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プロバスだより第66-75号【PDF】

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プロバスだより第66-75号【PDF】
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節4
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せ、 一
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子
工
八
一
泉
東
2000∼
情報委員会
2001年 度標語 「
健康再チ ェツクでよ り活気あ る活動を」
◎第 65回 例会報告 (司会 下 山例会委員長)
日 時 平 成 13年 3月 8日 (木)午 後 0時 00分 より
場 所 八 王子 エルシ ィ 4階
出席者 会 員 45名
(2名
) 橋 本永治 長 演誠一
来 賓 八 王子南 RC
(2名
) 藤 田武 岡 田忠男 (プロバス誕 準備委員長)
(敬
称略)横 須賀南 西 RC
横須賀PC説 田輸 委員 (5名 ) 吾 妻貞則 (会長就任予定)
神剣 ││・
三 田安則 鈴 木廼夫 井 上 勉 天 田晴基
1.会 長挨拶
ー
(1)初 めての試みだが本 日の席順はフリ としてみた。暫 くはこのスタイルで会話 の活発化を図 りた い。
(2)本 日は八王子南 RCよ り2名 および昨年 3月 横須賀南西 RCか ら藤田 プロバス担 当委員長が プロバス クラ
神奈川 ・横
ブ倉J設準備 のため来会 されているが、念 々 この 6月 、より広 い範囲からの参加者 を求め名称 を 「
ー
須賀 プ ロバス クラブ」として発足 する態勢 とな ったので、スポンサ クラブと併せ 関係者 7名 、計 9名 の来
賓 を迎 えている。私達 の仲間が増 える ことは大歓迎であ り、私達の 日頃の活動を披露 してお役 に立 ちたい。
一
ー
(3)2月 22日 第 5回 プロバス生涯学習サ ロンが スタ トしたが、今回は 般 からのサ ロン会員 103名 と非常
に盛会 となっている。本 国からのサ ロンも多人数 となるところもあ り、無理かも知れぬが出来 るだけ参加者
間で懇談 出来 るよう司会者 は十分配意 して頂 きたい。
ー
ー
(4)来 る 3月 22日 には当 クラブ倉1立 5周 年記念式典 が開催 される。当 日は国際 ロ タリ 第 2750地 区 ガバ
ー
ナー、八王子市長ほか八王子市内各 RC、 町田、日野等近隣 RCの 幹部 の方々、ス ポ ンサ である八王子南
RCよ り多数 の会員 の方 々、遠路神戸 のすず らん プロバス クラブか らの来会等に加 えて生涯学習サ ロンから
も有志 のサ ロン会員 の参加 があ り、総勢 100名 を超 える来賓 の皆様 を迎えての催 しとなる。全会員は定め
られた役割分担 を呆た し遺漏のな いよう対処 して頂 きたい。
2.来 賓挨拶
天田神奈川 ・横須賀 プロバス クラブ設立準備委員 より、出席者 7名 の紹介があ った後、吾妻会長候補 は、
「
今 日は クラブの幹部 となる方達多勢で参会 させて貰 った。お陰様で 6月 2日 設立 の運びとなってお り、 ク
ラブの名称は三浦半島全域 を視野 に入れて策定 した。クラブの 目標、方向性を どう定めるかが今後 の課題 だ
が、八王子 プ ロバス クラブの生涯学習サ ロンは大 いに参考 になる。本 日のサ ロンも手分け して拝見 させて貫
いたい。今後共一層 の友好 ・鞭撻 をお願 い したいので よろ しく」 と挨拶。
3.新 入会員紹介
田中 博 (たなか ひ ろ し) 推 薦者 西 志村光治会員
昭和 9年 11月 14日 生
王子市富士見町 2-6 TEL/FAX 0426-42-1908
住 所 〒 192-0044八
主な経歴 八 王子市教育長
趣 味 社 交 ダ ンス、書道
○入会挨拶 の後 、会長 よリバ ッジが贈呈 された。
4.3月 度 バ ースデイ ・プレゼ ン ト
会長 よ り今月 の該当者にプ レゼ ン ト (ワイン)が 贈呈 された。該当者は次 のとお り。 (誕生 日順)
一
岩岡茂之 藤 野豊 成 田章 松 尾信 郎 大 串延子
-
1
-
別委員会副委員長)
5.5周 年記念式典 について (遡 ll副委員長兼 5周 年記念事業特ャ
記念誌 は印刷 に入 った段階、記念品も入手済で式典 の タイムスケジ ュール も完成 しつつ ある。参加登録に
若千 の不確定要素が残 っているが、南波神戸すず らんプ ロバス クラブ会長 も参加 される由で、盛大な祝典 に
なろうか と思 っている。各委員会毎 に当 日の役 割分担 をお願 い したが、後 日悔 いを残す ことのないよう、全
会員 の協力 を要請する。
6.幹 事報告
(1)5周 年記念式典では来会者 に失礼 のないよう十三分 の配慮 をお願 いする。なお、式典参加費未納者は納入
されたい。
(2)田 中博新入会員 は No.64,所 属 は会員委員会 とする。
(3)4月 例会 はサ ロン第 3週 に当た るため正午開会 となる。
7.各 委員会報告
○情報委員会 (石井賢委員長)
5周 年記念誌 は式典当 日届けるが、内容 に誤植等 あ って もご容赦願 いたい。
○地域奉仕委員長 (岩岡委員長)
(1)本 日よ リサ ロンが始 まるが、最初 に全員 を対象に簡単なオ リエ ンテ ー ションを実施す る。
(2)多 人数であ ったがサ ロン会員 は第 1希 望 どうりに割 り振 り出来 た。テーマによるバ ラツキがあ り、会場の
収容能力 の制約から、 プロバ ス会員 で調整 させて貰 ったので了承頂 きたい。
8。その他 (大野聖二会員)
八王子事典」2200
風水で解 く古代 の謎」1500円 に割引。かた くら書店 「
図書 の割引斡旋 松 本司著 「
円に割引
9,閉 会挨拶 (長町副会長)
横須賀 の皆様 が立派な プ ロバス クラブを設立 され ます よう祈念 します。サ ロンの話 をする人、司会者は ご苦
労 さまですが、実 りの多 いサ ロンになるよう頑張 って ください。
◎第 5回 プ ロバス生涯学習サ ロン
○ サ ロン第 1週 3月 8日 (木)14:00"16:20 於
=八 王子 エル シィ 出 席者 :サ ロン会員 79名
プ ロバ ス会員 4 6 名
マ
ア
海外旅 行豆知識
楽 しく歌 うため のあれ これ
米沢藩 を救 った上 杉鷹 山
八王子市長房にあった東京陸軍幼年学校
○サ ロン第 2週
プ ロバ ス
3月
22日 (木)14:00∼
話 をす る人
田 子
稔
五十嵐 淳
吉 田 信 夫
石 井 充
16!20 於
松
立
野
渋
司会 者
尾 信一郎
川 冨美代
口 勝 久
谷 文 雄
=八 王子エルシィ 出 席者 :サ ロン会員 77名
46
話 をす る人
ITで 何 が 出来 るか (現在 と未来)
プレーイ ングカー ド (トランプ)の 世界
堀 口
八王子の大学あれ これ
魅惑の花 「
椿」
松 本 一 夫
司会者
北 川 博 孝
大 野 聖 二
小 山 祐 三
土 井 俊 玄
廣 瀬 T H H 子
ァ
ー
マ
槍 山 竹生
進
◎創立 5周 年 記年誌 に係 る追加情 報
記念誌 の Ⅳ -5交 流 (1)東 京 八王子 南 ロー タリー クラブ の 項 目で、当 クラブ会員 に よる南 RC例 会で
の卓話 の実施 について触 れて いるが、記載 2会 員以外 に、次 の会員 が卓話 を行 な って いたので、調査不足 の
非ネしを詫 び るとともに情 報 を追加 してお く。
-2-
平成 9年 10月 野 田正久会員 平 成 10年 10月 小 町和義会員 (退会)
平成 11年 9月 岩 岡茂之会員
また、本年 2月 に立川 冨美代会員 が卓話 を行 な っている。
同年 11月 藤 野豊会員
◎連載
長 町 幸 雄
心筋が血流不足 に陥る虚血性心疾患は、欧米 で死因の第 1位 。 日本ではがんに次 いで第 2位 であるが、第
3位 の脳卒中 とともに三大死因 に数 えられてお り、生活習 慣病 の代表格。平成 8年 度 の医療統計 によれば 、
2,039千 人が躍忠 してぃる。 もちろん高齢者に多 い。
●心血管疾患の理解に必要な心】
歳の解剖生理 :大動脈起始部か ら出た血 管 は、2分 して心膜表面を覆 うように
`
左右 の冠状動脈 とな り、
左右心室筋 内に血液を注 くが、
左冠状動脈はさらに前下行枝 と回施枝 に分 llkし
てぃる。
こ
に
心臓 栄養 を送 る れらの血管 を冠 (状)動 脈 と呼んでいる。硬化 したこれらの動脈内に血栓 を生 じた状態が
心筋梗基で、心原性 シ ョックに陥 って突然死 も招 く。狭窄やFf8塞
を生 じた血管 の末梢の心筋に酸素欠乏 (虚血)
“
"と
や壌死が起 こった状態 を 虚血性心疾患
総称す る。
Q:虚 血性心疾患の代表 は狭心症 と心筋梗塞であるが、その定義 と病態 のちがいは ? A:冠
動脈の狭窄、
閉塞 または撃縮 によって、末梢 の心 筋が血流不足 (虚血)状 態 に陥 った場合 を冠不全 と呼ぶ こともある。「
狭
心症」は、虚血が一過性、可逆性の場合で主原 因は動脈硬化 による血管狭窄であるが、冠動脈 の一 時的収縮
(攣縮)で も起 こる。特有な胸痛発作 を伴 うが、時には胸痛 を示 さず無症候 の場合 もある。「
心筋梗塞」は虚血
が数時間以上継続 し、不可逆的な心筋壊死 を生 じた状態 であ り、胸痛の程度が狭心症 よ りも強烈で、持続時間
も長 いのが特徴。
●狭心症知識の ABC
Q:ど んな場合 に狭心症を疑えば よいか ? A:胸
骨中央部や左前胸部に鈍痛や帯で締め付けられる感 じが
出現。運動、食事行動、排便時の息みな どで誘発 されるが、これ らの動作中止で 5分 以内に軽快 ・消失すれば、
一過性の心筋虚血である。しびれるような
痛みが左肩、左上肢、頚部、歯な どに放散する ことが多 い。前胸部
の瞬間的な痛みや刺 されるような感 じは冠 動脈 の撃縮 による反応で、
労作時 と無関係 にベ ット上で明け方など
にみ られる胸痛 とともに狭心症ではない。初発 ・再発や増悪する場合には不安 定狭心症 といわれ、心筋梗塞移
行 もある。
●急性心筋梗塞知識 の ABC
Q:心 筋梗塞 の症状の特徴 と狭心症 との見 分け方の コツは ? A:狭
心症の場合 の胸痛 よ り放 しく持続が長
く、左前胸部で鎖骨 の下 にみ られる激痛が特徴。顔面苦悶状、蒼白とな り、冷汗、悪心 を伴 い、 “
死 の恐 怖 に
"が
脅える感
ある。
Q:最 も信頼 で きる診断法は ? A:心
電図。心電図のほか、緊急検査が可能な施設では補助診断法 として
血清 クレアチ ンフォス フォキナーゼ (CPK)高 値、自血球数 (12,000∼ 15,000/″ )、血清 CRP高 値な
どが参考 になる。
Q : 急 性冠症れ
発群 ( a c u t e c o r O n a r y s y n d r ο
m e ) っ て何 ? A : F L r S t e r ら
(1992)がJ匙
唱 した不安
定狭心症、急性心筋梗塞、虚血性心臓突然死 の一括総称。冠動脈内で脂質に富んだ粥腫が破壊 して血栓 を生 じ、
溶解 した状態が 「
不安定狭心症」
。血栓 が内腔 を基 いだ場合 が 「
心筋梗塞」
。冠動脈内睦閉塞の途端 に心室細動
を起 こ した場合 が 「
突然死」 と規定 した病態。 この規定は虚血性心疾患の病態把握 に便利 。
Q:急 性死 の起 こるのはどんなとき? A:発
症後 6時 間以内。この時期を逸 しなければ、冠動脈再開通療
法で心筋壊死を免れる望みもある。
Q:治 療方針決定 のための専門医への紹介 はどうするか ? A:①
狭心症様発作があ って も心電図不確定、
及 び心電図上虚血 を疑わせるが、狭心症特有 の胸痛発作がない場合 は、ひとまず虚血性心疾患を疑 って抗狭心
業 を投与 し、日常生活に制限を加えて観察。冠動脈検査 などの精密検査 がで き、虚血性心疾患が完全除外で き
れば特に治療 を要せず、転送 も不要。②心電図検査や 自覚症状の推移からみて、発症後数時間以内の急性心 筋
梗塞 と確診が下 された場合 は、冠動脈疾患集中治療室 (CCU)施 設 を備 えた病院へ救急車で転送治療。③ 労
作時 に限 らず、胸痛発作の頻発、激痛が続 く不安定狭心症は、心筋梗塞 への移行 の危 険を考慮 して、専門施設
への搬送が必要。
-3-
ー
●虚血性心疾患 の治療法要約 : 薬 物投与 による保存治療 (前述)の ほか、冠動脈血管形成術、カテ テル治
療 (ステ ン ト植 え込みな ど)、外科的バ イパス手術な どが行なわれる。本邦での外科的手術数 は 30千 件/年
程度。
Q:虚 血性心疾患の原 因 となる危険因子は何 ?
"と
“
共通。
が高 リスクで、 脳卒中
Q:虚 血性心疾患の予防はどうすればよいか ?
A:高 血圧 、高 ヨ レステ ロー ル血症、糖尿病、肥満 、喫煙
体活動 を活発にする運動量増加。糖尿病、高血圧な
A!身
どの場合 と同様に生活習慣病予防対策 を行なえば、虚血性心疾患 も予防で きる。喫 煙 と飲酒習慣 の改善 の努
力 は勿論 重要。
医
●終 りのひとこと提言 : 虚 血性心疾患 の診断 と、治療方針 の決定 には、癌 の場合 と同様 に躊階せずに専P尋
の第 2の 意 見 (second Op拘:on)を 尋ねる勇気 と労力 を惜 しんではな らない。
◎投稿
「
年齢 をとるという こと」
石 田 雅 巳
健康 とは、単に病気 がないということではな く心理
WHO(世 界保健機関)は健康 を、 こう定義 している。「
"“
“
よ く生
。Well― beingな 状態 とは、 よい生 き方
的に も、社会的にもWell― beingな 状態 にあること」
"と
きる こと
訳すのが最 も適 当 とされている。私が今、勤めて いる介護老人保健施設 には百人近 くの高齢者 が
生活 しておられる。平均年齢 82N84歳 、男性 1に 対 し女1生は 3.5N4.0で ある。
殆 どが大正生 まれであ り、戦後 の 日本 を支 えて来 られた方たちであるが、男 と女の生 き方には社会的には大
言 いたいように物 を言 えた時代であったが、
男 はある程度生 きたいように生 き、
きな差があった時代 でもある。
一
一
女性 はそ うではなかった。「嫁」 という名のもとに、朝 は 番早 く起 き、 日の全ての家事を切 り盛 りし、夫
嫁 の一 番 の安 らぎは、朝暗いう
は勿論、男、姑 に仕 え、子供達 の世話 も何 もか もがその肩にかかっていた。「
ちに、手洗 いで、束 の間の まどろみをむ さぼる」ことで あ った と、樋 田恵子 さんが書 いていた。施設 でも男女
俺 は男 だ」という感 じで比較的同 じタイプで
の生活ぶ りには、大 きな違 いがある。男性は幾 つにな って も、「
一
あ り心 も理解 し易いが、女性 は千差万別で、それに痴呆が加 わ り始 めると、兜 に落差が大 きくなる。 人 ひと
りの背中に、その人 の様 々な生活史、おおげ さに言えば戦 いの歴史 があるためであろう。従 って、お年寄 りに
性的な ケー ス ももちろん起 こる。
対 しては全人的な理解が不可欠 である。いろいろな問題行動 も内容 は多彩 で、
しか し、それ らは殆 どの場合 、寂 しさの裏返 しである。
「 やら
「
性 も含めて人格 という」(奈良林祥)の であ り、それに対する暖 かい理解が何 よりも必要である。 tヽ
年寄 りの くせに」などという言葉が罷 り通 る
しい」「
年齢を とったら性は枯れる」 とか、「いい年齢を して」「
“ "が
毎 日が
大切 なのであ り、 この寂 しさを 「
ようでは、真の長寿 国 とはいえない。お年寄 りに とっては、 今
楽 しい」「もつともっと長生 きしたい」思 いに変 える ことが老健職員の重要な役割である。
老人笑 」の中で、老人 の心理を こう
心 と体 は年 ごとに解離する ことは誰 しもが経験する。吉沢勲 は。著書 「
依頼心 が強 く廿える。怒 りつぽ くなる。自己中心的でわが まま、疑 い深 い。劣等感 を持 つ。愛
述べている。「
ー
情要求が強い。気分が変 わ りやす くノイロ ゼにな りやす い。体 の不調 を くど くどと訴える。暗示を受けやす
い」などである。加齢 に よるこれ らの心理的変化に多 くの高齢者 ははっきりと気付 いていない。さらに、体 の
小 さくな って、硬 くな り、水気がな くなる」 のである。
生理的な老化を簡単 に表現す れば、 「
このような心身 の変化 をどのように受け止め、生あ る もののすべてが避けることの出来な い、やがて来 る
「
死」を どう見 つめ られるかで老後 の質 は大 きく変 わって くる。無駄な抵抗 をやめて (樋田恵子)、あ りの まま
ー
に、冷静 に対応出来 る場合 は、いってみれば 「円満な老人」にな り、そうでな い時は 自己の周囲にバ リア を
作 って、 自閉的 になるかあるいは、他者 に対 して攻撃的になるかである。
高齢者施設では、多 くの異 な った人生 に 出会 い、年齢 を取 るって どういう事 ?、家族 の絆 とは ?と 、否応な
しに考えさせ られて しまうし、人 と人 との接 し方な ど学ぶ ことも数多 い。そ ういう意味で入所 してお られるお
教師」でもあ り、また どんな場合 でも女性は レディであ り、男性 はジ ェン トルマンとし
年寄 りは私達職員 の 「
て対応する ことが基本である と思 う。高齢 になってもWell― beingな 状態 を保 つ、即 ち、最後 まで男 として
女 として、よい関係を保 ちなが ら、どのように して 「よ く年齢 を重 ね」「よい老後 を生 きる」かを考 える こと
は、 この高齢社会 に生 きる者すべてに与えられた大 きな課題ではあるまいか。
-4-
2000∼
2001年 度標語 「健康再チ ェツクでよ り活 気あ る活動を 」
◎第 66回 例会報告 (司会 下 出例会委員長)
日 時 平 成 13年 4月 12日 (本)午 後 0時 00分 よ り
場 所 八 王子 エルシ ィ 4階
出席者 会 員 44名
来 賓 八 王子 南 RCよ り3名
杉山友 一 パス ト会長 増 田禎司パス ト会長 鈴 木邦光広報委員長
1 会 長換拶
桜 の花 も散 り春爛漫 とな った。当 クラブの創立 5周 年 の集 い も、皆 さま方 の協力 を得 て 3月 22日 志無 く
開催 出来た ことを報告す るとともに、改めて感謝申 し上げる。先 日神戸 の難波すず らん プロバスクラブ会長
か ら礼状 を戴 いたが、 5年 間 の活動 の成果 に感服、 と記 してあった。
編 さん された 5周 年記念誌 には、当 クラブの初め の頃、設立時の様子等種 々触 れてある。当クラブが どう
いう目的 で設立 されたのか改めて考 え直す機会 に もな った。培 った知識経験 を基に、親善 を通 して地域社 会
に貢献 してい くのが 当 クラブの大 きな目的。幸 い今年度 の生涯学習サ ロンには、かつて ない多数の一般参加
会員が得 られたが、一方で種 々 な問題 も生 じている。各位 の英知 と協力 で、再検討 を加 えつつ、解決 してい
きたいと思 っている。
2 新 入会員紹介
○米林伸恭 (よねばや し の ぶやす) 推 薦者 鈴 木邦光八王子南 RC会 員
昭和 14年 1月 28日 生
住
所 〒 193-0932 八l_子市緑町 948-20 TEL 0426-25-3149
主 な経歴 西 武百貨店 グルー プ役員、 セゾングルー プ厚生年金常務理事
趣 味
ゴ ル フ 高 校野球観戦 古 本収集
○武田洋一郎 (たけだ よ ういちろう) 推 薦者 コ │1冨美代会員
昭和 16年 1月 30日 生
住
子市富■見町 20-13 TEL 0426-44-9523
所 〒 192-0044 八E王
ニ
主 な経歴 NECエ ンジ ア リング株式会社技術 ・総務部長
趣 味
日 曜大工 の会会員 お もちゃ病院先生 行 政書士 ・宅地取引主任等資格所持
○入会挨拶の後、会長 よリバ ッジが贈呈 された。
3 4・ 5月 度 バ ー スデイ ・プレゼ ン ト (5月 は移動例会 のため繰 り上げ実施)
会長 よ り該当者 にプレゼ ン ト (ワイ ン)が 贈呈 された。該当者 は次 の通 り。(誕生 日順)
4月 塩 澤迪夫 向 山光春 小 山祐三 堀 口進 梅 木松助 小 原康直 橋 本義和
5月 川 津鐵踏
4 記 念品贈呈
5周 年記念誌 に も記載 されているが、当 クラブの設立に際 し多大 のご尽力 を頂 いた次 のお三方 か ら、今回
の 5周 年記念行事 に対 し過分の ご芳志を頂戴 した。改めてお礼申 しあげるとともに、会長 より記念品を贈呈
し挨拶 を頂 いた。なお、大野聖二会員 は身内だか らと固辞 されたので甘 えさせて貰 った。
杉山友 一 八 王子南 RC当 クラブ設立時 10周 年事業実行委員長
増田禎司 八 王子南 RC当 クラブ設立時会長
大野聖二 八 王子 プロバス クラブ初代会長 (現顧問)
-
1
-
○杉山友 一 パス ト会長
今 日も2名 の新入会員参人があ り、 意欲満 々 どん どん
創立 5周 年 の集 いには大変楽 しく参加 させて貰 った。
発展 して い く姿 に頼 も しさを感 じる。益 々の隆盛 を祈念する。
○増田禎 司パス ト会長
こちらへ伺 う毎に変化 して いるな、と感 じる。近頃 の活躍振 りは正に 日本 のプ ロバス クラブの指導的立場 に
ある といえる。発足 のお手伝 いを した クラブが このように発展 し、頼 もしく嬉 しく思 っている。
5 5周 年記念式典結果報告 (立川副会長兼 5周 年記念事業特別委員 会副会長)
盛大に 5周 年式典行事 は終 了した。プロバス クラブらしい催 しをと思 っていたが結果的に華やかな ものになっ
ていまい、目に見 えぬ ところで会員の皆 さまに手伝 って貰 い大変感謝 している。生涯学習サ ロ ンは現在進行中。
5回 目の節 目で最終 日のサ ヨナラパ ーテイもFantastic Nightと して有終の美を飾 りたい、と思 っているの
で,│き続 きご協力 をお願 いする。
6 幹 事報告 (大高幹事)
ー
①準備金積立 もな いままスタ トした創立 5周 年記念事業特別会計 は、関係各位 のご厚情 とご尽力 により、何 と
か赤字 に至 らずに済みそ うな状況 にある。
一
②進行中 の生産学習 サ ロンは 般参加者 も増 え有難 いことなのだが、反面思わぬ出費 も嵩み本会計 は極度 に通過
して いる。サ ヨナラパ ーテイ券 の売 り上げ増進に是非共協力頂 きたい。
7 各 委員会報告
○例会委員会 (下山委員長)
5月 例会 は野外 サ ロンに合 わせ移動例会 となるので留意 されたい。
○情報委員 会 (石井費委員長)
① 5周 年記念誌に落丁乱丁 があれば交換するので 申 し出られた い。
立 5周 年 のつ どい特集 を編集作成 し配付 した。
② プ ロバスだよ り臨時号 として倉」
○会員委員会 (須藤委員長)
米林新入会員 はNo.65,所属は例会委員会 に、武田新入会員 はNo.66、所属 は情報委員会 に決定 した。
○研修委員会 (北川委員長 )
要望があれば特別研修会 を企画するので申 し出られたい。
○地域奉仕委員会 (岩岡委員長)
①未定 であったサ ロン最終 日の特別講話 の司会者 は石井充会員 に決定 した。
一 ー
ロン第 4週 の担 当
②本 国のサ ロン担 当の川津会員病気入院中のため石井賃会員 が同 テ マで担当する。またサ
ー
長町会員 が入院予定 のためテ マ を変更 し石国会員 が担 当する。何れもサ ロン会員 には選択 テTマ 変更 を含め
連絡済。
③野外サ ロンの多摩動物 園には 65歳 以上 は入園無料扱 となるので年齢 を証するものを持参 のこと。
8卓 話
少年 の意識変化
青
○浅輪豊治会員
ー
若 い頃昔 は府立 の女子 ナ ンバ 校であった高校 に勤務 したが、当時 の高校生 は静 かでおとな しかつた。現在 は
態度 も気 にせず声 も大 きく服装 もちが う。先 日中学校 の卒業式 に出席 したが、 ソリを入れ茶髪 の子供達 もいた。
一
荒 れるのか と心配 したが何事 もな く合唱 も 緒 に していた。学校 の教育 スタンス も伺 われるが、態 度 や容姿等 か
ら大人 が心配 を感 じるような時代 になっているのも事実 だ。
小学生 も高学年 になると、将来の夢や職業 について父親 の仕事や父 のように という子がいて、胸 を打たれる。
一
私 の地域では中学生 と父母 と有志で 「 緒 に街 を綺麗 に しよう」活動を実施中だか、普段余 り親 と共に行な う行
一
事 の少な くな った昨今、 こういう活動 も益々大切 になると思 う。心 の東京革命運動 の 端だが支援 したい。
-2-
ユー スホステルを利用 し旅行や野外活動を したが、外国も 日本 も同 じで、そ こでは様 々な人達 と出会 い仕事 ・
希望 。悩 み等語 り合 う中で 自分 の成長 の糧 を得 る。今 の青少年 に も広 い交流を勧めた い。青少年 を巡る問題 は家
子供す こやか宣言」を発表、社会的運動 とも考 えられ、
庭や学校 だけに任せ るものではあるまい。八王子市では 「
こと
を期待 したい。
青少年 に対する幅広 い対応で地域社会が更 に明る くなる
9 そ の他 (大高幹事)
① 町田市在 の 4RCに プロバ ス クラブ設立 の意 向あ り、先 日資料 を提供 した。
ー
② プ ロバスだよ り臨時号 の写真 をカラ 刷 りしたもの 1部 300円 、希望者は どうぞ。
10 閉 会換拶 (勘 │1副
委員長)
暫 く休みだ った加藤会員が出席 と思 った ら今度 は川 津、長町両会員が入院、シエ アクラブの宿命 か も。
次回は移動例会、新緑 の中で元気で親睦 を深めよう。
◎第 5回 プ ロバス生涯学習サ ロン
○ サ ロン第 3週 4月 12日 (木)14:00N16:20 於
プ ロバ ス会員 41名
話 を す る人
マ
ア
=八 王子 エ ルシ ィ 出 席者 :サ ロン会員 78名
ワ イ ン の 楽 し み 方
神
山 晴 雄
モンゴルおもしろばな し
桂
元
懐 か しの映画音楽 (そ の 3)
小笠原 列島の 自然 と生 き物
立川 冨 美代
石 井
賃
○サ ロン第 4週 4月
プ ロバ ス会員 44名
ア
26日
二
司 会
者
宮 崎 浩
大 山
大
平
泰
高 秀 夫
小 林 貞 男
=八 王子 エ ル シ ィ 出 席者 :サ ロン会員 77名
(木)14:00N16:20 於
話 を す る人
マ
司 会
者
音楽と映像による東欧二都物語 (プラハとワルシャワ)
平 原
美 し く老 い る た め に
最近のカメラの楽しみ方 (デジカメで締麗に撮るには)
近 藤 泰 雲
下
山 邦
夫
岡 田
尚
さらりと乗り切る更年期 (中年以降の男と女のよい関係)
石
田 雅
巳
中 野
義 光
俊 彦
立 川 冨 美 代
浜
野
幸
雄
間 と塩の関係
塩 澤迪夫
◎投稿
人
一
塩 と 日に言 って も生活 に密着 しているので関心 は薄 い。
夏 になる と、20年 以上 になるが多科高原 で青少年 や大人 たちと過 ごしている。何 の事 はない。自然が好 きで八
王子市内で見 られない高山植物に触 れた り、朝夕のひんや りした空気が味わえて、新聞もテ レビも関係な いきわ
めて原始的な生活 は楽 しい ものである。
こんな世界で、もし塩味がなか ったらと考える事がある。外国での味は、日本人の私に とっては苦手な方 だが、
それでも人国 の味 の コラムの話 しよりも、生活の中での塩は話題 から忘れられて しまうこともある。
一
夏 の炎天下 に2,500米 クラスの山に登 ると体温 が 気 に上 昇 し、下着が汗で絞 る程にな り、ヤ ッケも汗がに じ
み、やがて塩分 が噴 き出て自くな って しまう。 こんな時、た った一杯 の飲 み水もあ りがたいが、どちらか と言え
│
ば
│
!
