「特別推進研究」、「基盤研究(S)」又は「基盤研究(A・B・C)」です。
※フォントサイズは11ポイン
ト以上を使用すること。
研究機関名
研究期間が4年以上
奇数ページに記入欄があるので、必ず記入すること。
佐賀大学
研究代表者氏名
-21-
●●
●●
研究業績
頁の追加はできません。
基盤C(一般)−6
本欄には、研究代表者及び・研究分担者が最近5カ年間に発表した論文、著書、産業財産権、招待講演のうち、本研究に関連する
重要なものを選定し、現在から順に発表年次を過去にさかのぼり、発表年(暦年)毎に線を引いて区別(線は移動可)し、通し番号
を付して記入してください。なお、学術誌へ投稿中の論文を記入する場合は、掲載が決定しているものに限ります。
また、必要に応じて、連携研究者の研究業績についても記入することができます。記入する場合には、二重線を引いて区別(二重
線は移動可)し、研究者毎に、現在から順に発表年次を過去にさかのぼり記入してください(発表年毎に線を引く必要はありません。
)
。
発表年
発表論文名・著書名 等
研究代表者
・分担者氏名
佐賀太郎
2008
以降
本庄花子
佐賀太郎
2007
2006
与賀次郎
(例えば発表論文の場合、論文名、著者名、掲載誌名、査読の有無、巻、最初と最後の頁、発表年(西
暦)について記入してください。
)
(以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。著者名が多数にわたる場合は、
主な著者を数名記入し以下を省略(省略する場合、その員数と、掲載されている順番を○番目と記入)
しても可。なお、研究代表者・研究分担者及び連携研究者には下線を付してください。
)
1.・・(論文名)
・・・
佐賀太郎、○○○○、△△△△、本庄花子(他 10 名、1番目)
×××学会誌、11 巻 120-127(2008) 査読有
2.・・(論文名)
・・・
○○○○、△△△△、本庄花子(他5名、3番目)
SSS学会誌、15 巻 95-100(2008) 査読無
3.Mechanism of Fast Proton Transfer in Ice, ○○○○and T.Saga,
J.Chem.Phys., refereed, 114, 9010-9020,(2007)
4.・・(論文名)
・・・
与賀次郎、○○○○、△△△△(他 15 名、1番目)
×××学会誌、9巻 80-90(2007)
査読有
〇現在から順に発表年次を過去にさかのぼり、発表年(暦年)ごとに線を引いて区分
(線は移動可)し、通し番号を付して記入。
○学術誌等へ投稿中の論文の記入する場合は、掲載が決定しているものに限る。
○論文名、著書名、掲載誌名、査読の有無、巻、最初と最後の頁、発表年(西暦)につ
い記入。(項目の順序の入れ替えは可)
○著者名が多数にわたる場合は、主な著者を数名記入し以下を省略(省略する場合
は、その員数と記載されている順番を○番目と記入)しても可。
○研究代表者、研究分担者及び連携研究者にはアンダーラインを付すこと。
2005
少しでも関連のあるものをできるだけ多く、記入する。
※研究の性格等により、工業所有権等の産業財産権を有する場合は、
その旨を記入すること(特許出願番号等)
2004
〇発表しなかった年は、「なし」と記入。
発表論文名・著書名 等
連携研究者氏名
(所属研究機関・部局・職) (研究代表者及び研究分担者の研究業績として上欄に記載したものは記載しないでください。)
○○ ○○
・・・(論文名)
・・・
(△△大学・工学部・ ■■■■、△△△△、○○○○、(他5名、3番目)
×××学会誌、8巻 52-59(2008)
査読有
准教授)
○連携研究者の研究業績については、必要に応じて記入することができる。記入する場
合は、二重線を引いて区別し、研究者毎に、現在から順に発表年次を過去にさかのぼり
記入(発表年次毎に線を引く必要なし。)。必要がない場合、この欄はなくてもよい。
○研究協力者の研究業績等は記載しないこと。
-22-
基盤C(一般)−7
究
発表年
研
業 績(つづき)
研究代表者
発表論文名・著書名 等
・分担者氏名
頁の追加はできません。
奇数ページに記入欄があるので、必ず記入すること。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-23-
●●
●●
基盤C(一般)−8
これまでに受けた研究費とその成果等
本欄には、研究代表者及び研究分担者がこれまでに受けた研究費(科学研究費補助金、所属研究機関より措置された研究費、府省・
地方公共団体・研究助成法人・民間企業等からの研究費等。なお、現在受けている研究費も含む。
)による研究成果等のうち、本研究
の立案に生かされているものを選定し、科学研究費補助金とそれ以外の研究に分けて、次の点に留意し記述してください。
それぞれの研究費毎に、研究種目名(科学研究費補助金以外の研究費については資金制度名)
、期間(年度)
、研究課題名、
①
研究代表者又は研究分担者の別、研究経費(直接経費)を記入の上、研究成果及び中間・事後評価(当該研究費の配分機関が
行うものに限る。
)結果を簡潔に記述してください。
(平成20年度の科学研究費補助金の研究進捗評価結果がある場合には、
基盤C(一般)−10「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」欄に記述してください。)
② 科学研究費補助金とそれ以外の研究費は線を引いて区別してください。
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○これまで受けた研究費(現在遂行中の研究も含む)による研究成果等が、今回の研究計画
にどのように生かされているかを審査するためのものなので、積極的に記述すること。
・これまで受けた研究費とそれに対する成果をできるだけ示し、有望さをアピールする
○それぞれの研究費ごとに、研究種目名、期間(年度)
、研究課題名、研究代表者又は研究
分担者の別、研究経費(直接経費)を記入の上、研究成果及び中間・事後評価結果(文部
科学省及び日本学術振興会が行うものに限る。
)を簡潔に記述すること。
(例)科学研究費補助金
若手研究(B) 平成 16 年度∼平成 18 年度 ○○○・・・・・ついての研究
研究代表者 1,200 千円
・・・・についての調査研究を行い、
・・・・の研究成果を得た。
(実績報告書な
どを参考に簡潔に記述)
○科学研究費補助金とそれ以外の研究費は、点線を引いて区別すること。
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
※「新学術領域研究」、
「特定領域研究」、
「基盤研究(C)、
「挑戦的萌芽研究」及び
「若手研究(A・B)」については、全てモロクロ印刷の上で審査に付されるた
め、カラー部分が不鮮明になる可能性があるので注意すること。(他の完全電子
申請種目については、カラー印刷の上で審査に付される。)
-24-
基盤C(一般)−9
人権の保護及び法令等の遵守への対応(公募要領 9 頁参照)
