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平成25年度会務並びに事業報告

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平成25年度会務並びに事業報告
報告第1号
平 成 2 5 年 度
北海道薬剤師会会務並びに事業報告
(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
一般社団法人 北 海 道 薬 剤 師 会
第 Ⅰ 会 務 報 告
1.会員数
・・・・・・・ 1
2.物故会員
・・・・・・・ 1
3.各種表彰受賞者
・・・・・・・ 1 ~ 3
4.各種会議開催状況
・・・・・・・ 3 ~ 5
5.大会・講習会・研修会
・・・・・・・ 5 ~ 6
6.要望
・・・・・・・ 6
1.会員数 (平成26年3月末)
A会費会員
2,298名 (前年対比 19名増)
B会費会員
2,353名 (前年対比 98名減)
賛助会費会員
計
3名 (前年対比
0名増)
4,654名 (前年対比 79名減)
2.物故会員
平成25年
4月13日
佐 野 精 子 (札幌支部)
4月15日
干 場 俊 一 (十勝支部)
4月25日
日下部
4月29日
村 井 正 樹 (北空知支部)
7月24日
表
9月 7日
新 井 俊 光 (北見支部)
10月16日
高 橋 保 夫 (室蘭支部)
10月21日
林
11月15日
山 田
11月25日
小 林 敏 郎 (札幌支部)
12月27日
柏 原 清 一 (網走支部)
建
匡史
(旭川支部)
(南空知支部)
三樹夫 (札幌支部)
明
(旭川支部)
平成26年
1月 2日
松 谷
宏
(函館支部)
2月18日
松 川 邦 雄 (根室支部)
3月31日
青 柳 健一
(根室支部)
3.各種表彰受賞者
(1)叙勲(4月29日、11月3日受賞)
瑞宝双光章
原 田 利 直(函館支部)
瑞宝双光章
西 村 吉之助(函館支部)
藍綬褒章
東 洋 彰 宏(札幌支部)
(2)褒章(4月29日受章)
(3)厚生労働大臣表彰<薬事功労> (10月22日受賞)
大 森
章 (札幌支部)
皆 川 岩 保(後志支部)
(4)文部科学大臣表彰<学校保健功労>(11月7日受賞)
今 村 公三朗(札幌支部)
(5)北海道社会貢献賞<薬事功労>(10月17日受賞)
後 藤 耕 一(稚内支部)
宮 井 裕 之(釧路支部)
(6)日本薬剤師会功労賞
(9月22日受賞)
水 島 久 美(南空知支部)
(7)日本薬剤師会有功賞 (4月 1日受賞)
金 子 園 明(札幌支部)
田 西 洋 三(札幌支部)
荒 川 昌 子(小樽支部)
草 刈 信 行(函館支部)
井 上 吾 朗(旭川支部)
鶴 羽
村 中 忠 孝(旭川支部)
渡 辺 利 幸(旭川支部)
徳 田
新 井 俊 光(北見支部)
宏 (釧路支部)
若 原 伸 治(北見支部)
日下部
松 原
肇 (旭川支部)
章 (網走支部)
務 (遠軽支部)
(8)北海道薬剤師会表彰特別功労賞(5月18日受賞)
三 井 辨 雄(札幌支部)
(9)北海道薬剤師会表彰(5月18日受賞)
出 田 雅 俊(札幌支部)
大 澤 怜 子(札幌支部)
加 茂 恭 子(札幌支部)
小長谷 孝 子(札幌支部)
杉 原 征 代(札幌支部)
鈴 木 常 夫(札幌支部)
橋
俊 宏(札幌支部)
早 津 昌 彦(札幌支部)
前 川 和 恵(札幌支部)
岡 﨑 政 智(小樽支部)
小 川 眞知子(函館支部)
加 藤 モ ト(函館支部)
木 下 康 昭(函館支部)
黒 﨑 康 之(函館支部)
前 田 泰 子(函館支部)
北
恒 子(旭川支部)
佐々木 博 槇(旭川支部)
平
忠 弘(旭川支部)
野 間 利 勝(旭川支部)
三 國
水 島 久 美(南空知支部)
宇 戸 啓 隆(北空知支部)
瓜
俊 雄(北空知支部)
堀 澤 節 子(十勝支部)
内 田
丘 (北見支部)
高 山 和 幸(北見支部)
清 水
大 (北見支部)
竹 江 仁 博(北見支部)
久 山 昌 樹(北見支部)
高 橋 正 史(網走支部)
真 坂
彰 (遠軽支部)
網 谷 隆 夫(日高支部)
氏 江 経 雄(日高支部)
上 條 賢 治(室蘭支部)
大 倉
柳
康 (苫小牧支部)
亨 (旭川支部)
智 之(苫小牧支部)
伊良原 晴 二(事務局)
(8)北海道学校保健功労者表彰(11月17日受賞)
有 澤 賢 二(札幌支部)
上 島 芳 恵(札幌支部)
永 田 経 一(札幌支部)
中 村 次 也(札幌支部)
田 原 伸 一(札幌支部)
古 川
高 島 一 嘉(小樽支部)
渡 辺 秀 一(小樽支部)
北 口
伊 藤 由佳子(釧路支部)
潤(旭川支部)
薫(札幌支部)
岩 下 尚 弘(釧路支部)
梶 原
徹(釧路支部)
高 柳 昌 宏(釧路支部)
大 倉
康(苫小牧支部)
増 岡 洋 子(苫小牧支部)
(9)北海道学校薬剤師会表彰(11月16日受賞)
高 島 一 嘉(小樽支部)
玄 番 俊 夫(留萌支部)
福 井 俊 一(留萌支部)
真 鍋
柳
寛(留萌支部)
智 之(苫小牧支部)
4.各種会議開催状況
(1)定時総会
期 日 平成25年6月23日(日)
場 所 北海道薬事会館
3階 研修室
議 題
報告第 1号 平成24年度会務並びに事業報告
2号 平成24年度一般会計決算報告
3号 平成24年度保険薬局特別会計決算報告
4号 平成24年度会営薬局決算報告
5号 平成24年度支部会計決算報告
6号 平成24年度公益目的支出計画報告
7号 平成24年度会務・会計監査並びに公益目的支出計画監査報告
8号 平成25年度事業計画の件
9号 平成25年度一般会計予算の件
10号 平成25年度保険薬局特別会計予算の件
11号 平成25年度会営薬局予算の件
12号 平成25年度支部会計予算の件
議案第 1号 平成25年度会費の額及び賦課徴収方法に関する件
2号 平成25年度保険薬局会費の額及び賦課徴収方法に関する件
3号 平成25年度借入金最高限度額承認に関する件
4号 平成25年度定時総会開催地決定に関する件
5号 定款変更に関する件
6号 保険薬局会費制度の変更に関する件
(2)臨時総会
期 日 平成26年3月21日(金/祝)
場 所 北海道薬事会館
3階 研修室
議 題
報告第 1号 平成25年度 第一次補正予算
2号 平成26年度 事業計画
3号 平成26年度 予算
議案第 1号 平成26年度 会費の額及び賦課徴収方法に関する件<一般会計>
2号 北海道学校薬剤師会との一体化の件
3号 一般社団法人北海道薬剤師会定款施行細則変更に関する件
4号 一般社団法人北海道薬剤師会会長候補者選挙の件
(3)理事会<12回>
(4)支部長会<1回>
(5)監査会<1回>
(6)委員会・打合わせ会等(打合せ、小委員会、ワーキング含む)
○全体
地域医療支援センター薬局等運営協議会関係
・地域医療支援センター薬局等運営協議会
3回
・センター薬局及び基幹薬局企画・運営部会
4回
・薬剤師派遣事業企画・推進部会
4回
・研修会企画・推進部会
2回
○総務部関係
・総務・会員委員会
4回
・総会議事運営委員会
4回
・編集委員会
12回
・道薬HPリニューアルWG
2回
・防災対策会議
2回
・災害対策担当者会議
1回
○財務部関係
・財務委員会
4回
○病診薬剤師部
・病診委員会(打合せ含む)
5回
○学術部関係
・学術・情報委員会 (打合せ等含む)
4回
・健康づくり委員会(打合せ会等含む)
12回
・生涯研修支部担当者会議
2回
・薬学実務実習委員会(打合せ会含む)
1回
・北海道薬学大会組織委員会・実行委員会(打合せ含む)
3回
・ドーピング防止特別委員会(打合せ含む)
5回
○薬局部関係
・薬局部役員打合せ
13回
・薬局部3委員会合同会議
1回
・薬局委員会(打合せ、WG等含む)
10回
・社会保険委員会(打合せ、WG等含む)
4回
・在宅医療福祉委員会(打合せ、WG等含む)
6回
・在宅医療福祉委員会支部担当者会議
1回
・医療安全特別委員会
2回
・薬と健康の週間北海道実行委員会
1回
○学校薬剤師部関係
・学校薬剤師委員会(打合せ会含む)
3回
○その他
・北海道三師会
1回
・北海道病院薬剤師会との懇談会
1回
・北海道厚生局との打合せ
4回
・北海道保健福祉部保健医療局医務薬務課との打合せ
6回
・日薬総会打合せ
2回
・表彰選考委員会
1回
(8)その他
○北海道学校薬剤師会関係
・北海道学校薬剤師会総会
<1回>(5/19(日))
・
〃
監査会
<1回>(4/25(木))
・
〃
理事会
<4回>(5/18(土)、8/24(土)12/14(土)
3/1(土))
○北海道地区調整機構
・運営会議
3回
・連絡会議
3回
・職能団体打合せ
5回
・病院調整委員会(打合せ会、薬局調整委員会合同含む)
3回
・薬局調整委員会(病院調整委員会と合同)
1回
・ワークショップワーキンググループ
5回
・認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ(打合せ含む) 8回
・認定実務実習指導薬剤師養成講習会
3回
・受入施設登録システムワーキンググループ
1回
・監査会(4半期会計打合せ会含む)
4回
5.大会・講習会・研修会
(1)第60回記念北海道薬学大会
期日 平成25年5月18日(土)・19日(日)
場所 札幌市 札幌コンベンションセンター
(2)平成25年度病院診療所薬剤師研修会
期日 平成25年9月7日(土)・8日(日)
場所 札幌市 札幌市教育文化会館
(3)第46回日本薬剤師会学術大会
期日 平成25年9月22日(日)・23日(月/祝)
場所 大阪市 グランキューブ大阪 ほか
(4)平成25年度北海道学校薬剤師(羽幌)大会
日時 平成25年11月16日(土)
場所 苫前町 とままえ温泉ふわっと
(5)第62回北海道学校保健研究大会
期日 平成25年11月17日(日)
場所 羽幌町 はぼろ温泉 サンセットプラザ
6.要望
(1)公明党との政策懇談会(平成25年5月11日)
(2)北海道選出自由民主党所属国会議員各位との懇談会(平成25年5月11日)
(3)平成25年度自民党道連団体政策懇談会 (平成25年10月10日)
上記日程にて、各政党との政策懇談の場を持ち、以下の事項について意見・要望を挙げた。
1.道民の健康維持・増進等の支援、相談の拠点として、薬局・薬剤師の活用を図って頂きたい。
2.医薬品の安全確保や質の高い薬物療法への参画を通じて、安全で安心な医療を患者・国民に広く提供するよ
う、医療機関におけるチーム医療の推進をはかる一環として、病棟への常駐等薬剤師の配置数を拡充するた
めの予算措置を講じて頂きたい。
3.薬学教育に係る長期実務実習費に関して非課税として頂きたい。
4-1.一般用医薬品のインターネットによる販売規制について、安易な規制緩和が行われないよう要望する。
4-2.一般用医薬品販売制度の趣旨について、道民に啓発するための予算措置を講じて頂きたい。
5.地域医療確保のための薬局体制整備に対する予算措置を講じて頂きたい。
6.次期診療報酬・調剤報酬改定については十分な予算措置を講じられたい。公平かつ適切な改定が行われ、
「1:1:0.3」の仕組みを堅持されたい。
7.保険調剤(社会保険診療報酬)等に係る消費税の非課税制度についての要望
第 Ⅱ
事 業 報 告
1.全 体
・・・・・・・
8 ~ 19
2.総務部
・・・・・・・
20 ~ 22
3.財務部
・・・・・・・
23 ~ 24
4.病診薬剤師部
・・・・・・・
25
5.学術部
・・・・・・・
26 ~ 34
6.薬局部
・・・・・・・
35 ~ 50
7.学校薬剤師部
・・・・・・・
51 ~ 53
8.支部別会員数
・・・・・・・
54
全
体
1.地域医療支援センター薬局等整備事業
平成21年度より推進している標記計画については、無薬局町村等における在宅療養者等への医薬品の調剤や供
給体制を確保し、地域の在宅医療を推進するため、薬剤師確保が困難な地域(近隣町村の薬局を含む)に薬剤師派
遣を行うとともに、在宅療養者等へのTPNやIVH輸液の調整に必要な設備を整備し、薬剤師の専門実地研修を