は
な
塩分のた っぷ り効 いた梅千 しを日に含む と疲労 した体 を不思議 と助 けて くれる。医学的な根拠 は、無知な私 に
解 らないが近年 は、いたる所 で塩に触れる事が多 い。サ ウナ風 呂に行 けば、塩を全身に塗 ると肌が つ るつ るに
って若 々 しくなれる し、足 の裏 に塗れば疲労 が とれ、更 に指の間に塗れば水虫 の治療 に もな るとか。こ うした
医学的な ことばか りか神事や仏事の清めに も塩が存在 している。
本来 は、食卓 の主役が塩 なのではなかろうか。三度 の食事 の中で、常に塩は私たちの生活に欠かせないもので
ある。朝食 から昼食、夜食 の全ての味付けは、世界中の食卓 で、使われる内容 は異な るが塩は欠かせない。 こん
なに 日常生活の中に入 り込 んで生命 とともに長 い付 き合 いを している塩が、20世 紀の中頃 まで酒類、煙草な どと
-3-
共 に専売品であ ったの も、今考 えてみると不思議な世の中だ った と言 える。
日本 の食卓 には、 ご飯 の他 に、 どんな食品にも塩が使 われてお り、調理以外 に も重要な役割を呆 た している。
塩分 が雑菌 の繁殖 を抑 えた り、塩鮭や漬物等 は塩独特 の脱水作用 で保 存性 を高めている し、食卓 に並んだ加工品
や醤油 も、当然塩分 を多量 に含 んでいて 日々の生活の至る所 で塩 との縁があ るのだと改めて感 じる。
こ うした生活 に密着 している塩 も、ひと昔前 を考えると、何処で も手 に入 った ものではな く、海 の大切な産物
として代替 え品がなか った。香川県 に旅行 した時に、塩田作業 を体験 したが、整地 された砂の塩田に大 きな 「ひ
しゃく」で海水 を汲み、霧状 に撒 き散 らすのは、かな りの技術 を必 要 としたが、翌 日、腕が上が らないほ どの重
労働 であった。
昔 は、この様に して作 られた塩が、やがて 日本中に人力や馬 、牛の力 を借 りて遠方に運ばれて今 日の 日本文化
の発展 となった。
体内の塩は、消化吸収や刺激 の伝達 などの大切な働 きがあると言われ、健康 の元 として付 き合 って行 きたい と
フ
ほっている。
通 過 儀 礼 他 合新 暦 ﹂ よ り︶
老庭師剪り了 へたるは狭庭なり天 のかたちも
月 。そょぐ枝
鳥 や虫轟 もく さぐ さ篭 らす る夜 の樹 に儀礼 の
いば りして過ぐ
は
るさくらこの をつつみ臓腑ひとつ欠きゐ
し ざ く ろ
り
鳥渡 りゆく
.
矯 の日も目 に映 るも の在 る中 に障子鰹で る紙
の花形 母逝く
今 日 よりは亡 父よ り長 き生 を生 く六月 八日汗
講 Rを
屍 の如 かりと言 はれゐ て柘梱食 む
夢見しこ雅は告げず
大不況 の洞 と し思 ふ員夜 の部屋 アトピー の
肌が喋 りはじ める
﹃
待夢﹄ と ふ茶 房 を訪 ふ に撤 去 工事 進行 中 に
ヤ小
て あ ま た お や す
十 え ゐ
て﹁
裏切り待無﹂
軽敗紗の樹皮 に嫌り つ 学 は数多祖 ら の業 の
あ ざ な へる も の
巨大 カオ ス結着 の商 に吾 も在 て 噴火後 の富
士見ゆる地に智む
わ ば
が み
ぐ
り
賦
あ
れ
ば
到
を
の
隅
斬
裟
斑
袈
影
吾
勘
胸
離
小原康直
般
散
こ
︲
含
く
r
ぐ
祢
れ
に
向
て
ダ
噺
空
砲
癖よ
そ
鞠
約
雅
鍔
枝
短歌
◎投稿
(編集後記)
臭 ドクター入院のため連載 はお休 み します。 1日 も早 いご恢復 を待 ってお ります。また、今回初めて自発的な
投稿 があ りました。 これに続 く多数 の皆 さまの紙上登場を期待 してお ります。
-4-
Eネ
〉! ミ
東京八王子 プロバ ラ
第 67!
編集 ・発行 : 情 報委員会
2001.6.14
2 0 0 0 ∼ 2 0 0 1 年 度標語 「健康再チ ェツクでよ
ツクでよ り活 │気 ある活動を」
◎第 67国 例会報告 (司会 下 山例会委員長)
日 時 平 成 13年 5月 10日 (木)午 前 9時 00分 より
場 所 プ ロバス生産学習サ ロン 「
野外 サ ロン」 と併せ実施 のため貸切 リバ ス車中
出席者 会 員 34名
(平原会長他 3名 はサ ロン会員用貸切 リバ スに 同乗)
1立 川副会長換拶
□長町副会長 は先月下旬手術 した。暫 くは入 院療養が必要 と思われる。
□生涯学習 サ ロンは山を乗 り越 えた。表方、裏方 として協力頂 いた皆 さんに心 か ら感謝申 しあげる。最終 日
の さよな らパ ーテ ィは楽 しいプ ログラムを企画 しているので奮 って参加 して欲 しい。
□今 日の野外 サ ロンは会員間の コ ミュニ ケー ションを図 る良 い機会であ り、有意義に活用 して頂 きたい。
2連 絡事項 (下山例会委員長)
□ 5月 24日 の学習 サ ロン最終 日は、午後 2時 特別講話受付 開始、午後 4時 10分 よ り閉講式、さよな らパ ー
テ ィ受付午後 4時 45分 、パ ーテ ィ開始午後 5時 のスケジュール となっている。
□ 6月 例会は会則第 12条 によ り総会 とする。開始時間、場所は通常例会 と同 じ。
□八王子西 RC35周 年行事 の催物 (東京交響楽団 。モンゴル歌舞団)が 5月 12日 にあるので希望者はどうぞ。
3そ の他 (松尾会員)
本 日の見学先多摩動物公園に関 しての補足説明があった。
(例会終了 所 要時間 20分 )
◎第 5回 生涯学習サ ロン
○野外 サ コン (対象施設 中 央大学多摩キ ャンパス図書館 ・多摩動物公園)
日時 :5月 10日 (木)9:00N16:30
出席者 :サ ロン会員 46名 プ ロバス会員 34名
0中 央大学多摩 キャンパス図書館
情報 はパ ワー」を聴 く。慶応義塾大学 に
今 まど子 (作家今 日出海氏が父、今東光和 尚の姪 )文 学部教授 の 「
図書館学科 が開設 された時の卒業だから司書の車 分けで、教鞭 をとって この道 33年 とか。
米国の民主社会 は情報社会 か ら成 り立つ。制 ll幕
府 は遮断政策を採 ったが故 に260年 も続 く。愚民政策 は民
・
・
衆 が知識 情報を持 った時革命が起 こる。知識 情報 は与 えられるものではな く、自ら獲得す る自己責任 に
因 るもの。義務教育 と成人教育 (adult education)は 車 の両輪 で、成人教育 に不可欠 の場 が図書館 であ
る。図書館 は単に図書 を開覧、貸 し出す機関に非ず。誰にでも出来ぬ ことをやるのがプ ロ、司書 もプ ロだ。
利用者 のニー ズに対 し、指導 した り、方向づ け した り、リ ー ダー シ ップを発揮 して reference service
をするのが プ ロ。図書館ほ ど役 に立つ ところはな く、身近なものとして大 いに活用すぺ しと説 く。ヒ ッ ト作
品故に同一 図書 を大量 に揃 えてお くな どナ ンセンスの極み と皮肉 も込める。
多摩キ ャ ンパスの図書館 は蔵書約 130万 船、八王子市 内での規模 No,1。 市の図書館 とは連携 してお り、経
出すれば利用で きる由。地上 4階 建 の図書館 を担当者の案内で見学する。流石 に蔵書 は多 く近代化 されてい
る。 「
今 の学生 は恵 まれている。 この環境で勉 強 しない方が可笑 しい………。」 との感想 しき りであ つた。
●多摩動物公園
上 野動物 園の分園で開園は昭和 33年 。アジア園、アフリカ園、オース トラリア園と順次拡張 されている。動
物 園は毎年変 わってお り、人 は一生のうち4回 は動物園を訪ね るとは説 明係女史 の談。この前来たのは孫 を
連れてであった と憶 い出す。ホールで動物の生態等 につ きス ライ ドを交 えた説明を聴 いた後、説明員先導 で
ア フリカ園 グルー プ、アジア ・オー ス トラリア園 グル ー プ、自由行動 グル ー プ (説明 は松尾会員)に 分 かれ
-
1
-
見学 に 出発。武蔵野 の 自然 が残 る園内 52.3ヘ クター ルは広 い6万 歩計 は 1万 歩以上 を示 していた。
」R八 王子駅南 口で定刻 に解散後 口に した生 ビールー杯、正 に蘇生 の思 いで あ った。
:c Mgnt
○特別講話 ・閉講式 。さよならパーテ ィ Fanむasむ
:八 五子 エルシ ィ 出 席者 サ ロン会員 47名
5月 24日 (木)14i30N19:00 於
プ ロバス会員 43名
●特別講話 「一 枚 の絵 との出合 いが、私の人生 を変 えた」 講 師 村 内道 昌村内美術館館長
家具 は村内八王子」の コマ ー シ ャルで野‖
染 んだ昭和 44年 設立
府 立 二 中で同窓 であった石井充会員が司会。「
ー
ー
ー
ニ
ムセン
ファ
ホ
タ
アクセス
7店
は
23年
チャ
、現
(株
)村
(支店
)の
村内
内
)の 社長。本店建物 に
J業
昭和
(倉
村内美術館 を併設 、バル ビゾン派 を中心に印象 派 とその周辺 の画家達 の作品 を蒐集展示 している。
「コ レクシ ョン歴 と主 な出来事」の レジュメで話 が進む。インテ リアの一部 として壁の活用か ら始 まったギ ャラ
リー村内が、昭和 51年 遭遇 した絵はバル ビゾ ン派 ディアズの 「マル グリッ ト」
。絵 にひかれ外国でのオー クシ ョ
ンを知 りのめ り込 む。バルビゾ ン派 については外国 の文献で学習、パ リのギ ュス ター ヴ ・モ ロー美術館 に共鳴 し、
昭和 57年 村内美術館 を開設、小 さくても中味の濃 い何度でも訪れた くなる美術館 を志向する。昭和 53年 購入 し
た コロー 「ヴィル ・ダブレーのカバ スュ邸」はオー クシ ョンで ミレーの作品 の落札 に失敗 し偶然 の機会で入手 し
たもの (後日高値で買戻 し依頼あ り)。昭和 62年 コロー 「夕暮 れ」事件に巻込 まれた時は、昭和 60年 の ミレー
「
鏡の前の ア ン トワネ ッ ト ・エベール」購入時 と同様 にマスコ ミの渦中に階入 り苦労 し勉 強 も した。
コロー事件 での善意の第二者の証明 に 1年 半 を要 したが、絵はその後 ルー ブル美術館 に寄贈、特別名誉会員 に指
村内 Art Museumの 好意で展示」 とのキ ャプシ ョンが付 されている。「
禍福 は糾え
名 されたほか、絵 には 「
る縄の如 し」 と実感 している。
最後 に、一 口多 いのが玉に傷 と自称 し乍 ら街 づ くりに触れ、パ リで も フランクフル トで もその基礎づ くりに一
人 の偉大 な人物 の リー ダー シ ップが発揮 されている。文化 と街 づ くりは関連が強 い。最近改訂 された八王子観光
マ ップには、 夕やけの里 はあっても村 内美術館等 は掲載 されていないと皮肉 る。
●閉講式 来 賓 梶 原 八王子南 RC会 長 橋 本同 RCプ ロバス担当委員長 酢 屋 同 RCパ ス ト会長
生涯現役 の言葉 は生涯学習 に通 じる。
平原会長入院中のため藤野 パス ト会長が感謝 の挨拶。梶原南 RC会 長 は 「
ロン
々
の
はお
の
の
都立大の都民 カ レッジに も参加 して
会員 船岡正男氏
礼 言葉 後 「
益 の発展 を」と視詞。続 いてサ
一
いるが優 るとも劣 らぬ内容。しか し4者 択 では他 に希望があ って も選択出来ぬ。またサ ロンと称するか らには
提
相互 の会話 がもっと必要、欲求不満 も残 った」とカ リキ ュラムや時間配分 に係 る提言 も述 べる。田子前会長 は 「
び
クラブには
となったことをお詫
2名
の
に
か
したい。今回
し
する。当
人材が
話 手が不測の事態で代役
言 を次回 活
豊富、今後 もご支援 の程 を」 と閉講 の辞。
t
● さよな らパ ーテ ィ Fantas"cN:gぬ
生涯学習サ ロン 5回 目を記念 した Fantasllc N:ght。 (サ ロン会員等 47名 。 プ ロバ ス会員 44名 が参加 、
パーテ ィ券 7千 円)。昨年 に続 くアナカラハ ワイア ンズの演奏 に迎 えられて入場。大野顧間 の発声で乾杯、開始 さ
れた。Fanをast:c Mgね tと銘打 っただけあ って、同好者 4名 の フラダンス、中野宏美女史 の ビアノと杉村美恵
女史 のシャ ンソン、加 えて当 クラブ会員 の愛娘 と、その友人 のフラメ ンコ と内容 は多彩。岩岡会員属す るアナカ
ラハ ワイア ンズ演奏 に、フロアでは参加者同志 が ダンスに興 じていた。瞬 く間 に 2時 間経過、今年 の生涯学習 サ
ロンも幕を閉 じた。
◎生涯学習 サ ロン参加者 アンケー ト等 のまとめ
今回 の生涯学習 サ ロンヘの一般参加者 (サロン会員)登 録数 (参加費納入者数)は 、途中参加 1名 を含み 104
名であった。男女別で は男性 62名 (60%)女 性 42名 (40%)。 リ ピー ター 40名 (38%う ち男性 3名 )に 対
し新規参加 64名 (62%内 訳男性 41名 、女性 23名 )と な っている。1度 も出席 のない者は男性 4名 、女性 2名
の計 6名 で、何 れも新規参加者。全回出席 は男性 10名 、女性 12名 の計 22名 (21%)、 うち新規参加者 は男性 7
名、女性 1名 。八王子市内以外 からの参加者 は 10名 で全て新規参加者 である。周知経路は朝 日新 聞が圧倒的に
多 い。
-2-
さよな らパ ー テ ィを除 く延 べ 出席者 数 4 8 3 名 、平均 出席 率 6 6 . 3 % だ が、野外 サ ロ ン及 び閉講 日の出席 者が、そ
れ迄 の 6 0 % に 減少 して いるのは今後 の検討事項 とな る。 因 に プ ロバ ス会員 の 出席 は延 べ 2 9 4 名 ( 合計 7 7 7 名 )
平均 出席 率 7 2 . 4 % で あ った。
開催 日
2//22
出席者 数
81
3//8
79
3//22
77
4//26
4 /// 12
78
75
5/// 10
46
5//24
47
合
計
483
ア ンケー ト回収数は 68件 。実施 日はサ ロン第 4週 の4月 26日 (欠席者等 6件 は 5月 24日 回収)、回収率は高
いといえる。一部設間を除 き無記名原則、 また男女別設問 もないので、 クロス分析 は 出来ない。
目 6 3回
Ql.参 加回数 は ? 初 めて 39 2回
目 8 4回
目 5 5回
目 10
Q2.会 場 の エルシ ィは ? 適 当 61 駅 に近 い他 の場所 3 無 回答 4
Q3.良 かった話 は ? サ ロンは4者 択一 で出席 したサ ロン以外意見は書 けないのだから、集計 して も余 り意
味がない。ただ無回容が、初めてで 3件 、2N5回 目で各 1件 宛 あ ったほか、特 にな しと回答 が、初めてで 1件
あ った。
2回 目 4
4回 目 2 5回
Q 4 ` 聞 きたい話 は ?
無 回容が、初め て 2 2
3回 目 4
目 5 計
った。具体的には、初めてでは、八王子 (周辺)の 歴史 ・地理 ・文字 (6)、趣味 (人によ り種 々)
37(54%)あ
(4)、経済 (3)、文学 (2)、健康 (2)、税制度、環境、ITと 記入 している。新聞を介 しての男性 の参加 が多数あ っ
た ことか らも推測 出来 る内容 といえよう。参力日
経験 のある2∼ 5回 目では、音楽 ・美術 (3)、歴史 (2)、
趣 味 (2)、
一
ー
ペ
土地 の人 の話、身 近な話、 芸に秀でた人 の話、高齢化社会、ス ポ ツ、 ッ ト飼育な どがあった。 また、初め
てと4回 目に、同一 日の他のサ ロンを聞きたいというのが各 1件 宛記入 されていた。
Q5.野 外 サ ロン希望地 は ? 今 回の ア ンケー トは野外 サ ロン実施前 に回収 した。初めての参加者 は未体験 で
の回答 とな り、無回答 30(77%)、 また参加経験者 も既 にかな り訪問 し尽 くして しまったためか、無回答 23(79
%)で あ った。周辺地域の歴史探訪 に属するもの 4件 、他は高尾 山、御岳山、サ マー ラ ン ド、昭和記念公園等で、
レジ ャー色志 向傾向が見受けられる。
Q6.サ ロンの進め方 。内容等 は ? 初 めてでは、無 回答 25、 判 らない 1、 これで良 い 6で あった。意
見 と しては、限 られた人 の発言が多す ぎる (2)、参加者相互の意見交流が必要、時間不足故 オ リエ ンテー シ ョン
不要、 4回 では少 ない、女性の参加 を制 限すべ き、 1テ ーマで通 しては如何、事前 に もっと資料 を、高カ ロ リー
故 ケー キは不要、があった。
参加経験者 の回答 は、無回容 19、これで良 い3で 、開始 ・終了時刻 をもっと早 く (4)、交流会話が必要、もっと
効率良 く話す、第 3回 サ ロン迄のカ リキ ュラムの方が良 い と の意見が記入 されている。
Q7.次 回サ ロンヘの参加 は ? 不 参加 の回答 はな く、未定 4、 内容次第 4、 無回容 2で 、残 り58(85%)は
参加 したいとしている。
ロバ スクラブ入会の意思は ? 男 性 10(う ち初めての参加者 8ま た勤務経験者 11、自営者 1)、女性 2(う
Q8.プ
ち初めての参加者 1また勤務経験者 1、専業主婦 1)の 計 12名 が入会意思表示を している。年齢別 では男性63(1)、
る。
64(2)、 66(1)、 68(3)、 69(2)、 70(1)、 口
箕性 62(1)、 70 (1)と な ってヽヽ
◎連載
成 年後見制度 とは何 か (1)
成田 章
12年
4月
1日
と
から介護保険制度 成年後見制度が発足 しました。
平成
これ らの制度 は、我が国における急速な高齢化社会 に対応するために制度化 されたものです。21世 紀 の高齢化
対策 は、これを 2本 の柱 として運用 されて行 くことにな りますが、介護保険制度 に比較 して、成年後見制度 の こ
とは、余 り知 られていないようです。そ こで これを出来るだけ易 しく解説する ことに しました。
1 後 見制度 とは何 か
私たちが社会生活を していく上で、法律的な効果が発生する行為、例えば、売買、貸借等 日常生活の殆 どの行
為が法律上 の権利 ・義務 の関係 を発生 させ る法律行為なのですが、これらの行為 を単独に させ る ことが本人保護
のために好 ましくない人達がいます。未成年者、知的障害 のある人、精神障害 のある人、痴呆 の人 等です。
これ らの人 を保護する制度が後見制度です。
2 新 しい後見制度 の全体像
後見制度 の全体像を図で示 します と次 の とお りです。
-3-
成年後見
後 後
定 意
法 任
「
後見 (狭義)
FI ーーL
ヨ
後見制度 0 1
豹 未成年後見
保佐
補助 (新設)
□未成年後見制度
未成年後見制度 とは、未成年者 の判断能力 の不十分 さを補完するために、両親が法律で定め られた法定代理
人親権者 として未成年者 に代 わって法律行為 をす ることになったいますが、この両親が ともに欠けて しまった
場合 には、後見 が開始 され、家庭裁半J所に選任 された後見人 が未成年者 の法定代理人 として法律行為を し、ま
た、監護する ことになっています。
□成年後見制度
ところで、未成年者 に保護者が必要 のように、
成年者 について も上述のように社会生活を送 ってい く上で、そ
の判断力 を補 ってあげた り、代理 して法律行為 を してあげる必要 のある人が いるわけで特 に、高齢化社会を迎
えた現在、その必要性の度合 いは昔の比ではあ りません。これに対応する制度が成年 後見制度 だといえます。成
年後見制度 について も、
未成年後見 と同様にその多 くの手続 きに家庭裁判所 が関与 しています。 (以 下次号)
◎投稿
21世
紀 に 。希望 の桜
田中 毒
今年 も紅梅 ・白梅が咲 き薫 り、 レンギ ョウ ・ユキヤナギが道 の両側 に咲 き乱れ、桜は正門からキャンパス内道
路や丘に見事 に咲 き誇 り正に桜花爛漫 の観であった。これか らは、ツツジ ・サッキが歩道 や庭園の中を ピンク色
に染め、 いよいよ新緑 の季節を迎 える。
これは、私 の住む加住町 から丹木の丘に建 つ創価大学 のキ ャンパス模様 である。開学 30年 を迎えた若 い大学
だが、「
人間教育 の府」として学生 を大切 にする建学 の精神が、キャンパス内の隅々 まで行 き届いた素晴 らしい環
境がある。昨年完成 した18階 建本部棟横 には樹齢百年を超す樟が 3本 、欅並木は中央体育館前 を飾 っていて、全
体的 に起伏 に富 んだ地形が見事に活かされている。文学の池 に蓮 の花が咲 き、秋 には紅美 と四季 の彩 りが美 しい
が、何 といっても春 の桜 は格別 だ。約 2千 本 の桜、ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜、山桜、緋寒桜な どな ど。開
花 も日々変化 しつつ散 る花 と次 々に咲 く花 リレーは目を楽 しませて くれる。この時期 は3月 の卒業生、4月 に新
入生 と歓送迎す る特別 の花宴で もある。また毎年恒例 の 日中友好交流の原 点 脩1立者 と周恩来総理の友情 の証)を
周桜鑑桜会」も開かれ、中国大使館 を始め各国 からの来賓、教職員、学生、交換教員、留学生、一般
祝賀する 「
厳 しい冬に耐 えて、今年 もまた爛漫 と平和 の花
市民等多数が参加 し盛大 である。この桜一本一本 に創立者の心 「
の
えたい。その満開を見た
ら皆 どれ程心晴れるか」との思 いが込め られて
いつか
を植
る
を咲かせ 桜。
幾千幾万 桜
いる。
この春 の青春桜 の話題 として、甲子園での関西倉J価高校の感動の ドラマ も忘れる ことが出来な い。第 73回 春
の選抜高校野球大会 に初 出場 で 「ベス ト4」に勝 ち残 った関西創価高校野球部。「プレー も良 かったが、それ以上
にマ ナー とチー ムワー クが素晴 らしい」とは大会役員の言葉。同校野球部 の米国監督 は倉J価大卒業生で本大会最
野球 の 目的は人間錬磨、人間形成 のためのもの。野球 だけでな く、
年少 (30歳 )の 若 い監督でもあ った。彼 は 「
人間野球」の ドラマ を、全国の ファンに見
勉強 もしっか りやる文武両道 に優 れた球児たれ」と倉1価大学伝統の 「
こと
い
せて くれた
も特筆 しておきた 。
優勝 した茨城の常総学院を始め全国 の高校球児 は、再 び厳 しい錬磨 に耐 え、大 きく成長 した姿で、地方戦 を勝
ち抜 き、夏の甲子園で は春 にも増 した感動 の ドラマ を数多 く見せて くれる ことを期待 したい。
四季― 花だ より」を鑑賞す る。周 囲 を桜並木で囲 まれ一年で最 も美 しく
東京富士美術館 での 2001年 企画展 「
一
一
輝 く時、外 も館 内 も一体 となって絢蛸 豪華 な花見が出来た。本当に 「スバ ラ シイ」の 言 につ きるが、館 内で
吉野 山龍田川図屏風」であった。「花は何時の時代
鳳凰図屏風」と 「
番目を引いた作 品は、狩野派 。江戸時代 の 「
に も見 る人 の心 を明る く、楽 しくして くれるもの」移 ろい行 く四季 の花を堪能する最良 の一刻 を過 ごす ことが出
江戸 のインテ リアー屏風 ・文具 。調度頚 」が予定 されている。
来 た。次国 の特集展示 は 5月 27日 ∼ 10月 14日 「
一
今後 も一 日 日を少 しでも充実 した 日々 として過 ごせるよう、全てに興味 を持 って、見た り、聞いた り、感動を
拡げ ていきたいと思 う。
-4-
編集 。発行 :情 報委員会
2001.7.12
2000∼
2001年 度標語 「健康再チ ェツクでよ り活 気あ る活動を」
◎第 5固 定期総会 報 告 (司会 下 山例会委員長)
日 時 平 成 13年 6月 21日 (木)午 後 1時 00分 抱午後 1時 40分
場 所 八 王子 エル シ ィ 4階
(出席率 84.2%)
出席者 会 員 48名
来 賓 八 王子南 RCよ り3名
平野 一男幹事 橋 本永治 プロバス担当委員長 永 濱誠一 同副委員長
1.会 長換拶 (平原会長)
は じめに会長並びに長町副会長が手術入院の事態が生 じ、会則にある総会 (6月 例会)を 1週 間延期 しご
迷惑をかけた不手際をお詫 びする。幸 い両名共 1週 間前 に無事退院で きた。1年 間の総活を申 しあげる。
八 王子南 RCの 全面的バ ックアップと当 クラブ全会員 の協力 を得て、
(1)設 立 5周 年記念事業 の実施
ー
・
盛大な記念式典 記念パ テ ィが挙行で き好評を博 し得た ことに改めて感謝 す る。倉J立 5周 年記念誌発刊 も
ステイタス向上 に繁が った ものと評価 している。
有 志会員の参加ではあったが昨年 12月 実施 の神戸 すず らん プロバ
(2)他 のプ ロバス クラブとの交流
スクラブとの交流研修は、他 の クラブの実態 に触 れる ことがで き、初めての試みであったが相互研修の効果
が得 られ、今後 に活用 していきたい。また横浜 ・横須賀両地区でのプロバス クラブ発足 に際 し、当 クラブが
先輩 としてお役 に立 ったことは有 り難 いことであった。
従 来 にない多人数 のサ ロン会員 の参加 があった。2名 の外部講師の
(3)生 涯学習 サ ロンの更 なる充実
ー
マ
RCか
の
き、
途中当 クラブの担 当者両名入院 の不滅1の事態が生 じつつ も代役で凌 ぎ、
ら2テ
担当を頂
他南
成功裡 に終了で きた。し か し種 々問題 も生 じている。会員全員の叡智でそれ らの解決 に当た って欲 しい。
RC15周 年行事 には多数会員 の参加 が得 られた。また当 クラブ
南
(4)南 RCと の交流 の一層 の活発化
5周 年行事 には南 RCの 組織 をあげてのバ ックア ップを頂いた。改めておネし申 しあげたい。カロえて今後市内
各 RCと の交流増進 が見込 まれている ことも付言 してお きたい。
試 行錯誤を繰 り返 してもその機会の倉J設に努めようとしたが、他 の行
(5)会員相互 のより緊密 な交流
った ことを反省 しお詫 び したい。
に追
をあげ得なか
われ、十分 な成果
事
次年度 は設立 6年 目を迎え る。新執行部のもと新機軸の観点に立 った運営を祈念 し総括 とする。
2.来 賓紹介 ・挨拶 (平野一男南 RC幹 事)
をお詫びする。プロバスクラブの活躍には常 日頃感服 している一人である。
梶原会長所用のため代理出席 のブ酵し
本年 の南 RC15周 年行事への協力 に対 し改めて感謝申 しあげる。国際 ロー タリー2750地 区には 87ク ラブが所
属 しているが、先般 の会議で この 1年 間に最 も活躍 し業績 を残 したクラブとして南 RCが 表彰 された。
プロバス クラブの業績がその一 因であ り同慶 に耐 えない。健康 に留意 され益 々 の発展 を祈念する。
3.議 長選 出
司
会者発議 によ り平原会長を議長 に選出。
4.議 事
(1)2000年 N2001年 度事業報告 (大高幹事)
当年度 は 5周 年記念事業、神戸 すず らんプ ロバス クラブとの交流等活発、多彩 な活動 と評価 し、時系列的に
∼ 2001年 度事業報告 を拍手で承認 した。
記述作成 した 2000年
なお、会員数 については、年度当初 56名 、期中入会者 8名 、期中減少 は 物 故者 2名 、退会者 4名