本欄には、研究計画を遂行するにあたって、相手方の同意・協力を必要とする研究、個人情報の取り扱いの配慮を必要とする研
究、生命倫理・安全対策に対する取組を必要とする研究など法令等に基づく手続きが必要な研究が含まれている場合に、どのよう
な対策と措置を講じるのか記述してください。
例えば、個人情報を伴うアンケート調査・インタビュー調査、患者から提供を受けた試料の使用、ヒト遺伝子解析研究、組換え
DNA実験、動物実験など、研究機関内外の倫理委員会等における承認手続きが必要となる調査・研究・実験などが対象となりま
す。
なお、該当しない場合には、その旨記述してください。
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○公募要領9頁「関係法令等に違反した場合の取り扱い」を参照すること。
○該当者は必ず記述すること。
(最新の関係法令等を正確に理解していることが前提となる。
記述には、細心の注意を払うこと。
○該当しない場合は、その旨を記述すること。
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
研究経費の妥当性・必要性
本欄には、
「研究計画・方法」欄で述べた研究規模、研究体制等を踏まえ、次頁以降に記入する研究経費の妥当性・必要性・
積算根拠について記述してください。また、研究計画のいずれかの年度において、各費目(設備備品費、旅費、謝金等)が全体の
研究経費の90%を超える場合及びその他の費目で、特に大きな割合を占める経費がある場合には、当該経費の必要性(内訳等)
を記述してください。
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○研究計画のいずれかの年度において、
「設備備品費」
、
「旅費」又は「謝金等」のいずれか
の経費が全体の90%を越える場合は及びその他の費目で特に大きな割合を占める経費
がある場合には、当該経費の必要性(内訳等)を記述すること。
○単に既製の研究機器の購入を目的とした研究計画など、公募の対象としていない研究計画
になっていないか注意が必要。
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
奇数ページに記入欄があるので、必ず記入すること。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-25-
●●
●●
基盤C(一般)−10
研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性
・本欄には、本応募の研究代表者が、平成20年度に、「特別推進研究」、「基盤研究(S)」又は「学術創成研究費」の研究
代表者として、研究進捗評価を受けた場合に記述してください。
・本欄には、研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性(どのような関係にあるのか、研究進捗評価を受けた研究を具
体的にどのように発展させるのか等)について記述してください。
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○該当しない場合は、その旨を記述すること。
※フォントサイズは11ポイント以上を使用すること。
-26-
基盤C(一般)−11
(金額単位:千円)
設備備品費の明細
消耗品費の明細
記入に当たっては、基盤研究(C)
(一般)研究計画調書作成・記入要領を
参照してください。
記入に当たっては、基盤研究(C)
(一般)研究計画調
書作成・記入要領を参照してください。
年度
21
品名・仕様
(数量×単価)(設置機関)
○ ○ ○ ○ 2×@400(佐賀大学)
●●関係図書
金
額
品
金
800 試薬
ガラス器具
100 実験動物・資料
論文別刷り
50×@2(□□大学)
1,970
(1,470)
(500)
△ △ △ △
(佐賀大学)
(内訳)××× 1×@1,470
■■■ 2×@250
額
220
100
150
100
○消耗品費は、薬品、
実験動物、ガラス器
具、論文別刷等その
品名ごとに記入。
<本学の現在の取扱い>
10万円以上の物品→設備備品
〃
名
未満の物品→消耗品
(特別研究員奨励費のみ5万円が基準)
2,370
計
22
な
570
計
し
試薬
ガラス器具
実験動物・資料
○年度ごとに線を引いて区分し、かつ計を入れて記入。
110
100
120
○該当のない年度についても枠を設け、金額欄に「0(ゼロ)
」を記入。
0
計
23
な
し
330
計
90
試薬
○上記「注意事項」に従って記述すること。
○内容に対して適切・妥当な申請か。
「○○ありき」の申請とならないように。
○「金額」欄は、千円単位で記入。
計
計
0
○多数の図書、資料等を購入する場合は、
「西洋中世政治史関係図書」のように、
ある程度、図書、資料の内容が判明するような表現で記入。
90
○機械器具の場合は、単に○○一式とするのではなく、その内訳(できるだけ具体的に)
も記入。
○計算間違い、記入ミスがないか確認。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-27-
●●
●●
基盤C(一般)−12
(金額単位:千円)
旅費等の明細(記入に当たっては、基盤研究(C)(一般)研究計画調書作成・記入要領を参照してください。)
国内旅費
外国旅費
謝 金 等
そ の 他
年度
事 項
金額
事 項
金額
事 項
金額
事 項
金額
100
100
200 研 究 成 果 投 稿
21 資料収集
研究補助
研究打ち合せ
計
22
23
(内訳:○人×
△日)
60
160
計
成果発表
70
成果発表
250
計
70
計
250
料
外国論文の校
閲
100
計
300
0
計
300 印刷費
資料整理
(内訳:○人×
△日)
○年度ごとに線を引いて区分し、かつ計を入れて記入。
○該当のない年度についても枠を設け、金額欄に「0(ゼロ)
」を記入。
70 成果発表
90
成果発表
○上記「注意事項」に従って記述すること。
計
300
資料整理
(内訳:○人×
△日)
200
計
印刷費
100
50
50
50
○内容に対して適切・妥当な申請か。
「○○ありき」の申請とならないように。
○「金額」欄は、千円単位で記入。
計
計
計
計
70
90
200
50
○「研究支援者等の雇用に係る経費」は、
「その他」ではなく、
「謝金等」に計上すること。
○いずれかの年度において「旅費(国内旅費及び外国旅費)」又は「謝金等」のどちらかの
経費が90%を超える場合には、当該経費の研究遂行上の必要性(内訳等)について、
「研
究経費の妥当性・必要性」欄に記述してください。
○ 印刷費、複写費、現像・焼付費、通信費(切手、電話等)
、運搬費、研究実施場所借り
上げ費(研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る)
、会議費(会場
借料、食事(アルコール類は除く)費用等、レンタル費用(コンピュータ、自動車、実
験機器・器具等)
、機器修理費用、旅費以外の交通費、研究成果発表費用(学会誌投稿