行うなど、全道的視点から地域の薬局活動を支援する地域医療支援センター薬局の設置の準備を進めるとともに、
圏域毎に地域の薬局活動を支援する基幹薬局を既存の薬局から選定を行い、その基幹薬局の設備整備を行った。
昨年度より、地域医療支援センター薬局等運営協議会において、当事業が多岐に亘る事業であることから、円滑
な事業運営を行うために、3つの部会を設け、それぞれの部会において当事業の推進をはかっており、今年度も取
り組んだ。
1.地域医療支援センター薬局等運営協議会の開催
(1)第1回運営協議会
日 時 平成25年8月21日(水)19:00~
場 所 北海道薬剤師会 会議室
出 席 9名
内 容 1)センター薬局及び基幹薬局の企画・運営部会
①会営薬局状況報告
②会営薬局並びに基幹薬局無菌調剤設備の保守メンテナンスについて
2)薬剤師派遣事業企画・推進部会
①病院における薬剤師の派遣要望に係る実態調査
②無薬局町村への薬剤師派遣について
③薬剤師登録派遣事業について
④未就業薬剤師の就業促進について
3)研修会企画・推進部会
①在宅医療に関する講習会について
②無菌調剤に関する講習会について
③修了証と無菌調剤設備の共同利用契約について
4)次回の運営協議会開催について
(2)第2回運営協議会
日 時 平成25年12月19日(木)
場 所 北海道薬剤師会 会議室
出 席 7名
内 容 1)センター薬局及び基幹薬局の企画・運営部会
①会営薬局状況報告
②無菌調剤設備使用状況について
③共同利用契約状況について
2)薬剤師派遣事業企画・推進部会
①第 3 回薬剤師派遣事業企画・推進部会の開催について
②無薬局町村への薬剤師派遣について
③大学における企業・就職説明会への参加について
④薬剤師登録派遣事業の推進について
3)研修会企画・推進部会
①無菌調剤実習実施状況について
②無菌調剤に関する講習会について
③無菌調剤実習指導薬剤師の認定について
4)今後のスケジュールについて
(3)第3回運営協議会
日 時 平成26年3月18日(火)
場 所 北海道薬剤師会 研修室
出 席 8名
内 容1)センター薬局及び基幹薬局の企画・運営部会
①会営薬局・基幹薬局の無菌調剤設備の利用状況・契約状況について
②会営薬局の無菌調剤設備の共同利用薬局<第1期>の募集について
③会営薬局のレセコン入替について
2)薬剤師派遣事業企画・推進部会
①平成25年度部会事業報告及び平成26年度事業計画案について
②就業支援リーフレットの作成について
③無料職業紹介事業について
3)研修会企画・推進部会
①平成25年度研修実習報告
②指導薬剤師の委嘱について
③平成26年度研修計画について
④平成26年度無菌調剤実習計画について
4)平成26年度事業計画・予算について
2.センター薬局及び基幹薬局の企画・運営部会関連
平成24年10月に開局されたセンター薬局(会営薬局)及び、平成23年度に道内6箇所に整備を完了し
た無菌調剤設備の運営を担当する部会として、会営薬局の適正な運営、無菌調剤室共同利用に関する要綱、
契約書、会営薬局研修室利用規約等の作成、会営薬局における無菌調剤実習の研修、研修時に使用する消耗
品についての会営薬局及び基幹薬局が均一の価格で購入できるよう、業者との単価購入契約締結にかかる件
等について協議されており、4回にわたり部会が開催されている。
(1)部会の開催
(第1回)
日 時 平成25年4月26日(金)19:00~
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出 席 7名
(第2回)
日 時 平成25年7月17日(水)19:00~
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出 席 4名
(第3回)
日 時 平成25年11月15日(金)19:00~
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出 席 4名
(第4回)
日 時 平成26年2月20日(木)19:00~
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出 席 7名
3.薬剤師派遣事業企画・推進部会事業報告
(1)部会の開催
1)第1回
日時:平成25年4月16日(火)19:00~
場所:北海道薬事会館
出席:7名、事務局2名
議題:① 部会員の変更
② 部会の経過
③ 薬局における派遣要望に関する実態調査結果
④ 派遣ニーズの周知及び派遣薬剤師・派遣依頼の登録
⑤ 未就業薬剤師の発掘及び就業に向けた研修プログラム
⑥ 病院・診療所における派遣要望に関する実態調査
2)第2回
日時:平成25年8月7日(水)19:00~
場所:北海道薬事会館
出席:7名、オブザーバー1名、事務局2名
議題:① 病院・診療所における派遣要望に関する実態調査結果
② 無薬局町村への薬剤師派遣
③ 薬剤師登録派遣事業
④ 未就業薬剤師の発掘及び就業に向けた研修プログラム
3)第3回
日時:平成25年11月7日(木)19:00~
場所:北海道薬事会館
出席:7名、オブザーバー1名、事務局2名
議題: ① 無薬局町村への薬剤師派遣報告
② 薬剤師登録派遣事業
③ 未就業薬剤師の発掘及び就業に向けた研修プログラム
④ 次年度事業計画案
4)第4回
日時:平成26年3月12日(水)19:00~
場所:北海道薬事会館
出席:5名、オブザーバー1名、事務局2名
議題: ① 平成25年度事業の総括
② 就業支援リーフレットの作成
③ 無料職業紹介事業
④ 次年度事業計画案
(2)病院における実態調査の実施
昨年度(24年度)実施の薬局における薬剤師の派遣要望に係る実態調査に続き、本年度は本会会員の病院・診療
所における実態調査を実施した。
調査期間:6月10日~6月25日
調査対象:220施設
回
答:99施設(回答率45%)
主な内容: ① 薬剤師の充足状況:不足している 66%、足りている 33%
② 派遣要望:正規採用したい 42%、すぐに派遣を要望したい 23%
不足時に派遣を要望したい 25%
③ 希望する形態:常勤 59施設、非常勤 15施設
意見要望:派遣ではなく正規採用を望む。短期的ではなく長期的なものを望む。
この事業のニーズは大きいと考える。派遣がスムーズに行くと良い。等
(3)薬剤師の派遣事業
1)無料職業紹介所における派遣事業
派遣依頼登録:8件
派遣登録:0件
派遣実績:1件(電話による調整)
2)無薬局町村への薬剤師派遣
道内には179市町村のうち30の無薬局町村が存在し、このうち町村が実施する健康まつり等のイベントを
開催している6町村について、
イベント等への薬剤師の派遣・相談業務の受け入れについて調査を行ったところ、
全ての町村で受け入れたいとの回答があった。そこで、近隣の支部薬剤師会、対象町村と企画・調整を行い本年、
次の2町におけるイベントに薬剤師を派遣した。
① 9月1日(日)福島町「ふくしま健康フェスティバル」
(函館支部)松前町 吉田先生、古田部会員
② 10月19日(土)置戸町「いきいきライフフェスティバル」
(北見支部)清水、森谷、後藤、越智先生、三國部会員
3)大学における企業・就職説明会への参加
12月6日(金)に北海道薬科大学と東北薬科大学で行われた企業・就職説明会に参加し、事業の周知と求人
情報(派遣依頼施設と会員27薬局)の公開を行った。
なお、東北薬科大学5名、北海道薬科大学1名の学生と個別面談を行った。
4)広報活動
① 6月22日、札幌市で開催の日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部第1回地方会において三國部
会員が、当事業について発表した。
② 第60回北海道薬学大会において当事業と薬局の実態調査結果について公表した。
③ 派遣を含めた就業支援としたパンフレットを作成している。
(4)派遣事業の見直し
薬局と病院・診療所における実態調査結果を受け、正規採用の要望が多かったことから、12月19日開催の運
営協議会及び1月20日の本会理事会において、今後、当事業は派遣に特化せず、派遣を含めた就業支援とし正規
採用も含めた事業とすることに決定したことから、現在、要綱等の見直しを行っている。
4.研修会企画・推進部会関連(研修センター打合せ含む)
在宅医療の推進には、在宅緩和ケアに伴う薬物療法や中心静脈栄養法、経腸栄養療法なとの高い専門性が求めら
れることから、専門分野の薬剤師研修を道内大学や病院等と連携し計画的に実施するための会議を開催し、関係機
関に協力いただき研修会を実施した。
(1)研修会企画・推進部会
① 日 時 平成25年8月8日(木)
場 所 北海道薬事会館
出 席 8名
② 日 時 平成26年2月1日(土)
場 所 かでる2・7
出 席 6名
(2)医療薬学講座 ~在宅医療を中心に~
1)日 時 平成25年6月18日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 在宅医療の実際 薬剤師の立場から
講 師 (株)コムファ なの花薬局 土井真喜 先生
出席者 133名
2)日 時 平成25年6月25日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 注射薬調剤の実際
講 師 北大薬学部 臨床薬学教育研究センター 柴山良彦 先生
出席者 123名
3)日 時 平成25年7月2日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 在宅医療(ホスピス)の実際
講 師 医療法人社団 萌生会 理事長 林敏 先生
出席者 126名
4)日 時 平成25年7月9日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 在宅医療の実際
講 師 なかがわまさこケアプラン相談所 中川雅子 先生
出席者 114名
5)日 時 平成25年7月16日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 在宅医療の実際 歯科医師の立場から
講 師 オーラルセラピーデンタルオフィス 院長 小城賢一 先生
出席者 104名
6)日 時 平成25年7月23日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 経腸栄養法
講 師 札幌医科大学 外科学第一講座 講師 信岡隆幸 先生
出席者 115名
7)日 時 平成25年7月30日(火)
場 所 北海道薬事会館
内 容 在宅緩和ケアについて
講 師 札幌医療生活協同組合 副理事長
ホームケアクリニック札幌 院長 前野宏 先生
出席者 119名
(3)無菌調剤実習
1)日 時 平成25年5月11日(土)
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出席者 4名
2)日 時 平成25年6月8日(土)
場 所 旭薬みどりがおか薬局
出席者 5名
3)日 時 平成25年7月6日(土)
場 所 クリオネ新栄薬局
出席者 4名
4)日 時 平成25年7月7日(日)
場 所 クリオネ新栄薬局
出席者 4名
5)日 時 平成25年7月20日(土)
場 所 北見薬剤師会ミント調剤薬局
出席者 3名
6)日 時 平成25年7月21日(日)
場 所 北見薬剤師会ミント調剤薬局
出席者 3名
7)日 時 平成25年7月27日(土)
場 所 まつもと薬局フロンティア店
出席者 4名
8)日 時 平成25年8月10日(土)
場 所 まつもと薬局フロンティア店
出席者 5名
9)日 時 平成25年8月11日(日)
場 所 まつもと薬局フロンティア店
出席者 4名
10)日 時 平成25年9月7日(土)
場 所 あおぞら薬局石川店
出席者 4名
11)日 時 平成25年9月26日(木)
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出席者 4名
12)日 時 平成25年11月9日(土)
場 所 クリオネ新栄薬局
出席者 4名
13)日 時 平成25年11月10日(日)