の計 6名 であ り、現在数 58名 (うち休会者 1名 、ほかに本 日入会予定者 1名 あ り)と なっている。
-
1
-
(2)決 算報告 一 本会計 を除 く付常事業分 (大高幹事)
イ 5周 年記念事業
560,000円
特 別 会 費
収 入
530,000
式典 参 加費
1,010,000
登 録 料
285,000
祝
儀
330,000
特別参加費
13,805
雑 収 入
支 出
合
計
式 典 費
記 念 品 代
記念誌作成費
F_「
刷費 ・
雑費
合
―
収入
支出
計
プロバス会員 より (56名 )
(53名 )
同
上
他
南 RC 82名
生涯学習サ ロン参加者 33名
2,728,805
会場費 1,050,461円 謝 金 620,000円
200イ田
350モ郊
案内状、 プ ログラム印帰1 2 5 1 , 7 9 1 円
1,670,461
245,133円
408,807
307,146
2,631,547
97,258円
会計 へ繰 り入 れ
本
ー
口 第 5 回 生涯学習 サ コン記念 さよな らパ テ ィ
チ ケ ッ ト売上 ( サ ロン会員 4 6 、 プ ロバ ス会員等 4 8 枚 ) 6 5 8 , 0 0 0 円
収 入
ほか合計 6 7 8 , 0 0 0 円
ーティ費 ・謝金 570,327円 印 刷費 ・送料等 26,100円
合計 596,427円
支 出 パ
本 会計へ繰 り入れ
81,573円
収入 ― 支出
ハ 第 5回 生涯学習 サ ロン事業
サ ロン会費 (サロン会員 390
参 加費 (サロン会員 104名 、プロバス会員 54名 )366,000円
収 入
ロン
プ
会員 範 名、 ロバス会員 38名)223,000円
名、プロバス会員 217名)607,000円 特 別会費 (サ
雑収入 20,081円
合計 1,216,081円
支 出 会 場借料 711,443円 茶 菓代 529,461円 講 師謝金 60,000円 野 外 サ ロン 279,540円
通信印刷費 157,040円 雑 費 31,731円
合計 1 , 7 6 9 , 2 1 5 円
―
補 助金 として本会計 よ り支 出
収入
支 出 △ 553,134円
ロン
嬢 となり、補助金が当初予算に比 し153,1醜円 38
った力
セ
ヽ
530/8が
燃
カ のある会場確保力章
あ
会員
(注)サ
%増 となった。
渋 谷文雄、加藤覚両 会計監査 よ り、上記 3付 帯事業 の決算 に関 し、監査 の結果相違なき旨の報
○監査報告
告 があったので、議長 これを諮 り拍手で承認 された。
(3)緊 急動議 (渋谷文雄会員)
学習 サ ロン事業 への補助金支 出増 により本会計 は破綻状態 に ある。本事業 は クラブ自体 の事業 であ り、本年度
の本会計健全化 のため、臨時会費 2,000円 の徴収 を したい音の提案があ り、議長 これを諮 り全員の賛成を得た。
(4)次 年度役員選 出 (平原会長)
クラブ運営は本来会員全員 が順次交代 して当たるべ きと思料す るが、節 目を経 て新機軸倉J出の必要性、執行部
の継続性、在会 期間 の配慮、女性 の活用等 を勘案 し人選 したとして、次 の候補者 を提案、承認を得た。
理 事 長 町幸雄 (会長)石 井賃 (副会長)宮 崎浩平 (幹事)療 瀬智子 (副幹事)須 藤英雄 (例会委員
林貞男 (会員委員長)土 井俊玄 (研修委員長)下 山邦夫 (地域
長)山 下安雄 (情報委員長)月 ヽ
奉仕委員長)
会計監査 小 原康直 大 串延子
○長 町幸雄次年度会長挨拶
本会 の歴史 と歴代会長 の運営実績 を核 さぬ よう努 めたい七苛酷な経験 を経て今は第 2の 人生、adagloを 基本
に歩 んで行 きたいと考 えているので ご協力 をお願 いす る。
次年度役員 の紹介 があ り、第 5回 定期総会 は終了 した。
-2-
◎第 68回 例会報告 (司会 下 山例会委員長)
1,新入会員紹介
推
金澤 康 (かなざわ や す し)
薦者 大 野聖二会員
昭和 3年 10月 6日 生
住 所
〒 1940043町 田市成瀬台 4-1-27 TEL.042-726-9242
主な経歴 環 境教育、学習障害児教育 に従事 宮 澤学園中等部高等部校長
趣 味
囲 碁
○入会挨拶 の後、会長 よリバ ッジが贈呈 された。
2.6月 度 バ ー スデイ ・プレゼン ト
会長 よ り該当者 にプレゼ ン ト (ワイ ン)が 贈呈 された。該当者は次 のとお り。(誕生 日順)
野末孝雄 (休会中)石 井充 浅 輪豊治 西 志村光治 療 瀬智子 野 田正久 鶴 田金通
3.5周 年記念事業特別委員会報告 (ヨ │1副委員長)
5周 年 の集 いに 140名 の方 々が参集 され盛大 であった。南 RCの 組織 をあげての支援 と、表方裏方 として ご尽
力頂 いた会員 の皆 さまのお力添 えの賜 と改めて厚 くおネL申 しあげる。ついエスカ レー トし音楽文化に偏 した点
を反省 しているが、サ ロンの Fantastic Nightと 併せ幾許 かクラブ財政 に貢献で き安堵 している。
4.幹 事報告 (大高幹事)
多彩な活動 のあった年 度 であったが、全会員の支援協力 を得て全力投球で きた ことを感謝する。ただ気付 くの
が遅れ財政運営に汚点を残 し会員各位 に迷惑をかけた こと哀心 よ りお詫びする。
5.各 委員会報告
○例会委員長 (下山委員長)
指摘 を受け乍 ら卓話等例会 の時間的運営に努力不足 を反省 している。次年度改善 をサポー トしたい。
○情報委員会 (石井賃委員長)
限 られた資料 に基づ く記念誌作成 は、何方 に も出来 る作業 と思 うが、それを与 えて頂 きクラブに貢献出来 た こ
と、会員各位 に感謝 している。編 さん作業 を通 じ、 これからは足下 を見 直 し、固め、新機軸の運営に邁進すべ
きであ り、この5年 間草倉J期活動のバ ックボー ンとなったチャー ター メンバ ーの時代は終青を迎 えていると痛
感 した。 ご支援 ご協力 に感謝申 しあげる。
○会員委員会 (須藤委員長)
①金澤新 入会員 は No.67。 ② 臨時会費 は例会終了時 に徴収する。③ 会費納入 の利便性を図 り銀行 日座 を開設
東海銀行八王子支店普通預金 No.1175795東 京八王子 プロバ スクラブ名義 振 込送金等に活用 されたい。
結果的 に会員 の増減 も殆 どな く 1年 間の職務を全 う出来た。感謝する。
○研修委員会 (委員長不在 のため石井充副委員長)
行事多彩 で これに全面的に協力 したため、研修委員会本来 の活動が出来なかった ことお詫 びする (代読)。
○地域奉仕委員会 (岩岡委員長)
多数 の参加者 を得た第 5回 学習 サ ロンであったが、運営面で ミスの生 じた点残念でお詫 びす る。回を重ねサ ロ
ン運営、特 に野外 サ ロン候補地選定 には手詰 まりを感 じた。方向性の検討等知恵を傾ける時機 と思 う。
6.役 員退任挨拶 (代表 平 原会長)
問題 もあ ったが任期を全 う出来た。支援 ・協力 に感謝する。次年度新会長 を中心 に発展 を期待する。
7.閉 会挨拶 (長町副会長)
本年度最後 の定期総会 を兼ねた例会 も終了 した。私事年 らサ ロン担当をキ ャンセル し代理担 当 された石国会員
初め皆 さまにお詫びする。次国か らは新年 度 となる。会員各位 の健康 を析念する。
-3-
◎投稿
八王子 の祭 り考
西志村光治
八王子 まつ りも、今年 は 41回 目を迎 える ことになるが実行委員会 によ り企画 ・準備が着 々 と進行 しているも
のと思われる。
“ "は
、全国いたる ところで、各々 の特色をもつた祭 りが、春から夏 へ、そ して秋 へと通年によ り
日本 の 祭 り
みのあるものを列挙 してみれば、桜 の中でのからくり人形 は京風山車 の高山
開催 されて いる。思 いつ くまま511i染
祭 (4/15∼4/16)、 熱気 に満 ち溢れた男壮な青森 のねぶた祭 (8/2N8/7)、 情緒 とロマ ンを感 じなが ら手に汗す
る秋田の竿灯 (8/4N8/7)、 カラフルな賑 々 しさを毎年新調する仙台の七夕祭 (8/6N8/7)、 京都 は祭 りの原 点
ともいわれるコンチキチ ンの優雅な中にあの見せ 場 を作 る辻回 しの祇園祭 (7/17)、踊 る阿呆に見 る阿呆 …… の
阿波踊祭 (8/1い 8/15前 後)、鼓 弓 と三味の音妖 しく謡われ色気十分な踊 りのおわら風 の盆祭 (9/1N9/3)、 岸
和国は勇壮なだん じり (9/14…9/15)、 等枚挙 に違がな い。
東京近辺 でも浅草三社祭、神田祭、秩父 の夜祭、府中の暗闇祭等 これまた限 りがな い。いずれ も単純形式で は
あるが、観客 を魅了するものは、歴史 と伝統 に培 われた独特 な特性をもっているからであろうか。
さて、そ こで八王子の祭 りについて一考 してみたい。八王子 まつ り第 1回 は40年 前 の昭和 36年 の夏、当時の
植竹国次 市長 によ り、人 口急増 による新旧住民 の融和 と郷土愛を 培 うことを眼目に して市民祭 と銘打 って開催 さ
れ、第 8回 昭和 43年 か ら八王子 まつ りと改称 された。
“
“
これを機 に、従来国道 16号 以東 。以西で 下 (しも)の 祭 り (7/22∼7/24)"、 上 (かみ)の 祭 り (8/14∼8/
16)'と して、各 々に山車 と神興 を主体 とした祭 りであ つた ものを統合 して、正規に八王子 まつ りに合体 開催する
ことにな った。 この間第 3回 の市民祭 (昭和 38年 )か ら商店街連合会 によ り、大 きなカラフルな吹流 しや縫 い
"も
“
`
目的に加えられた。以降第 8回 (昭
くるみな どの飾 りによ り、娠 々 しく七 夕飾 りが同時に行われ 商業振興
こ
って
された。
に亘
つ
の七
が同時開催
6年
り
、
間
夕祭
和 43年 )の 八王子 ま りまで
"(八
“
王子市有形文化財)が 登場 した
更 に第 18回 八王子 まつ り (昭和 53年 )か ら目を見張 るあの 千貫神輿
せめて大横町国道 16号 ぐらいまで渡御 して欲 しい」
のである。渡御時間の関係 もあ り、出発の追分交差点か ら 「
という多 くの要望 があるが、実情は八幡町繊維貿易会館 (本部)前 までの渡御 となっている。
以上が若子 の変遷 を経なが ら昨年度 (第 40回 )ま での八王子 まつ りの大雑把な流れの経過概要である。
ここで特筆 されるのは、 この千貫神輿 の登場 である。明治 15年 (1882年 )に 建造 されたもの (相原悦夫氏著
八王子多賀神社神興修理 の実 際)で あ り、明治 44年 (1911年 )頃 まで人手により担がれて いたのであるが、こ
の年 を最後 に担がれな くな り、以降昭和 53年 (1978年 )の 第 18回 八王子 まつ りまでの間は、御所車形式三輪
台車 により限 られた地域を渡御 されていたものである。 と云 うのは、明治 44年 頃神輿落下事故があ り、不祥事
が発生 したため担 ぐことを中止 した と伝えられている。 (前掲相原氏調査)
それだけにこの大神輿 の総勢約 1600名 による渡御の復活は圧港 である。100名 を越 える担 ぎ手の 「セイヤセ
イヤ」の掛声 と共に、時には波 に漂 う御座船 の如 く、時には渦波 に翻弄 される木船の如 く行 きつ戻 りつ、あるい
は蛇行 を繰返す様 は、正に人 の波波であ り、熱気 と共働 による傑作以外 の何 物 でもない。 この千買神輿が、横山
町辺 りまで渡御する ことがで きたら、八王子 まつ りの大 きな目玉であ り、他 に例を見 ない魅力 と特性を持 つ こと
になるであろう。加 えて、兄弟神興である子安神社奏記念館 に鎮座 されている壮麗な大型神輿、そ して八幡八雲
で きた ら、質量 ともに 日本有数 の歴史 と伝
神社 の例大祭 に優雅な雄姿 を見せる神築の正 に三社 の神興 が輸 いPHAみ
こと
の
ら、各
し当然
なが
氏子 を初め役員、町内会の関係者、担
統を誇る魅力 ある祭 りになること必定 である。但
ぎ手組織 の協力等多 くの調整が必要な ことは論 を待たない。
更 に加えて、八王子の祭 りの特性 は、従来彫刻美術 と熱気 の塊である17台 の山車 (うち 12台 は市有形文化財)
である。就中 この山車が複数台辻合 わせや競合 した時の、各流派 による蝶子 の リズム、踊 りの乱舞ほど見 る者 を
して心熱 く祭 り気分 に酔 わせ るものはないであろう。最近、少子化で山車の引手である子 ども達 も少な いことか
一
ら、市衛地周辺部 の町会、子 ども会などの調整 によ り、 緒 に山車を引 くことがで きた ら、新たな交流 も生 まれ、
正 に全市挙げての祭 りになるであろう。
以上 の祭 り模様 は、長年 の歴史 と伝統を踏 まえた魅力 ある特性 を持 った祭 りとなるであろうし、まち起 こ しの
一助 に もな り得 る ものであろう。全 国 いたるところでの祭 りの時機に一考 したいものである。
渋 谷文雄会員
◎転居 のお知らせ
野市多摩平 114-91 グ
新住所 〒 191-0062 日
ランループ1314 TEL/FAX 042-585-0318
◇
連載 成 年後見制度 とは何 か(2)は 紙面 の都合 で次号掲載 とな りました。 ご了承下 さい。
1年 間 のご支援 ご協力 を哀心 よりお礼 申 しあげ ます。
情報委員会 委 員長 石 井 賃
-4-
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委員長)
◎第 68回 例会報告 (司会 須 藤711会
13年
12日
7月
日時 平 成
午 後 0時 30分 より
場 所 エ ル シ ィ八王子 4階
出席者 会 員 53名 (出席率 90%)
来賓 八 王子南 RCか ら4名
木下律会長 本 間隆幹事 千 野宗良 プ ロバス担当委員長 飯 室陽三 プ ロバ ス担 当委員
横須賀南西 RC 岡 田忠男氏
1.会 長挨拶 (長町会長)
例年 にない空梅雨。35℃ を越す暑 さの中、皆様元気でお集 りいただいた事、嬉 しく存 じます。又、八王子南 RC、
横須賓南西 RCか らもご出席下 され有難 うございました。当 クラブは発足以来輝 か しい発展 を遂げ、5周 年記念
事業 も成功裡 に終 わる事が出来 ました。
本年度 は特別 な記念事業 はあ りませんが、従来 の慣例 に とらわれない各委員会 の新企画を期待 してお り、また
その企画 の立案、実行 について、みなさまの絶大 なご協力 をお願 い します。
2.◇ 来賓挨拶 (木下八王子南 RC会 長)
ー
ー
本年 は色 々 と提携行事 もある と存 じますので、ご協力の程 お願 い申 し上げ ます。当 ロ タリ クラブでは、本
年度 の目標 として、環境問題 と八王子市 内大学 に留学 している外国人留学生に対する支援 を考えてお ります。こ
の点のご協力 をお願 い申 し上げ ます。
◇来賓挨拶 (千野 プロバス担当委員長)
本年度 の初例会 おめで とうございます。貴会 の発展 をみ ます と、呆 してお手伝いする事があるのかという感 じ
さえ抱 きます。貴会が 日本一 の存在 感のあるプロバス として発展 される事を期待申 し上げ ます。
◇来賓挨拶 (岡田忠男横須賀南西 RC委 員長)
横須賀 に プロバス クラブ設立 の際は、大変 お世話 にな り有難 うございました。現在、会員 30名 の参加 を得 て
親睦 と奉仕 を旨として活動 してお ります。第 1回 の例会 は、自衛艦上 で行いました。今後は奉仕活動 を如何 に発
展 させて行 くかを課題 として考 えてお り、お知恵を拝借で きれば と思 ってお ります。
3.新 入会員紹介
設楽 /AR正(した ら き みお)昭 和 11年 8月 30日 生 推 薦者 :大 野聖二会員
住所 :八 王子市高尾町 1727 Tel.0426-66-2728
家族構成 :妻 子 息 2人
現役時代 の主 な業務 :日 本石油化学取締役 日 石 シー トパ レツ社長
趣味 :ゴ ル フ ・水泳 ・俳句
4.7月 の誕生 日プレゼ ン ト
会 か ら次 の該当者 4名 にワインを贈呈、会長 よ り手交 した。 (誕生 日順)
田子稔 浜 野幸雄 田 中壽 石 井賃
◎臨時総会報告
須藤例会委員長 よ り 「これよ り本例会 を総会 として御 審議 いただきたい」との発議があ り、同委員長 を議長 と
して議事を進行 し、すべての議案が承認 された。
議事 の内容 は次 の通 り
-
1
-
1.平 成 13年 度運営方針 (長町会長)
健康 と長寿 を目指 した (QOL)の 追求 と、円滑なクラブ活動の推進を目標 として行事 を行 いたい。具体的には、
①八王子南 RC、 その他 クラブとの交流。
ー
ー
② 各種委員会 の内容 チ ェ ックとリフォ ムを進め、構成 メ ンバ 各 自の倉J意と工夫 を活か した クラブ活動を。
ー ー
③卓話 の効用 とフリ ト キ ングによ り、 自由に発言 と討論がで きる機会を増や してみたい。
や「
、そのために 「
落書帳」を。
Q&A box」
風通 しの良 さと透明度を」
④ 会 の運営にもつと会員の声を吸い上げ 「
☆クラブ運営の今後を見据 えて。
感性豊かな会員相互 の交流 を」
従来 の知性優位 の会運営に対 し 「
2.本年度の人事
◇事務局長 岡 田尚会員 (会長委嘱)
◇各委員会委員 (順不同)
例会委員会 須 藤英雄 (委員長)大 串延子 大 高秀夫 北 川博孝 塩 沢迪夫 野 口勝久 向 山光春 吉 田信夫
松本一夫 鶴 田金通
情報委員会 山 下安雄 (委員長)石 井充 岩 岡茂之 大 野宰二 大 山泰 桂 元二 中 野義光 成 田章 梅 木松助
田中博 小 山祐三 浅 輪豊治
藤寛 小 阪善治 渋 谷文雄 関 戸一郎 平 原俊彦 藤 野豊 米 林仲恭
会員委員会 小 林貞男 (委員長)力 日
は休会中
設楽公生 ()│1口賃)(野 末孝雄) 0内
小
原康直
川 津鐵遭 近 藤泰雲 田 子稔 浜 野幸雄 近 田正人
研修委員会 土 井俊玄 (委員長)安 藤美代子
金沢康
地域奉仕委員会 下 山邦夫 (委員長)石 田雅邑 大 野聖二 清 水里子 立 川冨美代 野 田正久 古 川純香
一
松尾信一郎 堀 日進 西 志村光治 橋 本義和 田 中毒 武 田洋 郎
3。(A)東 京八王子 プロバスクラブ。2000∼ 2001年 度決算報告 (大高前幹事)
一
会員 に配布 の決算報告書に基づいて説明、報告がなされ、全会 致で承認
(B)監 査報告 (渋谷会計監査)上 記決算 について報告。
(C)東 京八王子プロバスクラブ。2001∼ 2002年 度予算 (案)(宮 崎幹事)
会員 に配布 の予算書に基づいて提案、説明がなされ、 これを承認。
4.各 委員会報告
●須藤例会委員長
例会が会員 の意見
会長 から例会の運営につ き新機軸を出すように言われたので各委員の意見を聞いてまとめたい。
の
は
9月
は
例会 例年通 り軽装で。又、欠席 場合 当然ながら必ず連
交換 の場 として機能するよう努力 したい。尚、8、
絡 をして欲 しい。
●出下情報委員長
プロバスだより」の編集は各号別にそれぞれの委員が分担 し、責任 をもって発行していただくことにしたい。
今年度の 「
●小林会員委員長
新会員募集 にあたっては、会員の資質を下げないよう留意 したい。
●土井研修委員長
昨年 は5周 年事業の関係もあり、卓話等会員研修 に、至らない点があった。今後 の充実策を検討する。
●下山地域奉仕委員長
生涯学習サ ロンについてアンケー トをお願いしたい。その結果をみて今年度の計画 を立てたい。
●幹事報告 (宮崎幹事)
来 る7月 19日 、新旧理事の業務引き継 ぎを行います。
5.閉 会挨拶 (石井賃副会長)
次 の2点 について問題提起 しておきたい。1)生 涯学習サ ロンヘの取 り組み。サ ロンの予算 として 50万 円を計上 し
ているが、その点も含め、サ ロンの在 り方を各委員会で検討 していただきたい。2)組 織 のあり方について。ただ会員
一
数が多ければ良 いと言うことなのか、等々。5周 年記念事業 を終 えた今 日、もう 度初心に帰って会員諸賢に熱考 して
頂 きたいと思います。
暑さ厳 しい折、来月の例会 にも全員元気で参集されるよう析念 して閉会の言葉 とします。
-2-
◎連載
成
年後見制度 とは何 か (その 2)
成 田 章 会員
「プロバスだよ り第 67号 」では、高齢化社会を迎えた現在、未成年者 に保護者が必要な よ うに、成年者 につ
いても社会 生活 を送 ってい く上でその半J断能力 を補 って あげた り、代理 して法律行為 を してあげ る必要のあ
る人がいるわけで、 これに対応する制度 としての、「
成年後見制度」 を執筆願 いました。
々
にご登
67号
に引
きました。
き続
き成
国会員
壇頂
前
(3)新 しい法定後見制度の概要
新 しい法定後見制度 として、前記 のとお り、後見、保佐、補助の制度が定め られ ましたので、その内容 を説明
します。
(1)判 断能力が どの程度 の人 が対象か ?
後見 ……精神上 の障害 (痴呆、知的障害、精神障害等)に より常 に半1断能力 を欠 く状態 に ある人。
保佐 ………精神上 の障害 によ り判断能力が著 しく不十分な人。
補助 ……精神上 の障害 によ り半J断能力が不十分な人。
(2)ど ういう手続 きで後見等 の宣告がな されるか。
本人 について判断能力 が後見等 の宣告相当 と思われ、かつ、その必要性がある場合 は本人、配偶者、四親等内
の親族 、検察 官、任意後見受任者、任意後見人、任意後見 監督人、市町村長等 の申立てによって、その当否 を家
断 し宣告 をする ことにな ります。なお、申立てについて補助 の場合 は、不十分なが ら本人 の判 断能
庭裁判所が半」
力 があるので、本人の同意 を必要 としますが、保佐、後見 の場合 は不要 です。
(3)関 係者 の名称
被 」をつ ける ことに し、成年被後
禁治産、準禁治産 の名称 を廃止 して、新法では、本人 の場合 はすべて頭に 「
見人、被保佐人、被補助人 と し、その援助者 を成年後見人 (成年後見監督人)、保佐人 (保佐監督人)、補助人 (補
助監督人)と しました。
(4)後 見人等 にいかなる代理権が付与 されるか。
家庭裁半J所が援助者 を選任す る場合 には、援助者 に代理権 を与える ことにな りますが、その内容 は次 の とお り
です。
財産 に 関するす べての法律行為 について、選任 と同時 に代理権が発生 します。
後見 ……・
保佐、補助 …… 申立ての範囲内で家庭裁判所 が定める特定の法律行為 について認め られ ます。したがつて、申
立て られたもので も不相当 として代理権が与 えられない場合 もあ ります。
なお、代理権付与 の審判 について も、保佐、補助 の場合 は本人 の同意が必要 です。
(5)同 意権、取消権の内容
援助者 について、本人 に代 わって被後見人等の行 った法律行為 について同意 した り取消 した りす る権限が与 え
られますが、その内容は次 のとお りで、取消 しは本人 もする ことが出来 ます。
後見人 …… 日常生活に関す る行為以外のすべての財産上 の行為 について同意権。取治権があ ります。
・
…・
民法 12条 1項 所定 の次 の行為その他 について保佐開始 の審半Jとともに審半1によって同意権が与えら
保佐人 ・
れ、 これに反 したものは取消せ ます。
① 元本 を領収 し又 は これを利用す ること。
② 借財叉 は保証 を為す こと。
③ 不動産その他重要な財産 に関する権利 の得喪 を目的 とする行為 を為す こと。
④ 訴訟行為 を為す こと。
③ 贈与、和解叉 は仲裁契約 を為す こと。
⑥ 相続 の承認 も しくは放案又は遺産の分割を為す こと。
① 贈与 もしくは遺贈 を拒絶 し又 は負担付 きの贈与 もしくは遺 贈を受託する こと。
③ 新築、改築、増築又 は大修繕 を為す こと。
③ 第 602条 に定める期間を こゆ る賃貸借 をなす こと。
-3-
一
補助人 …… 申立ての範囲内で家庭裁判所 が定める特定の法律行為 (民法 12条 1項 所定 の行為 の 部)に つい
て認め られ ます。付与の審判 は補助開始 の審判 と同時 にされ ます。なお補助の場合 のみ本人の同意が
必要 です。
(6)援 助者 の責務
後見人、補佐人補助人 は家庭裁判所 に選任 され ます と、本人 に対する身上配慮義務 が発生 して本人 の心身 及
び生活状況 について配慮す ることにな ります。
(4)従 前の制度 の どこが改正 されたのか。
新 しい制度の特色 を明 らかにする ことに もなるので、従前 のどのよ うな点が改正 されたのかみてみ ましょう。
①従前 の禁治産、準禁治産制度 を廃止 して、後見、保佐 とし新たに補助 の制度を加 えた。従前、精神障害者等 の
保護制度 として、禁治産、準禁治産制度があ りましたが、それは社会的 に十分 に機能 していたとは言 えない状態
で した。その理由はいろいろあ りますが、禁治産の呼称その ものに抵抗感 があ りました し、判断能力 の多様性 に
対応 で きない、福祉関係の行政機関に 申立権がな く、施設入所者 の財産管理が困難、配偶者 が後見人 になること
が法定 されていて高齢化社会の実情 に合 わない、さらに、宣告に時間や費用がかか り過 ぎる、宣告を受けると戸
籍 に記載 され、いわゆる戸籍が汚れる という感覚 が強かったということ等があったと思います。
② 従前 の保佐 について、浪費者 を除外 し、取消権、代理権の内容 を明確に した。今回の保佐制度は判断能力の不
十分 の保護 を目的 とす るものですか ら、単なる浪費者である ことは、保佐 の対象 から除外す る ことにな りました。
③ 日常生活に関する行為 (日用品 の購入等)を 取消権 の対象 から除外 した。自己決定権の尊重、個の自立を促す
との見地 か ら除かれ ました。
④ 申立権者 に市町村長 を追加 した。
従来 は、検察 官が公益の代表者 ということで申立権 を有 していましたが、社会の実情 に合 わないので、福祉関
係 について住民 と最 も密接な関係 のある市長村長に申立権が与えられました。
③職権 による後見人等 の選任制度 を設 けた。
③ 複数 の後見人 が認め られ、 また、法人 を後見人 に選任する ことが許 される ことにな りました。
数人 の後見人 によって職務分担 が可能 とな り、また、法人 の資格 には、制限が設け られていませんか ら、福祉
法人、更 に営利法人である信託銀行等 も家庭裁判所 から選任
社会協議会 のような社会福祉法人、福祉関係 の/AN益
されれば後見人 になれ、実情 にあった運用が出来 る ことにな りました。
①後見 監督人の機能を強化 した。
③戸籍 に記載す る公示制度 を廃止 して、登記制度を新設 した。
③ 任意後見制度 を新設 した。
<以 下次号 >
くら しの法律 相談 (1)Q&A
Q:熟 年離婚 した妻は、夫に支給 される年金を対象 として財産分与請求ができるの?