料、ホームページ作成費用)
)等は、
「その他」の欄に事項ごとに記入。
○計算間違い、記入ミスがないか確認。
-28-
(1)応募中の研究費、(2)受入予定の研究費、(3)その
他の活動に分け、それぞれの頁(欄)に記入のこと。
研究代表者のみ作成・添付
基盤C(一般)−13
研究費の応募・受入等の状況・エフォート
本欄は、第2段審査(合議審査)において、
「研究資金の不合理な重複や過度の集中にならず、研究課題が十分に遂行し得るか
どうか」を判断する際に参照するところであり、研究代表者の応募時点における、
(1)応募中の研究費、
(2)受入予定の研究
費、
(3)その他の活動、について、次の点に留意し記入してください。なお、複数の研究費を記入する場合は、線を引いて区別
して記入してください。
代表者又は分担者の別を記入。連携研究者と
① 「エフォート」欄には、年間の全仕事時間を100%とした場合、そのうち当該研究の実施等に必要となる時間の配分率
(%)を記入してください。
して参画する研究課題は記載不要
② 「応募中の研究費」欄の先頭には、本応募研究課題を記入してください。
③ 科学研究費補助金の「特定領域研究」にあっては、
「計画研究」
、
「公募研究」の別を記入してください。
④ 所属研究機関内で競争的に配分される研究費についても記入してください。
(1)応募中の研究費
資金制度・研究費名・研究期 研究課題名(研究代表者氏名)役 割 ( 代 平成 21 年度研 エ フ ォ 研究内容の相違点及び他の研究費に加
表・分担の 究 経 費( 期 間 全 ート(%) えて本応募研究課題に応募する理由
間(配分機関等名)
別)
体の額)(千円)
科学研究費補助金において、重複申請が可能
であっても、重複して採択されることがない
【本応募研究課題】
○○
○○の☆☆的研究
3,500
種目を記載する場合は、
「−」と記入。
代表
基盤研究(C)
(一般)
(全角 40 字以内)
(5,000)
(H21∼23)
30,000
基盤研究(S)(H21 ○○の××的研究
代表
− □□□□□□□□□□
(150,000)
(全角
40
字以内)
∼25)
□□□□□□□のため
3,500 ○○ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
挑戦的萌芽研究(H21 ○○の××的研究
代表
科学研究費補助金を記入する際は、
(5,000)
(全角
40 字以内)
∼23)
☆☆☆☆☆☆☆のため
研究種目名及び審査区分を記入。
500
特定領域研究(計画 ○○の△△における
×××××××××
本応募研究課題と研究内容(研究目
××について
(1,000) ○○ ×××××××のため
研究)(H21∼22)
分担
的、研究方法、研究規模の違い、等)
(■■ ■■)
の相違点及び当該他の課題に加えて
××化支援経費(学 ●●論について
内公募資金)(H21∼
22)(○○大学)
代表
500
○○○○○○○○○○
本課題へ応募する理由を、焦点を絞
(1,000) ○○ ○○○○○○のため
って明確に記入。
所属機関内で支給される研究費など、特に定
平成 21 年度に受け入れる直接経費の額(応
まって名前がない場合は、当該研究費の内容
募中のものは応募額)を記入し、下段に( )
が具体的にわかるよう記入
書きで研究期間全体の総額を記入。
研究分担者の場合は、平成 21 年度に受け入
れる分担金の額(予定額)を記入し、下段
に(
)書きで研究期間全体で受け入れる
分担金の総額(予定額)を記入。
(同一研究
機関の研究分担者の場合も、記入。
)
エフォートについて
○本欄に記載した全ての研究課題につい
て、本応募課題が採択された場合を想
定した時間配分率を記入。
○エフォートの定義における「全仕事時
間」には、研究活動だけでなく、教育、
マネジマント等を含めることに注意。
(一般的に大学の教員は、教育50%、
研究50%)
○一人で行う研究のエフォートが5%、
10%は疑問?
○エフォートの合計は、必ず100(%)にな
るよう記入。
研究機関名
佐賀大学
研究代表者氏名
-29-
●●
●●
研究代表者のみ作成・添付
基盤C(一般)−14
研究費の応募・受入等の状況・エフォート(つづき)
(2)受入予定の研究費
資金制度・研究費名・研究期 研究課題名(研究代表者氏名)役 割 ( 代 平成 20 年度研 エ フ ォ 研究内容の相違点及び他の研究費に加え
間(配分機関等名)
表・分担の 究 経 費 ( 期 間 全 ート(%) て本応募研究課題に応募する理由
別)
○○○研究費
○○の□□論
(H18∼H22)
(○○機 (☆☆ ☆☆)
構)
分担
体の額)(千円)
500 ○○ △△△△△△△△△△
(2,500)
△△△△△△△△のため
研究分担者等の場合は、
( )書きで
研究分担者等の場合は、平成 21 年度に受け入
研究代表者等の氏名を記入。
れる分担金額(予定額)を記入し、下段に( )
書きで研究期間全体で受け入れる分担金の総
額(予定額)を記入。(分担金が配分されない
場合は、それぞれ「0」を記入。
)
複数の研究費を記入する場合は、
線を引いて区分。
職務として行う研究活動や教育活動等並びに科学研究費補助金
の連携研究者として参画する研究課題に係るエフォートは、
「(3)その他の活動」に記入。
(3)その他の活動
上記の応募中及び受入予定の研究費による研究活動以外の職務として行
う研究活動や教育活動等のエフォートを記入してください。
合
計
100
(上記(1)、(2)、(3)のエフォートの合計)
-30-
(%)
7.科学研究費補助金-採択への近道申請する
ことが
全ての
出発点
計画調書を提出し
なければ採択され
ない!
・自分の研究目的・手法
にあった種目の選定
・一番身近な分科細目
・採択課題状況の把握
情報はこちらから
http://www.mext.go.jp/a_me
nu/shinkou/hojyo/main5_a5.
htm
(文部科学省)
http://www.jsps.go.jp/jgrantsinaid/index.html
(日本学術振興会)
http://www.sagau.ac.jp/kokusai/index.htm
(佐賀大学)
制度の理解
第1段審査
5段階評価による書面審査(3人又は6人)
第2段審査
審査のしくみ
第1段審査に基づく合議審査制(10数人)
審査員は,1年ごとに半数交替
最適な申請!
計画調書の作成は試験の答案と同じ!
科学研究費補助金の目
的・性格の理解
・重複申請の制限
・研究動向の把握(重点8分野)
・37歳以下は「若手研究
(B)]への申請が得策
・挑戦的萌芽研究は充分その
趣旨を理解すること
・1年で諦めるな
・書き方は採否に影響(準専門家を想定して書こう)
・魅力的なテーマは審査員を引きつける
字は大きく ・セールスポイントをしっかり記述
11ポイント以上 ・さらに読みやすくするため図や絵を利用
・なおざりな計画は,研究の実行性が疑問視される
生命倫理,安全対策
に関する留意事項
採択
研究開始
よい計画書
・計画の内容と
マンパワーのバ
ランスは?
