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運行データ活用事例
<集配車両分析>
ご参考資料
株式会社トランストロン
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
分析テーマ
1.燃費向上分析(安全運転状況分析ご参考資料を参照下さい。)
2.安全運転状況分析(安全運転状況分析ご参考資料を参照下さい。)
3.集配業務効率化分析
4.コスト削減効果分析
5.システム活用例
1
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
−分析対象−
・対象車両:集配車両
・対象車両台数:45台
・データ取得期間:2008/05/01∼2008/5/26
・作業区分:荷積、荷卸、待機
・実車/空車区分:一般道実車/一般道空車
有料道実車/有料道空車
高速道実車/高速道空車
2
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
3.集配業務効率化分析
3
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
荷積、荷卸、待機、実車走行、空車走行の割合
2008/5/1∼2008/5/26の集配車両における荷積時間、荷卸時間、待機時間、実車走行時間、空車走行時間の割合
4
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
1.待機についての分析(仮説)
待機について
・待機について、「頻度が多い、待機時間が長い」荷主が存在していませんか?
・待機が発生する時間帯に傾向がありませんか?
5
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
地点毎の総待機時間、総待機回数および平均待機時間(上位20)
(回)
(分)
(分)
A支店
A支店
神奈川県ITS市
B鉄鋼
C鉄鋼
D木工川崎事業所
Mインターナショナル
C鉄鋼
N川崎工場
D木工川崎事業所
E倉庫
神奈川県ITS市
D木工川崎事業所
E倉庫
神奈川県富士通ITS市
F販売所
神奈川県川崎市富士通町
C鉄鋼
神奈川県川崎市中原区上小
富士通興業川崎支店
富士通興業川崎支店
富士通興業
富士魚
ITS川崎工場
神奈川県川崎市富士通町
Gレストラン
神奈川県ITSSTI市
神奈川県富士通市
B鉄鋼
富士魚
Gレストラン
富士通シューズ
富士通シューズ
Hフーズ
富士通興業川崎支店
富士魚
Mインターナショナル
ITS県富士通市
J川崎支店
神奈川県川崎市ITS町
富士通乾物
A支店
川崎出張所
F販売所
富士通県川崎市
富士通生命川崎支部
Hフーズ
E倉庫
N川崎工場
ITS町総合開発
神奈川県ITS市
富士通シューズ
J川崎支店
富士通乾物
ITS生命
富士通工業
川崎出張所
Gレストラン
ITS生命
J川崎支店
神奈川県川崎市ITS町
神奈川県川崎市ITS町
神奈川県富士通ITS市
神奈川県川崎市中原区上小田
ITSレストラン
K運送
L取次店
ITS川崎工場
神奈川県川崎市中原区上小中
神奈川県ITSSTI市
富士通工業
神奈川県川崎市中原区
神奈川県横浜市横浜区
富士通乾物
神奈川県川崎市ITS町
神奈川県ITSSTI市
神奈川県川崎市高津区
富士通書店
6
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
時間帯毎の待機
(分)
7
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
10:00以前の待機
日時
2008/5/7
2008/5/10
2008/5/15
2008/5/1
2008/5/18
2008/5/8
2008/5/7
2008/5/8
2008/5/13
2008/5/20
2008/5/14
2008/5/14
2008/5/2
2008/5/15
2008/5/18
2008/5/22
2008/5/23
2008/5/26
2008/5/2
2008/5/14
2008/5/21
2008/5/2
2008/5/8
時間(分)
9:32
8:24
9:09
9:54
9:42
8:50
9:12
9:57
8:55
9:07
9:33
9:06
9:49
8:50
9:31
9:18
9:09
9:09
9:10
9:05
8:57
9:08
8:33
地点名称
79 富士通興業川崎支店
64 フジツウ川崎工場
31 神奈川県川崎市富士通町
25 神奈川県富士通市川崎町
18 富士通部品川崎営業所
10 川崎支店
7 神奈川県富士通市1丁目
6 神奈川県富士通郡川崎町
6 富士通精工
5 神奈川県富士通町4丁目56
4 富士通食パン
3 神奈川県富士通市1丁目
2 富士通ITSラボラトリ
2 神奈川県富士通市1丁目
2 神奈川県川崎市ITS町2丁目
2 神奈川県富士通市1丁目
2 神奈川県富士通市1丁目
2 神奈川県富士通市1丁目
1 神奈川県川崎市富士通町
1 富士通取次店
1 神奈川県富士通市1丁目
0 富士通プラモデル
0 富士通パッケージセンター
8
車両コード
00116
00002
00125
00009
00118
00120
00003
00127
00116
00117
00125
00003
00125
00003
00118
00001
00003
00003
00125
00125
00003
00007
00111
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
15:00の待機(上位25)
日時
2008/5/2
2008/5/16