A:で きる。
夫 の年金 は夫 の財産 ですから、これを分与 の対象 とす ることは問題な さそ うですがtそ れは現実 には現金化 さ
れていな いわけで、大が将来取得す るであろう財産 も分与 の対象 になるかということです。
財産分与 の内容 は、婚姻生活中に夫婦 が協力 して得た財産の精算 と妻 の扶養料 も含む というのが通説的考 え方
ですが、その対象財産 は、婚姻中に取得 された財産であ り、将来、取得する財産 は、対象 にな らないとする考 え
方が強 かったようです。
しか し、現在の年金制度が多分 に夫婦 単位的な色彩 を帯びている ことを考 えます と扶養的財産分与 の対象 とし
て年金 を考 える ことが妥当 と思われ ます。
例 も出て います し、裁判実務 は積極的 に認める方向に向かっているという気が します。
最近 は、これに沿 う裁半」
なお、離婚 のときから2年 を経過 します と、財産分与請求権がな くなる ことに注意が必要です。
(成田 章会員)
-4-
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◎平成 13年 8月 例会報告 (司会 須 藤例会委員長)
日 時 平 成 13年 8月 9日 午 後 0時 30分 より
場 所 エ ル シィ八王子 4階
出席者 会 員 49名 (出席率 83%)
来賓 2名
1.会 長挨拶 (長町会長)
毎 日暑 いですね という挨拶 が枕 ことばにな って しまいますが、本当に暑 いですね。 この猛暑 の中、熱射病 ・熱
生命を落 とす方 もある ようです。それに、この暑 さのためか 日本本来 の国民性がおか しくな っ
中症で倒れる方や、
たのか、白壁人 を殺すなど、ちょっと想像 で きない状態 とな り、我 々の住む 日本 はどうなって しまうのかと心 配
しています。なにはともあれ、お互 いに水分が欠乏 しないように補充 し、 自分で健康管理 を していただ きたい。
報告 として、7月 23日 より30日 までに、各委員会 でご審議 いただ きました。共通話題 として満 5年 過 ぎた組
織 が とり上げ られ、 メンバ ーの適正 数 ・上限などについて コンセンサスが得 られたと思 います。
サ ロンについては、地 域奉仕委員会で新機軸を出 して くれるものと思 っています。
本 日は、日 野及 び南 RCよ り2名 の来賓 をお迎え しています。 こ れか らもがんば りましょう。
2.来 賓紹介 (須藤例会委員長 より)
八王子南 RC 榎 本博行 プ ロバス担当副委員長
東京 日野 RC 濱 田積保氏
3.幹 事報告 (宮崎幹事)
① 八王子南 RCよ り本年 も助成金 をいただいた。
② 野末孝雄会員 が この度退会 され、会員数 60名 が 59名 となった。
一
③ 7月 23日 より、各委員会が開催 され、忌悼のない意見が出された。それ らの中から つず つ改善 していき
たい。詳 しくは、各委員長 より報告がある。
例会時間を 30分 延長す る。12時 30分 より2時 30分 とす る。 この延長で卓話 の時間 も確保 される。
4.各 委員会報告
平成 13年 度各委員会活動方針
I.例 会委員会 (7月 30日 )須 藤委員長/北 川副委員長
昨年度 も多 くの新会員 を加え、会員数 60名 を超える日も目前 となっている。学習 サ ロンを除 くと会員交
流 の場 の主体は月 1回 の例会 にあ り、それだけに例会の持つ使命 は重 い。今年度 は、委員会 メンバ ー全員 の
協力 の もとに、時間的な制約条件 のなかで、 どうした ら効果的な例会の運営が出来 るのかについて、知恵を
出 し合 っていきたい。
また、クラブの全体的事業は勿論、会員研修や学習 サ ロンなど他委員会 から協力 を求め られる事項につい
て も委員会 として積極的に対応 してい く。
1.委 員相互 の意思疎通 を図 るため、例会後 の ミーテ ィングを定例化す る。
2.ミ ーテ ィングをベースに、委員の担 当業務 を極力明確化 し、遺漏な き業務の遂行 を期する。
3.時 間に制約があ り、卓話 の外 は連絡、報告事項が主体 となっている現状 では、後段 の食事時間が、会員交
流 の重要な場 となっている。交流 の効果が上げ られるよう、テ ーブル毎 の配席等 に十分留意 してい く。
4.例 会 の効果的な運営 のため、欠席 の事前通知 の励行 を委員長報告等 で会員に徹底 する。
正.情 報委員会 (7月 26日 )山 下委員長/中 野副委員長
本年度 の会長運営方針 に則 り、「
委員会構成 メンバ ー各 自の倉J意と工夫を活か した クラブ活動」及 び会 の運
会員 の声を吸収 し、風通 しの良 さと透明度」を具体化する為 に情報委員会 として何が出来 るかを
営 によ り 「
検討 した結果次 の二点に集約 した。
-
1
-
1.「プロバ スだ よ り」本年度分 12号 についての編集 は各号別 に委員 12名 がそれぞれ責任をもって担当する。
(但 し、編集会議は正副委員長を中心 に全員 で行 う。)
2.「 落書帳」 の創設
兎 に角、何 でも結構です。会員 の皆 さんの忌憚のない意見、 自慢話、趣味のお さらい、成果等、ご希望
とあ らば匿名で も結構です。情報委員会山下、中野 までお寄せ下 さい。但 し、なるべ く多 くの方の ご登 場
を頂 く為、 100字 ∼ 200字 程度 に握めて下 さい。情 報委員会 はこれを 「プロバ スだよ り」の紙上に発表
させて戴 きます。
配 .会 員委員会 (7月 23日 )月 ヽ
林委員長/加 藤副委員長
会員委員会 の主 たる任務は、会則 によれば① 会員 の募集②資格審査等 を担 当 し、会員及 びクラブの強化、
増強を図 る ことに なっている。委員会 として、会則 に従 って委員 の協力 を得なが ら、資質 を落 さない様、会
の拡大 に前向 きに対応 してゆ く。具体的活動 については、出来 るだけ定例的に委員会 を開催 し、きめ細 か
い検討 を重ね、 よ り良 い結論 を得て対応致 したい。
具体的活動方針
1.新 会員 の募集 目標 (現在会員数 59名 )目 標数 69名
H.13年 度 は 10名 程度 の新会員募集 を目標 とする。
2.入 会希望者 の資格審査会の開催 について
現行 は入会希望者 の推薦書が提出された時点で資格審査会を開催 (急ぎの場合は電話等で調整)し、決
定 している。審査の内容 を充実 し、質 を高めるため、審査委員会 の開催 を年 3回 程度 に (4夕月 に 1
回)ま とめて開催 出来る よう検討 し、具体的 日程 (開催月 日)に つ いては委員会 で確認、発表する。
3,一 般会員 の会費 の徴収
上期分 (7月 例会時)・下期分 (1月例会時)例 会受付 時 に徴収 しているが、振込制度の活用 と強化拡
大 に努力す る。(振込票の配布等 を徹底 し合理化を図 る。)
4.今 後 の検討課題 として、現在会員の増加傾向にあるクラブの構成人員 を如何に していくか。クラブの
運営上 における適正人員 の分析等、そのあ り方 について充分なる検討 を行 っていきたい。
IV.研 修委員会 (7月 24日 )土 井委員長/安 藤 ・近藤 副委員長
プ ロバ スクラブ運営細則第7条 に基づ き、知的のユーズの充足 、趣 味の修得等 のプログラムを計画 し、運
営する ことを原則 とする。 この条文 を充分 に解釈 し、クラブの特性から実務的、実利的な研修でな く、人
間的向上 を目指 し、心の幅をよ り広 く持てる様な研修 を考えたい。
1.卓 話
卓話 については数多 くの会員の話 を開け るように工夫 をする。
原貝J的には例会毎に 1名 抱2名 とし、
持
ち時間 20分 とす る。
2.野 外例会
野外例会 は 11月 実施 にて企 画立案を行 う。本年度は 11月 8日 (木)の 予定、 日帰 り研修旅行 として
実施。具体案未定。
3.趣 味、特技を生 か したクラブ、サー クル活動 の推進。
現在囲碁、ゴル フの会があるが、これだけでな く他 に も種々な趣味や特技 を生か したクラブ、サー ク
ル を作 り、同好の者達が共 に楽 しむ ことの出来 る ことを目的に仲介 の労 をとる。
(クラブ、サー クルの例)
ー
① カメラ(写真)② バ ドウオ ッチ ング ③ フィッシング ④ ス ケッチ ⑤ 絵画 ⑥ ハ イキ ング
ー
ー
ー
⑦ 旅行 ③ 歴史探訪 ③ 文学 ① 芸術 ① 音楽 ⑫ 野外観察 ① 軽 スポ ツ ① ニ ユ ス ポ ツ
①書道
V.地 域奉仕委員会 (7月 28日 )下 山委員長/堀 田副委員長
考え方
第 6回 目を迎 える生涯学習サ ロンの運営 について、前年度 は盛大な成功 を収め る一方、経費超過の為、臨
時会費 の徴収 を行 った事実 から、そのあ りかたに改善を必要 とされる。この点を鑑がみ今年度 は生涯学習
サ ロンの原 点に立 ち返 って、適正な規模 で、プロバス クラブ会員並 びにサ ロン参加者 が知的に又情緒的 に
満足 を得 られるサ ロンの質的な充実を目指 して開催する。
地域奉仕活動 としてはこのサ ロン開催 によ り、
地
域 の文化活動に資す ることで殆 ど全てだが、 いちょう祭 りへ の参加 のあ り方 を少 し検討 してみたい。
-2-
方針 ――一―
1.生 涯学習 サ ロンの規模 を適正化 した開催
2.生 涯学習 サ ロンの原点 に立 ち返 った内容 の充実
3.い ちょう祭 りへの参画 について検討
4.委 員会 の全員の協力 による観齢な きサ ロンの運営、特 にサ ロン会計 のため担 当者 の設置
7.卓
尾信一郎
話 「 子 ども達 に残せ るもの」 松
多摩動物園は多摩動物公園、上野動物園は恩賜上野動物園 というのが、それぞれの正式名称です。
動物 園の歴史 は明治 15年 まで遡 ります。当時農商務省博物館局 の附属施設 として発足 した上野動物園は、博
物館 の扱 いで した。(珍 しい物 を展示する。)大 正 13年 、昭和天皇の ご成婚記念 に、宮内省 に移管 されていた
上野 の山全体 が東京市に下賜 され ました。市へ移管後 は内容 も充実 し、大 きくなって手狭になって きたため、
もう一 つ動物園が欲 しいという案が出た頃、あの戦争が起 こ り計画 は頓挫 し、その上帝都空襲時の事故を考え、
動物 を全部殺せ という国 の命令 まで出ました。
戦後 の昭和 22年 にHf画が再浮上 し、候補地 を広大な敷地 の旧陸軍戸山学校 お よび幼年学校跡 とし、東京市
議会 で可決 され、設計図 もで き、いよいよ着工 という時、GHQよ り住宅優先の命令が出て中止、戸 山が原住
宅がで きました。
時代 も落 ち着 き、都内人 口も増加 して、人 も施設 も西へ延 び始め ました。動物 園も多摩 へ移そ うという考 え
が出た時、南多摩都七生村が村起 こ しにと誘致 を計った。都が示 した必要敷地面積 は、最低 10万 坪で、財政
的 に手当てので きない村は、京重電鉄 に相談 した所 、28万 7000高 の土地 を購入 し、七生村の名で都 に寄付
を して くれた結果、多摩動物公園が誕生 した。
昭和 33年 5月 5日 多摩動物園が発足、開園当 日25万 人 の入 園者 を数えました。ここは、自然公園の一 環 と
して造 られたので、 6割 を緑地 として残す という法規制があるため、緑豊 かで上 り下 りの多 い/AR園となった。
さて、私が一 番言 いたいことは、動物園は今何 を考 えているか ということです。動物 園の 目的は、楽 しむ場
所 ・教育 と研究 ・繁殖す る場所 の三本柱です。なぜ繁殖 で増や さなければな らないのだろうか。
ー
多 くの方 々が動物園に来 て先 ず見たい動物は、 トラ ・ライオ ン ・チ ンパ ンジー ・オランウ タン ・ゴ リラ等
どれも絶滅危惧種 に入 るものです。繁殖 しなければ見 られな くなるのです。
人間 との関わ り合 いの中で、なぜ動物は数を減 らしてきたので しょうか。一番被害 を受 けた ことで有名なの
は、アメリカバ ッファローです。6500万 頭以上 いて、広 い草原 を黒 い繊毯を敷 き詰めたような光景が、1700
年代以降 の 自人 の人 口増 ・経済発展等 に伴 って邪魔 にされ動物が、狩猟 の対象 とな り、せん滅作戦 が展 開され
た結果、1880年 代 には 650頭 になったという記録が残 されています。1900年 代 になると人間は、保護運動
を始め ました。現在全米に 60,000頭 と言われ ますが、その全てが保護区の中で暮 らしています。保護区の
中で さえ密猟が絶 えません。更 に原生林等 の開拓で動物 の生活範囲 を奪 っています。この ままでは野 生動物 は
滅 びて しまうというので、1978年 に種 の保存 の国際条約 が結ばれ ました。(ワ シン トン条約)条 約では絶滅
危惧種 については取 り引 きを禁止 しました。50年 後 の子供達 は生 きた動物 を見 る ことがで きな くな ります。
今動物園にいる動物が死 んで しまえば、 もう見 る ことはで きません。
同 じ地球上 の生物 であ りなが ら、少 しばか りの知恵を持 った人間 は、他 の動物 を減 らし続けて きました。人
間 の倣慢 と踊 りを身に しみて感 じます。
人間 も、同 じ生態系の中の一生物 である ことをもう一度考 え、野生 に対 し、自然 に対 し謙虚になるべ きです。
先人 が残 して くれた自然、すば らしい地球を これからの若 い人達 に、子供達 に残 さなければな らないと思 いま
す。動物園 の一隅 か ら声高 らかに叫び続けるため に、ボラ ンテ ィアを続けている し、これからも続けてい こう
と思 っています。
8.閉
会 (石井賃副委員長)
ただ今 ちょうど2時 。次回か ら30分 延長 とな ります。来賓 の方 々には長時間 にわたるご臨席 を戴 きあ りが
とうございました。
次回 も明るく元気な顔で ご出席 ください。
-3-
連載
成
の
5 改 正 背景 と理念
年後見制度 とは何 か (その 3)
成田 章
・
以上、改正点を簡単 に説明 しましたが、では、この改正 はいかなる背景 理念にもとづいてなされたのかを
みてみ ましょう。
ー
ー
即 ち、
福祉先進国 と言われる北欧諸国の福祉政策 の基本理念 とされているのが ノ マ ライゼ ションの理念、
本人 の意思や 自己決定権を尊重するとともに、障害者 も家庭や地域 で通常の生活をする ことが出来 る社会 を目
指そうとする考 え方です。 この考 え方は、その後、欧米諸国に も普及 しましたが、我が国において も、今回 の
介護保険制度 の創設 についての手本 とされ ました。よく、介護保険制度 は、措置 から契約に転換 されたのだ と
説 明 されていますが、それは、以上の 自己決定権 の尊重、 自立尊重 の理念に もとづ くものです。
一
成年後見制度 も福祉政策 の 環 として同様 の理念の下に改正 されました。
しか し、以上 の変革 は、見方 によっては、従来、国がすべて面倒 をみて くれる という受動的な立場か ら国民
一人一人が、当事者 として契約を しなければな らないという自己責任 に結 びつ くという厳 しさににも繁が って
いるわけです。
したが って、 このような契約社会 を生 きてい くため には、自立 の尊重 とともに、社会的弱者 である人 々の能
力 の補完 は、絶対 に必要 になって くるわけです。成年後見制度 は、 まさに これに応 えるものといえましょう。
6 新 設 された補助制度の概要
簡単 に説明 しておきましょう。
全 く新たな制度 として補助 の制度が出来 ましたので、
次 に法定後見制度 の中で、
の制度があ りました
としては、禁治産宣告、準禁治産宣告
以前 の法律では、精神上 の障害者 を保護する制度
が、さらに軽度 の精神障害 のある人 を保護する制度はあ りませんで した。そ こで、現在 のような高齢化社会を
迎え、痴呆 のある人達が増 えてきますと、その法的保護体制 の欠如 が問題 になってきました。そ こで、 これに
対応す るもの として創 設 されたのが補助 の制度です。補助開始 の審判 は、前記 のように、本人、配偶者、四親
等内の親族 または検察官の家庭裁半J所に対する申立てによって開始 されますが、特 に、以上の人 の申立てが期
施設 に入 っ
待出来 まず、本人 の福祉 のために必要があるときは、市長村長 も申 し立て出来 る ことにな りました。
ている人、身寄 りのな い人 にその必要性 がある場合 が多 いと思 います。
家庭裁判所 は、当事者 の 申立 てのあった特定の法律行為、例えば、預金の管理、不動産 の処分、介護契約等
について審判により選任す る補助人に代理権 または同意権 (取消権)を 付与する ことに な ります。 しか し、 こ
れ らの審半Jについては、自己決定権 の尊重 という見地 から、本人 の申立 て、または、本人 の同意が申立 ての要
件 とされています。
7 新 設 された任意後見制度 の概要
一
高齢化社会 を迎え、高齢者の大 きな心配事の つは痴呆 になることと言われています。本人 がそ ういう状態
になってから自己財産の管理や生活、療養看護 について 自己管理 をする ことは不可能なわけです。そ こで、元
一
気なうちに信頼 出来 る第二者 との間に契約を結んで自己の判断能力低下後 のこれらの事務 の全部 または 部 に
ついて委任す る代理人契約 を結ぶのが この制度です。
しか し、 この契約 は、前述 したように、本人 の判 断能力 の低下後 に必要 となって くるわけで、本人 が信頼 出
来 る人 と契約す るわけですか ら、その代理人 を信用できないわけではあ りませんが、念のため、公的機関の関
与 が必要です。
そ こで、この契約 の発効 は、家庭裁半J所に よる任意後見監督人 の選任 と同時に生ずる旨の特約 をつ けた契約
で しなければな らないということに しました。
さらに、契約 自体 の有効性 を担保するために、その契約 は、公証人 の作成す る公正証書による もの とし、公
正証書が作成 されます と公証人から登記所 に登 記 の嘱託が され、任意後見契約 の存在 が社会的 に公示 される こ
とになっています。
この制度 の 内容 を手続 きの流れに従 って説明 します と次 の とお りです。
(1)任意後見契約 を結ぼ うとする人 は、判断能力 の確 かな時に、信頼 出来 る人 と任意後見契約 を締結 します。そ
の内容 は、前述の とお りです。
(2)本 人 に痴呆、知的障害 、精神障害 が発生
(3)本 人、配偶者 、四親等内の親族 、任意後見受任者 のいずれかから、家庭裁判所 に対 し任意後見監督人 の選
-4-
(4)家 庭裁判所 は、任意後見監督人 を選任 します。この場合、本人 に表意能力 がある限 りその同意が必要です。
(5)任 意後見監督人の選任 と同時に任意後見人 に代理人 の資格 が発生 し、かつ、任意後見 監督人 による監督 が
始 まります。
(6)任 意後見人に不適任事 出発生
① 任意後見監督人、本人、親族 、検察官の誰かが解任の申立てを します。
所 はその申立てを相当 と認めた場合、任意後見人解任 の審判を します。
② 家庭裁半」
③ これによって、任意後見人契約 は終了 します。
(7)法 定後見 開始 の必要性 が生 じたとき
新 しい後見制度 では、自己決定権 の尊重 の理念に基づ き任意後見契約が優先 されることになっています。し
か し、契約によって受権 した代理権の範囲が狭す ぎた場合、 また、本人について同意権、取消権に よる保護
が必要な場合 には、本人 の利益のため法定後見 が必要な場合 が考えられ ます。
①本人、配偶者、四親等内の親族、検察官、任意後見受任者、任意後見人、任意後見監督人 のいずれかが
法定後見 開始 の申立てを します。
② 家庭裁判所 は、その申立てを相当 と認めるときは、後見開始 の審判 を します。
③ 審半Jがあると任意後見契約 は終了 します。
(8)任 意 後見契約 の解除は、正当事 由があれば、家庭裁判所 の許可を得てす ることが出来 ます。
8 最 後 に少 し専門的にな りますが、 この制度を定め る根拠 となる法律 は何 かということを参考 までに紹介 して
おきます。
成年後見制度 ・・・・1 民 法 の一部を改正す る法律 によって改正 された民法
2 任 意後見契約 に関する法律
3 後 見登記等に関する法律
4 民 法 の一部改正する法律 の施行 に伴 う関係法律 の整備 に関する法律 によ り改
正 された関連する多数 の法律
以上の法律で定められていますが、これは、従前 から民法で定め られていた禁治産制度等 を改正す
るという形をとったためです。
なお、介護保険制度 は、全 く新 しい制度なので、介護保険法 という単独の法律 で定め られました。
以上
◎連載
彙 ドクタ ーのひ とくちメモ
結核一 過去の病気からの見直 し
長 町幸雄
一般市民 だけでな く、医療関係者 です ら結核 は過去 の病気 とみな し、結核 は この世 か ら消 えたと錯覚 していな
かっただろうか ?最 近、消えていた筈 の結核が学校 ・事業所 な どの集団感染や院内感染 の名で報道 され出 した。
1993年 3月 WHOが 結核非常事態宣言 を発 し、 これに遅れ る こと6年 目に 日本厚生省 も結核緊急事態 を宣言
した (1999年 7月 )。実は、WHO宣 言が発せ られた頃、わが国で も減 っていた筈 の結核菌排菌陽性患者 が数が
増加 した可能性 を示唆する報告 は流 されていた。
結核症新規登録 患者数が、前年度 を上回ったのは 1997年 。38年 振 りの増加で、42715人 に達 した。翌 1998
年 には更 に44016に 増え、遂に前述の 1999年 の厚生省宣言が発せ られた訳である。何故、今結核な のか ?結 核
の新規発病者 の特徴 は高齢者 と見 なされて いたが、最近 は結核免疫 の弱い若年者 の発病が増 えてお り、ことに若
年 (20歳 台)医 療従事者 の院内集団感染が トピ ックスにな っている。本号で結核 を話題 にと り上げた理由は、結
核感染 の実態 と発病 の機序 を知 り、再び この病気が国民病 にならぬ ことを願 うからである。
Q:結 核 の感染 と発病 は どう違 うのか ?
A:呼 気中に結核菌 を排菌 している患者 からの飛沫感染 を受け、吸い込んだ結核菌が細気管支や胸膜下の肺胞 に
定着 した状態 が感染で、発病 とは一線 を画す。排菌患者 といって も、激 しい咳が長期間続 いている人、肺 に開放
性空洞 のある人、喀疾塗抹検査 で CaFfrfy3号 ‐ 以上 の陽性者な どからの感染率が高い (注 :喀疾中の結核菌
数 を表す尺度。3は 1視 野毎 に 1菌 を認める場合)。もちろん、患者 との会話、室内で の接触 は危 険。医療従事者
-5-
では、免 ce to―Faceで 診療 に携わる眼科や耳鼻科医、歯科医な どが患者 からの直接感染 の危 険性 に晒 される頻
度が高 い。
Q:初 感染 と発病はイコールでないのは本 当 ?
A:ほ ん と。初感染 が成立 しても、大多数 (90%)の 人 は結核菌 に対する免疫 を獲得 して、発病 せずに一生 を送
ることがで きる。発病 には、感染 した結核菌量 と個体 の抵抗力 (免疫力)と のバ ラ ンスが問題 になる。感染が収
束 しないまま結核症 に進展 した場合 が、初感染結核である。吸入菌数量が多 く個体 の免疫力 を凌鷲する場合、菌
一
数 とは無関係 に極端 に衰弱 した個体 などは発病 に連鎖 し易 い。 度収束 した病 巣が数か月 ∼数十年後 に再燃する
場合 が既感染結核症 として区分 で きる。通常は感染成立後 1年 半 ∼ 2年 間の発症 が多 いが、成人発症 の殆 どが既
感染巣 の再燃であ る。
わが国では、ツベル クリン反応検査 を行 い、陰性者 に BCG接 極を施行 して免疫 を獲得 させる施策が実行 され
てきたが、BCGに よる免疫 は 自然感染 の場合 に比べ免疫力 が弱い。10N15年 で失活する。学童期 か ら中学低学
年期 までに接種 した BCGは 社会人 として活躍す る 20代 では既に結核菌に対する防衛力喪失状態。
これが最近 の結核再登場 の 出縁 と言 える。
Q:結 核集団感染 とは ?
A:集 団感染 の定義 は、FrierhOrzerら(1996)に よると、「同一感染源から20人 以上に結核感染 を起 こ した場
合 で、発病者 1人 は 6人 の感染者 数 に相当す る」とある。換言すれば 1集 国内に発病者 が 4人 出れば集団感染で
ある。前述 の とお り、常識的 には、結核発症 は既感染巣 の再燃 による発病 で高年齢層 に多 い筈である。しか し、今
日問題にな っている結核 は若年層の職 場 である学校 ・事業所 。病院な どでの発症が多 い点に課題があ る。若 い看
護婦 の集団発生などは黙視できな い。 日本を 50年 前 の衛生環境 に逆行 させてはな らない。
Q:院 内感染 は何故多 いのか ?
A:感 冒や気管支炎 と思い、病院を受診する隠れ結核患者 ?達 の確定診断に 日時を要 し、その間に これらの患者
と接点 を持 った医療従事者 (若いグル ー プ)に 感染機会が増加する。その他、近代病院建築 の密閉構造化や診療
面では気管支鏡検査、呼吸機能検査 な どの処置 の普及や発達が皮肉に も感染 を媒介 している。
院内集 団感染 を防 ぐ対策 はあるのか ?
A
咳 の長引 く患者 に対す る略疾塗抹検査の励行 と迅速な診断 と適確な治療が解決 のすべて。効果的な治療 とし
て │よWHOが
1′
ヽ
ユと
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Q
比用 させ る DOTS(Dttreclけ
推奨 す る医療従事者 の眼前 で抗結核薬 を月
Obseryed Trneaを m ent
Shorl Cotrrse)。
多剤耐性結核菌 とは ?
A:代 表的な抗結 核葉、 INH(θ 2″ g/街 1)と リファ ンピシン (4θ μg/B21)に 対 し、結核菌が 同時完全耐性 を
塵 看
示す場合 である。幸 い本邦での本菌曜患者は まだ少 な いが、予防対策 は必要である。
Q:結 核 のハ イリスク集団 とは ?