・予算は正確に
見積を
-31-
8.資料
Ⅰ.部局・職番号一覧
Ⅱ.佐賀大学における科研費応募資格者一覧
Ⅲ.「電子申請システム」操作手引
Ⅳ.佐賀大学科学研究費補助金申請・採択状況(平成20年度)
Ⅴ .他の外部資金一覧
Ⅰ.部局・職番号一覧
佐賀大学の機関番号
17201
所属部局番号
文化教育学部
107
経済学部
310
医学部
601
理工学部
403
農学部(フィールドセンター含む)
501
学内共同施設等
875
工学系研究科
885
教授
20
准教授
27
講師
22
助教
28
助手
23
研究員(非常勤研究員を含む)
24
職番号
その他(学長・副学長・理事・医員・技術職員) 25
1
平成18年 8月11日
教育研究評議会研究推進部会了承
Ⅱ.文部科学省科学研究費補助金への応募資格者について
佐賀大学において科学研究費補助金への応募資格を有する者は以下の要件を充たす者とする。
1.研究者に係る要件
① 本学役職員並びに本学と労働契約を締結している者で、専ら研究を本務とする者及び研究活動を行うことを
職務に含む者であって、本学で実際に研究活動に従事している者。
② 他の大学等研究機関に所属しない者で、本学と労働契約を締結していないが、専ら本学の施設・設備を使用
して研究することが認められている者であって、本学で実際に研究活動に従事している者。ただし、本学の施
設・設備を契約等により借り受けて研究活動を行っている者を除く。
③ その他、上記①②に準ずる者であって、部局長の推薦により学長が認めた者。
2.その他
当分の間、上記に掲げる「研究者に係る要件」を充たす者は、別表に掲げる者とする。
科学研究費補助金応募資格一覧表
職名等
役員(学長、理事、監事)
技術職員
教務職員
大学教員(教授、助教授、講師、助手)
附属学校教員
医療技術職員
看護職員
非常勤教員(非常勤講師)
非常勤教員(寄附講座教員、寄附研究部門教員)
非常勤研究員(研究機関研究員)
非常勤研究員(中核的研究機関研究員)
非常勤研究員(科学研究支援研究員)
非常勤研究員(産学官連携研究員)
非常勤研究員(COE研究員)
非常勤研究員(非常勤博士研究員)
ティーチング・アシスタント
リサーチ・アシスタント
医員
医員(研修医)
外国人研究員
客員研究員
名誉教授
各学部、各センター等受入の非常勤研究員
研究生
学部生、大学院生
区分
役員
常勤
常勤
常勤
常勤
常勤
常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
その他
その他
その他
その他
応募資格
の有無
△
○
○
○
×
△
△
△
○
○
○
△
△
△
△
×
×
○
×
△
△
△
△
×
×
留意事項
役員会で承認された者
奨励研究は除く
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
部局長の推薦により学長が認めた者
○:応募資格を有する
△:条件付きで応募資格を付す
×:応募資格はない
※非常勤の研究者については、科学研究費補助金は応募から採択、研究終了まで最短でも2年間必要 になるため、
任用期間が1年の場合申請できない。ただし、来年度も雇用されることが内定している者に限る。
※外部研究資金による雇用経費に基づき専従義務がある非常勤の研究者は勤務時間外に科学研究費補助金の研究
が行なえる者に限る。
※資格のない研究者を研究分担者に加え補助金の交付を受けると不正使用となり、制裁措置の対象に なります。
2
Ⅲ.「電子申請システム」操作手引
1. 操作の流れ
2. 研究計画調書の構成
3. 操作方法
3.1.
3.2.
3.3.
3.4.
3.5.
3.6.
ログインする
応募内容ファイルを作成する
応募情報を入力し、内容を確認する
応募情報の作成を再開、修正する
応募状況を確認する
ログアウトする
1. 操作の流れ
ID・パスワードを取得する
※ ID・パスワードは佐賀大学に所属する間は変更がないので、すでに取得しているものを使用すること。
※ ID・パスワードを紛失した場合は研究協力主担当へ連絡すること。
※ これから研究者名簿への新規登録及び転入手続を行う場合は、ID・パスワードの発行は下表の研究者名
簿更新予定日以降になる。
研究者名簿の内容を訂正依頼中の場合も、下表の研究者名簿更新予定日以降に電子申請を行わないと、
内容が反映されない。一時保存している分も、再度入力する必要がある。
更新後の研究者名簿
更新(取り込み)予定日
e-Rad の研究者情報登録期間(期限)
学内提出期限
平成 20 年 8 月 30 日(土)
~平成 20 年 10 月 10 日(金)
平成 20 年 9 月 26 日(金)
第2回
平成 20 年 10 月 21 日(火)
平成 20 年 10 月 11 日(土)
~平成 20 年 10 月 27 日(月)
平成 20 年 10 月 14 日(火)
第3回
平成 20 年 11 月 5 日(水)
↓
ログインする
↓
応募内容ファイル様式をダウンロードして応募内容ファイルを作成する
※ ログインせずに、日本学術振興会ホームページ又は文部科学省ホームページ等から応募内容ファイル様
式をダウンロードして作成することも可能。
↓
応募情報を入力し、応募ファイルを確認する
↓
応募状況を確認する
3
2. 研究計画調書の構成
電子申請システムでは、研究計画調書は2つのデータから構成される。
研究計画調書 : 応募情報をWeb入力し、あらかじめ作成しておいた応募内容ファイルをシステム上で添付
する
応募情報 : Web入力する
応募内容ファイル : 事前に様式をダウンロードし、応募者のパソコン上で作成・保存する
確認・完了ボタンを押し機関受付中の状態にし、PDFに変換されたファイルをダウンロード、プリントアウトし
たもの(紙媒体)を 1部 研究協力主担当へ提出する。
確認・完了ボタンを押し機関受付中の状態にすると、応募者自身が修正・削除することはできないが、研究
協力課へ依頼すれば、修正・削除できる状態に戻せる。
機関受付中の状態にした後に修正・削除が必要な場合は、研究協力係にて機関受付中の状態を解除する
ので、連絡すること。
3. 操作方法
3.1. ログインする
① Webブラウザを起動し、日本学術振興会の「電子申請のご案内」ページ http://www-shinsei.jsps.go.jp/
を表示し、[ログイン]をクリックする。
4
② 科学研究費補助金事業[応募者ログイン]をクリックする。
③ 応募者ログイン画面が表示される。ID・パスワードを入力し[ログイン]をクリックする。
ID・パスワードは半角で入力する。
5
④ 入力が正しく、認証されると応募者向けメニュー画面が表示される。
3.2. 応募内容ファイルを作成する
① 応募する研究種目名をクリックすると、受付中研究種目一覧画面が表示される。
② 受付中研究種目一覧画面から応募する研究種目を選択し、使用しているパソコンに合わせた[応募内容ファ
イル様式のダウンロード](Windows用かMac用)をクリックしダウンロードするか、ログインせずに科学研究費
補助金のホームページ等から応募内容ファイル様式をダウンロードする。
③ ダウンロードした応募内容ファイル様式に応募内容を記入し、保存する。
※ 所定の様式を改変することはできない。
6
※ 外字や特殊フォント等は正しく表示されないことがある。
