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喜怒“愛”楽

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喜怒“愛”楽
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おとな り
おとな・り
(re)
スタッフの
喜怒
“愛”
楽
“世田谷を愛する”おとな・り
(re)
スタッフの日々のできごと・ひとりごと
老人大学の
期生で立ち上げた
にいなな会
27
仕事を退職して
「さあ、これからは
ルによる老人施設訪問、映画サロン、ウクレレサ
ロン、美術サロンなど。名実ともに苦楽を共にし、
(地域
地 域 に 生 きよう 」 今年で 11 年になりました。この活動の理念
と思ったとき、な
のためにみんなで元気に生きる)
を学んだ生涯大
んとその世田谷と
学は、今年創立40周年を迎える由。平成29年1月
いう地域をよく知
14日
(土)
には、成城ホールで式典・シンポジウム
らないことに気づき、区報で募集していた老人大
が予定されているようです。すでに総計5000人
学 ( 現・生涯大学 ) に入学したのが平成15年のこ
弱の修了生を輩出し、しかも男女とも平均寿命が
と。2年間共に学んだ27期生の仲間とともに修了
80歳を超える現在、生涯現役を実現するために
時、ボランティア団体
(にいなな会)
を立ち上げま
ますます貴重な存在になってゆくと思います。
<文/桜井洋子>
した。その活動はミニデイ、ウクレレアンサンブ
楽しむご婦人。どんな時で
いでいた。
「雪の道を歩くのは本当に面倒」
、私
も、今置かれているこの瞬
ある雪の朝、
成城の街角で
昨年2月の大雪が降った翌朝、私は駅へと急
はズボンの裾が雪で汚れないよう気にしつつ、 間を楽しむという、洗練さ
雪道を注意深く歩いていた。すると突然、少し
れた美しい年の重ね方をさ
前方から声がした。
「足元、お気をつけなさって
れているのが感じられた。
ね」
。不機嫌な表情のまま顔を上げると、かわい
顔を上げると目の前には、
らしい小さな白い犬を連れたご婦人が、優しい
今まで目に入っていなかっ
笑みを浮かべてこちらを見ている。思わずハッ
た美しい雪景色が広がって
として「ありがとうございます」と、お礼だけ
いた。いつの間にか陰鬱とした気持ちは消え失
述べ、私はまたすぐさま視線を足元に戻してそ
せ、軽やかな気分になっていた。
のご婦人とすれ違った。雪の中、愛犬と散歩を
世田谷で富士山、
ダイヤモンド富士が
見える場所
15
<文/青木佑美子>
小さい頃か
景に登録されている富士山が見える場所。丹沢
ら、富士山が見
の山々の向こうに大きくそびえ立つ富士。特に夕
える場所に住む
陽に浮かび上がる姿はまさに荘厳。これだけでも
ことが多かった
素敵なのですが、11 月と2月の日没には、太陽
ので、その姿に
が山頂に沈むダイヤモンド富士を見ることができ
親しみすら感じ
るとか(詳しい日時は、国土交通省のHPなどで
ています。今住んでいるマンションのベランダか
ご確認下さい)
。私はダイヤモンド富士、見たこ
らも富士山が見えます。ずっと傍にいてくれるよ
とがないのですが、当日はカメラを構える人々で
うで温もって。
橋が賑わうようです。世界遺産にもなった富士、
成城学園前駅近く、小田急線上に架かる富士
皆さんも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
見橋と不動橋は、せたがや百景、関東富士見百
<写真・文/北原今日子>
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