A:① 結核感染曝露者、②結核感染既往者 、③免疫抑制宿主 (糖尿病、ステ ロイ ド使用、人工透析、悪性腫瘍、
肺な ど)、④ 健康管理過疎者 (検診連続未受診、アル コール依存、生活困窮な ど)、⑤職業的危険集団 (医師、
護婦、検査技師な ど)な どが対象 となる。
● まだある結核 r知 識 の整理 と国家的対応 を r
落書き帳
本年 は約 10名 の新会員 の募集 を目標 とす る」とあ り、又運営上 の適正人
会員委員会 の活動方針 として、「
員 をどこに置 くかについて、た しか70名 位 かとのお話 があ りましたが、そうすると、来年度 は、再来年 は
どうす るのか。私 は未 だ自然減員 =こ の世を去 る事の対象にな りた くな い。そ うか といって余 り新入会員 を
制限す るとます ます高齢化 した クラブとなって しまい、大変 なそ して緊急な問題だと思 う。会員委員会 だけ
でな く全員で考 え、答 えを出 した方が良 いのか、それ共 もう少 しな りゆ きに まかせ るのか。
(取越 し蓄労人)
8月 の例会は良 い雰囲気 の会で した。ただ欲 を言えばもう一人 ぐらい 「
卓話」なんて改 まらな くて、気楽
「
ったか
と
いま
思
な、
の
のみ
があっても良か
す。
な即席
茶
話」
(匿 名 )
-6-
ロ
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ス
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八
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4】 71号
第
2001∼2002年 度のテーマ 「
健康と長寿を目指したQOLの 追求と円滑なクラブ活動の推進」
( 註) Q O L t t Q w a r : t y o f L i略
feの
◎平成 13年 9月 例会報告 (司会 須 藤例会委員長)
日 時 平 成 13年 9月 13日 午 後 0時 30分 よ り
場 所 八 王子 エルシ ィ 4階
出席者 会 員 55名 (出席率 86%)
来賓 4名
1.会 長挨拶 (長町会長)
「
秋ばて」ということをご存知ですか。暑 い夏のあとおこ りますので、おい しいものを食 べて乗 り越えて くださ
い。ここ数 日のニ ュー スは、富 と軍事力 を誇 るアメ リカで大変な事件 がお きた事 を報 じています。これは人災
であ ります。話 は変 わ りますが、私の同級生二人が癌でな くな り、私 も癌 にや られ5kg体 重が回復 しましたが、
あ と5kは 欲 しい所 です。病気 もテ ロと同 じで処置 した人のや り方や適性がないと大変な事にな ります。私 も
敗血症 で死ぬ所 で したが乗 り越えました。皆 さん も秋 を乗 り越えて意義 ある毎 日を過 ご し、ご尽力 くださるよ
う願 っています。
本 国は、南 RCか ら4名 の来賓 と、5名 の新入会員 をお迎 え しています。
2.来 賓紹介 (須藤例会委員長 よ り)
八王子南 RC 木 下 律 会長 千 野宗良 プロバス担 当委員長 榎 本博行 プロバ ス担 当副委員長
飯室陽三 プロバス担当
3.来 賓 挨拶 (木下南 RC会 長)
RCか ら4人 出席 いた しました。RCも 会員増強 に努め ていますが、本 日プロバ スには 5人 入会 ということ
で、 うらや ましい限 りです。是非南 RCの 方に もお力 を貸 して頂 きたい。
アメ リカでのテ ロ事件 は許せない事です。 日本では こういうことのないよう祈 ってい ます。
4.新 入会員紹介
阿部幸子 (あべ さ ちこ)昭 和 5年 5月 26日 生 住 所 :八王子市寺田町 432グ リー ンヒル寺田 28-201
TEL:0426-66-2622
Lな
経歴 :文 部事務宮
:生
:古
け花
趣味
川純香会員
推 薦者
佐 々木研吾 (ささき け ん ご)昭 和 7年 4月 22日 生 住 所 :八 王子市長沼町 1190-37
TEL:0426-36-7674 主
な経歴 :日 本銀行盛岡事務所長
趣味 :地 理研究 ・クラシ ック音楽鑑賞 推 薦者 :石 井賀会員
徳永保徳 (とくなが や すの り)昭 和 12年 2月 22日 生 住 所 :八 王子市横川町 850-4
TEL:0426-24-2390 主
な経歴 :松 下電工 鏃)取 締役
・
趣 味 :ゴ ル フ 旅行 推 薦者 :小 林貞男会員
矢崎安弘 (やざき や す ひろ)昭 和 8年 3月 30日 生 住 所 :八 王子市め じろ台 1-32-14
TEL:0426-64-2671 主
な経歴 :駐 日カナダ大使館商務官
ー
・
・
:囲
マ
ジ ャン 推 薦者 :須 藤英雄会員
趣味
碁 将棋
山崎修司 (やまざき し ゅうじ)昭 和 9年 11月 3日 生 住 所 :八 王子市台町 3-22-1-415
TEL1 0426-27-0567 主
な経歴 :大 阪製鎖製造 (株
)取 締役
,ゴ
・
・
:卓
:小
ル
フ 旅行 囲碁 推 薦者
趣味
球
林貞男会員
以上 5人 の皆様 は、生涯学習 サ ロンに参加 された方 々です。
5,幹 事報告 (宮崎幹事)
① 5人 の新入会員 を迎え、会員が 64名 とな りました。
② ll月 には、土井研修委員長 を中心に、野外例会のプラ ンをたてていますので、 ご協力 をお願 い します。
6.各 委員会報告
I。 例会委員会 (須藤委員長)
10月 例会 は、10月 11日 (木)に 行 います。欠席 の時 は、委員長 までご連絡 をお願 い します。
-
1
-
報委員 会 (山下委員長)
ー
プ ロバ ス会員が、他 の会合 の講演会等 に頼 まれていて出席 された場合 には、活動記録 の必要上、日時 ・テ
マ ・場所等 の連絡 をお願 い します。
H.情
IIE.会員委員会 (加藤 副委員長)
新入会員 に ご迷惑 をかけ ま した。
Ⅵ .研 修委員会 (土井委員長)
ー
ー
①趣味や特技 を生か したクラブ、サ クル活動推進のお勧め及びアンケ トのお願 い。別紙 の通 りですが、この
他 にあればご記入の上、ファクシミリで送 って ください。(0426-61-5357)、日 曜 日 (16日)ま でに。
・
② ll月の野外例会 について配布 いた しましたが、11月 8日 JR八 王子駅南 口を午前 8時 に出発 し、甲府 韮
・
崎 勝沼方面 を訪ね ます。費用 1万 円は 10月 例会 の際徴収 します。詳細は本 日きめ ます。
③ 本 国の卓話 は、田中博会員 と石田雅巳会員 にお願 い しました。次回は、会員 No.が 5の つ く方 にお願 い し
ます。 15番 川 国会員、25番 清水会員、35番 中野会員、45番 宮崎会員 です。
V.地 域奉仕委員会 (下山委員長)
ー
ー
先般行 った来年 の生涯学習サ ロンについてのアンケ トあ りが とうございました。10テ マについて 9人
の方がや って も良 いという事ですが、まだ不足なので皆様 にお願 い したい。希望の多 い ものは、健康、舞台
健康 で楽 しく充実 した日々 を送 ろう、語 ろう我 々の歴史 と時代 を」
映画、地域 の歴史、産業 についてです。「
ー
をキ ャッチ フレ ズとして計画 していきたい。日程は、2月 28日 開講式、 3月 14日 例会 と1回 日、3月 28
日2回 日、4月 11日 例会 と3回 日、4月 25日 4回 日、5月 9日 野外 サ ロン、5月 23日 閉講式。
「
生 活 にな くて は な らな い水 」
田 中 博 会員
「
8月 例会 で、長町会長 か ら 八王子 の水は多摩川 の 水だ か らうまいと思 っていたが、 そ うではないようなの
で少 しが っか り… 」 とい うお話があ りま したが、まさにその通 りで、昔は、井戸 を水源 と してい ましたのでお
7.卓
話 (1)
い しい水で したが、今 は川 の水 を利用 して います。
│1時代 に作 られた神田上 水、二川上水 か ら水 を引いて飲
現在 の上 水道 は、近代水道 といわれ、古 い水道 は徳ナ
み水 と して使 った水道 と区別 してい ます。
近代水道 は、 横浜 ・長崎 の港 町か らは じまりま した。
東京 の水道 は、明治 31年 に設置 され、今年 で 103年 目にな ります。八王子市 は、 昭和 3年 に今の市役所 の
西側 に あ る浄 水場で、測 llの水 が浸透す る伏流 水を浅井戸 を掘 って汲み上 げ浄 水 と し、散 田町 にある西己水池 に
送 り、 そ こか ら酉己水管 を通 して供給 するもので した。
ー
現在 の八王子 の水道水は、多摩 ニ ュ タウン部分 (都の直接供給)を 除 き、八王子の人 口53万 人分 の うち、
44万 人分 を まかな ってい ますが、利根川 の水が 58%、 多摩川 の水が 17%で 、多摩 川 の水 は奥多摩 の水なので、
水 が不足 す る時に使 うように して い ます。それ以外 は、浅井戸 の 22%で あ り、本 当の井戸水 は 3%に
利根)11の
過 ぎず、 それ は元 本郷 と暁 と子安 の 3か 所 で取水 していて、その地 域 は冬 も温 かい水を使 えるわけです。
学校 の プー ルの水約 300
八王子 の 1日 の平均使用量 は、44万 人 を対象 として 16万 7千 トンで あ り、これは月ヽ
ー
トンの 557杯 分 に 当た ります。年間で最 も多 く使 われ る 1日 量 は、19万 3千 5百 トンで、 プ ル 647杯 分 に
一
当た ります。それは、真夏 の雨 の降 った翌 日の暑 い天気 の良 い日曜 日です。 これは、汚れた車の洗車が 斉 に
行 われ るためではな いか と思 い ます。それ と同 じ位使 われ るのが、12月 30日 、31日 です。1年 間 の大掃除 に
使 われ るため と推測 され ます。
水 は人 をは じめ生物 が生 きてい く上でな くて はな らないものであ り、代替 えがで きない もので す か ら、断水
の 時な どは大変 です。苦情 の電 話 が鳴 りつぱな しにな ります。
水 の使用量 の減 った現象 の例 を話 します と、 昭和 60年 代 に NHKの
朝 の連 続 テ レビで 「お しん」が放映 さ
れていた時 の ことで す。そ の頃 は まだ、全 自動 の洗濯機 が あ ま り普及 していなかったため、朝 の 8時 15分 か ら
30分 までは、使用量 が激減 しました。主婦 がテ レビに くぎづ け とな って、洗濯 を しないか らだ と結論 づ け られ
た もので した。
一 番心酉已な ことは 、地震 の時 の対応 の苦労 です。一 度 に水 の使用量 が増 えるので、水道管 の破裂 ではないか
と心配 します。特 に夜 中 は、一斉 に使用量 が増 え、10分 位 で止 まる ことがあ ります。地震で 目を覚 ま し、ほ と
ん どの人 が トイ レを使用 す るため、その ことに よる とい う結論 を得 ま した。
-2-
`
小 さな水道管の穴で も、す くに大 きくな り道路が陥没することもあ りますので注意 したい。漏水の点検 も大
事なので是非行 って ください
卓話 (2)
「
痴 呆 1生老 人 の ケ ア 」
石
田 雅 巳 会員
○痴呆老人 について
65歳 以上 で痴呆老人の割合 いは、平成 12年 で7.2%で あ り、 これが 42年 になると 10.3%(10人
になるといわれています。
に 1人 )
痴呆老人の物忘れ」の違い。
健康老人の物忘れ」と 「
○「
(健康老人)
一
体験 の 部 は忘 れ るが
全体 は全体 は わか る
進行 しな い
失見 当な し
自覚 (病識) あ り
生活 に支障な し。
(痴呆老人)
体験全体 を忘れる
進行す る ( 記憶障害
→ 計算 障害 → 失見 当
→ 判 断障害)
失見 当 あ り。
自覚 (病識)な し。
幻覚 ・妄想 ・俳徊
○初老期痴呆症について
ー
① アルツハイマ 病
原因は不明で、脳が萎縮 し、水気がな く縮 まる。記憶障害で始まり、時間 ・空間の失見当識、計算力 ・半J断
力 の低下へ進行する。
②老年期痴呆症
○ アルツハイマー型老人痴呆、女性に多 い。徐々に発症。動経少ない。幻覚妄想 ・徘徊 ・果奮 ・攻撃性 ・人
格変化。
○脳血管性痴呆。男性に多 い。発症は急激。階段状に進行 し日によって動揺あり。人格は比較的保たれる。背
景因子として生活習慣病の存在。飲酒 ・喫煙 ・糖尿病 ・高品拝 ・高脂血症 ・循環器疾患のコントロールが重要。
○痴呆性老人理解のために
高齢者の心理特性――老年期は人生最後の時期であり、種々の要失を体験する。衰えは精神機能 より、身
体機能 の方に早く、強 く現れる。
① 自分の健康の表えに対する不安
②介護の必要があるのではないかの不安
③家族 ・伴侶 ・知 り合 いとの別離によるさびしさ
特 に伴侶の死は基準 となる位である
④生 きがいの喪失
⑤経済的不安
⑥死に対する恐怖 ・残された時間への不安
虫
①孤あ
③心身適応力のおとろえ
若 い時と同じように過信することが多い。ありのままに受けとめないと、円満な老人になれない。
○痴呆性老人 ケアの原則
① 100%受 けとめてやること (受容する)
②忍耐強 く柔軟な態度でのぞむ こと
③老人を尊重すること
④情報は簡単に伝えること
⑤近 くで大 きな声で話す こと
⑥理解 しやすい言葉づかいを (スキ ンシップが大切)
ー ー
①キ パ ソンづ くり (特定の人が対応する)
-3-
・
・
③ 生 き甲菱 となる活動 役割 仕事 をもってもらう
生活の活性化 と存在意識 を高めること
○痴呆症 の問題行動 ,精 神症状 への対応 について
① 記憶力低下 には、本人 を落 ちこませない配慮がいる。
例えば食べたあと 「また食 べたい」という食事要求 に対 し、「さっき食べたで しょう」ではだめ。「今
す ぐ用意 しますね」 といってお茶や、少量 のご飯を用意 する。
3000円 あったのに足 りない」ということに、「あ ったのではないか」と
ものとられ現象 もよ くある例、「
「
いわずに 私が使 った」 と本人 に合 わせ る。人物誤認 も同 じ。
・
②心気症状 ③ 幻覚 妄想 ④ 俳徊
③ 夕方 たそがれ症候群、夕方 になると落 ちつかな くな った り、不機嫌 になる。女性 に多 い。対策 としては、
ロ々に合わせて考 える。 ⑥ 昼夜逆転 ① 攻撃的態度 な どへの対
不安 を軽減 し、機嫌が良 くなる方法 をイ
・
応 (このあと、理念 方法論 を欠いたケアサー ビスを受け た人の体験 談 と、全人的 ケアサ ー ビスを受けた
人 の体験談 の例が話 された)
*ま とめ として十一年 をとる ことは大変だが、誰 も避け られないことなので、無駄な抵抗 をな くして、老
いを素直に あ りの ままに受 け とめ、病的老化 は防げるので留意 し、今を大切 に して生 きる こと、円満な老
人 となろう。
8.閉
会 (石井賃副会長)
30分 延長す るとゆった りする。今、25分 なので 5分 問あ ります。良 い話 を二人 から聞きました。私 の記憶
は まだ確かです。3%の 恵 まれた水を飲 んでいるが、反論す るようですが、都 にな り (一元化)お い しくなっ
たように思 います。
例外 をつ くる ことは避ける方が良 いと経験上思 っています。本 日入会の 5人 の皆 さんは、生涯学習サ ロンの
中 から入 られた。それぞれ、立派な経歴 を持たれておられるので、クラブの中で ご尽力 されれば と思います。ご
苦労 さまで した。 ちょうど2時 30分 です。
◎会員 の活動
吉国会員が平成 13年 6月 6日 、東京 日野 RCに おいて、「
米沢藩を救 った上杉鷹山」を演題 とした卓話 を行
t ヽ
ま した 。
くら しの法律相談 Q&A(2)
成 田章会員
Q:転 勤 のため、借 りて いた建物 から引越 したのですが、家主 は、室 内改装費が敷金以上 かかったといっ
て敷金 を返 して くれ ません。返 して貰 えないので しょうか。
A : 返 して貰 える。
敷金 とは、家屋 の賃借人 が、賃料その他の債務を担保するため に、契約 のとき、予め賃貸人 に交付す
る金銭で、賃借人 に債務 の未払 いがない限 り返還 され ます。
家賃 は、建物使用 の対価 として支払 うものです。建物 を使用すれば、損耗す るのは 当然 の ことで、そ
のための家賃 とも言 えます。 したがつて、賃借人 が故意、過失 によって損耗 した場合 は別 として、建物
内部 の 自然損耗 の回復 を賃借人 に負 わせ る ことは論理的 に もおか しいわけで許 され ません。
仮 に賃貸借契約書等 に家屋明渡時 の原状回復義務が定め られていても、それが、契約時 に、特別 に合
意 されたものでな く、契約書等 に印刷で定型的に記載 されたものである時は、その部分 は無効 と考えら
れ ます。
-4-
◎投稿
ア ウシ ュビイ ッツ瞥見
昨年 10月 末 か ら 12月 にかけて 中欧、東 欧 を旅行 し
た。きつかけは、ドイ ツのゲ ッチ ング ン市 に住 む長男 の
病気見舞 いで あ ったが、 着 いて見 る と既 に全 快 した後
で逆 に父親 が いる事で勉 強 の邪魔 に もな る し、わず ら
わ しくもあ るので、体 よ く旅行 に送 り出 されたのであ
る。私 自身 この機会 に東欧方面 の トラ ンプを購入 出来
れば と考 え、急 きょ旅程 を組 んだ。ドイツでは トラ ンプ
美術館 の あ るア ル テ ンブ ル クを 中心 と して 2、 3の 都
市。他 ではチ ェ コの プラハ 、ハ ンガ リー のブダペス ト、
ポー ラ ン ドの クラ コ フ、そ して最後 に イギ リスの ロン
ドン ・エ ジ ンバ ラを訪 れ る ことに した。
年 寄 りの独 り旅 では、特 に疲労 な どか らの疾病 や不
一
注意 か らの事故等 に気 を付 けな くて はな らないので
都市 4泊 ぐらいのゆ と りのある 日程 を とった。旅行 は、
最初 か ら最後 まで失 敗 と恥 を重 ね る毎 日で あ ったが、
ともか く終 え る ことがで きた。し か し留守 中 の家族 は
大変 な心 配 を した との ことを後 で 開 いた。
ポ ー ラ ン ドヘ の旅行 は、私 の長年 の願望 で あ った。し
か し従来 の ヨー ロ ッパ旅行 ではいつ もその一 歩前 で とど
まる ことが 多 く、な かなか実現 しなか った。今回 は独 リ
ー
旅 なので私 の望みのポ ラ ン ドを加 える ことがで きた。
ー
ポ ラ ン ド旅行 の 目的 は第 二 次大戦 の戦火 を被 らず中
世以来 の古都 の姿 を残す クラ ヨ フの見 学 とア ウシ ュビ
イ ッツの見 学 であ った。 ア ウシ ュビ イ ッツは第 二次大
戦中 の ナチ ズムの戦慄 す べ き強制収容 所 と絶滅施設 の
存在 した 場所 であ り、人極的 な集団虐 殺が行 われた と
して名高 い。私 は歴史 の授業 の中で生 徒 達 に戦争 の も
た ら した非人 間的 な最悪 の 行為 と して教 えて きたが、
自身 の 目でそ の事実 を確 かめたい と思 いなが ら、時期
遅 く停年 後 に そ の機会 を得 たわけである。 それ と同時
に、私が 20代 に 出会 い、最高 の感動 を も つて読み重 ね
た、V.Eフ ラ ンクルの 「夜 と霧」(霜山徳爾訳 … みすず
書房 )に描 かれた内容、強制収容所 の死 の極 限状況 にお
いてなお人 間性 を失 わず、必死 の状況下 か ら奇跡 的 に
一
生遇 した体験者 である筆者 の跡 を、 た とえ寸上で も
っ
に
瞥 で も目に したい という強 い思 いが私 あ た。
ブ ダペ ス ト空港 か らワ ルシ ャ ワを経 由 して クラ コ フ
ヘ到着 した。息子 は私 に 「ポ ー ラ ン ドは戦争中 ドイツか
らひ どい 日に あ っているか ら、 ポー ラ ン ドでは決 して
ドイッ語 を話 さないように」と強調 して いった。しか し
私 の未熟極 まりない英語で は何 の役 に も立 たないので、
空港 か らホテ ル までの タクシー の 中 で意 を決 して、 こ
れ も また未熱 な ドイツ語で運転手 さんに話 し掛 けてみ
た。案 に相違 して ドイツ語 の答 えが返 って来 た。そ こ
で、それ以降 ポー ラ ン ド滞在 中 は、英語 と ドイツ語 の
チ ャ ンポ ンの珍奇 な言葉で通 した。 ア ウシ ュビイ ッツ
見学 につ いて運 転手 さんに交渉 した ところ直 ちに51き
受 けて くれた。翌土曜 日朝 9時 にホテ ルを出発する。ア
ウシ ュビ イ ッツ までは 70kmぐ らいで約 1時 間で着 く
とい う。運転手 は韓 国製 の車 を猛烈に飛 ば す。途 中 か ら
田園地帯 とな り点在す る農家 が見 えた。農家 はそれ程
-5-
堀 口
進
会員
貧 しそ うに見 えな か ったが 荒廃 した農地 が 多 く目に
入 った。赤松 中心 の雑木林が続 き、何 とな く多摩 丘 陵
の手入 れを しない荒 れた雑木林 を思 い 出 した。
途 中 か ら霧が出てだん だん と濃 くな って来 た。運転
手 さんの話 に よれば冬 は毎 日の ことだ とい う。ある資
料で は、ナチ スは霧 の多 い低地 を選 んで収容 所 を建 て
た とあるが、アウシ ュビ イ ッツは正 に霧 に覆 われた地
獄 と も言 える地 で あ った。
タクシーが到 着 したア ウシ ュビイ ッツはオ シフィエ
ンチ ム (ア ウシ ュビ イ ッツ 1号 )と 3km程 離 れた ブ
ジ ェジンカ (ピル ケナ ウ…・
ア ウシ ュビ イ ッツ2号 )と
1号
は
か ら先 に見 る。1号 は現 在
わせて呼ぶが、私
合
ア ウシ ュビイ ッツの博物館 にな って いる。収容所 の入
り口には有 名な Arbeit macht Frei(労
働 は 自由 ヘ
の道)の 問が ある。入 る と中には 28棟 の二 階建 ての
煉瓦造 りの収容棟 が整然 と並 び、周囲 は高圧 電流 の通
じる二 重 の鉄条縄 が張 り囲 らされて いる。収容棟 の 内
部 には 当時 の 囚人達 の悲 惨 な状況 と戦慄す る様 な実情
を物 語 る数 々 の遺 品や写真 パ ネ ル 等 が 展 示 してあ っ
た。2号 の ビル ケナ ウ収容所跡 は想 像 を絶 す る様 な広
さと大規模 な施設跡 で、有 名な鉄道 の引 き込 み線 の 問
を くぐると囚人棟 と鉄条網 が見渡す限 り遥 か遠 くまで
続 き、最後 の方向は霧 に 霞 んで見 えなか った。ガ ス室
や焼却炉等 は爆破 されて残 って ないが、この収容所 に
おいてユ ダヤ人 その他 の約 150万 人が殺害 されたのは
事実 なのであ る し殺害 された人数 は最初 600万 人 と
発表 されたが後 に 150万 人 と訂正 された。(ア ウシ ュ
ビイ ッツ備 え付 け案 内書)
現在、収容所 が解放 されて 60年 に なろ うと して い
る今、そ の跡 か らは非人 間的な狂気 の行為 と残虐性 は
見 る者 に鬼気迫 る。し か しそれで もなお、60年 の歳
月 はその ような事実 を も風 化 させ つつ ある。各部屋 に
積 み上げ られた囚人達 の 靴や眼鏡、頭髪、義足 、手等
も長 い歳月 の 間 に変 色 、縮小 した塊 と化 しつつ あ り、
囚人 バ ラ ックも修理 を加 えている様 であるが数は少 な
くな って いる様 だ。見学す る大人達 は誰 もが無言 で強
い衝撃 を受 けて いる様子 なのに対 し集団で見学に来て
いる学生達 の 中 には仲 間 との話 に気 を とられ、ガイ ド
さんの説明 を熱心 に 関 かない様子 も見 られた。私 と し
て も フラ ンクルの 「
夜 と霧」の中の <生 ける屍 と化 し
た囚人達 力出ゴろ くず の様 な存在 とな り、ただただ生命
の維持 に釜 く無感動 の動物 の様 な姿 となった>は 書物
をつ うじて の理 解 であ り、実 際 は、その場 に立 って も
長 い念願 を実現 させ たに も不拘ず過去 の人達 の苦 しみ
が現実 の感 覚 と して返 って来 ない。私 はバ ラ ックの一
つに 出入 りしなが ら この入 日を生死 の中で 出入 りした
囚人 達 を想 い、 観光 とい う傍観者 の立 場 を深 く恥 じ
た。その後、同様 の 出来事 が カ ンボ ジア、その他 で起
こっている。人間の愚 か さなのか、あの反省 の誓 いは
どうなったのであろ うか。アウシ ュビイ ッツが世界遺
産 になっただけでは解決 しな い問題 で ある。
◎随 想
趣 味 と人 生
17世 紀 の フラ ンスの文人 ラ ・ロ シュフコー は歳言集
の中で 「
満 ちた りた幸せは好 みの中にある。事物 の中に
あ るのではな い。人間 は好 きな ものを得 る ことに よ り
幸福 に な る。他人 には分 か らない ものだ。」と書 いてい
る。 さらに同 じ本 の 中で 「われわれの 自尊心 に とって
は、 自分 の意見 を こ きおろ され るよ りも趣 味 を こ きお
ろ され るほ うが、 い ちだん と苛 立 た しく我 慢 がで きな
い」とも書 いている。人 は齢 を重 ね、仕事 か ら解 放 され
て 自由 に過 ごせ る時間が増 えて くる と、それぞれ昔 か
ら培 って きた趣 味 の 世界 に生 き甲斐 を求 め る よ うに
な って くる。 この プ ロバ ス の会員 の皆 さんの趣 味 を倉1
立五周年記念誌 か ら調 べてみ る と、 最 も多 か ったのが
ゴル フ (17人 )、 2位 は 囲碁 ・将棋 (11人 )つ づ いて
読書 (10人 )音 楽 (鑑賞 と演奏合 わせて 10人 )あ と
は 5人 づつで写真 、旅行、美術 とな っていた。この趣 味
な るものは不思議 な もので、 仕事 の場 におけ る人間関
係 において も驚 くべ き作用 をす るので馬鹿 に 出来な い。
趣 味が同 じである ことをお互 いに発見 して以来、職
場 内 の上 下 関係 を越 えての交 友 関係 が生 じた り、家族
同士 のつ きあいが始 まった りした例は数多 く見 られる。
学生時代 の学業 よ りも各種 の クラブ活動 に専念 して
来 られた会員 の皆 さんには き っ とそ う した体験 が ある
か と思 い ます。
学生時代 に学業 一 筋 で ス ポー ツや音楽、ダンス、勝負
事 一 切 に 目も くれず就職 のため だけを目標 に勉学 に打
ち込 んで来 た人 に就職 後人 間関係 が うまくゆかず ノイ
ロー ゼに な って挫折 す る者 が多 い とも言 われ る。
学生時代 に 山登 りを した り、野球、 サ ッカー、 ラグ
ビー、バ レー ボ ー ル、バ ス ケ ッ ト、テ ニ ス、ダ ンスその
他、囲碁 、マ ー ジ ャ ン、音楽 のバ ン ド活動 な どに没頭 し
て きた人達 の 方が、社会的 に成功 している夕Jが多 いの
を見 て も、ラ 。ロ シュフ コー の言葉 が うなづ けるのであ
る。趣 味 に没頭 して いる時 の顔 には誰で も幸福感 に満
ちた表情 が見 られ る。 ゴル フ好 きな人 は ゴル フ場 に居
る時、山登 りの好 きな人は山頂に立 った時、テ ニ ス好 き
な人 は コー ト上 に立 って プ レー を している時に最 も幸
福 に満 ちた表情 を して いるのが よ く分 かる。しか し、趣
味 の域 を越 えて プ ロの域 に入 って しまうと、 これ また
別 の苦 しみが始 まって しまうとも云 われている。 した
が って趣 味で金儲 けを考 えるのは邪道 なので ある。他
人 に 自分 の趣 味 を押 しつけた り自慢す るの も良 くな い。
ひそかに 自分 だけで趣 味 を楽 しむのが奥床 しいあ り方
であろ う。ま してや、他人 の趣 味 につ いて 「そんな無駄
な ことを して何 になるのか」な どけな した りす るのは
相手 の 自尊心 を傷 つ けて しまい、友 を失 う結果 に なる
ので注意 が必要。それに して も プ ロバ ス クラブの会員
の皆 さんはそれぞ れ素晴 ら しい趣 味 に生 きて居 られる
のを拝見 して敬服せ ざるを得 な い。
「芸 は身 を助 く」とい う諺 が あるよ うに、生活に困 っ
た時に趣 味で お金 を稼 ぐこと も少 しは許 されて良 い と
思 われる。昔 の人 が、娘達 に芸事 を必ず習 わせ たの も こ
うした考 えがあったか ら こそ と言 え よう。 茶道 ・華道
-6-
梅 木 松 助 会員
,楽 器演奏 な どを幼少 の頃 か らきび しく習 わせ られた
人 は親 に対 して感 謝 の念 を持 つべ きである。
本来人生 において仕事 は主 食 であ り趣味 は副食であ
る。人 は 仕事 を通 じて社 会 的義務 を遂行 す べ きもの
で、趣 味だけ に生 きようと考 える人 の人生 には何 か し
ら後 ろめた さが伴 うものであ る。
世の中には仕事が趣味に もな っていると云 う人が居る。
仕事以外 に趣 味を必要 とせず生産 を終 える人の中には芸
術家や科学者 が多 いように思われる。
発明家 の エ ジソン
や植物学者 の牧野富太郎 さん、さらに画家の中川 一政 さ
んな どが こ うした例に入 るのではないだろ うか。し か
し、こ うした人達 は例外的な人 で、大抵 の人 は仕事 を
忘 れて気晴 ら しのために趣 味 を持 つの が普通で ある。
仕事 には義務感 や使命感があるが、趣 味活動 には それ
がない とい うのが魅力 だか らで あろ う。趣 味 のサ ー ク
ルに おいては学歴 も社会的な地位 も無視 されるので全
く気楽 である。ス ポー ッのサ ー クル、絵 のサ ー クル、釣
りのサ ー クル どれを見 て も腕や技が ものを云 うのが常
であ り、そ の世界 に一 歩入 れば一 切 の虚 飾 は通 じない
か らである。私 は現在 3つ のテ ニ スサ ー クルに所属 し
て遇に 3日 晴れて いればテニ ス コー トに 出掛けて いる。
サ ー クルには いろいろな経歴 の人 が来 ている。会社
社長、大学教授 、医師、自営業者 、退職教師 、個人 タ
クシー の運 転士、農業経 営者 その他主婦 、未亡人 な ど
多彩 である。コー トで出番待 ちの時に いろいろな世 間
謡 をするのが楽 しくて、私月 はすべて この 3日 間を避
ける ように して いる。老人は精神衡生上 一 日に何人 か
他人 と話 を交 わ す ことがボケ防止 につなが ると云われ
ているが、定年退職後 における趣 味 のサ ー クルでのお
つ き合 いは大切 か も知 れない。時 には素性 が バ レて 仕
事 の話 な どを した り、縁談 のお世話 に まで発展す る こ
と もあ るが、これ も趣 味 を通 しての知 己なので実 に さ
わやかである。ひ とたび コー ト上 に立 つ と、皆童心 に
戻 リプ レー に打 ち興 じ、嬉 しさと悔 しさで時の経 つの
を忘 れて しまう。テ エ スは上 流社会 の ス ポー ツと して
始 まった ものだが、現 在 はす べての階層 の人 が参加 で
きる ス ポ ー ツ とな って いる。し か しどん な ス ポ ー ツ
や、どんな勝負事 において もそ の人 の品 性 とい うもの