2008/5/23
2008/5/1
2008/5/9
2008/5/14
2008/5/2
2008/5/2
2008/5/22
2008/5/24
2008/5/19
2008/5/1
2008/5/14
2008/5/12
2008/5/7
2008/5/15
2008/5/22
2008/5/16
2008/5/9
2008/5/20
2008/5/21
2008/5/13
2008/5/23
2008/5/2
2008/5/24
15:26
15:43
15:32
15:46
15:41
15:32
15:51
15:01
15:54
15:04
15:06
15:08
15:04
15:05
15:08
15:05
15:07
15:11
15:13
15:14
15:25
15:24
15:33
15:25
15:02
時間(分)
地点名称
100神奈川県横浜市富士通町
86富士通木工川崎事業所
84富士通木工川崎事業所
74富士通木工川崎事業所
64富士通木工川崎事業所
57富士通鉄工所
53神奈川県川崎市ITS町8丁目1
49富士通工業
48富士通川崎町
48神奈川県川崎市フジ通ITS町123−45
47富士通倉庫
44富士通倉庫
43富士通木工川崎事業所
41富士通シューズ
40富士通倉庫
38富士通倉庫
36富士通倉庫
35富士通倉庫
33富士通倉庫
31富士通倉庫
31神奈川県川崎市ITS234−567
25富士通食品
25富士通ハム
23富士通食品
22富士通ITS出張所
9
車両コード
00111
00111
00111
00111
00111
00125
00117
00002
00111
00011
00119
00119
00111
00119
00119
00110
00119
00116
00119
00119
00117
00116
00117
00110
00002
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
17:00以降の待機
日時
2008/5/7 17:04
2008/5/8 19:08
2008/5/7 17:34
2008/5/10 17:16
2008/5/20 17:21
2008/5/7 19:10
2008/5/21 17:37
2008/5/17 17:14
2008/5/23 17:37
2008/5/8 18:42
2008/5/21 17:31
2008/5/9 18:50
2008/5/10 17:14
2008/5/15 18:35
2008/5/22 17:50
2008/5/16 17:48
2008/5/16 17:24
2008/5/21 17:35
2008/5/19 17:08
2008/5/19 17:32
2008/5/9 17:19
2008/5/15 19:08
2008/5/16 17:00
2008/5/24 17:11
2008/5/14 19:01
2008/5/22 17:38
2008/5/19 17:20
2008/5/9 17:44
2008/5/15 17:10
2008/5/19 17:08
2008/5/23 17:02
2008/5/16 17:31
2008/5/19 17:49
2008/5/19 17:49
時間(分)
地点名称
89富士通中原インターナショナル
51川崎支店
34富士通時計店
29神奈川県川崎市富士通中原町78−2
29神奈川県川崎市中原町ITS12−3
28川崎支店
28富士通ITS生命川崎
27川崎支店
26神奈川県川崎市高津区大字富士通
23川崎支店
20富士通タイヤ
19神奈川県川崎市富士通大字ITS
16富士通製作所
15川崎支店
15富士通ITS生命川崎
13富士通ITS生命川崎
12神奈川県川崎市富士通町大字ASP
11富士通鮮魚店
10神奈川県富士通市川崎町
9富士通製作所
8神奈川県川崎郡富士通町大字ASP
8川崎支店
7富士通鉄工所
7川崎支店
6川崎支店
6富士通時計店
5神奈川県川崎市富士通町大字ASP
2富士通ブレーキ
1富士通生命ITS支部
1富士通リース工業
1富士通リース工業
0富士通ASP製作所
0富士通帽子製作所
0富士通帽子製作所
10
車両コード
00127
00117
00006
00117
00117
00117
00118
00011
00111
00127
00111
00004
00118
00117
00118
00118
00111
00122
00009
00127
00127
00125
00125
00002
00125
00006
00111
00127
00010
00127
00127
00120
00120
00120
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
- 待機についての取組み案−
待機について
1.荷主への提案/交渉
・頻度が多い/時間が長い荷主に対して、運賃UPを積極的に交渉してはいかがでしょうか
・荷主への提案活動として、こういった状況を報告し、対策を提案してはいかがでしょうか
⇒近所における、騒音、振動、排ガスの対策
⇒定時集荷時刻の見直し提案
2.全体的な集荷配送計画(集荷順)の見直し
・集荷/配送順の見直し
⇒荷主からの「指示待機」と、早く着いてしまった場合の「待機」を分けて情報管理し
より詳細な実態把握を行う
・荷主側との「日々集荷時刻」連携を検討(生産ライン計画との日々連携)
11
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
2.荷積、荷卸についての分析(仮説)
荷積み・荷卸について
1.生産性向上への取り組みについて
・一回当たりの荷積み時間が長い荷主の分析は行っていますか?
