...

自転車の安全対策と知識

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

自転車の安全対策と知識
自転車の安全対策と知識
みんなこれから自転車に乗ってサイクリングに行くわけだ。もちろん楽しく走りたいよね。事故を起こしちゃったら
楽しいどころか大変なことになっちゃうから主な自転車の乗り方や交通マナーをまとめてみました。
☆自転車は法律的には軽車両という扱いなので様々な制約と責任があります。
・基本的に歩道を走ってはいけません。
自転車は基本的に車道を走るもので歩道は例外だってご存知でしょうか?自転車が走っていい歩道はちゃんと決まっ
ていて、自転車通行可の標識が出ているところだけです。それでも歩行者が絶対的に優先されます。
よく街で歩道を爆走していたり、歩行者に対してベルを鳴らしている人がいますが完全にマナー違反です。うちの部
の活動も基本的に車道を一列になって走ります。でも狭い道だったり、ガタガタだったりと道は安全なものばかりで
はないので道路状況に依っては臨機応変に歩道を走ることもあるけれど、その場合も歩行者には最大限配慮して下さ
いね。
・自転車は車道の左側を走ります。
車道を走っている自転車や右側通行をしている人を見かけますが NG!それに、クルマと同じ方向で走るのと対向し
て走るのでは事故発生率や事故時の被害に大きな差が出てしまいます。
・ライトを付けましょう。
夜間やトンネルではフロントライト(前照灯)、テールライト(尾灯)を点けましょう。テールライトは馴染みのない人も
多いと思いますが、車道を走るということは車に自分の存在をアピールしなければならないのです。こちらが思って
いる以上に、相手にとっては自転車は視認しにくい存在です。
・ヘルメットは大事!
すぐ右側に車がバンバン走っている状況で生身をむき出しにして走るというのは結構な危険と隣り合わせです。(最初
は)邪魔だしカッコ悪いと思うけどヘルメットは自分の頭にあったものをしっかりと被り、ストラップできちんと固定
しましょう。チャリ部では着用義務です。ランの時忘れないように。だんだんカッコよく見えてくるよ^^
ちなみに一度事故にあったもの(強い衝撃を受けたもの)は見た目が大丈夫そうでも、衝撃吸収能力が無くなって役に立
ちません。高価なものですが、必ず交換して下さい。
・無理に追い越さない。
車道を走っているとよくあるシチュエーションに路上駐車を追い越すというものがあります。これがなかなか危険で
慣れていないうちは怖いでしょう。路駐を見つけたら追い越すかかな~り前から後方確認をして車が来ない or 明らか
に車が行かせてくれようとしている等、安全を確認した上で追い越しましょう。前の人が行ったから付いていく、な
んてことは危ないからやめましょう。必ず各人が確認を!
(ちなみにドライバーとアイコンタクトすると大抵は譲ってくれます。感謝の気持を忘れずに!)
・歩道→車道
道が悪かった等の理由で歩道を走っていて、車道に戻るときにも各人が後方確認をして車等が来ていないか安全確認
をしてから車道に進入しましょう。くどいですが前の人が行ったから付いていくというのはダメです。
・車道→歩道
車道から歩道に行く際に微妙な段差があります。段差と平衡に近い形で侵入するとタイヤが段差を乗り越えられずに
ハンドルを取られ転倒する危険があります。なるべくスピードを落として直角に近い角度で進入してね。
・スピードの出しすぎに注意!
当たり前じゃん!と言われそうですが案外これはバカに出来ない要素です。スポーツ車は簡単に 20km/h ぐらいは出
ます。下り坂なんかではもっと出てしまうこともあります。うちの部でも過去にこれが原因の事故があります。自分
は大丈夫のつもりでも予想外の要素が出るとあっさりと事故を起こしてしまいます。下り坂のカーブでは曲がってい
る最中にブレーキを掛けないのが基本です。コーナーに入る前までにしっかりと減速しましょう。
軽く例を挙げると、長時間の運転による気付かないうちの注意力低下や突然現れた路面の陥没、凍結、落ち葉(かなり
滑ります)などなど…です。
・車間距離をとろう
ランでは普段ひとりで走るのと違って、5〜7 人ぐらいで列をなして走ります。速度に応じて車間距離を十分に取りま
しょう。車間距離が不十分だと自分は止まれたとしても後ろの人達が追突してしまいます。特に、予想外の要素での
急ブレーキでは顕著です。どのような場合でも止まれるようにしましょう。
・危ない路面
道路を走っているといろいろな路面がありますが、危ない箇所もたくさんありますで以下の例には充分に気をつけて
下さい。ちなみに雨に濡れていると危険が増します。
→ マンホール、橋の繋ぎ目、キャットアイ(主に十字路の真ん中にある点滅しているランプ)
→ 荒れた路肩、グレーチング(路肩にある格子状の雨水排水口)グレーチングは細いタイヤの場合、すっぽりタイヤが
ハマってしまうことがあるのでそこも注意!
→細かい突起のある白線。(車が進路を外さないためのものですが自転車にはとても邪魔)
→前出ですが突然の路面の陥没。たまにあります。
→落ち葉、コンビニ袋、大きな石、目には見えない細かな砂利など。
・その他自転車ではやってはいけないことや注意。
→曲がり角の前では一時停止をしましょう。右折は基本的に 2 段階右折です。
→並進の禁止。基本的に並んで走るのはだめです。一列に列を作って走りましょう。
→イヤフォン、携帯電話や傘をさしながら走ること。
→飲酒運転の禁止。言わずもがなですね。
→片手運転。
そんで、
サイクリングクラブの最低限の乗車テクニックはまっすぐ走れることです。
Fly UP