が 自然 に 出て きて しまうので プ レー中で も気配 りが大
切で あろ う。私は他 に絵 を描 くの も好 きで、山登 りを
した時、山小屋 を描 いた り、旅行中 に風景 、建物、人
物 な どを描 きつづ けている。絵 は独 りだけの趣 味 と割
切 って、サ ー クルに は入 らな い ことに して いるが、こ
れは寺 田寅彦 を真 似 しているか らで ある。絵 は何 時、
何処 に居 て も描 け る。駅 のホ ー ムで電車が来 る まで の
時間や、バ ス停 での僅 かな待 ち時間や、レス トラ ンで
注文 した ものが 来 るまでの間な どは、私 に とっては絶
好 の スケ ッチ タイムである。独 りで楽 しむ趣 味 を持 つ
こと も人生 におけ る知恵のひとつ である こと も寅彦 か
ら学んだが、ヴァイオ リンを弾 いた り自然観察 を楽 し
む趣 味 もみ んな寺 田寅彦随筆集 か ら ヒン トを得 た もの
であ る ことを 自状 してお く。
第
2
ス 7
ヽ
2001∼ 2002年 度のテーマ 「
健康と長寿を目指したQOLの 追求と円滑なクラブ活動の推進」
(註)QOL=Qua工
ty of LiFeの 略
◎平成 13年 10月 例会報告 (司会 須 藤例会委員長)
日 時 平 成 13年 10月 11日 午 後 0時 32分 より
場 所 八 王子 エル シィ 3階
賓 2名
出席者 会 員 53名 (出席率 83%) 来
1.会 長挨拶 (長町会長)
今月 も元気な顔 で会え、嬉 しく思 っています。今 日は、南 RCか らプ ロバス担 当の 2人 の来賓 を迎 えていま
す。世 の中が物騒 で、将来の不安 を感ぜ ざるを得ない この頃ですが、嬉 しい話 として、野依良治博士が、 日本
人 として 10人 目のノーベル化学賞 を受賞 の報があ り、 日本の化学の実力 が 国際的 に評価 され、誇 りで もあ り
ます。私 は、プ ロバスのテーマに 「
QOLの 追求」を提喝 しています。仲秋 の中、孫 の運動会な どがあ りますが、
心身 の鍛線 を是非や って もらいたい。健康 は益 々大事 で、病床 に臥 しては何の意味もあ りません。皆 さんの健
康で、 活発な ご尽力 をお願 い し、会が益 々盛んになるよう祈念 し、挨拶 といた します。
2.来 賓紹介 (須藤例会委員長 よ り)
東京八王子南 RC 千 野宗良 プロバス担 当委員長 飯 室陽三 プ ロバス担 当
3.来 賓 換拶 (千野南 RCプ ロバス担 当委員長)
昨 日は大雨、今 日は秋晴れとな り、体調維持がむずか しい時期です。南 RCは 、木下会長のもと、原点にも
どり活動を展 開 しようということで、社会奉仕委員会を中心 に、一 番力 を入れているのが 「
環境」問題です。そ
の一 環 として、子供 の頃の思 い出のある浅川が今 どうなっているかを調 べ、考え る機 会 として、「
浅川を歩 いて
)に 実行 します。 目標 300名 の参加 とし、 い くつかの
み よう r考 えてみ よう r」 の計画をたて 11月 18日 (日
コー スメニユ ーを用意 しています。プロバ スの皆様 の参加 も配慮 して、準備 しています ので、是非 ご参加 をお
願 い します。(パ ンフを参照 して ください)
4,幹 事報告 (宮崎幹事)
ちょうまつ り」については、今年 から実質的 に積極的な参加をす る こと
11月 は野外例会 で、11月 後半 の 「tヽ
に していますので、 ご協力 をお願 いいた します。
5.各 委員会報告
I.例 会委員会 (須藤委員長)
11月 は、野外例会 であ り、特別会費 を集め させてもらいました。定刻 にご参加 をお願 い します。
II.情 報委員会 (山下委員長)
プ ロバ スだより69号 、70号 、71号 を発行 しました。今年は、各委員 の担 当で取 りくみ、編集の方法 につ
いては、後 ろの5、6ペ ー ジを2段 組みに して見やす くしたつ も りですが、ご意見があればお聞かせ下 さい。
皿 .会 員委員会 (小林委員長)
一一規模の ことについて意見 もあ り、理事会では70名 程度 としているので、今
① 新 入会員の募集 について
年 は、10名 を新入会員の目標 としていきたい。会員 の皆様 のご揚力 を得て充実 させていきたい。
上_毎 年 1月 1日 発行 としたいので、中途 の入会者 は載せ られないが、ご承知お き
② 名 簿 の発行について
願 いたい。ま た、記載事項に訂正等があ りました ら申 し出を願 います。
Vl.研 修委員会 (土井委員長)
一
一
① 移 動例会 について T先 月実地踏査 を行った結果、計画を 部訂正 しました。11月 8日 休)JR八 王子
駅南 日多摩信前 出発 8時 、甲府方面 01紙 申込書を参照 して ください)費 用 8千 円 現 在 申 し込み 42名 。
一― 表 の ()内 は、これか らの希望 としました。9月 23
・
・
② ク ラブ員 の趣味 特技 資格等 の調査について
日現在で、49名 提出されて いますが、アンケー ト用紙未提 出者 は提出 して ください。グルー プ化 について
は、お互 いの中で行 って ください。
一一 本 日は、中野 さん と田中 さんにお願 い しています。来月 バスの中でお願 い したい人 は、
③ 卓 話 について
岩岡 さん と川 津 さんです。 よろしくお願 いいた します。
-
1
-
V.地 域奉仕委員会 (下山委員長 )
一-11月 24日 ∼ 25日 に開催 されますが 「いちょうまつ り」の協力団体で
① 「いちょうまつ り」について
あるので積極的参加 をお願 い したい。
通行手形 (600円 )を 来月 移動例会時購 入 して欲 しい。会 長他役員 は、本部席 にご参加下 さい。陵 南
ー
会場 の学生 ・子 ども広場 にプロバ スクラブのブ スをお くので、参加 を願 いたい。
一― キャッチ フレーズ 「
健康 で楽 しく充実 した日々 を送 ろう、語 ろう我 々の歴
② 生 涯学習 サ ロンについて
ー
ー
史 と時代 を」で、2月 28日 から5月 23日 まで行 います。テ マについては、ア ンケ トで求めたものか
・
ら依頼 しましたが、話 し手 の皆様 には、400字 の レジメを、来月 例会 までに提出 して下 さい。開講式 閉
講式 の内容 は検討中です。
6.卓
「
中野義光会員
製粉用節絹 とそ の歴史 」
話 (1)
ー
を申 し上げ ます。私は
ってスタ
りますので、経歴
トした経緯があ
卓話 は、各人の紹介 を兼 ねる意味をも
自分 の所 の会社中野飾絹 に 10年 、商工会議所 に 25年 、オ リックスに 3年 お りました。今 日は、そのうち、
飾絹 の事についてお話 ししたいと思 います。
一
実 は、製粉用 の締絹 は、160∼ 170年 の歴史 があ ります。現在 の NBC株 式会社 は、日本で唯 の飾用 と
ネクタイプ リン ト用等 の網 (布)を 製造 している会社であ りますが、飾絹 の歴史 をみ ますと、当初から 100
年間 は、粉 をふるう用途 のもので したが、現在では、約 97%が プリン ト用 に使用 されています。飾絹 は、は
じめは主 として スイスか ら輸入 されていた ものですが、日本でその生産 を始めたのが中野箭絹株式会社であ
ります ので、中野家の 6代 にわた り引 き継がれて きた 170年 の歴史 をもつ会社です。
中野家 は、1830年 頃、立川市 の北部、旧砂川村時代旅館 を営んでいましたが、泊 り客 の減少 から養蚕業
を併業 しているうち、製粉用 の飾絹 に着 目し研究 に取 りかか りました。初めは織機 も適 したものがな く絹糸
を撚 る機械 もな く、大変苦労 を したようですが、工夫を重ねやがて外国の製品に劣 らぬ製織 に成功 し、それ
が 日本全国 に知れわた り、注文が殺到 し、生産に追われる毎 日が続 きました。当時 は銀行 もなかったので、売
金蔵」(現存)を つ くり、自分で守 る しかなかったため、二度 ほ ど、大泥棒 に狙われた こと
上げ金は自分で 「
があ ったほ どです。
製織用 の絹糸は水を使 います ので、水質 の良 い八王子 の大和田 に、昭和 10年 土地 8,100坪 を当時の金 10
万円で取得 し、昭和 15年 に工場 を完成 させて、大量生産に入 っています。当時 の節絹業者 は、都是製糸、鐘
紡、中野飾絹 と日本衛絹 の4社 であ りましたが、需要 の減少 で、その後中野節絹 と日本節絹 の2社 が残 り、こ
の2社 も合併 し、昭和 40年 4月 にNBC工 業 となった経過があ ります。世界でも、ス イスとイタリアや東南
ァジアでは、韓国に 1社 あるのみです。
NBC株 式会社 の本社 は、 日野市豊田にあ り、資本金 20億 、従業員 330人 。工場 は豊 田 ・都留市 の
ー
ほか国内に計 5か 所 、海外 に 2か 所 あ り、扱 い品は製粉用締網、印刷用 スクリ ン、防虫網、ガラス繊維、成
形 フィルター等であ ります。
「
田中 寿 会員
東京富士美術館在職中の思 い出」
卓話 (2)
一環 として、付属博物館 で
「
の
の
は、
J価
士
教育
として
ました
当初、倉
大
の
東京富 美術館」
勤め
私が最後 職
に
るのではもったいな い、 ということから、昭和 60年 に都の認可を
のです。学生だけ
提供す
J立されたも
倉
一
得 て、美術館 とな り、学校法人 から財団法人 に移 り、 般 に も提供 で きるようにな りました。
私 は、美術館 ができて 5年 目の、1988年 4月 から、1999年 3月 まで 11年 間、 ここの事務局長 として運
営に携わってきました力ヽ 今 日は、特に印象に残 っている展覧会 について話 をしたいと思います。
それは、「コロンビア大黄金展」についてです。 この展覧会 は、平成 2年 4月 28日 から6月 24日 まで開
立者 の池 田名誉会長 との友好 と深 い信頼 め絆 によって実現 さ
催 され ましたが、コロンビア共和 国大 統領 と倉い
ー
ー
コ
ヒ
コロンビ
のブルーマ ウラテ ンが有名ですが、「エル ・ドラ ド (黄金郷)
アは、
れたものであ ります。
の伝説」の秘宝 という、すば らしい歴史 と文化 を秘めたものを公開するという感動的なものであ りました。
特 に、装飾 品 ・祭器 ・生活用具から土葬用 のつぼに至 まで、数多 くの黄金製品をは じめ とする貴重な資料
や作品を展示す るとあって、その輸送等 には、大変苦労 をいた しました。また、展覧会 の開会式 には、大統
-2-
領 の名代 と して大統領夫人 が見 えるとい うことで、国 と国 とに 関わ る こ とを、民 間の財 団法人 が行 うとい う
大変 な事業 とな りま した。皇室 か ら、三笠 宮殿下 ・同妃 殿 下 の ご臨席 のほか、駐 日コロ ンビア大使 をは じめ、
22カ 国 の大使 や各界 の来賓 を迎 えるため、応接の間や謁見 の間 も急拠用意す るな ど諸 々 の準備 は、大変 な
事 が多 くあ りま した。
展覧会 自体 も大 きな反響 があ り、連 日大盛況 の うちに無事終了 しましたが、その後 の作 品の返却 の仕事 も
大変 で した。特別 出品 された、エ メラル ド原石 の返 却 のため、 コロンビア 中央銀行 の方 と私 も同行 して コロ
ンビアヘ輸送 の任 に 当た る ことに な ったか らです。 この エ メラル ドは、世界最大 の ものの三 点であ り、それ
を スー ツケー スに入 れ、手持 ちで もってい くとい う こ とであったため生 命がけ の重 責 がかかってい ました。ド
イツの フランクフル ト空港 では、中味 のチ ェ ックで①Kが 出なければ飛 べ ない こともあ り、苦労 しま した。空
港 につ くと、装 甲車 の ような車が警備 す るという厳 しさで、 この時、日本 は平和 である ことをつ くづ く感 じ
ました。
こ うい う、国家 的規模 の催事 を運営す るとい う経験 は、二度 とな い貴重 な もので あ ったので 、私 の人生 の
秘宝 と して い ます。
最後 に、お配 りしま した 「世界 の女性美展」 につ いてで すが、 11月 1日 か ら 12月 9日 まで開催 いた しま
す。年 1回 の注 目 される展覧会 で あ りますので、是非 ご覧下 さるよう、 ご案 内 いた します。
の他 「 プロバス」会 ゴル フコンベについて (岩岡茂之会員)
お配 りしました ような内容で、第二 回 ゴル フコンペを実施 いた します ので、例会終了時 までに、岩岡か月ヽ
林 に 申込書 を提出 して下 さい。
7,そ
8,閉
( 宮 崎幹事)
小林会員委員長 か ら、奥 様 の葬儀 に 関 しおネL をいた だいてお ります ので、有効 に使 わせ ていただ きます。
会
本 国は、お二人 か ら卓話 をいただ きました。話 が上手 なので、後 の人 が困 って しまう位です。ご苦労様 で
した。以上で閉会 といた します。
◎投 稿
シ ックハ ウス症候群 に つ いて
住宅 の高気密化
住宅が原 因 で発症す る病気 の総称。
や化学 物質 を放散 す る建材 、内表 材 な どの使用 に よ
厚生省 (現、厚生労働省)で は室 内 ホルムアルデ ヒ
ド濃度の指針 として 0,08ppIII以 下 と提案 していま
す。 これは WHO(世 界保健機関)が 定めた指針値 と
同 じ設定 にな っています。新聞のチラシに入って きま
すマンシ ョンや住宅販売 の広告を見 ましてもこの様な
り、新築 や改装後 の住宅 や ビルに於 いて、有害物質 を
頭
吸 い込 んでかかる化学物質過敏症 が代表的であ り、
ー
痛や吐 き気、ひどい場合 は呼 吸困難 に陥 るケ ス もあ
り、症状 も多様 で、症状発症 の仕組 みをは じめ未解明
な部分が多 く、また様 々 な複合要因が考 え られる事 か
ら、 シ ックハ ウス症候群 と呼ばれている。
数値 を明示 している広告はあ まりお目にかか りませ
ん、購買欲 をそそる様 な写真の構成 になっているよ う
です。
健康 に与える化学物質 はホルムアルデ ヒ ドだけでは
あ りません。他 に も優先 して配慮すべ きもの として、
トルエ ン、キ シレン、防虫剤や消臭剤 のパ ラジクロロ
ベンゼンにオ
旨針値 が定め られています。またシックハ
ここ数年 、この様 な言葉 を新 聞や テ レビで耳 にす る
様 にな りま した。今私達 の住 む住宅 は昔 と違 って、建
材 に さまざ まな化学物質 が含 まれて い ます。
健康 に悪 い影響 を与 える化学物質 の中で、「ホル
ムアル デ ヒ ド」があ ります。 これは接着剤 の原料 で、
壁材 の 下地 に使 うボ ー ドや、 ベ ニ ヤ合板 、
_
床
鶴 田 金 通 会員
のフ コー
リン ダ、家具、建 具な どに使 われて い ます。
-3-
ウス対策 の盲点 となっている断熱材や化学畳 といった
発泡材その もの まで規制の網が掛 る事にな ります。
先ず、注意すべ きことは建材 な どに含 まれる揮発性
の化学物質 です。接着剤 にはホルムアルデ ヒ ドの揮発
性 の有機化合物、防腐 の シロア リ駆除剤 としての有機
リン系農薬 が代表的な例です。
新築 した家に入居 した時、リフォー ム後 の扉 を明け
た時、目がチカチカ感 じるのはホルムアルデ ヒ ドをは
じめ とす る化学物質が原 因 して いる事 が多 い。平成 1 2
筋 肉 の痛 みや息苦 しさに
年 4 月 5 日 の新 聞記事 には 「
度 々襲 われ黒 い疾 も出 る。マス クな しでは暮 らせ ない、
…・
5 8 歳 の主婦 の苦 し
こん な事が いつ まで続 くのか」・
みが つづ られて い ます。
省 エネル ギ ー の暮 ら しを推奨 す るあ まり、気密性 を
重視 し、ア ル ミサ ッシ、エ ア コ ンデ ィシ ョニ ングに よ
陥 る場合 もあ り、カ ビには神経 を使 う必 要 が あ ります。
この様 にシックハ ウス症候群 に対 して国民生活 センター
や全国消費生活 セ ンターヘ寄せ られる相談は急増 してお
り、また 日干uゲ ンダイDallymail Businessの
平成 13
年 4月 11日 号 には 500万 人 の シ ックハ ウス症候群 の
患者が いると推定 されると発信 されて います。
り夏 も冬 も変 わ らぬ空気 を吸 っている。いわゆる化学
物質 が放散 している空気 を吸 ってい ます。 この事 を良
く認識 して戴 きたいと思 います。
最 近で は この事 を配慮 した建材 も増 えて きています。
室 内 の空気 をキ レイな ものにす る為 に も、化学物質 の
放散 の少 ない自然素材 の物 を使用 したいものです。最
ー
近は ホルムア ルデ ヒ ドの放散量 を抑 えた フ ロ リング、
ノ ンホル マ リンの接着剤 が登 場 し、安全性 の高 い有機
物質 を含 まない物 が普及 して きてい ます。 床材 では、
一般 に知 られて いる無垢 の フ ロー リング材 、壁紙 は月
ー
桃や ケナ フといつた植物 をベ スに したク ロスが登 場、
海や湖 の底 に堆積 した ブラ ンク トンや植物 の死骸 の珪
藻上 が、左官 の材料 と して人気 を集 めてい ます。 また
室内の放散量 を測定 す る機器 も出 て まい りま した し、
既存 の部屋 か ら放散す る化学物資 を抑 える工法 も開発
されて きま した。
昔 の家屋 は土壁 に漆喰 を塗 って仕 上げ た ものです。
漆喰 は石灰 や海藻 の り、ワラな どを混ぜた天然素材 で、
有機物質 を含 まな い上 、部屋 の湿気 を吸収 した り、放
一
出 した りす る性質 があ ります。住宅 内 の湿 度 が 定 に
保 たれ、ア レルギ ー の原 因 と言 われるカ ビや ダニ も抑
さえ られる とも言 われてい ます。この様 に昔 の家屋 は
隙間 が生 じた り、ある時 は 隙間 を無 くした り建物 自身
が呼吸を してい ま したが、現在 の家屋 は まめに換気 を
し、結 露や カ ビの対策に苦慮 して いるのが現実 であ り
◎投 稿
ます。 カ ビに至 っては胞子が飛 び交 い人が呼吸す る事
に よ り知 らず知 らず の うちに肺細胞 に入 り呼吸困難 に
私達 の生 活 の器 で ある住宅 は食べ物 と同 じ様 に空 気
を吸 ってい ます。健康が損 なわれ ます と何 の意 味 もあ
りませ ん。健康 を過信す る事は禁 物 で、化学 物質 の適
応能力 には個人差 があ り、同 じ家 に住 んで いて も症状
の 出る人。出な い人 がい ます。 ここに 化学物質過敏症
のむずか しさが あ ります。 また突然発症す るケー ス も
ある といいます。先程 の58歳 の主 婦 の話 は 体 に異常 を
感 じたのは新築 した直後 の事 だそ うです。
私達 は この過敏症 のメカニ ズムが 確認 されていな い
以上 、
材料 の選定 には慎重 を期 さなければな りません。
対策 としては、天然 (自然)素 材、無垢材 の使用 。新 し
い建材であ って も化学物質量 の少 ない物 を使用 し、有機
溶剤 を使用 した接着剤 もさけるべ きです。そ して気密性
のある環境 に居住 しているため、室内の換気回数をふや
し、気候 の良 い日には窓 を解 放 し、時には押入れ等 も自
然の空気 を取 り入れる様 に心掛 けたいものです。
今後 この様 な患者が増加 しない為 に も、さまざまな活
動 を行 うことを目的 とした特定非営利活動法人化学物質
過敏症支援 センターが設立 されて、保全活動が行われて
います。
私達 はクリエ イテ ィブな シニアライフをエ イジ ングす
る為 に も、健全な住居 の もとで健康 な体で、老後で もな
い余生でもな い充実 した時間を送 りたいと思 います。
安楽死 につ いて
成 田 章会員
少 々旧開に属 しますが、2001年 7月 23日 の朝 日新
聞夕刊にネー ダー コール ソン靖子 さんが安楽死 された
という記事 がのっていました。彼女 は、朝 日歌壇入選
の御常違 で、結婚 してオランダに渡 った方ですが、何
か記憶 に残 る方で した。
日本 では、安楽死 は認められていませんが、オランダ
では、今年 (2001年 )春 に安楽死法 が成立 しました。
その内容 は、同紙 によいます と、「患者の明確な意思
表示 と堪 え難 い苦痛があ り、もはや治療法が残 されて
いない場合 、第二者 の医師 との協議な どを前提 に安楽
死を助けた主治医は刑事責任 を免 れる」というものの
ようです。
-4-
彼女 は、この法律 に基づ いて安 楽死 の途 を択んだわけ
です。
最 近 の 日本人 の平均寿命 の伸長 には驚 くべ きものが
あ りますが、それ を単純 に喜 んでいいものか疑間 を感
ぜ ざるを得 ません。それが、単 に 医療 の高度化 に よる
生 命維 持期間 の伸長 とい う ことで あれば、 日本人 に
とって呆 た して祝福 す べ き ことなので しょうか。健康
長寿 で あって初 めておめでた いことと言 えるのだ と思
い ます。
我 が国にお いて も、本人 が望むな ら、そろそろ安楽
死 を認めるべ き時期が きているのではないで しょうか。
そ こで、少 し安楽死 の ことを整理 してみたい と思 い
ます。
まず、安楽死 の定義ですが、「ひん死 の状態 に ある人
の苦痛 を取 除 くため に、その人 の死 期を早め る措 置 を
とる こと」 と言 い ます。
この ような措置 が許 されるかは、以前 か ら議論 の対
象 には な って きま した。
えられています。
とします と、安楽死 とこれ らの医療行為、尊厳死 と
の間 にいかなる差が あるので しょうか。根本的差異が
あるとは到底考 えられません。ただ、安楽死が死 に直
結する積極的行為であるのに反 し、他は、直結 してい
(刑法 202条 )と い うことに な ります。
この立 場 の理 論 的背景 には、生 命 につ いては、いか
ないという差だけではないで しょうか。前 述の とお
り、我が国においては、刑法上、安楽死 は認 め られて
い ませんが、殺人 か否が争 われた具体的裁判 におい
て、①堪え難 い肉体的苦痛 の存在 ② 死期が切迫 して
いること ③ 肉体的苦痛除去 ・
緩和の方法 を尽 しても
なる場合 も自己処分権 は認 め るべ きでない し、これを
認め た場合 、その要件 をい くら厳格 に定 めて も乱用 の
他 に代替手段がな いこと ④ 生命短縮 について患者 の
明示の同意のある ことの条件をみたせば安楽死 も違法
危険があ り、結 局SBい立場 の老人 や身体 障害者等社会
性がな くな り、罪にならないが、本件は、その要件 を
みた していないとして有罪 とした裁半J例があ ります。
医師によるこのような善意の行為が殺人か否か とし
て争われるということは、極めて不幸な ことと言わざ
詐 されな いとい う立 場 か らは、 まさに、殺人罪 に あ
た り、例 え本人 が同意 していた と して も、同意殺人罪
的SB者がその犠牲 にな る危 険性 があるという批判が あ
るのだ と思 い ます。
死苦 を緩和す るために、鎮痛剤 、麻 酔rllを
使用 す る
ことは、死期 を早め る影響が確認 されていなが ら医療
行為 と して認め られ、実 際 に多 く使用 されている こ と
は、衆知 の事実 です。 また、予め本人 の意思 表示 に よ
り、植物状態 に な った場合 、生命維持治療 を しないで
品位 ある死 を迎 え させ る、いわゆ る尊厳死 も合法 と考
るをえません。
安楽死を認める場合、その要件 を厳格 に法律 によっ
て定める ことは絶対 に必要な ことですが、我が国 にお
いて も、そろそろ、立法 化を真剣 に考えるべ き時期が
来て いるのではないか と思 います。
◎会員 の活動
藤野 豊会員が、平成 13年 8月 29日 、東京 日野 RCお いて、「
少年法 の改正 について」をテーマに卓話を行 い
ました。
◎ くらしの法律相談 Q&A(3)
Q:最 近、定期借家 ということを聞きますが、 どういうものか説 明 して下 さい。
A:平 成 12年 3月 から始 まった制度ですが、国土交通省 が発表 した土地 白書 によ ります と、「
知 っている」と答
ー
セン
こと
トという
で意外に知
られていないのですね。
えたのは、21パ
定期借家制 というのは、契約期間が来れば、貸手が新た に契約 を しない限 り、一方的 に契約を打切れる制度で
す。従来 の法律 によ ります と、契約期限が切れても貸手側 に正 当事由がな い限 り明渡 しを請求することは認め ら
れませんで した。
そ こで、 この制度 は借手側 の保護 に欠け るという批半J的な意見 もあ りますが、一方、転勤等 の場合、安心 して
(成
田 章 )
家を貸せ るということもあ り、賃貸家屋 の増加にプラスだという考えもあ ります。
-5-
◎連 載
知 ってお きた い消化器 の素顔 」
臭 ドクターのひとくちメモ 「
長 町幸 雄
昔 か ら庶民 の間に流布 されて きた消化器に纏 る格言
や諺 を改 めて検証 す る と、うそ とほん とが混交 して い
る。最 近、マス コ ミで喧伝 されて いる俄健康知識 の氾
濫が、市民 を惑わす場合 も多 い。 筆者 は、本年 3月 、
健
日本 高齢消 化器 医学会議主催 の市民 公開講座 で、 「
一― 消化器 」と題す る講演 を行
康知識 の うそ、ほ ん と
い、知 って いるつ も りの消化器 の隠 れた顔に つ いて言
及 した。今月 は講演 で触 れた索 晴 らしい消化管 の機能
のなかか ら、生命維持装置 と しての顔 の面 に ス ポ ッ ト
を当てて紹介 す る。古 くは漢方 の指導 で、消化管は排
泄物 の通 り路 で あ る と教 えて いた こと を ご存知 です
か ?五 臓 六肺 が腹腔 内 の臓器 として紹介 されているが
六腑、 の 中 に一 括 されているのが実 は消化管 であ り、
・
大腸 ・小腸 ・胆 ・胃 ・三 焦 勝脱 が含 まれて いる。消
化/吸 収/運 動 の機能 をもつ 胃か ら大腸 までの仲間に
尿路 である勝肌 を加 えているのは間違 いで あ った。
臓器 の解剖 と機能 を合 わせ評価 す る現代 医学で も、
まだ斯様 な誤 りは探 せ ば沢山ある。
Q:消 化管機能 を発揮す る三 つの 歯車 とは ?
A:消 化/吸 収/運 動 (運搬)/免 疫 で ある。
・
胃か ら腸 へ連 な る消 化管 は途 中で肝 胆 、膵 な どの
・
・
実質臓器 と結合 しなが ら、 胃液 腸液 (胆汁 膵液)
の作用下 に消化 し、小腸粘膜 の絨毛 な どか らの栄養素
の吸収 を行 う。管腔 内容 の撹拌 と運搬に係 わ る運動機
能 までが、 いわゆ る古 典的 な消化管 の作用 で あ った。
しか し、自由 に何 で も日に入れた有 害物質 や病原微生
物 ・ウイル スその他無数 の異物 が体 内深 く侵入 す るの
を防 ぐ、第 一 線 の生体防御機構 が小腸 に存在 す る事実
が解明 されたのは、比較的最近 である。免疫機能 が消
化管 で重 要 な役 割 を担 っている事実 を、以下 に略述 す
る。
Q:消 化管が免疫 に係 わるメカニ ズムは ?
A:腸 粘膜 の約 25%は リンパ組織 (装置)で 占め られ
てい る。腸 内容 か ら抗原 を ここの リ ンパ 球 が取 り込
み、情 報 を持 った リンパ 球 は腸 間膜 リンパ節、胸管 を
経 て大循 環 に入 る。リンパ球 はやがて成熟 して免疫 グ
ロブ リ ン A(IgA)を 産 生す る。腸 に発 した リンパ 系
細胞 は体 内 くまな く行 き亘 り、勿論 生 まれた腸粘膜 に
も絶 え間 な く循環す る。あた か も川で生 まれた鮭 の卵
が大海 に 出て、生 まれ故郷 の川 に 回帰す る如 く、腸粘
膜 を犯す細菌 な どに ミサ イル と して働 き、消化管 の防
衛戦 士 とな る。
Q:盲 腸 ・虫垂 を含む回盲部 には リンパ装置 が 非常 に
発達 して いるのはほん と ?
A:ほ ん とで あ る。虫垂 炎や腸 炎 に対抗す る リンバ 球
-6-
の兵発部 とも言 える。虫垂炎 の発症 は病原 菌 の菌力 と
免疫力 の兼 ね合 いで発生 する とも言 われてお り、近年
の医学情報 では抗生剤 の使用 の影響で虫垂 炎 の発症総
数が減少 している。虫垂炎 の絶対的手術適応 は よ り慎
重 に選ぶ風 潮 が ある。然 し素人半J断は禁物 !
Q:消 化管 の ライフ ・サ イクル とは ?
A:消 化管 もある年齢 までは成長 し、維持 ・再生 を繰
り返 し、その後 は完全な再生力 にも衰 えや減退が起 こる。
やがて老朽 化す る。こ れが ライ フサ イ クルである。
従 って、消化管 の無駄 な消耗 を避け、適量でバ ラ ンス
の とれた食物 を適正に摂 って天寿 を全 うすれば理想。
消化管 の発育 ・維持 には栄養 が大切 。消化に要 す る
時間 と同程度 の十分 な局所 の安静 が消化管の機能回復
には必要 であろ う。肝臓 な どの実質臓器 を含め、消 化
器諸臓洋 の安静 には睡 眠 (重力 に対 し体位が水平)と
適正 な栄養 お よび運動 が大切。血液循環 の臓器 内維持
には体位 の垂 直状態 (立位)は 不利 で ある。食 直後 の
過激 な運動 は骨格筋 への血液 分配 を増 し、生命維持 に
必要 な重要臓器 への血流不足 を招 くので禁忌。古人 の
「
食後 に寝 ると牛 にな る」の格言 は、科学的 には うそ r
Q:消 化管 と上手 につ き合 うコ ツはあるの ?
A:臓 器 には一 定 の寿命がある。激 しく用 いれば、寿
命 はそれだけ早 く尽 きる。荒 く、激 しい食生活は消 化
管 を過 度 に刺激 ・消耗 させ疾病 (諸成人病)の 原 因 と
なる。 ス トレス潰瘍 な どは乱暴 な主人 に対する反乱 ,
警告 か ?
Q:ス トレスが何 故 胃に粘膜損傷 を起 こすの か ?
A:胃 は精密 な セ ンサ ー付 きの ス トレス感知器 で あ
る。目粘 膜 の素顔 は百面相。常 に外界 か らの末1激に反
応 している。情動不穏、心配事 の持続が敏感 に反応 す
るのが 胃粘膜であ り、副腎皮質 ホル モ ン分泌 や血液粘
欄度上昇な どを伴 って 胃粘膜微少循環障害 に素早 く結
び付 く。情動 ス トレスお よび身体的 ス トレス (大手術
や火傷後 な ど)と 胃粘膜損傷 の発生 に 関す る研究 は筆
者 のライフ ・ワー クの一 つで もある (改めて紹介する)。
"。
とにか く “胃の用心
Q:中 国 の諺 にある医食 同源 は正 しいか ?
A:ほ ぼ正 しい。正 しい食 事 を して いれば、病気にか
か らない とい うのが、その教 えである。病気 にな った
ら食 事内容 を見 直 して修 正すれば よ く、それ で も 「だ
め」な ら業 を用 い薬師 (医師)に かかれ とい う方針 の
ようだ。疾病 の原 因 と食事 の一 元論 には誤 りがある。
何で も摂 れる現代 に 「か くれ栄養失調 」 は困 る。
誤 つた健康知識 に誰がス トップを か けるのか ?