・同一荷主への複数回の集荷・配達を行っている場所がありませんか?
2.「ドライバー負荷を減らし“質”の高いドライバーの定着率を高める」
・ターミナル内での荷積/卸作業を、乗務員が行い、労働力の負荷になっておりませんか?
12
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
荷積作業時間の最大、最小、平均値
荷積回数
最大荷積時間
平均荷積時間
最小荷積時間
3118回
247分
23.6分
0分
1回あたりの荷積時間TOP20
日時
2008/5/26
2008/5/7
2008/5/16
2008/5/22
2008/5/20
2008/5/15
2008/5/9
2008/5/19
2008/5/2
2008/5/21
2008/5/10
2008/5/21
2008/5/12
2008/5/1
2008/5/7
2008/5/13
2008/5/8
2008/5/9
2008/5/7
2008/5/22
時間(分)
14:37
14:50
14:40
15:08
15:48
15:01
14:52
16:06
14:34
15:06
10:48
13:31
13:36
10:53
16:17
10:34
10:45
16:25
10:52
11:02
地点名称
247 * 富士通ITS出張所
238 * 富士通ITS出張所
218 * 富士通ITS出張所
215 * 富士通電子川崎倉庫
202 * 富士通電子川崎倉庫
184 * 富士通電子川崎倉庫
182 富士通文具
179 * 富士通電子川崎倉庫
170 富士通文具
170 * 富士通電子川崎倉庫
168 川崎支店
164 * 富士通ロジスティック中原
156 * 富士通ロジスティック中原
153 川崎支店
151 * 富士通農産加工
151 川崎支店
150 川崎支店
150 * 富士通電子川崎倉庫
149 川崎支店
148 川崎支店
13
車両コード
00121
00121
00121
00003
00121
00121
00112
00121
00112
00121
00128
00115
00115
00128
00129
00121
00128
00121
00121
00128
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
荷卸作業時間の最大、最小、平均値
荷卸回数
最大荷卸時間
平均荷卸時間
最小荷卸時間
7120回
1246分
9.5分
0分
1回あたりの荷卸時間TOP20(ただし川崎支店、富士通文具を除く)
日時
2008/5/26 8:17
2008/5/22 8:15
2008/5/20 11:06
2008/5/12 8:07
2008/5/23 16:05
2008/5/14 10:17
2008/5/7 8:11
2008/5/16 11:40
2008/5/14 8:01
2008/5/22 10:16
2008/5/3 14:18
2008/5/8 10:25
2008/5/26 10:29
2008/5/9 10:06
2008/5/8 9:30
2008/5/8 10:31
2008/5/14 8:42
2008/5/22 8:02
2008/5/7 11:41
2008/5/7 9:29
時間(分)
地点名称
200 ASPITS川崎工場
119 ASPITS川崎工場
112 富士通木工
95 * 富士通物流センター
86 * 富士通農産加工
69 * 富士通珈琲センター
66 * 富士通倉庫
66 神奈川県富士通市ASP町2−1
66 * 富士通倉庫
63 富士通物流センター
62 東京都富士通区ASP町7−8
58 神奈川県川崎市ASP区ITS町3−11
58 富士通時計店
52 * 富士通建具川崎工場
49 富士通時計店
47 富士通ショッピングセンター中原店
47 富士通時計店
46 富士通精肉店
45 神奈川県川崎市TRIAS町3−5
45 ASPITS川崎工場
14
車両コード
00115
00115
00009
00116
00129
00119
00114
00124
00114
00115
00004
00008
00113
00002
00006
00100
00119
00009
00120
00126
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
川崎支店での作業
川崎支店での荷積作業時間TOP10
日時
時間(分)
2008/5/10
2008/5/1
2008/5/13
2008/5/8
2008/5/7
2008/5/22
2008/5/16
2008/5/15
2008/5/2
2008/5/21
10:48
10:53
10:34
10:45
10:52
11:02
10:48
10:54
10:54
11:02
車両コード
168
153
151
150
149
148
145
143
141
140
00128
00128
00121
00128
00121
00128
00128
00128
00128
00128
川崎支店での荷卸作業時間TOP10
日時
時間(分)
2008/5/8 16:45
2008/5/7 16:57
2008/5/23 15:52
2008/5/10 9:55
2008/5/12 10:07
2008/5/16 10:05
2008/5/15 10:06
2008/5/20 10:06
2008/5/13 10:17
2008/5/19 10:13
車両コード
1246
206
194
182
174
174
172
170
167
164
15
00115
00005
00123
00114
00114
00114
00114
00114
00114
00114
Copyright 20010 TRANSTRON LIMITED
1日に4回以上立ち寄る場所(2008/5/1∼2008/5/8)
・回数に応じた、売上(運賃)になっているか?