場 所 クリオネ新栄薬局
出席者 3名
14)日 時 平成25年12月18日(水)
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出席者 4名
15)日 時 平成26年1月22日(水)
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出席者 4名
16)日 時 平成26年2月1日(土)
場 所 北海道薬剤師会会営薬局
出席者 3名
2.薬物療法提供体制強化事業
1.事業の概要
(1)事業の背景と目的
北海道薬剤師会では、これまで地域の在宅医療への参画を推進するため、北海道地域医療再生計画に基
づき、薬局相互の連携体制や研修体制の基盤を構築することを目的に、地域医療支援センター薬局等整備
等事業を行ってきた。
また、新たな北海道医療計画(平成25年3月)では、在宅医療の提供体制に関する施策の報告(薬局
の役割)が明記された。これを受け、平成25年度、北海道からの委託事業として、抗がん剤など使い方
が難しい薬を用いた治療や適切な服薬指導などを誰でもが安心して在宅で受けられるよう、薬局の薬剤師
がチーム医療の一員として、地域の在宅患者宅を訪問し地域での適切な薬物療法を推進するための体制を
整備した。
2.事業の内容
(1)目的
在宅医療における適切な薬物療法を推進するため、薬局薬剤師が積極的に在宅医療に参加することが重
要であるが、医療・介護関係者における服薬状況等患者情報の共有化、薬局間や病院薬剤師との連携強化
が必要であることから、その体制の基盤づくりを推進する。
(2)事業の実施方法
北海道から一般社団法人北海道薬剤師会への委託により行う。
(3)事業の実施地域
上川中部(旭川市)、北網(北見市)、十勝(帯広市)
(4)事業の内容
1)事前事業打合せ
旭川地区
平成25年9月18日(水)旭川薬剤師会館
北見地区
平成25年10月3日(木)北見保健所
十勝地区
平成25年10月8日(火)帯広保健所
担当者会議 平成26年1月12日(日)札幌市かでる2・7
2)検討会議の開催
3地区延べ5回開催
構成:薬局薬剤師、病院(医師、薬剤師)、訪問看護師、介護支援専門員など
検討事項: ①薬学管理上の課題がある在宅患者の把握
②地域の薬局間の連携体制(サポート薬局体制、麻薬在庫等の融通など)
③「お薬手帳」や「お薬連携シート」による情報共有化と連携体制
3)アンケート調査の実施
対象:3地区35事業所
目的:モデル地区内の事業所を対象に、服薬に関する患者のニーズや課題を把握することを目的とす
る。
実施方法:訪問看護ステーション等の協力を得て薬局薬剤師が直接事業所を訪問し聞き取り調査を行
う。
内容: ・薬局薬剤師が実施することが出来る訪問薬剤管理指導業務に対してどう思うか
・居宅訪問において薬剤師にどのような業務を望むか
・どのような環境があれば 訪問薬剤管理指導業務が伸展すると思われるか
・介護サービスを開始するにあたり、初回のサービス担当者会議が開催されると思うが、薬局
薬剤師が訪問薬剤管理指導業務を行う上で参加することについて介護サービス利用者の主た
る服薬(与薬)管理はどなたが行っているか
・薬剤師以外の者が服薬管理するにあたり感じている問題点はあるか
・薬剤に関連した疑問や判らないことなど問題が生じたときどこで解決するか
・訪問薬剤管理指導が必要と思われる事例があるか
・薬剤師が訪問薬剤管理指導を行なうにあたり、どのような医療職種、介護関連職種、部署等
との連携が必要と思われるか
・薬局薬剤師が在宅医療に参画していくにあたり、どのような行動が望まれるか
・今後の「地域包括ケア」の構築に向け薬局薬剤師の立場から在宅医療の推進のための検討議
への参加について等21問
4)訪問薬剤管理指導の実施
3地区14事例
目的:薬剤師による訪問服薬管理指導等による効果の検証と実施上の課題把握
対象:上記アンケート調査で把握した薬学管理上の課題のある在宅患者
実施方法:薬局薬剤師が訪問看護師、ケアマネジャー等と同行訪問による指導等の実施
5)薬局間、病院と薬局間、他職種との連携体制について検討
ア.病院と薬局間の連携体制の整備
患者の「お薬連携シート」を作成し、入退院時の患者情報を病院と薬局間で共有する連携体制を整
備する。
イ.薬局間におけるサポート体制の構築
地域の薬局間の連携方策として、休日・夜間におけるサポート体制等を整備する。
ウ.患者情報を関係職種と共有する連携体制づくりの推進
退院時に患者の薬に関するお薬手帳を交付し、その手帳を活用することにより、入院時や在宅時の
薬に関する情報を在宅患者に関わる他職種と共有し連携を推進する。
6)成果物
実施報告書、連携ノート、麻薬管理簿、お薬手帳
3.災害時への対応
本会では、日薬、行政、総務部、薬局部と様々なテーマで災害対策を検討するチャンネルが複数あることから、
情報の一元化を目的に、防災・災害対策検討会議を設置し、道薬内部委員会との連携を図るため協議を行ってい
る。本年度は、不測の事態に備え災害発生時に迅速な対応ができるよう、各支部に中核となる災害薬事コーディ
ネーターを設置することとし、災害薬事コーディネーターの養成を目的とした担当者会議を開催した。
(1) 防災・災害対策検討会議
① 期 日 平成25年5月29日(水)
場 所 北海道薬事会館
出 席 3名
議 題
報告事項
1)道薬委員会関係
・簡易版災害対応マニュアル作成について
2)行政防災会議関係
・北海道防災会議関係
・救護班派遣等調整本部構成員会議・地域災害医療対策会議
・災害時における医薬品等の供給・管理等に関する要領
3)日本薬剤師会関係
・平成24年度第3回災害対策委員会
・平成24年度全国災害担当者会議
協議事項
1)災害薬事コーディネーターについて
・日薬と、北海道の役割の確認と棲み分け
2)災害時の医療救護活動に関する協定書の見直しについて
・行政各種申請書案の精査
② 期 日 平成25年9月12日(木)
場 所 北海道薬事会館
出 席 4名
報告事項
1)道薬委員会関係
・簡易版災害対応マニュアル作成に付いて
2)行政防災会議関係
・救護班派遣等調整本部構成員会議
3)日本薬剤師会関係
・平成25年度第1回災害対策委員会
協議事項
1)災害薬事コーディネーター研修会について
(2)災害対策担当者会議
期 日 平成25年10月6日(日)
場 所 北海道薬事会館
議 事
1.開
会
2.挨
拶
3.はじめに(本日の主旨説明)
4.BCP(業務継続計画)策定への取り組みについて
5.東日本大震災における本会の活動について
6.平時における支部での災害への取り組みについて
1)総務委員会作成 簡易版災害対応マニュアルについて
2)支部における緊急連絡網並びに役割分担表の作成並びに会員への周知
3)支部内市町村との災害時の医療救護活動に関する協定書の締結
4)支部内における本研修会の伝達について
7.質疑応答並びに意見交換
(3)北海道防災会議
①期 日 平成25年5月30日(木)
場 所 ポールスター札幌
②期 日 平成26年3月28日(金)
場 所 京王プラザホテル
(4)北海道防災会議幹事会
①期 日 平成25年5月24日(金)
場 所 ホテルポールスター札幌
②期 日 平成26年3月20日(木)
場 所 北海道第2水産ビル
(5)平成25年度北海道防災総合訓練関係機関打合せ会議
期 日 平成25年7月25日(木)
場 所 かでる2・7
4.北海道学校薬剤師会との一体化
平成24年4月1日に新たな日本薬剤師会学校薬剤師部会組織が発足した。北海道においては、北海道学校薬剤
師会と今後の学校薬剤師組織のあり方について、議論し、平成26年3月21日(金/祝)開催の平成26年度
北海道薬剤師会臨時総会において、平成26年4月1日より一般社団法人北海道薬剤師会と北海道学校薬剤師会
との一体化について、承認・可決された。
(1)一般社団法人北海道薬剤師会と北海道学校薬剤師会の一体化
①組織 北海道学校薬剤師会を北海道薬剤師会学薬部と位置づけ、その下に委員会を置くものとする。北
海道学校薬剤師会の公称名は北海道薬剤師会学薬部北海道学校薬剤師会とし、略称名は北海道学
校薬剤師会とする。地方学校薬剤師会とは連携して活動する。
②一体化の時期 平成26年4月1日とする。
③予算 北海道薬剤師会学薬部会費予算の中に北海道学校薬剤師会の活動費を含めたものとする。
④目的
1)北海道の学校薬剤師組織を北海道薬剤師会に一元化し、名簿の整備等により会員の拡充に努め活動
をより円滑、より活発化する。
2)北海道薬剤師会は地方支部並びに地方学校薬剤師会の連携をもとに、北海道における諸問題を解決
する。
・全道一円の迅速な学校薬剤師情報の周知
・学校薬剤師未配置学校の解消
・多数校兼務の解消
・学校薬剤師高齢化対策
・学校薬剤師名簿の整備
・学校薬剤師報酬金の均一化
3)学校薬剤師活動を行う非会員の北海道薬剤師会への入会勧誘強化を図る。
4)薬学実務実習委員会と連携して、学校薬剤師に関する実務実習(講義・学校訪問等)を支援する。
(2)一体化に伴う本会定款施行細則の一部変更
北海道学校薬剤師会との一体化に伴い、本会定款施行細則第4章、第9条並びに第10条について、平
成26年3月21日(金/祝)に開催の平成26年度北海道薬剤師会臨時総会において、一部変更が承認・
可決された。
(1)部の種類について、学校薬剤師部を学薬部 北海道学校薬剤師会とする。
(2)担当事項について、学校保健、学校環境衛生等に関する事項を学校保健及びくすり教育、薬物乱用
防止教室等の健康教育、学校環境衛生に関する事項とする。
(3)附則として、本細則は平成26年4月1日より効力を生ずることとする。
総 務 部
総務部所管委員会は、総務・会員、編集の2委員会で構成され、本会の根幹をなす「将来の組織のあり方」で
ある組織率向上並びに組織づくりの重要テーマを検討するほか、総務部事業計画に沿って会務運営並びに事業推
進に努めている。本年度は、総務・会員委員会では、道薬ホームページリニューアル、災害対策に係る事業を中
心に事業を進めており、編集委員会では毎月発刊の道薬誌編集の他、第60回記念薬学大会における北の薬用植
物写真展の企画・運営に取り組んだ。
1.総務・会員委員会
(1)会務の運営
1)前記(会務報告)の各種会議開催状況のとおり委員会等を開催した。
2)道薬ホームページのリニューアルについて
当会HPについては、2000年に開設以来、大規模な見直しを行っておらず、情報が追加され続け
たことから、非常に見づらいHPとなっていた。
このことから、道民・会員の皆様に親しんで頂くHPをめざし、幅広い意見を集約すべく道薬各委員
会よりメンバーを募り、ワーキンググループを立ち上げた。ワーキンググループにてリニューアルにつ
いて検討を行い、平成25年7月にリニューアルを行っている。
今後、さらに使いやすいHPとすべく、機能やコンテンツの追加について、次年度以降も継続的に検
討を行うこととした。
3)一般社団法人への移行に伴う問題点の解決について
本会が平成24年4月に一般社団法人へ移行し、これまでの年2回の代議員会が廃止され、6月下旬
に総会が行われる仕組みとなった。
しかしながら、会費決定時期が6月下旬となることから、支部における会費収納業務が遅れることと
なり、
業務に支障をきたす事態となったことから、
6月の定時総会にて次年度の会費額を決めることで、
この問題を解決するという結論に至り、理事会にて承認を受けている。
今後とも、支部における事務作業の軽減化について検討していきたい。
(2)会員拡大の推進と組織の充実強化
1)日本薬剤師会薬剤師賠償責任保険・共済部・薬剤師年金、国民年金基金や道薬独自の薬剤師賠償責任保
険の加入を通じて未入会薬剤師の発掘に努めた。
2)組織率の向上対策の一環として、多くの若手薬剤師に当会事業へ参画いただくことを目的に、当会の目
的や事業を紹介するリーフレットを作成し、道内薬系三大学の本年度卒業生へ配布している。
(3)会員管理全般
1)会員管理マニュアルの見直し
本会の一般社団法人化に伴い、定款、諸規程が変更されており、支部における会員管理業務の軽減化
を目的に、会員管理マニュアルの見直しを行うこととした。