臭 ドクタ ーの心配 は尽 きな い 。
な
口,
第
3
ス 7
ミ
2001N2002年 度のテーマ 「
健康 と長寿を目指したQOLの 追求と円滑なクラブ活動の推進」
( 註) Q O L = Q u a r i t y O f L : F e の 略
◎平成 13年 11月 例会 (移動夕l会)報 告
(八 王子駅南 口、多摩信前。 サ ンシャイ ン観光大型 バス)
日 時 平 成 13年 11月 8日 午 前 8:00発
場 所 中 央電子 明野工場他 (秋の甲州路 と工場見学)
出席者 会 員 44名 。八王子南 R.Cに もご案内 したが、 ご都合で来賓な し。
◎夕J 会 議 事
・
・
土井研修委員長 よ り本 国の計画 について、当初 より大幅に縮小 したが、写真 短歌 俳旬等各 自得 意な分野
時に展示 して楽 しみたい音の挨拶 の後、須藤例会委員
を生か した作品等 も作 っていただ き、持 ち寄 って、711会
長 の司会で進め られた。
1.会 長挨拶 (石井 貿 副委員長)
暦 の上では、昨 日が立冬。 ここ2∼ 3日 冷 え込んで きました。外で待つ間、年 のせ いか神経痛 が出そ うにな
ー
りました。長町会長 は本 日学会のため欠席 ですが、会長が いれば、 この会 の モ ッ ト は健康 に留意する ことな
のに、 日頃の健康管理が悪 いのではないか としか られそ うです。
さて、 ここ 2ヶ 月程 の間に様 々な出来事が起 こ り、予測 ので きない時代 とな り、その中で生 きていかなけれ
ばな りません。孫たちのためには、もっとよい社会 を、と感 じる この頃です。本 日は土井委員長 のお骨折 りで
一
一
よい企 画がで きたと思 います。天気 も 日良 さそ うなので、つつが な く 日の研修 を終 わ りた いと思 います。
事報告 (宮崎幹事)
は、12月 例会時 に納入。
10日 の例会 は、新年会を兼ねた特別例会 とす る。会費 6,000円
l月
①
② 後期年 会費 を 1月 例会時に徴集す る。
3.各 委員会報告
○例会委員会 (須藤委員長)
ー
o12月 13日 の例会の配席 は趣味別 の 6卓 とす る。 ● 新年例会会場 は、エル シ 、年後 5:00よ り、例
会終了後 、新年宴会 に移行す る。会費 は 12月 例会時 に受付で集金。
○情報委員会 (中野副委員長)
●11月 末 に、生涯学習サ ロンの記録についての委員会を行 う。
○会員委員会 (小林委員長)特 にな し。
○研修委員会 (土井委員長)
●本 日の卓話 は岩岡会員 にお願 い した。 ● 今後 も順次卓話 を依頼 す るが、ご協力 を。 ●趣味調査の まと
め、 で きるだけ完全なもの として再配付する。
○地域奉仕委員 会 (下山委員長)
●サ ロン準備状況―■講演 の概 要 を集めている。 ● いちよう祭 (11/24・ 25)三 つの協力 をお願 いする。
に
ているので立 ち寄 って
① 通行手形 の購入 を。(本日帰 りの車中で)② 協力 団体 として、役員 が本部 詰め
欲 しい。③ 陵南公園にブースを設置 し、中央図書館 の手伝 いとして、子 ども向けの絵本 の無料配付。各委
員会 が 2日 間、午前 ,午 後 の 4交 代で分担す る。
2.幹
岡茂之会員
│
4.卓 話 「 買 い物心理 の 7段 階」 岩
一
の、売手側 から見た客の心理
い
をする場合
の
物
に、ある程度以上
買
とし
て、個人的
い
は別
日常 般的 な買 物
と して、買い物 の参考 になる
にも心理の表裏
のがある。買い手側
状態 を調査 し、分析 して7項 目に まとめたも
と思 う。
じる。①決心す る。以
①注意 を51かれる。②興 味を持 つ。③ 連想す る。④欲 しいと思 う。⑤比較する。⑥ 信
上 の項 目をア クションで見 ると、
クシ ョンが起 こる。
① では、立 ち止 まる。振 り返 る。目線で追 う。歩行 が多少鈍 る等のア
の
が見 られるが、そのまま
② では、立 ち止 まる。商品に接近す る。商品に触 れる。商品の周囲を回る。等 行動
こと
る。
もあ
通 り過 ぎて しまう事 もあるが、後 から再来訪す る
∼
まる。そ して動 きが止 り、目線が若干 うつろに
まる行動から始
ち止
の段階では、最初立
③ 立 ち止 まる。① ③
-
1
-
ー
な る。例えば女性の場合、自分が これを着てパ ーテ ィーに 出た時 をイメ ジア ップする。男性 だったら、このネ
クタイは、 どの服 に合 うだろうか。 どの様 な TPOで 締めて行 ったらとい う様な事 をイメー ジア ップする
② 、③ の段階 はあ くまでも下見 の段階で、④ 以降の段階 に移 る予備行動であ り、大事な段階である。
何 をお さが しですか。」などと声 をかけて くる場合があ
店 に入 った時、 いきな り 「いらっ しゃいませ」とか、「
るが、売 り方 としては最低である。最初 から買 う気の場合 は別だが、下見 を しようと思 う客は、声をかけ られ
るとイメー ジア ップができない。心 の準備がで きていないので、うまい事を言って買わ される、お しつけ られ
るのではな いか、と警戒心 を起 こさせて しまうことがある。特に良い物 を売 ろうと思 った時 は、③ の段階 まで
は、それ とな く見守るだけ とし、声をかけないのが上策である。
興味 を持 ちイメー ジア ップの終わ った客 は、うつろな 目線が正常 にな り、店員 の方を見た り、呼んだ りする。
そ の時初めて 「いらっ しゃいませ」と対応するのが最良だ。 これが④ で、さらに⑤ の段階 となる。その商 品の
品質、価格、類似品な どの比較 をするが、 この段階で無理に推めた場合、客は買 った後で、どうも納得いかな
い等で返品 されるケー スがある。返品 されないためには、充分なイメー ジア ップの後、比較検討のための相談
を受 ける。 コ ンサルテ ィングの良否 が鍵になる。輛 された、押 し付けられた と思わせない ことが肝要だ。店員
よ り知識 の豊富な客 もあ り、充分な納得がゆけば、最終段階 とな り購入 されることになる。
以上 は対面販売 でのケー スだ。最近 は、スーパー等販売形態 が変 わって きているが、買 う側 も、売 る側 も、い
かに よいイメー ジア ップをで きるかが、最良 の売買 につながる。
5。その他
員)
○ ガー ルスカウ ト支部便 りの配付 (ヨ │1会
「高尾山の 自然 を知 ろう。学ぼ う」の行事を行 った。その際、当 P.C
8月
に
の遇元金
を利用
し、
本年
緑化募金
の土井会員 にイ ンス トラクターを依頼 した。当日の模様 が機関誌に掲載 されたので配付する。同時にガールス
カウ トの活動にご理解を。
6.プ ロバ スソング (岩岡会員 のウクレレ伴奏 で斉唱)
7.閉 会 (宮崎幹事)
無事例会 を終了、 このあと野外研修 に移行す る。
◎野外研修
○中央電子明野 工場 (10:35円 12:00)
韮崎IoCを出て韮崎市街を西へ約 10分 、中央道 に沿 った郊外 の静かな畑地の中に2階 建 の白い工場があった。
予定 よ り35分 遅 れの到着だ ったが、快 く迎 えていただき、早速食堂に案内 され、工場 の概要 の ビデオを約 20
分程見せていただ いた。食堂 への途中で、どなたかが、「この工 場では何を作 っているのですか。」との質問 に、
一言では言 えない。」というお答えがあ ったが、電子関連 の多岐に亘 る製品 を製造 している ことが、ビデオを
「
見 て分 かった。
その後製造工 程等 の関係 で 3班 に別れて工場内 をご案内 いただき見学 した。通常は、秘密保持 のため、工場 。
各室へのへの 出入 りは、カー ドキーを必要 とするシステムになっている。IFは 倉庫 にな ってお り、検査済み の
資材、出荷待 ちの製品が保管 されている。この工場 では概ね受注生産のため、資材 も製品 も大量 に保管する必
要 はないそうだ。2Fが 工場である。中央電子が、独 自に開発 した製品 を各受注先 ブラン ドで製造販売する。多
品種少 量生産であ り、製造組み立て、検査等 に、屋 台方式 ・セル方式 という方法 を導入 して、生産性の向上 も
計 っている。工 場内は、清潔 で静か、従業員 も全体で 60∼ 70名 と少 ない。温度 ・湿度等 も集中管理 されてお
り、電子関連 の最先端技術 を生か した製品 (画像情報制御、計測 ・制御、 ビジネス関係等の システム。出入管
理、映像監視関連 の安全 システム)が組 み立てられているようだが、部外者 にはよ く理解で きない部分がある。
本社工 場 は八王子 の元本郷町にあ り、開発設計部門は本社 に あるが、オ ンラインで結ばれていて、情報は常 に
共有 しているそ うだ。
見学後、質問時間も取 っていただき、大変良 い見学がで きた。 韮崎 I.C.に 戻 り高速道で石和 へ。
13:30>
○昼食 (石和温泉 ホ テル千石)<12:35∼
・
マルス
ン
14:00>
ワイ
(見学 試飲)<13:35円
○
ホテル千石 のす ぐ近 く。先ず、 ワイン貯蔵庫、 ビン詰 ライ ンの見学。売店で試飲 と買 い物。試飲用 ワイン
のほ とん どが、甘口であ った。
14:45>
○ トルマ リンエ房 (見学)<14:10∼
へ
予定外 の場所 だったが、善光寺 の途中。国道 20号 線沿 い。ト ルマ リン (鉱物の一種、電気石)が 持 つ
特性 が健康 に良 いということで、最近話題 になっているらしい。宝石研磨 の技術 を生か し、装身具 ,健康器
具 の製造 ・水品の研磨、加工品等 の見学。
15:20>
○ 甲斐善光寺 (自由見学)<14:55∼
武田信玄 が、信 州の善光寺 を模 して造 り、本尊阿弥陀如来像 を移 したという。伽藍 は東 日本最大 といわれ
-2-
る豪壮 な木造建造 物 だが、現存 の建物 は、旧伽藍 が火災 に よって焼失 した後、寛政二 年 に再建 された ものだ。
本堂正面 には武田菱 と奏 の紋 が見 られる。本堂 ・山門は重要文化財 に指定 されて いる。
∵
ゴ
晋
1下子_/イ
I ‐ f‐i !よ !、、 、 1_=主!i 二
と
と
│_
甲斐善 光寺本 堂前 に て
○ 山梨県 立 美術館 (自由見学)<15:40N16:20>
美術館 2Fロ ビー のガラス壁 を透 して見 える池 の周囲 の樹 々 が、紅葉 の最盛期 を迎 え、赤 ・黄 ・橙 な ど、 鮮
やかな彩 りで、そ こ も一 幅 の絵 の ようで あ った。
常設展 を 自由見 学 した。山梨 ゆ か りの画家 の 日本 画 ・
洋画、バ ル ビゾン派 の 画家 の作品、日玉である ミレー
の作 品な どを楽 しんだ。
「
大 名細川家 の至宝 」という特別企 画展 (有料 )も 開催 されていたが、こ ちらも見学 された熱心 な会員 もお
られた。
以 上で研修 を終 え帰 路 についた。甲府昭和 I.C.で 高速道 に入 る。車中では飲 み物 も配 られ、通行手形 の販 売 も
行われたが、売 れ行 きは好調 の ようだ った。大月辺 りまでは快調 な走 りも、朝 と同様渋滞 が始 まった。談合坂 S.A.
で一 息入 れた。月ヽ
仏 トンネル をぬけて、や っと順調 な流 れ となる。
小仏 トンネル集 中工事 のため、往復共渋滞があ ったに もかかわ らず、八王子 南 口には、予 定 よ り 10分 しか遅
れず に到 着 し、無事解散 した。暦 の立 冬 に合 わせ るように冷 え込ん だ朝だ ったが 、日中は風 もな く、陽 も射 して、
穏やかな研修 日和 だった。最新 の先端 電子工業や歴史 的な建造物 、地 場産業 ・芸術 と、多角 的 に堪能で きた研修
の実 を上 げ る ことので きた一 日であ った。 この様な研修 を計画 し、実行 して くだ さった委員長 さん をは じめ、研
修委員 の方 々 に深 くおネし申 し上 げたい。
雑
感
浅 輪 豊 治
」な どということがよ
今時の若 い者 は……・
昔 から、「
く言われて いる。
若者 に対 して理解がで きない大人 がよく使 う言葉で
なぜ な のか とい う ことに なる。
私 た ちが よ く目に す るテ レビな どに放映 されている
若 い人 々 は、歌 や踊 りに興 じていた り、サ ッカー ・野
はあるが、自分が年輩者になって くると、どうも近頃
は、若 い人が何を願 い何 を考え、どのような生活態度
でいるのか掴めないような気がする ことが多 い。
球 な どに熱 をいれていた り、 いやに騒 いで いる。 テ レ
ビ制作者 は、若 い彼 らに ター ゲ ッ トを絞 り、 イ ンパ ク
た しかに、以前 に比 べ れば、私 自身が若 い人 々 とつ
きあ う機会は少 な くな っているということもあろう。
それ故 というわけではないが、若 い人 々の催 しがあ
反応 が速 い、 ちょっと した ことで直 ぐに大笑 いを した
りの って しまう、感 受性 が ひど く敏感 な、その ような
今 の若者 の姿 を映 し出 す こと も、一 つの戦術 なのか も
るような ときに青少年 の施設 を覗 いてみると、若者が
思 ったほ ど集 まっていないように感 じる ことがある。
生活の時間帯が違 っているのか、活動する場所 が違 う
のか、若者 は どの様な思 いを持 っているものなのか、
しれない。
-3-
トを与 えるような番組 を制作 し放映 したいのだろ う。
しか し、 この ような一 般 的 に我 々が 目にす る ことの
多 い若 い人 々 のパ ワー を発散 させて いる部分、派手 な
部分 しか見 えて こな い ような、若 い人 々へ の見 方やそ
一
<3ペ ー ジ よ り続 く> の ような印象 が 定 の意識 と
な って若者全般 に対 す る見方が形成 され ると した ら、
それ も困 った ことではな いか とお もわれ る。
一
私が住 む地域 の ことに なるが、年 に 度 のお祭 り
や、地 区の連合秋 の運動会、地区対抗 の球技大会 な ど
の時には、若 い人 も出ていて、何 とな く安堵す る。そ
れは年齢階層別 のいわゆる出番があるからということ
いるとい うこと も事実 だ と思 う。た とえば、十数人 で 自
五 日市や
主 的な育林 ボラ ンテ ィア グル ー プを組織 して、
御岳 の山に定期的に入 って いる知人 がいる。これを数年
続 けて いるとい うか ら立派 だ。 また、折 り紙が好 きで、
よ く施設 に持 って行 って遊んだ り折 った りしている とい
う人 もいる。それぞれ話 を聞 いてみ ると、仕事 の中身 も
さる ことなが ら、そ の青年 た ちの行動 な り意識 の真面 目
さ_純粋 さとい うもの に感心 させ られる。
体育
主体 的 に 自分 自身 を高め ようと学習に励んだ り、
もあ ろうが、仮 に気負 い込んで出て きた というわけで
はないに しろ、町内や組や近所 の人 々 との交歓のなか
に 自然 にはいなことがで きるいい機会 となっているわ
けだ。は じめは何 か控 えめに していた若 い人 々が、し
だいに垣根が消 えていくような感 じをうけてい くさま
活動 に精 を出 した り、或 いは何 かの奉仕活動 を した り、
そのほか、さまざまな活動 に取 り組 んで いる若者 をみ る
と、
世 間 の知 らない面で地道 に何 かに取 り組 んで いる青
が見 て取れる と、お互いに和や かな雰囲気 になって く
るものだ し、何 とな く嬉 しく感 じるものだ。 また、あ
まり知 られて いないが、た しかに、さまざまな場所 で
年 も少 な くはないと思 った りす る。
いず れに して も、一 瞥 しただけで若者 は こ うだな どと
一概 に言 う ことは到底無理 な話 だ。
た しかに、 い まの青年 は掴 めな い。
それぞれの目的をもって動 いている育年 は少 なからず
雑
感
大 高秀夫
21世 紀最初 の 1年 も間もな く終 わろうとして いま
す。1月 の例会で (幹事在任中)20世 紀が終 わ った時
点で物質文明の時代は終焉を告 げ、21世紀は精神文明
(霊文明)の 曙 の到来 だと言 う話 をいた しました。20
・
世紀 は産業革命以来 の物質文 明が開花 し、自動車 テ
レビ ・冷蔵庫等人 間 の便利性 を追及 し過 ぎ、その結果
ー
自然破壊 ・環境汚染等 を引 き起 こ し、エルユ ニ ョ現
象等 の異常気象、地球温暖化 という最悪の産物 が出来
て しまいました。
松尾会員 の卓話 (8月 例会)に もあ りました ように、
自然破壊 により野生動物 が絶減 の危機に瀕 し、動物 は
動物園で しか見 られないという時代にな りつつ あるそ
うです。その反面 、人間にために尽 くして きた動物を
食用 の<生 き物 >と して大量生産 し、大量消費 を続け
て来 ました。その結果、因果応報 の法則に従 って動物界
の巨大な怨念 エ ネルギーが発生 して、今 日の狂牛病や
日齢疫等 を発生 させたのではないかと言われています。
人類 は大 自然 の大陽 と水、緑 の大地 の恵みを受 けて
万物万生は生 か されて いることに、お 々気付 かせて頂
かなければな らない と思 います。天然 自然 の反対 は人
工 ・人造 ということで、物質文 明が発達 して現在では
衣食住 の全てに人工の力が加 えられています。人工 の
力 によって世の中は便別 にな り大変 あ りがたい ことな
人間の魂 と心の状態〕はど
のですが、肝心 かなめの 〔
うな つているのだろうか。現代人 は物 の豊 かさと引き
換えに魂 と心 を失 いつつあるのが実情 ではないで しょ
うか。法相宗 (薬師寺)の 高田好胤管長 の説法 のなか
- 4 -
に 「日本 は物 で栄 えて心で滅ぶ」と言 っています し、ま
た「
天然 自然 のお恵みが 日本人 の神様なのです」とも
言 っています。
今年 になってテ レビで も、怨霊 ,悪 霊のお払 いとか
霊的現象の番組が多 くな って きたように思 います。怨
霊 ・悪霊の障 り (霊障)に よる不幸現象 がテ レビ番組
"の ヽ
月
に登場す るようにな りました。先 日も 1夢枕漠
説 、安倍清明 (あべのせ いめい)「陰陽師」(おんみ ょ
うじ)の 映画も封切 りになっています し、また何 の理
由もな く人 を殺 した り、尊属殺人、子供 の虐待、少年
`
のヲト
行化、なにかといえばす くキ レて しまって、と ん
でもない ことを して しまうというような事件が 日常茶
飯事 となって新 関紙上 を賑わ しています。それに阪神
・
大地震 をは じめ、ギ リシャ ・トル コ 台湾でも大 きな
地震があ りました し、三宅島の噴火 もあ り、ますます
火
火宅 の世」「
火 の気 (霊の気)が 強 くな って きて、「
われているよう
のではと
言
(霊)の 洗礼期」が到来する
です。
天地 の
人間 は何 も持 たずに この世 に生 まれてきて、「
「
「
思」 親 の恩」 社会 の恩」を受 けて育 まれて来た訳で
す から、一人前 の成人 になった ら、 この三恩 に報恩感
謝 を して、何事 においても 「させて頂 く」 という素直
な感謝の心、「
勿体 ない」そ して 「お陰様で」という下
座 の心で毎 日の生活を していくことが大切 なのではな
いで しょうか。既 に老人 の域 に達 して しまった私 です
が遅 まきなが らそんな ことを念 じなが ら努力 ?し てい
る今 日この頃 です。
。
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情報委員会
2
2001N2002年 度のテーマ 「
健康と長寿を目指したQOLの 追求と円滑なクラブ活動の推進」
( 註) Q O L = Q w a F t t y o f L i f e の 略
新 しい年 を迎 えて
会長 長 町 幸 雄
東 京八王子 プ ロバ ス クラブの皆 さん、新年 おめで とうござい ます。昨年 7月 に、
当 クラブの スロー ガ ンに 「健康 と長寿 を目指 した QOLの 追求 と円滑 な クラブ活動
の推進」を掲げて ス ター トを切 って、 半年 が経 ちま した。
プ ロバ ス クラブの 「
イ
中間づ くり」の要諦 は、肩 書 き抜 きの横並 び意 識 を持 つ こと
に在 る。ぎらぎら した人生 の前半 を リー ダー として生 き抜 いて こ られた個 々人 が縦
社会 の論 理 を持 ち込 まぬ ことで しょう。知性 に偏重 した活動理論 に 囚われず感性 も
考慮 した クラブ員 の親睦 に も注 目 した活動指針 も掲げ たつ も りです。
肝心 の生 きがいを見失 って加齢が起 こる。
効率を重視 した競争社会 の中にいると、
2002年 は千支 で午。競走馬 に も休息が必要であ る。人 も、時には立 ち止 まらぬ と
人 は成熱 す るに つ れて若 くなる」 の言葉 を引用 させ ていただ き、
走 り続 け られない。 ヘルマ ン ・ヘ ッセの 「
「今年 も一 番若 い」 という実感 を持 ちなが ら意義多 い 日々 を、共 に過 ごそ うではあ りませ ん か。
◎平成 13年 12月 例会報告 (司会 須 藤委員長)
日 時 平 成 13年 12月 13日 午 前 O i30よ り
場 所 八 王子 エル シィ 4階
賓 1名
出席者 会 員 55名 (出席率 84%)来
1.会 長挨拶 (長町会長)
本年最後 の例会 とな りました。今年 は色 々な ことがあ りまして、狂牛病 の騒 ぎの 1年 で した。狂牛病の潜伏
期間 は約 8年 、B型 肝炎 C型 肝炎は20年 と長 い。予防治療 は現在厚生労働省 もいろいろやってお りますが、10
年単位 の長 さであ り、知 らずに食 べた牛肉、知 らずに受けた注射な どのつけが体にふ りかかるのは忘れた頃発
生するので大変 むずか しい。 日頃 どうしてよいのか私にもわか らない。
11月 に 日本癌治療学会 の総会があ り、10人 ばか りでデ ィスカ ッションする機会を得 まして、20年 前 か ら研
癌検診 の諸問題」と題 して私が発表 しました。各学会 も研究 は しているが、その後何 ら進歩 はな
究 していた 「
く、1997年 国は地 方の医療機関 の補助金をカ ッ トして しまった経緯があ ります。その私 も癌 にかかって しま
いましたが、 自分 の体 を守 るためには検診を受ける こと以外 にないと思 います。
この ような話 を している現在、我 々の仲間で病魔 と閉 っている人が います。健康 には充分注 意するよう心掛
一
けた い ものです。健康 に天寿 を全 うする ことが 目的であ りますが、体 の老化、遺伝子 の研究が更に進み、 日
も速 い時期に長 い人生 を幸せに過 ごせ る世 の中にな ってほ しいと思います。
2.来 賓紹介 (須藤例会委員長)
東京八王子南 ロー タリー クラブ会長 木 下律氏
3.来 賓挨拶 (木下南 RC会 長)
今年 も余す ところ少 な くな りました。内外 とも暗 い話 が多 い中、12月 1日 皇太子様にお子様がお生 まれにな
り大変喜ば しい ことです。
不況 の中、我 々製造業 は大変苦労 しています。何 とか努力 して前向 きに進む しかない。
11月 18日 南 RCが 実施 した 「
剤 ││を歩 いて考え よう」の催 しにはプロば スクラブ会員 の皆様 の参加 をいた
だ き、あ りが とうございました。
11月 5日 いちょう祭 のあと、夕焼 けの里、3000坪 の敷地 にツツジ、ソメイ ヨシノの苗 30本 を植 えました。
来年 め4月 ごろには、それらの木 々が咲 きほ ころぶ ものと思 ってお ります。
皆様 におかれましては、健康 に充分留意 され まして、今後 もご協力 をお願 い申 し上げ ます。
-
1
-
4.幹 事報告 (宮崎幹事)
今年 も残 り少 な くな りました。プロば スクラブも皆様のお陰で順調 に推移 してお ります。来年のサ ロンも
始 まりますが、 よろ しくご協力 の程お願 い申 し上げ ます。
①野外例会 の際に会費 25,105円 の残が出ましたので、本会計 に計上 させてもらいました。
② いちょう祭にプ ロバス クラブよ り44名 の参加 をいただき図書館の古本 5,000船 を処分 で きました。あ りが
とうございました。又、いちょう祭 の手形 の販売 を行 い、礼金 2,440円 いただき、本会計 に入れ ました。
我 々の仲間 として鎌倉市にプ ロバス クラブが誕生 します。その創立式典 に 12月 210日 、長町会長 と私が
出席す る予定です。
5,各 委員会報告
I.例会委員会 (須藤委員長 )
新年例会 ・新年宴会 を1月 10日 午後 5時 からエ ルシ ィで開催 します。本 日新年例会の参加者 52名 の宴会
費 を徴収 させてもらいました。
1月 例会時に下期の会費 18,000円 を徴収 いた しますので、 よろしくお願 い します。
II.情報委員会 (山下委員長)
過 日、生涯学習 サ ロンの後援名儀許可 について、市 と教育委員会 の方へ 申請書 を提出 し、12月 12日 許可
がお りましたので広報の係 へ掲載 を依頼 しました。
プロバスだよりに掲載する随筆な どの原稿 を新 しい人にお願 い しましたが、よろしくご協力 の程 お願 いい
た します。
lll.会
員委員会 (小林委員長)
ー
① 各テ ブルに名簿 をまわ してあ りますが、チ ェックを して下 さい。
この会終了後審議 した
② 入会 の希望者 3名 、うち大串委員推薦 の阿部氏 の書類 が揃 ってお りますので、本 日
いので委員 の方は残 って下 さい。又、 3名 の退会者が出ましたので、今後入会希望者 がお りましたら申 し出
て下 さい。
③ 今後 の例会 委員会 の活動 につ いて、改めて検討 した いと思 ってお ります。
Ⅳ.研修委員会 (土井委員長)
移動 例会 に参加 いただ き、あ りが とうござい ま した。と謝辞が述 べ られ、当 日の収支 につ いて各項 目別 に
詳細 な説明があ り、収入 368,000円 、支 出 342.895円 、残金 25,105円 は本会計 に入れた 旨の報告 があった。
卓話 のあ り方 について
ー
皆様 にテ ー ブル ス ピ チをお願 い してお りますが、下手 だか ら、と言 って ご承諾 いただけない方 もい ます。
何 か伝 えたい ことを話 して もらえば よろ しいので、余 り構 えないで、 日常 の ことを気楽 に話 して下 さい。
卓話 は最初 の ころは、役員 を除 いてい ま したが、今後 は全 員 、順番に話 して もらうこ とに しま したので、 よ
ろ しくお願 い します。 また積極的 に 自分 か ら話 したい人 は申 し出て下 さい。
V.地 域奉仕委員会 (下山委員長)
ぃちょう祭 に古本 の西己布 に ご協力下 さい ましてあ りが とうございま した。
平成 14年 の生涯学習サ ロンの準備中 ですが、詳細 が決 ま りま した ら、お知 らせ いた します。 お話 をいた
だ く方 か らは レジメ等原稿 をもらってお ります。
八王子市 の後援 もいただ きま したので 1月 15日 よ りPRを 開始 します。
生涯学習 サ ロンの予算 につ いて (資料 を配布)
主 な ものをあげ る と、
X70人
(限定)210,000円
1.一 般参加者 の会 費 3,000円
× 70人
70,000円
2.菓 子代 (1日 分) 1,000円
ー
3.バ ス代 (野外 サ ロン)<昨 年 よ リ 人 当 り 1,000円 増 >
400,000円
4.本 会計 よ り補助金
ー
パ
テ
総予算 1,476,000円 で実施 します。)
ィの予算 は含 まれていませんが、
(上記 には最終 日の閉講 さよな ら
・
言卜 去 る12月 20日 午前 6時 30分 田 中博会員 (八王子体育協会会長 元八王子市教育
長)が 八王子消化器病院で心不全のため死去 され ました。(享年 68歳 ) 謹 んで ご冥福 を
報 ぉ 祈 りいた します。 ご遺族 は奥様 の良江様。
-2-
6.卓 話 1.()il津 鐵謹会員)
途中で中止にな りましたの
本来 は山の話 を しようと思 っていたがカブールの7,000m級 の山に登 ったとき、
で、本 日は変更 して、本業の数学の話 を します。
数学 は楽 しいものであるということを述べたい。数学を大学で専攻 したのは、あ くせ くせず、金のかからな
い学問であるということです。 自由に 自分で考え られる。
一
ー
① 筆書 き (ケ ニ ヒス ブルの七つの橋)の 問題 として、同 じ橋を三度渡 らずに全部の橋 を渡 り切れる方法 を
考 えて下 さい (2N3分 間時間を与えられた)。
これは数学者 のオイラーが考えた もので、奇点が 2つ までは奇点を出発点 として渡れる。3つ 以上 の奇点に
なると渡れない。 この理論に もとづ き、糸や ひものもつれが 20ケ 所以内な らば必ず とけると確信 している。
② 無限に広が った平面上 の全ての点の数 とゴムマ リの表面上の全ての点の数 とはどちらが多 いで しょうか。
ゴムマ リの方が 1点 だけ多 いのです。 ゴムマ リをつぶ して仲ば します と常に二重 (ふたえ)と なる。又 1ケ
所 に穴 をあけて指を入れ、引 っ張 ると広が り平面 となる。平面、球面 は 1対 1で あ り無限円 となる。学校で こ
の ような講義 をすると、眠 っている生 徒 でも真剣 になって聞 いている。「
球面の世界」の研究であ り、双曲線の
研究である。 これを更に研究 してゆ くと大変面白い。