⇒(例)人件費(作業回数×作業時間×単金) + 運行三費 + 償却費
< 運賃
>何度も集荷配達している箇所の見直し、交渉を行い、1回でも少なく出来ればコスト削減に効果があると考えられます。
20080501
川崎支店
神奈川県富士通市川崎町
富士通文具
神奈川県川崎郡TRIAS町8−7−9
神奈川県川崎郡TRIAS町88−2
富士通ITS建設
神奈川県川崎郡TRIAS町9−3−4
富士通緑茶園
* 富士通鉄工所
神奈川県川崎市TRIAS町ASP9−9−8
神奈川県川崎市TRIAS町3−4−4
(回)
91
14
10
10
5
5
5
5
5
5
5
20080502
川崎支店
神奈川県川崎郡TRIAS町8−7−9
富士通文具
神奈川県富士通市川崎町
神奈川県川崎市高津区ASP2−3
富士通中原繊維
富士通中原衣料品店
神奈川県川崎郡TRIAS町9−3−4
* 富士通鉄工所
富士通パッケージセンター
富士通生命ITS支部
(回)
85
11
9
8
7
7
7
6
6
5
5
神奈川県川崎市Lite町ASP7−7
4
富士通ASP電子
5
富士通織物
富士通パッケージセンター
富士通TRIASセンター
神奈川県川崎市富士通町大字ASP
神奈川県川崎市高津区大字富士通
富士通電子中原営業所
富士通TRIAS製作所
富士通生命ITS支部
富士通シューズ
富士通中原フーズ
神奈川県川崎市ASP町Lite4−3
富士通食パン
富士通刺繍
* 富士通ASP電子工業
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
神奈川県川崎郡ASP町
神奈川県川崎市中原区ITS町3−5−6
富士通中原フーズ
富士通TRIAS製作所
富士通TRIASセンター
* 富士通農産加工
神奈川県川崎市ASP町大字Lite2−1
富士通緑茶園
5
5
5
4
4
4
4
4
16
20080507
(回)
川崎支店
83
神奈川県川崎市Lite町ASP7−7
7
富士通文具
7
神奈川県川崎郡富士通町大字ASP
7
富士通ASP電子
6
富士通時計店
6
神奈川県川崎市TRIAS町3−4−4
5
富士通織物
5
* 富士通中原建機
5
* 富士通ASP電子工業
5
神奈川県川崎郡ASP町戊
4
神奈川県川崎市中原区ITS町3−5−
4
6
神奈川県川崎市高津区大字富士通
4
神奈川県川崎市TRIAS大字Light
4
神奈川県川崎市高津区ASPITS
4
20080508
川崎支店
神奈川県川崎市Lite町ASP7−7
神奈川県富士通市川崎町
富士通文具
神奈川県川崎市ASP町Lite4−3
神奈川県川崎市中原区ITS町3−5−6
富士通織物
富士通電子中原営業所
* 富士通ASP電子工業
* 富士通ITSゴム
* 富士通中原建機
(回)
106
9
9
8
8
8
6
6
6
6
5
神奈川県川崎市高津区大字富士通
5
富士通中原衣料品店
富士通ASP電子
神奈川県川崎市高津区ASP2−3
富士通商事中原営業所
神奈川県川崎市大字ASPITS
* 富士通中原化学
富士通時計店
富士通TRIASセンター
* 富士通運送
* 富士通汐留ITS事業部
神奈川県川崎郡富士通町大字ASP
神奈川県川崎市富士通町大字ASP
神奈川県川崎市大字ASPLite
神奈川県川崎市Lite町ASP2−3−4
富士通TRIAS製作所
神奈川県川崎市富士通町2丁目
富士通生命ITS支部
神奈川県富士通市ASP町5丁目
神奈川県富士通郡ASP-Lite町6丁目8
富士通シューズ
* 富士通乳業
富士通ITS建設
富士通中原フーズ
神奈川県川崎市TRIAS町3−4−4
5
5
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4
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- 荷積、荷卸ついての取組み案−(仮説)
集荷・配達について
1.生産性向上への取り組みについて
・回数比較に対し、一回当たりの荷積時間が相対的に長いと結果となっております。
⇒要因調査
:荷物の特性が影響してますか?(長尺物が多いのでしょうか?)