本マニュアルの作成に付いては、支部担当者より意見を集約し、Q&Aを付けるなど、実践的に活用
頂けるマニュアルを目指しており、次年度の早い時期で完成できるよう取り組んで行く。
2)災害時の簡易版防災マニュアル(保険薬局向け)の作成について
東日本大震災以降、現状の防災マニュアルについての見直しが行われており、日薬から出されたマニ
ュアルを基に当会としてのマニュアル案を作成した。
しかしながら、情報が膨大であることから、マニュアルを会員に活用いただけるかについて疑問が生
じたことから、必要最低限の簡易版マニュアルの作成を行うこととしており、本年2月にマニュアルが
完成し、26年度の管理記録簿と併せて、会員保険薬局へ配布を行っている。
3)災害発生時の停電に伴う薬事会館の電力確保について
薬事会館は、万一の災害時には、本会の災害対策本部となるが、当会館はオール電化の建物であるこ
とから、電力供給が止まった際の備えが必要になる。
このことから、停電時の会館電力確保の検討を行っており、ソーラー発電、蓄電池等の案も出された
が、今回は、小型ではあるが発電機を複数台購入することとした。
小型発電機を選択した理由は、導入コストが必要以上にかからないこと、持ち運びが出来る大きさで
あることから、地域支部での災害発生や、地域イベントの際、発電機の貸し出しが可能である点からで
ある。会館全部の電力を賄うことは出来ないが、必要最低限の作業が行える電力を確保すること出来る
こととなる。
4)本会会員証(ネームプレート)の刷新について
平成26年9月末日をもって、有効期限の切れる会員証について、総務委員会では新たな会員証の発
行に向け取り組んでいる。経費をかけて会員証を作成するのであれば、何かしらの機能を持った会員証
としたいことから、将来的に支部における研修会への参加記録を残せるよう、会員証にバーコードを付
け、研修会場で読み込んだデータを道薬に送って頂くことで受講履歴が残るという仕組みで検討を進め
ている。
5)薬局部と連携による新入会員への配布物対応について
これまで新規入会された会員へは、既に発信された必要な情報、例えば、保険薬局掲示一覧等、これ
らをお渡しできていない現状であった。
薬局部より、薬局、薬剤師として必要な情報について、入会された先生には提供すべきではないかと
の提案があり、総務・会員委員会としてもこの提案に協力し、会員区分、職種区分により過去に発信さ
れた必要な情報を、会員証送付時に併せ送ることとした。
(4)広報活動の推進
1)ホームページ利用状況
年 月
一般アクセス数
会員アクセス数
25年 4月
2,344
381
5月
2,188
248
6月
3,086
460
7月
2,570
396
8月
1,582
324
9月
1,684
233
10月
1,582
318
11月
1,621
193
12月
709
118
平成26年 1月
530
256
2月
3,160
433
3月
1,467
475
HPによる、
道薬委員会からのお知らせ、
研修会の案内等を迅速に会員へ周知できるよう取り組んでいる。
今後も更に多くの会員に継続的に閲覧いただけるよう、情報の更新を頻繁に行っていく。
また、更新情報については随時道薬メールニュースで配信しており、引き続き、会員各位へ道薬メールニ
ュースへの登録をお願いしている。
(平成25年3月末日現在 メールニュース登録数 498件 )
(5)会員の福利厚生と顕彰
1)会員の福利厚生事業の一環としてゴルフ大会を9月29日早来町において開催した。
2)薬剤師職能の向上や会の発展等に功労のあった37名の会員に対して、5月18日開催の北海道薬学大
会において北海道薬剤師会表彰並びに北海道薬剤師会表彰特別功労賞を授与した。
(6)関係団体との連携
従前より連携をとってきた医師会、歯科医師会、北海道病院薬剤師会との連携強化のために本年度も懇談
会を設け、各団体との意見交換を行った。
【開催日程及び議題】
(平成25年度北海道三師会)
期 日 平成25年10月21日(月)
場 所 札幌パークホテル
出 席 道薬出席者15名
(北海道病院薬剤師会との懇談会)
期 日 平成25年11月29日(金)
場 所 ノボテル札幌
出 席 9名
2.編集委員会
会員への定期的情報伝達手段である本会機関紙「道薬誌」を毎月継続して発行し、各種情報資料の提供を
行った。
会員への情報をより多く伝える為、講演会・研修会・大会報告及び学術情報や各地区におけるくすりと健
康の週間などイベントの開催情報を掲載した。
また、昨年に引き続き「医療薬学~ブラッシュアップ講座~」
「最新治療のガイドライン」
「リレー随筆」
、
自生する薬草や薬用植物栽培などを紹介する「生薬」を掲載しているほか、各委員会より会員への周知が必
要とされる内容記事や委員会活動の掲載を通じ、会員各位に情報提供を行った。
第60回記念北海道薬学大会では、初となる「北の薬用植物」写真展をおこなった。両日合わせ247名
観賞され、アンケート調査では、引き継ぎイベント開催の要望がされた。
(道薬誌7月号 p55掲載)
財 務 部
財務委員会
健全財政の確保に努め、各部との連携を図り事業内容と予算執行について円滑かつ厳正にできるよう会務運営
ならびに事業推進に努めている。
特に、各委員会の予算執行が、会員の皆様からの会費を有効に活用できているかについての確認や、必要に応
じ各委員会へ予算の使われ方に対しての提案をしていくことなどを中心に、次の事業に取り組んでいる。
1.会計の処理
適正な事業の推進を期すため、各部・各支部との連携を密にし、事業の内容と予算執行について円滑かつ厳
正、更に最新の注意を払った。
(1)平成24年度一般・保険薬局特別・会営会計決算
(2)平成25年度一般・保険薬局特別・会営会計補正予算の作成
(3)予算執行に見合った26年度予算の編成
(4)法人移行に伴う新・新会計基準(平成20年度会計基準)に対応した予算書作成
(5)道薬・支部合算決算書作成のための取組み
(6)支部会計負担軽減のための統一出納帳の作成、配布、相談対応
(7)北海道薬剤師会会営薬局に係る会計業務の遂行
2.円滑な業務を図るため、会計処理規程等の整備を行った。
3.財産の適正な管理、運営
財産の管理、運営を適正に確保するため、維持保全に努めるとともに、会館の運営の円滑化を図った。
4.財務委員会の開催
1)第1回(平成25年6月2日)
① 平成24年度北海道薬剤師会本部決算について
② 平成24年度北海道薬剤師会支部決算について
③ 平成24年度北海道薬剤師会本部・支部合算決算について
④ 平成24年度監査報告について
⑤ その他
2)第2回(平成25年10月9日)
①平成25年度の予算執行状況について
②一般会費徴収に係る総務・会員委員会からの申し送り案件について
③本年度の会費納入状況について
④保険薬局会費について
⑤その他
3)第3回(平成25年11月27日)
①本年度の予算執行状況並びに補正予算案(第 1 次)について
②次年度予算の考え方について
③次年度事業計画について
④前回委員会の申し送り事項について
⑤その他
4)第4回(平成26年2月1日)
①平成25年度第 1 次補正予算案について
②平成26年度道薬本部予算案について
③平成25年度臨時総会開催の件について
病診薬剤師部
病診委員会
薬薬連携推進事業として、本年で5回目となる北海道薬薬連携シンポジウム2013を北海道病院薬剤師会と
共同で開催した。
1.研修会の開催
1)感染対策研修会
期 日:平成25年5月19日(日)
場 所:札幌コンベンションセンター
2)平成25年度病院診療所薬剤師研修会
期 日:平成25年9月7日(土)
・8日(日)
場 所:札幌市教育文化会館
参加者:89名
3)北海道薬薬連携シンポジウム2013
期 日:平成25年12月15日(日)
場 所:札幌医科大学 臨床教育研究棟
参加者:108名
2.病診委員会の開催
1)第1回:平成25年7月23日(水)
場 所:北海道薬事会館
出席者:7名
2)第2回:平成25年12月15日(日)
場 所:札幌医科大学 臨床教育研究棟
出席者:10名
3.北海道薬薬連携シンポジウム2013打合せ会関連
1)薬薬連携事業打合せ : 平成25年9月4日(水)
場 所:北海道薬事会館
出席者:5名
4.お薬手帳発行促進のための病院向けパンフレットの作成
お薬手帳を使った薬・薬連携事業として、病院内掲示・配布用パンフレットを作成し、ホームページに
貼り付けダウンロードして活用出来るようにした。
学 術 部
1.薬事知識の啓発並びに道民の健康保持・増進に関する事業
(1)北海道健康づくり実行委員会への参画
北海道健康づくり実行委員会(北海道医師会等医療8団体)に参画し、マスメディアを活用した道民の健
康保持・増進に関する事業として、北海道新聞(夕刊)にかかりつけ薬局の活用を啓発するための広告掲
載について協議・検討した。
(2)健康教育教材の貸し出し
道内各地で開催される「薬と健康の週間」行事、健康フェアー等に対し、展示用パネル、健康日本21関
連機材、パンフレット、リーフレット等の健康教育機材の貸し出し・提供を行い道民に対する健康教育の普
及啓発を図っている。
(3)健康教育教材の作成
以前作成した健康づくりに関する冊子「薬との上手なつきあい方-薬剤師から皆様へ-」について、高齢
者に限らず一般向けとなるよう内容を改訂し発刊した。
(4)ドーピング防止啓発
1)ドーピング防止ワークショップの開催
期 日 平成25年11月4日(月祝)
場 所 北海道薬事会館
出 席 スポーツ関係者18名、薬剤師24名
2)ドーピング防止啓発ツールの活用
DVD「ドーピング防止の基礎知識」を希望者に配付し、アンケート収集を引き続き進めていく。また、
本年度に行われたドーピング防止ワークショップの様子を収録したDVDをドーピング防止活動を啓発
ツールとして作成した。北海道薬剤師会ホームページに貼り付け、他県薬剤師会へDVDディスクを提供
した。
3)ドーピング防止ホットライン担当者研修会
東京で開催のドーピング防止ホットライン担当者研修会に職員を派遣した。
4)道薬誌への情報提供
道薬誌にて、ドーピング防止に関する情報提供及びスポーツファーマシスト認定募集要項を掲載した。
5)平成26年度の小冊子作成に向けて岩手県薬剤師会ならびに山形県薬剤師会と打ち合わせを行った。
(5)北海道禁煙指導研究会実行委員会への協力
北海道禁煙指導研究会実行委員会が主催する会議に参画。さらに「禁煙指導・支援in北海道2013」にて、
はるにれ薬局の後藤伸佳先生および北日本調剤の樋栄邦直先生を演者として派遣した。
(6)北海道老人クラブ連合会等との連携
北海道老人クラブ連合会が実施する健康づくり支援事業「健康づくり指導者養成講習会」等の講義「薬の
正しい使い方」に各支部から講師を派遣した。
1)期 日 平成25年7月4日(木)
場 所 新ひだか町 公民会館
2)期 日 平成25年7月19日(金)
場 所 士別市 総合福祉センター
3)期 日 平成25年8月2日(金)
場 所 雄武町 町民センター
4)期 日 平成25年8月30日(金)
場 所 余市町 中央公民館
(7)過量服薬対策・自殺予防対策について
北海道自殺対策連絡会議への参画及び日薬および北海道の関係団体から情報収集を行い、
次年度の計画の
参考とした。日本自殺予防学会(秋田)に委員を派遣した。
(8)道民公開講座の開催について
期 日 平成25年10月19日(土)
場 所 札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場(西側)
参加者 約400名
2.医薬品情報に関する事業
(1)各種情報の収集・管理
日本薬剤師会中央薬事情報センター、
(財)日本医薬情報センター(JAPIC)、製薬企業各社などから供給
される各種資料、医薬品添付文書・IF・文献等の収集と整理を行い、その活用を図るほか、必要図書の購
入を行った。
また、インターネットから得られる各種情報の収集と整備・保管並びに情報交換の迅速化を図った。
(2)各種情報の提供
「北海道薬剤師会医薬情報センター」では会員並びに医療関係者からの医薬品等に関する質問に応じて