理論的解説をつめてゆけば 120億 光年後、自分 の頭 のつむ じを自分で見る ことがで きるそ うです。
数学 には計算が速 くで きるとか、問題がとける ことではな く、夢 があるのです。皆様 もたまには数学 の本を
手 にとって読 んで もらいたいと思 い ます。
次回 チ ャンスがあればチベ ットの話 もしたいで す。
卓 話 2.(下 山邦夫会員)
理科系の話をさせてもらいます。過 日野依博士 が、作年 の 自川博士 に続 いてノーベル賞を授与 され、大変
うれ しく思tヽました。
最近は少年 の理科離 れが 目につ く、私 は岡山県津山市出身、昭和 11年 (1936)の 生 まれです。野依博士 も
昭和 11年 、白川博士は昭和 14年 (1939)、ほぼ同年輩 とな ります。我 々の少年時代 は湯川博士 のノーベル賞
の話、オ リンピ ックでは古橋広之進 の活躍 した時代が記憶にあ ります。
この頃 は学校 の給食 はな く、生徒 は弁 当を持 って ゆ き、風呂敷づつみが布からビニールに変 わ り、女性はナ
イ ロンの くつ下をは くようになった。
工業や化学 が幸せ をもた らす こともあるが、やがて我 々の生活を脅かす こともある。白川博士 は ビニールが
伸 びて困 る ことに気づ き研究 した。その頃アメリカから家庭電化製品が入 ってきて我 々の心 をふるい立たせた。
これらに刺激 を受 け、少年 なが らなん とか しなければ、と思 いました。新制中学で は理 科班 に入 ったが、学校
の施設 は殆 どな く、指導者 も不足 していた。或 日生徒 の中に映画館 を経営 している家の子が学校に映画のフィ
ルムを持 って きて、 これを月ヽさく切 り、筒につめて燃や し、田んばに向けて ロケ ッ トを飛ば した。煙 りをはい
で担任の先生が、我が校 に ロケ ッ トを飛ば したヤツがいる。第 2、
て飛んでゆ くさまは見事で した。翌 日の朝ネし
された反面、危険な話で
もある、と注意 を促 された ことを思 い出 しました。どこ
第 3の 湯川博 士の出現だと話
かの学校で理科の教育 について話 してみたい気はあ ります。
大学 では光 についての勉強 を しましたが、光学 とは照明、フラッシュ、虹等身近なところで触 れる ことが出
来 る。そ こで、皆様に光の オモチャをお見せ します。スペク トル分光器 を箱 でつ くった ものであるが、分光計
の原理 を利用 して、
蛍光灯 と白熱球で スペク トルの違 いがわかる。(分光器入 りの紙の箱を各テー ブルに まわす)
これを更に特殊な眼鏡 をかけてみると、すべてが虹に見 える。子供達の実験に役立てたい。
ー
一
反射 、屈折の概念 を理解するために実験 の つ として部屋 を暗 くし、タバ コの煙 を吹 きつけ、水の中を レ
一
ー
ザ 光線 の屈折、プリズムの中の曲が りの様子を見せた。これらは 例であるが、これを元に とン トを得て、子
供 たちが光に興味をもって くれれば と思 っています。以上模型 を使 っての光 の話 は終了 しました。
先 日いちょう祭の際、希望者 に古本 を無償 で上げてお りましたが、た また ま残 っていた 1冊 の 「ア ン ドロメ
ダヘの旅」という本 を一人 の少年 に勧めた ところ、喜んで持 って行 って くれ ました。 こういう本に興味のある
少年 が まだ居た ことにホ ッとする思 いで した。
ご静聴あ りが とうございました。
7。その他
① (吉田信大会員)
今 まで囲碁の大会を行 って きましたが、今後は囲碁を楽 しむ会に しました。lヶ 月 1回 の予定 とし、第 1
回 目 12月 26日 (水)、第 2回 目 1月 23日 (水)、 いずれ も午後 1時 抱 5時 までの間、会場 は台町市民 セン
ターです。終了後懇親会 (会費 1,000円 )を 行います。初めての方で も自由にご参加下 さい。
② (療瀬智子会員)
人権擁護委員 をやってお りますが、12月 4∼ 10日 は人権擁護週間 となっています。JRの 駅な どで啓発活
動 のア ピール を行 いました。12月 10日 、八王子市長他の人 をまじえ会議を開催 し、 この世紀 を人権の世紀
とするため、一人一人 の人権意識を高めるよう努力 してゆ くことを決議いた しました。皆様のご協力 をお願
い申 し上げ ます。
-3-
③ (土井俊玄会員)
ので、1月 の例会時に写真作品の展示を
下山委員から申し出があった事ですが、写真に熱心の方もおります
っておりますのでご協力 をお願いいたし
計画いた します。又俳句な どやられる方も短冊にして展示 したいと思
ます。
8.全 員 で プ ロバスソングを合唱
9.閉 会挨拶 (石井賃副会長)
ー
ので、今 までにな い雰 囲気 をか も し出せ た
本 日は議事 が スム ズに進み ま した。今 日の卓話 は理科学的 な も
か と思 い ます。
一
いニ ュー スの多 い中、唯 の明 るい話 は 12月
本年 も 20日 を切 り、国 の 内外 では色 々 な事が あ りま した。暗
1日 内親 二が誕生 された ことです。来年 は明 るい年 であ ります よう願 うものです。
つて ゆ く、今年 は大変 な豪雪 だ と聞 いてお ります。
以前】ヒ海道札幌 に 2年 間 お りま して、今降 る雪が根雪 とな
ニ
一 方、昨年我 々は神戸 の ル ミナ リエ を見 て来 ましたが、 ュー スに よ ります と昨晩 ル ミナ リエ に も灯 が ともっ
た と聞 きま した。
さい。
来年 は 1月 例会 が新年会 を兼ねて お ります。元 気な お顔 を見せ て下
◎ 投 稿
「
学校評議員 」制度 について
改革の嵐 は、こと政治 の世界 だけで はな く教育 の世
界にも大 きく吹 き及 んでいます。とりわけ、教育 の世
界は、長 い歴史 を背景 に して、様 々な社会発展 と変 革
の関わ りの中で、いつ も社会 システムの基盤づ くりと
一
いう重い責め を負 っているだけに、その つひとつの
課題 のもつ意義 は大 きいものがあ ります。
変 革 の中味は、幼児教育 の問題 から高等教育 のあ り
方をは じめ、生涯 にわたるスパ ンの中で多岐にわたる
質 と量の様 々な課題 があ り、世代間の感覚 や価値観 の
小 山祐二会 員
題 を学校 に まかせ、や つて もら うことが 当 り前 にな っ
て います。勿論、学校 の呆 たす役割 は、依然 として大
一
きいものが あ りますが、子 どもの問題行動 つ を例 に
とって も、何 で も学校 でかか え込 む時代 ではな く、単
純 な教 育論 です まされな い、親や地 域社会等 が学校 と
一 体 となって取 り組 まない限 り、
解決 で きない課題が、
次 々 と出 て きて いるのが実体 です。
欧米 の教育制度 は、 国 に よって違 いが あ りますが、
基本的 には、教育権は親 にあ り、教育 を学校 に依頼 を
す るとい う立場 か ら、学校評議会 や地 域学校教育委員
多様性 を加味 させなが ら、現実的な課題解決 の処方箋
を出そ うというだけに誠 に大変 なものばか りである。 会が設置 されて いる所 が多 い。親 や地域住民 が、学校
に
従 って余程 、系統的に課題を整理 しておかないと、そ 経営 を含 めて、学校教 育活動 を評価 した り、計画 参
の時 々に 出 された答申書 の意義や、何 が どう変革 し、 画 した りして学校 との関わ りをもち、学校 の活性化 に
重要な役 割 を担 ってい くことが 当 た り前 の姿であ る。
どう取 り組 んでいった ら良 いのかが不明確 にな り、思
歴史や社会的風 土の違 い等 もあ り、
日本 の場合 には、
うような成果が生 まれて こないうち過 ぎて いく傾向が
ある。
ここでは、日本 の教育 の中で、これまでになか つた
一
「
新 しい制度 の つ として生 まれた 学校評議員 」制度
をあげてみた い。 この制度 は、第 16期 の中央教育新
議会 の答 申 「今後 の地方教育行政 の在 り方 について」
の中での提言 を受 けて、法令改正等 を経て平成 12年
4月 施行 になつたものであ ります。この制度 は必置の
「
ものではあ りませんが、東京都や八王子 市で は 学校
運営連絡協議会」という名称で、すでに学校単位 で ス
ター トさせて います。
ー
そ もそ も欧米 とは、ス タ トか らの違 いが あ ります が、
地方分権 の時代 といわれる今 日の流 れ を的確 に とらえ
一
て、 この制度 を生か してい く必要 があ ります。 度 に
学校経 営 に まで参画す るには難 しさがあ ります が、学
校長 の経営方針 な り、学校 の様 々 な計 画等 に必要な意
見 を述 べた り、地域 の声 を反映す る ことは、学校 と し
て も望 んで いる ことで あ り 「よ り良 い子 ど もを育む」
ため に共通 の認識 をも って取 り組 む ことが 不可欠 な時
一
代 です。 方、学校 も今 日 「開かれた学校 」を目指 し
て、教 育 内容 に関す る情 報等 を公開 した り、外部 の指
こういう制度が何故生 まれてきたのかが大事 なポイ 導者 の協力 を得 てい く努力 も重ね て きて い ます ので、
一
ン トです。幸 か不幸か、日本の教育制度 は、明治以来、 外 か らの協力 を通 して、 体的な取 り組 みが うまく機
と思 い ます。「
学
々
国が主導で展開 してきた経過 がある ことか ら、様 な 能 すれ ば、学校 は生 き生 きとして くる
い ことが極 め
変革があ って も、教育 は学校を中心 として国の責任 と 校評議員 」制度 の意義 を十分理解 して く
て大事 な ことで ある と提起 してお きたい。
ぃう考え方 と姿勢が続け られた ことに慣れ、様 々な課
-4-
ミ
75
2001N2002年
一
有
第
スな
情
報
賂
呑
魔
ぢ
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老
員
を
″
ミ
こ
度のテーマ 「
健康 と長寿を目指したQOLの 追求と円滑なクラブ活動の推進」
( 註) Q O L = Q u a r t y O F 筋
免 の略
◎平成 14年 1月 例会報告 (司会 須 藤例会委員長)
日 時 平 成 14年 1月 10日 午 後 5時 10分 より
場 所 八 王子 エルシィ 4階
出席者 会 員 55名 (出席率 89%)
来 賓 八 王子南 RCよ り3名
○須藤例会委員長 より故田中博会員逝去の報告があ り、 ご冥福を折 り全員で黙祷を捧げた。
1.会 長挨拶 (長町会長)<プ ロバ スだより第 73号 に 「
新 しい年 を迎 えて」を掲載 >
新年 おめで とうございます。
昨年、神奈川県 に 3つ めのプ ロバ スクラブが出来、宮崎幹事 と倉J立記念式典 へ行 って来 ました。先輩格である
八王子 プ ロバス クラブの役割 もこれからは益 々重要にな り、今年 は大勢 の人達 と交流 を深めて行 く年 になるで
しょう。
1月 4日 の読売新聞の高齢社会の記事 を見て、今は若者 4人 で高齢社人 を支 える神輿型だが、20年 後 には 2
人で 1人 を支 える鷲篭型 になる。これからは年寄 りも年寄 りと思わず、出来 る事 は何で も 1人 でやって行 こ う。
私が定年退官で いろいろの人 から貰 ったメ ッセー ジの中で大 田市長清水 さんの色 紙 「
今が一番若 い」と言 うの
一
一
が大好 きです。プロバスだよ りに も書 きましたが 「
今が 番若 い」つ もりで、この 年皆 さんがんば りましょう。
2.来 賓紹介 (須藤例会委員長)
東京八王子南 ロー タリー クラブ会長 木 下 律 氏
クラブプロバ ス担当委員長 千 野宗良氏
同
同 クラブ プ ロバ ス担 当副委員 長 榎 本博行氏
3.来 賓挨拶 (木下南 RC会 長)
あけ ましておめで とうございます。
昨年 は大変暗 いニ ュースが多 く、中で も一番大 きいニ ュースは、9月 11日 のニ ュー ヨー ク同時多発テ ロ事件
で、世界 に クローズア ップされたニ ュー スだと思 います。12月 に、皇太子妃雅子 さまに女の赤 ちゃん愛子 さん
誕生 は本 当に明るいニ ュースで した。
今年 も、社会情勢、経済情勢 は決 していい方向ではな く、我 々の産業界 も大変厳 しいか と思われます。
南 ロー タリー クラブは昨年度 は 4月 79名 でス ター トしたが、不況 の中で退会者 も出て今年度は 76名 で ス
ター トしました。プロバス クラブは今 日も会員 が増え、うらや ましい事です。我々 も年 を取 った らプ ロバス ク
ラブの仲間 にさせて もらいたいと思 います。
今年 も皆 さまのご指導で、南 ロー タリー クラブ も遇進 して行 きたいと思 います。
ぜ ひ今年 はよい年で一年間過 ごしたいと思いますので、皆 さま方 のご協力 をお願 い します。
4.新 入会員紹介 (須藤例会委員長)
阿部治子氏 (あべはるこ)〈推薦者 :大 串延子会員〉
住所 :八 王i子市予L野 町 32-6 TEL,23-3832
現役時代 の主な業務 :茶 華道教授
趣 味 :お 茶 華 旅 行
永井 昌平氏 (なが い しょうへい)(推 薦者 :小林貞男会員〉
945-13 TEL.43-4102
住所 :八 王子市石)il町
現役時代の主 な業務 :オ リンパス光学工業 (株)常 務取締役 (営業管理本部長)
趣 床 :ゴ ル フ 社 交 ダンス 音 楽鑑賞
5。新会員 の阿部治子 ・永井 昌平両氏 へ会長 よリプロバ スクラブの会員 バ ッジを贈 った。
6.幹 事報告 (宮崎幹事)
① 会員 の動向
本年度 はこれ までに、新入会員 2名 退 会者 4名 があ り、本 日現在 の在籍会員数は 62名 となっている。
-
1
-
ロンを全員で盛 り上げてもらいたい。皆 さんの ご協力 をお願 い します。
② 2月 か ら始 まる生涯学習 サ
③
│1県も横浜、横須賀、鎌倉 と東京 を追 い越 し、兵庫は昨年
確率跳暦 足釜 C各 チご黒輩ケ ラブが誕生 し、神奈サ
プ ロバスクラブはそれ
で 18に な った。これからは各地 にプロバスクラブが増 えて くる。6年 目を迎えた八王子
な りの歴史 と伝統を保 っているわけです。
7.各 委員 会報告
○例会委員会 (須藤委員長)
・本 日は懇親会 を兼ねた変則 の例会です。 2月 14日 第 2木 曜 日 (12時 30分 )か ら正常 に開催 します。
・欠席 の事前連絡 も確実 にされるようにな り、 この良 い習1買を これからも守 ってもらいたい。
・川津会員 が撮 って くれた野外研修 の集合写真 を預 かっているので、受 け取 ってない方は申 し出て下 さい。
○情報委員会 (山下委員長 )
・プ ロバ スだよ りも予定通 り出されています。ただ残念なのは、年頭 に、会の風通 しを良 くす るため落書帳的
いので、もう一 度趣 旨を検討 したい
な皆 さん の意見 を書 いて頂 きた いとお願 い しておいたが、意見発表が少な
と思 tヽます。
・これか らの取 り組み として生涯 学習 サ ロンの記録 と、最終 のこれを取 りまとめたパ ンフレッ トの発行が大 き
な仕事 ですので、委員 の協力 、 また皆 さんの ご努力 をお願 い します。
○会員委員会 (小林委員長 )
。新 たに 2名 の方 が入会 された。
・最初 に約束 した 10名 の会員増をめ ざして努力 している。 プ ロバスクラブを理解 して、 ご協力下 さる方があ
ので、で きるだけ早 く会員委員会 には
りました ら是非紹介 して下 さい。現在 は 1名 の入会申 し込みがあ ります
か り、2月 の例会 には紹介 した いと思 っています。
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・
は今 まで通 り行 いたい と思 い ます。
本 国の卓話 は休 み、来月
・私 も ツバ キの写真 を撮 ってい ます。出来上 が った ら飾 らせ て もらいたい と思 って います。カメラの好 きな方
が居 りま した ら青梅 の梅 の写 真 を撮 りに行 くな ど計 画 した いと思 います。
合め、募集 を開始。 2月 14日 か ら受付 です。
ノくは資料 を参照 して下 さい)
ご本 日例会終 了時 までに提 出 して下 さい。
しの ご協力 をお願 い します。
8.そ の他
ー
第 5回 チ ャ リテ ィ ゴル フ大会 のお誘 い (宮崎幹事 よ り説明)
9.全 員 で プ ロバ ス ソングを斉 H昌
10.閉 会挨 拶 (石井賃副会長)
一 昨年 の NHKテ レビ プ ロジ エク トχ。
の
は
山 の研修会館 でテ レ ビを
今 か ら30年 前、昭和 47年 に起 きた連合赤軍 に よる浅問山荘事件。私 横浜 大倉
NHKは この事件 を
荘 の壁 に ドス ン ドス ンとぶつか る光景 だけが記憶 に残 って いる。
見 ていた。鉄 球が浅 PBR山
にはそれぞれ の考 えが ある と思 う。
ロ
人道求助 と言 う切 り日か ら取 り上 げ プ ジ ェク トを組 んだ。浅 間山荘事件
一 流企業 と言 え どもそ の社 の命
いる
47年 か ら 10年 た った 57年 、経済誌 プ レジデ ン トで、 日本 の上 場 して
ー
これは何 も しなければ 30年 もたな
は30年 と言 う事が大 々 的 に載 つてセ ンセ シ ョナルにな った記憶 があ る。
ぃ と言 う警告 で あ った と思 う。
がデ フレの中であえ いで いる。 これを ど
今年 は昭和 で言 えば 77年 、20年 た った今 日、 日本経済 、世界経済
うか い くぐり立 直 って行 くか。
と協 力 をもって、この苦難 に どう
正月 の天 皇 の言葉 ではな いが、我 々は敗戦 の中か ら立 ち上 が って来 た英 知
立 ち向 か って行 くか。正 にそ うかな と思 う。
って いる。
々
プ ロバ ス クラブ も、今年 、英 知 を結 集 し、健康 に留意 して増 発展 して行 きた く思
◎ 2002年 新年懇親 会 (司会 進行 :吉 田信夫例会委 員)
1.開 会 長 町会長 の挨拶で楽 しい会が始 まる。
2.乾 杯 発 声 ・大野 聖 二 会員
3.カ ラオ ケ 懐 か しい歌 の数 々 でな ごやかに r
ー
4.ビ ン ゴゲ ー ム、 ハ ラハ ラ、ド キ ドキ、 ゲ ム を楽 しむ !
ン ブ レゼ ン トされた。
5,閉 会 石 井副 会長 の閉会 の ことばで終了。 帰 りに全員 にお土産 の ワイ が
-2-
臭 ドクター のひと くち メモ② 消 化器癌の診断と治療update
分子生物学の進歩 により、抗悪性腫場業 の開発戦略
も分子標的治療業 の方向に的を絞 りは じめている。 し
か し、癌治療が分子標的治療薬 だけで目的を達成で き
る時代が到来 した と早合点 してはなるまい。消化器癌
の治療 は早期診断 ・早期手術 (縮小 か ら拡大 まで)で
対応す る時代が当分続 く筈である消化器癌 の病 因 と予
防 (疫学 を含めて)の upごa↓eに ついては当 クラブの
生涯学習サ コンで再度にわた り、癌 も生涯習慣病 の一
部 として紹介 してあるので、今月の話題は知 ってお き
たい 「診断 と治療 の潮流」に焦点を当てた。未だ最 も
発生頻度 の多 い 目癌 か ら初め、大腸癌 、肝臓癌、症例
は少 ないが難解な膵臓癌 の順 に概説 しよう。
1.胃 癌 の診断 と治療
Q:胃 癌診断 の ヒン トになる症状 と検査法は ?
A:早 期発見 に結 び付 く自覚症状 は残念 なが ら決 ま
った ものがな い 。早期癌で は症 状 を欠 く場合がほ と
ん どで、不定 な消化器症状で は上 腹部痛 、心寓部痛
が約 50%。 早期発見 は専 ら集 団検 診や偶然 に医師 か
ら受 けた 目 X線 検査や 胃内視鏡検査 の場合 が多 い。
下
癌 が進行 すれ ば、胃不快感以外 に体重減少、吐血 ・
血 な どで 発症 に気付 く。検査法 は 内視鏡検 査 に よる
生検診 断で確診す るのが最善。現在 は電子 内視鏡 が
普及 してお り、患者 も医師 と同時に 目内部 を観察可
能 で ある事 をお忘 れな く。
Q:目 癌 の治 療法 ― 昔 は 目2/3切除、今 は ?
A:① 早期癌 の場合 :内 視鏡 を用 いた正確な深達度
診断によ り、粘膜内に限局 した病変 であれば、内視
鏡約粘膜切除 (E.MtR.)や 胃小範囲切除 (縮小手
術)で 目的達成。ただ し、E.M.R.や 縮小手術 は リ
ンパ節転移が全 くな いのが条件。再発や違残再発 が
あれば、再手術 を考える必要があ り、あくまでも最
終治療で はないと心得てお くべ きである。医師の治
療前 のイ ンフォーム ド ・ヨンセン トが大切。②進行
癌 の場合 :手 術可能な場合 には適応を選んで縮小 か
ら拡大 までの手術。近年、術中 の リンパ節検査で縮
小手術適応症例 を選択 している。手術不能 または再
発 目癌 の場合 は、化学療法 も選択肢 と考 える。抗 癌
剤 感受性 癌 患者 で の長 期生存 の 報告 もある には
あ る。念の為に。
2,大 腸癌 の診断 と治療 ― 結腸 と直腸 の違 い。
Q:大 腸癌診断の ヒン トになる症状 と診断法 ?
長町幸雄
の併用が よいが、内視鏡検査 は必ず必要。
Q:大 腸癌 の治療法 と術後 の問題点は ?
A:早 期癌はE.M.R.で 対処できる。進行癌は根治術
としての腸切除。直腸癌 に対 しては肛 門 に近 い癌 で
直腸切断 と人工肛問造設 を行 う場合があ り、
術後 に排
尿障害 と性機能障害 を来すのが問題点である。
術後 の
予防も含めた化学療法や
局所再発や遠隔転移 に対 し、
化学療法/照 射療法 を併施する集学的治療 の場合 に
は患者 への正確な説明 と同意が必要である。
3.肝 臓癌 の診断 と治療
Q:肝 臓癌 の病態 と診断 の決め手 は ?
A:肝 臓癌 の約 90%は 肝細胞癌で、5%が 胆管細胞
癌である。肝細胞癌 の75%に 肝硬変 の合併があ り、
症状 としては肝硬変 による全身倦怠感や腹痛 ・
腹部
膨満 感 な どがある。医師 に よ り肝腫大、腹水 な どの
指摘 を受 け るまで無症状 の場合 がある。肝臓 癌 の発
見 の契機 は 慢性肝 炎な どの経 過 中 の定 期検査 で あ
り、C型 肝炎 (HCV陽 性例)の 60∼ 70%で 肝癌
と診断で きる。診断は超音波検査、X ttCT、 磁気
共鳴画像 MRI、血 管造影 な どの 画像診断 の組 み合 わ
せが通 常頻繁 に用 いられ る。
Q:肝 臓癌 の治療法 は ?
A:外 科的 には肝切除 を行 うが、内科的治療法 と し
ては肝臓動脈塞栓療法 (TAE)、 経皮的 エ タノール
注入療法 (PEIT)、 マ イ ク ロ波凝 固療法 、ラ ジオ波
焼灼法 な どの他、これ らの組 み合 わせ も行 われてい
る。どれ も皆不可能 な場合 には抗癌剤 を用 いた肝動
脈 内注入療法 を試 み る。再発予防法 として イ ンター
フェ ロン投与 も行 われる。●肝臓 癌 の治療 は 「
土竜
叩 き」 だ r。
4.膵 臓癌 の診断 と治療
Q:膵 臓癌 の診断 は何故遅 れるのか一対策 は ?
Ai胆 石症 や糖尿病 、膵 炎な どで経過観察 中や医療
機 関で検査後、精査 に 際 して偶然 に発見 され る場合
が多 い。将来、診断 システムの確立 を要す る消化器
系 の盲点 だ った消化器癌で ある。超音波、CTで 腫
瘤 と して描 出 され るが 、気付 いた 時 は ほ とん どが
進行癌。 ス クー リングに体 液診 断 の試 みが待 たれ
る (血中細胞接着分子 や尿 中 hCG代 謝産物 の測定
等)。
A:上 行結腸癌 は便が液状 のため、閉塞症状 の出現
が遅 く腫瘍が大 になって気付 く。下行結腸 は便が固
型で閉塞症状である便秘や腹痛 が出易 く、発見 は早
い。
便中の出血 では直腸 とS状結腸 の癌 で鮮赤色 ・顕
出血。上行結腸癌では潜血の場合が多 い。診断の基本
は大腸内視鏡検査 と注腸 X線 検査。検査 の精度は両者
-3-
Q:膵 臓 癌 の治療 は どこまでや っているの ?
A:外 科手術が第 一 選択 で あるが、診断 の 時点 で切
除不能 な進行癌であ り予後不良 。切除で きて も早期
に再発 す る。放射繰療法 、化学療法 も試み られ るが、
いずれ も有効で はな い。●膵臓癌 は今後 に課題 の多
い消化器癌 である。
この頃思 うこと
北川 博 孝 会員
人生 には、三 つの区切 りがあるといわれ ます。す
奉仕 の時」であ りま
なわち 「
研鑽 の時」「
実現 の時」「
す。研鑽 の時 とは、親や学校 の先 生方の指導や影響
を受けて育 つ幼年期 か ら25歳 前後 までをいいます。
実現 の時 というのは、社会人 として、自分 の人生を
かけ、 自己実現 をはかる時で、 この時期が一番長 い
と思われ ます。奉仕 の時は、60歳 か ら65歳 を過 ぎ、
社会 の第 一線 から退いた後 をさす もの と考えられま
す。
自己研鑽 を一生懸命やった人は、社会に出てか ら
自己 を高め られ ます し、 自己実現 を十分 に果たす こ
とがで きれば、奉仕 の内容 も豊 かになると思 います。
奉仕 の時」に入 りました。具体的に何 を
私 も早、「
すべ きか といえば、① お世話 になった社会 に少 しで
も自分 の培 った力 の一部で も違元する。② 苦労 をか
けた家族 をいたわる。③ 数十年 の間働 いた 自分 自身
にや さ しくする、とい った ところで しょうか。自分
の力 だけでやれる ことはほんのわずかであ って、多
くの人 に支 えられて初めて可能 になる ものと思われ
ます。お世話 になった会社 へ の恩は忘れる ことがで
きない し、鍛 え育てて くれた関係業界、金融、株式市
場 には少 しで も何 かお返 ししたい気持です。また、子
供達 は成 長 して親元 か ら離 れ、妻 と二人 の生 活が
戻 って きました。毎 日の二人 の時間 は現役 の ときよ
暖房 の設定温度
りはるかに長 くな っってきました。「
夫婦関係を心掛けたいものです。
さて話題 をかえてみ ます と、わが プ ロバ ス クラブ恒
例の 「
生涯学習 サ ロ ン」が いよいよ2月 28日 か ら始
ま ります。クラブ会員 一 同は もちろんの こ と、主担 当
の地 域奉仕委員会 の メンバ ー のご苦労 のほ どは、なみ
の ものではな い と思 い ます。制約 された条件 の も と
で、わが プ ロバ ス クラブの倉J立の趣 旨 を如何 に効果的
に、市民 の皆 さんに理解 していただけるかは、明 るい
雰囲気 の中で学習 サ ロンを楽 しんでいただ き、
文字 ど
お り生涯学習の一端 と してのい くぶんかの教養 を身 に
つ けて いただ くことに ほかな りません。 この こ とは、
いつにわが プ ロバス クラブ会員 の内部 の蓄積 を参加者
の皆 さんに分 か ち、
結 びつけ られ るかにかかっている
と考 え ます。自分 が楽 しむ こ とが、結果 的 に人 にいち
ばん よ く奉仕す る ことに な る と考 えるか らで す。ちな
みに現在私 は 「NPO」 の初歩 につ き少 しず つ勉強 を
は じめ ている ところです。今、私 は 60余 年 の間、悩
みなが らも充実 した毎 日をお くる ことがで きた ことを
感謝す る とと もに、これか らは、気力、体力 とも無理
を させず、自然 な形 で維持 しなが ら、今 まで よ りは る
かに早 く過 ぎるであろ うと思われる歳月 をさわやかに
生 きてゆ きた い ものだ と考 え ます。出来れば、よく知
られた中国の処生哲学書 『菜根諄』の 「日暮 れて夕映
え美 しく、年 暮 れて橙橘 (とうきつ)香 り高 し」とあ
るように。
妻 と揉め」のような淡 々 として、かつほのぼのとした
く ら しの 法 律 相 談 Q & A
成 田章 会員
Q:友 人が クレジット会社から100万 円借 りる際、頼
まれて連帯保証人 にな りま した。友人 には、過去 に
世話 にな った ことが あ り、絶対 に迷惑 をかけない と
連帯保証人 にな るとい う ことは、自分 が借金 した
の と同 じこと位 に思 って下 さい。
い うので、 断 りきれ ませ んで した。
保証 には、通常保証 と運 帯保証が あ りますが、通 常
保証 であれば、保証人 は債権者 に対 し、先ず借 りた人
その後 、 2年 た って、 クレジ ッ ト会社 か ら友人 の
支払 いが とどこおって いるので、支払 って欲 しいと
に催告す る ことを請求 出来 ます し、借 りた人 に支払能
力 はある し、執行 も容 易 だ とい う ことを証明 して、借
い う請求 が きま した。 あ くまで も、友人 に請求すべ
りた人 の財産 につ いて執行 す るよう請 求 出来 ます。
これを催告 ・検索 の抗弁 といい ますが、連帯保証 に
きである と主 張 出来 ないので しょうか。
A:主 張 で きな い。貴方 は、残 りの債務全額 を未払利
息 ・遅延損害金 を含めて支払 う義務 が ある。
-4-
は、この抗弁 が認 め られて いませ ん。それで、自分が
借 りたの と同 じような もの とい うことにな ります。
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