:乗務員の詳細実態:荷積開始後の詳細作業実態ヒアリング
:荷主調査:荷作り(ピッキング、検品等)の準備状況
・1日に複数回の集荷・配達を行っている場所があります。
⇒回数に応じた、売上(運賃)になっておりますか?
(例)人件費(作業回数×作業時間×単金) + 運行三費 + 償却費
<
運賃
2.「ドライバー負荷を減らし“質”の高いドライバーの定着率を高める」
ターミナル内での荷積/卸作業について、ドライバーが作業を行っています。
ドライバーの質を向上させる取り組みについて検討されておりますか。
<事例>
・ターミナル内での「荷積、 荷卸作業」はバイト・パートに委託
・積み付けを簡単に。荷卸時の誤配削減する取り組み
⇒車両の庫内をエリア毎に棚分けし荷積み。また、荷卸時の誤配減少にもつながる
全体効率化の実現を目指しております。
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- 荷積、荷卸ついての取組み案−(仮説)
集荷・配達について
3.”車建て”の場合、運賃に見合っているのか
一定期間(年間など)を通し、物量と、コスト(車建て運賃)比較を行い、現状の契約形態
が、荷主に取ってもメリットがあるか検討してみてはいかがでしょうか。
⇒車建てが得か?個建てが得か?
<事例:大和物流様>
Aユーザ
Bユーザ
年間
春
夏
秋
冬
月内分析
1週目
2週目
3週目
4週目
週内分析
日毎(前半、後半、曜
日)
日毎(前半、後半、曜日)
日毎(前半、後半、曜日)
日毎(前半、後半、曜日)
日内分析
時間帯
時間帯
時間帯
時間帯
*時節により物量の変化があり、他荷主との取引量も鑑みた場合、必ずしも“車建て”での
契約が良いとは限らない。これまでの取引条件(受託,未託)を精査し検証することも重要
では・・・。
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3.実車・空車についての分析(仮説)
実車/空車について
1.実車時の積載率が低い状況、低い車両はありませんか?
*個数/トン数情報がありませんので、情報分析はできませんが、下のような計算にて
実車分析/生産性分析を行えます。
⇒ 実車率 = 実車距離
÷
⇒ 積載率 = 積載量
÷
⇒ 生産性 = 個数(トン数) ÷
走行距離
最大積載量
時間(距離)
<> 平均積載率
2.空車になるケース・距離を減らす
・帰り荷の確保の取り組みは検討してみては・・・。
⇒空車(配達完了)となる平均時刻帯を洗い出し、その時刻帯に集荷を組込み、実車状
態で貴社できる荷(主)を開拓する。(場合によっては、格安でも・・・!?)