いるほか、
「ほっかいどう・おくすり情報室」では広く一般道民からのお薬や生活全般にわたる相談業務に
対応している。
1)医薬情報センター利用状況(25年4月~26年3月)
会員並びに医療関係者からの質問は406件、内容分類では406件。
【質問者別分類】
区 分
薬
薬 局
剤
卸
師
件 数
%
248
61.1
5
1.2
病 院
66
16.3
その他
23
5.7
医 師
3
0.7
その他
61
15.0
合 計
406
100.0
【内容別分類】
区
分
件 数
%
製剤鑑別
0
0
成分
6
1.5
用法・用量
1
0.2
市販の有無
15
3.7
使用上の注意・副作用
6
1.5
薬理作用・体内動態
2
0.5
16
3.9
調剤・製剤
7
1.7
漢方・民間薬
0
0
中毒とその処置
1
0.2
相互作用・配合変化
0
0
妊婦・授乳婦の服用
0
0
食品・栄養
5
1.2
レセプト
10
2.5
生涯学習
157
38.7
文献依頼(含・検索)
48
11.8
規制・法規
55
13.6
その他
77
19.0
406
100.0
適応症・治療
合
計
2)
「ほっかいどう・おくすり情報室」利用状況(25年4月~26年3月)
一般道民からの相談・質問件数は661件、内容分類では762件。
【内容別分類】
区
分
安全性(副作用等)
件 数
%
373
49.0
31
4.1
効能・効果
137
18.0
用法・用量
78
10.2
規制・法規
68
8.9
製剤鑑別
2
0.3
中毒とその処置
0
0
73
9.6
762
100.0
成分
その他
合
計
【種別】
医療用医薬品
709
93.0
一般用医薬品
30
3.9
医薬部外品
1
0.1
化粧品
0
0
医療用具
1
0.1
健康食品(無許可品)
0
0
10
1.3
1
0.1
10
1.3
762
100.0
健康食品(その他)
化学物質
その他
合
計
(3)
「ほっかいどう・おくすり情報室」の運営
相談件数は年間800件前後で推移している。その中から「相談事例第15集」を作成し、配布ならび
にホームページ上に掲載した。
(4)
「道薬誌」学術欄の充実
目覚ましい医学薬学の進歩・発展の知見を補完する目的で「道薬誌」にシリーズ「ブラッシュアップ講
座」
、新薬を含む「話題のクスリ」
、
「最新の治療ガイドライン」の掲載を継続した。また、受付Q&Aには
「薬剤師業務の活用に適したソフトウェアの紹介」
、
「口腔ケアについて」をシリーズで連載し会員へアッ
プデートな情報の提供を行った。会誌に加えホームページ上にも掲載した。
また、書籍紹介など関係情報を掲載した。
(5)医薬情報の周知(道薬誌掲載)
「医薬品情報」欄として、医薬品・医療用具等安全性情報(医薬品機構)
、緊急安全性情報、医療安全情
報(日本医療機能評価機構)
、薬価基準追補収載新医薬品、中毒情報、副作用情報、投薬期間の制限が解
除される新医薬品等を掲載した。
(6)平成25年度北海道・東北ブロック薬事情報センター連絡協議会
期 日 平成25年10月4日(金)
場 所 札幌アスペンホテル
参加者 役員4名、事務局 3名
内 容 ・北海道薬学大会の歴史と役割
・蝦夷の植物エネルギー~身近な漢方~(講師:北海道医療大学准教授 堀田 清先生)
・選手と薬剤師で考えるドーピング防止ワークショップ
・Dropbox の活用について
・スポーツファーマシストの情報交換と活動について
・薬の相談室における患者さん対応
・会員への情報提供方法について
・情報センター運営委員会の設置と役割について
(7)各種行事に伴う薬の相談受付について
1)北海道心臓協会市民フォーラム
期 日 平成25年11月2日(土)
場 所 道新ホール
参加者 医薬情報センター 小西敦子
2)
「薬に関するパネル展」における薬の相談受付
期 日 平成25年10月17日(木)~18日(金)
場 所 北海道庁 1階道民ホール
参加者 有澤常務理事、小西敦子、奥村康子
(8)平成25年度薬剤師会薬事情報センター実務担当者等研修会
期 日 平成26年1月31日(金) 10:30~16:30
場 所 日本薬剤師会 会議室(8階)
参加者 野木裕司、奥村康子
3.薬学の進歩並びに薬業の発達に関する事業
(1)第60回記念北海道薬学大会の開催
1)第60回記念北海道薬学大会
期 日 平成25年5月18日(土)
・19日(日)
場 所 札幌コンベンションセンター
内 容
・大会特別講演 「薬剤師 3.0~超高齢化社会に求められる新しい薬剤師像~」
講師 ファルメディコ株式会社 代表取締役社長 狭 間 研 至 先生
・モバイルファーマシー展示(宮城県薬剤師会の災害支援車)
・道民公開講座 「夢への挑戦」 衆議院議員 堀 井
学 氏
期 日 平成25年5月17日(金)
場 所 かでる2・7
・部会特別講演
10題
・一般研究発表
・ランチョンセミナー 5題
・大会参加者
・協賛事業
2,630名(参加登録票数)
スイーツセミナー
2)第3回実行委員会
期 日 平成25年7月12日(金)
場 所 薬事会館 2階 研修室
内 容 ・第60回記念大会の反省と課題、検討事項
(2)第61回北海道薬学大会
1)第1回組織委員会・実行委員会合同会議
期 日 平成25年11月19日(火)
場 所 北海道薬事会館 3F 研修室
148題
内 容 ・開催日程、各分科会会議室(案)について
・大会特別講演、ランチョンセミナーについて
2)第61回北海道薬学大会第1回実行委員会
期 日 平成25年2月13日(木)
場 所 北海道薬事会館 3F 研修室
内 容 ・各部会からの報告
・大会特別講演、ランチョンセミナー、会議室割当等
3)第61回北海道薬学大会ランチョンセミナー企画説明会
期 日 平成25年2月3日(月)
場 所 北海道薬事会館 2階 会議室
4.薬剤師生涯教育の実施
(1)平成25年度第1回生涯学習委員会支部担当者合同会議
期 日:平成25年5月19日(日)9:45~11:45
場 所:札幌コンベンションセンター
出席者:30 名
内 容:・JPALS 登録状況報告
・日本薬剤師研修センター認定薬剤師認定状況について報告
・支部活動報告(JPALS の現状、問題点等)
・JPALS 実践記録:自分のノートとしての様々な活用例
(2)平成25年度日本薬剤師会生涯学習担当者全国会議
期 日:平成26年2月2日(日)13:00~16:30
場 所:日本薬剤師会 会議室
内 容:JPALS インストラクター養成講座
(3)平成25年度第2回生涯学習委員会支部担当者合同会議
期 日:平成26年2月16日(日)10:00~12:00
場 所:北海道薬事会館
出席者:23名
内 容:・生涯学習担当者全国会議報告
・JPALS の推進活動等
・登録販売者資質向上研修会について
・平成26年度生涯学習委員会事業計画
・JPALS インストラクター養成講座
(4)日本薬剤師会生涯学習支援システム JPALS の実践記録の書き方等を道薬誌に毎月連載
(5)JPALS 広報用紙(Web 試験)を作成し全会員へ配付
(6)登録販売者資質向上研修会
【第1回】
期 日:平成25年7月 7日(日)
場 所:札幌(NTT 北海道セミナーセンタ)
期 日:平成25年7月21日(日)
場 所: サン・リフレ函館
期 日:平成25年7月21日(日)
場 所:旭川、良佳プラザ 遊湯ぴっぷ
期 日:平成25年7月28日(日)
場 所:釧路ロイヤルイン
【第2回】
期 日:平成25年10月6日(日)
場 所:札幌(NTT 北海道セミナーセンタ)
、旭川(良佳プラザ 遊湯ぴっぷ)
、
期 日:平成25年10月20日(日)
場 所:函館(サン・リフレ函館)
、釧路(釧路ロイヤルイン)
(7)平成25年度資質向上研修会打合せ会議
期 日:平成26年2月19日
場 所:KKR ホテル札幌
(8)北海道薬剤師研修協議会関係
当研修協議会は、
「日本薬剤師研修センターとの連絡のもと、
本道における薬剤師生涯教育の推進を図る
ことを目的」として平成元年に設置された。研修認定薬剤師制度の認知は広まりつつあるが、今後新しく
始まる日本薬剤師会生涯学習支援システムとの関係を検討する必要がある。
1)日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師制度
北海道における認定薬剤師数は平成26年3月末現在、2,010名であり、道内薬剤師の19.8%
となり、昨年度に比べ認定薬剤師数、比率ともに減少している。
2)JPALS の登録者数は1,228名である。
(平成26年3月末日)
3)平成25年度日本薬剤師研修センター全国薬剤師研修協議会実務担当者会議
日時:平成25年9月22日(日)12:25-13:15
会場:大阪大学中之島センター 講義室 304
5.薬事知識の啓発並びに健康保持・増進に関する事業
(1)学会発表、講師派遣など
1)第46回日本薬剤師会学術大会(ポスター発表)
日 時 平成25年9月23日(月祝)
場 所 堂島リバーフォーラム
発表者 医薬情報センター 奥村 康子
内 容 道民からの電話相談における薬剤師の役割と機能-院内処方事例と院外処方事例の比較-」
2)北海道消費生活コンサルタントクラブ薬粧部研修会
日 時 平成25年9月11日(水) 10:00~12:00
場 所 道立消費生活センター 2F くらしの教室
講 師 医薬情報センター 小西敦子
内 容 ・ジェネリック医薬品の動向
・薬のインターネット販売について
・高齢者とくすり
・子宮頸がんワクチン
・くすりの最近の話題
3)日本薬学会第 134 年会
日 時 平成26年3月27日~29日
場 所 ホテル日航熊本、熊本大学、熊本市総合体育館 他
内 容 テーマ:薬を創り、薬を育み、命を衛る
6.薬学実務実習委員会関係
認定実務実習指導薬剤師養成事業及び受入薬局の整備について、北海道地区調整機構・北海道病院薬剤
師会・道内薬系3大学と協力し次のとおり活動を行った。また、次年度の薬学実務実習に向け、運用をし
ている薬学実務実習受入施設登録システムにより受入施設のマッチングを行った。
1)北海道薬学実務実習フォーラム2013
平成25年4月14日(日)札幌医科大学臨床教育研究棟にて、平成24年度、平成25年度薬学
生受入施設の認定指導薬剤師を対象とした報告会を開催し、薬局・病院・大学合わせ276名が参加し
た。
2)平成25年度薬局実務実習受入に関する北海道地区ブロック会議
平成25年12月7日(土)京王プラザホテルにて、日薬の薬学教育委員会永田常務理事、田尻理事、
斉藤委員臨席のもと、北海道薬剤師会15名、北海道地区調整機構3名、北海道大学1名、北海道薬科
大学1名、北海道医療大学 1 名の出席により開催された。
3)OSCE評価者講習会
平成25年9月7日(土)北海道大学薬学部にて開催し、薬局・病院・大学合わせて27名受講した。
4)OSCE評価者派遣
北海道大学
6名
平成25年12月1日(日)
北海道医療大学
30名
平成25年12月8日(日)
北海道薬科大学
59名
平成26年1月25日(土)
・26日(日)
5)アーリーエクスポージャー
北海道医療大学 早期体験学習
平成25年6月19日(水)
・26日(水)
北海道薬科大学 薬局見学実習
平成25年6月24日(月)~28日(金)
6)道薬誌への掲載
長期実務実習開始後、3年経過による受入実習の取り組みについて、実務実習の現状やの受入体制整
備など、各薬局での取り組み状況を報告し、各施設への情報提供として掲載した。
「Series 長期実務実習3年を経過して…①」
・当薬局での学生実習への取り組み
道薬誌第30巻第4号(平成25年4月号) 札幌支部 川原麻里
道薬誌第30巻第5号(平成25年5月号) 札幌支部 竹内 進
道薬誌第30巻第6号(平成25年6月号) 札幌支部 齊藤淳一
道薬誌第30巻第7号(平成25年7月号) 札幌支部 岩津拓也
道薬誌第30巻第8号(平成25年8月号) 札幌支部 伊藤里恵
道薬誌第30巻第9号(平成25年9月号) 小樽支部 上條雅彦
・学生実習を終えて「釧路支部の実務実習における新たな試み」