※ 応募内容ファイルの容量は3MB まで。
※ 応募内容ファイルをPDF ファイルで作成することも可能。
※ 特定領域研究・新学術領域研究・基盤研究(C)・挑戦的萌芽研究、若手研究(A・B)についてはモノクロ印
刷した研究計画調書が審査員に送付されるため、印刷した際、内容が不鮮明とならないよう留意する。
3.3. 応募情報を入力し、内容を確認する
研究計画調書を作成するためには応募情報を入力する必要がある。さらに、あらかじめ作成した応募内容フ
ァイルを添付すれば、完成した研究計画調書を確認することができる。
① 受付中研究種目一覧画面で、応募する研究種目の[応募情報入力]をクリックする。
② 重複応募等に関する確認画面が表示される。内容を確認し、[OK]をクリックする。
※ 応募情報入力途中で応募する研究種目を変更する場合は、最初から入力しなおす。応募情報の
状態によっては、重複応募のエラーになることがあるので、その場合は応募しない応募情報を削除す
ること。
7
③ 応募情報入力画面が表示される。
応募情報を入力する。
※ JIS第1水準及び第2水準以外の文字コードや特殊フォントは使用することができない。
※ 一定時間、ボタン操作をせずにおくと、セッションタイムアウトしてしまい、入力した情報が消えてしまう場
合があるので、随時[一時保存]をクリックして情報を保存する。
ただし、一時保存時にエラーが出ている状況では保存ができない。
【ボタンの意味】
次へ進む
一時保存
保存せずに戻る
研究計画調書の作成を続ける
入力した応募情報を保存し、一時的に作業を中断する
応募情報を破棄し、受付中研究種目一覧画面に戻る
④ [研究組織表入力]をクリックする。
若手研究の場合、研究組織の項目は無い。
8
⑤ 研究組織表画面が表示される。
研究分担者、連携研究者の人数分[追加]をクリックして入力欄を表示し、入力する。使用しない研究分担者、
連携研究者欄は、[削除]をクリックして入力欄を削除する。
※ 「区分」が“連携研究者”の場合、「研究経費」及び「エフォート」欄に値を入力することはできない。
⑥ [OK]をクリックして入力内容を保存し、応募情報入力画面に戻る。
⑦ 応募情報の入力が終了したら、画面下部にある「応募内容ファイル選択」欄の[参照]をクリックし、事前に作
成してある応募内容ファイル(Word形式又はPDF形式)を選択する。
※ 応募内容ファイルには、3MB 以上のファイルを選択することはできない。
9
⑧ 入力内容を確認し、[次へ進む]をクリックする。
※ 必須項目(*印)の未入力等エラーがある場合、各項目の上に赤字でエラーが表示され、エラーとなった
項目の背景色がピンク色に変わるので、エラー内容を確認して再入力する。
エラーが出ている状況では次へ進めない。
8
⑨ 研究計画調書をPDFファイルに変換する。
(処理中メッセージが表示される。)
※ 変換処理は、処理状況により数分かかる場合がある。
※ 10分以上経過してもシステムから応答がない場合は、[ログアウト]ボタンをクリックし、一旦ログアウトす
る。ログアウト及びウィンドウ(ブラウザ)を閉じても変換処理は継続される。
※ しばらく経ってから再度ログインし直し、[処理状況確認・応募情報作成再開]メニューより続きの作業を
進めることができる。
⑩ 応募情報又は研究計画調書確認画面が表示される。
[応募情報又は研究計画調書の確認]をクリックしてPDFファイルに変換された研究計画調書の内容に不備
がないか確認する。
10
※ PDFファイルに変換された研究計画調書を開く場合は、「パスワードを入力」欄にログインパスワードを入
力する。
⑪ PDFファイルの内容に不備がなければ応募情報又は研究計画調書確認画面に戻り、[確認完了・提出]をクリ
ックする。
※ ダウンロードしたPDFファイルの内容に不備があった場合は[修正]をクリックして応募情報入力画面に戻
り、再度応募情報の入力、または応募内容ファイルの差し替えを行うか、[削除]をクリックして作成中の応
募情報を削除する。
※ [確認完了・提出]をクリックしないと作成された研究計画調書を所属研究機関担当者が確認することが
できないので、必ず[確認完了・提出]をクリックして機関受付中の状態にする。
11
⑫ 応募情報又は研究計画調書確認完了確認画面が表示される。研究計画調書の確認を完了し、提出する場
合は〔OK〕をクリックする。
※ 〔OK〕をクリックすると、応募者が修正・削除することはできないが、研究協力課へ依頼すれば、修正・削
除できる状態に戻せる。
機関受付中の状態にした後に修正・削除が必要な場合は、研究協力係にて機関受付中の状態を解除す
るので、連絡すること。
※ 不正なページ数のファイル(間違ったファイル、レイアウトを変更してページ数が変わった応募内容ファイ
ル等)を添付した場合、エラーが表示される。応募情報又は研究計画調書確認完了確認画面等から、研
究計画調書をダウンロードして、正しい応募内容ファイルを添付したか確認する。
12
⑬ 応募情報又は研究計画調書確認完了画面が表示される。[OK]をクリックする。
⑭ 処理状況一覧画面が表示される。
表の右端の「応募状況」が「所属研究機関受付中」となっていれば、作業は完了。
確認・完了ボタンを押し機関受付中の状態にし、PDFに変換されたファイルをダウンロード、プリントアウト
したもの(紙媒体)を 1部 研究協力主担当へ提出する。
13
3.4. 応募情報の作成を再開、修正する
一時保存して中断していた応募情報の作成を再開したり、一旦作成を完了した研究計画調書を修正すること
ができる。
① 応募者向けメニュー画面で、[処理状況確認・応募情報作成再開、修正、確認]を選択する。
【応募状況欄のボタンの意味】
再開
一時保存した応募情報の作成を再開するために、応募情報入力画面に進む
修正
一旦完了した応募情報の修正を行うために、応募情報入力画面に進む
確認
研究計画調書を確認するために、応募情報又は研究計画調書確認画面に進む
削除
作成中の応募情報を削除する
14
3.5. 応募状況を確認する
現在応募中の研究計画調書について、所属研究機関や日本学術振興会での処理状況を確認することができ
る。
① 処理状況一覧画面を表示し、一覧の「応募状況」欄を確認する。
【応募状況の意味】
作成中
未確認
所属研究機関
受付中
領域代表者
確認中
領域代表者
確認済み
領域代表者
受付締切
領域 代表者所属
研究機関受付中
学振受付中
所属研究機関
却下
領域代表者却下
学振受理
応募者が入力途中の応募情報を一時保存した状態
[再開]ボタンから応募情報の作成作業を再開することができる
応募者が作成した自分の応募情報又は研究計画調書のPDFファイルを確認してい
ない状態
応募情報又は研究計画調書のPDFファイルをダウンロードして内容に不備がないか
確認し、[完了]ボタンをクリックしないと、応募情報又は研究計画調書は所属研究機
関に受付られない
応募情報又は研究計画調書が所属研究機関に受付られた状態
所属研究機関から日本学術振興会へはまだ提出されていない
研究計画調書が領域代表者に受付られた状態
研究計画調書が領域代表者を確認した状態
研究計画調書が領域代表者を締め切った状態
研究計画調書が領域代表者の所属研究機関に受付られた状態
領域代表者の所属研究機関から日本学術振興会へはまだ提出されていない