⇒2ルート(回戦)に分かれている集配の時間調整を行い、1ルート(回戦)にし、空車走
行距離を減らす。 (荷主交渉含め)
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実車空車の割合
(17.8%)
(80.1%)
(13.5%)
(84.5%)
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空車で走行している区間
>2008/5/7 某所近郊において空車で走行している区間
空車で走行している区間について、
帰り荷を確保することにより、
効率的な集配を行うことができます。
空車
実車
新規地点
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空車で走行している区間
>2008/5/1 某所近郊において空車で走行している区間
>2008/5/14 某所近郊において空車で走行している区間
>2008/5/24 某所近郊において空車で走行している区間
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空車で走行している区間
>2008/5/15 某所近郊において空車で走行している区間
空車区間についてうまく組み合わ
せることができると、効率的に集配
を行うことができます。
空車
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実車
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4.コスト削減効果分析
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4.1 燃費向上によるコスト削減
(1)車載機を導入し運行指導を行うことにより、燃費向上によるコスト削減を狙えます。
導入前燃費:5.16km/ℓ(某支店2004年10月時点、集配車両燃費)
導入後燃費:5.81km/ℓ(某支店2007年10月時点、集配車両燃費)
1台あたりの月間走行距離:1195km/台
(某支店2008年5月、集配車両走行距離53767.9km 車両台数45台)
軽油単価:130円(2008年6月全日本トラック協会調査分)
<ご参考> 2005年10月 5.65km/ℓ
導入前の燃費による燃料費
1台あたりの5年間の燃料費
=1台あたりの月間燃料使用料×軽油単価×使用月数
=(1台あたりの月間走行距離÷導入前燃費) ×軽油単価×使用月数
=(1195km÷5.16km/ℓ)×130円/ℓ×60ヵ月
導入前 1台あたりの5年間の燃料費 1,806,395円
=1,806,395円
導入後の燃費による燃料費
1台あたりの5年間の燃料費
=1台あたりの月間燃料使用料×軽油単価×使用月数
=(1台あたりの月間走行距離÷導入前燃費) ×軽油単価×使用月数
=(1195km÷5.81km/ℓ)×130円/ℓ×60ヵ月
導入後 1台あたりの5年間の燃料費 1,604,027円
=1,604,027円
【導入前の燃料費】と【導入後の燃料費】の差額=202,368円
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4.2 作業時間削減によるコスト削減
(1)車載機を導入し自動日報印刷を行うことにより、乗務員の拘束時間削減によるコスト削減を狙えます。
乗務員単価を1,500円/時間、1ヶ月の労働日数を20日とする。
自動日報印刷により15分の時間削減が可能になります。
乗務員一人あたりの5年間の削減費用
=乗務員単価×削減時間×1ヶ月の労働日数×60ヵ月
=(1,500円×0.25)×20日×60ヶ月
一人あたりの5年間の日報作成作業の削減費用 450,000円
=450,000円
(2)作業時間入力作業の削減ができ、事務員の拘束時間削減によるコスト削減を狙えます。
事務員単価を1,500円/時間、1ヶ月の労働日数を20日とする。
作業時間入力作業を4時間、システム導入後のデータ加工時間を30分とする。
事務員一人あたりの5年間の削減費用
=事務員単価×(導入前作業時間−導入後作業時間)×1ヶ月の労働日数×60ヵ月
=(1,500円×(4-0.5)×20日×60ヶ月
一人あたりの5年間の事務入力作業の削減費用 6,300,000円
=6,300,000円
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4.3 某支店殿における費用対効果
5年間 車両45台における 費用削減額
35百万円
140
事務所機器、教育、導入支援
120
7
100
▲15百万円
1
27
12
7
1
7
80
運行支援ASP
事務入力
60
40
車載機(リース)
※リース料率 2%(5年)で計算
81
72
日報作成
燃料費
20
0
(百万円)
導入前
① 燃料費における削減効果
② 日報作成における削減効果
③ 事務入力作業における削減効果
導入後
▲9百万円
▲20百万円
5年間における費用削減効果額 35百万円
▲6百万円
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4.4 環境貢献について(CSR)
(1)某支店殿 集配車におけるCO2削減量(5年間分)
導入前のCO2排出量
(単位:Kg-CO2)
導入後のCO2排出量
CO2削減量
1台あたり
606.6
538.7
67.9
某支店集配車両(45台)
27297
24241.5
3055.5
※上記のCO2排出量は、燃費法より算出しております。
3055.5Kg-CO2を、杉の木に換算すると44本分に相当します。
(2)全車両におけるCO2削減量(想定)
※某支店を含まず
全車両で想定した場合、187.9t-CO2の削減効果が見込まれます。
杉の木に換算した場合には、2613本分に相当します。
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5.システム活用例
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5.1 乗務後点呼でのリアルタイムな運行指導を行うための活用例
1.安全運転確認書を利用した安全運転指導による安全意識向上
2.個人別安全運転成績表を利用した表彰制度によるモチベーション向上
<ローカル帳票【安全運転確認書】>
<ローカル帳票【個人別安全運転成績表】>
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5.2 安全・燃費について、一層の効果を目指す為の活用例(対面指導への活用)
<地図連携機能による長時間アイドリング乗務員の実態把握、指導例>
発生場所
※日報の作業欄と地図を照らし合わせる事により、無駄なアイドリングを減らし
無駄な燃料消費を抑える こ とが可能です。
※参考では御座いますがアイドリング燃費は1時間あたり0.8㍑∼1.0㍑となりますので
アイドリングの管理をして頂く事によりさらに燃費の向上に繋がると思われます。
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