道薬誌第30巻第10号(平成25年10月号) 釧路支部 宮前彰彦
・当薬局での学生実習への取り組み
道薬誌第30巻第11号(平成25年11月号) 十勝支部 田本敬一
・薬学生実務実習 当薬局と函館支部での取組みについて
道薬誌第31巻第1号(平成26年1月号) 函館支部 花岡洋介
・ミント調剤薬局の実務実習への取組み
道薬誌第31巻第3号(平成26年3月号) 北見支部 八木一文
薬 局 部
薬局部全体
(1)北海道薬剤師会薬局部会
1)期 日 平成25年5月19日(日)
場 所 札幌市 札幌コンベンションセンター
内 容 <会員口頭発表>
①震災時など緊急時に服用医薬品情報を入手する為の一手段の取組み
~領収証に QR コードを添付した医薬品情報サービスのアンケート調査 -第2報- ~
②かかりつけ薬局普及に向けてのパネル展の実施
③当社におけるムコスタ点眼液のアドヒアランス向上への取り組み
④札幌薬剤師会会員から寄せられた保険点数に関する質問の検証と考察
⑤インフルエンザ患者におけるワクチン接種状況と抗インフルエンザ薬の使用状況の実態調
査報告
⑥お薬手帳を活用した外用薬の効果・副作用発現調査
⑦薬剤師のための在宅医療マニュアル導入編および研修会用ツールの活用について
⑧調剤薬局での薬学的管理におけるバイタルサインチェック・フィジカルアセスメント
導入の試み
<特別講演>
「在宅医療における医療連携」
講師:公益社団法人日本薬剤師会 地域・在宅医療委員会 委員 萩田 均司 先生
(2)薬局・薬剤師研修会
日薬で開催された平成25年度医薬分業対策担当者全国会議において「薬剤師、医薬分業のあるべき姿
に向けてのロードマップ」をテーマに検討が行われた結果、
「薬と健康の週間」に全国一斉行動等を実施
することを受け、その内容を全道に伝達するため、まず道薬主催で全道各支部より出席者を派遣いただき
研修会を開催し、その伝達を各支部で実施していただいた。
1)道薬主催
1.期 日 平成25年8月4日(日)
場 所 北海道薬事会館
対 象 全支部
参加者 26名
① 基調講演(10:35~11:35)
「薬剤師、医薬分業のあるべき姿の実現に向けて」
講師:日本薬剤師会
常務理事 永 田 泰 造 先生
② SGD(スモールグループディスカッション)について
③ SGD
④ 全体協議
⑤ 総括
⑥ 薬局部3委員会からの伝達
2)伝達研修会
<札幌支部>
①期 日 平成25年9月8日(日)
場 所 北海道薬事会館
参加者 40名
②期 日 平成25年10月9日(水)
場 所 北海道薬事会館 ※Ustream で全道に配信
参加者 100名
③期 日 平成25年10月10日(木)
場 所 北海道薬事会館
参加者 52名
④期 日 平成25年10月17日(木)
場 所 さっぽろ芸文館
<小樽支部>
①期 日 平成25年10月10日(木)
場 所 小樽市民会館
出席者 60名
<後志支部>
①期 日 平成25年10月9日(水)
場 所 岩内地方文化センター
出席者 19名
<函館支部>
①期 日 平成25年10月7日(月)
場 所 函館市民会館
出席者 117名
<旭川支部>
①期 日 平成25年9月18日(水)
場 所 旭川勤労者福祉会館
出席者 151名
②期 日 平成25年10月2日(水)
場 所 士別グランドホテル
出席者 39名
③期 日 平成25年10月4日(木)
場 所 ニュー富良野ホテル
出席者 15名
<稚内支部>
①期 日 平成25年9月14日(日)
場 所 稚内サンホテル
出席者 20名
<南空知支部>
①期 日 平成25年10月5日(土)
場 所 岩見沢市メディアホール
出席者 45名
<北空知支部>
①期 日 平成25年10月2日(水)
場 所 滝川市総合福祉センター
出席者 15名
②期 日 平成25年10月7日(月)
場 所 プラザホテル板倉
出席者 9名
③期 日 平成25年10月8日(火)
場 所 芦別薬剤師会ひまわり薬局
出席者 5名
④期 日 平成25年10月9日(水)
場 所 砂川市地域交流センターゆう
出席者 16名
⑤期 日 平成25年10月15日(火)
場 所 滝川市総合福祉センター
出席者 18名
<釧路支部>
①期 日 平成25年8月24日(土)
場 所 ANAクラウンプラザホテル
出席者 77名
<根室支部>
①期 日 平成25年8月31日(土)
場 所 中標津経済センター
出席者 40名
<十勝支部>
①期 日 平成25年10月5日(土)
場 所 とかちプラザ
出席者 60名
<北見支部>
①期 日 平成25年9月27日(金)
場 所 ㈱スズケン北見支店
出席者 50名
<網走支部>
①期 日 平成25年10月17日(木)
場 所 網走エコーセンター
出世者 11名
<遠軽支部>
①期 日 平成25年9月27日(金)
場 所 紋別市コミュニティールーム
出席者 15名
<室蘭支部>
①期 日 平成25年9月18日(水)
場 所 ㈱モロオ室蘭営業所
出席者 50名
<日高支部>
①期 日 平成25年9月12日(木)
場 所 浦河総合文化会館
出席者 21名
②期 日 平成25年9月19日(木)
場 所 浦河町総合文化会館
出席者 32名
<苫小牧支部>
①期 日 平成25年10月8日(火)
場 所 スズケン苫小牧支店
出席者 65名
薬局委員会関係
(1)平成25年度高度管理医療機器継続研修会
平成18年の改正薬事法施行に伴い、平成18年4月1日より高度管理医療機器販売業・賃貸業の営
業所管理者及び修理業の責任技術者には継続研修の受講が義務づけられ、特に管理医療機器の販売業・
賃貸業の場合にあっては努力義務となっている。そのため、北海道薬剤師会として引き続きこの継続研
修を事業に組み入れ、継続研修会を実施した。
1)第1回(札幌)
期 日 平成25年8月25日(日)
場 所 かでる2・7
出席者 197名
2)第2回(帯広)
期 日 平成25年8月31日(土)
場 所 北海道新聞社帯広支社
出席者 54名
3)第3回(小樽)
期 日 平成25年9月14日(土)
場 所 小樽市民会館
出席者 39名
4)第4回(旭川)
期 日 平成25年9月28日(土)
場 所 道北経済センター
出席者 145名
5)第5回(函館)
期 日 平成25年10月5日(土)
場 所 函館市亀田福祉センター
出席者 73名
6)第6回(苫小牧)
期 日 平成25年10月12日(土)
場 所 苫小牧市民会館
出席者 78名
7)第7回(岩見沢)
期 日 平成25年10月20日(日)
場 所 岩見沢自治体ネットワークセンター
出席者 38名
8)第8回(北見)
期 日 平成25年11月9日(土)
場 所 北見芸術文化ホール
出席者 59名
9)第9回(釧路)
期 日 平成25年11月16日(土)
場 所 まなぼっと幣舞
出席者 61名
10)第10回(札幌)
期 日 平成25年11月18日(月)
場 所 かでる2・7
出席者 201名
11)第11回(札幌)
期 日 平成26年2月23日(日)
場 所 かでる2・7
出席者 163名
(2)基準薬局制度のあり方について
基準薬局のあり方については、本年度も、平成20年度に見直しを行った日薬の方針を踏まえての認
定項目として実施している他、道薬のホームページにおいては基準薬局紹介コンテンツを提供し、地域
住民に対してかかりつけ薬局を選択する上でのより確かな薬局情報の提供と、認定基準薬局に対するメ
リットの一つとして価値ある情報提供を行った。
また、日薬の第76回臨時総会において、制度の検討を行う旨の説明があり、その後、日薬として基
準薬局制度を終了する方針であることが確認されていたが、平成24年10月30日付日薬発第248
号により、基準薬局制度は所期の目的はほぼ達成されたものと判断し、平成27年3月末日をもって発
展的解消をすることが通知されたことを受け、今後、北海道薬剤師会として基準薬局制度を継続するか
否かについて検討を行うこととし、ワーキンググループを立ち上げ検討を行っていることから、平成2
6年3月末で認定期限を向かえる道薬認定基準薬局については、平成27年3月末までの期間を自動更
新することとし、各認定基準薬局に自動更新の確認を行った。
基準薬局数 617薬局
(3)一般用医薬品販売実態アンケート調査の実施
インターネットによる一般用医薬品の販売については、平成25年6月14日の日本再興戦略におい
て、一般用医薬品のインターネット販売を原則として認める旨が閣議決定されて以降、2つの検討会で
検討が行われ、10月8日に報告書がとりまとめられ、その報告書を受け、
「一般用医薬品は一定のルー
ルの下で、インターネット販売を認める」
、
「劇薬指定品目(5品目)とスイッチ直後品目(23品目)
は、一般用医薬品とは別の医療用に準じたカテゴリーの医薬品とした上で、劇薬は期間の定めなく、ス
イッチ直後品目は一般用医薬品としての安全性調査の期間、対面で使用者本人に販売することとする」
等との検討結果が公表され、適切なルールの下での一般用医薬品のインターネット販売の仕組みを早急
に整備するため、薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案が国会に提出され、平成26年6月12
日より解禁されることとなったが、日薬ならびに本会は、一貫して利便性よりも安全性を重視し、イン
ターネットによる医薬品販売に反対し、会員薬局にはヒヤリ・ハット事業への報告を依頼し事例の収集
を行い、国民には薬剤師等との対面による相談・説明の上で購入・使用することが重要であることを示
したが、対面販売の安全性が高い根拠が理解されづらい状況であることから、対面販売により安心・安
全を担保することの有用性をマスメディアや道議会を含む市町村議会に訴えていくため、そのエビデン
スを集積することを目的に一般用医薬品販売実態アンケート調査を行い、その結果を関係団体ならびに
マスメディアに公表した。
(4)一般用医薬品適正使用研修会の開催
薬局における一般用医薬品販売とセルフメディケーション支援の充実等を目的として、薬局が道民に
とって身近な健康等相談拠点としての機能を発揮し、的確なトリアージ業務を行えるようにするための
体系的な学習ため、日本薬局共励会北海道合同支部との共催により、一般用医薬品適正使用研修会を開
催した。
日 時 平成25年10月20日(日)
場 所 TKPガーデンシティ札幌共催サロン
出席者 17名
(5)保険薬局標示看板の作成・斡旋
保険薬局の指定を受けた薬局では「保険薬局」の標示を見やすい所に掲示することとされており(指
定省令第2条、昭和32.9.11、保発第76号)
、このことは関係機関からも強く指導されている。
本会では従前よりこの標示として「保険調剤」と記した看板を斡旋してきたが、指導に基づき平成15
年度から「保険薬局」と標示を改めた看板の斡旋を引き続き行った。
(6)
「お薬手帳」の普及事業
かかりつけ薬局普及啓発事業と薬と健康の週間事業の一環として、札幌駅地下歩行空間等で行ったパ
ネル展において、お薬手帳のパネルとポスターの掲示、また、道民にそれらの解説などを行った。
(7)
「お薬手帳」の見直し
本会で作成しているお薬手帳について、医療機関と患者、双方にとってより使い易い内容に見直しを
行い、お薬手帳のさらなる普及を図るため、ワーキンググループを立ち上げ検討を行い、患者記載事項
を充実させた他、4つのデザインを作成し、11月より斡旋を開始した。
(8)かかりつけ薬局の啓発について
平成23年度より薬と健康の週間事業等と併せて開催している、かかりつけ薬局の普及啓発を目的に
したパネル展について、他団体との協力体制を構築した他、掲示パネルの充実をはかる等、内容を発展
させ、全道3カ所で計4回の開催をした。
また、北海道の協力を得て、違法ドラッグに関するパネルとリーフレットを作成し、リーフレットに
ついては、各種道民啓発活動等において配布を行った。
1) ジェネリック医薬品道民公開セミナー同時開催パネル展
期 日 平成25年9月29日(日)
場 所 旭川トーヨーホテル
来場者 81名
2) パネル展 in 札幌
期 日 平成25年10月17・18日(木・金)
場 所 北海道庁
来場者 208名
3) パネル展 in 札幌