応募者が提出した応募情報又は研究計画調書を所属研究機関担当者が承認し、日
本学術振興会に受付られた状態
応募者が提出した応募情報又は研究計画調書を、所属研究機関担当者又は部局
担当者が却下した状態
応募者が提出した研究計画調書を領域代表者が却下した状態
提出した応募情報又は研究計画調書が日本学術振興会に受理された状態
15
3.6. ログアウトする
① 任意の画面で、上部または下部の[ログアウト]をクリックする。
② ログアウトすると、応募者ログイン画面が表示される。
③ Webブラウザを閉じる。
※ ログアウトはいつでも可能であるが、一時保存または完了していない応募情報は保存されないので注意する
こと。
保存時にエラーが出ている状況では保存ができない。
16
日本学術振興会の科研費ホームページ http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
※ 特別推進研究・基盤研究・挑戦的萌芽研究・若手研究(S・A・B)の公募要領、様式及び記入要領等
※ 電子申請 http://www-shinsei.jsps.go.jp/
※ 電子申請システム体験版 http://www-shinsei.jsps.go.jp/topkakenhi/top_kakenhi.html
文部科学省の平成21年度科学研究費補助金の公募について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/07082302.htm
※ 特別推進研究・特定領域研究・特別研究促進費の公募要領、様式及び記入要領等
問合先
研究協力課研究協力主担当
内線 8401,3108
(医学部からは頭に6をつけてください)
外線 28-8401
17
H20.4.24作成
(参考)科学研究費補助金申請・採択状況 〔単位:円〕(第1次内定)
部局名
区分/年度
16年度
17年度
新規申請件数
新規採択件数
431
537
67
88
172
186
新規+継続
348,841,890
配分額合計 299,160,000
(直接経費) 295,800,000
347,371,890
(間接経費)
3,360,000
1,470,000
※ 特別推進研究及び特別研究員奨励費は除く
合計
18年度
19年度
20年度
523
70
181
304,654,875
299,554,875
5,100,000
480
80
179
369,990,000
305,340,000
64,650,000
508
52
160
324,392,000
255,440,000
68,952,000
科学研究費補助金申請・採択状況(件数)
600
500
537
523
508
480
431
400
新規申請件数
新規採択件数
新規+継続
300
88
67
100
0
186
172
200
16年度
17年度
179
181
70
18年度
80
160
52
19年度
20年度
科学研究費補助金申請・採択状況(金額:単位 円)
400000000
350000000
348841890
299160000
304654875
347371890
300000000
250000000
369990000
324392000
305340000
299554875
295800000
255440000
200000000
150000000
100000000
50000000
0
64650000
3360000
1470000
68952000
5100000
0
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
19
配分額合計
(直接経費)
(間接経費)
Ⅳ.他の外部資金一覧
〔参考〕競争的研究資金制度
(1)科学研究費補助金
(2)戦略的創造研究推進事業
(3)科学技術振興調整費
(4)先端計測分析技術・機器開発事業
(5)革新技術開発研究事業
(6)独創的シーズ展開事業
(7)21世紀COEプログラム
(8)地球観測システム構築推進プラン
(9)原子力システム研究開発事業
(10)重点地域研究開発推進プログラム
(11)地域結集型研究開発プログラム等
(12)キーテクノロジー研究開発の推進
(13)産学共同シーズイノベーション化事業
(14)世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム
(15)グローバルCOEプログラム
(16)海洋資源の利用促進に向けた基盤ツール開発プログラム
(17)原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ
(18)科学技術発展基盤整備事業
(19)人文学及び社会科学における共同研究拠点の整備の推進事業
(20)政策や社会の要請に対応した人文・社会科学研究の推進事業
(21)食品健康影響評価技術研究
(22)戦略的情報通信研究開発推進制度
(23)新たな通信・放送事業分野開拓のための先進的技術開発支援
(24)民間基盤技術研究促進制度
(25)消防防災科学技術研究推進制度
(26)厚生労働科学研究費補助金
(27)保健医療分野における基礎研究推進事業
(28)イノベーション創出基礎的研究推進事業
(29)新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
(30)産学官連携による食料産業等活性化のための新技術開発事業
(31)産業技術研究助成事業
(32)大学発事業創出実用化研究開発事業
(33)石油・天然ガス開発利用促進型事業
(34)革新的実用原子力技術開発費補助金
(35)地域資源活用型研究開発事業
(36)エコイノベーション推進・革新的温暖化対策技術発掘プログラム
(37)運輸分野における基礎的研究推進制度
(38)建設技術研究開発助成制度
(40)環境技術開発等推進費
(41)廃棄物処理等科学研究費補助金
(42)地球環境研究総合推進費
(43)地球温暖化対策技術開発事業
(平成20年4月現在)
20
9.付録
Ⅰ.「研究」について
Ⅱ.~よく使われる言葉の漢字・ひらがな~
Ⅲ.~日本語表記の基礎~
Ⅳ.研究計画シート
・研究の「カン」どころ
・ポイント
・ピントがずれないように。
『研究』について
(そもそも)
1 研究とは何か?
2 何を研究するのか?(何をどうされたいのか?)
3 何をどうすることによって、どうなるのか?
(4 それが、人類の福祉にどう貢献したり、・・・・究極の目的?
知の研究、知の蓄積になるのか?)
(容量に合わせて記述すると)
(どこまでも)
A なぜ?
「具体的」
(となり)
明確(となる)
(どこまでも)
B どのように?
・明解
(C 本当に書いていることで(それで)間違いないか?(根拠があるか?))
・簡潔
a 先生の研究のライフサイクルのどこか?
b 当該研究(分野)の進歩・発展途上のどこか?
(その成果によって、次にどう展開していくのか?)
あるいは、終着なのか?→それはないでしょ!となると思いますが。
(を高める)
ア 切り口・・・・キーワード・・・特色は何か?
他との
優位性
(研究そのものの精度を高める)
イ 必要不可欠の研究か?
ユニークさが
(どうか?)
でている。
みえるか。
ウ 国が(研究者個人の自由な発想による研究として)お金を投下する必要があ
るか?