期 日 平成25年10月19・20日(土・日)
場 所 北海道庁ロビー
来場者 827名
4) パネル展 in 函館
期 日 平成25年11月3日(日)
場 所 ポールスター
来場者 303名
(9)日薬サポート薬局制度への協力について
この制度は、日薬の抱える課題に関連して、必要な情報を得るための調査に協力していただける薬局
をあらかじめ選定しておき、いつでも調査ができる体制を構築するもので、当面の課題として、保険調
剤、セルフメディケーション、在宅医療を取り上げている。本会として、保険調剤44薬局、セルフメ
ディケーション44薬局、在宅医療25薬局をサポート薬局に推薦し、日薬からの調査依頼に協力して
いる。
(10)管理記録簿の見直し
平成21年度より、毎日記録する項目と包括的(年1回、毎月)に記入する項目を分け、研修記録や
確認事項・届出事項を始めに入れるなど、より使いやすい記録簿として改訂した管理記録簿について、
実際使用してみての問題点等を洗い出し、さらなる見直しを検討した。
(11)医薬品登録販売者試験対策講習会の開催
平成18年の薬事法改正により薬種商制度が廃止され、登録販売者制度が創設されたことを受け、全
国で登録販売者試験が実施されていることを受け、薬剤師も登録販売者も薬を扱うものとして、道民に
薬を安全・安心に供給できるよう取り組む必要があることから、新制度の下での医薬品の適切な販売に
貢献するため、北海道医薬品小売商業組合、北海道医薬品登録販売者協会と本会が協力して医薬品登録
販売者の試験対策講習会(直前対策)を開催した。
1)第1回
期 日 平成25年8月10日(土)
場 所 札幌市 北海道薬事会館
出席者 13名
2)第2回
期 日 平成25年8月17日(土)
場 所 札幌市 北海道薬事会館
出席者 13名
3)第3回
期 日 平成25年8月18日(日)
場 所 札幌市 北海道薬事会館
出席者 12名
(12)道民に対する薬事知識の普及・啓発に関する事業
1)薬と健康の週間行事の実施
毎年10月17日から23日までの一週間、全国一斉に開催するこの行事を、その趣旨が生かされ
るよう、薬事関係機関・団体の協力により、今年度も種々の行事を企画・実施し、薬事知識の普及・
啓発に務めた。なお、北海道実行委員会が実施した行事は次のとおりである。
①薬祖神祭
期 日 平成25年10月17日(木)
場 所 三吉神社
対 象 薬業関係者
内 容 玉串奉奠、神虎授与
②薬事功労者知事表彰式・祝賀会
期 日 平成25年10月17日(木)
場 所 札幌ガーデンパレス
対 象 受賞者、関係団体他
③薬に関するパネル展・薬の相談受付
ア)期 日 平成25年10月17日(木)
・18日(金)
場 所 札幌駅前通地下歩行空間
対 象 一般道民
イ)日 時 平成25年10月19日(土)
・20日(日)
場 所 北海道庁
対 象 一般道民
④薬に関する消費者懇談会
期 日 平成25年10月21日(月)
場 所 北海道胆振総合振興局
対 象 地元消費者協会他
社会保険委員会関係
(1)保険薬局に対する個別指導・集団指導(更新時)
・集団的個別指導
1)期
場
日 平成25年4月17日(水)
・24日(水)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
2)期
場
4薬局
日 平成25年5月14日(火)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
2薬局
3)期
日 平成25年5月29日(水)
場
所 北見市 北見芸術文化ホール
対象薬局 個別
1薬局
集団・集個
4)期
場
日 平成25年5月30日(木)
所 旭川市 上川総合振興局
対象薬局 個別
5)期
場
場
1薬局
日 平成25年6月12日(水)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
6)期
17薬局
2薬局
日 平成25年6月19日(水)
所 旭川市 大雪クリスタルホール
対象薬局 個別
1薬局
集団・集個 67薬局
7)期
場
日 平成25年6月20日(木)
所 士別市 士別市民文化センター
対象薬局 個別
8)期
場
日 平成25年7月17日(水)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
9)期
場
2薬局
1薬局
日 平成25年7月24日(水)
所 滝川市 たきかわ文化センター
対象薬局 個別
2薬局
集団・集個 25薬局
10)期
場
日 平成25年7月25日(木)
所 旭川市 上川総合振興局
対象薬局 個別
11)期
場
1薬局
日 平成25年8月20日(火)
所 小樽市 小樽市公会堂
対象薬局 集団・集個 24薬局
12)期
場
日 平成25年8月27日(火)
所 恵庭市 恵庭市民会館
対象薬局 個別
13)期
場
日 平成25年8月28日(水)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
14)期
場
場
2薬局
日 平成25年9月19日(木)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
15)期
1薬局
2薬局
日 平成25年9月26日(木)
所 函館市 函館市民会館
対象薬局 個別
1薬局
集団・集個 60薬局
16)期
場
日 平成25年9月27日(金)
所 函館市 函館市総合福祉センター
対象薬局 個別
17)期
場
日 平成25年10月23日(水)
所 室蘭市 室蘭市文化センター
対象薬局 個別
18)期
場
2薬局
1薬局
日 平成25年10月23日(水)
・24日(木)
所 苫小牧市 苫小牧市民会館
対象薬局 個別
2薬局
集団・集個 29薬局
19)期
場
日 平成25年10月29日(火)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
20)期
場
日 平成25年11月12日(火)
・13日(水)
所 函館市 函館勤労者総合福祉センター
対象薬局 個別
21)期
場
場
2薬局
日 平成25年11月22日(金)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
22)期
1薬局
2薬局
日 平成25年11月26日(火)
・27日(水)
所 釧路市 釧路市生涯学習センター
対象薬局 個別
2薬局
集団・集個 30薬局
23)期
場
日 平成25年12月13日(金)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
24)期
場
1薬局
日 平成25年12月17日(火)
・18日(水)
所 帯広市 とかちプラザ
対象薬局 個別
3薬局
集団・集個 17薬局
25)期
場
日 平成26年1月15日(火)
所 札幌市 かでる2・7
対象薬局 集団・集個 112薬局
26)期
場
日 平成26年1月17日(金)
・22日(水)
・30日(木)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
27)期
場
日 平成26年1月28日(水)
・29日(木)
所 釧路市 釧路市生涯学習センター
対象薬局 個別
28)期
場
4薬局
2薬局
日 平成26年2月13日(木)
・19日(水)
・27日(木)
所 札幌市 北海道厚生局
対象薬局 個別
4薬局
(2)社会保険医療担当者指導講習会(新規指定時集団指導)
北海道厚生局、北海道保健福祉部健康安全局の指導のもとに、新規保険薬局・保険薬剤師の指定(登録)
時講習会を次のとおり実施した。
1)期 日 平成25年5月10日(金)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者 20薬局 45名
2)期 日 平成25年7月10日(水)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者 14薬局 55名
3)期 日 平成25年8月8日(木)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者
2薬局 64名
4)期 日 平成25年9月4日(水)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者 10薬局 56名
5)期 日 平成25年10月10日(木)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者
2薬局 25名
6)期 日 平成25年11月7日(木)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者
7薬局
9名
7)期 日 平成25年12月11日(水)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者
8薬局 9名
8)期 日 平成26年2月7日(金)
場 所 札幌市 北海道厚生局
出席者
5薬局 24名
(3)平成26年度調剤報酬改定説明会(集団指導)
北海道厚生局主催の調剤報酬改定説明会(集団指導)について、開催協力および薬局部役員・社会保険
委員会委員による講話を行った。
1)期 日 平成26年3月25日(火)
場 所 苫小牧市 苫小牧市民会館
2)期 日 平成26年3月25日(火)
場 所 函館市 函館市民会館
3)期 日 平成26年3月26日(水)
場 所 釧路市 釧路市生涯学習センター
4)期 日 平成26年3月26日(水)
場 所 旭川市 旭川大雪クリスタルホール
5)期 日 平成26年3月27日(木)
場 所 帯広市 とかちプラザ
6)期 日 平成26年3月27日(木)
場 所 北見市 北見芸術文化ホール
7)期 日 平成26年3月28日(金)
場 所 札幌市 札幌コンベンションセンター
(4)平成26年度調剤報酬改定に係る資料の作成、周知
平成26年度調剤報酬改定等説明会資料、平成26年4月版調剤報酬・改定資料集を作成・調達し、調
剤報酬改定伝達講習会への参加保険薬局に配布し、周知・徹底に努めた。
また、平成26年度調剤報酬改定内容についてのお知らせを北海道薬剤師会会員専用サイトに設け、内
容の周知に努めた。
(5)支部またはエリア主催の平成26年度調剤報酬改定伝達講習会への役員派遣
本会薬局部役員を派遣し、改定内容を説明し、周知・徹底に努めた。
1)期 日 平成26年3月22日(土)
場 所 別海町 別海町交流館ぷらと
出席者 36名
2)期 日 平成26年3月23日(日)
場 所 稚内市 稚内サンホテル
出席者 43名
3)期 日 平成26年3月26日(水)
場 所 札幌市 ホテルライフォート札幌 ①
出席者 483名
4)期 日 平成26年3月26日(水)
場 所 室蘭市 中嶋神社 蓬莱殿
出席者 120名
5)期 日 平成26年3月27日(木)
場 所 函館市 函館国際ホテル
出席者 408名
6)期 日 平成26年3月27日(木)
場 所 苫小牧市 苫小牧市民会館
出席者 120名
7)期 日 平成26年3月28日(金)
場 所 八雲町 はぴあや八雲
出席者 20名
8)期 日 平成26年3月28日(金)
場 所 北見市 北見芸術文化ホール
出席者 135名
9)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 小樽市 小樽市医師会館
出席者 178名
10)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 滝川市 滝川市総合福祉センター
出席者 70名
11)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 岩見沢市 岩見沢市民会館 まなみーる
出席者 49名
12)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 釧路市 釧路市生涯学習センター
出席者 150名