(書類の書き方)→申請先(分科細目は、合うところに出す)*科研費でも何でも
〈基本的に〉
○ 指示されていることに対して、指示に従い、答を書く。
○ 研究の回りを取りまくあらゆるものを整理して、全体像を把握する。
○ その中で、どこが対象か?(焦点をしぼる)
○ 日→週→月→年→全計画期間で何をするのか積上げ、整理する。
〈事項及び経費の有無〉
-1-
∼よく使われる言葉の漢字・ひらがな∼
○ 漢字でもひらがなでもどちらでもいいと思います。ただし、混在している場合は、
統一されてはいかがでしょう。
また・・・。
・・・又は、・・・
及び(接続詞)
並びに
あるいは
さらに、・・・(接続詞)
更に○○する。(副詞)
小さな意味の連結
大きな意味の連結
かかわる
・・・とおり
とどめる
目指す
(資料を)基(にする。
)
あわせて、
・・・(接続詞)
併せて○○する。(副詞)
特に(副詞)
既に(副詞)
必ず(副詞)
一層
・・・に係わること
下さい
・・・の上、・・・
・・・(て)ください
置く
様々
・・・(て)おく
したがって(接続詞)、
∼よく使われる言葉の送り仮名∼
行う
に当てる
最後に
信念を持って申請してください。そうすれば、後悔はしないでしょう。
-2-
放送大学教材 問題解決の発送と表現(東 千秋/柴山盛生/遠山紘司)
財団法人放送大学教育振興会、2004 年、P131∼142
∼日本語表記の基礎∼
(1) 文字の種類とその表記法
文章表現に当たっては、伝えることを文字によって表記することから始まる。日本語
で表記される文章には、さまざまな種類の文字が交じり合って構成されているので、こ
れらの文字の使い分けに注意する。
ア 漢字
日本語には同音異義語が多く、平仮名で記述すると意味が分からなくなる場面が
見られる。しかし、逆に漢字が多すぎると、文章が読みにくくなり理解が難しくな
りやすいので、次のような規準を拠りどころにして文章を作成する。
①使用する漢字は「常用漢字」を原則とする。
②専門用語は常用漢字以外の漢字でも表現されるので、当該分野のできるだけ新し
い用語辞典による表記に従う。
③一般的な事柄の表現では、難解な熟語や漢字が長く並んだ複合語の使用を避けて、
やさしい言葉や言い回しに努める。
イ 平仮名
漢字と平仮名を適度に交ぜて、読みやすい表現の文章にする。
①用法は「現代仮名遣い」による。
②送り仮名は「送り仮名の付け方」による。
③接続詞は次の例を除き仮名で書く。
及び、並びに、又は、若しくは
④連体詞は仮名で書く。
ある、この、その、あの、どの
⑤助詞・助動詞は仮名で書き、名詞・動詞は漢字で書く。
くらい(標高 500m くらいの山/百の位)
ない(成長が見られない/この池にはほとんどの水が無い)
⑥形容名詞は平仮名、実質的な意味のある名詞は漢字で書く。
こと(失敗することがある/物事には順序がある)
とき(雨が降るときは中止する/時が流れる)
ところ(現在のところ順調である/広い所に出る)
もの(正しいものとして扱う/食べ物に含まれる)
⑦補助動詞は仮名、実質的な意味のある動詞は漢字で書く。
いる(落とし物を探している/庭に小鳥が居る)
できる(だれでも利用できる/建物が出来る)
ウ カタカナ
表記については、
「外来語の表記」による。
①外国語(人名、地名)
-3-
リンカーン、アジア、ナイル川、アルプス山脈
②外来語(一般的にみて適当な日本語表現がないもの)
アイロン、エネルギー、デザイン、ノート
③動植物名(科学的分類による表現の場合)
犬→イヌ、鷹→タカ、桜→サクラ、竹→タケ
エ アルファベットなど
①慣用、学名
X線、FAX、Homo Sapience(ヒト)
②略語
UN(United Nations)、DNA(deoxyribonucleic acid)
③専門領域における特別表現
数学の記号(π)、単位(㎏)、元素記号(H2O)
オ 算用数字
①順序、量などを表す場合
1回目、2番目、30 日、100 倍
②章、節などを表す場合
第1章、第2節、3.、4.1
③熟語の場合は漢数字で示す
一般、二人称、三日月、四方
(2) 文章記述の基礎
実際の場面では、その内容が明確で誤りなく読者に伝わることが求められる。このた
め、文の記述が簡単であること、表記が正確で文脈が分かりやすいような平易で要領を
得た表現が好まれる。
ア 形式
①原則として左横書きとする。
ただし、法令、文学などの伝統的な文章では縦書きが多い。
②文章口語体で「である」体を用いる。
ただし、解説、講演などでは丁寧さを表すために、「です・ます」体を用いる
ことがある。
イ 内容
①目的に応じて、重要な事柄を選択する。
②事実と意見は区別する。
③公開する文書では、自分の成果と他人の成果を区別する。また、著作物や商標要
録された名称の扱いに注意する。
ウ
引用・文献の一覧表
①引用する文章
問題提起や根拠となる事柄については、自分の文章の展開を助けるために他の
文書や図表などを引用することが多い。引用は、出典を示し、特に理由がないか
ぎり原文のとおりに記述する。
②文献の一覧表
-4-
文献の頭に番号をつけ、報告書の終わりに列挙する。
『広辞苑』第4版、岩波書店、1991 年、p.123
1) 新村出編、
2) 木下是雄、
『理系の作文技術』、中公文庫、昭和 56 年
エ 文書記述における留意点
①表題
内容を的確に示す明確な題名をつける。あまり広範な題名をつけたり、記述し
た内容の一部しか示さないものは適当でない。
表題が長くなる場合は、副題を入れて表現を簡素化する。
②文章の構成
全体構造を明確に示すため章立てを行うが、その場合、各章や節に番号を入れ、
以下の内容を端的に示す見出しをつける。
③文章の展開
原則として、外観から細部へと順序を追って説明する。説明が不足すると、前
後のつながりが不明確になったり論理の飛躍が生じたりすることがある。
また、一般的に序論から結論に内容を展開するが、論旨を明確にするために結
論を先に掲げて後から理由を述べる、通常とは逆の展開をする文章もある。
④簡潔な表現
文章は一般的に短い方が読みやすい。また、言葉による説明よりも図表にまと
めると簡潔になる場合が多い。同じ説明の内容は繰り返さず、2回目以降は省略
したり、はじめに全体をまとめて説明したりするなどの工夫をする。
長い用語を繰り返し使う場合は、省略した用語で書き換える。
(例) これから、社会における高齢化の進展に対処するための施策(以下
「高齢社会対策」という)について、その概要を・・・・
⑤用語の統一
同じ概念のものは同じ用語を用い、なるべく言い換えをしない。特に、長い文
章の前と後ろで同じことを異なる用語で表現すると、読者に混乱を与えやすい。
-5-
∼文の表現∼
分かりやすい文を書くための要点
(1) 文の要素
ア 一文に一つの内容
文の内容は、その中で一つのまとまった意味を示すものでなければ、下記の例の
ように理解しにくくなる。内容が複雑になる場合は、文をいくつかに分解して短く
する。
(例)いくら節水に努めても、水が農業に必要である限りは、そして何人とい
えども水なしでは生きられない以上はダム建設が必要であり、住民優先
の政策であるがゆえに、それが直ちに自然保護を主張する人とは相容れ
ない状況をつくることはないだろう。
イ 受動態を多用しない
受動態は、動作主体があいまいになったり、文が長くなったりして文のリズムが
崩れることがあるので多用しない。
(例)スイッチが入れられると、電球から光が発せられる。
スイッチが入ると、電球が光を発する。
ウ 用語の定義
ものの概念は人によって異なるので、重要な言葉については、はじめに定義して
から議論を展開する。
(例)ここでは、
「高齢化社会」とは、総人口に占める 65 歳以上の人口が7%
以上となった社会をいう。
(2) あいまいな表現