13)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 新ひだか町 新ひだか町コミュニティセンター
出席者 28名
14)期 日 平成26年3月29日(土)
場 所 帯広市 とかちプラザ
出席者 190名
15)期 日 平成26年3月30日(日)
場 所 旭川市 道北経済センター
出席者 425名
16)期 日 平成26年3月30日(日)
場 所 札幌市 ホテルライフォート札幌 ②
出席者 418名
17)期 日 平成26年3月30日(日)
場 所 札幌市 ホテルライフォート札幌 ③
出席者 218名
18)期 日 平成26年4月7日(月)
場 所 江差町 道立江差病院
出席者 21名
(6)保険調剤請求の適正化
道の個別指導において指摘された下記の事項について、各種の研修会等で会員に周知徹底した。
1)薬事法による承認内容と異なる用法で処方されているにもかかわらず、疑義照会がされていない。
2)薬剤服用歴管理指導料を算定しているにもかかわらず、
「患者の体質」や「残薬の状況の確認」
「手帳
による情報提供の状況」などの薬歴記載がない。
3)特定薬剤管理指導加算を算定しているにもかかわらず薬歴の記録が不十分。
(7)調剤審査委員連絡協議会の開催
今年度より、本会から推薦している北海道国民健康保険連合会と社会保険診療報酬支払基金北海道支部
の調剤審査員で、審査内容について共通の認識を持つことを目的に連絡協議会を開催した。
期 日 平成25年10月18日(木)
場 所 かでる2・7
出席者 6名
(8)後発医薬品使用促進について
1)北海道後発医薬品安心使用協議会への参画
道内の医療関係者と道民が後発医薬品を安心・安全に使用していくための方策を協議するために設置
された北海道後発医薬品安心使用協議会に、本会柳瀬常務理事、山田理事が委員として協力した。
協議会では、各団体・機関における取組についての報告および後発医薬品啓発資材の作成等につい
て協議が行われた。
① 期 日 平成25年10月29日(火)
場 所 ホテル札幌ガーデンパレス
出席者 2名
② 期 日 平成26年3月13日(木)
場 所 ホテルポールスター札幌
出席者 2名
2)道民に対する啓発活動
後発医薬品の使用促進は、その使用者が持つジェネリック医薬品に対する不安や疑問を取り除いて
いかなければ定着しないことから、一般道民への啓発・周知を目的として、道民公開セミナー「ジェネ
リック医薬品のことをもっとよく知ろう!」を企画し、薬局委員会にも協力いただき、実施した。
① 期 日 平成25年9月29日(日)
場 所 旭川トーヨーホテル
参加者 98名
(9)偽造処方せん対策について
本会社会保険委員会では、委員により各エリアの偽造処方せんの事例を収集し、それらをまとめ、委員
が相談を受けたときの対応について検討をしている。
在宅医療福祉委員会関係
(1)在宅医療業務に関する資料集の頒布・活用
薬剤師による在宅での服薬管理指導等が重要となっているが、在宅医療業務になかなか踏み切れない薬
局・薬剤師も多いことから、実際に在宅医療業務を行うまでの手順を初歩的な内容でわかりやすく説明す
るため、イラストや例示を豊富に用いた「薬剤師のための在宅医療マニュアル~導入編~」を平成24年
度に作成し、会員保険薬局に配布したが、平成25年度も引き続き希望する会員等に頒布するとともに、
各支部における各種研修会等においても活用いただいている。
(2)在宅医療提供可能薬局リストを用いた他職種・行政への啓発
平成23年度に全道の会員保険薬局を対象として調査した、日本薬剤師会の「在宅療養推進アクション
プラン~地域薬局の訪問薬剤管理指導業務応需体制等に関する調査~」をベースに、全道の在宅訪問応需
可能または状況に応じ可能な保険薬局を調査し、
「在宅医療提供可能薬局リスト」の作成を平成24年度に
行った。平成25年度も、本リストをツールとして用い、各支部において他職種や行政への啓発を行って
いる。また、本リストは道薬ホームページからもダウンロードできるようにしている。
(3)
「健康介護まちかど相談薬局」事業
介護保険制度は、介護サービスの利用者は急速に拡大しているが、一方では「真に所期の効果をあげて
いるのか」という指摘もあることから、国・都道府県・保険者等では「介護給付適正化推進運動」を実施
し、苦情の申立や相談等のアクセスがより便利になるよう全国共通的な事業として「健康介護まちかど相
談薬局」事業を進めている。当会においても、各支部において介護保険を中心とした相談業務に役立つ研
修会等を開催している。
(4)日本薬剤師会在宅療養推進アクションプラン進捗状況調査への協力
日本薬剤師会より過年度から行われている「在宅療養推進アクションプラン」について、今後の事業の
進め方等の検討に資するため、各都道府県薬剤師会に対して進捗状況調査の依頼があり、この調査を行い、
回答を行った。
(5)地域医療支援センター薬局等運営協議会との連携
地域医療支援センター薬局等運営協議会の研修会企画・推進部会と連携し、また、北海道大学大学院薬
学研究院にご協力いただき、在宅医療講習会「医療薬学講座-在宅医療を中心に-」を本年6月から7月
にわたり全7回実施した。
講習形式は、薬事会館で講演を行い、その模様をUstreamによる遠隔研修システムを用いてリア
ルタイムで各支部のPCに配信し、各支部で講義の内容をお聞きいただいた。詳細については、地域医療
支援センター薬局等整備事業報告のページを参照。
(6)北海道後期高齢者医療広域連合運営協議会への参画
北海道後期高齢者医療広域連合の運営に関する重要事項を審議するため、広域連合長の附属機関として
設置されている協議会へ、本会桂常務理事が委員として協力した。
医療安全特別委員会関係
(1)特別委員会の設置
平成22年より、薬局ヒヤリ・ハット集積事業が本格化し、医療機能評価機構で事業が開始されることと
なり、会員薬局の20%の登録数を目標として登録促進を行い目標を達成したが、今まで、道薬に医療安全
を推進する専門の部署がなかったことから、薬局部役員と委員を中心としたメンバーでワーキンググループ
を立ち上げ、薬局部3委員会と総務委員会でヒヤリ・ハット集積に取り組んでいる状況であったが、日薬に
は医療安全対策委員会が設置されており、医療安全に関する事業が検討され、その事業が各都道府県におり
てくるにあたり、日薬の医療安全対策委員会事業の受け皿となり、その内容を各支部に伝達していくことや、
さらなる登録促進とヒヤリ・ハット事例の集積を推進する他、全国会議への出席者を輩出することが必要と
なってくることから本特別委員会が設置された。
(2)道薬誌新連載の企画
会員参加型の道薬誌の新連載として「H・H・H(ホッカイドウ・ヒヤリ・ハット)調査隊が行く!」を
開始した。
学校薬剤師部
1.学校薬剤師の資質向上に関する事業
(1)学校薬剤師の資質向上を図るため、第62回北海道学校保健研究大会、平成25年度学校環境衛生・薬事衛生
研究協議会、第63回全国学校保健研究大会・学校薬剤師大会、薬物乱用防止教室講習会、日本学校薬剤師会主
催薬物乱用防止研修会、平成25年度性教育・薬物乱用防止教育研修会の参加に協力した。
1)第62回北海道学校保健研究大会
期
日 平成25年11月17日(日)
場
所 はぼろ温泉サンセットプラザ他
2)平成25年度学校保健講演会
期
日 平成26年3月1日(土)
場
所 北農健保会館
演
題 「様変わりする食物アレルギーと緊急時の対応」
講
師 渡辺一彦小児科医院
院長 渡 辺 一 彦 先生
2.学校薬剤師の調査研究並びに指導に関する事業
(1)会員の調査・研究発表
1)第60回記念北海道薬学大会(於:札幌市)
①「理科室薬品検査からチェックリスト作成」
函館学校薬剤師会
②「北見市内小中学校におけるダニアレルゲン検査3年間の集積報告」
北見市学校薬剤師会
③「フッ化物洗口における旭川市学校薬剤師会の取り組み」
旭川市学校薬剤師会
④「小学校での「薬の正しい使い方」授業方法の変移について」
北海道大学病院薬剤部 札幌市立石山小学校 札幌学校薬剤師会
2)平成25年度北海道学校薬剤師大会(於:苫前町)
①「食物アレルギーとエピペン注 ~学校薬剤師としての取り組み~ 」
苫小牧市学校薬剤師会 会長 木 村 春 樹 先生
(2)学校薬剤師が必要とする情報の周知・資料の収集及び提供
薬物乱用防止、禁煙教育パンフレット等、学校薬剤師が必要とする情報資料を収集し、必要に応じて各支部を
通じて配付し広報活動を図っている。
(3)日本薬剤師会が実施する「全国学校保健調査」についての協力
テーマ:
「学校におけるプールの定期検査と日常点検及び学校薬剤師活動について」
報告枚数:941枚
(4)健康教育の普及活動に関する事業
健康教育資材(違法ドラッグ、医薬品教育、食物アレルギー、理科用薬品、フッ化物洗口)をCDに収録した。
今後、会員に配布し学校薬剤師活動において活用いただくよう啓発する。
(5)学校保健安全法及び新学習指導要領の周知徹底
平成21年4月改正の学校保健安全法及び新学習指導要領の周知徹底を図っている。
(6)学校薬剤師ホームページの活用
北海道学校薬剤師会との共同により、学校薬剤師に関するホームページについて随時、情報を更新し、会員に
情報提供をしている。
より多くの内容を掲載できるようリニューアルを検討しており、学校環境衛生検査、健康教育資料を柱とし、
薬物乱用防止、医薬品教育、食物アレルギー、理科用薬品、フッ化物洗口、学校給食の衛生検査、学校において
予防すべき感染症、放射線教育、防災教育、ドーピング防止等の内容の掲載を予定している。
(7)薬学教育6年制への対応
北海道教育庁に対し、平成18年4月から薬剤師の養成に関わる薬学教育6年制がスタートし、病院・薬局に
おいて薬学生の長期実務実習を行っており、この実務実習は、学校薬剤師の職務を理解するため、
「学校薬剤師の
職務を見聞し、その役割を説明できる。
」という到達目標が実務実習の一環として示されており、可能な限り学校
現場を見学することとなっていることから、指導薬剤師とともに薬学生が学校を見学する際にはご理解・ご協力
をいただけるよう依頼している。
3.薬剤師職能を生かした健康教育活動の推進に関する事業
(1)フッ化物洗口事業への協力
道教委から学校薬剤師に対し、各学校等におけるフッ化ナトリウム試薬の計量・分包、またはフッ化物洗口剤
(市販製剤)の取扱いに係る教職員等への指導・助言など、円滑な実施に向けての協力依頼があった。そのため、
本会が実施主体ではないが、本会が情報提供等バックアップ体制をとることにより、個々の学校での対応とな
ることより、道教委、市町村教委、学校歯科医、学校現場と連絡・連携いただき、ご協力いただける範囲内で
のお力添えを依頼している。
(2)ドーピング防止教育並びに公認スポーツファーマシスト認定制度の啓発・推進
学校薬剤師として、健康づくり委員会と連携のうえ、スポーツファーマシスト推進委員を推薦し、ドーピン
グ防止教育並びに公認スポーツファーマシスト認定制度に積極的に啓発・推進に取り組んだ。
4.学校薬剤師の組織に関する事業
(1)北海道における学校薬剤師組織のあり方に関する北海道薬剤師会と北海道学校薬剤師会打合せ
1)期 日 平成25年4月23日(火)
場 所 北海道薬事会館
議 題 (1)北海道における学校薬剤師組織のあり方について
y
(2)その他
2)期 日 平成25年10月31日(木)
場 所 北海道薬事会館
議 題 (1)今後の方向性について
(2)その他
5.関係機関・団体との連絡・調整及び協力に関する事業
(1)北海道学校薬剤師会と連携し、北海道教育庁学校教育局健康・体育課と大麻を含む薬物乱用防止教育、くすり
の正しい使い方、学校薬剤師の未配置校解消に向けて名簿作成等の意見調整を行っている。
(2)北海道学校保健会との協議
北海道学校保健会とは、北海道学校保健功労者表彰、学校環境衛生研修会、学校保健講演会、並びに北海道学
校保健研究大会等の事業について、連絡・調整をとりながら円滑な事業の執行に努めている。
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