文として意味がとりにくくなるような表現について注意する。
ア 主語と述語の不一致
営業の担当者が部屋に来て、「この商品の発売日はいつにしましょうか」と相
談を受けた。(担当者−来て、私−受けた)
イ 修飾語のかかり方
Aはあわてて帰ろうとしているBを引き止めた。
(あわてているのはAかBか)
ウ 並列語句の不明確さ
きのう、AとBの友人と一緒に食事に行った。
(「AとBの/友人」か「Aと/Bの友人」か)
エ 否定形
AはBのようにスポーツが得意でない。
(Bはスポーツが得意か不得意か)
すべてのAはBという性質をもたない。
(あるAはBという性質をもつのかもたないのか)
-6-
オ
程度
この試験では、問題の三分の一以上できなければ不合格となる。
(合格の最低は三分の一の出来か三分の二の出来か)
(3) 箇条書き
文章がどのような内容から構成されているか視覚的に分かりやすくしたものが箇条
書きである。箇条書きは要素が列挙されており、一見して内容の把握、必要な項目の検
索、内容の過不足の判断が容易となるので、分かりやすくための表現として利用されて
いる。
箇条書きを書くうえで次のような点に注意する。
ア 短文または名詞句(体言止め)で表す。
箇条書き全体として、短文と名詞句を混在させたり、句点を入れたり入れなかっ
たりするような不統一な表記はしない。
イ 本文から1∼2文字程度の字下げをする。
読みやすくするため字下げをする。下げすぎても読みにくい。
ウ 項目数をあまり多くしない。
項目数が多い場合は、グループ分けをする。
エ 項目に順序や上下関係があるならば、番号をつける。
友情の文章の章立てと同様な構成として考える。
∼段落(パラグラフ)∼
(1) 段落の構成
ア 一段落に一つの主題
一つの段落では、一つの主題や話題となるように構成する。各文の内容はその中
で一貫性をもち一定の順序を保つ必要がある。
イ 中心文
段落における事柄の中心となる文を中心文(トピックセンテンス)という。この
一文があることで主題が分かりやすくなる。逆に中心文が多すぎると、複雑になり
文意が分かりにくくなる。
ウ 文の接続
文を接続させるため、類語を繰り返すか、指示語や接続語を入れる。これらのつ
ながりを分かりやすくすることが必要である。
(2) 文の展開
ア 文の順序
主題について述べる場合、次のような順序で文を記述する。
①時間的順序 年代順の歴史、現象の発生、日程表
②空間的順序 場所・地域の状況、組織の構成、生物の構造
③原因と結果の順序 出来事、事件の経過、機器の取扱説明
④関心・重要度の順序 根拠の重要性、影響の重要性
-7-
⑤論理の順序 数学の証明、社会規範説明
イ 論理の展開
文を展開していく論法としては次のようなものがある。
①反復法 同じ語句の繰り返し、事例の列挙
②類比法 連想や比喩の展開
③対比法 二つの事柄の比較分析、弁証法(ある概念とそれい矛盾する概念を発展
させてより高次の立場に進める考え方)
④消去法 反対主題を消去して最後に主題を残す展開
⑤演繹法 一般的原理から特殊な事実を推論
⑥帰納法 個々の事例から一般的な結論を導出
∼文章構成∼
(1) 文章の論法
文章の構成として次のようなものが使われている。
ア 三段構成の形式
①序論 問題提起をして主題を設定する。
②本論 主題を発展・展開する。
③結論 結果・結論をまとめる。補足を述べる。
イ 起承転結の形式
①起 問題提起や事実の報告をする。
②承 起を受け手説明や証明をする。
③転 承とは立場を変えた説明や考察をする。
④結 結論を述べる。
ウ 仮説検証の形式
①問題提起 事実を報告して、問題を提起する。
②仮説提示 さまざまな事実を提示して、仮説を提示する。
③調査の方法 仮説を検証する調査の方法を述べる。
④調査の報告 調査の結果や資料の内容を述べる。
⑤結論 結論を述べる。
エ 論証の形式
①序言 自分の意見を主張する。
②陳述 事実、現状を述べてそれに対する意見を述べる。
③論証 自分の意見が正しいことの根拠を示したり、意見どおりにすると良い結果が
もたらされたりすることを述べる。
④反論 例外や反対意見に対して自分の意見が正しいことを述べる。
⑤結語 自分の意見をまとめ、どうすべきかの提案を述べる。
(2) 文章を書くにあたっての着眼点
はじめから良い文章を書くことは難しい。良い例文を見習い、何度も実際に文書を書
-8-
いてみて、何を書くべきか、またその内容にふさわしい形式や表現方法を知ることが重
要である。
ア 文書を書く目的を考える
何のために作成するかを考えて、用途に応じた表現を考える。
イ 文書を読む人の立場になって考える
文書を読む人の立場に立って、自分なら何について知りたいかを考える。また、
どのような項目の順序で、どのような言葉、例などを示して説明をすれば理解・納
得することができるかを考える。
ウ 要点を押さえる
おおよその目的や読者が決まれば、伝達すべき必要な項目がおのずと明らかにな
る。それについて要点を押さえて、明らかなことや重要でないことは簡潔に、複雑
なことや伝えたいことは多少長くなっても分かりやすく繰り返して説明する。
エ 読みやすくなるような工夫をする
長い文章や多量のデータをそのまま書いたのでは読みにくい。
適度に見出しを入れたり、文章を箇条書きにしたり、素表や写真などを用いて読
みやすくなるよう工夫をする。
オ 文書の様式や提出期限を守る
文書には決められた様式や提出期限があり、これらが条件に合わないと立派な文
書も評価されないことがある。
実施した仕事で当初の目的が達せられなくとも、後で再検討したり、そのことに
ついて繰り返し実施したりすることがある。その状況を記録として残すことも文書
の重要な役割であるので、決められた期限に文書を作成するように努める。
最後に、文章の表現については、各自の工夫によって、自分の伝えたいことを読者に
はっきりと伝えるとともに、印象に残るような表現力を身につけることが望まれる。
また、書き上げた文章を検討して、より適切な表現となるように言葉の選択や文章の用
法を練り直す。さらに、論法の誤りや不適当な表現を正すとともに、全体の形式を整える
など推敲が大事である。
-9-
研究計画シート〔研究テーマ:
(40字以内)〕
全
体
構
想
う 明何
とらを
すか ど
るにこ
のしま
かよ で
1年目
2年目
3年目
・・・・・・・・
各
年
度
の
研
究
計
画
研究経費の明細
具体的な研究計画
品名等
経費
種別
研究経費の明細
具体的な研究計画
全額
品名等
経費
種別
研究経費の明細
具体的な研究計画
全額
品名等
経費
種別
全額
4月
3月
計
(千円)
(千円)
-11-
(千円)
参考資料等
・平成21年度科学研究費補助金公募要領
・「平成21年度科学研究費補助金公募要領等説明会」資料
・科学研究費補助金採択への近道 平成20年度版
神戸大学
・科学研究費補助金計画調書作成の手引 平成19年度版
・平成19年度科学研究費補助金公募書類チェックリスト
名古屋大学
京都大学
・平成19年度科学研究費補助金説明会「審査委員経験者から
見た研究計画書の書き方ポイント等について」
神戸大学法学研究科 品田
・各種申請書作成における指導・助言会話メモ
神戸大学
裕教授
後藤博明 企画部長
・放送大学教材 問題解決の発送と表現(東 千秋/柴山盛生/遠山紘司)
財団法人放送大学教育振興会、2004年、P131~142
問い合わせ先
佐賀大学学術研究協力部研究協力課
TEL 0952-28-8401 内線8401・3108
(医学部からは頭に“6”を付けてください。)
FAX 0952-28-8883
MAL [email protected]
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